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Airline & Airport(航空会社・航空路線・空港)スレ

4557チバQ:2013/11/10(日) 08:47:31
http://www.zakzak.co.jp/economy/ecn-news/news/20131109/ecn1311091230000-n1.htm
香港初LCC「羽田線初便」に乗ってみた 1泊2日“弾丸ツアー”も (1/2ページ)
2013.11.09
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「LCCらしく低コストですが」と笑いながら、初便に搭乗するゲストに香港のショウガ風味の飴を手渡す香港エクスプレスPRのケイリーさん【拡大】

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 香港で初めてのLCC(格安航空会社)となる香港エクスプレスが、11月7日、香港?羽田線を就航した。1日1往復のデイリー運航で、タイムテーブルは、羽田を深夜1時30分に出発して、香港に早朝5時25分に到着。復路は、香港を19時05分に出発して、深夜0時30分に到着する。羽田に深夜0時30分に到着しても、電車やバスなどの公共交通機関は、すべて運転を終了している。どうやって帰宅するかという悩みはあるが、夕方まで香港にいられるのはうれしい。11月7日木曜日深夜(日付は明けて8日)、香港へ折り返すUO663便に搭乗した。(フリーライター 江藤詩文/産経デジタル)

 気になる運賃は、片道1万2700円から。現在のところ、日本発着便の航空券には、機内預け手荷物(20キロ・1個)の料金が、あらかじめ含まれている。

 運行機材はエアバスA320型機で、通路を挟んで3席ずつ、1列に6席が配置されている。エコノミークラスのみ全174席で、最前列と非常口付近に、足元が広い「スイート・シート」が18席あり、チェックインカウンターで2000円支払えば座席指定できる。

 普通席のシートピッチは、平均30インチ(約76センチ)。日本のLCCより1列減らしてシートピッチを広げたそうで、身長171センチのわたしでも、快適とまでは言わないが、香港まで約4時間半ならさほど苦にならなかった。女性にも好まれるデザインを心がけたシートは、「福」の刺繍が控えめにほどこされた、中国らしいファブリックが使われている。エンターテインメントは有料サービスも含めていっさい用意がなく、座席背面に収納された折りたたみテーブルがあるのみだ。

 この日の搭乗率は91%。日本人と香港人のほか、中国、東南アジア、インド、西洋と、乗客は多国籍だ。なかでも目立っていたのは南アフリカ人のにぎやかな4人組。日本に長期滞在中だが、「安かったから」1泊2日での香港旅行を思いついたそう。LCCならではの、さまざまな旅行者が生まれそうだ。日本人旅行者は、木曜日はフルタイムで仕事をして金曜日に有給をとり、香港に2泊して羽田で夜を明かし、そのまま仕事に行くというというタフな人や、12時間1本勝負・屋台を食べ歩いて日帰りするというツワモノも。

 香港で1日をフルに遊び尽くすため、機内では眠っている人が多いが、有料で機内食サービスもある。機内食の事前予約はできず、搭乗後に注文して支払いをする。日本円の紙幣も使えるが、おつりは香港ドルのみだ。温かいミールは5種類。ほかにカップ麺やスナック菓子、アルコール飲料もあった。

 いちばん人気でおすすめは、香港らしい飲茶セット(60香港ドル=約845円)だが、香港発羽田行きで完売していた。これは明日帰国する機内で楽しみたいと思う。

 ■江藤詩文(えとう・しふみ) 旅のあるライフスタイルを愛するフリーライター。スローな時間の流れを楽しむ鉄道、その土地の風土や人に育まれた食、歴史に裏打ちされた文化などを体感するラグジュアリーな旅のスタイルを提案。趣味は、旅や食に関する本を集めることと民族衣装によるコスプレ。現在、msn産経ニュースなどで「江藤詩文の世界鉄道旅 」、朝日新聞デジタルで旅コラム「世界美食紀行」を連載中。

4558チバQ:2013/11/10(日) 08:48:38
http://www.j-cast.com/2013/11/07188375.html

香港に「『日帰り』旅行」できる LCCが11月8日から羽田に就航

2013/11/ 7 17:22
香港に拠点を置く格安航空会社(LCC)の香港エクスプレス航空が2013年11月8日(7日深夜)、羽田空港に就航する。LCCの中距離路線が羽田に乗り入れるのは初めて。発着は深夜なので、仕事帰りに羽田に向かう「弾丸日程」を組むこともできる。

同社は04年に設立されたが、13年10月にLCC専業の会社に衣替えしたばかり。プーケットやペナンなど5都市を結んでいる。

最も安い場合で片道1万2700円

現時点では香港を拠点に5都市に就航している
現時点では香港を拠点に5都市に就航している

羽田便は毎日運航される。現地時間19時5分に香港を出発し、0時30分に羽田に到着。折り返し便は深夜1時30分に羽田を出発し、香港に早朝5時25分に着く。

そのため、(1)金曜日夜の仕事帰りに羽田に向かう(2)香港に13時間滞在して観光(3)現地で宿泊せずに土曜日深夜に羽田に戻る、といった強行軍も可能だ。ただ、羽田着は深夜なのでタクシーかホテルを利用する必要がある。

運賃は最も安い場合で羽田-香港が片道1万2700円。これまでの航空会社よりも4〜5割程度安く設定している。

11月21日から関西空港にも乗り入れる。香港9時30分発で関空13時55分着、関空14時50分発で香港18時15分着だ。12月7日から深夜便を週4便増やし、合計で週11便になる。

日本発着のチケットは、現時点では旅行代理店を通じて販売する。11月中にウェブサイトでも予約できるようになる見通し。

社長代理のアンドリュー・コーエン氏は11月7日に都内で会見し、14年には20〜25か所に乗り入れたい考えを明らかにした。日本でも羽田、関空を含めて5都市程度に乗り入れる。

4559チバQ:2013/11/10(日) 09:02:50
http://www.saga-s.co.jp/news/saga.0.2577909.article.html
佐賀空港羽田枠争う 4県国交省にPR合戦
 地方路線の活性化に向け優れた提案があった空港に羽田空港への路線を配分する国土交通省の取り組みで、応募した佐賀、山形、鳥取、石見(島根県)の4空港の地元自治体が6日、路線の必要性などを同省にアピールした。地方の航空路線維持を目的とした初の試みで、国交省は今月中にも3空港に1往復分ずつ配分する。就航は2014年春からとなる。

 佐賀県の担当者は「企業誘致で大きな武器になる」と期待感を表明。山形県は「観光振興で東日本大震災からの復興に貢献できる」と羽田便が増える効果を強調した。島根県は「高速道路の整備が進んでおらず、航空路線の充実は不可欠だ」と訴えた。鳥取県は「来春の羽田国際線の増便による外国人観光客を取り込みたい」とした。

 国交省は、配分決定まで各自治体が提案した活性化策は公表しない方針だが、空港への交通アクセス改善や、観光客の誘致に向けたPR、航空会社に対する補助などが想定される。

 県などの自治体と航空会社の共同提案が条件で、山形空港は日本航空と、鳥取、石見、佐賀の3空港は全日本空輸と連携している。

 羽田空港の国内線の大半は航空会社が就航先を決めるため、採算が取りにくい地方路線は縮小の傾向が続いている。

2013年11月07日更新

4560チバQ:2013/11/11(月) 01:38:10
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131110-00000002-jct-bus_all
JALはもう「政治的配慮」をしないのか エアバス大量購入で時代は変わった?
J-CASTニュース 11月10日(日)14時0分配信



日航が購入したエアバスA350
 日本航空が欧州の航空機大手エアバス社から旅客機の大量購入を決めた。日航はこれまで、大半の旅客機を米航空機大手ボーイング社から調達しており、同社の機材調達の戦略転換は国内航空機市場に影響を及ぼしそうだ。

 日航は2013年10月上旬、エアバスから最大56機の旅客機を調達すると発表した。まず次期中型機のA350を31機発注、その後も25機を追発注できる契約を結んだ。現在46機保有しているボーイングの大型機777の後継機に充てる方針だ。

■かつては「日米貿易摩擦」解消の切り札

 日航のエアバス機購入については、過去に統合した旧日本エアシステム(JAS)では実績があるものの、日航自体としては初めて。日航が機材の調達先をボーイング1社に絞ってきた背景には「政治的配慮がある」(航空業界関係者)とされる。1980年代以降、日米貿易摩擦が大きな問題となる中、対米貿易黒字の縮小に向け、日本が米国の航空機を購入すべきだという議論が持ち上がった。日本の航空業界を代表する日航が率先してこの動きに応じたのは自然な流れだった。

 しかし、日航は2010年1月に会社更生法の適用を申請し経営破綻。公的資金の支えなどで何とか立ち直り、2012年9月には東京証券取引所に再上場を果たしたが、「もはや政治的配慮に応える余裕などない」(航空関係者)というのが実態だ。実際、日航の復活を事実上けん引した稲盛和夫名誉会長はコスト削減への強い意識から、「航空機材は複数社から調達することが必要」と主張し続けていたという。
B787のバッテリートラブルも影響
 こうした日航の姿勢の変化に、ボーイングの最大のライバル、エアバスが機敏に動いた。エアバスの経営陣は、稲盛氏をはじめ日航経営陣との接触を重ね、日航に対する有利な条件を提示するなどした結果、ボーイングの牙城切り崩しに成功したとされる。

 ボーイングが世界市場に投入した最新鋭中型機ボーイング787のバッテリーに絡むトラブルが「日航によるエアバス社への傾注を後押しした」(航空関係者)との見方も根強い。全日本空輸と並び、世界に先駆ける形で787を導入した日航は、787のトラブルの原因究明が遅れる中、約4か月半もの長い間、787の運航停止で苦しんだ。エアバス機の導入でリスク回避を図ろうという考えが働いたのも当然といえる。

 ただ、787は「準国産機」と呼ばれるように、機体の35%を日本企業が製造し、日本の技術力で成り立った航空機。ボーイングによる日本企業への信頼と期待があるためだが、「その背景には、日本の航空業界でのボーイング社の高いシェアがある」(航空関係者)との見方は強い。日航の機材調達戦略の転換は、日航自身の今後の経営だけでなく、日本の航空産業全般にどう響いてくるか、関係者は注意深く見守っている。

4562チバQ:2013/11/13(水) 22:04:11
http://mainichi.jp/select/news/20131114k0000m020073000c.html
米航空合併:アメリカンとUSエア 世界最大規模に
毎日新聞 2013年11月13日 20時41分(最終更新 11月13日 21時01分)


2012年の米主要航空会社の旅客輸送実績
拡大写真 【ワシントン平地修】米航空大手アメリカン航空の親会社AMRと、USエアウェイズは12日、両社の合併に反対し提訴していた米司法省と和解。最大のハードルを越えたことで両社の合併は確実となり、12月に世界最大の航空会社が誕生する見通しとなった。米国では大手が3社に集約されることになり、世界の航空業界をリードする一方、国内では格安航空会社(LCC)との競争が激化しそうだ。

 「この訴訟を終え、新たなアメリカン航空を築き上げることを楽しみにしている」。合併会社の最高経営責任者(CEO)に就く予定のパーカー・USエアウェイズCEOは同日の声明で、合併の道筋がついたことに安心感をにじませた。

 2社は今年2月に合併に合意したが、米司法省が8月に米独占禁止法(反トラスト法)に抵触する可能性があるとして連邦地裁に提訴。寡占化が進むことで米国内の競争が阻害され、運賃値上げやサービス低下が懸念されるとして合併に待ったをかけた。

 今回の和解は、新会社が主要空港で保有する発着枠をLCCに譲渡するなどして、競争を維持するのが狙い。新会社は首都ワシントンのロナルド・レーガン・ナショナル空港で、1日約290の出発便のうち44便を、ニューヨークのラガーディア空港でも175便のうち12便を減らす見通しだ。司法省は「利用者の選択肢が広がり、より競争的な運賃が提供される」(ベアー司法次官補)と和解の意義を強調した。

 ただ、一時は合併そのものが危ぶまれていた2社にとって和解による影響は限定的とみられ、「2015年に10億ドル以上の相乗効果を生み出す」との見通しを維持している。

 米航空業界は燃料高騰やLCCとの競争激化で、大手が破綻と合併を繰り返し、今回のアメリカンとUSエアウェイズは「最後の大型合併」とみられている。12年の有償旅客キロ数では、新たなアメリカン航空がユナイテッド航空を抜いて世界一になり、3位のデルタ航空を含め世界上位3社を米国勢が占める。

4563チバQ:2013/11/13(水) 22:05:59
http://mainichi.jp/select/news/20131114k0000m020075000c.html
米航空合併:JAL、ANA利用客にも影響
毎日新聞 2013年11月13日 20時45分(最終更新 11月13日 21時19分)


アメリカン航空(奥)と、USエアウェイズの機体=AP
拡大写真 米アメリカン航空とUSエアウェイズとの合併が確実になったことで、日本航空(JAL)と全日空(ANA)の日本の大手航空2社の利用客にも米国内での乗り継ぎやマイレージ獲得で影響が出てきそうだ。

 世界の航空会社が提携網を作る航空連合では、現在、アメリカンが「ワンワールド」に、USエアが「スターアライアンス」に所属している。JALはワンワールドに所属し、アメリカンとも太平洋路線の共同運航やマイレージ連携などで提携している。

 今回の合併では、アメリカンが存続会社となるため、USエアはスターアライアンスを脱退する見通しで、存続会社は日航との提携は維持する方針だ。

 スターアライアンスに所属し、USエアとの間に3便の共同運航便を持つANAは、USエアとの提携解消の可能性があり、「共同運航の便数が少ないため、影響は大きくないが、今後、(提携について)存続会社と協議する」(ANA関係者)としている。

 USエアは米フィラデルフィア国際空港など3空港を発着便の多い拠点空港としていて、米国東海岸など国内線に強みを持っている。このため、JALの利用客にとっては、USエアの路線網が加わることで乗り継ぎ便の拡大やマイレージの獲得でメリットがありそうだ。【永井大介】

4564チバQ:2013/11/14(木) 22:44:43
http://biz-journal.jp/2013/11/post_3340.html?utm_source=rss20&utm_medium=rss
スカイマーク、なぜ失速?台頭するLCCに苦戦で関空撤退、国際線進出に厳しい見方も
【この記事のキーワード】LCC , スカイマーク , 航空
2013.11.14

 中堅航空会社のスカイマークは10月17日、2014年3月期決算の当期純利益が前期比47%減の20億円になるとの見通しを発表、従来予想の33億円を下方修正した。13年3月期の当期純利益も前期比51%の減益だった。

 これで2期連続減益の可能性が強まり、同社の業績失速が明らかになってきた。格安航空会社(LCC)との競争が本格化、それまで売り物にしていた大手より安い運賃の魅力が薄れ、旅客数が想定を大きく下回ったのが失速の主因と見られている。

 昨年のLCC3社そろい踏み就航でスカイマークの搭乗率は低迷、今年6月の全路線搭乗率は65.2%だった。前年同月の搭乗率61.9%を3.3ポイント上回ったものの、一昨年同月の77.2%と比べると、12ポイントも落ち込んだ。また、LCCとの競争が特に激しい成田国際空港(成田)発着路線では毎月1億5000万円の営業赤字垂れ流しが続き、全体の足を引っ張るかたちになっている。

 昨年の「日本LCC元年」がスカイマークの大きな脅威になることは、12年以前から航空業界内で指摘されていたが、同社はなぜ有効なLCC対策を打てなかったのか?

●関空撤退という誤算
「まるで赤字どこ吹く風の経営をしているようだ」。LCC各社の初年度決算を見たスカイマーク役員の一人は、思わずLCC恨み節を口にする。

 官報によると、ジェットスター・ジャパン(ジェットスター)は90億円の営業赤字(13年6月期)、エアアジア・ジャパン(エアアジア)も33億円の営業赤字(同3月期)。またピーチ・アビエーション(ピーチ)は9.6億円の営業赤字(同)。各社とも赤字を計上しているからだ。13年3月期に4期ぶり減益に陥ったスカイマークとしては、LCCがその元凶と見ているのだ。

 スカイマーク失速が現実問題として業界内で語られ始めたのは、今年3月31日の関西国際空港(関空)撤退からだった。同社が関空に進出したのは12年3月。同社にとって関空は、06年に進出した神戸空港と共に関西地区の拠点空港となり、大いに稼げる空港になるはずだった。

 ところが、それを狙い澄ましたかのように、ピーチが同じタイミングで関空に進出したのだ。

 慌てたスカイマークは、関空就航当初から上限を1万円に抑えた特別割引運賃を設定、急遽「ピーチ対策」を行った。それでも低運賃を求める乗客のピーチの流れを止められず、スカイマークの搭乗率は一時30%台に落ち込むなど低迷した。結果、同社はこの赤字負担に耐え切れず、ピーチに追われるようにたった1年で関空撤退を決定したのだった。

 航空業界関係者は「運賃の差もさることながら、開業初年度から国内航空随一の就航率(運航予定便数に対して、実際に運航した便数の割合)の高さを誇るピーチのサービスに敗れたのが痛かった」と関空撤退要因を指摘する。つまり、「航空会社の基本サービスの品質指標」といわれる就航率の高さにより、ピーチは「欠航しない飛行機」との評価を早々と確立してしまった。そうなると、商用客なら「欠航するかもしれないスカイマークより、安くてしかも欠航しないピーチを選ぶのは当然」(同)というわけだ。

 関空撤退が失速のきっかけになったかのように、スカイマークは既存路線でLCC勢に押された。そうして、ジェットスターやエアアジアとの競争が激しい成田でも、2社の攻勢に耐え切れず今年7月から減便に追い込まれている。それまで、1日3往復していた成田-福岡線を2往復に、成田-新千歳線を同4往復から2往復に減らした。

 その一方で、航空会社唯一となる成田-石垣(沖縄)線を今年7月に新設。さらに今年12月20日から鳥取県の米子空港と成田、神戸、茨城3空港を結ぶ線を新設するなど、新路線開発も進めている。だが、これらの新路線でどれだけ稼げるのかは、「まさにやってみなければわからない泥縄LCC対策」との声が業界内ではもっぱらだ。

4565名無しさん:2013/11/14(木) 22:46:11
●“奇策”国際線進出に厳しい見方も
「日本LCC元年」到来まで、スカイマークは「格安航空の雄」であり、国内航空市場のプライスリーダーだった。例えば、大手航空会社のJALやANAが普通運賃3万4000円で運航している羽田-新千歳線では、スカイマークは1万6000円と約半額で運航していた。そこへLCCは同じ路線に4000円台からの運賃で殴り込み、スカイマークの強みを根底から崩してしまったのだった。

 さらに、スカイマークの失速を確定づけようとしているのが「羽田発着路線問題」だ。これまで同社の成長を支えてきたドル箱の羽田発着路線を増便できないのだ。羽田はLCC勢にない同社の強みだったが、羽田空港4本目の滑走路供用開始に伴う国内線発着枠の増加は、今年3月の増便が最後だった。同社は4年ほど前から地方と地方を結ぶ路線も展開しているが、収益性は低い。現在の便数は地方〜地方路線が半分以上を占めるが、収益の70%は羽田発着路線で稼いでいるのが現状だ。「LCCの参入で、スカイマークは国内市場での成長の道を断たれた」(航空業界関係者)と指摘する声もある。

 そこで、同社が活路を求めたのが「国際線進出」だ。14年から成田-ニューヨーク線を皮切りに国際線に進出する計画を明らかにしたのは、昨年11月のことだった。欧州エアバス社の2階建て超大型機「A380」を導入。この機材にはエコノミークラス席を設けず、ビジネスクラス席とエコノミー席より座席がややゆったりしているプレミアムエコノミークラス席の2クラスのみを設け、約400席の座席数を確保する。JALとANAが国際線に導入している米ボーイング社「777」の1.5倍の座席数だ。これで運航効率を向上させて運賃を大手の半額程度に下げ、低価格の魅力で国際線の商用客を取り込むとのシナリオを示したのだった。

 しかし、これも業界内では奇策と見る向きが多い。前出の関係者は、こう解説する。

「スカイマークのような低価格の中堅航空会社が力を発揮できるのは、中・短距離路線。長距離路線はフルサービスで運航しないと乗客の体が持たないため、最低限のサービスしか提供しないLCCでは難しい。過去に北米-欧州間の大西洋路線に挑戦したLCCもあったが失敗している」



 また、国際線の損益分岐点は搭乗率60%といわれているが、スカイマークのシナリオでは約240席をビジネスクラスとプレミアムエコノミークラスで埋めなければ、赤字運航になる。ところが、JALやANAでも成田-ニューヨーク線のビジネスクラスは1便当たり80席弱、プレミアムエコノミークラスは同50席弱が限界。「どうやってスカイマークは240席も埋められるのか」(同)というわけだ。

 この懸念に対して、スカイマークは「国内線で1000社以上ある法人客との取引関係や旅行代理店ルートを駆使して集客する」との販促策を示しているが、これを真に受ける業界関係者は少ない。

 国内市場ではLCC勢に押され、活路を求める海外市場でも苦戦が予想されるスカイマーク。過去何度も難局を打破してきた西久保愼一社長が、この苦境をどのように打破するのか。業界内の注目が集まっている。
(文=福井晋/フリーライター)

4566とはずがたり:2013/11/16(土) 01:00:43

スカイマーク、なぜ失速?台頭するLCCに苦戦で関空撤退、国際線進出に厳しい見方も
ビジネスジャーナル 2013年11月14日 05時55分 (2013年11月16日 00時08分 更新)
http://www.excite.co.jp/News/society_g/20131114/Bizjournal_201311_post_3340.html?_p=1

 中堅航空会社のスカイマークは10月17日、2014年3月期決算の当期純利益が前期比47%減の20億円になるとの見通しを発表、従来予想の33億円を下方修正した。13年3月期の当期純利益も前期比51%の減益だった。

 これで2期連続減益の可能性が強まり、同社の業績失速が明らかになってきた。格安航空会社(LCC)との競争が本格化、それまで売り物にしていた大手より安い運賃の魅力が薄れ、旅客数が想定を大きく下回ったのが失速の主因と見られている。

 昨年のLCC3社そろい踏み就航でスカイマークの搭乗率は低迷、今年6月の全路線搭乗率は65.2%だった。前年同月の搭乗率61.9%を3.3ポイント上回ったものの、一昨年同月の77.2%と比べると、12ポイントも落ち込んだ。また、LCCとの競争が特に激しい成田国際空港(成田)発着路線では毎月1億5000万円の営業赤字垂れ流しが続き、全体の足を引っ張るかたちになっている。

 昨年の「日本LCC元年」がスカイマークの大きな脅威になることは、12年以前から航空業界内で指摘されていたが、同社はなぜ有効なLCC対策を打てなかったのか?

●関空撤退という誤算
「まるで赤字どこ吹く風の経営をしているようだ」。LCC各社の初年度決算を見たスカイマーク役員の一人は、思わずLCC恨み節を口にする。

 官報によると、ジェットスター・ジャパン(ジェットスター)は90億円の営業赤字(13年6月期)、エアアジア・ジャパン(エアアジア)も33億円の営業赤字(同3月期)。またピーチ・アビエーション(ピーチ)は9.6億円の営業赤字(同)。各社とも赤字を計上しているからだ。13年3月期に4期ぶり減益に陥ったスカイマークとしては、LCCがその元凶と見ているのだ。

 スカイマーク失速が現実問題として業界内で語られ始めたのは、今年3月31日の関西国際空港(関空)撤退からだった。同社が関空に進出したのは12年3月。同社にとって関空は、06年に進出した神戸空港と共に関西地区の拠点空港となり、大いに稼げる空港になるはずだった。

 ところが、それを狙い澄ましたかのように、ピーチが同じタイミングで関空に進出したのだ。

 慌てたスカイマークは、関空就航当初から上限を1万円に抑えた特別割引運賃を設定、急遽「ピーチ対策」を行った。それでも低運賃を求める乗客のピーチの流れを止められず、スカイマークの搭乗率は一時30%台に落ち込むなど低迷した。

 結果、同社はこの赤字負担に耐え切れず、ピーチに追われるようにたった1年で関空撤退を決定したのだった。

 航空業界関係者は「運賃の差もさることながら、開業初年度から国内航空随一の就航率(運航予定便数に対して、実際に運航した便数の割合)の高さを誇るピーチのサービスに敗れたのが痛かった」と関空撤退要因を指摘する。つまり、「航空会社の基本サービスの品質指標」といわれる就航率の高さにより、ピーチは「欠航しない飛行機」との評価を早々と確立してしまった。そうなると、商用客なら「欠航するかもしれないスカイマークより、安くてしかも欠航しないピーチを選ぶのは当然」(同)というわけだ。

 関空撤退が失速のきっかけになったかのように、スカイマークは既存路線でLCC勢に押された。そうして、ジェットスターやエアアジアとの競争が激しい成田でも、2社の攻勢に耐え切れず今年7月から減便に追い込まれている。それまで、1日3往復していた成田-福岡線を2往復に、成田-新千歳線を同4往復から2往復に減らした。

 その一方で、航空会社唯一となる成田-石垣(沖縄)線を今年7月に新設。さらに今年12月20日から鳥取県の米子空港と成田、神戸、茨城3空港を結ぶ線を新設するなど、新路線開発も進めている。だが、これらの新路線でどれだけ稼げるのかは、「まさにやってみなければわからない泥縄LCC対策」との声が業界内ではもっぱらだ。

4567とはずがたり:2013/11/16(土) 01:01:07
>>4566-4567
●“奇策”国際線進出に厳しい見方も

「日本LCC元年」到来まで、スカイマークは「格安航空の雄」であり、国内航空市場のプライスリーダーだった。例えば、大手航空会社のJALやANAが普通運賃3万4000円で運航している羽田-新千歳線では、スカイマークは1万6000円と約半額で運航していた。そこへLCCは同じ路線に4000円台からの運賃で殴り込み、スカイマークの強みを根底から崩してしまったのだった。

 さらに、スカイマークの失速を確定づけようとしているのが「羽田発着路線問題」だ。これまで同社の成長を支えてきたドル箱の羽田発着路線を増便できないのだ。羽田はLCC勢にない同社の強みだったが、羽田空港4本目の滑走路供用開始に伴う国内線発着枠の増加は、今年3月の増便が最後だった。同社は4年ほど前から地方と地方を結ぶ路線も展開しているが、収益性は低い。現在の便数は地方〜地方路線が半分以上を占めるが、収益の70%は羽田発着路線で稼いでいるのが現状だ。

「LCCの参入で、スカイマークは国内市場での成長の道を断たれた」(航空業界関係者)と指摘する声もある。

 そこで、同社が活路を求めたのが「国際線進出」だ。14年から成田-ニューヨーク線を皮切りに国際線に進出する計画を明らかにしたのは、昨年11月のことだった。欧州エアバス社の2階建て超大型機「A380」を導入。この機材にはエコノミークラス席を設けず、ビジネスクラス席とエコノミー席より座席がややゆったりしているプレミアムエコノミークラス席の2クラスのみを設け、約400席の座席数を確保する。JALとANAが国際線に導入している米ボーイング社「777」の1.5倍の座席数だ。これで運航効率を向上させて運賃を大手の半額程度に下げ、低価格の魅力で国際線の商用客を取り込むとのシナリオを示したのだった。

 しかし、これも業界内では奇策と見る向きが多い。前出の関係者は、こう解説する。

「スカイマークのような低価格の中堅航空会社が力を発揮できるのは、中・短距離路線。長距離路線はフルサービスで運航しないと乗客の体が持たないため、最低限のサービスしか提供しないLCCでは難しい。過去に北米-欧州間の大西洋路線に挑戦したLCCもあったが失敗している」

 また、国際線の損益分岐点は搭乗率60%といわれているが、スカイマークのシナリオでは約240席をビジネスクラスとプレミアムエコノミークラスで埋めなければ、赤字運航になる。ところが、JALやANAでも成田-ニューヨーク線のビジネスクラスは1便当たり80席弱、プレミアムエコノミークラスは同50席弱が限界。「どうやってスカイマークは240席も埋められるのか」(同)というわけだ。

 この懸念に対して、スカイマークは「国内線で1000社以上ある法人客との取引関係や旅行代理店ルートを駆使して集客する」との販促策を示しているが、これを真に受ける業界関係者は少ない。

 国内市場ではLCC勢に押され、活路を求める海外市場でも苦戦が予想されるスカイマーク。過去何度も難局を打破してきた西久保愼一社長が、この苦境をどのように打破するのか。業界内の注目が集まっている。

(文=福井晋/フリーライター)

4568チバQ:2013/11/16(土) 23:10:46
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131115-00000116-mai-bus_all

<スターフライヤー>希望退職者を募集 定期の釜山線運休へ

毎日新聞 11月15日(金)21時2分配信



 業績が悪化しているスターフライヤー(北九州市)は15日、北九州−韓国・釜山線の定期運航を来年3月で運休し、希望退職者約30人を募集する経営合理化計画を発表した。また、福岡県や北九州市などで構成する「北九州空港利用促進連絡会」が、釜山線就航支援の補助金7650万円の返還請求方針を固めていることについて、米原慎一社長は「猶予を含めてお願いしたい」と述べた。

 スタフラは、円安による燃料費や機材費の負担増などで2014年3月期に17億円の最終(当期)赤字転落を見込んでおり、合理化で見込む10億円と合わせ、来年度は25億円程度の収益改善を見通す。

 計画によると、希望退職者は、30歳以上の事務部門の社員が対象で、来月16〜26日に募集する。委託先を含めて現在740人の運営体制を660人まで縮小。高齢社員らの退職を見込むほか、派遣の外国人操縦士11人は全員契約を解除する。

 また、羽田−北九州、福岡線など国内全4路線を対象に運賃値上げも検討する。

 記者会見した米原社長は「事業規模拡大を目指していたが、燃料費高騰など外部環境の変化が我々のスピードよりも早かった」と語った。また釜山線休止については「一番の不採算路線で、出血を止めなければならない」と述べた。

 昨年7月に就航した釜山線は同社唯一の国際線で、今年9月までに約15万人が利用したが、日韓関係の悪化などで利用が伸び悩み、事実上撤退する。【石田宗久】

4569チバQ:2013/11/18(月) 23:20:17
http://www.cnn.co.jp/usa/35040081.html
米航空会社、盲導犬巡る口論で搭乗拒否 全乗客降機し欠航

2013.11.18 Mon posted at 13:36 JST

(CNN) 米USエアウェイズの旅客機に盲導犬を連れて乗った目の不自由な男性が、盲導犬の居場所を巡って客室乗務員と言い争った末に、同機を降ろされる騒ぎがあった。残る乗客も乗務員の対応に抗議して全員が男性に続いて降り、同機は欠航となった。

騒ぎはフィラデルフィア発ロングアイランド行きのUSエアウェイズ4384便で13日夜に起きた。乗客のアルバート・リジさんは、盲導犬の「ドクシー」を連れて搭乗。ドクシーがリジさんの前に座っていられるように、前に座席のない通路側の席に案内されたという。

しかしリジさんによると、搭乗後間もなく、ドクシーは安全のため座席の下にいてもらわなければならないと客室乗務員に告げられた。

そこでドクシーは別の乗客の座席の下に連れて行かれたが、離陸前に起き上がって何度か居場所を変え、リジさんの座席の下に戻ってしまったという。この間に出発は2時間近く遅れていた。

客室乗務員がドクシーを命令に従わせるようリジさんに頼んだことから、2人の間で言い争いに発展。同機は搭乗ゲートに戻ることになり、空港警備員がリジさんとドクシーを連れ出した。

一部始終を見ていた乗客は、客室乗務員を降ろしてリジさんを乗せるべきだと騒ぎ始めた。乗客のカート・バドクさんは、乗客35人全員がリジさん支持で結束したと話す。機長の判断で同便は欠航となった。

USエアウェイズの広報はこの経緯について、乗務員の対応が適切だったかどうか調査していることを明らかにした。出発ゲートに戻ったのは、犬の行動によって安全上の問題が生じたためであり、リジさんは乗務員に対して暴言を吐いたと主張。乗客たちが興奮していたため安全な運航ができないと判断し、ゲートに戻った時点で乗客全員に降りるよう機長から指示したと説明している。

乗客は同航空が手配した無料バスでフィラデルフィア空港からロングアイランド空港へ向かった。

4570チバQ:2013/11/18(月) 23:20:30
http://www.cnn.co.jp/usa/35040081.html
米航空会社、盲導犬巡る口論で搭乗拒否 全乗客降機し欠航

2013.11.18 Mon posted at 13:36 JST

(CNN) 米USエアウェイズの旅客機に盲導犬を連れて乗った目の不自由な男性が、盲導犬の居場所を巡って客室乗務員と言い争った末に、同機を降ろされる騒ぎがあった。残る乗客も乗務員の対応に抗議して全員が男性に続いて降り、同機は欠航となった。

騒ぎはフィラデルフィア発ロングアイランド行きのUSエアウェイズ4384便で13日夜に起きた。乗客のアルバート・リジさんは、盲導犬の「ドクシー」を連れて搭乗。ドクシーがリジさんの前に座っていられるように、前に座席のない通路側の席に案内されたという。

しかしリジさんによると、搭乗後間もなく、ドクシーは安全のため座席の下にいてもらわなければならないと客室乗務員に告げられた。

そこでドクシーは別の乗客の座席の下に連れて行かれたが、離陸前に起き上がって何度か居場所を変え、リジさんの座席の下に戻ってしまったという。この間に出発は2時間近く遅れていた。

客室乗務員がドクシーを命令に従わせるようリジさんに頼んだことから、2人の間で言い争いに発展。同機は搭乗ゲートに戻ることになり、空港警備員がリジさんとドクシーを連れ出した。

一部始終を見ていた乗客は、客室乗務員を降ろしてリジさんを乗せるべきだと騒ぎ始めた。乗客のカート・バドクさんは、乗客35人全員がリジさん支持で結束したと話す。機長の判断で同便は欠航となった。

USエアウェイズの広報はこの経緯について、乗務員の対応が適切だったかどうか調査していることを明らかにした。出発ゲートに戻ったのは、犬の行動によって安全上の問題が生じたためであり、リジさんは乗務員に対して暴言を吐いたと主張。乗客たちが興奮していたため安全な運航ができないと判断し、ゲートに戻った時点で乗客全員に降りるよう機長から指示したと説明している。

乗客は同航空が手配した無料バスでフィラデルフィア空港からロングアイランド空港へ向かった。

4571チバQ:2013/11/18(月) 23:25:04
http://osaka.yomiuri.co.jp/e-news/20131118-OYO1T00893.htm
関空利用客増、鉄道・バスが争奪戦


外国人観光客らに切符の説明をする通訳案内係(右)(JR関西空港駅の切符売り場で)=浜井孝幸撮影

 

通訳や割安切符などサービス強化策続々  LCC、円安…乗車15%増

 格安航空会社(LCC)の就航や円安などの影響で、関西国際空港の旅客数が伸びている。空港に接続する鉄道やバスの昨年度の利用者総数も前年度より15%増え、この10年で最多の1935万人に達した。こうした追い風を受け、鉄道、バスの各社はこれらの客を囲い込もうと、通訳案内係の配置や割安切符の発売、路線の新設などサービス強化策を次々と打ち出している。

 新関西国際空港会社によると、国際・国内線の旅客数は2012年度で約1680万人。前年度より約290万人増えた。



 近畿運輸局の集計では12年度、交通機関のうち、最も利用者が多いのはJR西日本の760万人で、南海電鉄621万人、リムジンバス516万人と続く。いずれも前年度比20〜13%伸び、03年度以降では最多。12年度の総数は、新型肺炎(重症急性呼吸器症候群=SARS)が猛威を振るった03年度より約260万人(15%)増えた。

 JR西が力を注ぐのは、外国人観光客向けのサービス。山陽・九州新幹線が、福岡、鹿児島などを結ぶLCCと競合するためだ。

 「京都や奈良をお得に周遊できる切符はこちらです」。JR関西空港駅の切符売り場で15日、通訳案内係の中国人留学生の女性(21)が滑らかに説明すると、京都などの観光地を訪ねるという台湾人の女性(23)は「電車の乗り方まで丁寧に教えてくれて助かった」と喜んだ。

 JR西は9月、初めて同係を配置したほか、関西や中四国などで使える外国人向けの乗り放題切符を用意。主要駅では公衆無線LANサービスの提供も始めた。

 一方、南海が強化しているのは、JR西と競合するLCCとの連携だ。

 昨年末、ピーチ・アビエーションの利用客限定で、関空―難波間の特急「ラピート」の乗車券を片道1000円(通常1390円)で発売。好評だったため、今年3月の販売終了を取りやめて継続し、4月、同様の企画にジェットスターグループも加えた。

 近鉄バスや関西空港交通などが個別や共同で運営し、計約30路線があるリムジンバスの12年度の利用者数は開港(1994年度)以来、最多だった。10月からは、京都、大阪、奈良にまたがる「けいはんな学研都市」からの発着便を1日3往復増やすなどし、今月には東大阪エリアからの路線(1日13往復)も新設した。

 関西空港交通の営業担当者は「LCCの利用客を見込み、早朝や深夜帯に運行しやすいバスの利点を生かして新たな運用も仕掛けていきたい」と話している。

(2013年11月18日 読売新聞)

4572チバQ:2013/11/19(火) 23:29:36
http://www.asahi.com/articles/NGY201311180006.html
中部―クアラルンプール便、来年3月就航 エアアジアX
2013年11月18日22時49分
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 マレーシアの格安航空会社(LCC)「エアアジアX」は18日、来年3月の中部空港―クアラルンプール線の就航を発表した。クアラルンプールへの直行便は、マレーシア航空が2008年に撤退して以来6年ぶり。週4便を運航。運賃は片道平均1万6千〜1万9千円程度になる。

 今月19〜24日の間に、来年3月17日〜同8月5日搭乗分のチケットを予約した場合に限り、限定で片道運賃が6990円(エコノミークラス)の就航記念キャンペーンを実施する。エアアジアXのアズラン・オスマンラニ最高経営責任者(CEO)は記者会見で「名古屋は人口が多く、経済や文化の中心地。雪がある地域が近いのも東南アジアの人には魅力で、観光需要も見込める」とし、「ゆくゆくは毎日就航させたい」と語った。

 中部空港からはエアアジアXと同グループだったエアアジア・ジャパン(現バニラ・エア)が9月に撤退したばかり。中部国際空港の川上博社長は「これを機に、ほかの地域からの直行便の就航にもつなげていきたい」と期待を込めた。

4573チバQ:2013/11/19(火) 23:31:16
http://www.sankeibiz.jp/business/news/131119/bsk1311190602003-n1.htm
ボーイング、中東で受注優勢 ドバイ航空ショー1000億ドル超 (1/3ページ)2013.11.19 06:01

 アラブ首長国連邦(UAE)ドバイ首長国で17日、ドバイ航空ショーが開幕し、欧州エアバスと米ボーイングはともに、中東の航空大手各社から初日に過去最大規模の商用ジェット機受注を獲得したと発表した。

 隔年で開催される同航空ショーでの受注競争で、まずリードしたのはボーイングだ。アブダビのエティハド航空からは、次世代大型機「777X」「787ドリームライナー」など総額252億ドル(約2兆5300億円)相当を受注。中東最大手のエミレーツ航空とも777X型機150機(約760億ドル相当)の契約を結んだ。

 一方、エアバスはエミレーツ航空から超大型旅客機「A380」50機(230億ドル相当)を受注した。エティハド航空からは「A350」50機、「A320」36機など、総額およそ270億ドル相当を受注した。

 航空ショーでの受注の伸びを受け、同社の今年のA380の受注件数は、過去最高の水準に達した。ルフトハンザが、当初発注した17機のA380のうち3機をキャンセルしており、エアバスにとっては、年内にA380の新たな受注を得られない可能性もあった。

中東の航空会社が世界の航空機市場を牽引(けんいん)している現状が、ドバイ航空ショーの初日における活発な発注から浮き彫りになった形だ。エミレーツ航空の発注が大半を占め、大型機の発注は合わせて1000億ドル強相当。エミレーツによるA380の発注は、これで合計140機となった。今年10月までに38機が納入されている。同社は現在、777およびA380の保有数で世界最大の航空会社だ。

 同社のシェイク・アハメッド・ビン・ザイード・アルマクトゥーム最高経営責任者(CEO)は17日の記者会見で、「航空サービスの需要が今後も世界的に拡大していくと予測している」と述べた。

 カタール航空は777Xを50機、格安航空のフライドバイは新型機「737MAX」を100機、それぞれ購入した。エティハド航空は今回の発注により、787の保有数で世界一となる。

ボーイングは17日、開発を進めてきた777Xについて、製造計画およびカタログ価格を正式に発表した。

 欧州と中東の航空会社から、合わせて259機の発注を獲得したことが理由で、製造開始は2017年の見込み。同型機の顧客の4分の3は中東の航空大手が占めているという。中東以外で唯一の例外的な大口顧客はドイツの航空大手ルフトハンザだ。

 777Xは現行の大型機「777」の後継機種で、米ゼネラル・エレクトリックの新エンジンを搭載。着陸後に翼端を折り畳む機能を持ち、ボーイングで最大の旅客機となる。(ブルームバーグ Robert Wall、Deena Kamel Yousef)

4575チバQ:2013/11/21(木) 22:48:27
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/economic/505446.html
新千歳、乗降1800万人台確実 LCC好調で6年ぶり(11/21 06:55、11/21 09:13 更新)

 

 【千歳】新千歳空港の乗降客数は今年、6年ぶりに1800万人台に達する見込みだ。国土交通省新千歳空港事務所が20日まとめた航空概況によると、10月末までの新千歳の乗降客数は1580万5932人と前年同期比7・1%の伸び。国内線の格安航空会社(LCC)が好調なのに加え、国際線は円安を背景に台湾などからの北海道観光の客足が伸びたことが要因とみられる。

 新千歳空港の年間乗降客数は1999年に初めて1800万人を突破し、2002年に過去最多の1883万人を記録。1800万人台は07年の1832万人以来。国内外の11、12月の合計乗降客数は過去3年間、250万人前後で、今年1800万人台を回復するのは確実だ。<北海道新聞11月21日朝刊掲載>

4576とはずがたり:2013/11/27(水) 13:12:04
どの程度の効果があるもんなんか注視。

山形、鳥取、石見で羽田線増便=初の発着枠配分コンテスト−国交省
http://www.jiji.com/jc/c?g=eco_30&k=2013112600927

 国土交通省は26日、地元空港の優れた利用促進策を提案した地域に羽田線の新設・増便を認める「羽田発着枠政策コンテスト」で、山形、鳥取、石見(島根県)の3空港を選んだと発表した。来年3月から2年間、山形、石見は1日2便(現在1便)、鳥取は5便(同4便)に増える。
 同省は通常、運航実績などを基に各航空会社に羽田発着枠を配分する。今回は地域活性化を狙い、羽田線の利用促進策を空港の地元地域から募集して有識者が評価する方式を初めて実施した。
 山形、石見は、増便により観光客やビジネスマンの需要を掘り起こす効果が大きいと評価された。鳥取は、高速道路の整備が遅れるなど他の交通手段が不便な中、移住者の増加を目指す施策が評価を得た。(2013/11/26-20:54)

4577とはずがたり:2013/11/27(水) 13:23:38

飛行計画の提出取りやめ=中国の防空圏通過機−政府の要請受け・航空各社
http://www.jiji.com/jc/c?g=eco_30&k=2013112600982

 全日本空輸や日本航空など国内航空各社は26日、中国が東シナ海に設定した防空識別圏を通過する航空機について、中国当局への飛行計画の提出を取りやめることを決めた。国土交通省が同日発表した。中国の程永華駐日大使が斎木昭隆外務事務次官に対し、「民間機の飛行の自由を妨げない」と表明したため、国交省は民間機飛行の安全が確保されると判断し、計画提出中止を各社に要請した。
 国交省は航空各社への要請文で「政府として民間航空機の安全確保にしっかり対応する」と表明するとともに、防空圏設定を認めない日本政府の方針に官民一致して取り組むよう求めた。計画提出をやめたのは全日空、日航のほか、ピーチ・アビエーションと日本貨物航空の計4社。(2013/11/27-00:25)

4578チバQ:2013/11/27(水) 22:21:41
国内航空各社は飛行計画提出取り止め
2013.11.26 23:38
 政府は、中国が沖縄県・尖閣諸島周辺に設定した防空識別圏を容認しない立場から、中国の求めに応じて飛行計画を提出しないよう日本の航空会社に要請した。菅義偉官房長官が26日の記者会見で明らかにした。日本航空、全日本空輸など国内航空各社は26日、中国当局への飛行計画提出を27日以降は取りやめると国土交通省に報告した。安倍晋三首相は官邸で安全保障会議を開き、岸田文雄外相や小野寺五典防衛相らと対応を協議した。

 菅氏によると、国土交通省は25日、飛行計画提出を義務付けた中国の措置について「わが国に何ら効力を有するものではなく、これまでのルール通りの運用を行っていく」との方針を航空会社に伝達。航空会社が中国当局に飛行計画を提出していることが分かったため、対応に乗り出した。

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4579とはずがたり:2013/11/28(木) 11:15:45

12月9日に合併完了=アメリカンとUSエア
http://news.goo.ne.jp/article/jiji/business/jiji-131128X596.html

時事通信2013年11月28日(木)05:42
 【ニューヨーク時事】米航空大手アメリカン航空の親会社AMRは27日、計画しているUSエアウェイズ・グループとの合併を、12月9日に完了する予定だと発表した。

 合併新会社の名称は「アメリカン航空グループ」。ニューヨーク証券取引所に現在上場しているUSエアの株式は上場廃止となり、新会社株が米ナスダック市場で取引される。 

米航空2社、司法省と和解=AMRとUSエア、12月合併へ
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201311/2013111300026&rel=m&g=int

 【ニューヨーク時事】米航空大手アメリカン航空の親会社AMRとUSエアウェイズ・グループは12日、両社の合併計画に異議を唱えて提訴していた米司法省と和解したと発表した。両社が合併で圧倒的なシェアを握ることになる空港の発着枠を減らすなどの措置を取った上で、合併計画を進めることで合意した。これにより、両社は12月の合併完了を目指す。(2013/11/13-05:26)

4580とはずがたり:2013/11/28(木) 11:26:33
>>4540>>4543>>4566
>「まるで赤字どこ吹く風の経営をしているようだ」。LCC各社の初年度決算を見たスカイマーク役員の一人は、思わずLCC恨み節を口にする。

110億円増資、日航など引き受け=格安ジェットスター・ジャパン
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201310/2013103100404&rel=m&g=int

 格安航空会社のジェットスター・ジャパン(千葉県成田市)は31日、大株主の日本航空とオーストラリアの航空大手カンタス・グループを引受先として、110億円の第三者割当増資を同日実施することを明らかにした。2013年6月期に88億円強の純損失を計上したことで大きく減少した自己資本を増強し、今後の成長に向けた財務基盤を整えるのが狙いだ。(2013/10/31-12:13)

4581チバQ:2013/11/28(木) 19:57:42
http://mainichi.jp/select/news/20131128mog00m040002000c.html
成田空港:門限20秒オーバー、時間外に着陸 夜11時以降、開港以来初
2013年11月28日

 成田空港で20日、ビジネスジェット機が午後11時までの空港運用時間を20秒オーバーして着陸していたことが分かった。成田国際空港会社(NAA)によると、事前の許可を得ることなく、運用時間を超えたのは1978年の開港以来初めての事態。NAAは同機の運航会社に対して運用時間を守るよう、近く指導する。

 国土交通省成田空港事務所によると、同機の到着予定時刻は午後10時55分だった。管制官が着陸許可を出す際に「11時以降の着陸は認められない」と念押しし、パイロットは「着陸できる」と返答して進入したという。

 内陸の空港として騒音問題を抱える同空港は、午後11時から翌日午前6時まで緊急事態を除いて離着陸を禁止している。今年3月末から、他空港の悪天候などやむを得ない理由に限り、午後11時台の離着陸を認めたが、今回は対象外だった。【早川健人】

4582チバQ:2013/11/29(金) 01:11:09
http://www.saga-s.co.jp/news/saga.0.2589189.article.html
佐賀空港は落選、羽田便配分政策コンテスト
 優れた提案をした地方空港に羽田空港路線を配分する政策コンテストの結果が26日発表され、東京便5往復化を目指した佐賀空港は落選した。山形、鳥取、石見(島根)と3枠を争ったが、有識者の評価は最下位の4位だった。

 コンテストは地方の航空路線活性化を目的とした国交省の初の試みで、自治体と航空会社の共同提案が条件。佐賀空港は全日空と組んで参加した。

 県は今月6日の有識者懇談会で、「独自の利用促進策で搭乗者数が伸びており、増便によってビジネス用途の利便性が向上する」と訴えたが、有識者は「増便による新規需要の多くは福岡空港からの転換需要と考えられ、地域の活性化にどの程度効果があるのか疑問」などと指摘。有識者6人中5人が最下位の評価で、総得点は石見が911点、山形が891点、鳥取が874点、佐賀は799点だった。

 県空港課の野田信二課長は「結果は残念と言うほかないが、東京便増便を求める声は非常に根強いので、何らかの形で5往復化を実現できるよう努力していく」と話した。

2013年11月27日更新

4583とはずがたり:2013/12/01(日) 17:14:37

東京スカイツリーは赤白じゃなくて良いのか?
http://www.excite.co.jp/News/bit/E1307005094745.html
Excite Bit コネタ 2011年6月5日 10時00分 (2011年6月8日 08時00分 更新)
ライター情報:もがみ

「東京タワーはなぜ白と赤で塗り分けられているのでしょう? 答え:航空法で決まっているから」

こんな雑学をご存知の方は多いのではないだろうか。
しかしながら、東京スカイツリーの色は、ほぼ白一色。なぜ赤白のツートンカラー塗装ではないのだろうか。その疑問を調べてみた。

まず、高さ333mの東京タワーについて。
たしかに、航空法と航空法施行規則において、「最上部から黄赤(インターナショナルオレンジ)と白の順に交互に帯状に塗色すること」と定められている。この塗装は、「昼間障害標識」と呼ばれている。
現在の東京タワーは、大展望台は白、それより下の部分は黄赤で、大展望台より上の部分より上の部分は、白と黄赤で7等分に塗り分けられている。なお色の塗り分けは時代ごとに変わっていて、大展望台も1996年(平成8年)以前は黄赤だったし、さらに1986年(昭和61年)以前は7等分ではなく11等分の塗り分けだった。

では、高さ634mの東京スカイツリー(来年春開業予定)はどうだろうか。
スカイツリーの色は白色、厳密には「スカイツリーホワイト」という少し青みを帯びた白色で、スカイツリーオリジナルの色だ。黄赤と白の塗装ではない、つまり昼間障害標識を設置していないことになる。しかしながら、その代わりに「高光度航空障害灯」を設置している。
これは、昼間障害標識の設置は「高光度航空障害灯又は中光度白色航空障害灯を設置するものを除く」という規則に基づいており、日中にも障害灯を点灯することで、安全性を確保しているというわけだ。
現在、工事中のスカイツリーには赤色の仮設航空障害灯が設置されているが、完成後は白色の高光度航空障害灯が高さ100m、200m、285m、375m、464m、540m、634mの場所に設置される予定だ。

東京タワーと東京スカイツリーの色についての雑学は、ぜひセットで覚えておこう。
(もがみ)

4584とはずがたり:2013/12/02(月) 21:12:56

中国の勝ち,日本の負けですなー。アメリカとはこの件でどう手打ちしたんでしょう?

米の飛行計画提出「称賛」=日本は「問題を政治化」―中国
http://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-131202X249.html
時事通信2013年12月2日(月)19:03

 【北京時事】中国外務省の洪磊・副報道局長は2日の記者会見で、米民間航空会社などが中国の設定した防空識別圏通過に当たり飛行計画を提出したことについて「東シナ海空域における飛行の秩序と安全維持に向け、中国と協力していこうとする建設的な態度を示すものであり、称賛する」と歓迎する考えを示した。

 一方で飛行計画提出に難色を示す日本については「問題を政治化するたくらみがあり、民間航空分野での協力にプラスにならない」と強く批判。日本を一方的に非難することで、防空識別圏の対応をめぐる日米の連携にくさびを打ち込む狙いがあるとみられる。

 洪副局長は日本に対し「誤ったやり方、根拠のない非難を停止してもらいたい」と述べ、飛行の安全維持のため中国側と協力するよう重ねて訴えた。

4585とはずがたり:2013/12/02(月) 21:13:49

米航空3社、飛行計画通知=中国の防空圏通過で−ロイター報道
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201312/2013120100022&rel=m&g=int

 【ワシントン時事】ロイター通信は30日、ユナイテッド、アメリカン、デルタの米航空大手3社が、中国が東シナ海に設定した防空識別圏の通過に当たり、飛行計画を中国当局に通知していたと伝えた。米政府は29日、米民間機が防空圏を飛行する場合、中国当局の要請に従って運航することを「期待する」との立場を明確にしている。
 ロイター通信によると、デルタは30日、過去1週間、中国当局の要請に従って飛行計画を提出していることを明らかにした。ユナイテッドとアメリカンは中国の要請に従っていると認めたが、提出期間への言及は避けた。
 中国は沖縄県・尖閣諸島上空を含む領域に防空圏を設定し、民間機を含む外国航空機に飛行計画の提出を求めている。29日付のニューヨーク・タイムズによると、オバマ政権は偶発的衝突を憂慮し、米航空会社に中国当局への飛行計画の通知を促す方針を決定した。(2013/12/01-17:35)

4586チバQ:2013/12/07(土) 12:17:57
http://sankei.jp.msn.com/region/news/131206/chb13120617140000-n1.htm
LCCジェットスター、搭乗者300万人を達成 開業1年5カ月

2013.12.6 11:18

ジェットスター・ジャパンが累計搭乗者数300万人を突破し、松山行きの搭乗客の改札業務を行う鈴木みゆき社長(右から2人目)=6日午前、成田空港
ジェットスター・ジャパンが累計搭乗者数300万人を突破し、松山行きの搭乗客の改札業務を行う鈴木みゆき社長(右から2人目)=6日午前、成田空港


 格安航空会社(LCC)のジェットスター・ジャパン(千葉県成田市)が6日、昨年7月の就航から約1年5カ月で累計搭乗者数が300万人を突破し、成田空港で記念式典を開いた。

 同社は昨年7月3日、成田空港を拠点とする初の国内LCCとして、成田−札幌、成田−福岡線で運航を開始。当初の3機を18機まで増やし路線を拡大した。搭乗者数は今年3月に100万人に到達し、8月に200万人を超えた。

 今月10日に14路線目となる成田−高松線を開設する。

4588チバQ:2013/12/09(月) 23:36:23
http://www.sankeibiz.jp/business/news/131207/bsk1312070503002-n1.htm
カンタス航空、ジャンク級に S&P「競争で赤字拡大」2013.12.7 05:00

 米スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)は6日、豪カンタス航空の信用格付けをジャンク級(投機的格付け)に引き下げた。発表を受け、同社の株価は2012年7月以来の安値を付けた。カンタスはヴァージン・オーストラリア・ホールディングスとのシェア争いで赤字が膨らんでいる。

 S&Pの発表資料によると、カンタスの格付けは投資適格級を1段階下回る「BB+」に下げられた。見通しは「ネガティブ(弱含み)」。競争激化や赤字見通しを理由に挙げている。カンタスは7〜12月期の赤字が過去最大になるとの見通しと1000人の人員削減計画を明らかにしており、ムーディーズ・インベスターズ・サービスも5日、カンタスの「Baa3」格付けを格下げ方向で見直すと発表している。

 メイ・チョン氏らS&Pのアナリストは、リポートで「ヴァージン・オーストラリアはより手ごわい競争相手となっている」と指摘。「競争上の圧力がカンタスの収益を損ない、国内市場での強固な立場が脅かされている」と記した。(ブルームバーグ David Fickling)

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4589とはずがたり:2013/12/10(火) 22:47:44

新生アメリカン航空が発足 米航空は3メガ体制に
http://news.goo.ne.jp/article/asahi/nation/TKY201312100008.html
朝日新聞2013年12月10日(火)09:55

 【ニューヨーク=畑中徹】米航空大手アメリカン航空の親会社「AMR」とUSエアウェイズは9日に合併を完了し、新しい航空会社「アメリカン航空グループ」が発足した。旅客輸送実績で、米ユナイテッド・コンチネンタル・ホールディングスを抜いて、世界最大の航空グループが誕生した。

 近年、米航空業界は大手同士の企業合併・買収(M&A)が相次いだ。これで、米国の大手航空会社は、新生アメリカン航空とユナイテッド、デルタ航空の「3メガ」に集約される。

 新生アメリカンは、日本航空などと同じ航空連合の「ワンワールド」に所属。USエアは現在の「スターアライアンス」を2014年3月下旬に離脱し、全日本空輸との提携関係も解消する方針だ。

4590チバQ:2013/12/10(火) 23:11:47
>>3970-3971
http://sankei.jp.msn.com/region/news/131210/fkk13121020320006-n1.htm
地域LCC目指した「リンク」が自己破産へ 資金調達できず事業化断念
2013.12.10 16:31
 福岡、北九州両空港を拠点に、来年3月に地域LCC(格安航空会社)事業への参入を目指していた「リンク」(福岡市)が、来週にも自己破産を申し立てる方針を固めたことが10日、分かった。予定した資金調達ができなかった。従業員約100人は9日付で全員解雇した。負債総額は約9億円の見込み。

 運航コストを抑え、地方路線を結ぶLCCを目指し、2012年4月に設立された。就航する予定だったのは福岡−松山、北九州−松山、福岡−宮崎、北九州−宮崎の4路線。ジェット機より燃料費が安いプロペラ機(約70席)をリース契約して運航する計画だった。

 リンクによると、就航に必要な資金として約23億円の調達を目標としていたが、運送会社などから計約9億6千万円を集めるにとどまった。大手航空会社から資金援助を受けず、独自に出資先を探していた。

4591チバQ:2013/12/11(水) 20:11:10
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kagawa/news/20131210-OYT8T01317.htm
首都圏・海外 より近く

◇高松空港にLCC成田便



成田から到着したジェットスター・ジャパンの第1便(10日午前8時58分、高松空港で)  高松空港に10日、格安航空会社(LCC)「ジェットスター・ジャパン」の成田便が就航した。同空港への成田便、国内線LCC就航はいずれも初めてで、毎日2往復する。首都圏や成田乗り継ぎによる海外への利便性が向上する。

 使用するのは180人乗りのエアバスA320型機。午前9時、成田から第1便が到着。搭乗率は81%で、同9時35分発の折り返し便は90%だった。

 同社によると、運賃は空席状況などにより変動し、最安値が「四国」にかけて4590円。さらに安いキャンペーン価格もある。第1便の到着前に同空港で式典があり、鈴木みゆき社長が「首都圏や海外との距離が縮まり、香川の空の旅が変わる」とPRした。折り返しの第1便に乗った宇多津町の会社員古谷元輝さん(26)は、就航を知って妻(24)と8か月の長男との東京旅行を決めた。「安くて便利。スカイツリー見物が楽しみです」と話していた。

 同社は日本航空などが出資するLCCで、四国では6月に松山―成田線を開設している。

◆交通の競争激化

 高松空港への国内線LCC就航で、四国と首都圏を結ぶ既存の交通機関の競争も激化しそうだ。

 高速バスを運行するジェイアール四国バス(高松市)によると、成田―松山便が就航した6月以降、松山―東京間の利用者数は前年比で2割減少。JR四国も8〜10月、愛媛―首都圏間の利用者が1〜2割減少したという。同バスの担当者は「年末年始の繁忙期の需要は見込めるが、年明け以降は厳しくなる」と懸念。JR四国の担当者は「定時性の高さや首都圏のネットワークの利便性をアピールしていきたい」と話している。

◇県の交流人口増勝負時…記者が搭乗◇

 高松空港発の第1便に搭乗した。

 機内の座席は、通路を挟んで左右に3席ずつ30列。低料金を実現するため、大手航空会社が使う同型機より2、3列多いといい、その分、前後の座席の間隔が狭い。おにぎり(200円)、みそ汁(200円)など機内食は有料だ。

 約30分たったところで機長が「和歌山県上空を通過」とアナウンス。丸亀市出身と自己紹介し「そやけん私も就航はうれしい」と讃岐弁で語ると、機内は拍手に包まれた。

 飛行時間は約1時間20分。ほぼ定刻の午前10時53分、雨の成田に到着した。第2ターミナルまではバスで移動。車中から、おびただしい数の各国の航空機が見えた。高松空港の成田便は、中国のLCC関連会社も来春に就航させる予定。首都圏、そして世界からの交流人口をどう増やすか。香川は勝負時を迎えた、とも感じた。(中筋夏樹)

(2013年12月11日 読売新聞)

4592チバQ:2013/12/12(木) 22:30:01
1日90人か。厳しいなあ
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20131211-OYT1T00047.htm?cx_text=13&from=yoltop
韓国への感情悪化、ソウル便利用者3万人割れへ


 大韓航空が運航する青森―ソウル便の今年の年間利用者数が東日本大震災の影響などで伸び悩んだ2012年を下回り、3万人を割り込む見通しであることが10日、分かった。

 三村・青森県知事らは11日から訪韓し、韓国観光公社や大韓航空の幹部らと面会し、連携強化を要請する方針だ。

 青森県交通政策課によると、同便の利用者数は1〜11月で計2万6203人、搭乗率は59・3%。月単位で見ると、9月は1547人(搭乗率38・7%)、10月は2312人(同52・1%)、11月は1557人(同43・4%)と低迷している。

 12月の定員座席数は3686席(見込み)で、仮に満席になったとしても年間利用者数は3万人に届かず、12年の3万2590人をさらに下回る水準だ。利用者数は日本人が前年比で5000人以上減少するとみられ、外国人は前年比で1000人以上増えるものの、9月以降は利用者が落ち込んでいる。

 日本人の利用者数が伸び悩むのは、県民の韓国に対する感情が悪化していることが背景にあるとみられる。〈1〉韓国の朴槿恵(パククネ)大統領が日本政府を繰り返し批判している〈2〉東京電力福島第一原子力発電所の汚染水問題を受け、明確な科学的根拠がないのに青森県産を含む8県産水産物の輸入を禁止した――ことなどが理由だ。

 一方、外国人の利用に9月以降ブレーキがかかったのは、東京電力福島第一原発の汚染水問題が最大の要因とみられる。

 同便は10年の年間利用者数は4万3572人だったが、11年は東日本大震災の発生で約7か月運休した影響もあり、年間利用者数は1万6224人に落ち込んだ。12年以降も利用者数は伸び悩み、大韓航空側は今春、一時運休することを検討した。

 県や関係団体は県経済を活性化させるうえでソウル便を重要な路線と位置づけており、空港の駐車場料金引き下げやパスポート取得費用の補助など対策を次々と打ち出しているが、十分な効果は上がっていない。

 三村知事は11日から韓国観光公社や大韓航空、旅行会社を訪問し、連携強化を確認するとともに新たな旅行商品の開発を働きかける考えだ。県は「日韓関係の悪化が影響しているが、手をこまねいているわけにはいかないので、様々な対策を講じていかなければならない」と危機感を強めている。

(2013年12月11日14時27分 読売新聞)

4593チバQ:2013/12/12(木) 22:44:18
http://www.cnn.co.jp/business/35041294.html
航空機内での携帯通話解禁、「望まない」が大半 米調査
2013.12.12 Thu posted at 14:25 JST

(CNN) 米連邦通信委員会(FCC)は航空機内での携帯電話による通話解禁を検討すると表明したが、米国民の多くは現状のままの静かな環境を望んでいる――。米キニピアック大学が11日に発表した意識調査でそんな傾向が明らかになった。

この調査では、回答者の59%が機内で携帯電話を使いたいとは思わないと答える一方、通話解禁に賛成すると答えたのは30%にとどまった。マナーボタンを支持する声も多かった。

一般的に携帯電話の依存度が高い18〜29歳の層でも、機内での携帯電話使用には52%が反対し、賛成の39%を大きく上回った。

FCCが解禁を検討しているのは、高度1万フィート以上を飛行する航空機内での携帯電話を使った通話やメールなど。これに対して米議会には、通話禁止の現状を維持するための法案も提案されている。

調査は12月3〜9日にかけて、全米の登録有権者2692人を対象に実施された。

4594チバQ:2013/12/13(金) 00:21:51
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/131212/biz13121208420002-n1.htm
スカイマーク、A330初号機お披露目 来春投入
2013.12.12 08:36

エアバスA330のモデルを手にする西久保慎一社長(中央)と、新しいユニホームを着たモデルたち=11日、フランス・トゥールーズのエアバス本社
 中堅航空会社スカイマークは11日、幅広でゆったりとした「プレミアムシート」を全席に採用したエアバスの大型機「A330」を来年3月から投入することを明らかにし、トゥールーズのエアバス本社で1号機を報道関係者に初公開した。

 新緑の森をイメージした淡い緑色の新座席は従来より座席間隔を約20センチほど広げ、フットレストも付けて快適性を向上。くつろぎを求めるビジネス客をターゲットにしていくという。来春の新機体導入に伴い、客室乗務員の新コスチュームもお披露目した。

 スカイマークの西久保慎一社長(58)は「今回のシート改善は会社の生き残り戦略の一環だ。この快適性で、従来と同程度の低価格に押さえた航空会社はほかにない」と強調し、集客への自信を見せた。

 新機体は、羽田−福岡、羽田−那覇、羽田−新千歳の3路線に順次投入していく計画だという。(フランス南西部のトゥールーズ 内藤泰朗)

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4595チバQ:2013/12/15(日) 08:28:59
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/131214/biz13121414150011-n1.htm
米航空合併 連合移籍、日本は明暗

2013.12.14 14:15 (1/2ページ)


 ■日航「利便性が向上」 全日空「逆風は限定的」

 米航空大手アメリカン航空の親会社AMRと、USエアウェイズが9日に合併を完了し、旅客輸送実績で世界最大の航空会社「アメリカン航空グループ」が誕生した。米国の航空大手はユナイテッド航空、デルタ航空を含めた「3強体制」となる。日本航空と全日本空輸の今後の戦略にどう影響するかが注目される。

 国際的な航空会社間の航空連合には、「スターアライアンス」と「スカイチーム」、「ワンワールド」の3つがある。同じ陣営内で共同運航(コードシェア)やマイレージの共通化などを行い、世界規模で利用者の囲い込みを進めてきた。

 アメリカンとUSエアの航空便は当面、併存する。現状、アメリカンは日航と同じワンワールドの、USエアは全日空と同じスターアライアンスの一員だが、今回の合併に伴い、USエアは来年3月30日にスターアライアンスを脱退し、同月31日にワンワールドに正式加盟することになった。

 日航は2011年から合併前のアメリカンと太平洋路線で共同事業を展開。コードシェアだけでなく、運賃やダイヤの調整を行うなどしている。米国の国内線に強みを持つUSエアの路線網がアメリカンに加わることで、日航は「利用客の乗り継ぎ利便性が向上する」(広報)と期待する。

 一方、全日空は09年からUSエアと日米間や米国内でコードシェアを行ってきたが、USエアがスターアライアンスから脱退するため、コードシェアを解消する方向で調整している。

 全日空は同じスターアライアンスに加盟するユナイテッド航空と、太平洋路線などで共同事業を手がけている。篠辺修社長は「ユナイテッドとの共同事業を粛々と進めて、ネットワークを強化していけば十分やれる」と語り、逆風は限定的との見方を示す。

 世界の航空業界では、米国での合従連衡の一方で、格安航空会社(LCC)や中東勢の台頭も著しい。バークレイズ証券の姫野良太アナリストは「日本の大手2社は国内市場の足固めや、地理的に近く航空需要の拡大が見込めるアジアの取り込みを強化すべきだ」と指摘している。

4596チバQ:2013/12/16(月) 20:51:02
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20131216/k10013878191000.html
台湾 格安航空へ参入相次ぐ
12月16日 20時43分台湾から日本を訪れる旅行者が急増するなか、台湾最大手の航空会社が、格安航空事業への参入を発表し、今後、日本向けの路線が拡大することが期待されています。

台湾最大手の航空会社「チャイナエアライン」は16日、台北近郊にある整備工場で記者会見を開き、シンガポールの「タイガー・エアウェイズ」と合弁でLCC=格安航空会社を設立すると発表しました。
新しい格安航空会社は、アジアを中心に来年末から運航を始める予定で、具体的な路線は決まっていませんが、「チャイナエアライン」の孫洪祥会長は、「日本向けの路線を運航する可能性は高い」と述べました。
台湾では先月、「トランスアジア航空」が、台湾の航空会社としては初めて、格安航空事業への参入を発表したばかりです。
台湾から日本を訪れる旅行者の数は、円安や航空路線の自由化によって大幅に伸び、ことし1月から11月まではおよそ206万人と、去年の同じ時期より52%伸びています。
日本と台湾の間では、すでに日本の格安航空会社の「ピーチ・アビエーション」が、関西空港と台北を結ぶ便などを運航しているほか、「バニラエア」も、今月20日から成田空港と台北を結ぶ便の運航を始めます。
台湾の航空会社の格安航空事業への相次ぐ参入によって、今後、日本向けの路線が拡大し、旅行者の選択肢が広がることが期待されるとともに、航空会社の間の競争も一層激しくなるものとみられます。
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4597チバQ:2013/12/16(月) 21:40:04
704 チラシの裏 2013/12/15(日) 22:21:06.19 ID:xI5C2yMf0
平成24年度空港別乗降客数順位
http://www.mlit.go.jp/common/001010072.pdf
国際線_____________国内線
1  成田国際 26,881,528      1 東京国際 58,752,301
2  関西国際 11,245,425      2 新 千 歳 16,575,480
3  東京国際 7,948,089       3 那 覇 14,814,658
4  中部国際 4,343,217       4  福 岡 14,742,677
5  福 岡 3,039,507         5 大阪国際 13,147,345
6  新 千 歳 1,102,001        6 関西国際 5,375,190
7  那 覇 603,257          7 中部国際 4,720,305
8  広 島 348,826          8 鹿 児 島 4,675,169
9  岡 山 211,583          9 成田国際 3,720,654
10 静 岡 192,712          10 熊 本 2,861,661
11 仙 台 186,421          11 長 崎 2,695,339
12 新 潟 175,693          12 宮 崎 2,632,298
13 小 松 151,080          13 仙 台 2,513,227
14 鹿 児 島 107,981 14 神 戸 2,410,295
15 百 里 99,490          15 広 島 2,304,342
16 北 九 州 94,838         16 松 山 2,300,795
17 富 山 90,269          17 小 松 2,025,676
18 函 館 77,668          18 石 垣 1,674,455
19 高 松 74,546          19 大 分 1,464,965
20 宮 崎 63,670          20 函 館 1,419,174

4598チバQ:2013/12/16(月) 23:26:59
http://toyokeizai.net/articles/-/26344
スカイマークが仕掛ける国内線の“奇策”
鳥取・米子から3路線就航、神戸への超短距離線も
武政 秀明 :東洋経済記者
武政 秀明たけまさ ひであき東洋経済記者1976年生まれ。関西大学総合情報学部卒業。国産大手自動車系ディーラーのセールスマン、産経新聞グループの日本工業新聞社(フジサンケイ ビジネスアイ)記者を経て、2005年東洋経済新報社に入社。第一編集局(現編集局)記者として、マクロ・マーケット、証券、化学業界などを担当。東洋経済オンラインの2012年11月リニューアルに携わり、主に企業系ニュースの編集を担当。みずからも「半沢直樹もたまげる、究極の『出向先』」などのオンライン書き下ろし記事を執筆。2013年10月から週刊東洋経済編集部。主に大型特集記事の編集を担当。
2013年12月13日

格安航空会社(LCC)の台頭や燃油コストの増大もあり、苦境が続くスカイマーク。そんな“かつての新興エアライン”が、地元自治体もあっと驚く奇策に打って出た。

同社は12月20日、鳥取県の米子空港から新たに3路線を就航する。行き先は成田空港、茨城空港、神戸空港。このうち、成田線と神戸線は1日2往復、茨城線は同1往復となる。

成田線はANA羽田線の半額以下
米子空港は、島根県との県境に位置する境港市にある。鳥取西部や島根東部を訪れる人や周辺住民の利用が主だ。鳥取、島根両県は新幹線が走っておらず、特に鳥取西部は公共交通の便もよくない。首都圏への移動は、航空路線が有力な手段の1つになっている。

現在、米子空港から飛んでいる国内路線は、全日本空輸(ANA)が1日6往復を運航する羽田線のみ。今回、鳥取県の誘致活動に乗ったスカイマークが新規参入する格好だ。ANAの米子―羽田線は通常運賃だと片道3万円以上かかるが、スカイマークの成田線はこの半額以下で運航する。

成田は羽田に比べると東京都心へのアクセスに難があるが、航空運賃が半額以下なので、鉄道運賃を加味しても、金額面のメリットは大きい。また、国際線の便数が豊富で、海外への旅行にも便利。さらに、ジェットスターやバニラエア(旧エアアジア・ジャパン)は成田を拠点にしており、LCCにも乗り継ぎしやすい。

LCCは現状、多くの乗客が見込める主要都市間の路線が中心で、米子のような地方都市には手を出してこない。一方、スカイマークはLCCほどではないものの、日本航空(JAL)やANAといったフルサービスの大手航空会社に比べると割安な運賃設定に強みを持つ。米子―成田線はスカイマークの優位性を発揮しやすい条件がそろっているわけだ。

飛行時間35分の超短距離路線
ただ、これは“奇策”といっても序の口に過ぎない。スカイマークを誘致した鳥取県交通施設課の担当者ですら度肝を抜かれたのが、米子―神戸線の就航だ。

隣県である兵庫県の神戸と米子との直線距離は、ざっと200キロメートル。フライト時間わずか35分という超短距離路線である。しかも、使用する機材はプロペラ機ではなく、ジェット機であるボーイング737-800。相対的に固定費は高くつく。

はたして、スカイマークに勝算はあるのか。

米子周辺から神戸へ公共交通機関で移動するには、JR伯備線から山陽新幹線に乗り継ぐのが一般的。それでも、所要時間は最速で3時間強、運賃も9000円程度が必要となる。鉄道以外だと、高速バスも有力な移動手段となっている。所要時間は鉄道と同程度、運賃は5000円弱といったところが相場だ。

一方、スカイマークの米子―神戸線は最安4800円、普通運賃でも1万円程度に設定。時間はもちろん、金額の面でもお値打ち感を打ち出した。関西の主要都市と鳥取西部や島根東部との間を行き来する際の選択肢の1つとして、浸透を図りたい考えだ。

「JR伯備線は1時間に1本程度、4〜8両で走っており、関西圏から山陰地方(兵庫県北部や鳥取県、島根県など)への移動ニーズは一定程度ある」と、スカイマーク幹部はそろばんを弾く。鳥取県交通政策課の担当者も、「米子―神戸線の就航については、思った以上に反響が寄せられている」と、声を弾ませる。

4599チバQ:2013/12/16(月) 23:27:49
年末年始が試金石に
現在、国内線ではANAの羽田線のみが就航している米子空港だが、過去には福岡や大阪などとを結ぶ路線もあった。ただ、いずれも不採算のために撤退している。

「スカイマークからは『半年や1年でやめるということはないだろう』と聞いている」。鳥取県交通政策課の担当者は、そう話す。だが、一定期間運航してみて採算が取れなければ、長々と継続することはないだろう。

そもそも、スカイマークは採算面にシビアなエアラインだ。そのうえ、LCCとの競合激化や円安に伴う燃油高などによって、2013年度は本業の儲けを示す営業利益が23億円(前期比50.8%減)と、2期連続で大幅な減益となる見通し。100億円以上の営業利益を稼いでいた数年前と比べて、不採算路線を運航し続ける余裕はなくなっている。

スカイマークの奇策は、吉と出るか、凶と出るか。まずは、年末年始の帰省シーズンが試金石となりそうだ。

4601チバQ:2013/12/17(火) 19:19:49
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20131217/k10013903491000.html
春秋航空日本 来年5月から国内線運航へ
12月17日 17時54分 K10039034911_1312171821_1312171827.mp4
中国の航空会社などが設立したLCC=格安航空会社の「春秋航空日本」が国土交通省から事業認可を受け、来年5月から成田空港を拠点に国内線の運航を始めることになりました。

17日は、国土交通省の田村明比古航空局長から「春秋航空日本」の鵜飼博社長に認可証が手渡されました。
春秋航空日本は中国の「春秋航空」などが出資して設立されたLCCで、来年5月から成田空港を拠点に広島、高松、佐賀との間で1日2往復の運航を始める計画です。
春秋航空はすでに上海と、高松、佐賀、茨城とを結ぶ国際線を運航していて、今回、国内線にも参入することで中国人旅行客などの乗り継ぎの利便性を高めたいとしています。
国内のLCCは現在、運航している「ジェットスター・ジャパン」と「ピーチ・アビエーション」のほか、今月20日からは全日空の子会社の「バニラ・エア」も運航を始める予定で、低価格を売り物にした空の競争が一段と激しくなりそうです。

4602チバQ:2013/12/17(火) 20:13:16
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/131217/biz13121718180019-n1.htm
中国の春秋航空が来年5月から日本国内線に進出 成田−高松など、関連会社形式で
2013.12.17 18:15 [航空]
 中国の格安航空会社(LCC)などが出資する「春秋航空日本」(千葉県成田市)は17日、国土交通省から航空運送事業の許可を取得したと発表した。成田空港を拠点に来年5月末から成田−高松、佐賀、広島の3路線の運航を始める計画で、運航ダイヤは今後申請する。国内線を運航するLCCは4社目。

 同日、国交省で鵜飼博社長が同省の田村明比古航空局長から許可証の交付を受けた。鵜飼社長は「安全をベースに体制をつくり上げていきたい」と語った。同社は今年9月、国交省に対し許可を申請していた。

 同社に33%を出資する中国のLCC、春秋航空は現在、上海発着で茨城、高松、佐賀の国際線3路線を運航している。春秋航空日本の国内線就航により、中国からの訪日旅行客の乗り継ぎで利便性が高まるとみている。

4603とはずがたり:2013/12/18(水) 11:05:08

ANA、本社オフィス半分に 3年で賃料100億円削減
http://news.goo.ne.jp/article/asahi/nation/ASF0TKY201312170416.html
朝日新聞2013年12月18日(水)09:51

 【上栗崇】ANAホールディングス(HD)が来年4月、東京・汐留のグループ本社フロアを半分に削ることが17日わかった。羽田空港の旧本社ビルからは退去し、全国の支店でも面積を縮小。2013〜15年度に賃料を100億円削減し、破綻(はたん)処理で身軽になった日本航空との利益の差を縮める。

 本社と羽田はともに賃貸ビルだ。本社は現在の8フロアを4フロアにし、社員は6割に減らす。2フロアを使う旅行部門を賃料の安いビルに移すほか、社員の机の幅を20〜40センチメートル縮めるなどして1フロアあたりの社員を2割増やす。羽田にあるシステム部門は、東京都大田区と川崎市の自社ビルに移す。支店は今年度から順次縮小している。

 昨年来の景気回復で、東京都心のビル賃料は上昇基調が続いている。取引先との関係などで都心に置かざるを得ない部門以外は郊外の自社ビルに移すことで、今後の家賃上昇に先手を打つ狙いもある。

4604とはずがたり:2013/12/18(水) 11:10:20
米子は鳥取・倉吉〜出雲市辺りのセントラル山陰のセンターだし,山陰は数少なくなってきた高速交通鉄道罔から取り残された地域だし,東京は一極集中でこれかも人を集めるし羽田が混雑している今成田便は良いかもね。
神戸便はどうやろ。。料金と時間考えるとやはり高速バスが有利ではないか・・

スカイマークが仕掛ける国内線の“奇策”
http://toyokeizai.net/articles/-/26344

鳥取・米子から3路線就航、神戸への超短距離線も
武政 秀明 :東洋経済記者 2013年12月13日
「スカイマークが仕掛ける国内線の“奇策” 鳥取・米子から3路線就航、神戸への超短距離線も | 企業 - 東洋経済オンライン」をはてなブックマークに追加企業のフィード印刷 スカイマークが仕掛ける国内線の“奇策”

奇策に打って出たスカイマーク。独自路線は功を奏するか(撮影:今井康一)
格安航空会社(LCC)の台頭や燃油コストの増大もあり、苦境が続くスカイマーク。そんな“かつての新興エアライン”が、地元自治体もあっと驚く奇策に打って出た。

同社は12月20日、鳥取県の米子空港から新たに3路線を就航する。行き先は成田空港、茨城空港、神戸空港。このうち、成田線と神戸線は1日2往復、茨城線は同1往復となる。

成田線はANA羽田線の半額以下

米子空港は、島根県との県境に位置する境港市にある。鳥取西部や島根東部を訪れる人や周辺住民の利用が主だ。鳥取、島根両県は新幹線が走っておらず、特に鳥取西部は公共交通の便もよくない。首都圏への移動は、航空路線が有力な手段の1つになっている。

現在、米子空港から飛んでいる国内路線は、全日本空輸(ANA)が1日6往復を運航する羽田線のみ。今回、鳥取県の誘致活動に乗ったスカイマークが新規参入する格好だ。ANAの米子―羽田線は通常運賃だと片道3万円以上かかるが、スカイマークの成田線はこの半額以下で運航する。

成田は羽田に比べると東京都心へのアクセスに難があるが、航空運賃が半額以下なので、鉄道運賃を加味しても、金額面のメリットは大きい。また、国際線の便数が豊富で、海外への旅行にも便利。さらに、ジェットスターやバニラエア(旧エアアジア・ジャパン)は成田を拠点にしており、LCCにも乗り継ぎしやすい。

LCCは現状、多くの乗客が見込める主要都市間の路線が中心で、米子のような地方都市には手を出してこない。一方、スカイマークはLCCほどではないものの、日本航空(JAL)やANAといったフルサービスの大手航空会社に比べると割安な運賃設定に強みを持つ。米子―成田線はスカイマークの優位性を発揮しやすい条件がそろっているわけだ。

4605とはずがたり:2013/12/18(水) 11:10:42
>>4604-4605
飛行時間35分の超短距離路線

ただ、これは“奇策”といっても序の口に過ぎない。スカイマークを誘致した鳥取県交通施設課の担当者ですら度肝を抜かれたのが、米子―神戸線の就航だ。

隣県である兵庫県の神戸と米子との直線距離は、ざっと200キロメートル。フライト時間わずか35分という超短距離路線である。しかも、使用する機材はプロペラ機ではなく、ジェット機であるボーイング737-800。相対的に固定費は高くつく。

はたして、スカイマークに勝算はあるのか。

米子周辺から神戸へ公共交通機関で移動するには、JR伯備線から山陽新幹線に乗り継ぐのが一般的。それでも、所要時間は最速で3時間強、運賃も9000円程度が必要となる。鉄道以外だと、高速バスも有力な移動手段となっている。所要時間は鉄道と同程度、運賃は5000円弱といったところが相場だ。

一方、スカイマークの米子―神戸線は最安4800円、普通運賃でも1万円程度に設定。時間はもちろん、金額の面でもお値打ち感を打ち出した。関西の主要都市と鳥取西部や島根東部との間を行き来する際の選択肢の1つとして、浸透を図りたい考えだ。

「JR伯備線は1時間に1本程度、4〜8両で走っており、関西圏から山陰地方(兵庫県北部や鳥取県、島根県など)への移動ニーズは一定程度ある」と、スカイマーク幹部はそろばんを弾く。鳥取県交通政策課の担当者も、「米子―神戸線の就航については、思った以上に反響が寄せられている」と、声を弾ませる。

年末年始が試金石に

現在、国内線ではANAの羽田線のみが就航している米子空港だが、過去には福岡や大阪などとを結ぶ路線もあった。ただ、いずれも不採算のために撤退している。

「スカイマークからは『半年や1年でやめるということはないだろう』と聞いている」。鳥取県交通政策課の担当者は、そう話す。だが、一定期間運航してみて採算が取れなければ、長々と継続することはないだろう。

そもそも、スカイマークは採算面にシビアなエアラインだ。そのうえ、LCCとの競合激化や円安に伴う燃油高などによって、2013年度は本業の儲けを示す営業利益が23億円(前期比50.8%減)と、2期連続で大幅な減益となる見通し。100億円以上の営業利益を稼いでいた数年前と比べて、不採算路線を運航し続ける余裕はなくなっている。

スカイマークの奇策は、吉と出るか、凶と出るか。まずは、年末年始の帰省シーズンが試金石となりそうだ。

4606名無しさん:2013/12/18(水) 22:20:45
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2013121890210818.html
スターフライヤー、中部−福岡便参入へ 
2013年12月18日 21時08分

 新興航空会社のスターフライヤー(北九州市)は来年3月30日から、中部国際空港と福岡空港間で1日3往復、直行便を新規就航させると発表した。

 搭乗率が55%と低迷する福岡―関西便(1日4往復)を来年2月に廃止し、中部に振り替える。距離が長い名古屋―博多間で新幹線利用客から需要取り込みを狙う。格安航空会社(LCC)との価格競争が関西ほど激しくないことも新規就航の決め手となった。

 投入する機材は150席のA320で、発着時刻や運賃は未定。現在、中部―福岡便は全日本空輸など3社で1日計12便あり、スターフライヤー就航を合わせ15便となる。

 (中日新聞)

4607チバQ:2013/12/18(水) 22:23:18
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2013121890090704.html
バスラウンジ、やっと出番 中部空港、完成から5年
2013年12月18日 09時39分

来年のゴールデンウイークごろに利用が始まるバスラウンジ棟の搭乗ゲート=愛知県常滑市の中部国際空港で(安田功撮影)


 中部国際空港(愛知県常滑市)で、国際線の出発客をバスで旅客機まで運ぶ施設「バスラウンジ棟」が完成から5年を経て、来年のゴールデンウイーク(GW)ごろに利用が始まる。2009年に完成したが、航空需要の低落で未使用だった。来年から東南アジアとの直行便が運航されるなど、回復見込みの需要に備える。

 国際線ロビー東側にあるバスラウンジ棟は鉄筋3階建て、延べ8500平方メートル。空港ターミナルビルと離れて駐機する旅客機にバスで乗客を運ぶため、総工費30億円をかけ建設した。

 09年3月に完成したが、原油高騰やリーマン・ショックのため航空各社の撤退が相次ぎ、3階の一部店舗を除いて使っていなかった。

 中部空港では、来年3月から格安航空会社(LCC)のアジア最大手「エアアジアX」がマレーシア・クアラルンプールと、フィリピンのLCC「セブ・パシフィック航空」がマニラとの直行便を就航させ、いずれも週4便往復する。GW期間中は、チャーター便などの離着陸による混雑も予想される。

 出発客は通常、ターミナルビルの搭乗ゲートと機体の搭乗口を直接つなぐ通路で乗り込むが、出発便が集中する午前中、バスラウンジ棟を使うことにした。午前中に出発する3便程度に活用し、一日500人の利用を見込む。

 今後、3階のテナント部分にレストランなどの誘致も進める。

(中日新聞)

4608チバQ:2013/12/19(木) 20:39:54
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/national/article/58947
国際線ターミナル開業 LCC誘致に追い風、佐賀空港
2013年12月19日(最終更新 2013年12月19日 00時03分)

関係者がくす玉を割って祝った佐賀空港国際線ターミナルの開所式=18日午前、佐賀市

写真を見る
 佐賀空港(佐賀市)の国際線ターミナルビルの開所式が18日あった。航空業界や行政の関係者約100人がくす玉を割って祝い、運用が始まった。

 佐賀空港には中国の格安航空会社(LCC)春秋航空が上海便を運航中。20日には韓国のLCCティーウェイ航空がソウル・仁川便を就航させる。これまでは国内線の搭乗待合室で、国内線の発着の合間を縫って出入国審査をしていたが、国内線のダイヤに関係なく国際線を受け入れられるようになり、佐賀県は台湾や香港などのLCC便を誘致する考え。古川康知事は記者団に「(ビルの完成で)新しい路線の就航に力を入れることができる」と話した。

 3階建て、延べ床面積約2400平方メートル。搭乗待合室の天井や壁は、伝統工芸の佐賀錦をイメージした幾何学模様。滑走路側はガラス張りで有明海を望む。入国・出国審査場からは佐賀平野を見渡せる。総工費は約9億円。

=2013/12/19付 西日本新聞朝刊=

4609チバQ:2013/12/19(木) 22:15:58
http://www.nnn.co.jp/news/131218/20131218007.html
米子空港スカイマーク参入(上) 「競合の行方」
 航空会社スカイマークは20日、米子鬼太郎空港(境港市佐斐神町)に神戸、成田、茨城(神戸経由)の3路線を開設する。さらに来春にも羽田、新千歳(北海道)、那覇の3路線を設ける計画で、同空港では3社が国内外の計7路線を運航することになる。新路線開設による競合の行方や地域振興の可能性を探る。

スカイマークが米子鬼太郎空港発着の新路線で使用するボーイング737−800=神戸市中央区の神戸空港
 「この値段ですか」。スカイマークの就航を知らせるチラシを見た人は異口同音に運賃の安さに驚く。60日前までの予約で片道料金は米子−成田間4800円、神戸3800円、茨城4800円(来年3月29日まで搭乗分)。戦略的な料金設定で全国に路線を広げてきた。

■「ドル箱路線」
 現在、米子鬼太郎空港唯一の国内線・全日本空輸の米子−羽田線の運賃は定価で片道3万円以上。同じ首都圏とを結ぶスカイマークの成田線は1万4900円と半額以下だ。

 全日空の米子−羽田線は安定したビジネス需要が見込め、新幹線との競合もない「ドル箱路線」。それだけに官民の再三の値下げの要望も実現しなかった経緯がある。

 地元の旅行関係者は「米子−羽田線、日本航空(JAL)の出雲−羽田線は独占状態。繁忙期は座席が取りにくく価格も高い」と指摘。「スカイマークの参入で値崩れが起き、座席も取りやすくなるのではないか」と期待する。

http://www.nnn.co.jp/news/131219/20131219052.html
米子空港スカイマーク参入(下) 「観光誘客」
 スカイマークが成田(1日2往復4便)、神戸(同)、茨城(1日1往復2便)の3路線を開設することで、米子鬼太郎空港発着は他社を含めて5路線となる。交流人口の増加は確実で、観光産業を根付かせるチャンスだ。

米子空港ビル内に新設されたスカイマークのカウンター。3路線の利用客を迎える(境港市佐斐神町)
■日帰りも可能
 「米子−神戸線は非常にコストパフォーマンスが高い路線」。神戸市空港事業室の岡田宏二・誘致担当部長はそう評価する。最安運賃3800円、所要時間約40分、双方から日帰りが可能なダイヤと3拍子そろった点が高評価の理由だ。

 誘客面では、人口154万人を擁する神戸市、260万人の大阪市、神戸空港と陸路でつながる四国などが市場となる魅力は大きい。鳥取県関西本部観光・情報発信チームの玉野俊雅チーム長は「大阪市民は神戸空港は隣県の空港とのイメージがあり、梅田から40分程度とPRすると驚かれる。認知されれば利用も増える」とみる。

4613とはずがたり:2013/12/21(土) 20:41:15

米航空合併 連合移籍、日本は明暗
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/business/snk20131214096.html
産経新聞2013年12月14日(土)07:57

 米航空大手アメリカン航空の親会社AMRと、USエアウェイズが9日に合併を完了し、旅客輸送実績で世界最大の航空会社「アメリカン航空グループ」が誕生した。米国の航空大手はユナイテッド航空、デルタ航空を含めた「3強体制」となる。日本航空と全日本空輸の今後の戦略にどう影響するかが注目される。

 国際的な航空会社間の航空連合には、「スターアライアンス」と「スカイチーム」、「ワンワールド」の3つがある。同じ陣営内で共同運航(コードシェア)やマイレージの共通化などを行い、世界規模で利用者の囲い込みを進めてきた。

 アメリカンとUSエアの航空便は当面、併存する。現状、アメリカンは日航と同じワンワールドの、USエアは全日空と同じスターアライアンスの一員だが、今回の合併に伴い、USエアは来年3月30日にスターアライアンスを脱退し、同月31日にワンワールドに正式加盟することになった。

 日航は2011年から合併前のアメリカンと太平洋路線で共同事業を展開。コードシェアだけでなく、運賃やダイヤの調整を行うなどしている。米国の国内線に強みを持つUSエアの路線網がアメリカンに加わることで、日航は「利用客の乗り継ぎ利便性が向上する」(広報)と期待する。

 一方、全日空は09年からUSエアと日米間や米国内でコードシェアを行ってきたが、USエアがスターアライアンスから脱退するため、コードシェアを解消する方向で調整している。

 全日空は同じスターアライアンスに加盟するユナイテッド航空と、太平洋路線などで共同事業を手がけている。篠辺修社長は「ユナイテッドとの共同事業を粛々と進めて、ネットワークを強化していけば十分やれる」と語り、逆風は限定的との見方を示す。

 世界の航空業界では、米国での合従連衡の一方で、格安航空会社(LCC)や中東勢の台頭も著しい。バークレイズ証券の姫野良太アナリストは「日本の大手2社は国内市場の足固めや、地理的に近く航空需要の拡大が見込めるアジアの取り込みを強化すべきだ」と指摘している。

4614とはずがたり:2013/12/21(土) 20:42:33

新生アメリカン航空が発足 米航空は3メガ体制に
http://news.goo.ne.jp/article/asahi/nation/TKY201312100008.html
朝日新聞2013年12月10日(火)09:55

 【ニューヨーク=畑中徹】米航空大手アメリカン航空の親会社「AMR」とUSエアウェイズは9日に合併を完了し、新しい航空会社「アメリカン航空グループ」が発足した。旅客輸送実績で、米ユナイテッド・コンチネンタル・ホールディングスを抜いて、世界最大の航空グループが誕生した。

 近年、米航空業界は大手同士の企業合併・買収(M&A)が相次いだ。これで、米国の大手航空会社は、新生アメリカン航空とユナイテッド、デルタ航空の「3メガ」に集約される。

 新生アメリカンは、日本航空などと同じ航空連合の「ワンワールド」に所属。USエアは現在の「スターアライアンス」を2014年3月下旬に離脱し、全日本空輸との提携関係も解消する方針だ。

4615チバQ:2013/12/23(月) 21:02:47
http://mainichi.jp/select/news/20131222mog00m040001000c.html
エアバス:JALが発注したA350 明るくワイドな機内
2013年12月22日


エアバスA350には燃費が良い新しい翼と高性能で低騒音のロールスロイスエンジンが搭載される。現在完成しているのは基本となる900型で今後1000、800型など派生形も開発される=チャーリィ古庄さん撮影
写真特集へ 日本航空(JAL)が56機を発注したことで注目を集めた欧州の旅客機メーカー、エアバスの次世代の大型機A350。6月に試験飛行を成功させた直後のJALからの受注は日本中を驚かせた。

 エアバスは世界の旅客機の約半数のシェアを誇る。格安航空会社(LCC)がメインで使用する小型機A320シリーズから総2階建ての巨大なA380まで、さまざまな旅客機のラインアップをそろえている。しかし、日本でのシェアはLCCやスターフライヤーの主力機材としてA320が多用されているぐらいで、10%台でしかなかった。JALでは合併した日本エアシステム時代のA300を除けば初めての発注となる。

 A350はまだテスト機が飛行しただけにもかかわらず、世界約40の航空会社からおよそ800機を受注。JALは基本仕様となるA350−900(ファースト、ビジネス、エコノミークラスで315席)を18機。胴体延長型で369席のA350-1000を13機オーダーした。さらにオプションと呼ばれる仮発注を25機、合計56機をオーダーし2019年の納入を予定している。これは現在、JALの国内幹線、国際線主力機材として使用されているB777に代わる機材として計画されていて、JALもグローバルエアラインと並びエアバス、ボーイングの両社の機体を使用するようになる。

 これまで日本の航空業界といえばボーイングばかりを使用した歴史があり、ジャンボ機とも呼ばれる747をはじめ、大型機の主力である777、そして最新ではあるがトラブルの報道が絶えない787などが知られている。一方、ボーイングのお膝元であるアメリカの航空会社をはじめ、世界の航空会社は導入時に相見積もりを行い複数社の条件を見比べて、良い条件を出させるというのが基本だ。さらに新型機は開発が想定よりも進まず納入が遅れることも多く、結果として機材計画や乗務員訓練、路線策定など航空会社の経営に影響を及ぼす恐れも多々ある。そのため世界的には価格面に加え、納入や調達リスクを分散するために大手航空会社はエアバス、ボーイングの2社に発注するのが主流となっており、JALもその流れに乗ったというわけだ。

 JALが導入を決めたA350の製造拠点はフランス南部のトゥールーズにある。ここでは180人乗りの小型機A320から世界最大のA380まで、エアバス社の主力旅客機が製造されていて、エアバス社の前身の会社では超音速旅客機コンコルドも製造され歴史ある工場でもある。12年、A350専用の最終組み立て工場が完成した。この工場にはイギリス、スペイン、ドイツなどにあるエアバスの工場から大型部品がA300−600STベルーガと呼ばれる専用輸送機で運び込まれる。A350は現在、テスト機である5号機までが製造されたにすぎないが、テストが終了し体制が整えばただちに量産型機の製造にとりかかれるように治具が用意され、生産工程も整えられている。そして運航が開始された数年後には月産10機という大型機としては驚異的な量産体制が整うことになる。初号機の納入は14年後半でカタール航空にデリバリーされ、その頃には工場内は活気づいているはずだ。

 今回はコックピットと客室を見せてもらったが、コックピットは大型モニターが並び、従来の操縦室のイメージであった丸い計器は姿を消した。エアバスはA320以降、操作システム、位置、操縦の感覚が同じように設計されているためエアバスの他機種の操縦資格を持っていればA350をはじめA380、A330など他の機種へパイロットが移行する訓練時間が少なくてすむ。これは航空会社にとっての負担も少なくボーイング機よりもメリットが大きい。また機内は明るくワイドで、エコノミークラスではライバル機よりも座席幅が広めの18インチ(45.72センチ)を推奨。客室の空調も従来よりも地上に近い気圧設定ができるようになっているため長距離フライトで体にかかる負担がこれまでより軽くなるだろう。

 またシステムにおいての特徴は、騒音をおさえた燃費の良い新型ロールスロイスエンジンや、カーボン素材を使用した軽くて丈夫なボディー、空力性能を最大限に考えた翼など最新テクノロジーを満載しているが背伸びしていない点だ。一方で、ボーイング787のバッテリートラブルを受け、メインバッテリーにリチウムイオン電池は導入せず従来のニッケルカドミウム電池を使用するなど、安定した技術も採用している。

4616チバQ:2013/12/23(月) 21:03:16
 これらの各システムや素材には日本のメーカーの部品も多数使用され、コックピットの大型モニターは上空の強い光でも画面が見やすい横河電機のものだ。また、タイヤは自動車でおなじみのブリヂストン、ボディーの炭素繊維は量産機からは帝人、東レや東邦テナックスのものが使用されることも示唆しており、およそ5%強のパーツが日本企業のもので構成する計画となっている。(航空写真家・チャーリィ古庄)

4617チバQ:2013/12/24(火) 22:48:19
http://www.afpbb.com/articles/-/3005572
予約したい航空会社と避けたい航空会社、英調査
2013年12月24日 14:49 発信地:英国
【12月24日 Relaxnews】英国発着の航空便をお探しなら、最新の調査で選ばれた「最高の航空会社」と「最悪の航空会社」を参考にされてはどうだろうか。

 英消費者団体「Which?」が1万2000人の乗客を対象に行った調査によると、長距離キャリア部門では87%の支持を集め、ニュージーランド航空(Air New Zealand)とシンガポール航空(Singapore Airlines)が同率でトップの栄冠に輝いた。

 評価の基準となったのは、機内エンターテイメントの充実度、機内食と飲み物、定時性、お得感など。

 一方、イギリス海峡(English Channel)のフランスに近い英領のチャネル諸島(Channel Islands)とロンドン(London)・ガトウィック空港(Gatwick Airport)などを結ぶオーリニー・エア・サービス(Aurigny Air Services)が、搭乗手続きや広々としたレッグルーム、座席の快適性、定時性、清潔さなどの点が評価され、最高の短距離キャリアに選ばれた。

 また、短距離部門ではスイス・インターナショナル・エアラインズ(Swiss International Airlines)とノルウェー・エアシャトル(Norwegian Air Shuttle ASA)も高い支持を集めた。

 一方、その反対の(低い)評価を受けた航空会社は、スペインのイベリア航空(Iberia)とアイルランドの格安航空会社(LCC)ライアンエア(Ryanair)だった。

 調査は全部で22の短距離キャリアと24の長距離キャリアを対象に行われた。すべての結果はWhich? Travel誌の2014年1月号で見ることができる。(c)Relaxnews/AFPBB News

4618チバQ:2013/12/26(木) 21:08:03
http://mainichi.jp/select/news/20131226k0000e020286000c.html
関空:LCC専用第3ターミナル、16年度開業を発表
毎日新聞 2013年12月26日 14時44分

 新関西国際空港会社は26日、関西国際空港に格安航空会社(LCC)専用の第3ターミナルを建設し、2016年度に全面開業すると正式に発表した。15年度に着工し、駐機場など一部施設の運用を始める。第3は、昨年10月に開業した第2ターミナル横に設け、国際線専用にする。第2はLCCの国内線専用にする。

 円安効果や政府の観光ビザ発給要件の緩和もあり、日本を訪れる外国人は20日に初めて年間1000万人を突破。関空国際線の外国人利用客数も過去最高を更新した。関空には国内最多のLCC10社が就航しており、第3の整備でLCC戦略の強化を鮮明にする。

 第3は第2の横に建設し、航空会社の施設が並ぶチェックイン棟で結ぶ。第2と同様に鉄骨平屋建て(一部2階建て)で、チェックイン棟を合わせた延べ床面積は約3万3000平方メートル。

 第2の改修と第3の新設などによる総事業費は約120億円の見込み。ピーチ・アビエーションは保有する飛行機を現在の11機から15年末までに17機に増やす方針で、第3でもピーチの増便を優先する。第3に保有できる飛行機は小型機で11機分で、第2の9機分(小型機)と合わせて20機が駐機できる。これで他のLCCの新規就航や増便に対応できるようにした。第2と第3を合わせた年間旅客は800万人を見込む。

 記者会見した安藤圭一社長兼CEO(最高経営責任者)は「関空のLCC利用者は数年内に年1000万人を超え、今のターミナルの許容量を超える。どんどん広げていきたい」と話した。【新宮達】

4619チバQ:2013/12/27(金) 22:57:30
http://www.chibanippo.co.jp/news/local/172431
春秋日本が機体披露 中国客の国内移動に照準 成田空港
2013年12月27日 15:17
来年5月の就航を前に、機体と制服を披露する春秋航空日本のスタッフ=26日、成田空港 中国の格安航空会社(LCC)の春秋航空が日本国内資本と設立した新LCCで、来年5月末から国内線で就航予定の春秋航空日本(成田市)は26日、拠点となる成田空港で機体や客室乗務員らの制服を披露した。王煒会長や鵜飼博社長ら幹部が記者会見も行い、中国からの訪日観光客が日本国内を移動する需要も取り込む考えを強調した。

 同社によると、資本金は現在60億円で、出資比率は中国・上海に拠点を置く春秋航空本体が3分の1、残りは日本の投資事業組合や製造機器メーカーという。

 まず、来年5月末から成田と高松、佐賀、広島をそれぞれ結ぶ路線を1日2往復する予定。高松と佐賀には春秋本体の上海線があり、両空港や同じく上海線がある茨城空港を経由した中国人客の利用を想定する。運賃やダイヤは来年1月末にも明らかにする見込み。

 緑がイメージ色で機体のロゴには日本を意識して桜もあしらった。京成公津の杜駅ビルに本社を構えており、空港内にも運航管理拠点を置く。従業員数は就航時に250人を見込み、保有機は来年中に5機、2017年には20機を目指す。


http://www.sankeibiz.jp/business/news/131227/bsd1312270501000-n1.htm
国内4社目LCC「春秋航空 日本」 5月就航へ制服など披露2013.12.27 05:00

 中国の格安航空会社(LCC)の春秋航空が33%を出資し、来年5月末から成田空港を拠点にLCCとして国内線の運航を開始する「春秋航空日本」(千葉県成田市)は26日、同空港内で、使用する機材や客室乗務員らの制服を披露した。

 機材はボーイング737−800(座席数189席)を使用。白をベースに日本を感じさせる桜の花をあしらったほか、垂直尾翼などにはイメージカラーである緑を組み合わせた。客室乗務員らの制服は緑を基調とし清楚さや優しさを打ち出した。

 春秋航空日本は来年5月末から成田−佐賀、高松、広島の3路線を各1日2往復運航する。運航ダイヤは来年1月以降に決まる見通し。国内線を運航するLCCは4社目。

 この日記者会見した王●会長は、運賃について「他社に負けずに、利用者の利便性を図れる運賃にしたい」と語った。

 ●=火へんに偉のつくり

4620荷主研究者:2013/12/28(土) 23:34:44

http://www.oita-press.co.jp/localNews/2013_138361286877.html
2013年11月05日 09:52 大分合同新聞
大分空港利用者が回復傾向 15.3%増

利用者数の回復基調が続く大分空港

 大分航空ターミナル(国東市)によると、大分空港の2013年度上半期(4〜9月)の利用者数は83万3412人で、前年同期に比べ15.3%増となった。景気の回復傾向を背景に、格安航空会社(LCC)の就航や大分―東京(羽田)線の増便、機材の大型化で利用が広がったとみられる。

 利用者数は2011年度に東日本大震災などの影響でビジネス、レジャー旅行を控える風潮から落ち込み、上半期は64万7753人(年間約138万人)となった。12年度の上半期は72万2798人で、本年度も回復基調が続いている。

 3月末に大分―成田線に就航したジェットスター・ジャパン(本社・千葉県成田市)は「就航以来、月間の搭乗率は約7割で推移している。全国の路線の中でも一定のニーズが見込め、積極的に展開していきたい」と意欲を見せる。

 成田線との競合が予想された東京線を運航する3社のうち、ソラシドエアは同時期に1日3往復から4往復に増便した。「上半期の利用者数は約2万人増えたが、搭乗率(59.1%)は昨年同期より7.8%下がった。競争が厳しい路線なので自治体と連携するなど他社との違いを強調したい」としている。

 全日空と日本航空の各路線の利用者数はほぼ例年並みのペースを維持しているという。全日空は北部九州総体や東京ディズニーリゾート30周年などの需要増を見込んで6月以降は一部の便で機材を大型化。昨年同期に比べ大分からの利用が増えているという。

 日本航空はビジネス需要増を受け、本年度から大分―大阪(伊丹)線を1往復増の1日3往復にした。

 一方、唯一の国際線であるソウル線は北朝鮮をめぐる情勢不安やウォン高などの影響で、大分からの利用が伸び悩んでいる。

4621チバQ:2013/12/30(月) 11:04:38
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20131230-OYT1T00165.htm
海外LCCが日本路線拡大…伸び代注視、中国も

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 アジアを中心に海外の格安航空会社(LCC)が、日本での路線を増やしている。

 LCCの利用者が海外に比べて少ない日本では、シェア(市場占有率)拡大の余地が大きいとみているからだ。

 中国のLCC、春秋航空の傘下にある「春秋航空日本」は2014年5月末から、成田と広島、高松、佐賀の3都市とをそれぞれ結ぶ3路線を就航する。春秋はすでに、上海から茨城、高松、佐賀の各都市に乗り入れる国際線を就航しており、乗り継ぎを便利にすることで日本を訪れる中国人観光客の取り込みを狙う。

 今年12月時点で、日本に国際線定期便を飛ばしている海外LCCは12社に上り、その大半はアジアの会社だ。各社とも積極的に路線を増やし、セブ・パシフィック航空(フィリピン)は今月から関西国際空港―マニラ線を増便、エアアジアX(マレーシア)は中部国際空港―クアラルンプール線を14年3月に就航する。

 海外勢が相次いで日本での路線を増やしているのは、日本のLCCが誕生してからまだ1年半程度で、市場全体の伸びしろが多いためだ。座席数と運航距離をかけ合わせた「輸送能力」をみると、LCCのシェアは日本では3%にとどまり、東南アジアの52%、西欧の39%を大きく下回る。

 こうした海外勢の動きに対抗し日本のLCCも新規路線を開設。ピーチ・アビエーションは来年1月、関西―台湾・高雄線を就航、エアアジア・ジャパンから社名を変え今月20日に運航を始めたバニラ・エアは、来年3月に成田―ソウル線を始める。国土交通省が今年9月、LCC利用者約1300人に行ったアンケートでは、6割以上が、LCCの就航によって飛行機の利用回数が「増えた」と答えた。国交省は「LCCが、これまであまり飛行機を利用しなかった層の需要を掘り起こしている」と分析している。(大郷秀爾)

(2013年12月30日09時38分 読売新聞)

4622チバQ:2013/12/30(月) 11:05:23
http://toyokeizai.net/articles/-/27523

中国発"黒船LCC"は国内線をこう攻める

「春秋航空日本」は地方からの風に乗れるか


鳥海 高太朗 :航空・旅行アナリスト 帝京大学非常勤講師









2013年12月30日


2014年、日本の国内線LCC(格安航空会社)市場に“黒船”が襲来する――。中国・上海を拠点とする春秋航空が中心となって設立した「春秋航空日本」。来年5月末、同社は成田―広島、高松、佐賀の国内線3路線に就航する予定だ。

これに先立ち、2013年12月26日に成田国際空港で機体と客室乗務員の制服が披露された。就航当初は、3路線を毎日各2往復で運航する予定。5年かけて、ボーイング737-800型機を20機まで増やす計画だという。

あえてマイナー路線を選択

春秋航空日本は、国内で4社目となるLCCだ。2012年に就航したジェットスター・ジャパン、エアアジア・ジャパン(現・バニラエア)、ピーチ・アビエーションは、いずれも那覇、札幌などの主要都市を中心に路線網を展開しているのに対し、春秋航空日本は広島、高松、佐賀を就航先に選んだ。

これは、親会社である春秋航空と歩を一にしたものだ。同社が上海から日本に飛ばしているのは、国内空港の中でも着陸料が相対的に安い茨城、高松、佐賀の3つ。国内線の就航地も、あえて主要空港を使わず、中国地方の中核都市である広島、そして春秋航空の上海線が就航する高松、佐賀を選んだ。

広島はLCC未就航地であり、284万という県民人口を考えると、低運賃が実現されれば、首都圏と広島を結ぶ新ルートとして定着する可能性は高い。また、原爆ドームや厳島神社といった世界文化遺産を訪れる外国人旅行客の需要も想定される。

春秋航空の上海からの国際線は利用者の大半が中国人で、同社の旅行部門である春秋旅行社が主催するツアー参加者も多い。現在は茨城、高松、佐賀の各空港から貸し切りの観光バスを走らせ、地方空港を上手に活用している。

今回、春秋航空日本の国内線が就航することで、中国からの旅行者がまず高松や佐賀に入り、高松であれば四国や明石海峡大橋を越えて近畿圏で観光を、佐賀であれば九州で温泉などを楽しんだ後、春秋航空日本で成田へ向かい、東京観光を満喫し、上海への帰国便は茨城空港を利用するという流れを作り出すことができそうだ。

「地方」を味方につける


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使用機材はB737‐800。座席数は189(撮影:チャーリィ古庄)

3路線とも、基本的には個人利用客が中心となるだろう。しかし、高松、佐賀線においては、中国人観光客の国内移動だけで189席の機材を満杯にすることは難しい。経営を軌道に乗せるためには、日本人利用者を確保することが不可欠。日本人集客のキーワードは「地方」だ。

2010年の日本航空(JAL)経営破綻以降、地方空港は路線減少による空港閉鎖への危機感を強め、企業の国籍を問わず、苛烈な航空会社の誘致合戦を繰り広げてきた。特に同年に開港した茨城空港は、JAL、全日本空輸(ANA)双方が就航を見送る中、春秋航空の上海線就航が空港の知名度を大きく上げることになり、自治体も積極的にサポートしている。

高松や佐賀についても同様であり、茨城、香川、佐賀の各県民における春秋航空の知名度は既存の国内LCC3社より高い。こうした県民感情の追い風に乗って、香川県や佐賀県から東京へ安く旅行したい人をどれだけ確保できるかが、需要定着に大きく影響しそうだ。

成否を分けるポイントは、それだけではない。日本で航空会社を設立する場合、航空法の外資規制によって日本企業の出資比率が3分の2以上必要となる。春秋航空は中国の法人なので、自社の資金のみで会社を設立できない。そのため、春秋航空日本の株主構成は、親会社の春秋航空が出資上限の33%にとどまり、残りは日本企業となった。

4623チバQ:2013/12/30(月) 11:05:41
大株主に有名企業の名はなし


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機内の様子は極めてシンプル(撮影:チャーリィ古庄)

9月の記者会見では、日本側の出資企業としてIT企業、商社、旅行会社、ファンドなどが候補に挙がっていると公言していた。ただ、今回発表された出資企業は、ベンチャーキャピタル(VC)や中小企業が名を連ねた。

春秋航空の33%に次ぐ出資比率となったのが、VCのスカイスターファイナンシャルマネジメント(31%)、岡山に本社を置く山佐(25%)である。スカイスターは、茨城県などが組成した「いばらきベンチャー企業育成ファンド」の業務執行を受託している。また、山佐はスロットマシンなど遊技機器のメーカーで、航空業界とは直接的な関わりがない企業だ。

日本側の出資企業の顔ぶれによっては、春秋航空日本のイメージを大きく変えることも予想されたが、今回の出資企業にいい意味でのサプライズはなかった。9月の記者発表時と比べると、トーンダウンした感が否めない。大手旅行会社などが名を連ねれば知名度アップも期待できたが、その機会を逃したことで「中国企業の日本参入」という色彩がより濃くなった。

尖閣問題が尾を引く中、奇しくも記者発表会と同じ日に安倍晋三首相が靖国神社を参拝した。春秋航空日本の鵜飼博社長は「中長期的な視点で(ビジネスを)考えている」と、需要開拓に強気の姿勢を崩さないが、日中関係が悪化すれば、当然ながら中国からの訪日旅行客の減少、また日本人の中国企業忌避というリスクは高まる。特にメインターゲットが個人旅行客であるため、その影響はほかの航空会社より大きくなる可能性がある。

国際情勢に左右されにくい利用者の定着に向け、まずは国際線の就航実績がある高松や佐賀で、できる限り日本人乗客を増やすことが最優先課題だろう。そのためにも、利用者にとって魅力的な運賃を提示することができるか。王煒会長は「お客様の利便性を図れる運賃設定を考えていく」と語る。

自治体のサポートを背景に、どの程度の運賃水準になるのか。そこに春秋航空日本の地方路線戦略の成否を分けるポイントがありそうだ。

4624チバQ:2013/12/31(火) 12:11:29
http://kyushu.yomiuri.co.jp/news/national/20131231-OYS1T00183.htm
福岡空港の発着回数、過去最多の17万回に

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 福岡空港(福岡市)の2013年の発着回数が過去最多の約17万回になる見通しであることがわかった。格安航空会社(LCC)などが相次いで増便したことが主な要因とみられる。滑走路を使用しないヘリコプターを除いても16万4000回程度となり、スムーズに離着陸する目安の滑走路処理容量(14万5000回)を2年連続で上回る見込み。

 国土交通省福岡空港事務所などによると、滑走路処理容量は混雑しない目安で、超えても安全面に問題はない。航空機の中型・小型化による多頻度運航やLCCの就航に伴って、12年に初めて処理容量を超えた。

 13年は、LCCなどが羽田、伊丹など大都市圏への便を増やし、国際線も初めて欧州との定期便が就航。最終的には12年より1万5000回ほど多い17万1000回程度になる見込み。旅客数も06年以来となる1800万人台に達し、1900万人に迫りそうだ。

 一方で、夕方などの混雑時には、離陸や着陸の順番を待つ航空機が地上や上空で複数待機する状態になっている。

(2013年12月31日 読売新聞)

4625チバQ:2013/12/31(火) 12:11:52
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/chiba/news/20131230-OYT8T00755.htm
変わる成田空港 来年は…さよなら2013

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夕日に照らされたLCCのジェットスター・ジャパンの機体(30日、成田空港で)

 夕日に照らされた小さな航空機が、滑走路から目的地に向けて飛び立っていく。180人乗りのエアバスA320型機。成田空港で、格安航空会社(LCC)が主に使うこの小さな機体を見る機会は随分多くなった。

 5月に開港35周年を迎えた成田空港は今年、大きな転換期を迎えた。3月末に発着枠が27万回化され、オープンスカイが適用された。10月27日の冬ダイヤ開始時点では、海外101都市と結ばれ、海外就航都市数が初めて100を超えた。

 就航するLCCでは、国内3社が勢ぞろいし、国内線は17路線に増加。1〜11月の国内線旅客数は前年同期比51%も増えた。2014年度にはLCC専用ターミナルが整備され、発着枠も3万回分が増枠される。国内外を結ぶ拠点としての機能と利便性はさらに向上する。

 一方で、周辺自治体との合意に基づき、出発地の悪天候などやむを得ない場合に限り、午後11時台の離着陸を認める離着陸制限時間の弾力的運用も3月末に開始され、今月29日までに35件が実施された。騒音直下の住民への負担増が、空港の発展を支えていることは、忘れてはならない。

 20年東京五輪・パラリンピック開催が決まり、富士山が世界文化遺産に登録され、訪日外国人旅行者数1000万人が達成された。そんな今年もあと1日。観光客を気持ち良くお迎えするため、これからも安全で安心な空港であってほしい。(写真と文 増田剛士)

(2013年12月31日 読売新聞)

4626チバQ:2014/01/04(土) 16:52:35
http://www.sankeibiz.jp/business/news/140103/bsd1401030502004-n1.htm

【業界展望】国内LCC、競争激化は必至 中国系参入、成田拠点組も巻き返し (1/4ページ)
2014.1.3 07:47


 低運賃を売りに相次ぎ事業展開に乗り出している国内の格安航空会社(LCC)。関西空港を拠点とするピーチ・アビエーションが好調な半面、成田空港が拠点の2社は苦戦が続く“西高東低”の図式にあるが、2014年は成田拠点組が巻き返せるかが注目される。5月末には中国のLCCなどが出資する春秋航空日本が成田を拠点に国内線の運航を開始する予定で、競争はさらに激化する。

 乗り継ぎ需要に照準

 「上海をベースとする中国の(LCCの)春秋航空と、成田がベースの春秋航空日本が協力してネットワークをつくれば、日中両国の利用客のニーズに迅速、的確に応えていける」。昨年12月26日、成田空港で記者会見した春秋航空日本の鵜飼博社長はこう語り、自信を示した。

 同社に33%を出資する中国の春秋航空は、上海発着で茨城、高松、佐賀の国際線3路線を運航している。春秋航空日本は5月末から成田と高松、佐賀、広島を結ぶ便をそれぞれ1日2往復運航する予定で、春秋航空と連携し、中国からの訪日客の乗り継ぎ需要を取り込む狙いだ。

 一方、成田拠点組で先輩格に当たるバニラ・エアとジェットスター・ジャパンは、捲土重来(けんどちょうらい)を果たせるか正念場を迎える。

 バニラ・エアは、業績低迷で昨年10月に運航を終えた国内LCCのエアアジア・ジャパンが前身。昨年6月にはANAホールディングスが完全子会社化し、昨年11月に現在の社名に変更した。再出発にあたってはリゾート・レジャー路線を中心に据え、国際線に比重を置く。将来的には国際線と国内線の比率を7対3とする方針。

 バニラ・エアとして運航を始めた昨年12月20日の早朝、成田空港では那覇行きの初便に搭乗する166人の乗客を石井知祥社長が自ら見送った。この日は成田−台北線も就航。1月29日に成田−札幌線、3月1日には成田−ソウル線を開設する予定で、石井社長は「これまでの経験を生かし、新しいLCCをつくっていく」と再起を誓う。

 ジェットスター・ジャパンも経営環境が厳しい。関空を第2の拠点空港とする計画は遅れ、機材の稼働率が高まらない中、13年6月期決算で88億円強の最終赤字を計上し、自己資本は5億円強にまで減った。昨年10月末には大株主の日本航空と豪航空大手カンタス・グループが110億円の追加出資を行うなど、経営立て直しが最優先課題だ。

4627チバQ:2014/01/04(土) 16:52:55
 日航の植木義晴社長は「LCCの事業は、少なくとも3年程度のベースで見ていくべきだ」と語り、当面は再建の行方を注視する考え。「日本市場に適応するためのヘルプを提供していきたい」とも述べ、必要に応じて再建を後押しするノウハウの伝授なども行うとしている。

 成田拠点組が苦戦する中、気を吐くのが関空を拠点とするピーチ。13年4〜9月の就航率は99.8%、定時運航率は約85%と運航状況は安定しており、14年3月期決算での最終黒字化が視野に入ってきた。井上慎一最高経営責任者(CEO)は「単年度黒字になれば、(国内LCCが)事業として成立することを示せる」と意欲を燃やす。

 巧みなブランド戦略などが貢献し、潜在需要を着実に掘り起こしている。それでも井上CEOは「よく『勝ち組』といわれるが、私を含め(社内では)だれもそう思っていない」と気を引き締める。14年は那覇空港を第2の拠点空港とする方針。那覇から片道4時間程度で飛べるベトナムやタイへの就航を視野に入れている。16年3月期までに累積損失を一掃する考えだ。

価格戦略など課題

 円安進行で燃料費の負担が増し、LCCにとって生命線といえる運賃の値上げ圧力が強まっている。バークレイズ証券の姫野良太アナリストは「国内線では価格戦略をどう立てるのか、国際線では路線網の展開がうまくいくのかがポイントになる」と指摘しており、各社の経営手腕が試される。(森田晶宏)

4628チバQ:2014/01/04(土) 16:54:15
http://www.sankeibiz.jp/business/news/140102/bsd1401020731001-n1.htm

今年で関空20周年、新たな出発点へ 海外旅行者の玄関口として存在感 (1/3ページ)


2014.1.2 07:30

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関空開港で記念フライトをした超音速旅客機コンコルド。2003年に引退したが、日本の最終フライト地は関空だった

関空開港で記念フライトをした超音速旅客機コンコルド。2003年に引退したが、日本の最終フライト地は関空だった【拡大】


 「関空(かんくう)」の略称で親しまれる関西国際空港が今年9月4日で開港20周年を迎える。最近では格安航空会社(LCC)が参入して、航空業界の競争が激しくなったことで、20年前と比べて航空運賃は大幅に値下がりし、飛行機を利用しやすくなった。開港当時は、国内のビジネス客や観光客がメーンの利用者だった関空だが、今や東南アジアや中国、台湾などの海外からの旅行客を受け入れる玄関口としての存在感も高めている。

 冬の関空−。午前7時過ぎ、第2ターミナルに並ぶLCCのピーチ・アビエーションの機体尾翼を、葛城(かつらぎ)山から昇る朝日が照らした。早朝はLCCの出発のピーク。滑走路を抜けた機体が次々と飛び立っていった。

 ピーチは平成24年3月に関空を拠点にして就航。成田や那覇など国内9路線、国際5路線を運航する。1月18日には、関空と台湾・高雄を結ぶ路線が開設される。台湾からは台北(桃園)に続き2路線目。関空−高雄便は日本の航空会社では初めてだ。

 関空が開港した平成6年は、バブル崩壊による景気悪化が鮮明化。失われた10年、20年といわれる日本経済の長期低迷の入り口に立ったときだったが、ようやく明るさがみえてきた。

 関空開港で記念フライトをした超音速旅客機「コンコルド」。2003年に引退したが、日本の最終フライト地は関空だった

 牽引(けんいん)役になっているのは海外からの観光客だ。強みはまずその立地。観光業界では、到着した空港から、鉄道やバスで2時間程度で行ける圏内が観光客の主な移動範囲といわれる。

 関空を拠点にすれば、京都や奈良といった日本を代表する観光地のほか、古来の霊場として注目を集める高野(こうや)山、海岸景勝地と温泉が人気の南紀白浜もそのエリアに入る。

 「和食」がユネスコの無形文化遺産に登録されることが決まり、日本文化への関心が一段と高まる中、近畿への観光客が増える可能性も出てきた。

 今年3月からは、開港以来の大規模改修に乗り出す。国際線出発エリアの2カ所にそれぞれ、約500平方メートルの大型免税店を新設。免税店エリアを現在の1・4倍に広げ、外国人旅行者向けに家電製品売り場を充実させる。

 空港としての魅力を高め、関空から再び帰国してもらえるルートを作るのが狙いだ。9月に一部を先行開業し、27年3月末までに全面オープンさせる計画。開業から20年になる関空は新たな出発点に立つ。

4629荷主研究者:2014/01/05(日) 15:19:45

http://www.hokkaido-np.co.jp/news/economic/511443.html
2013年12/21 09:26 北海道新聞
新千歳空港の乗降客が歴代2位 ビジネス客や国際線好調 2013年1870万人に

 【千歳】国土交通省新千歳空港事務所は20日、国内線と国際線を合わせた同空港の2013年乗降客数が1870万人前後となり、歴代最多だった02年の1883万人に次ぐ2位となる見込みだと明らかにした。羽田線のビジネス客が堅調だったほか、国際線利用客の増加が寄与した。

 同事務所が同日発表した11月までの累計乗降客数は前年同月比7・1%増の1725万2631人だった。

 11月単月の航空概況によると、国内線の乗降客数は135万8273人で前年同月比6・9%増。羽田線が75万3978人(前年同月比8・1%増)と好調に推移。同事務所は「景気の回復傾向により、ビジネス客の動きもいい」と分析する。

 一方、成田線は7万635人で同9・2%の減少。成田を拠点にしていたエアアジアが10月下旬で運航を終了した影響とみられる。

 11月の国際線は8万8426人で同23・9%増。台北線が3万4658人(同19%増)とけん引。バンコク線も1万5406人で同2・6倍となった。国際線の11月までの累計乗降客数は114万4044人(同17・1%増)で、過去最多だった昨年の年間107万人を大きく上回る。

4630チバQ:2014/01/07(火) 20:50:48
http://www.sankeibiz.jp/business/news/140107/bsk1401070621006-n1.htm
タイで激しさ増すLCC競争 ノックエア、長距離専門合弁設立 (1/2ページ)2014.1.7 06:20

バンコクのドンムアン空港に駐機するノックエア機。同社はシンガポールLCCとの合弁で長距離分野を強化する(ブルームバーグ)【拡大】
 タイで格安航空会社(LCC)の競争が激化している。地場LCC2位のノックエアは、シンガポールのLCCスクートと長距離便を専門とする合弁会社「ノックスクート」をタイ国内に設立し、アジアLCC最大手のエアアジア(マレーシア)を追撃する方針を打ち出した。出資比率はノックエアの51に対してスクートが49で、当初の出資額は合計20億バーツ(約63億円)とみられている。タイの現地紙バンコク・ポストなどが報じた。

 ノックスクートは早ければ2014年後半に航空機2〜3機で運航を開始する予定。拠点となるタイの首都バンコクにあるドンムアン空港と、日本や韓国、中国北部など東アジアの数都市を結ぶ。使用する機材は米ボーイングのB777−200となる見通しだ。

 これに対し、エアアジアはドンムアン空港を拠点とする長距離専門子会社「タイ・エアアジアX」をすでに設立し、14年4月までの運航開始を目指している。使用機材は欧州エアバスのA330−300が2機で、就航先はノックスクートと同様、東アジアになるとの見方が大勢を占める。

 ノックエアは13年1〜9月の最終利益が前年同期比で約3倍の9億2100万バーツに達したほか、同期間中の利用者数も430万人で12年通年の410万人を超えるなど経営は順調だが、路線は国内線が中心で国際線はミャンマー便のみだ。同社が合弁による路線拡大に踏み切った背景には、エアアジアの動きがあるとみられている。

 ノックエアのパティー最高経営責任者は「タイの利用者に高水準のサービスを提供するのが務めだと考えている」と述べたほか、外国人旅行者を国内に呼び込み、タイ経済の活性化に貢献することも合弁会社設立の理由だと説明。長距離分野の強化に意欲を示した。

 タイの航空市場は、インドネシアLCC最大手ライオン・エアの現地法人タイ・ライオン・エアが13年12月に就航を果たすなど新たな進出も相次ぐ。価格競争などもいっそう激しさを増していく見通しで、14年も目が離せない1年となりそうだ。(シンガポール支局)

4631チバQ:2014/01/10(金) 22:12:57
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/140110/plc14011014210016-n1.htm
地方空港の着陸料引き下げ 新規、増便で80〜30%
2014.1.10 14:20
 国土交通省は10日、航空会社が支払う地方空港の着陸料を、新規就航や増便に限って3年間80〜30%割り引く方針を決めた。地元自治体と航空会社が効果的な集客策を提示することが条件。航空会社の負担を軽減し地方路線の拡大につなげる狙いで、今秋のダイヤ改正に合わせて実施する。

 対象は、国が管理する28空港のうち、羽田を除く地方都市の空港。新規路線や既存路線の増便をする際に、自治体などが集客策を提案、国の有識者委員会が審査して、引き下げを認めるか判断する。

 割引期間を3年間としたのは、路線の運航が軌道に乗るまでの支援と位置づけたため。割引率は、1年目80%、2年目50%、3年目30%と徐々に縮小する。着陸料は運航する機種によって異なる。

 国交省は、4月にも公募を開始し、10月のダイヤ改正期までに、引き下げる空港を決定する。

4632とはずがたり:2014/01/12(日) 17:37:12

鳥取空港:「鳥取砂丘コナン空港」知事が愛称提案
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/nation/20140112k0000m040009000c.html
毎日新聞2014年1月11日(土)17:42

 鳥取空港の愛称に「鳥取砂丘コナン空港」が急浮上している。4日のイベントで平井伸治知事がこの名を愛称として提案。鳥取市の竹内功市長も10日の記者会見で「空港の華やかさが高まる。積極的に実現を目指したい」と愛称化に賛同した。

 平井知事は4日、北栄町で開かれたイベントに出演。打ち合わせで、漫画「名探偵コナン」の作者、青山剛昌さんから提案され、あいさつの際に「鳥取砂丘コナン空港」を愛称にする構想を披露した。

 鳥取市によると、国内外で1億4000万部以上が発行されている名探偵コナンは海外でも知名度が高く、「コナン」の名を空港に付けることで海外からの誘客も期待できる。漫画のPR力を生かして、鳥取砂丘や山陰海岸ジオパークの知名度アップも図りたいという。

 ただ「コナン」の名称の使用には著作権の問題などがあり、「実現には数年はかかる」(鳥取市)。同市は今後、県東中部、兵庫県北但西部の官民27団体で組織する「鳥取空港の利用を促進する懇話会」などと協力し、実現を目指す。

 また、3月30日から同空港の羽田便が5往復に増便。今月20日ごろ、新ダイヤが発表されるという。【川瀬慎一朗】

4633チバQ:2014/01/14(火) 23:21:01
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/saga/news/20140113-OYT8T00898.htm
県、LCC定着に力



ソウル線を使い佐賀空港に到着した観光客ら 佐賀空港に格安航空会社(LCC)の国際路線が開設し、今月18日で2年を迎える。昨年末には韓国・ティーウェイ航空のソウル(仁川国際)線が就航し、中国・上海線と合わせて週計6便となった。県は、路線の定着を目指し、外国人観光客の誘致に向けた取り組みに力を入れている。(村岡経世)

 「外国人観光客が滞在しやすい街になるよう、しっかり努力したい」。ソウル線が就航した昨年12月20日、佐賀空港で出迎えた古川知事は、同社関係者や旅行客らを前に決意を語った。

 佐賀空港の国際路線は、2012年1月に就航した中国LCC・春秋航空の上海線が始まりだった。週2便でスタートし、半年後から週3便に増便。週3便のソウル線も加わり、九州主要8空港の国際線便数では6番目から4番目に浮上した。

 これを受け、県は外国人観光客の受け入れ態勢の強化策として、公衆無線LANの整備に補助を出した。昨年は宿泊施設で普及を促し、今後、旅行者が訪れる機会が多いJRの主要駅やバスセンターなど公共の場にも広げる方針。

 このほか、旅行中の外国人の問い合わせに中国語や韓国語、英語などで応じるなど、県内滞在中に言葉の問題で困らないためのサービスも検討しており、古川知事は「うまく実現できれば、外国人観光客受け入れの先進県になれる」と期待を込める。

 だが、LCC誘致を巡っては課題も残る。県は路線定着のため、着陸料のほか、団体旅行の県内宿泊者1人あたり3000円を春秋航空に補助しており、その補助額は、就航から3年間で最大で約5億4000万円に達する見込み。最終年の今年、県は近く春秋航空側との協議を迫られるが、いつまで公金で補助を続けるのか。その方針は決まっていないという。

 また、県国際戦略グループによると、上海線ではビジネス客の路線利用は増えつつあるものの、「LCCを使った県内企業の海外進出が加速するなどの成果はまだ先」と話す。4月には日本貿易振興機構(ジェトロ)の事務所が佐賀市内に設置される予定で、同グループは「LCCやジェトロをうまく絡め、企業の国際展開をサポートしたい」と意気込んでいる。

 投資に見合った効果を県民が実感できるか。今年は、その結果を出す時期を迎えている。

<ニーズ応える工夫必要>

 航空業界に詳しい早稲田大・戸崎肇教授(交通政策)に佐賀空港やLCCについて聞いた。

 ――県のLCC誘致策をどう思う。

 「九州でLCCに特化しているのは佐賀空港だけ。既存の航空会社の路線が少なくLCCが参入しやすい上に、利用者が見込める福岡都市圏やアジアに近いのでいい戦略。ただ、LCCはコストに厳しく採算が合わないと撤退も早いので、維持は難しい」

 ――LCCに公金で運航支援することは。

 「同様に取り組んでいる自治体は多いが、公金での支援には限界がある。欧州で運航支援の動きが広がった際、既存の航空会社が『公正な競争を阻害する』と訴えた例もある。搭乗率を維持して運航自体で利益を出せる観光の仕組み作りを急ぐべきだ。そうしないと、ずるずると払い続けることになる」

 ――今後の発展に必要なことは。

 「台湾など日本への関心が高い地域の路線は、全国の自治体が狙っているので競争は激烈。他の自治体に先駆けて誘致活動を進めつつ、旅行者のニーズ、不満など市場調査から見えてくる課題の解決に向けた工夫と知恵が問われる。地域間競争に勝つためには、空港運営は公共事業というより商売だという意識が大事」

(2014年1月14日 読売新聞)

4634チバQ:2014/01/14(火) 23:25:29
http://www.sankeibiz.jp/business/news/140113/bsd1401131953006-n1.htm
好調ピーチに中国系が挑戦 国内LCC「西高東低」変わるか2014.1.13 19:52
【拡大】
 低運賃を掲げ、日本でも相次ぎ就航した格安航空会社(LCC)。関西空港を拠点とするピーチ・アビエーションが好調な半面、成田空港が拠点の既存2社は苦戦からの脱却が急務で、“西高東低”の状況になっている。5月末からは、中国のLCCなどが出資する春秋航空日本が成田を拠点に国内線の運航を始める予定で、競合が一段と激化しそうだ。

 春秋日本、成田拠点に5月参入

 「日中両国の利用客のニーズに迅速、的確に応えていく」。春秋航空日本の鵜飼博社長はこう訴える。

 同社に33%を出資する中国のLCCの春秋航空はすでに、上海発着で茨城、高松、佐賀の国際線3路線を運航している。春秋航空日本は5月末から、成田と高松、佐賀、広島を結ぶ便をそれぞれ1日2往復運航する計画だ。春秋航空と連携し、中国からの訪日客の乗り継ぎ需要を取り込む。

 一方、成田拠点組で先輩となるバニラ・エアとジェットスター・ジャパンは、巻き返しが課題となる。

 バニラ・エアは、業績低迷で昨年10月に運航を終えた国内LCCのエアアジア・ジャパンが前身。社名や機体デザインなどを一新し、昨年12月に成田−那覇線、成田−台北線に就航した。リゾート・レジャー路線を中心に据え、将来的には国際線と国内線の比率を7対3とする方針。石井知祥社長は「これまでの経験を生かし、新しいLCCをつくる」と逆襲を誓う。

 ジェットスター・ジャパンは、関空を第2の拠点空港とする計画が遅れ、手持ちの機材の稼働率も高まらない中、平成25年6月期決算で88億円強の最終赤字を計上。業績悪化を受け、昨年10月末には大株主の日本航空と豪航空大手カンタス・グループから110億円の追加出資を受けたが、経営の立て直しが急務だ。

 那覇を第2拠点、アジア視野に

 これに対し、関空拠点のピーチは、巧みなブランド戦略で潜在需要を着実に掘り起こすなどした結果、26年3月期決算での最終黒字化が視野に入ってきた。井上慎一最高経営責任者(CEO)は「単年度黒字になれば、(国内LCCが)事業として成立することを示せる」と意欲を燃やす。

 同社は今年、那覇空港を第2の拠点空港とする計画だ。那覇から片道4時間程度のベトナムやタイへの就航を視野に入れている。

 円安で燃料費の負担が増し、LCCにとって生命線といえる運賃の値上げ圧力も強まっている。バークレイズ証券の姫野良太アナリストは「国内線では価格戦略をどう立てるか、国際線では路線網の展開がうまくいくかが、ポイントになる」と話す。各社の経営手腕が試されそうだ。(森田晶宏)

4635チバQ:2014/01/18(土) 00:41:17
http://sankei.jp.msn.com/west/west_economy/news/140117/wec14011707010002-n1.htm
羽田→伊丹、最終便の出発30分繰り下げ構想 ライバルは新幹線
2014.1.17 07:00
 羽田空港から大阪(伊丹)空港へ向かう最終便の出発時間を、30分程度繰り下げる構想が浮上していることが16日、分かった。羽田−伊丹便は、ビジネス利用の多い稼ぎ頭で、競合する東海道新幹線から客を奪う狙い。ただ到着は、伊丹の周辺自治体と新関西国際空港会社との協定で規定されている制限時間の午後9時ぎりぎりとなる。本格的な地元との協議は、平成26年度中の伊丹の運営権売却(コンセッション)実施後になる見通しだが、調整は難航する可能性もある。

 伊丹には、全日本空輸グループと日本航空グループが就航。関係者によると、羽田からの最終便の出発時間を延ばすことを求める要望が、航空会社側から国土交通省と新関空会社に水面下で打診されたという。

 現在のダイヤは羽田を2社とも午後7時20分にたち、伊丹に全日空が8時35分、日航が同40分に到着。1時間余りの飛行時間だが、「10分程度の短縮なら技術的に問題はない」(新関空会社幹部)ことから、国交省は伊丹着を午後9時までに収めるダイヤは可能とみている。協定では、午後9時から午前7時までの運用を禁止。ダイヤ見直しに向けた地元との協議では、到着が午後9時を過ぎる遅延便の着陸をどの程度認めてもらえるかが焦点となりそうだ。

 東海道新幹線の東京発新大阪行き「のぞみ」最終列車は、午後9時20分発車で、出発時間だけで羽田発より2時間の差があり、航空会社は夜間の空路の利便性を高めることで、収益拡大をはかる考えだ。

4636チバQ:2014/01/18(土) 23:59:18
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140118-00000212-yom-bus_all

関空・伊丹運営権1・2兆で売却へ…国交省など

読売新聞 1月18日(土)18時53分配信



 国土交通省と新関西国際空港会社が、関西国際空港と大阪(伊丹)空港の運営権を総額1兆2000億円で売却する方針を固めたことが17日、明らかになった。

 買い手が最初に払い込む額を2000億円に抑え、残りは40年程度に分けて支払う方式を採用する。新関空会社は、ほぼ同額の負債を完済できる枠組みを整える。

 全株式を保有する国に所有権を残したまま、両空港の運営権を国内外の民間企業や投資ファンドなどに期限付きで売却する。

 両空港の収益力や海外の事例などから、当初は売却額を6000億〜9000億円程度にする案も浮上していた。しかし、約1兆2000億円にも上る新関空会社の負債を考慮し、返済のめどをつけることを重視した。

4637チバQ:2014/01/20(月) 22:01:31
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-MZO7N16JTSEW01.html
エアアジア、日本で格安航空事業を準備−ANAと合弁解消で
 1月20日(ブルームバーグ):昨年6月にANAホールディングス との合弁事業を解消した東南アジア最大の格安航空会社エアアジア は、日本での事業計画を近く再始動する。トニー・フェルナンデス最高経営責任者(CEO)が明らかにした。

フェルナンデスCEOは今月17日にロンドンでインタビューに応じ、「日本は当社が非常に強気に見ている市場だ」と述べ、日本で提携先を確保し、来年サービスを開始する計画だと語った。また、ANAとの合弁で成田空港を拠点としたことは間違いだったとし、新たな日本事業ではより低いコストを達成するため成田を避ける方針だと述べた。

マレーシアに本拠を置くエアアジアは、インドネシアやタイ、フィリピンでも事業を展開している。3月にはインドで新たな合弁事業としてサービスを開始する見通し。ANAは戦略をめぐる意見相違を理由に約1年でエアアジアとの合弁を解消。合弁会社エアアジア・ジャパンを100%子会社とし、社名をバニラ・エアに変更した。

フェルナンデスCEOによると、日本からの運航サービスが来年まで開始されない理由の一部は、エアアジアが今年、インド事業の確立に重点を置くためだという。インド政府による格安航空会社の認可は「目前に迫っており」、3月にも就航する予定。

原題:AirAsia Prepares Japan Discount Airline After Split WithANA(抜粋)

4638チバQ:2014/01/20(月) 22:03:37
http://www.sankeibiz.jp/macro/news/140120/mcb1401200626012-n1.htm
ベトナム、航空市場が急回復 需要拡大、LCC台頭で競争激化 (1/2ページ)2014.1.20 06:25
 ベトナムの国内航空市場が急速に回復している。航空需要の拡大に加え、地場格安航空会社(LCC)の台頭で、同国は今年、航空各社の競争が激化しそうだ。国営ベトナム・ニューズなどが報じた。

 ベトナムの航空市場で、国内線、国際線ともに5割以上のシェアを持つ国営ベトナム航空の2013年の売上高は前年比98%増の25億ドル(約2609億円)で、利益は同162%増の660万ドルだった。同社の国内、国際線を合わせた13年の搭乗者数は当初の目標より17%増加して1470万人に達した。このうち国内線搭乗者数が880万人に上る。同国航空市場を牽引(けんいん)するベトナム航空の業績好転により、同市場は回復基調に入ったとみられている。

 ディン・ラ・タン運輸相は「業績が上向いているのはベトナム航空だけではない」と述べ、11年に就航を開始した地場LCCベトジェットエアが昨年、黒字を達成したことを明らかにした。

 ベトナムの国内線市場はベトナム航空が首位に立つが、13年のシェアは前年比7.3ポイント減の61.4%で、ベトジェットエアやジェットスター・パシフィック航空など地場LCCの追い上げにより、14年は6.4ポイント減の55%に低下するとベトナム航空は予測している。

 一方、13年のベトジェットエアのシェアは前年比9ポイント増の25%に達した。今年後半には2機のエアバスA320(標準座席数約150席)が運航を開始する予定で、13年の搭乗者数320万人を上回ることが確実視されている。14年は世界経済が回復の兆しをみせ、ベトナムを訪れる旅行客の増加が予測されることに加え、国営企業もコスト削減のためLCCを利用するようになっており、航空専門家は「14年はベトジェットエアがベトナム航空を激しく追い上げるだろう」との見方を示した。

 ベトナム民間航空局によると、13年のベトナムの航空会社4社の国内・国際線搭乗者数は前年比16.7%増の2950万人、貨物輸送量は19.6%増の63万トンに達している。(シンガポール支局)

4639チバQ:2014/01/21(火) 00:32:28
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140120-00000003-jct-soci
ANA「金髪&付け鼻」CM、内容一部修正し放送へ 「人種差別的だ」との苦情に対応
J-CASTニュース 1月20日(月)18時54分配信

 全日空(ANA)が放送しているテレビCMに、「人種差別的だ」として苦情が寄せられていることが、2014年1月20日までにわかった。

 CMは羽田空港発の国際線が増便されることをPRするもので、俳優の西島秀俊さんとお笑い芸人のバカリズムさんがパイロットに扮し、英語で会話している。

■金髪のカツラをかぶり、高い付け鼻をした姿に

 西島さんが「ハグしようか?」と問いかけるとバカリズムさんが引いたように押し黙り、西島さんが「日本的なリアクションだな」とがっかりすると、バカリズムさんが「日本人ですから」と返す。それに対し西島さんが「日本人のイメージ変えちゃおうぜ」と言い、画面が切り替わると、バカリズムさんが突然金髪のカツラをかぶり、高い付け鼻をした姿に変わっているという内容だ。

 ANA広報室によると、「今後、より世界に必要とされるように」との意図でこのCMを作ったが、その意図と違う形で受け止められて意見を寄せられているとした上で、意見は真摯に受け止めているという。今後CMの内容を一部修正し、第2弾として放送する予定とのことだ。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140120-00000038-jij_afp-bus_all
「金髪に高い鼻」は人種差別、ANA新CMに外国人から苦情
AFP=時事 1月20日(月)15時49分配信



東京・羽田空港を離陸した全日本空輸(ANA)の航空機(2013年1月31日撮影、資料写真)。
【AFP=時事】全日空(All Nippon Airways、ANA)は20日、先週末から放映が始まった同社の新テレビコマーシャル(CM)に対し、外国人をステレオタイプ化していて人種差別的だとの苦情が寄せられていることを明らかにした。個別に謝罪しているが、CMを打ち切るかどうかは未定という。

 問題となっているのは、3月から東京・羽田空港(Haneda Airport)発着のANA国際線が増便されることをアピールする30秒間のCMで、18日から放映中。ANAのパイロット制服を着た俳優の西島秀俊さんとお笑いタレントのバカリズムさんの2人が、国際線航空会社としてのANAのイメージアップについて英語で会話している内容だ。

「日本人のイメージ、変えちゃおうぜ」と西島さんが言い、バカリズムさんが「もちろん」と応じるのだが、このときバカリズムさんの見た目は、金髪のかつらと高さを強調したゴム製のおもちゃの鼻を付けた姿に変わっている。

 金髪に青い目、高い鼻といった多くの日本人が抱く魅力的な白人の典型的イメージを象徴したものだ。しかし、このCMが日本の英語ソーシャルメディア上で物議を醸している。

 日本在住のある外国出身女性は、交流サイト・フェイスブック(Facebook)のANAのページに「たった今、ANAの新しいCMを見ました。本気なの? ANAはこれが問題ないと思っているんですか!? 」と英語で書き込んだ。

 また、マイクロブログのツイッター(Twitter)上にも都内在住の外国出身者から「もし、あなたが外国人で日本への旅行を計画しているなら、ANAのように公然と人種差別をする航空会社を使っては駄目。日本でのCMを見て」との投稿があった。

 ANA広報は20日、AFPの取材に、外国人を中心に新CMへの苦情が寄せられていることを認め、不快感を与えたことについて個別に謝罪すると共に、問題提起に対し謝意を伝えていると述べた。苦情があったことは広告担当部署に伝えたが、新CMの今後の扱いは現段階では未定だとしている。【翻訳編集】 AFPBB News

4640チバQ:2014/01/21(火) 21:21:41
>>4639
てっきり、わざとやってるもんだと思ってた

4641チバQ:2014/01/21(火) 22:34:53
336 :名無しさん@お腹いっぱい。:2014/01/19(日) 19:58:15.43 ID:lzmCwY9L0
この資料の4ページを見ると全国平均でパスポートの保有率は平成24年末で24%。
圧倒的少数派ですね。

ちなみに保有率トップは想像通り東京の37%。それでも過半数に届かない。
成田がある千葉は神奈川に続く第3位の29%でした。

ちなみに最下位の青森は9%で10人に1人以下。
http://www.pref.nara.jp/secure/42697/h24ryoken-gaiyo130419.pdf

4642チバQ:2014/01/22(水) 21:33:17
http://www.kobe-np.co.jp/news/keizai/201401/0006653395.shtml
2014/1/22 07:10


神戸空港、貨物便ゼロに 3月末、全日空が撤退


航空貨物の積み下ろし作業。機体の前後2カ所で同時に行われる=神戸空港  神戸空港で唯一、航空貨物を取り扱う全日本空輸(ANA)が3月末で同空港での貨物事業を廃止することが21日、分かった。発着する航空機の小型化でコンテナでの積み下ろしができなくなり作業の手間が増えたほか、規制緩和による大阪(伊丹)空港の便数増なども響いた。神戸空港は開港8年で貨物の取り扱いがゼロになる。(高見雄樹)


 2006年2月に開港した同空港ではANAと日本航空(JAL)の2社が航空貨物を扱い、初年度に約2万6千トンを運んだ。スカイマークは当初から貨物を扱わず、10年にJALが撤退してからはANAだけになった。神戸市は開港時に年間約5万トンの貨物需要を見込んだが、一度も達成できなかったことになる。

 12年度の貨物取扱量は、羽田、新千歳、那覇の3路線で計約7500トンと06年度の約3割にとどまった。各路線とも日本郵便の郵便物が多く、沖縄からの到着便は泡盛などの酒、沖縄への出発便では米が目立つという。

 ANAによると、大型機であればコンテナをそのまま積み込めるが、旅客数の減少などで小型機が増えたため、手作業が必要になり、効率が大幅に低下した。広報室は「近くに関西国際空港と伊丹があり、十分に対応できる」としており、長距離便が増えつつある伊丹などに貨物を集約してコスト削減につなげる狙いもあるとみられる。

 同社は、市の外郭団体「神戸空港ターミナル」から年間約5千万円で借りている貨物ターミナルの建物も返却する方針。

 市空港事業室は「貨物は空港の大切な機能の一つで廃止は残念。再開に向け、航空会社に機材の大型化を働きかけたい」としている。

4643チバQ:2014/01/22(水) 21:43:11
どこも儲からなさそうだなあ
http://www.jiji.com/jc/c?g=eco_30&k=2014012200903
日航、国内6路線復活=羽田−ホーチミン線を申請
 日本航空は22日、過去に廃止した国内6路線の運航を再開すると発表した。2005年3月で打ち切った大阪(伊丹)−女満別線は7月19日から、10年1月の経営破綻後に廃止した伊丹−松本、札幌(新千歳)−出雲、新千歳−徳島、中部−釧路、中部−帯広の5路線は8月1日から運航する。国際線では、羽田−ホーチミン(ベトナム)線を3月30日に新設する計画を国土交通省に申請した。
 日航は復活を決めた6路線を「赤字になるかもしれない」(西尾忠男執行役員)とみているが、経営体力の回復を受け運航再開に踏み切る。ただ、運航期間はいずれも8月31日までとし、その後も継続するかどうかは搭乗率を見て判断する。(2014/01/22-20:27)

4644チバQ:2014/01/22(水) 21:43:46
http://www.sankeibiz.jp/business/news/140122/bsd1401221926021-n1.htm
日航、羽田発着の国際線を強化 787は運航継続2014.1.22 19:25
 日本航空は22日、拡充される羽田空港の昼間時間帯の国際線発着枠を活用して、3月30日に始まる夏ダイヤで羽田の国際線を増便する方針を発表した。ビジネス需要が見込める羽田−ロンドン線の運航などが柱となる。国内線では、2010年1月の経営破綻後に運休するなどした6路線を7〜8月に運航再開する。

 羽田の国際線発着枠は、国土交通省が昨秋、全日空に11便、日航に5便を割り振る方針を発表。日航はこの発着枠を使い、現行の英ブリティッシュ・エアウェイズとの共同運航(コードシェア)便に加え、自社機材でロンドン線を運航。シンガポール便とバンコク便は1日2便に増便し、パリ便は羽田発の時刻を深夜から日中に変更する。残りの中国は日中間の航空交渉が合意していないため、運航計画は未定としている。

 これに加えて、羽田の深夜早朝時間帯を活用し、夏ダイヤから新たに羽田−ホーチミン線を開設する。

 国内線では、経営破綻時に運休した伊丹−松本線や新千歳−出雲線など5路線と、05年に運休した伊丹−女満別線を、7〜8月の繁忙期に運航再開する。

 一方、成田空港で今月14日に日航のボーイング787が出発準備中に発煙した問題で、植木義晴社長は同日の記者会見で「ご心配をおかけし、深くおわび申し上げる」と陳謝。その上で「昨年の運航停止時に講じた多重の安全対策が有効に機能したと認識しており、今後の安全運航に支障はない」として、787の運航を継続する考えを示した。

4645チバQ:2014/01/23(木) 22:07:32
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/ehime/news/20140122-OYT8T01255.htm
松山の空格安競争突入 LCC関空便 来月1日就航



松山―関空便就航について説明する井上CEO(松山市内で)  関西国際空港を拠点とする格安航空会社(LCC)「ピーチ・アビエーション」(大阪府泉佐野市)は22日、松山―関空便が2月1日に就航する経済効果を、年間28億円とする試算を発表した。松山市内のホテルでこの日、記者会見した井上慎一・同社CEO(最高経営責任者)は「空飛ぶ電車として気軽に利用できる。新たな(観光の)需要を掘り起こせる」と期待した。2013年6月に就航したLCC「ジェットスター・ジャパン」の成田便も好調で、松山空港は本格的な〈格安競争〉に入る。(蛭川眞貴)

 ピーチ社の松山便は1日2往復4便で、2月の松山発は午前9時25分と午後8時40分。運賃は3290円〜1万4490円で、予約状況は好調だという。180席のエアバスA320―200型機を利用する。

 ピーチ社の試算では、松山便の利用客のうち観光客は年間9万4000人で、1人が宿泊費や食費などで3万円使うとして経済効果を導き出した。井上CEOは「地域経済のさらなる発展に寄与できる」とした。

 ピーチ社によると、里帰りなどでの利用が目立つ仙台便は13年度上期で約12万人を乗せ、搭乗率は89・3%と国内路線では最高で、松山便も同様の需要が見込めるとした。低価格のため気軽に利用してもらえるとし、井上CEOは「利用客は既存航空会社より女性客の比率が高く、芸能人の追っかけ、ゴルフ、ダイビングなど趣味のために使う人も多い」と述べた。

 ピーチ社は、松山便が中四国では初の就航。札幌、福岡、沖縄などと関空を結ぶ国内9路線や、ソウルや香港などアジアの国際6路線を運航しており、国内外の観光客が関空で乗り継いで松山に来ることも期待できるという。井上CEOは「道後温泉や正岡子規など歴史や文化があり、ミカンやタイなど食文化が豊か。海外の客へ強いアピールになる」と期待した。

 ピーチ社は国内初の本格的LCCとして12年3月に就航。累計搭乗者数は400万人を超え、平均搭乗率は84%だった。運航率は99・8%とほとんど欠航していないという。

(2014年1月23日 読売新聞)

4646チバQ:2014/01/23(木) 22:13:39
http://www.asahi.com/articles/ASG1Q4QBXG1QULFA00Y.html
日航、深夜の便新設へ 羽田発着枠、全日空に対抗
2014年1月23日05時35分
印刷メール  日本航空は22日、羽田空港の国際線発着枠が全日本空輸に多く配分されたことに対抗し、枠に余裕がある深夜に羽田―ホーチミン便を新設する方針などを発表した。経営破綻(はたん)時に運休した大阪―松本など国内線6路線も再開する。地方路線の再開は破綻後初めてだ。

 植木義晴社長が記者会見した。

 日航が公的資金で再生され、全日空より低コストの体質になったことから、国土交通省は日航の新規路線開設を抑制したい考えだ。航空法上、国は枠に余裕があれば新規路線の申請を断れないが、太田昭宏国交相は「日航の良識を期待する」と述べ、申請を行わないよう求めていた。

4647チバQ:2014/01/23(木) 22:19:11
http://www.kahoku.co.jp/news/2014/01/20140123t72032.htm
新路線続々スカイマーク仙台−神戸 全日空青森−大阪、札幌
 航空会社スカイマークは22日、仙台−神戸線を4月1日に開設すると正式に発表した。同社が仙台空港に就航するのは昨年4月の札幌、福岡に続き3路線目。
 1日2往復運航する。通常運賃は未定。早期購入割引として、23日から片道最安7700円で販売する。機材はボーイング737−800(定員177人)を使用する。仙台−神戸間の定期便は、2009年4月に全日本空輸が廃止して以来となる。
 全日本空輸は22日、青森−大阪(伊丹)、青森−札幌の2路線を7月1日に開設する計画を正式発表した。同社が青森空港に乗り入れるのは、2003年の東京線廃止で全面撤退して以来、11年ぶり。
 青森−大阪線は1日3往復の運航で、片道の通常運賃は4万1100円。青森−札幌線は1日2往復で、同じく2万4000円。機材はいずれもボンバルディアDHC8−Q400(定員74人)を使う。
 全日空は3月30日から、仙台空港発着の3路線を1日1往復ずつ減便し、大阪線は7往復、中部、札幌線はそれぞれ4往復となる。大阪線は7月1日からさらに減って6往復となる。


2014年01月23日木曜日

4648チバQ:2014/01/25(土) 00:45:24
http://www.asahi.com/articles/ASG1S3TV0G1SULFA00G.html?iref=comtop_list_biz_n05
日航新設の深夜便、認可へ 全日空「競争のゆがみ拡大」
2014年1月24日12時41分
印刷メール  羽田空港の国際線発着枠をめぐり国土交通省と日本航空が対立している問題で、日航が深夜に新設する方針のホーチミン便が認められる見通しになった。太田昭宏国交相が24日の閣議後会見で「最終的には法に基づいて判断するということに尽きる」と述べ、路線開設を認めざるを得ないとの認識を示した。

 国交省は日航だけが公的資金で再生され、ライバルの全日本空輸よりコストが低い体質になっているのを問題視し、3月から16増える羽田の国際線発着枠を全日空に11、日航に5と傾斜配分。日航が新しい路線を開設することにも「抑制的に判断する」としていた。

 航空法は、枠に余裕があるなど条件を満たしていれば新規路線の開設を認めるとしているが、太田国交相は「良識ある振る舞いを期待する」として、日航に対して開設を自粛するよう求めてきた。だが日航は今月22日、全日空だけが認められた羽田―ハノイ便への対抗策として、枠に余裕がある深夜にホーチミン線を開設する方針を打ち出した。

4649チバQ:2014/01/25(土) 00:56:28
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140124-00000188-jij-bus_all
全日空、駅広告も撤去=民族衣装編でも抗議警戒
時事通信 1月24日(金)21時0分配信

 全日本空輸は24日、羽田空港の国際線増便をめぐるテレビCMの表現が「人種差別的」との抗議を受け、放送を中止した問題で、駅などの広告も撤去したことを明らかにした。俳優の西島秀俊さんとお笑いタレントのバカリズムさんが世界9カ国の民族衣装を着た広告が対象で、一部は金髪のかつらを付けるなどしていた。
 二人がパイロットの制服を着て並ぶデザインの広告は掲示を続ける。テレビCMは、表現を当初の企画から一部変更した続編を近く放送する。
 18日に放送を開始したテレビCMでは、バカリズムさんが金髪のかつらや高い鼻を付けて外国人に扮(ふん)する表現への抗議があり、全日空は「日本人にこれから海外で活躍してほしいとの制作意図が伝わらなかった」として20日に放送を中止した。 
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4650チバQ:2014/01/25(土) 01:00:50
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140124-00000961-yom-bus_all
日航の新路線「当然制限」全日空が申請に異議
読売新聞 1月24日(金)19時34分配信

 日本航空が羽田―ホーチミン(ベトナム)線の新設を国土交通省に申請すると発表したことに、全日本空輸が異議を唱えている。

 3月30日から拡大される羽田空港の昼間帯の国際線発着枠を巡り、日航には全日空より6便少ない5便しか配分されず、ベトナム便も認められなかった。このため、日航は発着枠に余裕のある深夜早朝帯に開設することにした。

 これまで国交省は、公的支援による再生を通じて同業他社より経営体力がついた日航の新規路線の開設は「抑制的に判断する」との方針を示している。

 これに対し日航の植木義晴社長は22日の記者会見で、「羽田の昼間帯以外は『抑制的』の対象外と考えている」と述べ、認可への理解を求めた。

 一方、全日空は「日航の2016年度までの中期経営計画に明示されていない全くの新規路線は、当然制限される対象」と、申請を認めないよう主張している。
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4652チバQ:2014/01/25(土) 01:10:04
http://toyokeizai.net/articles/-/29056?utm_source=granks&utm_medium=http&utm_campaign=link_back
ANAを”なぞる”JALのしたたかな戦略
新年度の国際路線計画がそっくり
武政 秀明 :東洋経済記者
武政 秀明たけまさ ひであき東洋経済記者国産大手自動車系ディーラーのセールスマン、産経新聞グループの日本工業新聞社(フジサンケイ ビジネスアイ)記者を経て、2005年東洋経済新報社に入社。第一編集局(現編集局)記者として、マクロ・マーケット、証券、化学業界などを担当。東洋経済オンラインの2012年11月リニューアルに携わり、主に企業系ニュースの編集を担当。みずからも「半沢直樹もたまげる、究極の『出向先』」などのオンライン書き下ろし記事を執筆。2013年10月から週刊東洋経済編集部。主に大型特集記事の編集を担当。
2014年01月24日

これは”偶然の一致”といえるのだろうか。

発着枠拡大で3月30日から羽田空港国際線が増便されるのを踏まえ、日本航空(JAL)は1月22日に2014年度の路線計画を発表した。ANAホールディングス(ANA)では、先駆けて昨年12月に国際線の路線計画を発表しているが、これとJALの計画がほぼ同じなのだ。

JALの計画では、すでに週7便を飛ばしている羽田―シンガポール、 羽田―バンコクについて、それぞれ週14便に倍増させる。また、羽田―ロンドンの路線を新規で週7便開設し、羽田―パリについては、深夜早朝の発着を昼間時間帯に変更する。

これはANAの増便や開設計画の中にある、羽田―シンガポール、羽田―バンコク便の増便、羽田―ロンドン、羽田―パリの新規開設と同じ。しかも、それぞれの羽田発路線のダイヤを比べると、数十分の差しかなく、各路線が真っ向から競合する格好になる(図表参照)。


写真を拡大似通っているのは、それだけではない。JALでは羽田増便の一方で週7便の成田―ロンドンを運休し、週14便ずつ飛ばしている成田―シンガポール、成田―バンコクについては、それぞれ週7便に減らす。

運休や減便は、都心部からのアクセスに優れた羽田で国際線を開設・増便するのに伴い、顧客の流れが変わることを見越した措置だ。ただし、これもANAの運休、減便の計画とまったく同じ。さすがにここまで一致していると、単なる偶然とは考えにくい。

1月22日、東京・天王洲のJAL本社で行われた植木義晴社長の定例会見で、路線計画がANAと酷似する理由を聞いたところ、同席した菊山英樹路線統括本部長は、「収益最大化に寄与するという判断に基づいている」と答えた。

これほどまで計画が似通う背景には、羽田再拡張に伴って国土交通省が昨年秋に決めた昼間時間帯の発着枠割り当てがある。枠配分では、JALの獲得枠が5、ANAが11と大きな差がついた。JALは5枠のうち、政治情勢が流動的な中国向けを除く4枠を活用して今回の方針を発表している。

獲得枠で大きく差をつけられたJALとしては、路線計画で思い切って差別化をする手もあったはずだが、結果的にはANAの戦略をなぞった格好だ。発着空港や行き先、便数だけでなく、時間帯にもほとんど差がなければ、日本の航空会社を利用しようとする顧客の決め手は、事実上、ブランドの違いと価格面に絞られる。特に価格は大きなポイントだろう。

4653チバQ:2014/01/25(土) 01:10:33
大胆な価格攻勢に出る?

利益水準ではJALのほうがかなり高いそうなると、ANAは戦々恐々かもしれない。円安の進行や燃油費の上昇でいずれも減益の見通しだが、2014年3月期の営業利益計画はJALが1550億円、ANAが600億円。

ここまで大きな開きがあるのは、JALが2010年の経営破綻から再上場にこぎ着けるまで、徹底したコスト削減で収益力を高めたからだ。

ANAが4月から消費増税を踏まえて国内線の普通運賃を値上げするのに対し、JALは据え置きを表明。国際線については消費税の対象外のため、ANAも普通運賃の値上げはしない。ただ、12年の再上場後、JALは国際線の大口の法人顧客に対してANAを大きく下回る価格を個別に提示した例もあるなど、攻めの姿勢を強めている。

また、国際線でANAと真っ向勝負するJALの姿勢は、以前から見受けられた。10年の経営破綻に伴う再生の過程で、JALはモスクワ、フランクフルト、ロンドン、パリへの路線を残し、アムステルダム、ローマ、ミラノへの路線を休止した。

このうち、フランクフルト、ロンドン、パリはANAも飛ばしていた路線であり、アムステルダムなどはJALの単独路線だった。その後、JALは残した国際線でANAに大胆な価格勝負を仕掛けている。

1カ月以上も前に先行して発表したANAの路線計画の一部をなぞったJAL。発着枠の獲得ではANAに水をあけられたが、向上した収益力を武器に大胆な価格攻勢を仕掛ける腹積もりならば、今回の路線計画はしたたかな戦略ということになるのかもしれない。

(撮影:梅谷秀司)

4654チバQ:2014/01/27(月) 22:58:50
http://sankei.jp.msn.com/west/west_economy/news/140127/wec14012721200003-n1.htm
あなたも2万円でVIPに 新関空会社
2014.1.27 21:17
 新関西国際空港会社は27日、関西国際空港の利用者を対象にした空港内のエスコートサービス(VIPサービス)を2月1日から開始すると発表した。航空会社によるエスコートサービスはあるが、空港運営会社が独自に行うのは国内空港では初めてという。円安などを受けて増加している訪日外国人旅行客や日本人の中高年を中心とした富裕層の需要取り込みを目指す。

 出発時にはバスの降車口や関西空港駅の改札などに手荷物カートを持って出迎え、航空会社のチェックインカウンターに案内。手続きをサポートするほか、保安検査場や出国審査場、搭乗口までエスコートし、希望があれば免税店の紹介なども行う。搭乗時間まで空港内の有料ラウンジも利用できる。到着時には到着口からバスの乗車口や改札などに案内する。国内線の利用時や国際線と国内線の乗り継ぎ時にも対応する。

 料金は国際線出発時が2万円(1人での利用時、税抜き)から、国際線到着時は5千円から(同)。新関空会社は「笑顔とおもてなしの心で快適な空港の利用をエスコートする。サービスを通じて関空の利便性の向上につなげたい」としている。

4655チバQ:2014/01/27(月) 22:59:26
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/140126/biz14012608560001-n1.htm
競争再燃 JALは羽田発夜間便を申請、ANAは国内線の値上げ撤回
2014.1.26 08:52

 全日本空輸と日本航空の競争が再び激しくなってきた。国土交通省は公的資金で再建した日航との公平な経営環境を確保するため、3月末に増やす羽田空港の発着枠(昼間帯)で全日空に有利な配分を行った。だが反発した日航は、夜間帯でベトナム・ホーチミン線の新規開設を申請。対抗して全日空は、いったん発表した国内線の値上げを撤回するなど過熱気味だ。

 国交省が昨年10月に配分した羽田空港の国際線発着枠(往復便)は全日空11に日航5。ビジネス需要が見込めるアジア路線は、ほぼ全日空に渡った。危機感を抱いた日航は、使われていなかった夜間帯に着目、全日空がハノイ線を新設するベトナムで、対抗してホーチミン線の新設を決めた。植木義晴社長は「(国交省に)認可いただけるものと確信している」と話す。

 だが全日空は、公的支援を受けた日航の「新規路線は抑制されるはず。こうした手法を見過ごせば競争環境のゆがみが拡大する」(幹部)とこれに猛反発。3月末からの国内線運賃の値上げも一部撤回した。円安による燃料費の高騰で平均2・5%の値上げを予定していたが、日航が値上げに踏み切らなかったため、対抗し6月末まで据え置いた。

 太田昭宏国交相は日航のホーチミン線について「法に基づき判断する」としており、認可を前提とした検討になる見通し。国交省内では「両社とも不毛な競争を繰り返す前に、顧客の利便性にかなう経営改善策を検討してほしい」(幹部)との指摘も出ている。

4656チバQ:2014/01/30(木) 19:38:11
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140130-00000062-jij-soci
バニラエア、2日で10便欠航=油圧不具合、1千人に影響
時事通信 1月30日(木)12時12分配信

 格安航空会社(LCC)の「バニラ・エア」(千葉県成田市)は30日、油圧系統の不具合が見つかった旅客機の修理に時間がかかり、29日に4便、30日に6便が欠航し、計約1000人が影響を受けると発表した。
 同社によると、欠航便は成田―新千歳の4便と成田―那覇の6便。29日午前11時半ごろ、新千歳発成田行きの902便(エアバスA320型機)で、右エンジンの油圧ポンプの異常を知らせる警告灯が点灯。同機はそのまま着陸し、乗客乗員133人にけがはなかった。
 着陸後の調査でポンプの配管に亀裂が入って外れているのが見つかった。交換部品を海外から取り寄せるため修理に時間がかかり、同機で運航する予定だった便に欠航が広がったという。


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