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商業・流通

1とはずがたり:2006/04/26(水) 23:23:08
スーパー,コンビニ,百貨店,中心商店街の衰退と活性化策など

リンク
http://members.at.infoseek.co.jp/tohazugatali/commerce.html

231とはずがたり:2008/04/14(月) 16:47:02
マツモトキヨシ、高田薬局との業務提携契約を解消
2008年04月12日 12:10更新
http://jp.ibtimes.com/article/biznews/080412/18649.html

 マツモトキヨシホールディングス<3088>は11日、2001年に高田薬局との間で締結した業務提携を解消したと発表した。高田薬局がマツモトキヨシに事前通告せずウエルシア関東と経営統合を決めたことが原因という。

 マツモトキヨシによると、両社はマツモトキヨシの開発商品の供給、商品の仕入、販売・価格等の情報交換、物流センター機能の共有化、出店に関する情報交換など「友好な関係」を構築してきた。

 一方、高田薬局は今年3月14日にイオン系列のウエルシア関東との間で、株式移転による共同持株会社設立と経営統合で基本合意したと発表した。

 マツモトキヨシによると、経営統合に関して高田薬局からの事前説明がなかったことから、同社は今月11日付けで高田薬局に対して契約解除通知書を発送。同社との間の契約関係全てを解除すると共に、業務提携を解消したという。

232とはずがたり:2008/04/17(木) 02:56:21

わざわざ住民のニーズのある大規模郊外店規制して魅力のない中心市街地商店街を保護するってのはおかしいと思いますけどねぇ。住民のショッピングの楽しみを奪う形で保護するのではなく,まずはまともな店を中心市街地に立地させる為の努力をすべきではないか。
中心市街地活性化基本計画は富山なんかが取り組んでるみたいだけど路面電車網が張り巡らされてる富山でやるのは面白い試みだが秋田でやっても渋滞で全員うんざりするだけの結果に終わるのではないか?秋田中央道は確かに評価に値するけど2車線で打ち止めだしねぇ。
イオンのショッピングモールなんかもそうだけど商売ってのは人気でなかったら撤退するべき厳しいもの。世知辛い世の中でみんな苦労してるわけで漫然と古い家業にしがみついて客が来ないのを郊外の店のせいにする零細商店主だけ優遇されるのは如何かと。

郊外型大型店の面積制限へ 秋田市都市計画審
http://www.sakigake.jp/p/akita/news.jsp?kc=20080416e

 秋田市都市計画審議会(中川実会長)が15日、秋田市役所で開かれ、同市の「準工業地域」(対象820ヘクタール)を「特別用途地区」として指定し、新規に建設する集客施設は床面積1万平方メートル以下に制限することを了承した。県の同意を経て6月末に正式に都市計画決定する。郊外型大型店の出店を抑制する狙いで、市町村が準工業地域に面積制限するのは県内初。

 準工業地域への出店規制は、国から中心市街地活性化基本計画の認定を受けるための条件。市は6月の計画認定を目指しており、同計画によって中心市街地に都市機能集約を促すとともに、準工業地域には規制をかけて郊外への拡散を抑制する。6月定例市議会に関連条例案を提出する予定。

 準工業地域は、軽工業など環境への影響が少ない工場の立地を促進するための地域。同市では国道7号、13号と県道秋田天王線(通称新国道)沿線に多い。都市計画決定前に建築確認を申請したものを除き、今後は1万平方メートルを超える小売店やアミューズメントなどの集客施設は建設できなくなる。
(2008/04/16 09:45 更新)

233荷主研究者:2008/04/30(水) 01:38:30

http://www.kahoku.co.jp/news/2008/03/20080301t12040.htm
2008年03月01日土曜日 河北新報
藤崎、近隣ビルに出店 来年6月オープン 仙台

 藤崎は29日、仙台市青葉区一番町3丁目に建設中の仙台ファーストタワー商業棟(5階、地下2階)に出店すると発表した。ビル施主のヒューリック、日本土地建物(ともに東京)と1日、仮賃貸契約を結ぶ。2009年6月のオープンを目指す。

 商業棟は07年7月に完成したファーストタワー事務所棟(24階、地下2階)の北隣。藤崎は吹き抜けの2階を除く1―5階に出店する。売り場面積は約1000平方メートル。婦人服を中心とする店舗構成で、東北初進出の有名ブランド店3、4店も入居を予定している。

 エステサービスを併設した化粧品のビューティーゾーンも設ける。年間約20億円の総売り上げを目指す。

 藤崎は本館と大町館、一番町館(いずれも青葉区)と合わせて4館体制となる。総売り場面積は約3万1500平方メートルに上り、ファッションビル141(青葉区)を賃借して増床する三越仙台店の約3万5400平方メートルに次ぐ東北2番目を保つ。

 事務所棟と商業棟の間には、公共的な広場と飲食店舗を配するアトリウム棟(4階)が建設され、市民のにぎわいを演出する場も兼ね備える。商業棟地下は駐車場にする。

 藤崎は新店を創業190周年記念事業に位置付け、「JR仙台駅前にことし開業するパルコとエスパルⅡに対抗する戦略的な布石にしたい」(経営企画部)としている。藤崎開発業務部の庄子直担当部長は「東北一のファッション性と文化性、専門性の高い商業エリアを創出し、地域発展に貢献したい」と話している。

http://www.kahoku.co.jp/news/2008/03/20080302t12022.htm
2008年03月01日土曜日 河北新報
藤崎が予約賃貸契約 仙台ファーストタワー商業棟

 藤崎は1日、仙台市青葉区一番町3丁目に建設中の仙台ファーストタワー商業棟(5階、地下2階)施主のヒューリック、日本土地建物(ともに東京)と予約賃貸契約を結んだ。2009年6月のビルオープン時に自動的に本契約に移行する。

 10年契約で、1カ月の貸料は約1000万円。藤崎は商業棟のキーテナントとして、吹き抜けの2階を除く1―5階に出店する。約1000平方メートルの売り場に、東北初進出の有名ブランド店などが入居を予定している。藤崎は本館と大町館、一番町館と合わせて4館体制となる。

 藤崎の田中昌志専務は「仙台の新しいランドマークになる良好な場所に出店できることになった。今までと違った客層を取り入れ、一番町全体の発展に貢献したい」と語った。

234荷主研究者:2008/04/30(水) 02:19:34

http://www.hokkaido-np.co.jp/news/economic/79905.html?_nva=182
2008年03/06 06:37 北海道新聞
パセオ大改装検討 数十億円規模 地下通路完成にらみ

 JR札幌駅直結の商業施設「パセオ」を運営する札幌駅総合開発(札幌、臼井幸彦社長)は五日、三年後をめどに数十億円規模の初の大型改装を検討していることを明らかにした。札幌駅と大通地区間の二〇一〇年度の地下通路完成をにらみ、一体運営する札幌ステラプレイスなどJRタワー全体の集客向上を狙う。

 パセオは一九九〇年開業。売り場面積は約一万七千平方メートルで、衣料や雑貨、飲食など約百九十店が営業している。

 通路幅が六メートルと比較的広いため営業効率が悪いことや、小型店舗が多いことなどが課題だ。

 同社は、改装に向け担当部署を設置。通路幅を数メートル縮小することによる売り場面積の拡大などを検討し、一一年春をめどに改装を実施したい考え。

 十代後半から二十代の客層を主なターゲットとし、地元テナントを優先的に誘致する現在のコンセプトは変えない方針だ。

 パセオは、六日に開業五周年を迎えた札幌ステラプレイスや、エスタ、アピアとともに同社が一体運営を行っている。〇六年度は四施設で前年度比2・9%増の九百五十一億円を売り上げたが、パセオは同1・3%減の百五十五億円と唯一前年割れしており、改装で施設全体の競争力を強化したい考えだ。

 臼井社長は「現在の直線主体の通路に曲線通路も取り入れるなど商業施設としてのおもしろさも高めたい。地下通路開通で街の回遊性向上が予想される。札幌中心部の魅力向上に貢献したい」と話している。

235荷主研究者:2008/04/30(水) 02:21:38

http://www.hokkaido-np.co.jp/news/economic/79168.html?_nva=182
2008年03/02 07:49 北海道新聞
帯広の百貨店・藤丸 釧路から無料送迎バス初運行 予想の3倍350人利用

釧路から無料送迎バスで藤丸に到着し、次々と入店する買い物客

 【帯広】道東唯一の百貨店として地元以外からも買い物客を呼び込もうと、帯広市の藤丸(藤本長章社長)は一日、釧路発着の無料送迎バスを初めて運行した。当初予想の三倍を超える約三百五十人が大型バス十台に分乗し、一日がかりでブランド品などの買い物を楽しんだ。

 道東では二○○六年八月に丸井今井釧路店、昨年十月には北見市のきたみ東急百貨店が相次ぎ閉店し、藤丸が唯一の百貨店となった。

 送迎バス運行は丸井今井釧路店の閉店後、釧路圏からの買い物客が増えていることから企画。百人の予定に対し申し込みが殺到し、手配していた三台のバスを急きょ増やして対応した。

 参加者は中高年の女性客が中心で、午前九時に釧路を出発し、正午前後に藤丸に到着。約三時間、買い物や催事の「全国うまいもの大会」などを楽しみ、同日夜、釧路に戻った。

 釧路市の主婦岩藤照子さん(65)は「丸井今井釧路店で利用していた洋服店などが藤丸に入っているので来ました。やっぱり百貨店は品ぞろえが豊富でいいですね」と笑顔で話していた。

 藤丸は今後、参加者の意見などを参考にバス運行の継続を検討する。

236荷主研究者:2008/04/30(水) 02:42:20

http://www.kahoku.co.jp/news/2008/03/20080313t12046.htm
2008年03月13日木曜日 河北新報
仙台「東一連鎖街」全店立ち退き 補償で合意、再開発着工へ

 仙台市青葉区の飲食店横町「東一連鎖街」の再開発計画で、連鎖街のすべての飲食店経営者らが4月で立ち退くことに応じたことが12日、分かった。再開発事業主体の東一センタービルと合意した。全店の撤退が決まり、2009年末の完成を目指し、再開発ビルの建設が進む。

 関係者によると、最終的に立ち退きに難色を示していた経営者らは8人前後とみられ、1店につき数百万円から1500万円までの、面積や年数などに応じた補償料の支払いを受けて立ち退く。連鎖街は5月に解体工事が始まる。

 東一連鎖街は、戦後の焼け跡に建てられたバラックが始まり。三越仙台店の西側で、東一番丁通と稲荷小路をつなぐ約40メートルの4本の小路に、棟割り長屋風の飲食店など六十数店が並んだ。

 建物の老朽化に伴い、東一センタービルは建物を取り壊して再開発ビルを建てる計画を打ち出した。50店以上が退去に応じたが、残りの店が拒み、着工が遅れていた。

 再開発計画は、敷地約1600平方メートルに、地上8階、地下1階、延べ床面積約1万平方メートルの「東一センタービル」(仮称)を建設。低層階をファッション関係、上層階を飲食関係の店に賃貸する。 東一センタービルの笹木みえ子社長は「計画の途中なので話せない」と述べた。

237荷主研究者:2008/05/02(金) 14:45:17

http://www.nishinippon.co.jp/nnp/local/fukuoka/20080320/20080320_018.shtml
2008年03月20日10時49分 西日本新聞
パルコ社長 福岡店早期開業に意欲 旧岩田屋本館ビル 文化事業も検討

 商業施設運営パルコ(東京)の平野秀一社長は19日、西日本新聞社のインタビューに応じた。福岡市・天神の旧岩田屋本館ビルへの出店計画について「福岡は文化事業のポテンシャル(潜在力)がある」と、音楽や劇場などの文化事業展開を検討する考えを明らかにした。正式な出店契約に向け「改装プランを急いで練りたい」と、早期開業に強い意欲を示した。

 天神の評価は「アジアの中心都市を目指した活気ある街」で、パルコの成長戦略と一致したという。2011年の九州新幹線鹿児島ルートの全線開通については「若者を中心に人の流動性が高まる」と、市場拡大に期待を寄せた。

 具体的な店舗計画は、今月発足した専門チームが検討するが、「文化事業を含め当社のいろいろな能力が生かせるのか、市民の要望も聞いて決める」と語った。

 同社は2月、ビルを所有する学校法人の都築学園(福岡市)と賃貸予約契約を締結。改修に向けた調査を行った後に正式契約を結ぶ方針。

 開業時期について調査や建築認可、改装工事の期間が流動的なため「まだ分からない」としながらも「ゆっくりしていられない」と述べた。

 当初、調査結果次第で出店中止もありうるとした点について「可能性の1つを説明した。出店しないなら調査はしない」と、中止の可能性が低いことを示唆した。

=2008/03/20付 西日本新聞朝刊=

238荷主研究者:2008/05/03(土) 18:52:30

http://www.hokkoku.co.jp/_keizai/K20080327301.htm
2008年3月27日05時22分更新 北國新聞■北陸の経済ニュース
◎セブン−イレブンが北陸進出 3年で200店舗展開 石川に製造・物流拠点

 コンビニエンスストア最大手のセブン―イレブン・ジャパン(東京)は九月にも、北陸三県に進出する。四月から加盟店の募集や契約活動を開始し、三年間で計二百店舗の出店を計画する。一年をめどに石川県内に製造・物流拠点を設ける。

 同社では、独自企画商品が売価構成比の約50%を占めており、地産地消の高まりも背景に、「食材の豊富な北陸は市場として十分に成り立つ」(担当者)とみて進出を決めた。近隣の既存出店エリアの工場や配送センターを中心とした物流網を活用し、九月にも、富山、福井で順次出店。石川は、工場や物流センターの稼働に合わせ、来春にも営業を開始する。独自の電子マネー「nanaco(ナナコ)」の普及も促進する。

 同社は高密度多店舗出店方式により、北陸で積極的に出店を進める方針。二月末時点で、国内三十四都道府県に一万二千三十四店舗を展開している。

239荷主研究者:2008/05/03(土) 18:57:05

http://www.nishinippon.co.jp/nnp/kyushu/20080325/20080325_006.shtml
2008年03月25日22時27分 西日本新聞
小倉伊勢丹が閉店 名残惜しむ来店客

従業員たちが営業最終日に最後の買い物客を見送った小倉伊勢丹=25日午後8時15分、北九州市小倉北区
 北九州市小倉北区の百貨店、小倉伊勢丹が25日、4年余りの営業を終え、閉店した。JR小倉駅に通じる2階正面入り口では、約100人の買い物客が見守る中、ガラスのドアが閉まり、従業員が頭を下げた。

 閉店後に姿を見せた杉浦進社長が「小倉伊勢丹のご愛顧を賜り、本当にありがとうございました」とあいさつした。この日は、名残を惜しむ多くの買い物客が訪れ、前年同日の約2倍の人出となった。

 小倉伊勢丹は2004年2月、JR小倉駅前の旧小倉そごうビルで開業。当初の売り上げ目標は年間260億円だったが、07年3月期の売上高は170億円にとどまり、29億円の債務超過に陥っていた。

 伊勢丹から経営を引き継ぐ井筒屋(同市)は、4月1日から「コレット井筒屋」として開業する。

=2008/03/26付 西日本新聞朝刊=

240荷主研究者:2008/05/03(土) 19:48:24

http://www.chunichi.co.jp/article/gifu/20080328/CK2008032802098870.html
2008年3月28日 中日新聞
マーサ21SC、店舗拡大で再始動 岐阜で来月リニューアルオープン

4月26日のグランドオープンに向けて工事が進むマーサ21。手前が新たに建設された新館=岐阜市正木中で

 昨年4月から新館建設工事をしていた岐阜市正木中の「マーサ21ショッピングセンター(SC)」が4月26日、1.5倍に増床してリニューアルオープンする。岐阜市郊外と周辺市町にひしめく大型SC商戦で、老舗が巻き返しを狙う。

 マーサは、新館建設と並行して進めた既存店舗の耐震工事を含めて40億円を投資。新館は鉄骨5階建てで、3階までを専門店街とした。

 SC全体の店舗面積は、これまでの3万2000平方メートルから4万8000平方メートルに大幅拡大。モレラ岐阜(本巣市)やイオン各務原SCより小規模だが、近年の大型SCに多い5万平方メートル級で、生き残りをかけた戦いがさらに過熱しそうだ。

 専門店街の店舗数は、従来より16店増の125店と小幅な増加にとどめる一方、4割以上を新規の店に一新。団塊ジュニア世代のファミリー層を主なターゲットに据え、平均約65平方メートルだった1店舗あたりの面積を平均200平方メートルほどに拡大した。

 岐阜市中心部に近い人口の多い立地を生かそうと、1階に雑貨店やフードコートを多く配置し、「ふだん×モダンコミュニティー」をキャッチコピーに日常的な利用者を重視。年間230億円の売り上げを目指す。

 新館は24日にプレオープンし、専門店街は5月6日まで通常より1時間早い午前9時から午後10時まで営業する。

 マーサは、大型SCの先駆けとして1988年開業。95年にトイザらスなどが入居して増床したが、10年ほど前から10キロ圏内に大型店進出が相次いでいた。

 (中崎 裕)

241荷主研究者:2008/05/11(日) 23:21:38

http://www.chunichi.co.jp/article/fukui/20080324/CK2008032402097724.html
2008年3月24日 中日新聞
福井のピア閉店から5年 跡地の活用は進むが…

閉店から5年近くが経過し、敷地内の一部で建設工事が進められている旧ピア=福井市二の宮2丁目で

 地域住民らに惜しまれながら2003年5月に閉店した福井市のショッピングセンター(SC)旧「ピア」の敷地内で、分譲マンションが建設され、カーショップなども出店するなど、遅ればせながら開発が進んでいる。しかし、跡地の活用は限定的で、営業終了から5年が経過しようとしている今も、建物は取り壊されることもなく、巨大な空き店舗のまま残されている。旧ピアの現状を検証した。

 旧ピアは1977(昭和52)年、全国に先駆けて地元商業者による協同組合方式で同市二の宮2丁目にオープンした。大手量販店の「ジャスコ」を核テナントに迎えて運営していたが、競争の激化に伴う売り上げ減などから03年5月に閉店を余儀なくされた。

◆進む土地開発
 閉店後の一時期、旧ピア東側の駐車場が回送バスの駐車場として利用されたことも。昨年3月末には新たに、同じ駐車場の土地約2300平方メートルを自動車会社が購入、この4月に「ホンダカーズ福井南二の宮店」としてオープンする予定だ。また、破たん直前に売却された施設西側の土地でもマンションの建設が進んでおり、4月末には完成する予定という。

 ただ、跡地の一部で開発が進んでいるだけで、現状は“虫食い状態”の印象を否めない。肝心の鉄筋コンクリート4階建ての旧ピアの大きな建物については手付かずのまま放置され、周囲に次々と新築される建物の「引き立て役」となっている。

◆募る住民不安
 テナント撤退後、旧ピアを舞台に不法侵入事案などが何度も起こっており、薄汚れた建物は治安上からも付近住民の不安の種にもなっている。近くで飲食店を営む女性(58)は「ごみなどがあって(旧ピアの建物周辺は)ひどいことになっている。今の状態で放置するよりは、何かの店が来たほうがいい」と困り顔で話す。

 さらに、以前は毎日のように買い物に出掛けていたという主婦(56)も「あのままじゃ怖いねぇ。早く建物を壊すか、別の建物を造ってほしい」と行方に気をもむ。その一方で、「もう店をするわけではないんでしょ。関心がない」と冷めた見方をする男性もいる。

◆長期化する跡地問題
 旧ピアの建物撤去や跡地の取り扱いについては現在、地権者ら関連する4者が福井地裁で係争中だ。そのうち、近接するSC「エルパ」の一部業者でつくるフクイと、「エルパ」を運営する協同組合福井ショッピングの両モールの関係者(ともに原告側)は、跡地利用に関心を示すが、具体的な利用法となると「今は白紙状態」と多くを語ろうとしない。

 一方、被告側で大手量販店・イオンは、訴訟中とあって建物の行方については詳細なコメントを控えている。同社は旧ピアの運営母体・協同組合フクイショッピングプラザとともに建物などを持ち分登記している関係で、原告側の地権者らから建物の撤去などを求められている。

 廃虚となった建物を置き去りにしたまま、少しずつだが、土地開発が進んでいる旧ピアとその周辺…。しかし、旧ピアが華々しく営業していた当時とは、景観はおろか、活気の点でも比べものにならない。

 地域住民はもちろん、旧ピアに足しげく通った買い物客らにとっては跡地の行く末が最大の関心事。住民らの不安解消や周辺の活気を取り戻すためにも、跡地問題の早急な決着が必要だ。

 (清兼千鶴)

242荷主研究者:2008/05/11(日) 23:36:53

http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/13650?c=210
2008年4月2日 09:54 西日本新聞
小倉の顔“最後の切り札” 「コレット井筒屋」開業 活性化へ大役担う

 1日開業したコレット井筒屋=北九州市小倉北区 北九州市のJR小倉駅前で「コレット井筒屋」が1日に開業し、北九州商圏では、井筒屋グループだけが百貨店3店を構えることになった。JR小倉駅前に立地する百貨店はコレットが4代目。地場資本による経営は、小倉都心部の“顔”を守る「最後の切り札」といえる。都市間競争が激化する中で「地域のにぎわいに寄与してほしい」(重渕雅敏・北九州商工会議所会頭)との期待に応えられるか、今後のかじ取りが問われる。

 小倉駅前の再開発ビルでは、小倉そごうが1993年に入居したが、経営破たんで2000年末に閉鎖。02年には小倉玉屋が仮出店したが、9カ月後に閉店した。地元経済界などが大手百貨店の誘致を続け、小倉伊勢丹が04年に開業。しかし、赤字続きのため今年3月で幕を閉じた。

 井筒屋が新店を引き受けたのは、さらなる店舗閉鎖を避ける「社会的責任」(重渕会頭)でもある。

 荒牧浩一・コレット井筒屋社長は「前の3店を分析しながら、新しい経営戦略を立てたい」と違いを強調した。

 しかし、小倉駅から新幹線で約20分のJR博多駅では、11年春に博多阪急(仮称)などの大型商業施設が誕生する。福岡に消費者が流出する懸念は強い。荒牧社長は「本店でカバーできない売り場をつくることが、福岡への対抗策になる」と語る。今秋からの改装で、どのような店づくりを進めるかが注目される。

=2008/04/02付 西日本新聞朝刊=

243荷主研究者:2008/05/11(日) 23:46:55

http://www.chunichi.co.jp/article/aichi/20080401/CK2008040102099939.html
2008年4月1日 中日新聞
東三河に初の「COACH」 豊橋丸栄、17日改装オープン

豊橋丸栄に出店するCOACHのイメージ

 豊橋市駅前大通の豊橋丸栄が、3月上旬から売り場の大規模改装を進めている。改装は2004年以来。17日にハンドバッグなどの米ブランド「COACH」が東三河で初出店する。

 COACHは若い女性から中高年まで幅広い世代から人気を集める。比較的価格が低めのブランドで、1階北側に入る。同時に、1階の婦人靴売り場などには照明付きの陳列棚を配置、明るいイメージにする。

 4階の婦人肌着売り場には、3月にワコールの高級ブランド「トレフル」や、高齢者向けの「らくラクパートナー」などを新設、所得の高い中高年層に照準を合わせた。

 改装費は計約1億円で、同社は本年度に2億円の売り上げ増を狙う。

 豊橋丸栄は、03年8月の豊橋西武閉店で一時的に売り上げが伸びたが、ここ数年は減少。今年2月に会社分割による新会社が設立された。同社は「魅力ある商品を並べることで、東三河全域からの集客を図りたい」としている。 

 (安田功)

244荷主研究者:2008/05/12(月) 00:04:45

http://www.hokkoku.co.jp/_today/H20080412104.htm
2008年4月12日03時49分 北國新聞■石川のニュース
◎出店順調、集積の兆し 金沢市のファッションストリート事業

金沢市がファッションストリートと位置付ける市中心部の国道157号周辺

 金沢市が昨年度創設した「かなざわファッションストリート創出事業補助制度」を追い風に、都心軸周辺でファッション関連店舗の集積の兆しが見えてきた。同制度を活用して三月に広坂で開店した店舗に続き、十一日までに、下堤町のビル二階に工芸品店が出店することが決まった。市は「『ファッション産業都市』の存在感が高まる」(商業振興課)と期待を寄せている。

 同制度は、市が「ファッションストリート」と位置付ける、武蔵―香林坊―広坂の国道157号周辺に出店するファッション関連店舗が対象。空き店舗の解消が目的で、店舗借上料と店舗改装費を一部助成する。従来は「既設建物一階への出店」のみが対象だったが、今年度から「新設建物二階への出店」も対象に追加された。

 下堤町に進出する工芸品店の店舗名は「アートセレクトショップ アルトラ」で、出店者は金沢市のハイウィル(林桂子代表)。ガラス、漆、金工の各装飾品や陶器、染め物など金沢で活動する工芸作家のアート作品を展示販売する。今月二十六日に開店する予定である。

 同制度の適用審査会は「若手作家を発掘し、育てるという事業コンセプトが優れている」とした上で、「作家が育ち、将来は金沢の魅力を全国や世界に発信する拠点になりうる」と評価した。

 同制度について、市はほかにも数件の引き合いがあるとし「二〇一四(平成二十六)年度末の北陸新幹線金沢開業を見据え、誘致を一層進めたい」(商業振興課)としている。

245荷主研究者:2008/05/12(月) 00:17:04

http://www.chunichi.co.jp/article/shizuoka/20080407/CK2008040702001763.html
2008年4月7日 中日新聞
家電大手、浜松に続々進出 商戦過熱

今秋出店予定の2店を含む 将来性見込む

 浜松市で家電量販店の競争が一層、熱を帯びてきている。今秋、ケーズデンキとビックカメラ(東京都)が相次いで出店するからだ。消費者にとっては選択の幅が広がりサービスの向上も期待できそうだが、業界大手の大型店だけで12店がひしめく激戦に突入する。

 東区天王町の大型ショッピングセンター隣接地。9月26日の開店を目指し「ケーズデンキ浜松本店」の建設が進む。ケーズホールディングス(水戸市)の子会社が出店、店舗面積は約8350平方メートルを計画。市内最大で、周辺他店舗の2倍以上の規模を誇る。

 一方、ビックカメラはJR浜松駅西側高架下の再開発で建設される商業施設に核テナントとして出店。店舗面積は約4500平方メートルを予定する。東海4県では2店目で、ビックカメラ広報は「県内最大の人口で今後も伸びが見込まれ、経済も堅調」と浜松への出店理由を説明。競合には「駅前の店舗で、品ぞろえを含め郊外型店舗とは業態が違う」と強調した。

 法政大大学院静岡サテライトキャンパス長の坂本光司さん(60)=地域経済論=は「利益率が低く、売上高を増やさないと利益が出ないため、店舗を増やさざるを得ない」と業界の体質を指摘。「全国的に店舗過剰状態の中、浜松には市場余地や将来性があるとみているのだろう」と分析する。

既に飽和状態
 だが、既存店幹部は「現状でも飽和状態。新たな出店は大きな衝撃」と明かす。既に業界最大手のヤマダ電機(前橋市)が2店、エディオン(大阪市)もエイデンなど4店を展開。ケーズやコジマ(宇都宮市)ベスト電器(福岡市)もあるからだ。

 この幹部は「価格や品ぞろえを含め対応を考えたいところだが、どこも値段はあまり変わらない状況。接客やサービスの向上が大切と考え、教育も始めた」と話す。

 エディオン広報は「30万人以上の都市はどこも厳しい。浜松はそれなりに売り上げのある地区で、落とさないようお客さまを向いた商売をしていきたい」と慎重だ。ただ、市内のある量販店幹部からは「飽和状態が続いた後、消耗戦に入るのでは」との声も漏れた。

 坂本さんも「すべて勝者になるのは難しい。はじき飛ばされるところも出てくる」と話す。

 消費者はどうか。浜松市北区引佐町の広告業小杉和男さん(39)は「競争が激しくなれば、価格も安くなるので楽しみ」と期待する。

 量販店近くの電気店の女性は「量販店が増えたのは何年も前からのこと。個人店の厳しい状態は変わらない」とあきらめの表情を見せた。(経済部・生田貴士)

246とはずがたり:2008/05/14(水) 01:28:25
北秋田市の商業施設ではなく鷹巣の商業施設と書いてるところが一寸萌え。

いとく
http://www.itoku.co.jp/

北秋田市栄付近
http://www.mapion.co.jp/c/f?uc=1&amp;grp=all&amp;nl=40/13/43.053&amp;el=140/23/09.737&amp;scl=25000&amp;bid=Mlink

開店前に700人、鷹巣の商業施設 来月5日に全店オープン
http://www.sakigake.jp/p/akita/economics.jsp?kc=20080510k

 北秋田市栄の大型商業施設「イオンタウンたかのす」の核店舗となるスーパー「マックスバリュたかのす」が10日オープンし、大勢の買い物客でにぎわった。

 午前9時の開店前から、約700人が長蛇の列をつくった。セレモニーでは、地元の和太鼓愛好者団体が演奏を披露、続いて児玉光昭店長が「念願の開店を迎えられたのは、皆さんのおかげ。長きにわたり、役立つ店づくりをしていきたい」とあいさつした。開店後も途切れることなく市民らが訪れ、日替わりの特価品などを買い求めていた。

 同6時すぎから並んで一番乗りしたという近所の女性(67)は「これまでは、大館市まで買い物に出掛けていた。近くに品ぞろえのよい店ができて便利」と話していた。

 この日は「マックスバリュたかのす」ほか、ドラッグストアもオープンした。計5店舗で構成する「イオンタウンたかのす」は来月5日、全店が開店する予定。

 栄地区では、伊徳が運営する大型商業施設「たかのすモール」の核店舗となるスーパー「いとく」も21日に開店する。
(2008/05/10 17:51 更新)

鷹巣に大型商業施設、相次ぎオープン 中心商店街の衰退懸念も
http://www.sakigake.jp/p/akita/news.jsp?kc=20080510j

 旧鷹巣町郊外の北秋田市栄地区に10日、大型商業施設「イオンタウンたかのす」の核店舗となるスーパー「マックスバリュたかのす」がオープンした。道路を挟み斜め向かいに建設中の同様の施設「たかのすモール」でも、核店舗のスーパー「いとく」が21日の開店を控える。住民は、買い物の利便性が高まると歓迎するが、一方で中心市街地にある商店街の衰退を懸念する。

 両大型商業施設が開業するのは、中心市街地から東に約1キロ離れた国道105号沿い。イオングループのマックスバリュ東北(本社・秋田市)、伊徳(同・大館市)がそれぞれ運営する。

 両商業施設の進出に、市商工観光課は「商圏人口の流出を食い止め、雇用拡大と税収増につながる」と期待を込める。一方で「空洞化が懸念される中心市街地の活性化策も推進していきたい」と話す。

 中心市街地のJR鷹ノ巣駅前通りの空き店舗は15カ所に上り、同駅前のいとくスーパー鷹巣店は先月末で閉店。ある店主は「商店街が生き残っていくには相当厳しい状況。この先どうなるのか」と語った。
(2008/05/10 15:02 更新)

249とはずがたり:2008/05/31(土) 12:41:44
2008/05/29-13:53
老舗百貨店「大和」立ち入り=優越的地位乱用の疑い−公取委
http://www.jiji.com/jc/c?g=eco_30&amp;k=2008052900379

 取引上の優位な地位を利用し納入業者に自社製品購入を強いるなどした疑いが強まったとして、公正取引委員会は29日、独禁法違反(優越的地位の乱用)の疑いで、東証2部上場の百貨店「大和」(金沢市)の本社や店舗など数カ所を立ち入り検査した。
 関係者によると、大和は納入業者に自社が取り扱う絵画や貴金属、電化製品の購入を強いるなどした疑いが持たれている。業者ごとに割当額を決めていたという。
 大和は大正時代創業の老舗百貨店。同社ホームページなどによると、新潟、富山各県に7店舗を展開し、年間売上高は800億〜900億円。

250荷主研究者:2008/06/05(木) 23:40:23

http://www.chunichi.co.jp/article/shizuoka/20080415/CK2008041502003769.html
2008年4月15日 中日新聞
大丸浜松店、開業が11年秋に 多量の地下水で工期延長

 浜松市中心部の百貨店松菱跡への出店を計画している百貨店大手の大丸(大阪)は14日、2010年11月としていた浜松店の開店目標が、1年ずれて11年秋になる見通しを明らかにした。地盤調査の結果、工期が当初計画よりも長くなることが大きな要因。出店への影響はないとしている。

 大丸と百貨店の松坂屋を傘下に持つJ・フロントリテイリング(東京)が同日発表した17年2月期までの中長期経営計画の中で、浜松店の開業年度を11年度として盛り込んだ。営業面積は3万4000平方メートル、投資額を150億円、初年度売上高目標も250億円と明示した。

 浜松店は地下部分に駐車場を確保するため、地下4階まで設ける計画。大丸などによると調査の結果、わき水が非常に多く、工事が難しくなることが判明。当初24カ月の計画だった工期が、31−33カ月程度となる見通しになった。

 開発事業者のアサヒコーポレーション(浜松市中区)が当たっている地権者との交渉などについて、最終合意の手続きに入りつつあるとし、大丸側は「6月中にも(松菱跡の)解体に入れると聞いている」としている。

 現地事務所を中区に置いている大丸浜松出店計画室は「アサヒ社を開発事業者として信頼し、お任せしている。浜松は大丸の出店戦略に合致しており、今回の工期変更によって出店そのものへの影響はない」としている。

 大丸の経営計画発表を受け、浜松市の水谷浩三商工部長は「事業者から事業計画変更について正式に報告を受けておらず内容を確認したい」とした上で「相応の理由があると推察する。市民の多くが早期完成を望んでいることから、1日も早い工事着手を願うとともに、工期短縮を含めた事業者の努力に期待したい」とコメントした。

251荷主研究者:2008/06/06(金) 00:14:35

http://www.chunichi.co.jp/article/nagano/20080421/CK2008042102005206.html
2008年4月21日 中日新聞
「映画の街・松本」復活へ 県内最大級シネコン、今秋開館

複合映画館が建設予定の駐車場=松本市のイトーヨーカドー南松本店で

 松本市の中心市街地などで映画館を経営している松本興行(同市城東)が、同市高宮中の大型店駐車場に複合映画館(シネマコンプレックス)を建設する。5月に着工し、11月下旬開館予定。収容者総数は1374人で県内最大級の規模だという。

 同社の完全子会社北原が、イトーヨーカドー南松本店駐車場の北側の一角に、鉄骨2階建て延べ面積約3700平方メートルの映画館を建設する計画で、同店を経営するセブン&アイ(東京都)と調整している。1階に8つのシアターを設け、2階は映写室にする。最大のスクリーンは縦5・8メートル、横13・7メートル。年間の入場者数約50万人、売上高約6億円を見込む。松本興行が経営する同市城東の松本テアトル銀映は、閉館する。

 松本テアトル銀映がある地域は、映画が全盛期だった1945(昭和20)年代には映画館が9館立ち並ぶ「映画の街」だった。しかし、テレビの普及などで、全国の映画館入場者数は年々減少。96年にはピーク時の10分の1程度の約1億1900万人まで落ち込み、同地域からも客足は遠のいた。

 近年では、商業施設に併設したシネコン建設が盛んになったことなどから、全国の入場者数は2007年に約1億6300万人まで回復。松本市周辺では2000年、山形村の商業施設アイシティ21にアイシティシネマが開館し、好調な経営を続けているという。だが、市街地の映画館の厳しさは変わらず、閉館が相次いでいた。

 市街地に映画館が少なくなり、寂しく思う映画ファンもいる。3月に同市中央で開かれた商店街映画祭の実行委員長河西徳浩さん(41)は「映画館は街中に絶対に残ってほしい。それぞれが創意工夫して個性化し、共存してくれれば」と話した。

 新たな映画館の誕生を期待する声も。イトーヨーカドー南松本店に娘2人と訪れた同市惣社の男性(41)は「駐車場がある新しい映画館が近くにできるのはうれしい。足を運ぶ機会が増えそう」と話す。松本興行の北原新八郎会長(81)は「遊び心があり、楽しめる映画館づくりをしたい」と意欲を燃やしていた。

 (福岡範行)

252名無しさん:2008/06/06(金) 04:42:52
超高層群高さ合計(2015年頃)
大阪梅田周辺約6215m
東京新宿周辺約5725m
名古屋名駅周辺約2390m
年間商品販売額
1位東京
2位大阪
3位愛知
4位福岡
5位神奈川
首都高速約280㎞
阪神高速約250㎞
名古屋高速約65㎞
世界都市GDP
1位東京
2位〜6位外国
7位大阪
8位〜20位外国
1kmあたりの渋滞損失額
1位東京435
2位大阪338
3位神奈川237
100m以上建物
東京港区約115棟
大阪市北区約85棟
横浜市約50棟
神戸市約45棟
名古屋市約25棟

253名無しさん:2008/06/06(金) 04:43:00
超高層群高さ合計(2015年頃)
大阪梅田周辺約6215m
東京新宿周辺約5725m
名古屋名駅周辺約2390m
年間商品販売額
1位東京
2位大阪
3位愛知
4位福岡
5位神奈川
首都高速約280㎞
阪神高速約250㎞
名古屋高速約65㎞
世界都市GDP
1位東京
2位〜6位外国
7位大阪
8位〜20位外国
1kmあたりの渋滞損失額
1位東京435
2位大阪338
3位神奈川237
100m以上建物
東京港区約115棟
大阪市北区約85棟
横浜市約50棟
神戸市約45棟
名古屋市約25棟
80m以上同順

254とはずがたり:2008/06/10(火) 12:36:49
取り敢えずは西武池袋線・東武東上線方面から新宿・渋谷直通で客は取られかねないってことか。
小田急や東急沿線から池袋へ客を引っ張り込むには池袋はちょいと街の求心力が落ちるのかねぇ。。

西武百貨店・東武百貨店:「池袋」をPRへ−−東京メトロ副都心線開通にらみ
http://mainichi.jp/select/wadai/news/20080529ddm008020113000c.html?inb=yt

 西武百貨店と東武百貨店の両池袋本店は28日、6月14日の東京メトロ副都心線の開通に合わせて、池袋駅の地下通路で臨時案内所を合同運営すると発表した。池袋と新宿、渋谷を結ぶ同線の開業で、地域間の顧客争奪戦が激化する見通し。ライバル同士が企業の枠を超えて手を組み、池袋来店をアピールする異例の取り組みとなる。

 案内所は14、15の両日、地下通路に面する両店の入り口2カ所に設置。両店から案内係が2〜3人常駐し、両店の店内マップや中元のギフトカタログ、共通のエコバッグなどを無料配布する。

 業界では新線の開通で人の流れが変わり、新宿の各店が池袋、渋谷の顧客を取り込みやすくなるとの見方が強い。

 両社は「新たに池袋を訪れる顧客の利便性を高め、池袋の百貨店の魅力を訴えたい」という。【小倉祥徳】

毎日新聞 2008年5月29日 東京朝刊

255とはずがたり:2008/06/15(日) 20:27:43

草津・琵琶湖岸のイオン出店計画:反対する市民グループ、県審議会に意見書 /滋賀
http://mainichi.jp/area/shiga/news/20080615ddlk25040339000c.html

 「イオンモール」(本社・千葉市)が草津市新浜町の近江大橋東詰に建設中の「イオンモール草津」(仮称)に反対する商工業者や市民でつくる「イオン出店反対とまちづくりを考える会」は13日、同社に対し、市民が納得のいく説明をするよう求める意見書を県大規模店舗立地審議会に提出した。

 同会の池端武士・代表世話人らが県庁で記者会見。▽同社が住民説明会などの中で渋滞対策に十分なデータを示していない▽午前0時までの営業は環境や青少年に悪影響がある▽地域小売店への対策がない−−などとして、これらの改善指導を審議会に求めた。

 また、同会は市民に呼びかけた317通の個人意見書も合わせて提出。池端さんは「同社が住民に説明責任を果たすまで、営業を許可しないでほしい」と話した。【鈴木健太郎】

毎日新聞 2008年6月15日 地方版

257荷主研究者:2008/06/19(木) 23:36:21

http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/21274?c=210
2008年5月9日 01:30 西日本新聞
岩田屋 三越に近く好立地 商業ビル 阪急進出見据え期待

 福岡市・天神にNTT都市開発(東京)が再開発ビルを建設する計画が8日、明らかになった。同社は「テナントは未定」としているが、予定地に隣接する岩田屋の首脳はこの日「(隣接地での増床を)前向きに考えたい」と述べ、再開発ビルへの出店を本格検討する考えを明らかにした。

 複数の岩田屋幹部によると、経営統合前は単独での増床を模索。現在の本店周辺で適地を探しており、NTTの再開発予定地は有力な候補地の1つになっていた。

 しかし、4月の三越伊勢丹ホールディングス(HD)の発足で、約200メートル離れた福岡三越と岩田屋は、売り場面積計約8万6500平方メートルの“巨大百貨店”となった。このため、岩田屋幹部の発言も「統合効果の発揮が先決」と増床については一時、トーンダウンしていた。

 だが、2011年の新博多駅ビルへの阪急百貨店進出を見据え、岩田屋内部には「増床が実現すれば、天神で圧倒的優位な立場を確保できる」との期待が強い。さらにNTTの再開発ビルは岩田屋本館と隣接し、福岡三越と警固公園を挟んで向かい合う好立地であることから「両店のさらなる一体化が見込める」との考えもある。

 三越伊勢丹HDは、大阪出店や銀座三越の増床など「優先順位の高い大型プロジェクト」(関係者)も抱えており、福岡での増床計画の実現には乗り越えなければならないハードルが残る。

 岩田屋側は「NTT都市開発との具体的な交渉はこれから」としている。流通激戦区の天神の「超一等地」を老舗百貨店が射止めることができるのか、交渉の行方から目が離せない。 (経済部・前田淳)

=2008/05/09付 西日本新聞朝刊=

258荷主研究者:2008/06/19(木) 23:39:52

http://www.toyama.hokkoku.co.jp/_today/T20080515201.htm
2008年5月15日01時36分 北國新聞■富山のニュース
◎高岡サティ来年1月で閉店 赤字続きで再建断念

来年1月に閉店することとなった高岡サティ=高岡市駅南2丁目

 総合スーパーのマイカル(大阪市)は十四日、高岡市駅南二丁目のショッピングセンター(SC)「高岡サティ」を来年一月十二日で閉店することを高岡市やテナント側に伝えた。二〇〇一(平成十三)年度以降赤字状態が続き、回復の見通しが立たないため再建を断念した。同市内での大型小売店撤退は一九九九年五月のダイエー高岡店撤退以来で、市街地空洞化に拍車が掛かることが懸念される。

 高岡サティは一九九三年十月、当時では富山県内最大級の売り場面積と、全国三店目の複合映画施設「ワーナー・マイカル・シネマズ高岡」を備え、北陸ニチイが開店した。九六年には三階を増床してテナント数を増やし、九七年二月期には百八億円の売り上げを記録した。

 その後二〇〇一年三月にはマイカル直営店になったが、半年後の同九月にはマイカルが民事再生法適用を申請し、事実上経営破たん。マイカルは二〇〇三年十一月からイオン(千葉市)の連結子会社となり、自社の再建を進めたものの、マイカル破たん以降は高岡サティの採算割れが続き、二〇〇八年二月期は三十七億円まで売上高が落ち込んでいた。

 高岡駅南地区では、高岡サティの一・五キロ南で二〇〇二年九月、親会社のイオンが、北陸最大級の売り場面積を有する高岡ショッピングセンター(現イオンモール高岡)を開店。広域集客を進めた結果、高岡サティの経営を圧迫した。

 高岡サティには現在、社員十九人と嘱託社員十一人、パート、アルバイトで二百一人が勤務している。マイカルは十四日付の文書でテナント三十店に閉店を通知し、従業員にも知らせた。今後は嘱託社員やパートらの再就職支援を進める。

 高岡市役所には十四日午後三時半ごろ、高岡サティの関係者が訪れ、橘慶一郎市長に伝えた。橘市長は「突然の話で寂しさを感じる。ただ、従業員の雇用についてはしっかりやると聞いており、市としてできるだけ協力していきたい」と話した。

259荷主研究者:2008/06/20(金) 00:08:48

http://www.job-nippo.com/news/details.php?k=2058
2008年5月22日 新潟日報
西堀ローサの売上が3割減少

 新潟市中央区の地下街「西堀ローサ」に入るテナントの2007年度の総売上高が過去20年間で最低の16億4400万円となり、前年度比で3割も落ち込んだことが21日、分かった。テナントが相次いで撤退した上に、市内に大型商業施設が進出し、利用客が減ったことが響いた。

 同社は整理回収機構(RCC)の下で10年間の経営改善計画を策定し、同市の支援を受けて取り組んでいるが、今後さらに空き店舗が増えれば同計画への影響も懸念される。

 売上高減少の主因はテナントの撤退。47区画のうち、07年9月から3月末までに6区画が空き店舗となり、今月にも1区画が空いた。万代地区や郊外に品ぞろえが競合する大型店が進出したことで競争が激化。営業を続ける店舗の売り上げも1割減となった。

 西堀ローサを管理、運営する同市の第三セクター「新潟地下開発」の二階堂健司社長は「施設が老朽化しており、テナントは新しいところに出たいという意識が強い」と話し、幅広い客層を獲得できるテナントの誘致を検討している。

 西堀ローサは1976年に開業。ピーク時の91年度は総売上高が約50億円となったが、97年度には30億円を割り込んでいた。

 同社は業績悪化を受け、2001年に駐車場を20億円で市に売却。06年には経営改善計画を策定し、同市から9億円の貸し付けのほか、増資の支援を受けている。現在、同市の持ち株比率は55.2%。

 売上高の減少についてRCCは「守秘義務があり、個別の案件には答えられない」としている。

260荷主研究者:2008/06/20(金) 00:13:01

http://kumanichi.com/news/local/index.cfm?id=20080523200016&amp;cid=main
2008年5月23日 22:29 熊本日日新聞
下通に商業ビル建設 旧寿屋のカリーノ

旧寿屋のカリーノが商業ビルを建設する予定地=熊本市

 不動産賃貸・管理のカリーノ(旧寿屋、熊本市)は二十三日、熊本市下通アーケード街にある所有地に、四階建ての商業ビルを建設する計画を明らかにした。六月に着工、九月にもオープンさせる予定。旧寿屋が二〇〇一年十二月に民事再生法の適用を申請後、商業ビルを新設するのは初めて。賃貸料収入を債務弁済の原資に充てる。

 ビルは「カリーノセカンド」。敷地面積は約百二十平方メートル。一〜三階に“渋谷系”と呼ばれる十〜二十代の女性向け衣料や雑貨を扱うテナントを五、六店程度入れるという。四階は事務所。投資額約一億円は、銀行から借り入れる。

 カリーノはこのほか、大分市郊外にある二階建てショッピングセンターを六月から改装し、テナントを入れ替えて八月にも再開業する計画。

 カリーノはグループ十社で七十五施設を賃貸し〇八年二月期の賃料収入は約四十七億円。複合商業ビル「カリーノ宮崎」(宮崎市)の改装オープンや山口県の不動産管理会社買収などで、前期に比べ30%増えた。

 同社は「下通に建設するビルは中心市街地にあり集客が見込める。新たな収益源としたい」としている。(中原功一朗)

261荷主研究者:2008/06/20(金) 00:23:09

http://www.chunichi.co.jp/article/fukui/20080522/CK2008052202000008.html
2008年5月22日 中日新聞
福井駅前2商店街を再生へ 歩行者低迷、県が支援事業

空き店舗のシャッターが目立つ福井駅前=福井市中央1で

 県の「商店街元気再生計画」に福井市の福井駅前商店街とサンロード北の庄商店街が認定された。商店街事業を県が支援し、中心市街地の活性化を狙う。

 主な事業は、駅前商店街を歩行者天国化する「福井グランドモール」を6月1日から実施。北の庄商店街でも地産地消市場「お市の市」などを計画している。

 駅前電車通りの1日平均の歩行者数は平日6573人、休日9682人で、2000年の約83−95%に低迷。再生計画では、10年までに歩行者の20%増加と福井駅西口地下駐車場の利用台数、駐車時間の10%増加を目指す。

 両商店街の空き店舗は4月現在で計4件だが、福井市中央1丁目周辺では62件と地区の約400店舗の15%を占める計算。県は「両商店街がにぎわいを取り戻し、地区全体に波及してくれれば」と期待する。

 両商店街では近年、店舗構成が大きく変わっている。婦人服や飲食関係が中心だったが、時計・宝飾店や美容院、古着店などが増えた。入れ替わりも激しい。

 (山田祐一郎)

262荷主研究者:2008/06/20(金) 01:18:34

http://www.hokkaido-np.co.jp/news/economic/95875.html?_nva=156
2008年05/30 06:52 北海道新聞
丸井南館に最大級書店 今秋にも ジュンク堂が道内進出

道内初のジュンク堂書店が出店する見通しの丸井今井本店南館

 書店大手のジュンク堂書店(神戸)が今秋にも丸井今井の札幌本店南館(札幌市中央区南一西一)の核店舗として道内最大級の書店を出し、道内に初進出する方向で最終調整に入っていることが二十九日、明らかになった。丸井今井は大型書店の集客効果で本店へのてこ入れを図る。

 ジュンク堂は、丸井今井札幌本店南館の地下二階から地上三階までの約四千平方メートルに出店する見通し。蔵書規模は八十万−百万冊程度になるとみられ、紀伊国屋書店札幌本店(北五西五、四千三百平方メートル、約八十万冊)などと並ぶ規模となる。

 丸井今井のある札幌・大通地区は、〇五年十月に丸善(東京)が札幌南一条店(南一西三)を閉店するなど、大型書店の空白地帯となっていた。

 丸井今井札幌本店南館は地下二階地上八階で、売り場面積約八千平方メートル。地下二階に子供服売り場があり、地下一階から地上三階にはアパレル大手ファイブフォックス(東京)が運営する衣料品・雑貨店「コムサデモード」が入居。四−七階には家具や日ハムオフィシャルショップ、催事場などがある。コムサデモードは、丸井今井札幌本店の一条館(南一西二)と大通館(大通西二)に移転する見込み。

 ジュンク堂は当初、石屋製菓(札幌)などが大通西四に建設を計画していた再開発ビルに出店する予定だった。しかし、同社が主力製品「白い恋人」の賞味期限改ざんなどの不祥事を契機に再開発計画を凍結したため、新たな出店地を探していた。

264杉山真大 ◆mRYEzsNHlY:2008/06/25(水) 00:14:33
25年間、よくぞ持ち堪えたとしか・・・・・横浜は平沼出身の母にとっても思い出深い地なんですよね>野澤屋

横浜松坂屋が10月閉店 赤字続き四半世紀
http://www.asahi.com/business/update/0624/NGY200806240008.html
2008年6月24日22時22分

 Jフロントリテイリングは24日、傘下の松坂屋の子会社、横浜松坂屋(横浜市中区)を10月26日に閉店すると発表した。横浜松坂屋は不振が続き、築後80年以上を経た本館は老朽化が目立っていた。長く経営課題だった店舗の統廃合に区切りをつけ、松坂屋は直営8店に経営資源を集中する。
 「商環境の変化により売り上げは減少の一途で、これ以上維持することは困難」。24日夕、横浜松坂屋で会見した松坂屋の茶村俊一社長は、売り上げ減と施設の老朽化を店舗閉鎖の理由に挙げた。
 横浜松坂屋は1864(元治元)年創業の野澤屋呉服店をルーツとする老舗(しにせ)百貨店。立地する伊勢佐木町近辺から横浜駅前に人の流れが移った影響などで客数が落ち、74年に松坂屋傘下に。77年には隣接する松屋横浜店を買収し西館としたものの、百貨店事業は84年2月期以来25期連続で営業赤字が続いていた。
 95年に閉鎖した西館には不動産収入を見込んで場外馬券売り場の誘致を目指したが、地元の反対などで開業は00年までずれ込んだ。03年2月には東証1部への上場を廃止、松坂屋が完全子会社化した。
 松坂屋の店舗再編は、業績不振を理由に04年に閉鎖した直営店の大阪店(大阪市中央区)、くずは店(大阪府枚方市)以来。横浜松坂屋の本館は、低階層の商業施設に改め、スーパーなど別業態での収益力強化を目指す。マンションやホテルを含めた複合施設への建て替えも検討する。
 本館前の路上はフォークデュオ「ゆず」が、デビュー前に路上ライブで人気を集めた場所として知られる。場外馬券売り場は営業を続ける。
 Jフロントはまた、「大丸ピーコック」「松坂屋ストア」など傘下のスーパー4社について9月1日付で統合することを決めた。

265荷主研究者:2008/06/30(月) 00:35:18

http://www.chunichi.co.jp/article/shizuoka/20080606/CK2008060602000225.html
2008年6月6日 中日新聞
遠鉄が「フォルテ」跡計画 百貨店と新ビルを連絡デッキで連結

 浜松市が売却を決めたJR浜松駅前の官民複合ビル「フォルテ」について、区分所有する遠州鉄道が土地・建物の取得・解体後に計画している新しい商業ビルの概要が5日、明らかになった。大半を遠鉄百貨店の新館として利用し、二つの建物を連絡展望デッキでつなぐ。フォルテ1階ガーデンの代替として、建物の間のギャラリーモールに大屋根を設けてイベントなどに活用できるようにする。

 概要は、6日の市議会環境経済委員会で、浜松市が公表する予定。

 市民などから機能を残してほしいと要望が強かった地下のホールは、新商業ビルの上層階に平面の床の多目的ホールを設置。採算を考慮し物販などにも使えるようにする。交番も新商業ビル内に確保する。

 フォルテの土地は市と遠州鉄道が所有。建物は第三セクター会社の浜松都市開発と遠鉄が所有。今年中に遠鉄が36億円程度で取得する構想を示しており、現在は9月末を期限に市施設を含む入居テナントの退去が始まっている。

 大手百貨店の大丸が2011年秋をめどに、松菱跡に出店する方向で検討を進めていることから、遠州鉄道は百貨店の規模拡大で対抗。大丸の売り場面積が3万4000平方メートルと計画されていることから、遠鉄は「対抗できるだけの売り場面積を確保したい」としている。

266荷主研究者:2008/06/30(月) 00:37:02

http://www.chunichi.co.jp/article/fukui/20080607/CK2008060702000023.html
2008年6月7日 中日新聞
平日歩行量が増加 5月、福井の中心市街地

1日の仕事を終え、次々と帰路に着く人たち=JR福井駅西口広場で

 福井市がまとめた中心市街地の歩行者通行量調査によると、5月の歩行量は平日が前年同月比16%増加した。市中心市街地振興課は「通勤通学者の鉄道利用増や、JR北陸線高架化などの効果が出たのではないか」とみている。

 歩行者と自転車通行者を19地点で調査し平日は駅前広場南の通行量が31%、同北が42%それぞれ増加。通勤、通学時間帯の増加が際立った。

 鉄道高架化で一昨年6月に開通したアオッサと北の庄通りを東西に結ぶ通路も徐々に歩行者の認知度も高まっているとみられ、地点ごとに歩行量が増えていた。

 休日は今回の調査日が晴れで前回の天候が悪かったにもかかわらず5%減少した。駅前電車通り北側の響のホール南口を除き、目立って増加した地点もなかった。

 平日、休日の歩行量を平均化して長期的な推移をみると、3年前からほぼ横ばいの状況が続いている。

 (渥美龍太)

268荷主研究者:2008/06/30(月) 01:01:59

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200806140047.html
'08/6/14 中国新聞
県境超えてアルパーク人気
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 岩国市民が最も利用する商業施設として、広島市西区のアルパークの人気が高まっている。山口経済研究所が1997年度から続けている利用調査で、2007年度は地元商業地などを押しのけ、初の支持率1位になった。若者を中心に利用が増えている。

 調査は、山口県内の山口銀行店頭で岩国市民85人が回答。「ショッピングを楽しむときによく行く商業地」の設問に22.4%がアルパークを挙げた。97年度に17.7%だったアルパークの支持率は02年度に5.9%まで低下。03年度から上昇に転じ、06年度は2位(15.7%)。今回さらに6.7ポイント上昇し、トップとなった。

 逆に岩国市中心商業地は13.6ポイント下落して15.3%となり、2年続いた1位の座を明け渡した。広島市中心商業地は11.8%で1.5ポイント下がったものの、順位は4位から3位に上昇。岩国市中心部から約5キロ離れたショッピングセンター「ゆめタウン南岩国」は9.4%で6.3ポイント下がった。

269荷主研究者:2008/06/30(月) 01:02:51

http://kumanichi.com/news/local/index.cfm?id=20080615200003&amp;cid=main
2008年6月15日 12:22 熊本日日新聞
買い物で運賃割引 交通券を本格発行へ

2回の試行を経て本格導入される「交通券」。試行期間中は買い物客に「便利」などと好評だった=07年3月、熊本市下通の商店

 熊本市の下通繁栄会(山田哲大会長、百六十八店舗)は七月から、下通アーケード内の店舗で買い物すれば路線バスや市電などの運賃を一定額割り引く「交通券」を発行する事業を本格的に始める。三月末まで期間限定で試行してきたが、買い物客らに好評だったため。

 マイカーで訪れた買い物客に駐車場の割引券を発行する商店街は多いが、公共交通機関利用者を対象とした割引サービスは県内初。全国的にも珍しいという。

 現在、各店舗に協力を呼びかけ中で、百十店で利用できるようにするのが目標。百円、五十円、十円券を発行する方向で準備を進めており、買い物額に応じて発行された「交通券」は熊本市営、九州産交、熊本電鉄、熊本バスの路線バスや市電、熊本電鉄の運賃支払いに使えるようにする。

 従来からある駐車場割り引き券も「交通券」に順次切り替える方針。

 熊本市の中心市街地に来る買い物客らの約六割が公共交通機関を利用しているとの調査結果に加え、利用者らから割引サービスを求める声があったことから、〇六年度に約十日間、〇七年度中に約半年間それぞれ試行。本格実施に向け課題などを探ってきた。

 同繁栄会は「買い物客の利便性向上はもちろん、公共交通機関の利用促進、環境対策につながる取り組み」としている。(前田克)

270とはずがたり:2008/07/01(火) 00:36:54

ひでぇなぁ,ヤマダ電機

成長の陰に過酷11時間労働、ヤマダ電機「ただ働き」問題
2008.6.30 23:05
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/080630/crm0806302307030-n1.htm

 午前9時から午後8時まで、家電メーカー従業員はただ働き−。公正取引委員会は家電量販店最大手のヤマダ電機に排除措置命令を出し、「ただ働き」にメスを入れた。同社は「売上高3兆円企業を目指す」と拡大路線を一代で突き進んできた。家電メーカーより立場が強いといわれるようになった家電量販店の急成長の背景には、意外な落とし穴があった。

 公取委は昨年5月、ヤマダ電機に立ち入り検査を実施。「納入業者にただ働きを強いた」という違反事実だった。公取委は同社が取引先の従業員を店舗の新装オープンや改装オープンの際、商品の陳列や補充、自社製品以外の営業セールに動員している事実をつかんでいた。

 その実態は午前9時〜午後8時まで「ただ働き」という過酷なもの。納入業者は全部で約370社あったが、うち約250社がヤマダ電機の要請に応じた。

 派遣は同社本社のバイヤーらがメールやファクスで業者側に店舗名や日時を連絡して要求。新規開店は1店当たり約600人、改装オープンでは約300人が「ヘルパー」として働かされた。ただ働きに応じた業者には大手メーカーの従業員も含まれているという。

 公取委の立ち入り検査を受けると、通常は即座に違反行為をやめるケースが多い。しかし、同社は代わりに「日当5000円、プラス700円の給食代」を支給する方法に変更。新装、改装オープン時に取引先従業員を動員するやり方自体は改めなかった。この額についても、公取委幹部は「通常必要な費用には不十分」と断言している。

 「昔メーカー、今販売店」。こういわれる家電業界での現在の力関係が問題の背景にある。あるメーカー関係者は「量販店では大なり小なりヤマダ電機と似たケースは聞いたことがある」と打ち明ける。 

 公取委幹部は「業界最大手のヤマダ電機が悪しき商慣習を改善し、家電量販店業界全体に良い影響が出ることを期待する」と指摘しているが、他の業種でも、売り場面積は小さいが、納入業者に大きな力を持ち、ディスカウント競争のため無理な取引を強いる事例は目立っているという。

271とはずがたり:2008/07/01(火) 01:36:48
国税庁を独禁法違反で告発しよう♪

キリンの“マル秘”特売条件を暴露したオーケーストアの“怪挙”
6月30日9時0分配信 ダイヤモンド・オンライン
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080630-00000000-dol-bus_all

 「『特売は年間18週限り』とメーカーから規制されましたので、誠に不合理とは存じますが、やむを得ず、キリンビールは年間18週のみの販売となりました」

 中堅食品スーパー、オーケーの酒売り場に前代未聞の張り紙が登場して、知る人ぞ知る話題となっている。

 オーケーストアは「高品質・Everyday Low Price」をスローガンに掲げ、ナショナルブランド商品については地域一番の安値を保証する手法で急成長。酒類販売でも有名で、同社の新用賀店はサントリー「ザ・プレミアム・モルツ」をスーパーのなかで日本一売った店としても知られている。

 そんなオーケーストアの店頭から、キリンビールの商品が姿を消した。

 というのも、冒頭の張り紙でわかるように、キリン商品の特売が年間18週に制限されたため、売り切れ時点で販売終了とせざるをえなくなったからだ。この6月になっても、2月に値上げしたキリンのビール系飲料を値上げ前の旧価格で特売していたが、瞬く間に売り切れ、棚は空っぽ。

 2002年以降、酒の乱売に業を煮やした国税庁の指導を受けたビールメーカー各社は、それぞれに「取引ガイドライン」を設定。特売回数や販促費の支出基準などを自主的に決めて、これを国税庁と公正取引委員会に提出し、その遵守を掲げている。

 キリン、アサヒビール、サントリー、サッポロビールの大手4社がガイドラインに定めた特売条件はほぼ同じで、それがすべての流通企業に適用されるというのが一応の建前だが、肝心の中身については秘中の秘で、表に出ることはなかった。

「特売は年間18週限り」という販売条件を公然と暴露したオーケーの「怪挙」に業界は騒然。キリンは「特売の規制は価格拘束に当たるため行なっていない。あくまで特売の“支援”の回数を限っている」と説明するが、ビール業界の取引ガイドラインをめぐる流通とのせめぎ合いは今後も続くだろう。

(『週刊ダイヤモンド』編集部 小出康成)

272片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/07/01(火) 11:28:47
ヤマダ電機 本社移転
高崎 経済効果を期待

 ヤマダ電機(前橋市日吉町)の本社が7月1日、高崎市のJR高崎駅東口に移転する。完成間近の本社ビルには、北関東の中核店舗となる「LABI1(ラビワン)高崎」も入り、7月11日にオープンする。家電製品やブランド品の売り場以外に飲食店街も設けており、大きな集客力が予想される。経済効果を期待する地元・高崎は歓迎ムードで、活性化を目指し、相乗効果を上げる工夫を探っている。一方、本社が去る県都・前橋は、商機を失う業界も多く、沈滞ムードが漂っている。(植竹侯一、近内みゆき、井上晋治)

■変わる高崎駅東口

 西口に比べ、商業施設の集積が遅れていた東口だが、新店舗と駅などをつなぐ歩行者デッキや高速バスのターミナル整備が高崎市などによって急ピッチで進められ、駅前の風景は今後数年で様変わりしそうだ。

 同市によると、デッキの完成は2011年度だが、新店舗2階と駅の間は開店までに利用可能になる。デッキ下には、8つの発着所を持つバスターミナルを10年度までに整備し、高速バスの発着を東口に集約させる。さらに、ホテルやオフィスの入る民間会社の複合ビルも今年度中に東口で着工する予定だ。

 これに合わせ、JRもデッキと駅舎の接続などの改修計画を今年度中に固める。同駅の乗降客数は1日約5万7000人で、10年前からほぼ横ばい。具体的な予想値はないが、JRも買い物客などの利用増への期待は大きい。

 再開発計画に反応し、周辺の不動産市況も活気づいている。今年3月に発表された東口・栄町の公示地価は、昨年までの下落基調から4%の上昇に反転。西口・八島町の1・9%を上回り、県内商業地ではトップの伸びとなった。県宅地建物取引業協会の長井貞二・高崎支部長は「ヤマダ電機従業員などの需要が高まれば、住宅賃貸料のアップもあり得る」と予測する。

■ライバルの皮算用

 「集客効果は必ずある」(スズラン高崎店)、「迎え撃つというより、人出を歓迎」(高崎高島屋)。競争相手と目される駅西口の百貨店の受け止めは好意的だ。両社とも「一昨年のイオンモール高崎の誕生で郊外に流れた客を取り戻せる」と読んでいるからだ。高島屋は「イベントの共催などでヤマダ側と協力したい」、スズランは「売り場を増床して独自の品ぞろえを展開する」と、東口からの買い物客を回遊させようと策を練る。東京・池袋での“戦争”が話題になったビックカメラも、「競争が激しい地域ほど、売り上げが良い。不安はない」と強気の構えだ。

 高崎市も、4年前の時点で1010億円だった中心市街地の小売業年間商品販売額を、4年後には2割以上アップさせたい考えだ。ヤマダ効果などで周辺の売り上げ増が45億円に上ると試算し、バブル崩壊後右肩下がりだった販売額のV字回復を目指す。

 一方で、駅ビルのモントレーは「競合する飲食店街は脅威。プラスとマイナス、どちらが大きいかわからない」と複雑だ。西口の商店街連盟の幹部も、「東口だけで買い物が終わってしまうのが怖い」と、商店街共通の駐車チケットを検討するなどして、客離れを食い止めたい考えだ。

 家電量販店の攻勢に長年苦しんでいるのが個人経営の電器店だ。今回の出店にも「断固反対」の声が当初上がったが、西口で電器店を50年近く経営している男性(68)は、「アフターサービスなどの質は負けない。客の要望にしっかり応えるのが、まちの電器店だ」と胸を張り、対抗心をのぞかせた。

     ◇

 店舗のオープンに先立つ本社移転にも、周辺の飲食店などからは期待の声が上がる。店舗と本社の従業員は約800人に上るうえ、取引先との接待などにも利用が予想されるからだ。東口の居酒屋の店長(30)は、「給料日後に客が増えるか楽しみ。本社に電車通勤する人たちなら、安心して酒類も提供できる」と話した。

273片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/07/01(火) 11:29:50
>>272-273
◆駅前に巨大店舗◆

 新店舗「LABI1高崎」ビルは、地下2階・地上12階建て。4階から地下1階の売り場は、面積が2万平方メートルを超え、大阪市にある「LABI1なんば」に次ぐ規模だ。この広いスペースを使った品ぞろえは郊外型店舗の3〜4倍で、「年に一つしか売れない商品でも置く」(経営企画室)。生活に欠かせない家電は郊外店で、こだわりの商品はLABIで――という位置づけだ。家電に加え、高級ブランド品も並べるほか、5階には飲食店17店舗が入居。コンサートにも使えるイベント広場も店舗の内外に設ける。

 交通の要衝・高崎にあるため、新幹線でつながる長野、新潟も商圏ととらえている。年間売り上げ目標は未公表だが、高崎高島屋の184億円、スズラン高崎店の170億円をしのぐとみられる。桑野光正・ヤマダ電機取締役は「開店は、中心市街地全体の販売アップにつながる」と強調している。

     ◇ ◇ ◇       ◇ ◇ ◇

■創業の地 前橋に痛手

 創業から35年間続いた本社が消えることになる前橋市では、その影響は大きく、中でも深刻なのが地元タクシー業界だ。本社の社屋はJR前橋駅から車で約15分と離れ、タクシー利用が一般的だったため、その分の収益がゼロになるのは必至だからだ。

 特に、同社が「商談日」とする毎週火・水曜日は、県内外の家電メーカーや広告代理店などの商談客が、「多い日で1日700人程度」(同社)訪れる。11社が加盟する前橋地区ハイヤー協議会によると、同駅北口の配車は、多い業者で通常は15台程度だが、商談日の2日間は「3〜4割増しになる」という。

 アサカタクシー(前橋市三俣町)は、10年ほど前から専属契約で本社敷地内に待機スペースを設置して対応してきた。同協議会会長も務める星野俊夫常務(66)は、「移転でうちも年間2割程度、2000万円近い減収が予測される。前橋の業者にはこれまでにないダメージだ」と、頭を抱える。

 また、商談が夜中に及ぶことも多いために利用されてきた市中心部のビジネスホテルも打撃を受ける。あるホテルの広報担当者は「ヤマダ関係は年間宿泊者数が1、2を争うだけに大きな痛手」と肩を落とす。

 前橋市は移転で税収が「5000万円の減収」と予測するが、市議の中には「様々な業界への波及を考えれば、減収はもっと大きい」との見方もある。

 約500人が通勤する現在の本社の使い道はまだ決まっていないといい、前橋商工会議所の曽我孝之会頭は、「移転問題では、鉄道利用の面で前橋が高崎に苦戦したのは確かだが、高速道の利便性は前橋の方が優位でもある。創業の地はあくまで前橋。何らかの形で縁を残してほしい」と話している。

(2008年6月29日 読売新聞)群馬
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/gunma/news/20080628-OYT8T00968.htm

277とはずがたり:2008/07/08(火) 08:31:22

自販機は利権状になってたみたいだからなぁ。。

タスポ導入、たばこ店廃業続出 近畿で倍増
2008.7.5 11:59
http://sankei.jp.msn.com/life/trend/080705/trd0807051201010-n1.htm

 たばこ自動販売機への成人識別装置導入を機に、たばこ店の廃業が急増し、近畿では6月の廃業数が前年の2倍以上に達していることが分かった。成人識別カード「taspo(タスポ)」対応自販機の導入が個人商店には大きな負担となるほか、タスポの普及が進まないため自販機を買い替えても売り上げが見込めないことが、廃業の要因になっているようだ。

 たばこ店の開業は財務省による許可制で、今年3月末現在、近畿2府4県のたばこ店は4万6390店あった。

 同省近畿財務局によると、2府4県の廃業店数は4月が238店、5月が191店と前年の約1.4〜1.5倍だったが、タスポが近畿で先行導入された6月は前年(125店)の2倍以上の264店にのぼった。

 6月の廃業店数を府県別にみると、大阪95店(前年同月56店)▽京都37店(同17店)▽兵庫60店(同29店)▽奈良25店(同9店)▽和歌山25店(同8店)▽滋賀22店(同6店)−の順になっており、郊外にある個人商店の廃業が目立っているという。

 日本たばこ協会(東京)によると、昨年末に全国で52万台あった自販機も6月末で43万5000台に減っている。自販機には日本たばこ産業(JT)などメーカーによる無償貸与機と、小売店が自費で設置したオーナー機とがあるが、郊外に多いオーナー機はここ半年で13万台から6万8000台へとほぼ半減した。

 オーナー機にタスポ対応装置を後付けするには数万〜12万円かかり、10年以上前に製造された自販機の場合は後付けができず、買い替えが必要だという。

 6月のタスポ先行導入を機に、約40年にわたって経営してきた店を閉じた奈良市の池田弘さん(82)夫妻は「自販機を改造してもタスポが普及していない現状では、スーパーやコンビニ店に太刀打ちできない」と嘆く。

 同じく6月に廃業した京都府福知山市の本田一郎さん(83)も「一部補助があるとはいえ、自販機の改造は自己負担で、店を続けても採算が合わない」と話している。

278荷主研究者:2008/07/13(日) 22:38:39

http://www.niigata-nippo.co.jp/pref/index.asp?cateNo=3&amp;newsNo=111234
2008年6月18日 新潟日報
マイカー依存率増、県民調査

 買い物に行く交通手段は、新潟市中心部の商店街でも自家用車が主流になっていることが、17日までに県の調べで分かった。万代シテイに車で行く人は3年前より19ポイント増の63%に上った。同市以外はさらにマイカー依存度が高い。

 県が2007年度に3年ぶりに実施した県民意識・消費動向調査(回答者11263人)で分かった。それによると、車以外の万代シテイへの交通機関はバスが19%、自転車・バイク7%、徒歩5%、鉄道4%。車利用者が急増した要因は、複合型商業施設「ラブラ万代」のオープン(07年3月)で郊外からの客が増えたためとみられる。

 同市の他地区の車利用率は、古町・西堀47%(04年度48%)、本町35%(同32%)、新潟駅前41%(同44%)、同駅南67%(同69%)だった。

 車での買い物は、郊外型大型店に比べて駐車が不便な商店街の衰退要因とされる。マイカー依存が浮き彫りになったことについて、新潟商工会議所まちづくり支援課の小嶋一則課長は「新潟市は(80万規模の都市としては)マイカー利用率が高く、車依存が街の特性になっている」と指摘。

 「バス会社に利便性向上を働き掛けるとともに、マイカー客が近くに駐車し、循環バスやレンタサイクルで回れる仕組みづくりを進めたい」と話している。

 新潟市以外では、長岡駅大手口前58%(59%)、上越市高田本町3−5 70%(64%)、三条市一ノ木戸59%(53%)と軒並み5割超。新発田駅前は80%(85%)、柏崎市駅通りが73%(72%)とさらに高かった。

279荷主研究者:2008/07/13(日) 23:29:44

http://www.hokkoku.co.jp/_keizai/K20080625301.htm
2008年6月25日03時59分 北國新聞■北陸の経済ニュース
◎隣県集客へ「金沢連合」 百貨店、専門店、中心商店街 7月1日一斉バーゲン

 金沢市中心部の百貨店、専門店、商店街が七月一日、夏のバーゲンセールを一斉に始める。昨年は百貨店や商店街が六月末から、専門店は七月に入ってからと対応が分かれていたが、今年は一転、足並みをそろえた。食品の値上がりなどで個人の節約意識が一段と強まる中、今年は金沢商圏一斉バーゲンのインパクトで消費を刺激し、ガソリン高で弱含む隣県からの集客も強めたい考えだ。

 七月一日にバーゲンを始めるのは、香林坊大和、めいてつ・エムザの両百貨店のほか、香林坊アトリオ、ラブロ片町、香林坊109、金沢フォーラスなど専門店と、竪町などの中心部の五商店街。

 昨年は大手アパレルメーカー側の事情もあって百貨店などが六月三十日の土曜日にバーゲン開始時期を前倒し。香林坊109と金沢フォーラスは七月四日からスタートと、金沢商圏として二段構えで集客を狙う形となったが、分散した分、七月の売り上げが伸び悩んだ店舗が多かったという。

 今夏の一斉バーゲンで関係者が狙うのは、一月三日の新春バーゲンの再現だ。百貨店、専門店、商店街の足並みがそろったセールで、中心部は大渋滞になるなど記録的なにぎわいをみせた。このところのガソリン高で「広域集客は弱まっている」との声もあり、金沢フォーラスの廣瀬清剛館長は「一斉バーゲンの効果は実証済みだ」と強調する。

 「相乗効果で商戦ムードをあおり、消費を喚起したい」。香林坊大和の谷村昭彦副店長は一斉バーゲンに期待を寄せる。

 春先からガソリン高、生活必需品の値上がりが続き、生活防衛意識の高まりから個人消費が低迷。本来なら、能登半島地震の影響を引きずった昨年実績を上回るはずだが、「今年は消費のマイナス材料が相次ぎ、前年並みか前年割れの月が続いている」とする商業関係者が多い。

 めいてつ・エムザの藤田重隆営業企画副統括は「家計に敏感なミセス層の財布のひもが固い」とし、婦人衣料品の回復を狙う。

 七月の一斉バーゲンを盛り上げようと、金沢中心商店街まちづくり協議会は、運賃無料バス「5タウンズバーゲン直行便」を運行する。一日は火曜日で平日開幕となるため、金曜日までの平日四日間限定で、金沢駅東口の金沢フォーラスから中心部の商店街をシャトルバスで結ぶ。運行は午前十時から一時間置きに一日十便。週末は、土日、祝日限定で金沢商業活性化センターが展開する運賃百円のワンコインバス「まちバス」に役割を引き継ぐ。

 全国的に夏商戦は徐々に早まる傾向にあったが、今年は、大都市圏で百貨店などがバーゲン開始時期を元に戻すなど「七月回帰」の動きも出てきた。「消費低迷と言われるが、我慢しているだけ。きっかけがあれば山は動く」(東川庄一竪町商店街振興組合理事長)。本来の七月開催に戻り、関係者の思惑通りに消費が喚起されるか。夏の一斉バーゲンは秋、冬の商戦を占う試金石ともなりそうだ。

280とはずがたり:2008/07/14(月) 15:37:07
ちょいとスピード経営を求めすぎかw

中心市街地への出店助成、応募ゼロ 秋田市、募集期間を延長
http://www.sakigake.jp/p/akita/news.jsp?kc=20080713k

 秋田市が中心市街地活性化を目指し5月上旬から募集していた出店促進補助制度の応募者が、先月末の応募締め切りまで全くなく、市関係者が頭を悩ませている。今月9日に政府認定を受けた市の中心市街地活性化基本計画にも盛っている事業だけに「やっと認定を受け、事業実施できることになったのに、応募がなかったのは残念」と市商業観光課。「実際に事業者が出店を決める計画などを練るのに1カ月半という期間は短かった」とし、12月10日まで募集期間を延ばし、応募があれば随時審査することにしている。

 同補助制度は市の「“彩れ!いい店”プロジェクト」の一つ。基本計画の対象区域となっているJR秋田駅周辺、中通、大町などの空き店舗への出店を希望する事業者に対し、店舗改装などに必要な費用を最大270万円まで補助する内容だ。募集期間中の問い合わせは20件ほどあり、「中心市街地が注目されていることは実感した」(同課)と手応えも感じたが、応募者はいなかった。

 応募者は外部有識者などで組織する審査委員会の書類審査とプレゼンテーション評価を経て、補助の可否が決まる。当初は今月中旬の審査とプレゼン評価で通った応募者は、8月から制度活用できる見込みだった。今後は原則、応募があり次第、審査することとする。

 プロジェクトにはほかに、同じく中心市街地活性化基本計画に盛られた出店促進融資あっせん制度もある。従来の市の中小企業向け融資制度に比べ利率が低いのが特徴。来月1日から募集を始める。
(2008/07/13 13:06 更新)

281荷主研究者:2008/07/27(日) 23:14:14

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200806260017.html
'08/6/26 中国新聞
倉敷・水島にイオンSC開業
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 流通大手イオングループのマックスバリュ西日本(兵庫県姫路市)は25日、倉敷市水島高砂町に郊外型の複合商業施設「イオンタウン水島ショッピングセンター」を開業した。同社の岡山県内のショッピングセンター(SC)は9店舗目で最大規模となる。

 約4万7000平方メートルの敷地に鉄骨平屋3棟を建設。計40店舗が入り、売り場面積は約1万3600平方メートルに上る。衣料や雑貨、書店などの専門店棟のほか、10日先行オープンしたマックスバリュイオンタウン水島店などが入るマックスバリュ棟と、7月17日開業の温浴施設がある。駐車場は740台分。

 近くの水島コンビナートに立地するジャパンエナジー水島製油所の社宅と独身寮の跡地を賃借した。年間売上高目標は約70億円。

【写真説明】開業したイオンタウン水島ショッピングセンター

282荷主研究者:2008/07/27(日) 23:21:25

http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/31403?c=210
2008年6月28日 09:31 西日本新聞
ディズニー屋内施設進出地 「第2キャナル」に内定

 東京ディズニーリゾートを運営するオリエンタルランド(千葉県浦安市)は27日、屋内型娯楽施設の開設地を、福岡市博多区に計画中の「第2キャナルシティ(仮称)」に内定した。同日開いた取締役会で、福岡での開設準備を最優先に進めることを決めた。候補地の機関決定は初めて。

 複数の関係者によると、首都圏以外の大都市5カ所程度を検討してきたが、アジアに近い点や地元の受け入れ態勢が整っている点で、福岡が最適と評価したという。

 今後は社内の作業チームを福岡に集中し、第2キャナルを開発する福岡地所(福岡市)や福岡市との交渉を急ぐ見通し。九州新幹線鹿児島ルートが全線開業する2011年春の開設を想定している。

 オリエンタルランドは同日の取締役会で、福岡に次ぐ二番手の候補地も決定したもよう。

 景気の後退懸念が強まる中、オリエンタルランド側の賃料負担や、娯楽施設のデザインなどをめぐり、厳しい交渉が予想されるため、年内の開設地最終決定まで、なお流動的な要素がある。

 当初、今年2月にも候補地を決める見通しだったが、米ディズニー社との調整や自治体の誘致増加でずれ込んでいた。

=2008/06/28付 西日本新聞朝刊=

283とはずがたり:2008/07/29(火) 02:14:30
郵便局がコンビニ経営 ローソンとFC契約
http://www.kahoku.co.jp/news/2008/07/2008072801000679.htm

 日本郵政グループの郵便局会社は28日、首都圏6カ所の郵便局内に小型コンビニ店を8月に開設すると発表した。同社が経営し、コンビニ大手のローソンとフランチャイズ(FC)契約を結んで商品の提供を受ける。郵便局会社が本格的に物品販売に乗りだすのは初めて。
 新設店の名称は「JP ローソン」。8月6日から順次、日本橋郵便局(東京)や平塚郵便局(神奈川県平塚市)、川越西郵便局(埼玉県川越市)、美浜郵便局(千葉市)など1都3県の計6局の空きスペースに開く。
 店舗面積は約20−56平方メートルで一般のコンビニの3分の1から半分ほど。扱う商品も1000品目前後と通常の約半分に絞り込むが、おにぎりや弁当、文具、日用品などに加え、郵便ポストをかたどった雑貨類なども販売する。郵便局会社が新たにコンビニの店長や店員を募集する。
 営業時間や休業日は、各局の郵便窓口のオープン時間に合わせ、終夜営業はしない。
2008年07月28日月曜日

284とはずがたり:2008/08/13(水) 21:21:32

おお,殴り込みw

ヤマダ電機、11月に茨城・水戸のケーズ本社前に大型店開業
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080813-00000019-nkn-ind
8月13日8時34分配信 日刊工業新聞

 ヤマダ電機はJR高崎駅前に続いて、JR水戸駅南口のケーズホールディングス(HD)本社前に大型家電店「LABI(ラビ)」を出店する。今年11月の開業を目指す。ヤマダは7月の高崎店を手始めに地方都市型ラビの出店を本格化する意向で、今後はコジマの本拠であるJR宇都宮駅にも出店する模様。

 かつてヤマダ、ケーズ、コジマの3社は北関東の「YKK」と呼ばれ、郊外型店で覇を競ってきたが、ヤマダは大型店を持って旧敵の本拠駅前にも攻め込む格好だ。

 ヤマダが出店するのはJR水戸駅南口で建設が進んでいる商業施設「サウスタワー」。3―9階部分を使用し、業態は都市型大型家電店の「ラビ」の見通し。水戸駅南口は茨城県を地盤として全国区になったケーズHDが本社を構えており、ラビとは間近の距離。

285とはずがたり:2008/08/14(木) 10:50:46

井筒屋:久留米店、閉店へ 売り上げ低迷で来年2月末に
http://mainichi.jp/seibu/seikei/news/20080813ddp041020012000c.html

 百貨店の井筒屋は12日、子会社の久留米井筒屋が運営する井筒屋久留米店(福岡県久留米市)を来年2月末に閉店すると発表した。創業から72年を数える老舗百貨店だが、郊外型大型店などとの競争が激化し、ここ数年の売上高はピーク時の半分以下に低迷していた。

 久留米店は1936年に前身の百貨店「旭屋」が開業し、62年に井筒屋が経営譲渡を受けた。ピーク時の82年には160億円を売り上げたが、福岡・天神の百貨店などに買い物客を奪われ、08年2月期の売上高は63億5400万円だった。久留米井筒屋は08年2月期が6200万円の経常赤字で、資産より借金が63億円多い債務超過状態。店舗も老朽化していることから、久留米店の営業継続は困難と判断した。

 この日、久留米市内で会見した中村眞人会長は「(営業を継続しても)損失拡大の危険性が大きいと判断した」と、閉店を決めた理由を語った。【石田宗久】

毎日新聞 2008年8月13日 西部朝刊

286とはずがたり:2008/08/14(木) 19:10:44
同じくリンク切れだが,清水太田市長http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1038805069/1684だけじゃなく高木前橋市長の悪辣さも際だって居る。
こんなのが野放しなのが群馬の,日本の,自民党の,どうしようもなく駄目な所。

SC予定地 前橋市長親族企業が転売
事前買収、用途変更直後に
ttp://www.yomiuri.co.jp/e-japan/gunma/news/20080706-OYT8T00640.htm

 前橋市小屋原町に今年末にオープン予定のショッピングセンター(SC)の敷地の多くを、高木政夫市長の親族企業が事前に買収し、都市計画法上の用途地域の変更が決定された直後に現在の所有企業に転売していたことが、分かった。変更を決めた同市都市計画審議会は事前買収を知らずに議決しており、当時、委員だった複数の市議は「知っていれば、議案に『待った』をかけ、もっと慎重に審議した」と話している。
 このSCはオリックスの関連会社が開発している「クロスガーデン前橋」。
 事前買収していたのは市長の次兄が経営する不動産会社で、読売新聞が県に情報公開請求して入手した土地売買等届出書や契約書などによると、同社はSC敷地のうち3・6ヘクタールについて、将来、用途変更が決定されたら手付金以外の残金を支払う約束で2004年12月に地権者20人余りから買収した。
 この土地を含む一帯はその後、06年7月13日の同審議会で住居専用地域から商業施設建設が可能な準工業地域への変更が決まったが、同社はその直後の同月末、この土地を同社や別の親族企業と取引関係がある市内の土木会社やコンクリート会社などに転売していた。
 土地はもともと県住宅供給公社が隣接地と一緒に住宅団地として計画したが、住宅地としては地盤が軟弱と判明し、買収を断念。住居専用地域に住宅が建てられないことを懸念した市や県は04年春ごろから、用途変更などの方針について協議を進めていたという。
 この事前買収について、県は「民間同士の取引であっても、企業団地の公募のように行政が関与しながら、よりオープンな形で開発業者を選定してもよかった」(都市計画課)と指摘しているが、市都市計画課は「用途変更の際に地権者を調べることはないので、知らなかった」と説明。市長として審議会に議案を諮問した高木氏も「知らなかった」と話している。
(2008年7月7日 読売新聞)

287とはずがたり:2008/09/01(月) 19:44:26
>>226-227

週刊ダイヤモンド編集部
【第101回】 2008年04月17日
三越を呑み込む伊勢丹 統合劇の裏にある冷徹な現実
http://diamond.jp/series/inside/04_19_005/

 三越と伊勢丹が経営統合して4月1日からスタートした「三越伊勢丹ホールディングス」。業績不振の三越を救済するための統合ともささやかれたが、それを証明するような出来事が相次いでいる。

 まず、三越が2011年をメドに大阪駅上で開店準備を進めていた大阪新店の事業主体が、三越からJR京都伊勢丹の運営会社でもあるJR西日本伊勢丹に移る。JR西日本との合弁会社ではあるが、社長も、新たに設置される開店準備室長も伊勢丹出身者。店名こそ「三越伊勢丹」の名を残し、ホールディングスとしての共同事業となるかたちだが、実質は“伊勢丹大阪店”としての色彩が濃くなる。

 もともと、競合店舗のすべてが大阪新店の開業と同時期に増床オープンするキタ地区に、業績不振で大阪店を閉店した三越が単独で出店することを危惧する声がここ最近高まっていた。

 大阪再出店は数年来の三越の“悲願”でもあったが、競争環境の激化のなか、ファッションに強い伊勢丹を主体に「確実に勝てる店」づくりを進めざるをえなくなったといえる。

 三越の「伊勢丹化」は、これ以外でもすでに進んでいる。売り場を表す用語として伊勢丹で長らく使われている「お買い場」が三越内でも全面採用され、1日から行なわれている「三越伊勢丹ホールディングス誕生祭」で販売されている企画商品も「ほとんど伊勢丹のバイヤーの手によるものばかり。商品面では完全に伊勢丹主導になるのだと実感した」とある取引先は言う。

 人事も同様だ。経営戦略、営業政策の2つの基幹部門のトップは伊勢丹出身の2専務が占める。さらに、三越の商品政策の要であるMD統括部長や、婦人・雑貨統括部長にも伊勢丹出身者が充てられた。三越から伊勢丹に派遣されたのは府中店店長のみだ。

 三越は2008年2月期決算の予想を下方修正した。連結売上高で前期比1.9%減の7738億円、連結営業利益で29.2%減の85億円と、減収減益基調からいっこうに抜け出せないでいる。

「現状では、先方から学ばなければならないもののほうが圧倒的に多いのは仕方がない」(三越社員)と諦めの声もある。三越の不振が長引けば長引くほど、救済者としての伊勢丹の存在意義が高まり、ひいては名実共に伊勢丹支配が強まる――。これが巨大百貨店統合劇の裏にある冷徹な現実である。

(『週刊ダイヤモンド』編集部 鈴木洋子)

288とはずがたり:2008/09/04(木) 01:52:26
三越+伊勢丹=伊勢丹主導
大丸+松坂屋=大丸主導
高島屋
西武+そごう=セブン&アイ主導

Kyoto Shimbun 2008年9月3日(水)
「大丸流」で効率化進む
J・フロント統合から1年
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2008090300095&amp;genre=B1&amp;area=Z10


 大丸と松坂屋が経営統合して設立された持ち株会社「J・フロントリテイリング」が誕生してから3日で1年になった。人件費の削減など「大丸流」の営業改革を松坂屋に導入、効率化を進めている。業界1位の三越伊勢丹ホールディングスに対抗する狙いもある。

 ただ個人消費の低迷が逆風となり、J・フロント傘下の大丸、松坂屋ともに足元の業績は伸び悩んでいる。共同仕入れや新サービスなど2年目からの取り組みが、百貨店競争を生き残る鍵となる。

 この1年は奥田務社長兼最高経営責任者の指揮下で、大丸と松坂屋の間で100人規模の人事交流を実施した。松坂屋の店舗では、返品作業などの業務を派遣社員らに任せることで、販売員が店頭にいる時間を増やし、サービスの向上につなげた。
 この秋には、松坂屋の銀座店を17年ぶりに改装。菓子売り場や婦人雑貨を充実させる。(共同通信)

289とはずがたり:2008/09/04(木) 02:18:01

木更津市の大型SC開業時期ずれ込む イオン側「出店方針変わらず」
http://www.tokyo-np.co.jp/article/chiba/20080903/CK2008090302000153.html?ref=rank
2008年9月3日

 木更津市は二日、同市築地の新日鉄所有地で進む大型ショッピングセンター(SC)の建設計画について、開業時期が来年度にずれ込む見通しを明らかにした。

 SCの中核となるイオンが全国の不採算店約百店舗を見直す方針を示し、同市の計画への影響が懸念されている。同日の市議会代表質問で高橋浩氏(フォーラム未来)が計画の現状を尋ね、水越勇雄市長らが答えた。

 水越市長はイオン本社を訪れ「出店方針に変わりはない」と説明されたことを報告。同社が「詳細なプランは検討中」として開業時期を明らかにしなかったことを説明し、「早期開業を働き掛けたい」と答弁した。 (岡村淳司)

290荷主研究者:2008/09/16(火) 00:37:08

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200807180240.html
'08/7/18 中国新聞
ホームセンターの出店相次ぐ
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 広島都市圏西部で今秋から来春にかけ、ホームセンター4店が相次ぎ開店する。物価が上昇する中、ホームセンター業界は省エネグッズや自転車、家庭菜園用品が堅調に売れており、大手、地場とも新規出店で積極攻勢をかける。ただ「オーバーストア」との指摘もあり、有数の激戦区になりそう。

 リックコーポレーション(岡山市)は今秋、広島都市圏では1号店となる「タイム」を広島市西区の商工センターに出店する。店舗面積約6600平方メートルで、2階にはスポーツ用品店「ヒマラヤ」が入る。担当者は「有名スポーツ店との共同出店で知名度アップを図る」と話す。

 地場ではジュンテンドー(益田市)も、廿日市市本町に店舗面積約2300平方メートルの新店を11月にも出店する。同時期には近くに家電量販や食品スーパー、銀行が入る商業施設が開業する予定で、相乗効果も狙う。

 大手の出店も活発だ。ナフコ(北九州市)は佐伯区五日市港に、店舗面積約8700平方メートルの大型店を年内をめどに新設する届け出を市に提出した。コーナン商事(堺市)も廿日市市陽光台に店舗面積約8600平方メートルの大型店を来春にも出店する計画。

 広島都市圏西部への出店理由について、各社は交通の利便や人口集積を挙げているが、4店の集中出店は「想定外」との声もあり、オーバーストアへの懸念も広がっている。

【写真説明】ホームセンター「タイム」が入る商業施設の建設現場(広島市西区商工センター)

291荷主研究者:2008/09/16(火) 01:04:46

http://www.chunichi.co.jp/article/shizuoka/20080725/CK2008072502000218.html
2008年7月25日 中日新聞
《経済》 大丸出店基本合意から1年 松菱跡再開発で遅れる地権者交渉

再開発に向け地権者との交渉が続く松菱跡=浜松市中区鍛冶町で

 浜松市中心部の百貨店松菱跡の再開発をめぐり、百貨店大手の大丸(大阪市中央区)と開発事業者のアサヒコーポレーション(浜松市中区)が出店に関する基本協定書締結に合意したと発表して、24日で1年。6月にも建物解体に着手する予定だったが、地権者との交渉は今も続く。大丸が開業目標を3年後の2011年秋としており、関係者や市民から進展の遅れを懸念する声も漏れている。

 「取り壊しが始まれば、市民にも期待感が出てくるのだが…」。松菱跡に隣接する商業施設、ザザシティ浜松の中川隆社長(53)は、事業進展に気をもむ。大型書店を導入するなど、大丸の出店後を見据えて取り組んでいるからだ。「ガソリン価格上昇などで、郊外からお客さんが戻りつつある感じ。早く出店を正式決定してもらい、追い風にしたい」と話す。

 アサヒ社がコンペ(提案設計競技)で大型商業施設案を提示し、開発事業者に選ばれたのは03年12月。だが、テナント探しに苦戦。40社余りに出店を打診し、ようやく大丸との基本合意にこぎ着けた。

 現在は旧松菱本館、新館など開発対象の大半の土地を取得。地権者との調整を進めているが、考え方の違いなどから交渉は難航。大丸が示した一街区一体の開発という条件整備には至っていない。

 ある地権者は「スピードが遅い」とこぼしながらも、「透明性を高めながら、大丸に出店してもらえるよう努力していきたい」と話す。

 この1年で、松菱問題を取り巻く状況は変わった。マンション建設が相次ぎ中心部の人口が回復してきた半面、景気減速が色濃くなり、先行きを不安視する経済人もいる。また、「1年間を掛けても条件整備が済まないのは大丸に対して失礼」と、アサヒ社の交渉の在り方を問う声も聞かれる。ここにきて、市に調整役を期待する声も出つつある。中心市街地活性化を重要政策の一つに掲げる鈴木康友市長の下、水谷浩三商工部長は「再開発で市が果たす役割もある。そこはしっかり果たしていきたい」としながらも「現在は経済条件を含めた条件交渉で、あくまで民民(民間と民間)の話。早期進展をお願いするしかない」と慎重な姿勢を崩さない。

 地権者交渉の遅れに加え地下水対策などで、開業予定は当初より1年延期されている。経済環境の変化を考え合わせると、残された時間はあまり長くない。

292とはずがたり:2008/09/18(木) 00:51:21

マルエーうちや、出店撤回申し入れ 横手駅前再開発、組合は困惑
http://www.sakigake.jp/p/akita/politics.jsp?kc=20080917b

 JR横手駅前の再開発事業の核となる商業施設に出店を予定していたスーパー「ジェイマルエー」を経営するマルエーうちや(秋田市、打矢賢治社長)が、出店の撤回を事業主体の横手駅東口第1地区市街地再開発組合(齋藤善一理事長)に申し入れていたことが16日までに分かった。

 出店撤回の申し入れは先月末に文書で齋藤理事長あてに届いた。マルエーうちやの本部は、撤回の理由を「建築費など出店条件が当初見込みと異なることが分かった。当社の希望を通せば、ビルのオーナーに迷惑が掛かる」とし、一方で「条件がそろえば出店は可能。まだ交渉途中」と話している。

 ジェイマルエーの出店は、今年初め、同社と同組合が出店協定書を締結。交渉を進めていた建築費などの負担割合が確定する年内に正式契約を結ぶ予定だった。店舗面積は約3300平方メートル。商業施設棟の核店舗として来年秋のオープンを目指していた。

 齋藤理事長は「これまでの交渉で互いの主張に大きな乖離(かいり)があったわけでなく、突然のことで困惑している。当初計画通りに進むことが一番だが、撤回した場合を含めて今後の対応を決めたい」と話した。

 同再開発事業は、移転した平鹿総合病院の跡地利用と空洞化が進む商店街の活性化が目的。総事業費は約71億6000万円で、国が3分の1、県と市が6分の1ずつを補助し、組合が3分の1を負担。今年5月から既存建物解体工事に取り掛かり、11月いっぱいで完了。順次、建設工事に移り、2009年度末の完成を予定している。
(2008/09/17 08:54 更新)

293とはずがたり:2008/09/19(金) 22:54:02
『閉店決まり倒産危機』 横浜松坂屋テナントすし店が提訴
http://www.tokyo-np.co.jp/article/kanagawa/20080919/CK2008091902000105.html?ref=rank
2008年9月19日

 横浜松坂屋(横浜市中区)でテナントのすし店を経営する「キボウ」(石川県)は十八日、横浜松坂屋の突然の閉店方針で倒産の危機に陥ったとして、二億円の損害賠償を求める訴えを横浜地裁に起こした。

 訴状によると、キボウは二〇〇五年八月に横浜松坂屋と十年間の賃貸借契約を結び、約一億七千万円の初期投資をして出店。横浜松坂屋は今年六月二十四日、十月に閉店すると発表。同日中に契約解除をキボウに通知した。同社は立退料を請求したが、拒否されたため「回転資金がなくなった」としている。

 横浜松坂屋は「訴えを把握しておらず、コメントできない」としている。

294とはずがたり:2008/09/20(土) 10:28:51

市民の便利な生活を犠牲にして不便で高い商店街を保護しようとする全国の地方都市は市民に目の向いた政策に変更せよっっっヽ(`Д´)ノ

イオンが釧路2号店を断念 規模で市との調整つかず(09/20 07:31)
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/economic/118741.html

 【釧路】流通大手のイオン(千葉)は十九日、釧路市益浦に計画していた大型店出店を断念する方針を釧路市などに伝えた。

 同社は二〇〇六年春、店舗面積二万平方メートル規模で平屋の一フロアにスーパーやホームセンターなどが同居するスーパーセンター形式での出店を計画したが、釧路市が既存商店街への影響を配慮して同年六月、「一万平方メートル以下が適正」との方針を表明。双方が店舗面積などをめぐって調整を続けたが、折り合いが付かなかった。

 イオンは、「一万平方メートル以下では顧客のニーズに応えられない」(コーポレート・コミュニケーション部)と説明。釧路市は「益浦地区の活性化に役立つ商業施設の誘致に取り組んでいたので残念」(住宅都市部)と話している。

 釧路市内には二〇〇〇年九月開業のイオン釧路昭和ショッピングセンターがある。

295荷主研究者:2008/09/23(火) 00:36:09

http://www.sanyo.oni.co.jp/sanyonews/2008/08/01/2008080109421857014.html
2008年8月1日 山陽新聞
総通行量13%減少 岡山市が中心部商店街歩行者調査

 岡山市が中心部の商店街一帯で隔年実施している歩行者通行量調査結果が31日、まとまった。総通行量は前回から1割余減少し、“地盤沈下”の進む現状があらためて浮き彫りになる一方、JR岡山駅の東西連絡通路開通で駅西方面への人出が大幅に増えるなど従来の人の流れに変化も生じている。

 調査は3月23日(日曜)と24日(月曜)に表町、駅前、奉還町の3商店街と市役所筋の一帯計72地点で実施。総通行量は62万8416人で、前回から13・2%減少した。

 地区別の通行量をみると、表町地区は休日が前回から7・3%増えたものの、平日は11・0%減少。初日が雨だった影響で、オランダ通りなどで減少が目立った。駅南地区(市役所筋一帯)も休日は40・5%減だった。

 駅構内や周辺に商業施設の集積が相次いでいる駅前地区は、前回からは減少した。このうち家電量販店が開店した駅前商店街は、ドレミの街周辺で増加がみられたが、西入り口などでは減少した。

296とはずがたり:2008/09/25(木) 11:41:39

三越、鹿児島など4店舗を閉鎖へ
http://kyushu.yomiuri.co.jp/keizai/detail/20080925-OYS1T00251.htm

 大手百貨店の三越と伊勢丹を傘下に持つ三越伊勢丹ホールディングスは24日、東京都内の「池袋三越」「武蔵村山三越」の2店舗と、「名取三越」(宮城県名取市)、「鹿児島三越」(鹿児島県)の計4店舗を閉鎖する方針を固めた。11月に発表する中期経営計画に盛り込む。25日にも三越が発表する。

 不採算店舗のリストラを進めて収益力を向上させる考えだ。雇用などに一定の影響を及ぼすことから、地元自治体などとの調整を進めている。

 三越伊勢丹ホールディングスが今年4月に発足して以来、国内直営店の閉鎖は初めてだ。

 池袋三越については、今年6月の東京メトロ副都心線の開業で、同じ沿線の伊勢丹新宿本店と商圏が重複すると判断した模様だ。鹿児島三越は建物の老朽化が進んでいた。武蔵村山店は06年、名取店は07年に、郊外型ショッピングセンターの中核テナントとして出店したばかりだが、いずれも業績が振わない。

 今春には伊勢丹が地場百貨店と合弁で運営していた小倉伊勢丹(福岡県北九州市)から資本を引き揚げ、事業撤退した。
(2008年9月25日 読売新聞)

三越:池袋店など4店舗、来春にも閉鎖
http://mainichi.jp/select/biz/news/20080925k0000e020014000c.html

 三越伊勢丹ホールディングスが、傘下の三越の池袋店(東京都豊島区)、武蔵村山店(同武蔵村山市)、名取店(宮城県名取市)、鹿児島店(鹿児島市)の4店舗を来春にも閉鎖することが25日分かった。三越伊勢丹が4月に経営統合して以降、国内店舗の本格的なリストラは初めて。株安や物価高を受け消費低迷が深刻化する中、不採算店の閉鎖を加速して収益力を高める。

 11月にまとめる中期経営計画に盛り込む。神奈川県鎌倉市と盛岡市の小型店も閉鎖する方針。

 池袋、鹿児島両店は他社との競合激化で業績が低迷。武蔵村山店は06年、名取店は07年に郊外型ショッピングセンター内に出店したばかりだが、当初から売り上げが計画を下回っていた。

 三越伊勢丹は14年3月期の連結営業利益について、09年3月期見通しの約2.2倍となる750億円にする目標を掲げており、今年に入り、不採算のドイツの三越3店舗と中国・上海の伊勢丹1店舗の閉鎖を発表していた。【小倉祥徳】
毎日新聞 2008年9月25日 10時37分

名取三越、閉鎖へ 来春にも収益伸びずリストラ
http://www.kahoku.co.jp/news/2008/09/20080925t13040.htm

 三越伊勢丹ホールディングス(HD)は24日、宮城県名取市に昨年2月開業した大型ショッピングセンター「イオンモール名取エアリ」に入居する名取三越を来年春にも閉鎖する方針を固めた。不採算店として鹿児島三越(鹿児島市)、武蔵村山三越(東京都武蔵村山市)など全国の三越数店を閉鎖対象としており、月内にも取締役会でリストラ策を決議し、発表する。

 三越伊勢丹HDが4月の経営統合後、本格的なリストラ策を発表するのは初めて。名取三越はオープン以来わずか2年で幕を閉じることになる。

 名取三越は、同店とジャスコを2つの核店舗として専門店街が並ぶ「二核一モール」の構成としたエアリ内に入居。年間売上高60億円を目標に掲げ、ファミリー層の来客を見込んだ。しかし売り上げが低迷し、収益が伸びなかった。

 名取三越と武蔵村山三越の2店はともに郊外型店舗。百貨店業界の不振が続く中、三越は両店を「百貨店事業に続く次世代型事業として、成長戦略になる」(同社資料)と位置づけていた。

 名取市に隣接する仙台市では今年、中心部に仙台パルコが東北初進出したほか、郊外にアウトレットモールも出店。店舗の閉鎖は、競争激化で今後も大幅な収益改善は難しいとの判断もあったとみられる。一方、仙台市中心部にある三越仙台店は、隣接するファッションビル141の商業部分を一括で賃借し、東北の百貨店で最大の売り場面積とする予定。今後、三越は仙台店に力を注ぐことになりそうだ。

 三越伊勢丹は2013年度に業界最高水準となる連結営業利益750億円を目標に掲げ、そのためには不採算店の再編が必要と判断した。
2008年09月25日木曜日

297とはずがたり:2008/09/25(木) 11:44:51
今治市と鹿児島市と豊島区と武蔵村山市と名取市とその他の都市の皆さん,自民党政権の無能のせいで百貨店も撤退ですぞ。

三越、池袋店など国内6店舗を閉鎖へ
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/181284/
10:47更新

 三越伊勢丹ホールディングス(HD)は三越池袋店(東京都豊島区)を来年5月をめどに閉店する。三越の閉鎖する国内店舗は鹿児島店や小型店など含めると6店舗になる見込みで、25日午後にも発表する。

 池袋店は昭和32年に開店したが、駅に直結する西武百貨店や東武百貨店に押され、業績が低迷していた。建物の老朽化も進んでおり、改装するよりも資金を日本橋や銀座などの旗艦店に振り分ける方が得策と判断した。閉店後の建物は売却する方針だ。

 また、神奈川県鎌倉市と盛岡市の小型店を閉鎖。地方では、鹿児島店(鹿児島市)やショッピングセンターに入居する武蔵村山店(東京都)と名取店(宮城県)を来春までに閉店する方針で、地元などと調整を進めている。

 三越伊勢丹HDは4月に伊勢丹と三越が経営統合して発足。平成25年度までに営業利益を750億円とする目標を掲げている。経営体質の強化に向け、3月には小倉伊勢丹を閉店。海外ではドイツの三越店舗などの閉鎖も決めた。

 個人消費の低迷を受け、J・フロントリテイリングが今治大丸(愛媛県)の年内閉店を決めるなど、百貨店業界では不採算店のリストラが相次いでいる。

愛媛の「今治大丸」が12月閉店へ
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/business/retail/172940/
08/25 17:37更新

 大丸と松坂屋の持ち株会社J・フロントリテイリングは25日、百貨店の今治大丸(愛媛県今治市)を12月31日に閉店すると発表した。大規模スーパーの出店などで競争が激化し、業績が低迷したため。

 昨年9月の経営統合以来、Jフロント傘下で店舗の閉鎖が決まったのは、横浜松坂屋に次いで2店目。

 閉店後、Jフロントは今治大丸を解散、清算し、平成20年8月中間期に連結特別損失25億円を計上する。

 今治大丸は、昭和37年に前身の大洋デパートとして創業。49年に大丸の資本参加に伴い今治大丸に商号を変更し、平成13年から大丸の100%子会社となった。

 20年2月期は売上高60億円、純損失7500万円を計上。2期連続の赤字となった。

 従業員147人(7月末現在)は原則として会社都合の退職とする。

298とはずがたり:2008/09/27(土) 15:09:22
古い記事がパソ内から見つかったので転載してみる。


【経済を読む】「生活総合産業」セゾン、たそがれ
2002年3月18日 asahi.comより

ゼソングループ各社の資本・業務提携
ttp://tohazugatali.web.fc2.com/commerce/b031801.jpg

  「セゾングループ」の中核を担ってきた大手スーパー西友が、世界最大の小売業、米ウォルマートの傘下に入る。グループ各社が外部企業との資本・業務提携を急ぐのは、バブル期の不動産投資のツケでもある。各社とも自己資本をすり減らし、グループ企業の株を放出して生き残りを図る。80年代に日本の消費文化をリードしたセゾングループだが、創始者の堤清二氏らが描いた「生活総合産業」は幻に終わろうとしている。

 ●薄れる関係 系列各社は自立へ

 「どういうことだ。大急ぎで調べてくれ」

 14日午後2時過ぎ、出先で「西友、ウォルマートと資本提携」の報に接したグループ基幹会社の首脳は、慌てて自社スタッフに指示した。

 株価に響く提携話には徹底した情報管理が求められる。しかし、グループ内で株式を持ち合うセゾンの場合、重大発表に先立ち、経営トップ同士が当日朝に電話で情報交換するのが常だった。その「儀礼」さえすっ飛ばした外資からの買収劇に、この首脳はグループ意識の薄れを感じた。

 セゾングループには幹事会がある。西武百貨店、西友、クレディセゾンなど、グループ基幹会社の首脳が集まる会合だ。呼び方は何度か変わったが、堤氏が中心にいた時代には、グループの事業戦略を「機関決定」する場だった。

 幹事会は最近まで、月1〜2回開かれていた。ただ、ここ2年ほどは、各社の事業戦略を練り上げる余裕などなかった。00年7月、グループの開発会社、西洋環境開発が約5500億円の負債を抱えて破たんしたためだ。幹事会は、その処理に必要な1千億円の調達法を話し合う、金策の席と化した。グループを統括するセゾンコーポレーションも昨夏から、事実上活動していない。

 西洋環境開発の処理は今年2月末、西武百貨店が3店舗の証券化、生活雑貨専門店ロフトの株売却などで500億円を調達して、完了した。

 「皮肉にも、負の遺産の処理がグループ各社をかろうじて結びつけていた」(グループ中堅幹部)だけに、「身軽」になった各社の関係は一層薄くなりかねない。

 ●崩れた栄光

 東京・池袋の「げた履きデパート」だった武蔵野デパートは、戦後、西武百貨店を軸に約100社の集団に成長した。

 「不思議大好き」「おいしい生活」「無印良品」……。80年代前半のセゾングループは、前衛的な宣伝や文化活動、商品開発で、都市部の消費者から喝さいを浴びた。

 だが90年代、バブル崩壊とともに「セゾン文化」は輝きを失う。95年当時、グループ代表幹事だった高丘季昭・西友会長は「セゾンが発信した先進性や特異性が全国に行き渡り、社会全体がセゾン化した。セゾンは時代に追いつかれた」と語った。死の直前だった。

299とはずがたり:2008/09/27(土) 15:09:47

 ●消える野望

 西友のウォルマート傘下入りが決定づけたグループ解体は、「生活総合産業」を目指した拡大戦略の終着駅だった。西友は西洋環境開発への支援だけでなく、子会社ノンバンクの東京シティファイナンス(TCF)に計2500億円を支援、「小売業としての革新が止まってしまった」(鈴木孝之メリルリンチ日本証券アナリスト)。

 グループ各社の経営幹部は「セゾン文化」を築いた最後の世代だ。西友が外資に買われることについて、西友幹部は「大きくなれば活躍の場も広がる。もうオーナー企業ではないのだから」と総括する。

 グループの出発点、西武百貨店と十合(そごう)の経営統合だけでなく、自立を目指す各社は独自に外部との提携を模索している。セゾングループにはもはや、結束して時代の潮流を再び動かすパワーも野望も乏しいようだ。

 ◆こんな渋谷になるとは…堤氏当惑

 堤清二氏は99年5月、すべてのグループ役員を退いた。セゾン文化財団理事長の肩書は残るが、グループの一般社員が姿を見る機会は多くない。

 堤氏は、ペンネーム辻井喬としての近著「伝統の創造力」(岩波書店)で、セゾングループ飛躍の舞台となった東京・渋谷をこう書いている。
>>298-299
 「一九六〇年代のはじめから小売・流通・ファッションといったビジネスの中にいた私は、自分が推進してきたのはこうした猥雑(わいざつ)な都市を造ることだったのだろうかという不安に捉(とら)われない訳にはいかなかった」
      ◇            ◇
 ◆セゾングループの動き
 1949年 西武百貨店設立
   54年 堤清二氏が、西武百貨店に入社
   63年 西友ストアー(現西友)設立
   70年 西武グループが鉄道、流通の2グループに
   72年 西武都市開発(後の西洋環境開発)設立
   75年 西武オールステート生命保険(現セゾン生命保険)設立
   76年 月賦販売の緑屋(現クレディセゾン)買収
   82年 西武百貨店池袋店の売上高が三越本店を抜き日本一に
   83年 牛どんチェーン吉野家の再建引き受け
   88年 インターコンチネンタルホテルズを買収
   93年 西武百貨店、初の赤字転落を公表
   95年 西洋環境開発にグループで2249億円支援
   98年 西友、伊藤忠にファミリーマート株売却
       インターコンチネンタルホテルズを売却
   99年 銀行団がTCFに2100億円債権放棄決定
       堤氏、すべてのグループ役員から退任
 2000年 住友商事が西友の筆頭株主に
       西洋環境開発を特別清算。負債5538億円
   01年 西武百貨店、十合と業務提携
   02年 西友、米ウォルマートストアーズ傘下に
(03/18)

300荷主研究者:2008/09/28(日) 21:16:29

http://www.hokkoku.co.jp/_keizai/K20080809303.htm
2008年8月9日04時06分 北國新聞■北陸の経済ニュース
◎金沢にコロナワールド 石川県内5番目の複合映画館

 映画館などを運営するコロナ(愛知県小牧市)は十月下旬、金沢市無量寺のアピタタウン金沢ベイの一角に、石川県内五館目となる複合映画館を備えた大型複合アミューズメント施設「金沢コロナワールド」を開業する。北陸最大級の温浴施設やボウリング場も併設し、一日滞在型の施設として隣県からの集客も見込む。

 総事業費六十億円で、敷地面積は約二万四千五十平方メートル。複合映画館は延べ床面積約四千九百二十平方メートルとし、十スクリーン、計千四百八十九席を設ける。最新の音響設備を導入、席はひじ掛けを上げるとカップルシートになる。

 天然温泉の温浴施設は、同約三千五百四十平方メートル。館内着のまま入浴できる遠赤外線火窯低温サウナのほか、大露天風呂には岩風呂、ヒノキ炭酸風呂、つぼ湯、寝ころび湯などがある。ボウリング場は三十レーン、カラオケ店は四十一部屋を設け、フードコートには四店が出店する。

 年間動員目標は計二百五十万人、初年度の年商目標は百五十億円とする。

 石川県内では今秋、かほく市で開業予定のイオン(千葉市)の商業施設にも複合映画館が入る予定で、各館の顧客獲得競争は激しさを増しそうだ。

301荷主研究者:2008/09/28(日) 21:33:59

http://www.hokkoku.co.jp/_keizai/K20080817301.htm
2008年8月17日03時40分 北國新聞■北陸の経済ニュース
◎富山2強、巨艦店で覇権争い ブック戦争・金沢駅西の陣

 富山資本の書店が石川で繰り広げる「ブック戦争」が、新たな局面を迎えている。激突の舞台は、金沢市の県庁周辺。文苑堂書店(高岡市)は示野本店を増床し、明文堂書店(富山市)の金沢県庁前本店(金沢ビーンズ)に対抗する。ともに国内最大級の巨艦店で、北陸随一とされる商圏の覇権を争う。

 「『ビーンズ』がある以上、今の規模ではお客さんに満足してもらえない。幅広い分野の本をワンフロアにそろえ、力のある書店を目指す」

 文苑堂書店の吉岡隆一郎社長は、示野本店の書籍売り場拡大の理由を、明文堂書店の金沢ビーンズへの対抗策だと明言した。

 イオン金沢示野ショッピングセンター(SC)内にある示野本店は、書籍部門と雑貨販売部門の「B&B house」を設けているが、九月にSC内の別棟に「B&B」を移転し、空いた部分で書籍売り場を広げる。

 二〇〇六年八月に開業した示野本店は、書籍売り場面積約二千平方メートルで、当時は市内で最大級だった。だが、〇七年六月に延べ床面積約四千二百平方メートル、三階建ての金沢ビーンズが金沢市鞍月で開業。約三キロの「至近距離」に開業したライバル店の影響で、示野本店の売り上げは落ち込んだ。

 「書籍と雑貨を両方扱う相乗効果があまり得られなかった。原点に返って『本屋らしい本屋』を作りたい」と吉岡社長は話す。

 現在の約一・七倍となる約三千三百平方メートルの売り場に約五十万冊が並ぶ店では、専門書を充実させるほか、幼児向けの遊び場を設けて親子連れの取り込みを図る。

 店舗運営の面でも、金沢戦略を見直す。

 示野本店は改装後、昨年七月に設立した子会社「金沢文苑堂」に経営権が移される。金沢子会社に石川県内の全店舗を統括させることで、石川でのニーズを細かく分析し、石川独自の販売戦術を立てさせるのが狙いだ。

 吉岡社長は、三十七歳の長男に金沢文苑堂の経営を任せるとし、「若い感覚も取り入れて、金沢の旗艦店をさらに大きく育て上げる」と意気込む。

 金沢ビーンズを強く意識した文苑堂書店の増床計画に対し、明文堂書店の清水満社長は「相手がどうこうではない。大事なのはお客さんに選ばれるかどうかだ」と平静を装う。

 だが、実際には文苑堂書店への顧客流出を防ごうと着々と手を打っている。

 金沢野々市店のサテライト店と位置付け、八日に白山市で開業したTSUTAYA石川松任店。同店では、金沢ビーンズと共通の書籍在庫検索システムを導入した。

 石川松任店で検索し、探している本が同店になくても、金沢ビーンズにあると表示されれば、客をビーンズに呼び込めるという算段だ。蔵書八十万冊を誇る旗艦店に客を引き寄せるシステムは今後、同社の全店舗に設置する方針という。

 清水社長は「ビーンズの品ぞろえはどこにも負けない。規模の大きさを武器に、お客さんの要求を上回るサービスを提供し、店を選ぶお客さんとの競争に勝つ」と強気だ。

 富山の二強が大規模な郊外店で集客にしのぎを削る一方、市街地の書店は厳しい経営環境が続いている。

 中田図書販売(富山市)は、〇六年三月に香林坊109で開業した金沢本店が「苦戦を強いられている」(同社幹部)とする。文苑堂書店とは約三十年前から富山で出店争いを続けてきただけに、石川を舞台にした富山勢の二強対決にどこまで食い込んでいくのか視線を集めている。

 石川の地場資本も苦しむ。石川県書店商業組合の森井清城理事長は「郊外店に比べ、広い駐車場を持てないのがつらい」と嘆く。ただ、うつのみや(金沢市)などは教科書や政府刊行物を扱い、「他にない強みがあるから続けられる」(森井理事長)とし、巨艦店時代の生き残り策を模索する。

 流通業界では、ガソリン高で郊外店が不振に陥っており、郊外型の大型書店にも影響が及びかねない。富山の二強の拡大路線はいつまで続くのか。オーバーストアとされる石川での激突が、中小書店の淘汰を加速させる可能性は小さくない。

302荷主研究者:2008/09/28(日) 21:39:59

http://www.job-nippo.com/news/details.php?k=2208
2008年8月22日 新潟日報
新潟でCD大型店相次ぎ閉店

 CD販売のHMV新潟(新潟市中央区)と新星堂新潟ビルボード店(同)、石丸電気新潟店の「ソフト館」(同)が、今月下旬から来月にかけて相次ぎ閉店、閉館することが21日、分かった。インターネットや携帯電話で音楽をダウンロードする「デジタル音楽」に押されて売り上げが減少したことが主な理由。新潟市中心部の大規模店が次々に姿を消す。

 万代シテイビルボードプレイス2(同区八千代2)の新星堂新潟ビルボード店は、24日で閉店。ラフォーレ原宿新潟(同区西堀通6番町)のHMV新潟は9月23日までで営業を終える。同店を展開するHMVジャパン(東京)は閉店理由について「複合的な要素があり撤退する。タイミングを見て新潟市への再出店も視野に入れている」と話す。

 JR新潟駅近くにある家電量販店・石丸電気新潟店のソフト館も同日までの営業。石丸電気(東京)によると、米アップルのiPodなど携帯プレーヤーが広がりデジタル音楽が好調な上、ネット通販が拡大し、CDの店舗販売は「今後の見通しが厳しい」状況だ。

 近年はCD販売も手掛ける郊外型大型店やレンタル店が相次いで台頭し集客合戦が激化。「ここ7、8年で売り上げが落ち込んだ」(石丸電気)という。同店にはソフト館のほか「家電館」があるが、「ソフト館と同時期に家電館も撤退するか、継続するかを協議中」(同)としており、9月初旬に判断する。

303荷主研究者:2008/09/28(日) 21:40:42

http://www.hokkoku.co.jp/_keizai/K20080823301.htm
2008年8月23日03時47分 北國新聞■北陸の経済ニュース
◎宴会細り、頼みは宿泊と飲食 三つどもえの金沢駅前都市型ホテル

 金沢駅前の都市型ホテルが、宴会需要の低迷に泣かされている。巨大宴会場を備えたホテル金沢の参入で、競争が一気に激化したが、肝心の宴会が景気低迷のあおりでパイが細っている。各ホテルは、夏休みで好調な宿泊や飲食部門を頼みの綱に、苦境を乗り切ろうと必死だ。

 「間の悪い時期にオープンした。もっとも、誰もこんな状態は予想していなかっただろうが」。地元ホテル関係者がため息まじりに、つぶやいた。五月、最大二千人を収容する金沢最大級の宴会場を備えて新装オープンしたホテル金沢のことだ。

 ライバルの出現に、ホテル日航金沢、ANAクラウンプラザホテル金沢とも、ある程度の宴会利用の落ち込みは覚悟していた。しかしふたをあけると、予想以上に深刻な事態が待っていた。大型コンベンションは少なく、景気動向に左右されやすい宴会も全体的に振るわない。昨年より小さくなったパイをホテル金沢を加えた三社で奪い合うという誤算に見舞われたのだ。

 ホテル日航金沢は、四―六月の宴会部門売り上げは前年同期比10%減。佐藤英海総支配人は「明らかに企業の宴席が減った」という。七月に入り、宿泊やレストラン部門が伸びたため、「ようやく毎月の売上目標額を超えた」(佐藤総支配人)とひと息つく。

 ANAクラウンプラザホテル金沢も渋い顔だ。千人以上が参加する大型コンベンションの売り上げだけでも、昨年同期比で一億円以上減った。「昨年は大型が相次ぎ、近年では好調な売り上げだった。今年は少ないとは思ったが、こんなに響くとは」(本郷一郎副総支配人)。

 巨大宴会場を切り札とするホテル金沢も、余裕しゃくしゃくとはいかないようだ。「開業前には、もうちょっといけると思っていたのに」(小嶋一夫総支配人)といまひとつさえない。開業した五月の宴会予約は好調だったがその後は、飛び抜けて好調とはいかなかったという。

 ホテルでの宴会が低迷する理由の一つとして、真柄建設の民事再生を指摘する声もある。「建設業界は、ホテル宴会を支える基盤。業界が揺れている今は仕方がない」(関係者)。

 ホテル側も局面打開を図ろうと必死だ。

 ホテル日航金沢は、ホテルの本業である「宿泊」の強化を図っている。東海北陸道全線開通を機に、愛知や岐阜、三重方面への営業を進めている。

 ANAクラウンプラザホテル金沢は、営業特命担当として二人を専属配置し、県外のみならず国外にも、出向く体制を整えた。宴会需要だけではなく、宿泊の団体客誘致も狙う。

 「来るものを待つばかりで、積極的につかみ取る提案力が弱かった」(本郷副支配人)。特命担当者の営業用に、金沢の観光案内やホテル概要、コンベンション対応をまとめた独自パンフレットの準備を進めている。さらに、女性客をターゲットに、レストランや最上階の宴会ルームを改装し、九月十三日に披露する。

 わずかに光も差し始めている。夏に入り、宿泊部門の動きが好調なのだ。客室稼働率をみると、ホテル日航金沢は80%を超えた。オープンから日が浅いホテル金沢も、お盆には90%近くになったという。「これからはもっと、東京や大阪で知名度を広め、誘客したい」と意気込む。

 館内の改装工事に入っているANAクラウンプラザホテル金沢でも、欧米を中心とした海外客の伸びが目立つ。特に昨秋、外資系に生まれ変わって以降、フランスやイギリスだけではなく、スペインやギリシャ、スロバキアと幅広い国からの集客につながっている。海外客比率は今年、30%まで高まった。

 厳しい宴会部門にも好転の兆しがみえる。九月以降、金沢市内では、茶道の大会や医学系の学会、サッカー審判員が集まる会合など、千人以上の参加が期待できる会合が続くという。ホテル日航金沢では改装三年計画の二期工事として、六百人を収容する大宴会場「鶴の間」の全面改装を終え、取り込みに期待を込める。

 まもなく、秋の婚礼シーズンに入るホテル業界。チャペルの新装やガーデン式バルコニー設置など、金沢駅前の各ホテルは、特徴を打ち出し、手ぐすね引く。

 「これからが本当の勝負」(ホテル金沢)。厳しかった上半期を何とか踏ん張り、第二ラウンドのゴングが鳴らされる日は近い。

304とはずがたり:2008/10/08(水) 20:17:23
イオン:今8月中間期、純損益160億円の赤字に転落。減損損失や繰延税金資産取り崩しなどが影響。
2008年10月08日16時12分 / 提供:Sakura Financial News
http://news.livedoor.com/article/detail/3851062/

【10月8日、さくらフィナンシャルニュース=東京】 イオン(東1:8267)が8日に発表した2008年8月中間期の連結決算によると、純損益が160億円の赤字だった。前年同期は238億円の黒字。特別損失に減損損失や閉店損失引当金繰入額などを計上したほか、会計処理の変更にともない繰延税金資産を取り崩すことになり、法人税等調整額156億円を計上したことが響いた。

増収を確保したものの、イオンやマイカルをはじめとする国内総合スーパー事業が苦戦し、減益となった。営業収益は前年同期比3%増の2兆6069億円、営業利益は同13%減の586億円、経常利益は同20%減の597億円だった。

国内ではモール型ショッピングセンター4ヵ所を開設するとともに、業態別では、総合スーパー5店舗、スーパーマーケット45店舗、スーパーセンター3店舗を出店。一方、総合スーパー9店舗、スーパーマーケット22 店舗、その他業態店舗を含め合計35店舗を閉店した。【了】

305とはずがたり:2008/10/10(金) 14:36:01

<高島屋>阪急阪神百貨店と資本・業務提携へ 業界2位に
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081010-00000063-mai-bus_all
10月10日13時24分配信 毎日新聞

 大手百貨店の高島屋と阪急阪神百貨店を傘下に持つ「エイチ・ツー・オー(H2O)リテイリング」は10日、資本・業務提携することを明らかにした。当面、10%程度の株式を持ち合うほか、商品開発や物流面で連携、コスト削減を進める。合計売上高は1兆5000億円規模に達し、三越伊勢丹ホールディングスに次ぐ業界2位の百貨店グループになる。将来的な経営統合についても視野に入れているとみられる。

 10日午後にも両社が共同で記者会見して発表する。

 百貨店業界は三越伊勢丹のほか、大丸と松坂屋が統合して「J・フロントリテイリング」が発足するなど、再編が加速している。両社は、首都圏や近畿圏に年商1000億円規模の大型店を持つ高島屋とブランドイメージの高いH2Oの統合により、顧客層を大幅に拡大するとともに、抜本的な効率化を進め、消費低迷下での競争力向上を図ることにした。

 高島屋は首都圏、中京圏、関西圏など全国の大都市圏にバランスよく店舗を配置している。一方で、H20は関西圏で強固な経営基盤を持っている。少子高齢化と人口減少の中、百貨店は大都市圏でしか生き残れないとの見方もあり、3大都市圏での販売力強化で生き残りを目指すことにしたとみられる。【小倉祥徳】

 【ことば】

 高島屋 1919年設立。東京、大阪などで旗艦店を展開する百貨店の老舗。08年2月期の売上高は1兆427億円、経常利益は420億円。

 エイチ・ツー・オーリテイリング 阪急百貨店と阪神百貨店が経営統合して07年10月に発足した共同持ち株会社。今月1日から傘下に「阪急阪神百貨店」を設立したが、店舗は阪神、阪急百貨店の名称で運営。08年3月期の売上高は4716億円、経常利益は180億円。

最終更新:10月10日13時50分

306とはずがたり:2008/10/10(金) 14:51:33

高島屋と阪急阪神が統合へ デパート業界の再編加速
2008.10.10 13:51
http://sankei.jp.msn.com/economy/business/081010/biz0810101352003-n1.htm

 大手百貨店の高島屋と阪急阪神百貨店を傘下に持つエイチ・ツー・オー(H2O)リテイリングが、業務・資本の両面で提携する方針を固めたことが10日、分かった。同日午後、東京と大阪で正式発表する。両社は株式を10%ずつ持ち合うことで経営面のつながりを強化し、3年以内の経営統合を目指す。

 両社は商品の共同仕入れとともに、配送など物流部門、商品開発でも協力。コスト削減や販売力強化に向けて幅広い連携を模索していくとみられる。

 昨年以来、大手各社で統合・再編が相次いだ中、高島屋は単独路線を貫いていた。しかし、消費不振など経営環境が厳しさを増しており、規模拡大で生き残りを目指すものとみられる。関西地区に店舗の集中するH20にとっても、成長市場である首都圏に複数の大型店を持つ高島屋と組むメリットは大きいと判断したもようだ。

 すでに大丸と松坂屋が経営統合してJ・フロントリテイリングが昨年9月に発足したほか、三越と伊勢丹も今年4月に経営統合して、三越伊勢丹ホールディングスが誕生するなど、再編の動きが加速している。

 関西では高島屋とH2Oの提携により、キタ(梅田)とミナミ(難波)の両地区で、年間売上高1000億円を大きく超える巨艦店を3店舗擁するグループが誕生する。

307とはずがたり:2008/10/12(日) 02:23:45
関西のam/pmは近鉄系だった筈だがこの買収には無関係かね?
ローソンはダイエー時代に規模拡大しすぎたが全国に店ばらまいただけで東京の店舗は不足か

ローソン、am/pm買収を検討
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081011-00000515-san-ind
10月11日11時32分配信 産経新聞

 コンビニエンスストア業界第2位のローソンが、レックス・ホールディングスの子会社で業界7位のコンビニチェーン、エーエム・ピーエム・ジャパン(am/pm)の買収に向けて、本格交渉に入ったことが11日、明らかになった。

 すでにローソンは、レックスからam/pm買収の優先交渉権を得ており、今後は資産や経営状態などを精査した上で買収額を詰める。条件が合えば、レックスが保有する株式をすべて取得するものとみられる。

 am/pmは04年、レックスが新日鉱ホールディングスから170億円で買収。リストラを進めて店舗数を減少させたが、経営再建は難航し、平成19年12月期末には約120億円の債務超過に陥っていた。今年9月上旬にはam/pmを入札方式で売却する方針を固め、ローソンやコンビニ業界第3位のファミリーマート、総合商社などに話を持ちかけていた。

 ローソンは全国に約8600店を展開するが、最大手のセブン−イレブン・ジャパンは1万2000店規模で、後塵(こうじん)を拝している。特に、収益性が高く今後の成長も見込める東京都内では大きく水をあけられている。

 am/pmは1000店規模のチェーンだが、約半数の店舗が東京都内に立地する。ローソンは、am/pmを買収すれば一足飛びにセブン−イレブン・ジャパンに迫る都内の店舗網を確保することになる。

最終更新:10月11日13時31分

am/pmの売却検討 「牛角」展開のレックス
09/10 13:03更新
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/business/177279/

 焼き肉チェーン「牛角」などを展開するレックス・ホールディングスが、傘下のコンビニエンスストア「エーエム・ピーエム・ジャパン(am/pm)」を売却する方針を固めたことが10日、わかった。ローソンやファミリーマートなどが買収を検討しているとみられるが、条件や金額などをめぐり曲折も予想される。

 レックスは平成16年にam/pmや高級食品スーパーの成城石井を買収したが、拡大路線につまずき経営が悪化。18年に投資ファンドのアドバンテッジパートナーズ(AP)の支援を受け、MBO(経営陣による買収)を実施し、経営の抜本改革を進めてきた。

 am/pmは首都圏を中心に約900店を展開し、業界7位。ただ、本業の外食事業と相乗効果が少ないうえ、家賃や人件費の高騰で業績も厳しく、売却や他社との提携がたびたび検討されてきた。

 コンビニ業界は出店競争の結果、都市部の好立地が少なくなっており、他社にとって、オフィス街などに店を構えるam/pmは魅力がある。ただ、「不採算店も多く、精査しないと軽々には買えない」(大手コンビニ幹部)との声もある。

 レックスは10日午前、売却する方針を固めた事実はないとするコメントを発表している。

308とはずがたり:2008/10/14(火) 23:15:29
高島屋と阪急・阪神百貨店、経営統合に向けた業務・資本提携を締結
http://www.ipnext.jp/news/index.php?id=4739
[2008/10/14]

 高島屋とエイチ・ツー・オーリテイリング(H2Oリテイリング)は10日、両社の経営統合を目標に業務・資本提携を結んだと発表した。高島屋と、阪急・阪神百貨店の持ち株会社であるH2Oリテイリングの経営資源やノウハウを相互活用し、関東・関西を中心とした店舗ネットワークを構築。3年以内の経営統合を目標に、百貨店事業などにおける業務面での連携を進める。

 また、2009年2月末をめどに互いに発行済み株式の10%を市場で買い付け、資本関係を構築する。

詳細はこちら
http://www.takashimaya.co.jp/corp/info/topics/pdf/200810/0810101.pdf

309とはずがたり:2008/10/15(水) 17:00:15
>>307

am/pm ローソン買収で決着へ (ゲンダイネット)
http://news.www.infoseek.co.jp/gendainet/society/story/14gendainet02038738/

 高島屋とH2O(阪急阪神百貨店)が経営統合に向けて動き出した。百貨店の再編が加速しそうだが、コンビニの大再編も迫っている。

「am/pm」の買収に名乗りをあげていたローソンが、優先交渉権を得たもようだ。条件が整えば「am/pm」の親会社レックスホールディングスが保有する全株式を取得するという。

 ローソンはコンビニ2位で、店舗数は約8600。トップを走るセブン―イレブン(約1万2000店)との差を縮めるためにも「am/pm」(約900店)は手に入れたい案件だった。

 ただコンビニ関係者からは「爆弾を抱え込むようなもの」という声が聞こえてくる。「am/pm」は好立地の店舗が多いが、その分、家賃が高く「採算ベースに乗せるのは至難の業」(前出の関係者)が共通の認識だ。

 それでも、取りに行ったローソン。うまくいくといいけど……。

(日刊ゲンダイ2008年10月11日掲載)

[ 2008年10月14日10時00分 ]

310とはずがたり:2008/10/17(金) 00:19:16

新旧SC交代の波 ジョイフルシティ閉店へ
http://mytown.asahi.com/akita/news.php?k_id=05000000810120002
2008年10月12日

地場のショッピングセンター3店が閉店を明らかにした11日、イオンは郊外型大型店を開店した。低迷する県内経済、世界的な株価暴落で不安が広がるなか、生き残り競争はさらに厳しさを増すのか。
大仙市、由利本荘市、男鹿市にあるショッピングセンター「ジョイフルシティ」が29日に閉店することになった。営業を続けるためのスポンサーがみつからず、資金の余裕が無くなり、閉店を決めた。従業員約400人は解雇する方針。16日から売り尽くしのセールを始める。
 経営するヤマサコーポレーション(鶴岡保社長、大仙市)などと、会社の民事再生手続きを担当する東京の法律事務所が11日、明らかにした。
 同社などは9月16日、地元経済の悪化やイオン系など競合他社の出店ラッシュで、資金繰りが立ちゆかなくなるのが確実になったなどとして、民事再生手続き開始を東京地裁に申し立てた。22日には開始決定を受け、ショッピングセンターとしての営業を続けることを前提にスポンサーを探してきたが、見つからなかった。今後は、民事再生手続きはやめずに、ショッピングセンター以外への業態転換も認めて、各店舗を有効活用してくれる業者を募集していくとしている。
 帝国データバンク秋田支店などによると、8月末の負債は、グループ3社で計73億2500万円。本荘が76年に市街地に開店、大曲は80年に駅前ビルに核テナントとして入り、91年にはグループ会社の男鹿都市開発が男鹿市船越の国道沿いで営業を始めた。売り上げは、ヤマサコーポレーション単独で、97年に約110億円だったのが、08年8月期で約66億円まで落ち込んでいた。
 400人いる従業員には、解雇することをすでに伝えてあるという。岩本孝一県産業経済労働部長は「深刻な事態だ。対応を考えないといけない」と話した。県や秋田労働局、地元3市が、緊急の協議会を設置して、再就職先のあっせんなどに取り組む見通し。

一方、商業施設面積約4万7千平方メートルというイオン大曲ショッピングセンター(SC)が11日、大仙市和合の国道13号沿いにオープンした。ジャスコ大曲店を核にシネマコンプレックスや家電専門店、ファッションやレストランなど95の専門店を集め、イオンの施設としては県内2番目の大きさ。6万世帯、20万人を商圏とする大規模店が誕生した。
 テープカット後の午前9時に店を開くと、待っていた買い物客が特売品などに殺到。ハイビジョンレコーダーや石油ファンヒーターなどでは長い行列ができるほどの人気だった。
 同SCによると、8日からのプレオープンでは3日間で約11万人が来店、「予想よりやや多かった」という。
 株の暴落など景気低迷の中でのオープンについて、イオンリテール(本社・千葉市)の家坂有朋専務は「秋田は株より、お米など生産物の出来具合で景気が左右されると聞いているので、心配はない」と語った。

311とはずがたり:2008/10/17(金) 00:52:21
ライフ,オークワ(和歌山),イズミヤ,平和堂(彦根)とあと一社何処よ?>関西地盤スーパー5社
マックスバリュ西日本なんか。

関西のスーパー、3社が過去最高益に 食料品めぐり明暗
http://www.asahi.com/kansai/sumai/news/OSK200810140134.html
2008年10月14日

 関西を地盤とするスーパー5社の08年8月中間決算が14日、出そろった。食料品の比率が高い3社で、営業利益、当期利益とも過去最高。一方、衣料品や高額品は振るわなかった。

 営業利益が過去最高だった3社の売上高に占める食料品の比率は8〜9割。ライフコーポレーションは生鮮食品の売り上げが前年同期比6%増、生鮮以外の食品は同8%増だった。オークワも食料品全体で同5%増えた。

 一方、食料品の比率が6割弱の平和堂とイズミヤは減益だった。平和堂は、衣料品や高額品の時計・バッグなどが振るわず減収。イズミヤの売上高は微増だったが、水道光熱費や新規出店による人件費の増加が響いた。

「内食」が追い風 関西準大手4スーパーが増収
http://osaka.yomiuri.co.jp/eco_news/20081015ke02.htm

 関西準大手スーパー5社の2008年8月中間決算が14日まとまった。ガソリン高などを背景に自宅で食事を済ませる「内食(うちしょく)」が増えたことを追い風に食料品が好調で、平和堂を除く4社が増収となった。

 ライフコーポレーション、オークワ、マックスバリュ西日本の3社の売上高、税引き後利益は、中間期としては過去最高だった。イズミヤはガソリン高で配送費などがかさみ、営業減益だった。減収減益となった平和堂は携帯電話や海外ブランド品などの不振が響いた。

 食料品の売り上げ(既存店ベース)は、マックスバリュが前年同期比4・5%増、ライフ4・4%増、オークワ2・0%増となるなど全社で伸びた。消費者が低価格志向を強める中、価格据え置きセールが下支えした。今後は景気の減速を受け、食料品でも消費者の買い控えが進むとみられる。
(2008年10月15日 読売新聞)

312とはずがたり:2008/10/18(土) 19:46:30
地域では非常に大きな問題となっていて対策が急務とされているが,品揃えも悪く値段も高い地方の商店街が寂れ安くて品揃えも豊富なイオンに取って代わられるのは当然のことで,その根本部分が改善されない限り安易に金をばらまくべきではない,と思う。ましてや地域住民の需要を無視して出店を阻止するなどと云う利得権益の保護みたいな真似はするべきではない。
1998年は何万人ぐらいだったんでしょうかねぇ。

自営業主が500万人割れへ シャッター街増加を反映
http://www.kahoku.co.jp/news/2008/10/2008101801000141.htm

 個人で商店などを営む自営業主数(農林業除く)が2008年に、1954年以来54年ぶりに500万人を割る見通しとなったことが総務省の調査で18日分かった。大手スーパーに押され空き店舗が並ぶ「シャッター商店街」や、町工場の廃業増を反映した形。減少に歯止めをかけるのは難しいとみられ、地方経済の厳しさを示す一方「世話役」を失う地域の影響も懸念される。
 総務省の労働力調査によると、自営業主数は1998年から減少が続き、2007年は503万人にダウン。今年も減少傾向は変わらず、8月には488万人に低下。景気後退の影響もあり増加に転ずる可能性は乏しく「今の傾向が続けば、08年平均で500万人を下回る見込み」(同省統計調査部)となった。
 産業別では、ここ数年の卸売・小売業の減少幅の大きさが目立っており、07年は10年前の4分の3となる90万人に減少。飲食店・宿泊業も05年以降、前年比1−3%台のマイナスが続き、多くの地方都市でみられる市街地の衰退ぶりを裏付ける結果となった。
2008年10月18日土曜日

313とはずがたり:2008/10/18(土) 20:52:59
またデフレ時代へ逆戻りか。

大手スーパーが値下げ競争 イオンは大規模セール
http://www.kahoku.co.jp/news/2008/10/2008101801000030.htm

 株価低迷や企業業績の悪化で消費マインドが冷え込む中、大手スーパー各社は、需要喚起のため本格的な値下げ競争に突入した。イオンは18日から、傘下のジャスコなどグループ約2000店で食料品など約1000品目を平均2割程度値下げ。期間は来年2月末までで、品目数、期間ともに過去最大規模のセールだ。ライバルのイトーヨーカ堂も食品などを最大5割値下げするセールを実施した。
 食料、原油価格の低下で、仕入れ先の食品メーカーなどの値上げラッシュが一段落し、スーパー側も思い切った値下げをしやすくなった面もある。ただ世界的な金融危機の悪影響が実体経済にも及び、「これまで経験したことがない厳しい消費環境」(大手スーパー首脳)の中、買い控え傾向を強める消費者をつなぎ留められるかどうかは不透明だ。
 イオンのセールは、グループのダイエー、マルエツ、マックスバリュ、サティなどでも実施。対象商品は袋入りラーメンなどの食料品や日用品、セーターなど衣料品が中心となる。ヨーカ堂も15、16の両日、174店舗で輸入食材や飲料などを通常より2−5割引きで販売。「来店客数は前年同期より増加し、顧客の低価格志向が確認できた」としており、第2弾も検討している。
2008年10月18日土曜日

314とはずがたり:2008/10/20(月) 00:08:43
深夜営業自粛要請 コンビニ業界団体会長『原則受けず』
http://www.tokyo-np.co.jp/article/saitama/20081018/CK2008101802000102.html
2008年10月18日

 (埼玉)県がコンビニ店などに深夜営業の自粛を要請する方針を決めている問題で、十七日に県庁を訪れた日本フランチャイズチェーン協会長の土方清サークルKサンクス会長は、八都県市が共同で自粛要請した場合でも「原則は受けない」との意向を示した。

 県は温暖化対策の一環として自粛要請を策定中の県地球温暖化対策実行計画に盛り込む方針。加えて、実効性を高めるため八都県市で共同での取り組みを八都県市首脳会議の特別部会で協議しており、上田清司知事は来月の首脳会議で問題提起することも検討している。

 土方会長は「世界遺産周辺店舗のライトダウンなど、中身で納得できる部分があれば受け入れはあると思う」と、一部店舗での受け入れには歩み寄りを示したが、一律自粛については二酸化炭素(CO2)の削減効果が薄いことなどを挙げて、原則受け入れられないことを説明。その上で「CO2削減については協会で目標を定めてさまざまな取り組みで実行していく」と述べた。

 これに対して、上田知事は「受け入れてもらえるような知恵を要請内容に取り入れたい」と話した。 (萩原誠)

315小説吉田学校読者:2008/10/21(火) 07:05:33
最近、こういうレジでトラブル起こす客が多すぎ。もう老若男女、貧富取り混ぜでレジが渋滞する。そして、その渋滞にも文句つけるのだ。飲食店でも接客係に文句つける人多いねえ。自分の眼力にも責任を持て。耐力を養え。不詳吉田学校は、静かな大衆として、多少鮮度が落ちていても、多少不味くても、多少高くても、不問(当たり前だ)ですよ。

食乱 消費者の実像<1> レジ係は見た
http://www.tokyo-np.co.jp/article/living/life/CK2008102002000098.html?ref=rank

 中国製冷凍インゲンから高濃度の農薬が出るなど、「食」への不信は強まる一方だ。産地偽装だけではない。中国製ギョーザ中毒事件では、農薬検査が万全ではなかった冷凍食品の盲点を突かれた。汚染米は、米菓子などの原料に回されていた。食品の安定供給のため流通は大規模・複雑化し、チェックが困難になっている。背景には便利な冷凍食品や、手ごろな価格の米菓子を求める消費者ニーズがある。不正を行う生産・流通業者と監視を怠った行政は問題だが、「いつでもどこでも、安くていいものを求める」私たちの側にも問題はないのか。
 「このキュウリ、食べたらまずかった」
 千葉県内の大手スーパーに勤める男性店員(45)は、困惑顔だ。五十代の主婦が、レジ係にこうクレームをつけた。
 青果担当の男性店員は呼ばれてレジに向かった。商品は国産品で、問題があったわけではない。味が気に入らなかったらしく「同じ価格帯の代替品を渡した」と言う。
 食品を扱う小売店には、商品に問題がないのに「わがまま」とも思えるような客のクレームは日常的に寄せられる。
 静岡県内のスーパーチェーンの男性店員(37)も「競合店間で競争も激しく、品質にはこだわっている。だが、農産物なんてそういつもおいしい物が均一にできるわけではない。客は、金を払っているのだから、おいしくて当然と思っている」と話す。
 「いい物を安く」という消費者の要求はこんな形でも表れる。東京都内のあるスーパーチェーンの元店長男性は、四十代男性客の値引き要求にたじたじとなった。特売日に二リットル九十九円で販売したウーロン茶を、後日通常価格の一リットル九十九円で販売していた。
 「この前二リットル九十九円で売っていたじゃないか。二本で九十九円にしろ」とすごまれた。
 都内のコンビニ店で働く大学生の男性(19)は、「おいしく食べたい」という客の要求から、販売する弁当の電子レンジでの温め方へのクレームをたびたび受けた。
 食の安全については、「消費期限の二、三日前には店頭から撤去する」(前出の静岡県内の店員男性)と小売り側も神経を使うほど、消費者の関心は高まっている。
 だがデパートなどの食品売り場で三十年間、商品を売るベテラン女性販売員(73)は「シューマイの試食コーナーで、母親が確かめもせず蒸したてをいきなり子どもの口に入れた。やけどはしなかったが、辛かったりアレルギーを起こしたらどうするのか」と食品チェックの意識には懐疑的だ。
 過剰反応もある。「中国人三人が切り盛りする人気のギョーザ実演コーナーがあった。材料は国産で目の前で調理するのだが、中国製ギョーザ中毒事件でパッタリ売れなくなった」
 添加物に対しても「魚のすり身を蒸しただけの練り製品は、半日で傷むから防腐剤などは必ず入っている。だけど一切ダメと思っている人もいる」と同販売員は打ち明ける。
 添加物も何がどう危険でどこまでなら大丈夫かなど知識が必要。苦情・クレーム対応アドバイザーの関根真一さんは「食に関する基礎知識が不足していて、消費者が思い違いなどをして、わがままなクレームを言ってしまう」と情報不足が背景にあると話す。
 明治学院大学の神門(ごうど)善久教授(農業経済学)は、消費者の「モンスター化」を指摘する。「モンスターとは自分の責任を顧みず、他者のわずかな瑕疵(かし)を攻撃する人。ルールや価値づくりに参加することは苦手だ」と分析。「保護者や患者のモンスター化が教育や医療現場では問題になっているが、食の現場でも消費者の行動様式にそれがでている」と消費者側の意識を問題視する。

316荷主研究者:2008/10/23(木) 00:40:49

http://www.chunichi.co.jp/article/shizuoka/20080823/CK2008082302000231.html
2008年8月23日 中日新聞
《経済》 イオン浜松市野SC 増床部が9月オープン 東海地方最大級に

 流通大手イオングループのイオンリテール中部カンパニー(名古屋市中村区)は22日、イオン浜松市野ショッピングセンター(SC、浜松市東区天王町)の増床部分が9月26日にオープンすると発表した。増床の詳細も明らかにした。売り場面積は約2万4000平方メートル増の約6万6000平方メートル、専門店も100店舗増の220店と東海地区最大級になるという。

 昨年11月に着工し、鉄筋・鉄骨2階建ての施設を増床。屋上部分は駐車場で、駐車台数は600台増え4300台。太陽光発電や壁面緑化のほか、SC北側にはホタルの再生を目指したビオトープも設け環境に配慮した。

 専門店では、衣料品のユニクロや家具・インテリアのニトリなどが出店。イオン銀行など県内初出店20店、島村楽器など浜松初出店7店もある。核テナントのジャスコ浜松市野店も改装する。

 専門店で約600人を新規雇用し、SC全体の従業員は約2800人。開店時間は午前9時で、閉店時間は専門店街で1時間繰り上げて午後10時とする。

 イオンリテールSC事業本部の荒木明博中部事業部長らは会見で、県西部の状況について「ますます競争は厳しくなる」との見方を示した。業績が比較的順調な一方、周辺で競合の新規出店や増床があることなどを増床理由に挙げ「より素晴らしいものをつくっていかないと環境の変化や競合に勝てない」と強調。今後は磐田、袋井市など東側に商圏拡大を図っていく考えも示した。売り上げ目標は非公表とした。

 市内のイオンモール浜松志都呂(西区志都呂町)やイオン浜松西SC(同区入野町)とのすみ分けについては「志都呂は西区や県西部、愛知県の一部が商圏。浜松西は基本的に足元が商圏。うまくやっていけると考えている」と答えた。

317とはずがたり:2008/10/24(金) 00:12:25
生駒のジャスコも営業短縮するみたいである。つくばのカスミもいつまで12時迄やってますやら。

ヨーカドー営業短縮へ
http://mytown.asahi.com/akita/news.php?k_id=05000000810220003
2008年10月22日

JR秋田駅前のイトーヨーカドー秋田店が、営業時間の短縮を検討していることが分かった。20日、中三秋田店が閉店。ジョイフルシティ3店も29日閉まる。個人消費はさえない。年末商戦を前に、県内の消費者の心理はどこへ向かうのか。(河合麻理、福井悠介)
平日午後9時過ぎのJR秋田駅前。駅の東西を結ぶ連絡通路の明かりだけが浮かびあがる。その道に連なるイトーヨーカドー秋田店は、11月から、閉店時間を1時間早めて午後9時にする見通しだ。
 閉店間際、客は地下の食品売り場のほかはほとんどいない。
 駅の東側に住む黒坂キクさん(71)は、毎日午後9時前後に歩いて買いに来る。値引きのシールが張られた商品をゆっくりと選ぶ。営業時間の短縮を聞いて「駅前がますます寂しくなるわね」。
 開店時間も30分遅らせ午前9時半からにする見通しだ。伊沢良信店長は「遅くまで店を開いていても、首都圏のように客が来ないから」とこぼした。
 今後の売り上げの見通しについては「全国的には、冬のボーナスが減れば影響が出てくるかもしれない。でも秋田の場合は、灯油価格高騰に伴い他の商品の買い控えの方が心配だ」と話す。
 夕暮れ時、イトーヨーカドーに寄った秋田市の公務員女性(48)は新聞広告を今まで以上に見比べて、週1回特価品を買いだめする。食べ物や日用雑貨の値上げにうんざり。「年末だから何か買おうなんて気にはならない」
 日銀秋田支店は、6日公表の県内金融経済概況で、大型小売店などでの個人消費について「単価の低い自社企画商品へのシフトや特売日などにまとめ買いの動きがみられる。来店客数もガソリン価格の上昇に伴い、減少傾向」と指摘する。
 県内36店舗、青森、山形、岩手と併せて計90店舗を展開する「マックスバリュ東北」(秋田市、東証2部)は9月、業績を下方修正した。来期は5店舗出店の予定を抑え、1店舗にする。客の消費を抑える傾向は続くとみる。
 石油情報センターの調べで、県内の14日の配達灯油18リットルの価格は2082円。ここ2カ月下がっているが昨年同期より約4割高い。
 世界的な株の下落については、今月、大仙市にイオン大曲ショッピングセンターを開いたイオンリテール(本社・千葉市)の家坂有朋専務は「秋田は株より、お米など生産物の出来具合で景気が左右されると聞くので、心配はない」と楽観的だ。一方で、別の県内大手流通関係者は「消費は心理的なもの。世界経済からの直接の影響は無くても、財布のひもは堅くなるのではないか」と話している。

319とはずがたり:2008/10/25(土) 03:10:45

駐車場300あっても難しいんですねぇ。
掛川も駅前の一等地にあったジャスコとユニーそれぞれ5階建てぐらいはあったがもう随分前に閉店になってから此迄ずっと更地で駐車場である。
駅前ってのはもう商業施設ではなくて住宅街とライド&パークの駐車場ぐらいしか有効利用法が無い場所なんでしょうな。コンビニ以外の商店は閉鎖して宅地開発すれば良い。

キンカ堂:館林店が閉店へ 郊外店に客足流れ−−来年2月 /群馬
http://mainichi.jp/area/gunma/news/20081024ddlk10040101000c.html

 館林市の中心街で、唯一の大型複合商業施設として35年間、市民に親しまれてきたキンカ堂館林店(薄和人店長)=同市本町2=が、来年2月15日で閉店することが23日、分かった。同店は73年12月に「百貨店」として開店。ピーク時は行列ができるほど盛況だったが、郊外型大型ショッピングセンターに客足が流れ、撤退が決まった。

 同店は地下1階、地上4階建てで、敷地面積は1万5090平方メートル。駐車場は約300台。衣料品や化粧品、室内装飾品などが中心で、1月までは食料品も販売していた。また、洋品店や靴店など、数店がテナントとして入居している。しかし、最近は同市郊外や太田市に開店した大型ショッピングセンターに客足が流れ「苦しい経営だった」という。

 同店は東武鉄道・館林駅から、徒歩5分の場所にあり、自動車を運転しないお年寄りなどは「自転車などで買い物できたのに不便になる」と困惑気味。同市中心街は、シャッターを閉じた店舗が目立ち、商店主は「経済的影響は大きいのでは」と浮かない表情だ。

 同店の敷地はキンカ堂本部(東京都豊島区南池袋、野萩康社長)が所有しており、店舗を取り壊すには約2億円が必要といわれ▽新たな大型店誘致▽跡地の売却▽住宅地開発−−など、閉店後の跡地利用は未定という。

 館林商工会議所は、商店街振興組合などと意見交換する方針だが「見通しは暗い」という。同商工会議所の河本栄一会頭は「市の経済界にとって大きな問題なので、市経済部などと対策を協議したい」とコメントした。【中野秀喜】

毎日新聞 2008年10月24日 地方版

320とはずがたり:2008/10/26(日) 04:38:34
融資途絶えショッピングセンター閉鎖 リーマン破綻余波
2008年10月25日2時18分
http://www.asahi.com/business/update/1025/TKY200810240325.html?ref=goo

リーマン・ブラザーズ破綻の影響を受け、閉鎖した大型商業施設「さくらシティ日立」=24日夜、茨城県日立市、川村直子撮影
 「海の向こうの話だと思っていたのに、まさか我が身に降りかかってくるとは」。茨城県日立市の中心街にある大型商業施設「さくらシティ日立」の総菜屋で働いていたパートの女性(56)は、いまだに釈然としない思いだ。

 9月下旬、施設の運営会社から突然、約30のテナントに施設の閉鎖が通告された。米証券大手リーマン・ブラザーズの経営破綻(はたん)にともない、リーマンのグループ企業から約20億円の運転資金を借りていた運営会社への融資がストップ、資金繰りが悪化したのが原因だ。「月に1千万円程度かかる水道代や光熱費が払えなくなった」として、一方的に退去を求められた。

 10月中旬までにテナントは慌ただしく店を閉め、施設は空っぽになった。

 あるテナントの経営者は開店資金として信用保証協会から400万円を借りたが、まだ200万円の返済が残る。敷金返還などの見込みもなく、この施設で働いていた従業員約200人は店から放り出された。

 「金融機関は『小売りと不動産会社には融資を控える』と言っているらしい」。個人消費の低迷で苦戦する小売業界では、リーマン破綻直後から、こんなうわさ話でもちきりだ。

 小売業界ではここ数年、スーパーの出店や百貨店の売り場増床などが相次ぎ、大量に人材を採用。だが、景気が後退局面に入ると、店舗閉鎖が加速。こんなとき雇用の「調整弁」となるのは、立場の弱いパートや嘱託社員たちだ。

 日産自動車の工場跡地にできた東京都武蔵村山市の大型商業施設「イオンモールむさし村山ミュー」。キーテナントの一つである三越が、売り上げ不振で来年3月に撤退する。

 同店では、正社員18人に対して、パートは105人。正社員は都心の店舗などに配置転換されるが、パートは契約が打ち切られる。60歳以上が半数を占める。弁当の盛りつけをするパート女性(65)は「年金が少ないので、少しでも足しにと思っていたのに」。次の仕事を探したくても、年齢を考えると難しい。仕事を突然失う衝撃は大きいが、今日も不安を抱えたまま、店頭に立つ。(本田靖明、五十嵐大介)

322千葉9区:2008/10/27(月) 22:46:18
http://www.nnn.co.jp/tokusyu/ryutu/080927.html
中海圏域 流通戦国時代

 店舗面積三万平方メートルを超える巨艦店に、既存の大型店や中心市街地の商業者はどう対応しようとしているのか。米子市内の動向を追う。


2008/09/27の紙面より
【上】3巨艦店が新増設
大型店の再編期入りか


 「今後、商都・米子は大型店の再編が進む時期に入るのではないか。戦国時代だ」−。米子市の商業関係者が闘志を奮い起こすかのように話す。

 米子市に隣接する日吉津村で二十六日、「イオン日吉津ショッピングセンター(SC)」の核店舗「ジャスコ日吉津店」の食品売り場が改装オープンした。

 同SCは十月には増床全館オープンする予定で山陰最大の大型店となる。冒頭の関係者の発言は、これによって米子とその周辺の商業界が新局面に入ることを指摘したものだ。
複合施設
 イオン日吉津SCを含めて鳥取、島根県境を挟む中海・宍道湖圏域の主要都市や近郊で、店舗面積三万平方メートルを超える三つの巨艦店が新増設される。

 皮切りは六月に出雲市に新規開業した「ゆめタウン出雲」。さらに今月二十七日に松江市の「松江サティ」が増床オープンし、イオン日吉津SCがこれに続く。

 いずれも核店舗の総合スーパーと専門店の物販に加えて、映画館など多彩なサービスの機能も備えた複合施設。広域から消費者を呼び込む。

 イオン日吉津SCは日南町まで商圏に想定しているが、中海・宍道湖圏域の人口は約六十五万人。基本的には限られたパイの中で、巨艦店は既存の大型店とも競い、顧客の獲得にしのぎを削ることになる。

 どんな競争が起こるのか。

 相互に他都市の巨艦店を目指す消費者の行動について、松江サティの浅井弥一店長は「短期的には、もの珍しさもあって互いの顧客が他店に流れる都市間競争はある」と見る。

 しかし浅井氏が重視するのは「オープン効果が薄れたころに、どれだけ繁盛しているか」だ。「顧客は品ぞろえが充実していれば、遠くのSCに行かず、地元のSCを選ぶ」。
「勝 負」
 戦国時代の到来を予想する米子の商業関係者も、巨艦店の開店効果が収まった後の動向を重視する。「米子の人は当初、月に二、三回は日吉津SCに行くだろう。しかしそれが落ち着いたとき、顧客がどう評価するか。(他の大型店も)そこからが勝負だ」。

 その際、消費者の選択肢には百貨店、総合スーパー、専門店もある。顧客をどう維持、獲得するか、各大型店の「勝負」が始まる。ただ、イオン日吉津SCとは別に、米子市内には売り場面積五千平方メートル以上の大型店が八店舗ひしめく。消費も伸び悩み、小売環境は厳しい。その中で「戦国時代」に入る。

 松江サティの浅井店長は増床後の「一つの試金石」を「歳末、正月商戦」と見る。巨艦店は顧客の支持をどれだけ固めるか。これに既存の大型店がどう対抗していくか。「商都・米子」も来年、「戦国時代」に突入する気配だ。

323千葉9区:2008/10/27(月) 22:46:49
http://www.nnn.co.jp/tokusyu/ryutu/080928.html
中海圏域 流通戦国時代

 店舗面積三万平方メートルを超える巨艦店に、既存の大型店や中心市街地の商業者はどう対応しようとしているのか。米子市内の動向を追う。


2008/09/28の紙面より
【中】パイは固定している
魅力アップ探る既存店

郊外で大型の複合商業施設が近く増床全館オープンするのを控え、米子市内の大型店は生き残りをかけた独自戦略を模索する(写真は米子高島屋)=米子市角盤町1丁目
 中海・宍道湖圏域に新増設される三つの巨艦店。このうち二十七日増床オープンした松江サティ(松江市)と、来月二十四日に増床全館オープンするイオン日吉津ショッピングセンター(SC、日吉津村)は同じイオングループのSCだ。

 しかし、イオンリテール西日本カンパニー山陰事業部の田中博部長は「中海圏域のSC店舗間のすみ分けの意識はない。一店舗一店舗の仕上げが大切だ」と言う。
「来店頻度上げる」
 イオン日吉津SCは、どんな戦略で店を仕上げていくのか。

 増床前の商圏設定は東西は大山から安来、南北は日野から境港まで(人口約二十七万人)。主な顧客層は団塊ジュニア世代という。

 当面、この商圏内の人口が増える見込みはない。「基本的にパイは固定しているので店舗の魅力を増す」(田中部長)と今回、増床。専門店を百三十店に倍増させ、専門店館も新設する。

 増床によって商圏を倉吉、松江、日南まで広げて人口三十七万人を視野に入れながら、田中部長は「特に専門店モールの魅力によって顧客の来店頻度を上げたい」と言う。売上高は増床前の一・五倍を目指す。健康相談も受ける調剤薬局を新設し、高齢者層の来店増も見込む。
独自の戦略
 「商都・米子」の近郊に生まれる巨艦店に米子市内の大型店はどう対抗していくのか。

 「SC対策ばかり考えても自店舗に魅力がなければ意味がない」。一九六四年、同市の中心市街地で開店した老舗百貨店、米子高島屋(同市角盤町一丁目)の奥村正綱店長は気を引き締める。

 奥村店長によると、ジャスコ日吉津店の開店(九九年)当時、一時は客足を奪われたが数カ月である程度戻ってきたという。だが、今回も同じとは限らない。コンビニを含めて消費者の選択肢も当時より増えている。

 奥村店長は「SCや他の大型店にはない品ぞろえやサービスで差別化を図ること」を基本に据える。

 米子高島屋の主な顧客層は団塊の世代と近隣の高齢者層。九一年には二十代から四十代前半の層向けに衣料中心の東館を開館し、より広い層から顧客の獲得を図った。

 奥村店長はその立地から「周辺の商店街と合わせて町自体が巨大なSC」と、中心市街地の回遊性を生かしたゾーン展開を強めるため、地元関係者との連携を深める構えだ。

 一方、郊外に九〇年開店した百貨店、米子しんまち天満屋(同市西福原)の主な顧客層は五十代。〇五年には日用雑貨店「Loft(ロフト)」のショップを開設し、若い世代の支持も得ている。

 藤田明久店長は「百貨店とSCでは、基本的に顧客が求めるものが違うのではないか。SCの買い物客を市街地に引き込みたい」と前向きだ。

 イオン日吉津SCの来月の増床全館オープン後、大型店の競争が激化するのは必至。地域のパイが限られる中で、同SCを含めて各大型店とも得意とする顧客層を基本に、より広い層から客を取り込む一方、いかに店独自の魅力を打ち出すか。その戦略いかんが生き残る鍵となりそうだ。

324千葉9区:2008/10/27(月) 22:47:22
http://www.nnn.co.jp/tokusyu/ryutu/080929.html
中海圏域 流通戦国時代

 店舗面積三万平方メートルを超える巨艦店に、既存の大型店や中心市街地の商業者はどう対応しようとしているのか。米子市内の動向を追う。


2008/09/29の紙面より
【下】中心市街地再生へ始動
「生活空間内」位置付け

イベント開催など、にぎわい再生への取り組みが進む米子市中心市街地のアーケード商店街。郊外型巨艦店とは違う魅力をどう発信するのか
 イオン日吉津ショッピングセンター(SC、日吉津村)は総合スーパーと専門店の小売機能に加え、映画館などサービス機能を備えた複合商業施設だ。集客力は大きい。米子市内の小売業者への影響、さらに同市の中心市街地で本格始動しようとしている「まちづくり」への影響を懸念する声が出ている。

 米子商工会議所(坂口清太郎会頭)は昨年暮れ、同SC計画について鳥取県に「慎重な判断」を要望したが、県は開発行為を認めた。同SCは十月に増床全館オープンする。
2つのベクトル
 同商議所の千原達郎専務理事は「限られたパイの中での巨艦店の出店は、市内の小売業者に大きな打撃を与える。そればかりか、せっかく盛り上がってきた中心市街地活性化の機運に影響するのではないか」と懸念を募らせる。

 その米子市内の中心市街地活性化の取り組みは、これまで同商議所などが推進し、市が近く基本計画を国に認定申請する段階にある。認定されると、行政と民間を合わせて六十四事業が始動する。

 中心市街地に都市機能を集約するコンパクトシティ化と、郊外での大型SC事業の展開。二つの異なるベクトルの取り組みが今後同じ時期に進むことになる。

 中心市街地活性化は、中心部の▽居住人口の減少▽「まちの顔」の喪失▽にぎわいの減退−という課題に対応しようとする取り組みだ。「商都・米子」の看板を担った中心商店街の空き店舗率が30%に達するほど、商業機能は低下している。

 ただ、減少傾向にあるとはいえ中心市街地には市全体の25・7%にあたる商店が集積。中心商店街の一角では銀行の支店跡を改造した商業ビルを中心に、回遊性のある若者向けのショッピングゾーンが形成されつつある。

 中心商店街の同市四日市町で靴店「ニューハンザー」を経営する判澤正大社長(41)は「ここにしかない商品を求めて島根県の浜田市や雲南市からの常連もいる。アイデア次第で集客は可能だ」と言う。
まち全体がSC
 課題は、こうした「にぎわい」再生につながる機能の「点」を「線」へ、さらに「面」へと広げることだ。中心市街地活性化基本計画の中には、「線」や「面」形成への波及効果を視野に、小規模だが複合商業文化施設の開発などの民間事業も盛り込まれている。

 また、中心市街地には「米子高島屋、やよいデパート、商店街を含めると、まち全体がSC」(米子高島屋)との考え方がある。さらに活性化基本計画では「まちなか居住の推進」も大事な柱。株式会社「法勝寺町」によるまちづくりに乗り出した石賀治彦社長(43)は「コンパクトシティの考え方がこれからのまちづくりでは大切。生活空間の中にある店舗を目指したい」と、巨艦店との差異化を図る。

 これらの事業は、来年度以降に本格化する見込みだ。中心市街地の空洞化がなお進むのか、にぎわい再生の実効を挙げて中心市街地への来街者を増やすことができるのか、正念場を迎える。

325とはずがたり:2008/10/31(金) 16:16:48

道頓堀の「名所」またひとつ…「極楽商店街」閉鎖へ
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/natnews/188344/
10/20 13:20更新

 大阪・道頓堀から、また一つ「名所」が姿を消すことになった。来年3月末での閉鎖が明らかになったフードテーマパーク「道頓堀極楽商店街」。かつては芝居小屋が軒を連ね、上方演芸の中心地として栄えた道頓堀だが、近年はパチンコ店やゲームセンターなどが相次いで進出。街としての個性が失われつつある現状に、地元商店主も危機感を募らせている。

 「閉鎖の連絡があったのは8月ごろ。運営会社の業績悪化が原因と聞いた」。道頓堀極楽商店街に入居する飲食店主は、こう打ち明ける。だが最近は休日でも客足が途絶えがちになっていたこともあり、「いつかはダメになるだろうと思っていた」という。別の飲食店従業員も「平日は一日の客が一けたという日も珍しくなく、ゼロの日すらあった」と話す。

 大阪名物のお好み焼きや串カツ店を集めた道頓堀極楽商店街はオープン当初、行列ができるほどのにぎわいをみせた。しかし、ネックとなったのが、中学生以上は315円、小学生でも210円が必要なテーマパークとしての入館料。同様の飲食店なら近くにいくらでもあり、関係者は「『飯食うのに何で入場料がいるんや』という声も根強かった」と内情を明かす。

 「今の道頓堀は“シャッター通り”になりつつある。こんなことは道頓堀の歴史の中で初めてでは。大きなところが店をたたむと、街全体が寂しい印象になってしまう」。「道頓堀商店会」に加盟する「かに道楽中店」店長の宇田訓士さん(34)は肩を落とす。

326とはずがたり@管理人:2008/11/03(月) 22:05:28
昔立て逃げ去れたスレを削除するに当たって転載

◆◆ 迷惑コンビニ ◆◆
1 :大阪人:2007/12/02(日) 17:35:52
@@@@@@@@@@@@@@@@ 大阪のファミリーマート三津屋店は非常識な迷惑店です @@@@@@@@@@@@@@@
ファミリーマート(本社・池袋)は大阪淀川区三津屋で超利己主義で、非常に迷惑な三津屋店を造り営業させて
金儲けをしております,この店には、車の客が多いのにもかかわらず、駐車場がなく道路を客や納品業者などの駐車場に
させ道路を私物化しております、この道路は交通量が多くバスの路線でもあり朝夕は駐停車が禁止されております
しかし、この店の為に、スムーズな通行もできません、また夜間の清掃車もこの店の為に周辺の掃除もできません.
それにこの店舗の向かいにバス停があります、そこにもこの店の客がよく駐車しておりバスも怒っております。
それにこの店の客の立ちションも周りでよくしております、またこの店は 客のゴミが散乱していても店の前しか掃除しません
近所にコンビニは、ありますがここまで迷惑な店はありません、それにこの店の考えは客の迷惑行為は店には関係ないと言った
考えをしております。ファミリーマート本部もこのような非常識な店舗を何ら改善させず営業させております、このような
迷惑店舗を放置すれば真面目な店にまで悪影響を与えます。このような迷惑な店をどうすれば大阪の街から排除できるのしょうか
  http://search.phonebook.yahoo.co.jp/bin/search?p=%A5%D5%A5%A1%A5%DF%A5%EA%A1%BC%A5%DE%A1%BC%A5%C8+%BB%B0%C4%C5%B2%B0%C5%B9+&amp;a2=27123&amp;g3=2323000&amp;y=n

2 :とはずがたり:2007/12/02(日) 18:58:13
>>2
最近はコンビニも駐車場付きがデフォになってきましたね。
駐車車両に関しては警察に通報されたらええんちゃいますの?
あそこに停めとくと駐禁とられると客に学習させればクルマ客激減しまっせ。
京都市内もそういう意味で店に駐車場完備して無くて店前に路駐の店が結構あって腹立たしいケースあります。コンビニ関してはそういう店はだいぶ淘汰されてきましたけど・・。

327とはずがたり:2008/11/05(水) 17:03:17

丸井、立ち退き求め提訴 郡山店の呉服店営業継続
http://www.kahoku.co.jp/news/2008/11/20081105t63014.htm

 2月末で郡山店(福島県郡山市)を閉店した丸井(東京)は4日までに、同店ビル1階の一角で現在も営業している呉服店に立ち退きを求める訴えを福島地裁郡山支部に起こした。

 訴えによると、丸井は呉服店経営者を含む複数の地権者からビルを賃借し、一部を呉服店経営者らにテナントとして賃貸していた。賃貸契約は2010年11月までだが、昨年3月、覚書に基づき今年2月で中途解約することを呉服店側に通知した。

 丸井は閉店に伴い、地権者側にビルを返還する義務を負っている。呉服店以外のテナントは撤退したが、呉服店は現在も営業を続けているため、「(地権者側が)新たな借り主の候補者と本格的な交渉に入れず、立ち退きは社会的にも意義がある」と主張している。

 呉服店側は「丸井より前からここで商売をしていた。丸井が来るとなってテナントになったが、今度は撤退するので立ち退けというのは筋が通らないのではないか」と話している。
2008年11月05日水曜日

328千葉9区:2008/11/06(木) 22:56:39
有楽町そごうはヨドバシになり、新宿小田急ハルクはビッグになり、
池袋三越はヤマダになるとな。
http://mainichi.jp/select/today/news/20081107k0000m020028000c.html
ヤマダ電機:三越池袋店跡に出店 10年中にも開業見通し

三越池袋店。来年5月に閉鎖後、跡地ビルにヤマダ電機が進出する=東京都豊島区東池袋で森禎行撮影 家電量販店最大手のヤマダ電機は6日、来年5月に閉鎖する三越池袋店(東京都豊島区)の跡に出店する方針を明らかにした。池袋店の建物を取得する不動産投資信託のシンプレクス・リート投資法人(同千代田区)と既に賃貸契約を結ぶことで合意しており、10年中にも開業する見通し。売り場面積が約2万5000平方メートルと、家電量販店としては国内最大級となる見込みで、都心でのシェアを一気に高めたい考えだ。

 ヤマダの池袋への出店は2店舗目で、業界5位のビックカメラとの競争が激しくなりそうだ。

 三越は今年9月、池袋店を含む全国の不採算店6店舗の閉鎖を発表。池袋店の土地・建物をシンプレクスに750億円で売却する。

329荷主研究者:2008/11/09(日) 22:32:58

http://www.chunichi.co.jp/article/shizuoka/20080830/CK2008083002000217.html
2008年8月30日 中日新聞
《経済》 エンチョーが初のSC開発 来年6月、きらりタウン浜北に 地元企業激戦地で商圏拡大

来年6月開業を目指す「浜松きらりタウンショッピングセンター」の完成予想図

 ホームセンターなどを展開するエンチョー(富士市)は29日、スーパーの遠鉄ストア(浜松市中区)と共同で、浜松市浜北区のきらりタウン浜北に「浜松きらりタウンショッピングセンター(SC、仮称)」を出店すると発表した。来年6月の開業を目指す。エンチョーが自社でSC開発を手掛けるのは初めて。

 敷地は約2万6000平方メートル。平屋約7500平方メートルのホームセンター棟と約2300平方メートルのスーパー棟を建設する。駐車場はホームセンター棟屋上を含め約470台分を計画している。総事業費は約17億円。

 遠鉄ストアはテナントとして、26店目の出店となる「フードワンきらりタウン店(仮称)」(売り場面積約1500平方メートル)を設ける。商圏は半径約2キロを設定し、値ごろ感のある商品と高質の商品をバランスよく品ぞろえすることなどで差別化を図る。生活に密着した質の高い店舗を目指す。初年度売上高12億円を目指す。

 新規出店は2004年12月の桜台店(西区桜台)以来。出店理由については、近隣に競合するSCやスーパーも多く「競争は厳しい」との認識を示す一方で「浜松地区に大手スーパーが出店、地元スーパーも大手の傘下に入っており、地元企業として商圏を広げていく必要があると判断した」と説明した。

 エンチョーは26店舗目のホームセンター「ジャンボエンチョー浜松きらりタウン店(仮称)」を展開。売り場面積は店内約6000平方メートル、店外約2000平方メートル。初年度14億円の売り上げを目指す。

330荷主研究者:2008/11/10(月) 02:53:37

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200809110002.html
'08/9/11 中国新聞
エールエールが大規模改装へ
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 百貨店の福屋(広島市中区)は2009年1月から3月上旬に、エールエールA館の広島駅前店(南区)を大幅改装することが10日、分かった。新球場やマンション建設などJR広島駅周辺のにぎわい創出を見据え、食品売り場の充実や海外高級ブランド導入を予定。1999年4月の開業以来、最大規模となる。

 地下1階の食品フロアを全面改装。周辺の人口増を見込み、総菜や和洋菓子を充実させる。1階は7月から仮設で営業中の米国の高級バッグブランド「ハンティングワールド」を本格オープンする。別の海外ブランドの誘致や化粧品も充実させる。

 2階は20―30歳代向け婦人服を強化。8階も全面改装し、子ども服の品ぞろえを増やす。全体の改装費は約15億円に上る。


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