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大中華世界的話題

2409チバQ:2011/07/07(木) 23:11:11
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-22086220110707
江氏死去説で情報錯綜、中国で権力継承めぐる憶測に火も
2011年 07月 7日 16:49 JST
 [北京 7日 ロイター] 香港のテレビ局ATVは6日夜、江沢民・前国家主席(84)が死去したと報道。中国国営の新華社は7日に同報道を「純粋なうわさ」だと一蹴して否定したが、江氏は次期最高指導者と目される習近平国家副主席の有力な支持者なだけに、死去説が浮上したことによって権力継承をめぐるさまざまな憶測が広がる可能性がある。
 江氏の「死去」が複数のメディアで流れた後、新華社は「権威ある筋」の話として、「江沢民・前国家主席が病気のため死去したとする一部海外メディアによる最近の報道は、『純粋なうわさ』だ」と伝えた。

 また、中国指導部に近い情報筋3人はロイターの取材に対し、江氏は心臓発作を起こした後、人民解放軍総医院(301病院)の集中治療室(ICU)に入院していると語った。

 中国の政治の世界では、指導者の健康問題は、政権最上層部で権力バランスがどうシフトするかについて憶測の材料となる。

 香港のテレビ局ATVは6日夜、通常のニュース番組を中断して江氏が死去したと速報。その後も数時間にわたってを江氏の訃報をテロップで流し続け、江氏の生涯に関する特別番組を放映するとも発表した。ただ、特別番組については当局からの確認が取れなかったとして中止している。

 また、山東新聞のウェブサイト(www.sdnews.com.cn)は、白黒の文字で「尊敬すべき江沢民同志は永遠に不滅」とする追悼ページを掲載したが、7日になってアクセスできない状態となっている。

 中国国内の人気短文投稿サイトでは、「江沢民」をはじめ「長江」といった言葉まで検索できなくなっており、検閲当局が江氏の健康問題をめぐる国民の関心に神経を尖らせていることをうかがわせる。

 仮に江氏の死去が事実だったとしても、2002年の党大会で総書記を退き、その後の2年間でほかの重要ポストからも退任しているため、中国の政治や経済発展の方向性に与える直接的な影響は限定的とみられる。

 しかし、習近平体制への指導部交代が確実視されている第18回共産党大会を控え、権力継承をめぐる不確定要素は増えることになるかもしれない。

2411チバQ:2011/07/08(金) 23:13:37
http://www.asahi.com/international/update/0708/TKY201107080518.html
中国広州暴動で地区トップら免職処分 地元の共産党委
 中国広東省広州市新塘鎮で先月起きた暴動を巡り、地元の共産党委員会は鎮トップの鎮党委書記と副書記を免職処分、保安隊幹部らを解職処分とする決定を出した。同省党委員会の機関紙広州日報が8日伝えた。

 同紙によると、広州市党委員会が7日開いた治安会議で、蘇志佳・市党委副書記は「教訓をくみ取り、同様事件の再発を防げ」と指示。暴動の原因として、末端の管理・自治組織の整備の遅れや出稼ぎ労働者への関心と手当てが足りなかったことなどを挙げた。

 一方、暴動の際に公務執行妨害容疑などで逮捕された11人がすでに起訴されたという。(香港=林望)

2412チバQ:2011/07/08(金) 23:15:46
http://www.asahi.com/international/update/0708/TKY201107080510.html
タイ総選挙敗北の民主党、貢献党の解党求める手続き
 タイ総選挙で敗れた与党民主党は8日、過半数の議席を獲得したタイ貢献党の活動にタクシン元首相ら政治活動を禁止された政治家が関わってきたとして、解党を求める法的手続きに入ったと明らかにした。選挙管理委員会が受理すれば、検察を経て憲法裁判所が審理する。決定が出るのに数カ月かかる見込み。

 タイ貢献党幹部は「民主党側にも違反がある。対抗措置を考える」と話した。

2413チバQ:2011/07/10(日) 09:43:51
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110710-00000087-san-int
マレーシア1700人拘束 選挙制度改革求めデモ
産経新聞 7月10日(日)7時56分配信

 【シンガポール=青木伸行】マレーシア国営ベルナマ通信などによると、首都クアラルンプールで9日、選挙制度改革と公正な選挙を求める大規模な抗議デモがあり、約1700人が警察当局に拘束された。

 デモは、早ければ年内とされる次期総選挙をにらんだもので、野党が後押しし、複数の非政府組織(NGO)で構成する「ブルシ(マレー語で清潔)2・0」が組織した。

 元高等裁判所判事のインド系女性が代表のブルシは、ナジブ政権に(1)不在者投票制度の対象を拡大する(2)選挙期間を21日以上とし、有権者が候補者などを適切に判断できるようにする(3)国営メディアは野党の主張を公平に扱う−など、8項目を要求している。

 政府はブルシとデモを違法とし、警察当局は催涙ガスを発射し放水して、デモの鎮圧を図った。ナジブ首相は、デモ参加者は少数派であり、マレーシア人の大多数はナジブ政権を支持しているとの見解を示した。

 デモを前に、ミザン・ザイナル・アビディン国王は3日、デモは国家分裂につながりかねない、と遺憾の意を表明。デモを呼びかけたとしてすでに、野党議員らが逮捕されていた。

2414チバQ:2011/07/10(日) 09:46:18
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2011070900312
大規模デモ、1600人拘束=選挙制度改革求める−マレーシア
 【クアラルンプール時事】マレーシアの首都クアラルンプールで9日、選挙制度改革を求める非政府組織(NGO)の大規模なデモが行われた。警察は催涙ガス弾を発射するなど実力行使に踏み切り、デモ参加者約1600人を拘束した。デモには野党が関与しており、警察は野党の一部幹部らも拘束したもようだ。
 デモを主催したのは、公正な選挙の実施を求めるNGOの連合組織「ブルシ(マレー語で清潔の意味)2.0」。ナジブ首相は先に、街頭デモは治安を乱すとしてスタジアムでの集会にするよう提案。ブルシもいったんは受け入れを表明していた。
 しかし、政府がクアラルンプール市内のスタジアムの使用を認めず、ブルシが集会を強行しようとして衝突となった。ブルシは2007年にも大規模なデモを実施し、多数の拘束者を出した。(2011/07/09-23:57)

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20110709/t10014101671000.html
マレーシア デモで1400人拘束
7月9日 22時11分
マレーシアの首都クアラルンプールで、野党の支持者ら1万人以上が選挙制度の改革を求めて大規模な抗議デモを行ったのに対して、現地の警察は催涙ガスを使うなど本格的な取り締まりに乗り出し、これまでに少なくとも1400人を拘束しました。

マレーシアでは独立以来50年以上にわたって与党連合が政権を担う状態が続いており、野党側は、選挙のたびに買収などの不正が行われているとして政権への批判を強めています。こうしたなか、首都クアラルンプールで9日、野党の支持者ら1万人以上が中心部に集まり、「クリーンな選挙を」などと口々に叫びながら選挙制度の改革を求めました。これに対し、現地の警察は催涙ガスなどを使って鎮圧に乗り出し、許可を得ていないデモに参加していたとして市民を次々に拘束してます。これまでに少なくとも1400人が拘束されたということです。デモに参加した女性の1人は「武器を持っていない私たちになぜこんなことをするのか理解できません」と話していました。クアラルンプールでは、2年前にも野党支持者らによる大規模なデモが行われた際、600人近い市民が警察に拘束されています。マレーシアでは早ければ年内にも次の総選挙が行われるとの見方も出ており、ナジブ政権は野党の支持者を厳しく取り締まることで、政府への批判を強める野党勢力を抑え込むねらいがあるとみられています。

2415チバQ:2011/07/10(日) 09:47:32
http://sankei.jp.msn.com/world/news/110709/asi11070920140001-n1.htm
民主党「司法クーデター」へ申し立て タイ貢献党の解党狙う
2011.7.9 20:08
 【シンガポール=青木伸行】タイの下院総選挙で敗北した民主党は9日までに、タイ貢献党政権の樹立を阻止するため、貢献党に政党法違反があったとして、選挙管理委員会に貢献党の解党を申し立てた。貢献党は強く反発しており、「国民和解」は早くも頓挫しそうだ。

 申し立て内容は「5年間の政治活動禁止処分を受けた者が、貢献党の政策立案や候補者選定などに関与した」というもの。「処分を受けた者」とは、次期首相就任が確実なインラック氏の兄で、貢献党のオーナーであるタクシン元首相や、ソムチャイ前首相らを指す。

 タクシン派政党は過去に2度、解党の憂き目に遭い、タクシン氏らが参政権停止処分を受けている。タクシン氏が2006年のクーデターで失脚後、同氏が率いるタイ愛国党は07年、憲法裁判所の解党命令(選挙違反)で瓦(が)解(かい)し、同氏ら党役員111人が5年間の参政権停止処分を受けた。

 07年の選挙で第一党となり政権の座に就いたタクシン派、国民の力党も08年、解党命令により政権に終止符が打たれ、ソムチャイ前首相が参政権停止処分を受けた。このときは「司法クーデター」と呼ばれた。

 今回の申し立ては、過去の処分が現在も有効であるとし、選挙管理委員会が受理すれば、憲法裁判所に告発し、審理される。

 これに対し、貢献党は「国民和解への努力を著しく損ない、反タクシン派が選挙結果を受け入れないということを明確に示すものだ」(幹部)と反発している。法的な対抗措置もとる構えだ。民主党の「司法クーデター」へ向けた動きが今後、タクシン、反タクシン両派による争乱を誘発する事態も懸念される。

 貢献党は次期連立政権に新たに新民主党(1議席)を加え、6党連立(計300議席)となった。

2416チバQ:2011/07/10(日) 09:48:03
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110709/dst11070914550011-n1.htm
被災支援の緊急奨学金 「国交ない」台湾除外
2011.7.9 14:53
 東日本大震災の被災地の大学に通う私費留学生を対象に、国が緊急措置として支給を決めた奨学金を募集した際、台湾からの学部留学生は応募資格がないと除外されたため、申請できなかったことが8日、分かった。

 文部科学省は「台湾と国交がないため」としているが、台湾から約170億円の義援金が寄せられた中、柔軟性を欠く対応との批判も出そうだ。

 文科省によると、同省は被災した私費留学生を支援するため、平成23年3月の1カ月だけ、日本政府から奨学金を受ける国費留学生として扱う「緊急援助採用」の措置を決定。成績なども条件とした上で、学部生への支給額を12万5千円とし、3月下旬に東北や関東地方の各大学に通知して募集を始めた。

 ところが、国費留学生制度は「日本と国交のある国の国籍を有する者」が対象。今回の措置も同じ条件を付けたため、台湾の留学生は申請できず、栃木県の私立大では留学生が大学側に抗議した例もあった。

2417チバQ:2011/07/10(日) 14:28:31
http://www.newsweekjapan.jp/column/furumai/2011/07/post-349.php
「誤報」の裏側
2011年07月10日(日)07時47分
 先週、世界を振り回した「江沢民死去」騒ぎは、6日夜に香港の亜洲電視(ATV)がテレビニュースでそれを流したのをピークに、その後あっという間にしぼんでしまった。この原稿を書いている今にいたるも、江沢民氏が生きているのか死んでいるのか、まったく分からない。

 ただ、同氏がなんらかの理由で病院に入っていることは間違いない。だいたい09年の中華人民共和国建国60周年記念日に見せた老いさらばえた姿は人々に「その日」が遠くないことを人々に印象付け、またそれは来年に迫った指導者の世代交代を予想するときに日本メディア関係者が必ず触れる「上海派勢力の抵抗」要素を、中国人ネットオピニオンリーダーたちが排除する根拠になっている。特に今回は7月1日の中国共産党結党90年記念式典という晴れ舞台にも姿を現さなかったことが内外の憶測を呼ぶことは、中国政府も予測済みだったはずだ。

 実は6日夜のATVニュースの「死去」発表を人々が用心しながらも信じる方へと傾いたのには、さらにいくつか別の根拠があった。

 まず、「ATVの大株主、王征氏の母親の従姉は江沢民氏の妻」という情報だ。王氏自身は過去これを否定しているが、同氏は1990年代初めごろから不動産開発に携わり、上海の高架バイパス道路の建設で大儲けし、北京、杭州、重慶などでも不動産を開発するなど、地方人脈だけでは到底不可能な手広さとスピードで事業を拡大してきたことで「全国レベルの権力がついているのは確実」と思われている。

 王氏の「全国レベルの権力」が江沢民氏だったとすると、なぜATVの死亡報道を許したのか? 殺到したメディアに同氏は「自分もテレビニュースを見て知った」と答えているが、大株主であり、また中国で広く商売をし、中国の政局に敏感であろうはずの彼のこの言葉を信じる者は局の内部外部を問わず、ほとんどいない。ATVがそれを敢えて報道したのは当初、「まず自分たちの党内態勢を整えてから死去を発表し、江氏の政治的影響力を削ごうとする現指導部に対する江氏一族の不満の発露」という憶測も飛び交った。もしそうであるならば、現指導部と江氏に代表される上海閥の権力争いが確実に存在するということになる。

 だが、王氏はあっさりと責任を報道現場に押し付け、報道撤回宣言と謝罪文を出した。それは「現場の士気を大きく傷つけた」と言われている。しかし、ATVのニュース報道部は香港のテレビ報道界でも指折りの経験豊かなジャーナリストが何人もおり、どう見てもうっかりはあり得ない。全国政治協商会議委員という中央政府お墨付きの役職を持つ王征氏は、文字通り中央政府から香港に送り込まれた「メディア工作員」なのか?

 実際に昨年、香港のテレビやラジオの放送管理担当機関である広播事務管理局が同氏の遠戚によるATVの経営権買収を正式に認可した際、香港では地元メディアが再び中国国内資本の手に落ちたことを嘆く声が広がった。すでに英字紙「サウス・チャイナ・モーニングポスト」や華字紙「明報」など主権返還前にはリベラルな市民が好んで読んでいた新聞にも中国資本が入り、報道の自己規制が常に人々の口に上るようになった。いまだに大株主が香港人のメディアでも、近年は中国国内企業の広告投下を求めて中央政府に批判的な記事を載せなくなっていると多くの人たちが指摘する。

2418チバQ:2011/07/10(日) 14:28:54
 しかし、それにしては腑に落ちない点がある。そしてこの点こそ、あの日多くのネットオピニオンリーダーがATVの発表を信頼したもう一つの理由だ。それは、死去報道日となった6日の午後、偶然にも「南方都市報」元編集長の程益中氏が近くATVのニュース総局長に就任することを国内向けマイクロブログで明らかにしたばかりだったことである。

 同紙の上部機関であり、広東省広州市を拠点とするメディアグループ「南方集団」は中国でも指折りの「良心的なメディアグループ」として知られ、同紙のほか週間紙「南方週末」や北京で発行される「新京報」は売り上げを伸ばし続けている。その二紙の総編集長を務めた程氏を含む関係者4人が2004年に広州市の税務当局に汚職や横領罪で逮捕された事件は、中国全土のジャーナリストを震撼させた。

 しかし、これは実は「南方都市報」紙が、広州市で03年に若者が一時拘置所で看守に殴り殺された事件をスクープし、それがきっかけとなって広州市当局に対する全国的な非難を起こしたこと、また世界的な恐慌を巻き起こしたSARSが03年末に再び広州市内に出現したことを報道したことへの、同市政府幹部による報復だったと言われている。当時、拘束された同氏らを助けようと、ジャーナリストや弁護士、学者らが中心になり、広州市や広東省政府に対して抗議や嘆願が繰り返された。程氏は証拠不十分で04年夏に不起訴処分となったが、二人が有罪となり収監された(が、すでに刑期を前倒しして釈放された)。

 だから、中国国内のメディア関係者の多くが「良心のジャーナリスト」と呼ばれる程氏のATVへの就職が決まったことを喜んでいる。そして、そんな気骨のあるジャーナリストを迎え入れることを決めたATVで、大株主が「メディアつぶし」を狙っているとは思えないのである。実のところ、ここ数カ月、中国国内で政府ににらまれた、気鋭のジャーナリストが複数、香港のメディアに職場を見つけて移住しているという事実も注目すべき背景だ。

 江氏の死について、「今は死ぬ時間を選べる時代だからね」とある中国人ジャーナリストは言った。つまり、政治局が都合の良いときに生命維持装置を止めることができるという意味だ。そうして死亡のニュースは遅かれ早かれ発表されるだろうが、今となってはそれほど重要なことではないような気がするのはさすがに失礼だろうか。

2419チバQ:2011/07/11(月) 22:48:17
http://sankei.jp.msn.com/world/news/110711/chn11071119130004-n1.htm
現職僅差でリード 台湾民意調査
2011.7.11 19:11
 来年1月の台湾総統選で再選を目指す与党・中国国民党主席の馬英九総統(60)が、政権奪還を目指す野党・民主進歩党の候補者、蔡英文主席(54)を支持率で数ポイントリードしていることが11日、各種世論調査で明らかになった。

 すでに与野党間では、馬政権が推進した中国との関係改善による経済効果などをめぐり舌戦が展開されているが、都市部や財界、農村などによって反応は多様。民進党は、副総統候補の選定に難航するなど、出遅れもあり、今後の動向が注目されている。

 一方、蔡主席の支持を表明する李登輝元総統(88)が、外交機密費を流用したとして起訴されたことに関する一部調査では、「野党に有利」が「与党に有利」を上回ったものの、大多数は「影響なし」とみている。(台北 吉村剛史)

2420チバQ:2011/07/12(火) 23:10:36
http://sankei.jp.msn.com/world/news/110712/asi11071207500001-n1.htm
【日々是世界 国際情勢分析】
タイ和解 軍柔軟姿勢の陰に密約説
2011.7.12 07:49 (1/2ページ)
 タイの総選挙は、事実上の亡命生活を送るタクシン・シナワット元首相(61)の妹、インラック・シナワット氏(44)を首相候補とするタイ貢献党が勝利した。タクシン元首相派と反タクシン派の対立が続く中、国民和解が実現できるかどうかは、軍とタクシン氏の出方次第だ。

 シンガポールのシンクタンク、東南アジア研究所のパビン・チャチャバルポンプン研究員が5日付の米紙ウォールストリート・ジャーナルに寄稿した論説によると、和解のきっかけとして期待されているのが、反タクシン派と貢献党の「平和協定」だ。

 3日の投票を前にバンコクでは、ある噂が駆けめぐった。反タクシン派を支える王党派・宮廷有力者と貢献党の代表がブルネイで秘密会合を行い、貢献党が勝った場合の対応について、「ブルネイ宣言」と呼ばれる合意に至ったというのだ。

 軍は政治に干渉せず、貢献党が政権につくのを妨害しないことを約束。貢献党は、王党派のプラユット・チャンオーチャー陸軍司令官の解任を行わないなどの取り決めが交わされた。

 パビン氏は「恐らくこの密約があったため、軍は選挙後24時間もたたないうちに投票結果の承認を示唆する声明を出すことを決めたのだろう」と指摘。プラユット氏は投票までの1週間、中立を強調しており、「以前、テレビで貢献党を支持しないよう警告したような敵対行動とは矛盾していた」ことからもそれが分かると分析する。

 インラック氏が和解を果たすには、この協定だけでは不十分で、王宮にパイプを持つ人物に入閣を求めるため、人選に着手したとの報道もある。

 ただしパビン氏は、「貢献党がタクシン氏を年内にも帰国させて党の立場を危険にさらすようであれば、こうした楽観的なシナリオは消滅する」と警告する。汚職で有罪判決を受けているタクシン氏に恩赦を与えようとすれば、反タクシン運動が燃え上がるのは明らかだからだ。

 5日付の英紙フィナンシャル・タイムズは社説で、タイでは地方で貧困が蔓延(まんえん)し、福祉政策は緒に就いたばかりだと指摘。インラック氏がこれらの病根を絶つことができれば、「仮に現支配層が、いつかインラック氏の翼をもぎとろうとしたとしても、氏は強い立場にあることになる」と分析している。

2421チバQ:2011/07/12(火) 23:13:57
http://sankei.jp.msn.com/world/news/110711/asi11071123340004-n1.htm
中産階級参加「民主化」うねり マレーシアの大規模デモ
2011.7.11 23:33
 【シンガポール=青木伸行】マレーシアのクアラルンプールで、約1700人が拘束された9日の大規模デモでは、市民1人が死亡し、野党連合・人民連盟の指導者、アンワル・イブラヒム元副首相が負傷した。

 デモの本質はいくつかの要素が指摘できる。まず、年内ともみられる総選挙をにらんだ人民連盟と非政府組織(NGO)連合「ブルシ」の、ナジブ政権と与党連合・国民戦線に対する権力闘争という側面である。

 ブルシなどは、アブドラ前政権時代の2007年11月にも大規模なデモを行った。翌年3月の総選挙で人民連盟が躍進し政権が退陣したのは、デモが奏功した結果だとも指摘される。今回のデモは、08年総選挙の“再現”と国民戦線による長期政権に打撃を与えることを狙ったものだ。

 次に、デモは選挙制度改革を前面に出してはいるが、根幹を成すのは「民主化・変革要求」にほかならない。メディアは野党の主張を公平に扱うべきだ、とのブルシの要求は政府の言論統制に対する批判である。

 最も重要な側面は、人口の66%を占めるマレー系への優遇政策(ブミプトラ政策)に対する中国、インド系など少数派の不満の発露という点にある。ナジブ首相は経済の効率性を高める観点から、同政策の一部見直しに着手はした。だが、実効は上がっていない。

 シンガポール経営大学のブリジェット・ウェルシュ教授は、07年のデモと比べ今回は「民族が多岐にわたり、中産階級の参加が目立った」と指摘する。

 マレーシアでは1969年、中国系とマレー系住民が衝突した「5月13日事件」が記憶されている。デモ参加者の層が拡大したことは、「変革要求」の広がりを意味しており、政権と国家の安定、分裂回避を至上命令とするナジブ政権にとり、大きな懸念材料だ。

2422チバQ:2011/07/13(水) 18:37:31
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/worldtown/CK2011071302000210.html
【世界の街から】
北京 高速鉄道 トウ氏何思う
2011年7月13日

 正直言って驚いた。

 北京−上海間の千三百キロを最短五時間弱で結ぶ中国の高速鉄道に乗った。最高時速三百キロ。車内は清潔で乗り心地も日本の新幹線と大差なく、時間も正確だった。

 汚くて遅れてばかりだったかつての中国鉄道とは隔世の感がある。国内総生産(GDP)で日本を抜いた中国が、鉄道でも追いつき追い越そうとしていることを肌で感じた。

 似ているのは乗り心地だけではない。独特の流線形で白地に青ラインの車体の色、座席や車両間の空間、トイレのデザインも新幹線そっくり。なのに特許申請に乗り出した。この車両は最新型の第三代。日本やドイツの技術を導入した第一代、その技術を生かし研究開発した第二代とは異なり、完全な独自開発だというのだ。

 明らかに違うのは、グリーン車に相当する一等車の上にさらに豪華なビジネス席があること。グリーン車がガラガラな日本と違って、富裕層が増えている中国では需要があるに違いない。

 一九七八年、来日して新幹線に乗った当時の最高指導者、トウ小平氏が「速い。われわれに走れと促しているようだ」と言った。これを機に日本の資金や技術を導入、改革開放へとかじを切り、今の発展へつながった。

 もしトウ氏がこの鉄道に乗ったら何と言っただろうか。(渡部圭)

(注)トウは、登におおざと

2423チバQ:2011/07/13(水) 18:38:03
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2011071302000201.html?ref=rank
中国初の副専務理事 IMF朱特別顧問を指名
2011年7月13日 夕刊

 【ワシントン=久留信一】国際通貨基金(IMF)は十二日、ラガルド専務理事が副専務理事を一人増員し、現在IMF特別顧問の朱民氏(58)を指名した、と発表した。中国からの副専務理事起用は初めて。理事会の承認を得て二十六日に就任する。国内総生産(GDP)で日本を抜いて世界第二位の経済大国となった中国が、国際金融の舞台でも影響力を発揮することになりそうだ。

 朱氏は中国人民銀行(中央銀行)の元副総裁で、ストロスカーン前専務理事が新設した特別顧問に昨年五月、就任。ラガルド専務理事は、「アジアや新興市場に対する理解を深める上で、重要な役割を果たしてくれるだろう」と期待を表明した。

 同専務理事はまた、八月末で任期切れを迎えるリプスキー筆頭副専務理事の後任として元米財務次官でホワイトハウス顧問のデービッド・リプトン氏(57)を指名した。リプトン氏の筆頭副専務理事就任は九月一日付。リプスキー氏は退任後、十一月末まで特別顧問の座にとどまる。

 ラガルド専務理事は今月六日の就任記者会見で、新興国や途上国から積極的に人材を登用するなどIMF改革を推進する方針を表明した。朱氏起用はその第一弾となる。

 今回の人事で、専務理事を支える副専務理事は四人となる。その一人は元財務官の篠原尚之氏で、アジア出身者が半数を占める。

2424チバQ:2011/07/13(水) 19:14:51
http://www.47news.jp/CN/201107/CN2011071301000639.html
病気説の江沢民氏、自宅療養か 既に退院と香港紙
 【香港共同】13日付の香港紙サウスチャイナ・モーニング・ポストは、健康悪化が伝えられた中国の江沢民前国家主席(84)について、香港メディアなどが死亡したと報道した6日ごろの時点では既に退院し、自宅で療養中だったと報じた。

 同紙は江氏の健康状態を把握している関係者の話として、江氏は発熱などの症状を訴えて先月、北京の人民解放軍301病院に入院したが、共産党創建90周年の祝賀大会が開かれた今月1日までに退院したとしている。

 祝賀大会の出席は体への負担が大きいため、医師が自宅で過ごすよう江氏に勧めたという。

2425チバQ:2011/07/14(木) 20:41:33
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20110714-OYT1T00832.htm
コカ・コーラとケンタッキー、平壌に1号店?
 【ソウル=仲川高志】韓国のニュース専門テレビYTNは14日、米飲料メーカー大手コカ・コーラと米ファストフード大手ケンタッキー・フライド・チキン(KFC)が9〜10月にも、北朝鮮の平壌に1号店を出す見通しだと報じた。

 北朝鮮消息筋の話として、北京発で伝えた。

 YTNによると、両社の幹部ら約10人が今月5〜9日、北朝鮮の外資誘致の窓口機関「朝鮮大豊国際投資グループ」の招請で訪朝。平壌への出店で最終合意したという。

(2011年7月14日18時03分 読売新聞

2426チバQ:2011/07/14(木) 20:42:19
http://www.asahi.com/international/update/0714/TKY201107140588.html
江沢民氏、元上海市トップの葬儀に花輪 姿は見せず
上海の要人の葬儀を報じるニュースで、江沢民氏の名がある献花が映された=東方衛星テレビから

 中国の江沢民(チアン・ツォーミン)・前国家主席が13日、同日行われた元上海市トップの韓哲一氏の告別式に花を贈り、哀悼の意を表した、と上海の衛星テレビ局が報じた。今月に入り江氏の死亡説が一部で報じられたが、改めてこれを否定したかたちだ。

 同テレビ局は、韓氏の告別式の様子を報じた際、胡錦濤(フー・チンタオ)国家主席に続いて2番目に江氏の名前を読み上げ、花輪を映し出した。告別式に江氏の姿はなかった。江氏は療養中とされるが、死亡説については国営の新華社通信が「ただのうわさ」と否定していた。(重慶=奥寺淳)

2427チバQ:2011/07/14(木) 23:31:28
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20110714-OYT1T00904.htm?from=navr
外務省、大韓航空の利用自粛…竹島飛行に抗議

 外務省は、大韓航空機が6月16日に竹島上空でデモ飛行を行ったことに抗議するため、今月18日から1か月間、全職員が公務での大韓航空機の利用を自粛することを決めた。

 竹島問題をめぐり、政府が抗議とは別の対抗措置を取るのは異例。高橋千秋外務副大臣は14日の記者会見で、「今回は明確に領土侵犯のような形なので、強い意思表明を大韓航空に対してした」と述べた。

 外務省が、民間航空会社の利用自粛措置を取るのは初めて。ただ、同省職員は通常、日本の航空会社を優先的に利用しているため、今回の措置は政治的な意味合いが強い。

 大韓航空は6月16日、成田―仁川間に新型機を導入した際、同社会長やマスコミ関係者を乗せて竹島上空でデモ飛行を実施した。日本の外務省は同21日、「領空侵犯にあたる」として、在韓日本大使館を通じて韓国側に抗議していた。

(2011年7月14日20時23分 読売新聞)

2428チバQ:2011/07/15(金) 12:48:53
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110715-00000011-dal-ent
猫ひろし、国籍変更へカンボジア大臣も後押し
デイリースポーツ 7月15日(金)7時23分配信

 マラソンでのロンドン五輪出場を目指して、カンボジア国籍取得申請中のお笑いタレント・猫ひろし(33)が14日、都内で、来日中のカンボジア観光省のトン・コン大臣と対談した。猫は今年2月に帰化申請の書類を提出しているが、トン大臣は「カンボジアの王様に書類をまわして、早く国籍を取れるようにします」と約束。強力な援護射撃に、猫は「練習して、足をもっと速くしておきます。今はチュマール(カンボジア語で猫)ですが、そのときまでにはチーターになっています」と“高速化”を誓っていた。

2429チバQ:2011/07/15(金) 20:42:35
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110715-00000038-jij-int
北朝鮮、対南対話派30人粛清=正恩氏後継過程で強硬派台頭―韓国紙
時事通信 7月15日(金)10時53分配信

 【ソウル時事】15日付の韓国紙・東亜日報は、政府筋の話として、北朝鮮で最近、南北対話の担当者約30人が銃殺などで粛清されたと報じた。金正日総書記の3男正恩氏の後継過程で、権力闘争が激しくなり、強硬派が台頭したとの観測を伝えている。
 同紙によると、約10人が銃殺されたほか、約20人が交通事故として処理され、死亡または行方不明になっているという。政府筋は「現在、北朝鮮には韓国と対話する相手がいない。南北関係に大きな変化があるだろう」と指摘した。 

http://japanese.donga.com/srv/service.php3?biid=2011071597818
血の風が吹く平壌…金総書記の「対話派」、金正恩が粛清か


JULY 15, 2011 03:06
政府は、今年初めから北朝鮮に尋常ではない空気が流れていることを感知した。昨年5月以降、南北接触に関わってきた関係者たちが、北朝鮮に戻った後に粛清されたという情報が次々に入っているためだ。昨年末に韓国を訪れ、秘密接触をしたとされる北朝鮮の柳敬(リュ・ギョン)国家安全保衛部副部長も今年初めに銃殺されたという情報が入り、韓国政府当局者たちを緊張させているという。


北朝鮮が、韓国との対話を担当していた関係者約30人を大量に粛清したのは、金正恩(キム・ジョンウン)氏への世襲過程が動揺していることを示す証拠だと韓国政府は分析している。


金正日(キム・ジョンイル)総書記は2008年8月に脳卒中で倒れた後、南北対話を続けてきた。実際北朝鮮は、2009年から南北秘密接触を継続してきた。金日成(キム・イルソン)主席が1994年の死去前にカーター元米大統領を呼び、金泳三(キム・ヨンサム)元大統領との南北首脳会談を推進した形と似た流れが繰り返されているという見方も出ていた。


何より北朝鮮指導部は、2012年の「強盛大国入り」と3代世襲を公式化するには、莫大な規模の資金が必要だった。対話に出てこそ、食糧をはじめ資金を調達できる。少し前までは、対南関係を担当する公式機関である統一戦線部ではなく国防委員会や保衛部の一部も対話の前面に出ていた。


しかし、正恩氏を中心にした軍部の強硬派は、対話局面が展開されれば立場が弱くなることを憂慮していたと、北朝鮮情報筋は分析している。このため、権力掌握のために対話を止めさせる挑発をしたり、対話派を締め出しているのだという。対話派の相次ぐ粛清は、金正恩の権力形成過程で起きた権力闘争の結果ということだ。


実際、2009年10月の南北秘密接触や同12月のボズワース北朝鮮政策特別代表の訪朝によって対話のムードが作られた状況下で、昨年3月に哨戒鑑「天安(チョンアン)」沈没事件が起きた。その後、昨年後半に開城(ケソン)で南北当局が非公開接触をしたとされた中、同11月に延坪島(ヨンピョンド)砲撃が起きた。


延坪島砲撃直後にも、柳敬副部長は非公開南北接触に乗り出すなど、対話と挑発が繰り返し起こる異常な状況が続いた。しかし、強硬派と対話派の対決で、すでに均衡が強硬派の側に傾いたというのが専門家らの見方だ。実際、柳敬副部長が粛清されたのに続き、今年5月に中国・北京で行われた南北秘密接触も、北朝鮮の暴露で中止になった。今年2月に南北軍事実務会談が決裂したのも、対話に負担を感じた軍部が態度を一変させたためだという見方が多い。北朝鮮軍部の対話派が雰囲気づくりをしてきたが、最後に強硬派が出て一変させたということだ。


強硬派は、対話派が韓国側と接触する過程で行った発言などを粛清の口実にしているようだ。柳敬副部長をはじめ少なからぬ関係者らが、韓国側に秘密を漏洩した容疑で処刑されたという。ある消息筋は、「権力闘争で粛清するのに最もいい名目が反逆罪とスパイ罪だ」と話した。対話派ではないが、朱相成(チュ・サンソン)前人民保安部長が今年3月に粛清されたのは、北朝鮮内部が権力闘争でかなり不安定である証拠だという見方が多い。


結果的に、統一戦線部や外務省などの公式的な対南、対米機関は力を発揮できない状況が起きている。李明博(イ・ミョンバク)大統領は今月1日、「天安艦沈没と延坪島事件に留まっていることはできない」と述べ、政策基調の変化を示唆した。しかし政府筋は、「究極的には、北朝鮮内部のリーダーシップが変わってこそ、対話に進展があるだろう」との悲観的な見方を示した。

2430チバQ:2011/07/15(金) 21:14:28
http://www.afpbb.com/article/politics/2813244/7502019?utm_source=afpbb&utm_medium=topics&utm_campaign=txt_topics
在米ミャンマー大使館の高官2人、相次ぎ亡命 「うんざりした」
2011年07月15日 15:55 発信地:ワシントンD.C./米国

【7月15日 AFP】在米ミャンマー大使館の高官2人が、7月に入り相次いで米国に亡命を求め、前年の民政化で「進歩」を国際社会に印象づけたいミャンマー政府を揺るがしている。

 4日に亡命を求めた大使館ナンバー2に当たるチョー・ウィン(Kyaw Win)首席公使(59)は、AFPとのインタビューで、祖国の変化を待つことにうんざりしたと語り、ミャンマーの民主化運動指導者アウン・サン・スー・チー(Aung San Suu Kyi)さんに対する敬意を口にした。

 今週にはナンバー4のソー・アウン(Soe Aung)氏も米国への亡命を希望した。複数の情報筋によると、同氏はチョー・ウィン首席公使の亡命に対する調査の一環で、自宅までミャンマー当局関係者に随伴されそうになり、亡命を決意したという。

■形式的な民政移行、状況はかえって悪化

 ミャンマーは前年11月に総選挙を実施し、形の上では軍事政権から民政に移行したが、野党指導者らや欧米諸国は、表面的な変化に過ぎないと捉えている。

 チョー・ウィン首席公使も、こうした見方に同意した。「選挙によって変化がもたらされると我々は言っていた。しかし、選挙からもう半年が過ぎたのに、状況は選挙前よりも悪化さえしている」

「わたしの子どもたちはもう成人になっているが、彼らは以前からミャンマー政府は変わらないと主張していて、我々は長年、議論を繰り返してきた。それでも、わたしは自分で体制内から変革できると信じていた。しかし30年が経過した今、外から我が国を変えるべきだと思う。ここワシントンは、圧力をかけるのに適した場所だ」

 ブラジル、インド、スイスなどで外交官を務めてきたチョー・ウィン氏は、ミャンマーへ帰国して引退する間際だった。

 同氏はまた、「人民の信頼を得ている指導者は、アウン・サン・スー・チー氏だけだと思う」とも述べたが、スー・チーさんが率いる国民民主連盟(National League for Democracy、NLD)の指導力については疑問を呈した。NLDは、前年の総選挙の際に新設された政党登録法が不公正だとして政党登録しなかったため、公式には解党されている。

 チョー・ウィン氏は、軍が政権を掌握した1962年以前には、ミャンマーはアジアの中でも最も繁栄する国の1つだったことを多くの国民が思い返していると述べ、「数日では変化しない。時間がかかることはみんな分かっている。しかし、正しい方向へ向かわなくてはならない」と語った。(c)AFP/Shaun Tandon

2431チバQ:2011/07/17(日) 00:09:15
http://sankei.jp.msn.com/world/news/110716/amr11071622510014-n1.htm
「昨年春以来、さらに過酷で残酷」 中国のチベット弾圧で米議員ら
2011.7.16 22:49 (1/2ページ)
 【ワシントン=古森義久】米国の「中国に関する議会・政府委員会」が開いたチベット問題についての討論会でオバマ政権の高官や上下両院議員は、中国当局のチベット族弾圧について「昨年春以来、さらに過酷で残酷になった」などと激しい非難を展開した。オバマ大統領が中国の反対を押し切ってダライ・ラマ14世と会談する背景には、中国の少数民族問題に対するこうした議会・政府の強い姿勢がある。

 対中批判が噴出したのは、同委員会による「ダライ・ラマの今後の役割」と題した討論会で13日に開かれた。議長のシェロッド・ブラウン上院議員(民主党)は中国当局がダライ・ラマとの対話を拒んでいることを批判。「(中国当局による)チベット族の言語、文化、宗教に対する攻撃は意図的、かつ政治的」で、弾圧は昨年春から激しさを増していると強調した。

 ティム・ウォルツ下院議員(民主党)も、現在数百人のチベット族が「政治犯」として不当に拘束されていると証言した。

 オバマ政権を代表して発言したマリア・オテロ国務次官(チベット担当特別調整官)は、学校教育でのチベット語の禁止やチベット仏教の儀式の制限を批判し、「中国は多様な文化を自国の主権への挑戦と受け取っているが、誤りだ」と述べた。同次官はまた、中国政府がダライ・ラマとの対話を始めることがクリントン国務長官の願いだとした。

 チベット人の代表たちも討論に参加。ダライ・ラマ支持の集会に参加しただけで懲役22年の判決を宣告され、11年を刑務所で過ごしたという女性、ナガワン・サンドロルさんも「何度も拷問を受けたが、米国の圧力で解放された」と述べた。

 中国当局が身柄を拘束しているチベット族の政治犯のうち30人についての実情も公表され、弁護士、作家、僧侶、教員、芸術家などチベット民族の権利や文化の保存に活動してきた男女の逮捕と拘束の経緯などが詳しく報告された。

2432チバQ:2011/07/17(日) 23:39:19
http://sankei.jp.msn.com/world/news/110717/asi11071713220000-n1.htm
名ばかり民政 祖国ミャンマー見限った 外交官亡命、10日間で2人
2011.7.17 13:19 (1/3ページ)

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ミャンマーの最大都市ヤンゴンにあるシュエダゴン・パゴダ(仏塔)で、花を供えるアウン・サン・スー・チーさん(右から2人目)。その左は次男で英国在住のキム・エアリス氏。昨年11月の自宅軟禁解除後、スー・チーさん慎重な行動に徹している=12日(AP)
 ワシントンにある在米ミャンマー大使館の高官2人が、7月に入って相次いで米国への亡命を求めた。2人とも、昨年11月に20年ぶりに行われたミャンマー総選挙の後、民主化が進むと期待したが、「(軍事政権から民政へと)表紙は変わっても中身は何ら変わらなかった」と指摘。総選挙で「進歩」と政権の「正当性」を国際社会に印象づけたかったミャンマー政府を揺るがしている。

 しかし、欧米諸国は民主化への圧力を強めようにも、中国やインドと経済的結びつきを強めるミャンマーへの影響力を著しく低下させており、有効な手だてがないのも事実だ。


「うんざりだ」


 AFP通信などによると、亡命を求めたのは大使館ナンバー2の地位にあるチョー・ウィン首席公使(59)とナンバー4のソー・アウン一等書記官。ウィン公使は今月4日に亡命の意思を表明し、ヒラリー・クリントン米国務長官(63)宛ての書簡でミャンマーでの人権侵害や不正な選挙を批判し、「選挙によって変化がもたらされると我々は言っていた。しかし、選挙からもう半年が過ぎたのに、状況は選挙前よりも悪化さえしている。祖国の変化を待つことにうんざりした」などと語っている。

 ウィン公使の亡命表明後、ミャンマー政府は外務省職員らに外務省で要職に就いた元軍将校による査問に応じることを命じ、アウン書記官は12日に帰国・出頭を命じられた。アウン書記官は帰国して査問に応じれば、非難を受け投獄などの処罰を受けることを懸念し、13日、亡命を申請した。

 ミャンマーでは昨年11月、1990年以来の総選挙が実施され、形の上では軍事政権から民政に移行。選挙後、民主化運動指導者のアウン・サン・スー・チーさん(66)の自宅軟禁が7年半ぶりに解除された。しかし、選挙制度は軍政の翼賛政党「連邦団結発展党」(USDP)に有利なように作られ、上下両院とも定数の8割以上を軍人か軍関係者が占めた。大統領にも、軍政時代のテイン・セイン首相(66)が横すべりで就任。欧米諸国は「形を変えただけの軍政継続」と批判を強めた。

 欧米はミャンマーへの経済制裁を継続しているが、天然資源を目当てにミャンマーとの関係を深める中国、インド、タイなの経済的後ろ盾を得たミャンマーにとって、経済制裁は実利的痛みの伴わないものになっている。スー・チーさんは自宅軟禁解除後、「軍政を敵視しない」と述べ、これまでの対決姿勢を改め、対話を重視する長期的視野に立った戦術で民主化を進めようとしている。だが、ミャンマー政府は6月28日、スー・チーさんに政治活動をやめるよう要求する通告を出すなど、現実には民主化は逆行すらしている。


「服の流行」と同じ


 ミャンマー問題は国際政治の世界で、よく「ブティック・イシュー」と呼ばれる。ブティックでの服の流行と同じで、熱が冷めると見向きもされず、放っておかれやすいという意味だ。これは中東産油国とは異なり、ミャンマーは欧米経済にとって死活的意味は持っていないという事情による。1988年の軍政内クーデター後、欧米はミャンマーへの「関与」と「無関心」を繰り返してきた。その結果が、一向に進まない民主化と計15年にも及ぶスー・チーさんの自宅軟禁だった。2人の外交官の亡命表明は、国際社会の目を必死にミャンマーへ向けさせようとする「外からの改革」といえる。

2433チバQ:2011/07/17(日) 23:39:44
http://sankei.jp.msn.com/world/news/110715/asi11071521520006-n1.htm
ミャンマー軍 少数民族への人権侵害、実態明らかに
2011.7.15 21:52
 【シンガポール=青木伸行】政府軍と少数民族の武装勢力との交戦が続くミャンマーで、軍による少数民族に対する暴行や略奪など人権侵害の実態が15日、非政府組織(NGO)「シャン人権財団」の調査で明らかになった。

 それによると、中国やラオスと国境を接するシャン州では4月11日から7月12日までの3カ月間に、少数民族のひとつシャン族の反政府武装組織「北部シャン州軍」と、政府軍との交戦が47回にのぼった。そうした状況下で、政府軍兵士の略奪や村人の拉致・拘束、殺害は47件あった。

 具体的には(1)7月3日、州内のモンスにある村の14家族から現金や豚、ニワトリ、カメラなど、日本円にして総額470万円相当が奪われた(2)主要鉄道沿いにあるシーポーの村で6月14日、70歳の老女と13歳の孫娘が理由もなく射殺された(3)北部のタンヤンの村から、農作業をしていた12人が拉致され、基地で拘束されたままになっている−などだ。

 女性への暴行は把握されているだけで7件ある。

 12歳の少女は自宅で母親の目の前で暴行され、子供を守ろうとした母親は殴打された。妊婦は30歳で妊娠9カ月だった。暴行後に殺害されたケースもある。

 最北部のカチン州でも6月、カチン族の女性への暴行が18件あった。国際労働機関(ILO)は、子供が強制的に従軍させられた事例報告も増え、この5カ月間で424件にのぼるとしている。

2434チバQ:2011/07/17(日) 23:48:04
http://www.asahi.com/international/update/0717/TKY201107170496.html
米大統領、宗教・文化保護を支持 ダライ・ラマと会談
 オバマ米大統領は16日、ホワイトハウスでチベット仏教最高指導者のダライ・ラマ14世と会談した。中国外務省はただちに「強い憤りと断固たる反対」を表明。中国の反対を押し切って会談に踏み切ったことで、米中関係への影響は必至だ。

 両者の会談は、昨年2月に続いて2回目。会談は前回と同様、私的な会合などに使う「マップルーム」で約45分間、完全非公開で行われた。

 カーニー大統領報道官の声明によると、オバマ氏はチベット固有の宗教や文化の保護への強い支持を表明し、人権擁護の重要性も強調。中国側との直接対話による問題解決を促した。ダライ・ラマは「チベットの独立は求めない」としたうえで、中国側との対話の早期再開に期待感を示した。

2435チバQ:2011/07/17(日) 23:50:13
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20110717-OYT1T00502.htm
ベトナムでまた反中デモ…強制解散、50人連行
 【バンコク=若山樹一郎】ベトナム・ハノイで17日、7週連続となる反中国デモが行われ、市民ら約100人が参加した。開始直後に警察当局に強制解散させられ、目撃者によると、約50人がバス2台で連行されたという。

 南シナ海で5月、越資源探査船が中国船に妨害されたことなどから、ベトナムでは反中感情が高まり、6月5日から毎日曜日にデモが行われていた。越政府は、前回の10日から取り締まりを強め、強制的に解散させる措置をとっている。

 インドネシアで、東南アジア諸国連合(ASEAN)地域フォーラム(ARF)関連の一連の会議が始まることもあり、越政府は反中感情の高まりに神経をとがらせている。15日から始まった米越海軍による合同訓練も非公開となっている。

(2011年7月17日18時06分 読売新聞)

2437チバQ:2011/07/17(日) 23:52:30
http://www.asahi.com/international/update/0717/TKY201107170434.html
台湾総統府前、農民ら1千人座り込み 馬政権に抗議台湾総統府(中央奥)の前に16日夜、抗議のため集まった農民や支援者=台北、村上写す


 台北の中心部にある台湾総統府前に16日夜から17日朝にかけ1千人を超える農民らが集まり、馬英九(マー・インチウ)政権の農業政策に抗議する徹夜の座り込みをした。農業分野は半年後の総統選に向けて、政権側の失点になりかねない状況にある。

 中部の彰化県渓州から来た農民団体が「馬政権は農業を滅ぼす」との横断幕を掲げ、近くの工業用地に水を供給するため農業用水を減らされたとして、抗議の声を上げた。集会には支援の若者も多数加わり、台湾大の大学院生、●筑媛さん〈●は登におおざと〉(25)は「政府は農村を都市化することしか考えていない」と批判した。

 農政への不満をさらに高めているのが果物価格の下落だ。高めの気温が手伝って果物の収穫が増加。5月に1キロ当たり21台湾ドル(1台湾ドル=2.8円)だったバナナの価格が10台湾ドルを割り込み、パパイアも半額以下になった。

2438チバQ:2011/07/18(月) 10:21:58
http://sankei.jp.msn.com/world/news/110717/chn11071706180001-n1.htm
格差拡大で相次ぐデモ、暴動 中国、経済発展の裏で弱者の不満頂点
2011.7.17 06:18 (1/2ページ)

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6月13日、中国広東省広州市郊外の増城市で、道路を警備する警察隊を見る住民ら(ロイター)
 中国でデモや暴動の発生が後を絶たない。地域間や階層間の格差拡大が生んだ社会的弱者が抱く不満の高まりは、経済成長を急ぐ中国に新たな課題を突きつけている。

 広東省広州市郊外にある増城市新塘鎮は、別名「ジーンズの町」で知られるデニム製品の生産地だ。ジーンズ工場が立ち並ぶこの町で6月初旬、出稼ぎ労働者による大規模な暴動が突如発生し、町全体が緊迫した雰囲気に包まれた。


治安要員の暴行発端


 発端は露天商を営む四川省出身の出稼ぎ夫婦への治安要員による暴行だった。現地からの報道を総合すると、暴行事件を目撃していた出稼ぎ労働者らが反発、瞬く間に数千人規模の暴動と化したという。政府機関の建物が破壊されるなどの騒乱が数日間続き、武装警察の出動でようやく収束した。

 ただ、最近の中国では、こうした暴動やデモが目新しいニュースではなくなりつつある。

 報道された主だった事件だけでも、5月末に内モンゴル自治区で発生したモンゴル族の反政府デモ、6月初旬の広東省潮州市で起きた賃金未払いに起因する出稼ぎ労働者の暴動、湖北省利川市の地元幹部の不審死が引き金となった住民の当局抗議デモなどがある。沿海部の都市を中心に数珠つなぎ状に発生している状況だ。

 暴動やデモの直接的な起因はそれぞれ異なるものの、背景に社会的弱者の不満や反発が存在するという点で一致する。

 経済成長を優先させた中国当局の政策は、急速な発展と同時に地域間や階層間の格差拡大という社会の“ゆがみ”をもたらした。「富める者はますます富む」という所得分配の偏在が進む中、内陸出身の出稼ぎ労働者など社会的弱者は、劣悪な労働環境や不十分な社会保障、物価高といった数々の重荷にあえぎ、経済発展の恩恵を十分に受けられていないことへの不満を強めている。

 政府系シンクタンクの中国社会科学院は、6月初旬に発表した『社会意識青書』の中で、司法制度に基づく公正な問題解決への不信感などが、「社会的弱者を暴力による反抗へと向かわせている」と指摘した。


社会管理の新課題


 「合法的な権益が保証されない中で群衆の怨恨(えんこん)が燃え上がり、社会の安定を“爆破”するに足る“時限爆弾”と化す」(香港経済日報、電子版)恐れが、足元の中国で高まっている。

 一連の暴動やデモは「単なる始まりに過ぎない」(香港紙・明報、電子版)。中国共産党機関紙・人民日報(電子版)は評論記事で、「異なる人々の群れがいかに調和・共存し、絶え間ない工業化、都市化の過程で共に手を携えて融合できるかということが、社会管理の新たな課題になっている」と指摘している。(上海支局)

2439チバQ:2011/07/18(月) 18:41:34
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2011&d=0718&f=politics_0718_004.shtml
全人代「独立候補」で茶番選挙にわかに活気、当局は過剰反応―中国
2011/07/18(月) 17:33
  中国全国人民代表大会と地方各級人民代表大会の各委員は、5年に1回改選される。「会委員の改選が5年に1回行われる。ノイエ・チュルヒャー・ツァイトゥング紙は、この代表選挙を、中国共産党内部で閉鎖的に行われるプロセスの1つに過ぎず「曖昧模糊とした選挙」と評している。しかし、各地方の人民代表大会代表の交代によって、共産党による不透明な独裁体制を打破することに期待を寄せる人もいる。独ドイチェ・ヴェレ(中国語電子版)が報じた。

  中国全国のミニブログではこの数週間、多くの人々が「独立候補者」として、地方各級の人民代表大会選挙への立候補を表明している。立候補者の職業は、作家、記者、法律学教授、労働者などさまざま。また、国内ミニブログで人気のブロガーも続々と、この件についてコメントを発信している。この話題は、国家の管理体制が眼を光らせる領域ではあるが、ネット上でホットな議論が交わされ、「独立候補者」が政治的な波紋を巻き起こしている。

  「独立候補者」は、中国共産党などの指定を受けず、住民らの推せんによる候補で、中国の選挙法でも認められているとされる。
  インターネット上で多くの市民が立候補を表明したことは、市民の間に選挙への関心を掻き立てることになった。一党独裁の国にも選挙があって、どのように行われるかを知っている人は、もともとごくわずかだったのである。

  同紙は、北京に住む31歳のインターネット記者・徐春柳氏について取り上げた。徐氏は、居住地の住民利益を代表し、社会の安定、個人の財産、生活の保障を目標に掲げ、共産党に属さない独立候補者として立候補した。党の理想とする政治と社会の安定の一致を訴えている徐氏に対し、当局はやや過剰な反応を示している。

  しかし、ブロガーらが、この話題について熱く語り始めたことから、年に1度開かれる中国の国会・全国人民代表大会が正式な解釈を示す必要性を感じたようで、インターネットを通じて「独立候補者などという言い方はなく、法的根拠はない」という内容のコメントを発表した。

  候補者の多くはこれに恐れをなし、とりわけ海外のメディアに対し、立候補に関する話題について口を閉ざしてしまった。国家安全部門も大きな顔をして介入するようになった。党の独占体制は、選挙すべてを茶番劇にしてしまった。どんな小さな動きでも、党の独占的な権利をちょっとでも動かそうとするなら、共産党の官僚はそれを脅威とみなしてしまうのだ。

  徐氏のような人物が及ぼす影響は微々たるものかもしれないが、このような公民意識は中国社会にとって貴重な存在だ。そして公民意識は、党や国家を不快にさせている。もっとも、独裁政権が自主的精神を持つ公民が自国に出現することを望まないのは当然のことだ。(編集担当:松本夏穂)

2440チバQ:2011/07/18(月) 19:26:20
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20110718-OYT1T00341.htm
日本の中小企業、中国内陸部への進出を加速

 【武漢(中国湖北省)=山下福太郎】日本の中小企業などが、中国内陸部への進出を加速させている。

 日本貿易振興機構(ジェトロ)は17日、内陸部の中心都市の一つである武漢で事務所の開所式を開き、日本企業への支援体制を広げた。日本企業の取り組みの背景には、中国国内の市場の成長に加え、東日本大震災で部品の供給網が寸断された経験から多極的な産業集積を目指す狙いもある。

 海江田経済産業相は17日、ジェトロ武漢事務所の開所式に出席し、「日本政府は、中国中西部の開発にあたって武漢が大変重要な地域だと認識している」と述べ、武漢を中心とした日本企業の内陸部進出に強い期待感を示した。ジェトロの中国拠点は7か所目だが、内陸部は初めてだ。

 武漢は人口約910万人(2009年)で、鉄鋼業が盛んな国内有数の商工業都市だ。上海など沿岸部に比べ、人件費や不動産賃料が半分以下と、生産コストが安いのが大きな魅力だ。国内主要都市に比較的近い点も恵まれている。

(2011年7月18日13時44分 読売新聞)

2441チバQ:2011/07/18(月) 19:29:01
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20110718-OYT1T00233.htm
中国、アフガン開発加速…鉱物資源の確保狙う

 【北京=関泰晴】アフガニスタンで、米軍の撤収が始まり、北大西洋条約機構(NATO)主導の国際部隊からアフガン政府への治安権限移譲が17日開始されたのに伴い、中国の胡錦濤政権は、治安の安定を目指すカルザイ政権への経済支援を強めつつ、鉱物資源獲得など自らの権益と影響力を着実に増大させる構えだ。

 ◆経済を「手助け」◆

 「中国はプロジェクトの建設や人員養成など様々な方法でアフガンの経済・社会建設を手助けする」。李克強・筆頭副首相は5月、訪中したアフガンのラスール外相との会談で一層の支援方針を表明。中国はそれまでにも無償援助供与のほか、アフガンからの輸入品の関税免除、債権放棄などの支援策を打ち出してきた。

 また、治安状況を懸念して西側各国が投資拡大に尻込みする中で、中国は政府の統制下にある国有企業を動員し、アフガンで投資攻勢に出ている。

 消息筋によると、北京の建設会社は、アフガン北部―パキスタン国境を結ぶ鉄道建設を計画。開通後はパキスタンの鉄道と連結し、インド洋に到達する予定だ。

 さらに、首都カブール近郊にある世界最大級の埋蔵量1200万トンといわれるアイナク銅山では、大手資源企業が総額29億ドルを投資して開発を推進。道路や電気などの関連設備の建設も負担し、本格生産が2014年ごろに始まる見通しだ。

 米国防総省の調査によると、アフガン各地にレアアース(希土類)など推定1兆ドルの鉱物資源が埋蔵されているという。中国は、自国の持続的な経済発展に欠かせない鉱物資源の重要な調達先の一つとして確保する狙いだ。

(2011年7月18日10時37分 読売新聞)

2442チバQ:2011/07/19(火) 22:03:43
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110719-00000001-mai-cn
<中国>新疆の警察で立てこもり…人質、警官ら4人死亡
毎日新聞 7月19日(火)0時33分配信

 【北京・成沢健一】新華社通信によると、中国新疆ウイグル自治区ホータン市で18日正午(日本時間午後1時)ごろ、何者かが警察の派出所を襲撃し、人質を取って立てこもった。警察などが出動し、襲撃した数人を射殺して約1時間半後に制圧したが、襲撃した者が放火するなどし、人質や警察官ら4人が死亡、1人が負傷した。人質はほかに6人いたが、救出された。襲撃の背後関係や要求など詳しいことは不明。

 中国政府はテロ対策の調査チームを現地に派遣した。新疆ウイグル自治区では08年8月にカシュガル市で警察施設が襲撃されるなどテロが相次いだほか、09年7月には区都ウルムチ市でウイグル族による大規模暴動が起きている。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110719-00000119-jij-int
抗議活動の20人が死亡=中国新疆派出所襲撃に反論―ウイグル組織
時事通信 7月19日(火)20時10分配信

 【北京時事】中国新疆ウイグル自治区ホータン市で18日、公安局の派出所が襲撃され、人質ら4人が死亡、容疑者数人が当局に射殺されたと新華社が伝えた事件について、ドイツに拠点を置く在外ウイグル人組織「世界ウイグル会議」は19日、「抗議活動に参加していたウイグル族少なくとも20人が警察との衝突で死亡したものだ」と主張し、中国側の報道を否定した。
 同会議によれば、ウイグル族のグループが拘束されている家族らの釈放を求めて抗議活動をしていたところ、警察部隊が発砲したという。ほかにも11歳の少女を含む12人が重傷を負い、70人以上が拘束されたとしている。

2443チバQ:2011/07/19(火) 22:11:49
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20110719-OYT1T01015.htm?from=y10
ソウル高層ビル激しい揺れ、2千人避難の原因

 【ソウル=門間順平】ソウル市内の39階建てオフィスビルで今月5日、入居者約2000人が避難する騒ぎとなった激しい揺れの原因は、フィットネスクラブでの運動だったとみられることが19日、ビル管理会社の実験でわかった。


 クラブは12階にあり、実験では揺れが起きた当時と同じテコンドーの動きを取り入れた運動を約20人で行った。

 その結果、38階に設置した振動計測器の値が平常時の10倍を記録したという。

(2011年7月19日20時36分 読売新聞)

2444チバQ:2011/07/21(木) 20:31:35
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110721-00000073-mai-kr
<韓国>与党が大統領離れ 格差拡大で支持低下響く
毎日新聞 7月21日(木)19時21分配信

 【ソウル澤田克己】来年4月の総選挙と12月の大統領選を控える韓国政界で、与党ハンナラ党が李明博(イ・ミョンバク)大統領と距離を置こうとする動きが目立っている。与党内ではすでに、次期大統領選の有力候補ではありながら李大統領と対立してきた朴槿恵(パク・クンヘ)元党代表の支持派が主流になっている。19日には洪準杓(ホン・ジュンピョ)党代表が講演で、李大統領の政権運営を「うまくできていない」と正面から批判する事態になっている。

 韓国の大統領は任期5年で再選を禁じられているため、任期末の求心力低下は常態化している。だが、李大統領の任期は13年2月までで、1年半以上も残る。この時点で与党が大統領離れを明確にするのは異例だ。

 背景にあるのは、現政権下で進む大企業主導の経済成長によって格差が拡大したという国民の不満だ。ソウル大の康元沢(カン・ウォンテク)教授(韓国政治)は「07年大統領選では中小企業経営者や自営業者などが、経済政策への期待から李大統領を熱烈に支持した。だが、大企業への規制緩和などによる経済成長追求という政策が取られた結果、彼らの支持は完全に失われた」と指摘する。

 政府高官も「雇用なき経済成長という問題は大きい」と認め、庶民層に不満がたまっていると話す。さらに、今年5月の消費者物価上昇率が前年比4.1%を記録するなど物価高が続いていることもあり、昨年夏には5割近かった大統領支持率も最近は30%前後と低迷している。

 一方、政権への信任投票と位置づけられた今年4月の国会議員統一補選でハンナラ党は惨敗。来春の総選挙では、定数299の国会で169議席という現有勢力の維持は絶望的で、過半数を大きく割り込むのではないかという見方が強くなっている。

 こうした状況を受けて、李大統領派は党内でも大きく後退。今月4日の党指導部選挙では、朴槿恵派が推した洪氏が代表に選出された。政策面でも、「大企業・富裕層寄り」という李政権のイメージからの脱却を目指し、乳幼児の無償保育を提唱するなど福祉重視路線に軸足を移している。

 政界関係者は「朴氏が実際に大統領候補になるかどうかは不確定要素が多いが、李大統領が今後、求心力を取り戻すのは難しいだろう」と述べた。

2445チバQ:2011/07/21(木) 20:43:04
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2011072000682
「汚職摘発庁」が発足=馬総統のイメージアップ狙い?−台湾
 【台北時事】台湾の法務部(法務省)は20日、公務員の汚職を専門に摘発する傘下の官庁「廉政署」を発足させた。台湾では裁判官や税関職員などの汚職が相次いで発覚しているため、香港やシンガポールの事例を参考に、馬英九総統のトップダウンで設置を決めた。
 同署は独自の捜査権を持つ。公務員のほか総統や立法委員(国会議員)なども取り締まりの対象になる。当初は総統選挙が行われる来年1月発足の予定だったが、半年前倒しした。総統選挙を前に、馬総統が売り物にしているクリーンイメージをアピールする狙いがあるとみられる。(2011/07/20-17:59)

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2446チバQ:2011/07/21(木) 20:45:05
http://www.asahi.com/international/update/0721/TKY201107210572.html

ロシアから返還の島へ初の中国人ツアー客 中ロ国境
 中ロ国境画定に伴い2008年にロシアから中国に一部が返還された黒瞎子(ヘイシアツー)島(ロシア名・大ウスリー島)に20日、初の中国人ツアー客ら約150人が上陸した。かつての両国間最大の係争地が、観光地として再出発する。

 黒瞎子島は黒竜江(同・アムール川)とウスリー川の合流点にある中州で、同島の一部と、隣の銀竜島(同・タラバロフ島)の計約170平方キロが中国に返還された。ツアーは「一つの島に二つの国」がテーマ。島を2分する国境の記念碑や駐留ロシア軍施設跡などを観光した。

 中国側は1千億円以上を投じて同島周辺の大規模開発に着手し、島と対岸の黒竜江省撫遠県を結ぶ大橋に着工。ロシア側も昨年、530億円を投じて商業・観光施設を整備する計画を打ち出している。(瀋陽=西村大輔)

2447チバQ:2011/07/22(金) 23:18:18
http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2011/07/post-2197.php
金持ちに嫁ぐための「中国式」花嫁学校
Beijing School Instructs Chinese Girls On How To Marry Rich

富裕層急増の中国で、金持ちと結婚する仕方を指南する花嫁養成学校が人気

2011年07月20日(水)16時16分


 裕福な男性を捕まえましょう。願わくば億万長者、無理なら百万長者かそこそこの金持ちと結婚するワザ教えます──中国の北京で、こんな花嫁養成学校が人気を呼んでいる。

 学校の名は、女性道徳教育センター。30時間3000ドルのコースで、メイクできれいに見せる仕方から相手の顔の表情で嘘を見抜く方法まで、自分を魅力的に磨く技術を教えていると、ロイター通信は報じている。受講生はさらに、男性の性格を見抜くワザを学んだり(性格が重要ならの話しだが)、会話や中国茶の入れ方といった伝統的な作法も身につける。

 将来の伴侶を見つけたい裕福な独身男性は同校に連絡し、紹介手数料で最大3万元(約37万円)を支払う。これまでに30組がゴールインしたという。

 中国では富裕層はますます豊かになっていると伝えられる。中国の長者番付トップ400のリストに入る最低ラインは、2010年には資産3億ドルだったが、今では4億2500万ドルに上昇している。

 フォーブス誌による世界長者番付トップ100に中国人として今年初めてランクインしたのは、中国の検索大手「百度(バイドゥ)」の李彦宏(ロビン・リー)CEOだ。資産94億ドルで95位につけた。このフォーブス長者番付で、1210人のうち115人を中国本土の企業家が占めている。09年の28人から340%増え、2010年の64人から倍増だ。

 女性道徳教育センターの創設者シャオ・トンは、裕福な中間層が増えている中国で、女性に「目標を与えることで最高の自分」になれるよう手助けしているのだと、ロイターに語った。



 私たちは彼女たちの内面を育成し、潜在力を引き出そうとしているのです。ただ良い家庭の築き方や自分を成長させる方法を教えますと宣伝しても、多くの女性がそんなこと教えられなくてもできると感じ、わが校は相手にされないでしょう。だからもっと直球勝負に出ようと思いました。「お金持ちと結婚したくはない?」ってね。

(GlobalPost.com特約)

2448チバQ:2011/07/24(日) 20:46:48
http://www.asahi.com/special/08001/TKY201107240332.html
北朝鮮で地方議会選挙 金総書記・金正恩氏らも投票2011年7月24日19時50分


 北朝鮮で24日、地方議会選の投票が全国一斉に行われ、金正日(キム・ジョンイル)総書記や後継者の金正恩(キム・ジョンウン)氏らも投票した。朝鮮中央通信などが報じた。道(直轄市)・市(区域)・郡の各人民会議の代議員(任期4年)を決める選挙で、2007年7月にあった前回には、2万7390人の代議員を選んだ。(ソウル=牧野愛博)

2449チバQ:2011/07/24(日) 20:57:31
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1047289790/4900
http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPnTK896192520110723
中国で高速鉄道が追突事故、少なくとも32人死亡
2011年 07月 24日 08:46 JS
 [北京 23日 ロイター] 中国浙江省で23日、高速鉄道の列車が停車中の別の列車に追突する事故が発生し、これまで少なくとも32人の死亡が確認された。新華社などが伝えた。
 事故は温州市近くの橋の上で発生。落雷による停電で線路上に止まっていた列車に後続の高速鉄道列車が追突し複数の車両が脱線、1─2両が高架から落下したという。新華社によると、200人以上が病院に搬送された。

 落雷で停止していたのは、浙江省杭州発・福建省福州南行きの列車で、追突したのは北京南発・福州行きの列車。国営テレビは、車両内に閉じ込められた乗客の救出作業の妨げにならないよう、付近住民らに事故現場に近づかないよう呼び掛けている。

 中国高速鉄道ではこのところ不具合が相次いで発生。今回の事故を受け、盛光祖鉄道相は緊急安全点検の実施を指示した。


http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1047289790/4903
http://www.asahi.com/international/update/0724/TKY201107230747.html
「メンツプロジェクト」 脱線で胡指導部に痛手 
 中国共産党・政府内で「面子工程(メンツプロジェクト)」と呼ばれていた高速鉄道が脱線し、多数の死傷者を出す事故を起こした。党創設90周年にあわせて首都・北京と最大の経済都市・上海を結ぶ路線を開通させてから1カ月足らず。国威発揚を狙い、諸外国では「中国独自の技術」を主張して特許申請の動きも見せていた。ネット上では事故発生直後から市民による批判の書き込みがあふれている。胡錦濤(フー・チンタオ)指導部には、大きな痛手となった。

2450チバQ:2011/07/27(水) 21:22:24
>>2035
http://www.asahi.com/international/update/0725/TKY201107250610.html
ベトナム新国家主席にチュオン・タン・サン氏
 ベトナム国会は25日、新しい国家主席にチュオン・タン・サン共産党書記局常務(62)を選んだ。国会での信任投票で、97.4%の賛成票を得た。

 サン氏は南部出身の改革派で、親日的とされる。今の国会中には、グエン・タン・ズン首相(61)の再任も確実視されている。国家主席は党内序列2位で、共産党書記長に次ぐが、実務は主に首相が担う。(バンコク=古田大輔)

2451チバQ:2011/07/27(水) 21:23:10
http://www.asahi.com/international/update/0725/TKY201107250623.html
「うちは日本製ですから」台湾新幹線、安全性を強調
台湾高速鉄道の訓練用模擬運転席。自動列車制御装置(ATC)が作動する様子がわかる=台湾・桃園、村上写す


 中国温州で起きた高速鉄道列車事故を受け、台湾高速鉄道(台湾新幹線)が25日、桃園駅近くの施設で一部メディアに対し、運行システムの説明会を開いた。

 技術担当者は「中国の事故はまだ原因不明だ」と直接の論評を控える一方、「我々は日本と同じシステムを使っている。あのような事故はありえない」と自信をみせた。

 台湾新幹線は2007年初めに開業。台北―左営(高雄)間345キロを最速96分で結ぶ。ピーク時は1時間に6本が走る。導入時に複雑な経緯をたどったため、独、仏製品が交じっているが、車両は700系新幹線をもとにした日本製、安全確保の中核となる自動列車制御装置(ATC)も日本製だ。

 この日は訓練用の模擬運転装置を使い、追突を防ぐ仕組みを解説した。最高速度の時速300キロで運転中、前方に止まったままの列車があるとの想定。警報が鳴りATCが作動、ブレーキがかかり1キロ手前で完全停止するまでの様子が公開された。

2452チバQ:2011/07/27(水) 21:34:36
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20110726-OYT1T01178.htm
ベトナム3首脳体制に…中国との対立など課題

 【バンコク=若山樹一郎】ベトナム国会は26日、グエン・タン・ズン首相(61)の留任を承認した。


 これにより、共産党トップのグエン・フー・チョン書記長(67)と国家元首にあたるチュオン・タン・サン国家主席(大統領)(62)と首相による3首脳体制が確定した。ズン首相は8月初めにも新内閣を発足させる。新指導部には、南シナ海の領有権問題をめぐる中国との対立やインフレ問題など課題が山積している。

 新体制は、共産党一党独裁の下で市場経済化を図る「ドイモイ」路線の理論的支柱である北部ハノイ出身のチョン書記長を、ともに南部出身で改革派のライバル同士と目されるサン主席とズン首相が支える構図だ。3首脳の合議制の指導部は、今回も党内結束とバランスを重視した人事となった。

(2011年7月26日23時24分 読売新聞)

2453チバQ:2011/07/27(水) 21:40:32
>>2311>>2364
http://www.asahi.com/international/update/0727/TKY201107270489.html
中国国防省、空母改修を初めて公表
大連港に停泊しているワリャーク。中国海軍の標準色に塗装されていた=6月、峯村写す


 中国国防省の報道官は27日の定例会見で、中古の空母1隻を研究と訓練に使うため、改修工事を進めている、と発表した。遼寧省の大連港で完成し最終調整をしている旧ソ連軍の空母ワリャーク(約6万7千トン)のことを指しているとみられ、近く試験航行をする見通し。

 国防省が公式に空母保有を発表するのは初めて。ワリャークはエンジンテストをしており、8月1日の建軍記念日に合わせて公表するとの見方があった。しかし、浙江省温州での高速鉄道事故の政府の対応をめぐり高まる批判をかわすため、国民の関心が高い空母建造についてあえて公表に踏み切った可能性がある。

 耿雁生報道官は、保有の目的について「国家の安全と海洋権益を防衛するため」と説明。現在、空母の艦載機のパイロットを養成していることも明らかにした。就航後、ワリャークを使った発着訓練が行われる予定だ。

http://www.asahi.com/international/update/0702/TKY201107010738.html?ref=reca
2011年7月2日8時7分印刷
中国の訓練用空母完成、就航へ 
旧ソ連軍ワリャーク改修大連港に停泊しているワリャーク。複数の作業員の姿を確認した=峯村写す


 中国遼寧省の大連港で、訓練用として改修工事を進めていた旧ソ連軍の空母ワリャーク(約6万7千トン)が完成したことが、中国筋の話でわかった。複数の軍高官が6月に視察。レーダーや通信機器の最終調整をしており、近く就航する見通し。

 中国共産党創立90周年を迎えた1日朝。造船会社「大連船舶重工」の専用ドックに停泊しているワリャークの甲板に党旗が掲げられた。ドック一帯は軍事管理区域で、武装警察隊員が警備にあたっている。甲板では、作業員が点検作業をしている姿が確認された。

 中国筋によると、エンジンテストで正常に作動することを確認。煙突から黒い煙が出ているのが目撃された。すでに艦長になる軍幹部は決定している。大連市内の大連艦艇学院で訓練を受けている約2千人が乗り組むことも決まったという。

2454チバQ:2011/07/27(水) 23:20:46
http://sankei.jp.msn.com/world/news/110725/kor11072514110001-n1.htm
【写真劇場】
AP通信 北朝鮮ルポ 「異質な外国」の中に感じる郷愁
2011.7.25 14:10 (1/3ページ)

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【写真劇場】車の往来がほとんどない、平壌郊外のハイウェイ。有事にはそのまま軍用機の滑走路になる=4月21日、北朝鮮(AP)
 AP通信平壌支局の開設を前に、ソウル支局長に2008年に就任して以来、5回にわたって「開放的な取材」活動を北朝鮮で行なったというジーン・リー氏は、「取材して思うのは、北朝鮮には異質な外国を強く感じるとともに、郷愁にも似た親近さを感じることがしばしばある」と語っている。それは、リー氏が韓国系米国人であることとも無関係ではあるまい。

 リー氏は平壌で、くまのプーさんのスウェットシャツを着た子供たちが友達と手をつなぎながら、聞き覚えのある唱歌を口ずさみ、スキップする姿をよく見かける。そんな時、ここは「世界で最も閉ざされた国」北朝鮮であることを忘れるという。

 同僚であるAP通信アジア担当主任カメラマンのデービッド・グッテンフェルダー氏がとらえた平壌での2枚の写真も、リー氏に郷愁を抱かせるものかもしれない。1枚は、小学校で民族衣装をまとってピアノの稽古に励む女児の姿。回りに何も置かれていない点が何やら北朝鮮らしいが、教育熱心な韓国での家庭での光景にだぶる。もう1枚は、遊園地内のレストランでのセットメニュー。北朝鮮の庶民にとってはデラックスが過ぎているような感じがするが、日本や韓国の視点では何やら古めかしく、ホッとさせられる。


車見かけぬ大型道路…平壌の外は別世界


 「外国の報道機関にとって平壌は、北朝鮮のショーケースのような存在になっているが、平壌だけ見ていては、国民の飢えも生活も見えない」。今年初めて、北朝鮮の「記者」の同行でカメラマンのデービッド・グッテンフェルダー氏とともに平壌以外の地を訪れたジーン・リーAP通信ソウル支局長は、改めてこう痛感したという。


有事には滑走路に


 訪れたのは、南部の開城(ケソン)、北部の妙典(ミョヒャン)山、西部の南浦(ナンポー)。車での道中、平壌の郊外からは、すれ違うのは車よりも牛車の方が多かった。そして完全に首都圏を抜けると、もはや車は見かけなくなり、場所によっては人気(ひとけ)すらほとんどない、幅の広い道路が延びていたという。

 交通量が少ないのに幅が広いのには理由がある。有事には軍用機の滑走路として転用できるように建設されているのである。

 平壌だけを見る限りでは、韓国の都市とは表情に思ったほどの差はないという。多分に居住する外国人の目を意識しているとみられるが、動物園もあれば、絶叫系マシーンを備えた遊園地もある。バスは古いが、地下鉄は駅構内も車両も意外と近代的だという。


米文化に憧れ


 米国人に対する意識も、庶民レベルでは好意的ですらある。平壌ではミッキーマウスのイラストが入ったバックパックを身につけた人をよく見かけるが、こうした人々は「ライオンキング」も「ターミネーター」もよく知っており、米文化に憧れを抱いている。公式には米国と“敵対”関係にあることと、米文化を好むことは平壌市民の間では矛盾しない。リー氏があるコンサート会場に足を踏み入れると、歓迎の印としてエキストラで「草競馬」を演奏してくれたという。(EX編集部/撮影:AP/SANKEI EXPRESS)

2455チバQ:2011/07/28(木) 22:33:59
http://sankei.jp.msn.com/world/news/110728/chn11072822050016-n1.htm
「空母は中国人の夢」国威発揚促す 鉄道事故批判かわす? 中国各紙
2011.7.28 22:03

 中国遼寧省大連港で修復作業が続くウクライナ製空母「ワリャク」=1日(共同)
 中国国防省が公式に空母計画を認めたことを受け、中国共産党系の新聞各紙は28日、「空母は中国人の夢だ」などと国威発揚を促す内容の評論や解説記事を掲載した。浙江省温州市の高速鉄道事故への国民の批判をかわす狙いも透けて見える。

 軍機関紙、解放軍報は評論で「(国連安全保障理事会の)五つの常任理事国のうち、空母を持っていないのは中国だけ」と指摘。「わが国の地位にふさわしい強大な海軍建設に努力すべきだ」と訴えた。

 共産党機関紙、人民日報系の環球時報も「(修復中の空母は)遅かれ早かれ一定の軍事、政治的威嚇力を持つだろう。それが庶民の願望だ」とする社説を載せた。(共同)

2456チバQ:2011/07/28(木) 22:38:23
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2011&d=0728&f=politics_0728_010.shtml
温家宝首相「病気で11日間、動けなかった」…鉄道事故視察も不能
 中国の温家宝首相は28日正午ごろ、浙江省温州市で発生した高速鉄道の事故現場を訪れた。温首相はこれまで、災害や大事故発生を受けて、できる限りはやく現場入りすることが普通だった。23日の事故発生から6日目になり訪れたことについて「病気で11日間も寝たきりだった」と釈明した。中国で指導的立場にある人物が、自らの病気を語ることは異例だ。

  温首相は事故現場で献花し、深々と頭を下げた。中国人には日常的な「お辞儀」の習慣がなく、頭を下げることは、極めて強い謝罪の意や、感謝などをあらわす。国の指導的立場にある首相としては、極めてまれ。温首相は「1国の政府の最大の責任は、人々の命の安全を保障することだ」と述べた。頭を下げた行為は、政府代表である首相として、「職責を果たせなかったことを謝罪した」と解釈することができる。

  報道記者に、「いつもなら真っ先に駆けつける首相の到着が、なぜ事故発生6日目になったのか」と質問された。温首相は「事実の通り話そう。病気で11日間、起きることができなかった。今日も医者にとめられたのを、無理に振り切ってやってきた」と述べた。

  中国で指導的立場にある人物の病気についての情報が出てくることは異例だ。温首相は27日に国務院常務会議を開き、浙江省で起きた列車事故について、迅速で透明性の高い原因調査を行うよう指示したとされる。テレビ会議または関係者を呼んでの会議だった可能性があるが、「温首相が病気」の報道は、本人が説明するまでなかった。今後は、温首相の健康問題について、関心が高まる可能性がある。

  温家宝首相は2010年、青海省で発生した地震の被災地を視察した際に高山病になったとの見方が出た。約20日にわたり、活動を伝える報道が極めて少ない状態が続いた。(編集担当:如月隼人)

2457とはずがたり:2011/07/29(金) 18:01:18

中国高速鉄道事故:弁護士の独断業務禁止…温州市当局
http://mainichi.jp/select/world/news/20110728k0000e030042000c.html

 【温州(中国浙江省)隅俊之】中国浙江省温州市の高速鉄道事故で、温州市当局が管内の弁護士に対し、遺族や負傷者らが法律的な援助を求めてきた場合、当局に報告するよう求める緊急通知を出していたことが分かった。浙江省の弁護士が通知文を入手したとして、中国版のミニブログで明らかにした。遺族から責任追及の声が高まる中、当局への反発の広がりを事前に封じ込める狙いがあるとみられる。

 通知は事故発生から3日後の26日付で、「事故は非常に敏感な案件で社会の安定にかかわる」と指摘。法律相談があった場合は、規定に基づき市司法局の管理部門に報告し、独断で法律業務を行うことを禁止している。

 この弁護士は、当局の関係部門に問い合わせたところ「より質の高い法律サービスを提供するため」などと返答があったという。この弁護士はミニブログで「息が止まるような感じだ」とコメントした。

 当局は事故の死者1人あたり50万元(約600万円)の賠償金を支払うと発表したが、遺族からは「額が低すぎる」といった不満のほか、「賠償金提示で責任の所在をあいまいにしたまま終わらせるつもりでは」との批判も出ている。

毎日新聞 2011年7月28日 12時07分(最終更新 7月28日 12時56分)

2458チバQ:2011/07/30(土) 15:27:54
4943 :チバQ:2011/07/29(金) 21:23:14
http://sankei.jp.msn.com/world/news/110729/chn11072911540002-n1.htm
病を押して?温首相の異例の釈明に批判的な書き込み
2011.7.29 11:51

 中国浙江省温州市の高速鉄道事故現場で記者会見する温家宝首相=28日(AP=共同)
 【上海=河崎真澄】災害や事故が起きれば真っ先に現場に駆けつけることで庶民の人気を集めてきた中国の温家宝首相だが、浙江省温州市で起きた高速鉄道事故では発生から6日目の28日になってようやく事故現場に姿を現したことが、中国のインターネットでさまざまな憶測を呼んでいる。

 追突事故が起きた高架の下で記者会見を行った温首相は冒頭、「この11日間は病で伏せっており医師には止められたが、行かねばならないと考えて、事故から6日目にやっと来た」と釈明した。病を押して現場に入ったとして、真摯な姿勢を訴えたかったようだ。

 だが、ネット上では「中国で指導者が自らの病を公にするとは聞いたことがない」「病に伏せっていたはずなのに、24日に温首相は北京で日本の河野洋平(前衆院議長)と、ちゃんと会談している」などマイナスイメージで受け止める書き込みが相次いだ。

 温首相はこれまでもネット上で、災害現場で流す涙や言動などが大げさだとして、「演技派の男優だ」などと陰口をたたかれてきた。ただ、「温首相が政治生命にもかかわる健康問題を持ち出してまで“演技”したとは考えにくい」との見方もある。

 次期指導者を決める5年に1度の中国共産党大会を来年秋に控えていることから、退任が決まっている温首相が「健康問題」を公にしたことで、「党内の対抗勢力である江沢民前国家主席派に、“捨て身”で戦いを挑むのではないか」などと予想する声もある。

2459チバQ:2011/07/31(日) 11:22:56
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20110730-OYT1T00969.htm
鉄道事故で報道規制強化、政権批判への転化警戒

【北京=大木聖馬、温州(中国浙江省)=角谷志保美】温州で高速鉄道事故が発生して1週間となる30日、中国当局は報道規制の強化に乗り出した。


 メディアの独自報道が鉄道省批判にとどまらず、政権批判まで拡大することを警戒した措置だが、インターネットでの反発は収まっていない。

 関係者によると、中国紙・新京報が30日付の紙面を大幅に差し替え、新華社通信の記事だけを掲載することになったほか、事故を詳報してきた中国青年報も事故絡みの記事を一切掲載しなかった。他の有力全国紙も新華社の記事だけを載せ、事故の情報は突如途絶えた。中国中央テレビも30日、事故をほとんど伝えず、東京の地下鉄駅で起きたエレベーター事故などを報じている。

(2011年7月30日23時57分 読売新聞)

2460チバQ:2011/07/31(日) 11:26:01
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20110730-OYT1T00918.htm
中国事故で追悼集会「ジャスミン革命」に倣って

 【香港=槙野健】香港商業ラジオは30日、温州で起きた高速鉄道事故の犠牲者追悼集会が同日夕、上海の鉄道駅前の広場で開かれたと伝えた。中東などで独裁政権を倒した民衆蜂起「ジャスミン革命」に倣って、約40人がジャスミンの花を手に参加したという。


 北京でも、学生の追悼活動があったが、参加人数は不明。

 事故の真相究明を求めるデモや追悼集会を30日に中国各地で行うことが、インターネットで呼びかけられていた。

2461チバQ:2011/07/31(日) 11:30:28
http://sankei.jp.msn.com/world/news/110730/chn11073018010005-n1.htm
【矢板明夫の中国ネットウオッチ】
高速鉄道事故 政府の情報操作部隊、五毛党の正体
2011.7.30 18:00 (1/3ページ)
29日、中国温州市の高速鉄道事故現場で、花をたむける犠牲者の遺族(AP)
 中国浙江省温州市で23日に起きた高速鉄道の追突事故を受け、中国国内のインターネットに政府の対応を批判する書き込みが多く寄せられる中、「世界中のどの国でも列車事故がある。騒ぎ立てるような話ではない」「政府は誠実に対応していると思う」といった鉄道省など当局をかばう書き込みも目立っている。しかし、こうした書き込みはたちまち、「君は五毛党の工作員か」「五毛党はさっさと消えてくれ」といった激しい反発を招いている。(北京 矢板明夫)

 五毛党とは、中国のネット用語の一つで、政府や共産党に雇われて当局寄りのコメントを発信する匿名集団のことを指す。1件当たり5毛(1元の半分、5角の俗称、約6円程度)の報酬で情報操作を行っていることからこの名が付けられた。

 この言葉ができたのは約5年前の2006年のことだ。何者かが共産党の内部資料である「安徽省共産党宣伝部の地方視察報告書」をインターネット上にアップしたことがきっかけだった。この資料には、湖南省長沙市の行状として、「長沙市の対外宣伝弁公室はネット評論員を雇っており、基本月給は600元、それにネットでの書き込み1件に付き0・5元を加算し給料を支払っている」と述べられていた。

 「金をもらって政府寄りのコメントを書いている者がいる」との噂は以前からあり、この内部資料はそれを裏付ける物的証拠となったため、たちまち大きな話題となった。それ以降、ネットで中国政府寄りのコメントを書き込む人はみな「五毛党」と呼ばれるようになった。この言葉には「あめ玉1つほどの安い値段で魂を売る人」との軽蔑の意味も含まれている。

 2010年4月、雲南省共産党宣伝部の伍皓副部長が北京の人民大学で講演した際に、聴衆の中の抗議者が、数十枚の5角の新札を同副部長に投げつける事件があった。「五毛党」を雇ってネット世論をコントロールし情報操作している共産党当局に対する勇気ある行動として、この抗議者はネットから“拍手喝采”を浴び、英雄視された。

 中国筋によると、ネット世論を重要視している共産党当局は、ネットにおける政府に批判的な書き込みを削除するだけでは効果は限定的なうえ、いつまでたっても政府支持の世論を形成できないと判断し、2005年ごろから、各中央省庁や地方は本格的に予算を組み「ネット評論員」を雇う形で政府を支持するコメントを書かせるようになったという。

 特に貧富の差が激しい地方都市の場合、暴動や騒乱が起きることが多く、ネットにはたちまち当局の対応を批判する書き込みが殺到する。そのとき、いかに迅速に多くのネット評論員を使って世論の反発一辺倒を食い止め、あたかも多くの市民が政府を支持しているかのように見せることは、地方指導者の手腕の見せどころでだ。それをうまくできた人は高く評価され、後に出世する人も少なくないという。

 ネット事情に詳しい中国人記者によると、五毛党の多くは、就職浪人をしている大卒生がアルバイトで、または政府系団体の若手職員が副業のため雇われている。最近は1件の報酬が1元、または1・5元に値上がりし、毎月1万件以上発信すればサラリーマンの平均より高い収入が得られる。秘密厳守の誓約書の提出を求められているが、世間から白い目で見られる仕事でもあるため、それを周りに言いふらす人は少なく、家族にも言えない人も多いという。

 五毛党の書き込みにはいくつかの特徴があるといわれる。たとえば今回の鉄道事故の場合、「病み上がりの温家宝首相の現場視察の痛々しい姿に感動した」といった政府や指導者を素直にほめるやり方のほか、「遺族の抗議活動は賠償金をつりあげるために違いない」といった抗議側のイメージダウンを図る書き込みもある。または、「日本メディアが私たちの不幸を嘲笑しているのは許せない。みんなで日本製品不買運動を始めよう」といった世論の関心を中国政府以外の方向に向けさせるとするやり方もある。

 今回の高速鉄道の事故をめぐり、多く寄せられているこうした書き込みは、ほとんど五毛党によるものといわれている。中国筋によれば、鉄道省と浙江省政府が今回の高速鉄道事故を受け、危機管理の一環として、多くのネット評論員を新規採用したとの情報もある。

2462チバQ:2011/07/31(日) 21:56:20
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110731-00000062-mai-cn
<中国高速鉄道事故>強まる報道規制 当局批判トーンダウン
毎日新聞 7月31日(日)21時21分配信

 【上海・隅俊之、北京・成沢健一】200人以上が死傷した中国浙江省温州市の高速鉄道事故をめぐり、中国当局が報道規制をさらに強め、中国メディアの鉄道当局への批判が一気にトーンダウンしてきた。当局の通知を振り切る形で異例の独自報道を展開してきたメディア関係者は、インターネット上で悔しさを吐露している。

 中国メディア関係者によると、中国共産党中央宣伝部は事故翌日の7月24日、独自報道を控え、国営新華社通信の記事を使うように国内メディアに通知した。だが、当局が事故車両を地中に埋めたことや運転再開を急ぐ姿勢を見せたことにインターネット上で批判が噴出し、中国各紙も背中を押されるように独自取材に基づいて事故を大きく扱ってきた。

 ところが、宣伝部が29日夜、「国内外の世論は複雑になってきており、沈静化に努めなければならない」とする新たな通知を出すと状況は一変。30日付の北京紙「新京報」は1面トップに高速鉄道事故の記事ではなく、北京で7日間連続で大雨が降ったという記事を掲載した。香港メディアは、事故に関する4ページが差し替えられたと伝えた。

 新京報の編集幹部は自身のミニブログで、「これは恥であり、憤まんであり、光明の後の暗黒であり、未来に残す歴史だ。すまない。これ以上、どうしようもなかった」と悔しさをにじませた書き込みをし、当局から圧力があったことを示唆した。また別の編集担当者は「我々は2000人余りいる職員の生活を考えなければならない」と苦渋の選択があったことをミニブログで明らかにした。

 現場での取材にも圧力がかかっている。中国紙記者によると、同僚記者が温州で事故関連の取材をしていたが、30日になって上層部からの指示で本来の持ち場に戻された。同僚は「まだ報道しなければならないことがある」と抵抗したが、聞き入れられなかったという。記者は「社内でも不満が高まっている」と明かす。

 30日には犠牲者を追悼する様子の写真を1面に掲載していた北京紙「北京青年報」や「京華時報」も、31日付紙面では1面から事故関連の記事が消えた。上海紙「東方早報」も、温家宝首相の現地入りを伝えた29日付の紙面までは社説で「調査は事故原因の解明にとどめるべきではない」として事故処理の全過程を明らかにするよう求めるなど強硬な論調が目立ったが、31日付紙面では、賠償交渉で15遺族が合意したとする新華社の配信記事を国内ニュース面に掲載しただけだった。

2463チバQ:2011/08/01(月) 20:49:04
http://mainichi.jp/select/world/news/20110802k0000m030072000c.html
新疆ウイグル自治区:連続殺傷事件 死者は合計14人に
 【北京・米村耕一】30〜31日にかけて連続殺傷事件が起きた新疆ウイグル自治区カシュガル市の地元政府は1日、31日午後の襲撃事件で通行人ら6人が死亡、12人が負傷したと発表した。また新華社通信によると、30日の襲撃事件による死者が1人増えて8人となり、一連の事件による通行人らの死者は合計14人、負傷者は39人となった。

 発表文や地元報道などによると、31日の事件では、10人前後の容疑者が食堂の従業員らを殺害した後に店を爆破・放火し、その後、通行人らに襲いかかったという。また、容疑者のうち5人が警官に射殺されるなどして死亡した。

 当局は二つの事件を「連続テロ」と認定。31日の事件で現場から逃走したウイグル族の容疑者2人に10万元(約120万円)の懸賞金をかけて行方を追っている。

毎日新聞 2011年8月1日 20時21分

2464チバQ:2011/08/01(月) 23:06:39
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20110731-OYT1T00731.htm
“復権”タクシン氏、まず日本へ…被災地訪問も

 【バンコク=深沢淳一】タイのタクシン元首相が8月下旬、日本訪問を計画している。


 関係筋が31日、明らかにした。タクシン氏が実権を握るタイ貢献党は7月の総選挙で政権を奪回し、妹インラック氏が8月上旬に首相に就任する。タクシン氏は新政権発足後、主要国で最初に日本を訪問して対日重視をアピールする狙いとみられる。

 タクシン氏は夫人の国有地取得を巡って汚職防止法違反罪に問われ、タイ最高裁で2008年10月、禁錮2年の実刑が確定した。今は収監を逃れ、中東に滞在している。関係筋によると、訪日は日本の学識者や経済人らで組織する「日本・中国・東南アジア諸国連合(ASEAN)経済文化研究会」が招聘(しょうへい)し、22〜28日まで滞在する計画。都内で講演や政界、経済人との会談を行い、25〜26日は仙台など東日本大震災の被災地を訪れ、復興協力を表明するという。

(2011年8月1日08時50分 読売新聞)

2465チバQ:2011/08/04(木) 21:34:19
http://sankei.jp.msn.com/world/news/110804/asi11080421010002-n1.htm
ベトナム新内閣 対中牽制色くっきり 外相に強硬派
2011.8.4 20:58
 【シンガポール=青木伸行】ベトナムのグエン・タン・ズン首相が、第3次内閣を発足させた。首相は中国との南シナ海領有権問題と、インフレ抑制を優先課題に取り組む意向。安全保障分野では、アジア・太平洋地域への関与を強める米国との連携を深めつつ、対中国では引き続き神経質なかじ取りを強いられそうだ。

 首相が提出していた全閣僚26人(副首相ポストを含む)の人事案が、3日の国会で承認され、新内閣がスタートした。初入閣はファム・ビン・ミン外相やブー・バン・ニン財務相ら15人で、フン・クアン・タイン国防相は留任した。

 ズン首相は3日の国会での演説で「独立と主権、領土を強固に守っていく」と強調するとともに、インフレの抑制と経済の安定を重視する方針を表明した。

 新内閣の顔ぶれをみると、ミン氏の外相起用に今後の対米、対中方針がにじみ出ている。同氏は第1外務次官からの昇格で、欧米との人脈が太い。父親は強硬な反中派として知られた故グエン・タク元副首相兼外相でもある。タイン氏の国防相留任と合わせ、対中牽(けん)制(せい)姿勢が反映されているとみられている。

 だが、ベトナムにとって、南シナ海における中国との領有権問題は、最大の政治的なリスクとなっている。それだけに、中国との間合いの取り方に極めて腐心しており、今後も「硬軟を使い分けていくことになるだろう」(外交筋)との見方は強い。

 現に最近でも、中国の反対を押し切る形で、7月に米軍との共同演習を中部ダナン沖合の南シナ海で実施した。その一方で、同月29日から8月1日にわたりハノイで、中国側と領有権問題をめぐり協議し、「平和的な方法で解決する」ことで一致している。

2466チバQ:2011/08/04(木) 23:54:20
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20110804-OYT1T00192.htm
高速鉄道事故報道、中国メディアが異例の抵抗

 中国の高速鉄道事故発生以来、国内メディアが鉄道省の事故処理をめぐって、「証拠隠滅」「人命軽視」などと批判を強め、報道規制にも異例の抵抗を見せている。


 胡錦濤政権は、民主化要求など、共産党の一党独裁を否定する報道に発展しないよう操縦を続けているが、こうした危うい手法をいつまで続けられるかは不透明だ。

 「鉄道省は残れ!」

 7月28日午後、事故現場を初めて訪れた温家宝首相の記者会見が終了すると、中国メディアの記者たちが連呼し、随行の鉄道省幹部らに詰め寄った。前日27日、温州南駅で遺族ら約100人が「真相を公表せよ」と要求するデモを行った際も、外国メディアに交じって中国人記者の姿が目立った。

 メディア監督機関である党中央宣伝部は24日に、各メディアが自由に取材、報道するのを禁じ、国営新華社通信の配信記事を使用するよう通達を出していた。それにもかかわらずだ。

 鉄道という庶民の乗り物の安全は、ほぼ全国民の関心事とあって、新聞、テレビは連日、列車を粉々に砕いて地中に埋めたことを「証拠隠滅」と批判した。復旧優先で救助活動を中止したことも「人道主義に反する」と糾弾。巨大な権限を持つ鉄道省の解体を訴える論評まで登場した。

 若い記者らは現場取材を行い、簡易ブログを通じて、取材した独自の情報を次々と発信。報道に先立つ形で各種情報がインターネット上に出回り、規制の網をかいくぐった。鉄道省を標的にした批判を、不満を募らせる民衆の「ガス抜き」として容認してきた宣伝部も29日には、批判の矛先が政権に向かうことを警戒、「現場から記者を戻せ」と改めて指示した。若手記者は「仕方なく現場を離れるが、電話で遺族への取材を続ける」と反発している。

(2011年8月4日08時28分 読売新聞)

2467チバQ:2011/08/05(金) 23:22:13
http://www.asahi.com/international/update/0805/TKY201108050409.html
フィリピン大統領、極秘来日 反政府勢力トップと初会談
 フィリピンのアキノ大統領が4日、極秘に来日し、反政府武装勢力「モロ・イスラム解放戦線」(MILF)のムラド議長と会談した、と同国外務省が5日明らかにした。

 同省によると、アキノ氏はムラド議長と4日夜、成田空港に近いホテルで約2時間、話し合った。ミンダナオ島での自治を求めるMILFとフィリピン政府は、昨年6月のアキノ政権発足以来、和平に向けた交渉を本格化させており、トップ同士の初会談で進展にはずみがつく可能性もある。(マニラ=四倉幹木)

2468チバQ:2011/08/05(金) 23:32:05
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110805-00000100-mai-int
<タイ>反タクシン派「様子見」 首相にインラック氏就任
毎日新聞 8月5日(金)20時39分配信

 【バンコク西尾英之】タイ総選挙(7月)で示されたインラック氏支持の圧倒的な民意を前に、反タクシンの前与党「民主党」は5日の国会での首相選出で、独自の首相候補擁立を見送り棄権に回った。反タクシン派には依然タクシン元首相への反発は強いものの、当面は状況を見守るしかない情勢だ。

 民主党は首相選出に独自候補を立てなかった理由について「国民和解に向けた建設的な判断」としている。アピシット前首相は4日の国民向けお別れ演説で「政治的対立は議会で解消すべきだ」と語り、新政権誕生を受け入れて野党として国会での論戦に臨む姿勢を明確にした。

 タクシン派による一連の反政府抗議行動を「王制への脅威」ととらえ強硬姿勢で臨んだ軍にも、民意に反してタクシン派政権に抵抗すれば国民の信頼を失いかねないとの危機感がある。選挙期間中「国民は正しい選択をすべきだ」と露骨な選挙介入ともとれる発言をした陸軍トップのプラユット司令官は、その後態度を一変させ不介入を強調。4日には「国防相人事は政府が決めるものだが、人選についてインラック氏と会談できれば光栄だ」とへりくだり、新政権に従う姿勢を示した。

 下院で安定多数を確保したインラック政権は、富裕層と低所得層の格差解消への第一歩となる最低賃金の大幅引き上げなど、タクシン氏譲りの低所得層優遇政策に腰を据えて取り組む見込みだ。一方で汚職罪で有罪判決を受け収監を逃れるために海外滞在中のタクシン氏の帰国、復権につながる「恩赦」の実施については、世論の行方を見定めながら慎重に判断するとみられる。

 タクシン派政権復活の原動力となった北部や東北部の農民層には、タクシン氏の帰国・復権への期待が強い。一方で、反タクシン派は「タクシン氏の帰国・復権だけは許せない」というのが本音だ。根本的な両派対立の構図は解消されておらず、新首相が恩赦実施へ動けば、対立は再燃しタイは再び緊迫した状況を迎える。

2469チバQ:2011/08/05(金) 23:33:32
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110805-00000066-mai-int
<タイ>「セレブ」庶民に浸透 初の女性首相インラック氏
毎日新聞 8月5日(金)18時11分配信


拡大写真
熱狂的な支持者に囲まれるインラック・シナワット氏=タイ北部チェンマイで2011年5月21日、西尾英之撮影

 タイ初の女性首相に就任したインラック・シナワット氏(44)。「インラック旋風」を巻き起こした秘訣(ひけつ)は、その親しみやすさとかわいらしさだ。「物価は上がるのに収入は増えず、生活は厳しくなるばかり。チャイマイ・カー?(そうでしょ?)」。やや舌足らずの甘い声を精いっぱい張り上げ、アイドルタレントのような仕草で指を突き上げる。総選挙の雰囲気を一変させ、タクシン派「タイ貢献党」に地滑り的勝利をもたらした。

 政治経験ゼロで臨んだ総選挙。当初は演説も原稿の棒読みで頼りなかったが、みるみる上達した。インタビューでは相手の目を見て、誠実に回答する。一方で「想定問答」からは外れず、失言や放言は一切ない。華やかな外見とは対照的な慎重、堅実ぶりだ。

 タイ有数の大富豪タクシン一族の末の妹として米国留学後、タクシン系大企業の経営者を務めた。英オックスフォード大出身のアピシット前首相に引けを取らない「セレブ」だが、エリート臭が抜けない前首相に比べ、低所得層にも溶け込んだ。その親しみやすさが本人の地なのか、イメージ戦略に基づく演技なのかはわからない。

 ビジネスマンの夫と長男の3人家族。夫とは事実婚。「シナワットという元首相と同じ名字を残すために入籍しない」との批判に「気持ちがつながっていれば紙(戸籍)の関係は重要ではない」と反論している。【西尾英之】

2470チバQ:2011/08/05(金) 23:45:31
http://sankei.jp.msn.com/world/news/110805/chn11080510510001-n1.htm
【矢板明夫の目】
高速鉄道事故 メディアと共産党の激しい攻防
2011.8.5 10:50 (1/3ページ)

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高速鉄道事故の遺族(手前)を取材する中国メディアの記者たち。当局の通達にもかかわらず、多くの記者が独自取材を続け、記者魂をみせた=7月27日、中国浙江省の温州南駅(共同)
 中国浙江省温州で7月23日に起きた高速鉄道の追突事故に関する中国メディアの報道は、“異変”が起きている。

 共産党中央宣伝部(中宣部)が再三にわたって報道規制の通達を出したにもかかわらず、鉄道省の対応を批判し事故の真相究明を求める記事がなかなか消えず、多くの国民がインターネットで抵抗するメディアに拍手喝采を送る、これまでにない展開となった。メディアを操縦し世論をコントロールする共産党政権の長年の手法はついに限界に来たのか。今回の事故をめぐり、中宣部とメディアの激しい攻防の裏側を伝える。


中宣部の油断


 「中宣部の担当者は当初、今回の事故の影響を過小批評し、最初の対応を誤ったため報道がこんなに大きくなった」と中国メディア関係者が解説する。

 事故が発生したのは23日の夜だったが、中宣伝部の報道規制に関する最初の通達が各メディアに届いたのは翌24日夕方で、ほぼ1日が経っていた。その時はすでに激しい報道合戦が全国で始まっていた。

 メディア関係者によると、今年5月末から7月中旬まで続いた共産党創設90周年(7月1日)を記念する報道キャンペーンという大型プロジェクトを終えて、多くの中宣部幹部は夏休みを取っていた時期で、事故発生当時、劉雲山宣伝部長(64)も来年の党大会人事について話し合う北戴河会議の準備のため、河北省秦皇島市を訪れており、北京を留守にしていた。

 これまでに中国版新幹線や高速鉄道の事故は複数回起きており、22日には河南省の高速道路で寝台式大型バスが炎上し、41人が死亡する事故もあったばかりだった。中宣部の担当者は今回の高速鉄道事故に対する国民の関心の高さを予想しておらず、事故直後に何の対応も取らなかったという。

 「『新華社通信の配信記事だけを使え』。いつもの内容の通達が23日夜に来ていれば、各社はおそらく現場に記者を派遣しなかっただろう」とある北京紙の編集者は振り返る。そうなれば、事故はこれまでに中国各地で起きた暴動、騒乱、重大な炭鉱事故のように、国内でほとんど話題にならない可能性もあった。


過熱報道のわけ


 中国メディアでは最近、発行部数や視聴率の競争が激しさを増している。こうした国民の関心が高い問題の報道合戦がいったん始まれば、それを沈静化させることはなかなか難しいのが実情だ。

 各紙やテレビ局の取材班が23日夜から次々と現場に到着し、人命を軽視し情報をひたすら隠蔽する鉄道省の対応のずさんさを目の当たりにした。現場で起きたことが記事やテレビニュースの形で国民に伝わり、大きな反響を呼び、真相究明を求め政府の責任を追及する声が高まった。

 慌てた中宣部は24、25日と29日に立て続けに3度通達を出した。「プラス面の報道を」「事故について独自(取材)で報道、論評するな」といった厳しい内容で、違反すれば「廃刊処分」を匂わせた。

 同時に、国営中央テレビ(CCTV)のニュース番組で鉄道省を批判したとして、担当プロデューサーの王青雷氏を停職にする関係者の処分にも乗り出した。しかし、こうした強硬策は現場の記者からますます強い反発を買った。

記者の意地


 通達を受けて、急遽(きゅうきょ)事故に関する独自報道をやめ、紙面を作り変えた新聞社は多くあったが、抗議の意味を示すために、わざと紙面に一部の空白を残す新聞社(華商報)もあった。また、2005年4月に日本で起きたJR福知山線脱線事故後の日本側の対応を詳しく検証し、中国政府を暗に批判する新聞(新京報、21世紀経済報道)もあった。

 広東省の有力紙「南方都市報」は、「こうした痛ましい事故と鉄道省のずさんな処理に対して思いつく言葉は『くそったれ』しかない」と激しい言葉を使って鉄道省を罵倒。報道規制を完全に無視した。

 また、所属するメディアに記事を掲載できない記者たちは、記事を自身の実名のミニブログに掲載するなどして反発している。「真実を報道するためなら免職になってもいい」と宣言する記者もいる。

 当局の報道規制に対して反旗を翻すメディアや記者はインターネットなどで国民の広い支持を受けている。

 「中国には良識ある記者たちがいることを誇りに思う」「鉄道省よりも中宣部を先に解体せよ」といった書き込みがインターネットにあふれている。(中国総局 矢板明夫)(SANKEI EXPRESS)

2471チバQ:2011/08/05(金) 23:46:18
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110805-00000099-mai-cn
<中国高速鉄道事故>メディアの抵抗続く 鉄道省やり玉に
毎日新聞 8月5日(金)20時34分配信

遺族の抗議行動の取材に集まった報道陣。外国メディアとともに中国メディアも取材にかけつけた=中国浙江省温州市で2011年7月27日、隅俊之撮影

 【北京・工藤哲、上海・隅俊之】中国浙江省温州市の高速鉄道事故を契機に当局とメディアの攻防が続いている。背景には中国版のミニブログ「微博」の影響力拡大があり、報道規制が強まる中でも、一部の中国紙は鉄道省を暗に批判する記事を掲載するなど異例の事態となっている。

 中国共産党中央宣伝部は7月29日夜、事故に関する独自報道を禁じる通知を出し、それまで事故を詳報してきた中国紙の関連記事が大幅に減った。高まる国民の関心と不満に応えるように事故を報じてきた記者は、規制に強く反発した。中国紙「東方早報」の記者はこの日夜、微博で「食事もせずに書いた8000字の原稿がボツになった」と怒りをぶちまけた。

 一部の中国紙は別の形で気骨を示した。経済紙「21世紀経済報道」は1日、05年4月に起きた福知山線脱線事故で運行を再開したのは55日後だったことを紹介。運行再開を急いだ鉄道省をやり玉に挙げているのは明らかだった。経済紙「第一財経日報」は2日、高速鉄道工事の作業員の賃金が不十分だった点を指摘する記事を掲載した。ある中国紙記者は「宣伝部は事態を読み誤った。批判報道がここまで熱を帯びるのは予想外だったのでは」と話す。

2472チバQ:2011/08/07(日) 19:33:24
http://sankei.jp.msn.com/world/news/110807/kor11080718010001-n1.htm
韓国「割り勘」普及物価高で崩れる?“長幼の序”
2011.8.7 18:00 (1/2ページ)
人でにぎわうソウルの繁華街。「割り勘」は昼食時だけでなく、夜の飲食店でも徐々に広まっているという
 韓国人は割り勘をしないことで有名だが、割り勘を意味する言葉として「ドッチペイ」という韓製英語はある。ドッチとは、英語で「オランダの〜」を表す「Dutch」(ダッチ)を韓国式に発音したもの。ペイは英語の「pay」(支払い)のことだ。英語では「go Dutch」(割り勘にする)、「Dutch account」(割り勘)などの表現があるのだが、韓国ではドッチペイで定着している。

 由来をめぐっては、大航海時代に景気が良かった英国人が「オランダ人は飲み屋の支払いまできっちり分けるケチな国民だ」という認識を世界中に広めるため、寄港する各地で触れ回ったという説があるが、はっきりとはしないようだ。

 ところでその韓国人が最近割り勘を受け入れ、かなりの勢いで広まっている。

 従来、外食の支払いは、職場単位ならば最も地位・役職の高い人か、年長者、または昇進など何らかのおごる理由がある人が払った。学生同士でも先輩が1人で出すことが多かった。

 この“おごり文化”の理由を周囲の韓国人に尋ねると、「(おごらないと)人間が小さく見られるから」と体面を気にする韓国人らしい説明が返ってきた。一方、「長幼の序を重んじる儒教精神に由来する」という説も。つまり目上の者が目下の者から敬われるには、それなりの負担が必要ということらしい。

 しかし実際には「大人数の飲食で部下の分まで全部もつのはつらい」(大企業課長級幹部)というホンネを漏らす人もいる。特にここ1、2年は物価の高騰もあり、こんなぼやき声が増えた。

 韓国統計庁によると、今年6月の消費者物価は前年同月比で4・4%上昇。OECD(経済協力開発機構)30カ国のうち4番目に高い数字となった。《ソウルでは昼食代が1万ウォン(約735円)近くかかる時代に》。最近、こんなニュースが報じられたほどだ。

 韓国の国税統計によると、勤労者の平均年収は昨年末現在で2530万ウォン(約186万円)。伸び率も物価上昇に比べ鈍い。

 先日、居酒屋の会計で並んでいたら、若い男女6、7人の会社員グループの計算がなかなか終わらない。のぞき込んでみると、総額を均等に割るのではなく、自分が飲食した分だけを支払う計算をしていた。インフレが著しい韓国。飲食で長幼の序を維持したり、体面を気にしたりする時代ではなくなった?(ソウル 加藤達也、写真も)

2473チバQ:2011/08/07(日) 20:10:08
http://www.asahi.com/international/update/0807/TKY201108070203.html
中国「独立候補」の指南役を拘束 治安当局、北京で
 中国の地方議会にあたる人民代表大会(人代)代表選挙の「独立候補」たちの指南役として知られ、6月末から消息が途絶えていた姚立法氏が6日、北京市内で再び拘束された。姚氏は7月初めに軟禁先から逃亡し、地元の治安当局が行方を追っていたという。

 姚氏に近い関係者が明らかにした。拘束したのは、自宅のある湖北省潜江市の治安当局者とみられる。

 姚氏は共産党の推薦や支持を受けず、自ら有権者の推薦を集めて立候補する「独立候補」のさきがけのひとりで、1998年の選挙で潜江市人代選挙に当選。代表を退いた後も、同じ志を持つ全国の人たちにその経験を伝えていた。

2474チバQ:2011/08/08(月) 22:59:25
>>2221>>2257
http://sankei.jp.msn.com/world/news/110808/asi11080821100000-n1.htm
センゲ新首相就任 チベット亡命政府
2011.8.8 21:07
8日、インド北部ダラムサラで就任宣誓後、あいさつするロブサン・センゲ新首相(共同)
 【ニューデリー=田北真樹子】インド北部ダラムサラにあるチベット亡命政府で8日、4月の選挙で首相に選出されたロブサン・センゲ氏(43)の就任式が行われた。センゲ氏は就任演説で、5年間の任期中に中国チベット自治区での自由回復に向けた運動を強化していく考えを強調し、若い亡命チベット人世代の協力と団結を訴えた。

 センゲ氏は、チベット仏教最高指導者ダライ・ラマ14世(76)が今年3月に政治指導者としての役割から手を引くことを表明後、選ばれた初の首相。最大の課題である中国との対話に向けて取り組むことになる。

 演説でセンゲ氏は、「チベットには中国の役人が約束した社会主義の楽園はない。むしろ、あるのは植民地主義だ」と、チベット人弾圧などにみられる中国の強権支配を批判。一方で、チベット自治区の「高度な自治」に向けて中国と対話を続ける中道路線を維持する方針を強調した。また、任期中に、チベットに関する政策立案・遂行のための施設を立ち上げ、世界に散らばる亡命チベット人の団結を促す施策を表明した。

 就任式には日本を含む世界の亡命チベット人ら5千人以上が出席。センゲ氏は、ダライ・ラマが見守る中、吉数とされる9が並んだ午前9時9分9秒に宣誓した。

2475チバQ:2011/08/09(火) 22:35:00
http://www.toyokeizai.net/business/international/detail/AC/9823fda5407d2fcacd9251f4af7aecb4/
「胡錦濤派」vs.「鉄道省」 中国新幹線事故の裏に権力闘争(1) - 11/08/09 | 16:18

 7月23日に中国・温州で発生した高速鉄道の衝突事故。鉄道省の発表では死者30人台だが、乗客数と比べると少ない。原因は「落雷」で天災としていたが、現段階では「信号設備に重大な欠陥があり、落雷で故障して誤作動を起こしたため」と、人災も認めつつある。

 中国政府の情報統制や隠蔽体質は相変わらず。が、「胡錦濤政権の対応がいつもと違う」と、北京在住のテレビ記者は打ち明ける。メディアを管理する中央宣伝部から「独自報道を控えよ」といった指示は来ているものの、「その対応はいつもより緩く、ネットへの統制も厳しくない」。

 実際に発生現場の地元・浙江省のテレビ局は、通常番組を中断し緊急特番を開始。鉄道省の記者会見では、報道官の対応にいらだつ記者たちの様子がそのまま流された。“鉄道省憎し”という国民の感情を背に、メディアの報道も普段より自由さを感じる。

 この裏には、「胡錦濤派と鉄道省との対立がある。今回の事件を利用して、鉄道省を弱体化させようという意図が見え隠れする」と、アジア経済研究所の佐々木智弘・研究員(上海在住)は指摘する。

 伏線はあった。2011年2月に、劉志軍・鉄道相(当時)が突然解任。理由は「重大な規律違反」で、具体的には「愛人18人、収賄127億円」と伝えられた。しかし当初から「汚職だけが解任の理由ではない」という声も多かった。

 それは、劉氏は江沢民・前総書記が抜擢し、高速鉄道計画を主導してきた人物だから。「江沢民派を排除し、莫大な利権を握る鉄道省を、現政権が掌握するための布石だった」(佐々木氏)。

行革挫折の意趣返し?

 そうしたい理由は十分にある。09年3月に「大部制」と呼ばれる行政改革によって、胡錦濤政権は、鉄道省を航空や高速道路とともに「交通運輸省」へ統合する計画だった。この統合の主役が次世代リーダーとされる、李克強・副首相だった。

 ところが、莫大な鉄道権益を握る鉄道省としては、統合の動きを封じ込め、利権を守りたい。そのため江沢民氏系の長老を使い、統合を御破算にした経緯がある。李克強氏のメンツは潰されたのだ。

 指導部の世代交代という12年秋の党大会を控えた今。今回の事故をうまく処理すれば、鉄道省の権益を胡錦濤派に導くことも考えられる。それには、メディアの力を借りた江沢民派の排除が必要、ともくろんでもおかしくない。

 中国の高速鉄道プロジェクトには、日本企業数社も参入している。だが、共産党の権力闘争の象徴ともいえる事業だけに、政治的リスクは高い。事業の進め方にはさらなる慎重さを要しよう。

(本誌:福田恵介 =週刊東洋経済2011年8月6日号)

2476チバQ:2011/08/11(木) 01:43:15
http://sankei.jp.msn.com/world/news/110810/kor11081021570002-n1.htm
国防相に暗殺工作? 北の影に悩まされる韓国社会
2011.8.10 21:56 (1/2ページ)
 【ソウル=黒田勝弘】韓国の有力紙・中央日報は10日、政府筋の話として、北朝鮮が対北強硬論で知られる韓国の金寛鎮国防相に対する暗殺工作を進めており、軍当局が身辺警護を強化していると伝えた。

 一方、検察当局は同日、親北・左翼政党である民主労働党に加入し献金していた教師や公務員1647人を、政治資金法違反容疑で起訴した。この中には現職の検事も含まれている。

 先にはやはり民主労働党員だった女性検事が摘発され辞職している。

 さらに北朝鮮からの指令を受け、政界浸透を狙ったとみられるスパイ組織の摘発も進行中で、盧武鉉前政権時代の国会議長秘書も関係していたのではないかとの疑いが出ている。

 またインターネットに北朝鮮称賛のサイトを設け、国家保安法違反容疑で起訴された被告が法廷で「金正日将軍万歳!」を叫ぶ“事件”も起きている。

 軍内部では親北傾向の将兵の存在がしばしば問題になっているが、最近も学生運動を経験した女性将校が民主労働党に加入し、休暇を利用し反政府デモに参加していたという事件が伝えられるなど、韓国社会は“北朝鮮の影”に頭が痛い。

 韓国では来年、国会議員選挙(4月)と大統領選挙(12月)が予定されている。これに向け北朝鮮は韓国に「親北政権」を復活させることを最大目標に政治・謀略工作を活発化させるものとみられ、当局は警戒を強めている。

 “金国防相暗殺工作”については米韓の軍・情報当局が「北の特殊任務チームが韓国内で活動を始めている」として追跡作業を進めているという。

 金国防相は昨年の延(ヨン)坪(ピョン)島砲撃事件の後、就任。「今後、北朝鮮の軍事挑発には即時報復する」との姿勢を繰り返し強調し、装備増強や反撃態勢強化を約束してきた。

 これに対し北朝鮮は労働新聞などを通じ金国防相を名指しで「即時処刑すべし!」と扇動。とくに韓国軍が訓練に際し金正日・金正恩父子の顔写真を射撃標的に使ったことに反発し「処刑されるまで報復を強化する」などと宣伝していた。

 韓国に対する北朝鮮の暗殺工作としては1997年、韓国に亡命し北朝鮮批判をしていた金正日総書記のおい、李韓永殺害事件がある。昨年10月に亡くなった大物亡命者の黄長●(=火へんに華)・元朝鮮労働党書記に対しても実行準備を進めていた北朝鮮工作員が逮捕されている。

2477チバQ:2011/08/11(木) 01:46:47
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2011081000948
アジアで台頭する女性指導者、背景に世襲政治
2011年08月10日 15:42 発信地:バンコク/タイ
【8月10日 AFP】タイ初の女性首相に就任したインラック・シナワット(Yingluck Shinawatra)氏。アジアでは家族のつながりから国の指導者になる人物が多く、シナワット氏もその長いリストに名を連ねることになった。専門家は、アジアに女性元首が多いことについて、男女平等の考えだけとは言い切れないと指摘する。

 インラック・シナワット氏は、タイで強い影響力を持つタクシン・シナワット(Thaksin Shinawatra)元首相を兄に持つ。ほとんど無名だったインラック氏は、タクシン氏に「私のクローン」と呼ばれ、タイ貢献党(Puea Thai)の党首に推薦されたことを受けて、わずか数週間のうちに首相選に勝利するまでになった。

 インラック氏の彗星のごとき登場と同様の出来事は、アジア全土で見られる。一族の名を背負った女性が、特に前任者の死をきっかけに、権力の座に就くのだ。

 夫の暗殺を受けて、スリランカのシリマボ・バンダラナイケ(Sirimavo Bandaranaike)氏は1960年に世界で初めての女性首相となった。その20年以上後には、フィリピンの主婦、コラソン・アキノ(Corazon Aquino)氏が大統領となった。

 インドではインディラ・ガンジー(Indira Gandhi)氏が、父のジャワハルラール・ネルー(Jawaharlal Nehru)氏から権力の座を受け継いだ。パキスタンでも同じくベナジル・ブット(Benazir Bhutto)氏が、インドネシアではメガワティ・スカルノプトリ(Megawati Sukarnoputri)氏が権力を継承した。アウン・サン・スー・チー(Aung San Suu Kyi)氏も、独立の英雄だった父親の跡を継ぐはずだったが、ミャンマーの軍政が1990年の総選挙結果を否定した。

 この現象について専門家たちは、男女平等の進展というよりも、アジアの政界に広がる世襲に関係が深いと指摘する。

 タイ、パヤップ大学(Payap University)の研究員、ポール・チャンバース(Paul Chambers)氏は、伝統的に「マッチョな」父権社会のアジアでは、女性が「政治指導者になるはずではない」と述べる。だが、政党の「発展が進んでいない」ことから、富裕な一族による政党支配が可能となり、最終手段として女性にも機会が与えられるという。

「政党指導者は親族を信頼しがちで、党権力を一族内にとどめておきたいと考えるので、世襲が重要になる。男性指導者に男性の親族がいないとき、娘に白羽の矢が立つ」と、チャンバーズ氏は説明する。

 一方、シンガポール経営大学(Singapore Management University)の政治学研究者、ブリジット・ウェルシュ(Bridget Welsh)氏は、ブット氏の夫、パキスタンのアシフ・アリ・ザルダリ(Asif Ali Zardari)大統領など、男性も同じ方法で権力を手に入れていることを強調する。

「重要な点は、このシステムでは、エリートから権力を受け継いだ男女のエリートたちが権力を独占しているということ」と、ウェルシュ氏は指摘した。(c)AFP/Kelly Macnamara

2478チバQ:2011/08/11(木) 01:54:43
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2011081000561
インラック政権が発足=デモ隊幹部の入閣見送り−タイ
 【バンコク時事】タイのタクシン元首相の妹でタイ貢献党のインラック首相(44)率いる新内閣が10日、宣誓式を行い正式に発足した。昨年の騒乱で大規模デモを主導した反独裁民主統一戦線(UDD)幹部の入閣は見送られた。
 組閣では、副首相兼商業相と財務相にそれぞれ、非議員で実務家のキティラット元証券取引所理事長とティラチャイ証券取引監視委員会事務局長を起用。一方で、外相には外交経験がほとんどないスラポン貢献党副党首が就任した。同氏はタクシン氏の親戚に当たる。
 国防相には貢献党所属議員でタクシン元首相政権時代に国防副大臣を務めたユタサック氏が選ばれた。同氏はタクシン氏の信頼が厚い一方、陸軍出身で、軍にも配慮した人事となった。(

2479チバQ:2011/08/11(木) 01:57:07
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110809-00000086-mai-int
<タイ>インラック政権発足 UDD幹部は入閣せず
毎日新聞 8月9日(火)21時22分配信

 【バンコク西尾英之】タイのプミポン国王は9日夜、タクシン元首相の妹のインラック新首相から提出された閣僚名簿を承認し、新政権が正式に発足した。閣僚名簿によると、外相にタクシン氏と同郷のスラポン下院議員(58)、国防相にタクシン政権当時のユタサック元副国防相(74)が就任するなど、タクシン氏に近い人物の重要ポストへの登用が目立つ。

 スラポン氏はタクシン氏と遠い親族関係にあり、信任が厚いという。財務相にはチラチャイ証券取引委員会事務局長(59)が充てられた。

 一方、昨年バンコク都心部を占拠した赤シャツグループ「反独裁民主戦線」(UDD)幹部は入閣しなかった。軍部や反タクシン派の反発が強く去就が注目されていた。

http://news.nna.jp/free/news/20110808thb002A.html
タクシン氏妹が首相就任:一族3人目、女性で初めて[政治]
タクシン元首相の末妹、インラック・チナワット議員が8日午後、第28代首相に就任する。首相就任は、一族で3人目。女性首相はタイ初。週内にも新内閣が発足する見通しだ。

タイ国営通信(TNA)などによると、ピトゥン下院事務局長とソムサック下院議長は6日、プミポン国王が8日午後、インラック氏の首相就任を承認する予定だと発表した。承認後、同氏は首相に正式に就任する。

タクシン元首相の一族では、タクシン氏、義弟のソムチャイ・ウォンサワット氏に続いて、3人目の首相となる。

インラック氏は、首相就任後、組閣に着手。週内に閣僚名簿を国王に提出し、承認を求める。チャートタイパタナー党(タイ国家開発党)など少数政党と連立内閣を発足させる考えだ。

下院は5日午前、タクシン元首相派政党・プアタイ党(タイ貢献党)のインラック議員を首相に選出した。賛成が296票、反対が3票、棄権が197票。民主党を含む野党は候補者を出さず棄権したが、民主党の議員3人が反対票を投じた。

プアタイ党は先月3日に行われた総選挙で単独過半数を獲得し、08年から政権を担ってきた民主党に圧勝した。

インラック氏は1967年6月21日生まれで44歳。9人兄弟の末っ子。北部のチェンマイ大学政治学部を卒業後、米ケンタッキー州立大学に留学し、行政学の修士号を取得。

91年に一族企業のチナワット・ダイレクトリーに入社以降、携帯電話サービス最大手アドバンス・インフォ・サービス(AIS)社長、不動産開発会社SCアセットの執行役員会会長などを歴任。政治経験はない。

携帯電話機販売・無線通信システム構築のMリンク・アジア(MLINK)のアヌソーン・アモンラチャット社長と95年に事実婚。息子が1人いる。アヌソーン氏は、大手財閥ジャルーン・ポーカパン(CP)グループからMリンクに移籍した。Mリンクは、ソムチャイ元首相の妻でタクシン氏妹のヤオワパ氏が支配しているとされる。

AISは現在、シンガポール政府系投資会社テマセク・ホールディングス傘下の企業。

2480チバQ:2011/08/14(日) 18:04:23
>>2464

http://www.asahi.com/international/update/0812/TKY201108120448.html
2011年8月13日5時33分
タクシン元首相の入国許可へ 22日に来日
 菅内閣は12日、タイのタクシン元首相が亡命先のドバイの日本総領事館に入国申請したことを受け、入国を特別に認める方針を固めた。外務省は近日中に査証を発給するため、法務省と調整に入った。

 タクシン氏は、「日本・中国・ASEAN経済文化研究会」(会長・水野清元総務庁長官)の招待を受け今月22日からの訪日を希望。東京都内で講演や記者会見をするほか、東日本大震災の被災地訪問も予定している。

 タクシン氏は汚職の罪でタイで実刑判決を受けており、出入国管理法では原則として入国拒否の対象。ただ、タクシン氏の妹インラック氏は8日に首相に就任しており、菅内閣はこうした政治情勢を考慮。同法に基づく特例措置として入国を許可する方針だ。(大島隆)

http://www.asahi.com/international/update/0814/TKY201108130596.html
タクシン元首相、組閣関与認める タイ・インラック内閣
 亡命中のタイのタクシン元首相が13日、朝日新聞の電話取材に応じ、妹のインラック首相の組閣について「彼女ら自身が決めたが、アドバイスはした」と述べ、一部関与したと認めた。汚職で有罪判決を受けたタクシン氏が組閣に関わることには、反タクシン派から強い批判があった。

 タクシン氏は組閣について、「(タクシン派で)公民権停止処分を受けた政治家が多いため、限られた人材から選ばねばならなかった」と難航したことを明かした。また、「相談を受け、何人かの閣僚について話をした。これからも求められればアドバイスする」と、関与を続けていく意向を明らかにした。

2481チバQ:2011/08/14(日) 18:06:46
http://sankei.jp.msn.com/world/news/110811/asi11081107180001-n1.htm
タイ新政権発足 国防相にタクシン派 軍出身、交渉役期待
2011.8.11 07:15 (1/2ページ)

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首相府に入るタイのインラック新首相=10日、バンコク(共同)
 【シンガポール=青木伸行】10日に正式発足したタイのインラック新内閣の顔ぶれをみると、インラック首相の兄、タクシン元首相の色合いが鮮明だ。国防相には、タクシン政権時代に国防副大臣を務めたユタサック氏が起用され、今後の軍との関係が注目される。昨年の大規模デモを主導した、反独裁民主統一戦線(UDD)の幹部の入閣は、「国民和解」に配慮し見送られた。

 全閣僚の就任宣誓式は10日、プミポン国王が入院しているバンコクの病院で行われた。インラック氏が提出した閣僚名簿は、9日に国王の承認を得ていた。

 首相を除く全35閣僚のうち、インラック氏が所属する最大与党・タイ貢献党からは、30人が入閣した。

 タイ政界筋などによると、この30閣僚中、約20閣僚が「タクシン・ファミリー枠」として割り当てられ、14閣僚がタクシン氏と前妻、2閣僚がインラック氏、4閣僚がタクシン氏の別の妹の意向によって、それぞれ抜擢(ばってき)された。

 具体的には、ユタサック国防相やスラポン外相、ティラチャイ財務相などが、タクシン氏の後押しで入閣。インラック氏は、ヨンユット貢献党党首と、内相などを歴任したチャルーム氏を、いずれも副首相に起用した。

 ユタサック国防相は陸軍出身でもある。インラック政権にとっては、反タクシン派の急先鋒(せんぽう)ともいえる軍との交渉、間合いの取り方をひとつ間違えば、命取りになりかねない。国防相に陸軍出身者を起用したのも、軍との交渉役という重責を見据えてのことだ。

 ユタサック氏の起用について、プラユット陸軍司令官は、軍の経験がないよりもいい、との反応を示している。だが、現実には「ユタサック氏の軍への影響力はあまりなく、交渉役として期待はできない」(タイ消息筋)との見方もある。

 スラポン外相はタクシン氏の親戚で、貢献党副党首から入閣した。外交経験はなく、タイ紙バンコク・ポストは、外務当局者の「外務省で彼を知る者は、数人しかいない」とのコメントとともに、失望感を伝えている。

 一方、貢献党の最大の支持母体で、閣僚ポストを求めていたUDDからの入閣が見送られたのは、反タクシン派の反発を避けるためで、UDD内に一定の不満を残す結果となった。

2482チバQ:2011/08/14(日) 18:09:18
http://news24.jp/articles/2011/08/13/10188544.html
ミャンマー政府、スー・チーさんと共同声明
< 2011年8月13日 13:08 >ブックマーク  

ミャンマーの民主化運動指導者、アウン・サン・スー・チーさんと政府側が12日に会談し、「協力していく」という共同声明を発表した。

 スー・チーさんとアウン・チー労働相は会談後、「国の安定と発展のために協力していく」ことなどを声明として発表した。スー・チーさんが自宅軟禁から解放された後に政府との間で声明が出されたのは初めて。政府側はスー・チーさんとの対話を進めることで国際社会に対し、柔軟な姿勢を示す狙いがあるものとみられる。

 一方のスー・チーさんは、政治活動の本格化へ向けて、14日に解放後初めての地方遊説を行う予定で、両者駆け引きが活発化している。

2483チバQ:2011/08/14(日) 18:33:09
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20110814/t10014904191000.html
中国 化学工場の移転求めデモ
8月14日 17時30分
中国東北部の大連で14日、有害物質を扱う化学工場の移転を求める数千人の市民によるデモが行われ、大都市で起きた異例のデモに、地元政府は有害物質の撤去を約束するなど対応に追われました。

中国国営の新華社通信によりますと、遼寧省大連で日本時間の14日昼前から、数千人の市民が大連市の庁舎前に集まり、沿海部にある化学工場の移転を求めてシュプレヒコールを上げました。この工場は、発がん性があるとされる「パラキシリレン」という物質を貯蔵タンクに保管していましたが、今月の台風で堤防が決壊してタンクから漏れ出るおそれが強まって、初めて有害な物質の存在が明らかになり、市民の間で、地元政府の情報開示の在り方に対する不満が高まっていました。インターネット上には、大勢の市民が拳を振り上げながら抗議する映像や写真が数多く掲載されました。大連のような大都市で大規模デモが起きるのは異例で、新華社通信によりますと、大連市トップの唐軍書記が市民の前に現れて化学物質の撤去を約束したということです。中国では、インターネットの普及とともに情報公開を求める声が年々強まっており、中国政府は、今回のようなデモが拡大しないよう警戒を強めています。

2484チバQ:2011/08/14(日) 20:23:37
>>2310>>2435
http://www.asahi.com/international/update/0814/TKY201108140154.html
2011年8月14日18時47分
ベトナム・ハノイで反中デモ、約200人が参加
 ベトナムの首都ハノイで14日午前、南シナ海の領有権で対立している中国を非難するデモが行われ、約200人の市民が参加した。ベトナムでの反中デモは、先月31日を除き、6月上旬以降、毎日曜に開かれ、この日で10回目。

 公安当局は先月10日と17日にはデモの強制排除に踏み切ったが、以降は静観する姿勢を続けている。(ホーチミン市=藤谷健)

2485名無しさん:2011/08/14(日) 21:04:10
http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=90920010&amp;sid=aeozxGW_oJes
「奇跡の」移民国家にくすぶる不満、政府に成長路線の変更促す

8月12日(ブルームバーグ):東南アジアの優等生であるシンガポールでさえも、奇跡的な経済成長を遂げた後、時に路線修正が必要になる。ボストン・コンサルティング・グループによると、同国は昨年、資産100万米ドル(約7700万円)以上の富裕層の割合で世界一だった。

  1959年に首相に就任したリー・クアンユー氏とその後継者の主導の下、シンガポールは金融サービスから医薬品に至る様々な産業のハブ(重要拠点)にのし上がった。1960年から2010年までの間に同国の国内総生産(GDP)は41倍増加し、2850億シンガポール・ドル(約18兆円)に達した。ブルームバーグ・マーケッツ誌9月号が伝えた。

  世界銀行が世界中で最もビジネスがしやすい場所だとした同国に外国人労働者や海外企業が押し寄せるなか、一部のシンガポール人は取り残されてきた。政府統計によれば、近年、国民の所得格差は拡大している。

  同国の人口500万人に占める外国人の割合は3分の1超となった。富裕層の流入は住宅需要を押し上げ、価格上昇を招く一方で、野党・労働者党(WP)が主張するように、大量の移民労働者は国内賃金を押し下げている。

            政府の反省

  こうした国内情勢を背景に、今年5月の総選挙で与党・人民行動党(PAP)は勝利を収めたものの、野党との得票率の差は1965年以降で最も縮まった。PAPの得票率は依然60%と高いが、前回を下回ったことから、クアンユー元首相の長男であるリー・シェンロン首相は誤りを反省し正していく考えを示した。また政府は有権者に配慮すると公約。ルイ・タックユー新運輸相は、「私のモットーは『耳を傾け、学び、導く』ことだ」と語った。

  議席数を2006年選挙の1から6に伸ばしたWPは、5月の選挙を「重要な転換点」と呼んだ。また小説家で政治評論家でもあるキャサリン・リム氏は、PAPが「この選挙でかつてないショックを受けた」と指摘。北アフリカと中東の民主化運動の「『アラブの春』になぞらえて、これをシンガポールのルネサンスないし革命と呼んでいる」と語った。

  シンガポールは規律と効率性、民族融和を掲げ数十年かけて外資誘致や汚職防止を進め、今日の成功を収めた。輸出への依存度を軽減するため、歴代の政権は企業に有利な税制の導入や行政の効率化に努め、新たな産業の育成を支援してきた。

             低い出生率

  シンガポール経済は数年を除いて1986年からプラス成長を続けている。マイナス成長となったのはアジア危機に見舞われた1998年、ハイテクバブルがはじけた後の2001年、世界的な金融危機が影響した09年の3年のみだった。

  シンガポールの成長を支えたのが移民だった。ニューヨーク市よりも狭い都市国家の同国は天然資源に乏しい。また世銀の09年のデータによると、出生率は1.2と米国の2.1を大きく下回り、世界で最も低い国の一つだ。

  同国は大きな望みを果たすため、北米や欧州、インドなどから専門家や企業家を呼び込み、同時に中国やフィリピン、バングラデシュなどから安価な労働力を得てきた。

  シンガポール政府は、5月の選挙に先立ち移民問題への取り組みを開始。リー・シェンロン首相は昨年、「われわれはこの5年間、急速に前進してきた」ものの、「今はみんながまとまり、ペースを落す必要があると思う。このようなペースで前に進み続けられないし、年間10万人、15万人といった人口増加を続けることは不可能だ。われわれは対応するための時間を国民に与えるべきであり、移民とより良く融和するための時間を社会に与える必要がある」と語った。

          政治的発展の新段階

  そして同首相は今年5月、新内閣の発足に際し、「シンガポールは政治的発展の新段階に入った」と述べ、「国民が政策の内容とその実施方法の両方に強い懸念を持っていることは明らかだ。われわれの実施手法は従来よりも柔軟かつ慎重で国民に配慮したものにする必要がある」と明言した。

  首相の今後の課題は、シンガポールを引き続き企業や外国人労働者にとって魅力的な国にすると同時に、この国に生まれ育った国民が奇跡的な経済成長の恩恵にあずかるようにすることだろう。

2486チバQ:2011/08/15(月) 08:39:25
>>2288
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&amp;k=2011081500017
首相が辞任、政治混乱拡大へ=再びリーダー不在−ネパール
 【イスラマバード時事】ネパールからの報道によると、7カ月にわたる首相不在を解消する形で2月に就任したカナル首相が14日、辞任した。
 ネパールでは10年に及ぶ内戦が2006年に終結後、新憲法制定作業など和平プロセスが進行中だが、主要政党間の政策対立が深刻化し、国政の重要課題を決められない異常事態が続いている。調整役だった首相の辞任により、さらなる政治混乱に陥る可能性が高い。(2011/08/15-06:07)

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2487チバQ:2011/08/15(月) 09:05:14
http://www.sankeibiz.jp/business/news/110804/bsk1108040501001-n1.htm
中台交流、厦門経由が1位2011.8.4 05:00
 福建省厦門(アモイ)市旅遊局の当局者によれば、昨年、厦門が受け入れた台湾の観光客は延べ87万9000人で、大陸で第1位だった。厦門を経由して台湾を訪れた大陸の住民は延べ16万5000人で、これも大陸で第1位。

 2008年から今年6月までに、厦門を経由して台湾を訪れた大陸の住民は延べ35万6400人で、台湾を訪問した大陸住民の14.44%を占めた。

 2001年に厦門と金門の直航便が開通したのに伴い、厦門に来る台湾の観光客が大幅に増えた。(中国新聞社)

2488チバQ:2011/08/15(月) 20:06:42
>>2287-2288>>2486
http://www.afpbb.com/article/politics/2820138/7640358?utm_source=afpbb&amp;utm_medium=topics&amp;utm_campaign=txt_topics
ネパールのカナル首相が辞任、政治混迷に逆戻りか
2011年08月15日 13:45 発信地:カトマンズ/ネパール

【8月15日 AFP】ネパールのジャラ・ナート・カナル(Jhala Nath Khanal)首相が14日、ラム・バラン・ヤダブ(Ram Baran Yadav)大統領に辞表を提出した。ネパールの政局は再び混乱に陥る可能性が高い。

 統一共産党(UML)議長のカナル首相は、新憲法の草案や和平プロセスで、ぎりぎりまで政党間交渉の調整努力を続けたが、合意に失敗し、辞意を固めたという。

 ネパールは、2006年に10年間に及んだ内戦が終結し、新憲法を制定するための制憲議会選挙が行われた。だが連立政権が繰り返しぐらつくなか、新憲法案で合意に至ることができないでいる。カナル氏が2月に首相に就任するまでは、7か月間にわたって首相不在の状態が続いていた。

 カナル氏の辞任で、制憲議会は再び暗礁に乗り上げる可能性がある。(c)AFP/Deepak Adhikari

2489チバQ:2011/08/15(月) 22:42:07
>>2483
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110815-00000079-mai-cn
<中国>住民抗議で工場移転 政府批判恐れ異例の早期収拾策
毎日新聞 8月15日(月)21時57分配信

中国・大連市で、化学工場の移転を求める若者ら=2011年8月14日、AP

 中国遼寧省大連市で14日、市内の化学工場の移転を若者らが求め、市が即時操業停止と早期移転を決定するという中国では異例の事態収拾策が取られた。経済の急成長に伴って市民の権利意識が高まる一方、浙江省温州市で先月起きた高速鉄道事故のずさんな対応などによって政府への不満がくすぶる。中国当局に、事態の長期化で批判の矛先が政府に向き、収拾がさらに難しくなるという懸念があったのは間違いない。【北京・工藤哲】

 国営新華社通信などによると、抗議行動は14日午前10時ごろから始まった。次第に若者を中心に人が集まり始め、参加者は約1万2000人に膨れ上がった。8日に台風が接近し工場近くの防波堤が決壊し、有害物質が漏れ出す恐れが出た。開発区での大きな被害の危険性も地元政府が認識していた可能性があり、住民の怒りを買った。参加者は横断幕を掲げ「工場は出て行け!」「我々は生きたい」などと訴え、政府に抗議。市当局は抗議が始まった6時間後に、問題となっていた大連福佳大化石油化工有限公司の移転を約束した。

 インターネット上では「大連市民は自分たちで歴史をつくった」「(こうした工場の存在は)氷山の一角だ」などの書き込みが相次いでいる。

 中国では法律で集会やデモ行進は認められているが、当局の許可が必要で現実的には厳しく制限されている。住民が行政に異議を唱えること自体が「要注意人物」とみなされる危険を伴う。しかし今回は事態を重く見て、当局が抗議の即日に要求を受け入れ、新華社も伝えるという異例の事態となった。

 大連市は中国東北部で最大の経済都市で、都市部での環境汚染が進むことで国際的なイメージの失墜が懸念される。また、抗議行動が別の経済都市にも波及しかねず、事態の早期収拾を余儀なくされたとみられる。

 中国では先月23日の温州での高速鉄道事故以降、内陸部の中規模都市など各地で地元行政当局の対応に不満を募らせたことによる抗議行動が頻発している。今回沿岸部の経済都市・大連で起きたことで、当局が危機感を強めた可能性もある。

 中国では07年6月、福建省アモイ市で大型石油化学工場建設に反対する数千人の住民が「散歩」で抗議し、半年後に省政府が建設地を予定地の隣の市に変更することを決めた例がある。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110815-00000003-yom-int
中国、デモで化学工場閉鎖…1万人抗議行動受け
読売新聞 8月15日(月)1時40分配信

 【大連(中国遼寧省)=角谷志保美】中国東北部最大の経済都市、大連で14日、市民ら約1万2000人が化学工場の撤去を求める抗議行動を行った。

 当局側は要求を受け入れる形で工場の即時生産停止を発表したが、その後も抗議行動が続いて、治安部隊との衝突も起きた。主要都市で1万人を超える大規模な民衆デモが起きるのは、反日デモ以外では極めて異例だ。

 抗議行動は地元当局施設前の広場で14日午前に始まり、大連市トップの唐軍・共産党委書記が工場の移転を約束して解散を求めた。だが、市民らは抗議を続け、当局側は夕方、工場の即時生産停止と早急な移転を発表した。7月下旬の高速鉄道事故に続いて、当局側が民衆側に歩み寄り、民衆の不満緩和を図った形だ。 .

2490チバQ:2011/08/17(水) 23:26:59
http://www.asahi.com/international/update/0817/TKY201108170433.html
シンガポール大統領選、18年ぶり選挙戦に 4人立候補
 シンガポール大統領選が17日告示され、トニー・タン元副首相(71)ら4人が立候補を届け出た。投開票は27日。1999年と2005年の大統領選は無投票だったため、投票が行われるのは18年ぶり。

 ほかに立候補したのは元国会議員のタン・チェンボック氏(71)、5月の総選挙で野党から立候補したが、落選した元資産運用会社最高経営責任者(CEO)のタン・ジーセイ氏(57)、元労組系保険共済CEOのタン・キンリアン氏(63)。

 与党・人民行動党(PAP)の長期支配が続く同国では、5月の総選挙で野党が建国以来最多の議席を獲得するなど躍進。若者を中心に国民の政治意識が高まっている。

2491チバQ:2011/08/17(水) 23:28:10
http://www.asahi.com/international/jiji/JJT201108170065.html
民進党の出遅れ鮮明に=副総統候補いまだ決まらず―台湾2011年8月17日18時6分

 【台北時事】来年1月の台湾総統選挙で、野党・民進党陣営の出遅れが鮮明になっている。総統候補は蔡英文主席で確定したが、正副総統候補を承認する党代表大会が今月28日に迫る中、副総統候補はいまだに固まっておらず、最近の各種支持率調査でも相手候補の国民党・馬英九総統との差は開くばかりだ。

 対中政策などの政見も出そろっていないため、国民党陣営に「蔡主席は(中身のない)空心菜だ」と攻撃される隙を与えている。

 蔡主席は16日、内外メディアとの会見で、副総統候補の人選について「まだ誰にも打診していない」と明言、党内で今も調整中だと強調した。

 人選が遅れているのは、蔡主席の慎重な性格に加え、反国民党系団体の寄り合いである同党内で意見集約が難航しているためとみられる。無党派票の獲得に向け、党外の人材を起用するとの見方もあり、元閣僚らの名前が取り沙汰されている。 


[時事通信社]

2492名無しさん:2011/08/19(金) 23:46:19
http://www.asahi.com/international/update/0816/TKY201108160471.html
米副大統領訪中、習氏シフト 最初に会談、最後に夕食
 米国のバイデン副大統領が17〜24日、中国、モンゴル、日本の3カ国を訪問する。23日には、仙台を訪れて日本の復興支援を強調するが、今回の歴訪では中国重視が目立つ。次期国家主席への就任が確実視される習近平(シー・チンピン)・副主席との長時間の会談を通じ、「次」の米中関係構築に動き出すのが狙いだ。

 「今回の訪問が特に重要なのは、米政府のかなりの高官が、習副主席と長時間過ごす最初の機会になるからだ」

 ホワイトハウス・国家安全保障会議のラッセル・アジア上級部長は15日の電話会見でこう語った。ラッセル氏は「これは米中関係の未来への投資だ」とも言及。副大統領訪中にかける米国側の意気込みは強い。

 力の入れようは滞在日数でも明らかだ。日本での3日間、モンゴルの1日と比べ、中国には6日間滞在する。バイデン氏は17日午後に北京入りし、18日の歓迎式典後、最初に習氏と会談。訪中の最後も習氏との非公式な夕食で締めくくる徹底ぶりだ。

2493チバQ:2011/08/20(土) 08:53:17
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2011082002000021.html
ミャンマー スー・チーさん 大統領と初会談
2011年8月20日 朝刊

 【バンコク=古田秀陽】ミャンマーの民主化運動指導者アウン・サン・スー・チーさんは十九日、首都ネピドーの大統領府で、今年三月に発足した新政府のトップ、テイン・セイン大統領と初めて会談した。政府関係者が明らかにした。

 一九八九年以降、拘束、軟禁が繰り返されてきたスー・チーさんに対し、政府は先月から積極的な対話姿勢を打ち出している。政府が民主化勢力に対し柔軟路線へ向かう兆しだとの見方もあるが、二千人以上の政治犯の釈放は実現していないため、「国家のイメージアップ戦略ではないか」(外交筋)と懐疑的な受け止め方も多い。

 スー・チーさんは軍事政権時代の二〇〇二年、軍政トップのタン・シュエ国家平和発展評議会議長と会談。しかし和解への進展はなく、軍政による民主化勢力弾圧はその後も続いた。

 同国からの情報によると、今回の会談は約一時間。内容は公表されていない。スー・チーさん率いる「国民民主連盟(NLD)」のニャン・ウィン報道官は「会談が国民和解の第一歩となることを期待する」と述べた。

 政府は十九日から二十一日までネピドーで開かれる経済改革に関する会合にスー・チーさんを招待。政府関連会合にスー・チーさんが出席するのは初めてで、二十日以降、出席するとみられる。

 政府は今月十四日のスー・チーさんの八年ぶりの地方遊説でも妨害などを行わず、事実上、政治活動を黙認。また十七日には、テイン・セイン大統領が演説で軍事政権時代に国外に脱出した民主活動家の恩赦を示唆し帰国を促すなど民主化推進の姿勢も示していた。

2494チバQ:2011/08/20(土) 09:22:23
>>2492
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&amp;k=2011081900700
「米中2強」連携強化を確認=胡主席や温首相と会談−バイデン副大統領
 【北京時事】中国訪問中のバイデン米副大統領は19日午後、北京で温家宝首相、胡錦濤国家主席と相次いで会談した。米国債格下げなどを受け金融市場が混乱する中、これら世界規模の問題に対処するため米中2大国が緊密に連携していくことを確認した。
 新華社電によると、温氏は経済の国際的相互依存関係が深まる中、「あなたの中に私がいて、私の中にあなたがいる」と指摘。特に「中米の経済・貿易関係の重要性は両国の枠を超え世界的影響を持つ」とし、米側と共に市場の信頼性を取り戻し、国際金融の安定を維持したいと表明した。
 これに対しバイデン氏も「米中関係は全世界に重要な意義を持つ」と強調した上で、米側は、中国が最大保有国となっている米国債のほか、対米投資の安全を確保すると言明した。
 一方、胡氏が「両国間の重大かつ敏感な問題を適切に処理する必要がある」と注文を付けると、バイデン氏は「中国の核心的利益に対する関心を理解している」と、台湾・チベット問題で中国側に配慮する姿勢を見せた。
 このほかバイデン氏は「私と習近平氏は非常に素晴らしい私的関係を構築した」と述べ、中国の次期最高指導者に内定している習近平国家副主席との間で信頼関係を築くという今回の訪中目的を達成したとの認識を示した。(2011/08/19-21:52

2495チバQ:2011/08/21(日) 00:04:37
http://sankei.jp.msn.com/world/news/110820/kor11082023290004-n1.htm
金総書記が訪露にこだわる理由 中国一辺倒外交から二股外交へ 
2011.8.20 23:21 (1/2ページ)

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20日、北朝鮮の金総書記を乗せ、ロシア・ウラジオストク郊外を走る列車(ロイター)
 【モスクワ=佐藤貴生、ソウル=加藤達也】北朝鮮の金正日総書記が20日、9年ぶりとなるロシア訪問を開始した。訪露は当初、6月の予定だったが、北朝鮮側の事情で急きょ中止されたと報じられている。健康問題が取り沙汰される金総書記は今年5月に中国を訪問したばかり。金総書記がロシア訪問にこだわった背景には何があるのか。

    □ □

 北朝鮮側が金総書記の訪露を通じて、ロシアの投資を呼び込む思惑があるのは間違いなさそうだ。北京からの報道によると、2010年の中朝貿易総額が約35億ドル(約2680億円)なのに対し、露朝貿易は1億ドル強にとどまっている。

 特に、北朝鮮側は、ロシア国境に近い北東部の羅先(ラソン)特別市・自由経済貿易地帯へのロシア資本の本格導入を見込んでいる。

 同地帯をめぐっては、中国が羅先にある羅津港の60年間の租借権を獲得。10年12月から貿易港として利用されているが、北朝鮮は昨年3月、ロシアにも中国とは別の埠頭(ふとう)について50年間の租借権を認めた。ただ、中国に比べて資本導入は鈍いのが現状だ。

 このほか、今回の露朝首脳会談で、露ハサン駅と羅津駅間の鉄道を改修し、シベリア鉄道に接続する計画や、羅津港のコンテナターミナル建設計画についても協議される可能性がある。

 北朝鮮は訪露を通じて、中国一辺倒の経済依存という内外の印象を払拭する一方、中国に対してもロシアとの接近を見せつけ、開発が滞っている中朝国境の黄金坪や威化島の経済特区への投資を引き出したい狙いがあるとみられる。

    □ □

 今回、ロシアと北朝鮮の間で天然ガスパイプラインの建設計画で合意する可能性も取り沙汰されている。

 同計画は、露極東サハリンからウラジオストクまで進めているパイプライン建設を、朝鮮半島を縦断する形で韓国まで延長しようというもので、09年に露・韓が合同調査を実施することで合意している。

 同計画に北朝鮮もかかわれば、パイプライン通過料として年間1億ドル以上の利益が見込めるとされる。

 ラブロフ露外相は今月上旬、「企業レベルで合意すれば3カ国の政府は支援する」とし、交渉が進んでいることを示唆している。

 一方、19日の露紙イズベスチヤ(電子版)によると、ロシア側は、北朝鮮が核開発を凍結すればガスを供給する用意があるという。エネルギー供給を通じ、6カ国協議の場で存在感を取り戻したいロシアの思惑もうかがえる。

    × ×

 韓国の報道によると、金総書記は6月末、ウラジオストク郊外を訪問し、メドベージェフ露大統領と会談予定だったものの、直前になって北朝鮮側の都合で中止された。その理由として、訪露が事前に報じられたため治安対策上、見送られたとの見方や、金総書記の健康悪化説が流れた。

 今回は、韓国の情報機関、国家情報院が19日に「金総書記が20日にも訪露する」と国会に報告した−と報道されるまで情報漏れはなかった。

2496チバQ:2011/08/21(日) 00:06:10
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&amp;k=2011082000279
特別列車17両、シベリアへ=大統領側近が随行−金総書記訪ロ
 【ウラジオストク時事】9年ぶりとなるロシア訪問を20日開始した北朝鮮の金正日総書記は、装甲が施された17両編成の特別列車で沿海地方の鉄路を北上した。国境の駅ハサンからは、メドベージェフ大統領の信頼が厚い極東連邦管区のイシャエフ大統領全権代表が随行するなどロシア側の厚遇ぶりが目立つ。
 極東のメディアなどによると、列車は現地時間同日正午(日本時間同日午前10時)ごろにハサン駅に一時停車。金総書記はロシアで伝統的な歓迎を意味する「パンと塩」で出迎えられ、プラットホームではロ朝双方の国歌が演奏された。
 安全に万全を期すため、金総書記は下車しなかったが、車内に入った地元高官のうちイシャエフ氏がそのまま同乗する形で随行した。2002年8月の訪ロ時にも当時のプリコフスキー大統領全権代表が終始同行している。
 列車は、北朝鮮からの線路の合流地点である沿海地方のウスリースクでシベリア鉄道に合流。23日の首脳会談が有力視される東シベリアのウランウデに向け4000キロ近くを移動するとみられる。(2011/08/20-19:40)

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2497チバQ:2011/08/21(日) 18:41:30
http://sankei.jp.msn.com/world/news/110821/kor11082117540003-n1.htm
金総書記訪露 アムール州の水力発電所を視察
2011.8.21 17:49
20日、ロシア極東沿海地方を走る、北朝鮮の金正日総書記が乗ったとみられる特別列車(共同)
 【モスクワ=佐藤貴生】ロシア極東のインターネット・ニュースサイト「ポルト・アムール」などによると、訪露している北朝鮮の金正日総書記は21日、極東のハバロフスクを通過してアムール州に入り、極東で最大の発電量を誇る同州の「ブレイスク水力発電所」を視察した。

 金総書記は、同発電所の概要を説明する朝鮮語の映画を見た後で機械室を訪れ、高台にあるテントから水が流れ落ちる様子を見学した。訪問客が名前を記すノートへの記帳を求められた際には、ノートにプーチン首相の名前があるのを確認した後で署名した。総書記は訪露を計画した1カ月以上前から、水力発電所の視察を望んでいたという。

 特別列車が停車した最寄りの鉄道駅ノボブレイスクで金総書記は、露極東連邦管区のイシャエフ大統領全権代表やアムール州知事らと、パンと塩による歓迎式典に参加した。

 北朝鮮の朝鮮中央通信は21日、訪露同行者の名前を伝えたが、後継者の金正恩氏の名前はなかった。

 金総書記は23日ごろ、シベリアのウランウデでメドベージェフ露大統領と会談するとみられる。

http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20110821-OYT1T00315.htm
経済難・権力継承、北に焦り…金総書記の訪露

 【ソウル=宇恵一郎】北朝鮮の金正日(キムジョンイル)総書記が、5月の中国訪問に続いて、この時期にロシアを訪問したのは、経済難からの脱却と、三男・金正恩(キムジョンウン)氏への権力継承を確実なものとするために、近隣2大国の支援が不可欠と判断したためだ。


 苦境からの脱却のめどとして自ら設定した「2012年4月15日の金日成主席生誕100年」という期限が迫る中、北朝鮮は、やみくもとも見える外交攻勢に打って出ている。

 金総書記の訪露が「差し迫っている」と予測した韓国の国家情報院高官は19日、国会情報委員会で総書記の訪露目的について、「中国は体制の最後の支え、ロシアは支援をくれる国と位置づける北朝鮮は、両国の戦略的利害関係を利用しようとしている」と報告した。

 金総書記は今年5月、1年余で3度目となる訪中を行い、その直後に中朝西部国境の黄金坪(ファングムピョン)地区と、東部国境の羅先(ラソン)自由経済貿易地帯(経済特区)の中朝共同開発が動き出した。

 羅先に関しては、中国が吉林省・琿春との間に産業道路を建設し、日本海への出口となる羅津港の10年間の使用権を得た。だが、中国側は、本格的な投資には中国式の「改革開放」政策の北朝鮮への導入が不可欠とみており、「食糧支援も最小限にとどまる」(中朝消息筋)とみられている。

 一方、朝鮮半島への影響力を中国と競うロシアは、露朝国境のハサンと羅先を結ぶ鉄道整備と、エネルギー支援のための露朝間天然ガスパイプライン・送電線の敷設を北朝鮮に提案。今回の首脳会談でも更なる経済支援を話し合う見通しだ。

 北朝鮮は、核問題をめぐる6か国協議の再開に向け、7月下旬の南北首席代表協議や米朝高官協議を通じ、冷え切った韓国、米国との関係改善に乗り出した。だが、米韓は、本格的経済支援の前提として北朝鮮の核放棄を強く求めている。中露の経済支援を引き入れ、米韓の焦りを誘おうというのが北朝鮮の戦略だ。

(2011年8月21日11時49分 読売新聞)

2498チバQ:2011/08/21(日) 18:50:59
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2011082102000033.html
北、中ロ競わせ支援最大化 米韓から見込み薄く
2011年8月21日 朝刊

20日、ロシア極東沿海地方を走る、北朝鮮の金正日総書記が乗ったとみられる特別列車=共同


 【ウラジオストク=城内康伸】二十日に始まった北朝鮮の金正日総書記によるロシア訪問は、経済協力強化と支援獲得に主眼を置いているとみられる。北朝鮮は来年に「強盛大国の大門を開く」目標を掲げている。同国に対し影響力を強める中国をけん制し、中ロ両国を競わせる外交を展開、経済回復に向けたてこ入れを図る。

 北朝鮮は総書記の三男、正恩(ジョンウン)氏への権力継承作業を円滑に進めるため、経済難の克服が喫緊の課題。だが韓国軍哨戒艦沈没や延坪島(ヨンピョンド)砲撃で、米韓両国とのにらみ合いが続き、両国からの経済支援の獲得は難しい。

 金総書記は五月までの一年間に三度にわたり中国を訪問した。親密な中朝関係をアピールしたが、期待に沿うだけの支援は得られていないもようだ。

 ロシアへの接近はこうした事情が背景にあるとみられる。ロシアのラブロフ外相は八日に訪ロした韓国の金星煥(キムソンファン)外交通商相に「北朝鮮を経由して韓国まで延ばす天然ガスのパイプライン敷設をめぐり北朝鮮と協議中」と述べた。天然ガスが供給されれば、北朝鮮はエネルギー不足の解消と通過料収入が期待できる。

 両国はロシア極東のハサンと、ロシアが埠頭(ふとう)の使用権を持つ北朝鮮北東部の羅津港をつなぐ鉄道の改修工事も話し合っており、北朝鮮はロシア側の高額な費用負担を念頭に置いているはずだ。さらに北朝鮮の旧ソ連に対する債務はロシア側の算定で最高八十八億ドル(約六千七百億円)に達するとされ、金総書記は首脳会談で大幅な減免を求める可能性がある。

 一方のロシアは、来年九月に極東ウラジオストクでアジア太平洋経済協力会議(APEC)の初開催を予定している。北朝鮮への影響力を深めることにより、北東アジアでの存在感を増す思惑があるだろう。

2499チバQ:2011/08/22(月) 20:10:48
http://mainichi.jp/select/world/archive/news/2011/08/21/20110821ddm003030052000c.html

クローズアップ2011:金総書記、9年ぶり訪露 北朝鮮、バランス模索
 ◇対中依存、低減狙う
 ロシア大統領府と北朝鮮の朝鮮中央通信は20日、北朝鮮の金正日(キムジョンイル)総書記がメドベージェフ大統領の招請を受けてロシアの非公式訪問を開始したと発表した。東シベリアのウランウデで23日前後に開かれる見通しの首脳会談では、核問題をめぐる6カ国協議の再開問題などが話し合われるとみられる。南北、米朝の対話が進む中、ロシアと北朝鮮が急接近した形で、朝鮮半島を取り巻く構図に変化が生じる可能性が出てきた。【モスクワ田中洋之、北京・米村耕一】

 20日午前、金総書記を乗せた特別列車が国境の豆満江(トゥマンガン)を越え、ロシア側に入った。現地メディアによると、特別列車は17両編成で、うち3両は総書記専用の執務室と寝室、通信室、残りは随行員が使っているという。ハサン駅では歓迎式典が開かれ、イシャエフ極東連邦管区大統領全権代表やダリキン沿海地方知事ら政府要人が出迎えた。特別列車にロシア側の用意した4車両が連結され、イシャエフ全権代表も同乗。約3700キロ先のウランウデに向けシベリア鉄道を走り始めた。

 金総書記が9年ぶりのロシア訪問に踏み切った背景には、対中依存度が極端に高まる対外関係を多様化させたいとの狙いがあるようだ。こうした「バランス外交」は北朝鮮が伝統的に取ってきた手法でもあり、6カ国協議再開に向けて交渉を有利に進めるための戦略のようだ。

 北朝鮮とロシアの経済関係強化は徐々に進められてきた。

 北朝鮮が「経済特区」として力を入れている羅先(ラソン)特別市を8月中旬に訪問した中朝貿易関係者は、ロシアからのトラックが資材を積んで市内を多数行き来しているのを目撃した。鉄橋補修工事などもロシア企業が請け負っていたという。

 貿易や経済協力の規模は対中関係が圧倒的だ。ただ、中国には明確に北朝鮮を改革・開放に誘導する狙いがあり、インフラ投資などの経済協力もそれが前提だ。これに対しロシアは、中国のような意図は強くなく、北朝鮮側に一定の便宜を図ることが少なくないという。「重油なども中国は安くしないが、ロシアは特別価格で売ってくれる」(北朝鮮当局者)という例もある。

 6カ国協議は7月に南北、米朝が対話し、韓国や中国が提案していた「3段階案」に沿った前進がみられている。北朝鮮は米韓が26日までの予定で実施している軍事演習に激しく反発しているものの、一方で朝鮮戦争時に行方不明となった米兵の遺骨発掘作業再開をめぐる米朝協議に前向きな姿勢を見せている。対話を断ち切る考えはないようだ。

 ◇ロシア「6カ国」へ存在誇示
 ロシアが金総書記を招請したのは、来秋に極東ウラジオストクでロシアが初めて主催するアジア太平洋経済協力会議(APEC)の成功に向け、北東アジアでの発言権を高めておきたいという思惑があるようだ。

 00〜02年には当時のプーチン大統領(現首相)が金総書記と計3回会談するなど、ロシアは北朝鮮に対する一定の影響力を持っていた。だがその後、首脳の接触は途絶え、08年にメドベージェフ大統領が就任した後も事態打開は図られず、6カ国協議の枠組みでも中国や米国、韓国に比べ、ロシアの影響力は極端に低下していた。

 ロシアはAPECを極東発展につなげる一大事業と位置づけ、大統領が6月に現地を視察するなど国家を挙げて準備に取り組む。APEC成功には、朝鮮半島情勢の安定が不可欠であり、今回の金総書記招請を契機に緊張緩和の道筋をつけたいところだ。

 また、ロシアはサハリン産天然ガスを北朝鮮経由で韓国に送るパイプライン構想に意欲をみせる。ただ、北朝鮮経由は「政治的リスクが高い」との懸念が強く、ロシアの政府系天然ガス企業「ガスプロム」は、韓国に直結する海底パイプライン敷設▽液化天然ガス(LNG)に転換して韓国にタンカーで輸送する−−という代替案を検討している。

 今回開催が見込まれる首脳会談では、このパイプライン構想も主要議題となりそうだ。北朝鮮にはパイプライン通過料として年間1億ドル以上の利益があるとの目算があり、首脳会談を通して一挙に具体化させたい考えと見られる。両国は既に実務接触を繰り返しており、首脳会談での一定合意を目指して、ぎりぎりの折衝が続けられている模様だ。

毎日新聞 2011年8月21日 東京朝刊

2500チバQ:2011/08/22(月) 22:29:45
http://sankei.jp.msn.com/world/news/110822/chn11082211380000-n1.htm
習近平氏、異例の厚遇も 親密さ演じきれない米中首脳
2011.8.22 11:33 (1/2ページ)

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成都近郊の都江堰にある古代の水利施設を中心とした離堆公園内で、重厚で芸術性に富んだ南橋を並んで歩く米国のジョゼフ・バイデン副大統領(右)と中国の習近平国家副主席(左)。バイデン氏の異例の厚遇は年末にも訪米を予定している習氏が米側に貸しをつくる意味合いもあった(AP)
 来年秋の中国共産党大会で次期最高指導者(党総書記、国家主席)になることが事実上確定している習近平国家副主席(58)の招待で訪中したジョゼフ・バイデン米副大統領(68)は21日、四川省での講演などを行い、6日にわたる中国滞在のうち、主要日程を終えた。習氏は18日の北京での会談だけでなく、21日もバイデン氏に付き添う異例の厚遇ぶりで米中の緊密ムードを演出。しかし、両国間には米国債格下げや人民元、台湾への武器輸出など課題が山積しており、実態は腹の探り合い、習氏の品定めといった側面が強く、並んで歩く2人の姿にはどこかぎこちなさが漂った。


バイデン氏、人権改善促す


 バイデン氏は21日午前、四川省成都の四川大学で米中関係をテーマに講演し、両国関係強化の重要性を訴える一方、「中国が人権の発展を通じてさらに自由になり、社会を進歩させるよう望む」と述べ、人権問題の改善を求めた。また、中国の発展は米国と世界にとって「前向きの動きだ」と述べ、中国脅威論を退けた。国債が格下げされ、巨額の財政赤字を抱える米国の経済の回復力に自信を示した上で「米国は将来にわたり、デフォルト(債務不履行)に陥ることはない」と強調した。

 21日午後にはバイデン氏は2008年5月の四川大地震で大きな被害が出た成都近郊の都江堰(とこうえん)を訪れ、地震で倒壊、再建された高校で生徒らと交流した。この間、習氏はぴったりとバイデン氏に同行。夜には2人による夕食会も開かれた。

 17日に中国入りしたバイデン氏は18日に北京で習氏と会談。習氏は中国が最大保有国である米国債の格下げ問題を念頭に、金融市場の混乱回避に向け適切な対応を取るよう要求。バイデン氏は「世界経済の安定は少なからず米中協力にかかっている」と述べ、経済回復に共同の責任があるとの認識を表明、一段の人民元改革も促した。

 南シナ海などでの中国の威嚇的行動や米国の台湾への武器売却、中国の人権問題などについては隔たりも残ったもようだが、米経済を支える「世界最大の債権者」である中国の次期リーダーとして米中関係強化を訴える習氏の姿勢を米側も配慮。中国との相違を前面に出さず、ともに協調を演出した。


同時に香港でドル揺さぶり


 だが、中国は、緊密ぶりを強調する一方で、米国を牽制する動きもみせていた。バイデン氏の訪中と時期を合わせるように、習氏のライバルで次期首相に就任することがやはり確実視されている李克強副首相(56)を、中国人民銀行(中央銀行)の周小川総裁(63)、陳徳銘商務相(62)らとともに香港に派遣。香港の経済人と会談した李氏は17日、香港での元建て中国国債の発行の促進など、香港での人民元取引の規制緩和策を発表した。

 香港では昨年から元建て預金が解禁され、すでに預金総額の10%以上が元建てとされる。香港に3日間滞在した李氏らの目的は、香港での元建て商取引を拡大させることにあり、これは胡錦濤国家主席(68)が「もはや時代遅れ」と称した米ドル基軸通貨体制への挑戦の一歩であることは間違いない。1兆ドル(約77兆円)を超えるまでに膨張した米国債のリスクを中国が「外交カード」として活用してくるのは明白で、人民元切り上げや人権問題で米国が強い態度に出てくれば、さらにドルに揺さぶりをかけてくるのは必至だ。

2501チバQ:2011/08/22(月) 22:39:39
http://www.yomiuri.co.jp/job/biz/qaworld/20110819-OYT8T00741.htm?from=yolsp
中国の次期リーダーと目されている習近平氏はどんな人物?典型的な現代テクノクラート


 習近平氏は中国共産党の最高意思決定機関である政治局常務委員会(9人で構成)のメンバーであり、党内序列は第6位です。

 ただし、国家副主席、党中央書記局書記、中央党校校長という重要ポストのほかに、中央軍事委員会副主席という、権力の核心につながる職務を兼ねていますから、現時点での実質的な序列はナンバー1の胡錦濤国家主席(党総書記、中央軍事委員会主席)に次ぐと見ていいでしょう。

 習近平氏は来年(2012年)秋の第18回党大会で正式に党総書記に選出される見通しですが、すでに「習近平時代」は助走態勢に入っているわけです。

 習氏は1953年6月生まれの58歳。内陸部の陝西省出身です。74年に共産党に入党し、清華大学化学工程学部を卒業しました。父親は革命元老の一人で、副首相、政治局員などを務めた習仲勲氏(2002年死去)。つまり、いわゆる「太子党」(高級幹部子弟グループ)の一員です。

 こうした政治的背景もあって、大学卒業後はエリート街道を邁進(まいしん)し、福建省のアモイ市副市長、福州市党委書記、省長代理、省長を歴任した後、浙江省党委書記、上海市党委書記と順調に官僚政治家の道を歩んできました。福建省在勤中には母校・清華大学の人文社会学院で学び、博士号を取得しています。

 改革・開放以降の中国の政治家は「高学歴」「専門知識」「現場経験」が出世の主要な条件になっていますが、習氏はまさしく典型的な現代テクノクラートです。ついでながら、夫人は著名な歌手の彭麗媛さん(人民解放軍総政治部歌舞団団長)で、彼女は来日公演を行ったこともあります。

2502チバQ:2011/08/22(月) 22:40:04
 政治家としては実務を着々とこなすタイプ。私は2008年3月、日中ジャーナリスト交流会議の日本側代表団の一員として北京・人民大会堂で習氏と会見する機会がありましたが、習氏は注意深く言葉を選びながら、ゆったりと語る性格で、温厚で慎重な人物という印象でした。

 上海市党委書記時代の習氏について、私の知人の中国人記者は「自分の言葉がない。会議では、毛沢東やトウ(トウは「登」におおざと)小平、江沢民がああいったこういったと話すことが多かった」と語っています。その意味では、党の路線に忠実なタイプ(政治的にはわりと保守的)であり、それが毛沢東やトウ小平の言葉を引用して語るという発言スタイルにつながっているようです。

 中央党校での演説でも「指導幹部は読書を愛し、いい本を読み、読書上手になれ。第一にマルクス主義理論を学習せよ」と訴えていますが、あまりにも教条的かつ古典的な訓示で、これを聞く限りでは新世代の政治家としての新鮮味やオリジナリティーは感じられません。

 ただ、配慮すべきなのは、かつて胡錦濤氏が江沢民氏の下でサブを務めたときのように、習氏も今は「隠れず目立たず」という非常に微妙な政治的立場にあるということです。次期指導者候補としてそれなりの存在感は示さなければなりませんが、派手な言動で目立つようなことをすれば、指導部内に不必要な波風を立てることになりかねません。できるだけ地味に、堅実に、しかしながら、次期指導者たるにふさわしい安定感もアピールしたい。その辺が目下の習氏の微妙な立ち位置と言えるでしょう。

 なお、党内の権力闘争という文脈から、共産主義青年団(共青団)を権力基盤とし、胡錦濤派に属する李克強副首相(序列7位)を、指導者レースの最大ライバルと見なす分析もありますが、習氏の次期後継者としての地位はまず揺るがない。来年の党大会までの間に本人が重大な政治的失策を犯した場合や、身辺にとんでもないスキャンダルが生じた場合はともかく、現状のまま推移するなら、内定人事がひっくり返ることはありえません。万が一、そんな事態が起きるとすれば、一種の宮廷クーデターです。

 さて、日本にとっての気掛かりはその対日姿勢ですが、表向きの発言から判断する限り、そう悪いものではありません。人民大会堂での私たちとの会見時には、日中関係について「一衣帯水で2000年の友好交流がある」と紋切り型のあいさつで切り出したものの、「日本はとても好きだ。(自分が以前トップを務めた)福建省は沖縄県、長崎県と姉妹関係にある。福州市は那覇市と長崎市が姉妹都市だ。日本はいろいろ行ったが、まだ行ってないところがたくさんある。機会があればぜひ訪日したい」と語っていました。

 中国の首脳が、たとえ社交辞令であるにしても、「日本はとても好きだ」というような、極めて率直な表現で日本について個人的感想を述べるのは非常に珍しいことです。素直に理解すれば、地方指導者時代の対日交流活動における日本の印象がよかったということでしょう。

 もちろん、これは歴史認識、尖閣諸島など、国益がからむ重大な原則問題で、習氏が日本に対して融和的、妥協的であるということを意味しているわけではありませんが、国家間関係においては指導者個人の対日観という要素も無視できません。次期指導者が日本にどんな感情を持ち、日本との距離をどう調整していくのか、じっくり見極めることが必要です。
(編集委員 藤野 彰)

(2011年8月22日 読売新聞)

2503チバQ:2011/08/23(火) 23:57:36
http://sankei.jp.msn.com/world/news/110823/kor11082317130003-n1.htm
露、羅津港開発を本格化へ 北朝鮮進出の中国けん制
2011.8.23 17:12
 日本海に面する北朝鮮の経済特区、羅先にある羅津港3号埠頭の使用権を持つロシアが、9月にも同港の改築工事に本格的に着手することが23日分かった。北朝鮮関係筋が明らかにした。

 同港開発はロシアを訪問中の金正日総書記とメドベージェフ大統領の会談でも議題になるとみられる。ロシアには、開発への本格参入で中朝露3カ国の国境地帯という「微妙な地域」でインフラ整備の動きを加速する中国をけん制する狙いもあるようだ。

 同筋などによると、ロシアは2008年、極東ハサンから北朝鮮に通じる鉄道補修と3号埠頭開発の見返りに49年間の港湾使用権を獲得し、着工式を開催。これまでに鉄道の一部補修は行ったが、埠頭開発はほとんど手付かずで北朝鮮側が不満を募らせていた。(共同)

2504チバQ:2011/08/24(水) 00:07:42
http://sankei.jp.msn.com/world/news/110823/asi11082321180007-n1.htm
タイ首相「憲法を改正」 施政方針 ちらつく兄タクシン氏の影、野党は反発
2011.8.23 21:14 (1/2ページ)

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国会で施政方針演説をするタイのインラック首相=23日、バンコク(共同)
 【シンガポール=青木伸行】タイのインラック首相は23日、国会で初の施政方針演説を行い、「国民和解」と政治改革を推進し、現行憲法を改正することを表明した。先の閣僚人事と同様、政策でも兄のタクシン元首相の色合いが濃い。

 タイでは新政権下で、政治、経済改革、選挙制度改正などのために、頻繁に憲法が改正される。現憲法は、タクシン政権を葬(ほうむ)った2006年のクーデター後の07年に改正されたもので、インラック政権は具体的な改正点を詰める。

 これに対し、野党・民主党は、汚職罪で有罪判決を受けたタクシン氏の恩赦などに狙いがあると反発。アピシット前首相は、改正を進めれば反タクシン派の街頭行動を招くと警告した。


 民主党はまた、タクシン氏の訪日受け入れを日本政府に要請したとして、スラポン外相の解任を選挙管理委員会に申し立てた。これに対抗し、スラポン外相は民主党の解党を申し立てる意向を示している。

 一方、インラック首相の政策は、最低賃金(日額)の300バーツ(約770円)への引き上げ、農村基金の倍増、米の買い取り制度拡充など「ばらまき、大衆迎合的なものが多く、タクシン政権を彷(ほう)彿(ふつ)させる」(消息筋)と指摘されている。

2505チバQ:2011/08/24(水) 00:14:30
「妹の政権運営に口出さない」=帰国予定なし―タクシン氏2011年8月23日17時6分
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 来日中のタイのタクシン元首相は23日、都内のホテルで記者会見し、実の妹であるインラック首相との関係について「家族としてお互いに電話するし、助言もする。しかし政権運営には口を出していない。彼女が決定することだ」と強調した。また、自身の帰国については「予定はない」と言明した。

 タクシン氏はこの中で、インラック氏について「18歳も離れた一番下の妹で、娘のようにも思ってきた」と説明。ただし「百科事典」のように相手から尋ねられなければ助言はしないと繰り返した。また、与党になったタイ貢献党についても「(選挙で)『タクシン』ブランドは有効だった。しかし(自分を)必要としないのであれば、私は関与しない」と述べた。

 一方、自身の帰国問題については「国民和解に役立ちたいが、問題の一部にはなりたくない」と指摘。汚職事件で有罪判決を受けていることには「(私は)罪を犯していない。政治的な動機に基づいたものだ」と訴えた。 


[時事通信社]

2506チバQ:2011/08/24(水) 22:28:18
http://sankei.jp.msn.com/world/news/110824/kor11082422050002-n1.htm
ソウル市長が辞任へ
2011.8.24 22:03
 【ソウル=黒田勝弘】学校給食無償化の是非を問うソウル市の住民投票が24日、行われたが、投票率が規定に達せず投票は無効となった。呉世勲市長は投票不成立の場合、辞職の意向を明らかにしていたため辞任の見通しだ。

 今回の住民投票は実質的には与党ハンナラ党と野党・民主党の与野党対決だった。全面無償化を主張して選挙拒否を訴えた野党が勝ったかたちになり、この結果は来年の国会選挙や大統領選に向けた政局の行方に影響を与えそうだ。

 呉世勲市長は2期目で、野党や野党支配の議会が主張する福祉拡大策を「大衆迎合主義」と批判。学校給食全面無償化に反対し住民投票に訴えた。結果は投票率が有権者の3分の1に満たない25・7%にとどまり無効となった。

 呉市長は今年50歳。保守陣営の次世代指導者として人気があった。


http://japanese.joins.com/article/786/142786.html?servcode=200&amp;sectcode=200
ソウル市長が大統領選不出馬宣言…“呉世勲政局”へ
2011年08月13日09時16分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版] comment0mixihatena0 「2012年大統領選挙には出馬しないとはっきりとお伝えします」。

呉世勲(オ・セフン)ソウル市長(写真)の12日の記者会見はすぐに核心へと向かった。呉市長は「福祉ポピュリズムに誰かが制約を加えなければいけない」と強調した。‘呉世勲がつくった呉世勲政局’の始まりだ。呉市長は「不眠と苦痛の夜だった。昨夜はほとんど眠れなかった。一人で決めた」と述べた。

呉市長の大統領選挙不出馬宣言は、「住民投票は呉市長が保守のアイコンになろうという政治ショー」という野党の攻勢に対する回答だ。呉市長のこの日の宣言は、投票支持党論を決めながらもあいまいな態度を見せたハンナラ党に対し、いま行動に出るべきだという圧力として作用している。

記者会見では大統領選挙不出馬の背景に対する質問が続いた。

−−なぜ不出馬を宣言したのか。

「来年の大統領選挙について苦心しなかったわけではない。しかし私の去就問題が投票の意味を傷つけ、私の真の心を歪曲しているからだ」

−−ハンナラ党もポピュリズムに頼っている。

「いかなる政治勢力であれ票の前では揺れる。政治利害関係をもとにして判断してしまう。民主党だけでなくハンナラ党も悩まなければならない部分だ」

不出馬宣言はハンナラ党の親朴槿恵(パク・クネ)系に手を差し出したことを意味する。呉市長の側近は「親朴系では潜在的なライバルに対する不安感があったはずだが、いま態度の変化を期待する」と述べた。しかし朴槿恵元ハンナラ党代表を動かせるかどうかは疑問だ。ある親朴系議員は「朴元代表が自ら立ち上がって投票を促す可能性はほとんどないとみている」と述べた。

民主党は‘無視戦略’に出ている。イ・ヨンソプ民主党報道官は「投票率が基準に届かず政治的な致命傷を受ける可能性が大きく、あらゆる瀬戸際戦術でソウル市民を脅している」と述べた。

呉市長が目標を達成できるかどうかは不透明だ。投票の結果が効力を持つための最小投票率は33.3%(約279万人)。昨年のソウル市長選当時は442万6000人が投票場に行き、208万人が呉市長に投票した。

呉市長側はこのため次の段階を考えている。呉市長は11日夜、中央日報の記者に会い、「12日の会見が最後ではない」と述べた。次のカードは市長職の連係だ。このカードはハンナラ党を揺さぶることができる。来年の総選挙を呉世勲市長なしで行うのは厳しいからだ。

ソウル24区(1区は空席)のうち19区の区庁長を野党が掌握している。呉市長が市長職を辞任した瞬間、ハンナラ党国会議員や潜在候補者は落選の恐怖に陥ることになる。

−−なぜ市長職をかけないのか。

「最後まで悩んだのがその部分だ。まず私を選択してくれたソウル有権者を裏切ることはできない。2つ目は党との協議だ。国会議員と地方区委員長は市長職の連係を望んでいない」。

この言葉は事実上「私を助けろ」というメッセージだ。住民投票まではあと11日だ。

2507栃木都民:2011/08/26(金) 17:05:14
headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110826-00000060-scn-cn
わが国の人権事業は歴史的な進歩、世界に注目する成果=中国
サーチナ 8月26日(金)15時36分配信
 中国各地から集まった70人の人権問題専門家が25日から2日間の日程で人権理論と実践をいかに発展、革新していくかについて話し合っている。中国人権研究会の羅豪才会長は、「中国の人権事業は歴史的な進歩、世界に注目される成果を挙げ、中国の特色を持つ発展の道を切り開いた」とこれまでの成果を高く評価した。中国国際放送局が報じた。
 また羅豪才会長は、「人権は単なる個人の権利だけではなく、集団権利も含まれる。また、人権は公民権利と政治権利のほか、経済、社会、文化権利も含まれる」と中国の人権に対する考えを述べた。
 さらに、「中国のような発展途上国は人民の生存権と発展権を最優先すべきだ。人権推進の核心は社会全体の平等な参与、平等な発展の権利を確保することだ。人権を尊重し、保護することを国家憲法と中国共産党党規約に取り入れてきた」とし、中国の人権保護事業が法律化、制度化されてきたことを主張した。
 一方で羅豪才会長は、中国の人権発展には一部の不足と差が存在し、人権法には、また不均衡な状況が存在している都市適し、人権研究を強化し、人権教育を推進させ、国際人権交流を強化していくつもりだと今後の課題を指摘した。

今年のブラックジョーク№1候補じゃなかろうか。

2508チバQ:2011/08/28(日) 23:31:29
http://japanese.joins.com/article/234/143234.html?servcode=200&amp;sectcode=200
政界の権力闘争、ソウル市長の辞任で6カ月前倒し
2011年08月28日10時59分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版] comment4mixihatena0 予告されたが突発的だった。ソウル市の呉世勲(オ・セフン)市長が26日の住民投票失敗に対する責任を取り辞任した。24日午後8時に投票無効が決定されてから39時間だった。

呉市長は午前11時にソウル市庁で記者会見を行い、「私の進退による政界の議論と行政空白を最小化するために即時辞任することで責任を全うする」として市長職を辞した。

呉市長が住民投票発議と市長職辞任で作った「呉世勲政局」はさまざまな政治的波紋を起こしている。ソウル市長補欠選挙が10月26日に実施されることで与野党は再度総力対決をすることになった。来年4月の総選挙から始まり同年12月の大統領選挙で締めくくられる与野党の権力闘争が6カ月前倒しされたことになる。

李明博(イ・ミョンバク)政権の国政日程も全面調整が避けられなくなった。李大統領が心血を注いでいる韓米自由貿易協定(FTA)批准と国防改革案など主要懸案に対する国会処理の見通しは暗くなった。与野党の立場が鋭く対立したこれらの懸案は、住民投票政局でそのまま放置されたようなものだ。8月の国会はふたつの問題をめぐる対立ばかりだった。通常国会が来月1日から開かれるが、10月26日のソウル市長補欠選挙にすべてのエネルギーを投じる与野党がFTA批准案処理と国防改革に関心を持ちにくい。

李大統領が国政運営の優先順位としているこのふたつの問題が漂流する場合、大統領のレイムダックが促進されるほかない。ソウル市長補欠選挙でハンナラ党が敗北する場合、李大統領が受ける打撃はさらに大きくなる。与党関係者は、「国政懸案が国会で処理されないばかりか、ソウル市長職まで野党に渡れば野党の勢いが強くなるだけに、李大統領の力は弱まるだろう」と話した。

今回の選挙で正面対決するしかない与野党は総力戦を展開するものとみられる。首都ソウルで実施される最大の補欠選挙の結果が来年の総選挙と大統領選挙の情勢に相当な影響を及ぼすためだ。ハンナラ党は李鍾九(イ・ジョング)ソウル市党委員長を委員長とする選対本部を今週末までに構成することにし、民主党は来週中に選挙企画団を発足することにした。与野党は9月末に選挙戦などを通じ候補を選んだ後、10月からすべての党力を動員して選挙運動をするものとみられる。

関心事のひとつはハンナラ党朴槿恵(パク・クンヘ)元代表が選挙支援をするかどうかだ。これまで再補選の時ごとに「選挙は党指導部中心に行うのが原則」として介入しなかった朴元代表が今回は乗り出すべきというのが与党内部の支配的な世論だ。少壮派の金聖泰(キム・ソンテ)議員は26日にラジオインタビューで、10月選挙では朴元代表がどのような場合でも積極的に乗り出さなければならない」と主張した。

だが、朴元代表側は慎重な態度を見せている。朴元代表が無償給食をめぐる住民投票とは当初から距離をおいていたため、「呉世勲政局」から始まった補欠選挙にパク前代表が関与するのは難しいという言葉が朴槿恵派から出ている。朴元代表の広報担当格の李貞鉉(イ・ジョンヒョン)議員は選挙支援可否と関連し「ノーコメント」で一貫し言葉を控えている。


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