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大中華世界的話題

2495チバQ:2011/08/21(日) 00:04:37
http://sankei.jp.msn.com/world/news/110820/kor11082023290004-n1.htm
金総書記が訪露にこだわる理由 中国一辺倒外交から二股外交へ 
2011.8.20 23:21 (1/2ページ)

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20日、北朝鮮の金総書記を乗せ、ロシア・ウラジオストク郊外を走る列車(ロイター)
 【モスクワ=佐藤貴生、ソウル=加藤達也】北朝鮮の金正日総書記が20日、9年ぶりとなるロシア訪問を開始した。訪露は当初、6月の予定だったが、北朝鮮側の事情で急きょ中止されたと報じられている。健康問題が取り沙汰される金総書記は今年5月に中国を訪問したばかり。金総書記がロシア訪問にこだわった背景には何があるのか。

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 北朝鮮側が金総書記の訪露を通じて、ロシアの投資を呼び込む思惑があるのは間違いなさそうだ。北京からの報道によると、2010年の中朝貿易総額が約35億ドル(約2680億円)なのに対し、露朝貿易は1億ドル強にとどまっている。

 特に、北朝鮮側は、ロシア国境に近い北東部の羅先(ラソン)特別市・自由経済貿易地帯へのロシア資本の本格導入を見込んでいる。

 同地帯をめぐっては、中国が羅先にある羅津港の60年間の租借権を獲得。10年12月から貿易港として利用されているが、北朝鮮は昨年3月、ロシアにも中国とは別の埠頭(ふとう)について50年間の租借権を認めた。ただ、中国に比べて資本導入は鈍いのが現状だ。

 このほか、今回の露朝首脳会談で、露ハサン駅と羅津駅間の鉄道を改修し、シベリア鉄道に接続する計画や、羅津港のコンテナターミナル建設計画についても協議される可能性がある。

 北朝鮮は訪露を通じて、中国一辺倒の経済依存という内外の印象を払拭する一方、中国に対してもロシアとの接近を見せつけ、開発が滞っている中朝国境の黄金坪や威化島の経済特区への投資を引き出したい狙いがあるとみられる。

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 今回、ロシアと北朝鮮の間で天然ガスパイプラインの建設計画で合意する可能性も取り沙汰されている。

 同計画は、露極東サハリンからウラジオストクまで進めているパイプライン建設を、朝鮮半島を縦断する形で韓国まで延長しようというもので、09年に露・韓が合同調査を実施することで合意している。

 同計画に北朝鮮もかかわれば、パイプライン通過料として年間1億ドル以上の利益が見込めるとされる。

 ラブロフ露外相は今月上旬、「企業レベルで合意すれば3カ国の政府は支援する」とし、交渉が進んでいることを示唆している。

 一方、19日の露紙イズベスチヤ(電子版)によると、ロシア側は、北朝鮮が核開発を凍結すればガスを供給する用意があるという。エネルギー供給を通じ、6カ国協議の場で存在感を取り戻したいロシアの思惑もうかがえる。

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 韓国の報道によると、金総書記は6月末、ウラジオストク郊外を訪問し、メドベージェフ露大統領と会談予定だったものの、直前になって北朝鮮側の都合で中止された。その理由として、訪露が事前に報じられたため治安対策上、見送られたとの見方や、金総書記の健康悪化説が流れた。

 今回は、韓国の情報機関、国家情報院が19日に「金総書記が20日にも訪露する」と国会に報告した−と報道されるまで情報漏れはなかった。


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