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大中華世界的話題

2421チバQ:2011/07/12(火) 23:13:57
http://sankei.jp.msn.com/world/news/110711/asi11071123340004-n1.htm
中産階級参加「民主化」うねり マレーシアの大規模デモ
2011.7.11 23:33
 【シンガポール=青木伸行】マレーシアのクアラルンプールで、約1700人が拘束された9日の大規模デモでは、市民1人が死亡し、野党連合・人民連盟の指導者、アンワル・イブラヒム元副首相が負傷した。

 デモの本質はいくつかの要素が指摘できる。まず、年内ともみられる総選挙をにらんだ人民連盟と非政府組織(NGO)連合「ブルシ」の、ナジブ政権と与党連合・国民戦線に対する権力闘争という側面である。

 ブルシなどは、アブドラ前政権時代の2007年11月にも大規模なデモを行った。翌年3月の総選挙で人民連盟が躍進し政権が退陣したのは、デモが奏功した結果だとも指摘される。今回のデモは、08年総選挙の“再現”と国民戦線による長期政権に打撃を与えることを狙ったものだ。

 次に、デモは選挙制度改革を前面に出してはいるが、根幹を成すのは「民主化・変革要求」にほかならない。メディアは野党の主張を公平に扱うべきだ、とのブルシの要求は政府の言論統制に対する批判である。

 最も重要な側面は、人口の66%を占めるマレー系への優遇政策(ブミプトラ政策)に対する中国、インド系など少数派の不満の発露という点にある。ナジブ首相は経済の効率性を高める観点から、同政策の一部見直しに着手はした。だが、実効は上がっていない。

 シンガポール経営大学のブリジェット・ウェルシュ教授は、07年のデモと比べ今回は「民族が多岐にわたり、中産階級の参加が目立った」と指摘する。

 マレーシアでは1969年、中国系とマレー系住民が衝突した「5月13日事件」が記憶されている。デモ参加者の層が拡大したことは、「変革要求」の広がりを意味しており、政権と国家の安定、分裂回避を至上命令とするナジブ政権にとり、大きな懸念材料だ。


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