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PC関連スレ

1949とはずがたり:2016/12/05(月) 11:00:33
まだかな〜。

AMDの次世代を担う新CPUアーキテクチャ「Zen」の詳細を解説。IPCを40%も向上させた工夫とは
http://www.4gamer.net/games/300/G030061/20160926086/
ライター:塩田紳二

Zen(開発コードネーム)  AMDの次世代CPUマイクロアーキテクチャである「Zen」については,新しい情報が出るたびに,4Gamerで紹介してきた。ただ,その詳細についてはなかなか情報が出てこなかったため,ヤキモキしているAMDファンもいたことだろう。
 だが,Zenを採用する第1弾のデスクトップPC向けCPU「Summit Ridge」(サミットリッジ,開発コードネーム)が,2016年後半,つまりそう遠くないタイミングで登場する状況になって,ようやくAMDも,マイクロアーキテクチャの詳細な情報を公開するようになってきた(関連記事)。

 そこで本稿では,2016年8月に開かれた半導体関連イベント「Hot Chips 28」に合わせて説明された,Zenマイクロアーキテクチャの詳細について,従来の「Bulldozer」系マイクロアーキテクチャとの比較を行いながら説明してみたい。

2011年から続くBulldozerモジュールを廃止
1基のCPUコアで2スレッドを同時実行するSMTに対応

 Zenの特徴を説明する前に,簡単に現在のAMD製CPUに使われているBulldozerマイクロアーキテクチャがどのようなものであったか,簡単におさらいしておこう。
 2011年10月に最初の採用CPU「FX-8150」が登場したBulldozerは,2基の整数演算ユニットが1基の浮動小数点演算ユニットを共有して1基のモジュールを構成するという,デュアルコアとシングルコアの間をとったようなアーキテクチャが特徴だった(関連記事)。

 この構造であれば,浮動小数点演算を扱わない命令は,実行部であるCPUコアが独立しているので2つのスレッドを同時に実行できる。一方,浮動小数点演算を扱う命令は,2つのスレッドが1つの実行ユニットを共有し,交互に浮動小数点演算命令を実行するという仕組みだった。
 一般的に,プログラムには整数演算命令の割合が多く,浮動小数点演算を行わないプログラムも珍しくはない。逆に,浮動小数点演算の比率が多いプログラムであっても,整数演算命令を含まないということはありえない。そのため,Bulldozerの構造であれば,ほとんどのプログラムがデュアルコアのように動作できるという理屈だった。

 Bulldozerはその後,2012年5月に最初の製品が登場した第2世代の「Piledriver」マイクロアーキテクチャ(関連記事),2014年1月登場の第3世代「Steamroller」(関連記事)と改良が行われ続け,現在使われている最新のものは,「Excavator」と呼ばれるSteamrollerの改良版マイクロアーキテクチャとなっている。
 これらも基本的にBulldozerの構造を踏襲しているのだが,x86/x64命令をCPU内部で実際に処理する「μOp」(マイクロ命令)に変換するデコーダが,モジュール全体で1基しかなかったのに対して,Steamrollerではこれを2基に増やすという改良が加えられたのが大きなトピックだった。
 とはいえ,2基の整数演算ユニットと1基の浮動小数点演算ユニットで1モジュールという基本構造は,変わることなく引き継がれていたわけだ。

Steamrollerでは,命令デコーダ部が2つになるといった,比較的大きな変更があった。直近のExcavatorは,この小改良版だ

 これに対してZenマイクロアーキテクチャでは,Bulldozerのモジュール構造を廃止して,整数演算ユニットと浮動小数点演算ユニットが1対1で1つの物理CPUコアを構成する構造へと転換した。

1950とはずがたり:2016/12/05(月) 11:00:56
>>1949-1950

ZenマイクロアーキテクチャにおけるCPUコアの構造。整数演算ユニット(INTEGER)と浮動小数点演算ユニット(FLOATING POINT)が1対1となっている

 それに加えて,「Simultaneous Multi Threading」(同時マルチスレッディング,以下 SMT)にも対応し,1基のCPUコアで2スレッドの同時実行を可能にするという,Intel製CPUと同じような機能を採用した。
 SMTに対応するCPUコアは,物理的には1基であるものの,OS側からは2つのCPUコア(論理CPUコア)に見えるので,同時に2つのスレッドを割り当てることが可能だ。内部的には,2つのスレッドを1つのCPUコアで切り替えながら実行することになる。SMTの導入により,メインメモリへのアクセスにともなう遅延が見かけ上削減されるので,実行ユニットの利用効率を上げられるわけだ。

Zenマイクロアーキテクチャを採用するCPUの構造図。CPUコア4基を1単位(CPU complex,CCX)として,L2キャッシュ容量は各コアごとに512KB,L3キャッシュ容量はCCX全体で8MBとなる。各CPUコアは2スレッドを同時実行できるので,CCX1基で4コア8スレッドとなり,Summit Ridgeはこれを2基搭載するので,8コア16スレッドとなるわけだ

 こうした改良により,Zenマイクロアーキテクチャは,ExcavatorよりもIPC(Instructions Per Clock,クロックあたりの命令実行数)が40%向上したと,AMDは主張している。
 また,14nm FinFETプロセスで製造したことなどにより,電力効率も向上しており,消費電力当たりの動作クロックも向上しているという。

 現在のAMD製CPUは,高性能を求めるCPU向けにExcavatorを,低消費電力を重視するCPU向けには,整数演算ユニットと浮動小数点演算ユニットが1対1でCPUコアを構成する「Jaguar」を利用している。しかし,Zenでは電力効率が向上したことによって,1つのマイクロアーキテクチャで低消費電力のモバイル向けから高性能なデスクトップPCまで,幅広い範囲をカバーできるという。

CPUコアの詳細をチェック
整数演算ユニットは6個のマイクロ命令を処理可能

 続いては,Zenマイクロアーキテクチャの詳細を見ていこう。
(中略)
 Zenマイクロアーキテクチャの変更点や特徴は,以上のとおりとなる。

 半導体プロセスの変更とアーキテクチャの大幅な変更により,Zenは,IntelのハイエンドCPUと勝負になる性能を実現できるようになったと,AMDは主張している(関連記事)。もちろん,製品の実物が登場していない現状では,第三者による正当な評価ができる状態にはなく,真の実力はまだ未知数だ。
 とはいえ,完全なSMT対応CPUとなったことで,Bulldozerモジュールの構造とWindows 8.x/7のスレッド割り当てアルゴリズムに齟齬が生じるといった,AMD製CPU特有の問題はなくなりそうである(関連記事)。

 最初の製品であるSummit Ridgeが,一般的なPC利用だけでなく,ゲームにおいてもどの程度の実力が発揮できるのか。今は期待を込めて待ちたいと思う。

1951とはずがたり:2016/12/06(火) 23:54:16
キャノン・ニコンの両日本企業の雄がオランダ企業の技術に敗れ去ったという事か。。
キャノン・ニコン聯合は形成出来なかったのかな??

>1980年以後20年間、ニコンは露光装置市場のシェアトップに君臨、90年代末には50%以上の世界シェアを獲得していた。
>現在、量産で最先端のArF液浸露光装置の価格は1台50億円とも言われる。それを実現するための開発費の負担が膨大になる…ニコンに次ぐシェアを獲得しているキヤノンは、最先端のArF液浸露光装置について製品化の直前で開発を中止し、市場参入を見送った。
>2000年代初頭から台頭してきた蘭ASMLは現在の最先端のArF液浸露光技術をいち早く実用化したことや高い生産性などを強みに現在はASMLが80%のシェアを獲得している状況にある。

ニコンのリストラに見る技術大国日本の落日 経済界
http://www.excite.co.jp/News/economy_g/20161205/Keizaikai_23475.html
2016年12月5日 13時34分 (2016年12月6日 22時55分 更新)

 ニコンが構造改革により、半導体装置事業を中心に1千人の人員削減を実施する。ニコンの半導体用露光装置は同社が培った光学技術の結晶であり、半導体業界の成長を牽引してきた。しかし今回の事業縮小で、ニコンは最先端の開発競争から撤退することになる。文=本誌/村田晋一郎

業界の発展を支えた基幹事業で人員削減
 ニコンが2016年度上期決算発表のタイミングで構造改革を発表した。半導体装置事業が目標の黒字化を達成できず、カメラなどの映像事業で想定以上に市場縮小が進行していることを受けてのもの。現行の中期経営計画の継続を断念し、財務基盤が健全なうちに、グループ全体で構造改革に踏み切る。
 半導体装置事業においては、最先端露光装置の開発を縮小し、開発費を削減。販売方針を見直し、棚卸資産の廃棄・評価減リスクの最小化を図る。さらに組織を見直し、配置転換を含む1千人規模の人員適正化で固定費を削減する。また映像事業で350人、本社部門でも200人規模で人員適正化を行うが、これに伴い、全社で募集人員を1千人程度とする希望退職の募集を今年度中に実施する。

 ニコンと言えば、カメラメーカーのイメージが強いが、もとは海軍向け光学兵器の国産化を目的として設立された軍需企業。戦後、民生品の生産に転換する中でカメラに展開していった。そしてその高い光学技術は半導体製造装置分野にも生かされた。具体的には、シリコン基板に半導体の回路を焼き付けるための露光装置。微細な回路を描ければ、それだけ半導体の集積度が高まるため、露光装置の性能が半導体の性能を決めることになる。最先端の半導体用露光装置の描画性能は10ナノメートルの線幅を実現しており、人類史上最も精密な装置と言われる。
 1980年に日本で初めて縮小投影型露光装置を製品化したのがニコンだった。以後20年間、ニコンは露光装置市場のシェアトップに君臨、90年代末には50%以上の世界シェアを獲得していた。ニコンが半導体産業の成長を牽引してきたと言っても過言ではない。それだけニコンの存在感は大きく、97年から4年間社長を務めた吉田庄一郎氏は現場トップとして露光装置開発を主導したこともあり、業界団体の要職を歴任。現社長の牛田一雄氏も日本半導体製造装置協会の会長を務めている。
 また、ニコンでは吉田氏以降、現会長の木村真琴氏を除いて、5人中4人の社長が、露光装置を扱う精機事業のトップを経験している。世間的にはカメラの会社だが、社内的には露光装置の会社という見方ができる。そのニコンが露光装置事業を縮小する意味は大きい。

1952とはずがたり:2016/12/06(火) 23:54:29
>>1951-1952
最先端領域で競合に敗北
 では、なぜニコンは露光装置事業で苦境にあえぐのか。
 まずは事業環境の厳しさがある。半導体は集積度が18〜24カ月で2倍になるというムーアの法則によって微細化が進められているが、光学限界を超える領域に突入し、技術的難易度は高まっている。現在、量産で最先端のArF液浸露光装置の価格は1台50億円とも言われる。それを実現するための開発費の負担が膨大になるだけでなく、受注を逃した際の損失や在庫の廃棄・評価減が経営を圧迫する。例えば、ニコンに次ぐシェアを獲得しているキヤノンは、最先端のArF液浸露光装置について製品化の直前で開発を中止し、市場参入を見送った。
 さらに強力な競合の存在もある。2000年代初頭から台頭してきた蘭ASMLだ。ASMLは現在の最先端のArF液浸露光技術をいち早く実用化したことや高い生産性などを強みに、ニコンやキヤノンから一気にシェアを奪っていった。現在はASMLが80%のシェアを獲得している状況にある。
 これまでニコンでは販売台数増加による収益改善を目指してきた。しかし、思うように受注が伸びず、「(ASMLとの)規模の差から生じる競争力の差はもはや挽回不能」(岡昌志・副社長兼CFO)と実質的な敗北宣言を行う結果となった。
 牛田社長が精機カンパニーのトップに就任したのは2005年、ちょうどASMLがシェアを拡大した時期と重なる。ASMLの強さや競争環境の激化を最前線で痛感させられてきただけに、牛田社長は今後の見通しが容易ならざるものといち早く判断するに至ったのだろう。
 ニコンは永らくカメラの映像事業と露光装置の精機事業に支えられてきた。牛田社長としては、新規分野として医療事業を展開する意向だが、まだまだ成長には時間を要する。現状は映像事業と精機事業のテコ入れにまず注力するしかない。救いは装置事業のうち、液晶ディスプレーなど向けのFPD用露光装置が好調なこと。FPD用露光装置は、キヤノンと市場を二分しており、FPD用露光装置がしっかり利益を上げている間に、構造改革をやりきる構えだ。
 もちろん半導体は最先端デバイスだけでなく、例えば成長が期待されるIoTでは数世代前の技術で対応できる。このため、成熟した技術領域での半導体露光装置の需要も根強い。ニコンは半導体露光装置では収益面を重視し、最先端分野は受注が見込める特定領域に限定し、成熟領域が中心の製品展開にシフトしていくと思われる。
 しかし露光装置という半導体生産の心臓部の花形領域で、ニコンが最先端の開発競争から撤退することは、一企業の一事業が縮小する以上の意味を持ち、そのまま日本の技術力の低下を如実に示している。

1953とはずがたり:2016/12/07(水) 17:49:58
アンチMSなのにMS P ゴチックとか使わされてる場合や無かった(´・ω・`)

Word、Excel、PowerPointのデフォルトフォントを変更する方法
http://tonari-it.com/office-default-font/
2016/3/3

1954とはずがたり:2016/12/09(金) 13:43:02
YOGAが届いてさて筺を明けようとすると捻子が特殊で開かない(;´Д`)
こういう時用に星形のドライバも持ってるんだけどそれより小さい。
俺の持ってるドライバーはどうもT4,T5,T6,T7,T8,T10.T15,T20のセットである。
で,調べて貰うと数字が小さい方が小さくてT2やT3が必要らしい。。
と云う事で早速ネットで入手した。T2〜T4を使ってやっと開くヽ(゚∀゚)ノ
同じ捻子に見えたのにかみ合わせの関係で全部同じ奴で開く訳ではなかった┐('〜`;)┌
で,あけて吃驚,SSDが何処にもない!で,調べてみると変なメモリみたいなのがSSDであった。
M.2という規格らしい。。1000GBのSSD見つかるかな(;´Д`)

2014年01月24日 20時00分28秒
「SSD」を簡単に理解できるフォームファクタ(形状・規格)まとめ
http://gigazine.net/news/20140124-ssd-form-factor/
By SamsungTomorrow

長らくストレージの主役と言えばハードディスクドライブ(HDD)でしたが、近年、SSD(solid state drive)がその座を奪いつつあります。HDDを圧倒する性能で急速に普及するSSDですが、まだまだ過渡期にあるためサイズ・形状・端子などの規格は多種多様。なんとなく難しいと感じられるSSDを簡単に理解できるようフォームファクタでSSDを分類したまとめがこちらです。

SSD Form Factors: Everything You Need to Know - TechSpot
http://www.techspot.com/guides/768-ssd-form-factors/


◆サイズ
SSDは主としてノートPCのHDDを代替する用途で登場しました。下の写真はノートPCに搭載され始めたころのSSDで、ケースには入っておらずサーキットボード上のメモリチップやコントローラーがむき出しになった状態でした。この最初期のSSDのコネクタにはハードディスクでも取り入れられているSATAが採用されています。2.5インチHDDの代替SSD(右)が一般的なSATAコネクタなのに対して、1.8インチHDDの代替SSD(左)はより小さなMicro SATAというコネクタが採用されています。


SSDの部材のうち、最も大きな面積を占めるのはメモリチップです。メモリチップやコネクタの配置や基板サイズなどのフォームファクタ(形状規格)はJEDEC(Joint Electronic Device Engineering Council)によって基準が策定されているため、SSDのメーカーはJEDEC基準に合わせて製品を作っています。SSDのサイズはメモリチップの搭載量に合わせて変更されるため、大容量のSSDで大量のメモリチップが搭載される場合には大きな基板が用いられることもあります。

SATA接続タイプのSSDは一般的な3.5インチHDDよりもサイズは小さくなります。多くのノートPCやほどんどのデスクトップPCでは2.5インチサイズのSSDが搭載されています。これは、2.5インチHDDを代替するのに用いられることが多かったというSSDの普及してきた経緯に由来します。

しかし、写真のようにPCIeを使って接続する、より高速・高性能なSSDは比較的大きなサイズです。PCIeはグラフィックボードを挿すために使われるコネクタなので、PCIeの高性能SSDの中にはグラフィックボードくらいの大きさを持つものもあります。

その他にも、製品に合わせた特注モデルのSSDも一部には見られます。これは、SSDがメモリチップとコントローラーという小さな部品から構成されていてそのサイズ・形状を自由自在にデザインできるからこそ。プラッタとヘッドが必要なHDDに比べて、SSDは自由度の高い設計が可能となっています。

1955とはずがたり:2016/12/09(金) 13:43:26
>>1953-1953
◆コネクタ
SSDをコンピュータに装着するためには、そのコンピュータに合ったコネクタを選ばなければ、SSDを使用することはできません。そのためSSDのインターフェースコネクタ(接続端子)の規格は最も大切なフォームファクタと言えます。

初期のSSDはHDDと同じ形状のSATAコネクタ(写真下)を採用していましたが、より小さなPCへの搭載できるように独自の形状(写真上)へと進化してきています。

下の写真は現在のノートPCや小型のモバイル端末などで一般的なmSATA(Mini SATA)と呼ばれるコネクタ。写真左が標準サイズ(縦5.08センチ×横2.99センチ)のmSATAで、写真右はメモリチップを多く搭載できるようにカスタマイズされたモデル。mSATAのSSDは「カード」と呼ぶのがぴったりの小さく薄いパーツです。

mSATAはノートPCに広く採用されているMin PCI Expressスロットに装着するための規格で、ノートPCだけでなくNUCなど一部のデスクトップPCにも採用されています。なお、前述した1.8インチサイズのSSDでよく用いられているMicro SATAとmSATAは非常によく似た名前ですがまったく別物なので注意が必要です。

モバイル端末に使われる多くのSSDがmSATAコネクタモデルですが、より小型化・薄型化を狙って新しい規格である「NGFF(Next Generation Form Factor)」が2012年にIntelによって提案され、その後、名前を「M.2」に変えて正式な規格として誕生しています。M.2はSATAとPCIeの両方をサポートしており、さまざまなSSDのサイズが策定されており、今後、mSATAに取って代わる形で普及することが予想されています。

なお、コネクタにもメーカー独自のモデルが存在します。例えば、AppleのMacBook Airでは全てのモデルにSSDが採用されていますが、その形状はそれぞれ微妙に異なっています。Appleは一般的なJEDEC準拠のコネクタではなくオリジナルのコネクタを採用しており、2010年から2012年まではSATAでしたが、2013年にはさらなる高速化のためにPCIeに切り替えているとのことです。

さらに、SSDのなかにはコネクタにUSB規格を採用したものまで登場。SSDはどんどん身近な存在になっています。

HDDに比べて容量単価が極めて高いSSDは、当初、高性能PCに限って採用されていましたが、その圧倒的な高性能のおかげで急速に普及が進み、普及が進むことで容量単価がどんどん下がっていくという好循環が生じた結果、今では手軽に導入できるパーツになりつつあります。今後、さらに容量単価が下がれば、すべてのHDDをSSDが置き換える日が来るかもしれません。

1956とはずがたり:2016/12/09(金) 13:44:17
見た事無い規格だったのでぶるったが思った程高くはないようだヽ(゚∀゚)ノ

MX300 CT1050MX300SSD4
http://kakaku.com/item/K0000926584/

1957とはずがたり:2016/12/09(金) 13:47:32
因みにドライバセットはこれ♪

EchoAcc®精密ドライバーセット ウォレット式 24ビット+1ホルダ 修理ツール 修復ツール 多機能ツールキット トルクス Y型 三角ネジ 五角ネジ プラス マイナス 丸型
EchoAcc®
https://www.amazon.co.jp/EchoAcc%C2%AE%E7%B2%BE%E5%AF%86%E3%83%89%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%90%E3%83%BC%E3%82%BB%E3%83%83%E3%83%88-%E5%A4%9A%E6%A9%9F%E8%83%BD%E3%83%84%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%82%AD%E3%83%83%E3%83%88-%E3%83%88%E3%83%AB%E3%82%AF%E3%82%B9-Y%E5%9E%8B-%E4%BA%94%E8%A7%92%E3%83%8D%E3%82%B8-%E3%83%97%E3%83%A9%E3%82%B9-%E3%83%9E%E3%82%A4%E3%83%8A%E3%82%B9-%E4%B8%B8%E5%9E%8B/dp/B01EV05QF8%3FSubscriptionId%3DAKIAI3DCGRNK3UQ2T4VQ%26tag%3Damarakup-22%26linkCode%3Dxm2%26camp%3D2025%26creative%3D165953%26creativeASIN%3DB01EV05QF8

1958とはずがたり:2016/12/09(金) 13:52:08
こんなのが必要だな(;´Д`)泥沼だなぁ・・

ProjectM、PCIeやM.2を活用する変換アダプタなどを4モデル
http://news.mynavi.jp/news/2014/11/28/501/
[2014/11/28]

アユートは28日、元PCパーツショップ店員M氏が企画するブランド「ProjectM」から、PCI Expressスロットの延長や変換を行う4種類の製品を発売した。いずれも価格はオープンで、店頭予想価格は1,480円から。

1959とはずがたり:2016/12/10(土) 20:53:41
こいつの黒は×だった(滲んでしまう)んでこれプラス純正黒かな〜。

ブラザー工業(Brother) LC10互換インクカートリッジ3色セット LC10-3PK【メール便送料無料】 LC10 3色セット
http://www.komamono-honpo.com/inkjet/brother_ink/lc10/qr-lc10-3pk.html

1961とはずがたり:2016/12/12(月) 10:23:25
>>1960-1961
 PCIeの拡張カード型のSSDとしては、米OCZ Storage Solutionsの「RevoDrive」、米Kingston Technologyの「HyperX Predator PCIe SSD」、Plextorの「M6e」などの製品が、しばらく前から登場している。しかし今のところは、SCSIやSATAのプロトコルを基盤とし、直線的なハードドライブの手法を利用している。当然ながら、新しいアプローチが必要となっていた。

ドライバは標準装備が進むも、BIOSとコネクタはまだ先

 NVMeの大きな利点の1つは、ドライバの登場について心配する必要がないことだ。Linuxはカーネル3.1からNVMeをサポートしている。Windows 8.1とWindows Server 2012 R2にも純正ドライバが入っている。また、FreeBSD用のドライバも作業が進行中だ。AppleがNVMeのサポートを決めた時には、そちらを簡単に移植できるはずである。

 一方で、BIOSのサポートは大きく不足している。NVMe対応のBIOSがなければ、NVMeのドライブを起動に使うことはできない。だが、PCIe x4スロットやM.2スロットを搭載したマシンであれば、NVMeドライブをセカンダリストレージとして利用することは可能だ。BIOSをNVMeに対応させることは、技術的なハードルは高くないものの、開発にかかる時間と費用を考えると、過去の製品群にさかのぼって適用される可能性は低そうだ。

 アーリーアダプターにとっては、同じくらい厄介な問題がもう1つある。接続に関する問題だ。最初のうちは、PCIe Gen 3スロットを使う拡張カード型のNVMe SSDが数多く登場するはずだ。2.5インチのNVMe SSDはすべて、NVMeとSATA Express用に開発された新しいSFF-8639コネクタを利用するが、現時点ではこのコネクタはハイエンドのサーバーにしか搭載されていないからだ。SFF-8639による接続では、PCIe Gen 3の4レーン、SATAポート2個、サイドバンド信号のチャネル、3.3Vと12Vの両電圧を使用できる。

 2.5インチのNVMe SSDをM.2スロットに接続するためのアダプターとケーブルもあるが、M.2スロットから12ボルトを取れないため、アダプターは標準のSATA電源コネクタから電源を取るようになっている。M.2の本当の問題は、Intelのシステムでは一般にPCH(Platform Controller Hub)の下に実装されていることだ。PCHはPCIe Gen 2しか備えていない。PCHはDMI(Direct Media Interface)で接続されており、その上限は2Gバイト/秒だ。問題がお分かりになると思う。

 M.2に接続するNVMeは、SATAと比べて3.3倍高速ではない点に注意する必要がある。だが、どうせお金を出すのなら、SSDの能力をフルに発揮したいと思うはずだ。少なくとも筆者はそう思う。コンシューマー向けパソコンにSFF-8639コネクタが搭載されるまでは、拡張カード型ドライブがそうした存在である。

 NVMe SSDの初の製品は、2014年夏に登場したSamsungの「XS1715」だ。容量は実に1.6Tバイトで、米Dellの1万ドルのサーバー「PowerEdge R920」に搭載する形で出荷された。続いてIntelも、「DC P3600」「同3700」シリーズを発表した。高価な製品だが、容量は2Tバイトまである。さらに同社は、コンシューマー向けの初のNVMe SSDとして、「SSD 750」を発表した。筆者のレビュー記事(英語)で紹介したとおり、非常に高速だ。

現状での対応法

 熱心なファンの方々には、Intelの750をじっくり検討してみることをお勧めしたい。最近のハイエンドのマザーボードであれば、ファームウエアのアップグレードによってNVMeがサポートされ、起動ドライブとして使えるようになるはずだ。一方、従来のメインストリームのマザーボードでは、そのような対応はされない可能性が高い。だが、Intelなどのベンダーから話を聞いた印象では、現在は火ぶたが切られた状態であり、今年はNVMeへの対応が怒涛のように見られるはずだ。

 それが現実となるまでの間も、パソコンのストレージのボトルネックを緩和する方法はある(500Mバイト/秒という速度をボトルネックと考えるのであればだが)。その1つはRAID 0だ。SATAポート1つでは600Mバイト/秒が上限だが、4ポートを組み合わせれば、合計の帯域は2.4Gバイト/秒になる。実際には、SATAの背後にあるDMIバスによって2Gバイト/秒に制限され、さらにSATA/RAIDのオーバーヘッドによって約1.4Gバイト/秒まで絞られるものの、それでもかなりの向上だ。

 もう1つの方法は、PlextorのM6eやKingstonのHyperX PredatorのようなPCIe M.2接続のSSDを使う方法だ。PCIe M.2 SSDの多くは、マザーボードにM.2コネクタがない場合でも、安価なアダプタを使って、PCIeスロットを利用できるようになっている。実際に試してみると、速度は1.4G〜1.6Gバイト/秒とかなりのもので、RAID 0構成よりも若干速かった。現在は値が張るが、Intelが比較的手頃な750を投入したことで、今後は価格が下がっていくはずだ。

 現時点でできるのはそんなところだ…。

翻訳:内山卓則=ニューズフロント(了)

1962とはずがたり:2016/12/12(月) 10:30:28
なぬ!?2280/2260/2242と規格があるつのか!?やな悪寒(;´Д`)

また当然,上位規格での接続になってるかと思ったけどM.2+SATA接続も有り得るのか(;´Д`)

どう違う?「SATA Express」と「M.2」の違いについて
http://pssection9.com/archives/sata-express-m2-summary.html
[記事投稿日]2015/08/25 05:13 [最終更新日]2016/01/24 21:37
SATA Express

新インターフェース「SATA Express」と「M.2」の違いについてまとめました。Ultra M.2についても。

SATA ExpressとM.2は次世代規格

Intel 9シリーズでは新たにSATA ExpressコネクタとM.2スロットが追加されました。

どちらも現行のSATA3よりも高速なデータ転送が可能になります。転送速度は10Gb/s。SATA3の理論上の壁である6Gb/s(実測では550MB/s程度が限界ですが)を軽々と超えているため非常に高速なデータ転送が可能になります。
なお、Intel 100シリーズではマザーボードにもよりますが、SATA ExpressコネクタとM.2スロットの転送速度が向上しています。

SATA Expressコネクタ

SATA ExpressコネクタはSATAポート2つと専用の小さい端子(一番左側)で構成されており、SATAポート2つとしても使用が可能です。

ストレージとの内部接続にPCI Expressを採用することで、SATA3の転送速度6Gb/sを上回る転送速度10Gb/sを実現。インターフェースはSATAとPCI Expressの両方に対応しています。1つのコネクタでSATA接続のストレージとPCI Express接続のストレージを接続できる便利なコネクタです。

ちなみに、SATA Express規格のSSDやHDDは記事を書いている現在発売されていないので性能は未知数です。

Intel 100シリーズでは…
Intel 9シリーズではSATA Expressの転送速度は10GB/sでしたが、Intel 100シリーズではSATA Expressの転送速度は最大で16Gb/sと向上しています。

もちろんマザーボードによります。マザーボードによっては10Gb/sのままだったり、16Gb/sだったりします。

2015年になってもSATA Express対応のストレージは未だに発売されておらず、SATA ExpressコネクタをUSB3.1ポートに変換するアクセサリが発売されています。マザーボードメーカー各社はSATA ExpressコネクタよりもM.2スロットの方に力を入れているようです。

1963とはずがたり:2016/12/12(月) 10:30:45
>>1962-1963
M.2スロット

こちらも新しく追加されたもの。Intel 9シリーズ以降のマザーボード上のどこかにこのM.2スロットが存在します。

こちらもストレージとの内部接続にPCI Expressを採用しているため転送速度はSATA Expressコネクタと同様で10Gb/s。こちらもインターフェースはSATAとPCI Expressの両方に対応しています。

Intel 100シリーズでは…

Intel 9シリーズではM.2の転送速度は10Gb/sでしたが、Intel 100シリーズではM.2の転送速度は最大で32Gb/sと向上しています。

SATA ExpressよりもM.2の方にマザーボードメーカー各社は力を入れており、Intel 9シリーズではASRockだけが32Gb/s(PCIe 3.0 x4接続)だったのが、Intel 100シリーズではASUS, GIGABYTE, MSIが32Gb/s(PCIe 3.0 x4接続)に引き上げてきました。

ちなみに、M.2規格のストレージはSSDが既に発売されています。以下の項で説明します。

M.2 SSDはこのようにカードの形状になっており、規格によって大きさが違ってきます。M.2 SSDはマザーボード側の端子に差し込み、M.2 SSDとマザーボードをネジで固定することで取り付けられます。

この画像でいうと、上からtype2280(22×80), type2260(22×60), type2242(22×42)となります。発売されているM.2 SSDの規格(大きさ)は大体この3つに分けられますが、M.2 SSDで一番品数が多いのはtype 2280です。type 2242はIntel NUCやGIGABYTE BRIXの無線LANカードなどで使用されています。

M.2 SSDにはSATA接続とPCI Express接続の2つのタイプのSSDがあります。

SATA接続のSSDだと最大で550MB/s程度までしか出ませんが、PCI Express規格のSSDだとSATAを超えた高速な転送速度が期待できます。価格はSATA接続のSSDの方が安価ですが、性能はもちろんPCI Express接続のSSDの方が上です。

また、M.2 SSDではIntel Smart Response Technologyやブートデバイス(システムドライブ)としての使用もサポートしています。mSATA SSDとM.2 SSDを組み合わせればSATAケーブルなどを使用しないで済むのでケース内を綺麗に見せることも可能です。

SATA ExpressコネクタやM.2スロットで注意すべき点

SATA ExpressとM.2はどちらも内部的な接続でPCI Expressを利用しているため、マザーボードによってはM.2スロットを使用するとSATA ExpressコネクタとSATA3ポート2つが使用不可能になり、SATA Expressコネクタを使用するとM.2スロットとSATA3ポート2つが使用不可能になるという排他的な仕様になっています。

1964とはずがたり:2016/12/13(火) 13:35:14
>>1962
とりま2280っぽい♪
これなら例え小さくてもはまるやろ♪

1965とはずがたり:2016/12/15(木) 21:18:32
どう云ふ仕組みか全く説明してない。あやしいw

古くて遅いパソコンを新品同様に生まれ変わらせる方法のご紹介(実は一般的に思われているよりも簡単で安いんです。)
http://techiefans.com/xtraJP.html?IM=A01&TT=T01&utm_source=taboola&utm_medium=referral&SID=sankeidigital-sankei&sxid=n24j0i65802y
Shinji Osajima - 2016 年 11 月 27 日

2500円のパソコン

使ってるパソコンがとても遅い・・・でも新しいのを買うとなると結構高い。新品のパソコンが安くゲットできたら良いのにと思ったことはありませんか?

使っているパソコンの動作が遅かったり、原因不明のエラーで動作が止まったりするとイライラしますよね?まだ買ったばかりの頃は、キビキビと動作していたのに、最近では日に日に遅くなっていくよう・・・。原因はもしかしてコンピューターウイルスやその他のプログラムのせいかもしれません。でもご安心を!耳寄りなお知らせがございます!

発売されたばかりの新しいデバイスが、あなたの古いコンピューターを、まるで買ったばかりのようにキビキビと動作するように生まれ変わらせます。

何ていう商品でしょう?

Xtra-PCといいます。 これは革命的な製品です。ついに日本でも登場です。

Xtra-PC は親指ほどのサイズで、お使いのパソコンのUSBポートに差し込んでいただくだけでご使用になれます。古いコンピューターが新品のように動き出します。どのパソコンでも(MacでもWindowsでも)ラップトップ、デスクトップ、またはネットブックでも動作します。これを使えば、新しいパソコンを買わなくても、簡単に「新しいパソコン」を手に入れることが出来ます。

1966とはずがたり:2016/12/16(金) 19:07:14
いよいよCrucial MX300 1050GB M.2 2280 SSD入手♪規格も容量もばっちりだ♪
早速YOGAの改造に取り掛かる♪
先ずはコピーからだ。コピーで検索掛けて約15年前の>>45なんて記事が引っ掛かって可成り懐かしいと云うかもうMOとかUSB2.0とかPCカードとか何夫れって感じで引くよね(;´Д`)
>>1419を使って慎重にやろう。

>>1801と較べても遜色ない上に9月発売でもう3万前後と可成りお買い得だ。メーカーも大変だわ。
>Samusung SSD 850 EVO 500GB
>Read 540
>Write 520
>Transend SSD370S 512GB
>Read 520
>Write 460

Read 530
Write 510

3D NAND採用SSD Crucial MX300 M.2モデルに1TBモデル「CT1050MX300SSD4」を含む追加ラインナップ登場
https://www.ark-pc.co.jp/news/article?id=300855

Crucial MX300シリーズM.2 2280タイプに容量1TBの「CT1050MX300SSD4」と、容量525GBの「CT525MX300SSD4」が登場、2016年9月22日(木)より販売を開始している。 MX300 M.2 2280シリーズはMicron社のメモリダイを積層した新技術、TLC 3D NANDを採用したSATA転送タイプのM.2ソケット22x80サイズのSSDで275GBモデルが先行で発売されている。

MX300 M.2シリーズはMicron社のメモリダイを積層した新技術 TLC 3D NANDとCrucialカスタムファームウェア搭載のMarvell88SS1074コントローラーを組み合わせたSATA転送対応、フォームファクタM.2 2280タイプの内蔵型SSD。

1TBと525GBモデルの主なスペックは、シーケンシャルリード530MB/s、ライト510MB/s、ランダムアクセスリードは92,000IOPS、ライト83,000IOPS、MTTF(平均故障時間)は150万時間、総書込み量は1TBが360TBW、525GBが160TBWで保証はメーカー3年。

付属品は取り付け用ネジ、AcronisR True Image? HD証明書などが付属している。

パフォーマンスは2.5インチモデルとほぼ同じでこのサイズ、手軽さからM.2ソケットさえ搭載しているパソコンであれば選ばない手は無い。 そういった中、ノートの場合、搭載数が限られるため容量は大きいほうが好まれる傾向にあり、今回発売された525GB、1TBモデルは現状のニーズにマッチする製品といえそうだ。

1967とはずがたり:2016/12/16(金) 20:03:49
YOGA機
・先日初めて立ち上げて基本的な設定は済んでいる。
・まずBTのマウスのペアリング。最初は巧く行かず一旦削除してから行うと巧く行った。何故だ?
・次ぎにEaseUS Todo Backup Free 9.2のインストール。

1968とはずがたり:2016/12/16(金) 20:20:12
YOGA機
>>1480
ロック画面排除済み

1969とはずがたり:2016/12/16(金) 20:38:34
先程コピー開始。

1970とはずがたり:2016/12/16(金) 21:00:14
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1227192268/2496
しかもEaseUS Todo Backup Free 9.2のクローン時に容量の編集が出来なかった。。

1971とはずがたり:2016/12/16(金) 21:39:14
40分でクローン完了♪次はどきどきの再起動(;´Д`)

1972とはずがたり:2016/12/16(金) 23:11:19
ボリュームサイズの変更に関してもWindowsはクソらしい┐('〜`;)┌

Windows 10 ディスク管理:ボリュームのリサイズ、拡張、縮小
http://jp.easeus.com/partition-manager/windows-10-disk-management.html

1973とはずがたり:2016/12/16(金) 23:25:15
パーティション成功♪

1974とはずがたり:2016/12/17(土) 00:10:39
■YOGA
■T2-T4捩子回し→蓋開け
■SDDケース
■M.2 1050GB→SDD交換>>1966
□Wi-Fi(●生駒・○b-mobile・○神戸)
■Bluetoothマウスペアリング
■エクスプローラ・隠しファイル表示・拡張子表示
■ロック画面停止>>1480
■コントロールパネルピン止め>>1580
■EaseUS Todo Backup Free 9.2→クローン>>1419
■EaseUS Partition Master 11.9→パーティション変更>>1972
□ATOK→辞書移行
□Chrome
□秀丸(●DL・○インストール)→タブモード・100字化・送るに登録
□Office
□Dropbox
□Drive one
□Jane
□Adobe Reader 9(●インストーラーDL・○インストール)>>1659-1660
□TeX
□Labeditor
□WinTPic
□Kompozar・日本語化
□ペイントタスクバーピン止め
□JTrim(●DL・○インストール)
□FFFTP・設定
□英辞郎
□プリンタ設定(○生駒1・○生駒2・○垂水1・○垂水2・○生駒3)
□スーパーπ
□Cristal Disk Mark(●DL・○インストール)
□Cristal Disk Info(●DL・○インストール)
□WD Cloud
□RealOne
□Gomplayer
□googledrive

□研究
□soken
□doro
□epower
□soko
□jimbun

1975とはずがたり:2016/12/17(土) 00:13:12
結構やる事有るな・・くぢけそうだ(;´Д`)

1976とはずがたり:2016/12/17(土) 00:27:02
Janeから初カキコ
まだATOKじゃないから書きにくい。。

1977とはずがたり:2016/12/17(土) 00:33:36
■YOGA
■T2-T4捩子回し→蓋開け
■SDDケース
■M.2 1050GB→SDD交換>>1966
□Wi-Fi(●生駒・○b-mobile・○神戸)
■Bluetoothマウスペアリング
■エクスプローラ・隠しファイル表示・拡張子表示
■ロック画面停止>>1480
■コントロールパネルピン止め>>1580
■EaseUS Todo Backup Free 9.2→クローン>>1419
■EaseUS Partition Master 11.9→パーティション変更>>1972
□ATOK→辞書移行
□Chrome
□秀丸(●DL・○インストール)→タブモード・100字化・送るに登録
□Office
□Dropbox
□Drive one
□Jane
□Adobe Reader 9(●インストーラーDL・○インストール)>>1659-1660
□TeX
□Labeditor
□WinTPic
□Kompozar・日本語化
□ペイントタスクバーピン止め
□JTrim(●DL・○インストール)
□FFFTP・設定
□英辞郎
□プリンタ設定(○生駒1・○生駒2・○垂水1・○垂水2・○生駒3)
□スーパーπ
□Cristal Disk Mark(●DL・○インストール)
□Cristal Disk Info(●DL・○インストール)
□WD Cloud
□RealOne
□Gomplayer
□googledrive
□Candy Crush Saga

□研究
□soken
□doro
□epower
□soko
□jimbun

1978とはずがたり:2016/12/17(土) 00:49:23
>>1336
YOGA機
CPU:Intel i5-7Y54 1.20GHz
メモリ: 8GB
OS: Win10 64bit
スーパーπ:12秒

1979とはずがたり:2016/12/17(土) 00:58:39
クローン後勝手にドライブ文字が割り当てられたのを消した。

ドライブ文字を消去する。
http://www.reneelab.jp/how-to-hide-drive.html

1980とはずがたり:2016/12/17(土) 09:13:44
□CaminacsW
□Wi-Fi ●b-mobile
□ATOK(●Windows画面からJustStystemではなくATOKの項からツール・○辞書はバックアップできなかったので上書きしてみるが巧くいかん・・)

1981とはずがたり:2016/12/18(日) 08:09:49
>>1980
ATOK2013 ユーザー辞書の場所
>>741>>1235で既出だ。。一生懸命C:\Program Files (x86)\JustSystemsをコピーしてた。。

C:\users\***\AppData\Roaming\Justsystem\Atok26

1982とはずがたり:2016/12/18(日) 11:13:02
□Wi-Fi ●b-mobile ○垂水←わざわざ行ったのにやり忘れた…
■ATOK(●Windows画面からJustStystemではなくATOKの項からツール・●辞書>>1981)
■Chrome(インストール・ログイン)
■秀丸(DL・インストール)→タブモード・100字化・送るに登録>>663←ユーザー名ではなくDefaultでやってみたが巧く行かなかった)
■DriveOne…Dell機は同期の一部が巧く行かなかったけどこちらはどうかな?職場とプライベートって何が違うんだ?
■Dropbox
□CaminacsW
□avast!

1983とはずがたり:2016/12/18(日) 12:50:58
購入したM.2対応のSSDケースはこれ。なかなか良い。

M.2 NGFF SATA SSD TO USB3.0 外付けケース ケーブル不要SOKET 2 B+M KEY SATA ec_onlineshop
https://www.amazon.co.jp/NGFF-USB3-0-%E5%A4%96%E4%BB%98%E3%81%91%E3%82%B1%E3%83%BC%E3%82%B9-%E3%82%B1%E3%83%BC%E3%83%96%E3%83%AB%E4%B8%8D%E8%A6%81SOKET-ec-onlineshop/dp/B0142L4G84/ref=sr_1_1?ie=UTF8&qid=1482032952&sr=8-1&keywords=m+2+ngff+m2+ssd

1984とはずがたり:2016/12/18(日) 12:53:57
YOGAだけどSDカードスロットが付いてないのか。。

1985とはずがたり:2016/12/18(日) 12:54:30
こわれやすいUSBスロットも1個しか付いてないのも不安ではある。。

1986とはずがたり:2016/12/18(日) 12:56:41
とりま九十九機とYOGA機を変更

Windows10 - PC名(コンピューター名)の変更
http://pc-karuma.net/windows10-change-pc-name/

1987とはずがたり:2016/12/18(日) 13:08:51
俺とした事がMSゴチをデフォルトで使ってた。。いかんいかん。

秀丸

その他>動作環境>ウインドウ
・タブモード

その他>動作環境>ファイルタイプ別の設定>フォント
・メイリオ

その他>動作環境>ファイルタイプ別の設定>体裁
100行

1988とはずがたり:2016/12/18(日) 13:19:41
Janeもメイリオにした♪

1989とはずがたり:2016/12/18(日) 13:52:33
YOGA機だけどSSDの規格こそM.2だけど接続はどうやらSATAみたいだ。

1990とはずがたり:2016/12/18(日) 14:25:15
2015年08月18日
Windows 10 で既定の日本語入力を MS IME以外に変更する【ATOK】【Google日本語入力】
http://giantcone.blog.jp/archives/40363434.html

まずは、ATOK をWindows 10に対応した最新モジュールにアップデートします。
具体的な設定方法は、

コントロールパネルを開きます。
私は「すべてのコントロールパネル項目」を表示させています。
「言語」を選択します。
左側に「詳細設定」がありますので、選択します。

既定の入力方式の上書き、という項目がありますので、ここで ATOK を選択します。

Windows 10でGoogle日本語入力を利用する方法
http://little-beans.net/howto/google-jinput-win10/
2015/8/9

1991とはずがたり:2016/12/18(日) 14:25:37
Janeが文字化けした。。

>>1990のせいか?

1992とはずがたり:2016/12/18(日) 14:29:06
再起動したら直った。。吃驚した。。

1993とはずがたり:2016/12/18(日) 14:37:15
>>1977
ほぼ終わった♪

■YOGA(本体購入・T2-T4捩子回し→蓋開け
■M.2 1050GB→SDD交換>>1966・SDDケース
□Wi-Fi(●生駒・●b-mobile・○神戸)
■Bluetoothマウスペアリング
■エクスプローラ・隠しファイル表示・拡張子表示
■ロック画面停止>>1480
■コントロールパネルピン止め>>1580・Edgeやストアピン留め停止
■EaseUS Todo Backup Free 9.2→クローン>>1419
■EaseUS Partition Master 11.9→パーティション変更>>1972・ドライブ文字消去>>1989
■Jane(archiv/メイリオ化)
■ATOK(●Windows画面からJustStystemではなくATOKの項からツール・●辞書>>1981・既定化>>1990)
■Chrome(インストール・ログイン)
■秀丸(DL・インストール)→タブモード・100字化・メイリオ等>>1987 送るに登録>>663←ユーザー名ではなくDefaultでやってみたが巧く行かなかった)
■DriveOne…Dell機は同期の一部が巧く行かなかったけどこちらはどうかな?職場とプライベートって何が違うんだ?
■Dropbox
■Office(サインイン)
■Adobe Reader 9(インストーラーDL・インストール)>>1659-1660
■TeX(改訂4版)
■Labeditor
■WinTPic(432a)
■Kompozar・日本語化
■ペイントタスクバーピン止め・既定の画像ソフトの変更
■JTrim(DL)
■FFFTP・設定
□英辞郎
□プリンタ設定(●生駒1・●生駒2・○垂水1・○垂水2・○生駒3)
■スーパーπ
■Cristal Disk Mark(DL・インストール)
■Cristal Disk Info(DL・インストール)
□WD Cloud
□RealOne
□Gomplayer
□googledrive
■Candy Crush Saga

■研究
■soken
□doro
■epower
■soko
□jimbun
□DCIM

1994とはずがたり:2016/12/18(日) 20:07:36
>>1993
■YOGA(本体購入・T2-T4捩子回し→蓋開け
■M.2 1050GB→SDD交換>>1966・SDDケース

□Wi-Fi(●生駒・●b-mobile・○神戸)
■Bluetoothマウスペアリング
■エクスプローラ・隠しファイル表示・拡張子表示
■ロック画面停止>>1480
■コントロールパネルピン止め>>1580・Edgeやストアピン留め停止
■EaseUS Todo Backup Free 9.2→クローン>>1419
■EaseUS Partition Master 11.9→パーティション変更>>1972・ドライブ文字消去>>1989
■Jane(archiv/メイリオ化)
■ATOK(●Windows画面からJustStystemではなくATOKの項からツール・●辞書>>1981・既定化>>1990)
■Chrome(インストール・ログイン)
■秀丸(DL・インストール)→タブモード・100字化・メイリオ等>>1987 送るに登録>>663←ユーザー名ではなくDefaultでやってみたが巧く行かなかった)
■DriveOne…Dell機は同期の一部が巧く行かなかったけどこちらは巧く行った♪それにしても職場とプライベートって何が違うんだ?
■Dropbox
■Office(サインイン)
■Adobe Reader 9(インストーラーDL・インストール)>>1659-1660
■TeX(改訂4版)
■Labeditor
■WinTPic(432a)
■Kompozar・日本語化
■ペイントタスクバーピン止め・既定の画像ソフトの変更
■JTrim(DL)
■FFFTP・設定
■英辞郎(5を入れる)
□プリンタ設定(●生駒1・●生駒2・○垂水1・○垂水2・○生駒3)
■スーパーπ
■Cristal Disk Mark(DL・インストール)
■Cristal Disk Info(DL・インストール)
□WD Cloud
■RealOne
□Gomplayer
□googledrive
■Candy Crush Saga

■研究
■soken
□doro(●九十九・○Dell)
■epower
■soko
□jimbun
□DCIM

1995とはずがたり:2016/12/25(日) 12:26:04
YOGA機
ATOKの文字パレットを使うと入力が可怪しくなる。

1996とはずがたり:2016/12/27(火) 13:53:35
FFFTPの送るがノートパッドになってたのでクロムとペイントと秀丸を登録。

1997とはずがたり:2016/12/28(水) 18:41:44

無線LAN機器、出荷停止 サイバー攻撃に悪用の恐れ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161221-00000027-asahi-bus_all
朝日新聞デジタル 12/21(水) 7:07配信

 ネットにつながる家電など「IoT」機器を経由した新手のサイバー攻撃に悪用される恐れがあるとして、パソコン周辺機器メーカーのプリンストン(東京)は20日までに、同社の無線LAN製品の出荷を停止した。21日午後にも発表する。

 出荷を停止したのは「ワイヤレスモバイルストレージ デジ蔵」。有線LANを無線で使えるようにしたり、スマホのデータを保存できたりする機能がある。2014年4月に発売され、国内全体で約1万5千台出荷されているという。出荷済み製品の利用者に対しては、感染を防ぐ修正プログラムを配布するまでネットに直接つながないよう呼びかける。

 サイバーセキュリティーに詳しい横浜国立大大学院の吉岡克成准教授らの調査で判明し、朝日新聞社を通じて同社に調査結果を伝えたところ、同社でも感染リスクを確認したという。

1998とはずがたり:2016/12/28(水) 18:43:57
なかなか便利そうだな♪

ワイヤレスモバイルストレージ 「デジ蔵 ShAirDisk」
PTW-WMS1
http://www.princeton.co.jp/product/ptwwms1.html

1999とはずがたり:2016/12/29(木) 22:32:38
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1037865862/246-247を受けて調べてみた。
このGW機もジョーシンで見かけて一目惚れして買った訳だけえが,ネットだとジョーシンヱブで売っているそうで提携してるのかな?

後継機種っぽいのは以下の2台。eMMCってなんだ??しかしどれもCPUが非力っぽいな。。

http://joshinweb.jp/srh.html?QS=&QK=gateway&SRT=0&MKN=Gateway

Gateway
11.6型 ノートパソコン NE132シリーズ
ストレージ 約32GBモデル
NE132-F14N
会員様web価格 27,800 円 (税込)
278 ポイント進呈
さらに詳しく!
24時間以内出荷
◆Windows 10 Home 64ビット
◆11.6型 WXGA ディスプレイ(LEDバックライト/ノングレア)
◆インテル Celeron プロセッサー N3060
◆メモリー 4GB ※交換不可
◆ストレージ(eMMC) 約 32GB

2016年10月 発売

Gateway
11.6型 ノートパソコン NE132シリーズ
ストレージ 約64GBモデル
NE132-F14P
会員様web価格 53,780 円 (税込)
538 ポイント進呈
さらに詳しく!
24時間以内出荷
◆Windows 10 Home 64ビット
◆11.6型 WXGA ディスプレイ(LEDバックライト/ノングレア)
◆インテル Celeron プロセッサー N3060
◆メモリー 4GB ※交換不可
◆ストレージ(eMMC) 約 64GB
◆KINGSOFT Office 2013 Standard

2016年10月 発売

2000とはずがたり:2016/12/29(木) 22:33:50
eMMC と SSD の違い
eMMC は、小型タブレット PC やスマートフォン等に適した特長を持つ
http://direct.pc-physics.com/column-emmc-ssd-difference.html
eMMC の方がデータ転送速度が遅い

eMMC は、HDD や SSD とは接続インターフェースが異なり、データ転送速度が劣っています。ただし、実際にストレージを使用しての読み込みや書き込み速度は、接続インターフェースのデータ転送速度だけでは決まらず、ストレージにおける読み込みや書き込み処理にかかる時間の長さによっても決まります。

その点 eMMC は SSD と同様にフラッシュメモリーを応用したストレージであり、HDD のような複雑な構造を持たないため、ストレージにおける読み込みや書き込み処理にかかる時間が短いです。

そのため、実際にストレージを使用しての読み込みや書き込み速度で見ると、eMMC は HDD よりも速いです。ただし、SSD よりは遅いです。つまり、読み込みや書き込み速度が速い順に並べると、SSD、eMMC、HDD となります。

パソコンでは、ストレージの読み込みや書き込み速度が速い方が望ましいですが、eMMC 搭載モデルがよく見られるタブレット PC やスマートフォン等では、大容量ファイルの読み込みや書き込みが発生するような使い方があまりされる事がなく、読み込みや書き込み速度の速さの重要性は高くない、すなわちデータ転送速度を重視する必要性が低いですので、データ転送速度が遅い事はそれほどデメリットにはなりません。
eMMC の方が消費電力が低い

SSD には HDD よりも消費電力が低いというメリットがありますが、eMMC は SSD よりもさらに消費電力が低いです。バッテリー容量を大きくするのが難しい小型のタブレット PC やスマートフォン等では、バッテリー駆動時間を延ばすために、より消費電力が低い eMMC を搭載するメリットが大きくなります。
eMMC の方がサイズが小さい

同じ容量を実現するとなると、SSD よりも eMMC の方がサイズを小さくできます。本体内部スペースが広いパソコンでは、サイズが小さいメリットはそれほど活きてきませんが、本体内部スペースが狭くなってしまう小型のタブレット PC やスマートフォン等にとっては、サイズが小さいというメリットは大きいですので、eMMC を搭載するモデルがよく見られます。

2001とはずがたり:2016/12/29(木) 22:34:45

eMMC 【 embedded MultiMediaCard 】 e-MMC / e.MMC
http://e-words.jp/w/eMMC.html

パソコン 半導体 メモリ フラッシュメモリ ストレージ SSD 組み込みシステム 通信 携帯電話 スマートフォン 携帯情報端末 メモリカード
目次
関連用語
他の辞典の解説
eMMCとは、フラッシュメモリを利用した、組み込み機器向けの外部記憶装置の規格の一つ。業界団体のJEDECが定めたもので、NANDフラッシュメモリと制御回路を一つのパッケージにまとめ、メモリカードの規格の一つであるMMC(マルチメディアカード)と同じインターフェースで外部と接続される。

パソコンやサーバで普及しているSSDに比べ、転送速度は遅いが消費電力が低く、装置も小さいため、スマートフォンやタブレット端末、デジタル家電、カーナビなど組み込み機器の高速な内蔵記憶装置として普及が進んでいる。

規格名のJEDECによる正確な表記は「e?MMC」または「e.MMC」だが、「?」記号(中黒、行頭文字)が一般的な文字ではないため「eMMC」「e-MMC」と表記されることが多い。

2002とはずがたり:2016/12/29(木) 22:44:49
SSDの書き込み対策と空き容量を増やす方法の一覧
http://shopdd.jp/blog-entry-1045.html

■hibernate
Hibernateとは休止状態のことです。これが有効であると、hiberfil.sysという非常に大きな隠しファイルができてしまいます。これを削除することで、かなり空き容量を確保できます。

■ページングファイル
ページングファイルもhiberfil.sysと同様に非常に大きな隠しファイルができてしまいます。メモリをたくさん積んでいる場合は無効にしてしまえば空き容量が得られます。

■システムの復元
これは環境によってはやらないほうがいいかもしれません。復元ができなくなるので、何か問題が発生した際にはリカバリーが必要になります。

■RAMディスクとTEMP&キャッシュ移動
これはすぐに空き容量が増えるわけではありませんが、使っていくうちに貯まっていくTEMPファイルとブラウザのキャッシュをRAMディスクにおくことで、SSDへの書き込みを減らすとともに、再起動するたびにごみファイルを毎回自動的に削除できるというメリットがあります。

■ファイルインデックス
SSDは非常に高速なのでわざわざインデックスを有効にする必要性はあまりありません、そこでファイルのインデックスを無効にすることで、書き込み回数を減らせます。

■8.3形式(MS-DOS形式)ファイル名の生成を無効
MS-DOSの互換性のために、今現在も8.3形式(MS-DOS形式)のファイル名が自動生成されています。まあ、普通は使うことがないので、この機能を無効にしてしまいます。

2003とはずがたり:2016/12/29(木) 22:54:16
最大64GBしかないようだ。。クラウドが無料の1〜2年の使い捨てパソか?
せめてSDカードスロットを二つほど付けてくれればそっちに512GB*2ほど保存出来るけど,SDカード二枚分のカネだすぐらいならもっと良いパソ買うわな(;´Д`)

ASUS EeeBook X205TA の容量は64G、これだけで足りるのか?
http://fun-aff.net/asus-convinient/asus_youryou
2015/8/28 2016/3/20 ASUS X205TAのディスク容量

ASUS EeeBook X205TA の容量は64Gです。一つ前のモデルはその半分の32GBしかありません。HDD(ハードディスクドライブ)だと500GB程度あることが多いのですが、このノートPCのストレージはHDDではなくeMMCです。eMMCとはスマートフォンでよく使われるストレージでHDDのようにディスクが回ることがないので早く、衝撃に強く、 消費電力が少ないです。その代わり高価なので容量が少なくなります。

実際のストレージ使用量は?

64GBあって実際にどのくらい使っているのかというと

ASUS X205TA データ使用量

実質使えるのは全体で48GBとなっていて、Windows10アップグレード、Officeインストール済みの状態で、34.6GB使用して残り13.3GBの状態です。音楽ファイルやデジカメで撮った写真を保存しておこうと思うとすぐにいっぱいになってしまうのでは・・・?

ASUS X205TA は無料のオンラインストレージが使えます

昔では考えられなかったのですが、いまではオンラインストレージでPC内ではなくてオンライン上の外部のストレージに大容量の領域を確保することができます。ASUS X205TA 購入者は以下の2つのオンラインストレージが使用できます。

ASUS Web Strage が500GB使用可能 2年間無料
Microsoft OneDrive が100GB使用可能 1年間無料
これだけ使用することができれば、十分なストレージを確保することができます。音楽でも動画でも保存しておくことができますね。

2004とはずがたり:2016/12/31(土) 20:17:42
半導体市場は成長加速、中国企業が台頭へ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161231-00000038-economic-bus_all
エコノミックニュース 12/31(土) 14:11配信

 WSTSによると2017年の半導体市場は同3.3%増の3461億米ドルと予想される。各製品分野で成長が見込まれている。

 製品別の動きをみると、ディスクリートは同2.9%増の199億5200万米ドルとなった。センサは前年から成長率は落すものの同8.7%増の117億4600万米ドルと堅実な成長が期待されている。

 ICは同3.2%増の2814億2600万米ドルと成長を回復する。アナログは同4.9%増の497億300万米ドルと安定した成長が期待されている。また、MOSマイクロも同1.2%増の634億4000万米ドルと見込まれている。

 MOSメモリは同4.4%増の775億8500万米ドルとなった。メモリ市場はNAND型フラッシュメモリおよびDRAM両方の価格高騰に支えられて前年比を上回るものと予想されている。NAND型フラッシュメモリでは3D構造品の実績が高まることが期待されている。

 地域別市場では、米国市場が同4.7%増の672億3700万米ドルで、もっとも高い成長率となった。欧州は同2.3%増の333億5200万米ドル、日本が同2.4%増の328億7000万米ドルとなる。日本市場に関しては、円ベースでは同1.9%減の3兆3661億円となっている。アジア太平洋地域も同3.2%増の2126億4100万米ドルにまで拡大している。

 M&Aでは、NXPとQualcommの合弁企業が本格的に事業を開始する。2016年には独Infineon Technologiesが米International Rectifier(IR)を総額約30億米ドルで買収しており、2017年にはパワー半導体のトップ企業として事業を展開している。パワー半導体で、ルネサス エレクトロニクス <6723> がIntersilを買収している。

 2017年以降に動きが注目されているのが、中国の動きである。中国政府(中央、自治体)が支援するいくつかの大型プロジェクトが2017年以降本格化する。中国では2012年以降半導体企業、ファンドが半導体の後工程を担当する専門企業(OSAT)を積極的に買収してきた。2017年からは前工程の製造事業の強化を積極的に進めていく。

 新会社、新規工場建設のプロジェクトだけでなく、M&Aにも力を入れていく。M&Aの対象としては、ファンドリ企業である米GlobalFoundries、メモリメーカーであるMicron Technologyなどの名前が挙がっており、このうちGlobalFoundriesについては、高い確率で実現するものとみられている。

 中国政府は2014年10月に、半導体産業の先端技術開発や量産工場の発展を支援する半導体産業専門の国家級金融ファンド運営会社「国家集成電路産業投資基金(ファンド)」を設立した。ファンドの運用総額は1200億元(約2兆円)規模に達しているものとみこまれる。これに先立ち、ICの設計・製造・装置・材料の主要企業や研究機関などと密接に連携し、IC産業の発展を主導する専門組織「国家集成電路産業発展領導小組」が設立されている。新ファンドは、工業・情報化部と財政部の指導のもと、国家開発金融や中国煙草、北京亦庄国際投資発展、中国移動通信集団、上海国盛集団、中国電子科技集団、北京紫光通信科技集団、華芯投資管理などを発起人としている。すでに武漢では新工場プロジェクトに着手しており、北京でのプロジェクト開発も計画されている。(編集担当:慶尾六郎)
Economic News

2005とはずがたり:2017/01/01(日) 15:59:14
PENTAX バッテリー充電器 D-BC8 (A) Battery Charger
ペンタックス
https://www.amazon.co.jp/gp/offer-listing/B0007IS6RY/ref=dp_olp_used_mbc?ie=UTF8&amp;condition=used

2006とはずがたり:2017/01/09(月) 18:36:19
YOGAは中国企業製だからあんま信頼出来ないとはいえ,元々最強IBMの一部門だっただけの事はあるのか品質はなかなかである♪
CPUはインテルのお陰かも知れないけど軽量さとバッテリーの持ちは素晴らしい。
Dellはサポートが凄い良かったけどなー。もう一寸CPUが高性能だったら良かったんだけど(その他、USBのポートが1個壊れて、OneDriveが調子悪かったのがダメだった。。)

2007とはずがたり:2017/01/09(月) 18:37:24
>>2005
壊れた富士の充電器が色んな奴に対応しててペンタックスのバッテリにも使える様だった。おかんにはこれを渡そう。

2009とはずがたり:2017/01/11(水) 13:53:12
Razerの3画面ノートPC「Project Valerie」が盗難被害、産業スパイの可能性も
http://news.goo.ne.jp/article/gamespark/business/gamespark-70902.html
01月10日 11:47Game*Spark

RazerのCEO・Min-Liang Tan氏より、同社が先日発表した「世界初の3画面ノートマシン」である「Project Valerie」が盗難被害に遭ったことが報告されました。

「Project Valerie」は海外のイベント「Consumer Electronics Show 2017(CES 2017)」で発表されたRazerのコンセプトマシン。3画面モニタを備えたポータブルノートPCとして大きな注目を集めていましたが、Tan氏は「CES 2017」会場で「Project Valerie」が盗難されたことを報告すると共に警察に対応を求め、同イベントのショウマネージメント部門と法執行機関にも連絡をしたとのコメントを寄せながら、「産業スパイ」が関わっている可能性についても触れました。

「Project Valerie」は現在までに販売予定や価格について明かされていませんが、話題性の高いユニークなハードウェアとして期待されていました。公式Webサイトではイメージ映像やギャラリーが確認できます。

2010とはずがたり:2017/01/14(土) 09:08:01
通知領域に「Bluetooth デバイス」アイコンがありません。
https://www.fmworld.net/cs/azbyclub/qanavi/jsp/qacontents.jsp?PID=0209-9710

2011とはずがたり:2017/01/15(日) 19:08:44

<ソフト体験版>試用期間を不正に延長 千葉の私立大42人
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170110-00000000-mai-soci
毎日新聞 1/10(火) 2:30配信

 ◇「イラストレーター」を、不正プログラムを使って

 東京情報大(千葉市)の学生42人が、パソコン用画像編集ソフトの体験版を不正プログラムを使って試用期間を延長していたことが大学への取材で分かった。大学は42人に対して口頭で厳重注意する。

 コンピューターのシステムやデータに不正侵入したり、改ざんしたりする不正プログラムは「クラックツール」と呼ばれ、試用期間を延長する行為は著作権法違反になる。インターネット上で入手できるものもあり、不正利用を助長しているとの指摘もある。

 大学によると、学生らが2015年春以降、学園祭のポスターなどを制作する際、米アドビシステムズ社の画像編集ソフト「イラストレーター」の無料体験版を私有のパソコンにインストール。不正プログラムを使って設定されている試用期間を延長した。ソフトの価格は数万円だが、学生らは無料で利用していた。

 千葉県警やアドビ社に通報があり、県警が昨年10月に大学に連絡。大学が調査した結果、42人の関与が判明した。学生らは調査に「違法性の認識はあったが知的財産権を軽視していた」などと釈明したという。大学はアドビ社に謝罪した。不正利用について「先輩から引き継いだ」と説明する学生もおり、15年以前から不正が続いた可能性もある。

 東京情報大は「情報学を扱う大学の学生としてあるまじき行為。全学生を対象に著作権について改めて指導し、再発防止を徹底したい」としている。【伊澤拓也】

2012とはずがたり:2017/01/16(月) 18:10:52

Apple、“お勧めできない”とされた「MacBook Pro」のバッテリーバグを数週間中に修正へ
http://www.excite.co.jp/News/it_g/20170111/Itmedia_news_20170111035.html
ITmedia ニュース 2017年1月11日 10時28分 (2017年1月11日 10時45分 更新)

MacBook Proはお勧めできない、という報告

 米国で大きな影響力を持つと言われる非営利の消費者団体が発行する情報誌「Consumer Reports」は1月10日(現地時間)、2016年末に発表した米Appleの「MacBook Pro」のレビューについて、Appleから評価を落とした原因であるバッテリー持続時間を改善する修正を行うとの連絡を受けたと発表した。

 このレビューでConsumer Reportsは、MacBook Proのバッテリー持続時間がAppleの公式発表(約10時間)より極端に短い場合があったとし、MacBookシリーズとしては初めて“お勧めできない”と評価した。

 これを受け、Appleのフィル・シラー上級副社長はバッテリーについて調査するとツイートした。

 AppleはConsumer Reportsに送った声明文で「Consumer ReportsはMacBookシリーズのバッテリー持続時間のテストで、Webブラウザ「Safari」の隠れている開発者向け設定でブラウザのキャッシュ機能を無効にしていることを知った。(中略)また、このテストで明らかになったバグを修正した」と語ったという。

 Appleは同日、Apple Beta Software Programでこのバグ修正を公開した。同社は向こう数週間中にソフトウェアアップデートでこの修正を一般ユーザー向けにも実施する計画だ。

 Consumer ReportsはAppleの製品に限らず、PCのバッテリー持続時間テストの際はブラウザのキャッシュを無効にしている。だが、Appleは「これ(キャッシュを無効にすること)は一般ユーザーが使う設定ではなく、リアルな使い方を反映していない。(中略)Consumer Reportsに一般的な設定で再テストするよう頼んだところ、同誌は公式通りのバッテリー持続時間だったと報告した」と語った。

 隠れている設定というのは、Safariの[環境設定]→[詳細設定]→「メニューバーに“開発”メニューを表示」にチェックを入れるとメニューバーに表示される[開発]メニューの「キャッシュを無効にする」のことだ。

 Consumer Reportsはバグ修正後の端末で再度(ブラウザキャッシュを無効にした状態で)テストし、その結果を後日報告するとしている。

2013とはずがたり:2017/01/17(火) 14:49:33

日本HP、ブロック風モジュールで機能を拡張可能な小型デスクトップPC
マイナビニュース 2017年1月16日 14時09分 (2017年1月16日 17時30分 更新)
http://www.excite.co.jp/News/it_g/20170116/Cobs_574452.html

日本HPは1月16日、ビジネス向けの小型デスクトップPC「HP Elite Slice」を発表した。ペースPCに「積み木」を重ねるように、オプションモジュールを追加できる。2月中旬から出荷を開始し、構成によって3種類の基本モデルを用意、価格は148,000円前後から(以下、すべて税別)。直販サイト「HP Directplus」では2月中旬から販売される。

ペースPCの本体サイズは、約W165×D165×H35.5mm、重量は約1.05kg。搭載CPUはモデルによって異なるが、共通の仕様として、OSがWindows 10 Pro 64bit版、メモリがDDR4-2133 8GB(最大32GB)、グラフィックスがIntel HD Graphics 530(CPU内蔵)、有線LAN、無線LAN、HDMI、DisplayPortなど。指紋認証リーダーや、HP Sure StartによるBIOS自動復旧といったセキュリティ機能を備える。

2014とはずがたり:2017/01/18(水) 06:55:29
これで半導体事業で主導権失ったら東芝は終わりだしもしかすると日本の半導体事業も終わりかも知れない。
日本企業に出資して欲しいが難しいかねえ。。

半導体事業で出資受け入れを検討 東芝
http://www.news24.jp/articles/2017/01/18/06351772.html
2017年1月18日 01:38

 東芝が、主力の半導体事業を分社化して他社からの出資を受け入れることなどを検討していることがわかった。

 経営再建中の東芝は、アメリカの原発事業で巨額の損失が発生する可能性が出ている。現在、損失額の確定を進めているが、数千億円の損失を計上することになれば、財務基盤の強化が必須となる。このため、稼ぎ頭である半導体事業を分社化し、そこに他の企業からの出資を受け入れ、財務基盤を強化することなどを検討している。

 東芝は、スマートフォンなどの記憶媒体として使われる半導体、NAND型フラッシュメモリーでアメリカのウェスタンデジタル社と提携していて、世界で第2位のシェアを占めている。出資受け入れ先としてウェスタンデジタル社などが候補となっているとみられる。

2015とはずがたり:2017/01/21(土) 22:50:38
キャノンは小泉と連んでた御手洗のきたねー会社で大嫌いで俺的に潰し対象で,東芝はどっちかゆうたら大好きだったけどこの際仕方が無い。
いいから頑張ってASMLにやられっぱなしの現状を変えよ。

東芝
キヤノンが支援検討 半導体新会社に出資関心
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1036413767/
毎日新聞2017年1月21日 08時00分(最終更新 1月21日 08時00分)

東芝半導体へ出資検討=協力関係を強化―キヤノン
http://news.goo.ne.jp/article/jiji/business/jiji-170120X297.html
01月20日 23:04時事通信

 キヤノンが、東芝の半導体事業に出資する検討を始めたことが20日、分かった。東芝は米原発事業の巨額損失で減少する資本を増強するため、半導体事業を分社化し、他社の出資を受け入れる検討を進めている。キヤノンは半導体製造で東芝と技術協力してきた経緯があり、出資で関係強化を図るのが狙いとみられる。

 東芝の半導体事業への出資は、日本政策投資銀行など金融機関のほか、フラッシュメモリー生産で提携する米ウエスタンデジタルなど取引企業が検討を進めている。東芝はキヤノンの検討を踏まえ、出資を要請する考えだ。

 キヤノンは光で焼き付けて半導体の回路を作成する露光装置を手掛ける(>>1951-1952)。東芝とは露光装置の次世代技術の開発を協力して進めてきた。半導体事業への出資を通じ、東芝の技術を資金面で支える意向もありそうだ。昨年は東芝の医療機器子会社、東芝メディカルシステムズ(栃木県大田原市)を6655億円で買収している。

 東芝は米原発事業で最大7000億円規模の損失を計上する可能性があり、資本増強が急務となっている。

2016とはずがたり:2017/01/25(水) 20:45:58
2016年11月08日 15時00分00秒
コンピューティングの進化を支えてきた「メモリ(RAM)」は今後どのように進化していくのか?
http://gigazine.net/news/20161108-how-ram-change-computing/

PCやスマートフォンに欠かせない半導体のメモリ(RAM)は、時代と共に大容量化・高速化・低価格化を進めてきました。低価格なメモリによって進化がもたらされてきたコンピューティングの世界で、RAMを代替するべく開発されている新メモリ技術を見てみると、メモリがコンピューティングの未来に果たす役割と重要性は今後も変わることがないようです。

一般的に「メモリ」と呼ばれる「random access memory(RAM)」は、格納されたデータに任意の順序でアクセスできる記憶装置です。RAMは演算処理を行うCPUとデータを保存するストレージ間でのデータの受け渡しを担っており、PCやスマートフォンなどのコンピューターにとって不可欠な部品となっています。このRAMの高速化、大容量化、低価格化が、コンピューターの性能向上に大きな役割を果たしてきたことは歴史が証明しており、RAMがさらに進化することが今後のコンピューティングの進化を決定づけると言っても過言ではありません。

RAMの価格は水物で、他の半導体に比べると大きな値幅を持っています。しかし、長期的に見れば、RAMの容量当たりの価格は着実に下がってきています。2000年に1000ドル(約10万円)以上した容量1GBのメモリは、2016年現在ではたった5ドル(約500円)です。DRAMだけでなくSSDなどの不揮発性メモリの価格も時間と共に下がり続け、これによってコンピューターの性能が上昇し続けてきました。

現在のコンピューターでは、RAMには「Dynamic Random Access Memory(DRAM)」と呼ばれる電荷を蓄えて情報を保持する半導体メモリが使われています。しかし、DRAMは揮発性メモリのため、電力を失うとデータを保持できないという大きな欠点があります。これを補うために定期的にストレージにデータを書き戻す作業が行われますが、この作業によっても完全な冗長性は保たれず、さらには処理速度が遅くなるというデメリットを抱えています。

2017とはずがたり:2017/01/25(水) 20:46:09
>>2016-2017
RAMの欠点である揮発性を解消した不揮発性メモリのNANDフラッシュはSSDなどで活用されており、SSDは従来のストレージメディアであるHDDを置き換えつつあります。RAMと同様に性能向上が著しいSSDは、近年、より高い信頼性と性能が求められるデータセンターでの利用も進んでいます。ただし、Googleが6年間という長期間にわたってデータセンターで行った調査では、「既存のHDDに比べるとSSDの信頼性は低い」という結論が下されるなど、いまだにSSDがHDDを完全に置き換えられる段階にはありません。

DRAMの持つ高速性というメリットと揮発性というデメリットを補って、RAMとNANDフラッシュの中間の特性を持つ新たなRAMの開発も進んでいます。磁気抵抗メモリ(MRAM)は有力な代替メモリの一つ。メモリセルを磁化することでデータを記録するMRAMは、不揮発性にもかかわらず高い書き込み速度を持ち、書き換え回数も無制限という大きな特徴を持つため、DRAMやストレージを置き換えるメモリとして期待されています。

また、IntelとMicronが共同開発する「3D XPoint(3Dクロスポイント)」も有力なメモリ技術です。記録密度がDRAMの10倍以上、書き込み速度&耐久性がNANDフラッシュの1000倍で、なおかつ不揮発性という特性を備える3D XPointメモリは、DIMMにも対応するので、DRAMをキャッシュとして使い超高速ストレージとして利用することも想定されています。他にもIBMが取り組むカルコゲナイドガラスの結晶/アモルファスの相互変化をデータ記録に利用する「相変化メモリ」は、DRAMよりも高密度かつ低コストな不揮発性メモリを製造できる可能性を持ちます。

コンシューマー向けのPCやスマートフォンにおいてRAMの大容量化・高速化はマルチタスク用途において大きな威力を発揮します。そのため、RAMの大容量化・高速化を求める声は大きく、この傾向は最先端のスーパーコンピューターにおいても同様です。2016年時点で世界最高速のスーパーコンピューターの座を射止めた中国の「神威」は1.3PB(1300TB)のDDR3メモリを搭載しています。大容量・超高速メモリは高性能なスーパーコンピューターにとっては不可欠の存在で、理化学研究所と富士通が2020年を目標に共同開発するポスト「京」世代のスーパーコンピューターや、2022年に完成予定のエジンバラスーパーコンピューターセンターの次世代スーパーコンピューターには、DRAMとともに3D XPointメモリが搭載されると考えられています。

アメリカのオバマ大統領が提唱する「Exascale Computing Project」は、2023年までにエクサバイトスケールの新スーパーコンピューターの完成を目標に掲げていますが、その中で処理速度だけでなく電力効率においても著しい性能向上を要求しています。この相反する条件をクリアするために、RAMが果たす役割はさらに大きなものになるとみられており、今後もコンピューターの進化にとってRAMの性能向上が求められていきそうです。

2018とはずがたり:2017/01/26(木) 14:08:51
HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Policies\Explorer
がない。。
HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Explorer

HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Policies
ならある・・

Win10だと変わったのかな?

2003年01月17日 00時00分 更新
ショートカット追跡機能をOffにしよう
http://www.itmedia.co.jp/help/tips/windows/w0627.html
[森川拓男,ITmedia]

 Windowsには、ファイルの名前や保存場所が変わった場合でも、そのショートカットのリンク先を追跡する機能がある。しかし、これはファイルへのリンクを常に監視しているため、システムに負担がかかっているのだ。手動でショートカットのリンクを書き換えることができるのならば、次の手順でこの機能をオフにしよう。

030117-shortcut01.gif
レジストリエディタから次のキーを開く
HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Policies\Explorer

030117-shortcut02.gif
右クリックし、「新規」-「DWORD値」を選択する

030117-shortcut03.gif
「新しい値 #1」の名前を「NoResolveTrack」にする

030117-shortcut04.gif
「NoResolveTrack」をダブルクリックし、「値のデータ」を「1」にしてOKをクリック。レジストリエディタを終了させ、Windowsを再起動する

2019とはずがたり:2017/01/26(木) 14:11:27
>>2018

ショートカットの追跡機能を無効にする方法
http://www.projectgroup.info/tips/Windows/comm_0051.html
2014/12/15
文書番号:20061


「HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Policies」まで展開します。
その中に「Explorer」キーがない場合は作成します。
「Policies」の部分で右クリックし、「新規」-「キー」をクリックします。

「新しいキー #1」の名前を「Explorer」と設定します。

クリックで拡大
「Explorer」キーを選択し、右ペインで右クリックして「新規」-「DWORD(32ビット)値」をクリックします。

クリックで拡大
「新しい値 #1」の名前を「NoResolveTrack」に設定します。


クリックで拡大
「NoResolveTrack」をダブルクリックして値の編集ダイアログを起動し、値に「1」と設定して「OK」をクリックします。

クリックで拡大

レジストリエディタを終了し、コンピューターを再起動します。

2020とはずがたり:2017/01/26(木) 14:18:02
丁寧な解説付きの Windows 高速化ツール!「Win高速化」
http://www.gigafree.net/system/winaccelerator.html
制作者 岩田城亮
対応 98/Me/NT/2000/XP/Vista/7

● Win高速化

簡単操作のWindows 高速化ツール。
あらかじめ用意された設定項目のON / OFF を切り替えるだけで、Windows の高速化を実現することができます。
設定項目には一つ一つ解説文が用意されているため、初心者でも安心して使えるようになっています。

「Win高速化」は、名前の通りWindows を高速化してくれるソフトです。

デフォルト状態のWindows から、
無駄・余計 と思われる機能や設定を排除
適当でないと思われる設定を最適化
したりすることにより、パソコンの動作を快適化させることができます。
操作は、基本的にチェックボックスのON / OFF を切り替えるだけなので超簡単。
また、設定項目の一つ一つに解説文が添付されているため、オプションの意味・内容、そして安全性を、しっかりと確認しながら操作を行えるようになっています.
この「Win高速化」によって設定できるオプションは、大きく

システム
デスクトップ
エクスプローラ
起動・終了
その他
といった 5 つのカテゴリに分けられていて、それぞれ以下のような設定を行えるようになっています。
(下記は一例です)

システム
カーネル※1 を物理メモリ上に移すことで、システムのパフォーマンスを上げる
ユーザーアカウント制御( UAC )を無効化する
Windows Update や “ 自動更新 ” によるサービスパックの配布を、ブロックする
デスクトップテーマを無効にして、視覚スタイルを解除する
※1 “ カーネル ” とは、OS の基本機能を司る部分。
カーネルは、通常仮想メモリ(ハードディスク)と物理メモリ に分かれて存在している。
(ハードディスク上にあるデータは、メモリ上にあるデータに比べて読み込みに時間がかかる)
デスクトップ
デスクトップの背景に、壁紙を表示させない
フェード / スライド などのアニメーション効果を、無効化する
UAC の警告プロンプトを表示する際、画面をセキュアデスクトップに切り替えない※2
クラシックタイプのスタートメニューを使用する
マウスをポイントしたら、遅延せずにドロップダウンメニューを展開する
※2 色々と操作が制限されるあの暗転画面を、表示されないようにする。
エクスプローラ
ファイル検索時に、検索コンパニオンを表示しない
作成されるショートカットの名前に、「 - ショートカット」を付けない
ファイルを開くためのプログラムを、インターネットで探さないようにする
右クリックメニューから「送る」を削除する
ファイルの右クリックメニューに「メモ帳で開く」を追加
フォルダの右クリックメニューに、「コマンド ウィンドウをここで開く」を追加
起動・終了
ログオン画面を表示させず、自動的にログオンする
クラシックタイプのログオン画面を利用する
ログオフ時に開いていたフォルダを、次回ログオン時に表示しない
スタートメニュー内にある電源ボタンの動作を、 “ シャットダウン ” にする
シャットダウン用のショートカットを、デスクトップ上に作成
コンピュータの起動 / 終了 時に、サウンドを再生しない
シャットダウン時に、ページファイル / 休止ファイル を削除しない
その他
CD / DVD / USB メモリ などの自動再生機能を無効化する
Internet Explorer 7 / 8 のメニューバーを、アドレスバーの上に配置する
Gmail を、標準のメーラーにする
... 等々です。
使い方は、有効化したいオプションにチェック → 左メニューの「高速化」ボタンをクリックするだけ。
(次回のWindows 起動まで、設定が反映されないものもあります)
もし不具合が発生した場合でも、左メニューの下部にある「システムの復元」から、いつでも以前の状態に戻せるようになっています。

2021とはずがたり:2017/01/26(木) 14:22:10

Avast!のPC最適化ツールについて
http://pcmemo777.blog.fc2.com/blog-entry-38.html
2015-10-20(Tue)

ウイルス対策ソフト Avast! Free版 をインストールすると、もれなくクリーンアップという機能が付いているので、クリックして確認すると、以下のようになった
avast-001.jpg
avast-002.jpg
avast-003.jpg
avast-004.jpg
avast-005.jpg


これって、ウイルスと同じ手口じゃん。

「PCのパフォーマンスが下がっています」と表示して製品購入に誘導する、ってミイラ取りがミイラになってるし。
いや、Avast!にケンカ売るつもりはなくて、Aviraもカスペルスキーも、最近は同じようになってるので、やはりウイルス対策ソフトだけじゃ商売が成り立たなくなってきてるだろうなー、と。

なので、この表示された指摘が妥当なものかどうか検証してみた。

494.41MBのゴミファイル
ディスクのクリーンアップしてもこれだけ残ったということは、どこかに要らないファイルがあるのだろう。
でも、HDD 320GB中30GBしか使用していないので、正直どうでもいい。

システム設定
Services Tuning
\iphlpsvc
IPv6を使っていないので止めろ、ってこと。
確かに、今時直接インターネットに繋ぐことはなく、必ず有線・無線ルータを通り、ルータ⇔PC間は大抵クラスCのプライベートアドレス(192.168.x.xのアレね)なのでIPv4で十分。
止め方は以下を参照。

Vista/Win 7編: レジストリからIPv6を無効にする - マイナビニュース
http://news.mynavi.jp/column/windows/191/

System Tweaks
set CPU priority to prefer foreground apps
CPUの優先度をフォアグラウンドに変えろ、ってこと。
でも、デフォルトはプログラム(=フォアグラウンド)なんだよね。明示的にプログラムになっていないだけ。
意味と変え方は以下を参照。
CPU処理の優先度を変更 | Windows高速化(XP/Vista/7/8対応)
http://jisaku-pc.net/speed/set_08.html

disable fast user switching
簡易ユーザ切り替えを止めろ、ってこと。
私は用途に合わせて別々にユーザを用意し、ログインしたままユーザを切り替えるので、この機能を止めると都合が悪いのだが。止め方は以下を参照。
【Windows 7】「ユーザの切り替え」メニューを無効化 (非表示あるいはグレイアウト) にする | TIPS , FAQ
http://tooljp.com/qa/9B6A176663DF0A124925797F003573E1.html

User Tweaks
disable beeping on errors
disable beeping on errors
エラー時のビープ音を消せ、ってこと。
聞く機会もないので、正直どっちでもいい。

2022とはずがたり:2017/01/26(木) 14:22:27
>>2021-2022

止め方は以下を参照。
ビープ音を無効にしたい - ITmedia エンタープライズ
http://www.itmedia.co.jp/help/tips/windows/w0477.html

disable usage of NTFS tacking feature for LINK resolution
ショートカットの追跡を止めろ、ってこと。
よくFAQやOKWAVEに出ている、「ある日突然、デスクトップ上のショートカットが消えました」っていう、アレを防止する。
確かに、アレは本当に迷惑な機能なので、止めませう。

ショートカット追跡機能をOffにしよう - ITmedia エンタープライズ
>>2018-2019

foreground lock timeout
フォアグラウンドロックのタイムアウトを短くしろ、ってこと。
Windows7では意味なし。以下を参照。

Windows 7では他のアプリにフォーカスを奪われるのを防ぐことはできない - ymknの日記
http://ymkn.hatenablog.com/entry/2013/03/16/174125

hung app timeout
wait to kill app timeout
wait to kill service timeout
similar to WaitToKillServiceTimeout, but for shutdown
各種タイムアウトの時間を短くしろ、ってこと。

ここ、あまりいじらないほうがいいと思うのだが…。
変え方は以下を参照。
How To Speed Up Windows Shutdown Process
http://www.addictivetips.com/windows-tips/how-to-speed-up-windows-shutdown-process/

menu show delay
メニュー表示の遅延を短くしろ、ってこと。
短すぎると弊害アリ。
Windowsのスタートメニュー表示を速くする - Windows高速化への道
http://www003.upp.so-net.ne.jp/shigeri/speedup/startmenu.html

disable contacting the Microsoftweb service to resolve file association
ファイル拡張子のWeb探索を止めろ、ってこと。
止め方は以下を参照。
ファイルを開くためのプログラムをインターネットで探さない | attosoft.info
>>2020

不要なアプリケーション
指摘の内容をregeditで削除してもいいし、フリーのレジストリクリーナを使ってもいい。


結局のところ、巷に溢れる高速化テクニックをツールを使って自動でやるのが、このクリーンアップという機能らしい。

下手なことを書いたら営業妨害になりかねないので、評価や判断はみなさんにお任せ。

2023とはずがたり:2017/01/26(木) 14:27:41
「IPv6無効設定」はもう古い?IPv6を有効にしたままIPv4の優先順位を上げる設定
http://freesoft.tvbok.com/tips/web/ipv6_ipv4.html

2024とはずがたり:2017/01/26(木) 14:39:51
2013-10-05
Windows 8 の デバイス マネージャー
http://0mg.hatenadiary.jp/entry/2013/10/05/190107

Windows 8 の デバイス マネージャー には、Windows XP にはあった「プラグ アンド プレイではないドライバ」の項目がなくなっている。そのため、それらのドライバ一覧を列挙したり、開始・終了を行ったり、スタートアップの種類の変更したりすることが簡単にできなくなっている。

一応、代替の方法はある。列挙については、レジストリ エディター (regedit.exe) の HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services キー以下を参照することで行える。開始や終了などは、sc.exe を使って、たとえば sc start beep でビープ音サービスを開始したりできる。

まるで、ネットワーク接続の管理を netsh.exe で行うような感じだ。

ただ、この方法はまどろっこしいので、専用のソフトを使っていこう。すなわち、Nirsoft の ServiWin というフリーウェアである。

ServiWin: Windows Services/Drivers Tool (start/stop/restart service)
窓の杜 - 【NEWS】システムにインストールされているドライバーの動作を停止できる「ServiWin」
ServiWin は、以下のツールで表示できるサービスを制御できる。

かつてのデバイス マネージャーの「プラグ アンド プレイではないドライバ」
コントロールパネル>管理ツール>サービス (services.msc)
メニューバーの View に「Drivers」「Services」という 2 つの項目があり、それぞれに対応している。F7, F8 で切り替えることも可能。

というわけで、Drivers 一覧で、「プラグ アンド プレイではないドライバ」を制御できる。

Drivers 一覧には、たとえば、「beep」や NetBIOS 系のドライバがある。また、アンチウイルスやファイアウォール用のドライバだったり、暗号化ソフトの TrueCrypt や、仮想 PC ソフトの VirtualBox のドライバもある。

システムにインストールされているドライバーの動作を停止できる「ServiWin」
http://forest.watch.impress.co.jp/article/2004/06/21/serviwin.html
動作中のドライバーは青で、動作が停止中のドライバーは赤で色分け表示

「ServiWin」v1.10  システムにインストールされているドライバーの情報を一覧表示できるソフト「ServiWin」v1.10が、14日に公開された。Windows 2000/XPに対応するフリーソフトで、現在作者のホームページからダウンロードできる。

 「ServiWin」は、システムにインストールされているドライバーの情報を一覧表示できるソフト。右クリックメニューからドライバーを起動または停止できるのが特長。

 本ソフトを起動すると、ドライバーの名前と説明、動作状態、ファイルのバージョン、制作者名、ファイルパスなど、11項目を横に並べて表示する。動作している状態のドライバーは青で、停止中のドライバーは赤で色分け表示できる。

 ここで、リスト上での右クリックメニューから[Change Status]を選べば、動作中のドライバーを停止させたり、停止中のドライバーを起動させることが可能。たとえば“Beep”ドライバーを停止させれば、BEEP音を鳴らなくすることができる。なお編集部で試用したところ、一部のドライバーは操作できないようだ。

 また、右クリックメニューから[Change Startup Type]を指定すれば、スタートアップ時のドライバーの状態を、自動・要求・無効・ブート・システムから選択できる。さらにローカルPCのほか、管理者権限があればLAN内の他PCのドライバーも表示・制御可能。

 そのほかリストは項目単位でのソートができ、表示順を制作者名順やファイルパス順に変更可能。指定したドライバーの情報をクリップボードへコピーしたり、テキストやHTML文書で保存することもできる。

 また、ツールバー上の[Services]ボタンを押せば、ドライバーの代わりにシステムのサービス一覧を表示することも可能だ。サービスについても、名前と説明、動作状態、ファイルのバージョン、制作者名、ファイルパスなど11項目を表示でき、さらに現在の動作状態やスタートアップ時の状態を変更できる。

【著作権者】Nir Sofer 氏
【対応OS】Windows NT/2000/XP
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】1.10(04/06/14)

□NirSoft
http://nirsoft.mirrorz.com/

(石川 敬峰)

2025とはずがたり:2017/01/26(木) 14:52:12

シンプルなドライバーとWindows サービスの管理ツール「ServiWin」
起動・再起動・停止も簡単。Google検索機能やレジストリ項目へ直接アクセスする機能も
http://forest.watch.impress.co.jp/docs/review/730093.html
(2015/11/12 05:05)

「ServiWin」v1.66
 「ServiWin」は、シンプルなドライバーおよびWindows サービスの管理ツール。64bit版を含むWindows NT/2000/XP/Server 2003/Vista/Server 2008/7/8/10に対応する寄付歓迎のフリーソフトで、作者のWebサイトからダウンロードできる。

 本ソフトを利用すると、システムにインストールされているドライバーまたはWindows サービスの情報を取得し、一覧表示することが可能。ドライバーの一覧とサービスの一覧は、ツールバー左端のボタンで簡単に切り替えられる。

 本ソフトが取得できるのは、名前・表示名・状態(実行・停止)・スタートアップの種類(自動・手動・無効など)・バージョン・開発会社・製品名・概要・最終書き込み日時といった情報で、依存関係(当該プログラムの実行に必要な他のプログラム)をチェックすることも可能。文字が青色になっている列は実行中、赤色の列は無効化、紫はOSの起動時に実行されたが現在は停止状態であることを示している。

 さらにリストビューのヘッダーをクリックすれば、これらの情報をキーにして並び替えを行うことが可能。列をダブルクリックすれば、プロパティ画面で当該プログラムの情報をまとめてチェックすることができる。そのほかにも、選択した列の情報をクリップボードへコピーしたり、HTML形式のレポートファイルとして出力することが可能。OS標準のツールよりもシンプルで一覧性に富み、扱いやすいのが本ソフトのメリットと言えるだろう。

 また、ツールバーのボタンから簡単に起動・再起動・停止できるのも便利。[Actions]メニューを利用すればより柔軟なコントロールも可能で、スタートアップの種類を変更することもできる。ただし、これらの操作はOSを不安定にすることもあるので、十分注意して取り扱ってほしい。

2026とはずがたり:2017/01/28(土) 07:21:24
液晶と蓄電池が次世代を牽引するのでは無いか?何所が来るのかねぇ。。仕込んでおきたいところだが。

有機ELでサムスン独走、日本勢の運命は?
2017年のiPhone採用後の市場をどう読む?
中根 康夫 :みずほ証券シニアアナリスト 2016年10月08日
http://toyokeizai.net/articles/-/139228?utm_source=goo&amp;utm_medium=http&amp;utm_campaign=link_back&amp;utm_content=related
週刊東洋経済(ビジネス)

スマートフォン向けを中心に、有機ELの普及が加速する動きを見せている。この傾向は“本物”と見ているがリスクもあるので検証したい。

11インチ以下をメドとする中小型フラットパネルディスプレー(FPD)の生産能力(面積ベース)は、テレビ向けなどに多く使用されているアモルファスシリコンが主流。有機ELのシェアは現時点で約6%にすぎない。そのうちのほとんどを韓国のサムスンディスプレイ(SDC)が占め、主にハイエンドスマホ向けに供給している。

アイフォーンが曲面パネルを採用

ハイエンドスマホ向けディスプレーで有機ELと競合するLTPS液晶に関して?は、日本のジャパンディスプレイ(JDI)をはじめ多くの企業が投資。シェアも10%程度と有機ELを上回る。こちらは米アップルをはじめ、ほぼすべてのスマホブランドが採用している。

有機ELを採用しているスマホブランドはサムスン電子、中国の新興ブランドであるOPPO、Vivoなどが主体で、数量ベースで全体の2割程度である。

だがこの構図は、2017年、アップルがアイフォーンに曲面パネルとなるフレキシブル有機ELを採用するという動きにより、大きく変化しそうだ。

みずほ証券の予想では2016年のアイフォーン向け液晶ディスプレーパネルの供給は、JDIが8700万枚、韓国のLGディスプレイ(LGD)が8500万枚、シャープが5700万枚。一方、有機ELは、2017年に5000万枚、多ければ8000万枚程度の供給が想定され、その全量をSDCが占めそうだ。

SDCは現在、二つの工場でフレキシブル有機ELを生産しているが、さらに第6世代のライン拡張を実施。生産能力を現在の月産1.5万枚から2017年末までに同12万?15万枚に拡張する。

またテレビ用の第7世代液晶ディスプレー工場の一部を閉鎖し、別途、月産6万枚程度の有機EL生産設備を導入すると予想される。これら一連の投資総額は2兆円程度にも及ぶであろう。

このうち、アップル向けには月当たり9万?10万枚の生産能力を割り当てるとみられる。これは5.5インチ換算で年間2.1億?2.3億枚分に相当し、すべてのアイフォーンに有機ELを採用したとしても間に合う計算となる。

日本のパネルメーカーも有機ELに投資

SDCに後れを取らぬよう、LGDも動き始めた。規模こそ小さいものの、2017年、2018年と矢継ぎ早に第6世代の有機ELの生産工場を稼働させる。2工場の合計月産能力は4.5万?6万枚となり、2018年からアイフォーンへ供給を始める可能性が高い。

日本勢ではJDI、シャープが試作ラインに投資しており、中国のパネルメーカーも多くの工場投資を計画している。みずほ証券では、有機ELの生産能力は2018年第3四半期(7?9月)時点で液晶ディスプレーを抜き、2020年末に全体の17%程度、現在の3.4倍程度に膨らむと予想。最大でスマホの約7割を賄える程度の生産能力となる。

2027とはずがたり:2017/01/28(土) 07:21:44
>>2026-2027
もはや不可逆ともみられるスマホの有機EL化。その特徴はどこにあるのか。

有機ELは薄さ、色再現性や動画表示性能のよさなどで強みを持つが、こうした点では液晶ディスプレーも引けを取らない。決定的な違いは形状の可変性であり、将来的に有機ELは折り畳みや折り曲げ、さらには巻くことも技術的には可能である。

とはいえ、折り曲げ可能な有機ELパネルはまだ量産可能な状況ではない。サムスン電子は2017年に折り畳みパネルを搭載した機種の投入を計画しているが、アップルが導入するのは2019年以降となろう。それまでは、いわゆる曲面パネルとなる可能性が高い。

さらに有機ELはコスト、消費電力、精細度などにおいても課題を抱えている。また、単に折り畳む程度であれば、液晶ディスプレーでも超薄型化の技術などを応用すれば対応可能だ。

有機ELが「過渡期」の技術になる可能性

曲面パネルに関しては、アップルとSDCの契約期間は、投資規模などを勘案すると3年程度と考えられる。が、実はアップルも自社でマイクロLEDなど、有機EL代替技術の開発を行っている。SDCが2018年ごろまでに折り曲げ可能なパネルの大量供給体制を確立するメドを立てないと、アップルが契約満了後にほかの技術を採用する可能性も否定できない。

資金潤沢なSDCは、関連投資を自己資金で賄い、アップルの資金を活用しない。それが、アップルの将来の選択肢を増やすことにもなる。

また、有機ELが本格的に普及するには、サムスンとアップル以外の端末メーカーが追随することが大前提となる。それには、SDC以外のパネルメーカーが十分な供給体制を整えることが必要だ。

しかし、技術力と実績でSDCに次ぐLGDは、投資はしているものの慎重な姿勢を崩していない。JDIやシャープは資金面で課題を抱えている。積極投資を行う可能性が高い中国メーカーに関しては、量産出荷の実績がなく、技術力でSDCに大きく水をあけられている。

こうした状況でSDCが先行者利益の独占に走れば、アップルなどの端末メーカーがほかの技術にシフトすることにもなりかねない。ここに、出遅れた日本のパネルメーカーの反攻の芽が潜んでいるかもしれない。

2028とはずがたり:2017/01/29(日) 15:45:10
そろそろタブレット欲しくなってきた。考えたらカーナビにも使えそうだ♪

タブレットでカーナビ?
http://securitysoft.asia/tablet/and-osusume/navi.php

カーナビ用タブレットを選ぶ

 7〜8インチ程度  LTEもしくは3G対応

 この2条件に当てはまる機種をおすすめします。
 また、ダッシュボードの上は暑くなるので、黒色の機種は避けた方が無難です。

カーナビにおすすめのタブレット


ファーウェイ dtab d-02H
 ドコモのLTE対応タブレットです。ドコモ回線の格安SIMに対応しています。
 2万円を切る低価格でありながら、タブレットとして快適に使えるスペックを実現しています。カーナビ専用にするにはもったいないくらいのスペックです。
(8インチ/2.0GHz・8コア/メモリー2GB)

京セラ Qua Tab KYT31
 auモデルのLTEタブレットです。魅力はなんといっても、その安さ! 17000円(執筆時点)というのは驚きです。それでいて、スペックは日常使用には充分過ぎるレベルですから、快適に使えるでしょう。画面が8インチあるので、ナビとしても見やすいです。
 auモデルのため、ドコモ系の格安SIMが使えない点はご注意ください(SIMロック解除すれば使える) mineoなどau系回線のSIMが使えます。 (8インチ/1.5GHz・8コア/メモリー2GB)

ファーウェイ dtab d-01G
 ドコモのLTEタブレットです。なんと、価格は12500円!(執筆時点) 4コア/1.6GHzという日常使用には全く問題ないCPUを搭載しているのに、衝撃的な価格です。ただし、メモリーが1GBなので、たくさんタブを開いてネットサーフィンをしたりすると、フリーズしそうです。が、カーナビでの使用なら特に問題にはならないでしょう。ドコモ系の格安SIMで運用できます。 (8インチ/1.6GHz・4コア/メモリー1GB)

他に必要なものは?

 タブレットを用意するだけでは、カーナビとしては使えません。
 他に用意すべきものは以下の3点です。

 格安SIM
 車載用タブレットスタンド
 シガーソケット充電器

 格安SIMについては、カーナビとしての用途がメインなら200kbps程度の低速回線でも対応できます(参考動画)  DMM mobileのライトプラン(200kbps 月440円 容量制限無し)がおすすめです。文字中心のサイトなら、ネットサーフィンも「出来なくはない」程度のスピードで表示できます。

 充電器については、タブレットはスマホよりも大容量の電流が必要であるため、2A以上に対応したものを選んだ方がいいです。タブレットに付属の純正の充電器を参考に選びましょう。

2029とはずがたり:2017/01/30(月) 12:37:42
アップルよ今こそアメリカなんか脱出してシリアへ還ろう!!!

「移民なしでは存在しない」=トランプ氏政策を批判―米IT業界
http://news.goo.ne.jp/article/jiji/business/jiji-170129X372.html
01月29日 19:47時事通信

 【シリコンバレー時事】トランプ米大統領が大統領令でイスラム圏からの移民らの入国を停止・制限したことを受け、世界中から優秀な人材を集めて技術革新を生み出してきた米IT企業の間で、新政権の移民政策を批判する声が上がっている。

 CNNテレビによると、アップルのクック最高経営責任者(CEO)は28日、社内文書で「アップルは移民なしでは存在しない」としてトランプ氏の政策を支持しない考えを表明した。

 グーグルも「優秀な人材の渡米に障壁を作り出す可能性がある」(広報担当者)と指摘。大統領に政策見直しを迫る考えを示した。ロイター通信によると、グーグルには大統領令の影響を受ける従業員が100人以上いるという。

 マイクロソフトは「大統領令が従業員に与える影響を懸念しており、法的支援を積極的に行っていく」との声明を出した。

 能力主義のIT業界ではリベラルな気風が強い。フェイスブックのザッカーバーグCEOは「助けを必要としている人々には門戸を開いておくべきだ。それが米国の姿だ」とトランプ氏の対応を批判している。

 ただ、トランプ政権は、IT企業に配慮し、海外からの技術者確保には支障が出ないビザ(査証)制度を検討しているとも報じられている。

難民1万人、世界で雇用へ=トランプ氏を批判―米スタバ
http://news.goo.ne.jp/topstories/business/164/12574b182abaf2de79533317e5df3d39.html
(時事通信) 10:40

 【シリコンバレー時事】米コーヒーチェーン大手スターバックスのハワード・シュルツ会長兼最高経営責任者(CEO)は29日、トランプ米大統領がシリア難民の受け入れ停止などを命じたことを批判した上で、世界75カ国の店舗で今後5年間に1万人の難民を雇用すると発表した。

 シュルツ会長は「アメリカンドリームへの期待が揺らいでいる」と危機感を表明。今回の大統領令の影響を受ける従業員らへの支援にも、全力を挙げる考えを示した。

2030とはずがたり:2017/02/03(金) 15:33:07
サギサイトから、勝手にインストールされたプログラム(?)の削除をしたいのですが ...
プロフィール画像
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1357239533
wh_franciscaさん2011/3/917:20:09
サギサイトから、勝手にインストールされたプログラム(?)の削除をしたいのですが
どこを開いて削除をしたらいいのか分かりません。
初心者でも分かる説明をお願いします。
昨日http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1057167400
にて質問をした者です。(話の流れはこちらを見てください)

一旦は解決したと思ったのですが、また本日の16時くらいから、支払いをしてくださいという
大きなウィンドウが画面左端に出始めて、迷惑しています。

そのサイトがサギサイトという事は分かったのですが
表示されるウィンドウが邪魔なので削除の方法を教えてください。
当方PC初心者なので、どこの何にに入っている何というプログラムを消すといいなど
詳細を頂けると助かります…。

参考画像のものが表示されるウィンドウになります。
よろしくお願いします。

補足
補足します、OSはwindows7です。

ウィンドウ,プログラム,サギサイト,削除,アプリケーション ホスト,画面左端,msconfig.exe
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kk3ws_asさん 2011/3/1101:18:30
この手のプログラムはhtaを使っていると思われます。

以前私の友人も同じようなことになっていました(^^;

タスクマネージャーのプロセスの中にmshta.exeがあれば、まず間違いないでしょう。


タスクマネージャーで強制終了させるとウィンドウは消えると思います。

再起動させると再び現れる場合はスタートアップに登録されている可能性が高いです。

スタートメニューの[すべてのプログラム]→[スタートアップ]のなかにそれらしいプログラムがない場合はレジストリのスタートアップに登録されています。


スタートメニューの[ファイル名を指定して実行]でmsconfig.exeを実行して[スタートアップ]を確認してください。

[Microsoft(R) HTML アプリケーション ホスト]という項目があればそれが例のプログラムです。チェックを外してください。


本体を削除したいのであればさっきの項目の[コマンド]の"C:\Windows\system32\mshta.exe "のあとのファイルが本体です。


16時くらいから再び画面が出だしたとのことなので、ひょっとするとタスクスケジュールに登録されているかもしれません。
とりあえず上記の方法を試してみてください(-_-;

2031とはずがたり:2017/02/03(金) 15:33:38
俺もmshta.exeがある。。どうすりゃええんだ???そのまま削除していいんかな?

2032とはずがたり:2017/02/03(金) 15:35:41
ワンクリックウェアを削除する(mshta.exe編)
http://tamajiro.net/windows/%E3%83%AF%E3%83%B3%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%A6%E3%82%A7%E3%82%A2%E3%82%92%E5%89%8A%E9%99%A4%E3%81%99%E3%82%8B%EF%BC%88mshts-exe%E7%B7%A8%EF%BC%89/
2014年01月29日 [Windows]

2033とはずがたり:2017/02/06(月) 16:57:43
熱かったよなあ,AMDvsIntel。

【連載】
巨人Intelに挑め! - 1GHzを突破せよ
[1] とある男の回顧録
http://news.mynavi.jp/series/amd_k7/001/
吉川明日論
[2015/03/02]

吉川明日論(よしかわあすろん)
1956年生まれ。いくつかの仕事を経た後、1986年AMD(Advanced Micro Devices)日本支社入社。マーケティング、営業の仕事を経験。AMDでの経験は24年。その後も半導体業界で勤務したが、今年(2016年)還暦を迎え引退。現在はある大学に学士入学、人文科学の勉強にいそしむ。

…このうちわ受け話シリーズは(続けばの話だが)、あのころ、そしてその後少なくとも15年は確実にコンピューター業界の話題の中心の一つであったと思われる、AMD対Intelのマイクロプロセッサ開発競争、あの血沸き肉躍る時代で私がAMDで経験したこと、背景、などを、今だから話せる秘話なども交えて記してゆこうという試みである。

K7登場

話をいきなりK7の登場から始めたい。というのも、K7は今でも私の業界原体験の中心であり、その時代のこの業界で一番AMDが脚光を浴びたイベントだったからだ。K7とはAMDが第七世代プロセッサとして開発したCPUアーキテクチャのコードネームであり、製品としてはAMD-Athlonとして知られている。K7は1999年の8月正式製品リリース(マイクロアーキテクチャの正式発表は1998年10月)、ということは、その開発は(あるいは基本的なアーキテクチャの原型は)少なくともその5年前には始まっていたはずである。1994年、1995年あたりというと、AMDがリバースエンジニアリング(後程述べる)で開発したAm486プロセッサを出荷中、その間AMDは独自開発のK5で悪戦苦闘、そして1995年の突然のNexGen買収(この辺の事情も後述の予定)、市場では、AMD、NexGen以外にもCyrix、 IDT、 VIAなどの会社がIntel互換プロセッサの開発にしのぎを削っていた時代である。

互換プロセッサ乱立時代

PCがエレクトロニクス業界の中心になり爆発的成長を始めると(この2〜3年のスマホですね)、その中心ハードウェアであるCPU市場には一気にいろいろなプレーヤーが参入してきた。しかしながら、Intel互換プロセッサの盛んだった時期は比較的短かった。というのも、技術的にも加速していくプロセッサ開発に加えて、IntelのIP(知的所有権)を侵さずに完全互換を実現することは至難の業であった。

また、プロセッサのクロックスピードがそのままアプリケーションの実行速度にダイレクトに効いてくる状況だったので、Intelは一気にそのマーケティングを周波数競争に持ち込んだ。その優劣を決めるのが半導体の微細加工技術である(今では12nmなどのレベルに達しているが、その当時は数百nmの世界だった…)。その当時は半導体ファウンドリ―などというコンセプトはなく、それぞれのメーカーが自前のプロセス、設備に投資競争をしていた時代だった。

これがべらぼうにコストがかかる。そういった状況で、多いときには5社を数えたプレーヤーは次々と脱落していった。最初の製品は出るのだが後継製品を開発する資金が続かないからだ。その間独占体制を整えつつあったIntelは80286の次は80386、そしてその後継の80486を開発するなど、矢継ぎ早に性能を向上していった。

その中で、当時AMDには以前からIntelとの協業時代からx86互換プロセッサに従事してきたエンジニアたち、Am386のリバースエンジニアリング(後で説明いたします)をリードしたBen Oliver、スーパースケーラー技術の大家Mike Johnsonらに加え、もとDEC(Digital Equipment Corp.)で業界初の64ビットチップAlphaの開発をリードしたDirk Meyer(後にAMDのCEOとなる)ら錚々たるメンバーが揃っていた。そこに、Fred Weber(NexGenの買収により合流)など、互換チップ開発の戦いに敗れ去ったチップメーカーからのエンジニアたちが続々とAMDに集結していた。皆、Intel打倒に燃える血気盛んな若いエンジニアたちであった。

こうしたエンジニアたちが長年の夢をかなえるべくAMDに集結したのは当然のことであったろう。というのも、AMDは既に8年にわたるIntelとのIPに関する調停、法廷闘争の末に、少なくとも特許問題についてはIntelと和解が成立していた。ということは、特許などの法律問題に縛られることなく、革新的なアイディアでもって、技術的優位性を実現しIntelを打倒することを夢見ていたエンジニアにとって、AMDというのは理想的な開発Platformであり、唯一可能性を秘めた会社であったからである。しかも、創業者でありCEOのJerry SandersはIntelへの対抗心に燃えていた。捲土重来を期すエンジニアたちにとってAMDはまさに「マイクロプロセッサ界の梁山泊」だったのである。

2034とはずがたり:2017/02/06(月) 16:58:11
AMDの野心的なプラン

その時、私は定期的なマーケティングのMeetingのためにカリフォルニアのシリコンバレーの中心にあるAMD本社にいた。 正確な時期はあまり問題ではない、その出張が今でも記憶の中で鮮明なのは、それが私がK7プロジェクトについて初めて知った時期であったからだ。多分、AMDがK7のマイクロアーキテクチャを公表した1998年の一年位前の話だと思う。

私は社内の情報で、AMDのAustinでK6の次世代プロセッサ開発が進められていることを聞いていたので、USに出張の際に当時の私の上司であったMarketing VPのBen Anixterにそれとなく聞いてみた。Benは当時の私の上司であり、AMDの創業時代からJerry SandersとともにAMDを支えてきた大番頭のような人物であった。

「Ben、新プロセッサの開発はうまくいっているかい?あのIntelがよくPentiumIIのバス(バスはもともとPentium Pro用に開発された)をライセンスしたものだね」と聞いたら、Benは「ライセンスはもちろんない」と答える。私が、「そうか、それならまた新たな法廷闘争になるんだね?」と聞いたら、Benは「もう、法律でもめるのには飽き飽きした、その心配はない。今度のプロセッサは独自のバスアーキテクチャだから」とさらりと言っている。

私には、俄かにはその意味が呑み込めず、「独自のバスなんて言っても、マザーボードがないじゃないか」と言うと、またBenが「マザーボードは独自で行く、既に台湾のボードメーカーと話がついている」と言う。そこで私は「Intel互換じゃないわけ?そんなのできるわけがない。新しいインフラをまっさらなところから作るなんて無茶だ!!」と言ったら、Benが最後に「どうしてお前の発想はそう日本的なんだ?! 全く新しい技術で戦わなくて、どうやってIntelを超えるんだ?!AMDはIntelの後追いでいく限り発展はない、これからは独自路線の技術で勝負するんだ。面白いと思わないか?」。

Benは私にウィンクして、言った。

「そのドアを閉めなさい、AMDのBig Planを教えてやるから。」
ほどなくして、私はK7の全容を知ることになったが、それは確かにその当時の私にとっては途方もなくBigなPlanであった…。

K7の革新的アーキテクチャ

Benに野心的なアプローチを聞かされた後、K7でゲームチェンジをもくろむAMDに私はいよいよテンションが上がった。その晩、サニーベールのホテルのバーでいろいろ考えた。「やっぱりここはシリコンバレーなんだな」という興奮がじわーっと感じられたと同時に(シリコンバレーは行くたびにいつもこの感じがあるからやめられないのだ…)、既に10年も働いていていたのにシリコンバレーのスピリットを全く理解していなかった自分にがっかりした感じを覚えている。

そのプランはまさにBigであった。まず、Benが言ったように、Intelプロセッサとの互換路線を断ち切って、全く新しいバスアーキテクチャで勝負する。そのバスというのが、DECがワークステーション、サーバ用に開発した64ビット!!のEV6(恥ずかしながら、それを聞いたとき私はそれがどんなにすごいものかは知らなかった…)。

もともと技術的に疎い、日本のマーケティングの担当として、私の頭に真っ先に浮かんだのがMother Boardの事である。 事を単純に説明すれば、今では、秋葉原のDIYショップに行くとIntel系とAMD系と全く互換性のないボードが棚を別にして売っているけれど、その当時はボードと言えばx86=Intelであった。そこに、K7が割って入ってAMD系の棚を作るという話だ。

マーケティング的に考えれば、それを実現するには2つの方法しかない。多額の予算をマーケティングに投下して力ずくで新ブランドを確立するか、革新的な技術で大きな差別化を図るかである。当時の技術集約型のシリコンバレー企業のAMDの選択は勿論後者であった。以下にK7アーキテクチャの概要を示す。

フロントサイドバス 200MHz:もともとDECがワークステーション用の業界初の64ビットプロセッサAlpha用に開発したEV6が基になっている(競合のPentium IIIの2倍の速さである)

整数演算10段、浮動小数点演算15段という深いパイプライン:これがクロック周波数の飛躍的な向上を可能とする。K7は Athlonとして発表時にいきなり最高クロック650MHzをマーク。

スーパースケーラー:1クロックで9命令同時発行可能、これにより、高いクロックに加えて浮動小数点演算を多く含むゲーム等のヘビーなアプリでも高い実性能を実現。

2035とはずがたり:2017/02/06(月) 16:58:22

対応ソケット:SlotA (AMDのAを示している)、IntelのSlot1との電気的互換性が全くないが、外部形状やスロットのメカニカル部分は共通。

スロット正面に大きなAMDのグリーンのロゴをあしらい、いかにもIntelとは互換性はありませんと言っている。パッケージを開けると、真ん中に将棋の王将よろしくCPUが鎮座し、両側に飛車、角のキャッシュメモリが控える威容であった。(時代劇ファンであれば助さん、角さんを従える黄門様が、「やっておしまいなさい」と言っているような感じである)。

K7アーキテクチャAthlonプロセッサ登場

AMDが満を持して開発したK7はAMD-AthlonとしてAMD設立30周年にあたる1999年の8月9日に正式発表された。発表の半年前、AMDのマーケティング部門はK7の製品ブランド名の決定の最終議論を行っていた。私も、当時世界で第二番目に大きいPC市場である日本のマーケティング代表としていろいろと意見を聞かれた。他にどのような候補があったかはすっかり忘れてしまったが、AthleteのスピードとTriathlonの強靭さを連想させるAthlonというブランドは、その後のAMDを十年以上支え続けることになる優れた製品のブランドとしては成功した例だと思っている。

そのころから、CPUに巨額の資金を投下しブランドマーケティングを展開するというIntelのパワフルな攻勢にAMDも対抗しようとしていた。日本ではやらなかったが、USではTVコマーシャルも流され、Athlonは結構知られたブランドになりつつあった。その当時、カリフォルニアに出張する時にサンフランシスコでの入国手続きの際、お決まりの「何しに来た、どこに勤めている?」という質問に「AMDだ」と答えると、係官がガッツポーズをしながら「Faster than Intel, right ?(Intelより速いんだって?)」と言ってスタンプをポンと押すのを何度か経験して非常に誇らしかったことを覚えている。

AMD vs Intelの"チャレンジデモ"

日本でのプレスへの発表には十分な準備をした。当時、NPRP(New Product Review Program)というのがあり、何十もあったPC関係の雑誌にベンチマークシステムを貸出し、各社が独自に性能比較の記事を用意する。各紙が独自のラボで実際に性能を測るわけだからある程度時間がかかる。それを、週刊、隔週、月間の雑誌各社に貸し出す。各国のPRにあてがわれるシステムには限りがあるから、各紙の発刊時期を考え、うまく回さなければならない。

各紙はその時点で手に入るAMD、Intelの最速のシステムの性能をいろいろなベンチマークソフトで測ってゆく。そのうち各紙がテストした結果が次々と入ってくる。結果は圧倒的にAthlonの優勢であった。そして、プレス発表の当日は100人はいるだろうと思われるホテルのカンファレンスルームで恒例の"チャレンジデモ"というのをやる。

これはK6世代から始めたPRの効果的な手法で、その時の最速プロセッサを使用し、プロセッサ以外はすべて同じ条件(メモリ、ハードディスク、など)でくみ上げたシステムをAMD vs Intelで二つ並べ、プレスの前で実際に"よーいドン"でいろいろなベンチマークをつなげたベンチマークソフトを走らせて先に終わったほうが勝ち、という大変わかりやすいデモである。

当時IntelはAMDの製品をまがい物として正式に認めないという立場をとっていて、Intel側がこれに対抗してくることはなかったのでプレスには非常に受けた。分かりやすく、効果が直に感じられるので、その後はリテールストアでのデモにも使った。

こういったプレスイベントは、技術競争が激化し、AMD、Intelが新製品でしのぎを削るというその後の10年以上の期間で何十回と行ったが、決してAMDがいつも優位にあったわけでは勿論ない。しかし、プレス発表会のひな壇にいて、そのチャレンジデモを横から眺める時にはいつも、"がんばれ、がんばれ、速く行け!! ぶっちぎれ!!"と心の中で考えていて、熾烈な競争の中で勝負する醍醐味をいつも実感していた。AMDの創業者Jerry Sandersが常々言っていたシリコンバレーの企業哲学、"競争のみが革新を生む"という時代を直に感じられる古き良き時代であったと考えると、結局はいつもタフな状況に置かれていたというのが正直な実感ではあるが、同時に私は何とラッキーな経験をしたのだろうかとつくづく思う。

2036とはずがたり:2017/02/06(月) 16:58:36

Athlon 1GHzの壁を破る

私はその時Gateway Japanの社長と会っていた(2000年の初めころだったと思う)。Gateway(当初はGateway2000という名だった)は新興のPCメーカーで、特にパワーユーザーに人気のブランドであった。すでにAthlonの重要カスタマーであり、世界各地で協業をしていた。

その日もいつものように、その時点では最速のAthlon(確か、800か850MHzであったと思う)を使用したデスクトップPCの共同プロモーションの話をした後、握手して帰ろうとした時に、彼は独特のニュージーランドなまりの英語で切り出した、「1GHzの発表会を一緒にやらないか?」。1999年の8月に最速の650MHzで正式発表されたAthlonにより、それまで最速は常にIntelと決まっていた状況が一変した。今やIntelがAMDを追いかける形になっていたのだ。

周波数は今までは考えられなかったペースで上がっていった。まさに、Sandersが予想した通り競争がIntelの技術者たちに闘志を植え付けた。しかし、私は1GHzの話は聞いていたけれども、早くても、2000年のQ2(4-6月期)という認識であった。そこで、「1GHzはまだまだ先だよ」と言ったら、Gateway側は「いや、もっと早い時期だと聞いている。その場合にはGatewayが真っ先にシステムを発表することになっている。本社に確認してほしい」と言う。

その晩、私は本社のVPに電話して、AMDがひそかに1GHzの発表を前倒ししているという事実を知った。1GHzの壁を超えるのは当時としてはジェット旅客機が音速を超えた時くらいのインパクトがあったので、AMDは必ずIntelに先んじて大々的に行うのだと言う。その中でAMDが選んだパートナーがGatewayだったのだ。

Gatewayはパワーユーザーをたくさん抱えているし、Athlonといえども、プロセスのチューニングを行って徐々に周波数を上げている最中なので、1GHzを超えるものはよほどできのいいシリコンを選別してやっととれるくらいであるので、最初は限られた数しか提供できない。それでいて、1GHzの発表は3月中、それも早い時期に行いたいというので大変驚いた。 社内でも限られたものしか知らないという。次の日、件のGateway Japanの社長と再度Meetingしたのは言うまでもない。

時効だから明かす、効果的なPRのために採った策とは

そこで、3月に迫っている発表イベントの計画を、PRマネージャーとともにひそかに進めた。一番恐れたのが、闘志むき出しのIntelに出し抜かれないことである。アーキテクチャの優位性から、AMDが1GHz品を実際にIntelよりも早く生産できるであろうことには自信があった。あとはUSと連携をとりながらどうやって、世界同時に、Intelよりも早い時期に、しかもより効果的に発表するかということに頭をひねった。

そこで、一計を案じ、2つの発表日を1週間ずらしてセットすることにした。当時は、発表会と言うとホテルのカンファレンスルームと相場が決まっていたので、2つの日にちで部屋を抑えた。その間、エンジニアたちはほどなく到着した1GHz Athlonを搭載したシステムを念入りにチェック。発表当日に安定してデモができるかが非常に重要である。

これからの話は、今は時効になっていると思われるので、裏話として聞いてもらいたい(プレスの方、Intelの方申し訳ありませんでした…)。まず、プレスに「AMDから重要な製品発表を3月13日に行います」という案内をだした。そんな案内を出せば、プレスからは「重要な発表っていったいなんですか?」と質問が来る。そこで、言葉を濁しながら、「今は言えません、でもきっとびっくりすると思いますよ、絶対にはずさないで来てください」と答えておく。

すると、鼻の効くプレスの人たちは、「これはAthlonの新製品だろう、ひょとして1GHz?」と考える。その話はいずれIntelのPRにもわかることになる。そのうち、予想した通り、あるプレスから、Intelも発表会を開くらしい、その日付は3月8日である。という情報が入った。そこで、我々は正式発表の日付を3月6日に変更した。プレスの人たちには「突然で申し訳ありません」と電話をかけまくって来てもらった。

AMDとIntelの1GHzの発表が微妙にずれているのはこういった事情があったのである。Gateway Japanも即日製品の販売を受け付け開始の準備をしていたが、それを発表会で正式に言ってしまうのはあまりにもできすぎなので、「システムはどこから出るのか?」と言う質問に、私はわざと「ゲート…」と言いかけ、PR担当の方を見ていかにも「しまった!!」という顔をする、と言う手の込んだ演出まで用意していた。

2037とはずがたり:2017/02/06(月) 16:59:08
>>2033-2037
なぜコードネームを公開するのか

私は元来エンジニアでないので、半導体デバイスの回路設計の現場などは想像も及ばないのだが、…基本的に半導体回路の製造過程は印刷の技術なので、ダイ写真と言うのはシリコン職人の印刷作品ともいえる。…
初期の製品は手作り回路で非常にごちゃごちゃしていたものだが、集積度が急激に増すにつれてCADシステムの発達で、だんだんブロックごとの形が決まってきて、各ブロックが整然と並ぶようになる。またマルチコアになると、同じパターンのCPUコアが2個、4個とはっきり目視できるところが面白い。初期のころの回路写真には、ダイの隅っこに設計チームの名前や、アイコンなどをちゃっかり印刷しているものもあった。

ダイの話をするうえでいつも話題になったのが、CPUコアのコードネームである。最新鋭のCPU製品の開発では、まず基本のCPUコアを設計して、それをもとに派生製品を追加してゆく。

市場投入される前の開発中の製品にはブランド名がないが、まず社内で使用する開発コードが決められて、それをもとに製品ロードマップ(将来リリースを予定している製品の図表)を作成し、ビジネスプランを練ってゆく。

AMDとIntelの開発競争が激化すると、このロードマップはビジネスプランの礎となるだけでなく、お客の期待を獲得するために非常に重要なものとなり、それまでは社内、あるいは特定顧客に個別開示するものであったはずの製品コードネームを積極的に公開するようになっていった。

AMDのネーミングは場当たり的?

これらのコードネームの付け方については各社、設計チーム、責任者などが勝手に決められるので、いろいろなものがあった。初期のコードネームは単なる記号・番号の組み合わせであったが(K5、K6、K7など)、だんだんロードマップが複雑化してくると、もうちょっと覚えやすい、親しみのあるものに変わっていった。Intelのコードネームは、私が覚えている限りではUSのオレゴン付近を流れる川の名前で一貫していた(Klamath、Katmai、Deschutes、Willamettなど)が、AMDの方はあまり一貫性がなく場当たり的なケースが多かった。

例えば、K7コアは最初はK7とK75であったが、その後ThunderbirdとSpitfireが登場した。この二つは製造プロセスが0.25ミクロンから0.18ミクロンへと向上したときのCPUコアであるが、ご存じのようにこれらは第二次大戦中連合軍が主力としていた戦闘機の名前である。表向きには勇ましく、かっこよかったが、主力製造拠点をテキサスのAustinから旧東ドイツのドレスデンに移した時だったので、ドレスデン工場から猛烈な反対が出た。それはあたりまえで、ドレスデンは第二次大戦中の度重なる空襲を受け、市街のほとんどが破壊された歴史を持つからだ。これは本当にいただけない話であった。

しかし、発表してしまったものを引っ込めるわけにはいかず、その後のK7の発展製品は競走馬の種類(Thoroughbred、Palominoなど)に変更された。格好がよく当たり障りのない名前を探した結果か、開発責任者が馬好きだったのだろう。因みに、K7後のK8コアのコードネームはHammerシリーズ(Slegehammer、Clawhammerなど)には「Intelをぶっ潰す」という思いが込められていた。

ひとつ変わり種は、K6-IIIのSharptoothだ。これは当時はやっていた映画のJurassic Parkに登場するティラノサウルスの名前だった。このころAMDのCPUには3Dグラフィックの処理を向上するためのSIMD拡張命令3DNowが搭載され、確かPCゲームのJurassic Parkをテーマにしたタイトルがこれに対応し、Comdex Showでデモを行った覚えがある。

2038とはずがたり:2017/02/06(月) 17:25:46
知らなかった。。AMDとIntelが最初盟友関係だったとわ。

【連載】
巨人Intelに挑め! - 80286からAm486まで
[1] AMDとIntelの確執の起源
http://news.mynavi.jp/series/amd_80286/001/?lead
吉川明日論
[2015/05/11]

さて、第1シリーズで書いたK7 Athlon 1GHzの発表から一気に時代を25年さかのぼる。 と言うことは現在から40年も前の話だ。…ちょっとした歴史的な背景説明をしたほうがわかりやすいと思い、この第2シリーズを書くことにした。

それは、当時毎日のように「SanJose Mercury News(シリコンバレーのコミュニティー紙ともいうべき地方新聞)」のトップニュースを飾ったAMDとIntelの競争の歴史であり、PCの頭脳と言われるCPUの発展の歴史であり、ちょっと大げさかしれないけれど、日々競争に明け暮れ切磋琢磨してきたシリコンバレーの歴史そのものであると思う。

そこには、シリコンバレーのパワーの源であるエンジニアたちの飽くなき熱意があり、ビジネスを突き動かすための経営者たちのいくつもの勇敢な決断があった。そしてなにより、隆盛してゆく産業の得体のしれないパワーがあったし、そこに従事している者たちで共有していた興奮があった。今から思うと、何かわからない熱病にかかっていたような気がする。そんな気持ちを持つのは多分私だけではないだろう。

Intelが4ビットのCPU4004を発表したのは1971年である。4004の誕生についてはいろいろな記事があり、Intelがこのプロセッサを日本の計算機会社のために開発したのだということについてもいろいろな記述がある。その当時汎用CPU、いわゆる同一ハードウェアで幾多の用途に応じたアプリケーションソフトが動くという考え方は存在していなかったし、このプロセッサがさらに発展し、今ではクラウドコンピューティングを支えるサーバーのエンジンになるなどとは40年前に誰が想像しただろうか(そもそもInternetと言う概念がなかった時代である)。

私はAMDに勤務した人間であり、最初にIntelが開発したx86 CPUの起源を語る資格もないし、するつもりもない。 AMDに勤務していた時は、Intelは常に圧倒的な力を持った競合であり(その強大さは時にはため息が出るほどであった…)、追いつき追い越すための大きな目標であった。と同時に、私は常々Intel社に対してはシリコンバレーの中心企業として、また驚異的なコンピューター技術革新を常にリードした業界の推進力として大きな敬意を抱いていた(この私のIntelへの敬意は、その後AMDがK7/8で技術的にIntelを追い抜いた事態が起こった時Intelが独占的地位の乱用という行動をとったことで崩れ去ったのだが…これについては機会があれば後述したい)。

Intelの成功の裏にAMD有り

私がAMDの社員であったことで誇れることは、AMDのCEOであったJerry Sandersが常々言っていた"競争のみが革新を生む"という言葉のように、AMDとIntelが常に競合していたために、両社の技術革新が加速され、結果的には顧客に対し大きな価値を生んだという点である。

前置きが長くなったが、Intelの4004発表後、CPUは8ビットの8080の時代となり、これが16ビットの8088(外部バスは8ビット)、8086と発展していった。 当時、PCと言う概念はなく、IBMがPersonal Computer(いわゆるパソコン)と言う製品を発表し、それが爆発的な発展を遂げるまではAMDもIntelも汎用メモリ、汎用ロジックなどの製品が主体のビジネスであった。

当時のコンピューター産業の中心はメインフレームのIBM、DECとその互換のBUNCH(Burroughs、UNIVAC、NCR、Control Data Corporation、Honeywellの頭文字)、などの米国東海岸の企業が中心であり、シリコンバレーの半導体会社はあくまでもベンチャー系の亜流であった。このようなコンピューター会社は、それぞれが自分のシステムに使用する半導体パーツを自身で製造していた。特にコンピューターの頭脳であるCPU(Central Processing Unit)は自社設計のものを自社のコンピューターに使用するというのが常識であった。要するに今ではスーパーコンピュータにも使われるのが当たり前である汎用CPUなどというものは存在しなかった。

そこに、IBMからIntelへ8088を最新製品に採用したいという話が入った。IBMが8088を採用した製品は、1つはDisplaywriter(いわゆる初期のワードプロセッサ)とIBM PCであった。

最近、その時代のシリコンバレーの話がよく書かれている本に出会った。National SemiconductorのCEOを務めた Charlie Sporck 氏の回顧録「Spinoff」と言う本をである(Saranac Lake Publishing, New York刊)。残念ながら既に絶版らしいし、日本語訳されていないので、今では読まれる機会がほとんどないと思われるが、私としては実に面白い読み物である。

2039とはずがたり:2017/02/06(月) 17:26:06

この本によるとIBMからIntelにこの話が来た時、Intelは大いに期待したことが書かれている。その当時シリコンバレーのベンチャー企業であったIntelと同じく、この話に狂喜したもう1つの企業があった、そしてその企業はIntelとともに、その後のIT業界を牛耳る巨大企業になった。

マイクロソフトである。 この話は、いろいろな本が既に書かれていて、当事者でもない私が語るものは何もない。 ここで私が語りたいのは、このIntel:x86 CPU+マイクロソフトと言う不動の独占ビジネスモデルの構築に、実はAMDが大きく貢献していたという事実である。

IBMはこのPC(いろいろな話を読むとIBM自身も、このPC:Personal Computer:個人で持つコンピューターと言う概念については社内でかなり懐疑的にみられていたらしい…)のメインCPUについては社内で作られているメインフレーム用のCPUは使いようもなく、CPUもソフトも外部から調達するという点で、当時はこの製品はIBMの主流から外れたかなり得体の知れないプロジェクトであったことがうかがえる。

ただし、さすがはIBM。調達部門はCPUは必ず2次ソース(とは註:なんだ,2次ソースって?互換の製品を供給出来る会社みたいだ。)があることと言う条件を付けていた。ソフトについてはハードのおまけくらいにしか考えていなかったのだろう、マイクロソフト1社に任せた(これがその後大きな付けとなって回ってくるなどとは想像もしなかっただろう)。IBMのビジネスにテンションが上がったIntelだが、2次ソースを探さねばならない。そこで、IntelのCEO Robert Noyce(マイクロプロセッサの生みの親と言われる)が真っ先にコンタクトしたのが、National SemiconductorのCharlie Sporckである。

筆者は最近この連載の執筆にあたりCharlie Sporckの手記、「Spin-Off」を読むまでは、IntelはAMDにコンタクトしたのだと思っていたのだが、最初のコンタクトはNationalであったことが判明した。

Charlie Sporckの手記には、"ある時、家族とスキーに行っていたらIntelのRobert Noyceから電話がかかってきた。一緒にIBMに納めるマイクロプロセッサをやらないか? と言う話であったが、そんなもの(マイクロプロセッサ)ビジネスになると思わなかったので即断った。今から思ってみれば、あれは間違いだった。"と言う記述がある。

しかし、Nationalは、その後Chiarlie Sporckの下でアナログ、ディスクリート製品にフォーカスして大きく成長し、最後にはスピンアウトした母体であったFairchildを買収することになった。シリコンバレーの老舗企業たちの生い立ちについては、番外編で書くつもりである。

IBMが新製品PCにIntelのCPU採用を決定する際に、2次ソースを見つけることを条件にし、IntelはNationalのCharlie Sporckにコンタクトしたが断られたことは前述した。

そこで、IntelのNoyceはAMDのJerry Sandersにコンタクトした(Noyce、Spork、Sandersは皆かつてはFairchildで一緒に働いた同僚である)。

AMDは当時CPUとしてはIntelの競合で8ビットの世代では確実に成長しつつあったZilogのZ80(8ビットCPUアーキテクチャの傑作と言われている)を2次ソースメーカーとしてサポートしていたが、IBMのPCの話を聞くと、Sandersはそのビジネス感覚でもって、あっさりとNoyceの協力要請を受け入れた。

かくして、後に源平合戦を繰り広げることになるAMDとIntelは最初は盟友として、もう一つのCPUのアーキテクチャの雄、Motorolaの68000に対抗すべく共同戦線を張ることになる。 そのころのAMDとIntelの"Partner Chip"(パートナーシップのしゃれ)と題した共同広告を見つけたので掲載する。その後の両社が親の敵と言うほどにいがみ合ったことを考えると、信じられない話である。

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AMDとIntelはかつて共同戦線を張っていた (出典:「THE SPIRIT OF ADVANCED MICRO DEVICES」)

PC市場の急速な拡大 - 2次ソースとしてのAMD

このIBM PCへのCPU・OSの採用によって、結局マイクロソフトのOSを使用したPC系はAMDとIntelのx86、片やMotorolaは産業用の埋め込みアプリケーションという風にすみわけが決まってしまった。その後Motorolaの68000はAppleが採用し大流行となるMacintoshのCPUとなったが(今は亡き天才Steve Jobsの最初の傑作Macは1984年1月に発表された)、後にWintelといわれるようになった派手なCPUの世界規模の競争からは締め出されてしまったわけだ。

IBMのPCが次第にその価値を認められ、IBM・PCのクローンが市場に出現し、瞬く間に巨大な市場になってゆく(そういえば、クローンなどという言葉もこのころ初めて聞いたのだと思う…)。そうなるといよいよ2次供給者が重要になってくる。というのも、急速に成長する市場のからの需要にIntelだけでは対応しきれないし、各PCメーカーも一番重要な部品であるCPUを1社から購入するのも不安であるからだ。

2040とはずがたり:2017/02/06(月) 17:26:56
そんな中、1982年の2月にIntelはそれまでの8086をさらに強化した80286を発表する。80286は16ビットのCPUの第2世代という位置づけで、このビジネスでの圧倒的な地位を決定づけた傑作製品である。

そのころまでに、AMDはIntelのCPU製品の2次ソースとして、1976年のクロスライセンス契約(お互いの特許を持ち合う契約‐この契約に書かれていたある条項が後に大きな禍根を残すことになるのだが…)に次いで、1981年にはこの契約を更新し、Intel製品の2次ソース会社としてx86マイクロプロセッサーの本格的な生産を開始する。どういうことかというと、Intelが8086、80286などのプロセッサの技術情報をAMDに開示し、AMDはその情報に基づき製品の製造を行う。そして、AMDはIntelのx86アーキテクチャに競合関係になる製品は開発せずに、Intelと協力しながらこのアーキテクチャを広めていくというものである。

基本アーキテクチャは同一であるが、製品性能の改善に関しては両社は競合することになる。完全に互換性のあるCPUが2社から、しかも常に性能改善がされながら提供されるのであるから、急成長するPC市場においてユーザーとしてのPCメーカー各社にとっては、Intel、AMDを両てんびんにかけながらできるだけ有利な条件で、PCの頭脳であるCPUを確保することが非常に重要な要件となる。

この頃から、x86アーキテクチャがMotorolaの68000などの他のアーキテクチャと競合していた状態が、PCの爆発的な普及により次第に変わってきていた。すなわちx86はPC業界の唯一の標準となり(de-facto standardと言う)、PC各社は標準にのっとったPCを大量生産することとなり、勝敗を分けるのは、どのPCメーカーがより高速なCPUとより容量の大きいメモリ(DRAM)を積んで、より安く提供するかが勝負となる。

もっとも、この時代にはまだPCの形状などで差別化を図れることができたので、Display一体型デスクトップ、白黒DisplayでなくカラーDisplay, ラップトップ(ノートブックではなく)など各社工夫を凝らしたPCが出現した。それでもやはり、重要なのはコンピューターの頭脳と言われるCPUである。当時のWindowsベースのアプリケーションはまだ高速のハードを必要としていたので、CPUが高速であるほど、またメモリ容量が大きければ全体の処理能力は高くなる。CPUが同一アーキテクチャであれば、性能を決定付けるのは動作周波数(クロックスピード)と消費電力である。より高い周波数で、消費電力を抑えたCPUがより高い価値があることになる。

PCが急速に普及し始め、かつては職場でしか目にしなかったコンピューターが個人の持ち物になり始めると、Intelは従来の技術主導のエンジニア集団という会社から、半導体市場には当時まだ存在していなかったブランドマーケティングを持ち込み始めた。高い周波数であるほど価値が高いという大変に解かりやすいメッセージで瞬く間に市場で受け入れられていった。

AMDも負けてはいなかった。Intelの80286が周波数12MHz(ギガヘルツではなくメガヘルツです…)であったところに16MHzを投入、しかもPCの小型化がはかれるプラスティックのパッケージを使用するなどいろいろな改良でIntelを猛追し、次第に市場シェアを広げていった。しかし、この数年前からIntelは既に16ビットの80286の次期製品である32ビットの80386の開発を進めていた。16ビットから32ビットへの進化はPCの性能向上においてメジャーなイベントであった。32ビットコンピューティングはその後PCの世界では20年以上続くことになる。

80386はAMDにはライセンスしない

80286プロセッサ(x86)とマイクロソフトのDOS(まだWindowsではなかった)との組み合わせで、その後Wintel(この表現は後になって主にプレスが使ったのであって、面白いことに筆者はIntelもマイクロソフトもこの言葉を積極的に使っていたのを聞いたことがない…)という無敵のビジネスモデルを打ち立てたIntelは、次期プロセッサ製品80386を開発するにあたってAMDとの関係において社内で密かに決定していたことがあった。要約すれば下記の3つの事項である。

80386はAMDにはライセンスしない。
しかしそのことはAMDにはすぐには伝えない(ぎりぎりまでAMDをIntelアーキテクチャのサポート側につけておく)
80386発表後は80286からの切り替えをできるだけ早く行いAMDを振り切る。

2041とはずがたり:2017/02/06(月) 17:27:51
誤解のないように記しておくが、これらのことをIntelが密かに決めていたと言う事実は筆者が憶測で言っているのではない。AMDはいくら待っても、Intelが80386の二次供給ライセンスの話に乗ってこないので、1982年のライセンス契約に基づいてIntelに対し調停訴訟を提起した。それを見たIntelは、すぐさまAMDに80386のライセンスをしないと宣言した。調停訴訟というのは、ハイテクノロジーの業界ではよく出てくる話で、長期にわたり、しかも金がかかる法廷闘争の代わりに、両社の合意のもとに選出された調停人(ほとんどの場合引退した裁判官、判事など法律のプロが選ばれる)に依頼してスピーディーに解決を図る略式訴訟のようなものである。

しかし、実際にはこの調停はもめにもめて、結果的にはAMDの主張がおおかた認められる形で終了することになる。先に述べたIntelがAMDとの関係において秘密裏に決定していた3つの重要な事項は何万ページにわたる双方の内部文書を精査して、多分5年近くはかかったであろうこの調停訴訟の結論として、調停人元判事のバートン・フェルプス氏がまとめた調停文書で発表したものにはっきり述べられている事実認定である。

その後も、AMDとIntelはいくつかの大掛かりな訴訟合戦を繰り返すが、これについては別の機会を得て記述したいと思う。

PCがITのプラットフォームとして爆発的に成長する中、Intelはそれまでの16ビットの80286プロセッサの次期製品、32ビットの80386の開発を終え、1985年10月に16MHz版の最初の製品を正式にリリースした。

一方のAMDはそのころ80286の16MHz版を市場投入していた。当時のアプリケーションには32ビットのビット幅に対応するものは少なく、性能が高く安価なAMDの80286-16MHzは市場でかなり健闘した。その当時の私が手掛けた広告が残っているので掲載しておく。

http://tohazugatali.web.fc2.com/PC/001l.jpg
80286-16MHzの広告

前述の通り、当初はIntelとAMDはx86アーキテクチャの普及で協業したわけだが、80286の普及によりx86アーキテクチャが業界標準となった時点で、IntelにはもはやAMDは邪魔者でしかなかった。そこでIntelは有名な"286X キャンペーン"を大々的に開始する。新製品80386をライセンスしないことでAMDを32ビット製品から締め出すことに加えて、自らが生んだ既存製品80286を否定することによって、AMDを一緒に葬り去ろうという強烈なものであった。286と書いた上に大きく赤のXを付けて、"これからは32ビットの80386の時代です"と書いてある。後にIntel Insideというキャンペーンに発展したものである。

AMDにあって、Intelとの市場での競争に明け暮れた私にとって、Intelは常に大きな脅威であったが、このキャンペーンを初めて目にしたときには本当に驚いた。自らの市場での優位性を維持するために自らが生んだアーキテクチャを殺しにかかる、まるでギリシャ神話にでも出てくるようなテーマに、Intelという会社の徹底ぶりにショックを受けたのを覚えている。

当時のIntelのCEOであったAndy Groveは後にリーダーシップに関する本を書いたが、そのタイトルは"Only the Paranoid Survive(偏執狂だけが生き残る)"であったことを考えるとうなずける点もある。

独自開発に着手 ? コードネームは「Longhorn」

Intelからの80386のライセンスを断念せざるを得なかったAMDは独自開発の80386互換のプロセッサの開発に着手する。テキサスの開発チームに因んで開発コードネームは"Longhorn"と決まった。リーダーは当時まだ30代のBen Oliver、Oliverを支えるのはAMDプロセッサ設計部隊から選ばれた血気盛んな精鋭チームであった。ただし、いくら能力があっても一つだけユニークな条件が付いていた、"Intel社に勤務する親類縁者がいないこと"。

AMDは80386の互換製品独自開発について"リバースエンジニアリング (Reverse Engineering)"の手法を用いた。クリーンルーム版と別名されるこの手法を辞書で調べると、"Reverse engineeringとは、機械を分解したり、製品の動作を観察したり、ソフトウェアの動作を解析するなどして、製品の構造を分析し、そこから製造方法や動作原理、設計図、ソースコードなどを調査する事である"とある。クリーンルーム版と言う意味は、設計エンジニアたちは設計室に入る時と退出する時に身体検査をされ、何も持ち込まない、何も持ち出さないということを徹底することである。

つまり、普通のものづくりの方法は、まず設計図があり、それに基づいて製品を作っていくのであるが、この場合はまず製品(30386)があり、それがどういう設計で作られたのかの情報なしに、公開された情報だけをもとにその当該製品と同じものを作ることである。AMDが与えられた公開された情報で一番有力なものは2つである。

1. 80386のデータシート、ユーザーマニュアルなどの資料
2. 80386そのもの

2042とはずがたり:2017/02/06(月) 17:28:15
データシート、ユーザーマニュアルは、80386の内部の機能ブロック図、どのピンがらどんな信号が入ればどんな信号を吐き出すのか、といったCPUを使ってPCを開発するハード、ソフトの設計エンジニアたちに必要な基本情報が書いてある公開文書である。

さて、80386そのものであるが、資料によると最終的なAMDの互換製品Am386は27万5千トランジスタであった。と言うことは、Intelの80386も大体同じくらいの数のトランジスタの組み合わせで設計されていたのであろうと思われる。

半導体のリバースエンジニアリングは、経済性を度外視すれば比較的に容易にできる。しかし、チップサイズ(プロセスルールが同じならばトランジスタ数)に制約がある場合には難易度は大きく違う。チップサイズが小さければ小さいほど同じウェハから生産できるチップが多くなるので有利である。しかも、当時のPC市場は、IntelがAMDの80286を殺しにかかり、どんどん386に移行してゆく、その間にもIntelはDXに続きSXと言う廉価版まで出してくるという状況であった。Ben Oliverの設計チームに掛けられた期待、大きなプレッシャーは想像に難くない。彼に与えられたミッションは次の3つだった。

公開された情報のみに基づいてIntel386と全く同じ動作をするCPUを独自設計で開発する。
故に、Intel製品とハードウェア的にも、ソフトウェア的にも完全互換であること(簡単に言えば、PCボードのソケットからIntel386を引き抜き、AMD386を代わりに入れてもすべての周辺機器と一緒に、すべてのソフトウェアが問題なく動くということである)。
市場投入された時点で、先行するIntel386と互角、あるいはそれを凌ぐ性能、経済性を持つこと。
まさにMission Impossibleである。

目にしたのはあまりに異様な光景

Oliverのチームが真っ先に行ったことは80386を買ってきて、何層にも作りこまれたプロセッサチップに刷り込まれたマスクパターンから論理情報を解明するため、チップの拡大写真を解析することであった。私は、当時テキサスに出張した時にデザインチームに近しい人間がいたのでそっと見せてもらった憶えがかすかにある。

体育館のような広い部屋の床いっぱいにチップの拡大写真が敷き詰めてある。その上を何人かのデザインエンジニアたちが下を向いて無言で歩いている。何をやっているのかと聞いたら「彼らは、チップの拡大写真からプロセッサのロジック設計を読み込んでいるんだ」という答えだった。あまりにも異様な光景だったので、本当に自分で見たのかどうか記憶を疑っていたが、最近、この記事を書くにあたってAMDの社史を調べていたらその写真が載っていた。

当時、AMDの設計チームがいたテキサスのAustinでは、「AMDは半導体ビジネスがIntelにやられて左前になったので、半導体から写真ビジネスかなんかに商売替えするらしい」という噂が飛び交っていた。と言うのも、Austin市中の写真館にAMDから訳の分からないパターンが写っている拡大写真の大量注文が何カ月も続いたらしい。当時は写真と言えば完全アナログであったのであるから、どれくらいのものであったかは今では考えられないことである。

確かに、プロセッサのトランジスタ数が100万以下の古き良き時代でのみ可能であったことであり、今のようにトランジスタ数が億単位の時代では考えられないことである。今の時代のCPUの拡大写真を一平面に目視できる状態で表示するとしたら多分東京ドームの何個分という規模になると思う。



Benのリバースエンジニアリングの仕事は奇跡的な結果を生み大成功であったが、CEOとしてのSandersの仕事はこれからだった。何しろ、今までのように固定したデザインを製造部門に回してチューニングをするのとは違い、まだ流したことがないデザインを市場投入時に競争力のある性能で(クロック周波数)、儲けられる形で(ダイサイズ、製造コスト)製造しなければならない。

しかも、市場はIntelがAMDに80386をライセンスせず、AMDは386を独自開発しなければならなかった事をよく知っている、AMDの386がリリースされる時期になっても前述した調停訴訟の結果は出ていない(AMDはシリコンデザインのハードウェアは独自開発したが、プロセッサに格納されたマイクロコードは1976年のクロスライセンス契約でAMDに使用権があるという立場で、そのまま使用していた ― この件については後程機会があったら説明します)。その状態ではたして、市場はAMDの独自開発品を受け入れるだろうか? さらに、Intelは80386の次期製品80486の開発に余念がない。80486が出てくれば、IntelはせっかくBenが開発したAMDの386を殺しにかかる。まさに時間との戦いだった。

BenのLonghornチームが開発を終えてからの製造部門の頑張りについては、私はよく知らない。ただ、日本の営業、Marketing部門の人間として私が憶えているのは、「80286はもう終わりだ、早く386を投入しないと売り上げが立たない、早く386を!!」ということだった。

2043とはずがたり:2017/02/06(月) 17:28:27

果たして、AMDが総力を結集して開発した80386互換プロセッサは、それまでのAMDの製品番号の伝統に従ってAm386として1990年11月に正式リリースされた。Intelの386の発表に遅れること5年であった。

PCメーカーであるカスタマたちは既にIntelの独占状態になっていた386市場にAMDが戻ってきたことを歓迎した。しかし、保守的なカスタマも多かった。"本当に完全互換なのか?"、"ハードは独自だが、Intelのマイクロコードを使っているそうじゃないか、AMDの製品を使ったことによって、Intelが我々を訴えたらAMDは補償してくれるのか?"などなど。

私も、AMDから買いたいのはやまやまだけど、法律問題があって踏み込めないというカスタマにAMD本社から法務部門の人間を呼んで顧客を訪問しまくった。やはり、そのころからIntelの市場独占が始まっていたのであって、Intelはその独占ゆえにますます強大になっていったのは明らかであった。

ある日本のお客に行ったとき、"君、Intel製品に完全互換と言うことは、Intelの386のバグ(不具合)も起こるということだよね、それを保証できるの?Intel製品で起こることはすべて再現してもらえる互換品でないと我々は使えない"と言われて絶句したのを憶えている。市場独占というのはそういうことなのだという実感が身に染みてわいてきたのを今でもはっきり思い出す。その後、AMDはIntel互換と言う考え方を捨てて、ソフトウェア互換という考え方に舵を切ったが、それは当然と言えば当然の帰結であった。

しかし、PC市場は成長に次ぐ成長、新たなPC・AT互換機メーカーが参入し、しのぎを削っていた時代なので、時間とともにAm386は次第に市場に受け入れられ、AMDの屋台骨を支える存在となった。

AMDはAm386の投入によって息を吹き返したが、既に次の製品の独自開発に着手していた。Intel80486互換のAm486である。トランジスタ数が120万と言うことはAm386の4倍以上である。その開発については、営業に忙しかった私にとってはAm386の時ほどドラマチックではなかったので(と言っても、設計エンジニアたちはさぞかし大変だったろうに…)、私自身はよく憶えていないが、1993年の4月にAm486が正式リリースされた。386の時にはIntelから5年遅れだったものを、4年遅れに縮めたわけである。

Am386の販売の際に経験した"本当に互換なのか"というカスタマらの反応にAMDは非常に明確な形で答えた。Am486ではCPUのパッケージにWindowsロゴをあしらったのである。これはAMDが勝手にやるわけではないので、当然Microsoftが承認したわけである。

このころから、AMDの中ではいよいよIntel互換路線を捨てるという方向性がはっきりしてきたのであると思う。それと同時に、Wintelと言われた無敵のビジネスモデルにも変化がでてきたのが読み取れる。MicrosoftにとってはPCがより売れるのがいいのであって、その中に使われるCPUはIntelでもAMDでもどちらでもよいということである。この考えはIntel側も同じであったであろう。

つまり、Intelのハードであればマイクロソフトでも、Linuxでも、そのずっと後にスマートフォンのOSとして市場を席巻するGoogleのAndroidでも何でもいいということである。時代はいよいよ次の段階に入っていった。



元々は小さなベンチャーの集まり

せっかくAMDの話を書く機会を得たので、どうせなら、AMDを育てたシリコンバレーの簡単な歴史、またそれを築き上げたレジェンドたちの話も書いておこうと思う。

この辺の話をすると、私的にはここに出てくる人物たちの名前を聞くだけである種の興奮を覚えるのだが、一般の読者にはなじみがないと思うので背景説明を記しておく。今は大企業となったけれど、当時は小さなベンチャーの集まりだったシリコンバレー企業の系譜である。

それまではサクランボなどの果物の生産地でしかなかったカリフォルニアのサンタクララ周辺が、シリコンバレーと呼ばれる世界中のハイテクの中心地となった起源は、トランジスタの発明で知られるウィリアム ショックレーが開設したショックレー半導体研究所にある(ショックレーはベル研究所でトランジスタを開発した他の2人の科学者とともにノーベル賞を受賞した)。ショックレー半導体研究所は半導体製品を開発しビジネスにする目的で設立されたが、ショックレー自身は優れた科学者であったがビジネスマンではなかったらしい。

2044とはずがたり:2017/02/06(月) 17:28:53
>>2038-2044

そのうち、造反組8人がスピンアウトして作った会社がフェアチャイルド セミコンダクターである。半導体ビジネスの起源と言う意味では、このフェアチャイルドが本格的な起源と言えるかもしれない。かくしてフェアチャイルドはアメリカ全土から当時としては新興ビジネスであった半導体に惹かれる若い優れたエンジニア、マーケッターたちをシリコンバレーに結集させ、成長させる学校のようなものになった。

これらの優れたタレントは、急速に成長する半導体産業で自分自身の夢を実現するべく、次々にフェアチャイルドを出て自身の会社を設立していった。その中でも、Intel、AMD、National、LSI Logicはその後も成長を続け大企業となり、シリコンバレーの老舗として数々の会社を増殖させていった。フェアチャイルドのチャイルド(子供)に掛けてこの4社がフェアチルドレン(子供の複数形)と言われる所以である。

シリコンバレー企業の系譜

半導体業界にはこれらのシリコンバレーの新興企業がのし上がってくる以前から既に確立されていたテキサス州ダラスの雄・Texas Instruments(TI)、アリゾナ州フェニックスのMotorolaなどがあったが、シリコンバレーの企業はカリフォルニアの開放的な企業風土と言う意味ではかなり特殊なものであったと思う。

強烈な個性のぶつかり合いが原動力に

いかにも個性の強い役者たちが揃っていた。私は、AMD入社当時から日米の半導体企業が日米政府レベルの貿易摩擦の話題の中心になった1986年頃から(この件については後程述べる)PRの担当として関わったので、幸い図に示した創業者たち(ショックレーを除いて)に実際会っている(会っているといっても、同じ部屋にいて彼らのやり取りを聞いている立場にあっただけの話だが…)のでこれらの名前を聞くだけで未だにちょっとした興奮を覚えるのである。

あのころのシリコンバレーの名だたる会社のExecutive達がなんと格好良かったことか!!すべてのExecutiveが非常に個性的で、しかも自信に満ちていた。お互いライバル同士であっても共通の目的については非常にオープンに、しかもカジュアルに話し合っていた。私のその時の印象は、その後のこれら伝説的人物の記述の通りである。天才的で親分肌のNoyce、学者のようなMoore(あのMooreの法則で有名な)、製造プロのSporck、イギリス紳士のCorrigan、そして、根っからのセールスマンの伊達男、我ら愛すべき"Jerry" Sanders。

これらの強烈な個性が、あるときには協力し合い、ある時はぶつかり合い、切磋琢磨してシリコンバレーの原動力を生み出していた。私は日本の半導体業界もある程度知っているが、シリコンバレーの会社と決定的に違うのはこの業界内のコミュニケーションのダイナミックさだと思っている。そして、それが両国の半導体業界の競争力に大きく影響したと思う。

シリコンバレーのレストランでは隣のテーブルで、結構知られた人たちが、競合同士なのにビジネスの話を結構オープンに話しているのを見かけたことがよくあるし、技術者同士が素晴らしい半導体回路のアイディアをレストランのナプキンに書き記しているのをみたこともある。ある時、ふらっと立ち寄ったパロアルトのハロウィーン衣装の店で、突然Steve Jobsが娘に衣装を買っているところに出くわした時はさすがに驚いた…

知らない人同士でも、目があえばにこっとしたり、ウインクしたりするあの雰囲気は、実際はしのぎを削り合い、ストレスいっぱいの仕事生活に身を置く人たちであるのに、人生を楽しむ余裕が感じられ、独特のものがある。

2045とはずがたり:2017/02/06(月) 19:27:38
【連載】
巨人Intelに挑め! ? サーバー市場に殴りこみをかけたK8
http://news.mynavi.jp/series/amd_k8/001/?lead&amp;utm_source=MyTimeLine&amp;utm_medium=win8&amp;utm_campaign=win_app
吉川明日論
[2016/06/20]

[1]AMDのCPU開発史と連載を振り返る

さて、昨年3月から始めた私の連載記事は間断なく9カ月も続いたが、年明け以来、しばらく怠けていたらもう初夏になってしまった。編集部から、続きをというありがたいお話をいただいたので書き進めることとする。

…私の連載もちょっと間が空いてしまったので、ここでAMDのCPU開発歴史と連載記事の順序を振り返ってみたい。この連載はK7(Athlon)から始めた、というのもK7が私の24年にわたるAMD社での経験で一番エキサイティングな製品であり、思い出深いイベントであったからだ。K7の話の後はAMDとインテルの確執の起源から始め、80286、386、486、K5、K6と続けたが、今回のシリーズで書くのはK8である。…

ここでAMDの開発したCPUとその概要についておさらいしたい。

http://tohazugatali.web.fc2.com/PC/001l-2.jpg

私のこれまでのAMD回想録は、K7からスタートし、386のリバースエンジニアリングの話に戻り、K5、K6までを綴ったものだ。今回お話したいのはK8である。いよいよ終盤にかかってきた。

上の表のビット幅という欄でお分かりのようにK8は32bitから64bitに進化している。K8の話に入る前に、ここで少しCPUのビット幅について簡単に述べる。

CPUとビット幅

現在のCPU(コンピューター)のすべては2進法によって演算をしていて、1ビットが2進数の一桁を意味している。CPUが演算する時に一時に扱えるデータ、あるいはプログラムのビット数を"ビット幅"、あるいは"データパス幅"と言う。

よくメモリ容量でビットやバイトという言葉が出て混同されるが、ここで言うビット幅とは、どちらかと言うと高速道路の車線数のようなイメージである。車の速度はほぼ一定だとすると、道路の幅が広い(車線数が多い)ほうが一気に流れる交通量が多いのと同じように、ビット幅が広ければ広いほど(8ビット<16ビット<32ビット<64ビット)CPUの処理能力は高くなるといってよい。もっとも、高速道路との比較と違いCPUの場合は動作周波数も上がってゆくので、厳密に言えば個々の車の走る速度も上がっては行くが。

メモリの総容量の話になると、高速道路よりサッカー場のイメージのほうがぴったりくるだろう。サッカー場の座席数をイメージしてみよう。当たり前の話だが、サッカー場では座席数が大きければ大きいほど多くの観客を収容することができる。ただし実際のサッカー場の場合と半導体メモリが違うのは、サッカー場では物理的な座席のサイズは一定なので、座席数を増やそうとすれば、自然とサッカー場全体のサイズが大きくならざるを得ないが、半導体メモリでは、記憶素子数(座席数)が16ギガバイトから64ギガバイトに増えるのに、チップサイズ(サッカー場の大きさ)は変わらない。という事は、全体のサイズが変わらないサッカー場により多くの座席数を詰め込んだ状態である。これを可能とするのが半導体微細加工だ。

さて、CPU(コンピューター)のビット幅であるが、最初に固体半導体素子(1つのシリコンチップ)のCPUとして開発されたのはインテルの4004である。これはビット幅4ビットのCPUである。この4ビットのCPU4004は日本の電子計算機会社の要望で設計された。1970年のことである。それから50年弱の間にCPUは高速化し、小型化し、汎用化され今では我々の身の回りにあるスマートフォン、電子機器、白物家電など電気製品のほとんどすべてに制御用のCPUが使われている。既に4ビットのCPUはほとんどなくなってしまったといってよい。

用途別のCPUのビット幅は次のとおりである。

8ビット・16ビット:一般的な家電製品(エアコン、洗濯機、電子レンジ、それらのリモコンなど)、および、自販機、券売機、工業用の組み込みシステムなど。
32ビット:スマートフォン、セットトップボックス、ゲーム機器、薄型テレビ、デジタルカメラ、ネットワークシステムなど。
64ビット:PC,高性能ゲーム機器、ネットワークサーバ、ワークステーション、高性能ルータ、スーパーコンピューターなどの大量データを高速で処理するものなど。

要するに、高い処理能力を要求されるコンピューターほど幅広のビット数を備えたCPUを要求されると考えてよい。…

2046とはずがたり:2017/02/06(月) 19:28:03

[2] AMD K8誕生の背景とダーク・マイヤーの夢
インテルの独占状態だったデータセンター市場

これまで私が回想録で述べてきたAMDとインテルのCPU開発競争は当時爆発的成長を遂げたデジタルプラットフォームであるパソコン(PC)用のCPU市場の話であった。しかし、PCとインターネットの爆発的成長とともに圧倒的に重要性を増していった市場があった。インターネットを縦横無尽に行き来する大量のデータのトラフィックを一手に引き受けるデータセンターである。

データセンターには何千、何万台ものサーバーボードが設置されており、典型的なサーバーボード一枚には2~4個のCPUが使用されている。その市場を独占していたのがインテルだった。基本的にはパソコン用に開発したアーキテクチャをコアにし、外部インターフェース、メモリサイズなどを大きくアップグレードしたものが市場を牛耳っていたインテルのサーバー用CPU Xeon(ブランド名)である。

前述したと思うが、サーバー用CPUの個数換算での市場サイズはPCの十分の一以下であるが、それに使われるCPUの単価は5~10倍である。それをインテルは独占しているのだからどれだけの利益がそこから稼がれていたかは想像に難くない。当時のサーバー市場の状態は以下のようなものであった:

1.市場全体が高成長であるがキーコンポーネントをインテルが独占
2.故に、いろいろな市場ニーズに反して単一技術、しかも値段が高止まり
3.競争原理がはたらかないので主導権が顧客よりもベンダーに移る
4.顧客は競合の登場を待ち望んでいる

この状態はAMDにとっては、"いつか来た道"、しかも相手がインテルとあっては、参入を画策したのは当然の流れであったろう。しかし当時の市場の状況に新参者が割って入るには大きな参入障壁があった。

1.サーバーの世界はPCと違って企業ビジネス、完全にB-TO-BのITの世界。
2.当時はIT(IT:Information Technology)という言葉はまだ新しく、IS:Information System、情報システム(略して情シス)と呼ばれていて、典型的な大企業の組織では総務部、経理部に属していた。そこにいる人たちは技術者と言うより、総務部でコンピューターにちょっと明るい人。基本的には官僚みたいな保守的な人たちばかり。
3.保守的な人たちなので、コスト、技術革新にはあまり関心がない(今から考えれば信じられない話だが)。完全に減点主義の世界で、問題を起こすことが命取り。当時よく言われたたとえ話は"IBMさえ使っていれば高くてもクビにはならない"、と言うもので、当時はメインフレームからクライアント・サーバーシステムに急速に移行している状態であり、最初のころはインテルCPUのサーバーでさえかなり"先進的"なものであった。
4.AMDのCPUはインテル互換で市場シェアを広げ、独自アーキテクチャのK7 Athlonでインテルからの技術的独立を果たし、コンシューマー市場では確固たる地位を築いたが、企業系システムの関係者の間では(一部の先進的ユーザーグループを除いては)"AMD? なにそれ?"、と言うのが厳しい現実。
5.インテルはクライアント・サーバーの世界でXeonというデフォルトのCPUの地位を築くと、その世界で既に存在した他の競合(IBM、HP、NEC、富士通など)を振り切るためにIA64と呼ばれる、独自のアーキテクチャによる64ビット化を目論んでいた。CPUはItanium(アイタニアム)と言うブランドである。

AMD技術陣のカリスマ ? ダーク・マイヤー

この状況にあって、"これは勝機あり"といよいよ確信したAMD技術陣のカリスマがいた。ダーク・マイヤーである。ダークはもともとDEC(Digital Equipment Corp.)で業界初の真正64ビットCPU"アルファ"プロジェクトを主導したチーフアーキテクトであった。その頃AMDには、インテルとの技術競争に敗れ、捲土重来を期していろいろな会社から集結した技術者がたくさんいたが、ダークはその中でもリーダー的な存在だった(ダークはその後2010年にAMDのCEOとなった)。

ダークが主導したAMDでの最初の製品はK7-Athlonで、これにはEV6などの先進的なバスなどアルファで培ったノウハウが随所に使われていた。私はダークとは仕事上何度も直接話す機会があったが、ダークの技術者としての夢はサーバー用の強力なCPUを開発し、ビジネス的に実現することだったのだろうと常々思う(その分、その後に訪れるモバイル化のトレンドにAMDが大きく遅れる結果にもなったとも思うのだが…)。とにかく、ダークと彼のチームが構想したK8プロジェクトは、素人の私にも"もしこれがあらかじめ宣言した機能、性能でもって、予定通り開発できたなら多分大成功するだろうな"、とはっきり理解できるような明確な差別化とアーキテクチャ上の優位性を備えていた。

2047とはずがたり:2017/02/06(月) 19:28:59

[3] K8開発当時の背景
64ビット市場の独占をも狙うインテルだったが…

K8の基本アーキテクチャとその優位性を述べる前に、AMDが対峙するインテルの状況をもう少し簡単に説明しておいたほうが解かりやすいであろう。

1.PC用CPUの大成功に乗り、インターネットの級数的拡大でさらに加速されたクライアント・サーバーシステム市場のサーバー側のCPUを独占したインテルは、今までのPCハードウェアの世界のチャンピオンだけでなく、IT界全体のチャンピオンになりつつあった。
2.その中で、インテルはサーバーのハードウェアの要件が従来の32ビットコンピューティングから64ビット化する過程で大きな賭けに出た。当時IBMの向こうを張ってサーバー市場でぐんぐん実力をつけるHP(ヒューレット・パッカード)と組み、それまでのサーバーの遺産(レガシー)を断ち切って、全く新しいエコシステム(ハードとソフト)を提示することにより、市場独占を確固なものとするための無敵の64ビットCPU:Itanium(アイタニアム)を開発する。
3.Itaniumの基本アーキテクチャは、従来のインテルの看板だったx86命令セットとは互換性を断ち切り、VLIW(Very Long Instruction Word)の命令セットを定義した。これは提携パートナーとして選んだHPのEPICアーキテクチャを採用したものである。今までのx86の命令セットにはエミュレーションで対応。エミューレーションモードでもハードの性能が高ければ総合性能での低下をカバーできる。
4.この戦略は、インテルの上位サーバーへの本格進出を加速させるために、AMDなどの互換プロセッサの市場参入を一気に振り切り、当時同じ目的(上位サーバーへの進出)をソフトウェアの側面から加速させようとしていたマイクロソフトをけん制する意図もあった。 と言うのも、マイクロソフトは自身の競合であるUNIX陣営と対抗するために、サーバー用のWindows NTをインテル以外のプロセッサ(MIPS、 DECのアルファ、 IBMのPowerなど)に次々と対応させていたからだ。
5.ただし、Itanium独特のCPUアーキテクチャはマイクロプロセッサの設計上、製造上の複雑さを解消する代わりに(そのはずであった…)、ソフトウェア(コンパイラ)の複雑さを要求するものである。

要するに、PCで独占的地位を築いたインテルが上位サーバーへの進出を目的に、同じ目的を持ったサーバー市場の雄であるHPと組んで、本格的な64ビット市場が形成される前から市場独占を狙おうという野心的な戦略であった。これは全くもってインテルらしい思い切りの良さである。

この戦略からは、下記の市場からの反応が容易に想像できる。

1.NEC、日立などのHPのパートナー以外のサーバーベンダー(インテルにとっては顧客)からの反発。当時新興勢力であったDELLなどはその最たる例だろう。
2.上位サーバー市場でソフトウェア面から主導権を握りたいマイクロソフトとの軋轢。このあたりからPC市場で無敵のビジネスモデルと言われたウィンテルに秋風が吹き始めた。
3.インテル、マイクロソフトの覇権に対し独立路線をとろうとするSPARCアーキテクチャを擁するサン・マイクロシステムズ、そしてインテル、マイクロソフトなどの新興勢力のコンピューター市場侵攻を苦々しく思っていた御大IBMらの対抗心の増幅。
4.そして何より、これらのハード、ソフトベンダーたちの勢力争いに翻弄されながら、日進月歩の企業ITを支えるエンドユーザーである企業IT部門の不満。

極端な話に翻訳すると、ある日突然会社に出入りしているサーバーベンダーの営業が現れ、"次の64ビットではインテルが提唱するItaniumというアークテクチャに移行するらしいんですわ。それに移行すると今までの32ビットのソフトとは基本的には互換性がなくなるんですけれど、エミュレーションモードで対応するらしいんで大丈夫だと思いますわ。UNIXの対応はOKですが、マイクロソフトは今サポート開発中ですのでWindowsサーバーのソフトサポートもそのうち何とかなるでしょう…はっきり言って私らにもこの先の方向性はわからんのですわ…でも64ビット移行は市場トレンドなのでできるだけ早い時期にお願いできればと…"、などと話をされたらどうだろうか?そうでなくても、社内ユーザーからは問題発生の度に文句を言われ、上司からも予算を削れとプレッシャーをかけられ続けている。自己中心的な独占ベンダーに翻弄されるITマネージャーの不安→不満→怒りは想像に難くない。

2048とはずがたり:2017/02/06(月) 19:29:21

これらの状況を考えるに、AMDがインテル対抗軸としてPC市場だけでなく、今まさに64ビットに移行しようとしているサーバー市場に打って出るのは必然であったと思われる。x86命令セットを備える高性能CPUのベンダーとしての実力は既にPC市場で実証済みだ。あとはインテルのIA64と差別化したコンセプトをいち早く定義し、それを製品に落とし込み、いかに賢くマーケティングするかにかかっている。しかもそれが実現すれば、インテルが市場独占で荒稼ぎしているサーバー市場に手が届くことになる。AMDの将来を支える確固たる財務体質構築のための重要な足がかりの第一歩である。

嘗てDEC(Digital Equipment)社で業界初の真正64ビットCPU"アルファ"を開発したエンジニア達は続々とダーク・マイヤーのもとに集まった。彼らは週末も関係なく集まり、何度もブレーンストーム会議をやり、どうやったらこの素晴らしい機会をAMDのビジネスとして取り込めるかを昼夜話し合った。

その結果がAMD64アーキテクチャである。

[4] AMD64アーキテクチャとK8のハードウェアの特徴

"インテルをぶっ潰す"という思いを込めて、K8の社内での極秘開発コードネームは"SledgeHammer(スレッジハンマー:大型の鎚の意味)"であった。例によってこの極秘のプロジェクトは、AMDのマイクロプロセッサ設計エンジニアの精鋭部隊が集められ、基本アーキテクチャの構想から約4年の短期間でCPUの設計を終えた。その間、食いぶちのK7 Athlonの改良も進められていたのでエンジニアリングのリソースはカツカツであったが、前述したIntelの64ビットコンピューティング戦略IA64に対し、ダーク・マイヤーに率いられたAMDのチームは明確に差別化された素晴らしい製品を完成させた。その基本アーキテクチャはAMD64と命名された。以下にAMD64の概要を示す。

これまで32ビットであったx86命令を64ビット幅のデータやメモリアドレスに対応できるよう拡張した命令セットを定義。
x86命令セットを引き継ぎつつ64ビットへの拡張を行っているので、64ビットに拡張されたソフトウェアは高速に、32ビットのソフトウェアも従来に劣らぬ速度で実行することができる。
実装するCPUは同一コアでサーバー用のものとPC用のものを用意する。サーバー用CPUはUNIXおよびWindowsに対応、またPC用CPUはマイクロソフトが進めている64ビットWindowsに対応する。
このアーキテクチャが意味することは、野心的製品K7でインテル互換路線を捨てハードウェアでの独自性を打ち立て大成功した後に、ハードウェアでのみならず、ソフトウェアでもインテル互換を捨てるという大きなステップを踏み出すということである。つまり、それまでインテル互換品というイメージが付きまとっていたAMDが、本当の意味での独自のCPU経済圏を打ち立てるという画期的な意味合いがあった。 このアーキテクチャは過去のソフトウェア資産に対する互換性を継承しつつ、8ビット、16ビット、32ビットと順次性能を上げながら進化したそれまでのx86ベースのCPUのアーキテクチャの思想から考えると、至極自然かつシンプルなものである。AMDはこのアーキテクチャを実装したサーバー用CPUをOpteron、PC用CPUをAthlon64の製品ブランドで2003年にリリースした。
AMDはIntelが提唱する64ビットコンピューティングのIA64と対抗するブランドとしてその立場を明確に市場に打ち出せるように、アーキテクチャのブランドAMD64、製品ブランドOpteronとAthlon64のロゴマークを開発しマーケティング活動を開始。いずれも伝統的なAMDのロゴを頭にあしらい、その下に大きく数字の"64"と記した。このデザインは今でも個人的にはよい出来であったと思っている。

それまでのAMDの製品ブランドのロゴマークはどちらかと言うと統一性がなかったが、この時期にはAMDのマーケティングも洗練されてきた。

Opteron(オプテロン)の命名には"最適化(Optimize)"のOptとK7 Athlonの響きを継承する配慮がなされ、Athlon64はK7 Athlonの製品名に64を足した明確なメッセージがこめられた。

Opteronは独自のAMD64基本アーキテクチャに加えて、ハード面でいくつかの革新的な特徴を備えていた。以下にOpteronのハードウェアの特徴を示す。

AMD64命令セットを採用、UNIXとWindowsを32ビット・64ビットモード両方でサポート
3基のHyperTransport(ハイパー・トランスポート)インターフェース(これが超高速!!)
2・4・8ソケットのマルチプロセッサ構成可能なSocket940に対応
メインメモリとしてDDR SDRAM(ECCエラー補正機能サポート)
DDRメモリコントローラ内蔵 (これが高性能の大きな要因!!)
クロックスピード1.4GHzから世代が進むにしたがって3.2GHzまで発展
プロセスルール130nmでスタートし45nmまで進化


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