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【怖い話】夏休み!怖い話募集!!!
1
:
不思議ネット管理人
◆17MRftx/z2
:2019/08/09(金) 18:03:41 ID:Of2iWt8I0
夏といえば怖い話!
ということで怖い話を募集します。
是非みなさまがお持ちの怖い話を書き込んでみてください。
心霊の怖い話はもちろん、人間が怖い話も募集中。
面白い書き込みがあった場合は不思議ネットでまとめさせていただきます。
32
:
不思議な名無しさん
:2019/08/14(水) 15:20:53 ID:JRiyxaZc0
友達と近所を歩いていたら見なれない廃墟があったんで、家の回りだけでも…と見て回ることにしてんです。その家ば誰が見ても廃墟で所々屋根も落ちていたりして人が住んでいる様子は見られませんでした。外に落ちていた古い家電や、錆びた農具などを物色していたら「う」
33
:
不思議な名無しさん
:2019/08/14(水) 15:25:37 ID:JRiyxaZc0
すみません途中で切れてしまいました…32です
「うううう…」という老婆のようなうめき声が突然聞こえてきました。友達も聞いたようでいっしょに逃げ出しましたが友達は「お爺さんのような声だった」と言っていたのも気になります。誰かが整理のため来ていて僕達をおどかしていたのでしょうか?それとも… 知多市の岡田地区のどこかにあります
34
:
<あぼーん>
:<あぼーん>
<あぼーん>
35
:
不思議な名無しさん
:2019/08/14(水) 18:01:34 ID:eTTLrVEs0
子供の頃、実家の前の道路で遊んでいる時、見たことが無い空飛ぶ虫が目の前に現れた。
体長は10cm弱、見た目はトンボに近く、色は無色〜微かな白色。無色って言ったのはその虫が半透明で虫の向こう側の景色が透けて見えたから。
私が気になってその虫を凝視していた数秒間、その虫は飛びながらずっと同じ位置に
私がその虫に手を伸ばすと虫は指先に近付いてきた。『もう少しで触れそう』って時に後ろから誰かが私に話しかけてきた。
36
:
k
:2019/08/14(水) 18:07:39 ID:???0
小学四年生の夏、私が祖父母の家まで一人で行った時のことです。
それまでは、必ず両親と同伴で祖父母の家まで行っていたのですが、両親が仕事で忙しかったたことと、私だけの力で祖父母の家まで辿り着きたいという思いから、電車とバスを乗り継いで行くことに決めたのでした。
自宅から祖父母の家まで凡そ6時間程かかるため、10歳の私には大冒険のように感じたことを覚えています。
当時はケータイ電話も普及し始めたばかりで、周囲で持っていた友人はおらず、私自身も持っていませんでした。
唯一の頼みは、母が便箋に書いてくれた電車やバスの乗り継ぎ情報のみです。
出発当日の明け方、母に見送られるなか新幹線に乗り込みました。
座席は窓際だったため、私は新幹線に乗っていた約4時間の間、ずっと景色を眺めていました。
不定期に眠気が襲ってくるのですが、寝過ごしてしまわないよう、足をつねったり顔をはたいたりしていたと思います。
何とか眠気にも打ち勝ち、ローカル線へ乗り継ぐことに成功しました。
終点まで電車の乗り換えはなく、終点であれば寝ていても車掌さんが起こしてくれるため、私は心置きなく眠ることにしたのです。
随分と長い間寝ていた気がしました。
目を覚ますと辺りは薄暗く、私を除いて誰も車両内にいませんでした。
ここで、私は一気に眠気が覚めたと同時に、日が暮れ始めていたことに恐怖と不安を感じました。
なぜなら、予定していたローカル線の乗車時間は1時間程度で、どんなに遅れようとも夕暮れまで乗っていることは考えられなかったからです。
なぜ車掌さんは起こしてくれなかったのか、私は疑問と怒りにも似た感情が込み上げるなか、大慌てで電車から飛び出しました。
そして、目の前に広がる風景に愕然としたのです。
そこには、夕暮れ時だというのに街灯も灯っておらず、夕日に照らされた廃屋のような駅舎があるだけでした。
私は自分が乗る電車を間違えたと思い、急いで駅員を探しましたが、そこには駅員どころか、誰一人として人の気配を感じないのです。
しかし、既に半泣き状態の私には、それらを深く考える余裕などなく、駅員を探すために走り回っていました。
ふと我にかえって、自分の居場所が何処なのか確かめようと駅名を確認すると、そこには煤けた消え入るような文字で「やゐ」と書かれていました。
文字版が汚い上に消えかかっていたため、はっきりとは解りませんでしたが、凡そ前述したような文字が記してありした。
ちなみに、私が確認した駅名は柱に掲げてあったもので、一般的に駅ホームの天井に吊るしてあるものではありません。
私は、その見たことも聞いたこともない駅名をメモ帳に書き留め、とにかく人を探すために駅の外へ出ることにしました。
改札を通り抜けるのは罪悪感がありましたが、誰もいないので仕方がありません。
駅の外へ出ると、そこには夕日に染められた古い街並みが不気味に佇んでいました。
この時、私は本当に自分の頭がおかしくなったのか、夢でも見ているのか見当がつかなくなっていたのです。
少なくとも、自分の置かれている立場が尋常でないことは直ぐに感じとりました。
私は、なぜだか駅の外へ出ては不味いと思い、もう一度誰もいない駅に戻ることにしたのです。
そして、自分の乗っていた誰もいない電車に乗ろうとしました。
すると、後ろから「おい」と呼び止める声がしたので、驚きと嬉しさのもと振り替えると、一人の男性が立っていました。薄暗いため顔は見えませんでした。
男性は、お前が乗るべきはそれじゃないと仰ったので、私はどれに乗ればいいのか、ここは何処なのかと、矢継ぎ早に質問したのを記憶しています。
ただ、男性は何も答えずに踵を返したため、私は慌てて待ってくださいと追いかけようとした瞬間、頭に衝撃が走り、目の前が真っ白になったのです。
そして、気がつくと私の目の前には車掌さんが立っており、終点だよと告げました。
驚いて辺りを見渡すと、そこには人で賑わった駅のホームがあり、私が降りるべき終点の駅名が掲示されていました。
私は、やっぱり夢だったんだと一安心して、そのあとは無事に祖父母の家まで辿り着くことができました。
あれから長い年月が経ちましたが、私は時々この頃の記憶を明瞭に思い出すことがあるのです。
そして、あれは本当に夢だったのかと疑問に感じることがあります。
なぜなら、「やゐ」と書かれたメモ帳が残っていたからです。
しかし、家族や友人に話をしても「それは紛れもなく夢」「小さいころの夢と現実が混在しただけ」「陳腐な創作だね」などと言われるばかりです。
つい先日、当時と同じ経路で祖父母の家に行ってきました。あのメモ帳を見つめながら。
もちろん、特筆すべき出来事は起こらない旅となりましたが、自分自身の備忘も含めて書かせていただきました。
末筆ながら、最後まで読んでいただきありがとうございました。
37
:
とと
:2019/08/14(水) 18:07:40 ID:???0
福井県の人から聞いた話。
その人が行ってた小学校は、怪談で良くある昭和初期位からある古い学校で、昔は墓だったとかってお決まりの噂があったようです。これもお決まりですが、其処のトイレが矢っ張り可也不気味だったそう。
ある日そのトイレで子供達が騒いでいたので、その人も興味が湧いて中に入って見たのだそうです。男の子と女の子が一緒に其処にいたみたいなので、男女兼用?まー、そこはハッキリしませんが、その中のトイレの1つのドアが閉まっていたのだそうです。大人なら誰か大の方をしているのだろうと放っておきますが、子供達は誰も中に居ないのに何がいるんだって大騒ぎをしていたのだそう。そこで男の子の一人が「よーし、誰が入ってるか見てやろう」と言う事で、止めておけば良いのにドアに攀じ登ったのだそうです。その子は攀じ登った後に中に飛び降りて行ったのですが、中に入るやいなや断末魔の悲鳴をあげて中から飛び出して来たそうです。そして、その人が慌てて中を見遣ると、何と便器の上に浮いた状態の髪の毛の束が端に火を付けた状態でビュンビュン花火の様に渦巻いていたのだとか。勿論、子供達は集団ヒステリーのパニック状態だったそうです。初めに中に入った子は何を見たのでしょうか?可哀想に。危険な好奇心で火傷した話。合掌。
38
:
不思議な名無しさん
:2019/08/14(水) 18:17:02 ID:eTTLrVEs0
35の続きです。書き込むをミスクリックしました。。
声に反応した反射で私が指先を動かしてしまったら、虫は一瞬(1秒もかからないくらい)で高さ10m弱まで上昇、その場で数秒待機した後にまた一瞬(1秒もかからないくらい)で遠くに飛んで行き視界から消えた。
虫に逃げられた後、虫へ伸ばした手の指先を見ると1本の切り傷ができて血が流れていた。
後のテレビで知ったけど虫の形はスカイフィッシュに似ていた。
39
:
不思議な名無しさん
:2019/08/15(木) 00:53:18 ID:x/TQgj7g0
>>36
久しぶりに「きさらぎ駅」系読んだ。時空のおっさんとの欲張りセットだね
40
:
たかむら
:2019/08/15(木) 01:28:43 ID:???0
「一番怖い心霊写真」
俺の先輩にモンさんと言う方がいます。何でモンさんなのかは分からないです。とりあえず氏名にモンと読む漢字はないんですが。
モンさんは別に心霊に詳しいとか除霊出来るとかではないのですが、幽霊が見えて、そして幽霊に対して独自の解釈を持っていて話を聴いててとても楽しかった人でした。
そんな楽しかった話のひとつに『一番怖い心霊写真』があります。
モンさんにふとしたきっかけに、一番怖い心霊写真はどんなのですか?と訊いたことがあります。きっかけは本当に些細で、確かモンさんの家でテレビを観てて「アンビリバボー」が流れてて、そこから心霊写真の話になった筈です。
昔、アンビリバボーで心霊写真がすごい流行っていて、祭壇の写真とか二枚繋げると顔になるとか、これまでと違ったタイプの写真が出てきて驚いたんですよね。
「モンさんが一番怖いと思う心霊写真てどんなのですか」
自分としては、写真の種類を訊いたつもりだったんですが、モンさんはんーと言いながらデスクの引き出しを漁りだして一枚写真を持ってきました。
これかなとモンさんが渡してくれた写真は、近所のT川の河川敷を撮ったものでした。
「これ、怖いんですか」
暫く眺めてから俺は諦めてモンさんに尋ねました。
その写真はいくら目を凝らしてもそれらしき何かが写っている様には見えませんでした。それどころか、普通の人間すら写っていないごく普通の風景です。しかも昼。川面も穏やかで、恐怖を連想させる物すら皆無でした。
モンさんは、河の近く草の茂み辺りを指差しました。勿論そこにはやはり何も見えません。
「何も見えないですよ」
俺が訝しむと、モンさんはだから怖いんだよと顔をしかめました。
本当に怖いのは、見えない奴なんだよ。人間は分からない現象とか得体の知れない不明を、幽霊とか妖怪に当てはめて明解にするだろ。
見えて、分かる時点で少し怖くなくなるんだよ。少なくともそれは、当てはめた時点で幽霊なんだから。
何かぼんやりシルエットが見えたとか、声が聞こえたとか、把握出来た時点で対処出来るだろ。逃げるとか塩撒くとか、その場を避けるようにするとか。
おれは仕事で使う風景写真が欲しくて河川敷に行ったんだよね。そしてこの場所に立ったとき、凄い違和感を感じて写真撮ったんだよ。でも何も見えないし聞こえなかった。いつもなら何かしら捉えられるのに。
でもカメラから顔をあげた瞬間に、幽霊見たときの何十倍も悪寒を感じたんだよ。何も見えない。だけど確かにここで俺は今までで一番の恐怖を感じたんだよ。
「だからこれが一番怖い心霊写真なんですか」
話を聴いた途端に、何気ない風景が何故か不気味に感じて来るから不思議でした。
「そんなに怖いのに取っておくんですか写真」
俺はモンさんに話を聴いたから怖く感じてるだけで、正直に言えば初見で何も感じませんでした。でもモンさんは何も見えないけど怖いとは感じている。誰も怖がらない心霊写真を取っておく必要が分かりませんでした。
モンさんはすぐに引き出しへ写真を戻すと、使い道があると言いました。
この写真を説明抜きで心霊写真だと見抜ける人間、俺よりもはっきりと視えるやつを探すために取ってある。もし見つかったら、俺の周りにいないか視てもらうんだよ。
だってそうだろ。写真を撮ってから、俺はようやく悪寒がした。相手はその気になれば、俺に怖いとすら思わせてくれないんだぞ。
何も感じさせずに、ひっそりと、今この部屋でお前の後ろにいても気付くことすら出来ないんだぞ。
最後の言葉は本当に怖かったです。
41
:
不思議な名無しさん
:2019/08/15(木) 01:40:20 ID:k7UGQ0ng0
10年以上前の話。俺が通ってた小学校の目の前で交通事故があった。学校の前にはそれなりデカイ道が通ってて車通りも多い。そのくせガードレールが無いという危険な道だったんだわ。
その事故で俺の何学年か下の子が亡くなった。俺は毎日手を合わせてたんだけど、事故から数日経ったある日供え物の花とか水が古いままになってるのに気付いた。当時小5の俺は49日とか知らないから(終わったのかなあ)程度に思ってその日は手を合わせなかったんだ。
んで、そんな供え物を尻目に事故のあった信号が変わるのを待ってる時に急に目眩に襲われた。
視界が大きく揺れ、ピントが合わなくなった。なにより不思議なのは歩行者用信号機だった。青と赤の上下が入れ替わり、下の赤が点滅し上の青が点灯した。普通の信号なら赤に変わる手順だが、なぜか頭の中で(青になった、渡らなきゃ)と強迫観念に近い感覚で一杯になった。
「おい!!」と叫ぶ声がして我に返った時には既に信号を渡っていた。一緒にいた友人曰く、突然歩き出していくら呼び掛けても反応しなかった、との事。
その時の事を高校の自称視える奴に話したところ、中に入られたらしい。なんでも、中途半端に手を合わせた事で友達だと思われたんじゃ?と。
あの時車が来てたら俺は今頃ここにいないかもしれない、あの時俺の中に入った子は俺をどうしたかったのだろう。その事故以来現場にはガードレールが設置された。
皆も道端の供え物や犬猫の死骸なんかに手を合わせちゃいけないよ、安い同情は彼らを怒らせる。少なくとも俺はあの時、被害者を怒らせてしまったと思ってる。
42
:
不思議な名無しさん
:2019/08/15(木) 13:09:58 ID:mriXXvGQ0
>>40
おー新解釈!怖い!
腕の立つアサシンが相手に気配悟られないようなもんかな
43
:
不思議な名無しさん
:2019/08/15(木) 13:15:34 ID:mriXXvGQ0
>>41
安い同情じゃなくて、あなたの優しさに縋った霊が、最期の強烈な体験を同調させてしまったんだと思うよ。
霊は成仏していても残留思念をキャッチする場合もあるし。
44
:
不思議な名無しさん
:2019/08/15(木) 13:59:49 ID:CRvbmbrY0
僕には聴覚障害者の友達がいる。
その友達から聞いた話。
友達が言うには、聴覚障害者は霊感持ちが多いそうだ(友達はからっきしらしいが)
五感を一つ失った分、他の感覚が鋭くなるからかなと話してた。
大げさな例では、漫画でたまに出てくる盲目の剣豪とかみたいに。
聾学校に通ってた頃は学友同士で人ならざるものが居たとか見たとか、たまに話題に出てた。
だけど友達は全く見えないから信用できなくて、霊感あり勢を少し冷めた目で見てたんだって。
45
:
不思議な名無しさん
:2019/08/15(木) 14:15:41 ID:CRvbmbrY0
本当は見えないのに目立ちたいが為にそう嘘つく厨二病だと思ってた。
けれど、本当に見えてるのかもと思わせる事件が起きた。
その日は春休みで、いつものメンバーで花見をする予定だった。
けれど予報で雨の可能性が高いという事で一人のクラスメイトの家に集まって遊ぶ事にしたらしい。
クラスメイトの最寄り駅で一緒に遊ぶ予定の男の子(霊感持ち)を見つけ、一緒に向かった。
クラスメイトの家はマンションの4階で、エレベーターで上がろうとしたら男の子は一瞬後ずさりして、階段で行こうと、エレベーターはまずいと言い出した。
「中二病乙!」と言いたいところだが、4階だしいいかと思い不承不承従う事に。
46
:
不思議な名無しさん
:2019/08/15(木) 14:19:10 ID:CRvbmbrY0
興味ないけど詳しく聞くと、顔半分ない女が這いつくばりながら見上げて来たと。
よくそんな嘘思いつくなぁと呆れながらクラスメイトの家に入ると、もうみんな揃ってた。
その中の一人の女の子が
47
:
不思議な名無しさん
:2019/08/15(木) 14:23:04 ID:CRvbmbrY0
ごめん、間違えて書き込み
その一人の女の子が一緒に来た男の子を見つけると駆け寄って興奮気味に言い出した。
「さっきエレベーターに頭が半分ない女いたんだけど、●●達が来た時はいたかな?」
48
:
不思議な名無しさん
:2019/08/15(木) 20:47:42 ID:EXshg7wY0
怖い話しでは無いですが、何かに導かれてるお話し。
私の職場では異動があるのですが私が初めて異動した時、異動先が身内が急遽入院した病院の近くでした。おかげで世話をしながら仕事を続けられました。
そして今また異動の話が出てて
その異動先が違う身内の入院先の近くでした。誰かに導かれてる気がして仕方ないです。
49
:
不思議な名無しさん
:2019/08/16(金) 03:31:49 ID:/MFAF1TM0
不動産会社で働いてたとき、
その会社には面白い先輩がいたので、その人の話をします。
ちなみに先輩は女の人です。
ある日その先輩がお客さんを賃貸アパートへ案内した後、事務所に帰ってきた。
「今日さぁ、部屋案内してたらインターホンのチャイムが鳴ったの」
と話し始める先輩。
部屋を案内中にチャイムがなる事はたまにある。
別のお客さんを案内しに来た他の不動産屋とかち合ったり、近くに住んでる物件のオーナーが様子を見に来たりとか。
「私部屋の受話器を探して、はい何ですか?って喋ったんだけど全然何も聞こえなくて。お客さんと何ですかねーなんて話しながら続けて部屋を見てたの。
そしたらまたチャイムが鳴って、また受話器で何ですか?ってやるんだけど、何にも聞こえないのよ。すいません案内中なんですけど、とか言っても何にも返事がなくて、そんで玄関まで見に行ったんだけど誰もいなかったの。
お客さんとイタズラですかね、とか話してたんだけど、そこで気づいたの。その部屋日当たり良くて、照明つけなくても明るかったから、私電気のブレーカー上げてなかったんだよね。
ブレーカー上げてないのに受話器で何ですか?とか言って、そりゃ何にも聞こえないよね(笑)」
おっちょこちょいエピソードとして話す先輩。
「でも先輩、ブレーカー上げてなければチャイム自体鳴らないですよ。電気が通ってないんですから」
先輩はちょくちょくこの手の不思議現象に遭遇する人で、それでいて天然のため不思議さに気づかないという面白い人だった。
気づかない先輩に分かりやすく指摘したつもりだったけど、先輩はすごくピンときてない顔してた。
俺は、あぁ分かってもらえてないなと感じてたら案の定、
「じゃあやっぱりインターホン故障してたんだね。
ピンポンピンポンピンポンピンポン!ってすごい連打されてる感じで鳴っててさ、何かおかしかったもん。」
いや故障とかじゃなくて、電気が来てないからチャイムが鳴る事がありえないんだって、しかも何その鳴り方、怖いわ。お客さんもビビってたでしょ。
って突っ込んでやっても、
「そーなんだよねー。お客さん、この部屋はやめますって言って帰っちゃったんだよね。やっぱインターホン壊れてるとか印象悪いよね、その他は結構いい部屋だと思ったんだけどねー。」とお客を逃したことを悔いるばかりで話が噛み合わない。
大体いつもこんな感じで、
他にも微妙に不思議な先輩のエピソードがいくつかあるんだけど、先輩は天然だからなのか、不思議がるとか怖がるとかそういう感覚が欠如している変な人だった。
そのいくつかのエピソードの中でも一番ヤバかった話をする。
これは俺も先輩と一緒に体験した出来事です。
前置き長くてすいません。ここから本題です。
50
:
不思議な名無しさん
:2019/08/16(金) 03:33:32 ID:/MFAF1TM0
先輩が担当してたあるお客さんは、貸家の一戸建てを探していたんだけど希望条件に合う家が見つからず、新しい物件情報が出るまで気長に待とうということになって、一旦部屋探しを中断してた。
家族4人で、子供が転校しなくていいようにするには引っ越し出来る地域が限られていたので、なかなか新しい情報も出てこなかった。
先輩は天然だけど明るく朗らかな性格で見た目も結構かわいい方だったのでお客さんからは人気があった。
このお客さんにもマメに連絡を取ってて、かなり信頼されているみたいだった。
梅雨のころ、賃貸の不動産屋は比較的暇な時期。そのお客さんから先輩に電話があった。
内容は、
近所に空き家がありそれが知り合いの所有している家だとわかった。
その知り合いに聞いてみたら、そこは一年程前に親から相続した家で、親が生きていた時には貸家として貸していたが、今は空き家になっている。
室内は多少の修繕が必要だが問題なく住める状態で、また貸家にしたいけど、修繕工事の手配先とか管理してくれる不動産屋のアテもなく、いろいろ面倒で放置状態になってた。
〇〇さん(お客さんのこと)が住みたいなら相場よりも少し安い金額で貸してもいい、
と言われているという話だった。
それで先輩に契約の手続きや家賃の設定、修繕工事の手配などの諸々をオーナーとの間を取り持ってやってくれないかと言う相談だった。
なかなか珍しいケースで、ちょっとややこしい感じもしたが、儲かりそうだし何よりお客さんから頼りにされているわけなんで、先輩は張り切って引き受けた。
それで先輩はお客さんに、肝心の家は気に入ったのか聞いてみた。
お客さん曰く、その知り合いに鍵を借りて家を見に行って来たが、家はかなり気に入ったらしい。少し古いが造りがしっかりしてる。広さも申し分ない。立地も静かな場所で良いとのこと。
ただ一点不満というか、修繕工事の時にやって欲しい事がある。
屋根裏部屋があってその部屋の壁に等身大サイズの人の絵が描いてあった。
絵が飾られてたんじゃなく、直接壁に描かれていたらしい。
窓もない部屋で暗いのもあり、正直気味が悪いから工事の時に絵は消して欲しい。
でも気味が悪いとか、直接知り合いに言って角が立つと嫌だから、その辺は先輩からやんわりと先方に伝えて貰いたい。
とこんな話だった。
屋根裏部屋の壁に人の絵って、そりゃあ気持ち悪いよね。ていうか何でそんなの描いてあるの?俺だったら気味悪いからそんなとこ住みたくないなとか思ったけど、先輩は
「分かりました!じゃあ先ずは現地確認してオーナーさんとお話ししてみますね!」って明るく答えていた。
俺はこの時点で、先輩が何か変なものを引き寄せてるんじゃないかと不安になった。
先輩に現地確認に一緒に来るように頼まれたときは、嫌な予感がするから断ろうかと思ったけど、先輩のことも心配ではあったし、多少の好奇心もあり同行することにした。
51
:
不思議な名無しさん
:2019/08/16(金) 03:35:14 ID:/MFAF1TM0
不動産屋として賃貸物件を仲介するにあたっては、その家の間取りや設備関係を把握する必要があるので初回の現地確認は結構手間がかかる。広い家らしいので二人で行く方がいい。
先輩と俺はその家のオーナー宅へ訪問して挨拶をし、鍵を借りてその家を見に行った。
その家は確かに広く、造りも良いと感じた。最初から貸家にしようとして建てた家ではないのは確かだと思った。建てた人の思い入れというか、こだわりを持ってお金をかけて作った家という感じだった。
ただ梅雨時だからだとは思うが、異様に濃い湿気が充満していた。庭木も手入れされておらず、葉が生い茂って太陽の光を遮っており、全体に影のある印象だった。
先輩は
「確かに広さと立地はいいけど、今まで希望を聞いて探してた家の感じとは違うなぁ。敷地内の駐車場も必須だって行ってたのに、ここは駐車場ないし。お客さん本当にここでいいのかな。なかなか家見つかんなくて焦って妥協してるんじゃないのかな」
とお客さんのことを心配していた。
修繕工事が必要なところをチェックしながら室内を見ていき、残るは件の屋根裏部屋だけだ。
二階の廊下の一番奥の突き当たりに襖の開き戸(ドア)があり、そこを開けると屋根裏部屋へ上がる階段があった。
ちょっと階段を隠している感じが余計に気持ち悪いなと思った。
俺は階段の下から真っ暗な屋根裏を覗きつつ、ゴキブリやネズミの出現を恐れて階段を上るのを躊躇していたけど、先輩は俺の横をすり抜けて、実家の自分の部屋に入るかのように軽快に階段を上り真っ暗闇の中に消えていった。
俺はその後を追ってビビリながら階段を上り屋根裏に入った。
屋根裏部屋は結構広く6帖くらいの広さがあり、天井は屋根に合わせて斜めになってて、一番高いところでは大人でも立ち上がる事が出来る高さがあった。ただ窓もないし照明も小さな電灯が一つあるだけで全体的に暗く、物置としてしか使えなさそうだった。
「へえ、屋根裏結構広いねぇ。ていうか絵なんてないんだけど」
不気味な雰囲気の部屋の中で、先輩が雰囲気に合わない明るいテンションで話しかけてくる。
確かにお客さんに言われたような絵はなかった。そのかわり部屋の壁に、何か黒い布が掛けられていた。暗くて携帯のライトで照らしながら見ているような状態だったので、それが男性用の黒い和服であることが分かるまで少し時間がかかった。
お客さんはこの和服を人の絵と勘違いした?
ちょっと考えづらいけど、他にそれらしいものもないし、他の部屋にも絵なんてなかった。
先輩と、きっとこの和服を絵と勘違いしたんだろうと結論付けて、俺たちは現地確認を終えて家を出た。
釈然としない部分もあるけど、着物であればオーナーに処分して貰えばすむ話なので、壁に絵が描いてあるより対処は楽だ。
オーナーのところに鍵を返しに戻り、その時に和服のことをオーナーに伝えた。
オーナーは
「え?和服?そんなの残ってた?
悪いね、忙しくてろくに中を見てないんだよね。今度確認しとくよ。ちゃんと処分しとくから、〇〇さんに伝えといて」
というわけで屋根裏の件は解決、面倒事が一つ減ってよかった、なんて先輩と俺は話しながら事務所に帰った。
事務所に戻り、先輩はお客さんに電話で現地確認の報告と、屋根裏の件について話しをした。
お客さんは、和服を絵と勘違いしていたのではと伝えられ、最初は納得してなかったが、その他に絵らしきものもなかったと聞かされて、
じゃあ自分の勘違いだったのかも、そもそもどんな絵だったか記憶も曖昧。とか、ぼんやりしたことを言い出して、とりあえず絵の件はもう良しという流れになってた。
それで、家賃や修繕工事について、先輩とお客さんとオーナーで、一度現地で打ち合わせをしようということになった。
俺はもう行かないつもりだったが、修繕工事については俺の方が先輩よりも知識があったので同席して欲しいと先輩に頼まれて、結局再度その家に行くことになった。
52
:
不思議な名無しさん
:2019/08/16(金) 03:35:38 ID:/MFAF1TM0
後日、その家に先輩と俺、
お客さん(貸家を探して先輩に連絡してきた顧客)と
オーナー(その家の持ち主)
の4人が集まった。
どこを直すとか、庭の木は切った方がいいとかあれこれ打ち合わせをしているなかで、
俺はオーナーに、
「前回お話させてもらった和服の件は、もう対応して頂いてますか?」
と問いかけたところ、
オーナーからは
「そうそう、それも話したかったんだけど、言われてた和服ってさ、どこにあるの?探したけど見つからないんだよね。」
という返答。
「屋根裏部屋にありませんでしたか?」
と言っても、オーナーは困った顔をするだけで、
「ちょっと今教えてよ。どこにあったの?」
と俺に案内を促してきた。
俺はまたあの屋根裏部屋に行くのは嫌だなと思ったけど仕方がないので、
「こっちですよ」
と2階の廊下の奥へ進んで行った。
そして2階の廊下の突き当たりまで来た。そこで俺は絶句してしまった。
お客さんも一緒に付いて来てて同じくフリーズしてた。
前回来たときには有った屋根裏部屋に続く階段の入り口の開き戸がなくなってた。
開き戸があったはずの場所はただの白い壁になってた。
俺とお客さんはしばらく固まったあと、
「あれ?え?あれー?」て感じて混乱気味に階段を探し回った。変な汗が頭からダラダラ流れてきてた。
後から来た先輩だけが平然と、開き戸があったはずの場所の白い壁に手を当てて、軽く叩いたりしてた。
オーナーが
「この家、屋根裏部屋なんかないんだよね。あんたらも〇〇さんも、どこの部屋を屋根裏と勘違いしたんかね」
と問いかけてきたが、俺は頭が混乱していて生返事することしか出来なかった。
たいそうこの家を気に入っていたお客さんもそこからは無口になって、早く打ち合わせを切り上げようとしていた。
多分お客さんも、あの屋根裏部屋に入ったんだと思う。
家の外に出て屋根裏部屋の入り口にあたる場所を見てみたが、2階の廊下の突き当たりのその先は外だった。
つまり、階段が通るスペースはない。
扉が壁に早変わりするカラクリ屋敷ではないことが分かったので、
引き続き修繕工事の話を進めようとしてる空気の読めない先輩に早々に打ち合わせを切り上げるよう促した。
お客さんも同じ考えだったようで、
「実はこの後用事があって時間があまりないから、あとは〇〇さん(先輩のこと)を通して連絡します」
とかそんなことを言って打ち合わせはすぐにお開きになり、俺と先輩とそのお客さんはそそくさとその家から退散したのだった。
次の日、お客さんから連絡があり、あの家に住むのはやめると申し出があった。オーナーに上手く伝えて欲しいと。
先輩は契約にならなかったことを悔しがっていたけど、俺はこれであの家に関わらなくて済むのでホッとしていた。
あの家は絶対無理でしょ、お客さん住むの止めて正解ですよ、と先輩に言ったら、
「確かにねぇ。屋根裏の入り口無くなってたもんねぇ」と、
天然の先輩もその時は流石に事の異常性を認めているようだった。
先輩は続けて
「でも屋根裏部屋の入り口は壁になっちゃってたけど、壁の向こうに階段はあると思うんだよね」
と言い出したので、
「いや、俺外に出て階段がある場所を確認しましたけど、あの壁の向こうはもう外でしたよ。つまり階段が通る場所がないんですよ。あそこに階段はないです。」
俺もあの屋根裏部屋に入ったのに否定するのも矛盾してるけど、客観的に屋根裏部屋の存在を否定して、あの屋根裏部屋との関わりもなかったことにしたい気持ちだった。
「でもね、あのとき私があの壁に近づいて壁をちょっと叩いてみたらさぁ、聞こえたんだよね。
壁の向こうから誰かが階段を降りてくる足音が」
怖がる様子は一切なく、ただ真顔で話す先輩にうすら寒いものを感じて鳥肌が立った。
やっぱりこの人が引き寄せたんだろうなと思った。
53
:
不思議な名無しさん
:2019/08/16(金) 15:54:48 ID:qdNOZaLM0
夏休み
中学時代に友達と一緒に、某サーキット(プール)へ行きました。
プールに行って、その帰りサーキット場へ行こうか?という事になりました。
その時レースは平日でやっておらず、自分たちもレースに興味ないため
10分程度で帰りました。
帰り道フェンスに穴が開いており、何だろう?侵入者がいるのかな?程度に思ってました。
数日経って別の友達と遊んでいて、その友達の兄貴がレースが好きという事を知って、
その事を話しました。
その兄貴は、「ああ・・・聞いた事があるね」と言って真顔になりました。
その内容を聞くと、レースでは沢山の選手が亡くなっていると。
????
それは分かっていましたが、フェンスの穴とどういう関係か分かりませんでした。
兄貴は知り合いの話として話し始めました。
夜サーキットへ侵入して、その穴から不法侵入した人がいた。
コースはサーチライトで照らされており、シーンとしていた。
近くへ行くと声が聞こえてきて、近くへ行ったら坊さんが念仏を唱えていた。
54
:
ふしぎね
:2019/08/16(金) 16:09:12 ID:wHAnIiRA0
テレビが怖くなった話。
深夜ふと目が覚め、トイレに行こうと下の階に降りた。うちではいつも、母が遅くまで起きており、リビングにだけ電気がついている。少し空いているドアからリビングの様子が見え、母がソファで寝ていることに気づき、ベッドに連れて行ってあげようと思い部屋に入った。足を踏み入れ気づいた。テレビがついている。音が出ておらず、入るまで気づかなかった。そこに映る映像が異常なものだった。お葬式?の棺桶の中に見知らぬおじいさんが入っている映像だったんだ。反射的にすぐに適当に番組を切り替えた。「お母さんなに見てたん!?」とすぐに母を起こし、母は「…テニス見てた」と虚ろに答えた。私だけがあの映像を見た。後々いろいろ考えたが、
55
:
ふしぎね
:2019/08/16(金) 16:20:22 ID:wHAnIiRA0
>>54
続き。その後切り替えた番組は普通に音が出ていたから、その映像自体の音が出ていなかったことになる。葬式のCMかドラマのシーン、または映画かと考えたが背景に音楽が流れないのは、少し不思議だなぁとは思う。そのおじいさんの顔は今でも覚えていて、安らかな顔をして眠っていた。母が寝ている間、私が起こしにくるまで、どんな映像が流れていたのだろうか。今でもテレビは怖い。誰かの棺桶がまた、写り込んでしまいそうだから。
56
:
不思議な名無しさん
:2019/08/16(金) 20:42:22 ID:oxNpjELQ0
初めて書き込みます。
この時期になると何となく思い出す話があるので書き込んでみます。
もう7年ほど前の話ですが、大阪に住む僕が愛知県に住む友人に会いにあった時の話。
その時は僕が大阪から北海道に就職するということで、なかなか会えなくなりそうだったので思い出作りに愛知に就職した友人と遊ぶために愛知まで遊びに行きました。
友人は律儀にビジネスホテルを取ってくれており、その日の晩はそこで泊まることになっていました。
ここで友人について軽く説明しておくと友人は霊感があるらしく、何か不吉なことが起こる前は家の電灯が不意に爆発したり夜寝てる時に叫び始めたりする人でした。
ただ学生時代友人として付き合っている時にそんな事が起きるわけもなく面白半分に話を聞いていました。
仕事終わりに愛知まで向かったので到着は20時頃でした。
友人が駅まで迎えに来てくれて車でホテルまで行きました。
ホテルは上から見るとI字の様な構造。
端にエレベーターがあり各階降りると直線の廊下があり左右に客室があるという構造でした。
僕らが泊まったのは4階の角部屋。
部屋に荷物を置き、ホテルの近くの居酒屋で晩飯を食べることに。
久しぶりに会ったというのもあり会話に花が咲き
ホテルに戻ってきたのは午前3時頃だったと思います。
部屋に戻る時にホテルが線香の香りがしていたのが印象的でした。
部屋は狭いもんで入ってすぐ右手に風呂とトイレ。
入口から見える位置にベッドが2つ並んでいました。
夜遅いこととお酒が入っていたこともありすぐに寝ることになりました。
僕が入口から近いベッドで友人は奥のベッド。
すぐに眠れるかと思っていましたが、なかなか寝つけませんでした。
友人はすぐに眠ったのかめちゃくちゃゴロンゴロンとしていました。
寝相悪いな〜と思いつつ目を瞑っていました。
寝ているような起きているような不思議な感覚のまま朝になりました。
時間は7時前。
いつの間にやら友人は静かになっていました。
喉が渇いたので水を飲み、もう一眠りしようとした時友人が「ふふっ」と笑いました。
思い出し笑いかな?と思いましたが別に気にすることも無く寝ようと思いました。
しかしその数秒後
「ふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふ」
友人の笑い声が止まらなくなりました。
さすがに笑いすぎだろと思い友人を見ると、両目を限界まで開き、ぴっしりと気を付けの姿勢で真上を見ながら
「ふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふ」
と笑っていました。
あまりに異様な光景を見ると人は間抜けな事しか聞けなくなるようで僕は
「笑ってんの?」
と尋ねました。
そうすると友人はハッとしたように笑いを止めて、僕にすぐにここを出ようと言いました。
朝食を食べて早々とホテルを出ました。
57
:
不思議な名無しさん
:2019/08/16(金) 20:49:51 ID:oxNpjELQ0
少しだけ続きがあり
友人目線の話です。
僕が寝相が悪いな〜と思っていた時友人は起きていたようで耳元でずっと低い男の声で
「ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ」
と囁かれていたそうで、嫌で抜け出したいけど声が出せず寝返りを打つということしか出来なかったそうです。
僕が水を飲んで寝ようとしたタイミングで部屋の入口から赤いスカートの女性が入ってきて友人をじっと見つめながら「ふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふ」
と笑っていたそうです。
それを見ていると自分もつられて笑いが止まらなくなったそうです。
オチが弱いですが僕が今まで生きてきた中で最も恐怖した出来事でした。
心底霊感がなくてよかったと思いました。
長々と読んでくださった方ありがとうございました。
58
:
ピーアイシーオー
:2019/08/16(金) 21:27:59 ID:???0
アラサーの私が中学生の時に理科の先生から聞いた話
又聞きな形になるので駄文はごめんなさい
私が住んでいるのは田舎で、走り屋が峠とか攻めに来る県
理科の先生の友達はやんちゃ系でバイク乗り
その人が夜、とある峠を1人で飛ばしてた
ふと前方に、若い女の人が歩いてる後ろ姿が見える
こんな山にこんな時間に?
彼氏と喧嘩して車から降ろされたちゃったのかな?と下心ありながら女の人の隣にバイクを停めてに話しかけた
その女の人の顔、白眼がなくて眼瞼が全部真っ黒
顔見た瞬間人間じゃない、てわかったって
なんかわからんがやばい!ってバイクを飛ばして逃げる
案の定女の人追ってくる、しかも四つん這いでめっちゃ速い
カーブとかぎりぎり曲がれる速度出してもついてくる
必死にバイク飛ばしてもうすぐ山から出れそうな所まで来た
急に女の人は追うのをやめてバイクのうしろの方で仁王立ち
ミラーで確認しながら助かった?って思ったら
女の人はただ一言「覚えてろよーーーー」って叫んだらしい
その後、山から町に出た先生の友達はバイク仲間の溜まり場のファミレスでガクブルしながら今あったことを話した
半分は信じて、半分は笑い話にされたみたい
でも女の人に追いかけられたのが関係してるかはわからないけど、先生の友達はバイクに乗ってる時にトラックと接触して亡くなったって
どんなバイク乗りにも事故のリスクはあるし、事故の場所も女の人に追いかけられた山とは無関係だけど
何となく後味悪いし、未だによく覚えている話なので投稿しました
先生の友達のご冥福をお祈りします
59
:
カルビマン
:2019/08/17(土) 14:24:39 ID:Wrlihscg0
もう10年以上も前の話。
釣り好きのおれが、唯一渓流釣りだけはそれから行けなくなってしまったきっかけとなった出来事。
それまでは毎年夏の始めに、オフロードバイクに釣具とキャンプ道具を満載して渓流へソロキャンプに出掛けるのが通例になっていた。
その年の春にバイクを買い替えたのもあって、少しだけ山の奥まで入って釣りをしようと決めていた。
わけあって現地に着いたのが夕方近く。その日は釣りはせず、明日の漁券だけ買ってキャンプを構えることにした。バイクを林道脇に停め、それから徒歩で沢を登っていくため結局テントを張れたのが夕方過ぎになってからだった。
特別穴場というわけでもないのだが、平日の為他の釣り人はほとんどいないかった。ドタバタと支度をし、疲れたのもあって早めに就寝した。
起きたのはAM2時過ぎ。
テントの中で、wktkしながら今日使うルアーや道具の手入れをしていると、沢の水音とは明らかに違うザワザワした音。
音というより、10人くらいの団体さんがお喋りをしながら歩いている感じか。なんとなく変な感じを覚えながらも、「こんな山奥に団体さんかー。釣り場が荒れなきゃいいなー」なんて考えながら、釣りの準備を進めていたのだが。
おかしい。どうもおかしい。
こんな山奥に団体さんが?と言われれば元も子もないのだが、何より奇妙だったのがその団体の会話の内容。
「○○ちゃん家のお庭に新しい自転車があったねー」
「ほんとー?蜘蛛の巣は私が片付けたんだよー」
「そうなんだー、その前はお酒をたくさん飲んでたんだねー」
みたいな感じ。
内容まで詳しく聞き取れない&覚えていないのだが、とにかく会話している声が幼すぎるのと、何より会話内容が噛み合っておらず得体の知れない気持ち悪さを覚え、急に寒気がしてきた。
おれがそんな警戒をし始めた瞬間、それまで恐らくはテントの7〜8m程度遠くで聞こえていた会話が、一瞬にしてテントの布一枚向こう側まで詰め寄ってきて、おまけにテントの周りをぐるぐる周り始めた。しかも信じられないスピードで。
次第に声はテープの早回しみたいな音になって、最後に「ピキーン」みたいな音を立てて上空に遠ざかって消えた。
時間にして5分くらいだったように思う。
それからはもう怖くて怖くて釣り竿握りしめながら夜が開けるまでテントの中でガタガタ震えてた。
その日は釣りをせず、夜明けと共に帰った。
それから渓流釣りには行っていない。
60
:
不思議な名無しさん
:2019/08/17(土) 16:27:40 ID:bwHQd/Ug0
ヤフオクで商品説明欄に「美品」と記載されていたAVを落札した時のこと。
届いた現物を見るとパッケージは日焼けしてるわディスクに傷があるわでめちゃくちゃに汚かった。
そのことを出品者に問い詰めると
「そんなわけがない。自分は美品を送った。お前は嘘をついている最低の落札者だ」とコメントを添えられて最低評価をつけられた。
当然、こちらも出品者に対して経緯を記したコメント付きで出品者に最低評価を返した。
そんなことがあって一週間ほど後、自宅マンションへ帰ると遠目に自分の部屋の扉に何かが貼ってあるのが見えた。
近付いて見ると、自分が落札したAVのパッケージをコピーした紙が何十枚と貼ってあった。
身の危険を感じたためドアから全ての紙を剥がして部屋には入らず、その日は会社の仮眠室に泊まった。
次の日に帰宅すると部屋が荒らされた様子は無かったが異常な奴に家へ来られたという恐怖心から引っ越しの準備を始めた。
引っ越す前に恥をしのんで警察にも相談したのだが、実質的な被害が無い以上は何も動けないと説明された。
ちなみに出品者の住所は存在しない番地だった。
61
:
1
:2019/08/17(土) 23:09:09 ID:???0
未だにどうして私だったのかよく分からない話。
私の家は親戚が多く昔はよくお正月とかの行事がある際には大叔父さん一家が住む大きい家に皆で集まっていました。親戚の皆さんは当時の従兄弟たちの中で下から2番目と幼かった私にすごく優しくて、また従兄弟たちと遊ぶのは大好きでした。
ただ一人、私と十近く歳の離れたお兄ちゃんとは私含め従兄弟皆あまり仲良くありませんでした。お兄ちゃんは私たちとは違い大叔父さんのご家族とその家に住んでいて、確か元々あまり体が強くなく看病に疲れた叔母さんが匙を投げただとかでその家で暮らしていました。いつもあまり機嫌が良くなく外で遊んでる私たちを見るとちょっかいをだしてきてかすり傷を負ったこともありましたから本当に嫌いでした。そんなお兄ちゃんの話です。
お盆の季節でした。毎年のようにその家に集まり近くの納骨堂とお墓を巡ってからは子供たちは家の近所で自由時間になりましたから私は従兄弟たちと遊んでいました。最中喉が乾いた私は家に帰り台所に行きました。昼過ぎでしたから誰かいるだろうと思い一人で向かったのですが意外にも誰もいない台所でどうコップを取ろうかと一人で悩んでいた私に声をかけてくれたのはそのお兄ちゃんでした。お兄ちゃんはコップをとるとジュースも注いでくれて私に手渡してくれました。私はといえば当時台所の台の上も見えないような背丈でしたから感謝し今日のお兄ちゃんは優しいな、なんて思いながらお礼をいいそのジュースを飲み少しお兄ちゃんと話をしました。その時もお兄ちゃんは珍しく柔和な笑みで私の保育園での話だとかをきいてくれて、そのまま何事もなく終わり、私も遊びに戻りました。
その1時間かそこらかあと、私は嘔吐感に襲われました。別のお兄ちゃんやお姉ちゃんにさすられながら沢山吐いたのを覚えています。それでももやもやした感覚が収まらず私はそのまま近くの診療所に連れていかれました。そこでは確か診察だけをされ家に帰されたのですが結論から言うとお兄ちゃんは台所にある灰皿のたばこの吸い殻の液を少し私のジュースに混ぜていたようでした。私が病院に行っている間に自分がやったと漏らしたそうで、帰ってからは私が大事をとって寝かされている部屋まで家の男の人たちの怒号が聞こえてきました。
62
:
2
:2019/08/17(土) 23:09:33 ID:???0
そんな慌ただしい1日も終わり皆が寝静まった深夜、私は催してしまい一緒に寝てくれていた1番年上のお兄ちゃんと手をつなぎながらトイレに行きました。トイレまでは結構長い廊下を進まなければならず曲がる度何かがでてくるのではと怖かったのを覚えています。
そんなふうに進んでいた時、ある曲がり角で視界の端にちらっと影が見えました。私はすぐにそれがあのお兄ちゃんだと分かりました。お兄ちゃんの歩き方には昔高熱を出したせいだという片足がちょっとびっこをひいているような独特な癖があったからです。昼にあんなことがあったから少し怖くて、手を繋いでくれているお兄ちゃんを見上げれば彼も気づいたようでこちらをちらっと見やってからそっと私を抱き上げ少し早歩きでトイレまで向かってくれました。
一人でトイレをできるか聞いた彼はさっと私をトイレに押しやってから追いついたお兄ちゃんと何か話をしていました。びくびくしながらそれでも用を足し終わり便座に座り黙っていると扉の向こうからお兄ちゃんの
「あんなことしてごめんなさい」
という謝罪が聞こえ、私もなんだぁ謝りにに来てくれたんだ!と安堵しいいよ〜なんて扉を開け軽く返事を返しました。それにほっとしたような彼は年上のお兄ちゃんとまたいくつか会話をし、そのまま廊下を戻っていきました。そのまま自分もトイレをしたくなったというお兄ちゃんを待ち、また抱っこしてもらいながら廊下を進んで部屋に帰ろうと曲がり角を曲がったところでお兄ちゃんが何かにぶつかりうわっ!と声をあげました。私も何かあったのかと振り返ればそこにはお兄ちゃんが一人でこちらを見つめ立っていました。
なんでいるの?部屋に戻ったんじゃないの?
そんなことを一瞬のうちに沢山考えました。戻っているところにたまたまぶつかったというわけでもなくこちらを向いて待ち構えるように暗闇の中ずっと立っていたのかと思うと今でもぞっとします。彼はこちらをちらっと見てから確か「暗いから待ってたんだ」とか色々ぽつぽつ呟いていました。お兄ちゃんが「なんなんだよ!何やってるんだよ!部屋に戻れよ!」だとか叫んでいるとその声で数人の大人も部屋から出てきてまた何かやったのかと怒りながら彼をひっぱっていってしまいました。
翌日、彼は朝食の席におらず、私もそのまま父とその家をあとにしてしまいましたからその年もうお兄ちゃんとは合いませんでした。その後父が再婚したこともありその家で一泊せずお参りしたらすぐに帰ることなどが増え従兄弟たちとも多少会話をする程度になってしまいました。お兄ちゃんもまたいつもの機嫌の悪いお兄ちゃんでいつも親戚の輪から少し離れたところにいました。
前述した通り私はその数年後祖母の死去と父の都合で親戚ともう全く会わなくなっておりその後お兄ちゃんがどうしているかなどは分かりません。お兄ちゃんは当時思春期といえる時期真っ盛りでしたから、恐らく体の弱い自分や彼の母や周りの環境が嫌いで、そんななか外で無邪気に遊び回る自分たちが目障りだったんだろうなとか、そんななかいつものちょっかいがエスカレートしその標的になったのが自分だったんだろうなとか成長した今、恐怖とはまた他に思うところはあります。が、ただ一つあの真夜中に廊下で1人突っ立っていたお兄ちゃんのことが忘れられません。
また余談となりますが煙草の液だとか吸い殻を多量に飲み込むと死んでしまうのがほとんどだとその後学校の授業で知りぞっとしました。診察だけしてぺって返したあの診療所もやべぇなって思いました。
63
:
不思議な名無しさん
:2019/08/18(日) 00:48:04 ID:HOVkS8Bs0
18歳で車の免許を取りたての頃に
友達と心霊スポットにいくのが流行っていたときに体験した話です。
当時、京都に近い大阪北部に住んでいたこともあり、京都では恐らく有名な某廃墟へ友人ら8人で一台の車に乗り、ワイワイと向かっていました。
しばらくすると、山の中に続く細い道があり
そこを抜けると、廃村のような場所にすごく異様な雰囲気を持った2階建ての一軒家があり、よくある噂では、ここの一軒家がホテルのオーナーで何者かに殺された。女性の幽霊の目撃がある。といったベタな噂がありました。
それまで、ワイワイと騒いでいた私たちでしたがいざ目の前にその建物が見えると自然と皆無言になりました。車を適当なところに停めて8人で中に入ろうとしたそのとき、5人ほどが同時にウワッ!!!と大きな声あげ外に飛び出しました。何事かと思って私を含む3人が外へ出ると5人が口を揃えて「入口のドアの上に女の顔があった!!」と真顔で言いだしたのです。私たち3人は「でたでた!口裏合わせとかもーええから」と言い、「違う違う
ほんまに見えたんやって」という5人を無理やり引き連れて再度一階部分に入ったときでした、2階から「ドンッドンッドンッ」という
地団駄を踏むような音が聞こえてきたのです。先ほどと違い8人全員がその音を聞き、パニックになり、飛び出すように皆外へ逃げ出しました。「ヤバイヤバイ」みな口を揃えて固まり、タバコを吸いながらどうするかを考えていたのですが、せっかく来たので2階へ行こうと1人が言い出し、私を含む3人(女の顔を見ていない)だけが二階へ行くことになりました。二階へ続く階段は人が1人通れるギリギリの狭さで勾配も急でした。ギィギィと音を立てて、友・私・友の順番で登っていると
先頭を歩いていた友達が「アッ!!」と声をあげふと前を見てみると、二階の部屋の一面、天井にまで、至る所にお札が貼り付けてあり、イタズラにしてもかなりゾクっとしました。3人とも怖い気持ちを抑えて携帯のライトで足元を照らしながら歩いていると、奥の暗いほうから「パリン、パリン、パリン」と割れたガラスやお皿を踏みながら、何者かか少しずつ歩いてこちらへ向かってくる音が聞こえた瞬間に「ギャァァァァァァ!!」と女性の断末魔のような声が聞こえ、私たち3人は散り散りに階段を転がり落ちて逃げました。
友人の1人はあまりの恐怖に二階の窓から飛び降り、そのまま逃げるように車で麓のコンビニまで皆口々にヤバイヤバイといいながら帰りました。一番ヤバかったのは窓から飛び降りた友人が足を骨折しており、そのまま救急病院へ向かったことが一番ヤバかったです笑
あまり怖くないですが、当時心霊スポットへ行くブームもこの一件でパタリと行かなくなり、幽霊は存在するのかもしれないと思った思い出です。
64
:
不思議な名無しさん
:2019/08/18(日) 03:35:37 ID:R3fjAuhs0
当時私が小学4年生の頃、父母弟の家族4人で夏祭りに参加した。
屋台で射的で遊んだり、たこ焼き食べたりとても楽しかった。ただ、私は最後に盆踊りを踊るイベントがつまらないと思い、家の鍵を貰って私だけ先に帰ることにした。弟は年が4つ離れており父母は弟から目が離せない。辺りはすっかり暗くなっていた。
私が住んでいた家はマンション8階の一番奥の部屋だ。そのため廊下はエレベータから少し距離がある。
エレベータで8階に上がり、自分の家に向かって歩こうとした時、私の家の前で誰かが頭をうつ向き、体育座りをしていることに気がついた。シルエットが分かるくらいで姿がよく見えない。その人影はバーローにでてくる犯人の様に真っ黒だった。
すぐその異変に気がついた。辺りは暗い時間帯だとしても蛍光灯が廊下を照らしており、その人だけ真っ黒なのはおかしい。そもそも家族はまだ祭りにいるし、体育座りで私の家前にいること事態が不自然だ。
恐怖を感じた私はすぐ家族のいる祭りへ引き返し、全力で走った。
その後祭りを終え、家族と共に家に戻ったがあの人影は消えていた。あれはなんだったのだろう。
65
:
不思議な名無しさん
:2019/08/18(日) 03:55:35 ID:BGK5D3bg0
10年ぐらい前の話。
当時、私の父と私たち夫婦の三人で一軒家に住んでいて、二階の部屋で床に布団を敷いて旦那と二人寝ていました。
ある夜、内容はわすれましたが、物凄く怖い夢をみて目が覚めました。
嫌な夢を見たなと思いながら横を見ると、旦那がいません。仕事に行ったのかな?と思って再び寝ようとウトウトしていると階下から「お〜い。○○〜」と父の呼ぶ声がしました。
眠かったのでシカトしていると、ギシッギシッと階段を登ってくる音がします。
『 も〜。眠いんだから来るなよ〜』と思ってハッと気付きました。
父は病気で足腰が悪く、歩けるけど階段を上るのは困難になっていました。音の感じからも普通に歩いてる様なので『 父じゃない!』と怖くなりました。
季節は夏で、クーラーがない部屋なので風通しを良くしようと、ドアを開けっ放しにしていました。
ギシッ…ギシッ…と近付く足音。ドアを閉めたくても怖くて、金縛りにかかったように動けません。
ギシッ…ギシッ…もう直ぐ登り終わる………。
ハッと目が覚めました。目の前には旦那の背中があります。
『 え…夢?』
心臓はバクバクして、夢にしてはリアルだったなぁなんて思いましたが、足元、ドアの方に何者かの気配がありました。
まさか…と思ったその時
「ヘヘッwwwビビってやんのwww」
頭の中に直接響くような声が聞こえました。
声の感じでは若い男がちょっとちょっかい出してきたって感じで、声と共に気配は消えました。
それまでめちゃくちゃ怖かったんですけど、からかわれたと判って、むちゃくちゃ腹が立ちました。
ムカツク〜〜!!けど、もう二度と来ないで欲しいです。やっぱり怖いから。
66
:
不思議な名無しさん
:2019/08/18(日) 09:10:11 ID:CttOPLSE0
心霊系ではないのですが、私が幼稚園の頃にあった不思議な話です。
私の家は父・母・当時小学生の姉・幼稚園生の私と4人家族で、父の会社の寮に住んでいました。
その頃は普通だったと思うのですが、嫁入り道具の大きなタンス。押入れには家族分の布団。
食事は足をたためるタイプのちゃぶ台を使うなどして、狭い部屋で生活していました。
当時私は、壁のシミ・タンスの木目・少し空いているトイレの窓など何でも怖がる子供だったと聞いています。
ある日の休日、父が姉のひな人形を飾るため、押入れの天袋(屋根裏の物置)に上っていきました。
私はその天袋という見たことのない空間に興味があり、
「僕もいつかあそこに入ってみたい!」といつも下からボーっと眺めていたのを覚えています。
無事ひな人形を飾り終えた翌日、何かの拍子に姉と二人きりになり、
私「天袋に上りたい!」
姉「実は私も上ってみたかった!懐中電灯の場所もわかってる!」
と部屋遊びの延長から、上ってみることになりました。
畳んである布団をよじ登っていく姉。簡単に蓋を開けて、姉が入っていくところをボーっと見ていました。
姉の懐中電灯の光と、ゴソゴソという音が聞こえる中、
「次は僕の番だ!姉ちゃんはまだ?」と考えているうちに、急に辺りが暗くなってきたのです。
私にはよくわかりませんでしたが、姉を待っているうちに時間が過ぎてしまったのでしょうか。
不安になった私は姉の名前を呼びましたが、どこからも反応がありません。
「おねーちゃん!おねーちゃん!」
泣きながら辺りを見回すと、シミやタンスの木目が暗闇からこちらをじーっと見ているような気がして、怖くて仕方がありませんでした。
その瞬間
「ガチャン!!」と大きな音がして、観音開きのタンスから姉が出てきたんです。
そこからの記憶は曖昧なのですが、帰ってきた母にメチャクチャに怒られたのを覚えています。
先日帰省した際、姉にこの話をしましたが全く覚えていませんでした。
ただ、私が物心つく前、そのタンスが倒れてきて下敷きになるという事故があったそうです。
曖昧な怖い記憶から作られた妄想なのか、事実だったのかは今でもわかりません。
そのタンスはまだ現役で、頑張って服を守ってくれています。今でも少し怖いですが・・・。
67
:
不思議な名無しさん
:2019/08/18(日) 22:25:55 ID:NAq2OJf.0
僭越ながら去年の夏の体験を。
去年、付き合いたての彼氏と上野で美術館なんかみて、食事もたべて、帰るのが面倒になって巣鴨のラブホに入った。部屋は結構シンプルで綺麗な感じ。
そのまま、風呂に入って、やる事やって、疲れてたのですぐに彼氏が眠ってしまった。
私もうつ伏せでうとうとしてたら、急にベッド横の壁がドンドンと殴りつけるような音がして、女と男の声が聞こえてきた。
凄いプレイしてんなーなんて思ってうとうとしてたら、うつ伏せの自分の背中にだれかのしかかるような重みを感じて、自分のお尻に男性の勃起したような硬い感触が。
彼氏が起きてのしかかってきたのかな、と横を向いたら彼氏は私の真横で大の字になってねてる。
え?!なにこれ?!
そう思った次の瞬間、耳鳴りと共に金縛りになって動けなくなった。
そして、背中の重みはどんどん増してくる。気持ち悪い!
そう思ったとき、耳元で全く知らないおっさんの声で
「ねえ、入れていい?」
という声。
入れて良いわけあるか!!!とめちゃくちゃ腹たって無理無理無理!!って心の中で叫んだらフッと金縛りは溶けた。
朝になってラブホの部屋を出たときに気がついたんだけど、この部屋実は角部屋。
ドンドンと壁を叩くような音がしていた方には、部屋がなくて、ゾッとし体験でした。
巣鴨のラブホはそれ以来行ってない。
68
:
不思議な名無しさん
:2019/08/19(月) 01:34:10 ID:aRiBNE2Q0
何年か前、仕事でK県に行かなければならないことがあった。
仕事が早朝からだったりすると自宅からでは当日間に合わないので前泊をする必要もあり、仕事先の会社が宿泊場所を用意してくれていた。
その時の私は熱が38度を越え声も掠れており、出来れば休みたかったのですがそういう訳にもいかず何とか這うようにしてその宿まで行きました。
宿は何処にでもあるような所で、別段雰囲気が暗い…なんてこともありません。
熱で若干朦朧としていたので、仕事に備えて体力を回復させるために、早めに寝ることにしました。
目が覚めた……というよりは意識が向いたというべきような感じでした。
私の寝てる布団の上で何かが動いているのに気が付きます。
それは大人の人差し指くらいの大きさの小人です。
それが沢山、私の身体の上で輪を作り楽しそうに踊っていました。
熱でみた幻覚なんだと思いましたが、私の顔や胸をグシグシと踏んできて、その感覚も伝わって来ました。
彼らは何を言うでもなくひたすら私の上で踊り続けていました。
私はそのうちにまた眠っていたようで、気が付いた時には窓から日が射し込んでる時間。
変な夢を見たと思ってチェックアウトをしようとした時に気が付きました。
熱事態はあまり下がっていなかったのですが昨日までは出せなかった声が普通に出せるようになっていたのです。
彼らのちょっとした贈り物?だったのかもしれませんが、それなら熱を下げて貰いたかったです。
69
:
不思議な名無しさん
:2019/08/19(月) 01:53:16 ID:FL45cHkg0
「風船」
(文章苦手なので、長くなります)
大分前の出来事だけど、多分死ぬまで忘れられない気味の悪い話をしようと思う。
確か小学三年生くらいだったかな、休みの日に近所に住んでる友達数人と公園で遊んでて、その日は皆で鬼ごっこをしてたんだよね。
友達のAが鬼になって、私と他の友達たちはAに捕まらないよう皆バラバラに逃げることになったんだけど、私は走るのが遅いから見つからないとこに隠れようと思って、とりあえず大きな滑り台の下に隠れてた。
他の友達は隠れたりはしなかったみたいで、鬼のAから逃げ回ってたんだけど、Aの足はかなり早い方だったから友達たちは簡単にAに捕まった(確か私とAを除いて友達は五人だった)
しばらくするとAの声が聞こえて、「あとは○○(私)だけだー!」って遠くで言ってたから、私はそろそろ本格的に逃げようと思って滑り台の下から出ることにした。
そのときだった。私の後ろから突然「あっ!!」と声がした。
「○○見っけ!!これでおーわりっ!」
びっくりして 振り返ると、人は誰もいなかったんだけど、いつからあったかわからない紐付きの青い風船が私の真後ろにあった。
持ち手の部分が地面についてて、ちょうど風船は私と目線が同じくらいのところにあった。
え、風船に話しかけられた...?って困惑していたら、風船はすーっと移動していってそのまま何処かに向かった。私は気になってそのあとを追った。
「みんなー!○○見っけたよ!鬼ごっこしゅうりょー!」
風船が向かった先は、鬼ごっこで捕まった友達たちが集まる砂場だった。ただの風船はごく自然に声を発し、友達たちに話しかけてた。
皆はそれになにも違和感を抱かなかったようで、「あー疲れた、Aもおつかれ!」とこちらに笑いかけた。A....?私は辺りを見渡したけど、どこにもAはいない。みんなの視線の先にいたのは風船だった。
そこで気づいたんだけど、その風船はAの声を発していた。ちょっと高くて早口なしゃべり方も全く同じで、風船は友達たちに囲まれながら当たり前のように談笑していた。
何が起こっているのかわからず気味が悪くなり、私は別の友達のYに小声で聞いてみた。
「ねえ、なんで皆あの風船に話しかけてるの...?風船からAの声がするのもおかしいし、そもそもAはどこいったの?時間的にも帰らないとまずいから、いい加減Aつれて皆で帰ろうよ」といった。
実際鬼ごっこが終わったのは午後五時くらいだったので辺りは少し暗くなり、公園にいた人の数もかなり減っていた。Yは私を怪訝そうな顔で見ると、
「なにいってんの○○。Aはそこにいるじゃん」と皆の真ん中にいる風船を指差した。
Yは「変なの」と私に向かって言い、そのまま友達の輪に入っていった。
私は何がなんだかわからなかったけど、仲間はずれが怖かったので急いで自分も友達の輪に入った。風船とは極力距離をおいて歩き、公園からでたあとそのままその日は解散となった。
次の日、学校にいくと私は真っ先に昨日遊んだ友達のところへ行き、変な風船と置いて帰ってしまったかもしれないAの話をした。
だが、不思議なことに友達たちと会話が噛み合わない。鬼ごっこは確かにしたがそのときの鬼はYで、風船のことなどなにも覚えてないようだった。
じゃあAは?Aについて訪ねると、友達たちは揃って「Aってだれ?」と聞いてきた。
教室には、昨日まであったはずのAの机と椅子がなかった。名簿にも、Aの名前は乗ってなかった。
この現象をなんと言うのか私にはわからないけど、確かに存在したはずのAはこの世からなかったことにされていた。あのときAのように振る舞っていた風船の存在も、みんなの記憶からは消えていた。私はまだ覚えている。
無駄に話が長くなってすみません。私の体験した奇妙な話はこれでおわります。
70
:
不思議な名無しさん
:2019/08/19(月) 07:35:17 ID:h1zom.fQ0
わいが何円均一とかいうよくある安い居酒屋でバイトしていた高校時代の話。
その居酒屋は二階建てになってて、一階がテーブル席と座敷、二階が宴会用のテーブル席とカラオケルームが8部屋あるような変わった店だった。
二階には出入り口の横にある階段か一階厨房内にある階段を使ってのみ行くことができる。
わいがバイトに入りたての頃、
71
:
不思議な名無しさん
:2019/08/19(月) 09:32:50 ID:/aJ8rkR.0
霊感があるらしい、妹との話。
母親、妹、その娘と自分、四人で深夜にドライブに出掛けた時のこと。
山に向かう道で途中には火葬場がある。
自分は一切感じない人間なんですが、その手の話は大好きでイタズラっぽく妹に聞いてみました。
私「今お化けとか見えてるの?」
妹「何にもないよ。」
私「とか言って、怖がらせたくなくて隠してない?」
妹「ないない。」
私「ほんとに?」
妹「ほんとに。」
残念な気持ちとホッとしたような気持ちが半々でした。
これ以上は未舗装の山道と言う所に差し掛かり、そろそろ戻ろうかとなりました。
山道も終わり市街地を走り始めた時にもう一度聞いてみました。
私「でもほんとは何かいてたんでしょ?」
妹「ほんとは山道を走っている間、ずーっと女の人の叫び声が聞こえてた。」
山はこわいです。
72
:
不思議な名無しさん
:2019/08/19(月) 09:58:05 ID:h1zom.fQ0
途中で誤送信したため再度書き込む。
そんなに怖くないけど許してくれ。
わいが何円均一とかいうよくある安い居酒屋でバイトしていた高校時代の話。
その居酒屋は二階建てになってて、一階がテーブル席と座敷、二階が宴会用のテーブル席とカラオケルームが8部屋あるような変わった店だった。
二階には出入り口の横にある階段か一階厨房内にある階段を使ってのみ行くことができる。
わいがバイトに入りたての頃、この店には赤いヒールを履いた小さな女の子の幽霊が出る、とくに8番のカラオケルームはやばいと教えられた。
8番のカラオケルームには窓を故意に塞いでいるような跡があったし、雰囲気も少し妙だ。
わいは二階のカラオケ客が帰った後の片付けはいつもその幽霊の話を思い出してビビっていた。
店は午前1時を過ぎたくらいから締め作業に入るんだが、二階はほとんど真っ暗(非常口灯がかろうじて点いている程度)の中で作業を行う。
とある日、一人でその二階を片付けることになって本当にビビっていた。
だけど、わいは幽霊は見えないのでなんてこともなくて、3時頃に全ての作業を終えた。
帰る支度をしがてら厨房から階段を上ったところにある従業員の休憩スペースで、バイト仲間とわいを含む3人で談笑していた。
(休憩スペースは客室の一番奥にあり、カーテンで仕切っただけの小さなスペース)
すると、バイト仲間2人が
「今、カラオケの扉閉まった落としたよね?」
「うん」
という会話を始めたんだ。
わいは全く気づかなかった(わいには聞こえてないのかも)ので、
「えー?聞こえませんでしたけど?」
と言った。
その途端、客室の方からヒールで
コツコツコツコツ コツコツコツコツ
とこちらに走ってくるような音が聞こえた。
わいとバイト仲間の1人はビビりまくって厨房に繋がる階段に転げ落ちた。
それ以上は何も起きなかった。
もうひとりのバイト仲間はその場に立ち尽くして顔色が悪く、
「ここに居たくない、気分悪い」
と言い出したのだ。
その人は霊感を持っていて、扉の音が聞こえる前から何かをずっと感じていたのだそうだ。
後から店長にその話をしたところ、
あの幽霊の話は嘘ではないというのを聞かされた。
店長の体験談はいくつかある。
○店長はバイトが帰った後そのまま店に残って寝泊まりすることも多々あり、その日はカラオケルーム7番(向かいは8番)のソファーで入口に頭を向けて寝ていた。
カラオケルームの扉は真ん中に店のロゴがプリントされてあり、その上下は外が見えるようになっている。
朝方眠っていると、誰かの足音が聞こえて起きた。
なんだまだバイト残ってるのか…?と思ったが、既に朝の七時を回っている 残っているはずがないと気付き扉を見ると、廊下に赤いヒールが見えたそうだ。
○2階の休憩スペースのさらに奥には社員の事務所がある。
そこに社員の子供が度々遊びに来ることがあるのだが、その際は出入口の階段を登って中に入る。
2階の出入り口を入ればすぐ正面に、カラオケの宣伝用等身大パネルがいくつか置いてある。
子供がその付近を見上げながら見えない誰かに手を振って話しかけていたそうだ。
わいは今まで心霊体験をしたことがなかったのだが、この体験で幽霊が実際に居るのだと実感した。
73
:
不思議な名無しさん
:2019/08/19(月) 23:33:40 ID:E5HdQjg20
「嘘つき女」
高校の頃、「嘘つき女」と呼ばれる同級生がいた。
あだ名の通りとにかく嘘をつきまくるやつで、同級生にも、先輩・後輩にも、酷いときには先生にまで息をするように嘘をつくため、そいつは学校中で存在を認識されるようになり、本当に皆から嫌われ避けられていた。
嘘の内容はどれも周りに非常に迷惑をかけるもの(例えば自分が教科書を忘れたくせに誰かに盗まれた、と言ってみたり)で、嫌われるのも当然のとても厄介な女だった。
クラスは違ったがそいつの悪い噂は色んな人から聞かされていたので、僕はよく知らないそいつに対して「自業自得の嫌われ者」というイメージを抱いていた。そいつが嘘を吐きまくる理由なんて、考えたこともなかった。
ある日の放課後、先生と進路のことで話し合っていた僕は、普段より一時間半ほど遅い時間に学校を出ることになった。
外は薄暗く、テスト期間で部活動もやってなかったため僕以外は人は残っていないと思った。
教室を出て校門に向かう廊下を歩いていると、ふと、下駄箱近くで女がうずくまっているのが見えた。
長い黒髪に細すぎる身体、薄暗い雰囲気からそれが「嘘つき女」だとわかった。
うわ、変なやつに会っちゃったよ...。と思いながら僕はその女の横を通り下駄箱に向かおうとしたとき、女が小声でブツブツ言っているのが聞こえた。
「お願い、もう許して、もう嘘はつけない、お願い、怖い、嫌われたくないの、お願い.....」
お願い、お願い、嘘は嫌なの。許して。
何度も繰り返していた。泣いているのか震えた声で、嘘つき女は誰かに悲願していた。女はうずくまっているのではなく、目の前にいる誰か(実際には誰もいないが)に土下座しているようにも見えた。
誰かに嘘をつけと命じられているのか...?
土下座のような形をしたまま動かない嘘つき女に好奇心で声をかけようとした、そのときだった。
「だぁめ。まだ許さないよ」
嘘つき女の正面で、僕の真横....誰もいないところから若い女の声が聞こえた。
嘘つき女の悲鳴が校舎に響き渡る。僕は怖くなって、嘘つき女を置き去りにしたまま下駄箱に向かい、靴を履いて校舎を飛び出した。いま思えば、とても残酷な行動だったと思う。その日はそのまま走って家に帰り、見えない誰かに怯えながら夜を過ごした。
翌日、僕は普段通り学校に行き嘘つき女のいるクラスを覗いた。あいつがどうなったのか気になって仕方がなかった。
「嘘つき女??いるじゃん、あそこに」
クラスの男子生徒に聞いたら、顔をしかめながら一点を指差した。
教室の一番後ろの真ん中の席。女は確かに座っていた。
ああよかった、普通に居た。
そう思った瞬間、嘘つき女はバッとこちらを見て、突然立ち上がり早足で僕の方へ向かってきた。そして言った。
「きのう見たこと、聞いたこと。人に話したらころすから」
追い詰められたような、助けを求めているような形相で、嘘つき女は僕に言った。そしてそのまま言葉を続けた。
「...嘘をつき続けないと、私は、ころされる」
そう言って女は自分の机に戻った。「なんだあいつ、きも」クラスの男子生徒はそれだけ言って教室に戻っていった。
その日から僕が卒業するまで、嘘つき女とは一度もあっていない。
噂で聞くには女は普通に登校しているらしいが、廊下ですれ違うこともなかった。
嘘つき女がなぜ嘘をつき続けなければいけなくなったのかは僕は知らない。多分、聞いても教えてもらえないだろう。
見えない誰かに呪われてしまったのかもしれない。非常に気の毒に思うけど、僕は自分を犠牲にしてまで嘘つき女を助けたいとは思わなかった。
長くなってすみません。
僕がどうしてここでこの話をしようと思ったかというと、嘘つき女が去年亡くなったと噂で聞いたからです。自殺だそうです。
嘘に耐えきれず自ら死を選んだのか、それとももう嘘をつけなくなり、死ぬはめになったのか。答えはなにもわからないままです。
ほんと話が長くなりました。オチも特になくて申し訳ありませんが、これで嘘つき女の話は終わります。どうか、来世で嘘をつかずに生きれますように。
74
:
不思議な名無しさん
:2019/08/19(月) 23:38:09 ID:ujhTaY3Y0
北海道在住の者です。車であちこちに出掛けるのが好きで夜にドライブに出ることもよくありますが、北海道は鹿がよく飛び出す幽霊以上に怖い存在です。その夜のドライブで怖かった経験を2つ。
ひとつ目は、ナビの指示に従ったら砂利道に案内された時のことです。
その日の夜もドライブを楽しんでました。目的地を目指す途中、もっと早く行けるルートはないだろうかとナビで再検索したところ、すぐそばの脇道に入るよう指示されました。
通ったことのない道だったので少し不安でしたが、好奇心もあり脇道に入ることにしました。入って暫くすると突然舗装路から砂利道に変わりました。「おや?」と思いながらも少しの間だけだろうと思い進みました。しかし、いつまでも砂利道が続き、道幅もいつの間にか車一台がやっと通れるレベルまで狭くなってました。
携帯も圏外になっており、このまま進むのはマズイと感じ、引き返そうと思いましたが、街灯もない真っ暗な砂利道をバックしながら引き返すのも怖く、すれ違い用の待避スペースで転回しようと思い、先に進むことにしました。
不安を感じながら進んでいると、砂利道の真ん中に白い何かが見えました。
「なんだろう?」と思いながら近づくと人の形のような白い物体が動いており、慌てて車を止めました。
白い物体はゆらゆらと動いており、恐怖で頭が真っ白になりました。
バックして逃げようと思っても、恐怖で体が動かず、白い物体を固まりながらただただ見つめていました。すると、白い物体が何か気づきました。
シ カ で し た。
鹿の白いお尻が人の形に見えただけでした。この後は何事もなく待避スペースで転回し引き返せました。
後で調べると、この砂利道は一応目的地まで続くルートでしたので、ナビがおかしくなった訳ではありませんでした(あんな道を案内したのはアレですが)。
得体の知れないものに遭遇した時、自分はビビって何も出来なくなるんだと思い知らされた日でした…。
2つ目も、夜のドライブ中の出来事です。
その日は国道を走っていましたが、少し眠気が出てきたのでどこかに止めて休憩しようとパーキングエリアを探してました。
すると古びたトンネルの横に駐車できるスペースがありました。トンネルの前で休憩するのは少し怖さがありましたが、休みたかったのでトンネル前のスペースに駐車しました。
車から見える古びたトンネルはネット上で心霊スポットと言われている場所でもあるので、不気味さを感じましたが、主要国道なのでトラックや車が時々トンネルを通過していきます。その走行音を聞きながら「大丈夫だ、沢山人が通ってるから怖くない 」と言い聞かせ、仮眠を始めました。
暫くして目が覚め、時間を見ると丑三つ時の午前2時でした。30分ほど眠ってたようです。眠気も取れたのでそろそろ出発しようとしたその時に、
「あーーーーああぁーーーー!!!!!」
と目の前のトンネルから子供が叫んでるような声が聞こえました。
前回の鹿同様、固まって暫く動けなくなりました。体が動くようになってから、周辺を見渡しましたが、声が聞こえた以外は異変はありませんでした。
「動物の声だろう…きっとそうだ」
と自分に言い聞かせながら、逃げるように出発しました。
今までで唯一「幽霊かもしれない」と感じた出来事です。
ちなみにトンネルの出入口には「!」マークの標識がありました。「!」マークの標識はその他の危険を表しているみたいですが、この標識ある場所は幽霊が出る場所だとよく聞きます。果たして…。
75
:
不思議な名無しさん
:2019/08/19(月) 23:40:48 ID:JjbTBLFU0
10年程前、テレビで心霊写真特集みたいなのをやっていた。(確かアン◯リーバボー。)怖がりだけど怖い話好きな自分はチラチラと見ていた。
専門家がヤバいと思うランキングみたいな感じでカウントダウン形式で紹介していた。自分は生まれてこのかた幽霊を見た事が無い零感なので、怖いなとは思いながらも、どれがどれだけヤバいのかとかは正直全くわからなかった。
そんな中、2位の写真が紹介された。滝壺を見ている旦那さんを奥さんが撮ったとの事だが、その旦那さんの頭が消えているという写真だった。
客観的に見れば、怖い幽霊が写っている訳でもなく、頭が消えているだけなので、20年前の技術でも簡単に合成で作れそうな写真だった。似たような写真を見たら、どこが怖いのだろうと感じたに違いない。ただ、その写真を見た瞬間、背筋がゾクっとして寒気がした。零感の自分がこれは本当にヤバい奴だと感じた。
直接見た訳でもなく、撮られた側でもなく、テレビ越しで見ただけなのに、これだけヤバいと感じるのは、本物なんだろうなと思った。
ちなみに1位は戦時中の軍人が写りこんでいる写真だった。そちらには何も感じなかった。心霊写真にも相性みたいなものがあるのだろうか?
76
:
不思議な名無しさん
:2019/08/20(火) 00:25:07 ID:G9BSq/5E0
介護施設勤め時代の話です。
夜勤中、比較的しっかりされている利用者さんがコールを鳴らしたので訪室すると、
「耳元で誰かが唄っている…」「"ぎっちょんぎっちょん"って唄っている…」「部屋に誰かいる。おっかない…」
と話されました。認知症が進行している利用者さんならともかく、比較的しっかりされている利用者さんがそう話されたので背筋がゾワッとなりました。
それ以降は、手の空いてる時間は自分もその部屋で利用者さんと一緒に過ごすことにして、なんとか安心して眠って貰いました。
利用者さんが眠られてからは、「自分も何か聞こえてしまうのではないか」と緊張しましたが何事もなく朝になりました。
しかし、その1週間後にその利用者さんが突然心臓発作でその部屋で亡くなりました。
その夜の出来事はどう伝えればいいのかわからず、介護記録に残せず、同僚にも話せてません。
また、それから数年後に今度は別の利用者さんが心臓マッサージを受けてる夢を見ました。
「縁起でもないな」と思いながらも、心臓発作で亡くなった利用者さんのことを思い出し、胸騒ぎがしました。
その胸騒ぎは的中してしまい、その夢を見た当日にその利用者さんが本当に亡くなりました。
この事も自分だけの秘密です。一連の出来事で怖くなってしまい、介護施設を退職しました。
77
:
不思議な名無しさん
:2019/08/20(火) 05:49:01 ID:wlccXJ0.0
今から約20年前の話です。当時、私は小学5、6年生で中学受験の為の塾に通学する為、最寄りのバス停のベンチに座ってバスを待っていました。
バスが来るまで10分程時間があったので、しばらくボーっとしていたところ、小学校低学年位の男の子とその母親の親子連れが目の前を通り過ぎました。
何の気なしにその親子連れを眺めていたところ、10m程離れた所で男の子が急に振り返り、私の方を向いて指を指して「お兄ちゃん」と言ってきました。
私は三人兄弟の末っ子で、弟などいませんし、当然その男の子にも見覚えはありませんでした。ちっちゃい子が訳のわからない事を言っているだけかと思っていたら、それを見た母親が目を見開いて、私の方を見て「早くこっちに来なさい」とでも言うように手招きをしてきました。
勿論母親の方にも見覚えはなく、「いや、ついて行く訳無いだろ」と思いながらも、その必死な形相に身動きが出来ず、ただ見つめる事しか出来ませんでした。
早くバスが来てくれないものかと願ってましたが、1〜2分程経って、私がついていきそうにない事を悟った親子連れはそのまま立ち去っていきました。
男の子は何故、急に私の事をお兄ちゃんと呼んだのか?その母親は何処に私を連れて行こうとしたのか?私が子供の頃に経験した怖い話でした。
78
:
不思議な名無しさん
:2019/08/20(火) 12:14:25 ID:2RPwK6QM0
これは俺が高校2年生でとあるアニメにハマってた頃の話。
名古屋でそのアニメのちょっとした同人イベントがあるらしいことを知って、愛知住みの俺は1人で向かうことにしたんだ。
初めてのイベントで色々と準備をして迎えた当日。
幸いなことに大きなトラブルもなく色々買えて、午後6時くらいになって電車で帰宅することに。
いいタイミングだったみたいで車両内は中々に空いてて席に座ることに成功したんだ。
しかしここである問題が発生。
一日中歩き回ってたせいかめっちゃ眠くなってきたんだ。
しかしまだ家の最寄り駅まで時間はある。
意を決して仮眠をとることにしたんだ。
そしたら親切な女の人が予定の駅に着く2分くらい前に「もうすぐ着きますよ」って起こしてくれてさ
別に俺の目的の駅終点でもないのにさ
なんで知ってんだアイツ
誰なんだよ
79
:
不思議な名無しさん
:2019/08/20(火) 19:20:27 ID:QvhKc4n.0
20年ほど前の話。
船井幸雄方面で話題になりメディアにもよく出ていたゼロ地場温泉に日帰りで行った。
昼すぎに行ったんだがあまりの人の多さに落ち着けず泉質を味わう気にもなれず一時間もせずに出た記憶がある。
温泉は最寄り駅からバスで数十分の山里にあったので、帰りは適当なところまで歩いて風景を楽しむことにした。
そしたら温泉を出てすぐのところにある草の茂った土手に「痴漢注意」の立て看板があった。
こんな(今で言うところの)意識高い奴らが集うパワースポット、しかもこんな山里の温泉地に痴漢が出るのかよ!面白え〜!と今思えば悪趣味だったがガラケーで写真を撮った。
そしてその場で画像の確認をしたら、「痴漢注意」の看板の回りをぐるっと囲むように空中に浮かぶたくさんの男達の顔が目に飛び込んできた。しかもこっちをからかうようなふざけた表情をした奴らもいた。
ゾッとして即効で画像を消去した。
ちなみに人生初の心霊写真だった。うろ覚えだがつのだじろうの漫画に痴漢霊の話があったのをを思い出した。
「痴漢注意」の看板なんてそれ以降あまり見かけたことはないが、それでもたまに見かけたときにはつい思ってしまう。
いるのかな?と。
あれから一度も行ってないがゼロ地場温泉は今も人気スポットみたいだな。
80
:
<あぼーん>
:<あぼーん>
<あぼーん>
81
:
不思議な名無しさん
:2019/08/21(水) 08:25:17 ID:QvhKc4n.0
79です。
書き間違えた。
ゼロ地場じゃなくてゼロ磁場でした(^^;
82
:
不思議な名無しさん
:2019/08/21(水) 14:47:22 ID:BGK5D3bg0
数年前になんかで知った漫画家の和田慎二(代表作スケバン刑事)が亡くなった後の話。
美内すずえ(代表作ガラスの仮面)の夢に出て来て「こっちは良いよ。美内先生も早く来なよ」みたいな事を言われたって話がゾクッとした。
ガラスの仮面完結してないから、逝かれたら困るし。
83
:
不思議な名無しさん
:2019/08/21(水) 14:48:40 ID:BGK5D3bg0
数年前になんかで知った漫画家の和田慎二(代表作スケバン刑事)が亡くなった後の話。
美内すずえ(代表作ガラスの仮面)の夢に出て来て「こっちは良いよ。美内先生も早く来なよ」みたいな事を言われたって話がゾクッとした。
ガラスの仮面完結してないから、逝かれたら困るし。
84
:
不思議な名無しさん
:2019/08/22(木) 17:03:25 ID:5JpzYFEk0
豊島園の古くからある歩くお化け屋敷は本物が出ると言われている。
友達の祖母が入った際、それはよくできた生足があったという。
とてもよくできていて怖かったことを店員に伝えると、なぜか店員が青ざめたという。
そのお化け屋敷にはそんな仕掛けはなく、祖母が見たのは本物だったのだ…
85
:
不思議な名無しさん
:2019/08/22(木) 22:25:37 ID:ccTy3C6A0
数年前の話。
父の定年退職記念と私の結婚前最後の親孝行として、父母私の三人で温泉旅行に行きました。
場所は栃木県内の温泉地です。
東日本大震災で被害を受けて宿泊客が減っていると言う話を聞き、被災地支援も兼ねていました。
多少奮発もしましたが、やっぱりお客さんが少ないのでしょうね、案内された部屋は三人用にしてはとても広かったです。
入って右側手前に寝室1、廊下を挟んで左側手前にトイレと洗面所とお風呂。
右側奥にテレビ等のある居間、左側奥に寝室2。
居間と寝室1は襖で仕切られており、普段は開けておくと広々してますよーと言われましたが閉めていても十分広い印象でした。
居間と寝室2には窓があり、その窓がある休憩スペース?(椅子と小さいテーブルがあって喫煙出来るような)で繋がってる形です。
窓から見下ろすと川が流れてました。
そして寝室1を私が、寝室2を父母が使うことにし、温泉入ってご馳走食べてお酒飲んで、日付が変わる前には布団に入りました。
夜中です。
私は夢を見ていました。
部屋の中央で寝ている私を、廊下から襖を少し開けて見ている夢です。
その頃住んでいたワンルームのベッドではなく、その日泊まっていた旅館の布団で私が寝ているんです。
私は部屋を真っ暗にしないと眠れないのでその日も豆電球すらつけていなかったのですが、何故かはっきり見えました。
そしてその眠る私を、白衣を着たお医者さんと看護婦さんっぽい人と普通の服の何人かが見下ろしてぶつぶつ何か言っているんです。
私の体は彼らのすぐ傍にありましたが、私の意識は廊下にいましたので、何を言っているのかわかりません。
それが怖いと言うよりイライラしてしまいまして、私は「言いたいことがあるならはっきり言ってよ!」と叫びました。
そしたら、彼らは一斉に廊下にいる私の方を見たんです。
彼らの顔がどんなものだったか覚えていませんが、私はびっくりして目を覚ましました。
真っ暗でしたが、目が慣れていたので部屋の中がすぐに見えました。
当然ですが、私の体を見下ろしていたお医者さんたちはいません。
でも、廊下に続く襖が、ちょうど夢の中で私が覗いていたくらいの幅で開いていたんです。
寝る前は絶対に閉まっていたのに。
多分あれ、幽体離脱してたんじゃないかな…。
86
:
不思議な名無しさん
:2019/08/23(金) 00:42:28 ID:Hu1pt0KQ0
うちの実家のルール。それは、最後に寝る人はリビングの折立鏡を伏せてから、というもの。俺も深夜まで起きる年頃になってからはそのルールを守ってる。親父曰く「映るから。」
87
:
くわがたむし
:2019/08/23(金) 09:48:20 ID:RWzJNyPQ0
私が20歳の時に某電化製品店(ビッ〇カ〇ラ)でアルバイトをしていた時に体験した話です。
私はおもちゃコーナーの担当でその日は商品の陳列を行っていました。親子や子供たちが数名いるだけで、それほど混雑している様子はなかったと記憶しています。お客さんの中に、毛布のようなものに包まれた赤ちゃんを抱き抱え、おもちゃを眺める40代くらいの女性の方がいました。眺めていたのは、当時出たばかりで話題になっていた卵から孵化するウーモでした。
不思議なことも特にないので気にも止めていませんでしたが、その女性の方の横に陳列するものがありチラッと横目に見ると、私が赤ちゃんだと思っていたものは子供向けの赤ちゃんの人形でした。
結局そのお客さんは1人で出られたので今考えても疑問しかないゾッとした体験でした。
88
:
不思議な名無しさん
:2019/08/23(金) 23:12:37 ID:FZqnCiW20
去年、働いてる工場でものすごいでかい顔(1mくらい?)をよく見た
その顔は上や横でなく下を見るといた
髪とか体は見えなくて顔だけしか見えない
自分の作業場のみでしか見てない
最近は見てないから疲れて幻覚でも見てたのかな?
89
:
不思議な名無しさん
:2019/08/24(土) 19:20:20 ID:.a2EIApg0
母の体験。
出張で他県に行き温泉付きのホテルに泊まることになった。仕事で遅くなり、大浴場に行ったのは日付をまたいでいたのだが、入り口には先客のスリッパがあった。脱衣所にも使用済みのタオルが置いてあり、今まで人がいたという感じ。しかし浴室にも誰もおらず、何となく不思議に感じていたところ、脱衣所に人影がチラついていることに気がついた。やっぱり人がいたのか〜と思いつつ入浴を済ませて脱衣所に戻ると、タオルやスリッパはそのままなのに人はどこにも見当たらない。ずっとチラチラしていたのに?とちょっと気味が悪いと思ったらしく、そのあと私に電話してきたので、「ホテルの人とかじゃないの?スリッパは予備で置いてあるとか」なんてフォローしたが、「夜中にホテルの人は来ないし、人が見えてから脱衣所に戻るまでのタイミング的になんか納得いかない、気持ち悪いわ」と不満げだった。
翌月、またそのホテルに泊まることになり、前回同様夜中に大浴場に出向くと、今度は玄関にスリッパは無かった。やっぱり予備じゃないやんと思いながら、綺麗なホテルだし雰囲気は悪くないので一人で入浴を楽しんだが、脱衣所に戻ると今度はトイレに人が入っている気配がする。最初は何も気にしなかったが、全然出てこないし、前回のこともあって段々と不安になってきたので、早々と帰ることにした。入り口に行くと、なぜかスリッパは自分の履いてきたと思われる一足分しかなく、しかもどういうわけか揃えたはずのスリッパが慌てて上り込んだみたいに乱れていた。トイレにいるの人じゃないやん!!と自室に逃げ帰り私に電話。「まあ、霊ってスリッパ移動したりは無理だと思うし、誰かが大浴場付近で急にもよおしてトイレ利用して揃ったスリッパの方履いて帰ったんじゃない?」なんて言ってみるものの、「中にいた!絶対いた!」と譲らない。「出してる音でも聞こえたの?」「そうじゃないけど入ってるかはわかるでしょ?!気配!もう嫌すぎ〜」とビビりまくり。
さらに翌月、よせばいいのにまたそのホテルになっていた。自室のシャワーで済ませればいいのに温泉に入りたく、今度はちゃんとした人間がいそうで怖さも半減する朝を狙って行ったらしい。入り口には一足スリッパがあり、浴室からも音が聞こえ人が入っていることは明らかだった。良かった、一人じゃない。浴室に入ると、やっぱりちゃんと女性がいて、40代くらいの人が利用していた。やれやれ〜と温泉を満喫していたら、今度は50代くらいの人も入ってきて、最初から朝にすれば良かったなーと思いつつ仕事があるので先に出た。着替えて入り口に行くと、、、、スリッパは二足しかなかった。一足足りねえし、、、。母は下駄箱もよく見て、確かに二足しかないことだけ確認して自室に逃げ帰ってまた電話。「どっちかが人間じゃなかったってことだよね!?どうなってんの?どっち?!」とパニック。怖くて浴室や脱衣所を確認することはできなかったそうだ。
私は、多分どちらも人じゃなかったと思っている。
90
:
不思議な名無しさん
:2019/08/25(日) 03:32:16 ID:x30gmU0c0
昔の不思議な話をさせて下さい。
親の転勤で関西から関東の実家へ移り住んで、盆と正月すぎに帰るのが恒例でした。
当時は内装業やってまして地元帰ると半月居座る感じでした。
みんな暇だった、でもDQNではないです。
地元は宝塚だったのですが、いつも夜半から明け方に六甲山の夜景をみて、神戸市街から帰るルートが定番でした。
1995年は帰れなかった。祖母が亡くなったから。
阪神大震災の日 、祖母の葬式当日でした。
正月に倒れて、そのまんま亡くなったんです。
朝早く親戚一同でTVみてパニックになりました。
不思議な話はその前年の師走、つまり1994年の暮れのこと、祖母の動きがおかしかった。
来年はこっちに居なさい、こっちで過ごしなさい、としつこく言ってました。
自分は祖母の運転手役で色んな所に連れ回されましたが、ある日に普段は寝てる夜の10時くらいの遅い時間に親戚まわりさせたり、また違う日に突然お墓の掃除に行くと言い出して
「おばあちゃんもいつか入るから」って言ったり。
「不吉なこと言わんといて」って言いました。
次の年のお正月に変な夢をみました。
海辺にたくさんの日本兵の遺体が胸に手を合わせて並んで寝てました。
一人一人の頭に立ってイスラム系の服を着た男性が祈りを捧げてる。
空が夏の夕暮れより真っ赤に染まってて、海の遥か遠くに黒い島影がみえるんです。
なぜかここは中国であの黒い島影は日本と思いました。
海辺に佇ずんでて、その光景みてたら
ああこの人たちは日本に帰りたいんだと、とても悲しい気持ちで目が覚めました。
目覚めて夢うつつで胸がザワザワしてました。
そして二階の部屋から下に降りたら祖父がおろおろしてました。ばあちゃんが頭痛いと言ってる。
急いで救急車を呼びました。
祖母は脳動脈瘤で意識をかえすことなく亡くなりました。
91
:
不思議な名無しさん
:2019/08/27(火) 11:15:42 ID:b5WuO0cU0
もしかしたら掲示板の趣旨とは違うかもしれませんが、私の人生で最もゾッとした出来事を書こうと思います。
いじめ、差別といった話なので、不快に感じる方も居ると思いますが、ご了承ください。
これは私が小学生の頃の話なので、今から20年近く前になります。
小学校の授業の一環で、同和問題を題材とした講演会が開催され、2時間ほどそれを題材とした教育ビデオを観たり、同和問題について語る外部から来た講師の話を聞いたりしました。
小学生の私はよく理解していなかったので、実際は差別の問題ですが、いじめは悪い事である、くらいの認識しかありませんでした。
しかし、その日の帰りの会の事でした。
当時、私のクラスの担任は20代後半くらいの若い女性の先生だったのですが、その先生が帰りの挨拶で「このクラスにも同和地区出身の子が居ますが、今後も分け隔てなく仲良くしましょうね」といった発言をしたのです。
問題が起きたのは次の日からでした。
クラスの誰かが、その同和出身の子が誰なのかを家族に聞いたのでしょう、元々女子の輪にあまり入らず浮き気味だった女の子が、先生の話していた同和地区出身者だと、クラスに広まっていきました。
仮に名前をA子とします。
A子は運動神経が余りいいとは言えず、体育の授業や運動会、大縄跳び大会などでクラスのお荷物として扱われていた所もあり、誰かが同和だから運動出来ないんじゃねーの、と発言したのがきっかけで一部男子が悪ふざけでA子の事を同和と呼ぶようになりました。
同和のせいでうちのクラスは大縄跳びで下の学年にも負ける、同和のせいでリレーが弱い。
悪ふざけと言いましたが、それは最早いじめでした。
元々親しい友人の居ないA子だったので、誰にも庇ってもらえず、話す事も出来ず、一週間後には学校に来なくなってしまいました。
A子は親にも先生にも、いじめの事は話していなかったようで、朝の点呼では毎日先生が、A子さんは体調不良でおやすみです、と言っていました。
A子が登校しなくなってしばらくした頃、先生が、A子がまた学校に来られるように、色紙に皆で寄せ書きをして贈りましょうと言いました。
色紙には、はやく良くなって学校に来てね。や、元気になってね。など、いじめが原因で登校しなくなった事をクラスのみんなが知っているのに、誰一人それに触れず、白々しい言葉で埋め尽くされていました。勿論、私もそうでした。
A子に贈る色紙が完成した次の日、A子が先生に手を引かれながら教室へ入ってきました。およそひと月ぶりの登校だったと思います。
クラスは異様に静まり返っていました。
学級委員の子がA子に色紙を渡します。先生が拍手をはじめたので、みんな釣られて拍手をしました、その時でした。
A子が泣き始めました。
先生は、A子が感動して泣いていると思ったのでしょう、A子を慰めるように、またみんなと学校で遊びましょう、などと色々言っていたと思います。(私はあまり覚えてませんが)
しかし、次の瞬間A子はこう言ったのです「私がいじめられたのは先生のせいだ先生なんて死んじゃえばいい!」今までのA子からは想像も出来ないような大声でした。
その後すぐにA子は教室を飛び出し、呆然としていた先生も数秒後慌てたようにA子を追いかけました。
A子をいじめていたのは一部の男子でした。そしてそれ以外のクラスメイト、私達はそれを見て見ぬふりをしていました。しかし、A子の恨みの丈は、自分が同和地区出身であると知られる原因となった先生に向けられていたのです。
それ以降A子は学校に来る事もなく、そして担任の先生もしばらくすると、学校を辞めてしまいました。
結局A子をいじめていた件については有耶無耶のまま私達のクラスは卒業を迎えました。
そして、私が本当にゾッとした出来事はそれから十数年後の事です。
成人式で、私は当時の先生が教師を辞め1年もしない内に難病にかかり、数年前に亡くなったこと、A子が高校生の時に交通事故で亡くなったこと、A子をいじめていた筆頭の男子が、スポーツ推薦で入学した高校で脚を壊し、選手生命が絶たれていたこと(全国大会で成績を残せるくらいの選手だったそうです)を知りました。
そして、先生とA子が亡くなった年と、男子が脚を壊した年は同じ年だったのです。
偶然と呼ぶにはあまりにも出来事が重なり過ぎていて、私は成人式という祝いの席に居ながら寒気を感じずには居られませんでした。
小学校の同級生は、A子が先生と男子を呪ったんじゃないの?人を呪わばって言うし〜と笑っていましたが、とても笑える気分ではありませんでした。
今でも、A子が先生に向かって死んじゃえばいいと叫んだ声が脳裏にこびりついています。
92
:
不思議な名無しさん
:2019/08/27(火) 16:13:07 ID:ZVqBMuQU0
怖いわけじゃないけど不思議だと思っている話
小学生の低学年ぐらいの頃に家族で海水浴にいった。そのころは小さい子どもだったから浮き輪にゴーグルの格好でプカプカ浮いてたりして遊んでたんだ。
んで絶対沈まないからってちょっと沖の方にいったんだ(それでも安全地帯のロープの中だけど)その日はちょっと波が高い日でさ波の山見たいなのに乗って上下するのが楽しかったんだ。親は結構近くにいた気がするけどどこにいたか覚えてないや そんな感じで波に揺られてたらサーファーが乗ってる見たいな波が来てさ俺はそれに飲み込まれてしまった。
それで凄いスピードで砂浜まで流されたんだけど 流されているときにゴーグルが取れちゃったんだよね当然塩水と砂で目も開けられないはずなのに何故か目を開けることが出来て周りの砂で濁った様子とかが分かったんだ。
個人的にはなんで目を開けられたのか分からな
くて不思議だけど流体について学んでいる人は理由がわかるのかな?
93
:
不思議な名無しさん
:2019/08/28(水) 07:26:59 ID:BGK5D3bg0
16年前、母(霊感あり)が○○県へ一泊二日の研修旅行に行ってたんだけど、朝起きたら母親がいる。一緒の部屋で寝てた同僚(少し霊感あり)も「Nちゃん、お母さん来てる」と言う。
母親は半年近く意識不明になり寝たきりで入院中。遠く離れた旅先にいる訳が無い。
なんで?…もしかして…と思ったら、私から「亡くなった」との知らせが。
やっぱりかと思いつつ見ると、まだにこにこ笑っている。ずっと付いてくる。
『 そう言えばまだ元気だった頃、研修で○○県へ行くと言ったら「○○県は行ったことないから、行きたい」って言ってたっけ。』
バスの中では隣に座って(見えてる同僚が席を譲った)外を眺めていて、地元に着く頃には消えていたそうです。
祖母が亡くなったのは本当に急で、母がいない時に亡くならなくても…と思ったんだけど、○○県へ行きたいが為に最後の気力を振り絞ったのか?ばーちゃん。
94
:
不思議な名無しさん
:2019/08/28(水) 08:05:18 ID:BGK5D3bg0
幼い頃、自宅とは別に2階建ての小さい食料品店を母親がやっていた。
1階は店と住宅用の玄関に小さいキッチン(商店用)とお風呂とトイレ。2階は使ってないキッチンと6畳と10畳の和室があった。
夜は自宅に帰るけど、昼間は2階で遊んだり、1階のキッチンで勉強したりテレビ見てた。
2階の間取りは北側の階段を登ると左に折れて、廊下がある。廊下の右はキッチン。左は和室。突き当たりが大きい和室だった。
大体は外で遊ぶか、友達が来たら2階の大きい和室で遊んでた。
1人で2階の大きい和室にいた。
トントンと階段を登る音がする。母か姉かと思い、ビックリさせようと息をひそめて和室の入口で待つが、誰も来ない。
あれ?と思って襖を開けて見てもいない。
そんな事が何度かあった。友達や姉と居る時でも階段を登る音がするので、みんな「そんなもん」だと特に怖がったりはしなかった。
今は店もやめて、空き家になっている。
何となく霊感がある人に階段の写メを撮って見せたら「2階に水場ある?あと、こっち側(北側)に川とかある?ソコからちょっかい出しに来るのがいる」と言われてビックリした。
家の裏、北側は汚くて良い感じがしない用水路があります。
思えば、店を閉めた後は必ず自宅に帰っていた。祖父母(母の実親。父は入り婿)と同居してたからかと思ってたけど、店で泊まった事は一回もない。
その家は母が建てて店を始めたんだけど、母は裏から来る何かを知っていたから泊まらなかったのか?
母は他界してるので、もう聞けない。
そこに泊まる勇気はない。ボロくて廃墟っぽいし、ガス電気水道全部止まってるしね。
95
:
不思議な名無しさん
:2019/08/28(水) 09:32:11 ID:???0
私が初めて正体がわからないものを見た話です。
中学生の頃、自室で寝ていてふと目を覚ましました。
枕元の机に置いた時計で時間を確認すると、深夜3時前ごろ。
まだ寝れるなあと思い、時計を確認するために起こした体を戻そうとすると、部屋の奥に黒い何かが見えた気がしました。
枕元の机のせいで視界が狭かったので、何か見間違えたかな?とまた体を起こすと、部屋の奥にあるクローゼットの前にうずくまる人影がありました。
人影は床まで届く長い髪の女性で、全身真っ黒の服(部屋が真っ暗だったのでそう見えただけかもしれませんが)、床に四つん這いになり、手を床に這わせてしきりに動かしていました。
思い返せば異常なのですが、その時私は驚きもせず その人影をあぁ母がいるなぁ、と思い布団に戻りました。
というのも、家で飼っている犬が私の部屋や廊下で粗相をする事があり、その掃除を母がやってくれているなぁ、と思ったのです。
一瞬、母に声をかけようと喉まで声が出かかったのですが、眠かったので起きたら掃除してくれたお礼を言おう…と思いそのまま寝てしまいました。
数日後にふと思い出し母に、この前はあんな夜中だったのにありがとうと伝えると、当然母は怪訝な顔。
全く話が噛み合わず冗談を言っているのかと疑われたのですが、私も納得できず見たものを話しました。
そして話しながら気付きました、母は長かった髪をしばらく前に切っていて、しかも黒髪ではなく明るめの茶髪に染めているし、そもそも切る前も床につくほどの長さはなかった事を。
思い至った瞬間ゾッとし、母には盛り塩でもしておきなさいと適当にあしらわれてしまったのですが、藁にもすがる思いで部屋には盛り塩をしてその日はベッドに入りました。
すっかりあのことを忘れていた数日間は何事もなかったけれど、何かまた変なものを見てしまうのではないかと部屋で寝るのが本当に怖くて、でも学校もあるしとその日は無理矢理眠りました。
しかし嫌な予感は的中しました。
他に何も音が聞こえないほどのぐわんぐわんとした強い耳鳴りで意識が浮上したかと思うと、金縛りで体が動かせなくなっていました。
怖くて怖くて唯一覚えていた般若心経を心の中で何度も唱え続け、金縛りが解けるのを待ちましたが、一瞬解けたかと思うとまた耳鳴りと一緒に金縛りがくる、という感じで全く体を動かせませんでした。
体感では数時間にも思えた金縛りは続き、ふと、少しずつ、少しずつ、布団の上を、左足の爪先から這い上がってくる重みを感じました。
金縛りと恐怖で少しも動けず、目を閉じているのに目蓋の裏には明るく照らされたような自分の首から下が見えました。何かが上がってくる。そして胸のあたりに重みを感じた瞬間、耳鳴りと一緒に老婆とも、男とも女とも、赤子の声とも聞こえるような笑い声が響いた途端、ふっと金縛りが解けました。
もうここにいるのは無理だと思い、金縛りがまたやってくる前にと即座に飛び起き
廊下を挟んで目の前の母の部屋に飛び込みました。
母の部屋のドアを開けた瞬間、母と一緒に寝ていた犬が飛びついてきて安堵のあまり座り込んでしまいました。
どうしたの?と起きてきた母が聞いてきましたが、ろくに説明もできずその日は母の部屋で寝かせて貰いました。
情けなくもしばらく自分の部屋には入る気にならず、荷物を取りに行くたびにダッシュで出入りし、しばらくは母の部屋で寝かせてもらいました。
今になって考えると、後の金縛りと声は恐怖のあまりのストレス?かなにかで説明がつくかなと思うのですが
最初に見た黒い女性はやはり説明がつかない何かだったのかなと思わざるを得ません。
(というより人だった方がもっと怖いです)
だったとしても特に曰くがある土地ではないようだし、どこからか連れてきてしまったのかな…?と思うばかりです。
友人に話した際、その手の動かし方は何かを探していたのかな?と言われたことがあり、また少しゾッとしてしまいました。
あれが何だったのかはわかりませんが、それ以降全く姿は見ていません。
代わりに、人を感知して明かりがつく玄関のライトが誰もいないのに頻繁についたり
誰もいない部屋から物音が聞こえたり
小さな説明のつかないことが割と起こる家になりました。
現在は家を出てしまいましたが、もしかしてまだいるのかな?
96
:
不思議な名無しさん
:2019/08/28(水) 12:40:59 ID:Gtoi/DoA0
カラオケでバイトしていたときの話。
ある日開店準備をしていて、女子トイレのチェックに行くと、手前の個室に鍵がかかっていた。
もう一人のスタッフは、トイレから見える位置で別の作業をしていた。店内に他に人間はいない。
あとでそのスタッフも一緒に確認したが、やはり鍵は閉まったままだった。
開店してからも何度か見に行った。1時間ぐらいしたら鍵は開いていた。
何か見たわけじゃないので恐怖は感じなかった。不審者じゃなくて良かったと思う。
97
:
R
:2019/08/29(木) 01:30:30 ID:XX0SP2xU0
初書き込みです。やり方間違えていたらすみません。
私は2017年の2月から彼と岐阜県の田舎町で同棲をしていました。
8月の土曜日、彼は朝から用事で家には私1人。
いつものように掃除をしたりダラダラと動画を見て過ごしていました
胸騒ぎがした気がしたのですが1人で寂しいのかなと解釈し、彼が帰る前にと夕飯の支度をはじめました。
キッチンで料理を作っているとリビングからガタンッという音がし、見に行くと鏡が落ちている。
窓もあけてないのにな、、、と鏡を戻し
キッチンへ戻るとまたガタンッ。
鏡が落ちている。
きも....と思いながら鏡を直し
キッチンへ戻る。今度は何もない。
夕飯も作り終えてお風呂に入り、その鏡の前でドライヤーをかけていると、誰かに背中を触られました。確実に、気のせいではありません。
飛び跳ねて咄嗟に後ろを見ると誰もいません
それからすぐ彼が帰ってきましたが、怖がらせても行けないし、害はないだろうと言いませんでした
その夜です、生まれて初めて金縛りに合いました
周りを見渡しましたが誰も居ませんでした
心臓はバクバクしていましたが何故か恐怖を感じていた記憶はありません。
それからは何事もなく過ごし、2018年の初め頃、そのアパートは立ち退きとなりすぐ近くの新築アパートに引っ越しました
ふとあの日の事を思い出し、もう住んでいないからと彼にあの日のことを話してみました
すると彼は驚いた顔をして
「俺、あの家の天井の角に女が居るのを見た」と...
震え上がりました。
もしかすると、鏡を直している私も、ドライヤーをしている私を触ったのもあの女...?ずっと天井にいたの、、??
霊感のある友達など居ない私はすぐに某質問サイトでこれは地縛霊なのか、浮遊霊なのか、こちらに害があるのかを質問しました
すぐに回答が来ました
「その鏡、合わせ鏡になっていますね?」
なっていました、後ろには全身鏡がありました。
言い当てられたことの驚きと、それの何が関係あるのかの恐怖で私の心臓は破裂寸前です
その方によると、合わせ鏡になっているとそこには霊道ができる。
それにより鏡も落ちたし、通りすがりに触っただけでしょう。
でもその鏡、持ってこなくて良かったね、引きずられていたよ。
との事でした。
害はないようです
特にオチもなくこの話は終わりです。
霊感などない、私が人生で初めて体験した心霊現象でした
因みに新居では全くそんな体験は無く、今ではその家からも離れ、地元に帰ってきています
金縛りも、あれ以来ありません。
ですが一つだけ心残りがあります
合わせ鏡が霊道になるのはわかりましたが、彼がみた天井角の霊はなんだったのでしょう。
98
:
東京バナナ
:2019/08/29(木) 02:48:01 ID:DT.p9/OM0
自分が小2くらいの時の話
夏休みに祖父の家に遊びに行って近所の年上のいとことその友達やらと毎日
川や山と遊びまくっていた
高校生の兄が部活もお盆休みになり合流、母に持たされたご近所に配るようの東京バナナを
いとこの友達に持って行ったら?と祖母にいわれ、いとこのお古の自転車に乗り持って行った
友人の家の曇りガラスの玄関を開け
「おっとなー?」とその土地の人を真似ながら玄関をはいると廊下の突き当たり
の部屋からおねえさんが顔を出して
「ちょっとまってねーすぐいくからねー」と言い引っ込んだので、その場で待ってたけど
なかなかこない、防災無線から子供が帰る合図の音楽も鳴ったので
「○○ですけどこれ、お土産なんで置いとくから食べてください」と言い帰ろうとしたら
またお姉さんが顔を出して
「もうすぐだから、帰ってくるし、まってねー」とのこと、仕方ないからボケーっと待っていると
後ろのガラス戸が開いた、見るといとこで
その瞬間またお姉さんが「もういけるよーいまいくからー」とゆっくり首まで見せ言った、
それに俺が答える前に
「いいけん!かえるから!こなくて!」といとこが言い俺を引っ張って家を出て、追い立てて自転車に乗せ
自分もすぐに乗り爆走で走り出した、よくわからないまま振り返ると
曇りガラス越しに首が長い女の人が立っていた、いとこは泣きながら
あの家はいとこの友達の家じゃない(俺が間違えた)
あんなお姉さんしらないし、あの家は旅行で誰もいない、あんな話し方誰もしない
そもそも夕方なのに真っ暗でおかしい(いとこは俺の自転車に通りかかりに気づいて来た)
いまいくさんという都市伝説?が学校にある
2人で泣きながら帰って、いとこの親と祖父で見に行ったけど、誰もいなかったらしい
今でも赤い唇と長い首の女性を見るとゾッとする
99
:
不思議な名無しさん
:2019/08/29(木) 12:19:04 ID:???0
>>97
読んでいて鳥肌が立ちました。
天井の女性も合わせ鏡にしていたことで
入り込んできてしまった霊なのでしょうかね…
彼も霊感はないのかな?ないのにハッキリ姿を見たなら
よほど強い霊なのかもしれません。
100
:
博多ラーメン
:2019/08/29(木) 21:07:15 ID:FCRLQgxI0
初カキコです。拙い文ですがお願いします。
少し長いので2つに分けて投稿しますm(_ _)m
幼少期の体験です。その日、兄は夏休みという事もあり友人宅へお泊まり会初日、父は出張で帰ってこない日で、母と2人でドラ〇もんのビデオを寝る前に見ていました。
ビデオもそろそろ終わるかな?という時に下の階(自宅はマンション3階)から金属バットの"カキーン"という音と窓ガラスが割れる大きな音がしました。私と母が驚いて窓の方に顔を向けると、その瞬間ピカっ!と黄色い光がフラッシュの様に部屋を覆いました。カーテンも締め切っていたので外からの光ではなかったと思います。
その後目を開くと、継ぎ接ぎだらけでボロボロの『てるてる坊主』がカーテンレールの所にかかっていました。私も母も怖くなり、その日は何となく対策として居間の電気は付けたままで寝室で眠りました。
翌朝、母が私を叩き起し、寝惚けながら私も居間に向かうと、『てるてる坊主』がテーブルの上に直立しており、驚きのあまり泣きすらしなかったのを今でもハッキリ覚えています。
101
:
博多ラーメン
:2019/08/29(木) 21:09:43 ID:FCRLQgxI0
『てるてる坊主』の特徴ですが、形は極々普通で、素材は直接触ってないので何とも言えませんが恐らく布?でした。色は下地が薄ピンクに近い肌色、そこに焦げ茶・緑・黄土色(全て薄め)の布が四角く継ぎ接ぎされており所々埃のような汚れが付着していました。
顔は黒いボタンの様なものが目の部分に、口には何も付いてなかったと記憶してます。首の所には紐がぐるぐる巻きにされており、そこから引っ掛ける紐が伸びてる感じでした。
その日の内に母が菜箸で『てるてる坊主』を燃えるゴミの袋に入れ菜箸と一緒に処分し、その後特に家や家族や周りの住人に異変等もなく、その家から引っ越すまで数年間普通に過ごせました。
あとで母に聞いた話ですが、あの日下の階で窓ガラスが割れた部屋はなく、金属バットの音も含め聞いた住人はいなかったそうです。とても不思議な心霊(?)現象でした。
もし質問等あれば覚えてる範囲にはなりますが出来るだけ答えます。
102
:
不思議な名無しさん
:2019/08/30(金) 00:01:25 ID:QvhKc4n.0
>>93
母親って母の母親=お祖母さんのことね。母、母親、お母さんとあってちんぷんかんぷんだったが最後まで読んでやっと書いてることがわかった。ほほえましい話なのにもったいなかったな。
103
:
不思議な名無しさん
:2019/08/30(金) 03:43:40 ID:BGK5D3bg0
23ぐらいの頃、私が怖い話が好きと言ってたら、付き合ってた人がこんな話をしてくれました。忘れたところもあるので、そこは補完して書きます。
彼の母親Aと友人B、Cで旅行に行ってました。帰ってからまた三人で集まって、旅行中の写真を見ながら思い出話に花を咲かせていました。
旅館で三人並んで写真を見た時、あれ?と思いました。手がある。
ABCの並びで撮った写真の後ろに誰かの手があり、指で1、2、3と
104
:
不思議な名無しさん
:2019/08/30(金) 03:56:08 ID:BGK5D3bg0
すみません。途中で送信してしまいました。
指が人数を数えるように出ていました。
それと、真ん中のBの上に黒っぽい影がありました。
何だか気味の悪い写真なのですが、それほど深く考えず、また旅行の話で盛り上がりました。
それからしばらくしてBさんが亡くなりました。もしかしてあの写真のせいでは?と怖くなりました。
Bさんのそばに出てた手は1でした。2と出てたのはCさん。
次はCさんの番かも?と思ってたら、やっぱりCさんも亡くなってしまいました。
次は3と出てたAさんの番なのか?
この話を聞いた時、まだAさん、つまり彼の母親は元気でした。彼氏は写真を見せてもらったそうですが、かなり不気味だったので、処分するように言ったそうです。
彼は「死神じゃないか?」と思ってるそうです。
その後、遠距離恋愛だった事もあり、私達は別れました。彼のお母さんが今も元気だと良いなと思います。
105
:
不思議な名無しさん
:2019/08/30(金) 12:49:14 ID:???0
高1の頃の話。その日は午前授業だった。
私はコンビニでお弁当を買ってスマホをいじりながら一人で帰っていたんだけど。
前方に30代くらいのラフなシャツを着た男性が歩いていて、
私の住むマンションに入って行くのが見えた。
まあ変な時間なんだけど、特に気にも留めずにエレベータに辿り着くと
2階で止まっていて、私は9階なので普通に呼んで乗り込んだ。
相変わらずスマホをいじっていたんだけど、何故か2階で停止。
変なんだけど、まあスマホを見ながら後退して、乗り込んでくる人のスペースを空けた。
が、全然乗り込んで来ず、エレベータの前に突っ立ったままっぽい。
(ん???)と顔を上げると、そこにいたのは先ほどの男。完全に無表情。
(なに、下の階と間違えた?キモ・・)とよく見ると、下半身丸出しで、何か弄ってる。
(は!?!?!?!?)全身の毛が猫みたいに逆立つのを感じた。
こういうときって人間一瞬のうちに色々考える。
・こいつは私の住んでいるマンションを知っていた、つまり計画的
・部屋番号も知られているかもしれない、母子家庭で深夜まで帰って来ない
・密室に追い詰められててヤバイ、乗り込まれたら最悪、即死
・昼間だから住民は少ないし、この状況的にたぶん間に合わない
・叫んだりしたら、喜ばせてさらに悪いことになるかもしれない!
どうしよう、どうしよう!
この分析から導き出されたらしい答え。
私は、お弁当とスマホを地面に叩きつけて、
「お前、ふざけてんじゃねえぞゴラァアアア!!!」
と飛び掛かった。まさかのオフェンス。自分でも信じられない。
とにかく喜ばせてはいけない、私は女装した男である、
という脳内設定が出来上がっていて、
自分から聞いたこともないようなオッサンの声が出た。
相手がモヤシ男であることが幸いして、男は一瞬で逃げて行き、
マンションを出ていくのが見えた。
私は急いでスマホと弁当を回収して、階段を駆け上って家に行き、
鍵を閉めて親が帰るまで震えてた。バイトも休んだ。
その後、何もなかったんだけど、凄く怖かったんだけど、
一番怖かったのは、何故かオフェンスに出てしまったこと。
しかも自分から50代くらいのオッサンの声が出たこと。
相手がモヤシで良かったけどそうじゃなかったら。
あといつから狙われていたのだろう。
全然知らない人だったし、報復も怖くて引っ越すまで辛かった。
106
:
不思議な名無しさん
:2019/09/02(月) 14:13:29 ID:???0
短い話ですが実際に体験したものをどうぞ
小学生の頃、怪談が流行っていて、特にトイレの花子さんが人気だった。
その花子さんの話をしているうちに、自分達の学校にも花子さんがいるんじゃないかという話になり、トイレで実験することになった。
真っ昼間の休憩時間に友達数人で女子トイレに向かう。
そしてトイレの入り口から、「花子さーん、遊びましょう!」と声をかけた。
すると誰もいないはずのトイレの個室がバタンと開き、中から黒い影が出ていった。
みんなで驚いて逃げ帰った。
あれはなんだったのか、今でも不思議に思う体験でした。
107
:
不思議な名無しさん
:2019/09/02(月) 17:02:32 ID:???0
怖い話ではないですが、不思議な体験をしたことはあります。
初めてそれを感じたのは、小学校低学年の時です。
昔住んでいたマンションの向かいの部屋の女の子が脳炎で亡くなり、そのお葬式に参列した時でした。
女の子のお母さんから、最後にうちの子に触れてあげて欲しいとお願いされ、そっと頬に手を当てた、その瞬間でした。
触れた手を通して、自分の中の「何か」がもの凄い勢いでご遺体に流れ込む感覚に陥りました。
例えるなら、空の容器に勢いよく水を注ぎ込むような感覚に近いです。
初めての感覚に私は思わず声を上げて驚き、手を離してしまいました。
その時は、「冷たい体に触れてびっくりしたのだろう」と、周囲からはあまり不思議がられはしませんでしたが、自分自身がそこに吸い込まれるような感覚に、幼いながらにも恐怖したことを覚えています。
その後、私が高校生になり、祖母が亡くなった際、祖母のご遺体に触れた時にも全く同じような感覚に陥り、長く触れていることはできませんでした。
流石に少し不気味に思い、そのことを祖母のお葬式があった夜、2つ年上である姉に話をしました。
すると、驚くことに姉も私と同じ感覚に陥っていることがわかりました。
「空の容器に水を勢いよく注ぎ込む感覚」と全く同じことを口にしたのです。
あの時、手を離すことなくご遺体に触れ続けていたら、私はどうなっていたのでしょうか。
幸いなことに、それ以降、未だ身近な方が亡くなることはなく、ご遺体に触れたことはありませんが、あの感覚は未だに忘れられません。
108
:
不思議な名無しさん
:2019/09/02(月) 17:13:34 ID:???0
>>107
勇気出していずれ訪れる機会にすべて注ぎ込んでみれば?
生き返るかもしれないけど自分はどうなっちゃうのかな…?
ここは5chと違ってコピペマシーンがいないからいい
109
:
はっち
:2019/09/02(月) 22:38:28 ID:9saLLvCE0
母方の実家は、裏の畑から土器がわらわら出てくるそんな土地。昔から、小さい女の子(この世のものではない)がよく見られるとは伝え聞いていた。その家には出所を詳しく説明できない一対の石が奉られていました。そのために、家屋に一間を設け、私たちはものごころついたころから「神様の部屋」とよんでいました。
私が小学校5年のときの話です。夏休みは父母の仕事の関係で、母方の実家で過ごすのが恒例で、その晩も、いつも通り、夜、姉と伯母に宿題を見てもらいながら過ごしておりました。祖父母は既に寝ています。
そのころ、家の増築をして、神様の部屋がある旧母屋と新築の居間を通用口で繋いでいるという状況で、私たちは、新築居間で宿題をしていたのです。
すると、旧母屋の方から、「ガラガラ〜、ドン!」と扉を開け閉めする音が響きました。私たち三人は「ん?」となりました。というのも、旧母屋は古い故、誰もいないはずなんです。通用口も鍵はしまっていますし。
私たちの間に不安が漂いはじめて間もなく「ガラガラ〜、ドン!」
扉の音から神様の部屋だと直感します。そうだとわかったからこそ、私たちは互いに暗黙し、耳を傾けました。「ガラガラ〜
どん!」その後、何回も開け閉めする音が、私たちの沈黙の中を響き渡ります。
「やっぱりいるんだね」「そうだね」
そういって、不安や恐怖はあったものの、自分だけじゃない安心のなか、宿題と向き合い始めました。その後、神主が来てお祓い?のような事をしていかれましたが、とくになにもない日常です。
「神様の部屋」や御神体の不思議もそうですが、玄関先には狛犬のかわりに、うちにはカエルが鎮座してます。変ですよね?
110
:
西の果て
:2019/09/02(月) 23:17:30 ID:a.5d9.5I0
・山の展望台
今年の5月に少し怖い経験をしました。
いつも車で通ると気になる神社兼公園が私の地元にあるんです。
そこはいつもならそこを通りはするものの足を運ぶことは一度もなく目には入るだけ、それだけの場所のはずでした。
ただその日は無性にそこに行きたい、なぜかそう思いました。母からはその場所で昔から自殺とかが起きている場所というふうに聞いてもいたので、普通なら行かないのに何故向かったのか、今でもよくわかりません。
近くの道の駅に車を止め、一人で向かうその足取りは何故か軽かったのを今でも覚えてます。
まったく人が足を運んでないのか、公園なのに整備がまったくされておらず悪路を進み10分程度で山の上部、峰になってる部分に到着し、そこから5分程度歩き展望台に着きました。変は気分になったのはそこからでした。
何かに見られてるようなそんな薄気味悪い悪い感じがして周りを見回しましたが誰もいない、海辺で断崖の上にあるのに波の音もしない不思議な場所でした。
私はここまできたのだから展望台に登ろうと道中で拾った枝を途中の草払いに使っていたのでその枝を展望台の螺旋状になっている階段下で手放したのです。そして展望台に登り特に何もなく帰ろうと階段を下った後、違和感を感じたんです。
それは階段下で手放した枝がどこにも無かったというものでした。近くで猫や犬がいた様な物音はなく何もいないはずなのに枝が無くなっている。その違和感を感じた直後背筋に寒気を感じ一目散に山を下りました。
そこから逃げる様に車を走らせその場所を後にしました。
もうあの場所には行かないと思いました。
何故足を無視に運びたくなったのか、何故枝は消えたのかとても不思議な体験でしたがもうあそこへは絶対行かないと思います。
長々と長文すみませんでした。
111
:
不思議な名無しさん
:2019/09/03(火) 17:04:45 ID:S4iuqtkY0
昨日VIPで洒落怖なスレがあったので一応貼っておきますね。不思議ネットさんの名前も出ていました。
http://hebi.5ch.net/test/read.cgi/news4vip/1567449880/?v=pc
112
:
NO ネェイム
:2019/09/04(水) 01:47:05 ID:YmsN4y820
・安物件
20で子供が出来たので結婚した
あんまり経済力がなかった俺はなるべく安い物件を嫁の親に見つけてもらうように頼んでみたら、すぐに見つかったらしく引っ越すことにしたのだけど、今思えば安い理由を考えれば良かったと自分で後悔した
明らかに家賃相場が8万ぐらいしそうなのに3万と破格だった、リフォームもされて綺麗だったし気に入って住んでみた、その日から少し違和感があった。
布団をしまう押し入れの方から視線がある感じがして気にはなるけど調べる勇気がなかった…
住みだしてしばらくして押し入れの事を気にしなくなった後日、その日パチンコで凄く勝ったのでへそくりを隠す所を探していた、そういえば押し入れの上に屋根裏に入れる所があったなぁと思い出して、初めて屋根裏の入り口を開けてみた
目の前に前の住人のエロ本があって、側の柱には見たことない御札が貼られていた
薄気味悪いから剥がして、へそくりを隠すことにした
次の日の夜にそれは起きた、押し入れを閉め忘れてその前で寝ていると、開いた押し入れの上の方から、髪の毛をたらしながら降りてくる女の人がいた、じわりじわりと近付いてくる…次の瞬間、首を絞められてもうダメかと思って諦めかけた時に隣で寝てた嫁が起きて声をかけながら俺を揺すりはじめた
嫁いわく、俺が呼吸をしてないし顔が真っ青だったからヤバいと思ったらしい、難を逃れた気がした。
引っ越してから2ヶ月たって嫁が出産の為に入院をした。
俺は久しぶりの1人で有意義に過ごせるとビール片手につまみを食べながらテレビを見ていた、ちなみに夏場は基本的に暑いのでパンツ一枚で過ごしています
俺はテレビを見ながら笑っていると、後ろの方でザザッと音がしたが気にしないようにしていると、いきなり室内の引き戸のガラスが手で叩くようにガチャガチャしだした、家の窓は全部締め切ってるので、風が吹いてなったと思えない…そう思って怖くなってきた
すると、どんどん叩く音は近付いてくるし恐怖で足がすくんで逃げ出せないどうしようと思っていると、俺がいる部屋の一歩手前で叩く音が止んだ
ふっと一息ついた次の瞬間、家中のドアや窓が叩かれて怖すぎて自分の格好も気にせず裸足で外に駆け出していた
家の中から唸り声が聞こえきたが早く逃げないとヤられると思い必死に近くの公園まで逃げた
しばらくして、俺ってパンツ一枚だと思い家に帰宅して家の玄関まで着いて怖かったが家に入ろうとしたその時に、見回りをしていたパトカーから見られ、職質をされてパンツ一枚で家の前で15分ほど説教混じりで何故か怒られた
その一件で嫁が出産して戻る前に引っ越しをした。
(文章能力がないので読み辛かったらすみません)
113
:
不思議な名無しさん
:2019/09/04(水) 22:38:56 ID:4WLGvkds0
高校の調理実習でグループ分けがあり、仲良くしてるメンツと組もうと思ったが、名前の順で組まされた。
私のグループには不良2人、ギャル1人、大人しい子1人の計5人。
それぞれがあまり会話したことがなかった。
各班が先生達のお昼として数個ずつ親子丼を作ることになっていた。
うちの班も、居心地の悪さからさっさと済ませて、一番乗りで職員室に届けに行くことになった。
その途中、不思議な体験をした。
班員揃って先生に届けに行くことになっており、五人で一階の廊下を歩いていた。
一階の廊下にはジュースの自販機が3台並んでいて、そこを通過して50メートル程歩いて左へ曲がれば職員室。
なんにも考えず、喋らず親子丼を運んでいたら、自販機の3台目からうちの学校の制服のスカートというかお尻がひょっこり出た。ほんとにぴょこっ!と。
先頭を歩いていた不良Aがビクッ!として立ち止まったのがおかしかった。
不良Aは、ビクついてしまったのがバツが悪かったのか、こちらを振り返りながらちょっと笑って
「なに?あいつ?うけねーし」
と言ってきた。
途端、ギャルが親子丼放り出して「先生ーっ!」とギャーギャー悲鳴あげながら家庭科室に戻って行った。
散らばった親子丼と器に呆然としてしまった。
そこまでびっくりするほどのことでもないのに、あーゆー大袈裟なリアクション嫌いだなと思いつつ、親子丼はギャルが片せばいいしと、職員室に向かうことにした。
ギャルが逃げ出しても突き出たお尻はそのままで、普通、あんな悲鳴上がれば出てくるだろうにと不気味だったけど、どうせ横を通過すれば誰がいるかわかるので普通に歩きだした。
ところがこちらが歩きだした途端、お尻がさっと引っ込んだので、不良Aがわざとダンダンッと足音を出して迫った。
でも自販機の横を見ると誰もいなかった。
自販機の設置してある側は壁で、窓や逃げられる場所もなく、まして自販機の裏のスペースに人は入り込めない。
それでも自販機の裏のスペースは見たけれど、コードと埃しか確認できなかった。
消えたそれに5人とも呆気にとられて
「なんだったの、確かにお尻つき出してた人いたよね?」と言う私に、
不良Aと大人しい子は「お尻?顔だったよ?」と言うし、不良Bは黒髪の頭だったと言った。
後に先生を連れてきたギャルは、顔をぶるぶるとすごくふってる不審者だったと言っていた。
見ていたものが違ったことにも、白昼に学校内で確実に見えていたものが消えたことにも驚いた。
114
:
不思議な名無しさん
:2019/09/05(木) 02:42:03 ID:BGK5D3bg0
思い出したので投下。
小六の時に家から歩いて行ける距離にラブホが出来た。数年後、盗みに入った泥棒が、ついでに女性の体も触ってたら起きて大騒動。
泥棒は道を挟んだ向かいの川に飛び込んだ。とりあえず隠れようと思ったのか、隙を見て逃げようと思ったのか?
田舎で畑や田んぼの中にあるラブホ。季節は夏で田んぼ用に水かさが増えていて深かった。犯人は水死した。
そんな事があっても他にないし、人は来る。
事件から10年ほどたった頃、古くなったラブホは改装することにした。
南国リゾート風の値段設定も少し高いホテルに生まれ変わった。
大人になってた私は、近いのでパートに行く事にしました。
元はどんなないそうだったか知らないけれど、普通の部屋に特別室。全て南国リゾート風で置いてある家具も食器も高くはないけど、安くもない感じ。(確かGIVENCHYのティーカップセット)
新築したので、初日から大盛況!最初は新しいからって来る人が多かった。
しばらくして川に1番近い部屋に虫が出た。なんの虫か分からないけど、クレームが来て、徹底的に掃除したけど、出てくる。仕方なく、この部屋はしばらく客を入れない事で話がついた。
次は部屋の壁に穴を空けられた。これは警察が来て調べてたけど、犯人が捕まったかは知らない。その部屋はベッドボードを穴の前に置いて隠しました。だからその部屋だけ他とちょっと違う。
その次に特別室だったかで壁に顔のようなシミがあると言われた。
私が見た時はシミなんてなかったけど、言われてみれば汚れてる?って感じ。
これはどうしたっけ?この頃、客室の掃除中、テーブル拭いてたら人生初のぎっくり腰になっちゃって、そのまま仕事辞めちゃいました。
オーナーの古参のえこひいきに嫌になったからって、私と組んでたメンバー全員辞めちやったらしい。
ここまでリューアルして三ヶ月位の話。
辞めたチームの人と一度食事に行って話したけど、「たまたま、偶然、気のせいかもしれないけど、なんかあるんじゃないの?」って。私もそう思う。
川沿いのそのラブホはまだある。
115
:
匿名
:2019/09/05(木) 06:42:24 ID:YzmNLAY20
信じてもらえないけど、今なうで不思議な経験して。
共感や、経験ある人いないか知りたくて掲示板探してここにきました。
今電車に乗っていて、ついさっき私は椅子に座ってる状態で
電車が駅に停車して目の前にメガネ男子が階段から走って入ってきたんです。
で、それをチラッと見て携帯いじってたら、数分後、また電車が駅に着いて停車しました。
で、電車のドアが開いてチラッと見たら、また同じメガネの男性が階段から走って乗って来たんです!
ドア開いた瞬間にチラ見したから、同じ人物が急いで走ってまた帰ってきて、とやった訳ではないはずです!
で、更に、自分が乗り換え駅で降りて歩いてる時にハゲ親父がすれ違うのをチラッと見たんですが、その数秒後、また同じハゲ親父がすれ違ったんです!
自分だけが未来予知?または時間を遡ってる、または未来に一瞬意識が行ってたんじゃないか、って疑い始めて、びびってます。
同じ経験をされた方はいませんか?
またこういう手のことに詳しい方がいたら意見を聞きたいです。
因みに、学生時代には一時期予知夢を見ていて、ただ、疲れて脳が錯覚してただけだろうと思っていたのですが、
予知夢くさい夢をふざけて日記に書いていたら必ず1カ月後にその夢のことが起こる、というデジャヴはありました。
それがなくなってからは何もなかったのに、今回初めてな経験をしてびっくりしています。
116
:
不思議な名無しさん
:2019/09/06(金) 12:02:31 ID:.a2EIApg0
>>115
最初のメガネは車内にどこにもいないというのは確認した?
メガネやハゲの識別ができていない可能性
117
:
不思議な名無しさん
:2019/09/06(金) 14:31:40 ID:0FJhIyL60
年中の頃から中学生まで住んでいた団地の話です。
部屋の隅に対し、斜めにブラウン管テレビを設置していました。時間にかかわらず、
テレビを見ていると視界の上の端に灰色の靴下を履いた両足が、
つま先を下に向けて立っているのを幼い頃からかなりの確率で見ていました。
他にも、子供部屋の二段ベットの上で眠っていると夢の中で脇腹を突かれ目がさめる、
お風呂から出ると脱衣所から見える子供部屋の前に白っぽい人(自分は女性と認識していた)
がいる、等々挙げきれないほどの奇妙な出来事がありました。
しかし、自分は幼かったのでそれを恐怖とは捕らえず日々過ごしていました。
それから時間は過ぎ、自分が中学生になった頃です。
その頃両親は自営業を始め、店の方に寝泊まりすることが増え、
2つ上の姉とともに自宅でほぼ二人暮らしのような生活を送っていました。
親がいないことをいいことに、姉は彼氏を連れ込み、自分は子供部屋を追い出されリビングに布団を敷いて眠っていました。
ある晩、いつもと同じようにリビングで眠っていると、突然目が覚めました。
人生初の金縛りです。つま先、指先すらピクリとも動かせずパニックになりました。
しかしそれだけでは終わらず、自分の布団の周りを誰かがぐるぐる歩き回っている音、
その上すっぽり頭まで毛布をかぶって寝ているはずなのに、頭のすぐ真横を懐中電灯のような光が走り抜けて行きました。
その直後、体の力が一気に抜けた自分はあまりの恐怖に飛び起きました。
すると、ちょうど胸のあたりに真っ黒に焦げた(自分にはそう見えました)幼い子供の顔が…。
翌日この出来事があまりにも恐ろしく、親に泣きながらあの家は無理だと訴えると、
母が顔を真っ青にして「やっぱり…。」といったのです。
どういうことか問いただすと、
実は姉の彼氏は見える人で、姉と付き合い始めてすぐから家に何かがいるということを姉の彼氏から聞いていたそうなのです。
母は過ごしている2人を怖がらせたくない、と彼氏に口止めしていたそうで…。
自分からその訴えを聞き、母は姉の彼氏から聞いたことを教えてくれました。
子供部屋には白い服を着た女性がいる、テレビの後ろには青い作業服を着た男性が…首を吊っている、と。
妙に納得してしまいました。幼い頃から見ていたあのつま先を下に向けて立っている…と思っていたのは首を吊っていたのか、と。
そして極め付けは、自分が眠っている時…必ずと言っていいほど、真っ黒に焦げた子供が自分の顔を覗き込んでいたそうです。
自分は姉の彼氏と直接この話をしたことはありませんでした。
ですから、姉の彼氏が見ていたものと自分が見ていたものが合致する…という事実が恐ろしくてたまりませんでした。
それから自分はその団地に二度と足を踏みいれていません。
その後引っ越した家もなかなかに怪奇現象の多い家ですが、
団地の比ではありませんので割愛します。
長々と失礼いたしました。
118
:
不思議な名無しさん
:2019/09/06(金) 15:25:37 ID:RN4oKAwU0
20年以上前に、ドッペルゲンガーを出現させてしまったお話
学生時代にクラブ(踊る方)でバーテンのバイトをしていたんだけど、平日深夜の暇なときには厨房で仮眠取ったりしたのね(店長不在時のみw)
その日もDJの男の子と一時間くらい、ダンボールの上で爆睡を貪った後に「缶コーヒーでも買いに行くべっ」て外に出ようと一緒にフロント横を通りかかったところ、フロントの女の子が二人揃って「あれ?Sさん、さっき出ていきましたよね?」と不思議顔
その店は地下一階にあって、通常はフロントの横を通らないと外に出られない造り
女の子曰くは俺は10分くらい前に出て行ったきりで戻っていないとのこと
10分前の俺は全く愛想がなく「寝ぼけてたのかねw?」って話してたところに、俺がまた店内から現れて驚いたそうです
DJの男の子(寝てたけど)はもちろん、厨房のおっさん(寝ていない)も「Sは1時間は厨房から出ていない」と証言
その後、ドッペル再発も その他の不思議体験もなく平穏な日常を過ごしております。
当時は連日、大学にバイトに睡眠不足が続き疲れてはおりました。
ドッペル君なのか、生霊なのかは分かりませんが今までの人生でたった一度の不思議体験でした
119
:
匿名にゃんこ
:2019/09/06(金) 16:35:06 ID:HB5fBv6E0
初めての書き込みなので、きちんと投稿できているか不安ですが…誰かに聞いていただきたくて投稿します。
私が高校2年生の時に体験した不思議な話です。
私の出身地は、近畿地方の田舎県のさらに田舎でして、その日は期末試験で学校は午前中に終わりました。
次の日も、試験があったのですが私は「まあ夕方から本気出したら間に合うだろ」の精神で、友人のKと自転車で一緒に寄り道をしながら帰っていました。
田舎なものですから、寄り道と言ってもコンビニでアイスを買ったり(季節は夏です)するぐらいです。
次第に、帰ろうかな、の雰囲気がお互いに出てきたところで私はふとある場所に寄りたい衝動に駆られました。
その場所と言うのは、私が幼稚園の年中さんぐらいの頃に一度だけ散歩の時間に行った場所でした。
先生数人に連れられて、その日はいつもと違う散歩コースだったのを覚えています。
何故か幼稚園の外れにある山道へ入って行きました。先生を先頭に、ぐるぐると山道を周って頂上を目指していたのを覚えています。
すると、山頂付近に金色に輝く像が見えたのに気づきました。
たぶん続きます。
120
:
不思議な名無しさん
:2019/09/06(金) 20:02:35 ID:6G0ToTgY0
オチも無いし、怖い話でもないんだけど当時の俺らにとっては怖かったから書きます。
小学4年の時に友達と三人でマウンテンバイクに乗って休みの日に遠出をしたんです。
子供の頃なんで遠出と言っても隣の街までの話だんだけど。
チャリで峠の頂上付近で疲れて休憩してるとリュックを背負ったオッサンに会った。
オッサンって言っても多分40代とかだったと思う。腹も出てたし服装もダサくて俺らから見るといかにもオッサンって感じだったけど。
オッサンは峠を歩いて下って行って、俺らはあいつデブなのによく歩くなwとか言いながらチャリで追い越して峠を勢いよく下った。
20分位ノンストップで下った。下りた先に小さいな湖があるんだけど、そこに着いたらさっきのオッサンが座ってた。
全員唖然としたよ。オッサンどころか車にも抜かれてないのに。。。
田舎の一本道で誰にも抜かれてないのに、オッサンが先に居て飲み物飲んでた光景は忘れない。
めちゃくちゃ怖かったし、あれから20年以上経った今でも意味が分からなくて不思議で仕方ない。
似た人では無く同一人物だった。服もリュックも顔も靴も全部同じだったんだから。
今もその道を車で走る度に思い出す。そしてここには近道なんかも無いんだ。
121
:
不思議な名無しさん
:2019/09/07(土) 08:32:49 ID:???0
3時に来る奴
去年の冬のこと、深夜3時頃に玄関前で話し声がする。話し声というより一人言のようにブツブツと喋ってる感じ。
寝てる所を起こされたので腹がたって文句言おうと玄関開けたら誰も居ない。
次の夜から玄関を入ってヒタヒタと廊下を歩き、風呂場の方に消えていく足音が午前3時に毎日起こるようになった。
あーこれは先日ドアを開けた事で呼び込んでしまったなと思うが、勝手に人のマンションに上がり込んできて家主に挨拶に来ないのは不躾すぎるだろうと、ちょっと説教するつもりで午前2時半に起きて玄関前でスタンバイ。
丁度3時、そろそろ来るかなと思ったらドアの新聞受けが突然ガチャンと大きな音をたてた。
わかりやすい奴やなあと思って新聞受けを見てみると、町内会役員投票用紙がマンション管理会社の封筒に入ってた。
わざわざ届けに来てくれるとはええ奴やん。と思って会員名簿を見てみると自分の名前が載ってない。
それどころか下の階に住んでて2年前に亡くなった人の名前が名簿に載っている。
後日、管理会社に朝3時に封筒投函したか聞いてみればそんなに早くから仕事してない。
名簿に自分が載ってなくてとっくに亡くなった下の階の人の名前が載っていると言えばそんなはずはない、と。
真意を聞こうと思って朝3時に起きて玄関でお迎えしてるがそれっきり出てこない。
あいつは何がしたかったんだ。
122
:
不思議な名無しさん
:2019/09/07(土) 13:58:52 ID:Rkq0QHP.0
実家が二階建ての二世帯住宅で、一階に祖父母、二階に両親と兄と俺が住んでいた。
夜遅い時間に一階にある風呂に入っていたら、階段を下りてくる足音が聞こえてきた。
風呂の隣がトイレで、足音はちょうどトイレの前で止まった。
誰か用を足しに来たんだなと、その時はさして気にしていなかった。
頭も身体も洗い終わって湯船に浸かっている時、なにか変だなと違和感を覚えた。
トイレから何の音もしてこない。
水を流す音は風呂場にいても聞こえるはずなのに、いつまで経っても何の音も聞こえてこない。
二階に戻っていく足音もない。
なら、まだトイレにこもっているのか?
それにしたって、いくらなんでも長過ぎる。
まさか、トイレの中で倒れていたりするんじゃないかと心配になってきた。
おかしい。何か変だ。
そもそも、ドアを開ける音を聞いていない。
頭を洗っている時に聞き逃しただけかもしれない、とも思った。ドアを開け閉てする音はそこまで大きな音にはならないから。
もしも、ドアを開けてさえいないのだとしたら?
扉一枚隔てた向こうに、ずっと立っている事になる。
トイレに用がないなら、何故そこから動かない?
俺に何か用があるのなら声をかければいい。何故、なにも言ってこない?
さっきまで家族の心配していたのが、何か別のものへの恐怖が湧いてきて風呂から出るのが怖くなった。
とはいえ、いつまでも風呂に籠城していても仕方がない。もし本当に誰か倒れていたらまずい。俺は意を決して風呂場のドアを開けた。
何もいない。
トイレのドアを見ると、小窓は暗い。トイレの明かりが点いていないのだ。という事は、誰も入っていない事になる。
正直言うと怖くてもう部屋に逃げ帰ってしまいたかったけれど、念のためにトイレの中も見てみる事にした。
誰もいなかった。
安堵したものの、薄気味悪い感じが残った。
二階に戻り、まだ起きていた兄に尋ねてみた。俺が風呂入ってる間に誰か下に行ったか、と。
誰も行ってない、という答えが返ってきた。両親はとっくに寝ているし、兄も下へは行っていないというのだ。
また怖くなってきた俺は、さっきの出来事を兄に話した。気のせいだ、と言って欲しかった。
兄は平然とした顔で言った。
「あぁ、よくあるな、そういうの」
冗談で言うのでもなく、怖がらせるためでもなく、いかにもいつもの事だという口振りだった。
更に、兄はこう続けた。
「この前も、上がって来た足音が、お前の部屋の前で止まってた」
俺の部屋は階段上がって最初の部屋だ。
あの足音は、俺の所に来ているのか?
怖さのあまり逆ギレした俺は、余計な事まで言った兄に肩パンして部屋に逃げた。
この夜の出来事の後に、「引き戸を開けようとする指」と「トイレのドアから浮き出た顔」を目撃した。
というのが、俺の心霊体験の全て。
いずれも実家での出来事で、実家を出てからは心霊現象には一度も遭っていない。
123
:
不思議な名無しさん
:2019/09/07(土) 16:29:23 ID:???0
地元の渓流釣り師には有名だが、さっちゃんと呼ばれてる謎の女の子がおる川がある
さっちゃんが現れるのはかなり上流の美しい景観の場所で、水深は浅く、10m程度の広い河原があるが、鬱蒼と川の上まで被さる木々のお陰で薄暗く涼しく、木漏れ日の美しい大きなカーブの瀬だ
そんなところに行くのは釣り師位だし、川で夜釣りをする人間はいないのでさっちゃんを見かけるのはみな昼間だ
いつの間にか10mくらい離れた場所に赤いスカート、白いブラウスを着た小学生くらいの女の子がいて、「ねぇ!ねぇねぇ!」と大きな声でこちらを呼ぶのである
でも、それだけだ
「なに?」と返事を返しても、黙っていてもその子は何もしない
近寄っても来ない
で、一瞬でもよそ見をして向き直ると消えている
みんなそう言うし、俺もそうだった
で、誰も顔を覚えていない
俺もどんな顔をした女の子だったのか覚えてない
さっちゃんは幽霊なのかもしれないが、さっちゃんを怖がる人は誰もいないし、俺も全然怖くはない
124
:
不思議な名無しさん
:2019/09/07(土) 16:51:38 ID:???0
これは数年前の出来事だが、仕事でお客様のご自宅に伺う際にあった事だ
そのお客様はまあ田舎街から見ても田舎、ぶっちゃけど田舎で、海岸沿いの小さな町に住んでるお客様だ
なんせ遠く、まあ遠い
地形的に切り立った崖の麓を海岸沿いに走る道を延々行く
事前にお客様に聞いていた通り、小さな海に注ぐ川を渡る橋の手前を崖側に登って行く道があって、そこをプロボックスで登って行った
途中に聞いていなかったY字路があったが、右に進む道はどうやら海側に戻りそうだったので、左を選んで更に上に進んだ
すると徐々に町から離れ崖を登り続ける道だったようで、道は未舗装路に変わり、「これはミスったな」と思いつつも転回も難しい道を進まざるを得なくなった
登り続けてしばし、やや拓けた場所に出たが、あちこちに木の切り株と倒木がある場所に出た
そこから先は車が登るような道は見当たらず、人が出入りする場所でもなさそうだった
なんとかして転回するために「これは厳しいぞ」と思いながらも切り株や倒木に当てないようにするためにドアミラーを下に向けて注視出来るようにして、何度も切り返して転回し始めた
で、その時ルームミラーに一瞬白いものが見えた気がしたんだよな
「ん?」と思って一度車を降り、周りを見渡したが何もなかったので、再度切り返し始めた
3度4度位でぶつけずにパンクもさせずに転回出来て良かった良かったとミラーを戻そうとした時、ミラーにスカートと脚が映ってた
白地に大きな赤やオレンジの原色の花柄が入ったスカートを履いていて、裸足だった
女の足だ
位置的に運転席側の後部ドアのすぐ後ろにいる
さっき降りて見た時はそんな人は見なかったし、流石におかしい
ミラーはそのままにすぐに走り出した
その後ミラーは見ないようにした
お客様の家はやっぱりY字路を右に曲がった先、すぐだった
125
:
匿名にゃんこ
:2019/09/07(土) 18:24:41 ID:kj6Fe5bU0
119です。
山頂に近づくにつれ、その金色の像が巨大な仏像であることに気づきました。
周囲は木々に囲まれているのですが、その仏像だけが周りより頭一つ分出ていました。
山頂へ続く坂道を登り切り、私たち園児と先生はその巨大な仏像のある場所へ向かっていきました。
どうやら、目的地はそこのようです。
山頂へ着くと、周囲に鬱蒼と茂っていた木々がなくなり、そこは開けた広場になっていました。
綺麗な白い花々が一面に咲き、モンシロチョウのような白い蝶が飛び交っていたのを覚えています。
また、公園にあるようなベンチが金色の仏像を挟んで二脚あり、そこに一人だけ男の人が座っていました。
私はというと、その巨大な金色の仏像をただ眺めていました。
「なんて綺麗なんだろう」とずっと見ていました。
先生が「もう園に戻りますよー」という声が掛かるまでぼーっと見ていたような気がします。
名残惜しい気持ちで園に戻り、夕方迎えに来てくれた母に「すごく綺麗な仏像を見た!」と報告しましたが、
母は「そんな巨大なもの、この町にはないし、あれば観光地にでもなってるわ」と無下にされました。
そういった経緯を説明し、Kに「あの時見た仏像をもう一回見てみたい。一緒に探してほしい」
と頼み込みました。Kは、「そんなものある訳ないだろ」と言いましたがやはり試験勉強をしない言い訳が欲しいのか
渋々ですが探索について来てくれました。
昔通っていた幼稚園まで来て、それらしい山頂へと続く道を探しますが、なかなか見つかりません。
Kは「お前の記憶違いだ。諦めて今日はもう帰ろう。きっと子どもの時に見た夢と現実がごっちゃになってるんだ」
と私を説得してきました。
私は「どうしても見たい。会わないと。すごく美しいんだ」とKに訴えました。
長くなるので結論を書きますが、金色の仏像はありませんでした。
私が歩いた山道へ続く散歩道は、獣道になり草木に覆われていましたが、その場所の近くに
神社にあるような長い石階段が新しくできていました。
私は、直感で「ここだ!」と思い、Kが「なんか怖いから行かんとこう」という制止を振り切り、
一気に石階段を駆け上りました。
またあの美しい金色の仏像が見られるという気持ちだけが私を突き動かしていました。
登りきると、やはりあの時見た広場でした。
しかし、草が生い茂り、ベンチも白い花も、白い蝶も飛んでいません。
仏像もありませんでした。
あるのは、慰霊碑だけでした。
「〇〇地区戦没者之慰霊碑」と書かれた、苔むした慰霊碑が目の前にありました。
そこには、ずらりと戦争で亡くなったであろう人々の名前が刻まれていました。
いつのまにか後ろにいたKは、「呼ばれたんじゃない?」とボソッと呟きました。
けれども、あの時見た金色の仏像の姿を記憶していた私はスマホで「仏像 手」と検索しました。
手の形が印象に残っていたからです。
右手と左手が上下に別れて手のひらを見せているポーズ。
「阿弥陀如来」と出てきました。極楽浄土にいらっしゃる仏様だそうです。
私が見たあの光景は、あの世の光景だったのでしょうか。
他の園児や先生には、普通の景色に見えていたのでしょうか、疑問は尽きません。
今でも、夏がくると思い出す高校生の頃の不思議な話でした。
長々とお読みくださった方はありがとうございました。
126
:
不思議な名無しさん
:2019/09/08(日) 14:08:54 ID:uid0P72c0
お盆過ぎた時の話。
夢で顔ぐちゃぐちゃな女2人出てきて、気持ち悪いのに何故か写真撮ろうとしててその2人に携帯かざしたら私の手目掛けて片方の女が襲いかかってきた。
その瞬間左手に痛み感じて起きたらあきらかに誰かに手を噛まれてる状態+金縛りで動けない。怖かったけど目は開けれたので周り見渡してたら部屋にある神棚に女2人が吸い込まれていった。抵抗してたのかしばらく髪の毛だけ神棚から出てたけど。
完全に吸い込まれた後、神棚の周りに尋常じゃない量のハエが集ってた。
この事があってからずっと体調悪かったのに、徐々に良くなってきました。なんか悪いものでもついてたかなと思っています。
127
:
不思議な名無しさん
:2019/09/09(月) 03:02:39 ID:???0
大学の頃、家庭教師をしていたときの話です。長文でオチもなくあまりパッとしないのですがお許しください。
私が担当することになったお宅は建売住宅の一角にありました。そのお宅の隣は販売中と書かれた旗が立っていて、外観も素敵だったのでまだ新しいのかな?と思ったのですが、出迎えてくれたお母さんに聞くともう建ってから10年近く経つと。しかし、訪問したお宅もオシャレな外観とは裏腹に室内は酷く雑然として生活感がなく、引っ越ししたてみたいでした。どこも凄く散らかって色んなものがむき出しのうえ、中身の詰まってるらしいダンボールなどがいくつも置かれています。しかもリビングって普通ダイニングテーブルやソファがあるじゃないですか。それが何もなくて、テレビも直置き。どういうわけか部屋の真ん中に大きな檻が置かれていて、真っ黒な犬がガンガン私に吠えてきます。この人たち一体どこで食事してるの?どこでくつろぐの?と見たことのない光景に違和感を覚えつつ、私のことは気に入って貰えたみたいで指導することになりました。
そのうちに、隣の家は曰く付きらしく10年近くの間に1年以上住んだ人がおらず何度変わったかわからないという話、ペットショップで買った犬は子犬から飼い出したのに誰にも懐かず吠えてばかりで危険だからほとんど檻に入れているという話、両親はあまり家におらず生徒さんも自室にこもりがちだという話を聞きました。
仕事には関係ないので普段は別に気にしないのですが、問題は家全体が臭すぎること。家庭臭の次元を超えた何とも言えない生乾きのような変な臭いがして、訪問するたびに耐え難くなっていきました。マスクをしても効果は薄く、タオルに香水を染み込ませて鼻に当てながら指導してもまだ気持ち悪い。帰宅後も食事が喉を通らず、すぐに着替えてシャワーを浴びないと日常に戻れない、そんな日々でした。ちょっとこれは限界かな、、、と思っていた矢先、ある日の指導後、外に出てもこみ上げが止まらず、そのお宅の近くにある公園の公衆トイレで戻してしまいました。まあ出してスッキリしたので良かったのですが、そこからかが問題でした。駅へ向かって歩いていると後ろから唐突に中年の男の人の声が聞こえました。声は近くクリアなのになんと言っているのか聞き取れなかったので、何となく振り返ったのですが、何故か誰もいません。まあ住宅街で死角も沢山あるので、自分からは見えないだけかもしれないなと気を取り直しまた歩き始めると、すぐに同じ男の人の声がしました。やっぱり聞き取れませんし、誰かに向かって言っているようなのに誰もその声に応える様子がありません。今度は無視して歩いていたのですが、何度も声がするし、どうしても意味のある言葉として聞き取れないということが気になり、声のありかを探りたく振り返って立ち止まってしまいました。どこでしゃべっているんだろう?どこかのお家の窓?ベランダ?すると、その声は、また私の背後から聞こえました。
いや、背後って、、、おかしいでしょ。私は振り返ったのだから声の主が背後のはずはありません。、、、私に向かって喋ってるんだこれ、、、一瞬にして何かを悟り、いや何もわかってないですけど、とにかく全速力で駅まで走って逃げました。
翌週、私は生まれて初めてインフルエンザにかかり、受験目前だったことから派遣元と協議の結果、交代ということになりました。申し訳ないなと思いましたが、あれほど安堵して病気を喜んだことはありません。以来その駅にも一度も行っていません。
曰くがあったのは隣の一軒ではなく、あの一帯が何かおかしかったと思います。
128
:
不思議な名無しさん
:2019/09/09(月) 05:31:33 ID:A.q4bhJQ0
テスト
129
:
不思議な名無しさん
:2019/09/09(月) 05:53:49 ID:???0
まとめてないから投稿遅くなりそうだが
小学4年生から最近まで霊体験や怪奇現象に遭遇してるんで語らせて欲しい
そういうのを意識しだしたのは小4の夏休み
友人と友人姉の三人で地域の祭りに参加した時が始まりだ
空襲にあった地域の神社での盆頃のお祭りで
慰霊碑に登って友人と遊んでたら
いつもはめちゃくちゃ優しい友人姉が
血相変えて「あんた達!今すぐそこから離れなさい!」って叫んで直ぐに白目剥いて失神した
なかなか意識が戻らない為後日
友人姉に聞くと
大人数の服や体がボロボロの人達に囲まれていたらしい
ちょうど友人と僕は地獄先生ぬーべー?を読んでたから恐怖よりも興味が勝り
誰でも入れるがその神社の入ってはいけないと地域の人達が顔をしかめる本殿奥の古びた鳥居の先に拡がる森へ入りました
地域のおばあさんいわく
本殿の主宰神?はスサノオさんなので
もちろんその神社や神社のある町は須佐神社、須佐町って名前なんだけど
神社には別の呼名もあるし(別の呼称はググれば出るから伏せます)
入ってはいけないとされる場所には
稲荷が奉られてるんだ
どうもその稲荷関連で良くない事が起きたらしい
地域のやんちゃなお兄さん達が
その稲荷が奉られてるあたりで暴れたのか
友人と確認に行ったが稲荷さまが壊れてるんだよね
もちろん
その壊した当人達のうち数人は
事故等で亡くなってるようだ
130
:
不思議な名無しさん
:2019/09/09(月) 06:14:44 ID:???0
>>129
続きです
そこから数年過ぎ
中学生に上がった僕は非行に走り
夜な夜な友人達と集まりバカをしていたんですが
須佐神社から上がって行った先に
いわくつきの公園がある為
友人数人でその公園へ肝試しへ行く事になりました
その公園では周辺地域のおばあちゃんやじいちゃんが皆口を揃えてあそこでは遊ぶなと言うんです
公園なのに
理由は地元民ならみんな知ってますが
戦時中、空襲の被害者の火葬場だったからだそうで
これはなんか怖い写真がとれるぞ!と
当時やっと写真機能が標準になった携帯やデジカメを準備して夜中2時頃に行ったのですが
デジカメは反応しないし
携帯の写真も暗すぎてなにも写らずしらけて
移動し
溜まり場にしていた某施設の立体駐車場の屋上でこれからどうするか話ていたら
友人が小声で「静かにしろなんかいっぱいいる」って言い出したんです
こんな地方都市の夜中に何がそんないっぱいいるん?と思い友人が指差す方向を屋上から覗き込むと
いっぱいいるんです
ギリギリ数えられないくらいの...人が
でもなんでこんな時間に?しかもなんで川にみんな向かって
消えてる?しかも、服古いしボロボロじゃない?
その川...水深10センチないのに川に入るとみんな消えるんです
50人くらい川に入っては消えする人達を呆然と眺めました
友人「そっか、火葬場で処理された人達って空襲の火の手から逃れて川にみんな向かって川で死んだって言ってたよな」の言葉で何故か皆なっとくしつつ震えが止まらなかった
131
:
不思議な名無しさん
:2019/09/09(月) 11:58:17 ID:???0
>>127
次回何か書き込むときは適度な改行をお願いしたいです
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