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SSの実力向上を目指すスレ 第5話

1名前が無い程度の能力:2008/03/22(土) 14:06:59 ID:/mqao81U0
 ここはSSについてただ投稿等するだけでなく、仲間と批評するなどして自分の実力向上を目指すスレです。
「SSの書き方について他の人の意見も聞いてみたいぜ」といった人。
「SS公表してみたいけど自信がない・・・」という人。
 その他どんな人でもOK。
 実力を身に付けたり、物書き同士で交流したりしましょう。

 批評依頼やアドヴァイスなど何でもござれ。

過去スレ
 SSの実力向上を目指すスレ 第4話
 ttp://jbbs.livedoor.jp/computer/6306/storage/1197098164.html
 SSの実力向上を目指すスレ 第3話
 ttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/computer/6306/1137562560/
 SSの実力向上を目指すスレ 第2話
 ttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/computer/6306/1118065427/
 SSの実力向上を目指すスレ 第1話
 ttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/computer/6306/1110043444/

関連スレ
 東方創想話作品について語るスレ その35改
 ttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/computer/6306/1205948335/l50
 東方SSコンペ企画運営スレ7
 ttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/computer/6306/1206006690/l50
 投稿するまでもないSSスレ 7/7
 ttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/computer/6306/1205989440/l50

作品を投稿してみよう〜
 東方創想話・プチ創想話ミニ
 ttp://www5d.biglobe.ne.jp/~coolier2/SS_kai.html

参考サイト
初めて小説・SSを書かれる皆様へ〜
 モノ書き一里塚
 ttp://www.asahi-net.or.jp/~mi9t-mttn/
 RealCreate−小説の書き方講座−
 ttp://www.feel-stylia.com/rc/creative/
 ライトノベル作法研究所
 ttp://www.raitonoveru.jp/

メアリー・スーについて
 メアリー・スーとは
  ttp://ja.wikipedia.org/wiki/Mary_Sue
 メアリー・スーテスト
  ttp://iwatam-server.dyndns.org/column/marysue/

116名前が無い程度の能力:2008/05/31(土) 15:18:43 ID:StaqS/Sw0
>>115
それは普通にあるな。特に書き始めた頃のやつなんかを読み返すと。
書く腕が成長したのもあるだろうし、「書き手としての読み方」がわかってきたってのもあるかも。

117名前が無い程度の能力:2008/06/01(日) 21:26:10 ID:A6YlH6T.0
>>115
>>116
俺もあるな、色々な意味で成長したっていうのはあると思う
ただ、逆に『今じゃこんな(よい意味で)凄いの書けないなぁ』と思う事もある。
特にギャグとか、なんであの時こんだけ勢いがあるのが書けたのか不思議だったりする。
他にももう一度書けと言われても無理そうな感動風味とかあるなぁ。

やっぱ、得る物は多いけど、失ったものもそれなりにある気がする。気に入った古いのとか、直そうとしてもそれ以上に仕上げる自信がなくて諦めたのも度々…

118三文字:2008/06/04(水) 16:41:49 ID:3xalcwKA0
現作品集の、「厄い蟲 厄い土」の批評お願いします。
表現の方法がワンパターンになっているのと、言い回しの語彙が少ないというのは自覚しているのですが、他にも何かあったら指摘お願いします。

119名前が無い程度の能力:2008/06/05(木) 00:13:22 ID:bWnwrg.U0
自分に酔っちゃったような描写とかあるとやっぱ引いちゃいます?

120名前が無い程度の能力:2008/06/05(木) 00:20:56 ID:oEtpLkNE0
陶酔した描写も表現として使えれば武器になる

121名前が無い程度の能力:2008/06/06(金) 21:38:32 ID:4vjpaunc0
>>118
うーん、この手の情景描写や視覚的演出については俺も苦手分野だから、
あんまり偉そうなことは言いたくないんだが……

儀式の最中、リグルと雛の二人のみを詳細に演出してるためか、
一枚の絵としては不完全な印象を受けた。
もっと周囲の里人たちや夜の陰影、星空や松明なんかを、
藁蟲に点ける火や蛍の光や厄の黒なんかと一緒に照らし合わせて、背景として映えさせたほうが良かったかも。


>>119
酔っちゃってるのが自然な文章ならそれもまた味だよ。

122三文字:2008/06/08(日) 15:19:42 ID:m.qGwtmA0
>>121
意見ありがとうございます。
あくまで中心は雛とリグルにしていたので、他の部分も詳細に書くと、二人の動きがぼやけるんじゃないかな?と思ったんですよね。
というか、背景まではちょっと手が回らなかったというのが正直なところ。
照らし合わせるというのは思い浮かばなかったですねぇ……今度試してみよ。
とにかく、情景の描写はさじ加減が難しいですね。
アドバイスありがとうございました。

123名前が無い程度の能力:2008/06/09(月) 14:15:51 ID:Ausc7L9Q0
SS書いてて表現がありきたりになる〜ってこともよくあるんだけど、自分の場合もっと気になるのは逆説の多さかなぁ。
一回書き上げたつもりの作品を読み返してみると、「しかし」とか「〜が」の多さがすごい気になる…
文章考えてるとつい使っちゃうんだよね…何かうまい回避方法ってないかな?

124名前が無い程度の能力:2008/06/09(月) 14:37:07 ID:J0qJMJ8.0
>>123
そういうのってケーススタディだから、沢山読書しようぜーと言うしかないけど
無理やり挙げるなら、比較対象を無くしちゃう事
まーでも逆説の接続語として使えるものは百通り以上あるわけで、多用してても同じ語が連続してなけりゃ気にならないもんだよ
気になるとしたら、逆説のレパートリーが少なすぎるのかもしれない

125名前が無い程度の能力:2008/06/10(火) 05:38:21 ID:kkRB7cyU0
そういえばここって具体的に作品挙げてこれどう直せばいい?って聞くのはだめなの?
単発の感想じゃなくて、もっと突っ込んで話したいときとかここ便利だと思うんだけど
…まあ自分はまだひとつも書いてないんですがね

126名前が無い程度の能力:2008/06/10(火) 05:50:55 ID:w36A.x6E0
構わないと思う
ただ他人の作品を上げて、この場合はどう直せばいい? ってのは当然NGだけど

127vol:2008/06/13(金) 21:47:40 ID:5b4p3vec0
作品集54の拙作「罰と罪の継承」について批評を御願いします。
色々と課題のある作で有ることは理解しているつもりですが、

特に「話の流れ」と「しかけ」の部分で、「これはねーだろwww」

みたいな所があれば、指摘頂ければ幸いです。
その他、気になった点等ありましたらご指導願います。

128名前が無い程度の能力:2008/06/13(金) 23:06:53 ID:AOY5Gres0
>>127

読んだ、けど。

正直なところ、浅い。
表現力とかの技術力の問題はあるんだろうけど、妖忌が何故その決断に至ったか、小町が何故妖忌と相対することになったのか。
確かに判断する種はあるし、予測はつくけれど、物語は話に引き込んでなんぼでしょう。
あえて書いてない部分があるのは解る、でも流されすぎていて感情移入できない。安っぽいとすら思ってしまう。

きついこと言ってると思うけど、それはこの話そのものは好きだから。書こうとしているものが好みだから。
もっともっと妖忌を、小町を、妖夢を、映姫を、掘り下げて欲しかったな、と。

それと技術的なことを言えば、…は……にしましょう。!や?のあとはスペースをあけましょう。
バトルシーンについても、いっそ緋想天は忘れ、自分なりの熱い戦いを妄想してみましょう。

もう一度言いますが、書こうとしているものそのものはすんげー好みなんです。
だからこそ筆力云々の前に、この話における世界観を煮詰めましょう。

期待しています、頑張ってください。

129朝夜:2008/06/15(日) 19:57:49 ID:kZY.SDbI0
はじめまして皆様、創想話でSSを投稿させていただいております、朝夜と申します。
もしかしたら見かけたことがある、と仰る方がいらっしゃるかもしれません。

……ちょっと前から私は東方SSを書き始めているわけですが、近頃スランプ気味であることと、
ちょっとでも面白いSSを書いて読者の皆様に喜んでいただきたいと考えておりますので、恐れ多いのですがこちらに参りました。

皆様にお願いを申し上げます。
ぜひ私の作品を読んでいただきたいのです。
私は少し前に、作品集54に『夜空の星』という作品を投稿いたしました。
この作品は私の最新作ですので、今の私なりのSSの書き方に最も近いと思います。
ですので、ぜひその作品の批評、アドバイス等を頂けないでしょうか。
私はどちらでもやる気になれますので、甘口、辛口を問うつもりはございません。
どうかよろしくお願いします。

失礼いたしました。

130vol:2008/06/15(日) 20:34:30 ID:dfzE6w2I0
>>128
批評いただき、ありがとうございました。
流れ的な所よりも、話の深掘りが出来ていないとのご意見と受け取りました。
個人的には色々とつぎはぎでプロットを作っていたので、流れに矛盾が無いか悩んでいたのですが、
第三者視点では特にそういうことはなさげのようで、良かったです。

で、本題の話の深掘りですが、まず、言い訳からさせていただくと、
中身をあまりに書くと、冗長になりはしないか、という思いと、色々とエピソードを交えて深掘りを行うと、
話の軸や流れがぶれてしまうのではないかと躊躇した結果、あのような感じになった次第です。

ただ、それだけでは、結局読者まで伝わる物が薄いと言うことで、違和感無しに上手く話の肉付けを
行っていれば良かったですね。反省です。

今後は、そう言った部分もふまえて、作品作りを心がけていきたいと思います。
ありがとうございました。

131名前が無い程度の能力:2008/06/17(火) 02:02:35 ID:QGsjfGcE0
>>129
批評というか、なんというか、かなり私見が入るんだが。
キャラクターが話の展開にやや流され気味な印象を受けた。
話の展開自体は悪くないし、キャラクターがその話の展開どおりに葛藤して結末を迎えるのも違和感は無いんだけど、
そのせいでキャラクターそれぞれの印象が薄くなってる。
その中でも一番顕著なのが紫。彼女は今回、親子愛に最初に目覚めて、以降はそれを最優先で動いているわけだが、
そのせいで紫らしさが薄れている、そしてさらにそのせいで、
紫の霊奈に対する葛藤が「母の葛藤」には見えても「紫の葛藤」には見えづらくなってる。
紫っつったら幻想郷の母ですよ。思い入れも並大抵ではあるまい。
まずその思い入れを、母としての紫よりも先に描いておくことで、
その幻想郷に対しての思い入れと、霊奈に対しての気持ちを天秤にかけることで、
母としての、紫としての葛藤をもっと深く描くことができたんじゃないか、と思う。

あと藍。彼女にも、ラスト以外でもスポットライト当ててやってもいいんじゃないかと思った。
たとえばだが、紫が迷っているうちに、藍が独断で(これ以上紫が苦しまずにすむように)霊奈を殺そうとする、
などのドッキリ展開を持ってきても面白かったのではないだろうか、と妄想してみたり。
勿論彼女にも霊奈に対する思い入れはあるわけで、そのあたりの複雑な感情も一緒に描写できればなお良し。
……まあ、「紫と霊奈の物語だから、他のキャラはあくまで脇役にしたかった」と言われてしまえばそれまでだが。

ここからはさらに、各箇所の細かいところ。
小町の73年発言。
だいたい霊奈の寿命のこと言ってるんかな、と予想はつくが、
結局最後まで説明らしい説明が無い上に、その寿命宣言が役に立ってないので、あんまり意味が無い。
まあ何となく、最後の「三途の川渡る時の霊奈の様子を小町に説明させたかった、そのために顔出しさせとかないと」
って意図は見えるんだけど、それ以外にももう一つくらい役割っぽいものをつけてほしかったかな。
73年発言と同じシーンでの「受け入れる場所が幻想郷」って発言も、
霊奈が死んでしまったからあんまり意味を為してないし。
(ていうかこれで実は俺の読み違いで、73年ってのが全く別の意味だったりすると俺の赤っ恥だけど、
 その場合もまあ、俺みたいな勘違いが出るようなシーンになっちゃってるよ、という風にでも納得してほしい)

あと、博麗の巫女と紫の仲直り、そのきっかけになる霊奈の家出シーン。
あまりに紫の説明があっさりすぎて正直どうかと思った。
仲直りする前の時点で、巫女は霊奈殺害の意図があると紫にほのめかしているわけで、
そこに霊奈がのこのこ一人で行ってしまった、となると、紫の立場としては肝が冷えるどころの話じゃないはず。
そのへんの紫の「当時はビビったものだ」的な説明が、もう一つ二つくらいは欲しかった。

シーンじゃないんだが、☆と★の記号について。
正直、冒頭で前説明入れてまで使い分けた意味があった気がしない。
確かに一部、場面の転換が記号抜きではわかりにくいかも知れない部分もあるにはあったが、
そこも、一文二文ほど説明を入れれば済む問題だった気がする。
逆に言うと、それ以外のシーンでは、ちゃんと記号抜きでもわかりやすいように書けてたと思う。

紫の人食いについて。
結局なんだ、霊奈が死んだ後は人食いを再開したって解釈でいいのかな?
でないと原作に繋がらないしな……そう考えると余韻もへったくれも無いんだけど。

母乳について。
正直、奴隷っぽいのとか使わなくても何とかなった気がする。
そこだけ生々しくて、教育的にもどうよとも思ったり。
時代的に見れば、紫なら外からミルクと哺乳瓶くらい持ってこれたんでないかな?
(というのは、霊夢が作中で出た博麗の巫女の娘だという前提での話。
霊夢の時代の時点で、紫が香霖堂に色々外の世界の品を持ってきてるのが確定してるからなぁ)


だいたいこんなもんかなぁ。
参考になれば幸いです。

132名前が無い程度の能力:2008/06/17(火) 05:17:18 ID:NmSD5lR20
おおっと、これは素晴らしい批評。
俺も>>129を読んでみたけど、正直言うべきことが全然無いから困る。
ちなみにリアルタイムで読んで点数も入れてるから、結構斜め読みなんだすまない。
だから批評じゃなくてただの感想と受け取ってもらえると幸い。

最後まで読めば、大まかな内容は悪くないと思う。俺は面白いと思いつつ読んでた。
山場もあるし、それまでの道程もきっちり描写してるし。作品の構造は良いのではないかと。
ただ>>131で言ってるように「キャラありき」のSSにおいて「キャラらしさ」ってのが足りてないかなーと。
それこそ藍が紫を思って勝手に動くというのも一つの見せ場になるし、キャラらしさってのが出てくる。
それゆえ、キャラが物語を作ってるんじゃなくて、物語がキャラを動かしている感が強いと思った。

で、更に自分の好みに依る感想なんだけど、
この作品で、地の文に口語文を持ってくるのは少々どうかなぁと。
確かに感情移入はしやすい形態だと思うけど、減り張りが無くなっちゃう気がするんだ。
だから途中で、あるいは冒頭で、読むのをやめる人が結構いると思う。
良く言えば読みやすい。悪く言えば軽くなりすぎてる。軽いってのは吸引力が弱い……かなぁと。
そういう理由で、〜〜かしら? 〜〜だわ。 という進め方が残念に思った。
それでも口語文でいくとならば、途中の日記はいらないんじゃなかろうか。ほとんど道中で吐露してるから。

感想コメントを見てもわかる通り、話としては面白いと思う。文章の上手さもあると思う。
その割に得点が微妙なのは、結局、最後まで読んでもらえなかったってのが大きいと推測。
というのが俺の感想です。関係ないけどブログ見てるよっ!参考になれば幸いです。

133朝夜:2008/06/18(水) 22:51:25 ID:ICj47dHA0
こんばんは。
迅速で、ためになるアドバイスをしてくださってありがとうございました。
今回の作品を批評をしていただいて感じたことがいくつかありましたが、やはり一番感じたことと言えば、キャラクターのことです。
自分でも皆様の批評を片手に読み直してみたところ、確かに指摘された場所で性格の相違など、違和感を見つけることが出来ました。
次回からはそれに気をつけつつ書いていこうと思います。

批評をお願いした後に気付いたのですが、あの作品、70キロバイトという他人に依頼して読んでもらうには酷な長さであったと反省しております。
誠に申し訳ありませんでした。

……作品のことになりますが、誤字以外は直さない主義なので、『夜空の星』はあれで完成した事になってしまいます。
しかし、皆様から頂いたアドバイスを無駄にせず、次回からのSSを上達できるように今まで以上に努力していこうと思います。
恐らく、これからもこちらにお邪魔さて頂いて、批評をお願いすることになると思いますが、その際にも是非、批評のほうをお願いします。

>>132様への個人レスになるのですが、あのような鬱・愚痴ブログを見ていただきありがとうございます。
有言実行の失敗例のようなブログで申し訳ありません。

今回は、誠にありがとうございました。
失礼します。

134salome:2008/06/20(金) 00:54:21 ID:A6g4Amq20
今晩は。
お初にお目にかかります、salomeと申します。
創想話現作品集(55)への投稿物、『レプリカの夢』の批評を是非お願いしたく思います。
論点を指定してしまうことは、多少失礼にあたることとは予想するのですが、
どうしてもこれだけ疑問点が挙がったので、客観的なご意見を伺いたいと考えた次第です。
意見が要ると考えた部分を、具体的に挙げさせていただくと、

・レミリアの能力解釈に(正否ではなく)違和感が感じられたか
・全体を通して(判るならば)森博嗣作品の題材に依存し『過ぎて』いなかったか
・ロジックに強行突破と感じられる部分があったならそれは何処か

です。
もちろん無理に全てにお答えくださらなくても結構ですし、その他の見えていない部分へも鋭く突っ込んでいただければ滋養となります。
またメモ帳で120kb程度と、長い物だということを予めお断りしておきます。
読了は無理だと判断されても、ある程度仕方がない文量・力量だとは自覚しています。どうか時間を無駄になされないよう。

では、よろしければ、ご意見お願い致します。

135salome:2008/06/20(金) 01:06:35 ID:A6g4Amq20
レプリカの夢→レプリカの時間、ですね。
原文とにらめっこしてたので;
申し訳ありません。

136名前が無い程度の能力:2008/06/20(金) 12:12:49 ID:pVeAB8m.0
初めまして、もずくと言います。
最新作品集の『影法師』の批評をお願いしたいと思って覘かせてもらった次第です。
あとがきにも書かせて頂いてるのですが今回の作品が処女作です。
その為色々な所で文章を書くという事を改めて勉強しました。


そこで批評とは別に皆様に余裕があれば伺いたいのですが
視点移動はやってはいけないという指摘があり、
その解釈については一つの段落において一人称が三人称に変わるのは可笑しいという物だと思うのです。
しかし場面(段落)が変わった場合においてなど臨場感を出す為に変えるというのはどうなのでしょうか?

失礼ながらもう一つ。
これは今回の作品にも言える事なのですが、事件から入り、その後回想シーンに入るのは失敗だという文面を見つけました。
読者が時間軸が分からなくなり混乱するからという物です。
私の今回の作品はこれに当てはまってしまっているのかを判断して頂きたいのです。
主観ではどうにも判断がつかなくて困っています。


批評だけでも良いのでもらえると幸いです。
それでは長々と失礼しました。

137名前が無い程度の能力:2008/06/20(金) 17:39:03 ID:/q8CYra20
>>134
自分があの作品、あのテーマを批評するのは正直なところ無理です。
動機と能力についての解釈が、恐らく、氏の意味するところに及んでいないので。
なので、解釈するのが無理な私が、それでも解釈をしようとした場合の解釈になります。
たぶんsalome氏ならこちらの意味を汲み取ってくれると思ってのことで。

>レミリアの能力解釈に(正否ではなく)違和感が感じられたか

違和感というよりも根本的に理解が及ばなかった。
止められた時間の中でも動けることや、アキレスと亀の例、レミリアを追うレミリア、
それらがすっきりと腑に落ちる解釈ができませんでした。

それでも敢えて言うならば、未来視などではなく、世界からはみ出した第三者視点になれる。
世界の内側にいながら、世界の理の外側で動くことができる。
そんなところかな、と。
咲夜の時間を止める能力が、ハイスピードカメラの一コマと一コマの時間を自由に設定できる能力。
レミリアが、その一コマの間に動く咲夜を捉える、もう一つの超ハイスピードカメラ。という解釈です。
世界を覆う時間の流れを、もう一つの時間軸から視ることができる……でわかってもらえるかどうか。

レミリアの能力が決定論的なものを観測できるというのなら、
彼女が今回のような行動に移った動機というのも、決定論を覆すものだというものとして、
一応の納得はできたのかな、と思います。

何パーセント通じるか不安ですがこれくらいで……。
こういうのを説明する言語を持ってないのでこの辺が限界でした。何か参考になれば幸いです。

この作品は、たぶんsalome氏のやりたいことを全部やっちゃってるような印象を受けます。
なので、話に不備があるとか欠陥があるとか、構成がおかしいとか、そういうものじゃ語れないかと。
どうすれば面白くなるか、という視点で作られた作品じゃないのでは?
ある意味、作品として完成されたものだと思いましたゆえ、批評らしき批評は無理でした。

138salome:2008/06/21(土) 04:56:04 ID:N5sdf.ic0
>>137
レスありがとうございます。
それは、単純に問題ですね。

実のところ、オリジナルにせよ、いつも『よく判らない、だがそれが悪い訳ではない』という批評感想をいただくことは多いです。
それで、そこは私としては長期的にみてどうよという話なので、まずは放置しています。
一朝一夕に直るものではないし、直して良いことかも判らない。
それはまずは、いいんです。
そもそも、運命を操る・時間を操るなんて行為を、自分の拙い語彙を用いた上、誰にも納得してもらえる解説が出来るとは毛頭思っていません。
加え、レミリアが咲夜の操った時間に拘束されない、という設定はやはり俺俺設定が大きいです。
総括して、当然のことですが、こちらの意図としては感覚的理解さえ得られればそれで良かった。

正否ではなく違和感、と注意書きしたのはその為だったのですが、それ以前の問題のようですね。
実際のところ、137さんの能力解釈で、こちらの意図した印象とは外れていないです。
しかし、数多くの東方作品を読んでいる方にさえ自信を持っていただけなかった。
これはやはり、こちらの手落ち、表現方法の問題と推察します。

んーむ、自己完結的に、またやや自分の脳内整理のために文字を連ねましたが、何か『これは違う』的な意見があったらお願いいたします。
概ね問題が掴めたような気がします。考えてみます。
批評、また拙作を熟読していただきありがとうございました。


>どうすれば面白くなるか、という視点で作られた作品じゃないのでは?
ありえません。
しかし、何らかの卑しさが見られたのなら深謝します。

139名前が無い程度の能力:2008/06/21(土) 10:54:00 ID:JaGJHwegO
>>136
『影法師』読みました。まずもずくさんが気にしている二点から。

個人的には、三人称の中に一人称が心情描写として紛れ込むのはアリと考えます。
けど、一人称の中に三人称は、単純に読みにくい。
一人称視点は、読者を主人公に感情移入させるための視点です。
それがいきなり読者=第三者・傍観者である三人称視点に変わっては、ただ戸惑うだけです。
戦闘に臨場感を出すため、というのは作者の都合になりませんか? 一人称で臨場感のあるバトルSS、普通にあります

次に時制ですが、インパクトのある導入→経緯説明というのは、読者を引き込む手法として普通にアリです。が……。

以下、作品批評に入ります。
結局、向こうでも言われているように『完成してない』に尽きるんです。
藍が影と戦う理由が適当に取って付けたものにしか見えず、文章技術向上のための習作としか読めません。
一本のSSとして成立させるなら、藍が影を倒し紫を助けに行く、あるいは戻った紫が影を倒す、
バッドエンドならそれらしく、もうちょっと体裁を整える、などなど。

そして構成ですが、今回は現在→回想の流れにする意味が全くありません。理由は短いから。
現在→回想の流れにするなら、藍が影に負けるところまでを一気に書いて、そこで初めて回想に入る。
そして、藍が目を覚まして第二章突入、くらいの文章量でないと、構成上効果的とは言えません。

とはいえ、そんな構成だったとしても私は読むのをやめるでしょう。
この作品が「藍がオリキャラと戦うだけ」の作品だからです。
戦闘前・後の文章が致命的に欠けているから、ストーリーが薄っぺらくなってしまう。
外の異変・異常な化け物など、言葉で説明されているだけで、読者が説明を実感として受け入れるための描写が存在しません。

読者は、SSにストーリー性を求めます。それはジャンルが何であれ共通のこと。
バトルは、事前の盛り上がりがあってこそ、のめり込んで読むものだと思いますよ。

以上、長文失礼いたしました。

140名前が無い程度の能力:2008/06/21(土) 15:23:58 ID:xzOtgq5I0
>>139
質問と批評どちらも丁寧にお答え下さり、ありがとうございます。

視点移動については答えて下さった通りの事を聞きたかったのです。
今一度自分のレスを読み返して見ると、臨場感を出す為に一人称から三人称に変えるのはどうかと、聞きたい事と正反対の内容を質問していました。
小説だけでなく日頃からどう伝わるのかという事を気をつけたいと思います。

そして批評についてですが、もうこれには返す言葉は無く反省するばかりです。

>藍が影と戦う理由が適当に取って付けたものにしか見えず、文章技術向上のための習作としか読めません。

今回の作品を書くまでは、頭の中で浮かんだキャラのやり取りの台詞部分ばかりを書くという稚拙な事をしていました。
いざ物語を書き始めるといった時に何をすればいいのかと悩みました。
自分の中ではまず動きのあるシーンがどう描写出来るのか、という部分にばかり目が行き、読者に読んで頂く物語にするという事にまで意識が働いていませんでした。
コメントでも指摘されてる通り、自分の中にある起承転結の『承』や『転』の部分になるんだろうなと思い書き上げあのような物になりました。

>文章技術向上のための習作

まさにこの言葉の通りで、投稿するに値する『作品』にはなっていなかったのだと痛感させられました。
まずは起承転結を身に付けたいと思います。

構成などについても起承転結すら書き上げられていないのに、技術的な部分にばかり気を取られていたのだと思います。
次に新しい物を書く時には物語という事と、読者にいかに伝わるかを考えて書こうと思います。

未完成である作品をわざわざ読んでくださり、批評までして頂き感謝しております。
コメントで指摘などを貰った後、未完成のままではいけないと思い改めて自分なりに起承転結を意識して書き上げました。
まだ何度か推敲した程度で、前回のように誤字が多いと目も当てられないのですぐには投稿出来ませんが、もし機会があればまた批評のほどお願いしたいと思います。
批評は胃が痛くなりますが、やはり励みになるのだと実感するばかりです。本当にありがとうございました。

141過酸化水素ストリキニーネ:2008/06/21(土) 17:11:08 ID:3td06oKE0
『寂しがりやなわたしたちの甘酸っぱい恋人ごっこ』の批評をお願いします。
まだまだ改善点があると思うのですが、自分ではそれになかなか気付くことができません。
より良いSSを書きたいので、よろしくお願いします。

142霖之助スレ13の名無し255:2008/06/23(月) 06:48:44 ID:uMQuSAiY0
ttp://coolier.sytes.net:8080/uploader/download/1213788002.txt
勢いで書いて、キャラスレに投稿してしまった作品なのですが、よければ批評をお願いします。
このスレを見て文章作法などを調べる前に書き上げてしまい、色々と未熟です。
よろしければご指導を、お願いします。

143名前が無い程度の能力:2008/06/24(火) 01:58:06 ID:UBvQBc060
何この怒涛の批評依頼絨毯爆撃。読むのが追いつかないんだぜ……まあそれはともかく。

>>134
読み応えのある作品だった。拙いながら、批評させていただきます。
……のつもりだったのだが、拙すぎて、批評文とは思えないほど長くなってしまった!

いや、この手の考察とかホント大好物なんですよ。だからそのせい。つまり俺のせい。うん、ごめんなさい。
テキストでupしときましたんで、よろしければどうぞ。
ttp://coolier.sytes.net:8080/th_up3/file/th3_2092.txt

144143:2008/06/24(火) 02:25:54 ID:UBvQBc060
>>134
すんません、upしたテキストのほう、最後に補足を入れるのを忘れてました。

テキスト後半で挙げた「ロジックに強行突破と感じられる部分」についてだが、
あれは本当に、「あえてそういう側面のある部分を挙げるなら」なんだ。
だから、あれらの点を全部改善して、作中にそれを反映したからと言って、
イコール、作品がもっと良くなったかと言うと、それは違うと思う。
むしろ、説明でごてごてして読みにくくなるはず。物語の本筋ともあまり関係ないし。
そのへん了解してくれると助かります。

145電気羊:2008/06/25(水) 13:00:37 ID:tdXXRZJA0
最新作品集より『斜陽の歌姫』の批評をお願いします。

また、オマージュ部分を列記しておきます。

・ミスティアがノートを焼くシーン・・・・・・斜陽のラストシーンで、主人公が手紙をしたためるシーン
・結核・・・・・・斜陽で、母親が罹った病気
・主人公の人物設定・・・・・・舞姫の主人公を意識
・主人公の行動原理・・・・・・権威に逆らえない舞姫の主人公より
・文体・・・・・・主人公が私小説を書くというメタ要素の取り入れと、昭和風の空気の再現。


ほかにも数点、仕込んだネタはありますが、とりあえずこの辺で。
拙い上に、オリキャラものという見苦しいものではありますが、どうかよろしくお願いします。

146名前が無い程度の能力:2008/06/25(水) 13:00:55 ID:tdXXRZJA0
orz
あげちゃった・・・・・・

147名前が無い程度の能力:2008/06/25(水) 22:08:03 ID:w34/zTM60
>>141
1と2で家族な二人を描写してるのに、最後の3だけが恋人ごっこという結末に落ち着いてる。
ここが難点といえば難点。
できれば、それまでのところで、少しくらい百合っぽい雰囲気を挟んでも良かったかも知れない。

とは言え、ほとんどの人は気にしないレベルの齟齬だとは思う。
というか、齟齬を齟齬として感じさせないよう、色んなところがうまい具合に構成されてる。
まず、3で恋人ごっこになってるとは言っても、
1と2で見せた家族としての雰囲気が3でもほとんど損なわれてないから、その雰囲気のままに読ませてくれるということ。
次に、3の描写が短めにテンポ良く書かれてるため、一気に読ませてくれること。
で、最後にタイトル。これがあったから、「なるほど恋人ごっこだな」と思わせられること。
特にこのタイトルの効果が大きいと思う。

で、まあ書いた本人からすれば、「タイトルを上手く使った優れた作品」と取ることもできるし、
悪く受け取るなら「ラストまでの流れをタイトルに依存した作品」とも取れるが、
そこはもう、書く側がどちらでも好きなように受け取っていいと思うんだ。
今回の作品に関しては最初からタイトルを上手く使うつもりだったからそれで良し、としてもいいし、
今回はたまたまタイトルを上手く使えたけど、腕を上げるためにはそれに頼ってちゃ駄目だ、と考えてもいい。

それに、「百合っぽい雰囲気を挟んだほうが」とは言ったけども、
下手にそれやると、今度は作品全体の姉妹愛とか家族愛とかそっちの雰囲気が損なわれる恐れもあるわけだし、
「両立するにはどうすればいいか」と問われても、正直「俺は知らん」としか答えられん。
無責任なようで申し訳ないが、こればっかりはどうしようもないと思ってくれ。
こっちでできるのはあくまで「提示された作品に対しての批評」であって、「百点満点を取るための文章指導」では無いので。
(それでも、もっと優れた書き手ならそこまでできるのかもなぁ。じゃあやっぱり俺が未熟なだけか)

他は……えーと、これはこの作品そのものに対する指摘ではないんだが、
実は、フランがギブのことを考え始めた成長ぶりはとても良かったんだが、
(実は2まで読んで、フランがテイクに甘えっきりのままだったら、そこを指摘しようと思ってたらちゃんとそこも書かれてて感心した)
同時に、そのギブが、恋人ごっこを「これから始めよう」というところで終わっていて、
なんというか、作品内ではきっちり完結してるんだけど、ちょっと物足りないものも感じたんだ。
つまり……続編がほしい。フランのギブがきっちり書かれてこそ、この姉妹の関係は成り立つんじゃないか、と思う。
もちろん、フランがテイクしてるものって作中ではとてもとても大きいものだから、それに釣り合うほどの、とまではいかないだろうけど、
それでも、二人が対等に近い関係になれたなら、それはとても素敵だろうな、と。
……なんか、批評じゃなくてリクエストっぽくなってるな。申し訳ない、まあ書くかどうかは作者の自由ってことで流してくれても問題ない。


以上、後はもう言うこと無し。
いや本当のところ、俺ごときのレベルでは、他に直すところなんて見つけられなかった。完成度高い作品だったと思う。
フラン一人称でひらがなと漢字の配分工夫してたりとか、アバラの下をえぐりこむような萌え描写とか、
生き生きしたキャラから繰り出されるギャグとか、姉妹だけで閉じてしまわずに周囲のキャラまで書いてある配慮ぶりとか、
なんかもう褒めることしかできそうにないから、このへんにしとこうと思う。
というわけで、こんなヘタレな批評だけど、参考になれば幸いです。

148過酸化水素ストリキニーネ:2008/06/26(木) 00:38:33 ID:8AmWz2fI0
>>>147

うわぁあ、『孤独な〜』も読んでいただいているとは。
まじでありがとうございます。愛させてください。


>百合っぽい雰囲気を挟んでも良かったかも知れない。

がんばります。家族愛が損なわれない程度に。

>悪く受け取るなら「ラストまでの流れをタイトルに依存した作品」とも取れる

あぁもう本当にその通りです。実力不足がもろばれですね。
行き当たりばったりで書くから悪いのですけど。
もうすこしひねったタイトル作りをしていきたいと思います。

>同時に、そのギブが、恋人ごっこを「これから始めよう」というところで終わっていて、
なんというか、作品内ではきっちり完結してるんだけど、ちょっと物足りないものも感じたんだ。
つまり……続編がほしい。フランのギブがきっちり書かれてこそ、この姉妹の関係は成り立つんじゃないか、と思う。

続編は、作るつもりです。まだ私の中でこの作品は完成していませんから。
この話は三部作にするつもりです。
『孤独』を序として、『しあわせ』が第一部、『寂しがりや』を第二部、そしてまだ書いていませんが『夢描くわたしたちの〜』を第三部に。
しかし、妹様の「ギブ」に関しては私の中でそこまで大きなウエイトを占めておらず、それは充分に反省すべきと思い知りました。
お嬢様の愛は「家族」としての見返りを求めない愛だから、別に妹様からの見返りなんて予想してさえいない。
そういう認識でした。甘すぎですね。目から鱗です。うへぇ。
構想練り直して、私の書き手としての能力が及ぶ限り、しっかり妹様の「ギブ」も描くことにします。
……とりあえずぱんつあげればお嬢様は満足しそ(ピチューン)
すみません。真面目にがんばります。

>完成度高い作品だったと思う。
フラン一人称でひらがなと漢字の配分工夫してたりとか、アバラの下をえぐりこむような萌え描写とか、
生き生きしたキャラから繰り出されるギャグとか、姉妹だけで閉じてしまわずに周囲のキャラまで書いてある配慮ぶりとか、
なんかもう褒めることしかできそうにない

いやもう本当に愛させてください。ものすごく嬉しいです。
あなたの批評のおかげで自分の至らぬ多くの点に気付くことができました。
まだまだ直すべきところがある、けれどそれはつまりまだまだ良くなる可能性があるということ。
そう信じて精進していきたいと思います。
本当に本当に、ありがとうございました。

149あえろわ:2008/06/26(木) 00:53:35 ID:/65aO2ZU0
作品集55の『紅白人形』の批評をお願いします

自分で気になっているところとしては、プロットや起承転結を考えずに書き上げたので、話の流れが不自然なところです
特に、序盤のアリスの家に行く前の回想シーンの辺りが気になります
それから動作の描写です。特に人形の挨拶の描写などです

もちろんそれ以外の箇所も気になるところがありましたら、バシバシ指摘お願いします

150147:2008/06/26(木) 05:36:21 ID:Vdg9ap1E0
>>148
うん? 『孤独な〜』も読んでるって、俺は>>147で書いたつもり無かったんだが……?
いや、確かに読んでたけどさ。無意識に、読んだこと前提にしたような書き込みしてたかな。

ひょっとして、1とか2とか書いたのがちゃんと伝わってないかも?
これはあれだよ、「寂しがりやな〜」の中での、章の話だよ。
オンリー・シスターとパラダイス・ロストとラブ・ホリック。

ともあれ、本当に続編が投稿されたら読ませていただきますので、がんばってください。

151salome:2008/06/26(木) 15:00:30 ID:c2b9FfI20
>>143-144
レスありがとうございます。
議論色の強まった部分はろだへ、その他の技術的な部分に関してはここで返信させていただきます。

地の文に関しては、説明を極力排し趣向を変えて臨んだのですが、やっぱり使いこなせてなかったかあ、という。
もったいぶった言い回しは元々のもんだとして、読点切りも、下手すればナルシスティックに見えてうざいですからねぇ。
適材適所が難しいです。ご指摘の通り、確かに会話文のとこは楽に進められるんですけども……。
ウェブ上でレイアウトをどうするか……という問題にも振り回されたかもしれません。
小説ごとに、短期間で色々と変えず、もうちょっと素直に一貫性を持たせてみようと思います。

他はろだにテキストを上げておきました。
適宜参照してくだされば幸いです。
ttp://coolier.sytes.net:8080/th_up3/file/th3_2252.txt

仔細な考察をしていただけることは、熟読の証拠と解釈しております。
重ねてになりますが、批評感想、大変ありがとうございました

152過酸化水素ストリキニーネ:2008/06/26(木) 16:29:22 ID:8AmWz2fI0
>>>150
すみません、思いっきり勘違いしてました。

153143:2008/06/26(木) 21:58:17 ID:Vdg9ap1E0
>>151
んんん……?
すまん、俺の解釈がなんとなくすれ違ってたようだ、というのはわかるんだが、
このテキストだけだと、結局レミリアの能力がどういうものだったのか、いまいちわからん。
つまり結局のところ、レミリアの能力はただの未来視、という解釈で良かったのか?
未来が視えるから咲夜が時間を止めるタイミングもわかる、だからその能力を回避できる?

まず、上の解釈で合ってるかどうか、確認頼みます。

麟とその運命については、こちらが勝手に拡大解釈してしまっただけだ。
ただ、「自分が知っているものとは違う運命」になったのなら、
その違いに執着して、その「違った運命」を多少なりとも気にかけるんじゃないか、と思ったんだ。
ただ、紫が「麟がいなくてもズレが無いようにに穴を埋めてしまった」みたいな風に処理してたのなら、
上のようなことはなくなるから、レミリアに見えるのは、
「ただ麟がいないというだけで、他のものは全部、変化前とさして変わらない運命」になる。
(一応補足しておくと、人が一人いるかいないかが違うっていうのは、
周囲との人間関係や与える影響による周囲の行動の変化など、様々な違いがあるだろう、という認識から。
たとえば、本来の運命では麟が霊夢とラブラブな関係になってたとするなら、(あくまで例えね)
変化前と後で、霊夢という人間もまた変化したと言える)

>>152
どんまい。

154salome:2008/06/26(木) 23:00:30 ID:c2b9FfI20
>>153
>未来が視えるから咲夜が時間を止めるタイミングもわかる、だからその能力を回避できる?
イエスです。
運命を操る能力は、咲夜の能力を『結果的に』キャンセル出来る他は基本的に未来視と同じという考察にしてあります。
消極的意見になりますが、あくまでニュアンスの問題として捉えていただきたいのですが、
レミリアが咲夜のいじった時間の整合を元に戻すとまで積極的な表現を使うと、レミリアの意識内だけでなく
現実にも影響を及ぼさないか? という議論にまで発展し複雑化しそうだと考えました。
またそれでは、レミリアの能力が咲夜の上位互換過ぎる印象が生まれそうだな、と。それを避けた感じです。
頭の中のガチ理論と、読み手に与えようと試みるニュアンスの妥協点と思っていただければ。
結局目指したものは『観測さえ出来れば咲夜の能力をキャンセル出来る』。
これに尽きます。
哲学なんていう途方もないものを持ち出したのは、認識それ自体がいかに重要な意味を持つか、という箇所を主張したかったが為ですね。
伝わったかはまた別の話なんですけども。


txtでああは書きましたが、ここで喋るならば、麟に関してはどんな解釈をされてもいいなあと思っています。
うん……実際そう思いますね。ロジックとは半分かけ離れた所に位置づけた気はします。
麟が異変解決した筈なのに、スペカルール知らなかったりと、変な部分もあります。
そこは半分は意図したことで、半分は別の何か。
僕にも、十割自分の心理が理解出来る訳ではないですし。当たり前ですけどね。

155143:2008/06/26(木) 23:38:29 ID:Vdg9ap1E0
>>154
>運命を操る能力は、咲夜の能力を『結果的に』キャンセル出来る他は基本的に未来視と同じという考察にしてあります。
うん。ならばこの点に関して言いたいことは一つ。戦闘描写のところでも書いたけど、
考察・種明かしの部分においてさえ、はったりがところどころ、逆効果に働いてる。読み手を惑わしてしまってるんだ。
強調しなくてもいいところまで強調してるんだと思う。その最たる例がアキレスと亀だろう。
もしかすると「レミィの能力もとんでもなく凄いけど、さっきゅんの能力だってこんなに凄いんだぞ」
くらいに強調したかったのかも知れないけれど、そこが読み手を混乱させてるのもあると思う。

(と、偉そうに書いてはいるが、俺自身、考えを練りすぎて視点が偏ってきてる気もするから、
このへんは、誰か他の読み手の意見も聞いてみたいところだなぁ)

>哲学なんていう途方もないものを持ち出したのは、認識それ自体がいかに重要な意味を持つか、という箇所を主張したかったが為ですね。
別に哲学的なことを持ち出したいからと言って、先人の言葉を繰り出す必要はない、
その場で哲学方面の論を唱えるだけでもいいわけだし、
どうしても出したかったなら、アキレスと亀ではなく、コギトエルゴスムや我夢に胡蝶となるかなど、
認識に直接関係のあるものを引用すべきだったと思う。

>頭の中のガチ理論と、読み手に与えようと試みるニュアンスの妥協点と思っていただければ。
ひょっとしたら、心情的には妥協しきれてなかったのかも、と邪推してみる。
だから描写と論点が食い違ったんじゃないかなぁ。

>麟が異変解決した筈なのに、スペカルール知らなかったりと、変な部分もあります。
そこはまあ、歴史改変後に人物が記憶の混乱を体験するのは常套手段だし、特に気にしなかったな。


書き込み内容見てて思ったが、ひょっとしたら、salomeさんは頭の中の整理が不得手なんじゃないかな。
心の中で、イメージで目指したものをイメージのままに文章にしようとするから、難解になるのではないだろうか。
一度、紙やテキストに書き下ろして書きたいことをまとめるとかしてみるといいかも知れん。
まだ他の作品までは読めてないから、的外れな意見になってるかも知れないけど。

156名前が無い程度の能力:2008/06/27(金) 01:39:20 ID:j3mMOZXg0
俺のSSまだかなー^^

157salome:2008/06/27(金) 21:48:07 ID:YtgzJrRo0
>ひょっとしたら、心情的には妥協しきれてなかったのかも、と邪推してみる。
>だから描写と論点が食い違ったんじゃないかなぁ。
難解さの原因が、この指摘に集約されていると自分で感じました。
アキレスと亀の話題を理論にするか、単なる例えで終らせるのか、
その境界をハッキリ定める前に本文を叩き始めたと思います、思い返せば、確かに。
考え直して、例えになりさえすればいいと決めたのは、レス返しした時だったかもしれません。
というか、その辺りをハッキリさせなくてはならないことに、今ちゃんと気づいた感じです。

>認識に直接関係のあるものを引用すべきだったと思う。
全くその通りですね。生化物数哲、ときたので、数学者が対峙した命題を持ち出したかったというのが願望だったんですが、まあ、
筋が通っていなければ無論、理論とはなりませんな。失敗でした。
コギトエルゴスムや我夢に胡蝶となるか、は、判らない話なので、ちょっと言及できない感じです。申し訳ないです。

>心の中で、イメージで目指したものをイメージのままに文章にしようとするから、難解になるのではないだろうか。
これも適材適所なんでしょうねえ、今回悪い方に使ったのは間違いないことですが……。

整理が上手くないなと、実感が沸いてきました。プロットも走り書きで漠然としています。
プロットに詳細を起こしてから本文と向かい合うと冷めてしまう、というのも、
組み立ての必要不必要を鑑みると、根本的な意思の問題かもしれません。考えてみます。

158名前が無い程度の能力:2008/06/28(土) 13:38:30 ID:KGWf72O20
らんさまってプライベートだと他の人とどんな感じで喋るんだろう?

159名前が無い程度の能力:2008/06/28(土) 13:51:43 ID:tN9iO.U60
スラングとFワード連発。

160名前が無い程度の能力:2008/06/28(土) 16:17:15 ID:MedqW4Vo0
慧音と同じ感じじゃね?

161143:2008/06/28(土) 21:41:25 ID:DZT.Hils0
>>157
コギトエルゴスムや胡蝶の夢については、細かいことは気にしなくていいよ。
認識に直接関係しそうな話ってだけで安直に連想しただけだから、実際にこの作品で使えたかどうかはわからん。
興味があったらググってみてもいいけどね。有名な文句だし、さらに深く調べるのも一興だろう。

プロット走り書きであれだけの作品ができたというなら、それはそれで凄いとは思うが、
より「上手い」作品を作りたいなら、細かいところをきちっとして詰めていくのは間違ってないはず。
ただ、確かに「発想当時の勢いを大事にしたい」というのもわかるんだが、
このへんは個々人で自分向きの方法を見つけるしかないんだよな。
まあ、あんまりがちがちに考え込んでも疲れるだろうし、少しずつ心がけていけばいいんじゃないかな。

ともあれ、読んでいて考察(という名の妄想)が膨らんだのも確かだし、
それは、この作品から色々なエネルギーとか波長とかを受信した結果なんだから、
そんな個性の強い作品を読めたことは、素直に良かったと思ってる。
今後もぜひ頑張ってほしい。

162名前が無い程度の能力:2008/06/29(日) 00:32:06 ID:wM/UvQ9Y0
>>142
では批評行きます。
まず文章作法については二つ。まず、たぶんスレの字数省略とか読みやすさ重視のためだとは思うが、
段落ごとの字下げ(段落の最初の一字空け)がされてないこと。
一番最初の一文と、台詞中の改行の時には空けてあったけど。
それから、疑問符感嘆符(?と!のこと)の直後も、一字空けること。
>「おい!変な誤解しないでくれ!」
→「おい! 変な誤解しないでくれ!」
という風に。
まあ、このへんの作法はあくまで「守ったほうがいいこと」でしかないので、
自分の好みでわざと守ってない人もいる。

作品全体を見てちょっと引っかかったのは、場面(今回の場合は時間軸)の転換がわかりにくいこと。
現在→十年前→また現在、という風に転換してるんだけど、
特に十年前から現在に戻ってきたところが、戻ってきたとわかりづらい。
あのままだと、「十年前のままのエピソードの続きで、にとりが訪れるシーン」に入ったようにも見えてしまう。
まあ読み進めればそんなことはないとわかるんだが。

あと細かいところで気になったのは……
新聞の購読についてだが、霖之助が無欲すぎるというか、何というか、
「カメラとフィルムをタダであげる、あと新聞を定価で購読させてくれ」って、
それは取引になってない気がする。
まあ、その後で文が常連になってフィルムを買ってるから、損なばかりでは無いんだけど。

文章全体についてだが、********の記号で文章を区切っている意味がよくわからない。
上で「場面転換がわかりにくい」と言ったが、
この記号の場合、場面が変わってない(少なくとも俺には変わってないように見える)シーンでまで
小分けに文章を区切られてる、これでは混乱の元になるしテンポも悪くなる。

それから、ダッシュと三点リーダ(――と……の記号のこと)が若干多い気がした。
これらの記号は確かに便利なんだけど、使いすぎると文章表現が単調になりやすいので気をつけたほうがいい。

ついでにダッシュに関係した話だが、
霖之助の心情をダッシュの後に書いて表現してる箇所が多いけど、
元々が霖之助一人称だから、ここまで多くすることも無い気がする。
地の文で淡々と描写を連ねるのも一つの手だから、場合によって使い分けたほうがいい。

>「そういう意味じゃない!僕は僕だ!河童でもなければ人間でもない!大体僕は――
文末の」(かぎかっこ閉じる)が抜けてる。
こういったミスを少なくするためにも、文章の見直しはしっかりと。

>強気にしていったら、押し倒しそうになったので寸止めしました。
まあ、射命丸だからな。
実際、弱弱しいだけの文って個人的には違和感あるし、これで正解だったと思う。

だいたいこんなところかな。
文章自体、書いた経験が少ないみたいだけど、逆に言えばこれからどんどん伸びるってことだから、
これを機会に、積極的に色々書いてみるといい。

163名前が無い程度の能力:2008/06/29(日) 00:37:34 ID:M9Cd.3rY0
誰かお題ください

164霖之助スレ13の名無し255:2008/06/29(日) 01:13:37 ID:WNPRj7Hw0
>>162
丁寧な批評有難うございます。
基本的な文章作法が出来ていなくて申し訳ない。
すぐにでも直せる点は直していかねば

>場面(今回の場合は時間軸)の転換がわかりにくい
場面転換は本当に難しいですね。書いていて一番悩みました。
時系列ごとにやってもよかったかもしれない。
プロットをほとんど立てずに3回に分けてしまい、深みに嵌ってしまったようです。
表現力が足りなくて、ダッシュと三点リーダーに頼ってしまったのも反省。

>文末の」(かぎかっこ閉じる)が抜けてる。
鍵括弧を閉じなかった部分は、霖之助の種族を曖昧にしたくて、台詞の途中でぶった切ってしまおうと考えた結果でした。
基本を無視するのは、ちょっとやりすぎてしまったみたい。
括弧少なければプログラムも動かなくなるものね。

キャラスレでは、その性質上、あまりキツイ言葉を言われないこともあって、
悪い点を客観的に評価してもらえず、このスレを利用させて頂きました。
貴重なご指摘、本当にありがとう!
162氏に重ねて御礼申し上げます。

165名前が無い程度の能力:2008/06/29(日) 01:17:48 ID:wM/UvQ9Y0
>>163
「巨大八卦炉」
「ミニ神奈子」
好きなほうを選びな。

166過酸化水素ストリキニーネ:2008/06/29(日) 03:18:34 ID:HYBvaMWU0
>>163
ここで取り出したるはボツになった自分のネタ帳。
良いのがあったら使ってくれ。かなりださいかもだけど。

「君の生と私の死」(永遠亭とか、もこたんとか)
「咎ある私が逃げた箱庭」(鈴仙)
「ナイフ、時々、紅茶」(さくめー)
「死してなお見えない」(幽々子様)
「笑ってくださいますか」(主従の従視点)
「見えない、けれどそこにある」(誰でも)
「夢見る前に、夢見た後に」(誰でも)

括弧はなんとなく想像したひとたちだけど、別に好きに使ってほしい。
何かの足しになれば幸い。

167名前が無い程度の能力:2008/06/29(日) 10:38:12 ID:NMQYrc620
>>145
ざっと読んだ感じで。

古き良き日本文学と幻想郷との融合がテーマという事ですが、何だか混ざってないかなー
という印象が有りました。
特に"旧家"という設定がどうも頭から離れません。幻想郷は大日本帝國の支配下になかったのですから、
人間の社会/文化にも何かしらの変化があったのでは、と。
主人公の家が"旧家"たり得た理由等、あれば良かったかなと。

次、結核。
完全に趣味の話ですが、結核は浪漫です。明治〜昭和の小説のほとんどにはこの病気が列挙されてるのではないでしょうか。
不如帰(血を吐く)とか、鯉の血や烏骨鶏の卵が特効薬だとか、色々逸話に事欠かない病気なので、色々と話を
ふくらましても良かったのかな、と思います。
ええ、趣味の話です。

それに続いて、父親/永琳
ここで永琳が出てきたのはまずいんじゃないかなぁ…と思いながら見てました。
永琳も対病になるとジョーカーですから、もうそっちに頼るっていう解決法しかなくなるんですよね、流れとしては。
そこで、「どこの馬の骨とも分からん」という理由だけで突っぱねる親父さんの主張が、全然受け入れられなくなる。
慧音や、主人公に加え、読者すらも。
余りにも親父さんが可哀想なので、ここはもう少し制約があっても良かったかも知れません。
 ・治療薬の量が限られている。
 ・永琳が偏屈/皮肉的な人物だった(『"旧家"という力ある者なら自分で何とかすべき』と言った歪んだ発想持ちだとか)。
 ・永遠亭に行くことのリスク("難題"があった、竹林に虎が出る)
こんな感じで。



まぁ、親父さん=森鴎外って解釈なら、それはそれでいいと思いますが

最後、メタ小説
すいません、何か、メタに見えないです。
途中まで普通の続き話であるかのように読んでいました。
小説で書いている部分と、実際の場面の部分とで同じような書き方をしているのが原因かな、と思いました。
別に私もメタには詳しくなんですけど、もっと二つの場面の断裂を文章で上手く作ってみればメタっぽく読めそうな
気がしました。
これも、好みの問題かな…

以上です、何だか私の好みばっかり散りばめたレビューになってしまって申し訳ないですが、
塵ほどにでも、参考になれば幸いです。

168名前が無い程度の能力:2008/06/29(日) 14:45:15 ID:jI0DmjRg0
「これは東方のSSだ」という認識を持ってそのSSを読む人にとって、キャラやその能力、所属している組織とその概要(秘封倶楽部なら結界暴きなどの活動内容)などをSS内で書かれるのは蛇足でしょうか。

169名前が無い程度の能力:2008/06/29(日) 15:17:58 ID:aTR8urbc0
>>168
蛇足じゃない。
けど、それを上手に説明するのが腕の見せ所。下手だと邪魔なだけになる恐れも。

170salome:2008/06/29(日) 17:48:46 ID:9X2F0fj20
>>161
長いことお付き合いくださり大変助かりました。
これ以上ないほど食べるところがあったので、全て糧にさせていただきます。
まとめて、ありがとうございました。頑張りまする。

171名前が無い程度の能力:2008/06/29(日) 19:08:17 ID:jI0DmjRg0
>>169
なるほど…
ありがとうございました

172名前が無い程度の能力:2008/06/29(日) 19:51:33 ID:ECPJBntg0
>>168
俺は「読んでいるヤツが判っている」前提で、面白い紹介になるように書く。

紅魔館。
口から血を流してる幼女の目撃例が絶えない、有名なミステリースポットである。
咲夜は、その怪しい館に奉公している人間だった。

こんな感じかな。

173名前が無い程度の能力:2008/06/29(日) 20:09:09 ID:wM/UvQ9Y0
>>172
こういうのって二次創作ならではの発想だよな。読み手の予備知識を逆に利用するっていう。

174名前が無い程度の能力:2008/06/29(日) 20:48:34 ID:rQYXU1420
>>167

どうにも作りこみが甘いというのがわかってはいたけど
やっぱり永琳がジョーカーrz
結核でロマンを展開していたら、関わらせないのに必死。
結局、親父さんがとんでもない狂キャラクターへなってしまった。

結局幻想郷も閉鎖社会だと解釈していたんですが、時代のちょっとしたズレもありましたね。
稗田さんあたりと絡ませて、その部分を強化すればよかったかもしれません。

メタ部分に関しては

SSの登場人物が小説を書くこの行為自体だったんですが
場面ごとに書き方を変えるなどして変化をつけたほうがよかったですね

言われたとおり「見えません」

ありがとうございましたー。

175名前が無い程度の能力:2008/07/01(火) 21:39:18 ID:xuttTItw0
>>149
遊びに行く場所を消去法で絞っていくシーンがなんかこじつけくさい。
香霖堂には食料が少ないとか紅魔館には借りを作りたくないとか、
どこがどうとは言いづらいんだが、違和感がつきまとう。
これなら別に変に理由をつけなくても、「なんとなく久しぶりにアリスにたかりにきた」でいいと思う。
あと、回想シーンのあたりが気になるって書いてるけど、まず回想シーンって、どこからどこまで?
仮に魔理沙の家での魔道書トラブルを指してるのだとしたら、たぶん、回想シーンとその周りが文章がつながってないからだと思う。
回想シーンと、次の遊びに行く場所を選ぶ文章との間に、ワンクッション入れるべきじゃないかな。
「魔理沙には腹いせに今度お米のとぎ汁をお茶として出してやることを決意して、私は他の遊び場所を考えた」とか。
もしくは、回想シーンというのが、遊びに行く場所を選んでるところから「計画通り」までだとしたら、
この序盤のシーン、最初が魔法の森にいるかのように「この森きらーい」って霊夢が思ってるところから始まるんだけど、
その後で遊びに行く場所の選定を入れた後に、なぜかごろごろしてたら眠くなって寝ちゃいました、
眼が覚めて、よっしゃ夕食の時間だたかりに行くぞ、というシーンで暗転、アリスの家につく。
……時間軸ぐちゃぐちゃで、どこが霊夢本人のメインのシーンなのかがわからん。
どうしてもこの展開で書くのなら、ちゃんと回想だとわかるように、昼寝の後で
「そんなわけでアリスの家に向かったのだった」みたいな風に、ちゃんと過去形だとわかるように書いたほうが良かったはず。
(これはこれで割と強引だから、できれば話の展開自体をわかりやすいように見直したほうがいいと思うけど)

人形の動作の描写が気になる、と書いてあるけど、
見る限り、特別悪いところは無い。無いんだけど、淡白すぎる。
これでは、霊夢が人形の何にそんなにときめいたのかが伝わらない。
後半はやや頑張ってる気もするけど、それでもなんかまだ甘いかな、と思う。
……まあ、「人形の愛らしさが伝わるほど具体的な描写」って、ものっそい難しいんだけど、
そこはもう、少しずつ頑張ってください、としか言えない。

>そんなのわかっているけど、一度いいと言ったからには、言い出しにくいし、それに……
>そう、そんなことはすぐに忘れる。
ここを変に印象的にする理由がわからない。
これは、「人形さえもらわなければ、そういう感情自体は時間とともに風化していくものだ」とでも言いたかったんだろうか?
なんか印象的な割に、この一文だけではよくわからないし、特に伏線として後にも先にも繋がってるわけでもないし。

あと、この作品、霊夢を貧困巫女にする意味合いが薄い。
作者の中で「霊夢=貧困」が確定してしまってるならどうしようもないけど。
そうでないなら、あそこまで貧困を前面に出すことは無いと思う。


結局全体的に、霊夢一人称で霊夢の心情と会話主体で書いてるんだけど、
それが仇になって、他の色々なところの描写がおろそかになってる印象。
話の展開だけでなく、文章での具体的描写や文章の流れなどにも比重を置いて書いてほしい。
ちょっと辛口になったけど、参考になれば是幸いです。

176名前が無い程度の能力:2008/07/02(水) 15:51:46 ID:XO7p9Vlo0
もしかしたらこのスレの内容とズレるかもしれませんが、
ここ以外にお聞きする適当な場所が見当たらなかったので、こちらでお尋ねします。
非礼をお許しください。

私は東方をプレイしたことが無いのですが、いつか東方創想話に作品を投稿したいと思っています。
ここで質問なのですが、東方未プレイの人が東方創想話に作品することはマナー違反にあたるのでしょうか。

プレイした事が無い、と言っても体験版はプレイしています。
また一次設定、二次設定とも大抵のことは頭に叩き込んだつもりです。
また、SSを書くのは初めてですが、それを言い訳にするつもりはありません。
面白い……かどうかは読者の方の判断ですが、何とか自分が出来る精一杯の事はしたいと思います。

ご教授頂けると幸いです。

177名前が無い程度の能力:2008/07/02(水) 15:57:30 ID:WVAZjvTU0
>>176
別にやらなければSSを書いてはいけないなんて言う暴論はない。
けれど、わざわざ原作やってませんと、荒れるような発言を添えて投稿するのは宜しくない。
もし出したいのであれば、体験版しかしてませんなどと書かない事が重要だと思う。

178名前が無い程度の能力:2008/07/02(水) 16:04:35 ID:CK5FAZqA0
設定をある程度把握しているなら、問題は無いと思います。
東方の二次創作は、作り手が解釈やオリジナル設定を加えるのも珍しくないので。

ただ、投稿するときは「原作未プレイ」とかは、言う必要は無いと思います。
やっぱり嫌悪感を抱く人も中にはいますし、荒れる原因にもなるので。

179あえろわ:2008/07/02(水) 17:01:29 ID:5CGejR/Y0
>>175
分かりづらくてすみません。回想シーンは「計画通り」までです。
すっげー身にしみました。時間軸がぐちゃぐちゃ&違和感ありまくりですね……

>>人形の動作の描写が気になる……

淡白ですか。
確かに、それを見ている霊夢ばっかりで、人形の動きはそれほどイメージしてませんでした……精進しますorz

>>あと、この作品、霊夢を貧困巫女に……
図星です。霊夢を考えると、なんか貧乏っていう形容詞をくっつけたくなっちゃうんですよw反省します。

批評ありがとうございます。大変参考になり自分の弱点がよくわかりました。
これくらい辛口でよかったです。少し水を飲みたくなりましたがw
心情の表現以外の部分、ご指摘の具体的描写や文章の流れなどにも、もっと集中して取り組んでいこうと思います。

ありがとうございました。

180名前が無い程度の能力:2008/07/02(水) 17:13:36 ID:KGmHXN8Y0
>>176
書けるか書けないか、で言えば、書けるだろう。
そして、それを創想話に投稿することは、誰に止められるものでもない。

だが忘れるな。創想話にいる人間の大半は、
「原作が好きだという前提で、その原作から広がる二次創作も楽しみたい」という人種だ。
二次創作はあくまで原作から生まれた、というのが考え方の前提にあるわけだな。
>>177>>178が「原作未プレイとか読者には言うなよ」って言ってるのはそういう理由。
読者からすれば、そんなこと聞いたら……色々キツいことになるだろう。
とりあえず、原作未プレイは言わないことを前提にしたとしても、
そんな原作好きの中に飛び込んで、
お前さんは本当に、原作を知らないままで二次創作を楽しみ続けることができるのか。

一作品書いてドロン、ならまだ楽かも知れんが、数を重ねるとなると、厳しいと俺は思う。
それに、もしあなたが自作品の出来や他者の評価を気にする性格であったなら、
「原作を知らないから面白いものが書けないんじゃないか」みたいな葛藤にぶつかる可能性もある。
(実際、原作からヒントを得てSSに反映する書き手は数多いる)

まあ、最終的に書くのはそちらなので、こっちはそれをどうこうは言えないが、
上に書いた意見を読んで、思うところがあるのなら、一考してみてもいいんじゃないか。

181名前が無い程度の能力:2008/07/02(水) 18:23:52 ID:HQrZ7//U0
大惨事になる前に…心のケアを!!
http://blog.m9ec.com/sato/

182名前が無い程度の能力:2008/07/02(水) 18:52:18 ID:XO7p9Vlo0
>>177
>>178
貴重なレス有難う御座います。

体験版云々の話は私と読者様の両方の幸せのため言わない事にいたします。
ここでアドバイスを頂かなければ、無神経にも書いてしまって
読者の方を怒らせる事になっていたかもしれません。本当に感謝しております。

>>180
特に長いレスを有難う御座います。
思わず考えさせられる内容でした。

「二次創作を楽しみ続けることができるのか」という問いは
今まで私が考えたことの無い考え方でした。
二次創作というものの深さを少し教えて頂いた感じがします。

この問いかけについてですが、
正直なところ、投稿してみないと分からないという所です。
二年以上東方の二次創作を見てきたので、この先もおそらく大丈夫という気持ちと、
読み手から作り手という立場になってそのスタンスが変わるんじゃないかという気持ちの両方があります。

ですが、貴方の意見を見て、たとえ実際に楽しみ続けられなくなったときでも、
その責任は自分にある、と考えよう、と思いました。
「原作を知らないから面白いものが書けないんじゃないか」についても同様です。

ですので、質問に対する答えは
「分からない、しかしそうなっても自分に責任があると考える」
とさせて頂きます。

厳しくも私の立場に立った暖かい意見を有難う御座いました。
折に触れて思い出せるよう心に深く留めておきたいと思います。

183名前が無い程度の能力:2008/07/02(水) 21:04:07 ID:oA.yM91Y0
とりあえず、どれでもいいから入手して、一通りプレイしてから考えた方がいいと思うよ。
最低限、全員の顔と名前と関連は知っておいた方がいい。
そんな一分1秒を争って投稿する必要はないんだから。

184名前が無い程度の能力:2008/07/02(水) 22:51:49 ID:OWlgQFzw0
ぶっちゃけおまえは東方が好きなんじゃなくて東方の二次が好きなだけじゃないか
好きでもないものを書いていい物がで切るとは思えんがな

185名前が無い程度の能力:2008/07/03(木) 01:23:57 ID:J4nYvxhQ0
>>184
「東方二次が好きだから東方二次を書きました」はもはや東方三次って考え?
原作と二次自体が別個のイキモノになってる気がするんだよなぁ

んまぁ書くというからには好きなんだろうが(何が好きかは置いておいて)
個人的には余程「やりたい!」というネタがあるならぶっこんじまえば良いと思うよ
でも今後数を重ねていくつもりなら取っ掛かりとしても神主監修の他作品とかは必要になってくるだろう
「体験版も〜」という点を聞くとどうしても「何故其処までして原作を買うに至らないのか」が聞いてて一番気になるんだが
まぁ色々あるんだろうね

大体、体験版だけだとモリャ組の妄想が一個も出来ない。それは余りにも勿体無いと(ry

186名前が無い程度の能力:2008/07/03(木) 01:56:19 ID:VjfgVcUw0
>>185が良いこと言った!早苗さんと諏訪子さまを忘れちゃいけねぇぜ。

187名前が無い程度の能力:2008/07/03(木) 09:09:01 ID:n.624G5c0
>>183
プレイしたほうがいいのは同意だけど設定は把握してるし、もう2年もromってると言ってるよ

たしかに、ここまで情熱あるのになんで東方作品買ってないのかはちょっと謎
買うほどまでに東方に入れ込んでないのか、何かの事情で買えないとか?
個人的には製品版プレイしてなくても別に二次創作書いてもいいと思うな
本編のやり取りとかおまけtxtの内容も断片的にならネットで見つかるし
ただ、未プレイの人を問答無用でニコ厨だにわかだと人格レベルで否定する既知外もいるからなぁ…

188176:2008/07/03(木) 09:36:30 ID:8tJdRSOI0
皆様貴重なレス有難う御座います。

>>183
>>185
>>187
体験版のみで我慢しているのは、入手出来ない事情があるためです。
家庭の事情とだけ申し上げておきます。

>>186
早苗さんは良いものです。

>>184
私としては少なくともSSを書きたいと思うくらいには東方が好きだと思っていますが、
東方本編を持っていない以上、「東方の二次が好きなだけ」と言われても仕方ないという気もします。

本編を未プレイの人が創想話に投稿する、と言うことが
誰かを不快にさせる可能性は十分にある、ということを考慮して
実際に投稿するかどうかを判断したいと思います。
この点については存分に悩ませて頂きます。
沢山のご意見有難う御座いました。

このまま互いにレス返しを続けていくとどんどんスレ違いの流れになりかねないので
この先私に対するレスへのレスは数日、間を空けさせて頂きます。

189名前が無い程度の能力:2008/07/03(木) 10:55:18 ID:J4nYvxhQ0
>>188
ま、出来上がった作品に罪は無い
結局の所、東方愛も他の想いも、黙って己の作品で語ろうぜって訳さ
下らん言い訳をせずに堂々と構えればいらん文句も付くまいよ

まあ、もりゃ云々はほんの冗談だ
勇気を出して投稿した>>188の作品に出会える事と
>>188が原作に触れられる機会に恵まれる事を願うよ
応援するぜ

190名前が無い程度の能力:2008/07/06(日) 23:14:51 ID:0qIgJBbo0
もう基本中の基本から駄目駄目なのですが、三人称に挑戦したくも、何やら違和感を感じてしまうのです。
例えば霊夢が出発しようと思う場面があったとすると、
「私は出発しようと思った」だと一人称
「霊夢は出発しようと思った」だと三人称というのは良いとして、
そこにお茶を飲んだ後にそうしたという描写を加えた場合、
「霊夢はぬるくなったお茶を飲み干し、一息ついた。そろそろ出発時だ。そう思って……」
というのはありなのですかね? あったとしても多用しすぎると三人称チックな感じがしないような。

もう一つ気になる点が、一々動作する度主語を入れると文章が綺麗にならない気がするけれど、
省略すると視点が主人公によりすぎて一人称チックになっちゃうところ。

上の例の続きだと「霊夢は全身を弛緩させた。重力からうんぬん」だと霊夢霊夢くどくなると。
「全身を弛緩させ、重力からうんぬん」とするとこれって三人称でありなのかなーと。
描写を増やせばいいのでしょうか。それとも。

そんな感じの初歩初歩っとした質問に答えていただければ幸いでございます。

191名前が無い程度の能力:2008/07/06(日) 23:53:40 ID:EWE317vso
描出話法〜

192朝夜:2008/07/07(月) 00:08:40 ID:N5o7xUWU0
こんばんは、二度目になります朝夜です。
つい先ほど、最新作品集に『短冊に願いを込めて』という作品を投稿いたしました。
短さにこだわったため、展開が早くなってしまったのではないかと個人的には思うのですが……他にもあるかもしれないのでぜひ批評をお願いしたいのです。
お忙しいところ申し訳ありませんが、よろしくお願いします。

193名前が無い程度の能力:2008/07/07(月) 00:10:05 ID:Fq62Hy1c0
>>190どれもあり。
三人称と言っても「主人公視点の三人称」と「完全に客観的な三人称」と「神様視点」ってのがある。
まあ、神様視点ってのは賛否両論で、駄目な例という人もいるけども。

主人公視点の三人称は、一人称視点の「私」を「キャラの名前」に変えた程度のもの。背後霊視点とも言われる。
たぶん>>190が言っているのはこれじゃないかな?これだと三人称なのに一人称っぽくなるってのはしょうがない。

客観的な三人称は、登場人物の内面を断定しないで、仕草や表情で説明する手法。
ドラマや映画のカメラとしての機能しかなく、読み手へキャラの内面を直接説明できないから難しい。
今はこの手法で書いてる作品ってのは、他のに比べてあんまり無いんじゃないかなーと思います。商業誌も含めて。

神様視点は、客観的を捨てて、かつ登場人物すら知り得ない情報を使う手法。
 「霊夢は胸中に蟠る不安を洗い流すために、ぬるくなったお茶を飲み干し、一息ついた。
  そろそろ出発時だと神社を出る。茶柱が立っていたのはついに気付かなかった」
茶柱の描写は主人公視点だとやっちゃ駄目だし、
胸中に蟠る不安を荒い流す「ために」という描写は客観的三人称じゃ、うーん、あまりお薦めできないかなぁ程度。
洗い流す「ように」だとアリかな。

主人公視点の三人称は一人称と文体を特に変える必要はないので
「全身を弛緩させ、重力からうんぬん」というのは余裕でアリだと思います。
主人公視点の三人称で、客観的な三人称っぽさを出すなら、単純に、後ろから霊夢を観察してる描写を増やせば良いと思う。
具体的にどうするかって言うのは、作品を読んでみないと何とも……。何か作品を出していただければと。
同様に主語の入れる頻度やテンポなども、具体的にどんな場面か読んでみないとなんとも言えないかと。
ただ、一人しかいない状況でわざわざ主語を連打する必要は無いようにも思います。

最後に注意しておくのは、この説明をしている私は素人ということです。
こういう考え方もあるのか〜程度に留めなければ痛い目を見る可能性もありますゆえ。
じゃあ言うなって話ですが、もしかしたら誰か訂正してくれるかもしれませんし、そうなれば私にもプラスなので。
参考になれば幸いであります。

194名前が無い程度の能力:2008/07/07(月) 00:18:50 ID:.GQXGvg60
いえいえ参考になりましたです。
今まで一人称で書いてて三人称にしてみても代わり映えがしないのが一番の悩みどころだったのですっきりしました。
ありがとうございました。

195名前が無い程度の能力:2008/07/07(月) 01:31:07 ID:Fq62Hy1c0
>>192
気になった点が幾つか。

鈴仙が永遠亭に戻ったのはたまたま「忘れ物に気付いた」からであって、
そこでたまたま「てゐと会った」から永琳が毒を撒くことが知ることが出来たと受け取れます。
永琳のシナリオは、幻想郷中に「永琳が毒物を撒こうとしている」ということを広めることであり
それによって自分が「医者として相応しくない」という流れに持って行きたかった、といったところですよね。
これ仮にウドンゲが忘れ物に気付かなかったら早々に破綻しませんか?
更には、てゐと会わなかったら永琳の計画を知る術がないのでは?という疑問が。
てゐの「伝えるかどうか迷っていた」という発言のせいで、そこが曖昧になってしまった感があります。

それと、
冒頭でてゐが詐欺師のような描写があって、なぜ簡単にウドンゲはてゐの話を信じてしまったのか。
紫に永琳の悪しき計画を伝えた時、なぜあの時点で全てを知っているかのように紫は振る舞ったのか。
終盤、毒物を撃ち抜くシーン、粉状の毒の入った試験管を撃ち抜いて大丈夫なのか。

これらに違和感がありました。
てゐの話を信じるシーンでは、全幅の信頼を置いている永琳を必死で擁護した結果
怒りで涙を流すてゐに殴られるくらいのシーンがあって、ようやくてゐの話を信じるくらいで良かったかなぁと。
紫は、最後のシーンで永琳と紫が月を見ながら話しでもしているのをウドンゲが目撃すれば、
「ああ、紫は最初から知ってたんだなぁ」というような形で収められたと思います。


話の主軸についてはあまり言及しない方が良いかもしれませんが、一応感想という形で以下。

話を綺麗にまとめるならば、幻想郷の皆にウドンゲの力を認めさせる方が良いと思うのですよ。
今回は永琳が悪者となったから、その代わりにウドンゲを医者のポジションとして認めるって形ですよね。
これだと読後感が微妙かなーと。
途中までは、永琳が夏バテになる毒薬でも撒いて、ウドンゲに特効薬を作らせて皆に認めさせる
そんな話の筋かと思っていたんですが全然違いました。
これでは永琳が皆に誤解されたままの悪者に……というのがちょっと。

オチの持って行き方としては、割とありきたりであるので、
いっそのこと、てゐと永琳が共謀したウドンゲの奮闘記という形で話を展開していった方が良いと思います。
最後は、永琳の予想をも上回る結果をウドンゲが出せば、それはそれで読者の期待も裏切る形かなぁって。

ひとまずはこんなところで。
もしかしたら作者様の意図を読み取れていなかった部分もあるかもしれません。
その辺はご容赦を。そして、一感想として参考になれば幸いです。

196朝夜:2008/07/07(月) 13:29:04 ID:N5o7xUWU0
どうもありがとうございます。
いい話になるように書いてみたのですが、残念ながら失敗してしまいました。
次回からはアドバイスを参考にしつつ、
面白い話を作れるように書かせていただこうと思います。

>ひとまずはこんなところで。
もしかしたら作者様の意図を読み取れていなかった部分もあるかもしれません。
その辺はご容赦を。そして、一感想として参考になれば幸いです。

いえいえ、そんな事はございません。
感想を下さる方は、作者には気付かないような穴を見つけてくださるので、非常にありがたく思います。

ありがとうございました。

197名前が無い程度の能力:2008/07/10(木) 20:05:53 ID:JqWwRpy20
作品集55『ある男子高校生の初恋』の批評をお願い致します。

作者自身の懸念としては、物語を最後まで読ませるような魅力が無かったのではないか、と考えております。
一応の工夫としては、現在→過去→現在と置く事で、早苗さんに強い想いを抱く主人公の結末が気になるのではないかなあ、と思っていたのですが……機能していたのでしょうか。
その辺りを踏まえて批評していただけるとありがたいです。なむなむ。

198名前が無い程度の能力:2008/07/13(日) 20:29:38 ID:rCFG6YtE0
>>197
凡百の物書きですが、さらっと読んだ感想でよければ。

"長い"ですね。
でも分量的な長さではないです。もっと分量の多い作品でも、長さを感じない作品は沢山ありますから。
何故、長く感じるのか。某地頭力の本から引用します。
>第一は話の中身の問題で、「話がつまらない」、「わかりにくい」「聞き手の興味に合っていない」あるいは「趣旨から脱線している」

まぁ、落ち着きましょう。
別に話がつまらないと遠回しに言いたいわけではないです。話の筋や流れは問題無いと思います。

ポイントとなるのは、
>「聞き手の興味に合っていない」あるいは「趣旨から脱線している」
という点。

そも、今回のSSの趣旨は"早苗さんと同級生だった男子高校生のびたーすうぃーとな初恋のショック"であるはずです(ですよね?)
にしては、唐突に西野山君の名前の説明が入ったり、体育祭や校長先生の話やスウェーデンリレーの説明の描写が
微に入っていたり、田中君が全然空気じゃなかったり、悪い言い方をすれば余計な描写が多いとは思いませんか。

ましてや、体育祭は過去の回想です。
そんな田中君との日常めいた漫談よりなど、早苗さんと会話シーンに、容易く掻き消されてしまっているような物ではないでしょうか。

だから全部削れ、とは言いませんし言えません、(良く私は「削りすぎ」と言われます)
ただ、上にも書いたとおり、早苗さんとのびたーすうぃーとな初恋物語(破局編)こそ、一番貴方が書きたい物でしょうし、
読者も、それが一番読みたい物でしょうから、そこをもっと強調した方がいいのでは、と思いました。


後は、細かい点を。
>「代金は応援、ってことか。効果の保障は?」
>「絶対に保障できる。代金さえ払ってくれれば、だけどね。でも、信じてくれれば必ず――」
保障→保証

それから、全国の野山さんに謝れ。

199朝夜:2008/07/14(月) 21:18:44 ID:/kf5jE0Q0
こんばんは、朝夜です。
久しぶりにコメディに挑戦し、投稿して参りました。
『無形の誕生日プレゼント』の批評をお願いします。

作者の考えとしては、私の作ったコメディにしてはいいほうにはいると思うのですが、
少々ギャグが弱く、オチに頼った(オチ重視にしたのも事実ですが……)ので、
オチで楽しんでいただくことが出来なければ楽しんでいただくのが難しかったのではないかと……。
作者としては、以上のことを考えておりました。

それ以外としては、特に気づいておりません。
ぜひご指摘のほうをお願いします。

200名前が無い程度の能力:2008/07/14(月) 22:01:56 ID:lNmOxXGk0
>>198
>悪い言い方をすれば余計な描写が多いとは思いませんか。
>ましてや、体育祭は過去の回想です。
>そんな田中君との日常めいた漫談よりなど、早苗さんと会話シーンに、容易く掻き消されてしまっているような物ではないでしょうか。

ああ、なんだか疑問が一気に氷解したような気がします。
なるほど確かに、よくよく考えなくても余計な描写が多かった気がします。
ましてや創想話は東方のSS投稿サイトですからね。なんだか東方分が1割〜2割程度だったかもしれません。
次に似た話を書く時はその点をよく覚えておきます。田中と校長は自重するべき。
次いで、誤字報告ありがとうございます。早速直しておきました。

>それから、全国の野山さんに謝れ。
居るのか。居るのか。

201名前が無い程度の能力:2008/07/15(火) 01:42:40 ID:e/nF.ijo0
最近妙にこのスレに活気があるような。良きかな良きかな。
さてさて東方創想話の禅寺寿司の批評をどうぞお願いします。

今回のテーマは好きなものを好きなように!
今回の注意点はテンポに気をつける!
書きあがった後の不安点はちょっぴりU-1臭がするところ!

初めての三人称であたふたして書いたということで、何か不自然なところがあればずばっと指摘してくだされば幸い。
SS歴が本当に短いので批評が大きな糧になります。
基礎からびしばしとどうぞよろしくお願いします。

202名前が無い程度の能力:2008/07/15(火) 21:55:02 ID:P27yd3Rc0
>>197
だいたい>>198で言われてる通り、オリジナルの描写が多いせいで、特に前半がとっつきづらいな。
前半まで、気分的に東方SSじゃなくてオリジナルの小説読んでる感じだった。
で、それに関連した話だが、
何と言うか、早苗が背景扱いな気がする。
早苗でないと成り立たない部分もちらほらあるものの、
メインの軸の部分が、別に早苗じゃなくても良かった気がするというか、
もっと悪く言うと、西野山の慕情・失恋と早苗自身とがあんまり関係ないというか。
うーん、上手く説明できてないな……惚れるのに理由は無いといえばその通りだし、
西野山がオリキャラである以上、早苗と深い繋がりを持たせるわけにもいかないっていうのもわかるんだけど……

たとえば……ちょっと本論から逸れるんだが、
西野山遅穂って名前は、まんま東風矢早苗の名前と対にして作ってるようなんだけど、
西野山の個性が薄いのと、早苗が西野山にあまり影響されてないように見える
(イコール、早苗にとって西野山はいてもいなくても良かったように見える)
というのもあって、西野山と早苗が対等にはなれていないんだよな。
それは、「そこなら何も、偽る必要が無いから」っていう台詞にも表れてて、
早苗が学生時代の生活で自分を偽っていても、西野山はそのことに全く気付いていなかった。
(いや、単に神様と現人神の存在を隠さなくて済むって意味だったかも知れないけど、俺にはそう読めたってことで)

だからまあ、「ここをこうしろ」って具体的には言えないんだけど、
そういう「東方に出てくる早苗」と「今作品の西野山」との距離を若干遠く感じることが残念だった。

あともう一つ。終わり方はあれで良かったのか?
信じることを学び、神様の忠告から時間を無駄にせず決断を早め、
西野山自身は、この作品中ではできる限りまっすぐ進んでるのに、
あの終わり方ではそれが報われてないように見えるぞ?
いやまあだからこそ、その哀切が伝わってくるといえるんだけど、
メッセージというか教訓というか、そういう意味合いでは屈折してる気が。


なんか技術とか構成とかから離れた曖昧な話ばかりで申し訳ないが、こんなところで。

203名前が無い程度の能力:2008/07/16(水) 00:27:35 ID:EZ9vNDnI0
>>199
では、稚拙ながらレビューを。
コメディは専門外なので、的外れな指摘があるかもしれません。ご容赦下さい。

最初に、
変態咲夜さんは既に沢山の方が手がかれているので新鮮味が欲しい所です。
変態に至った理由等の深掘りであったり、レミリアとの絡みによる不条理空間の演出であったり、
もう一煮込み欲しいかも知れません。

では本文に、
> 私はもう大人だ。だから自分ひとりで行きたかった。そう考え、「一人で行く」と言ってみた。
> 最終的には、『連れて行かないなら舌を噛んで死にます』と言い出す始末だ。咲夜の血が飲みたくなったが、
> 優しい私はぐっと我慢して、咲夜を連れて行くことにした。
ちょっと話が飛んでます。
"大人だから"→"ひとりで行きたい"
"『舌を噛んで死にます』と言い出す"→"咲夜の血が飲みたくなる"

大人だから、子供扱いされることなくひとりで行きたくなるのであって、大人だから一人で行きたいわけではないですよね。
(ていうか、そう言う意味でいいんですよね?)
同様に、舌を噛んで死ぬことが直接血が飲みたくなるという欲求に繋がる訳ではないですよね。
細かい話と思われるでしょうが、言葉が足りないと読んだ時にスッキリしないものなので、スムーズに読者を誘導してください。

最も、レミリアの精神年齢を鑑みて、あえてこの文体にしたのだというのなら、それはそれでいいと思います。

> 咲夜と買い物に行って悩んでいると、咲夜がいつの間にか変なものを買っていた。この前買っていた写真機というものに似ているが、ちょっと違うらしい。
> どうやら写真を大量に撮れるだそうだ。あまりにも撮れる枚数が多いので、人はそれを動画と呼ぶこともあるらしい。
ちょっと、ここの描写は見直しした方がいいかもしれません。作中でもかなり重要な所です。

まず、
> 入っていたのは……幼いころの写真だったはず。レミリアは、昔の写真が恥ずかしくなって捨てたのだ。
ここではっきり「写真」といってるのに、上部で"写真機というもの"等と、伝聞で伝えてるのがよく分かりません。
レミリアは写真は知ってるのでしょうか?それとも、知らない?

動画、ムービーに関する説明も、どことなく回りくどい書き方をしている気がします。重要な所なので、
あえてそうしたかったのは分かりますが、ここは、もっとシンプルに、分かりやすい説明を行うべきかと思いました。
後、"写真を大量に撮った物"="動画"ではないですよね。表現は見直した方がいいと思います。

次に、この描写を持ってきた意味です。
勿論、あの重要な所へ繋げるためにこの描写があるのですが、あまり上手く機能しているようには見えないです。
ミスリードを起こすために、あえて描写を薄くしているというのも有ると思うのですが、
ここは咲夜さんが写真機のような物を買ったことで、何故、

>咲夜は夢見心地であった。呼んでも答えないことが多いし、作業能率が落ちている。

となっているのかの理由も欲しいですし、その理由の描き方次第で、上手いミスリードが構成出来るかと思うのですが、
どうでしょうか?

"理由を聞くと、咲夜は緩みきった頬を引き締め、まるで人形のように「それはお答えできませんお嬢様」と恭しく一礼した。
その態度の変わりようと迫力に気圧され、うっかり追求することを忘れてしまったのだっただけれど…
まぁ、人間の機械であることだし、人間にしか分からない楽しみ方もまたあるのだろう。"
みたいな。(作品に介入するのは失礼かと思いますが、参考までに描かせていただきました)

204名前が無い程度の能力:2008/07/16(水) 00:28:21 ID:EZ9vNDnI0
続きます、
>ちなみにそのヘルメット、防御力は儚いんだって。ヘルメットの意味がないと思う。
"防御力"="儚い"?
別の修辞を用いた方が良いと思います。

>レミリアはもう一度、小箱を見つめた。この箱の中身は、髪留めである。それを今日、フランドールにプレゼントしようと思ったのだが――。
プレゼントも登場人物ですから、何かしら特徴を描写して欲しいかな…とは思います。
ましてや"髪留め"といっても色々ありますから。ブローチとか、髪ゴムとか、かんざしとか、リボンとか、ヘアピンとか・・・
趣味と思われるかも知れませんが、読者がなるべくイメージしやすいように、直接的に"何"なのか、を描くのは意外と重要だと思いますので。

>フランドールとかなりの間、距離を置いていた。そのため、コミュニケーションの仕方がわからない。
と言ってるにも関わらず、
>しかし、レミリアがあげた、という事実がなければ、フランドールは怒って泣くに違いない。
毎年のプレゼントは与えているし、レミリアは自分のプレゼント手渡しシミュレーションに強い確信を持っています。
何か、矛盾してないですか?

>こんなことをやってみた暁、間違いなくひかれるか、殴られる。
【暁】
(2)ある物事が実現・完成した際。(goo辞書より引用)
実現・完成など、ポジティブな事象としての結果の時に使う言葉なので不適切かと思います。

>がばっと起き上がる。栄枯盛衰を絵で見たらこんな感じであろう、と思えるほどの復活振りであった。
"栄枯盛衰"は世の儚さを現す四字熟語です。描写としては不適切かと思います。

>そういえば、咲夜の誕生日のときもそうであった。誕生日は適当に上げたのだが、その時に私は
>『欲しい物をもらえなかったとき悲しくないの?』と聞いたのだ。でも咲夜は、『悲しくありません』と答えた。
>『覚えていただいて、こうして祝ってもらえることが、私の最も欲する物です』と言われたのだ。
いきなり"そうであった"と、偉そうな口調になったのが気になります。
最後の"言われたのだ"も、敬語っぽいというか、仰々しいですね。


とりあえず、この辺りで。
多くの人が思ってるよりも、日本語という物は難しいです。
ですが、マスターすることで、とても読みやすい文章を作る事ができるので、是非是非、挑戦をば。

以上、ご参考までに。

205名前が無い程度の能力:2008/07/17(木) 06:56:08 ID:ghDj8ae.0
>>199
>>203-204氏も批評をしていますが、どうも私とかなりの部分で違った感想を持っておられるようなので、
全く違った感想を。

構成、話の展開はこれで問題ないと思いました。この作品はオチ勝負なので。
重要なのはオチまで持って行く過程で、読者をどれだけクスリとさせられるか、
飽きさせないか、カメラのことを忘れさせることができるか、ということです。
そして地の文をどれだけ面白く書けるかという部分の比重が大きい。

コメディ(とギャグの違いが曖昧ですが)はキャラが奇抜な行動するよりも、
地の文で惹き付ける方が、私は面白いと思っています。
ですが今作の文は割と淡泊。そこが残念だったように思います。

以降は>>203-204氏の指摘した部分で、私が思ったことを。

> 入っていたのは……幼いころの写真だったはず。レミリアは、昔の写真が恥ずかしくなって捨てたのだ。
ここでの写真の扱いは、上で言われているほど問題はないです。
写真とはっきり言っているのは三人称視点ですので、レミリアが知ろうと知るまいと文章自体はありです。
また「写真を大量に撮れるそうだ」ともレミリアは言っているので、レミリアが写真を知ってるか否かは疑問視されません。
まあ新聞記者がいる時点でレミリアが写真を知らないはずがないと「読者」は思っていますので、
「写真機というもの」という描写自体がおかしいと言えばおかしいとなりますが。

>ちなみにそのヘルメット、防御力は儚いんだって。ヘルメットの意味がないと思う。
私が一番上手いと思った部分でクスリとしました。これは良い表現。
作品全体に散らばるレトリックをこれくらいにしても良いと思うくらいです。

>がばっと起き上がる。栄枯盛衰を絵で見たらこんな感じであろう、と思えるほどの復活振りであった。
これも比喩なのでアリ。ですが、栄枯盛衰を使うならもう少し地の文に一捻り欲しいところ。

>フランドールとかなりの間、距離を置いていた。そのため、コミュニケーションの仕方がわからない。
>しかし、レミリアがあげた、という事実がなければ、フランドールは怒って泣くに違いない。
積極的なコミュニケーションが無いけれども心の繋がりは強い、ということがわかります。
特に矛盾は無いですが、やはりもう少し工夫した表現の欲しいところ。


読んだ感想としては、何度も言っているように「地の文の面白さ」が足りていないのではないかということです。
感情の高ぶっているところは突き抜けて、悩んでいるところは苦悶に、喜んでいるところは狂ったように、
それくらい大袈裟な表現でも良いのではないかと思います。
レミリアの内なる葛藤を面白可笑しく書いた作品ですので。
それではこれくらいで。

206名前が無い程度の能力:2008/07/17(木) 22:21:09 ID:7BpF9/Mg0
>>202
っと、少々返事が遅れました。申し訳ございません。

>そういう「東方に出てくる早苗」と「今作品の西野山」との距離を若干遠く感じることが残念だった。
なんと表現すれば良いのか解りませんが、東方とオリジナルの比率が混ぜあわらないままだったのかもしれません。
二色を混ぜ合わせて新たな色を作るというより、二つの色の境界がはっきりしたままと言うか……。
次があれば、東方の世界にオリジナルをもっていけるように頑張ります。

>あともう一つ。終わり方はあれで良かったのか?
自分としては、テーマなどから来る教訓よりも、別れによる悲哀を表現したかったのであれで良かったと思っております。
結末から思いついた話でもありますので、あの場面が一番書きたかったんです。
そういう意味で、作品全体を通して自己満足的なものになった感は否めませんが……。
しかし教訓やメッセージを書くには、ちょいと平坦な道ばかりで経験不足な人生ですから。僕自身。
もうちょっと艱難辛苦を乗り越えてから、力を入れていきたい要素です。教訓やメッセージというものは。



……まあ、書きたくなったら書くでしょうけどねw
この度はご批評、ありがとうございました。イセンケユジの次回作にご期待ください。

207朝夜:2008/07/17(木) 23:15:48 ID:QUmF9a.60
遅れてしまって申し訳ありません。
頭の中で整理するのに苦労いたしまして、今作について考えておりました。
お二人の方が批評してくださったので、ややこしいかもしれませんが、まとめて返させていただこうと思います。



>変態咲夜のこと
変態咲夜はよく見かけるとのことですが、私もそう思います。
残念ながら私の文章力ではこれが限界でしたが、次からはよく考えて、変態にさせていただこうと思います(咲夜さんに失礼ですが、全キャラに当てはめるようにします、という意味でお受け取りください)

>言葉足らずのこと
指摘されてはじめて気づきましたが、確かに言葉足らずです。

>最も、レミリアの精神年齢を鑑みて、あえてこの文体にしたのだというのなら、それはそれでいいと思います。
との事ですが、作者としては考えておりません。
ですから、これは作者のミスとして受け取っていただいたほうが幸いです。

ちょっと時間がたってから読み返してみると、確かに端折り過ぎていて粗く見えました。
次回から気をつけさせていただきます、ありがとうございました。

お二人の仰っている写真機のことですが、これは失敗でした。
そもそも新聞記者が持っているのですから、描写する必要性と言いますか……上の文章(写真機というもの)は切ってしまったほうがよかったようです。
結果、おかしいことになってしまいましたし。

>動画は大量の写真の集団のこと

これはレミリアがそう思い込んでいる、と言うことを考えて書いたわけになります。
ですが、指摘されてみて気づいたのですが、ややこしかったです。
大変失礼いたしました。
あと、>>203様のお書きになった文章は、模範解答のようにわかりやすく思いました。
ありがとうございます。

>ヘルメットのこと

これは私が友人と話していたときに、友人がレミリアと同じようなことを言っていたのが面白かったからです。
仰るとおり、変かと思いましたが、面白そうなので使ってみました。
しかし、>>204様が仰るように、友人の話を聞いていない方(おそらく読者の皆様全員)には変な風にしか聞こえなかったかもしれません。
ですが、>>205様の通り、楽しんでいただけた方もいらっしゃいます。
うーん……難しいですね……。
申し訳ありません、保留という事でお願いします。

>髪留めのこと

物語に直接関係はなかったので、必要はないかと思い、執筆時は削っていたのですが、
>趣味と思われるかも知れませんが、読者がなるべくイメージしやすいように、直接的に"何"なのか、を描くのは意外と重要だと思いますので。
この指摘に大変納得いたしましたので、気をつけさせていただきます。
ありがとうございました。

>コミュニケーションのこと

実はこの文章、補足のために用意しました。
ここは髪留めと同じく、特に重要に考えておりませんでした。
ですから、どちらの方の批評も当てはまることになります。
難しいことだとは思いますが、お二人の意見を尊重させていただくことにします。

>暁のこと

これは明らかに私の勘違いで、失敗でした。
適切な表現を思いつき次第、修正させていただきます。
ありがとうございました。

>栄枯盛衰

この表現は、私の尊敬する作家さんの文章をアレンジして、使わせていただきました。
今作では、>>205さまの仰る、比喩の意味で使わせていただきました。
有りか無しかは私には決定できませんが、どちらも参考として使わせていただきます。

>いきなり"そうであった"と、偉そうな口調になったのが気になります。
最後の"言われたのだ"も、敬語っぽいというか、仰々しいですね。

これは指摘されて初めてはっとしました。
今まで何の抵抗もなく使っていたと思いますので、気づきませんでした。
次回からは控えます。



今回は語意的なミスや、話の流れの違和感が多く、作者自身も気づかなかったことを反省しております。
また、今回は作者自身としても色々な意図がありまして、意見を述べさせていただくこともありました。
せっかく批評をしていただいているのに、反論するような真似をして申し訳ありませんでした。

最後になりましたが、お二人のご意見は大変参考になりました。
ありがとうございました。
もしよければ、これからもよろしくお願いします。

208名前が無い程度の能力:2008/07/19(土) 18:40:14 ID:ZTdDRuKY0
>>201
若干、地の文の表現が単調な気がする。要精進なり。
だが、文章表現の上達に関しては近道が無いので、普段から地道に書いて上達し、文章を読んで覚えるしかないと思う。
とは言え、文章にわかりにくい点は無いので、書かれるべきポイントはきちんと押さえられてる。

好きなものを好きなように書いてる、ってのは充分伝わってくる。
キャラがそれぞれ生かされてるし、読んでて楽しかった。
ちなみに俺が一番笑ったのは、DJ気分でテンコーさせられる藍様だったな。
文章のテンポに関しては、全体的にさくさく読めたのは確かだが、
中盤にミスティアがいなくなってから、ちょっとスローダウンした気もする。
まあこれは話の展開上しょうがない気もするんだけど。
U-1臭は……んー、灯符でシャッターチャンスなあたりが気になったのかな?
まあ言われてみればご都合っぽく見えなくはないが、気にするほどじゃないと思うぞ。
もしくは、一連のシーンで八雲家が自滅していくあたりかな。
あのへんは一貫してギャグとして書かれてるし、俺は読んでてそんなに気にはならなかった。

だいたいこんなところかなぁ……特に「ここが悪い」っていうのは見つからないな。
ただ最初に言った通り、まだ表現が単調なところがあるから、
ここが改善されれば、もっとテンポも良く作れると思う。

>「何の、灯符、ファイヤフライフェノメノン!
鍵括弧抜け報告。

だいたいこんなところかな。参考になれば幸いです。1

209名前が無い程度の能力:2008/07/19(土) 21:26:04 ID:d6tW1Qok0
>>208
>地の文の表現が単調
鋭い。本当にこれに悩んでいました。やはり経験と読みが大切ですね。
自分の物をもう一度読んでどう単調か確かめることにします。

>ミスティアがいなくなってから
これまた鋭く。ここは展開の時点で行き詰っていたところでした。
確かに少々もたついていたような。もう一睨みしても良かったかもしれないですね。

鍵括弧抜け報告、助かりました。

地の文に気をつけて何かを写し書きすることにします。きっといい練習になるに違いない。
参考になりました。ありがとうございました。2

210名前が無い程度の能力:2008/07/19(土) 22:00:47 ID:ELDU16v.0
>>209
でもかなり上手くなったと思う
あなたの作品は実はこっそり一作目も読んでるんですよ……
応援してます

211名前が無い程度の能力:2008/07/19(土) 22:45:37 ID:d6tW1Qok0
一作目!? 最後の紅葉のことなのか、はたまた大ちゃんがピーでピーなあのSSのことなのか。
書き手としてはこれほど嬉しいレスはないです。ちょっぴり涙ぐむほど。
遅筆ですがじっくりがんばります。本当にありがとうございます。

212GFS ◆OETFq511Ls:2008/07/19(土) 23:02:20 ID:lkBhQVdA0
お久しぶりです。先日は大変ご迷惑をおかけいたしました。

さて、本題ですが作品集56、『ある雨の日に』の批評をお願いいたします。
自分なりの反省としてはもう少し魔理沙の母との絡みを出せたらなぁ・・・と。

今回の意見をまた次へと生かせたらと思います。

213名前が無い程度の能力:2008/07/20(日) 01:41:52 ID:diqM7Dug0
>>212
さて何から書いたものか――。

こんな所なので、遠慮は一切ナシでいきます。
まず始めに、一言で言うと「面白くない」
では何が面白くないのか、面白くないと感じてしまう原因は何なのか。

うぅむ、あれこれ考えてみたのですが、自分の中でどうにもまとまらない。
キツイ言い方をしますと、全てが足りていません。
指摘をしようにも、指摘をするに達していないというのが読んだ上での雑感でした。
文章が単調、絵が浮かんでこないえとせとら。
地の文はただ機械的に説明だけを繰り返し、キャラの台詞はまるで台本を棒読みしているかのよう。
それでは傑作も凡作になってしまいます。

では、その辺りはどうすればいいのか。

まず、キャラクターを限界まで掘り下げる。
コメディならばノリと勢いだけで突っ切ってもいいのですが、こと真面目な話ではそうもいきません。
更に今回の話は魔理沙というキャラクターを掘り下げた話でもありますし、
そうなるともっともっと「キャラクターを知る」という事が大事になってきます。

そのキャラクターが普段からどんな事を考え、行動し、喋っているのか。
そのキャラの癖は? 口癖は? 好きな事は? 嫌いな事は? 食べ物特技将来の夢トラウマ以下略。
二次創作でもそれらは重要な事です。
そうやってキャラクターを「理解」していく事で、キャラクターが「活きて」きます。
そうなると、何気ない一言でも魂の籠もった台詞が生まれてくるというもの。

そして、こういった「物語」というものは、ある種の「舞台劇」とも言えます。
舞台上で役者が言う台詞が、普段友達と話すような話っぷりだとどうでしょう?
ご自身が普段話す情景を思い浮かべてもらえば解ると思いますが、あまり見栄えはしませんね?
それは当然のことです。一々外から見た目なんてのは考えませんし。
しかし、「物語」ではそれではいけません。
舞台(映画とかドラマでもいいのですが、やっぱり舞台)を見れば解ると思いますが、
何をそんな、と思えるくらい大げさだったりします。

何故でしょう?

見ている人に伝えなければいけないから、ですね。
あらん限りの感情を込めて、演じる役になりきって、役者としての言葉ではなく、役としての言葉に昇華していく。
まぁ話が脱線しすぎですが、ようは色々と大げさなくらいで丁度いい、という事です。

色々な文章作品を読めば解ると思いますが、ただ読むだけでなく、そういった事にも注意してみてください。
自然に思えるけど、普段絶対こんな会話しねーよ、なんてのがゴロゴロ転がっていると思います。
そしてそれは会話だけでなく、その作品世界を彩る文章も同じ事。
今のGFSさんに足りない事は、まずなによりもそういった「文章を理解する」事だと思います。
もっと色々本を読んでください。
そして色々な場所を歩き回ってみてください。
そうして感じた事を文章にする、なんてのもいい練習になります。

ただ頭の中で描いたシーンを羅列していくだけでは「物語」にはなりません。
俺の考えた世界はこんなにも美しいんだぜ! という事をどうすれば伝えられるか。
ひたすら描写に拘ってみるのもいいやもしれません。
ひたすら韻を踏んで言葉遊びに興じてみるのもいいやもしれません。
ただ書くだけでなく、伝えようとする、その心がけ一つで、文章はどうにでも変わっていくものだと思っています。

なんだか長々と関係ない話をしましたが、一行に纏めると、
「もっと本を読もう!」
で終わるのですが。

それで終わるのも申し訳ないので、今回の話に限った何かを。

折角前半で魔理沙の過去を話しているのに、後半にそれが活かされていません。
紅魔館で咲夜に引き留められた時に雷が落ちたりしていますが、
そこでその前半部分で語った過去をフラッシュバックさせるだとか、
そういった演出があれば、もっと自然に魔理沙を泣かせる事も出来たはず。

どんな演出をすれば盛り上がるか、その為には何が必要か。
所謂伏線ですね。
そういった辺りも書く際に考えていくともっと良いお話になると思います。

ほんと長々と失礼いたしました。以上で。

214名前が無い程度の能力:2008/07/27(日) 13:34:35 ID:N0N2/c0MO
初めまして
初書きSSを批評して頂きたく参上しました
タイトルは「魔女と坊や」です
書いてる最中に頭の中で内容がコロコロ変わったせいで無茶苦茶な気がしないでもないですが宜しくお願いします(ー人ー)

215女の子が:2008/07/27(日) 14:34:49 ID:HzODJWaE0
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