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SSの実力向上を目指すスレ 第5話
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>>145
ざっと読んだ感じで。
古き良き日本文学と幻想郷との融合がテーマという事ですが、何だか混ざってないかなー
という印象が有りました。
特に"旧家"という設定がどうも頭から離れません。幻想郷は大日本帝國の支配下になかったのですから、
人間の社会/文化にも何かしらの変化があったのでは、と。
主人公の家が"旧家"たり得た理由等、あれば良かったかなと。
次、結核。
完全に趣味の話ですが、結核は浪漫です。明治〜昭和の小説のほとんどにはこの病気が列挙されてるのではないでしょうか。
不如帰(血を吐く)とか、鯉の血や烏骨鶏の卵が特効薬だとか、色々逸話に事欠かない病気なので、色々と話を
ふくらましても良かったのかな、と思います。
ええ、趣味の話です。
それに続いて、父親/永琳
ここで永琳が出てきたのはまずいんじゃないかなぁ…と思いながら見てました。
永琳も対病になるとジョーカーですから、もうそっちに頼るっていう解決法しかなくなるんですよね、流れとしては。
そこで、「どこの馬の骨とも分からん」という理由だけで突っぱねる親父さんの主張が、全然受け入れられなくなる。
慧音や、主人公に加え、読者すらも。
余りにも親父さんが可哀想なので、ここはもう少し制約があっても良かったかも知れません。
・治療薬の量が限られている。
・永琳が偏屈/皮肉的な人物だった(『"旧家"という力ある者なら自分で何とかすべき』と言った歪んだ発想持ちだとか)。
・永遠亭に行くことのリスク("難題"があった、竹林に虎が出る)
こんな感じで。
まぁ、親父さん=森鴎外って解釈なら、それはそれでいいと思いますが
最後、メタ小説
すいません、何か、メタに見えないです。
途中まで普通の続き話であるかのように読んでいました。
小説で書いている部分と、実際の場面の部分とで同じような書き方をしているのが原因かな、と思いました。
別に私もメタには詳しくなんですけど、もっと二つの場面の断裂を文章で上手く作ってみればメタっぽく読めそうな
気がしました。
これも、好みの問題かな…
以上です、何だか私の好みばっかり散りばめたレビューになってしまって申し訳ないですが、
塵ほどにでも、参考になれば幸いです。
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