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●事情によりこちらでSSを投下するスレ 3●

1以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/21(水) 22:43:01 ID:???
プロバイダー規制や本スレの空気などでSSを投下できない人が、
本スレの代わりにこっちでSSを投下するスレ。

sageるとIDが???になるので恥ずかしい人にはお勧め。

8992/3:2011/04/27(水) 22:27:40 ID:???
「すげー楽しそうですね、ふみさん」
「気のせいです」
 と言いながらも、いつもの無表情の中に小さな笑顔を含ませている。まあ、付き合いの長い俺くらいでなければ見逃してしまうほど些細なものだけど。
「はぁ……ともかく、飯買うべ。ふみ、お前飯は?」
「まだです」
「んじゃ来い。安いのでよけりゃおごってやるよ」
「嫌です。高いのがいいです」
「安いのな」
「おにーさん、甲斐性ナシです」
「ただの学生に無茶を言うない。ていうか、コンビニにそんな高い飯なんてないだろ」
「そこは量でカバーです」
「絶対食いきれねえだろ。ヘタすりゃ一個でも多いんじゃないか?」
「そんなことないです。……小さめのお弁当なら食べ切れます」
 こいつは普通の奴より小さいだけあって、食う量も相応だ。別にそんなこと気にする必要もないと思うのだけど、こいつはそうでもないようで。
「大人なのに沢山食べられないなあ、ふみ?」
 つーわけで、早速大人げなく攻める。
「沢山食べるロリコンよりマシです」
 思わぬところで反撃を喰らう。もう立ち上がる気力なんて残ってません。
「もうお前にはおごってやらん」
「些細なことですぐに腹を立てるロリコ……おにーさん、素敵です」
「もうちょっと褒める箇所を推敲して! ていうか明らかにロリコンって言おうとしただろ!」
「ところでおにーさん、おにーさんはどうして生きてるんですか?」
「おおぉう。なんというシンプルかつ鋭利な攻撃だ。立て続けの攻撃に膝が笑ってるぜ」
「あ。ちょっと言葉が足りませんでした。おにーさんはお休みの時、お昼はどうしてるんですか、と聞きたかったんです」
「言葉が足りないどころか丸々違うぞ」
「てへ、しっぱいしっぱい」
 くっ……わざとに違いないが、可愛らしいので指摘できない!
「今日もおにーさんは私の手の平の上で転げまわっていて、大変愉快です」
 そして全部分かっててやってるふみに大変腹が立ちます。ほっぺ引っ張ってやれ。

9003/3:2011/04/27(水) 22:28:01 ID:???
「むにょー」
 今日もふみには全く通用しない模様。胸に去来する敗北感を噛み締めながら、手を離す。
「おにーさんはすぐに女性に手をあげますね」
「相手によりけりだ」
「つまり、興味のある女性にのみ手をあげるのですね。非常に迷惑です。やめてください」
「なんて勝手な娘だろうか」
「そんなことないです。それで、さっき質問の答えは?」
「ん、ああ。昼な。大体コンビニかなあ。休みの時はなんだかんだと親が家あけてること多いから」
「その調子です。身体に悪い物質をたくさん取り込んで早死にしてください」
「そういうことをコンビニで言うなッ! ええいっ、帰るぞ!」
 話を聞いていた周りの客や店員の悲しそうな顔を尻目に、ふみを小脇に抱えて慌ててコンビニを飛び出す。
「まったく……ああもう、あのコンビニ行けやしねえ」
「おにーさんは何かあるとすぐに私を抱えますね」
 俺に抱えられているふみが、ジト目で俺を睨みながら責めた口調で話しかけてきた。
「その何かってのは大体お前によって引き起こされるものだがな」
「酷い責任転嫁を見ました」
「ちっとも転嫁してねぇ! 全てお前の責任だっ!」
「不思議な話もあったものです」
「こいつは……」
「とりあえず、離してください。私に触りたいのも分かりますが、このままでは妊娠しかねません」
「しねぇよッ! どういう身体の構造してんだ!」
 とはいえ、ふみの言う通り長々と触っているのも色々問題があるので、とっとと解放してやる。
「んしょっと。さて、おにーさん。お昼はどうするつもりですか?」
「コンビニで適当に買うというプランが何者かの手により妨害されたので、どっか適当なファミレスで食うことにする」
「しょうがない、そこまで言うならおごられてやります」
「おごると言ったのはコンビニでの話で、ファミレスはまた別の話なのだよ?」
「パフェも食べます、パフェ。あの甘いと噂の憎い奴を食べます」
「だから、あの。話を聞け」
「ほら、早く行きますよ、おにーさん。早く行かないと閉まってしまいます」
 俺の話を今日も聞かずに、ふみは俺の手を取って急かすのだった。

901以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/27(水) 23:32:37 ID:???
>>900
相変わらずGJ
こういうウザかわいいキャラ大好きだ

902以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/28(木) 00:58:09 ID:???
楽しそう

903以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/29(金) 01:15:20 ID:???
>>900
こんな所でお題が消化されていたなんて


最近はふみがブーム?

904以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/30(土) 22:01:19 ID:D54wChMw
予想はしていたが現実に起こるとは思ってなかった事態、書いてる最中にスレ落ちを経験した
仕方ないから書き途中だったネタを投下させてくれ


>>34「ひっ」

女「……ひっ」
男「?」
女「……っく」
男「おぉ、しゃっくりかよ。何事かと思ったぜ」
女「朝から……止まんな……ひっく……いの……」
男「そりゃあ難儀だな。気分も悪かろうに」
女「……タカシと一日中……顔を付き合わせているよりは……マシ……」
男「俺の顔はしゃっくりを下回りますか」
女「……でも……早く止まってほしいのは……事実……っく」
男「んー、そうだな。ちなみ、ちょっと耳貸してみ?」
女「……なに……する気……?」
男「いいから。耳貸せばしゃっくりを確実に止める方法を伝授してやるよ」
女「……?」←半信半疑で耳を向ける

男「……ちなみ、愛してるぞ」
女「…!!」ビクッ

男「……なんてな」
女「な……何言ってる……私たち……結婚とかは……まだ早いし……」
男「いきなり話が飛躍したな。けど、しゃっくりは止まったろ?」
女「……あ」サスサス
男「まぁいきなり告白されちゃ、そりゃビックリするわな。なはは」
女「……しゃっくりは止まったのに……なぜか余計に胸糞悪いのは何故……」

905以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/30(土) 22:45:29 ID:???
>>904
GJ!!




あと、今日はもう休もうかね……

906以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/30(土) 23:11:26 ID:???
>>904
GJJ!

907以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/03(火) 00:42:45 ID:D54wChMw
・盲腸で入院したタカシを見舞いに来たツンデレ(いいんちょVer.)

女「別府くんはいつも人騒がせですね。入院したと聞いた時は驚きましたよ」
男「いやぁ、なんか驚かせたみたいですんませんね。ただの盲腸でした」
女「情報は正確に伝えなさい。私はてっきり、事故にでもあったのかと思って心配……は、してませんでしたけど」
男「それは山田に言ってくれ。あいつがクラス中に『別府が入院して大変だ』って触れ回ったせいなんだから」
女「まぁ、別府くんは人気がありますからね。特に女子からは」
男「いやーそんなことは、あったりなかったり?」ニヘラ
女「……なんだか元気そうなので、もう帰りますね」
男「おうおう、ちょっと待ってくれよ。今のはほんの冗談なんだから」
女「分かってます。なんで私がそんな冗談を真に受けなきゃいけないんですか?」
男「怒るなよー。なぁ、謝るからちょっとりんご剥いてくんね?」
女「……え?」
男「お見舞い品の中にりんごあったんだけど、俺皮剥くの苦手なんだよ」
女「お母さんにでも頼みなさい。私がそこまでやる義理はありません」
男「あーあ。委員長の剥いたりんご食べたいなー。うさぎさん型とかに剥いてくれるんだろうなー」チラッチラッ
女「……もう、仕方ありませんね。一個だけ剥いたら帰りますからね?」
男「やったね。ついでにあーんして食べさせてもらおっと」
女「調子に乗りなさんな」

----シャリシャリ

908以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/03(火) 00:48:28 ID:???
>>907
でも押しに負けてあーんしちゃうんですね分かります

あと、本スレラストになったお嬢verもGJ

909以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/03(火) 00:57:27 ID:D54wChMw
・盲腸で入院したタカシを見舞いに来たツンデレ(ボクっ娘Ver.)

女「た、タカシぃ!!」ドタン、バタバタ
男「な、なんだなんだ?」
女「ボクだよ、梓だよ!」
男「なんだお前か。どうかしたか」
女「どうかしたかじゃないよぉ! タカシが入院したって聞いたから、急いで来たのに……」
男「あぁ、お見舞いに来てくれたのか。サンキュな」
女「タカシ……もう後がないからって、人生を悲観しちゃダメだよ? ボクはタカシの味方だから」
男「……お前は何を言っているんだ(AA略」
女「ふぇ?」
男「盲腸ごときで後がないって俺はどんだけ貧弱なんだ」
女「盲、腸……? 嘘だ、だって友子ちゃんから来たメールには、ほら!」
男「……ん?」

『タカシが入院したとの情報あり。不治の病の可能性高しとのこと。すぐお見舞いにいってあげること!』

女「ね?」
男「お前……こんな胡散臭い文面を頭っから信じたのか」
女「え……じゃあ」
男「一週間後には退院の予定ですが」
女「うわぁぁぁっ、また友子ちゃんに騙されたあぁぁぁぁぁ!!」
男「信じる方もどうなんだっつー話だよな」

910以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/03(火) 01:21:11 ID:D54wChMw
・盲腸で入院したタカシを見舞いに来たツンデレ(関西娘Ver.)

男「まさかお前が見舞いに来てくれるとはな…」
女「なんやの。うちがお見舞いに来たら悪い?」
男「いや、嬉しいよ。でもどっから俺が入院したって聞いてきたんだ?」
女「友ちゃんが教えてくれたんや。ま、東京に出てくる用事もあったし、ついでにな」
男「だよな。わざわざ俺の見舞いのためだけに大阪から出てきたりしないよな」
女「そ、そうや。自分がそこまでの色男やなんて、勘違いしたらあかんで?」
男「わーってるよ。お前が来てくれただけでも嬉しいよ」
女「美少女は何よりの滋養やからな。養生しいや?」
男「自分で自分を美少女とか言う女の人って……」
女「うっさいボケ!」


友子(あーあ、素直じゃないんだから……なんで心配だからすぐ来たって言えないのかしら)

草場の陰から見守る友ちゃんであった……。

911以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/03(火) 01:40:02 ID:???
殺すなwww

912以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/28(土) 19:13:56 ID:???
タ「なあかなみ、QBってやっぱタコなのか?」
か『はぁ!?・・・いきなり何言ってんの?梅雨入りで頭おかしくなったんじゃないの!?』
タ「いやだってさ、キーボードの"Q"と"B"のキー見たらさ・・・」
か『いつのネタよそれ・・・。QBは白豚以外の何者でもないわよ』
タ「わけがわからないよ」
か『モノマネしなくていいわよ!・・・はぁ。こっちこそわけわかんないわよ・・・』
グゥ
タ「・・・え?」
か『(//////)!!!』
グゥゥゥ
タ「・・・」
か『ち、違うのよ!?お腹減ったとかそういうのじゃなくて・・・これはその・・・(///)』
タ「・・・かなみ、朝飯はちゃんと食えよ?」
か『う、うるわいわね!(///) アンタのせいで寝るのが遅くなるからでしょ!!(///)』
タ「なんで俺のせいなんだよ」
か『そ、それは・・・(G行為のせいだなんて言えない////)・・・とにかく、たこ焼き買ってきなさいよね!!』
タ「なんで俺が・・・しかもたこ焼きかw」
か『アンタがタコとか言い出すから食べたくなったのよ!全部アンタのせいよ!!』
タ「はいはい・・・」
か『べ、別に二つ並べてアンタの○○とか想像するわけじゃないんだからね!?(///)』
タ「・・・ぅぉぃ」
か『何よ!真ん中にポークビッツ置いてとか言ってるわけじゃないんだから良いでしょ!?(/////)』
タ「俺のはそんなサイズじゃねー!wwwww」

913以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/28(土) 21:38:29 ID:???
>>912
何かカオスなの来てたwwww

914以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/28(土) 22:15:40 ID:???
ワロタwwwww

915以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/29(日) 06:12:28 ID:???
何が起こってるんだwwww


916以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/29(日) 14:34:28 ID:???
>>912
かなみ落ち着けwww

917以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/03(金) 16:03:08 ID:???
本スレ510
「開けマタ」という言葉に対するそれぞれの反応
http://tunder.ktkr.net/up/log/tun2087.jpg

ツンが無くなってしまったからここで

918以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/04(土) 21:58:49 ID:???
ちょwwwGJwwwww

9191/2:2011/06/04(土) 21:59:23 ID:???
ピンポーン
タ「はいはい、今出まーす」
ガチャッ
タ「どちらさま・・・え!?」
こ『まいどー、昼日新聞で〜す!』
タ「こ、このみ!?何やってんだ・・・?」
タ『タ、タカシ!?何やってんの!?』
タ「いや、ここ俺んちだから・・・」
こ『へ〜、こんなボロいアパートに住んでたんだ』
タ「失敬なやつだな・・・orz で、何やってんだ?」
こ『そうだったそうだった。新聞の勧誘員』
タ「は?勧誘員?」
こ『ボクと契約して、昼日新聞読者になってよ!』
タ「逆効果な営業台詞やめい!w」
こ『割引券も、福引券も、あるんだよ』
タ「・・・いや、俺新聞読まないから」
こ『そんなの絶対おかしいよ!』
タ「もうそのネタから離れろwww」
こ『なんで読まないの?だからバカシって呼ばれるんだよ』
タ「お前だけだ、そんな呼び方するのは!・・・お前こそなんで勧誘員なんかやってるんだよ」
タ「お前がやってるバイトは新聞配達じゃなかったっけ?」
こ『ああ、配達は朝だけだから。週末の昼間は勧誘員もやってるんだ、ボク』
タ「なんでまたそんなに働いてるんだよ」
こ『そ、それは・・・タカシなんかには関係ないから!』
タ「あ、そう。まあいいや、さっきも言ったけど俺新聞読まないから。それじゃ」
こ『ま、ままま待って!・・・理由は言えないけど、どうしてもお金がいるんだ!』
こ『でもノルマ厳しくて・・・このままじゃバイト代カットされちゃう・・・ぐすっ』
タ「う・・・わかったよ。とりあえず半年だけだぞ?」
こ『やった!じゃあ、ここにサインとハンコお願いしま〜す(ニヤリ』
タ「・・・お前、まさか嘘泣きじゃ・・・」
こ『まいどありー!じゃあ明日から配達しに来るから!!どーせそんな時間に起きてることないだろうけどwww』
タッタッタッ
タ「大きなお世話だ!・・・って、もう行っちまいやがった。まったく言いたい放題行った挙句に調子のいいやつだ」

9202/2:2011/06/04(土) 21:59:44 ID:???
・・・一ヵ月後・・・

キーンコーンカーンコーン
タ「さあ授業終わった終わった。帰るとするか」
こ『あ、あの!』
タ「ん?このみ、どうした?」
こ『えっと、その・・・き、奇遇だね、こんな所で会うなんて!』
タ「いや、同じ学校に通ってるんだから全然奇遇じゃないだろう・・・」
こ『もう帰るの?』
タ「ああ、そうだけど・・・?」
こ『へぇ〜。部活もしてなければ一緒に帰る友達もいないなんて、暗い青春だなぁ』
タ「やかましい!・・・お前だって似たようなもんだろーが」
こ『ボクの場合は理由があるの!・・・でもまあ、それも今日で終わりだけど。バイトももうしなくていいし』
タ「そうなのか?なんでバイトもうしなくていいんだ?」
こ『うっさい!タカシには関係ないの!(///)』
タ「顔真っ赤にするほど怒らなくても・・・orz」
こ『こ、これは怒ってるからじゃなくて(///)・・・って、そんなことどうでもいいでしょ!はい、これっ!』
タ「え?何?・・・なんだ、これ?」
こ『その・・・えっと・・・ごにょごにょ・・・』
タ「何?後半聞こえなかった・・・」
こ『た・・・誕生日おめでとー!バカシ!!(///)』
タッタッタッ
タ「へ?誕生日!?・・・ってまたさっさと行っちまいやがった」
タ「それにしても、これってもしかして誕生日プレゼント・・・?あいつ、まさかこのためにバイトを・・・?」
タ「なんだよ、照れるじゃねーか(///) で、何が入ってるんだろう・・・」
ガサゴソ
タ「なんだ?封筒が入ってるだけだ・・・いや、手紙がついてるな。どれどれ・・・?」

手紙『お誕生日おめでとう。渡し忘れてたけど、新聞契約のオマケの割引券と福引券をあげます』
手紙『バイトで貯めたお金で明日から学校休んでハワイ旅行に行ってくるから、帰ってきたらノートよろしく。それじゃ!』

タ「・・・orz」

921以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/05(日) 10:35:07 ID:???
何か懐かしい匂いがする

9221/2:2011/06/11(土) 16:44:46 ID:???
ちょっと俺の話聞いてくれよ

たまにハンバーガー食うと凄く美味しく感じるじゃん?

その日俺はさ、無性にハンバーガー食いたくなったの

だからツンデレを連れてハンバーガーショップ行ったの

ツンデレはさ、最初は、太る、とか、またダイエットしなきゃ、とか喚いてたんだけど、店に近付くにつれ大人しくなんの

で、何だかんだでガッツリ注文すんの、あの娘

すかさず俺は、奢ろうか、って聞いたんだけど、これ位払えるわ、って怒られた

まぁその後は店内で仲良くお召し上がりになったんだけど

ツンデレ本当に美味そうに食うのな、見てる俺も気持良い食いっぷりで

けど食うの下手クソで頬はケチャップでベチャベチャになってんの

だから俺は指で拭ってやったの、そしたら口周り汚れてたのに気付いたみたいで

そんな慌てなくてもハンバーガーは逃げませんよ、ってお母さんみたいに言ったの、指舐めながら

ならツンデレは、犯された、とか言いだしてさ

他のお客さんもいるんだから勘弁してくれよって話

9232/2:2011/06/11(土) 16:46:09 ID:???
ちょっと私の話聞いて

たまにハンバーガー食べると凄く美味しく感じるらしいの

その日彼はさ、ハンバーガー食いたい、って言いだしてさ

彼にハンバーガーショップ連れて行かれたの

私はさ、また太っちゃう、って考えてたんだけど、お店に近付くにつれて何だかお腹空いてきてさ

何だかんだで食べることにしたの、ハンバーガー

で、注文したら彼が、奢ろうか、なんて聞いてきたんだけど、財布扱いしたくないし断った

まぁその後は店内で仲良くお召し上がりになったんだけど

彼本当に美味そうに食べるの、見てる私はもっとお腹空く位

けど彼食べるのはそこそこに、私の顔ジロジロ見てくるの

何だと思っていたら私の頬にケチャップ付いてたみたいで、彼は指で拭ったの、グイッ、って

まぁそこまでは冷静でいられたんだけど、あろうことか彼はケチャップ付き指を舐めやがってさ、奴は素でああいうことをするの

今までも散々恥ずかしい思いさせられてきたし仕返しに、犯された、ってお店の内で言ってやった

そしたら彼、ちょっと何言ってんの、って慌ててさ、いい気味って話

924以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/11(土) 21:35:18 ID:???
>>923
GJ

925以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/19(日) 15:08:04 ID:???
タ「"すきだぜ ちなみ つきあってくれ!"・・・よし、送信、と」
タ「うぉぉ!ちなみに告白メールだしちまった!返事が待ち遠しいぜ」
プルルルル
タ「おっ、電話だ。早速ちなみからかな?・・・もしもし」
か『ちょっとタカシ!アンタ何やってんのよ!!』
タ「か、かなみ!?どうしたんだ?一体・・・」
か『どうしたんだ?じゃないでしょ!ちなみ宛のラブレターを私に送ってくるなんてどういう了見よ!?』
タ「え!?な、なんだって!?・・・本当だ、送信先間違えてた・・・orz」
か『まったく、どこまでバカなのアンタは・・・。一番やっちゃダメなことでしょ!』
タ「う・・・返す言葉も無い」
か『大体、この低IQ丸出しの文は何よ!句読点ぐらい使いなさいよね。こんなので文学少女のちなみが振り向くと思ってんの?』
タ「すいません・・・」
か『そもそもこんな大事なこと、メールじゃなくて直接言うべきでしょ!?』
か『それ以前に、アンタから急に言われたって向こうも戸惑うわよ』
か『まずはちなみの好きな本をきっかけに話し始めるとか、手順ってのを考えなさいよね』
か『ホント、アンタは女心ってものを全然わかってないんだから。だからバカシって言われるのよ』
タ「そうだったのか・・・すまんかった。そしてアドバイスthx!そのとおりやってみる!んじゃ!」
ガチャッ

か『ホント、全然わかってないんだから・・・ばか・・・ぐすっ・・・』

926以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/19(日) 16:28:36 ID:???
失恋だとゴラアアアアアアアアアア!!

927以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/19(日) 20:41:49 ID:D54wChMw
>>923
あんたの様式ってすごい好きだわ
GJっす!

>>924
傷心のかなみさんを慰める役はいただいた

928以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/19(日) 20:54:27 ID:???
>>925
切ない、けどGJ

929以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/26(日) 01:42:11 ID:???
お題作成機:ダウナー、告白、ケーキ

いつからかお決まりになった「手作りお菓子の実験台」にするため、今回もあいつの家に向かう
そう、「お決まり」なのだけど、今回だけはちょっぴり違うことを試してみた
ショートケーキのスポンジの間。苺の置き方を少しだけ。その、文字っぽく、置いてみた
………スキ…、って見えなくもない、かな?
「鈍感なあいつは、気付かないだろうな…」誰が気付けるというのだろう
直接言えない小さな私の小さなプライド。何の利があるかも分からない、優位とやらに立つ為の工作
こんなことをしたせいで、いつも普通に立てる玄関先で心臓バクバクさせているくせに、バカバカしい矛盾
だいたい気付かれなかったら不機嫌になるくせに…我ながら身勝手で酷い細工をしたものだ
………………………………………………………………………………………………………………………………
「いつもより美味しい気がする」と言われた。いつものお菓子も美味しいけど、と後から付け足されて
ひねくれ者の私はそこを突いてあいつを困らせる。でないと、文句でも言ってないと、頬が緩んでしまう
自分の行為も卑怯だと思うけど、不意打ちなんて卑怯すぎだ。どうしよう、とても、とても嬉しい……!
………………………………………………………………………………………………………………………………
あの後、結局何の進展も無く、いつものように悪態をついて出て来た
「でも、次はきっと………やっぱその次、いややっぱり次の次の次…かな?」
まだ少し浮かれたまま、いつ使うか全く分からないチョコペンとプレートを下見に向かう私だった
http://beebee2see.appspot.com/i/azuYyP-PBAw.jpg

なにかのエラーですってなんだよ!もういい、エロい落書きして寝る!

930以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/26(日) 01:46:12 ID:???
卑怯だと思うけど、

不意打ちなんて
の間に
絶対細工には気付いてないんだろうけど
を入れ忘れた…

931以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/26(日) 02:14:27 ID:???
良き哉

932以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/10(日) 22:37:06 ID:???
タ「かなみ、おはよー」
か『あ、タカシ。おは・・・えぇぇぇ!?』
か『(タカシ、社会の窓開いてる・・・///)』
タ「ん?どうした?俺の顔に何かついてるか?」
か『え?べ、別になんでもないわよ!アンタの顔なんか何もついてるわけないでしょ!』
か『(しかも白のブリーフとか、今時高校生にもなってあり得ないでしょ・・・///)』
タ「いや、目鼻口ぐらいついてるだろう・・・」
か『アンタの目鼻口なんかへのへのもへじで十分よ』
か『(どうしよう・・・このままじゃタカシのおぱんつが衆目に晒されちゃうし・・・)』
タ「ひでぇなorz」
か『(なんとかさりげなく知らせないと・・・)』
か『と、ところで、”開かれた社会”についてどう思う?』
か『(よし!我ながらさりげない比喩だわ。これでタカシも気付くはず・・・)』
タ「そうだなあ。国民に開かれた透明性の高い政治が必要だよな」
か『(って、なに普通に返してんのよ!このバカシ!!)』
か『そうよねぇ。”真っ白な布”のようなクリーンな政治が大事よね』
か『(今度こそ気付くわよね・・・)』
タ「ああ。国民のために今本当に何が必要なのかを考えなきゃいけないよな」
か『(なんでまたまともに返すのよ!アンタのために今本当に何が必要なのか考えなさいよね!)』
か『(それにしても、タカシって結構大きい・・・/////)』
タ「かなみ、どうしたんだ?顔が赤いぞ。・・・まさか、梅雨が明けて暑いから熱中症か!?」
か『え?違・・・』
タ「熱中症の場合は、衣服を緩めて日陰で休むのがいいんだっけか?早くかなみを木陰に・・・」
か『ちょ、ちょっと・・・』
委「別府君・・・ズボンのチャックを下ろして椎水さんの制服のボタンを外しながら体育館裏に向かっているとは、なんという破廉恥な・・・」
タ「い、委員長・・・違う!誤解だ!」
委「何が誤解なの?どう見ても椎水さんを手込めにしようとしているようにしか見えないけど・・・」
タ「違うんだ!これはかなみの熱中症を治すために・・・」
か『だから、熱中症じゃないって言ってるでしょ!』
か『顔が赤いのはその・・・違うのよ!?熱中症じゃないけど、タカシにお熱ってわけでもないんだからね!?(///)』
委「椎水さんは色々な意味で落ち着きなさい・・・(汗)」
か『開放的な政治の話をする前に、タカシの開放的なお股をなんとかしなさいよね!(/////)』
委「椎水さん・・・アナタ本当に平成生まれ・・・?」

933以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/10(日) 22:54:16 ID:???
GJ!
タカシアホだww

934以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/10(日) 23:06:09 ID:???
タカシブリーフかよwwwww

あと、モブの委員長って何か新鮮な感じがする

935以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/12(火) 00:23:14 ID:???
タ「かなみ、おはよー」トントン
か『あ、タカシ。おは・・・』プニュ
タ「はっはっはっ!引っかかったwww」
か『アンタねぇ・・・肩を叩いて振り向かせて、その振り向いた頬に人差し指突き立てるなんて子供じみた悪戯やめなさいよね!』
タ「じゃあ大人じみた悪戯ならいいのか?」
か『え?・・・ダ、ダメに決まってるでしょ!(人前では///)』
委「はいはい、二人とも朝っぱらから恥ずかしいやりとり禁止!」
か&タ『「え〜〜〜」』
委「予鈴鳴ってるのに何やってるのよ。・・・リア充氏ねっ(ボソッ)」
タ「え?ごめん、後半よく聞こえなかったんだけど・・・」
委「な、ななななんでもないわよ!?(///)」
キーンコーンカーンコーン
委「ほら、チャイム鳴ったから早く席について!」
か『は〜い』
ガラガラガラ
先「皆さん、おはようござ・・・」ボフッ
先「ケホッ、ケホッ!誰ですか!?戸の上に黒板消しを挟んでおくなんて子供じみた悪戯をするのは!」

(以下繰り返し)

936以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/12(火) 00:26:56 ID:???
>>935
委員長にもイタズラ仕掛けてくれwwwww

937以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/12(火) 00:52:34 ID:???
タ「委員長、おはよー」トントン
委『あ、別府君。おは・・・』プニュ
タ「はっはっはっ!引っかかったwww」
委『別府君・・・私にまでそんな悪戯をするなんて、おふざけも度が過ぎているわよ?』
タ「いや、これはクラスメートの>>936がやれって言うから・・・」
委『別府君も>>936君も、生徒指導の先生に言いつけてしっかり指導していただくようにお願いしておくわ』
タ「そ、そんなぁ・・・ごめん!このとおり!もうしません!!」
委『・・・わかったわ。先生にいいつけるのはやめてあげる』
タ「ほっ・・・」
委『その代わり・・・私がたっぷりお仕置きしてあげるから・・・( ̄ー ̄)』

938以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/15(金) 00:20:01 ID:???
か『タカシ!委員長にお仕置きされたって本当!?』
タ「ああ、かなみ。本当だけど・・・」
か『ろうそく?ムチ?まさか、三角木馬!?(///)』
タ「なんだそりゃ?違うよ」
か『な〜んだ。ちぇっ』
タ「"ちぇっ"てなんだ・・・。円周率100万桁覚えさせられたんだよ」
か『100万桁!?覚えたの!?』
タ「覚えられるかよwww "3"までが精一杯だな」
か『なによそれ・・・せめて"3.14"までは覚えなさいよ』
タ「ゆとりなめんな」
か『アンタねぇ・・・そんなことだからいまだにブリーフなのよ』
タ「なんだと!?お前だってくまさんパンティーじゃねえか!」
か『ど、どうして知ってるの!?(///)』
タ「え?冗談だったんだけど・・・本当にそうなのか?」
か『!!!(/////)』
委『椎水さん、くまさんパンティーは校則違反だから、ここで没収よ?』
か『うそぉ!?』
委『嘘。』
か『な〜んだ。ちぇっ』
キーンコーンカーンコーン
か『あ、チャイム鳴ったから席につかなくちゃ』スタスタスタ
委『別府君』
タ「は、はいっ!」
委『今日は、自然対数の底を覚えてもらうから』
タ「うそぉ!?」
委『本当。』

939以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/15(金) 01:44:12 ID:???
>>938
かなみにまで意地悪するSな委員長に萌えちゃった

940以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/16(土) 00:34:29 ID:???
委『別府君、今日もうちに来るわよね?』
タ「い、嫌だぁ・・・」
か『ちょっと委員長!なんで最近タカシを誘ってんのよ!!』
委『子供みたいなことばかりして勉強しない別府君を、学級委員として指導しているだけよ』
か『そんなの学校で注意すればいいでしょ!?家に呼ぶ必要なんて無いじゃない!』
タ「ガクガクブルブル」
か『・・・女の子の家に招待されるという青春ポイント3ポイントは稼げるイベントが目の前にあるのに、なんでアンタはそんなに嫌そうなのよ』
タ「もう円周率も2の平方根も覚えたくないよぉ・・・」
委『大丈夫よ。今日は趣向を変えてフィボナッチ数列の第10000項まで計算してもらうだけだから』
タ「できるかぁ!」
か『"いちま○こう"だなんて、キャッ(///)』
委『椎水さん・・・(汗)』
か『とにかく!そんな理不尽なことでタカシを拘束するなんてダメよ!!』
委『どうして椎水さんがそんなに別府君を庇い立てするの?お二人は特別な関係?』
か『べ、べべべ別にそんなんじゃないわよ!(///)』
委『じゃあ別に構わないじゃない』
か『だ、ダメったらダメ!タカシは今日はうちで源氏物語を全文暗記するんだからダメ!!(///)』
タ「・・・それも嫌なんですけど・・・」

941以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/16(土) 09:55:45 ID:???
>>940
委員長に強制的に円周率を覚えさせられる 青春ポイント-2ですな

GJ!!

942以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/18(月) 11:40:08 ID:???
タ「ブツブツブツ・・・」
タ「1.7320508・・・」
タ「春はあけぼの。やうやうしろくなりゆく山ぎは・・・」
タ「ブツブツブツ・・・」
か『ちょっと!委員長が無理数ばっかり覚えさせるから、タカシがますますおかしくなっちゃってるじゃない!!』
委『椎水さんも対抗して古典覚えさせているでしょう?お互い様よ』
か『ワタシは幼馴染みだもん!委員長はなんでタカシに絡むのよ。全然合いそうにないタイプなのに・・・』
委『だからこそよ。別府君はいいオモチヤなの』
か『オモチャ!?』
委『そうよ。別府君"で"遊んでいると飽きないもの』
か『いくらなんでも、その扱いはひどくない!?』
委『別に椎水さんには関わりのないことでしょう?』
か『関わりあるわよ!』
委『どうして?単なる幼馴染みなだけなら、別府君がどう遊ぼうが遊ばれようが関係無いじゃない』
か『だ、だって・・・タカシは子供の頃"僕はかなみとずっと遊ぶんだ!"って言って暗くなっても公園でワタシと遊んでて、挙げ句二人とも親に叱られたりしたし・・・(///)』
か『"おっきくなっても一緒に遊ぼう。オトナノアソビしようね"って言ってくれてたのに、本人は全然意味わかってなかったし・・・(///)』
か『べ、別にワタシがタカシと遊びたいわけじゃないんだからね!?タカシが言ったんだから・・・(///)』
委『何そのノロケ・・・。まあでも、子供の頃の話よね。今は別府君は私のモノよ』
か『"私のモノ"!?』
委『か、勘違いしないでよ?(///) あくまでもオモチヤとしてであって、男女の仲とかそういうことじゃないんだから・・・(///)』
委『別に、真面目キャラでみんなから敬遠されがちだった私に対して唯一屈託無く接してくれて・・・』
委『しかもほっぺにプニッていう悪戯されてドキドキしたからとか、そういうわけじゃ・・・ないから・・・(///)』
か『・・・』
委『・・・』
か『こうなったら最後の手段しかないわね。今日はワタシがタカシの家に行くわ』
委『あら、奇遇ね。私も同じことを考えていたわ』
か『じゃあ、どっちがタカシに上手く覚えさせるか勝負ね』
委『受けて立つわよ。なんなら、椎水さんにも覚えさせてあげる』
タ「えっと・・・今度は何を覚えさせられるんだ・・・?」

か&委『保健体育よ!!』

(省略されました・・全てを読むにはどこを押してください?)

943以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/18(月) 12:36:58 ID:???
画面中をクリックしまくった

944以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/18(月) 17:48:36 ID:???
>>942
御託はいい

早く続きを

945以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/19(火) 18:46:28 ID:???
とりあえず服脱いだ

9461/4:2011/07/20(水) 21:12:10 ID:???
【ツンデレに最近太ったんじゃないの?って言われたら】
 本屋をうろうろしてたら、ちなみがいたので頭をなでてみた。
「……これはびっくり。豚が私の頭をなでている」
 豚。てっきり人間だと思っていたのだけど、俺は豚だったのか。これは新事実だ。
「初めまして、人間改め豚です。……ところで、俺の豚語は通じているのでしょうか?」
「……普通の人間には通じないが、私は天才なのでだいじょぶ」
「それは幸い。ところで、俺の将来はどうなるのでしょうか? やはり出荷?」
「……どなどなどーなーどーなー」
 なんということだ。未来が何も見えない。
「……ていうか、太ったよね、タカシ」
「むぅ」
 豚ごっこは終わりのようで、ちなみは俺の腹を指でぷにぷにと押した。
「そんな一見して分かるほど太ってるか?」
「……一見しては分からないけど、タカシ研究家の私には分かる。……2kgは太ってるに違いない」
「人を勝手に研究するない」
 ちなみのほっぺをむいむい引っ張って抗議するが、まるで堪えた様子がない。
「……それで、実際はどのくらい太ったの?」
「知らん。体重計に乗る習慣がないもので」
「……全世界の女子に謝れ」
「ごめんなさい」
 とりあえず代表してちなみに謝ってみる。
「……あと、ジュースもおごれ」
「なんでやねん」
 ぺしんとちなみのおでこに軽くつっこむ。とはいえ、俺もノドは乾いている。……よし。
 おでこを押さえて不満げにしてるちなみに来い来いと手招きすると、何の疑いもない顔でふらふら寄ってきたので一緒に本屋を出る。そしてそのまま近くの喫茶店へ移動。
「……なんでやねんからのおごり。……やはりタカシは侮れない」
「俺もノド乾いたからね」
「……なるほど、こうしてブクブクと肥え太るのか」
「非常に不愉快です」
「……不愉快の人、パフェも頼んでいい?」

9472/4:2011/07/20(水) 21:12:32 ID:???
「ダメです」
「……タカシの好きな気持ち悪い萌え動作をしてやるから」
「そんな前置きをされて、どうして俺が喜ぶと思うのだ」
「……お兄ちゃん、大好き」
「よぅし、全メニューおごってやろう!」(なでなで)
「……やはりタカシは今日もダメだ。というか、ダメじゃない日がない」
 反論する材料が全くない。
「……まあ、全部おごられても食べきれないので、パフェだけにする」
 というわけで、俺はアイスコーヒー、ちなみはチョコパフェを注文する。待ってる間何するかなと思ってると、ちなみが俺のすぐ隣に移動してきた。
「どしました」
「……実測」
 もふっと横合いから抱きつかれた。
「……ふぅむ。やはりいつもより肉付きがあるように思える」
「こ、これはさしもの俺も勘違いをしそうだ!」
「……かんちがいしないでよね贅肉の量を測っただけなんだからね?」
 テンプレ通りなのにちっとも萌えない。チクショウ。
「……悲しそう。やーいばーかばーか」
「悲しさのあまり亜脱臼しそうだ」
「……亜人間だから?」
「普通の人間です! 亜じゃねえ!」
 コイツは俺のボケにボケを被せてくるから油断ならない。
「……タカシはゴブリンの間なら人気ありそう」
「亜から脱却したいです」
「……来世に期待?」
「そこまでのインターバルが長すぎるゼ……!」
 などとちなみにいじめられていると、注文の品が運ばれてきた。俺の前にアイスコーヒー、そしてちなみの前に、
「おおおおお……」
 パフェがででんと置かれる。あまりのオーラにちなみも思わず声が出ている。それにしても……美味そう感が半端ではない!
「な、なあちなみ。俺にも一口」
「絶対にあげない」

9483/4:2011/07/20(水) 21:12:55 ID:???
「…………」
「はぐはぐ。……おお、おおおおお」
 美味さに打ち震えている。一方こちらは悔しさに打ち震えています。
「タカシ、タカシ」
「な、なんだ? くれるのか?」
「……はぐっ。……ああ、おいしい」
 これみよがしに食べてるところを見せ付けられるだけでした。
「あの、ちなみさん。覚えてないかもしれないけれど、これ、俺のおごりなんだよ? なのに、俺には一口も食べさせてくれないの?」
「むぐむぐ。……あー」
 口を開けてアイスを見せるだけとか……!
「もむもむ。タカシのおごりのパフェはとてもおいしい」
「……ずずず」
 悔しさを紛らわすため、アイスコーヒーを飲む。うまい。……うまいけど! うまいけどさ!
「……食べたい?」
「いいのかっ!?」
「聞いただけ」
「…………」
「タカシの悔しそうな顔を肴に食べるパフェは格別だ。もぐもぐ」
 仮に怨念が質量を持ったら、俺は即それに潰され死ぬことだろう。
「……どしても食べたい?」
「今度こそ本当かっ!?」
「……しょがない。じゃあ」
「やったあ! さっすがちなみ、世界が誇る貧乳とはまさにこのことだ」
「…………。タカシの口にパフェが入ることはないと思え」
「しまった! なんたるチア! 俺って奴はいつもこうだ! どうして貧乳が褒め言葉ではないと学習しない!」
「……今日もタカシは通常運行だ」
「はぁ……しょうがない。潔く諦めよう」
 しょんぼりしたままアイスコーヒーを飲んでると、つんつんと服を引っ張られた。
「ん、なんだ?」
「……名案が浮かんだ」

9494/4:2011/07/20(水) 21:13:17 ID:???
「たぶんきっと絶対に名案じゃない」
「……まず、タカシが私を抱っこする。次に、私がパフェを食べる。その際、パフェが冷たいので私の体温が若干下がる。タカシは私を抱っこしているので、それを感じることができる」
「はぁ」
「……結果として、タカシもパフェを食べたのと同じ現象を味わうことができる」
「えええええ!? なんて無茶な理論だ! だがちなみを抱っこすることに異論はないので是非やろう」
「……明らかに別目的で私を抱っこしようとしている。これだからえろやろうは」
「なななんのことか俺にはさっぱり! ていうか言い出したのお前だろ」
「……なんのことか私にはさっぱり。……いーから早く抱っこしろ」
「なんていい台詞なんだ。録音したいのでもう一度お願いします」
「……一回百万円」
 そんなお金はないので、諦めてちなみを後ろから抱きしめる。
「ん、お前痩せたか?」
「……ちょこっと。暑いから。……でも、よく分かったね」
「お前が俺に抱きついて太ったかどうか分かるように、俺もお前を抱っこすりゃ分かるんだ」
「……頻繁に抱かれている」
「……いや、そうなんだけど。もうちょっと別の言い方だと人聞きも悪くないのでありがたいのですが」
「……頻繁に中に出され」
「明らかに別の方ですよね、それっ!?」
「……ふふん?」
「はぁ……いーから早くパフェを食え」
「……これだから早漏は」
「せっかち! せっかちって話ですよね!?」
「……やれやれ、そういう話になるとすぐあわあわする。……これだから童貞は」
 悔しいのでちなみのつむじをむぎゅーっと押してやる。
「……やめろ。背が縮みそうだ」
「中学生や小学生どころか、幼稚園児に間違われてしまえ!」
「……幼稚園児に性的いたづらをする性犯罪者として捕まってしまえ」
「ままならないなあ」
「……まったくだ。……もぐもぐ」
 そのような感じで、ぱくぱくとパフェを食べるちなみを後ろから抱っこしてました。

950以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/20(水) 21:43:06 ID:???
>>949
相変わらずおバカコンビwwwwww
でもちなみん可愛いwwwwww

951以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/20(水) 22:18:13 ID:???
>>949
相変わらず会話のテンポがいいw
そして俺もちなみん抱っこしてえ

952以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/20(水) 22:20:26 ID:???
>>949
GJ
仲いいなこの二人ww

すっごい今更だけど、ツンデレと甘えんぼうのwikiにリンク貼ってもいいかしらん?

953以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/20(水) 22:34:54 ID:???
>>952
こちらとしては問題ないです。どしどし貼ってください。
あ、IDが???になるので分からないと思いますが、上の変なの書いた人間です。亜人間ではないです!

954以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/20(水) 22:42:59 ID:???
>>953
ありがとうございます
それじゃ遠慮なく!

955以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/21(木) 13:08:47 ID:???
タ「はぁ〜・・・」
尊『なんだ、ただでさえ不景気な面のくせにため息なんかついて』
タ「こないだの模試も志望校の判定Eだったよ・・・ロト666も外れたし・・・もうダメだ・・・」
尊『ふんっ。どうせ社会の底辺にいる貴様が今更落ち込んでどうする』
タ「あぅ・・・orz」
尊『勉強は言わずもがな、スポーツもからっきし、見た目も存在感無し・・・これ以上落ち様が無いだろう』
尊『そんな下級人間が宝くじなんか買ってどうするんだ。当たるとでも思うのか』
タ「うぅぅ・・・」
尊『そもそもどこを志望したんだ?身の程を考えているのか?』
タ「○○大だけど・・・」
尊『え・・・? 私の志望校と同じじゃないか!?貴様の偏差値でなぜそんな所を志望するんだ』
タ「それは・・・尊と同じ大学に行きたいからに決まってるだろ・・・」
尊『なっ!?(///) バ、バカっ!き、ききき貴様なんかが私と一緒の大学に行けるはずなんかないだろう!?(///)』
タ「やっぱり無理なのかなぁ・・・俺なんかじゃ・・・」
タ「俺なんかじゃ、尊と一緒にいることはできないのかな・・・」
尊『・・・』
尊『ま、まあ、方法が無いわけでもない・・・ぞ(///)』
タ「本当か!?どんな方法だ!?」
尊『そ、それはその・・・なんだ・・・つまり・・・(///)』
タ「頼むよ。教えてくれよ」
尊『私がタカシの勉強を見てやれば、同じ大学に行くことも不可能ではないというか・・・(///)』
尊『しかも受験までの間も一緒にいられて一石二鳥というか・・・(///)』
尊『なんなら夜食も作ってやるというか・・・(///)』
尊『こう見えて、少しは料理には自信があるというか・・・(///)』
尊『べ、別に貴様に食べさせるわけに練習したわけじゃないというか・・・(///)』
尊『と、とにかく!今日からありったけの参考書を持ってうちに来い!いいな!!(/////)』

956以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/21(木) 17:45:48 ID:???
>>955
尊大さんもう結婚しちゃいなよ

957以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/21(木) 19:08:39 ID:???
デレが強過ぎて勃起した

958以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/21(木) 22:20:49 ID:???
>>955
GJ!!

そして俺は『・・・』から先が実はみこちんの妄想だったパターンも妄想して二度美味しかった

959以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/22(金) 08:52:59 ID:???
>>958
なんだお前それ最強だろうが

960以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/23(土) 10:20:20 ID:???
タ「はぁ〜・・・」
ち『……ただでさえ不景気な顔のくせに……ため息なんかつかないで。鬱陶しい……』
タ「聞いてくれよ、ちなみぃ。こないだの模試も志望校の判定Eだったよ・・・ロト999も外れたし・・・もうダメだ・・・」
ち『……ふん……どうせ社会の底辺にいるキミが……今更落ち込んでどうするの……』
タ「あぅ・・・orz」
ち『……勉強は言わずもがな……スポーツもからっきし……見た目も存在感無し……これ以上落ち様が無い……』
ち『……そんな下級人間が宝くじなんか買って……当たるとでも思う?……』
タ「うぅぅ・・・」
ち『……そもそもどこ志望?……身の程考えてる?……』
タ「○○大だけど・・・」
ち『……え……? ……私の志望校と同じ……キミの偏差値でなぜそんな所を……。……受験舐めてる?……』
タ「ち、違うよ・・・ちなみと同じ大学に行きたいからに決まってるだろ・・・」
ち『……却下……』
タ「即答ですか(汗)」
タ「やっぱり俺なんかじゃ・・・ちなみと一緒にいることはできないのかな・・・」
ち『……』
ち『……ち、違う……却下なのは……それじゃなくて……』
タ「へ?じゃあ何が・・・?」
ち『……秘密……』
タ「なんだよそりゃ・・・orz」
ち『……(そんな不意打ち……ずるい……絶対却下……///)
タ「あ〜、全然成績上がんねぇし・・・どうしたらいいかなぁ」
ち『……知らない……じゃあ、私はこれから図書室で勉強してくるから……』
ち『…………一番右奥の席で……勉強してるから……』
スタスタスタ
タ「ちなみ、本当に勉強好きだなぁ。わざわざ図書室行って勉強か」
ユーガットメール
タ「あ、メールだ・・・え?ちなみから?さっきまで喋ってたのになんで今頃メールしてくるんだ?」

件名:……無題

本文:がっつが足りない。ちゃ
   んと普段から勉強しないからこうなる。
   ばかであほなキミが急にあせ
   って勉強してもそんな簡単に
   てすとの点が上がるわけない。ばーか。

タ「・・・」
タ「・・・さぁて、なんか俺も図書室で勉強する気分になってきたなぁ・・・右奥の席なんか、しっかり勉強できそうだよな」

961以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/23(土) 11:49:28 ID:???
縦読みですか
GJ!!

962以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/24(日) 03:46:20 ID:???
ちなみんかわええ

963以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/24(日) 20:55:01 ID:???
縦読みとは……
コレは元気でる

9641/2:2011/07/25(月) 01:05:39 ID:???
・・・図書室・・・

タ「えっと、ちなみは・・・あ、いたいた」
ち『……回れ右……』
タ「え?(クルッ)こうか?」
ち『……そのまま振り返らず校門まで行って、真っ直ぐ帰宅……』
タ「待て待てwwwそんな邪険にしないでくれよ」
ち『……何しに来たの……』
タ「何って、デ○べっぴんでも借りに来たように見えるか?勉強しに来たんだよ」
ち『……喩えが古い……』
タ「いや、これは山田の兄貴の秘蔵品をこっそり回してもらったからで・・・ってそんなことはどうでもいいんだwww」
タ「ちなみ、勉強教えてくれよ」
ち『……なんで私が……』
タ「俺、ちなみの言うとおりばかであほだからさ・・・我流で勉強してもうまくいかないんだよ」
ち『……予備校でも行けば……』
タ「そんな経済的余裕、うちには無いんだよ。ダメ元で買った宝くじもやっぱり外れたし・・・」
ち『……』
タ「頼むよ、ちなみ」
ち『……』
タ「このとおり!お願い!!チョコパフェおごるから!!!」
ち『……そこまで言うなら……』
タ「おぉ!ありがとう!!神様仏様ちなみ様!!!」
ち『……やっぱり古い……稲○投手の頃ってキミのご両親すら生まれてないんじゃ……』
タ「こ、細かいことは気にするな(汗)・・・とにかく感謝する!」
ち『……勘違いしないで……べ、別にタカシのためじゃないから……(///)』
ち『……たまたまこの右奥の机が本棚の配置上2人席になってて……』
ち『……たまたま私も気分転換と自分の学習内容の確認を兼ねて、誰かと勉強してもいいと思っただけだから……』
タ「でも、この席で勉強してるって教えてくれたのはちなみじゃ・・・」
ち『……それ以上喋ると、このホッチキスで舌をとめます……』
タ「ごめんなさい・・・」

9652/2:2011/07/25(月) 01:06:10 ID:???
・・・2時間後・・・

タ「そうか、半角公式とか倍角公式は加法定理覚えてれば導出できたんだぁ」
ち『……3年になるまでそんなことも知らなかったなんて……今までどうしてたの?……』
タ「いやぁ、今まではテスト範囲の公式とか英文とかできる限り暗記して、なんとか凌いでたから」
ち『……そんなやり方じゃ、範囲の広い模試には対応できなくて当たり前……』
タ「だよなぁ・・・」
ち『……でも、それで凌げたってことは……ポイントを押さえる理解力は悪くないということ……』
タ「ん?ごめん。声が小さくてよく聴こえなかったんだけど・・・」
ち『……なんでもない……キミにはステゴザウルス程度の知能はあるという話……』
タ「いや・・・哺乳類でお願いします。それが無理ならせめて絶滅していない動物で・・・」
キーンコーンカーンコーン
タ「あ、下校時間だ」
ち『……じゃあ、私はこれで帰るから……』
タ「おぅ。今日はありがとうな。ちなみの教え方上手いからはかどったぜ。また教えてくれよ」
ち『……また会う日が来れば……』
タ「同じクラスじゃねーかwww明日も会うだろ」
ち『……さあ、どうだか……』
スタスタスタ
タ「行っちまった・・・やっぱ迷惑だったかなぁ、今日・・・」
ユーガットメール
タ「あ、メールだ・・・え?またちなみから?なんでさっきまで喋ってたのに後からメールしてくるんだ?」

件名:……Untitled

本文:まあ、やっぱりキミがばかであほだということはよくわかった。
   たいした問題じゃないのにあんなに苦労するなんて、
   あきれてものが言えない。
   しかたないから今日は勉強見てあげたけど、
   たまたま気分転換したかっただけだから。ばーか。

タ「・・・」
タ「・・・明日は、俺が先に行って席を確保しておこう」

966以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/25(月) 02:55:12 ID:???
ちなみん可愛いGJ!!



高校生の勉強とかもはや忘却の彼方の俺にはSSに反映出来ないのが辛いんだよなあ

9671/2:2011/07/27(水) 19:21:13 ID:???
・・・数ヵ月後・・・

タ「ちなみぃ!聞いてくれ!!模試で判定がCになったぞ!!!」
ち『……そ……』
タ「いや、一文字で済まされるのはあまりにも寂しいんだが・・・」
ち『……あっそ……』
タ「文字数増えてもやっぱり寂しいなぁ」
ち『……C判定じゃまだまだじゃない……』
タ「それはそうだけど、前に比べればはるかな進歩さ。この数ヶ月でここまで伸びるとは」
ち『……レベルが低いほど次のレベルまでの経験値が少なく済んで、レベルアップが早いだけ……』
タ「ぬなっorz」
ち『……パーティーの他のメンバーが十分強ければ、遊び人をレベル20まで上げるのが簡単なのと同じ……』
タ「つまりちなみと俺とはパーティーで、俺はこれから賢者になるってことだな。うんうん」
ち『……自分に都合のいい解釈をする男は、いつかアイドルと自分が結ばれてると勘違いしてストーカーになる……』
タ「怖い予言やめて下さい(汗)」
ち『……とにかく、まだまだ兜の緒を締めなきゃいけないってこと……』
タ「まあそうだな」
ち『……で……まだ約束のチョコパフェ……おごってもらってない……』
タ「む、覚えてやがったか」
ち『……当然……じゃなければ誰がタカシなんかと勉強を……』
タ「なんか悲しいことを言われてる気がするけど、約束だから仕方ないな。今日はパーッと行くか!」

・・・喫茶店・・・

ち『……はむっ……もぐもぐ……』
タ「さっきからずっと無言で食ってるけど・・・パフェ嫌いなのか?」
ち『……逆……好きだからこそ一心不乱で食べてるの……』
タ「なるほど。そんなに美味いか?」
ち『……うまうま……おごりならなおさら……』
タ「メッシー君ってこんな気分なのかOTZ」
ち『……ふぅ……ごちそうさま……』
タ「しかしこんな大盛りよく食ったなぁ。太るぞ?」
ち『……私は……太らない体質だから……』
タ「そうなのか。いいなぁ」
ち『……あれ?……お約束の"だから貧乳なのか"攻撃が来ない……』
タ「いや・・・さすがにそんなセクハラ発言できないって」
ち『……ふぅん……』
タ「な、なんだよ・・・」
ち『……貧乳は嫌い?……』
タ「いえ、大好きですが」
ち『……じゃあ私に近づいたのは……体目当て?……』
タ「どうしてダウナーキャラってのはこうなんだ・・・○| ̄|_ 」
ち『……キャラとか言わないで……安っぽいから……』
タ「近づいたも何も、うちの学校で数少ない中学の頃からの同級生だろ!?」
ち『……そうだったっけ……空気みたいな存在だから忘れてた……』
タ「どうせ俺は存在感ねーよ(泣)」

9682/2:2011/07/27(水) 19:21:51 ID:???
ち『……まあそれは置いといて……C判定程度じゃもっと勉強しないと……』
タ「そうだよな。もっと勉強しなきゃな」
タ「でも、やっぱちなみのおかげだよ。俺一人で勉強してたら嫌になって投げ出してたと思う」
タ「ちなみの教え方、ホント上手いと思うぜ?俺がついて行けるギリギリのペースで的を絞って教えてくれるから、頭に入りやすいし」
タ「こんなアホによく我慢して教えてくれてると思うよ」
ち『……まあ……たまごっち育てるような感覚?……』
タ「相変わらず容赦ない上に、ちなみの喩えは古いなぁ」
ち『……キミにだけは言われたくない……』
タ「とにかく、これからも頑張ろうぜ!」
ち『……頑張らないと届かないのはキミだけ……私は順当なペースだから……』
タ「おぅぅ、ズバッと言いやがったorz」
ち『…………同じ大学…………行くんだから…………ね?(/////)…………』
タ「ん?すまん、また声小さくてよく聞こえなかった」
ち『……なんでもない(///)……じゃあ……そろそろ帰って勉強しないと……』
タ「ああ、それじゃ帰るか」
ち『……今日はごちそうさま……じゃ……』
タ「またな」
ユーガットメール
タ「あ、メールだ・・・またちなみかよ。なんで別れたすぐ後にメールしてくるんだ」

件名:……件名無し

本文:いがいだった、ほ
   っんとにおごってくれるとは。これからも
   しばしばおごらせてあげてもいい。体格がひょろひ
   ょろしてて蓄えられないから、脳の糖分補給はマメにしないといけないの。常
   にうまうまなもの食べないといけないんだから。ばーか。

タ「・・・」
タ「今日のは一段と苦しいなぁ・・・」
タ「まあ、そういう所がかわいいから大学でも一緒にいたいんだけどな・・・(///)」

969以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/27(水) 22:30:23 ID:???
ちなみんはかわいいなあ

970以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/28(木) 11:19:35 ID:b3oxyrfs
ああ立て読みか、いいなぁ

9711/2:2011/07/28(木) 23:40:33 ID:???
・・・更に数ヵ月後・・・

タ「ちなみぃ!こないだの模試でB判定まで上がったぞ!!」
ち『……へぇ……』
タ「いや、別にトリビアじゃないんだから、もうちょっとリアクション欲しいんだが」
ち『……めんどくさい……"めんどくさいお化け"が出る……』
タ「それを言うなら"もったいないお化け"だろ!?また古いネタを・・・」
ち『……まあ、それぐらいめんどくさいってこと……』
ち『……キミの判定になんか、味の素の瓶の中に何粒入ってるかよりも興味が無いから……』
タ「・・・そうか、よくわかった」
ち『……え?……』
タ「ちなみはやっぱ俺のことなんかどうでもいいんだよな。俺はちなみのおかげだと思って感謝してたのに」
ち『……え?……ええっ?……』
タ「もういいよ。ちなみと同じ大学には行かない。勉強ももう見てくれなくていい」
ち『……いや……あの……』
タ「じゃあな」
スタスタスタ
ち『……(ポツン)……うそ……どうしよう……ツンツンしてたら怒らせちゃった……』
ち『……』
ち『……謝らないと……』
カコカコカコ

件名:……no title

本文:ごくろうさん。
   めんどくさいって言ったぐらいで、そ
   んなに怒らなくてもいいのに。
   なんか、本当にバカね。キミは。
   さっさと図書室に来なさい。
   いっしょにまた勉強するんだから。ばーか。

ち『……』
ち『……削除……』
ち『……メールじゃダメだ……直接謝らないと……』
タッタッタッ

タ「ったく、ちなみの奴は」
ち『……タ、タカシ……はぁはぁ……』
タ「ちなみ!?どうした、そんなに息切らせて・・・」
ち『……ぜぇぜぇ……ちょっと待って……』
ち『……はぁはぁ……』
ち『……ふぅ……あ、あの……』
タ「・・・なんだよ。今更なんか用かよ」
ち『……その……えっと……』
タ「・・・」
ち『……ご、ごめんなさい……』

9722/2:2011/07/28(木) 23:41:11 ID:???
タ「ちなみ・・・?」
ち『……あれは……本心じゃなかったの……』
ち『……なんか……キミを誉めるのが恥ずかしくて……つい憎まれ口が……』
ち『……それに、私のおかげって言われたら……もっと恥ずかしいし……(///)』
ち『……本当にごめんなさい……』
タ「・・・」
タ「ぷっ・・・」
ち『……え?……』
タ「はっはっはっ!うっそぴょ〜ん!!」
ち『……な、なに?……嘘?……』
タ「引っ掛かったなwww怒ってなんかねーよ。ちょっとからかってみただけさ」
ち『……そ、そうなの?……』
タ「いやぁ、まさか走って追いかけてきてくれるとは思わなかったけど」
ち『……良かった……(ポロッ)』
タ「え?」
ち『……本当に……怒ったのかと思っちゃった……ぐすっ……』
タ「ち、ちなみ?」
ち『……私……タカシに嫌われたらどうしようって……ひっく……ぐすっ……』
タ「すまん、まさかそんなに泣くなんて・・・」
ち『……えぅぅ……』
タ「悪かった!このとおりだ!!これからはパフェだけじゃなくケーキセットもおごるから許してくれ。な?」
ナデナデ
ち『……ほんと?……』
タ「ああ、約束する」
ち『……』
ち『……ふっふっふっ……』
タ「・・・へ?」
ち『……じゃあ、早速喫茶店へGo……』
タ「もしかして・・・嘘泣き?」
ち『……当然……キミのために流す涙なんてないから……』
タ「うがぁぁぁ!騙しやがったなぁ!!」
ち『……ふんっ……これでお・あ・い・こ……』
タ「くそぅ・・・それにしてもリアルな泣き顔だったな」
ち『……え、演技には自信あるから(///)……そんなことより、早く喫茶店に行こ?……』
タ「わ、わかったよ・・・」
ち『……それと、さっきの頭触るやつ……これからちょくちょくやってもいいから……』
タ「え?ああ、頭撫でたことか」
ち『……わ、私の成績にあやかるためだから……べ、別になでなでして欲しいわけじゃないから……(///)』
タ「そっかそっかwwwでは早速」
ナデナデ
ち『……(///)』
ナデナデナデ
ち『……(/////)』
ナデナデナデナデ
ち『……ちょ、ちょっと……やりすぎ……はぅぅ、もうらめぇ……(///////)』

973以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/29(金) 02:05:56 ID:???
|з・`)b グッ!!

974以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/29(金) 07:26:23 ID:???
GJ!!

デレても強がるのっていいよね

975以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/29(金) 19:26:36 ID:???
腐っても鯛みたいな

9761/2:2011/08/01(月) 19:38:51 ID:???
リ『一体どういうわけですの?屋上などにワタクシを呼び出すなんて・・・』
リ『本来、ワタクシはアナタのような庶民が気安く話しかけて良い身分ではございませんのよ?』
タ「ごめん。実は折り入って話があるんだけど・・・その前に、人払いをお願いできないかな?」
セ「なにっ!?遠縁の親戚が英国のヘル○ング家で執事をやっているこのセバスチャンの存在に気付くとは!」
タ「いや、学校の屋上でバンブーカモフラは逆に目立つって・・・怖いし」
リ『仕方ございませんわね・・・セバスチャン、下がっていて頂戴』
セ「はっ・・・」
スタスタスタ
リ『それで、話とおっしゃいますのは何ですの?』
リ『(このような所でわざわざ話す内容と言えば・・・ま、まさか愛の告白!?///)』

 タ「貴女を愛しているのです。その証としてこの指輪を贈ります。受け取って下さいますね?」
 リ『まあ、素敵な指輪・・・(///)』
 タ「嗚呼!なんということだ!!貴女の美しさの前には、その指輪の輝きも褪せて見えてしまいます」
 リ『そ、そのようなこと(///)・・・お上手ですのね。今まで何人の女性をそのようにして口説いてらっしゃいましたの?』
 タ「何をおっしゃいます!このようなことを申し上げるのは貴女が初めてなのです!!」
 タ「貴女への想いでこの胸が張り裂けそうなのです・・・貴女は本当に罪な人だ」
 リ『・・・(///)』
 タ「さあ、愛の接吻を・・・」

リ『(・・・というような展開になってしまったらどうしましょう///)』
リ『(いけませんわ!ワタクシは神野家を背負っていかなければならない人間・・・)』
リ『(そのワタクシに相応しいのはやはり相応の家柄の殿方・・・)』
リ『(でも、政略結婚で嫌な相手と結婚させられたら・・・)』

 神父「アナタハ、コノ女性ヲ妻トシ愛スルコトヲ誓イマスカ?」
 相手「誓います」
 神父「ヨロシイ。デハ、アナタハコノ男性ヲ夫トシ愛スルコトヲ誓イマスカ?」
 リ『ち、誓いま・・・』
 バタンッ!!
 タ「ちょっと待った!」

 神父「ナ、何事デスカ!?」
 リ『タカシ・・・!?』
 タ「リナ!迎えに来たぞ!!」
 相手「君!神聖な結婚式の最中だぞ!?無礼じゃないか!!」
 タ「どけ!リナ、さあ行こう!!」
 ダキッ
 リ『きゃっ!?・・・お姫様抱っこなんてそんな・・・(///)』
 タ「もう君を離さない!」
 リ『タカシ・・・(///)』
 タ「さあ、愛の接吻を・・・」

リ『(・・・い、いけませんわ!///・・・接吻なんてそんな・・・/////)』
リ『(ああっ!ダメですわ!!舌までなんて・・・///////)』

9772/2:2011/08/01(月) 19:39:29 ID:???
タ「あのぉ・・・?」
リ『はっ!?』
タ「自分の指なんか咥えて、さっきからどうしたの?」
リ『な、ななななんでもございませんわ!(///)・・・それで、お話というのは・・・』
タ「実は・・・」
リ『・・・(ゴクリ)』

タ「実は・・・ノート見せて欲しいんだ!」
リ『・・・』
リ『・・・は?』
タ「いやぁ、いつもちなみにノート見せてもらってたんだけどさ」
タ「最近 "自分でノートもとれないから模試の判定が上がらない" って言って見せてくれないんだよ」
タ「でも明日小テストだから、勉強しないとヤバイし・・・」
タ「そこで、ちなみと並ぶ成績優秀者である神野さんのノートを是非拝見したく!」
リ『折り入って話って・・・そのようなこと・・・ですの?』
タ「そのようなことって言っても、俺にとっては一大事なんだ!」
リ『・・・』
リ『・・・(怒)』
リ『・・・セバスチャン』
セ「はっ」
リ『この男の処分は任せますわ』
セ「かしこまりました」
タ「へ?処分って・・・」
セ「バンコラン少佐の所に送られるか、兄貴の所に送られるか、好きな方を選べ」
タ「どっちも嫌ぁぁぁぁぁ!(泣)」

(省略されました・・全てを読むにはあそこを押してください)

978以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/01(月) 23:30:59 ID:???
ちなみの名前なんか出すから……(-人-)ナムー

979以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/02(火) 23:07:22 ID:???
今日は年に一度のパンツの日。パンツの日。
この手の下ネタに弱いツンデレさんにパンツの色を聞いてみることにした。

とりあえずノリのいい友子のリアクションを見せてから本命に聞くことにした。

男「よぉ友子、今日はパンツの日だな、パンツの色は何色だ?」
友「いやね、別府君、さっき見たでしょう。」
男「・・・ん?」
山「・・・ん?」
ツ「・・・ん?」
男「いや、まてこれは友子の策r(ry・・くぁwせdrftgyふじこ」

なんていうツンデレでもなんでもない内容が浮かんだ。

980以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/02(火) 23:12:53 ID:???
>>979
その後かなみさんが怒り、山田が真っ白になるんですね

981以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/03(水) 07:23:40 ID:???
つ・ツンデレに月曜の朝くらいシャキっとしなさいよねって言われたら

「いや、無理だろ……ぐー」
『あんったねー、良いから早くベッドから出ろ!』
「……月曜日も休みなら良いのに」
『そしたら今度は火曜日を恨み始めるだけでしょ』
「そりゃそうか……ぐー」
『寝るな! 早く起きて貰わないと私まで遅刻するじゃない!』
「ここは任せろ、先に行けー」
『それは嫌、小母様にお願いされてるもの。一度した約束は守らないと気が済まないわ』
「……ちゅーしてくれたら起きる」
『…………は?』
「女の子にちゅーして貰えたら、嬉しさの余りに目を覚ますと思うー」
『何、バカな事言って――』
「おやすみー」
『ああ、もう! ……き、今日だけだからねっ! 小母様との約束があるから仕方なく、仕方な〜〜くだから!』
「はいはい、早くー」
『……絶対に目を開けちゃ駄目よ。あと顔、こっち向けて』
「んー? 何で?」
『そっぽ向かれてたら、しづらいでしょーが……』
「よく分からんが、ほい」
『ふぅー……じゃあ、行くわよ!』
「おー」
『すー……はー……ほ、本当にやるからね!』
「んー? 頬にちゅーして貰うだけだから、そんなに確認しなくて良いと思うー」
『………………』
「え、何? 急に殺気が――うごぉ! ……お、おまっ……げほっ……腹に……」
『ほら、起きたでしょ? 早く準備しなさい、ふんっ』

982以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/03(水) 16:35:27 ID:???
そこはモーニングスタンダップを見つけたツンデレさんがモンスタンにキスするとこだろJK

983以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/04(木) 20:14:40 ID:???
>>979
とっさにそんなリアクションできる友子さん、ノリ良すぎwww

>>981
最後にもう一度ツンツンする展開、好きです。GJ!

>>982
えっちなのはいけないとおもいます!
↓みたいに健全であるべき。

984以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/04(木) 20:15:13 ID:???
タ「山田〜、聞いてくれよ」
山「どうしたお?タカシ」
タ「実は昨日変な夢見ちまってさぁ。尊が・・・」
尊『私がどうかしたのか?』
タ「み、尊!?な、なんでもない!なんでもないから!!」
尊『なんでもないことはないだろう。山田には聞いてくれと言っておきながら』
タ「い、いや、尊には関係ないから・・・」
尊『私の名前を出しておいて関係ないわけあるか!』
タ「でも・・・」
尊『貴様の夢になんか興味は無いが、私の名前が出てきたら気になるだろう。さあ言え!言わなければこの村正で叩き斬るぞ!!』
タ「わ、わかったよ・・・でもこれはあくまでも夢だからな?聞いても怒らないでくれよ?」
尊『わかったから早く言え』
タ「実は、昨日の夢に尊が出てきたんだよ」
尊『う、うむ・・・(タカシの夢に私が?///)』
タ「それでさぁ、なぜか俺と剣道の試合やってるんだよ。胴着は着てるけど防具付けない状態で」
尊『(な、なんだと・・・?)』
タ「以下はその再現シーン」

 タ「はっ!」
 パーンッ!
 尊『なに!?竹刀を弾き飛ばされただと!?』
 タ「勝負あったな」
 尊『くっ・・・わかった、私の負けだ・・・』
 タ「じゃあ約束どおり、負けた方は勝った方の好きにされるということで・・・」
 ソソッ
 尊『!?・・・や、やめろ!胴着の襟元から手を入れるな!!(///)』
 タ「ほほぅ、下着は付けていないのか」
 尊『う、動きを妨げるから・・・きゃっ(///)』
 タ「なるほどなるほど。では下の方は・・・」
 ゴソゴソ
 尊『ひゃだっ!そ、そこは・・・(///)』
 タ「なんと!下も穿いてないとは!!』
 尊『それは・・・この方が余計な拘束が無くて身軽だから・・・あんっ(///)』
 タ「しかも生えてないとは!!」
 尊『試合前はいつも剃って身を清めて・・・はふぅん(///)』
 タ「中々いい声で鳴くじゃねぇかwwwじゃあ準備も万端ということで・・・」
 尊『や、やめ・・・(///)』
 タ「よいではないかよいではないか」
 尊『あ〜れ〜!』

タ「・・・というわけだ」
尊『・・・(ワナワナ)』
タ「あれ?み、尊さん・・・?」
山「じゃ、じゃあ俺は次の授業の準備があるからもう行くお!」
スタコラサッサ
タ「ま、待て!逃げるな!!・・・行きやがった」
尊『・・・(ピクピク)』
タ「いや、あの・・・落ち着いて?ほら、怒らないって言ったでしょ?ね?(汗)」
尊『問答無用!成敗してくれる!!』
タ「うわぁぁぁ!だから怒るなって言ったのに!!嫌ぁぁぁぁ!!!」
尊『うるさいうるさいうるさい!夢であろうがそんな破廉恥なことを考える貴様の思考自体が許せん!!覚悟しろ!!!』
タ「うわぁぁぁぁ!」

尊『(まさか、私の昨晩のG行為中の妄想と同じ夢を見るとは・・・/////)』

985以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/05(金) 08:26:42 ID:???
むっつりみこちんかわゆし

986以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/06(土) 22:19:14 ID:???
タ「・・・う〜ん、いちいちディスクをDVDドライブに入れて起動するのめんどくさいなぁ」
タ「やっぱイメージ化してマウントしてしまった方がいいか」
ち『……何言ってるの。昔のエロゲはFD十数枚組でイベントのたびにディスク入れ替えないといけないとか当たり前だったんだから……』
ち『……そのおかげで、ディスクにアクセスする音が聞こえただけでイベント発生するのがわかってドキドキしたんだから……』
タ「そんな昔のことなんで知って・・・って、どわぁぁぁ!」
ち『……うるさい……顔の傍で叫ばないで……』
タ「ちなみ!お前、何やってんだよ!!」
ち『……きっと何者にもなれないお兄ちゃんが、昼間から部屋に篭ってるから心配になって……』
タ「嘘をつけ!・・・また俺をゆするつもりか」
ち『……人聞きの悪い……妹にジェラートをおごるという萌えイベントを提供してあげてるのに……』
タ「だぁぁぁ!わかった!!後でおごってやるから部屋に戻れ!!!」
ち『……やだ……このゲームの続きが気になる……』
タ「どこの世界に、兄がエロゲやってるのを横で見物する妹がいるんだ・・・」
ち『……この時間軸では普通のこと……』
タ「お前はどこのホマンドーだ!」
ち『……それにしても、昼間からエロゲなんて……ちなみ、お兄ちゃんをそんな子に育てた覚えないよ?……』
タ「俺もお前に育てられた覚えはねぇ!・・・大体、お前だって人のこと言えないだろ?この腐女子が」
ち『……ちなみをそんじょそこらの腐女子と一緒にしないで……タラちゃん×イクラちゃんでもアナゴ×波平でもいけるクチなんだから……』
タ「節操が無い!てゆーか題材のチョイスもなんか変だっ!!」
ち『……とりあえずマウス操作はやってあげるから……お兄ちゃんは安心して右手と戯れてて……』
タ「バーロー!こんな時のために鍛えてある俺の左手をなめるな!!」
ち『……その情熱をもっと生産的なことに傾ければ……』
タ「それを言われると・・・って、そんなことはいいんだ!とにかく出て行ってくれ!!」
ち『……そんなにそのエロゲをやりたいの?……』
タ「やるために買ってきたんだから当たり前だろ!?俺は積みゲーにはしない主義だ!」
ち『……ふぅん……ちなみとヤるより、エロゲやる方がいいんだ……』
タ「・・・へ?・・・」
ち『……ちなみ、妬いちゃう……な……』
タ「いや、あの、ちなみさん?」
ち『……ちなみ、お兄ちゃんのこと……ずっと……(///)』
タ「ま、待て待て待て!・・・いきなり何を言い出すんだ!!(汗)」
ち『……ちなみじゃ……ダメ……?』
タ「いや、ダメというか、その、ほら、俺達兄妹だから・・・」
ち『……でも、義理だよ?……』
タ「義理でも何でも、お前は妹であって・・・あたふた・・・」
ち『……ぷっ……』
タ「・・・え?」
ち『……ぷぷぷっ……何本気になってるの?www……』
タ「お、おま・・・演技だったのか!?」
ち『……妹にせまられてドギマギしてるお兄ちゃん……これは傑作(藁……』
タ「騙しやがったな!?」
ち『……騙されたと思ってるということは……期待してたってこと……?』
タ「へ?・・・あ、いや・・・決してそういうわけでは・・・(滝汗)」
ち『……くすくす……まあ、ジェラートダブルで許してあ・げ・る……』
タ「うがぁぁぁ!何がジェラートダブルだ!!ジェラート2個以下の洗濯板のくせに!!!」
ち『……(プッツン)……』
タ「は!しまった!!」
ち『……貧乳disってんの?……』
タ「わ、悪かった!許して!!このとおり!!!」
ち『……自分だってジェラートのコーンでも余るポークビッツのくせに……こうしてやる……』
タ「やめてぇぇぇ!せっかくクラシックモードにしてるのに、WindowsをAeroにするのはやめてぇぇぇぇぇ!!」

ち『(……このゲームが巨乳モノだったら、アンインストールしてやるところなんだから……///)』

987以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/06(土) 22:24:00 ID:???
>>986
ワラタ GJ!

988以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/06(土) 22:39:08 ID:???
親が泣いてるぞw

989以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/06(土) 22:45:59 ID:dF8QdGvA
小悪魔っ子ちなみん可愛い

9901/2:2011/08/06(土) 23:04:40 ID:???
タ「う〜ん、この選択肢は迷うなぁ。こっちを選んだらかなみルートに行くんだろうけど、このみルートも捨てがたいしなぁ」
ち『……どうせセーブするんだから、どっちでもいいじゃない……』
タ「いや、感情移入してたらそんな簡単に割り切れるもんじゃ・・・って、どわぁぁぁ!」
ち『……だから、顔の傍で叫ばないでと何度言えば……』
タ「お前こそ、勝手に入ってくるなと何度言えばわかるんだ!」
ち『……ノックしたのに気付かないお兄ちゃんが悪い……』
タ「お前、俺がゲームしてる時の集中力を知らんな?」
ち『……何を偉そうに……その集中力を勉強にも向ければ……』
タ「だまらっしゃい!"好きこそ物の上手なれ"って言うだろ?」
ち『……エロゲに使う言葉じゃないと思う……』
タ「エロゲを馬鹿にするない!今やエロゲだって世界に誇るべき立派なカルチャーだ!!」
ち『……日本終わったな……』
タ「むしろ始まったと言ってもらおう」
ち『……親が長期出張中で家に義理の妹と二人きりだっていうのに……この甲斐性なしは……』
タ「何が甲斐性だ・・・お前と二人きりだからってイベントなんか発生しねーよ」
ち『……むー……やっぱりフラグが必要かな……』
タ「お前が"お兄ちゃんしゅきしゅき"みたいな態度とる時はいっつも何か裏があるからな。今度こそ騙されねーぞ」
ち『……そこまでわかってるなら話が早い……新しいカチューシャが欲しいんだけど……』
タ「直球だな!ストレートすぎるだろ!?」
ち『……買ってくれたらEv○rydayカチューシャつけてあげるかもしれないのに……』
タ「俺はA○Bよりスマ○レージ派だ」
ち『……それがシュタインズ・ゲートの選択か……』
タ「とにかく、ゲーム中なんだから出て行ってくれ!」
ち『……え〜、お兄ちゃんのけちんぼ……』
タ「そんな上目遣いで迫ってもダメ・・・うっ!?」
ち『……???……どうしたの?……』
タ「い、いや、なんでもない・・・」
ち『……急に目を逸らして……ぁゃιぃ……じぃーっ……』
タ「な、なんでもないぞ!?・・・合ってないブラなんかしてるから、カップが浮いて隙間から見えてるなんてことは決して・・・」
ち『……え?……』
ち『……(///////////////////////////////////////////)……』
ち『……き……きゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!……』
バンバンッ
タ「ま、待て!いたたっ!!俺のせいじゃないだろ!?」
ち『……反論禁止!……今すぐその目を抉り出してやるから……』
タ「わわわ!や、やめろ!!落ち着け!!!」
ち『……覚悟!……』
モッコリ
ち『……?……何??……何か当たってる……』
タ「いや、これはだな、お前が馬乗りになってパンツまで見えてるから、不可抗力で・・・」
ち『……!!!……』
ち『……(//////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////)……』
ち『……目を抉り出す前に……ちょん切るっ!……』
タ「それだけは勘弁してくれ!なんでもするから!!頼む!!!」

9912/2:2011/08/06(土) 23:05:08 ID:???
ち『……』
ち『……ホントになんでもする?……』
タ「本当だ!俺が今まで嘘ついたことあったか!?」
ち『……108回ぐらい……』
タ「オーマイガッ!過去の俺よ!!反省しろ!!!」
ち『……今反省しなさい……』
タ「はい・・・」
ち『……まあ……許してあげなくもない……』
タ「おお、本当ですか!寛大なるちなみ様に感謝を!!」
ち『……その代わり……』
タ「その代わり?」
ち『……もうエロゲ禁止……』
タ「えぇぇぇぇ!?そんな殺生な!」
ち『……なんでもするって言ったじゃない……』
タ「確かにそのとおりだ・・・うぅ・・・さよなら俺の嫁達よ・・・」
ち『……何気持ち悪いこと言ってるの……』
ち『……リアル義理の妹とのフラグはもう立ってるんだから・・・(///)』





ち『(……という展開になってもいいように、勝負パンツ履いておかないと……///)』
ち『(……では、お兄ちゃんの部屋に出発……)』

992以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/07(日) 00:47:03 ID:???
さて続きはまだかな(´・ω・`)

993以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/07(日) 11:39:02 ID:???
GJ!!

このスレもそろそろ1000か

9941/2:2011/08/07(日) 22:42:13 ID:???
コンコン
ち『……お兄ちゃ〜ん……』
シーン
ち『……』
コンコン
ち『……お兄ちゃ〜ん……入るよ?……』
ガチャッ
タ「(ビクッ)ち、ちなみ!?・・・お前、入ってくる時はノックしろと・・・」
ち『……だから、何回もしたんだってば……ディスプレイ隠して何してるの?……』
タ「へ?い、いや、なんでもない!なんでもないぞ!?」
ち『……なんとゆー下手な誤魔化し方……Hイベントの真っ最中だった?www……』
タ「そ、そんなんじゃねーよ・・・」
ち『……どれどれ?……今日はどの娘を攻略し……え?……』
タ「わ!バカっ!!見るなって!!!」
ち『……ゲームじゃない……メール?……』
ち『……"昨日は楽しかったね。良かったら・・・付き合って下さい。友子"……』
ち『(……はっ!……ダメダメ!!兄妹とはいえ人のメールなんか読んじゃ……)』
ち『……』
タ「・・・見ちまったのか・・・」
ち『……ご、ごめんなさい……読むつもりじゃ……なかったんだけど……』
タ「昨日クラスメート達と遊びに行ったのは知ってるよな?」
ち『……うん……人数合わせで急遽補充されたってやつでしょ?……』
タ「そうなんだけど、ひょんなことから友子ちゃんと話してたら、結構趣味が合うことがわかって意気投合しちゃって・・・」
タ「で、そのメールが来たというわけだ」
ち『……ふぅん……そう……』
タ「俺も予想外のことでびっくりしちゃって、つい画面見て固まってしまってたところに、お前が入ってきたんだ」
ち『……』
ち『……よ、良かったじゃない……お兄ちゃんみたいなヲタに告白してくる女の子がいるなんて……』
ち『……こんなチャンス、もう2度と無いかもしれないよ?……ううん、きっと無い……』
ち『……ははは……スゴイね……まさかお兄ちゃんに彼女ができる日が来るなんて……』
ち『……じゃ、じゃあ、ちなみ邪魔だろうから部屋に戻るね?……』
クルッ
ち『……』
ポロッ
ち『(……ぐすっ……)』
スタスタスタ
タ「ちなみ・・・」
ち『……な、なによ……早く返事しちゃいなさいよ……向こうの気が変わっちゃうかもしれないよ?……』
タ「俺・・・」
タ「俺・・・断るから」
ち『……え?……な、なに言ってるの!?……お兄ちゃんみたいなダメ男に告白してくれる人なんか、もう一生いないよ!?……』
ち『……こんなチャンス……逃しちゃダメだよ……』
タ「いいんだ。だって俺には他に好きな娘がいるから」
ち『……他に……好きな娘?……』
タ「ああ。もっと俺の身近で、俺のこと見てくれて、いつでも会える娘さ」
ち『……そ……それって、もしかして……(///)』
タ「そう。その娘は・・・」
ち『(……ど、どうしよう……まだ心の準備が……/////)』
タ「その娘は・・・」


タ「今攻略中のこのキャラなんだ!」

9952/2:2011/08/07(日) 22:42:41 ID:???

ち『……はひ?……』
タ「いやぁ、この娘こそ理想だよ!まさに俺の嫁!!ゲーム起動すればいつでも会える!!!」
ち『……ほへ?……』
タ「この髪型!主人公を好きなくせに憎まれ口叩くこの性格!!この控えめなバディ!!!ああ、君こそマジ天使!!!!」
ち『……』
ち『……(プッツン)……』
タ「・・・あれ?ちなみ・・・さん?」
ち『……ああそう……その娘なんだ……』
タ「えっと・・・もしかして怒ってらっしゃる?・・・」
ち『……ぶぇ〜つ〜に〜……』
タ「うわぁ!怒ってるよ!!目が攻撃色だよ!!!」
ち『……お兄ちゃんなんか……いっそ2次元になっちゃえ!!……』
タ「わぁぁぁ!やめて!!テーブル振り上げるのはやめて!!!ぎゃぁぁぁぁぁぁ!!!!」


ち『(……まったく……そのキャラを具現化したような存在がまさにすぐ傍にいるのに……)』
ち『(……今度……この服装してきちゃおうかな……///)』

996以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/07(日) 22:52:19 ID:???
>>995
ワロタwwwww


でも、兄のこのフリはワザとかもしれないな

997以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/08(月) 09:44:55 ID:???
実は純情なちなみんマジ可愛い

998以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/09(火) 19:40:26 ID:eaJyj25w
ちなみんどんだけ怪力wwwww




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