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●事情によりこちらでSSを投下するスレ 3●
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「…………」
「はぐはぐ。……おお、おおおおお」
美味さに打ち震えている。一方こちらは悔しさに打ち震えています。
「タカシ、タカシ」
「な、なんだ? くれるのか?」
「……はぐっ。……ああ、おいしい」
これみよがしに食べてるところを見せ付けられるだけでした。
「あの、ちなみさん。覚えてないかもしれないけれど、これ、俺のおごりなんだよ? なのに、俺には一口も食べさせてくれないの?」
「むぐむぐ。……あー」
口を開けてアイスを見せるだけとか……!
「もむもむ。タカシのおごりのパフェはとてもおいしい」
「……ずずず」
悔しさを紛らわすため、アイスコーヒーを飲む。うまい。……うまいけど! うまいけどさ!
「……食べたい?」
「いいのかっ!?」
「聞いただけ」
「…………」
「タカシの悔しそうな顔を肴に食べるパフェは格別だ。もぐもぐ」
仮に怨念が質量を持ったら、俺は即それに潰され死ぬことだろう。
「……どしても食べたい?」
「今度こそ本当かっ!?」
「……しょがない。じゃあ」
「やったあ! さっすがちなみ、世界が誇る貧乳とはまさにこのことだ」
「…………。タカシの口にパフェが入ることはないと思え」
「しまった! なんたるチア! 俺って奴はいつもこうだ! どうして貧乳が褒め言葉ではないと学習しない!」
「……今日もタカシは通常運行だ」
「はぁ……しょうがない。潔く諦めよう」
しょんぼりしたままアイスコーヒーを飲んでると、つんつんと服を引っ張られた。
「ん、なんだ?」
「……名案が浮かんだ」
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