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●事情によりこちらでSSを投下するスレ 3●
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【ツンデレに最近太ったんじゃないの?って言われたら】
本屋をうろうろしてたら、ちなみがいたので頭をなでてみた。
「……これはびっくり。豚が私の頭をなでている」
豚。てっきり人間だと思っていたのだけど、俺は豚だったのか。これは新事実だ。
「初めまして、人間改め豚です。……ところで、俺の豚語は通じているのでしょうか?」
「……普通の人間には通じないが、私は天才なのでだいじょぶ」
「それは幸い。ところで、俺の将来はどうなるのでしょうか? やはり出荷?」
「……どなどなどーなーどーなー」
なんということだ。未来が何も見えない。
「……ていうか、太ったよね、タカシ」
「むぅ」
豚ごっこは終わりのようで、ちなみは俺の腹を指でぷにぷにと押した。
「そんな一見して分かるほど太ってるか?」
「……一見しては分からないけど、タカシ研究家の私には分かる。……2kgは太ってるに違いない」
「人を勝手に研究するない」
ちなみのほっぺをむいむい引っ張って抗議するが、まるで堪えた様子がない。
「……それで、実際はどのくらい太ったの?」
「知らん。体重計に乗る習慣がないもので」
「……全世界の女子に謝れ」
「ごめんなさい」
とりあえず代表してちなみに謝ってみる。
「……あと、ジュースもおごれ」
「なんでやねん」
ぺしんとちなみのおでこに軽くつっこむ。とはいえ、俺もノドは乾いている。……よし。
おでこを押さえて不満げにしてるちなみに来い来いと手招きすると、何の疑いもない顔でふらふら寄ってきたので一緒に本屋を出る。そしてそのまま近くの喫茶店へ移動。
「……なんでやねんからのおごり。……やはりタカシは侮れない」
「俺もノド乾いたからね」
「……なるほど、こうしてブクブクと肥え太るのか」
「非常に不愉快です」
「……不愉快の人、パフェも頼んでいい?」
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