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鉄道貨物輸送研究スレッド

1■とはずがたり:2002/11/04(月) 21:56
鉄道貨物輸送研究を通じて不振のJR貨物を応援するスレッド

1062とはずがたり:2010/03/30(火) 19:10:27
>>1061
おお,現役時代の千鳥町のクですね!!
さすが越前さま,画像のストックが違いますねぇ。。羨ましい限りです。
にぬけんは廃止後の96年に訪れてますが,俺はその時は同行してないんだよなぁ・・(´・ω・`)

1063急行越前:2010/03/30(火) 22:27:14
>>1050 話が前後して恐縮ですが、
黒井駅の専用線の地図のところに石炭埠頭への直江津方からの分岐の記載がありますが、
同じ地図で見ると黒井方からの分岐はきれいさっぱりなくなっています。

分岐のあった場所は、黒井から直江津寄りの短い鉄橋を渡ったところで、下り線から直接分岐していました。
地図で示すとこの辺です。
http://map.yahoo.co.jp/pl?type=scroll&lat=37.17890545504534&lon=138.26384121272164&z=19&mode=aero&pointer=on&datum=wgs&fa=ks&home=on&hlat=35.236890051875&hlon=138.68492120597&layout=&ei=utf-8&p=

1064荷主研究者:2010/03/30(火) 23:07:01
>>1061
おぉ〜、千鳥町駅の自動車輸送の現役時代の写真!!さすが越前様、貴重な写真をお持ちですね!!
それにしても千鳥町駅から自動車の発送もしていたのですか。これは意外ですね。

本牧もク5000による宇都宮(タ)からの自動車到着だけでなく逆に新潟(タ)への発送もあった(『30年史』82頁)とのことですが、
それは近くに日産自動車の工場があったからこそのことですし、千鳥町の場合はどういう輸送だったのでしょうか??

>>1063
なるほど黒井側の接続はそちらでしたか。
どうやら道路工事(アンダーパス)によって地形が変わってしまったみたいですね…。

1065荷主研究者:2010/03/31(水) 00:04:53
>>712
昭和電工のプレスリリース。

http://www.sdk.co.jp/aa/news/2010/aanw_10_1227.html
2010年3月25日
液化アンモニア「エコアン®」 東北圏 新物流基地稼動開始

昭和電工株式会社(社長:高橋 恭平)は、火力発電所の排煙浄化などで使用される液化アンモニアの物流基地の建設を、2009年より福島県新地町の相馬港において進めてまいりましたが、このたび工事が完了したことから、本日3月25日に竣工式を行いました。本物流基地は、当社100%子会社のアンモニア販売子会社である丸昭興業株式会社(本社:福島県新地町、以下、丸昭興業)が所有し運営いたします。

 当社は、川崎事業所(川崎市)において製造した液化アンモニア「エコアン®」を、これまでは、内陸に立地する丸昭興業の既設物流基地(宮城県岩沼市)を使用して東北圏のお客様へ配送してまいりました。今回、船舶輸送が可能な臨海部に立地する新物流基地が完成したことから、輸送効率とサービスレベルの向上を図ってまいります。また今回の完成にあわせて、丸昭興業は本社機能を新物流基地に移転いたしました。

使用済みプラスチックを原料として製造する「エコアン®」は、大手電力会社よりグリーン調達品としての認定をいただいており、火力発電所等の排煙に含まれる窒素酸化物(NOx)の除去に使用されています。このほか、ナイロンやアクリロニトリル等の合成繊維製造、自動車・建機部品の金属表面処理など一般工業用途をはじめ肥料用途などに幅広く使用されております。

以上

【新物流基地概要】
・所在地 福島県新地町今泉字新港2地内(相馬港5号埠頭福島県分譲地内)
・敷地面積 約10,000㎡
・取扱品目 液化アンモニア、アンモニア水

【新物流基地出荷設備】
ttp://tohazugatali.web.fc2.com/kamotsu/base_edit.jpg

【丸昭興業株式会社概要】
・本社所在地 新物流基地と同じ
・社長 野口 進 (昭和電工(株)化学品事業部ガス・化成品部長)
・資本金  1000万円
・出資比率 昭和電工(株) 100%
・事業内容 液化アンモニア、アンモニア水の販売
・従業員数 12名

◆報道機関お問合せ先 IR・広報室 03-5470-3235

1066名無しさん:2010/04/01(木) 01:43:37
貨物時刻表の復刻に続いて交通新聞社から

今度は打って変わって現代がテーマのようですね。
買うかどうかは内容を見てからにしようかしら。
http://www.kotsu.co.jp/book/train/63.html

1067荷主研究者:2010/04/04(日) 00:40:24
>>1011 >>1040
http://www.daily-tohoku.co.jp/news/2010/03/23/new1003230901.htm
2010/03/23 デーリー東北
新幹線新青森-新函館間 貨物共用走行に課題

 2015年度末の開業を目指す北海道新幹線・新青森―新函館間のうち、青函トンネル(54キロ)を含む82キロの区間での新幹線と貨物列車の共用走行に運行上の課題が浮上している。検討中の改善案は費用の増加、高速性の維持などで課題が多く、先行きの不透明感はぬぐえない。整備費を負担している青森県は国に対し、早期に具体的な改善策を提示するよう、求めている。

 国は2月の「整備新幹線問題調整会議」で、共用走行の検討状況を説明。検討段階の「未定稿」として五つの方策を提示した。

 改善策は(1)新たに別トンネルを建設(5千億円超)、上下線を物理的に分離する隔壁の設置(1600億円超)(2)在来線のコンテナ貨物車両をそのまま乗せる新幹線走行用車両の開発(トレイン・オン・トレイン)(3)新幹線、貨物列車の運行時間帯を区分(4)新幹線が擦れ違い時に減速(5)新幹線を在来線並みの速度で運行。

 ただし、隔壁の設置などは多額の費用が掛かるほか、新幹線の高速性能を十分に生かせないなど、いずれも課題を抱える。

 国は道新幹線の着工当初、貨物列車の改良による安全対策で、時速260キロの新幹線と、110キロの貨物列車の擦れ違いが可能と想定していた。

 だが、04年の中越地震により新潟県内で上越新幹線が脱線したほか、05年に兵庫県内で起きた福知山線列車脱線事故で多数の死傷者が出た。地震時を含め貨物列車が脱線する可能性を否定できず、新たな安全策の見直しが必要になった。

 整備新幹線問題調整会議で、三村申吾知事は国の説明に対し「あまりにも唐突」と不信感を示した。

 道新幹線の整備に関し、国は3月下旬から4月上旬をめどに、駅舎や電気施設などに関する工事実施計画(その2)の認可を予定している。手続きに際し、国は県の意見を聞く必要がある。共用走行の改善策が決まらなければ、将来の費用負担を見通せず、県は「国が責任を持ち対策を示すべきだ」と訴える。

1068荷主研究者:2010/04/04(日) 01:56:37
>>1067
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/economic/220596_all.html
2010年03/14 10:19 北海道新聞
青函トンネルの貨物新幹線「トレイン・オン・トレイン」 切り札も巨額の費用課題

ttp://tohazugatali.web.fc2.com/kamotsu/1527_1.jpg
入れ替え用機関車に引っ張られて新幹線型貨物列車(左)に積み込まれる在来線貨物列車=札幌市東区のJR北海道苗穂工場

 2015年に予定される北海道新幹線(新青森−新函館間)開業に向け、JR北海道が、在来線貨物列車を新幹線に積み込んで運ぶ「トレイン・オン・トレイン」(t/T)の研究、開発を進めている。速度の異なる新幹線と貨物列車を青函トンネルで共存させるための切り札として期待が集まっている。(日栄隆使)

 新幹線開業後の大きな問題は、全長約53キロもある青函トンネルを新幹線と在来線が共用すること。時速約300キロの新幹線に対し、貨物列車は時速約110キロ。トンネル内には待避スペースがなく、新幹線が貨物列車を追い越すことができない。

 このため「新幹線の速度を遅くする」か「貨物列車の数を大幅に減らす」のどちらかが必要。新函館開業時、新幹線の本数は1時間間隔と想定されるが、新幹線の速度を優先すれば貨物列車は1時間に3本しか走れず、現在の1日50本程度の輸送量を確保できない。

 新幹線の速度と貨物列車の本数の両方を確保するためにJR北海道が取り組んだのが、貨物列車を新幹線に乗せ替えて高速で運ぶトレイン・オン・トレインだ。

 いわば「新幹線型貨物列車」で時速200キロ走行ができ、新幹線が1時間間隔でも貨物を1時間に7本走らせることができる計算だ。札幌延伸時には新幹線の本数増加が予想されるが、JR北海道は「それまでに技術的な課題を解決する」と自信を見せる。

 ただ、問題は膨大な開発資金や貨物列車を新幹線に積み込む「ボーディングターミナル」の建設費だ。

 具体的な試算額は公表されていないが、関係者によると基礎技術や試験車両などの開発費だけで50億〜100億円。車両の製造費やターミナルの建設費などを合わせると1千億円を超すとの見方もある。

 これらの製造、建設を優先すると、その分、札幌延伸着工が遅れる可能性もあるため、実現までの道のりは平たんではなさそうだ。

1069荷主研究者:2010/04/04(日) 14:10:16

http://www.niigata-nippo.co.jp/news/economics/10326.html
2010年4月2日 新潟日報
31フィートの大型コンテナ運行
JR貨物新潟支店、今月からスタート

ttp://tohazugatali.web.fc2.com/kamotsu/10336.jpg

 JR貨物新潟支店は、長岡市のJR貨物南長岡駅で大型の31フィートコンテナによる初の試行輸送を1日、行った。これまで主流だった12フィートコンテナに比べ、約2・5倍の荷物を積める。トラック輸送から、二酸化炭素(CO2)排出量の少ない鉄道貨物輸送へ転換する「モーダルシフト」をアピールし、今月から県内での運用をスタートさせる。

 長さ約9メートルの31フィートコンテナは、大型トラックの荷台とほぼ同サイズで、積載容量は約47立方メートル。

1070荷主研究者:2010/04/04(日) 14:11:35

http://cargo-news.co.jp/contents/code/100330_1
2010年3月30日 第3881号 カーゴニュース
キヤノンが関東から関西への製品輸送で7割を鉄道にシフト
東京港〜東北地域への国際海上コンテナ鉄道輸送も検討

 キヤノン(内田恒二社長)は環境負荷の低減を目的にモーダルシフトの取り組みを早い段階から積極的に進めてきた。

 トラックでの輸送を鉄道輸送や海上輸送へと転換する取り組みは02年頃から本格的にスタート。同社物流拠点からキヤノンマーケティングジャパンの物流拠点への完成品の幹線輸送のうち、500㌔㍍を超えるルートに関しては80%近くをトラック輸送から鉄道輸送や海上輸送へと切り替えた。

 トラックと比較し、コストが上昇したり、リードタイムが増加しない場合は原則、鉄道や海上輸送を活用する方針だ。

 ●関東・生産拠点→大阪・物流拠点間の製品輸送は約70%を鉄道輸送にシフト

 同社は複数のルートで鉄道輸送を実施しているが、製品輸送で鉄道を最も多く活用している路線は関東→大阪ルート。同ルートは製品輸送の全幹線ルート全体でみても最大規模の貨物量がある区間で、03年11月からビッグエコライナー31の利用を始めた。

 現在、1日あたり6基から10基程度を利用しており、月間ベースでは120基から150基程度をビッグエコライナー31とエコライナー31に積載し、鉄道輸送している。主な輸送商品は複写機、プリンターやこれら製品のトナーやカートリッジなど。

 同ルートでは製品輸送の70%を鉄道輸送に転換済みだが、残りの30%は鉄道コンテナを利用せず、超低床トレーラによる陸送を行っている。

 これは鉄道コンテナを利用した場合、積載効率が極端に低下して輸送コストが上がってしまうため、鉄道輸送への切り替えができないからだ。

 同社物流担当者は「国際輸送に利用されている海上コンテナと同等サイズの鉄道コンテナが導入されれば、関東→大阪の製品輸送は全量を鉄道にシフトすることも可能だ」と語っており、今後この問題が解決すれば、さらなる利用拡大に前向きだ。

 その他、製品輸送では東京→仙台、大阪→福岡、大阪→札幌、東京→札幌、名古屋→札幌、大分→大阪などの路線で12フィートコンテナによる鉄道輸送やトレーラによる海上輸送を実施している。

 また同社は製品輸送だけでなく、生産拠点間の部材輸送でも一部鉄道輸送を利用。こちらは伊賀(三重)→弘前、取手→弘前、取手→大分、福井→常総(茨城)などの区間で12フィート鉄道コンテナを利用している。

 ●鉄道に加えてトレーラによる海運シフトも展開

 同社は鉄道によるモーダルシフトに加えて、海運へのシフトも複数方面の輸送で実施している。海運シフトは02年に関東〜福岡間で本格的にスタート。現在は大分→成田のデジカメ輸送の一部や、大分→大阪のデジカメ輸送と大阪→福岡のプリンター輸送のほぼ全量をフェリーで輸送している。今後も関西以西のモーダルシフトのついてはフェリーを軸にシフトの可能性を探っていくようだ。

 ●新たに京浜港〜東北地域間で始まった『海上コンテナ列車』などの利用を検討

 現在、複数の区間で鉄道輸送を展開している同社だが、更なる利用拡大も検討している。現段階で検討を進めているのは3月15日から運行を始めた東京と盛岡を結ぶ海上コンテナ列車。同便は1日1往復(月曜〜金曜)、1列車20両編成で運行し、40フィートの国際海上コンテナ20基を輸送できる。そのうち15基が盛岡、5基が郡山まで行くため、郡山行きの5基の一部の利用を検討している。

 東京港に陸揚げした国際海上コンテナの福島への輸送は現状、トレーラによるドレージ輸送を実施。東京〜東北地域を結ぶ区間で国際海上コンテナをそのまま載せることができる列車の運行が始まったことで、この部分のトレーラ輸送を鉄道にシフトする計画だ。

 同社としては国際海上コンテナを鉄道でそのまま輸送できる区間が新設された場合は利用が可能かどうかの分析を積極的に行いたいという。

 その他、弘前→関東の部品輸送についても鉄道利用を検討。現在までに鉄道利用を行ってない区間については、モーダルシフトを実施できていない理由を分析し、可能な範囲で鉄道輸送を拡大する模様だ。

1071荷主研究者:2010/04/04(日) 14:12:25

http://cargo-news.co.jp/contents/code/100330_2
2010年3月30日 第3881号 カーゴニュース
富士通が鉄道輸送拡大で輸送CO240%削減をほぼ達成

 生産現場TPS浸透で出荷時間調整、パレットサイズ変更で積載率向上

 生産拠点を海外移転する製造業が多い中、富士通(間塚道義社長)のパソコン関連製品は国内販売のすべてを国内生産でまかなう「Made in Japan」へのこだわりがある。

 海外生産であれば消費地に近い港に卸すことで国内の輸送を省けるが、富士通の場合は国内に完成品工場を置くため、国内輸送、とりわけ長距離輸送が多い。そのため、リードタイムに余裕がある企業向けのハコモノ製品を中心に鉄道によるモーダルシフトを積極的に実施する。

 なかでも、企業向けデスクトップパソコン、IAサーバ、携帯電話は500㌔㍍以上の輸送では40%以上を鉄道に切り換えている。

 同社はデスクトップパソコンとサーバ関連の生産拠点を福島に置く。同拠点からの鉄道輸送ルートは北海道、名古屋、大阪、九州への長距離ルート、さらに東京への中距離ルートでも実施する。また同所への調達物流でも20フィートの海上コンテナの輸送を一部鉄道輸送に変えている。

 携帯電話の拠点となる那須(栃木県)からも北海道、名古屋、大阪、九州へのルート、さらにもうひとつの生産拠点である社(兵庫県)からは北海道、東京へのルートで鉄道輸送を展開する。

 このほか細かなところでは、保守部品関係の輸送にスーパーグリーンシャトル列車を東京〜大阪間で上り下りをそれぞれ1日1本ずつ。POSやハンディターミナル(HTT)、大型のUNIX系サーバも一部で鉄道輸送に切り換えている。

●始まりは04年の顧客調査から

 この鉄道輸送の本格的な開始は04年に始まる。それまでの輸送は即時という選択しかなかったため、大半の輸送はトラックによるものだった。ただ同社は輸送CO2排出量を2010年度に2000年度比40%削減という方針を立てるなかで輸送モードの転換をスタートさせる。

 顧客への調査と社内での調整の結果、一部製品の輸送はそれほどスピードが求められていないことがわかったという。そこで、最適な輸送モードを自動で振り分ける「輸送モード選択システム」を導入して、環境負荷の高い航空輸送を極力削減するとともに、長距輸送ルートにおいて鉄道輸送を選択肢に入れることになった。

 また、パソコンの鉄道輸送ではパレットを小型のものに変更して積載率を上げた。パレットサイズは通常のT11(1100×1100ミリ)の場合、12フィートコンテナには6パレット分(4トントラックならば8パレット)しか入らない。

 積載効率を改善するため、パレットを特注のパレット(1100×850㍉㍍)に変更することで8パレット分の積載を可能にした。

 ただ、鉄道輸送が本格的に拡大したのは、ここ1〜2年のことだという。製造現場で進めているTPS(トヨタ生産システム)が浸透したことで、時間通りの生産体制を築き、貨物鉄道のダイヤに合わせるため出荷時間を早めることも可能になった。

 エコレールマーク(長距離輸送において鉄道輸送が多い企業に認定)の取得状況にもここ最近の鉄道輸送拡大が表れている。

 07年3月に取組企業としてパソコン関連製品をあつかう「パーソナルビジネス本部」がエコレールマークを取得したが、その後、2年の空白がある。しかし、09年5月に商品として企業向けデスクトップPC「FMV ESPRIMO」とPCサーバ「PRIMERGY」、10年2月には「携帯電話」と、ここ1年で商品としてのエコレールマークの取得を達成。

 当初の目標である輸送CO2の2000年度比40%削減もほぼ達成できる見込みだ。

●次はノートパソコンや調達物流も

 富士通の「Made in Japan」へのこだわりはノートパソコンでも顕著に表れており、国内販売の全量を島根富士通で生産し、全国へノートパソコンを輸送する。

 現在でも北海道向けには部分的に鉄道利用を行っている(東京までトラック輸送)。今後、企業向けのノートパソコンを中心にモーダルシフト拡大を見越して、このほど同社の物流業務を請け負うDHLサプライチェーン、JR貨物と調整に入った。

 「企業向けのノートパソコンを中心に、できるだけエコレールマークをとりたい」(物流本部グループ物流戦略室の丹羽和彦・プロジェクト課長)とモーダルシフトを拡大する意向だ。

 また、富士通で生産が多い大型のサーバやATMなどの大型機器製品の鉄道輸送もコンテナを改造するなどして鉄道輸送に切り換えていく方針だ。さらに、東京〜東北間で海上コンテナの鉄道輸送拡充が整備されており、調達物流のモーダルシフト拡大も検討していく。

1072荷主研究者:2010/04/04(日) 14:17:22
>>1037
どうやら貨物駅存続の方向に話は纏まったということかねぇ…。
>ウイン・ウイン(相互利益)の関係をつくることで一致

http://www.shizushin.com/news/pol_eco/shizuoka/20100331000000000012.htm
2010年03/31 07:53 静岡新聞
知事、JR貨物社長と会談 沼津鉄道高架事業

 JR沼津駅周辺の鉄道高架事業をめぐり、川勝平太知事は30日、東京都内のJR貨物本社を訪れ、小林正明社長と会談した。会談後、知事は取材に対し「ウイン・ウイン(相互利益)の関係をつくることで一致した。会って話をしたことに意義があった」と述べた。

 同社側からの会談要請に対し、都内で公務のあった知事の日程が一致し、急きょ会談がセットされた。同社の惟村正弘執行役員も加わり、3人で約1時間話し合った。

 知事は「沼津地域の発展に向けて、鉄道高架の課題を解決する方策を紳士的に話し合った。相互理解には、良いタイミングだった」と説明。自ら唱える沼津での「貨物駅不要論」について、踏み込んだ協議はなかったという。取り扱い貨物の実態について小林社長は、荷の種別や主な輸送経路、地域の産業に果たす役割などを公開可能な範囲で詳しく説明したという。

 知事はこれまで、環境に配慮した物流手段としてJR貨物の役割を評価する一方、「統計的には(沼津に貨物駅は)要らないという結論が出るのではないか」と指摘。トップ会談は「少し待っている」として時期を見定める姿勢を示していた。

1073荷主研究者:2010/04/05(月) 00:46:14

今回の「貨物取扱駅と荷主」は小ネタを2件。北伊丹駅と西三次駅を取り上げた。共に新資料を見つけたため急遽作成したわけだが、地味な駅ながらも昔から何となく気になっていた駅ではある。
両方の駅とも未訪問というのも共通。殆ど何も残っていないような気はするが、現地に一度は行かなくては。

北伊丹駅
ttp://butsuryu.web.fc2.com/kitaitami.html

西三次駅
ttp://butsuryu.web.fc2.com/nishimiyoshi.html

>とは
そっちにある国鉄時代の配線の本から当該駅をスキャンして貼っておいてくれると、おしゃれだと思うのだが…。忙しければスキャンした画像をこっちに送るだけでもいいけぇが。検討よろぴく。

1074とはずがたり:2010/04/05(月) 17:40:43
>>1073
また渋いとこいったねぇ(;´Д`)
いやどっちも好きだけどよ。
配線図スキャンは諒解。ヒマ見付けてやってみる。

43・10の復刻版貨物時刻表入手♪
よく赤字ローカル線の行き違い設備廃止の原因に貨物列車が減ってと云う表現があって貨物列車が減るぐらいでそんなに違うかねぇと思ってたけど二俣線クラスでも6往復も走っていて吃驚。

あと日本海縦貫線が当時は裏縦貫線となっている。

福知山線や芸備線の時刻表もスキャンしてうpしてもええかもね。

1075とはずがたり:2010/04/05(月) 19:39:04
北伊丹は43・10の時刻表を付けておいた。

物資別出荷基地には,例えば○に鉄orセで鉄鋼orセメントの物資別輸送,と云う風に印が付いていて,○にコはコンテナ取扱駅だが,赤穂線の頁には相生・播州赤穂・日生・備前片上に○にレがある。なんだこりゃ?レール?

1076名無しさん:2010/04/06(火) 01:12:08
ちょっと気になったので調べて見ました。
(コ)コンテナ,(セ)セメント,(自)自動車,(紙)紙,(化)化成品,(油)石油,(粉)小麦粉
ここらへんは判るとして

ここからは、昭和42年度版全国専用線一覧表と見比べての推測になりますが、
(ビ)ビール 尼崎(麒麟麦酒),茨木(サッポロビール)など
(硝)ガラス 松尾寺(日本板硝子)
(鉄)鉄鋼 尼崎,光,下松
(炭)石炭 高萩,南中郷,磯原,大津港,湯本,内郷

(石) 石灰石? 井倉(日鉄鉱業),足立(足立石灰鉱業)は良いとして飾磨港,稲田,八戸(現 本八戸)?
(肥) 肥料? 佐貫(片倉チッカリン),勿来(呉羽化学工業),湯本(トモエ化学工業),泉?
(機) 機関車? 勝田,常陸多賀,日立(日立製作所)
(柱) 電柱? 川島(日本コンクリート工業)
(鉱) ? 東新潟港
(レ) ? 曾根,相生,三石,播州赤穂,西浜信号場,備前片上 (レンガ?三石には三石耐火煉瓦があるが…)
(混) ? 大宮,小山,宇都宮,高崎,有田(佐世保線)

専用線がすべてでは無いですが、結局の所よくわからないという結論に…

1077とはずがたり:2010/04/06(火) 02:32:23
おお,詳細な調査感謝です。

レはなんか煉瓦っぽいですねぇ。煉瓦連用の物適貨車なんかありましたっけ?

東新潟港の鉱物って何なんでしょうかねぇ??

混は小口混載貨物でしょうか?

稲田は何処やねんと思って調べたら俺の近所の水戸線か。。_| ̄|○
『国鉄全線各駅停車④関東510駅』に拠りますと
>稲田はかつて石材業者が駅ごとそっくり寄贈した。駅には今でも石材を積み出すための機器が置かれ,駅前には,稲田の基礎を開いた石材業者たちをしのぶ碑が駅と向かい合って立っている
>(中略)稲田の石材は,稲田御影石と呼ばれ,国会議事堂や都電の敷石などに使われた(後略)
とありますので石材かも知れませんね。
石灰なら灰とでも略しそうな気もします。

10781076:2010/04/06(火) 23:53:32
>東新潟港の鉱物って何なんでしょうかねぇ??
もう一度見直して見たところ、赤谷線の東赤谷にも(鉱)の記号が付いてたので、
どうやら鉱石の記号のようです。

東赤谷というと日鉄鉱業赤谷鉱業所からですから主に鉄鉱石になるんでしょうか。

1079とはずがたり:2010/04/07(水) 00:48:18
>>1076
おお,ありがとうございます。
当時の赤谷鉱山は鉄鉱石っすよね。
最近は何か火力発電所向けに炭カルかなんか運んでた気もしますが。

1080とはずがたり:2010/04/07(水) 02:05:32
その他気付いた所を更に挙げてみます。

当時の身延線,入山瀬と富士根にも(紙)マークあり。

安治川口に鉄・百済に自・神戸港に鉄(無印の製鋼所が別に駅としてあり)。尼崎と尼崎港にも鉄。

鷹取に(油)。

名古屋港⇔稲沢の稲沢線の清洲と枇杷島に(セ) (出荷基地ではないと思うのだが)
関西本線の弥富がの弥が旧字体だ。

木次線の加茂中・幡屋・下久野・出雲八代・亀嵩・出雲坂根,東北本線の渋民・清水川,釧網本線の茅沼・細岡の(小)はなんだ?丸のつかないただの小なら小口貨物だけど。間違い?

八代に(セ)。日本セメントの専用線は出荷基地であったか?

松任に(油)。三谷産業の出荷基地か?
東金沢に(鉄)
南福井・松任・津幡・越中大門・呉羽・秋田操・蓮町・七尾・川部にも(セ)。出荷基地と云う時刻表の説明はあてにならないかも。

赤谷線米倉に(コ)!
にぬけんよここttp://butsuryu.web.fc2.com/con-ter-soran.htmlに入ってないじゃないだ?

大館→隅田川に地域間急行貨物列車「あきたすぎ」号あり。早口・鷹ノ巣・二ツ井・八郎潟で併結。この辺から木材を出荷したか。
弘前→大宮操に同じく地域間急行「つがるこくこう」号あり。名称の意味がわからん。同じく弘前→富山操に地「くろこう」号もあり。。

東北本線の須賀川・安積永盛・郡山・瀬上(東福島)・福島・南福島・長町,常磐線の南仙台・長町に(油)

水郡線の西金に(紙)

女川港に(油)

米坂線の玉川口・越後金丸に(鉱)

蔵王・漆山に(セ)(油)

越後線関屋に(化)

東札幌・千歳・新旭川・永山・名寄に(油)

元紋別に(紙)

栗林に(紙)

1081反対派:2010/04/07(水) 19:24:17
突然失礼します。
東海西濃運輸はセイノーグループの子会社。
多治見の配送センター跡地をパチンコのZENTに貸し出す。地元住民の反対運動もあって大騒ぎ。
社長の首も飛びそう。
セイノーもいよいよ危ない?
運輸業が風営業に手を出しちゃおしまいだ。

1083荷主研究者:2010/04/11(日) 03:28:02
>>1056 >>1061 >>1063
急行越前様から戴いた情報として「貨物取扱駅と荷主」の黒井駅と千鳥町駅の当該個所に転載させて戴きました。

>>1066
遅レスで申し訳ないですが、「貨物鉄道ファーストガイド」は買ってみました。
目新しい情報は余りないように思いましたが、幅広い内容をうまく纏めている感じですかね。それでも、私有コンテナの運用区間が載っていたり(ほんの一部ですが)、臨海鉄道や私鉄の初めて見る配線や貴重な荷役写真など私にとっての見どころもいくつか散見。
鉄道ダイヤ情報の本誌では、鉄道貨物輸送の特集をすると荷主まで踏み込んだ詳細な輸送情報を提供してくれるので、もう少し深い記事を期待していましたが、その点では不発でした。

>>1080
コンテナ基地総覧に米倉を追加。赤谷線の小駅でコンテナ扱いをしていたなんて信じられないが…。新潟県内でもう1カ所謎のコンテナ駅としては、加茂駅がある。
コンテナ輸送の黎明期の1960年に隅田川〜加茂間でコンテナ輸送を開始(当然、当時は新潟県内唯一のコンテナ駅)したという。しかしヨン・サン・トオの1968年10月時点では加茂駅はコンテナ扱いをしていない。なぜ加茂駅でコンテナ扱いをする必要があったのか、謎である。
その他にヨン・サン・トオの時刻表で気付いた桑園駅と苗穂駅も追加済み。

また千鳥町の旭化成については、JOTグループの共栄企業㈱の情報を元に、ラテックスのISOタンクコンテナ輸送を鉄道輸送しているのではないかという推測部分を追記してみた。千鳥町駅の専用線を廃止してしまった旭化成㈱川崎製造所だが、鉄道貨物輸送は継続している筈というのは以前からの個人的な拘りでもあるので、今後も情報を集めたいところ。

1084とはずがたり:2010/04/11(日) 14:46:01
>>1093
>なぜ加茂駅でコンテナ扱いをする必要があったのか、謎である。
あの辺の産業というとコメ位しか思いつかないけえが。。

1085急行越前:2010/04/11(日) 22:02:34
>>1083 荷主研究者さま、研究に参加させていただいて光栄です!
ありがとうございます。
リンク先の黒井と千鳥町の写真はご提供いたしましょうか?

1086とはずがたり:2010/04/11(日) 23:36:58
キリンのアルカリイオン水段ボール入り6個を買う。エコレールマークが付いててちょいと嬉しいw

>>1085
お申し出ありがとうございます。にぬけんも喜ぶと思います。
追って連絡させますが是非使わせて頂けると幸いですm(_ _)m

1087荷主研究者:2010/04/11(日) 23:59:13
>>1085
急行越前様

転載につきまして事後のご連絡となってしまい申し訳ありませんでした。
御快諾を戴きまして誠にありがとうございます。

また黒井と千鳥町の写真をご提供をして戴けるとのことですが、貴重なお写真までも転載させて戴いて宜しいのでしょうか?
大変嬉しいご提案ですので、是非お写真を戴きたく何卒宜しくお願い申し上げます。

1088とはずがたり:2010/04/12(月) 22:57:57
>>1080
西金の(紙)印だがトワマニュ6の昭和58年全国専用線一覧に拠ると,西金にある専用線は関東商工のみ。
この関東商工も建設資材販売との事で紙とは関係なさそう。。

http://phonebook.excite.co.jp/M26013/08364/0295740105-001/
関東商工株式会社西金工場の基本情報
名称:関東商工株式会社西金工場

ジャンル:建設資材販売
電話番号

0295-74-0105
住所 〒319-3362
茨城県久慈郡大子町大字西金477−1

最寄り駅 西金駅
駅からの距離 159m

この中↓にあるかねぇ?製材系が多いようだが。。

茨城県 > 久慈郡大子町 > 製造・加工 >木製品・紙・パルプ
http://www.e-shops.jp/local/list/cn/08364/jn/1705/

そもそも採石のイメージなんだけどねぇ。。

1089とはずがたり:2010/04/12(月) 23:27:02
>>1080
元紋別には同じく専用線一覧には北陽製紙があった。
wikiに拠ると1985年には閉鎖。

北陽製紙 [編集]

* 1952年(昭和27年)2月21日 - 北見林産興業株式会社設立。
* 1952年(昭和27年)10月 - 北見工場操業開始。
* 1954年(昭和29年)2月12日 - 北見パルプ株式会社に社名変更。
* 1960年(昭和35年) - 天塩川製紙株式会社設立。
* 1965年(昭和40年) - 北見パルプ紋別工場操業開始。
* 1979年(昭和54年)4月1日 - 北見パルプと天塩川製紙が合併し、北陽製紙株式会社に社名変更。
* 1985年(昭和60年) - 紋別工場閉鎖。
* 2001年(平成13年)7月 - 販売部門を王子板紙に譲渡。
* 2002年(平成14年)4月1日 - 株式交換により王子製紙の完全子会社となる。
* 2002年(平成14年)10月1日 - 王子板紙に合併。

1090湖国の雄 ◆sOg2M2HYaA:2010/04/13(火) 04:08:21
お邪魔します
駅別コンテナ輸送表の敦賀港駅のところですが 荷物はブラウン管です
松下宇都宮と一部東芝深谷に行っておりました
帰り荷は廃棄や不良のブラウン管です
発地は滋賀県北部の日本電気硝子高月工場 基本的にはゴトコン専用のトラック 日通長浜の専用車で
敦賀港に行ってました。 
この輸送が始まるときに 試験と称して 増田と日通とJ貨物と私の会社で敦賀港で
コキに試験積み込みしました 要は どれだけ積めるかやってみよう 積み下ろし時に割れないか?
などなど  
今このU51Aは敦賀国際ゴルフ場へ向かう道の空き地にて物置として使ってます
所有者は増田運送とありますが・・・一応あってるのですが・・・いろいろありまして
登録上はすべて増田でしたが いくつかは 私の会社が購入して増田に貸してました
日本電気硝子の専属の物流会社は、常にみんなでリスク分散するのが基本です
鉄道輸送のようにポシャったら1社が大きな金額かぶるようなときは プロジェクトのリスク分散をしました
高月駅荷扱いも 二年前に重油の輸送が終わり 専用線もなくなり寂しい限りです

ツマラン話ですいません

1091とはずがたり:2010/04/13(火) 12:14:29
現場のレポ感謝っす♪

>>703にも有るように2002年頃使用終わってるみたいですが(合ってますか?)今は使い道無いんですねぇ。
返り荷も返空ではなかったなら輸送としては効率的ですよね。
>今このU51Aは敦賀国際ゴルフ場へ向かう道の空き地にて物置として使ってます

なんだか勿体ないですが,今時ブラウン管では輸送そのものは仕方がなさそうですが,函そのものはなんか別の輸送に使えないのでしょうかねぇ。

重油はトラック転換ですか?それとも天然ガス転換とか?確かに淋しいです。

湖国さんあの辺の物流系の方だったんですね♪これからもお願いします。

1092公共臨港線:2010/04/13(火) 15:23:41
お久しぶりです。
遅ればせながら「貨物取扱駅と荷主」拝見させて頂き、何時もながら荷主研究者様の博識には感嘆するばかりです。
さて私事で申し訳無いですが先日久しぶりに千鳥町駅に赴き現地調査して参りました。

まず旭化成構内の専用線跡は入口付近のバラストに面影を留めるのみでしたが、「JR貨物駅立ち入り許可証」を運転席側窓に貼ってあるトラックがJOTのタンクコンテナ(ラテックス専用)積載の状態で工場内に入って行くところを目撃しました。
このことから、川崎貨物駅からの鉄道貨物利用を継続していると思われます。

千鳥町駅西群線は車輌の留置は無かったものの、レールは光っており毎日運行されている事が伺ええました。
そして荷役設備増設に関しての工事は一切着手されていないようでしたが、現荷役設備の川崎貨物側の工場構内がドラム缶置場のように使われていたのでおそらくこちらに増設分の施設を建設するのではと推測。
旧エチグリ荷役線は鉄道門こそ残るもののヤードのポイント自体から全て撤去されており、構内も新たにパイプラインが敷設されるなどこちらの復活は絶望的かと思われます。

そして昭和電工専用線ですが、一両コキ106系と思われる車輌が真ん中に載ったタンクコンテナ挟む様に二個19Dドライコンテナを積載の状態での入線を確認、東線自体のレールも比較的光っていることから定期的な入線が有るのであろうと推測。
構内は荷役設備が更新され、更にドライコンテナ荷役用か荷役設備付近まで真新しい舗装道が引かれていました。
しかしながら一つ疑問だったのは専用線奥側のドライコンテナはなんとか荷役出来そうでありましたが、入口側に積載されたコンテナについては既存荷役設備に完全に掛かっているように見受けられたので、これをどのように荷役するのかが疑問に思いました。(専用線内も一両で有効長ギリギリな感じで貨車移動機も確認出来ず)
どちらにしても直接ドライコンテナから荷物自体を出し入れするのは容易ではない様に思えました。

1093荷主研究者:2010/04/14(水) 00:28:37
>>1090
情報ありがとうございます!
日本電気硝子のコンテナ、個人的に好きでした。Nゲージ化もされているので、一般的にけっこう人気があるのかもしれません(笑)。

宇都宮(タ)行きは30ftのU51A形、熊谷(タ)行きは20ftのU34A形を使用していましたね。
私が目撃した時は、東芝深谷からの品目は「返送パレット」で敦賀港駅に到着していましたが、なるほど廃棄や不良のブラウン管までも運んでいたのですか。往復輸送化が私有コンテナの課題ですから、その点うまくいっていたのですね。

ブラウン管輸送は一時期JR貨物自身も積極的に取り組んでいて、三菱電機の梅小路〜黒井間のブラウン管輸送のために20B形式を開発したりしていました。
拙web参照→ ttp://butsuryu.web.fc2.com/kuroi.html#10

これほど急激にブラウン管需要が落ち込むするとは、その頃は予想できなかったにせよ、日本電気硝子の私有コンテナは有効活用して欲しいですよね。

それと高月着の重油は、確かLNGへの燃料転換が廃止理由だったと思います。(石山駅の日本電気硝子向け重油輸送の廃止も同様な理由の筈)
高月向けの輸送は、知多(JOMO)、四日市(コスモ)、塩浜(昭和四日市)の3駅から発送(この点も石山向けも同様)されていることも興味深かったですし、
石山の東レ向け、守山・梅小路の上原成商事向け含めて、滋賀・京都の鉄道による石油輸送は、日本OTや石油元売会社の油槽所向けの輸送が多い東日本と比べると異色な存在感がありました。
この辺についても、「日本の鉄道貨物輸送と物流」でうまく纏めたいなぁと以前より思っていたところです。

今後とも宜しくお願い致します。

1094荷主研究者:2010/04/14(水) 00:51:40
>>1092
ご無沙汰をしております。
「貨物取扱駅と荷主」をご覧戴きまして誠にありがとうございます!!お褒めの言葉まで戴きまして大変恐縮です。
長いことコンテンツの作成をサボっておりましたので、これからは少しずつですが、更新していくつもりです。今後ともお褒めの言葉を戴けるよう頑張ります!

>「JR貨物駅立ち入り許可証」を運転席側窓に貼ってあるトラックがJOTのタンクコンテナ(ラテックス専用)積載の状態で工場内に入って行くところを目撃
おぉ〜、目撃されましたかっっ!!!
私が最も欲しかった一番嬉しい情報です。やはりISOタンクコンテナで鉄道輸送は継続しているようですね。状況証拠的なものは集まっても、肝心な目撃ができていなかったので、ずっと気になっていました。本当に安心しました。教えて戴きましてありがとうございます!!

>旧エチグリ荷役線は鉄道門こそ残るもののヤードのポイント自体から全て撤去されており、構内も新たにパイプラインが敷設されるなど復活は絶望的
やはり復活は不可能に思えますよね。「貨物取扱駅と荷主」でもちょっと書いたのですが、エチグリ(EG)の荷役も新しい酸化エチレン(EO)の荷役設備で可能なのかどうか、この点が非常に気になるところです。浮島町の㈱日本触媒専用線ではEGとEOの両方の扱いがあったわけですが、荷役設備がどうなっていたかまでは分かりませんし、共用が可能な構造になっているのかどうか…、淡い期待をしているのですが(笑)。

>入口側に積載されたコンテナについては既存荷役設備に完全に掛かっているように見受けられたので、これをどのように荷役するのかが疑問
これは鋭いご指摘!!実際に荷役している現場を見に行くしかないですかね…。私は貨物時刻表を調べて、列車のいる時間に行くということを千鳥町駅に関しては全くしたことが無いのですが、その必要がありそうですね。

また何か情報がありましたらご教授戴けますと幸いです。宜しくお願い申し上げます。

1095荷主研究者:2010/04/17(土) 18:09:48

http://cargo-news.co.jp/contents/code/100401_1
2010年4月1日 第3882号 カーゴニュース
東芝がモーダルシフト拡大、エレベータ、POS、太陽光パネルなど

 東芝グループは鉄道によるモーダルシフトを拡大する。

 グループでロジスティクスの中核を担う東芝物流は2年前から「モーダルシフト推進ガイダンス」を作り、グループ内で鉄道輸送が可能なルートの掘り起こしをスタートさせた。

 09年にはランプの東芝ライテック、医療機器の東芝メディカルシステムズが大規模な鉄道利用を始めエコレールマークを取得。3月後半から4月にかけてもグループで新規のモーダルシフトを進める。

 3月後半には東芝エレベータが部品関係を府中事業所(東京都)から名古屋、大阪向けに、また東芝テックもPOSを大仁事業所(静岡県伊豆の国市)から鉄道利用をスタート。

 4月には新事業として立ち上げた太陽光パネル事業で米・サンパワーから調達したパネルについて、日野工場から鉄道輸送を始める。

 また、薄型テレビの深谷工場(埼玉県)では国内生産がメインの37、42型テレビについては一部でモーダルシフトを実施しているが、さらなる拡大を検討する。

 すでにエコレールマークを取得している東芝ライテックでも鹿沼全調倉庫と、つくば全調倉庫から大阪向けのルートなどで鉄道利用を増やす予定。同社ではCO2削減のほかにも、カートンの破損軽減や、輸送コストの低減などでメリットを見出しており、すべての幹線輸送で鉄道に切り換えたい意向だ。

 東芝メディカルシステムズも那須工場から東京への中距離輸送ルートでコストメリットが図れることからモーダルシフトを拡大する。東芝メディカルシステムズは大型のCTスキャンといった医療用精密機器を扱っており、モーダルシフトにあたっては免振コンテナを作製するなどして衝撃を和らげることに成功している。

 東芝グループはかつて家電を中心に大規模なモーダルシフトを実施していたが、生産拠点の海外移転などによって国内の輸送量が減り、鉄道輸送も減少していた。

 しかしながら、環境への取り組みを進めるなかで輸送部門のCO2削減も懸案となっており、可能な限りモーダルシフトを進めていく。

1096荷主研究者:2010/04/17(土) 19:05:09
>>1095
http://www.toshiba-elevator.co.jp/elv/pressrelease/2010/20100324_1638.html
2010-03-24 東芝エレベータ㈱
製品輸送をモーダルシフト
関西・中部地区へ鉄道での定期輸送を開始:業界初

当社(社長:木村俊一 本社:東京都品川区)は、これまでトラックによる陸送で対応してきたエレベーター製品の輸送方法を日本貨物鉄道株式会社(JR貨物)と東芝物流株式会社との連携により鉄道へ変更しモーダルシフトを進めます。今回の計画によりCO2の排出量を年間約250t削減することができ、地球環境保全に大きく寄与します。具体的には本日より当社府中工場で生産した製品を関西地区、中部地区へ向けて、定期的に出荷します。

この度実施する鉄道車両を利用した輸送については、当社府中工場から東京貨物ターミナル駅にトラックで輸送し、鉄道貨物用の31フィートコンテナで大阪倉庫、名古屋倉庫へ輸送します。今月末より本格的なモーダルシフトを開始し、関西地区、中部地区の約1/3をモーダルシフトします。これにより年間で約(注1)250tのCO2、率として32%を削減することができます。

当社では環境対応型製品として昨年12月に大幅な消費電力の削減が可能となる油圧式エレベーターの制御リニューアル製品を発売しました。油圧式エレベーターを最新型のマシンルームレスエレベーターにリニューアルすることで消費電力を最大70%低減できます。また昨年4月には

エレベーターかご内天井にLED照明を一部採用した「NewSPACEL−EX」を発売しました。LED照明では従来に比べ消費電力を約85%削減でき、寿命も約20倍となります。また2008年には、保守員の移動手段に東京、神奈川、関西などの都市部を中心に電動自転車を導入し、さらに工場の施設・生産工程においても環境保全への取り組みを行っております。このように当社では製・販・技・サービスで環境保全を促進しております。

今後製品輸送のモーダルシフトにより、環境に配慮した輸送体制の強化をはかり、鉄道輸送の強みを活かした体制で更なる環境保全の向上を目指します。

(注1)31フィートコンテナを使用した場合

以上

1097とはずがたり:2010/04/18(日) 17:42:12
>>1073
遅れたけど北伊丹の配線うp

1098荷主研究者:2010/04/19(月) 21:48:09
>>1085
>急行越前様
黒井駅と千鳥町駅の当該個所に戴いた写真を貼らせて戴きました。改めて御礼申し上げます。本当にありがとうございました。

>>1097
>とは
北伊丹駅の配線おつ。西三次駅の配線も貼った方がいいじゃないだ。けっこう良さげな配線だった気がするだけぇが。

1100急行越前:2010/04/19(月) 23:48:33
>>1098
荷主研究者様、こちらこそ、貴重なレポートのお役に立ててうれしい限りです。
まだ何かご協力できるネタがあればよいのですが...

1101とはずがたり:2010/04/20(火) 17:00:11
>>1098,1100
急行越前様改めて私からもお礼を申し上げます。
黒井の該当箇所からブログへもリンク張らせていただきました。

にぬけんよ,黒井のリンクとか体裁とかちょっといじったでね。修正する場合ダウンロードしてから修正すること。

あと俺はどこをどう石炭専用線が走ってたか結局理解してない(恥)で,地図に直江津からのと黒井からの解ってる部分だけでも専用線跡書き加えた地図載っけられんかやぁ?

1102荷主研究者:2010/04/21(水) 22:43:37
>>1101
黒井のリンクの体裁おつ。

で、石炭専用線の場所が分からんっていうのは、どういうこと??

ttp://butsuryu.web.fc2.com/kuroi.html#4
に貼った地図に思いっきり「石炭埠頭」って書いてあるだけぇが、それで分からんかねぇ…。
もしかして地図の黒井駅が小さすぎて位置関係がわからんとか、そういうこと?

1103とはずがたり:2010/04/21(水) 23:05:24
>>1102
おお,これは明瞭…orz
ウェブ上で見ちゃいんで取り込んで整形した時に見たもんでこの地図画像だけダウンロードし損ねて見えてなかったらw

1104荷主研究者:2010/04/23(金) 00:40:18

ttp://butsuryu.web.fc2.com/shiomicho.html
貨物取扱駅と荷主は第6回の「汐見町駅」を作成した。今回は写真が多く、作成にかなり時間がかかってしまった…。

汐見町駅は我々にとって富士駅と同様に鉄道貨物調査の原点(の1つ)であるような気がする。
本文にも書いたが、ここでの体験を通して鉄道貨物調査や荷主研究のフィールドが広がったように思える。

初回訪問時に多数の荷票を見損なったという痛恨の想いをずっと持ち続けていたが、今回纏める中である程度、輸送に関して自分なりの推測を立ててみた。
正解が判明する機会はもう殆ど無いかもしれないが、一応区切りをつけられたという意味では納得。

また開業時と1981年当時の配線は社史から抜粋できたが、我々が調査した1995年12月末時点の配線もうまく作図ができると理想なのだが。
手書きのものをスキャンしたが、ちょっとアップするには恥ずかしい代物であった…。

1105とはずがたり:2010/04/23(金) 01:46:24
>>1104
力作おつ。
我らの一つの聖地であるし思い入れあるねぇ。
手書きの配線図研究室にぼろぼろになって転がってて何とかしたく思ってたんだけどねぇ。。

1106急行越前:2010/04/24(土) 14:20:22
>>1104 すごいです!
いままで、すっかり「汐見町駅」のところが舟見町で「南構外側線」のところが汐見町だと思っていました。
お恥ずかしい限りです。

汐見町といえば、わたしのブログの汐見町写真にちょっと変ったカタチの貨車が写っていまして、
http://expechizen.exblog.jp/13302324/
(DL+タキ3500?+タキ35000の次です)
吉岡先生のサイトで探したら、どうもこの貨車だったようです。
http://shimpei.3.pro.tok2.com/0001/125_pfc-special5/pfs229_taki42351.htm
汐見町と東新潟港の間でペンタンを運んでいたとか...

1107荷主研究者:2010/04/24(土) 16:53:51
>>1106
ご覧戴きましてありがとうございます!

おぉっ、プロフェッサー吉岡氏のサイトのタキ42351は見逃していました!
東新潟港から汐見町とは、面白い輸送ですね〜

急行越前様が南構外側線で目撃されていらっしゃいますし、㈱エム・シー・ターミナル向けの輸送だったのでしょうか?
早速、㈱エム・シー・ターミナルに追記しておきました。

毎回、情報もご提供戴きまして、ありがとうございます!!

1108荷主研究者:2010/05/04(火) 19:32:44

「貨物取扱駅と荷主」の作成はお休みして、「荷主企業事例研究」の王子製紙㈱を作成した。
ttp://butsuryu.web.fc2.com/oji-seishi.html

これは2007年12月に作成を開始したのだが、社史の引用だけで疲れてしまいおよそ7割方まで完成したところで飽きてしまい、ずっとほったらかしになっていた。作成中は、苫小牧工場の写真を撮りたくて(もちろんそれ以外にも色々見てきたが・・・)わざわざ北海道まで行ったり(2008年3月)したのだが、なぜか意欲が続かなかった。
しかしせっかく7割方まで作成をしたコンテンツでもあるので、この2週間で何とか形にして公開まで辿りついた。

米子工場には1回しか行ったことがなく、もう一度行きたいところだ。(ラテックス輸送はどうなっているのか?などなど)
呉工場も広ORSの発送量が激減しており、気になるところ。日南工場の専用線跡も一度行ってみたいが、遠すぎるなぁ・・・。

1109とはずがたり:2010/05/04(火) 22:03:04
>>1108
おつ。
岡本三興が無い様だけえが。( ̄ー ̄)

1110荷主研究者:2010/05/07(金) 00:03:12

http://www.logistics.jp/headlines/20100426-003.html
2010年04月26日 物流ニッポン
トナミ運輸 久留米運送と提携、特積ネットワーク拡充

 トナミホールディングスは20日、中核事業会社のトナミ運輸(綿貫勝介社長、富山県高岡市)が久留米運送(二又茂明社長、福岡県久留米市)と業務提携した、と発表した。主力の特積事業のネットワーク拡充・整備の一環として行ったもので、今後、九州地区での配達業務などを委託していく。トナミHDでは「将来的には両社による新しいサービスの提供や事業展開なども視野に入れながら、関係の強化を図っていく」(経営企画室)としている。

 久留米運送は、九州では最大手の特積事業者で、九州〜関西、九州〜関東路線などを主力に事業を展開。とくに九州7県には、きめ細かな集荷・配達体制を敷いている。現在、1,018両の車両を保有し、全国に75か所の拠点を持つ。

 トナミ運輸では、これまで九州地区での配達業務を九州西武運輸(福岡市博多区)を主力会社として委託してきた。しかし、昨年4月に九州西武運輸がセイノーホールディングス入りしたことから、ネットワークの見直しと再構築を迫られていた。

1111急行越前:2010/05/13(木) 22:48:39
お聞き及びかもしれませんが、宮下〜安中の東邦亜鉛号に新しい貨車が投入されるようです。
しばらく輸送自体は安泰ということだといいのですが。

http://railf.jp/news/2010/05/12/124000.html

平成になってから、小坂製錬が濃硫酸タキを新製して、数年しか使わずに輸送廃止なんてことがありましたから安心できないかも...

1112荷主研究者:2010/05/14(金) 00:40:16
>>1111
おぉっ、情報ありがとうございます!!
東邦亜鉛のタキ1200形については最近、ネット上で噂がちらほら出ていたので気になっていましたが、本当に新製されたのですね〜。
同じ東邦亜鉛号の輸送に使用されるトキ25000形も既に1999年に新製済みですし、この輸送は当面継続すると考えてもいいのではないでしょうか!!

小坂製錬の場合は本当にもったいなかったですよね。廃止は製法の転換によって硫酸輸送の需要そのものが消滅したのが理由なので、やむを得ないとは思いますけど…。
その他の例としては、三菱化学物流が塩浜〜東港間の液化酸化エチレン用のタキ14700形を2000年に新製したのですが、このタンク車輸送も廃止になってしまったと思われるので、
短命に終わったタンク車と言えそうです。(廃車になったかどうか未確認ですが…)

某掲示板では、電気化学工業はJR貨物が一方的に専貨を終了させるので困っていると話していた、東亞合成やダイセル化学工業などは車扱輸送に意欲を持っていた、などの
書き込みを見たことがありますが、荷主側が車扱輸送(化成品)を継続する意思はあるのにJR側の事情で廃止された例も少ないないのかもしれません。
そういった意味では、この東邦亜鉛のタキ+トキの専用列車は荷主とJRの双方ともにメリットがある車扱輸送だと信じたいですし、今後も輸送が継続して欲しいものです!

1113荷主研究者:2010/05/15(土) 16:20:41

http://cargo-news.co.jp/contents/code/100506_1
2010年5月6日 第3890号 カーゴニュース
モーダルシフト化率を30年に8割超の水準に=経産省案

 経済産業省がこのほど公表した「資源エネルギー政策の見直しの基本方針」(案)によると、運輸部門における省エネルギー対策としてモーダルシフト促進が盛り込まれており、目指すべき姿として「モーダルシフト化率(300㌔㍍以上における鉄道・内航海運分担率)を現状の55%から2020年に7割、2030年に8割を超える水準まで向上させる」としている。

 この基本方針案は、エネルギー基本計画の改訂に向けた作業の一環として総合資源エネルギー調査会総合部会基本計画委員会(委員長・黒田昌裕東北公益文科大学学長)が検討を進めているもの。

 実現に向けた基本戦略として、貨物鉄道分野については①31ftコンテナの普及②40/45ftコンテナ対応設備・インフラ投資への支援③JR旅客各社・JR貨物・政府などの官民協力による鉄道貨物ダイヤ・輸送能力の増強・定時運行性確保などを推進――を挙げた。

 内航海運については、船腹調整暫定措置事業の解消、航行区域や海技士定員などの規制見直し、日本人船員育成と外国人船員活用、アジアの内航海運相互乗り入れなどを推進することでコスト低減を図っていくとしている。

 このほか、運輸部門の対策では、新車販売に占める次世代車の割合を2020年に最大50%、2030年に最大70%にすることなどが盛り込まれている。

1114荷主研究者:2010/05/15(土) 16:25:05
おぉ、OLSが北海道進出か〜。苫小牧の「一本松」への立地というのもいいねぇ。本州からの潤滑油の到着に鉄道貨物輸送の期待もできそうかな。

http://www.tomamin.co.jp/2010t/t10041201.html
2010年 4/12 苫小牧民報
苫小牧に潤滑油の共同配送センター 6月稼働

ほぼ完成した北海道物流センター

 工業機械用潤滑油など危険物の保管・輸送を手掛けるオー・エル・エス(本社東京、小林照夫社長)が、苫小牧市一本松町で建設を進めていた北海道物流センターがほぼ完成した。22日に竣工(しゅんこう)式を予定している。6月から稼働する見通しだ。

 オー・エル・エスは、潤滑油や自動車用エンジンオイルなど数千種に上る危険物の共同保管と配送を担う。物流センター建設は福島県郡山市、福岡県朝倉市、岩手県盛岡市に続き4カ所目。JR貨物苫小牧駅や苫小牧港・西港フェリーターミナルに近い輸送に有利な立地条件から、苫小牧港開発の一本松団地を建設地に選んだ。

 敷地面積約1万2500平方メートル。第1〜4類石油の屋内貯蔵所3棟をはじめ、5000本のドラム缶を貯蔵できる屋外ドラムラックなどを備える。受注から配送までの輸送業務を専用コンピューターシステムで一元管理することで、物流コスト削減や輸送トラックの排ガス抑制効果につなげる。

 取扱量は当面年間約2万キロリットル。最大約23万キロリットルまで増やす。恵庭市の配送センターと苫小牧市のサテライトオフィスは、北海道物流センターに集約する。

 既に新日本石油の参加が決まっている。7月にはJX日鉱日石エネルギーも加わる予定。オー・エル・エスは「道内における危険物の安定輸送を図りたい」と話している。

1115荷主研究者:2010/05/15(土) 16:35:07

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/05/20100513t62027.htm
2010年05月13日木曜日 河北新報
カリツー、10月操業 トヨタ関連物流拠点 福島

 トヨタ自動車グループの物流を手掛けるカリツー(愛知県安城市)が、福島県の田村西部工業団地(田村市、三春町)で10月に操業を開始することが12日、分かった。同社にとって、東北で初めての拠点となる。

 既に100%子会社の「カリツー東日本」を設立、工業団地内の約1.7ヘクタールの敷地に事務所とトラックの駐車場を整備する。13日に同社や県、地元関係者が出席して地鎮祭を行う。

 田村西部工業団地では来年5月、自動車部品大手のデンソー(愛知県刈谷市)がカーエアコン工場の操業を始める計画になっている。カリツーは関東自動車工業岩手工場(岩手県金ケ崎町)と愛知県内の企業との物流も担っており、東北のトヨタグループを主な顧客とする中継拠点になるとみられる。

 同社は「同じ団地内に進出するデンソーなど東北の自動車産業との取引を深めていきたい」と説明している。

 カリツーは1951年創業。トヨタやデンソー、アイシン精機などが主な取引先で、これまでは西日本を中心に事業を展開していた。

1116荷主研究者:2010/05/15(土) 16:41:24
完成車の鉄道へのモーダルシフトはやはり難しいのかねぇ…。

http://www.nikkan.co.jp/news/nkx0420100511beae.html
2010年05月11日 日刊工業新聞
ホンダ、モーダルシフト拡大−売上高当たりCO2排出量13%削減にめど

 ホンダは5月から順次車・部品輸送のモーダルシフトを拡大する。鈴鹿製作所(三重県鈴鹿市)と浜松製作所(静岡県浜松市)から埼玉製作所(埼玉県狭山市)への変速機輸送をトラックから鉄道に切り替えるほか、完成車輸送の内航船利用率を37%から60%に高める。モーダルシフト推進により、2010年度に国内の輸送にかかわる売上高当たりの二酸化炭素(CO2)排出量を06年度比10%削減する当初目標値に対し、13%削減を達成できる見通しだ。

 ホンダはJR貨物と契約し、まず5月から鈴鹿―埼玉の両製作所間の変速機輸送を鉄道に切り替える。一日当たり5―6個のコンテナに変速機を合計200基程度積載。JR貨物が運行する定期便で三重県四日市市から埼玉県新座市の貨物駅間を輸送する。貨物駅まではトラックを使う。CO2排出量を従来比6―7割削減できる見通しだ。

1117荷主研究者:2010/05/20(木) 23:38:40
>>1116
2010年05月11日 日刊工業新聞 5面
ホンダ、モーダルシフト拡大
変速機 鉄道利用に切り替え
完成車 内航船利用率60%に

ttp://tohazugatali.web.fc2.com/kamotsu/nikkankogyo100511_5.jpg

 ホンダは5月から順次車・部品輸送のモーダルシフトを拡大する。鈴鹿製作所(三重県鈴鹿市)と浜松製作所(静岡県浜松市)から埼玉製作所(埼玉県狭山市)への変速機輸送をトラックから鉄道に切り替えるほか、完成車輸送の内航船利用率を37%から60%に高める。モーダルシフト推進により、2010年度に国内の輸送にかかわる売上高当たりの二酸化炭素(CO2)排出量を06年度比10%削減する当初目標値に対し、13%削減を達成できる見通しだ。

 ホンダはJR貨物と契約し、まず5月から鈴鹿―埼玉の両製作所間の変速機輸送を鉄道に切り替える。一日当たり5―6個のコンテナに変速機を合計200基程度積載。JR貨物が運行する定期便で三重県四日市市から埼玉県新座市の貨物駅間を輸送する。貨物駅まではトラックを使う。CO2排出量を従来比6―7割削減できる見通しだ。

 10月から浜松−埼玉の両製作所間でも始めるほか、7月にかけて栃木製作所(栃木県真岡市)から鈴鹿製作所への足回り部品の輸送にも鉄道を採用する。これまで、ホンダは熊本製作所(熊本県大津市)から関東などへの2輪車輸送や補修部品輸送の一部で鉄道を利用するにとどまっていた。

 業界ではトヨタ自動車が愛知−岩手の両県の間で部品の鉄道輸送を本格的に採用している。

 ホンダは完成車物流での内航船の利用基準を見直した。従来は移動距離が500キロメートル以上の場合に利用していたが、同300キロメートル以上に変更し、船舶輸送の利用を推進する。また、これまで東京−四日市の両港間で定期に内航船を運航していたが、横浜市の大黒埠頭−四日市港間に変更。埼玉製作所と鈴鹿製作所でそれぞれ生産した完成車をピストン輸送する体制に切り替えた。約10年前から日産自動車やマツダとの共同輸送も実施している。積載効率を高めて、コスト低減を図る。

1118荷主研究者:2010/05/20(木) 23:41:12
JR貨物webサイトに詳細あり
安定輸送対策としてのフェリー代行輸送網の拡大について
http://www.jrfreight.co.jp/common/pdf/news/201005-02.pdf

http://www.kobe-np.co.jp/news/keizai/0002980125.shtml
2010/05/14 10:54 神戸新聞
緊急時フェリー輸送 さんふらわあと契約 JR貨物

 JR貨物とフェリーさんふらわあ(大阪市)は13日、大雨などで列車輸送にトラブルが生じた際、JR貨物のコンテナ貨物をフェリーの神戸‐大分航路で運ぶ代替輸送契約を結んだと発表した。

 列車運行が困難な場合、神戸貨物ターミナル駅から神戸港・六甲アイランドまでJRのコンテナを陸送し、フェリーで大分港まで輸送。トラックに積み替えて九州の貨物ターミナル駅まで運ぶ。

 輸送品目は引っ越しの荷物や食料工業品など急送品が対象。関西‐九州間の安定輸送を図るとともに、長距離の往復運転を伴うトラックによる代替輸送に比べ、効率的なコンテナ運用ができる。

 さんふらわあ社は商船三井子会社で、昨年10月、関西汽船とダイヤモンドフェリーの両社の営業部門を統合して設立された。(足立 聡)

1120とはずがたり:2010/05/21(金) 01:53:06
>>1119
喜ばしい♪
しかしこんなの↓も未だトラック輸送で残ってたんですねぇ。
> 2月からは高砂工場(兵庫県高砂市)から東北地方への清涼飲料などのトラック輸送を鉄道に変更

1121荷主研究者:2010/05/27(木) 22:58:11

http://www.logistics.jp/headlines/20100517-007.html
2010年05月17日 物流ニッポン
北九州推進協
自動車部品・物流効率化8月から実証運行

 【福岡】自動車部品メーカー、フェリー、鉄道の各社と北九州市で構成する北九州地域自動車部品物流連携効率化推進協議会(中富美津男会長、北九州市港湾空港局長)は、北部九州と東海・関西地域間における自動車部品の物流効率化、環境負荷の低減のため、フェリーや鉄道を利用したモーダルシフトによる実証運行を8月から開始する。

 実証運行では、自動車部品の2次サプライヤー、運送事業者などに実施した2009年度の調査結果を踏まえ、現在は大半がトラック輸送している2次自動車部品を対象に、ミルクラン方式を絡めた共同輸配送による大ロット化を模索、モーダルシフトの可能性を探る。

1122荷主研究者:2010/05/30(日) 10:52:31

http://www.chemicaldaily.co.jp/news/200810/22/02201_2125.html
2008年10月22日(水)化学工業日報
日輪、鹿島にタンクローリーなどの新洗浄拠点

 化学品輸送の日輪(東京都中央区、永井保彦社長)は、鹿島事業所(茨城県神栖市)に、タンクローリーなどの洗浄・塗装などの設備を備えた工場を来年3月にも立ち上げる。ローリーなどの設計・製作を担う関連会社「サンマシ」が洗浄、メンテナンスを行い、能力の強化を図る。同社は岡山、浦安など相次ぎ拠点を新設、危険物輸送を強化してきており、鹿島事業所の新設備の導入でタンクローリーなどのメンテ事業をさらに充実させる。日輪は化学品輸送の大型化などに対応、タンクローリー保管基地のネットワーク拡大、またJR貨物を利用した通運事業の営業拠点など、液体一貫輸送体制を構築している。またスポット需要対応として必要性が高まっている洗浄・点検設備、さらに危険物倉庫など保管機能の拡充も推進中だ。
 [流通]

1123荷主研究者:2010/05/30(日) 11:22:29

http://www.chemicaldaily.co.jp/news/200903/18/02201_2121.html
2009年3月18日(水)化学工業日報
日石輸送、来期もホッパーコンテナ100基新規投入

 日本石油輸送(JOT)は、ドライコンテナ内にポリエチレン(PE)製の袋を装備した合成樹脂ペレット輸送用のホッパーコンテナを引き続き来期も100基投入、トータル1200基体制とする。現在の合成樹脂輸送は、世界的不況の影響を受け物流そのものが減少傾向にあるが、ホッパーコンテナの利点から一定の量的確保が必要と判断した。陸送、鉄道、船舶を組み合わせてのモーダルシフトにも対応できるとしている。
 [流通]

1124荷主研究者:2010/05/30(日) 11:39:41

http://www.chemicaldaily.co.jp/news/200912/02/02201_2121.html
2009年12月2日(水)化学工業日報
日本石油輸送、モーダルシフト推進・環境負荷低減へ

 日本石油輸送は、モーダルシフト推進による環境負荷低減をめざす。今期のCO2削減の数値は掲げていないが、タンク車、タンクコンテナの使用場面を拡充し、タンクローリーやトラック輸送対比で8分の1に削減する。また、冷凍コンテナの一部を「スーパーUR」に転換し、全体のCO2削減に貢献する。2008年度の実績ではトンキロベースで約15万トンの削減を達成、今後も環境ISO(14001)などにそって環境保全活動を進め、具体的な成果をあげていく。日石輸送は、環境に優しい鉄道を手段とし、燃料油や化学品、食品などを輸送している。02年にISO14001を取得し、事業活動における環境負荷低減にも取り組んでいる。国が進める「チーム・マイナス6%」にも参加。
 [流通]

1125荷主研究者:2010/05/30(日) 11:42:11

http://www.chemicaldaily.co.jp/news/200912/18/02201_2125.html
2009年12月18日(金)化学工業日報
日陸、千葉・袖ヶ浦に危険物・一般品倉庫完成

 日陸は千葉県袖ヶ浦市に危険物・一般品向け保管倉庫を完成させた。同社は国内最大の危険物倉庫、千葉物流センター(市原市)を保有するが、同センターが手狭になっており、さらに今後のリニューアルを考慮し、近隣の袖ヶ浦市に土地を取得、1000平方メートルの危険物倉庫3棟、2000平方メートルの一般品倉庫一棟を建設したもの。同社では、拡大する千葉地区の危険物保管や定温性が求められる化学品などのニーズに応える。すでに、7割稼働のメドがたっており、今後新規需要も取り込みながら、来春にはフル稼働にもっていく。
 [流通]

1126荷主研究者:2010/06/06(日) 14:11:45

http://www.chemicaldaily.co.jp/news/201004/07/02201_2125.html
2010年4月7日(水)化学工業日報
日本液体運輸、自社ローリー180車両で効率輸送展開

 化学品のタンクローリー陸送会社、日本液体運輸(東京都中央区、巽俊社長)は、自社保有のタンクローリーを拡大、現在約180車両、協力会社分を含め250車両体制で効率輸送を展開する。今年9月から施行されるポスト新長期の規制への対応も早くから行い、現状では大きな変更はないとしている。同社は、本社・東京支店のほか、千葉県五井に千葉出荷センター、茨城県鹿島に鹿島出荷センターをもつ。関東一円にソーダ工業薬品や無機薬品、高圧ガスなどを主体とする毒劇物の化学品物流を行う。最近の物流コストと環境負荷の低減から大ロット輸送による扱いもあり、大容量の3軸トレーラー(24トン積載車)を導入するなどニーズの変化にも対応している。
 [流通]

1127荷主研究者:2010/06/08(火) 00:45:47

「貨物取扱駅と荷主」の第7回は宇都宮貨物ターミナル駅にした。
ttp://butsuryu.web.fc2.com/utsunomiyata.html

なかなか手強い相手で時間がかかった…。
コンテナ輸送はもちろん、日本オイルターミナル、そして日本飼料ターミナルもある程度中身のある纏めが出来たのが収穫。

やはり現役の巨大貨物ターミナルを纏めようと思うと、相当な手間がかかるねぇ。
まだ抜けもありそうだし、新しい情報も随時追加していかねばなるまい。

ただ暫くは多忙が予想(確定)されるので、更新頻度は非常に低下する予定…。

1128とはずがたり:2010/06/08(火) 00:49:28
>>1127
どすげえ力作じゃん。インデックスの多さに思わずわろたよ。もつかれ♪

1129荷主研究者:2010/06/08(火) 01:41:32
>>1128
インデックス作るだけでも一苦労だったら。

蛇足ながら面白かった点をあえてここに付記すると、
これまでそれほど深く突っ込んでこなかった日本OTだが、意外と奥が深いなと思えることがいくつか。

・周辺の元売会社の油槽所の集約が意外とゆっくりと段階的に時間をかけて行われたということ。現在は集約が完了した段階と言ってもいいだろう。
・宇都宮と小山の昭シェル系の輸送廃止が日本OTに完全に集約されたのかという命題に対しては、数字上はそうだと言いにくいということ。同様に北館林荷扱所のケースも倉賀野も含めて検討したいところ。
・発駅ごとの設定列車本数は意外と増減が頻繁にあるということ。また発駅自体の変遷も少なからずある。

さらに、幻の日本飼料ターミナルの輸送体系についても、これまでに数多く蒐集した資料を総合することで、少なくとも宇都宮タに限って言えばその全貌を明らかにできたと言えるレベルまでもっていけたのは素直に嬉しいところ。

コンテナ輸送では、宇都宮タでは共同輸送が目立つのが興味深い。パナソニックと住友電工、古河電工と住友電工、ミツカンとヤマト運輸などコンテナの往復輸送による効率化の拠点として活用されることが多いという点で、宇都宮タの重要性が如実に表れているような気がする。

1130とはずがたり:2010/06/08(火) 03:21:26
>>1129
なるほど。

OTに関しては構造的になにか原因があるのか知りたいね。
ここ10年以上に亘って産業用重油の天然ガス化の転換が進んでいてそういうのも関係しているのかなぁ。。

飼料Tに関しても乙。日産のカーパックだのJTの専用線だの考えてみたら贅沢な駅やねぇ。

1132急行越前:2010/06/21(月) 23:28:41
6月26日付けの「週刊ダイヤモンド」に気になる記事がありました。

東燃ゼネラルとコスモがピンチ!

「経産省が石油業界に新たな規制 東燃ゼネラル・コスモの製油所廃止必至」

細かい話は割愛しますが、東燃ゼネラル、コスモとも製油所能力をそれぞれ3割削減しないと規制をクリアできないとう話で、
どちらも出荷製品の貨車輸送のシェアが高いと思われる、東燃ゼネラル川崎(浮島町)が全社の半分のシェア、
コスモは千葉(浜五井)・四日市(塩浜)で全社の3分の2のシェアなので、都合よく貨車輸送のない工場の能力削減のみというわけにはいきそうありません。

昭和シェル系の東亞の京浜(鶴見線浜川崎)の閉鎖が決まっていますが、東燃川崎、コスモ千葉、四日市の能力削減がなされると、鉄道貨物には非常に厳しい結果になると言わざるを得ません。

1133とはずがたり:2010/06/22(火) 04:03:13
>>1132
なんと。。
一体なんの規制なんでしょうか??
CO2排出かなんかでしょうか?

1134急行越前:2010/06/22(火) 22:05:38
>>1133一体何の規制?すみません、端折りすぎました。ネットにもアップされたので貼っておきます。

経産省が石油業界に新たな規制
東燃・コスモの製油所廃止必至
http://diamond.jp/articles/-/8500

経済産業省の新たな規制をめぐって石油業界が揺れている。なかでも「大あわてでは」とささやかれているのが東燃ゼネラル石油とコスモ石油だ。
経産省が進めているのは製油所の廃止を促す新規制。4月に案が示され、まもなく細目が決まる見込みだ。規制に背けば、行政処分の対象ともなる。

表を見ていただきたい。
https://post.diamond.jp/mwimgs/3/d/-/img_3d5f1072460e9a13a4540453d8b4126b43417.gif
独自取材による、新規制の影響度試算だ。件の東燃ゼネラルは、製油所の能力を日量約20万バレル削減する必要に迫られることがわかる。
東燃ゼネラルは「案は明確でない点もあり、対応を検討中」とするが、仮に、競争力が相対的に低い和歌山製油所を閉じたとしても、削減量はまだ足りない。追加的な削減を迫られることになる。
コスモも同様だ。コスモは昨年、堺製油所に1000億円を投じて装置を増強、8万バレルの削減も打ち出した。「3年で方向性を出す」と言うが、相対的に競争力の低い坂出製油所を閉じるなどの策を講じないとクリアできない。
経産省の新規制は昨年、施行された「エネルギー供給構造高度化法」に基づき、石油の有効利用を図ろうというもの。その有効利用の判断基準を、経産省は「重質油分解装置の処理能力÷常圧蒸留装置(トッパー)の処理能力=重質油分解装置の装備率」とした。
分子の重質油分解装置とは、原子力発電所の稼働などで今後、需要の減る重油を、付加価値の高いガソリン等に変える装置。原油を蒸留し、ガソリンや重油などに分ける分母のトッパーに対し、その装備率が高まるほど、石油の有効利用につながるわけだ。
じつは日本の装備率はアジア主要国の19%よりも低い10%。経産省は、2013年度までに13%へ引き上げる目標を掲げ、各社の装備率に応じ、改善を求めていく。
だが、装備率を高めるには、500億円規模の設備投資で分子を増やすか、能力の削減で分母を削るかのどちらかだ。実質赤字の各社の選ぶ道は、能力削減しかない。
製油所リストラが本格化するのは間違いない。

(「週刊ダイヤモンド」編集部 小島健志)

とはずがたりさま、荷主研究者さま

業務連絡なのですが、王子製紙の鉄道輸送に関する画像をメールでお送りしたのですが、届いていますでしょうか?

1135とはずがたり:2010/06/22(火) 22:18:55
>>1134
有り難うございます。日本の製油所は需要頭打ちの重油に偏重してるって訳ですね。。

あとメールの件大変失礼いたしました。普段余り届かないもので見落としてる場合があります…orz
なんと我々(というかほぼにぬけん)の研究と越前様の研究がクロスしてるなど興奮いたします。貴重な写真を有り難うございます。

1136急行越前:2010/06/22(火) 23:15:49
>>1135 私のは断片のまた断片で、「研究」なんてとても言えるようなものではありません。お二人の研究の該当箇所に無理やり入れてもらったという感じです。確かに昔、大学の鉄道研究会には入っておりましたが(爆)
今回も私の過去の趣味の発表をたまたま見つけていただいて、研究資料として活用してくださったわけで、感謝感謝です!

今回の製油所再編のように比較的安泰に見えた石油類の鉄道輸送も曲がり角に来ているようで先々が心配です。セメントのようにならないことを祈るのみです。

1137荷主研究者:2010/06/23(水) 01:16:48
>>1134 >>1136
貴重な写真をいつも本当にありがとうございます!!王子製紙の当該箇所に貼らせて戴きました。 ttp://butsuryu.web.fc2.com/oji-seishi.html#5_4f
とはずがたりも申していますが、急行越前様の情報を知らず知らずのうちに活用させて戴いていたということで、大変驚いております。>>1009 でちょっと書きましたが、トワイライトゾ〜ンマニュアルⅢ(Ⅰ、Ⅱ含めて)はかなり苦労して手に入れたものなので、より一層感慨深いものがあります。

そして今、「荷主事例研究」で「コスモ石油㈱」とそれに関連して物資別適合輸送の「石油」のリニューアルに着手してまして、少しづつ作業しているのですが、その矢先に急行越前様からコスモと東燃ゼネ石の製油所廃止に関する貼り付けがあって、これまた吃驚しました。何だか不思議とシンクロしますね。

鉄道による石油輸送は、大きな曲がり角に来ている感じは私もしています。この5年間くらいの鉄道による石油の輸送量(車扱)の落ち込み方(2004年度:962万トン→2009年度723万トン)はその前の時期と比べると明らかに大きくなっていますし、重油はオイルショック以降その需要が減少傾向にあったのはもちろんですが、近年はガソリン需要までも減っていることを考えると先行きは厳しそうですね。セメントほど急激ではないにしろ、国内需要は漸減していくのでしょう。
例えばコスモ石油四日市製油所のタンク車輸送の場合、比較的近年まで田中、南松本、元善光寺、東藤原、東富山、高月、守山、石山、梅小路などの各駅に発送があったのですが、今は南松本の日本OT向けだけになってしまったと思われます。そして廃止された輸送はタンクローリーへの転換というよりはジョイント輸送や集約による油槽所の閉鎖、重油からLNGへの転換などの構造的な要因が多いようで、輸送需要そのものが大きく変化していると考えられます。

現在、油槽所の集約化は相当に進んではいるように思いますが、それでも今後さらに製油所の再編が進行すると、集約化された油槽所同士の競合(日本OT郡山 VS 東西OT小名浜など、鉄道側の対抗策として高速石油列車を導入…)が一段と進むものと思われます。そうなった際に鉄道貨物による石油輸送が生き残れるかどうか、最後の判断が下されるのかもしれません。

今回のダイヤモンドの記事では、コスモは坂出製油所、東燃ゼネ石は和歌山製油所がまずは再編の対象になりそうなのでタンク車輸送の無い製油所がまずは俎上に上がりそうですが、おっしゃる通りそれだけで終わる話ではないようなので、今後の展開には目が離せませんね。

1139荷主研究者:2010/06/26(土) 19:07:35

http://www.sankeibiz.jp/business/news/100612/bsc1006120502003-n1.htm
2010.6.12 05:00 Fuji Sankei Business i.
化学コスト減、物流にメス 三井化などCO2対策と両立

ttp://tohazugatali.web.fc2.com/kamotsu/bsc1006120502003-p1.jpg
化学各社は物流効率化によっていっそうのコスト削減を目指している=千葉県茂原市の三井化学茂原分工場

 化学大手が物流の効率化を進めている。三井化学が化学品輸送の大半を外部委託に切り替えるほか、昭和電工や住友化学も輸送手段の変更などを通じ、効率向上に取り組んでいる。化学業界の競争が世界的に激化する中、各社は物流面でもコスト削減を進めて収益体質を強化するとともに、二酸化炭素(CO2)排出削減にもつなげたい考えだ。

 三井化学は、2011年4月までに化学品輸送の大半を物流会社に委託する。さらに同じ石油化学コンビナート内に工場を構える他社の製品と共同輸送するなどして、年間約200億円の物流コストを15%減らす。外部委託への切り替えに伴い、昨年秋までに物流子会社4社を売却したほか、残る1社の三井化学物流も本体の物流部に吸収した。

 ◆進むモーダルシフト

 輸送手段を変更する「モーダルシフト」も進んでいる。

 住友化学は、昨年12月から東洋紡と鉄道輸送網の共同利用に乗り出した。住友化学の千葉工場(千葉県市原市)から東洋紡の敦賀事業所(福井県敦賀市)まで食品包装用などのフィルム原料の樹脂を鉄道輸送した帰りに、東洋紡のフィルムを埼玉県川越市の倉庫に運ぶ。

 これまで帰りには荷物を積んでいなかったが、他社製品を積むことで輸送量を増やし、鉄道便を維持する。一方、東洋紡は輸送手段の半分以上をトラックから鉄道に切り替えてCO2排出量を年間65トン減らす。

 昭和電工もモーダルシフトに取り組んでいる。同社は今年3月、火力発電所の排煙浄化に使う液化アンモニアの物流拠点を福島県新地町の相馬港内に新設した。今後は川崎事業所(川崎市川崎区)で製造した液化アンモニアを船舶で物流拠点に集めた後、東北各地の発電所にタンクローリー車で運ぶ。

 ◆グループ間で共有化

 これまでは内陸部の宮城県岩沼市にある拠点までタンクローリー車で輸送していた。港湾に拠点を設けることで船舶による大量輸送が可能となり、「輸送費が1、2割減り、CO2排出も削減できる」とみている。

 このほか、3月に三菱レイヨンを子会社化した三菱ケミカルホールディングスも、グループ会社間で物流拠点の共有化を進める考え。12年度に資材調達費を含む物流費で30億円のシナジー効果を上げる方針だ。

 化学品は製品の種類が多く、危険物を含むこともあり、保管を含む物流コストが大きい。化学各社は世界同時不況で業績が悪化したのを機にコスト削減の取り組みを加速させているが、物流面でも削減余地があるとみてもう一段の効率化を目指す。

 一方、地球温暖化対策に対する社会的関心が高まる中、CO2排出業界として削減姿勢を示す必要性が高まっている。コスト削減とCO2排出削減の“一石二鳥”を目指す動きは今後も加速しそうだ。(井田通人)

1140荷主研究者:2010/06/26(土) 19:11:48

http://www.logistics.jp/headlines/20100614-003.html
2010年06月14日 物流ニッポン
日本FL 特積各社へ積極営業、黒字化むけ背水の陣

 日本フレートライナー(浅井広志社長、東京都品川区)は、2011年3月期で①特積各社や日本FL物流協会への積極アプローチによる販売強化②新規顧客および増送案件への対応と提案営業の実践③支店・営業所別収支管理の徹底および業務見直しによるコスト削減――などを重点施策として取り組む。積極営業の展開と業務効率化で、売上高187億円(鉄道運賃含む)の達成とともに、経営基盤の再生・確立を確実なものにしていく。

 11年3月期の売上高は前期比3%増を計画。鉄道コンテナも同じく3%増の188万3,000トンの取り扱いを見込む。前期が取扱量の減少などから営業赤字に転落したことを受け、今期は黒字化に向けて背水の陣で臨む。

1141荷主研究者:2010/06/28(月) 01:43:10

とはずがたりが大部分を作成した「石油基地」(物資別適合輸送と物流ターミナルの研究)であるが、私の手で大幅に更新した。
ttp://butsuryu.web.fc2.com/oil.html

長年放置されていたが新しい情報が入手でき、また間違っている箇所や曖昧な箇所が目立つほか、写真の大きさがバラバラでみっともない点も含め大幅に刷新。以下、主な改訂箇所を纏めておく。
・日本OTとOLSを分離し、各社のwebを元に情報を追加。また交通新聞等の記事を加筆。日本OTの方は個別の営業所については今後「貨物取扱駅と荷主」で詳しく纏めるべきであろう。
・東西OTは同社の公式webが遂に出現し、そのweb上にある会社概要 http://www.tozai-ot.jp/kaisyagaiyou.pdf が充実しており、それをベースに大幅改訂。様々な謎が解明された。以前は我々のページがネット上における唯一の同社の纏まった情報だと自負していたものだが、それでも曖昧な箇所が多かった。今回、同社webを参考にさらに充実した内容へとレベルアップした。
・JONETも同社の公式webに油槽所概要一覧 http://www.uyeno-group.co.jp/group/jpoir/pdf/jonet.pdf があり、かなり詳しく分かる。これを基に訂正を行った。東西OTにしろJONETにしろ便利な世の中になったものだ。隔世の感あり…。
・帝石トッピングプラントも同社web上に油槽所の概要が詳しく載っており加筆。写真も転載させて戴いた。
・新日石とコスモ石油は個別に「荷主企業事例研究」で纏めた又は纏めるため、とはずがたりの作成したものを尊重。最低限の更新に留めた。
・JOMO、昭シェル、エクソンモービル、キグナス、三井石油、丸紅、兼松が今回新たに入手した資料「石油産業 会社要覧」から油槽所一覧が分かったため作表した。各社とも油槽所の集約が進んでいることが分かるし、キグナスは東日本は全て日本OTに集約しているのが興味深い。但し会社によって共同石油基地を油槽所網に載せるところとそうでないところがあって、そこが惜しいところ。
・各社の表は、各社のコーポレートカラーをベースにするという伝統は継承してみた。
・全国の油槽所集積地帯については今後の課題。地図などをスキャンする必要がありそう。

1142とはずがたり:2010/06/28(月) 02:11:11
>>1141
お疲れ。いい子ぉ(はあと

地図のすきゃんにんぐの仕事が降ってくるだかやぁ(;´Д`)

1143とはずがたり:2010/06/30(水) 02:41:42

「ペリカン」統合、新「ゆうパック」7月1日から
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100629-00000921-yom-bus_all
6月29日19時47分配信 読売新聞
 日本郵政グループの郵便事業会社は7月1日、宅配便サービス「ゆうパック」に、JPエクスプレス(JPEX)が展開する「ペリカン便」を統合する。

 統合後の「ゆうパック」取り扱い店舗は現在の約5万店から約11万店に倍増する。集荷の翌日午前中に配達する地域を広げ、新たな顧客の取り込みを目指す。

 統合に伴い郵便事業会社は、日本通運からJPEXに出向している1200人を含め計5300人の従業員を引き受ける。

 サービス面では、利用者がインターネット経由で、荷物の集荷を依頼できるサービスを始める。電話による集荷受け付けは、これまでの東京都23区内から、全国に拡大する。午後2〜9時の配達希望時間は、3区分から4区分に細分化する。

 宅配便事業を巡っては、日本郵政と日通の共同出資会社JPEXが2009年10月、「ゆうパック」と「ペリカン便」の事業を統合する予定だった。だが、総務省が準備不足などを理由に認可を見送ったため、郵便事業会社がJPEXの事業や資産を引き継ぐことになった。

最終更新:6月29日19時47分
読売新聞

1144荷主研究者:2010/07/04(日) 22:26:17
>>1142
地図のスキャンニングは、こっちの手元にある貴重な地図をまず優先して行ってみた。パイロット版的に一部の油槽所集積地帯を纏めてみた。 ttp://butsuryu.web.fc2.com/oil.html
とはずがたりも手持ちの地図で貴重なものがあればスキャンして貼りつけて欲しいところだが…。

また油槽所集積地帯について貨物駅的な切り口でも纏めたため、西港、本八戸、穀保町、塩釜埠頭、桜島の各駅について「貨物取扱駅と荷主」にもリンクを貼って追加した。
尚、伊藤忠エネクスを追加。

1145荷主研究者:2010/07/06(火) 23:33:04

http://www.nikkan.co.jp/news/nkx1020100623ceaw.html
2010年06月23日 日刊工業新聞
花王・カネボウ化粧品の共同物流、全国的な拠点整備確立

 花王は関東地区などを対象エリアとする花王カネボウ統合物流センター「すみだロジスティクスセンター」(東京都墨田区)を稼働し、ドラッグストアやスーパーなど、共通の取引先へ納入を開始した。これにより、2007年から地域別に始めたカネボウ化粧品との共同物流について、全国体制を構築した。花王では共同物流の推進により、07年から10年までの累計で約50億円のコスト削減が達成できるとみている。

 花王とカネボウ化粧品の共同物流では、花王の家庭品・化粧品とカネボウ化粧品を統合する「家庭品化粧品統合型」と、花王の化粧品とカネボウ化粧品を統合する「化粧品統合型」の2タイプを開発。地域に応じていずれかの拠点を配置して整備してきた。

 すみだロジスティクスセンターは化粧品統合型の共同物流を採用し、東京都、埼玉県、千葉県、茨城県、栃木県、群馬県、新潟県、長野県を主な対象エリアとする。

1146とはずがたり:2010/07/09(金) 14:28:29

ゆうパック、多難な再起 店舗倍増で黒字化急ぐ
http://www.asahi.com/business/topics/economy/TKY201006280488.html
2010 年6月29日1時20分

図:国内宅配便事業のシェア拡大国内宅配便事業のシェア
ttp://tohazugatali.web.fc2.com/kamotsu/TKY201006280486.jpg

 郵便事業会社(JP日本郵便)の宅配便事業「ゆうパック」が7月1日、日本通運の「ペリカン便」を事実上吸収して再スタートを切る。両社が共同で設立した子会社「JPエクスプレス」のもとで事業統合を目指してきたが、総務相の認可がおりずに断念。約30年にわたって親しまれてきたペリカン便のブランド名は、ゆうパックに統一され、姿を消す。

 日本郵便は7月1日、JPエクスプレスから、従業員や集荷拠点などの資産を引き継ぐ。従業員7400人のうち、日通から出向していた4100人が日本郵便に転籍し、JPエクスプレスは将来清算する。1977年から「ペリカン」の名称を使ってきた日通は「一般消費者に長年親しんでもらった」と惜しむ。

 日本郵政の西川善文前社長が日通との間で宅配便事業の統合に合意したのは、郵政民営化直後の2007年10月。ともに赤字体質の宅配便事業を統合し、コストを削減するのがねらいだった。08年6月に共同出資の受け皿会社であるJPエクスプレスを設立。09年4月にまずペリカン便が移行して事業を始め、同10月にはゆうパックが合流して完全に統合する予定だった。

 ところが鳩山邦夫、佐藤勉総務相(当時、ともに自民党)は「事業の収支見通しが甘い」などとして、ゆうパックを日本郵便から切り離すことを認めなかった。

 結局、JPエクスプレスはペリカン便のみの「片肺」経営を強いられた。荷物の量に比べて設備が過大なうえ、統合を巡る混乱で客離れも進んだ。政権交代後も認可されず、日本郵政の斎藤次郎社長ら新経営陣は、日本郵便がペリカン便を吸収する方針に変更した。

 ゆうパックは7月1日以降、取り扱い店舗(現在約5万カ所)が約11万カ所にほぼ倍増するほか、配達時間の指定区分(現在5区分)も6区分に増やすなど、サービスを拡充する計画だ。

 だが、宅配便の国内取り扱い個数は08年度に初めて減り、宅配便業界の競争は激しさを増している。統合後のゆうパックも、10年度の取り扱い個数は3億9千万個と、09年度実績から7%減ると見込む。日本郵便幹部は「ヤマト運輸や佐川急便の業界2強の背中はまだ見えない。まずはトラブルなく離陸することを考えている」と慎重な姿勢で、宅配便事業の単年度黒字化を急ぐとしている。(岡林佐和)

1147とはずがたり:2010/07/09(金) 14:28:47

http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1038805069/2790-2795n

“お荷物”事業に大打撃 ゆうパック遅配、甘い認識で統合強行
2010.7.5 21:21

ゆうパック遅配、32万個に拡大 百貨店では別業者に切り替えも 
2010.7.5 21:08

ゆうパック遅配:「お中元が届かない」 百貨店、宅配業者切り替えも

初っぱなから大こけ“恥配”ゆうパック 不満や困惑の声2010.07.05

ゆうパック遅配:準備おろそか、「見切り統合」 マニュアル到着遅れ、訓練1回


ゆうパック遅配、総務省が実態調査 処分を検討
http://www.asahi.com/national/update/0705/TKY201007050206.html
2010 年7月5日13時22分

 郵便事業会社(JP日本郵便)の宅配便「ゆうパック」で大規模な配達の遅れが起きている問題で、監督官庁の総務省は5日、日本郵便から遅配の実態について聞き取り調査を始めた。今後、正式に文書で報告を求めたうえで、業務改善命令などの行政処分を検討する方針だ。

 遅配は、日本通運の「ペリカン便」をゆうパックに統合した1日以降に起きた。日本郵便が遅配の状況を公表したのは4日になってからで、同日までに26万個の荷物の配達が半日から2日間程度遅れ、正常化には今週前半までかかるとの見通しを示していた。5日現在、千葉県と大阪府の集配拠点で作業の遅れが残っているという。総務省は、宅配便の統合に向けた事前の準備が十分だったかどうかなどを中心に調べる。

 持ち株会社である日本郵政の斎藤次郎社長は5日朝、記者団に対し、ゆうパックの遅配や、遅配の事実の公表が遅れたことについて「(利用者の)批判を真摯(しんし)に受け止め、信頼回復に努めます」と述べた。

1149荷主研究者:2010/07/19(月) 21:15:33
>>1041
http://www.chunichi.co.jp/article/shiga/20100625/CK2010062502000130.html
2010年6月25日 中日新聞
米原市、シルク社との契約解除へ 土地代金の支払い拒否で

 米原市で計画されている滋賀統合物流センター(シルク)事業で、土地売買契約を市と結んでいる運営会社シルク社(大阪市)は24日、同日を期限とする土地代金27億円を市へ支払う契約に応じなかった。これを受け市は同社との契約を解除する方針。

 シルク社は同日、取材に応じ「県が主体的に進めてきた事業であり、我々に資金を調達する責任はない」と従来の主張を繰り返し、土地代金を支払うつもりがないことを明らかにした。

 契約の内容によると、同社が期限までに土地代金を市に支払えなかった場合には、市は契約を一方的に解除でき、代金の1割を違約金として徴収できる。市は25日、市議会の特別委員会で同社への対応を説明する。

 シルク事業をめぐり、市はJR米原駅南に造成した土地を同社に売却する契約を昨年6月に結んだ。同社が当初の支払期限だった今年3月下旬までに資金調達できなかったため、市は期限を3カ月延長。その後も資金調達のめどが立たず、同社は期限をさらに6カ月延長するよう申し入れたが、市は延滞金が確保できないとして拒否していた。

1150荷主研究者:2010/07/19(月) 21:38:31

http://www.lnews.jp/2010/07/37213.html
2010年07月01日 LNEWS
ブリヂストン/工場〜地区倉庫間の往復輸送比率33.3%

ブリヂストンが7月1日に発表したCSRレポート2010によると、グループ会社のビーエス物流が確立した「総合配車システム」を活用した、工場と地区倉庫間の往復輸送比率は33.3%となり、2009年の目標である31%を達成した。

さらに、需要地に近い工場で生産や物流拠点を整備し、工場と需要地の輸送距離を短縮した。工場や地区倉庫から小売店にタイヤを直接納入する小売店直送比率を高めることによる輸送距離の短縮も実施している。

2009年度のモーダルシフト率は海上輸送3.1%、鉄道(JRコンテナ)0.7%となり、計3.8%で、物流に伴うCO2排出量は7万3100トン-CO2と、エネルギー原単位指数で前年度比2%の削減となった。1041klの軽油を削減した。

このほか工場から地区倉庫までなど、国内販売向けの2009年の車両の大型化率は88%となった。タイヤを1か所に集約し同一コンテナに積み込むなどの方法で積載効率の改善に取組み、海上コンテナへのタイヤ積み込み本数を増やした。この取組で、2009年は前年度比でコンテナ116本分(40フィートコンテナ換算)を削減した。

1151荷主研究者:2010/07/20(火) 00:29:54

最近相次いで「荷主企業事例研究」に2社を追加した。

ttp://butsuryu.web.fc2.com/kirin-beer.html
キリンビール㈱をキリンホールディングス㈱として大幅刷新。
データを最新のものに更新、記事や写真を大幅に追加、言い回しを分かりやすいものに訂正するなどの更新及びメルシャン、キリンビバレッジ、キリン協和フーズ、ナガノトマトの各グループ会社も追加した。

ttp://butsuryu.web.fc2.com/cosmo.html
コスモ石油㈱を追加。
コスモ石油の現在の油槽所一覧だけでなく、丸善石油・大協石油時代の油槽所一覧も作成できたのは1つ大きな収穫か。千葉製油所、四日市製油所の現役製油所だけでなくアジア石油の函館・横浜製油所や丸善の下津製油所の輸送についても纏めた。尚、アジア石油は複雑な歴史的経緯があり、なかなかややこしいのだが鉄道輸送に限って言えば、ジャパンエナジーのページで一括して纏める方が分かりやすいかもしれない。
また改めて、四日市製油所からのタンク車輸送の衰退ぶりを再認識することになってしまった。存続を願いたいが、コスモ石油は今後更なる製油所再編が囁かれるだけに、四日市製油所からのタンク車輸送の動向が気になるところだ。

1152荷主研究者:2010/07/24(土) 13:54:06

http://www.lnews.jp/2010/07/37247.html
2010年07月05日 LNEWS
日通/屋久島からの輸送をモーダルシフトでCO2排出量36%削減

日本通運は、日本貨物鉄道と共同で、屋久島電工が唯一国内で製造・販売を行っている「炭化ケイ素」のモーダルシフ輸送を7月から実施すると発表した。

屋久島電工の屋久島工場で生産された「炭化ケイ素」を鹿児島港まで海上輸送し、日本通運鹿児島支店倉庫へ保管後、JRコンテナを利用し、全国に輸送するもので、年間の取扱数量は約24,000トンを予定している。

これまで、屋久島からの輸送は福岡・愛知・千葉へ分散してそれぞれ海上輸送され、その後トラックで最終目的地まで、二次配送していたが、鹿児島での一箇所集約と鉄道輸送を中心とした全国配送へシフトするもので、CO2排出量の約36%削減を見込んでいる。

さらに、拠点集約による在庫管理の効率化、窓口ワンストップ化による事務の簡素化、総物流コストの圧縮が可能となるとしている。

世界遺産に指定されている屋久島の豊富な水力資源(クリーンエネルギー)を利用して作る「炭化ケイ素」は、ファインセラミックス原料の一種で、主に研磨剤や構造部材、最近では発光ダイオードの原料として使用されている。

1153荷主研究者:2010/07/24(土) 14:12:57
>>1149
http://www.logistics.jp/headlines/20100705-006.html
2010年07月05日 物流ニッポン
SILC 統合物流センター暗礁に、用地売買契約、7日で解除

 【滋賀】滋賀県と米原市が「西日本最大級の物流センター」を目指し、産学官共同で2004年から推進してきた滋賀統合物流センター(SILC)事業が、暗礁に乗り上げた。同事業は、JR米原駅近くに建設が予定されている日本貨物鉄道(JR貨物)の米原貨物ターミナル駅が近畿、東海、北陸の要衝である利点を生かし、官民連携で物流センターを整備するもので「地元物流業界の起爆剤」と注目されていた。

 当初、事業は関連企業の共同体「SILCコンソーシアム」が中心となり進める計画だったものの、この取り組みは解消された。その後、昨年6月に市と用地売買契約を結んだ運営会社、SILC(和泉玲子社長、大阪市北区)1社が事業主となり、今春の稼働に向け施設の建設に着手する予定だった。

1154荷主研究者:2010/07/24(土) 14:33:49
>>1147
http://www.sankeibiz.jp/business/news/100709/bsd1007092058023-n2.htm
2010.7.9 20:56 Fuji Sankei Business i.
ゆうパック大混乱 旧ペリカン便社員「お役所体質」への怒り

千葉県習志野市にある「ゆうパック」集配拠点のトラック=5日午後

 34万個にも及ぶ配達日指定荷物の遅延で大混乱が続いた「ゆうパック」。顧客の怒りはもっともだが、吸収合併された「ペリカン便」の出向社員たちも怒り心頭だ。郵政事業会社の社員は、お役所体質が抜けきらず、この非常事態にも右往左往するばかり。それを尻目に、旧ペリカン便の社員たちは夜を徹した手作業で必死に働いているという。(夕刊フジ)

 郵便事業会社は今月1日、昨年4月に日本通運からJPエクスプレス社に移管されていたペリカン便事業を、ゆうパックに吸収する形で新体制をスタートさせた。だが翌々日の3日にはすでに、全国のターミナル支店が大混乱に陥っていた。

 「荷さばき用ベルトコンベヤーからあふれ出る荷物、異臭を放つクール便…。作業員は多いが、何をどうしていいか分からない。壁沿いには、誤って運ばれた荷物がうずたかく積まれ、鳴りやまない電話には誰も出ない。そんななか、大量のお中元を積んだ大型トラックが次々と到着する状況でした」(現場関係者)。

 聞くだけで思わず逃げ出したくなる惨状だが、実際、都内のある支店では、旧郵政事業出身の管理職が数時間にわたり“行方不明”になったという。この事態に立ち向かったのは、吸収合併された旧ペリカン便からの出向社員や、そのアルバイトたちだった。

 「事前研修では粗末な冊子が配られただけで、そのまま本番を迎えました。当然、システムも人も機能マヒで、最終的には機械に頼らない手作業で仕分けせざるを得ませんでした。現在は、日通時代からペリカン便を守ってきたベテランたちが、飛び交う怒号のなか鮮やかに荷さばきしています。郵便事業会社の社員たちは何も口出しできない状態です。これがお役所と民間の違いなんですね」(同)

 荷さばき以外でもトラブル続出だったようだ。ある送り主はあきれた表情で話す。

 「生野菜を発送したのに3日たっても先方に届かない。クレームの電話を入れたら、『送り先で箱を開けて腐った品をリストアップし、その分だけ弁償する』というトンデモない答え。相手先の玄関でそんな失礼はできない、と返送を要求したら、返ってきた荷物には開封された跡があった」

 埼玉県では大量のパスポートが遅配となり、職員が電車や徒歩で運ぶという“人海戦術”まで登場した。

 そもそも混乱の元凶はシステムと事前準備を軽視した上層部なのだが、郵便事業会社は原因を「業務の不慣れ」と発表。責任は現場にある、と言わんばかりの姿勢に、旧ペリカン便社員の怒りは頂点に達している。

1155荷主研究者:2010/07/24(土) 14:50:42
>>1153
http://www.chunichi.co.jp/article/shiga/20100708/CK2010070802000008.html
2010年7月8日 中日新聞
米原市、シルク社との契約解除 土地代支払われず

 JR米原駅南で滋賀統合物流センター(シルク)事業を計画している米原市は7日、事業用地の売買契約を結んだ運営会社シルク社(大阪市)との契約を解除した。同社が土地代金と延滞金の計27億3600万円を、6日までに市に支払わなかったため。市は11ヘクタールの計画地への企業誘致に力を入れる方針で、泉峰一市長は「事業が早期に実現できるように全力で取り組む」との談話を発表した。

 市は6月25日、土地代金の支払いが期限の24日までになかったことから、新たに6日を期限とする催告書を送ったが、同社はこれに応じなかった。市は、契約解除の日から2週間以内に違約金2億7000万円を支払うよう求める。

 事業の今後について市都市振興局は、進出意欲を示していた数社に経過を説明し、あらためて意志を確認する。また、企業誘致で支援する県と協力し、新たな進出企業の獲得を目指すという。

 シルク社の和泉玲子社長は「支払期限の再延長で事業は可能だった。(解除の判断は)市や県の発展を自ら阻害することになり遺憾」とする見解を発表した。 (森若奈)

1156とはずがたり:2010/07/24(土) 15:02:54
>>325 >>594-595 >>799-800 >>908-910 >>984 >>989 >>998 >>1038 >>1041 >>1153

滋賀報知新聞
■平成18年4月20日(木)第14392号
滋賀統合物流センターの運営会社
「SILC(株)」設立
=新社長に、和泉・日本たばこ販売社長が就任=
http://www.shigahochi.co.jp/old/bno/2006/06-04/n060420.html#3
◆湖北・米原市◆

 関西、東海、北陸をつなぐ米原市に、流通活性化の核となる拠点施設「滋賀統合物流センター(SILC)」の建設が計画されているが、この事業の運営会社「SILC(株)」(本社・野洲市)がこのほど設立された。新会社の社長には和泉玲子氏(日本たばこ販売(株)社長)、副社長には浅田博之氏(県国保連合会副理事長)、武山一氏(日通商事(株)専務取締役大阪支店長)が就任した。新会社の資本金は、一千万円。

 SILC事業は、滋賀県独自の県版特区制度に基づくもので、県税の優遇措置や助成金支援が受けられる。米原市が用地を取得・造成し、新会社のSILCがその土地を買い取り、土地、建物など資産を保有し事業を運営する。

 具体的には、JR米原駅南側の農地(米原磯)約十六・五ヘクタールに積荷の保管、仕分け、発送などを効率的にできる施設を建設する。用地や周辺道路を米原市が整備し、施設の設置や運営、管理はSILC(株)が行う。整備費として、約百八十億円を見込んでいる。

 SILC事業の準備段階として、平成十六年に民間企業十五社と米原市がSILC推進コンソーシアム(集団)を設立している。将来的には、コンソーシアムは、新会社に発展解消されるものと見られる。

 この事業の運営会社として三月十七日に「SILC(株)」(本社・野洲市)が設立されたもの。中央政界と財界に幅広い人脈を持つ和泉氏が社長に就任したことで、SILC事業は一気に進むものと期待が寄せられている。なお和泉新社長は、同志社女子大卒。現在、国際ソロプチミスト会員。

【石川政実】

1157とはずがたり:2010/08/01(日) 02:47:36

三菱倉庫、富士物流TOB
http://www.sankeibiz.jp/business/news/100731/bsg1007310506002-n1.htm
2010.7.31 05:00

 三菱倉庫は30日、東証2部上場の富士物流に対して株式の公開買い付け(TOB)を実施すると発表した。富士物流に出資している富士電機ホールディングス(HD)や豊田自動織機などの株主から最低66.67%の買い取りを目指す。物流事業の採算が悪化するなか、三菱倉庫は富士物流を傘下に加えることで、規模の拡大と合理化を進め採算改善を目指す。

 TOB価格は1株当たり450円と、直近1週間(21〜27日)までの195円に対して2.3倍のプレミアムを付けた。買い付け期間は8月2日〜9月15日まで。

1158荷主研究者:2010/08/01(日) 21:35:45
>>1156
http://www.chunichi.co.jp/article/shiga/20100713/CK2010071302000005.html
2010年7月13日 中日新聞
シルク事業「市が主体で推進」 米原市長、県と協働で企業誘致

 米原市議会特別委員会が12日、市山東庁舎で開かれ、JR米原駅南で計画される滋賀統合物流センター(シルク)事業の今後の見通しについて市側から説明があった。7日にシルク社(大阪市)との土地売買契約を解除した泉峰一市長は、委員会後の取材で「今後は市が主体となって事業を進め、進出企業などの最終判断は市が行う」と述べた。

 企業誘致について市は「県と協働して進める」とし、市都市振興局によると、今週から来週にかけて、事業に興味を示す複数の企業と面談予定という。

 委員からは、市や県の責任を追及する質問が相次いだ。未完成の貨物ターミナルとセンターへのアクセス道路について、市の中寺啓之理事は「もう少し早い段階で進展すると判断したことは(市の)見通しが甘かったと言える」と答弁。泉市長も委員会後の取材で「(計画が遅れていることに対する)責任はある」と述べた。

 一方、「県に責任をどう求めるか」という委員の質問に泉市長は「知事は側面、後方支援と言っていたが、最近はしっかりやっていただいている。今後1日も早く事業を進めることが責任の取り方だと思う」と答えた。 (森若奈)

1159荷主研究者:2010/08/01(日) 22:00:05

http://www.ibaraki-np.co.jp/main/weekly13.htm
2010/07/21(水)茨城新聞 本紙朝刊 経済 A版 10頁
国際ロジテック つくばに物流センター 本社も移転

首都圏営業を強化

 中堅運送業の国際ロジテックは、つくば市に物流センターを本格稼働し、首都圏向けの営業展開を強化する。今期に本社を水戸市からつくば市に移転。県南部を拠点にする。篠田実最高経営責任者(CEO)は「需要の高い地域で積極的に営業展開していく」と展望している。

 同社は同市谷田部に物流拠点のつくば流通センターを稼働し、5月中旬には本社を同所に移転した。同センターは敷地面積約1万7千平方メートル、建物面積約4900平方メートル。トラックを約60台配置。人員も50人態勢から4割ほど増やす予定だ。

 篠田CEOは「物流が盛んな首都商圏を重視し、今後の展開を見据えて県南の拠点化を図った。つくばは小売量販店の取引が増えている」と強調する。同社は水戸市の旧本社を水戸本店営業所として継続し、県内は水戸とつくばの2拠点とし営業エリアを拡大した。

 つくばは東京のほか埼玉県方面の拠点とし、顧客企業内に拠点がある千葉物流センターは千葉や神奈川方面へ、宇都宮営業所は栃木や福島方面へ営業エリアを広げる。特に宇都宮は顧客のターミナル建て替えに伴い、事業受託を拡大する。

 顧客獲得の底上げへ向け、トラック運転手も営業担当者として営業活動する態勢に力を入れる。篠田CEOは「単独だけでなく顧客企業や同業者との連携もしながら、関東甲信越に物流網を広げていく」と話した。

 同社は1967年創業、72年設立。93年に現社名に変更した。製造メーカーや量販店の取引を中心に、自社のほか顧客企業内に13営業所を展開し、車両約250台を所有。04年からは引っ越し事業にも着手した。

1160荷主研究者:2010/08/01(日) 22:05:16

http://news.kanaloco.jp/localnews/article/1007170006/
2010年7月17日 神奈川新聞
自動車から鉄道や船に、環境負荷低減へ進むモーダルシフト/神奈川

船から次々に運び出されるホンダ車=横浜港・大黒ふ頭

 環境負荷の低減が企業に求められる中、自動車から鉄道・船舶への輸送手段転換(モーダルシフト)が進んでいる。物流会社でも施設整備や営業を強化し、事業の拡大を目指している。

 横浜港・大黒ふ頭に着岸した船から、鈴鹿製作所(三重県)製のホンダ「インサイト」などが次々に運び出される。四日市港で積み込まれた500〜600台が、火曜から土曜の毎朝、到着する。空荷になった船には埼玉製作所で製造された「フリード」など200〜250台を積み込み、四日市港へ戻る。

 両工場から各販売店への輸送はこれまでトラック輸送に頼っていた。横浜―四日市間を海上輸送に切り替えたのは5月。それぞれの港を起点にトラックで販売店へ運ぶ仕組みだ。

 ホンダは本年度、国内輸送の二酸化炭素(CO2)排出量を2006年度比で10%削減するという目標を掲げる。「積載効率を高め、コスト低減も図りたい」(ホンダ広報)という。

 順調に進んだわけではない。ホンダが総合物流の日新(横浜市中区)と大黒ふ頭の構内作業の契約を結んだのは丸2年前。日新は敷地にあった倉庫を取り壊し、岸壁強度を高めるなど、受け入れ態勢を整えた。だが「金融危機の影響で国内生産や販売が不透明になった」(ホンダ広報)ため、事業は一時凍結された。

 日新のふ頭構内事業は07年をピークに激減。09年は3分の1程度に落ち込んだ。それだけに担当者は「久しぶりに大きな仕事」と喜ぶ。24時間体制で管理し、積み降ろしだけではなく車の点検なども担う。

 県内4カ所でコンテナ貨物を扱うJR貨物は3年前、輸送品質改善アクションプランを策定。CO2排出量がトラックの約8分の1とアピールし、営業を強化する。家電・情報機器の輸送実績は、今年2月から前年同月比2けた増を記録。広報担当は「大手メーカーのモーダルシフトの取り組みが進展し、増送になった」と話す。

 陸送でも積極的に取り組む企業が出ている。電子部品物流のアルプス物流(横浜市港北区)は、一部で鉄道輸送を取り入れた。出荷時から同一コンテナを使用することで積み替えの手間も削減する。トラック輸送は貨物駅発着になるため「一部では事業の規模が縮小するが、時代の要請」とし、新規顧客の獲得も狙う。

1161荷主研究者:2010/08/12(木) 18:59:00

http://www.logistics.jp/headlines/20100729-004.html
2010年07月29日 物流ニッポン
日輪 モーダルシフト推進、12フィートコンテナ取り扱い

ttp://tohazugatali.web.fc2.com/kamotsu/20100729-004.jpg

 日輪(永井保彦社長、東京都中央区)は、通運事業を強化し、液体貨物を主体とするモーダルシフト推進に取り組む。ISOタンクコンテナで培った実績を基に、12フィートコンテナに取り扱い範囲を拡大。鉄道輸送の積極提案は、ローリー会社としての差別化を図り、「環境対策に取り組み意欲の強い荷主とのパイプを太くする」(永井社長)のが狙い。

 荷主であるライオンの液体貨物のローリー輸送を、物流効率化と環境負荷軽減の観点から、ISOタンクコンテナによる鉄道輸送に切り替えを提案。信頼を得て、千葉工場発の製品輸送について12フィートコンテナの取り扱いを増やしている。日本貨物鉄道(JR貨物)と連携し、昨年末の繁忙期も安定的な輸送サービスを提供、好評価を勝ち取った。


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