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つぶやきすれっど2
2080
:
藤川一郎
:2006/05/22(月) 16:21:01
無位無冠と言う意味で言えば「僧侶は官位を越える」と言う考え方があります。
つまり本源的に申せば、天子拝謁は三位以上の位階を有する者、または四位以上の位階で役職に就いている者、即ち「公卿格」を有する者で無ければ、不可能なわけです。
それでも越階(おっかい)して拝謁する場合は、右近の橘(井桁橘)の下で公卿の口を通しての拝謁となる訳です。
俗に言う日像の拝謁は、井桁橘の下での拝謁であった為、法華宗は「井桁橘」の紋章となっているのです。つまり、正式な拝謁でなかった事を紋章からも顕しております。
ところがある一定の色衣を有する場合、無位無冠でも正式拝謁が可能となります。
有名なところでは、千利休は無位無冠でありました。利休とは居士号です。
しかし、天子面前での茶会のために、大徳寺で僧籍を取り「宋易」となった訳です。
単なる居士号では在家扱いですから、位階が必要になります。
それを僧籍で越えたのであります。
2081
:
今川元真
:2006/05/22(月) 18:51:57
横割失礼します。 ◆東大寺の対を為すように建てられた西大寺(称徳天皇が四天王を求めて建てたのが始まりだとか)◆十一面観音・四王堂 (聖徳太子)弥勒・薬師金堂、東西五重塔(光明皇后・聖武天皇)◆藤原仲麻呂、弓削道鏡、和気清麻呂の権力闘争。◆東大寺、西大寺、聖徳太子・最澄(比叡山寺・延暦寺)、ビルシャナ・大日如来・空海(金剛峯寺)、弥勒指向。◆鎌倉時代の西大寺、叡尊(真言・戒律の寺院)シャカ如来、愛染明王。
2082
:
犀角独歩
:2006/05/22(月) 21:07:44
そうそう。2080、藤川さんから、この手のご教示を期待していました。
2083
:
れん
:2006/05/23(火) 11:22:43
藤川一郎さん
>2080
無位無冠…「僧侶は官位を越える」…
有職故実の上からのご教示誠に有り難く拝受いたしました。
私の家は郷士の出で、こういったことには基本的に疎いので、大いに勉強になりました。
2084
:
れん
:2006/05/24(水) 19:20:27
彰往考来さん・独学徒さん
遅蒔きながら、2074・2075における隆師「四帖抄」の形態についての御賢察のご教示お礼申し上げます。また学恩に感謝申し上げます。
時師作という四帖見聞については不現存という説もあり、その当初の形態すら不明ということで、所詮、今となっては“伝説”の域を出ないもののようですね。となると、時師作の文献としては、公開されているものとしては三師伝・未公開分では妙法蓮華経色心実相境智根源口決ということになりましょうね。日時は目師の弟子民部阿日盛との師弟関係もあり、仙波で当時の台学の研鑚もした。当時の台学や石山を含む富士門の伝承や文献を参考にしつつ日有師に先駆けて初期石山の教義の基礎を築いたは日時師であろうことは、何となく想像しております。有師は、時師が築いた原初石山義を踏まえながらも、京都で面談したという日隆師の影響を受けて、諸聞書に見える法義を構築したというのが室町期の石山における教学の流れではないかと愚考しております。
取り急ぎ右お礼まで。
2085
:
犀角独歩
:2006/05/24(水) 19:30:08
れんさんに異論を述べる形になりますが、わたしは、日有以前の段階で石山は、廃寺売却の憂き目に遭っているだろうと思いますから、ここに上代からの脈絡を考えることは、手前味噌であると思います。
何もなくなっていたために、土地を買い戻し、諸堂を整備し、板マンダラ(伝・紫宸殿)も作り、教学は、律師と日隆のいただいて、これまた整備したのではないでしょうか。
美談化した石山の言い分を踏襲するのであれば、それなりの根拠を出すべきであると思います。
2086
:
れん
:2006/05/24(水) 21:57:58
犀角独歩さん
>2085
日有以前の段階で石山は廃寺売却の憂き目…
日時は興津氏法陽より「富士の上方上野郷内大石寺の東坊地者、法陽か雖為知行分之内、如本別当卿阿闍梨日時にさりわたし申也」云々の去状(静岡県史資料編六・六五五)をもって石山東坊地を領掌し、以後石山は日時門下が相続していきます。日時は、自身造立の日蓮御影像裏書きに「大施主、奥州法華宗等僧俗男女、野州法華宗等僧俗男女、武州法華宗僧俗男女、駿州法華宗等…」と記したように日目のパトロンであった奥法華衆たちの子孫と考えられる“奥州法華宗等僧俗男女”の支持をうけており、日時の時代はまだ、奥州法華衆等は石山の日時を支えるだけの財力はあったろうと思います。日影の時代は文献はないものの、おそらく日時を支持した奥州等の諸国法華宗も戦乱等により消長があり、檀越の財力も陰り、石山も衰微したのは事実でしょうが、日有以前に廃寺売却までになったか資料がなくわかりません。日有の御物語聴聞抄には日有代に留守居による石山売却が書かれており、保田日要の当体義抄聞書に「大石の日有上人、カシハ原ノ慶順法印に相ひ給はんが為に極月二十一日に寺出し玉へり。勤行の代は尾張阿へ仰せ付け、さて寺家の成敗は少輔・信濃・土作・作渡阿四人也。此の人をは無智とて宮内阿日掟を召してしばらくの住持と定めて美濃へ参らるる。日有判形し玉ふに彼の人を云へり、日有兎も角も云々。然るに彼の四人の方は日有死去と号し大石をのつとる、此の時日有下向有りて彼の末弟を折檻す云々…内の物をも彼の四人の業なると云々」とあり、これは事実と存じます。このように、日有段階での廃寺売却は史実なるも、日有以前の段階での石山の廃寺売却を示す資料は石山や富士他山になく、別に石山の肩を持つわけではありませんが、何もかもがなくなっていたわけではなく、微々細々ながら時師門の命脈をたもっていたというのが日有以前の石山と考えます。上代のからの脈絡を即断するものではありませんが、上代からの脈絡がまったく存しないということはまた云えないものではないかと考えております。
日有による、儀式やその裏付けとなる教学のさらなる肉付け作業は、ご指摘の通り律師や日隆、また慶順の法義からいただいたものを加上して整備したものですし、さらに板漫荼羅(伝紫宸殿)をつくり整備した堂宇に安置したのだと考えます。
“美談化した石山の言い分を踏襲”するつもりはありませんが、手前味噌にならないように、冷静に文献を読み、石山を含めた富士の思想を考えてまいりたいと思います。今後ともご批正のほどお願い申し上げます。
2087
:
顕正居士
:2006/05/24(水) 23:28:42
日時寂が1406年、日阿は翌年に寂し、日影が1407-19年在職。したがって日時寂と日有晋山
の間は13年に過ぎないのであって、何か大きな断絶があったとはいえないでしょう。
2088
:
犀角独歩
:2006/05/25(木) 05:13:02
れんさん
顕正居士さん
日有以前に廃寺とは、たしかに言葉が過ぎたかも知れません。
しかし、日目の教学的な資料を裏付けるものは残っていないことは、議論で落着していました。では、その後、日有にいたるまで、石山として、継承したものとは一体なんでしょうか。以下の点について、わたしはまるでその実像が見えません。このようなものが残っていない、すなわち、この期間、何もなくなっていた、いわば、廃寺同然という思いが生じることになったわけです。
そんなことはないというのであれば、
日目から日影に至る石山教学
日目から日影に至る石山の有様
という2点について、日目、日道、日行、日時、日阿、日影のそれぞれについて、それぞれどのような説明が立つでしょうか。
なにより、「時師が築いた原初石山義」とは、どのようなものでしょうか。
また、中興の祖、すなわち、日目から現代に至るまでで、石山史の中で再興した祖であるという日有の時代に、その本人がいない間に石山が売却されるという有様は、むしろ、石山そのものの不安定さを物語っていると映じますが、如何でしょうか。
たしかに、顕正居士さんが仰るように日影から日有までの間は13年。しかし、断絶というのは1年であっても、断絶は断絶です。また、なにより、そもそも、その13年の断絶より何より、そもそも日有以前の何を伝えたのか、その答がなければ、日有に始まったと見なすことは至当なこととなります。故に上記2項の明確な資料がない限り、あたかも断絶、廃寺同然という感は否めません。もちろん、それは印象であって、事実ではないかも知れません。となれば、上記2点について、どのような説明が立つのか、ご教示願えますでしょうか。
2089
:
れん
:2006/05/25(木) 07:29:24
犀角独歩さん
>日目から日影に至る石山教学…
日目には教学的にものしたものがないのは以前の議論の落着した通りです。日道は日時作の三師伝に引用される「日興上人御遺告」を記したという事跡と、問答記録と後信抄・日時の大石記に日道の述べたことが記録されているばかりです。私が日時が築いた「原初石山義」とは日時作の三師伝・日時が述べたことを記した大石記に見える日時の記述のことで、これが、日目から日影までの流れの中で文献上日時にかかる上記二文献が唯一この時期の石山の教学を物語るもので、日影は実質それを継承するのみであったろうと思います。その後は独歩さんのご指摘の通りで日有にいたり、律師・日隆・慶順等の影響のもと、石山として独自の法義が構築されたと考えます。
>日目から日影に至る石山の有様…
この点は、まだ、私の中では研究中とでも云うべきもので、まだ、こちらに記せるほどの見解がまとまっておりません。
これから仕事に出かけるので、取り急ぎですが、雑雑に記しました。至らぬ点はまたご批正ください。早々
2090
:
金龍
:2006/05/31(水) 00:37:38
以上のレスを拝見して、一つの疑問と言うか、もしかしたらと言う仮説が頭をよぎります。
そもそも、目師は尊・郷師の二人を連れて、寒風拭きぬく中に苦難の上奏と言う伝説ですが、
本当に「苦難の上奏」であったのかと言う疑問です。
目師の当時の年齢を考えると、既に伝法叶った道師が大導師として行くところを、
当時の石山一同が全く留めるという事は無かったという不思議です。
もしかすると、目師でなければならない理由が有り、仮に目師でなければならないとすれば、
多くの祖師の伝説に辻褄が合う場面が多くあると思います。
2091
:
犀角独歩
:2006/05/31(水) 08:21:53
> 2090
これは理に適った疑問であると思います。
宮崎師であったか、執行師であったか、失念しましたが、日目の日道相承を、この最期の天奏から疑義を呈していました。
要は、既に伝法相承を行ったのであれば、日目は隠居なのだから、一宗の代表として、天奏すべきは日道であるということです。
当時、血脈相承などということは、まだ行われていなかったにせよ、実質的な継承者が日道であったとすれば、たしかに「目師でなければならない理由」があったと考えることは理に適っています。このような類推経路にわたしは賛成です。
ただし、人間が自分の死期を特定できることは、なかなか難しいことです。ですから、最期の天奏に際、日目がそれを覚り、日道に相承してでかけたなどというのは、潤色の物語としてとらえるほうが事実に近いと思え、天奏を生きて石山へ帰る気で出たのであれば、日道に譲っていく必要もなかったというのも、また、一面の理に適った類推ということになります。
2092
:
藤川一郎
:2006/05/31(水) 10:11:45
>>2090
もちろん、目師で無ければ無かったんでしょう?
つまり天奏の手配は出来ていた。いや、もっと踏み進んで、宮中からのお呼び出しが日目上人宛にあったとのなら
代行では御不敬になる。
後醍醐天皇は建武の中興に際して、あらゆる寺院の長に「お呼び出し」をかけている。
もちろん、法華に強く関心があったと言うより、御自身の中興政権を護持できる霊的な存在を求めておられた。
これが御本意であったのであろう。
それが恐ろしいほどの田舎寺にまで、呼び出しをかけている。
考えてみたら、鎌倉幕府壊滅のために悪党まで集められた方である。
とにもかくにも政権維持の霊的保護の為には何でも取り入れるようなところがおありだったのでは?
2093
:
お暇庵
:2006/05/31(水) 11:25:37
藤川さん、これは面白い着眼ですね
後醍醐天皇は真言密教の伝法灌頂を受け自ら出家となって鎌倉幕府転覆と王権奪還を目指して怨敵退散の調伏をいたしていたことは事実です。中宮の御産祈祷と称し関東方調伏の祈祷を行い、更に興福寺や延暦寺などの寺社勢力を味方につけようとしていたことも(結果的には延暦寺にうらぎられますが・・・)
もともと武士の出自は源氏を始めとする下野した皇族縁故による(皇位権剥奪や権力遠慮)嫡男以外に寄って組織された護衛団の意味もありましたが、承久の乱に下克上にあって鎌倉北条家に皇位の交替まで云々され、官位や人事にまでの越権行為があったのは歴史的事実なことでしょう。
「正中の変」や元弘の変、幾度かの挙兵による蟄居や配流を経た後醍醐天皇が政権奪還のために利用しようとしたネットワークは高野から連なる連峰群に拠点を持つ修験・山伏系を始めとする山岳集団、木地師、職能・遊行者・白拍子などの芸能集団、忍者の元祖と言われる千早赤阪系の悪党山師。勿論その中には鎌倉にほど近い富士山岳の霊的ネットワークも視野に入っていたと思います。
結果的に鎌倉幕府が新田義貞と足利によって滅亡しますが、鎌倉を滅ぼしたのが新田家とは深長な意味合いが見て取れますね。
その後、建武の新政による後醍醐天皇と貴族中心の政治運営は荷担した武士達が報償面で不満を持ち、後醍醐天皇が政争に敗れて吉野の山中に逃げ込んだのも熊野地方には天皇を支えるこうした武士階級や貴族とは違うネットワークの基盤があったと思うのは自然なことではないでしょうか。
2094
:
金龍
:2006/05/31(水) 11:58:22
目師の上洛が、禁裏御采配とした場合、当然にそれに関わる人物はある程度の資格が存在したのではと考えます。
確かに、新田氏との関係を思考しつつも、大聖人入滅時に関わる伝説が私の頭には浮かぶのです。
池上入滅時には、興師は当然六僧の席があり、それぞれに遺言を託されています。
その中にして、一人少年であり「経一丸」後の日像がおりますが、諸説は色々でそれぞれの伝説が言われています。
興味深いのは、大聖人が帝都布教を託されたのが経一丸であり、形見として「歯」を自ら抜いて渡したという伝説です。
極論の展開をしてしまうと、虎王丸と経一丸、どこかに共通点があったのではと思っています。
時代背景として、二人を同一視するのは乱暴と思いますが、当時の記録がハッキリと確証が持てないとすれば、
大聖人在世当時に随時給仕をした少年は二人と言うことになります。
しかし、当家では虎王丸のみを主張し、経一丸は身延方の主張となりどちらも二人の少年の存在を明記していません。
宮中に入る前にここら辺の整理をしてみたら面白いと思います。
2095
:
犀角独歩
:2006/05/31(水) 12:22:13
藤川さん、質問。
> 代行では御不敬になる
では、日目の代わりに、日尊が代行したことは不敬ですか。
不敬ならば、何故、土地まで拝領したのでしょうか。
事実と一致しないように思えます。
2096
:
藤川一郎
:2006/05/31(水) 13:25:25
>>2095
そもそも、当人が亡くなってしまって後の代行と、当人生存中の代行では意味は違うでしょう。
現今の園遊会でもそうですが、当人がどんなに高齢でも召された当人が参ります。
それに対して、当人が亡くなってしまった場合、しかるべき代理人を園遊会に召すことがあると聞いております(確か映画監督でその例があったと記憶します)。
それとは少しも矛盾しないように考えます。
それに日尊師=日目師の代行というのは、現代の伝承から言えますが、本当に正式な代行だったのでしょうか?
日尊師は日尊師で御自分の資格で参内したと考えた方が自然だと思えるのですが。
当宗の伝承は伝承として、それとは別にそこにも疑問視してみるのも面白いでしょう。
2097
:
お暇庵
:2006/05/31(水) 13:34:08
金龍さん、はじめましてお暇庵と申します、よろしくお願いいたしますです。
すこし、お聞きしたいですのでお願いいたします。それは「大聖人在世当時に随時給仕をした少年は二人と言うことになります」なのですが、私の記憶に間違いがあれば訂正をお願いいたします。
確か目師は文応元年(1260)に伊豆仁田郡に出生され、文永九年(1272)走湯山円蔵坊にて出家(13才)興師に謁されたのは文永11年(1274年15才、76年に得度)で、宗祖に謁見叶うのは同年11月(数え18才)のことです、目師は弘安五年(1282)では数えで22才になり、宗祖身延在住の間は(18〜22才となり)わずかに4年あまりで少年とは言えないのではないですか。
また日像こと経一丸は朗門に入ったのが建治元年の7才(1275)目師より15才若いですね、同年12月に宗祖より本尊授与されています、その時に経一丸と名乗ったとあります。朗門であったために鎌倉小企谷妙本寺が本拠で、身延にも再三登ったと物の本にはあります、宗祖遷化の弘安五年には14才ですからこちらの方が少年と言えるのではないでしょうか。
ついでながら、像師は京都布教に再三チャレンジして三度の院宣で追放に会いながら、遂に後醍醐天皇の京都還幸の祈願を護良親王より令旨を得て祈祷し、還幸の報なって尾張・備中などの三ヶ寺の寺領を朝廷より寄進されました。
また、その祈祷成就の功として後醍醐帝より綸旨を賜り勅願寺としての立場と一乗円頓之宗旨を弘める勅許がもたらされています。日蓮宗はここで天下公認の宗派になったわけです。これは像師上洛41年目のことです。
後に京都洛中四条の地の像師開基の妙顕寺(四条門流といわれています)は足利将軍の祈祷所、北朝光厳院の祈願所も兼ね、宗祖諸門流の最高峰として洛中では妙顕寺を通さずして挙状と申し状を朝廷もしくは関係各所には上げられなかったと言うことです。
2098
:
金龍
:2006/05/31(水) 15:10:14
お暇庵さんこんにちわ。
確かに現存の歴史的な背景はその様に存じます。
ここは、少し遊んでみませんか。
お説の通り、目師は走湯での13才御出家、像師は宗祖入滅時14才。
しかし目師の記述は、他の日蓮門下に明記されているのでしょうか。
又、当家では像師の事は触れる文献は有りませんよね。
私が、折り触れて思うのは、富士門と他門の文献は互いに反する場面が多いという事です。
これらの伝承等を一蹴にして「不相伝」と言う言葉でかたずけるのでは無く、双方に何らかの共通点が見られないかと言う事です。
教義は別として、日蓮門下に伝わる伝承が如何なる背景で生み出されたかと言う疑問です。
確かに目師と像師は全くの別人と思いますが、事、稚児奉公の頃から考えると、本当に別人であったのかと言う突拍子も無い発想です。
仮に、虎王丸=経一丸と推論した場合、御肉牙の伝承にも繋がり、天奏の次第も目師であったと言っても大変に面白い仮説と思います。
私は、暴論かもしれませんが、虎王丸=経一丸とした場合、鶴丸の紋章使用にも納得する場面があるのです。
後醍醐天皇の宗教政策には確かに多くの教義と手を結び一宗一派に固まる事は無かったことは確かです。
さて、それだけで終わったのでしょうか。
建武以後、日本は戦国を迎え、後、徳川まで禁裏は実験を失い、大政委任が続く体制が続きます。
その中で、目師の伝統と像師の伝統とどちらが、禁裏で捉えられていたかと言う事に続くと思います。
公家文化と言う物は、武家風とは違い、あからさまに物事を表現することはありません。
江戸よりの使者が御所に上がる際。
「遠い関東より、ありがとう・・・・・、はよお帰りやす。」
の世界です。
話しがそれましたが、目師の天奏も又、何かのきっかけがあり、その背景があると思うのです。
一般的には周知されない事があるのではと推論するのが面白いと思っています。
2099
:
金龍
:2006/05/31(水) 15:26:13
藤川様こんにちは。
私は、尊師代理説に対して違う意見が有ります。
御所に於いては、「穢れ」を嫌います、その中でも「喪」は最大の「気涸れ」となり、御上への拝謁は控えるべきものと拝します。
現在の礼式ではその限りでは無いと思いますが、少なくても孝明天皇より上はそうであったと存じます。
では、目師の遷化後、何故に尊・郷師で御所に参内出来たかと言う事です。
私はここに、後醍醐帝の政策以上の物を感じるのです。
宗祖・開山・伝法と続く大導師に共通するものは何か。
その意義に、尊・郷師でもお役が叶ったと思うのです。
2100
:
犀角独歩
:2006/05/31(水) 16:07:24
藤川さん、有り難うございます。
その通りでしょうね。
では、もう一点。
「呼び出し」という表現を使われていましたが、日目の場合は、どちらですか。
呼び出されたのですか、それとも自分で行ったのでしょうか。
あと、日郷の天奏については、富士年表には
1345 興国 6 乙酉 後村上 足利尊氏 貞和 1 10.21 光明 滅後 64年
日興・日目13回忌 3.7 保田日郷、大聖人本尊を京六条坊門にて薩摩阿日叡に授与す(叡譜)3.14 保田日郷上洛して上杉管領に伝奏す(8ー373)3.15 保田日郷天奏により光明院より綸旨並びに嵯峨帝宸翰の法華経10巻を拝領す(
という記事が伝わります。
日尊は土地を拝領。日郷は法華経典。これら、顛末を見るに、どうも、国家諫暁などという朝廷を謗法罪悪視した様子は伝わりません。朝廷に認めてもらいに行っているという感じですが、これが天奏の実態と見て差し支えありませんか。
2101
:
犀角独歩
:2006/05/31(水) 16:19:07
それから、もう一点。
日尊が日目とは独自に天奏をしたのではないかという仮説は、説得性があります。
その理由は、日尊の天奏成就が石山にとって、何の意味もなしていないからです。
2102
:
お暇庵
:2006/05/31(水) 18:29:34
金龍さま、レスいただき有り難うございます
駄文に恐れ入ります
>話しがそれましたが、目師の天奏も又、何かのきっかけがあり、その背景があると思うのです。
>一般的には周知されない事があるのではと推論するのが面白いと思っています。
金龍さまの見解はすこし、私どもには相容れないものがありそうです。この文調では何でも有りになってしまいませんか?
私どもはある程度の歴史的事実や資料を基にして文書として価値のなさそうな(偽書や風聞綴り)ものでも、当時の価値観や風習に則して判断をしたいところです。
確かに口伝や相伝のたぐいは公開を前提としたものではないですから、表に出る事は少ないと思われますが、それでも延暦寺では口伝・相伝を書類化するために記家という専門僧侶をおき、そのための血脈相伝もあるのです。
これを言いますと飛んでもない分量になりますので、金龍さまの見解として、この議論は切り上げたいと思います。
有り難うございました、なお2097の文章に間違いがありました
>また日像こと経一丸は朗門に入ったのが建治元年の7才(1275)目師より15才若いですね
の「目師より15才」は8才の(目師出生1260、像師1268年)間違いです、謹んで訂正させていただきます。
2103
:
犀角独歩
:2006/05/31(水) 18:56:46
藤川さん、つい、投稿だけ読んで、質問をしてしまいましたが、ここは「つぶやき」なので、質疑応答付加でした。
お応えいただけるようでしたら、「素朴な疑問」のほうにでもお願いいたします。
よろしく、どうぞ。
2104
:
犀角独歩
:2006/05/31(水) 18:57:26
間違えました。付加ではなく「不可」でした。
2105
:
金龍
:2006/05/31(水) 18:59:23
拝復 お暇庵様
>話しがそれましたが、目師の天奏も又、何かのきっかけがあり、その背景があると思うのです。
>一般的には周知されない事があるのではと推論するのが面白いと思っています。
金龍さまの見解はすこし、私どもには相容れないものがありそうです。この文調では何でも有りになってしまいませんか?
私どもはある程度の歴史的事実や資料を基にして文書として価値のなさそうな(偽書や風聞綴り)ものでも、当時の価値観や風習に則して判断をしたいところです。
とのお説、賜りました。
では、目師天奏と言う所に絞ってみたいと思います。
最終的には、目師自身が天奏を遂げることなく、従僧の尊・郷師により禁裏の奏上がなされた。
これは、富士門にかかる事実として捉えてよろしいでしょうか。
かかる、宗門の大事を遂げた従僧の尊・郷師は石山を離れ、目師天奏の次第は富士門下には伝わらなかったと言う事で良いでしょうか。
現在に残る文献をもって、偽書或いは「伝に曰く」と言われている事に関しては、全く効をそうさないと言う形であるのでしょうか。
「私どもはある程度の歴史的事実や資料を基にして文書として価値のなさそうな(偽書や風聞綴り)ものでも、当時の価値観や風習に則して判断をしたいところです。」
との見解には、どこを持って基準とするかが問題になると思います。
論議の切り上げ とのお言葉ですので、これでこの件に関してコメントはいたしません。
但し、私は教義の云々はさておき、いや、別として。
伝記伝承に対してのみ、色々な方面より意見があってしかるべきと思い、又、これからもそうあるべきと思います。
残念ながら、「判断」の基準が私には分かりませんので、判断に合わないとの結果である
「この議論の切り上げたいと思います。」
には大変に残念に思います。
これからは、議論の判断基準値を示しておいて頂ければ幸いです。
2106
:
お暇庵
:2006/05/31(水) 19:50:36
金龍さま、再々におそれいります
独歩さんが、2103でいみじくも書かれています様にこのスレッドでは質疑応答は禁止だそうです、私も大ボケで失礼いたしました。
失礼ついでに適当なスレッドがないので、お答えに変えさせて頂くとして、金龍さまは議論を進めさせるための判断基準をお求めですが、この掲示板は富士門とは書かれていますが他門の方も参加されますし、富士門と言っても石山だけではございません。
よって、大方の人の書き込みを見るまでもなく「ある程度の歴史的事実や資料を基にして」は当然の事と思います、その上で口伝的な事を主張するのであるならば、その根拠と依文は富士だけでなく、他門あるいは首肯するに足る学説を用いて証明する義務はあると思います。
この辺は他のスレッドを読んでいれば空気で分かると思います、何よりも個人の私信掲示板ではないですから、ここには論客も多いですので大方の批判に耐えうる論旨が望ましいと思いますが、こんな感じでしょうか。
以上にて失礼いたします
2108
:
今川元真
:2006/06/04(日) 10:58:02
劇画発想【日興私案】 「本化垂(しんにょう)亦天照太神宮」八百万神々の長・光神アマテラスが真の力を発揮。「日蓮聖人御影堂」御書遺文から法華経行者・日蓮を学ぶ。「法華本門寺根源」若くて綺麗な理想・南無妙法蓮華経本尊漫陀羅。
2109
:
励合人
:2006/06/10(土) 05:25:34
管理人様、素晴らしいサイトを提供して下さってありがとうございます。また博識ある皆様の貴重な投稿も丁寧な文面で時間を惜しみなく提供して頂いて感謝致します。
管理人様に提案なのですがサイトにカウンターをつけられたら如何でしょうか。どれくらいのロムの方がいらっしゃるのかと思いまして。常連の方々はあまり意識されてないと思いますが今後のサイトの発展を意識できるのにもカウンターがあれば分かりやすいと思いましたもので。新しい時代の幕開けになるサイトだと思いますので動向を見届けたいと思いました。
2110
:
管理者
:2006/06/10(土) 07:55:32
励合人 さん
ご参加有難うございます。
>サイトにカウンターをつけられたら如何でしょうか
ご提案有難うございます。
カウンターは当掲示板開設当初より、設置されています。ページの上部、タイトルの下、左側にあります。
現在のカウントは400720です。ご確認戴ければ幸いです。
2111
:
今川元真
:2006/06/10(土) 12:40:08
劇画用背景説 ●シャカ(諸行無常) ●大乗教(転輪聖王) ●ビシュヌ様→【密教】秘密一乗[大日如来]大乗現証→【法華】法華一乗[妙法蓮華]一念三千・因果倶時、十全完璧即戦力 ●シヴァ様→鬼道密教→天台神道⇔十二天羯摩曼陀羅or法華本門戒壇堂or金剛界胎蔵曼陀羅法華儀軌(仮称) ◆すいません。2チャンネルに書く事でした。
2112
:
今川元真
:2006/06/13(火) 19:02:01
シャカ・ライスカレー・ナンカレー、龍樹・惣菜サンド・カレーパン、大乗経典・いろいろなパン、鳩摩訳・惣菜パン、智豈頁・点心・究極パン、最澄・サンドイッチ・揚げパン・究極パン、円仁・焼きサンド、円珍・惣菜サンド、安然・揚げパン、日蓮・究極パン、牧口・ジャムパン、戸田・惣菜サンド、玄奘訳・ジャムサンド、西遊記・惣菜パン・惣菜サンド・揚げパン・サンドイッチ、道教・点心、鬼道密教・惣菜不調合サンド、天台神道・インスタント的菓子パン、 【少年サンデー「焼きたて!!じゃパン」からの例え】
2113
:
今川元真
:2006/06/18(日) 11:09:16
【魔力・神力・法力・仏力・信力・学力・功力】【金剛界胎蔵曼陀羅法華儀軌】【上行・シャカ在世、不軽・シャカ没後】【軍茶利明・大威徳明王・降三世明王・金剛夜叉明王・烏沙摩明王】【南無妙法蓮華経如来、四天王、不動明王、愛染明王】【題目、本尊、戒壇】【鳩摩訳、智豈頁選、最澄編、日蓮継】
2114
:
今川元真
:2006/06/19(月) 20:29:20
◆明王の王の字が一つ脱字でした。◆高野山奥院で弘法大師空海の遺体が髪が伸びていたそうです。公家の日記か何かには荼毘にふされた事が書かれてあったそうです。◆聖徳太子に未来予言の書があるらしいです。日蓮聖人が密教や超能力などを否定せずの人なら、漫陀羅本尊を宣揚できる僧が出現するのが「シャカ没後2000年以上後の末法時代」だとしたら[題目義・日蓮、本尊義・日寛、戒壇義・牧口]に求めたい。宗教で無くて学問として。◆聖書に付属する黙示録も21世紀にある私等の眼から見れば警告なのか予言なのか判らず。神が書かせた予言では無くて端なるケースバイケースの未来予知ならヒトの想像の範囲内とも考えられるのでは無いでしょうか。
2115
:
今川元真
:2006/06/21(水) 12:06:19
連続書き込みになってるけど一箇所一日一度で御勘弁っていうか此の書き込みで前提な疑問に区切りです。●大乗経典・定義白蓮華思想経典●聖徳太子、役小角、最澄、日蓮、山川智応、石原莞爾、牧口常三郎、戸田城聖●21世紀の仏教・シャカ(諸行無常)解脱、シャクソン(涅槃寂静)成仏 ●「親が存在しなければ、子も存在しない」で振り出しに戻るなら、シャカの言葉・原始経典から始めなければならないか
2116
:
一字三礼
:2006/06/21(水) 13:20:17
最近ちょっとがんばって書き込みをしておりますが、顕正居士さんとの対話にしても、犀角独歩さんとの対話にしても自分の投稿内容が非常に保守的だということに気付かされます。
れんさんと初めてお会いした時に、「お坊さんだと思ってました。」と言われたのもなるほどと思いました。
でも最近、見た目で、お坊さんではなく、少し年配のハンプティーダンプティーに似ていると言われました。
年配のハンプティーダンプティーって、、、。
2117
:
今川元真
:2006/06/21(水) 16:18:44
連続で無ければ良い? ◆嘘から出た卵。元意、真。 ◆数字の計算では何故か合わないけど、末法の様相には合う。事件事故が起こらない神仏の時代など無いと言われるなら其れまでです。 ◆悟りの立脚点は何か。から考えないと建て直しは無理でしょうか。
2118
:
犀角独歩
:2006/06/22(木) 12:02:23
かつての友人が、「成仏したいというのも、欲求なんだから煩悩じゃないの?」と言っていました。「なるほど」と妙に納得したものでした。
しかし実のところ、釈迦牟尼は成仏したところから50年、生き続け、人々を教化していたわけでした。それを修行と呼んでもいたようでした。
ところが仏教徒は成仏するために一所懸命、修行して仏になりません。今日日の仏教ともなると、人間であることに強い執着も見られます。
信じていることからも自由になること、そこに平安があること、釈迦牟尼はそんなことを教えたかったのではないのかとも思う昨今です。
2119
:
今川元真
:2006/06/22(木) 15:51:01
反神教or汎神教の違いか?
2120
:
藤川一郎
:2006/06/22(木) 16:50:13
>>2116
独歩さんも、顕正会からは「日蓮宗の僧侶」と言われてますが・・・。
何しろ「○○坊」ですからね。
2121
:
犀角独歩
:2006/06/22(木) 18:36:49
藤川さん、わたしが日蓮宗僧侶というのは、一種のブラックユーモアですね。
わたしは出家させる大器は、そうはいらっしゃらないと思います(笑)
2122
:
藤川一郎
:2006/06/25(日) 19:20:12
>>2121
まあ、日蓮宗でもお断り?(爆)
それはさておき下記オークションは全く落札者無く終了しました(笑)。
終わってからでないと、入札妨害と勘ぐられますので、今発表しました。
http://page7.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/g42352086
2123
:
ラキ
:2006/06/27(火) 23:25:16
商魂たくましいですね(笑)
本尊て破門前は「貸し与え」だったはずなのに、売り渡し(販売)て意識があるんですね。
それにしても、破門されてから日寛上人本尊に交換するのに、3000円を取られて、貸し与えだから交換なら無料でも構わない気がします。
販売された物なら、再販売?で交換と行って、本尊を持っていくのは騙しじゃん!と今は考えますね。
所有権放棄した訳ではないので、返還請求して、オークションにでも掛けてみたいかも?w
2124
:
きゃからばあ
:2006/07/01(土) 11:33:09
少しつぶやきたくなりました。
学会2世として育ち、脱会後は法華講として活動し、なによりも大御本尊を信じて勤行・唱題をして、少しばかりの教学を学んできましたが、この掲示板に出会ってから悩んで悩んだ結果、今ではすっかり大御本尊に興味がなくなり、むしろ宗教そのものを信じなくなり、死後の世界すら信じていません。
といいながら家の御本尊に唱題しているので矛盾していますが…。
でも五逆罪よりも法華経の誹謗のほうが無間地獄に堕ちるなら、法華経なんて無いほうがいい。こちらの漫荼羅が良く、あちらが駄目でそれを拝んだら堕地獄なんていうならすべての漫荼羅はいらない。
釈迦も日蓮も、過去の偉人として尊敬はしますが、本仏とは思えません。
もちろん間違いだってあるし、失敗もあるのが普通です。
きっとあの頃の世間の苦しみ(戦争)を無くしたかっただけなのかもしれない。
そのために因果律を説き、真の平等を説いたのかもしれない。
おそらく法華経とは因果律と真の平等を説いたものだから、それを無視すると五逆罪よりも重く、逆に信じるとあらゆる仏を供養するよりも功徳が大きいのだと思う。
そして日蓮は法華経に唱題することで、自己開発・自己啓発・向上心・人間革命?、させる手段を発見したのではないでしょうか?
それと釈迦も日蓮も当時の堕落した僧侶(宗教人)に人々が惑わされていることを五濁悪世の原因と考え、そこには幸福はなく、だからこそそれらから人々を救いたかったのではないでしょうか?
変かもしれませんが私は学会に期待しています。宗教そのものを見極めて、本当に大切なことは抽象的な神仏に拝むことではなく、自己意識による改革・向上の方法を見つけることで、もし本尊が必要なら、万民でそれを協議し、そして選べばいいのであり、そして他力本願的な宗教を打破し、因果律と真の平等を基にした活動を展開して欲しい。
やっぱり抽象的な漫荼羅より、一人ひとりの命のほうが大切だと私は思います。
なお過去の投稿で名前にメールアドレスをリンクさせていましたが、迷惑メールが多いのでアドレスを無くしました。
2125
:
独学徒
:2006/07/02(日) 20:47:46
6月18日にブログにて、正信会と創価学会について少々批判的な内容を投稿しました。
なぜかそれ以降、掲示板では連日のように迷惑投稿がなされ、現在に至っています。
ひょっとして因果関係があったりして。
つぶやきでした。
2126
:
犀角独歩
:2006/07/03(月) 09:12:24
独学徒さん
この度は、‘ご法難’の由、ご苦労さまです。
また、拙書のご紹介、まことに痛み入ります。
貴ブログ、謹んで拝読いたしました。
正信会に対するご見解にはまったく同意です。
正信会のサイトの
> 熱原法難を通して師弟一箇の成道を得た法難の瑞相
というのは、いったい何を言っているのか理解に苦しみますが、いずれにしても、熱原信徒の篤信と法難を賛嘆したものなのでしょう。ところが、正信会各位、殊に彼の所の古文書研究をよくする人々は、彫刻の真偽を語らないわけです。そこに四弘誓願の衆生無辺誓願度は見られません。彼らの師である日達氏がいった「上求菩提下化衆生」も見られません。
熱原信徒の篤信と法難を賞賛するのであれば、自分たちも真実を語り、そこで遭う難から逃れない生き様を示して然るべきであると思うのです。
ところが、彫刻を信じる人々は、このような破戒に止施するわけでもなく、むしろ、荷担して、事実を語れば留難をなし、罪業を重ねます。また、在家のみで生きる人々もまた、自分の信じる‘本尊’を貶されたと思い、難を為します。しかし、彫刻の真偽を語ることは、事実を語ることであり、悪口ではありません。斯かる信に執着する人々は、何故、事実を見ようとせず、寧ろ、事実を語ることに難を為すのか、哀しむべきものがあります。
しかし、このようなことは先刻ご承知のことであり、昨年の流行語を使えば、まさに「想定内」のこと、致し方のないことなのかも知れません。しかし、難を為す人々もまた、事実を隠蔽することで組織、指導者に呪縛される被害者である以上、こちら側としては、一片の怒りも覚えず、ただ、憐憫の情を催すばかりです。
2127
:
きゃからばあ
:2006/07/03(月) 11:16:10
>2124
「すっかり大御本尊に興味がなくなり…、」
を、
「すっかり大御本尊を信ずる気持ちがなくなり、」
と訂正させてください。
あくまでも御本尊の真偽は必要であり、その結果を後世に残さなければいけないと考えています。
2128
:
犀角独歩
:2006/07/03(月) 14:44:11
きゃからばあさん
わたしもそう思います
2129
:
独学徒
:2006/07/03(月) 20:46:58
犀角独歩さん、”法難”お見舞い、誠に恐縮です。
>熱原信徒の篤信と法難を賞賛するのであれば、自分たちも真実を語り、そこで遭う難から逃れない生き様を示して然るべきであると思うのです。
全く仰せの通りだと思います。
興風談所の研究成果は、深く尊敬致します。
まさに正信に覚醒させられる思いすらあります。
しかし彫刻の真偽や、自分達の興味の無い、もしくは自分達にとって不利益な問い合わせには、どこまでも無視を決めむ態度、傲慢な言い草等には落胆します。
僧侶など所詮は皆この程度かと、溜息が出る思いです。
きゃからばあさん、
>あくまでも御本尊の真偽は必要であり、その結果を後世に残さなければいけないと考えています。
宗門の方の中に、このような真摯な方が居られる事を心強く思います。
心より尊敬申し上げます。
管理人様、
つぶやきスレッドでの返信、失礼致します。
2130
:
下学上達
:2006/07/03(月) 22:11:53
本門戒壇の大御本尊だけは、「この世での唯一の真実」と信じて来ましたが、
独歩さんのページなどを読ませて頂き、かなり落ち込んでいます。
本物は、いったいどこにあるんでしょうかね。
一度で良いから、拝んでみたいものです。
2131
:
犀角独歩
:2006/07/04(火) 00:16:30
独学徒さん
正信会、殊に興風檀所の人々、あれは“坊さん”なのですか。坊さんの格好をしているだけではないのですか。彼らが坊さん、僧侶という点には大いに疑問があります。頭を剃って、袈裟を着るだけなら、われわれだって、出来ます。彼らが坊さんだというのは、いったいどこから言えるのでしょうか。もちろん、これは独学徒さんへの詰問ではありません。わたしは彼らを坊さんだとはまったく思っていないという意思表示です。坊さんコスプレ、古文書オタク、衆生済度の意志はなく、仏教学界で認められて、いい気分になっているだけとしか映じません。
下学上達さん
本物の戒壇本尊、そんなものはないでしょう。そもそも、日蓮は会談と本尊と題目と言っているのです。
戒壇の本尊があるというのであれば、戒壇の題目、戒壇の戒壇もなければなりません。戒壇と本尊が別立てなのが日蓮の教義ですが、それを束ねれば秘事で一つであるというのが草案に見られるところではないでしょうか。
いずれにしても、本尊は「観心本尊」ではないでしょうか。
2132
:
犀角独歩
:2006/07/04(火) 00:18:03
【2131の訂正】
誤)会談と本尊と題目
正)戒壇と本尊と題目
2134
:
犀角独歩
:2006/07/04(火) 00:27:59
管理者さん
投稿したあとに、少し反芻しました。これは偽らざる感想です。しかし、管理者さんが、「坊さんコスプレ、古文書オタク」というのが、悪口等の投稿規約に該当するとご判断されるのであれば、2131、2132は削除してください。
2135
:
顕正居士
:2006/07/04(火) 05:33:30
正信会や創価シンパの離脱僧はろんなく坊さんです。カルト化しているとはいえ、日蓮正宗は
由緒ある伝統宗派の流れですから。そこで出家した人は坊さんです。宗派から擯斥されても、
宗派を替えても、坊さんであることに変りはありません。
ただし具足戒を受けている人を坊さんという国際標準からは、日本とチベットのニンマ派の方は
優婆塞(居士)です。
2136
:
B
:2006/07/04(火) 05:39:18
2131の掲示は独歩さんの人格、品性を表して面白い。
自らへの無礼には大変鋭敏でいらっしゃる。
偉大な独歩さんも、
意に副わぬ者に対してはかくの如くになられる。
削除より晒しておくべきでしょう。
「カラフル坊さんコスプレ、法華経オタク」はお気に入りのようだが
独学徒 さん
ブログどこにあるのかご紹介を
2137
:
顕正居士
:2006/07/04(火) 05:56:32
日本の坊さんの中でちょっと違うのは真宗の方です。無戒ですから。ほかは円戒です。
日本仏教の世界では真宗の方も同じ坊さんです。全く差異はない。しかし仏教の世界
を出ると違います。神官と同じに俗人として扱われます。ですから、真宗九家は華族に
列したのです。
なお、明治廃仏以後は四民の外である僧侶という身分は法律上はありません。僧侶は
宗教、ことに葬儀に与る職業に過ぎず、選挙権など国民の権利を有すると同時に、納税、
(兵役)などの義務を負います。したがって何が僧侶であるかは、明治廃仏以前の習慣
によるといえます。
2138
:
犀角独歩
:2006/07/04(火) 06:27:01
Bさん
「偉大」とは恐れ入りました(大笑)
ところで、わたしはどこに「カラフル」と書きましたか?
わたしがコスプレ、オタクではないかと記したのは、その言葉が気に入っているからではなく、わたしは、僧の僧たる所以は何かと、問うためです。
このようなことは日蓮にも見られるでしょう。以下の如き、引用、記述が見られます。
「法を護らざる者をば禿居士と名づく」
「多く飢餓の為の故に発心出家するもの有らん。是くの如きの人を名づけて禿人と為す。是の禿人の輩、正法を護持するを見て、駈逐して出ださしめ、若しくは殺し若しくは害せん」
また、疑偽書には、さらに激烈を極め、
「食法がきと申すは、出家となりて仏法を弘むる人、我は法を説けば人尊敬するなんど思ひて、名聞名利の心を以て人にすぐれんと思ひて今生をわたり、衆生をたすけず、父母をすくふべき心もなき人を、食法がきとて法をくらふがきと申すなり。当世の僧を見るに、人にかくして我一人ばかり供養をうくる人もあり。是は狗犬の僧と法華経に見えたり。是は未来には牛頭と云ふ鬼となるべし」
「遊戯雑談のみして明かし暮らさん者は、法師の皮を著たる畜生なり。法師の名を借りて世を渡り身を養ふといへども、法師となる義は一つもなし。法師と云ふ名字をぬすめる盗人なり。恥づべし、恐るべし」
既得権ではあるまいし、出家、教師補認という免許を、あるとき、ある宗派から得れば、その後、終生、僧侶であるというのか、そもそも、僧侶とは何ぞや、かくあるべきかという問いです。
以下、よく引用するところです。この心情を言っているのです。
「坊さんのすべてが、もう一度、出家しなおしたら、どんなにすばらしいことかと思う。皮肉などで決してない。実感である。
三十三カ所霊場とは限らない。日本の寺々にはともすると、草創の古さ、寺格の高さ、皇室はじめ過去の権力者にどれほどの庇護や帰依をうけたかを、とくとくと語り、あたかもそれを寺の誇りとするごとき傾向をまま見かける。しかしそんなことが、寺の名誉でも威信でもないことはあきらかである。もし寺院が、それなりに矜持(きんじ)を持つとすれば、仏の智、仏の愛を、どれだけ積極的に民衆のなかに弘通し、彼らの悩みを救ったかという一点にしぼられるはずである。過去はもちろん、現在も未来も、立派にそのつとめを果たし得る自信、そしてその実績――。寺院の誇りはこの一事に尽きる。伝統や寺歴を、問題外にするのではないが、そういうものはあくまで第二義のはずと思うのだ。かたちはでんとかまえているが、ひっくり返してみたら下のほうが腐りかけていた南瓜……。そういう哀しい存在に、寺院が成り下がることを、日本の民衆は一人として望んでいないのである」(『西国巡拝記』杉本苑子)
2139
:
犀角独歩
:2006/07/04(火) 06:49:07
なお、誤解があるといけませんから、一言、補足します。
わたしは、僧は宝であるという考えには、心から賛同しています。
原則として、僧侶には、最高の礼を以て、接しています。
しかし、破戒、無戒、一片の民衆共済の志も感じられない者には、歯に衣を着せず、断固、その非を問います。それは、わたしの意に副うか・否かということではない、僧の僧たる所以を滅ぼす悪行であるからです。
2140
:
犀角独歩
:2006/07/04(火) 21:02:59
こちらも間違えていました。
【2139の訂正】
誤)民衆共済
正)民衆救済
2141
:
独学徒
:2006/07/04(火) 22:36:48
犀角独歩さん、今晩は。
>正信会、殊に興風檀所の人々、あれは“坊さん”なのですか。坊さんの格好をしているだけではないのですか。
私は経験が少ないためか、真に尊敬できる僧侶を存知あげません。
したがって、私にとって僧侶とは「坊さんの格好をしているだけ」の人を指しています。
将来、本当に尊敬できる僧侶と出会うことができれば、この認識は改まると思います。
Bさん、私のブログは以下にございます。
http://blog22.fc2.com/fujikyougaku/index.php?style2=pop-k17&index
2142
:
B
:2006/07/04(火) 23:07:23
下手な書き込みのせいで誤解されたようです。婉曲は通じないようです。
>「偉大」とは恐れ入りました(大笑)
いやいやどういたしまして精一杯のヨイショです、真に受けられた訳ではないでしょうけれど。
> ところで、わたしはどこに「カラフル」と書きましたか?
独歩さんの表現を借りて私がお返ししただけです。
「カラフル坊さんコスプレ」衣の色に憂き身をやつすお上人様、これ中身より見てくれの「高僧コスプレ」なのでは
古文書オタクに対して法華経オタクと書いてしまいました。オタクとは地道な研究者に対する侮蔑表現です。
独歩さんお気に入りのお上人様方ごめんなさい。
独歩さんお気に入りの法華経研究者様ごめんなさい。
> わたしがコスプレ、オタクではないかと記したのは、その言葉が気に入っているからではなく
私の記した「お気に入り」の意味は、独歩さんが尊称をつけておられる方々は独歩さんの「お気に入り」なのではという意味です。残念ながら富士系僧侶には「氏」と表現されていますので。
ところで独歩さん、今日本国中でこれぞ本物の僧と思われるお方はどなたでしょうか。
独学徒さん ありがとうございます。 ぼちぼち読ませていただきます。
2143
:
犀角独歩
:2006/07/05(水) 04:19:18
Bさん
誤解も何もありません。ここは議論の場ですから、湾曲な表現がどうだとか、お気に入りがどうだとかということ自体、わたしは馴染まないと思いますし、そんな話につきあう気はありません。ヨイショ、お返し、お気に入り、あなた、なんか勘違いして居るんじゃないですか。
> オタクとは地道な研究者に対する侮蔑表現です。
研究だけして、衆生済度を忘れた者は、僧侶の本分を失っている故に尊敬に値していないと言っているのです。そのような戒めは日蓮以已来のことだろうとも記しました。湾曲で通じませんでしたか。
日有は『化儀抄』に
「一、当宗には談義あるべからず、其の故は談義とは其れ文段を横に沙汰する故に智者の所作なり、当宗は信の宗旨なる故に爾るべからず、但し竪に一宗の建立の様を一筋云ひ立るは説法なり、是をば当宗にゆるすべきなり愚者の聞く耳なるが故に云云」
というのではありませんか。わたしは富士の信徒は卒業していますから、この日有の教戒に随うことはありませんが、富士の僧侶を誇るのであれば、よろしく、この義に副うべきところ、単に研究とは、既にこの意に外れませんか。まして、大乗戒、すなわち、菩薩戒をもって僧侶となる法華宗において、「衆生無辺誓願度」は僧侶の誓いでしょう。この僧侶の本分を忘れては、もはや、僧侶と呼ぶことは出来ないと言っているのです。
> 残念ながら富士系僧侶には「氏」
当然でしょう。日蓮本仏という嘘を解き、模造の彫刻を「本門戒壇の大御本尊」と謀って恥じ入るところもありません。とても「師」などと呼ぶことはできません。。
> 今日本国中でこれぞ本物の僧と思われるお方はどなたでしょうか。
たくさんいらっしゃるのではないでしょうか。しかし、こんな質問に答え、実名を上げるわけにはいきません。2136、2142の如く、議論ではなく、突然、人を指名し、悪言を吐き、「晒しておくべき」などという書き込みをして、人を侮蔑するあなたに、まともに応える言われもありません。
2144
:
犀角独歩
:2006/07/05(水) 04:34:41
「仏所讃歎捨世中福田所誡於一闡提加讃歎供養。故弥貪欲心盛謗法音満天下。豈不起災難乎。…
問曰汝以僧形顕比丘失豈非破不謗四衆不謗三宝二重戒乎。答曰守涅槃経云若善比丘見壊法者置不呵責駈遣挙処当知是人仏法中怨。若能駈遣呵責挙処是我弟子真声聞也[已上]。之文記之」(災難興起由来)
2145
:
犀角独歩
:2006/07/05(水) 11:07:04
独学徒さん、以下へ移動しました。
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/364/1121476015/887
2146
:
ラキ
:2006/07/05(水) 13:00:50
最近ネット映像で、イスラム原理主義者による、ロシア人処刑映像を見ましたが、宗教に狂う怖さを実感しました。
日本ではここまで過激ではないですが(オーム事件を別として)自分が信仰してる宗教のためなら、法を犯す行為も平気でするのが宗教と呼べるものなのかと考えます。
2147
:
ひきこもり
:2006/07/08(土) 14:39:24
>>2146
そんなことはありませんよ。「仏法は王法よりも尊し」と言う理論を振りかざして、現行法を
犯すようなことは、富士門流信徒のほとんどはしませんよ。
2148
:
真実知求者
:2006/07/08(土) 20:42:49
>>2147
様、オーーット、、ホンマかいな、? マー重く受けとめるが、疑義は、、999%位は実感中、だす、、。 因みに「共同謀議処罰法=治安維持法、」、にご執心して批判者をブタ箱にしょっ引く法案には、つい先日までシャカリキの団体さまは、どこの誰でしたか、、ネ、? ここに宗教のの恐ろしさが存在のようです、、? イスラム教徒がユダヤ人をテロで殺傷する時、、「、、アッラー、!、アクバル、、!」(=お題目)、、と叫ぶ、ようです、。 この点には、??、、どこかと似ている点、、はないのでしょうか、、?
軽々しくは言えませんが、「、宗教、、=、、洗脳、、=、、凶悪、?、、」、、も、含んではいないでしょうか、? 心配ではございまするが、、。
2149
:
犀角独歩
:2006/07/08(土) 21:15:51
> 現行法を犯すようなことは、富士門流信徒のほとんどはしません
何を言いますか。7月3日、その富士門流の顕正会員が、人を殴って、家宅捜査が入ったばかりではないですか。創価・公明で言えば、池田克也、田代富士雄の汚職をはじめ、創価学会が蛇蝎のように嫌う山崎正友氏も、現役の富士門流信徒ではないですか。
不起訴、起訴猶予になったからと言って、現行法を守っていることにもなりません。
2150
:
問答迷人
:2006/07/08(土) 21:37:20
僕が創価学会員だったとき、こんな事を習いました。
「法には三種の法がある。世間法、国法、そして仏法だ。この三つの中で一番大切なのは、仏法であり、国法と仏法のどちらかを選ばなければならないときには、たとえ国法を犯しても、仏法に随わなければならないのだ」
たしか、これは、第二代会長の戸田氏の発言が元になっていたように思います。戦時中、戸田氏が国法を犯して捕らえられ、監獄に繋がれた事を正当化する論理がそこにはあったと思います。
本来、創価学会では、国法遵守の精神は薄いのではなかろうかと思います。現に、僕は、昭和44年当時、公然と選挙妨害を幹部から指示され、他党候補の事務所の電話を鳴りっぱなしにする、という選挙妨害活動をしたことがあります。
この経験からも、富士門流信徒、特に大石寺門流においては、現行法を犯すことには、そう心理的抵抗は無いように思っています。
2151
:
犀角独歩
:2006/07/09(日) 06:14:14
いわゆる、法に関するハッサン師の記述。以下、『マインド・コントロールの恐怖』から。
現行法は、暴力の行使またはその危険がないかぎり、マインドコントロールなるものが存在すること自体認めない。(略)実際、法というものは、知らないあいだに破壊的カルトの犠牲となってしまった人々よりは、むしろ破壊的カルトの方を守りがちである。(略)カルト集団には途方もない資力があるため、彼らはそれで最高の弁護士を雇い、批判者や元メンバーに対するいやがらせの訴訟(勝ち目はなくても訴えられた人は迷惑)を起こすことができる。
破壊的カルトはみな、目的は手段を正当化すると信じているので、自分たちは法の上にあると思っている。
まっとうなグループは、破壊的カルトのように恐怖と罪意識を通してコントロールするというような極端には、決して走らないものである。
あるもっとも破壊的カルトは、元メンバーを実際に突きとめて、あからさまな暴力、あるいは法的嫌がらせ、感情的脅しや脅迫などでだまらせようとする。
2152
:
ラキ
:2006/07/09(日) 14:13:06
>2147
>>そんなことはありませんよ。「仏法は王法よりも尊し」と言う理論を振りかざして、現行法を
犯すようなことは、富士門流信徒のほとんどはしませんよ。
過去に同じような事を述べた記憶がありますが、私は、富士門流信徒の方が、他宗教より(国内限定で言う)犯罪を犯してる方が多いと思います。
報道に流れないような小さな犯罪も身近で体験し、聞いてきました。
富士門流の折伏と言う、脅迫はある意味犯罪行為だと思ってもいます。
顕正会など、顕正会をバカにすると、罰が当たる。入信を拒むと罰が当たる。他の宗教では不幸になる。幸せになるには顕正会の日蓮聖人の仏法をしなければ、幸せになれない。
何か問題があるの?と思う人もいるでしょう。
だけど、捉える人により、罰・不幸と言う言葉の脅迫とも取れるわけです。
そのように考えると、他の宗教を見て話を聞いて来た私をしては、富士門流が一番世間法を犯してると思います。
2153
:
犀角独歩
:2006/07/10(月) 05:50:27
> 富士門流が一番世間法を犯してる
まあ、そこまでは言えないと思います、オウム真理教、統一協会などの例もありますし、戦前の軍部権力を結ばれた大東亜圏武力支配という問題もあるでしょうから。
ただ、たとえば、顕正会にしても、昨年は神奈川だけで500件の被害届があったということですし、戦後、間もない、創価学会の威力行使、勧誘、その他の被害は凄まじいものがあったのは、事実でしょうが。
2154
:
今川元真
:2006/07/16(日) 06:12:41
創価学会の冷戦敵対に以前此んなものを書き送りました。【シャクソン・出世の本懐・法華経、日蓮・出世の本懐・三大秘法の大御本尊、爾前(諸の外道を破す)→シンニョウ亦門(諸の禅定を明かす)→本門(真寂の深義を明かす)→観心(人天の因果を明かす)、自分自身が妙法の蓮華の当体である事を悟る】 2006年現在では、法華一乗≒三大秘法、爾前or化城
2155
:
大縫 薫
:2006/07/20(木) 22:12:42
今回の大雨水害で土石流によってお亡くなりになられた方々のご冥福をお祈り申し上げ
るとともに、被害に遭遇された方にお見舞い申し上げます。
2156
:
下学上達
:2006/07/21(金) 02:45:38
ここの過去ログは大変勉強になりました。
ずっと読んでいて、日蓮大聖人の真意を理解した弟子はいなくて(日興でさえも)
・・・と言う事は後世には全く正しく伝わっていないのですね。
私は一体、何を信仰してきたのか判らなくなりました。
2157
:
今川元真
:2006/07/21(金) 06:05:53
法華一乗では無いですか
2158
:
パンナコッタ
:2006/07/21(金) 14:26:23
下学上達さん、こんにちは。ここは受け答え禁止なので、あくまでも自分の主観による
つぶやきです。ご容赦下さい。
以前、TVで三笠宮崇仁殿下が歴史を語ったインタビュー番組の中で、
「当たり前なのですが、誰が見ても、イエスはキリスト教徒ではないのです」 という
ご発言を聞き、アッと思いました。
当たり前の事実に、以外と気付いていない事があると言う事ですね。
(イエス実在論もありますが、それを踏まえてもキリスト教徒ではないでしょう)
富士系教学をベースにした信仰の場合、このような事が非常に多いと思われます。
慨出ですが、宗教の法則に”宗教の中心は空洞である”というものがあります。
【神や仏がたとえ存在しないとしても、宗教という装置は成立する。
重要なのは、神や仏が存在すると、人々に信じさせることである】
組織の維持、拡大が至上命題になっている教団の論理を信仰していたのでは、ないでしょうか。
2159
:
下学上達
:2006/07/21(金) 19:28:30
>パンナコッタ さん
受け答えではありませんが。返信ありがとうございました。
私も創価学会の本尊では無く、己心の大聖人の真筆を、
信じて頑張って行こうと思います。
2160
:
藤川一郎
:2006/07/22(土) 13:12:42
「イエスは仏教徒だった?―大いなる仮説とその検証 」
著者 エルマー・R. グルーバー
と言う書籍もありますね。
2161
:
ラキ
:2006/07/23(日) 00:32:43
本屋さんで見かけて、独歩さんの解体新書かと思ってしまいました。(^^;
「犀の角たち 」 佐々木 閑著
税込価格 : \1,995 出版 : 大蔵出版 サイズ : B6判 / 244p
ISBN : 4-8043-3064-X
発行年月 : 2006.7 利用対象 : 一般
内容説明
「科学とはなにか? 仏教とはなにか? まったく無関係にみえるこの問いの根底にある、驚くべき共通点とは。宗教の神秘性を極力排除し、徹底した論理性だけを用いて解き明かす、知的冒険の書。 」
2162
:
大縫 薫
:2006/07/27(木) 22:28:30
興門の化儀で、要法寺・北山本門寺・西山本門寺・小泉久遠寺と大石寺の比較を
考察すると法衣・法具などで大いなる相違があるのに考え深いのがあります。
石山は鶴丸は三枚羽でその他の七山は二枚羽で日興上人の紋たる亀甲紋も亀甲の中
に花菱があるのは石山で二階堂家の門であり、大井家の紋は花菱が無く、御宝前の
器は石山は六器で華香水華香水を供えるのに、七山は三器を供えています。
法衣も大石寺では白五条袈裟に対して、要法寺・北山本門寺・西山本門寺などは
薄墨五条袈裟を着用しています。四菩薩造立抄には宗祖は薄墨色の袈裟を着用して
いた事が判明しますが、石山古刹寺院の御影画像には白袈裟では無く薄墨色で描かれ
ています。題目も石山はナンミョウホウレンゲキョウに対し古来の七山はナムミョウホウレンケキョウ
とゲをケと発音し追いの題目を上げます。
数珠も石山は数え球があるのに対し七山は数え球がなく房も切房で丸房ではありません。
法具たる中啓も石山では葬儀にも朱骨・黒骨金銀の面の中啓を使うのに対し、七山では鈍色又は白骨の
中啓を使用します。葬儀の席も所詮は目出度いとでもいいたいのでしょうか?
まだまだ違いがありすぎて、書ききれません。
後者の七山が興門の古式を伝えているのだけは、誰の目から見ても明らかです。
何故に大石寺が変節してしまったのかお分かりの方がいたらご教示願います。
2163
:
みかん
:2006/07/28(金) 08:17:09
>石山は鶴丸は三枚羽でその他の七山は二枚羽で
そのようにMさんという方から教えられましたが、一昨年、
実際に実際に自分で富士五山全山を回ってみたら、
どのお寺でも二枚羽、三枚羽ばらばらに混じっていましたよ。
どうもちゃんと決まっていないと思います。
>ナムミョウホウレンケキョウ
これも同じMさんからそう教わりましたが、疑っています。
ナムミョウホウレンケキョウと表記するのは、古来の日本語が
濁点を表記しなかったからで、実際に濁音で発音していたか
発音していなかったかは、分からないのではないですか?
大縫さんがそのように教わったのは、Mさんからですか?
2164
:
大縫 薫
:2006/07/28(金) 11:19:19
みかんさん
要山の関係者から教わりました。
2165
:
みかん
:2006/07/28(金) 18:09:03
5年ほど前に、要法寺の寺務所で数珠を買いましたが、
たしか丸房で、房は左右とも二つだったと思うんですよね。
日興上人遺品のレプリカというふれこみでしたが、
いま、探してみましたが、見当たらないので
もし出てきたら、もういちど確かめてみます。
やはり5年ほど前に北山本門寺の御開帳を
受けましたが、その際は、貫主猊下は
白い切房の数珠でしたが、伴僧は色つき丸房の
数珠を使っていました。他門流の僧侶が出仕していた
と思われます。
開帳の時に「引き題目」というものを唱えさせられましたが、
げきょうだったか、けきょうだったか、覚えていません。
やはり5年ほど前の四月、西山本門寺の虫払い法要
に参列しましたが、僧侶の数珠は覚えていませんが、
たぶん切り房だったと思います。
信者は、丸房、切り房、白、色つきまちまちでした。
(東京布教所の信者だけは切り房でしたが、
わたしが持参した要法寺の数珠とはデザインは全く違いました)
一昨年の四月、再度西山の虫払いに参列したところ、信者の
数珠は、切り房が増えていました。
五山の五ヶ寺の鶴丸の写真がちょっと見あたらないのですが、
もし見つかったらアップします。
法衣、法具については知識がないので失礼。
2166
:
犀角独歩
:2006/07/28(金) 19:12:06
皆さん、ご無沙汰いたしております。
ここ10日ばかり、モバイルに頼っていたところ、頂戴したメールが不読消去される事故が起きました。もし、メールをお寄せ下さった方がいらっしゃいましたら、お手数でも、再送頂きたくお願い申し上げます。
2167
:
独学徒
:2006/07/29(土) 18:36:34
大縫さん、ご無沙汰です。
みかんさん、はじめまして。
>ナムミョウホウレンケキョウ
これは私もMさんから聞いたことがあります。
正信会の「通称『万年講』の邪義を破す」でも出ていますので、ソースはわかりませんが、Mさんは学会在籍中からそのような考えがあったと思われます。
また北山本門寺、京都要法寺、保田妙本寺の勤行要典に該当するものから、現在の各山の発音を探ってみますと以下の通りとなりました。
北山本門寺=「妙行聖典」:南無妙法蓮華経に「なむみょうほうれんげきょう」のルビがふられている。
京都要法寺=「信行正軌」:南無妙法蓮華経に「なんみょうほうれんげきょう」のルビがふられている。
保田妙本寺=「勤行要典」:南無妙法蓮華経に「なむみょうほうれんげきょう」のルビがふられている。
以上から考えますと、むしろ尊門では「なんみょうほうれんげきょう」と発音することが、「正軌」と考えられているようにも思われます。
犀角独歩さん、こんにちは。
昨日も添付ファイル付きのメールを送っていますが、どうも帰ってきてしまいます。
彰往考来さんには、届いているようですので、なにか対処法があればお伝えいただきたく存じます。
2168
:
大縫 薫
:2006/07/29(土) 20:05:35
独学徒さん、こちらこそご無沙汰しております。
暑さで体はバテてはいませんか?
保田妙本寺では緑の折本で「勤行読本」といっていたような勤行要典に変わった
のでしょうか!
2169
:
独学徒
:2006/07/29(土) 20:30:31
大縫さん、
>暑さで体はバテてはいませんか?
実はバテまくってます。
今日は明るいうちから発泡酒(私の小遣いではビールが買えません)をあけ、家でゆっくりさせていただきました。
>保田妙本寺では緑の折本で「勤行読本」といっていたような
ご存知のように、私は近年こうした富士門系諸山を訪問し始めたばかりですので、保田妙本寺さんに関しましても、正宗時代や離脱直後などのことはわかりません。
確か昨年、冨士教学研究会のブログを起こしたころに購入したのが、現在所持している保田の経本だったと記憶しています。
その今手元にあるものでは「中谷山妙本寺勤行要典」となっています。
2170
:
ラキ
:2006/07/30(日) 02:51:16
アンチ日蓮正宗系掲示板て感じで、面白いです。
「自称”顕正会員”の発言を考える」
http://windsaber.hp.infoseek.co.jp/
mixiの中にも日蓮のコミにティーがあるのには驚きました。
mixiメンバーで興味がある方は検索して覗いて見ても面白いかもしれません。
2171
:
犀角独歩
:2006/07/30(日) 07:43:59
独学徒さん
恐縮です。
どうも、ここのところ、メーラーの調子がよくありません。
お手数ですが、以下、再送いただければと存じます。
saikakudoppo@rio.odn.ne.jp
saikakudoppo@yahoo.co.jp
恐縮ですが、よろしくお願い申し上げます。
2172
:
独学徒
:2006/07/30(日) 10:18:30
犀角独歩さん、お早うございます。
ヤフーに送ってみました。
ご確認下さいませ。
2173
:
犀角独歩
:2006/07/30(日) 13:20:42
独学徒さん
こんにちは。拝受いたしました。
お手数をおかけいたしました。
有り難うございました。
2174
:
大縫 薫
:2006/07/30(日) 16:57:34
独学徒さん
中谷山妙本寺勤行要典は表紙は何色でしょうか?
大石寺と大差は感じませんでしょうか。
2175
:
独学徒
:2006/07/30(日) 17:12:41
大縫さん、
>中谷山妙本寺勤行要典は表紙は何色でしょうか?
グレーです。
大石寺のは私が所持していますのは、昭和56年版で茶色といいますか黄土色のような色をしています。
巷でよく見かけたのは、ブルーの経本でした。
いずれにしましても、現在の保田妙本寺さんの経本で、私が現在所持しているのはグレーです。
ちなみに勤行の次第は以下の通りです。
初座→石山「諸天供養」:保田「諸天供養」
ニ座→石山「本尊供養」:保田「法本尊供養」
三座→石山「三師供養」:保田「人本尊及僧宝供養」
四座→石山「広宣流布祈念」:保田「広宣流布祈念」
五座→石山「回向」:保田「回向」
宗祖本仏論の寺ですが、人本尊と法本尊を別個に供養するところは、石山と違っていますね。
石山では所謂「本門戒壇之大御本尊」をもって、人法一箇の本尊としますが、保田では法本尊=万年救護大本尊、人本尊=日蓮大聖人(大石寺正御影?)としているようです。
2176
:
大縫 薫
:2006/07/30(日) 20:22:54
独学徒さん、ご教示有難うございます。
富士諸山でも宗祖本佛論・久遠実成の釈迦佛を人本尊として位置付けをしているのが
大変に面白いです、特に西山では諸師によって人本尊のたて分け方に相違があるのは
興門の三宝式に見られる、宗祖御影(木像・画像)本尊(紙幅・板)開山御影(木像・画像)
の捉え方が多分にも影響しているのではないでしょうか。
2177
:
独学徒
:2006/07/31(月) 00:04:17
大縫さん、
>特に西山では諸師によって人本尊のたて分け方に相違がある
本当ですね。西山は諸師によって意見が異なりますね。
保田は猊下と執事さんとで、少々意見が違うようですが。
しかし、10人いれば10通りの意見があっていいと思いますので、むしろ内部で種々の意見があって健全かもしれません。
こちらこそ今後とも御教示の程お願い申し上げます。
特に、導師曼荼羅について、どのようなものを導師曼荼羅と呼称して間違いないのか、是非御教示戴きたく存じます。
2178
:
大縫 薫
:2006/07/31(月) 00:38:00
平成十八年 七月七日 「『立正安国論』─その道を歩む─」
立正大学名誉教授中尾中尾堯文師の金曜講話をネット配信で聴聞し、改めて宗祖
日蓮大聖人を身近に感じる事が出来て、今後の活動の糧となった。
合掌
http://dendo.d-nichiren.jp/share/getu_kin/index.html
2179
:
富士
:2006/07/31(月) 11:38:39
久しぶりに書き込ませていただきます。
突然ですが、彰往考来さん。
自分の事覚えていらっしゃるかどうかわからないのですが・・・。
昨年のオフ会、二次会の席で正面に居た途中で帰った法華講の者です。
実は早急にお知らせしたいことがあります。
いきなりで大変失礼なのですが、名前のところへ御迷惑でなければ、
電話番号かメアドを教えていただく事は出来ないでしょうか。
個人情報ですので、もし別なアクセス方法があれば指示してください。
従います。
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