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戦争と性−進駐軍慰安婦より

1イカフライ:2003/10/14(火) 13:06
 このスレッドは、立てようか立てまいか、迷ったのですが。

 別の掲示板でこんな話が出ました。

 終戦直後(これは、日本の戦後です)米軍が日本に駐留し、その際に、治安悪化、特に、基地周辺での女性に対する性的暴力が頻発しました。
 この対策として、当時のお偉いさん達が、そういう商売を生業としていた女性たちを集めて、基地周辺に米兵の為の慰安所を作りました。
 それによって、といえるかどうかは、断言できませんが、一般女性への性暴力は減り、敗戦国としては、かなり治安は守られた。
 また、それによって日本に流れたドルは、戦後復興の一助にもなったかもしれません。
 マクロでみればそうかもしれませんが、実際にそれ(米軍相手の慰安婦)に従事した女性たちの中には、性病を煩ったり、望まぬ子供を身ごもった女性も少なくないでしょう。
 数々の悲劇はあったと思います。
 けれど、この方法によって、多くの女性が守られた、ということも事実でしょう。

 こういった内容でした。

 私は、当時としては、そうするしかなかったと思います。

 軍隊において、特に戦時に於いて、こういった問題は、おこりがちです。
 従軍慰安婦問題をそうですし、ベトナム戦争の時にも、米兵とベトナム女性との間での問題がありました。
 戦争ではないですが、カンボジアでのPKOでも、同種の問題がありました。

 戦争と性、答えの出る問題ではありませんが、これについて、考えたいと思います。

 いろいろなご意見、お願いします。

317未人カ@うぐいす:2003/10/29(水) 14:33
あとさ。

よくよく考えたら、>>199で挙げている

1-a. ボランティアだけに駐留軍の性の相手をしてもらう。
1-b. 国民全員から無作為抽出で性の相手を決める。

なんだけど、占領国の体制によってはどちらも正当化できないね。

(1)有志を募り(何度も言うけど、ボランティアというのは篤志家だよな。一種の。
商行為なら別に希望者は自由にそれをするわけで、ボランティアでもなんでも
ないからな)それを行うのが、商行為ではないことを前提にしている場合(一種
の社会奉仕)、ボランティア(奉仕)そのものの強制は不可能。善意を強制する
と言い換えることもできるが、個人の選択ではないことを「やらせる」のは、民主
主義国が占領国だったら受け容れにくい部分はあるかもね。(やらせる内容に
はよるだろうけど)
何しろ、性行為は「金で解決」できる分野の話だからな。

(2)国民全員から無作為抽出っていうのは、被占領国が共産/社会主義下にな
いとできないな(w
占領軍が「民主主義の国」だった場合、相手国の民主化というのが大義になる
よな。この2〜3回のアメリカの戦争はみんなそうだったと思うけど。日本がアメ
リカに負けた後にされた戦後処理も「アメリカ的民主主義を育てる」だったよな。
その意味で、占領軍をアメリカ軍と仮定しているのだとしたら、「無作為抽出で
女を差し出せ」というのはアメリカのプライドを傷つけるからむりだろ。
占領軍が中国軍だったらわからんけどなぁ(w <揶揄ではなく歴史的蓄積から。

318未人カ@うぐいす:2003/10/29(水) 14:37
とりあえずうろちいさんにも、「前提」と「まとめ」をしてもらったほうがよくないかね。
その上で「どの部分を論じている」というのを★マークでも付けて貰う、と。
どれが根幹でどれが根幹じゃないかというのは、結局「それを根幹と思う人の正義」
に沿うか沿わないかというだけの問題だからね。
君が考えている全体像を見せてもらわんことにはなんともいいようがない。

自分の好みの道義を保障する法的根拠があれば、いつでも人はそれを正義とか、
主流とか根幹とか正統派とか言えるわけだが、今しているのは「誰が正しい」という
話だったのかね?

ともあれ、セクト分けする態度は評価できんな。
君も武蔵どんと同じかね?

319D.R.:2003/10/29(水) 23:14
>ともあれ、セクト分けする態度は評価できんな。
>君も武蔵どんと同じかね?

などと言い出すと、うっかりすると言った本人まで
誰かをセクト分けしているなんて事になりかねませんからねぇ…
用心用心。

320武蔵:2003/10/30(木) 17:05

スレ本来の話題に戻りましょう。

>>298

>「米兵に売春婦をあてがう」やりかたは、覚悟を決めた(?)人と、実際に犠牲になる人とが乖離しています。

これが問題ですね。
決定機関にいる人間は、自分はもとより身内を慰安婦にすることは先ずないということです。
>>13 のヤスツ氏の叔父上の言葉。
「女はまだマシだった。何もなくなったって、生きてりゃまだ売れるもんがあった。飢えて、ヤミで食い物を買う金だって、身体を売れば稼げた。身体は売ってもなくならない。男にとっちゃ羨ましい話だ」(同叔父)
「身体を売るということは尊厳を売るということだ、というのはキレイゴト。男の尊厳なんか誰も買わない。売る物があるだけマシで、買ってもらえるだけ幸せ」(同叔父)

この叔父上に妻がいたら・・・・売るものを持っている妻が居てよかった、これで二人が食べていけると慰安婦にさせたのでしょうか?
今は亡き叔父さんの心理はわかりませんが、
1.妻を慰安婦にする――その場合この叔父上をどう思うか?
2.妻は慰安婦にしない――その場合この叔父上をどう思うか?
皆さんのご意見が聞きたい。

決める人と犠牲になる (決めたことに従う) 人の乖離を防ぐ意味では
確かに無作為抽出はいい方法です。
確率は何百分の1か分からないけれど、ロシアンル―レットです。
そうすることによって、他人事ではなく我がことになる。

>>315

>ただ、あなたたちの拡散した議論を否定するつもりはないんですよ。
どうぞ続けて下さい。
当時の日本側の立場で言えば、アメリカに請願や要求できる内容とも言えるわけですし。

スレから言えば、占領国はどうすべきかという議論は
あくまで占領国に対して「請願や要求できる」内容としての議論ですね。
日本が占領国になったらどうするかということは、反戦を志向する立場のものには意味のないものです。

321未入カ:2003/10/30(木) 20:37
勝手に投了しといて今更来るなよ。クソスレになるだろう?(苦笑)
本来の話題って事はどういう意味なのかね。
誰が本来の話題をパスタにしちゃったのかね。

322うろちい:2003/10/30(木) 20:42
>>316 未人カ@うぐいすさん
>「誰々」と「誰々」が根幹で「誰々」と「誰々」が拡散させてるということを明確にすることに何の意義があるんだい?

拡散させたのが「誰か」自体意義は全然ありませんよ。
僕は「僕の発言を筋違いする」ということは「議論の構造を理解してないのではないですか?」と言いたいだけです。
(大体、誰が筋違いかを言い出したのは僕ではない。)

再度申しますが、占領国側の立場で考えるのも結構。
被占領国側としての対策の議論が流れが違うという理由で排除されなければそれで問題ありません。
316で未人カ@うぐいすさんも仰っているように、どちらも必要な議論なんですから。


とはいえ二筋の議論は別々のスレッドで行った方が視覚的に良いですね。
非ツリー式掲示板の欠点が出てしまいました。
投稿が少ない議論の方が遠慮して新しいスレッド作りましょう>スライムベスさん

「根幹」という言葉ですが、誰か忘れたけど僕の議論を「枝葉」としたから出したのですよ。
重要度(正義??)の話ではないのです。
スレッドの最初の >>1
>私は、当時としては、そうするしかなかったと思います。

という命題に直結した議論だから根とか幹とか言うだけです。

323武蔵:2003/10/30(木) 21:38
>>321

未入力にレスするのもなんだけど
勝手に投了したのではないよ。
>勝手に慰安婦必要論だけを自由に話し合いたかったところへ異論を持ち出されて迷惑だったのなら、それはすまない。そういうスレだったわけだね。じゃあ今後はご自由に。

といっているように、慰安婦必要論以外については捻じ曲げてしまうやり方に
嫌気がさしたんだよ。

も一つ。
在日スレで○○番長さんたちの議論が優れているのは認めるよ。
私も勉強させてもらっている。
しかしその議論に噛んでもいない人から とやかく言われる筋もない。

占領軍側の対策は、あくまで被占領国日本からの占領国への提言という立場であるわけですね。
日本が占領国になるという立場ではないはずです。
(イラク派遣を問題にすることを否定しているくらいだから、これは納得いくでしょう)

別スレを立てるなら、占領国側のほうを別スレにしないと筋が違ってきますね。

324無名祭祀書:2003/10/30(木) 22:41
>>320
>この叔父上に妻がいたら・・・・売るものを持っている妻が居てよかった、これで二人が食べていけると慰安婦にさせたのでしょうか?
>今は亡き叔父さんの心理はわかりませんが、
>1.妻を慰安婦にする――その場合この叔父上をどう思うか?
>2.妻は慰安婦にしない――その場合この叔父上をどう思うか?
>皆さんのご意見が聞きたい。
以前書きましたとおり、祖母がGHQ統治下の日本で、パンパンの方達のお世話をする仕事
をしていたことがありました。

で、実際にそういう方も結構いらっしゃったようですよ。
旦那さんの仕事がどうしても見つからず(ああいう状況下ですから、仕方ないのでしょう)、
パンパンで稼ぐ奥さんのおかげで一家が暮らしていける、という方が。

極限的な状況下では、「選択の余地が無い」という状況も多々発生します。
自らが望んでそういう状況下に陥ったわけではなくとも、そういう手段でしか暮らしていけな
い、という現実ばかりはどうしようもありません。

「飢え死にするか、妻が慰安婦であることを許すか、もしくは‥‥‥犯罪者にでもなるか」

こういった状況がありえ、事実として過去にあった、ということも考慮していただいたほうがよ
ろしいかと思われます。

325無名祭祀書:2003/10/30(木) 22:46
>>322
>再度申しますが、占領国側の立場で考えるのも結構。
>被占領国側としての対策の議論が流れが違うという理由で排除されなければそれで問題ありません。
このスレッドでは、両方の立場、もしくは完全中立の立場からも考えていると思いますよ。
「スレ違いである」という意見が多く出た理由は、おそらくそこではないと思いますが。

>投稿が少ない議論の方が遠慮して新しいスレッド作りましょう>スライムベスさん
興味はありますので、実際にスレッドが立ちましたら是非誘導をお願いします。

326未人カ@うぐいす:2003/10/31(金) 00:16
>>322
スレを分けることについては賛成だね。
それは、非ツリー式BBSの弱点ではなく、スレッド浮揚式BBSの利点を、
運用者が生かし切れていないだけの問題。
議長/進行役という「権力者」がいない状態で進めるのがネットの議論
の基本形だけに、全員が「議論を進める」という意識を共有できないと
話は先に進められないからな。

というわけで、「占領国側」と「被占領国側」の2系統の議論をすること
は賛成。
スレを割る必要があるかどうかについては、その他の発言者の同意
があればそうすればいい。

筋違い云々については、とりあえず頭をさげとく。ごめん。

ただし、「職業慰安婦の必要性」を論じるときには、「占領国スレ」と
「被占領国スレ」を分けると、不便が生じる可能性はあるね。どちらの
視点に立ったとしても、その話題が重複して出てくることになるから。

>>323
でも「さようなら」といってテーブルを蹴ったのはキミだろ?
「嫌気が差した」「誰も止めてくれなかった」「去る以外の選択肢を
自ら捨てた」だろ?
「そうさせたのはおまえら」というのは甘えすぎだろ。

327イカフライ:2003/10/31(金) 01:37
>>325

私自身は、占領国側、被占領国側、とわけるつもりではなく、あくまで、60年前の事象を叩き大にするつもりでしたが。

 スレを分ける事に関しては、反論はありません。

 発言で重なる部分もあると思いますが、とりあえず、こちらは占領国側サイドにたって、もう一方は、被占領国側サイドにたっての議論と言う流れでよろしいのでしょうか?

328未入カ:2003/10/31(金) 06:51
>>323
よーく読んでね。僕は未入力とはちゃうよ(苦笑)
カっとしちゃいやん♪

>といっているように、慰安婦必要論以外については捻じ曲げてしまうやり方に
嫌気がさしたんだよ。

何処が?誰が?具体的に指摘しなよ。
あんたが勝手にそう判断しただけに過ぎないだろ?だから投了したんだろ?
今更良いじゃん?出てこなくても。電波投稿読みたくないし(笑)

あんたが投了した後、どのような話が出たのかよーく読んでみろって。
「武蔵氏の支離滅裂投稿を無いものとして話を再開する」旨が投稿されてないかい?
はっきり言うとさ、人の話「も」聞こうとしないあんたは議論するに無駄な存在でしかないんだわ。

329未人カ@うぐいす:2003/10/31(金) 16:47
さて、「被占領国スレ」のほうが動き始めたようなので、こちらは徹底的に
占領軍の立場から問題を見直すということで。
このスレは「占領軍側の対処とメリット・デメリット」が注目されると思うので、ここで
は「被占領国の被害」より、「占領遂行上のデメリット」に特に焦点を当てて考え
るべきかと思う。

まず根本的に、占領軍側の抱える問題点を、占領軍の視点で見直してみる。
前提として、占領軍というのは「戦後(相手国政府の継戦能力と継戦意志が
消滅した後)」に、政治目的を遂行するために駐留する「物理的な強制力」だ。

1.占領軍の目的は、軍事的に制圧した地域(被占領国)に、自国政府が掲げる
 政治目標を遂行させることにある。
(在日進駐軍の戦後初の目的には、軍事国日本の解体と民主国日本への改造。
在アフガン、在イラク米軍の目的は独裁政権の駆逐と民主主義による国民政府
の樹立)

2.占領軍が占領地で遂行すべきことは、(1)の目的が達成されるまでの間、
 当地の治安維持の代行、被占領国の自主選挙・自治政府樹立の監視など。

少なくとも占領軍を「米軍」と仮定するなら、「現地での軍の命令による組織的略
奪/陵辱」は、行われたのが発覚した時点で軍法会議モノ、ということで律されて
いる。
これは、占領軍側にも「略奪行為の不義」という自覚があるからと言える。
現在の「占領軍(米軍)」は、どちらかといえば「解放軍」という自覚(と誇り)を兵
員に持たせて従軍/進駐している。なので、軍全体として「略奪意識」は高くない
と言えるだろう。

その上で、略奪/強姦などの犯罪が発生するとしたら。

A.軍としての意志・命令ではなく、犯罪を犯した個人の資質の問題<犯罪者として処理
B.軍としての意志・命令ではなく、個人を犯罪に走らせる原因を駐留/占領という
 任務そのものが孕んでいる。
C.軍が「治安維持代行」など、警察的な役割を占領地で果たすのが主目的だと
 するなら、治安維持軍であるべき占領軍自身にとっても自軍から犯罪者を出す
 のは、望ましくない(被占領国側からは「被害者を出すのが望ましくない」で、
 占領軍側は「犯罪者を出すのが望ましくない」。犯罪の発生が望ましくない、
 という意味では、この点は占領軍/被占領国の双方の希望は一致していると見
 ていいと思う)。

略奪(物品の略奪)は当然(それが軍の命令であった場合を除いて)、規律違反
だから、軍規を正す意味でも自浄作用は働くと思われる(そうでなければ、「命令
を守って任務を遂行する」という軍の規律が崩壊するし、軍閥や軍人の暴走を免
れない)。

で、「犯罪の予防」(発生した犯罪を取り締まるのではなく、犯罪を発生させない)
という方向に話が向いたとき、それをどう遇するか。

ア.兵士の性処理の問題(長期駐留によるストレス)が発生しないように、短期
  または一定期間で兵士を交替させる
イ.兵士による性処理の機会を、軍/被占領国が「官主導」で設ける(RAAの例)
ウ.「買春が違法」の場合、ここに「犯罪」発生や「違法売春」を生むことになるため、
  売買春を合法にする←占領軍側として、「買うのが違法」なら「合法」にしてしま
  えば、少なくとも金を払うことによって「違法」にはならなくなる(=犯罪者を自軍
  から出さないという目的は果たされる)

ただ、性病罹患の防止や性行為中の安全確保などの問題はやはり出てくるだろう
から、「そのへんで適当に買うように」という【命令】はできない。「個人の意志で覚
悟してするように」ぐらいまでしか言えないかもしれない。そうでなければ、「危険
なので現地で買うな」という建前的命令は出るだろうけど、「売り手がそこまできて
いる」という状況になったら、やっぱり「買うことが違法ではない」んだったら買うだ
ろうし、買うことが違法だったら、我慢しきれない奴は「違法でもやる、買う」になる
可能性は否定しきれない。

330無名祭祀書:2003/10/31(金) 22:22
>>329
>さて、「被占領国スレ」のほうが動き始めたようなので、こちらは徹底的に
あれ、稼動開始しているのですか?
お願いしたのに誘導がありません‥‥‥うろちいさんのいけず。

>占領軍の立場から問題を見直すということで。
了解いたしました。

331柏葉英一郎 </b><font color=#800000>(HCOHd/MU)</font><b>:2003/11/01(土) 00:20
ども、おひさ。
仕事が滅茶苦茶忙しくて、ついご無沙汰になっちゃいまして(w
どうやら、スレ分けをしたみたいで、私もそれに対して異存はありません
また誰かさんが暴れているようですが(w

で、占領国側から考えれば、慰安婦を携行するのはまあ、問題もあるでしょう。
例えば、売春自体を非合法とする国が占領国だった場合。
ちと調べてみたんですが、

 OUT of TILOLU 世界の売春
 http://www.tilolu.com/text/text-1.htm
 http://www.tilolu.com/text/text-2.htm
 http://www.tilolu.com/text/text-3.htm

禁止している国の方が、圧倒的に多いことがわかります(我が国も含まれる)。
特に公娼制を採用している国は、オランダ、ギリシャなどごくわずか。
もちろん、ここで度々話題に上っている米国は、当然ながらほぼ全面禁止です(ただしネバダ州のみ合法)。
面白いのは、史上初の慰安婦がインドだったということですか(なかなか奥が深い)。
ただ、このデータはやや古いものに思われ、最近ではオーストラリアおよびニュージーランドが合法化したようですが。

 豪の売春宿、上場
 http://www.nichigo.com.au/column/shiten/0306.htm
 ニュージーランド、売春合法化の法律が可決される
 http://www.mediamonkeys.net/voices/SP.030626.html

また、検索のついでに、米軍に関してこれまた面白いものを見つけました。

 イラク帰還兵に売春宿が出血大サービス
 http://www.zakzak.co.jp/top/t-2003_06/1t2003060904.html

民間の売春業者が、愛国心に燃えてやったサービスだそうです。
もちろん大盛況で、兵士達の疲れ切った心を癒したと。
これを見る限り、やはり慰安婦はかなり有効な手段じゃないかと私には思いますけどね。

332ヤスツ </b><font color=#800000>(CnaUXqoo)</font><b>:2003/11/06(木) 22:30
占領政策の話。

二次大戦における日本占領と、ドイツ占領、さらにはアフガン占領とイラク占領っていうのは、どれもスタート地点が大いに違う気がします。
というのは、日本は降伏を受け容れて武装解除はしたけど、政府組織も地方自治体も治安のための組織(警察)も、少なくとも「人的組織」は残っていた。三国人による無法状態や占領軍の一部による無法状態は当然あったけれども、それでも「社会体制」は、戦前からの議会が戦後直後は引き継ぎ、公職追放があった後も、「選挙で議員・内閣を選ぶ」という、社会体制の回復はわりとスムーズだった気がします。
それは、「もともと(戦前)、そういう社会体制を持っていたから」に他なりませんし、降服を宣言して、それを受け容れる決定をしたトップに対して、大部分の国民が従ったことも大きかったでしょう。「粛々と停戦と武装解除を受け容れる」とゆう。

これに対して、アフガン・イラクというのは、「降服を受け容れて宣言するはずの政府首脳」を確保できていない(それまでの権威への追従による降服受け容れや、それまでの権威を公開した上で交替させるという手続きを踏んでいない)ことが最大の問題ではないのか、と。
戦闘終結宣言をしたところで、対戦国の政府首脳は「生きて確保できていない」わけです。
社会組織というのは、権威の種類が民選だろうと独裁だろうと王政だろうと、基本的には「上からの命令や強制、指示が降りてくる」形で機能すると思うんですけど(代表を選出するときと、選出された代表の指示に従うときは、方向が逆ですし)
権威&命令系統の頂点をいたずらに「粉砕」してしまったため、社会体制を再構築する「基準」や「強制に従わせるための権威」までも喪失してしまっていることが、米軍の「アフガン・イラク」に対する最大の失敗なんでないかなぁ、と思います。

日本の降伏>占領受け容れ(旧軍の武装解除)>社会体制の回復がスムーズだったのは、「議院内閣制」が失われなかったことと、「天皇制」のメリットが最大限に生かされた結果だと思ってます。
日本の場合、降服の瞬間は少なくとも国のトップは天皇陛下だけど、政治のトップは東条英機だった、と。で、裁かれたのが東条英機であって、天皇陛下が裁かれなかったことが、占領政策をスムーズにしたのではないか、と。
もし、あの時点でマッカーサーが天皇陛下を戦犯にしていたら、武装解除は進まず、また旧軍の残存兵力による「カミカゼ的抵抗」というのが続く可能性は多分にあったでしょう。
(カミカゼ攻撃はほとんど役に立たなかった、と言われる一方で「占領後もあんなのが来るのは困る」というプレッシャーとしては機能したわけで、無駄ではなかったと信じております)

占領軍が被占領国で占領政策を推し進める上でもっとも重要なのは、被占領地の国民にとっての「権威」を最大限活用することでは、と思うわけです。
その意味で、イラクは「利用すべき権威」と「倒すべき独裁者」が同一だったり、「イスラムという権威」を上回る「民主主義という権威」を置こうとしたりで、今ひとつうまく行ってない、と。

そうした状態の占領軍に対して、被占領国の人々がすべきことは、「一体感」「国としての一体化」なわけですな。
もし、「主権国家として、占領国と対等の交渉をしよう」と思ったら。
でも、主権国家(というヨーロッパの必然によって生まれた概念)の資格と義務と意味が、十分に居住民に理解されないと、「国として一体化する意義」そのものが必要と思われない、かもしれない。
そうなると、イラクのケースなんかでは「旧バース党員系イスラム教徒の派閥」と「シーア派系イスラム教徒の派閥」に割れたり、シリアとまたがって住んでいる同一宗派の民族とひとつになろうとしたり、旧イラク領土にシリアが介入してきたり、トルコの介入があったりで、およそ国の形を留めなくなる可能性もちらほら。

重要なのは、「被占領地の国民は、自分たちの居住地域をひとつの国として自律/自己支配していく覚悟があるかどうか」っていうことに帰結するのではないか、とも思います。
一連の「性犯罪を巡る、被占領国の態度」というのも、その代表者(及び被害者たる国民自身も)が、「占領を受けている、しかし我々は我々の国を我々の手で運営しなければならない」という自覚を持てるかどうかに、結局は左右されてしまうのではないかと思ってみたりみなかったり。

333ヤスツ </b><font color=#800000>(CnaUXqoo)</font><b>:2003/11/06(木) 22:30
ちなみに……
ここでは「架空の占領軍による、架空の被占領国」を前提にしていますが、これが「イラクに対する米軍」という前提になるんだったとしたら、「現地召集の慰安婦」というのは、心配するまでもなくあり得ないでつ。
「女は外に出さない」「女は親族の男と一緒でないと家の外を一人で歩いてはいけない」「女のいる、家の奥には客人は入れない」などなど、「現地召集の慰安所を設置する」という発想そのものが、イラクからは出てこないでしょう。

そういうわけですので、ここでの「占領軍の一部兵士による、被占領国への性犯罪、それへの対抗策としての(慰安所設置など)対策」が意味を持ってくるのは、非イスラム圏、アジア/アフリカ/南米などで同様の「占領軍と被占領地」という関係が発生したときに限られると思いますよ。
もし、「イラク」を念頭に置いて仮定をしている人がいると、何かと食い違いが発生してくるので念のため。

もし次に「米軍による占領」が遂行されて、「そういう問題」が発生する可能性があるとしたら、占領地になるのは北朝鮮では、という気もしますし。(このへんは、スレのテーマを大きく逸脱しますので、ここまで)

334剣恒光 </b><font color=#800000>(QasJZ1Sw)</font><b>:2004/03/27(土) 16:38
余り使われてないようですので、このスレ慰安婦問題に使わせてもらいますね。
ここに来るかどうか分かりませんが。

335草上飛 </b><font color=#800000>(qL065gkc)</font><b>:2004/03/27(土) 16:49
移動完了しました。
お待ちしています。

336剣恒光 </b><font color=#800000>(QasJZ1Sw)</font><b>:2004/03/27(土) 17:09
どぶのいち氏は、すでに会話を拒否してるので構わない方が良いかも知れませんね。アラシに反応するのもまたアラシと言いますし。

337草上飛 </b><font color=#800000>(qL065gkc)</font><b>:2004/03/27(土) 17:12
そうですね、以後放置します。

338剣恒光 </b><font color=#800000>(QasJZ1Sw)</font><b>:2004/03/27(土) 17:12
桃色ゲリラ掲示板での話でした。
http://cgi.gameni.org/momoirogerira/bbs/index.cgi

339やれやれ(仮):2004/03/27(土) 17:18
こっちに来ました。
でも、この問題の議論は堂々巡りでしかないように思います。
お聞きしたいのは。

>>> 勝手にありもしない言葉を作られるのは当事者にとって侮辱以外のなにものでもありません。

当事者って、誰を指しているのですか。「慰安婦」と呼称されている人びとの事ですか。

340剣恒光 </b><font color=#800000>(QasJZ1Sw)</font><b>:2004/03/27(土) 17:20
>>339 やれやれ氏
書いた本人ではないのですが、多分、当時の日本人全体および、旧日本軍人、慰安婦と呼称されている人々、全てではないでしょうか?

341やすちゅ:2004/03/27(土) 17:25
横からで失礼。

桃色ゲリラ掲示板で話題になった従軍慰安婦というのは、

・太平洋戦争で日本軍に従軍した
・朝鮮戦争で韓国軍に従軍した

の、どちらの従軍慰安婦ですか?

どうも(年齢的にも内容的にも)、朝鮮戦争で韓国軍の従軍慰安婦として強制連行された
記憶を、同族の罪にするのが忍びなくて、その数年前までの日本軍の罪にすり替えて記憶
しているのではないか、と思われるものが多いのですが。

342草上飛 </b><font color=#800000>(qL065gkc)</font><b>:2004/03/27(土) 17:26
やれやれ氏、移動ありがとうございます。
それとできればトリップを付けていただきたいのですが、よろしいですか。
偽者防止のためです。

>当事者って、誰を指しているのですか。「慰安婦」と呼称されている人びとの事ですか。
いえ、今生きておられる自分達の祖父や父の事です。
それと日本国もです。
「縄文土器」という言葉には侮辱的な意味は含まれていませんので、同列に扱う事はナンセンスです。

343やれやれ:2004/03/27(土) 17:31
>> 慰安婦と呼称されている人々

「勝手にありもしない言葉」って書かれてますよね。そうしますと、「慰安婦と呼称されている人々」を何と呼べばいいとお考えなのでしょうか。性的奴隷とも言いますが。

まさか、ピーとでも。それこそ、慰安婦と呼称されている人々に対する蔑称でしかないと思います。

344やれやれ:2004/03/27(土) 17:35
> それとできればトリップを付けていただきたいのですが、よろしいですか。

ひょこっと飛んできただけなので、よく分からないのですけど、トリップはハンドルネームの後ろカッコの事なのでしょうが、どのように付けるのですか? メチャンコ初心者みたいな質問で申し訳ないですが。

345やすちゅ:2004/03/27(土) 17:37
指針。
http://64.233.167.104/search?q=cache:QY1QhXSg9B4J:www.livex.co.jp/okonomi/9701/ishiki.html+%E5%BE%93%E8%BB%8D%E6%85%B0%E5%AE%89%E5%A9%A6+%E6%AD%A3%E5%BC%8F%E5%90%8D%E7%A7%B0&amp;hl=ja&amp;ie=UTF-8&amp;inlang=ja

346草上飛 </b><font color=#800000>(qL065gkc)</font><b>:2004/03/27(土) 17:39
娼婦か、売春婦、それか「従軍」を抜いた慰安婦でもいいと思いますよ。

性的奴隷、ピーなどわざわざ侮辱的な言葉で呼ばなくてもよいと思いますが・・・・

それと言葉遊びは止めにして本質的な部分を話しませんか?

347草上飛 </b><font color=#800000>(qL065gkc)</font><b>:2004/03/27(土) 17:43
>やれやれ氏
名前の後に「#好きな文字列」でトリップが付きます。
2ch型の掲示板に慣れない人には仕方ないです。
最初にそこまで気が回らず申し訳ありません。

348やれやれ:2004/03/27(土) 17:48
言葉遊びとは思わないです。名は体を表すともいいますし、ある事象に対する命名は、それ自体で価値と意味が含まれています。まず、「従軍」に就いてはどのようにお考えなのですか?

349草上飛 </b><font color=#800000>(qL065gkc)</font><b>:2004/03/27(土) 17:52
「従軍」は軍属にだけ使われる言葉です。慰安婦の方々は民間の業者が連れて歩く民間人であって、
従軍していた訳ではありません。

350中田#治:2004/03/27(土) 17:54
トリップの説明をありがとうございました。
やれやれと言うのは、嘆息の意味を込めていますので、
今後、中田で行きます。

こちらの掲示板は、適宜改行キーを入れないと一行が
折り返されないのですね。見苦しくなって申し訳無か
ったです。

351中田 </b><font color=#800000>(AePqZej6)</font><b>:2004/03/27(土) 17:58
従軍に就いては資料がありますので、追って入力して
投稿します。今日は、ここまでにします。

352草上飛 </b><font color=#800000>(qL065gkc)</font><b>:2004/03/27(土) 17:58
まず慰安婦の問題点として、軍や政府が慰安所の運営に直接関わったかという一点につきます。
今まで直接慰安所の運営に日本政府や軍が関わったとされる資料は見つかっていません。

353草上飛 </b><font color=#800000>(qL065gkc)</font><b>:2004/03/27(土) 18:03
はい、お疲れさまでした。
また別の日に続きをやりましょう。

>こちらの掲示板は、適宜改行キーを入れないと一行が
>折り返されないのですね。見苦しくなって申し訳無か
>ったです。
いいえ慣れないウチは仕方がないです。

354大神:2004/03/27(土) 19:05
 横から済みませんが・・・、私は昔この掲示板で発言していて今はROMし
ている者ですが、

 草上飛さん、やれやれさん、中田さん、宜しかったら今どのような事が既に
話されているか、また今それぞれどのような事を主張なさっているかを
概略でいいですので、議論を再開する前に纏められた方がいいと思います。

その方が横から見ていて分かりやすいですし、他の人も話しに入りやすいと
思いますので。

355剣恒光 </b><font color=#800000>(QasJZ1Sw)</font><b>:2004/03/27(土) 19:23
>>354 大神氏
すみません。気づきませんでした。ループしてますので概略コピペします。

356剣恒光 </b><font color=#800000>(QasJZ1Sw)</font><b>:2004/03/27(土) 19:34
強制連行と慰安婦 どぶのいち 2004/03/26

事実を認めない方がいるので、
再度上げときます。
歴史上確定している事ですから
無かった事には出来ないでしょう?

357大神:2004/03/27(土) 19:35
ついでに・・・・、

>呼称

 戦場でも師団司令部が常駐しているような所には内地から商売しに来る人が
いる。例えば日本料理屋とか、記念写真屋とか。それらは軍属ではないし、命令
されている訳ではないから一々

             従 軍 日 本 料 理 屋
とか、
             従 軍 記 念 写 真 屋

とかは言わない。貧乏農家の三男坊が丁稚奉公でただ働き同然にこき使われて、
師団司令部の進出とともに店が移動して日本軍人相手にホールや厨房で働いて
いたり、写真撮る時にフラッシュ持ったりしていても、別に彼ら丁稚に従軍
などと言葉は使わない。

 例えば、現地人の店にはゲリラが毒を入れるので困った軍が内地の料理業
の組合などに
「商売するなら便宜は図る(つーか舟や列車の手配などの便宜を図ってくれ
ないともともと何も出来ない)」と言ったとしても、それでもやはり
所詮民間は民間であり、店と従業員の間の事はあくまで彼らの間の関係、契約
である。

 強制連行や従軍慰安婦と言う言葉は、もともと戦後に先入観を植え付けて
同情を買うためにつけられた言葉であり、言葉にはちゃんと語意があるので、
その語意に則って言葉を使わないと頭の程度を疑われても仕方ない。
 また一つの語意にはそれぞれ複数の要素があるだろうが、それとて
必要条件ではあっても、十分条件ではない場合があるので、
必要条件と十分条件の区別もつかないようなら高校生からやり直した方が
良いだろう(かくいう私は尋常小学校しか出ていないが)。

別に今更、従軍の言葉を判断できない人がいるとは思いませんが、一応参考までに

358大神:2004/03/27(土) 19:37
>>355 剣恒光 (QasJZ1Sw)さん
 済みません、途中で>>357を入れてしまいました。以後待機しています

359剣恒光 </b><font color=#800000>(QasJZ1Sw)</font><b>:2004/03/27(土) 19:40
草上飛 2004/03/27 0955
何を根拠に確定しているとおっしゃっているのでしょうか?
貴方が盲目的に信じ込んでいる、その根拠を「自分の言葉」で提示していただけませんか?
まずは売春婦(慰安婦)からです。
貴方なりに思う問題点を指摘してください。

360剣恒光 </b><font color=#800000>(QasJZ1Sw)</font><b>:2004/03/27(土) 19:42
雪風@自衛隊板 1050

慰安婦が従軍したんですか?
慰安婦を置かなかったソ連軍が何をしたかぐらいは当然説明できますよね?

361剣恒光 </b><font color=#800000>(QasJZ1Sw)</font><b>:2004/03/27(土) 19:43
草上飛 1604

いえ、貴方が信じ込んでいるのは、なんらかの根拠があっての事ではないのですか?
それとも自分に都合の良いことは全て何の裏づけも無しに信じてしまわれるのですか?
それでしたら偏りすぎではないですか?
私は貴方の考えを聞いているのであって証明しろとは言っていません。

362どぶのいち 1605:2004/03/27(土) 19:44
タイム・マシンでも出来れば
裁判なんて要らないと思うけどね
現時点では裁判で判断する以外に良い手は無いから
日本も国際刑事裁判所を批准して
戦後処理に不満が有ると言って
極東軍事裁判を問い直さないと歴史の改竄って
言われるよ
歴史的に確定した事を無かった事にする行為は

363剣恒光 1643:2004/03/27(土) 19:45
国際刑事裁判所(The International Criminal Court =ICC)は戦争犯罪、人道に対する罪そしてジェノサイド(大量殺戮)と呼ばれる国際人道法を犯した個人を裁くための常設裁判所です。
管轄権が国家に制限されているハーグの国際司法裁判所と異なり、国際刑事裁判所は個人を起訴する権限を持つことになっており、またルワンダやユーゴスラビアの戦争犯罪法廷と異なり、その管轄権は時期的および地域的に制限されません(ただし、国際刑事裁判所が設立される以前の犯罪には遡及されない)。

364どぶのいち 1701:2004/03/27(土) 19:45
無条件降伏して
連合国側の言い分を認めて
ここまで来たのでしょう?
それを覆すのなら
それなりの覚悟と準備が無いと
何も出来ないでしょう?

365どぶのいち 1705:2004/03/27(土) 19:46
それで何がしたいのですか?
貴方達は?
何が出来るのですか?
無条件降伏して総てを受け入れて
60年後にいやあの時の判断は間違っていた
で、何が出来るのですか?
今更ながらね
世界相手に戦うのですか?
戦力で?
議論で?
何で戦うの?

366どぶのいち 1720:2004/03/27(土) 19:48
連合国側の条件やら軍事裁判結果を
受け入れて国際連合に参加したわけだから
その基本を覆すならば
世界と戦わないとね
一個書いておくけど
国連には未だに敵国条項が有りますので
先日のイスラエル非難決議にドイツが棄権した理由の
一つかも知れませんね?
過去は過去だけど、英、米、中、ソ、仏、蘭・・は
連合国だった訳ですから
歴史の改竄にはそれなりの反発が有りますから
極東軍事裁判結果に異議が有る場合は
それなりの準備と覚悟が必要ですよ

367剣恒光 </b><font color=#800000>(QasJZ1Sw)</font><b>:2004/03/27(土) 19:51
えっとなぜかコピペが出来ないので概略を
間に自分のここへの誘導や、やれやれ氏の質問。草上飛氏の意見などがまだあるのですが、想像できる範囲だと思います。

転記にあたって敬称は略させていただきました。
名前の後に有る数字は27日の書き込み時刻です。

どうぞ。

368大神:2004/03/27(土) 20:09
>軍人相手に商売するだけで軍属になるなら・・・

自衛隊の駐屯地にはPXがあるけど、あれも従軍していて軍属になるのかな。
また防衛大学校の学生会館の1Fにはケーキ屋さんやエアガン屋さん
(何故かモデルガンでドリルしていたりしていたが)がたまに商売しに
来る事があったけど、やはりあれも軍属なのかな(笑)。

とまぁ、現代でもこうなりますし、明らかにおかしいと分かりますね(笑)

369中田 </b><font color=#800000>(riQdTYdc)</font><b>:2004/03/27(土) 21:21
「中田#治」と出たので、#を半角にしました。その時も中田#治と
しただけで、#の後を同じ文字にしたので、トリップの効力があり
ませんので、もう一度文字列不明でトリップをしました。

>> 「従軍」は軍属にだけ使われる言葉です。

これは、藤岡信勝氏の次の論考を踏まえているのでしょうか?

そもそも「従軍慰安婦」なる言葉は、戦前には存在しなかったのだ。
従軍看護婦、従軍記者、従軍僧侶などは存在した。「従軍」という
言葉は、軍属という正式な身分をしめす言葉であり、軍から給与を
支給されていた。

(中略)

では「従軍慰安婦」なる言葉がどこから出てきたかといえば、千田
夏光という作家が「従軍慰安婦」(1973年)という作品を書い
たことに始まる。

370中田 </b><font color=#800000>(riQdTYdc)</font><b>:2004/03/27(土) 21:23
うーーん、行が長いとダメなのでしょうか。

その千田夏光氏の反論です。
しかし、藤岡氏は「基本的なこと」を間違えている。軍属が軍から
給与を支給されていたというのはそのとおりだが、従軍看護婦の主
力をなした日本赤十字社の戦地派遣看護婦は正式には「日本赤十字
社救護看護婦」で、給与は日本赤十字社から出ていた。

さらに戦後、軍人恩給が復活したとき、ごく一部の婦長をのぞいて
日赤戦地派遣看護婦は軍属ではなかったとして、恩給の対象外と
された。

371中田 </b><font color=#800000>(riQdTYdc)</font><b>:2004/03/27(土) 21:25
 また従軍記者は各新聞社から戦地へ派遣された記者の俗称であり、
各本社からの出張扱いで、各本社から給与は支給され、旅費その他
は出張旅費費扱いであった。戦地で軍から移動の便宜などはうけた
が給与はうけていない。彼らが送ってきた記事は、「××戦線にて
××特派員」となっていた。つまり軍属ではなかった。

 従軍僧侶は各宗派教団が戦地に送った僧侶で、これも軍から給与
はうけていない。各宗派教団が旅費その他を支給していた。ここで
も軍属ではなかった。つまり「従軍という言葉は従軍看護婦、従軍
記者、従軍僧侶のように軍から給与を支給されていたもの」とする
のは間違いということである。

 従軍とは軍隊に従って戦地へ行くことであり、それ以上の意味も
それ以下の意味もないのである。

372やすちゅ:2004/03/27(土) 22:02
とりあえず、議論を始める前に、以前の掲示板での経緯をまとめていただきたいです。
まとめる、というのは、「やりとりを羅列してコピペしてくる」という意味ではありません。

「前提もしくは発端になっている主張の論点を提示」
「その論点について対立している主張の要旨を、対立論の数だけ提示」

この「まとめ作業」をしたほうが、対立点や考えるべき点も整理されますし、
枝葉末節の迷路に迷い込むことも避けられると思います。

まず、サマリーの提示をお願いします>諸氏

373中田 </b><font color=#800000>(riQdTYdc)</font><b>:2004/03/27(土) 22:21
土曜日ということもあってでしょうが、桃色ゲリラ掲示板でダラダラ
とチャット風に意見だけが流れていきました。そこは別に従軍慰安婦
に就いて議論する場ではありませんでした。そこの主催者に迷惑が掛
かると何方かが思い、こちらが空いていますからと誘導されたような
次第です。その原因の第一人者は、結局こちらには来られないようで
す。

> 「前提もしくは発端になっている主張の論点を提示」
> 「その論点について対立している主張の要旨を、対立論の数だけ提示」

そのようなモノは、あると言えばあるような、無いと言えば無いよう
なそんな感じです。ここが空き家だと誘導された方は思われたのでは
ないでしょうか。私もひょこっと来ただけで、この場がどのような使
われ方をしているのかは全く知りません。

374剣恒光 </b><font color=#800000>(QasJZ1Sw)</font><b>:2004/03/27(土) 22:22
>>372
至極簡単に言うと

どぶのいち氏の意見提示
・強制連行と従軍慰安婦は歴史上確定している
・確定している事に異議があれば国際刑事裁判所を批准して極東軍事裁判の控訴をしなくては歴史の改竄になる。

草上飛氏の疑問
・歴史上確定しているとはどの様な根拠があってなのか?

375剣恒光 </b><font color=#800000>(QasJZ1Sw)</font><b>:2004/03/27(土) 22:25
>>374
あと自分が国際刑事裁判所は不遡及の原則により関係ないと言った。

376やすちゅ:2004/03/27(土) 22:43
>>373
この掲示板は、「うろちい」さんという自称左翼(ですよね?)の反戦系の方が主催者
ですが、スレ建てその他について、特に制限を受けたことはなかったと思います。
また、管理者と思想やスタンスが異なっていても、理不尽な削除を受けることがない
点は、高く評価されています。
New Comerについては、基本的に歓迎の方が多く、排外的ではありませんが、アホ
が耳から垂れているような発言がある場合、「なぜ?なぜ?どうして?」と、徹底的
に追求を受ける場合もあります。

このスレでは進駐軍慰安婦(俗称で言うところの「パンパン」のほう)についての議論
の場として始まり、その後、「売買春の是非について語れ」「買売春の合法化に反対
する、私の意見マトメ。」「【戦争売春廃絶】世界の貧困をなくす方法を武蔵氏と考える」
などに分化していきました。

「従軍慰安婦」とは、微妙にスレ違いになりますので、場合によって新スレを建てたほ
うが誤解は少ないかもしれません。

また、この掲示板には、その関連の議題について一家言持っている論客が幾人かいる
ので、ただの「間借り」ではなく、それなりの議論を想起することにはなるのではと思わ
れます。

>>374-375
概ね了解しました。

377イカフライ:2004/03/27(土) 23:14
どうも、こんばんわ。一応スレ主です。

 実はこのスレを立てた時に「従軍慰安婦問題」にも繋がっていくかなあ、という気もしていました。
 まあ、実際は、それよりの現代の売春の是非に話がいってしまいましたが。
 また、「従軍慰安婦」については、この前身である掲示板(「談話室」)でも、議論が途中のようになっていたと記憶しています。

 別の掲示板からの流れ、ということでそれまでの議論の流れは解り難い部分はありますが、さほどスレ違いでもないので、ここでお話を続けても良いかなあ、と個人的には思ったりして。

378大神:2004/03/27(土) 23:21
 ここに続けて書き込んで良いのか分かりませんが、
ふと思ったのですが中田さんが引用されている文は半月城通信からの引用
でしょうか?

379草上飛 </b><font color=#800000>(qL065gkc)</font><b>:2004/03/27(土) 23:31
>>中田氏
「従軍慰安婦」の生みの親である千田氏の言葉を出してこられるのは予測していました。
軍属の定義は、法令によって定められた身分で、指定された部隊につく事だと認知しています。
従軍看護婦然り、従軍記者然り、従軍僧侶然りです。
ですから軍から給与を支給されていた事を前提にするものではありません。
しかし慰安婦は民間業者が雇ったものであり、法的に身分を定められているものではありません。
例えるならば、県庁にある食堂に民間の給食業者を入れていた場合、
その業者の被雇用者は県の職員ではなく、身分も契約も県とは関係のない事と同じ事です。
「従軍慰安婦」という言葉は、読者に慰安婦が軍の一部であると思い込ませるための造語であり、
ある種のイデオロギーが介入していると言っても過言ではありません。


それと後になりましたが、剣恒光氏、中田氏、要点をまとめていただき、有難うございました。

私は明日早いので、勝手ながら寝させていただきます。
また後日書き込みいたしますので、よろしくお願いします。

380大神:2004/03/27(土) 23:44
>看護婦と軍属

また、遺族等援護関係の対象になるのは軍人、軍属、準軍属とありまして

看護婦ですがこれは
・陸海軍部内の有給軍属(陸海軍部内の有給の嘱託員、雇員)
・日本赤十字社救護員 (日本赤十字社令により陸海軍に属して戦時衛生勤務
            に従事した救護看護婦、救護医員等)
・配属雇庸人     (従軍文官以外の雇庸人で陸海軍に配属され戦地等
            で勤務した者)
・船舶運営会船員
・満鉄軍属      (陸海軍の指揮監督により軍務に従事した南満州鉄道
            ㈱等の国策会社の職員等)

他の四つとともに軍属とされています。また準軍属ですが、

・被徴用者等(学校報国隊員、女子挺身隊員、国民勤労報国隊員等)
・戦闘参加者
・国民義勇隊員
・満州国開拓要員(関東軍の指揮のもとに陣地構築等の軍事に関する
         業務に従事した者等)
etc.で、

 で、確かに従軍記者、従軍看護婦、従軍僧侶とありますが、記者は軍に
雇われている訳ではないですが、戦地からの報道を国民に伝える、
また僧侶は会戦後などの軍が主催する慰霊祭を行うという他の民間の商売
とは本質的に違ったものです。

つまりつき従うも「(軍の監督下)随伴する」と
「(兵士のプライベートな時間を商売の対象として)追っかけてくる」とは
違ってきます。

381草上飛 </b><font color=#800000>(qL065gkc)</font><b>:2004/03/27(土) 23:45
>やすちゅ氏
現状の説明有難うございました。
ここの状況が概ね理解できました。

>イカフライ氏
スレ汚し失礼いたしました。
私の駄論で新スレを立てるのも忍びないので(張本人もこちらに来てくれませんし)
ご迷惑でしたら2chの糞スレを接収して、荒れないようにsage進行で続けたいと思います。

382中田 </b><font color=#800000>(riQdTYdc)</font><b>:2004/03/28(日) 09:24
やすちゅさんに

この掲示板がどのような場なのか、よく分かりました。
どうもありがとうございました。

大神さんに

>> ふと思ったのですが中田さんが引用されている文は半月城通信からの引用
でしょうか?

いや、違います。でも、そのサイトにも同じような見解が載っているの
かもしれません。

383大神:2004/03/28(日) 16:31
>>382 中田さん

 半月城通信のここのことです。同じように千田氏の主張を載せていたので
お尋ねしました。

http://www1.jca.apc.org/aml/9805/8580.html

 闘っただけでは戦闘員にならないように(交戦者資格を満たさない
と戦時国際法違反になる)、従軍の意味もただ単に追いかけてくる
だけではありません。それは私が>>380で、草上飛さんが>>379で述べている
通りです。

 もし、追いかけてくるだけで従軍となるのなら、先に書きましたように
同じ民間の商売人に対しても従軍記念写真屋、従軍定食屋なんてなって
しまいます(スパイかどうか判別するために戦地で身分証を発給することも
あるでしょうが、それと民間の活動としての商売が軍の業務の代行と言う
ことにはなりません)。

尚、恩給関係は勤務地と陸海軍共済組合員の資格の関係などがありますように、
また軍属の定義の中に「有給」軍属という言葉があり、>>379さんが
述べているように給与関係は軍属かどうかは関係がありません。

また、戦地に記者を派遣する場合も、同人誌の記者が勝手に前線の移動と
共に動いていってネタ目当てでうろついても、それは従軍ではなくてただの
戦場記者です。また宗教心に燃えた人が前線近くの無縁仏を個人で弔っても
それも従軍とはなりません。

 戦地でスパイや第五列を警戒して商売をする民間人に活動する許可証を与え
たり、また交通の不便な戦地で便宜を図ってもらう、また軍政地、戦地で行動
に制限が加えられるのは商売人だけでなくただの民間人も当然のことです。
つまり、これらのことは従軍と言う言葉とはなんら関係の無い事です。

それ故従軍慰安婦ではなく(戦場)慰安婦とするのが正しいのです

384大神:2004/03/28(日) 16:41
>>中田さん

 中田さんは桃色掲示板の方で当時、藩幕体制や縄文土器という言葉が当時
無かったがそれを持ってこの言葉が間違いではないと言われていますが、

その場合、これらの言葉は事物にそれぞれ合致する言葉の定義を当てはめて
いるだけなので、例えば土器が鉄のように硬いと考えて、セラミック(無機)
である土器を、金属でもないのに縄文鉄器なんて言葉は使いませんよね?
また、藩主を地方将軍とか、地方国王なんて言葉は使いませんよね?

それと同じで、従軍という言葉も意味するものがあり、戦場にある、また
千田氏が言うように「ただ単につき従う」のは

     あくまで必要条件ではあっても、十分条件とはなりません。

それ故に軍属でもない、また徴用令により徴用された訳でもないただ単なる
民間のサービス業に従事する人間に従軍という言葉を使うのはおかしいのです。

385中田 </b><font color=#800000>(riQdTYdc)</font><b>:2004/03/28(日) 21:05
草上飛さんに

> 例えるならば、県庁にある食堂に民間の給食業者を入れていた場合、
> その業者の被雇用者は県の職員ではなく、身分も契約も県とは関係のない事と同じ事です。

この例え話は、藤岡信勝氏の次の文章と同じ主旨のようです。

この食堂は文部省の職員が主に利用するのだが、だからといって文部省
が経営しているのではない。文部省はこの業者に建物の一部を提供し、
水道・光熱などの使用の便宜を与えている。そういう形で文部省は食堂
に関与しているが、かといってこの食堂を文部省が経営していると誤解
する人はいない。食堂の従業員は国家公務員ではなく、あくまで民間の
業者に雇われているのである。戦地慰安所と軍の関係もこれとまったく
同じだと言える。

今では旧称となりますが、文部省が県庁に変わっただけです。慰安所と
食堂を同一視する事に無理があると思いませんか? もし、例えるなら
文部省なり県庁にソープランドを入れた場合を想定するべきでしょう。

その前文に藤岡氏は次のようにも著述しています。

>> 軍は慰安婦について衛生検査を実施した。それだけではない。戦地
>> という特殊な条件に規定されて、慰安婦の輸送、慰安所の保護なども
>> 軍が行なった。

これは藤岡氏の意見ですけど、草上飛さんも同意されるのでしょうか。

386中田 </b><font color=#800000>(riQdTYdc)</font><b>:2004/03/28(日) 21:47
大神さんに

必要条件とか十分条件は論理学ですね。数学が不得手なので、検索エン
ジンで調べたのですが、よく分からなかったです。

従軍を軍属とか徴用された者に拘るのでおかしく感じるのではないで
しょうか。千田氏は次のように述べています。

>> 従軍とは軍隊に従って戦地へ行くことであり、それ以上の意味も
>> それ以下の意味もないのである。

「従軍」を2つの辞書を調べましたけど、問題は無いと思います。

軍隊につき従ってともに戦地へ行くこと。
「軍医として―する」

http://dictionary.goo.ne.jp/search.php?MT=%BD%BE%B7%B3&amp;jn.x=36&amp;jn.y=10&amp;jn=%B9%F1%B8%EC&amp;kind=&amp;mode=0

http://www.sanseido.net/
〈スル〉 軍隊について戦地に行くこと. ▼〜記者

387中田 </b><font color=#800000>(riQdTYdc)</font><b>:2004/03/28(日) 22:04
大神さんに

順番にレスが付けられなくて申し訳ないです。

> 半月城通信のここのことです。同じように千田氏の主張を載せていたので
> お尋ねしました。

同じ文章が上がっていますね。雑誌『Ronza』の1997年8月号に掲載
されています。私は、そこから入力しました。

> それ故従軍慰安婦ではなく(戦場)慰安婦とするのが正しいのです

日本軍慰安婦とか日本軍性奴隷と名称している方もおられるようです。
性奴隷というのが、当たっているのでしょうけど、そのように呼称さ
れた方々の気持ちを思うと使うのはどうかしらとも考えます。

正しいかどうかは、この議論の過程で検討するということで、保留と
して宜しいですか。

388大神:2004/03/28(日) 22:17
>>386 中田さん

>必要条件、十分条件
 これは分かりある事象とそれを構成する要素についての関係ですが、
ある要素があり、その要素があることだけで十分その事象になるか、それは
あくまで必要なものの一つに過ぎないかと言う事を示しています。

>従軍を軍属とか徴用された者に拘るのでおかしく感じるのではないで
>しょうか。千田氏は次のように述べています。

 先ず千田氏の主張は分かりました。ですが、中田さんが言われている
「おかしく感じる」のが、「千田氏の主張に則っておかしいのか」、若しくは
「一般的な言葉の意味に則っておかしいのか」のどちらかが分かりません。
前者の場合は先ず、千田氏の主張が正しい事が示されてからではないと意味
がありません。

 意味があるとすればそれは「一般的な言葉の意味に則っておかしい場合」
でしょう。

 で、中田さんが示されている例の軍医は軍隊構成員です。
それこそ正式な身分があります。次に記者の場合は従軍記者は俗称とあります
が、これも軍と行動を共にし、前線からの広報活動の一端を担う、国民に報道
をするという役割があります。またこれらは>>380で述べた通りです。

で、むしろ「おかしい」とするならば、中田さんが言われているように
つき従う全てに従軍という言葉が適用されるなら、私が例で上げた他の民間の
業者全て

        従軍記念写真屋、従軍日本料理屋、従軍豆腐屋

というようになってしまい、こちらの方がむしろおかしいと思いませんか?

それにつき従うだけで従軍となるなら「仏外人部隊の後を追う女」も従軍
なんてことになりますね(笑)

389大神:2004/03/28(日) 22:29
中田さんへ
>>388訂正
第三行目の「これは分かり」を「これは」に訂正します。済みません。

>>387
>正しいかどうかは、この議論の過程で検討するということで、保留と
>して宜しいですか
 はい、了解しました。

>語意の続き

 先に言葉にはそれぞれ語意があると述べましたが、それはある言葉を使う
とはその言葉の持つ要素を満たしたということを示す事になります。
それを先に縄文土器などの例で示しました。それを先に必要十分条件でお話し
しました。

390三毛猫ナナ </b><font color=#800000>(p3wi1A.I)</font><b>:2004/03/28(日) 22:48
話の腰を折りますが口を挟みますね。

慰安婦でも売春でも同様ですが概念というものは
人と人、それを繋ぐ行為(言葉など)によって初め
て形を保てます。
例えば『おいしいラーメン』とは元々そのラーメン
がおいしいか否が決まっているわけではなく、人と
人の言葉の反復により初めて『おいしいラーメン』
が存在できるのです。
もう一つ例を示せば2chで特定の概念に対して『あれ
はそういうものだ』的な発言を反復させて都合の良い
構造化しようとするバックラッシュもこれと同様です。

これはソシュールの構造主義、ナーガルージュナの
空理論を理解していれば容易に受け入れられるので
すが、これを歴史学とカップリングさせた結果生ま
れた『歴史が証明をしている』ことを批判する歴史
実証主義批判が言語論的転換以降主流になったこと
も論理的な帰結としては不思議ではありません。

『つまり何が言いたいのか?』と疑問を持たれる方
をいると予期されますから、簡潔に要点を言いますが
『歴史学と言語学的な視点から見て大神氏は明らかに
的外れな発言をしている』といわざるを得ないと言う
のが私の論旨です。

391大神:2004/03/28(日) 23:01
>>390

 あのね、三毛猫ナナ君。非常に君には悪いんだが、真面目にいま話している
ところなんだよね。また暇が出来たらアビシニアン大神なり、アメリカン
ショートヘアー大神なりを連れて相手してあげるから悪い事は言わないから
今は大人しくしてなさい。

君は旅順戦の時も、虚栄心で口を挟んで恥をかいて以来、大きく株を落として
今の「電波キャラ」になってしまったんだから、また無意味なことはよした方が
いい。

 中田さんや草上飛さんが折角移動してきて話をしているんだから、あんまり
迷惑掛けるのはよそう。ね?OK?

392三毛猫ナナ </b><font color=#800000>(p3wi1A.I)</font><b>:2004/03/28(日) 23:12
中田氏も疑問を示されてますが『従軍』と言う言葉
概念を特定な価値観に拘って見るから、大神氏とは
話が出来ない、正確に言えば私は自己を理解してま
すが、大神氏は自己と自我の区別すらついていない
からだと推測されます。

だから大神氏の回答には『一般的』とか『常識』と
言った『自意識の産物』で『曖昧』な表記が多いの
です。

言葉は唯のコミュニケーションツールではなく、人
と人の関係性を通して現実を造る力を持つ(言葉は言霊
と言うくらいですからね、その辺の言葉の力はレヴィス
トロースを読んで下さい)のですから、言葉そのものが
事実ではなく、我々の認識により意味を替えても差し支え
はないのです。
大神氏の発言の根底には文法的な正否ではなく旧日本軍の
行為を正当化したいと願う彼の執着を広げたものが世界と
錯覚している事があるのです。

この様な方は構築主義的な視点を否定される傾向にありま
すが、本人の行為は構築主義そのものだと言う辺り興味深
い現象ですね。

393中田 </b><font color=#800000>(riQdTYdc)</font><b>:2004/03/28(日) 23:17
私の説明は下手くそなのかもしれませんね。

従軍という言葉の意味をネット上の辞書で調べますと、千田氏と
同じ説明が上がっていますと確認する為に提示しました。

軍医とか記者は、その調べた結果の使用参考例です。
広辞苑最新版は、従軍慰安婦の項目が上がっているそうです。

> で、中田さんが示されている例の軍医は軍隊構成員です。
> それこそ正式な身分があります。次に記者の場合は従軍記者は俗称とあります
> が、これも軍と行動を共にし、

軍隊構成員であり軍と行動を共にするという意味で
従軍の使用例を上げるならば、慰安婦もそれに該当
すると言えるかと思います。

デイリーコンサイス和英辞典では

従軍する join the army; go to the front.・〜中である be at the front.

◆従軍慰安婦 a comfort woman; a sex slave.
◆従軍記者 a war correspondent.

394三毛猫ナナ </b><font color=#800000>(p3wi1A.I)</font><b>:2004/03/28(日) 23:17
>>392をカキコしてみたら、その間に>>391
カキコとはね、バックラッシュそのものでし
ょうが(笑)

395大神:2004/03/28(日) 23:26
>>393 中田さん
>軍隊構成員であり軍と行動を共にするという意味で
>従軍の使用例を上げるならば、慰安婦もそれに該当
>すると言えるかと思います。

 失礼ながら、そうなるとそれこそ軍属でないといけなくなりますよ?
当然軍人でもない、戦闘員でもないですから。軍属だと、今度は慰安婦
が軍属であったと言う事を証明しないといけなくりますが、流石に
慰安婦を軍属とはしていないでしょう。

それと、join the armyで、「join」ですね?

それと従軍文官という言葉があります(これは援護法では軍人の範疇に属し
ますが。)。従軍文官以外で日本陸海軍の雇員は軍属となりますね。

あと、中田さんの言われて居る事だと、

            従軍記念写真屋、従軍日本料理屋

となりますが、中田さんは全ての民間業者にこのように従軍という言葉を
つけても構わないと言う事でしょうか?

396中田 </b><font color=#800000>(riQdTYdc)</font><b>:2004/03/28(日) 23:30
三毛猫ナナさん、どうもはじめまして。

参考になります。ありがとうございました。

397中田 </b><font color=#800000>(riQdTYdc)</font><b>:2004/03/29(月) 00:00
>>軍隊構成員であり軍と行動を共にするという意味で
>>従軍の使用例を上げるならば、慰安婦もそれに該当
>>すると言えるかと思います。

> 失礼ながら、そうなるとそれこそ軍属でないといけなくなりますよ?

当然、軍属ではありません。堂々巡りになっていますが、従軍記者は
軍属では無いと認めておられます。

従軍記者は、軍隊と行動を共にするので従軍で構わなくて、従軍慰安婦
だと「そうなるとそれこそ軍属でないといけなくなりますよ?」となる
のでしょうか。

後のご質問は追って考えます。今日は、ここまでにします。

398大神:2004/03/29(月) 00:33
>>397 中田さんへ
 
 揚げ足取りではなかったのですが
>軍隊構成員であり軍と行動を共にするという意味

と中田さんが>>393で発言されていましたので、
「軍隊構成員and軍と行動を共にする」が中田さんの主張のように取りました。

で、それを踏まえた上で

>従軍記者は、軍隊と行動を共にするので従軍で構わなくて、従軍慰安婦
>だと「そうなるとそれこそ軍属でないといけなくなりますよ?」となる
>のでしょうか。

 の質問には>>380で既に述べた通りです。

 辞書でお調べになった言葉を上げられていますが、「辞書でこう載っていた
から」だけでは使い方を間違ってしまうことがありますよね
(嫌味で言っているのではありません)?

 「《ある分野》でのこの言葉の使い方は、《この要素》だけでは駄目」
と言うのが。

例えば、以前この掲示板で交戦者資格の話をしたことがありましたし、
分かりやすい例として上げますが、「戦闘員」という言葉があります
(「交戦者」でも良いのですが)。
 
 これを辞書で 
ー戦闘:戦う事、交戦:お互いに戦う事、(三省堂 国語辞典 第三版)
とあったからと言って、軍事用語で戦闘員、交戦者について話をしている
時に「戦った者全てが戦闘員、交戦者なんだー」なんてことは言いませんよね?
 当然、戦時国際法に違反するパルチザンなどがあるわけですから。

399大神:2004/03/29(月) 00:52
>>397続き

 それと同じで、従軍という言葉もそれを他の名詞につける場合には
注意が必要ですよね?それ故に間違った使用法の例として

        従軍日本料理屋、従軍記念写真屋、従軍豆腐屋

と書いている訳です。事実そんな言葉は使われてませんよね。慰安婦の
場合も1972年に千田氏が「慰安婦」という名詞につけるまではありませんで
したよね。わざわざ、つけましたよね。わざわざ戦後三十年近く立って。

           いかにも不自然な付け方ですね

 名詞に「従軍」と言う言葉をつけると、あたかも従軍看護婦と軍の間柄の
関係のようなものが存在したかのように取りますよね。あたかも軍属と同じ
間柄があったかのように取りますよね。
(そしてそれこそが千田氏の狙いな訳です)?

退役将校が「○○戦争従軍記念章」とかの勲章を制服につける場合がありま
すが、なるほど、この場合は軍人が「軍に従い戦地に赴く」の意味でしょう。

ですが、民間人を示す名詞に「従軍」と言う言葉をつける場合には、それこそ
先に述べたように何でもかんでもではおかしいでしょう。

400草上飛 </b><font color=#800000>(qL065gkc)</font><b>:2004/03/29(月) 07:05
おはようございます。
昨日はレスができず申し訳ありませんでした。

>慰安所と食堂を同一視する事に無理があると思いませんか?
>もし、例えるなら
>文部省なり県庁にソープランドを入れた場合を想定するべきでしょう。

いえ、無理があるとは思いません。
これは雇用形態の話ですので、これがソープランドでも食堂でも雇用形態は変わりませんので、
職種を定義しても意味がありません。

>> 軍は慰安婦について衛生検査を実施した。それだけではない。戦地
>> という特殊な条件に規定されて、慰安婦の輸送、慰安所の保護なども
>> 軍が行なった。

この藤岡氏の意見は知りませんが、「戦地という特殊な条件に規定されて」と書かれている通り、
慰安所が戦禍に巻き込まれる可能性or巻き込まれた場合の事ではないでしょうか?
民間人が戦禍の被害に巻き込まれる可能性があるならば、それを守るのは軍の役目で、
至極真っ当な行為であると思います。

「軍は慰安婦について衛生検査を実施した」これについては、
性病が蔓延しては、兵士の士気や戦局に多大な影響を与える事は必至です。
従って戦地に於いて、軍が兵士の衛生状態を守るのは当たり前です。

この藤岡氏の意見が、どのような資料を基に発せられた言葉なのか、またこの文に付随する、前段、後段の文も
私には判りませんのでコメントの仕様がありません。
もし基になる資料を知っておられるなら、原資料をあたってみたいと思いますので、お教え願えますか。

それと「従軍」の定義につきましては、大神氏が私よりも解りやすく説明してくださっていますので、
あまり言う事がありませんが、私が疑問に思うのは『この「従軍」という言葉は、政府や軍が慰安所運営に
直接関与していたかが前提ではないのか?』という点です。
これについて中田氏はどう思われますか?

401やすちゅ:2004/03/29(月) 16:59
中田さん、草上飛さんへ

>390から登場している「三毛猫ナナ」という人についてですが、この人は基本的に
「何かを言っているように見えても、実は何も言っていない人」でして、マジメに議
論をする相手にはなりません。専門用語を使う荒しの一種と思って頂いても特に
問題ありません。

「三毛猫ナナ」については、

三毛猫ナナの社会学講座
http://jbbs.shitaraba.com/bbs/read.cgi/study/2500/1063971263/

反戦平和議論ガイド
http://hunbook.hp.infoseek.co.jp/
http://hunbook.hp.infoseek.co.jp/cgi-bin/dic/guide.cgi?action=view&amp;data=660

などに、その行動形態についての考察や批評が紹介されています。
最近では、

反戦平和アクションは自壊しました Part25
http://society.2ch.net/test/read.cgi/jsdf/1075955280/426-428

などにも、「なぜこの人が読解力がなく、人と話ができないのか」についてを
論評したものが発表されており、「三毛猫ナナ学」の研究対象とされています。

今は大神さんに対する粘着祟り神になっていまして、今回は「大神さんに一矢報いたい」
という、その一念だけで発言をしているようです。

以上、説明でした。

402ヤッス:2004/03/29(月) 17:07
>>392

相変わらず、自己批判がうまいなあ。

403中田 </b><font color=#800000>(riQdTYdc)</font><b>:2004/03/30(火) 00:15
予めお断りしておきますが、4月に個人的な事情により2週間ほどネットに
アクセスする事が出来なくなります。アクセス再開後は、再びこちらに来ま
すのでご了承くださいね。

>>401
やすちゅさんに

三毛猫ナナさんに関するサイトを上げて頂きましてありがとうございました。
うーん、ネットって難しいですね。

>>400
草上飛さんに

> 昨日はレスができず申し訳ありませんでした。

いえいえ、個々人の生活があると思います。たまたま土日が空いていた
だけで、私も連日カキコ出来ない事もあるかもしれません。

> もし基になる資料を知っておられるなら、原資料をあたってみたいと思い
ますので、お教え願えますか。

藤岡信勝『汚辱の近現代史』徳間書店刊行です。でも私も現在同書は手元
には持っていません。

>>慰安所と食堂を同一視する事に無理があると思いませんか?
>>もし、例えるなら
>>文部省なり県庁にソープランドを入れた場合を想定するべきでしょう。

>いえ、無理があるとは思いません。
>これは雇用形態の話ですので、これがソープランドでも食堂でも雇用形態は変わりませんので、
>職種を定義しても意味がありません。

それでは、県庁直営のソープランドの場合、身分はどうなるのでしょうか?

>あまり言う事がありませんが、私が疑問に思うのは『この「従軍」
>という言葉は、政府や軍が慰安所運営に直接関与していたかが前
>提ではないのか?』という点です。
>これについて中田氏はどう思われますか? (一行の字数を変更しています)。

従軍を付す事が、「政府や軍が慰安所運営に直接関与していたかが前
提」には決してならないと思います。軍隊との関連付けはあると思い
ます。

>>399
大神さんに

>名詞に「従軍」と言う言葉をつけると、あたかも従軍看護婦と軍の間柄の
>関係のようなものが存在したかのように取りますよね。あたかも軍属と同じ
>間柄があったかのように取りますよね。
>(そしてそれこそが千田氏の狙いな訳です)?

従軍記者、従軍僧侶は軍属ではありません。軍との関連付けはあると思い
ます。別途、違う角度からご質問いたしますが、日本軍慰安婦と呼称す
るならばどのようにお考えでしょうか?

404中田 </b><font color=#800000>(riQdTYdc)</font><b>:2004/03/30(火) 00:28
間違ってしまいました。

> 従軍記者、従軍僧侶は軍属ではありません。

405中田 </b><font color=#800000>(riQdTYdc)</font><b>:2004/03/30(火) 00:56
従軍という事は軍属ではありません。

「国防用語辞典」(防衛学会編、朝雲新聞社)には「従軍」という言葉は
収録されていないそうです。

406ヤッス:2004/03/30(火) 01:07
とりあえず、「従軍慰安婦」という用語の定義についてはさ、

(1)「当時の名称(対象が存在した時代の正式な呼称)」で呼ぶ
(2)「当時の名称ではなく、後世の定義/基準/描写に基づいた暫定的な通称」で呼ぶ

のふたつで争っているわけだな。

「従軍慰安婦が当時存在した呼称かどうか」を争点にしている側と、
「後世の定義/基準/描写でそう呼ぶ通例を踏襲すべき」を争点にしている側とでは、
うまくかみ合わないのもわかる。

で、(1)の側は「従軍慰安婦という言葉は当時は存在せず、後世の恣意的な呼称
でそう呼ぶのは、恣意的な目的を肯定することが前提になっているので受け入れら
れない」わけだよな。

(2)の側は「他に適当な呼称が見当たらないため、すでに通用している言葉を使う
ことに問題はない」としてはいるが、その「すでに通用している言葉」そのものが、
誤解を孕んでいる、という反論が(1)の反論の根拠になっているわけだ。

これは単なる言葉遊びじゃないと思うな。
ここで(1)の側が(2)の主張を受け入れてしまうと、その時点ですでに「従軍慰安
婦と呼ばれた人々に関する誤解」を受け入れたも同然、ということになってしまう
わけで、いきなり「結論を飲め」と言われるのと同じことになってしまう。

内容を深めることを優先で考えるなら、「当時の正式な呼称、または当時の通称」
という(1)の主張を飲んで表現するのが、もっとも問題が少ないと思う。
(2)の側は、(1)に呼称を認めさせることで本題に入る前に結論を受け入れさせ
るのが目的じゃないんだろ?
内容や本質を論じるのが目的なら、それを示す言葉は(2)の側はこだわる必要は
ないはずなんだよな。

どうかな。

407草上飛 </b><font color=#800000>(qL065gkc)</font><b>:2004/03/30(火) 18:39
>やすちゅ氏

いつも説明有難うございます。
ここの状況が分かり大変助かります。

>ヤッス氏

要点の解り易いマトメ、感謝いたします。
私が言いたいのは、誤解を招くような語句は適切ではないと言いたかったのですが。
回りくどくなってしまいました。

>中田氏

>4月に個人的な事情により2週間ほどネットに
>アクセスする事が出来なくなります。アクセス再開後は、再びこちらに来ま
>すのでご了承くださいね。

全然構いません、人それぞれ生活がありますから、気になさらないでください。
私は討論の過程で自分の知識を真実に近づけていきたいだけですから。
ゆっくりとやっていきたいと思っています。

>藤岡信勝『汚辱の近現代史』徳間書店刊行です。でも私も現在同書は手元
>には持っていません。
これは私も持っていません。
探して読んでみます。

>いえいえ、個々人の生活があると思います。たまたま土日が空いていた
>だけで、私も連日カキコ出来ない事もあるかもしれません
お心遣い感謝いたします。

>それでは、県庁直営のソープランドの場合、身分はどうなるのでしょうか?

身分と申されますと、どういう意味でしょうか?
雇用の関係でしたら身分は同じです。

県庁>>>(委託)>>>食堂>>>(雇用)>>>従業員
軍 >>>(委託)>>>女衒>>>(雇用)>>>慰安婦

>従軍を付す事が、「政府や軍が慰安所運営に直接関与していたかが前
>提」には決してならないと思います。軍隊との関連付けはあると思い
>ます。

関連付けとはどういう意味でしょうか。
わざわざ関連付けをする必要があるのでしょうか?

ではお聞きしますが、中田氏は慰安婦の懸案について、何が問題であったとお考えですか?

408大神:2004/03/30(火) 23:05
>>403−405 中田さん

 前後しますが、

〉従軍
 その辞書に従軍文官という言葉はありませんか?戦前の言葉ですが。

>>403
それと>>404の訂正箇所の意味ががよく分からないのですが、
これは先に>>380で述べた通りだと思います。

 それと「日本軍慰安婦」としましても不適切でしょう。例えばこれを
従軍看護婦が日本軍看護婦となると、あたかも軍隊の衛生兵のように取れます。
「日本軍○○」としますと、日本軍の軍隊構成員のようにしか取れません
(○○を砲兵、歩兵としたらそれは歴然ですね。軍属の場合は日本軍雇員と
すれば日本軍に雇われていると関係性がわかりますが)。

        「間違った日本語の用法ではないのか?」

というのが、戦後三十年近く経ってわざわざ造語を作った千田氏に対する

         「従軍慰安婦と言う言葉はおかしい」

と指摘されているところです。これはもし千田氏が言う通りなら、全ての
民間人に対して

       従軍記念写真屋、従軍日本料理屋、従軍豆腐屋

という風になるはずですが(千田氏の主張の通りなら民間のサービス内容に
よって使い分けるのはおかしいから)、それが無いところ、それが不自然な
所からすると

        やはり千田氏の主張が間違っているのでしょう。

409大神:2004/03/30(火) 23:19
 当時無かった言葉を、30年近く作った理由が千田氏の主張の通りなら

繰り返しますが、それは全ての民間人を示す名詞に付ける事が適用可能です。

ですが、
 
   従軍日本料理屋、従軍甘味所屋、従軍うどん屋、従軍記念写真屋

という言葉はありませんし、誰も言いません。一つの主張を鵜呑みにするのは
避けるのは言うまでも無い事ですが、その際に
         
            「その主張に矛盾は無いのか?」

と考えるのは大事だと思います。そう考えると、今更千田氏が

 「済みません、適当に嘘つきました。《従軍》と付ければ本が売れると
  思いました」

と言う事は考えられないので(そんな素直で誠実な人なら最初からもっと
他者から突っ込まれる所が少ないまともな、ただし何の目新しいものの無い
つまらない本を書いていたでしょうが)、千田氏の「従軍」の定義に関する
主張は苦し紛れなものだったのでしょう。
 
 繰り返しますが、それは他の民間の業者を示す名詞に使用不可能な事から
しても明白でしょう。

 それ故私はただの慰安婦、若しくは(戦場)慰安婦が何の誤解も無い言葉だと
思います。追軍娼婦なら一番本質を表していますが、当時は無い言葉ですね。

410中田 </b><font color=#800000>(riQdTYdc)</font><b>:2004/03/30(火) 23:21
>>407

草上飛さんに

> ゆっくりとやっていきたいと思っています。

申し訳ないですが、アクセス出来なくなる事をご了承ください。

> > それでは、県庁直営のソープランドの場合、身分はどうなるのでしょうか?

> 身分と申されますと、どういう意味でしょうか?
> 雇用の関係でしたら身分は同じです。

> 県庁>>>(委託)>>>食堂>>>(雇用)>>>従業員
> 軍 >>>(委託)>>>女衒>>>(雇用)>>>慰安婦

これは直営ではありませんね。委託の場合だと思います。直営と言
うのは、料理人とサービス係を県が雇用する事のはずです。同じよ
うに図式で表示しますと、このようになるかと思います。身分は県
の職員になります。

県庁>(雇用)>>>県の職員

その場合に、軍(慰安所)ではどうなるのでしょうか?

「身分はどうなるのでしょうか?」とご質問させて頂いたのは、
次の文章を踏まえてのことです。

>>379

> しかし慰安婦は民間業者が雇ったものであり、法的に身分を定められているものではありません。
> 例えるならば、県庁にある食堂に民間の給食業者を入れていた場合、
> その業者の被雇用者は県の職員ではなく、身分も契約も県とは関係のない事と同じ事です。

>> 従軍を付す事が、「政府や軍が慰安所運営に直接関与していたかが前
>> 提」には決してならないと思います。軍隊との関連付けはあると思い
>> ます。

> 関連付けとはどういう意味でしょうか。
> わざわざ関連付けをする必要があるのでしょうか?

>>406 で、ヤッスさんがまとめて下さった事とも関係すると思います。

この板?スレ?(区別が分からないのですけど)、進駐軍慰安婦が当
初の議論の目的だったようです。1945年までのこの問題を考察す
るには、やはり修飾語が必要だと思います。

従軍慰安婦は、旧日本軍と関わりとつながりがあるという意味です。
関連付けする必要はあると思います。ただ、この問題を真剣に取り組
んでいる方々にも意見は散在していまして、、>>387 で「日本軍慰安
婦とか日本軍性奴隷と名称している方もおられるようです」と少し触
れましたように、別の意味から従軍はおかしいとする考え方もありま
す。

ヤッスさんが書かれているように、「(2)の側は、(1)に呼称を
認めさせることで本題に入る前に結論を受け入れさせるのが目的じゃ
ないんだろ?」「内容や本質を論じるのが目的なら、それを示す言葉
は(2)の側はこだわる必要はないはずなんだよな」に賛同します。

名は体を表すと私が書きましたけど、従軍の意味内容は、少し脇に置
いて次のステップに進んだ方がいいかしらとも思います。大神さんも
どうでしょうか。

> 中田氏は慰安婦の懸案について、何が問題であったとお考えですか?

薬害エイズ事件で当時の菅厚相が同省が隠していた膨大な資料を発見
した事から、新たな展開となりました。この問題を究明するには、関
係する省庁の文書を非公開のまま放置するのではなく幅広く公開する
べきだと思います。

411大神:2004/03/30(火) 23:45
>>410 中田さん

 従軍の言葉の使用法に関する議論は中田さんの言われる通りまた落ち付いた
時で構いませんよ。

それと、昔この掲示板に「ぼーん」氏と言う人が居ました。
その人も慰安婦問題に関する主張が
「きっと決定的な重大文書が非公開のはずだ」という推測だけで話をされて
いました。当然それでは議論にはなりません。

     根拠の無い推測は同レベルの根拠の無い推測で相殺されます
  
また世の中に「無い物ねだり」という言葉があります。

実り有る議論にするために、そこの所を注意するのが大事だと私は考えますが、
如何でしょうか?

412中田 </b><font color=#800000>(riQdTYdc)</font><b>:2004/03/31(水) 00:09
>>411  大神さんに

> 「きっと決定的な重大文書が非公開のはずだ」という推測だけで話をされて
> いました。当然それでは議論にはなりません。

> 実り有る議論にするために、そこの所を注意するのが大事だと私は考えますが、
> 如何でしょうか?

賛同します。但し、戦後直ぐに重要文書は破棄するように通達が中央官庁
から出されて、各機関はそれを受けて消却・破棄・抹消した事実は明らか
になっています。また、この問題を政府が真摯に究明する気があるならば、
膨大な非公開の文書類を公開しなくてはなりません。情報公開こそが真に
実りある議論を行う前提だと考えます。

413ヤッス:2004/03/31(水) 00:11
http://movie.goo.ne.jp/movies/PMVWKPD20028/

千田夏光(故人)
「従軍慰安婦」は、1974年に発表された小説のタイトル。(「ドキュメント」と紹介されている)
同年、東映で映画化。
監督は「ボディガード牙 必殺三角飛び」の鷹森立一。
脚本は「盲獣vs一寸法師(2001)」の石井輝男。
撮影は「ゴルゴ13(1973)」の飯村雅彦。

「従軍慰安婦」の粗筋全文。
http://movie.goo.ne.jp/movies/PMVWKPD20028/story.html
昭和十二年秋、秋子、道子、ユキ、梅子等は、銘酒屋の主人・金山に前金千円で買い集められた。彼女たちは北九州の貧村の娘で、家のために売られて来たのだが、兵隊を慰めるのはお国のため、と信じきっていた。道子とユキは既に男を知っていたが、秋子と梅子は生娘だったため、金山は後に女たちを支那に送るのに便宜を計ってもらうため、輸送指揮官に水揚げさせた。秋子には幼ななじみの恋人・正夫がいるが、彼は突然北支へ出征することになり、二人はひろ子の上手な取計いでしばしの逢瀬を楽しんだ。昭和十三年春、多くの兵士たちに混って秋子、道子、ユキ、そして病持ちのふさ、朝鮮出身の金子たちが支那大陸へと送られた。九江に落ち着いて間もなくは、慰安婦を求める兵隊の列が絶えず、彼女たちは一日数十人からの相手をした。梅子、道子、ひろ子は数日で前借金を返済してしまう程だったが、若い兵隊に同情し、しいてはお国の為になるのならば、と居残る決心をした。戦争は更に激しく長期化した。従って慰安婦たちも大事に扱われたが、彼女たちの肉体は徐々に蝕まれていった。そんなある日、ふさが喀血して倒れた。ふさは貧しかった母親がただ一つ持たせた綿入れの半纏を装い、皆が合唱する故郷の民謡「佐渡おけさ」を聞きながら息を引きとった。昭和十三年秋、戦場は南下し、日本軍は広東に迫った。慰安隊は前線基地へと送られた。秋子はそこに正夫のいる栄部隊があることを聞かされ、彼を探し求めたが、内心は多くの兵隊に抱かれている自分の哀れな姿を見られるのが、たまらなく恐かった。二人は再会した。そして正夫の暖い言葉に秋子は激しく燃えるのだった。やがて、支那軍の激しい攻撃を受け、負傷者が続出したため、慰安婦は看護婦としても狩り出された。秋子の目前で何人かの将兵が倒れ、遂に正夫も銃弾を浴びた。秋子は無我無中で飛び出し正夫にしがみつくが、その背後から情容赦なく銃弾が突きささった。後に残されたひろ子、ユキ、道子、金子は死んだ仲間を手厚く葬ることもできず、ただ明日への望みを祈るだけたった。

414ヤッス:2004/03/31(水) 00:17
「従軍看護婦」

当時は、こうした名称は存在しなかった。
実際に日本赤十字社救護部が、「日赤」の看護婦を戦地に派遣するときの「招集」の電文では、

「救護班要員トシテ招集ス」

であり、「従軍看護婦」という呼称そのものは当時も存在しないし正式ではない。
「救護班要員」「救護班員」が、軍での呼称かつ職能を示し、「日赤の看護婦」が身分を示す。
これらの「救護班要員として従軍した日赤の看護婦」を、「従軍看護婦」と要約した場合、「日赤所属」や「救護班要員」という要素が隠されてしまう恐れがあり、本来の意味とずれていく可能性を持つ。

(「従軍看護婦」については、岩波新書「戦中用語集/三國一朗(1985)」より一部引用)

415ヤッス:2004/03/31(水) 00:35
千田夏光+従軍慰安婦で検索。

※二次資料を含んでいるので注意。

http://www.meix-net.or.jp/~minsen/ianhu.htm
所謂従軍慰安婦とは軍駐屯地近くに店を構え、若しくは複数の女性を連れて駐屯地を廻っていた軍専門の民間業者の元で働いていた売春婦の事であり、立場はあくまでも民間人。従軍慰安婦とは千田夏光氏が二十余年前に作り上げた造語であり、軍属で無い者に従軍と言う呼称を使った事がみそ。ちなみに当時兵隊の給料が三円五十銭で彼女等は一回一円が相場だった。現在裁判を行っている者の中には一万から二万円が入った当時の貯金通帳を証拠として提出している者もいる。
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http://www.jiyuu-shikan.org/frontline/noguchi/ianfu.html
自由史観研による、「従軍慰安婦をテーマに論文を書こうとしている学生」からの質問と回答の全文。
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彼女らの収入について、元海軍中佐杉浦実は彼女らの前借金が4千円から5千円であったと言っています。そして彼女らはこの前借金を3ヶ月から半年で返し、平均的な貯蓄額は5−6千円から1万円持っていたと言っています。その中には3万円も持っている人も居て、皆驚いていました。アメリカの反撃が予想以上に早く、彼女らの中には爆撃で死んだ人も居ました。又前借金の返済が終わったにもかかわらず、船がなくて帰ることが出来ず、前線で亡くなった人も居ます。終戦と共に彼女らの大半は日本に帰りました。
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 千田夏光は『従軍慰安婦』という本を1973年に書きました。私も読んでみましたが、変な本でした。
 千田夏光は日本軍が第一次世界大戦でシベリア出兵を行ったとき、強姦事件が多発した、と書いています。そうした中で沢山の日本軍兵士が梅毒にかかったといっているのです。それで強姦事件と性病を防止するために慰安婦が必要になったと書いています。
 だから日本軍では業者を呼んで慰安婦となる女性を集めたと言います。彼らはたいてい売春婦を募集したのですが、時々親から売られた少女がいたとのことです。
 ところが千田は彼の本で書きました。
「日本軍は沢山の慰安婦を必要としたので、20,000人もの女性が1941年に日本軍に極秘裏に拉致された」(『従軍慰安婦』、講談社文庫1993年の概要)
 私はどうして日本軍が極秘に20,000人もさらうことができたのかわかりません。そんなことは不可能です。

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補足と訂正。
千田夏光「従軍慰安婦」は1974年でなく、1973年の刊行。
同「従軍慰安婦 続」が1974年刊行。(この年、東映で映画化)
同「従軍慰安婦 正篇」が1978年刊行。

従軍慰安婦の初版は絶版になっているが、その後、講談社文庫から何度か再版されている。


付録。
「慰安婦」戦後補償関係書籍・資料(部分)
http://www.zephyr.dti.ne.jp/~kj8899/ianfu.books.html

416ヤッス:2004/03/31(水) 00:44
ざっと調べてみての感想から言うと、千田夏光の「従軍慰安婦」
は、1973年刊行、翌年に映画化されたもんだから舞い上がっち
ゃって1974年に続刊、さらに1978年に再続刊を刊行。売れて話
題になって嬉しかったんだろうな。作者。

千田夏光は「作家」。「従軍慰安婦」も小説として書かれている
はずなのだが、嬉しくなっちゃって出した続刊と初回の刊が混同
されてか、「ドキュメント」に変わってしまっているようだ。

これ以前には「従軍慰安婦」の名称は登場せず、千田の造語と
みてよいだろう。

千田の意図通りかどうかは不明だが、映画「従軍慰安婦」は、
お涙頂戴ものとして作られている。また、「すぐに借金を返せる
ほど稼げて、貯金をするものまでいた」ともある。
別スレで進行中の売春是非論ともかぶるけど、「借金に束縛さ
れて、自由意志ではなく売春をした」のだとしても、「借金の短
期返済は可能で、黒字になるまで稼いだ」のは慰安婦当人の
意志によるんじゃないだろうか。

少なくとも金もらって稼いだのだとしたら「慰み者」や「性奴」で
はないわけで、「従軍慰安婦」または「慰安婦」を表すのに、も
っとも中立的かつ的確な言葉は、「戦場売春婦」「売春婦」では
ないかと思う。
「慰安婦」は、行為に対して金銭が介在した「商行為」だったこ
とを隠し、「慰安を強制させた」という印象を与えているのは否め
ない。
軍相手であっても、その行為の提供に「金銭」が介在していた
商売であった以上、「売春婦」というのがその職能を表す上で
適切な言葉ではないかと。

以上、感想として。




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