したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |

第48回衆議院議員総選挙(任期満了2018年)スレ

1チバQ:2014/12/24(水) 21:08:02
ちゃっちゃと、立てちゃいます。

第47回総選挙(2014年)
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1364563920/l50

第46回総選挙(2012年)
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1252036284/l50

第45回総選挙(2009年)
その2 http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1240552224/l30
その1 http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1146286762/l30

第44回総選挙スレ(2005年)
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1089950050/l30

5138チバQ:2017/10/24(火) 03:08:52
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/nation/sankei-wst1710230097.html
【衆院選】維新、近畿で苦戦 「来秋住民投票」都構想に暗雲
10月23日 15:34産経新聞

【衆院選】維新、近畿で苦戦 「来秋住民投票」都構想に暗雲
「日本維新の会」の松井一郎代表=22日夜、大阪市北区(渡辺恭晃撮影)
(産経新聞)
 衆院選で公示前から議席を減らした日本維新の会。小池百合子東京都知事率いる希望の党との連携効果が生まれず、希望や立憲民主党という直前に誕生した新党の間に埋没した格好だ。本拠地の大阪でも比例第一党から転落し、来秋の住民投票を目指す看板政策「大阪都構想」の行方にも暗雲が垂れ込める。

 維新は大阪の比例代表で約93万5千票を獲得。国政初挑戦となった平成24年の前々回は約146万票、前回は約114万票でいずれも府内の比例第一党だった。

 だが、今回は初めて100万票を切る結果となり、第一党の座も僅差ながら約94万4千票の自民党に明け渡した。

 希望は約20万9千票を獲得。前回の維新の票が希望に流れた計算になる。近畿ブロックでは希望が3議席を得て、前回から3減の5にとどまった維新の議席を奪った形となった。

 候補者すみ分けで希望が候補者を擁立しなかった府内の選挙区でも、維新は3勝12敗と大きく負け越した。維新関係者からは「選挙区で希望との連携効果がなかったうえに、比例では票を食われてしまった」と恨み節が漏れた。

 維新は挙党態勢で臨んだ9月の堺市長選で、反都構想を訴える現職に敗れたばかり。都構想の制度設計を担う「法定協議会」などでの議論が本格化していく中、衆院選で結果を残し、大阪での勢力を保つ必要があった。

 現在、維新は法定協や大阪府市両議会で過半数を割り込んでおり、住民投票の実施には他会派の協力が不可欠な状況だ。本拠地で伸び悩んだことで、これまで歩調を合わせてきた公明党の態度の変化を懸念する声が維新内にはある。

 維新代表の松井一郎府知事は22日深夜の会見で、「都構想は総選挙とイコールではない。来年、住民投票ができれば2度目なので大阪市民は(制度の)中身を判断してくれると思う」と強調。だが、公明関係者は「空気感は変わるかもしれない。これから開票結果を詳しく分析する」と話した。

5139チバQ:2017/10/24(火) 03:11:33
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/politics/sankei-plt1710230305.html
【衆院選】馬淵澄夫氏、浅尾慶一郎氏…落選“大物”候補が一夜明けてあいさつ回り 「今後について考えたい」
10月23日 21:24産経新聞

【衆院選】馬淵澄夫氏、浅尾慶一郎氏…落選“大物”候補が一夜明けてあいさつ回り 「今後について考えたい」
落選が決まった翌朝、奈良市の近鉄富雄駅前で支持者と握手を交わす馬淵澄夫氏=23日、奈良市(神田啓晴撮影)
(産経新聞)
 政界地図が激変する中で行われた衆院選。落選した大物候補らは23日、支持者らへのあいさつ回りなどに追われた。

 希望の党への逆風のあおりを受けたのは、民主党政権時代に国土交通相などを務めた希望前職の馬淵澄夫氏(57)だ。奈良1区で平成15年以来守り続けてきた議席を喪失。23日は早朝から奈良市の私鉄駅前に立ち、「申し訳ありませんでした」と何度も頭を下げた。

 神奈川4区の元みんなの党代表、浅尾慶一郎氏(53)も4期目の議席獲得はならなかった。衆院解散直前に自民党へ入党したものの、4区では自民前職が公認を得ており、比例復活のない無所属で出馬。保守分裂の混戦に加えて支持層が「リベラル結集」を掲げた立憲民主新人に流れた。

 23日夜に選挙報告会を開き、終了後、報道陣に「今後のことは、支持者らの反応もみながら考えていきたい」と述べるにとどめた。

5140チバQ:2017/10/24(火) 03:18:12
セクハラですね
https://news.goo.ne.jp/article/dailychushisportsgeinou/entertainment/dailychushisportsgeinou-20171023077.html
宮根誠司、進次郎氏に「結婚はどうします?」 緊張と緩和で笑い
10月23日 13:54デイリースポーツ 中国/四国スポーツ・芸能ニュース

宮根誠司、進次郎氏に「結婚はどうします?」 緊張と緩和で笑い
フリーアナウンサーの宮根誠司
(デイリースポーツ 中国/四国スポーツ・芸能ニュース)
 宮根誠司キャスターが22日、メーンキャスターを担当したフジテレビの選挙特番で、自民党の小泉進次郎筆頭副幹事長との中継の最後に、「結婚はどうします?」と切り出した。それまでは次に取り組む分野はなど、緊迫感のあるやり取りを反町理キャスターらとしていただけに、笑いの基本である“緊張と緩和”を絵に描いたようなやりとりに。思わず、進次郎氏も笑みを見せた。

 番組では「進次郎の野望」というタイトルもつけて、将来の総理大臣を目指しているのでは、という視点で密着取材を敢行した。数々の自民党候補を応援し、当選請負人と呼ばれている姿を追うことで、着実に党内で地固めを行っている様子を伝えた。

 「議席の数というよりも信頼回復の度合いがどこまでできたかということですね。その観点で言えば、議席の数ほど信頼回復ができたと思っていません」と今回の選挙を通じた課題を語った進次郎氏。反町キャスターから「次に取り組むテリトリーは」とぶつけられると、「自民党の筆頭副幹事長という立場ですけど、自民党を変えるために、幹事長室という、自民党の組織の中でも背骨にあたるところにいますから、ここから変えることができることはいくつもあるなと選挙の中でも結構、感じますね」と党務に力を注ぐことを示唆するなど、スタジオ内がうなる言葉もあった。

 ここで口を挟んだのが宮根キャスター。「中心として動いていかれるのは進次郎さんだと思うんですけど…」としばらくためた後で、「結婚はどうします?」と質問し、思わず進次郎氏も表情を崩して笑ってしまった。

 「宮根さんと、去年のフェリーの中でもその話しましたよね」と切り返された宮根氏は、「それまたプライベートでゆっくりしましょうか」とまとめていた。

5141チバQ:2017/10/24(火) 03:21:45
https://www.jiji.com/jc/article?k=2017102301518&g=pol
小選挙区高得票落選・低得票当選の上位5人


【高得票落選者】
13万5948票 池田真紀 (立憲民主、北海道5区)
12万7329票 鈴木淳司 (自民、愛知7区)
12万 987票 船橋利実 (自民、北海道1区)
11万8961票 高木宏寿 (自民、北海道3区)
11万3851票 今津寛  (自民、北海道6区)
【低得票当選者(比例復活除く)】
 5万9488票 阿部俊子 (自民、岡山3区)
 6万 277票 本田太郎 (自民、京都5区)
 6万 605票 赤嶺政賢 (共産、沖縄1区)
 6万1450票 石川昭政 (自民、茨城5区)
 6万2516票 村上誠一郎(自民、愛媛2区)
(敬称略)(2017/10/23-23:03)

5142チバQ:2017/10/24(火) 03:22:24
https://www.jiji.com/jc/article?k=2017102301522&g=pol
小選挙区、最少得票は6万票=最多得票は河野外相【17衆院選】


 衆院選の小選挙区当選者のうち、最も得票が少なかったのは、無所属で出馬し当選後、自民党に追加公認された阿部俊子氏(岡山3区)の5万9488票だった。一方、立憲民主党の池田真紀氏(北海道5区)は、阿部氏の2倍を超える13万5948票を獲得しながら自民党候補に敗れた。池田氏は惜敗率95.3%で比例復活した。
自公313に到達=無所属当選が最多-衆院選、全議席確定

 小選挙区当選者の中で最多得票は、自民党の河野太郎外相(神奈川15区)の15万9647票。同党の小泉進次郎筆頭副幹事長(神奈川11区)が15万4761票で続いた。前回の2014年衆院選では、小泉氏が1位、河野氏が2位だった。
 比例復活の最小得票は、日本維新の会の森夏枝氏(京都3区)の1万6511票。惜敗率26.2%だったが、同党の比例代表近畿ブロックで単独1位に処遇されていたため復活当選した。

◇小選挙区高得票落選・低得票当選の上位5人
【高得票落選者】
13万5948票 池田真紀 (立憲民主、北海道5区)
12万7329票 鈴木淳司 (自民、愛知7区)
12万 987票 船橋利実 (自民、北海道1区)
11万8961票 高木宏寿 (自民、北海道3区)
11万3851票 今津寛  (自民、北海道6区)
【低得票当選者(比例復活除く)】
 5万9488票 阿部俊子 (自民、岡山3区)
 6万 277票 本田太郎 (自民、京都5区)
 6万 605票 赤嶺政賢 (共産、沖縄1区)
 6万1450票 石川昭政 (自民、茨城5区)
 6万2516票 村上誠一郎(自民、愛媛2区)
(敬称略)(2017/10/23-22:45)

5143チバQ:2017/10/24(火) 03:27:28
http://www.sankei.com/politics/news/171023/plt1710230300-n1.html
2017.10.23 21:09
【衆院選】
山教組の電話作戦に敗れた自民候補が土下座を始めるが…「ほめてやってください」とコスタリカの女性候補が介抱 

 山梨1区は22日深夜、それまでの開票でリードしていた自民党前職、中谷真一氏(41)=公明推薦=を、地元の教職員組合などの支援を受ける無所属前職、中島克仁氏(50)が逆転した。開票開始から3時間足らずで、明暗が入れ替わった。

 中島氏は22日夜、甲斐市下今井の選挙事務所で開票を見守った。当初は劣勢が伝えられたが、中谷氏との差を徐々に詰め、午後11時45分すぎ、同氏に1千票余の僅差で競り勝った。

 前回に続く逆転劇。支援者の拍手と歓声に包まれ、「皆さんと一緒に自分らしく戦った。社会保障への不安の払拭がまず一番にやるべきこと。終始一貫、そのことを訴えたのが良かった」と振り返った。

 医師として診療所の院長を務める北杜市で中谷氏に5千票の差を付けるなど、自力を見せた。中島氏は今後の政党所属の有無について「各党が示す政策をしっかり判断して決めたい」と明言を避けた。

 今回は、希望の党公認を避け、無所属で選挙戦に臨んだ。同党の「憲法」「安保法制」などの“踏み絵”を避けた形で、前参院副議長の輿石東氏が「心を一つにした勝利」と振り返るように、連合山梨や山梨県教職員組合(山教組)などの支援につながった。

 逆転劇の背景には、今回も「三日選挙」といわれる山教組の電話作戦があったとみられる。



 「ただただ不徳の致すところ」「力不足です」。

 選挙区での敗退が固まった22日午後11時45分過ぎ、中谷氏は昭和町西条新田の選挙事務所で支援者らに深々と頭を下げた。

 支援者からは健闘をたたえる声も飛ぶ。同氏は「たくさんのご支援と票をいただいた。必ずこの地域をよくしていく力になると思っている。今後も一緒に日本、山梨を良くしていきたい」と敗戦の弁。

 その直後、膝を付いて土下座を始める中谷氏を、宮川典子選対本部長が抱き抱えて制止する一幕も。

 「『よくがんばった』とほめてやってください。前回私が獲得した以上の票を積み重ねてくれた。票を上乗せできなかったのは私の責任。責めはすべて私が受け止める。これからも中谷さんと力を合わせて山梨のために働きます」と涙声で訴えた

 中谷氏は甲府、南アルプス、甲斐市などで最多票を得るなど力を見せたが、無党派層にも支持を広げた中島氏を覆せなかった。

 選挙区と比例代表で交互に立候補する「コスタリカ方式」。今回は比例代表南関東ブロックで単独1位の宮川氏は、開票直後に当選を決めた。中谷氏も23日未明に復活当選が決まった。

5144とはずがたり:2017/10/24(火) 08:54:21
>>5103>>5136
もう80か。。
とはいえヘリ事故あるなか1区でも自民が取れた意味はデカいな。。

5145名無しさん:2017/10/24(火) 09:04:40
かなり保守派が残ってる印象

■希望の党 当選者と派閥
<前原グループ・凌雲会>…7人
泉健太**** 43歳 当選7回 京都3 民進党(前原G)
渡辺周**** 55歳 当選8回 静岡6 民進党(前原G)
小川淳也** 46歳 当選5回 比例四国 民進党(前原G)
田嶋要**** 56歳 当選6回 比例南関東 民進党(菅G・前原G)
山井和則** 55歳 当選7回 比例近畿 民進党(菅G・前原G)
大串博志** 52歳 当選5回 佐賀2区/比例九州 民進党(前原G・玄葉G)
斉木武志** 43歳 当選2回 比例北陸信越 民進党(野田G・前原G)

<細野グループ・自誓会>…6人
細野豪志** 46歳 当選7回 静岡5 民進党(細野G)
階猛****** 51歳 当選5回 岩手1 民進党(細野G)
笠浩史**** 52歳 当選6回 神奈川9 民進党(細野G)
柚木道義** 45歳 当選5回 比例中国 民進党(細野G)
津村啓介** 45歳 当選6回 比例中国 民進党(細野G)
後藤祐一** 48歳 当選4回 比例南関東 民進党(細野G)

<野田グループ・花斉会>…4人(3人+斉木武志)
小熊慎司** 49歳 当選3回 比例東北 民進党(野田G)
古本伸一郎 52歳 当選6回 愛知11 民進党(野田G・高木G)
奥野総一郎 53歳 当選4回 比例南関東 民進党(野田G・赤松G)

<江田グループ>…3人
井出庸生** 39歳 当選3回 長野3 民進党(江田G)
柿沢未途** 46歳 当選4回 比例東京 民進党(江田G)
牧義夫**** 59歳 当選6回 比例東海 民進党(江田G・松野G)

<長島グループ・国軸の会>…2人
長島昭久** 55歳 当選6回 東京21 民進党(長島G)
吉良州司** 59歳 当選5回 比例九州 民進党(長島G)

<樽床グループ・青山会>…2人
樽床伸二** 58歳 当選6回 比例近畿 民進党(樽床G)
本村賢太郎 47歳 当選3回 比例南関東 民進党(樽床G)

<その他>
大島敦**** 60歳 当選7回 埼玉6 民進党(大畠G)
岸本周平** 61歳 当選4回 和歌山1 民進党(玄葉G)
松原仁**** 61歳 当選7回 比例東京 民進党(高木G)
岡本充功** 46歳 当選5回 比例東海 民進党(菅G)
今井雅人** 55歳 当選4回 比例東海 民進党(松野G)

5146チバQ:2017/10/24(火) 10:48:58
http://www.sankei.com/politics/news/171024/plt1710240027-n1.html
2017.10.24 07:52
【衆院選】
自民「魔の2回生」に明暗 党勢維持の中…落選15人 同士争い、比例で惜敗率競う
 数々の問題行動・発言が話題となった自民党のいわゆる「魔の2回生」は衆院選で明暗が分かれた。

 平成24年の衆院選で初当選し、前回26年に再選して今回に臨んだ自民党2回生は、参院議員経験者を除き96人だった。このうち15人の落選が決まり、3選したのは81人となった。初当選時に116人いた同期は2回の衆院選を経て約7割に減ったことになる。

 自民党は今回、ほぼ現状維持の結果だったが、「3回生」の地力は落ちている。「魔の2回生」96人のうち24年の選挙区当選は69人、26年は57人で、今回は56人とさらに下がった。

 「魔の2回生」同士の激しい争いも繰り広げられた。自民党が5議席を獲得した比例北陸信越では、名簿単独1位のベテラン、山本拓氏を除き、残り4枠を選挙区で落選した「魔の2回生」7人がそれぞれの惜敗率の高低で奪い合う構図となった。

 その結果、被災地視察で役人におんぶされ、その後「長靴業界はだいぶもうかった」発言で内閣府政務官を辞任した務台俊介氏(長野2区)らが滑り込み、自身の妊娠中に不倫が発覚して衆院議員を辞職した宮崎謙介氏の妻、金子恵美氏(新潟4区)らが辛酸をなめた。

 路上でのキスが週刊誌に報じられた中川郁子氏(北海道11区)は落選した一方、相手の門博文氏(和歌山1区)は3回連続で比例近畿で比例復活当選を果たした。「巫女(みこ)さんのくせに」発言や、がん患者について「働かなくていい」と述べた大西英男氏は東京16区で3回連続の当選を果たした。

 保守分裂で無所属として戦った2回生も明暗が分かれた。山梨2区の堀内詔子氏は無所属の長崎幸太郎氏に初めて勝利し、追加公認された。埼玉11区の今野智博氏は無所属の小泉龍司氏に3連敗し、比例との重複もなかったため落選した。

 元自民党では、秘書への暴行や「ハゲー」などの暴言で離党し、無所属で臨んだ豊田真由子氏は5人が出馬した埼玉4区で最下位だった。金銭トラブルで離党した武藤貴也氏、不倫や重婚・ストーカー疑惑で離党した中川俊直氏はいずれも出馬を断念したが、それぞれの地元の滋賀4区、広島4区で自民党公認候補が当選。再起を期すという両氏には厳しい結果となった。

 今回当選した81人が「魔の3回生」と呼ばれるかは、今後の活動次第となる。

5147チバQ:2017/10/24(火) 10:49:37
http://www.sankei.com/politics/news/171024/plt1710240046-n1.html
2017.10.24 09:16
【衆院選】
「元民進」105人当選 分裂前上回る 勝率は立憲民主70%超、希望35%
 衆院選では、事実上解党した民進党の出身候補者が希望の党、立憲民主党、無所属の3つに分裂し、選挙戦に臨んだ。民進党出身者計215人のうち5割近い105人が当選を決めた。民進党の前衆院議員は9月の代表選時点で90人台にとどまっていたため、結果的に「元民進党」は伸長したことになった。

 民進に所属していた前職、衆院解散時に党の公認候補予想者だった元職、新人を民進出身候補者と分類すると、当選者は希望の党が最多の45人で、立憲民主党40人、無所属20人となった。

 希望の党からは最も多い126人が出馬したが、馬淵澄夫元国土交通相(奈良1区)や松野頼久元官房副長官(熊本1区)らが落選し、勝率は35%にとどまった。一方、野党第一党に躍進した立憲民主党は、民進党出身者の勝率も70%を超え、明暗が分かれた。

 立憲民主党は、民進党の前原誠司代表が決断した希望の党との合流をめぐり、希望の小池百合子代表(東京都知事)の「排除の論理」に反発して枝野幸男氏が設立。民進党出身者57人が立候補し、海江田万里元経済産業相(東京1区)や菅直人元首相(東京18区)らが当選した。

 希望、立憲民主両党のいずれにも参加せずに無所属で出馬した民進党出身者は32人。野田佳彦前首相(千葉4区)、民進党元代表の岡田克也氏(三重3区)、安住淳元財務相(宮城5区)らベテランが多く、勝率は62%だった。

5148とはずがたり:2017/10/24(火) 10:56:56
>>5147
広義の民進ブロックが公明や維新や共産から議席奪っただけっすね。自民からもう20ぐらい奪えよなあ。。・゚・(ノД`)・゚・。

5149チバQ:2017/10/24(火) 11:37:05
http://www.sankei.com/politics/news/171024/plt1710240036-n1.html
2017.10.24 08:49
【衆院選】
明暗分けた引退議員の後継者

 引退議員の後継候補は明暗が分かれた。自民党系は世襲が多く、高村正彦副総裁の長男、正大(まさひろ)氏(山口1区)や金子一義元国土交通相の長男、俊平氏(岐阜4区)が当選し、保岡興治元法相の長男、宏武氏(鹿児島1区)と平沼赳夫元経済産業相の次男、正二郎氏(岡山3区)は苦杯をなめ、重複立候補でないため比例代表での復活もならなかった。

 世襲以外では、谷垣禎一前幹事長の後継、本田太郎氏(京都5区)や、丹羽雄哉元厚相の地盤を受け継いだ国光文乃氏(茨城6区)が初当選を果たした。

 民進党系では、横路孝弘元衆院議長の元秘書、道下大樹(だいき)氏(北海道1区)が立憲民主党で、高木義明元文部科学相の後継である西岡秀子氏(長崎1区)が希望の党で、それぞれ初当選。大畠章宏元国土交通相の後を受けた希望の浅野哲氏(茨城5区)は比例復活した。

 川端達夫前衆院副議長が後継指名した元滋賀県知事の嘉田由紀子氏(滋賀1区)は、無所属で立候補し落選した。

5150名無しさん:2017/10/24(火) 11:37:28
http://www.sankei.com/politics/news/171024/plt1710240034-n1.html
2017.10.24 08:48
【衆院選】
比例復活、課題浮き彫り 12万票で落選⇔1.6万票で当選


おすすめ記事を受け取る
 今回の衆院選でも、選挙区で12万近く得票した与党の前職候補が落選した一方、1万6千票余りだった野党の新人候補が当選する現象が起きた。選挙区で落選しても重複立候補した比例代表で復活当選できる「小選挙区比例代表並立制」の課題が改めて浮き彫りになったといえる。

 北海道3区で立候補した自民党前職、高木宏寿氏は11万8961票を得たが、立憲民主党前職の荒井聡氏に敗退。重複立候補した比例代表北海道ブロックでの復活当選も、党最下位で当選した元職と惜敗率3・01の差でかなわなかった。

 一方、京都3区から立候補した日本維新の会新人の森夏枝氏は1万6511票しか獲得できず落選。しかし、比例近畿ブロックで名簿1位に登載されたことから初当選を果たした。

 前回の衆院選で立候補者全員が当選した沖縄では、4区で自民党前職の西銘恒三郎氏が勝利し、無所属前職の仲里利信氏らは落選。無所属候補には比例復活の道はないため、候補者全員の当選とはならなかった。

5151チバQ:2017/10/24(火) 11:38:26
http://www.sankei.com/politics/news/171024/plt1710240062-n1.html
2017.10.24 11:28
【衆院選】
栃木2区で落選の西川公也元農水相「次期衆院選は後援会のみなさんと相談して決めたい」今後の明言避ける

 自民党圧勝の中、栃木2区で落選した元農林水産相の自民前職、西川公也氏(74)は23日、あいさつ回りをして、支持者に敗戦をわびた。

 現職閣僚として臨んだ前回は199票差で敗戦、比例復活で議席を維持したが今回は党内規の「73歳定年制」で比例代表に重複立候補せず、無所属前職、福田昭夫氏(69)との一騎打ちで涙をのんだ。

 「自公対野党統一の構図で審判される形になり、不利だった。残念ながら自公は及ばなかった。悔いはない」と淡々と述べ、次期衆院選に向けては「後援会のみなさんと相談して決めたい」と明言を避けた。

 西川氏は農水族の大物議員として環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)の大筋合意や農協改革に尽力する一方、平成27年2月には政治資金問題で農水相を辞任するなど批判されることも多く、無党派層への支持が浸透しなかった。

5152チバQ:2017/10/24(火) 12:31:00
>>5149
そうか
保岡ジュニアは重複辞退してるから、完全落選なのか

5153とはずがたり:2017/10/24(火) 16:08:13
民進・維新連携論者だった俺だが足立は積極的に潰していきたい。上げ潮の立憲から優秀で機動力もある若手の擁立を期待。今回の10・11区的な三つ巴を先ずはリベラルな北摂から拡げていきたい。対象選挙区は7・8・9・10だ。

https://twitter.com/haradaryo_net/status/922294323202236417
原田りょう【大阪府議会議員】←自民党公認
@haradaryo_net
背水の陣で戦う足立候補をすごいと思っていたが、実際は議員の身分にしがみつく典型的な政治屋だった。
足立候補は選挙の演説会や公開討論会など至る所で「小選挙区で落選したら引退。だから一票入れて」と散々宣伝してたが、結局嘘をついて票を集めていただけ。きっぱり政界引退した橋下さんと大違い。

https://twitter.com/adachiyasushi/status/922262251729334273
足立康史?認証済みアカウント
@adachiyasushi
フォローする @adachiyasushiをフォローします
その他
私は、公示日に前後して「連続落選なら比例枠を返上する」「相手陣営と正々堂々と戦った上でなら二言なし」「背水の陣で戦い抜く」とツイートしましたが、大阪9区以外の皆様からも比例票を通じて「足立支持」の票を多数いただいたことを知り、そうした有権者のお気持ちに応えていく決意を固めました。
17:43 - 2017年10月22日

5154チバQ:2017/10/24(火) 18:30:56
>>5143の続き
     ◇

 ◇2区、堀内氏、公認通らず結束 長崎氏、立民候補に労組票

 公認を得られず無所属で出馬。負ければ比例復活なし。厳しい選挙を勝ち抜いた堀内詔子氏は、全身で喜びをアピールした。

 22日午後11時すぎ、富士吉田市中曽根の選対事務所では、当選確実の一報に約300人の支援者らから大きな歓声と拍手がわき起こった。

 堀内氏は「皆様方、お一人お一人の力で勝利でき、本当にありがとうございました」と深々と頭を下げた。「大変なプレッシャーの中での戦いだった」と振り返る堀内氏。

 壇上には平成17年の郵政選挙で刺客の長崎幸太郎氏と戦った義父・光雄氏の遺影も。12年間に及ぶ因縁の戦い。堀内氏は3度目の直接対決で初勝利した。「天国の父に報告したい」と感慨深げに語った。

 勝因を「今まで十分でなかった後援会組織を一から作り直していただいた」と分析。選挙戦では自前の組織をフル回転させ、きめ細かく集会などを行った。

 さらに、「県連の公認申請が通らず、県議の皆さまに『それならおれたちが頑張って当選させる』と結束力が高まったことが大きかった」とも。ピンチをチャンスに変えて勝ち抜いた達成感を満喫していた。

 一方、同市松山の選対事務所で落選を知った長崎氏は、落ち込んだ表情で「結果はすべて私の責任。おわび申し上げます」と支援者にわびた。「まだ先があるよ」。励ましの声を背に、会場を後にした。

 長崎氏は公示直前、自民への復党を果たしたが、前回に旧民主党が候補者を出さず、“非自民”だった長崎氏に流れたとされる労組票が、今回期待できなくなった。

 さらに新人の小林弘幸氏が立憲民主党から立候補したことが「大きかった」と陣営幹部は振り返る。労組票に加え、地盤が重なる大月の票も一部が流れた可能性があるという。

 選挙戦では一貫して堀内氏と一族の企業グループとの関係を批判してきたが、敗戦後は「有権者の判断を天の声と受け止める」と静かに語った。

 「山梨に骨を埋める」と繰り返してきた長崎氏。周辺は「逃げ出すことはないだろう」と次なる一手を注目する。

5155チバQ:2017/10/24(火) 18:31:34
http://www.asahi.com/articles/ASKBS24F0KBRUJHB009.html
「裏方」の自民県連事務局長、比例当選「とにかく驚き」
2017年10月24日06時51分

 小選挙区での自民の大勝は、思わぬ当選者まで生み出した。比例北関東ブロックに単独で立候補していた茨城県連事務局長の神田裕氏は、名簿順位は下から3番目だったが小選挙区で堅調に議席を伸ばしたことで、同ブロックで自民の最終議席に滑り込んだ。

注目の当落情報はこちら
特集:2017衆院選
 神田氏は23日、梶山弘志県連会長とともに県庁に大井川和彦知事を訪問、当選のあいさつをした。県議会の自民会派の控室に顔を出すと、ベテラン県議らから「神田代議士」「神田先生」などと声を掛けられ、照れた表情を見せた。

 自民の比例名簿の下位は各県の事務局長が並ぶことが多く、「穴埋め」の意味合いが強い。神田氏は小選挙区当選者の対応のため水戸市の県連事務所にいた23日未明、テレビで当選を知った。報道陣に感想を求められると「とにかく驚いたのは確か」と繰り返した。

 選挙期間中は開会中の県議会の対応のため、事務所と会派控室を行き来する毎日。候補者の立候補手続きや党のビラの手配などの手伝いはしたが、自身がマイクを持つこともなく、「これ(裏方)が私の選挙活動」と話していた。

5156チバQ:2017/10/24(火) 19:21:17
http://www.sankei.com/west/news/171024/wst1710240012-n1.html
2017.10.24 07:50
【衆院選】
希望にフラれた上、小池氏秘書立てられ立憲民主へ…桜井氏、比例復活当選 「信念貫くことの重要性を学んだ」 兵庫

 6区に立候補していた立憲民主新人の桜井周氏(47)は選挙区で敗れたものの、比例代表で復活当選した。23日午前0時過ぎに「当選確実」が報じられると、伊丹市の事務所に残っていた支援者らは歓喜に包まれた。桜井氏は「信念を貫くことの重要性を学んだ。今後、信頼できる政治をつくっていきたい」と述べ、満面の笑みで万歳三唱した。

 民進公認での出馬準備を進めていた桜井氏は当初、希望の党からの立候補を模索したが、希望が小池百合子代表の元秘書を擁立したため県内唯一の立憲民主候補として出馬した。選挙戦では地元の民進系議員の多くが桜井氏への支援を継続。立憲民主の枝野幸男代表が選挙区入りするなど無党派層の支持も集めた。

5157チバQ:2017/10/24(火) 19:22:49
http://www.sankei.com/west/news/171024/wst1710240022-n1.html
2017.10.24 10:17
【衆院選】
比例復活の佐藤ゆかり氏、自公票の一部が平野氏に?「しがらみのない政治作るのは地域の課題」
 22日に投開票された衆院選で、大阪府内では13人が比例で復活当選した。

 大阪11区(枚方市など)の自民前職の佐藤ゆかり氏(56)は、3選が決まると同市内の選挙事務所で支援者らにあいさつ。「引き続き保守の受け皿になりたい」と語った。

 自公政権による政治の安定を訴え、自公支持層を中心に票を集めたが、共産が候補者を無所属の平野博文氏(68)に一本化した影響もあり、選挙区で敗戦。佐藤氏は「厳しい選挙だったが、自民党の地元支部は一致団結できた」と強調。一方で、過去のしがらみから自公票の一部が平野氏側に流れたと分析し、「しがらみのない政治を作るのは地域の課題」と力を込めた。

 大阪16区(堺市堺区など)の立民元職、森山浩行氏(46)は23日、「現政権に対するインパクトを示すためにも、選挙区で勝ちたかった」としつつも、「議論を重ね、国民のみなさんに恥ずかしくない国会を作っていきたい」と意気込みを語った。

 野党第一党となった立憲民主党の躍進に、「民主党のときは政策の中身を見てくれなかったが、今回は有権者が違った気がする」と分析。「国会で議論を重ねて、国民に見えやすい選択肢を示していきたい」と抱負を述べた。

  ◇

 大阪17区(同市中区など)の自民前職、岡下昌平氏(42)は、支援者を前に、「この悔しさをバネに次に向かって頑張ります」とあいさつ。選挙戦では、9月の堺市長選で、日本維新の会の母体である「大阪維新の会」の公認候補を破った竹山修身氏も応援に駆けつけたが、維新前職の馬場伸幸氏(52)に及ばず、「私の不徳の致すところ」と頭を下げた。「それでも頑張れという声もいただいたと思う。愚直にしっかりと活動させていただきます」と力を込めた。

5158チバQ:2017/10/24(火) 19:24:41
http://www.sankei.com/politics/news/171024/plt1710240065-n1.html
2017.10.24 11:49
【衆院選】
「希望の党の党首になるぐらいの気持ちで頑張る」静岡6区 631票差で渡辺周氏が勝利
 過去2回の衆院選と同じ前職同士の対決となった静岡6区は、民進党から希望の党に合流した渡辺周氏が自民党の勝俣孝明氏を631票差で振り切り、8回目の当選を果たした。

 同区は小選挙区制導入以来、21年間にわたって渡辺氏が議席を守ってきた民主党(現民進党)の牙城。

 平成24年の前々回衆院選は約1万2千票差、26年の前回衆院選は約1万1千票差でいずれも渡辺氏が勝俣氏に勝利し、勝俣氏は重複立候補した比例代表東海ブロックで議席を獲得している。

 当選確実の一報を受け、22日午後11時40分過ぎに沼津市内の選挙事務所に姿を現した渡辺氏は支援者を前に「99%の開票率でも当確が出ず正直生きた心地がしなかった」とあいさつ。その後、報道陣の取材にも応じ「希望の党を東京目線の『排除の論理』の政党ではなく、温かみのある政党にするために、私が党首になるぐらいの気持ちで頑張っていきたい」と述べた。

 一方、渡辺氏に敗れ、比例復活での当選となった勝俣氏も同時刻に沼津市内の選挙事務所で「選挙は結果が全て。本当に悔しいが、皆さんのおかげでここまで差を縮めることができた」と集まった支援者らに頭を下げた。

5159チバQ:2017/10/24(火) 19:25:04
http://www.sankei.com/politics/news/171024/plt1710240063-n1.html
2017.10.24 11:32
【衆院選】
千葉1区「憲法改悪なら離党も辞さない」とアピールの希望前職の田嶋要氏 比例復活も複雑
 千葉1区で出馬した希望前職、田嶋要氏の選挙事務所では23日午前0時すぎ、「比例復活」の一報が集まった支持者らに伝えられた。田嶋氏は約30分後に姿を現し、「厳しい選挙戦だったが、何とか引き続き6期目の仕事をさせていただけることになった」とあいさつ。選挙区では自民前職、門山宏哲氏に議席を譲り、万歳はなかった。

 民進県連代表から希望に合流。支持者の中から反発の声も上がった。「『選挙に有利だから希望から出た』と誤解された部分があり残念。安保も憲法も、民進時代と主張を変えないのは当然だが、そう思っていただけなかった。説得力不足だった」と複雑な心境を明かした。

 選挙戦で「憲法改悪など、小池百合子代表の党運営次第では離党も辞さない」とアピールしたことについては、「そこまで言わないと分かってもらえない有権者が相当いた。自分の政治姿勢は変わらないという言葉だけでは、思いの強さが十分に伝わらないと思いそう訴えた」と話した。

5160チバQ:2017/10/24(火) 19:26:47
http://www.sankei.com/politics/news/171024/plt1710240094-n1.html
2017.10.24 18:12
【衆院選】
希望合流3人惨敗…「突き放すつもりはないが、復党はない」 民進青森県連代表「連携は密に」
 衆院選で民進党から希望の党に移った青森1〜3区の3人が惨敗したことを受け、民進党青森県連の田名部定男代表は24日、記者会見し、「3人と連携を密にしていきたい」としながらも、離党したことによる処遇の難しさをにじませた。県連は来月初めにも常任幹事会を開き、今後の対応を協議する方針だ。

 会見で田名部氏は、惨敗の要因として、希望の小池百合子代表が民進党出身者を選別した排除の論理や政策をめぐる“踏み絵”などによって、野党共闘が頓挫したことを挙げた。

 その上で、1区の升田世喜男氏、2区の工藤武司氏、3区の山内崇氏から近く意向を確認する考えを示しながら、「3人を突き放すつもりはないが、党が違うので距離感は難しい。復党はないと思う」と語った。

 田名部代表は今後の統一地方選、参院選に向け「与党に対抗するため、これから野党がどのように結集していくのかが課題」と述べ民進、希望両党本部の選挙総括と対応策を見守る姿勢を示した。

5161チバQ:2017/10/24(火) 19:27:24
http://www.sankei.com/politics/news/171024/plt1710240091-n1.html
2017.10.24 17:35
【衆院選】
自民、1選挙区奪還で「オール沖縄」に風穴 「辺野古反対=県民の総意」崩す 来秋知事選へ戦略立て直しも急務
 平成26年前回衆院選の沖縄4選挙区で、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古移設阻止を掲げる「オール沖縄」に全敗を喫した自民党は今回、4区の前職、西銘恒三郎氏が接戦を制し選挙区の議席を奪還した。前回衆院選直前に翁長雄志知事を誕生させた「オール沖縄」勢力は国政選挙で初めて敗北し、「辺野古反対は県民の総意」と主張してきた同勢力の牙城に風穴が開いた。

 「全勝」を狙った「オール沖縄」勢力と翁長知事にとっては今年の県内3市長選と那覇市議選に続く「重い1敗」となった。そもそも3年前の知事選と衆院選当時の勢いに陰りが見え始めていただけに、その退潮ぶりをより印象づけた。公示翌日に起きた米軍ヘリコプター炎上事故の影響も限定的だったようだ。

 翁長知事は23日、「勝敗は3対1で、流れは維持できている」と述べ、辺野古移設反対の民意が示されたとの認識を強調したが、その牽強付会の言葉が焦りをにじませた。共産党が全国で唯一議席を守った1区も「非共産」候補の得票合計が前回同様上回り、「オール沖縄」勢力は事実上2敗したのだ。

 辺野古移設をめぐっては、埋め立て承認を取り消した翁長知事の処分に関する訴訟で沖縄県側が敗訴した。県は工事差し止めを求める訴訟を改めて起こし、政府と争っている。

 安倍晋三政権は今回の衆院選での「沖縄の民意の変化」を背に移設工事を加速させる方針。対する翁長知事は、埋め立て承認の「撤回」などのカードで阻止行動を続ける構えだが、その不毛な時間稼ぎと公費投入が、辺野古移設の円滑な進行への障害になることは言うまでもない。

 ゆえに自民党にとって不可欠なのは、約1年後に迫る知事選で、斜陽の「オール沖縄」勢力から県政奪還を果たすことだ。しかし課題も多い。

 今回の衆院選について自民党県連幹部は「本来なら選挙区で2勝し、オール沖縄にトドメを刺せたはずだが、1区を取りこぼしたのが大きな反省材料だ」と打ち明ける。

 その一つが党内の“分裂”だ。菅義偉官房長官が「必勝」を命じた1区では国場幸之助氏が前回同様、比例で復活当選したが、党関係者によると、大票田の那覇市内の自民党票の一部を別の選挙区の党候補が“裏取引”で日本維新の会の下地幹郎氏=比例復活当選=に流したという。

 自民党県連幹部は「今回の衆院選は党内にしこりを残した。無党派層対策も十分でない。比例で県内3位に入った立憲民主党の動向も注視する必要がある。知事選に向けて態勢と戦略の立て直しが待ったなしだ」と語った。(高木桂一)

5162チバQ:2017/10/24(火) 20:18:24
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/politics/mainichi-20171025k0000m010074000c.html
<衆院選>なぜ炎上しているのか 山尾氏辛勝と無効票1万超
19:45毎日新聞

<衆院選>なぜ炎上しているのか 山尾氏辛勝と無効票1万超
当選確実となり、笑顔の山尾氏=愛知県長久手市で23日午前0時55分、木葉健二撮影
(毎日新聞)
 ◇愛知県選管に抗議殺到 「オッサン社会のいやらしさ」指摘も

 愛知県選挙管理委員会に23日早朝から抗議や問い合わせが殺到し、24日夕も電話が鳴りやまない異常事態となっている。無所属の山尾志桜里氏が自民党候補に辛勝した衆院選愛知7区の開票結果を巡り「1万票を超える無効票は異常」「陰謀では」「警察に通報した」とネット上で炎上しているのだ。「当選は不正」と見出しで断じるウェブメディアも現れた。騒動の背景に何があるのか。【小国綾子】

 山尾氏は自民党の鈴木淳司氏(比例復活)に834票の小差で勝利。無効票は1万1291票だった。愛知県選管は23日午前1時半ごろ、確定結果を公表した。疑問の声は直後に出始め、確認できた範囲では午前1時56分、ネット掲示板に上がった。ツイッターなどでも同2時ごろから「怪しい」「対立候補の有効票を不当に無効化したのでは」など再集計を求める意見が次々に登場。「開票作業のバイト、国籍条項ないんでしょ?」と無関係な外国人差別をあおる内容もあった。

 愛知県選管には午前6時ごろから真偽の確認や「やり直せ!」という抗議の電話が殺到。24日も続く。選管は「各陣営の立会人の監視の下で開票した。不正はありえない」としている。

 そもそも、無効票は「異常に多かった」と言えるのか。愛知7区の投票総数に無効票が占める率は4.42%で、前回2014年衆院選小選挙区の全国平均3.29%より高い(今回の全国平均は集計中)。だが、今回の小選挙区選挙で東京12区は9.71%。東京14、16、17区も5%を超えた。14年衆院選の大阪3区では、実に15.25%が無効票だった。小選挙区で支持する候補がいないと白紙投票が増える傾向にあるとされる。総務省選挙部によると14年衆院選で小選挙区選挙の無効票は全国で約180万票あり、その半分強の約100万票が白紙だった。

 なぜ炎上しているのか。「全日本おばちゃん党」を主宰する大阪国際大准教授の谷口真由美さん(国際人権法)は二つの理由を挙げる。「最近、右派や左派に限らず不正選挙と騒ぎがちです。自分と似た考えの意見ばかり目に入るソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)時代。自分に見える世界がすべてと思い込み、『あんなに嫌われてる候補が当選するのは不正に違いない』と短絡的に考える人が増えました」

 さらに、ほかならぬ山尾氏だったことが炎上理由とみる。「安倍晋三首相と真っ向から対決した、しかも女性。不倫疑惑報道もあった。でもそれは本来、他人には関係ない。議員は公務の中身で評価すべきで、男性なら同じ激しさでたたかれないはず。男と対等にやり合う女を引きずり降ろしたい『オッサン社会』のいやらしさが垣間見えます」

5163チバQ:2017/10/24(火) 20:19:03
https://www.tokyo-sports.co.jp/nonsec/social/806242/
【衆院選の舞台裏】山尾志桜里氏の“無涙”の演技力とツラの皮の厚さはある意味、化け物
2017年10月24日 17時00分

800票差で勝ち、ミソギを済ませた山尾氏

 公示直前に希望の党と立憲民主党が結党されるドタバタとなった衆院選は、フタを開けてみれば自民党の圧勝劇に終わった。お騒がせ候補者らが明暗を分けた総選挙の舞台裏を本紙取材班が振り返った。

 デスク:結局、総選挙が盛り上がったのは公示前と投開票日だけだったなあ。どっちらけの原因はなんといっても小池百合子都知事(65)だ。出馬もしなかったから希望の候補者に「ペテン師」呼ばわりまでされてたな。

 中堅記者A:公示前後の情勢調査で希望が振るわないと判明し、小池氏はあからさまにヤル気をなくしていました。池袋での最終演説も時間が残っていたのに雨に濡れるのを気にしたのか、さっさと切り上げてしまった。

 ベテラン記者B:投開票日の選挙特番で、日テレ系「ZERO」が「小池都知事に期待するか?」のアンケート結果を表示する際、タイミングよく「ゼロ〜」の番組サウンドが入り込んでしまった。開票センターに詰めていた小池番記者は「意図的だろ」と笑っていたが、これが小池人気が絶頂の都議選の時だったら、番組プロデューサーの首が飛んでいたでしょうね。

 若手記者C:小池氏側近の若狭勝氏(60)も痛々しかったです。小池氏から「しゃべりすぎ」「ヒゲ面で人相が悪い」とダメ出しされて、自慢のヒゲも剃りあげたのに落選ですからね。「リセットされた私」の衆院選回顧録を出すんじゃないかとささやかれていますね。

 デスク:驚いたのは不倫疑惑があった山尾志桜里氏(43)の当選だな。12万8163票で、相手の鈴木淳司氏(59)が12万7329票。わずか834票差とはいえ、勝ちは勝ち。無効票が1万1291票というのは、他の選挙区の倍レベル。やゆするネーミングを書いたりのイタズラ投票が多かったんだろう? まじめに投票していれば、結果が違ったかもな。

 A:でも、やはりアニーで主役を張っていただけありますよ。支援者に泣いているように見せながら涙は全く流していない。報道陣から不倫疑惑を問われれば、途端に仏頂面ですからね。またネットを駆使し、インスタグラムや動画を配信するユーチューバーにもなって、“デキる女”を演じていた。あの演技力とツラの皮の厚さはある意味、化け物。安倍首相はまた手を焼くことになりますよ。

 デスク:もう一人のお騒がせの「このハゲーーッ!」の豊田真由子氏(43)は当選するハズもないのによく出馬したよな。

 B:情報番組や某スポーツ紙はわざと“ハゲ”の記者を派遣し、豊田氏の反応をうかがうなど悪ノリし過ぎだよ。

 C:そのせいですかね。投開票日は県政記者クラブの加盟社だけが取材を許されて、民放各局やスポーツ紙、週刊誌は事務所にも入れませんでした。「(取材可の)リストをつくりました」とドヤ顔で“排除”を通告してきたのは、豊田氏の秘書を辞職したハズの松森俊逸青森県板柳町議(61)です。

 デスク:それで報道陣は雨の中を外で待たされ、帰り際の豊田氏はもみくちゃとなっていたのか。あの混乱の中で、松森氏は大丈夫だったのか?

 C:それが危機を察したのか、姿がありませんでした。裏口から出て行ったようで、逃げられてしまいました。

 A:あと全くメディアに取り上げられませんでしたが、元フジテレビアナの長谷川豊氏(42)が千葉1区から維新で出馬したものの有効投票総数の10%に満たない得票で、300万円の供託金没収となります。昨年9月の舌禍騒動で番組降板後、再起を期しての衆院選でしたが、本人いわく「手も足も出なかった」と。それでもめげることなく、「議員を志す」と政治活動は続行するようです。

 デスク:豊田氏もあきらめきれていないようだし、2年後の参院選はにぎやかになりそうだな。

5164チバQ:2017/10/24(火) 20:19:42
https://www.daily.co.jp/gossip/2017/10/24/0010671258.shtml
当選の山尾志桜里氏に“文春砲”直撃 支持者らが記者を一斉砲撃

 当選が決まり、笑顔の山尾志桜里氏=愛知県長久手市 1枚
拡大
 今年9月に男性弁護士との不倫疑惑を報じられ、民進党を離党、無所属で愛知7区から出馬した山尾志桜里氏(43)は自民党の鈴木淳司氏(59)との一騎打ちにわずか834票差で勝利し、当選した。
 当確後の記者会見には、窮地に陥った原因を招いた週刊文春の記者も訪れた。山尾氏に結婚指輪を外していることを質問。一瞬顔を引きつらせた山尾氏だったが「答える必要がないと思います」と“文春砲”を一蹴した。支援者は「そんなこと聞く意味あるのか」と文春記者にブーイングで一斉砲撃。山尾氏が「みなさん、親切にね」と諭す場面もあった。
 山尾氏はまた、週刊誌報道について有権者に説明を果たしたかについて別の記者から問われると「必要な説明をさせていただいた上で、公私のラインを引かせていただく。その代わり、公の政治家として消費増税、9条について自分の信念を明確に示した。そういった姿勢を含めて一定の信託をいただいた」とした。

5165チバQ:2017/10/24(火) 20:24:08
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/politics/sankei-plt1710240055.html
【衆院選】神奈川県の選挙区 自民「託す先」で存在感 公明が議席失う 立民「リベラル受け皿に」
10:59産経新聞

【衆院選】神奈川県の選挙区 自民「託す先」で存在感 公明が議席失う 立民「リベラル受け皿に」
自民勝利について会見で語る党県連幹事長の竹内英明氏(左)ら=いずれも23日、県庁(王美慧撮影)
(産経新聞)
 22日に投開票された衆院選は神奈川県内18選挙区のうち、自民党が13選挙区を制し、大勝した。一方、連立政権を組む公明党は唯一の議席を失い、立憲民主党は3議席を獲得し躍進。希望の党は1議席にとどまった。一夜明けた23日、各党県幹部らが選挙戦を振り返った。

 比例復活も含め、候補者17人全員が当選した自民党。「積極的に支持されたとの体感はないが、(国のかじ取りを)託す先は自民しかないと思ったのではないか」。党県連の竹内英明幹事長は淡々と語った。

 解散直前の9月下旬に、東京都の小池百合子知事が希望立ち上げを表明した際には「政権交代が起きた平成21年の衆院選を思い出した。怖い流れだった」(竹内幹事長)。選挙最終盤に立民への追い風が吹いたことについては「投票日があと3日先だったら、相当の痛手をこうむっていたかもしれない」とした。

 公明党は三浦信祐参院議員が会見に出席。「(前職の上田勇氏が出馬した)6区では前回より投票率が下がったが、票数は伸びた」と一定の評価をしたものの「(立民前職の)青柳陽一郎氏が無党派層をつかんでいた」と敗因を分析した。

 野党では、6選挙区で候補者を擁立し、比例を含め5人が当選した立民の前職、阿部知子氏が「党発足からわずか3週間だが、急速に支持が拡大した」と手応えを語り、「県内はリベラルな風土があり、その受け皿になった。神奈川ネットや共産党からの支援を受け、野党共闘が実現できた」とした。

 また、今後の地方組織立ち上げに向けて「他のリベラル勢力と幅広く手を結びたい」と意欲を示した。一方、希望に対しては「小池ブランドにすがりたかったのだろうが、都議選の二番煎じで国政を戦うのには無理がある」と切り捨てた。

 「完敗」としたのは希望の松沢成文参院議員。希望は16選挙区に候補者を擁立したが、比例を含め3人の当選と伸び悩んだ。「準備不足の中で選挙を迎えた。政治経験のない人を擁立せざるを得なかった」と吐露。その上で「支援組織・団体がなく、(小池氏の)党首人気で戦うしかなかったが、なかなかうまくいかなかった」と唇をかんだ。

 共産党は立民などとの野党共闘の結果、3選挙区で与党候補を破ったが、党県委員会の田母神悟委員長は「(候補者取り下げで)影が薄くなってしまった」と語った。

5166チバQ:2017/10/24(火) 20:27:03
https://news.goo.ne.jp/article/chuplus/region/chuplus-CK2017102402000080.html
復活当選「近藤党」底力 石川3区 党派の枠超え支持浸透
05:00中日新聞プラス

復活当選「近藤党」底力 石川3区 党派の枠超え支持浸透
復活当選「近藤党」底力 石川3区 党派の枠超え支持浸透
(中日新聞プラス)
 衆院選で自民新人の西田昭二さん(48)と希望元職の近藤和也さん(43)が激戦を繰り広げた石川3区。本紙が投開票日の二十二日に実施した出口調査によると、初当選した西田さんが自民支持層を固めきれなかった一方で、比例復活した近藤さんは支持政党がない層をはじめ、自民支持層にもある程度食い込むなど、政党の枠を超えて支持を集めた。所属政党の看板ではなく、自ら標榜(ひょうぼう)した「近藤党」が浸透している実態が浮かび上がった。(太田理英子)
 支持政党別に投票先をみると、自民支持層の七割強が西田さんに投票したが、二割強は近藤さんを選んだ。公明支持層は五割強が西田さん、四割近くは近藤さんと分かれた。自公からも一定の支持を集めた近藤さんが支持政党のない層の六割強の支持を受け、三割にとどまった西田さんに迫ったようだ。
 近藤さんを選んだ回答者の内訳は、支持政党がない層が三割余と最多。自民支持層は二割に上り、希望支持層の一割を上回った。西田さんの内訳は、自民支持層が六割強、支持政党のない層が一割強と続いた。
 一方、得票数でみると、近藤さんは二〇一四年の前回選で当選した北村茂男元環境副大臣(自民)との約六千四百票の差を約二千百票まで縮めた。3区内の自治体別で西田さんと近藤さんの得票率をみると、勢力図にも変化が見られた。
 前回、近藤さんが北村さんに13・6ポイント差をつけて54・9%だった七尾市は、西田さんの地元。西田さんは近藤さんを4・9ポイント引き離し、51・4%まで伸ばして勢いをつけた。
 しかし、北村さんが支持基盤としていた輪島、珠洲、穴水、能登の奥能登二市二町では、いずれも西田さんが優勢だったが、近藤さんは前回より差を縮めた。前回、北村さんの得票率が最も高かった輪島市では、西田さんが北村さんの得票率より10・4ポイント減らした一方、近藤さんは11・7ポイント増。近藤さんは奥能登を中心に自民支持層にも食い込んだことが接戦の要因の一つだったと言えそうだ。

5167チバQ:2017/10/24(火) 21:00:55
http://www.sankei.com/politics/news/171024/plt1710240030-n1.html
2017.10.24 08:45
【衆院選】
新党に埋没、議席減 公明、高揚なき勝利
 公明党は、衆院選で連立を組む自民党と合わせて3分の2以上の議席を確保したが、与党大勝の高揚感とはほど遠い沈痛な空気が漂っている。選挙区で擁立した9人のうち1人が落選、比例代表も5議席減らし公示前の35議席を維持できず、党としては決して「勝利」とは言い切れない結果に終わったからだ。公示直前に発足した立憲民主党など新党ブームのあおりで埋没したようだ。(清宮真一)

 「もう少し協力ができればよかった。申し訳ない」

 安倍晋三首相(自民党総裁)は23日、国会内で与党党首会談に臨み、公明党の山口那津男代表にこう伝えた。

 280超の議席を獲得した自民党に対し、30議席を割った公明党。山口氏率いる執行部体制は平成24年以降の国政選挙で「負けなし」だっただけに、党内の衝撃は大きい。

 公明党は選挙戦で、立憲民主党と対決した北海道10区と神奈川6区のほか、定数が各1減となった比例代表の東北、北関東、九州の3ブロックを重点対象と位置づけ、党幹部を集中投入した。

 これに対し、共産党の支援を受けた立憲民主党は「反安倍政権」の受け皿を狙って攻勢を強めた。山口氏は選挙戦最終日の21日を含め計3回も神奈川6区に入ったが、議席を確保できなかった。山口氏は23日未明、「立憲民主党に支持が集約され、これをはね返せなかった」と語った。
 比例代表でも、立憲民主党や、小池百合子代表(東京都知事)率いる希望の党の誕生が響いた。得票数が多い大政党に有利なドント方式による比例票の議席配分方法に従うと、公明党は得票順位で自民、立憲民主、希望に次ぐ第4位に後退した。

 衆院選が短期決戦だったことも影響した。党の支持母体の創価学会が集票活動に動き出すには時間を要する。公明党の斉藤鉄夫選対委員長は23日のNHK番組で「正直、準備期間が短かった」と明かした。党幹部は自民党側に「解散から投票まで短すぎた」と不満を漏らし、学会幹部も「短期間で全国の人脈を生かし切れなかった」と悔やむが、「これが実力だ」と冷ややかな声もある。

5168チバQ:2017/10/24(火) 21:06:43
http://www.zakzak.co.jp/soc/news/171023/soc1710230032-n1.html?ownedref=not%20set_not%20set_newsList
路チュー議員・門博文氏 選挙戦中に後援会幹部逮捕の騒動 (1/2ページ)
2017.10.23
 同じ自民党代議士だった中川郁子氏との“路上チュー”で、“魔の2回生”の1人に数えられた門博文氏。所属派閥のボス、二階俊博・幹事長のお膝元で自民王国の和歌山(1区)が選挙区にもかかわらず、スキャンダルが影響してか、厳しい選挙戦を強いられた。

 9月28日、衆議院が解散した直後から、地元和歌山の県議会議員や県議OBらの元に、差出人の名前がない封筒で“意味深”な文書が届き始めた。B4サイズの用紙の表には2015年2月に発覚した門氏の“路チュー”スキャンダルの記事が印刷されている。

 裏には、カラー写真が2点印刷されており、「週刊誌が狙っている!」という見出しがついている。写真のうちの1枚は、自民党幹事長室で二階幹事長と門氏が座って並び、その間に初老の男性が立っているもの。もう1枚はカジノ招致のために門氏がマカオを視察した際のものだ。ここにも門氏と一緒に前出の初老の男性が写っている。これだけでは何を意味する文書なのか不明だが、ある和歌山県議がこう明かす。

 「初老の男性は門氏の後援会幹部のA氏。9月22日に和歌山県警に逮捕され、10日間ほどで釈放されましたが、10月17日に再逮捕された。警察は発表しませんが、短期間に2度逮捕されたことから重い容疑ではないかと取り沙汰されています」

 A氏は地元企業の代表だったが、逮捕当日の22日に辞任している。門氏が支部長を務める自民党和歌山県第一選挙区支部へ2012年に10万円、2014年に100万円を寄附している。


 「怪文書の写真の1枚は、昨年9月、門氏がマカオを訪れた際にA氏と一緒に撮ったもの。この写真は自民党和歌山県第一選挙区支部が月1回発行している『まち門(かど)新聞』(2016年11月号)にも大きく掲載されており、2人の関係の近さがわかります」(前出の県議)

 結果的に、選挙を支えるはずの後援会幹部が足を引っ張る事態になってしまったようだ。和歌山東警察署は「発表していない事件については、あったかなかったかを含めて答えていません」(副署長)というのみで、A氏の会社の幹部社員はこう話す。

 「Aが代表を退任したのは一身上の都合です。他のことは聞いていないので知りません」

 門氏の事務所は次のように答えた。

 「選挙戦の最中なのでお答えを差し控えさせていただきます」

 ※週刊ポスト2017年11月3日号

5169チバQ:2017/10/24(火) 21:09:18
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/216127
馬淵澄夫氏は希望からの出馬が裏目…落選した「大物7人」
2017年10月23日
■都合よすぎる渡り鳥にノー

 選挙のたびに有利な居場所を物色する常習犯。元環境相の小沢鋭仁氏(63・東京25区=希望)は、2012年衆院選では直前に民主党を離党、維新に移って南関東で比例復活した。前回14年も公示直前に地元山梨1区を見切って、比例近畿単独1位で当選。今回も直前に維新から希望に移ったが、さすがに3度目はなかった。

■引退して何を暴露するのか

 国会には黒塗りのTPP資料しか提出しないのに、農相時代のTPP交渉の暴露本を出版し、地元では「カネもってこーや(公也)」の異名を取る元農相の西川公也氏(74・栃木2区=自民)。選挙に弱いと言われてきたが、やっぱり弱かった。年齢制限で比例復活もナシ。

■「希望から」が裏目に

 6選を目指した元国交相の馬淵澄夫氏(57・奈良1区=希望)が苦杯。過去2回の逆風選挙でも小選挙区で勝ったが、今回、希望からの出馬に疑問の声が続出した。民進党国対委員長に就任したばかりだった松野頼久氏(57・熊本1区=希望)も落選。やはり希望から出たのが失敗だった。

■公明の全勝神話崩壊

 当選7回、元財務副大臣の上田勇氏(59・神奈川6区=公明)が、公明の全勝神話にミソをつけた。全9選挙区で唯一の落選だ。小泉進次郎氏も応援に駆けつけるなど、自民も必死にテコ入れに協力したが及ばず。

■娘当選で影響力は健在か

 公民権停止が解けて、8年ぶりに新党大地の比例北海道単独1位で出馬した鈴木宗男氏(69・比例北海道=大地)は議席獲得ならず。もっとも、娘の貴子氏を自民に押し込み、ちゃっかり比例単独2位で当選させている。

■自民の内ゲバに立憲の伏兵が差す

 解散前日に自民に入党するも公認は得られず無所属で挑んだ浅尾慶一郎氏(53・神奈川4区=無)。自民公認との内ゲバを横目に、立憲民主の新人女性が当選。後ろ盾のはずの二階幹事長を恨むしかない。

5170チバQ:2017/10/24(火) 21:10:49
https://www.nikkansports.com/general/news/201710240000003.html
最後の当選者、田畑毅氏涙「台風影響にはらはら」
[2017年10月24日0時38分]
Tweet TL FacebookMessenger


 日本で最後の当選者-。「一つの特徴だが、議席を預かるのは1番で当選しても最後でも同じ」。台風21号の影響で23日夜に持ち越された愛知県西尾市の開票の結果、比例東海ブロックで復活当選を決めた自民党前職、田畑毅氏(45=愛知2区)は、名古屋市千種区の事務所で支持者や支援を受けた地元市議らと抱き合い、こらえ切れずに涙した。

 22日の開票開始から丸1日。選挙区では敗れたものの、比例代表で自民党最終議席の惜敗率争いを制し「一番、最後の男」と紹介されて壇上に。「(結果判明まで)もやもやしていた。昨日の晩は残念と思ったが、一夜明けてうれしさでいっぱい。台風の影響にもはらはらした」と話した。

 比例東京ブロックから自民党の公募を経て愛知2区に初挑戦。日本銀行名古屋支店に勤務経験があったが「同僚は既に転勤、友達は一人もいない」状態からの選挙で、市議らの支援を受け「どうか助けてやってください」と懸命に訴えた。(共同)

5171チバQ:2017/10/24(火) 21:11:18
https://www.nikkansports.com/general/nikkan/news/201710240000133.html
小池氏と都議会で対立の自民高木啓氏が国政初当選
[2017年10月24日9時17分 紙面から]
TL FacebookMessenger
第48回衆院選 党派別当選者数
第48回衆院選 党派別当選者数


 第48回衆院選は23日、全465議席が確定した。

 今夏の都議選で落選しながら、今回、自民党の比例東京ブロック25位に登載されていた高木啓・元東京都議(52)が、国政初当選を果たした。高木氏は、7月まで都議会自民党の幹事長を務め、小池百合子都知事と対立。定数減となった北区選挙区で議席を守れず落選していたが、小池氏率いる希望の党が惨敗する中で国政初当選という、対照的な結果となった。一方、同ブロック27位に登載され、不倫疑惑で衆院選不出馬となった中川俊直前議員との交際報道があった前川恵氏(42)は、落選した。

5172名無しさん:2017/10/24(火) 21:47:52
次期衆院選は希望と立憲がすっきり棲み分けするのをのぞみますがね

5173チバQ:2017/10/24(火) 21:56:46
>>1411を修正

地味に社民党が2%党得票できなかったんですね。

○:満たす、×:満たさない、-:政党が存在しないor選挙不参加

政党名、2013年参院選、2016参院選、2017衆院選、所属議員5名
立憲:-、-、○、56
希望:-、-、○、50
民進:○、○、-、47
維新:-、○、○ 22
自由:×、×、-、6
社民:○、○、×、4
=↑満たす、↓満たさない========
ココロ :-、×、×、1

立憲:衆:55人  参:福山哲郎
希望:衆:50人  参:中山恭子、松沢成文、行田邦子
民進:参:47人  かな?(会派49人-福山哲郎、13年みんな党改選:川田龍平)
維新:衆:11人  参:11人
自由:衆:小沢一郎・玉城デニー 19改選:山本太郎、22改選:森裕子・木戸口英司・青木愛
社民:衆:照屋寛徳・吉川元 19改選:又市征治、22改選:福島瑞穂
日本のこころは2017衆院選で要件満たさず


https://www.jiji.com/jc/article?k=2017102400215&g=pol
衆院党派別得票数・率(比例代表)

 【時事通信社調べ】(選管確定)
党派名    得  票  数   得票率
自民 18,555,717  33.2
希望  9,677,524  17.3
公明  6,977,712  12.5
共産  4,404,081   7.8
立憲 11,084,890  19.8
維新  3,387,097   6.0
社民    941,324   1.6
日こ     85,552   0.1
大地    226,552   0.4
幸福    292,084   0.5
支持    125,019   0.2
諸派          -     -
無所          -     -
合計 55,757,552 100.0
(2017/10/24-06:57)

https://www.jiji.com/jc/article?k=2017102400437&g=pol
衆院党派別当選者数(合計)

 【時事通信社調べ】(選管確定)
党派名  合計 女性   重複 公示前勢力
自民 284(22)  44  290
立憲  55(12)  28   15
希望  50( 2)  29   57
公明  29( 4)   0   34
共産  12( 3)   4   21
維新  11( 1)   8   14
社民   2( 0)   1    2
日こ   0( 0)   0    0
諸派   0( 0)   0    0
無所  22( 3)   0   39
合計 465(47) 114  472※
※公示前勢力合計は欠員3(定数475)
(2017/10/23-22:40)

5174チバQ:2017/10/24(火) 21:59:37
自希対決区で共産が擁立しなかった選挙区
・岩手2区 畑浩治  →完全落選
・香川1区 小川淳也 →比例復活
・熊本1区 松野頼久 →完全落選

せっかくアドバンテージ貰ったのに・・・

5175チバQ:2017/10/24(火) 22:03:27
>>3770 保守分裂区
公認を破ったのは中村喜四郎だけですね。

■茨城7区
【復活】公認  永岡桂子
【当選】非公認 中村喜四郎

■埼玉4区
【当選】公認  穂坂泰    (市議)
≪落選≫非公認 豊田真由子  (不祥事)

■埼玉11区
≪落選≫推薦  今野智博
【当選】    小泉龍司

■神奈川4区
【復活】公認  山本朋広
≪落選≫    浅尾慶一郎   (みんなから流れ着いた結果)

■山梨2区
【当選】推薦  堀内詔子
≪落選≫    長崎幸太郎

■京都5区
【当選】公認  本田太郎    (府議)
≪落選≫    中山泰     (元京丹後市長 野中系)

■大阪13区 >>3566
【当選】公認  宗清皇一
≪落選≫    西野弘一    (次世代系)

■岡山3区
【当選】    阿部俊子
≪落選≫     平沼正二郎   (平沼次男)

■熊本2区
【当選】公認  野田毅
 ≪落選≫   西野大亮     林田彪が支援>>3477

■鹿児島2区 >>2301>>2507など
【当選】公認  金子万寿夫
≪落選≫    林健二


>>2814
福島 5 坂本竜太郎 吉野正芳
新潟 4 栗原洋志 金子恵美
滋賀 4 武藤貴也 小寺裕雄
は出馬断念
愛媛 4 桜内文城 山本公一
は桜内が希望から出馬

5176チバQ:2017/10/24(火) 22:05:16
>>3841維新と希望の比例名簿の特徴
■希望の党
□東北
【当選】寺田学   単独1位
□東海
≪落選≫中根康浩  比例下位
□近畿
【当選】樽床伸二  単独1位
【復活】井上一徳  京都5区 単独2位 (他の重複候補は3位)
□九州
【当選】中山成彬  単独1位

■維新
□北関東
≪落選≫青柳仁士 埼玉4区 単独1位 (他の重複候補は2位)
□近畿
【復活】森夏枝 京都3区  単独1位 (他の重複候補は2位)
□中国
≪落選≫灰岡香奈 広島2区 単独1位 (他の重複候補は2位)

5177チバQ:2017/10/24(火) 22:24:12
>>3925間違ってたな
逢坂が無所属、西村が立憲って扱いになるんですね


両院議員総会時点で87人いた民進衆院議員

・希望(45)
【当選】
大島敦、
井出庸生
渡辺周、古川元久、古本伸一郎、大西健介
泉健太、岸本周平
玉木雄一郎
大串博志
【復活】
小熊慎司
小宮山泰子
田嶋要、奥野総一郎、本村賢太郎
牧義夫、岡本充功
山井和則
津村啓介、柚木道義
小川淳也
吉良州司
【落選】
松木謙公、升田世喜男、階猛、村岡敏英、近藤洋介、吉田泉
福島伸享、宮崎岳志、石関貴史、武正公一坂本祐之輔
太田和美、神山洋介
今井雅人、
田島一成、北神圭朗、井坂信彦、馬淵澄夫
緒方林太郎、松野頼久
【比例単独当選】
寺田学
【比例単独落選】
中根康浩

・立憲民主(15) 
【当選】
荒井聰、佐々木隆博
枝野幸男
青柳陽一郎、阿部知子
落合貴之、長妻昭、菅直人
西村智奈美
近藤昭一、赤松広隆
辻元清美
【復活】
篠原豪
初鹿明博
高井崇志
【落選】

・残留無所属(21)
【当選】
逢坂誠二
安住淳、金子恵美、玄葉光一郎
福田昭夫
野田佳彦、江田憲司、中島克仁
鷲尾英一郎、黒岩宇洋、菊田真紀子
篠原孝、重徳和彦
中川正春、岡田克也
前原誠司、平野博文
原口一博
【落選】
小山展弘、伴野豊、松田直久

・引退(7)
横路孝弘、黄川田徹、大畠章宏、水戸将史、
鈴木克昌、川端達夫、高木義明

5178チバQ:2017/10/24(火) 22:53:55
>>5177  階猛が漏れてたので修正
両院議員総会時点で87人いた民進衆院議員

・希望(45)
【当選】
階猛
大島敦、
井出庸生
渡辺周、古川元久、古本伸一郎、大西健介
泉健太、岸本周平
玉木雄一郎
大串博志
【復活】
小熊慎司
小宮山泰子
田嶋要、奥野総一郎、本村賢太郎
牧義夫、岡本充功
山井和則
津村啓介、柚木道義
小川淳也
吉良州司
【落選】
松木謙公、升田世喜男、階猛、村岡敏英、近藤洋介、吉田泉
福島伸享、宮崎岳志、石関貴史、武正公一坂本祐之輔
太田和美、神山洋介
今井雅人、
田島一成、北神圭朗、井坂信彦、馬淵澄夫
緒方林太郎、松野頼久
【比例単独当選】
寺田学
【比例単独落選】
中根康浩

・立憲民主(15) 
【当選】
荒井聰、佐々木隆博
枝野幸男
青柳陽一郎、阿部知子
落合貴之、長妻昭、菅直人
西村智奈美
近藤昭一、赤松広隆
辻元清美
【復活】
篠原豪
初鹿明博
高井崇志
【落選】

・残留無所属(21)
【当選】
逢坂誠二
安住淳、金子恵美、玄葉光一郎
福田昭夫
野田佳彦、江田憲司、中島克仁
鷲尾英一郎、黒岩宇洋、菊田真紀子
篠原孝、重徳和彦
中川正春、岡田克也
前原誠司、平野博文
原口一博
【落選】
小山展弘、伴野豊、松田直久

・引退(7)
横路孝弘、黄川田徹、大畠章宏、水戸将史、
鈴木克昌、川端達夫、高木義明

5179チバQ:2017/10/24(火) 22:54:22
■チャーターメンバー 5人
【当選】 
細野豪志 笠浩史 長島昭久
【復活】
後藤祐一 松原仁


■民進党合流組(前職) 26人
【当選】12人
階猛
大島敦、
井出庸生
渡辺周、古川元久、古本伸一郎、大西健介
泉健太、岸本周平
玉木雄一郎 白石洋一
大串博志
【復活】13人
小熊慎司
小宮山泰子
田嶋要、奥野総一郎、本村賢太郎
今井正人 牧義夫、岡本充功
山井和則
津村啓介、柚木道義
小川淳也
吉良州司
【比例単独当選】1人
寺田学

■民進党合流組(元職・新人) 13人
【当選】 2人
下条みつ 
西岡秀子
【復活】 11人
山岡達丸
緑川貴士
浅野哲 青山大人 森田俊和 
近藤和也 斉木武志
源馬謙太郎 関健一郎
稲富修二 城井崇

■その他 6人
樽床伸二  近畿単独1位 (民主離党)
井上一徳  近畿単独2位 (他の重複候補は3位)
中山成彬  九州単独1位 (元こころ)
柿沢未途  中途半端な立場 民進合流組でもチャーターでもない
佐藤公治  自由党  広島6区当選
伊藤俊輔  維新新人 東京比例復活

5180チバQ:2017/10/24(火) 22:58:37
>>5040比例復活できない候補者修正

■自民 落選可能性あるのは西川と竹本くらいかな?
 →栃木2西川と東京18土屋が落選
73歳以上)
茨城2区:額賀福志郎
栃木2区:西川公也
東京18:土屋正忠
愛知10:江崎鉄磨
京都1区:伊吹文明
大阪15:竹本直一
和歌山3:二階俊博
島根1区:細田博之
山口3区:河村建夫
福岡8区:麻生太郎
長崎3区:谷川弥一
熊本2区:野田毅
大分2区:衛藤征士郎

辞退) 保岡が落選
神奈川11小泉進次郎
三重4区:三ツ矢憲生
山口4区:安倍晋三
熊本3区:坂本哲志
熊本4区:金子恭之
鹿児島1:保岡宏武 →落選

■立憲民主 当選
北海道6:佐々木隆博

■希望 当選
静岡5区:細野豪志

■維新
なし

■主な無所属(自民系)
茨城7区:中村喜四郎
埼玉4区:豊田真由子 →落選
埼玉11:今野智博  →落選
埼玉11:小泉龍司
神奈川4:浅尾慶一郎 →落選
山梨2区:長崎幸太郎 →落選
山梨2区:堀内詔子
京都5区:中山泰   →落選
大阪13:西野弘一  →落選
岡山3区:平沼正二郎 →落選
岡山3区:阿部俊子
熊本2区:西野太亮  →落選
鹿児島2:林健二   →落選 

■主な無所属(野党系)現職落選は三重1の松田、愛知8の伴野だけかな?
北海道8:逢坂誠二
岩手3区:小沢一郎(自由党)
宮城2区:鎌田さゆり  →落選
宮城5区:安住淳
福島1区:金子恵美
福島3区:玄葉光一郎 共
栃木1区:渡辺典喜 共 →落選
栃木2区:福田昭夫
千葉4区:野田佳彦 共
神奈川3:伊藤久美子 共→落選
神奈川8:江田憲司 共
山梨1区:中島克仁 共
新潟2区:鷲尾英一郎 共
新潟3区:黒岩宇洋
新潟4区:菊田真紀子
新潟5区:大平悦子   →落選
新潟6区:梅谷守    →落選
長野1区:篠原孝
岐阜1区:吉田里江   →落選
静岡3区:小山展弘   →落選【民進前職】
三重1区:松田直久   →落選【民進前職】
三重2区:中川正春
三重3区:岡田克也 共
愛知7区:山尾志桜里
愛知8区:伴野豊 共  →落選【民進前職】
愛知12:重徳和彦 共
滋賀1区:嘉田由紀子  →落選
京都2区:前原誠司 共
京都5区:鈴木麻理子 共 (自由党)  →落選
大阪11:平野博文
兵庫2区:船川治郎 共 →落選
兵庫4区:佐藤泰樹 共 →落選
広島3区:塩村文夏   →落選
広島4区:恵飛須圭二   →落選
高知2区:広田一
福岡6区:新井富美子 共 →落選
佐賀1区:原口一博
沖縄3区:玉城デニー (自由党)
沖縄4区:仲里利信 (オール沖縄) →落選

■共産、公明、社民は省略


神奈川6区:上田勇 →落選

5181チバQ:2017/10/24(火) 23:35:01
■自民系 当選回数10回以上
【石原】野田毅 16
【麻生】麻生太郎 13  総理
【細田】衛藤征士郎 12 副議長
【麻生】甘利明 12
【額賀】額賀福志郎 12
【額賀】船田元 12
【二階】伊吹文明 12 議長
【二階】二階俊博 12
【谷垣】川崎二郎 12
【麻生】大島理森 12 議長
【石破】石破茂 11
【谷垣】逢沢一郎 11
【谷垣】園田博之 11
【無派】村上誠一郎 11
【細田】細田博之 10
【麻生】森英介 10
【麻生】山口俊一 10
【二階】河村健夫 10
【石破】山本有二 10
【石原】石原伸晃 10
【谷垣】中谷元 10
【無派】古屋圭司10

*中村喜四郎 14

■野党系 当選回数7回以上
【自由】小沢一郎17  民主代表ほか
【立憲】菅直人 13  総理
【立憲】赤松広隆 10 副議長
【無所】岡田克也 10 民進代表
【立憲】枝野幸男 9  立憲代表
【無所】玄葉光一郎 9
【無所】前原誠司  9 民進代表
【無所】安住淳 8
【立憲】荒井聡 8
【立憲】近藤昭一 8
【無所】中川正春 8
【無所】野田佳彦 8  総理
【無所】原口一博 8
【希望】古川元久 8
【希望】渡辺周 8
【立憲】阿部知子 7
【希望】大島敦 7
【立憲】辻元清美 7
【立憲】長妻昭 7
【無所】平野博文 7
【希望】細野豪志 7
【希望】松原仁 7
【希望】山井和則 7
【立憲】海江田万里 7 民主代表

5182チバQ:2017/10/24(火) 23:57:22
>>5134再度修正
たぶん票差が少ないとこベスト11
東京18実は凄いギリギリだったんですね
ということで追加
前が当選 後が落選

票差が少ないとこベスト11
新潟3 黒岩宇洋vs斎藤洋明 50票差で比例復活
埼玉12野中厚vs森田俊和 492票差で比例復活
北海道10 稲津久vs神谷裕 513票差で比例復活
静岡6 渡辺周vs勝俣孝明 631票差で比例復活
愛知7 山尾志桜里vs鈴木淳司 834票差で比例復活
東京18 菅直人vs土屋正忠 1046票差で落選
山梨1 中島克仁vs中谷真一 1131票差で比例復活
福島4 菅家一郎vs小熊慎司 1209票差で比例復活
大阪1 大西宏幸vs井上英孝 1242票差で比例復活
宮城2 秋葉賢也vs鎌田さゆり 1316票差で落選
千葉1 門山宏哲vs田嶋要 1357票差で比例復活

5183チバQ:2017/10/25(水) 01:20:51
■共産>希望だった選挙区
○共産が強いから仕方ないか
東京20(共産得票率:26.7%)  維新から移籍:鹿野晃 1年前から公認されてたのになにしてたんだか
長野4(共産得票率:27.2%)  最後の奉公とはいえ寺島義幸大変でした>>3411
長野5(共産得票率:26.5%)  民進合流組:中嶋康介
京都1(共産得票率:33.3%)  希望擁立組:嶋村聖子 >>3879

○それ以外
神奈川11 希望擁立組:真白リョウ>>4801小泉進次郎のところなので特殊? 本人が特殊過ぎた? 
京都5  希望擁立組:井上一徳  それで比例上位で復活かよ。保守分裂、自由党系無所属も
           擁立という保守票が割れやすい要因はあるが

■共産>立憲だった選挙区
大阪13 姜英紀 保守3分裂という保守票が割れやすい要因はあるが。立憲で唯一の供託金没収

■希望で供託金没収 (意外と没収選挙区が少なかった)
埼玉5  高木秀文  :枝野の選挙区 >>3934
神奈川11 真白リョウ 小泉進次郎の選挙区
山梨2  井桁亮 保守分裂・立憲擁立、落下傘、こころ系と票が集まらない要因はあったか

■京都3
当63,013泉健太(希望)
復56,534木村弥生(自民)
 26,420金森亨(共産)
復16,511森夏枝(維新)
  2,059小田切新一郎

有効総数16,4537なので57票少ないと森夏枝は10%足きりラインを下回ってた
1小選挙区で3人当選したのはここと沖縄1区だけ

■インディーズ候補
東京12
中村勝 政治団体「議員報酬ゼロを実現する会」 21,892票 10.0%の得票率。ギリ供託金返還。
(有効得票数:218,033票)
公明太田、共産池内の選挙区ということもあり・・・大量得票

東京15
猪野隆 14年衆院選、15年江東区長選などに出馬。14年衆院選から倍増し15,667千票を得る

東京21 
天木直人 >>3557 6,655票  社民も擁立したことあり撃沈(社民は38,159票)

大阪3
中条栄太郎
公明佐藤vs共産渡部ということもあり・・・大量得票16,231票 10.5%の得票率
中条栄太郎【百田尚樹そっくりさん保守】だそうな
https://www.youtube.com/watch?v=Irh9Fq0eQJ0

広島4
落合洋司>>1780>>1802 「自由民主党の公認、推薦も視野」だった
テレビにも出てるコメンテーターらしいが無事玉砕 7,210票

山口4
黒川敦彦>>4096「10月10日のボランティア急募 初日一人でも
多く山口4区に来て、安倍あきえを取り囲みましょう!」
6,687票

宮崎2
河野一郎 幸福実現党最多得票 唯一の1万票超え:12,757票(けど供託金没収)
自共対決区 かつ 名前のおかげか?
辞典は大阪5区の9,522票 公・立・共選挙区なので保守票が流れたか?

5184チバQ:2017/10/25(水) 01:36:54
https://www.agrinews.co.jp/p42270.html
[2017衆院選] [注目の選挙区 結果編] 農林候補に“明暗” 
2017年10月24日
農政 2017衆院選


 22日投開票の衆院選では、与野党の農林系候補の明暗も分かれた。特に、自民党前職の4人の農相経験者は“四者四様”。現職の斎藤健氏と森山裕氏は早々と当選を決めたが、山本有二氏は比例での復活当選、西川公也氏は議席を失った。

 「いい感覚できていたが、甘かった。深くおわびを申し上げます」

 22日午後10時45分。栃木県さくら市の特設集会所で、西川氏が頭を下げた。当初から接戦が伝えられ、険しい表情で開票速報を見守っていた約120人の支持者に吉報は届かなかった。栃木2区で、立憲民主党などの推薦や共産党の支持を受けた無所属前職に敗北。党の「73歳定年」内規で比例には重複立候補しておらず、議席を失った。

 現職農相だった前回は同じ候補に199票差で敗れ、比例で復活当選。党農政のトップ、農林・食料戦略調査会長として臨んだ今回も農政での実績を強調したが「米の直接支払交付金(廃止)の影響が相当出た」「環太平洋連携協定(TPP)や経済連携協定(EPA)の説明が足りなかった」などと振り返った。

 安倍晋三首相や二階俊博幹事長、小泉進次郎前農林部会長らが応援演説に入ったが、無党派層の支持を欠いた。今後については「支持者や後援会と相談して決めたい」と述べるにとどめた。

 前農相の山本氏は10選を果たしたが、高知2区では敗れ、自民党が比例四国で得た3議席の3番目に辛くも滑り込んだ。

 開票直後に選挙区での落選が報じられたため比例復活を諦め、政界引退も考えていたという山本氏。帰宅後、テレビで復活当選を知り、23日午前1時すぎに高知市の事務所に戻ると、残っていた支持者の前で「奇跡だ。再び仕事をしろということなので、頑張っていきたい」と誓った。

 在任時にはTPP国会承認の“強行採決”発言で批判されたが「(選挙への)影響はなかった」と記者団には強調。「(地元に多い)中山間地の農業の可能性を探っていきたい」と話した。

 対照的に盤石だったのは斎藤、森山の両氏。午後8時の開票と同時に当選確実と報じられた。

 千葉7区で4回目の当選を決めた斎藤氏は、流山市の事務所で「(農相就任で)地元に入る機会が減ったが、それ以上に皆さんが汗をかいてくれた」と150人の支持者を前にあいさつ。山積する農政課題に対し「農家やJAなど現場と協力しながら成果を出していきたい」と述べた。

 党国対委員長の森山氏(鹿児島4区)は東京・永田町の党本部で当選確実の一報を受けた。今回から区割り変更で選挙区が広がったが、7割を超える得票率で圧勝し、6回目の当選。地元事務所とテレビ電話でつなぎ、「1次産業をどう発展させていくのかが大事な課題だ」と語った。

 与党が定数の3分の2超の議席を得た中、自民前職の中川郁子元農水政務官(北海道)や今津寛氏(同)は選挙区で落選し、比例復活もかなわなかった。公明党前職の上田勇元農林水産部会長(神奈川)も落選した。

5185チバQ:2017/10/25(水) 01:38:02
http://www.excite.co.jp/News/politics_g/20171023/Gendai_422401.html
立憲民主党が大躍進 比例の“タナボタ”で4人が議員バッジ 日刊ゲンダイDIGITAL 2017年10月23日 15時02分 (2017年10月24日 15時00分 更新)

 大躍進の立憲民主党は、予想された通り比例で自民に次ぐ得票。北関東や東海など全員当選のブロックまで出た。

 それでラッキーだったのは比例単独で名簿に名前を連ねた面々。希望に“排除”されながらの選挙区出馬の前職や元職がほとんどの中、タナボタで再び議員バッジを手にした4人がいた。

 山崎誠氏(54・東北)は、2009年の政権交代選挙で神奈川8区から民主党候補として出馬。選挙区では当時みんなの党だった江田憲司氏に敗れたものの比例復活し、衆院議員を1期務めた。今回は「原発ゼロ」を掲げて福島から仙台まで12日間の“東北1周ツアー”をしながら選挙戦を終えた。

 阿久津幸彦氏(61・東北)は民主党などで衆院議員を3期務め、菅内閣の首相補佐官、内閣府政務官を歴任。前回、前々回の衆院選で安倍首相側近の自民党・萩生田光一氏に敗れて政界引退を宣言し、最近はNGOで東日本大震災の被災者支援に携わっていたが、政界復帰を果たした。

 大河原雅子氏(64・北関東)は、都議を3期務めた後、07年の参院選で民主党ブームの追い風に乗って東京選挙区でトップ当選。13年の参院選では民主党から出馬辞退を打診されたが、無所属で出馬して落選。昨年の参院選は民進党から出馬し、3年ぶりに返り咲きを目指すも落選した。今回の選挙戦ではこれといった目立った活動はしなかったが、ようやく執念が実った格好。

 一方、選挙区でのタナボタも。静岡1区で無所属で出馬を模索していた青山雅幸氏(55)は、当初は泡沫扱いだったが、小池知事の「希望の党」設立で選挙区事情が変わったことで幸運を手にした。維新の候補だった人物が希望に移り、民進公認は静岡7区に国替え。青山氏は立憲民主の公認を得たことで選挙区は落選も比例復活した。

5186チバQ:2017/10/25(水) 02:33:42
>>5161
>その一つが党内の“分裂”だ。菅義偉官房長官が「必勝」を命じた1区では国場幸之助氏が前回同様、比例で復活当選したが、党関係者によると、大票田の那覇市内の自民党票の一部を別の選挙区の党候補が“裏取引”で日本維新の会の下地幹郎氏=比例復活当選=に流したという。


これ、誰なんですかね?

5187さきたま:2017/10/25(水) 02:44:12
>>5183
維新から移籍:鹿野晃は、希望公認時に22区から20区に飛ばされたので仕方ないかと>>3150

5188チバQ:2017/10/25(水) 04:34:48
>>5187
ああ 国替えでしたね。
失礼しました。

5189チバQ:2017/10/25(水) 04:38:49
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171024-00000039-san-l10
自民山梨県連会長「コスタリカ実施は今回限りとする」
10/24(火) 7:55配信 産経新聞
 自民党県連の森屋宏会長は23日、甲府市内で会見し、山梨1区で続けてきた「コスタリカ方式」の実施を「今回限りとする」と明言した。比例代表南関東ブロックで当選した宮川典子氏について、公示前に名簿の単独1位を要請した際、党本部に県連の意思として伝えたという。

 次の衆院選では、1区で惜敗して比例復活した中谷真一氏と宮川氏の公認調整が焦点なるが、「今はまだどうするか考えていない」としている。

 2区で県連方針に反して長崎幸太郎氏の選対本部長を務めた中村正則県議らへの対応に関しては、「自民党で無所属の出馬なので党規上、問題にならない。話を聞いて県連再生に協力を求めていく」と処罰対象にしない考えを示した。

5190チバQ:2017/10/25(水) 05:00:15
>>5183訂正>>5187-5188のアドバイスと希望供託金没収は神奈川4区もでした


■共産>希望だった選挙区
○共産が強いから仕方ないか
東京20(共産得票率:26.7%)  維新から移籍:鹿野晃 1年前から公認されてたのになにしてたんだか
               訂正:国替え 22区→20区
長野4(共産得票率:27.2%)  最後の奉公とはいえ寺島義幸大変でした>>3411
長野5(共産得票率:26.5%)  民進合流組:中嶋康介
京都1(共産得票率:33.3%)  希望擁立組:嶋村聖子 >>3879

○それ以外
神奈川11 希望擁立組:真白リョウ>>4801小泉進次郎のところなので特殊? 本人が特殊過ぎた? 
京都5  希望擁立組:井上一徳  それで比例上位で復活かよ。保守分裂、自由党系無所属も
           擁立という保守票が割れやすい要因はあるが

■希望で供託金没収 (意外と没収選挙区が少なかった)
埼玉5  高木秀文  :枝野の選挙区 >>3934
神奈川4 風間法子 保守分裂・立憲擁立、落下傘と票が集まらない要因
神奈川11 真白リョウ 小泉進次郎の選挙区
山梨2  井桁亮 保守分裂・立憲擁立、落下傘、こころ系と票が集まらない要因はあったか

5191パリ行最終便:2017/10/25(水) 05:22:09
>>5166
ちばさん、近藤和也さんの戦いぶりを貼っておいてくれてありがとう。
これで近藤候補(民進系、保守系)の奮闘ぶりが、とは総研に保存された。

開票結果は惜しかったなー。あと一息で小選挙区当選だった。

地元テレビ局の出口調査では
自民支持層の34%(1/3超)が近藤候補に投票。
公明支持層に関しては出口調査で触れていなかった。

自民と自民が2派に分かれて自民候補と希望候補をそれぞれ推すという田舎選挙が終わって
平和が訪れました。

5192チバQ:2017/10/25(水) 10:44:34
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171025-00000035-san-l10
「模範」の公募生、たたき上げの流儀 NHK速報「当確一番乗り」群馬2区・井野俊郎氏
10/25(水) 7:55配信 産経新聞
 小渕、福田、笹川に中曽根。名字を聞くだけで政治の名家とわかる2世、3世議員がひしめく群馬にあって、公募からはい上がった2区の井野俊郎氏は異彩を放つ。今回の衆院選でNHKが22日午後8時と同時に速報した「当確」の一番手は、5区の小渕優子氏でも神奈川11区の小泉進次郎氏でもなく、井野氏だった。 (吉原実)

 問題児だらけといわれた自民党2期生の中で、党関係者に「模範」と称えられた強さとは何なのか。

 「頑固で真面目な二児のパパ」。陣営幹部の井野氏評は派手さはないが、物腰柔らかく“人たらし”のような外見と、頑固で真面目な内面が織りなした5年間の代議士活動を言い表している。出発点は平成22年7月11日の参院選投開票日、県議らが駆けつけ中曽根弘文氏の当選を見届けた伊勢崎市の選挙事務所だった。

 「公募ってどうなってますか、出られますか?」。ラフな格好で現れた当時市議の井野氏は、ベテラン市議に質問した。「これが始まりだった」と支え続ける陣営幹部は振り返る。選挙に必要とされる“3バン”、組織力の地盤、知名度の看板、資金力のカバン、いずれもなかった。だが民主党政権を誕生させた21年衆院選で2区の笹川堯氏が石関貴史氏(当時民主党)に敗れ、自民県連は公募を実施、23年3月、井野氏に内定する。ただ公認候補への道のりは険しかった。

 情勢不利と判断した党は一時、差し替えも検討、もつれにもつれた。「党や県議に強く出られたら普通は折れる。でも彼は折れなかった。いや、もう、とても頑固だ。そこに、ひきつけられた」(陣営幹部)。

 24年9月に何とか擁立が決まり、12月の衆院選で難敵の石関氏を破り当選を果たす。自民党の政権復帰の勢いにも乗ったが、井野氏は初当選から5年間、毎日欠かさず辻立ちを繰り返している。「誰もやらなかったこと。(今回衆院選の)公示日もやっていた。すごいことだ」(同)。

 地道な姿勢は今回も変えず、前半は後援会中心に個人演説会を繰り返し後半は企業回りに重点を置いた。外交、安保論は控えめにして子育てをアピール。親しみやすさを前面に、ひたすら歩いた。終盤の17日時点で「車の移動は4回だけ」(陣営幹部)。同じ目線で有権者に声をかけるのも井野流で「本人のやりたいことを優先した」(選対)。井野氏の顔に手応えの色が浮かんだのは「1日1000人以上の手を握った」という公示後初の週末。難しいといわれた2区で石関氏(希望の党)もドブ板選挙を展開したが、親しみやすさで先を行っていた。

 井野氏が師と仰ぐ伊勢崎市議会の長老議員・原田和行氏は「覚悟が違う」とたたえる。当選という「実を取る」(前原誠司・民進党代表)ために始まった希望への合流が混乱を呼ぶ中、実直そのものの戦いぶりで「当確一番手」へとつないだ。

 ◇5氏に当選証書

 衆院選の当選証書付与式が24日、県庁昭和庁舎で行われ、選挙区当選を果たした尾身朝子、井野俊郎両氏のほか、笹川博義、福田達夫、小渕優子の3氏の代理人が出席した。県選挙管理委員会の松本修平委員長は「一票の重みを受け止め、群馬の発展のために活躍してください」と祝福した。

 尾身氏は「群馬1区の代表としてしっかり仕事をしていく」、井野氏は「改めて当選の実感がわき気を引き締めてやっていきたい。経済の果実を地方の中小企業に届けたい」と語った。

5193チバQ:2017/10/25(水) 10:46:52
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171025-00000017-mai-pol
<衆院選>山梨2区、保守分裂で大激戦 なおもくすぶる火種
10/25(水) 10:19配信 毎日新聞
<衆院選>山梨2区、保守分裂で大激戦 なおもくすぶる火種
山梨1区の中島克仁氏(左)とともに、当選証書を受け取る山梨2区の堀内詔子氏=甲府市内で2017年10月24日午後1時31分、田中理知撮影
 自民党系の有力2候補が激しい選挙戦を繰り広げた山梨2区。投開票日の22日も、開票作業が終了する間際まで決着がつかなかった。

 深夜になって「当選確実」の知らせを受け取ったのは、堀内詔子氏だった。詰め掛けた支援者から「詔子コール」が湧き起こる中、堀内氏は「保守分裂選挙で勝たせてもらった。天国の父に報告したい」と語った。そばに立った次男の手には、ほほ笑む義父・光雄氏の遺影があった。

 同じ頃、敗れた長崎幸太郎氏の選対事務所では、あちこちでため息が漏れた。うつむきがちに現れた長崎氏は「有権者の判断と受け止める」とうなだれ、「私の努力不足」と繰り返した。関係者は「前回約1万7000票離しただけに緩みもあった。甘かった」と言葉少なだった。

 いずれも無所属で立候補し、比例復活のない戦いとなった今回の選挙戦。堀内氏が「崖っぷちの戦い。1票も負けられない」と表現すれば、長崎氏は「最終決戦。ガチンコ対決だ」と応じた。両陣営とも「五分五分」と語り、最終盤になっても勝敗の行方が見通せない大激戦となった。

 2区で堀内氏と長崎氏による保守分裂選挙が始まったのは2005年の郵政選挙からだ。自民を離党した光雄氏の「刺客」として送り込まれた長崎氏が、公認の看板を掲げて戦った。12年選挙からは地盤を継いだ堀内氏が公認を得たが、長崎氏が無所属ながら勝利し、堀内氏は比例復活してきた。

 今回も県連は堀内氏を公認候補として党本部に申請した。堀内氏自身も「公認は当然得られる」と自信を見せていた。だが公示直前、党本部は堀内氏を公認ではなく推薦とし、長崎氏の復党も了承。両者とも無所属とする裁定を下し「勝った候補が公認」と同じ土俵で戦うよう求めた。

 長崎氏は、地域のための政治に変える「世直し」を訴え「全県民に参加してもらうには、むしろ無所属がふさわしい」と前向きだった。一方の堀内氏は「真っ暗闇だった」と対照的に捉えていたことを後に明かしている。

 この受け止め方の違いが、勝敗に影響した。危機感を募らせた堀内陣営は富士急グループを中心とした組織に加え、後援会、支部の再構築にも取り組んだ。「こんな形で決められてかわいそう、横暴だ、という同情票を集める」(陣営幹部)としたたかな戦略も描いた。

 終盤は、前回選挙で長崎氏に票差を付けられた峡東地域を回り、岸田文雄政調会長をはじめ、自身が所属する岸田派の幹部らも次々と応援に駆け付けた。地盤の富士吉田市で、長崎氏に3000票以上の差を付けたのは偶然ではなかった。

 民進党の2区総支部長だった小林弘幸氏が立憲民主党から出馬したことも追い風となった。前回総選挙では、旧民主党が候補擁立を見送り、民主支持層の約8割を長崎氏が取り込んだ。だが今回は小林氏が立憲支持層の約6割を固め、票が分散した。堀内氏の選対幹部は「小林氏も功労者」と口をそろえ、長崎氏の選対関係者は「小林氏が出馬していなければ」と悔しがった。

 12年続いてきた保守分裂は、今回の選挙で一つの区切りを迎えた。ただ、長崎氏の支援者からは早くも「山梨のためにこれからも働いてほしい」との声が上がっており、2区の火種はなおくすぶっている。【衆院選取材班】

5194とはずがたり:2017/10/25(水) 12:09:28
>>5189
次回は中谷の造反無所属出馬で共倒れですね〜。

>>5193
長崎は次は岡田新党からどうぞ♪

>>5192
強い石関にはこういうの立てる。自民党の強かさ,候補者掘り出し能力は野党も見倣わなくては。

>>5191
この板でもちょくちょく話題になりましたね,近藤氏。比例復活は先ずは目出度い,飛躍を期待してます。
近藤氏が引導を渡す形になった北村の地盤の奥能登で票を伸ばすとは。

5195名無しさん:2017/10/25(水) 12:25:51
>>5183

有効総数16,4537なので57票少ないと森夏枝は10%足きりラインを下回ってた

ある意味運がありますね、仮に10%ラインきってた場合は単に近畿比例維新の惜敗率の多い議員に議席が移るんでしたっけか?

5196とはずがたり:2017/10/25(水) 12:52:37
>>5915
このツイートでも泣き言http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1474100634/1886吐いてましたけど,泣き言が効いたのかな・・

その場合は名簿順に繰り上がって,惜敗率で府下の美延辺りが復活したんだと思います。

5197名無しさん:2017/10/25(水) 13:08:04
>>5196

ありがとうございます単純に繰り上がりですか、南関東比例維新で串田が比例復活したのですが、仮に惜敗率が比例復活基準に満たさなければ他党に議席が移動する可能性があったとか、いろいろ複雑な仕組みがありますね、オーバーフローとかは単純にわかりやすいですけどね

5198とはずがたり:2017/10/25(水) 13:15:55
>>5197

惜敗率には制限は無くて,小選挙区での得票が法定得票(その選挙区の有効投票の10%だったかな)に達してないと飛ばされて同じ党の下位に廻る仕組みです。

オーバーフローはそうやって名簿下位まで使い切って当選者が居ない場合にやっと他党へ議席が廻る仕組みですね。

5199名無しさん:2017/10/25(水) 20:16:50
文春動画予告編

ttps://www.youtube.com/watch?v=L2Nkfprqb4M


立憲民主党・青山雅幸議員の“セクハラ”を秘書が告発
http://bunshun.jp/articles/-/4677


立憲民主党・青山雅幸議員の“セクハラ”を秘書が告発

「週刊文春」編集部4時間前
 先の衆院選において静岡1区から出馬し、比例当選した立憲民主党の新人、青山雅幸氏のセクハラ疑惑が「週刊文春」の取材で明らかになった。B型肝炎訴訟や浜岡原発訴訟に携わるなど人権派弁護士として活動する青山氏は、同じ東北大出身の枝野幸男・立憲民主党代表の盟友としても知られる。


比例当選した青山雅幸氏 ©文藝春秋
 セクハラの被害にあったとされるのは今年夏まで秘書を務めていた20代半ばの山田麻美さん(仮名)。麻美さんに取材を申し込むと、「記憶だけでお話しするのは控えたい」とB5のキャンパスノートを持参し、青山氏から抱きしめられたり、キスを迫られたりするなど、数々の「セクハラ被害」を受けたと証言した。ノートには、日付、場所、感想など、青山氏からの「セクハラ被害」の詳細が約40ページにわたって綴られていた。


取材に応じた麻美さん ©文藝春秋
 昨年4月、青山氏が代表を務める「ライトハウス法律事務所」に入所した彼女は、同年6月より食事に誘われるようになったという。

「最初は上司に誘ってもらえて嬉しかったのですが、タクシー移動の際などに、手を握られるようになりました。さりげなく避けていたのですが、どんどん行動はエスカレートしていった」(麻美さん)

 青山氏は本誌の直撃取材に対し、「抱きついたり、キスを迫ったりしたことはない」とセクハラを否定した。枝野代表は「事実関係を詳細に承知していませんので、コメントできません」と回答した。


青山氏が送ったメッセージ 禁無断転載/文藝春秋
 週刊文春10月26日発売号では、「セクハラ被害日記」の詳細、青山氏が彼女に送ったメールの中身などを写真付きで詳報している。また「セクハラ被害日記」の詳細と直撃の様子を収めた動画は「週刊文春デジタル」にて配信する。

5200チバQ:2017/10/25(水) 20:27:13
https://news.goo.ne.jp/article/tokyo/region/tokyo-CK2017102502000152.html
立民躍進「まさか当選とは」 3人子育て「主夫」高木さん 
08:10東京新聞

立民躍進「まさか当選とは」 3人子育て「主夫」高木さん 
県議を務める妻の事務所で支持者から祝福される高木錬太郎さん=さいたま市北区で
(東京新聞)
 二十二日投開票の衆院選で野党第一党に躍進した立憲民主党は、比例北関東ブロックでも五議席を得て、名簿に載せた全員が当選した。最後の五人目に滑り込んだのが、比例単独で立候補した高木錬太郎さん(45)=さいたま市。公示直前に万が一に備えて名前を貸したつもりが、想像以上の党の躍進で国会議員になった。(井上峻輔)

 「比例単独でどう?」。党代表の枝野幸男さんから電話があったのは、十月六日の午後だった。

 高木さんは枝野さんの元秘書。現在は妻で民進党県議の真理さんの秘書であり、家庭では三人の子育てをする「主夫」だ。今回の衆院選は、3区で党から出馬する新人山川百合子さんを手伝うことになっていた。

 「ああ、いいですよ」と軽い気持ちで応じた高木さん。名簿の下位に名前は載るが当選はしない-。そんな候補を秘書時代から何人も見てきたからだ。枝野さん自身も事前に真理さんに連絡し、「名簿が足りなくなるのは避けたい。でも、そこまではいかないから」と伝えていた。

 その日のうちに提出書類をそろえ、顔写真は自宅マンションの入り口で撮影。正式に党公認が出て記者会見したのは、公示前日の夜だった。

 選挙期間は山川さんの事務所で裏方に専念し、マイクは一度も握らなかった。開票日は午後十一時ごろに枝野さんの事務所を後にして自宅へ。テレビを見ていたが当確は出ず、午前二時ごろに「これはないだろう」と寝てしまった。

 枝野さんの陣営からの電話が鳴ったのは一時間後。「いきそうだよ」。テレビをつけると、数分後に自身の当選の速報が流れた。

 「まさか当選するとは」。喜びはあまりなく、国会議員の重責に身が引き締まる思いが強い。「選挙区で何年も準備をして必死に戦い、何万票も得た議員の中に自分が入っていいのかと思う」と戸惑いも明かす。

 かつて枝野事務所の門をたたいたのは、枝野さんの著書を読んで政治家を志したからだった。あれから十九年。「党への大きな期待で議席を得られた立場を片時も忘れず、党発展のために尽くしたい」と話す。

 自民が県内十五選挙区中十二選挙区で勝利した衆院選は、野党候補の競合によって政権批判票が分散し、自民を利する形になった。上田清司知事は二十四日の定例会見で「野党側のオウンゴール。元々弱いのにばらばらで戦って勝てるわけない」と分析した。

 県内でも「自民」「希望」「共産、立憲民主、社民」の三極争いが軸になり、自民と野党の一騎打ちの選挙区はゼロ。開票結果を見ると自民が勝利した十二選挙区のうち、希望、立憲民主、共産、社民が候補を一本化すれば七選挙区で自民を上回った可能性がある。

 公示前は県内でも一本化が検討されていた。しかし、民進党が希望への合流を決めたことで「希望は自民の補完勢力」と見なす共産党との連携が困難に。結果的に共産が候補者を降ろしたのは、立憲民主と社民が候補を擁立した三選挙区だけだった。 (井上峻輔)

 <立憲民主党と比例名簿> 立憲民主党は比例北関東ブロック(定数19)の名簿に小選挙区との重複3人、比例単独3人の計6人を載せ、5議席を獲得。重複立候補した党代表の枝野幸男さんは小選挙区で当選したため、残りの5人が全員当選した。一方で、東海ブロック(定数21)では5議席分の票を集めたが、名簿の6人のうち重複候補の2人が小選挙区で当選。候補者数が足りなくなり、得られるはずの1議席を逃し、代わりに次点だった自民が獲得することになってしまった。

5201チバQ:2017/10/25(水) 20:33:28
次回保守分裂しそうなトコロ
■宮城2区
秋葉賢也 小選挙区当選
石川光次郎県議 出馬断念

>>2140
>「秋葉氏と連携が取れない」などと不満を募らせて造反、県連幹事長の石川光次郎県議(50)に
>立候補を促す異常事態となった。県議、市議に頼らず自前のネットワークを築く秋葉氏の強みが、反作用を招いた。
>「秋葉氏の応援が不十分だった」と中野氏に近い県議、市議らに遺恨が生じた。12年衆院選2区は
>自民を離れた中野氏本人が挑み、14年は新人をぶつけたが、秋葉氏の前に屈した。
>かつて中野氏の秘書を務めた石川氏は24日、立候補の意思はないと明言した
>>5090
>9月下旬、仙台市議会の一室で容赦ない罵声が飛んだ。「フィニッシュだ。もう駄目」
>「先生が管理する党の通帳を出してください」。連携不足を理由に候補者交代を求めた2区内の
>自民市議団との亀裂を深めたまま、選挙戦に突入した。


■福島5区
吉野正芳 小選挙区当選

坂本竜太郎 出馬断念。
>>3439
>元衆院議員坂本剛二氏の長男 「国政をゆくゆくは担っていくことを意識し
>研さんを積みたい」と語り、将来の立候補には意欲を示した。

■群馬1区
尾身朝子 1961年生まれ 群馬1区小選挙区当選

佐田玄一郎 出馬断念
>>3768 政界引退は否定し、「次のチャンスを探りたい」と説明した。

中曽根康隆 北関東比例下位当選

上野宏史 南関東比例下位当選

>>3697
> 一方、衆院選への対応が注目されていた元衆院議員の上野宏史氏(46)は解散前日の27日、
>尾身氏の支援に回る方針を表明。自民側の働き掛けがあったとみられ、自民には
>前回衆院選で次点となった上野氏の支援を取り付け、尾身氏を優位に立たせるだけでなく、
>「選挙区への出馬を狙う中曽根氏をけん制する狙いもあったのではないか」と指摘する関係者もいる。
>最終的に自民側が比例北関東ブロックでの立候補の条件を出した。外堀を埋め、最後に出した
>“アメ”で中曽根氏の1区出馬が回避された。


■埼玉7区 >>4204
神山佐市 小選挙区当選  地盤は富士見市とふじみ野市
中野英幸県議 出馬断念  地盤は川越市 中野清の息子

■山梨1区 >>5143>>5189
「コスタリカ実施は今回限りとする」
中谷真一 今回は比例復活 前回は比例上位当選
宮川典子 今回は比例上位当選 前回は比例復活

■福岡11区
武田良太 小選挙区当選 二階派
村上智信 希望出馬落選 >>3236 麻生太郎副総理兼財務相に近いとされ

■熊本2区 
野田毅 1941年生まれ 小選挙区当選
西野大亮 無所属出馬落選
>>3477
>元自民衆院議員林田彪が無所属新人西野太亮の集会に福岡県から駆け付け
>前回は野田が党内の比例代表「73歳定年制」に該当。林田が2回続けて比例に回り、
>2014年は落選の憂き目を見た。支持者は「野田に協力したのに悔しい。今もわだかまりは残っている」と明かす。
*2014年林田 比例下位で落選

■鹿児島2区 >>2507同じ奄美出身
金子万寿夫 小選挙区当選 保岡興治氏(78)の秘書を務めた経歴
林健二 無所属出馬落選 元衆院議員徳田毅氏(46)が全面支援

5202チバQ:2017/10/25(水) 20:33:53
■高齢代議士リスト 1943年生まれ以降を記載
伊吹文明1938年01月09日京都府1区 当選回数12回
二階俊博1939年02月17日和歌山3区 当選回数12回
麻生太郎1940年09月20日福岡県8区 当選回数13回
竹本直一1940年11月23日大阪府15区
衛藤征士郎1941年04月29日大分県2区 当選回数13回
谷川弥一1941年08月12日長崎県3区
野田毅_1941年10月03日熊本県2区 当選回数 16回
園田博之1942年02月19日熊本県4区 当選回数11回
小沢一郎1942年05月24日岩手県4区 当選回数17回 【自由党】
河村建夫1942年11月10日山口県3区 当選回数10回
中山成彬 1943年6月7日九州比例単独【希望の党】
江崎鐵磨1943年09月17日愛知県10区
横光克彦 1943年11月4日大分3区【立憲民主党】
額賀福志郎 1944年1月11日茨城2区 当選回数12回
奥野信亮 1944年3月5日近畿比例単独
細田博之 1944年4月5日島根1区  当選回数10回
原田義昭 1944年10月1日福岡5区
森山裕  1945年4月8日鹿児島4区
照屋寛徳 1945年7月24日沖縄2区【社民党】
平沢勝栄 1945年9月4日東京17区
太田昭宏 1945年10月6日東京12区【公明党】
加藤寛治 1946年4月24日長崎2区
荒井聡  1946年5月27日北海道3区【立憲民主党】
大西英男 1946年8月28日東京16区
大島理森 1946年9月6日青森2区 当選回数12回
菅直人  1946年10月10日東京18区 当選回数13回【立憲民主党】

■当選回数順
17回:小沢一郎
16回:野田毅
15回:
14回:中村喜四郎、
13回:麻生太郎、衛藤征士郎、菅直人
12回:伊吹文明、二階俊博、額賀福志郎、大島理森、川崎二郎、甘利明、船田元
11回:園田博之、村上誠一郎、逢沢一郎、石破茂

参考)当選回数の割に若い議員
中村喜四郎1949年4月10日当選回数14回
菅直人 1946年10月10日当選回数 13回
船田元 1953年11月22日当選回数 12回
石破茂 1957年02月04日当選回数 11回
石原伸晃 1957年4月19日当選回数 10回
中谷元 1957年10月14日当選回数 10回

5203チバQ:2017/10/25(水) 20:37:36
1946年以降でした

5204チバQ:2017/10/25(水) 20:41:45
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/politics/sankei-plt1710250036.html
【衆院選】公選法違反指摘され「私だけじゃない。沖縄では慣例的にやっている」 共産・赤嶺政賢氏、テレビ番組で開き直り
17:19産経新聞

【衆院選】公選法違反指摘され「私だけじゃない。沖縄では慣例的にやっている」 共産・赤嶺政賢氏、テレビ番組で開き直り
衆院選公示前に赤嶺政賢氏の名前を連呼して支援を呼びかける共産党の街宣車=9月28日午後5時45分ごろ、那覇市(高木桂一撮影)
(産経新聞)
 22日に投開票された衆院選で、共産党が全国の選挙区で唯一議席を守った沖縄1区の赤嶺政賢氏(69)が、民放テレビの取材に対して自らの公職選挙法違反行為を認め、開き直る発言をしたことが波紋を呼んでいる。選挙となれば無法地帯の如く違反がまかり通るなど「公選法特区」と呼ばれる沖縄にあって、先の衆院選でわけても赤嶺陣営は“やりたい放題”のようだった。もはや赤嶺氏は「選良」にあたらず。腰が重い沖縄県警もさすがに動かざるを得ないと期待するのだが…。(那覇支局長 高木桂一)

 選挙のときに限らず常日頃から「憲法を守れ」と叫んでいる政党が「法律」を守れないのだから、まさに“お笑い共産党”である。

 赤嶺氏の問題発言は、テレビ東京系列が22日夜から23日未明にかけて放送した衆院選特番「池上彰の総選挙ライブ」のなかで暴露された。

 公示前に選挙活動をすることは公選法が禁じる「事前運動」にあたる。番組では、公示前に赤嶺陣営が街中で当人の名前入りの幟(のぼり)旗を掲げたり、街宣車で赤嶺氏を連呼して支持を呼びかけたりする事前運動の“証拠映像”を流したうえで、赤嶺氏に直撃した。

 番組スタッフが「事前運動にあたるのではないか」とただすと、赤嶺氏は臆面もなく、こう答えたのである。

 「沖縄では慣例的に、私だけでなく他党の候補もやっている」

 つまり選挙違反をやっているのは自分だけではない。ほかもやっているから問題ないだろう、という言い草だ。赤嶺氏は「確信犯」なのである。

 むろん、番組にコメンテーターとして生出演していたタレントたちもこの映像を見るや、あきれ果てていた。

 「みんなで渡れば怖くないというのか…」(東貴博さん)

 「(違反は)沖縄だけいいいんだぁ〜」(峰竜太さん)

 後日、赤嶺氏の問題発言をネットなどを通じて知った他党の関係者の間で「みんなやっているなんて、われわれを共産党と一緒にするな」「車のスピード違反で警察に捕まったとき『周りもみんな違反してる』と言えば許してもらえるのか」などと批判が噴出していることは言うまでもない。

 現に記者も、赤嶺陣営による事前運動の数々を目撃していた。

 衆院が解散された9月28日以降、公示前だというのに、那覇市内で共産党の街宣車が赤嶺氏の名を連呼して市民らに支持を呼びかける光景は何度も目に入った。記者が同党沖縄県委員会に電話をかけて指摘したら、「担当者」なる人物は「違反していない」と言い張る始末だった。

 また、同市内の選挙事務所の窓ガラスには、志位和夫委員長や小池晃書記局長が公示後に応援弁士として選挙区入りする日程を告知するチラシを外に見えるよう貼り付け、PRしていた。これも公選法に触れるが、違反の疑いは事前運動にとどまらなかった。

 公示後も那覇市選挙管理委員会が市内の方々に設置した公営ポスター掲示板の傍らには、応援団たる翁長雄志(おながたけし)知事と城間幹子那覇市長に赤嶺氏が囲まれた「3連ポスター」が、施設や道路の管理者に許可をとらず立て掛けられていた。ポスターの違法掲示である。

5205チバQ:2017/10/25(水) 20:41:59
 記者が赤嶺氏の選挙事務所に電話で抗議したところ、「担当者」は「ポスターを掲示する人が事情をよく知らずにやってしまった」と、公党とは思えぬ無責任な言い訳をしていた。

 さらに「結局、選挙が終わるまで放置して逃げ切る考えなのか」と問い詰めると、「担当者」は「違反と分かったものから順次撤去する」と約束した。しかし共産党の違法掲示ポスターが乱立する県都のいまわしい風景はほとんど変わらなかった。

 赤嶺氏が自ら公選法違反を認めたことについて、元共産党員で文筆活動に勤しむ篠原常一郎氏はこう言い放った。

 「共産党はもともと『悪法も法である』という立場をとってきた。気に入らない法律でも守るということだが、赤嶺氏はこれを否定した。国会議員という立法府の人間として、あるまじき発言だ」

 法律を公然と破る赤嶺氏は、国会議員としての資質も資格もないと言わざるを得ないだろう。記者は、赤嶺氏が自ら議席を“返上”すべき由々しき事態だと考える。しかし、同党広報部は記者の取材に対し「赤嶺氏の発言内容は確認していなし、どういう経緯で話したかも分からない。わが党の候補者は公選法に基づき、それぞれの地方の選挙管理委員会の指摘の範囲内で活動している」と回答した。つまり「問題はない」というが、党の見解のようだ。

 くだんのテレビ東京系列の衆院選特番で、メインキャスターの池上氏は「警察庁幹部がこの番組を見ていたら、沖縄県警に対し『(捜査を)ちゃんとやれ』と指示を出すことになるだろう」と話していたが、その言葉を“淡い期待”にしてはならない。

 テレビ番組の中とはいえ「容疑者」が「犯行」を“自供”したら、警察がこれを放置するわけにはいかないはずだ。何もしなければ「正義はどこに?」ということになる。

 警視庁関係者は「事前運動は警告にとどめるのが慣例で、公選法違反で告発した例はほとんどない」と語る。まじめに摘発にあたったらキリがないということらしいが、それでは正直者がバカをみるだけだ。日本はいつから「法治国家」の看板を下ろしたのか。

 沖縄県警も多分にもれず、買収以外は動かざること山の如しの“寛大”な対応をとってきた。記者は、警察の真摯(しんし)な取り組みをしっかりと見守りたい。

5206チバQ:2017/10/25(水) 20:42:19
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/politics/sankei-plt1710250034.html
【衆院選】愛知7区無効票問題で関係者「白票多かった。抗議の意思表示では? 」 選挙区で落選の自民側、山尾志桜里氏側の対応は…
19:04産経新聞

【衆院選】愛知7区無効票問題で関係者「白票多かった。抗議の意思表示では? 」 選挙区で落選の自民側、山尾志桜里氏側の対応は…
壇上で手を叩く山尾志桜里候補=23日午前1時29分、愛知県長久手市(安元雄太撮影)
(産経新聞)
 民進党を離党し、無所属で出馬し当選した山尾志桜里氏(43)と自民党から出馬し、比例で復活当選を果たした鈴木淳司氏(59)の一騎打ちとなった愛知7区で話題となっている無効票の問題。

 愛知県の他の選挙区と比べて突出して多く、ネット上では「陰謀ではないか」と山尾氏の当選に疑問を呈する書き込みが殺到している。実際に「陰謀」があったのか。

 愛知県選挙管理委員会が発表した開票結果によると、投票総数26万6783票。無効票は1万1291票だ。

 ところが、愛知県内の他の選挙区では軒並み無効票が3千〜6千票台にとどまっているため、「候補者が2人しかいないのに、無効票が多すぎる」と疑問視するネット上の書き込みが殺到した。

 愛知県選管によると、当選証書の授与式を終えてから集計を取り始めたというが、問い合わせの電話が24日、約35件あり、25日には午後3時半現在で40件に達し、騒ぎが収まる気配はない。

 「うちの選管が山尾さんに有利な票操作をしたのではないか、と電話をしてくる方がほとんどです」と担当者は話す。開票作業は、山尾、鈴木両陣営の関係者が立ち会い、了承の印鑑も押しているので、この結果が覆る可能性は低いとみられる。無論、県選管は「票操作のような不正は一切ありません」と疲れ切った様子で話す。

 電話口ではかなり激しい口調で抗議する人が多く、一人で1時間以上粘る人もしばしばだという。

 無効投票率が4・23%と、平成26年の前回衆院選の全国平均(3・29%)より高くなっている理由を探ってみた。愛知県選管は無効票の内容については「一切公表できません」としている。

 だが、立会人から話を聞いた関係者はこう明かす。

 「無効票の中には明らかに抗議の意思を示したものが多かったそうです。例えば高田淳司(タレントの高田純次さんをもじったものか)、とか山尾不倫女、とかですね。白票もかなりあったそうです。こうなると無効票が増えますよね。県選管が不正をしたのが原因というよりは、山尾陣営を支援する労組などが行った締め付けに対し、例えば棄権するつもりだったのに、投票所に足を運んだ人が、反発してわざと無効票になることを書いた可能性が高いのでは、と思います」

 鈴木陣営としては、無所属で手負いの山尾氏を落選させる千載一遇のチャンスだったのに、逆に選挙区で山尾氏に敗れてしまったことで、支持者の中には不満がたまっていたようだ。

 鈴木氏の選挙事務所は「今後、法的にどういった措置がとれるのか協議しています。異議申し立てになるのか、ほかの手段がとれるのか、検討中です」と話す。

 一方、山尾氏の事務所は「対応は考えておりません」と話している。

 わずか834票差で山尾氏が当選した選挙結果のほか、山尾氏の不倫問題が報じられたこと、また過大なガソリン代を計上した政治資金問題を説明しないまま幕引きを図った過去があることに釈然としない思いを持つ人が多いということだろうか。

 ちなみに、公明党の太田昭宏氏、共産党の池内沙織氏ら3人が出馬した東京12区は無効票が9・71%に達した。ただ、この選挙区は自民候補が出ていないという特殊な事情がある。(WEB編集チーム 三枝玄太郎)

5207チバQ:2017/10/25(水) 21:52:03
自民党 比例の状況
○北海道
1位:渡辺孝一 道10区 公明党稲津久との調整
2位:鈴木貴子 道 7区 伊東良孝との調整
重複:4人落選=3(渡辺孝一)6(今津寛)8(前田一男)11(中川郁子)

○東北
1位:江渡聡徳 青森1区 津島淳とのコスタリカ。次回は津島が小選挙区出馬
重複:1人=宮城5(勝沼栄明)落選

○北関東
重複:全員当選
30位:中曽根康隆 群馬1区 尾身朝子との調整>>3449>>3513など
31位:佐藤明男 党栃木県職員
32位:百武公親 党埼玉県職員
33位:神田裕  党茨城県職員 >>5115

○東京
重複:全員当選
24位:安藤高夫 2010年参院選民主党比例落選(医師連盟推薦)
25位:高木啓 元都議・都議選落選(北区・東京12区)>>5171

○南関東
重複:全員当選
32位:上野宏史 12維新14無所属群馬1出馬落選 >>3697

○北陸信越
重複:3人落選=新潟4(金子恵美)長野1(小松裕)長野3(木内均)

○東海
重複:3人落選=愛知12区(青山修平)静岡5(吉川赳)三重3(島田佳和)落選

○近畿
1位:奥野信亮 奈良調整(減員区)
重複:全員当選

○中国
重複:全員当選
17位:杉田水脈 12年維新比例復活 114年次世代落選 >>4706
18位:池田道孝 岡山県議(井原市・小田郡)1947年生まれ 12年以降比例下位当選
19位:古田圭一 学校法人理事長 14年以降比例下位当選 山口
20位:三浦靖  元大田市議 島根

○四国
1位:福井照 高知調整(減員区)
2位:福山守 徳島調整(減員区)
重複:2人落選=愛媛3(白石寛樹)香川2(瀬戸隆一)

○九州
1位:園田博之 熊本調整(減員区)
2位:宮路拓馬 鹿児島調整(減員区)
3位:今村雅弘 佐賀調整(減員区)
重複:2人落選=沖縄2(宮崎政久)沖縄3(比嘉奈津美)



■自民党現職がいない選挙区
北海道3(渡辺孝一)
北海道6(今津寛)
北海道8(前田一男)
北海道11(中川郁子)
宮城5(勝沼栄明)
栃木2(西川公也) *73歳定年重複できず
東京18(土屋正忠)*73歳定年重複できず
新潟4(金子恵美)
長野1(小松裕)
長野3(木内均)
愛知12区(青山修平)
静岡5(吉川赳)
三重3(島田佳和)
愛媛3(白石寛樹)
鹿児島1(保岡宏武)*重複辞退
香川2(瀬戸隆一)
沖縄2(宮崎政久)
沖縄3(比嘉奈津美)

*神奈川6(上田勇)  公明落選

5208チバQ:2017/10/25(水) 22:14:07
立憲民主党 比例の状況
○北海道
重複:全員当選

○東北
重複:全員当選
2位:山崎誠   09比例南関東(神奈川8)当選、12神奈川7落選 *神奈川8は江田憲司 7は中谷一馬
3位:阿久津幸彦 09東京24当選 12.14東京24落選 *立憲(民進)は高橋斉久擁立落選

○北関東
重複:全員当選
4位:堀越啓仁  16参院選群馬落選
5位:大河原雅子 07参院選東京当選、13参院選東京落選、16参院選比例落選
6位:高木錬太郎 07埼玉県議選落選、元枝野秘書>>5200

○東京
重複:8人落選=2.4.8.10.11.13.24.25区落選

○南関東
重複:5人落選=千葉2(樋口博康)千葉5(山田厚史)千葉7(石塚貞通)神奈川2(高橋野枝)山梨2(小林弘幸)


○北陸信越
重複:(該当なし)
2位:松平浩一 参院議員秘書
3位:山本和嘉子 参院議員秘書

○東海
重複:全員当選
6位:松田功  北名古屋市議
>>5100 オーバーフローあり

○近畿
重複:3人落選 大阪1(村上賀厚)大阪8(松井博史)大阪13(姜英紀)

○中国
重複:1人落選 山口3(坂本史子)

○四国
1位:武内則男 07参院選高知当選、13参院選高知落選、14高知2落選

○九州
重複:1人落選 福岡1(山本剛正)

5209チバQ:2017/10/25(水) 22:27:36
>>5173時事通信記載:無所属当選22名の内訳
■自民系:中村喜四郎
■自由党:小沢一郎 玉城デニー
■希望入?:玄葉光一郎 前原誠司

■会派「無所属の会」
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1348989696/3845
岡田克也 野田佳彦 江田憲司 安住淳  原口一博
平野博文 中川正春 篠原孝  福田昭夫 広田一

■不明
金子恵美 中島克仁 鷲尾英一郎
黒岩宇洋 菊田真紀子 山尾志桜里 重徳和彦   
 

*無所属23名と記載がある場合 逢坂誠二を含んでいる

5210パリ行最終便:2017/10/26(木) 02:51:42
9区 緒方さん引退の意向 「希望選択の責任負う」 /福岡
https://mainichi.jp/articles/20171024/ddl/k40/010/404000c

5211名無しさん:2017/10/26(木) 20:20:09
仮に辞任の場合は議席どうなるのか

野党クラブ情報。青山雅幸の会見調整進むも、離党か辞職かで纏まらず開けない。本人は完全否定。
nonkisaburo(のんき@ラジオウォッチ) 12:36

5212名無しさん:2017/10/26(木) 20:44:22
26日放送のテレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」(月〜金曜・前8時)でこの日発売の「週刊文春」が報じた立憲民主党の新人議員のセクハラ疑惑について特集した。

番組によると、文春が報じたセクハラ疑惑の議員は、今回の総選挙で静岡1区立憲民主党から出馬し、比例で復活当選した青山雅幸氏(55)。
記事によると、弁護士の青山氏の法律事務所に勤めていた20代半ばの元秘書へセクハラ行為を働いていたという。

女性は、事務所で働き始めてから2か月後ぐらいから青山氏に食事に誘われ、異変を感じ、セクハラ行為をノートに書き記していた。
中でも去年8月の出張。
旅館でお酒を飲んでいる時、青山氏がハイハイをしながら寄ってきて、頭をなでられたり、「あとで一緒に風呂行く?」などのメールが送られてきたことをなどをノートに書き記していたという。

番組では週刊文春デジタルが公開した青山氏を直撃した映像を放送。
記者のセクハラ疑惑への質問に「それはないと思いますけど。ないです」と否定。
お風呂メールについても「お風呂に行こうなんて絶対にない」と繰り返し否定していた。

その上で青山氏は、疑惑を告白した女性が誰かは分かるとし「その人とはあることでもめたんですね。その子は辞めたんで、そういうことを言うと思うんですけど、それはないです」と指摘。
さらに記者が「好き」などのメールを送った事実を問うと「信頼感がないとできないでしょ。信頼感の中でそういうことを言った可能性はあると思いますよ。一部の事実とそれを膨らませている。事実は違う」などと釈明していた。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171026-00000090-sph-soci

5213名無しさん:2017/10/26(木) 20:45:56
立憲民主党 セクハラ報道の青山議員に無期限党員停止処分
https://mainichi.jp/articles/20171027/k00/00m/010/099000c

立憲民主党は26日の執行役員会で、26日発売の週刊文春でセクハラが報じられた青山雅幸衆院議員(比例東海ブロック)を無期限の党員停止処分とする方針を決めた。
衆院の会派にも参加させない方針。

青山氏が代表を務める弁護士事務所の元女性秘書が青山氏からセクハラを受けたとの記事で、
青山氏は「私の認識とは異なる部分があるものの、傷つけたとすれば申し訳なかった」との声明文を出した。
青山氏は衆院静岡1区で敗れ、比例復活で初当選した。

5214チバQ:2017/10/26(木) 21:08:17
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/politics/jiji-171026X500.html
公明、議席減で自民としこり=「自業自得」の声も
19:21時事通信

 衆院選で自民党が大勝する一方、公明党は議席を減らし、党内に重苦しいムードが漂っている。安倍晋三首相は山口那津男代表に「協力不足」を認めて謝罪したが、独り勝ちした自民党への不満がくすぶっており、今後の連携に不安を残す形となった。

 「ひとえに執行部、特に代表の責任を深く自覚している」。山口氏は26日の記者会見で、議席を大きく減らした選挙結果について、厳しい表情でこう語った。

 公明党は、衆院解散時の「35議席維持」を目標に掲げたが結果は6減。小選挙区では2012年と14年に続く全勝記録が止まり、比例代表は2000年以降の衆参両院選を通じて初めて得票が700万票を割った。

 26日の中央幹事会では、井上義久幹事長が「ざんきの念に堪えない」と発言。来月10日に全国県代表協議会を開催し、選挙の総括をすることを決めたが、地方から執行部批判が出ることも予想される。

 党内には敗因の一つに自民党の努力不足を挙げる声が多い。中堅議員は「『比例は公明党に』と訴えない自民党議員が結構いた。うちの票で生き残った人もかなりいるのに」と指摘。公明党の支持母体である創価学会幹部も自民党関係者に「われわれは増えなかった」と恨めしげに語った。

 ただ、自民党側には7月の東京都議選で、公明党が小池百合子都知事率いる地域政党「都民ファーストの会」と手を組んだことへの不満から「自業自得」(中堅)と突き放す向きもある。公明党内でも「コウモリのような、主張ではなく強い者に擦り寄るという本音が見透かされた気がする」(党関係者)との声が漏れる。

5215とはずがたり:2017/10/26(木) 21:10:37
議席は比例定数減で説明付くけど票が700万切ったのはでかいっすね。

5216チバQ:2017/10/26(木) 21:40:57
https://news.goo.ne.jp/article/abc/region/abc-20171026013.html
【大阪】自民・竹本氏陣営の運動員を逮捕
19:05ABC NEWS 関西ニュース

【大阪】自民・竹本氏陣営の運動員を逮捕
【大阪】自民・竹本氏陣営の運動員を逮捕
(ABC NEWS 関西ニュース)
衆院選の大阪選挙区で当選した自民党の候補者の運動員が、選挙運動の見返りに報酬を渡す約束をしていたとして逮捕されました。

公職選挙法違反の疑いで逮捕されたのは、衆議院選挙大阪15区で当選した自民党・竹本直一氏の運動員で、兵庫県宝塚市の会社役員・小久保弘一容疑者(56)です。小久保容疑者は公示前の今月初めごろ、20代の男性にビラ配りなどの選挙運動をする見返りに報酬を渡す約束をした疑いがもたれています。小久保容疑者は、無料通信アプリ・ラインを通じ、知人の男性に「選挙を手伝わないか。日当は7000円」などとメッセージを送り、選挙運動を依頼していたということです。警察は、小久保容疑者が容疑を認めているかどうか明らかにしていません。竹本事務所は、「捜査を見守り、当局から説明を求められた場合、真摯に対応するよう指示した」とコメントしています。

5217名無しさん:2017/10/26(木) 21:41:10

落選の希望・若狭氏、政界引退を表明
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171026-00000089-asahi-pol


落選の希望・若狭氏、政界引退を表明 「年齢もある」
10/26(木) 21:27配信
朝日新聞デジタル
 希望の党の小池百合子代表の側近で、今回の衆院選で落選した同党の若狭勝前衆院議員(60)は26日、BSフジの番組で「政治活動はいったんここで退く」と述べ、政界引退を表明した。

 若狭氏は、小池氏が地盤としていた衆院東京10区を引き継いだが、衆院選では自民党新顔に敗れ、比例復活も逃した。若狭氏は「希望の党の後方支援をしていくが、年齢もある。元気でも65歳を過ぎたら若い人や女性に譲るべきだと考えてきた。(選挙がすぐにないことを考えると)自分は例外ですよとは、なかなか言いづらい」と述べた。

 若狭氏は検事出身。2014年の衆院選で自民から立候補して当選。2期目の途中の今年6月、東京都議選で小池氏が率いる地域政党「都民ファーストの会」を支援することを理由に自民を離党した。(別宮潤一)

朝日新聞社

5218名無しさん:2017/10/26(木) 21:41:40

落選の希望・若狭氏、政界引退を表明
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171026-00000089-asahi-pol


落選の希望・若狭氏、政界引退を表明 「年齢もある」
10/26(木) 21:27配信
朝日新聞デジタル
 希望の党の小池百合子代表の側近で、今回の衆院選で落選した同党の若狭勝前衆院議員(60)は26日、BSフジの番組で「政治活動はいったんここで退く」と述べ、政界引退を表明した。

 若狭氏は、小池氏が地盤としていた衆院東京10区を引き継いだが、衆院選では自民党新顔に敗れ、比例復活も逃した。若狭氏は「希望の党の後方支援をしていくが、年齢もある。元気でも65歳を過ぎたら若い人や女性に譲るべきだと考えてきた。(選挙がすぐにないことを考えると)自分は例外ですよとは、なかなか言いづらい」と述べた。

 若狭氏は検事出身。2014年の衆院選で自民から立候補して当選。2期目の途中の今年6月、東京都議選で小池氏が率いる地域政党「都民ファーストの会」を支援することを理由に自民を離党した。(別宮潤一)

朝日新聞社

5219チバQ:2017/10/26(木) 21:41:49
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/politics/sankei-plt1710260022.html
【衆院選】「小池さんの『排除』の言葉、有権者には強すぎた」千葉の希望落下傘・女性新人はそう振り返った
16:29産経新聞

【衆院選】「小池さんの『排除』の言葉、有権者には強すぎた」千葉の希望落下傘・女性新人はそう振り返った
縁起物の「勝ち虫」トンボの飾りをつけた希望のたすきを掲げる千葉3区の櫛渕万里氏=22日、千葉県市原市の選挙事務所(橘川玲奈撮影)
(産経新聞)
 「野党が一丸にならなければいけなかった。小池(百合子)さんの『排除』という言葉も有権者には強すぎた」。投開票から一夜明けた23日、後片付けに追われる千葉県市原市の事務所で、千葉3区の希望元職、櫛渕万里(くしぶち・まり)氏は苦しい選挙戦をそう振り返った。

 一夜城のごとく結成された希望。小池代表の発言や、民進合流者の“踏み絵”と揶揄(やゆ)された政策転換などで期待は急速にしぼんだ。政権批判票は立民に拾われ、県内の選挙区は全敗に終わった。

 希望で比例復活したのはいずれも、元民進で選挙区に地盤のあった前職。一方、櫛渕氏のような、いわゆる「落下傘候補」らは、党勢の退潮に加え知名度や準備の不足から得票は伸び悩んだ。

 櫛渕氏は「落下傘から出馬し、まさにしがらみのない立場で戦えた。だが、地盤もなく大型の組織体制が作れなかった」と悔やむ。

 2区の竹ケ原裕美子氏も同じ悩みを抱えた。竹ケ原氏は静岡県で産婦人科医をしているが、出身地の本県で出馬。比例復活もかなわず、「地盤と実績を誇る自民候補に歯が立たなかった」。

 県組織がない希望は民進県連がサポートしたが、選挙後の政治活動については「民進県連で協力する方針にはなっていない」という。櫛渕、竹ケ原両氏も今後の政治活動については、拠点を本県に置くのかも含め「これから考えたい」としている。

■  ■

 「与党への対抗が本来の野党の役割だったのに、野党同士で軋轢(あつれき)が生まれ、自公が楽な選挙になってしまった」。民進千葉県連代表の長浜博行参院議員は苦言を呈した。野党分裂が結果的に自公の“漁夫の利”を招いた。「自公の政策が受け入れられた結果ではない」と述べるのがやっとだった。

 小池氏の“舌禍”はもとより、希望合流を決め野党分裂を招いた民進代表の前原誠司氏の判断について、「判断から選挙までの時間が短く、説明が不十分だったため、さまざまな問題が起きたのではないかと思う」と振り返った。

■  ■

 民進の混乱は県連の存続にも暗い影を落とす。衆院議員がいなくなり事実上解党し、県組織の機能は宙に浮く形となった。ある市議は「どんな道が残されているのか分からない。党本部の判断を待つ以外ないが、希望への合流を決めたときのように、地方議員への説明はないのではないか」といぶかる。

 長浜代表は県連の今後について、「常識的に考えれば存続は難しいが、政治の最前線を形作っているのは地方議員。地方議員に方針を説明する場は必ず設けたい」とした。2年後には統一地方選があるし、参院選もやってくる。地方組織を早急に再構築しなければ、致命傷となりかねない。

 また、分散した野党勢力について、「選挙戦を終えて冷静になれば、野党同士で争う意味がない。戦う相手が与党であると見えてくるはずだ」と、旧民進を軸に再編されるとの見方を示した。

 ただ、こうした展望を有権者が受け入れるかは未知数だ。安易な野党再編は反感を招きかねず、「選挙のためだけの集合離散ではないか」との印象を与える。地方議員に対して以上に、有権者に対して丁寧な説明が求められる。

5220チバQ:2017/10/26(木) 21:48:34

民主スレに間違えた・・・

>>5209を更新すると
■自民系:中村喜四郎
■自由党:小沢一郎 玉城デニー
■希望 :前原誠司
■会派「無所属の会」
岡田克也 野田佳彦 江田憲司 安住淳  原口一博
平野博文 中川正春 篠原孝  福田昭夫 広田一 
金子恵美 黒岩宇洋 菊田真紀子
■立憲民主党へ
山尾志桜里
■無所属?
玄葉光一郎 中島克仁 鷲尾英一郎 重徳和彦
+立憲会派入りできず:青山雅幸

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171025-00001428-tokaiv-pol
山尾志桜里氏 立憲民主党に入党で調整 25日枝野代表と会談 近く支援者らに説明へ 愛知
10/25(水) 17:18配信 東海テレビ

東海テレビ
 衆院選で愛知7区で当選した無所属の山尾志桜里衆議院議員が、立憲民主党に入党する方向で調整していることがわかりました。

 山尾議員は25日午前、立憲民主党の枝野代表と国会内で会談し、立憲民主党への入党について意見を交わしました。山尾議員は「リベラルで活動していく」と決意を示しており、来月1日の特別国会までに最終判断する考えです。

 週刊誌での不倫疑惑報道を受け山尾議員は民進党を離党。無所属で出馬した衆議院選挙では「再び国会で安倍総理に立ち向かわせてほしい」と訴え、僅差で自民党候補を破り勝利しました。

 関係者によりますと、山尾議員は今週末にも、支援を受けた地元の地方議員や支援者らにこの方針を説明するということです。

3856 :とはずがたり :2017/10/26(木) 18:43:41

今日からここ支持。

無所属の会
岡田・野田・江田・福田・安住・篠原・中川・広田・原口←準備会メンバー
金子・黒岩・菊田←合流組み

不参加組み
玄葉→希望はいらず
中島
鷲尾
山尾→立憲
重徳→準備会には出てたが不参加。早くも二階に目えつけられたんちゃうやろねえ
前原→希望

2017.10.26 13:47
岡田克也元副総理ら13人が新会派 民進系無所属、野田佳彦前首相も
http://www.sankei.com/politics/news/171026/plt1710260016-n1.html

 衆院選に無所属で当選した岡田克也元副総理ら民進党系の衆院議員13人が26日、衆院の新会派「無所属の会」を衆院事務局に届け出た。岡田氏や野田佳彦前首相、江田憲司元民進党代表代行らが25日に国会内で会合を開き、新会派を結成することで一致していた。

 届け出に当たった福田昭夫氏は記者団に「(会派をつくらず)無所属のままでは、きちんとした国会活動ができず、政府をチェックする役目を果たせない」と説明。立憲民主党や希望の党との統一会派については「特別国会は無理だが、いずれ検討せざるを得ない」と述べた。

 新会派の衆院議員13人は次の通り(敬称略)。

 岡田克也(当選10回、三重3区)▽安住淳(8回、宮城5区)▽中川正春(8回、三重2区)▽野田佳彦(8回、千葉4区)▽原口一博(8回、佐賀1区)▽平野博文(7回、大阪11区)▽江田憲司(6回、神奈川8区)▽篠原孝(6回、長野1区)▽菊田真紀子(6回、新潟4区)▽福田昭夫(5回、栃木2区)▽黒岩宇洋(3回、新潟3区)▽金子恵美(2回、福島1区)▽広田一(1回、高知2区)


3859 :名無しさん :2017/10/26(木) 20:59:50
>>3856

鷲尾と重徳と中島は無所属なのに共産が候補擁立してますね

3860 :名無しさん :2017/10/26(木) 21:22:51

https://www.nikkansports.com/general/news/201710260000792.html

青山雅幸衆院議員を無期限の党員資格停止処分へ
[2017年10月26日21時9分]
小中大
FacebookMessenger TL LINEで送る
 立憲民主党は26日の執行役員会で、青山雅幸衆院議員(比例東海)の法律事務所の秘書が今週発売の「週刊文春」でセクハラを告発したことに関連し、青山氏を無期限の党員資格停止処分と特別国会で会派入りを認めない方針を固めた。弁解を聞いた上で、31日の役員会で正式処分を決める。福山哲郎幹事長が、国会内で記者団に明らかにした。

 福山氏は「性暴力の根絶を求めているわが党で、セクハラで女性を傷つけるような状況が発生していることは、甚だ遺憾だ」と語った。

 青山氏は「私の認識とは異なる部分もあるが、傷つけたとすれば、本当に申し訳なかった。おわび申し上げたい」とのコメントを出した。(共同)

5221チバQ:2017/10/26(木) 21:52:14
https://news.goo.ne.jp/article/asahi/politics/ASKBV64W1KBVUTFK00Y.html
<衆院選2017>振り返る/上 野党共闘が威力 /北海道
10月24日 00:00毎日新聞

 22日投開票の衆院選で、立憲民主党が道内で小選挙区と比例道ブロックを合わせた20議席の半数近い8議席(小選挙区5、比例3)を手に入れた。全国的に自民1強が続く中、立憲が小選挙区で獲得した18議席の3割を占める北海道は「立憲王国」といえる。その要因としては、全12選挙区で初めて共産との候補者一本化を成立させたことが大きい。一方で選挙戦を通じて、両党の共闘や与党、希望の党など第三極をめぐるさまざまな課題も浮かび上がっている。【衆院選取材班】

 ◇立憲民主党 4選挙区、共産票なければ暗転

 「安倍1強体制を倒そうという皆さんの思いが大きな力になった」。22日午後8時過ぎ、道11区の「女性対決」を制した立憲新人の石川香織氏は、当選確実の知らせに沸く帯広市の事務所で、感極まった様子であいさつした。

 会場には、出馬を取りやめた共産の佐々木とし子氏の姿があった。石川氏は勝因について「野党共闘が実現したこと。私一人では、ここ十勝で現職相手に勝利することはできなかった」と語り、佐々木氏や共闘した共産党、社民党、市民団体に感謝した。

     ■  ■

 立憲は候補を擁立した8選挙区(追加公認の逢坂誠二氏を含む)のうち5選挙区で勝利したが、前回2014年に共産候補が各選挙区で獲得した2万〜3万票を上回る票差となったのは8区の逢坂氏のみ。4選挙区では計算上、共産票がなければ自民に逆転された。11区でも前回の共産の1万8303票に対し、石川氏と自民の中川郁子氏の票差は1万6118票だった。

 民進党道連代表として解散後の混乱の責任を取り、立憲の比例名簿登載を断った6区前職の佐々木隆博氏も22日夜、同区からの立候補を取りやめた共産の荻生和敏氏と手を取り合って万歳。「市民が勝ちました」と喜びを爆発させた。

     ■  ■

 候補者一本化を後押しした1人が、市民団体の「戦争させない市民の風・北海道」の共同代表を務める上田文雄・前札幌市長だ。

 自らが初当選した03年の札幌市長選再選挙では、共産候補の出馬取りやめにより革新票の受け皿になった。今回の衆院選公示直前の5日、立憲、共産、社民、市民の風が初の全道的な候補者一本化協定に調印した時、上田氏と共に壇上に並んだ共産の青山慶二道委員長は、市長選の際に出馬を取りやめた当事者だ。

 上田氏は15年秋から、昨年の5区補選に向けた共闘の準備をする中で青山氏と旧交を温め、共闘の意義を確認し合ってきた。「選挙で『死に票』を作らないことがとても大事だ。まだ出発点に立ったばかりで、小選挙区制度が続く限り野党共闘を追求すべきだ」と語る。

 一方で、立憲の福山哲郎幹事長は道内での躍進の原因は「単純ではない」とも強調する。安倍政権下での地方の疲弊や農業問題への不満、希望の党との決別で政権への対決姿勢が際立ったこと、道内の多くの候補が早々に立憲への参加を表明したことなども総合的に評価されたと分析する。

 ◇共産側はジレンマ 議席失い支持者に動揺

 「野党共闘も必要かと思いますが、森さんが1区から出馬してください。このままだと、私が心から信頼して投票する人がいないのです」。共産の1区候補予定者だった森英士(つねと)氏は5日に立候補を取りやめる直前、支援者から寄せられたメッセージに「胸が張り裂けそうだった」と自らのブログで明かした。

 共産にとって、全国唯一の小選挙区議席である沖縄1区を除き、選挙区候補はもともと比例票上積みの役割が大きい。それでも今回、道内では擁立した11選挙区中7選挙区の候補を取り下げる決断をした。

5222チバQ:2017/10/26(木) 21:52:47
     ■  ■

 選挙区と連動した集票はできなくても、自民との対決構図を明確にすれば無党派層の取り込みにつながるのではないか--。こうした共産の期待とは裏腹に、比例票は前回を7万1935票下回る23万316票にとどまり、前回14年ぶりに復活した1議席を失った。その結果に、共産党内や共闘を推進する市民団体には動揺が広がっている。

 全国でも大枠で共闘が実現したのは、北海道以外では新潟や熊本、沖縄など一部にとどまり、道内での成否は、今後の共産の戦略にも影響する。比例票の結果は、共闘で新たに得た票より立憲民主に流れた政権批判票の方が多かったことを示していた。

     ■  ■

 共産が自民との一騎打ちになった7区では、自民候補が約2万3000票、共産候補が約3万4500票それぞれ前回を上回り、前回旧民主だった鈴木貴子氏が得た票を分け合った形となった。無効票や棄権者も、前回より1万2000人以上増えた。

 選挙協力や相互支援は、選挙区ごとのばらつきも大きい。8区は、もともと立憲を支援する連合と共産系の全労連の地域幹部が共同で集会などを開くことも多い。共産党函館地区委員会には「小選挙区は逢坂さんに」との張り紙が貼られた。

 昨年の補選でも共闘した5区では、遊説計画など各党の情報交換が進んだ。

 3区でも立憲の荒井聡氏が共産の志位和夫委員長や小池晃書記局長の来道に合わせて街宣車で並び、荒井氏の演説に合わせて共産陣営の後援会のメンバーが荒井氏のチラシを配る協力などをした。

     ■  ■

 一方、1996年の小選挙区制度導入以降、毎回共産と対決してきた1区や6区の民進党関係者によると、共産との協力は少なかったという。6区の佐々木隆博氏の陣営関係者は「連携しなかったというより、連携する時間がなかった」と明かした。立憲側が街頭演説で野党共闘に触れず共産が抗議した選挙区がある一方で、立憲陣営が支持者から「共産と協力するならポスターを貼らせない」と反発されたという。

 市民の風の関係者は「具体的な協力について話し合おうにも、立憲は党組織がなく、各候補の陣営で選挙を仕切る連合関係者は市民との協力に慣れていなかった」と指摘する。上田共同代表は「合同選対もなく、情報交換や協力が不十分だった。共闘自体を問題視すべきではない」と強調した。

 ただ、今後は立憲と共産の候補者一本化協議が難航する可能性もある。立憲が空白区で候補を増やした場合などは、今回のような一本化ができるか、不透明だ。

5223チバQ:2017/10/26(木) 21:52:59

https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20171025ddlk01010166000c.html
<衆院選2017>振り返る/中 誤算続きの選挙戦 自民党、立憲に追い風、大地票は分散 /北海道
10月25日 00:00毎日新聞

 「自民党が国民から見た時におごり、緩みがある印象も否定できなかった。私にも厳しい意見がずいぶんたくさんありました」

 選挙戦真っ最中の15日、札幌市中央区の大通公園。安倍晋三首相と並んだ街頭演説にもかかわらず、自民1区元職の船橋利実氏は反省姿勢を示しながら支持を訴えた。

 自公候補は、無所属を含む立憲民主党の候補と戦った8選挙区で3勝5敗と負け越し、勝った3選挙区でも比例復活を許した。負けた5人のうち船橋氏は比例で復活できたが、当選7回の今津寛氏ら4人はいずれも前職ながら議席を失った。自民に最も有利な時期を綿密に計算した解散のはずが、道内の多くの自民候補には誤算続きの選挙戦となった。

   ■  ■

 最大の誤算は、立憲への追い風だ。

 公示直後の12日にあった公明党演説会では「『筋を通す』という言葉を勘違いして使っている政党がある」など立憲への批判が相次いだ。

 道内では、希望の党合流の条件とされた改憲や安全保障法制容認に反発した民進党の立候補予定者が相次いで立憲入り。道内の全選挙区で共産党と候補を一本化し、与党有利の流れは大きく変わった。

 「どこを回っても、『安倍さんが嫌い』という声が多い」(自民陣営)。首相の来道効果に懐疑的な陣営も多い中、首相は接戦区を中心に札幌市で1〜5区の候補、岩見沢市で10区の公明稲津久氏と並んだが、情勢調査で苦戦していた6区や8区は応援にも入らなかった。

 演説場所には厳重な警備が敷かれ、首相演説後には「安倍辞めろ」というヤジと「うるさい」と制する支持者で殺伐とした雰囲気になる場面もあった。

 一方、人気の高い小泉進次郎筆頭副幹事長には多くの陣営から要請があり、12日だけで札幌市の5選挙区と8、9、10の計8選挙区をはしご。高橋はるみ知事への要請も相次ぎ、高橋氏は自公候補への支援で「道内でも経済は少しずつ良くなっているのは事実だ」などと訴えて全選挙区を回ったほか、繰り返し入った選挙区もあった。

   ■  ■

 16日、9区の堀井学氏の合同選対本部事務所で応援に入った河野太郎外相が伊達忠一参院議長に「自民は比例で三つか四つ取れそうですか」と尋ねた。伊達氏は肯定した後に思わず、ぼやいた。「ただ、大地がねえ……」。

 安倍首相が道内へのてこ入れ策として繰り返し協力を求めた新党大地票は、実際には与野党に分散した。共同通信が22日に実施した出口調査では、比例で大地に投票したうち、選挙区で与党候補に入れた人が過半数だったのは12選挙区のうち3、6、7、8、9、10、12の7選挙区だけ。それも大地代表代行だった鈴木貴子氏=自民比例道ブロックで当選=と候補者調整をした7区以外は、5割程度にとどまった。

 首相は来道した15日、大地の鈴木宗男代表に電話し、盟友だった故中川昭一元財務相の妻で11区前職の郁子氏への支援を求めたが、出口調査では6割以上が立憲新人の石川香織氏に入れたと答えた。

 焦る自民陣営では、共産と組んだ立憲と緑色がイメージカラーの希望・小池百合子代表を皮肉り、「赤いキツネと緑のタヌキ」と歌い出す応援演説も飛び出したが、流れは止まらなかった。

5224チバQ:2017/10/26(木) 21:54:37
https://mainichi.jp/articles/20171026/ddl/k01/010/024000c

衆院選2017
.
振り返る/下 行き詰まった「第三極」 希望の党、結局は野党票分散 /北海道



毎日新聞2017年10月26日 地方版
.
「希望の党でやろうと皆で決めたことだから、後悔しようがない。何かおかしいですか、私の意見は」。衆院選の開票が進む22日夜、道内で唯一、前職で希望の党から立候補した松木謙公氏は語気を強めた。


 松木氏の出た2区で自民前職の吉川貴盛氏が当選確実となった後、テレビのインタビューで「2区で野党共闘が実現しなかったことを後悔していないか」と問われたことへの反論だった。

   ■   ■

 与野党議員らが参加し、幅広い勢力を結集して政権交代が可能な野党である「第二極」を目指した希望。小池百合子都知事が9月25日の記者会見で設立を発表し、代表に就任した。関係者は昨年の都知事選や都議選で巻き起こった「小池ブーム」の再来を期待し、与党側は警戒を強めた。

 だが立憲民主党との事実上の分裂で、野党と与党の中間に当たる「第三極」と位置づけられ、共産党からは与党の補完勢力と強く批判された。

 結果は公示前の57議席を下回る50議席で、野党第2党にとどまった。道内でも比例で1議席を獲得しただけだった。落選した松木氏は25日、取材に「政党には右から左までいていいんだから、前原(誠司民進党代表)さんには幅広く行け、とアドバイスしたいと思う」とさばさばした表情で語り、あいさつ回りのため東京に向かった。

   ■   ■

 「豊かな北海道、クリーンな北海道を作ります」。衆院選が公示された10日、4区に立候補した希望元職、高橋美穂氏はJR倶知安駅前で第一声の演説をしたが、足を止める聴衆や支持者の姿はなかった。

 道内でこの選挙区だけに希望と立憲の双方の候補が出馬し、自民前職と三つどもえの選挙戦が展開された。

 第三極候補は自公両党に流れる保守中道票を獲得するより、政権批判票を奪い合う野党票分散の面が大きい。

 2012年の衆院選では、1〜3区で野党候補が4人ずつ出るなど、旧民主、共産、旧維新、みんな、日本未来の党、新党大地の候補が道内に乱立。選挙区では野党は一人も当選できず、比例で民主2人、大地1人、維新1人の3人が議席を得るだけに終わった。

 今回、高橋氏の得票は約3万2000票。選挙区で当選した自民前職、中村裕之氏と次点の立憲元職、本多平直氏(比例で復活当選)の差は1万3000票あまりだった。中村氏の陣営関係者は「高橋氏がいなければ、結果がどうなったかわからない」とつぶやいた。

 「第三極路線」の行き詰まりは全国でも明確になり、日本維新の会は公示前の14議席から11議席に後退した。

   ■   ■

 希望への逆風が続く選挙戦中盤、松木氏の陣営は掲示板のポスターに「希望の党 リベラル派」の文言を入れた。憲法9条改正について「変えるつもりはありません」とも明記。右でも左でもない中道姿勢を示すのに苦心した。「コインの裏表で、リベラルが強いと保守が逃げ、逆もしかり。両方とも得るのは厳しかった」(陣営関係者)と振り返った。

 12年、14年と比例道ブロックで1議席を得た維新は今回、議席を失った。道内では一時、比例議席維持を目指して小選挙区候補を5人以上擁立する計画も立てたが、大阪府にある党執行部は「北海道についてはそこまで考えていない」と拒んだという。

 新人の小和田康文氏は最多の4人の候補が争う2区で「大変厳しい情勢だ。このままでは北海道から維新の灯が消える」と訴えたが、共産候補を下回る最下位の4位に終わった。

5225チバQ:2017/10/26(木) 21:55:30
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/140501?rct=n_shuuinsen_hokkaido
<選択の後に 揺らぐ道内政治>上 立憲民主 善戦、共闘に重い宿題
10/24 05:00
野党共闘の協定書に調印後、手を携える立憲民主党北海道の荒井聡代表代行(左)、市民の風・北海道の上田文雄共同代表(左から2番目)、共産党道委員会の青山慶二委員長(同3番目)ら
野党共闘の協定書に調印後、手を携える立憲民主党北海道の荒井聡代表代行(左)、市民の風・北海道の上田文雄共同代表(左から2番目)、共産党道委員会の青山慶二委員長(同3番目)ら
 まだ与党大勝の余韻が残る23日午前2時50分ごろ、小樽市内の選挙事務所に、比例復活当選が決まった元職で立憲民主党の本多平直氏(52)の姿はなかった。道4区で落選し、3時間前に敗戦の弁を述べて帰宅。陣営幹部から電話で待望の国政復帰を知らされると、感極まった。「立憲民主と書いた全道の人に感謝したい」

 本多氏は立憲民主党の枝野幸男代表の政策担当秘書を10年務めた。保守寄りの希望の党か、リベラル勢力の受け皿の立憲民主か。民進党の候補者が揺れ動く中、迷うことなく「師匠」が結成した新党を選んだ。

 道内の民進党出身候補者11人のうち、希望の党に進んだ3人の中で当選者は元職の1人だけ。立憲民主の党籍を持つ小選挙区候補8人は、本多氏を含め全員が当選を果たした。

■地域政党構想も

 善戦を支えたのは、安全保障関連法反対などで筋を通した立憲民主への追い風だ。それは最初から想定された筋書きではない。野党再編の行方が視界不良に陥った9月末、道内では幻の「ローカルパーティー(地域政党)」という別のシナリオが浮上していた。

 「代表は鉢呂(吉雄参院議員)がいいんじゃないか」。希望の党への合流を巡る民進党内の「分裂劇」に危機感を抱き、連絡を取り合ったのは、引退した横路孝弘元衆院議長(76)と民進党出身の道内ベテラン議員。最大の支持母体で、選挙戦の実動部隊となる連合北海道幹部も、こうした動きを歓迎した。

 連合北海道はもともと野党共闘や脱原発を巡り、構成労組が一枚岩とは言えなない。推薦候補が主義主張の異なる政党に分かれず、同じ地域政党からこぞって出馬すれば連合組織の分裂も回避できる。そんな思惑が込められていた。

 地域政党構想は「資金のめどが立たなかった」(立憲民主党関係者)ため日の目を見ずに終わるが、その精神は選挙戦へ生かされる。連合北海道の出村良平会長は公示後、希望の党から道2区に出馬した前職松木謙公氏(58)の事務所をたびたび訪問。連合は他の希望の党の元職や新人の応援にも回り、立憲民主と希望を分け隔てなく支えるメッセージを発信し続けた。

 連合北海道のある幹部は「われわれの最大の戦いは再来年4月の知事選だ。衆院選で連合が分裂するわけにはいかない」。4期目の高橋はるみ知事からの道政奪還に照準を合わせることで、バラバラになりそうな組織の引き締めを図る。

■共産党は恨み節

 立憲民主党は6日、自らが候補を立てない4選挙区で共産党候補を支援する協定を結び、全12選挙区での統一候補を実現させた。にもかかわらず、共産党の議席は比例を含めゼロ。共産党候補からは「民進党の道議は一度も応援に来なかった。協定に反し、ずるい」「今後の共闘に禍根を残す」と恨み節が聞こえる。

 一方、立憲民主内には「支持拡大にはウイングを広げる必要があるのに、共産党との関係をPRすれば保守票が逃げる」(ある陣営幹部)との警戒感も根強い。衆院選で一定の勢力を確保した立憲民主は、知事選やその後の参院選に向け、共産との共闘の在り方に重い宿題を抱えた。(報道センター 中村征太郎)


 与野党が激戦を繰り広げた衆院選を通し、地殻変動が起きつつある道内政治の行方を展望する。

5226チバQ:2017/10/26(木) 21:56:04
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/140800?rct=n_shuuinsen_hokkaido
<選択の後に 揺らぐ道内政治>下 自民・公明 保守勢力 混迷の時代
10/25 09:38
札幌市厚別区の商業施設前で、聴衆の声援に応える安倍晋三首相(前列右)=15日
札幌市厚別区の商業施設前で、聴衆の声援に応える安倍晋三首相(前列右)=15日
 「上出来でしょ。(議席を)減らすのを最低限にとどめたんだから」。投開票日翌日の23日朝、自民党道連の吉川貴盛会長(67)の表情はさばさばしていた。22日深夜には、安倍晋三首相と菅義偉官房長官から電話で「良かった、良かった」と労をねぎらわれていた。

■前回比2議席減

 全国では自民、公明両党が定数の3分の2(310議席)を超えて大勝する一方、道内の自公は12小選挙区で7勝5敗、比例代表で4議席。過半数を確保したものの前回2014年から2議席減らし、リベラル勢力の伸長を許した。

 道内で唯一、公明候補が立った道10区では、山口那津男代表が2度も応援に入るが、立憲民主党新人にわずか513票差の薄氷の勝利。それでも「上出来」なのは、報道各社の世論調査で、自公と立憲民主・共産が拮抗(きっこう)する厳しい情勢が伝えられていたからだ。与党の苦戦は護憲派が強い土地柄や、野党候補一本化だけが理由ではない。

 「自民党は支持するが、安倍さんは替えた方がいい」。自民の中堅道議は支援者を回る度に、こんな言葉を聞いた。森友、加計(かけ)学園問題に加え、首相は7月の都議選の演説中に「辞めろ」コールをした聴衆に「こんな人たち」と言い返し、内閣支持率が急落した。

 「来ても効果は薄い」(道連幹部)とされる中、首相は15日、公示後初めて道内に入った。道2区の吉川氏の応援では、首相を批判し、来秋の自民党総裁選に意欲を見せる野田聖子総務相と選挙カーの上に立った。「野田大臣と一緒に来るのは初めて。それくらい、この選挙は厳しいんです」

 その裏で、野田氏は「今回の選挙は自民党じゃなく、安倍さんが嫌われているのよね」と周囲に漏らした。「安倍批判」が根を下ろし、足元の保守票を固めきれなかった影響は大きい。

 道内では旧社会党出身の横路孝弘元衆院議長(76)が引退。ベテランの自民党前職今津寛氏(71)、新党大地の鈴木宗男代表(69)が共に落選し、保守派の自民党、革新派の社会党による「55年体制」を知る世代の退潮を印象づけた。

■実力出せぬ若手

 「一緒にやっていく相棒が見つからない」として今回引退した亀井静香元金融担当相(80)は、かつて政調会長など自民党要職を歴任。立憲民主候補の応援で来道した19日、「今の自民党(議員)はサラリーマンみたいだ。総理総裁に何も言えない」とこき下ろした。

 道内では政権中枢とのパイプがある吉川氏が空港民営化などで存在感を高めるが、当選2、3回の若手は、まだ実力を十分発揮できていない。吉川氏も入閣は見通せず、安倍政権の体力次第で発言力が左右される。道内の保守勢力は混迷の時代を迎えている。

 昨年の参院選は、道選挙区3議席のうち民進党に2議席を奪われた。19年夏の参院選は2議席確保が最優先課題。現職の伊達忠一参院議長(78)の去就に注目が集まるとともに、今回の落選組、意欲を示す道議ら党内での候補者選びが難航する可能性があり、吉川氏の調整力が問われる。

 道連幹部は「衆院選の取りこぼしをしっかり分析しなければ、次の選挙どころでない」という。「上出来」の結果から得た教訓は、生かされるのか。(報道センター 竹中達哉)

5227チバQ:2017/10/26(木) 21:57:45
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/140707?rct=n_shuuinsen_hokkaido
<道12区> 武部氏3選 船橋派と共闘一定の成果 水上氏リベラル系労組が離反
10/25 05:00
衆院選道12区での3選を確実にし、報道陣の取材を受ける武部新氏=22日、北見市内の選挙事務所(大石祐希撮影)
衆院選道12区での3選を確実にし、報道陣の取材を受ける武部新氏=22日、北見市内の選挙事務所(大石祐希撮影)
 22日投開票された衆院選道12区(オホーツク、宗谷管内)は、前回2014年衆院選と同じ3氏による争いとなり、自民党前職の武部新氏(47)が3選を果たした。武部氏は、亀裂の入っていた北見市選出の船橋賢二道議や新党大地の支持者との関係を一定程度修復。野党候補の一本化頓挫という「敵失」も重なり、前回を上回る圧勝劇となった。

 「武部親子に抵抗が少ない若手メンバーに新の応援を頼んだ」。船橋氏の後援会幹部は、「船橋派」の一部が武部氏の支持に回ったと明かす。

 船橋氏は15年の道議選で自民党の公認を得られず、無所属で出馬した。武部氏は北見市副市長だった塚本敏一氏を党公認候補として擁立。両氏とも当選したが保守分裂状態となった。

 武部陣営は今回、道1区(札幌市中央区、南区、西区と北区の一部)に出馬した船橋氏の兄・利実氏への支援も持ち出し、船橋派に協力を繰り返し要請。船橋氏側も「次の道議選や来春の北見市議選に悪影響が出るのは好ましくない」と判断し、「共闘」に傾いた。

 一方、武部氏の父・勤氏が中選挙区時代に同じ自民党候補として争った鈴木宗男氏が代表を務める新党大地からは今回、推薦を受けた。武部氏は選挙中、「鈴木代表は声をからしながら『小選挙区は武部新を頼む』とおっしゃってくれている」と連携を強調。北海道新聞社の投票所の出口調査では、比例代表で新党大地に投票した人の6割が武部氏に一票を投じた。

 武部氏の得票率は前回を0・7ポイント上回る54・1%。自民党幹事長も務めた父・勤氏が道12区で戦った5回の選挙で、最も高かった03年の54・3%に匹敵する結果を残した。

 対する野党は、前回は旧民主党から出馬した水上美華氏(35)が保守的な政策を掲げる希望の党から出馬したことで、共産党新人の菅原誠氏(44)との候補一本化の道が絶たれた。

 道内では、民進党から小選挙区に出馬する予定だった11人のうち、立憲民主党や無所属で出馬し、共産党と候補者を一本化した8人が全員当選したのに対し、希望の党を選んだ3人は一本化が実現せず、1人が比例復活するにとどまった。

 水上氏の得票率は、公示9日前に出馬表明した前回を3・3ポイント下回る32・6%。前回は全面支援を受けたリベラル系労働組合の「大半が離反した」(陣営幹部)のが要因で、日本一広い選挙区で支持母体なしに戦うことの難しさがあらためて浮き彫りとなった。

 水上氏は衆院選で落選した場合、19年道議選の民進党系候補に回ると目されていた。だが今回、周囲の反対を押し切って希望の党を選んだことで「本人が望んでも、周りが許さない」との見方が広がっている。(衆院選取材班)

5228チバQ:2017/10/26(木) 21:58:32
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/140706?rct=n_shuuinsen_hokkaido
<道6区> 「共闘」佐々木氏快勝導く 今津氏、無党派層浸透は不発 西川市長巡り綱引きも
10/25 05:00

 与野党一騎打ちの激しい戦いを終えた衆院選道6区(上川管内)。立憲民主党の佐々木隆博氏(68)の最大の勝因は「野党共闘の成功」だった。敗れた自民党の今津寛氏(71)は距離を置いていた保守系道議や前旭川市長の応援を演出するなど票の掘り起こしを狙いながらも不発。両陣営は市民人気の高い西川将人市長(48)を巡って「綱引き」も繰り広げた。12日間の選挙戦で何が起きていたのか―。

 「市民が勝ちました」。当選が決まった22日夜、佐々木氏は支持者を前にこう切り出した。「市民」。それは佐々木氏がかねて念願し、今回実現した「野党共闘」を象徴する表現だ。

 佐々木氏の得票は13万6312票。投票率が前回より4・39ポイント上がったことを考慮して比べると、前回の自身の約10万5千票に、共産党の候補だった荻生和敏氏(67)の約2万5千票を乗せた分と「まことにぴったり」(佐々木氏)。全国的に与党が大勝する中、接戦も予想された戦いを“快勝”に導いたのが「野党共闘」だったことを裏付ける。

 連携には危うさもあった。地元連合の一部にある共産アレルギーから「保守寄りの層が逃げる」との懸念だ。しかし、ふたを開けると「ハレーションはなかった」(佐々木陣営)。佐々木氏が強調した「安倍1強打破」で一丸となり「小異を捨て大同につく」共闘の意義が浸透した結果だ。

 ただ選挙戦を終え、共闘継続に含みをもたせる声が共産側に出ている。共産党は比例代表道ブロックで1議席も得られず、道内当選者はゼロ。同党旭川地区委員会は「候補がいない選挙で比例票を積み上げられなかった」とし、戦い方の練り直しの必要性を話す。

■前市長にも要請

 「『どうして安住が』と思われる方もいるかもしれませんが、旭川の経済のため、暮らしを守るためです」。選挙戦中盤の15日、旭川市内の今津氏の街頭演説で、道議の安住太伸氏(47)が応援に立った。

 安住氏は今津氏が当選した2012年の衆院選にみんなの党(当時)から出馬し、約4万8千票を獲得した経緯がある。現在は道議会第3会派の北海道結志会に属し、自民党と一定の距離を置くが、今津氏陣営は「保守層に近い無党派層の掘り起こし」を狙い、応援を依頼した。

 今津氏側は同様にかつてあつれきのあった菅原功一前旭川市長にも声を掛け、応援演説を得た。「2人にアレルギーを感じる人はいる」との声もあるが「なりふりかまわぬ」(陣営関係者)態勢を敷いたのは、野党共闘に対抗するには「無党派層への浸透が不可欠」という危機感からだった。

 だが、結果は地元旭川で1万4千票以上の差で完敗し、市町村別でも7勝16敗。北海道新聞の22日の出口調査では無党派層の3分の2が佐々木氏に流れていた。今津氏の得票は前回比で約1万2千票増。保守票は固めたが、広がりに課題を残した形ともいえる。

■握手ビラに抗議

 西川将人旭川市長を巡る「綱引き」も加熱した。11日、旭川商工会議所主催の今津氏の個人演説会に西川市長が初めて登場。市長と距離のあった今津氏だが、経済界が応援要請して実現した。陣営には「歴史的瞬間」との声まで出た。さらに演説会で今津氏らと西川市長が握手した写真を掲載した選挙ビラを作製し、市内の一部に配布。市長の市民人気を自陣営に引き寄せようとの策だった。

 ところが、この写真が市長の許可なく使われたとして、後日、市長から抗議を受ける一幕があった。

 旧民主党の推薦を得て市長選を戦った西川市長は、衆院選で「等距離外交」の姿勢を示し、両陣営での街頭演説をしていなかったが、ビラの一件を契機に、佐々木氏の最後の訴えの際、今回初めて街頭での応援に立った。ビラの経緯に触れ「佐々木さんを応援していると皆さんに伝える必要があった」と誤解をただすためと報道陣に語った。

 西川市長の動きが票にどう影響したかは定かではない。だが、こう指摘する声がある。「与野党とも次の市長選で有利な形で西川氏『相乗り』の形をつくるための駆け引きが始まった」(市内の経済関係者)

 市長は4選への態度を明らかにしていないが、衆院選の結果は、来年11月の旭川市長選へさざ波を起こしつつある。(衆院選取材班)

5229チバQ:2017/10/26(木) 21:59:07
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/140470?rct=n_shuuinsen_hokkaido
<道10区>稲津氏薄氷513票差 市町村別19勝13敗 神谷氏、無党派の6割取り込む
10/24 05:00



 22日に投開票された衆院選道10区(空知、留萌管内)は、公明党の稲津久氏(59)がわずか513票差で立憲民主党の神谷裕氏(49)を振り切って4選を果たし、神谷氏も比例代表で復活して初当選した。各候補の支持層や有権者はどう動いたのか。北海道新聞が各投票所で行った出口調査や取材を基に分析した。

 空知管内24市町は稲津氏が11勝、神谷氏が13勝。留萌管内8市町村は稲津氏が全勝―。32市町村別の得票は、稲津氏から見て19勝13敗だった。2014年の前回衆院選は、岩見沢と深川の2市を除き稲津氏が全勝していた。

 稲津氏の陣営幹部は「共産党の票が神谷氏に乗った割には負けが少なかった」と話す。地元の芦別市で約2千票、保守の地盤が強い留萌市で約1100票、それぞれ神谷氏を上回り、薄氷の勝利につなげた。

 神谷氏は革新系が強い大票田の岩見沢市で約3700票、深川市で約1200票、稲津氏を上回ったうえ、砂川市や奈井江町でもリード。勝利まであとわずかまで迫った。陣営幹部は「留萌管内でも前回より差を縮められた。(有権者が多い)美唄では、もう少し詰めたかった」と振り返る。

 両者の得票率は稲津氏50・1%、神谷氏49・9%で、その差はわずか0・2ポイント。激戦の背景には、両陣営が進めた選挙協力があった。
■自民票が流出

 元岩見沢市長で自民党の渡辺孝一氏(59)は三たび、自公協力として比例代表に回った。これに対し渡辺氏の後援会の一部が反発。出口調査によると、自民支持層のうち一定数は神谷氏に投票した。

 共産党との共闘が成立した神谷氏は、立憲民主党と希望の党に分裂する前の民進党支持層と、共産党支持層のそれぞれ9割から票を得た。社民党支持層からは8割、無党派層からも6割以上を取り込み、幅広く支持を集めた。

 比例代表の投票先を「希望の党」とした人は、小選挙区で3分の2が神谷氏に入れた。同じく「新党大地」とした人は6割弱が稲津氏に、4割強が神谷氏に投票し、2分された。新党大地は前回衆院選では神谷氏に、今回は稲津氏に、それぞれ推薦を出していた。
■動きも対照的

 選挙戦での両者の訴えや動き方は対照的だった。

 稲津氏陣営のキーワードは「継続」。3期8年の実績や自公政権の維持をあげ「安倍政権で有効求人倍率や株価が上向いた」と強調し、安全保障では「北朝鮮問題は選挙目当ての野党には対応できない」と指摘した。企業回りで支持を掘り起こすとともに、個人演説会を重ね、40代以下の層や民間企業従事者、自営業の支持を固めた。

 神谷氏陣営のキーワードは「変化」。街頭演説を重視し、安倍晋三首相への批判や安保法制への反対を訴え続けた。暮らしの問題について「地域から病院やJRといった大事なインフラがなくなろうとしている。弱者に寄り添わない上から目線の政治を止める」と主張。60代以上の高齢層や無職、公務員・団体職員に浸透した。(衆院選取材班)

5230チバQ:2017/10/26(木) 22:00:37
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20171024ddlk02010039000c.html
<岐路・2017衆院選青森>参院選共闘生かせず 升田氏、中央に振り回され希望合流 /青森
10月24日 00:00毎日新聞

 「リーダーたるもの、あらゆることを想定して対処しなければならない。力不足だった」。投開票から一夜明けた23日朝、青森1区で落選した希望の升田世喜男氏(60)は街頭でマイクを握り、行き交う人々にわびた。

 突然の解散や野党第1党の分裂、新党の誕生と、情勢が目まぐるしく変わる中で行われた衆院選。県内では自民が組織力で圧倒して3議席を独占した。一方、完敗した野党からは、中央に振り回されて共闘協議をまとめきれなかった「地方の力不足」が垣間見えた。

   ◆   ◆

 民進党の前原誠司代表が希望への合流方針を明言した9月28日夜、青森市の升田氏の事務所には陣営幹部ら十数人が集合した。党本部での両院議員総会を終えて帰青した升田氏はこれまでの経緯を説明。「皆さんの正直な気持ちを聞かせてほしい」と願い出た。

 「共産との関係も大事だ」「希望から出れば共産が候補者を立てるのではないか」「希望も嫌だが(比例がない)無所属よりかはましだ」。コの字形に着席した一人一人が思いをぶつけた。共産などとの共闘を求める声もあった。だが、「希望の党に入った方がいいとの意見が圧倒的に多かった」(升田氏)という。

 「民進党を残してもらいたいという思いが一番。もろ手を挙げて賛成しているわけではない」と複雑な心境を見せていた升田氏だったが今月1日、希望へ公認申請することを公言した。升田氏陣営にとっても、無所属で落選を重ねた過去の経験が重くのしかかり、比例復活の可能性を捨てきれなかった。

 だが、行き先に選んだ希望は小池百合子代表の「排除」発言で失速。今回選で与野党一騎打ちを期待していた県内の有権者から「升田さんが希望に行ってしまって残念」「これまで民進に入れてきたが今回は希望には投票しない」などの声が相次いだ。

 昨年の参院選で野党共闘を成功させた民進、共産、社民の3党は、今回の衆院選に向けて協議を進めていた。8月から9月にかけては護憲派の市民団体と連携し、野党が共通して合意できる政策項目の作成に取り組むなど進展も見せていた。だが、民進系の3人全員が希望へ合流したことで、共闘に向けた各党の努力は全て水の泡となった。

   ◆   ◆

 共闘の土壌がありながらも、中央の事情に振り回されて野党がまとまれなかった青森。ただ、他県ではこれまでの共闘の経緯から、統一候補を立てて勝利したケースもある。市民団体が共闘の仲介役を果たしてきた新潟などの一部の選挙区では、民進系の候補者が野党の統一候補として無所属で出馬し、自民の候補者を破った。

 立憲主義を掲げる野党と市民の共闘を目指すために結成された「市民連合あおもり」の成田博之さんは自戒も込めてこう言った。「市民の力不足もある。(分裂の状況でも)市民の力で『あなたを受からせるから』と言えば大きく変わったはずだ」

   ◆   ◆

 「選挙区は?」「津島淳!」。10月7日、むつ市で開かれた自民党支部の大会。「コスタリカ方式」で比例に回った県連会長の江渡聡徳氏は、約600人の支持者たちに、1区で立候補した前職の津島淳氏(51)を売り込んだ。区割り変更で1区に組み込まれた下北半島では、むつ市の宮下宗一郎市長を中心にした津島氏支援の市町村長連合が結成され、自民は組織戦を展開。津島氏は升田氏に下北半島で約1万4000票差をつけて勝利した。江渡氏は「自民党は一致結束できた。チーム力の差だ」とコメント。首長の応援も「仕掛けました」と笑った。

 党組織をフル稼働させた自民だが、希望の失速も攻勢に転じる格好の材料だった。各候補者は「主張を二転三転させる候補が良いか、一貫している候補が良いか。答えは明らかだ」(津島氏)などと批判した。

 今回選で野党第1党に躍り出た立憲が結党されたのは、升田氏が希望への公認申請を表明した翌日だった。津島陣営幹部からはこんな声が漏れた。「これまで風を読んできた升田さんが、判断の時期を1日読み違えてくれて助かった」【一宮俊介、佐藤裕太】

5231チバQ:2017/10/26(木) 22:01:56
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201710/20171024_21048.html
<衆院選青森>自民組織力で圧倒 1区区割り改定も利に

【解説】自民党が強固な組織力をフルに発揮し、2012、14年の衆院選に続き県内3議席を独占。対立候補に比例復活を許さず完勝した。野党は民進党と希望の党の合流により、数少ない勝機とみられた共闘戦略が破綻し、昨年の参院選で果たした野党統一候補の勝利は再現できなかった。
 区割り改定で選挙区は1減の3になった。自民は前回、野党候補に迫られた1区を最重点化。前議員津島淳氏の議席死守に向け、三村申吾知事をはじめ、小野寺晃彦青森市長ら選挙区内の首長、地方議員の厚い支持を取り付けた。
 津島氏は有権者の7割を占める青森市で安定した戦いを展開し、相手候補に約2万2600票の差をつけた。新たに編入された下北地方でも、各地域の組織をほぼ固めきった。
 希望前議員の升田世喜男氏は、前回の得票が津島氏を上回った地盤の五所川原市などを区割り改定で失った。希望発足を受け、同党公認を獲得。期待した追い風は公示後、急激に失速し、全市町村で津島氏に敗れた。
 編入された下北半島は原子力関連施設が立地し、自民支持層が多いとされる。選挙区事情の変容は野党にとって高い壁となった。升田氏は街頭活動を繰り返したが、自民の地盤を切り崩すには至らなかった。
 2区は前衆院議長で前議員の大島理森氏が東北最多得票で12選。地盤の八戸市で希望新人の工藤武司氏に2倍以上の大差をつけた。
 3区は現職で死去した元衆院議員木村太郎氏の地盤を、弟の木村次郎氏が引き継ぎ、希望新人の山内崇氏を寄せ付けなかった。
 希望の3人はいずれも民進党の公認候補だった。升田、山内両氏は共産、社民両党と候補者一本化に向けた協議を続けていたが、無所属になれば比例復活の可能性を失うことになり、結果的に共闘路線を排除する形になった。
 3選挙区は自民、希望、共産の三つどもえの構図となり、野党票は分散。安倍政権への批判票を吸収する受け皿になり得ず、自民の独走を許した。
(青森総局・横川琴実)

5232チバQ:2017/10/26(木) 22:04:55
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20171024ddlk03010038000c.html
<衆院選2017>検証 1区 希望合流、説明に苦心 階氏、選挙結果は「失敗」 /岩手
10月24日 00:00毎日新聞

 「政治を変えるためにまず自分たちが変わるという覚悟で臨んだが、思った通りにいかなかった。チャレンジ自体は間違いではなかったと思うので、この失敗を教訓に変えて歩んでいきたい」。1区での当選から一夜明けた23日、盛岡市の事務所で記者会見に応じた階猛氏だが、自身が所属する希望の党が公示前勢力の57議席すら維持できなかった選挙結果については「失敗」と表現せざるを得なかった。

 希望の公約づくりにも関わった階氏は、民進党と希望との合流を「最善にして唯一の方策」と評価し、選挙期間中、有権者に理解を求め続けた。しかし、小池百合子代表の「排除」発言などで党勢は失速。政権交代どころか、野党第1党の座も得られなかった。

 今回、階氏の得票率は前回並みの52%だったが、共産新人の得票率が2・5ポイントほど伸びた。共同通信社が22日に実施した出口調査によると、1区では立憲支持層の2割弱、社民支持層の2割強が共産新人に投票。希望は安全保障政策や憲法改正などで保守的傾向が強く、共産関係者は「希望に幻滅した層が共産候補に流れたのだろう」と分析する。

 階氏も民進時代の支持層離れを懸念したのか、小池氏が応援に駆け付けた11日の街頭演説では「希望が憲法9条を変えるんじゃないか、といううわさも飛び交っているが、決してそんなことはない」と強調。「9条を含め憲法改正論議を進める」とした公約との整合性の説明に苦心する様子がうかがえた。

 立憲と希望の関係も焦点の一つとなった。比例代表で立憲は、県内で選挙区の候補がいないにもかかわらず、約12万票を獲得し、得票率は約20%に上った。選挙戦終盤、階氏からは「立憲と希望を合わせると、岩手では自民を上回る支持率だ。もう一段、深化して安倍政権を打倒する勢力が一本化できれば必ず政治は変われる」と、再結集を示唆するかのような発言も飛び出した。

 今回の希望の失速と、立憲の躍進は民進党県連にも波紋を広げており、一部からは「希望公認では自分の選挙は戦えない」との声も上がる。民進の前原誠司代表は23日、参院議員や地方組織の扱いを決着させたうえで代表を辞任する意向を表明し、希望への合流方針を見直す考えも示した。場合によっては、先に希望へ合流した階氏と、地方議員との間に「分断」を生じさせかねない危険性もはらんでおり、関係者は指摘する。「これからが彼にとって、まさにいばらの道になるだろう」【佐藤慶】

    ◇

 新党結成や野党再編などにより、対決の枠組みが急変した今回の衆院選。県内の選挙戦を振り返り、票の行方を検証する。

5233チバQ:2017/10/26(木) 22:06:06
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20171025ddlk03010147000c.html
<衆院選2017>検証 2区 「活動の質」票差に 畑氏、希望で出馬「プラスにならず」 /岩手
10月25日 00:00毎日新聞

 「想像していた以上に得票をいただいた。期待感だと思う」。衆院選の投開票から一夜明けた23日朝、9選を果たした自民の鈴木俊一氏(64)は盛岡市の自宅で笑顔を見せた。沿岸南部を中心とした旧3区の7市町が加わり、本州一広い選挙区となった2区。引退した民進・黄川田徹氏(64)の票の行方が注目される中、その後継者をアピールした希望元職の畑浩治氏(54)に約3万1000票差をつけて快勝した。

 鈴木氏は「時間との戦いで、準備不足だった」と語るが、陣営の動きは早かった。解散後、新区域の大船渡市では後援会が発足。前回選で黄川田氏を支持した水産業者が会長に就任するなど組織的な動きと連動し、自民党の市町村支部も機敏に動いた。

 対する畑氏陣営も、前県議会議長を中心とする後援会ができたが、9月議会と重なり、県議たちが十分に動けなかった。民進県連の幹部は「活動の質の差が票差になって出た」と敗因を分析する。

 8月の内閣改造で五輪担当相に就任した鈴木氏に、選挙区内の自治体首長も「国政とのパイプ」を期待して次々と支持を表明した。前回選で「中立」だった柳村典秀滝沢市長や元民主党県議の野田武則釜石市長らが隣でマイクを握った。

 陸前高田市で20日あった個人演説会では、戸羽太市長が「被災地の声を政府中枢にストレートに届けてもらうチャンス」と支持を呼びかけた。鈴木氏も「黄川田さんの復興にかける熱意は十分に知っている。政党の後継者はいるのかもしれないが、仕事の後継者は私です」と強調した。

 同市は黄川田氏の出身地。畑氏は街頭演説で「第二のふるさと」と呼び、陣営関係者は「票を取り込める場所」と読んだが、同市の得票は約200票差とほぼ互角に持ち込むのが精いっぱいだった。他の沿岸南部の被災市町ではいずれも2000票以上の差がついた。

 2014年前回選の旧2区で、当選した鈴木氏の7万3661票に対し、畑氏は共産候補の得票を合わせると7万3298票。当初予定した民進、共産、自由、社民の野党統一候補として出馬すれば、互角に勝負できる計算だった。今回リベラル系の政党が対立候補を立てなかったため、畑氏は安倍政権の批判票の受け皿として、無党派層や反自民層の支持獲得を狙った。

 だが、共同通信社が22日に実施した出口調査によると、畑氏に投票と答えた人は、希望と立憲支持層の約7割、共産支持層の約6割にとどまった。政権批判票を固め切れなかったことがうかがえる。

 陣営にとっての大きな誤算は、小池百合子代表の「排除」発言などによる希望の失速だった。10日の公示後、小池代表や民進の前原誠司代表が相次いで県内入りしたが、畑氏は両氏と並ぶことはなかった。陣営幹部は「一緒に並ぶとイメージが悪い。こちらから断った」と明かした。

 畑氏は小選挙区の敗戦の弁で、希望からの出馬に「プラスになったことはない」と無念さをにじませた。惜敗率は76・1%。陣営関係者は「『まっとうな政治』を訴えるなら正直、立憲民主から出てほしかった」と悔やんだ。【藤井朋子】

5234チバQ:2017/10/26(木) 22:11:42
https://mainichi.jp/articles/20171026/ddl/k03/010/257000c

衆院選2017
.
検証 3区 無所属出馬、功奏す 中選挙区時代の地盤でも優位に /岩手



毎日新聞2017年10月26日 地方版
.
 衆院選から一夜明けた23日朝、共産党県委員会幹部のもとを自由党のベテラン県議が訪れた。「選挙戦ではいろいろとありがとうございました。今後も共闘の流れを大事にしていきましょう」。県議は、3区で17選を果たした同党共同代表、小沢一郎氏(75)への支援に対する感謝の言葉を述べ、両者は固い握手を交わした。


 今回、希望の党を軸とした再編を受け、民進党や自由党の一部が希望に合流するなか、小沢氏は無所属での出馬を表明。これを受け、共産は対抗馬擁立を見送り、小沢氏の自主的支援を決定した。前回選の旧4区で約2万4000票を獲得した共産の擁立見送りにより、小沢氏は幅広い層からの支持獲得に成功。得票率を前回から10ポイント近く伸ばし、自民の藤原崇氏(34)に約3万4000票差をつけて勝利した。

 一方、共産が擁立見送りの代わりに期待した比例票の大幅な上積みは実現せず、他の市町村と同様に3区内の多くの市町で票を減らす結果となった。ただ、県委員会幹部は「小沢氏の後援会役員や系列の県議、市議らは共産の比例票上積みのため、努力してくれた。末端の支持者に比例で共産と書いてもらうのはそもそもハードルが高い」と理解を見せ、両者にわだかまりはない。

 今回、区割り改定により新たに選挙区に加わった一関市の票の動向も焦点となった。「私も本当にご無沙汰ばかりしていたが、どうか以前と同様、それ以上の支援をお願いする」。20日、一関市でマイクを握った小沢氏が聴衆に向かって支持を訴えた。演説を聴いていた70代男性は「前回は(民進前職の)黄川田徹氏に入れたが、今回は小沢氏に入れる。野党統一候補みたいな存在だしね」。

 結果は、小沢氏が約3万5000票を獲得し、一関市だけで1万票余りの差をつけた。得票率も6割近くに達し、3区内の7市町のうち3番目に高い数字となった。同市は小沢氏にとって中選挙区時代の地盤で、小選挙区制への移行後も、後援会は定期的に会報を送り続けるなど支持者とのつながりを保ち続けた。陣営幹部は「このくらいの数字が出ることは予想していた」と明かす。

 一方、後援会の高齢化はいや応なしに進んでおり、目標の動員数に「全然足りない」との声も各所で上がった。21日、北上市での街頭演説に姿を現した小沢氏を横目に見ながら70代の男性がつぶやいた。「後援会も古くからの人ばかりで、つながりのない若い人たちを呼べない。本当は代替わりしなければならないのだが、もう無理だろう」【佐藤慶】

5235チバQ:2017/10/26(木) 22:12:18
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201710/20171024_31047.html
<衆院選岩手>野党攻勢に陰りも 沿岸部自民支持広がる

 【解説】区割り改定に伴い選挙区が4から3に減少し、1区は希望の党、2区は自民党、3区は野党系無所属の自由党代表が議席を獲得した。議席を得た3人の顔触れは前回(2014年)、前々回(12年)と変わらない。しかし戦いの内幕からは、野党攻勢、与党防戦が長く続いた岩手県政界に訪れつつあるかすかな変化が読み取れた。
 希望の「排除の論理」を支持者が嫌悪。1区と2区で明暗が分かれた。
 1区は前議員階猛氏が東北の小選挙区で唯一の党議席を死守した。選挙戦では二大政党制を目指す希望への合流の意義を強調。自民前議員高橋比奈子氏を地力で引き離し、5選をもぎ取った。
 2区の元議員畑浩治氏には逆風をはね返すだけの地力がなかった。元々は、野党4党の統一候補であることが国政復帰の最低条件だった。希望から立候補すれば共産、社民両党の離反は自明と分かっていながら、民進党県連の合流方針に従わざるを得なかった。
 1、2区とも中央政界の駆け引きに岩手の野党勢力が翻弄(ほんろう)された結果、15年知事選、16年参院選と時間をかけて築き上げた共闘態勢が一夜にして崩壊。全国に先駆けて野党共闘を進めてきた岩手だが、今後の再構築は予断を許さない。
 自民は2区で五輪相の前議員鈴木俊一氏が先代の故善幸氏から続く地盤を守り通算9選を決めた。現職閣僚の知名度に加え、震災で疲弊する水産業界や被災自治体の政権与党への期待を巧みに追い風へと変えた。
 鈴木氏は2回連続で野党の挑戦を退け、比例復活も阻止。沿岸部を中心に、自民が徐々に支持を広げている実態を印象付けた。
 3区の前議員小沢一郎氏は無所属の選択によって実質的に野党共闘を維持。選挙巧者ぶりを見せつけ自民前議員藤原崇氏を突き放した。ただ、後援会組織の弱体化は顕著。自民からは「票差ほど地力は負けていない」と声が上がった。
 岩手は19年に参院選と知事選が控えている。連続する大型選挙と中央政界の動きを両にらみで、与野党の駆け引きが今後も続く。
(盛岡総局・山形聡子)

5236チバQ:2017/10/26(木) 22:14:14
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201710/20171024_31012.html
<衆院選岩手>「小沢流選挙」ほころび 後援会高齢化 共産票に救われ


熱烈な支持者に握手して支援を呼び掛ける小沢氏(中央)=20日、岩手県一関市
拡大写真

拡大写真
 衆院選岩手3区で自由党代表の小沢一郎氏(75)が連続17回目の当選を飾った。自民党候補との得票差は3万4000と、結果だけを見れば「完勝」だ。しかし鉄壁を誇った後援会組織は高齢化が著しい。あちらこちらで小沢流選挙のほころびが見え隠れする選挙戦だった。

 奥州市胆沢区であった17日夜の個人演説会は、小沢氏系列の県議や市議ら7人が応援弁士を務めた。だが集まった聴衆はわずか5人。並べられた座布団28枚はほとんどが空席となり、弁士たちの顔が引きつった。
 昔から小沢氏の支持者が多い胆沢区にあって「ここまで少ない演説会は過去になかった」。選対幹事長の関根敏伸県議が嘆息する。
 奥州市江刺区後援会は突然の衆院解散に対応が遅れ、2地区で後援組織を設置できなかった。過去の選挙では考えられない事態に地元支持者は「どの程度浸透しているか。気掛かりだ」と不安を口にした。
 選挙戦最終盤の20、21の両日には小沢氏自身が街頭演説に立ち、引き締めを図った。候補本人が不在でも動じなかったはずの後援会が「本人が来れば大丈夫」と胸をなで下ろした。
 随所に緩みが生じた小沢陣営。その主因が後援会の高齢化にあるのは明らかだ。結束を誇示する動員は困難となり、選対幹部は「ポイントを押さえた省エネ選挙をせざるを得ない」と明かす。
 選対幹部には区割り改定で編入された一関市の動向も不安の種だった。小沢氏が同市に足を踏み入れるのは中選挙区時代以来、24年ぶり。「正直、票が読めなかった」(陣営関係者)。
 それでも今回、小沢氏は13万票を獲得し、自民党候補に3万4000票の差をつけた。小沢氏は無所属から立候補することで野党共闘の枠組みを維持し、共産党の支援取り付けに成功。その共産党が前回、3区の市町で獲得したのが3万3000票だった。
 得票差3万4000。共産党票3万3000。「共産党の支援がなかったらどうなっていたか」。後援会幹部は、弱気な勝因分析を吐露した。


関連ページ:岩手政治・行政2017衆院選東北
2017年10月24日火曜日

5237チバQ:2017/10/26(木) 22:14:24
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201710/20171024_11017.html
<衆院選宮城>浮沈(上)野党の誤算 立民の風 読み切れず


競り合いに敗れ、支持者に頭を下げる鎌田氏。共闘を組んだ野党幹部も見守った=23日午前1時30分ごろ、仙台市泉区の事務所
拡大写真
 22日投開票の衆院選は、県内6選挙区のうち自民党が5議席を維持し、野党は民進党系無所属の1議席にとどまった。政界再編に翻弄(ほんろう)され、足場を固めきれなかった野党。分厚い組織戦を展開し、逃げ切った自民。政党の浮沈を懸けた戦いの結末を追った。(衆院選取材班)

<岡本に譲れ>
 希望の党が直面した失速と、日増しに強まる立憲民主党への追い風は、誰も読み切れなかった。
 「解散直前に野党の混乱ぶりを露呈したのが敗因。力及ばず申し訳ない」
 23日午前1時半、宮城2区に無所属で立候補した元議員鎌田さゆり(52)は唇をかんだ。自民党前議員秋葉賢也(55)に、わずか1316票届かなかった。
 「鎌ちゃん、本当にごめん」。民進党県連代表の桜井充が駆け寄った。1区では22日午後8時、立民新人岡本章子(53)が早々と比例東北ブロックでの当選を決めていた。
 「知名度があるお前の方が有利だ。立民は岡本に譲れ」。公示1週間前、岡本と2人で立民入りを模索した鎌田に対し、県連幹部が電話で怒鳴りつけた。
 当初、立民は比例東北で1議席獲得が限界と見られていた。「岡本の比例救済を優先させる」と何度も説得を受けた鎌田は、無所属での立候補を受け入れた。
 無所属は政見放送や政党ポスターがなく、露出が制限される。共闘する共産、社民両党の地方議員はフル回転したが、自民の圧倒的な運動量に押し込まれた。
 選挙戦最終日の21日夜。市地下鉄南北線泉中央駅の改札口で、鎌田、秋葉の両陣営が数メートルの距離で互いに上り旗を立て、にらみ合った。後援会のメンバーは「1票でも取りに行く」と鎌田の名前を連呼した。
 一進一退を繰り返し、疲弊する鎌田を横目に、岡本は立民の上昇気流に乗った。ふたを開ければ立民は比例で3議席を取った。

<後悔はない>
 「許せない」「ふびんだ」。陣営からは風を見誤った民進県連に恨み節が漏れた。鎌田は「最終決断したのは私。一点の曇りも後悔もない」と話し、毅然(きぜん)とした態度を崩さなかった。
 5区は無所属前議員の安住淳(55)が8選を決めたが、笑顔は乏しかった。「野党が組めば政権交代になった。情けない選挙をした」と怒気をにじませた。
 希望から立候補し、共産との候補者調整が不調に終わった3区の新人一條芳弘(44)、4区の新人坂東毅彦(58)は惨敗し、見せ場すらつくれなかった。
 民進から飛び出した1区の希望新人伊藤優太(32)は22日深夜、閑散とした事務所で「立民が伸びた理由が分からない」と首をかしげるしかなかった。
 共産は3、4、6区に独自候補を擁立したが野党の混戦に埋没した。3区の新人吉田剛(35)は「民進の重大な背信行為さえなければ…」とつぶやいた。
 昨年の参院選、今年7月の仙台市長選に続く野党共闘での3連勝は不発に終わった。鎌田の事務所で、民進の桜井は「東京に戻り、前原誠司代表に言いたいことが山のようにある」と険しい表情を見せた。
(敬称略)


関連ページ:宮城政治・行政2017衆院選東北
2017年10月24日火曜日


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板