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国際政治・世界事情(その2)

1とはずがたり:2014/05/26(月) 19:37:17

国際政治・世界事情(その1)…前スレ
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1116784031/l50

地域別スレ>>2

2035チバQ:2019/04/01(月) 11:23:12
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190401-00000008-jij_afp-int
大統領退陣要求デモ続くアルジェリア、新内閣発足 退陣求めた国防副大臣は留任
4/1(月) 10:11配信 AFP=時事
大統領退陣要求デモ続くアルジェリア、新内閣発足 退陣求めた国防副大臣は留任
アブデルアジズ・ブーテフリカ大統領(左、2016年4月10日撮影)と、アハメド・ガイドサラハ国防副大臣兼軍参謀総長(2014年5月20日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】アルジェリアのアブデルアジズ・ブーテフリカ(Abdelaziz Bouteflika)大統領(82)は3月31日、ヌルディーヌ・ビドゥーイ(Noureddine Bedoui)氏を首相とする新内閣を発足させたと発表した。

【関連写真】ブーテフリカ氏の退陣要求デモ

 国営テレビによると、ブーテフリカ大統領の退陣を求めていたアハメド・ガイドサラハ(Ahmed Gaid Salah)国防副大臣兼軍参謀総長は留任した。

 2013年に脳梗塞で倒れて以来、公の場にほとんど姿を見せないブーテフリカ氏が、5期目を目指すと発表したことで大規模な抗議デモが発生し、辞任を要求する声が高まった。

 ブーテフリカ氏は今月11日になって大統領選への出馬を撤回し、4月に予定されている選挙を延期すると発表。しかし国民はこれを、20年前に大統領に就任したブーテフリカ氏が権力の座にとどまろうと企てた策略とみなし、怒りをあらわにした。

 ブーテフリカ氏の退陣を求めるデモが続く中、ブーテフリカ氏に長年忠誠を誓ってきた側近らの間でも、ここ数日は「ブーテフリカ離れ」が起こっている。

 2004年に参謀総長に就任したガイドサラハ氏は先月26日、ブーテフリカ氏は退陣するか、健康上の理由で大統領職には不適格だと宣言すべきだと主張した。アルジェリア憲法102条は、職務遂行に不適格となった大統領を交代させることができると定めている。【翻訳編集】 AFPBB News

2036チバQ:2019/04/02(火) 11:29:40
https://news.goo.ne.jp/article/afpbb/world/afpbb-3218767.html
アルジェリア大統領、任期満了前に退任へ
2019/04/02 04:31AFPBB News

アルジェリア大統領、任期満了前に退任へ

アルジェリアの首都アルジェで、車椅子姿で投票所に到着したアブデルアジズ・ブーテフリカ大統領(2017年11月23日撮影、資料写真)。(c)RYAD KRAMDI / AFP

(AFPBB News)

【AFP=時事】アルジェリア大統領府は1日、アブデルアジズ・ブーテフリカ大統領が、4月28日の任期満了を待たずに退任すると発表した。同国では、健康上の問題を抱えた同大統領に対し大規模な抗議行動が巻き起こっており、側近からも退任を要求する声が相次いでいた。

 大統領府は、「重要な決定」が下された後、ブーテフリカ氏が「2019年4月28日より前」に退任すると発表した。これらの措置の具体的な時期は明らかにされていない。

 2013年に脳梗塞で倒れて以来、公の場にほとんど姿を見せていないブーテフリカ氏は、20年間にわたり維持してきた政権の延長を試みたことで、圧力にさらされていた。同国では2月にブーテフリカ氏が5選を目指し大統領選に出馬すると表明して以来、大規模なデモが続いている。

 ブーテフリカ氏は3月、出馬の撤回と4月に予定されていた選挙の延期を発表したが、抗議デモ参加者らはこれを政権延長目的の策略とみなし反発。抗議は沈静化せず、ブーテフリカ氏はアハメド・ガイドサラハ国防副大臣兼軍参謀総長や連立与党・民主国民連合から退任を求められていた。 【翻訳編集】AFPBB News

2037チバQ:2019/04/02(火) 17:11:45
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190402-00000005-jij-m_est
ブーテフリカ大統領、28日までに辞任=抗議デモで退陣圧力-アルジェリア
4/2(火) 5:42配信 時事通信
ブーテフリカ大統領、28日までに辞任=抗議デモで退陣圧力-アルジェリア
アルジェリアのブーテフリカ大統領=2009年4月、アルジェ(AFP時事)
 【リヤド時事】20年に及ぶ長期政権が続くアルジェリアのブーテフリカ大統領(82)は1日、現行の任期が切れる今月28日までに退任すると表明した。

 国営通信が伝えた。実際に大統領が辞任すれば、上院議長が職務を代行する。

 ブーテフリカ氏は3月、5期目を目指した次期大統領選への出馬方針を撤回すると表明した。しかし、今月予定された大統領選も延期されたため、デモ隊は延命する大統領の即時辞任を求めて抗議活動を継続。政情不安の懸念が強まり、軍参謀総長も退陣を促したことから、ブーテフリカ氏は一段と譲歩を迫られた。

2038チバQ:2019/04/03(水) 19:45:24
https://www.sankei.com/world/news/190403/wor1904030020-n1.html
アルジェリア大統領辞任 5期出馬表明で抗議デモ激化
2019.4.3 19:13国際中東・アフリカ
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アルジェリアのブーテフリカ大統領辞任のニュースを祝う群衆=2日、アルジェ(AP)
アルジェリアのブーテフリカ大統領辞任のニュースを祝う群衆=2日、アルジェ(AP)
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 【カイロ=佐藤貴生】アルジェリアのブーテフリカ大統領(82)が2日、辞任した。同国の国営メディアが伝えた。大統領在位が4期20年に及ぶ上、次期大統領選に出馬する意向を示したため、抗議デモが1カ月以上続いていた。

 辞任を受けて上院議長が職務を代行し、90日以内に大統領選が実施される見通し。旧宗主国フランスのルドリアン外相は「民主的な権力の移行」を求めるとの声明を出した。

 デモは2月、ブーテフリカ氏が5期目の大統領選に出馬する意向を示したことで火がついた。反感の高まりを受けて、同氏は選挙への出馬を撤回。「4月下旬までに辞任する」などと述べてきたが民衆の不信感は拭えず、軍のトップも辞任を促していた。

 ブーテフリカ氏は1999年に大統領に就任。90年代の内戦終結に貢献したが、2013年に脳卒中を患って車いすでの生活となり、執務能力に疑問の声が出ていた。

 08年に大統領の任期制限を撤廃する改憲案が国会で承認され、長期政権に道が開かれた。選挙ではたびたび不正疑惑が指摘され、野党などから強権的だと批判する声が上がっていた。

2039チバQ:2019/04/04(木) 13:30:02
https://mainichi.jp/articles/20190403/k00/00m/030/215000c
アルジェリア大統領が辞職 国民の猛反発で20年の長期政権に幕
毎日新聞2019年4月3日 17時05分(最終更新 4月3日 17時06分)

 【カイロ篠田航一】北アフリカの産油国アルジェリアで、20年間の長期政権を維持したブーテフリカ大統領(82)が2日、辞職した。今月18日に予定されていた大統領選に5選を目指して出馬表明したことに対し、国民が猛反発。2月以降、数十万人規模のデモがほぼ毎週続き、ブーテフリカ氏は混乱回避のために辞職が避けられないと判断した模様だ。

90日以内に選挙
 国営アルジェリア通信などによると、国民評議会(上院に相当)の議長が今後90日間、大統領の職務を代行し、その間に大統領選を実施する見通し。今後の焦点は、アラブ諸国で権力移行期に頻発する暴動や略奪といった混乱が起きず、平和的な政権交代ができるかどうかに移る。

 2日夜にブーテフリカ氏が「混乱収拾のため、本日で私の任期を終える」と発表したことが伝えられると、首都アルジェでは多くの若者が広場などに集まり、歓声を上げたという。ブーテフリカ氏は2013年に脳卒中で倒れて以降、車いす生活が続き、公の場にほとんど姿を現していない。

 ブーテフリカ氏はフランスからの独立闘争(1954〜62年)に身を投じて国民的支持を集め、外相などを歴任後、99年の大統領選で初当選。内戦で政府と戦闘を続けたイスラム過激派組織を掃討し、治安を回復させた。11年に中東民主化要求運動「アラブの春」が各国で起きた際も、豊富な石油収入を背景に公務員給与の引き上げなど国民の歓心を買う政策を進め、反政府デモを乗り切った。

 一方、石油や天然ガスといった天然資源に依存する経済構造の改革は遅れ、長期政権下で汚職も横行。近年は若年層の失業率が約25%に上り、国民の不満は蓄積していた。過激派のテロも完全には抑え込めず、13年1月には南東部イナメナスのガス田施設が武装勢力に襲撃され、プラント建設大手「日揮」社員ら日本人10人を含む少なくとも40人が死亡する事件が起きた。

2040チバQ:2019/04/11(木) 10:34:30
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190411-00000036-jij-asia
豪総選挙、5月18日に=6年ぶり政権交代も
4/11(木) 9:35配信 時事通信
 【シドニー時事】オーストラリアのモリソン首相は11日、記者会見し、総選挙を5月18日に行うと発表した。

 総選挙は約3年ぶり。与党勢力・保守連合は最大野党・労働党に支持率で劣勢に立たされており、約6年ぶりに政権が交代する可能性がある。

 連邦総督は11日、下院(定数150)を解散した。上院(定数76)の半数も改選される。首相は手堅い経済・財政運営の実績をアピールし、過半数を割り込んでいる議席を回復したい考えだ。「この選挙は明確な選択がある。国民が暮らす経済を決める選択だ」と述べた。

2041チバQ:2019/04/11(木) 18:50:33
https://www.sankei.com/world/news/190411/wor1904110010-n1.html
豪州、5月18日に議会選、政権交代の可能性も
2019.4.11 12:17
【台北=田中靖人】オーストラリアのモリソン首相は11日、連邦議会下院(定数150)を解散し、5月18日に総選挙を行うと発表した。任期満了が近づいていた。政権与党の保守連合はショーテン党首率いる野党、労働党に世論調査の支持率で苦戦しており、6年ぶりの政権交代の可能性がある。

 モリソン氏は昨年8月、保守連合の中枢を占める自由党の党首選を経て首相に就任して以来、初めての総選挙に臨む。ただ、2013年以降、自由党内の政局で首相交代が相次ぎ支持率は低下。保守連合は下院で過半数の議席を確保できない状態に追い込まれていた。一方、労働党は大幅な減税などを訴えて政権交代を目指す。

 上院(同76)の半数も改選される。

2042チバQ:2019/04/11(木) 20:08:44
>>1948とか
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190411-00000084-jij-m_est
スーダン大統領が辞任=30年の強権支配に幕
4/11(木) 16:39配信 時事通信
スーダン大統領が辞任=30年の強権支配に幕
スーダンのバシル大統領=1日、ハルツーム(AFP時事)
 ロイター通信によると、スーダン政府関係者は11日、バシル大統領が辞任したと確認した。


 1989年以来30年の強権支配に幕が引かれることになる。アラブ首長国連邦(UAE)のテレビは「全権を引き継ぐ軍事評議会の構成について話し合いが続いている」と報じた。

 複数の関係者がロイター通信に、バシル大統領は公邸で「厳重監視下」に置かれていると述べた。首都の主要道路や橋には、軍や治安部隊が展開し、国営放送は愛国的な歌を流し続けた。

 これに先立ちスーダン軍は11日、国営放送を通じ「間もなく重大声明を発表する」と宣言していた。スーダンでは昨年12月以来、予算不足による小麦への補助金削減を受けたパンの値上げをきっかけにバシル政権に抗議するデモが続いてきた。特に今月に入り6日からは5夜連続で、首都ハルツームの軍本部をデモ隊が取り囲み、バシル大統領の辞任を求めていた。

 バシル政権を支えてきた情報機関、国家情報治安局(NISS)は11日、国営スーダン通信(SUNA)を通じ全政治犯を釈放すると表明した。

2043チバQ:2019/04/12(金) 08:36:54
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20190411k0000m030193000c.html
バシル大統領を解任 スーダン軍支配30年 軍がクーデター
2019/04/11 20:49毎日新聞

 【ピーターマリッツバーグ(南アフリカ東部)小泉大士】スーダンのイブンオウフ国防相は11日、テレビ演説でバシル大統領(75)の解任と、軍による政権掌握を宣言した。30年にわたって強権支配を続けてきたバシル政権は軍のクーデターによって崩壊した。軍指導部が設置した暫定評議会が選挙まで2年間の移行期間を担うとしている。

 ロイター通信などによると、イブンオウフ国防相は軍がバシル氏の身柄を拘束し、「安全な場所」で監視下に置いていると発表。多数の閣僚や与党政治家らも逮捕されたという。憲法を停止し、3カ月間の非常事態を宣言すると発表。内閣や議会を解散して1カ月間の夜間外出禁止とするほか、すべての政治犯の釈放についても明らかにした。

 スーダンでは昨年末から反政府デモが拡大を続け、軍本部前などには6日以降、数千人の市民が集結。参加者はバシル退陣を訴えて座り込みを続けていた。スーダンに近いアルジェリアでも今月、20年の長期政権を続けてきたブーテフリカ大統領(82)が退陣したことに触発され、市民の辞任圧力も強まっていた。

 首都ハルツーム市内の国防省周辺や主要道路などには多数の兵士が展開。バシル氏と与党は軍によって追放されたが、長期政権を支えた軍は権力の中枢に残ることになる。民主的な政権への移行を求めてきた抗議行動の主催者は反発し、デモ継続を呼びかけている。

 反政府デモは主食のパン代の高騰など経済危機への不満がきっかけだったが、長期政権の汚職や失政に対する批判から全土に広がった。バシル氏は2月、1年間の非常事態を宣言したが、その後もデモは続いていた。 

 バシル氏は1989年にクーデターで全権を掌握し、93年に大統領に就任。労働組合や政党などを禁止し、治安警察を創設するなど軍の力を背景に強権的な統治を続けた。 

 2003年にスーダン西部の黒人系住民が蜂起したダルフール紛争では、大量虐殺に関与したとして、国際刑事裁判所(ICC)から人道に対する罪などで逮捕状が出ている。

2044チバQ:2019/04/12(金) 08:38:24
https://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/world/20190411-567-OYT1T50263.html
スーダン国防相、大統領拘束発表…クーデターか
2019/04/11 23:47読売新聞

 【ヨハネスブルク=木村達矢】アフリカ北東部スーダンのイブンオウフ国防相は11日、国営放送で、軍がバシル大統領を拘束したと発表した。政権を30年間掌握するバシル氏の退陣を求めるデモが広がる中、複数のメディアは「軍がクーデターを起こした」と伝えている。

 イブンオウフ氏は軍服姿で、軍幹部らで構成する評議会が今後2年間、政権を引き継ぎ、その期間中に選挙を実施することを明らかにした。また、今後3か月間、憲法の効力を停止し、国境を一時封鎖する方針を示した。

 ロイター通信によると、バシル氏は、首都ハルツームの大統領公邸で、軍によって監視下に置かれている。軍や治安部隊が国防省や主要な道路付近に配備されているほか、軍が与党・国民会議の関連組織を急襲したとの情報もある。

 スーダンでは昨年12月以降、パンの価格が3倍に上がったことや燃料不足などへの不満から、抗議デモが全国に拡大し、バシル氏退陣の要求に発展していた。バシル氏は今年2月、国家非常事態宣言を出し、治安部隊による取り締まりを強化したが、デモ隊は今月6日以降、大統領公邸前などで座り込みを続けていた。

 バシル氏は1989年にクーデターで政権を奪取した。国際刑事裁判所(ICC)は、2003年に始まった西部のダルフール紛争を巡り、戦争犯罪などの容疑で逮捕状を出している。

2045チバQ:2019/04/12(金) 08:38:49
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-190411X926.html
スーダン大統領が辞任=30年の強権支配に幕―軍主導で政権移行評議会
2019/04/11 23:38時事通信

スーダン大統領が辞任

ロイター通信は11日、スーダンで1989年以来30年に及ぶ強権支配を敷いたバシル大統領(写真=1日撮影)が軍によって辞任させられたと報じた。バシル大統領は厳重な監視の下、公邸で軟禁されているという。【AFP時事】

(時事通信)

 【カイロ時事】スーダンのイブンオウフ国防相は11日、1989年以来30年に及ぶ強権支配を敷いてきたバシル大統領(75)が辞任し、「安全な場所」で拘束されていると発表した。また、政権移行に向けた軍事評議会を設置し、2年間の統治後に選挙を実施すると表明。3カ月の非常事態を宣言し、憲法の停止も明らかにした。

 国防相は国民向けのテレビ演説で「国民が汚職や貧困に苦しんでいるのに、政権は虚偽の約束を繰り返していた」と批判し、軍主導による政変を正当化した。辞任発表に先立ち、バシル政権を支えてきた情報機関、国家情報治安局(NISS)も11日、全土で政治犯を釈放すると表明した。

 スーダンでは昨年12月以降、パンの急激な値上げなどをきっかけにバシル政権に抗議するデモが続いていた。今月6日からは首都にある軍本部前でデモ隊が座り込みを続け、大統領退陣を要求してきた。

 現地からの報道では、首都ハルツームの主要道路や橋には11日、軍や治安部隊が展開し、物々しい雰囲気となった。辞任の情報が伝わると、デモ隊は「われわれは勝った」と気勢を上げた。ただ、軍主導ではなく民主的な政権移行を求める声も根強く、抗議行動が収束するかは不透明だ。スーダン軍は同日、全土に夜間外出禁止令を出した。

 スーダンに近い北アフリカのアルジェリアでも今月2日、4期20年に及ぶ長期政権を続けてきたブーテフリカ大統領(82)が市民の退陣要求に屈する形で辞任。スーダンでもこうした動きに刺激される形で、デモ隊による大統領辞任圧力が強まっていた。 

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2046チバQ:2019/04/12(金) 22:29:03
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190412-00000049-mai-m_est
スーダン、反政府デモ隊が軍政移行に反発 衝突の懸念も
4/12(金) 17:28配信 毎日新聞
 【ダーバン(南アフリカ東部)小泉大士】スーダン軍がバシル大統領を拘束し憲法を停止したと発表したことに対し、反政府デモに参加していた市民らは軍事政権への移行に反発している。民主化勢力は夜間外出禁止令を無視してデモを継続し、軍と市民の衝突も懸念されている。

 11日にバシル氏解任を発表したイブンオウフ国防相は、軍主導で2年間の移行政権を運営後、大統領選挙を実施する方針を示している。国営テレビは、イブンオウフ氏が軍事評議会のトップに就任すると報じた。

 市民らは昨年末から約4カ月にわたってバシル氏の退陣を要求する大規模な反政府デモを展開。強権支配を続けてきたバシル氏の失脚に歓喜したが、軍政移行が明らかになると不満の声が上がった。

 ロイター通信によると、デモを組織してきた「スーダン専門職組合」は、イブンオウフ氏が示した政権移行計画の受け入れを拒否。11日夜も数千人が文民主導の政権移行を求めて国防省前で座り込みを続けた。軍事政権もバシル政権の一部が取って代わっただけだとし、「夜間外出禁止令に従えば、(軍政移行を)認めることになる」と主張している。

 米国務省はスーダンとの関係正常化交渉を停止すると表明。民主化を支持し、2年を待たず平和的に政権が移譲されるべきだとの声明を発表した。

2047チバQ:2019/04/14(日) 17:22:52
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190414-00000045-jij-m_est
判事ら、選挙の管理拒否=抗議デモを支持-アルジェリア
4/14(日) 16:12配信 時事通信
判事ら、選挙の管理拒否=抗議デモを支持-アルジェリア
13日、アルジェの司法省前で、取材に応じるアルジェリアの判事ら(AFP時事)
 【アルジェAFP時事】アルジェリアの治安判事100人以上が13日、首都アルジェの司法省前に集まり「大統領選の管理監督に関する仕事を拒否する」と宣言した。

 アルジェリアでは、有権者名簿の管理など選挙実務の監督を治安判事が行う。次の大統領選の投票日は7月4日。

 長期政権を続けてきたブーテフリカ大統領が2日、辞任に追い込まれたものの、取り巻きが今も権力を握り続けているとして抗議のデモが続いている。12日には警官隊と激しく衝突した。

2048チバQ:2019/04/15(月) 10:23:39
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190413-00000061-mai-m_est
スーダン、軍評議会トップ辞任 就任わずか1日
4/13(土) 22:09配信 毎日新聞
 【ヨハネスブルク小泉大士】スーダンのクーデターで実権を握った軍事評議会トップのイブンオウフ議長が12日、就任からわずか1日で辞任を発表した。イブンオウフ氏はバシル前大統領の長年の側近で、バシル氏解任のきっかけとなった反政府デモを続ける市民らが反発していた。

 イブンオウフ氏は12日夜、国営テレビで演説し、軍の結束を維持するために辞任すると表明した。一部の若手将校を中心に文民主導の政権移行を求める市民に同調する声があるとされ、軍内部では主導権をめぐる対立も伝えられていた。

 軍事評議会の幹部は同日の記者会見で、大統領選までの2年間としていた移行期間の短縮もあり得るとし、軍政に対する強い反発を和らげようとしていた。後任の議長にはブルハン・アブドルラフマン中将が就任した。

 ロイター通信によると、バシル氏解任後も数千人の市民が国防省前で座り込みを継続。デモを主催する「スーダン専門職組合」の報道官は「勝利に近付いている」とイブンオウフ氏の辞任を歓迎したが、今後も速やかな民政復帰を求めていく考えを示した。

 警察当局は13日、クーデターが起きた11日以降、流れ弾に当たるなどして少なくともデモ参加者16人が死亡したと発表した。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190413-00050267-yom-int
クーデターのスーダン、軍政トップが1日で辞任
4/13(土) 17:39配信 読売新聞
 【ヨハネスブルク=木村達矢】軍事クーデターが起きたアフリカ北東部スーダンで、暫定政権を担う軍事評議会トップのイブンオウフ前国防相が12日、就任からわずか1日後に辞任を表明した。軍政内の主導権争いが背景にあるとみられ、民政移管を求める住民らによるデモが続く中、混乱が収まるかは不透明な情勢だ。

 イブンオウフ氏は12日夜、国営放送で演説し、「軍の団結を維持するため」辞任すると説明。後任にブルハン中将が同日、就任した。

 イブンオウフ氏は、11日に解任されたバシル前大統領にも近いとされ、デモ隊から強い反発が出ていた。ブルハン氏は穏健派で、デモ隊にも理解を示しているとされる。

2049チバQ:2019/04/18(木) 08:21:06
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190418-00000001-jij_afp-int
ペルーのガルシア元大統領が自殺 逮捕直前に銃で頭撃つ
4/18(木) 2:29配信 AFP=時事
ペルーのガルシア元大統領が自殺 逮捕直前に銃で頭撃つ
ペルーの首都リマで行われた大統領宣誓就任式で国家を歌うアラン・ガルシア氏(2006年7月28日撮影、資料写真)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】(更新)ペルーのアラン・ガルシア(Alan Garcia)元大統領(69)が17日、収賄の疑いで逮捕される直前に自宅で銃を使って自らの頭部を撃ち、搬送先の病院で死亡した。APRA党のオマル・ケサダ(Omar Quesada)幹事長が明らかにした。

 警察は午前6時半(日本時間17日午後8時半)、首都リマの高級住宅地にあるガルシア氏宅で同氏の拘束を試みた。スレマ・トマス(Zulema Tomas)保健相によると、ガルシア氏は緊急手術中に心停止を起こし、3度にわたり蘇生させられたものの、最終的に息を引き取った。搬送先の病院は、ガルシア氏が頭部に銃弾を受けていたことを認めた。

 1985年〜90年と2006年〜11年の2度大統領を務めたガルシア氏に対しては、ブラジルの建設大手オデブレヒト(Odebrecht)をめぐる広範囲の汚職スキャンダルでのマネーロンダリング(資金洗浄)容疑で逮捕状が出されていた。

 ペルーのマルティン・ビスカラ(Martin Vizcarra)現大統領はツイッター(Twitter)で追悼の意を表した。【翻訳編集】 AFPBB News

2050チバQ:2019/04/24(水) 11:25:50
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190422-00010001-newsweek-int
独裁去ってまた独裁? バシル政権崩壊のスーダンで次に起こること
4/22(月) 11:23配信 ニューズウィーク日本版
独裁去ってまた独裁? バシル政権崩壊のスーダンで次に起こること
軍高官を取り囲み、軍主導の移行政権に抗議するスーダンのデモ隊 REUTERS
ダルフール紛争のあったスーダンで30年に及ぶ強権支配がクーデターで終結した。しかし、軍部による移行政権の宣言にデモ隊は拒否反応を示している。
約4カ月間の大規模反政府デモの果てに、スーダンで30年に及ぶ独裁支配を続けたバシル大統領(75)が、軍部のクーデターによって失脚した。だが、軍が2年間の移行政権を運営するとの宣言に、市民は早くも拒否反応を示している。

軍を率いるイブンオウフ国防相は4月11日、国営テレビで演説。バシルを解任、拘束したと発表した。バシルには2009年、ダルフール紛争での人道に対する罪などで、国際刑事裁判所(ICC)が逮捕状を発付している。

首都ハルツームでは、勝利に沸くデモ隊がバシルの肖像を破り捨てていた。ただ、4月11日がスーダン民主主義の始まった日と記憶されるのか、あるいは独裁去って新たな独裁が始まった日になるのかは分からない。

イブンオウフは軍が移行政権を2年間運営した後に大統領選挙を実施すると話したが、詳細は明らかにしなかった。イブンオウフ自身、ダルフールの関係者の1人として、アメリカの制裁対象に指定されている人物だ。

「全く歓迎されないリサイクルのクーデターだ」と、デモを主導してきたスーダン専門職組合(SPA)の広報サラ・アブデルガリルは言う(バシルも1989年の無血クーデターで政権を握った)。イブンオウフの宣言は、「平和かつ無条件の政権交代と、市民による暫定政権を求める国民の期待からは程遠い」。

デモ隊は、抗議活動が最終局面に達するまで軍に協力を求めるのを避けていた。「各勢力はまるで、当面の内戦さえ避けられればいい、というレベルで合意を結んだように見える」と、米タフツ大学世界平和財団のアレックス・デワールは言う。

国際法廷で裁かれる日
反政府デモに加勢した兵士らが沈静化するかは不透明だ。12日にはイブンオウフが移行政権トップの座を別の軍高官に譲るなど、事態は流動的。「野党勢力はリーダーシップに欠けているため、この機に政権を狙えるような政治家も政党も存在しない」と、米バッサー大学のザカライア・マンピリー教授(政治学)は言う。「だからこそ軍部がこの空白を独占できている」

アメリカの姿勢も問われる。アメリカはスーダンをテロ支援国家に指定し、経済制裁を科しておきながら、同時に諜報活動や対テロ戦争で安全保障関係を結んでもいた。オバマとトランプ政権下では、スーダンとの関係修復も進められた。

米政府はバシルの対米協力姿勢や人道支援での譲歩を評価し、2017年には経済制裁を解除。ここ数カ月は、テロ支援国家指定の解除も検討されていたという。クーデターを受けて米政府は、関係正常化交渉を停止すると表明した。

スーダンの行く末を握る主要人物の1人は、スーダン情報機関トップのサラ・ゴシュだろう。ゴシュは対テロ戦争でCIAに協力した過去もあり、サウジアラビアやアラブ首長国連邦(UAE)の後ろ盾も得ている。両国はスーダンでの影響力拡大を狙い、これまでもバシル政権に多額の資金を流し込んできた。

さらに今後は、スーダン新政権がバシルをICCに引き渡すかどうかが1つの焦点になる。ヒューマン・ライツ・ウォッチのリチャード・ディッカー代表は、失脚によってバシルが国際司法の場で裁かれる可能性が高まったという。

「バシルらは、国のリーダーである限り訴追されないとの主張を盾に逃げ続けてきた」と、彼は言う。「そして今や、スーダンの人々がその言い分を覆した」

From Foreign Policy Magazine

<2019年4月23日号掲載>

2051とはずがたり:2019/04/30(火) 23:42:13

大統領が割とがっちり軍を掌握してるからなぁ。。

ベネズエラでクーデターか
2019/4/30 20:56
c一般社団法人共同通信社
https://this.kiji.is/495927052508562529?c=39550187727945729

 【パナマ市共同】南米ベネズエラで暫定大統領就任を宣言したグアイド国会議長は30日、軍人らを従えたビデオ声明で「権力の不当な侵害の終焉がきょう始まった」と述べた。反米左翼マドゥロ政権に対するクーデターの可能性がある。

2052 チバQ:2019/05/04(土) 13:25:37
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-190503X271.html
豪、6年ぶり政権交代か=総選挙まで2週間―首相降ろし続いた与党苦戦

2019/05/03 14:21��

 【シドニー時事】18日のオーストラリア総選挙の投開票まで2週間となる。与党勢力・保守連合は3回連続勝利を目指すが、度重なる首相交代が支持者の離反を引き起こしている。6年ぶりの政権交代が現実味を帯びている。
 モリソン首相は「経済は強くなり、失業率は下がった」と経済成長の実績を訴えている。しかし、資源や住宅投資のブームに頼った成長の「ツケ」が表面化。住宅価格や光熱費が高騰し、賃金が伸び悩む市民には「実感なき成長」に映っている。
 最新の世論調査では、二大政党の支持率で保守連合は49%にとどまり、最大野党・労働党が51%とわずかに上回った。労働党は下院(定数151)で77議席と過半数を確保し、解散前の69議席からの躍進が予想されている。
 与党の支持率低迷の背景には、過去6年間で保守連合を主導する自由党の党内抗争により2回も首相が代わったことがある。2013年の総選挙に勝利したアボット首相は15年に引き降ろされ、政権を乗っ取った格好のターンブル首相も昨年、退陣に追い込まれたばかりだ。
 政敵の不意を突く党首選を仕掛けては、国民不在の政争を繰り広げた。労働党のショーテン党首は「混乱を止める必要がある」と強調する。
 モリソン首相は政権維持に必死だ。「豪州を偉大にしよう」と大衆迎合的なスローガンを掲げる小党「統一オーストラリア党」との選挙協力に踏み切った。豪州では当選させたい候補者に優先順位を付ける投票方式を採用している。首相は、統一オーストラリア党支持者の票が与党に回ってくることを期待している。
 しかし、豪マッコーリー大学のグレン・ケフォード講師(政治学)は「有権者は首相交代の理解に苦しんでいる」と語り、過去6年間で蓄積された不信感の強さを指摘した。劣勢の挽回は難しいと考えている。

2053 チバQ:2019/05/06(月) 07:17:39
https://mainichi.jp/articles/20190505/k00/00m/030/151000c
岐路に立つ「マンデラの党」 南ア総選挙、8日投開票

毎日新聞 2019年5月5日 19時02分(最終更新 5月5日 20時33分)
 南アフリカ総選挙(下院、定数400、任期5年)が8日、投開票される。アパルトヘイト(人種隔離)体制が打倒され、ネルソン・マンデラ氏(2013年死去)が初の黒人大統領に就任して25年。一貫して政権を担ってきたアフリカ民族会議(ANC)が今回の選挙でも勝利する見込みだ。ただ、近年のANCは金権体質に染まり「マンデラの党」の現状に失望する支持者も増えている。【ヨハネスブルク小泉大士】
 しゃれたバーやレストランが建ち並ぶヨハネスブルクのローズバンク地区。ある週末の夜、黒人男性のフォーギブさん(25)が雨に打たれながら、客に小銭をねだっていた。
 過去の選挙はANCに投票した。「それが当然だと思った。でも、今回は(主要野党2党に次ぐ)3番目の選択肢だね」
 自宅は粗末な家が密集する郊外のタウンシップ(旧黒人居住区)。路上に汚臭を放つごみが放置され、道路や下水道の整備も一向に進まない。ANCに投票し続けても暮らしは良くならないと感じる。
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 歴代のANC政権は人種間の格差是正を目指し、黒人富裕層が生まれた。だが、経済成長は進まず、失業率は約27%と高止まり。黒人同士でも貧富の格差が広がり、フォーギブさんのような若年層の半数は無職だ。
 多くの人々が日々の暮らしに不満を抱える中で、ズマ政権(09〜18年)時代に数々の汚職疑惑が発覚。ANCに対する支持離れは急速に進んだ。16年の地方選で、得票率は過去最低の53・9%。ヨハネスブルクなど大都市では国政第2党の民主同盟(DA)から市長が選出された。
 都市部での黒人中間層の増加も党勢衰退の一因だ。この層は比較的教育レベルが高く、企業勤めをしている人も多い。また、アパルトヘイト撤廃後に生まれた「ボーンフリー」世代と呼ばれる若者は、地方の有権者のようにANCを絶対視しなくなり始めている。
 中間層向けの住宅地が広がるミッドランド地区に住むコンサルタントのヨランダさん(26)は、与党政治家の腐敗にうんざりし、初めて野党に投票すると決めた。「両親はANC以外への投票には抵抗を感じているが、マンデラはもういない」
 南アフリカ安全保障研究所のヤッキー・シリアーズ氏は「ANCは(黒人の経営幹部登用などを推進する)黒人優遇政策を導入したが、それが市場をゆがめた。党幹部を国営企業などの要職に送り、政権周辺が利権を独占する構造ができた」と指摘。昨年就任したラマポーザ大統領は改革路線を掲げるが、「党内の抵抗を抑えて改革を進めるには今回の選挙で基盤を固める必要がある」と語った。

与党ANCの腐敗は深刻 「政治殺人」が多発

 与党アフリカ民族会議(ANC)の腐敗は深刻だ。ANCの地盤として知られる東部クワズールー・ナタール州では、ANC党内での利権争いや対立に絡んだとみられる「政治殺人」が多発している。
 同州ウムジムクル。人口20万人弱のこの地方都市で2017年7月、ANCの地元有力議員シンディソ・マガカ氏(当時34歳)が殺害された。車に乗っていた時に、2人の男が近付き自動小銃を乱射。病院に運ばれたが、2カ月後に死亡した。後部座席にいたノンツィケレロ・マファ議員(29)は「46発の銃弾が撃ち込まれた。マフィアのような手口だった」。
 事件の背景には、地元の党幹部らが推進した公共工事があったとされる。約6年前に始まった工事計画は大幅に遅れ、費用は当初の9倍の3700万ランド(約3億円)にふくれあがった。
 不正を疑ったマガカ氏は議会で追及し、第三者による監査を要求。その後、同調した議長や議員が相次いで殺害された。捜査当局は、マガカ氏暗殺に地元首長や党幹部が関与した疑いがあるとみて調べている。
 ANC指導部の登竜門である青年同盟の幹事長を務めたこともあるマガカ氏の追悼式には閣僚らも参列。盟友だったタビソ・ズールー氏(37)はスピーチで「殺されたのは汚職を暴露したからだ」と公言した。だが、ズールー氏はその後に尾行や盗聴を受け、友人らの家を転々とする逃亡生活を送る。ズールー氏は、ANCをマフィアに例え「血のおきてを破った(秘密を暴露した)者は始末される」と語った。
 クワズールー・ナタール大のメアリー・デハース研究員の調査によると、同州では16年以降、政治絡みとみられる事件で約70人が死亡。被害者の大半がANC関係者で「かつての政治殺人は敵対する政党間で起きたが、今は身内で殺し合っている」と言う。

2054チバQ:2019/05/07(火) 11:24:31
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190507-00000021-jij-int
パナマ大統領選、コルティソ氏が初当選=大接戦制す
5/7(火) 9:58配信 時事通信
パナマ大統領選、コルティソ氏が初当選=大接戦制す
5日、パナマ市で、大統領選に当選し支持者の前で演説するラウレンティノ・コルティソ氏(AFP時事)
 【サンパウロ時事】中米のパナマで5日、フアン・バレラ氏の任期満了に伴う大統領選挙が実施され、中道左派の最大野党・民主革命党(PRD)のラウレンティノ・コルティソ元農牧開発相(66)が接戦を制して初当選を果たした。

 就任は7月1日で、任期は5年。

 開票率98.5%時点でコルティソ氏は33.3%、中道右派の野党第2党・民主変革党(CD)のロムロ・ルークス元外相(54)が31.0%を得票。ルークス氏は一部で不正があったとして結果受け入れを拒否していたが、6日に敗北を認めた。

2055チバQ:2019/05/08(水) 17:05:54
https://www.jiji.com/jc/article?k=2019050700897&g=int
南ア、8日総選挙=なお格差、与党離れ加速か
2019年05月08日07時04分


5日、南アフリカの最大都市ヨハネスブルクで演説するラマポーザ大統領(AFP時事)

 【ロンドン時事】南アフリカで8日、総選挙が行われる。昨年2月にズマ前大統領が汚職疑惑で辞任し、ラマポーザ氏が後任に就いてから初めての選挙。1994年の初の全人種選挙以降、政権を担ってきた与党アフリカ民族会議(ANC)の優位は動かないもようだが、格差と貧困解消が進まない現状に国民は不満を抱えており、「ANC離れ」が加速する可能性もある。
 アパルトヘイト(人種隔離)廃止後の南ア選挙では、黒人層の強い支持を得るANCが他党を圧倒してきた。しかし、長期政権の弊害で内部には腐敗がまん延。経済も低迷が続き、政権与党への不信が強まった。汚職にまみれたズマ氏の後を継いだラマポーザ氏は改革に努めるが、最大課題の経済で期待された成果を挙げられていない。
 貧困層の多いヨハネスブルク近郊の旧黒人居住区では、依然多くが水道や電気のない生活を強いられている。ここに住む女性有権者はロイター通信に対し、「(政治家は)選挙になると都合の良いことばかり言うが、結局何もしてくれない」と不満をぶつけ、今回ANCに投票しない考えを示した。事前予想によると、ANCの得票率は初めて6割を下回る見込みという。
 こうした中、主要野党の民主同盟(DA)と経済的解放の闘士(EFF)が、政権批判の受け皿としてどれだけ議席を伸ばすかが注目される。DAは主に白人を支持基盤としてきたが、2015年から若手黒人男性を指導者に据え、支持層を拡大。急進左派EFFは、白人所有の農地を黒人に配分する政策を掲げ、黒人貧困層の人気を集めている。

2056チバQ:2019/05/09(木) 13:08:33
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190509-00000012-jij-m_est
与党「前回並み」得票焦点=民主化25年、経済低迷に不満-南ア総選挙
5/9(木) 7:09配信 時事通信
与党「前回並み」得票焦点=民主化25年、経済低迷に不満-南ア総選挙
演説する南アフリカのラマポーザ大統領=5日、ヨハネスブルク(AFP時事)
 【ロンドン時事】南アフリカで8日、総選挙(下院定数400)の投票が行われた。

 アパルトヘイト(人種隔離)が終結し、1994年に初の全人種選挙が実施されてから25年という節目を迎えた中での選挙。故マンデラ元大統領が率いた与党アフリカ民族会議(ANC)の勝利はほぼ確実だが、政治腐敗や経済不振で支持は退潮傾向にある。ANCが2014年の前回選挙と同水準の得票率6割を維持できるかどうかが焦点だ。

 投票は8日夜の締め切り後、即日開票され、11日にも公式結果が発表される。事前の世論調査によると、94年以来一貫して政権の座にあるANCの予想得票率は5〜6割。改革を進めるラマポーザ大統領の指導力をどう評価するかが判断のポイントになった。

 これに対し、白人を主な支持基盤とする野党第1党の民主同盟(DA)の予想得票率は20%前後。黒人貧困層に人気がある急進左派の野党第2党、経済的解放の闘士(EFF)は前回の倍近い11〜12%を獲得する見込みだ。

 南アはアフリカ随一の経済大国だが、近年は景気低迷が続き、昨年の成長率は1%を下回った。失業率も約27%と高止まりだ。汚職疑惑で昨年辞任したズマ前大統領の後を継いだラマポーザ氏は、腐敗一掃と改革推進に取り組むが、生活改善を実感できない低所得者層の不満は根強い。

 報道によれば、ラマポーザ氏は選挙運動中、都市部の旧黒人居住区を積極的に訪れ、「あなた方の声は聞こえている」と貧困解消や格差是正に一層力を入れることを強調した。ただ、有権者の間では、「ANCに投票しても良いことがない」という冷めた反応も多い。

2057チバQ:2019/05/09(木) 20:46:46
https://www.asahi.com/articles/ASM5853FLM58UHBI01R.html
1割の白人、7割の土地所有 南ア総選挙、焦点は格差
有料記事

プレトリア=石原孝 2019年5月9日17時30分
 長くアフリカ経済を引っ張ってきた南アフリカで8日、総選挙(下院、定数400、任期5年)が実施された。数日後には開票結果が判明する見通し。直近の世論調査によると、アパルトヘイト(人種隔離)政策廃止後、25年にわたって政権の座にある与党アフリカ民族会議(ANC)が今回も過半数を維持するとみられている。

 投票開始直後の午前7時過ぎ、行政首都プレトリアにある投票所に来た無職のヨハン・アルバートさん(61)は「政治家の汚職を撲滅し、雇用を増やして欲しい」と訴えた。選挙戦では、汚職撲滅や低迷が続く経済の再生のほか、人口の10%に満たない白人が7割超の土地を所有するといった根強い人種間の経済格差の問題が争点になった。

 失業率が5割を超える黒人の若者から支持を集める第2野党・経済的解放の闘士(EFF)は、前回選挙からの得票数の上乗せを見込んでいる。党内に派閥争いを抱えるANCのラマポーザ大統領にとっては、前回選挙と同様の約6割の得票率を取れるかが焦点になっている。

黒人の失業率、白人の4倍
 南アフリカではアパルトヘイト政策の廃絶後、黒人主体のANCが25年にわたって政権を握る。だが、白人と黒人の経済的状況は「平等」とはほど遠く、その是正が大きな課題だ。

 最大都市ヨハネスブルクのスタジアムで5日に開かれたANCの選挙集会。集まった約6万人の支持者の大半が黒人だった。溶接工のアンドレス・イカさん(35)は「雇用を増やし、経済を再生して欲しい」と深刻な表情を見せた。

 昨年の黒人の失業率は約30%で、白人の約4倍。ANCはこれまで、企業の採用で黒人を優遇する制度を設けるなどしてきたが、世帯年収は2014〜15年の調査で黒人が約9万3千ランド(約71万円)にとどまり、約44万ランドの白人家庭の4分の1にも満たない。

 人種間の格差を生む大きな理由の一つは、少数派の白人が手にしたままの土地を巡る「既得権益」だ。南アフリカではアパルトヘイト政策の名残で、現在も全人口の10%に満たない白人が7割超の土地を所有している。今回の選挙の争点にもなっている。

 昨年2月に就任したラマポーザ大統領は「不平等を是正する」とし、白人の土地を補償金なしで接収し、黒人に再配分する意向を表明。白人を支持基盤にする最大野党・民主同盟(DA)は慎重な姿勢を見せる。一方、黒人の若者から支持を集める第2野党・経済的解放の闘士(EFF)はANCより強硬で、「即時の実施」を要求している。

ログイン前の続き「白人の力は必要」
 だが、性急に接収政策を進めれば、2000年代に政権与党やその支持者たちが白人の土地を強制的に接収し、農業生産が激減した隣国ジンバブエの二の舞いになるとの懸念もある。

 南アフリカ中部フリーステート州にある白人経営の畜産会社「センリックグループ」の報道担当、パトリック・シークワラクワトゥラさん(49)は「知識や経験がない人に土地を与えても農地は荒廃するだけだ」と強調。同社では約550人の黒人従業員を雇っているとも述べ、「(この国に)白人の力は必要だ」と述べた。

 プレトリア大学のシパマンドラ・ゾンディ教授(政治学)は「ジンバブエと同じ事態にならないよう、まずは土地改革に向けた法改正や政党間の交渉に時間をかけるべきだ」と指摘する。

 2〜3月に実施された世論調査によると、ANCは全体の約6割の得票率をうかがう情勢で、DAなどを引き離している。ラマポーザ氏は、アパルトヘイト政策の廃絶に貢献し、今もなお国民的人気を誇る故ネルソン・マンデラ氏の元側近。実業家としての経験もあり、産業界からも一定の支持を集めている。(プレトリア=石原孝)

2058チバQ:2019/05/10(金) 20:03:25
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190510-00000056-mai-m_est
南ア総選挙 与党過半数維持も過去最低に 改革路線の失速は回避
5/10(金) 18:23配信 毎日新聞
南ア総選挙 与党過半数維持も過去最低に 改革路線の失速は回避
ANCへの投票を呼びかけるラマポーザ大統領=ヨハネスブルクで2019年5月5日、小泉大士撮影
 【ヨハネスブルク小泉大士】8日実施の南アフリカ総選挙(下院、定数400)は10日も開票が続いた。選挙管理委員会によると、与党アフリカ民族会議(ANC)が得票率57%(開票率約79%)で単独過半数を維持し、ラマポーザ大統領の再任が確実となった。

 ラマポーザ氏の構造改革路線が揺らぐ事態は回避されそうだが、ANCの得票率は2014年の前回選より5ポイント下回って初めて6割を切り、1994年の民主化以降で過去最低となる見通しだ。

 マンデラ元大統領が率いたANCは黒人の誇りだったが、近年は経済の低迷が続く。失業率は高止まりし、黒人間でも貧富の差が拡大。ズマ前政権下で横行した汚職が支持離れに拍車をかけた。

 第2党は白人に支持者が多いリベラル系野党の「民主同盟」(DA)で得票率22%。左派ポピュリズム政党「経済的解放の闘士」(EFF)も与党に対する批判票を取り込み、10%を超えている。

 それでもANCは得票率50%台後半で踏みとどまり、16年の地方選(54%)より回復。ズマ体制が継続していれば過半数割れの可能性もあっただけに、政治評論家のダニエル・シルク氏は、ラマポーザ氏の改革路線が「有権者の信任を得ることに成功した」と語る。

 選挙結果を受け、ラマポーザ氏は汚職対策や国営企業改革などを加速させる構え。内部対立を抱える与党のかじ取りには今後も苦慮しそうで、訴追を恐れるズマ派の抵抗を抑え込む必要がある。

 シルク氏は「経済政策で早急に成果を上げることがラマポーザ氏の求心力を高める」との見方を示した。

2059チバQ:2019/05/10(金) 20:10:50
https://mainichi.jp/articles/20190510/k00/00m/030/161000c
南ア総選挙 与党過半数維持も過去最低に 改革路線の失速は回避
毎日新聞2019年5月10日 18時23分(最終更新 5月10日 18時52分)
 【ヨハネスブルク小泉大士】8日実施の南アフリカ総選挙(下院、定数400)は10日も開票が続いた。選挙管理委員会によると、与党アフリカ民族会議(ANC)が得票率57%(開票率約79%)で単独過半数を維持し、ラマポーザ大統領の再任が確実となった。

 ラマポーザ氏の構造改革路線が揺らぐ事態は回避されそうだが、ANCの得票率は2014年の前回選より5ポイント下回って初めて6割を切り、1994年の民主化以降で過去最低となる見通しだ。

 マンデラ元大統領が率いたANCは黒人の誇りだったが、近年は経済の低迷が続く。失業率は高止まりし、黒人間でも貧富の差が拡大。ズマ前政権下で横行した汚職が支持離れに拍車をかけた。

 第2党は白人に支持者が多いリベラル系野党の「民主同盟」(DA)で得票率22%。左派ポピュリズム政党「経済的解放の闘士」(EFF)も与党に対する批判票を取り込み、10%を超えている。

 それでもANCは得票率50%台後半で踏みとどまり、16年の地方選(54%)より回復。ズマ体制が継続していれば過半数割れの可能性もあっただけに、政治評論家のダニエル・シルク氏は、ラマポーザ氏の改革路線が「有権者の信任を得ることに成功した」と語る。

 選挙結果を受け、ラマポーザ氏は汚職対策や国営企業改革などを加速させる構え。内部対立を抱える与党のかじ取りには今後も苦慮しそうで、訴追を恐れるズマ派の抵抗を抑え込む必要がある。

 シルク氏は「経済政策で早急に成果を上げることがラマポーザ氏の求心力を高める」との見方を示した。

2060チバQ:2019/05/11(土) 09:31:51
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190511-00000009-asahi-int
南ア総選挙、与党ANC勝利が確実に 汚職撲滅など訴え
5/11(土) 8:14配信 朝日新聞デジタル
南ア総選挙、与党ANC勝利が確実に 汚職撲滅など訴え
南アフリカのヨハネスブルクで5日、与党アフリカ民族会議の選挙集会に出席し、拳を上げるラマポーザ大統領=石原孝撮影
 8日に実施された南アフリカの総選挙(下院、定数400)で、与党アフリカ民族会議(ANC)が11日未明(開票率98・59%)時点で得票率57・68%を獲得し、勝利を確実にした。2014年の前回選挙から5ポイント弱減らしたが、汚職撲滅や経済再生を訴えてきたラマポーザ大統領の手腕は一定程度、評価された形だ。

 比例代表制のため、ANCの過半数獲得は確実視されている。選挙管理委員会の発表によると、白人を支持基盤とする最大野党・民主同盟(DA)の得票率は約20・68%と、前回から微減。黒人の権利擁護を訴え、黒人の若者から支持を集めた経済的解放の闘士(EFF)は、4ポイント以上増え、10・66%を得ている。

 ANCは国民的人気を誇る故ネルソン・マンデラ氏が率いた党で、1994年の同国の民主化以降、政権の座を握り続けている。

 ただ、ズマ前大統領時代に汚職や詐欺疑惑が相次ぎ、経済も低迷。世論調査では一時、ANCに投票すると答えた人の割合が47%にまで減少。総選挙での過半数割れが現実味を帯びたため、昨年2月、ズマ氏は辞任に追い込まれた。

 後任のラマポーザ氏は、マンデラ氏の元側近で、実業家としても知られる。付加価値税(消費税)を25年ぶりに引き上げて緊縮財政を実施。汚職の取り締まりも進めるなど、産業界からの支持を集めた。

 黒人の若者の失業率は50%を超え、国営電力企業の経営難で計画停電が続くなど、国民の不満はくすぶる。党内の派閥争いもあり、今後の政権運営は難航も予想されている。(ヨハネスブルク=石原孝)

2061チバQ:2019/05/12(日) 14:58:26
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190511-00000559-san-asia
豪州、政権交代で「親中」に転換か 18日に総選挙
5/11(土) 22:07配信 産経新聞
 【台北=田中靖人】オーストラリアの総選挙が18日、投開票される。今回から定数151となる連邦下院議会選は野党、労働党が世論調査の支持率で過半数を獲得する見通しとなっており、6年ぶりの政権交代の可能性が出ている。与党、保守連合(自由党、国民党)は近年、対米協調、対中警戒路線を強めていて、中道左派の労働党が政権を奪還した場合の対中姿勢の変化を警戒する見方が根強い。

 豪有力紙オーストラリアン(電子版)が5日に行った世論調査の支持率は、労働党が51%、保守連合は49%となった。獲得予想議席は、労働党が77議席超で過半数(76議席)を確保し、保守連合は68議席と改選前(74議席)を下回る見通しだ。

 ただ、4月11日の下院解散直後の予想議席数は労働党が88議席、保守連合は63議席で差は縮まっている。選挙戦で与野党とも低中所得者向け所得減税を打ち出すなど争点は内政だ。

 モリソン首相は昨年8月、自由党内の政争の結果、就任した。有権者は、保守連合政権の6年間で3人目となった首相に嫌気し、就任時の政党支持率は労働党に12ポイント差も付けられ、その後も逆転していない。対する労働党は2013年に就任したショーテン党首の下で16年の選挙で躍進し今回、政権奪還を目指す。

 豪州では近年、中国企業の進出や中国人企業家による内政干渉疑惑が注目され、中国への警戒感が高まってきた。防衛大学校の福嶋輝彦教授は「豪州では外交・安全保障政策に与野党の共通認識があり、政権交代でも大きな影響はないはずだ」と指摘する。労働党は、17年末にターンブル政権が中国を念頭に提出した外国からの内政干渉やスパイ活動を阻止するための法案に賛成している。

 一方で、労働党は保守連合の対中政策の批判もしている。ショーテン氏は昨年10月の講演で中国の経済力を「見方によってはすでに世界最大だ」と称賛し、「中国の役割や増大する影響への対応として、戦略的な脅威と位置づけることは不適切だ」と指摘した。

 同党の「影の外相」でマレーシア系華僑のペニー・ウォン上院議員も今月1日の講演で、中国との関係維持のために「豪州の中華系社会の声も聞かなければならない」と述べた。

 労働党の外交政策の公約は、太平洋島嶼(とうしょ)国への援助増額や国際機関の活用など「理想主義」的な側面がある。豪州のシンクタンク、ローウィー研究所のマクレガー上級研究員は「ショーテン氏は夢想家で、中国に関わる分野には不安がある」と指摘している。

2062チバQ:2019/05/13(月) 20:37:11
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190513-00000068-mai-int
軍と民主化勢力の攻防続く スーダン・バシル氏失脚から1カ月
5/13(月) 19:56配信 毎日新聞
軍と民主化勢力の攻防続く スーダン・バシル氏失脚から1カ月
「革命は国民の選択」などと書かれたポスターを掲げ、軍に対し民政移行を求める市民ら=スーダンの首都ハルツームで2日、AP
 【ヨハネスブルク小泉大士】30年に及ぶ長期政権を築いたスーダンのバシル前大統領が軍のクーデターにより解任されてから1カ月が過ぎた。反政府デモを率いてきた民主化勢力は、軍主導の暫定政権に反発。移行期の統治体制を巡る攻防が続いており、政変の着地点はまだ見えない。

 「軍は手を引け。我々が望むのは文民政権だ」。スーダンからの情報によると、4月11日にバシル氏が失脚した後も、数万人のデモ隊は民政移行を求めて首都ハルツームにある国防省周辺などで座り込みを続けている。

 現地は連日40度を超える猛暑に加え、今月初旬からイスラム教の断食月(ラマダン)に入った。だが、デモの勢いは衰えず、日没後に抗議行動を活発化させているという。

 軍指導部は当初、軍主導の評議会が2年間の移行政権を運営した後、選挙を実施する方針を表明。これに対し、民主化勢力は強権体制を支えた軍や治安機関の影響力温存に反発し、抗議行動の継続を呼びかけてきた。

 軍と文民の代表が合同で評議会を発足させる妥協案が浮上したが、民主化勢力は文民の権限が強い4年間の暫定政権を主張。どちらが主導権を握るかで譲らず、交渉は手詰まり感が漂っている。

 市民組織「スーダン専門職組合」(SPA)が主導するデモは昨年末、経済危機への不満を背景に始まり、最終的に軍がバシル前大統領を見限る形で権限を掌握した。このため座り込みに参加する人の間には「市民の革命が軍に乗っ取られた」との思いがある。

 スーダンの政変は、群衆デモでブーテフリカ前大統領が辞任に追い込まれたアルジェリアと並び、中東の民主化運動「アラブの春」の第2幕とも言われる。ただ、エジプトでは政変後も軍の影響力が残った結果、強権支配に逆戻りしたことから、SPA関係者は「軍との安易な妥協を拒否する」と主張する。

 デモには、30万人の犠牲者を出したとされる同国西部のダルフール紛争についてバシル氏の責任追及を求める参加者も。軍の評議会は、国際刑事裁判所(ICC)から人道に対する罪などで逮捕状が出ている同氏を刑務所に移送し、資金洗浄などの疑いで調べているが、身柄引き渡しには否定的だ。

2063チバQ:2019/05/13(月) 20:38:02
https://www.asahi.com/articles/ASM4W6CYDM4WUHBI02W.html
叫ぶ女性たち、自由を求め スーダン「第2アラブの春」
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ハルツーム=石原孝 2019年5月7日18時46分
 アフリカ北東部のスーダンで、ダルフール紛争での虐殺にも関与したとされるバシル大統領が失脚して3週間余り。独裁政権を崩壊させた国民は、軍が主導する事実上の暫定政権に納得せず、民政移管を求めてデモを続ける。現場で目立つのは、自由を求め、運動に加わる女性たちの姿だ。

 4月下旬、首都ハルツームの軍本部前には10万人近いデモ参加者が集まっていた。無職女性イスラ・ゼイダンさん(21)は「私たちは服装も職業の選択も、男性より不自由だった。次世代のために自由で公平な社会を作りたい」。40度超の暑さの中、女性たちはマイクを握り、訴えた。

 スーダンは国民のほとんどがイスラム教徒だ。特に女性たちは強権的な前政権から長く抑圧されてきた。紛争で夫や子を失った人も多く、今回の政変で民主化や平等の実現を期待する思いはとりわけ強い。(ハルツーム=石原孝)

政変後も権力握る軍に抗議
 「自由を、民主化を我々に!」

 長期独裁の前政権を崩壊させた民衆デモは、バシル氏の大統領辞任してもなお、勢いを失っていなかった。抗議はいま、権力を握った軍に向く。

2064チバQ:2019/05/13(月) 20:39:02
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190513-00000038-jij_afp-int
仏領ニューカレドニアで議会選、独立反対派が小差で過半数制す
5/13(月) 19:53配信 AFP=時事
仏領ニューカレドニアで議会選、独立反対派が小差で過半数制す
フランス特別自治体のニューカレドニアで掲げられた、独立支持派のシンボルカラーで彩られた旗(2018年11月5日撮影、資料写真)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】南太平洋のフランス特別自治体ニューカレドニア(New Caledonia)で12日、議会選が行われ、フランスへの残留を支持する票が小差で過半数を占めた。

 政庁所在地ヌメア(Noumea)の高等弁務官事務所が公表した数字に基づく予測によると、独立に反対する右派が54議席のうち28議席を獲得する見込みで、一方の独立支持派は26議席となる見通し。

 戦略的要衝であるニューカレドニアでは昨年11月6日、独立の是非を問う住民投票があり、残留を支持する票が56.7%を占めたものの、予想よりも接戦となっていた。

 1998年以降に勢力を拡大し、議会で25議席を占めていた独立支持派は、今回の選挙で議会および地方政府の支配を狙っていた。

 高等弁務官事務所によると、投票締め切りとなる午後6時(日本時間午後4時)の1時間前の時点で、投票率は6か月前の住民投票より15%程度低い水準である58.5%だったという。

 1998年に締結された「ヌメア協定(Noumea Accord)」の下では、来年と2022年にも独立の是非を問う住民投票の実施が可能。

 独立支持派が多いメラネシア系先住民カナク(Kanak)は、人口26万9000人のうち半数以下で、早期に植民してきた人々の子孫や最近の移住者といった白人らは圧倒的にフランスへの残留を支持している。【翻訳編集】 AFPBB News

2065チバQ:2019/05/13(月) 20:40:02
https://www.sankei.com/world/news/181122/wor1811220007-n1.html
【国際情勢分析】独立選ばなかったニューカレドニア 中国の南洋進出に「待った」
2018.11.22 07:00
 南太平洋のフランス特別自治体ニューカレドニアは4日、住民投票でフランスから独立しない道を選んだ。独立すれば、太平洋で影響力を拡大する中国の干渉を招く恐れが指摘されていた。中国の海洋覇権の拡大を警戒するフランス政府はひとまず胸をなでおろした形だ。だが、住民投票が再度実施される可能性もあり、ニューカレドニアが独立に向けて方針転換することが懸念されている。

 「過半数の住民がフランスを選んだことを国家元首として誇りに思う」。フランスのマクロン大統領は4日、住民投票の結果を受けたテレビ演説でそう述べた。フランスは1853年、ニューカレドニアを併合。ニューカレドニアの先住民、カナクらが長年、独立を求める一方、欧州系住民らは現状維持を主張していた。今回の投票でフランスは公式には結果を尊重するとの中立の立場だったものの、専門家は「フランス政府は本音では残留を強く望んでいた」と指摘する。実際に、マクロン氏が今年5月にニューカレドニアの政庁所在地、ヌメアを訪れた際、「(フランスは)ニューカレドニアなしでは輝けないだろう」と漏らした。


 マクロン政権がニューカレドニアを離したくなかった背景には、太平洋地域での中国の覇権構築の脅威がある。中国政府は近年、英仏共同統治から1980年に独立した南太平洋の島国バヌアツと官邸や政府施設の建設協力などで関係を深めている。近畿大国際学部の畝川(せがわ)憲之教授は「電子機器産業に不可欠なニッケル鉱の世界有数の生産地でもあるニューカレドニアが独立すれば、中国はバヌアツなどのように援助攻勢をかけて影響下に組み込もうする可能性が高い」と分析する。今年3月にニューデリーを訪れたマクロン氏は「インド洋や太平洋で覇権はあってはならない」と述べ、中国の海洋進出を暗に牽制していた。

 ニューカレドニアが独立を選ばなかったことで中国の干渉を防げたが、独立をめぐる動きが終わったわけではない。米CNNテレビ(電子版)などによると、今後、地方政府が承認すれば2022年までにあと2回、住民投票が実施される。今回の投票の最終結果は独立反対が56・4%、賛成が43・6%。事前の調査では残留支持が7割との結果もあったが、実際はより小差となった。再度実施されれば、「逆転の可能性もゼロではない」(専門家)という。


 一方で、一部の過激な独立支持層による暴動も懸念されている。英BBC放送(電子版)によると、4日の投票結果の発表後には、ヌメアで放火などが発生。抗議者によって道路が封鎖される事件もあったという。1970年代後半には、カナクを主体とした独立運動が活発化し、多数の死傷者を伴う衝突も発生した。徳島文理大の八幡和郎教授は「独立支持層によるテロが国内で激しさを増すと、独立に反対する欧州系住民が国外に退去する恐れもある。そうなると、今後の住民投票は一層読めなくなりそうだ」と指摘する。
(外信部 板東和正

2066チバQ:2019/05/13(月) 20:47:44
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190512-00000548-san-m_est
南ア総選挙 与党、過半数確保も史上最低の得票率 政治腐敗や経済低迷で批判
5/12(日) 21:06配信 産経新聞
 【カイロ=佐藤貴生】南アフリカで8日に行われた総選挙(下院、定数400、比例代表制)で、選管当局は11日、与党のアフリカ民族会議(ANC)が57・5%を得票して過半数を制したと発表した。ただ、ANCの得票率はアパルトヘイト(人種隔離)を終結させた故マンデラ元大統領が率い、1994年に政権を獲得して以来最低となり、政治腐敗や経済低迷を背景に与党離れが進んでいる実態が裏付けられた。

 ANCを率いるラマポーザ大統領は11日、「国のために黒人も白人も共に働こう」などと述べて勝利を宣言した。総選挙は昨年2月、数々の汚職疑惑で非難を浴びたズマ前大統領が辞任して以来初めて。

 下院では近く大統領が選出され、ラマポーザ氏が続投するとみられるが、山積する課題に加えてズマ氏の時代に広がった政治不信の払拭という難題もあり、多難な船出となる。

 ANCは5年前の前回選挙から19議席減の230議席となる見通し。第2党で白人の支持を受ける「民主同盟」(DA)も5議席減の84議席となり、第3党の急進派左翼政党「経済的解放の闘士」(EFF)は19議席増の44議席に躍進した。

 黒人解放闘争に源流を持つANCが政権を担ってから四半世紀になるが、黒人の貧困率は60%に上るとされ、白人との生活環境の格差が今なお大きな社会問題となっている。特に、農地は人口約8%の白人が7割以上を所有しており、EFFは補償抜きで白人の土地を収用するという強硬な政策を主張。これが黒人の支持を集めたとされる。

 2009年から約9年に及んだズマ時代に汚職や縁故主義が横行し、経済は低迷。中印などと合わせ新興5カ国(BRICS)と称された00年代の勢いは影を潜めた。通貨ランドの価値はこの期間に対ドルでほぼ半分に下がり、失業率は27%に達し、性犯罪や殺人も多発している。

 ANC内部にはズマ氏のシンパが残っており、支持率減を受けて党内の権力闘争も激化する恐れがある。ラマポーザ氏を取り巻く情勢は厳しく、経済低迷に歯止めがかかるかは不透明だ。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190512-00000050-mai-m_est
与党ANC、過去最低にも安堵 南アフリカ総選挙
5/12(日) 21:06配信 毎日新聞
与党ANC、過去最低にも安堵 南アフリカ総選挙
選挙結果の発表を受けてあいさつするラマポーザ大統領=プレトリアで2019年5月11日、小泉大士撮影
 【プレトリア小泉大士】南アフリカの選挙管理委員会は11日、総選挙(下院、定数400)の最終結果を発表し、与党アフリカ民族会議(ANC)の議席数は19議席減の230議席(得票率57.5%)だった。1994年の民主化以降一貫して政権を担ってきたANCは勝利したものの、得票率は過去最低となった。

 ANCはズマ前政権時代に汚職や高い失業率が批判を浴び、支持離れが進んだ。ANCの得票率が6割を切るのは初めて。ただ、昨年2月に就任したラマポーザ大統領が掲げる改革路線への期待が、党勢の後退に一定の歯止めをかけたとみられ、ANC関係者は「(ラマポーザ氏が大統領でなかったら)もっとひどい結果になっていた」と語った。

 得票率の下落は2009年選挙から3回連続。ラマポーザ政権が汚職撲滅や経済再生を実現し、国民の信頼を回復できなければ、次期選挙で再び苦戦を強いられるのは必至だ。

 第2党はアパルトヘイト(人種隔離)政策に反対した白人リベラル政党をルーツとする「民主同盟」(DA)で5議席減の84議席(同20.8%)。白人農家の土地収用などを主張する左派ポピュリズム(大衆迎合主義)政党「経済的解放の闘士」(EFF)は19議席増の44議席(同10.8%)だった。

 投票率は約66%。ラマポーザ大統領は近く、下院本会議で再任される見通し。

2067チバQ:2019/05/15(水) 16:42:51
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190515-00000042-jij-int
政権側、国会議員を閉め出し=「爆発物の情報」-ベネズエラ
5/15(水) 10:23配信 時事通信
政権側、国会議員を閉め出し=「爆発物の情報」-ベネズエラ
14日、カラカスの国会議事堂を封鎖するベネズエラの警察官(AFP時事)
 【サンパウロ時事】ベネズエラの独裁的なマドゥロ政権は14日、「建物内に爆発物が仕掛けられた疑いがある」として、野党議員が多数を占める国会の議事堂を封鎖した。

 議員らが明らかにした。

 議員によると同日朝(日本時間同日夜)、政権側の情報機関や警察などが、本会議のため登院した議員や職員らの接近を拒んだ。マドゥロ大統領と敵対して暫定大統領を名乗るグアイド国会議長は「独裁者(マドゥロ氏)が本来居るべきではない大統領府にこもり、周囲に疑心暗鬼の目を向けている中で、政権は国会を乗っ取ろうとしている」と非難。翌日以降も登院を試みる意向を示した。

2068名無しさん:2019/05/15(水) 17:06:58
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190515-00010006-afpbbnewsv-int
民政移行期間3年で合意、スーダン軍事評議会とデモ指導者ら
5/15(水) 15:48配信 AFPBB News

(c)AFPBB News

【5月15日 AFP】スーダンで長期政権を崩壊させた軍事クーデター後に設置された暫定軍事評議会と、文民政権への速やかな移行を求めてきた反政府デモの指導者らは15日、完全な民政移管まで3年の移行期間を設けることで合意した。一方で、新たな暫定統治機構をめぐる交渉はまだ終わっていない。
 
 オマル・ハッサン・アハメド・バシル(Omar Hassan Ahmed al-Bashir)前大統領の失脚により、30年間続いた強権支配に終止符が打たれた。デモ側は文民主導の体制移行を求めているが、前大統領を打倒した軍事評議会が統治する状況が続いている。

 軍事評議会メンバーのヤセル・アタ(Yasser al-Atta)中将は、新たな暫定統治機構となる統治評議会の構成などで権力を分担するとの最終合意書が、デモを主導する民主化勢力の一派「自由・変革同盟(Alliance for Freedom and Change)」との間で今日中に締結されると述べた。

 また、3年とされる移行期間の初めの6か月間で、ダルフール(Darfur)や青ナイル(Blue Nile)、南コルドファン(South Kordofan)といった紛争地の反政府勢力と和平協定を締結するという。

 当初、軍事評議会は移行期間を2年とすることを強く主張し、一方、デモ側は4年を要求していた。

 移行期間の年数についてはこれで合意に至ったものの、統治評議会の構成に関する重要な交渉は残ったままだ。軍事評議会は軍主導の評議会を主張しているが、デモ指導部側は過半数を文民とすることを求めている。

 民政移行への流れとしては、現在の軍人のみから成る暫定軍事評議会に代わり、新たな暫定統治機構として統治評議会が発足された後、さらに暫定文民政権が発足されて国務を行う。移行期間の終わりには、バシル前大統領失脚後初の選挙が実施される予定で、暫定文民政権はこれに向けて準備を進めていく。

 映像は、民政移行期間の合意を受けて祝福するデモ隊の参加者たち。15日撮影。(c)AFPBB News

2069チバQ:2019/05/15(水) 17:07:13
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190515-00010006-afpbbnewsv-int
民政移行期間3年で合意、スーダン軍事評議会とデモ指導者ら
5/15(水) 15:48配信 AFPBB News

(c)AFPBB News

【5月15日 AFP】スーダンで長期政権を崩壊させた軍事クーデター後に設置された暫定軍事評議会と、文民政権への速やかな移行を求めてきた反政府デモの指導者らは15日、完全な民政移管まで3年の移行期間を設けることで合意した。一方で、新たな暫定統治機構をめぐる交渉はまだ終わっていない。
 
 オマル・ハッサン・アハメド・バシル(Omar Hassan Ahmed al-Bashir)前大統領の失脚により、30年間続いた強権支配に終止符が打たれた。デモ側は文民主導の体制移行を求めているが、前大統領を打倒した軍事評議会が統治する状況が続いている。

 軍事評議会メンバーのヤセル・アタ(Yasser al-Atta)中将は、新たな暫定統治機構となる統治評議会の構成などで権力を分担するとの最終合意書が、デモを主導する民主化勢力の一派「自由・変革同盟(Alliance for Freedom and Change)」との間で今日中に締結されると述べた。

 また、3年とされる移行期間の初めの6か月間で、ダルフール(Darfur)や青ナイル(Blue Nile)、南コルドファン(South Kordofan)といった紛争地の反政府勢力と和平協定を締結するという。

 当初、軍事評議会は移行期間を2年とすることを強く主張し、一方、デモ側は4年を要求していた。

 移行期間の年数についてはこれで合意に至ったものの、統治評議会の構成に関する重要な交渉は残ったままだ。軍事評議会は軍主導の評議会を主張しているが、デモ指導部側は過半数を文民とすることを求めている。

 民政移行への流れとしては、現在の軍人のみから成る暫定軍事評議会に代わり、新たな暫定統治機構として統治評議会が発足された後、さらに暫定文民政権が発足されて国務を行う。移行期間の終わりには、バシル前大統領失脚後初の選挙が実施される予定で、暫定文民政権はこれに向けて準備を進めていく。

 映像は、民政移行期間の合意を受けて祝福するデモ隊の参加者たち。15日撮影。(c)AFPBB News

2070チバQ:2019/05/15(水) 17:07:32
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190515-00010006-afpbbnewsv-int
民政移行期間3年で合意、スーダン軍事評議会とデモ指導者ら
5/15(水) 15:48配信 AFPBB News

(c)AFPBB News

【5月15日 AFP】スーダンで長期政権を崩壊させた軍事クーデター後に設置された暫定軍事評議会と、文民政権への速やかな移行を求めてきた反政府デモの指導者らは15日、完全な民政移管まで3年の移行期間を設けることで合意した。一方で、新たな暫定統治機構をめぐる交渉はまだ終わっていない。
 
 オマル・ハッサン・アハメド・バシル(Omar Hassan Ahmed al-Bashir)前大統領の失脚により、30年間続いた強権支配に終止符が打たれた。デモ側は文民主導の体制移行を求めているが、前大統領を打倒した軍事評議会が統治する状況が続いている。

 軍事評議会メンバーのヤセル・アタ(Yasser al-Atta)中将は、新たな暫定統治機構となる統治評議会の構成などで権力を分担するとの最終合意書が、デモを主導する民主化勢力の一派「自由・変革同盟(Alliance for Freedom and Change)」との間で今日中に締結されると述べた。

 また、3年とされる移行期間の初めの6か月間で、ダルフール(Darfur)や青ナイル(Blue Nile)、南コルドファン(South Kordofan)といった紛争地の反政府勢力と和平協定を締結するという。

 当初、軍事評議会は移行期間を2年とすることを強く主張し、一方、デモ側は4年を要求していた。

 移行期間の年数についてはこれで合意に至ったものの、統治評議会の構成に関する重要な交渉は残ったままだ。軍事評議会は軍主導の評議会を主張しているが、デモ指導部側は過半数を文民とすることを求めている。

 民政移行への流れとしては、現在の軍人のみから成る暫定軍事評議会に代わり、新たな暫定統治機構として統治評議会が発足された後、さらに暫定文民政権が発足されて国務を行う。移行期間の終わりには、バシル前大統領失脚後初の選挙が実施される予定で、暫定文民政権はこれに向けて準備を進めていく。

 映像は、民政移行期間の合意を受けて祝福するデモ隊の参加者たち。15日撮影。(c)AFPBB News

2071チバQ:2019/05/16(木) 19:45:43
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190516-00000030-jij_afp-int
スーダン軍事評議会、民政移行の協議を中断
5/16(木) 15:31配信 AFP=時事
スーダン軍事評議会、民政移行の協議を中断
スーダンの首都ハルツームにある軍本部前で、座り込み抗議を行う反政府デモの参加者ら(2019年5月15日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】先月長期政権が崩壊したスーダンで、反政府デモの指導者らと民政移行について協議していた軍事評議会は16日、交渉を成立させるためにはさらに時間が必要だとして協議を中断した。この間、首都ハルツームでは治安状況が悪化している。

 スーダンを長年、強権支配してきたオマル・ハッサン・アハメド・バシル(Omar Hassan Ahmed al-Bashir)前大統領の失脚後、文民政権への移行に伴う新たな暫定統治機構の構成は最も厄介な問題となっている。

 軍事評議会と反政府デモの指導者らは、今後3年間の暫定統治機構に関する最終合意書を15日に決定する予定だった。

 しかし、ハルツームの軍本部前で行われているデモ隊の座り込みのそばで発砲があり、少なくとも8人が負傷したとの情報が入り、暫定軍事評議会の議長を務めているアブデル・ファタハ・ブルハン(Abdel Fattah al-Burhan)大将は交渉を72時間休止すると発表した。

 ブルハン大将は交渉再開の余地を残した一方で、反政府デモの参加者らに対し、ハルツーム市内のバリケード撤去や首都に出入りする橋や鉄道の再開を要求。さらに「治安部隊との衝突を誘発しないよう」求めた。さらに「反政府デモの中に武装した参加者が紛れ込んでおり、治安部隊に発砲している」と付け加えた。【翻訳編集】 AFPBB News

2072チバQ:2019/05/17(金) 11:03:42
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190517-00000012-asahi-int
ベネズエラ政権と反政権派、交渉へ調整 ノルウェー仲介
5/17(金) 10:34配信 朝日新聞デジタル
ベネズエラ政権と反政権派、交渉へ調整 ノルウェー仲介
16日、ベネズエラの首都カラカスでの会合で発言するベネズエラのグアイド国会議長=ロイター
 政情不安が続く南米ベネズエラのマドゥロ政権と反政権派がノルウェー政府の仲介で交渉に向けて調整していることが16日、わかった。政権、反政権派側の双方が認めた。対立が激しくなった今年1月以降、両陣営による交渉に向けた動きが明らかになるのは初めて。ただ、双方の主張には隔たりがあり、交渉に入っても情勢の安定化につながるかは不透明だ。

 ベネズエラのメディア報道などによると、調整はノルウェー外務省の仲介で同国の首都オスロで続けられているという。マドゥロ大統領は15日、「情報大臣が国外で重要な仕事をしている」と話し、交渉のための調整に入ったことを示唆していた。

 一方、反政権派のリーダーで暫定大統領就任を宣言したグアイド国会議長は演説で16日、ノルウェーに代表を送ったことを認める一方、米軍の司令官と反政権側が20日に会談することも明らかにした。「不当な権力を止め、政権移行と自由な選挙を求める。独裁を終わらせるため、あらゆる選択肢がある」と強調した。(サンパウロ=岡田玄)

朝日新聞社

2073 チバQ:2019/05/17(金) 15:21:10
5177 チバQ 2019/05/13(月) 20:46:13
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190513-00000008-asahi-int
豪総選挙「中華系票」争奪戦 公約に「華人向け施設を」
5/13(月) 9:00配信 朝日新聞デジタル
豪総選挙「中華系票」争奪戦 公約に「華人向け施設を」
華人の有権者に中国語で話す野党・労働党のジェニファー・ヤン候補(左から3人目)。華人向けの高齢者施設をつくる公約を発表した=8日、メルボルン、小暮哲夫撮影
 18日に投開票されるオーストラリアの総選挙で、各党が華人(中華系)の支持獲得に躍起になっている。人口約2500万人の豪州で、華人は年々増えて現在約120万人。移民が多い大都市部では当落を左右する存在になっている。メルボルンでは「華人対決」の選挙区も現れた。(メルボルン=小暮哲夫)

【写真】野党・労働党の幹部とともに華人の高齢者に支持を訴えるジェニファー・ヤン候補(中央)=8日、メルボルン、小暮哲夫撮影


 8日朝、メルボルン東部の下院チズム選挙区。公民館でマージャンを楽しむ華人の高齢者たちの前に、最大野党・労働党のグループがやって来た。「政権を獲得したら、この地区に華人向けの高齢者福祉施設をつくる」という公約の発表の場にここを選んだのだ。

 「華人の地域での貢献に感謝しています。華人の高齢者が母語に戻れる場所があるべきです」。チズム選挙区に立候補した労働党のジェニファー・ヤン氏(42)が党幹部の言葉を中国語に訳すと、華人のお年寄りが拍手をして喜んだ。ヤン氏は台湾出身。地元市議や市長をへて、今回は国政に挑んでいる。

 労働党は日程を地元の中国語メディアに伝えており、報道陣にも華人が目立った。公約発表後も、ヤン氏は中国語であいさつを繰り返した。「私は華人の声をくみ取れる。同時にこの地域に長年住み、公衆衛生や教育など地域の問題を熟知している。選挙区民全員の代表になれます」

 チズム選挙区の期日前投票所の前では、連日、「最後のお願い」をする女性がいる。与党・自由党から立候補した香港出身のグラディス・リウ氏(55)。8日昼も「私はグラディス。自由党の候補者です」と一人一人に声をかけていた。

 チズム選挙区には9人が立候補しているが、事実上、ヤン氏とリウ氏の戦いになっている。両氏が参加した4月14日の公開討論会は、英語と中国語が飛び交う舌戦になった。

 チズム選挙区には漢字で表記された店の看板が並ぶ。2016年の国勢調査によると、同選挙区の住民約16万4千人のうち華人は4万1千人で約2割を占める。ヤン氏かリウ氏のどちらが勝っても、豪州で初めて華人女性の下院議員が誕生することになる。リウ氏は「歴史的なこと」とその意義を強調する。

 ヤン氏とリウ氏の接戦を選挙区の住民はどう見ているのか。中国・上海出身の新聞店主カトリーヌ・ルーさん(45)は「私たちの声を政治に伝えられる」と歓迎する。期日前投票に訪れた白人のグラハム・バウンドさん(70)は「2人とも豪州国民だ。アジア系が多い地区だから、彼らの代表が必要だ」と語った。

2074チバQ:2019/05/19(日) 21:32:13
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190519-00000505-san-asia
豪総選挙、与党が政権維持 首相が勝利宣言、続投に意欲
5/19(日) 0:08配信 産経新聞
豪総選挙、与党が政権維持 首相が勝利宣言、続投に意欲
労働党のショーテン氏(田中靖人撮影)
 【メルボルン=田中靖人】オーストラリアの総選挙は18日、投票され、即日開票された。モリソン首相(51)が率いる与党、保守連合(自由党、国民党)が事前の予想を覆し、政権を維持することになった。世論調査で優位に立っていたショーテン党首(52)率いる野党、労働党は地方で票が伸びずに苦戦、6年ぶりの政権交代は実現できなかった。

 選挙戦は気候変動対策や経済政策を主な争点に展開され、公共放送ABCによると、下院選(任期3年、定数151、小選挙区制)は19日午前零時半(日本時間18日午後11時半)現在、保守連合が74議席、労働党が65議席をほぼ確実にした。自由党ではアボット元首相が落選を認めた。有権者約1600万人のうち約400万人分の事前投票の開票が進んでいないが、大勢への影響はないとみられる。

 保守連合は過半数の76議席には届かない可能性があり、その場合は無所属議員らを対象に多数派工作を行う必要がある。解散時の勢力は保守連合が74、労働党が69、緑の党など少数政党や無所属が7だった。

 労働党のショーテン氏は18日深夜、地元メルボルンで演説し、「労働党が次の政府を構成できないのは明らかだ。国益のため、モリソン氏に祝意を伝えた」と敗北を認め、党首辞任を表明した。一方、自由党党首のモリソン首相は19日未明、地元シドニーで「常に奇跡を信じてきた。ここは世界で最もよい国だ」と勝利を宣言し、「仕事に戻ろう」と首相続投に意欲を示した。

 オーストラリアン紙が17日に実施した世論調査では、政党支持率は労働党51・5%、保守連合48・5%となっていた。

 2007〜13年の労働党政権時代は親中姿勢が指摘されており、労働党が政権復帰した場合、近年厳しかった豪州の対中政策が変化するかも注目されていた。

 18日は上院(定数76、比例代表制)の40議席も改選された。

2075チバQ:2019/05/19(日) 21:33:58
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190519-00000550-san-asia
オーストラリア総選挙 首相「奇跡」の勝利 与党が政権交代阻止
5/19(日) 21:07配信 産経新聞
 【メルボルン=田中靖人】18日投票のオーストラリアの総選挙は開票の結果、モリソン首相(51)が率いる与党、保守連合(自由党、国民党)が事前の予想を覆し、政権維持をほぼ確実にした。世論調査で優位に立っていたショーテン党首(52)率いる野党、労働党は地方部で伸びず、同氏は敗北を認めて辞任を表明した。

 選挙管理委員会によると、19日は約450万人分の事前投票の集計が進み同日午後現在、保守連合が過半数の77議席に達する可能性がある。労働党は68議席をほぼ確実にした。

 自由党党首のモリソン首相は19日未明、地元シドニーで「常に奇跡を信じてきた」と勝利宣言し、「仕事にもどろう」と続投に意欲を示した。12年ぶりの財政黒字化など経済政策が評価されたとみられる。

 労働党のショーテン氏は18日深夜、「労働党が次の政府を構成できないのは明らかだ」と敗北を認め、党首辞任を表明した。同党は出口調査でも優位に立っていたが、クイーンズランド州など地方で議席を失った。

 19日付のサンデー・ヘラルド・サン紙は与党勝利を「かつてない最大の逆転」と報道。エイジ紙は「有権者はショーテン氏を拒否した」と報じた。労働党の副党首は、小政党による労働党への「ネガティブキャンペーンが原因だ」と述べ、衝撃を受け止めきれない様子だった。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190519-00010003-afpbbnewsv-int
オーストラリア総選挙、与党保守連合が勝利 世論調査の予測裏切る
5/19(日) 12:23配信 AFPBB News

(c)AFPBB News

【5月19日 AFP】オーストラリアで18日、総選挙の投開票が行われ、与党勢力である自由党主導の保守連合が事前の予想に反して勝利を収めた。スコット・モリソン(Scott Morrison)首相は「私はいつも奇跡を信じていた!」と勝利宣言した。

 自由党の内紛を経て穏健派マルコム・ターンブル(Malcolm Turnbull)前首相の後継として昨年8月に就任したモリソン首相は、喜びもあらわに「オーストラリアは何て素晴らしいんだ!」と叫んだ。

 モリソン首相率いる自由党と地方を拠点とする国民党による保守連合が過半数の議席を獲得できたかはまだ判明していないが、野党労働党のビル・ショーテン(Bill Shorten)党首はメルボルンで愕然(がくぜん)とした表情の支持者を前に「労働党が次期政権を組閣できないことが明らかになった」と述べて敗北を認めた。ショーテン氏は「国益のため、私は先ほどスコット・モリソン首相に祝福の電話をした」と語り、敗北の責任を取って労働党党首の座を退くことも明らかにした。

 過去数か月間の世論調査では、6年間野党の座に甘んじてきた労働党が優勢とみられていたが、与党側の勝利という予想外の結果となった。

 映像前半は、投票所で選挙運動をする環境活動家たち。後半は、総選挙の勝利宣言をするモリソン首相。18日撮影。(c)AFPBB News

2076チバQ:2019/05/20(月) 15:06:21
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190517-00000111-mai-asia
気候変動対策など争点 与野党「支持率」拮抗 豪州総選挙
5/17(金) 23:02配信 毎日新聞
 【メルボルン武内彩】オーストラリアの総選挙が18日、投開票される。モリソン首相が率いる与党保守連合(自由党、国民党)から6年ぶりに労働党への政権交代が起きるかが焦点。下院(定数151、小選挙区制)の過半数確保を巡って激しく競り合う情勢だ。地元メディアは労働党が優位と報じているが、最近の世論調査でも両者の支持率は拮抗(きっこう)している。

 気候変動対策が大きな争点の一つとなっており、CO2排出量削減についてある程度現実的な目標を掲げる保守連合と、より高い目標を設定する労働党とが論戦を繰り広げている。対日関係についてはいずれも重視する姿勢を見せている。

 世論調査会社エッセンシャルリサーチによると、2大勢力を対象にした支持率は14日現在で保守連合が48.5%、労働党が51.5%と真っ二つに分かれる。シドニー工科大のブライ・グラント准教授(政治学)は「国全体として一方に風が吹いているわけではなく、州ごとに揺れ動いている」と指摘した。

 与党側は内紛ともいえる騒動の末の首相交代や政権幹部のスキャンダルが批判を招き、厳しい選挙となった。ただ、モリソン氏の政治手腕については評価する声も少なくない。

 一方、労働党を率いるショーテン党首は「首相にふさわしい人物」を尋ねる調査でモリソン氏を下回るなど人気は今ひとつ。閣僚経験もあるアジア系のペニー・ウォン上院議員ら実力と人気を備えた人材を周囲に集めて「チーム力」をアピールしている。

2077チバQ:2019/05/20(月) 15:14:50
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190518-00000077-jij-eurp
オーストリア副首相が辞意=極右党首、「ロシアに便宜」報道で
5/18(土) 17:41配信 時事通信
オーストリア副首相が辞意=極右党首、「ロシアに便宜」報道で
18日、ウィーンで記者会見するオーストリアの極右・自由党党首のシュトラッヘ副首相(AFP時事)
 【ベルリン時事】オーストリアの極右・自由党党首のシュトラッヘ副首相は18日、辞意を表明した。

 ドイツ誌シュピーゲル(電子版)などが17日、シュトラッヘ氏がロシア新興財閥関係者と称する女性に対し、選挙支援の見返りに公共事業を受注させる便宜供与を申し出ていたと報道。ロシアの選挙介入を要請した疑惑が浮上し、政権を揺るがすスキャンダルとなった。

 シュトラッヘ氏は記者会見で、女性との会合は「過ちだった」と認めた。クルツ首相率いる国民党は単独過半数に足りず、自由党との連立を解消すれば再選挙となる可能性もある。クルツ氏は近く、今後の対応を表明するとみられる。極右政党の台頭が予想されている来週の欧州議会選にも影響を与えそうだ。

2078チバQ:2019/05/20(月) 15:17:21
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190518-00000058-mai-int
オーストリア極右政党党首が副首相辞任 露新興財閥に利益供与示唆
5/18(土) 20:23配信 毎日新聞
 【ウィーン三木幸治】極右・自由党が政権の一角を担うオーストリアで、自由党党首のシュトラッヘ副首相がロシアのオリガルヒ(新興財閥)関係者に対し、党への支援の見返りに公共工事の契約を与える発言をした映像が流出した。独誌シュピーゲルなどが17日報じた。シュトラッヘ氏は18日、副首相と自由党党首を辞任することを表明した。

 自由党は、23日から実施される欧州議会選で躍進が予想される右派勢力の一角で、右派の勢いに影響を与えそうだ。

 独メディアなどによると、自由党のシュトラッヘ氏はオーストリア下院選の3カ月前にあたる2017年7月、スペインのイビサ島でロシアのオリガルヒ関係者を名乗る女性と面会。女性はオリガルヒ側がオーストリアの有力タブロイド紙を買収し、自由党に有利となる報道に転換することを提案。シュトラッヘ氏は「もし買収が実現し、選挙で(自由党が)1位になれば、我々はあなたに全てを話すことができる」と発言し、公共工事の契約を与えることを示唆した。また党への献金を隠すため、党に近い「慈善団体」を通じて資金提供を行う方法にも言及した。女性は独メディアに対し、資金提供を否定した。

 自由党は「反移民」「反イスラム」を掲げ、17年10月の下院選で躍進。同年12月、中道右派・国民党と連立政権を組んだ。自由党はロシアの与党「統一ロシア」と連携しており、以前からオリガルヒによる違法な資金提供が疑われていた。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190518-00000001-jijnb_he-bus_all
ニュースワード「オーストリア自由党」
5/18(土) 21:22配信 時事通信
 オーストリア自由党 1956年設立の極右政党。2015年に中東やアフリカから西欧や北欧へ向かう難民が殺到した際、通過ルートとなったオーストリアでは国民生活が混乱、対難民感情が悪化した。17年の国民議会(下院)選挙で「オーストリア第一」や「反難民」を掲げ、第3党に躍進した。
 00〜05年にも国民党と連立して政権に参加した。連立発足当時のハイダー党首はナチス擁護発言で知られ、欧州連合(EU)各国が制裁措置を取った。(時事)

2079チバQ:2019/05/20(月) 15:29:38
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190519-00000039-jij-int
前大統領、副大統領候補に=アルゼンチン
5/19(日) 14:19配信 時事通信
前大統領、副大統領候補に=アルゼンチン
アルゼンチンのクリスティナ・フェルナンデス前大統領(左)とアルベルト・フェルナンデス元首相=2008年3月、ブエノスアイレス(AFP時事)
 【サンパウロ時事】汚職疑惑の渦中にあるアルゼンチンのクリスティナ・フェルナンデス前大統領は18日、10月の大統領選挙に副大統領候補として出る意向を明らかにした。

 大統領候補にはアルベルト・フェルナンデス元首相を担ぐ。

 前大統領は、夫の故キルチネル元大統領とともに12年間にわたり中道左派政権を率いた。ばらまき政策で経済を混乱に陥れたものの、今も貧困層からの支持は厚く、返り咲きが有力視されていた。

2080チバQ:2019/05/20(月) 15:32:25
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190519-00000051-asahi-int
「壁でなく橋つくろう」 ベルリンの反右翼デモに数万人
5/19(日) 23:35配信 朝日新聞デジタル
「壁でなく橋つくろう」 ベルリンの反右翼デモに数万人
「みんなの欧州 ナショナリズムに反対」と書かれた垂れ幕を持って歩く人たち=2019年5月19日、ベルリン、野島淳撮影
 欧州連合(EU)加盟28カ国で23〜26日にある欧州議会選挙を控え、ベルリン中心部で19日、ナショナリズムに反対する数万人規模の集会とデモが開かれた。移民・難民排斥などの主張を掲げる右翼勢力が欧州議会選を利用し、EU崩壊や国粋主義への回帰に導こうとしていると批判。人権や多様性のある欧州を守るため連帯しようと訴えた。

【写真】ナショナリズムに対抗しようなどとかかれた垂れ幕を持って行進する人たち=2019年5月19日、ベルリン、野島淳撮影

 会場となった市内中心部の広場には、若者やお年寄り、子ども連れの家族などが集まり、まるでお祭りの雰囲気。「開かれた自由な社会のために」「壁はいらない橋をつくろう」といったプラカードや旗などを掲げ、市内を歩いた。

 イタリア出身のガブリエルさん(57)は「EUは戦争から得た我々の成果だ。欧州が協力して平和と繁栄を実現しないといけない」。地元ベルリンの公務員の50代男性は「EUは危機にある。だが、たくましい。ここにいる人たちこそが主流派だ」と語った。

 欧州議会選は5年に1度、EU加盟各国で実施される。各種の世論調査では今回、中道の主流政党が議席を減らす一方で、EUに懐疑的な右翼勢力が各国で議席を伸ばすとの予想が出ている。

 ただ、オーストリアの右翼政党党首が、ロシアの投資家とされる人物に対し、選挙支援の見返りに便宜を図ろうとした映像が明らかになり、18日に党首を辞任したばかり。連携する他国の右翼政党の支持にも影響が出るとの見方もある。(ベルリン=野島淳)

朝日新聞社

2081チバQ:2019/05/20(月) 15:33:04
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190519-00000564-san-asia
モリソン首相、キリスト教保守「親しみやすい父親」
5/19(日) 23:27配信 産経新聞
 昨年8月の首相就任後、逆風で臨んだ初めての選挙の勝利を素直に「奇跡」と喜んだ。就任の契機となった与党、自由党内の政局は自らが仕掛けたものではなく、党首選の第1回目投票では次点、決選投票での勝利も妥協の産物とみなされた。選挙戦では党有力者が選挙区に張り付く中、「ワンマン・バンド」(ABC放送)と評されるほど奮闘。小学生の娘2人も動員し、「親しみやすい父親」像を演出した。

 警察官の父の下、シドニーで生まれ、幼少期に子役を経験した。男子高校を経て大学卒業後は調査畑の公務員に。ニュージーランドの観光局に転職し、豪州政府観光局長から2007年に政界に転じた。

 キリスト教保守の価値観が強く、アボット政権下の移民担当相時代は難民船を洋上で阻止、海外施設に収容する強硬策を主導した。同性婚反対論者で、ターンブル政権では閣僚ながら政府の容認法案の採決を棄権。議場に石炭を持ち込み「これが怖いか」と気候変動で批判される炭鉱業を擁護したこともある。

 昨年11月に北部ダーウィンで会談した安倍晋三首相を「本物の知恵があり、非常に有益で頼りになる」と称賛した。19日の勝利宣言では自国を礼賛する言葉を連呼し、トランプ米大統領をほうふつさせた。

 愛称は名前のスコットと姓のモリソンを合わせた「スコモ」。10代に知り合った妻と娘2人。51歳。

(メルボルン 田中靖人)

2082チバQ:2019/05/21(火) 11:08:34
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190521-00000015-asahi-int
ベネズエラ大統領、国会議員選前倒し提案 政情不安続き
5/21(火) 9:52配信 朝日新聞デジタル
ベネズエラ大統領、国会議員選前倒し提案 政情不安続き
南米ベネズエラの首都カラカスで20日、支持者を前に演説するマドゥロ大統領=ロイター
 政権と野党との対立で政情不安が続く南米ベネズエラのマドゥロ大統領は20日、首都カラカスで開いた集会で演説し、2021年1月に任期を迎える国会議員選挙の前倒しを提案した。国会は野党が多数を占めており、暫定大統領就任を宣言したグアイド氏が国会議長を務めている。

 マドゥロ氏は20日の演説で、「野党に提案する。誰が勝利するのか見るために、国会議員選を前倒しして実施しよう」と呼びかけ、野党や欧米諸国が求める大統領選ではなく、国会議員選を通じて、民意を問う姿勢を示した。具体的な日程などは示さなかった。

 1年前のこの日、マドゥロ氏は大統領選で再選されたが、野党勢力は、有力野党候補が排除された選挙は不正だとして、マドゥロ氏の退陣と選挙のやり直しを求めてきた。4月30日にはグアイド氏が軍に決起を呼びかけたが失敗。デモ参加者が減るなど、野党支持者の間にも無力感が広がっている。

 政権側は、野党が求心力を失っている間に国会議員選を実施して勝利することで、政権の正統性が改めて認められたと主張する考えとみられる。(カラカス=岡田玄)

朝日新聞社

2083チバQ:2019/05/23(木) 13:38:41
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190522-00000064-mai-int
「2人の大統領」4カ月 ベネズエラ政治混乱、解消の兆しみえず
5/22(水) 18:56配信 毎日新聞
「2人の大統領」4カ月 ベネズエラ政治混乱、解消の兆しみえず
支持者を前に演説するマドゥロ大統領=カラカスの大統領府で20日、AP
 【サンパウロ山本太一】南米ベネズエラの野党指導者、グアイド国会議長が暫定大統領就任を宣言し、23日で4カ月になる。独裁色を強めるマドゥロ大統領は野党側への締め付けを強化し、グアイド氏が率いる反政府活動は停滞している。「2人の大統領」が並び立つ異常事態は長期化し、混乱が解消される兆しはみえない。

 マドゥロ氏は20日、自身が再選された昨年の大統領選から1年を祝う集会を首都カラカスで開いた。「唯一、非合法な国家機関を合法化する」と政権支持者を前に演説。時期に触れなかったものの、野党が過半数を占める国会議員の選挙前倒しを目指すと表明した。

 前回議会選は2015年末に実施されており、次回は20年末の予定。マドゥロ政権は政権支持派だけで作る制憲議会を正統な議会だと位置づけ、国会は無効だと主張する。マドゥロ氏の退陣を求めるグアイド氏は21日、「透明性がある選挙はできないと誰もが知っている」と国会で演説。不正が行われる可能性が高いと指摘し、議会選前倒しを拒否した。

 マドゥロ氏が選挙の早期実施を目指すのは、野党が一時期得ていた国民の高い支持を失ったからだ。グアイド氏は4月、マドゥロ政権を支える軍に蜂起を求めて、失敗。2月には大量の人道支援物資の国内搬入を試みて失敗しており、2度の好機を生かせなかったグアイド氏に対する期待は急速にしぼんだ。

 グアイド氏は1月、主要野党候補が排除された大統領選は「民主的ではない」としてやり直しを求め、暫定大統領就任を宣言した。米国や中南米諸国の支持を取り付けたこともあり、反政府デモには当初、数万人が参加したが、最近は数百人に減った。

 マドゥロ政権は、4月の蜂起に関わったとして、反乱容疑などで野党議員計14人の不逮捕特権を剥奪した。このうち国会副議長が身柄を拘束されたほか、多くが国外に逃れたり、カラカスの在外公館に身を寄せたりしている。反政府活動の中核を担う議員の動きが封じられ、活動停滞に拍車をかける。

 引き続き、政治混乱収束の鍵を握るのは軍の動向だ。マドゥロ氏は蜂起鎮圧の後、連日のように軍基地の視察を重ね、軍内部の引き締めを図った。また、ベネズエラのほぼ唯一の外貨獲得源である石油の利権を軍高官に振り分けることで、忠誠を維持しているとされる。ただ、米国の経済制裁により石油収入は減っており、今後は軍の支持離れが進む可能性がある。

 一方、グアイド氏は「マドゥロ政権下で、野党政治家への人権侵害などの犯罪に関わった軍人を罪に問わない」と主張する。水面下で軍高官と接触して、切り崩し工作を続けているとみられる。

 国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)は21日、経済危機が深まった15年以降、推計370万人がベネズエラ国外へ逃れたと発表。難民の数は年内に500万人を超えると見積もる。

2084チバQ:2019/05/27(月) 19:43:46
https://www.sankei.com/world/news/190525/wor1905250013-n1.html
ケニア「同性愛は犯罪」 高裁が合憲判断、国連批判
2019.5.25 14:37
 ケニア高裁は24日、同性愛行為を犯罪とした刑法の規定は憲法に違反するとして、性的少数者(LGBT)の支援者らが無効を求めた控訴審の判決で、原告の訴えを棄却した。

 国連のバチェレ人権高等弁務官は声明で「誰を愛するかということが犯罪の要件になるのは差別的だ。LGBTへの暴力を助長する危険なメッセージになる」と批判した。国際人権団体アムネスティ・インターナショナルによると、アフリカ54カ国のうち30カ国以上で同性愛行為が禁止されている。LGBTを狙った襲撃や政権による弾圧が頻発し、主要国ケニアの司法判断が注目されていた。

 ケニアの刑法は英国の植民地時代に制定された。「自然の摂理に反した性的考えを持つ者」に最長14年、「男性同士のみだらな行為」に最長5年の禁錮刑を科している。

 隣国ウガンダやタンザニアで弾圧され、逃げてきたLGBTの難民も多い。ケニア国内での差別も深刻で、大半は身を隠して暮らしている。(共同)

2085チバQ:2019/05/27(月) 21:23:18
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO45291040W9A520C1FF8000/
パプアのオニール首相、辞意表明 閣僚・議員ら離反で
南西ア・オセアニア
2019/5/26 17:56
>後任には元首相のチャン氏を指名した。

2086チバQ:2019/05/27(月) 22:34:19
https://www.tokyo-np.co.jp/article/world/list/201905/CK2019052702000267.html
アフリカ密猟深刻 象牙・サイの角 アジア富裕層需要

2019年5月27日 夕刊


立派な象牙を持つアフリカゾウ

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 アフリカで象牙やサイの角を狙った密猟が深刻だ。ワシントン条約で国際取引は禁じられているが、アジアの富裕層の間では富の象徴として需要が高く、闇市場で高値で売買される。その結果、アフリカの貧困層が密猟に手を染め、命を落とすケースもある。密猟防止には消費者側の意識改革が不可欠。一方で、現地の生活支援のため、一定の管理下で猟と取引の解禁を求める声も上がっている。 (ロンドン、沢田千秋)

 今年四月、南アフリカのクルーガー国立公園で、サイを密猟しようと侵入した地元の男性がゾウに踏まれて死亡。遺体はライオンの群れに食われ、頭蓋骨とズボンしか残らなかった。「公園での密猟は増えており、予断を許さない状況で、軍や警察も警備を強化している」と、同公園の報道担当アイザック・ファーラ氏は話す。

 アフリカでゾウの生息数が最多のボツワナでは、ゾウを保護するNGO「国境なきゾウたち(EWB)」が昨年六〜八月、密猟で殺されたゾウの死骸九十四頭を確認した。

 その手口は残酷だ。十人前後が水辺でキャンプをしながらゾウを待ち、大口径のライフルで頭か肺を一発撃って倒す。息がある場合は脊椎をオノで切り、運動神経をまひさせて無抵抗にしてから、生きたまま頭部を切り取り、頭蓋骨についたキバの根元をオノで切断する。弾の節約と余分な発砲音で警備隊に気付かれないようにするためだ。

獲物を狙うライオンの群れ。野生動物の生息地に人間が徒歩で入るのは大きな危険を伴う=いずれも1月、ケニアで(沢田千秋撮影)

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 ボツワナ政府は一時、「密猟者は即銃殺」を断行した。一五年には隣国のナミビアやジンバブエ国籍の密猟者計五十二人が射殺されたことが発覚。国際問題になったため、即銃殺は中止した。

 危険を冒す密猟者が後を絶たないのは、法外な取引価格のためだ。英紙タイムズによると、今春、ナイジェリアから輸入された荷物から、中国・黄埔の税関当局が約七トンの象牙を発見し、摘発。五百万ポンド(約七億円)の価値があり、ゾウ千三百七十五頭分に相当した。南アとケニアが公式に発表するゾウの密猟数は年間百頭以下だが、押収量はそれをはるかに上回っていた。

 サイも希少な分、価格が高騰。南ア環境省によると、今年四月、香港国際空港で、南アからの荷物に入ったサイの角八十二キロが押収された。二百万ドル(約二億二千万円)相当という。

 密猟に警鐘を鳴らすNGO「トラフィック」(英ケンブリッジ)は「象牙は中国などで装飾品として、サイの角は中国やベトナムで長寿の薬と重宝され、富裕層が自らの富を誇示するために買う」と指摘する。

 だが、実際の効用はないようだ。英ニューカッスル大のニキ・ラスト研究員(環境科学)は「サイの角はケラチンという人間の爪や髪の毛と同じ物質。象牙も歯と同じで、薬効はない。しかし、アジア諸国の伝統的信仰と文化が根底にあり、富裕層の拡大に伴い需要も増えている」と話す。「アジアの消費者も密猟減少に意識を持つ必要がある」と訴える。

 一方で、ラスト氏はワシントン条約の解禁も検討課題に挙げる。「生態系に影響を与えないよう法的に管理された取引ができれば、密猟、密輸は減る。しかし、実際は西側諸国の動物保護団体の反対で議論は進んでいない」と指摘する。

 密猟者が死亡した南アのクルーガー国立公園は当時、「遺体をほとんど発見できず、父を失った娘の嘆きを見るのはつらい」と、密猟者に同情的なコメントも公表した。同公園のファーラ氏は「公園は国境地帯の貧困地域に囲まれている。密猟のため、住民がフェンスを越え、川を渡り、動物がいる中に徒歩で侵入している」と、危険を冒して密猟をする実情を話す。

 ファーラ氏は「南アには十分な頭数のゾウがおり、持続可能な管理ルールがある」と主張する。「取引が解禁されれば、動物たちに村や作物を荒らされる苦労を、ただ我慢してきた周辺の住民たちが、今度は動物から利益を得られるようになる」として、合法的な猟と取引の解禁を求めた。

2087チバQ:2019/05/27(月) 22:40:21
https://www.tokyo-np.co.jp/article/world/list/201905/CK2019052502000283.html
LGBTへの差別 ブラジル犯罪化へ 最高裁全員の賛否後決定

2019年5月25日 夕刊


 【ニューヨーク=赤川肇】南米ブラジルの連邦最高裁は、同性愛など性的少数者(LGBT)差別を犯罪とみなす判断を示した。判事十一人のうち過半数の六人が二十三日までに法制化に賛成、六月五日に判事全員の賛否がまとまった上で正式決定する。AP通信などが報じた。人種差別を最高禁錮五年の刑とする法律を改正し、同性愛者や心と体の性が一致しないトランスジェンダーへの差別も当てはめる。国会で法制化が進まない現状に対し、人権団体などが性的少数者への差別は「違憲だ」と司法判断を求めていた。

 ブラジルでは宗教的背景から同性愛嫌悪などが根強い。一月に就任したボルソナロ大統領は就任前、「息子がゲイになるより、事故で死んでくれた方がいい」といった差別的発言で知られ、同性愛嫌悪を公言。人権団体「グルポ・ゲイ・ダ・バヒア」によると、ブラジルで二〇一七年に殺されたLGBTは四百四十五人で前年から三割増えた。

 最高裁の判断に、当事者団体代表のブルナー・ベネビデスさんはAPに「LGBT嫌悪の国家元首の下、とてもいいタイミング。最高裁は私たちを保護する責任を果たした」と語った。

2088チバQ:2019/05/27(月) 22:44:47
https://www.asahi.com/articles/ASM5Q421SM5QUHBI00Q.html?iref=pc_rellink
同性婚、実は中南米が積極的 LGBT問題はブラジル発
有料会員限定記事 今さら聞けない世界

植松佳香 2019年5月24日15時00分
 台湾でアジアで初めて同性婚が法律で認められることになり、日本でも大きな注目を集めています。欧米諸国で法制化が進んでいるのは、多くの方がご存じと思いますが、実は中南米諸国も積極的に動いているのを知っていましたか? 海外の同性婚事情に詳しい金沢大の谷口洋幸准教授(国際人権法)に聞きました。

――法律で同性婚が認められている国や地域はいくつあるのでしょうか。

 25カ国で、台湾が26番目です。多くは西ヨーロッパの国々で、世界各地に広がっています。ただし、南アフリカを除き、中東やアフリカには認めている国はありません。同性婚を実際にしている人の数について、細かな数字は不明ですが、婚姻全体の1〜3%くらいのようです。制度ができても、差別意識や偏見が完全になくなるわけではなく、選択をためらう人もいるため、ニーズはもっと多いと考えられます。

 ――初めて同性婚が法律で認められたのは2001年のオランダですね。

 はい。でも、その前からヨーロ…

2089チバQ:2019/05/28(火) 18:56:03
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190528-00000003-jij-m_est
現職ムタリカ氏が辛勝=マラウイ大統領選
5/28(火) 5:34配信 時事通信
現職ムタリカ氏が辛勝=マラウイ大統領選
マラウイのムタリカ大統領(中央)=21日、南部チョロ(AFP時事)
 【ブランタイアAFP時事】東アフリカのマラウイで21日実施された大統領選で、与党・民主進歩党(DPP)を率いるムタリカ大統領が得票率38.57%で2期目の当選を果たしたと選管が発表した。

 野党候補でマラウイ会議党(MCP)のチャクウェラ党首は同35.41%。不正投票があったと野党が訴えたため、選挙結果の公表が差し止められていたが、27日になって発表された。

2090チバQ:2019/05/29(水) 13:13:25
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190529-00000032-jij-asia
豪、モリソン新内閣発足=国防相に横滑りでレイノルズ氏
5/29(水) 9:50配信 時事通信
 【シドニー時事】オーストラリアのモリソン首相と閣僚の就任宣誓式が29日、首都キャンベラで行われ、新内閣が発足した。

 与党・自由党の党内抗争に伴う混乱で昨年8月に首相に就任したモリソン氏は、劣勢だった18日の総選挙を「奇跡の勝利」(同氏)で乗り切ったことで高まった求心力を生かし、2期目の課題に取り組む。

 新内閣では、日本との安全保障協力の要となる国防相に、防衛産業相だったレイノルズ氏が横滑りで就任。フライデンバーグ財務相やペイン外相ら主要閣僚は留任した。モリソン氏は「この内閣には選挙で示した約束を果たす任務がある」と表明しており、所得税減税などの公約の実現を図る。

2091チバQ:2019/05/29(水) 18:19:45
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190529-00000554-san-asia
豪州で新内閣発足、主要閣僚は留任 過半数回復の見通し
5/29(水) 14:16配信 産経新聞
豪州で新内閣発足、主要閣僚は留任 過半数回復の見通し
労働党のショーテン氏(田中靖人撮影)
 【台北=田中靖人】オーストラリア総選挙で劣勢を覆し「奇跡」の勝利を収めたモリソン首相と閣僚の宣誓式が29日、首都キャンベラの総督官邸で行われ、新内閣が発足した。

 モリソン氏は閣僚名簿を26日に発表しており、ペイン外相や貿易担当相ら主要閣僚を留任させる手堅い人事となった。中国人富豪との関係が指摘されたダットン内相も留任した。

 一方、日本との安全保障協力を担当する国防相には、女性で2人目となるレイノルズ氏が防衛産業相から横滑りした。閣僚22人のうち女性は7人で過去最多となった。また、先住民問題相にアボリジニで初の閣僚となるワイアット氏が就任した。

 選挙管理委員会によると、与党、保守連合(自由党、国民党)は連邦議会下院(定数151)で過半数の77議席を確保し改選前の少数政権を脱する見通し。ただ、約半数の40議席が改選となった上院(同76)では、保守連合は過半数に届かないとみられる。票の集計作業は月内に終了する。

 一方、ショーテン氏が党首辞任を表明した最大野党、労働党は27日、党首選を行い、新たな党首にラッド政権で副首相を務めたアルバニーズ氏を選出した。

2092チバQ:2019/06/02(日) 12:08:33
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190602-00000009-asahi-int
エルサルバドル大統領にブケレ氏就任 対米急接近で注目
6/2(日) 9:52配信 朝日新聞デジタル
エルサルバドル大統領にブケレ氏就任 対米急接近で注目
サンサルバドルで行われた就任式典で団結を訴えるブケレ氏=2019年6月1日午前10時40分、鵜飼啓撮影
 中米エルサルバドルの大統領に1日、二大政党制を打ち破って当選したナジブ・ブケレ前サンサルバドル市長(37)が就任した。前政権下の昨年8月に台湾と断交して中国と国交を結んだ過程について、検証する考えを打ち出している。また、中国の中南米進出に神経をとがらせる米国に急接近しており、今後の動向が注目される。

【写真】就任式典で壇上から手を振るブケレ氏夫妻=2019年6月1日午前10時23分、サンサルバドル、鵜飼啓撮影

 ナジブ氏はサンサルバドル中心部の国立宮殿前の広場で行われた就任式典に、妊娠中の妻ガブリエラ・ロドリゲスさんと登場。就任演説では同国が直面する治安悪化や経済低迷を念頭に、「我々の国は病んだ子どものようだ。みんなで癒やしていかなければならない」と団結を呼びかけた。

 エルサルバドルでは1992年の内戦終結以来、右派の国民共和同盟と左派で元ゲリラのファラブンド・マルティ民族解放戦線(FMLN)が政権を担ってきた。この10年はFMLN政権が続いたが情勢は好転せず、2月にあった大統領選では第3の政党で中道右派の「国民統合のための大連合」(GANA)から出たブケレ氏が大衆の人気を集め、圧勝した。

朝日新聞社

2093チバQ:2019/06/03(月) 14:55:23
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190602-00000088-jij-m_est
来月の大統領選中止=政情不安の長期化懸念-アルジェリア
6/2(日) 22:45配信 時事通信
 【カイロ時事】アルジェリアの憲法評議会は2日、7月4日に予定していた大統領選の中止を発表した。

 同国では4期20年の長期政権を敷いたブーテフリカ大統領が4月に辞任した後も、支配体制の刷新を求める反政府デモが毎週続く。新たな選挙日程は未定で、政情不安が長期化しそうだ。

 大統領選には、ほぼ無名の2人が出馬申請したが、憲法評議会は2日までに立候補条件を満たしていないとして拒否。このため「選挙実施が不可能になった」と結論付けた。

 健康不安に伴う退陣要求に屈してブーテフリカ氏が辞任した後、ベンサラ上院議長が暫定大統領に就任。しかし、デモ隊は前大統領や軍の影響力が排除されていないと反発し、軍参謀総長らを含む旧来の指導部の退陣を要求している。石油や天然ガスが豊富な資源国アルジェリアで混乱が深刻化すれば各地に影響が波及しかねず、イスラム過激派の活動が活発になる懸念もある。

2094チバQ:2019/06/03(月) 17:04:41
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190603-00000031-jij_afp-int
豪、ソロモン諸島に188億円支援 南太平洋で中国の影響力に対抗
6/3(月) 16:46配信 AFP=時事
豪、ソロモン諸島に188億円支援 南太平洋で中国の影響力に対抗
ソロモン諸島の首都ホニアラで、マナセ・ソガバレ首相(右)と握手を交わすスコット・モリソン豪首相(2019年6月3日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】オーストラリアのスコット・モリソン(Scott Morrison)首相は3日、南太平洋の島国ソロモン諸島に総額2億5000万オーストラリアドル(約188億円)の資金援助を行うと発表した。オーストラリアは南太平洋で増大する中国の影響力に直面している。

【関連写真】ソロモン諸島からの贈り物は巨大な面! 豪首相訪問

 モリソン首相は、2週間前の総選挙で勝利し再任されてから初となる外遊でソロモン諸島を訪問。マナセ・ソガバレ(Manasseh Sogavare)首相と会談し、支援を表明した。

 この支援計画は、モリソン首相がリンダ・レイノルズ(Linda Reynolds)国防相、マリス・ペイン(Marise Payne)外相と共に主導する三本柱の政策の一環。豪政府はこの政策を通じ、南太平洋における経済安全保障の推進を目指している。

 資金援助プログラムでは、ソロモン諸島で早急に必要となっているインフラ整備に融資し、今後10年間で多岐にわたるプロジェクトを支援する。また、ソロモン諸島の国民にオーストラリアで労働する機会を提供するほか、国内のラグビー事業の発展も支援する方針だ。

 モリソン首相とソガバレ首相は共同声明で、「オーストラリアとソロモン諸島はこれからも緊密に協力し、地域社会の結び付きを強めつつ共通の課題に取り組んでいくことによって、関与を強めていく」と述べた。

 さらに両首脳は、防衛・安全保障でも「より深い協力」を通じて「太平洋地域に安全と繁栄、安定をもたらす」ことを約束したとしている。

 ソロモン諸島は、台湾と外交関係を結んでいる数少ない国の一つ。だが、天然資源の減少で経済成長が鈍化し、貧困に直面する中、中国から台湾と断交して大経済圏構想「一帯一路(One Belt One Road)」に参加するよう圧力を受けている。

 台湾の蔡英文(Tsai Ing-wen)総統は先ごろ、日本、米国、オーストラリアに対し、「価値観に基づくパートナーシップ」を台湾と共に構築して太平洋における中国の勢力拡大を阻止しようと呼び掛けていた。【翻訳編集】 AFPBB News

2095チバQ:2019/06/04(火) 11:08:25
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190603-00000038-jij_afp-int
奴隷制残るモーリタニア、大統領選候補に人権団体が根絶を要求
6/3(月) 21:56配信 AFP=時事
奴隷制残るモーリタニア、大統領選候補に人権団体が根絶を要求
モーリタニアの首都ヌアクショットで、奴隷制反対のデモに参加する人々(2015年4月29日撮影、資料写真)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】アフリカ北西部モーリタニアで今月大統領選挙が行われるのを前に、アムネスティ・インターナショナル(Amnesty International)をはじめ約30の人権団体が3日、候補者らに対し、奴隷制の根絶を要求した。

【写真】ルーマニアで鎖につながれた人… 警察が「奴隷村」を強制捜査

 サハラ(Sahara)以南アフリカの貧困国モーリタニアでは今月22日、2期目で最後となる任期を終えて退任する現職モハメド・ウルド・アブドルアジズ(Mohamed Ould Abdel Aziz)大統領の後任を決める選挙が行われ、6人が立候補している。

 極めて保守的でイスラム教徒が多数を占める同国では、奴隷制は1981年に公式に廃止されているものの、根強く残るこの伝統の制度が大きな問題となっている。

 同国では2015年に奴隷制を、20年以下の収監が言い渡される可能性のある「人道に対する罪」とみなす新法を制定。さらに、奴隷制をめぐる問題に特化した3つの裁判所も設立されたが、起訴に至る事例はまれとなっている。

 何世代にもわたって続いてきたこの制度の下、「奴隷」の身分とされる人々は主に牧夫や家事労働者として無償労働を強いられている。

 奴隷扱いを受けている人々の数を調べた公式統計はないが、複数のNGOの推計によると、2016年には最大で4万3000人いたとされ、これは人口の約1パーセントに当たる。

 アムネスティおよびモーリタニアに在する30のNGOは6人の候補者らに対し、人権擁護を目指す12の約束を盛り込んだマニフェストへの署名を求めた。

 モーリタニアの人口は450万人。アフリカ系、アラビア系、ベルベル系が混在し、中でもアフリカ系の住民が差別を受けることが多いという。【翻訳編集】 AFPBB News

2096チバQ:2019/06/04(火) 19:13:27
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190604-00000563-san-m_est
スーダンでデモ隊を強制排除、約150人が死傷 「アフリカの天安門事件」
6/4(火) 18:05配信 産経新聞
スーダンでデモ隊を強制排除、約150人が死傷 「アフリカの天安門事件」
天安門事件の様子=1989年5月20日
 【カイロ=佐藤貴生】民主化要求デモが続くスーダンの首都ハルツームで3日、軍主導の暫定政権がデモ隊の排除に乗り出し、ロイター通信によると少なくとも35人が死亡、116人が負傷した。暫定政権トップのブルハン陸軍中将は4日、民政移管に向け3年の移行期間を設けるなどとした民主化勢力との協定を破棄し、9カ月以内に選挙を実施すると表明した。

 軍の民衆への攻撃はさらに激化する恐れもあり、民主化を求める多数の学生らが軍の介入で犠牲になった中国の「天安門事件」(1989年)になぞらえる欧米メディアもある。

 軍は3日、ハルツームの国防省前広場を占拠したデモ隊を強制排除。中東のメディアは周囲に銃声が響く中、負傷者が相次いで運ばれる映像を放映した。

 ブルハン氏は、選挙は「地域や海外の監視下」で実施されると正当性を強調したが、民主化勢力は軍が政治権力への影響力維持を図ることを警戒しており、対立が続く公算が大きい。

 スーダンでは昨年末から反政府デモが続き、4月には約30年にわたり最高権力者の座を維持してきたバシル大統領がクーデターで身柄を拘束され、軍が暫定政権を設けて統治してきた。

2097チバQ:2019/06/05(水) 18:07:15
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190605-35138034-cnn-int
スーダンの死者60人に 暫定政権が早期選挙を表明
6/5(水) 15:50配信 CNN.co.jp
(CNN) スーダンの首都ハルツームで3日、民主化を求めるデモ隊を軍が強制排除した際の死者は少なくとも60人に上り、300人以上が負傷したことが分かった。軍が主導する事実上の暫定政権は4日、総選挙の早期実施を表明した。

民主化勢力に近い医師グループCCSDによると、負傷者の多くは重体だという。

スーダンではラマダン(イスラム教の断食月)明けの祝祭が始まっている。ハルツームの街は4日、平静を取り戻した様子だったが、CCSDによると、市内の民家で女性が1人、流れ弾に当たって死亡した。

事実上の暫定政権を率いる軍事評議会と民主化勢力は今年4月、民政移管までの移行期間を3年間とすることで合意していた。しかし軍事評議会のブルハン議長は4日、9カ月以内に総選挙を実施すると表明した。

選挙は国際的並びに地域レベルの機関による監視の下で実施し、それまでの統治を担う臨時政府を樹立すると述べた。

ブルハン氏は3日に死亡したデモ参加者らを「殉死者」と呼び、「遺憾」の意を表したが、軍の責任には直接言及しなかった。検事総長による捜査を約束する一方、市民に「許しの精神」を示すよう呼び掛けた。

2098チバQ:2019/06/06(木) 15:10:40
https://digital.asahi.com/articles/ASM5W5QB7M5WUHBI01V.html?rm=1742
94%が欧州系 豪州選挙、壁に挑むアジア系に密着した
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メルボルン=小暮哲夫 2019年6月6日08時00分
 華人のお年寄りたち数十人が集まってマージャンをしている。集まってきた記者やカメラマンら十数人は、私も含めてアジア系の顔立ちばかりだ。

 オーストラリア第2の都市メルボルン東部にある街ボックスヒル。5月8日朝、10日後に迫った総選挙を前に、最大野党・労働党の候補者が記者発表をすると聞いてやってきた場所は、地味な公民館だった。

 ほどなく、同党候補のジェニファー・ヤンさん(42)が党幹部らと入ってきて、お年寄りたちの前で発表を始めた――。

中国語メディアが追う選挙戦
 4人に1人以上が外国生まれの移民社会なのに、白人以外は出世に苦しむ。今年1月、豪州でアジア系の人たちを阻む「竹の天井」を、この欄に書いた。ビジネスや学会での話を中心に紹介したが、竹の天井は、実は政界の方が厚いかもしれないと思っていた。

 豪シンクタンクのパーキャピタのまとめでは、改選前の上下院計226人中212人(94%)を欧州系が占めた。アボリジナルピープル(先住民)を除く非欧州系はわずか9人(4%)。人口比では、年々増えて18%を占めているのにだ。アジア系議員で見れば4人で、2%に満たなかった。

 そんな「白人支配」の政治を探ってみなければと考えていたとき、ボックスヒルがある下院チズム選挙区が注目を集めた。労働党と与党・保守連合(自由党、国民党)が今回、ともに華人の女性を擁立したのだ。

 「政権を握ったら、この地区に華人向け高齢者施設をつくります」。党幹部の英語を、台湾出身のヤンさんが中国語に訳していく。発表後、公民館のホールにも移動して、体操をしていたお年寄りたちに中国語で話しながら握手して回る。

写真・図版
メルボルンで5月8日に売られていた中国語紙。モリソン首相の選挙運動の様子や候補者の広告などが1面を飾った=小暮哲夫撮影

 ヤンさんは、メルボルン都市圏の地元自治体の市議や市長を務めた。2016年の上院選にも出て、落選。2回目の国政挑戦だ。「アジア系の女性として、私は『竹の天井』にも(女性の出世を阻む)『ガラスの天井』にも直面している。天井を破るにはみんなで声を合わせないといけない。私は似た境遇にある人たちに力を与えられる」

 発表の報道資料は、英語と中国語の両方が用意された。報道陣の大半は、地元の中国語メディアの記者やカメラマンたちだった。そのうちの一つ、大洋日報の禹志超・編集長は「週刊紙も合わせると、メルボルンで中国語紙は8紙も出ている」と言った。中国語のネットメディアの記者も取材に来ている。

 キャンペーンも、報道も、中国語。この選挙区では、華人が人口の2割を占めるまでに増えた。商店や飲食店の看板が漢字だらけのボックスヒルの街を歩いていると、そんな選挙戦が、当然のように思えてきた。

2099チバQ:2019/06/06(木) 15:11:53
アジア系はクール?
写真・図版
期日前投票所の前で白人の有権者に「最後のお願い」をする自由党のグラディス・リウさん(右)=2019年5月8日、メルボルン、小暮哲夫撮影

 ヤンさんのライバルは、香港出身で自由党のグラディス・リウさん(55)だ。期日前投票所の前で「最後のお願い」をしていた。

 華人ばかりの公民館とは違い、投票に来る姿は、白人もいれば、アジア系もいる。入り口の前で「私はグラディス。自由党の候補者です。よろしく」と、相手が誰でも自分からどんどん近づいていく。

 この地域での飲食店の経営をへて、言語聴覚士としても開業した経験を持つ。3年前の前回総選挙で、同党のギリシャ系候補を応援し、華人有権者に向けた中国語のキャンペーンをソーシャルメディア上で展開。わずかな差での勝利をもたらした立役者と言われた。今回、別の選挙区に移った現職に代わり、候補者に選ばれた。

 「私は選挙区の党員代表170人に選ばれた。華人だけでなく、みんなの代表になれる」

写真・図版
期日前投票所の前で白人の有権者に「最後のお願い」をする自由党のグラディス・リウさん(左)=2019年5月8日、メルボルン、小暮哲夫撮影

 投票を終えた白人の有権者に「華人対決」の感想を聞いてみる。「このあたりは本当にアジア系が多いから、全く驚かない。労働党に勝って欲しいけど、自由党の候補もアジア系と知って、クール(格好いい)だと思った」。50代という女性、ペニーさんが答えた。

 大接戦になった選挙戦で、わずかな差でグラディスさんに「当確」が出たのは、選挙から4日後たってから。豪州で初の華人の女性下院議員が誕生する。

「天井を破った男」の挑戦
 私にはもう一つ、注目していた選挙区があった。シドニー中心部から西に車で2時間ほど。世界遺産のブルーマウンテンズに近いマッコリー選挙区。ここに「竹の天井を破った男」が立候補していたからだ。

写真・図版
小学校の日曜マーケットで選挙運動をするキングズリー・リウさん(右)。寄ってきた地元の人とじっくり話し込んでいた=2019年5月5日、豪南東部ブラックヒース、小暮哲夫撮影

 5ログイン前の続き月5日午前、選挙区内の州立小学校では、地元の人たちが手作りの服や民芸品などを持ち寄って開く月に一度の日曜マーケットが開かれていた。そこにテーブルを置いて選挙運動をしていたのが、華人のキングズリー・リウさん(73)だ。

 私は昨年12月、1月のこの欄の記事の取材で彼に会った。欧米やアジアでビジネス経験を積み、1988年に華人として初めて豪州証券取引所で取引をする証券会社のトップになり、竹の天井を破った。その後、弁護士に転身し、06年に事務所を開いた。取材のとき、「さらに自分に何ができるか、と考えて選挙に出る」と語っていた。

 天井を破った男の選挙戦。さぞかしアグレッシブなものかと思ったら、予想を裏切られた。

 「やあ、もう誰に投票するか決めた?」。パンフレットを手に、やってきた人に話しかける。でも、深追いはしない。むしろ、相手が話しかけてくるのを待つ。

「もっと透明性の高い政治を」。ようやく高齢の女性が話しかけてきた。

 「私は、もっと地域に関わっていきます。政策が人々のニーズにマッチするでしょう」。向き合って応じる。

 訪れるほとんどが白人だ。16年の国勢調査で、同選挙区では、英語以外の言葉を話す家庭はわずか9%。それも欧州系の言語ばかりで、中国語を話す、と答えた人は0.3%しかいなかった。

2100チバQ:2019/06/06(木) 15:12:34
天井でなく感じる「壁」
 リウさんが午後に向かったのは、キリスト教会。地元の先住民の文化を研究した本の出版イベントが開かれていると聞いたという。飛び込みで訪れる。

 教会のホールでは、数十人が席を埋めてイベントが始まっていた。後方の空席に座り、関係者のあいさつを聞く。ここも白人ばかりだ。イベントが終わると、参加者たちは紅茶を飲みながら、懇談を始めた。

 さては、候補者として人々にお願いして回るのかと思いきや、会場の端で同じように紅茶をすすり始めた。そもそも、選挙用のパンフレットすら持っていない。しばらくすると、男性が声をかけてきた。本の著者のアマチュア考古学者、ケルビン・ノックスさん(61)だった。「あなたを知っている。新聞で見たよ」。でも、話はすぐに本の内容に移っていく。イベント終了から1時間、参加者のほとんどが会場を後にするまでに、あいさつを交わしたのは、10人に満たなかった。

 握手をどんどん求めていく日本の候補者を見慣れた身にとっては、拍子抜けするほどおとなしい選挙戦だ。

 そう思って尋ねると、有権者に近づくとき、竹の「天井」ではなく「壁」を感じるといった。

 そう言えば、マーケットでこんな言葉をかける場面があった。「アジア系の豪州人はどうだい?」

 「アジア系の候補者が、主流派の白人に一票のお願いしている。普通でない感じがするだろう。だから、むしろアジア系だと名乗って近づいてみた」

 出世して天井を破ろうと思えば上を見る。でも、選挙で人々の支持を集めるためには、周りを見渡さないといけない。でも、そこにいるのは、白人たちが多い。そこに苦闘しているように見えた。

候補者になりたくても
 キングズリーさんが公認を得たのは緑の党だ。改選前に下院に1議席、上院に9議席を持っていた少数派政党だ。

 移民などの代理人を務める人権派弁護士として知られ、2大陣営なら、保守連合より労働党にスタンスは近い。だが、この選挙区は労働党の現職が再選を狙っていた。「大政党で候補者に選ばれるには、長い期間をかけた準備がいる。緑の党は小さい党だから選ばれやすい」と考えた。移民や難民に寛容な党でもある。

 とは言え、候補者選びの過程では「アジア系だから人種差別の攻撃を受けるのではないか、と心配するグループがあった」と前回の候補者で白人のテリー・モーガンさん(68)が打ち明けた。

 今回の総選挙で、2大陣営が擁立した候補者のうち先住民を除くアジア系などの非欧州系とみられる人は、下院の151の小選挙区中、22選挙区から計23人。その中で当選確実となったのは、現職3人を含む5人だけだ。政界の「白人支配」は、ほとんど変化がなかった。

 シドニー工科大のクリスティナ・ホウ上級講師(社会・政治研究)は、2大陣営の非欧州系の候補のほとんどが、対立候補が強くて「勝てそうにない選挙区」から擁立されていると指摘する。「勝てそうな選挙区」の候補者に選ばれるには「党内で広い人脈を持っていることが必要。非欧州系の人々が勝ち抜くのはとても難しい」。

成功モデル、まだ不在

 それでも「華人対決」となったチズム選挙区が風穴を開けたのは事実。それが大きく広がるかぎは何だろう。

 政府の独立機関、人権委員会のティム・スートポマサン前人種差別担当委員が言う。「中央政界に多様性が欠ける、ということは、少数派の若者たちの、ロールモデルが多くないということ。成功できないからと政治家になろうとしない人もいるだろう」

 ロールモデルになりうる存在として、ホウ講師が挙げたのが、労働党のペニー・ウォン上院議員(50)だ。マレーシア系華人の父と白人の豪州人の母の間に生まれた。女性で同性愛者でもある。比例区の上院の選出だが、野党の上院リーダーで「影の外相」を務めてきた。政権交代すれば、外相になって豪州の政治に対する見方が国内外で変わると期待する声があった。だが、労働党は敗北。与党には彼女のような存在は見当たらない。

 候補者全員に順位をつける独特の投票方式をとる豪州の総選挙でキングズリーさんが得た「1位票」は、8763票(開票率93%時点)。2大陣営から大きく引き離されたものの、3位に食い込んだ。だが、得票率9.1%は前回のモーガンさんの結果より2.1ポイント下げた。

 「少しがっかりしている。自分は有権者に響かない候補者だったのか。ここに6年間住んでいるけれど、人々は私を知らず、アジア人のビジネスマンで、落下傘候補と思ったのかもしれない」。選挙後にこう語った。

 それでも、挑戦を続ける意欲は衰えていなかった。「(アジア系の)ほかの人たちを励ませたはずだ。人の背中にはオンとオフのボタンが付いているかもしれないけれど、自分はオフのボタンを見つけられない」(特派員リポート)(メルボルン=小暮哲夫)

2101チバQ:2019/06/07(金) 11:17:45
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190607-00000003-jij_afp-int
スーダン首都、住民は「恐怖の中で生活」 デモ排除で多数死亡
6/7(金) 7:08配信 AFP=時事
スーダン首都、住民は「恐怖の中で生活」 デモ排除で多数死亡
スーダンの首都ハルツーム市内を巡回する治安部隊(2019年6月6日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】デモ隊の強制排除により多数の死者が出たスーダンの首都ハルツームでは6日、重武装の治安部隊が街中を巡回し、住民らは恐怖の中で屋内に身を潜めた。当局はデモ排除で数十人が死亡したことを認めており、アフリカ連合(AU)はスーダンの加盟を一時停止すると表明した。

【写真5枚】ハルツーム市内の様子、燃料不足でガソリンスタンドには長蛇の列

 目撃者の証言によると、市内では重武装した準軍事組織「即応支援隊(Rapid Support Forces)」の隊員らが機関銃やロケット弾発射機を搭載したピックアップトラックで街頭に出動。人権団体によれば、同組織の前身はダルフール(Darfur)地方の民兵組織「ジャンジャウィード(Janjaweed)」だとされる。

 ハルツーム南部の住民はAFPに対し「銃撃が散発的にあるため、私たちは恐怖の中で生活している」と説明。ここ数日間と比べると状況は改善しているものの、「子どもたちが街中に出ていくことには不安がある」と語った。

 国際社会からの批判が高まる中、スーダン保健省高官はAFPに対し「国内各地での死者が61人に増加」し、うち52人はハルツーム市内で「実弾」を受けて死亡したと述べた。一方、デモ運動に参加する医師らは、軍本部前で長期間続いていた座り込みデモに対する3日の強制排除に始まる弾圧により少なくとも108人が死亡したと述べていたが、保健省高官はこの主張を否定した。

 スーダンでは、長期にわたり独裁体制を敷いてきたオマル・ハッサン・アハメド・バシル(Omar Hassan Ahmed al-Bashir)大統領に対する抗議デモが数か月にわたり継続。同大統領は4月、軍によって退陣させられた。だがその後も数千人が軍本部前で野営を続け、実権を握る軍事評議会に対し民政移管を求めていた。

 アフリカ連合は6日、スーダンの加盟を停止する厳しい措置を発表し、文民主導の暫定統治機構による危機の解決を要求した。アフリカ連合はこれまでも軍事評議会に対し円滑な権力の移行を促してきたが、デモ隊が強制排除されたことで、暴力行為に関与した人々に司法の裁きを受けさせるよう求める圧力が高まっていた。【翻訳編集】 AFPBB News

2102チバQ:2019/06/08(土) 11:07:55
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190608-00000516-san-int
安保理非常任 ベトナムなど5カ国を選出
6/8(土) 10:59配信 産経新聞
 【ニューヨーク=上塚真由】国連総会(193カ国)は7日、安全保障理事会の非常任理事国10カ国のうち、今年任期切れとなる5カ国の改選を行い、ベトナム、エストニア、チュニジア、ニジェール、セントビンセント・グレナディーンを選出した。任期は2020年1月から2年間。東欧枠のエストニア、中南米枠のセントビンセント・グレナディーンは初の選出となった。日本は22年に行われる非常任理事国選挙への立候補を表明している。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190608-00000014-asahi-int
カリブ海の島国、安保理メンバーに 人口11万人で最少
6/8(土) 9:59配信 朝日新聞デジタル
カリブ海の島国、安保理メンバーに 人口11万人で最少
国連安全保障理事会の非常任理事国に選出され、報道陣に抱負を語るセントビンセント・グレナディーンのゴンザルベス首相=2019年6月7日、米ニューヨークの国連本部、藤原学思撮影
 東京都中央区より少ない人口約11万人の島国が、世界の平和と安全に深く関わることになった。7日にあった国連安全保障理事会の非常任理事国選挙で、中米カリブ海の島国、セントビンセント・グレナディーンが初めて選ばれた。安保理の歴史上、最も人口の少ないメンバーになる。

【写真】国連安全保障理事会の非常任理事国に選出され、報道陣に抱負を語るセントビンセント・グレナディーンのゴンザルベス首相(中央)と同国の関係者ら=2019年6月7日、米ニューヨークの国連本部、ドンゴ・アチー撮影

 15カ国からなる安保理は、米英仏中ロの常任理事国を除く10カ国を非常任理事国が占める。地域ごとに枠が決められており、セントビンセント・グレナディーンはラテンアメリカ・カリブ海枠として、国連加盟国193カ国中185カ国の賛同を集めた。任期は2年で来年1月から始まる。

 ゴンザルベス首相は選出後の会見で「これは歴史的な出来事だ」と述べた上で「小さな発展途上の島国として、気候変動がもたらす安全保障上の影響を心配している」と指摘。持続可能な開発をめざし、各国と連携を取ると抱負を述べた。

 安保理では国際問題を巡って度々採決が行われ、1票の持つ意味は大きい。同国のキング大使は、国連の主要機関の一つである経済社会理事会(ECOSOC)の議長を務めるなど各国代表部に名前が知られている。今回の選出は、キング氏が各国に働きかけた成果との見方が強い。

 過去に非常任理事国に選ばれた人口の少ない国にはいずれも欧州のマルタ(約43万人)やルクセンブルク(約60万人)がある。

朝日新聞社

2103チバQ:2019/06/10(月) 20:37:02
オーストラリア

2013年6月2013年6月 ジュリア・ギラード(労働党)

2013年9月-2015年9月 トニー・アボット(自由党)
  >>514ターンブルが辞任求める
  >>515党内投票 アボット首相は44票、ターンブル氏が54票で、ターンブル氏が新しい党首に

2015年9月-2018年8月 マルコム・ターンブル(自由党)
  >>519与党自由党内ではリベラルな立場>>527
  >>937総選挙勝利
  >>1512同性婚合法化
  >>1825ターンブル氏とダットン内相が立候補 ターンブル氏が48対35で何とか勝利し、首相続投  
  >>1827閣僚の辞意表明相次ぐ
  >>1835モリソン財務相(50)がダットン前内相(47)とビショップ外相(62)を破り、次期首相に決まった。
決選投票で、モリソン氏が45票を得て、40票のダットン氏を破った。
  
2018年8月-スコット・モリソン(自由党)

2104チバQ:2019/06/11(火) 15:19:49
https://www.sankei.com/world/news/190611/wor1906110009-n1.html
マリで住民100人殺害 報復で襲撃「村壊滅」
2019.6.11 09:35国際中東・アフリカ
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 西アフリカ・マリからの報道によると、マリ中部で9日夜から10日未明にかけて、武装した集団がドゴン人の村を襲撃し、少なくとも95人を殺害した。対立するフラニ人の集団による犯行とみられている。マリの治安当局者は「村がほぼ壊滅した」と述べ、死者はさらに増える恐れがある。

 マリ中部では3月、ドゴン人がフラニ人の村を襲撃し150人以上が死亡する事件が起きたばかり。一部のフラニ人がドゴン人への報復を誓い、緊張が高まっていた。

 今回襲われた村は人口約300人。目撃者によると、武装集団は住民を焼き殺し、家屋や家畜に火を放ったという。

 ドゴン人とフラニ人は長年、この地域で暮らしてきたが土地や水の配分を巡り衝突。近年はマリでイスラム過激派が襲撃を繰り返す中、「フラニ人は過激派を支援している」とドゴン人が主張。一方、フラニ人は「ドゴン人がマリ軍の掃討作戦に協力している」と非難し衝突が頻発している。(共同)

2105チバQ:2019/06/13(木) 10:38:54
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190612-00000017-jij_afp-int
スーダンのデモ指導部、不服従運動終了へ 軍事評議会との協議再開に同意
6/12(水) 13:04配信 AFP=時事
スーダンのデモ指導部、不服従運動終了へ 軍事評議会との協議再開に同意
市民的不服従運動が続くスーダンの首都ハルツームで、シャッターの閉まった店舗の横を歩く市民(2019年6月11日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】民政移管を要求するデモが強制排除され多数の死者が出たスーダンで、デモ指導部は市民的不服従運動を終了させ、暫定軍事評議会との協議を再開することに同意した。仲介役のエチオピアが11日、明らかにした。

【動画】スーダンの首都ハルツームの模様(9日撮影)

 9日に市民的不服従運動を始めたデモ指導部は、新たな統治機構を構成するメンバーのリストを公表し、暫定軍事評議会への圧力をいっそう強めた。新統治機構の構成は双方の対立の焦点になっている。

 エチオピアのアビー・アハメド(Abiy Ahmed)首相が先週スーダンの首都ハルツームを訪問して以来、仲介に当たっているエチオピアのマフムド・ディリール(Mahmoud Drir)氏は記者団に対し、「(民主化勢力の一派)『自由・変革同盟(Alliance for Freedom and Change)』は本日から市民的不服従運動を中止することに同意した」「双方は協議再開で合意した」と述べた。

 デモ指導部は声明を発表し、12日から仕事を再開するよう市民に呼び掛けた。この件について現時点で暫定軍事評議会側の確認は取れていない。【翻訳編集】 AFPBB News

2106 チバQ:2019/06/15(土) 21:24:36
https://www.chunichi.co.jp/s/article/2019061401002014.html
16日、グアテマラ大統領選 候補者乱立で決選投票か

 【サンパウロ共同】中米グアテマラで現職モラレス氏の任期満了に伴う大統領選が16日、実施される。19人の候補者が乱立する中、各種世論調査では中道左派の野党、国民希望党(UNE)のサンドラ・トレス候補が20%台前半の支持率でトップ。しかし誰も当選に必要な過半数を得票できずに、8月11日に上位2者による決選投票にもつれ込むとの見方が強い。
 治安や雇用創出が主な争点。大統領は憲法で再選が禁じられており、モラレス氏の与党候補は支持率が低迷している。
 大統領選は即日開票されるが、大勢判明は17日以降になる可能性もある。新大統領は来年1月14日就任で任期4年。

2107チバQ:2019/06/17(月) 10:18:14
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190617-00000003-jij-int
中米グアテマラで大統領選=中道左派の女性候補優勢
6/17(月) 6:36配信 時事通信
 【サンパウロ時事】中米グアテマラで16日、ジミー・モラレス氏の任期(4年)満了に伴う大統領選挙が実施された。

 同国では大統領再選は禁止。19人の候補者が乱立したが、アルバロ・コロン元大統領の元夫人で中道左派の国民希望党(UNE)のサンドラ・トーレス候補(63)が支持率2割強でリード。右派バモスの元刑務所主管庁長官、アレハンドロ・ジャマティ候補(63)が1割強で追っている。

 いずれの候補も当選要件である過半数の票に届かず、決着は8月11日の決選投票にもつれ込む公算が大きい。

2108チバQ:2019/06/18(火) 09:37:27
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190613-00000065-asahi-int
スーダンで市民に発砲、100人死亡 サウジらは軍支援
6/13(木) 17:01配信 朝日新聞デジタル
スーダンで市民に発砲、100人死亡 サウジらは軍支援
スーダンの地図
 長期独裁政権が崩壊したアフリカ北東部スーダンの情勢が混迷している。実権を握った軍に対する抗議デモを続けてきた民衆に対し、治安部隊などが発砲。デモを主導するグループは「100人以上が死亡した」と主張し、反発を強める。アフリカ連合は事態を受け、スーダンの資格停止処分を決定したが、自国への波及を恐れる一部の湾岸諸国は軍を支援する姿勢を見せている。

 医師や弁護士らでつくるデモグループは「(軍への)不服従」を求め、9日から国民にストライキの実施を呼びかけた。複数の地元住民によると、首都ハルツーム中心部は人通りが少なく、営業をやめる飲食店が目立つという。

 昨年末から抗議デモに参加してきた20代の男子大学生は朝日新聞の電話取材に対し「街頭には武装した兵士らがおり、気軽に外に出られる状態ではない。インターネットへの接続も制限されている」と話した。


https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190614-00000014-jij_afp-int
スーダン軍事評議会、デモ隊強制排除初めて認める 「間違いあった」
6/14(金) 10:34配信 AFP=時事
スーダン軍事評議会、デモ隊強制排除初めて認める 「間違いあった」
スーダンの首都ハルツームにある軍本部周辺でデモ隊排除のために展開した部隊(2019年6月3日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】スーダンの暫定軍事評議会は13日、民政移管を求めて首都ハルツームで座り込みを行っていたデモ隊を強制排除し、多数の死者を出したことを初めて認め、「間違いが起こった」と述べた。

【写真】強制排除に抵抗するデモ隊

 ハルツームでは、デモ指導者らと暫定軍事評議会の協議が物別れに終わった数日後の今月3日、武装した軍服姿の男らが座り込み参加者の野営地を強制撤去した。医師らは、この作戦により120人が死亡したと主張。一方、保健省は、同日の死者数は全国で61人だったとした。

 暫定軍事評議会の報道官は13日、同評議会は「座り込みを排除することを決めた」とした上で、「われわれは指揮官らに排除計画の立案を命じた。指揮官らは計画を立て、実行した(中略)だが残念ながら、間違いが起こった」と説明。また、この事案に関する調査結果を15日に公表すると述べた。

 このほか報道官は、同評議会に対して「複数のクーデターが計画されていた」が、ここ数日で阻止されたと発表。「2つのグループの将校ら」が拘束されていると明らかにした。

 デモ隊は民政移管を求めて全国で不服従運動を展開してきたが、今回の発表に先立つ11日、運動を終了し、軍事評議会との協議を再開することに同意していた。【翻訳編集】 AFPBB News

2109チバQ:2019/06/18(火) 09:37:42

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190617-00000020-jij_afp-int
スーダンのバシル前大統領を送検、クーデター後初めて姿現す
6/17(月) 13:52配信 AFP=時事
スーダンのバシル前大統領を送検、クーデター後初めて姿現す
スーダン首都ハルツームで検察当局に到着したオマル・ハッサン・アハメド・バシル前大統領(2019年6月16日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】4月に起きた軍事クーデターで失脚したスーダンのオマル・ハッサン・アハメド・バシル(Omar Hassan Ahmed al-Bashir)前大統領の身柄が16日、検察当局に送致された。

【関連写真】クーデター後初めて姿を現したバシル前大統領

 バシル前大統領が公衆の面前に姿を現したのは、クーデター後初めて。伝統的な白い式服とターバンを身に着けた前大統領は、首都ハルツームのコベル(Kober)刑務所から武装した軍用車列で検察局へ送られた。

 スーダンでは過去30年にわたって強権政治を行ってきたバシル前大統領に対し、数か月にわたる抗議デモが行われていたが、4月11日に起きたクーデターで前大統領は失脚に追い込まれた。

 検察当局者は報道陣に対し、前大統領には失脚後、「外貨保持、汚職、贈答品の違法な受け取り」などの罪に問われていることを通告してあると述べた。

 一方、クーデター後に統治に乗り出した暫定軍事評議会のモハメド・ハムダン・ダガロ(Mohamed Hamdan Dagalo)副議長は国営テレビで放映された演説で、今月、軍本部前で多数の死者を出した座り込みデモの強制排除をめぐり、暴力を行使した者には死刑が言い渡されるだろうと宣言した。

 ハルツームの軍本部前では数週間にわたって座り込みデモが続けられていた。しかしデモ隊は6月3日、武装した軍服姿の男らに強制的に排除され、参加者の大半は同日のうちに撤退を余儀なくされた。

 抗議運動に近い医師らは、この弾圧による死者は少なくとも128人に上ったと主張している。一方保健省は、3日の死者数は全国で61人だったと発表している。

 デモの参加者や目撃者は、ダガロ氏が率い、住民らに恐れられている準軍事組織「即応支援隊(Rapid Support Forces)」がデモ隊を攻撃したと非難している。米高官や反政府デモの参加者らは、弾圧に関して独立組織による調査の必要性を訴えている。【翻訳編集】 AFPBB News

2110チバQ:2019/06/18(火) 09:44:23
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190618-00000005-jij-int
グアテマラ大統領選、決選投票へ=元大統領夫人がトップ
6/18(火) 6:53配信 時事通信
 【サンパウロ時事】中米グアテマラで16日に行われた大統領選挙は、17日までの開票で当選要件の過半数を得た候補が出ず、決着は上位2候補による8月11日の決選投票に持ち越されることが決まった。

 
 中央選管当局によると、98%の投票所で開票が済んだ時点で、中道左派「国民希望党(UNE)」の元大統領夫人、サンドラ・トーレス候補(63)が25.7%を得票。右派「バモス」の元刑務所主管庁長官、アレハンドロ・ジャマティ候補(63)が13.9%で続いた。

2111 チバQ:2019/06/23(日) 15:34:25
>>758
これの続き的な感じか
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190623-00000015-jij_afp-int
政治危機のアフリカ西部ベナン、前大統領が出国 反大統領派の大半が国外に

6/23(日) 13:05配信��


ベナンのボニ・ヤイ前大統領。同国コトヌーにあるニセフォール・ソグロ元大統領の家の前で(2019年4月19日撮影、資料写真)。【翻訳編集】 AFPBB News

【AFP=時事】アフリカ西部ベナンのボニ・ヤイ(Boni Yayi)前大統領が22日、出国した。同前大統領の政党、「新興ベナンのための力」(FCBE)がラジオ・フランス・アンテルナシオナル(Radio France Internationale)のインタビューで明らかにした。

 ボニ・ヤイ氏は同国北部で事実上の自宅監禁状態に置かれていた。FCBEの広報担当者は、ボニ・ヤイ氏が出国したのは健康状態が急激に悪化したためで、司直の手を逃れるためではないと述べたが、詳細は明らかにしなかった。

 今年4月28日投票の議会(一院制、定数83)選は、選挙制度の変更により野党の立候補者擁立が事実上不可能になり、パトリス・タロン(Patrice Talon)現大統領を支持する2政党が全議席を獲得した。

 議会選後に抗議行動が発生。デモ隊との衝突で警察が発砲し、これまでに少なくとも2人が死亡している。ボニ・ヤイ氏は、議会選は「選挙の形を取ったクーデター」だったとして公然と非難し、選挙の無効を求めるとともに、立ち上がるよう国民に呼び掛けていた。

 反タロン大統領派の著名人物は、その大半がすでに国外に逃れた。ボニ・ヤイ氏は国内にとどまっている反大統領派のシンボルと見なされていた。

 かつて地域における民主主義の模範とみられていたベナンが独裁主義的な状態に戻るのではないかとの懸念が高まっている。【翻訳編集】 AFPBB News

2112 チバQ:2019/06/23(日) 15:51:15
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190623-00000021-jij_afp-int
エチオピアでクーデター未遂、陸軍参謀総長撃たれる 首相発表

6/23(日) 15:48配信��


エチオピアのアビー・アハメド首相(中央)。スーダンの首都ハルツームの空港で(2019年6月7日撮影、資料写真)。【翻訳編集】 AFPBB News

【AFP=時事】エチオピア政府は23日、アムハラ(Amhara)州でクーデター未遂が発生したと明らかにした。アビー・アハメド(Abiy Ahmed)首相は同日、国営テレビで陸軍参謀総長が撃たれたと発表した。

 AFP記者によると、アビー首相は23日未明、軍服姿で国営テレビに出演。サアル・メコネン(Seare Mekonnen)陸軍参謀総長が撃たれたと明らかにした。容体は明らかにされていない。

「アフリカの角(Horn of Africa)」と呼ばれるアフリカ最東北端部に位置するエチオピアはインターネットが遮断された状態になっており、現時点でこれ以上の詳細は分かっていない。

 在エチオピア米大使館は、首都アディスアベバで発砲が報告され、アムハラ州の主要都市バハルダール(Bahir Dar)周辺で暴動が起きていると警告を発した。

 米大使館は、二つ出した警戒情報のうちの一つで、「米大使館は、アディスアベバで発砲があったという複数の報告を把握している。大使館員は屋内避難するよう勧告されている」と述べた。

 これに先立ちエチオピア首相府は、同国に九つある州の一つで、2番目に人口が多いアムハラ州でクーデター未遂が起きたと発表していた。首相府は誰がクーデター未遂を起こしたのか、何を標的にしたのかなどといった情報は明らかにしていない。

 バハルダールにいるジャーナリストがAFPに明らかにしたところによると、日没後まもなく銃撃が始まり、数時間続いたという。

■改革派首相に新たな打撃
 アビー氏は2年にわたって政情不安が続いた後の2018年4月に首相就任。それ以来、過去の首相たちによる強権的な支配を終わらせたと称賛されてきた。

 アビー氏は経済改革に着手し、反体制派の帰国を認め、人権侵害の取り締まりを目指し、軍や情報部の幹部数十人を逮捕した。さらに、長年にわたり対立してきた隣国エリトリアとの平和宣言にも調印した。

 しかし1億人以上の人口を抱える多民族国家エチオピアでは、主に土地や資源をめぐって民族間の対立が深まっており、死者を伴う衝突も発生。アビー首相はこうした問題に苦慮している。

 民族間の衝突で、これまでに100万人以上が家を追われた。専門家は衝突の原因について、かつて全権力を握っていた与党エチオピア人民革命民主戦線(EPRDF)の弱体化や、政権移行によって生じたチャンスを利用しようとするさまざまなグループの存在などを挙げている。

 昨年6月には、アビー首相が演説した政治集会で手りゅう弾が爆発し、2人が死亡する事件も起きた。エチオピアの安定化と改革を目指すアビー首相にとって、今回のクーデター未遂は新たな打撃となった。【翻訳編集】 AFPBB News

2113チバQ:2019/06/23(日) 21:34:31
https://www.afpbb.com/articles/-/3231486
初の民主的政権移譲目指すモーリタニア大統領選、現職の元側近が勝利宣言
2019年6月23日 20:29 発信地:ヌアクショット/モーリタニア [ モーリタニア 中東・北アフリカ ]
【6月23日 AFP】アフリカ北西部モーリタニアで22日、大統領選の投票が行われた。同国で初めて民主的な政権移譲を実現する見通しだが、野党側は複数の選挙違反に関する「憂慮すべき兆候」があると訴えている。

 投票はグリニッジ標準時(GMT)22日午後7時(日本時間23日午前4時)に締め切られた。暫定結果は今週初めに発表される見込み。

 最有力候補は、現大統領の元側近であり、政権の支持を得るモハメド・ウルド・ガズワニ(Mohamed Ould Ghazouani)氏(62)で、23日未明には現大統領、支持者、報道陣の前で勝利を宣言した。

 選挙管理委員会の関係筋によれば、開票率80%を超えた時点でガズワニ氏の得票率は50.56%だったという。

 ガズワニ氏は支持者に対し、「まだ20%が未開票だが、最終結果を変えるものではない」と話したと伝えられている。

 その一方、主要野党から立候補したシーディ・モハメド・ウルド・ブバカル(Sidi Mohamed Ould Boubacar)氏を含む候補者4人は、今回の選挙で不正投票が複数あったと主張。

 これに対し独立国家選挙管理委員会(CENI)は、重大な事案は一件も発覚していないと述べている。

 今回の選挙では、クーデターが繰り返された同国の歴史上初めて、選挙で選ばれた大統領が任期を満了し、選挙で選ばれた後任に政権を移譲することになる。

 だが野党側は選挙について、軍出身者が多数派を占める政権を永続化させる恐れがあるとの懸念を示していた。

 サハラ(Sahara)砂漠に位置し、人口の大半をイスラム教徒が占めるモーリタニアの有権者数は約150万人。

 退任するモハメド・ウルド・アブドルアジズ(Mohamed Ould Abdel Aziz)大統領はもともと軍の将官で、2008年にクーデターによって権力を掌握。翌2009年の大統領選で勝利し、野党がボイコットした2014年の大統領選で再選された。

 アブドルアジズ氏は今回の大統領選で、元側近のガズワニ氏を支持。ガズワニ氏もかつて軍の将官を務め、今回の大統領選の最有力候補とみられていた。

 アブドルアジズ氏は、軍の改革やイスラム過激派の取り締まり、辺境地域の開発推進などで功績を残した。しかし人権団体などは、同氏の政権が表現や集会の自由を制限していると非難。さらに女性に対する暴力や、公式には1981年に廃止したものの、いまだ根強く残る奴隷制度への取り組みを強化するよう求めていた。(c)AFP/Hademine Ould Sadi and Selim Saheb Ettaba

2114チバQ:2019/06/24(月) 23:18:04
https://www.asahi.com/articles/ASM6S31HQM6SUHBI00L.html
エチオピアでクーデター未遂 軍参謀総長ら襲われ死亡
ヨハネスブルク=石原孝 2019年6月24日10時46分
 アフリカ東部エチオピアのアビー首相は23日、一部の軍兵士らによるクーデター未遂があったと発表した。軍参謀総長らが射殺されたが、既に制圧したという。

 政府によると、兵士たちは22日、同国北部のアムハラ州の州都バハルダールで会合中だった州政府高官ら数人を殺害したほか、首都アディスアベバの自宅にいた軍参謀総長らを襲撃したという。政府は治安部隊を展開して関与した兵士らを摘発。国内のインターネットも遮断された。

 昨年4月に就任したアビー首相は、経済改革や反体制派への恩赦を推進。国境を巡る対立が20年以上続いていた隣国エリトリアとも和平合意を結んだ。

 だが、民族間の争いや土地や資源を巡る対立も起きており、昨年6月にはアビー首相が出席した集会で爆発事件が発生。首相は無事だったが、100人以上が負傷するなど、反政府勢力の活動も続いている。(ヨハネスブルク=石原孝)

2115チバQ:2019/06/25(火) 16:00:00
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190625-00000024-jij_afp-int
クーデター未遂、首謀者とみられる州治安トップを射殺 エチオピア
6/25(火) 15:19配信 AFP=時事
クーデター未遂、首謀者とみられる州治安トップを射殺 エチオピア
エチオピア・アムハラ州のクーデター未遂について同州の治安警備当局トップ、アサミヌ・ツェゲ容疑者の関与について会見で話す首相報道官ら(2019年6月23日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】エチオピアの国営メディアは24日、アムハラ(Amhara)州で22日に起きた州高官の殺害事件で首謀者とみられていた同州の治安警備当局トップを現地警察が射殺したと報じた。

【資料写真】笑顔を見せるアビー首相(2019年1月17日)

 警察が殺害したのは、アムハラ州治安警備当局トップのアサミヌ・ツィゲ(Asaminew Tsige)容疑者。アサミヌ容疑者は、同州の高官殺害の数時間後に起きたエチオピア陸軍参謀総長殺害への関与も疑われていた。

 22日にアムハラ州の行政や司法のトップを含む州高官らが殺害された。エチオピア首相官邸は主犯格としてアサミヌ容疑者の名前を挙げていた。

 アムハラ州の事件から数時間後には、サアル・メコネン(Seare Mekonnen)陸軍参謀総長が首都アディスアベバの自宅で、自らの護衛官によって射殺される事件も発生。エチオピア政府は「連動した攻撃」とみられるとしているが、二つの事件のつながりや動機について詳細は明らかにされていない。

 エチオピア国営放送EBCは、アムハラ州の主要都市バハルダール(Bahir Dar)で「先週末のクーデター未遂から身を潜めていたアサミヌ・ツィゲ容疑者が射殺された」と報じた。

 同容疑者は2009年にクーデターを計画したかどで10年近く服役したが、ハイレマリアム・デサレン(Hailemariam Desalegn)前首相および改革路線のアビー・アハメド(Abiy Ahmed)現首相の下で行われている大規模な恩赦を受けて、昨年釈放されたばかりだった。

 アサミヌ容疑者について専門家らは、強硬なアムハラ民族主義者で、民兵組織を結成しようとしていたことやアムハラ州に隣接するティグレ(Tigray)州の領域を要求する言論などが原因で、解任されそうになっていたと説明する。

 アサミヌ容疑者は最近、フェイスブック(Facebook)に投稿された動画に登場し、攻撃に備えて武装するよう一般市民に呼び掛けていた。

■アビー首相の改革路線で全土に緊張
 今回の一連の事件を受け、エチオピア全土では3日間連続でインターネットが完全に遮断されている。

 観測筋は今回の事件について、長年にわたって皇帝や独裁者が強権支配を続けてきたエチオピアで、2018年4月に就任したアビー首相が改革路線を追求してきたことによって、エチオピア全土に緊張が生じていることの表れだと分析している。

 アビー首相は一党独裁から複数政党による民主制への転換を目指し、経済改革にも乗り出している。また国外にいた反政府勢力の帰国を許可し、人権侵害の摘発を行うとともに軍や情報機関の高官数十人を逮捕してもいる。こうした取り組みは国際的には評価されているが、国内では敵を作っているとも言える。

 各民族の居住地域ごとに分かれた各州の境界沿いでは、長年くすぶっていた緊張が暴力となって爆発し、多数の死者と100万人を超える国内避難民を生んでいる。

 一方、2020年に行われるとみられている総選挙を前に、従来各州を支配してきた政党に挑戦する対立候補らが登場し、地方政治も改革の流れに揺さぶられている。民族主義の台頭を指摘する声もある。【翻訳編集】 AFPBB News

2116とはずがたり:2019/06/29(土) 15:40:26

いいかげんに犬あっちいけーはまともな報道をしろ。相手にされてないのは安倍だぞ。
韓国が精力的な外交をこなし日本にも助け船出したのに対応能力無く何も出来なかっただけじゃねーか。

これで南北+トラの首脳会談実現したら日本の蚊帳の外感ぱねえぞ。。

韓国ムン大統領 安倍首相と非公式の接触もなく帰国へ
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190629/k10011974691000.html
2019年6月29日 14時40分

韓国のムン・ジェイン(文在寅)大統領は、G20大阪サミットに合わせて、先に北朝鮮のキム・ジョンウン(金正恩)朝鮮労働党委員長と会談した中国やロシアの首脳らと意見を交わした一方、日本との関係が悪化する中で、安倍総理大臣とは非公式の接触すらできないまま、日本訪問を終えました。

G20大阪サミットに合わせて27日から日本を訪れていた韓国のムン・ジェイン大統領は、8か国の首脳と個別に会談しました。

このうち、先に北朝鮮のキム・ジョンウン朝鮮労働党委員長と会談した中国の習近平国家主席やロシアのプーチン大統領とは、米朝対話の再開を後押しすることを含め、朝鮮半島の非核化や平和構築に向けた協力の強化などを確認しました。

一方、太平洋戦争中の「徴用」をめぐる問題などで関係が悪化している日本との間では、28日夜、カン・ギョンファ(康京和)外相が河野外務大臣と、短時間、ことばを交わしただけでした。

ムン大統領は、安倍総理大臣との首脳会談に意欲を示していましたが、非公式の接触すらできないまま、日本訪問を終えることになり、韓国メディアは、「ぎこちない表情で8秒間握手したのがすべてだった」とか「G20サミットの舞台で韓国抜きの外交戦が展開された」などと批判的に伝えています。

北朝鮮高官「興味深い提案」トランプ大統領の面会呼びかけに
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190629/k10011974661000.html?utm_int=detail_contents_news-related_001
2019年6月29日 13時34分

アメリカのトランプ大統領が韓国と北朝鮮を隔てる軍事境界線付近の非武装地帯での面会をキム・ジョンウン(金正恩)朝鮮労働党委員長に呼びかけたことについて、北朝鮮が談話を発表し、「非常に興味深い提案だと見ているが、公式的な提案を受けていない」として面会に応じるかどうかは明らかにしていません。

アメリカのトランプ大統領は、29日朝、「きょう日本から韓国に向かう。もし北朝鮮のキム・ジョンウン朝鮮労働党委員長がこのツイートを見れば、私は南北の軍事境界線でキム委員長と会い、あいさつと握手をするだろう」とツイッターに投稿し、キム委員長に面会を呼びかけました。

これについて北朝鮮国営の朝鮮中央通信は、29日午後、外務省のチェ・ソニ第1次官の談話を発表し、「非常に興味深い提案だと見ているが、わたしたちはこれに関連した公式的な提案を受けていない」として、面会に応じるかどうか明らかにしていません。

ただ、談話では、「トランプ大統領が考えているとおりに分断の線で米朝首脳の面会が実現すれば、両首脳間の親交関係をさらに深め、両国関係の進展にまた1つの意味のあるきっかけになるだろう」とも述べています。

2117チバQ:2019/06/30(日) 17:00:52
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190630-00000019-jij_afp-int
西アフリカ15か国、2020年に単一通貨「ECO」導入へ
6/30(日) 14:42配信 AFP=時事
西アフリカ15か国、2020年に単一通貨「ECO」導入へ
西アフリカ諸国経済共同体加盟の8か国で使用されている通貨CFAフランの紙幣(2017年9月12日撮影、資料写真)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】西アフリカの15か国が加盟する「西アフリカ諸国経済共同体(ECOWAS)」は29日、域内に新たに導入する共通通貨の名称を「ECO」とすると決定した。ナイジェリアの首都アブジャ(Abuja)で開かれた首脳会議で、「ECOWAS単一通貨の名称として、ECOが採用された」と発表した。

 1975年に設立されたECOWASの加盟国は、ベナン、ブルキナファソ、カボベルデ、コートジボワール、ガンビア、ガーナ、ギニア、ギニアビサウ、リベリア、マリ、ニジェール、ナイジェリア、セネガル、シエラレオネ、トーゴの15か国で、域内の総人口は約3億8500万人。現在は加盟国中、セネガルやコートジボワール、マリなど8か国がユーロと連動する通貨CFAフランを用いており、ナイジェリアなど7か国が交換性のない独自通貨を使用しているが、約30年前に初めて加盟国間の越境貿易や経済発展の促進策として通貨統合の可能性が検討されていた。

 ECOWASの29日の声明は、2020年までに単一通貨ECOの導入を目指すとしており、加盟国首脳らは、条件を満たした国からECOを導入する段階的な通貨統合をとる方針を確認したという。ECOについては変動相場制を採用し、併せて金融政策の枠組みでインフレ目標を重視する。加盟国は適切な政策や構造改革を行い、国内経済の加速的成長を維持することが求められる。

 一方、エコノミストらはECO導入構想に理解を示しながらも、現実離れした計画だと指摘。ECOWAS経済は域内総生産の3分の2をナイジェリア一国が占める不均衡な状況にあることから、単一通貨導入は加盟国の経済リスクになりかねないと警告している。【翻訳編集】 AFPBB News

2118とはずがたり:2019/06/30(日) 22:04:06
G20は必要か? 大阪サミットで無力さ浮き彫りに
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190630-00000023-jij_afp-int&p=1
6/30(日) 16:20配信 AFP=時事

【AFP=時事】大阪で行われた20か国・地域(G20)首脳会議(サミット)は、ドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領の独善的なアプローチと、貿易から気候変動までさまざまな問題に対する各国の見解の相違の拡大に圧倒される形になり、今の世界にG20が担うべき役割はあるのかという疑問が専門家の間で浮上している。

 先進7か国(G7)を拡大したG20は以前から、憲章や明確な権限、執行力がない、結論が出ないにもかかわらず多額の費用が掛かるサミットを開催している、開発途上国のほとんどが除外されているといった批判にさらされてきた。

 これまでG20に対する圧力は反グローバリゼーション活動家からのものだったが、28、29日の両日行われた今回のサミットはG20の正当性に関わる問題が内部から生じている可能性を浮き彫りにした。

 安倍晋三(Shinzo Abe)首相は、地球温暖化対策の国際枠組み「パリ協定(Paris Agreement)」について、全参加国が一致してより踏み込んだ取り組みを表明することを模索していたが、米国が抵抗。議長国の日本は最優先課題を達成できなかった。

 大阪での最大の課題となっていた米中貿易戦争は、サミットに合わせて開かれた米中首脳会談で協議され、G20は無力だった。

 カナダのシンクタンク「国際ガバナンス・イノベーション・センター(Centre for International Governance Innovation)」のトーマス・バーンズ(Thomas Bernes)氏は、「G20は協力のためのフォーラムとして設立されたが、問題は、もはやG20がその目的を果たすことができない状況になったのではないか、ということだろう」と語った。

2119とはずがたり:2019/06/30(日) 22:08:12
大阪G20記念撮影 各国首脳の“ガン無視”に安倍議長オロオロ
公開日:2019/06/29 14:50 更新日:2019/06/29 14:50
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/257270

 世界中の孤独を独り占めしたような光景だった。28日大阪G20サミットの開幕時、安倍首相は各国首脳を1人ずつ出迎えた後、集合写真の撮影までの間、ほとんど誰にも相手にされなかったのだ。


 議長の安倍首相はひな壇中央に陣取ったが、バラバラに集まった各国首脳は誰も話し掛けない。並んで現れたトランプ、プーチン両大統領は会話に夢中で安倍首相など眼中になし。安倍首相は習近平国家主席とトランプとの握手をボーッと見つめるだけ。

 アチコチで談笑が始まる中、安倍首相はその輪に加われず、愛想笑いを浮かべ、周囲をオロオロと見渡すのみ。撮影が終わると、居心地の悪い空間から逃げ出すように我先に次の会場へ向かった。

「国際会議の場では安倍総理と話そうとする各国首脳が列をつくる」――。昨年の臨時国会で稲田朋美元防衛相はそう言ったが、いくら出迎え時にあいさつを交わしたとはいえ、各国首脳にガン無視される状況は稲田氏のヨイショとは程遠い。

2120チバQ:2019/07/01(月) 17:53:11
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190701-00569089-shincho-int
安倍外交の深謀遠慮 G20“夕食会”の席次から読み取れる「対中包囲網」
7/1(月) 17:00配信 デイリー新潮
安倍外交の深謀遠慮 G20“夕食会”の席次から読み取れる「対中包囲網」
大阪城をバックにした集合写真(The White House Flickrより)
 最近の安倍外交の特徴は、リスクを恐れずに積極的に仲介役を買って出ていることだろう。先週私は、G20を控えた日本の外交政治の動きについて話してほしいということで、欧州各国の外交官との昼餐に招かれたが、驚いたのは最初に設定されたトピックがイラン情勢だったことだ。こうした席では日米関係から始めるのが順当といえば順当だが、中東についてまず話そうという先方からのリクエストは、イラン情勢の緊迫化があるとはいえ、安倍晋三総理の仲介外交が存在感を高めていることの証だといえよう。

 昨年のカナダ・シャルルボワでのG7サミットでは、一枚の写真から仲介者安倍総理がクローズアップされた。ドイツのメルケル首相が、腕組みするトランプ大統領に対して机越しに詰め寄る場面だ。国際秩序が不安定化する中で、二人の間で写真に収まった安倍総理こそが橋渡しが可能であるという言説が広まった。

 そして今回のG20では、デジタル経済に関する首脳特別イベントでの一枚が、仲介者としての安倍の面目躍如となった。

 サミットは壮麗な宮殿で開催されることが多い。首脳としての威儀を正す意味があろう。最初にG7(当時はG6)が開かれたのはフランス・ランブイエ城だったし、5月に令和最初の国賓としてトランプ大統領が東京を訪れた際には、迎賓館赤坂離宮で日米首脳会談が開かれた。トランプは天皇陛下に対して、ホワイトハウスは皇居宮殿に見劣りすると謙遜してみせた。なお旧共産主義国のロシアでも、プーチン大統領が陣取るのはクレムリン宮殿だ。

 今回のG20の開催場所であるインテックス大阪は、宮殿とは似ても似つかない場所だった。一部の首脳はその事務的な雰囲気に驚いたかもしれない。会場に事前に下見に行ったというある国の外交官は、何もないスペースだったのでサミット当日の様子を想像するのが難しかったと私に話していた。一歩足を踏み入れただけでその雰囲気に圧倒される宮殿とは、まさにかけ離れた場所だったのだ。ところがその事務的な場所だからこそ生まれたのが、あのぎゅうぎゅう詰めの”奇跡の一枚”だったともいえよう。米中の首脳が安倍総理を挟んであれだけの近距離に着席した絵は、空間をふんだんに使って建てられている宮殿では決して生まれなかっただろう。

 大阪城天守閣を望む大阪迎賓館に、夕食会のために集まった各国首脳の席次にも注目しなければならない。安倍総理は、トランプ米大統領とプーチン大統領を両脇に従え、食事を進めた。米露関係は冷戦後最悪といわれるレベルにあるが、安倍総理はトランプ大統領だけでなくプーチン大統領とも良い関係を築いている。大阪迎賓館でも安倍総理は、仲介者としての顔を覗かせたというわけだ。

 安倍総理はプーチン大統領と逆サイドに、トランプ大統領、モディ印首相、モリソン豪首相の席を並べてみせた。しかもトランプ大統領の前は習近平中国国家主席という席次だ。中国を念頭に置いた日米印豪4か国による連携は、安全保障ダイヤモンド構想(地球儀上で4か国を線で結ぶとダイヤモンドが浮かび上る)ともよばれ、第一次政権以来の安倍総理の悲願だった。それがいま大きく日の目を見ようとしているのを象徴するシーンだった。

2121チバQ:2019/07/01(月) 17:53:34
日米印サミットという成果
 今回のサミットでの語られざる成果は、日米印サミットだ。椅子を馬蹄形(外務省ではU字の配席をこう呼ぶ)に並べて3人の首脳は親密に語り合った。昨年11月、アルゼンチン・ブエノスアイレスでのG20で初めて開催されたが、国境紛争を抱える中国への気兼ねが強かったインドを3か国の枠組みに大きく取り込んだことは、それだけで意義深い。

 覇権主義的な一帯一路を唱える中国に対して、日米は自由で開かれたインド太平洋戦略を提唱している。安倍総理が最初にぶち上げたこの構想に、トランプ大統領が後追いで加わった。日本発の戦略を米国がフォローするという流れは、戦後日本外交において初めてではなかっただろうか。そして日米の不可欠なパートナーこそがインドと豪州というわけだ。

 昨年10月、自らの別荘(山梨県鳴沢村)に外国首脳として初めて招待するほどに、安倍総理はモディ首相との信頼関係を強めている。今年5月の総選挙でモディ首相が大勝を収めて国内基盤を安定させたことも、大胆な外交政策を可能としている。

 日米印はマラバールという海上での共同訓練も実施している。共通の懸念は中国の海洋進出だ。中国が急速な軍事化を進める南シナ海はもちろん、日本は尖閣の浮かぶ東シナ海、インドは自らの庭先というべきインド洋での中国の動きに強い懸念を抱いている。そして米国にとって制海権は自らが握る覇権の根幹であり、中国海軍の動向に神経を尖らせているというわけだ。

 軌道に乗り始めた日米印サミットと比べると、日米豪印の政府間対話はいまのところ高級事務レベルまでで、直近では本年5月にタイ・バンコクで開かれている。サミットまでにはまだ閣僚級というステップもあるし、一足飛びというわけにはいかないだろうが、今回の夕食会の席次はひょっとしたら大きな突破口になるかもしれない。そうなれば安倍総理の深慮遠謀もここに極まれりといえよう。宴の席が時として社交以上の意味を持つ。それが外交の世界というものだ。

“末席”に見る日韓関係
 最後に韓国に少しだけ触れておこう。安倍総理は日韓首脳会談を見送ったが、これは韓国に対して極めて強いメッセージとなった。ホスト国の首脳は、できるだけ多くの参加国と会談を設定しようとするのが通常だ。日本はアフリカや太平洋の島国とそれぞれ定期的にサミットを開催している(TICADと太平洋・島サミット)が、日本の総理はマラソン会談 ともいわれる短時間の会談を立て続けにこなすことで、大勢の大統領や首相と面会しようとする。そうした配慮を韓国に示さなかったのは、韓国への怒りを最大限に表したといえよう。

 大阪城をバックにした集合写真では文在寅大統領が一列目にいるではないか、それほどに冷遇されていないではないかと思われた読者もおられるかもしれない。だがその背後にあるロジックを知れば、仕方がないと思っていただけるだろう。

 サミットの集合写真の立ち位置には、就任順とは別に、元首優先という暗黙のルールがある。米国、フランス、ロシア、ブラジルといった国々からは、元首でありかつ政治の実権を握る大統領らが参加するのに対して、ドイツ、イタリア、インドといった国々からは、元首として儀礼的な役割を担う大統領ではなく政治の中心たる首相が参加している。日本や英国といった立憲君主国からも後者と同様に首相が出席している。韓国大統領は元首なので、集合写真の際にはどうしても優遇されてしまうということだ。ただ元首の中ではほぼ末席が宛がわれ、ここにも最悪の日韓関係が反映される格好となった。

 たかが席次されど席次。そこには多くの外交的メッセージが隠されている。

村上政俊(むらかみ・まさとし)
1983年大阪市生まれ。東京大学法学部卒。外務省に入り、国際情報統括官組織、在中国、在英国大使館外交官補を経て、12年から14年まで衆議院議員。現在は同志社大学、皇學館大学で講師を務める。

週刊新潮WEB取材班

2122とはずがたり:2019/07/09(火) 15:01:12
英国、駐米大使の「無能」酷評で波紋=トランプ大統領は不快感
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190708-00000105-jij-eurp
7/8(月) 20:29配信 時事通信

 【ロンドン時事】ダロック駐米英大使がメモでトランプ米大統領を「無能」と酷評したと報じられたのを受け、英政府は、内部調査に着手するとともに火消しに追われた。

 トランプ氏が「(同大使は)英国の役に立っていない」とやり返すなど、「特別な関係」と呼ばれる両国関係に波紋を呼んでいる。

 英紙メール・オン・サンデーは6日、ダロック氏がトランプ氏を「不安定」で「無能」だと記したメモを本国に送っていたと伝えた。英首相報道官は8日、「(リークは)残念なことであり、受け入れられない」とし、この問題をめぐり米側と連絡を取っていることを確認。フォックス国際貿易相も「職業道徳に反し、非倫理的、非愛国的行為だ」とリークを厳しく批判、関係者が処罰される可能性に言及した。

 一方、トランプ氏は7日、ダロック氏について記者団に「われわれはあの男のファンではない。彼はあまり英国の役に立っていない」と不快感を示した。

2123チバQ:2019/07/18(木) 13:13:32
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190717-00000061-mai-bus_all
IMFラガルド専務理事、9月に退任 後任の人選は波乱含み
7/17(水) 19:19配信 毎日新聞
 国際通貨基金(IMF)は16日、欧州中央銀行(ECB)総裁に転身するラガルド専務理事が、9月12日付で退任すると発表した。今後、後任選びが本格化するが、これまで歴代トップを輩出してきた欧州各国に対し、世界経済で影響力を増す中国などの新興国は先進国が主導するIMFの組織運営に強い不満を抱く。新興国が対立候補を擁立すれば、人選は波乱含みの展開となりそうだ。

 IMFの設立は、戦後の国際金融システムの枠組みについて合意したブレトンウッズ会議(1944年)で決まった。その際、IMFトップを欧州出身者、世界銀行の総裁を米国出身者が務めることが非公式に合意されたといわれる。

 ラガルド氏の後任として有力視されているのは、来年1月に英中銀のイングランド銀行(BOE)総裁を退任する予定のカーニー氏だ。もともとカナダ出身だが、英国籍とアイルランド国籍も持つため、IMFを「欧州出身者」が取り仕切る慣例には合致する。IMFは経済危機に陥った国に緊急融資を実行する救済機関でもあり、欧州連合(EU)離脱によって経済の先行きに不安を抱える英国にとっては重要な意味を持つポストになる。英メディアは、オズボーン前財務相も就任に意欲的だと伝えている。

 ただ、一部のEU加盟国はEUを離脱する英国出身者の起用には慎重で、ロイター通信によると、フランスはデンマーク出身のベステアー欧州委員(競争政策担当)やオランダ財務相を務めたデイセルブルム氏など「欧州大陸」出身者で候補を模索。イタリア出身のドラギECB総裁を推す声もあるという。

 ラガルド氏が専務理事に就任した2011年にはメキシコ中銀のカルステンス総裁(当時)が対抗馬として立候補した。今回はインド準備銀行(RBI)のラジャン元総裁が候補に浮上。03年から06年にIMFのチーフエコノミストを務め、リーマン・ショックの引き金となったサブプライムローンの危険性をいち早く指摘したことでも知られる。カーニー氏の後任のBOE総裁候補としても取りざたされている人物だ。

 ラガルド氏は16年に再選され、現在は2期目の途中。ECB総裁には欧州議会の承認を経た後、10月31日に就任する見通し。指名の承認手続きが続く間はIMFの職責から外れており、現在はリプトン副専務理事が専務理事職を代行している。【シャンティイ(フランス北部)三沢耕平】

2124チバQ:2019/07/18(木) 13:27:14
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190718-00000007-asahi-int
WHO、エボラ流行で緊急事態宣言 アフリカ中部コンゴ
7/18(木) 4:01配信 朝日新聞デジタル
WHO、エボラ流行で緊急事態宣言 アフリカ中部コンゴ
コンゴ民主共和国(旧ザイール)ゴマの保健センターで17日、男性にエボラ出血熱のワクチンを予防接種する保健従事者=ロイター
 世界保健機関(WHO、本部スイス・ジュネーブ)は17日、アフリカ中部のコンゴ民主共和国(旧ザイール)で広がったエボラ出血熱について「国際的に懸念される公衆衛生の緊急事態」を宣言した。同国では昨年8月から1650人超が死亡した。今月14日にはルワンダと国境を接する大都市ゴマで、初めての感染が確認されていた。

 17日に開かれた専門家による緊急会合を受けて、WHOのテドロス・アダノム事務局長が、国境を越えた拡散が懸念されると判断し、緊急事態の宣言に踏み切った。今後は対策を拡充し、国際的な援助の枠を広げる。今のところはアフリカの一部地域の外へ広がる危険は小さいとみられるため、国境閉鎖や貿易制限をしないよう呼びかけた。

 エボラ出血熱はコンゴ民主共和国東部で、ウガンダなどとの国境に近い北キブ州を中心に広がった。WHOは現地へ専門家を派遣するなどして、現地当局や支援団体とともに対策を講じてきた。急激な感染拡大は防いでいるものの、治安悪化で封じ込めは難航。医療施設などへの襲撃により、保健従事者の7人が死亡、58人が負傷したという。

朝日新聞社

2125チバQ:2019/07/22(月) 18:44:00
https://www.fnn.jp/posts/00421033CX/201907182015_CX_CX
IAEA 天野事務局長 健康理由で辞任意向
カテゴリ:ワールド
2019年7月18日 木曜 午後8:15

IAEA(国際原子力機関)トップの天野之弥事務局長が、健康上の理由で、任期前に辞任する意向を示していることがわかった。

ロイター通信が伝えたもので、天野氏は、2018年9月、療養を理由に年次総会を欠席し、7月10日のイラン核問題をめぐる特別理事会も欠席していた。

IAEAは、「天野氏は、今後について理事会メンバーと連絡を取っていて、適切な時期に正式発表する」としている。

https://www.afpbb.com/articles/-/3236303
IAEAの天野事務局長が死去、72歳
2019年7月22日 17:41 発信地:ウィーン/オーストリア [ オーストリア ヨーロッパ 日本 アジア・オセアニア ]

【7月22日 AFP】(更新)国際原子力機関(IAEA)は22日、天野之弥(Yukiya Amano)事務局長が死去したことを明らかにした。72歳だった。天野氏は最近、体調不良が伝えられていた。

 IAEAは「最も深い弔意と共に、天野之弥事務局長の死去をお知らせする」との声明を出した。


 長く外交官を務めていた天野氏は、2009年12月にIAEAのトップである事務局長に就任していた。(c)AFP

2126チバQ:2019/07/25(木) 22:06:43
>>219-221
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190725-00000036-jij_afp-int
チュニジア大統領が死去、92歳
7/25(木) 19:35配信 AFP=時事
チュニジア大統領が死去、92歳
チュニジアの首都チュニス近郊で、記者会見に臨むベジ・カイドセブシ大統領(2018年11月8日撮影、資料写真)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】(更新)チュニジア大統領府は25日、ベジ・カイドセブシ(Beji Caid Essebsi)大統領(92)が死去したと発表した。カイドセブシ氏は、同国で初めて民主的に選出された大統領だった。

 ベテラン政治家で、英国のエリザベス女王(Queen Elizabeth II)に次いで世界で2番目に高齢の国家元首だったカイドセブシ氏が大統領に就任したのは2014年。長く独裁政権を敷いた当時のジン・アビディン・ベンアリ(Zine El Abidine Ben Ali)大統領を退陣に追い込み、他のアラブ諸国で民衆蜂起が起こるきっかけになった民主化運動「アラブの春(Arab Spring)」の3年後のことだった。

 カイドセブシ氏は先月末に深刻な体調不良で入院。いったんは退院していたが、25日になって再び集中治療室に搬送されていた。【翻訳編集】 AFPBB News

2127チバQ:2019/07/25(木) 22:13:27
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190725-00000141-jij-m_est
カイドセブシ大統領死去=革命後の民主化推進、92歳-チュニジア
7/25(木) 19:41配信 時事通信
カイドセブシ大統領死去=革命後の民主化推進、92歳-チュニジア
ベジ・カイドセブシ氏 チュニジア大統領(AFP時事)
 【カイロ時事】チュニジアの大統領府によると、ベジ・カイドセブシ大統領が25日、首都チュニスの病院で死去した。

 92歳だった。死因は公表されていない。中東民主化運動「アラブの春」の先駆けとなったチュニジアでの「ジャスミン革命」で2011年にベンアリ独裁政権が崩壊後、14年の大統領選で当選。同国では自由選挙で選ばれた初の大統領だった。

 1926年、フランス保護領下の北部シディブサイドで生まれた。弁護士から政界に転身し、内相や国防相、外相などの要職を歴任。革命後は暫定首相も務めた。勢力を強めたイスラム主義政党に対抗するため、12年に世俗派の政党「チュニジアの呼び掛け」を結成。14年議会選で第1党に躍進させた。

 大統領就任後は、結婚や相続での男女平等の実現に尽力するなど、民主化を推進。しかし、低迷する経済や失業の改善では十分な成果を出せず、若者らを中心に抗議デモも頻発していた。今年11月に予定される次期大統領選に出馬せず、政界引退の意向を表明していた。

 憲法の規定に従い、当面は国会議長が大統領代行を務める。

2128チバQ:2019/07/26(金) 18:46:36
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190726-00000026-jij_afp-int
スーダン、報道連合会長を拘束 クーデター未遂に関連か
7/26(金) 15:07配信 AFP=時事
スーダン、報道連合会長を拘束 クーデター未遂に関連か
スーダン・ハルツームの広場グリーン・ヤードで、国旗を掲げスローガンを繰り返すデモの参加者ら(2019年7月18日撮影、資料写真)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】スーダン・ジャーナリスト連合(SJU)は25日、著名な編集者である同連合の会長が拘束されていると明らかにした。連合は同国を暫定統治している軍事評議会に対し、会長を解放するか、法にのっとり裁判にかけるかするよう要求した。


 会長が拘束されたのは24日。軍事評議会は同日、今月11日に発覚したクーデター未遂事件に関係して、司令官1人と保安当局者数人、イスラム教の指導者らを逮捕したと発表していた。

 拘束された会長と所属を同じくするニュース編集者はAFPの取材に対し、会長は新聞社の敷地の外から治安部隊に連れ去られたと話し、「彼がどこに拘束されているのかも、なぜ拘束されたのかもわからない」と述べた。【翻訳編集】 AFPBB News

2129チバQ:2019/07/28(日) 12:21:14
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190727-00000542-san-n_ame
ベネズエラ「2人の大統領」半年 打開の糸口見えず 人道状況は悪化
7/27(土) 19:52配信 産経新聞
 【ニューヨーク=上塚真由】南米ベネズエラで独裁的なマドゥロ大統領に対抗し、野党連合のグアイド国会議長が1月に「暫定大統領」就任を宣言してから半年が経過した。米国など50カ国の支持を受け、一時は国内でも高い人気を誇ったが、政権交代の見通しは立たず「2人の大統領」が併存する異常な状況が続いている。また深刻な経済危機で国民の大量流出が止まらず、人道状況も悪化の一途をたどっている。

 グアイド氏は暫定大統領の就任宣言から半年となった23日、首都カラカスで開かれた反政府集会に参加。マドゥロ氏を「独裁者」と批判し「われわれは勝利しなければならない」と訴えた。だが、現地メディアによると、集まった群衆は数百人。数万人がグアイド氏に熱狂した1月時点の集会と比べ、同氏の求心力の低下が際立っている。

 グアイド氏は、マドゥロ政権の後ろ盾である軍部の切り崩しを図ってきたが、麻薬組織などと癒着し利益を得てきた軍幹部らは政権を支持したままだ。グアイド氏が4月末に軍部に呼びかけた蜂起が失敗に終わると、約40人が拘束、追放され、野党連合側の弱体化や分裂も指摘されている。「半年たっても何の実権も持てないグアイド氏に国民が失望を感じている」(現地情報筋)という。

 対立が深まる一方で、5月にはノルウェー政府の仲介でマドゥロ政権側と野党連合側の直接対話が開始され、今月もカリブ海のバルバドスで協議が行われた。ただ、昨年5月に行われた大統領選のやり直しを求める野党連合側に対し、マドゥロ氏は、野党連合側の弱体化を狙い国会議員選挙の前倒しを要求。議論は進展がみられない。

 反米のマドゥロ政権打倒を画策し、グアイド氏に暫定大統領就任宣言を促した米国も有効な手立てを打てないままだ。米メディアは、トランプ大統領はグアイド氏による蜂起失敗で「側近に激怒した」と報じており、以降はベネズエラ問題ではなく、イラン問題への言及が目立つようになった。石油産業への制裁で外貨獲得手段を封じ、政権関係者に経済制裁を発動するなど圧力を強めているが、トランプ氏自身も「体制転換には時間がかかる」と述べるなど手詰まり感が漂う。一方、マドゥロ政権を支持するロシアは、ベネズエラに軍人を派遣するなどして両国間の軍事協力を強化しており、米露のにらみ合いが続く。

 国連は6月にベネズエラから逃れた難民や移民が400万人に達したと発表。7カ月で100万人も増えたとし「驚異的な流出スピード」と指摘した。慢性的な食料や医療品不足が深刻化し、今年末までに国外流出者はさらに100万人増えるとの観測もある。

2130チバQ:2019/07/29(月) 15:33:48
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190729-00000009-jij-m_est
「ムガベ後」初の選挙から1年=経済不振で国民に不満-ジンバブエ
7/29(月) 6:14配信 時事通信
「ムガベ後」初の選挙から1年=経済不振で国民に不満-ジンバブエ
ジンバブエのムナンガグワ大統領=2017年11月、ハラレ(AFP時事)
 【ロンドン時事】アフリカ南部ジンバブエで、ムガベ前大統領退任後の初の大統領選が行われ、ムナンガグワ大統領が勝利してから30日で1年。

 40年近く権力の座に居座った「独裁者」ムガベ氏が去り、経済再生と民主化に期待が集まったが、新政権となって以降も改革は進まず、国民は不満を抱えたままだ。

 ジンバブエでは2017年11月、軍の反乱を受けてムガベ氏が失脚。前副大統領で軍に近い実力者のムナンガグワ氏が後継大統領となり、18年7月30日投票の大統領選で、ムナンガグワ氏が最大野党・民主変革運動(MDC)のチャミサ党首らを破って勝利した。

 「新生ジンバブエ」をうたうムナンガグワ氏は、ムガベ前政権下で疲弊した経済と社会の改革に全力を尽くすと約束した。ムガベ時代に苦難を強いられた国民は、新たなリーダーの指導力と手腕に期待を寄せた。

 しかし「歴史的選挙」から1年がたつ今も経済は立て直せていない。報道によれば、現在の失業率は推定で9割を超えるとの見方もある。6月のインフレ率は前年同月比175%と、このところ急上昇しており、国民の間では、かつてのハイパーインフレの再来が懸念されているという。人々は日々の買い物を闇経済に頼らざるを得ず、生活は依然厳しい。

 さらに、ムナンガグワ政権は批判勢力の取り締まりを強化している。市民活動家や労組代表らが暴力や誘拐の被害に遭ったり、逮捕されたりする例が相次いでいるという。

 最近現地に入った英スカイニューズ・テレビの記者は「現状が良いと思っている市民は誰もいない。水面下で自暴自棄の感情と怒りが湧き起こっている」と語った。昨年の選挙時にムナンガグワ氏が提唱した「国民が望むジンバブエ」の実現には程遠い状況が伝えられている。

2131チバQ:2019/07/29(月) 23:48:00
https://www.jiji.com/jc/article?k=2019072800205&g=int
「ムガベ後」初の選挙から1年=経済不振で国民に不満-ジンバブエ
2019年07月29日06時14分



ジンバブエのムナンガグワ大統領=2017年11月、ハラレ(AFP時事)

 【ロンドン時事】アフリカ南部ジンバブエで、ムガベ前大統領退任後の初の大統領選が行われ、ムナンガグワ大統領が勝利してから30日で1年。40年近く権力の座に居座った「独裁者」ムガベ氏が去り、経済再生と民主化に期待が集まったが、新政権となって以降も改革は進まず、国民は不満を抱えたままだ。
 ジンバブエでは2017年11月、軍の反乱を受けてムガベ氏が失脚。前副大統領で軍に近い実力者のムナンガグワ氏が後継大統領となり、18年7月30日投票の大統領選で、ムナンガグワ氏が最大野党・民主変革運動(MDC)のチャミサ党首らを破って勝利した。

ジンバブエのムガベ前大統領=2018年7月、ハラレ(AFP時事)

 「新生ジンバブエ」をうたうムナンガグワ氏は、ムガベ前政権下で疲弊した経済と社会の改革に全力を尽くすと約束した。ムガベ時代に苦難を強いられた国民は、新たなリーダーの指導力と手腕に期待を寄せた。
 しかし「歴史的選挙」から1年がたつ今も経済は立て直せていない。報道によれば、現在の失業率は推定で9割を超えるとの見方もある。6月のインフレ率は前年同月比175%と、このところ急上昇しており、国民の間では、かつてのハイパーインフレの再来が懸念されているという。人々は日々の買い物を闇経済に頼らざるを得ず、生活は依然厳しい。

 さらに、ムナンガグワ政権は批判勢力の取り締まりを強化している。市民活動家や労組代表らが暴力や誘拐の被害に遭ったり、逮捕されたりする例が相次いでいるという。
 最近現地に入った英スカイニューズ・テレビの記者は「現状が良いと思っている市民は誰もいない。水面下で自暴自棄の感情と怒りが湧き起こっている」と語った。昨年の選挙時にムナンガグワ氏が提唱した「国民が望むジンバブエ」の実現には程遠い状況が伝えられている。

2132チバQ:2019/08/12(月) 13:40:12
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190812-00000010-kyodonews-int
グアテマラ、右翼候補が勝利 大統領選の決選投票
8/12(月) 7:19配信 共同通信
グアテマラ、右翼候補が勝利 大統領選の決選投票
4日、グアテマラ市の集会で支持者に囲まれるアレハンドロ・ジャマテイ氏(ロイター=共同)
 【グアテマラ市共同】中米グアテマラで現職モラレス氏の任期満了に伴う大統領選決選投票が11日、投開票された。選挙管理当局の中間集計によると、右翼の野党バモスのアレハンドロ・ジャマテイ氏(63)が中道左派の野党、国民希望党(UNE)のサンドラ・トレス氏(63)をリードし勝利が確実になった。ジャマテイ氏は同日夜、勝利宣言した。来年1月14日就任、任期は4年。

 より良い生活を求めて米国を目指す移民が絶えない中、治安改善や雇用創出が主な争点となった。

 6月の第1回投票ではトレス氏が首位、ジャマテイ氏が2位だった。

2133チバQ:2019/08/12(月) 13:41:04
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190812-00000018-reut-s_ame
グアテマラ大統領選、右派候補が勝利
8/12(月) 13:24配信 ロイター
グアテマラ大統領選、右派候補が勝利
 8月11日、グアテマラで大統領選挙の決選投票が行われ、選挙管理委員会は、右派の野党バモスのアレハンドロ・ジャマテイ氏(写真)が勝利したと発表した。グアテマラ市の同氏選対本部で撮影(2019年 ロイター/Jose Cabezas)
[グアテマラ市 11日 ロイター] - グアテマラで11日、大統領選挙の決選投票が行われ、選挙管理委員会は、右派の野党バモスのアレハンドロ・ジャマテイ氏が勝利したと発表した。

開票率95%超の段階で、ジャマテイ氏が約59%を得票。対抗馬の中道左派、国民希望党(UNE)のサンドラ・トレス氏は41%だった。

来年1月に就任する次期大統領は、貧困や高い犯罪発生率といった経済・社会問題への取り組みに加え、不法移民を巡る米国との「安全な第三国」協定で難しい対応を迫られる。

現モラレス政権は7月、制裁をちらつかせた米国の圧力に屈し、米国への難民申請を希望する難民の申請手続きを請け負う「安全な第三国」となることに同意した。[nL4N24R4DP]

ジャマテイ氏は選挙戦で、グアテマラは難民申請者の急増に対応する体制にないとして、「安全な第三国」協定締結を批判。世論調査でも10人中8人以上が「安全な第三国」になることに反対の立場をとっている。

しかし、ジャマテイ次期大統領が「安全な第三国」協定を修正できるかどうかは不透明。ユーラシア・グループの中南米地域ディレクター、リサ・グライス・ターゴウ氏は「米国との協定への対処で、次期大統領はルーズ(負け)・ルーズの状況に直面する。それが次期大統領にとって最大の試練だ」と述べた。

2134チバQ:2019/08/12(月) 13:41:49
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190812-83226778-bloom_st-bus_all
現職マクリ氏、予想以上の大差で敗北-アルゼンチン大統領選予備選
8/12(月) 13:13配信 Bloomberg
(ブルームバーグ): アルゼンチンで11日に実施された大統領選挙の予備選で、野党候補が予想を上回る得票差で与党候補に勝利し、10月の本選に向け勢いを得た。

開票率84%の段階で、野党候補のアルベルト・フェルナンデス元首相の得票率は47%、現職のマウリシオ・マクリ氏は32%。マクリ氏が7ポイントを上回る得票差で敗れた場合、逆転は難しいだろうと世論調査会社はかねて指摘していた。フェルナンデス元首相は、クリスティナ・フェルナンデス・デ・キルチネル前大統領が副大統領候補として脇を固めている。

マクリ氏は公式データ発表前にブエノスアイレスで支持者らに対し、「悪い選挙だった。10月の選挙を前に倍の努力が必要だ」と語った。

予備選後の12日の市場は、過去4年間のマクリ大統領による市場重視型の政策が、かつての介入主義的政策に取って代わられる可能性を消化する動きとなり、相場は急落が予想される。クリスティナ・フェルナンデス前大統領は2007-15年の在任期間中、年金基金を国有化し、為替管理を導入した。  原題:Argentine President Macri Loses Key Primary Vote in Landslide(抜粋)

(c)2019 Bloomberg L.P.

Patrick Gillespie, Jorgelina Do Rosario


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