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国際政治・世界事情(その2)

1とはずがたり:2014/05/26(月) 19:37:17

国際政治・世界事情(その1)…前スレ
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1116784031/l50

地域別スレ>>2

2135チバQ:2019/08/22(木) 13:11:31
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190821-00000152-kyodonews-int
スーダン、軍民共同統治開始へ 評議会議長にブルハン氏就任
8/21(水) 20:57配信共同通信
 【カイロ共同】民主化デモを受けて軍と民主化勢力が共同統治で合意したスーダンで21日、軍民の統治機構である合同評議会の議長にアブドルファタハ・ブルハン暫定政権議長が就任した。合同評議会メンバーも同日に就任する見込みで、スーダンの民政移管に向けた軍民共同統治が始まる。

 実務を担う首相には国連出身の経済学者ハムドク氏が就任する見通し。共同統治で民主化への道筋が開かれ、混乱が収束するかどうかが注目される。

 合同評議会は選挙実施までの3年3カ月の移行期間、統治を担う。民間人6人と軍人5人の計11人で構成する。

2136とはずがたり:2019/08/28(水) 22:13:21
>相対的にインフラ整備で協力する中国への評価が高まる事態になっている。
だそうだが石炭大量に使用してる中国の地位が向上するのは皮肉だなw
石炭火発に頼らざるを得ない苦しい日本が偉そうな事云えた義理ではないけど。。

太平洋諸島フォーラム(PIF)で太平洋地域の盟主としてオーストリアに振る舞って貰う心算がオーストリア帝国主義への反撥が強くてその余り中国が優しい超大国に見えてしまっているらしい。

太平洋諸国、温暖化に危機感 石炭輸出の豪州に批判
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO49101150Y9A820C1FF1000/
南西ア・オセアニア
2019/8/28 16:52

オーストラリアも温暖化対策に頑張っている様子ではあるんだけど。。

豪、太平洋島しょ国に温暖化対策350億円 中国浸透警戒
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO48507110T10C19A8910M00/?n_cid=SPTMG002
南西ア・オセアニア
2019/8/13 16:52

2137チバQ:2019/09/02(月) 10:56:46
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190901-00000051-jij-m_est
来月23日に総選挙=前大統領の新党、与党を脅かす-ボツワナ
9/1(日) 17:42配信時事通信
来月23日に総選挙=前大統領の新党、与党を脅かす-ボツワナ
ボツワナのマシシ大統領=5月25日、南アフリカの首都プレトリア(AFP時事)
 【ハボローネAFP時事】アフリカ南部ボツワナのマシシ大統領は、次の総選挙の投票日を10月23日に決めた。

 選管が8月30日夜、公表した。大統領は議会で選出され、1966年の独立以来、ボツワナ民主党(BDP)が与党を維持。ただ、最近は野党連合「民主改革のためのアンブレラ(UDC)」が勢いを増している。

 さらに、マシシ大統領は昨年、カーマ前大統領から禅譲されたが、観光客による野生動物の狩猟を解禁するなど前政権の政策を否定。カーマ氏は「私が後継指名した人物は就任するや独裁者になった。民主国家としての声望を失墜させた」と怒り、新党「ボツワナ愛国戦線(BPF)」を結成。与党の牙城を突き崩そうとしている。

2138チバQ:2019/09/03(火) 20:17:37
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-190902X215.html
ソロモン諸島、台湾と断交か=週内にも発表―ロイター通信
2019/09/02 15:23時事通信

 【シドニー時事】太平洋の島国ソロモン諸島は今週にも、台湾との外交関係を見直し、中国との国交を樹立する方針を明らかにする可能性がある。ロイター通信が2日、ソロモン議会幹部の話として報じた。

 今年4月の総選挙を受けて返り咲いたソガバレ首相は、台湾との関係を精査する諮問委員会を設置。8月中旬にはソロモンの閣僚らが北京を訪れた。

2139チバQ:2019/09/05(木) 15:47:00
https://news.nifty.com/article/world/worldall/12198-393701/
ハリケーン直撃バハマ壊滅的
2019年09月04日 18時06分 TBS

ハリケーン「ドリアン」北上、直撃のバハマは“壊滅的”
ハリケーン「ドリアン」北上、直撃のバハマは“壊滅的”

 ハリケーン「ドリアン」の直撃を受けたカリブ海の島国バハマでは大きな被害がでています。

 「ドリアン」は1日、5段階分類で最強の「カテゴリー5」まで発達した状態でバハマ・アバコ島に上陸しました。沿岸部の家屋は広範囲に倒壊していて、浸水の様子も見られます。

 バハマの首相は、一部の地域で壊滅的な被害が出ているとしています。死者はこれまでのところ7人に上り、さらに増えるとみられています。

 「ドリアン」は現在「カテゴリー2」の勢力でフロリダ州の東側の海岸を北上していて、現地4日の夜にアメリカ本土に最接近するとみられています。ハリケーンの接近が懸念される地域にすむ、合わせて200万人以上に避難命令が出ています。(04日16:03)

2140チバQ:2019/09/09(月) 06:23:50
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190907-35142338-cnn-int
ジンバブエのムガベ前大統領が死去、95歳 37年の長期統治
9/7(土) 13:12配信CNN.co.jp
(CNN) ジンバブエのロバート・ムガベ前大統領が6日、死去した。95歳だった。一時は独立の英雄とたたえられたものの、37年間にわたる統治は深い分断を招き、国を破たん寸前に追い込んだ。

忠実な支持者にとってムガベ氏は、尊敬される指導者であり続け、少数派白人の支配に終止符を打ち独立をもたらした存在だった。だが、批判派にとってはアフリカの独裁者そのものであり、権力維持を目的に反対派を抑圧し、国を破滅させたとの評価だった。ムガベ氏は93歳だった2017年に退陣に追い込まれた。

健康状態をめぐる臆測が絶えず、今年前半にはシンガポールの病院に入院していた。病気の詳細は機密扱いだった。

ムガベ氏は自分を退陣させられるのは「神のみ」だと主張したことで知られるが、17年にクーデターで失脚。年下の妻グレース氏を後任に据えようと、長年の側近であるムナンガグワ副大統領(当時)を解任したのが党内からの反乱につながった。

影響力減退を警戒する治安部隊幹部はムガベ氏を政権から追放し、後任にムナンガグワ氏を起用した。

現大統領のムナンガグワ氏は6日、ツイッターでムガベ氏の死去を発表。「解放の象徴であり、汎(はん)アフリカ主義者だった。国民の解放とに生涯をささげた」と悼んだ。

ムガベ氏は元教師で、旧ローデシア(現ジンバブエ)の白人政権に敵対したとして10年間収監された。釈放後はゲリラ闘争を組織し、1980年にジンバブエ共和国の樹立を達成。初代首相として学校や病院の建設を手掛け、当初は国際的に称賛された。

しかしその後反対派の弾圧を開始し、軍の支持を背景に数十年にわたり実権を掌握。選挙では不正疑惑からたびたび論争を招いた。

2141チバQ:2019/09/10(火) 11:46:32
>>2138
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190910-00000003-jijp-int.view-000
台湾と関係維持=ソロモン外相
時事通信 9/10(火) 7:14配信

台湾と外交関係を結ぶソロモン諸島のマネレ外相(写真左)は9日、訪問先の台北で呉外交部長と共に記者会見し「台湾との友好的で充実し、進歩的な関係を大事にしている」と述べ、関係維持の重要性を強調した。

2142チバQ:2019/09/15(日) 08:40:40
https://www.tokyo-np.co.jp/article/world/list/201909/CK2019091402000136.html
チュニジア、揺らぐ民主化 あす大統領選 政争に国民失望

2019年9月14日 朝刊


12日、チュニジア南部メドニンで、アンナハダ党のモーロー副党首の選挙活動を繰り広げる支持者ら=奥田哲平撮影

写真
 【チュニス=奥田哲平】北アフリカのチュニジアで十五日、カイドセブシ大統領が七月に死去したことに伴う大統領選が実施される。二〇一一年の中東の民主化運動「アラブの春」で、チュニジアは民主体制を唯一実現した「優等生」だが、主要政党の分裂など政争が頻発。民衆蜂起の原因となった失業問題も解消されないままで、勝ち取ったはずの民主主義への失望につながっている。

 「話し合いばかりで何も具体化していない。若者は仕事がないんです」。首都チュニスの街頭で候補者討論会の放送を見ながら、エンジニアのシャイマさん(28)が訴えた。

写真
 チュニジアは一一年一月に長期独裁のベンアリ政権が崩壊。一四年の初の自由選挙でカイドセブシ氏が選ばれ、一五年に民主化に移行した。イスラム、世俗両勢力の対立を乗り越え、粘り強い政治対話を促した四団体が一五年にノーベル平和賞を受賞した。

 だが、経済回復が遅れ、若者の三割は仕事が見つけられないまま。治安は改善しているものの、増税や物価高騰に抗議するデモは続発する。その背景には政治不信がある。第一党だった世俗派政党「チュニジアの呼び掛け」は昨年分裂し、連立相手のイスラム政党アンナハダが第一党に躍り出た。民主化によって合意形成が重視された結果、政党内外の主張対立により政策決定が遅れるという民主化の負の側面が表れたとも言える。

 一四年の議会選や大統領選で60%を超えていた投票率は、昨年五月の地方議会選では35%に急落。民間調査機関「アフロ・バロメーター」によると、「民主体制が望ましい」と考える割合は、一三年の71%から一八年に46%に低下した。

写真
 選挙戦には二十六人が立候補。選管当局は世論調査を認めていないが、非公式な調査では、政治色の薄いテレビ局社主ナビル・カルーイ氏(56)が優勢。アンナハダ副党首のアブデルファタハ・モーロー国会議長(71)やシャヘド首相(43)らが続く。ただ、いずれも過半数を占めず、上位二人による決選投票に持ち込まれる可能性が高い。

 選挙戦を巡りきな臭さも漂っている。カルーイ氏は八月下旬に資金洗浄などの容疑で逮捕され、現政権による「政敵排除」と指摘される。同じ日には同氏のテレビ局などに対し、許可なく大統領選について報道したとして、今後の放送が禁じられた。ただカルーイ氏の候補者資格は維持され、投票は有効とみなされる。

 タクシー運転手のアイマドさん(51)は「自由は私たちに食べ物や安全を与えてくれなかった」と投票を棄権するつもりだ。低投票率は、組織力のあるアンナハダが有利に働く。同党は一六年に政教分離方針を決定したが、大統領職を握れば、イスラム色の強い政策を進める可能性がある。

2143チバQ:2019/09/15(日) 08:44:30
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190915-00000002-jij-m_est
ムガベ前大統領の国葬営む=「英雄」追悼、批判も-ジンバブエ
9/15(日) 7:33配信時事通信
 【ロンドン時事】6日に95歳で死去したジンバブエのムガベ前大統領の国葬が14日、首都ハラレで執り行われた。

 「独立の英雄」と評される一方、37年間実権を握り「独裁者」とも言われたムガベ氏には批判も根強く、報道によると、会場となった国立競技場は半分以上が空席だった。

 英BBC放送などによると、葬儀には南アフリカのラマポーザ大統領など各国首脳らが参列。ムガベ氏の後任のムナンガグワ大統領は演説で、「アフリカの象徴」の死を国全体が悼んでいると述べた。

 一方、失策で国家経済を混乱に陥らせた前大統領に対して、市民から「彼が(経済悪化など)国の問題を引き起こした。いなくなった方が幸せ」「在任中の成果は物不足(を生じさせたこと)だけだ」と批判的な声も相次いだ。

2144チバQ:2019/09/15(日) 08:47:37
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190914-00000563-san-cn
台湾、ソロモン「断交」を警戒 呉外交部長が中国の軍港計画指摘
9/14(土) 23:10配信産経新聞
台湾、ソロモン「断交」を警戒 呉外交部長が中国の軍港計画指摘
迎賓館で記者会見するソロモン諸島のマネレ外相(左)と台湾の呉●(=刊の干を金に)燮外交部長=9日、台北市内の(田中靖人撮影)
 【香港=田中靖人】台湾の呉●(=刊の干を金に)燮(ごしょうしょう)外交部長(外相に相当)は14日、産経新聞の電話インタビューに応じ、南太平洋のソロモン諸島が台湾との外交関係の解消を検討していることに強い警戒感を示した。呉氏は中国がソロモンで軍港の建設を目指していると指摘し、同国が台湾と「断交」し中国と国交を結べば、日米豪のインド太平洋戦略は「大きな衝撃を受ける」と警鐘を鳴らした。

 ■「完全に役立たず」

 人口約60万人のソロモンは、台湾がアジア太平洋で外交関係を持つ6カ国のうち最大で、台湾では「断交ドミノ」を生む懸念も強い。台湾の報道によると、同国の内閣は13日、中国との国交樹立を促す超党派グループの報告書について議論したが結論が出ず、17日に再検討するという。ソガバレ首相はこれを含む4件の報告書を参考に最終的な結論を出す方針で、議会外交委員会の報告書は10月末に提出される。

 呉氏は、超党派グループが報告書で訪台調査の結果、台湾にはソロモンを援助する意思も能力もないと記述したことに対し「訪台の事実はなく虚偽で、結論ありき」と反論。世論調査によるとソロモン市民の多数は台湾との関係維持を望んでおり、中国との国交を主張するのは「個人的な利益を重視する政界の一部」だと述べた。

 一方、豪州紙オーストラリアン(電子版)は11日、ソガバレ氏が豪州の研究者に「台湾は完全に役立たずだ」と述べたと報道。同氏が中国の建国記念日(10月1日)前に台湾と「断交」する方針に傾いているとの見方がある。同氏が親中派議員に、今月下旬の国連総会前の中国との国交樹立を伝えたとの情報もある。

 呉氏は、中国がソロモンの西部州ノロ港の拡張に関心を示しており、「完成後は海軍基地として利用できる」と指摘。中国の狙いは、インド太平洋や中南米で進める戦略拠点の確保だと分析した。その上で、独裁国家である中国の勢力拡張は、台湾や日米豪などが目指す「自由で開かれた太平洋のビジョンに大きな挫折をもたらす」と述べた。

 ■5億ドル提供の情報

 台湾はソロモンのマネレ外相を8〜12日に台湾に招き関係継続を模索している。ただ、台湾の今年の援助額が850万ドル(約9億2000万円)なのに対し、中国は断交の見返りに、期間は不明だが5億ドル(約540億円)の提供を申し出たとの情報もある。

 呉氏はこの情報について、「中国は過去にも台湾の国交国を奪うため同様の約束をしたが、実行には大きな差がある」と主張。サントメ・プリンシペに6億ドルの港湾、ブルキナファソに10億ドルの高速道路・鉄道建設を約束した例を挙げ「着工すらされていない」と断じた。また、中国の援助国が「債務のわな」に陥っている実態も列挙した。

 台湾との「断交」は、地域での中国の影響力拡大を阻止したい米国やオーストラリアも警戒している。豪州は6月にモリソン首相が10年間で2億5000万豪ドル(約185億円)の支援を表明。米国は今月8日、パプアニューギニアに駐在するソロモン大使がソガバレ氏の元に出向いて「現状維持」を働きかけた。ペンス副大統領も国連総会に合わせて同氏と会談するという。呉氏は米国や日本など各国の支援に謝意を示すと同時に、「理念を共有する国々と協力して最悪の事態を避けたい」と述べた。

2145チバQ:2019/09/15(日) 08:54:56
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190911-00000640-san-pol
世耕氏、参院幹事長に就任 政審会長に松山氏 国対委員長は末松氏
9/11(水) 23:42配信産経新聞
 自民党の関口昌一参院議員会長(竹下派)は11日、参院幹事長に世耕弘成・前経済産業相(細田派)を任命した。参院政審会長には松山政司元科学技術担当相(岸田派)、参院国対委員長には末松信介参院議院運営委員長(細田派)をそれぞれ充てた。

 参院執行部人事は参院議員会長が就任直後に行うのが通例だが、7月の参院選後に就任した関口氏は、内閣改造・党役員人事に合わせて実施する意向を示していた。幹事長代行には野上浩太郎前官房副長官が就き、西田昌司国対委員長代行は続投する。

 【参院幹事長】

 世耕弘成氏(せこう・ひろしげ)早大卒。官房副長官、経済産業相。56歳。和歌山選挙区、参院当選5回(細田派)

 【参院政審会長】

 松山政司氏(まつやま・まさじ)明大卒。外務副大臣、1億総活躍相。60歳。福岡選挙区、参院当選4回(岸田派)

 【参院国対委員長】

 末松信介氏(すえまつ・しんすけ)関西学院大卒。党幹事長代理、国土交通副大臣。63歳。兵庫選挙区、参院当選3回(細田派)

 自民党の関口昌一参院議員会長(竹下派)は11日、参院幹事長に世耕弘成・前経済産業相(細田派)を任命した。参院政審会長には松山政司元科学技術担当相(岸田派)、参院国対委員長には末松信介参院議院運営委員長(細田派)をそれぞれ充てた。

 参院執行部人事は参院議員会長が就任直後に行うのが通例だが、7月の参院選後に就任した関口氏は、内閣改造・党役員人事に合わせて実施する意向を示していた。幹事長代行には野上浩太郎前官房副長官が就き、西田昌司国対委員長代行は続投する。

 【参院幹事長】

 世耕弘成氏(せこう・ひろしげ)早大卒。官房副長官、経済産業相。56歳。和歌山選挙区、参院当選5回(細田派)

 【参院政審会長】

 松山政司氏(まつやま・まさじ)明大卒。外務副大臣、1億総活躍相。60歳。福岡選挙区、参院当選4回(岸田派)

 【参院国対委員長】

 末松信介氏(すえまつ・しんすけ)関西学院大卒。党幹事長代理、国土交通副大臣。63歳。兵庫選挙区、参院当選3回(細田派)

2146チバQ:2019/09/15(日) 08:56:08
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190912-00000003-kumanichi-l43
首相補佐官に木原氏起用
9/12(木) 9:37配信熊本日日新聞
 安倍晋三首相は11日、首相補佐官5人を任命し、新たに自民党の木原稔衆院議員(50)=熊本1区=を起用した。

 担当は国家安全保障。首相、官房長官、外相、防衛相らで構成する国家安全保障会議(NSC)に出席するほか、防衛や消防、海上保安など安全保障政策の企画・立案に携わり、首相を補佐する。木原氏は「安全保障はこれまで取り組んできた政策の柱で、身が引き締まる思いだ」と話した。

 木原氏は2005年以来、衆院当選4回。防衛政務官や党文部科学部会長、財務副大臣などを歴任している。(嶋田昇平)

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190911-00000062-jij-pol
今井首相秘書官が補佐官兼務=官房副長官に西村明、岡田氏-国家安保局長は北村氏
9/11(水) 14:34配信時事通信
今井首相秘書官が補佐官兼務=官房副長官に西村明、岡田氏-国家安保局長は北村氏
安倍晋三首相(中央)に続いて自民党本部に入る今井尚哉氏(右)=11日午前、東京・永田町の同党本部
 安倍晋三首相は11日の内閣改造に伴い、今井尚哉首相秘書官(政務担当)を首相補佐官兼務とした。

 今井氏は政策企画を総括する。政務担当の官房副長官には西村明宏衆院議員と岡田直樹参院議員がそれぞれ就任。事務担当の杉田和博官房副長官は続投する。

 横畠裕介内閣法制局長官は退任し、近藤正春内閣法制次長が昇格した。首相補佐官に秋葉賢也、木原稔両衆院議員が新たに就き、和泉洋人、長谷川栄一両補佐官は留任した。

 国家安全保障局の谷内正太郎局長は13日付で退き、後任に北村滋内閣情報官を起用。北村氏の後任は警察庁出身の滝沢裕昭内閣審議官を充てる。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190913-00000531-san-pol
自民・総裁外交特別補佐に薗浦氏
9/13(金) 11:48配信産経新聞
自民・総裁外交特別補佐に薗浦氏
薗浦健太郎氏
 自民党は13日、河井克行法相が務めていた党総裁外交特別補佐に、薗浦健太郎前首相補佐官を起用する方針を固めた。関係者が明らかにした。薗浦氏は新聞記者や麻生太郎総務相(当時)の秘書を経て、平成17年の衆院選で初当選し、現在4期目。外務副大臣などを歴任した。

2147チバQ:2019/09/15(日) 08:56:31
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190913-00000012-akt-l05
3つの副大臣兼務に自分もビックリ 秋田3区・御法川信英氏は国土交通・内閣府・復興の副大臣に就任
9/13(金) 19:50配信秋田テレビ

秋田テレビ

 11日に再改造した安倍内閣の副大臣の人事が13日発表され、衆議院秋田3区選出の御法川信英氏が国土交通・内閣府・復興の副大臣に就任した。御法川副大臣は「秋田を含め、国全体の発展に貢献したい」と話す。

 国土交通・内閣府・復興の副大臣に就任したのは、秋田県大仙市出身で秋田3区選出の自民党の衆議院議員、御法川信英氏(55)。
 御法川副大臣は、父親の故・御法川英文衆議院議員の秘書を経て、2003年の衆院選で初当選を果たし、現在5期目。
 これまで外務大臣政務官や衆議院の財政金融委員長を歴任したほか、2014年には財務副大臣を務めていた。

 御法川副大臣は「広い範囲にわたり責任ある仕事をできるのは光栄。秋田県はもちろん、国全体の発展に貢献したい」と意気込みを語った。

 社会資本の整備や交通政策などを管轄する国土交通省に加え、内閣府では統合型リゾート・IRを担当。さらに東北出身議員として復興も担う。

秋田テレビ

2148チバQ:2019/09/15(日) 08:57:22
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190913-00000074-asahi-pol
原発自主避難者「復興庁は担当外」 田中復興相が発言
9/13(金) 20:00配信朝日新聞デジタル
原発自主避難者「復興庁は担当外」 田中復興相が発言
記者会見で自主避難者に対する発言を修正するよう、秘書官(中央)に促される田中和徳復興相(左)=東京・霞が関の復興庁
 田中和徳復興相(70)は13日の閣議後会見で、東京電力福島第一原発事故の自主避難者について、「復興庁は担当の役所ではない」と発言した。復興庁は自主避難を含む原発事故避難者の生活を守る「子ども・被災者支援法」を所管し、東日本大震災の被災者支援全体には毎年100億円強の予算も使っており、専門家から疑問の声が出ている。

 田中氏の発言は、原発事故で国の避難指示が出なかった地域からの自主避難者の一部が、福島県から避難先の住居の明け渡しなどを求められている問題に関するやりとりで出た。福島県内からの自主避難者は2017年3月末で1万2千世帯(約1万6千人)いた。国と県は同月末に家賃補助の打ち切りを始め、県は現在、国家公務員宿舎に住み続ける世帯に損害金の請求や、明け渡しを求めた訴訟の準備をしている。

 田中氏は会見で、国の対応を問われ、「担当ではない役所があんまり明確に申し上げることは差し控えたい」と答えた。直後に秘書官からメモを渡された後、「訴訟では」と補足したが、県が避難中の県民を提訴するという事態の解決に復興庁が乗り出す考えは示さなかった。すべての自主避難問題についても「復興庁は財政、人材面で福島県の活動を支援している。福島県で責任をもって対応することになっている」と述べた。

 田中氏は衆院神奈川10区選出で当選8回。11日の内閣改造で初入閣した。13日の会見では環境副大臣などを務めた経験から、「今まで復興には相当かかわってきた」と説明していた。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190913-00000026-asahi-pol
IT相ははんこ議連会長 「印鑑とデジタル、対立せず」
9/13(金) 11:16配信朝日新聞デジタル
IT相ははんこ議連会長 「印鑑とデジタル、対立せず」
「はんこ議連」会長でもある竹本直一IT担当相=2019年9月12日夕、内閣府、相原亮撮影
 日本の商慣行に欠かせない印鑑と、押印のいらないデジタル決済は両立するのか――。安倍内閣の新閣僚が12日の記者会見で、こんな問いに直面する一幕があった。

 念願の初入閣を果たした竹本直一・IT担当相は、行政手続きのデジタル化を含めた日本のIT分野を進める立場。その一方で、「日本の印章制度・文化を守る議員連盟(はんこ議連)」の会長も務めている。

 竹本氏は就任から一夜明けた12日の会見で、双方の立場は「ベクトルが反対方向では」と記者から質問された。竹本氏は「印鑑とデジタル社会を対立するものととらえるのではない。工夫はいろいろできる」と反論。決済のデジタル化が進めば印鑑が必要なくなるとの指摘がある中、両立は可能だとの考えを示した。

 ただ、会見では「印鑑をデジタルで全部処理できないかという話があるが、印鑑を業とする人たちにとっては、死活問題だから待ってくれという話になっている」とも言及。「理屈では分かるが、即対応できない分野が結構ある」と述べ、議連会長としての立場を強くにじませる場面もあった。

 また、13日の会見では、記者から竹本氏の公式ホームページ(HP)が閲覧できない状態になっているとの指摘があった。竹本氏は「HPを管理している会社からロックがかけられた状態だ。なぜロックされているか、よく分からない」と述べ、閲覧できるよう復旧を求めていることを明らかにした。(相原亮)

2149チバQ:2019/09/15(日) 08:58:31
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190913-00000595-san-pol
二階派歓喜、安堵の細田、麻生、竹下、岸田派…自民派閥、改造で明暗
9/13(金) 23:28配信産経新聞
二階派歓喜、安堵の細田、麻生、竹下、岸田派…自民派閥、改造で明暗
記念撮影に臨む新閣僚ら=11日午後、東京都千代田区(萩原悠久人撮影)
 11日発足した第4次安倍晋三再改造内閣をめぐり、自民党の各派では入閣や要職の獲得をめぐり、安堵(あんど)と不満が交錯している。

【表でみる】第2次安倍政権以降の内閣名称、首相の決意

 ■「党主要ポスト取れたので十分」

 首相の出身派閥の細田派(清和政策研究会、97人)は12日、党本部で開いた会合で、今後も一致結束して首相を支える方針を確認した。党選対委員長に起用された下村博文元文部科学相は「衆院選に向けて全員が当選できる態勢をつくっていく」とあいさつした。

 細田派から入閣したのは、改造前と同数の3人だが、今回は党四役の選対委員長を確保した。最大派閥でありながら改造前は党四役を逃し、中堅や若手に不満がたまっていただけに今回は「満額回答だ」と安堵の声が広がった。

 麻生派(志公会、53人)では、閣僚が改造前の5人から3人に減った。一方、鈴木俊一前五輪相が総務会長に起用され、甘利明元経済再生担当相は税制調査会長に内定した。中堅議員は「閣僚は減ったが、党の主要ポストを取れたので十分だろう」と語った。

 領袖(りょうしゅう)の麻生太郎副総理兼財務相は改造前に首相との面会を重ねた。人事について意見を交わしたとみられ、ベテラン議員は「首相との長年の信頼関係があるからこそできる」と話す。

 竹下派(平成研究会、53人)の茂木敏充会長代行は12日の会合で、自身の外相就任や加藤勝信厚生労働相の再入閣を報告した。「わが派は人材の宝庫だ。皆さんが活躍できるよう、この後もしっかり調整していきたい」と述べた。

 茂木氏は、10月に参院から新たに2人が入会することも明らかにした。所属議員は55人となり、麻生派を抜いて第2派閥となる。茂木氏は記者団に「大きなエネルギーを持つためには仲間は多い方がいい」と強調した。

 ■幹事長留任「これ以上ない人事」

 「ポスト安倍」を目指す岸田文雄政調会長は、会長を務める岸田派(宏池会、46人)で閣僚経験のない「入閣待機組」2人を閣内に押し込んだ。

 12日の会合では2人の入閣に喜びの声があがった。岸田氏は「派閥の結束を考えた場合、いい人事だった」と手応えを述べた。

 衆院当選8回で初入閣を果たした竹本直一科学技術担当相は「閣僚になるときは宏池会という信念を貫いたから、遅いけど良かった」と話し、笑いを誘った。根本匠前厚労相は「大事なのは2年後の総裁選だ。私も閥務に戻って皆さんとしっかり取り組みたい」と呼びかけた。

 もっとも祝福ムードが広がったのは二階派(志帥会、46人)だ。領袖の二階俊博幹事長が留任し、衛藤晟一(せいいち)1億総活躍・少子化担当相と武田良太国家公安委員長が初入閣した。二階氏は12日の会合で「しっかりやるように」と引き締めを図った。

 一時は幹事長交代も取り沙汰されたが、最優先の二階氏続投が決まり、派内には安堵の空気が流れる。ある所属議員は「派として幹事長留任が生命線だった。これ以上ない人事だ」と満足げに語った。

 ■「さしてコメントはない」

 逆に、首相と対立する石破茂元幹事長が会長を務める石破派(水月会、19人)は平成27年9月の派閥創設以来、初めて入閣者がゼロになった。12日の会合に石破氏は姿を見せなかった。

 事務総長の田村憲久元厚労相は記者団に「さしてコメントはない」と答えた。「次に向かって自民党が日本の政治をリードしていくために、われわれが政策集団として政策を磨いていく」とも強調した。

 最小派閥の石原派(近未来政治研究会、11人)では森山裕国対委員長が留任したものの、昨年10月の前回の改造に続いて閣僚を送り込めなかった。

 7月の参院選では、唯一の現職が落選。存在感の低下に歯止めをかけるため、衆院当選6回の坂本哲志政調会長代理の初入閣に期待をかけたが、かなわなかった。

 石原派の議員は「残念の一言だ。派閥の発言力、発信力を高めていく必要がある」と述べ、憤懣(ふんまん)やるかたない様子だった。

2150チバQ:2019/09/17(火) 11:22:15


https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190916-00000069-jij-cn
ソロモン諸島、台湾と断交=中国と国交樹立へ
9/16(月) 19:22配信時事通信
ソロモン諸島、台湾と断交=中国と国交樹立へ
16日、台北の総統府で、南太平洋の島国ソロモン諸島との断交を受け記者会見する台湾の蔡英文総統
 【台北、シドニー時事】南太平洋の島国ソロモン諸島政府は16日、台湾と断交し、中国と国交を樹立することを決めた。
 台湾外交部(外務省)はこれを受け、ソロモンとの即時断交を発表した。蔡英文政権が発足した2016年5月以降、台湾から中国に乗り換えた国は6カ国目。台湾が外交関係を結ぶ国は16カ国に減った。

 蔡総統は16日、台北の総統府で記者会見し、「中国は数年来、台湾と国交締結国を断交させるなどの方法で、台湾人の心に打撃を与え、一国二制度の受け入れを迫ってきた」と中国を批判。その上で「一国二制度を受け入れないのは、(台湾人)2300万人の最大の共通認識だ」と強調した。

 中国は多額の経済援助を通じ、太平洋諸国での影響力を拡大してきた。ソロモンの切り崩しは、米国が台湾に新型F16戦闘機の売却を決めたことへの報復や、来年1月の総統選で再選を目指す蔡氏に打撃を与えることなどが目的とみられる。

2151チバQ:2019/09/17(火) 11:28:33
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190913-35142630-cnn-int
列車が脱線、50人死亡 惨事繰り返されるコンゴ
9/13(金) 9:35配信CNN.co.jp
(CNN) アフリカ中部のコンゴ民主共和国(旧ザイール)で12日未明、列車の脱線事故があり、少なくとも50人が死亡、数人が負傷した。同国の人道担当相がCNNに明らかにした。

人道担当相によると、脱線事故は現地時間の12日午前3時ごろ、同国南東部タンガニーカ州のマイバリディで発生した。

ツイッターへの投稿で人道担当相は「また惨事が起きた」と述べ、政府を代表して犠牲者に哀悼の意を表した。

今回の事故が起きた原因は分かっていない。しかしコンゴ民主共和国では、大勢の犠牲者を出す事故が後を絶たない。

今年3月には中部のカサイ州で貨物列車が脱線して少なくとも24人が死亡。犠牲者の大半は子どもだった。

2017年には南ルアラバ州で燃料タンカーを連結した貨物列車が川に突っ込み、30人以上が死亡していた。

2152チバQ:2019/09/17(火) 22:07:44
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190917-00050212-yom-int
チュニジア大統領選、決選投票へ…2大政党の退潮鮮明に
9/17(火) 18:27配信読売新聞オンライン
 【チュニス=上地洋実】 15日に投票が行われたチュニジア大統領選が即日開票され、過半数を得た候補はおらず、上位2人による決選投票が行われる公算が大きくなった。選挙管理委員会の中間発表(開票率89%)では、大学教授のカイス・サイード氏(61)と実業家のナビール・カルウィ氏(56)が他候補をリードしている。

 サイード氏は得票率18・8%で首位に立った。2位のカルウィ氏は15・7%で、3位と約3ポイントの差をつけている。大統領選には、シャヘド首相を筆頭に多数の閣僚経験者が立候補していた。しかし、有権者は、政治色の薄いサイード氏とカルウィ氏を支持した。

 チュニジアは中東の民衆蜂起「アラブの春」で民主化を実現したものの、経済は低迷し、国民の間で不満が募っていた。今回の選挙は、国民の政治不信が強く表れた形になった。

 特に、連立政権を担ってきた世俗主義政党「チュニジアの呼びかけ」とイスラム穏健派政党「アンナハダ」の2大政党が推した候補が3位以下に沈んだことは、既成政党の退潮を印象づけた。

 サイード氏は憲法学者で、チュニス大学で教べんを執る。カルウィ氏はテレビ局の社主で、8月に脱税などの疑いで逮捕され、拘束中の身だ。選挙直前だっただけに、シャヘド首相による政敵排除との見方もある。

 決選投票の日程は改めて発表される。今回の選挙結果は、10月6日に控える議会選の行方にも影響しそうだ。

2153チバQ:2019/09/17(火) 22:08:18
https://www.afpbb.com/articles/-/3244618
チュニジア大統領選、反体制派の2候補が決選投票へ
2019年9月16日 11:27 発信地:チュニス/チュニジア [ チュニジア 中東・北アフリカ ]
【9月16日 AFP】チュニジアで15日、大統領選の投開票が行われ、投票終了から数時間後に反体制派の候補者2人が決選投票に進むと発表した。同国で自由な大統領選が実施されたのは2011年に起きた民主化運動「アラブの春(Arab Spring)」以降で2度目。

 無所属で立候補した憲法学者のカイス・サイード(Kais Saied)氏(61)は、17日に予定されている中間集計結果の発表を前に、出口調査の結果から自身が「第1回投票で1位になった」と述べた。


 資金洗浄の疑いで拘束中のメディア界の大物、ナビル・カルウィ(Nabil Karoui)氏も、決選投票に進むとの声明を発表した。

 その他の有力候補者には、イスラム主義政党「アンナハダ(Ennahdha)」初の大統領候補者となったアブデルファタフ・ムールー(Abdelfattah Mourou)国会議長や、ユスフ・シャヘド(Youssef Chahed)首相がいた。

 若い世代を中心に選挙に無関心な有権者が増えており、独立選挙高等機関(ISIE)によると2014年大統領選の第1回投票で64%だった投票率は45%に下がった。(c)AFP/Caroline Nelly PERROT

2154チバQ:2019/09/18(水) 13:22:08
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190918-00000020-jij-int
天野氏後継レースが本格化=路線継承どこまで-IAEA
9/18(水) 7:11配信時事通信
天野氏後継レースが本格化=路線継承どこまで-IAEA
在ウィーン国際機関アルゼンチン代表部のグロッシ大使(EPA時事)
 【ウィーン時事】7月に死去した国際原子力機関(IAEA)の天野之弥事務局長の後継レースが本格化している。

 16日からウィーンで始まった年次総会では、10月の理事会での選挙に向け、各候補が支持を訴えた。IAEAの技術的側面を重視し、政治的発言に慎重だった天野氏の路線をどこまで引き継ぐかが焦点となりそうだ。

 真っ先に出馬表明した在ウィーン国際機関アルゼンチン代表部のグロッシ大使は記者会見で「気候変動問題などで、IAEAは伝統的に議論に参加してこなかったかもしれない」と述べ、公共の議論で「より積極的な役割」を果たすと訴えた。南米諸国の支持を得ているという。

 グロッシ氏とともに有力候補とみられるフェルータIAEA事務局長代行(ルーマニア)は今月、代行ながらトップとして約2年ぶりにイランを訪問。核合意をめぐり「時間がカギだ」と天野氏が使ってこなかった表現で、イランに査察などで積極的な協力を求める姿勢をアピールした。

 唯一の女性候補、スロバキア原子力安全委員会のジアコバ委員長は総会で、「トップを含む職員のジェンダーバランス改善」を訴えた。

 ブルキナファソの候補、包括的核実験禁止条約機関(CTBTO)準備委員会のゼルボ事務局長は、アフリカ諸国の支持を集めるとみられる。

 当選には、日米欧や中ロなど35カ国で構成する理事会の3分の2の票が必要。日本は「立場を決定していない」(外交筋)という。

2155チバQ:2019/09/18(水) 13:31:37
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190918-00000021-jij_afp-int
ベネズエラ国会、野党指導者グアイド氏を暫定大統領として正式承認
9/18(水) 12:25配信AFP=時事
ベネズエラ国会、野党指導者グアイド氏を暫定大統領として正式承認
ベネズエラの首都カラカスの国会で演説する、野党指導者のフアン・グアイド国会議長(2019年9月17日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】野党が主導権を握るベネズエラの国会は17日、新たな選挙が行われるまでの間、野党指導者のフアン・グアイド(Juan Guaido)国会議長をベネズエラ暫定大統領として正式に承認した。

【写真】国会で演説する、野党指導者のフアン・グアイド国会議長

 米国はこの決定を「民主派野党勢力の結束力と強さ」を反映するものだとして歓迎した。米国から支持されているグアイド氏は、50か国以上からベネズエラの暫定大統領として認められている。

 ベネズエラのタレク・ウィリアム・サーブ(Tarek William Saab)検事総長は17日、4月30日に起きた蜂起に関与したとして逮捕され、軍事刑務所で拘束されていたエドガル・サンブラノ(Edgar Zambrano)副議長を釈放したと発表した。

 サーブ検事総長は、政府と野党勢力の交渉で部分的な合意に達したことを受け、政府が最高裁にサンブラノ氏の釈放を求めたと述べた。

 前日の17日、ニコラス・マドゥロ(Nicolas Maduro)大統領が率いる政府は、国会に与党・統一社会党(PSUV)の議員が復帰すると発表していた。ベネズエラ政府は、3年前の選挙でPSUVが敗北した後、野党が主導権を握る国会とは別に政権派のみで構成される制憲議会(545議席)を発足させていた。

 サンブラノ氏の釈放には、グアイド氏を脇に追いやろうとする狙いがあるとみられる。【翻訳編集】 AFPBB News

2156チバQ:2019/09/18(水) 13:35:34
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190917-00000040-jij_afp-int
台湾と断交のソロモン諸島、警察は中国系住民への反発警戒
9/17(火) 23:28配信AFP=時事
台湾と断交のソロモン諸島、警察は中国系住民への反発警戒
ソロモン諸島・首都ホニアラで、トラックに乗って空港へ向かう中国系住民を警護するニュージーランド軍兵士(2006年4月23日撮影、資料写真)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】台湾に代わり中国との外交関係を承認すると決定した南太平洋の島国ソロモン諸島では17日、市街地に警察官の姿が目立ったものの、今のところ騒ぎは報告されていない。

【写真】ナウル大統領、中国特使と緊迫したやりとり 「横柄」な振る舞い非難

 今回の外交措置は、同国との断交を台湾が先んじて16日に発表したことにより明らかになった。これを受け、マライタ(Malaita)島では親台湾派による平和的な抗議デモが行われた。

 警察当局者はAFPに対し、現地の警察トップに問い合わせたものの、問題は起きていないと語った。

 首都ホニアラでは、一部は台湾旗を掲げた見物人が取り囲む中、台湾政府の利益代表部に掲げられていた国旗の最後となる降納が執り行われた。

 長らく汚職がまん延してきた同国では、多くの人々は今回の外交工作を、政界のエリート層による私腹を肥やそうとするもくろみとみており、激しい議論が巻き起こっている。

 ホニアラ市街で17日、AFPの取材に匿名で応じた男性は「今回の転換は、外国の有力者の支援を受けた、少数の国会議員によって押し進められてきた」とし「われわれ国民がなしたはずの選択は反映されていない」と話した。

 ホニアラの中国人街は過去、群衆の暴力の矢面に立たされてきた。最近では今年4月、マナセ・ソガバレ(Manasseh Sogavare)首相が選出された際にそうした事案が発生した。

 同国の中国人居住者は裕福であることが多く、一部は何世代にもわたり同国で暮らしてきたにもかかわらず、長い間根強い反感の対象となってきた。さらに、近年ますます増加する移民らがホニアラの経済を支配しつつあると地元住民は感じており、反感がますます強まっている。

 36年続いた台湾との外交関係が終わりを迎えたというニュースが広まった17日は、中国系の商店の多くが休業。警察当局は、治安維持のために通常よりも多くの警官を動員してパトロールに当たらせており、複数の住民グループとの会合も進められていると述べた。

 その一方、ソロモン諸島政府からは、断交の決定についての正式な声明は出ておらず、ソガバレ首相は17日に予定されていた記者会見を多忙を理由に中止にしている。

 地元メディアの報道によると、中国との外交関係の承認についての国会議員らの採決は、賛成27票、反対0票、棄権6票だったという。【翻訳編集】 AFPBB News

2157チバQ:2019/09/26(木) 12:50:40
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190925-00000031-jij_afp-int
ベネズエラ与党が3年ぶりに国会復帰、グアイド勢力の分断目指す
9/25(水) 16:49配信AFP=時事
ベネズエラ与党が3年ぶりに国会復帰、グアイド勢力の分断目指す
ベネズエラ国会に出席する野党指導者のフアン・グアイド国会議長(中央)とエドガル・サンブラノ副議長(左、2019年9月24日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】ベネズエラのニコラス・マドゥロ(Nicolas Maduro)大統領率いる与党・統一社会党(PSUV)の議員らは24日、野党が主導権を握る国会に3年ぶりに復帰した。

【写真】国会に3年ぶりに復帰した与党議員ら

 PSUVは選挙の敗北を受けて2016年に議員を国会から引き揚げ、野党が多数を占める国会とは別に、政権派のみで構成される制憲議会(545議席)を発足させていた。しかし同党は今月、野党指導者であるフアン・グアイド(Juan Guaido)国会議長の勢力基盤を分断するために弱小野党らと協定を結び、与党議員が国会に復帰するための準備を整えた。

 PSUVの議員らがマドゥロ氏を支持するスローガンを繰り返し叫びながら席に着くと、野党からは一斉に激しいブーイングが上がった。50か国以上からベネズエラ暫定大統領として認められているグアイド氏は「これがベネズエラにおける唯一の合法的機関、つまり国会による暗黙の承認だ」と述べた。【翻訳編集】 AFPBB News

2158チバQ:2019/09/30(月) 18:08:19
https://www.tokyo-np.co.jp/article/world/list/201909/CK2019092002000325.html
チュニジア ベンアリ元大統領死去 「ジャスミン革命」で失脚

2019年9月20日 夕刊


ベンアリ元大統領=AP・共同

写真
 【カイロ=奥田哲平】北アフリカのチュニジアのジン・アビディン・ベンアリ元大統領が十九日、死去した。八十三歳。二〇一一年の民主化運動「ジャスミン革命」を受けて失脚。二十年以上続いた独裁政権崩壊は、その後に中東各地で広がった「アラブの春」の先駆けとなった。AFP通信が伝えた。

 一九三六年に中部スース近郊生まれ。軍治安司令官や内相などを歴任。首相だった八七年に初代大統領ブルギバ氏を、病弱で職務遂行能力がないとして解任し、事実上の無血クーデターで権力を握った。

 女性のヒジャブ(頭髪を覆うスカーフ)着用を禁じるなど、イスラム勢力拡大の防波堤の役割を期待する欧米諸国との友好な関係を築き、年率4%の経済成長を実現した。一方で、秘密警察を使った言論弾圧で強権支配を敷き、親族も含めた汚職体質がまん延した。

 二〇一〇年十二月に失業中の若者が焼身自殺を図ったことを発端にした反政府デモが拡大し、一一年一月にサウジアラビアに亡命した。チュニジアは「アラブの春」で民主化に成功した唯一の成功例とされる。

2159チバQ:2019/10/10(木) 15:52:56
https://digital.asahi.com/articles/ASMB86THHMB8UHBI031.html?rm=248
エクアドル、首都機能を別都市に移転 大規模暴動が発生
有料記事

サンパウロ=岡田玄 2019年10月8日22時53分
 南米エクアドルのモレノ大統領は7日夜、政府機能を首都キトから約300キロ離れた商業都市グアヤキルに移転したと発表した。同国では、燃料費補助の廃止をきっかけに大規模な暴動が起き、政府が3日に非常事態を宣言していた。モレノ氏は、コレア前大統領やベネズエラのマドゥロ政権が暴動をあおっていると批判している。

 モレノ氏は、軍幹部と撮影した動画メッセージで「憲法で定めた権限に基づき、政府の本拠をグアヤキルに移した」と語った。「クーデターの試みがあった。暴動は怒れる市民による抗議ではない」とも述べた。

 ログイン前の続きエクアドルでは、反米左派のコレア前政権で債務が拡大。モレノ氏は当時副大統領で、コレア氏の後継だったが、政権につくとコレア路線と決別。財政再建に取り組み、国際通貨基金(IMF)の融資を受けるなどした。

 今月3日、財政改革の一環として燃料費補助などを打ち切ると、各地で暴動が発生。モレノ氏は同日に非常事態を宣言し、緊縮政策は撤回しないとした。先住民団体などの数千人が首都キトへ向け行進している。(サンパウロ=岡田玄)

2160チバQ:2019/10/10(木) 18:59:40
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191010-00000028-jij_afp-int
エクアドル抗議デモ激化、原油生産に打撃
10/10(木) 17:17配信AFP=時事
エクアドル抗議デモ激化、原油生産に打撃
エクアドルの首都キトで、燃料価格の高騰に抗議するデモ隊(奥)と対峙(たいじ)する機動隊(手前、2019年10月9日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】燃料価格の高騰に抗議するデモが激化しているエクアドルで9日、デモ隊と治安部隊の衝突が2日連続で発生した。こうした事態を受けて、政府は原油輸送の大半を担うパイプラインの停止を余儀なくされた。

政府庁舎にほど近い首都キト中心部の広場で先住民団体と農民、学生、労働組合の数千人がデモ行進を実施する中、デモ隊と治安部隊が衝突。覆面姿のデモ参加者らは、火焔瓶や敷石を投げた。

 国連教育科学文化機関(UNESCO、ユネスコ)の世界遺産(World Heritage)にも登録されているキトの旧市街は、催涙ガスと燃えるタイヤから立ち上る黒煙に覆われた。

 エネルギー・非再生可能天然資源省は、2本ある国内石油パイプライン網の一本の運転を停止し、全送油量の3分の2の送油をストップしたと発表した。

 エクアドルは先週、経済的制約を理由に石油輸出国機構(OPEC)を脱退すると表明した。同国の産油量は日産50万バレル超。今年上半期は、輸出額にして46億ドル(約4900億円)相当を生産した。

 エネルギー・非再生可能天然資源省によると、一連のデモによる生産低下で、これまでに1280万ドル(約13億7000万円)の損失が出ているという。【翻訳編集】 AFPBB News

2161チバQ:2019/10/10(木) 19:00:30
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191010-35143805-cnn-int
コンゴ民主共和国、はしかが流行 死者4千人超える
10/10(木) 15:00配信CNN.co.jp
コンゴ民主共和国、はしかが流行 死者4千人超える
はしかのワクチン。コンゴではしかが流行し、4000人を超える死者が出ている
(CNN) 国連児童基金(ユニセフ)は9日、アフリカ中部のコンゴ民主共和国(旧ザイール)ではしかが流行し、4096人が死亡したと明らかにした。死者のうち約90%が5歳未満の子どもだという。コンゴで確認されたはしかの件数は20万3179件。

ユニセフによれば、コンゴで今年確認されたはしかの件数は昨年全体の3倍を超えている。また、はしかによる死者数はエボラ出血熱による死者数を上回っている。エボラではこれまで2143人が死亡している。

世界保健機関(WHO)は、集団免疫を確かなものとするため人口の約95%に2度のワクチン接種を行う必要があるとしている。ユニセフによると、コンゴの2018年のはしかの予防接種率は57%にとどまる。

ユニセフは、コンゴの数百万人の子どもたちが定期予防接種を受けられず、病気になったときも治療を受けられないという警戒すべき状況に直面していると述べた。

2162チバQ:2019/10/10(木) 19:48:15
https://www.afpbb.com/articles/-/3248862
チュニジア、資金洗浄疑惑で拘束のカルウィ候補を解放 大統領選を前に
2019年10月10日 16:11 発信地:チュニス/チュニジア [ チュニジア 中東・北アフリカ ]
【10月10日 AFP】チュニジア大統領選の候補者ながらマネーロンダリング(資金洗浄)の疑いで拘束されていたメディア王のナビル・カルウィ(Nabil Karoui)氏が、決選投票を数日後に控えた9日夜、解放された。

 現場のAFPの記者によると、首都チュニス近郊モルナギア(Mornaguia)の刑務所を出てきたカルウィ氏を、
大勢の支持者たちが赤と白のチュニジア国旗やカルウィ氏を応援する横断幕を振って出迎え、歓喜の声援を送った。
 先にカルウィ氏の弁護士の1人は、裁判所が同氏に対する「勾留命令を取り消した」と説明。別の弁護士は、カルウィ氏は依然として捜査対象ではあるが「自由の身だ」と話した。

 カルウィ氏は資金洗浄容疑で8月から刑務所に身柄を拘束されていたにもかかわらず、大統領選の第1回投票では15.6%の得票率を得ている。

■議会選は与党のイスラム政党が首位

 カルウィ氏の解放から程なく発表された6日の議会選の暫定結果は、イスラム主義政党「アンナハダ(Ennahda)」が定数217中、52議席を獲得して第1党となったものの、議会の決定権を握る109議席には遠く及ばなかった。

 一方、半年前にカルウィ氏が設立した新党「チュニジアの心(Qalb Tounes)」は38議席を獲得した。

 アンナハダとチュニジアの心は議会選に先立って、連立政権の可能性はないと公式に発表している。(c)AFP/Hamza MEKOUAR

2163チバQ:2019/10/12(土) 14:26:40
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191011-00000066-mai-int
ノーベル平和賞にエチオピアのアビー・アハメド首相 エリトリアとの紛争終結
10/11(金) 18:06配信毎日新聞
ノーベル平和賞にエチオピアのアビー・アハメド首相 エリトリアとの紛争終結
エチオピアのアビー・アハメド首相=AP
 ノルウェーのノーベル賞委員会は11日、今年のノーベル平和賞を、エチオピアのアビー・アハメド首相(43)に授与すると発表した。レイスアンデルセン委員長は「平和と国際協調のための尽力、とりわけ隣国のエリトリアとの国境紛争解決のための断固とした指導力」を授賞理由とした。「アフリカの角」と呼ばれるアフリカ北東地域の安定化に尽力したことも評価した。

【写真特集】日本人ノーベル賞の軌跡

 受賞決定を知らせるノーベル賞委員会事務局からの電話にアビー氏は「アフリカに与えられた賞であり、エチオピアに与えられた賞だ。アフリカの他の指導者も平和構築に積極的に取り組むでしょう」と語った。

 アビー氏は2018年4月の首相就任直後から、内政・外交で矢継ぎ早に改革に着手。国内の民主化を進めると同時に、長年の懸案だったエリトリアとの領有権争いで譲歩する意向を表明して和解を呼びかけた。同年7月にはエリトリアの首都アスマラを電撃訪問し、イサイアス大統領と歴史的な会談を実現。外交関係の正常化で合意し、「平和と友好関係に関する共同宣言」に署名した。20年ぶりに国境往来が再開されるなど、和平が急速に進んだ。

 エリトリアは武装闘争を経て1993年にエチオピアから分離独立。国境を巡る対立は激しい紛争に発展し98〜00年に推定約10万人が死亡した。国際仲裁裁判所(オランダ・ハーグ)が設けた委員会が03年、双方が領有権を主張する村をエリトリア領と認めたことにエチオピアが反発。国境付近で両国軍がにらみ合う緊張状態が続いていた。

 レイスアンデルセン委員長は、アビー氏が両国関係以外の「和平や融和プロセスに関与」した点も強調し、エリトリアとジブチや、ケニアとソマリアの関係修復を仲介したことを挙げた。スーダンで民政移管を巡って対立を深めていた軍主導の暫定政権とデモ隊の交渉では「主要な役割を果たした」と指摘した。

 ノーベル平和賞は、各国の政府や国会議員、大学教授、過去の受賞者、国際機関の職員などによって推薦された候補者の中から、5人の委員が選出する。今年は301個人・団体に対する推薦があった。

 授賞式は12月10日、オスロ市庁舎で行われる。賞金は900万スウェーデンクローナ(約9900万円)。【ヨハネスブルク小泉大士、ロンドン服部正法】

2164チバQ:2019/10/12(土) 20:14:57
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191011-35143886-cnn-int
ノーベル平和賞、エチオピアのアビー首相に授与
10/11(金) 18:41配信CNN.co.jp
(CNN) ノルウェーのノーベル委員会は11日、2019年のノーベル平和賞をエチオピアのアビー・アハメド首相(43)に授与すると発表した。

授賞理由として平和と国際協力を達成しようとする努力が挙げられた。特に隣国エリトリアとの国境紛争の解決を断固とした姿勢で主導したことが評価された。

エチオピアとエリトリアは20年に及ぶ国境紛争が続いていたが、アビー首相はそれに終止符を打とうと尽力した。この紛争は両国に経済的、人道的な多大な犠牲をもたらした。

アビー首相は最近、隣国スーダンでの民政移管に向けた権限分割の合意成立も仲介し、称賛を受けていた。

ノーベル委員会はツイッターで、「2019年のノーベル賞がアビー首相の平和と和解に向けた取り組みをさらに強める結果となることを望む」と述べた。

2165チバQ:2019/10/14(月) 18:43:56
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191014-00000027-jij_afp-int
エクアドル大統領と先住民団体、デモ終結で合意 燃料補助金廃止を撤回
10/14(月) 17:37配信AFP=時事
エクアドル大統領と先住民団体、デモ終結で合意 燃料補助金廃止を撤回
エクアドル大統領と先住民の代表が抗議デモの終結で合意に至り、首都キトで喜ぶ先住民の人々(2019年10月13日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】南米エクアドルで燃料価格の高騰に抗議するデモが暴徒化していた問題で、抗議行動の中心となっていた先住民団体の代表とレニン・モレノ(Lenin Moreno)大統領が13日、2週間近く続いたデモの終結で合意した。

【関連写真】国旗を振って合意を喜ぶ先住民の人々

 モレノ大統領は首都キトで、エクアドル先住民族連盟(CONAIE)のハイメ・バルガス(Jaime Vargas)会長と4時間にわたり会談。その様子は国営テレビで生中継された。

 会談は国連(UN)とカトリック教会が仲介して実現したもので、国連職員が読み上げた共同声明は「この合意により、エクアドル全土への(デモ隊の)動員は終了し、われわれは国内の平和回復に全力を尽くす」と述べている。

 また政府は、国際通貨基金(IMF)から42億ドル(約4500億円)の財政支援を受けるための緊縮政策の一環で廃止した燃料補助金について、廃止命令を撤回した。

 フェイスペイントを施し、頭に羽根飾りをつけて会談に臨んだバルガス氏も、「われわれの土地に適用されたこの措置(燃料補助金の廃止)は、撤回された」と声明の内容を追認した。

 エクアドルでは燃料補助金の廃止を受けて燃料価格が高騰。全国からデモ隊がキトに集結し、12日間にわたるデモで7人が死亡する事態に発展した。モレノ大統領は首都キトとその周辺地域を対象に夜間外出禁止令を発令し、デモ鎮圧のため軍の管理下に置いたが、13日も会談が始まるまでデモ隊と治安部隊との衝突が続いていた。

 当局は、一連のデモで1349人が負傷、1152人の身柄を拘束したとしている。【翻訳編集】 AFPBB News

2166チバQ:2019/10/14(月) 18:45:32
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191014-00000002-jij_afp-int
チュニジア大統領選の決選投票、無所属の憲法学者サイード氏圧勝
10/14(月) 8:52配信AFP=時事
チュニジア大統領選の決選投票、無所属の憲法学者サイード氏圧勝
チュニジアの首都チュニスで大統領選勝利を祝う保守派の憲法学者カイス・サイード氏(2019年10月13日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】チュニジアで13日、大統領選挙の決選投票が行われ、出口調査によると保守派の憲法学者カイス・サイード(Kais Saied)氏(61)が圧勝する見通しとなった。対立候補のメディア界の大物、ナビル・カルウィ(Nabil Karoui)氏は敗北を喫した。

【写真】サイード氏の勝利を喜ぶ群衆

 今回の選挙は、革命後のチュニジアで変化しつつある政治情勢を背景に、7月のベジ・カイドセブシ(Beji Caid Essebsi)大統領の死去を受けて実施された。出口調査による得票率は無所属のサイード氏がEmrholdの調査で約72.5%、Sigmaの調査で76.9%となり、40%程度のカルウィ氏に大差をつけた。正式な結果は14日に発表される予定。

 首都チュニス中心部にあるサイード氏の選対本部では、勝利の知らせに歓声が湧き上がった。本部前では花火が打ち上げられ、集まった群衆は「カイス・サイード、国民の声」「チュニジア万歳」と唱和した。大勢の人が首都の通りに出て車のクラクションを鳴らし、国家を歌った。

 決選投票を争った両氏は共に政界では新人だ。サイード氏は「ロボコップ(Robocop)」、カルウィ氏にはイタリアのシルビオ・ベルルスコーニ(Silvio Berlusconi)元首相にちなみ「チュニジアのベルルスコーニ」とニックネームが付けられた。

 先月15日に行われた第1回投票で両者は保守派を破った。中東の民主化運動「アラブの春(Arab Spring)」が始まったチュニジアで、停滞した経済と失業、貧弱な公共サービスに対する有権者の怒り強いことが浮き彫りとなった。

 選挙戦に論争と不安な様相を添えたのが、カルウィ氏が9日に釈放されたばかりだったことだ。同氏は資金洗浄の疑いで1か月以上、拘束されていた。

 今回の選挙は、2011年の民主化運動以降で2度目の自由な大統領選挙。決選投票の投票率は第1回投票より高い57%前後とみられている。【翻訳編集】 AFPBB News

2167チバQ:2019/10/16(水) 11:38:50
https://digital.asahi.com/articles/ASMBH14CYMBGUHBI01P.html?rm=454
政治未経験の憲法学者が当選 チュニジア大統領選
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イスタンブール=北川学 2019年10月15日04時13分

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写真・図版チュニジア大統領選で当選したカイス・サイード氏=AFP時事

 北アフリカ・チュニジアの独立高等選挙機構は14日夜(日本時間15日未明)、13日に行われた大統領選の決選投票で、政治経験のない無所属新顔の憲法学者カイス・サイード氏(61)が当選したと発表した。

 大規模デモで独裁政権が倒れた「アラブの春」から約8年。民主化は進んだ一方、失業問題を解決できない既存の政治に対する有権者の不満が示された。

 国営テレビによると、サイード氏の得票率は72・71%、対立候補で実業家のナビール・カルウィー氏(56)は27・29%。投票率は55%だった。

 サイード氏はチュニス大教授などを歴任。選挙事務所を設けないなど金をかけない選挙戦に徹し、有権者に好感をもって受け止められた。

 一方、カルウィー氏も新党「チュニジアの心」を立ち上げて失業や貧困の撲滅を訴えたが、8月に脱税などの容疑で逮捕され、今月9日まで拘束されていたことが響いた。

 チュニジアでは2011年1月、失業問題などに抗議するデモの末にベンアリ政権が崩壊。今回の大統領選は14年にできた新憲法下で2度目となる。

 ログイン前の続きただ、昨年の失業率は15・5%で、政権崩壊前より悪化した。政治家は失業問題を放置したまま政争を繰り返し、国民の批判は強まった。その傾向は6日の国民代表議会選の結果にも表れており、14年の前回議会選で第1党だった世俗派政党「ニダチュニス」はわずか3議席にとどまった。(イスタンブール=北川学)

カイス・サイードさん(61)
 大規模デモで中東・北アフリカの強権政権が相次いで倒れた「アラブの春」。その唯一の成功例とされるチュニジアの新たな顔になった。憲法学者で政治経験はないが、政争を繰り返す政治家にあきあきした有権者の心を捉えた。

 大統領選の決選投票を前に、「もしも当選したら、私は仕事を終えて自宅に帰る。大統領公邸や豪華な車などいらない」とツイッターに書き込み、庶民感覚をアピールした。

 首都チュニス生まれ。スース大学、チュニス大学などで教壇に立った。昨年7月にチュニス大教授を退職した際は、法学者らしく「私は生涯、公平・公正にこだわり続ける」と学生らにあいさつした。

 その姿勢は決選投票でも変わらなかった。脱税などの疑いで対立候補のナビール・カルウィー氏が逮捕されると、「相手が不在では選挙の公平性が疑われる」と述べ、演説などの選挙運動を取りやめた。

 チュニジアでは失業や汚職問題が深刻だ。特に若者の3人に1人は職がなく、政治に失望している。学究肌の素人が困難な状況を打ち破れるか。国民は固唾(かたず)をのんで見守っている。家族は妻と息子3人。(イスタンブール=北川学)

2168チバQ:2019/10/18(金) 13:44:09
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191018-35144151-cnn-int
南米ベネズエラ、国連人権理事国に選出 人権派に打撃
10/18(金) 12:00配信CNN.co.jp
ニューヨーク(CNN) 人権問題をめぐって国際社会から非難されている南米ベネズエラが、国連総会の秘密投票で国連人権理事会の理事国に選ばれたことが18日までに分かった。

投票ではベネズエラが105票を獲得し、コスタリカの96票を上回った。ベネズエラ選出に反対するようロビー活動を展開していた米国にとっては打撃だった。

ベネズエラのアレアサ外相は、「米国とその従属国が率いる熾烈(しれつ)で残忍なキャンペーン」にもかかわらず、勝利を手にしたと宣言した。

一方、人権団体は強く反発し、米国のクラフト国連大使は「国連の恥、ベネズエラ国民の悲劇」と形容している。

ベネズエラ情勢を巡っては、バチェレ国連人権高等弁務官が今年7月、マドゥロ大統領について、疾病の再発を許し、食料援助を政治目的で利用しているなどと非難。治安部隊による拷問や司法外殺人といった人権侵害の証拠を提示していた。マドゥロ大統領はこの内容を不正確で一方的だと批判している。

やはり人権侵害で批判されているリビアとスーダンも理事国に選ばれた。新たに選出された理事国の任期は3年。

国連人権理事会は47カ国で構成され、加盟国の人権問題を指摘している。議席は地域ごとに配分され、3年ごとに同じ地域の国同士で議席を争う選挙が行われる。

今回の投票では当初、中南米・カリブ海地域の中でベネズエラに対抗する国はなかったが、コスタリカがベネズエラの人権問題を理由に名乗りを上げていた。

2169チバQ:2019/10/20(日) 20:33:12
https://www.jiji.com/jc/article?k=2019101900344&g=int
強引出馬の左派モラレス氏、4選なるか=20日にボリビア大統領選
2019年10月19日14時57分


ボリビアのモラレス大統領=16日、ラパス郊外エルアルト(AFP時事)
ボリビアのモラレス大統領=16日、ラパス郊外エルアルト(AFP時事)

 【ラパス時事】南米最貧国の一つボリビアで20日、5年の任期満了に伴う大統領選挙が実施される。4選を目指す現職の左派エボ・モラレス大統領(59)と中道のカルロス・メサ元大統領(66)の事実上の一騎打ち。
 世論調査ではモラレス氏がほぼ一貫して優勢を維持。当選要件である有効票の5割以上の獲得か、4割以上の得票で2位候補に10ポイント以上の差をつけることができるかが焦点となる。要件を満たす候補がいない場合は、60日以内に上位2候補による決選投票が行われる。
 モラレス氏は2006年に先住民初の大統領に就任。好調な経済を背景に、再選を禁じた憲法を改正し、3選を重ねた。しかし、16年の国民投票で4選を可能とする改憲が否決されたにもかかわらず強引に出馬。これを国民がどう審判するかが最大の争点となる。
 モラレス氏は支持者に「どうか私を見捨てないでほしい。われわれの偉大な計画を完遂させるため、あと5年欲しい」と訴えた。メサ氏は「ボリビアは20日、ほぼ14年にわたった独裁政治を打ち負かす」と意気込んだ。

2170チバQ:2019/10/20(日) 20:36:36
https://www.jiji.com/jc/article?k=2019101600782&g=int
【地球コラム】「アフリカ最後の植民地」西サハラの悲願
2019年10月19日17時00分


西サハラのウルドサーレク外相=2019年8月31日、横浜市[筆者撮影]【時事通信社】
西サハラのウルドサーレク外相=2019年8月31日、横浜市[筆者撮影]【時事通信社】

◇独立問う住民投票へ日本に支持訴え


 「アフリカ最後の植民地」と呼ばれ、全土の大半を隣国モロッコに実効支配されている西サハラ(旧スペイン領)。この地で長年、国家樹立を悲願に、独立闘争を続けてきたモハメド・ウルドサーレク外相らが、横浜市で8月下旬に開かれた第7回アフリカ開発会議(TICAD7)に出席するため、初めて来日した。

 時事通信のインタビューに応じた外相は、西サハラを国家と認めていない日本政府に対し、「西サハラに平和と安全を築くための手助けをしてほしい」と訴え、長年たなざらしになっている独立の是非を問う住民投票の実施を支持するよう求めた。(時事通信社外信部記者 浅見麻衣)

◇44年続くモロッコとの紛争

 そもそも西サハラ問題とは何か。この地域では、独立と帰属をめぐり、44年にわたって地元の独立派とモロッコとの間で紛争が続いている。

 西サハラは、サハラ砂漠沿いのアフリカ北西端に位置し、モロッコ、アルジェリア、モーリタニアに接する。国連人道問題調整事務所(OCHA)によると、面積は本州よりやや大きい約25万2000平方キロメートル、人口は約60万人。肥料の原料で希少資源のリン鉱石の世界的な産地であり、タコなどの漁業資源も豊富だ。

 1884年、この地はスペインの植民地となったが、第2次世界大戦後にアフリカの脱植民地化が進む中、モロッコとモーリタニア両国が領有権を主張した。1974年、スペインは西サハラの将来を決める住民投票を翌年に実施すると発表した。

 しかし、翌75年に国際司法裁判所(ICJ)が、モロッコ、モーリタニアのいずれも西サハラに対する領有権を有さないとの勧告的意見を出したことを受け、反発したモロッコが国民35万人を動員し、西サハラ領内に越境する「緑の行進」を行った。

西サハラ地域の地図【時事通信社】
西サハラ地域の地図【時事通信社】

 この圧力に屈したスペインは、西サハラをモロッコとモーリタニア両国へ分割する協定を結び、76年に撤退した。そこから、西サハラを併合したモロッコと、西サハラの独立を要求する民族主義組織「ポリサリオ戦線」の戦いが本格化した。

 ポリサリオ戦線は1976年、「サハラ・アラブ民主共和国(SADR)」の樹立を宣言し、隣国アルジェリアに亡命政権の拠点を置いた。モーリタニアは79年に西サハラの領有権を放棄した。91年に国連の仲介でポリサリオ戦線とモロッコは停戦したものの、モロッコはポリサリオ戦線を排除するため、南北約2700キロに及ぶ分離壁「砂の壁」を建設するなどして、実効支配を続けている。

◇TICAD参加を黙認

 今回、初来日となった西サハラの代表団だが、日本政府から公式な招待を受けたわけではなかった。アフリカ諸国を中心に西サハラを国家として承認している国もあるが、日本政府は未承認のままだ。河野太郎前外相は「日本は国家として承認していないし、今後も国家として承認するつもりはない。国家として承認をしていない西サハラを日本がTICADに招待するということはない」と断言していた。

 西サハラは1984年、アフリカ連合(AU)の前身であるアフリカ統一機構(OAU)に正式加盟した。ウルドサーレク外相は、今回のTICAD出席は「AUの決定に基づくものだ」と説明した。TICADの共催者であるAUは、日本政府に対して、AU全加盟国を受け入れなければ会議は開かれないとの立場を明確にしたという。日本の外務省アフリカ第一課も時事通信の取材に対し、「AUの要請を受けて、西サハラの事実上の参加を妨げないということにした」と話し、西サハラの出席を黙認したことを認めた。

 西サハラの参加について当然、モロッコは快く思っていない。2017年8月にモザンビークの首都マプトで開かれたTICADの閣僚級会合では、モロッコの代表団が西サハラ関係者の会場入りを阻止しようとして混乱が発生し、議長国モザンビークの采配で何とか西サハラも参加することができた経緯がある。今回も西サハラを除外するよう、モロッコによるロビー活動があったとウルドサーレク外相は話す。

 西サハラ問題に詳しい大阪大学大学院の松野明久教授は、西サハラ代表団のTICAD出席は「画期的だ」と強調。「先進国による分断を経験してきたアフリカが国際関係上の力を強めたことが背景にある。アフリカの連帯の強さを日本に認めさせた形だ」と評価した。

2171チバQ:2019/10/20(日) 20:37:14
◇モロッコ寄りの日本に苦言

第7回アフリカ開発会議(TICAD7)開幕後の記念撮影(最後列左から3人目が西サハラのブラヒミ・ガーリー大統領)=2019年8月28日、横浜市【時事通信社】
第7回アフリカ開発会議(TICAD7)開幕後の記念撮影(最後列左から3人目が西サハラのブラヒミ・ガーリー大統領)=2019年8月28日、横浜市【時事通信社】

 日本は西サハラを国家として承認していないが、モロッコによる西サハラ併合も認めない立場だ。松野教授によれば、先進国で西サハラを国家承認している国がない事実などを考慮すると、西サハラが日本に国家として認めてもらうことは難しいとみている。

 日本とモロッコの良好な関係も背景にある。日本はモロッコの水産物・水産加工品の輸出先第3位と重要な貿易パートナーであり、また、モロッコ王室と日本の皇室は伝統的に良好な友好関係を築いてきた。さらに、日本と関係の深い米国やフランスが、モロッコを政治的、軍事的、経済的に支援している。

 ウルドサーレク外相は日本政府に対して、「モロッコ寄りの立場を取っているように見えることは、アフリカ諸国に悪い印象を与えている」と苦言を呈す。

 一方で、外相は日本による一連のTICADの取り組みを高く評価し、「AUはテロとの戦いや技術支援で日本を必要としている」と、アフリカで果たす日本の役割に期待を寄せた。また、「西サハラには豊富な資源もあるので、日本とは将来的に良い関係を構築したい」と秋波を送った。

◇過酷な砂漠の生活

 ウルドサーレク外相の人生は、西サハラの人々の独立闘争の歴史とそのまま重なる。1950年に「スペイン領サハラ」と呼ばれていた西サハラの大西洋岸の町ブージドゥールで生まれ、父親の2人目の妻の子供も合わせて10人超の家族で暮らしていた。しかし、75年のモロッコによる西サハラ侵攻に伴い、モロッコ軍は両親と妹2人を拉致した。両親は獄中で亡くなり、妹2人が解放されたのは16年後だったという。

 若い頃は自ら戦闘員として、スペインからの独立闘争やモロッコ軍との激しい戦闘を経験した。フランスで国際法の博士号を取得し、SADRの樹立時から情報相や教育相、外相などを歴任してきた。

 SADRが拠点を置くアルジェリアのティンドゥフ難民キャンプには約17万人が暮らしている。行政機関、学校や病院を備えているが、砂漠という過酷な環境な上、食料、水、医薬品が絶えず不足し、国連などの支援に頼らざるを得ない状態だという。

アルジェリア西部ティンドフ郊外の西サハラ難民キャンプの人々=2017年10月18日、ティンドフ【AFP時事】
アルジェリア西部ティンドフ郊外の西サハラ難民キャンプの人々=2017年10月18日、ティンドフ【AFP時事】

 しかし、ウルドサーレク外相によれば、子供の教育には力を入れており、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)の統計では子供の初等教育就学率は100%を誇る。また、女性の社会進出や政治参画は活発で、51人いる「国会議員」のうち3割は女性だという。

 一方で外相は、モロッコが西サハラ全体の7〜8割で実効支配を続ける地域については、モロッコ当局による人権侵害や抵抗運動弾圧などを取り上げ、「アパルトヘイト(人種隔離)時代の南アフリカより状況は悪い」と批判した。

 ただ、この地域はモロッコ当局による規制のため、国際メディアや人権団体の活動が制限され、その様子をうかがい知ることは難しい。比較的自由に活動できているという国際人権団体ヒューマン・ライツ・ウオッチ(HRW)は「モロッコ当局は組織的に、西サハラの人々の自決を支持する集会を阻止し、時には活動家や記者を殴打している」と指摘している。

2172チバQ:2019/10/20(日) 20:37:30
◇闘争の再開求める声も

 ウルドサーレク外相は、住民投票ができないまま40年以上が経過した今も、西サハラの人々の独立に向けた士気は高いと話す。外相によれば、指導部に武力闘争の再開を求める圧力は強まっているという。「(モロッコとの)停戦時に生まれた子供たちは今28歳。結婚して子供もいるが、このまま黙って何もしないわけにはいかないと感じているようだ」。

 国連は1991年、ポリサリオ戦線とモロッコ軍の停戦監視を主務とする国連西サハラ住民投票監視団(MINURSO)を創立。住民投票の実施は先送りされ、MINURSOの任期は毎年1年ずつ(2018年4月以降は半年ごとに)延長されてきた。

 この状況に対し、ウルドサーレク外相は「もし国連が住民投票実施という本来の任務を達成できないのならば、撤収すべきだし、私たちは戦争を再開する」と不満を噴出させた。

 占領や分離壁、独立国家を目指す方針、難民生活の長期化など、西サハラに関してはパレスチナ問題との類似点を指摘されることも多い。しかし、ウルドサーレク外相は「モロッコは自国の領土があるのに侵略している点、そしてわれわれはパレスチナみたいに勢力が分裂していなくて一つにまとまっている点がパレスチナ問題とは違う」と強調した。

 武力闘争によらない解決策はあるのか─。松野教授は、短期的にはこう着状態を打破することは難しいが、モロッコ国内の変化や西サハラの若者による非暴力抵抗の行方次第だとの見方を示した。

 仮にモロッコで、経済破綻に伴って国際支援が必要になった場合や、民主化運動によって体制が変化した場合などには、国内外から西サハラ問題の解決を求める圧力が強まる可能性が考えられる。また、西サハラの若者の座り込みや情報発信といった非暴力抵抗が拡大・過激化し、国際メディアに注目されることによって、問題解決に向けた機運が高まることもあり得るという。

2173チバQ:2019/10/20(日) 20:58:12
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191019-00000011-jij-int
初の途上国出身トップ=国際協調体制の修復担う-IMF専務理事
10/19(土) 7:12配信時事通信
初の途上国出身トップ=国際協調体制の修復担う-IMF専務理事
クリスタリナ・ゲオルギエワIMF専務理事=17日、ワシントン
 【ワシントン時事】今週開幕の国際通貨基金(IMF)と世界銀行の年次総会は、1日付で就任したブルガリア出身のクリスタリナ・ゲオルギエワIMF専務理事(66)にとって、初の大舞台となる。

 189カ国が加盟するIMFのトップに、開発途上国出身者が就いたのは初めて。米中貿易摩擦などで各国の連帯がきしむ中、次の金融危機に備えた協調体制の修復でかじ取りを担う。

 「ハイパーインフレに見舞われ、母親の貯蓄は1週間で消えた」。17日の記者会見では、1990年代半ばに経済危機に陥った母国での体験を振り返り、「良い政策は成長と雇用、生活水準を引き上げる」と訴えた。

 世銀で環境エコノミストとして活躍。欧州連合(EU)欧州委員会の副委員長などを歴任、16年には国連事務総長レースにも出馬した。17年に古巣の世銀に戻り、ナンバー2となる最高経営責任者(CEO)となった。多くの国との折衝が必要となる国際機関の経験は豊富だ。

 ゲオルギエワ氏を知る人は「エネルギッシュで要求度が高い」と話す。社会混乱で生活に窮する人々を憂慮するのは、「途上国出身者だから分かる感覚」との声も上がる。

 IMFでは、先進国の比重が大きい発言権の見直しが急務だ。改革の遅れに「失望した」との不満が途上国に渦巻く中、ゲオルギエワ氏の手腕が問われている。

2174チバQ:2019/10/21(月) 10:57:34
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191021-00000021-jij-int
現職モラレス氏が優勢=決選投票の公算-ボリビア大統領選
10/21(月) 9:59配信時事通信
現職モラレス氏が優勢=決選投票の公算-ボリビア大統領選
20日、ボリビア中部チャパレの投票所に姿を見せたモラレス大統領(AFP時事)
 【ラパス時事】南米最貧国の一つボリビアで20日、任期満了に伴う大統領選挙が実施され、開票率83.85%時点で、4選を目指す現職の左派エボ・モラレス大統領(59)が推定得票率45.71%で候補者9人中トップに立った。

 中道のカルロス・メサ元大統領(66)が同37.84%で2位。

 当選には有効票の5割以上の獲得か、4割以上の得票で2位候補に10ポイント以上の差をつけることが必要で、決着は60日以内に行われる両候補による決選投票に持ち込まれる公算が大きくなった。

2175チバQ:2019/10/21(月) 23:32:13
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191021-00000058-mai-int
台湾断交したら島丸ごと賃貸契約 中国、ソロモンに急接近 巨額援助も
10/21(月) 19:24配信毎日新聞
台湾断交したら島丸ごと賃貸契約 中国、ソロモンに急接近 巨額援助も
ソロモン諸島の首都ホニアラ=2018年、AP
 台湾と断交し、中国と国交を樹立した南太平洋のソロモン諸島が中国との関係強化を急速に進めている。地元メディアは今月、地方政府が中国の企業グループと小さな島全体の賃貸契約を結んだと報じた。これについて米豪などのメディアは将来的に軍事拠点として活用する可能性について懸念の声を上げている。

 契約を結んだとされるツラギ島は首都のホニアラがあるガダルカナル島の北にある約2平方キロの小島。第二次世界大戦中には日本軍も基地を置いた南太平洋の要所で、戦前は英国の植民地政庁も置かれていた。

 ソロモン・スター紙(電子版)は9日、ソロモン諸島のセントラル州が北京を拠点にする企業グループ「中国森田」とツラギ島の賃貸契約を結んだと報じた。経済特区の開発が目的で、周辺の島々も対象に開発計画を作成するという。州幹部はニュージーランドのラジオ局の取材に「戦略的協力合意」を結んだことを認めた。米紙ニューヨーク・タイムズは合意文書に、漁業拠点を巡るもののほか「空港の新設や増設」に関する条項が含まれていたと報じた。

 中国森田も17日にホームページ上で「ソロモン諸島政府との間で戦略的協力合意に署名した」との文書を発表。ツラギ島の賃借契約には言及していないが、「投資、貿易、インフラ、農・漁業、通信、観光などの分野で協力する」としている。ホームページによると、中国森田は公安省と関連の深いセキュリティー専門企業などをグループ内に抱えている。

 一方、ソロモン諸島ソガバレ政権の親中政策に警鐘を鳴らすのが近隣のオーストラリアだ。豪州メディアは18日に相次いでツラギ島の賃貸契約をめぐる懸念について報じた。豪州政府は南太平洋地域での中国の台頭に警戒感を強めており、モリソン首相は6月にソロモン諸島に総額2億5000万豪ドル(約188億円)の資金援助を行うと約束していた。

 ただ、インフラ整備を進めたいソガバレ首相にとって中国は欠かせない存在だ。今月の訪中にも民間企業幹部や政治家らを同行させた。2023年に開催する総合競技大会「パシフィックゲーム」の競技場建設も中国の協力で進めると明らかにしている。【ジャカルタ武内彩】

2176チバQ:2019/10/23(水) 18:42:31
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191022-00000029-jij-int
左派モラレス氏、決選投票回避も=2位に10ポイント差-ボリビア大統領選
10/22(火) 11:04配信時事通信
左派モラレス氏、決選投票回避も=2位に10ポイント差-ボリビア大統領選
21日、ラパスで、ボリビア大統領選の結果発表を待ちながら気勢を上げるモラレス大統領の支持者ら(EPA時事)
 【サンパウロ時事】南米ボリビアの中央選管に当たる最高選挙裁判所(TSE)は21日夜(日本時間22日午前)、前日実施された大統領選挙の中間開票速報値の発表を再開し、左派のモラレス大統領(59)は開票率95.56%時点で得票率を46.85%に伸ばした。

 「得票率4割以上で、2位と10ポイント差以上」の当選要件を満たしており、決選投票を待たずに同氏が4選を決める可能性が出てきた。

 候補者9人中、2位で中道のメサ元大統領(66)は得票率36.74%で、モラレス氏との差は10.11ポイント。20日夜の第1回発表(開票率83.85%時点)では、2人の差は7.87ポイントだった。 

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191022-00000051-mai-s_ame
ボリビア大統領選 現職のモラレス氏当選濃厚に
10/22(火) 19:44配信毎日新聞
 南米ボリビアで20日に投開票された大統領選について、選挙管理当局は21日夜、丸1日止まっていた速報を再開し、開票率95.63%時点の集計で4選を目指す現職の左派、エボ・モラレス大統領(59)が46.85%、中道のカルロス・メサ元大統領(66)が36.74%を得票したと発表した。前日夜時点では決選投票に進む見通しだったが、モラレス氏が当選要件をクリアし、当選が濃厚になった。

 モラレス氏は2006年、白人中心の社会だったボリビアで初めて先住民出身の大統領となった。13年の任期中に格差是正や経済発展を遂げ人気は根強いが、事実上、憲法の再選規定を破って出馬を強行した今回の大統領選では「独裁化している」との批判が高まっていた。新大統領は来年1月22日に就任し、任期は5年。

 一方、国際社会からは速報を中断した開票作業の透明性を疑問視する声が上がった。米国務省高官は「当局は市民の意思が尊重されるよう、透明性を取り戻すべきだ」とツイート。米州機構(北中南米全35カ国参加、OAS)の現地の選挙監視団は「深い懸念」を表明した。メサ氏の支持者らは「不正があった」として抗議デモを展開した。【サンパウロ山本太一】

2177チバQ:2019/10/24(木) 16:58:33
https://www.asahi.com/articles/ASMBQ466LMBQUHBI00C.html
サモアで管理の北朝鮮貨物船、米政府没収へ 地元は歓喜
ワシントン=園田耕司 2019年10月22日17時36分

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写真・図版米領サモアのツツイラ島パゴパゴ港で留め置かれた北朝鮮籍の貨物船ワイズ・オネスト号=2019年7月11日、園田耕司撮影

写真・図版
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 米政府が米領サモアで管理下に置いていた北朝鮮籍貨物船ワイズ・オネスト号について、米ニューヨーク州南部地区連邦地裁は21日、米政府による没収を認める判決を出した。米財務省が売却処分することになる。北朝鮮は貨物船の早期返還を求めており、反発する可能性がある。

 米司法当局によると、この貨物船は国連安保理決議に違反して北朝鮮から石炭を輸出しようとした疑いで昨年4月、インドネシア当局が拿捕(だほ)。その後、米司法当局が押収し、今年5月にサモアに移していた。

 米ニューヨーク州南部地区のジェフリー・バーマン検事は21日、「貨物船がこれ以上の犯罪行為に使われることはなくなった。我々は米国の制裁を逃れようとするたくらみを捜査し、訴追し続ける」という声明を発表した。

 貨物船は1989年7月に建造され、全長約180メートル、総トン数は1万7千トン。米領サモアの地元紙サモアニュースによれば、貨物船は今月7日にタグボートに引っ張られてパゴパゴ港を出たという。地元住民の間では北朝鮮による報復への懸念が高まっていたこともあり、サモアニュースは「今、ビーチでビールを片手に祝っている。ついに私たちの美しい島からいなくなった」と喜ぶ地元住民の声を伝えた。

 米領サモア出発後の貨物船が向かう先は不明。建造から30年近く経つため、スクラップ処分される可能性もあるとみられる。一方、貨物船は北朝鮮が外貨稼ぎの手段として使っており、没収は大打撃だ。実務者協議が再開したばかりの米朝交渉にも影響を与える可能性がある。(ワシントン=園田耕司)

2178チバQ:2019/10/25(金) 11:06:26
https://www.sankei.com/world/news/191024/wor1910240010-n1.html
エチオピア首相、ダム強行 平和賞直後、エジプト反発
2019.10.24 07:39国際中東・アフリカ
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アフリカ連合(AU)の会合に出席したエチオピアのアビー首相=1月17日、エチオピア首都アディスアベバ(ロイター)
アフリカ連合(AU)の会合に出席したエチオピアのアビー首相=1月17日、エチオピア首都アディスアベバ(ロイター)
 エチオピアのアビー首相は、同国内のナイル川上流で建設を進めている巨大ダムについて「誰も(建設を)止めることはできない」と強行する考えを表明した。下流域のエジプトが反対しており、建設強行により地域を不安定化しかねない事態となっている。

 アビー氏は国交が断絶していたエリトリアと和解するなどアフリカ東部の安定に尽力したとして、今年のノーベル平和賞受賞が決定。エジプト政府は声明でダム建設強行について「アビー氏の受賞(決定)を祝福した直後で驚いている」と反発している。

 アビー氏は22日に首都アディスアベバの議会で「エチオピア国民はエジプトを傷つける意図はない。ダムの恩恵を受けたいだけだ」などと語った。

 ダムは「大エチオピア・ルネサンス(再生)」と名付けられ、完成すればアフリカ最大級となる。(共同)

2179チバQ:2019/10/25(金) 11:14:48
https://www.sankei.com/world/news/191024/wor1910240016-n1.html
4年ぶり親中政権誕生か アルゼンチン大統領選、27日実施
2019.10.24 16:08国際米州
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ディベートを行うアルベルト・フェルナンデス元首相(右)とマウリシオ・マクリ大統領=20日、ブエノスアイレス(ロイター)
ディベートを行うアルベルト・フェルナンデス元首相(右)とマウリシオ・マクリ大統領=20日、ブエノスアイレス(ロイター)
 【ニューヨーク=上塚真由】南米アルゼンチンで27日、任期満了に伴う大統領選が行われる。世論調査の支持率では、左派のアルベルト・フェルナンデス元首相(60)が、現職の中道右派のマウリシオ・マクリ大統領(60)を大きくリード。自由開放経済を進めた親米路線のマクリ政権が倒れ、4年ぶりに中国との関係も重視する左派政権が誕生すると、中南米での中国の存在感がさらに増す可能性がある。

 アルゼンチンの最新の各種世論調査では、フェルナンデス氏の支持率が50%を超えているのに対し、マクリ氏は30%程度となっている。大統領選には両氏を含む6人が立候補し、得票率45%以上を得るか、40%以上かつ次点候補に10%以上の差を付けた候補者が勝利。11月24日の決選投票を経ず次期大統領が決まる公算が大きくなっている。

 9度目のデフォルト(債務不履行)の危機に直面する同国では、経済施策が最大の焦点だ。前回選挙で12年続いた左派政権を倒したマクリ氏は米国との関係を強化し、改革路線に舵をきったが、米金利上昇の影響を受けてペソの通貨安は止まらず、物価が上昇。高インフレは市民生活を直撃し、人口における貧困率は35%超となっている。

 マクリ氏は国際通貨基金(IMF)の支援を受けながら緊縮財政政策に着手したが、フェルナンデス氏は選挙戦で「マクリ氏の経済モデルは不景気や貧困を作り出した」と非難。マクリ政権に対する国民の不満を背に、貧困層を中心に支持を広げている。

 一方、左派勢力が復活すると、経済がさらに混乱するとの見方もある。ばらまき政策を行い、「財政赤字を作った張本人」(現地メディア)と批判されるクリスティナ・フェルナンデス前大統領(66)が副大統領候補として立候補し、フェルナンデス元首相を担いでいるためだ。前大統領は南米諸国の反米意識に同調し、経済的に中露に依存する政策をとった。元首相は穏健派とされるが、左派勢力の中には中国への接近を望む声もある。

 中国は「米国の裏庭」といわれる中南米で、巨額のインフラ投資や経済支援を手がかりとして影響力を拡大してきた。現地の専門家は、「中南米の中道右派のモデルケースだったマクリ政権が敗れると、他国でも左派の勢いが増すなど大陸全体の動向に影響を与える可能性がある」と指摘している。

2180チバQ:2019/10/25(金) 11:20:03
https://www.jiji.com/jc/article?k=2019102500492&g=int
モラレス氏、勝利宣言=国際社会は決選投票要求-ボリビア大統領選
2019年10月25日11時13分

 【サンパウロ時事】南米ボリビアで20日に投票が行われた大統領選の開票をめぐり混乱が広がっている問題で、4選を目指す左派のモラレス大統領は24日、決選投票を待たず「1回目の投票で勝利した」と宣言した。
 中央選管に当たる最高選挙裁判所(TSE)によると、開票率99.99%段階ではモラレス氏は47.07%、2位のメサ元大統領は36.51%を得票。差は10.56ポイントで、モラレス氏は当選要件の「得票率4割以上で、2位と10ポイント差以上」を満たしている。
 選挙をめぐっては、当日の中間開票速報で両者の差は7.87ポイント差だったが、その後、開票作業が大幅に遅滞。メサ氏は「巨大な不正が行われている」と主張し、決選投票実施を求めている。
 モラレス氏は、メサ氏について「自分が負けたことを受け入れられない。われわれが不正を働いたと主張している」と反論。メサ氏を「臆病者で犯罪者だ」と非難した。支持者らを前に「右派はもう(政権に)帰ってこない」と強調した。
 選挙監視に当たった米州機構(OAS)は23日、「僅差なので決選投票を行うのがより良い選択だ」と呼び掛けた。欧州連合(EU)も24日、OASの勧告を支持。米国やブラジル、アルゼンチン、コロンビアの米州4カ国も共同声明で追随した。

2181チバQ:2019/10/28(月) 08:02:38
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-191026X243.html
左派、政権奪還の公算=27日にアルゼンチン大統領選
2019/10/26 17:42時事通信

 【ブエノスアイレス時事】南米アルゼンチンで27日、任期満了に伴う大統領選挙が実施される。再選を狙う中道右派のマウリシオ・マクリ大統領(60)と、左派のアルベルト・フェルナンデス元首相(60)の事実上の一騎打ち。8月に行われた予備選でフェルナンデス氏が49.5%を得票し、マクリ氏に16ポイント以上の大差をつけており、決選投票を待たずに左派が政権を奪還する公算が大きい。

 2015年の前回大統領選で勝利し、12年にわたった左派政権に終止符を打ったマクリ氏は、左派政権のばらまき政策で疲弊した財政を立て直すため、財政規律を重視。保護主義的で「鎖国のような状態」(外交筋)だった市場の開放を推し進めた。

 しかし、急激な緊縮政策は国民生活を圧迫。18年の干ばつや通貨ペソ安などの影響で急激にインフレが進み、国家財政は債務不履行(デフォルト)寸前に追い込まれて有権者や市場の信頼を失った。選挙戦では「選挙が終われば不確実性が消えるので、再び成長基調に戻る」と訴えたものの、支持は伸び悩んだ。

 一方、左派のキルチネル、クリスティーナ・フェルナンデス両政権下で首相を務めたフェルナンデス氏は、最低賃金の引き上げや年金増額などを提案。「(政府に緊縮財政を求めている)国際通貨基金(IMF)がアルゼンチン経済にダメージを与えた。今起きていることはマクリ大統領とIMFに責任がある」と主張し、「大きな政府」の復活を期待する貧困層などから支持を集めた。

2182チバQ:2019/10/28(月) 08:05:37
https://news.goo.ne.jp/article/afpbb/world/afpbb-3251491.html
エチオピア、死者67人に ノーベル賞の首相へのデモが民族対立に
2019/10/26 06:37AFPBB News

エチオピア、死者67人に ノーベル賞の首相へのデモが民族対立に

エチオピアの首都アディスアベバで、自宅前に集まった支持者らを前に演説する民族活動家のジャワル・モハメド氏(中央、2019年10月24日撮影)。(c)AFP

(AFPBB News)

【AFP=時事】エチオピアで、今年のノーベル平和賞に選ばれたアビー・アハメド首相に抗議するデモが民族対立に発展し、東部オロミア州での死者が67人に達した。警察が25日、明らかにした。

 地元警察署長は「オロミア州での死者は計67人」と発表。うち5人は警察官だとしている。

 暴力行為は23日、首都アディスアベバに加え、同州のほぼ全域で発生。デモの発端は、アビー首相を批判している民族活動家のジャワル・モハメド氏が、治安部隊によって自身への攻撃が画策されていると批判したことだった。ただ警察当局は、ジャワル氏の主張を否定している。

 ジャワル氏は、アビー首相が独裁者のように振る舞っていると非難。来年予定されている選挙でアビー首相と争う可能性も示唆している。

 同警察署長はAFPに対し、オロミアの暴力は収束したと表明。しかし国際人権団体アムネスティ・インターナショナルの研究員は、25日の夜になっても攻撃の報告を受けていると述べている。 【翻訳編集】AFPBB News

2183チバQ:2019/10/28(月) 14:21:33
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191028-00000019-mai-s_ame
アルゼンチン大統領選 フェルナンデス氏が初当選 4年ぶり左派政権
10/28(月) 11:06配信毎日新聞
アルゼンチン大統領選 フェルナンデス氏が初当選 4年ぶり左派政権
アルベルト・フェルナンデス氏=AP
 南米アルゼンチンで27日、中道右派のマウリシオ・マクリ大統領(60)の任期満了に伴う大統領選が投開票された。現地メディアによると、野党の左派、アルベルト・フェルナンデス元首相(60)がマクリ氏ら5人を破って初当選し、4年ぶりに左派政権が誕生することになった。新大統領は12月10日に就任し、任期は4年。

 フェルナンデス氏は選挙戦で「経済と市民生活を破壊し、何百万人を貧困に陥れた」とマクリ氏の緊縮財政を非難。27日夜、ブエノスアイレスで勝利演説し「あなたたちは新たな民主主義の道を切り開いた」と集まった支持者に謝意を示した。

 マクリ氏は27日夜、フェルナンデス氏に電話して平和的な政権移行を約束したと明かし「敗北宣言」をした。

 フェルナンデス氏は、ネストル・キルチネル氏とその妻のクリスティナ・フェルナンデス氏が連続して大統領を務めた左派政権(2003〜15年)を首相として支えた。クリスティナ氏は今回、副大統領候補。

 市場では、財政規律を軽視する左派政権誕生への警戒心が強まっている。大統領選の前哨戦と位置づけられた今年8月の予備選でフェルナンデス氏が16ポイント差をつけマクリ氏に圧勝すると、一時、ペソは対ドルで約30%、株価は約40%急落した。

 15年に就任したマクリ氏は、左派政権のばらまき政策で悪化した財政立て直しのため、公共料金引き上げなど緊縮財政に着手。翌16年、01年に債務不履行(デフォルト)に陥って以降、孤立していた国際金融市場へ復帰を果たした。だが、18年の新興国通貨安で経済の混乱が深まり、国際通貨基金(IMF)から総額570億ドル(約6兆2000億円)の融資を受ける事態に追い込まれた。

 選管当局の開票率92・58%段階での集計では、得票率はフェルナンデス氏が47・88%、マクリ氏が40・61%。27日の第1回投票では得票率が45%以上か、次点に10ポイント以上の差を付けて40%以上を得票することが当選要件となっている。【ブエノスアイレス山本太一】

2184チバQ:2019/10/28(月) 14:24:20
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191028-00010004-afpbbnewsv-int
コロンビアの首都ボゴタに初の女性市長、中道左派で同性愛公表のロペス氏
10/28(月) 14:06配信AFPBB News

(c)AFPBB News

【10月28日 AFP】コロンビアの首都ボゴタで27日、市長選が行われ、同国の汚職撲滅運動の象徴的存在クラウディア・ロペス(Claudia Lopez)氏(49)が同市初の女性市長に選出された。

 ロペス氏は、中道左派政党、緑の同盟(Green Alliance)の党首で、同性愛者であることを公表している。ほぼ全ての開票作業が終わった時点の得票率はロペス氏が35.2%、カルロス・フェルナンド・ガラン(Carlos Fernando Galan)氏が32.5%だった。

 元上院議員のロペス氏は、「私たちは勝利しただけでなく、歴史を変えている」とツイッター(Twitter)に投稿した。

 これまでリベラルな男性エリート政治家が市長を務めていた人口約720万人のボゴタ市は、ロペス氏の市長選勝利によって重要な一歩を踏み出した。

 ロペス氏は先週AFPの取材に対し、「女性であること、頑固であること、同性愛者であること、裕福とは言えない家庭出身であることはどれも欠点ではない」と述べていた。(c)AFPBB News

2185チバQ:2019/10/29(火) 13:21:15
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191028-00000019-mai-s_ame
アルゼンチン大統領選 フェルナンデス氏が初当選 4年ぶり左派政権
10/28(月) 11:06配信毎日新聞
アルゼンチン大統領選 フェルナンデス氏が初当選 4年ぶり左派政権
アルベルト・フェルナンデス氏=AP
 南米アルゼンチンで27日、中道右派のマウリシオ・マクリ大統領(60)の任期満了に伴う大統領選が投開票された。現地メディアによると、野党の左派、アルベルト・フェルナンデス元首相(60)がマクリ氏ら5人を破って初当選し、4年ぶりに左派政権が誕生することになった。新大統領は12月10日に就任し、任期は4年。

 フェルナンデス氏は選挙戦で「経済と市民生活を破壊し、何百万人を貧困に陥れた」とマクリ氏の緊縮財政を非難。27日夜、ブエノスアイレスで勝利演説し「あなたたちは新たな民主主義の道を切り開いた」と集まった支持者に謝意を示した。

 マクリ氏は27日夜、フェルナンデス氏に電話して平和的な政権移行を約束したと明かし「敗北宣言」をした。

 フェルナンデス氏は、ネストル・キルチネル氏とその妻のクリスティナ・フェルナンデス氏が連続して大統領を務めた左派政権(2003〜15年)を首相として支えた。クリスティナ氏は今回、副大統領候補。

 市場では、財政規律を軽視する左派政権誕生への警戒心が強まっている。大統領選の前哨戦と位置づけられた今年8月の予備選でフェルナンデス氏が16ポイント差をつけマクリ氏に圧勝すると、一時、ペソは対ドルで約30%、株価は約40%急落した。

 15年に就任したマクリ氏は、左派政権のばらまき政策で悪化した財政立て直しのため、公共料金引き上げなど緊縮財政に着手。翌16年、01年に債務不履行(デフォルト)に陥って以降、孤立していた国際金融市場へ復帰を果たした。だが、18年の新興国通貨安で経済の混乱が深まり、国際通貨基金(IMF)から総額570億ドル(約6兆2000億円)の融資を受ける事態に追い込まれた。

 選管当局の開票率92・58%段階での集計では、得票率はフェルナンデス氏が47・88%、マクリ氏が40・61%。27日の第1回投票では得票率が45%以上か、次点に10ポイント以上の差を付けて40%以上を得票することが当選要件となっている。【ブエノスアイレス山本太一】

2186チバQ:2019/10/29(火) 13:35:50
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191028-00000083-jij-int
経済のかじ取り注視=アルゼンチン大統領に左派フェルナンデス氏
10/28(月) 17:02配信時事通信
経済のかじ取り注視=アルゼンチン大統領に左派フェルナンデス氏
27日、アルゼンチン大統領選で勝利し、ブエノスアイレスで演説するフェルナンデス元首相(中央)。左は副大統領となるクリスティーナ・フェルナンデス前大統領(AFP時事)
 【ブエノスアイレス時事】南米アルゼンチンで27日に行われた大統領選で、左派のフェルナンデス元首相が再選を狙った中道右派の現職マクリ氏を退けて初当選した。

 左派の政権復帰は4年ぶり。何度も債務不履行(デフォルト)を繰り返してきた同国の財政は、昨年の干ばつや通貨安などで再び危機的状況にあり、次期大統領のかじ取りを世界が注視している。

 「われわれには困難が待ち受けている。大事なことは国民をこれ以上苦しめないことであり、そのためならどんなことでも(マクリ氏と)協力する」。27日夜の勝利演説で、フェルナンデス氏はことさら円滑な政権移行を強調してみせた。8月の予備選で、大方の世論調査を裏切って大勝。直後に為替、株価、債券が急落したことを意識し、市場をなだめるための言動だった。

 フェルナンデス氏は選挙戦で実質賃金や年金引き上げなどを公約し、マクリ政権の緊縮財政で疲弊しきった国民に「大きな政府」復活を暗示。さらに、厳しい財政規律を課されることから、同国では「苦しみの元凶」と不評の国際通貨基金(IMF)金融支援の見直しを訴えてきた。ただ、国庫は3000億ドル(約32兆6000億円)以上の対外債務を抱え逼迫(ひっぱく)しており、ばらまきの余裕はない。選挙戦では現状への「有効な処方箋は示してこなかった」(経済アナリスト)だけに、明確な再建のロードマップ(行程表)を示すことが求められている。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191028-00000512-san-s_ame
アルゼンチンで政権交代へ 左派政権復活
10/28(月) 11:23配信産経新聞
 【ニューヨーク=上塚真由】南米アルゼンチンで27日、任期満了に伴う大統領選が行われ、左派のアルベルト・フェルナンデス元首相(60)が、現職の中道右派のマウリシオ・マクリ大統領(60)を破り、当選を決めた。地元メディアが伝えた。自由開放経済を進めた親米路線のマクリ政権は4年で終焉を迎え、大衆迎合(ポピュリズム)的な政策を掲げる左派が政権を奪還することになった。

 大統領選には6人が立候補し、フェルナンデス氏とマクリ氏の事実上一騎打ちとなった。開票率90%の時点で、得票率はフェルナンデス氏が47・9%、マクリ氏が約40・7%。フェルナンデス氏が45%以上を獲得したため、11月の決戦投票を待たずに結論が出た。地元メディアによると、マクリ氏は敗北宣言を行ったという。次期大統領は12月10日に就任し、任期は4年。

2187チバQ:2019/10/29(火) 16:17:49
https://www.jiji.com/jc/article?k=2019102900177&g=int&utm_source=yahoo&utm_medium=referral&utm_campaign=link_back_auto_aja
ニュシ大統領再選=野党や監視団、数々の不正訴え-モザンビーク
2019年10月29日06時27分

モザンビークのニュシ大統領=8月22日、モスクワ(EPA時事)
モザンビークのニュシ大統領=8月22日、モスクワ(EPA時事)

 【マプトAFP時事】アフリカ南部モザンビークの選管は27日、大統領選(15日投票)の結果を公表し、73%を得票したニュシ大統領が再選を決めたと発表した。野党モザンビーク民族抵抗運動(RENAMO)のモマデ議長の得票率は約22%という。RENAMOは「大規模な不正」が行われたと政府を批判している。

 ニュシ大統領の与党モザンビーク解放戦線(FRELIMO)は27日、首都マプトで勝利集会を開いた。市民団体や国際監視団は、投票前から記入済み投票用紙でいっぱいの投票箱や、監視団拒絶の投票所、実在しない人物記載の「幽霊」有権者名簿といった数々の不正を訴えている。

2188チバQ:2019/11/01(金) 10:31:58
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191101-00000023-jij-int
積年の不満、「晴れ舞台」葬る=4円の運賃値上げで爆発-APEC開催断念のチリ
11/1(金) 7:17配信時事通信
積年の不満、「晴れ舞台」葬る=4円の運賃値上げで爆発-APEC開催断念のチリ
チリのピニェラ大統領=26日、サンティアゴ(AFP時事)
 【サンパウロ時事】チリのピニェラ大統領が30日、アジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議の開催断念を発表した。

 ホスト国としてピニェラ政権の晴れ舞台となるはずだったが、若い世代を中心に格差拡大に対する積年の不満がデモや暴動となって噴き出し、最も重要な治安維持が不能となった。

 ◇二つのチリ
 大混乱の引き金は、政府が6日に首都サンティアゴの地下鉄の運賃を「30ペソ(約4円)値上げする」と発表したことだった。市内では11月16日に開幕するAPECの準備が急がれていた。

 首都でデモに参加した女性(28)は、ロイター通信に「この国には二つのチリがある。金持ちのチリと貧乏人のチリだ」と訴える。「お金がなければ、病院で長い列に並ばなければいけない。はい上がろうとしても教育費は高い。学生は借金漬けだ」と不満を爆発させた。

 チリは1970年、世界で初めて暴力革命ではなく選挙を通じて社会主義政権を誕生させた。しかし「第2のキューバ誕生」を嫌う米国によって経済を封鎖され、中央情報局(CIA)が支援するクーデターによって崩壊したとされる。

 ◇小さな政府
 73年に誕生したピノチェト軍政は、反対派を徹底弾圧する一方で、大幅な規制緩和や市場原理を重視する「新自由主義」の経済政策を採用した。大胆な投資を呼び込み「南米の先進国」「新自由主義の模範」と呼ばれる経済発展を手にし、日本にサケやワインを売り込む輸出国にもなった。

 ただ、ピノチェト大統領(当時)の「小さな政府」は、貧困層などを助ける財政支出には十分な関心を払わなかった。90年までの軍政期、社会的弱者は「左翼」のレッテルを貼られて声を上げることもできなかったが、民政移管後の21世紀に入って学生や先住民のデモが繰り返されるようになっていた。

 ◇経済の先行きに不安
 チリではここ数年、主力輸出品である銅が世界的な資源価格低迷の影響で大打撃を受けている。さらにトランプ米政権による「保護貿易」で、輸出頼みのチリ経済の先行きには大きな不安が立ち込めていた。

 ピニェラ大統領は、APEC断念を表明した声明で「父親が常に家族を第一に考えなければならないように、大統領も他の何よりも国民を第一に考えないといけない」と表明し、市民の怒りに寄り添う姿勢を強調した。運賃の値上げを取り消し、閣僚の3分の1を入れ替える内閣改造を行ったが、混乱は収拾する情勢にない。

2189チバQ:2019/11/07(木) 11:33:44
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191106-00000001-yonnana-soci
忘れ去られたコンゴのエボラ熱流行地 携帯電話の材料で紛争、世界最悪の危機 
11/6(水) 7:12配信47NEWS
忘れ去られたコンゴのエボラ熱流行地 携帯電話の材料で紛争、世界最悪の危機 
エボラ出血熱の治療センターで治療を受ける62歳の女性。半日後に亡くなった。後方では、免疫がある元患者が防護服を着ず女性の世話をしている=9月、コンゴ東部ベニ(中野智明氏撮影、共同)
 熱帯特有の蒸し暑さの中、3人の医師が黄色い防護服とゴーグル、手袋で全身を隙間なく覆った。透明のビニール素材でできた約4メートル四方の隔離病室に、慎重な足取りで入っていく。ベッドには、目を閉じ口を大きく開けたままの女性(62)が横たわっている。「この患者は助からない」。病室の外で見ていた看護師が、そっと首を横に振った。その言葉通り、女性は微動だにせず半日後に息を引き取った。

【写真】細胞の表面に集まるエボラウイルス

忘れ去られたコンゴのエボラ熱流行地 携帯電話の材料で紛争、世界最悪の危機 
エボラ出血熱の治療センターで、柵越しに取材に応じる患者のマシカ・マスタキさん(中央)=9月、コンゴ東部ベニ(中野智明氏撮影、共同)
 昨年8月からエボラ出血熱が流行し、2100人以上が死亡したコンゴ(旧ザイール)東部の主要都市ベニとブテンボで取材した。現地ではダイヤモンドや金、携帯電話に使われるタンタルなど豊富な鉱物を目当てに紛争が続き、エボラ熱の流行前から「世界最悪規模の人道危機」が起きている。コンゴ情勢は日本をはじめ世界中の人々と無縁ではない。だが、国際世論は一向に高まらない。

 新規感染者は減り流行も都市部から山間部へ移りつつあるが、劣悪な治安や住民の不信感で医療活動が妨げられ、終息にはしばらく時間がかかりそうだ。(共同通信=中檜理)

 ▽死は日常 の一部

 床のバケツに赤茶色に濁った患者の尿がたまっている。9月中旬、国際非政府組織(NGO)アリマが運営するベニの治療センター。「ピ、ピ、ピ」と心拍数を記録する乾いた機械音が周囲に響く。女性が死亡した翌日には、2歳児が息絶えた。ベニだけで昨年8月以降、450人以上が亡くなり、死は日常の一部となっている。

忘れ去られたコンゴのエボラ熱流行地 携帯電話の材料で紛争、世界最悪の危機 
コンゴ・ベニ
 「生後7カ月の娘が死んだ」。女性患者マシカ・マスタキさん(26)が、柵で隔離された区画でいすに深く腰掛けながら語った。筆者との距離は約3メートル。声は弱々しく聞き取りづらいが、ゆっくり歩けるまで回復したという。

 娘のカインドちゃんは、地元の病院で同室のエボラ熱患者から感染した。1週間後にぐったりし始め、体中から出血し亡くなった。エボラ熱は空気感染しないが、直接皮膚や体液に触るとうつる恐れがある。素手で看病していたマスタキさんも発症し、高熱や悪寒に苦しんだ。入院から約3週間がたち「夫や(残された)子ども2人に早く会いたい」と声を振り絞った。

 流行を長引かせる一因となっているのが、紛争による治安の悪化だ。

 ▽PKO部隊基地の隣接地区でも襲撃

 「武装勢力の兵士がいる」。運転手が目を向ける先に、銃やロケットランチャーを携え、バイク2台に分乗した若者5〜6人が見えた。おのおのが私服や迷彩服を着て、統一感がない。ベニ郊外の山道を車で移動中の出来事だ。事前にNGO幹部から「この勢力は市民を襲わない」と聞いていたが、ここが紛争地であることをいや応なく認識させられる。

2190名無しさん:2019/11/07(木) 11:33:54
 エボラ熱の流行地域以外も合わせると、コンゴ東部一帯には100以上の武装勢力が乱立しているとされ、市民を殺りくする勢力もある。信ぴょう性は不明だが、ベニ周辺で襲撃を繰り返す武装勢力に対し過激派組織「イスラム国」(IS)が資金提供したとの疑惑も浮上している。

 ベニ中心部からわずか2キロほどのバドリテ地区。光が差し込まずじめじめした土壁の家で、農家の男性アンセルメ・モンベレさん(35)が「10カ月ほど前の夕方、武装した男らが歌い叫びながら家々を襲った。親戚の7歳と8歳のきょうだいが首を切られ殺された」と証言した。この地区は、国連平和維持活動(PKO)部隊の基地に隣接している。だが、別の住民は「何度も攻撃され、治安は最悪だ」と訴える。

 コンゴ東部では1998年に内戦が始まり、鉱物利権が絡んで国際紛争に発展、数百万人が死亡した。2003年に終結した後も、鉱山を奪い合う戦闘が続く。膨大な資源収益の多くは国庫に納められず、コンゴ政府高官や外国企業に流れ闇に消えている。

 医療などの行政機能はほとんど存在せず、まともな病院はない。エボラ熱の流行が始まった当初に患者を治療し、自身も感染した医師カクレムツンガ・モリセさん(36)は「病院に手袋がなく、血まみれの患者を素手で触っていた。同僚の看護師は死んだ。どこの病院も似たような状況だ」と淡々と語る。

 東部で紛争による性暴力被害者の治療に尽力し、昨年ノーベル平和賞を受賞した産婦人科医デニ・ムクウェゲ氏は、授賞式でコンゴについてこう表現した。「地球上で最も(資源が)豊かな国の一つだが、国民は最も貧しい」

 起伏に富む山間部にはみずみずしい緑色の木々が生い茂り、息をのむほどの美しさだ。豊かな自然と、ひっそりと消えていく無数の命―。そのギャップに打ちのめされる。

 ▽初期症状に効く薬はあるのに

 「エボラウイルスは、われわれを殺すための政府の陰謀だ」「外国人が金もうけのためにウイルスを持ち込んだ」。ベニから車で約1時間半の街ブテンボ。幹線道路脇に立っていた私の周りに通り掛かりの若者50人ほどが集まり、口々にまくし立てた。

2191チバQ:2019/11/07(木) 11:34:12
 開発から取り残されたコンゴ東部の住民は政府や外国人に批判的で、流言が飛び交う。武装勢力だけでなく、住民自らがNGOを襲撃する事件も頻発。車に石を投げつけられ、死傷した医療従事者は多い。

 米国立衛生研究所(NIH)などは8月、新薬で患者の約9割が生存したとの研究結果を発表した。致死率が高いエボラ熱は「治る病」になりつつある。だが、この薬剤は初期症状に有効だ。紛争や住民の抵抗で早期に治療センターへ来る人は限られ、医師たちは「新薬は流行終息の打開策にならない」と口をそろえる。

 ▽エボラ熱は氷山の一角

 コンゴでは、エボラ熱だけでなくマラリアやコレラで命を落とす人も多い。特にはしかの流行が深刻で、1月以降、コンゴ全州で20万人以上が感染し、死者はエボラ熱を上回る4千人に達した。東部で猛威を振るう恐れも捨てきれない。政府がまともに機能していないこの国で、エボラ熱は住民を苦しめる〝氷山の一角〟にすぎない。

 国境なき医師団(MSF)で世界各地の緊急案件を統括する緊急対応デスクマネジャー、グウェノラ・セロウさんがベニで取材に応じ、訴えた。

 「もとから保健システムがもろい中、エボラ熱の流行であらゆる(人的、物的)資源がエボラ対応に割かれている。でも、他の病気のことも忘れてはいけない」

2192チバQ:2019/11/07(木) 11:39:05
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191031-00000033-jij_afp-int
南スーダン、武力衝突の巻き添えでエボラ検査施設の職員3人死亡
10/31(木) 18:31配信AFP=時事
南スーダン、武力衝突の巻き添えでエボラ検査施設の職員3人死亡
南スーダン・ジュバでエボラ出血熱への対応訓練を行う同国保健省の職員ら(2019年8月14日撮影、資料写真)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】国連(UN)の関連機関である国際移住機関(IOM)は30日、南スーダンにあるエボラ出血熱のスクリーニング施設が武力衝突に巻き込まれ、ボランティアスタッフ3人が死亡したと発表した。

【写真】南スーダンで子ども兵士300人超解放、式典の様子

 IOMによると衝突は27日、コンゴ民主共和国との国境沿いに位置する中央エクアトリア(Central Equatoria)州モロボ(Morobo)郡で発生。「ボランティアの女性1人と男性2人が激しい攻撃に巻き込まれた」という。

 また別の男性スタッフ2人が負傷したほか、死亡した女性の息子と女性スタッフ1人が拉致された。IOMは対コンゴ国境沿いの施設5か所でエボラ出血熱のスクリーニングを一時中断している。

 2018年8月以降、コンゴではエボラ出血熱の流行により2000人以上が死亡。ウガンダにも流行が広がっていたことから、南スーダンの対コンゴ国境沿いではエボラへの警戒感が高まっていた。【翻訳編集】 AFPBB News

2193チバQ:2019/11/07(木) 13:28:54
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191107-35145048-cnn-int
25歳議員が年配議員の野次を平然とあしらった「OK、ブーマー」の一言 NZ
11/7(木) 13:17配信CNN.co.jp
25歳議員が年配議員の野次を平然とあしらった「OK、ブーマー」の一言 NZ
気候変動問題について演説するスウォーブリック議員
(CNN) ニュージーランドの議会で気候変動問題について演説していた25歳の女性議員が、年齢をからかう野次(やじ)を飛ばした年配の議員を「OK、ブーマー」の一言で黙らせて、同世代の共感を集めている。

緑の党のクロエ・スウォーブリック議員は5日、2050年までに二酸化炭素排出量をゼロとする目標を掲げたゼロカーボン法について演説していた。

演説では、何十年も前から気候変動問題を認識していながら、政治的駆け引きに終始してきた世界の首脳らの対応を批判。「私の世代、そして私に続く世代には、もうそんな余裕はないのです。2050年には私は56歳になります。そして今、この第52回議会の平均年齢は49歳です」と続けた。

スウォーブリック議員の年齢をからかう野次が飛んだのはこの時だった。しかし同議員は「OK、ブーマー」の一言で軽く受け流すと、何事もなかったように平然と演説を続けた。議場は静まり返り、スウォーブリック議員の後ろでクスリと笑いを漏らす男性もいた。

「OK、ブーマー」の言葉は今年に入り、「ミレニアルズ」「ジェネレーションZ」と呼ばれる若者の間でソーシャルメディアの「TikTok(ティックトック)」を通じて流行した。同アプリには、「ベビーブーマー」と呼ばれる年配世代の無自覚さや上から目線の態度をからかう動画が無数に投稿されている。

米紙ニューヨーク・タイムズはこれを「OK、ブーマー現象」と呼び、「業を煮やした何百万人もの子どもたちのスローガン」と位置付けた。ネット上ではこのフレーズをあしらったTシャツやフーディー(フード付きパーカー)が売り出されている。

2194チバQ:2019/11/08(金) 10:16:03
https://www.asahi.com/articles/ASMC81P8JMC8UHBI001.html
南スーダン、連立政権発足が再延期の見通し 溝埋まらず
ナイロビ=石原孝 2019年11月8日06時30分
 2011年に独立し、日本の陸上自衛隊の施設部隊が一時活動していた南スーダンの和平協議を巡り、12日が期限だった連立政権の発足が再び延期される見通しになった。対立する大統領派と副大統領派は昨年9月に和平合意を結んだ後も主導権争いを続けており、世界で最も新しい国の行く末は不透明さを増している。

 ロイター通信などによると、キール大統領と対立するマシャル元副大統領は7日、隣国ウガンダで協議し、連立政権の発足を100日間延期することで合意した。マシャル氏側が指揮する治安部隊を政府軍と統合する案などを巡って、溝が埋まらなかったという。

 両者は5月にも連立政権の発足を延期している。マシャル氏の報道官は今回の再延期について、「よい決定だ」と歓迎する一方、支援国の米国などから連立政権の迅速な発足を求められてきた政権側は、苦境に立たされることになる。

 南スーダンは11年7月にスーダンから分離独立した後、国家収入の大半を占める石油資源などをめぐり、キール氏が率いるディンカ、マシャル氏のヌエルという2大民族が対立。13年から内戦に陥り、数百万人が国内外に避難した。日本は12年1月〜17年5月、自衛隊の施設部隊を国連平和維持活動(PKO)に派遣していた。(ナイロビ=石原孝)

2195チバQ:2019/11/12(火) 17:30:24
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191112-00000018-jij_afp-int
モラレス前大統領、メキシコの軍用機でボリビアを出国
11/12(火) 12:59配信AFP=時事
モラレス前大統領、メキシコの軍用機でボリビアを出国
メキシコの軍用機に搭乗し、ボリビアを出国したエボ・モラレス前大統領。メキシコ外務省広報室提供(2019年11月11日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】(更新)前日辞意を表明したボリビアのエボ・モラレス(Evo Morales)前大統領(60)が11日夜、メキシコの軍用機で出国した。メキシコのマルセロ・エブラルド(Marcelo Ebrard)外相が明らかにした。

 同相はこれに先立ち、メキシコ政府がモラレス氏に亡命を認めたと発表。11日夜にはモラレス氏を乗せたメキシコの軍用機がすでに離陸したとツイートし、「国際的な慣例によると、彼(モラレス氏)はメキシコの保護下にある。彼の命と品位が救われた」と述べた。

 モラレス氏は自身の保護についてメキシコに謝意を示すとともに、「より強く、より元気になって」母国に戻ると誓った。

 先月行われたボリビア大統領選で4選を果たしたモラレス氏は、選挙での不正疑惑に対する3週間にわたる抗議デモを受けて軍部の支持を失い、10日に辞任していた。【翻訳編集】 AFPBB News
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191112-00000511-san-s_ame
辞任表明のボリビア大統領 メキシコに亡命申請
11/12(火) 9:57配信産経新聞
 【ニューヨーク=上塚真由】大統領選の不正疑惑を受けて10日に辞任表明した南米ボリビアの左派、モラレス大統領(60)がメキシコに亡命を申請し、メキシコ政府は11日に受け入れることを明らかにした。米主要メディアやメキシコのメディアが報じた。

 メキシコのエブラルド外相は11日、モラレス氏から電話で申請を受けたとし、「人道上の理由と、ボリビアが直面している緊急事態を踏まえて受け入れる」と語った。メキシコのロペスオブラドール政権は同じ左派で、亡命を受け入れる準備があると提案していた。

 ボリビアでは10月20日の大統領選でモラレス氏が4選を果たしたが、野党候補は開票結果が不正に操作されたと主張し、抗議デモを展開した。選挙結果の監査を実施した米州機構(OAS)も選挙を無効にするよう勧告。これを受け、モラレス氏は選挙のやり直しを表明して収束を図ったが、後ろ盾だった警察や軍も退陣を要求し、今月10日に辞任する考えを表明した。

2196チバQ:2019/11/12(火) 17:33:08
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191112-00000006-asahi-int
ボリビア大統領、脱出失敗 メキシコ政府「迎えに行く」
11/12(火) 7:44配信朝日新聞デジタル
ボリビア大統領、脱出失敗 メキシコ政府「迎えに行く」
ボリビアのラパスで11日、警官隊と衝突するモラレス大統領の支持者たち=AP
 不正選挙疑惑から辞職表明に追い込まれた南米ボリビアのモラレス大統領が11日、メキシコに亡命を申請し、受け入れられたと地元メディアなどが報じた。モラレス氏は10日の辞職表明直前に国外への脱出を試みたが、アルゼンチンなど周辺国が、モラレス氏が乗った大統領専用機の領空通過を拒否し、ボリビアを出国できなかったという。

【写真】ボリビアのラパスで11日、モラレス大統領支持派と反対派の衝突でけがをした参加者を逮捕する治安部隊=ロイター

 現地報道によると、11日午後、メキシコのエブラルド外相が「モラレス氏から電話があった」とし、亡命申請を明らかにした。メキシコ政府がモラレス氏を迎えに行くという。モラレス氏は反米左派で知られ、メキシコは左派のロペスオブラドール氏が昨年12月、大統領に就任した。

 別の報道によると、モラレス氏を乗せた大統領機は10日午後3時40分ごろ、アルゼンチンに向け離陸したが、国境を接するアルゼンチン、チリ、ペルー、ブラジルに領空の飛行を拒否された。専用機はその後、モラレス氏の政治的な地盤であるボリビア中部コチャバンバ県の空港に着陸した。

 モラレス氏のメキシコへの亡命にあたっては、ペルーが領空通過を認めたとの情報もある。

 辞任表明後、モラレス氏はツイッターで「私を違法に逮捕しようとする命令があった」などと主張し、大統領選のやり直しを求めた一連の抗議デモを「市民、政治、警察のクーデターだ」と批判した。ベネズエラのマドゥロ大統領やキューバのディアスカネル大統領ら周辺国の左派政治家が相次いで、モラレス氏支持を表明した。

 これに対し、ボリビア警察は「逮捕命令はなかった」と発表したほか、野党候補らも「国民の抗議活動は不正に対する民主的な行動でクーデターではない」などと声明を発表した。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191112-00000001-jij_afp-int
ボリビア、モラレス氏辞任で権力の空白 暴動も
11/12(火) 6:40配信AFP=時事
ボリビア、モラレス氏辞任で権力の空白 暴動も
ボリビアの政府所在地ラパスの駐車場で撮影された焼け焦げたバス(2019年11月11日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】南米ボリビアでは、先月の大統領選での不正疑惑をめぐり数週間にわたり続いた抗議デモの末にエボ・モラレス(Evo Morales)大統領が電撃辞任したことで、権力の空白状態が生まれている。モラレス氏は11日、自身の地位を奪った反対派勢力に対し「国の平和を回復する」よう求めた。

 同国の政府所在地ラパス(La Paz)の一部と近郊のエルアルト(El Alto)では10日夜、略奪行為が起き、店舗やオフィスが破壊された。ラパスのルイス・レビジャ(Luis Revilla)市長は「ラパスは恐怖の夜を過ごした」と述べ、暴動によりバス64台が破壊されたと明らかにした。

 アンントニオ・グテレス(Antonio Guterres)国連事務総長は、指導者不在の様相が強まる同国での治安状況に懸念を表明。米州機構(OAS)も「平和と法の秩序の尊重」を呼び掛けた。

 同国ではモラレス氏の辞任表明後、大統領権限の継承者である副大統領や上下両院の議長らが次々と辞任したため、誰が最高指導者の地位にいるのかについての疑問が生じている。大統領権限を継承する次の人物として憲法で定められているヘアニネ・アニェス(Jeanine Anez)上院副議長は、新たな選挙の迅速な実施を宣言した。議会は12日、暫定大統領の選出手続きを開始する予定。

 10日の辞任表明後、コカノキ栽培で知られる同国中部チャパレ(Chapare)地方に逃れたモラレス氏は、ツイッター(Twitter)で、反対派勢力に対し同日起きた暴動の「責任を取る」よう要求。同国初の先住民出身大統領だったモラレス氏は、大統領選を争った野党のカルロス・メサ(Carlos Mesa)元大統領と反モラレス派指導者ルイス・フェルナンド・カマチョ(Luis Fernando Camacho)氏について、「人種差別主義者でクーデターを企てた人物として歴史に残るだろう」とも述べた。【翻訳編集】 AFPBB News

2197チバQ:2019/11/12(火) 22:30:37
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20191112k0000m030225000c.html
クーデターか、民意の表れか ボリビア大統領のメキシコ亡命が生む新たな混乱
2019/11/12 19:00毎日新聞

クーデターか、民意の表れか ボリビア大統領のメキシコ亡命が生む新たな混乱

亡命のため乗り込んだメキシコ空軍機内でメキシコ国旗を持つボリビアのモラレス氏=11日、AP

(毎日新聞)

 大統領選の開票作業で不正があったと指摘されたことなどを受け辞任表明した南米ボリビアの左派、モラレス大統領は11日、亡命先のメキシコに向け空路出発したとツイッターで明かした。国内では与野党双方の支持者間で衝突が相次ぎ、暫定大統領の選任手続きは進んでいない。モラレス氏の辞任は民意によるものか、あるいはクーデターと見るべきか、国内外の見方は割れ、混乱が拡大する懸念が出ている。

 モラレス氏はツイッターで「政治的な理由で国を離れるのはつらい。より多くのエネルギーを備えすぐに戻ってくる」と復帰を誓った。これに先立ち、同じ左派政権のメキシコはモラレス氏が亡命申請をし、これを受け入れたと発表していた。モラレス氏は、野党が操る軍に迫られ辞任に追い込まれた「クーデター」だと主張。メキシコやベネズエラ、ニカラグアなど中南米の左派諸国やロシアも同調した。

 一方、野党側は「国民の抗議活動は、不正に対する民主的行動」だったとし、ブラジルやアルゼンチンなど周辺の右派諸国もこれを支持する。米国のトランプ大統領も「自由を求めるボリビア国民と憲法を守るボリビア軍を称賛する」とモラレス氏の辞任を歓迎。さらに「民主主義は常に勝つという強力なメッセージだ」と述べ、独裁色を強めたことを理由に米国が制裁を科すベネズエラとニカラグアに警告した。

 11日にモラレス氏の辞表を受け取った国会は12日、辞任の承認や暫定大統領の選任手続きを進める予定だ。だが、大統領不在の場合に代理を務める副大統領や上院議長らも一斉に辞任。野党のアネス上院第2副議長は、自身が暫定大統領を務め、やり直し大統領選を管理すると主張するが、混乱は避けられそうにない。

 国会がある事実上の首都ラパス周辺では、辞任を認めないモラレス氏支持者が幹線道路を封鎖し、議員の登庁を妨害する構えだ。対抗する野党支持者は国会周辺に陣取っており、双方の衝突は各地で相次いでいる。略奪や放火も続発し、ほとんどの学校や店舗は閉まり、公共交通機関はストップした。

 2006年にボリビア初の先住民出身の大統領となったモラレス氏は、貧困層を中心に人気が根強い一方、今回の大統領選には事実上、憲法の多選に関する規定を破って出馬し「独裁的」と批判を受けた。選挙結果についても米州機構(北米・中南米の全35カ国加盟、OAS)が不正と指摘していた。【サンパウロ山本太一】

2198チバQ:2019/11/18(月) 10:34:59
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191118-00000006-asahi-int
ボリビア、衝突相次ぎ9人死亡 亡命大統領派と治安部隊
11/18(月) 7:34配信朝日新聞デジタル
ボリビア、衝突相次ぎ9人死亡 亡命大統領派と治安部隊
催涙ガスが充満する中、道にうずくまって抗議を続けるモラレス大統領支持派の先住民の女性たちと、退去を求める治安部隊=2019年11月15日午後5時5分、ラパス、岡田玄撮影
 南米ボリビアで不正選挙疑惑からモラレス大統領が亡命し、野党の上院副議長が暫定大統領に就任したことを受け、モラレス氏支持者らと治安部隊による衝突が相次いでいる。米州人権委員会によると、15日以降、少なくとも9人が死亡。大統領選があった先月20日以降、死者が計23人、けが人は715人にのぼり、混乱が拡大している。

 衝突は、モラレス氏の支持基盤の中部コチャバンバで起きた。同国ではモラレス氏のメキシコへの亡命後、上院副議長だったヘアニネ・アニェス氏が12日に暫定大統領に就任。しかし、「クーデターだ」などと訴えるモラレス氏の支持者らがアニェス氏の退陣とモラレス氏の復帰を求め抗議を続け、治安部隊との衝突に発展している。

 先住民団体などは15日だけで「15人以上が殺された」とも主張している。国連人権高等弁務官事務所は、治安部隊による鎮圧が「弾圧的だ」と懸念を表明した。モラレス氏派と治安部隊の衝突は、中心都市ラパスなどでも起きている。

朝日新聞社

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191113-35145353-cnn-int
ボリビア上院副議長、暫定大統領就任を宣言
11/13(水) 18:55配信CNN.co.jp
ボリビア・ラパス(CNN) 南米ボリビア大統領の座からモラレス氏が退き、メキシコへ亡命したことを受けて、野党のヘアニネ・アニェス上院副議長が12日、暫定大統領への就任を宣言した。

上院ではモラレス氏の与党に所属する議員らが欠席し、暫定大統領の指名に必要な人数を割っていた。

だがモラレス氏に続き、大統領職継承の順位が高い副大統領、上院議長らも同日までに辞任したため、次に位置するアニェス氏が自ら暫定大統領に就くと宣言した。

モラレス氏はツイッターを通し、同氏の就任を「史上最大の卑劣で破滅的なクーデター」と非難した。

同氏の支持者らは事実上の首都ラパスでデモを展開したが、ほぼ平和的な行動にとどまっている。

モラレス氏は大統領選での不正を指摘され、抗議の声が高まるなかで辞任。メキシコが亡命受け入れを申し出た。同国の空軍機は当初ボリビア領空への進入を拒否され、離陸が遅れ、ペルーでの給油を断られるなど、トラブルが相次いだ。

空軍機は最終的にパラグアイ経由でメキシコ市に到着した。モラレス氏はメキシコのロペスオブラドール大統領に命を助けられたと感謝の意を表し、辞任を強制されたとの主張を繰り返した。今後も国外から闘い続ける構えを示している。

2199チバQ:2019/11/18(月) 10:35:30
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191113-00000512-san-s_ame
ボリビア前大統領がメキシコに亡命 野党の副議長が暫定大統領就任を宣言
11/13(水) 10:25配信産経新聞
 【ニューヨーク=上塚真由】大統領選の不正疑惑をめぐり国内が混乱し、10日に大統領職を辞任した南米ボリビアの左派、モラレス氏(60)が12日、亡命先のメキシコに到着した。モラレス氏はメキシコシティ国際空港で記者団に「クーデターで(大統領職を)追われた」と主張し、「命が続く限り、私は政治活動を行っていく。闘争は続く」と政界復帰に意欲を示した。メキシコのエブラルド外相もモラレス氏を歓迎する声明を出した。

 一方、ボリビアではモラレス氏の辞任を受け、野党出身の上院のアニェス第2副議長が12日、暫定大統領に就任することを宣言。ボリビアではこの日、上下両院が特別議会を招集する予定だったが、両院で多数を占める与党議員が出席しなかった。アニェス氏が議会の承認を経ずに暫定大統領就任を宣言したことでモラレス氏の支持層から反発が強まることが予想される。

 反米左派のモラレス氏は2006年、先住民出身として初の大統領に就任。安定した政権運営を行ってきたが、16年にモラレス氏の4選を可能にする憲法改正案が国民投票で否決された。その後、同国の憲法裁判所が再選回数の上限を無効と判断。批判が高まる中で行われた10月の大統領選で4選を果たしたものの、開票結果に不正があると抗議デモが激化し、辞任に追い込まれた。

2200チバQ:2019/11/20(水) 13:20:56
https://www.tokyo-np.co.jp/article/world/list/201911/CK2019111702000137.html
西アフリカでIS台頭 マリ、ブルキナファソ、ニジェールで襲撃

2019年11月17日 朝刊


ブルキナファソ東部で襲撃を受けたバス=8日、ロイター・共同

写真
 【ナイロビ=共同】西アフリカのマリ、ブルキナファソ、ニジェール一帯で「イスラム国」(IS)系勢力など過激派の襲撃が相次ぎ、治安が急速に悪化している。ブルキナファソ東部で六日、カナダの金鉱山会社の従業員が襲われて三十七人が死亡し、六十人以上が負傷した。ISは指導者バグダディ容疑者が先月死亡し中東で影響力は衰えたが、西アフリカが新たな一大拠点となる恐れがある。

 「バスが銃撃され、たくさんの人が死んだ」。六日の襲撃で生き延びた従業員が、ロイター通信の取材に語った。バス五台で移動中の出来事だ。戦闘員らは約一時間、銃を乱射し続けたという。

 隣国マリ北部では一日に軍拠点が襲われ兵士五十人以上が死亡し、ISが犯行声明を出した。九月三十日にも同様の事件で兵士約四十人が殺害された。

 二〇一二年にマリでクーデターが起き、混乱に乗じて国際テロ組織アルカイダ系勢力が台頭。ISに忠誠を誓う勢力も現れ、国境を越えて襲撃を繰り返すようになった。

 中東で両組織は敵対するが、マリ治安筋は「西アフリカでは連携している」と指摘。人身売買や金鉱山の違法操業、サハラ砂漠での麻薬密輸に関与している疑いがある。

 過激派は牧畜を営む貧しいイスラム教徒の若者を勧誘し、勢力を拡大。長年土地を巡り対立する農民との衝突も激化し、双方が村を襲撃し合い多数が死傷している。

2201チバQ:2019/11/22(金) 15:25:03
https://www.nishinippon.co.jp/item/o/558265/
パプアの自治州で独立住民投票へ
2019/11/9 17:09 (2019/11/9 17:11 更新)
共同通信
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 パプアニューギニア・ブーゲンビル島、オーストラリア・シドニー

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 パプアニューギニア・ブーゲンビル島、オーストラリア・シドニー

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 パプアニューギニア・ブーゲンビル島、オーストラリア・シドニー


 【シドニー共同】南太平洋にあるパプアニューギニアのブーゲンビル自治州で23日、パプアからの独立か自治拡大かを問う住民投票が始まる。独立支持の住民が多数派とみられるが、投票結果の確定にはパプア議会の承認が必要で、数カ月はかかるとの見方もある。その間に自治州が一方的に独立を宣言するなどの混乱も予想される。

 オーストラリアなどの報道によると、パプアのマラペ政権は投票実施に協力的とされ、今年5月の発足直後、投票に向けた資金を拠出。最近自治州を訪れたマラペ首相は今後10年間で10億キナ(約320億円)の資金提供やインフラ整備計画を発表し、自治拡大を支持する立場だ。

2202チバQ:2019/11/22(金) 15:37:04
https://www.asahi.com/articles/ASMCP31TXMCPUHBI00J.html
パプアニューギニアから独立か ブーゲンビル住民投票へ
有料記事

ブカ〈ブーゲンビル自治州〉=小暮哲夫 2019年11月22日09時57分

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写真・図版【地図】ブーゲンビル自治州とは

 パプアニューギニア東部のブーゲンビル自治州で23日から、同国からの独立か、自治拡大かを問う住民投票が始まる。1988年から続いた独立をめぐる武力紛争をへて、2001年に結ばれた和平協定に基づいて行われる。独立支持が多数派とみられている。

 ブーゲンビルでは、80年代になって地元の銅鉱山の恩恵を住民らが受けられていないなどとして不満が高まり、88年に住民側の一部が武装化した。鉱山の操業を妨害するなどの実力行使に出たことを契機に、治安部隊との間で独立をめぐる紛争に発展。和平協定が結ばれるまでに、約1万5千人が犠牲になったと言われる。

 投票は23日から12月7日まで、同州内の約800カ所で日程を分けて行われる。結果は12月中旬に発表される見通し。投票を管理する住民投票委員会によると、有権者は20万6731人。

ここから続き
 05年に発足した自治州には、独自の憲法や警察を持つなどの自治が認められている。住民投票では、税金徴収の権限拡大などが想定される自治の拡大より、独立を望む声が多いとみられている。

 ただ、投票結果に法的拘束力はない。結果を受けて同国政府と自治州政府が将来の政治体制を話し合い、その結果を同国議会にかけることになる。

 ブーゲンビルは、ブーゲンビル島などからなる。太平洋戦争で旧日本軍の連合艦隊司令長官だった山本五十六が、同島上空で米軍機に撃墜されて亡くなった場所としても知られる。(ブカ〈ブーゲンビル自治州〉=小暮哲夫)

2203チバQ:2019/11/23(土) 09:58:54
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191123-00000017-jij-int
南太平洋に新国家誕生も ブーゲンビル、23日から住民投票
11/23(土) 7:24配信時事通信
南太平洋に新国家誕生も ブーゲンビル、23日から住民投票
パプアニューギニア東部ココポで開かれた和解記念行事に出席し、ブーゲンビル革命軍の兵士だった男性たちと抱き合うパプアの警察官=6日(AFP時事)
 【シドニー時事】南太平洋の島しょ国パプアニューギニア東部のブーゲンビル自治州で、「独立」か「自治拡大」かを問う住民投票が23日から約2週間の日程で行われる。

 投票結果に拘束力はないが、独立支持派が優勢とみられ、新国家の誕生につながる可能性がある。

 南太平洋では最近、中国が影響力を強め、歴史的につながりの深いオーストラリアや米国などがけん制している。ロイター通信によると、資金不足でブーゲンビル自治州の住民投票の実施が危ぶまれた際、中国が関与しようとしたという。中国は住民投票後の同自治州に存在感を高める狙いがあるとみられ、投票後の状況次第では米中の覇権争いに巻き込まれる事態も予想される。

 ブーゲンビル自治州は、ブーゲンビル島と周辺の小島から成り、ブーゲンビル島は太平洋戦争中に旧日本軍が占領し激戦地となった。島の銅山をめぐる利益配分に地元が反発したのを契機に、1988年に政府軍との内戦に発展した。停戦後の2001年に結ばれた和平協定に、今回の投票が盛り込まれた。

 20万人以上が登録した投票は12月7日まで約800カ所の投票所で順次行われ、結果は同月中旬に発表される見通し。パプア政府と自治州政府が協議した後、パプア側が地位を最終的に決定する。独立支持派が多数を占めた場合でも、パプア政府に依存している財政の自立など独立には課題が多く、最終決定までには時間がかかるとの見方もある。

 太平洋島しょ国との関係強化を図っている日本政府は、今回の投票に約1億円の無償資金協力を表明。地域の安定を重視し「投票後も引き続き支援する」(外務省)構えだ。

2204チバQ:2019/11/25(月) 16:42:06
https://www.jiji.com/jc/article?k=2019112500231&g=int
中道右派ラカジェ・ポウ氏が優勢 ウルグアイ大統領選決選投票
2019年11月25日12時31分

ウルグアイのルイス・ラカジェ・ポウ前上院議員=24日、モンテビデオ(AFP時事)
ウルグアイのルイス・ラカジェ・ポウ前上院議員=24日、モンテビデオ(AFP時事)

 【サンパウロ時事】南米ウルグアイで24日、タバレ・バスケス氏の任期満了に伴う大統領選挙の決選投票が実施された。地元紙パイスによると、開票率98.86%現在、中道右派・国民党のルイス・ラカジェ・ポウ前上院議員(46)が左派の与党・拡大戦線のダニエル・マルティネス前モンテビデオ県知事(62)を1.28ポイントリードしている。
 新大統領の就任は来年3月1日で、任期は5年。同国では2005年から左派政権が続いており、ラカジェ・ポウ氏が勝てば15年ぶりの政権交代となる。
 両候補の唱える政策に大きな隔たりはなく、実質的には長期左派政権への信任投票となった。ラカジェ・ポウ氏は歳出の削減や治安強化を主張。04年から殺人件数は2倍、強盗件数は4倍となった治安の悪化に不満を抱く有権者の支持を集めた。

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO52565400V21C19A1FF2000/
ウルグアイ、大統領選の結果発表を延期
中南米
2019/11/25 14:24
開票率99%の時点で中道右派で野党候補のラカジェポー前上院議員(46)の得票率が48.7%、与党候補のマルティネス前モンテビデオ県知事(62)が47.5%となっている。

2205チバQ:2019/12/01(日) 22:00:24
https://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/world/20191201-567-OYT1T50109.html
ウルグアイ大統領選、中道右派の野党候補が初当選…15年間の左派政権から交代
2019/12/01 17:34読売新聞

ウルグアイ大統領選、中道右派の野党候補が初当選…15年間の左派政権から交代

11月30日、ウルグアイのモンテビデオで大統領選の勝利を宣言するルイス・ラカジェ・ポウ氏(ロイター) 【読売新聞社】

(読売新聞)

 【アスンシオン=田口直樹】南米ウルグアイで11月24日に実施された大統領選の決選投票で、選挙管理当局は30日、中道右派の最大野党「国民党」のルイス・ラカジェ・ポウ前上院議員(46)が初当選したとの最終結果を発表した。2005年から3期15年間続く左派政権から政権が交代する。

 選管当局によると、ラカジェ・ポウ氏は対立候補で左派の与党「拡大戦線」のダニエル・マルティネス前モンテビデオ県知事(62)を約3万7000票上回った。任期は5年で、20年3月1日に就任する。

 決選投票ではラカジェ・ポウ氏が約2万9000票の差をつけたが、疑問票が多く、再集計が行われていた。

 ウルグアイ経済は03年以降、15年連続でプラス成長を達成する一方、18年の殺人事件は前年より約12%、強盗事件は約54%、それぞれ増加するなど、治安面での国民の不満が高まっている。ラカジェ・ポウ氏は「我が国は治安上の緊急状態にある」などとバスケス大統領を批判し、政権交代を訴えた。

 サンパウロ大のビニシウス・ビエイラ教授(国際関係学)は「長く政権を担った左派政権への国民の疲れと、凶悪犯罪の急増に対する不満がラカジェ・ポウ氏の得票につながった」と指摘した。
https://www.asahi.com/articles/ASMCY1PVVMCYUHBI001.html
ウルグアイ、長期政権終わる 与党左派が大統領選敗北
リマ=岡田玄 2019年11月29日14時28分
 開票が続いていた南米ウルグアイの大統領選で28日、与党の左派・拡大戦線のダニエル・マルティネス前モンテビデオ県知事(62)が敗北を認めた。これを受け、中道右派の野党・国民党のルイス・ラカジェ・ポウ前上院議員(46)が勝利宣言した。15年続いた左派政権が終わることになる。任期は2020年3月1日から5年間。

 開票作業は24日の投開票日に開票率100%まで達していたが、疑問票が3万5千票ある一方、両候補の差は3万票しかなかった。現地報道などによると、疑問票の集計途中の段階で、ラカジェ・ポウ氏が7188票を積みましたのに対し、マルティネス氏は3361票にとどまった。

 マルティネス氏はツイッターで「集計が続いているが、傾向は変わりそうにない。次期大統領ラカジェ・ポウ氏に敬意を表する」と投稿し、敗北を認めた。

 ラカジェ・ポウ氏は「感謝する」とツイッターで返答。投開票日の夜には、国民に対し「もう片方の陣営を互いに尊重すべきだ」と語り、いたずらに対立しないよう国民に求めていた。(リマ=岡田玄)

2206チバQ:2019/12/01(日) 22:17:49
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-wor1911290019.html
ウルグアイに右派政権 大統領選で15年ぶり 中南米で左右対立激化
2019/11/29 19:19産経新聞

 【ニューヨーク=上塚真由】南米ウルグアイで24日に投開票された大統領選で、最大野党の中道右派、ラカジェポー前上院議員(46)が28日、勝利宣言を行った。バスケス現大統領の後継である左派、マルティネス前モンテビデオ県知事(62)は敗北を認めた。ウルグアイでは2005年から左派政権が続いてきたが、約15年ぶりに政権交代が実現する。

 大統領選は得票率約1ポイント差の大接戦となり、次点となったマルティネス氏側が再集計を求めていた。選挙管理当局は28日、ラカジェポー氏が僅差でマルティネス氏を破り当選したと発表した。ラカジェポー氏の就任は来年3月1日で、任期は5年。

 ウルグアイでは、経済停滞や治安悪化などで現左派政権に対する国民の不満が高まっていた。

 現政権は、政治・経済の混乱が続く南米ベネズエラをめぐり、同国の反米左翼マドゥロ政権を擁護してきた。ラカジェポー氏はマドゥロ政権の正当性を認めず、親米派野党連合のグアイド国会議長を支持する意向を示している。マドゥロ政権は南米で数少ない友好国を失う可能性が高い。

 中南米では、10月のアルゼンチン大統領選で左派候補が現職の右派を破った。その一方、同月のボリビア大統領選では、反米左派のモラレス氏の再選に不正があったとして同氏が大統領職を辞任し、メキシコに亡命した。各国で左派と右派の対立が先鋭化している。

 親米右派が政権を握るコロンビア、チリ、エクアドルでは、経済政策への不満から反政府デモが続く。ベネズエラからの難民がこのデモに乗じ、破壊活動を行ったとして国外追放されるケースが頻発している。マドゥロ政権が親米国の不安定化を狙い、デモを扇動しているとの指摘もある。

2207チバQ:2019/12/01(日) 22:24:23
https://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/world/20191130-567-OYT1T50189.html
ペルー最大野党党首のケイコ・フジモリ氏、1年1か月ぶり釈放
2019/11/30 20:21読売新聞

ペルー最大野党党首のケイコ・フジモリ氏、1年1か月ぶり釈放

11月29日、ペルーのリマで釈放され、支持者に出迎えられるフジモリ氏(ロイター) 【読売新聞社】

(読売新聞)

 【リオデジャネイロ=田口直樹】南米ペルーで11月29日夜、資金洗浄(マネーロンダリング)容疑で身柄拘束されていた最大野党「人民勢力党」党首のケイコ・フジモリ氏(44)が約1年1か月ぶりに釈放された。

 ケイコ氏は、多くの支持者らが集まった首都リマの勾留施設から姿を現し、「人生で最も苦しい時を過ごした。しばらく時間をおいてから次に何をすべきかを決める」と述べた。

 憲法裁判所が25日、ケイコ氏側の人身保護請求を認め、釈放を決定していた。ただ、ケイコ氏への捜査は継続される。

 ケイコ氏はアルベルト・フジモリ元大統領(81)の長女で、2011年の大統領選に出馬した。その際に自身が率いた政党が、ブラジルの大手建設会社から不正献金を受け取り、党内で資金洗浄したなどとして、昨年10月に身柄を拘束された。


https://www.sankei.com/world/news/191130/wor1911300011-n1.html
ケイコ・フジモリ容疑者を釈放 ペルー、捜査は継続
2019.11.30 13:06国際米州
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 29日、ペルー・リマで、釈放後、支持者に手を振るケイコ・フジモリ容疑者(ロイター)
 29日、ペルー・リマで、釈放後、支持者に手を振るケイコ・フジモリ容疑者(ロイター)

 南米ペルーからの報道によると、2011年の大統領選での資金集めに絡む疑惑を巡りマネーロンダリング(資金洗浄)容疑で拘束されていた、フジモリ元大統領の長女で、政党「フエルサ・ポプラル」党首のケイコ・フジモリ容疑者(44)が29日、釈放された。捜査は継続する。

 憲法裁判所が今月25日、容疑者側の人身保護請求を認め、拘束命令を取り消していた。ケイコ容疑者は21年の次期大統領選の有力候補と見られていたが、事件を受けて政治的影響力が弱まっている。

 11年と16年の大統領選に出馬し惜敗したケイコ容疑者は、11年の選挙でブラジルの大手建設会社オデブレヒトから不正な選挙資金約100万ドル(約1億円)を受け取っていた疑いで、18年10月から拘束されていた。(共同)

2208チバQ:2019/12/01(日) 22:32:19
https://www.sankei.com/world/news/191201/wor1912010016-n1.html
EU新体制が発足 フォンデアライエン氏、女性として初の欧州委員長 足並み乱れるEUをどう強化
2019.12.1 18:38国際欧州・ロシア
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フランス東部ストラスブールで、記念撮影する欧州委員会のフォンデアライエン委員長(中央)と新欧州委員=11月27日(ロイター)
フランス東部ストラスブールで、記念撮影する欧州委員会のフォンデアライエン委員長(中央)と新欧州委員=11月27日(ロイター)

 【パリ=三井美奈】欧州連合(EU)で1日、新たな欧州委員会とEU大統領による新体制が発足した。フォンデアライエン欧州委員長(61)、ミシェルEU大統領(43)らが同日、ブリュッセルで記念式典に出席。2人の任期はともに5年。

 フォンデアライエン氏は、ドイツの前国防相。女性として初の委員長となった。ミシェル氏はベルギーの前首相で、EU首脳会議の議長として加盟国の調整を担う。

 来年1月末に予定される英国のEU離脱を控え、EUの結束をどう強化するかが2人の課題となる。中国外交や欧州安全保障、移民対策などの重要課題で、加盟国の足並みの乱れがあらわになっている。

 フォンデアライエン氏は気候変動対策を最重要課題に掲げており、2日にスペインで始まる国連気候変動枠組み条約第25回締約国会議(COP25)に出席する。

2209 チバQ:2019/12/03(火) 07:56:04
6665 チバQ 2019/12/01(日) 22:22:50
https://news.goo.ne.jp/article/kyoto_np/region/kyoto_np-20191130182723.html
中道右派ラカジェ・ポウ氏が勝利 ウルグアイ大統領選
2019年11月29日07時10分


ウルグアイ大統領選の決選投票で勝利した中道右派・国民党のルイス・ラカジェ・ポウ前上院議員=24日、モンテビデオ(AFP時事)
ウルグアイ大統領選の決選投票で勝利した中道右派・国民党のルイス・ラカジェ・ポウ前上院議員=24日、モンテビデオ(AFP時事)

 【サンパウロ時事】南米ウルグアイで24日に行われた大統領選の決選投票で、中道右派・国民党のルイス・ラカジェ・ポウ前上院議員(46)は28日、勝利を宣言した。対立候補の左派与党・拡大戦線のダニエル・マルティネス前モンテビデオ県知事(62)は敗北を受け入れた。就任は来年3月1日で、任期は5年。ウルグアイでは2005年から左派政権が続いており、15年ぶりの政権交代となる。
 国民党はツイッターで「ウルグアイに新たな大統領が誕生した」と宣言。一方のマルティネス氏は「開票結果の精査が進んでいるが(ラカジェ・ポウ氏優勢の)傾向は変わらない。次期大統領を祝福する」と述べた。

2210チバQ:2019/12/05(木) 18:05:27
https://www.asahi.com/articles/ASMD43WFHMD4UHBI01J.html
サモア、はしか大流行で62人死亡 政府機関を閉鎖
シドニー=小暮哲夫 2019年12月5日15時59分
 南太平洋のサモアで10月からはしかが流行している。人口20万人の国で今月5日までに4千人以上が感染、62人が死亡した。政府は非常事態を宣言。5、6の両日は病院や警察、消防などを除く政府機関を閉鎖し、ワクチン接種キャンペーンに職員を動員している。

 政府によると、亡くなった62人のうち54人が4歳までの乳幼児。感染者のうち172人が入院中で、子ども19人が重症という。計11万人がワクチンを接種済みだが、「接種率が100%に近づかなければ、子どもたちの将来は免疫で守られたとは言えない」(トゥイラエパ首相)として、5、6日は戸別に接種に回る計画で、接種を受けていない家族がいる家庭は、赤い布か旗を家の前に示すように呼びかけている。

 非常事態宣言に基づいて政府は、5、6の両日の午前7時から午後5時の間は、ホテルや遺体安置所を除く民間部門も営業の停止を命じた。車での移動も医療などの公共サービスで使うのでない限り禁止した。(シドニー=小暮哲夫)

2211チバQ:2019/12/11(水) 09:13:29
https://digital.asahi.com/articles/ASMCQ62LNMCQUHBI04R.html?pn=4
ノーベル平和賞は早急? エチオピア首相に過大な期待も
有料記事

聞き手・石原孝 2019年12月11日00時03分
上智大学の眞城百華准教授(エチオピア研究)
 アビー首相は2018年4月の就任直後から、エリトリアとの和平や前政権が弾圧した人たちへの恩赦、非合法化されていた野党の政治活動解禁など、画期的な政策を短期間で進めた。これまでにはなしえなかった変革であり、評価できる。

 ただ、就任からまだ1年半しかたっておらず、首相として1度も選挙を経験していない。政治手腕や革新的に見える一連の政策の背後にある戦略も全部が見えてきていない。

ここから続き
 来年5月にある選挙結果次第では、アビー氏の続投が問われ、混乱が広がる可能性もある。現役の政治家に賞を贈るのは難しく、特に重大な国政選挙が迫ったこの時期にノーベル平和賞を授与したことは早急だと思う。

 ノーベル委員会や欧米としては、国内体制に課題が残るエリトリアでの変革など、周辺国にも影響を及ぼして欲しいという期待を込めたのかもしれない。ただ、アビー氏は国内にも課題を多く抱えており、過大な要求だろう。

 エチオピアには80以上の民族がおり、1991年以降は民族を基盤とした連邦制による国家作りを進めてきた。アビー氏は連立を組んでいた複数の民族政党を統一して「繁栄党」を結成し、選挙向けの新体制を構築しているが、与党内に否定的な意見もある。

 人口一位のオロモ、2位のアムハラも民族として一枚岩ではなく、民族内で対立が表面化する可能性がある。両民族が歴史的な対立を乗り越えて連携を図れるかが一つの試金石となる。

 前政権で中枢を占めたティグレ人が多く住むティグレ州では、独自の警備態勢の強化や資金調達が進められており、政治的緊張が高まっている。選挙を前に治安の悪化も懸念される。たとえ平和裏に選挙が終わったとしても、格差が広がっている中で経済成長の恩恵から取り残された人たちへの政策を進めていかない限り、不安定な状況は続くだろう。(聞き手・石原孝)

2212チバQ:2019/12/11(水) 18:47:28
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191211-00050291-yom-int
パプアニューギニアの自治州「独立」の住民投票、支持票が98%
12/11(水) 17:45配信読売新聞オンライン
 【ジャカルタ=一言剛之】南太平洋パプアニューギニアのブーゲンビル自治州で実施された独立の是非を問う住民投票で、選挙管理委員会は11日、独立支持票が約98%を占めたとの開票結果を発表した。投票結果に法的拘束力はないが、パプアニューギニア政府と自治州が対応を協議する。

 投票は、「独立」と「より強い自治権」のどちらを望むかを選ぶ形で実施された。総投票数18万1067票のうち、17万6928票が「独立」に投じられた。「より強い自治権」は3043票、無効が1096票だった。投票率は87%を超えた。

 政府と自治州の今後の協議は長期化するとみられている。ブーゲンビルでは、金や銅を産出する鉱山の利権を巡って1988年から約10年間内戦が続き、2万人が死亡した。

2213チバQ:2019/12/12(木) 22:15:32
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191212-00000087-jij-m_est
アルジェリアで大統領選 軍主導、市民は猛反発
12/12(木) 16:38配信時事通信
 【カイロ時事】アルジェリアで12日、大統領選が行われた。

 20年間に及ぶ長期政権を敷いたブーテフリカ大統領(82)が4月に退陣。だが、既得権益を握り続ける支配階級の一掃を求める市民の抗議行動がやまず、政治と社会の混乱が長期化している。軍が主導する選挙には不満も強く、投票が円滑に行われ政情が安定に向かうかは不透明だ。

 大統領選には23人が出馬を届け出たが、選管の審査で5人のみ認められた。候補者の大半がブーテフリカ政権下で首相などの要職を務めた経歴を持つ。このため、どの候補が当選しても旧来のエリート層が政治の中枢を占める構図は崩れないとみられ、市民は「選挙は茶番だ」と猛反発。投票率の低下が見込まれる。首都アルジェでは11日も選挙実施に反対するデモがあり、数十人が逮捕された。

 アルジェリアでは2月、健康不安を抱えたブーテフリカ氏が5選出馬を表明。反対する市民の抗議デモに屈する形で辞任に追い込まれた。ただ、その後の暫定政権は軍の影響力が強大で、民主化には程遠い状況が続く。 

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191207-00000020-jij_afp-int
アルジェリア首都で大規模デモ、大統領選を来週に控え
12/7(土) 14:46配信AFP=時事
アルジェリア首都で大規模デモ、大統領選を来週に控え
アルジェリアの首都アルジェで、反政府デモの参加者たちを見ながら国旗を振る人々(2019年12月6日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】アルジェリアで今月12日に行われる大統領選前の最後の金曜日となった6日、首都アルジェで大規模なデモ行進が行われた。現地のAFP記者が明らかにした。アルジェリアでは今年4月、長期政権を維持してきたアブデルアジズ・ブーテフリカ(Abdelaziz Bouteflika)前大統領が抗議デモにより辞任に追い込まれて以降、政治空白に陥り、数か月にわたって大規模デモが続いているが、暫定政府が発表した今月の大統領選については、同氏の側近らが権力に固執するために利用しているとの見方が多い。

 大統領選には、ブーテフリカ前大統領と近しい5人の候補者が出馬している。公認候補者のうちの2人は、20年にわたるブーテフリカ政権で首相を務めた経験も持つ。

 ブーテフリカ氏は、大規模な抗議デモを受けて今年4月に辞任。デモ参加者たちは、同氏の側近らが選挙を利用して仲間内から後任者を出そうと画策しているのではないかと懸念し、同国で全面的な政治改革が行われるまでは選挙を行うべきではないと主張している。

 公式な集計がないため、6日のデモ参加者数は不明だが、今回のデモは、フランスからの独立戦争開始から65年となる11月1日に行われた2度目の「解放」を求めるデモ以来、最大規模とみられる。地元記者によると、デモは国内各地で行われた。【翻訳編集】 AFPBB News

2214とはずがたり:2019/12/13(金) 11:52:19
エチオピアから日本へ逃れてきた難民、ダニエルさんを待っていた日本社会の現実とは?
https://gooddo.jp/magazine/add/jar-4-questions2/

2215チバQ:2019/12/15(日) 22:47:03
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191214-00050286-yom-int
アルジェリア大統領選、現体制派が当選…軍の実権継続へ
12/14(土) 22:14配信読売新聞オンライン
 【イスタンブール=酒井圭吾】北アフリカのアルジェリア大統領選(12日投開票)で、選挙管理委員会は13日、現体制派のアブデルマジド・テブン元首相(74)が得票率約58%で当選したと発表した。軍との関係が深いテブン氏の当選に、選挙無効を訴える市民の街頭デモが各地で起きている。

 投票率は約40%にとどまった。過去最低水準とみられる。テブン氏は、20年間に及ぶブーテフリカ政権下で閣僚を歴任し、2017年に3か月間、首相を務めた。テブン氏が大統領に就任すれば、軍が実権を握るブーテフリカ体制が事実上継続することになるとみられている。

 今年4月にブーテフリカ大統領を辞任に追い込んだデモ隊は、首都アルジェや地方都市で投票所に乱入するなど、抗議デモを過激化させている。政財界の既得権益層に対して反発を強めており、14日以降も抗議を継続させる構えだ。

2216チバQ:2019/12/18(水) 21:35:54
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191218-00000057-kyodonews-int
南スーダン、移行政権発足で合意 来年2月までに、反政府勢力参加
12/18(水) 10:21配信共同通信
南スーダン、移行政権発足で合意 来年2月までに、反政府勢力参加
17日、南スーダンの首都ジュバで、移行政権発足の最終合意後、取材に応じるキール大統領(左)と反政府勢力のマシャール前第1副大統領=ジュバ(ロイター=共同)
 【ナイロビ共同】2013年に内戦を始め昨年和平合意した南スーダンのキール大統領と反政府勢力のマシャール前第1副大統領は17日、双方が参加する移行政権を来年2月までに発足させることで最終合意した。ロイター通信が報じた。

 キール氏とマシャール氏は今年11月、同月内に設定した移行政権の発足期限を来年2月に延期。しかし政府軍と反政府勢力の統合を巡って対立し、決裂する恐れがあった。期限内に対立が解消しない場合、移行政権を発足させた上で交渉を続け、問題解決を図るという。

 3年の移行期間後に総選挙を行い、正式政府を立ち上げる予定。内戦では、推計約40万人が死亡した。

2217チバQ:2019/12/19(木) 18:15:57
https://www.tokyo-np.co.jp/article/world/list/201912/CK2019121502000117.html
デモ続くアルジェリア 大統領選で勝利の元首相が対話約束



2019年12月15日 朝刊


12日、アルジェリアの首都アルジェで大統領選の投票に向かうテブン元首相=AP・共同

写真
 【カイロ=奥田哲平】ブーテフリカ長期政権が倒れた四月の政変以降、初の大統領選が実施されたアルジェリアの選挙管理当局は十三日、アブデルマジド・テブン元首相(74)が58%を得票して当選したと発表した。テブン氏は国民との対話を約束する一方、反政府デモ側は「選挙は無効だ」と抗議活動を続け、数千人が首都中心部を埋めた。

 テブン氏はブーテフリカ政権で住宅・都市計画相などを歴任し、二〇一七年に首相を務めた。ロイター通信によると、テブン氏は会見で「新しいアルジェリアを建設するため、デモ隊に手を差し伸べる」と述べ、憲法改正に向けた国民投票の協議を始めると表明。「政治とカネを分離する」と汚職撤廃に取り組むと強調した。ただ、四月の政変後に同氏の息子も汚職容疑で逮捕されている。

 大統領選は旧政権で要職を務めた候補者が大半を占め、デモ隊は軍部や政治エリートによる既得権が温存されると反発。投票ボイコットを呼び掛け、投票率は39・8%にとどまった。

2218チバQ:2019/12/23(月) 09:53:29
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191222-00000018-jij-int

キューバ首相にマレロ氏 43年ぶり復活


12/22(日) 12:26配信

時事通信







キューバ首相にマレロ氏 43年ぶり復活


キューバ新首相に選出されたマレロ観光相(中央)=21日、ハバナ(AFP時事)


 キューバで21日、新首相にマレロ観光相(56)が選出された。

 AFP通信などが伝えた。キューバの首相は、故フィデル・カストロ氏が国家評議会議長となって全権を掌握した1976年から不在だったが、43年ぶりの復活となる。2月の国民投票を経て成立した改憲で、ディアスカネル国家評議会議長は10月に「大統領」となり「首相」の復活も決まっていた。

〔写真特集〕キューバ フィデル・カストロ氏

 国会に相当する人民権力全国会議でディアスカネル氏は「共産党の政治局が十分に吟味した上での人選だ」とマレロ氏を推挙。満場一致で選出した。

 キューバ外交筋によると、国家評議会議長に権限が集中し停滞を招いていた行政の効率を分権で改善することが改憲の狙いの一つだ。しかし、新首相について米国のキューバ専門家は「改革よりも管理が職務の中心となる。あくまでも国を率いるのは大統領だ」とみている。 


https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191222-00050162-yom-int

キューバ新首相にマレロ氏…首相職は43年ぶり復活


12/22(日) 23:40配信

読売新聞オンライン



 【リオデジャネイロ=淵上隆悠】キューバの人民権力全国会議(国会)は21日、マヌエル・マレロ観光相(56)を首相に選出した。キューバは、長年のカストロ兄弟による統治から、権力分散による集団指導体制への移行を目指し、首相職を復活させた。

 首相職は、キューバ革命を率いた故フィデル・カストロ氏が1976年に国家評議会議長に就任し、全ての権限を掌握した際に廃止された。今年2月の国民投票を経て4月に施行された改正憲法に基づき、43年ぶりに復活した。

 マレロ氏の首相任期は5年。キューバ共産党機関紙グランマ(電子版)などによると、ディアスカネル大統領(59)が、人民権力全国会議に「共産党政治局で適切に推薦された」と説明し、全会一致で承認された。マレロ氏は15年以上観光相を務めており、主要な外貨獲得源である観光での政策手腕が評価されたという。

 国家評議会議長を務めていたディアスカネル氏は10月、改正憲法で新設された大統領(国家元首に相当)に就任した。一方、共産党トップの第1書記は、引き続きフィデル氏の弟、ラウル氏(88)が務める。

2219チバQ:2019/12/23(月) 10:01:53
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191217-00000032-jij_afp-int

コロンビア・ボゴタ初の女性市長、3年交際した女性と結婚


12/17(火) 17:53配信

AFP=時事







コロンビア・ボゴタ初の女性市長、3年交際した女性と結婚


コロンビアのボゴタ市長に選出されたクラウディア・ロペス氏(2019年10月22日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News


【AFP=時事】コロンビアの首都ボゴタで初の女性市長に選出されたクラウディア・ロペス(Claudia Lopez)氏が16日、3年間交際した恋人の女性と結婚した。

【写真】ボゴタ市長選で勝利したロペス氏

 ロペス氏はインスタグラム(Instagram)で、妻となった野党上院議員のアンヘリカ(Angelica Lopez)さんに向けて「あなたを一生尊敬し、愛することを誓います!」というメッセージを投稿した。

 さらに、「この素晴らしい1年に感謝している。博士号を取得し、市長に当選し、愛する人と結婚した」とコメント。白い服に身を包み、花束を持った2人の写真4枚が添えられた。

 ロペス氏は10月のボゴタ市長選で、僅差で勝利し同市初の女性市長に選出された。来年1月1日に就任する予定。

 コロンビアは信仰心が強く保守的な国である一方、同性婚は合法であり、同性カップルは子どもがどちらかの実子であるかどうかに関係なく養子縁組の権利を持つ。【翻訳編集】 AFPBB News

2220チバQ:2019/12/23(月) 12:04:24
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191221-00050152-yom-int

ペルーのケイコ・フジモリ氏、政治活動休止を表明


12/21(土) 10:37配信

読売新聞オンライン



 【リオデジャネイロ=淵上隆悠】南米ペルーの最大野党「人民勢力党」党首のケイコ・フジモリ氏(44)は18日、フェイスブックに動画を投稿し、政治活動の休止を表明した。来年1月26日に予定される国会議員選挙にも関与しないとみられる。

 ケイコ氏は、資金洗浄(マネーロンダリング)容疑で1年1か月にわたって身柄を検察に拘束され、先月29日に釈放されたばかりだった。捜査は継続中で、再び拘束される可能性がある。ケイコ氏は動画の中で、「12月26日に審問がある。人生で最もひどい(クリスマス)プレゼントだ」と反発した。

2221チバQ:2019/12/24(火) 10:46:04
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191224-00000009-jij-m_est

元首相の帰国阻止 来年の大統領選へ緊迫 コートジボワール


12/24(火) 6:54配信

時事通信







元首相の帰国阻止 来年の大統領選へ緊迫 コートジボワール


コートジボワールのソロ元首相=2月15日、アビジャン(AFP時事)


 【アビジャンAFP時事】来年10月の西アフリカのコートジボワール大統領選出馬を目指すソロ元首相が23日、避難先の国外から帰国しようとして阻止され、搭乗機は隣国ガーナに着陸した。

 自ら率いる野党「各世代・人民団結党(GPS)」が明らかにした。

 大統領選をめぐりコートジボワールは2010〜11年、内戦になっており、再び緊迫した事態を迎えた。最大都市アビジャンのGPS本部では、報道担当者が記者団に「選挙運動を始めるため帰国しようとしたら阻止された」と説明していたところ、治安部隊が突入してきた。

 大統領府関係者は、ソロ氏が搭乗機の操縦士に対し「空港での逮捕」回避のためガーナ着陸を指示したと述べた。アビジャンの空港には治安部隊員が集結していた。

2222チバQ:2019/12/25(水) 10:29:53
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191224-00000009-jij_afp-int

アルジェリアのガイドサラハ軍参謀総長が死去、79歳 事実上の最高実力者


12/24(火) 10:40配信

AFP=時事







アルジェリアのガイドサラハ軍参謀総長が死去、79歳 事実上の最高実力者


アルジェリアの首都アルジェで行われた大統領就任式に出席したアハメド・ガイドサラハ軍参謀総長(2019年12月19日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News


【AFP=時事】アルジェリアのアハメド・ガイドサラハ(Ahmed Gaid Salah)軍参謀総長が23日、死去した。79歳だった。激動の1年となった2019年の年末を迎える中、同国の政治危機が深まる恐れが懸念される。

【写真】新大統領を抱擁するガイドサラハ軍参謀総長

 ガイドサラハ氏は23日午前6時(日本時間同日午後2時)ごろ、自宅で心臓発作のため亡くなった。遺体は軍の病院に運ばれた。

 アルジェリアでは、長期政権を維持してきたアブデルアジズ・ブーテフリカ(Abdelaziz Bouteflika)前大統領が5選を目指し大統領選に出馬すると表明したことを受け、大規模な抗議デモが発生。今年4月にブーテフリカ氏が辞任に追い込まれて以後、ガイドサラハ氏は同国の事実上の最高実力者と見なされていた。

 生涯を軍人としてささげたガイドサラハ氏が最後に公の場に姿を見せたのは、19日に行われたアブデルマジド・テブン(Abdelmadjid Tebboune)大統領の就任宣誓式だった。

 元首相でガイドサラハ氏に近いとみられていたテブン氏は、今月12日投票の大統領選で当選。デモ隊は抜本的な政治改革を断行した上での選挙を求めていたが、ガイドサラハ氏は大統領選の実施を推し進め、デモ隊の要求は無視される形となった。

 ガイドサラハ氏は1940年、首都アルジェの南西約300キロのバトナ(Batna)生まれ。17歳でアルジェリア民族解放戦線(FLN)の軍事組織、民族解放軍(ALN)に入り、8年間続いたフランスからの独立戦争であるアルジェリア戦争に参加した。

 アルジェリア独立後に軍に入り、ソ連の士官学校への留学を経て昇進を続け、15年という異例の長期にわたって軍参謀総長を務めた。同国で続いていた軍主導体制の守護者とされている。

 テブン大統領は国民に対話を呼び掛けているが、国民の多くは対話を拒否して抗議デモを続けている。【翻訳編集】 AFPBB News

2223チバQ:2020/01/05(日) 11:11:23
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200105-00000005-mai-int
レゲエ歌手、34年間「独裁」の大統領に挑む
1/5(日) 10:00配信毎日新聞
レゲエ歌手、34年間「独裁」の大統領に挑む
記者会見するウガンダのボビ・ワイン議員(前列左から4人目)=カンパラで2019年11月26日、小泉大士撮影
 「自分たちの世代の代表として、独裁体制を終わらせるために立候補する」。ムセベニ大統領(75)が34年の長期政権を続ける東アフリカのウガンダ。そんなムセベニ氏に2021年の大統領選で引導を渡すと宣言したのが、人気ミュージシャンから国会議員に転身したボビ・ワイン氏(37)だ。【ヨハネスブルグ特派員・小泉大士】

 ウガンダの首都カンパラを訪れ、いまアフリカで最も注目される政治家の一人にインタビューした。

 ◇いつになっても代わらない大統領

 トレードマークの赤いベレー帽をかぶったワイン氏が「ピープル・パワー」と叫ぶと、支持者は「アワ・パワー」と呼応する。カンパラのスラム街で生まれ育ったワイン氏のニックネームは「ゲットーの大統領」。アフロビートやレゲエなどを融合させた音楽は若者の心をつかみ、国内のみならず周辺国でも絶大な人気を誇る。

 「ウガンダの何が問題かって? 最も深刻な問題は独裁であり、ムセベニ氏がいつまでたっても権力を握り続けていることだ。独裁によって腐敗をはびこらせ、権力を守るために法を無視し、政府機関はムセベニ氏と一族、その取り巻きの思うままになっている」

 ワイン氏の言葉は辛辣(しんらつ)だ。1986年に大統領に就任したムセベニ氏は30年以上もその座に居座り、任期制限や年齢制限を撤廃して6選への地ならしを進める。一方でウガンダの人口約4300万人のうち8割近くは30歳未満だ。「国民の大半は一人の大統領しか知らない。自分もそうだ。4歳のときからずっと同じ人物が大統領を務めているんだから」

 急速な人口増加が進むアフリカは若さと可能性に満ちた大陸だが、20年、30年と権力を握り続ける高齢の指導者の存在は珍しくない。17年に軍のクーデターによって失脚したジンバブエの故ムガベ元大統領は93歳まで37年間も政権の座にあった。なぜアフリカの指導者は権力にしがみつくのか。

 「ムセベニ氏だって昔は、アフリカの指導者は権力の座に長居しすぎると批判していた。だが、アフリカ特有の問題だとは思っていない。これは乗り越えなければいけない段階なんだ。先進国も以前は独裁体制だったが、国民が立ち上がってそれを打破してきた」

 ◇現政権との「全面戦争」

 ワイン氏の本名はロバート・チャグラニ・センタム。芸名をボビとしたのは、洗礼名のロバートの愛称であることに加え、レゲエ界のレジェンド、ボブ・マーリーへのあこがれからだった。事務所の壁にはネルソン・マンデラやマルコムX、マーチン・ルーサー・キングらとともに、ボブ・マーリーの肖像画が描かれていた。ではワインはと言うと、歳月を重ねるほどに成熟するという意味らしい。

 16年の前回大統領選では、何人もの人気歌手が政権側に動員され、ムセベニ氏を賛美する歌を歌った。だがワイン氏は違った。そして平和的な政権交代を訴えてこう歌った。

 「マンデラを見習ったらどうなんだ。(大統領を)1期務めたら、権力を手放した」

 ムセベニ氏の名こそ出さなかったが、誰のことを指しているのかは明らかだった。

 「ミュージシャンとしてのキャリアはかなりうまくいっていた。いい思いもさせてもらったが、不正がはびこるのは不愉快だった。音楽を通じて声を上げたが、議会も裁判所も政権のいいなりだった。だから直接俺たちが関わろうと思った」

 ワイン氏は翌年、無所属で国会議員の補欠選挙に立候補して当選した。その後、同氏が応援した候補者が選挙で次々と勝利して注目される。当初はワイン氏らを「葉っぱ(大麻)を吸っているごろつき」(ワイン氏)扱いしていたというムセベニ政権も、次第に同氏の人気を警戒するようになっていった。

 18年8月、ムセベニ氏の退陣を要求する街頭デモに数万人規模の支持者を動員していたワイン氏を、治安当局は力ずくで押さえ込みにかかった。ワイン氏の運転手は警官に射殺され、ワイン氏も逮捕されて反逆罪に問われた。その後釈放されたが、拘留中に激しい拷問を受けたという。

2224チバQ:2020/01/05(日) 11:11:35
 大統領の政敵とみなした当局は執拗(しつよう)に妨害し、「(議員になってから)157回以上コンサートを中止させられた」。それでも抵抗をやめず、ムセベニ氏が滞在するホテルで開かれた仲間のコンサートに飛び入り出演したこともあった。

 約1年後に選挙を控え監視は強まっており、常に身の危険を感じているという。「奴らは俺たちを処刑するつもりだ。俺たちが相手しているのは凶暴な独裁者だ。今日やられるかもしれない。恐ろしいが、ここでやめるわけにはいかない」

 今年8月の米紙ウォール・ストリート・ジャーナルの報道によれば、ウガンダの情報機関は、ワイン氏らのソーシャルメディアを傍受し、暗号化された通信内容を解析するために、中国の通信機器大手の華為技術(ファーウェイ)の技術者に協力を求めていたという。

 「ムセベニ大統領は、なりふり構わず俺たちをたたきつぶそうとしている。これは現体制との全面戦争なんだ」

 ◇変化を求める若者世代の「代弁者」

 ワイン氏が生まれ育ったスラム街カムオチャを歩くと、数十メートルおきに「ボビ・ワインを釈放しろ」と壁にスプレーで殴り書きされていた。同氏が当局に拘束された際に書かれたという。

 「ボビ・ワインは、俺たちのような若者の代弁者なんだ。ここで同じ経験をしてきた。だから彼の歌や言葉はリアルなんだ」。所在なげに座り込んでいた無職のアイシガムカマ・ビンセントさん(23)はこう話した。

 友人とたむろしていたアンドリュー・ムガンベさん(19)にムセベニ大統領について聞くと、「もううんざり。まるで生まれてからずっと同じものを食べているようだ」と苦虫をかみつぶしたような表情を浮かべた。

 ムセベニ氏は、内戦が続いたウガンダに政治的安定と経済成長をもたらしたと評価されてきた。その一方、過去20年で人口が倍増した同国は人口の約8割が30歳未満という若い国であり、伝統的な価値観にとらわれない若者らの間で、汚職や批判勢力への弾圧、慢性的な失業率の高さなどから長期政権に対する批判が高まっている。

 マケレレ大のムワンブシャ・ヌデベサ教授は、ワイン氏人気の背景には積もり積もったムセベニ体制に対する不満があり「変化を求める若者の象徴として、急速に支持を広げている」と解説する。ただ、異色政治家の台頭で次期大統領選へ向けて不確定要素が増しているとは言えるものの、「ゲームのやり方を熟知しているムセベニ氏がすんなりと身を引くことはない」と見通した。

 16年の前回選でも不正があったと主張した野党候補が拘束され、欧州連合(EU)などの選挙監視団からも選挙の透明性や公平性に疑問が指摘された。

 ワイン氏は「脅迫や買収では俺たちを止められない。民族や宗教、性別などに関係なく、独裁政権の打倒という共通の目標がある」と主張。もし次期選挙でも不正が繰り返されたら、国民が蜂起するだろうと警告した。そして国際社会に対しても「ウガンダとの関係をビジネスという観点から見るだけでなく、この国の人々が置かれた状況にも目を向けてほしい」と呼びかけた。

2225チバQ:2020/01/06(月) 18:57:04
https://www.afpbb.com/articles/-/3262058
リビア東部勢力指導者、全国民に「武装」呼び掛け トルコ派兵承認受け
2020年1月4日 16:04 発信地:ベンガジ/リビア [ リビア トルコ 中東・北アフリカ ]
【1月4日 AFP】東西分裂が続くリビアの元国軍将校で実力者のハリファ・ハフタル(Khalifa Haftar)氏は3日、トルコ国会がリビアへの軍事介入を承認したことを受け、すべてのリビア人に対し武器を持って戦うよう呼び掛けた。

 トルコのリビア派兵は、国連(UN)が正統性を認めているリビアの国民合意政府(GNA)に対する支援を目的としている。


 ファイズ・シラージュ(Fayez al-Sarraj)暫定首相率いるGNAは昨年4月以降、ハフタル氏が率いる民兵組織「リビア国民軍(LNA)」による攻勢を受けている。GNAから軍事支援要請を受けていたトルコ国会は2日、リビアへの派兵を承認した。

 一方、リビア東部を拠点とする対抗勢力LNAは、トルコと敵対関係にあるサウジアラビアやエジプト、アラブ首長国連邦(UAE)の後ろ盾を得ている。

 ハフタル氏は3日に放送されたテレビ演説で、「挑戦を受けて立ち、ジハード(聖戦)を宣言して武装を求める」と宣言。「すべてのリビア人」に武装を呼び掛け、「男性も女性も、兵士も民間人も、われわれの国土と名誉を防衛する」よう強く訴えた。

 同氏はさらに、問題はもはや首都トリポリをGNAから奪取することではなく「入植者に立ち向かう」ことだとし、トルコがオスマン(Ottoman)帝国下にあった「リビアを再び支配」しようとしていると非難した。

 リビアでは2011年、北大西洋条約機構(NATO)の支援を受けた反体制派が政権を打倒し、独裁者だったムアマル・カダフィ(Moamer Kadhafi)大佐を殺害して以降、混乱状態が続いている。(c)AFP

2226チバQ:2020/01/06(月) 18:58:41
https://www.afpbb.com/articles/-/3262204
ベネズエラ野党グアイド氏と与党パラ氏、共に国会議長選出を宣言
2020年1月6日 13:40 発信地:カラカス/ベネズエラ [ ベネズエラ 中南米 ]
【1月6日 AFP】南米ベネズエラで野党が唯一主導権を握る国民議会で5日、与党・統一社会党(PSUV)のルイス・パラ(Luis Parra)議員が、新たな国会議長に選出されたと宣言した。野党側は「議会クーデター」と非難し、これまで国会議長を務めてきた野党指導者で、暫定大統領として50か国以上から認められているフアン・グアイド(Juan Guaido)氏(36)を別の投票で再選した。

 これに先立ち、国会に到着した青いスーツ姿のグアイド氏は警察に妨害され、議場に入れなかった。同氏は柵を乗り越えて入場を試みたものの、機動隊に押し戻されてしまい、4時間ほど国会の外に待機した後、野党議員らとともに反政府系の地元紙ナシオナル(Nacional)の社屋へ移動。そこで野党主導の採決を実施し、国会議長に再選された。


 ベネズエラ国会は定数167議席で、うち112議席を野党が占める。汚職疑惑のあるパラ氏は記者団に、議員140人が審議に出席し、81票の賛成を得て自分が国会議長に選出されたと主張した。

 左派政権を率いるニコラス・マドゥロ(Nicolas Maduro)大統領はテレビ演説で、パラ氏を新たな国会議長として支持すると表明。「グアイド氏は、自身が属する野党の投票で国民議会から追い出された」と述べた。

 一方、野党側はこの動きを「議会クーデター」だと非難。実際は150人の議員が出席していたため、パラ氏が選出されるには84票が必要だったと主張している。国民議会は「票数も定数も足りていないのに、PSUVの議員が偽物の議長に就任しようとしている」とツイッター(Twitter)に投稿した。

 グアイド氏は、議員100人近くから票を得たとされる。この中には、マドゥロ政権の弾圧を逃れるため昨年中に他国や国内在外公館へ避難を余儀なくされた議員らの票も含まれる。

 再選に当たりグアイド氏は、国会議長と暫定大統領の両役を担い、憲法を「執行する」と宣言した。(c)AFP/Esteban ROJAS

2227チバQ:2020/01/14(火) 09:15:56
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200113-00000047-jij-m_est
リビア対立両派、停戦協議 ロシアとトルコ仲介
1/13(月) 18:53配信時事通信
リビア対立両派、停戦協議 ロシアとトルコ仲介
リビア暫定政権のシラージュ首相(左)と軍事組織「リビア国民軍(LNA)」のハフタル将軍(AFP時事)
 【モスクワ時事】リビア内戦で対立する暫定政権のシラージュ首相と軍事組織「リビア国民軍(LNA)」のハフタル将軍が13日、ロシアとトルコの仲介で、停戦についてモスクワで協議した。

 終了後、ロシアのラブロフ外相は「一定の進展があった」と強調した。

 ハフタル派は停戦の詳細を定めた合意への調印を留保し「14日朝(日本時間同日昼)までの猶予」(トルコのチャブシオール外相)を求めた。シラージュ派は調印した。タス通信によると、シラージュ氏はハフタル氏との直接会談を拒否、やりとりはロシアやトルコを仲介して行われた。

2228チバQ:2020/01/14(火) 09:35:11
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200113-00000020-reut-asia
豪首相の支持率、就任以来最低に 森林火災対応への批判鮮明
1/13(月) 14:18配信ロイター
豪首相の支持率、就任以来最低に 森林火災対応への批判鮮明
 オーストラリアで続く深刻な森林火災への政府の対応が批判されるなか、モリソン首相の支持率が急落しており、13日発表の調査では首相就任以来、最低を記録した。オーストラリアのマウント・バーカーで昨年12月撮影。提供写真(2020年 ロイター/AAP Image/Kelly Barnes)
[メルボルン 13日 ロイター] - オーストラリアで続く深刻な森林火災への政府の対応が批判されるなか、モリソン首相の支持率が急落している。13日発表の調査では、首相就任以来、最低を記録した。

昨年から数カ月に及ぶ森林火災は、英国の国土のほぼ半分相当に広がり、28人が死亡、2000棟の住宅が損壊している。

モリソン首相は、森林火災が深刻化するなか、家族でハワイに休暇旅行にでかけるなどして、厳しい非難を浴びている。首相は12日のテレビインタビューで、いくつかの過ちを犯したと認めた。

ニュースポールが13日発表した調査(1月8─11日)によると、モリソン首相の支持率は8ポイント低下し、就任以来、最低となり、野党・労働党のアルバニーズ党首に逆転された。

調査が実施されたのは、モリソン首相が、森林火災の被災地域の復興予算を発表した後に実施された。[nL4N29B19O]

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200113-00000024-jij-asia
モリソン豪首相、森林火災対応で支持急落 信頼回復へ動物保護の対策強化
1/13(月) 14:45配信時事通信
モリソン豪首相、森林火災対応で支持急落 信頼回復へ動物保護の対策強化
オーストラリアのモリソン首相=9日、キャンベラ(EPA時事)
 【シドニー時事】オーストラリアを襲う大規模森林火災が長期化する中、国民の間に政府による対応への不満が高まり、モリソン政権の支持率が急落している。

 信頼回復に躍起の政権は13日、やけどを負ったコアラなど動物の保護への対応強化策を打ち出した。

 13日付のオーストラリアン紙に掲載された世論調査では、事実上の支持率となる首相の実績評価は「満足」が37%と、前回調査(12月上旬)比8ポイント低下。不満は11ポイント上昇の59%に達した。二大政党別支持率も、与党勢力・保守連合は3ポイント低下の49%と昨年5月の総選挙後で初めて50%を割り込んだ。

 大きく落ち込んだ背景には、首相が昨年末に火災が激化している中で家族とハワイに旅行したことがある。首相は旅行を途中で切り上げて謝罪。12日に放送された公共放送ABCとのインタビューでも「結果論だが、今知っていることが分かっていれば旅行はしなかった」と改めて釈明した。

2229チバQ:2020/01/17(金) 10:54:19
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200116-00000118-jij-eurp

副大臣ポストに初の女性 教皇の「前代未聞の決定」 バチカン


1/16(木) 21:32配信

時事通信



 【パリ時事】フランシスコ・ローマ教皇は、ローマ教皇庁(バチカン)の国務省外務局次官(外務副大臣に相当)に、フランチェスカ・ディジョバンニ氏を任命した。

 バチカンが15日、発表した。政務を統括する国務省に属する局の高官に女性が就くのは初めてで、ディジョバンニ氏は「教皇は前代未聞の決定を下した」と驚きを表明した。

 バチカンによると、ディジョバンニ氏は1953年にイタリア南部シチリア島のパレルモで生まれた。93年から外務局で勤務。難民受け入れ問題や国際人道法などの分野で活躍してきた。

2230チバQ:2020/01/21(火) 11:34:45
https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/524535


アンゴラ前大統領娘、不正蓄財か 「アフリカ一の女性富豪」

2020年1月21日 11:17


 【ナイロビ共同】アフリカ南部の産油国アンゴラで2017年まで38年間実権を握ったドスサントス前大統領の長女イザベル氏(46)が、夫と共に世界41カ国に400社以上の企業ネットワークを形成し、公共事業を受注したり租税を回避したりして巨額の富を得た疑いがあることが分かった。国際調査報道ジャーナリスト連合(ICIJ)が、21日までに報じた。





 アフリカ一の女性富豪といわれるイザベル・ドスサントス氏=9日、ロンドン(ロイター=共同)
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 アフリカ一の女性富豪といわれるイザベル・ドスサントス氏=9日、ロンドン(ロイター=共同)





 米誌フォーブスによると、イザベル氏の資産は推定21億ドル(約2300億円)で「アフリカ一の女性富豪」といわれる。ICIJは約70万通の内部文書を入手。夫妻で不正蓄財しタックスヘイブン(租税回避地)を悪用したと指摘している。(共同通信)

2231チバQ:2020/01/22(水) 15:12:01
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200122-00010001-jij_graph-m_est

レソト首相、辞意表明


1/22(水) 11:26配信

時事通信

 【マセルAFP時事】南部アフリカの内陸国レソトのタバネ首相(80)は17日、首都マセルで記者会見し、辞意を表明した。2017年に射殺されたリポレロ夫人の事件に絡み、警察の捜査対象となったことを受け、与党「全バソト会議(ABC)」から辞任を求める声が噴出していた。

2232チバQ:2020/01/28(火) 11:44:50
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200127-00000053-jij-int

フジモリ派、退潮に拍車 国会議員選で第6党か ペルー


1/27(月) 16:24配信

時事通信



 【サンパウロ時事】南米ペルーで26日、昨年9月に解散された国会(定数130)の議員選挙が実施された。

 2016年の前回選挙で得票36%で過半数の73議席を制したフジモリ派は大幅に議席を減らし、退潮傾向に拍車を掛ける見込みとなった。

 調査会社IPSOSの集計によると、選挙前には第1党だった、フジモリ元大統領(81)の長女ケイコ氏(44)が党首を務める右派フエルサ・ポプラルは、得票率7%で第6党に後退。AFP通信によると議席も20以下にとどまる見通しという。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200127-00000062-asahi-int

フジモリ派野党、ペルーで議席大幅減 大統領の思惑通り


1/27(月) 21:23配信

朝日新聞デジタル



 南米ペルーで26日、ビスカラ大統領が解散した国会の議員選があった。解散前は最大野党で、政治に大きな影響を与えてきたフジモリ派の政党「フエルサ・ポプラル」は、汚職疑惑もあり、議席を大幅に減らす見通しだ。政権に反対するフジモリ派の弱体化を狙ったビスカラ氏の思惑通りの結果となった。

 開票速報では、フジモリ派の得票率は7%ほどで6位。130議席のうち、12議席程度にとどまる見通しだ。フジモリ派は、アルベルト・フジモリ元大統領の支持層だった低所得者層を中心に根強い人気があり、解散前は54議席あった。
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朝日新聞社

2233チバQ:2020/01/28(火) 11:45:07
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200127-00000062-reut-s_ame

ペルー国会議員選、分断鮮明に 中道右派が最多獲得も単独過半数なく


1/27(月) 14:33配信

ロイター







ペルー国会議員選、分断鮮明に 中道右派が最多獲得も単独過半数なく


 南米ペルーで26日、国会(定数130)の解散に伴う議員選挙が行われた。国内メディアが報じた調査会社イプソスの集計によると、中道右派が最多の24議席を獲得したものの、10の党が乱立し、どの政党も過半数に届かず、議会の分断を浮き彫りにした。ペルーの首都リマで撮影(2020年 ロイター)


[リマ 26日 ロイター] - 南米ペルーで26日、国会(定数130)の解散に伴う議員選挙が行われた。国内メディアが報じた調査会社イプソスの集計によると、中道右派が最多の24議席を獲得したものの、10の党が乱立し、どの政党も過半数に届かず、議会の分断を浮き彫りにした。

フジモリ元大統領の長女ケイコ・フジモリ氏が率いる最大野党「フエルサ・ポプラル」は、得票率が10%未満にとどまり、2021年の大統領選を占う上で厳しい結果となった。

議員選は、汚職取り締まりを巡り野党と激しく対立してきたビスカラ大統領が昨年9月に国会の解散を宣言したことを受けて実施された。[nL3N26M12Q]

新たな議会の勢力図は、汚職撲滅に向けた政治改革を推し進める機会を大統領に与える可能性がある半面、立法手続きが難航する可能性も示している。

イプソスによると、得票率5─10%の政党すべてが議席を獲得する見通しだが、最多を獲得するのは中道右派勢力という。

大統領は代表する政党を持たないが、一般的に中道派および左派が大統領の政策を支持してきた。

今回選ばれる議員の任期は来年の大統領・国会議員選まで。

「フエルサ・ポプラル」は、2011年と16年の過去2回の大統領選でケイコ氏を擁立し、次点となった。

2234チバQ:2020/01/30(木) 10:59:20
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200129-00000092-kyodonews-int

ペルーのフジモリ氏長女また拘束 裁判所が許可


1/29(水) 12:46配信

共同通信







ペルーのフジモリ氏長女また拘束 裁判所が許可


ケイコ・フジモリ容疑者


 【サンパウロ共同】南米ペルーからの報道によると、同国裁判所は28日、過去2回の大統領選での資金集めに絡む疑惑を巡りマネーロンダリング(資金洗浄)容疑などで、フジモリ元大統領の長女で政党「フエルサ・ポプラル」党首のケイコ・フジモリ容疑者(44)の15カ月間の拘束を許可した。容疑者は法廷で直ちに拘束された。

 ケイコ容疑者は2018年10月に同容疑で拘束され、憲法裁判所が昨年11月、容疑者側の人身保護請求を認めて拘束命令を取り消し、釈放された。21年の大統領選の有力候補と見られていたが、出馬はほぼ絶望的となった。


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