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【捲土重来選挙】2009年次期衆院選スレ その2

1とはずがたり:2009/04/24(金) 14:50:24

前スレhttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1146286762/l50
カタコト倉庫の次期衆院選スレ http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/news/2410/1126609657/l50
05衆院選スレ http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1089950050/l50
07参院選スレ http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1089893576/l50
10参院選スレ http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1202752370/l50

1719とはずがたり:2009/07/19(日) 13:03:28
うおっ。
何があっても落選としか予想できない感じでしたもんね。

>平沼に浮気しちゃったから
つ森岡

1720名無しさん:2009/07/19(日) 13:12:14
これは長老議員(75歳以上)引退ラッシュの流れにつながる事態かもな
次は海部か?

1721けん:2009/07/19(日) 13:16:33
津島氏引退ってことは
津島派は額賀派?石破派?どちらかになるのかなぁ?
意外と会長不在の集団体制や船田派とか鳩山邦夫派なんてあればびっくり。


青木派って緊急策もあるね。

1722とはずがたり:2009/07/19(日) 13:24:20
派閥の領袖,少なくとも名前を冠されたまま引退したケースってありましたっけ?
死んだりすると旧渡辺派(桜内会長)みたいに呼称してましたよね。その後旧中曽根派とか云ってたけど未だ中曽根引退前でしたっけ?
津島派は津島がオーナー会長ではないので津島引退後旧津島派なんて言い方するのは変っすよね。
石破派っすかねぇ?

1723神奈川一区民:2009/07/19(日) 13:24:41
>>1721 海部俊樹氏の場合、本人よりも夫人の意向が強いから引退の可能性は低いと思います。

1724神奈川一区民:2009/07/19(日) 13:31:42
>>1723

>>1721ではなく>>1720です。間違いました。お詫びして訂正いたします。


>>1720

津島氏も古賀氏同様に敵前逃亡だと思います。派閥からも選挙からも。

1725とはずがたり:2009/07/19(日) 13:32:36
>>1723
海部の女房は何にこだわってんでしょうかね?
世襲とか考えてるなら自民党が世襲は認めないとか云ってる次の次ぎの総選挙の前に差し替えた方が良いっすよねぇ。

1726とはずがたり:2009/07/19(日) 13:35:32

昨日の晩には当たり前の話しだといってるけど公認申請を出してないなど予兆はありありだったんですね。

2009年7月19日(日)
津島氏 公認申請未提出で憶測も
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2009/20090719111028.asp

 衆院本県1区選出の自民党の現職津島雄二氏が18日時点で、衆院選に向けた公認申請をまだ党に提出していない。同党県連は20日に総務会を開いて本県1〜4区の公認候補を選定する方針。県内他選挙区では手続きが進んでいることから、1区の党関係者からは「津島氏は出馬を慎重に判断しているのではないか」「不出馬もあり得る」との憶測も出ているが、津島氏は18日夜、東京都内で取材に対し「(出馬は)当たり前の話だ」と強調した。

1727杉山真大 ◆mRYEzsNHlY:2009/07/19(日) 13:42:25
>>1726
白旗を揚げたそうで・・・・・

津島雄二氏、衆院選不出馬 「いろいろ考えて」
http://www.asahi.com/politics/update/0719/TKY200907190076.html
2009年7月19日13時36分

 自民党税制調査会長で津島派会長の津島雄二衆院議員(79)=衆院青森1区=が1カ月余り先に迫った次期衆院選に立候補しない意向を固めた。19日朝、地元の党県連幹部に伝えた。
 関係者によると、県連幹部のもとに津島氏本人から電話があり、「いろいろ考えて引退することにした」と話したという。津島氏は19日午後4時から、青森市内の事務所で記者会見し、正式に政界引退を表明する。
 津島氏は1953年に当時の大蔵省に入省。参事官などを務め、76年の衆院選で初当選した。厚生相などを歴任し、05年11月から党内第二派閥の津島派会長を務めている。現在11期目。
 次期衆院選の青森1区には津島氏のほか、民主、社民、共産などから6人が立候補を表明、激しい選挙戦が予想されている。大票田の青森市では4月の市長選で、津島氏と支持層が重なるとされる当時の佐々木誠造市長(76)が通算6期目を目指したが、「高齢・多選」を批判されて大敗。津島氏にも「高齢・多選」がつきまとっているうえ、このところの自民への逆風も重なり、支持者の間には次期衆院選への危機感が広がっていた。

1728名無しさん:2009/07/19(日) 13:49:28
>>1722
江藤・亀井派
江藤は引退亀井は離党

1729とはずがたり:2009/07/19(日) 13:54:41
>>1713
いやぁ武部狙い撃ちかの如き発言はもうみんな武部落選だと思ってるからって感じですねw
96年の選挙直前で新進党を逃げ出した今津という男が居ましたが武部も醜く足掻かんかなあー。
夕雁と2人で全国全ブロックに候補者を立てると息巻いている渡辺に泣きつくとかw
赤信号みんなで渡らないと恐くて出来ないって感じの行動力無しな自民の中堅若手連中ですからみんながこぞって動かないと死ぬと判っていても公示の日迄呆然とつったってるだけなんだろうなー。みんながこぞって動くと残った奴が大事にされちゃう可能性もあるしw

1730とはずがたり:2009/07/19(日) 14:05:20
>>1728
おお,有り難うございます。居る事は居るんですね〜。

1731けん:2009/07/19(日) 14:06:52
津島氏は派閥会長で一番か二番目に当選が厳しい現状では賢明な選択ですね。8人の会長が2勝6敗という予想をしている人がそこまではいかないまでも楽な戦いをできるのは麻生氏高村氏だけでしょうね。
二階氏伊吹氏が逃げ切り。
古賀氏山崎氏町村氏が辛勝。
結局津島氏以外の会長は当選できるのが現状でしょうかね。

1732名無しさん:2009/07/19(日) 14:12:08
伊吹と山崎は厳しいでしょう

1733とはずがたり:2009/07/19(日) 14:22:14
山崎は余裕を持って落ちてくれると俺も思います。
伊吹はどうかなぁ・・。

1734 ◆ESPAyRnbN2:2009/07/19(日) 14:25:32
平成研は分裂の可能性の方が高いのではないでしょうか。
取締役ばかりが増えてしまった、取締役会のように、もはや派閥の体をなしていませんよね。

現在の構成
役員
(2008年5月の派閥会合で、会長代理を会長代行に移行し、複数人制とすることを決定。)
会長     津島雄二
会長代行  鳩山邦夫、額賀福志郎
副会長   船田元、笹川尭、茂木敏充、吉村剛太郎(参院)
事務総長  石破茂
顧問     久間章生、藤井孝男(参院)、片山虎之助(民間)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B9%B3%E6%88%90%E7%A0%94%E7%A9%B6%E4%BC%9A#.E5.BD.B9.E5.93.A1

この中で誰が次期会長になろうが、同格の他の人間が納得しないでしょう。

1735 ◆ESPAyRnbN2:2009/07/19(日) 14:30:10
反伊吹票が平に集まれば、伊吹の選挙区落選は普通にあり得ると思いますが、
知名度のある現役共産党議員がいることが、状況を難しくさせていますよね。

自民−共産の一騎討ちで共産が勝つのは難しい。例え京都でも、むしろ京都だからこそ難しい。
とはいえ、いくら平に個人的な知名度があるとはいえ、穀田に比して対伊吹で有能な人物だと
選挙民だと思わせることができるかといえば、それも難しい。

1736名無しさん:2009/07/19(日) 14:43:28
津島の後継は誰だろう
まさか藤川優里か?

1737けん:2009/07/19(日) 15:11:51
山崎氏については今の流れから言うと8万票対民主党10万票位で負けている感じですが、
個人スキャンダルがあった時でさえ9万票を稼いだ実績があり、山崎氏が逃げ切りそうな気がしてなりません。


京都1区は共産党が6・5万まで伸ばして自民党が8・5万で民主党が8万位で届かないかなぁ?


東京都議会選挙で議席こそ減ったものの得票を増やした共産党へ前回より1万は自民党批判が入るという計算です。


ただ、自民党か民主党という流れが加速すると逆転は可能でしょうね。

1738RAINY DAYS ◆UNJSUkn/rI:2009/07/19(日) 17:44:06
伊吹・古賀・山崎は相当厳しい

1739名無しさん:2009/07/19(日) 18:10:05
津島引退ですか…
今回の当選が厳しいのはもちろんですが、
次回が年齢で厳しいからでしょうかね。

1740名無しさん:2009/07/19(日) 18:14:20
いつもいつも中国新聞は頼りになります。

共同通信・衆院選トレンド調査 調査の概要と結果
http://www.chugoku-np.co.jp/NewsPack/CN2009071901000438_Detail.html

▽調査結果(数字は%)
問1 あなたは今度の衆院選にどの程度関心がありますか。
大いに関心がある   44・1
ある程度関心がある  38・7
あまり関心がない   13・2
全く関心がない    3・9
分からない・無回答  0・1

問2 あなたは、この選挙の小選挙区ではどの政党の候補者に投票しますか。
自民党        16・1
民主党        34・1
公明党        2・8
共産党        2・1
社民党        0・9
国民新党       0・1
改革クラブ       - 
新党日本        - 
その他の政党・政治団体 - 
無所属の候補     1・7
投票したい候補者はいない  
           3・6
まだ決めていない   37・5
分からない・無回答  1・1

問3 比例代表ではどの政党に投票しますか。
自民党        15・6
民主党        36・2
公明党        4・2
共産党        3・4
社民党        1・2
国民新党       0・1
改革クラブ       - 
新党日本        - 
その他の政党・政治団体 - 
投票したい政党はない 3・4
まだ決めていない   34・7
分からない・無回答  1・2

問4 この選挙で、あなたは何を最も重視して投票しますか。
年金や医療など社会保障40・9
景気や雇用      30・7
消費税など税制    8・4
地方分権や行政改革  6・9
憲法改正       1・9
外交や安全保障    2・3
政治とカネ      4・4
政治家の世襲     1・2
その他        0・6
分からない・無回答  2・7

問5 あなたは今度の選挙の投票に行きますか。
必ず行く(期日前投票を含む)
           75・4
できるだけ行く    21・1
行かない       3・0
分からない・無回答  0・5

問6 あなたは、次の政権は自民党中心の政権がよいと思いますか、それとも民主党中心の政権がよいと思いますか。あるいはほかの政権の枠組みがよいと思いますか。
自民党中心の政権   14・8
民主党中心の政権   39・3
自民党と民主党の大連立による
政権         16・7
政界再編による新しい枠組み 
           20・8
分からない・無回答  8・4

問7 麻生太郎首相と鳩山由紀夫民主党代表を比べると、どちらが首相にふさわしいと思いますか。(敬称略)
麻生太郎       21・0
鳩山由紀夫      48・4
分からない・無回答  30・6

1741名無しさん:2009/07/19(日) 18:14:39
問8 あなたには日ごろ、支持している政党がありますか、それともありませんか。
ある         32・1
ない         67・1
分からない・無回答  0・8

問9(問8で「ある」と答えた人に聞く)それは、どの政党でしょうか。
自民党        47・8
民主党        31・0
公明党        8・9
共産党        5・7
社民党        3・8
国民新党       0・1
改革クラブ       - 
新党日本        - 
その他の政党・政治団体 - 
分からない・無回答  2・7

問10(問8で「ない」と答えた人に聞く)あえて支持するとすれば、どの政党ですか。
自民党        18・0
民主党        43・1
公明党        1・8
共産党        2・7
社民党        1・4
国民新党       0・3
改革クラブ      0・2
新党日本        - 
その他の政党・政治団体 - 
やはり支持政党はない 31・4
分からない・無回答  1・1

問11 あなたは、麻生内閣を支持しますか、それとも支持しませんか。
支持する       20・6
支持しない      72・8
分からない・無回答  6・6

▽調査概要
選挙戦の一定期間に、有権者の選挙への関心度や政党支持がどう変わるのかなど、衆院選に対する意識の変化を探るのが目的。同じ質問内容で、公示前から投票日直前までの間に連続6回の全国電話世論調査を実施して分析する。
調査の方法は、コンピューターで電話番号を無作為に発生させて電話をかけるRDD(ランダム・デジット・ダイヤリング)法。電話帳に番号を載せていない有権者も調査できる。
第1回調査は全国の有権者を対象に18、19両日に実施した。無作為に発生させた番号のうち、実際に有権者がいる世帯にかかったのは1766件、うち1243人から回答を得た。
(初版:7月19日18時0分)

1742官兵衛:2009/07/19(日) 18:24:34
>>1736
津島雄二の息子ではないでしょうか?(前回出馬した、津島の元秘書で、今は県議を勤めている渋谷哲一の無所属での出馬のきっかけとなった)横山北斗氏にとっては、この津島引退は、どちらに転ぶのでしょうか?

1743名無しさん:2009/07/19(日) 18:25:12
>>1740-1741
自民・民主比較。
追い込みをかけた弱い支持だと、
投票先の数字を上回りますね。

       自民  民主
比例代表  15.6  36.2
小選挙区  16.1  34.1
強い支持  15.3  10.0
弱い支持  12.1  28.9
支持合計  27.4  38.9
政権枠組  14.8  39.3

1744杉山真大 ◆mRYEzsNHlY:2009/07/19(日) 18:38:11
さすが全勝できるほどの余裕があるとこは違う。

比例単独4人擁立へ 民主道連
http://mytown.asahi.com/hokkaido/news.php?k_id=01000640907190001
2009年07月19日

■鳩山代表は重複せず

 民主党北海道(道連)は、衆院選で比例道ブロック(定数8)の単独候補として元日本看護協会常任理事の山崎摩耶氏(62)ら新顔4人を擁立する方針を決めた。近く党本部に推薦する。
 道9区選出の鳩山代表は比例に重複立候補せず、他の小選挙区に立候補する11人を比例名簿の1位に並べ、新顔4人は12位以下に載せる。衆院解散後の8月上旬に党本部が正式決定する見通しだ。
 山崎氏以外の3人は、非正規労働者でつくる労働組合「札幌パートユニオン」事務局長の工藤仁美氏(54)、北海道商工連盟常務で社会保険労務士の関藤政則氏(59)、同党の山岡賢次・国会対策委員長の三男で元NHK記者の山岡達丸氏(29)。
 山崎氏は旭川市出身で、現在は岩手県立大看護学部教授。07年の参院選比例区に同党から立候補したが、落選した。山岡氏は札幌勤務の経験があり、道連は「4人とも北海道にゆかりのある人物」と説明している。
 道連は前回05年の衆院選でも新顔4人を名簿に登載したが、当時は後志支庁ニセコ町長だった逢坂誠二衆院議員を目玉候補として比例単独で擁立し、名簿の1位に据えた。今回は1位に鳩山氏以外の小選挙区候補11人を並べる。
 そのうえで、前回の3議席以上を得るには特色ある候補者を比例単独で擁立する必要があると判断した。山崎、工藤両氏の擁立で女性票を狙うとともに、山崎氏には医療関係者、関藤氏には経済界からの支援を期待する。工藤氏は非正規雇用者ら、山岡氏は若年層を取り込む考えだ。

1745山口新聞男:2009/07/19(日) 18:48:29
>>1741を元に政党支持率を計算
自民 27.4
公明 *4.1
改革 *0.1

民主 38.9
社民 *2.2
国民 *0.2
日本 *0.0

共産 *3.6

1746名無しさん:2009/07/19(日) 18:56:41
>>1740
民主中心>政界再編>大連立>自民中心ですか。

「自民は嫌、民主は不安。でも他に選択肢がないから民主。ほんとは政界再編で望ましい政党の登場希望」
というような願望が世論なのかと思ってましたが、
思った以上に自民は嫌われ、思った以上に民主は期待されているんですね。

1747名無しさん:2009/07/19(日) 19:10:41
>>1722
津島派の前任の橋本龍太郎が、
会長辞任⇒空席のまま引退⇒津島会長
でしたね。

1748千葉9区:2009/07/19(日) 20:39:55
>>1714-1731あたり
津島派は旧竹下派でいいんじゃないですか?
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/090719/stt0907191904007-n1.htm
津島氏引退 「寝耳に水」と猛反発 後継も未定 どうなる第二派閥 (1/3ページ)
2009.7.19 19:02
 自民党津島派(平成研究会、68人)会長の津島雄二元厚相(79)の突然の引退表明に、津島派は「寝耳に水だ」(船田元・元経企庁長官)と戸惑いを隠さない。当面は会長代理の額賀福志郎元財務相を中心に衆院選を乗り切る構えだが、混乱は避けられず、長く自民党の中核を担ってきた党内第2派閥はますます凋落する可能性もある。

 津島派では、津島氏が近く会長職を退くことは既定路線だったが、派閥幹部は引退表明を一切知らされていなかった。派内では「後の道筋を付けないまま、逃げるように引退表明するのは無責任だ」(閣僚経験者)と反発の声が続出している。

 元々、津島氏は旧宮沢派(現古賀派)に所属していたが、平成6年に自民党を離党し、翌年に復党した際、平成研入りした。16年夏に日本歯科医師連盟からのヤミ献金事件で橋本龍太郎元首相が会長職を辞任したため、津島氏に後任会長の白羽の矢が立った。

 元々「外様扱い」だったため、派内で「雇われマダム」と言われるほど求心力に乏しく、津島氏が会長に就任後、派は凋落の一途をたどる。昨年秋の総裁選では津島氏は、麻生太郎首相支持で派をまとめようとしたが、派内の若手・中堅は石破茂農水相を擁立。最近では、派内若手と連携し、独自行動を続ける鳩山邦夫前総務相にも「見て見ぬふり」を続け、派内では不信感が広がっていた。

 後継会長選びも前途多難だ。かつて「派のプリンス」として将来を嘱望された額賀氏も過去2回総裁選出馬を断念したこともあり、求心力は乏しい。船田氏や石破氏、小坂憲次元文科相らを推す声もあるが、決定打は乏しい。中堅・ベテラン勢が次期衆院選で苦戦が伝えられていることも「ポスト津島」の視界が開けない大きな理由となっている。

 津島派は、竹下登元首相が昭和62年、田中角栄元首相に反旗を翻し結成した竹下派(経世会)が源流。最大派閥として長く党内を支配してきた。だが平成13年に小泉純一郎政権が発足後は「反主流派」「抵抗勢力」として徹底的に叩かれ、往時の勢いを失ってしまった。(水内茂幸)

http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/090719/stt0907191846006-n1.htm
自民・津島氏が政界引退を表明 自民の混乱に懸念
2009.7.19 18:45
 自民党津島派(平成研究会)会長で党税制調査会長の津島雄二元厚相(79)=青森1区選出、当選11回=が19日、青森市内で記者会見し、次期衆院選に出馬せず、政界を引退する考えを表明した。

 津島氏は記者会見で「次の時代を切り開いていくには、若い人がこだわりのない素直な目で新しい政治を行う必要があると感じた」と説明。「われわれの党は解党的な出直しをしなければならない」と自民党の混乱に懸念を示した。

 後継候補について津島氏は「私の政治哲学を理解し、実績を引き継いでくれる人に継いでもらいたい」とだけ述べた。自民党青森県連では20日に幹部会を開き、後継候補を協議する。

 一方、津島派では21日午前に幹部会を開き、今後の派の運営について協議する予定。当面は会長代理の額賀福志郎元財務相を中心に派を運営し、衆院選後に後継会長などを決める公算が大きい。

 津島氏は旧大蔵省出身。昭和51年12月の衆院選で初当選した。作家の太宰治の娘婿。税財政や社会保障分野の政策通として知られ、厚相などを歴任した。平成17年11月から津島派会長。

1749千葉9区:2009/07/19(日) 20:45:47
>>1708
http://mainichi.jp/area/miyazaki/news/20090719ddlk45010306000c.html
2009衆院選みやざき:「中山氏指示で党本部へ」 除名の自民支部幹部が証言/宮崎
 次期衆院選宮崎1区で、自民県連の決定に反して中山成彬氏擁立を画策したとして、自民1区支部幹部2人が18日、除名された。除名された大村嘉一郎副支部長は「中山氏の指示で党本部へ行った」と中山氏側の事前工作があったことを認めた。県連内からは中山氏自身の除名を求める声も出ており、県連と中山氏側との溝は深まるばかり。解散目前のお家騒動に党員からは悲鳴も上がっている。【種市房子】

 党紀委員会で除名が決まったのは、大村氏と久島時夫幹事長。

 大村氏は「約3週間前に中山氏の後援会から『中山氏を推薦する書類に署名なつ印してほしい』という依頼書が届いたため16日に支部総会を開いた。党本部に行ったのも1区支部長の中山氏の指示だった」と説明した。

 党紀委に先立って開かれた県連総務会・支部長会では、中山氏への批判が続出した。緒嶋雅晃・県連会長は冒頭あいさつで中山氏擁立の動きを批判したうえで「県連が決めた1区公認候補者は上杉光弘・元参院議員だ」と述べ「党本部が中山氏を公認するならば、県連会長を辞任する覚悟だ」と息巻いた。

 参加者からも「国会議員引退という重大な決意を公言し、それを撤回する中山氏の行為は政治家として許されない」「中山氏は07年の知事選でも県連推薦候補とは違う人物を支援したうえ、共倒れに終わり、県連の厳重注意を受けた。この時の処分は軽かったが、今度こそ除名処分を」との意見も出された。

 逆に、この会場で「中山氏を支援する」と述べた1区支部幹部は「不適切な発言があった」として党則を順守するよう勧告された。

 緒嶋会長は22日にも党本部を訪ね、上杉氏を公認するよう求める方針だ。

http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/miyazaki/news/20090718-OYT8T00993.htm
中山氏擁立に賛否 自民県連総務会が紛糾

 中山成彬・前国土交通相が支部長を務める自民党県第1選挙区支部が、次期衆院選で中山氏を擁立しようとしていることを受けて開かれた、18日の党県連(緒嶋雅晃会長)の総務会。会場では擁立を厳しく批判する声と、中山氏を支持する意見が入り乱れた。

 宮崎市内のホテルで開かれた会議には県連幹部をはじめ、県内に44ある地域支部の支部長や職域支部長ら約80人が出席した。

 中山氏は昨年10月、次期衆院選への不出馬を表明。県連は同氏の後継として上杉光弘・元参院議員の擁立を公募で決めた。ところが、中山氏は再び出馬に意欲を見せ、17日には党県第1選挙区支部の久島時夫幹事長らが党本部に対し、同氏を公認候補とするよう要請した。

 久島幹事長に同行した大村嘉一郎副支部長は、要請の理由を、「中山氏は不出馬を宣言したが、出馬する気持ちがあるなら、上杉氏同様、応援しないといけない立場」と説明。中山氏を推す声が上がっていることを党本部に報告するよう、同氏から依頼があったことを報告した。

 出席者からは「一度、不出馬宣言したのに、撤回するのはいけない」「(自民党から)2人出馬すれば、惨めな負けになる」などと批判が上がった。これに対し、中山氏を支持する党田野支部長は「公募したが、結局、事前に上杉氏と決まっていたと聞いた」と反論した。

 緒嶋会長は「(公募制で)選考委員会の48人で決定しており、反対でも従わないと政党として成り立たない。それこそ、自民党でなく自分党だ」と厳しく非難。出席者からもヤジが飛び交った。

(2009年7月19日 読売新聞)

1750千葉9区:2009/07/19(日) 20:58:39
>>197だと
自民16、民主4、公明1、共産1、無所属1
自民+津島、杉村 −中山
民主 前田離党により無所属に

http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&rel=j7&k=2009071900074&j1
24人が引退、不出馬へ=小泉元首相、河野衆院議長ら
 衆院解散を21日に控え、次期衆院選への不出馬や政界引退を決めた国会議員は19日現在、小泉純一郎元首相や河野洋平衆院議長ら24人を数える。多くはベテラン議員で「世代交代」を理由に挙げるが、2005年の郵政選挙で初当選した「小泉チルドレン」ら若手もいる。
 政党別に見ると、自民党17人、民主党3人、無所属2人で、公明、共産両党が各1人。自民党が突出して多いのは、郵政選挙で大勝して議員数が膨れ上がったことの影響もあるようだ。
 最高齢の一人は1929年10月生まれの野呂田芳成元防衛庁長官の79歳。郵政造反組として自民党から除名され、以後無所属を通した。30年1月生まれの津島雄二元厚相も野呂田氏と同じ79歳で、解散直前に政界引退を決意した。最年少は29歳の杉村太蔵氏。前回、南関東ブロックの自民党比例名簿の35位に登載されながら、議席を得た小泉チルドレン。北海道1区の公認争いに敗れ、今回は出馬を断念した。
 小泉氏の地盤の神奈川11区は次男が引き継ぐ。千葉1区でも臼井日出男元法相が引退し、長男が出馬する予定。両選挙区では、世襲の是非が問われそうだ。
 民主党では、小沢一郎代表代行に近い党最高顧問の藤井裕久氏や、岩國哲人氏らがバッジを外す。藤井氏は前回落選時に引退を表明したが、比例代表で当選した同党議員の参院転出に伴い、繰り上げ当選していた。 

◇引退・不出馬を決めた衆院議員


【自民党】
河野 洋平(72)神奈川17(14) 
小泉純一郎(67)神奈川11(12)     
津島 雄二(79)青森1  (11)     
玉沢徳一郎(71)比例東北 (9)     
臼井日出男(70)千葉1  (8)     
小杉  隆(73)東京5  (8)     
仲村 正治(77)比例九州 (7)     
遠藤 武彦(70)山形2  (6)     
鈴木 恒夫(68)神奈川7 (6)     
萩山 教厳(77)比例北信越(6)     
小野 晋也(54)愛媛3  (5)     
佐藤 剛男(72)比例東北 (5)     
岩永 峯一(67)滋賀4  (4)     
大野 松茂(73)埼玉9  (4)     
木村 隆秀(53)愛知5  (4)     
佐藤  錬(58)比例九州 (2)     
杉村 太蔵(29)比例南関東(1)
【民主党】
藤井 裕久(77)比例南関東(6)(参院(2))     
金田 誠一(61)北海道8 (5)     
岩國 哲人(73)比例南関東(4)
【公明党】
丸谷 佳織(44)比例北海道(4)
【共産党】
石井 郁子(68)比例近畿 (5)
【無所属】
野呂田芳成(79)秋田2  (8)     
前田 雄吉(49)比例東海 (3)               
(参院(1))注=敬称略。氏名の横は、左から年齢、選挙区、当選回数。

1751千葉9区:2009/07/19(日) 20:59:57
http://www.asahi.com/politics/update/0718/OSK200907180003.html
冬柴氏陣営「暴風雨の戦い」 田中康夫氏と対決(1/2ページ)
2009年7月18日11時9分
 民主党の立候補予定者がなかなか決まらなかった兵庫8区に新党日本代表の田中康夫氏が立候補の意向を固めた。迎え撃つのは元国土交通相で公明党前幹事長の冬柴鉄三氏。自公連立政権を引っ張った党幹部だけに関係者は「絶対に議席を渡すことはできない」と気を引き締める。

 午前中、民主党の鳩山代表の虚偽献金問題を調査する衆院政治倫理審査会に出席した冬柴氏は、飛行機ですぐに地元入り。雨の中、自転車で約3時間かけ、80軒の支援者宅を回った。「去年の秋から続けていること」と淡々と語り、田中氏立候補にも「驚きも何もない。別に(民主党前代表の)小沢さんが来たっていいし」と笑顔で話した。

 兵庫8区の民主候補は、様々な有名人の名前が挙がっては消えていた。自民党兵庫県連の五島壮幹事長は「若いフレッシュな候補よりは戦いやすい。大物相手でより一層選挙に力が入るだろう。我々も全力で支える」と話す。

 冬柴氏は86年に初当選。中選挙区時代は社会党(当時)の土井たか子氏らと戦い、96年からは小選挙区で当選を重ねてきた。強固な地盤で8選をめざすが、田中氏の高い知名度は脅威だ。

 公明党県本部の野口裕幹事長は「こちらは暴風雨の中の戦い。これまでで一番厳しい選挙になるだろう。連立与党としての実績を訴え、地べたをはうような選挙をする」と険しい表情をみせる。

 一方、田中氏を推薦する見通しとなった民主党。地元の吉本誠県議は「著名人が来ることで全国の注目も集まる。小選挙区での勝利を目指したい」と意気軒高だ。

 ただ、民主党兵庫県連の受け止めは歓迎一色ではない。杉尾良文副代表は「党本部が決定したのであれば真摯(しんし)に受け止めるが、民主党ではない田中氏の応援に県連内をまとめるのは厳しい」と漏らす。

 田中氏は95年1月の阪神大震災で神戸を中心にボランティア活動をした経験があるが、杉尾副代表は「当時の田中氏の行動には賛否もあり、兵庫県に縁はあるが、尼崎の市民に通用するのか」。連合兵庫尼崎地域協議会の幹部も「神戸空港の建設問題で田中氏は反対派。連合兵庫は空港推進で地元労組にわだかまりがある人がいる」と話す。

 兵庫8区ではこのほか、社民、共産の立候補予定者らが準備を進めている。

1752千葉9区:2009/07/19(日) 21:01:16
http://mainichi.jp/area/fukuoka/news/20090715ddlk40010306000c.html
09迫る!!:ふくおか衆院選挙区模様 1区/2区 /福岡
 都議選での自民大敗を受け、麻生太郎首相と与党は21日の週にも衆院を解散、8月30日投開票で合意した。日程がほぼ固まり、県内各陣営も本格的に走り出した。自民は、現職2人の候補者調整ができなかった11区を除く、1〜10区で現職を公認。11区は現職同士での分裂選挙になる見込み。九州比例に絞り4議席獲得を目指す公明は自民候補に協力し、比例票の上積みを図る。民主は1〜10区、社民は11区に公認候補を擁立、連合などとともに野党間の選挙協力で自公に対抗する。共産は1〜3、9〜11区に候補者6人を擁立。幸福は全選挙区に擁立する。既に前哨戦が過熱している各選挙区事情を探った。

 ◆1区

 ◇“旋風”後の戦いいかに
 自民の遠藤宣彦氏は前回、公示直前に縁もゆかりもない土地での出馬が決まったが、“小泉旋風”に後押しされて民主の松本龍氏に肉薄し、比例で復活当選した。今回は一転、逆風下での真価が問われる選挙となる。先月下旬、福岡市内で開かれたパーティーでは「競争になじむものと、なじまないものを今一度整理しないといけない」と、小泉改革路線からの脱却をアピール。現在麻生派に所属しており、麻生首相支持を明確に打ち出した。「サポーター的な支援者を軸に、地道に若さと政策を訴える」(陣営幹部)戦略で、無党派層への浸透を狙う。

 一方、松本氏は7選に向け、陣営の引き締めを図る。労働組合などの民主支持層だけでなく、建設業など保守層にも強固な地盤があるのが強みで、前回は県内11選挙区で唯一、民主議席を守った。今回は政権交代を前面に打ち出し、無党派層への支持拡大も計算できるとみられるが、陣営は「『松本さんなら大丈夫』と楽観視されるのが一番怖い」と警戒する。前回開票日に「(7000票差に迫られ)ひやりとした」(陣営幹部)経験から、地域のイベント出席やミニ集会、支援先回りなどに余念がない。

 共産は立候補予定者が体調不良となり、先月、内田裕氏に急きょ差し替えた。これまで党務畑が長かっただけに知名度不足が懸念されるが、「蟹工船ブーム」に代表される若者への支持広がりに手応えも感じている。陣営幹部は「以前は有権者が共産党に距離感を感じていたが、今は違う。政策が浸透しやすくなった」と強調した。

 幸福の宮崎道秀氏は既存政党への不満の受け皿を目指し、支持を訴えている。【河津啓介】

 ◆2区

 ◇都市部でも“ドブ板”
 自民党前副総裁の山崎拓氏に、前回は福岡11区で戦い07年の県知事選にも出馬した民主の稲富修二氏と、共産新人の小林解子氏が挑む。3陣営とも昨年9月に選挙事務所を開設。10カ月に及ぶ前哨戦の末、満を持して総選挙に臨む。「風」の影響を受けやすい都市部だけに“嵐”の風向きにも注目が集まる選挙区だ。幸福は6月に佐竹秀夫氏の擁立を発表した。

 12期のベテラン、山崎氏は既に後援会や支援企業がフル回転で、総選挙をにらんだ政治資金パーティーや婦人会では1500〜2000人を集めて底力を見せ付けた。山崎氏本人も政務をこなしつつ週末は必ず帰福。企業や支持者回りを徹底し「かつてない規模」(山崎氏)の“ドブ板”を展開している。「比例は公明」のスローガンも多用し、公明との連携強化にも余念がない。麻生政権成立後、やまない逆風に危機感を募らせる山崎氏は「背水の陣」で乗り切る構えだ。

 一方、民主は野党同士で票のつぶし合いを演じた前回の反省から社民、連合との3者で共闘態勢を整え、稲富氏に一本化した。地盤のない稲富氏はゼロからのスタートだったが、07年10月の擁立決定後は、ミニ集会や辻立ちを重ね、知名度アップを図る。「本人です」と書いたたすきを掛け自転車で選挙区を走り「若さと情熱」もアピール。街頭演説は既に3000回を超え、「国民の声を国政に生かすには政権交代が必要だ」と訴える。民主への追い風を受けて浮動票の獲得も狙う。

 共産は、07年の県議選で福岡市中央区から出馬した小林氏を擁立。比例重複候補だけに選挙区に入れないことも多いが、消費税廃止、核廃絶を軸に自民、民主との違いを訴える。

 幸福の佐竹氏はビラ配りや街頭活動で周知を図る。【川名壮志】

毎日新聞 2009年7月15日 地方版

1753千葉9区:2009/07/19(日) 21:02:36
http://mainichi.jp/area/fukuoka/archive/news/2009/07/16/20090716ddlk40010322000c.html
 ◆3区

 ◇「接戦」にらみ、引き締め
 過去3回と同様、自民の太田誠一氏と民主の藤田一枝氏がぶつかり合う構図に、共産の川原康裕氏、幸福の吉冨安彦氏が挑む。都市部と農村部が混在する選挙区だけに、都市部の浮動票の動向と、農村部の保守層への浸透が勝敗のカギを握る。

 過去3回の小選挙区で太田氏が2回、藤田氏を上回っているが、今回は両陣営ともに「接戦」「厳しい戦い」と位置づけ、組織の引き締めに躍起。「どれだけ多くの有権者と握手し、足で回るかが明暗を分ける」(両陣営)との危機感から、校区単位でのあいさつ回りに力を入れる。

 解散機運が高まった昨秋、事務所費問題や汚染米問題での失言、農相辞任の影響などで「崖(がけ)から落ちた状態」(陣営)だった太田氏も、選挙日程がずれ込み「一日一日が薬」(支援地方議員)に。後援会活動も盛り返し、7月上旬までに前原市、早良区の事務所を再開させた。5日の早良事務所開きには“頼みの綱”の公明から県議や市議、創価学会幹部を招き、本人自らが「選挙区は太田、比例は公明」とアピールした。

 一方、前々回より得票数を伸ばしながらも前回、郵政選挙で敗れた藤田氏にとって今回は雪辱戦。太田氏の地盤である糸島半島などでミニ集会を重ね、保守層への浸透を狙う一方、連合や労組との連携も強化し、支援組織固めにも尽力する。

 川原氏は2大政党に埋没しない戦いを目指し、街頭で「政治と金の問題解決が先決。政権選択ではなく、政治の中身を変えることが必要」と訴える。吉冨氏は出馬表明の遅れをばん回しようと、地下鉄沿線駅で辻(つじ)立ちを重ねている。【鈴木美穂】

 ◆4区

 ◇中央の動き、影響注視
 自民の渡辺具能氏と民主の古賀敬章氏の対決を軸に、幸福の鈴木幸治氏が挑む構図。約3万を有するとされる公明・創価学会票と今回、候補擁立を見送った共産が前回獲得した約1万5500票の動向も勝敗に影響を与えるとみられる。

 11日、古賀市であった渡辺氏の事務所開きは、選挙区内3市7町の全首長や自民、公明の県議や市町議、企業関係者ら約400人で埋まった。最後に登壇した渡辺氏は「今度は四重苦だ。自民党に逆風が吹いており、共産党が出ない。国民新党と民主党が手を組み、幸福実現党が出る。歯を食いしばり、石につめを立ててでも勝ち残って頑張らせてほしい」と声を張り上げ、危機感をにじませた。

 古賀氏は佐賀市出身で、山口県議を経て93年に旧山口1区から新生党公認で初当選。その後、国政選挙に3回落選した。04年の参院選比例代表に立候補した際、元職の楢崎欣弥氏(65)が選対本部長を務めたことから、後継に指名された。

 古賀氏はJR駅前などでの朝立ち、支援者へのあいさつ回りやミニ集会を精力的にこなしている。「解散先延ばしは新人の私には間違いなくプラスに作用している」と、渡辺氏に比べ大きく後れを取る知名度アップに自信を見せる。

 民主と国民新の候補者調整が中央で成立し、国民新党の松隈一博氏(58)が九州比例ブロックに回ったのも古賀氏には好材料。逆に渡辺氏陣営の幹部は「国民新党を支持する特定郵便局の票が古賀氏に流れるので、厳しい戦いになる」と表情を引き締める。

 鈴木氏は北九州市出身。5月末から連日、JR駅前の朝立ち、ミニ集会出席など活発に動いている。【中原剛】

1754名無しさん:2009/07/19(日) 21:02:49
 ◆5区

 ◇再び、事実上の一騎打ち
 自民の原田義昭氏と民主の楠田大蔵氏の3度目の対決に、幸福の鵤(いかるが)卓徳氏が名乗りを上げた。過去2回は小選挙区で原田氏が勝利、楠田氏は比例で復活当選した。今回、擁立を見送った共産票の流れも注目される。

 前回、原田氏は郵政選挙の勢いに乗り、楠田氏に3万4000票差を付けたが、今回の陣営は「かつてない逆風」と危機感を募らせる。7月3〜5日の3日間で計5回の集会を開催。壇上には農政連、医師会、商工会など支持団体の幹部らが並んだ。加えて公明との協力態勢も強化。前回は公示当日に固まったが、今回は既に公明幹部も駆けつけ「選挙区は原田、比例は公明」と、与党一体の選挙戦に臨む構えだ。

 選挙区には、朝倉地区などの農村部と、都市化が進む筑紫地区が含まれる。陣営は「農村部票は以前ほど確実ではない」と分析。原田氏は「街頭に出て、触れ合わないと」と、民主に有利とされる都市部での浸透も図る。

 一方の楠田陣営。4日、朝倉市など3カ所で集会を開いた。連合傘下の労組に加え、特定郵便局関係者で作る郵政政策研究会や農業関係者らも出席。旧来の自民支持層への支持拡大も図っている。演説した弁士たちは口々に「政権交代」を訴え、中央の勢いを選挙区に呼び込もうと躍起だ。

 楠田氏は「真夏にこそ若さが生きる。34歳の力で相手を抜くことができる。政権交代を5区から」と訴えた。陣営は「民主有利のムードに上滑りしてはならない。党の組織力はまだまだだ」と、選挙区初当選を目指す挑戦者の立場を崩さない。

 また、1日に幸福からの出馬を表明した大野城市議の鵤氏は「北朝鮮の拉致問題などに取り組む」と訴えている。【扇沢秀明】

1755千葉9区:2009/07/19(日) 21:03:06
 ◆5区

 ◇再び、事実上の一騎打ち
 自民の原田義昭氏と民主の楠田大蔵氏の3度目の対決に、幸福の鵤(いかるが)卓徳氏が名乗りを上げた。過去2回は小選挙区で原田氏が勝利、楠田氏は比例で復活当選した。今回、擁立を見送った共産票の流れも注目される。

 前回、原田氏は郵政選挙の勢いに乗り、楠田氏に3万4000票差を付けたが、今回の陣営は「かつてない逆風」と危機感を募らせる。7月3〜5日の3日間で計5回の集会を開催。壇上には農政連、医師会、商工会など支持団体の幹部らが並んだ。加えて公明との協力態勢も強化。前回は公示当日に固まったが、今回は既に公明幹部も駆けつけ「選挙区は原田、比例は公明」と、与党一体の選挙戦に臨む構えだ。

 選挙区には、朝倉地区などの農村部と、都市化が進む筑紫地区が含まれる。陣営は「農村部票は以前ほど確実ではない」と分析。原田氏は「街頭に出て、触れ合わないと」と、民主に有利とされる都市部での浸透も図る。

 一方の楠田陣営。4日、朝倉市など3カ所で集会を開いた。連合傘下の労組に加え、特定郵便局関係者で作る郵政政策研究会や農業関係者らも出席。旧来の自民支持層への支持拡大も図っている。演説した弁士たちは口々に「政権交代」を訴え、中央の勢いを選挙区に呼び込もうと躍起だ。

 楠田氏は「真夏にこそ若さが生きる。34歳の力で相手を抜くことができる。政権交代を5区から」と訴えた。陣営は「民主有利のムードに上滑りしてはならない。党の組織力はまだまだだ」と、選挙区初当選を目指す挑戦者の立場を崩さない。

 また、1日に幸福からの出馬を表明した大野城市議の鵤氏は「北朝鮮の拉致問題などに取り組む」と訴えている。【扇沢秀明】

1756千葉9区:2009/07/19(日) 21:03:53
http://mainichi.jp/area/fukuoka/archive/news/2009/07/17/20090717ddlk40010306000c.html
09迫る!!:ふくおか衆院選挙区模様 6区/7区 /福岡
 ◆6区

 ◇がっぷりベテラン対決
 自民の鳩山邦夫氏と民主の古賀一成氏のベテラン対決に、幸福の佐藤浩氏が挑む。

 鳩山氏は前回、投開票の約1カ月前に東京から国替えし、党営選挙を展開。約2万2000票差で古賀氏(比例復活)を抑えた。

 鳩山氏はこの4年間、法務・総務相を歴任しながら、ほぼ毎週末、地元入りしイベントに出席。1日最高3000枚の名刺を配り、親しみやすさをアピールしてきた。前回は間に合わなかった自前の後援会組織を区内全域に設立し、着実に足場を固めてきた。

 環境問題や、農業振興による食料自給率向上などの政策を掲げる。加えて、最近は日本郵政社長の人事を巡る“正義”の総務相辞任を引き合いに「自民党をたたき直す」と主張。旧来の自民支持層のみならず、自民批判層の取り込みにも力を入れる。公明との連携も順調という。

 一方の古賀氏は、民主への追い風に乗ろうと、個人名より「党」を前面に、政権交代を訴える。東京出身の鳩山氏を意識し、演説では「筑後生まれの筑後育ち」をアピール。

 大票田の久留米市では前回、鳩山氏につけられた約1万9000票差を挽回(ばんかい)しようと、市内27小学校区の大半に後援会を組織した。保守層が多い農村部での浸透を図るため、農家との会合で農業政策を説明し食い込みを図る。

 陣営幹部は「都議選の圧勝で間違いなく潮目が変わり、自民支持だった企業の反応がよくなった」と期待する。今月4日の決起大会では社民の渕上貞雄副党首や連合幹部が共闘をアピール。今回擁立を見送った共産(前回約1万1000票)支持者にも秋波を送る。

 佐藤氏は、西鉄久留米駅前で朝夕の辻(つじ)立ちなどで支持を訴える。【松尾雅也】

 ◆7区

 ◇「実績」「チェンジ」の争い
 10選を目指す自民の古賀誠氏に、民主の野田国義氏が挑む構図に、幸福の林孝宣氏が加わった。野田氏は古賀氏の元秘書。民主が「最重点区の一つ」と位置付け、激しい争いとなりそう。

 古賀氏は14日に党選対委員長の辞意を表明。陣営は「自らの選挙戦とは別。勝利に向け運動するだけ」と話す。激戦の危機感から、党選対委員長時代には週末の地元入りの回数を増やした。郡部では「20年ぶりに顔を見た」という支持者も。3月には7区内市町村長を集めた討論会に出席。5月末には大票田の大牟田市で全小学校区単位の集会を開いた。

 有明海沿岸道路や九州新幹線などのインフラ整備の実績を強調する。今回の選挙を「30年の議員生活の集大成」と表現。「ひとすじに」「つらぬく」をキャッチフレーズに「民主党に政権担当能力はない」と主張する。

 元八女市長の野田氏は昨年9月に出馬表明。オバマ大統領にあやかり「チェンジ」を旗印に。4期の市長経験を生かし「真の地方分権は自民ではできない」と訴える。

 党は「保守票も取り込める候補」と期待し、出馬表明に当時党代表だった小沢一郎代表代行が同席。鳩山由紀夫代表、岡田克也幹事長ら党幹部も次々と7区入り。連合の推薦や社民との共闘に加え国民新党の推薦も受けた。

 野田氏はこの10カ月間、きめ細かに支持者回りや集会を重ね、地盤の八女市で足場を固めてきた。大牟田市や柳川市などでは党幹部を交えた集会を展開し、浸透を図る。

 林氏は6月に出馬を表明。街頭演説やあいさつ回りを中心に運動を展開している。【井上秀人】

1757千葉9区:2009/07/19(日) 21:04:39
http://mainichi.jp/area/fukuoka/archive/news/2009/07/18/20090718ddlk40010339000c.html
09迫る!!:ふくおか衆院選挙区模様 9区/10区 /福岡
 ◆9区

 ◇楽観許さず街頭活動
 自民現職に民主、共産、幸福の3新人が挑む構図になりそうだ。

 自民を一時離党していた三原朝彦氏は「選挙区は自民、比例区は公明」との戦略を早くから実行。03年に比例区での復活当選により7年ぶりに返り咲き、05年には小選挙区で当選を果たした。07年参院選比例区で公明党は3万9000票弱を得ており、陣営幹部は「公明票はほぼ三原票と見込める」と語る。

 ただ陣営内には「過去4回の現行制度での選挙戦で、小選挙区での当選は05年だけ。投票率が上がって自公の組織票が埋没すれば落選する恐れが高まる」との懸念も。三原氏は先月から街頭に立つ機会を増やしている。

 民主の緒方林太郎氏は元外務省官僚。北九州市長に転じた北橋健治・元民主党衆院議員にスタッフとして仕えた。北橋氏の地盤を引き継ぎ、戦いに臨む。

 北橋氏は旧民社党系の労使一体型候補として地盤を築いたが、現在は企業の大半が政権与党・自民との関係を重視し、労組は往年に比べ力を落としている。こうした変化を前提に、緒方氏はミニ集会や街頭活動を繰り返し、無党派層への浸透を図る。目指すは「風を起こす選挙戦」(緒方氏)だ。

 共産の青木信恭氏は昨年秋に擁立が決まった。「消費税増税を狙う姿勢や財界に物が言えない点では、自民も民主も同じだ。2党の悪政をストップするのが共産党」と訴えている。

 幸福の八野知子氏も周知を図るための活動を続ける。【平元英治】

 ◆10区

 ◇着々と土台固めに専念
 自民現職と民主元職に加え共産、幸福の両新人の4人が立つ。

 自民の西川京子氏は前回、郵政民営化に反対した自見庄三郎氏(現国民新党参院議員)への“刺客”として地元熊本を離れて出馬し、当選した。

 麻生太郎首相とは総裁選で推薦人を務めた間柄。首相の威光を背に企業・団体固めを進める。11日の事務所開きには自公の県議・市議、市内企業の有力者に、前回は自見氏を支援した自民市議も顔をそろえた。だが、当選を後押しした無党派層は自民から離れつつあり、公明にも「中道色の濃い我が党支持者のうち、タカ派の西川氏に投票するのは半数程度では」との声がある。西川氏は「景気回復の実現」を争点に掲げ、自公支持層の引き締めに躍起だ。

 民主の城井崇氏は自見氏や、前回は独自候補を立てた社民とスクラムを組む。5日の事務所再開式では「さまざまな力合わせをして政権交代につなげたい」と訴えた。

 前回得票は、西川氏の10万票弱に対し、城井氏と自見氏、社民候補の総計は13万票超。数字の上では有利に立つが、陣営幹部は「自民党の底力はあなどれない」。ミニ集会をこまめに開き、1票ずつ固めていく姿勢を貫いている。

 共産の篠田清氏は「後期高齢者医療に反対するなど、国政で筋を通してきたのは共産党だ」とし「雇用や医療など国民の願いを実現し、政策をリードできる政党であることを訴えたい」と語る。

 幸福の川上憲信氏も支持者への働き掛けを続けている。【平元英治】

1758千葉9区:2009/07/19(日) 21:05:43
http://mainichi.jp/area/fukuoka/archive/news/2009/07/19/20090719ddlk40010250000c.html
09迫る!!:ふくおか衆院選挙区模様 8区/11区 /福岡
 ◆8区

 ◇首相の地盤、攻守に熱気
 自民の麻生太郎首相に民主新人の山本剛正氏らが挑む。

 大臣などの要職にあっても、必ず一度は地元入りしてきた麻生氏。首相として迎える今回、その予定はない。

 6月20日、飯塚市と直方市であった事務所開きで、選対本部長の吉原太郎県議は「首相は一日も帰ることはできないだろう。まず、身近な人から1人ずつ麻生太郎を広めていただきたい」と支持者に理解と協力を求めた。千賀子夫人も「風当たりが強い中、いつか理解してもらえると信じてやってきた。最後まで支えてください」と訴えた。

 陣営は前回獲得した14万5000票を目標に掲げるが、支持率低迷の中で「情勢は厳しい」と猿渡修一事務所長。留学先から一時帰国した長男が支援者を回る。旧市町ごとに計20カ所の事務所を設け、地盤固めと支持拡大に地道に取り組む。

 一方、山本氏は参院秘書などを経て候補者に内定した07年11月当初、8区では無名の存在だった。毎朝街頭に立つなど、1年9カ月で3000回以上の演説をこなし、浸透を図ってきた。「初めはののしられることもあった」と振り返る。それが「街頭で激励の言葉を掛けてもらうことが増えた」と空気の変化を感じている。後援会の末原精二事務局長は投開票日まで1カ月以上あることに「知名度アップを考えるとプラス」と話す。

 前回民主候補が獲得した8万7000票に加え、前回2万2000票を獲得しながら擁立を見送った共産の支持層の取り込みも期待し「10万〜11万票を見通せるところまで来たのでは」と選対本部長の吉村敏男県議は見る。

 幸福は漫画家のさとうふみや氏を擁立。戦略上、本人は姿を見せず、支援者らが街頭活動を展開する。【伊藤奈々恵】

 ◆11区

 ◇因縁の対決軸に競り合う
 前回、449票の小差で競り勝った武田良太氏と比例九州で復活した山本幸三氏の自民分裂選挙区。中選挙区時代を含め5回連続、同じ選挙区でしのぎを削った対決が今回も軸になる。党公認問題は決着しないまま、両者とも無所属で出馬する可能性が濃厚だ。

 武田氏は前回、前々回と連勝した勢いを保ち、地盤の田川地区を足場に京築地区へも攻勢を強め、支持固めを図る。各地でミニ集会や街頭演説を重ね、5月から7月上旬には選挙区内の全市町村後援会で支持者拡大の活動主体となる世話人会を開いた。前々回から続く公明の支援も「順調に固まっている」(陣営幹部)という。

 対する山本氏は、公認争いの渦中に党から打診された比例上位の処遇を拒否し「生きるか死ぬか政治生命を懸けた戦い」と悲壮感を訴える。前回、小泉純一郎首相(当時)来援の追い風を受けながら敗れた危機感は強く、初めて田川地区の全市町村に後援会組織を設けた。辻(つじ)立ち、ミニ集会、支持者・企業回りを精力的にこなす。

 6月末に出馬表明した共産新人の山下登美子氏は「自民、民主共に、憲法を変え、将来の消費税増税を狙っている。2大政党の暴走を止めたい」と訴える。前回共産候補の得票(約1万票)の倍以上に当たる2万3000票を目標に掲げる。

 社民は県内小選挙区唯一の公認候補に新人の山口はるな氏を擁立する。知名度ゼロからのスタートながら民主の支援を受け「野党共闘候補」をアピール。07年参院選で民主が11区で41%の得票率をあげた実績を追い風にすべく浮動票も狙う。

 幸福の小迫日出典氏は消費税撤廃を訴え、街宣車を走らせて知名度アップを図る。【降旗英峰、林田雅浩】

1759千葉9区:2009/07/19(日) 21:06:32
http://mainichi.jp/area/iwate/news/20090715ddlk03010139000c.html
ゆれる:09衆院選・業界事情/1 建設 /岩手
 ◇「集票マシン」面影薄く 「選挙をやる余裕がない」
 7月11日、盛岡市内で自民党県連の衆院2区選対会議が開かれた。県内4選挙区のうち鈴木俊一氏が自民の孤塁を守る同選挙区、約200人が出席し、打ち合わせをする中に、建設業関係者の姿がなかった。県連役員は「以前から、集まりに姿を出すことはないよ」と話した。

 就業人口の1割が働く建設業界は選挙に力を振るった。「県建設産業政治連盟」として候補を推薦、支援した。小沢一郎氏が93年に離党後、業者の支持も割れたが、父善幸元首相時代からの地盤は強固だった。宮古市の業者は「従業員を休ませて、ポスター張りや集会に動員し、びしっとやったもんだ」と、振り返る。

 ところが、近年は連盟だけでなく13支部も推薦を出さず、自主投票となりつつある。2区も例外ではない。「選挙をする余裕はない」と業者は口をそろえる。経営が悪化しているためだ。

 県発注工事は、財政悪化に伴い減少した。97年度の3802億円をピークに減少に転じ、07年度は1308億円にまで落ち込んだ。県内建設業者は、07年に38件、08年45件と、ここ10年で約400社が倒産している。00年、05年の談合摘発で、入札制度の運用が厳格化していることもある。「入札は利益が出ない額でのたたき合いだ。政治家が介入するすき間はない」「政治家と関係を作れば仕事が得られる時代は、夢物語だよ」と、業者たちは異口同音に話す。

 このせいか、昨秋から衆院選実施が断続的に政治課題に上るのに、県北の業者たちは、鈴木氏側から名簿提出すら求められていないという。後援会幹部は「集票に影響はあるけれど、もう期待できないんじゃないか」と話す。民主党の畑浩治氏陣営も言う。「味方に付けても選挙をやる体力がない」

 一方で、政権交代をにらんで自民から民主に「乗り換える」ような業者の動向もみえない。公共事業の大幅削減を打ち出す民主への不安があるからだ。自民が盛り返した場合を警戒する声もある。民主を支持してきた業者は、言い切る。「必要な生活道などをやれば、民主についていくだろう。だめなら降ろすだけだ」。かつての集票マシンは、一歩離れて政治の行く先を見つめている。【岸本桂司】

   ×  ×

 次期衆院選の日程が8月30日投開票に固まり、県内は選挙ムードに彩られつつある。政権選択が迫られる今回、政党の組織選挙を支えた各業界団体は、どのように動くのか。その「揺れ」を追った。=つづく

毎日新聞 2009年7月15日 地方版

1760千葉9区:2009/07/19(日) 21:07:17
http://mainichi.jp/area/iwate/archive/news/2009/07/16/20090716ddlk03010166000c.html
ゆれる:09衆院選・業界事情/2 農協 /岩手
 ◇3・4区、今回も自主投票 県中央会、民主に接近も
 昨年9月、衆院岩手4区を抱える花巻(花巻市、北上市、西和賀町、遠野市、釜石市、大槌町)、岩手ふるさと(奥州市、金ケ崎町)、岩手江刺(奥州市)の3農協幹部が花巻市内に集まった。「政権与党を推すのが筋ではないか」「やはり現職だろう」。県農協政治連盟(農政連)に伝える次期衆院選の推薦候補を決める議論は、平行線が続いた。03年衆院選以来続く光景だ。

 08年5月に合併した花巻農協のエリアは、3、4区内にまたがる。3区内も同様で、意見がまとまらない。結局4区は3回連続、3区は小選挙区制導入以来5回連続で自主投票となった。長年自民を支えてきた農政連だが、推薦を決めたのは1、2区だけ。県選挙区選出国会議員が民主5、自民1という現状が現れる。

 自民4区候補予定者、高橋嘉信氏の後援会顧問でもある花巻農協の高橋専太郎組合長は苦い表情で言う。「自民はだらしないから一度民主にやらせてもいい、と話す組合員も多い」。3区の自民候補予定者、橋本英教氏陣営は、民主現職が農政が得手でないと見るほか、選挙区内4農協のうち現職を主張したのが1農協であることから、積極的に農家票を狙う。だが、選対幹部は「訴えは伝わっていると思うけど、開けてみなくては分からない」と、東京都議選などで表れた「政権交代」志向の県内波及を不安視する。

 3、4区の民主現職支援を主張した農協にも不安はある。ふるさと農協の幹部は「地元市議のつきあいで小沢(一郎代表代行)さんを推したが、農業問題が解決できると思えない」と複雑な思いも吐露する。

 いろいろな迷いの中、県農協中央会は近年、農水省出身の民主参院議員、平野達男氏との距離を縮めてきた。国とのパイプをつないできた元農相の玉沢徳一郎氏(自民・衆院東北ブロック)は、次期衆院選に出馬しない。今国会に提案された企業参入を進める改正農地法案についても、平野氏に不安をアピールした。民主の修正要求で企業参入のハードルが引き上げられた。中央会の朝倉栄常務は平野氏の参院農林水産委員長就任を祝う会合の写真を手に、「決して無駄にはならない」とつぶやいた。【山口圭一、湯浅聖一】=つづく

毎日新聞 2009年7月16日 地方版

1761千葉9区:2009/07/19(日) 21:08:07
http://mainichi.jp/area/iwate/archive/news/2009/07/17/20090717ddlk03010148000c.html
ゆれる:09衆院選・業界事情/3 郵政研 /岩手
 ◇完全民営化に危機感−−自主投票から民主支援
 一関市、東磐井地区の旧特定郵便局の現役・OB局長らの会合が6月27日、同市内で開かれた。「衆院が解散したら、街頭演説は全部、郵便局の前でやろうと思っているんだ」。招かれた3区の民主党現職、黄川田徹氏は会合を終え、上機嫌で日に焼けた顔をほころばせた。

 前回「郵政選挙」では、民営化に反対する特定郵便局長OBらでつくる「大樹」が、自民党職域支部ながら国民新党を支援した。県内に同党候補がいなかったため、小選挙区を自主投票にした。現役局長も加え、郵政政策研究会(郵政研)に衣替えして臨む次期衆院選では、小選挙区・比例ともに同党と共闘する民主候補を推薦、支援する。

 民主陣営は「郵政票」の獲得ばかりでなく、「実働部隊」としても期待する。2区候補の畑浩治氏は「郵政の方がポスティングするので、それに合わせて街頭演説をしたい」と話す。民主次の内閣で副総務相の黄川田氏は、昨年6月の岩手・宮城内陸地震で被災した郵便局にも顔を出し、良好な関係づくりに精を出す。

 郵政研の今選挙にかける思いは強い。07年10月から10年間は移行期間であり、17年10月に完全民営化する。「政府保有の株式が売却されたら、不採算局は切り捨てられかねない」との危機感がある。民主、国民新、社民の野党3党は見直しを打ち出している。今回、政権交代が実現すれば、完全民営化にまだストップがかけられるとの思いがある。郵政研県東部地区の藤岡信会長(門馬(かどま)郵便局長)も「労組などオール郵政で臨む」と万全の構えだ。

 一方、郵政票を失った自民は苦しい。千葉伝県連幹事長は「郵政選挙から4年を経ているし、以前のつながりを取り戻したいと思うが……」と話す。だが、会合を呼びかけるなど、具体的な行動は起こしていない。

 県内小選挙区で自民議席は2区のみだ。郵政民営化法案に賛成した自民2区現職の鈴木俊一氏には、法案成立直後、当時の県東部特定郵便局長会が、顧問を辞めるよう求める「絶縁状」を出したこともある。郵政研県南地区の境真会長(一関台町郵便局長)は「宣言」した。「長年世話になったが、今回は鈴木さんには休んでもらう」【山口圭一】=つづく

毎日新聞 2009年7月17日 地方版

1762千葉9区:2009/07/19(日) 21:08:56
http://mainichi.jp/area/iwate/archive/news/2009/07/18/20090718ddlk03010053000c.html
ゆれる:09衆院選・業界事情/4 商工団体 /岩手
 ◇規制緩和で結束壊れ 「今回は光と影見抜く」
 JR盛岡駅前の県内最大のタクシープールで、数人の運転手が談笑している。常時約80台が1〜2時間、乗客を待つためだ。輪の中の一人、老舗タクシー会社の男性運転手(58)が冗談めかして言った。「自民党が駅前で街頭演説やったら、石を投げつけようかって話になる。暴動が起きても仕方ないぞ。それほど状況は、きつい」。

 タクシー業界は、自民党の職域支部を持つ。だが、小泉政権の構造改革による「痛み」をきつく受けてきた。02年の道路運送法改正施行に伴う規制緩和で、各地でタクシーの供給過剰と過当競争による運賃値下げが起きた。盛岡市周辺は10社が新規参入した。歩合制の運転手は手取り賃金が半減し、労働は長時間化した。

 自民支持の老舗会社長は「規制緩和の評価は一言では言えない。不況と重なり地方に弊害が出た。これからも支援は続けるが、今の党内の混乱ぶりを見ると、選挙情勢は厳しそうだ」とぼやく。

 政権与党支持の県内商工業団体は、選挙運動をほとんどしなくなっている。県内の国会議員選出状況ばかりでなく、タクシー業界のように「痛み」に伴う疲弊も大きい。盛岡商工会議所会員でつくる盛岡商工連盟は、07年の衆院1区補選で、県内商工会員の県商工政治連盟は、05年衆院選以降、自民、民主双方の候補に推薦を出している。次期衆院選も同様の考えで、実質自主投票となる。

 県議の一人は「昔は産業に規制があって、選挙をするメリットがあった。構造改革、規制緩和で動機がなくなり、業界の結束は壊れた」とみる。

 「選挙の結果をみて、どうするか決めるということだ」と、県トラック政治連盟の事務局担当の佐藤耕造さんは苦笑した。業界は、高速道路料金の「休日上限1000円」に伴い乗用車が増加し、運転手は休憩が取れず、渋滞にほんろうされた。だが、民主の唱える道路特定財源の廃止や高速道路の無料化は、現状を一層悪化させるとも考える。どちらかを支持できる状況にないのだ。

 迷いに揺れる中、県商工政治連盟の永井英治常任委員は自省も込めて言う。「前回選挙では、規制緩和の光と影を見抜く力がなかった。今回は、マニフェストをよく読んで見極めたい。4年間のごたごたで、私たちも少しは成熟したかな」【狩野智彦】=つづく

毎日新聞 2009年7月18日 地方版

1763千葉9区:2009/07/19(日) 21:09:39
http://mainichi.jp/area/iwate/news/20090719ddlk03010003000c.html
ゆれる:09衆院選・業界事情/5止 医療・福祉 /岩手
 ◇社会保障抑制で苦悩−−政党や候補にアンケートも
 県医師連盟や県歯科医師連盟は昨秋、小選挙区の自民候補に推薦を決定した。とりわけ、厚生政務次官や衆院厚生労働委員長などを歴任した2区の鈴木俊一氏は、業界のため活動してくれる議員として重視する。医師育成や医療体制保持のため、改革の名の下に進められる社会保障費抑制を解除したいからだ。

 「全面支援します」。15日、盛岡市内の県歯科医師会へあいさつに訪れた鈴木氏に箱崎守男会長は約束した。日本歯科医師連盟の堤直文会長らも2区入りを計画する。1区の高橋比奈子氏も「医療福祉が分かる」として強力に支援する方針だ。高橋氏の後援会副会長を務める県歯科医師連盟の小山田勇樹常任理事は「仮に野党でも、議員になれば質問できる」と期待する。

 長年自民を支えた業界組織が、自主投票などと離れていく中、両連盟の動きは際立つ。千葉伝県連幹事長は「長年の実績がもたらしたものだ。ありがたい」と話す。

 社会保障費抑制で苦しむのは医療ばかりではない。「郵政選挙」後、障害者に施設などの利用料負担を求めた障害者自立支援法が成立した。介護保険も00年の制度開始後、2度報酬が引き下げられるなど、施設は人材確保や運営苦にあえぐ。

 奥州市水沢区の知的障害者授産施設「ひまわり園」は、障害者自立支援法施行後、国から出る報酬が約2割減り、辞めた正職員の穴はパート職員で補充するなどした。当初より額は下がったものの、利用者に負担を求める苦痛も続く。

 「さようなら」、一日の仕事を終えて帰途につく利用者たちを職員が見送った。施設長補佐で、きょうされん岩手支部事務局長の高橋モリコさんは、見送りの笑顔を収めて言った。「支援法を廃止し、障害者の自立とは何か、一から制度を考える必要がある」

 だが、福祉団体は、選挙への組織的関与や特定政党支持をしない姿勢を、次期衆院選でも変えていない。こうした中、DPI(障害者インターナショナル)日本会議(東京都)など、一部で政党や候補に福祉についてアンケートを取ろうという動きがある。DPIの尾上浩二事務局長は言う。「前回衆院選で、こういう現状を有権者が考えられただろうか。各党のマニフェストを見た上で質問を作り、しっかり政党の考えを有権者に示したい」【山口圭一、岸本桂司】=おわり

1764千葉9区:2009/07/19(日) 21:10:46
>>1683-1684
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20090719k0000m010053000c.html
解散:命名も後ろ向き 与党ボケ解散、しょうがない解散…
 麻生太郎首相が21日に衆院を解散するのを前に、与野党から解散のネーミングを巡る発言が相次いでいる。自民党の命名は大半が後ろ向きなイメージで、求心力の衰えた首相のもとで、衆院選への展望が開けない政権の現状を反映している。

 「麻生降ろし」に動いた自民党の加藤紘一元幹事長は18日、民放番組で「与党ボケ解散」と命名。「両院議員総会を開かず、議員懇談会を非公開でやる。『大丈夫、次また与党政権がある』と思うのは違う」と、党執行部の危機感のなさを指摘した。中川秀直元幹事長も別の民放番組で「『予告解散』というか、党内では『しょうがない解散』だと言う人もいる。やや異例だ」と語った。

 東京都議選など一連の地方選挙で敗北した麻生政権は窮地に追い込まれている。反転攻勢の材料も乏しく、党三役の一人は「今回は『やりたくない解散』だな」と嘆く。党内からは「がけっぷち解散」「バンザイ解散」などの声も聞こえる。

 一方、勢いづく民主党。鳩山由紀夫代表は17日、記者団に「まさに『政権交代解散』なので、真摯(しんし)な思いでマニフェスト選挙を戦いたい」と自信をのぞかせた。

 小泉純一郎首相(当時)が郵政民営化の是非を問うた05年は「郵政解散」。麻生首相の祖父・吉田茂は「バカヤロー解散」(53年)で知られる。首相は21日の記者会見で衆院選への決意を表明するが、政府高官は「景気回復とか安心社会実現とか……。サプライズはない」と悲観的だ。【近藤大介】

1766千葉9区:2009/07/19(日) 21:43:58
>>1695
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/yamanashi/news/20090718-OYT8T00922.htm
3648人集団離党 自民の求心力低下
長崎氏支持者「リーダー不在」

 自民党を離党した長崎幸太郎衆院議員(比例南関東ブロック)と党との対立は18日、長崎氏を支持する党員の大規模な集団離党に発展した。大量の党員から突きつけられた自民党への「決別宣言」は、衆院山梨2区を巡る公認調整への不満の大きさだけでなく、党の求心力低下も反映しているといえそうだ。

 18日午後、甲府市丸の内の自民党県連会館に長崎氏の支持者約10人が集まり、党員3648人分の氏名や住所などが記載された離党届を提出した。支持者側は党籍の抹消を求めている。大半は富士吉田市など2区内に住む党員だったが、一部、他の選挙区や県外の党員も含まれていた。支持者が集まる直前に職員が出払ったため、離党届は受理されず、県連の郵便受けに投げ込む形で提出された。

 離党届の提出者の一人、前甲府市議の楠間隆保さん(65)は、記者団に対して、「今の自民党にはあきれている。リーダー不在だ」と批判した。また、前甲府市議の五味務さん(72)は「離党届を提出したのは、自分から党費を払って党員になった人ばかりで、真の党支持者だ」と述べた。

 長崎氏の支持者によると、大量離党の直接のきっかけは、自民党の古賀選挙対策委員長の発言という。古賀氏は14日、山梨2区で党公認が内定している堀内光雄・元総務会長の国政報告会に出席し、長崎氏への批判を展開した。さらに、衆院解散を巡る「麻生降ろし」の動きなど、党内の混乱が大量離党に拍車をかけたとの見方が出ている。

 2区から無所属で出馬する長崎氏は取材に対し、「私と行動を共にしていただける仲間が多数いるということで、大変心強い」と語った。

 ただ、県連関係者によると、党員の資格を得るには、毎年党費(原則年4000円)を納付する必要がある。党籍はあるが、党費を納めていないケースも多いといい、県連関係者は「長崎氏の支援者で、党員資格があるのは800人程度ではないか」と指摘している。

(2009年7月19日 読売新聞)

1767千葉9区:2009/07/19(日) 21:45:22
>>1749
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/miyazaki/news/20090718-OYT8T00990.htm
1区自民分裂の火種
 来月18日の衆院選公示までいよいよ1か月。「政権選択」への関心が高まり、かつてない激しさが予想される選挙戦を、立候補予定者はどのように迎えようとしているのか。情勢を報告する。

 14日、宮崎市内で開かれた上杉の総決起大会。人気グループの歌「何度でも」が鳴り響く中、上杉は妻と共に「即戦力」と書かれたのぼりを掲げて登場した。

 紺のスーツに赤いしま模様の“勝負ネクタイ”姿で、「政治は生活、生活は政治。生活を良くする政治を続けるため、選挙は避けて通れない」と、力を込めた。

 現職として4選を目指した2004年の参院選、2区で党公認を得て出馬した05年の衆院選と、続けて苦杯をなめた。今回は、中山が昨年10月に不出馬を表明したことから、自民党県連の公募で、党公認候補の予定者となった。

 すでに立候補に向けて走り始めていた他の予定者から出遅れた。後援会幹部は「過去の実績をすべて捨てて臨むよう念を押した」と、厳しい姿勢を崩さない。上杉自身も「どぶ板選挙だ」と開き直り、街頭演説やミニ集会などで有権者と直接向き合う。

 07年の参院選で、同党の現職と、離党した元議員がぶつかる保守分裂となり、議席を失った自民。今回の総選挙で、県都を中心とした1区の議席を守れるかどうかは、「党にとっても死活問題」(党ベテラン県議)だ。

 強烈な逆風の中、党県連会長の緒嶋雅晃は声高に「挙党一致」を呼びかける。しかし、党県第1選挙区支部が、中山を公認するよう党本部へ直訴する動きを見せた。中山も出馬に意欲を見せており、分裂の火種を抱えたまま選挙戦に突入しそうだ。

    ◇  ◇  

 「日本の政治の歴史を変える日が近付いている。一緒に変えていこう」

 5日夕、宮崎市の百貨店前で開かれた集会。大勢の聴衆を前に川村が熱弁をふるうと、拍手が起きた。

 壇上には、民主党最高顧問の藤井裕久や社民党副党首の又市征治ら各党幹部が並び、自民党批判を繰り広げた。

 この選挙区で民主、社民両党は前回、公認候補を擁立したものの、敗北。今回は共闘し、両党や国民新党、連合宮崎といった非自民勢力が結集して川村を支援する。

 07年12月の出馬表明後、連日、早朝のつじ立ちや企業回りを継続する。連合関係の企業だけでなく、各地域をくまなく戸別訪問する“ローラー作戦”を展開している。演説会も各地域で精力的にこなし、宮崎市で今月10日に開いた集会には約250人を集めた。日頃のあいさつ回りでも、自民党支持者が多い農家からの反応が良く、後援会幹部は追い風を感じている。

 民主党県連も「自分の選挙と思ってやる」と県議らが結束。社民党県連合も党支持者に、川村支持の浸透を図る。

    ◇  ◇  

 馬場は「自民党の代わりに民主党が政権を取っても、政治の中身は一緒。第3の選択肢があることを知ってほしい」と有権者に訴える。

 農村部を中心に支持を求めており、特に非正規雇用の労働者やお年寄りといった、不況のあおりを受けやすい有権者からの支持を強く感じるという。「地方に行くほど、生活は大変。大企業がもうけられる現在のシステムを変えたい」と意気込む。

 鶴丸は毎朝、宮崎市の繁華街で約1時間、自らの主張を通行人に訴える。自民対民主という構図に疑問を呈し、「政策面で比べてほしい」と呼びかける。

(文中敬称略)

(2009年7月19日 読売新聞)

1768千葉9区:2009/07/19(日) 21:47:06
http://www.asahi.com/politics/update/0719/SEB200907190006.html
自民・古賀氏、「弟子」と対決 福岡7区(1/3ページ)
2009年7月19日12時57分
 「政府与党、自民党に大変な逆風が吹いている。厳しいからこそ、正々堂々とした選挙で審判をいただきたい」

 雲の切れ間から灼熱(しゃくねつ)の太陽が照りつけた18日、福岡7区の現職、古賀誠(68)は福岡県大牟田市の事務所開きで決意をみなぎらせた。神棚の下には「戦勝祈願」の紙が張り出され、事務所内は立錐(りっすい)の余地もない。

 来賓としてあいさつした古賀道雄・大牟田市長はNHK大河ドラマ「天地人」を引いて活を入れた。「天の時、地の利、人の和がそろえば戦いは勝つというが、今は人の和しかない」

    ■   ■

 「敵前逃亡は決していたしません」

 首相の麻生太郎(68)が衆院の解散宣言をした翌日の14日。古賀は東京・永田町の自民党本部で取り囲んだ記者団をにらみつけた。東京都議選の大勝に勢いづく民主党と雌雄を決する総選挙を目前に、党の選挙対策委員長を「辞める」と言い捨て、党総務会を途中退席した直後だった。

 宮崎県知事の東国原英夫(51)の擁立騒動や、都議選惨敗の責任をとる――。古賀は引き続き党内で選挙戦の司令塔役を果たす考えを示したうえで、「けじめ」を強調した。しかし、地元では、身内の自民県議からこんな声が上がった。「自分の選挙が危ないからだろう」

 参院議員の秘書からたたき上げた古賀は80年に初当選。96年に運輸相として初入閣し、00年には党幹事長に。現在は池田、大平、鈴木、宮沢の4首相が輩出した保守本流の「宏池会」会長だ。

 「殿様選挙」を繰り返してきた古賀だが、今回は危機感を感じている。ほとんど選挙区に帰ったことがないのに、18、19日は生まれ育ったみやま市で11回も国政報告会を開く。

 5月下旬の2回の週末にも22回の報告会をこなした古賀に、昔からの支援者は驚いた。「以前は話が終わると、SPを連れてサッと帰るのが当たり前だった。それが、懇親会にも残って、お酌して回るんだよ」

 古賀を駆り立てたのは、昨年9月の民主党候補者の擁立劇だった。

    ■   ■    

 「もしおれが小沢だったら、必ず総選挙に立候補するよう口説きに来る。一番、おもしろい選挙になる」

 昨年7月、大牟田市議の山口雅弘(57)は市内の居酒屋で、八女市長の野田国義(51)と酒を酌み交わした。野田は大学卒業と同時に、古賀の秘書を7年務めたが、山口はその先輩にあたる。山口は続けてこう忠告した。

 「隠忍自重しろよ。古賀の後は、みんなでお前を担いでやるから」

 それから2カ月後、八女市で記者会見した野田の隣には、民主党代表だった小沢一郎(67)の姿があった。山口は歯ぎしりしたが、もはや取り返しはつかなかった。

 野田は大学時代から自民党田中派の「木曜クラブ」事務所に出入りし、古賀事務所入りしてからも東奔西走。「古賀先生の八女郡の後援会青年部は僕がつくった。今、その人たちを相手に戦っている」と感慨深げに語る。

 日本新党ブームに日本中が沸き立った93年、「政治を変えよう」と八女市長選に出馬。古賀は4期務めた現職を推し、たもとを分かったが、野田はローカルマニフェストを掲げ、34歳で当時全国最年少市長となった。

 「古賀先生にお世話になったことには感謝している。しかし、私とは政治のスタンスが違う」。野田は当時、「八女のクリントン」とも呼ばれた。市の財政再建を果たすなど、市長としての実績には自信がある。今回はオバマばりに「チェンジ」と繰り返す。

 一方、支持団体による「組織戦」を展開する古賀に対し、野田は「草の根運動」が頼り。「アリが巨象に挑む」と自嘲(じちょう)気味に語る。名刺はすでに3万枚以上配った。1日平均約2万歩歩く。靴を5〜6足用意して毎日、履き替える。

 「もう一歩。もう一歩でサプライズが起きます」(敬称略)

1769千葉9区:2009/07/19(日) 21:49:57
http://mytown.asahi.com/hokkaido/news.php?k_id=01000000907190008
自民、無敗3氏走る
2009年07月19日

■挑む民主、浸透図る


 「21日の週早々に衆院を解散し、8月30日に総選挙を実施する」。麻生首相が、そう宣言してから最初の週末を迎えた。自民党がごたつく中、立候補予定者らは事実上の選挙戦に入っている。小選挙区になって過去4回、1度も負けたことのない同党議員3人と民主党のライバルも18日、選挙区を走り回った。
(小西淳一、伊藤唯行、加賀元)


■5区


 中選挙区時代から8回連続当選の町村信孝・前官房長官(自民)と、民主党の小林千代美・前衆院議員は18日、5区で有権者が最も多い札幌市厚別区でしのぎを削った。町村氏が弱点とされる女性の支持拡大を意識したフォーラムを開けば、小林氏は町村氏の支持基盤とされてきた町内会長の自宅回り。いずれも自らの弱点を補強し、相手の支持基盤を切り崩す狙いだ。


 町村陣営のフォーラムには女性400人が参加。ゲストの俳優・杉良太郎さんに続いて登壇した町村氏は「幼稚園が預かり保育をする場合に国が補助金を出す仕組みをつくったのは町村文部大臣なんですよ。偉いでしょう?」。いつもの北海道新幹線や国際会議の招致ではなく、子育て支援の実績をアピールした。


 一方、小林氏が今回初めて町内会長宅を回るのは、「相手の支持基盤に踏み込まないと勝てない」(陣営幹部)と踏んでいるからだ。自民党のポスターが張ってある家の呼び鈴も鳴らした。同行した道議は「区内の会長宅の4割を回り終えた。好感触だ」と語った。


■11区


 これまで無敗の中川昭一前財務・金融相(自民)はこの日、モンゴルの農牧業大臣らの農業視察に同行し、地元の農業関係者らと十勝支庁士幌町内の酪農家などを案内。「十勝の最先端の農業技術を知って頂き、両国の関係を深めたい」と語った。


 夕方には帯広市内の農村地区で後援会の総会に出席し、約100人を前に「麻生総理の下で景気対策を行い、日本の前進のために突き進む考えだ。厳しい戦いだが、支援をお願いしたい」と訴えた。19日は市内で事務所の全体会議を開き、衆院解散後の活動などを話し合う予定だ。


 対する民主党の石川知裕氏は18日、十勝支庁清水町などでミニ集会を開いた。「地方分権を進め、地域が本当に必要としている医療や交通機関の確保に予算を配分したい」。政権交代で地方重視の政策が実現できる、と訴えた。


 自民党の支持基盤である農家への浸透も狙う。15日に農家を対象に同市内で開いたセミナーでは約300人を前に、民主党が政権公約とする農家への戸別補償制度を説明し、「農業が次世代産業の柱になるような政策を展開する」とアピールした。


■12区


 武部勤・元自民党幹事長も、他人に譲ったことのない議席の維持に懸命だ。18日は北見市内の大型スーパーなど2カ所で街頭演説した。


 「私の選挙区は四国4県より広い。それが一時の風で自民党、民主党と吹き飛ばされていたなら、オホーツク圏は救われません。私が誇れるのは地域とともにあるということ。だから、皆さんからオホーツク武部党だと言っていただける」。地元に根ざした政治家だと強調した。


 「反麻生」を鮮明にして注目されたが、この日は「麻生降ろしをしようというケチな考えはない」「麻生さんが都議選、静岡知事選で『国政と地方の選挙は関係ない』と、とんでもないことを言うから許せないということで立ち上がった」と釈明した。20日まで選挙区にとどまり、式典参加などを続ける予定だ。


 一方、2回連続で武部氏に敗れて比例復活の松木謙公衆院議員(民主党)は18日、網走支庁小清水町の郵便局前で街頭演説。小泉政権時代の郵政民営化を批判し、農家の所得補償など党の政策を強調。「今回は石にかじりついても小選挙区で勝つ」と決意をみせた。街頭演説を続けているほか、20日には網走支庁美幌町で、民主党と選挙協力する新党大地の事務所開きにも参加するという。

1770千葉9区:2009/07/19(日) 21:56:17
http://www.asahi.com/business/update/0717/TKY200907160438_01.html
財界版「骨太」を検討 同友会、政争横目に経済対策(2/2ページ)
2009年7月17日2時6分
 総選挙を控え、経済団体が各政党に政策論争を促している。16日に開幕した経済同友会の夏季セミナーでは、揺れ動く政局への対応に追われる政界を横目に、民間主導で経済政策の空白をうめようと「同友会版骨太方針」をまとめる議論を始めた。

 「マニフェスト(政権公約)で国民の審判を受けていない政権は、何とひ弱なことか」。長野県軽井沢町で始まった夏季セミナーで、経済同友会の桜井正光代表幹事は麻生政権の混迷を批判した。

 桜井氏は、現政権が決めた「骨太の方針09」も「財政規律が事実上棚上げになっている」と述べ、「我々の出番だ。民間が経済危機後の戦略を考えねばならない」と強調した。勝俣宣夫・丸紅会長も「内閣が短期に何度も代わっては、外国にも信用されない」と危機感をあらわにした。

 過去最大規模となる約15兆円の景気対策について、同友会は一定の評価をするものの、今後も「大きな政府」が続くことには強い懸念を抱く。細谷英二・りそなホールディングス会長は「景気回復への過渡期であっても、基礎的財政収支の赤字を国内総生産(GDP)比で毎年1〜2%削減するべきだ」と述べ、法律で財政再建の目標を定義する必要があると主張した。

 同友会は、規制緩和による民間活力の向上や無駄な財政支出の削減を求めてきた。「麻生おろし」で迷走する自民党内の動向ばかりに焦点があたることを憂慮し、政党間での本格的な政策論争を促すため、17日には同友会版の「骨太の方針」をまとめる予定だ。

 日本経団連も23日から軽井沢町で夏季フォーラムを開く。全国知事会で「支持政党を明確にすべきだ」と唱えるなど、政権選択のかかった次期総選挙へ向けて積極的な発言を続ける橋下徹・大阪府知事を招いて、御手洗冨士夫会長が重視する道州制などについて政策論議を仕掛けるつもりだ。

 自民党と親密だった経団連は、総選挙に当たって各政党にマニフェストに盛り込むべき政策を要望し、「政党ではなく政策本位」で臨む姿勢を打ち出している。24日までのフォーラムでも、経済界と政治との関係について討議する予定だ。

 日本商工会議所の岡村正会頭も15日の会見で、「GDPが近く中国に抜かれることが予想される現在、何を日本のアイデンティティーにするか。マニフェストは個別政策の羅列ではなく、国の将来目標を示して欲しい」と注文。経済界から政策論争のテーマを設定し、政党に突きつける動きが広がっている。(冨田佳志、本田靖明)

1771千葉9区:2009/07/19(日) 21:59:04
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2009071902000097.html
お声かかるか『麻生節遊説』要請、いまだゼロ 小泉さん70回超、あの宇野さんは2回
2009年7月19日 朝刊

 麻生太郎首相の衆院選遊説日程が決まっていない。首相は全国を回りたい考えだが、先週の解散宣言をきっかけに繰り広げられた「麻生降ろし」が響き、ただでさえ低い内閣支持率はがた落ち。候補者からお呼びがかかるかは不透明だ。

 首相は二十一日の衆院解散後、当面は定例閣議への出席や政権公約の打ち合わせ、政見放送の収録などをこなす予定だが、遊説日程は白紙のまま。周辺は「立候補予定者の方に受け入れ態勢ができているか分からない。調整に時間がかかるので、すぐに行けるものではない」と強調する。

 ただ、首相の遊説回数は人気をはかるバロメーターでもある。大勝した四年前の「郵政選挙」で、小泉純一郎首相(当時)は公示十日前から街頭演説を始め、公認候補の個人演説会も含めて投開票日まで七十回以上、有権者の前に立った。

 一方、一九八九年の参院選で、女性スキャンダルを抱えていた宇野宗佑首相(同)は「来ると女性票が減る」などと敬遠され、公示日の第一声を党本部で行う寂しいスタート。応援演説も結局、地元を含めて二カ所どまりで、自民党が初めて単独過半数を割る惨敗を喫した。

 ある中堅議員は、麻生首相を宇野元首相にダブらせ、「おそらく応援要請は一つもない。ただ、第一声は党本部ではなく、ホームグラウンドのアキバ(秋葉原)だろう」と皮肉っている。

1772千葉9区:2009/07/19(日) 22:25:03
>>1537
選挙の構図が固まっていない選挙区(神奈川12、沖縄3は期待も込めて)
青森1:津島引退
岩手4:小沢国替え?
秋田2:川口出馬?
栃木3:ミッチージュニアへの刺客は誰?
群馬4:民主は中島を擁立?
東京12:小沢国替え?
神奈4:浅尾鞍替え?
神奈12:民・社協力ならず?
兵庫8:田中康夫鞍替え出馬?
福岡11:自民2名推薦?
宮崎2:中山出馬?
沖縄3:民・社協力ならず?

>>422高齢議員リスト
1924中山 太郎
1927綿貫 民輔 →比例単独出馬(国民新)
1927森山 真弓 →比例出馬模索
1929野呂田 芳成 →引退(国民新会派)
1930堀内 光雄 →保守分裂
1930津島 雄二 →引退
1931仲村 正治 →引退
1931海部 俊樹
1932萩山 教厳 →引退
1932井上 喜一
1932渡部 恒三 (民主党)
1932藤井 裕久 (民主党)
1932尾身 幸次
1934坂口 力 (公明党)
1934島村 宜伸

1773けん:2009/07/19(日) 22:50:33
>>1772
宮城6区と群馬5区と沖縄2区はまだ社民党への推薦出てないですね。


県連レベルの問題が残っているのかなぁ?


宮城6区は県連が異議を唱えて独自候補の模索をしている話があったが消えてしまった感じですね。

1774千葉9区:2009/07/19(日) 23:29:52
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20090719-OYT1T00707.htm
津島派会長引退、後継は額賀元財務相中心に

 自民党津島派会長の津島雄二・党税制調査会長が19日、衆院選不出馬を突然表明し、同派には戸惑いが広がった。

 同派は今後、会長の後継人事などを協議する予定だが、会長代理の額賀福志郎・元財務相を中心とした体制となる見通しだ。

 津島氏は19日の記者会見で、「結論は18日夜、私1人で出した。相談はしていない。私より政治経験が長い人は党全体でもそうはいないから、相談できる立場じゃない」と述べた。同派事務総長の船田元・元経済企画庁長官は記者団に、「全く寝耳に水だった。これから厳しい選挙に向かって陣頭指揮を執ってもらおうとしていた矢先の表明で、大変残念だ」と語った。

 津島派の前身は橋本派で、橋本元首相が会長を務めていた。日本歯科医師会側からのヤミ献金事件の発覚で橋本氏が会長を辞任した後、空席が続いたが、津島氏が2005年11月に会長となり、津島派に衣替えした。当時から額賀氏を推す声もあったが、派の混乱の中、「将来の総裁選候補として温存するのが得策だ」という声が強く、津島氏が就任した経緯がある。

(2009年7月19日21時57分 読売新聞)

1775名無しさん:2009/07/19(日) 23:46:20
深夜の支持率情報 その1

えーこちらは大雨、カミナリ、強い風あのですが、それに劣らず勝らずの調査結果をお伝えします。
http://www.47news.jp/news/2009/07/post_20090719165704.html
比例は民主36%、自民15% 民主中心政権がトップ
 共同通信社が18、19の両日、衆院選への有権者の関心度や政党支持の傾向を探るために実施した全国電話世論調査(第1回トレンド調査)で、比例代表の投票先政党で民主党が36・2%に上り、15・6%だった自民党の2倍以上に達した。前回2005年衆院選の第1回トレンド調査では自民党が31・5%、民主党15・2%だったが、完全に逆転した。
 ただ「まだ決めていない」の回答が34・7%あり、情勢が変化する可能性もある。
 望ましい政権の枠組みも「民主党中心」が39・3%。「政界再編による新しい枠組み」(20・8%)、「自民党と民主党の大連立による政権」(16・7%)が続き、「自民党中心」は14・8%にとどまった。
 投票に行くかどうかは、「必ず行く」が75・4%で、「できるだけ行く」の21・1%と合わせ96・5%が投票の意向を示した。衆院選に「大いに関心がある」と「ある程度関心がある」の合計は82・8%。郵政選挙の前回とほぼ同レベルで、関心の高さをうかがわせた。
 投票の際に重視する課題は「年金や医療など社会保障」(40・9%)、「景気や雇用」(30・7%)に集中した。
 比例代表の投票先は民主、自民両党に続き、公明党4・2%、共産党3・4%、社民党1・2%、国民新党0・1%の順。「小選挙区でどの政党の候補に投票するか」も、民主党が34・1%で自民党16・1%を引き離した。
 支持政党が「ない」と答えた無党派層に「あえて支持するとすればどの政党か」と質問したところ、民主党支持が43・1%、自民党支持は18・0%だった。
 麻生太郎首相と民主党の鳩山由紀夫代表の「どちらが首相にふさわしいか」は、鳩山代表が48・4%で、麻生首相は21・0%。内閣支持率は20・6%だった。

1776名無しさん:2009/07/19(日) 23:48:56
深夜の支持率情報第二弾!
http://www.asahi.com/politics/update/0719/TKY200907190329.html
自民支持率、最低の20% 朝日新聞緊急世論調査

朝日新聞社が18、19の両日実施した緊急の全国世論調査(電話)によると、自民党の支持率は20%で、前回(7月4、5日)の24%から下がり、現在の調査方法になった01年4月以降で最低となった。一方、民主党の支持率は31%(前回25%)と自民党に大きく水をあけた。「いま投票するとしたら」として聞いた衆院比例区の投票先も民主42%、自民19%と民主が圧倒。内閣支持率は17%で、前回の20%から下落した。
 自民党の支持率は、前回総選挙が行われた05年9月以降しばらくの間は40%を超えていた。安倍内閣のもとで惨敗した07年7月の参院選直後に、現行の調査方法で最低の21%まで下がったが、その後持ち直し、08年9月の麻生内閣発足当初は34%だった。調査方法が違うので単純に比較はできないが、結党した55年以降、自民支持率が最低だったのは、橋本内閣末期の98年7月の19%。
 これに対し民主党の31%は、過去最高の07年7月の34%と翌月の32%に次ぐ高い水準だ。
 総裁選の前倒しを求める行動など、麻生首相による解散宣言後に自民党内で起きた一連の動きで、同党への印象が変化したかどうかも聞いた。「悪くなった」が50%と多く、「変わらない」の43%を上回った。自民支持層でも「悪くなった」が43%いた。
 望む政権の形を聞いた質問では、「民主中心の政権に代わるのがよい」が49%で、「自民中心の政権が続くのがよい」は22%にとどまった。前回はそれぞれ47%、24%だった。他の回答傾向と合わせ、政権交代を求める機運がさらに高まっている。
 また、衆院選の投票にあたって、民主党の鳩山代表の政治資金問題を「重視する」と答えた人は26%にとどまり、「重視しない」が62%だった。「自民に投票する」人の間でも「重視しない」との答えが55%と多かった。

1777千葉9区:2009/07/19(日) 23:49:11
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2009/20090719212111.asp?fsn=eb33f76037153e93cde084f7e7644d6f
2009年7月19日(日)

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津島雄二氏、不出馬と引退を表明

 自民党津島派会長で衆院選本県1区選出の現職津島雄二氏(79)は19日、青森市の後援会事務所で会見を開き「新しい若い人に次の時代を開いてほしい」とし、衆院選に出馬せず引退する意向を正式に表明した。解散直前での津島氏の不出馬表明で、県政界には驚きが広がった。同党は早期に1区の選挙態勢を再構築する方針で、津島氏の後継候補選びが焦点となる。

 津島氏は同日、地元関係者らに電話で不出馬の意向を伝え、午後4時からの会見に臨んだ。津島氏は、不出馬を決断した理由の中で党内の内紛に触れ「自民党は解党的な出直しをしなければならない状況にある」と危機感を訴えた。その上で「わが党の将来や日本の政治を新しい若い人たちが開いていく必要性を感じた」とし「私はあえて立候補せず、むしろ率直な意見を述べることで次の政治が開かれていくのを期待したほうがいいとの心境に達した」と語った。

 4月の青森市長選で支援した佐々木誠造氏が敗れたことについては「高齢多選への批判が底流にある。何となくチェンジしてもらいたいとの流れがあることは見落とすことはできない」と話し、今回の決断の一つの要素であるとした。

 後継候補者の選定に関しては「私の政治哲学、政治信条をよく理解してくれる人に引き継いでほしい」との思いを明らかにしたが、具体的な名前は出さず「党県連の決定を静かに待つ」と述べるにとどまった。

 津島氏は現在11期で、次期衆院選での12回連続当選を目指し、これまで精力的に活動を進めていた。自民党への逆風がある中、党税制調査会長などの要職を務め、経験と実績を訴えてきた津島氏の戦線離脱は、同党の今後の選挙情勢に影響を与える可能性もある。

 衆院選本県1区は、前回衆院選で復活当選した民主党現職の横山北斗氏(45)、共産党新人の吉俣洋氏(35)、社民党新人の渡辺英彦氏(68)、幸福実現党新人の上田一博氏(59)、無所属新人の升田世喜男氏(52)が出馬表明しており、津島氏の後継となる自民党候補との6人による戦いとなる見通しだ。

※写真=会見で衆院選不出馬を表明した津島議員(19日午後4時すぎ、青森市浜田3丁目の事務所)

1778名無しさん:2009/07/19(日) 23:50:41
こんな支持率でホントウに21日解散するのでしょうか。

私は21日とは言っていません、21の日の週です、とか言って、金曜日に伸ばすとか。

解散後の記者会見で読み間違えるとか。

1779とはずがたり:2009/07/20(月) 01:24:52

後継は当然恭一っしょ。本家筋に議席返しますと云えばよい。

津島雄二衆院議員:政界引退へ、後継候補触れず 会見で
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20090720k0000m010078000c.html

 自民党津島派会長で党税制調査会長の津島雄二衆院議員(79)=青森1区=が19日、青森市の事務所で記者会見し、次期衆院選には立候補せず政界から引退することを明らかにした。派閥会長の後継者については「お任せする」と述べた。同党の派閥会長が後継者のはっきりしないまま政界を引退するのは異例。津島派は田中派、竹下派の流れをくむ名門派閥でもあり、自民党の派閥弱体化を象徴する引退といえそうだ。

 津島氏は旧大蔵省出身で、76年に初当選し11期目。厚相を2回務め、橋本龍太郎元首相が日本歯科医師連盟からの1億円ヤミ献金事件で旧橋本派会長を辞任後、05年11月に派閥会長を引き継いだ。

 津島氏は高齢多選批判に自民党への逆風も加わり、次期衆院選で苦戦が予想されていた。会見では「新しい若い人が素直な目で次の時代を開いていく政治をする必要性を強く感じた」と引退理由を説明。青森1区の後継候補については「私の政治哲学を理解する人に引き継いでほしい」と述べた。津島派の船田元事務総長は「寝耳に水で戸惑いを隠せない」とコメント。「(次の次の衆院選で自民党の)世襲制限が始まる前に長男に譲ろうと考えたのでは」(同派幹部)との指摘もある。【後藤豪、山田夢留】

1780とはずがたり:2009/07/20(月) 01:25:33
>>1775-1776

毎日世論調査:民主56%、自民23% 衆院選勝利望む党
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20090720k0000m010111000c.html
毎日新聞が18、19日に実施した全国世論調査の主な調査結果

 毎日新聞は18、19日、全国世論調査を実施した。次期衆院選で自民党と民主党のどちらに勝ってほしいかを尋ねた質問では、民主党との回答が56%と前回調査(6月13、14日)より3ポイント増え、自民党の23%(前回比4ポイント減)を大きく引き離した。政党支持率は民主が36%(前回比2ポイント増)で過去最高を更新し、自民は18%(同2ポイント減)で昨年9月の麻生政権発足以来、最低に落ち込んだ。12日投票の東京都議選で大勝した民主党が全国的に勢いを増している状況が鮮明になった。

 麻生内閣の支持率は17%で前回比2ポイント下落。不支持率は7ポイント増の67%だった。2月の調査で11%まで落ちた支持率は、3月の小沢一郎民主党前代表の秘書による違法献金事件摘発を機に上昇したが、鳩山由紀夫民主党代表の就任後に下落に転じ前回調査から20%台を割り込んでいる。

 麻生太郎首相と鳩山代表のどちらが首相にふさわしいかの質問では、鳩山代表が28%(前回比4ポイント減)で麻生首相の11%(同4ポイント減)を上回り「どちらもふさわしくない」が57%(同11ポイント増)と半数を超えた。鳩山氏については献金虚偽記載問題で「説明責任を果たしていない」との回答が75%を占め、この問題の対応が鳩山氏への期待を減らしたとみられる。

 今、衆院選が実施されたら比例代表でどの政党に投票するかも質問した。民主党との回答が45%で、自民党の18%を大きく上回ってトップ。同じ質問をした3月の調査から民主党が17ポイント増えたのに対し、自民党は2ポイント減。

 ほかの政党の支持率は公明党5%▽共産党4%▽社民党1%▽支持政党なし32%−−などだった。【坂口裕彦】

1781とはずがたり:2009/07/20(月) 02:13:43
>>1746
民主中心>政界再編
は心強い結果ですよね。
漂流するだけの自民なんかに任せておけないって感じでしょうか。

>>1748
流石に其処迄遡らないと人がいないのかってなりますよねw
>旧竹下派

>>1749
宮崎の保守層がしっちゃかめっちゃかで嫌気さされて東国原当選の一因となったの忘れてるのか,こいつら。

1782とはずがたり:2009/07/20(月) 02:22:26

まあ普通はこういう感想に成るわけだが麻生や細田に云わせると可怪しくなるw

次期総選挙は停滞脱却のチャンス=日本政局で英紙社説
http://www.jiji.com/jc/zc?k=200907/2009071500877&rel=j&g=pol

 【ロンドン15日時事】15日付の英紙タイムズ社説は、日本で来月衆院選が行われる見通しとなったことを取り上げ、政権交代の可能性も指摘される今回の選挙は「日本が政治・経済的沈滞から抜け出す機会を提供している」と論じた。
 同紙は自民党長期政権が続いてきた現状を紹介した上で、「単一政党による長期支配や妥協のまん延といった日本の政治文化は、経済上の厳しい選択に際し不利に働いている」と分析。「政党間の競争活発化こそが(停滞脱却への)新たな思考を促進する」とし、政権を懸けた与野党激突が展開されることに期待感を示した。 
 さらに「政権交代は進展への十分条件でないが、おそらくそれは(日本にとって)必要なことだ。変化を使命とする政府の誕生は日本の同盟諸国にも役に立つ」と述べた。(2009/07/15-20:26)

1783とはずがたり:2009/07/20(月) 04:30:00
>>1737-1737
今回の都議選見ても共産はそんなに伸ばさない様に思います。
25議席もある東京都全体でやっとこさ3万増やしたのに1選挙区で1万はなんぼなんでもやり過ぎかと。
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1101930771/2079
仮に増えたとしても6万は届かないんじゃないでしょうかね?

未だ伊吹が落ちるイメージはあんま脳内で描けないですけど決して楽な選挙ではなく寧ろ厳しい選挙かとは思いますが。

1785RAINY DAYS ◆UNJSUkn/rI:2009/07/20(月) 05:48:17
>>1779
長男じゃないですかね?
岐阜新聞(共同通信)では「長男か」
と書かれていました

1786千葉9区:2009/07/20(月) 06:58:10
>>1776
>自民党の支持率は20%
>「いま投票するとしたら」として聞いた衆院比例区の投票先も民主42%、自民19%

自民支持してるけど比例で投票しないっていう回答した人がいることになりますね。

1787名無しさん:2009/07/20(月) 08:35:17
>>1785
“斜陽”自民から「太宰の孫」出馬か

 生誕100年に「太宰の孫」が衆院選に? 自民党津島派会長の津島雄二元厚相(79)が19日、青森市内で記者会見し、次期衆院選での出馬を断念し政界を引退する意向を表明した。後継候補について地元政界では、津島氏の長男が出馬する可能性が高いといわれている。津島氏は「人間失格」など数々の名作を送り出し、今年生誕100年を迎えた作家・太宰治の娘婿。「太宰3世」の国政チャレンジはいかに…。

 1976年の初出馬から11回連続で当選。自民党NO2の派閥領袖でもある津島氏が、次期衆院選で青森1区からの出馬を見送り、政界から引退することになった。不出馬の理由を「わが党の将来や日本の政治を、新しい人たちが開いていく必要性を強く感じた」と説明している。

 県連幹部によると、津島氏は19日朝、突然引退の意向を電話で伝えてきたという。

 衆院選で政権交代を目指す民主党に対し、逆風下にある自民党では、大物議員の落選危機が取りざたされている。津島氏には「高齢」「多選」への批判も強まっており、厳しい選挙区情勢を考慮した形で、解散2日前の駆け込み撤退となった。

 津島氏は後継候補について、党青森県連の決定に委ねる考えを示しており、「私の政治哲学を理解し、実績を引き継いでくれる人に継いでもらいたい」と語った。

 これに関連し、県連会長の大島理森国対委員長は、八戸市内で「20日には後継候補の決定手順を決めたい」と述べ、対応の協議入り。しかし、地元関係者は「後継の候補は複数いるが、意中の人物は津島氏の秘書を務める長男(42)でしょう」と断言している。

 元大蔵官僚の津島氏だが、「走れメロス」「人間失格」「斜陽」などで知られる作家、太宰治の娘婿という異色の家系でも知られる。津島氏は赴任先(外務省に出向)だったパリで1964年に太宰の長女である園子さんと結婚した。

 今年は太宰の生誕100年。園子さんは関連イベントに引っ張りだこだという。関係者は「記念イヤーと同じ年に孫が衆院選挑戦となれば、話題を集められるかもしれない」と話し、自民党への逆風が渦巻く中で「太宰頼み」で突破を図りたいとしている。

 一方で長男の出馬をめぐっては、4年前の郵政選挙で津島氏が後継指名しようとしたところ、同氏の公設秘書が反発。秘書は退職し、出馬する事態に発展し、保守分裂選挙を招いた。

 今回も世襲批判を考慮して、党県連側では公募とする案が浮上。「太宰3世」の国政挑戦までもう一波乱ありそうだ。
http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20090720-OHT1T00096.htm

1788けん:2009/07/20(月) 09:08:09
>>1783
そうだよね。
京都1区の共産党に1万増は可能性少ないよね。
今共産党に入れる流れになるのは少なくて普通ですよね。


>>1784
小沢氏の情報管理能力が強いから東京12区候補の名前は見えてこないですね。
密室政治と批判される場合も多いですが今回は功を奏していますね。


開票直後に当確がでるような候補を擁立できるのかなぁ?
東国原擁立騒動があってからはタレント候補って選択肢も難しくなりつつありますね。


今週中ってことは明日発表しない可能性高いかなぁ?

1789けん:2009/07/20(月) 10:24:07
投票率を限りなく100%にする方法ってあるのかなぁ?


お金が絡むのは論外ですし、義務化してしまうのも民主主義か疑問だしね。


セキュリティ問題がクリアされれば携帯電話投票やコンビニ投票なども良いですね。

他に良い方法ってあるのかなぁ?

1790名無しさん:2009/07/20(月) 10:33:25
>>1789
>投票率を限りなく100%にする方法ってあるのかなぁ?

投票者を登録制とし、投票率を登録者に占める投票者の割合、とすれば、数字上は100%近くにはなると思う。

1791名無しさん:2009/07/20(月) 10:38:15
青森1区後継は長男有力、派閥後継は額賀有力。


津島氏引退、長男で秘書の淳氏が後継か
http://www.nikkansports.com/general/news/p-gn-tp3-20090720-520873.html

 21日の解散まであと2日と迫った19日、自民党の津島雄二税制調査会長(79)が青森市内で会見し、次期衆院選で青森1区から出馬せず、引退すると表明した。津島氏は津島派会長で、1976年(昭51)から11期連続当選で勤続33年の超ベテラン議員。同区から出馬予定だったが、麻生自民党への逆風の下、県農業者政治連盟(農政連)が自主投票を決定するなど、情勢が不安定になっていた。後継は党県連が20日にも協議するが、長男で秘書の淳氏(42)も浮上している。

 麻生自民党への逆風は、超ベテラン議員をも直撃した。津島氏は地元青森市で会見し、「次の選挙において、私はあえて立候補しない」と、引退を宣言した。不出馬の理由は「わが党の将来や日本の政治を新しい人たちが開いていく必要性を強く感じた」と説明。麻生おろしなどの混乱が続いている現状については「自民党は解党的な出直しをしないといけない」と苦言を残し、無念さもにじんだ。

 青森市では4月の市長選で、無所属新人の鹿内博氏(61)が、津島氏に近い無所属現職の佐々木誠造氏(76)を破って初当選。05年以前の旧青森市時代から6期目を目指した佐々木氏への「高齢多選」批判は、津島氏にも当てはまる構図だった。今月には自民党の有力支持団体の県農政連が、衆院選について全国の農政連でも異例の自主投票を決定。津島氏は苦戦が予想されていた。

 自民党内では、突然の引退については「党を取り巻く情勢の厳しさの反映」(選対幹部)との受け止めが大勢だ。参院幹部は「自民党の窮状をまともに受けた決断」と分析。「ぶざまな敗北を喫して晩節を汚すよりは自ら身を引く道を選んだのでは」と指摘した。若手は「派閥領袖の解散直前の引退表明だけに議員心理に相当マイナスの影響がある」と話した。津島派の船田元事務総長は「全く寝耳に水」としながら「早急に態勢を整えて選挙に臨む」と強調。額賀福志郎会長代理の昇格が有力だが、選挙後になる可能性もある。

 自民党県連は20日に役員会などで、早急に後継候補の決定を急ぐ。津島氏は会見で「私の政治哲学を理解し、実績を引き継いでくれる人に継いでもらいたい」とし、後継指名はしなかった。津島氏には、夫人で作家太宰治の長女である園子さんとの間に長男で秘書の淳氏がいる。淳氏を推す声もあるが、世襲批判を避け、公募とする案も浮上している。青森1区では、民主党の横山北斗氏(45)、保守系無所属で平沼赳夫氏と連携する升田世喜男氏(52)らが立候補を予定している。

 [2009年7月20日8時40分 紙面から]

1792けん:2009/07/20(月) 10:51:31
今は有権者で選挙区割りしているのを、
前回での投票数ベースで選挙区割りするのも面白いですね。


憲法上は問題ありかもしれませんね。

1793官兵衛:2009/07/20(月) 11:24:27
朝日新聞第一面より。小沢は国替えせず、岩手四区から出馬するとの事です。また、東京十二区は今週中に候補者を発表する模様です。果たして、一体、誰になるのか注目ですね。

1794名無しさん:2009/07/20(月) 11:43:08
川口前小坂町長、出馬に意欲 衆院選秋田2区

 今春の知事選に出馬した川口博・前小坂町長(61)が衆院選秋田2区からの立候補に意欲を示していることが19日、分かった。今後、支持者や後援会と相談した上で、正式に態度を決める。

 川口氏は同日、秋田魁新報社の取材に対し「前向きに検討している。支持者や後援会と話し合いたい」と語った。

 民主党を離党し、川口氏に無所属での出馬を要請していた虻川信一・前同党県連総務会長にも、川口氏から「出馬する前提で検討したい」との連絡があったという。

 川口氏は16日、虻川氏らから出馬要請を受け、「大変に光栄。後援者や支持者らと相談し、早急に結論を出したい」と話していた。
http://www.sakigake.jp/p/akita/news.jsp?kc=20090720h

1795名無しさん:2009/07/20(月) 11:53:26
東京12区は凡候補でも太田と接戦になるのでは。
今の情勢から考えると、太田の基盤というのは相当危ういはず。

1796RAINY DAYS ◆UNJSUkn/rI:2009/07/20(月) 12:00:59
>>1795
03年は藤田幸久と3000票差だったからな

1797とはずがたり:2009/07/20(月) 12:15:50
秋田スレより

323 名前:無党派さん[sage] 投稿日:2009/07/19(日) 14:52:01 ID:A222QzoF
知事選で村岡の後援会会長が佐藤正一�犬鮖抉腓靴討い燭蕕靴いǂ�
由利本荘に加えて羽後・湯沢からどれだけ票を引っ張ってこれるかがカギだな

1798とはずがたり:2009/07/20(月) 12:25:06
>>1791
やはり長男の名前が出てきましたねぇ。
オヤジだったら無印だったけど長男だと善戦するでしょうね。
世襲批判に期待と云ったところでしょうか。

1799とはずがたり:2009/07/20(月) 13:03:50
>>1794
これは出るでしょうね。
社民の山本では勝てないでしょうから面白くはなってきました。
野呂田先生がバックについてて元全県区選出の参院議員とは云え地盤は本来1区の金田対して小坂町に地盤のある川口なら大館や花輪でも集票出来るんちゃうか。

1800千葉9区:2009/07/20(月) 13:15:51
川口は野呂田の勧めで参院選出ましたよね?
捻れちゅーか、川口単独での支持基盤は大してないだろうし...
野呂田も民主党も支持なしでは厳しいのでは?

1801とはずがたり:2009/07/20(月) 13:20:43
>>1800
だいぶ県知事選の善戦で名を売ったし民主の中には社民へ譲る事への不満も多いので結構いけるんじゃないでしょうかねぇ?
いなばやまさんが云ってましたしたけど保守が割れると社民の惜敗率が上がるから宮城6区との闘いで有利になるのではないか,とw

>>1793

小沢氏、「国替え」見送り岩手4区から出馬へ
http://www.asahi.com/politics/update/0719/TKY200907190360.html
2009年7月20日11時0分

 民主党の小沢一郎代表代行は今度の総選挙で、岩手4区から東京12区への「国替え」を見送る意向を固め、党関係者に伝えた。これまで通り岩手4区から出馬する。週内に東京都内で記者会見し、東京12区に擁立する別の立候補予定者を発表する予定だ。

 同区は公明党の太田代表が立候補を予定。関係者によると、小沢氏は17日夜に会談した民主党東京12区総支部内選出の地方議員に「自分は(12区から)出ない」と明言。公明党との連携の可能性や、岩手4区で小沢氏の元秘書が自民党から出馬予定であることを理由にあげたという。(松田京平)

1802山口新聞男:2009/07/20(月) 13:48:44
あれ、金田は野呂田の系列じゃなかったんかい?

1803とはずがたり:2009/07/20(月) 14:11:10
>>1799-1803
>あれ、金田は野呂田の系列じゃなかったんかい?
金田は直系ですので川口が出ても野呂田の支援は受けられないでしょうね。

>野呂田も民主党も支持なしでは厳しいのでは?
繰り返しになりますけど,民主の支持は公式には無しとは云っても社民との協力にずっと不満はあった場所ですので水面下で支援は結構あるんでは?

野呂田勢力に金田一本化への不満があったりするともっと良いんでしょうけど,あんまりそういうのは聞かないですね。

1804名無しさん:2009/07/20(月) 14:43:08
>>1801
>公明党との連携の可能性や、
単独過半数を取って公明との連携など無視できるようにしたいです。

1805けん:2009/07/20(月) 16:25:45
民主党連立政権になると衆議院議長ポストを誰にするのかなぁ?

渡部氏とか横路氏に当選すれば中野氏の副議長経験者や国民新党の綿貫氏の再登板もあるかなぁ。

ベテラン議員の少ない民主党だから党と政府にベテラン議員が必要ですから議長にする人材って難しいですね。

当選回数が10期以上が目安かなぁ?

1806名無しさん:2009/07/20(月) 18:59:19
タローはきっと、今日密かに大磯の海岸に行っているよ。

海に向かって「バカヤロー」と叫ぶ!

そして自ら、バカヤロー解散と名付けるでしょう。

1807名無しさん:2009/07/20(月) 21:39:53
明日、ヨサノは署名するのでしょうか。

それより、きっと、ヨサノはアソウに歌を贈るでしょう。

ああ、アソウよ君を泣く 君死にたもうことなかれ 支持率最低の君なれば まわりの情けもなくなりて

以下、みなさま、ご自由にお歌いくださいませ。

1808名無しさん:2009/07/20(月) 23:59:13
>>1805
民主党が政権を取って、実は一番困る人事が議長人事かと考えられます。

国会の議長は権限がないとかお飾りだとか言われて久しいですが、
出番があまりなかったのは、政府と与党と野党の三方に対して、
議会運営上、変なことをさせないように、議長が睨みを利かせて
与野党の間で微妙なバランスを取ってきたからではないからでしょうか。
ですから、議長が政局の全面に出てくるときは、危機的な状況と考えて
差支えないかと思われます。ガソリン国会は典型例でしょう。

もう一つ、議長には外国からの要人の表敬訪問を受けたり海外で要人と
会談を行ったり国際会議に出席したりという、儀礼上の役割があります。
最近の議長職は、少なくとも英語に不自由せず、国際経験がそこそこある
人でないと、掛け値なしで務まらないかと思われます。

前振りが長くなってしまいましたが、そんな訳で、
議長には何だかんだ言って豊富な政治経験や国際経験が必要なんです。
そうした経験がある、ベテランの民主党衆院議員がどれだけいるか、
実はそれ程多くないのではないでしょうか。

議長の暗黙の条件としては、以下の3つあります。
1.衆院で当選10回以上・参院で当選4回以上で、選挙区から当選
2.野党とのパイプがある
3.英語に不自由しない

現在の河野議長は、曲がりなりにも3つの条件を満たしてきたのでは
ないかと思われますが、後釜になりそうな人はどれだけいますか・・・。

ちなみに、民主党の現職議員で当選9回以上は、以下の6名です。
・小沢一郎(岩手4区・13回)
・菅直人(東京18区・9回)
・中井洽(比例東海・10回)
・羽田孜(長野3区・13回)
・横路孝弘(北海道1区・9回)
・渡部恒三(福島3区・13回)
連立の相手の国民新党を合わせると、綿貫代表を除けば該当者は2名です。
・亀井静香(広島6区・10回)
・亀井久興(比例中国・衆5参2=9回相当)

これらの中から、議長の条件を満たし、執行部に入らず、
しかも議長選挙で野党(自公)にも名前を書いてもらえそうな人は、
ほとんどいないかと思われます。
また、議長経験者や現在落選中の人が返り咲いていきなり議長、
というのは人材不足等のよほどの事情がなければないかと思われます。

個人的な予想では、
◎横路孝弘(副議長から昇格)
○羽田孜 (元首相・国際経験豊富)
△渡部恒三(副議長最長記録保持者)
辺りが順当かと・・・。

1809千葉9区:2009/07/20(月) 23:59:39
http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/0002144458.shtml
対決色はや鮮明 注目の衆院兵庫8区 

 新党日本代表の田中康夫参院議員(53)が立候補の意向を固め、全国的に注目を集める衆院兵庫8区。解散を2日後に控えた19日、その田中氏が神戸、阪神間を遊説した。「正式表明までは」と尼崎市には立ち寄らなかったが、「無駄な公共事業で借金を重ねる悪政を改める」と街頭で有権者にアピール。迎え撃つ公明党の冬柴鉄三元国土交通相(73)は、民主が支援する田中氏の動きに神経をとがらせながら「尼崎で何をしたいか見えない」と批判、対決ムードは日に日に高まってきた。

 午前中、西宮市内を遊説した後、午後1時から神戸・元町で街頭に立った田中氏。「(今回の衆院選は)官僚に牛耳られ、無駄な借金などを続ける既存政治を改める絶好のチャンス」と呼び掛けた。

 神戸まつりでにぎわう街中でパンフレットを配ると人だかりができ、握手や写真撮影を求められるなど人気者ぶりも。「公共事業の在り方を問うのに、元国交相の地盤からの立候補はインパクトがある」と8区で戦う意義を強調し、「解散後、週内に尼崎で立候補表明したい」と語った。

 与党への逆風が強まる中、「これまでで一番厳しい選挙戦になる」と危機感を募らせていた冬柴氏。だが、田中氏の立候補意向が明らかになって以降、「メディアを利用した話題づくりばかり考えている。そんな人物に議席は譲れない」と対抗意識をむき出しにする。

 「相手の戦略に踊らされず、これまで通り地道にやるだけ」。この連休中も支持者へのあいさつ回りを精力的にこなした。

 一方、田中氏に立候補を要請、推薦する予定の民主だが、県連や支持労組は完全な一枚岩とはいえない。同じ阪神間の6、7区で候補擁立を見送る社民と選挙協力を進めてきた経緯から、8区に立つ社民新人の市来伴子氏(31)の支持に回った地元労組もあり、課題が残る。

 8区にはほかに共産新人の庄本悦子氏(54)、幸福実現党新人の角出智一氏(43)が立候補を予定している。(藤原 学、岡西篤志)

(7/20 12:15)

1810千葉9区:2009/07/21(火) 00:02:06
http://osaka.yomiuri.co.jp/news/20090720-OYO1T00391.htm?from=top
田中氏「今こそ改国」、冬柴氏「負けるわけには」…兵庫8区
はや”臨選” 21日解散
衆院選決戦の夏
 衆院解散を21日に控えた3連休「中日」の19日、与野党が激突する各地の選挙区では、立候補予定者らが街頭演説のほか、各種の集会などを訪れ、8月30日の投票日まで続く長い夏の戦いの前哨戦に火花を散らした。各党幹部も、民主が地方選挙での連勝の勢いに乗り、各地で「政権交代」を唱えたのに対し、党内のゴタゴタが収まらない自民陣営は派手な演出は抑え気味で、危機感が漂った。

 兵庫8区(兵庫県尼崎市)から立候補の意向を示す新党日本代表・田中康夫参院議員はこの日、神戸市を訪れ、「公共事業や地方分権のあり方を兵庫8区から皆さんと一緒に変えたい」と報道陣に〈出馬宣言〉。迎え撃つ公明党の冬柴鉄三前幹事長は「どんな人が来ても負けるわけにはいかない」と、闘志をむき出しにした。

 田中氏は「神戸まつり」でにぎわう神戸市中央区で街頭に立ち、「『小泉構造改革』で国は借金が増えた。医療や福祉は切り捨てられた。明治維新が国を開く『開国』なら、今こそ国を改める『改国』をしなければならない」。その後、報道陣の取材に応じ、「国土交通行政を変えたいという強い思いがある」と述べるなど、早くも、国土交通相だった冬柴氏を意識した発言も飛び出した。

 冬柴氏はこの日、午前10時から、徒歩と自転車で尼崎市内の支持者回り。解散がささやかれ始めた昨秋から続けているといい、「帰ってきたのでごあいさつに伺いました。尼崎で一生懸命やります」と話しかけていた。読売新聞の取材に対し、「だれが出ても勝たなければならないことに変わりはない。逆風は感じるが、やるべきことをやっており、淡々とした気持ちだ」と語った。

 兵庫8区ではほかに共産、社民などが候補者擁立を予定している。

 一方、与野党幹部は対照的な動きを見せた。

 沖縄県入りした民主の鳩山代表はこの日、那覇市で国民新党との合同決起大会に臨み、「政権交代の大きなうねりをつくろうではありませんか」と2000人近い支持者に呼びかけ、亀井静香国民新党代表代行らと拳を突き上げた。

 自民は、麻生首相があまり動きを見せない中、首相のおひざ元の福岡県では、18日に古賀誠選挙対策委員長(福岡7区)陣営が大牟田市で事務所開きしたが、報道陣をシャットアウト。与謝野馨財務相(東京1区)の事務所では19日、本人も姿を見せ、解散後の集会の日程調整に追われた。

(2009年7月20日 読売新聞)

1811千葉9区:2009/07/21(火) 00:07:02
http://www.sankei-kansai.com/2009/07/20/20090720-012510.php
2009年7月20日

【選択'09衆院選】追い風民主ヒート 保守王国で地固め、キーマン駆ける
 21日に解散される衆院。「麻生降ろし」の内紛で揺れる自民党をよそに、民主党は19日、岡田克也幹事長ら党幹部や、兵庫8区(尼崎市)から立候補予定で、民主党の全面支援を受ける田中康夫・新党日本代表ら注目候補が次々と近畿入り。真夏の街頭に繰り出して「政権交代」の必要性を訴えたり、有権者とスキンシップをはかるなど、迫る選挙戦本番に向けてボルテージを上げた。

 岡田幹事長は、自民党が県内3議席を独占する“保守王国”の和歌山県に入った。

 南紀白浜空港到着後、田辺市から県北部の海南市に特急列車で移動した岡田幹事長は、周囲の乗客から「頑張ってね」と声を掛けられ、携帯電話での記念撮影にも気軽に応じた。到着したJR海南駅ホームでは握手攻めにあい、気の早い有権者から「岡田総理!」と呼び掛けられる場面も。

 県都・和歌山市では、JR和歌山駅近くで“シャッター通り”の危機にひんしている商店街を自転車に乗って視察。商店主らが「このあたりの地価は最盛期の20分の1、人通りは50分の1に減った」「早く総理になってください」などと訴えると、岡田幹事長は「お互いに日本を変えていきましょう」と応えた。

 自民党現職の二階俊博・経済産業相(和歌山3区)の地盤・田辺市など“敵地”にも夏休みで渋滞する高速道路を避けて電車で乗りこみ、精力的に街頭演説などを繰り広げた。

 一方、公明党現職の冬柴鉄三・元国土交通相の地盤・兵庫8区から立候補予定の田中代表は、兵庫県入りした。

 神戸市中央区の大丸神戸店前スクランブル交差点付近ではマイクを握り、公共事業費を「無駄」と切り捨てるなど、目前に迫る選挙戦を意識して政府・与党を厳しく批判。

 三宮センター街では、「こんにちは」と有権者に気軽に声を掛けながらスタッフと一緒に約1時間半、練り歩き、通行人から頼まれた記念写真にも気軽に納まった。

 田中代表は大阪市内でも、心斎橋や道頓堀などミナミの繁華街を約2時間以上かけて練り歩き、マイクを手に街頭演説もこなした。通行人に「冬柴さんに勝ってや」「ここに一票があります」と声を掛けられると、苦笑いも。

 東京都議選などで連勝し、勢いに乗る民主党だが、こうした“楽勝ムード”に民主党内からも警戒の声が聞かれる。

 党政調会長代理の福山哲郎参院議員は「長く政権与党として君臨した自民党の底力を侮ってはならない。追い風のときこそ足元をしっかり固める必要がある」と話している。

1812ぐらもん:2009/07/21(火) 00:09:10
金子洋一氏は「出ない」のではなく選挙区がなくて「出られない」らしい。
「選挙区くらいサービスしろよ」と言われているが当然。

http://d.hatena.ne.jp/kmori58/20090715/p2
http://d.hatena.ne.jp/tanakahidetomi/20090717/p2

1813千葉9区:2009/07/21(火) 00:15:46
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/miyazaki/news/20090718-OYT8T00990.htm
1区自民分裂の火種
 来月18日の衆院選公示までいよいよ1か月。「政権選択」への関心が高まり、かつてない激しさが予想される選挙戦を、立候補予定者はどのように迎えようとしているのか。情勢を報告する。

 14日、宮崎市内で開かれた上杉の総決起大会。人気グループの歌「何度でも」が鳴り響く中、上杉は妻と共に「即戦力」と書かれたのぼりを掲げて登場した。

 紺のスーツに赤いしま模様の“勝負ネクタイ”姿で、「政治は生活、生活は政治。生活を良くする政治を続けるため、選挙は避けて通れない」と、力を込めた。

 現職として4選を目指した2004年の参院選、2区で党公認を得て出馬した05年の衆院選と、続けて苦杯をなめた。今回は、中山が昨年10月に不出馬を表明したことから、自民党県連の公募で、党公認候補の予定者となった。

 すでに立候補に向けて走り始めていた他の予定者から出遅れた。後援会幹部は「過去の実績をすべて捨てて臨むよう念を押した」と、厳しい姿勢を崩さない。上杉自身も「どぶ板選挙だ」と開き直り、街頭演説やミニ集会などで有権者と直接向き合う。

 07年の参院選で、同党の現職と、離党した元議員がぶつかる保守分裂となり、議席を失った自民。今回の総選挙で、県都を中心とした1区の議席を守れるかどうかは、「党にとっても死活問題」(党ベテラン県議)だ。

 強烈な逆風の中、党県連会長の緒嶋雅晃は声高に「挙党一致」を呼びかける。しかし、党県第1選挙区支部が、中山を公認するよう党本部へ直訴する動きを見せた。中山も出馬に意欲を見せており、分裂の火種を抱えたまま選挙戦に突入しそうだ。

    ◇  ◇  

 「日本の政治の歴史を変える日が近付いている。一緒に変えていこう」

 5日夕、宮崎市の百貨店前で開かれた集会。大勢の聴衆を前に川村が熱弁をふるうと、拍手が起きた。

 壇上には、民主党最高顧問の藤井裕久や社民党副党首の又市征治ら各党幹部が並び、自民党批判を繰り広げた。

 この選挙区で民主、社民両党は前回、公認候補を擁立したものの、敗北。今回は共闘し、両党や国民新党、連合宮崎といった非自民勢力が結集して川村を支援する。

 07年12月の出馬表明後、連日、早朝のつじ立ちや企業回りを継続する。連合関係の企業だけでなく、各地域をくまなく戸別訪問する“ローラー作戦”を展開している。演説会も各地域で精力的にこなし、宮崎市で今月10日に開いた集会には約250人を集めた。日頃のあいさつ回りでも、自民党支持者が多い農家からの反応が良く、後援会幹部は追い風を感じている。

 民主党県連も「自分の選挙と思ってやる」と県議らが結束。社民党県連合も党支持者に、川村支持の浸透を図る。

    ◇  ◇  

 馬場は「自民党の代わりに民主党が政権を取っても、政治の中身は一緒。第3の選択肢があることを知ってほしい」と有権者に訴える。

 農村部を中心に支持を求めており、特に非正規雇用の労働者やお年寄りといった、不況のあおりを受けやすい有権者からの支持を強く感じるという。「地方に行くほど、生活は大変。大企業がもうけられる現在のシステムを変えたい」と意気込む。

 鶴丸は毎朝、宮崎市の繁華街で約1時間、自らの主張を通行人に訴える。自民対民主という構図に疑問を呈し、「政策面で比べてほしい」と呼びかける。

(文中敬称略)

(2009年7月19日 読売新聞)

1814千葉9区:2009/07/21(火) 00:16:20
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/miyazaki/news/20090719-OYT8T00733.htm
自民油断に強い危機感民主社民知名度不足を懸念

 2 区  日向市で11日に行われた自民党第2選挙区支部と江藤拓後援会の選挙対策会議。出席者を前に、江藤が選挙戦の見通しを示すと、その厳しさに会場は静まりかえったという。

 終了後、江藤は力を込めた。「一番我々が恐れているのが気の緩み。今回は全員100%以上の力を出してもらうことをお願いした」。過去2回とも無所属で臨みながらも、当選を支えた後援会組織は盤石だ。しかし、自民党への逆風が吹く中、油断や気の緩みに強い危機感を募らせる。

 「日本の政治を変えることができるんだ、ということを皆さんの1票で示してもらいたい」。連合宮崎が5日、延岡市の交差点で開いた国政報告会で、道休は支持者らに向かって、政権交代を熱く訴えた。

 民主党宮崎第2区総支部と後援会を中心に、旭化成労組など労組を傘下に持つ連合宮崎などが支える。昨年10月の立候補表明後は、知名度アップに汗を流してきた。3月以降は週1回程度のミニ集会をこなすなどしているが、「まだまだ知名度不足」(後援会事務局)と、懸念する。

 嶋崎は党員を中心に支援を呼びかけている。大原一三・元農相の長男、守人は一三の旧後援会員らを軸に浸透を目指す。

 3 区  古川は2003年の総選挙で、別の候補と自民公認の折り合いが付かず、無所属で出馬し、初当選を決めた。05年も、郵政民営化法案に反対して公認を得られず、前回と同じように党が公認する候補者と争った。「向かい風ばかり」(後援会幹部)が続いたものの、今回は初めての公認が得られる見通しとなった。

 東京都議選で自民党の敗北を知った古川は、「現政権への国民の不信、不満の表れ」として、早急な解散・総選挙を求めた。日程はようやく決まったが、逆風は「想像以上」と感じる。20日に事務所開きを行い、陣営の引き締めを図る。

 「国民不在の政治は変わらない。このままでよいのか」。松村は立候補を決めた昨年9月以降、街頭演説や企業回りで、こう訴えてきた。「国民の本音は、既に都議選などの結果に出ている」と指摘し、「反自民が固まれば、『政権交代』も夢でない」と力を込める。

 ただ、民主との選挙協力で「すみ分け」を図るものの、自身は選挙初挑戦で、議員経験もない。知名度不足は否めず、いかに非自民票や浮動票を引き寄せられるかが鍵を握る。

 松原は、北朝鮮に対して毅然(きぜん)とした態度を取ることや、消費税などの撤廃などをアピール。古川、松村の支持層の切り崩しを狙う。(文中敬称略)

(2009年7月20日 読売新聞)

1815千葉9区:2009/07/21(火) 00:17:18
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/scope/CK2009072002000090.html
<スコープ>決戦直前 各党胸の内
2009年7月20日 紙面から

 衆院は二十一日、解散される。党内抗争で選挙準備が進まない自民。「大勝ムード」が先走るのを警戒する民主。二大勢力の争いの中での埋没を警戒するその他の党。各党の解散直前状況を追った。

<自民> 分裂避け政権死守
 自民党は現有三百三議席からの大幅減は避けられない情勢。公明党とあわせた与党で過半数の二百四十一議席を獲得して、政権維持することが、最大にして唯一の目標となる。

 しかし、都議選直後に麻生太郎首相が解散宣言して以降、「麻生降ろし」の動きが激化。党執行部と「反麻生」グループの対立が先鋭化したのは懸念材料だ。離党者が相次ぐ動きは今のところないものの、事実上の党分裂選挙となる可能性が出ている。選挙戦に突入する前に、どこまで一枚岩に近づけることができるか。

 候補者の擁立作業はほぼ終了している。小選挙区では、公明党が候補者を擁立する八選挙区を除いた二百九十二選挙区のうち、未定区は栃木3区など。

 比例代表は、衆院解散時点では比例単独の現職のみを公認して、公示までに追加していく。党執行部は比例票のかさ上げのため、東国原英夫宮崎県知事に代わる目玉候補の擁立を目指している。

 一方、党のマニフェスト策定作業は遅れがち。党執行部は全議員を対象にした議論は行わないまま、今週中には党内手続きを終えたい考え。麻生首相が記者会見でマニフェストを発表するのは、どんなに早くても今月末となりそうだ。

<公明>都議選全勝 高い士気
 太田昭宏代表が東京12区、北側一雄幹事長が大阪16区から出馬するなど、小選挙区八人と比例代表二十七人の計三十五人を擁立。比例代表は追加公認を予定している。

 目標の獲得議席は「小選挙区八人の完全勝利と二十三人の比例代表の確保」(太田昭宏代表)。勝敗ラインは「与党で過半数」(同)と設定した。東京都議選では、与党逆風下でも二十三全議席を獲得し、「士気は高い」(党幹部)という。

 マニフェストは解散後に発表予定。政治資金規正法の罰則強化を盛り込み、選挙戦で民主党の鳩山由紀夫代表の個人献金問題を追及する構えだ。このほか就学前三年間の幼児教育の完全無償化や介護施設の十六万人分の利用確保も掲げる。

1816千葉9区:2009/07/21(火) 00:17:35
<民主>大勝ムードを警戒
 小選挙区二百六十三人の公認を決定。野党間の選挙区調整も積極的に進め、社民党十二人、国民新党九人、新党日本一人、無所属三人の計二十五人を推薦した。空白区だった兵庫8区も、新党日本代表の田中康夫参院議員を推薦する方向だ。

 また、渡辺喜美元行政改革担当相の栃木3区や、平沼赳夫元経済産業相の岡山3区など非自民の無所属候補が出馬を予定する選挙区では擁立を見送る方向だ。

 空白区は東京12区などを残すのみになっている。小沢一郎代表代行の国替えも取りざたされた同区は、地元選出都議らと協議の結果、有力候補の擁立に向けて最終調整の段階。小沢氏は結局、地元・岩手4区から出馬する見通し。

 比例代表は重複立候補する小選挙区候補のほか、東京都議選など地方選連勝の勢いを踏まえ、単独での名簿登載を積み増す方針。小選挙区候補の大量当選が期待できる東北や東京、東海の各ブロックなどで、元職などの擁立を進めている。

 目標議席数は単独過半数となる二百四十一議席以上を掲げ、党内には「謙虚に見ても二百四十九議席はいく」(赤松広隆選対委員長)と強気な見方も出ている。

<共産>比例重視
 小選挙区は百五十二人、重複立候補を除いた比例代表は十七人を擁立。比例代表重視へと方針転換し、小選挙区は前回の二百七十五人から大幅に絞り込んだ。京都1区を「必勝区」に位置付け、比例代表は六百五十万以上の得票を目指す。

 擁立を見送った小選挙区では、民主党候補へ票が流れるとの見方が強い。志位和夫委員長は、衆院選の基本方針として「自公政権を退場させる決定的な審判を下す」などと強調している。

<社民>10人当選 
 小選挙区に三十一人、比例代表に六人の計三十七人の擁立を予定し、十人以上の当選を目指す。民主党と競合する選挙区も一部あるが、二十一選挙区で民主党候補を、四選挙区で国民新党候補を推薦する。参院では民主党単独では過半数に届かないことから、存在感を高めるためにも、現有七議席に上積みを図る。

<国民新>倍増
 十四人の擁立を決めている。民主、社民両党と連立政権を樹立した場合の影響力確保に向け、現有五議席から十議席への倍増を目標に掲げる。小選挙区で現職三人と新人・元職六人、比例単独候補は五ブロックに各一人を公認した。解散後に東海ブロックに公認を追加、東京、中国両ブロックにも擁立する方針だ。

   ×  ×

 新党日本は民主党と候補者調整の結果、東京11区で新人を擁立。同党代表の田中康夫参院議員は、民主党空白区の兵庫8区から出馬する意向。改革クラブは大阪17区から現職が出馬を予定している。

1817とはずがたり:2009/07/21(火) 00:55:50
>>1808
詳細な解説感謝です。大変勉強になりました。
その議長の暗黙の条件は自民党の内規みたいなものではなくて国会の暗黙のコンセンサスなんでしょうかね?

そういえば民主の反撥を押し切って渡部が副議長続投したこともありましたねぇ。
羽田は三権分立の面から難しいんじゃないでしょうか?短命政権だったので登板もありますかねぇ?
菅は政権入りしないと気が済まないでしょうからないと思います。外相とかやらせて伏魔殿に切り込む役が適当な気がします。
となるとやはり横路を祭り上げるのが順当でしょうかね?

選挙区で当選したら議長だと中井と選挙区を焚き付けるのも手かも知れませんが中井議長では見識が問われるしなw

1818名無しさん:2009/07/21(火) 01:03:59
>>1812
本筋と大幅にずれますが、
政治家にとって選挙区とは非常に重要なもの
政策は簡単に変えられてもw 選挙区は変えられないもの。
国替え調整の困難さを見れば明らかなもの。
それを
「選挙区『くらい』サービスしろ」
と言うのは選挙オタクとしては違和感を感じずにはいられません。
(すんません、ブログは読んでないので、どのような立場の方がどのようなスタンスで言われてるかわかりませんが)


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