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Airline & Airport(航空会社・航空路線・空港)スレ

1とはずがたり:2008/11/01(土) 06:18:51
地方路線の廃止問題,要らない空港,ハブ空港整備,航空会社再編等話題豊富な空のスレ。
公共交通綜合スレとなってた鉄道スレhttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1047289790/から満を持して独立します。

飛行機製造に関しては引き続き重工スレへ
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1136692559/l40

6817チバQ:2019/10/15(火) 11:05:35
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191015-00000006-cnippou-kr
韓経:韓国LCC「NOジャパン」の直撃弾…11年ぶりに乗客減る
10/15(火) 8:21配信中央日報日本語版
国内格安航空会社(LCC)の旅客が11年ぶりに減少傾向に転じた。韓日関係が悪化して日本に行く旅行客が急減したためだ。LCCは中国や東南アジアなどの新規路線開拓に乗り出しているが、景気低迷と競争激化などで業績改善は容易でないだろうという見通しが出ている。

韓国空港公社などが14日に明らかにしたところによると、チェジュ航空、ジンエアー、エアプサン、ティーウェイ航空、イースター航空、エアソウルのLCC6社が先月輸送した旅客は480万人で、昨年9月の505万人より5%ほど減った。LCC旅客が前年同月より減少したのは金融危機当時の2008年6月に12万人で20.4%減少してから11年3カ月ぶりだ。

当時韓星(ハンソン)航空(現ティーウェイ航空)とチェジュ航空の2社にすぎなかったLCCは、ジンエアーが2008年7月、エアプサンが2008年10月、イースター航空が2009年1月に順に運航を開始するなど着実に成長してきた。

LCC別ではチェジュ航空で1.8%増加したのを除き5社で乗客が昨年9月より減った。エアソウルは14.5%減った10万人と減少幅が最も大きかった。

業界では先月の秋夕(チュソク、中秋)連休が2018年より1日短い4日間だった点を旅客減少の理由に挙げた。だがそれより日本旅行客急減がもっと大きな要因と分析される。国土交通部によると先月韓国から日本に向かった航空旅客数は99万人だった。昨年9月の138万人より40%近く急減した。

LCCは日本の経済報復以降に中国や東南アジアなどへの新規路線を急いで開設している。7月に新設した国際線路線は32路線に達する。だが世界的な景気低迷とドル高ウォン安など悪材料が重なりLCCの苦戦は当分続くだろうという予想が多い。有進(ユジン)投資証券のパン・ミンジン研究員は「エアプレミアなどLCC3社が向こう1〜2年間に追加で市場に参入する予定のため競争はさらに激しくなるだろう」と予想する。

一方、大韓航空は来月から3カ月単位の短期希望休職(無給)を実施することにした。これまで1年の長期休職制度の対象ではなかった客室乗務員を含め一般事務職と整備職などに適用される。同社は「小学校入学予定の子どもを持つ女性社員など現場の要求が多かった」と説明した。だが業界では下半期の業績悪化を念頭に置いた措置という分析を出している。

※本記事の原文著作権は「韓国経済新聞社」にあり、中央日報日本語版で翻訳しサービスします。

6818チバQ:2019/10/17(木) 09:18:58
https://www.asahi.com/articles/ASMBJ42ZQMBJUTIL01L.html
空港の使用料、26億8千万円の徴収不足 算定に誤り
八角健太 2019年10月16日18時20分
 空港のターミナルビルや駐車場の使用許可を国から受けて運営している事業者から、国に支払われる使用料の算定に誤りがあり、2015年度からの4年間で少なくとも約26億8千万円が徴収不足だったことが会計検査院の調べでわかった。

 国土交通省は、国が管理する空港の土地・建物の使用許可を駐車場やターミナルビルの運営事業者に出し、国の基準に基づき、事業者が得た純利益の一定割合を使用料として徴収している。検査院は15〜18年度の全国25空港分、計約452億円の使用料の算定が適切だったかどうかを調べた。

 その結果、一般財団法人「空港振興・環境整備支援機構」(東京)などの2事業者は長年の慣例で、羽田空港など16空港の駐車場事業の収益から、騒音対策や観光PRの費用を差し引いていた。そのため駐車場事業の純利益が減り、純利益を基とする使用料も約12億6千万円少なく算定されていた。

 また、駐車場のゲートやビルの防犯カメラなどの設備の整備のため、費用を出し合った国と事業者のそれぞれの財産評価に応じ、純利益を配分していた。だが、国の財産評価は耐用年数の経過を踏まえて価格を下げていたのに対し、事業者は取得時の高いままの価格で算定していた。基準には定められていないが、国も取得時のままの価格で計算したとすると、24空港分の約14億2千万円を徴収できていたという。

 検査院は16日、国交省に使用料の改定や、配分率の算出方法を仕様書に明記することなどを求めた。国交省は「指摘の内容を真摯(しんし)に受け止め、適切に対応したい」とした。(八角健太)

6819チバQ:2019/10/20(日) 20:40:13
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191020-00000046-asahi-soci
ついに「往復1千円」も LCC値崩れ、日韓関係悪化で
10/20(日) 19:15配信朝日新聞デジタル
ついに「往復1千円」も LCC値崩れ、日韓関係悪化で
大阪―ソウルの往復チケットが1千円と表示されている格安旅行サイト「ena」のホームページ
 日本と韓国を結ぶ格安航空会社(LCC)の便が、値崩れしている。日韓関係が悪化した影響で、韓国からのインバウンド(訪日外国人)が激減しているからだ。大阪との往復便に1千円(本体価格)のチケットも登場したが、採算がとれるのか。

 「ありえない状況です」と話すのは、格安旅行サイト「ena(イーナ)」を運営する旅行会社エアプラス(東京都港区)の登山(とやま)幸典さん(50)。LCCのチケットの仕入れを担当する登山さんは、8月の最終週あたりから異変を感じ始めた。

 普段は安くても往復6千〜7千円という大阪―ソウル便が、「エアソウル」は1千円、「イースター航空」は1200円。予約率によって価格は日々変動するが、往復5千円ほどだった福岡発着便は3千円前後に。「ティーウェイ航空」の福岡―ソウル便は2千円まで下落した。

 登山さんは「特に福岡は安値が顕著で、大阪や成田にも飛び火している。11月は冬休み前で休みが取りにくく、旅行を控える傾向にあるので、さらに値崩れするかもしれない。日本から行くならいまがチャンス」と言う。

朝日新聞社

6820チバQ:2019/10/23(水) 13:09:22
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191022-00000042-cnippou-kr
韓国-日本路線減らす航空会社「乗客おらず飛行機飛ばせない状況」
10/22(火) 16:02配信中央日報日本語版
韓国-日本路線減らす航空会社「乗客おらず飛行機飛ばせない状況」
8月1日釜山東区の釜山港国際旅客埠頭内の出国場前に人がおらず夏季休暇シーズンであるにもかかわらず閑散としている。ソン・ボングン記者
日本関連の不買運動の影響で韓国各地の主要空港の日本路線が急減している。日本行きの乗客が減少し、航空会社が路線比重を減らしたことを受けてだ。全羅南道(チョルラナムド)の務安(ムアン)国際空港の場合、今年末の日本行きの全路線がなくなる見通しだ。

22日、全羅南道とチェジュ航空によると、務安国際空港で運航中の東京・大阪・福岡路線が今年末から中断される予定だ。今年7月、日本の経済報復が本格化する前、務安空港から日本に向かう航路は東京・大阪・福岡・北九州・大分など5路線だった。チェジュ航空に先立ちティーウェイ航空も、8月に大分と北九州路線の運航を中断した。

日本路線の縮小は務安空港だけの状況ではない。大韓航空は済州(チェジュ)国際空港〜東京、済州国際空港〜大阪路線を来月1日から運休することにした。仁川(インチョン)〜小松、仁川〜鹿児島、仁川〜大阪、仁川〜福岡路線など一部の路線は運航を一時中断するか減便した。アシアナ航空も先月、仁川〜福岡・大阪・沖縄路線に小型航空機を配置して運航を縮小した。

チェジュ航空は週7便運航していた務安-東京・大阪路線を4便に減らしてからも搭乗率が低調なため運航中断計画を立てた。7月1日の経済報復以前の務安-東京路線の搭乗率は平均51%、務安-大阪路線の搭乗率は平均78%だったが、9月に入り務安-東京29.9%、務安-大阪25.2%に減った。務安空港を出発する日本行き飛行機の搭乗客定員は189人だが乗客は60人にも達しない。

国会国土交通委員会の尹昊重(ユン・ホジュン)議員(共に民主党)が韓国空港公社から提出を受けた資料で、金浦(キンポ)・金海(キムヘ)・済州・大邱(テグ)・清州(チョンジュ)・務安など国内の主要空港の昨年7-9月と今年7-9月の国際線内日本路線の比重を調べると、大邱空港が47.5%から28.6%へと、最大幅で減少した。金海空港は34.9%から26%に減少した。務安空港は25%から18.8%、清州空港は23.2%から18.9%にそれぞれ落ちた。

6821チバQ:2019/10/24(木) 20:57:48
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191024-00000611-san-bus_all
関空冬ダイヤ、中国便増加、韓国便をカバー
10/24(木) 20:10配信産経新聞
関空冬ダイヤ、中国便増加、韓国便をカバー
関空の国際旅客便のシェア韓国便が減る一方、中国便が増加
 関西国際空港を運営する関西エアポートは24日、関空の国際線の令和元年冬期ダイヤ(27日〜来年3月28日)について、ピーク時の就航便数が、冬期としては開港以来最多の週1553便となるとの見通しを発表した。旅客便は日韓関係の悪化などで韓国路線で前年冬期から108便(約31%)減る一方、新規就航が相次ぐ中国路線で168便(約40%)増える。

 国際旅客便は週1409便で、前年冬期の実績より69便増加する。

 韓国路線は、関空を拠点とするピーチ・アビエーションをはじめ各航空会社が軒並み運休や減便を決定。11月の提供座席数は週平均で前年同月比37%減る見込みとなった。一方、中国路線は江西省南昌や浙江省温州などへの就航や増便が予定され、座席数は65%増加。東南アジア路線も好調で座席数は20%増える。

 欧米路線は来年3月にスイス・インターナショナル・エアラインズがチューリヒ線を就航するほか、今年夏ダイヤからロンドン線やシアトル線が新規就航しており、長距離便でも路線拡大が進んでいる。

 方面別の便数シェアでは、韓国が26%から17%に縮小する一方、中国が31%から41%にふくらみ、関空の「中国依存」が強まる。

 関西エアのグレゴリー・ジャメ専務執行役員は会見で、韓国便の減少について「一時的なものと考えている。関西は人気のある観光地を抱え、外交問題が解決されれば旅客は戻る」と楽観的な見通しを示した。 

 また、関西エアは運営する関西、大阪(伊丹)、神戸の各空港について、今年度上期(4〜9月)の利用状況を発表。関空の総旅客数は過去最高の1634万人(前年同期比17%増)で、年間で3千万人を超える可能性が高くなった。

 伊丹空港は国内経済の好調や機材の大型化などの効果で839万人(同2%増)、神戸空港は発着枠の規制緩和が実現し、8月にスカイマークが那覇路線などで増便した結果、170万人(同6%増)だった。

6822チバQ:2019/10/25(金) 11:10:44
https://www.sankei.com/politics/news/191024/plt1910240035-n1.html
成田空港の冬ダイヤ、韓国減り中国増 発着は過去最多に
2019.10.24 22:41政治政策
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記者会見する成田国際空港会社の田村明比古社長=24日、成田空港
記者会見する成田国際空港会社の田村明比古社長=24日、成田空港
 成田国際空港会社(NAA)は24日、成田空港の冬季ダイヤ(10月27日〜来年3月28日)を発表した。日韓関係悪化を受け韓国線が減ったが、中国線の新規就航や増便があり、1週当たりの発着回数は冬季として過去最多の4914回となった。また、従来午後11時までだったA滑走路の運用を昭和53年の開港以来初めて1時間延ばす。

 NAAによると、旅客便の週間発着数では、国際線が平成30年冬と比べ、138回増の3432回、国内線は16回減の960回。格安航空会社(LCC)を中心に運休や減便をする韓国線は72回減ったが、中国線では中国の吉祥航空や春秋航空が新規就航するなどし160回増えた。定期乗り入れ航空会社も106社で開港以来最多となった。

 NAAの田村明比古社長は24日の定例記者会見で韓国線について「復便の動きもあるが、注視していく」と話した。

6823 チバQ:2019/10/28(月) 23:14:58
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191028-00000005-awire-ind

富山の航空会社設立へ説明会 特急並み運賃で関空21年就航視野

10/28(月) 22:41配信
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富山市内で地域航空会社設立に向けた説明会を開くジェイ・キャスの白根社長=19年10月28日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 富山空港と関西空港などを結ぶ地域航空会社の設立を目指すジェイ・キャス(千代田区)は10月28日、富山市内で事業説明会を開いた。ターボプロップ(プロペラ)機2機を使い、早ければ2021年秋の関西-富山線就航を目指す。

◆運賃はJR特急並み

 ジェイ・キャスの白根清司社長は日本航空(JAL/JL、9201)出身で、1997年から就航前のスカイマーク(SKY/BC)に携わった後、2001年に航空関連専門コンサルティング会社を設立した。ジェイ・キャスは2018年10月設立で、「10年前から検討した結果、関空-富山は採算が合うと判断した」と説明した。

 富山空港について、白根社長は「県の中央部に位置しており、市内から30分圏内で、駐車場が無料。国内線は全日本空輸(ANA/NH)の羽田線4往復と新千歳線1往復のみで、国際線はデイリー運航がない」と、十分に活用されていないと語った。

 一方、富山と関西を結ぶ鉄道については、「JRの特急サンダーバードは踏切事故や小動物との衝突などでよく止まる」と述べ、「アジアの出張で、羽田経由では14都市だが、関空なら64都市へ向かえる。なんばなどへの観光にも便利だ。鉄道は乗り継ぎが多く、荷物が多い訪日客が来たても来られない」と、訪日客の北陸への送客など空路で富山と関空を結ぶ意義を説いた。

 運賃はJRの特急利用時と競争できる価格帯を目指す。LCCのように需給変動で販売価格が大きく変動する形ではなく、特急に近い変動が少ない運賃を想定している。

◆機材・路線

 機材はデ・ハビランド・エアクラフト・オブ・カナダ(DHC)のDash 8-400(旧ボンバルディアDHC-8-Q400)か、仏ATRのATR72を新造機でリース導入する計画。当初は2機でスタートする。

 白根社長は「ターボプロップはジェットと比べて燃料費が40%以上安く、機体価格が半額で、着陸料が安い」と説明。「LCCはロードファクター(座席利用率)80%以上で利益を出すが、60%以上で採算が見込める」と語った。

 路線計画については、2021年秋の就航初年度は2機体制で、1機が関西-富山線を1日4往復と関西-能登線を同1往復し、もう1機で関西-米子線と岩国線を運航する計画。その後は4機体制で富山-中部線、富山-仙台線、富山-新潟線を考えているという。

◆資金調達・パイロット・グラハン

 資金調達は、地元企業やファンド、政府系金融機関などから30億円を集める計画。白根社長は「このうち5億円は利用が伸び悩んだ際の運転資金なので、25億円でもスタートできる」と説明した。

 航空会社を新たに設立する場合、資金調達と並んで難しいのが、パイロットや整備士の確保だ。白根社長は「自衛隊を退役した人を雇用する方向で、空幕とも話をしている」と述べ、元自衛官を中心に採用するという。

 また、空港での機体誘導や貨物の搭降載などグランドハンドリング(地上支援)は、「将来的には富山と関空は自社でグラハンをやりたいが、人手不足が課題」(白根社長)と、現場の人材集めには課題が残りそうだ。

◆設立難しい地域航空会社

 地域航空会社を設立する動きでは、福岡市のリンクが2013年に自己破産。2018年2月には、2019年就航を目指していた鹿児島県のエア奄美が資金調達に行き詰まり解散し、今年1月には東北・日本海側への就航を目指していた「エア・リージョナル・ジャパン」(千代田区)が破綻している。

 一方、国土交通省航空局(JCAB)は既存の地域航空会社の経営環境が厳しいことから、航空会社間で営業や整備面などで協力する体制作りを模索。地域ごとにニーズが異なることから、まずは九州で天草エアライン(AHX/MZ)とオリエンタルエアブリッジ(ORC/OC)、JACの3社と、ANA、JALを加えた5社による「地域航空サービスアライアンス有限責任事業組合(EAS LLP)」が、10月26日に設立された。

6824チバQ:2019/11/06(水) 10:55:06
https://www.data-max.co.jp/article/32299
2019年11月05日 12:00北九州空港浮揚のカギは福岡空港(後)
北九州市港湾空港局 空港企画部長 小石 裕洋 氏
貨物便を担いたい北九州空港
 ――貨物便の誘致はどうですか。

 小石 新規便の誘致を考えれば、やはり滑走路の延長が大きな課題です。北九州空港には陸路の物流拠点がなく、空の通関機能も弱い。これらも大きな問題です。九州の陸路貨物の物流は、福岡空港に集約されるかたちで構築されているのが現状です。北九州空港がそこに割り込むのは、行政だけの問題ではないので、極めて難しい。ただ、旅客便同様、現在の福岡空港が新たな貨物専用機を受け入れるのは至難の業だと思います。だとしたら、新たな貨物便は、北九州空港が受け入れるのが現実的だと思います。

 ただ、現行の2,500mの滑走路では、特殊貨物を積んだ大型の貨物専用機を受け入れることができません。だから我々は国に対し、滑走路3,000m化を要望しているんです。九州、山口の大型の貨物は、関西空港や中部空港、場合によっては、成田空港までトラックで運んでいるのが現状です。北九州空港の滑走路が3,000mに延長されれば、長距離を陸送せずとも、九州からダイレクトに世界各国に飛ばすことができるようになります。

 ――貨物の拠点づくり、滑走路の3,000m化が当面の課題だと?

 小石 そうですね。いずれも福岡空港にはできないことなので、北九州空港が担っていきたいという思いがあります。現状でも、株式会社ANA Cargoさんに週5便就航していただいているので、そのポテンシャルはあるという自負はあります。今のところ、アジアへの輸出のため、しっかり荷物を集めようということで、県と共同で取り組んでいます。戻り便の荷物をどうするかについては、いろいろと協議を重ねているところです。

 ――地元企業などに対して、北九州空港に物流拠点をつくるよう働きかけは?

 小石 もちろん行ってきています。ただ、「ニワトリが先か、タマゴが先か」みたいなところがあって、すでに福岡空港に拠点をもっている物流会社にとって、北九州空港にもう1つ拠点をつくる必然性があるかどうかが、問題になります。福岡空港はアジア向けの貨物が中心ですが、たとえば、北米やヨーロッパ向けの貨物便が北九州空港から直接飛ぶことになれば、大きなインセンティブになると思います。ただ、そのためには、滑走路の3,000m化などの機能強化が必要になります。

 ――24時間空港は、旅客便にとってもメリットがあるようですね。

 小石 株式会社スターフライヤーには、深夜時間帯で羽田便を飛ばしていただいています。北九州市民だけでなく、福岡都市圏の住民の方々にも多く利用していただいています。福岡空港までの夜行バスは、県のほうで費用負担していただいています。

新幹線アクセスは容易ではない
 ――小倉駅への軌道アクセスについては、いかがですか。

 小石 空港利用客数が200万人を超えたら、調査を再開する方針です。市議会からは、東九州新幹線のルート上に北九州空港を、というご提案をいただいていますが、容易ではないと考えています。福岡空港が便利過ぎるので、北九州空港が不便だと思われがちですが、日本の地方空港のなかで見ると、むしろアクセスの良い空港です。駐車場の料金も安いですし。軌道アクセスがあるに越したことはないでしょうが、「はたしてペイするのか」が最大の課題になります。

 ――現実的には、バス路線の拡充でしょうか。

 小石 現在、バス路線は小倉線、黒崎・折尾・学研都市線、朽網線の3つがありますが、開港当初は6路線ありました。ただし利用者数が伸びなかったので、半分に減ったわけです。我々としては、現行の路線でほぼ対応できていると考えています。なるべく赤字を増やさずに、必要な便数を確保するため、バスの運行ダイヤについては、西鉄バス北九州株式会社と毎月協議しています。率直にいって、利用客が増えない限り、現在のバス路線、便数でギリギリなんです。ただ、収益的には、徐々にではありますが、改善傾向にあるので、そう捨てたものではないと考えています。西鉄バス北九州株式会社とJR九州株式会社とうまく連携できれば、もっと利用客のニーズに応えられるアクセスを提供できるようになると期待しています。

6825チバQ:2019/11/06(水) 10:56:39
https://www.data-max.co.jp/article/32298/1/
2019年11月01日 12:00北九州空港浮揚のカギは福岡空港(中)
北九州市港湾空港局 空港企画部長 小石 裕洋 氏
民間委託ありきではない
 ――北九州空港の民間委託調査結果が出ましたね。


北九州市港湾空港局 空港企画部長 小石 裕洋 氏
 小石 行政主体の運営のままの場合と、民間委託した場合、それぞれのメリット、デメリットについて、初めて文字化したのが今回の調査書です。世の中の流れは民間委託(コンセッション)になっていますが、我々としては「民間委託ありき」ではありません。あくまで今後議論するうえでの叩き台です。ただ、福岡空港が民間委託になって、今後5年間で1,000億円の投資が行われる話になっています。この点、我々としても民間委託に期待するところは正直あります。今後プレーヤーとなる民間企業の動きを注視していきたいところです。

 調査書では、北九州空港は24時間空港であり、70ha以上新たな土地があることから、「民間委託(コンセッション)のポテンシャルはある」としています。ただ、「民間委託すべき」とは書いていません。議論の第一歩を踏み出せたと捉えています。最終的な結論を出すには、県と町としっかり協議をして、同じ方向を向かないといけません。

 ――福岡空港は、福岡国際空港株式会社(FIAC)が受託しているわけですが…。

 小石 空港運営の民間委託のマーケットは、意外にプレーヤーの数が少ないんです。仮に民間委託をする場合には、早い時期に実施するほうが民間に手を挙げてもらいやすいという考え方にも一理あると思います。今回の調査書では、FIACが受託する場合とそれ以外のグループが受託する場合についても考察しており、それぞれメリット、デメリットがあるとしています。

 今後は、地元の財界との議論も必要になってくると思います。仮にFIAC以外のグループが受託したとしても、お互い協議、連携しながら、Win-Winの関係をつくってもらえると考えています。民間委託する場合、当然それは条件に入ることになると思いますので。「必ずしもFIACでなければならない」ということではありません。

 ――FIACは「北九州空港へのエアライン誘致などに協力する」といっています。

 小石 「福岡県の空港の将来構想」への協力、「福岡空港と北九州空港の相互補完」への取り組みは、受託の際の評価項目になっています。FIACにとっては約束したことなので、それは当然のことだと考えています。県内全体の活性化という観点から見ても、コストをかけずにエアラインを誘致できるわけですから、良い話だと思っています。

 ――ただ、福岡空港の滑走路が増設されれば、また福岡空港に戻る可能性がある?

 小石 それはあるでしょうね。最終的にはエアラインが選ぶことなので。ただ、北九州空港が民間委託された場合の話ですが、福岡空港より着陸料を下げるという施策は考えられます。現行の着陸料は原則全国一律ですが…。福岡空港の滑走路が増設されたとしても、夜間早朝は飛ばせません。「もっと便数を飛ばしたいけれども、福岡空港は時間帯的に難しい。では、深夜や早朝に北九州空港で飛ばそう」――そう考えるエアラインは一定数あると思っています。韓国のLCC・株式会社ジンエアーは、福岡空港で便数を増やせないことから、北九州空港でも就航していただいた実績があります。

 韓国だけでなく、中国や東南アジア、オーストラリア、北米、ヨーロッパ航路などの誘致をしなければ、「20年に年間4,000万人」は難しいでしょう。FIACのそういう動きのなかに、補完空港としての北九州空港の出番が出てくるのではないでしょうか。

6826チバQ:2019/11/06(水) 10:56:52
https://www.data-max.co.jp/article/32297
2019年10月31日 12:00北九州空港浮揚のカギは福岡空港(前)
北九州市港湾空港局 空港企画部長 小石 裕洋 氏
北九州市は今年3月、北九州空港の経営形態に関する基礎調査報告書をまとめた。基礎調査というだけあって、北九州空港の民間委託の是非についての明言は意図的に避けているものの、福岡空港との連携や役割分担を始め、福岡国際空港株式会社(FIAC)による北九州空港運営に関する記述に多くを割いている。「福岡空港あっての北九州空港」という運用実態を浮き彫りにするという点で、興味深い構成だ。北九州市はこれまで地元自治体として、福岡県や苅田町などと連携し、旅客便の誘致などの利用促進に取り組んできた。そのおかげもあって、2018年の利用客数は年間178万人を超えた。今後3年間も、引き続き利用促進に力を入れていく方針だ。その際、“混雑空港”の福岡空港からどれだけ“おこぼれ”を獲得できるがカギになる。24時間空港という北九州空港の唯一の強みを生かすうえで、どのような課題があるのか。民間委託により、北九州空港は本当に浮揚するのか。北九州市港湾空港局の小石裕洋・空港企画部長に話を聞いた。





福岡空港とは「相互」補完
 ――北九州空港利活用に関する施策メニューは、どうなっていますか。


北九州空港(写真提供:北九州市)
 小石 「就航便の誘致」「集客」「貨物」「空港アクセス」の4つを柱にしています。これら4つの柱は、空港アクセスを除いて、福岡県や苅田町と共同および連携しながら長年取り組んでいます。福岡空港が“混雑空港”に指定された2016年度以降は、「北九州空港将来ビジョン推進強化期間」として、路線誘致などの空港活性化にとくに力を入れてきたところです。当時の北九州空港には国際線はありませんでしたが、福岡空港の混雑空港指定後、大きく流れが変わりました。

 本市としても、人的、予算的な部分を増強するなかで、誘致に力を入れました。そのおかげもあって、2年半ほど休止していた国際線が復活したほか、いくつかの新規路線の誘致に成功しました。

 今年度から3年間、新たに「ネットワーク充実強化期間」として、引き続き地元の3自治体が連携して、路線誘致などの空港活性化を進めています。自治体として取り組む内容には大きな変化はありませんが、韓国線が急激に減速するなど、外部環境は、振り子のように良くなったり悪くなったりするものです。それに負けないよう、県や町としっかり連携しながら、既存路線の支援などに力を注いでいきたいと考えています。

 ――北九州空港は、福岡空港との補完関係にあるといえますか。

 小石 補完関係というより、相互補完関係にあると考えています。福岡空港にはできないこともあるからです。たとえば貨物です。旅客便についても、混雑空港なので、中国便などの新規就航がなかなかできない面もあります。そういう国際便を北九州空港に誘致することによって、福岡県内の2つの空港が連携してこそ、アジア、九州のゲートウェイが実現できるわけです。昔と比べ、近年は良い循環が生まれていると思っています。福岡空港から近いというのは、北九州空港にとって以前はマイナス要素でしたが、福岡空港が混雑空港になって以降、プラス要因になりつつあります。

6827チバQ:2019/11/13(水) 10:13:48
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20191113-00058226-jbpressz-kr
アシアナ航空、売却先候補は決まったものの・・・
11/13(水) 6:00配信JBpress
アシアナ航空、売却先候補は決まったものの・・・
アシアナ航空の旅客機(写真:YONHAP NEWS/アフロ)
 韓国第2位の航空会社であるアシアナ航空の売却先候補が決まった。

 建設大手のHDC現代産業開発などの企業連合が総額2兆4000億ウォン(1円=11ウォン)以上の金額を提示し、優先交渉権者になった。

 経営不振に陥っていたアシアナ航空が新しいグループ入りして再浮上できるのか。先行きには多くの難題が待ち受けている。

 アシアナ航空の大株主である錦湖(クムホ)産業は2019年11月12日、理事会(取締役会に相当)を開き、アシアナ航空の売却に向けた優先交渉権者としてHDC現代産業開発などの企業連合を選定した。

 アシアナ航空の子会社であるエアソウル、エア釜山など6社を合わせた一括売却となる。

 アシアナ航空がどうして身売りすることになったのか? 

■ 1988年、ソウル五輪直後に発足

 簡単に歴史を振り返ってみる。

 アシアナ航空は、ソウル五輪直後の1988年12月に、韓国第2の民間航空会社として誕生した。国内路線でスタートし、1990年に金浦(キンポ)⇔成田便を皮切りに国際路線にも就航した。

 現在は、86機を保有し、世界21か国に71の国際線を就航させている。

 母体企業は韓国の財閥ではさほど多くない全羅(チョルラ)南道に基盤を多く錦湖(クムホ)グループ(今の錦湖アシアナグループ)だ。

 創業者は、日本の植民地支配が終わるや米フォード車2台を確保してタクシー事業に乗り出す。

 その後、バス、タイヤ製造など「交通」関連事業を拡大させる。さらに化学企業にも進出して、財閥の一角にのし上がる。

 アシアナ航空の設立を機に、韓国を代表する中堅財閥の1つに急成長した。

■ 規模拡大に邁進して挫折

 創業者→長男→次男とグループ総帥を継承しながら、3男で、会長職から離れたとはいえいまも実質的なトップである朴三求(パク・サムグ=1945年生)氏が率いる。

 積極経営で鳴らし、韓国を代表する財閥にさらに規模を拡大させようとした。

 2006年と2007年に、大宇建設と大韓通運を相次いで買収した。これにより、韓国で資産規模7位の大手財閥に一度は浮上できた。

 だが、買収資金は合わせて10兆ウォン。いくら何でも大きすぎた。

 直後に、リーマンショックの直撃を受けるという不運にも見舞われて、グループの資金繰りは一気に悪化する。

■ 実弟との確執

 悪い時には悪いことが重なる。

 錦湖アシナグループには、「会長は65歳で後任に譲る」という暗黙のルールがあった。実弟はこれを期待したが、朴三求氏は譲らない。

 大型買収に対する意見対立もあったようで、実弟は、優良関連企業が多い石油化学事業を率いて独立してしまう。

 その後、10年間にわたって錦湖アシアナグループは事業売却と資金確保、リストラを繰り返すことになる。大韓通運などを売却したものの、状況は好転しない。

 この間、アシアナ航空の業績も徐々に低迷する。韓国で、済州(チェジュ)航空などLCC(格安航空会社)などが相次いで参入し、収益力が悪化してきたのだ。

 取引銀行団はついにアシアナ航空の売却を求め、韓国第2の航空会社が「売り物」になった。

 アシアナ航空は、錦湖アシアナグループ全体の売り上げの約7割を占める。アシアナ航空の売却が決まれば、錦湖アシアナグループは、韓国の企業グループで資産規模60位以下に転落することになる。

 買収戦には、済州航空を傘下に置く企業グループなどが名乗りを上げたが、優先交渉権者になったのはHDC現代産業開発と証券大手、未来アセット大宇などが組んだ企業連合だった。

 韓国メディアによると、2兆4000億ウォン以上を提示した模様だ。企業連合とはいえ、主導するのはHDC現代産業開発だ。

6828チバQ:2019/11/13(水) 10:18:08
■ 現代財閥がルーツ

 このHDC現代産業開発とはどんな企業なのか? 

 社名に「現代」とあるように、かつて韓国最大の財閥だった現代グループがルーツだ。

 1976年に、現代財閥の母体企業だった現代建設のアパート(日本でいう大型マンション)事業を独立させて設立した。ソウルの江南(カンナム)地域などに大型アパート団地を次々と建設して急成長した。

 1999年に、現代財閥の内紛を経て、現代産業開発として独立した。

 現代財閥創業者である鄭周永(チョン・ジュヨン)氏の実弟で、自動車事業を育てたことで知られる鄭世永(チョン・セヨン)氏が率いた。今の、鄭夢奎(チョン・モンギュ=1962年生)会長の父親だ。

 鄭世永氏は、小型乗用車「ポニー」の開発で現代自動車を一気に軌道に乗せた。

 長年、現代自動車の会長として世界市場に打って出た実績を評価する声は今も多い。しかし、実兄である鄭周永氏の息子である鄭夢九(チョン・モング=1939年生)氏(いまの現代自動車会長)に現代自動車を譲った。

 鄭夢奎会長は、2018年にグループ持ち株会社であるHDCを設立し、傘下にHDC現代産業開発など事業会社を置く事業構造に再編した。

 韓国公正取引委員会が2019年5月に発表した韓国の主要企業グループ概要によると、HDCグループは、24社のグループ企業を抱え、グループ全体の資産規模は10兆6000億ウォンで韓国の大企業グループで33位に入っている。

 HDCは、アパート事業のほか、ホテル、リゾート、不動産情報サービスなどの企業を傘下に持つ。さらにホテル新羅と共同出資してソウル市内で免税店事業も手がけている。

 鄭夢奎会長率いるHDCグループはアシアナグループを買収することで、ブランド力を一気に向上させるほか、レジャー、ホテル事業なども強化する計画とみられる。

■ 堅実経営とは言うが・・・

 韓国の産業界では、「HDCは堅実経営で知られ、豊富なキャッシュを抱える。アシアナの売却先としては無難な選択だ」(銀行役員)との見方もある。

 だが、「前途多難」(韓国紙デスク)を予想する声がそれ以上に多いことも否定できない。

 優先交渉権者にはなったが、資金繰りが苦しい錦湖アシアナグループは、「プレミアム」を要求するとみられる。

 朴三求氏はこれまでも危機に陥るたびに驚異の粘りで持ちこたえてきた。これから始まる本交渉が簡単ではないとみる向きもある。

 一方で、アシアナ航空の実態が予想以上によくない可能性がある。

 アシアナ航空は2018年12月期決算で2000億ウォン近くの最終損失を計上した。2019年も赤字基調は変わらない。

 さらに、韓国メディアによると、10兆ウォンという巨額の負債を抱えている。社債発行や借入金で苦しい資金繰りをしのいできたからだ。

 「整備人員の拡充や機内サービスの向上、新機体の導入などこれまで遅れていた投資に踏み切る必要もあり、新規資金需要も予想以上の金額になる」(同)との指摘も多い。

 買収金額は2兆4000億ウォン以上というが、それだけではとても済まないのだ。HDC連合の方で、買収を取りやめる可能性もある。

 航空業界を取り巻く構造的な問題もある。

6829チバQ:2019/11/13(水) 10:18:19
■ LCC9社体制

 韓国では、航空需要の拡大に合わせてLCCの新規参入を積極的に促してきた。すでに6社が競争しているが、2019年春にさらに3社を認可した。2021年にもLCC9社体制となる。

 LCCは日本路線を中核に成長してきた例が多い。2019年7月に始まった「日本旅行自粛運動」のあおりで、旅客需要が急減して減便が相次いでいる。

 急遽、東南アジア路線などに振り替えているが、今度は、これらの路線で供給過剰が起き収益を圧迫している。

 LCC需要の減少で、航空運賃が下がり、大韓航空やアシアナ航空にも打撃を与えている。

 日本への航空旅客が戻っても、LCC9社体制でアシアナ航空が高収益を上げられるか、疑問の声が多いのだ。

 「いずれ韓国の航空業界は再編が起きる。このとき、アシアナ航空がどういう存在なのか。HDCの買収が成功しても、課題は山積している」(航空会社役員)

 一方で、「中国の観光需要はまだまだこれからも増える。東南アジア便も成長余力は大きい」(別の航空会社幹部)という楽観論もある。

 将来に対する見方が交錯する中で、アシアナ航空は、設立30年をちょうど過ぎて大きな転換期を迎える。

 それにしても、財閥が経営に失敗したらまた別の財閥に売却する。それも、航空とは無縁の財閥だ。

 今回も、財閥から財閥へというパターンを繰り返すことになるが、最終的にどうなるか。「一件落着」とは言えない買収劇ではある。

玉置 直司

6830チバQ:2019/11/13(水) 19:42:48
https://dime.jp/genre/794833/
新路線、新サービス、新空港、知らなきゃ損するエアライン最新トピックス
2019.11.13 ライフスタイル
#鳥海高太朗
【TOPICS1】まるでホテルのような空港
今年3月、宮古島から伊良部大橋経由で行ける「みやこ下地島空港ターミナル」が開業。高級リゾートホテルのラウンジのような雰囲気で話題となっている。またジェットスター・ジャパンが就航した。

【TOPICS2】サイパン便がスカイマークで復活
昨年5月にデルタ航空が撤退し、日本からの直行便がなくなったサイパン路線だが、チャーター便で実績を積んだスカイマークが年内に成田〜サイパン線を1日1往復で就航する。スカイマーク初の国際線定期路線でサイパンへ再び近くなる。

【TOPICS3】羽田からの国際線大幅増便
2020年3月29日より都心上空の飛行ルート解禁により、1日当たり50便(往復)の国際線が増える。また、ANA国際線の多くが第2ターミナル発着となり国内線との乗り継ぎが便利になる。

【TOPICS4】JALのLCC「ZIPAIR」が飛ぶ
JALが設立した新しいLCC「ZIPAIR」が2020年5月に就航する。ボーイング787型機を使い、国際線中長距離をメインに飛ばす。5月にバンコク、7月にソウルへ就航後、2021年以降に北米、さらにはヨーロッパ路線への就航を目指す。スタイリッシュな制服にも注目。

【TOPICS5】常識を変えたビジネスクラス
今年の航空業界のニュースで衝撃的だったのがANA国際線長距離路線用新ビジネスクラス「THE Room」。全席ドア付きの個室型で本当に部屋にいるような革新的なシートが特徴だ。一昔前のファーストクラスを超えたビジネスクラス。どこまで進化する?

取材・文・撮影/鳥海高太朗

6831チバQ:2019/11/13(水) 19:43:56
https://dime.jp/genre/794780/
2020年に向けて新規就航や空港のサービスも急拡大!日本のエアラインの近未来年表
2019.11.11
エアライン近未来年表
毎月のようにエアライン関係のニュースが話題になるが、ここでは2019年を拠点に、今後のエアライン関連の大きな情報をまとめてみた。

2019年
【3月30日】みやこ下地島空港、新ターミナルが開業(ジェットスター・ジャパンが就航)

【5月24日】ANA、成田〜ホノルル線にエアバスA380型機が就航

【8月2日】ANA、国際線新プロダクトを羽田〜ロンドン線に導入

【9月1日】JAL、エアバスA350-900型機を国内線に導入

【10月26日】JALと丸紅、チャーターフライトなどを行なう「JALビジネスアビエーション」のサービス開始

【10月27日】成田空港の運用時間延長(24時までに)

【10月27日】Peach、成田空港第3ターミナルに移転

【10月27日】JAL、ボーイング787型機を国内線に導入

【11月】ANA、タッチパネル式パーソナルモニターを装着したボーイング777-200型機を国内線に導入

2020年
【1月】新千歳空港国際線ターミナル直結の新ホテル『ポルトム インターナショナル 北海道』が開業

【3月29日】羽田空港の国際線発着枠拡大。都心上空飛行の新ルート運用開始

【3月末】新千歳空港の日中発着枠拡大。快速エアポートも1時間5本に増発

【3月末】那覇空港の第2滑走路増設・供用開始

【5月14日】JALの新LCC「ZIPAIR」が成田〜バンコク線で運航開始

【春】羽田空港国際線ターミナルと接続する新商業施設が開業

【7月24日】東京オリンピック開幕

【8月25日】東京パラリンピック開幕

【2020年半ば】三菱航空機「スペースジェット」が納入開始予定

2021年以降
「羽田イノベーションシティ」グランドオープン
福岡空港の第2滑走路運用開始
JAL、エアバスA350-1000型機国際線運航開始
JR東日本、羽田空港アクセス線が開業

取材・文/編集部

6832チバQ:2019/11/14(木) 10:42:08
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20191114-00068352-gendaibiz-bus_all
ハワイ線絶好調のANAが業績予想を下方修正した「想定外の理由」
11/14(木) 7:31配信現代ビジネス
ハワイ線絶好調のANAが業績予想を下方修正した「想定外の理由」
写真:現代ビジネス
 ANAホールディングスが10月29日に発表した2020年3月期の第2四半期の決算で、通期の売上高を当初予想より600億円程度減少した2兆900億円になるという見通しを発表した。同時に営業利益は当初予想より250億円減の1400億円、経営利益は当初予想より230億円減の1370億円、親会社株主に帰属する当期純利益は140億円減の940億円に下方修正した。

【写真】5年後、10年後に「生き残る会社/消えている会社」を実名公開!

 ANAは今年5月にハワイ線に520席の総2階建て飛行機エアバスA380型機を就航し、就航以来好調なほか、元号をまたいだゴールデンウィーク10連休も好調で、国内線も順調に推移している中での下方修正となった。

ハワイ線はA380導入で絶好調
 実際にANAのホノルル線(成田〜ホノルル、羽田〜ホノルル)は、5月24日より
成田〜ホノルル線にA380型機が週3往復で就航した後、7月2日より週10往復に投
入便が増えた。

 ANAのハワイ便は週21往復(成田発着14往復、羽田発着7往復)となり、現在の提供座席数はA380就航前の4月時点と比較すると約1.5倍の週7906席(週あたり2440席増)と増席されたのにも関わらず、就航した5月24日以降のホノルル線全体の搭乗率は9割を超えており(特典航空券利用者も含む)、11月以降の予約も好調となっている。

 10月末時点で11月も既に9割弱の予約が入っている。ほとんどのA380便は全座席が520席のうち500席以上が埋まっているそうだ。一般的には座席数を増やすことで運賃が下落傾向になるのだが、ハワイ線の平均運賃額も従来の価格を維持しており、同社の増収に大きく貢献している。

 また、国内線においても計画通りに順調に推移しており、旅客単価は1.2%増加し、繁忙期に大型機材に切り替えるなどしたこともあり、供給量を3%増やしたが、旅客数も3.4%増える結果となった。実際に上期(4月〜9月)のグループ連結の売上高は1兆559億円(前年同期比1.7%増加)、営業利益は788億円(前年同期比25.0%減)、経営利益は815億円(前年同期比20.8%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は567億円(前年同期比23.0%減)と決して悪い内容の決算ではないが、夏以降にある変化が生じていた。

海外出張の経費削減が及ぼす影響
 「ある変化」というのが、欧米路線におけるビジネス渡航だ。ANAやJALにとってビジネス渡航は大きな収入源となっている。

 ビジネス渡航では、スケジュールを最優先にする企業が多く、予定変更も発生する可能性が高いことから予約変更が可能なレジャーで使う運賃よりも割高ではあるが使い勝手のよい航空券を使う傾向にあるほか、会社の規定によっても大きく異なるが、一定の職位以上の場合にビジネスクラスでの出張が認められている出張規程であれば、航空券代金も高額になる。会社の業績が好調の場合には、航空券の価格が割高でも問題ないが、企業業績が落ち込み始めると真っ先に影響が出るのが航空券だ。

 今回のANAホールディングスの決算会見でも7月以降、減少が色濃く出ており、欧米路線では企業業績を反映したダウングレードが出ている。このダウングレードというのは、従来はビジネスクラス利用だったのを出張コストを削減する為にエコノミークラスに格下げするというものだ。

 一般的にエコノミークラスの3倍〜5倍近い運賃のビジネスクラス利用を制限することで企業側の出費を抑えることになるとともに、状況によってはテレビ会議のみにして出張自体を制限するケースも出ている。その結果、欧米路線では単価・搭乗率が下がっている状況になっているようだ。

 ANAによると、特に7月以降の日本発の業務渡航需要に弱含みが見られており、提供座席数が前年よりも増加したが、国際線の旅客収入が前年並みの数字となっていることからも航空券単価が下がっていることは明らかだ。

 更に影響が出ているのは欧米路線だけでなく、中国路線やアジア路線においてもだ。東南アジアでも対前年比は中国ほどではないが減少している。中国路線では、昨年から生産量を落としているが、中国系航空会社が中国の地方からの路線を拡充したこともあり、インバウンド(訪日外国人)の需要が落ちており、旅客数ベースで第1四半期では4%、第2四半期では9%程度の減少となっている。

 アジア路線でも中国路線ほどの影響は出てないが、他の航空会社の供給量が増えている傾向にあるそうだ。またANA本体の影響は少ないが、日韓関係の影響は同社のグループ会社であるLCC(格安航空会社)のピーチで影響が出た。

6833チバQ:2019/11/14(木) 10:42:19
ANAとJALとの明白な「差」
 ANAだけでなくJALも同様の影響を受けており、10月31日の決算会見でもJALの発表では「第2四半期以降、ハイイールド(高い収益性のある)の業務渡航のお客様が供給増ほど伸びていない。

 ヨーロッパ線ではヨーロッパの航空会社の供給拡大、9月から中国からのインバウンドの伸びが鈍化している状況にある。特に第2四半期の7月以降、日本発のハイイールドのお客様が伸びていないことで下がった」と話しており、通期の連結業績予想については、売上高を当初発表の通期で1兆5630億円を1兆5160億円に修正した。

 企業業績による影響が7月以降から出始めたことはANA・JALと共通見解のようだ。ANAの決算会見の中でも「7月から変調が見られ、企業業績が反映されており、製造業の減益の話がでるなど、10月に発表された日銀短観、製造業の景況感においては3四半期連続の悪化、GDPの伸びにも影響が出ているなど、じわじわ全体の景況感の影響が出ており、しばらくは続くだろうと考えている」と話すなど、先行きは明るくないのが実情だ。

 ただ、JALにおいては営業利益の見通しなどは据え置いた。ANAとJALの違いにおいては、貨物事業の影響も大きい。

 ANAは貨物専用機(フレーター)を所有しているのに対し、JALでは旅客便に貨物を搭載するのみになっており、現在の米中の貿易問題の影響の差も業績見通しに影響を及ぼしている。既に上半期において、ANAの国際線貨物収入は前年同期比20.4%減の511億円(130億円の減収)となっており、今期はこの流れが継続する可能性が高く、通期の見通しの見直しは避けられないだろう。

ハワイ線絶好調のANAが業績予想を下方修正した「想定外の理由」
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新型個室ビジネスクラスで高単価を目指す
 そんな中で、欧米路線の高単価を維持するのにあたり、追い風になりそうなのが8月より羽田〜ロンドン線でデビューした新しいビジネスクラス「THE Room」だ。

 ANAにとっては初めてとなる全室ドア付き個室シートを採用し、4K・フルHDに対応した24インチのシートモニターを搭載し、ベッドスペースを従来の1.3倍確保するなど、一昔前のファーストクラス以上の快適なシートになっており、競合他社を利用しているビジネスクラス利用者が他社から乗り換える可能性も期待できる。

 8月から羽田〜ロンドン線に就航したのち、11月8日からは羽田・成田〜ニューヨーク線の一部便での投入も開始し、来年春までに羽田〜フランクフルト線へも導入される予定となっている。当面は、新シートと従来シートが混在することになるが、新シートの導入便が増えることで航空券単価の下落に歯止めがかかることに期待したいだろう。

 どうしても航空会社の決算は、世界経済の影響、政治リスクなど社会状況によって大きく左右され、自社努力だけでは改善できない業種でもある。2020年春には羽田空港の発着枠拡大で、ANAやJALの国際線も拡充されるが、ライバルとなる海外の航空会社の新規乗り入れも控えており、業務渡航の回復はもちろんであるが、訪日旅行客の増加、日本人の海外旅行の増加も含めた取り組みがこれまで以上に求められることだろう。

鳥海 高太朗

6834チバQ:2019/11/15(金) 17:14:58
https://trafficnews.jp/post/50669/
トランプ愛機 日本の航空会社、なぜB757だけ導入ゼロ?
2016.04.23 宮下裕子(航空&旅ライター)
米大統領選で注目を集めるドナルド・トランプ氏のプライベートジェットは、ボーイング757型機。日本の航空会社はボーイング社の旅客機を多く導入していますが、実はこの757型機だけ、1機も採用していません。727、737、747、767、777、787はあって、なぜ757だけないのでしょうか。

世界が注視する男の愛機は「757」
 2016年11月のアメリカ大統領選に向け、いま進められている候補者選び。そこで発言などから注目を集めているドナルド・トランプ氏は、中型の旅客機ボーイング757を“プライベートジェット”として保有しています。

 この757型機をエアライン各社が旅客機として使用する場合、座席仕様は通常180から200席ほどですが、彼の「トランプ フォース ワン」とも称される自家用の757型機はたったの43席しかなく、空間を贅沢に使用。ダイニングやラウンジ、ベッドルームまでもが装備されており、「不動産王」と呼ばれるだけあって、公私ともに豪勢な生活を送っているであろうことをうかがわせます。ちなみに「トランプ フォース ワン」は、アメリカ大統領が搭乗した空軍機に与えられるコールサイン「エア フォース ワン」をもじったものです。

757型機は、アメリカの航空機メーカーであるボーイング社が、短中距離のベストセラー・727型機の代替モデルとして1978(昭和53)年に開発を始めた機材です。登場すると世界市場で人気を博し、いまもなお運航されています。

 しかし日本の航空会社は、この757型機を1機も導入していません。

 日本の航空会社が運航する機材は圧倒的にボーイング社製が多く、これまで各社が727、737、747、767、777、787と順を追うように導入してきました。にもかかわらず、なぜ757型機だけ採用されなかったのでしょうか。

757ではなく、もうひとつのほうを採用した日本の航空会社
 1970年代後半、ボーイング社は1980年代以降に運航される200席級の旅客機として、2機種の開発を計画していました。のちに767型機となるワイドボディ機(2通路)の「7X7」と、757型機となる通常胴体機(単通路)の「7N7」です。

 2機種の同時開発は、「その機種の将来を左右する」ともいえる最初の発注数が分散するなどリスクが高く、一時は767型機に的が絞られました。しかし、アメリカのイースタン航空やブリティッシュ・エアウェイズがワイドボディ機の経済性の低さを主張したことにより、757型機の開発が復活します。

 このあいだ、767型機の開発は着々と進行。日本のメーカーや航空会社も参画し、開発段階から各社の経験を踏まえた意見が広く取り入れられていきます。

 そして767型機はJAL(日本航空)やANA(全日空)を中心とした日本の航空会社に、全製造数の約15%にあたる164機(2015年6月末現在)が納入され、日本の主要幹線や国際線で活躍する機材になりました。

6835チバQ:2019/11/15(金) 17:15:22
 JALによると、767型機は「積載力や航続力の高さに比して離着陸や上昇・下降に要する距離が大幅に短くてすみ、そのうえ騒音の低減も期待できる」「デジタルエレクトロニクスを全面的に採用したことにより、2名での乗員編成が可能」といった特徴を持つことから、導入へ至ったとのこと。

 しかし、なぜ757型機ではなく767型機が選ばれたのか、という点についてはJAL、ANA両社ともに当時の資料が残っていないといい、明確な回答は得られませんでした。ただ、次のような理由が推測できます。

日本の事情に合わなかった757、しかし日本で見ることは可能
 日本では1970年代後半、マクドネル・ダグラス社のDC-10型機やボーイング社の747SR型機など、機材の大型化が進行しました。空港の発着回数を増やすことが難しいなか、旅行需要が爆発的に高まっていたため、一度に多くの乗客を運べる機材が必要とされたのです。

 一方で、737型機などの小型ジェット機も、離島路線や地方路線を中心に導入されました。737型機は機内の通路が1本で「ナローボディ」と呼ばれており、エコノミークラスでは通路を挟んで左右に3席ずつが配置されます。

 757型機は、胴体がこの737型機よりひとまわり大きいものの、同様の通路と座席配置を持つ「ナローボディ」の機材です。

 それに対し757型機と同時期に開発され、日本の航空会社が多く採用した767型機は、2人・通路・3人・通路・2人という座席配置の「ワイドボディ」を持ち、座席数230ほどの中型機です(767型機は「セミワイドボディ」ともされる)。

 737型機よりひとまわり大きく、767型機より通路や座席数が少ない757型機は、両機種の中間的な存在といえます。そして限られた発着回数のなか、多くの乗客を運ぶ必要のあった時代、日本では通路が複数あり乗客の動線確保が容易で座席数も多い767型機のほうが適していた――それが、国内航空各社が757型機ではなく767型機を選んだ理由のひとつと考えられます。

 757型機は、エアバスA320シリーズや737型機の大型化によって需要が停滞。ついに日本の航空会社へ導入されることなく、2005(平成17)年に製造が中止されました。

 しかし世界ではいまもなお飛び続け、日本では現在、デルタ航空が国際線への乗継便として設定する関西〜成田線や、成田を発着するパラオやグアムなどへのリゾート路線を中心に、757型機を運航しています。

【了】

6836チバQ:2019/11/19(火) 19:43:14
https://www.sankei.com/politics/news/191119/plt1911190038-n1.html
羽田来夏ダイヤ発表 全日空は深センなど12、日航は9路線を開設
2019.11.19 19:18政治政策
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全日空(ANA)機と日本航空(JAL)機の尾翼のロゴマーク
全日空(ANA)機と日本航空(JAL)機の尾翼のロゴマーク

 全日本空輸と日本航空は19日、羽田空港の発着枠の拡大を受けた来年3月29日からの羽田空港の新ダイヤを発表した。全日空が日本の航空会社で初就航となる中国の深センなど12路線、日航が9路線を新規開設。一方、新規開設に伴って成田から全日空が5路線、日航が8路線を羽田に移管する。国内線中心だった羽田で国際線でも就航先が増えることで、特に都心部からの利便性が向上しそうだ。

 全日空は羽田からは、サンノゼなど5路線を開設する米国を中心として計12路線を開設する。そのうち、深セン、ミラノ、イスタンブール、ストックホルム、モスクワの5都市は同社として初就航。日航は羽田からはニューヨークやシドニー、ホノルルなど9路線を開設する。

 今回の羽田の国際線拡充で、成田の国際空港としての立ち位置が危ぶまれる可能性もあるが、両社とも、来年度以降は羽田の増便が施設の都合上、難しくなることもあり、国際線を今後も支える成田の“地位”を維持させる方針だ。

 全日空は成田で昨年度までの5年間で8路線を新規就航したほか、来年度も新規路線を就航する方針。日航も来夏ダイヤで羽田で運航開始するのとほぼ同数を、成田でも来年以降に運航する方針を表明した。記者会見した赤坂祐二社長は「羽田は国内の地方路線から国際線に乗り継ぐハブ、成田は北米とアジアをつなぐ中継地としての機能を強化したい」と両空港の位置づけを説明した。

6837チバQ:2019/11/19(火) 19:45:19
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO52302780Y9A111C1MM8000/
日系航空の欧米路線数、羽田が成田を逆転

https://www.j-cast.com/2019/11/19373057.html?p=all
新路線計画で羽田・成田の「住み分け」が見えてきた 「ドル箱」北米路線の引っ越しが意味するもの
2019/11/19 19:20
2020年度の夏ダイヤ(3月29日〜)から羽田空港の国際線発着枠が拡大されるのにともなって、成田空港との住み分けが明確になってきた。

19年11月19日に日本航空(JAL)と全日空(ANA)が発表した羽田国際便の路線計画によると、ドル箱ともいえる北米路線が多く成田から引っ越す。羽田は、首都圏や国内線から乗り継ぐ人に向けた利便性を活かす。一方の成田は、アジア〜北米の中継地としての機能を強化するのに加えて、新規路線を飛ばすなどの「挑戦」の場として位置付ける。



成田からはウラジオストク、ベンガルールに新規路線、LCCも就航
現行ダイヤで羽田から1日22便運航しているJALは、12便増えて34便になる。ロサンゼルス、上海(浦東)、大連の3便は新規開設だが、ニューヨーク、ダラス、シカゴ、モスクワ、デリー、シドニー、ヘルシンキの7便は成田から引っ越す。成田から4便飛んでいるホノルル線も、2便が羽田に引っ越す。

「跡地」になった成田には、サンフランシスコ、グアム、ウラジオストク、ベンガルールへの便が20年度上期に、シカゴ便が21年2月15日に就航。JALが出資する中長距離格安航空会社(LCC)「ZIPAIR(ジップエア)」も、5月14日にバンコク(スワンナプーム)、7月1日にソウル(仁川)便を開設。このうちウラジオストク、ベンガルールが新規路線だ。これ以外にも、20年度中にJALとZIPAIR合計で3〜5便を就航させる予定で、現時点で1日40便の成田国際便は20年末には41〜43便に微増する見通しだ。

アジア各地を午前中に出発し、夕方に成田で乗り継いで北米に向かう
JALの赤坂雄二社長は、羽田を「国内線=国際線(内・際)ハブ」と位置づけ、

「首都圏の皆さんの足として、利便性を向上させていきたい。特に、大きな国内線のネットワークを持っているので、それを活用した地域活性化への貢献(に加えて)、インバウンド、国際線から国内線、海外のお客様をどんどん運んでいく」
などと説明。一方の成田は「国際線=国際線(際・際)ハブ」で、

「成田空港は北米と東南アジアのど真ん中にある、非常に地政学的に重要な空港。この地域的な特性をきちんと活用して、米国とアジアをつなぐ中継地としてのハブ機能を強化していきたい」
「ウラジオストク線が代表的だが、新路線を挑戦していく拠点にしていきたい」
などと話した。大貫哲也・国際路線事業本部長は、「夕方発着は成田に残っている」と説明。アジア各地を午前中に出発し、夕方に成田で乗り継いで北米に向かう、という利用を想定しているとみられる。

全日空(ANA)も、11月19日、国際線の羽田発着便を14便増やすことを発表。日本の航空会社として初めて乗り入れる深?、イスタンブール、ストックホルムの3都市をはじめ、サンフランシスコ、青島、モスクワ、シドニー、ミラノ線を新たに開設。サンノゼ、シアトル、ヒューストン、ワシントン、デリーの5路線は成田から引っ越す。成田から1日2便飛んでいたロサンゼルス便は、成田と羽田で1便ずつになる。

(J-CASTニュース編集部 工藤博司)

6838チバQ:2019/11/22(金) 09:48:55
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20191122-00221301-diamond-bus_all
JAL系LCCジップエア、米国線は「ホノルルとポートランド」が最有力
11/22(金) 6:01配信ダイヤモンド・オンライン
JAL系LCCジップエア、米国線は「ホノルルとポートランド」が最有力
Photo:ZIPAIR Tokyo
 日本航空(JAL)が設立したLCC(ローコストキャリア、格安航空)のZIPAIR Tokyo(ジップエア)が、米国のハワイ・ホノルルとポートランドを最有力候補として検討していることがダイヤモンド編集部の取材で分かった。(ダイヤモンド編集部 柳澤里佳)

● ホノルル検討の背景には JALとハワイアンの提携問題

 日本航空(JAL)が設立したLCC(ローコストキャリア、格安航空)のZIPAIR Tokyo(ジップエア)が、国際基準を満たした後の就航先に、米国のハワイ・ホノルルとポートランドを最有力候補として検討していることがダイヤモンド編集部の取材で分かった。

 ジップエアは18年5月、JALが「国際線中長距離を飛ぶ日本初のLCC」を表明したことにより、7月にJAL100%出資子会社として設立(当時は準備会社で別の社名)。一般的にLCCは短距離(4時間圏内)運航を基本とするが、その過程をすっ飛ばして最初から中長距離(最長10時間程度)を標榜した。「ANAに出遅れ気味のLCCで“一足飛び”で巻き返しを図る作戦だ」と航空業界関係者はにらむ。

 ところが、19年3月に新社名と共に発表した第1弾就航先はタイのバンコク(20年5月運航開始)と韓国のソウル(同7月)で、短・中距離だった。使用する飛行機(ボーイング787-8)の航続距離としては欧米に飛べるものの、洋上飛行を行うにはETOPSという国際基準を満たす必要があり、運航実績を積まなければいけない。そこでまず需要の多いバンコク、そして機材稼働の観点から中距離に短距離を組み合わせるためソウルを選定した。

 初便に向けた運航の準備を進めると共に、「本命」の太平洋路線の選定も並行して行っている。その中で浮上したのが、親会社JALと米ハワイアン航空の共同事業(ジョイントベンチャー、JV)認可問題である。

 5月末、ANAはエアバスの超大型機A380をホノルル線に投入し、JALの“牙城”であるハワイ市場の切り崩しにかかった。現状、ANAの集客は好調で、日本〜ハワイ市場の需給バランスは大きく変化している。

 JALの対抗策が、地元の老舗ハワイアン航空とJVを行い、供給量の拡充を図ること。航空会社の提携戦略はインターライン契約(互いの航空券発券+バゲージスルーサービスなど)から始まり、コードシェアやマイレージでの提携、そしてJVへと進む。

 コードシェアのメリットは、自社の飛行機や乗員を使わず、相乗りすることで路線網を広げられること。あるいは自社だけでは売り切れない航空券を相手が売ってくれることだ。それをさらに発展させたのがJVで、独占禁止法適用除外(ATI)を得た上で、運賃やスケジュールを調整し、それぞれの収入を一緒にした後、条件に応じてシェアする。

 このJV、順調に事が運ばなかった。JALとハワイアンが米国運輸省にATIを申請したものの、10月初旬、米運輸省は両社のATIを認め難いという判断を下したのである。「ネットワークの広がりや乗り継ぎを含めたスケジュール、運賃など(ATI取得により)旅客にどれだけメリットをもたらせるかについての説明が、言葉足らずだった」とJAL幹部。そこでJALとハワイアンは再度、申請を行った。

 その内容は、ジップエアもJVに加わることで、顧客ニーズに合ったサービスと運賃を提供できるというものだ。現在、東京〜ハワイ路線でLCCは就航しておらず、LCCという新たな選択肢をJVに加えることで、また、日本〜ハワイ間の供給量をJALグループとして増やすことで、顧客利便性が向上するとJALは主張する。

 一方、ジップエア側は「ハワイは元々、候補地として有力だった。JALとハワイアンの連携に、我々もジョインすることが良いと考えている」(同社首脳)。

 こうした流れで米国路線としてホノルル就航がまず固まろうとしている。

● 米国西海岸の就航先で ポートランド最有力の理由

 ジップエアは設立当初から「太平洋線は外資系フルサービスキャリアが競争相手になる」との見解を持ち、「ネットワーク構築にあたってはJALからの移管路線ではなく、独自の戦略をもって、新しい顧客を開拓したい」と意気込んできた。

6839チバQ:2019/11/22(金) 09:49:06
 狙いは米国西海岸。日本人の観光や、アジアのVFR(友人や親せきの訪問)需要を捉えた就航地、その上で混雑空港ではなく、LCCの集積空港であることが選択におけるポイントだ。LCCビジネスの根幹である機材稼働率を最大化するためには混雑空港に就航していると遅延の原因になり不利になる。LCCの集積空港であれば手本がいるし、空港側のノウハウも長けている。

 常道ならロサンゼルスやサンフランシスコであるが、ロサンゼルスは20年春の羽田国際線増枠を経て、ANA、JAL、米デルタ航空、米アメリカン航空、米ユナイテッド航空が羽田から便を持つことになる。

 そうした判断から最有力となっているのがポートランドだ。日本からの直行便はデルタのみ(現在は成田〜ポートランドで、20年3月29日以降は羽田〜ポートランド、デルタの単独路線)。

 ポートランドの魅力は、しゃれたレストランや最先端のセレクトショップがあるなど都市型観光に加えて、大自然が身近にあることだ。北西部のビーチは米国人にも人気で、米国で「住みたい街ランキング」でもたびたび上位に取り上げられる。しかも、ポートランドのあるオレゴン州は消費税が「0%」である。

 また、「全米で最も創造的な街」と評される。米インテルを中心に1000社を超えるハイテク企業が集積し、「シリコン・フォレスト」とも呼ばれているからだ。スポーツウェアのナイキとコロンビアの本社があることでも知られる。

 ポートランド国際空港は米旅行雑誌「Travel + Leisure Magazine」の「米国で最も快適な空港」の1位を獲得してもいる。米LCCサウスウェスト航空の拠点空港の一つであり、JALのパートナー、アラスカ航空もハブの一つにしている空港だ。航空会社が新規拠点に就航する際、現地のグランドハンドリング体制を構築するにあたって、パートナーは頼りになる存在だ。

● フルサービスキャリアの半額で 羽田発のデルタと棲み分けられるか

 ジップエアの787-8の席数は290席と、JALが国際線で運用する同型機の席数より4〜5割増えている。それでも他社のLCCに比べれば、長いフライトに適した余裕のあるシート。エコノミーだけではなく、上級クラスも設定する。

 運航開始まで半年を切った現在、着々と準備は進んでいる。パイロットは元JALのOBを含め、他社キャリアからの移籍もあり、初年度運航に必要な30人超を確保。客室乗務員にも多数の応募があり、西田真吾社長自らほぼ全ての面接に立ち会って選考に携わった。120人超の客室乗務員のうち外国人も10人以上採用するなど、訪日客へのサービス対応も整えている。また、ファミリー層も意識した、従来のLCCにはない新しいおもてなしのスタイルを提供できるよう、客室乗務員自らが知恵を出し合っているという。

 気になる運賃はフルサービスキャリアの半額を目指している。羽田発のデルタに対して、成田発のジップエアは価格で訴求し、棲み分けを図ると見られる。

 11月19日、ANAとJALは揃って20年春以降の羽田新路線を発表した。両社とも羽田と成田の役割を分けることで、新たな路線網を敷く。羽田は首都圏の業務渡航需要をベースに、国内線網を活用した地方客の誘客も想定。一方、成田はアジアと北米をつなぐハブ機能を強化し、新路線の開拓や、傘下LCCの拠点空港として新しいビジネスモデルを模索するという。加えてどちらも訪日客需要も意識する。

 そもそもJALがジップエアを立ち上げた狙いの一つに、JALが主要な国際線を羽田へ集約するにあたり、空いた成田の発着枠を活用するモデルが求められる。そこに自前LCCが当てはまった。

 加えてこの11月、豪カンタス航空との合弁会社であるLCC、ジェットスター・ジャパンへの出資比率を、33%から50%に引き上げた。JALとジェットスター・ジャパンは現在、JAL国際線×ジェットスター・ジャパン国内線の乗り継ぎのみでコードシェアを行うが、対象範囲の拡大も検討している。

 ANAも同様に、米国行きの稼げる路線を羽田へ移す一方、傘下LCCバニラエアをピーチ・アビエーションに統合し(11月1日完了)、成田を拠点としたLCCのパワーアップを図った。

 デルタは成田から撤退するが、成田は依然としてANAとJAL両グループにおける拠点空港であり、足元では中国キャリアの新規就航が大幅に増えている。11月7日、第3滑走路の建設に向けた変更申請書を国に提出。羽田と同じ年間発着枠50万回獲得に向けて動き出した。

 羽田と成田、双方が「首都圏の玄関口」として威力を発揮することが、国が掲げる訪日客2030年6000万人の達成に向けたベースになることは間違いない。

ダイヤモンド編集部/柳澤里佳

6840チバQ:2019/11/25(月) 08:57:55
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20191125-00315719-toyo-bus_all
AL・ANAが相次ぎ就航決めた「あの都市」の魅力
11/25(月) 5:20配信東洋経済オンライン
JAL・ANAが相次ぎ就航決めた「あの都市」の魅力
ウラジオストクの町並み。かつては極東ロシアの軍事都市として外国人には厚いベールに包まれていたこの都市も、いまや気軽に週末旅行ができる行先となっている(筆者撮影)
 2018年の訪日渡航者数が3119万人を超え、2019年もそれを上回ることが確実視されている。昨今はインバウンドが注目されるものの、日本人の海外渡航者数も増加を続けている。2018年には過去最高の1895万人を記録。2019年は1〜10月まで、すべての月で前年を上回っている。

【写真】2020年オススメの旅先は?

 さて、出かけるとしてもどこにしようと思案している人も少なくないはずだ。そこで、新規就航路線、イベントその他の要素から、2020年に行くべき5つの国・地域を選んでみた。

■直行便の就航が続々控え、台風の目に!? 

① 東京から2時間半の「ヨーロッパ」:ウラジオストク
 長い間、ロシアは日本人にとって近くて遠い国だった。ビザ取得には旅行会社で発行された招待状を入手して、ロシア大使館でビザを申請する必要があったうえ、飛行機の本数が少なく航空券代も高かった。

 その状況もここ数年で変わりつつある。その象徴ともいえるのが極東ロシアの中心都市ウラジオストクだ。2017年8月から8日間以内であれば電子ビザでの渡航が可能となり、日本人観光客が急増。さらに2020年春にはJALとANAが相次いで直行便を就航させる。

 ■JAL
2020年2月28日から成田〜ウラジオストク線を週3便運航(水・金・日 ボーイングB737-800で運航 2020年3月29日からは毎日運航)

 ■ANA
2020年3月16日から成田〜ウラジオストク線を週2便運航(月・金 エアバスA320neoで運航)

 さらにロシアの航空会社S7が羽田〜ウラジオストク線を2020年の夏ダイヤで就航させる予定のほか、エアアジアのトニー・フェルナンデスCEOも日本〜ウラジオストク線を開設する方針を明らかにしており、2020年はウラジオストクが台風の目となるのは間違いなさそうだ。

 JALでは今回の新規就航を記念して、通常なら成田〜ウラジオストク間のエコノミークラスで片道9000マイル必要なところ、2020年6月30日までの搭乗分については片道5000マイルで利用できるキャンペーンを行っている。

 有償の航空券なら最安値は韓国のLCCのイースタージェット(ソウル経由)で約2万5000円から。狙い目は2020年8月のお盆休みである。2020年8月8日(土)出発、8月16日(日)帰国というピークにもかかわらず、ロシアのオーロラ航空の直行便で約3万7000円、JALでも約5万円である。

航空券の価格は2019年11月下旬に航空券検索サイトのスカイスキャナーで検索した。以下、注意書きがない場合は同じ方法で調べている
 ただし、電子ビザの8日間という期間は非常に厳格で、飛行機が欠航したにもかかわらず期間をオーバーしたために罰金を徴収されたケースもあり、注意が必要だ。

6841チバQ:2019/11/25(月) 08:58:12
■海外に行きたいが時間がとれない人にオススメ

 ウラジオストクの魅力は何といってもその近さである。成田から直行便であればわずか2時間半。にもかかわらず日本海に面した都市にはロシア帝政時代に建てられた石造りの建物が建ち並び、ヨーロッパを彷彿とさせる。また、坂道が多いことから「東洋のサンフランシスコ」と呼ばれることもある。

 海外には行きたいがなかなか時間がとれない。だが、アジアの近場はある程度まわったので今度は少し変わったところに行きたい、という人にはぜひおすすめしたい。現時点ではインターナショナルクラスのホテルがあまりないのが弱点だが、ホテルオークラが参画するホテルの開業が2020年秋に予定されており、今後も徐々に改善されていくだろう。

 ちなみにウラジオストクと同様、ハバロフスク、ユジノサハリンスク空港から出入国する場合も8日間以内であれば電子ビザで気軽に行くことができる。なお、モスクワやサンクトペテルブルグなどに興味がある人も多いだろうが、ロシア全土を対象とした電子ビザは2021年1月からの実施が予定されているのでもうしばらくの辛抱だ。

② とうとう観光旅行が解禁に:サウジアラビア
 南極も含めて世界すべてを網羅する英語の旅行ガイドブックがロンリープラネットだ。そのサウジアラビアのビザの部分にかつてこう書かれていた。

 「Very very difficult」――。

 世界を代表する産油国でありつつ、厳格なイスラム教の国であるサウジアラビアは長年、観光客を受け入れることに否定的だった。高額の団体ツアーなどの例外的な措置もあったものの、個人旅行は不可能に近かった。ところが、ムハンマド・ビン・サルマン皇太子の開放政策の一環として、2019年9月末から、日本を含む49カ国を対象にして電子ビザでの観光ビザ発給を始めたのだ。

最大90日間有効で1年以内なら何度でも出入国できるマルチプルの電子ビザはここで取得できる。顔写真のデータサイズを100KB以下にするなど申請方法がやや煩雑だが、申請したらわずか5分ほどでビザが送られてくる。ビザは強制的に付帯される保険料も込みで合計463サウジアラビアリヤル(約1万3800円)とビザが必要な他国と比べてかなり高額ではある。

 サウジアラビアは砂漠に覆われた猛暑の国。ベストシーズンは灼熱が避けられる12〜2月である。観光の拠点としてすすめたいのはメッカにもほど近い(聖地であるメッカとメディナに非ムスリムが入ることができないのは従来どおり)紅海沿いの都市、ジッダだろう。

6842チバQ:2019/11/25(月) 08:58:40
■航空券は往復9万円台から

 現代的な都市景観が多くを占めるサウジアラビアの中で、ジッダは旧市街がかつての姿をよくとどめており、世界文化遺産に登録されている。なお、ジッダには完成すれば1008メートルで世界最高の高さとなるジッダタワーが建設中である。2021年完成予定だが、工事が一時中断するなど不透明な部分が残る。

 ジッダから東に約170km、標高1500mにあり、「バラの街」ともよばれる避暑地ターイフに足を伸ばすのもよい。世界文化遺産といえば、ヨルダンに近い古代都市「アル=ヒジュルの考古遺跡(マダイン・サーレハ)」もあるが、こちらは2020年秋までクローズされているようだ。

 日本からジッダまでの航空券はスリランカ航空やマレーシア航空で往復総額9万円台から見つけることができる。観光客がそれほど多くない今がサウジアラビアを訪れる「行き時」である。

③ 5年ごとの万博が開催される:ドバイ
 2019年にようやく観光元年を迎えたサウジアラビアに対して、湾岸諸国で最も早く観光化に力を入れ、また成功したのがドバイといえる。そのドバイでは2020年10月20日から2021年4月10日にかけて「2020年ドバイ国際博覧会」が開かれ、約2500万人の入場者が見込まれている。

 ドバイ万博は数ある万博の中でも5年に1回行われる登録博と呼ばれるもので、総合的なテーマを扱い、規模も大きい。ちなみ前回は2015年にミラノで開かれ、2025年は大阪で開かれる予定である。

 ドバイ万博の会場は面積438ha。ドバイ中心部から南西にあたり、パーム型をした人工島パーム・ジェベル・アリから比較的近い内陸部にある。ドバイ・メトロとよばれる鉄道が2020年6月に会場までの路線を開通する予定となっている。万博のチケット(2020年4月に発売開始予定)は1日券で120ディルハム(約3550円)である。

 ドバイまで来たら、アブダビまで足を伸ばしたい。アブダビの観光の目玉といえば、2017年に開業したルーヴル・アブダビ。一説によれば建築費が1800億円といわれるこの美術館。建築界のノーベル賞といわれるプリツカー賞を受賞したフランス人建築家ジャン・ヌーヴェルが手がけた建築も見ものである。展示品もルーヴル美術館はもちろんポンピドゥーセンターやヴェルサイユ宮殿美術館などの所蔵品もここへ移された。

 2017年11月にニューヨークのクリスティーズにおいてレオナルド・ダビンチ作とされる「サルバトール・ムンディ」が約500億円で落札された。この作品は現在アブダビ文化観光局が所有しており、ルーヴル・アブダビで2018年9月に公開予定だったが突然理由なしに延期となってしまった。今後公開されるかどうかは不明だが、そんなミステリーも想像力をかき立てる。

 ドバイからアブダビへは30分間隔のバスで約1時間半。このバスが出る「E101」イブン・バトゥータ・バスステーション近くのイブン・バトゥータ・モールには、世界で最も美しいといわれているスターバックスもある。

6843名無しさん:2019/11/25(月) 08:58:56
■南インドには何があるのか? 

④ ANAとJALが直行便を就航させる:南インド
 経済発展著しいインドには2019年秋と2020年春に、ANAとJALがそれぞれ新規路線を就航させる。

 ■ANA
2019年10月27日から成田〜チェンナイ線を週3便運航(水・金・日 ボーイングB787-8で運航)

 ■JAL
2020年3月29日から成田〜ベンガルール(バンガロール)線を毎日運航(ボーイングB787-8で運航)

 チェンナイはインド南東部のベンガル湾に面した都市で、かつてはマドラスと呼ばれていた。自動車工業がさかんなことから「インドのデトロイト」と呼ばれることもある。一方、ベンガルールはインド南部のデカン高原に位置し、「インドのシリコンバレー」とも呼ばれる都市である。

 これらの直行便はビジネスだけでなく、観光客にも利用価値が高い。これまでインド観光というとどうしてもデリーやムンバイなどが拠点となりがちだったが、この2路線の就航で南インドが脚光を浴びることになりそうだ。

 航空運賃という観点からいえば、インド東部のコルカタ(カルカッタ)もおすすめだ。日本発の海外行きの航空券はどこもかなり高くなる。その中で、中国東方航空の東京発コルカタ往復は、2019年12月28日(土)出発2020年1月5日帰着というピークにもかかわらず総額6万3710円(HIS 2019年11月21日調べ)である。

 行きは上海と昆明、帰りは昆明と青島での乗り継ぎが必要だが、中国とインドを訪れてこの価格というのはかなり魅力的といえる。ちなみに同日程の東京発上海往復はLCCの最安値でも7万円以上する。

⑤ 新空港開港で草原が近づく:モンゴル
 2020年上半期に、モンゴルの首都ウランバートルに新しい空港が開港する予定である。3600メートルの滑走路を備えたこの空港は日本のODAの円借款によってすすめられてきたが、当初の開港予定の2016年から数度にわたり延期されてきた。

 注目したいのはこの空港の位置。ウランバートルから車で南に約50㎞の草原にある。モンゴルの観光の目玉といえば地平線の果てまで広がる草原だろう。昼は乗馬を楽しみ、ゲルと呼ばれるテントに泊まり、満点の星空を眺める。

 首都のウランバートルにも見どころもあるが、短期旅行であれば草原を楽しむほうがおすすめだ。空港を出るとすぐに草原というこの空港のロケーションは週末モンゴル旅行の可能性を広げてくれる。

 新空港の6㎞ほど北東にはウンドゥルドブ(Undurdov)やゴビモン(Gobi Mon)といったツーリストキャンプがある。また、空港から南西に約20㎞の位置にはホーストレイルゲルキャンプ、約26㎞の位置には、日本の旅行会社、「風の旅行社」の直営キャンプ場である「ほしのいえ」もある。

6844チバQ:2019/11/25(月) 09:44:46
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191125-00010001-moneyplus-bus_all
往復総額1万円台、直行便で行く激安海外旅行先4選
11/25(月) 7:11配信MONEY PLUS
往復総額1万円台、直行便で行く激安海外旅行先4選
上海のバンドから浦東を望む(著者撮影)
海外旅行といえばお金がかかる……かつての常識はLCCの登場によって過去のものとなりました。

【写真】今なら往復2万円以下で行けるかもしれない海外渡航先とその料金

昨今の国際線航空券の値下がりは、もはや国内を新幹線で旅するよりも安上がりになっているくらいです。東京-新大阪間を新幹線普通車指定席で往復すると2万2400円(21日前までに購入が必要なEX早割を利用した場合)。そこで、ここでは東京発でそれよりも安くすむうえ、乗り換えせずに行ける直行便の国際線航空券を紹介してみましょう。

(※記事に登場する航空券の価格などはすべて2019年11月下旬現在のものです)

往復総額1万円台、直行便で行く激安海外旅行先4選
スカイスキャナーで目的地を「すべての場所」とし、東京発の直行便を安い順に表示
航空券などの一括横断検索サイト、スカイスキャナーで東京発の直行便で行ける行き先を安い順に表示させたのがこの画面。ここで表示された金額は原則的に燃油サーチャージや諸経費は込み。ただし、1年間で最も安い日の金額なので、旅行する日があらかじめ決まっている場合、この金額よりは高くなることが多いと考えます。1つの国に複数の都市がある場合は、金額の右側にあるボタンをクリックすると、都市別の航空運賃が表示されます。

韓国(釜山・ソウル・大邱・済州島)最安値9110円〜1万3020円
日韓関係の悪化にともない、日韓間を結ぶ韓国系LCCは苦戦が続いています。需要を喚起するにはやはり低価格で訴求、ということでもともと安い日韓線がさらに安値の傾向にあります。

日韓線で気をつけたいのは時間帯。韓国系のLCCの場合、拠点空港が韓国にあるため、日本から韓国に向かう便は夜、韓国から日本へ向かう便は朝ということがよくあります。韓国旅行は短期が多いでしょうから、これでは現地滞在時間が非常に短くなってしまいます。

その意味でおすすめなのがティーウェイ航空の成田発済州島往復。約1万3000円で1泊2日でも現地に24時間以上滞在することができます。

6845チバQ:2019/11/25(月) 09:47:34
台北 最安値1万7840円
「安・近・短」の海外旅行といえば鉄板の台湾。韓国ほどは安くありませんが、東アジアの寒さが厳しくなるこの時期でも、温暖な気候で旅行しやすいという利点もあります。台湾南部の高雄行きの往復で2万円を切るものもありますが、夜行便で時間を有効に活かせるのは台北行き。

たとえば調査時に最安値だったジェットスタージャパンなら、行きは成田を23時に出発し、台北に翌日深夜の午前2時20分着。帰りは台北を午前3時20分に出発し、成田に午前7時30分に到着します。もちろんLCCなので行きと帰りの航空会社を変えることもできるので、自分の都合にあわせて選択するとよいでしょう。台北駅近くと桃園空港の間は24時間運航のバスがあります。到着時や出発時には台北駅近くの安宿をとり、仮眠をとっておくと深夜便でも疲れを軽減することができるでしょう。

香港 最安値1万8560円
デモの激化により、すっかり観光客の足が遠のいてしまった香港。そもそも地下鉄の多くが停止してしまっており、市内での移動そのものが難しくなっています。ですが、中心部をのぞけばふだんと変わらないところもあります(※渡航は安全を確保した上、自己責任で行ってください)。

たとえば香港国際空港に到着後、すぐにマカオに抜けるという使い方もありますし、空港と同じランタオ島にある香港ディズニーランドは空いているので狙い目でしょう。最新情報を入手して、安全に留意すれば「香港=旅行できない」とならないはずです。おすすめは香港のLCC、香港エクスプレス。頻繁にセールを行っており、最安値なら1万円台で羽田・成田〜香港を往復できます。

上海 最安値1万9560円
数ある中国路線のなかでも注目は上海線です。本数が多い分、価格競争も激しく、1万円台で往復できる日が数多くあります。なかでも安いのが2019年12月12日に成田〜上海浦東線を就航させるスプリングジャパン(春秋航空日本)。

行きは成田を22時25分に出発し、上海に翌日深夜の午前1時10分着。帰りは上海を午前2時10分に出発し、成田に午前6時に到着するスケジュールです。体力的にはハードとなりますが、金曜夜に成田を出発し、月曜朝に成田に着く行程なら、現地1泊でまるまる2日間行動することもできます。

このほかにも以下のような行き先にはLCCがセールを不定期に行っており、1万円台で往復できることがあります。

・ベトナムのダナン・ハノイ・ホーチミンシティ(羽田・成田発のベトジェットエア)

・フィリピンのマニラやクラーク(成田発のセブ・パシフィック航空)

・タイのバンコク(成田発のタイエアアジアX、スクート、ノックスクート)


※最安値は記事執筆時点のものです。航空券の値段は日々変動しますのでご注意ください。

橋賀秀紀(トラベルジャーナリスト)

6846チバQ:2019/11/25(月) 09:48:32
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191122-00000032-san-l40
ボイコット日本に韓国の航空会社悲鳴 日本人客でカバーも… 「価格競争には限界」
11/23(土) 7:55配信産経新聞
ボイコット日本に韓国の航空会社悲鳴 日本人客でカバーも… 「価格競争には限界」
ソウルの繁華街、明洞では中国語や日本語の広告も目立つ =20日午後
 日韓関係の悪化で、韓国から日本への旅行者が大幅に減少した。福岡空港に就航する韓国の航空各社は、運賃値下げで日本人需要を喚起するが、収益悪化に悲鳴を上げる。韓国・ソウルを訪れると、観光業者も日本ツアーの低迷で苦しんでいた。

 「韓国人の乗客は最大8割減った。われわれは(日韓関係悪化の)被害者だ」

 ソウルに本社を置く格安航空会社(LCC)、ジンエアーの徳山英広・福岡支店長は、ため息混じりに語った。同社は大韓航空系で、福岡など日本6空港との定期航路を持つ。その乗客が7月以降、激減した。

 同月、日本政府がフッ化水素など半導体材料の対韓輸出管理を厳格化した。以降、韓国で日本製品の不買運動が起きた。

 ソウルの男子高校生(17)は「不買運動は愛国心でやっている。自分も買わない。ただ、ユニクロなど安くなっている品物が買えないのは、正直しんどい」と語った。

 日韓航空路線の利用者も急減した。韓国の仁川国際空港公社によると、今年10月、仁川空港から日本へ向かった乗客は約33万3千人で、前年同月に比べ約40%減少した。

 LCCを中心に、韓国の航空各社は減便に踏み切った。福岡空港と韓国4空港を結ぶ1週間当たりの便数は、昨年冬ダイヤの計210便から、今年は133便(10月27日〜11月26日)に減少した。

 ジンエアーも大きな影響を受けた。

 同社は平成26年12月、仁川-福岡線を開設した。乗客が多いドル箱路線であり、今年1〜3月の需要期には、虎の子の大型機「ボーイング777」を投入した。

 だが、ボイコットジャパンで、韓国人客が激減した。同社は日本人向けの販売を強化した。

 仁川-福岡の比率は7月以前は韓国人75%、日本人25%程度だったが、9月以降は逆転した。日本人取り込みで、全体の搭乗率は8割台を維持しているが、環境は厳しい。

 同じ考えの他社と、価格競争による日本人乗客の奪い合いが起きた。1席当たりの往復価格は1万1千円程度から、6千円台へと大きく下がった。ジンエアーの徳山氏は「現状では搭乗率が100%になっても、赤字になってしまう」と嘆いた。

 同社の国際線の売上高に占める日韓路線の割合は、昨年1〜9月の30%程度から、今年の同時期は半分以下に落ちた。

 同社は採算度外視でも運航する。福岡空港の発着枠は一度手放すと、再び確保するのが難しいからだ。

 福岡空港は国際航空運送協会(IATA)から混雑度が最も高い「レベル3」空港に指定された。IATAのガイドラインでは、航空会社が一定の期間中に計画便数の8割以上を運航できなければ、発着枠を失うと定める。再割当ての際も不利な扱いを受ける。

 徳山氏は日韓路線の今後について「価格競争には限界がある。そんな中で韓国ではLCCがさらに増える。経営が厳しい会社は大変なことになる」と語った。

 韓国国内の観光業者も苦しい。

 日本向けツアーに強みを持つ韓国のある旅行代理店担当者は「パッケージ旅行の販売実績は、昨年の7〜10月に比べ、10分の1になった。おかげで私は定時で帰れる」と自嘲気味に語った。

 原因として、韓国人の感情を挙げる。対日関係が悪化する中で、日本に行くことへの罪悪感や、周囲への気兼ねがあるという。以前は個人のSNSに、日本旅行の様子の写真があふれていたが、今は投稿を控える傾向も強いという。

 この担当者に両国関係の悪化に関する意見を尋ねたが「政治的な話題に触れることは、損にしかならない」と言葉少なだった。

 日本旅行を控える韓国人と対照的に、日本人の韓国旅行は堅調だ。

 韓国観光公社の金一中(キム・イルチュン)・日本チーム次長は「1〜9月の日本からの旅行者は計250万人で、昨年同時期よりも1・3%増加した。詳しい分析はしていないが、若い世代が増えている傾向がありそうだ」と楽観論を述べた。

 実際、ソウルの繁華街、明洞(ミョンドン)地区では、日本人向けに日本語で記した看板が並び、日本語や中国語の呼び込みの声が飛び交う。日本製品の不買はあっても、日本排除の雰囲気は感じられない。

 10回以上、韓国を訪れているという東京都の大学院生、金本知哉さん(27)は「日本から来たといって、ひどい扱いを受けたり嫌な思いをしたことはない。むしろ逆だ。一方、テレビでは激しく日本を批判する韓国人を目にする。何度来ても、この二面性はよく分からない」と語った。(中村雅和)

6847チバQ:2019/11/25(月) 10:54:38
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20191113-00010000-esquire-life
航空券を格安で購入するのに最適なタイミング
11/13(水) 21:10配信エスクァイア
航空券を格安で購入するのに最適なタイミング
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 旅行に行こうと決心し航空券を買おうとするとき、皆さんはなるべくこの初期費用は抑えて、「その分、旅先でパーっと遊びたいよなぁ」と思うことでしょう。 そのためにも「航空券はいつ買うのが一番お得か?」と考えあぐねることはとても大切なことです。

 これまで皆さんも航空券を安く買うためのコツや時期などに関して、いくつか噂を聞いたことがあるかもしれません。ですが、実は中には、以前はその方法で効果があったけれども現在は使えなかったり、根拠のないものもあったりするものです…。

 そこで2019年現在使うべき戦略を調査すべく、お得なフライト情報をメールで配信するScott's Cheap Flightの創業者、スコット・キースさんに解説していただきました。

航空券を格安で購入するのに最適なタイミング
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“火曜の夜が安い”という噂は間違い
 「実際、絶対に安くなる時間帯というのは存在しません。『火曜日の夜』といったように、ある時間や曜日に予約すると安いと言う人もいますが、これは間違いと言っていいでしょう」とキースさん。

 「20数年前に航空券がネットで販売されるようになったころ、航空会社は週に1度、例えば火曜日の午後1時などに航空運賃をアップデートしていました。安い座席が用意されていることがあり、アップデートされた直後にチェックすれば、その座席を誰よりも早く買えるというわけです」と語りながら、続けて重要なことを教えてくれました。

 「しかし、このシステムはもうずいぶん前に変わっています。航空運賃が変動するのは週に1度ではなく、毎日、毎時間、場合によっては毎分変動しています。アルゴリズムによって変動させていることが多いので、安い航空券はいつ登場してもおかしくない…と言っていいでしょう」

 キースさんは、米国のフライト情報に詳しい人物ですが、これは日本でも同様と言えることでしょう。と言うのも、以前エスクァイア編集部のエディターがこの噂を聞きつけ、半年先の航空券を火曜日の夜に購入しようとしたところ…その前の週の日曜日のほうが価格は安かったのです。さらに、それから2週間後の日曜日に再度価格をチェックしてみると、先日の日曜日の時と価格の変動はなかったのです。

 つまり、航空券を得るため火曜日は早めに退社する…などという必要はありません。入力ミスや間違いなどおこさないよう、休日の心に余裕のあるときに予約手続きをとったほうおすすめ…ということになります。

前まで待たないほうがいい
 「以前航空運賃は、飛行前の数週間で値下げされていました。ですが現在は、逆に値上がりします。直前に航空券を購入する人は旅行目的ではなく、ギリギリまで会議の予定が決まらなかった出張目的の人が多くなってきているからです。そんな方たちは、会社や上司が料金を支払うので、値段が高くてもあまり問題にはならないわけです。航空会社としては空席をいくつか用意しておいて、出張者のために値段を釣り上げておけば、その分、儲かるという仕組みなわけです」とのこと。

6848チバQ:2019/11/25(月) 10:55:07
国内航空券は1〜3カ月、国際航空券は2〜8カ月前に買う
 「安い航空券が出てくるのが、このタイミングと言っていいでしょう。もちろん、すべての航空券が安いわけではありません。ですが、この期間中に買えば、安いチケットに当たる可能性が高いというわけです」

早く予約しすぎるのも禁物
 「航空券は使用するかなり前に、支払いをする数少ない買い物のひとつです。変更やキャンセルにかかる料金はとても高額なので、例えば10カ月も前に購入して、その後料金が下がったとしても、後の祭りとなるわけですから…」とのこと。

ラストワンマイルを工夫する
 「直行便で行くよりも、近くの空港まで飛んで、そこから工夫して移動したほうが安くすむこともあります。例えばセントパトリックスデーを見に、私の住むニューヨークからダブリンへ行く航空券が10万円するのに対し、ロンドン行きなら3万5000円だとしましょう。ロンドンからダブリンまでの航空券は、高くても1万円ほど。つまり、まずロンドンに飛んでからダブリンに行けば、だった4万5000円となるわけです。ダブリンまで直接行く旅程の10万円より、ずっと安く抑えられるのです」とキースさん。さらに…。

 「途中で、ロンドンに寄り道することだってできます。ヨーロッパ内であれば、電車で行けるところもたくさんあるのですから…」

ピーク時は高額になる
 「夏休みやクリスマス、年末年始などのピーク時に旅行するなら、前述した期間よりも数カ月早めに購入するようにしましょう。多くの人が航空券を購入するので、早めに動いたほうが得策です。そして、予算は高めに見積もったほうがいいでしょう。同じパリに行くのでも、1月と6月では基本価格が大きく異なります」とアドバイス。

 「季節が真逆のときに、予約することをおすすめします。クリスマスプレゼントに、夏の航空券を買うなんていうのもいいではないでしょうか。そして、梅雨明けのころには、年末年始どこに行きたいか考えたほうがいいでしょう。目的地や時期に強いこだわりがなければ、いつでも安い航空券を見つけることができるのです」とのこと。

6849チバQ:2019/11/26(火) 09:38:07
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191125-00000025-mai-int
成田空港、韓国線が減少 LCCの運休相次ぐ 日韓関係悪化直撃
11/25(月) 11:53配信毎日新聞
成田空港、韓国線が減少 LCCの運休相次ぐ 日韓関係悪化直撃
成田空港では、韓国のLCCを中心に韓国線が減少している=千葉県成田市で2019年8月13日、中村宰和撮影
 日韓関係の悪化を受け、成田空港の韓国線の週間発着回数は冬ダイヤ(10月27日〜2020年3月28日)で328回と夏ダイヤより120回(26%)減少し、前年の冬ダイヤ比で72回(18%)減った。落ち込みは夏以降に顕著になっており、9月の韓国線の出発旅客数は13万3800人と、前年同月比で2万9100人(17%)の減少だった。【中村宰和】

 韓国線の出発旅客数が前年同月より減少したのは、韓国で中東呼吸器症候群(MERS)の感染拡大の影響を受けた15年9月以来となる。

 韓国の格安航空会社(LCC)を中心に減便や運休が相次いだ。成田からの就航先は、韓国大手LCCのチェジュ航空が務安線を10月27日から運休したために一つ減って、ソウルと釜山、大邱、済州の4都市になった。韓国の一部のLCCは、日韓線の航空券代を期間と席数限定で片道500円(燃油サーチャージ・諸税別)からの激安セールを実施するなど、需要回復に躍起になっている。

 韓国線の落ち込みは空港全体の航空旅客数にも影響を与える。9月は前年同月比で0・3%減の369万467人と、単月として53カ月ぶりに前年同月より減少した。国際線の外国人旅客数も133万5536人と前年同月比2%減で、前年同月超えは79カ月連続でストップした。比較対象の18年9月は関西空港が台風の高潮で浸水し一時的に成田の旅客が増加しており、その反動減という特殊な要因の影響も大きかった。

 ◇社長「深刻な問題」

 成田国際空港会社の田村明比古社長は10月の定例記者会見で「深刻な問題で、早く前の状況に戻ってほしい。重要なマーケットとの認識に立ち、韓国線の維持と拡充にできる範囲でやっていきたい」と述べた。

 日本政府観光局によると、韓国からの10月の訪日客数は国内全体で19万7300人と前年同月比65・5%減と4カ月連続で減少した。

6850チバQ:2019/11/27(水) 20:29:00
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191127-00502957-okinawat-oki
那覇空港の離着陸数、1.8倍に 飛行経路を「分離」 受け入れ拡大
11/27(水) 5:31配信沖縄タイムス
那覇空港の離着陸数、1.8倍に 飛行経路を「分離」 受け入れ拡大
那覇空港滑走路増設後の運用方法
 那覇空港の第2滑走路の供用開始で、「年間を通じて安定的に運用できる発着回数」は現行の約13・5万回から1・8倍の約24万回に増える見通しだ。発着回数は当初約1・4倍と見込まれていたが、2本の滑走路の飛行経路を分離することで独立した運航が可能になり、受け入れ規模が大幅に拡大する。

【写真】埋め立てが進む那覇空港の第2滑走路

 第2滑走路に着陸した航空機が旅客ターミナルに移動するため、現滑走路を横切る必要もあり、発着回数は単純に倍増とはならない。

 国土交通省は現滑走路を「離陸優先」、第2滑走路を「着陸優先」で使用することを想定しているが、当初は現滑走路からの出発経路と第2滑走路で着陸をやり直す際に通る「進入復行経路」を同方向に描いていた。

 この場合、航空機が接近しないよう離着陸のタイミングをずらして運航しなければならず、安定的に運用できる発着回数は約1・4倍の約18・5万回にとどまっていた。

 ただ、2018年度の実績は16万4千回に上り、県経済界からは第2滑走路ができても、早期に過密化すると懸念する声が上がっていた。

 これに対し、菅義偉官房長官が3月に来県し、「飛行経路を見直すことによって、発着枠を24万回まで引き上げる」と表明。「進入復行経路」を大きく西側に描き、出発経路と分離させる運航方法に変更した経緯がある。

6851チバQ:2019/11/28(木) 10:18:31
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20191128-00030979-president-bus_all
赤字続きの国際線をドル箱に変えたANAの戦略
11/28(木) 9:15配信プレジデントオンライン
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赤字続きの国際線をドル箱に変えたANAの戦略
撮影=北島幸司
ANAの国際線は長年、赤字続きだった。だがその苦境を乗り越え、2015年度の輸送実績でJALを追い越し、「日本一の翼」となった。背景にはなにがあったのか。航空ジャーナリストの北島幸司氏は「この10年の路線数を独自に分析したところ、ANAがビジネス客の多い路線に集中投資してきたことがわかった」と指摘する――。

【図表】ANAを基本としてJALと比べた路線数・比率

■JALとのすみ分けから猛追、逆転へ

 “純民間航空会社”としてスタートしたANAは、かつて国内線が主だった。1954年に国際線を就航させたJALが半官半民の企業として日本の顔となるべく就航路線を増やしていったのとは対照的だった。

 それは政府が進めた航空産業保護政策の結果でもあった。1972年に出された運輸大臣通達(航空憲法とも呼ばれた)によって、ANAとJALを含む当時の航空3社は事業領域のすみ分けを余儀なくされた。

 この「45.47体制」と呼ばれる規制の枠組みによって、国際定期路線を担えるのはJALの1社に限定された。日本の航空業界を安定的に発展させた一方で、ANAは大きなハンディを背負わされていたことになる。

 JALによる独占を認めた規制は1985年に廃止され、ANAの国際定期路線就航は翌1986年になってようやく始まった。JALに遅れること32年。その空白を新規路線開設でJALを猛追し、ANAは2015年度の旅客輸送の規模を表す「有償旅客キロ」(RPK)でJALを超えることとなった(両社のIRページ、月次輸送実績を参照)。

 筆者が独自に路線数を計算すると、国際線就航が後発のANAは、羽田空港が再国際化した2010年ごろから徹底的にビジネス路線のシェアを増やしていったことがわかる。これはJALが経営破綻した時期と重なる。今では、JALはビジネス路線では押し切られて、強みを持つのはレジャー路線に限られてしまった。

■JAL経営破綻を横目にビジネス路線を拡充

 路線数推移の数字からANAはこの10年間でビジネス路線を2倍以上増やした一方で、JALは2割増に留まることがわかる。ANAの路線数は2010年から269増やし、2019年には532となった。対するJALは62のみの増加であり、今年は371路線の運航に収まった。ANAの路線数拡大が顕著に表れている。

 これは何故か。JALの経営破綻後2012年8月10日に国土交通省が発表した「日本航空の企業再生への対応について」(通称:8.10ペーパー)との題名の文書がある。これにより、企業間の公正な競争促進のために政府からJALへの監視が強まり、結果としてANAへの優遇政策ができたためだ。公的資金の入ったJALが過度に有利にならないように監視し、ANAへの羽田空港発着枠配分を増やしたことなどが含まれる。

 ビジネス路線の中でANAはJALと比べて多く伸ばした路線がある。東南アジアと中国だ。アジアナンバーワンエアラインを目指すと宣言していたANAは、成長を続ける東南アジアの路線を重視。路線数を10年間で112増やし、その数は147に達した。4.2倍に増やした計算だ。対してJALは10年間で21路線を増加させるに留まっている。中国路線ではANAがこの10年間で45増やしたのに対し、JALは7減らしている。

 レジャー路線を含めた全体路線でも、ANAは290路線を増やし、37路線に留まるJALに大きな差をつけた。近距離国際線から増やしていくことは、機材の稼働率を上げることができ、効率化から言ってもセオリー通りだ。

6852チバQ:2019/11/28(木) 10:18:50
■ANAが次に狙うレジャー路線

 次に収益面で大きな影響をもたらすのは長距離路線だ。総便数こそアジア路線にかなわないが、増加の比率が高いことがわかる。日本から直行便で行ける運賃が一番高い場所の一つは欧州だ。この欧州で比べると、ANAは2倍で56便、JALは1.1倍で42便と差がついている。

 ここでわかるのはビジネスクラス普通運賃で比べると、ロンドンで約169万円とシンガポールの約55万円では約3倍の差が出る。便数はアジア路線より少なくても、売り上げは大きい。ビジネス路線を制覇したあとのANAが目指すのは、レジャー路線でもJALを圧倒することだ。その第一弾がハワイ線からとなったのは、ANAのシェアが一番低い路線だからだろう。

 ハワイ線に挑むにあたり、ANAでは超大型機のエアバスA380を就航させるという奇策をとった。これはなぜか。国際線の路線拡充は、就航する両国間同士の交渉が必要で、人気のある混雑する空港は発着枠が取りづらい。

 路線を増やせても便数が限られて飛ばせるパイロットの数が追い付かないとなると、方向性は航空機の大型化しかない。この策は今年2019年の5月に始まったばかりだ。結果が出るのは少々先になる。

■JALの反撃はこれからだ

 ANAの急速な路線展開でのシェア拡大にJALも手をこまねいているわけでは無い。経営破綻後、8.10ペーパーで政府の監視下に置かれていた時期は2016年度末までであり、攻めに転じ始めたばかりだ。この時期と前後して開設したのは、ビジネス路線として成田―バンコク線、羽田―ロンドン線であり、開いた差を縮めようとしている。

 特にロンドン線は、従来にない深夜出発便としたことで、現地到着は朝となり、同じワンワールドアライアンスであるBritish Airwaysの乗継便を多く選択できるようになった。ANAは、先にフランクフルト線とウィーン線で同様の時間帯で飛ばしている。これもスターアライアンスのエアラインであるルフトハンザ・ドイツ航空とオーストリア航空に接続することを想定している。JALはここに来てようやく深夜便1路線を確保できたことになる。

 他社との提携関係を強化していることもJALの特徴だ。2017年以降、JALはベトジェットエア、ハワイアン、アエロフロート・ロシア、中国東方、ガルーダ・インドネシア、マレーシアの6社と提携。うちハワイアンとガルーダはANAと提携していたが、それを引きはがして自社に鞍替えさせた。対するANAは同時期で比べるとアリタリア・イタリア、フィリピンの2社(両社コードシェア提携のみを除く)であり、JALの巻き返しが鮮明だ。

6853チバQ:2019/11/28(木) 10:19:10
■史上初、二社同時期同一路線の新規就航へ

 同じ土俵に立った両社は、今後の展開では、同一路線に新規就航することも考えられる。羽田空港の発着枠が増えたことにより、2020年夏ダイヤより両社が増便を行う。日系エアラインが獲得した25枠のうちANAに13.5、JALに11.5枠が割り振られた。新規路線開拓では、今までにない同一路線、同一時期開設の計画も浮上した。

 2019年7月29日のプレスリリ-スで発表された情報では、両社ともに成田空港―ロシア・ウラジオストク線の開設を告知した。ANAは2019年冬ダイヤ中の3月16日に就航を決めた。JALは2020年夏ダイヤとなる3月29日としていたが、冬ダイヤ中の2月28日へと時期を早めた。JALは日本初就航にこだわった。このように、政府の監視も終わり、過去にはない路線開設が実現した。

■アジアから世界に目標を引き上げたANA

 収益性の高いビジネス路線を制して、ANAは攻めの経営を続ける。経営姿勢をより野心的に変えたANAの戦略をIR統合報告書で見ると次の通りとなる。2012年度までのANAグループ経営ビジョンでは、アジアナンバーワンエアラインを目標に掲げていた。

 その後は持株会社制に移行し、ANAホールディングス株式会社となった初めての中期経営戦略で、経営目標を「世界のリーディングエアライン」に引き上げたのだ。航空業界の競争が激しさを増す中、アジアだけではなく世界を代表するエアラインを目指す積極的な姿勢を打ち出した。ここ6〜7年の間に、ANAは大きく成長した。

 当初は近距離国際線で始まった路線競争は、今では世界全路線に及んでいる。この先はグループ内のLCC(格安航空会社)も巻き込んで、中・長距離国際線でも競争を激化させる。適切な競争が起こることで航空運賃の低廉化が進めば、利用者にとって健全な消費環境だと言える。



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北島 幸司(きたじま・こうじ)
航空ジャーナリスト
大阪府出身。幼いころからの航空機ファンで、乗り鉄ならぬ「乗りヒコ」として、空旅の楽しさを発信している。海外旅行情報サイト「Risvel」で連載コラム「空旅のススメ」や機内誌の執筆、月刊航空雑誌を手がけるほか、「あびあんうぃんぐ」の名前でブログも更新中。航空ジャーナリスト協会所属。
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航空ジャーナリスト 北島 幸司

6854チバQ:2019/11/28(木) 13:18:11
https://joshi-spa.jp/960873
2019.11.04
激務の航空会社に勤めていた女性が、今でもうなされる当時の悪夢
高木沙織
コメント

 こんにちは。ライターの高木沙織です。

 かつてグラホ(グランドホステスの略、現在のグランドスタッフ)として6年間勤務していた私。みなさんも空港で接する、航空会社の地上職員です。

グラホ裏話14話 時間を守れない人はグラホに向かないワケ
写真はイメージです(以下同)

 前回は、カメラのフィルムケースにメダカを隠し持って飛行機に乗ろうとしたトンデモ男性客のエピソードを紹介しました。しかもメダカのせいで二股がバレて空港で修羅場に…。

【第13話】⇒空港の手荷物検査でメダカを隠していた男性、ついでに浮気もバレたワケ

 今回の14話は出発担当のグラホと“時間”のお話しです。みなさんは空港内、特に出発フロアや出発ゲートで働くグラホを見て、「せかせかしているなー」と思ったことはありませんか? 笑顔を作ってはいるけれど目の奥が笑っていない感じ、私もそうでした。

時間厳守できないなら、航空業界は無理?

「時間厳守ができないなら、航空業界では働けない」、しょっぱなからまぁ厳しい言葉。そしてこれ、6年間グラホをしてきた私が肝に銘じ続けていたことでもあります。

 もちろん、時間厳守というのはほかの業種においても大事なルール。ですが、航空会社はちょっと特殊。出勤日に時間から解放されることはないと思ってください。

 というのも、私たち出発班に所属するグラホの仕事は「飛行機を定刻で出発させること」だから。到着班(到着機材が出発機材になるから)や予約・発券班、燃料計算をするスタッフ、オフィススタッフなど全員のチーム作業ではあるのですが、出発班の仕事ぶりは大きく関係してきます。

時間に追われすぎて心に余裕がない

時間厳守できないなら、航空業界は無理? 私が入社した航空会社では一日に出発便が複数ありましたが、幸いにも出発時刻が丸々かぶるフライトはありませんでした。……が、それでもチェックイン開始時刻から締め切り時刻、ゲートスタッフと連携を取りながらお客様を機内へと搭乗させドアクローズし、飛行機が出発できる位置まで押し出されるプッシュバックをするまで時間が命!

 神経をすり減らし、時計と睨めっこしながら「早く、早く!」とそのときを願うのです。ちなみにこのプッシュバックの時間がわずかにでも遅れようものなら、上から大目玉。「今日の責任者は誰? なんで遅れたのか今すぐ説明!」という感じ。

「先輩、目が笑ってないですよ」、と後輩からいじられてもその言葉は耳をかすめるだけです。神経質にならざるを得ず、「今、それいいから」なんて冷たい返しをしたこともあったな。怖い先輩ですね。

 そんな仕事です。時間の管理が苦手な人にはちょっと難しいかもしれません。当時すでに青鬼と呼ばれていた私(詳しくは第10話)にとって遅刻やランチ・休憩からの戻り時間が遅いスタッフは怒りの対象。いつも通りの抑揚のない声で「何分遅れたと思ってるの? 遅れる理由があるなら先に連絡しなさい」と、後輩だけでなく同期にも説教をしていたくらいですから。

6855チバQ:2019/11/28(木) 13:18:38
タイマーをセットして分刻みのスケジュールをこなす

タイマーをセットして分刻みのスケジュールをこなす さらには、この業務に就く頃というのは、3年ほどで退職する人が多いグラホの世界ではなかなかのベテランの域。私も3年くらい経ってから担当するようになりました。

 それゆえ、後輩から、「先輩、○○国籍のお客様が△△へ行くにはこのビザで大丈夫ですか?」とか、「先輩、このチケットって予約変更できますか?」とか、自分の業務以外に質問に答えるのも仕事のうちで、そうこうしている間にも時間が経過し焦りが増してくる。

「あと〇分でアレもコレもやらなくちゃ」、状態です。当時持ち歩いていた分厚いノート(昔でいうアンチョコ)には、時系列でやらなくてはいけないことがビッシリ。そのタイムリミットに合わせてタイマーをセットし、ピピピピッと鳴らすのが私のやり方。それも数分おきになるものだから、周りは気が散っていたかもしれませんね。

 ただ、この業務にあたる担当者のデスクというのがカウンターの先端。まるでその一角だけが取り残されたかのような異空間で、さらには照明も薄暗いのだから、皆の視界に入っていなかったかも。

今でも見るグラホ時代の悪夢

 とにかく時間に追われて過ごしたグラホ時代。現役の頃は夜になると電池が切れたかのように爆睡です。仕事の夢を見た記憶はあまりないのですが、退職してから現在に至るまでときどき見る悪夢があります。

今でも見るグラホ時代の悪夢 それは、チェックインを進めているのになぜか終わらないという夢。名前を探しても該当者が見つからない、パスポートをスキャンしても読み込まない(手入力という手段もありますが)、受託手荷物のタグが出続けて止まらないなど何かしらのトラブルばかりが発生し、時間だけがどんどん過ぎて上司からは急かされ、焦りながら必死に格闘するのです。

 夢のなかの私は冷や汗をかきながら必死。なのですが、結局問題は解決しないまま。バッと飛び上がるように体を起こして目覚めるのです。きっと、当時の強い意識?のようなものが頭の片隅に残っているのでしょうね。

 ちなみに現在の私は当時の名残からか、いまだに超時間厳守。これはちょっとした自慢でもあるから、過去の大変な思いも悪いものではありません。

6856チバQ:2019/12/02(月) 10:42:21
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191201-00000519-san-cul
「to Tokyo」変貌する街 羽田空港、翼舞う日本の玄関口
12/1(日) 13:00配信産経新聞
「to Tokyo」変貌する街 羽田空港、翼舞う日本の玄関口
午前8時半から午後5時まで、羽田空港の滑走路を離着陸した計70機を1枚に合成=東京都大田区(キヤノンEOS 5D MarkIV 70-200mmレンズ)
 東京・羽田空港。展望デッキの目の前をさまざまな飛行機が轟音(ごうおん)を響かせ飛び立っていく。方角は同じでも、それぞれ違った軌道を描き、風に翼を乗せていった。

 羽田空港の歴史は1931(昭和6)年、53ヘクタールの敷地に1本の滑走路を敷いた「東京飛行場」から始まる。戦後、米軍に接収されるなどしたが55(昭和30)年に空港ターミナルがオープン。そして、日本の経済成長、人口増加に合わせ拡張と再開発を重ねてきた。

 海外渡航の自由化、ビートルズ来日、ジャンボ初飛行…。羽田空港はエポックメーキングな出来事の舞台となった。今や約1500ヘクタールの敷地に3つの旅客ターミナル、4本の滑走路を備え、面積、発着回数、乗降客数いずれも日本最大の空港だ。

 空気が澄んだ日、三脚を据えて朝から夕方まで離着陸する航空機を撮影した。すべて同じ画角で撮った機体を、その軌道上で1機につき1枚切り抜いて合成してみた。するとそこには、大空を埋め尽くさんばかりに混雑する首都の玄関口の姿が現れた。

 2020年夏、選手や観客がこの空港に降り立ち、東京五輪・パラリンピックへの熱い第一歩を踏み出していく。(写真報道局 松本健吾)

6857チバQ:2019/12/05(木) 11:51:34
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20191205-00010000-finders-bus_all
行き先が決まってなくても大丈夫。今安い飛行機を探してくれる機能を追加した、航空券予約サービス「atta」
12/5(木) 10:49配信FINDERS
行き先が決まってなくても大丈夫。今安い飛行機を探してくれる機能を追加した、航空券予約サービス「atta」
atta
時期ごとのチケットの相場確認にも
明日明後日がいきなり休みになったときでも大丈夫。格安旅をレコメンドしてくれる。

あの遺跡を見に行きたい。このローカルフードを食べてみたい。そういった旅先を決めるにふさわしい動機があるなら、気持ちの赴くままにチケットをとったほうがいい。

しかし「日常を脱して違うところにいきたい」という想いが強いのであれば、「atta」を使ってみてはどうだろうか。

以前にもご紹介した世界各国100万軒以上の宿泊施設を検索できるアプリだが、新たに旅先探しからアシストしてくれる「航空券どこでも検索機能」を導入。これがなかなか興味深い。出発地(空港)と日程をセットすると、15秒ほどで安価な空路を教えてくれる。ユーザーは旅の予算と照らし合わせながら、旅先を発掘できる仕組みとなっている。

行き先が決まってなくても大丈夫。今安い飛行機を探してくれる機能を追加した、航空券予約サービス「atta」
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リーズナブルな空旅を極めたいなら、LCC各社のセールを狙うのが基本だ。しかし予約できるのは数カ月先のチケットであって、週末もいつ仕事がはいるかわからないという忙しいビジネスパーソンにとっては使いづらい。しかしattaなら、大きなプロジェクトが終わっていきなり休めるようになったときに、気分転換をするための安価な空旅を数タップで探せる。

さすがに翌日の日帰り旅となると売り切れているケースが多く、空港内ショッピングモールでグルメツアーをするにしても高価なプランが提案されるが、翌日&翌々日の1泊2日コースであれば1万3530円〜の韓国旅、2万1100円〜のタイ旅(記事執筆時調べ)などのプランを教えてくれる。

また時期・場所によって変動するチケットの相場を見極める目的でも使える。カジュアルに空旅を楽しみたい人にとって役立つアプリに育ってきたといえるだろう。

武者良太

6858チバQ:2019/12/05(木) 11:54:19
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20191205-00317687-toyo-bus_all
年内売却「アシアナ航空」株めぐり熾烈な綱引き
12/5(木) 5:45配信東洋経済オンライン
年内売却「アシアナ航空」株めぐり熾烈な綱引き
アシアナ航空の売却をめぐる動きが加速している(写真:YONHAP NEWS/アフロ)
 アシアナ航空にとって最大株主となる錦湖(クモ)産業が、同航空売却に向けた優先交渉の相手に、HDC現代産業開発と金融会社の未来アセットとのコンソーシアムを選んだ。

 錦湖産業側は「アシアナ航空の経営正常化と中長期的な競争力を確保するために、もっともふさわしい買収候補者として評価した」と言う。HDCグループの鄭夢奎(チョン・モンギュ)会長も、「わがグループが航空産業に進出することで、モビリティグループとして新たな一歩を踏み出す」と述べた。

■交渉の行方は価格にかかっている

 錦湖産業とコンソーシアムはこれから売却のための本交渉に着手し、2019年末までに最終契約を結ぶ予定だ。売却主体である錦湖産業と産業銀行などの債権者団が年内売却を目標としているため、本交渉は速いスピードで進められそうだ。年内売却が不可能であれば、債権者団が売却を直接進めることになっており、錦湖産業側が交渉を断念することは難しそうだ。

 債権者団は2019年4月、アシアナ航空が発行した、満期のない永久債5000億ウォン(約500億円)を買い入れている。年内にアシアナ航空を売却できない場合、永久債を株式に転換し、売却での主導権を握るとしている。

 ただ、同航空の子会社の保有株式に関する法律上の問題があり、契約が最終的に完了するまでに時間がかかりそうだ。また、売却価格などをめぐって激しい綱引きが行われることもある。

 交渉妥結の行方は、ひとえに価格にかかっている。コンソーシアム側は11月7日に終了した本入札で、アシアナ航空の買い入れ価格として2兆4000億ウォン台(約2400億円)を提示したとされている。特に錦湖産業が保有する株式(旧株)価格は4000億ウォン(約400億円)に満たない。これは同航空の企業価値を過小評価していることになり、錦湖産業としてはまったく満足できない金額だ。

 旧株の代金はすべて錦湖側へ流れるため、錦湖側は旧株をできるだけ高く売りたい。同航空と子会社が抜けると、錦湖グループには事実上、錦湖産業と錦湖高速だけしか残らない。今後の経営を考えると、新規事業の立ち上げが必須であり、そのための資金はのどから手が出るほど欲しい。

 一方、HDC現代産業開発の計算は異なる。投入した資金がすぐに錦湖に流れるよりは、増資によって発行され、アシアナ航空に直接入る新株にできるだけ多くの資金を割り当てたい。コンソーシアム側が提示した入札価格のうち、2兆ウォン(約2000億円)がアシアナ航空に投入されれば、アシアナ航空の660%にのぼる負債資本倍率は300%を下回る。

6859チバQ:2019/12/05(木) 11:55:08
 HDCグループの鄭会長は優先交渉権を得た直後の記者会見で「(アシアナ航空を)買収することになれば、新株に投入する資金規模は最終的に2兆ウォン以上になるだろう」と述べた。

 アシアナ航空の本体と子会社を分離して売却するかどうかも、買収のカギとなりそうだ。HDC現代産業開発にすれば、公正取引法の支配構造規制をクリアするためには、アシアナ航空の子会社を整理せざるをえない。HDC現代産業開発がアシアナ航空を買収すれば、支配構造は「HDCグループ→HDC現代産業開発→アシアナ航空→アシアナ航空の子会社」に再編される。

■アシアナ航空子会社売却で業界再編も

 HDCグループにとって「ひ孫会社」となる上場企業4社のうち、エアソウルとアシアナエアポートはアシアナ航空が株式100%を保有しているが、アシアナIDTは76.20%、エア釜山は44.20%しか保有していない。公正取引法によれば、「持ち株会社の孫会社はひ孫会社の株式を100%保有すべきであり、これを遵守できない場合には保有株式のすべてを2年以内に処分しなければならない」と規定している。

 格安航空会社(LCC)市場の競争が激化している状況を考えると、子会社であるLCCのエア釜山やエアソウルなど航空関連企業4社をまとめて売却することもありうる。HDC現代産業開発がアシアナ航空の子会社を売却すれば、経営悪化に直面している航空業界の再編につながる可能性がある。

 アシアナ航空売却後に、コンソーシアムを組む未来アセット側が経営に参加するかどうかも関心事だ。同社は2011年、ゴルフブランド会社を保有するアクシュネット、2015年12月に大宇(デウ)証券、2016年11月にイギリス系生命保険会社であるPCA生命などを買収し、会社規模を拡大させた。世界的な高級ホテルチェーンのフォーシーズンズ、ニューヨークのJWマリオットなどのホテルも保有している。

 2017年にはNAVER(ネイバー)と1兆ウォン(約1000億円)規模の戦略的提携を行った。今回のアシアナ買収に参加したのも、これまでM&Aで事業を拡張させてきた朴炫柱(パク・ヒョンジュ)会長の戦略的判断によるものだ。

 市場では、未来アセットが保有する世界的なホテルチェーンと航空事業を連結させるなどシナジー効果を出すか、アシアナ航空の経営に直接参加する可能性があるとの見方が広がっている。

韓国「中央日報エコノミスト」

6860チバQ:2019/12/09(月) 23:17:33
https://news.goo.ne.jp/article/kobe/nation/kobe-201912070兵庫・但馬空港、滑走路延長へ 1200mから2000m級に
2019/12/07 05:30神戸新聞

兵庫・但馬空港、滑走路延長へ 1200mから2000m級に

神戸新聞NEXT

(神戸新聞)

 兵庫県の井戸敏三知事は6日の県議会本会議などで、プロペラ機しか発着できない但馬空港(豊岡市)の滑走路(1200メートル)を延長する方針を明らかにした。ジェット機が就航可能な2千メートル級に延ばし、羽田直行便やアジアへの国際便就航、格安航空会社(LCC)の誘致を視野に入れる。来年1月に有識者や地元代表者らでつくる懇話会を設置し、年末までに機能強化の内容を検討する。

 同空港は1994年に開港。現在、但馬-大阪(伊丹)間で1日2往復、運航している。座席数48席の新型機を導入した2018年度は過去最多の4万2220人の利用客を記録した。

 ただ、同じ日本海側にある近隣空港と年間利用客を比べると、鳥取空港が41万人、米子空港が69万人、出雲空港は100万人と大きく水をあけられている。

 今年3月の航空法施行規則改正で、27年3月までに滑走路外側の安全区域を100メートル拡張する必要性が生じた。県はこれを機に滑走路の延長を検討。井戸知事は「(他の3空港と同様に)ジェット機の発着を可能にすることや、羽田便など多彩な路線展開が必要」と理由を述べた。

 滑走路が2千メートル級になれば、160人乗りのジェット機が就航可能となり、悲願だった羽田直行便の実現性が高まる。韓国や台湾など近距離アジア圏をつなぐ航路も現実味を帯びる。懇話会では国際化の可能性やLCCの誘致、需要見込みのほか、費用対効果などを加味して検討する方針。

 井戸知事は「鳥取、米子、出雲空港は開港後10〜20年の間隔で数回滑走路を延長している。25年を経過した但馬空港も機能強化に取り組みたい」と強調した。

 自民党の春名哲夫県議(宍粟市選出)の代表質問に対し井戸知事が答えた。(前川茂之)

■豊岡市長「観光効果に期待」

 兵庫県の井戸敏三知事が6日、但馬空港の滑走路(1200メートル)を延長する方針を明らかにしたことに対し、地元豊岡市の中貝宗治市長は「この機会にぜひ滑走路の延長と東京への直行便の実現について積極的に検討してほしい。但馬の地方創生の強力なエンジンになる」と期待した。(1面参照)

 また「どれだけの費用になるのか、滑走路の延長が可能でも就航する航空会社があるかが今後の課題だと思うが、前に進むしかない」といい、「但馬への観光客は関西圏の比重が大きく、東京と結ばれることで関東圏という巨大なマーケットと直結でき、観光にとって大きなプラスになる」と話した。(石川 翠)00.html

6861チバQ:2019/12/10(火) 19:33:01
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191210-00000002-awire-bus_all
「本当にパイロット問題だけなのか」羽田・成田が疑問抱く”ANAが飛べない理由”
12/10(火) 10:54配信Aviation Wire
「本当にパイロット問題だけなのか」羽田・成田が疑問抱く”ANAが飛べない理由”
夏ダイヤ初日から就航する羽田新路線が少ないANA=PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire
 「発着枠があるなら飛ばしたい。(デイリーではなく)週4便でもいい」。海外の航空会社幹部は、羽田空港の国際線発着枠について、こう本音を漏らした。羽田では2020年3月29日開始の夏ダイヤから発着枠が50枠(便)増枠され、日本と相手国の航空会社に25枠ずつ配分された。

 そこまでは単なる発着枠の配分なのだが、今回は海外勢や地元自治体が顔をしかめる事態が起きている。日本側の25枠は、全日本空輸(ANA/NH)に13.5枠、日本航空(JAL/JL、9201)に11.5枠と、従来は大差がついた傾斜配分から均等配分に近い形で落ち着いた。

◆「本当に言う通りなのか」

 しかし、JALが夏ダイヤ初日から新路線を開設するのに対し、ANAは成田から移管する米国路線など一部を除き、大半の就航日が明確になっていない。1日1往復(週7往復)で運航するとなると、早くても夏の繁忙期前になる公算が高い。その上、羽田から成田へ路線移管後、成田の便数が移管前の水準に戻るまで、早くても1年はかかる見通しだ。

 今回の増枠は、さらなる訪日客の受け入れといった観光政策だけではなく、都心上空を飛行する新飛行経路が各自治体から了承されたことで実現した。このため、関係自治体は各社の新路線が夏ダイヤ開始とともに羽田へ就航することを前提として、騒音対策や住民への説明を進めてきた。

 ANAは夏ダイヤ初日からスタートできない路線が多く生じる理由として、パイロットなどの乗員繰りをはじめとする運航体制の移行期だからだと説明する。

 しかし、都内の自治体からは「本当にANAが言うパイロット問題だけなのだろうか」と、その理由に疑問を抱く声も聞かれる。

◆成田回復遅れるANA

 一方、成田の周辺自治体も、2020年度内にも羽田移管前と同レベルの路線数に戻ることを前提に、今回の羽田新路線を了承してきた経緯がある。成田空港を運営する成田国際空港会社(NAA)は「ANAの発表以上の説明は聞いていない」と、海外勢も含め大挙して羽田移管が進む中、ANAの不透明な態度に不満をにじます。

 対するJALは、成田空港を発着する国際線を強化する方針を打ち出している。2020年度内に3-5路線拡充する計画で、羽田は国内線と国際線を結ぶ「内際ハブ」、成田は国際線同士を結ぶ「際際ハブ」と、役割を分担させる。ANAも同様に「デュアルハブ」戦略を打ち出しているが、羽田移管後の成田の扱いに差が出てきた。

 ANAもJALも、成田から羽田へ路線を移管することなどから、一時的に成田の便数が減るものの、徐々に戻していく計画だ。JALは自社便で移管前と同等か微増とした上で、2020年5月に就航予定の100%出資の中長距離LCCであるZIPAIR(ジップエア)の路線を積み増す。これに対し、関係者の話を総合すると、ANAが2020年度内に移管前と同等の規模に戻すことは難しそうだ。

6862チバQ:2019/12/10(火) 19:33:17
◆どうなる成田

 パイロット不足は両社共通の悩みだが、成田では地元にとってトラウマとも言える出来事が今から4年前にあった。ヴァージン アトランティック航空(VIR/VS)の撤退による、ANAの成田-ロンドン線のコードシェア消滅だ。

 2010年10月に羽田空港が再国際化した際、羽田から航空会社が国際線を運航する場合は、成田からも同じ国へ向かう便を残すという、国土交通省航空局(JCAB)や自治体と航空会社間の取り決め、いわゆる「成田縛り」が交わされた。2015年2月にヴァージンが日本から撤退した際、ANAは羽田へ自社のロンドン線を移していたため、成田縛りに従うと成田からロンドン線を復活させ、両空港から運航しなければならなかった。

 しかし、4年が過ぎた現在もANAのロンドン線は羽田発着のみで、成田便は復活していない。乗り入れ先であるヒースロー空港の発着枠に余裕がないことや、需給バランスといった複合的な要因によるものだが、地元では“紳士協定”が反故(ほご)にされたと受け止める関係者もいた。その後もパリ線撤退、ブリュッセル線就航と、羽田再国際化の前と比べると、欧米の主要都市と日本を結んでいた成田の位置づけは様変わりしていく。

 今回の増枠による路線移管も、ヴァージン撤退の時と同様、再びANAの国際線が縮小されるのではとの不安が地元を覆う。

 公共財である発着枠の有効活用という観点では、現在の発着枠が配分されたにもかかわらず、ANAの計画がなかなか明確にならない点は、監督する国交省だけではなく、海外の航空会社も厳しい目を向ける。訪日客数の伸びが鈍化していることからも、少しでも多くの利用者を運ぶことが、増枠する本来の意義だ。

 弊紙が独自取材で報じたように、ANAは夏ダイヤ初日から運航できない路線のうち、羽田-ミラノ線を深夜便で週3往復運航する方針だ(関連記事)。本来、昼間時間帯(午前6時から午後10時55分まで)の発着枠を獲得すれば、深夜早朝帯(午後10時から翌日午前6時55分まで)も飛ばせるものの、昼便のほうがより多くの利用者が見込める。深夜早朝にミラノ線を飛ばす理由としては、機材や乗員繰りが関係しているようだ。

 大きな変革期を迎える羽田。一時的に羽田や成田の便数に変化が生じるのは致し方ないだろう。しかし、今回は羽田の飛行ルート変更など、周辺自治体も巻き込んだ発着枠拡大であり、訪日外国人のさらなる獲得を考えると、夏ダイヤ初日から有効活用されない発着枠が生じること自体が問題であり、国として損失につながる。

 路線を開設したい海外の航空会社があるならば、一定の条件を設けてでも、有効活用するほうが我が国の発展に少しでもつながるのではないだろうか。

Tadayuki YOSHIKAWA

6863チバQ:2019/12/10(火) 19:33:38
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191210-00000574-san-bus_all
関空で中国便に勢い、韓国便の減少補う 関西エア中間決算過去最高益
12/10(火) 18:03配信産経新聞
関空で中国便に勢い、韓国便の減少補う 関西エア中間決算過去最高益
関西エアポートの中間連結決算の推移
 関西国際、大阪(伊丹)、神戸の3空港を運営する関西エアポートが10日発表した令和元年9月中間連結決算は、最終利益が前年同期の約2・2倍の255億円となり、過去最高益を更新した。日韓関係悪化による韓国路線の需要の落ち込みがあったが、昨年9月の台風21号による被害の反動があったのに加え、中国や東南アジア方面の路線が好調で補った。

 関空の国際線の方面別旅客数では、8月以降に運休や減便が相次いだ韓国が前年同期比7%減となった。これに対し、中間所得層が増え訪日意欲が旺盛な中国が52%増、東南アジアが32%増。欧米などの長距離路線でも15〜20%増と好調に伸びた。

 関空の総旅客数は前年同期比17%増の1634万人で、4〜9月期として過去最高を記録した。外国人客だけでなく、4〜5月の大型連休(ゴールデンウイーク)などで日本人客の国際線利用も増えた。

 一方、神戸空港は5月に財界や自治体による「関西3空港懇談会」が合意した規制緩和で増便が実現し、総旅客数が6%増の170万人で過去最高となった。伊丹空港の総旅客数は2%増の839万人だった。

 この結果、売上高に相当する営業収益は14%増の1198億円、本業のもうけを示す営業利益は36%増の362億円。昨年の台風の影響を除いても増収増益を確保した。

 免税店などの「非航空系収入」は14%増の705億円で過去最高を記録。直営免税店の売上高に占める中国人の割合は前年同期の72%から76%に拡大した。

 関西エアのグレゴリー・ジャメ専務執行役員(航空担当)は「韓国からの旅客数の落ち込みは10月中旬でいったん底を打った。先を見通すことは難しいが、来年度からの反動増を予想している」と話した。

6864チバQ:2019/12/10(火) 19:45:34
https://www.asahi.com/articles/ASMD75RXMMD7UHBI00W.html
南ア航空が経営危機 かつてアフリカ最大、放漫経営あだ
有料記事

ヨハネスブルク=石原孝 2019年12月10日08時00分
 かつてアフリカ最大の航空会社だった国営南アフリカ航空が、破綻(はたん)の危機に直面している。政府の支援を当てにした放漫経営や汚職が相次ぎ、この10年は経営トップが毎年のように交代。経営悪化を理由に南ア航空の航空券の販売を停止する旅行業者も出てきた。

 1934年に営業を開始した南ア航空は、全日空も入っている国際航空連合「スターアライアンス」に加盟し、長くアフリカの空を席巻してきた。

 ところが、現地メディアによると、この10年間で経営トップは約10人が交代。10億円近いスポンサー契約や多額のボーナス支払いを経営陣の承認なしに行ったり、セクハラや不透明な支出を繰り返したりした最高経営責任者(CEO)もいたという。

ここから続き
 さらに、汚職疑惑が相次いだズマ前大統領の指示で、赤字路線が確実視されたスーダン便の開設に動くなど、政治家との癒着も業績悪化をもたらした。2012年以降は赤字経営が続き、16年度は56億ランド(約416億円)の損失を計上。資金繰りに困ると、政府からの財政支援をあてにしたが、17年からの2年間だけで150億ランドの資金提供を受けたものの、監査済みの財務諸表すら公表できなかった。

地位低下、避けたい南ア
 事態を受けて、先月末から南ア航空の航空券の販売を一時停止する旅行業者も出始めた。また、同航空の破綻時の保険適用を取りやめる保険会社も出てきた。英紙フィナンシャル・タイムズは11月28日、「南ア航空は破綻寸前」と報じた。

 こうした中、ゴーダン公共企業相は今月4日、南ア航空が「ビジネスレスキュー」と呼ばれる再生手続きに入るとの声明を発表。新たに20億ランドの資金を政府から提供したうえで、経営陣とは別に責任者を配置。不採算事業の清算を進めていくという。だが、財政悪化が懸念される南ア政府が更なる支援を渋れば、年に約680万人の旅行者を運ぶアフリカ有数の航空会社は、破綻を免れない状況になっている。

 18年に就任し、経済再生や汚職撲滅を掲げるラマポーザ大統領にも、南ア航空の経営不振は痛手だ。アフリカで唯一の主要20カ国・地域(G20)のメンバー国である南アフリカにとって、南ア航空の破綻は国際的な地位の低下につながるからだ。

 今後、南ア航空は国内外に約30ある路線や約5千人が働く従業員の削減も検討するとみられる。ただ、労働者の解雇は法律で厳しく制限されているうえ、国内の失業率は30%近くに上る。会社側がリストラを強硬に進めようとすれば労働組合から激しい反発を招く恐れが高い。実際、11月には一部の従業員組合が賃上げや人員削減の撤回などを求め、約1週間にわたってストライキを実施。数百機の運航が停止し、更なる経営悪化に陥った。(ヨハネスブルク=石原孝)

6865チバQ:2019/12/11(水) 09:46:15
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191211-00000500-fsi-bus_all
羽田直結の複合施設、来春開業
12/11(水) 7:15配信SankeiBiz
羽田直結の複合施設、来春開業
羽田エアポートガーデンの完成予想図(住友不動産提供)
 ■住友不動産、ホテル・ホール・温泉…観光立国後押し

 住友不動産は10日、羽田空港と直結する高級ホテルを中心とした大型複合施設「羽田エアポートガーデン」の概要を発表した。来年春から順次開業する。敷地面積約4.3ヘクタールで、計1717室を擁する宿泊施設や国際会議などのMICE(マイス)に対応したイベントホールなどを整備する。羽田空港の国際線拡大に伴い増加が見込まれる外国人訪日客や日本人客の利便性や旅の満足度向上を図り、観光立国の一翼を担いたい考えだ。

 京浜急行電鉄や東京モノレールなど国際線ターミナル施設の最寄り駅と徒歩1分でつながる。バス停が15個置かれ、1日900便が発着予定。空港から東京都心部や首都圏のほか、青森、仙台、伊豆、京都、大阪、金沢、広島など地方都市とをつなぐ直通バスを運行する。施設は地上12階建てで、2つの高級ホテルが中核となる。

 一つは160室を擁する同社最上級ブランド「ヴィラフォンテーヌプレミア羽田空港」。広さ33〜173平方メートル、計6種類の客室を用意し、コンシェルジュやドアマンなどが常駐する。もう一つはハイグレードホテル「ヴィラフォンテーヌグランド羽田空港」。計1557室を設け、旅行や出張などで訪れた個人から団体に至るまであらゆる客層に対応した計13種類の客室を整備する。

 ヴィラフォンテーヌプレミア最上階の12階には広さ約2000平方メートルに及ぶ展望型の天然温泉「泉天空の湯 羽田空港」が整備され、飛行機や富士山などが一望できる。空港と同様に24時間営業という。

 羽田空港は来年3月、国際線の発着枠が拡大。同年には国際線利用者数が年間2200万人、1日5万5000人(10%増)に上るとの試算がある。羽田は、米アトランタや北京、アラブ首長国連邦(UAE)のドバイなど世界の主要空港と比べ周辺地域で営業するホテルの客室数が少なく課題とされてきた。

 住友不動産傘下の羽田エアポート都市開発の津村健二社長は同日の会見で、「観光立国としての受け入れ態勢を整え、羽田空港の機能を補完するプロジェクトだ」と強調した。(岡田美月)

6866チバQ:2019/12/12(木) 22:26:33
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191212-00000591-san-bus_all
関空 空港間競争へ国際線を強化 さらなる投資が課題に
12/12(木) 19:24配信産経新聞
関空 空港間競争へ国際線を強化 さらなる投資が課題に
アジアの主な国際空港
 インバウンド(訪日外国人客)の利用が急増し、現在の受け入れ能力ではすでに限界を迎えている関西国際空港で、関西エアポートは平成6年の開業以来初となる第1ターミナルの大規模改修に踏み切る。日本の玄関口として役割を果たし、あらゆる航空需要を取り込むためにも、国際線の強化は急務となっている。

 「政府が目標に掲げる2030年に訪日外国人6千万人が実現した場合も、受け入れ可能になる」

 関西エアの山谷佳之社長は記者会見でそう胸を張った。

 現在、4階の国際線出発フロアの混雑ぶりは深刻だ。時間帯によっては搭乗手続きを待つ外国人が長蛇の列をつくる。一方、JR西日本と南海電鉄の関西空港駅と直通で便利な2階国内線フロアには空きスペースが目立っている。今回計画が発表された改修によって訪日客にとってより使いやすい空港になるはずだ。

 関空は24年ごろから外国人旅客が増加し、総旅客数のうち国際線が78%を占める。国際定期旅客便の数は7年の週438便から、今年の冬ダイヤで週1409便までふくらみ、山谷氏も「関西の観光産業に及ぼす経済効果が大きい空港に成長している」と自負する。

 ただ、路線誘致に向けた空港間の競争は激化している。国内をみると、成田空港は今年10月に運用時間を延長し、令和12年をめどに滑走路の新設を計画。羽田空港は来年の東京五輪・パラリンピックに合わせ、国際線発着枠を来年3月から大幅に増やす。中部国際空港は今年9月に第2ターミナルを開業した。

 海外に目を転じても香港国際空港、韓国の仁川国際空港、シンガポールのチャンギ国際空港など、国際線旅客数が年間5千万人を超える空港がひしめき、欧米などからアジア各地に旅客が乗り継ぐ「ハブ空港」の役割を果たしており、関空の能力は大きく見劣りがする。

 関空の第1ターミナル改修は、大阪・関西万博開催などを控え、ターミナルの規模をそのままにフロア構成を変える急場しのぎにもみえる。万博閉幕後も観光客は増え続けると予想され、競争力をつけるには第1ターミナル改修だけでは不十分だ。

 「次の(総旅客数の)目標は年間5千万人」

 山谷氏は12日に開いた会見でこう宣言した。

 航空会社からは、格安航空会社(LCC)専用で運用している第2ターミナルの拡張や、第3ターミナルの建設を求める意見もあがる中、投資について検討を進める関西エア。訪日客の急増という追い風を生かすことのできる成長戦略が求められている。(牛島要平)

6867チバQ:2019/12/12(木) 22:26:59
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191212-00000587-san-bus_all
関西空港 国際線受け入れ能力を4千万人に 万博までに
12/12(木) 18:55配信産経新聞
関西空港 国際線受け入れ能力を4千万人に 万博までに
関西国際空港第1ターミナルの改修計画の概要
 関西国際空港を運営する関西エアポートは12日、大阪・関西万博が開幕する令和7年春までに空港全体での国際線旅客の受け入れ能力を、現在の年間3千万人から4千万人に引き上げる計画を発表した。現在、インバウンド(訪日外国人客)の急増で受け入れ能力の限界を迎えている。主力の第1ターミナルを改修して、国際線施設の大幅増強を行い、対応する考え。

 計画によると、国際線のビル内面積を25%増やす。2階の国内線エリアを国際線エリアに改修し、出国審査後の免税店や飲食店などのエリアも60%拡大。帰国する訪日客が過ごしやすい空間になる。

 また、4階の国際線保安検査場を増床するとともに、入国・出国審査場を3階に集約。保安検査場では手荷物を自動で流す「スマートレーン」を多数配置して国際線利用者がスムーズに移動できるようにする。

 第1ターミナルの改修費は、地下にあった電気設備を地上に移設するなどの防災対策費なども含めて約1千億円となる見込み。

 関西エアの平成30年度の国際線旅客数は2289万人で過去最高を更新。さらに今後は、万博の開催に加えて大阪湾の人工島・夢洲(大阪市此花区)へのカジノを含む統合型リゾート施設(IR)の誘致も控えている。

 関空を利用する旅客の増大が見込まれ、早期に関空の受け入れ能力を強化し、乗り継ぎ拠点の「ハブ空港」として成長を続けるアジアの空港との競争にも備える。記者会見した関西エアの山谷佳之社長は「今年度で(国内線を含む)総旅客数が3千万人を達成すれば、次の目標は5千万人。そこに向けて大きな一歩を踏み出す」と話した。

6868チバQ:2019/12/12(木) 22:29:57
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191212-00000580-san-cn
台湾の遠東航空が13日から運航停止
12/12(木) 18:26配信産経新聞
 台湾の遠東(ファーイースタン)航空は12日、経営不振のため13日から全便の運航を停止すると発表した。日本では桃園国際空港から新潟、秋田、福島に定期チャーター便を運航している。同社幹部は、海外便4路線は来年3月末で運休を予定していたと述べた。遠東は2008年にも経営不振で運航を停止。経営再建後の11年4月に営業を再開していた。(台北 田中靖人)

6869チバQ:2019/12/16(月) 18:51:14
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20191216-00069191-gendaibiz-bus_all
2020年、いよいよANA・JAL「マイル大活用」時代が来る…!
12/16(月) 8:01配信現代ビジネス
2020年、いよいよANA・JAL「マイル大活用」時代が来る…!
写真:現代ビジネス
 いよいよ来春、3月29日から、羽田空港からの国際線日中時間帯発着枠が拡大され、国内・海外航空会社合わせて50往復100便増えることになる。ここで注目したいのが、新たに就航する路線や増便される路線におけるマイルを使った特典航空券だ。

 航空会社・路線によっては、成田空港から羽田空港に路線移管するケースも多い。その場合は成田発着便の予約がそのまま羽田発着便に予約が振り替えられることになるので、特典航空券予約が取りやすくはならないが、新規路線や成田路線を残した上で羽田路線が増便になる路線に注目だ。

2020年、いよいよANA・JAL「マイル大活用」時代が来る…!
Photo by gettyimages
ANA “大注目”の7路線
 今回、羽田発着路線で成田からの路線移管ではなく、純粋な新規路線、増便が多いのはANAだ。

 ANAは、来年春以降に羽田から新規就航都市として、ミラノ(イタリア)、ストックホルム(スウェーデン)、イスタンブール(トルコ)、モスクワ(ロシア)、深セン(中国)の5都市に新規就航する。この5路線は成田からの路線もないことから、完全な新規就航路線となる。

 また、成田路線を残した上で羽田路線を新設するのがサンフランシスコ(アメリカ)と青島(中国)の2都市、また1日1往復で運航中の羽田〜シドニー線も増便される。

 つまり、狙い目の路線はミラノ、ストックホルム、イスタンブール、モスクワ、深セン、サンフランシスコ、青島、シドニーの以上7路線だ。今現在(12月13日時点)、就航日・運航スケジュールが決定しておらず、まだ航空券の販売が開始されていないので逆にチャンスとなる。

 なお、12月13日に行われたANAの社長会見において、就航日・運航スケジュールの発表が年明けになる可能性が高いことを示唆した。

 今後、具体的な就航日と運航スケジュールがANAから発表された段階で、ANAマイレージクラブのマイルを使った特典航空券の予約開始日が発表されることになり、予約開始日に特典航空券予約にチャレンジすることで、マイルを使った予約ができる可能性が通常よりは高くなるだろう。

狙い目は「ストックホルム」か
 特にヨーロッパ路線が充実することになるANA。なかでも注目の就航先の1つが、つい先日吉野彰氏のノーベル賞受賞式が行われたばかりのスウェーデンのストックホルム。羽田からノンストップで結ばれる。

 これまでは、日本から直行便が飛んでいるヨーロッパの都市での乗り換えが必要となっていたが、直行便を利用することで気軽に訪れやすくなる。メーラレン湖を中心とした落ち着いたストックホルムの街並みを楽しみながら、ノーベル賞の地を触れてみるのもいいだろう。

 そのほか、日本人に人気のイタリア・ミラノへの直行便も就航するなど、ヨーロッパ旅行に活用できる路線が増えることになる。加えて、イスタンブール線ではトルコへの旅行に加えて、イスタンブールでANAがマイル提携する「ターキッシュ・エアラインズ」への便に乗り継ぐことでヨーロッパ各都市へ行くことが可能であり、乗り継ぎの選択肢が増えることにもなるのだ。

 新規就航路線は、路線の知名度が上がるまでは比較的予約が取りやすいと言われており、就航当初が狙い目だ。就航初便は、初便搭乗を目当てに利用する航空ファンも多いが、初便を除けば希望の日を確保できる可能性は十分にあるだろう。

 ここで注目したいのが2020年の夏の旅行だ。今の時点で夏休みに休めそうな日を固めることができれば、予約開始と共に一気に予約をすることで、保有しているマイルを上手に活用することができるのだ。

6870チバQ:2019/12/16(月) 18:51:38
JALは「成田発ウラジオストク線」に注目
 次にJALのおすすめ路線だ。JALは、今回新たに羽田空港から発着する路線の多くが成田発着便からの路線移管(8路線9往復)となる。来年春の時点で純粋に便数が増える路線は、羽田〜ロサンゼルス、羽田〜大連、また増便となる羽田〜上海の3路線だ。

 既に羽田〜ロサンゼルス線の増便分の予約は開始されているが、大連線・上海線は記事執筆時点では発売開始になっていない。

 JALは1年前の2018年12月からJALマイレージバンクのエコノミークラス、プレミアムエコノミー、ビジネスクラスの特典航空券については、空席に応じてマイル数が増減する「JAL国際線特典航空券PLUS」を導入。特典航空券の予約が取りやすくなったが、基本マイル数(設定されている最小マイル数での特典交換)での特典航空券が取れる日はかなり限定されてしまっている。今のJAL国際線特典航空券では、いかに少ないマイルで手配できるのかがJALマイラーにとっての興味となる。

 そんな中でのJALの注目路線は、羽田発着便よりも、来年成田から新たに就航する2路線、すなわち2月28日に就航する成田〜ウラジオストク線と、3月29日就航の成田〜ベンガルール(バンガロール)線の2路線だ。

 特にロシア・極東にあるウラジオストクへは特典航空券の減額マイルキャンペーンが行われており、来年2月28日〜6月30日搭乗分であれば、基本マイルでの枠に空席があることを条件にエコノミークラスが往復1万マイルで特典航空券への交換が可能となる(ビジネスクラスは往復3万マイル)。

片道2時間半でヨーロッパへ
 空港税や燃油サーチャージなどの諸経費が別途必要となるが、往復1万マイルで海外旅行へ行けるのは本当に珍しいことだ。しかもキャンペーン期間中は韓国よりも必要マイル数(韓国線は1万5000マイル)が少なくなる。

 成田からの飛行時間はわずか2時間半。日本から最も近いヨーロッパでもあるウラジオストクへのJAL便は2月28日〜3月28日までは週3往復(水・金・日)での運航となるが、3月29日以降は毎日運航となることから、週末に気軽にヨーロッパへ訪れることが可能になるのだ。

 ウラジオストクへは、ANAも3月16日より成田〜ウラジオストク線を週2往復で就航する予定で、2020年の注目旅行先としてウラジオストクが脚光を浴びることになりそうだ。また、インドのベンガルール(バンガロール)への路線も新規就航路線として予約が取りやすい路線となるだろう。

 新規就航路線を上手に活用することでマイルを使った旅の幅が大きく広がることになる。ANAの新規就航路線は年明けに発売開始する可能性が高く、予約開始日の発表を見逃さないように定期的にホームページをチェックすることをおすすめしたい。

鳥海 高太朗

6871チバQ:2019/12/24(火) 18:44:58
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191224-00010002-chibatopi-l12

東京シャトルとアクセス成田を統合 日本最大の空港バス誕生へ 2月、京成など共同運行


12/24(火) 11:23配信

千葉日報オンライン







東京シャトルとアクセス成田を統合 日本最大の空港バス誕生へ 2月、京成など共同運行


(左から)「東京シャトル」と「THEアクセス成田」の統合を発表する京成バスの加藤浩一常務、ジェイアールバス関東の大井康裕常務、ビィー・トランセホールディングスの吉田均専務=23日、成田空港第1ターミナル


 京成バス(市川市、斎藤隆社長)とジェイアールバス関東(東京都渋谷区、中村泰之社長)、ビィー・トランセホールディングス(千葉市美浜区、吉田平代表取締役)は23日、成田空港と東京都心を結ぶ高速バス「東京シャトル」と「THEアクセス成田」を統合し、来年2月1日から共同運行すると発表した。3社によると、今回の統合により1日往復284便を運行する日本最大のエアポートバスとなる。乗り場の違いなどの分かりづらさを解消、増え続ける訪日外国人旅客にも対応する。
 
 主に東京駅と成田空港を結ぶ二つのバスは、補助席を活用した高頻度・高効率運行の“LCCバス”とされ、乗客の約7割が外国人という便もあるほど訪日外国人旅客からの人気も高まり、いずれも毎年10%ずつ利用客が増えているという。
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東京シャトルとアクセス成田を統合 日本最大の空港バス誕生へ 2月、京成など共同運行


ジェイアールバス関東などが運行する「THEアクセス成田」


 統合後は「AIRPORT BUS『TYO-NRT』」(エアポートバス東京・成田)と名称を統一。新たに京成トランジットバスも加えた8社での共同運行となり、便数も19便増やし1日往復284便、1時間当たりでは最大10便を運行させる。運賃は千円(小児半額、深夜早朝便2千円)で、交通系ICカード「Suica」「PASMO」などが使用できる。統一のロゴを表示して予約方法や乗り場・乗り方を統一することで、これまでの分かりづらさが解消される。
 
 京成バスの加藤浩一常務は、20年の訪日外国人旅客数4千万人などとする政府目標を挙げ「インバウンド対策は既存では足りないので、可能な限り増便していきたい」と意気込む。ジェイアールバス関東の大井康裕常務も「不採算路線をこの路線に充てることもある。新たな系統・路線はこれから検討したい」と話している。
 
 京成バス、成田空港交通、京成バスシステムにより2012年7月に運行を開始した東京シャトル(123便)は、18年度で1日当たり約4200人、年間約154万人が利用。ジェイアールバス関東(14年12月から共同運行)、平和交通、あすか交通、西岬観光により12年8月に運行を開始したアクセス成田(142便)は、18年度で1日当たり約4400人、年間約159万人が利用している。
 
 詳しくは公式ウェブサイト(https://www.tyo-nrt.com/)へ。

6872チバQ:2019/12/25(水) 14:39:42
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191224-00000031-mai-soci

成田と都内1000円バス共同運行 8社が方法、場所一本化 来年2月


12/24(火) 13:40配信

毎日新聞







成田と都内1000円バス共同運行 8社が方法、場所一本化 来年2月


運賃1000円と表示して走行する高速バス「THE アクセス成田」=成田空港で、中村宰和撮影


 成田空港と東京駅など都内を運賃1000円で結ぶ高速バスの事業者8社は23日、名称を「エアポートバス東京・成田」に統一し、2020年2月1日から共同運行を始めると発表した。運賃の安さが人気で、外国人は半数以上を占め年間の利用客数は300万人を超える。1日あたり19便増の往復284便となり、8社は「日本最大のエアポートバスが誕生する」としている。

 京成グループが12年7月に「東京シャトル」を、ビィー・トランセグループが同8月に「THE アクセス成田」の名称で運行開始し、14年にジェイアールバス関東が加わった。2路線の利用客数は13年度の計103万人から18年度は計314万人に増加。格安航空会社(LCC)の乗客の利用も多く、「LCCバス」「1000円バス」とも呼ばれ、平均乗車率は70%台を維持する。

 2路線とも運賃は1000円と同額の半面、予約方法や乗り方、乗り場が違い、利用者から「わかりにくい」との声が寄せられていた。このため、各社は約1年前から共同運行の協議を進め、名称の統一を決めた。京成バスの加藤浩一常務は記者会見で「飛行機に安く乗れる時代になり、新たなコンセプトのバスが必要というたくさんの声を受け、挑戦と位置付けて安い運賃で始めた」と説明した。

 2月1日から、東京駅の乗車場所を八重洲南口のJR高速バス乗り場に、降車場所を八重洲通りに一本化し、成田空港から乗る利用者はカウンターで出発時間指定の乗車券を買う方法に統一する。成田空港―東京駅間を62〜85分で結ぶ。【中村宰和】

6873チバQ:2019/12/25(水) 14:43:35
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191222-00010002-moneyplus-bus_all

6万円でドバイ往復も可能、「まだ間に合う」年末年始9連休の海外旅行先


12/22(日) 12:10配信

MONEY PLUS







6万円でドバイ往復も可能、「まだ間に合う」年末年始9連休の海外旅行先


令和初の年末年始は、9連休をとれる人が例年より多く、海外旅行が盛り上がりそうな勢いです。そこで「直前でも安く行ける」海外旅行の行き先を紹介したいと思います(pixta)


平成から令和に切り替わった2019年のゴールデンウィークは最大9連休となり、せっかくの長期休暇を楽しみたい人で海外旅行熱が盛り上がりました。令和初の年末年始となる2019年から2020年にかけての正月も曜日の配列がよく12月28日(土)から1月5日(日)まで9連休をとれる人も例年より多く、やはり海外旅行が盛り上がりそうな勢いです。ですが、年末がさしせまったこのタイミングでもまだ予定がまったくない&海外はどうせ高いからムリ、、と考えている方も少なくないのではないでしょうか。ちなみに調査時点で12月28日出発、1月5日のホノルル往復直行便の最安値を調べると、成田発ではハワイアン航空が往復22万円、関西発のエアアジアが約15万円でした。たしかに高いですね。


そこで今回は直前でも安く行ける海外旅行の行き先を紹介したいと思います。
※記事に登場する航空券の価格などはすべて2019年12月中旬現在のもので、燃油サーチャージや諸経費などが込みの金額です。
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「妥協」は必要

まず最初に出鼻をくじくようですが、ピーク時でなおかつ直前ですからあっと驚くような安い航空券はないと思ってください。必要なのはずばり一言「妥協」です。

「妥協」のなかでも一番効果があるのは日程をずらすこと。どうしても12月28日(土)の日本出発や1月5日(日)の日本帰着は人気が高く、集中しがちです。そこで数日ずらすだけでもかなり安くなります。ずらすといっても勤め人の方では仕事納めや仕事始めに不在というのは気がひけるでしょう。ですが日本帰着を早めにするなど旅行期間を少し短くする分には問題がありません。幸い今年は休みが長いので多少短くしてもなお旅行期間が確保できます。

次に行き先です。行き先をハワイなどと言い出すと天文学的に高い金額を払わなければなりません。しかしとりあえずせっかくの長い休みなんだから「海外に行ければいいや」と「福袋」を購入する感覚で臨めば、かなり安くあげることができるでしょう。

最後に航空会社や所要時間、経由の有無などです。人気の航空会社や直行便などはどうしても高くなってしまいます。この際細かいことには目をつぶりましょう。

こうした条件を考慮したうえで、おすすめの行き先を紹介したいと思います。

6874チバQ:2019/12/25(水) 14:44:04

1、成田発ドバイ往復約6万円(中国南方航空)
12月28日(土)発 1月7日(火)着

○ ドバイは涼しい時期でベストシーズン
× 日本帰着が1月7日(火)と遅い・所要時間が往復70時間必要

年末年始はどうしても高くなりますが、この航空券が素晴らしいのはなんといっても価格。通常の時期とさほど金額差はありません。所要時間がやたら長いのは往路に深センで約23時間、復路に武漢で約22時間の乗り継ぎがあること。しかしこれも「深セン+ドバイ+武漢の三都物語」と考えればよいだけのことです。
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2、成田発ヌルスルタン(カザフスタン)往復約6万3000円(SCAT航空)
12月28日(土)発 1月4日(土)着

○ 直行便でこの価格
× この時期のカザフスタンは極寒

ヌルスルタンってどこ?と思った人は少なくないのではないでしょうか。中央アジアのカザフスタンの首都です。以前アスタナとよばれていました。2019年7月に成田から週1便、SCAT航空というカザフスタンの航空会社が就航したのですが、この航空会社、盆も正月も一切価格を変えないのでピーク時には自然と激安となります。ちなみに2020年8月のお盆の時期も同額です。ヌルスルタン?そんなところには興味がない、と考えてしまうのは早計です。

たとえば、ヌルスルタン発ブダペスト往復約1万8000円(ウィズエアー)
を利用すれば、年末年始の欧州まで8万1000円で往復することができるのです。
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3、成田発マカオ往復約5万3000円(中国東方航空)
12月30日(月)発 1月5日(日)着

○ プラスの休みをとらずに7日間海外に行けてこの価格
× 行き帰りとも中国での宿泊をともなう

通常でも往復3万円以上することが多いマカオに年末年始この価格でいけるのはかなりのお買い得といえます。ただし、行きに南京に約17時間、帰りに上海で約10時間の乗り継ぎ時間があります。

中国東方航空は、同日程で四川省の省都の成都まで往復約4万円でカバーしています。
寒い冬に本場の四川料理で身体を温めるのも悪くないでしょう。

4、静岡発マンダレー(ミャンマー)往復約6万円(中国東方航空)
12月28日(土)発 1月5日(日)着

○ 9日間まるまる海外に行けてこの価格
× 往復計80時間を要する

なんだまた中国東方航空だと思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、安いのだから仕方ありません。今度の航空券のポイントは静岡発。静岡発の価格設定は東京発とは異なり、特にピーク時には安い航空券が見つかることがままあります。筆者は今回の年末年始の静岡発ナイロビ往復を6万6000円で入手しました(※すでにこの価格での入手は不可能)し、2020年のお盆のストックホルム行きも5万5000円で売り出されていました。さて、今回紹介する航空券はミャンマーの古都マンダレー往復。アジア大遺跡とよばれるパガンへもアクセスしやすい場所にあります。

行きは杭州で22時間、昆明で15時間、帰りは昆明で9時間、寧波で21時間と完全に各駅停車の旅となりますが、フットワークが軽い人にはむしろ3都市を楽しむことができるともいえます。静岡空港へは青春18きっぷを使えば空港アクセスのバス代も含めて片道3000円程度。東京駅から成田エキスプレスの金額とほぼ同じ。新幹線を使っても東京駅から静岡空港なら所要時間は2時間あまり。選択肢から外してしまうのはあまりにもったいないといえます。

6875チバQ:2019/12/25(水) 14:44:19

5、中部発杭州往復約2万3000円(長竜航空)

○ 9日間フルの海外で直行便がこの価格
× 中京圏や関西以外の人には中部発がネックか

カザフスタンのところでも紹介しましたが、新規就航の航空会社はピーク時でも通常と同じ価格設定をしていることが多いので狙い目といえます。2019年12月に中部杭州線を就航させた長竜航空はまさにその典型例。ほかのエアラインを圧倒する低価格です。
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気になるのは中部国際空港着が20:40という点。21:17発にセントレアを出る名鉄に乗れないとその日のうちに東京駅まで行けませんが、これまでのフライトの実績をみるとほぼオンタイムか早着。荷物を機内持ち込みですませれば間に合う可能性は高いといえるでしょう。かりに間に合わなくても名古屋泊として翌日の仕事始めがエクストリーム出社でもOKという人であれば首都圏在住者にもおすすめできる航空券です(もちろん夜行バスを利用するという手もあります)。

同様に関西発であれば12月28日(土)発の1月5日(日)帰りの中国への直行便が天津(奥凱航空)、温州(吉祥航空)で2万1000円〜2万2000円程度。天津は北京、温州も上海に近く、代替空港として利用することも可能です。


価格は刻一刻と変わりますので、その時点での最安値を探してみてはいかがでしょうか?
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橋賀秀紀(トラベルジャーナリスト)

6876荷主研究者:2019/12/29(日) 19:20:25

https://www.hokkaido-np.co.jp/article/375138?rct=n_hokkaido
2019年12/16 23:22 北海道新聞
新千歳 17年ぶり欧州直行便 ヘルシンキ線就航 シドニー線も

フィンランド航空のヘルシンキ線初便に乗り込む乗客=16日午前11時15分、新千歳空港

 【千歳】新千歳とフィンランド・ヘルシンキ、オーストラリア・シドニーをそれぞれ結ぶ直行便が16日、就航した。道内と欧州を結ぶ定期便は17年ぶり、オーストラリア直行便は12年ぶり。スキーを目当てに来道する外国人客の利用などが見込まれている。

 新千歳―ヘルシンキ線は、北欧航空大手フィンランド航空(フィンエアー)が通年運航する。エアバスA330(263席)を使い、片道約9時間で週2往復。新千歳発は月、金曜に運航する。新千歳発の初便は16日午前、乗客163人を乗せて出発した。

6877チバQ:2020/01/01(水) 19:36:59
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/379911
北海道空港が道内都市間路線検討 新会社設立し25年度めどに
01/01 05:00
 2020年度に始まる空港民営化で道内7空港の運営を担う北海道エアポート(千歳)の中核企業の一つ、北海道空港(HKK、札幌)が、道内の都市間を結ぶ路線を運航する新たな航空会社の設立を検討していることが31日、分かった。7空港を中心に都市間を結ぶ路線を想定。民営化から5年後の25年度をめどに就航を目指す。

 HKKは国内地方路線を専門に運航する海外の航空会社を視察し、ここ数年で2度、採算性などの調査を実施。HKK関係者が水面下でフランスの航空機メーカーと接触し、70人乗り程度の小型機の調達についても研究している。新たな航空会社は北海道エアポートの関連会社として運営する構想という。

 民営化7空港を巡っては、新千歳の収益力が高く、ほかの地方6空港の活性化が課題となっている。新千歳を拠点に道内都市間の路線を充実させることで、地方6空港を底上げしたい考え。加えて、北海道エアポートは民営化対象外の道内6空港との連携も掲げており、中標津や離島の空港を結ぶ路線も視野に入れる。

 道内路線は現在、北海道エアシステム(HAC)などが運航しており、新千歳、丘珠の札幌圏と道内地方空港を結ぶ路線が大半を占める。

 これに対して、新たな航空会社では旭川―釧路など地方空港間も結ぶことで差別化を図る。地方ではJRによる赤字路線見直しで、鉄道の利便性が低下する中、それを補う生活路線として整備する狙いもあり、片道1万円程度の低運賃を目指す。

 ただ、地方間路線は過去に採算面で撤退したケースもあり、航空網構築には需要の掘り起こしが必要となる。

 九州では地域航空会社の経営効率化に向け、地域航空会社3社と大手航空会社2社が19年10月に「有限責任事業組合(LLP)」を設立。今後はコードシェアなど共同事業を行う予定で、HKKなどは九州での取り組みも参考にする。(徳永仁、石井努)

6878チバQ:2020/01/01(水) 19:37:35
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/379966?rct=n_cts
北海道の空、変貌の年 7空港民営化始動 一体で収益増図る
01/01 13:02
山内弘隆氏
山内弘隆氏
 道内7空港を一括で民間委託する空港民営化が今年、いよいよ本格的に動きだす。15日に各空港のターミナルビルの一体経営が始まり、2021年3月までに新会社がすべての空港の運営を担う。民間の資金やノウハウを生かし、空港運営の効率化や就航路線数の増加を図る取り組みは「北海道の空」を変えるか―。目指す姿と課題を整理した。

■受け入れ拡大 人員配置見直し必要

 「ターミナルビルや駐車場、滑走路など縦割りだった空港の運営が一体になれば、民間の資産や知恵を生かした迅速な経営判断ができる」。民営化後の運営を担う新会社「北海道エアポート」(千歳)の中核企業、北海道空港(HKK、札幌)の幹部は一括民営化の利点をそう説明する。

 民営化の対象は、国管理の新千歳、函館、釧路、稚内、道管理の女満別、市管理の旭川、帯広の各空港。管理者が異なる四つ以上の空港をまとめて民営化するのは国内初めて。空港本体とビルの一体経営により、ビルのテナント収入で得た収益を元手に着陸料を引き下げる。新千歳への一極集中を避けるため、残る6空港の着陸料を特に安くして新規就航や増便を促す戦略だ。

 委託期間は原則30年。北海道エアポートは期間内に、路線数を19年度当初比2・2倍の142路線に増やし、旅客数を17年度比約1・6倍の4584万人に増やす計画。各空港に降り立った観光客の周遊を促す仕組みづくりも進める。北海道エアポートの住吉哲治会長は「各地の開発に協力しながら全体に底上げしていく」と話す。

 運営開始から5年間で総額約4200億円のうち約1200億円を集中投資し、ビルの建て替えや増築、商業施設整備を行う。新千歳は中長距離路線の拡充、函館はアジア路線の誘致、帯広はビジネスジェットの受け入れなど各空港の役割分担を明確にする。「もうかるところだけに集中投資することはない」(住吉会長)という。

 ただ、北海道より先に民営化した空港の歩みは必ずしも順調ではない。18年4月に民営化された高松空港(香川県)の初年度の旅客数は計画比3・8%減の207万8千人。一部の国際便は増えたが、新規就航は実現できず「22年度に260万人という目標達成は困難」(同空港関係者)との見方が出ている。

 道内では民営化の中核となる新千歳で、給油や除雪など地上支援業務の人手が足りず、関係業者から「路線や便数の増加に追いつかない」との声も上がる。3月には発着枠が現在より2割多い50回に拡大されて離着陸がさらに増えるとみられ、受け入れ態勢の改善は待ったなしだ。

 航空会社OBは「民営化をきっかけに、季節変動に応じて地上支援業務を担う人を柔軟に配置するなど態勢の見直しが必要だ」と指摘する。

■各地へ誘客 行政など連携重要 山内弘隆・一橋大大学院特任教授

 道内7空港民営化の事業者選定で審査委員長を務めた山内弘隆・一橋大大学院特任教授に、HKKを中心とした企業連合の提案の評価や今後の課題を聞いた。



 道内の空港民営化は、空港経営を通じて北海道全体の観光を開発する狙いが底流にあります。審査はその点を踏まえて行われ、事業者が地元の情報を吸い上げているかが勝敗の決め手になりました。HKKなどの企業連合は7空港の役割分担を明確にし、地域の実情に即してきめ細かな提案をしていました。

 ただ、空港だけで観光全体を盛り上げることはできません。HKKの提案内容は、新千歳空港を擁する道央圏から、徐々に道東や道北に観光客を移動させるようになっている。行政やDMO(観光地域づくり推進法人)と連携して進めることが重要です。

 7空港の運営を担う北海道エアポートはHKKなど17社で構成され、しっかり意思決定できるか未知数の部分もあります。事業者選定の際は対抗馬に勝つために結束できても、実行段階になれば話は別。経営者の手腕が問われます。(石井努)

<略歴>やまうち・ひろたか 千葉県出身。慶応大大学院修了後、中京大の講師などを経て1998年から一橋大教授。2019年から現職。専門は交通経済論。国土交通省交通政策審議会委員などを歴任した。

6879チバQ:2020/01/06(月) 15:05:47
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200106-00000006-friday-soci
人気旅行先に異変あり? 2020年に行くべき街、エリアはここ!
1/6(月) 11:02配信FRIDAY
人気旅行先に異変あり? 2020年に行くべき街、エリアはここ!
APEC首脳会議などの国際会議や、北朝鮮・金正恩氏の訪問などニュースにもよく登場する ウラジオストク(写真:アフロ)
ホテル、観光列車、新規就航路線…、五輪イヤーで話題満載の旅行業界。旅のプロが注目する旅行先とは?
2020年。東京オリンピック・パラリンピックが開催されるのにあわせ、東京国際空港(羽田空港)の国際線発着枠が拡張されて路線数が大幅に増える。また、日本国内でもホテルの新規開業、新たな観光列車の登場などが相次ぐ。

【画像】2020年に行きたい注目旅行先はコチラ

2020年だからこそぜひ行きたい旅行先を、国内と海外でピックアップして紹介する。

◆日本からの直行便が次々就航! 2時間半で行けるヨーロッパ・ロシア「ウラジオストク」

日本人にとっては長らく“近くて遠い国”だったロシアが、2020年にグッと近くなる。ANAとJALが同時に、2020年春、東京(成田)-ウラジオストク線に新規就航する。さらに、ロシアの大手航空会社であるS7航空も東京(羽田)-ウラジオストク線を2020年夏に開設予定で、LCC・エアアジアCEOのトニー・フェルナンデス氏も日本からウラジオストクへの路線を開設する方針を明らかにしている。

ウラジオストクは、“日本から一番近いヨーロッパ”とも言われる極東ロシアの都市。日本から直行便だとたった約2時間半で到着する。2017年8月に電子ビザ(ネット申請だと無料)での訪問が可能となって以降、日本人観光客が急増した。

ノスタルジーでフォトジェニックな街並み、美術館やクラシックバレエなどの芸術鑑賞、自然の中のトレッキング、カジノなどもあって、現地での楽しみ方はさまざま。シベリア鉄道の始発駅であるウラジオストク駅もあり、治安も良いためリピーターも多い。ロシアを訪れるなら、今が絶好の機会といえる。

◆「サイパン」人気復活か!?  お手頃価格も人気のスカイマーク直行便が就航

かつて日本人観光客が多く訪れた南国の楽園サイパンの人気が復活しそうだ。

2000年以降、日本からの直行便が次々と運休となり、訪問する日本人の数は減少。そんな中、2019年11月29日から、スカイマークが初の国際定期便となる東京(成田)-サイパン線の直行便を就航させた。

「いま得」8600円〜、「たす得」12600円〜など、国内旅行感覚の料金設定も話題。成田から3時間30分、時差1時間のみで、成田午前発/サイパン夕方発と心身とも疲れにくい運航スケジュールも魅力的。毎日運航と便利だ。

ホテルでのリゾート滞在やナイトマーケット、さらにマリンスポーツ、離島まで楽しめるサイパン。スカイマークの就航で、サイパンが再び脚光を浴びそうだ。

◆星野リゾート開業で温泉街もリニューアル「長門湯本温泉」

国内でまず注目したいのは、山口県の長門湯本温泉。星野リゾートが全国に運営する温泉旅館ブランド「界」の16施設目の施設、「星野リゾート 界 門」が2020年3月12日に開業するのに加え、温泉街も全面リニューアルで生まれ変わる。

室町時代に開湯した大寧寺を中心とする長門湯本温泉は、山口県を代表する温泉として、高度経済成長期には多くの旅行客が訪れたが、近年はほぼ半減した。そんな中、危機感を抱いた長門市が星野リゾートと共同で温泉街の再生に尽力。界 長門とともに、源泉かけ流しの公共温泉施設「恩湯」のリニューアルオープン、空き家を改装した土産店やカフェ、竹林の階段などが新たにお目見えして、温泉街の雰囲気がガラリと変わる。

界 長門は「藩主の御茶屋屋敷」がテーマで、ロビーや客室は武家文化を活かしたデザイン。山口市の無形文化財に指定された「徳地和紙」をはじめ、萩焼、萩ガラス、大内塗の工芸品など地元の伝統文化や工芸が館内随所に見られる。併設のショップ「あけぼのカフェ」は界ブランドとして初めて宿泊客以外も利用できるため、周辺の温泉客でも楽しめる。

6880名無しさん:2020/01/06(月) 15:06:05
◆リゾート開発ラッシュ! LCCで気軽に行ける「宮古島・下地島」

続いては、沖縄県宮古島。2019年3月末、LCC(格安航空会社)のジェットスター・ジャパンが新規就航したことで、これまで高い飛行機代が必要だった宮古諸島へ一気に行きやすくなった。

実は、宮古島は数年前から人気急上昇中。沖縄の離島だが、東京や大阪などから大手航空会社の直行便があり、沖縄本島や石垣島よりも“離島”感がある。それに加え、2015年1月に宮古島と伊良部島を結ぶ無料の橋「伊良部大橋」も開通したことで観光客が増加した。現在も伊良部島の沿岸部などではリゾート開発が急ピッチで進む。

さらに、宮古島と伊良部大橋で行き来できる下地島空港に、新たな旅客ターミナルが開業した。2020年は、東京(成田)からの便が増便されるほか、冬季は運休だった大阪(関西)便も復活する。特に、下地島空港「17エンド」は、晴れると透明な海の美しさに感動する絶景スポットだ。宮古マンゴーや宮古そばなどの島グルメも美味しく、南国リゾート旅が満喫できる。

◆「大阪」がホテル開業ラッシュで”値崩れ中”!? USJには新施設が登場!

近年大阪では、訪日外国人観光客の増加による「ホテル」不足、宿泊費の高騰が深刻化していた。しかし、ホテルの新規開業ラッシュと韓国人観光客の減少が重なり、最近ではビジネスホテルを中心に“値崩れ”が起き、以前よりお得に泊まれるようになったとの声が聞かれる。

2019年後半、大阪市内には「コートヤードマリオット大阪本町」「大阪エクセルホテル東急」「ホテル阪急レスパイア大阪」などのホテルが次々と開業。2020年はさらに「アロフト大阪堂島」「東急ステイ大阪本町」「ザ ロイヤルパークホテル アイコニック大阪御堂筋」「アパホテル新大阪駅前」「フェアフィールド・バイ・マリオット大阪難波」などのオープンが予定され、1年で1万室あまりが増える見込みだ。

また、大阪の観光で人気が高いユニバーサル・スタジオ・ジャパン(R)では、「スーパー・ニンテンドー・ワールド」が2020年夏にオープン予定。2019年11月にヨドバシカメラマルチメディア梅田に開業した大型商業施設「LINKS UMEDA」(リンクス梅田)も話題だ。お得な大阪で、USJ観光と本場のたこ焼きや串カツなど“食いだおれ”の旅などいかがだろうか。

◆LCC就航で人気続く「奄美大島」は海も森もぜんぶ楽しめる!

鹿児島・奄美大島の人気が続く。奄美大島への観光客が増えたきっかけは、LCCのバニラエアの就航(2014年7月)だった。それまで、あまり注目されていなかった奄美大島だったが、安い運賃で気軽に行けるようになり一気に話題に。就航直後は宿泊施設やレンタカーなどの不足も見られたが、現在はほぼ解消した。その後、大阪(関西)からの路線も加わり、今年も観光客の増加が続きそうだ。現在は、両路線ともピーチ・アビエーション(Peach)がバニラエアより引き継いで運航する。

奄美大島は手つかずの自然が多く残るリゾートで、現在は、世界自然遺産への登録を目指している。特に、マングローブの原生林、紺碧の海や白砂のビーチなどの見どころも満載で、ヤギ料理や黒糖スイーツ、島豆腐、鶏飯、奄美黒糖焼酎などの郷土料理も人気だ。2018年の大河ドラマ『西郷どん』の舞台としても話題になったのも記憶に新しい。週末の2泊3日でも楽しめる、魅力にあふれた南国の楽園だ。

◆新・観光列車に高速クルーザー! 注目の「瀬戸内」エリア

日本全国で大人気の「観光列車」。車窓の景色を眺めながらご当地グルメを堪能できたり、趣向を凝らした豪華な内装などが話題だ。列車によっては予約が取りづらく、切符が“プラチナチケット”化することも。

そんな中、JR西日本の新たな観光列車「etSETOra」(エトセトラ)が、2020年秋にデビューする。運行線区は呉線と山陽線(宮島口〜尾道駅間)で、2005年から運行されてきた「瀬戸内マリンビュー」(2019年運行終了)に代わる瀬戸内エリアの観光列車として注目を集めている。

さらに、JR西日本と瀬戸内海汽船は共同で、観光型高速クルーザーも2020年中に導入予定。「SEA SPICA」(シー スピカ)と名付けられた船舶は、広島港(宇品)と三原港を結ぶ“とびしま海道”・“しまなみ海道”エリアで運航される。景色がよく眺められるように少し外側に傾いている窓側席、屋外デッキの設置など、瀬戸内の“多島美”が存分に楽しめる工夫が随所になされている。

その他にも、今年の春から夏にかけて、羽田発の国際線としてANAがイスタンブールやストックホルム、JALがモスクワやヘルシンキなどが就航予定だ。今年は、どこに行く?

■記事中の情報、データは2019年12月27日現在のものです。

文・写真:Aki Shikama / シカマアキ
旅行ジャーナリスト&フォトグラファー。飛行機・空港を中心に旅行関連の取材、執筆、撮影などを行う。国内全都道府県、海外約40ヶ国・地域を歴訪。ニコンカレッジ講師。元全国紙記者。

6881チバQ:2020/01/08(水) 16:32:07
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200108-35147762-cnn-int
テヘランで176人搭乗の旅客機墜落、全員死亡
1/8(水) 14:20配信CNN.co.jp
テヘランで176人搭乗の旅客機墜落、全員死亡
展開する消防当局
(CNN) 乗客167人、乗員9人が搭乗したウクライナ国際航空のボーイング737型機が8日午前、首都テヘランのイマーム・ホメイニ国際空港を離陸直後に墜落し、イランの国営プレスTVによると、乗客乗員全員が死亡した。

【映像】離陸直後に旅客機墜落

プレスTVは同空港の広報担当者の話として伝えた。国営メディアは当初、搭乗者数を180人と報じていた。

在イランのウクライナ大使館はCNNに、乗客名簿の情報を収集中と述べた。

イラン国営テレビIRINNが救急当局幹部の話として伝えたところによると、救急隊が墜落現場に急行したが、現場では火災が発生し作業ができない状況だという。

航空追跡サイト「フライトレーダー24」はツイッターで、事故機は約3年半前から就航していたと述べた。

半国営通信ISNAによると、墜落は技術的な問題によるものだという。

ボーイングの広報担当はCNNに対して、報道は承知しており情報収集中と述べた。

事故はボーイングに新しい最高経営責任者(CEO)のデービッド・カルホーン会長が就任する数日前に発生した。前CEOのデニス・ミュイレンバーグ氏は先月、小型旅客機「737MAX」の墜落事故2件やその後の対応をめぐり経営責任を問われていた。

ボーイングは一昨年から737MAXの墜落事故が相次ぎ、計346人が死亡。その後同機は世界中で運航停止となった。同社は早期の運航再開を目指しているすものの、予定より遅れが生じるなど問題が発生している。

6882チバQ:2020/01/09(木) 13:09:20
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200109-00010006-nishinpc-bus_all
離島の「足」の行方は…経営難のオリエンタルエア、新機種導入先送り 長崎
1/9(木) 11:30配信西日本新聞
離島の「足」の行方は…経営難のオリエンタルエア、新機種導入先送り 長崎
更新時期を迎えるボンバルディアDHC8―201型(オリエンタルエアブリッジ提供)
 故障による欠航や引き返しが多く、「飛べない飛行機」との不名誉な評判がある航空会社オリエンタルエアブリッジ(ORC、長崎県大村市)の所有2機が相次ぎ更新期を迎える。運航中のボンバルディアDHC8-201型(39席)は既に生産中止。新機種の導入には経費がかさむため、当面は同型中古機の購入などでしのぐ。重要な離島の「足」の行方を自治体も注目している。

 2001年と02年に導入した小型のプロペラ機は安定した飛行で評判だが、近年は故障続き。離陸後に空港へ引き返したケースが昨年12月だけで2件。離島の住民は本土側で開かれる結婚式など欠席が許されない場合には船便を選ぶこともある。機体は8万回のフライトで更新を迎え、1機は今年3月に中古機、もう1機は20年度中にリース機と交換する予定だ。

 ただ、その中古機も耐用年数は4年程度。同型機は生産されていないため今後も新しい機体を入手できる可能性は低い。操縦や整備方法が異なる新機種の導入にはパイロットや整備士の訓練期間が必要。早期に新機種を決定しないといけないが、ORCの18年度の経常利益は2億4千万円の赤字で経営は厳しく、決定が先送りになっている。

 九州の離島空路を巡っては昨年10月にORC、天草エアライン(AMX、熊本)、日本エアコミューター(JAC、鹿児島)の地域航空3社と、全日空(ANA)、日本航空(JAL)が事業組合を設立。共同運航や機材調達で連携し、地域路線を維持する取り組みを国主導でスタートさせた。AMXやJACは欧州ATR社のプロペラ機を導入しており、将来、ORCがこれを購入する可能性はある。 (野村大輔)

6883チバQ:2020/01/14(火) 09:39:27
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200113-00000543-san-m_est
ウクライナ機撃墜 原因究明へ「壁」多く
1/13(月) 20:34配信産経新聞
ウクライナ機撃墜 原因究明へ「壁」多く
ウクライナ旅客機撃墜の経緯
 ウクライナ旅客機の誤射事件で、イラン政府は犠牲者の多かったカナダの調査団などと協力して原因究明を行う方針を示している。イランや欧米メディアの報道を基に、調査をめぐる課題を探った。

 イラン革命防衛隊の航空部門トップ、ハジザデ司令官は11日の記者会見で経緯を説明した。それによると、巡航ミサイルが19キロ先に迫っていることを防空システムが探知。システムの操作官が指示を得ようとしたが通信の不具合で通じず、10秒以内での決断を迫られて独断で発射した。

 この説明の確認が最大の焦点となる。ただ、実態解明には防空システムの全容を知る必要があり、米国との軍事対立を続けるイランが手の内をすべて明かすことは考えにくい。

 なぜ当初は誤射の事実を隠し、誰がその方針を決めたのかも解明すべき点だ。ハジザデ氏は「誤射の事実は関係部署に直後に報告した」と述べたが、最高指導者ハメネイ師が誤射の事実を知ったのは発生から2日後の10日だったとされる。カナダやウクライナの首脳との協議はロウハニ大統領が行っている。

 誤射に至った防空システムの特定も不可欠だ。欧米メディアではロシア製「トール」との見方が広がっている。ミサイル発射台と連動するレーダーを積んだ移動式で、イランは2000年代中盤、30基前後をロシアから購入したとされる。

 関連は不明だが、イランは当初、旅客機のブラックボックスを自ら解析するのが困難な場合、協力を依頼する国としてフランスなどのほかにロシアも挙げていた。ロシアは欧米諸国が誤射との見方を強めた後の10日になっても、「根拠がない」と主張していた。

 イラン軍は声明で、旅客機は「革命防衛隊の機密性の高い施設の近くを飛行した」としている。ウクライナ側とイラン航空当局は決められた航路から離れていないとし、食い違いをみせている。(カイロ 佐藤貴生)

6884チバQ:2020/01/22(水) 15:30:44
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200122-01638918-sspa-soci

旅行代理店社員が「行きたい&絶対行かない」海外3選


1/22(水) 8:54配信

週刊SPA!







旅行代理店社員が「行きたい&絶対行かない」海外3選


(日刊SPA!)


 慌ただしい年末年始も一段落し、改めて新しい年の身辺を整えたいこの時期。少しでも賢く買い物をするため、知っておきたい「プロの視点」を伝授する。



知られざる“沖縄よりも東京から近いヨーロッパ”は格安海外旅行の超穴場

 年末年始こそ旅行に行きそびれたものの、仕事の合間を縫って渡航できるチャンスを窺っている人も多いはず。そんな人にぴったりの短い旅程でも気軽に行ける旅行先を旅行代理店で海外旅行ツアー開発を行うS氏に聞いた。

「今年のイチオシはロシアのウラジオストク。“日本から一番近いヨーロッパ”で、街並みはアジアと完全に違っていて初めて行ったときには驚きました。人も気さくで優しい。それに成田から2時間半と沖縄よりも近く、週末を利用した2泊3日でも楽しめるので、昨秋に行ってきたばかりです」

 続く2位に挙げたのは、グアムと並ぶ近場の海外リゾート。

「昨年11月に日本からサイパンへの直行便が復活し、人気を集めています。ハワイや東南アジアのビーチリゾートよりも安いため、家族旅行にもうってつけです」

 3位のダナンも近年人気が高まっているベトナムのリゾートだ。

「マリンスポーツを楽しみたい人だけでなく、周辺にはホイアンやフエなど4つの世界遺産があり、観光も併せて楽しむことができます。また、羽田からLCCのベトジェットエアが飛んでおり、安いツアーがあるのも魅力です」
.

オススメできないのは?

 逆にあまりオススメできないワースト1位には香港を挙げる。

「デモが行われているエリアから離れれば観光はできます。しかし、先の読めない状況で、旅行会社の補償も現状では期待できません。次に挙げたソウルも日韓関係の悪化を考えると、旅行しやすいとは言い難い。残念ながら冷たい対応をされたなんて話も多く、私自身もそんな経験を何度もしています」

 ワースト3位のマニラの問題点は、ズバリ現地の治安だ。

「銃犯罪が多く、アジアというよりは南米っぽい。雑多な雰囲気が好きという人もいますが、地元の方でも絶対に近寄らないエリアがあり、海外旅行上級者以外にはハードルが高い場所だと思います」


<近場海外旅行 BEST 3>

※価格は時期によって変動します

▼1位 ウラジオストク 2泊3日 4万7000円〜
2月28日にはJAL、3月16日からはANAが相次いで就航。日本からの観光客が激増し、ブームになるのは確実

▼2位 サイパン 2泊3日 3万9000円〜
’18年5月のデルタ航空撤退後は直行便がなかったが、’19年11月にスカイマークが成田〜サイパン線を就航開始

▼3位 ダナン 2泊4日 2万8800円〜
世界遺産など観光スポットも充実。直行便は成田と関空からベトナム航空、羽田からはベトジェットエアがそれぞれ就航

※いずれも’19年12月時点での’20年1月中旬〜下旬の東京出発の料金(SPA!調べ)
.

<近場海外旅行 WORST 3>

▼1位 香港 2泊3日 3万1800円〜
昨年の空港閉鎖がまた起きないとも言えないので避けるのが無難。旅行会社が補償の対象外としているのもマイナス材料

▼2位 ソウル 2泊3日 9800円〜
タクシーでわざと遠回りされるなどの被害も多発。行くなら日韓関係が改善したあとに

▼3位 マニラ 2泊3日 3万8200円〜
夜遊び好きには人気だが、海外旅行先としてはある程度慣れた上級者向きの旅行先

<取材・文/週刊SPA!編集部>

6885チバQ:2020/01/22(水) 16:06:35
https://toyokeizai.net/articles/-/325744

ANAが「オーストラリア路線」を強化する事情

豪州2位と提携、ライバルJALへ強烈な対抗心

国内航空最大手の全日本空輸(ANA)は1月17日、オーストラリアの航空会社「ヴァージン・オーストラリア」と包括提携した。日本とオーストラリアを結ぶ国際線や両国の国内線の共同運航(コードシェア)などで連携する。

「あの広大な大陸の各地をカバーして、ますますビジネスが加速することを期待している」

ANAの藤村修一専務執行役員は、ライバルの日本航空(JAL)が提携相手と大きなシェアを握るオーストラリアへ攻勢をかける強い決意を語った。

メルボルンやブリスベン路線で共同運航

提携はまず、1月30日からシドニー発着のメルボルンやブリスベン路線など主要6路線でのコードシェアから始める。

ANAは2020年春以降、羽田=シドニー路線を現在の週7便から最大週14便へ増便し、ヴァージン・オーストラリアもブリスベン=羽田路線を3月29日に開設する。コードシェアと同時に、両社のフライトで貯まったマイレージに互換性を持たせる提携も予定している。

ヴァージン・オーストラリアはブリスベン空港を拠点に、同国内39都市、国際線16都市に就航するフルサービスキャリアだ。イギリスの実業家であるリチャード・ブランソン氏率いるヴァージングループの一員として誕生し、旅客キロ(旅客数×輸送距離)の国内線シェアは30.4%。同国最大手のカンタス航空(同37.1%)に次ぐ国内2位だ(数字は2019年6月期)。

ヴァージン・オーストラリアが開設するブリスベン=羽田路線は、エアバスの中型機A330で週7日の運航。同社の機内サービスには定評があり、世界的な航空格付けサイトから3年連続で世界ベストキャビンクルー賞を受賞している。定時出発率もオーストラリア国内首位を誇っている。

両社が提携したきっかけは、3月29日から羽田空港の発着枠が混雑時間帯で増枠されることにより、ヴァージン・オーストラリアに日本就航のチャンスが生まれたことだ。ANAの藤村専務は「お互いに協力する1番のチャンス。それぞれの国内線がお互いの国際線を維持するために非常に重要で、1年ほど前から準備をしてきた」と明かす。

6886チバQ:2020/01/22(水) 16:07:00
ヴァージン・オーストラリアが日本に就航した場合、ANAとの提携は既定路線だった。というのも、ANAのライバルであるJALがアライアンスパートナーを組むのは、オーストラリア国内線と日本との国際線でシェア1位のカンタス航空だからだ。その提携関係は強固で、JALが加盟する「ワンワールド」のパートナーであるカンタス航空(44%)とカンタス航空傘下であるジェットスター(31.5%)を加えれば、シェアは90%近くに達する(シェアは日本との国際線の提供座席数シェア、2019年3月時点)。シェア10%しかないANAにとって、パートナーなしにオーストラリア路線を攻略できないことは一目瞭然だった。

成田=パース線は搭乗率80%と好調

ANAはヴァージン・オーストラリアとの提携以前から、オーストラリア路線で独自の路線網を着々と築いてきた。オーストラリア攻略のカギを握るのは2019年9月に週7便で就航した成田=パース路線だ。それまでオーストラリアの主要都市はシドニーやメルボルン、首都キャンベラなど東部に集中しているため、西部のパースへは日本からの直行便がゼロと手つかずだったのだ。

就航当初は「需要が未知数で、とくにビジネスクラスが毎日埋まるとは到底思えない。そのうえ、ANAには現地で国内線を飛ばす提携エアラインもなく、(成田=パース線は)路線戦略のセオリーを度外視している」(業界関係者)と懐疑的にみられていた。

しかし、いざ路線を開設してみると、成田=パース線の搭乗率は「始めて半年も経たないが、すでに80%程度の利用状況。非常に高い需要を維持している」(藤村専務)。これは搭乗率が90%近い羽田=シドニー路線に引けを取らない水準だ。

足元の往復航空券の価格は最安値で15万〜25万円程度と相応の値段であり、利益度外視の安売りをして搭乗率を高めているようにも見えない。

6887チバQ:2020/01/22(水) 16:07:28
パースが位置するオーストラリア西部は、鉱山やガス田などのエネルギー資源が豊富だ。路線戦略に関わるANAの関係者は「パースは資源系のビジネスマンはもちろん、日本人の富裕層が多く在住しているし、高級ホテルも多い。利益柱のビジネスクラスが埋まる勝算があった。それでいて、複数社が参入できるほどの市場規模はない。この路線開設はいい一手だった」とほくそ笑む。

JAL・カンタス連合が持たないパース線という武器を引っ提げ、ヴァージン・オーストラリアとの提携で課題だったオーストラリア国内乗り継ぎ線もANAは獲得。JAL・カンタス連合を追撃する態勢が整った。

ANAの平子裕志社長は2019年12月の定例会見で「オーストラリアは今までシドニー1本で、(乗り継ぎ先へ)何の接続もできていなかったマーケット。ヴァージン・オーストラリアとの提携を(コードシェアなどで)前に進めていきたい」と期待を膨らませる。

「JAL攻略」を着々と進めるANA

ANAはこの1年、JAL攻略を矢継ぎ早に進めている。2019年5月から、JAL31%、ANA13%のシェアであるハワイ路線に座席数520席と世界最大規模を誇るエアバスA380を導入(数字は2019年3月時点、いずれも提供座席数シェア)。2020年7月1日からは、週14便の成田=ホノルル路線はすべてA380で運航する。これにより、羽田線を含めたANAのハワイ路線シェアは25%まで上昇する見込みだ。


破綻から10年を経て再加速を図るJAL。路線拡大に集中したいところだが、複数の先行地域で「防衛戦」を強いられそうだ(写真:尾形文繁)

さらに、日本の航空会社でJALのみが運航してきたロシア路線に、3月16日から週2便の成田=ウラジオストク路線を開設して新規参入。3月29日以降には羽田=モスクワ路線の開設も計画している。

対するJALも黙ってはいない。3月29日からは念願だった成田=シドニー、ホノルル両路線の羽田移管を計3便実現。ロシア路線でも成田=モスクワ路線の出発空港を羽田に移すだけでなく、到着空港もパートナーであるアエロフロート・ロシアが拠点とし、モスクワ中心部からのアクセスやサービス品質の評価が高い別の空港へと移管する。

さらにANAと同日に成田=ウラジオストク線の開設を発表。同社より2週間ほど早い2月28日に就航することで「日系キャリア初のウラジオストク就航」を実現し、ロシア路線へのこだわりを見せている。JALのある幹部は「厳しい戦いになるだろうが、絶対負けない」と対抗心を隠さない。

JALが経営破綻してから、ちょうど10年。なかなか見られなかった国内大手2社による全面対決は今年、大いに盛り上がりを見せそうだ。

6888名無しさん:2020/01/22(水) 19:58:48
https://www3.nhk.or.jp/lnews/mito/20200122/1070008727.html
空港と東京直行バスの補助廃止へ
01月22日 13時47分

茨城空港から東京駅までの直行バスを県の補助金によって片道500円で利用できるという取り組みについて、大井川知事は「利用者が地元で消費することなく東京に行っている懸念がある」として、来年度から廃止する考えを明らかにしました。

茨城空港と東京駅を結ぶ直行バスの料金は片道1530円ですが、県は補助金によって空港利用者が500円で乗車できる取り組みを行っていて今年度は7500万円の予算を計上しています。
これについて大井川知事は22日の会見で、「特に外国からの利用客が地元で消費することなく東京に行っている懸念があり、県民の税金で補助をするのは問題があるのではないか」と述べ、来年度から補助を廃止する考えを明らかにしました。
昨年度、この補助金を使った直行バスの利用者は11万8000人で、大井川知事は、利用者数への影響はほとんどないとしたうえで、今後、県内をスムーズに観光できる交通手段の整備などに力を入れていくとしています。
一方、中国で新型のコロナウイルスによるものとみられる肺炎の感染が広がっていることを受けて、中国とを結ぶ便が就航している茨城空港では、乗客の体温を赤外線で監視するなどの対策を取っていることや、患者が発生した時の対応を医療機関と確認しているとしたうえで、「ここ数日で情報が変わってきており、追加の対策が必要かも含めできる限りの備えをしたい」と述べました。

6889チバQ:2020/01/23(木) 13:39:46
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200123-00000005-friday-ent

「マイル→特典航空券」はもう古い!? 旅慣れた人の裏ワザとは


1/23(木) 7:02配信

FRIDAY







「マイル→特典航空券」はもう古い!? 旅慣れた人の裏ワザとは


もちろん、マイルを特典航空券に交換するのが最も“還元率”が良い、いわゆるお得な方法だが…


特典航空券よりも取りやすくて実はメリット大な手段がある

近ごろ「マイルは貯まったけれど、特典航空券がなかなか取れない」という声をよく耳にする。

航空会社のマイルは特典航空券に交換するのが最も一般的な方法なのは、昔も今も変わらない。しかし、長らくマイルを貯めているうち、座席は余裕で空いていそうなのに特典航空券が取りづらい、つまり、特典航空券として予約できる「枠」が近年少なくなっているのでは、という印象を受けることがある。

そんな時、マイルを特典航空券に交換する方法以外にも、航空券を手に入れることができる手段がある。実はこの方法のほうが、自分が希望する便を予約しやすい上、メリットもけっこう多い。旅慣れた人ほど、この手段をよく使っている。

◆ANAに乗る人ほど活用している「ANA SKY コイン」とは?

「ANAマイレージクラブ」では、ANAグループの便や提携航空会社の便に、マイル積算対象の運賃で搭乗すると、マイルが貯まる。マイルの有効期限は3年で、期限内に使い切らないと消滅してしまう。

旅慣れている人が、マイルをいったい何に交換しているかというと「ANA SKY コイン」だ。ANAで使えるいわゆる電子マネーで【1マイル=1コイン】から交換でき、使う際は10コイン単位から、つまり【10コイン=10円】から利用できる。例えば、10000円の航空券を購入したい場合、10000マイル分をコインに交換して利用、購入ができ、ANAの国内線・国際線の航空券のほか、ANAの国内・海外ツアーで使える。ANA SKY コインが足りない分はクレジットカードでも支払える。

◆「ANA SKY コイン」なら繁忙期も航空券が買いやすい

ANA SKY コインを利用して航空券を入手する場合の最大のメリットは、特典航空券の座席枠とは関係なく「通常で航空券を購入する際と同じ空席状況」で座席が確保できることにある。

大型連休や年末年始といった、特典航空券での予約が困難な時期でも予約しやすいのはありがたいという人は多いだろう。近ごろ高騰する燃油サーチャージの支払いにも使うことができる(特典航空券との併用除く)

また、マイルは有効期限が3年だが、ANA SKY コインは交換してから1年であるため、もしもマイルの有効期限ギリギリで交換すると、さらにあと1年期限を延ばすことができる。有効期限が迫っていて、すぐにマイルを使う予定がない人は、せっかく貯めたマイルが消えてなくなるぐらいなら、ANA SKY コインにひとまず交換するのをおすすめだ。

6890チバQ:2020/01/23(木) 13:40:03

◆コインで購入した航空券は「マイル」も貯まる! 多く交換すればさらにお得

ANA SKY コインで購入した航空券は「マイル」「プレミアムポイント」も通常通り貯めることができる。特典航空券だと一切これらは貯まらないので、ステータス(上級)会員を目指している人にとっては、このメリットも大きい。

9999マイルまでは交換率は1倍だが、10000マイル以上だとお得になる。さらにANAマイレージクラブのプレミアムメンバーだと、交換できるANA SKYコインは以下のようになる。50000マイルだと実質85000円分となるわけだ。

10000マイル→13000(1.3倍)

20000マイル→28000(1.4倍)

30000マイル→45000(1.5倍)

40000マイル→64000(1.6倍)

50000マイル〜→85000〜(1.7倍)

通常のANAマイレージクラブ会員の場合も、10000マイル以上は1.2倍の交換率となる。

◆JAL「e JALポイント」は10000マイル交換でANAよりお得

一方、JALにも、ほぼ同様の「e JALポイント」がある。JALグループの国内線と国際線の航空券、JALが販売する国内または海外のツアーの購入に使うことができる。運賃の一部をe JALポイントで、残りをクレジットカードで支払うのも可能だ。

e JALポイントの場合、マイルからの交換方法はシンプルで【5000マイル=5000ポイント(5000円相当)】【10000マイル=15,000ポイント(15000円相当)】の交換(2020年3月31日までキャンペーンでJALカード会員は3000マイル=3000ポイントで交換できる)

ANA SKY コインとの違いは、1マイル単位から使えないこと、上級会員やカード会員での優遇がないことなどがある。ただ、10000マイルでの交換率は、JALのほうが上だ。ANA同様、「マイル」「FLY ON ポイント」も通常の運賃同様に付与されるため、貯まったマイルをポイントに交換して航空券を買い、さらにマイルを貯めるのが、ステータス会員を目指す“修行僧”定番のパターンでもある。

◆往復たった6000マイルで国内旅行ができるJALの「どこかにマイル」!

もしもJALのマイルが余っているなら「どこかにマイル」もおすすめだ。通常の半分以下、往復たった6000マイルで、日本各地へ飛行機で旅ができる。「発着地」(羽田・伊丹・関西)「日付」「人数」「時間帯」を選択すると、4つの行き先候補が表示される。再検索すると候補地が変わるので、自分や家族が希望する候補地が出てくるまで何度も検索できる。

申し込むと3日以内に行き先が決定する。かつて流行した「ミステリーツアー」感覚で、旅行先がどこなのかというドキドキ感もまた楽しい。

◆デルタ航空のマイルは、「JTB国内旅行券」への交換が便利

ANAやJALのマイレージプログラムがマイルの有効期限3年なのに対し、外資系航空会社だとそれより長い、“無制限”など利用ルールが緩めという傾向が見られる。

デルタ航空の「デルタスカイマイル」では、特典航空券や座席のアップグレードのほか、メダリオン会員と提携クレジットカード会員だと【スカイマイル10000マイル分=「JTB国内旅行券」10000円分】と交換できる。日本全国にあるJTBの支店でツアー、航空券、ホテルなど幅広く使えるので利便性が高い。また、デルタ航空では、マイルを“購入”してさらに加算できるため「特典航空券やアップグレードまであと少し」という時に、特にありがたい。

出張で飛行機に乗ることが多い人、クレジットカードでよく買い物をする人は、マイルがどんどん貯まっていく一方で、特典航空券が取れないから交換率があまりよくないお買い物ポイントや商品に慌てて交換、という人も少なくないはず。特典航空券の次に、自社で使えるポイントは還元率が良い手段。ぜひとも活用して欲しい。

■記事中の情報、データは2020年1月20日現在のものです。

文・写真:Aki Shikama / シカマアキ
旅行ジャーナリスト&フォトグラファー。飛行機・空港を中心に旅行関連の取材、執筆、撮影などを行う。国内全都道府県、海外約40ヶ国・地域を歴訪。ニコンカレッジ講師。元全国紙記者。
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FRIDAYデジタル

6891チバQ:2020/01/23(木) 13:42:22
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200123-00032141-president-bus_all

欧州の弱小航空会社が「日本では敵なし」のワケ


1/23(木) 9:15配信

プレジデントオンライン







欧州の弱小航空会社が「日本では敵なし」のワケ


フィンエアーのエアバス A350-900 - 筆者撮影


北欧の小さな航空会社が「日本の空」に活路を見いだしつつある。世界ランク62位の「フィンエアー」が、欧州直行便ではANAやJALに次ぎ、海外勢では最大規模になっている。航空ジャーナリストの北島幸司氏は「北欧は日本から一番近いヨーロッパ。『欧州最速便』を掲げて日本の需要を開拓した成果だ」という――。

【写真】フィンエアーのエアバス A350-900

■「小さな国のエアライン」が日本に向ける熱視線

 フィンエアーは、北欧・フィンランドの首都ヘルシンキを拠点にした航空会社だ。航空会社の規模を表す「有償旅客キロ」(RPK)は347億RPK(2018年時点)。世界62位で、欧州の中でも15位の中堅会社だ。数字だけ見ると決して目立たない、平凡なものだ。

 しかしフィンエアーは、福岡空港に就航した2016年以降、日本と欧州を結ぶ直行便を担う代表格に成長した。ヘルシンキ・ヴァンター空港から、成田、関西、中部、福岡(夏季限定運航)、新千歳の5空港に週23便が乗り入れ、2020年3月下旬から始まる夏スケジュールでは、羽田へ週7便の就航枠確保が決まっている。

 この羽田線に加え、季節便の福岡線を加えたフィンエアーは週33便となる。対して、欧州最大のエアラインであるドイツの「ルフトハンザ・ドイツ航空」は週26便なので、フィンエアーは“欧州勢ナンバーワン”になることがすでに確定している。

 小さな国の小さなエアラインがなぜここまでシェアを拡大できたのか。それは、日本と欧州を結ぶ飛行ルート上、フィンランドが極めて有利な場所に位置しているからだ。
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欧州の弱小航空会社が「日本では敵なし」のワケ


正距方位図法(「どこでも方位図法」より CC BY-SA4.0)


■欧州まで最速最短、地の利を生かした戦術

 「メルカトル図法」による世界地図に見慣れていると、北欧は日本からかなり遠い印象を受ける。だが、実際はそうではない。「正距方位図法」の世界地図と比べれば一目瞭然だ。

 フィンエアーはシベリア上空をまっすぐ飛行する「最短ルート」で欧州を目指す。このルートでは欧州の中で日本に最も近いのが北欧になる。つまり北欧が「欧州の玄関」にあたるため、東アジアを往来する路線は特に「欧州最速便」となり得るのだ。

 フィンエアーの日本路線は、5空港に週23便(今春から6空港33便)が乗り入れる。特に福岡と新千歳では、欧州直行は同社だけであり、日本国内で成田、関西、中部や近隣アジア諸国を経由するよりも早く欧州各地へ到着する。新千歳発で往路9時間半、復路9時間でヘルシンキ・ヴァンター空港に着く。欧州の大手航空会社に比べて約2時間、飛行時間が短縮されている。

 また、同じアジアで「最速」を享受できる中国本土へも6都市に乗り入れている。2015年に欧州のエアラインで初めて最新鋭機エアバスA350の運航を始め、現在、発注したエアバスA350-900型19機のうち14機が運航している。他に長距離用機材ではA330-300を8機保有する。日本路線では成田、関西、中部、中国では北京首都や上海浦東空港などの路線などに投入し、日本や中国を含むアジア重視の姿勢が鮮明になっている。

6892チバQ:2020/01/23(木) 13:42:51
■勝因は「乗り継ぎ需要」の掘り起こし

 日本路線のライバルは、欧州最大のエアライン「ルフトハンザ・ドイツ航空」だ。世界ランク5位。グループの「有償旅客キロ」(RPK)で、2844億RPKで、会社の規模はフィンエアーの8.2倍となる。そのルフトハンザでさえ、日本路線は羽田、中部、大阪の3空港26便。しかもその数字はドイツのフランクフルトとミュンヘンの2都市への乗り入れの合計便数だ。フィンエアーの23便とさほど変わらない。

 ちなみに、日系エアラインとの関係は次の通りとなる。同じ「ワンワールド」アライアンスの中でJALと共同運航を行っており、成田線においてはJALも自社でヘルシンキ行きを運航している。もちろんのこと、JALのヘルシンキ便でも最速便は変わらない。

 フィンエアーは日本国内就航地でJAL便へ、JALはヘルシンキ以遠でフィンエアー便に乗り継げる。JALとは競合というより協力会社だ。対するANAは「スターアライアンス」のルフトハンザ航空などと共同運航で乗り継ぎ需要を掘り起こす。ANAとはライバル関係である。

 こうした強豪に打ち勝つため、フィンエアーが重視したのが乗り継ぎ需要の掘り起こしだ。日本から乗り継いで行けるその先はフィンランド国内線のほか、ヨーロッパ、中東方面は116都市に上る。

 そのネットワークを生かす拠点空港の施設も重要となる。ヘルシンキ・ヴァンター空港では2014年にターミナル拡張を開始し、2022年まで工事を完了させる計画だ。以前ほどのコンパクトさはないが、全ての出発ゲートがフロア続きで乗り継ぎ時間が短くて済むよう改装されている。

 そもそも、ドイツの経済規模はGDPで4兆ドルとフィンランドの14.5倍に上る。JETROの調査では、フィンランドへの日系進出企業数は180社、在留邦人数は1825人。ドイツは企業数で8.4倍、邦人数で25倍も多い。

 フィンランドにビジネスパーソンの渡航が多いとは言えず、急拡大も見込めない。観光客数もドイツやフランス、スペイン、イタリアに比べれば少ない。しかし、フィンエアーは日本と欧州を「最速最短」で結ぶ航空会社であるとアピールすることで、欧州方面に向かう乗り継ぎ客を取り込むことに成功したと言える。

■実際に乗ってみて体感できる「最速最短」

 欧州への渡航は誰もが長時間のフライトを覚悟する必要がある。おおよそ12時間というのが、ロンドン、フランクフルトやパリまでの所要時間だ。個人的所感だが、10時間を超えると身体的苦痛は加速度的に増すように感じる。深い呼吸を繰り返したり、足がむくんだりする。これは筆者周辺にいる出張頻度の高い知人も同じように口にする。

 筆者も実際にフィンエアーで欧州に飛んだ。

 昨年12月中旬。正午ごろ成田ターミナル2から出発したフィンエアー機は、左手に富士山を遠方に見ながら新潟を通り、ハバロフスクからロシア、北極圏を通る最短距離で欧州を目指す。西へ向かうので、陽は落ちるが最後まで完全に暗くなることはない。

 機内サービスは「マリメッコ」や「イッタラ」などブランドを取り入れ、女性の気を引いているようだ。さわやかで付かず離れずの接客は、突き抜けた印象に残るサービスというよりは、気をつかわず利用できるエアラインである印象を受けた。

6893チバQ:2020/01/23(木) 13:43:22
■「もっとゆっくり飛んで寝かせてくれ」

 現地時間の15時過ぎ、ヘルシンキ・ヴァンター空港に到着。10時間で到達する欧州があることに感動した。今回はそのままドイツ・ハンブルクへ足を伸ばすことにした。

 2時間の乗り継ぎはあったが、空港ターミナルビル内で乗り継ぎ時間を使いマリメッコやイッタラのショップを見ることができた。子供のいる家庭には、ムーミンショップもいいだろう。

 乗り継ぎ便に搭乗して2時間でハンブルクへ到達。ドイツ北部に位置するためヘルシンキからであれば遠くない。出発時間は若干差があるが、ルフトハンザ・ドイツ航空でフランクフルトやミュンヘンを経由するよりも現地到着時間ではフィンエアーの方が1時間ほど早い。東欧諸国に向かうのであればさらに近く、フィンエアーが便利だろう。

 話は帰路に移る。現地時間の17時半ごろ、ヘルシンキを飛び立った機体は、日本時間の10時ごろに成田空港に到着した。ジェット気流が強くなる冬場ではあるものの、到着まで9時間を切ったことは感動的でさえある。到着時に「もっとゆっくり飛んで寝かせてくれ」と思ったほどだ。これを一度味わうと身体が覚えてしまい、ついついリピートしたくなる。

 格付けによる安心感も魅力の一つだと感じた。世界の空港や航空会社の格付け会社「SKYTRAX」による評価は、10年連続で北欧のベストエアライン。北欧で4つ星を獲得したのはフィンエアーだけだ。安全面では、エアラインの国際的安全評価機関JACDEC(Jet Airliner Crush Data Evaluation Centre)が毎年公開する「安全なエアライン100社ランキング」の2019年調査で1位に選ばれている。

■遅れた日本路線参入、拡大する利用者と利益

 フィンエアーの日本路線就航は1983年にようやく始まった。欧州メジャーのルフトハンザ、ブリティッシュエアウェイズ、エールフランス‐KLMの各社は、1948年から1963年にすでに就航していた。だいぶ遅れての市場参入だった。

 しかし、飛行ルートは大きく異なっていた。欧州メジャー各社は米・アラスカのアンカレッジやモスクワを経由していた一方、フィンエアーは就航当初より極北、シベリア経由の「最短ルート」で日本に直行便を飛ばしてきた。

 フィンエアーは、日本市場へのテコ入れも懸命に行ってきた。外国エアラインにしては珍しく、日本人俳優をCMに起用。役所広司氏がイメージキャラクター「Mr.ヨーロッパ」を務めた。

 実際、ここ数年は安定して成長を続けている。2014年から2018年の5年間を比べても、売上高は2741億円から3401億円へと24%増やしている。税引前利益は211億円から570億円へ270%も大幅に増加させている。日本線を含むアジア路線の収益は、国内、欧州、太西洋路線よりも多く全体の43%を占めている。

 フィンエアーは、日本路線がフィンランドに次いで重要なマーケットであると表明している。前述のルフトハンザ・ドイツ航空ではアジア・太平洋路線の収益構成は19%であり、根本的にマーケット構造が相違している。

 後発のハンデを「欧州最速」のキャッチフレーズで克服し、日本人にとって欧州を身近なものにした。欧州各都市への乗り継ぎ輸送の利便性は旅行者を惹きつけており、「最短最速」を売りに路線を展開するフィンエアーは、日本市場で成功モデルと言っていい。

6894チバQ:2020/01/23(木) 13:43:52

■フィンエアーの新戦略「新千歳ハブ構想」とは

 双方向で乗客を獲得する必要のあるのがエアラインビジネスであり、フィンエアーも欧州で日本路線を売ることにも力を注いでいる。今回、筆者による取材で、フィンエアーは「日本の空」で築いた地位を固めるべく、新戦略を描いていることが明らかになった。

 それは、日本での最短距離である新千歳―ヘルシンキ線に乗客を集中させ、日本各地に輸送する「新千歳ハブ構想」だ。日本で直行便のある都市以外への輸送は、新千歳経由が最も効率がいい。日本を目的地とする欧州各地からの旅客を、ヘルシンキ、新千歳を経由して日本各地に送客する算段だ。もともと、ウィンタースポーツの盛んな欧州で北海道の雪質の良いことが広がり、冬場の集客が増えることも考えられる。

 巨大なライバル会社を相手に日本市場で成功を収めたフィンエアー。成功の秘訣は何よりも「移動時間は短いに越したことはない」という旅行者の本音に忠実であったことだ。



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北島 幸司(きたじま・こうじ)
航空ジャーナリスト
大阪府出身。幼いころからの航空機ファンで、乗り鉄ならぬ「乗りヒコ」として、空旅の楽しさを発信している。海外旅行情報サイト「Risvel」で連載コラム「空旅のススメ」や機内誌の執筆、月刊航空雑誌を手がけるほか、「あびあんうぃんぐ」の名前でブログも更新中。航空ジャーナリスト協会所属。
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航空ジャーナリスト 北島 幸司

6895チバQ:2020/01/24(金) 10:50:36
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200124-00000000-kobenext-bus_all

羽田-神戸便の最終を新幹線最終より遅く スカイマークが1時間繰り下げ


1/24(金) 5:30配信

神戸新聞NEXT







羽田-神戸便の最終を新幹線最終より遅く スカイマークが1時間繰り下げ


神戸新聞NEXT


 スカイマークは23日、午後10時台に神戸空港に到着する羽田-神戸便の運航を3月29日に始める方針を固めた。規制緩和で延長された神戸空港の運用時間帯を利用する。現在、同路線で最も遅いのは、全日本空輸による同8時15分に羽田空港を出発し、神戸空港に同9時半に着く便。約1時間繰り下がることになり、東京-神戸間の夜間移動の利便性が高まる。

【写真】Jクラブ初の特別機、ヴィッセルジェット運航

 また、スカイマークは3月29日に始まる夏ダイヤから、1日6便(3往復)の神戸-那覇線を同10便(5往復)に増やすほか、午後9時20分神戸発の新千歳行きも新たに運航する方針。フジドリームエアラインズ(FDA、静岡市)も神戸-青森線の開設を決めており、昨年拡大した神戸空港の発着枠が、夏ダイヤからすべて埋まることになる。

 新たに就航する羽田-神戸便は、午後9時15分に羽田をたち、同10時半に神戸に着く。東京-神戸間の輸送で競合する新幹線の最終は現在、午後8時50分に東京駅発、同11時39分新神戸駅着。新大阪行き最終は東京発同9時23分、新大阪着同11時45分となっている。

 夜遅い時間帯の羽田発神戸行きを巡っては、企業関係者らから「東京出張で、夜の会食に出て神戸へ戻れるようになれば」との声が上がっており、一定程度以上の需要が見込まれる。

 夏ダイヤではほかに、ソラシドエアが那覇発神戸行き最終便の到着時刻を午後9時25分から同10時まで繰り下げ、全日空も羽田-神戸線最終便の到着を同9時半から同9時50分にする。

 関西、大阪(伊丹)、神戸空港のあり方を官民で話し合う「関西3空港懇談会」は昨年5月、午後10時までだった神戸空港の運用時間を同11時まで延ばし、発着枠を1日60便(30往復)から80便(40往復)に拡大することで合意した。(長尾亮太)

6896とはずがたり:2020/01/24(金) 19:51:32

茨城空港から東京駅「500円バス」に補助金廃止 知事「県内行きが優先」
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200123-00000012-mai-soci
1/23(木) 9:34配信毎日新聞

 茨城県は22日、茨城空港(小美玉市)とJR東京駅を結ぶ直行バスの運行会社への補助金を2019年度限りで廃止する方針を明らかにした。代わりに、空港と県内を結ぶバス路線などを対象にした補助金を新設する。空港の利用客に、まずは県内で消費してもらいたい考えがある。

 大井川和彦知事が22日の定例記者会見で、補助金の廃止と新設を表明した。知事は「外国からの利用客が地元で消費することなく東京に行っている懸念がある。県民の税金で、(東京を観光する人の)補助をするのは問題がある」と指摘。関東鉄道は取材に対し「今後の対応を県などと検討している」とした。

 新設する補助金は、20年度当初予算案に関連経費を盛り込む方向で検討している。空港と結ぶバス路線は、観光地の周遊や鉄道の駅などが想定されるが、詳細は今後検討するという。

 県は茨城空港が開港した10年以降、バスを運行する関東鉄道に対し、補助金を支給してきた。昨年度は約7500万円を支給。主として、観光で東京を訪れた外国人客に、茨城空港を利用してもらう狙いがあった。

 バスは高速道路を走行するが、運賃は補助金の後押しを受け、航空便利用客が片道500円、それ以外は1530円と安価に設定されている。現在は1日最大8往復運行し、18年度には年間約11万8000人が利用した。同年度に茨城空港を利用した約76万人のうち、約15%が乗った計算になる。

 県の補助金が廃止されれば、バス運賃の値上がりや減便につながる恐れがある。ただ、大井川知事は茨城空港の利用者数には「ほとんど影響ない」との見方を示した。【太田圭介、庭木茂視】

6897チバQ:2020/01/29(水) 18:01:25
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200129-00250269-yonh-int

韓国航空業界「泣きっ面に蜂」 日本路線に代わる中国線も肺炎で打撃


1/29(水) 17:01配信

聯合ニュース







韓国航空業界「泣きっ面に蜂」 日本路線に代わる中国線も肺炎で打撃


仁川空港に到着した中国からの入国者が体温検査を受けるために列を作っている=28日、仁川(聯合ニュース)


【ソウル聯合ニュース】中国・湖北省武漢市を中心に発生している新型コロナウイルスによる肺炎の拡大が懸念される中、韓国の航空会社は相次いで一部の中国路線の運航を取りやめることを決めた。

 

 中国で感染が確認された患者数が6000人に迫り、2003年に大流行した重症急性呼吸器症候群(SARS)の感染者数を上回ったことから、当分の間運航取りやめが続く見通しだ。

 航空業界によると、現在中国の25都市、32路線に就航しているアシアナ航空は、来月から仁川空港発着の3路線(桂林、長沙、海口)について運航を暫定的に中止することを決めた。

 昨年7〜9月期末現在の同社の中国路線での売り上げ比率は19%で、韓国航空会社のうち最も大きい。それだけに新型肺炎の拡大による旅客需要の減少などの影響も大きいものと予想される。

 

 各航空会社の中国路線の運航取りやめは次第に増えている。

 韓国格安航空会社(LCC)のうち、中国路線の売り上げの割合が昨年7〜9月期に15%と最も高いチェジュ航空も、仁川発着の3路線の運航取りやめを新たに決定した。

 同社はこれに先立ち、釜山、務安発着の3路線について運航取りやめを発表していた。これにより、冬季運休中の5路線を除き、韓国と中国本土を結ぶ12路線に就航しているチェジュ航空は半分の6路線の運航を取りやめることになった。

 このほか、イースター航空、ジンエアー、エアソウルも中国路線の運航を中止。大韓航空も現在、一部中国路線の運航を取りやめることを検討しているという。

 ティーウェイ航空は、21日に予定していた仁川―武漢線の新規就航を延期した状態だ。

 このような中、外交部は香港とマカオを含む中国全域に旅行の自粛を求めるレベル2の「黄色警報」を発令した。新型肺炎の発生地である武漢市を含む湖北省については25日に撤収を勧告するレベル3の「赤色警報」を出している。

 航空業界では昨年の日本と香港路線の萎縮以降、路線多角化の一環として中国路線の拡大を積極的に推進してきただけに、中国路線の需要減少による影響は大きいと懸念される。

 国土交通部の集計によると、昨年の中国路線の旅客数は個人旅行客とインセンティブ(報奨)観光客の増加で1843万人を記録し、前年比14.4%増加した。

 中国路線の旅客数は、17年3月に米国の最新鋭地上配備型迎撃システム「高高度防衛ミサイル(THAAD)」の韓国配備に反発した中国が、韓国への団体旅行規制などを含む「禁韓令」を出してから急減。昨年下半期からは回復傾向を示していたが、今回の事態が長期化すれば航空業界にとって致命的な悪材料になる見通しだ。

 ある証券会社のエコノミストは「日本路線の需要正常化までの代替路線と考えられていた中国路線まで新型コロナウイルスの影響にさらされたことで、航空会社の質的回復の時期は遅れるだろう」と分析した。
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6898荷主研究者:2020/02/03(月) 22:02:17

https://www.kobe-np.co.jp/news/keizai/202001/0013060974.shtml
2020.01.25 神戸新聞
神戸空港の旅客最多336万人 増便、新規路線で大幅増

http://tohazugatali.web.fc2.com/air/b_13060975.jpg
神戸新聞NEXT

 関西エアポートが24日に発表した2019年の神戸空港の旅客数(乳幼児を含む)は前年比5・7%増の336万3237人と、06年の開港以来で最多だった。運用規制の緩和で拡大した発着枠を活用し、新たな路線開設や増便が相次いだことが旅客数を押し上げた。(長尾亮太)

 神戸市が同日公表した従来基準の旅客数(乳幼児を含まない)も5・8%増の329万6491人だった。座席が埋まった割合を示す「搭乗率」は、過去最高だった前年と同じ80・4%を維持。便数の増加に比例して旅客数も伸び、需要の強さを裏付けた。

 関西、大阪(伊丹)、神戸空港の在り方を官民で話し合う「関西3空港懇談会」が5月、1日60便(30往復)だった発着枠を80便(40往復)へ拡大することで合意。これを受けてスカイマークは4路線を増便した。旅客数の伸び率は、1日2往復から同3往復に増便した茨城線が最も高い18・7%増で、長崎線7・9%増▽那覇線6・4%増▽鹿児島線4・1%増-と続いた。

 他の既存路線も前年実績を上回り、新千歳線が7・1%増、仙台線が5・3%増、羽田線が0・7%増だった。

 新たに乗り入れたフジドリームエアラインズ(FDA、静岡市)の搭乗率は、松本線が80・9%で、採算ラインの目安とされる70%を大幅に上回った。高知線は56・6%、出雲線は35・6%だった。

6899チバQ:2020/02/07(金) 10:23:59
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200207-00000007-asahi-bus_all

ソラシドエア、悲願の福岡就航へ 那覇便に挑む


2/7(金) 7:30配信

朝日新聞デジタル







ソラシドエア、悲願の福岡就航へ 那覇便に挑む


ソラシドエアの機体=同社提供


 「九州・沖縄の翼」をうたう航空会社ソラシドエア(宮崎市)が、福岡空港に初めて就航する。福岡―那覇線への3月下旬の参入を6日発表した。この路線はすでに国内4社が運航しており、厳しい競争になる。



 福岡―那覇を3月29日から1日1往復する。174席を備えるボーイングの737―800型機を使う。まずは今月7日、搭乗日の35日前までの予約が条件となる片道4500円からの記念チケットを売り出す。その後も全日本空輸(ANA)といった大手より割安な価格にし、搭乗率7割をめざす。

 高橋宏輔社長は6日、福岡空港で記者会見し「福岡就航は長年の悲願だった。福岡と沖縄は海外にも開けた重要拠点だ」と語った。
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朝日新聞社

6900チバQ:2020/02/10(月) 09:55:46
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200210-00000500-san-bus_all

復活相次ぐ関空・欧州路線 燃費向上が追い風、勢いづく旅行各社


2/10(月) 7:10配信

産経新聞







復活相次ぐ関空・欧州路線 燃費向上が追い風、勢いづく旅行各社


関西国際空港で相次ぐ欧州方面への新規就航、路線復活


 関西国際空港と欧州方面を結ぶ路線の復活が相次いでいる。訪日旅行人気が欧州で広がり、今年はカタール、スイス、トルコなどの路線が登場。省エネ航空機投入による追い風のほか、国際会議や大型展示会の需要拡大が背景にあるが、関西の旅行業界からは欧州方面への旅行人気が高まるのではと期待が集まっている。(田村慶子)


復活相次ぐ関空・欧州路線 燃費向上が追い風、勢いづく旅行各社


2/10(月) 7:10配信

産経新聞

復活相次ぐ関空・欧州路線 燃費向上が追い風、勢いづく旅行各社


2/10(月) 7:10配信

産経新聞







復活相次ぐ関空・欧州路線 燃費向上が追い風、勢いづく旅行各社


関西国際空港で相次ぐ欧州方面への新規就航、路線復活


 関西国際空港と欧州方面を結ぶ路線の復活が相次いでいる。訪日旅行人気が欧州で広がり、今年はカタール、スイス、トルコなどの路線が登場。省エネ航空機投入による追い風のほか、国際会議や大型展示会の需要拡大が背景にあるが、関西の旅行業界からは欧州方面への旅行人気が高まるのではと期待が集まっている。(田村慶子)

6901荷主研究者:2020/02/16(日) 12:42:47

https://www.niigata-nippo.co.jp/news/national/20200131522011.html
2020/01/31 10:47 新潟日報
新潟に地方結ぶLCC構想浮上
空港を拠点 本州日本海側初会社へ

 新潟空港を拠点に、地方間を小型機で結ぶ地域に密着した格安航空会社(LCC)の「TOKI AIR(トキエア・仮称)」を新潟県内に新設する構想が進んでいることが30日、分かった。実現すれば、本州日本海側に拠点空港を置く初の航空会社となる見通し。地域に根差した航空会社は地方活性化につながると、全国の自治体で関心が高まっており、実現には政財界の協力や自治体の後方支援が鍵を握りそうだ。

 トキエアの新設に向けて関係者は昨年12月、東京に準備会社を設立。新潟商工会議所と新潟経済同友会が共催して、2月4日に新潟市で開く新潟空港活性化セミナーで構想が披露されるとみられる。

 新規路線として新潟-佐渡や新潟-仙台、新潟-丘珠(北海道)などが検討される見通し。機材は仏ATR社のプロペラ機などが想定される。

 主要路線ではない地方間を結ぶ航空事業は、リージョナル航空やコミューター航空と呼ばれる。地元産業への貢献も大きいため、近年地方自治体の関心が高まり、誘致や設立に向けた動きが加速している。

 昨年10月には、東京の会社が富山空港を拠点にした新規路線の就航を2021年にも目指すと公表した。国土交通省はLCCの参入促進を強化しており、規制緩和などを打ち出している。

 本県で実現すれば、大きな経済効果や大規模な雇用が期待できる。関係者の一人は「新潟県では実現できる環境がそろっている。計画を詰めた上で、皆さんの協力をお願いしたい」としている。

 国内の航空会社は全日空、日本航空の大手2社のほか、新潟-大阪(関西空港)線があるピーチ・アビエーションといったLCCなどがある。

6902チバQ:2020/02/18(火) 08:40:54
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200217-00080273-chosun-kr

大阪行き航空券が740円、「涙の投げ売り」…「運航停止にできない」


2/17(月) 20:35配信

朝鮮日報日本語版



 新型コロナウイルス感染症(武漢肺炎)の余波で旅行消費心理が冷え込み、飛行機を運航すればするほど赤字になる航空業界が、超低価格の爆弾セールに乗り出した。ソウル・仁川国際空港から日本の大阪・関西国際空港までの片道6000ウォン(約740円、燃油サーチャージなどは別途)の航空券まで登場した。正常運賃(割引などが適用される前に航空会社が定めた運賃)のわずか2%の値段だ。飛行機をガラガラのまま飛ばすわけにもいかず、乗客を1人でもいいから乗せたいというわけだ。

 航空業界が17日に明らかにしたところによると、2月は通常なら繁忙期に属するが、武漢肺炎の感染拡大懸念から需要が急減し、2-3月の日本路線の航空運賃は6000ウォン(約570円)まで下がった。イースター航空は、仁川-大阪区間の片道運賃を6000ウォンに、仁川-東京の片道運賃は1万5000ウォン(約1390円)に定めた。正常運賃はそれぞれ27万ウォン(約2万5000円)、31万ウォン(約2万8800円)であるため、その2.2-4.8%の価格ということになる。平日の乗客が少ない時間帯だけでなく、週末も同じ価格だ。

 運賃以外に追加される燃油サーチャージは8300ウォン(約770円)、航空施設利用料は2万8000ウォン(約2600円)だ。計4万2300ウォン(約3900円)で仁川発大阪行きの片道航空券を購入することができるのだ。運賃と燃料サーチャージを足した額(1万4300ウォン=1330円)より航空施設利用料のほうが高い。

 ティーウェイ航空とチェジュ航空も状況は似ている。ティーウェイ航空は仁川-大阪の片道が1万ウォン(約930円)、仁川-東京の片道が2万ウォン(約1860円)、チェジュ航空は仁川-大阪の片道が2万ウォン、仁川-東京の片道も2万ウォンなどとなっている。

 それでも反応は鈍く、飛行機を飛ばせば飛ばすほど赤字幅は拡大している。格安航空会社(LCC)各社の2月の週末平均予約率は日本路線が60%、東南アジア路線が45%ラインだ。航空業界では、正常の輸送費基準で搭乗率が75%に達してようやくプラスマイナスゼロになるとみている。正常運賃にはるかに及ばない価格である上、予約率も依然として低いため、旅客機を飛ばす分だけ赤字が出るという構造になってしまった。

 イースター航空の関係者は「通常なら特価航空券は発売開始直後に売り切れるが、今回のように安い航空券でも売れないのは初めて」と話した。また、別の航空会社の関係者は「ガラガラのまま飛ばすよりは、低価格で乗客が1人でも多く乗れば、一応機内サービスや手荷物の追加費用などで少しでも稼げるため、このような戦略を選んでいる」と話した。

 旅客機を運航する際に掛かる変動費の項目は、燃料費や社員の飛行手当、現地滞在費などだ。1万-4万ウォン台の輸送価格では燃料費にもならないというのが航空業界関係者の説明だ。

 予約率が高くないからといって、簡単に運休を決めることもできない状況だ。航空機を停めておくだけでも駐機費用が掛かる上、スロット(特定の時間帯に空港を利用する権利)を別の航空会社に奪われてしまう可能性があるため、既にスケジュールの決まっている路線の運航を中止するのは容易ではないというわけだ。

 あるLCCの関係者は「運休を決める際に最も心配されるのはスロットの既得権問題」だとして「単に費用の問題だけでなく、航空会社の競争力とも複雑に絡み合っているため、予約率が上がらない路線でも簡単に運休を決めるわけにいかない」と話した。

 ある航空会社の関係者は「過去にSARS(重症急性呼吸器症候群)、MERS(中東呼吸器症候群)の問題が発生した際も、旅客需要は落ち込みはしたが、今はSNS(会員制交流サイト)や人的交流が当時に比べて活発になっており、需要への影響がはるかに大きいとみている」として「結局、旅行消費心理が改善しなければ、業況も反転しないため、低価格の航空券で集客しようとしているが、それさえも容易ではない状況」と話した。

6903チバQ:2020/02/18(火) 15:21:16
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200218-00032989-president-bus_all

日本人は"新型コロナで旅行離れ"の深刻さを分かっていない


2/18(火) 15:15配信

プレジデントオンライン







日本人は


写真=Avalon/時事通信フォト


■新型コロナと世界の航空業界

 中国で発生した新型コロナウイルスによる肺炎の感染が拡大している。感染拡大に伴い、世界全体で人の移動に支障が出ており航空業界に深刻な影響が出ている。一部の報道によると、1月下旬を基準とした場合、中国向けの航空便は日韓で50%程度、米国やタイで70%以上も削減された。航空旅客の減少は、航空業界の収益に打撃を与える最も重要なファクターの一つだ。また、旅行者の減少で、世界各国の観光や飲食、小売りなど幅広い影響が懸念される。

 新型肺炎の発生によって、中国で生産活動に重大な支障が生じている。中国を起点とするサプライチェーンの混乱から、生産活動が低下し航空貨物の取り扱いも大きく低下している。

 2002年後半から2003年前半、重症急性呼吸器症候群(SARS)が発生した当時、中国経済は10%近い成長を実現していた。一方、現在の中国は深刻な景気減速に直面しており、SARS発生時と異なり経済成長の限界を迎えている。新型肺炎が世界全体の景気に与える影響は軽視できない。航空各社の中国便の運航などがどのように推移するかは、今後の世界経済の展開を考える重要な材料の一つといえる。
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■ANAは中国本土へのフライト6割減

 新型肺炎は、世界の航空業界に大きな混乱を与えていると考えられる。中国向けをはじめ各国の航空旅客便が削減されているのはそれを考える良い材料だ。一例として、2月20日から3月28日まで、ANAは羽田‐上海路線をはじめとする中国本土へのフライトを6割減らし、週64便とすることを決めた(2月13日時点)。

 航空旅客便の削減などによって、世界的に航空関連の株価は不安定に推移している。その背景には、新型肺炎により人の移動に大きな支障が生じ、旅客収入などが落ち込むといった懸念があるだろう。

 海外の航空業界も、新型肺炎への対応に追われている。中でも、韓国の航空業界はかなり厳しい状況に直面しているとみられる。新型肺炎が発生する以前から、韓国の航空各社は複合的なリスク要因に直面してきた。

 その一つに、世襲経営の限界などから経営が混乱し収益力が低下したことがある。その上、日韓関係の冷え込みによってわが国への観光客が減少し、旅客需要が落ち込んだ。この結果、昨年4〜6月期、韓国では航空全8社が営業赤字に転落した。新型肺炎の発生は、韓国の空運需要をさらに低下させ、業績懸念は一段と高まっているようだ。

■香港航空は400人以上をリストラ

 また、香港の最大手キャセイパシフィックでは、長引く反政府デモの影響からの旅客数が減少した。新型肺炎が発生し、中国本土便が削減され、同社経営陣は従業員に3週間の無給休暇を取得するよう求めている。キャセイは感染への懸念などから、香港‐成田間のフライトも減便する。香港の中堅航空である香港航空では利用者の減少から400人以上のリストラを進める方針を明らかにした。

 欧米の航空会社も、中国本土を結ぶ航空便の削減や全休に踏み切っている。米国政府が中国への渡航中止を勧告したことを受けて、アメリカン航空は中国本土向けの全便を停止している。感染への懸念から、中国本土以外の国とのフライトを削減する企業が増える可能性もある。

 世界の航空会社が中国本土を中心にフライトを削減していることは、世界経済の下振れリスクが高まりつつあることの裏返しと考えられる。基本的に、経済が活性化するためには、より多くの人が自宅から出ることが必要だ。

 外出すると外食などの支出が増える。反対に、人が家に閉じこもると、経済のダイナミズムは高まりづらい。一例として、バブル崩壊後のわが国では、節約のために日曜日の夕方を自宅で過ごす人が増えた。その結果、特定のアニメ番組の視聴率が上昇した。一方、外食や小売りなどの業況が冷え込み、デフレ経済が深刻化した。

6904チバQ:2020/02/18(火) 15:21:34
■世界最大級のIT見本市は中止に

 新型肺炎は、人の移動を制限し航空業界をはじめ、世界各国の企業の業績にかなりの打撃を与える恐れがある。感染を防ぐために、飛行機に乗るのをためらう人も増えつつある。そうした心理の増大から航空便が減少すると、航空機の需要は低下するだろう。それは、航空機に使われるさまざまな素材やジェットエンジンの生産を減少させるなど、広範な産業に影響を与える。

 また、人の移動が制限されると、企業が商談を進め新規の契約を獲得することなども難しくなる。それは、スペインのバルセロナで開催予定だった世界最大級のIT見本市、“モバイル・ワールド・コングレス(MWC)”の中止が決定されたことから確認できる。

 世界の企業にとって、新型肺炎は従業員の生命を危険にさらす脅威だ。それを回避するために、ソニー、アマゾン、エリクソン、フェイスブックなどがMWCへの出展を取りやめた。同時に、この決定は企業にとって痛手でもある。エリクソンなどにとって、MWCは自社の5G通信機器の安全性などを訴え、シェア獲得につなげるための重要な機会だったはずだ。

 世界全体がウイルスとの戦いに臨む中、大規模な見本市などの開催は感染のリスクを高める要因になり得る。感染対策の為にイベントなどの開催を自粛するムードが高まり、人々の消費意欲の低下など、経済にはマイナス影響が出やすい。

■航空貨物は景気の先行指標

 旅客に加え、新型肺炎が空輸されるモノの数に影響を与えることも見逃せない。航空貨物は運賃が高い分、輸送スピードが速い。それは、世界の企業が効率的に資材を調達するために欠かせない輸送手段だ。そうした側面を反映して、航空貨物の取扱量の動向は景気の先行きを反映する先行指標として扱われている。

 近年、中国経済の景気減速や、米中の通商摩擦によるサプライチェーンの混乱から、世界の航空貨物需要は伸び悩んできた。新型肺炎の発生はそれに追い打ちをかけている。国際航空運送協会(IATA)は、今回の新型コロナウイルスの発生によって世界の航空貨物業界が一段と厳しい状況を迎えるとの見方を示している。

 すでに、中国では武漢が封鎖されるなど、世界のIT機器や自動車などの生産に大きな支障が生じている。わが国でも部品調達が滞り、一部企業の完成車生産が一時停止された。その他の産業でも、中国での生産活動の停滞などを受け、資材調達に影響が生じている。

 経済の専門家の中には、世界的な物流の混乱から航空貨物業界にはかなりの衝撃が予想されると警戒を強める者もいる。このように考えると、新型肺炎が各国の航空ビジネスだけでなく、世界経済全体の安定感に与える影響は軽視できない。

6905チバQ:2020/02/18(火) 15:21:53
■世界最大級のIT見本市は中止に

 新型肺炎は、人の移動を制限し航空業界をはじめ、世界各国の企業の業績にかなりの打撃を与える恐れがある。感染を防ぐために、飛行機に乗るのをためらう人も増えつつある。そうした心理の増大から航空便が減少すると、航空機の需要は低下するだろう。それは、航空機に使われるさまざまな素材やジェットエンジンの生産を減少させるなど、広範な産業に影響を与える。

 また、人の移動が制限されると、企業が商談を進め新規の契約を獲得することなども難しくなる。それは、スペインのバルセロナで開催予定だった世界最大級のIT見本市、“モバイル・ワールド・コングレス(MWC)”の中止が決定されたことから確認できる。

 世界の企業にとって、新型肺炎は従業員の生命を危険にさらす脅威だ。それを回避するために、ソニー、アマゾン、エリクソン、フェイスブックなどがMWCへの出展を取りやめた。同時に、この決定は企業にとって痛手でもある。エリクソンなどにとって、MWCは自社の5G通信機器の安全性などを訴え、シェア獲得につなげるための重要な機会だったはずだ。

 世界全体がウイルスとの戦いに臨む中、大規模な見本市などの開催は感染のリスクを高める要因になり得る。感染対策の為にイベントなどの開催を自粛するムードが高まり、人々の消費意欲の低下など、経済にはマイナス影響が出やすい。

■航空貨物は景気の先行指標

 旅客に加え、新型肺炎が空輸されるモノの数に影響を与えることも見逃せない。航空貨物は運賃が高い分、輸送スピードが速い。それは、世界の企業が効率的に資材を調達するために欠かせない輸送手段だ。そうした側面を反映して、航空貨物の取扱量の動向は景気の先行きを反映する先行指標として扱われている。

 近年、中国経済の景気減速や、米中の通商摩擦によるサプライチェーンの混乱から、世界の航空貨物需要は伸び悩んできた。新型肺炎の発生はそれに追い打ちをかけている。国際航空運送協会(IATA)は、今回の新型コロナウイルスの発生によって世界の航空貨物業界が一段と厳しい状況を迎えるとの見方を示している。

 すでに、中国では武漢が封鎖されるなど、世界のIT機器や自動車などの生産に大きな支障が生じている。わが国でも部品調達が滞り、一部企業の完成車生産が一時停止された。その他の産業でも、中国での生産活動の停滞などを受け、資材調達に影響が生じている。

 経済の専門家の中には、世界的な物流の混乱から航空貨物業界にはかなりの衝撃が予想されると警戒を強める者もいる。このように考えると、新型肺炎が各国の航空ビジネスだけでなく、世界経済全体の安定感に与える影響は軽視できない。

6906チバQ:2020/02/18(火) 15:22:20
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200218-00536298-okinawat-oki

沖縄発着の空路 海外便が大幅減へ 新型肺炎の影響 クルーズツアーもキャンセルが相次ぐ


2/18(火) 15:10配信

沖縄タイムス







沖縄発着の空路 海外便が大幅減へ 新型肺炎の影響 クルーズツアーもキャンセルが相次ぐ


(資料写真)那覇空港


 沖縄観光コンベンションビューロー(OCVB)は17日、新型コロナウイルス感染拡大の影響などにより、県内と海外を結ぶ航空路線の運航便数が23〜29日の1週間で、前年同期比週79便の大幅減になると発表した。

 主に中国・香港路線で運休・減便が相次いでいることや、日韓関係悪化に伴って縮小した韓国路線の回復が見込めない状況が原因だという。

 OCVBによると、14日時点の航空路線の運休・減便の内訳は、中国本土が週29便減の4便、香港が週4便減の21便。日韓関係悪化に伴う航空路線の運休・減便となった韓国は、週46便減の29便だった。一方で、台湾は前年同数だった。

 また、沖縄を訪れるクルーズツアーも、新型コロナウイルス感染拡大の影響で寄港キャンセルが相次いでいる。

 県内の主要港(那覇港、平良港、石垣港、中城湾港)へ寄港を予定していたクルーズツアーも12日時点で、48件中33件が寄港を取りやめ、旅客定員数で最大7万3351人分のツアーがキャンセルとなった。寄港港の重複を含む。

6907チバQ:2020/02/18(火) 15:23:52
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200217-00000548-san-soci

新型肺炎、関空の中国便は8割減に


2/17(月) 17:31配信

産経新聞



 関西国際空港を運営する関西エアポートは17日、関空を17〜23日の1週間に関空を発着する中国本土との路線の旅客便数が、当初計画に比べて約8割減る見込みだと明らかにした。前週の約65%減(10日時点)から、さらに減少幅がふくらむ。新型コロナウイルスによる肺炎の感染拡大により、航空会社が運航を手控える動きが続いている。

 当初は期間中に612便(往復)が計画されていたが、17日時点で492便の欠航が決まった。香港・マカオ・台湾路線で262便の計画に対して60便が欠航する。前週は32便(10日時点)だった。

6908チバQ:2020/02/18(火) 15:24:48
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200217-00000042-mai-bus_all

サイパン人気よ、再び 成田-サイパンの直行便復活で膨らむ期待

2/17(月) 16:03配信

毎日新聞


スカイマークの初便に乗り込むラルフ・トーレス知事とサイパンを何度も訪れている柴野有希さん(中央)=成田空港で2019年11月29日、中村宰和撮影


 サイパン人気よ再び――。太平洋に浮かぶ米自治領、北マリアナ諸島にあるサイパンへの直行便が2019年11月、1年半ぶりに復活した。平均搭乗率は7、8割と好調に推移している。日本人観光客数は最盛期の1997年の約45万人から、ここ1年間は1万1846人と38分の1に激減。観光に加え太平洋戦争の激戦地として日本との縁が深いものの人気低迷が続いた。サイパンのある北マリアナ諸島自治連邦区のラルフ・トーレス知事は「美しい島にまた多くの日本のお客様を迎えたい」と直行便に期待を寄せる。【中村宰和】

 ◇「古い友人との結びつき強化」

 成田空港から約3時間半でサンゴ礁の透き通った海と緑豊かな大自然に囲まれたサイパンに到着する。25回ほど訪れている横浜市鶴見区の会社員、柴野有希さん(23)は「知られていないけれど、行けば良さがわかる。きれいな海で泳ぎ、のんびりと過ごせる。現地の人は温かくて、特に日本人のことが大好きだと感じる」と魅力を語る。

 19年11月29日、スカイマークが同社初の国際線定期便となる成田―サイパン線を就航させた。ボーイング737―800(177席)で1日1往復する。サイパン線は米大手デルタ航空が18年5月に撤退し、日本からの直行便がなくなっていた。スカイマークの市江正彦社長(当時)は成田空港であった就航記念式典で、「『我々だけが行ける』ことに加え、トーレス知事から就航を要請され、日本とサイパンをつなぐ社会的役割もある」と強調。トーレス知事は「日本を最重要の観光市場ととらえ、歴史的にも古い友人として結びつきを強化していく」と話した。

 ◇安売り競争の激化も災い

 サイパンの観光について、トーレス知事は「日本からの投資とお客様によって築かれた」と振り返る。日本航空が77年に羽田―サイパン線を就航させたのが始まりだった。日航は86年に大阪・伊丹線、89年には名古屋・小牧線を開設し、大型のボーイング747(通称ジャンボ機)を投入して大勢の旅客を運び、系列のホテルやショッピングセンターもにぎわった。全日空も89年から1年間、成田線を週2便運航していた。

 日航は燃油費の高騰を背景に05年に成田―サイパン線を運休。米系の航空会社が運航を続けたものの日本人は徐々に減って17年10月〜18年9月は3万9238人だった。直行便がなくなり、18年10月〜19年9月は1万1846人に。マリアナ政府観光局日本事務所の一倉隆ゼネラルマネジャーは「どん底まで落ちた」と表現する。

 複数の航空・旅行関係者は「安売り競争があまりにも激しく、2泊3日のツアー料金が1万9800円という時代もあり、航空会社は収支が合わなくなった」「旅客の大半が観光客で、座席あたりの単価の高いビジネス需要を見込めないため、もうからない路線だった」と指摘する。ハワイなど他の人気リゾート地に押され、17年に北朝鮮がグアム周辺に向けた弾道ミサイルの発射計画を表明したことも影響を与えた。

6909チバQ:2020/02/18(火) 15:27:37

 ◇「素晴らしい島。女性客増え、間違いなく復活」

 直行便が復活し、旅行業界の期待は高まる。JTBグループのミクロネシア専門旅行会社「パシフィックミクロネシアツアーズ」の神森啓有社長は「近くて素晴らしい島なので、日本人の海外旅行を引っ張っている存在の若い女性が増え、間違いなく復活できる」と予想する。マリアナ観光局の一倉氏は「最盛期の20年前を知らない若い人にはSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)などで情報発信していく。知っている世代は日本の航空会社が直行便を飛ばしたことを知れば、再び行きたくなると思う」と話している。

 就航から2カ月半が過ぎ、スカイマークの佐山展生会長は2月11日、取材に「予想より多くの人に乗ってもらい、素晴らしい。もう一度行きたいという人が多い。沖縄より少し遠いだけの3時間半で行くことができ、日本人は現地で歓迎してもらえるのもありがたい。旅行会社との協力を進め、搭乗率はもっと上がっていく」と手応えを口にした。

 ◇サイパン

 北マリアナ諸島の一つで、面積は115平方キロ。日本との時差は1時間で、旅行中、時差ぼけに悩まされることはない。年間平均気温は27度で、海は世界有数の透明度を誇る。マリンスポーツやゴルフ、トレッキングツアー、現地のチャモロ料理などを楽しめる。日本が約30年間統治し、太平洋戦争の激戦地となった。米軍が1944年6月15日に上陸し、日本軍の主力は同7月7日にほぼ全滅。日本軍の軍人・軍属約4万3000人、民間人約1万2000人、米軍人約3500人、現地住民約900人が亡くなった。島北端の海岸には、戦争中、多くの日本人が身を投げた断崖のバンザイ・クリフがある。

6910チバQ:2020/02/18(火) 15:33:24
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200213-00000581-san-bus_all

地方空港つなぐ路線強化へ スカイマーク新社長が就任会見


2/13(木) 19:54配信

産経新聞







地方空港つなぐ路線強化へ スカイマーク新社長が就任会見


新たにスカイマークの社長に就任した洞駿氏(右)と同社の佐山展生会長=13日、東京都千代田区(岡田美月撮影)


 スカイマークの新社長に就任した洞駿(ほら・はやお)氏は13日、東京都内で記者会見を開き、神戸空港など同社の拠点空港を起点に地方空港同士をつなぐ「“ローカル・ツー・ローカル”を拡大していかなければいけない」と抱負を述べた。全日本空輸や日本航空の大手2社や格安航空会社(LCC)との差別化を図りながら、路線拡大に向けて機材選定が重要課題との認識を示した。

 洞氏は国土交通省航空局長、国土交通審議官などを経て、全日空に移り経営に参画した経歴を持つ。同氏は、スカイマークの拠点空港である神戸空港の発着枠が拡大されたとして、「それに応じて神戸-羽田線で新幹線より遅い時間に到着できるようなダイヤを出した」と強調した。その上で、「神戸を起点に、多方面に路線を張りお客さまに乗っていただける余地は十分ある」と言明した。ただ現在、運航中の機材が29機にとどまり、機材繰りに制約があるとして、「次の機材をどうしていくか重要だ」と強調した。

 昨年、同社として初の国際定期便となる成田-サイパン線の運航を開始した。国際線戦略では、「LCCと競合する路線は非常に厳しい。運賃競争に陥って共倒れになる可能性が高い」との考えを示した。その上で、「過度な競争にならない市場を勉強し、開拓していきたい」と述べた。

 昨年には東京証券取引所に株式の再上場を申請したが、見通しに関しては「業績拡大へ知恵を出していかなくては」と述べるにとどめた。

6911チバQ:2020/02/18(火) 21:19:01
https://www.asahi.com/articles/ASN2K5W1RN1KUJHB001.html
「茨城空港」改め「東京北空港」案 一体どこまで東京か
有料会員限定記事

佐藤仁彦、佐藤恵子

2020年2月18日 10時00分

 茨城県小美玉(おみたま)市にある茨城空港の愛称を「東京北空港」や「東京茨城空港」にしてはどうか。県議会でこんな提案があった。東京ドイツ村や東京基督教大学など、都内ではない施設はほかにもある。いったい、どこまでが「東京」なのか。

 茨城空港は都心から約80キロ。JR東京駅まで高速バスで約1時間40分かかる。昨年12月の県議会である県議が「首都圏のゲートウェー(玄関口)として知名度を上げるため、愛称に『東京』という言葉を入れて近接性をアピールすべきだ」と発言。大井川和彦知事は「メリットとデメリットを整理した上で検討する」と答え、その後、有識者会議に諮り、改称が必要か年度内に判断する考えを示した。結論によっては、東京五輪までに新しい愛称を決めるという。

 そもそも、空港の正式名称は「…

6912チバQ:2020/02/20(木) 08:34:50
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200219-00000054-mai-soci

九州観光に打撃 中国路線の航空便3分の1に 新型肺炎拡大で減便


2/19(水) 17:08配信

毎日新聞







九州観光に打撃 中国路線の航空便3分の1に 新型肺炎拡大で減便


福岡空港国際線ターミナル=本社ヘリから野田武撮影


 九州運輸局は19日、九州で就航する旅客機の2月末の中国路線(香港・台湾を除く)が1月末の3分の1に当たる週19便に減少する見通しだと明らかにした。新型コロナウイルス感染症の拡大を受け、各航空会社が運休や減便を決めたため。九州の観光業界への打撃となりそうだ。

 九州運輸局によると、香港と台湾以外の中国路線は1月末時点で九州5空港で計10路線が就航していたが、2月上旬以降に運休や減便が相次いだ。中国政府が1月27日に団体旅行だけでなく、個人のパック旅行も禁止にした影響もあるとみられる。クルーズ船の寄港もほぼゼロとなった。

 一方、九州運輸局は19日、2019年の九州の年間外国人入国者数が前年比約17%減の約420万人になる見込みだと明らかにした。日韓関係悪化に伴う韓国の訪日客の減少が主因で、過去最高だった前年を90万人近く下回る。岩月理浩(まさひろ)局長は19日の記者会見で「韓国(の訪日客減少)に加え、新型コロナウイルスの問題も発生した。しばらくは大変厳しい状況が続く」との見通しを示した。【浅川大樹】

6913とはずがたり:2020/02/20(木) 20:37:09
「5年以上もずさんな警備」ALSOKが空港保安検査で「警備業法」違反
「週刊文春」編集部2020/01/28
source : 週刊文春 2020年2月6日号
https://bunshun.jp/articles/-/29876
genre : ニュース, 社会, 企業

6914荷主研究者:2020/02/27(木) 22:27:30

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO55727330X10C20A2L91000/
2020/2/17 19:30 日本経済新聞 中部
中部空港15周年、中国便6割減で拡張に影響も

6915チバQ:2020/03/02(月) 20:48:10
https://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2020030201002368.html
国内航空会社、1千億円減収に 新型コロナ影響試算

2020年3月2日 18時36分


 国内の航空会社でつくる「定期航空協会」(東京)は2日、新型コロナウイルスの感染拡大の影響により、2〜4月に業界全体で約1千億円の減収が見込まれると明らかにした。中国路線の運休や減便などが響くためで、会員各社への聞き取りを基に2月末に試算した。

 航空業界では需要の減少を受け、台湾や韓国などの路線も一部で縮小。国内でも出張や旅行を控える動きが表面化しており、影響は今後さらに拡大する可能性がある。

 協会には日本航空や全日本空輸、ピーチ・アビエーションを含む格安航空会社(LCC)などが入っている。

(共同)

6916チバQ:2020/03/02(月) 20:52:05
https://www.asahi.com/articles/ASN2X00FBN2WUDCB00R.html
成田空港「非常な打撃」  過去最高だった発着数、急落
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福田祥史、根岸敦生、熊井洋美

2020年2月28日 11時42分
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成田空港の国際線出発ロビー。午前中でも、時間帯によっては客の姿がまばらなことも=2020年2月27日午前9時33分、成田空港第1旅客ターミナルビル、福田祥史撮影

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 新型コロナウイルスの感染拡大が止まらない。発生源の中国が団体旅行を禁止して27日で1カ月。成田空港や周辺のホテル、千葉県内の観光地などへの影響は深刻さを増す。外国人客の激減に加え、国内に広がる「自粛ムード」で、先行きへの不安はさらに募る。

 「今はもう、耐えるしかない」。成田国際空港会社(NAA)の田村明比古社長は、27日の記者会見でそう繰り返した。

 1月の国際線発着回数は前年を6・4%上回り、過去最高となったが、2月は一転し、22日までで前年を5・7%下回った。中国線(台湾・香港・マカオを除く)に限ると、1月は前年比44・3%の大幅増だったが、2月は23・1%減。2月の出国旅客数は前年比17・8%減で、中国線では66・5%減と、ほぼ3分の1に落ち込んだ。空港内の飲食、物販、免税各店の2月の総売上高は、前年の64%にとどまっているという。

 田村社長は「経営的に非常な打撃。この事態がある程度長い期間続くことも、覚悟しておかなくてはならない」と述べた。

中国以外の旅行客も…
 年間約200万人が宿泊する成田市。市によると、約4割が中国人客だ。団体客が多かったホテルのロビーは閑散としている。

ここから続き
 「2月に入ってキャンセルが相次いでいる」と、あるホテルの支配人は話す。中国だけでなく、台湾、ベトナム、タイなどからの個人旅行客も減り、アジアからの訪日外国人客はほぼゼロになっているという。

 ホテル内では感染対策を徹底しているためか、例年は数人いるインフルエンザ感染者が、この冬は出ていないという。「客室稼働率のピークは桜の時期と夏休み。今は耐えるしかないけど、出口が見えないのがつらい」

 小泉一成市長も19日の記者会見で「空港周辺のホテルや地元への影響を心配している」と述べた。

 アジアからの観光客が多く訪れるイオンモール成田も大型バスはまばら。運営しているイオンのコーポレートコミュニケーション部は「個人客も多いのでそれほど影響はない」とコメントした。

 影響は外国人客の減少にとどまらない。空港南側にある航空科学博物館(芝山町)。卒園記念で来館する幼稚園が多い時期だが、キャンセルが出ているという。「長引くと、新年度の学校行事での来館などにも影響しそうだ」と懸念する声が上がる。

 酒々井町にある大型商業施設の運営会社の担当者は「国内のお客様に混雑を避ける動きが出ており、早期収束を祈るような気持ちで推移を見ている」と話す。

台風被害とダブルパンチ
 昨秋に台風や大雨の被害を受けた県南部にとっては「ダブルパンチ」だ。

 年間30万人前後が訪れる鋸南町の鋸山(のこぎりやま)日本寺では、台風被害で参道の一部がまだ通れないうえに新型肺炎が響き、参拝や観光で訪れる客は、例年の3分の1ほど。県外からの団体のツアーバスのキャンセルも目立つ。寺の関係者は「2月下旬の3連休で客足は少し戻ってきた気がするが、この先どうなるのか」と嘆く。

 富津市の「マザー牧場」でも、団体のバスツアーのキャンセルが何件かあったという。(福田祥史、根岸敦生、熊井洋美)


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