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商業・流通

1とはずがたり:2006/04/26(水) 23:23:08
スーパー,コンビニ,百貨店,中心商店街の衰退と活性化策など

リンク
http://members.at.infoseek.co.jp/tohazugatali/commerce.html

468千葉9区:2009/02/16(月) 23:20:44
http://www.business-i.jp/news/sou-page/news/200902160028a.nwc
上海 外資ホテル建設暗礁 ドバイ系など資金繰りできず
2009/2/16
 アラブ首長国連邦(UAE)のドバイで1泊15万円以上という超高級ホテル「バージュ・アル・アラブ」を運営するジュメイラ・インターナショナルが、中国進出第1号となる上海市内のホテル建設計画を中断したことが、15日分かった。

 2010年に開催される「上海万博」を当て込んで急ピッチで準備を進めてきたが、昨年後半からの原油価格の下落でオイルマネーの威力が衰えた上、世界的な金融危機の影響もあって資金繰りに行き詰まったという。建設再開のめどは立っていない。

 中国の経済紙、第一財経日報(電子版)が伝えたところによると、同ホテル以外にも米ヒルトン系「コンラッド」など、外資系ホテルの建設計画が相次ぎストップしているもようだ。

 ドバイ政府観光局が「7つ星」を与えている「バージュ・アル・アラブ」は、ペルシャ湾の人工島に建てられた高さ321メートルの超高級ホテル。上海では、香港のデベロッパーなどと共同で、市中心部の新天地に27階建て338室のホテルを昨年までに完成させる予定だった。宿泊料金は1泊が4万円以上とされていた。

 開業時期が10年以降にずれ込めば万博の開催期間に間に合うかどうか微妙な状況だ。

 上海への観光客やビジネス客急増を見込んでいた外資系ホテル業界だが、資金面で足をすくわれたようだ。(上海 河崎真澄)

470千葉9区:2009/02/17(火) 22:31:26
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2009021790105301.html
東海経済、底見えず 深刻不況浮き彫りに
2009年2月17日 10時53分

 内閣府が16日に発表した2008年10−12月期の国内総生産(GDP)の大幅な悪化は、「100年に一度」とされる不況の深刻さを浮き彫りにした。製造業が中心の東海地方では、輸出、設備投資、個人消費の3本柱が総崩れとなる様相が一層、色濃く表れた。年明け以降も景気後退の底は見えず、先行きの不透明感は強まっている。

 ●相次ぐ納期延期

 設備投資の急速な冷え込みで、中部地方に主力拠点を持つ工作機械業界は深刻な打撃を受けている。景気の先行指標といわれる工作機械受注額。その減少幅は「自動車産業の比ではない」(大手メーカー担当者)という。

 中部経済産業局管内(愛知、岐阜、三重、石川、富山県)で、主要メーカー8社の昨年12月の総受注高は前年同月比で約7割減少した。影響は年明けからも拡大し、今年1月の受注高はさらに落ち込む可能性が高い。

 「戦後最大の経済危機」の言葉通り、急激な回復は見込めない。オークマ(愛知県大口町)の広報担当者は「相変わらず納期延期の申し出がある」と嘆いた。

 ●売り場に異変

 個人消費の落ち込みも止まらない。名古屋市内の主要5百貨店(松坂屋、三越、ジェイアール名古屋高島屋、名鉄百貨店、丸栄)の売上高は「トヨタショック」の影響で、昨年11月から3カ月連続で全社が前年割れ。海外ブランドなどの高額品や衣料品が苦戦している。

 松坂屋本店(名古屋市)は11月以降、前年同月比で14−18%の売り上げ減が続く。担当者は「いかにこの地域が『トヨタ城下町』だったか痛感した」と、法人外商を中心とする急激な落ち込みに危機感を募らせる。

 大手スーパー・ユニー(愛知県稲沢市)の幹部は「不況に影響されにくい食品さえ、2月に入ってから落ちてきた」と、売り場の“異変”に不安げだ。

 ●頼みのトヨタも

 トヨタ自動車は、国内生産する自動車の半数以上を海外へ輸出している。2008年のグループ全体の国内生産は、前年比4・1%減の491万2千台。輸出は北米や中南米向けなどが伸びず、3・3%減の278万3千台と7年ぶりに減少に転じた。

 特に08年10−12月期は、3カ月連続でほぼ全地域に向けた輸出が減少。輸出実績は10月が前年同月比10・8%減の24万台、11月が24・1%減の20万4千台。12月はさらに悪化して27・7%減の18万6千台と1999年以降では最大の下げ幅だった。

(中日新聞)

471千葉9区:2009/02/18(水) 22:34:28
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/hokkaido/news/20090218-OYT8T00553.htm
三越札幌店が閉店1時間早める
 三越札幌店は18日、4月から閉店時刻を早め、現在の午後8時から午後7時に前倒しすると正式に発表した。地階の食品売り場の閉店時刻は午後7時半とする。光熱費の削減などによる経営効率化が主な目的だ。また、8月17日に休業することも発表した。同店は近年、元日以外は無休営業を続けていた。

(2009年2月18日 読売新聞)

472千葉9区:2009/02/18(水) 22:43:45
http://osaka.yomiuri.co.jp/eco_news/20090217ke02.htm
阪急メンズ館、1年目順調 新鮮さ維持がカギ
来場870万人 売上高1.6倍
 紳士服・雑貨の売り場として日本一の規模を誇る阪急百貨店メンズ館(大阪市北区)が開業して1年が過ぎた。初年度の売上高は265億円と、前年度に梅田本店で取り扱った紳士服・雑貨の販売額の約1・6倍となり、目標の250億円を上回った。周辺の商業施設の紳士向け商品の販売増加にも役立ち、一時は“メンズ館ブーム”の様相も。ただ、消費不振の逆風下でも好調を維持できるか、真価が問われるのはこれからだ。

(岸本英樹)

 阪急メンズ館は2008年2月1日に商業ビル「HEPナビオ」に開業した。売り場面積は約1万6000平方メートルと、草分けの伊勢丹新宿店メンズ館(東京)を6割上回る。国内初登場の高級ブランドなど約300のブランドをそろえ、男性向けの肌診断やツメの手入れなど、身だしなみを整えるサービスも充実させた。

 ファッション感度の高い男性の取り込みに成功し、1年間で約870万人が足を運んだ。中高年向けのファッション講座など、館内イベントにも力を入れ、「40〜50歳代の男性が売り上げを引っ張る理想的な状態になりつつある」(メンズ館の岡沢健治・販売統括部長)という。

 メンズ館を訪れた男性が、他の百貨店などでも買い物をしたためか、大阪地区の百貨店の紳士服・洋品の売上高は08年9月まで、ほぼ毎月のように前年実績を上回るペースが続いた。

 メンズ館は当面、年間売上高300億円を目指すが、「今の売り場で、まだ(顧客の)取りこぼしがある」(岡沢部長)とみており、売り場には大きく手を入れない方針だ。わずか1ブランドの入れ替えにとどめ、販売員の接客力向上やイベントの充実などで2年目に臨む。

 ただ、不況風は冷たく、08年10月以降は陰りが見えている。1月の大阪地区の紳士服・洋品の売上高は前年同月比0・3%減だった。メンズ館でも冬場の稼ぎ頭のコートの販売は振るわない。業界には「1年目の目新しさを保ち、売り上げを維持するのは難しい」との声もある。


1月の大阪地区売上高6.9%減
 近畿百貨店協会が16日まとめた1月の大阪地区の百貨店売上高は前年同月比6・9%減の869億円と、10か月連続で前年実績を下回った。景気悪化による消費不振で、主力の衣料品や、美術品など高額品の販売が低迷した。

(2009年2月17日 読売新聞)

473千葉9区:2009/02/19(木) 20:21:08
http://www.topics.or.jp/localNews/news/2009/02/2009_123502653055.html
値引き競争過熱 徳島市内、ビジネスホテル戦国時代 2009/2/19 15:55 メールで記事を紹介する 印刷する
 徳島市内でビジネスホテルの開業が相次ぎ、価格競争が激化している。朝食をセットにした低価格設定のホテルが増え、シングル一泊が三千円を切るところも。各ホテルはインターネット予約による宿泊料金の値引きやさまざまなサービスを打ち出し、宿泊客獲得に懸命だ。客室数が増える一方、景気悪化で出張のビジネス客は減っており、競争に一層拍車が掛かっている。

 徳島市中心部では昨年三月、営業をやめていたホテルコスモス徳島(中央通、二百二十二室)がシングル料金を五千円以下に設定して再オープン。十月には、低価格と朝食の無料サービスが売りの大手ホテルチェーンの東横インが徳島駅前店(両国本町一、百三十九室)を開業した。

 今月一日にはビジネスホテル徳島東船場(東船場町二)がオープン。客室数は三十四室と少ないが、二千九百八十円で宿泊できるシングルを五室用意し、三月までは朝食も無料で提供している。ほかのシングルもすべて四千円以下に設定するなど、低価格を前面に押し出している。

 低価格ホテルが増える中、既存のホテルも室料を引き下げて対抗している。シングル料金七千五百−八千五百円で営業していた徳島東急イン(元町一)は、昨年十二月から今年二月の期間限定で、インターネット予約の料金を五千円台に。ミネラルウオーターを無料提供したり、空きがある場合は部屋をグレードアップしたり、サービスを充実させて宿泊客を増やそうと懸命だ。

 佐藤正支配人は「景気悪化で出張を控える県外企業が増えており、減り続けるビジネス客の取り合いになっている」と指摘する。

 市内十六の宿泊施設が加盟する市日本観光旅館連盟の森浦源泰理事長は「現在、県外からの観光客を増やす有効策はない。競争力がなければ、廃業を迫られるホテルも出てくるだろう」と危機感を募らせている。

474千葉9区:2009/02/19(木) 21:20:38
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/economic/147969_all.html
丸井支援に高島屋名乗り 伊勢丹と争奪戦か(02/19 08:04)
 大手百貨店・高島屋(大阪)の鈴木弘治社長は十八日、北海道新聞の取材に対し、民事再生手続き中の丸井今井(札幌)のスポンサー候補に名乗りを上げたことを明らかにした。丸井今井は営業支援を受ける伊勢丹(東京)にスポンサー就任を要請しているが、諾否はまだ表明されておらず、高島屋が支援表明の第一号となる。

 高島屋は二〇〇七年秋に大丸と松坂屋の経営統合で発足したJ・フロントリテイリングに抜かれるまでは業界最大手の座にあった有力百貨店。〇五年の丸井今井の再建計画策定時にもスポンサー候補に浮上した。

 昨年秋には阪急阪神百貨店を傘下に置くエイチ・ツー・オー(H2O)リテイリングと三年以内の経営統合を目指す方針を打ち出している。

 鈴木社長はスポンサー候補に名乗りを上げたことについて「(北海道は)私たちにとって空白地帯。丸井今井とは店舗も重ならず、補完関係が成り立ち、再生のお手伝いができる」とし、「北海道の人たちの愛着も深く、再生の可能性は大いにある」と語った。

 ただ具体的な支援内容や地方店の存廃については「現時点ではコメントのしようがない」と述べるにとどめた。

 一方、伊勢丹を傘下に置く三越伊勢丹ホールディングスは月内にも諾否を表明する見通し。丸井今井の再建をめぐっては、J・フロントを除く国内百貨店二強による争奪戦の可能性も出てきた。

 丸井今井は、〇五年から伊勢丹の支援を受けて経営再建に着手したが業績が回復せず、一月二十九日には民事再生法の適用を申請して自主再建を断念した。

475千葉9区:2009/02/19(木) 22:04:30
>>474
高島屋:丸井今井を買収!?
伊勢丹三越:札幌三越&丸井今井に資本参加
Jフロント:大丸が札幌地区NO1に
ミレニアム:西武撤退、IY系のロビンソンも撤退

東急百貨店はどうする・・・?

476とはずがたり:2009/02/20(金) 16:51:41
>>471
夜型の俺としては閉店時間を繰り上げるよりも開店時間を遅くした方が良いような気がするんだけど。

三越仙台店 閉店30分繰り上げ コスト削減
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/02/20090220t12016.htm

 三越仙台店(仙台市)が4月から、閉店時刻を30分繰り上げて午後7時とすることが19日、分かった。客足の少ない時間帯の営業を短縮し、人件費や光熱費などのコスト削減を図るとともに、「従業員のシフト勤務を集約し、接客充実を図る」(同店)のが狙いという。

 三越伊勢丹ホールディングスの石塚邦雄社長は今月2日、地方店などの営業時間短縮を検討する意向を明らかにしていた。首都圏などの店舗では通勤客が帰宅時に立ち寄るニーズがあるものの、JR仙台駅から距離がある仙台店の場合は日中に比べて夕方以降の客足が少ないといい、営業時間の短縮を決めた。

 三越仙台店は「これまで営業時間を拡大してきたが、効率が上がっていない。基本に戻り、接客重視で効率化を図る」と話している。

 営業時間の短縮に伴い、売り場に立つ従業員が少なくなる時間帯を減らすことで接客サービスの充実にもつなげる考え。クリスマスなど多くの買い物客の来店が見込める期間は営業時間を延長することを検討している。

 消費不振の深刻化を受けて、首都圏などの大手百貨店が営業時間の短縮を検討している。地方百貨店でも同じ動きが広がることも予想される。
2009年02月20日金曜日

477千葉9区:2009/02/21(土) 15:34:33
>>474
http://www.asahi.com/business/update/0220/TKY200902190331.html
高島屋が丸井今井支援へ名乗り 「札幌で一番」争奪も
2009年2月20日1時47分
 不況が深まるなか、民事再生法の適用を申請した老舗(しにせ)百貨店・丸井今井(札幌市)の再建支援に、高島屋が名乗りをあげた。新規出店より安い投資で、重要拠点に進出できると判断したようだ。支援を要請されている三越伊勢丹ホールディングスと、人口190万人都市の地域一番店を奪い合う可能性が出てきた。

 高島屋は19日の取締役会で交渉入りを確認し、近く資産査定を始める。北海道は店舗のない空白地域。阪急阪神百貨店を持つエイチ・ツー・オーリテイリングとの統合を決めた高島屋が丸井今井を支援できれば、北海道から九州までの大都市に店舗網を築き、売上高で業界3位から再び百貨店トップに返り咲くことも夢ではない。

 一方、資産査定に入っていた三越伊勢丹側は、「ライバル」の出現に戸惑いを隠さない。勝ち組と言われた伊勢丹も業績は悪化し、08年4月に統合した三越と共に、旗艦店の大型投資を先送りする状況だ。丸井今井の支援にどうかかわるべきか、答えを出しかねていた。

 札幌市では1月にロビンソン百貨店が閉店、西武百貨店も閉鎖を検討している。そこへ高島屋が老舗と組んで参入すれば、三越の直営店や、伊勢丹と提携する東急百貨店への影響は計り知れない。


http://mainichi.jp/hokkaido/seikei/news/20090220ddlk01020299000c.html
老舗破綻:丸井今井・民事再生 高島屋支援表明、札幌舞台に競争激化 /北海道
 ◇道内百貨店「再編」加速も
 道内老舗百貨店「丸井今井」(札幌市)の破綻(はたん)をめぐり、大手百貨店「高島屋」(大阪市中央区)が経営再建のスポンサーに名乗り出た。丸井今井が支援を要請している大手百貨店「伊勢丹」(東京都新宿区)との争奪戦に発展する可能性があるだけでなく、高島屋の道内進出につながれば、全国展開する大手百貨店グループの競争が札幌を舞台に激化することになる。

 高島屋は関西や関東を中心とした直営店のほか、岡山や岐阜などにグループ会社の地方店舗を持つが、東北以北は空白地区。関西を中心に15店舗を展開する阪急阪神百貨店を傘下に持つエイチ・ツー・オー(H2O)リテイリングとの経営統合を目指しており、その阪急阪神が11年度に博多に新規出店することから、丸井今井を傘下に収めれば、店舗網の全国展開を大幅に強化できる。

 一方、丸井今井にテナント出店などしている債権者の間では「スポンサー支援が前提じゃないと再建は無理」との見方が大勢だっただけに、高島屋の支援表明は朗報だ。伊勢丹の対応がはっきりしない中、「『引き受けますよ』というところが出てきたことは、債権者にとって心配材料が減る」(道内金融機関幹部)というわけだ。

 札幌市内には現在、大丸を傘下に持つJ・フロントリテイリング▽西武百貨店を傘下に持つミレニアムリテイリング▽三越伊勢丹ホールディングス(HD)−−が店舗を展開しており、高島屋が進出すれば国内の4大百貨店グループが札幌に出そろうことになる。対する三越伊勢丹HDは三越札幌店に加え、伊勢丹と業務提携している東急百貨店の店舗も札幌にあり、丸井今井の再建を担うメリットがあるかどうかを慎重に検討するとみられる。

 また、ミレニアムリテイリングは西武札幌店と旭川店の撤退を検討しており、今後の競争激化で道内百貨店の再編が加速する可能性もある。大手百貨店幹部は「それぞれの立地と顧客層に合った店づくりをしながら、外商やインターネット販売などの販売網も強化しなければ生き残りは難しい」と話す。【仲田力行】

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 ■ことば

 ◇高島屋
 1831年、初代飯田新七が京都で古着・木綿商を創業。1930年に商号を高島屋に変更。89年にグループ売上高が百貨店業界で初めて1兆円を突破した。グループ会社含め国内20店舗、海外3店舗を展開し、08年2月期連結決算は売上高1兆427億円、営業利益376億円。昨年10月、阪急阪神百貨店を傘下に持つエイチ・ツー・オー(H20)リテイリングとの3年以内の経営統合を目指すと発表した。

478千葉9区:2009/02/21(土) 15:35:34
http://kyushu.yomiuri.co.jp/keizai/detail/20090221-OYS1T00242.htm
今月末閉店の久留米井筒屋、3月営業再開を検討
 井筒屋の中村真人会長は20日、今月末で閉店を予定している福岡県久留米市の百貨店「久留米井筒屋」について、閉店後の3月に営業を再開する可能性があることを明らかにした。

 同店は大型商業施設との競合で赤字に陥ったため、昨年8月に井筒屋が撤退を決めた。同10月から閉店セールを実施中だが、セールで売り上げが伸びていることや、営業継続を求める地元の声が強いことから、再開などを検討している。近く地元自治体などと協議し結論を出す。

(2009年2月21日 読売新聞)

479千葉9区:2009/02/22(日) 13:15:43
http://sankei.jp.msn.com/world/korea/090222/kor0902221301001-n1.htm
【週刊韓(カラ)から】あの「ダイソー」が続々上陸 1000ウォンショップ人気の背景 (1/3ページ)
2009.2.22 13:00

韓国の「ダイソー」の店頭(ダイソー亜成産業提供) 日本に住んでいたとき、足しげく通った「100円ショップ」チェーンの「ザ・ダイソー」(本社・広島市)。良質な生活用品が安価に手に入る日本を離れ、昨年夏に韓国に赴任した。超物価高のソウルの住民となり、節約を強いられる生活を送っていたときに見つけた「ダイソー」の看板。もちろんハングルで書かれていたが、紛れもなく、日本でこよなく愛した、あのダイソーだった。

 韓国では、「1000ウォンショップ」として知られ、2001年に韓国に本格進出。今も店舗を増やし続けている韓国経済界の成長企業なのだ。(ソウル 水沼啓子)

 「ダイソー」の商品などを均一価格で販売する1号店が、ソウル市内にオープンしたのは1997年。このとき店名はまだ「ダイソー」ではなかった。

 2001年に韓国の貿易企業との共同で「ダイソー亜成産業」(本社・韓国龍仁市、朴正夫社長)を設立。店頭にも「ダイソー」の看板を掲げて、本格的な韓国進出が始まった。

 現在、韓国の「ダイソー」はソウル市をはじめ全国に410店舗以上を展開している。今年は学生街の梨大駅や新村などに新たな店舗を開店する計画で、全国で約450店舗まで拡大する予定だ。

 韓国の「ダイソー」では日常生活用品や化粧品、事務用品、インテリア製品、食品など日本とほぼ同じ品ぞろえ。6万余種類の商品を販売している。

 しかも、消費者に飽きられないように新鮮味を出すために、毎月1000余種類の新商品を次々と開発。現在、韓国内はもちろん中国、東南アジア、インド、欧州など全世界30余カ国の2000以上の関連企業と取引をしている。

 今年は化粧品の開発に力を入れており、現在260余りの化粧品を販売しているが、ダイソーオリジナル化粧品や美容関連商品を含むコスメティック商品を約600種類まで増やす計画だ。

 韓国のダイソーでは1000ウォン(約60円)均一価格で販売。一部の商品が2000ウォンあるいは3000ウォンで販売されている。

 2007年の売上額は1500億ウォン(約94億3000万円)で、2008年は2270億ウォン(約142億7000万円)と年々急激に売り上げを伸ばしている。

 韓国の主な顧客層は20〜50代の主婦や学生が中心で、全体の85%を占める。とくに韓国で売れ筋商品は台所用品などの消耗品やプラスチック製の収納製品、食器類などだ。

 日本のダイソーオリジナル商品や企画商品なども数多く置かれているが、このところのウォン安、円高にかかわらず、価格は1000ウォン据え置き。ダイソー亜成産業の広報は「値上げは考えていない」という。

 一方、気になる不況の影響については、「景気低迷で台所用品などの消耗品をダイソーで買うケースが増えている」としており、逆に売り上げを伸ばしているようだ。

 韓国で「ダイソー」が売り上げを伸ばしている背景に、低廉な商品に対する意識の変化もある。

 以前は「安かろう、悪かろう」という認識だったが、「今は低価格な商品に対するイメージも良くなり、ダイソーの認知度も高まっている」(ダイソー亜成産業の広報)という。

 いや、むしろ良質な低価格商品を売るダイソーが韓国で広まり、低廉商品のイメージアップにつながったと言ったほうがよいかもしれない。今やダイソーは、不況に泣かされている韓国の主婦や学生たちの“救世主”だ。

480千葉9区:2009/02/24(火) 22:22:34
>三越伊勢丹ホールディングス傘下の伊勢丹に次ぎ、2社目
意外ですね。台湾なんかそごう・三越が凄いし、
中国でもジャスコが高級スーパーとして目立ってるし。
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20090224-OYT1T00803.htm
高島屋が中国進出、2012年に上海1号店
 高島屋は24日、2012年に中国・上海に出店すると発表した。

 少子高齢化などで日本での事業拡大が難しくなる中、経済成長が続く中国の富裕層を取り込むのが狙いだ。日本の大手百貨店の中国市場への進出は、三越伊勢丹ホールディングス傘下の伊勢丹に次ぎ、2社目。

 高島屋は23日に、出店準備のための現地法人の設立の登記をした。現地の有力デベロッパーと提携し、上海市の高級住宅街の複合ビル内に、地下1階から地上7階、売り場面積約4万平方メートルの店を構える計画だ。

(2009年2月24日20時29分 読売新聞)

481千葉9区:2009/02/24(火) 23:24:28
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20090224-00000015-tkwalk-ent
2月&3月は都内ショッピング施設が誕生ラッシュ!
東京ウォーカー2月24日(火) 17時10分配信

池袋を変える「Echika 池袋」
09年の春も東京には様々な新名所が登場するが、ズバリ注目はターミナル駅のショッピングスポットだ。 

他の写真も見る: 寄り道せずにはいられない「Echika fit 上野」

池袋に誕生するEchika 池袋に、新宿のマルイ2館の大幅リニューアル、青山にはモードな高層ビルが誕生と枚挙に暇がない。さらには昨年のH&M旋風に追い討ちをかけるように、またまた海外のファストファッションブランドが原宿に進出。いつもの街がどうチェンジするか、東京ウォーカーでパパラッチして参りました! 



一番の注目は、表参道に続く第2のエチカ「Echika 池袋」。

こちらは4つのゾーンに40店舗からなる大型新名所は、池袋発祥のスナック・チーズドッグを扱う「ザ・プレミアム チーズドッグ BUKURO DOG」など、新業態が半分近くを占める独自のラインアップが魅力。“シナグロ”などの人気店の新展開も期待大だ。



2/26(木)に東京メトロ上野駅構内に登場する「Echika fit 上野」も要チェック。

「ちょっといい、ちょうどいい、地下の街」をコンセプトに、サッポロライオンの新業態「cafe&Bar Cura」など、エリアに6店舗が登場する。



大ターミナル・新宿では、マルイ全6館がリニューアル!

その第1弾として「前・マルイシティ新宿 2」が2/20「新宿マルイ ワン」に、2/27(金)には「前・マルイヤング新宿」が「新宿マルイ カレン」へと生まれ変わる。“ワン”と“カレン”は、内外装&ブランドも一新。個性派のワンと、ファストファッション館のカレンと、大人も遊べるマルイが誕生し、新宿の買物ルートが激変する。

東京のストリートカルチャーが凝縮したのは、「新宿マルイ ワン」。「セクシーダイナマイト ロンドン」をはじめとする全34店で、パンク、ロリータなどの東京の今を発信するインディビジュアルファッションを集積した。外国人の注目も集めそうだ。

「新宿マルイ カレン」は、“新ファストファッション館”をテーマに、「モルガン」や「ムルーア」、デビューブランドの「スウェンディバード」など、手ごろな価格で旬のアイテムがそろうショップが全36店。買物をしやすいようにと、ショップ同士の垣根をゆるやかに取り払ったそう。

女子殺到間違いナシなのは、3/26(木)に青山通りにオープンする「Ao」(アオ)。

低層部に飲食、アパレル、コスメを展開。各階上にグリーンテラス、5階にウォーターテラスがあるエコな仕上がり。全40店の、緑とテラスが気持ちのいい新名所だ。



番外編で注目はLAでセレブに絶大な支持を集める「kitson」。

3/8(日)ルミネ新宿にオープンする高感度なセレクトショップで、パリス・ヒルトンなども愛用。レディスを中心に、日本初や世界先行発売のインポート、海外セレブとのコラボによるアイテムなどブランドは90以上。行列は必至だ!

今年も続々登場する都内の新名所。春の足音と共に、目が離せない!【東京ウォーカー 5号 「NewsWalker 春の新名所パパラッチ」】

483千葉9区:2009/02/25(水) 21:09:05
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/special/chihou/ch090225.htm
JR川崎駅 買い物客争奪戦/神奈川
 1日乗降客約36万人と、県内JR駅2番目のターミナル・川崎駅で今夏以降、23年ぶりに東口駅前広場の全面改修が始まる。現在、1日約2300台が発着するバス乗り場や駅前商店街に行く際、川崎地下街「アゼリア」を通るか、地上を大きく迂回しなければならず、バリアフリーも不十分。こうした問題の改善が狙いで、大型商業施設「ラゾーナ川崎」のオープン後、買い物客が西口に流れており、巻き返しに、東口関係者の期待が高まっている。

 改修は川崎市が、約2年間で約60億円かけて行う方針で、2月市議会で審議中の新年度予算案に、初年度分約26億円が計上された。まず、ロータリーのバス乗り場を2か所に集約して横断歩道を設け、地下街と結ぶエレベーター、エスカレーター計5基を新設する。また、東口正面の名物商店街「仲見世通」(約150店)や「銀柳街」(53店)に最短距離で行ける横断歩道も設ける――などが概要。

 現在、東口はタクシー乗り場が手前にあり、バス乗り場は「陸の孤島」状態。その上、7か所に分かれ、うち1か所にしかエレベーター、エスカレーターがない。また、地上から仲見世通や銀柳街に行くには、ロータリーを左右どちらかに大きく迂回し、信号を渡らなければならない。

 こうした構造になったのは1986年。交通安全対策でバス・タクシーを地上、歩行者を地下街に分離したためだ。しかし、駅の改札が地上3階(地上約7メートル)にあるため、バスに乗るには、エスカレーターなどで地上に下り、さらに地下に入って再び地上に戻らなければならない。少子高齢化や障害者のバリアフリー化が進む中、バス利用者などの苦情が高まり、同市は全面改修に踏み切ることにした。

◆川崎地下街「アゼリア」
 東京、横浜に奪われていた買い物客を取り戻すため、1986年10月に「川崎で銀座の買い物を」のキャッチフレーズで、川崎市などの第3セクターの運営でオープン。現在、飲食店やブティックなど約150店のテナントが入る。地下街の面積ではオープン当時、東京・八重洲に次ぐ規模で現在も全国3位。内部に東口バス乗り場への階段の入り口が散在している。

(2009年2月25日 読売新聞)

484千葉9区:2009/02/25(水) 21:36:01
>>307-309>>463
http://mainichi.jp/select/biz/news/20090226k0000m020106000c.html
ローソン:3強軸に業界再編加速へ am/pm買収で
 コンビニ業界2位のローソンが7位のエーエム・ピーエム・ジャパン(am/pm)の買収を決めたのは、少子高齢化で市場縮小が進む中、比較的成長が見込まれる首都圏の基盤強化を図るためだ。今後は出資関係のある大手商社も絡み、セブン−イレブン・ジャパン、ローソン、ファミリーマートの3強を軸にした業界再編が加速しそうだ。

 「最大のマーケットの東京が際立って弱く、何とかしたかった。新規出店するより必要資金は3分の1、時間も6年短縮できる」。ローソンの新浪剛史社長は25日の会見で、am/pm買収の狙いをこう語った。市場飽和の地方に比べ、首都圏は人口増加も見込まれる。両社の東京都内の店舗は約1700店に上り、業界最大手のセブン−イレブン・ジャパンを上回る。買収をセブンに迫るきっかけにしたい考えだ。

 一方、全国の主要コンビニチェーンの既存店売上高は00年から8年連続で前年実績割れが続いている。08年はたばこ自販機用成人識別カード「タスポ」を持たない喫煙者の来店が増える「タスポ効果」で各社とも好調だが、今夏には効果が一巡し、「勝ち組負け組の差が広がる」(大手コンビニ首脳)との見方が強い。am/pmの相沢利彦社長も会見で「スーパーとの競争も進んでおり、我々の規模で生きていけるか課題だった」と認めた。

 今後のカギを握るのは大手商社の動向だ。昨年12月には三菱商事とイオンが資本・業務提携。もともと三菱商事が大株主のローソン・am/pm連合とイオン傘下のミニストップとの間で、商品の共同開発・調達などの提携の可能性もある。また、伊藤忠商事傘下のファミリーマートと、伊藤忠と商品開発などで業務提携する大手スーパー「ユニー」傘下のサークルKサンクスを巡って、連携強化のうわさも絶えない。

 新浪社長は「今後はコンビニがどんどん出店する時代ではない」と他社の買収・合併に意欲を示した。【小倉祥徳】

485とはずがたり:2009/02/26(木) 00:40:23
たかがカードで散々待たされて非常に気分が悪いがファミマカードが届いた。
新幹線のEXPRESS CARDがVISAで日石のエネオスがMASTER CARDでファミマがJCBと綺麗に揃ったので,一箇所を重点的に使ってポイント溜めるなんて小賢しい真似はせずに,バランス良く使うぞお〜w
コンビニはなんだかんだでセブンイレブン派(トップブランドと云う事で相容れなくて昔は嫌いだったけど転向してしまいましたw)だけど其処此処で持ってないかと聞かれるTポイント付きなので申し込んでみた。
ホントは何枚もカード持ち歩くのは面倒くさいし(ほぼ使ってない眠ってるカードもVISA,MASTER,JCBともに一枚ずつあり・・)大体カードは付いてる機能が限定的で不便で仕方がない。何枚も持ち歩きたくないので,2,3社共同の機能付きとか出ないかねぇ。。潜在的な需要は大きいと思うんだけど。

486名無しさん:2009/02/26(木) 21:53:13
形態安定ならぬ保全管理か。

ワイシャツのトミヤアパレル、会社更生法の適用を申請 経済ニュース マネー・経済 YOMIURI ONLINE(読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20090226-OYT1T00918.htm

 シャツ製造卸大手のトミヤアパレル(東京、大証2部)は26日、東京地裁に会社更生法の適用を申請し、保全管理命令を受けたと発表した。負債総額は約123億円。

 1943年設立の老舗で、ワイシャツやカジュアルウエアなどを製造し、百貨店や量販店などで幅広く販売していた。しかし、世界的な景気低迷に伴って売上高が落ち込み、資金繰りが悪化したという。

 2月24日には、「形態安定加工」をうたったワイシャツが実際には加工されていなかったとして、大手百貨店2社とともに公正取引委員会から排除命令を受けていた。

(2009年2月26日21時25分 読売新聞)

487千葉9区:2009/02/26(木) 22:30:54
http://mytown.asahi.com/hokkaido/news.php?k_id=01000000902260005
丸井今井支援 三越伊勢丹、表明へ
2009年02月26日

■来週にも 高島屋と争奪戦


 大手百貨店、伊勢丹を傘下に持つ三越伊勢丹ホールディングスが、民事再生法の適用を申請した丸井今井に対する支援を来週中にも表明することが25日、分かった。三越伊勢丹の石塚邦雄社長らと会談した高橋はるみ知事が同日夕、都内で報道陣に明かした。丸井今井の経営再建を巡っては高島屋が支援に名乗りを上げている。どちらが支援企業となるかは今後、両社が提示する具体的な支援内容次第だが、大手百貨店による丸井今井の争奪戦が具体化する兆しだ。
(神元敦司、綱島洋一)


 高橋知事によると、三越伊勢丹の石塚社長らは「来週の支援表明に向けて最終的な精査をしている。(丸井今井をどこが支援するかは)遅くとも3月中には決着したい」などと明かしたという。三越伊勢丹はすでに丸井今井の資産査定に着手しており、具体的な再建案づくりが大詰めを迎えているとみられる。


 高橋知事は、東京都内の高島屋日本橋店も訪れ、鈴木弘治社長らと会談した。鈴木社長は高橋知事に対し「札幌本店を含めて(丸井今井の)地方店の状況を精査している。今後1カ月をめどに具体的な提案をさせて頂きたい」などと述べたという。


 その際、鈴木社長は高島屋米子店(鳥取県米子市)と丸井今井室蘭店の市場規模が類似している点を挙げ、「うちは長い歴史のなかで(米子店は)黒字経営をしている」と述べ、丸井今井の道内地方店を存続させる可能性を示唆した。高橋知事は報道陣に対し、「地方の現状を(役員が)みたうえで具体的な提案があるとの印象を受けた」などと語り、道内地方店の存続に期待を寄せた。


 丸井今井は民事再生法の適用を申請した際、資本・業務両面で関係が深かった伊勢丹に支援企業に就任するよう要請。高島屋が支援企業に名乗りを上げた後も「伊勢丹に対する支援要請の姿勢に変更はなく、速やかな表明を期待している」との見解を発表していた。三越伊勢丹が支援を正式に表明すれば、高島屋の動きをにらみながら三越伊勢丹と具体的な支援内容の協議が始まるとみられる。


 高橋知事はこのほか、西武百貨店を傘下に持つ「ミレニアムリテイリング」(東京都千代田区)で山下国夫社長らに会い、閉店の方針が固まったとされる札幌、旭川両店の営業継続を要請した。山下社長は「両店の閉店は決まっていない」としながらも「国内の消費需要は落ち込み、百貨店業界は厳しい」と述べたという。

488千葉9区:2009/02/27(金) 21:32:03
http://mainichi.jp/hokkaido/seikei/news/20090227ddlk01020263000c.html
老舗破綻:丸井今井・民事再生 地方店舗の扱い焦点 /北海道
 ◇高島屋VS三越伊勢丹HD−−「再建策」を提案へ
 民事再生手続き中の百貨店「丸井今井」(札幌市)を巡り、大手百貨店「高島屋」(大阪市)に続き、大手百貨店「伊勢丹」(東京都)を傘下に持つ三越伊勢丹ホールディングス(HD)が再建支援の方針を表明したことで、今後は高島屋と三越伊勢丹HDがどのような再建策を提案するかが焦点となる。特に旭川、函館、室蘭にある丸井今井の地方店舗の扱いがスポンサー企業を選ぶ際のポイントになりそうだ。

 「(丸井今井の資産を)いくらで買うかという経済合理性はもちろんだが、それ以外の要素として、両社が地方店をどう判断するかが大きなウエートを占める」。丸井今井のメーンバンク、北海道銀行の堰八義博頭取はこうみる。堰八頭取は25日、三越伊勢丹HDの首脳と会談した高橋はるみ知事に同行。両社による丸井今井の争奪戦となった経緯を知る立場から、再建案に地方店舗存続が盛り込まれる可能性に期待を寄せる。

 関係者によると、三越伊勢丹HDはすでに丸井今井の資産査定を終了し、再建プランを策定している段階という。地元自治体などが存続を要請している地方店舗をどう扱うかはまだ明らかにされていない。

 一方、高島屋はショッピングセンター(SC)化などによる地方店の存続を示唆する。水野英史常務が24日の記者会見で、各地でSC開発を手掛ける子会社「東神開発」(東京都)の活用に言及し「札幌本店の別館などを含め、いろいろな角度から見直しができる」と述べた。地方店舗のある自治体関係者からは「商業施設として残ってもらうことが大事だ。百貨店という業態が難しいならSCでもいい」と好意的に受け止める声も出ている。

 民事再生手続きでは両社の再建策が出そろった後、裁判所や監督委員の弁護士が債権者などの意見を考慮しながら総合的に判断する。言い換えれば、三越伊勢丹HDと高島屋のどちらが債権者や丸井今井により有利な条件を示せるかの勝負となる。【仲田力行、小倉祥徳】

489千葉9区:2009/02/27(金) 23:13:07
http://jp.reuters.com/article/businessNews/idJPJAPAN-36732420090227
セブン&アイが百貨店改革に着手、地方店活性化に不透明感
2009年 02月 27日 16:45 JST
  [東京 27日 ロイター] セブン&アイ・ホールディングス(3382.T: 株価, ニュース, レポート)が、懸案事項だった百貨店改革に取り組み始めた。不採算店舗の1つであるそごう心斎橋本店の売却を決めた。

 そのほか、食品部門へのスーパーマーケットのノウハウ導入などこれまでの「百貨店の常識」にこだわらない手法で、収益力の改善を図る。ただ、同社全体で4.4%の利益しか生まない百貨店事業を再活性させるには、地方店の収益向上や整理が不可避。しかし、地方経済の弱体化が進む中で“起死回生策”はなかなか見出せず、改革の前途は不透明なままだ。

 <課題の百貨店事業にてこ入れ>

 セブン&アイHDは26日、そごう心斎橋本店をJ.フロント リテイリング(3086.T: 株価, ニュース, レポート)傘下の大丸に売却すると正式に発表した。同店は赤字店舗のひとつだっただけに、多くの市場関係者からは「これまで放置してきたように見えた百貨店事業のてこ入れが始まりポジティブ」(外資系証券)と評価が出た。27日の株価は売却を好感して、一時前日比222円高の2205円まで上昇した。

 拡大路線が行き詰まりを見せているイオンと比べると業績は好調なセブン&アイだが、弱点の1つが百貨店事業だ。セブン&アイの2009年3月期連結営業利益は前年比4.6%増の2940億円を見込んでいるが、3―11月を見る限り、営業利益のうち76.6%をコンビニエンスストア事業が稼ぎ出す一方、百貨店事業の貢献度は4.4%に留まる。傘下で同事業を運営しているミレニアムリテイリングは昨年9月、業績不振からの脱却を果たすために山下国夫社長が就任するなど経営陣を大幅に刷新。セブン&アイとの連携効果を出すために「シナジープロジェクト」を立ち上げた。コンビニ偏重の収益体質を脱するためにも、百貨店事業の立て直しが急務となっている。

 不採算店売却の一方で、現在取り組みが進められているのが、既存店の収益力向上策だ。「百貨店はこうでなければならないという発想を根底から破ることが必要」(同社幹部)との観点で、売り場改革にも着手した。イトーヨーカドーやヨークベニマルの幹部が乗り込んで食品部門の改革を行っているほか、2月10日からグループのプライベートブランド(PB)「セブンプレミアム」の販売を西武百貨店池袋本店でスタート。同ブランドは、グループのスーパーやコンビニでも展開しており、シナジー戦略の一環だ。高級品の品揃えというイメージが強い百貨店に手軽さが売りのPBを置くということに対し、ミレニアムリテイリング関係者は「最初は顧客層が違うと感じたが、導入後の売上げを見ると全く違った」と驚きを隠さない。今後は他の店舗への導入も進めていくという。

 ミレニアムリテイリングにとっては、目先の最重要案件は、300億円を投資して2010年に完成予定の西武百貨店池袋本店の全館改装だ。しかし、傘下の百貨店27店舗のうち、1000億円の売上高を超えるのはこの西武百池袋本店とそごう横浜店の2店舗だけで、両店舗の売上げに占める割合は32%に過ぎない。旗艦店の強化だけではなく、多くの地方店をどのように活性化させるのかが、同時並行で進めなければならない課題となってくる。セブン&アイ関係者も「地方店は首都圏にある旗艦店とは異なる改革が必要だ。しかし、着手はこれからだ」と述べている。 

 SMBCフレンド調査センター主任研究員の田中俊氏は「環境は厳しく、従来の百貨店経営を続けていては、生き残れない。プライベートブランドの販売や本店売却は、従来の百貨店経営者にはなかった発想で興味深い取り組み」と評価。本店売却やPB導入という業界の常識を破る改革を実行に移してきただけに「地方店の改革でも従来の百貨店にないアプローチが出てくるかもしれない」と期待を寄せる。

 ただ、百貨店は個店の競争力が全体の収益性につながる業態と言われており「地域1番店であるかどうかが、最も重要」というのが業界の常識だ。このため「百貨店はセブン&アイが得意とするチェーンオペレーションのノウハウを生かしやすい業態ではない」と、再建を疑問視するアナリストの声もあり、地方店の改革が軌道に乗るかどうかは未知数だ。

 (ロイター日本語ニュース 清水 律子)

490千葉9区:2009/03/01(日) 17:47:38
>>477>>487-488
http://mainichi.jp/hokkaido/seikei/news/20090301ddlk01020111000c.html
ニュースワイド:丸井今井民事再生1カ月 支援めぐり覇権争い /北海道
 ◇三越伊勢丹VS高島屋
 丸井今井が民事再生法の適用を申請してから1カ月。最大の焦点の再建支援に向けたスポンサー企業には、三越伊勢丹ホールディングスか高島屋が就任する見込みとなった。過去の経緯から、順当に行けば業務・資本提携を結ぶ伊勢丹を傘下にもつ三越伊勢丹が有利とされるが、地方店経営のノウハウが豊富な高島屋も強気の姿勢を隠さない。売上高1兆円規模の大手2社による老舗百貨店の争奪戦。人口190万人の札幌市を舞台に、デパート業界の覇権争いの様相を呈し始めた。【仲田力行】

 ◇札幌は店舗過剰 市場縮小、売り上げ競争過熱
 ■ほころび随所に

 丸井今井は73年に伊勢丹が主催する共同仕入機構に加盟するなど関係が深く、05年の経営危機以降、さまざまな支援を受けてきた。今回も「速やかな支援表明を期待している」としており、伊勢丹が第一候補であることには変わりがない。

 ところが、この間の“伊勢丹流”の改革を振り返ると、随所でほころびが目立つ。例えばカード戦略では今年4月から、伊勢丹のクレジット専用に切り替える計画だった。しかし、現金専用カードを利用する顧客にはクレジットへの抵抗感が強く、従来のカードが継続されることになった。道内百貨店幹部は「衣料品重視の伊勢丹は『買い物はクレジットで』と発想する。一方で、丸井今井は食品などを現金で買う。カードの切り替えは客を無視した誤った発想だった」と指摘する。

 再建の切り札と位置付けた高級路線の紳士服フロア「マルイメンズ」。流通関係者は「東京で成功したからといって北海道でも同じやり方がうまくいくとは限らない。地元に合ったやり方を考えないと同じことの繰り返しになるだろう」と厳しい視線を投げかける。

 ■SC化で再建も

 「北海道にとっては高島屋が一番マッチしていると確信している」。24日、東京都内で記者会見した高島屋の水野英史常務は丸井今井のスポンサー就任に向けた自信を見せた。

 水野常務が理由として挙げるのは、高島屋が100%出資する不動産開発会社「東神開発」の存在だ。同社はショッピングセンター(SC)事業や海外店舗の開発に加え、既存店の改装などにも定評がありグループの成長を支えている。さらに高島屋は高崎(群馬県)や米子(鳥取県)など地方店舗も経営しており、大都市圏中心の伊勢丹とは違ったノウハウをもつ。

 丸井今井の再建をめぐっては旭川、函館、室蘭の地方3店舗の存廃が焦点の一つ。水野常務は「われわれは(地方店に対しても)いろいろな角度から支援できる」と説明。東神開発を活用した地方店のSC化などの再建策検討も示唆する。

 百貨店業界はSCや専門店との競争激化に消費低迷が重なり苦戦を強いられているだけに、流通関係者は「別の業態に転換するような再生の方が、むしろ望ましいのではないか」と話している。

 ■再編の波

 再編の波にもまれている百貨店業界。口火を切ったのは03年、そごうと西武百貨店の経営統合で誕生したミレニアムリテイリングだ。07年には大丸と松坂屋がJ・フロントリテイリングとなり、売上高が1兆1737億円に。さらに08年の三越伊勢丹は売上高1兆5598億円となった。

 単独で1兆円の売り上げをもつ高島屋は再編に乗り遅れていたが、阪急阪神百貨店を傘下にもつエイチ・ツー・オー(H2O)リテイリングと11年までに経営統合する予定だ。

 道内では大丸の独り勝ちが続いており、三越、西武も低迷している。こうした中、高島屋は東北以北は未進出。市場縮小で新規出店の余地が限られる中、丸井今井を傘下に収めれば全国の主要都市をカバーできるため、あえて支援に名乗りを上げた格好だ。大手百貨店幹部は「市場規模から経営判断すると札幌は百貨店がひしめくオーバーストア状態。(伊勢丹と高島屋は)ライバル心から売り上げ競争をしているのではないか」と指摘する。

491千葉9区:2009/03/01(日) 17:47:52
    ◇

 三越伊勢丹は今週中にも支援を正式表明し、具体的な再建策を明らかにする見通し。高島屋も資産査定終了後、速やかに再建策を発表するとみられる。これを基に、裁判所や監督委員の弁護士が債権者の意向などを考慮しながらスポンサー企業を決め、10月16日が期限の再生計画案の策定作業に入る。

 ◇「買い支え」の動き活発化
 丸井今井の各店舗では「丸井さん」を救おうと「買い支え」の動きが活発化している。特に旭川店の2月の売上高(25日現在)は前年同月比9%前後の増加と大躍進。札幌本店は11〜1月の売り上げは11〜15%前後のマイナスだったが、約5%減にとどまった。函館、室蘭店も10%減と落ち込みに歯止めがかかった格好だ。

 札幌本店の恒例催事「全国うまいもの大会」(2日まで)。平日の日中でもにぎわい、13万5000人が訪れた昨年より1割増の来客が見込まれるという。札幌市豊平区の女性(77)は「子供のころお小遣いを握りしめて屋上の遊園地で遊んだことが思い出。そんな丸井さんがなくなるのはあまりにもさみしすぎる。高価な買い物はできないけれど、少しでも協力したい」。

 丸井今井の元従業員らで作る「丸井店友会」(会員約1050人)は、商品の搬出作業などのボランティア活動をはじめ、近所にお中元やお歳暮の要望を聞くなどの支援案を申し出た。丸井今井秘書広報室は「お客様に支えられていることをひしひしと感じる。社員の士気も下がらず、取引先にも協力してもらいありがたく思う」と話している。

==============

 ■ことば

 ◇丸井今井
 1872(明治5)年、今井藤七氏が札幌で小間物店を創業、1916年に百貨店を開業した。最盛期には道内7店舗を展開、売上高は1300億円を超えた。バブル期の放漫経営が響き97年、主力銀行の北海道拓殖銀行の破綻(はたん)をきっかけに経営危機が表面化。03年の大丸進出の余波で再び危機に追い込まれた。伊勢丹の支援を受けて再建中だったが、昨秋以降の消費不況のあおりを受けて業績が悪化。今年1月29日、札幌地裁に民事再生法の適用を申請した。負債総額は502億円。08年1月期の売上高は815億円(別会社の室蘭店を除く)。

492千葉9区:2009/03/01(日) 18:39:29
http://www.asahi.com/business/update/0228/TKY200902280191.html
ユニクロ以外は… 百貨店頼みの販売でアパレル不振
2009年3月1日2時32分
 アパレルメーカーの失速ぶりが年明け以降、目立っている。主に高めの価格帯の商品を百貨店や総合スーパーに頼って売ってきたことが、不振の大きな原因だ。価格を見直したり、他社の力に頼ったり。消費低迷のなか、打開へ向けた模索が続く。

 「小売りの値下げ圧力がものすごく、海外の工場建設などの規模拡大も裏目に出た」

 男性用シャツ製造・販売大手のトミヤアパレルの木田克也会長は、会社更生法の適用申請を報告した2月26日の記者会見で、無念そうに頭を下げた。「形態安定加工」シャツなどをつくるが、スーパーや百貨店の販売が振るわず、07年12月期は純損失に転落。資金繰りでは主取引銀行からも見放された。

 その10日前には「ゴールデンベア」などカジュアルウエアで知られる小杉産業が破産手続きを申し立て、同じように社長が頭を下げたばかりだった。

 「高価格帯の商品が多すぎた」(ユナイテッドアローズの岩城哲哉社長)という反省はどこも共通しており、「キース」などで知られるルックは今秋、バッグなど雑貨も扱う新ブランドを立ち上げる。30代前半の女性を引きつけようと、直輸入の上質感を出しながら値ごろ感のある価格を設定するという。「バーバリー」などを扱う三陽商会の小山文敬副社長も「百貨店と一緒に、従来型から踏み込んだ店づくりを考えたい」と、反転攻勢を誓う。

 一方、百貨店向けの高価格帯ブランドで知られるリンク・セオリー・ホールディングスは、業界では珍しく好調な「ユニクロ」を展開するファーストリテイリングの完全子会社となることを決めた。09年8月期は経常赤字に転落する見通しで、佐々木力社長は「ファーストリテイリングの資金力と強い事業基盤を生かして、保有ブランドのグローバル化を図る」と巻き返しをめざす。

493千葉9区:2009/03/01(日) 18:40:46
http://osaka.yomiuri.co.jp/eco_news/20090227ke02.htm
大丸、店舗すみ分け課題
心斎橋新館、梅田店とも至近


大丸心斎橋店(手前)とそごう心斎橋本店(大阪市中央区で) セブン&アイ・ホールディングスから、そごう心斎橋本店を買い取るJ・フロントリテイリングにとって、現在の本館、南館と合わせて3館体制となる大丸心斎橋店の売り場構成の見直しが喫緊の課題となる。大丸梅田店の増床計画もあり、二つの大型店をいかにバランスさせるかが、大阪で激しくなる百貨店間の競争を勝ち抜くためのカギとなる。

(岸本英樹)
◆複数館運営
 大丸心斎橋店は、そごう心斎橋本店の売り場面積を合算すると約7万7000平方メートルとなる。2010年以降、増床や建て替えが相次ぐ大阪市内の各百貨店に対抗できる規模は整う。

 大丸の福岡天神店(福岡市)は、総合的な品ぞろえの本館と、ファッション性の高い商品に特化した別館の2館体制で運営されている。J・フロントはこれを「別館体制の代表的な成功例」とし、ノウハウを大丸心斎橋店にも生かす考えだ。

 ただ、業界では「複数館体制は、客の流れが悪く運営が難しい」(大手百貨店)との見方が根強い。加えて心斎橋で隣り合うそごう(14階建て)と大丸本館(8階建て)の建物の構造が異なり、高さにズレもあることから連絡橋を設置するのは難しいとみられる。

◆増床
 一方、J・フロントは、11年に大丸梅田店を現状の1・6倍の6万4000平方メートルに増床する。大丸は地下鉄でわずか10分以内で行き来できる距離に、二つの大型店を持つことになる。

 これまで高級感のある品ぞろえを売りとする心斎橋店に対し、梅田店は会社帰りのOL層らを狙うなど、店ごとの特徴がはっきりしていた。しかし、そろって売り場が拡大することで、品ぞろえが似通ってしまう恐れもある。両店の位置付けの整理も、新しい売り場づくりの課題となる。

 大丸心斎橋店「新館」の開業まで8か月余り。店舗をどうすみ分けるか、急いで戦略を固める必要がある。

(2009年2月27日 読売新聞)

494千葉9区:2009/03/01(日) 18:41:32
http://www.chunichi.co.jp/article/economics/news/CK2009022702000159.html
老舗名より実 松坂屋と大丸、完全統合急ぐ
2009年2月27日 朝刊

 百貨店事業会社の松坂屋と大丸の合併を決めた持ち株会社のJ・フロントリテイリング。背景には、昨秋以降の急激な消費の冷え込みがある。消費者の“百貨店離れ”が進み、ライバル各社もリストラ、再編を加速させている。不況に加え、業界内での競争が激化する中、伝統ある老舗の社名という“名”よりも、経営の完全統合という“実”を急いだ形だ。

 「統合スピードをさらに上げ、一刻も早く次のステージにいかなければ」。トヨタショックによる業績の落ち込みを受け、松坂屋の茶村俊一社長は年明けにこう漏らした。

 2008年の全国百貨店売上高は、12年連続で前年割れ。全体の売上高が初めてコンビニエンスストアに抜かれる見通しになり、高級志向の百貨店から消費者が離れている現実が浮き彫りになった。小売業界ではスーパーも含め、縮小する市場の奪い合いが今後も激化するのは必至だ。


 松坂屋、大丸の経営統合で07年に誕生したJフロントは、百貨店業界の中でもいち早く大型統合をした先駆者的な存在だ。奥田務Jフロント社長は統合完成に向けた一体化のスピードを常に重視し、昨年の本紙の取材でも「日本経済の変化は歴史上最高の速さ。消費者の変化に対応するため、10年までの3年間ですべてやろうと岡田(Jフロント会長)さんたちと決めた」と明かしていた。

 経営統合後、松坂屋と大丸は人事制度や情報管理システム、営業や外商部門の組織編成などを“大丸流”に寄せて一元化。来年3月までに品ぞろえを支えるMD(商品政策)部門も統合する予定で「一業種一社化」への環境は整っていた。

 業界では、東京・銀座地区で10年に三越銀座店が大幅増床、13年には松坂屋銀座店が再開発を計画。大阪・梅田地区では11年に三越伊勢丹が出店し、大丸の増床や阪急百貨店の建て替えも予定されている。

 こうした大手百貨店間の激しい競争を控え、各社にとってグループの再編やリストラは喫緊の課題。名古屋の老舗、松坂屋の社名が単独企業として消え、一層の経営効率化を進めることに「心情的には寂しいが、状況を踏まえた経営判断としては正しいのでは」(名古屋市内のほかの百貨店幹部)との声も聞かれた。

 (矢野修平)

495千葉9区:2009/03/01(日) 18:42:36
http://sankei.jp.msn.com/economy/business/090226/biz0902262326021-n1.htm
【そごう本店売却】苦渋の店舗切り売り、コンビニと相乗ならず (1/2ページ)
2009.2.26 23:25
 セブン&アイ・ホールディングスによるそごう心斎橋本店の大丸への売却は、複数の百貨店グループの経営統合が主流だった従来の「百貨店連合」方式とは大きく異なり、生き残りのために店舗自体を切り売りするシビアな対応の例となった。百貨店業界が置かれた厳しい経済環境とともに、セブン&アイの当初のねらいだった「コンビニエンスストアと百貨店の相乗効果」の実現の難しさが改めて浮き彫りに、流通業界の再編は今後も加速しそうだ。

 「想定をはるかに越える景況悪化で好転の兆しはみえない。お客さまには申し訳なく、断腸の思いだ」。この日、大阪商工会議所で会見した平田豊・そごう専務は、平成12年の会社破綻(はたん)に続く2度目の本店閉鎖に、苦渋の表情を浮かべた。

 ミレニアムリテイリンググループから、旗艦店だった心斎橋本店だけを切り離して大丸に売却するというセブン&アイの今回の措置は、業界でも異例。同店と隣接する大丸心斎橋店は7万7000平方メートル規模の超大型店に仕立て上げることで、「より商品の品ぞろえ規模と対象顧客を大きくし、収益を改善させる」(そごう関係者)ねらいがあるが、一部の業界関係者からは「いずれにしろ大阪は店舗過剰。将来利益を得られる百貨店は限られており、大丸は苦戦するのではないか」という声も聞かれる。

 従来の百貨店の統合は、百貨店グループが手をつなぐことで大量購入や商品の共同開発といったスケールメリットでコスト削減を実現するものが主流。関西では阪急阪神がH2Oリテイリングや、三越伊勢丹ホールディングスがこの手法をとり、百貨店業界図は数年間で大きく塗り替えられてきた。

 そのなかで、そごうは西武百貨店グループと手を結んでミレニアムリテイリングをつくり、さらにはコンビニエンスストアやスーパーマーケットといった多様な流通業態を抱えるセブン&アイ・ホールディングスの傘下となった。人材交流の活性化や、商品の大量購買による価格抑制の利点など、さまざまなシナジー(相乗効果)を期待しての連携だった。

 昨年10月には、これを実現するための企業横断型「シナジープロジェクト」が始動。広報担当者やバイヤーの人材交流も始まった。にもかからわらず、セブン&アイがそごう本店の売却を決意をしたのは、経営環境のあまりに急速な悪化で、同店が赤字の累積で傷を深めつつあったからだ。

 世界的な不況で経営環境が悪化するなか、セブン&アイは経営資源を利益が期待できるコンビニエンスストアと大都市圏の百貨店に集中投下する方針を固め、昨秋に大丸への心斎橋本店の売却話が持ち上がった。

 今回のそごう心斎橋店売却で、ミレニアムリテイリンググループは、大阪市中心部から、完全に撤退する。「そごう神戸店を中心にミレニアムの西日本の店舗で結束を固め、収益体質をつくりあげたい」(そごう関係者)というが、他の百貨店連合も結束を強めつつあるなか、2度も消費者の期待に応えることのできなかった「そごうブランド」の浮揚には、厳しいかじ取りが求められる。

 関西の百貨店では、昨年10月に阪急、阪神両百貨店を傘下に持つエイチ・ツー・オーリテイリングと高島屋が経営統合に向け提携。23年春には「JR大阪三越伊勢丹」も新規出店する。

 大丸は379億円の投資回収が課題。業界では「具体的構想がなければ、この経済情勢で結果を出すのは相当難しい」との声もある。

496とはずがたり:2009/03/01(日) 18:52:14
>>494
>本社は東京に置く方向で調整
やれやれ大阪+名古屋=東京かぁ。まぁそれが妥当なんでしょうけどねー。。
老舗名より実とはいうものの,J・フロントリテイリングなんて名前より将来的には大丸松坂屋ホールディングとでもした方が老舗名も実も取れるんじゃないかな。。

松坂屋と大丸、来春合併
http://www.chunichi.co.jp/article/economics/news/CK2009022702000152.html
2009年2月27日 朝刊

 J・フロントリテイリング(東京)は26日、傘下の松坂屋(名古屋市)と大丸(大阪市)を合併すると発表した。来年3月1日の予定で、合併後の社名は「大丸松坂屋百貨店」(仮称)。本社は東京に置く方向で調整している。松坂屋、大丸の店舗名は変更しない。

 両社は持ち株会社Jフロントの子会社。昨秋以降の急激な消費の冷え込みを受け、合併により役員体制を統一して意思決定の迅速化を図る。また、総務や経理など両社で重複している部門を統合、業務を効率化して経営基盤を強化する。

 Jフロントは2007年9月の経営統合後、これまでに両社のカード事業や経営情報システム、人事制度などの共通化を完了。事業の基幹となるMD(商品政策)部門も来年3月までに一本化する予定で、合併により経営統合は完成する。

 Jフロントは「厳しい環境下で社員の統合完成への意識を高めるため一社体制に移行する。地域に親しまれた店ののれんは守る」としている。新会社の経営体制や、具体的な合併スケジュールは今後検討するという。

 百貨店業界では、セブン&アイ・ホールディングスが傘下の西武百貨店とそごうを今年8月に合併する方針。三越伊勢丹ホールディングスも傘下の三越と伊勢丹を11年春に合併することを決めている。

497荷主研究者:2009/03/02(月) 01:42:58

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200901240195.html
'09/1/24 中国新聞
尾道駅東に再生の息吹
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 観光地・尾道市の玄関口、東御所町のJR尾道駅東側の市道沿いに、出店が相次いでいる。この1年間で居酒屋3店とラーメン店の計4店がオープンし、昨年10月には映画館が7年ぶりに復活。夜になると薄暗く人通りもまばらだった通りに活気が戻りつつある。

 16日、居酒屋チェーンを全国展開するモンテローザ(東京)が、市道と北側の国道2号の両方に面したビル1階に「魚民」、2階に「千年の宴」をオープンした。

 ビルの向かいは映画館「シネマ尾道」。地元のNPO法人シネマ尾道が広く寄付を集めるなどして、01年10月に閉館した旧尾道松竹を改修し、開館した。1スクリーン、112席のホールで新旧の作品を上映し、1日平均70人が訪れている。

 映画館の復活で注目され始めた通り。シネマ尾道の河本清順代表理事は「寂しかった駅前が息を吹き返したよう。開館と同じ時期に出店が相次いだのもうれしい」と喜んでいる。

【写真説明】魚民がオープンした16日夜、店の前に客の列ができた。左側はシネマ尾道

498千葉9区:2009/03/02(月) 21:45:20
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tokyotama/news/20090302-OYT8T00084.htm
三越武蔵村山店 閉店
2年余で幕 買い物客が惜しむ声


買い物客を見送る武蔵村山店の従業員ら 大手百貨店「三越」初の郊外型店舗として、2006年11月にオープンした武蔵村山店(武蔵村山市榎1)が1日、閉店した。わずか2年3か月での撤退に、買い物客からは惜しむ声が聞かれた。

 同店は「ダイヤモンドシティ・ミュー」(現イオンモールむさし村山ミュー)の一角にオープン。ショッピングモール内にあるため、家族連れで買い物を楽しめる店舗作りに努め、20〜30歳代向けの衣料品を置いたり、ベビーカーを押しながらでも歩きやすい広い通路にしたりして、売り場を充実させてきた。だが、イベントセールや品ぞろえが十分ではなかったといい、「準備不足の面もあった」(広報担当)という。

 同店では、1月5日から56日間にわたり閉店セールを開催し、食品や衣料品、家具など最大で8割引きで商品を提供してきた。セール期間中の売り上げは、前年同期比で約4割増を記録。この日も、店内は開店から大勢の客でにぎわった。午後8時の閉店が近づくと、増田光彦支配人らが買い物客を出入り口で見送った。

 買い物に訪れた同市、会社員武藤純子さん(41)は「この辺だと、立川に行かないと百貨店がなかったので利用価値は高かった。もっと続けてほしかった」と惜しんでいた。また、瑞穂町の男性(70)は「食料品売り場が充実していたのでよく利用していた。普通のスーパーでは買えない物もあったので閉店は残念」と話していた。

 同店に勤務する従業員149人のうち、正社員の19人は配置転換され、130人は閉店に伴い雇用契約が終了する。

(2009年3月2日 読売新聞)

499とはずがたり:2009/03/04(水) 04:25:53
am/pmを吸収合併
ローソン 来年春めど、145億円で
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/enterprises/manda/20090226-OYT8T00318.htm

 コンビニエンスストア2位のローソンは25日、同7位のエーエム・ピーエム・ジャパン(am/pm)を買収すると発表した。実質的な買収額は145億円で、来年春をめどにローソンがam/pmを吸収合併する予定だ。両社を合わせた店舗数は約9700店舗となり、最大手のセブン―イレブン(1万2100店舗)に迫る規模となる。

 am/pmは、焼き肉チェーン「牛角」などを展開するレックス・ホールディングスが株式の約62%を保有している。2007年12月期決算で約120億円の債務超過に陥っている。

 am/pmは200億円の有利子負債を抱えているが、レックスは55億円を増資して財務体質の改善を図る。レックスが他の株主から残る株式を取得して完全子会社化した上で、ローソンが全株式を1円で取得する計画だ。

 買収後、「am/pm」の店舗名は残すが、郊外店などで店舗オーナーが希望すれば、「ローソン」に変更することも検討する。

 am/pmを巡っては、ローソンのほか、JR東日本やコンビニ3位のファミリーマートも買収を検討していた。
(2009年2月26日 読売新聞)

500とはずがたり:2009/03/07(土) 01:53:35
>>499
なんと。99+ローソンか。
店舗はどうするのかな?バリューローソンをQQローソンとにでもするのかね?

九九プラス、バリューローソンと5月1日付で合併へ
2009年 03月 6日 16:07 JST
http://jp.reuters.com/article/businessNews/idJPJAPAN-36852720090306

 [東京 6日 ロイター] 九九プラス(3338.Q: 株価, ニュース, レポート)は6日、ローソン(2651.T: 株価, ニュース, レポート)の完全子会社であるバリューローソンと5月1日付で合併すると発表した。

 バリューローソンの普通株式1株に対し、九九プラスの普通株式0.97株を割り当てる。バリューローソンは解散し、九九プラスが存続会社となる。

501とはずがたり:2009/03/07(土) 02:41:29
>>483
ゼンリンの地図サービスに拠る川崎駅前のマップ
http://www.its-mo.com/z-127898288-502925357-17.htm

関東に土地勘余りないのですけど川崎の商業地としての地位ってどんなもんなんでしょう?
横浜と銀座・有楽町に挟まれ,市北部は渋谷なり二子玉なりがあって求心力引くそうなんですけど。

502とはずがたり:2009/03/07(土) 02:46:38
>>485
ファミマカード以来すっかりファミマ派になった俺。今日も深夜のコンビニで独身貴族(違)生活を満喫ちう♪
ソフトフランスパンが20円引き(カード無しだと10円引き)で弁当とサラダがカードの日とかで10%オフで,更にボスにはなんかチョロQ付いてるし(これは全員に付いてる上に,別に大して欲しかーないけどw),Tポイント14ポイント加算されるしと大満足。

503名無しさん:2009/03/07(土) 09:08:56
>>501
小田急・登戸に住んでたことありますが、新宿>>>>町田>>横浜>>川崎というような利用状況でした。全く集客力ない街かと
だからこそ川崎なんとか線で、市としての一体感を作りたいんでしょうが

504とはずがたり:2009/03/07(土) 15:58:56
>>503
おお,町田なんてのもありますね。
登戸付近だと町田>>横浜なんですねぇ。
南武線で立川とかには成らないですねぇ。その辺が町田を育てた小田急と南武線をほったらかしにしたJR(国鉄)の差ですかねぇ。

505千葉9区:2009/03/08(日) 19:10:16
http://sankei.jp.msn.com/economy/business/090307/biz0903072000009-n1.htm
【ドラマ・企業攻防】高島屋vs伊勢丹“因縁の対決” 「丸井今井」争奪戦 (1/3ページ)
2009.3.7 20:00
 北の大地で、高島屋と伊勢丹の“因縁の対決”が勃発する。経営破綻した北海道の老舗百貨店、丸井今井のスポンサーの座をめぐり、提携関係にある伊勢丹を差し置いて高島屋が名乗りを上げ、おきて破りの横やりを入れたのだ。躊躇していた伊勢丹も7日までに正式に手を挙げた。両社はかつて“新宿戦争”を繰り広げ、業界再編でも角を突き合わせてきた。しかもトップ同士が慶応大学の同期生という関係にあり、丸井今井の争奪戦はヒートアップが必至だ。


おきて破りの参戦

 「丸井今井は歴史のある百貨店で、顧客も多く、いろいろな支援ができる」

 高島屋幹部はスポンサー獲得に強い意欲を示す。

 札幌本店など道内に4店舗を展開する丸井今井は業績不振が続き、昨秋以降の金融危機に伴う消費低迷がとどめとなり、1月29日に札幌地裁に民事再生法の適用を申請した。

 「スポンサーは伊勢丹で決まり」。関係者は誰もがそう思った。伊勢丹は平成17年から丸井今井の営業を支援し、13%を出資して取締役も派遣している。

 だが再生法申請の際、提携継続は表明したものの、スポンサーについては保留した。

 伊勢丹が躊躇する間隙を縫って名乗りを上げたのが高島屋だ。2月中旬に丸井今井に再建支援の意向を書面で連絡。店名存続など踏み込んだ提案も行った。

 高島屋にとって札幌は空白地帯。老舗の看板はのどから手が出るほどほしい。


勝ち組のジレンマ

 「追加出資は株主の理解が得られない。一方で、このまま撤退すれば、伊勢丹流は地方で通用しないと認めることになる」

 関係者は、伊勢丹のジレンマをこう解説する。

 丸井今井に対しては、得意のファッションの投入や食品売り場の改装などで支援してきたが、売り上げは回復せず、破綻を回避できなかった。地元でも「一度失敗した伊勢丹より高島屋の方がいい」との声が出ているという。

 もっとも高島屋の参戦でかえって引くに引けなくなり、遅ればせながら手を挙げた。これまでの経緯からも、伊勢丹がスポンサーの座につくとの見方が有力だ。


新宿戦争の恨み

 不利を承知で高島屋が名乗りを上げた理由について、業界では「伊勢丹に対する強烈なライバル意識」(関係者)と指摘する声が多い。

 発端は、平成8年に高島屋が新宿店をオープンし、地域一番店の本店を構える伊勢丹との間で繰り広げられた“新宿戦争”だ。結果は高島屋の惨敗。新宿店は、伊勢丹の本店どころか、小田急、京王百貨店の後塵(こうじん)も拝している。

 業界では「伊勢丹の影響力で、有力なテナントや取引先を取り込めなかったことが敗因の一つ」(同)との声があり、高島屋の恨みは深い。


反伊勢丹連合

 その後の業界大再編でも、ライバル意識が垣間見えた。

 伊勢丹は昨年4月に三越と経営統合し、三越伊勢丹ホールディングス(HD)を発足させ、単純合算の売上高で1兆5597億円と業界トップに立った。

 これに対し、単独路線を貫いてきた高島屋も昨年10月に一転して阪急、阪神百貨店を傘下に持つH2Oリテイリングと3年以内に統合することで合意した。

 「(単体3社の単純合算なら)売り上げ規模は1兆5629億円になる」

 会見で高島屋の鈴木弘治社長は、あえて三越伊勢丹HDを上回る数字を挙げ、対抗心をあらわにした。

 もともとH2Oは伊勢丹と提携関係にあったが、三越との統合に伴い関係を解消していた。そこに高島屋が接近し、“反伊勢丹連合”を結成した格好だ。


慶応の同期生

 ライバル関係の極めつけが、高島屋の鈴木社長と伊勢丹の武藤信一社長の関係だ。2人は慶応大学経済学部の同期生。大学時代に面識はなかったそうだが、「それぞれが社長になり、互いに強く意識している」(業界関係者)という。

 強烈なリーダーシップで会社を引っ張ってきたという点で似通っていることも対抗意識の一因になっているのかもしれない。

 大手百貨店は大再編により、売上高1兆円規模の4グループに集約された。ただ、構造的な百貨店離れと消費不況で市場規模は縮小の一途。今後、電鉄系や地方百貨店を巻き込んだ再々編は不可避だ。

 「高島屋が伊勢丹の主導する共同仕入れ機構のメンバーである松屋に関心を示している」

 業界ではこんな観測も飛び交う。丸井今井だけでなく、再々編をめぐっても、“因縁の対決”が繰り広げられる可能性がある。

506千葉9区:2009/03/09(月) 22:02:55
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/ibaraki/news/20090308-OYT8T00918.htm
県都の苦境一段と
市街地再開発暗礁に


水戸の玄関口に位置するリヴィン水戸店。3月末で閉店する JR水戸駅前の商業施設「リヴィン水戸店」が3月末で閉店する。駅前の好立地にもかかわらず客足が伸び悩んだことが要因で、今後の活用のめども立っていない。水戸市では、懸案だった中心市街地の再開発計画が資金難などから規模縮小を迫られるなど、県都の衰退傾向に不況が拍車をかけている。

 リヴィンを運営する西友は2008年9月、売り上げの減少などを理由に約20の既存店を閉店する方針を発表した。既に、長野県や東京都、福岡県などで「西友」や「サニー」の業態で展開していた計8店舗を閉店。3月末までに、リヴィン水戸店のほか、北海道の西友岩見沢店、群馬県の西友伊勢崎店、埼玉県の西友朝霞店など10数店舗の閉店を予定している。

 水戸市は土地と建物の所有者でもある西友に対し、閉店後の店舗の活用方法を早急に示すよう要望しているが、回答は得られていない。西友広報室は「同業他社に限らず、幅広い事業者と話し合いをしているが、具体的な方向は見えていない。できるだけ早く後継の事業者などを決めたい」と説明する。ただ、商圏の目安とされる水戸市中心部から半径10キロ・メートル圏では05年以降、イオンが運営するイオンモール水戸内原などの郊外型の大型商業施設が相次いで進出。事業者が変わっても、集客力を高めるのは容易ではないとみられる。

 市内では、飲食店などが集まる大工町の市街地再開発計画が暗礁に乗り上げている。約140億円をかけ、ホテルや商業施設などを作る計画だったが、建築資材の高騰で資金不足に陥り、地権者らでつくる組合が08年7月に予定していた工事の入札を延期。新たに外部から出資や融資を募ることにしたが出資者などが現れず、先月工費の圧縮など事業計画の練り直しを決めた。

 市中心部では、国道50号沿いのユニー水戸店跡地もマンションの建設計画が進まずに更地のままになっており、市と所有者の住友不動産が協議して08年10月以降、駐車場やフリーマーケット会場などとして暫定利用されている。

 大工町再開発では、地権者への補償費用などとして、国や県、市がすでに計10億円以上を投じている。しかし、景気悪化が長引けば、再開発計画自体が中止に追い込まれる可能性もある。

 JR水戸駅前の商業施設「リヴィン水戸店」が3月末で閉店する。駅前の好立地にもかかわらず客足が伸び悩んだことが要因で、今後の活用のめども立っていない。水戸市では、懸案だった中心市街地の再開発計画が資金難などから規模縮小を迫られるなど、県都の衰退傾向に不況が拍車をかけている。

(2009年3月9日 読売新聞)

507千葉9区:2009/03/09(月) 22:07:14
http://www.business-i.jp/news/sou-page/news/200903090016a.nwc
旅・買い物…2兆円狙え 給付金商戦スタート
2009/3/9

 総額2兆円にのぼる定額給付金を当て込んで、旅行会社やホテル、百貨店などが給付額にちなんだ「1万2000円」「2万円」の商品、サービスの販売を始めた。全国の自治体で本格的に支給が始まるのは4月以降の見通しだが、低迷する消費の刺激策として関連業界の期待は高く、今後、“定額給付金商戦”が過熱していきそうだ。

 ≪1万2000円で攻勢≫

 JTBは首都圏発で関東や東北9県28施設を対象にした「1万2000円ぽっきりプラン」を27日に発売する。1泊2食と土産物などを購入できる1000円分の館内利用券をつけ、通常プランより2000〜5000円ほど割安にした。日本旅行も16日からインターネット限定で1万2000円の宿泊プランを販売する。低価格に抑えたため会社の収益への貢献は少ないが、「落ち込み気味の旅行需要を喚起するきっかけになってほしい」と期待する。

 ホテルも負けてはいない。

 リーガロイヤルホテル東京(東京都新宿区)は1日から、中華レストランで1万円相当のコース料理を6000円で販売中。1人分の給付金で2人が楽しめるとあって、支給が始まった5日から予約が殺到しているという。プリンスホテルは4月から、グランドプリンスホテル赤坂(東京都千代田区)で6000円の中華料理特別メニュー、同高輪(東京都港区)では1万2000円と2万円の宿泊プランを設ける。2万円の宿泊プランはサービス内容を充実させ、さらに、収益の一部は社会福祉に寄付する念の入れようだ。

 ≪“値ごろ感”に人気≫ 

 給付金額が「価格水準的に、この業界にぴったり」と歓迎する百貨店業界は、セール企画に余念がない。

 傘下に西武百貨店、そごうを抱えるミレニアムリテイリングは今月下旬から全国28店で紳士、婦人物やブランド物の福袋などの1万円均一セールを展開。「切りのよい1万円に価格設定した。残りの2000円は食事でもしてほしい」(広報室)という。自治体によってばらつく支給時期に対応させた、地域別の次のセールも検討する。

 高島屋も「何ができるかを含めて検討中」(広報・IR室)と前向きで、新入学、新生活に合わせた商品のセットなどが候補に挙がっている。

 このほか、スーパーや家電量販店もセールを検討。総務省によると、全国の約700の自治体で販売額より利用額を割り増しした「プレミアム付き商品券」を発行、給付金で購入してもらい、地元商店街で使ってもらう地域活性化策が予定されており、“定額給付金商戦”は徐々に拡大していきそう。三菱総合研究所政策・経済研究センターの後藤康雄主席研究員は「2兆円のうち8000億円程度は消費に回されるだろう。厳しい経済状況なので“値ごろ感”のあるサービスに人気が集まるのではないか」とみる。

 ただ、定額給付金がどれほど消費拡大に貢献するかは未知数。あるアンケートでは35%が給付金を「生活費の一部にする」、16%は「趣味や娯楽に充てる」と回答。半数以上が消費に充てる意向を示しても、「貯蓄」も14%近くを占めており、その消費刺激効果は楽観できない。(会田聡、兼松康)

508千葉9区:2009/03/09(月) 22:08:11
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20090307ddm008020018000c.html
定額給付金:小売り各社・旅行業界、春の陣 2兆円争奪商戦
 政府の定額給付金の支給が一部の自治体でスタートし、給付金需要を取り込もうと小売り各社や旅行業界などが商戦に乗り出す。景気悪化で消費不振に苦しむ業界にとって「総額2兆円」は大きなビジネスチャンス。ただ、支給分が実際どれだけ消費に回るか疑問もあり、対応にはかなりの温度差がある。(26面に「定額給付金関連事業を展開する自治体」)

 ◇「1万円福袋」や特売−−百貨店/1万2000円宿泊プラン−−旅行業界
 西武百貨店とそごうは全国28店舗で28日から4月5日まで、紳士用ジャケットや靴、ハンドバッグなどの1万円均一セールを実施する。ブランド品の入った「福袋」も用意。広報担当者は「同等品に比べ4割引きで、売り上げ増につなげたい」。イトーヨーカ堂も地域ごとのセールを検討中。高島屋は支給額の1万2000円に合わせた商品をそろえたセールを検討している。

 旅行業界も宿泊プランをそろえる。日本旅行は16日から「定額給付金で行こう!」と題したプランをインターネットを通じて販売。関東近郊の鬼怒川(栃木)、草津(群馬)などの温泉地で、1泊2食付きや2泊3日朝食付きのプランを1万2000円で用意する。近畿日本ツーリストも伊勢志摩(三重)、南紀白浜(和歌山)に宿泊する通常1万5000円のプランを1万2000円で販売。一方、プリンスホテルは「グランドプリンスホテル赤坂」(東京)の宿泊客に飲食や宿泊に使える1万2000円分のポイントをプレゼントする。

 ◇慎重姿勢も
 外食業界では積極的な反応は少ない。すかいらーくは「地域振興券のような金券と違って、現金支給だと通常の客と判別できず、優遇しにくい」。居酒屋チェーンのワタミも「客単価は約2500円。1万2000円メニューというわけにはいかないし」と話す。

 百貨店の中にも「消費に回ったとしてもごく一部。うちはセールを連発せず、春先は定価で売りたい」と慎重論も。自治体ごとに支給時期にバラつきがあり、「全国共通の販促がやりづらい」(大手流通)ことも、ネックになっているようだ。【田畑悦郎、小倉祥徳、森禎行】

509千葉9区:2009/03/12(木) 20:48:47
>>478
http://kyushu.yomiuri.co.jp/keizai/detail/20090310-OYS1T00224.htm
2月閉店の久留米井筒屋、営業再開を断念
 2月末で閉店した久留米井筒屋(福岡県久留米市)の営業再開について検討していた親会社・井筒屋(北九州市)の中村真人社長は9日、北九州市で記者会見し、経費がかさむことなどを理由に再開を断念したと発表した。同日、久留米市の江藤守国市長に電話で報告した。

 井筒屋は、営業継続を求める市民の要望を受け、いったん閉店後、今月から4月にかけて一部営業するかどうか検討していた。しかし、再開すれば新たな商品調達が必要になるほか、老朽化した設備の維持補修費も発生して収益を圧迫することなどから断念した。

 社員89人については、ギフトショップやグループ会社への配置転換・転籍を検討している。

 久留米井筒屋の地元で浮上している再開発計画について中村社長は「井筒屋が自前で再開発することはない」とし、一地権者として推移を見守る考えを強調した。

 一方、江藤市長は「今回の決定は残念。周辺地区の再生は大きな課題であり、井筒屋が今後も再開発事業構想の実現に向けて取り組まれることを期待する」との談話を発表した。

(2009年3月10日 読売新聞)

510千葉9区:2009/03/12(木) 20:49:36
百貨店:休業日増、営業時間短縮の動き加速 消費不振で
 全国の百貨店で、休業日を増やしたり、営業時間を短縮する動きが広がっている。景気後退で消費不振が深刻化する中、光熱費などのコスト削減で収支改善を図るためで、同様の動きが今後も続きそうだ。

 伊勢丹は11日、4月1日から吉祥寺店(東京都武蔵野市)など4店の営業時間を30分短縮すると発表した。開店は従来通り午前10時だが、閉店時間を午後7時半から同7時に繰り上げる。

 三越も4月から日本橋本店(東京)と札幌店で午後8時の閉店時間を原則1時間繰り上げ、千葉店など6店の営業時間を30分短縮。高松店など4店では元日以外の休業日を年1〜5日程度設ける方針だ。高島屋も3月から首都圏の2店舗で営業時間を短縮。九州が地盤の井筒屋は3月から閉店時間を繰り上げ、佐賀玉屋も月1回ペースで休日を設ける。

 百貨店業界では、定休日が元日のみの店舗が多く、営業時間は開店が午前10時、閉店が午後7〜8時が主流だ。しかし、地方を中心に平日や夜間は客足が鈍る店舗も多く、景気悪化に伴う売り上げ減に対応して見直しが進んでいる。三越は年間20億円のコスト削減効果を見込んでおり、「顧客の理解が広がれば、対象店舗を拡大することも検討する」という。【小倉祥徳】

http://mainichi.jp/select/biz/news/20090312k0000m020098000c.html

511荷主研究者:2009/03/16(月) 01:18:20
>>418
http://www.chunichi.co.jp/article/shizuoka/20090127/CK2009012702000185.html
大丸、浜松出店を断念 『景気後退で収益望めず』
2009年1月27日 中日新聞

松菱跡再開発振り出しに 大丸が浜松出店を断念した松菱跡=26日午後、浜松市中区鍛冶町で(袴田貴資撮影)

 J・フロントリテイリング(東京)と傘下の百貨店大手大丸(大阪)は26日、浜松市中心部の百貨店松菱跡への出店計画を断念すると発表した。急激な景気後退による消費の落ち込みで投資計画を再検討した結果、「投資に見合う収益は見込めない」と判断した。2001年11月の松菱の経営破綻(はたん)から7年以上を経て、再開発事業は振り出しに戻った。 

 Jフロント広報は「地元の取りまとめを待っている状況だった。断念は経済状況からの判断で、地権者交渉の遅れとは無関係」「数年間は厳しい状況が続くとみており、将来の出店の約束もできないので凍結や延期ではなく断念とした」と説明。「市民の期待に応えられず残念な思いでいっぱい」とも述べた。

 計画では、松菱の本館と新館、共同ビル、B−2ビル(駐車場ビル)などを一体開発して地上9階、地下4階、売り場面積約3万4000平方メートルの新ビルを建設。大丸が約150億円を投じ、11年秋の開業を目指した。

 Jフロントは昨年暮れから、既存店の改装投資を原則凍結しているものの、大型投資は続行。しかし11、12月も売り上げが前年を大きく下回る厳しい状況が続いている。

 大丸は07年8月、かつて雑貨専門店ロフト(東京)を核に誘致を提案した開発事業者のアサヒコーポレーション(中区)と出店に関する基本協定を締結。だが、アサヒ社と地権者の交渉が難航し、昨年9月に協定を解除した。その後、大手ゼネコンの大林組(東京)が交渉を引き継いだが、大丸側の求める一街区一体開発という条件は整わなかった。

 浜松では遠鉄百貨店(中区)が大丸出店に対抗して、近接する官民複合ビル「フォルテ」跡に商業ビルを建設、百貨店を増床する計画を進めている。

513荷主研究者:2009/03/16(月) 01:42:49

http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/72411
2009年1月21日 14:20 西日本新聞
コムシティ コールセンター開設 9月までに300人を雇用 黒崎副都心再生へ

 第三セクターの経営破(は)綻(たん)で閉鎖された北九州市八幡西区の複合商業施設「コムシティ」に、富士通コミュニケーションサービス(東京)がコールセンターを開設する方針を固めたことが21日、分かった。同市幹部によると、地元から段階的に計300人規模の雇用を予定。2003年5月の破綻から6年を経て「黒崎副都心」のシンボルは再生に向けた第一歩を踏み出すことになる。

 関係者によると、センターはコムシティ6階に入居し、9月までの営業開始を目指す。契約社員として採用し、実績に応じて正社員に切り替える方針という。

 コムシティは総事業費約309億円をかけ、01年11月に開業。市が設立した三セクが運営した。しかし、運転資金不足とテナントの不振で約129億円の負債を抱え、03年6月に自己破産。閉鎖された地下1‐地上6階の商業フロアを那覇市の沖創建設が07年9月に購入し、テナント誘致を進めていた。

 コールセンター誘致を受け、大型スーパー進出計画もある。富士通コミュニケーションサービスは同市小倉北区でもコールセンターを開設している。

=2009/01/21付 西日本新聞夕刊=

514荷主研究者:2009/03/18(水) 00:35:31

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200902050279.html
'09/2/5 中国新聞
イオン祇園SCが4月開業
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 イオングループ(千葉市)は、広島市安佐南区祇園に建設中の大型商業施設「イオン広島祇園ショッピングセンター(仮称)」を4月に開業する。核テナントは、グループのマイカル(大阪市)が運営する総合スーパー「サティ」。今年は広島都市圏で大型店の増設、開業が相次ぐため、販売競争は一段と激化しそうだ。

 施設は三菱重工業工場跡に建設中で、外観はほぼ完成。工事は大詰めを迎えている。約13万平方メートルの敷地に4階建てを建設し、店舗面積は約3万8706平方メートル。テナントはサティのほか、ファッションや雑貨、美容室、飲食店などが入る。テナント数は百数十に上るとみられる。

 店舗周辺では片側一車線の狭い道路が多く、渋滞も懸念されている。イオン側は昨年11月、駐車場の出口を増やすなどの混雑緩和策を市に提出した。市も先月、自動車での来店の抑制に努めることなどを要請している。

【写真説明】4月の開業に向けて工事が進む「イオン広島祇園ショッピングセンター(仮称)」

515荷主研究者:2009/03/18(水) 00:40:32

http://www.hokkaido-np.co.jp/news/sapporo/145075.html
2009年02/04 15:13 北海道新聞
客の流れ JR周辺に 大丸が1月売上高首位 駅北口もビル続々 北5条通南側 目立つ空き店舗

開店から6年弱で百貨店トップに躍り出た大丸札幌店

 一月の月間売上高が丸井今井札幌本店を抜き、道内首位となった大丸札幌店。ロビンソン百貨店札幌店の閉店、丸井今井の民事再生手続き入り、札幌西武が業績不振から業態転換を検討するなど、「大丸一人勝ち」の構図が鮮明になった。大丸出店とJRタワー開業から六年がたとうとする今、市内中心部の買い物客の流れはJR札幌駅に大きく傾いた。(長谷川唯、星野真)

 「以前は飲食店なんて数えるほどしかなかった。六年前に大丸ができて周辺に居酒屋も増えたし、うちも客足が伸びましたよ」。中央区北二西三で三十年以上、営業を続ける料理店「こふじ」の店員黒滝裕子さん(66)は笑顔を見せる。

 飲食店を含む市内中心部の小売事業所数をまとめた市の調査によると、大丸開店前の二〇〇二年と〇七年の比較では、大通公園の南側のエリア(大通−南三条付近)が15%減少したのに対し、北側(北一−北六条付近)では26%増加した。

 人の流れも変化した。札幌市営地下鉄の南北線、東豊線は〇三年から〇六年までの間、さっぽろ駅が四年連続で乗車人数を伸ばしているのに対し、大通駅は減少傾向だ。

 にぎわいを見せるのはJR札幌駅の南口だけではない。「駅裏」と言われ、影の薄かったJR札幌駅の北口には〇三年、札幌エルプラザがオープンしたのに続き、次々とビルが建設され、オフィスと行政施設の一大集積地となった。

 ただ、同じJR札幌駅周辺でも、駅の南を東西に走る北五条通をはさんだ南側はまだら模様だ。飲食店などは好調な一方、高い賃料を理由に移転する小売店も。駅前通りにも入居者が決まっていない空き店舗がある。あるテナント仲介業者は「駅北口の新築ビルやJRタワーはすぐに入居者が決まるが、駅から離れると状況は厳しい」と打ち明ける。

 大型書店や家電量販店、数々の飲食店がそろう駅周辺は、さながら巨大なショッピングセンターだ。三日、大丸前で友人と待ち合わせをしていた江別市の主婦金堀場照子さん(74)は「駅と直結していて利用しやすい。特に冬場は足が滑る心配をせずに歩いて回れる」とJR札幌駅での買い物の魅力を語る。

 一方で、札幌西武の苦戦が象徴するように、買い物客の大多数は札幌駅に直結する店で買い物を済ませ、北五条通から南側に広がりきれていない。

 百貨店の経営不振に危機感を募らせる札幌市は、市内中心部の活性化対策を推進するため、上田文雄市長を本部長に据えた「都心部大型店舗等緊急対策本部」を設置し、四日午後五時から市役所で一回目の会議を行うことを決めた。

 季刊誌「札幌人」を発行する札幌グラフコミュニケーションズの荒井宏明社長(45)は、「大通地区の百貨店や商店街は今以上に魅力を発信し、ほかにはない個性を打ち出さなくては生き残れないのではないか」と指摘している。

518とはずがたり:2009/03/18(水) 13:55:05

1年前の記事だけど。
デニーズは結構空いてるしな。生駒の近くのジャスコは閉店して不便になってもうた。あんなに人這入ってたのにねぇ。

デニーズ、ジャスコ「大量閉店」 ファミレス、スーパーはもうダメなのか
2008/4/11
http://www.j-cast.com/2008/04/11018886.html

ファミリーレストラン、総合スーパーが、原油高などによる消費低迷やニーズ変化の影響で苦戦している。ここ3年で、セブン&アイ・ホールディングスが「デニーズ」約130店舗を減らし、イオンが「ジャスコ」「マイカル」約100店舗を閉店か業態転換すると報じられた。ファミレス、スーパーといった既存店舗は、その役割を終えたのか。
「デニーズの2割強が消える」

「アリオ鳳」のホームページ

150以上もの専門店を集めた大型ショッピングセンター「アリオ鳳(おおとり)」が2008年3月31日、大阪府堺市内にオープンした。流通大手のセブン&アイが手掛けただけに、傘下のイトーヨーカ堂も入店している。ところが、傘下のファミリーレストラン「デニーズ」はなかった。その代わり、1階の巨大なフードコートに、マクドナルドなどのファストフード店や鳥料理店、スイーツ店などの専門店が多数入っている。
「デニーズがない理由ですか?フードコートだけで、様々な専門店を集積して、いろんな味を楽しめるからです。ファミレスは、どちらかと言うとお客さまを囲うタイプですから」

セブン&アイ広報センターでは、J-CASTニュースの取材にこう答えた。アリオ鳳については、「親子連れも楽しめ、考えていた以上に順調です」と声を弾ませる。同社では、このタイプを5年間で今の3倍に増やし20か所とする計画だ。

このケースのように、かつて外食産業の花形とされたファミレスが苦戦している。日本フードサービス協会によると、08年2月の売上高は、ファストフードが前年同月比3.8%増と好調なのに、ファミレスは同3.4%も減少している。

そして、セブン&アイは4月9日の決算資料で、ついに、デニーズなどの約140店舗を3年以内に閉店させる考えを明らかにしたのだ。同社では、デニーズが多くを占めるとしており、日本経済新聞の10日付記事では、約130店が閉店し、デニーズの2割強が消えると報じた。
「デニーズを減らすのは、外食を取り巻く環境が厳しいからです。メニューは今のお客さまのニーズにマッチしていません。また、原油高による影響があります。このため、外食を控え、惣菜などを買って家で食べる傾向もあります。実際、集客は落ちており、ファミレスは厳しいですね」(広報担当者)
ショッピングセンターが主流に?

既存店では、流通業界の花形だった総合スーパーも、事情は同じだ。

流通大手のイオンは、08年4月7日の決算発表で、運営する総合スーパー「ジャスコ」「マイカル」のうち約4分の1の約100店を、3年をめどに閉店か食品スーパーなどへ業態転換する考えを明らかにした。同社は、10年ぶりの営業減益となっており、広報担当者は、J-CASTニュースに、「店舗によって違いますが、老朽化したり、ニーズに合っていなかったりしたので決めました。衣料品が伸び悩んでいる店舗もあり、そういう場合は専門店にお願いすることがあります」と説明した。

一方、セブン&アイ傘下の総合スーパー「イトーヨーカ堂」も、立地によっては、単体だけでは集客に不安があるようだ。セブン&アイの広報担当者は、今後、広大な土地が確保できる場合、専門店も多数併設したアリオ鳳のような大型ショッピングセンターを作るとした。しかし、土地のない住宅街近隣では、イトーヨーカ堂ではなく食品スーパーを核にして、衣料専門店やドラッグストアを加えた近隣型ショッピンセンターを作るとしている。

とすると、ファミレス、総合スーパーといった外食・流通の花形産業は、ごく限られた環境でしか生き残れないことになる。その代わり、食品スーパー、ファストフード、テナントの専門店が集積したショッピングセンターが主流になるのだろうか。

この分野に詳しいエース証券リサーチセンター部長の石飛益徳氏は、次のようにみる。
「現在は、外食・流通産業が再編・淘汰する最終局面だと考えています。ショッピングセンターは、全部が成功するわけではなく、立地次第でしょう。人口が減るような土地なら、成功しません。ファミレス、総合スーパーでも、生き残れる余地はあります。ファミレスなら、駅などのターミナル立地、モール内での出店など、集客できるところに限られるでしょう。また、行政の市街地開発政策に乗ることも手です。単独でロードサイドの出店は、高齢化の中で難しくなっています。スーパーは、立地戦略をきちっと練り、安いものと高くても安全なものに二極化するニーズに対応して売り場、品揃えを変えたりする必要があるでしょう」

519杉山真大 ◆mRYEzsNHlY:2009/03/21(土) 22:23:23
アイデア勝負の「不定額給付券」 東京の運送会社
http://www.asahi.com/business/update/0321/TKY200903210203.html
2009年3月21日21時13分

 「定額給付金」ではなく、「不定額給付券」で生活を応援します。東京の引っ越し・運送会社ハーツ http://www.hearts-exp.com/ が4〜9月、こんな触れ込みで料金半額券を配る。
 利用額に応じて割引額が変わるため「不定額」。距離ではなく1時間単位で課金する独自のサービスが人気で、不況風が吹き始めた昨秋以降も業績は好調という。
 アイデア勝負が身上の山口裕詮社長(39)は「不景気風邪?を吹き飛ばせ!」と宝くじとマスクを配ったことも。券の配布は抽選で千人。同社(03・5762・0072)へ。

522荷主研究者:2009/03/23(月) 01:51:28

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200902100084.html
'09/2/10 中国新聞
西風新都に大型商業施設計画
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 広島電鉄(広島市中区)が2013年度を目標に、市北西部の開発エリア「ひろしま西風新都」に所有する佐伯区五日市町石内の山林などを複合団地として造成し、広島都市圏最大級の大型商業施設を誘致する計画を立てていることが9日、分かった。商業施設は14年度開業を目指す。

 広電が約22万平方メートルの敷地に誘致を計画する大型商業施設は、鉄骨3階建てで店舗面積は約6万5000平方メートルを想定。広島都市圏では、イオンモール広島府中ソレイユ(広島県府中町)や、4月に別館が開館するアルパーク(西区)と同規模で最大級になる。

 複合団地内の商業施設予定地の隣接地には、店舗面積約1万9000平方メートルを想定する別の商業施設の誘致も計画している。

 団地を造成する山林などは約80万平方メートルで、広電が大部分を所有。当初は住宅団地を計画したが、少子高齢化や都心回帰の流れを受け複合団地に変更した。

 山陽道の五日市インターチェンジが近く、交通の利便性が高いため、造成する団地には物流センター向けの用地も整備する。一戸建て住宅約290戸とマンション1棟(約50戸)が入る住宅用地も計画する。

525千葉9区:2009/03/25(水) 22:04:35
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/books/breview/196374/
メガ書店ひしめく新宿 ブックファーストが復活参戦
2008/11/17 11:25更新
ブックファースト新宿店が6日に開店した。場所は東京・新宿西口。モード学園コクーンタワーの地下1〜2階である。地上1階にはカフェ&ギャラリーも設置された。売り場面積は約3600平方メートル。書籍・雑誌約90万冊をそろえる。
記事本文の続き 阪急阪神東宝グループのブックファーストは、もともと関東の旗艦店を渋谷の東急本店前に置いていた。ところが地主の都合で閉店したのが昨年10月。その約1週間後に、文化村通り店を開いたが、規模は渋谷店の4分の1程度になってしまった。そして今回、新たな旗艦店として新宿店がオープンしたのである。

 目玉はなんといっても地下1階の「東京マガジンセンター」。かつて渋谷店の1階にあったものが、さらに規模を拡充して復活した。この売り場には、国内で一般販売されているほとんどの雑誌(アダルト誌などは除く)だけでなく、洋雑誌やタウン誌、そして企業誌なども集められている。

 バックナンバーも可能な限り置いている。店長の梶野光弘氏によると、バックナンバー収集にはかなり苦労したそうだ。景気悪化で、出版社は在庫をほとんど持たないようになってきているからだ。

 入居しているコクーンビルの特徴でのあるが、売り場は細かなゾーンをいくつもつなげた形態になっている。そのため、全体を一望することはできないが、回遊を楽しむ迷宮のような感覚だ。それでいて圧迫感はない。検索端末も多数設置されているので、目的の本を簡単に探すことができる。

 新宿はすでにオーバーストア状態といわれてきた。東口には紀伊國屋書店の本店があり、その向かい側にはジュンク堂がある。南口にも紀伊國屋書店南口店。ブックファースト新宿店の開店によって、ひとつの駅周辺に1000坪(1坪は3.3平方メートル)超のメガストアが4店もひしめくことになる。

 しかも、駅ビルのルミネにはすでにブックファーストが2店あるのをはじめ、三省堂書店、丸善、書原など中規模店もたくさんある。いまや新宿は日本一の書店集中エリアになった。そのなかでブックファースト新宿店は、既存のどのメガストアとも違う雰囲気をつくっている。

 新宿にメガストアが集中したことで、郊外に影響がおよぶことが考えられる。新宿を起点、あるいは経由して、たくさんの路線が郊外にのびている。都心に通勤・通学する人は、新宿で本を買うことが増えるかもしれない。なにしろブックファーストは新宿西口の地下道と直結している。中央線や京王線、小田急線などの沿線にある書店は、新宿とどう対抗していくか、すみ分けていくかを考えなければならない。(ライター 永江朗)

526千葉9区:2009/03/26(木) 23:26:05
http://www.asahi.com/kansai/news/OSK200903260021.html
異人館スタバ、文化財の洋館につい長居も… 神戸
2009年3月26日
国登録有形文化財の邸宅を利用したスターバックスコーヒー神戸北野異人館店=神戸市中央区
 神戸市の異人館街にある国登録有形文化財の洋館「旧M・J・シェー邸」をほぼそのまま使う、スターバックスコーヒー神戸北野異人館店が27日にオープンする。

 1907年に米国人が建てた木造2階建て。出店先を探す中で、文化財の中でも営業できることがわかった。古いテーブルや暖炉などの家具も活用する。

 2階のバルコニー席からは異国情緒あふれる町並みが一望でき、長居してしまいそう。担当者は「お客さんの回転が気になり、ビジネス上は悩ましいところ」と苦笑い。

527千葉9区:2009/03/28(土) 17:55:24
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokyo/20090326/CK2009032602000051.html?ref=rank
エチカ池袋 きょうオープン 宮崎あおいさんら 式典でテープカット
2009年3月26日


 豊島区池袋の地下鉄副都心線池袋駅のコンコースに、地下商店街「Echika(エチカ)池袋」が二十六日オープンする。二十五日にオープニングセレモニーがあり、東京メトロのイメージキャラクターで女優の宮崎あおいさんらがテープカットした。

 東京メトロとしては「エチカ表参道」に続く二つ目の地下商業施設。池袋は昭和初期に芸術家が集まり、パリのモンパルナス地区にちなんで「池袋モンパルナス」と呼ばれた。エチカ池袋は、これをコンセプトに芸術や文化の薫りが漂う街の玄関口を目指している。

 店舗面積は約千四百平方メートル。「食のトレンド」「最新ファッション」「休息」「パサージュ空間」の四つのゾーンで構成。百種類のワインが楽しめる本格ビストロなど四十店が入る。 (比護正史)

528千葉9区:2009/03/29(日) 01:20:14
http://www.asahi.com/business/topics/TKY200903280292.html
三越伊勢丹の最強連合 足場固めの時期襲う消費不況
2009年3月28日23時2分
 「最強の百貨店連合」と言われた三越と伊勢丹の統合から4月1日で1年。ファッションを強みとする「伊勢丹流」のノウハウを不振の三越に移す足場固めの時期に、急激な消費不況が襲ってきた。百貨店から遠ざかり始めた消費者を前に、予想外の苦境に追い込まれている。

 東京・銀座の真ん中にある三越銀座店。三越伊勢丹ホールディングスの最重要戦略の一つが、「統合のシンボル」と位置づけるこの店の増床だ。営業中の店の一角をパネルで覆い、10年秋に売り場面積を1.8倍に広げるための工事が進む。

 福岡市中心街の天神地区では、三越福岡店と伊勢丹子会社の岩田屋がわずか100メートルの距離にある。統合後、片方で借りたベビーカーをもう一方の店で返せるようにし、両店で買い物をした合計金額に応じて駐車料金を無料にするなど、サービスの一本化が始まった。

 新潟の三越と伊勢丹両店でも、統合1周年セールに向けて共同チラシを作り、1日から5日間、両店をつなぐシャトルバスを走らせる。

 だが、いずれの店でも、売り場や品ぞろえの面での変化は限られる。徹底して売れ筋の衣料品を並べる伊勢丹流が、三越に浸透している気配は感じ取れない。松坂屋本店(名古屋市)が、統合した大丸の人気商品をすぐに並べたのとは対照的だ。

 「変化」が見えづらい理由ははっきりしている。武藤信一会長が「10年度まではバネをためる時期」と言うように、統合後2年はもともと、足場固めと位置づけていたからだ。伊勢丹の強みは、カード会員の購買情報を細かく分析して、商品を色やサイズごとに管理・発注する情報システム。不振の三越店に、まずはこのシステムを導入する準備を優先して進めてきた。

 足場さえ固めれば、目標とする「世界随一の小売りサービス業グループ」が見えてくる――統合当初は、そんな余裕が漂っていた。

 しかし、青写真は崩れつつある。金融危機による未曽有の消費不況に直撃されたためだ。「最強の百貨店」ともてはやされた伊勢丹新宿本店の売上高は昨年10月以降、前年より1割前後も落ち、全国の百貨店平均も下回った。不景気になると買い控えされやすい高額の衣料品の割合が高いことなどが響いている。

 環境の激変を受けて、09年3月期の業績予想は引き下げを余儀なくされた。連結売上高は1兆4200億円の見通し。統合直前の伊勢丹と三越の単純合算を約1400億円下回る。

 本業のもうけを示す営業利益は150億円の見込み。統合前の伊勢丹(334億円)に見劣りするどころか、売上高が1兆円前後の高島屋(240億円)やJフロントリテイリング(250億円)も下回る見通しだ。

 追い打ちをかけているのが、伊勢丹が05年から営業支援してきた北海道の老舗(しにせ)百貨店、丸井今井の1月の破綻(はたん)だ。支援要請への対応を考えあぐねていたところ、高島屋が名乗りを上げてきた。

 支援には100億円規模の支出が必要と見られる。一方、見送った結果、高島屋が支援することになれば、すぐ近くの三越札幌店への影響は避けられない。どちらにしても、苦難の道が待ち受ける。(五十嵐大介、竹下隆一郎)

529千葉9区:2009/03/30(月) 22:34:05
http://sankei.jp.msn.com/region/kanto/tokyo/090330/tky0903301825007-n1.htm
不況知らず 人気のメンズ化粧品 (1/2ページ)
2009.3.30 18:17

 百貨店などで販売する男性用化粧品の売り上げが好調で、異業種や外資系も参入して不況知らずのにぎわいをみせている。昨年9月に男性スキンケア商品の販売を始めた大塚製薬も目標を上回る順調な業績をあげるなど、市場は活気を帯びている。男性用化粧品市場は約1500億円ともいわれ、拡大傾向にある。特にここ5年間で5%のシェアを伸ばしたスキンケア商品の潜在需要は高い。

 先駆けは資生堂の「シセイドウメン」だ。平成16年の販売以来、毎年売り上げ2ケタ増を継続中で、不況が深刻化する昨秋以降でも5%増を維持。利用者の中心は30、40歳代だが、10代後半から60歳以上と幅広いニーズもあり、約7割が百貨店で購入するという。商品開発責任者の岡部義昭さんは人気の理由を「90年代以降の男性の美意識変化があり、化粧品はそれを実現する手段の一つに過ぎない」としたうえで、「男性が自分で購入する抵抗がなくなってきた。女性と比べて一度商品を決めると他に目を向けず、継続的に購入する傾向が強い」と分析する。

 資生堂では個性的な取り組みを展開する。テレビCM放映は販売当初のみで打ち切り、その後は全国主要7都市で「スキンケア化粧品講習会」を開き、啓蒙(けいもう)活動を行ってきた。手に取って試す実地の営業が実を結び、固定客の取り込みに成功した。また、百貨店の化粧品売り場に商品を陳列し、女性と同様にカウンセリングなどのサービスも行っている。「最近は一人で訪れる男性も多い」(販売担当者)という。

 「一番に心がけているのは男性を応援すること。世の中の男性がきれいになれば、女性も喜ぶ。文化・習慣で男性を応援したい」(岡部さん)と現在、悩み別のニーズに応える新商品の販売も検討中だ。

531千葉9区:2009/04/05(日) 17:53:22
http://mainichi.jp/select/biz/news/20090405ddm008020076000c.html
経済最前線:人口減+郊外店競合+不況直撃=地方都市から消える百貨店
 <世の中ナビ NEWS NAVIGATOR>

 全国の地方都市で、百貨店の閉鎖や出店断念が相次いでいる。人口減や郊外型ショッピングセンターなどへの顧客流出で売り上げがじり貧傾向にある中、「戦後最悪」の不況が直撃。地場の百貨店だけでなく、大手百貨店も店舗閉鎖や新規出店断念を余儀なくされている。百貨店を失った地方都市の中心部はますます空洞化が進む。百貨店消滅に直面する地方都市の動揺を追った。【小倉祥徳、大塚仁、平林由梨】

 ■旭川

 「丸井今井存続の署名をお願いします」。3月15日、日曜日。小雪が舞う中、北海道第2の都市・旭川市中心部の商店街「平和通買物公園」で、旭川平和通商店街振興組合理事長の鳥居幸広さん(58)らの必死な呼びかけが続いていた。市中心部に支店を置く百貨店のうち「丸井今井」(本店・札幌市)が1月末に民事再生法適用を申請。2月には近接する西武百貨店も閉鎖を検討していることが表面化したためだ。

 平和通買物公園は、五十嵐広三市長(当時、後の官房長官)が発案、72年に日本初の恒久的な歩行者天国を始めるなど全国の街づくりのモデルとなったことで知られる。衣料専門店や飲食店が約1キロにわたって軒を連ねる。80年ごろには休日1日で約40万人の買い物客を集めた。だが、90年代以降、郊外の大型店舗に客を奪われ続け、08年は約13万人に減った。署名の日も、買い物客はまばらだ。

 対照的に、駅前のバス通りは、郊外に04年に開業したイオンのショッピングセンター行きの無料送迎バスを待つ若者であふれていた。西川将人市長(40)は「札幌などに若者が流出している。百貨店がなくなれば、この流れが加速し、雇用も悪化する。なんとしても阻止したい」と話す。

 両百貨店の2月の売上高は、全国の百貨店が前年同月比11・5%減となる中、商店街関係者や住民の「買い支え」に助けられ、ともに前年実績を上回った。だが、丸井今井幹部は「経営不振のアパレルが物流コストのかかる地方店への商品供給を絞り込んでおり、売り場維持は難しい」。丸井今井支援を表明した伊勢丹と高島屋の関係者は旭川店について「存続は困難」、西武も「丸井今井が残るなら、店舗過剰なのでうちは即撤退」(首脳)と話す。

 ■浜松

 「経済環境が激変したため出店を見直します」。1月27日、大丸の山本良一社長(58)が浜松市役所に鈴木康友市長(51)を訪ね、市中心部にある旧松菱百貨店跡地の再開発施設内への出店断念の意向を伝えた。市最大の再開発事業が頓挫した瞬間だった。

 しかし、大丸はその1カ月後、浜松の開店費用の倍以上にあたる379億円で、心斎橋店(大阪市)に隣接するそごう店舗を買収すると発表した。大丸を傘下に置くJ・フロントリテイリングの奥田務社長(69)は「まず大都市部の急激な落ち込みを立て直すのが課題」と強調。景気悪化で投資抑制を迫られる中、浜松出店を断念した。

 大丸出店断念で、浜松駅前の活性化は事実上、白紙に。市内の商店街で作る「浜松商店界連盟」の御園井宏昌会長(80)は「土地を市が買い上げて、百貨店やテナントを誘致するぐらいでなければ前に進まない」と訴える。

 ■鹿児島

 3月18日午前10時、鹿児島市最大の繁華街・天文館。5月6日で閉店する三越鹿児島店入り口に、買い物客の行列ができた。衣料品を中心に最大8割引きとなる閉店セール初日。山本正隆店長(54)は「最後の盛況」に「25年間の感謝を込めて対応したい」と語った。

 天文館の日曜日の集客数は98年の平均2万人から08年は1万人に半減。「改装しても投資回収を見込めない」(三越首脳)ため、閉店を決めた。同じ天文館にある地元最大の百貨店「山形屋」も今年2月、100億円を投じる増床計画を当初の11年春から1年以上延期すると発表した。

 客離れを食い止めようと、両百貨店と地元商店街は07年6月、協議会を結成し、合同イベント企画などを進めていたが、主要メンバーを失うことになる。跡地のテナント選びも進められているが、三越と同じ存在感を示せるかは不透明だ。

532千葉9区:2009/04/05(日) 17:55:33
http://www.business-i.jp/news/ind-page/news/200904010100a.nwc
三越伊勢丹HD 統合1年 “牛歩”まだ見えぬ相乗効果
2009/4/1


 1日で統合1年を迎えた三越伊勢丹ホールディングス(HD)。三越と伊勢丹という色合いが大きく異なる百貨店の連合は1年にわたって「足場固め」を行ってきたが、目に見える効果をもたらしたとは言い難い。“牛歩”にも映る統合は果実を摘むことができるのか。

 両社は2010年4月の完了を見据えたシステム統合を最優先で進めている。07年に統合したJ・フロントリテイリング(JFR)が、傘下の松坂屋と大丸で店長を含む65人の交流人事を行ったり、同じプライベートブランド(PB)商品を扱ったりするなど、分かりやすい動きを見せたのとは対照的だ。

 三越伊勢丹HDの石塚邦雄社長は「三越の店頭が伊勢丹のようになるわけではない」と指摘、JFRのような劇的な変化に慎重だ。一方で、「伊勢丹の仕組みを三越もすべての面で参考にすべき」と、消費者が望む品ぞろえに強いとされる伊勢丹方式でのシステム統合を進め、三越側が改修を進めている。

 1日からは両百貨店で「大誕生祭」と題したセールも行われるが、共同の商品を扱うことはなく、統合効果は見えにくい。ただ、両社のクレジットカードの相互利用が始まり、伊勢丹のアイカードと三越のクレジットカードを、どちらの百貨店で利用しても、5%引きの特待が受けられるようになる。10年4月以降には、三越伊勢丹HD傘下の会社が発行するカードに一本化し、より明確に統合成果が見えることになる。

 組織改革も進む。三越が伊勢丹にならい、日本橋本店の売り場責任者と仕入れ部門の責任者を兼務とするなど、11年4月の事業会社統合を見据えた改革を進める。

 さらに今年4月からは、両社の関連事業部や総務部などを、三越伊勢丹HDの各部に集約するなど、組織統合を加速。事業会社統合を見据え、新システムに沿った働き方などを現場レベルでも実践しつつある。

                  ◇

【予報図】

 ■伊勢丹流の早期浸透が鍵

 「徐々に効果が表れつつあった」(三越関係者)といったように緩やかな統合が進む中、昨年9月のリーマン・ショックが襲来。消費不振が深刻化した。これを受けて今年2月には3月期の連結業績予想を、売上高が1兆4200億円、営業利益が 150億円とし、それぞれ 600億円、 100億円の下方修正を余儀なくされた。「今のところ統合効果は出ていないが、出ていたとしても(消費不振で)打ち消されてしまう」(銀行系証券アナリスト)という厳しい状況に追い込まれている。

 「売り上げの減少の歯止めが第一で、コスト削減も強めざるを得ない」(同)中、伊勢丹流の考え方を三越にも浸透させるには予想以上に時間を要する。しかし、三越伊勢丹HDとしては、13年度までに営業利益を現在の2倍以上の 750億円にする目標を掲げており、歩みを止めている猶予はない。逆風が吹く中、完全統合を果たせるか。今後1年間の動きがその後の競争力を決めそうだ。 (兼松康)

533荷主研究者:2009/04/09(木) 00:20:53

http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/78092
ミーナ天神 4月24日改装オープン
2009年2月19日 11:02 西日本新聞

 ユニクロを展開するファーストリテイリング(山口市)は18日、福岡市・天神で運営する商業ビル「ミーナ天神」を全面改装し、4月24日にリニューアルオープンすると発表した。約半数の店舗が入れ替わり、紳士服量販大手のAOKIや雑貨店の無印良品などが新たに入店する。

 全面改装は「マツヤレディス」を引き継いで開業した2005年10月以来初めて。博多阪急(仮称)などが入店する11年春の新博多駅ビル開業をにらみ、新鮮さで集客力を高めたい狙い。

 ミーナ天神は、地上8階、地下2階で売り場面積は約8300平方メートル。現在は2‐6階部分を休業して改装中で、内装や照明を刷新し、店舗や通路の区画も一部変更する。投資額は非公表。

 核店舗のユニクロは、5、6階に移動し、一足早く3月13日にオープン。改装後の店舗数は38店で、ファッションや雑貨などの15店が新規出店する。

 ファーストリテイリングは「幅広い客層を取り込める店舗構成であり、新鮮さもアピールしていきたい」としている。

=2009/02/19付 西日本新聞朝刊=

534千葉9区:2009/04/12(日) 11:07:55
http://osaka.yomiuri.co.jp/eco_news/20090411ke02.htm
高島屋と阪急阪神百貨店、相互に社外取締役を選任
 高島屋と阪急阪神百貨店を傘下に持つエイチ・ツー・オー(H2O)リテイリングは10日、安藤温規・高島屋副社長と新田信昭・阪急阪神百貨店社長を相互に社外取締役に選任すると発表した。両社は2008年10月、3年以内に経営統合することで合意しており、「一体感を高め、統合作業を円滑に進めるため」という。既に発行済み株式の10%を互いに持ち合っている。

(2009年4月11日 読売新聞)

535とはずがたり:2009/04/14(火) 23:47:50

伏見屋、仙台のスーパー買収へ 都市部への進出図る
http://www.sakigake.jp/p/akita/news.jsp?kc=20090414m

 酒類小売の伏見屋(仙北市角館町、東海林稔社長)は14日、仙台市を中心に食品スーパーなどを展開するサンマリ(仙台市、薗陽一社長)を子会社化すると発表した。人口が集中する都市部への進出を図るのが狙い。伏見屋の東海林社長らが同日、県庁で会見して明らかにした。

 サンマリを子会社に持つ投資会社シグマ・ゲイン(東京、中村沢司社長)と同日、株式譲渡契約を締結。17日付でサンマリの全株式六千株を取得し、子会社化する。譲渡価格は1億円超。

 サンマリは、仙台市を中心に小型スーパーなど10店を展開している。株式取得後、サンマリの社長には伏見屋の東海林誠専務が就任する。サンマリの名称は変更せず、従業員は継続雇用する予定。

 東海林専務は「郊外型のディスカウント店は競争が厳しく、今後はコスト増の懸念もある。サンマリは、人口が密集する中心市街地で店舗展開しているのが大きな魅力。市街地での営業ノウハウをグループの業態開発に取り込み、相乗効果を出したい」としている。

 【伏見屋】1995年設立。県内で酒類小売の「ビッグバン」など12店を展開。05年に雑貨ディスカウントのベル、08年にスーパー「マルホンカウボーイ」を展開する本間物産を買収した。資本金3000万円。グループ全体の従業員は約770人、年商約226億円。

 【サンマリ】1988年設立。宮城県内で食品スーパーなど10店舗を展開。資本金1億円。従業員約400人。年商約39億円。
(2009/04/14 20:57 更新)

536千葉9区:2009/04/16(木) 00:21:56
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/hokkaido/news/20090415-OYT8T00576.htm
丸井今井再建 高島屋案は函館・旭川存続
 民事再生手続き中の北海道内大手百貨店「丸井今井」は15日、経営支援に名乗りを上げていた「三越伊勢丹ホールディングス」(東京)と「高島屋」(大阪)から、それぞれ再建策の提示を受けた。丸井今井は、同日から支援先を決める作業に入る。

 再建策の中で最大の焦点となっていた地方店舗の扱いでは、高島屋案は、旭川、函館の2店について存続の方向性を打ち出しているとみられる。室蘭店については、運営主体が丸井今井本体から別会社化された「北海道丸井今井」であるため、明確な結論を下していない模様だ。一方、三越伊勢丹案では、札幌本店の再生に再建策の力点が置かれており、地方店の存続、撤退については幅を持たせた案になっているとみられる。

 丸井今井側は、両社からの再建策の提示を受けて、地方店の存廃に加え、札幌本店の再生策や資産価値、従業員約1500人の雇用などを総合的に検討する。早ければ、月内にも経営支援先を決定する見通しだ。

 ただ、地方店舗の存廃を巡っては、高島屋案が札幌本店に加えて函館、旭川各店の存続方針を示していることから、選定作業は高島屋案に優先度を置いて進む可能性が高い。

(2009年4月15日 読売新聞)
関連記事・情報

537とはずがたり:2009/04/17(金) 17:37:08

4町商工会が合併調印 和歌山・紀の川
2009.4.16 02:18
http://sankei.jp.msn.com/region/kinki/wakayama/090416/wky0904160218007-n1.htm

 紀の川市の粉河、打田、桃山、貴志川の4町商工会の合併契約書調印式が、粉河町商工会で行われた。7月1日に会員約1200人の県内最大の紀の川市商工会が誕生する。

 平成17年11月に5町が合併し、紀の川市が誕生したのに伴い、5町商工会が18年1月に合併促進委員会を設けた。那賀町商工会は脱退したものの、4町商工会は行政との一体化や効率化の事業促進が図れる−などとして合併に踏み切ることにした。

 調印は、中村慎司市長を立会人に4町商工会長間で行われた。事務局は粉河町商工会に置き、他の3町商工会は支所となる。合併協議会長の高田亮平・貴志川町商工会長は「難問はあったが、調印にこぎ着けた。魅力ある商工会にしたい」と話した。

この熱狂の片鱗は三陸縦貫線の南端,気仙沼線の開通に居合わせた宮脇氏の国鉄全線完乗記録の書である『時刻表2万キロ』でも触れることが出来る。
田舎は今や高速道路呉れ呉れだけどこんなにも熱狂しないよね。時代が変わったのか道路と鉄道の違いなのか?

538とはずがたり:2009/04/18(土) 15:54:38

イオンに周辺店は改装で対抗 '09/4/18
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200904180055.html

 イオンモール(千葉市)が29日開業する広島市安佐南区の大型ショッピングセンター(SC)「イオンモール広島祇園」に対抗し、周辺のSCが売り場の拡充やテナント入れ替え、値引きなどで集客の維持に躍起になっている。「オーバーストア」との懸念も広がる中、大型店競争は一段と激化する。

 イオンモール広島祇園から南東約500メートルの距離にある「ゆめタウン祇園」。食品売り場を1.2倍の約2100平方メートルに広げて4日、改装オープンした。消費者の関心の高い健康食品のコーナーを設けたほか、通路を広げトイレも改装した。

 スーパーのフジ(松山市)は安佐南区に「フジグラン緑井」、安佐北区に「フジグラン高陽」がある。緑井店は昨年9月に改装し、需要が高まっている雑貨の新規テナントを入れるなどして集客増を図った。

540千葉9区:2009/04/20(月) 00:13:51
http://mainichi.jp/hokkaido/seikei/news/20090419ddr041020003000c.html
丸井今井:高島屋支援 地方3店存続へ道 函館・旭川・室蘭、地域の打撃最小に
 民事再生手続き中の丸井今井のスポンサー企業に高島屋が選定される見通しとなったことで、計約520人の従業員を抱える地方3店舗(函館、旭川、室蘭)がそろって存続できる道が開けてきた。破綻(はたん)当初は撤退の可能性が高いとみられていただけに、地域経済への影響は最小限にとどまりそうだ。ただ、高島屋は札幌本店のてこ入れを急務としており、各店の支援内容に差が付くのは避けられそうになく曲折も予想される。【仲田力行、大谷津統一】

 地方店の地元では丸井今井が民事再生法の適用を申請した1月末以降、「丸井さんが無くなれば地域経済が崩壊する」との危機感が高まっていた。存続を求める署名活動や陳情も活発に行われ、畑中幸一社長は「地方店や従業員の雇用が最大限守られれば」との思いを漏らしていた。

 特に売り場面積が2万平方メートルの旭川店は年間売上高が80億円と、収益性が函館店の半分程度しかなく「一般論からいっても存続は不可能」(大手百貨店幹部)とみられていた。

 このため、旭川市は定額給付金の支給事務を行う臨時事務所を旭川店に開設、7カ月で賃料約1000万円を支払うという形の支援に乗り出していた。

 高島屋は再建案の中で、札幌本店を増改築して立て直す一方、函館、旭川店については高島屋が出資する新会社に移管して営業を続ける構想が有力だ。米子(鳥取県)など大都市圏以外の店舗を分社化して黒字転換させた実績があり、両店も同様の手法がとられるとみられる。丸井今井幹部は「うちにないものをもっている。海千山千でもまれているから」と期待する。

 一方、室蘭店については、丸井今井は05年の経営危機の際、不採算部門として分離した別会社(北海道丸井今井)に移管し、10年1月までに存廃の判断をすると決定した経緯がある。高島屋案では当面営業を継続する格好となるものの、同社関係者は「存続というよりは現在の関係を引き継ぐ形」としている。

 10月16日までに札幌地裁に提出する再生計画策定の過程では、室蘭店の存廃問題が再燃する可能性もある。

541千葉9区:2009/04/20(月) 00:15:10
http://mainichi.jp/photo/archive/news/2009/04/18/20090419k0000m020073000c.html
高島屋:空白区に足場…「不採算」懸念も 丸井今井支援

 高島屋は、北海道の百貨店、丸井今井の再建支援企業に選ばれる方向になったことで、店舗のない空白地だった北海道進出の足場を確保する。消費低迷と少子高齢化で百貨店は苦戦が続いているが、丸井今井の札幌本店は「地域一番店」としての潜在性が高く、北海道でのシェアを一気に確保したい考えだ。

 「百貨店は地域一番店をどれだけ抱えられるかが重要」。業界関係者が口をそろえるのは、アパレルなど取引先から優先的に売れ筋商品を調達でき、売り場を活性化しやすいからだ。バブル期の過剰投資で多額債務を抱えた丸井今井は、昨秋以降の急速な市場の冷え込みで資金繰りに行き詰まったが、札幌本店は昨年12月まで「地域一番店」を維持。老舗としての地位は高く、同業他社にとっては「思わぬ出物」だった。

 北海道に拠点がない高島屋は重複店舗の調整が必要なく、丸井今井との連携で一気に規模を拡大し、相乗効果を見込めると期待する。過去には高崎(群馬県)、岐阜、岡山、米子(鳥取県)の地方4店舗を分社化し、経営改善した実績もあり、鈴木弘治社長は「これまでの経験を生かせば、丸井今井の店舗が持つ潜在的な収益力を高められる」と、再生に自信を見せている。

 ただ、百貨店業界の経営環境は厳しい。高島屋の09年2月期の連結売上高は前期比6.4%減の9761億円と20年ぶりに1兆円を割り込み、鈴木社長は「現在7兆円超の百貨店市場は今後5〜6年で5兆円台に縮小する」と指摘する。室蘭など不採算店舗も抱える丸井今井の再建に手こずれば、逆に大きな爆弾を抱えることになりかねないだけに、地元自治体などの支援を可能な限り求めていく考えだ。【秋本裕子】

http://mainichi.jp/select/biz/news/20090419k0000m020060000c.html
高島屋:北海道進出 「破綻」丸井今井を支援へ

 北海道最大の百貨店で民事再生手続き中の丸井今井(本店・札幌市)は、再建支援企業として高島屋を選定する方向で最終調整に入った。週内にも発表する。丸井今井と資本・業務提携している三越伊勢丹ホールディングスも支援を表明していたが、高島屋が全4店舗存続の意向を示したことを評価した。高島屋は店舗がなかった北海道への初進出となり、全国主要都市をカバーする国内最大の百貨店グループとなる。

 高島屋は丸井今井に示した再建案で、札幌本店に加え函館、旭川店存続を盛り込み、別法人が運営する室蘭店も引き継ぐ意向を示したが、三越伊勢丹は不採算店を閉鎖する方向を示唆していた。

 丸井今井は、高島屋を選定した方が雇用確保につながると判断したとみられる。10月までに最終的な再生計画案を札幌地裁に提出するが、両社が共同設立する新会社へ事業譲渡する案が有力。売上高の約7割を稼ぎ出す札幌本店を改修し、早期再建を目指す。

 丸井今井はバブル期の多角化失敗で経営危機に陥り、05年から伊勢丹の支援を受けていたが、今年1月29日に民事再生法適用を申請した。

 高島屋は11年をめどに阪急阪神百貨店を傘下に持つエイチ・ツー・オーリテイリングと経営統合する予定。【仲田力行、大谷津統一】

542千葉9区:2009/04/20(月) 00:15:47
http://mainichi.jp/hokkaido/seikei/news/20090418ddlk01020294000c.html
老舗破綻:丸井今井 札幌本店、てこ入れ急務 目立つ老朽化 /北海道
 ◇再建案提出の2社も最重視
 丸井今井の再建をめぐっては、売り上げが全体の7割弱を占める札幌本店(札幌市中央区)のてこ入れが急務となっている。03年の大丸札幌店開業以来、深刻な客離れが続いており、抜本的な再生のためには多額の投資が必要。再建案を提出した三越伊勢丹ホールディングスと高島屋は地方店舗の評価に温度差があるが、札幌本店を最重視している点では一致している。スポンサー企業の選定に向けては、札幌本店をいかに立て直すかが焦点だ。【仲田力行、大谷津統一】

 ■ハードに問題

 札幌本店は長く大通館と一条館の2館体制だったが、大丸対策や周辺商店街の振興策などの一環で、旧長崎屋の南館(02年7月)と旧マルサの大通別館(05年8月)を組み入れ、大丸より7000平方メートル広い5万2000平方メートルまで拡張してきた経緯がある。

 ところが過去10年間の売り上げをみると、03年の639億円をピークに下降を続け、08年は519億円に落ち込んだ。一方、大丸の売り上げは505億円を記録。今年に入ってからは3カ月連続で丸井今井から「地域一番店」の座を奪った。

 まだ真新しさが残る大丸に比べ、段階的な改装を続け老朽化が目立つ札幌本店。4館に分散しているため利便性が低いことも低迷の一因とみられる。市幹部は「大丸と丸井の差は売ってるモノというよりはハードの問題だ」と指摘する。

 ■投資額限界も

 関係者によると、今月2日に市役所を訪れた高島屋幹部は、スポンサーに選定された場合は札幌本店を増改築する意向を示した。その際「大通館と一条館を一体化する」という構想を伝えたとされる。高島屋はデベロッパー子会社「東神開発」による再開発を検討しているとみられる。

 三越伊勢丹も同様の構想を抱いているほか、三越札幌店との事務部門の統合など、グループ経営による相乗効果を狙う。両社の再建案には、いずれもこうした札幌本店の立て直し策の方向性が盛り込まれたとみられる。

 ただ消費不況は深刻で、高島屋は09年2月期決算で営業利益が3割超減少し、三越伊勢丹の売上高も予想を1200億円程度下回る見通し。丸井今井の再建に伴う投資に影響を与えるのは必至だ。

 丸井今井側はスポンサー選定にあたって、札幌本店の立て直しと地方店存廃を評価した上で判断するとみられる。「あくまで札幌本店をいかに回復させるかが重要。負担できる金額は決まっている。地方店をすべて残すとなったら(札幌本店などの)投資ができない」。三越伊勢丹首脳はジレンマを口にした。

543とはずがたり:2009/04/22(水) 01:51:45
「まち活性化、これが鍵」出版
京都橘大教授と教え子ら
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2009041400028&genre=G1&area=K1J

 京都橘大(京都市山科区)現代ビジネス学部の織田直文教授(56)と教え子7人が、地元の清水焼団地や市内の商店街など具体例を挙げて商店街や伝統文化の振興策を提言した本「文化政策と臨地まちづくり」を発刊した。織田教授は「何度も現地に足を運び、現場で感じた内容をまとめた」と話している。

 廣川桃子さん(23)は、複数のまちづくり団体が活動する上京区の出町商店街で関係者のたまり場となっている喫茶店にスポットをあてた。1カ所に情報が集まることで、地域にとっては「掲示板」、地域外にとっては「窓口」の役割を果たし、横のつながりと活気を生みだしている事例を示した。

 伏見区の伏見大手筋商店街を対象に選んだ学生は、同商店街の文化事業「健康マージャン」を取り上げた。マージャン店が高齢者の憩いの場となり、商店街での買い物にもつながるなど、文化事業が直接的な経済効果を生まなくても地域の活性化にプラスに働いているという例を挙げた。
 7人の修士論文や卒業論文をもとに、大幅に加筆修正。ほかにも、清水焼団地の産学連携や地域活動の拠点となっている東近江市の図書館なども取り上げた。A5版、280ページ。問い合わせは水曜社TEL03(3351)8768。

544千葉9区:2009/04/22(水) 23:13:19
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?PB商品はなぜ安い? コストダウンの裏技とは
東京ウォーカー4月22日(水) 9時59分配信 / エンターテインメント - エンタメ総合

いまでも十分リーズナブルなPB(プライベートブランド)商品だが、さらに低価格化することで、昨今の急激な経済環境の変化に対応していく動きがある。

その中でも特に注目したいのが、イオンのPB「トップバリュ」だ。ことしの夏までに1700品目を低価格へとシフトしていくほか、低価格がウリのPB「ベストプライス by トップバリュ」から、新商品が500品目も登場予定というから見逃せない。

ユニークなのは安さの理由。ボリュームや品質を落とすことではなく、無駄なコストを削減して消費者に還元しているのだ。

たとえば「衣料用洗剤」(1.0kg148円)は、付属についてくる計量スプーンをなくした。前から使っていたものを取っておいて、継続して使えばいい。その分安く、という発想だ。

4/21(火)発売の「しょうゆラーメン」はなんと68円! かやくとスープを個別の袋ではなく一緒に入れることで、包装材のコストを削っている。

「ティシューペーパー5個パック」は、150組×5個パックで188円。ワンボックスごとの紙箱をなくしてコストカット、中身だけを直接フィルムに包装して販売する。ティッシュは紙箱に入っているのが当たり前だったが、詰め替え用に“中身だけあればいい”という声にこたえた。

4/28(火)発売のクッション(198円)は、カーテン生地の生産段階でできた傷のためにカーテンにできなくなった生地を使用。その傷のない部分を利用し安く提供している。

レベルは落とさず値段は下がるという、消費者大歓迎のコストダウン術。PB低価格化の波よ、今後も続け!!【東海ウォーカー】

545千葉9区:2009/04/23(木) 22:05:00
http://www.business-i.jp/news/sou-page/news/200904230106a.nwc
「大トリ」マルイ 新宿熱く 本館オープンで不況下バトル
2009/4/23
 丸井は22日、24日午前10時にオープンする東京・新宿の「新宿マルイ本館」の内覧会を開いた。消費不振が叫ばれる中、マルイの新宿本館の誕生は、国内最大の商業集積地である新宿の百貨店戦争を一段と過熱させる引き金ともなりそうだ。

 新宿地区では昨年春の東京メトロ副都心線の開業以前から、各百貨店の大型投資が相次いでいる。伊勢丹新宿本店の過去最大級の改装を皮切りに、高島屋新宿店が続き、今回の新宿マルイ本館のオープンにより、大型投資が出そろう格好だ。

 新宿本館について丸井は「家庭、職場に次ぐ第三の場所(サードプレイス)」(浅田恭平新宿マルイ本館店長)と位置付けている。顧客へのアンケートなどをもとに、店内に多くの植物や休憩所を設けた一方、広めのトイレなどを充実させた。

 屋上には英国式の庭園も設置したほか、幅広い年代の女性向けにさまざまな生活スタイルに対応したショップを導入。アパレル関連を全体の半分以下に抑え、生活雑貨やインテリア雑貨を拡充したのも特徴だ。

 ただ、現在の消費不況で、百貨店は光明を見いだせない状況になっている。専門店の集積する業態とはいえ、消費者からみれば丸井は百貨店に近い存在だけに、厳しい船出となるのは間違いない。

 伊勢丹新宿本店をはじめとする他の百貨店や量販店との競合について、丸井の川下雄司社長は「われわれの業態は百貨店や量販店とは違う」と強調したうえで、「新宿は商業集積地として今後の発展がさらに期待できる。新宿全体で考えれば(マルイ新宿本館のオープンで)集客力が上がる」と強気の姿勢を見せた。

 商業地としての新宿のポテンシャルの高さを前提に「独自性を出しながら、十分にやっていける。決して過剰投資ということはない」(川下社長)というわけだ。

 もっとも、伊勢丹新宿本店をはじめ他の百貨店の消費不振は深刻化しており、昨年末以降、前年同月比で10%以上の大幅な売り上げの落ち込みが続いているのが現状だ。

 消費者の目がさらに厳しくなっている今、新宿全体の集客がアップしても、実際の買い物はマルイや他の百貨店の間で綱引きとなるのは間違いない。各店がそれぞれの個性をいかに購買につなげるかが、競争のカギとなりそうだ。(兼松康)

546とはずがたり:2009/04/23(木) 23:41:16


商圏にはちゃんと定義があるんですねぇ
>角田、亘理、旧南方はいずれも地元購買率が3割を割り、商圏の要件を満たさなくなった。

3商圏消えた 大型店進出響く 08年宮城県調査
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/04/20090423t12028.htm

宮城県内の商圏と商圏人口
ttp://tohazugatali.web.fc2.com/commerce/090423m20.jpg

 宮城県内の消費者が衣服や家電製品などを購入する地域を調べる県の2008年の消費購買動向調査(商圏調査)の結果が22日までにまとまった。大型店が進出した旧志波姫と旧中新田で新商圏が形成された一方で、角田、亘理、旧南方の三商圏が消滅した。大型店の存在が消費者の行動を左右する実情が浮き彫りになった。

 県内の商圏は図の通り。商圏人口が最も多いのは仙台青葉で、県北や県南からも集客する「超広域型」。仙台太白と仙台泉、旧石巻、名取、旧古川は、地域内外の集客を表す吸収人口が10万人を超す「広域型」だった。

 吸収人口が2万人以上の「地域型」は旧気仙沼と多賀城、旧迫、大河原、利府、富谷の6つ。白石、旧志波姫、旧中新田は小規模な「地区型」。

 吸引人口が伸びたのはイオンモール名取エアリが進出した名取(82.2%増)を筆頭に、富谷(70.9%増)、旧石巻(15.2%増)、大河原(同)、旧迫(13.2%増)の五商圏。いずれも郊外型の大型店がある。

 逆に吸引人口を減らしたのは白石(30.1%減)、利府(16.6%減)、旧古川(14.2%減)、旧気仙沼(8.4%減)など。隣接商圏に大型店が進出したのが影響したとみられる。

 角田、亘理、旧南方はいずれも地元購買率が3割を割り、商圏の要件を満たさなくなった。角田と亘理は名取に、旧南方は旧迫に買い物客を奪われた格好だ。

 仙台市中心部(JR仙台駅前から一番町周辺)の集客力も低下。吸引人口は13万4404人で14.1%減り、5回連続のダウンとなった。

 購入先の立地は、衣服や家電製品など「買回品」で郊外店が49.5%を占め、中心商店街(28.6%)との差が際立った。食料品など「最寄品」も郊外店が35.7%で、中心商店街(29.2%)を逆転した。

 県商工経営支援課は「大型店の進出が消費者の動向に影響している。百貨店や中心商店街の苦戦は続くかもしれない」と分析している。

[商圏調査] 1978年から3年ごとに実施し、今回で11回目。公立小学校3年生がいる1万5660世帯が対象で、1万2422世帯から回答があった。回収率は79.3%。合併前の市町村で調べる。商圏の条件は、衣服や家具などの「買回品」について(1)地元購入率が30%以上(2)ほかの市町村からやって来る購入客が15%を超える―の2点。
2009年04月23日木曜日

547とはずがたり:2009/04/30(木) 01:11:32
個人的には此処は高島屋を推していたので残念。

丸井今井:高島屋から一転、三越伊勢丹が再建支援企業へ
http://mainichi.jp/select/biz/news/20090430k0000m020088000c.html

 民事再生手続き中の百貨店「丸井今井」(札幌市中央区)は、再建支援企業に三越伊勢丹ホールディングスを選定する方針を固めた。当初は高島屋を選ぶ方向で調整を進めたが事業譲渡に伴う出資額で折り合わず、高島屋を上回る支援額を提示した三越伊勢丹の再建案が有利と判断した。三越伊勢丹は札幌本店の再建を優先し函館店のみを存続させる方針で、不採算の旭川、室蘭両店の営業継続は厳しい情勢となった。30日に臨時取締役会を開き正式決定し、発表する。

 雇用確保を重視する丸井今井は高島屋が札幌本店に加えて函館、旭川両店を存続させ、別会社が運営する室蘭店への商品供給も当面継続するとしたことを評価した。しかし、不動産や営業権を譲り受ける新会社を設立する際の資金提供額は三越伊勢丹の方が多かったため調整が難航した。

 一方、三越伊勢丹は傘下の三越札幌店が丸井今井札幌本店と近接しており、両者の一体的な運営を打ち出した。売上高の約7割を稼ぎ出す札幌本店を早期に立て直し、再建をスムーズに進める堅実な内容で、主力銀行の北海道銀行など大口債権者の同意も得られやすいと判断した模様だ。

 丸井今井と三越伊勢丹は新会社を設立し札幌本店などの営業を譲渡。その代金を債権者への返済に充てる。再生計画案を期限の10月16日までに札幌地裁に提出する見通し。

 丸井今井は伊勢丹と資本・業務提携しており、今年1月に経営破綻(はたん)した後、三越伊勢丹に支援を要請。高島屋も支援に名乗りを上げたことで、大手百貨店同士による争奪戦に発展していた。【仲田力行、大谷津統一】

毎日新聞 2009年4月29日 22時08分(最終更新 4月29日 22時28分)

548とはずがたり:2009/04/30(木) 01:13:00
>当初は高島屋を選ぶ方向で調整を進めた>>547
の記事

高島屋:北海道進出 「破綻」丸井今井を支援へ
http://mainichi.jp/photo/archive/news/2009/04/18/20090419k0000m020060000c.html

 北海道最大の百貨店で民事再生手続き中の丸井今井(本店・札幌市)は、再建支援企業として高島屋を選定する方向で最終調整に入った。週内にも発表する。丸井今井と資本・業務提携している三越伊勢丹ホールディングスも支援を表明していたが、高島屋が全4店舗存続の意向を示したことを評価した。高島屋は店舗がなかった北海道への初進出となり、全国主要都市をカバーする国内最大の百貨店グループとなる。

 高島屋は丸井今井に示した再建案で、札幌本店に加え函館、旭川店存続を盛り込み、別法人が運営する室蘭店も引き継ぐ意向を示したが、三越伊勢丹は不採算店を閉鎖する方向を示唆していた。

 丸井今井は、高島屋を選定した方が雇用確保につながると判断したとみられる。10月までに最終的な再生計画案を札幌地裁に提出するが、両社が共同設立する新会社へ事業譲渡する案が有力。売上高の約7割を稼ぎ出す札幌本店を改修し、早期再建を目指す。

 丸井今井はバブル期の多角化失敗で経営危機に陥り、05年から伊勢丹の支援を受けていたが、今年1月29日に民事再生法適用を申請した。

 高島屋は11年をめどに阪急阪神百貨店を傘下に持つエイチ・ツー・オーリテイリングと経営統合する予定。【仲田力行、大谷津統一】
毎日新聞 2009年4月18日 20時56分(最終更新 4月18日 21時22分)

高島屋:空白区に足場…「不採算」懸念も 丸井今井支援
http://mainichi.jp/select/biz/news/20090419k0000m020073000c.html

 高島屋は、北海道の百貨店、丸井今井の再建支援企業に選ばれる方向になったことで、店舗のない空白地だった北海道進出の足場を確保する。消費低迷と少子高齢化で百貨店は苦戦が続いているが、丸井今井の札幌本店は「地域一番店」としての潜在性が高く、北海道でのシェアを一気に確保したい考えだ。

 「百貨店は地域一番店をどれだけ抱えられるかが重要」。業界関係者が口をそろえるのは、アパレルなど取引先から優先的に売れ筋商品を調達でき、売り場を活性化しやすいからだ。バブル期の過剰投資で多額債務を抱えた丸井今井は、昨秋以降の急速な市場の冷え込みで資金繰りに行き詰まったが、札幌本店は昨年12月まで「地域一番店」を維持。老舗としての地位は高く、同業他社にとっては「思わぬ出物」だった。

 北海道に拠点がない高島屋は重複店舗の調整が必要なく、丸井今井との連携で一気に規模を拡大し、相乗効果を見込めると期待する。過去には高崎(群馬県)、岐阜、岡山、米子(鳥取県)の地方4店舗を分社化し、経営改善した実績もあり、鈴木弘治社長は「これまでの経験を生かせば、丸井今井の店舗が持つ潜在的な収益力を高められる」と、再生に自信を見せている。

 ただ、百貨店業界の経営環境は厳しい。高島屋の09年2月期の連結売上高は前期比6.4%減の9761億円と20年ぶりに1兆円を割り込み、鈴木社長は「現在7兆円超の百貨店市場は今後5〜6年で5兆円台に縮小する」と指摘する。室蘭など不採算店舗も抱える丸井今井の再建に手こずれば、逆に大きな爆弾を抱えることになりかねないだけに、地元自治体などの支援を可能な限り求めていく考えだ。【秋本裕子】

毎日新聞 2009年4月18日 21時22分(最終更新 4月18日 22時10分)

549とはずがたり:2009/04/30(木) 01:15:36
>>547-548辺りよりもっと前,>>541-542辺りの記事

丸井今井:支援名乗りの伊勢丹と高島屋 攻防激しさ増す
http://mainichi.jp/photo/archive/news/2009/03/09/20090310k0000m020069000c.html
自力再建を断念した丸井今井の札幌本店=札幌市中央区で、尾籠章裕撮影

 経営破綻(はたん)した北海道の老舗百貨店、丸井今井(札幌市)に対し、伊勢丹と高島屋がスポンサー支援に名乗りを挙げた。丸井今井と資本・業務提携する伊勢丹に対し、高島屋は、北日本での拠点確保に動く姿勢を示すことで伊勢丹をけん制。月内にも実施される見通しの入札を巡り、ライバル同士の攻防は激しさを増している。

 丸井今井は民事再生法の適用を申請した1月29日、伊勢丹にスポンサー支援をいち早く要請した。伊勢丹は丸井今井が経営危機に陥った05年から営業支援に乗り出すとともに13%を出資。取締役も派遣している。しかし、三越の店舗が札幌市内にあるうえ、100億円以上の負担が生じるため、伊勢丹を傘下に置く三越伊勢丹ホールディングス内部には支援に慎重な意見もあり、態度をはっきりさせていなかった。

 2月中旬、「横やり」を入れる形で高島屋が支援の意向を表明した。高島屋首脳は「丸井今井を店舗のない北海道・東北の拠点としたい」と話す。2月下旬、上京した高橋はるみ北海道知事に対し、鈴木弘治社長が札幌本店以外の3店舗の存続に前向きな意向を示したとされ「『白馬の騎士』と受け止められた」(関係者)。これに焦った伊勢丹側は3月上旬、ようやく支援の意向を伝えた。

 高島屋の積極支援については「北海道は店舗過剰。(支援額を競り上げることで)伊勢丹側に巨額投資を余儀なくさせる『嫌がらせ』では」(大手百貨店幹部)との見方もある。また、高島屋は今後の再編をにらみ、伊勢丹主導の共同仕入れ機構に加盟する松屋(本店、東京・銀座)などとの連携を模索しているとされる。「丸井今井への積極支援を表明すれば、伊勢丹に近い中小百貨店が『高島屋と組んだ方が支えてくれる』と判断するだろう」(高島屋関係者)との思惑も見え隠れしており、丸井今井争奪戦は業界全体の関心を集めそうだ。【小倉祥徳】

毎日新聞 2009年3月9日 20時31分(最終更新 3月9日 23時28分)

550荷主研究者:2009/05/04(月) 02:05:09

http://www.business-i.jp/news/flash-page/news/200903300089a.nwc
井筒屋U、6月閉店へ 景気悪化で高級品低迷 福岡
2009/3/30 Fuji Sankei Business i.

 百貨店の井筒屋(北九州市)は30日、福岡市博多区の富裕層向けの「サロン・ド・井筒屋U」を6月末で閉店すると発表した。

 景気悪化の影響で高級品の販売が低迷したことが原因で、平成19年11月のオープンから2年にも満たない撤退となった。

 中村真人社長は「ブランド品の販売はまったく先が見えない状況。このままでは損失が膨らむ危険性が高い」と説明した。年間の売り上げが目標の15億円に対し、実際は半分程度だったという。

 井筒屋Uは、閉店した博多井筒屋の後継として、複合商業施設「博多リバレイン」に出店。ソファが置かれた試着室を設けるなど、小規模ながら高級感にあふれた実験店と位置付けられていた。

553Gawadkalinga(8283):2009/05/05(火) 09:21:20
「終」X29X13X7XEchika fit「吐㋣戸」.;]

554千葉9区:2009/05/05(火) 20:50:54
>>547-549
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/hokkaido/news/20090501-OYT8T00633.htm
旭川店閉鎖「申し訳ない」…丸井今井社長が市長と会談
 丸井今井の畑中幸一社長は1日、旭川市役所を訪れ、西川将人市長や旭川商工会議所、地元商店街の関係者らと約30分にわたって会談、旭川店閉鎖の決定を伝えた。

 会談後、畑中社長は報道陣に対し、「こんな結果をご報告しなければならないことは申し訳ない、という趣旨のことを申し上げた」と述べた。また、旭川店をなんらかの商業施設として残すよう模索し、従業員の雇用対策についてはハローワークや行政などと連携して対応していくとした。

 一方、西川市長は、3〜4か月後という旭川店の閉店期日の先送りや雇用、取引業者への対策などを畑中社長に要望したことを明らかにし、「丸井今井には(閉店後の)キーテナントを確保してもらうよう市とともに頑張ってもらいたい」と語った。

(2009年5月1日 読売新聞)


http://mainichi.jp/hokkaido/seikei/news/20090501ddr041020003000c.html
丸井今井:経営再建「これほど急な話とは」 旭川、夏にも閉店 市内からは落胆の声
 民事再生手続き中の丸井今井は30日、三越伊勢丹ホールディングスの支援で経営再建を進めることになった。焦点の一つだった地方店のうち、旭川店は3〜4カ月後の閉店が決定。一時は地方3店の存続を打ち出した高島屋が支援企業に有力とされていただけに、地元では「ある程度覚悟はしていたが、これほど急な話とは」と驚きと困惑が広がった。【横田信行、新庄順一、佐藤心哉】

 旭川市は旭川店支援の一環で、定額給付金の事務や市民窓口を担当する事務局を10月末までの予定で開設したが、途中での閉店となる。「最大限努力してきた結果が実らなかったのは非常に残念。一企業として利益が出るか出ないかの判断があったのだろう」。西川将人市長は無念さを押し殺すように語った。

 旭川店前を通りかかった30代主婦は「民事再生手続き入り後に行ったが、品ぞろえや対応は以前と同じ。客も少なかったので仕方がない。ただ早すぎる閉店で裏切られた感じ」と話した。隣接する西武百貨店旭川店も撤退が検討されており、中心街の核となる商業施設が一挙に二つも失われる可能性がある。

 一方、室蘭店は10年1月までは営業が継続される。室蘭市の主婦、小林愛子さん(67)は「市民が買い物に来て売り上げが伸びれば、その先1年、2年と継続される余地も出てくる」と期待。新宮正志市長は「厳しい状況に変わりないが、今後も機運を盛り上げていきたい」と述べた。

 存続が決まった函館店。函館市的場町の無職、中嶋宰(つかさ)さん(63)は「(丸井今井が)無くなれば町全体が寂しくなるところだった」とホッとした様子。西尾正範市長は「一安心という心境だが、ようやく再建のスタートを切った段階なので気を引き締めたい」と話した。従業員の削減について「可能な限り多く雇ってもらえるよう働きかけたい」と述べた。

 ◇従業員半減、不安広まる
 全従業員約1580人のうち、再雇用されるのは最大880人程度の見通しだ。函館店の20代の男性従業員は「雇用され続けるか不安。上層部が決める事でどうしようもないので、今は来店客から励まされながら淡々と仕事をしています」。札幌本店の男性従業員は「何も聞かされていないので」と言葉少なだった。

555とはずがたり:2009/05/06(水) 16:53:26

値崩れを本部は心配しているのであろうけど棄てるのはどうみても勿体ないよね。。

コンビニ店主「見切り販売」の動き 販売期限前に値引き
http://www.asahi.com/eco/TKY200905050171.html
2009年5月6日3時1分

 売れ残りによる廃棄を減らすため、販売期限前に弁当などを値下げして売る「見切り販売」を導入するコンビニエンスストア加盟店が各地で出始めた。公正取引委員会によるセブン―イレブン・ジャパンへの調査が判明した今年2月以降、見切りを始めた複数のオーナーが「廃棄が半分に減って利益が増えた」と話している。すでに国会でも取り上げられており波紋が広がっている。

 西日本のセブンオーナーは、3月から弁当や総菜などの見切り販売を始めた。本部指導員からは「全店に広がったらセブンはつぶれる」と言われた。1カ月間に出る廃棄の量は「半分以上も減った」。値下げをするため、売り上げは5%減(前年同月比)だったが、店が負担する廃棄代が減ったため利益は逆に3割以上増えた。「特に主婦のアルバイトは、食品を捨てることに後ろめたさを感じていたようで、喜んでいます」

 昨年末から度々、本部側に見切り販売を提案していた東日本のオーナーも3月から踏み切った。これまで「契約解除になりますよ」と高圧的だった本部指導員の態度が、ややおとなしくなったためだ。1日あたり最大で1万円分の商品を見切り販売した結果、廃棄の量は約半分に。売り場での混乱もなく安心していた。

 一方、福岡県の40歳代のオーナーは「契約更新の拒否が怖い」と、踏み出せないでいる。更新は10年も先の話だが、公取委の調査結果がでるまで、様子をみるつもりだ。

 見切り販売がどの程度広がっているか現時点でははっきりしないが、公取委の調査結果次第ではさらに広がる可能性がある。

 セブン―イレブン・ジャパンは「デイリー商品(弁当や総菜など消費期限の短い食品)の値下げを実施している店舗はごくわずか」と主張している。

 朝日新聞の報道で公取委の調査が明らかになった2月下旬以降、同社を含むコンビニ加盟店オーナー三十数人から情報や意見が寄せられた。

 同チェーンオーナーの中には「廃棄の一部を本部が負担するべきだ」(関東)、「本部の経営が傾いては元も子もないが、現状は本部の一人勝ち。利益配分を再検討するべきだ」(中部)と、改善を求める声があった。ただ「一部の不良店による『騒動』にすぎない」(関西)と距離を置く人も少数ながらいた。

 他チェーンオーナーにも波紋は広がっている。東京の他チェーンオーナーは「以前、見切り販売をしたいと訴えたとき『できないことになっている』と本部に言われた。報道をみて、ウソだとわかった」と憤る。複数の他チェーンオーナーが「セブン以外でも値引き制限がある」と、公取委に被害申告したという。

■廃棄量、年1000億円規模 

 今回の公取委の調査の趣旨は「本部の優越的地位の乱用があったかどうか」だが、環境への影響を訴える声もオーナーらの間で多かった。複数のオーナーによると、1カ月間に出る廃棄は1日の売上高が目安だという。少なく見積もって売り上げ40万円の店なら、1カ月で40万円分の廃棄が出ている計算だ。コンビニは全国で約4万5千店で、売れ残りの廃棄量は全国で年1千億円を超える。

 3月4日の参院農水委員会で石破農水相は、コンビニ弁当の廃棄問題を問われ、個人的見解としつつ「賞味期限内のものを捨てちゃうっていったいなんですかと。もったいないという発想がもっとあってしかるべきだ」と答弁。日本人が食べずに捨てる食品廃棄の総量が、世界中の食糧支援の3倍にあたるといったデータもそらんじてみせるなど、問題意識を示した。

 また、野田消費者行政推進担当相も、同月25日の衆院消費者問題特別委員会で「消費可能な食品が大量に廃棄されているということは資源の有効利用、地球環境への影響など多くの問題につながっている」と答えた。

 一方、セブン―イレブンも対策をしていないわけではない。同社の発注精度は高く、「他社がまねできないほど」(業界関係者)の低廃棄率を達成しているとされる。

 また、弁当工場で出た食品残渣(ざんさ)や売れ残りを回収し、飼料や肥料にリサイクルする活動も03年から開始。すでに一部の総菜については、リサイクル肥料で育ったホウレンソウが使われているという。

 だが、こうしたリサイクルの取り組みは首都圏の一部地域にとどまっており、全国的な活動に広がるまでにはまだ時間がかかる。(高田英、益満雄一郎)

556千葉9区:2009/05/06(水) 23:12:21
http://www.asahi.com/business/update/0506/TKY200905060115.html
三越池袋店、51年間の営業に幕 涙流す従業員も

2009年5月6日22時46分
 老舗(しにせ)百貨店の三越池袋店(東京)が6日夜、51年間の営業に幕を閉じた。1957年に開店したが、駅につながった西武百貨店や東武百貨店などに客を奪われ、営業不振から脱け出せなかった。

 閉店セール最終日ともなったこの日、閉店予定の午後7時半を過ぎても売り場は客でごった返していた。最後の客が店から出ると、杉山潤治店長が「お客様や地域の皆様、本当にお世話になりました」とあいさつ。涙を流す女性従業員の姿もみられた。午後8時すぎにシャッターが下りると、集まった多くの客から「ありがとう」などの声が上がった。

 鹿児島市にある三越鹿児島店も6日閉店した。

http://kyushu.yomiuri.co.jp/keizai/detail/20090506-OYS1T00311.htm
三越鹿児島店が6日閉店、開催中のセールにぎわう

 鹿児島市・天文館の三越鹿児島店が6日、閉店する。最終日も午前10時〜午後7時の通常営業をし、最後は従業員らが玄関で客を見送り、「三越」の看板を掲げた25年間の歴史に幕を閉じる。

 同店は3月18日から閉店セールを開催中。これまでの2倍以上の客が入店し、最大8割引きの商品などを買い求めている。

 閉店前日の5日もスカーフや帽子、女性服のワゴンなどに人だかりができた。6階では、三越が所蔵する歌舞伎の衣装も展示され、客らはきらびやかな刺しゅうなどに見入っていた。

 鹿児島市谷山中央、主婦山元順子さん(63)は帽子などを購入。「鹿児島にはなかったテナントが入ったり、店員さんの接客が丁寧だったりして本当に気に入っていた。名残惜しい」。薩摩川内市隈之城町、保育園職員久保美子さんも「にぎわいがなくなるかと思うと、寂しくなります」と話していた。

 同店については、土地建物の約6割を所有する丸屋本社(鹿児島市)が来春、ファッションや飲食関連の店が入る商業施設を開店する計画を進めている。

(2009年5月6日 読売新聞)

557とはずがたり:2009/05/06(水) 23:26:19
>>556
>1957年に開店したが、駅につながった西武百貨店や東武百貨店などに客を奪われ、営業不振から脱け出せなかった。

何処にあんねんと思って調べてみたけどまあ駅前っすよね。厳しいなあ。
其れにしても池袋の西武はバカでかくて,サークル間の交流で東京から来た先輩が京都の百貨店を見てちいせえなあとバカにしてたのが納得できました。。
http://www.mapion.co.jp/m/35.7277327777778_139.716758055556_9/

家電量販店にでもなるんやろうなと思ってたらヤマダ電機が這入る計画になってんですな。地図見るともう向かいぐらいにビックカメラとヤマダ電機が出ている様なのでそろそろヨドバシ辺りが来るのではとちょっと思ったんだけど。

三越池袋店&鹿児島店、6日で閉店 客取り戻せず
http://www.asahi.com/business/update/0506/TKY200905050175.html
2009年5月6日10時51分

 老舗百貨店の三越池袋店(東京)が6日午後7時半、51年間の営業に幕を閉じる。1957年に開店したが、駅につながった西武百貨店や東武百貨店に客を奪われ、営業不振から脱け出せなかった。

 昨年4月に伊勢丹と経営統合して発足した三越伊勢丹ホールディングスにとって、重視する首都圏での主要店の閉店は初めて。跡地には家電量販店のヤマダ電機が出店する計画をたてている。

 池袋店では、閉店セールを3月中旬から開催しており、「サンキュー」にちなんで390円のすし丼や3900円の赤ワインセットなどを売っている。

 鹿児島市にある三越鹿児島店も6日、閉店する。

558とはずがたり:2009/05/06(水) 23:28:55

さもありなんw

なぜヨドバシカメラは名古屋に進出しないのでしょうか?名古屋より人口が少ない札幌や福岡、仙台、新潟などには進出しているというのに。
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail.php?queId=9434014

ベストアンサーに選ばれた回答

名古屋は、値段とサービスには、敏感です。 ピックカメラが進出していますが、以外と苦戦しているのじゃないでしょうか。

理由は、値段です。 決して安くはない、サービスとて並だからです。 1年半ほど前に、我が家では、テレビ、DVDなどを地上デシ対応に替えていますが、購入先は、ビックカメラやヤマダではないです。 ヤマダ、ビックカメラとの交渉では、応じてもらえなかった価格が、大須ではOKが出たため、まとめてすべて、替えています。

ヨドバシカメラしかりでしょう。 名古屋でものを買う基本は、現金で買う、現金で叩く、現金を払うときに再度叩く、現金でサービスを目一杯引っ張り出すことです。

言うなれば、田舎だから、洗練されていないということです。

559千葉9区:2009/05/07(木) 20:08:03
http://news.nifty.com/cs/world/chinadetail/rcdc-20090506001/1.htm
フォーブス誌「世界最強ブランド価値」、第1位は今年もヴィトン―香港紙

2009年5月6日(水)9時36分配信 Record China
2009年5月3日、世界的なリサーチ会社ミルウォード・ブラウンが行った世界100大ブランド価値調査の結果に基づいて、米経済誌フォーブスが発表した「世界最強ブランド価値トップ10」によると、フランスのルイ・ヴィトンが今年も第1位だった。香港紙「文匯報」の報道を中国新聞社が伝えた。

今回のランキングでは、ルイ・ヴィトンはブランド価値を昨年より63億4000万ドル(約6258億円)下げて194億ドル(約1兆9151億円)となったもののトップを堅持、続いてエルメスの78億6000万ドル(約7759億円)、第3位はグッチの74億7000万ドル(約7374億円)で、トップ3の順位は昨年と同じだった。4位はシャネル、5位はロレックスで、いずれも昨年より順位を1ランクずつ上げた。

トップ10の中で順位を最も落としたのは、超高級腕時計などの販売が停滞したカルティエで、4位から7位へと後退した。また、トップ10圏外へ姿を消したのは昨年8位だったジョルジオ・アルマーニで、ブランド価値を約40%、20億2000万ドル(約1994億円)も減少させた。

業界アナリストは「有名ブランドが金融危機によって受ける影響は大きくない」とし、「特にルイ・ヴィトンとエルメスは、他の有名ブランドが続々と値引き戦略を採用する中で、高級百貨店内の専門店でのみ値引き販売を認めるなど、慎重な市場戦略と厳格なイメージ管理がブランド価値向上や維持の鍵となっている」と分析している。(翻訳・編集/HA)

560千葉9区:2009/05/08(金) 23:52:12
http://mytown.asahi.com/kagoshima/news.php?k_id=47000000905080001
都会の風に別れ惜しむ 三越鹿児島店最終日
2009年05月08日


鹿児島に都会の風を運んだ三越が6日、閉店した。九州で初めて人気高級ブランド「ティファニー」が出店。鹿児島市中心街、天文館のにぎわいを演出してきた。だが、郊外型の大型ショッピングセンターの進出や不況の影響から業績を回復できなかった。従業員の一部は東京の他店舗へ異動し、多くは退職して地元で再就職する道を選んだ。



最終日の6日は、午前10時の開店前に、鹿児島市呉服町の鹿児島店前に約800人が並んだ。1階フロアのレジが並ぶ特設カウンター前には、瞬く間に行列ができ、店員が整理に追われていた。
 洋服を数着購入した女性(67)=鹿児島市=は、1カ月に1度のペースで来店していたという。「三越の洋服のデザインがモダンで好きだった。ここに来れば好きなデザインの服を見つけることができたのに」と残念がった。
 女性服売り場の40代の女性店員は、訪れた元同僚から「お疲れ様」とねぎらわれると目がうるんだ。「一緒に働いていたので感慨深くて。閉店するんだと実感しました」
 閉店時間の午後7時。山本正隆店長らが客を見送るため1階フロアに並んだ。最後の客が店を出ると、山本店長は正面入り口の扉の前に立ち、集まっている客に対し最後のあいさつを始めた。途中、涙をこらえきれず言葉が続かず、客から「がんばれ」と声をかけられる場面もあった。
 「25年間、ご愛顧ありがとうございました」。店長や店員が深々と礼をすると、大きな拍手に包まれながら店のシャッターが下りた。


「さみしく、悔しい思いもあるが、自分が次のステージに進むための機会をいただいたと思う」
 営業推進部ゼネラルマネジャーの青崎寛さん(51)は80年、三越が業務提携する前の丸屋に入社した。84年に三越に商号変更した時は「ブランド力に期待した」。
 しかし、業者の多くは集客力や売り場面積で上回る山形屋に向かい、「地方の2番店舗」が競争に勝つのは厳しかった。北海道物産展を開く際、地元のとりまとめ役が山形屋と契約してしまった。おいしいと言われているラーメン店など飛び込みでまわり、独自の出店交渉を続けた。結果的に「手作り」の物産展になった。「そうした経験が今は自分の財産となっている」
 閉店後は、三越他店舗への配置転換は希望せず、退職して鹿児島に残る道を選んだ。
 三越鹿児島店によると、店員は正社員が118人、契約社員ら有期雇用社員は186人。配置換えを希望した正社員21人が、6月1日付で日本橋三越本店や銀座三越への異動となる見込み。
 残り97人は5月30日付で退職。地元企業への再就職希望者は、2年間は会社側が窓口となりコンサルティング会社のセミナーや個人面談を受けられる。有期雇用社員は、全員が同日付で退職し、同様の支援を2カ月間に限り受けられるという。


●丸屋・三越と半世紀 「矢野商店」も閉店
「此(こ)の度(たび)、丸屋、三越と共に歩んで参りました矢野商店は勇退閉店する事になりました」
 三越鹿児島店の真裏にある食料品店「矢野商店」。店主の矢野恵久(しげ・ひさ)さん(82)はここで生まれ、妻のトミヱさん(75)と半世紀以上店を営んできた。体力的な限界を考え始めた昨年、三越の閉店方針を知った。2人で話し合い、「三越と一緒に歩いてきたんだから、一緒にやめようや」という答えを出した。
 恵久さんは、店のある場所にあったバケツ工場の子として生まれ育った。1955(昭和30)年、矢野さん方から場所を借りた人がやっていた店を引き継いで矢野商店を開店。57年にはトミヱさんと結婚し、二人三脚で店を続けた。
 開店したころの呉服町は、名前通り呉服店などの商売人が多かった。ご近所さんが朝から豆腐を買いに来た。注文があれば野菜やみそ、しょうゆを届けた。「配達は面白かったよ。何でも売れたから」とトミヱさんは懐かしむ。
 数年前から恵久さんは体調を崩し、入退院を繰り返していた。そんな折、三越鹿児島店の閉店方針が伝えられた。「そりゃ、さびしかったよ」と恵久さん。三越跡地に丸屋が計画する新たな商業施設に期待する面もあったが、夫妻の体を気遣う子どもたちの勧めもあり閉店を決めた。
 恵久さんは「これで、ゆっくりはできるかな」と、穏やかな笑顔を浮かべた。住み慣れた店の上階に住み続けるという。

561千葉9区:2009/05/12(火) 21:11:00
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090512-00000548-reu-bus_all
三越伊勢丹の10年3月期は89%営業減益、伊勢丹吉祥寺店は閉鎖へ
5月12日14時38分配信 ロイター

 [東京 12日 ロイター] 三越伊勢丹ホールディングス<3099.T>は12日、2010年3月期の連結営業利益が前年比89.8%減の20億円になるとの見通しを発表した。トムソン・ロイター・エスティメーツによる過去30日間の主要アナリスト8人の予測平均値85億円を大きく下回った。
 構造改革の一環として、伊勢丹吉祥寺店を2010年3月上旬で閉鎖することを決めた。
 石塚邦雄社長は会見で「大きな構造改革をしなければ、景気が回復しても(収益向上は)難しい。やるべきことはたくさんある」と述べ、本業への選択と集中を進める考えを示した。そのうえで、営業利益率5%以上を目標にしたいとした。
 2010年3月期の売上高は前年比10.3%減の1兆2800億円を計画している。景況感の落ち込みは、個人消費の低迷と相まって続くことを見込んでいる。三越、伊勢丹共に、4―5月も売上状況は厳しく、13―14%のマイナスとなっているという。売上げの減少が利益を圧迫する大きな要因となっている。 
 09年3月期の営業利益は195億円になり、トムソン・ロイター・エスティメーツによる過去30日間の主要アナリスト7人の予測平均値176億円を上回った。
 同社は、民事再生手続き中の北海道の百貨店「丸井今井」(札幌市)の支援企業となった。丸井今井は、これまでに伊勢丹からの出資や役員派遣を受けていたが、破綻するに至ったという経緯がある。石塚社長は「三越札幌店と効率的に運営することで、再建は十分にできる」と語った。
 (ロイター日本語ニュース 清水 律子記者)
最終更新:5月12日14時38分

562千葉9区:2009/05/13(水) 21:54:20
http://mytown.asahi.com/ibaraki/news.php?k_id=08000000905130003
駅前連合でイオンに対抗/旧敵が危機感で
2009年05月13日

イオン土浦店の開業を今月下旬に控え、JR土浦駅前の商店街で、買い物代金の10%を現金還元するセールが15〜19日に催される。発案したのは駅前のイトーヨーカドー土浦店で、期間中は店頭にのぼりを掲げてセールを応援する。かつては敵対関係にあったが、イオンの郊外出店に危機感を強め、「駅前連合」として手を結んだ。(長田寿夫)
 イオン土浦店の売り場面積は8万平方メートル弱で、中心市街地のヨーカドーを含めた商店街の全面積の2倍近い。ジャスコと160の専門店や9スクリーンを持つシネマコンプレックスもある。駅前への打撃がささやかれている。
 商店街が「イオン開店前に一緒に何かやりませんか」と持ちかけたところ、ヨーカドーが快諾。4月から会合を4、5回重ね、催しの中身を練ってきた。現金還元セールは、ヨーカドーが「キャッシュバックは効果的ですよ」と助言したのがきっかけ。セールには73店が参加する。時期が折り合わず、ヨーカドーは直接参加しないものの、店頭にのぼりと店内にステッカーを張ってセールをPRする。
 ヨーカドーの地元重視は最近、他にも目立つ。4月には店の奥にあった1階のサービスカウンターをエスカレーター前の目立つ場所に移設。広さを2倍にし、情報提供の窓口を新設した。靴修理や鍵のコピーなど店にないサービスを求める客には、商店街の店を案内している。飲食店を紹介することもあるという。
 ヨーカドー自身も、イオンとの客層の違いを鮮明化させている。従来の中高年重視路線をさらに強化するため、春先にかけて子ども服売り場を半減し、中高年向け衣服は品ぞろえや広さを2倍前後に増やした。
 土浦駅前は89年まで、百貨店など大型店5店がひしめき活況を呈していたが、いまはヨーカドー1店が残るだけだ。昨年7月には駅ビル「ウイング」が撤退した。JR東日本は今夏には新装開店するとしているが、土浦の玄関口はすでに10カ月も灯の消えた状態が続いている。
 「この上、ヨーカドーに万が一、撤退でもされたら、駅前から人が消える。対立している場合ではない。手を携えていかなければ」と瀬古沢拡・土浦商店街連合会会長(71)は話す。折に触れて、「買い物はヨーカドーで」と商店主らに呼びかけている。
 ヨーカドー土浦店の松石登志男店長(58)は「ヨーカドー1店だけでは駅前の活性化は図れない。イオンの出店は脅威だが、商店街全部が力を合わせれば、すごいパワーになる」と話している。

563荷主研究者:2009/05/14(木) 00:05:10

http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/82432
改装コレット ロフトが開業 北九州
2009年3月11日 14:47 西日本新聞

コレットに開業した「ロフト」を訪れる買い物客=11日午前10時すぎ、北九州市小倉北区

 井筒屋傘下で昨年4月に開業した百貨店「コレット」(北九州市小倉北区)が11日、本格改装を終えてリニューアルオープンした。6階に生活雑貨「ロフト」を開設するなど、26の専門店を新たに導入。ロフトは九州では福岡市、大分市に次いで3店目となる。

 コレットはこれまで旧小倉伊勢丹の売り場構成をほぼ引き継いでいたが、井筒屋本店(同)とすみ分けるため改装に着手。店名は11日から、従来の「コレット井筒屋」を改称。「改装を機に、本店との違いをアピールするため」としている。改装で売上高は前年比10%増を見込んでいる。

 この日は開店前に約2000人が列をつくった。土谷与志晴・コレット店長は「(本店が高級志向なのに対し、)カジュアルで現代的な店づくりを進めたい」と話した。

=2009/03/11付 西日本新聞夕刊=

564荷主研究者:2009/05/14(木) 00:38:59

http://www.hokkaido-np.co.jp/news/sapporo/155374.html?_nva=45
2009年03/27 14:51 北海道新聞
ラフィラ本格開業 ススキノの顔一新 旧ロビンソン入居ビル 店数も30店増加

大勢の客でごった返した「ススキノラフィラ」地下の「イトーヨーカドーすすきの店」

 ススキノの顔が、新しく生まれ変わった。二十六日、旧ロビンソン百貨店札幌店が入居していた商業ビルで本格オープンした「ススキノラフィラ」(札幌市中央区)。昼は地元の主婦、夕方からは会社帰りの人や飲食店の従業員らが訪れ、早速、買い物を楽しんだ。(片岡麻衣子)

 ビルの地下二階から地上二階まで入っていたロビンソン百貨店が今年一月に撤退し、その後は三−八階の専門店街「ラフィラ」のみが営業。この日から、全館専門店街の「ススキノラフィラ」として再スタートを切った。入居店数も、旧ラフィラの約九十店から約百二十店に増えた。

 核店舗となる地下一、二階の食品スーパー「イトーヨーカドーすすきの店」には、午前十時の開店と同時に大勢の客が詰めかけた。豊平区の主婦岩田美江子さん(64)は「ロビンソンが閉店してからは大通のデパートまで出かけていたが、これで便利になる。品物もいい」と喜んだ。

 同店を傘下に持つセブン&アイ・ホールディングス(東京)は「売り場の半分は生鮮食料品。これだけの繁華街に出店するのは初めてだが、デパ地下よりも『日常』に近い店を目指す」(広報センター)と言う。

 一方、一階にはススキノの店に勤める若い女性を意識した化粧品やアクセサリーの店、ネイルサロンなどが並んだ。

 近所の店で夜に働く女性(23)は、午後五時ごろに訪れ「出勤前に化粧品を買えるので助かります」。

 運営会社「ススキノ十字街ビル」の遠山日露史(ひろし)社長は「たくさんの方に来ていただいて感無量。今後も地域とのつながりを大切にして営業していきたい」と話していた。

565とはずがたり:2009/05/14(木) 13:44:04
郊外店の攻勢に拠って中心市街地も危機感持って頑張れば消費者にとっても一番良いことだ。頑張って欲しいところ。

>「『駅前』という語感は硬い。別の表現を考えないか」
ウオーターフロントと云う気色の悪い単語があったがステーションフロントとかどうだw

秋田駅前の5店、「対郊外」で結束 集客強化へ共通企画
http://www.sakigake.jp/p/akita/news.jsp?kc=20090421g

 秋田市のJR秋田駅前を活気づけようと、駅前のアルス、トピコ、秋田フォーラス、イトーヨーカドー秋田店、秋田西武の5店が連携し、集客強化を図ろうとしている。郊外型のショッピングモールが勢いを増す中、各店共通の企画やイベントを行うことで商業ゾーンとしての「駅前」をアピールしていく考えだ。

 フォーラス会議室に先週末、秋田西武の森田岳史店長、イトーヨーカドーの伊澤良信店長、トピコとアルスを運営する秋田ステーションビルの野原静雄SC営業部長、フォーラスの西昌夫館長が顔をそろえた。「鉄道記念日とタイアップしてイベントを開催してはどうか」「『駅前』という語感は硬い。別の表現を考えないか」?。駅前への集客を目指す、さまざまな提案が次々と飛び出す。

 商売敵ともいえる4社が共闘に踏み切った共通の目的は「対郊外」。24日には同市御所野のイオンモール秋田がリニューアルオープンする。有名テナントも入る予定で、御所野への集客力アップが駅前にとって脅威になる可能性がある。これに対抗するため、今後共通の企画やイベントを実施。売り上げの相乗効果と新規客開拓を狙う。
(2009/04/21 11:38 更新)

566千葉9区:2009/05/17(日) 13:25:12
http://mytown.asahi.com/tama/news.php?k_id=14000000905140002
伊勢丹ショック 回遊の街・吉祥寺どうなる
2009年05月14日

 12日に発表された伊勢丹吉祥寺店の閉店。個性的な店が並ぶ商店街と、点在する大型店を買い歩く「回遊性」が魅力と言われる吉祥寺で、「核」の一つが失われる。「長年親しんできたのに残念」「跡には何が入るのか」。波紋が広がる一方で、地元の武蔵野市は「これからの吉祥寺の街づくりを考えるきっかけにしたい」としている。(寺下真理加、松村康史)


 「来年3月上旬で閉店」という発表から一夜明けた13日。店を訪れた武蔵野市の女性(80)は「30年以上利用してきたのでびっくり、がっかりです。若い人は小さな店に行って、百貨店を敬遠するのかしら」。三鷹市の男性(75)も「駅に近くて便利だったのに、弱ったなあ」。杉並区の30代の女性2人は、子どもの手を引きながら「新宿本店もあるけど、小さな子どもを連れて行くにはここがよかった」と残念がった。


 「来年3月上旬で閉店」という発表から一夜明けた13日。店を訪れた武蔵野市の女性(80)は「30年以上利用してきたのでびっくり、がっかりです。若い人は小さな店に行って、百貨店を敬遠するのかしら」。三鷹市の男性(75)も「駅に近くて便利だったのに、弱ったなあ」。杉並区の30代の女性2人は、子どもの手を引きながら「新宿本店もあるけど、小さな子どもを連れて行くにはここがよかった」と残念がった。


 吉祥寺駅周辺には伊勢丹のほか駅ビルのロンロン、東急百貨店、パルコや丸井がある。かつては近鉄百貨店もあったが撤退。その跡に入った三越も閉店して07年からヨドバシカメラになっている。伊勢丹は駅北口の中心部にあるため「跡に入る店によっては街の雰囲気や客層が変わるだろう」と話す人もいた。


 地元企業などからも惜しむ声があがった。


 武蔵野商工会議所の稲垣英夫会頭は「伊勢丹は商店街と競合するのではなく、ともに発展しようと40年近く歩んできた。心が痛む」。吉祥寺が「住みたいまち」として人気を集める背景には、半径数百メートルのエリアに多様な店が集中する便利さがあるという。全体で年間2200億円と言われる地域の売り上げのうち伊勢丹は1割弱を占める。


 稲垣会頭は「客足を失うダメージは大きい。伊勢丹と並ぶようなキー店が進出してきてほしい」と期待を語った。

567とはずがたり:2009/05/19(火) 12:00:18

ローソンによるam/pm買収が白紙へ=関係筋
2009年 05月 19日 10:29 JST
http://jp.reuters.com/article/businessNews/idJPJAPAN-38084520090519

[東京 19日 ロイター]  ローソン(2651.T: 株価, ニュース, レポート)によるエーエム・ピーエム・ジャパン(am/pm、東京都港区)の買収が白紙になったことが明らかになった。

 Am/pmの商標権を保有する米国のエーエム・ピーエム・インターナショナルが700店程度の店舗名の存続を求めたことで折り合わなかった。関係筋がロイターに述べた。

 2月の基本合意の後、am/pmの親会社であるックス・ホールディングス(東京都港区)と米社との間での商標権をめぐる話し合いが続いていた。米社は1100店舗中700店舗の店名の継続を求めたが、基本合意した際にローソンは、約200店を閉店、その他の店舗はオーナーが選択できるようにしたいとの考えを示しており、溝は深かった。レックスの取引金融機関も、交渉の早期決着を求めていたという。

 これにより、レックスはあらたな売却先を探すことになる。


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