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商業・流通

507千葉9区:2009/03/09(月) 22:07:14
http://www.business-i.jp/news/sou-page/news/200903090016a.nwc
旅・買い物…2兆円狙え 給付金商戦スタート
2009/3/9

 総額2兆円にのぼる定額給付金を当て込んで、旅行会社やホテル、百貨店などが給付額にちなんだ「1万2000円」「2万円」の商品、サービスの販売を始めた。全国の自治体で本格的に支給が始まるのは4月以降の見通しだが、低迷する消費の刺激策として関連業界の期待は高く、今後、“定額給付金商戦”が過熱していきそうだ。

 ≪1万2000円で攻勢≫

 JTBは首都圏発で関東や東北9県28施設を対象にした「1万2000円ぽっきりプラン」を27日に発売する。1泊2食と土産物などを購入できる1000円分の館内利用券をつけ、通常プランより2000〜5000円ほど割安にした。日本旅行も16日からインターネット限定で1万2000円の宿泊プランを販売する。低価格に抑えたため会社の収益への貢献は少ないが、「落ち込み気味の旅行需要を喚起するきっかけになってほしい」と期待する。

 ホテルも負けてはいない。

 リーガロイヤルホテル東京(東京都新宿区)は1日から、中華レストランで1万円相当のコース料理を6000円で販売中。1人分の給付金で2人が楽しめるとあって、支給が始まった5日から予約が殺到しているという。プリンスホテルは4月から、グランドプリンスホテル赤坂(東京都千代田区)で6000円の中華料理特別メニュー、同高輪(東京都港区)では1万2000円と2万円の宿泊プランを設ける。2万円の宿泊プランはサービス内容を充実させ、さらに、収益の一部は社会福祉に寄付する念の入れようだ。

 ≪“値ごろ感”に人気≫ 

 給付金額が「価格水準的に、この業界にぴったり」と歓迎する百貨店業界は、セール企画に余念がない。

 傘下に西武百貨店、そごうを抱えるミレニアムリテイリングは今月下旬から全国28店で紳士、婦人物やブランド物の福袋などの1万円均一セールを展開。「切りのよい1万円に価格設定した。残りの2000円は食事でもしてほしい」(広報室)という。自治体によってばらつく支給時期に対応させた、地域別の次のセールも検討する。

 高島屋も「何ができるかを含めて検討中」(広報・IR室)と前向きで、新入学、新生活に合わせた商品のセットなどが候補に挙がっている。

 このほか、スーパーや家電量販店もセールを検討。総務省によると、全国の約700の自治体で販売額より利用額を割り増しした「プレミアム付き商品券」を発行、給付金で購入してもらい、地元商店街で使ってもらう地域活性化策が予定されており、“定額給付金商戦”は徐々に拡大していきそう。三菱総合研究所政策・経済研究センターの後藤康雄主席研究員は「2兆円のうち8000億円程度は消費に回されるだろう。厳しい経済状況なので“値ごろ感”のあるサービスに人気が集まるのではないか」とみる。

 ただ、定額給付金がどれほど消費拡大に貢献するかは未知数。あるアンケートでは35%が給付金を「生活費の一部にする」、16%は「趣味や娯楽に充てる」と回答。半数以上が消費に充てる意向を示しても、「貯蓄」も14%近くを占めており、その消費刺激効果は楽観できない。(会田聡、兼松康)


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