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商業・流通

541千葉9区:2009/04/20(月) 00:15:10
http://mainichi.jp/photo/archive/news/2009/04/18/20090419k0000m020073000c.html
高島屋:空白区に足場…「不採算」懸念も 丸井今井支援

 高島屋は、北海道の百貨店、丸井今井の再建支援企業に選ばれる方向になったことで、店舗のない空白地だった北海道進出の足場を確保する。消費低迷と少子高齢化で百貨店は苦戦が続いているが、丸井今井の札幌本店は「地域一番店」としての潜在性が高く、北海道でのシェアを一気に確保したい考えだ。

 「百貨店は地域一番店をどれだけ抱えられるかが重要」。業界関係者が口をそろえるのは、アパレルなど取引先から優先的に売れ筋商品を調達でき、売り場を活性化しやすいからだ。バブル期の過剰投資で多額債務を抱えた丸井今井は、昨秋以降の急速な市場の冷え込みで資金繰りに行き詰まったが、札幌本店は昨年12月まで「地域一番店」を維持。老舗としての地位は高く、同業他社にとっては「思わぬ出物」だった。

 北海道に拠点がない高島屋は重複店舗の調整が必要なく、丸井今井との連携で一気に規模を拡大し、相乗効果を見込めると期待する。過去には高崎(群馬県)、岐阜、岡山、米子(鳥取県)の地方4店舗を分社化し、経営改善した実績もあり、鈴木弘治社長は「これまでの経験を生かせば、丸井今井の店舗が持つ潜在的な収益力を高められる」と、再生に自信を見せている。

 ただ、百貨店業界の経営環境は厳しい。高島屋の09年2月期の連結売上高は前期比6.4%減の9761億円と20年ぶりに1兆円を割り込み、鈴木社長は「現在7兆円超の百貨店市場は今後5〜6年で5兆円台に縮小する」と指摘する。室蘭など不採算店舗も抱える丸井今井の再建に手こずれば、逆に大きな爆弾を抱えることになりかねないだけに、地元自治体などの支援を可能な限り求めていく考えだ。【秋本裕子】

http://mainichi.jp/select/biz/news/20090419k0000m020060000c.html
高島屋:北海道進出 「破綻」丸井今井を支援へ

 北海道最大の百貨店で民事再生手続き中の丸井今井(本店・札幌市)は、再建支援企業として高島屋を選定する方向で最終調整に入った。週内にも発表する。丸井今井と資本・業務提携している三越伊勢丹ホールディングスも支援を表明していたが、高島屋が全4店舗存続の意向を示したことを評価した。高島屋は店舗がなかった北海道への初進出となり、全国主要都市をカバーする国内最大の百貨店グループとなる。

 高島屋は丸井今井に示した再建案で、札幌本店に加え函館、旭川店存続を盛り込み、別法人が運営する室蘭店も引き継ぐ意向を示したが、三越伊勢丹は不採算店を閉鎖する方向を示唆していた。

 丸井今井は、高島屋を選定した方が雇用確保につながると判断したとみられる。10月までに最終的な再生計画案を札幌地裁に提出するが、両社が共同設立する新会社へ事業譲渡する案が有力。売上高の約7割を稼ぎ出す札幌本店を改修し、早期再建を目指す。

 丸井今井はバブル期の多角化失敗で経営危機に陥り、05年から伊勢丹の支援を受けていたが、今年1月29日に民事再生法適用を申請した。

 高島屋は11年をめどに阪急阪神百貨店を傘下に持つエイチ・ツー・オーリテイリングと経営統合する予定。【仲田力行、大谷津統一】


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