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2004年米国大統領選スレ

1デモクラット:2003/12/18(木) 21:19
おりーぶの木さんとの個人メールで話題に上ったので、立てることにしました。
年が明ければ予備選が始まりますし、前近代的な暴力政治を繰り返す頭の悪い現職大統領に天罰が下るかもしれませんし。
大統領選の記事やコメントをご記入くださいませ
(「ご記入くださいませなんて、オーナーを差し置いて申し訳ありません」)。

2051旧ホントは社民支持@鹿児島市:2014/07/11(金) 22:05:34
オバマ大統領提訴へ決議案発表…米下院議長
http://www.yomiuri.co.jp/world/20140711-OYT1T50122.html?from=ytop_main7
 【ワシントン=井上陽子】共和党のベイナー下院議長は10日、オバマ大統領が大統領権限を乱用しているとして、オバマ氏を提訴するための決議案を発表した。
 下院として大統領を提訴すれば異例の事態で、11月の中間選挙に向けた政治対立が激しさを増している。
 ベイナー氏の声明によると、提訴対象となるのは、オバマ氏の肝煎りで導入された医療保険改革「オバマケア」に関する昨年の規定変更だ。提訴は「行政府と立法府の対立であり、憲法を守るためだ」と主張した。これに対し、アーネスト大統領報道官は10日、「政治的パフォーマンスのために税金と時間を無駄にする決定に失望した」との声明を出した。
 米議会は、野党共和党が下院の過半数を占め、オバマ政権が打ち出す政策に関する法案がほとんど通らない状態で、政権側は、大統領権限を使うことで議会を迂回し、対抗する動きに出ている。

2052チバQ:2014/07/14(月) 21:15:19
http://newsbiz.yahoo.co.jp/detail?a=20140714-00000037-biz_reut-nb
米議会で今年も暫定予算の策定濃厚、政府機関閉鎖の恐れも
ロイター 2014/7/14 16:26 ロイター

 7月14日、米議会は昨年、政府機関の閉鎖を経て超党派で予算案をまとめたにもかかわらず、今年も暫定予算の策定を強いられる可能性が濃厚となってきた。 ワシントンの米連邦議会議事堂で1月撮影(2014年 ロイター/Jim Bourg)

[拡大]
[ワシントン 14日 ロイター] - 米議会は昨年、政府機関の閉鎖を経て超党派で予算案をまとめたにもかかわらず、今年も暫定予算の策定を強いられる可能性が濃厚となってきた。

上院では歳出関連法案の審議が行き詰まっている。11月に中間選挙を控え政治的な駆け引きが活発になっているほか、野党共和党からの修正が相次いでいるためだ。

米国では10月1日から新会計年度が始まるが、過去5年間と同様に暫定予算案の策定を迫られる公算が大きくなっている。政府機関が再び閉鎖に追い込まれる可能性もある。

議会は8月1日から5週間の休会に入る。また11月上旬の中間選挙の1か月前から選挙運動期間となるため、審議は9月に10日間程度しか確保できない。

上院歳出委員会で共和党トップのシェルビー議員は、今年は選挙の年で難しい駆け引きが行われるとし、12本の歳出関連法案については「現時点での見通しは明るくない」と語った。

一方、上院歳出委員会のミクルスキ委員長(民主党)は歳出法案の成立をあきらめていないとし、9月30日以降も歳出を可能にするつなぎ予算の手続きは始めていないと言明した。

ただシェルビー議員は「最終的には両党とも継続予算決議に賛成するだろう。誰も政府機関の閉鎖を望んでいない」と語った。

2053チバQ:2014/07/15(火) 20:28:36
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140715/amr14071516070009-n1.htm
移民、米でも渦巻く賛否 経済界「景気の追い風に」 保守層の反発解消されず
2014.7.15 16:07 (1/2ページ)
 【ワシントン=小雲規生】野党共和党の反対で包括的な移民制度改革が難しくなるなか、オバマ米大統領は大統領令で事態の打開を目指す考えを示した。移民による積極的な起業や労働力の補充が景気の追い風になるとの声が、米経済界で優勢になっていることが背景にある。世論調査でも移民拡大に理解を示す声が高まってきた。ただ低賃金労働者の雇用が奪われることや、社会保障などの負担が増すことへの懸念も根強く、保守層の反発が容易に解消される見込みはない。

 「世界中の起業家に門戸を閉ざし、大規模な本国送還を続けることは米国経済にとって自殺行為だ」

 メディア王として知られるルパート・マードック氏は先月、自らが傘下に収める米紙ウォールストリート・ジャーナルへの寄稿で持論を展開した。

 マードック氏は、米国の大企業500社の40%以上を移民か移民の子供が立ち上げたことや、受け入れ拡大で米国の技術者不足を補えることなど、経済効果を強調。約1100万人と試算される、すでに米国にいる不法移民についても「危険な犯罪者でないなら市民権獲得の道が開かれるべきだ」と主張した。

 米商工会議所やシリコンバレーのIT業界からも移民拡大を求める声は強い。

 ブルッキングス研究所などが6月に発表した調査結果によると、「移民が低賃金の労働力を提供することが経済の助けになる」との回答は45%で、1年前の36%から大幅に伸びた。

 しかし、待ったをかける声もある。移民の受け入れ拡大が米国経済全体の追い風になったとしても、低賃金労働者は賃下げや解雇にさらされる懸念があるからだ。ハーバード大学のジョージ・ボルハ教授は「移民を増やせば企業に利益をもたらすが、一部のグループには重大な不利益になる」と分析する。

 また移民が増えれば、社会保障費などが膨張する要因にもなる。すでに国内にいる不法移民への市民権付与に道を開けば、不法移民の流入を助長しかねず、国境警備や不法移民の収容にかける費用もかさむ。

 米国勢調査局によると、2012年の米国居住者に占める外国生まれの割合は13%。家庭でスペイン語など英語以外の言語を話す人は21%にのぼり、1980年の11%から倍増した。共和党などが移民制度改革に反発する根底には、「米国の伝統や価値観が脅かされる」との不安を引き起こしている面もある。

 改革関連法案は民主党が過半数を握る上院では昨年6月に通過したが、共和党が多数派の下院では見通しが立たない。11月の中間選挙を前に、移民制度改革をめぐる議論はさらに過熱しそうだ。

2054チバQ:2014/07/22(火) 21:42:03
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140722/amr14072214140008-n1.htm
「再び過酷な戦いしたいの?」 オバマ氏、次期大統領選でクリントン、バイデン両氏に疑問投げかけ
2014.7.22 14:14 [オバマ米大統領]
 米誌ニューヨーカー電子版は21日、オバマ大統領が2016年の次期米大統領選について、既に功成り名を遂げたクリントン前国務長官とバイデン副大統領が再び過酷な戦いに臨むことに疑問を投げ掛け、出馬を勧めない考えを示唆したと伝えた。

 オバマ氏は「(2人とも)人生において十分過ぎる功績を既に成し遂げた。問題は、彼らがこの段階で(中傷や相手への攻撃もある)威厳のない選挙戦を再び経験したいかどうかだ」と語った。

 3人はオバマ氏が勝利した08年大統領選で民主党の候補指名を争った間柄で、クリントン、バイデン両氏は16年の候補にも取り沙汰されている。(共同)

2055チバQ:2014/07/22(火) 22:50:29
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140722/amr14072212070006-n1.htm
不法移民対策で州兵1000人を国境地帯へ テキサス州知事、大統領選出馬を意識?
2014.7.22 12:07

米テキサス州のリック・ペリー知事は会見で州兵を派遣すると述べた=21日、米テキサス州(AP)
 米南部テキサス州のリック・ペリー知事は21日、急増する不法移民の対策として、最多で千人の州兵を8月からメキシコとの国境地帯に派遣すると述べた。AP通信などが報じた。

 共和党保守派の有力者であるペリー氏は2016年の次期大統領選への出馬に含みを残しており、派兵はオバマ大統領が移民問題で手をこまねいているとの印象を与える政治的な動きとの指摘もある。現在、国境地帯には約3千人の国境警備隊が展開している。

 ペリー氏は、国境を越える未成年者の急増に伴い、彼らを食い物にする犯罪者が増えていると主張し「対策をとらないことで州が払う代償はあまりに大きい」と話した。(共同)

2056チバQ:2014/07/24(木) 22:25:27
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140724/amr14072410200005-n1.htm
死刑囚が執行中、2時間苦しみ死亡 薬物投与に失敗、死刑議論再燃も 米アリゾナ州
2014.7.24 10:20 [米国]
 【ロサンゼルス=中村将】米南西部アリゾナ州で23日、死刑執行の薬物注射に失敗し、死刑囚が苦しみながら死亡する事故があった。4月にも南部オクラホマ州で同様の事故があり、死刑をめぐる議論が再燃する可能性がある。

 ロサンゼルス・タイムズによると、死亡したのは、1989年に元交際相手の女性とその父親を射殺したジョセフ・ルドルフウッド死刑囚(55)。23日午前1時50分ごろ、麻酔薬物を注射されたが、間もなく意識が戻り、2時間以上苦しみ続けて死亡した。死刑囚の弁護士が途中で執行の中断を求めたが、聞き入れられなかったという。当局は事故原因を調べる。

 オクラホマ州の事故の際には死刑廃止派から「拷問を与えた」との批判があがり、死刑議論に火がついた。

2057旧ホントは社民支持@鹿児島市:2014/07/25(金) 21:47:14
>>2051

米下院委、オバマ大統領提訴決議案を可決
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_date1&k=2014072500083
 【ワシントン時事】米下院議事運営委員会は24日、野党・共和党のベイナー下院議長がオバマ大統領を職権乱用で提訴することを可能にする決議案を、同党の賛成多数で可決した。与党・民主党は反対しているが、決議案は来週中にも下院本会議で採決され、成立する可能性が高い。
 11月の中間選挙に向けて強硬姿勢を強めるベイナー議長は、成立すれば直ちに提訴に踏み切るとみられ、米政治の混乱は一層拡大しそうだ。(2014/07/25-06:26)

2058旧ホントは社民支持@鹿児島市:2014/07/27(日) 17:46:41
>>2051>>2057

米大統領、3割が弾劾要求=米世論調査
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2014072600129
 【ワシントン時事】オバマ米大統領は弾劾裁判を受けホワイトハウスから追われるべきだと米国民の3割が考えていることが、25日発表された米CNNの世論調査結果で分かった。11月の中間選挙に向け、大統領の置かれた苦境が改めて浮き彫りになった。
 調査は18〜20日、米国民1012人を対象に実施。それによると、「大統領を弾劾すべきだ」と答えた人は33%。共和党支持層では57%に上り、民主党支持層にも13%いた。全体の数字はブッシュ前大統領の2006年時点の30%を上回っている。
 「弾劾すべきだと思わない」が全体の65%に上るため、共和党執行部は現時点で手続きの開始に否定的だが、米メディアによると、ホワイトハウスのダン・ファイファー上級顧問は「弾劾訴追を受ける可能性を軽く見ない方がいい」と危機感を隠さなかった。(2014/07/26-10:33)

2059チバQ:2014/07/27(日) 20:08:58
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140726/amr14072623190006-n1.htm
オバマ米大統領、子供移民問題で板挟み 弾劾含みの政争に
2014.7.26 23:19 (1/3ページ)[オバマ米大統領]

25日、米ホワイトハウスで、メディアに対して話すオバマ大統領(AP)
 【ワシントン=加納宏幸】中米から米国に子供たちが不法入国している問題で、オバマ米大統領が与野党の板挟み状態に陥っている。オバマ氏は25日、正当な滞在理由のない不法入国者を強制送還する姿勢を明確にしたが、与党民主党は人道上の理由から慎重だ。一方、野党共和党は政権が不法移民に寛容すぎると批判。大統領弾劾訴追の可能性もささやかれている。

 オバマ氏は25日、グアテマラ、ホンジュラス、エルサルバドル各国首脳とホワイトハウスで会い、この問題を協議した。

 「危険を冒して米国に流入し続ける子供たちを抑止しなければならない。正当な資格を持たない入国者は本国送還の対象となる」

 オバマ氏は首脳会談後、記者団に声明を発表し、3カ国首脳にこう求めたことを明らかにした。不法入国の原因である3カ国の貧困対策に協力する考えを伝える一方、強制送還を強調することで子供たちの流入を抑止する狙いがある。

 今月8日、政権は子供の不法入国を防ぐため米議会に37億ドル(約3770億円)の予算を要求した。不法移民の米市民権取得に道を開く、包括的な移民制度改革法案の下院通過のめどが立たない中で、国境警備の強化などの緊急対策が必要であるとの認識からだ。

 オバマ氏は25日の声明で「ベイナー下院議長(共和党)や共和党下院議員はこの問題を解決しないまま、8月の夏休みのためワシントンを去らないでほしい」と述べ、連邦議会の8月休会前に、緊急対策費を認めるよう求めた。

 しかし、下院で多数を占める共和党は緊急対策費を10億ドル程度まで大幅に削減する構えだ。同党は、民主党が過半数を握る上院で、緊急対策を口実に移民制度改革法案の内容を先取りした措置が取られることを警戒しているのだという。

 一方、ヒスパニック(中南米)系からの支持が強い民主党では、貧困や暴力を逃れて米国に不法入国する子供らを強制送還することへの慎重論が根強く、移民制度改革法案の成立を目指している。不法移民への厳格な法執行を求める共和党との溝は広がるばかりだ。

 ロイター通信によると、ファイファー大統領上級顧問は「移民制度改革に取り組む大統領が弾劾訴追を受ける可能性は高まる。軽く見るのは愚かだ」と語った。11月の中間選挙に向け、移民問題は党派対立の主戦場になりつつある。

2060チバQ:2014/08/04(月) 20:28:27
http://www.sankeibiz.jp/express/news/140804/exd1408040950003-n1.htm
米中間選挙まで3カ月 激戦13州焦点 オバマ氏瀬戸際 両院過半数割れも (1/5ページ)2014.8.4 09:50

米ミズーリ州カンザスシティーでの演説を終え、支持者と握手をしようと手を伸ばすバラク・オバマ米大統領=2014年6月30日(AP)【拡大】

 米国のバラク・オバマ大統領(52)の残り任期を左右し、2016年の次期大統領選の行方を占う中間選挙の投開票が3カ月後の11月4日に行われる。与党民主党が過半数死守を目指す上院選は大接戦で、南部を中心とする激戦13州の勝敗が焦点だ。下院選では、民主党が野党共和党から多数派の座を取り戻すのは難しく、オバマ氏は両院を共和党に支配される敗北の瀬戸際に立たされている。

 中間選挙はこれまでの政権運営への審判となるため政権に厳しい結果が出ることが多い。オバマ政権にとって最大の実績の医療保険改革の評価が低く、景気回復の実感に乏しい中、今回も共和党にやや勢いがある。

 ただ、激しい与野党対立で移民制度改革や銃規制が頓挫しつつあり、指導力に疑問符が付くオバマ氏だけでなく、政権批判のみに徹する共和党も支持固めに苦慮している。

 「政府を機能させないことだけを狙う政党がある」。オバマ氏は7月下旬、遊説先の西部カリフォルニア州サンノゼ近郊で、下院共和党が主要法案の成立を阻んでいると批判した。だが、重要政策が停滞する現状は、選挙結果次第でさらに悪化する恐れがある。

 今回の上院選は、定数100のうち補選分3議席を含む36議席が争われる。世論調査機関の分析では、民主党から6議席奪えば多数派となる共和党は、西部モンタナ州などで少なくとも3議席前後を奪う勢いだ。

 選挙分析に定評があるバージニア大のサバト教授の研究グループは「共和党の議席増はほぼ確実」と指摘。民主党が47議席、共和党が48議席を固めたとみて、13州のうち南部ノースカロライナなど5州を特に勝敗が微妙な州として注目する。

 だが、共和党もマコネル院内総務の南部ケンタッキーなど現職議員がいる2州で接戦を強いられ、負ければ上院多数派へのハードルが上がる。

 下院選(定数435)では、大統領支持率が50%を下回ると与党は中間選挙で平均36議席を失うとのギャラップ社の分析もある。オバマ氏の支持率は過去約1年間、おおむね40%台前半で推移。民主党が30を超す現在の議席差をはね返すのは「現実的ではない」(ワシントン・ポスト紙)との見方が強い。

2061チバQ:2014/08/04(月) 20:29:12
 ≪急増する子供の不法移民 身動き取れず≫

 「帰ればギャングに殺される。米国で働きたかった」。中米ホンジュラスから米国へ不法入国しようとし、南部テキサス州と川を隔てたメキシコ・レイノサで国境警備隊に拘束されたホセ・レジェス君(17)は、収容施設でうつむいた。

 米国では、中米諸国から保護者に付き添われずに不法入国する子供が急増している。ギャングの脅しや貧困から逃れるためというのが主な動機だ。

 レジェス君も故郷でギャング団にしつこく勧誘された。「加われば金も銃も与えるが、断れば山の中で殺すと言われた」。身を案じた母親に促されて国を出たが、送還される。

 米国への子供の不法入国者は、昨年(2013年)10月から今年7月までに約5万7000人と、前年同期比で倍増した。国境の川を渡る際に溺れて命を落とす子もいる。

 「緊急の対応が必要な人道問題だ」。オバマ大統領は子供たちの医療費や国境警備強化費用などとして約37億ドル(約3800億円)を議会に要求した。

 しかし、下院多数派の共和党は「大統領が任期中に作り出した問題」と、抵抗の構えを見せる。オバマ氏が注力してきた不法移民の市民権取得に道を開く改革方針が曲解され、子供は国境さえ越えれば米国で滞在が許されるとの誤った風評が中米で広まったことが、急増の一因とみられるからだ。中間選挙を控え、子供の移民問題は政争の具にもなりつつあり、オバマ氏は身動きが取れない。

 強制送還の方針強調

 カリフォルニア州ムリエタでは7月、テキサス州から移送されてきた不法入国者のバスを市民が包囲し、不法移民を受け入れないよう訴える抗議行動が起きた。参加したデニス・グランディさん(53)は「米国は移民の国だが、法は守らなくては。大統領は国境警備を強化し不法移民をすぐに送還すべきだ」と話した。

 批判の高まりを受け、オバマ氏はグアテマラ、ホンジュラス、エルサルバドルの大統領と会談、子供たちを強制送還する方針を強調した。

 オバマ氏が訴える移民制度改革は、2008年と12年の大統領選で有権者の約1割を占める中南米系(ヒスパニック)有権者の強力な支持を得た。だが、共和党のベイナー下院議長は今年6月に関連法案の年内採決を見送る考えを示し、改革は事実上頓挫した。

 一方で、オバマ政権が国外へ退去させた不法移民の数は過去最多になるとしてヒスパニックからの批判の声が強まりつつあり、支持離れも招きかねない状況だ。(共同/SANKEI EXPRESS)

 ■米国の上院選と下院選 4年に1度の大統領選、その中間年にある中間選挙の両方で行われる。上院議員は任期6年で2年ごとに定数100の約3分の1ずつを改選する。1州1選挙区で全米50州から各2人を異なる年に選出する。今回は補選分3議席を含む36議席が対象。下院議員は2年ごとに定数435の全議席を改選。各州の人口に応じて議席が割り当てられ、州内に1つ以上の選挙区が設定される。中間選挙は、これらの上下両院選や州知事選などの総称。

2062チバQ:2014/08/10(日) 19:34:52
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140808/amr14080813540011-n1.htm
米中間選挙、民主候補がコピペ疑惑で撤退、与党に打撃 6年前の中東政策論文
2014.8.8 13:54
 米モンタナ州選出のウォルシュ上院議員(民主)(53)は7日、11月の中間選挙上院選からの撤退を表明した。7年前に書いた修士論文の一部が適切な注釈なしに他人の文献から無断引用されていた疑惑が発覚し選挙戦の中止に追い込まれた。同州選出の上院議席は与党民主党が約1世紀保持してきたが、今回は野党共和党候補のデインズ下院議員が優勢。全米で6議席を失えば上院の過半数を失う民主党にとって現職の知名度を生かし巻き返しを狙っていたウォルシュ氏の撤退は大きな打撃となった。

 ニューヨーク・タイムズ紙は7月下旬、ウォルシュ氏が米陸軍大で2007年に書いた米国の中東政策に関する修士論文の4分の1に無断引用があったと報じた。ウォルシュ氏は自身のホームページで、この問題のため「議論に集中できなくなった」ことを撤退の理由に挙げた。

 州副知事だったウォルシュ氏は同州選出で重鎮上院議員だったボーカス氏の駐中国大使転出を受け後任に就き、6月の予備選で党候補に正式に選出された。(共同)

2063チバQ:2014/08/11(月) 18:25:24
http://www.asahi.com/articles/ASG8C0F50G8BUHBI236.html
日系人が大差で勝利 米ハワイ州知事選・民主党予備選
ホノルル=平山亜理
2014年8月11日12時43分
 米ハワイ州で9日、11月に行われる中間選挙に向けた、知事選と上院議員選の候補者を決める民主党予備選挙があった。地元メディアによると、知事選の民主党予備選挙では、日系のデービッド・イゲ州上院議員(57)が、オバマ大統領の支持を得て再選を目指していた民主党のニール・アバクロンビー知事(76)を、約30ポイント以上の大差で破った。

 イゲ氏が知事になれば、ジョージ・アリヨシ氏(74〜86年)以来、同州の日系人知事は2人目となる。

 また、上院議員選の民主党予備選挙では、日系のコリーン・ハナブサ下院議員(63)と同州の元副知事でブライアン・シャーツ上院議員(41)の大接戦となっている。ハリケーンの影響で、開票集計作業が遅れており、結果が出るのは遅れそうだ。

 ハナブサ氏は、50年以上にわたって上院議員を務め、2012年に亡くなったダニエル・イノウエ氏の後継者。シャーツ氏は、オバマ米大統領やアバクロンビー知事が支持している。(ホノルル=平山亜理)

2064チバQ:2014/08/11(月) 18:33:25
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140810/amr14081022060008-n1.htm
大統領支持の知事大敗 米ハワイ州民主党予備選
2014.8.10 22:06 [米国]

9日、米ハワイ州ホノルルで行われた民主党の中間選挙予備選で、敗北宣言の後、支持者と話をするニール・アバクロンビー氏(AP=共同)
 米ハワイ州で9日、今年11月の米中間選挙の正式候補を決める予備選が行われた。知事選の民主党予備選でハワイ出身のオバマ大統領の支持を得ていた現職のニール・アバクロンビー知事(76)が、日系のデービッド・イゲ州上院議員(57)に30ポイント以上の大差で敗北した。

 上院選の民主党予備選は、現職のブライアン・シャーツ上院議員(41)と、故ダニエル・イノウエ上院議員が後継に望んだという日系4世のコリーン・ハナブサ下院議員(63)の大接戦となっている。

 開票終盤で両氏の得票差は1ポイント未満。予備選では、熱帯低気圧の影響で投票締め切りを延ばした投票区もあり、結果判明が数日から約20日間ずれ込む可能性がある。

 シャーツ氏は2012年にイノウエ氏が死去した後、アバクロンビー氏に指名され後継に。オバマ氏も支持を表明した。ハナブサ氏はイノウエ氏の遺志をかなえたいと願う日系人や、フィリピン系の支持を得ている。(共同)

http://sankei.jp.msn.com/world/news/140809/amr14080910000004-n1.htm
「日系4世vs現職」ハワイ民主上院予備選、激戦 
2014.8.9 10:00 [米国]
 米ハワイ州で9日、今秋の中間選挙の上院議員候補者らを決める予備選が行われる。民主党では故ダニエル・イノウエ上院議員が後継に望んでいたという日系4世のコリーン・ハナブサ下院議員(63)と、現職のブライアン・シャーツ上院議員(41)の激戦が繰り広げられている。

 日系2世のイノウエ氏は米政界の重鎮中の重鎮だった。ハワイでも絶大な人気を得ており、遺言で自らの後継にハナブサ氏を指名したとされる。ところがアバクロンビー州知事は副知事だったシャーツ氏を指名、ハワイ出身のオバマ大統領もシャーツ氏支持を表明した。

 ニューヨーク・タイムズ紙は、08年の大統領選の民主党予備選でアバクロンビー、シャーツ両氏がオバマ氏を支持したのに対しイノウエ、ハナブサ両氏はヒラリー・クリントン氏の支持に回ったことが背景にあると指摘、予備選が「大統領対故上院議員の闘い」の様相を呈しているとした。(共同)

2065チバQ:2014/08/16(土) 00:57:46
http://mainichi.jp/select/news/20140814k0000e030176000c.html

米国:警官が黒人少年射殺 抗議デモで暴徒化

毎日新聞 2014年08月14日 11時09分(最終更新 08月14日 12時04分)


 【ニューヨーク草野和彦】米中西部ミズーリ州ファーガソンで9日、18歳の黒人の少年が警察官に射殺される事件があり、住民らの抗議デモが広がっている。デモ参加者の一部が暴徒化し、オバマ大統領は冷静になるよう呼びかける声明を出した。だが、13日にはデモ参加者とみられる1人が警官に撃たれるなど、現地では緊迫した状況が続いている。

 ◇友人「無抵抗姿勢に発砲」 大統領が声明も

 米メディアによると、少年はマイケル・ブラウンさん。ファーガソン警察によると、ブラウンさんが友人と車道を歩行中、パトカーの警官が歩道に移動するよう注意した。この後、この警官ともみ合いになり、パトカーの中で撃たれたという。

 だが、ブラウンさんと一緒だった友人は複数の米メディアに対し、警官から注意されたことは認めたものの、ブラウンさんはパトカーの車内から腕を伸ばして捕まえようとした警官から逃れようとしたと証言。さらに警官は車外で、両手を上げて無抵抗の姿勢を示したブラウンさんに発砲した、と話しており、警察の説明と食い違っている。

 事件翌日の10日には暴徒化した住民らが商店を破壊するなど、これまで40人以上が逮捕された。住民は射殺した警官の名前の公表を求めているが、ファーガソン警察は警官の身に危険が及ぶことを理由に拒否している。一方、事件に抗議するハッカー集団によるサイバー攻撃で、ファーガソン市当局のウェブサイトが11日にシャットダウンするなど、混乱が広がった。

 オバマ大統領は12日の声明で、ブラウンさんの死に「胸が張り裂けるようだ」と述べ、黒人住民らの思いを代弁した。一方、司法省が地元当局と当時の状況を調査中とし、「我々は傷つけ合うのではなく、癒やし合うべきだ」と語った。

 ファーガソンの人口2万1000人の7割は黒人だが、全警官53人のうち黒人は3人だけ。大統領が早々に声明を発表した背景には、事件を人種差別問題に発展させたくないとの思いがあるようだ。

2066チバQ:2014/08/16(土) 01:09:19
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140815/amr14081521090010-n1.htm
渦中の2人が面会 オバマ、クリントン両氏 外交政策批判めぐり関係ぎくしゃく

2014.8.15 21:09 (1/2ページ)


 【ワシントン=加納宏幸】オバマ米大統領は夏休みを過ごしているマサチューセッツ州の保養地マーサズ・ビンヤード島で、関係がぎくしゃくしていると伝えられるヒラリー・クリントン前米国務長官と面会した。クリントン氏がオバマ氏の中東政策を「失敗」だと指摘するなど、両者の間をめぐってはさまざまな臆測が飛んでいる。クリントン氏は面会前、自身の発言について釈明したが、2016年の次期大統領選を視野に不人気なオバマ氏との間に一線を引こうとしているのは明らかだ。

 回顧録「困難な選択」のサイン会で同島を訪れたクリントン氏は13日、夫のクリントン元大統領とともにパーティーでオバマ氏と顔を合わせた。AP通信によると、クリントン氏はサイン会で「どんな友人にも意見の相違はある。オバマ氏の下で働けたことを誇りに思う」と記者団に語った。

 確執が表面化したのは、クリントン氏が米誌「アトランティック」で、シリアのアサド政権と対抗する穏健な反体制派に武器供与を含む十分な支援をしなかったことを事実上、批判したのがきっかけだ。

 「今、イスラム聖戦主義者たちが埋めている大きな真空を残してしまったのは失敗だった」。同誌のインタビューでクリントン氏はこう述べた。

 クリントン氏は回顧録でも、国務長官時代にオバマ氏との間で反体制派支援をめぐって論争があったことを明かしていた。だが、インタビューはイスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」によるイラク情勢の悪化も含め、「失敗」だと指摘する内容だっただけに影響は大きかった。

 面会に先立ち、クリントン氏はオバマ氏に電話し、自らの発言について「オバマ氏やその政策、指導力を非難する意図はなかった」と釈明した。

 各種世論調査で「オバマ外交」への支持率は軒並み3割台と低迷。オバマ氏はホワイトハウスを通じ、「クリントン夫妻と過ごせたことをうれしく思う」との談話を発表したが、クリントン氏が投じた一石が広げた波紋は大きい。

2067チバQ:2014/08/16(土) 01:16:03
http://www.afpbb.com/articles/-/3023156?ctm_campaign=txt_topics
黒人少年が射殺された町 「まるで戦場」 治安維持に州警察 米

2014年08月15日 11:52 発信地:ワシントンD.C./米国

【8月15日 AFP】米中西部ミズーリ(Missouri)州セントルイス(St. Louis)郡ファーガソン(Ferguson)で今月9日、武器を持っていなかった黒人少年マイケル・ブラウン(Michael Brown)さん(18)が郡の警察官に射殺され、警察に抗議するデモで騒乱が続いたことを受け、同州のジェイ・ニクソン(Jay Nixon)知事は14日、ファーガソンの治安維持を州警察に担当させると発表した。

 郡警察は、まるで軍隊のようにデモ隊に対処したとして批判を浴びていた。ニクソン知事は、「(ファーガソンは)最近、戦場のようになっていた。これは容認できない」と述べ、アフリカ系米国人のロン・ジョンソン(Ron Johnson)警部を責任者に任命したことを明らかにした。

 ミリタリースタイルの戦闘服を着用し、アサルトライフルで武装した郡の警察官らは催涙ガスやゴム弾を使用し、装甲車まで出してデモ隊を排除した。これは行き過ぎだとして人権活動家はもとより共和党のランド・ポール(Rand Paul)上院議員やバラク・オバマ(Barack Obama)大統領まで政治的立場を越えて批判の声が上がっていた。

 ファーガソンでは14日もデモ行進が行われ、数百人が参加した。現場にいた報道陣によるとデモ行進は平穏に行われ、ジョンソン警部も姿を見せて参加者たちと抱き合ったり握手をしたりした。警察の姿勢の変化を示すものとみられる。(c)AFP

2068チバQ:2014/08/17(日) 10:54:43
>>2064
http://www.yomiuri.co.jp/world/20140816-OYT1T50076.html?from=ytop_main6
米民主予備選、日系候補・ハナブサ氏敗れる


2014年08月17日 09時48分

 【ワシントン=今井隆】米ハワイ州で15日、ハリケーンの影響により一部地域で遅れていた中間選挙予備選の残りの投開票が行われ、大接戦となった上院民主党の候補者選びで、現職のブライアン・シャッツ上院議員(41)が日系のコリーン・ハナブサ下院議員(63)を破った。


 得票はシャッツ氏11万5401票、ハナブサ氏11万3632票で、1769票差だった。

 民主党の地盤であるハワイ州では、50年近く日系のダニエル・イノウエ氏が上院議員を務め、2012年12月に死去。イノウエ氏死去により、米政界では日系の実力者が不在になっていた。シャッツ氏は11月の本選挙でも勝利が確実視される。

2069チバQ:2014/08/17(日) 10:57:38
http://mainichi.jp/select/news/20140817k0000m030095000c.html

米ハワイ州:イノウエ氏後継敗退 民主上院予備選

毎日新聞 2014年08月16日 23時22分(最終更新 08月17日 04時47分)

 【ワシントン及川正也】11月の米中間選挙に向けたハワイ州での民主党上院予備選で16日(現地時間15日)、日米関係に強い影響力を持った故ダニエル・イノウエ元上院議員の後継候補で日系4世のコリーン・ハナブサ下院議員(63)が現職のブライアン・シャーツ上院議員(41)に敗れた。AP通信が伝えた。ハナブサ氏は下院軍事委員会に所属し、オバマ政権のアジア重視政策を後押しするなど日米関係強化に尽力していた。

 ハナブサ氏は下院議員からのくら替え出馬。ハワイ州での上院予備選は9日に投開票されたが、暴風雨の影響で一部投票所が閉鎖されたため、同日できなかった投票を15日に実施。激戦の末、ハナブサ氏が敗退した。

 長老として米政界にも影響力を持った日系のイノウエ氏は2012年12月に死去。その直前、アバクロンビー同州知事に死後はハナブサ氏を後継指名するよう求める書簡を送っていた。イノウエ氏の任期は11年1月から6年間だったが、ハワイ州法では、任期途中で死去した場合、直近の中間選挙までの暫定議員を知事が任命する。

 しかし、アバクロンビー知事はイノウエ氏の遺志に反して副知事のシャーツ氏を指名。反発したハナブサ氏が「シャーツ氏は選挙の洗礼を受けていない」として上院選出馬を表明し、イノウエ夫人のアイリーン氏も支持。「民主党王国」といわれ、オバマ大統領の出生地であるハワイでの「因縁の戦い」は全米の注目を集めていた。

2070チバQ:2014/08/17(日) 11:05:30
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140817-00000010-jij-n_ame

非常事態を宣言、夜間外出禁止=黒人射殺抗議デモ、暴徒化再燃―米ミズーリ州

時事通信 8月17日(日)5時38分配信



 【ニューヨーク時事】米ミズーリ州のニクソン知事は16日、警官による黒人青年射殺に対する抗議デモが続くセントルイス郊外のファーガソンに非常事態を宣言、夜間外出禁止令を発令した。暴力を伴うデモは14日にいったん収まったが、15日夜から16日未明にかけ、店舗に対する略奪など暴力行為が再燃していた。
 外出禁止は午前0〜5時(日本時間午後2〜7時)。ファーガソン警察は15日、白人警官によって9日に射殺されたマイケル・ブラウンさん(18)に、直前に起きたコンビニエンスストア強盗の容疑が掛けられていたと発表。強盗の様子を捉えたとする防犯ビデオの映像も公開していた。
 遺族や黒人主体の住民らは、こうした容疑や映像があっても無抵抗だったブラウンさんの射殺を正当化することはできない上、強盗容疑の公表は警察の不当行為から目をそらさせようとするものだと主張、警察を非難していた。これを受け15日深夜、怒ったデモ隊の一部が再び略奪などを行った。

2071チバQ:2014/08/18(月) 20:08:49
http://mainichi.jp/select/news/20140818k0000m030083000c.html
米国:テキサス州知事を起訴 大統領選の共和党有力候補
毎日新聞 2014年08月17日 21時23分

 【ワシントン及川正也】2016年米大統領選の共和党有力候補の一人である南部テキサス州のリック・ペリー知事(64)が、地方検事を辞職させようとしたなどとして知事職権の乱用と公務員への強要の罪で起訴された。知事は起訴を「政治的茶番」と批判し徹底抗戦する構えだが、大統領選への影響は必至だ。

 15日、州都オースティンがあるトラビス郡の大陪審が起訴した。知事は昨年、酒酔い運転で逮捕された同郡の女性地方検事の事務所に対し、検事が辞任しなければ予算を拒否すると圧力をかけたとされる。

 検事は民主党員。民主党の地盤であるオースティン地検のトップで汚職事件を担当していた。地検は同州の共和党有力者ディレー元下院院内総務を選挙資金法違反罪で起訴した経緯があり、共和党から敵視されている。

 米メディアによると、知事が起訴された二つの罪はともに重罪で、有罪なら職権乱用は5〜99年、強要は2〜10年の刑期が言い渡される可能性があるという。ただ、専門家の間には「有罪となる根拠が薄い」との指摘もある。

 知事は2000年12月、大統領選勝利を受けて辞任したブッシュ前大統領の後任として副知事から昇格し、02年知事選から3選。12年大統領選では共和党候補選びに参戦したが、失言などが相次ぎ離脱した。

 共和党内では同じく次期大統領選有力候補の一人とされる北東部ニュージャージー州のクリス・クリスティー知事(51)が、政敵の追い落としを巡るスキャンダルで窮地に立たされ、出馬が危ぶまれている。

2072チバQ:2014/08/19(火) 02:14:28
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140818/amr14081821310006-n1.htm
【黒人少年射殺事件】
黒人住民数百人と警官隊が激しく衝突 州兵も動員へ
2014.8.18 21:31 (1/2ページ)[米国]

警官と対峙するデモ参加者ら=17日、米ミズーリ州ファーガソン(ロイター)
 【ニューヨーク=黒沢潤】武器を持たない黒人少年(18)が警官に射殺された米中西部ミズーリ州ファーガソンで17日夜、黒人住民数百人が警官隊と激しく衝突した。事態悪化を懸念するニクソン州知事は現場に州兵を投入すると発表した。ただ、混乱が早期に収束するか不透明だ。

 衝突は午後8時半過ぎに発生。現場上空で警察のヘリコプターが旋回する中、黒人住民が警官隊に火炎瓶などを投げ付けると、警官隊は催涙弾やゴム弾などで激しく応戦。これまでに、少なくとも2人が負傷したほか、複数のジャーナリストが一時、拘束された。

 現場付近には銃声も響き渡り、近くのコンビニ店などが放火された。また、ピザ店や倉庫などで略奪行為が起きた。

 州兵動員を決定したニクソン知事は「ファーガソンの人々の平和と安全を回復するため」と強調。知事によれば、周辺の街やミズーリ州外からも「組織化された個人」が流入し、実態を悪化させているという。

 衝突に先立ち行われた平和的な抗議デモには著名な黒人指導者、シャープトン師らも参加した。女性参加者の一人は、ファーガソンの警察と白人優越主義者の秘密結社クー・クラックス・クラン(KKK)は同じだと批判するプラカードを掲げ射殺事件に抗議した。

 米司法省は同日、被害者少年の遺体解剖を独自に実施すると発表。地元警察がすでに解剖を終えているが、黒人住民の警察不信が強く、解剖結果を新たに示す必要性があると判断した。

 ファーガソンには16日から、連邦捜査局(FBI)職員40人が投入され、住民から事件についての聞き取り調査が行われている。

2073チバQ:2014/08/20(水) 19:23:45
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140819-00000119-mai-n_ame
<黒人青年射殺>「白人支配」不信と憎悪
毎日新聞 8月19日(火)22時54分配信

白人警官による黒人青年射殺事件の抗議デモの鎮圧に駆けつけた重武装の警官隊ら=米ミズーリ州ファーガソンで18日、草野和彦撮影
 【ファーガソン(米中西部ミズーリ州)草野和彦】「ドン、ドン!」。大音響と共に放たれる催涙弾で、抗議デモの住民らを蹴散らす警察隊。ミズーリ州ファーガソンで、黒人のマイケル・ブラウンさん(18)が白人警官に射殺された事件は、19日で発生から10日が経過した。だが、人種差別を受けているとの意識に根ざしたデモを展開する黒人住民に、力で抑え込もうとする警察と和解しようとする気配は見えない。警察当局が新たに31人逮捕するなど、人口約2万人の小都市には、不信と憎悪が今も渦巻いていた。

 ファーガソンは、ミズーリ州の中心都市セントルイスの北西約8キロ。連日デモが展開されているのは、事件現場からほど近い市中心部の西フローリッサント街だ。18日夜に訪れると、暴徒に略奪され、入り口に板が打ち付けられた店舗が目立ち、目抜き通りだった面影はない。

 周囲の空気が一気に緊張したのは、午後10時ごろだった。4台の装甲車から重装備の数十人の警官が姿を現した。近づくデモ隊を待ち構えているのだ。「車道上で集まるのは違法です。逮捕される恐れがあります」。拡声機で警告する。

 デモ隊は黒人の若者が多く、「ハンズ・アップ、ドント・シュート(両手を上げたら、撃つな)」の合言葉とポーズで警官隊を挑発する。ブラウンさんが両手を上げ、無抵抗を示していたとの目撃証言があるためだ。

 デモ隊の1人が何かを投げつけたのを機に、警官隊が催涙弾を次々と発射、刺激臭と白い煙に包まれた。デモ隊と一緒に逃げたが目と喉がひりひりと痛む。デモ隊が空き店舗に放火し歓声が上がった。この夜、31人が逮捕された。

 「マイケルは、事件の数日後に大学に入学することになっていたんだ」。デモ隊の中に、同姓同名のいとこ、マイケル・ブラウンさん(26)がいた。「マイケルを射殺した警察官が刑務所に入るまで、抵抗を絶対にやめない」と興奮した口調でまくし立てた。

 かつて白人が多数だったファーガソンだが、白人が郊外に移り住み始めた1970年代から黒人が増え始め、今では黒人が7割を占める。一方、市議6人のうち5人は白人。ファーガソン警察の53人の警官のうち黒人は3人だけで、「白人支配」の構造は続く。交通違反の疑いで警察に呼び止められるケースの86%は黒人で、その93%はそのまま逮捕されるとの統計もある。

 「長年積み重なってきた白人への不満が、事件を契機に表面化したのではないか」。デモ行進を眺めていた黒人のマイケル・チャールズさん(34)は、こう考えている。2週間前に無職になったばかりだ。デモ隊の一部による商店での略奪行為は「許されると思わないが、そういうことをしたくなる気持ちは理解できる」という。

 また、射殺されたブラウンさんの遺体が現場に4時間近く放置されたままだったと聞いて、「黒人に対する敬意がないと思った」。それが警官隊の力によるデモ鎮圧に表れており、「白人と黒人との相互不信が、事態を悪化させた根本原因」とみている。

 治安回復に向け、18日からの州兵投入を決めた白人のニクソン州知事は「公正を求めるには、まず平和が必要だ」と訴えているが、デモ隊が主張するのは「公正なくして、平和なし」だ。議論がかみあっていない以上、事態解決の糸口を探るのは困難といえそうだ。

2074チバQ:2014/08/20(水) 19:36:56
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140820/amr14082013140007-n1.htm
【米ミズーリ州暴動・現地ルポ】
「人種差別だ」殺気立つ現場 警察への怨嗟の一方、黒人の略奪行為も
2014.8.20 13:14 (1/3ページ)[米国]

18日、米ミズーリ州ファーガソンでマスクを着用して活動する警官隊(AP)
 夜間外出禁止令の解除が発表された18日夜も、黒人住民らと警官隊の小競り合いが起きていた。丸腰の黒人少年(18)が、白人警官に射殺されたのを機に広がった米中西部ミズーリ州ファーガソンの大規模暴動。破壊された商店が立ち並ぶ射殺現場の周辺は殺気立ち、黒人住民の間では警察に対する怨(えん)嗟(さ)の声が渦巻いていた。(ファーガソン 黒沢潤、写真も)

 「警察は殺人鬼だ。あなたの子供たちも十分気を付けろ」。現場近くに立てかけられた十字架には、警察を批判したプラカードが数多く貼り付けられていた。

 周辺の商店は数日前の放火で無残に崩れ落ち、多くの商店がさらなる略奪行為を恐れて、窓を分厚い板で覆っていた。

 戦場さながらの光景とは裏腹に、少年が息を引き取った路上には美しい花や生前の写真が並ぶ。「私たちは永遠にあなたとともにある」と書かれたメッセージが添えられ、黒人住民の涙を誘っていた。

 今回の射殺事件は、人種差別が背景にあると主張する黒人住民がほとんどだ。

 この街では、黒人対象の職務質問が白人より断然多い。黒人学生のアート・ヒンダーソンさん(22)は「人種差別だ。私たちは警察に脅されているということを遺伝子レベルにまで組み込まれてしまう」と悲しそうな表情を見せた。

 「遺体は射殺後の30分から1時間ほど、路上にさらされた。子供たちが周りに集まってきたにもかかわらず…」。自宅から射殺の様子を目撃した20代の黒人女性、ミアジェット・カーショさんは警察の配慮のなさを批判した。

 記者(黒沢)が抗議デモの様子を撮影していると、白人警官から「現場で立ち止まるなら、逮捕する」と脅された。黒人住民が長年味わってきた屈辱感が分かるような気がした。


◆  ◆


 全米の黒人は約6年前、オバマ大統領の誕生を歓迎した。支持率は下降気味だが黒人からの期待は高い。

 前述のヒンダーソンさんは「オバマ氏はイラクやウクライナ問題で多忙だ。そうしたなかで人種差別問題を解決するのは難しい」と同情的だ。黒人女性(35)も「オバマ氏は人種問題で無策といわれるが責任はない。ブッシュ(前大統領)なら改善できたというのか」と声を荒らげた。

 一方、「オバマを引きずり降ろせ。やることなすこと遅すぎる」。こう批判する黒人男性(41)もいた。

 人権活動に奔走する黒人指導者を批判する声も聞かれた。無職の黒人男性、トミー・チャトマンベイさん(60)は「彼らは教会で説教するだけ。カメラの前で美しい言葉を並べるだけだ。(著名黒人指導者の)ジェシー・ジャクソン師にしても、現場に数十分いただけだ。彼らは(目立とうと)CNNなどのカメラを探す。私たちは(黒人解放運動指導者の)キング牧師のように、全米の黒人を糾合できる立派な人材がほしいのだ」と訴えた。


◆  ◆


 暴動の現場周辺では、黒人住民による略奪行為が目立つ。

 エンジニアのアンティオン・ワトソンさん(37)は「人種差別の不満が強い怒りに変わったのだ」と話す。これに対し、チャトマンベイさんは「街を混乱に陥れる恥知らずの行為だ。略奪を恐れて商店が休業したら、そこで働く貧しい黒人たちは金も稼げない」と断罪した。

 緊急事態を利用した略奪は黒人の評判を落とし、差別感情を助長しかねない。黒人の会社員、レオ・ウォーカーさん(35)は「黒人が尊敬されるだけでなく、白人に付け入る隙を与えないためにも、私たちは自分たちを厳しく律する必要があるはずだ」と冷静に指摘した。




     

■米ミズーリ州の暴動米中西部ミズーリ州ファーガソンで9日、黒人の少年(18)が白人警官に射殺されたのを機に抗議デモが発生。警察は15日、警官の実名を発表し、少年が事件直前に商店でたばこを盗んだ防犯カメラの映像を公開したが、「関心をそらそうとしている」と反発が強まり、商店などの略奪が相次いだ。ファーガソンは人口の約3分の2が黒人住民。地元警察53人のうち黒人は3人で、市職員の大半も白人。州知事は16日、非常事態を宣言し、夜間外出禁止令も一時発令された。18日には州兵を動員すると発表した。

2075チバQ:2014/08/20(水) 19:37:22
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140820/amr14082014320008-n1.htm
【米ミズーリ州暴動】
扇動者の取り締まり強化 米抗議デモ、混乱誘い略奪も
2014.8.20 14:32 [米国]

19日、米ミズーリ州ファーガソンで、抗議デモの間は規律を守って歩くよう注意する警察官ら(ロイター)
 米ミズーリ州セントルイス近郊ファーガソンの白人警察官による黒人青年射殺の抗議デモが暴徒化している問題で、州警察は外部から入り込んだ一部の扇動者が混乱を誘い、略奪行為などを引き起こしていると判断、取り締まりを強化する考え。オバマ大統領は18日の会見で「大半の人々が平和的に抗議している一方、ごく少数がそうでないのは明らかだ」と語った。治安責任者を務める州高速道路警察隊のジョンソン隊長も「犯罪者の多くはこの地域の人間ではない」とした。

 AP通信によると、被害者のマイケル・ブラウンさん(18)の葬儀がファーガソンで25日に執り行われる予定になった。射殺した警察官ダレン・ウィルソン氏の起訴を判断する大陪審の手続きも、早ければ20日に始まる見通しだ。

 19日夜の抗議活動にも数百人が参加したが、平和的に進んだ。連日抗議デモが続く目抜き通りの歩道だけを使ってプラカードなどを掲げて行進した。警察は18日以降、参加者57人を逮捕したがファーガソンの住民は4人しかいなかった。(共同)

2076チバQ:2014/08/20(水) 19:37:49
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140820/amr14082011530005-n1.htm
警官2人が強盗容疑の黒人を射殺 米セントルイス ファーガソンから数キロ、住民ら100人集まり騒然
2014.8.20 11:53 [米国]
 米中西部ミズーリ州セントルイスで19日、コンビニ強盗があったとの通報で現場に駆けつけた警察官2人が、容疑者とみられる黒人の男(23)を射殺した。現場は白人警察官による黒人青年射殺事件が起きたファーガソンから数キロ。住民ら約100人が集まり騒然となった。

 米メディアによると、男は「おれを撃て。殺してみろ」と警察官を挑発し、ナイフを振りかざした。警察官に向かってきたため、2人が同時に発砲し射殺した。警察は2人の名前を発表していない。発砲が適切か調査するため、2人は職務を外れた。(共同)

2077チバQ:2014/08/21(木) 07:34:29
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2014082000841
抗議デモ、沈静化探る動きも=ペットボトル1本で一触即発−米ミズーリ州
20日未明、米ミズーリ州ファーガソンで、デモ参加者を取り囲んだ警官隊に語り掛ける黒人男性 【ファーガソン(米ミズーリ州)時事】黒人青年が白人警官に射殺され、住民と警察の対立が深まるミズーリ州ファーガソンでは19日も住民らの抗議デモが続いた。暴徒化したデモ参加者を警官隊が催涙ガスで鎮圧する場面はなかったが、緊張は消えない。一方、事件から10日が経過し、住民の間では「平和なデモ」を探る動きも出ている。
 恒例となったデモはこの日も、殺害現場に近い西フローリッサント通りで夕暮れ時から始まった。「手を挙げたら撃つな」の合言葉を繰り返しながら行進する数百人の群衆には、親子連れやカップルも目立つ。「本当のデモ参加者は略奪しない」と書いたプラカードを掲げた参加者もおり、深夜になると翌日の集合時間を告げて解散を促す参加者の姿もあった。
 緊張が高まったのは日付が20日に変わる直前だった。現場に居残った若者らの一人が水の入ったペットボトルを警官に投げ付けたのをきっかけに、ガスマスクや防弾チョッキを着けた警官隊が一気に若者らを包囲。ライフルの銃口を向け、拡声器で「解散しなければ逮捕する」と警告した。
  警官隊の背後には装甲車も控え、若者らはじりじり押されるように通りの外れまで後退。途中、警官隊にライフルを突き付けられて身柄を拘束される若者もいた。セントルイス・ポスト・ディスパッチ紙(電子版)によると、19日夕から20日未明にかけての逮捕者は47人に上った。
 この日はこれ以上の混乱はなかったが、ペットボトル1本が緊張を高めたことが、現場で依然続く一触即発の状況を物語る。デモ参加者の一人で介護職員のマーキス・トンプソンさん(26)は「われわれは正義を求めている。正義が実現するまでデモはやめない」と強調した。(2014/08/21-00:34)2014/08/21-00:34

2078チバQ:2014/08/21(木) 21:31:01
http://mainichi.jp/select/news/20140821k0000e010193000c.html
米国:下院選「候補者は韓国人社会にすり寄りすぎ」 米紙
毎日新聞 2014年08月21日 11時20分(最終更新 08月21日 19時49分)

 【ワシントン西田進一郎】米紙ワシントン・ポストは20日、南部バージニア州の連邦下院選の候補者が、教科書に日本海と韓国が主張する「東海」を併記するよう連邦レベルで促すことを公約していることなどを挙げ、「候補者たちは地域で急成長する韓国人社会にすり寄りすぎている」と戒める社説を掲載した。
 同州北部には韓国系住民が多く、「集票力」を背景に政治的な働きかけを近年強めている。3月には公立学校の教科書に日本海と東海を併記することを定める全米初の州法が成立。フェアファクス郡の庁舎敷地内には5月、従軍慰安婦問題に関する石碑が設置された。さらに11月の中間選挙に向け、同州第10選挙区の共和党候補は「併記」の法制定を全米に広げる決議を提案すると公約し、民主党候補も併記を進める考えを示している。

 社説は「にわかアジア専門家」の見出しで、「国際問題に何ら専門知識を持たない両候補が、(日韓という)米国の二つの同盟国の激しい争いに首を突っ込むべきなのかは疑問だ」と批判。日本海の呼称を巡る意見の対立に議会は関わるべきではないとの考えを示した。また、フェアファクス郡の石碑設置も問題視し、「他の人種的、歴史的な苦痛についても敷地内で追悼することに郡は同意するのか」などと疑問を投げかけた。

2079チバQ:2014/08/23(土) 07:23:00
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140822/amr14082221070013-n1.htm

【ミズーリ州黒人暴動】
抗議デモ沈静化に裏に… ホルダー司法長官、自らの「差別体験」語り掛ける
2014.8.22 21:07 [米国]

ホルダー米司法長官(AP)
ホルダー米司法長官(AP)


 【ファーガソン=黒沢潤】ファーガソンの抗議デモに対処するため現地入りしたホルダー米司法長官は20日、地元の黒人団体代表者50人に対して自身の差別体験を紹介し、公正な捜査を期すと熱く語った。これがデモが沈静化した一つの理由といわれている。

 「私は米国の司法長官だ。しかし、一人の黒人でもある」。こう切り出したホルダー長官は、米東部ニュージャージー州の道路を運転中、警官に車を止められ、後部トランクや座席の下までも捜索された体験を紹介。「(黒人として)いかに屈辱的で、怒りが収まらなかったか。衝撃は今でも残っている」と話した。

 ホルダー氏は首都ワシントン・ジョージタウン地区に住んでいたころ、映画館に走って向かっていた際に特殊部隊に止まるよう命じられたことも紹介。映画を見に行くことなどを話して“釈放”された、と述べ、「私は当時、連邦検察官だった」と話した。

 事件解明に連邦政府としても全力を尽くすと語ると、「出席者は心を動かされていた様子」(地元記者)だったという。

2080チバQ:2014/08/23(土) 13:24:29
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140823/amr14082309030003-n1.htm
氷水募金に「冷や水」 米政府や議会、外交官、軍人、議員らに禁止令

2014.8.23 09:03 [米国]


 頭から氷水をかぶり難病患者支援の輪を広げる「アイス・バケツ・チャレンジ」の流行を受け、米国務省や国防総省、下院が22日までに、職員や軍人、議員に参加を禁じる通達を出した。特定の慈善活動支援は職務倫理規定に反するとしている。

 AP通信によると、国務省は「どれほど価値のある目的であっても、特定の利益のために公職を利用してはならないという厳格な規則がある」と在外公館にも注意喚起し、大使らが氷水をかぶらないようくぎを刺した。

 同様の理由で、国防総省は全ての職員と軍人、下院管理委員会は議員に参加しないよう求めた。

 筋萎縮性側索硬化症(ALS)の患者支援を目的とした米国発の運動はフェイスブックなどで、友人に氷水をかぶるか支援団体に寄付するかの選択を迫る。政界や財界、芸能界に広がり、氷水をかぶった上で寄付をする人も増えている。(共同)

2081チバQ:2014/08/23(土) 13:25:15
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140823/amr14082309130004-n1.htm
警官起訴の是非決める大陪審、白人が圧倒的多数 不起訴なら黒人住民の反発必至

2014.8.23 09:13 [紛争・クーデター]


 米中西部ミズーリ州セントルイス近郊ファーガソンの白人警察官による黒人青年射殺事件で、セントルイス郡裁判所は22日、警察官ダレン・ウィルソン氏を起訴するかどうかを判断する大陪審12人について白人が9人、黒人が3人と発表した。

 起訴には9人の賛成が必要。白人が多数派を占めたことで、警察官側に有利な判断が出る可能性もある。

 米国の陪審制度は陪審員の人種構成によって判断が大きく揺れ動いてきた。仮に不起訴になれば、抗議活動がいったん沈静化した黒人側の反発は必至だ。

 AP通信によると白人9人の内訳は男性が6人、女性が3人で、黒人3人の内訳は男性が1人、女性が2人。年齢や住所は明らかにしていない。大陪審の議論のため、必要な証拠を提示するセントルイス郡検察は10月半ばごろの結論を目指している。(共同)

2082チバQ:2014/08/26(火) 21:17:22
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140826/amr14082609120007-n1.htm
【岐路に立つ米国】
共和党候補「イメチェン」に躍起 「弱者に配慮」アピール
2014.8.26 09:12 (1/2ページ)
 ■財政健全化→補助金維持

 【ワシントン=小雲規生】11月の米中間選挙をにらみ、2016年の大統領選に共和党から出馬が取り沙汰される有力政治家たちが、貧困層への補助金制度の改革など「弱者への配慮」をアピールする政策を続々と提案している。「自助努力」や「小さな政府」を志向する共和党は、貧困層に冷たいとの印象を持たれており、どの政治家も2年後に向け、「イメージチェンジ」戦略で支持層の拡大を図りたいとの考えを強めている。

 「必要なのは、苦しんでいる家族に対する足並みのそろった支援だ」

 12年の大統領選で共和党の副大統領候補だったポール・ライアン下院予算委員長は7月下旬、貧困対策の改革案を発表し、こう訴えた。

 ライアン氏は共和党が多数を占める下院で予算審議を主導し、社会保障関連費用の抑制などによる財政健全化を主張してきた。しかし、今回の改革案では貧困層への補助金規模の維持を強調。食料購入補助制度(フードスタンプ)や住宅支援などを統合し、運営時の州政府の裁量を強めるなどの方策で強固なセーフティーネットの構築を目指すと宣言した。

 同党のマルコ・ルビオ上院議員も子育て世帯への経済的支援の強化を主張。ロン・ポール上院議員も高失業率地域での大幅減税などの施策で貧困対策を行うよう訴えている。また、中南米の移民が多いフロリダ州のジェブ・ブッシュ元州知事も不法移民への共感を示し、不法移民に厳しい共和党のイメージと一線を画している。

 共和党に対しては、一部の有権者から医療保険制度改革(オバマケア)への反発を続ける強硬な態度が批判されているほか、貧困問題などで「オバマ政権の政策に反対するばかりで、具体的な対案を示さない」との指摘も受けてきた。各氏の提案は、共和党が偏りを排した政権運営を行えるとアピールする狙いがある。

 ただし共和党支持層の一部は財政健全化を強く主張しており、歳出拡大を招きかねない貧困対策への傾斜には抵抗感が強い。ベイナー下院議長ら共和党指導部も、各氏の提案に目立った反応は示しておらず、むしろ、オバマ大統領を訴追する動きを見せるなど現政権との対決姿勢を鮮明にしている。

 各氏の懸命のアピールは、指導部の強硬姿勢を前に影が薄くなっているともいえそうだ。

2083チバQ:2014/09/01(月) 22:17:40
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/140901/plc14090108000009-n1.htm
米議員、来日ラッシュ最多54人 中国台頭で日本に関心高まる
2014.9.1 08:00
 米連邦議会議員の来日が今年に入り続いている。外務省の調べで、次期大統領選の共和党有力候補ら「大物」を含め、31日までに54人。記録に残る平成15年以降の年間最多を大きく更新した。同省は背景に中国の台頭を受け米ワシントンで同盟国・日本への関心が高まっていると分析。「1年にこれほど集中するのは異例だ」(同省担当者)とうれしい悲鳴を上げる。

 外務省によると、15〜24年の来日議員は年間10人前後だったが、25年は26人に増加。今年は8月末までに25年の2倍を超えた。次期大統領選の共和党候補に有力視されるルビオ上院議員のほか、ロイス下院外交委員長ら実力者も含まれる。

2084チバQ:2014/09/01(月) 23:17:57
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140828/amr14082814260012-n1.htm
【続・審判の現場 2014米中間選挙(上)】
アリゾナ州 「イラク」どう影響? 強い介入懸念、民主に逆風か
2014.8.28 14:26 (1/3ページ)

共和党予備選を制した元空軍パイロット、マーサ・マクサリー氏=26日夜、アリゾナ州トゥーソン市内
 11月4日に投開票される米中間選挙は、民主、共和両党の上下両院、州知事などの公認候補を決める予備選が最終盤を迎えた。26日はアリゾナ、フロリダなど4州で実施され、9月9日に本選に進む両党候補が出そろう。アリゾナ州の下院第2選挙区では、全米で初めて女性として戦闘任務に就いた元空軍パイロットの新人が下院軍事委員会に所属する現職に挑むことになった。両候補が関心を寄せる「イラク」はなお潜在的な争点にとどまっているが、空爆に踏み切ったオバマ米大統領の判断が選挙戦に影響する可能性がある。(アリゾナ州トゥーソン 加納宏幸、写真も)

 共和党の予備選を制したマーサ・マクサリー氏(48)が狙う標的は一つだ。

 「ワシントンの政治屋。彼らが次の世代よりも、次の選挙や特定利益を気にかけていることに有権者は不満を持っている。ロン・バーバーはその一人だ」

 トゥーソン市内の選挙事務所でのパーティーで挨拶したマクサリー氏は民主党現職のバーバー下院議員(69)を批判した。

 マクサリー氏は1995年、イラク上空の飛行禁止空域を維持する任務にA10攻撃機で参加した。選挙区にある空軍基地はその訓練に使われており、マクサリー氏も勤務経験がある。

 オバマ政権は今年、A10の全機退役を打ち出した。そうなれば「地域経済に深刻な影響を及ぼす」(トゥーソン商工会議所のマイク・バーニー会頭)。約9千人が勤務する票田に向け、マクサリー氏は「オバマ政権の判断は米国を危機にさらす」と訴えてきた。

 予備選で対抗馬がおらず、無投票で本選に進むバーバー氏も手をこまねいているわけではない。

 「バーバーさんは民主、共和両党の垣根を越えてA10を守ろうとしています」。テレビCMで女性の元空軍大尉にこう語らせた。

 バーバー氏の足元は盤石とはいえない。12年の前回選挙ではマクサリー氏に得票率で1ポイントに満たない約2454票差に迫られた。

 危機感に駆られたバーバー氏は、支持率が40%台に低迷しているオバマ大統領と距離を置き始めた。メキシコと国境を接する選挙区の代表として出演したCNNテレビで、オバマ氏が不法移民に対する国境警備に万全を尽くしていると思うかと問われ、「思わない」と即答した。

 地元メディアによると、第2選挙区では民主、共和両党の支持層と無党派層がいずれも3割ずつで拮抗している。トゥーソンにあるアリゾナ大学のバーバラ・ノランダー教授(政治学)は、激戦区の第2選挙区ではバーバー氏のように他党支持層にアピールを図るのは珍しくないという。「態度未定の層を取り込めるかが帰(き)趨(すう)を決める」からだ。

 26日の挨拶でイラク問題に触れなかったマクサリー氏だが、質問に答える形でイスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」の伸長は「オバマ政権の失敗」だと述べた。支持者のジョン・コーティ氏(72)は「有権者の多くがオバマ氏に不満があるが、地域の課題はとにかく雇用創出。マーサはそれを分かっていてあえて批判から距離を置いている」と推し量った。

 米軍のイラク空爆開始後に米調査会社ピュー・リサーチ・センターが行った調査では、民主、共和両党の支持層とも過半数が空爆を支持したが、民主党支持層では空爆支持の54%を上回る62%がイラク情勢に過度に「巻き込まれる」ことに懸念を表明した。事態の進展によっては民主党への逆風となりうる。

 選挙予測を行うローゼンバーグ・ポリティカル・リポート編集長のスチュアート・ローゼンバーグ氏は「イスラム国の新たな脅威で、米国人は事態が思わしくない方向に進んでいると感じている。このことはオバマ氏や民主党にとっての問題となる」と語った。

     




 大詰めを迎えた中間選挙の予備選の現場を3回にわたって報告する。

2085チバQ:2014/09/01(月) 23:18:52
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140829/amr14082909360001-n1.htm
【続 審判の現場】
2014米中間選挙(中)ミシガン州 景気」に追われる知事
2014.8.29 09:36 (1/3ページ)

デトロイト市内の大学で支持者と話す民主党のマーク・シャウアー氏(左)=6日(小雲規生撮影)
 「共和党はわれわれを恐れている。11月の知事選で投票し、勝利し、ミシガンを改革しよう」

 米ミシガン州の民主党州知事候補を決める予備選から一夜明けた6日朝。ミシガン州デトロイト市の大学のキャンパスの一室で、同党の知事候補に選ばれた元下院議員のマーク・シャウアー氏(52)が気勢を上げると、百数十人の支持者から大きな声援が沸き上がった。

 シャウアー氏が批判の矛先を向けるのは共和党現職のリック・スナイダー知事(56)だ。ミシガン州の7月の失業率は7・7%で全米平均6・2%を大きく上回り、50州のうち3番目に悪い。世論調査では当初、スナイダー氏が優勢だったが、現在はシャウアー氏が数ポイント差に迫る。

 米国の自動車産業発祥の地であるミシガン州は、全米最強の労働組合とされてきた全米自動車労働組合(UAW)の拠点。民主党は前回2010年の知事選では、投資家として経済政策の手腕が期待されたスナイダー氏に大敗を喫した。だが、シャウアー氏は今回、「われわれはブルー・ステート(民主党が強い「青い州」の意)だ」と逆転に自信をみなぎらせる。

 ◆復活期す自動車産業

 「自動車産業はミシガンで復活している」。スナイダー氏も6日朝、ミシガン湖畔のトラバースシティーで開かれたシンポジウムで登壇し、自らの産業政策の効果をアピールした。

 ミシガン州では金融危機後の09年にクライスラーとゼネラル・モーターズ(GM)が相次いで破綻。関連産業も大打撃を受けた。しかしスナイダー氏は11年1月の就任後に9万5千社に対する7億ドル(約730億円)の法人税減税などを断行。今や経済専門誌の分析でも、ミシガン州は「ビジネスに適した場所」との評価を取り戻しつつある。就任当時は11・0%だった失業率は大きく改善しているともいえ、スナイダー氏は「ミシガン経済はさらに強くなる」と訴える。

 スナイダー氏はビジネス界だけでなく、労働者へのアピールにも懸命だ。今年5月には州議会を通過した最低賃金引き上げ法案に即座に署名。オバマ大統領や民主党主導で各州で最低賃金引き上げの流れが強まる中、共和党知事として初めて最低賃金を引き上げた。

 ただ、スナイダー氏は労働組合の加入の強制を禁じる法律を発効させたことや、年金収入の税控除を縮小させたことでは批判を受ける。両施策には、企業誘致の推進と、若い世代に年金負担がのしかかることを回避する狙いがあったが、民主党側は「スナイダー知事はビジネスのことしか考えていない」と憤る。

 ◆デトロイト再生計画

 自動車大手の破綻による税収激減などで13年7月に財政破綻したデトロイト市は現在、再生計画を進めている。市中心部では荒廃した建物が取り壊され、再開発の動きが進む。また、市当局は3〜7月にかけて、水道料金を滞納している1万8千世帯への給水を停止した。9千万ドル(約90億円)にも及ぶ滞納金を見過ごせないとの理由からだ。

 しかし、給水停止には国連などから「基本的人権の侵害だ」との批判が上がる。住民への支援を続ける民間団体のデミーコ・ウィリアムズ氏は「支払い拒否ではなく、本当に経済的事情で水道料金を払えない世帯もある。事情も確かめずに給水を止めることは認められない」と訴える。

 米国では成長率の上昇や失業率の低下といった経済指標を踏まえ、景気は緩やかに拡大しているとの認識が広がるが、それぞれの州をつぶさに点検すれば、失業や貧困にあえぐ人たちは今も少なくない。景気回復の風を州の隅々にまで行き渡らせることができるのか。州知事をはじめとする地方政治家は重い課題を突きつけられている。(ミシガン州デトロイト 小雲規生)

                   ◇

【用語解説】米中間選挙での地方選挙

 4年ごとの大統領選の中間の年に行われる中間選挙では、数多くの地方選挙も同時に行われる。2014年は、カリフォルニア、テキサス、ニューヨークなど36州で知事選(任期2〜4年)が、大半の州で州議会選などが実施される。米国で州の権限は強く、生活に直結する政策に加え、連邦下院の選挙区割りも担っており、地方選挙の結果は国政にも影響を与える。

2086チバQ:2014/09/01(月) 23:19:47
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140830/amr14083014360012-n1.htm
【続 審判の現場 2014米中間選挙(下)】
認証型スマートガン、「007仕様」で銃規制進むか マサチューセッツ州
2014.8.30 14:36 (1/3ページ)

米東部ボストン郊外の射撃場で、愛用の銃を掲げる男性
 米東部マサチューセッツ州ボストンから車で北に20分。鬱蒼(うっそう)と茂る森の中で、耳をつんざく銃声が一帯に響き渡った。「マサチューセッツ・ライフル協会」(創設1875年)の射撃場だ。そこに集う会員の間で、最近話題になっている特殊な銃がある。

 通称「スマートガン」。無線通信や指紋で本人と認証された者だけが銃を操作することができ、子供による誤射や、暴発事故の防止に役立つとされる。

 「認証装置であなたが銃の所有者であることが確認されれば、銃のロックが外れる。ただ、それに要する時間は1分。その間、銃を持った相手があなたを撃てば、即死するだけだ」

 ある男性会員(49)はこう語ると、スマートガン導入法案を2月に提出した同州選出の民主党上院議員、エドワード・マーキー氏(68)を批判した。

 同法案は、米国で製造される銃を2年以内にスマートガンにするとともに、従来の銃にもデジタル認証技術を搭載し、3年以内にスマートガン化することを義務付ける。同氏とともに法案成立に奔走する同州選出の民主党下院議員、ジョン・ティアニー氏(62)は「(007シリーズ第23作「スカイフォール」の)映画で、ジェームズ・ボンドは認証技術を搭載した銃のおかげで敵に銃を使われず、危機を脱した」とし、奪われたり盗まれたりした銃が犯罪に使われることも防止できると強調した。

 来月9日の同党予備選でライバル候補がおらず、事実上の“信任投票”となるマーキー氏は11月の本選勝利をにらみ、「子供が銃に触り、自分や他人を撃ってしまうことを誰も望んでいない。党派にかかわらず法案を支持すべきだ」と全米に訴えている。

■子供被害「30分に1人」

 銃による自殺や殺人、暴発の死者が年間3万人超(1日約87人)に上る米国。幼児や10代の子供に限れば銃の事故で30分ごとに1人が死亡または負傷しているという。

 銃の事故や事件で2010年に270人が死亡した同州では、スマートガン導入を機に本格的な銃規制を目指すマーキー氏を支持する声が多い。銃規制促進団体「銃暴力を止めよ」創設者のジョン・ローゼンタール氏(57)は「スマートガンの技術は遠隔操作で車を開閉する鍵と同じだ。この技術は銃にも利用されるべきだ」と訴える。

 これに対し、共和党上院の予備選でこちらも対抗馬がおらず、マーキー氏と本選で対決するブライアン・ハー氏(51)=医療団体幹部=はスマートガン導入に慎重だ。また、殺傷力の高い突撃銃の規制には賛意を示すものの、「射撃場や銃愛好家クラブでの使用は認めるべきだ」と主張する。

 銃規制に反対する活動家のジム・ワレス氏(49)はスマートガンについて、「実用的でない。(犯罪者に銃を奪われるリスクを抱える)警官の間で普及しないのは、デジタル技術を完全に信頼できず、最も必要な時に撃てない恐れがあるからだ」と指摘した。

 銃愛好家で作る圧力団体「全米ライフル協会」(NRA、会員約400万人)も、スマートガンの導入が「広範な銃規制の入り口になる」と警戒心を示す。

■「民主党政権では無理」

 米国では憲法で銃所有の権利が認められ、推定約3億丁の銃が国内に出回る。東部コネティカット州で12年末に起きた銃乱射で、児童ら26人が射殺された事件の後、連邦議会で規制論議が一時的に盛り上がったが、NRAの巻き返しで議論は頓挫したままだ。

 世論調査でマーキー氏の支持率は約50%、ハー氏は約29%。マーキー氏は本選で勝利し、銃規制論議を活性化させたいところだ。

 だが、1981年のレーガン大統領暗殺未遂事件をテレビの生中継で見て衝撃を受けたという運転手、レック・グレイ氏(62)は指摘する。

 「銃規制反対派が多い共和党の政権ならば逆に、大事件を機に銃規制に踏み込める余地はあるが、(中間選挙で惨敗しかねない)今の民主党政権では無理だろう」(ボストン、黒沢潤 写真も)

2087チバQ:2014/09/05(金) 22:46:30
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2014090502000236.html

ファストフード 全米一斉スト 店員「時給8ドル家族養えない」














2014年9月5日 夕刊






4日、米ニューヨークで、賃上げを求めて行進するファストフード店の店員ら=北島忠輔撮影


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 【ニューヨーク=北島忠輔】マクドナルドなどファストフードの店員が賃上げを求めるストライキが四日、全米各地で一斉に行われた。主催した労働団体によると、ニューヨークやデトロイトなどで、歩道や店舗内に座り込んだ参加者ら約百人が逮捕された。


 ストは百都市以上で実施。ニューヨークのタイムズスクエア周辺では、午前七時ごろからマクドナルドやバーガーキングなどの店員らが時給十五ドル(約千五百七十円)への引き上げを求めてデモ行進した。


 ニューヨーク郊外のマクドナルドで働くダレン・ジョンソンさん(30)は「時給八ドルでは家族を養えない。会社はもうかってるのに不公平だ」と訴えた。


 ストは、オバマ大統領が「ファストフードの店員が家族に誇りをもたらすための国民的運動だ」と理解を示したのを受けて、労働団体が計画。マクドナルドは「これはストとは言えない。演出された宣伝行動だ」と声明を出した。


 現在、米国の連邦最低賃金は時給七ドル二十五セント(約七百六十円)。政府の試算では、最低賃金で働いて四人家族を養おうとしても、年収二万三千八百五十ドル(約二百四十八万円)の「貧困ライン」を割り込む。


 所得格差の縮小を掲げるオバマ氏は時給十ドル十セント(約千六十円)への引き上げを提案。共和党が反対しており、十一月の中間選挙でも争点になる可能性が出ている。

2088チバQ:2014/09/05(金) 23:48:12
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140905/amr14090509500002-n1.htm
地元警察にもメス 黒人射殺事件で米司法省 「住民と警察の間に根深い不信感」

2014.9.5 09:50

米ミズーリ州ファーガソンで起きた黒人青年射殺事件の捜査について会見するホルダー米司法長官=4日、ワシントン(ロイター)
米ミズーリ州ファーガソンで起きた黒人青年射殺事件の捜査について会見するホルダー米司法長官=4日、ワシントン(ロイター)


 米中西部ミズーリ州ファーガソンで白人警官が黒人青年を射殺し、暴動が起きた事件をめぐり、ホルダー司法長官は4日、住民と地元警察の間に「根深い不信感」があったと指摘、ファーガソン市警の日常的な活動に違法性がなかったか捜査を始めたと発表した。

 長官は記者会見で「警察が公正、公平に活動し(住民との)信頼関係を築く」必要性を強調。逮捕や捜索、銃の使用、被疑者の扱いなど警察の通常業務で、人種差別的な行為がなかったかどうかを包括的に調べる考えを示した。

 白人が大多数を占めるファーガソン市警の「人種の多様性の欠落」も問題視し、組織の抜本的な改革案を取りまとめる方針も表明した。(共同)

2089チバQ:2014/09/07(日) 20:10:13
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140906/amr14090608290003-n1.htm
年明けにも最終決断 次期大統領選挙へクリントン氏
2014.9.6 08:29
 【ワシントン=加納宏幸】2016年米大統領選で民主党の最有力候補とされるクリントン前国務長官は5日、自身の出馬について「おそらく元日が過ぎた頃に決める」と述べ、来年の初めに最終的に決断するとの考えを示した。AP通信が伝えた。

 訪問先のメキシコで開かれたイベントで、クリントン氏は上院議員、国務長官を務めたことを理由に、大統領選に挑戦する上で自らが「有利な位置」にあるとの認識を表明した。一方で、大統領として何を実現するかを検討中だとした。

 クリントン氏は、メキシコのペニャニエト大統領との会談でも大統領選出馬への意欲を問われ「考えていることは明らかだが、まだ決めていない」と答えた。

 米国での各種世論調査で、クリントン氏は次期大統領選への出馬が予想される他の人物を圧倒する人気を維持している。

2090名無しさん:2014/09/10(水) 21:51:04
 米中間選挙(11月4日投開票)の民主、共和両党の公認候補を決める予備選挙は9日、
マサチューセッツなど4州を最後に終了した。本選に向けた両党の候補者による選挙戦は
早くも激しさを増している。今後2年間の米国の針路を決める選挙の行方を展望する。(ワシントン支局)


 米政治専門サイト「リアル・クリア・ポリティクス」は上院(任期6年、定数100、改選36)選について、
現時点で非改選議席を合わせ共和党が46議席、民主党が45議席を固めたと予想している。

 これ以外にケンタッキー、アーカンソー、アイオワ州などの9議席が接戦となっており、
このうち共和党は6議席、民主党は3議席でやや優勢とされる。
これを加味すると、民主党48議席に対し、共和党は52議席となり、
過半数を獲得する勢いだ。「クック・ポリティカル・リポート」も、同様の予想をしている。

 共和党の現有議席は45(民主53)。過半数獲得には6議席の上積みが必要だが、
「ローゼンバーグ・ポリティカル・リポート」は、共和党が8〜5議席を増やすと予想。
過半数獲得の確率を約65%とする政治アナリストの分析もある。

 一方、全議席が改選される下院(任期2年、定数435)では、
各種調査機関が共和党の過半数維持と議席増を確実視している。

(以下略 全文はリンク先で)
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140910/amr14091021320014-n1.htm

2091チバQ:2014/09/11(木) 01:43:41
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140911/amr14091100340001-n1.htm
【米中間選挙】
大統領めざす候補も各地を応援遊説 クリントン氏も始動へ
2014.9.11 00:34
 中間選挙では、2016年の大統領選への出馬が取り沙汰される人物も、候補者応援に駆け回っている。候補者にとって知名度の高い人物の応援は追い風になるうえ、大統領候補を目指す側にも各地での自身の支持基盤作りにつながる利点があり、両者は一丸で選挙に臨んでいる。

 大統領選で、民主党の最有力候補とされるヒラリー・クリントン前国務長官は14日、アイオワ州での政治イベントに夫のビル・クリントン元大統領と出席、国務長官引退後は控えてきた政治活動を再始動させる。

 民主党はアイオワ州上院選で苦戦を強いられている。それだけにクリントン氏の地元入りには戦況の好転だけでなく、資金集めにも期待が高まる。また、同州は大統領選の予備選が最初に開かれる重要州だけに、クリントン氏のアイオワ入りは大統領選立候補に向けた布石ともみられている。

 一方、共和党では、立候補の可能性が高いとされるクリス・クリスティ・ニュージャージー州知事とジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事も動き出した。クリスティ氏は今月から各州を遊説し、ブッシュ氏もイリノイ州知事候補やケンタッキー州のマコネル上院院内総務の応援に駆けつける予定だ。

 共和党ではこのほか、茶会の支持を受けるテッド・クルーズ上院議員や、茶会系のランド・ポール上院議員もニューハンプシャー州などで遊説する。

 共和党の候補指名争いはクリスティ、ブッシュ両氏がリード。しかし、クリントン氏支持の47〜48%に対し、両氏の支持は41%にとどまっている。(小雲規生)

2092チバQ:2014/09/13(土) 07:53:27
http://mainichi.jp/select/news/20140912k0000m030039000c.html

オバマ大統領:イスラム国との戦い、中間選挙の追い風にも

毎日新聞 2014年09月11日 19時36分


 【ワシントン西田進一郎】オバマ米大統領がイスラム国との戦いを宣言した背景には、先月から始めたイラク空爆を支持する米国内世論の高まりや、約2カ月後の中間選挙を念頭に「追い風」にする狙いもあるとみられる。これまで大統領の慎重な外交姿勢は「弱腰」として野党・共和党の攻撃材料になっており、演説には議会との対立構図を避け批判をかわしたいという意図もにじんだ。

 「この脅威に立ち向かうために米国人は団結するということを世界に示すため、この取り組みへの議会の支援を歓迎する」。大統領は10日の演説で議会の支援を求めた。

 イスラム国への対応強化を求める声は米国人記者2人の殺害などを受けて拡大。米紙ワシントン・ポストなどが4〜7日に実施した世論調査では、イラク空爆支持は71%と、6月の45%から大幅に増えた。シリア空爆も65%が支持し、逆に大統領のこれまでの対応を「慎重過ぎる」とする回答が53%に上った。

 大統領の支持率は昨年秋、シリア化学兵器問題で空爆を実施しなかったことなどから急落。その後、最低水準で推移している。ロシアの強硬姿勢を崩せないウクライナ問題など、オバマ外交への信頼感低下が支持率下落の一因だった。

 2期目の残り2年の任期を左右する11月の中間選挙は民主党の苦戦が予想されている。下院に続いて上院も共和党が過半数を占めれば、レームダック(死に体)となるのは避けられない。この時期の発表について、政府高官は「いかなる政治的な動機によるものでもない」と強調したが、演説は世論を見ながらの決断で、批判の芽を摘む効果があるのは確かだ。

 共和党からも、包括的戦略を一定支持する声が上がっているが「イスラム国の脅威に対応するには十分ではない」(マッキーオン下院軍事委員長)など、さらなる対応が必要との意見が共和党には強い。「無策」というこれまでの批判が「不十分」という批判に変わるだけに終わる可能性もある。

2093チバQ:2014/09/16(火) 00:13:28
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140915/amr14091512030002-n1.htm
クリントン氏“始動” 08年以来のアイオワ入り
2014.9.15 12:03

14日、米アイオワ州インディアノーラで演説するクリントン前米国務長官(共同)
 米民主党のヒラリー・クリントン前国務長官(66)が14日、大統領選の重要州である中西部アイオワ州インディアノーラで演説した。クリントン氏の同州訪問は、大統領選予備選で敗れた2008年1月以来。11月の中間選挙の応援だが、16年次期大統領選への事実上の始動と受け止められている。

 第一声で「ハロー、アイオワ。戻ってきました」と語りかけ、歓声を浴びたクリントン氏。大統領選出馬について「考えているのは事実」と述べ、数千人の聴衆を総立ちにさせたが、きょうの目的は出馬表明ではないと説明すると、歓声がため息に変わった。

 しかし共和党を「行き詰まりの守護神」と批判するなど会場を沸かせ、イベントの終了後も支持者に握手をして回るなど、自身の選挙運動さながらとなった。

 大統領選の党候補指名争い初戦であるアイオワ州党員集会の結果は、各州の予備選に大きな影響を与える。(共同)

2094チバQ:2014/09/16(火) 00:18:31
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140913/amr14091323120004-n1.htm
【岐路に立つ米国】
外交が中間選挙の争点に 与党、女性層離反食い止めが課題
2014.9.13 23:12 (1/2ページ)
 【ワシントン=加納宏幸】イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」が米国人記者2人を斬首殺害したことで、「テロとの戦い」が11月の中間選挙の争点として急浮上してきた。オバマ米大統領はイスラム国の打倒を目指す包括的戦略を発表し、有志連合の形成を着実に進めているが、オバマ氏に好意的だった女性層の離反が顕著になっている。どう食い止めるかが与党民主党の課題だ。

 「米国の空軍力、同盟国の貢献、地上で戦う部隊への支援を組み合わせた容赦ない対テロ作戦が必要だ。空爆作戦を進めており、シリアにいるイスラム国に対する行動も準備している」

 オバマ氏は13日、週末恒例の国民向けビデオ演説でシリア空爆承認を含めた包括的戦略を説明した。17日にはフロリダ州タンパの米中央軍司令部を訪れ、空爆作戦の説明を受ける。

 10日に包括的戦略を発表して以来、オバマ氏が自らの「最高司令官」の責務を強調する場面が増えた。米メディアが「外交政策が中間選挙を控えて政治の舞台の中心に」(ウォールストリート・ジャーナル紙)などと伝えていることが影響しているとみられる。

 同紙が今月上旬に実施した世論調査によると、米国人記者の殺害映像が流されたことで政権の外交政策への女性層の支持は8月の43%から33%に激減した。

 ワシントン・ポスト紙も、米小売り大手から名付けられた「ウォルマート・ママ」と呼ばれる無党派層の女性が「オバマ離れ」をしていると伝えた。同紙が世論調査の回答者に追跡調査したところ、オバマ氏が8月、記者殺害の発表直後にゴルフをしたことに不安を感じたと答えたという。

 野党共和党はシリアでの空爆を基本的に支持しつつも、過去のオバマ氏の言動を追及して中間選挙の接戦区を制する構えだ。

2095チバQ:2014/09/21(日) 22:20:14
カナダもここでいいんでしたっけ?
http://www.afpbb.com/articles/-/3026502
コカイン吸引のトロント市長、がん発見で再選断念
2014年09月20日 13:00 発信地:オタワ/カナダ
【9月20日 AFP】カナダ・トロント(Toronto)市の市長を務めながら、喫煙タイプのコカイン「クラック」の使用が発覚し、世界中から悪評を買ったロブ・フォード(Rob Ford)氏(45)が、がんと闘うために化学療法を受けることになった。市長の主治医が17日、明らかにした。

 再選を目指していたフォード市長は1週間に及ぶ入院と検査の結果、がんが発見され、治療に専念するために市長選への出馬を取り止めることを発表した。

 フォード市長は薬物とアルコールの乱用の治療のため2か月間休職し、6月に復職したばかりだったが、先週になって腹痛で入院。検査の結果、悪性脂肪肉腫と診断された。主治医のゼーン・コーエン(Zane Cohen)氏が記者会見で語った。

 現在の腫瘍の大きさは12センチほど。今後数か月はトロントのマウントサイナイ病院(Mount Sinai Hospital)で化学治療を受け、腫瘍の縮小を目指す。その後再検査し、化学療法を続けるか、あるいは放射線治療や手術を行うかを決めるという。

 フォード市長はスキャンダル発覚後の昨年11月、市議会に市長権限の大半を剥奪され、その後も辞職を求められてきた。だが市長はこの夏を通じて「もう一度私にチャンスを」と題した運動を展開し、市長に対する市民の支持率も比較的高かった。

 フォード市長の市長選出馬撤回を受け、兄のダグ・フォード(Doug Ford)市議会議員が後を引き継ぎ、市長選への出馬を表明した。(c)AFP/Michel COMTE

2096チバQ:2014/09/27(土) 15:41:40
http://www.afpbb.com/articles/-/3027167
ホルダー米司法長官が辞意表明、後任めぐり与野党対立の恐れも
2014年09月26日 15:39 発信地:ワシントンD.C./米国

【9月26日 AFP】アフリカ系米国人初の司法長官として、同じアフリカ系のバラク・オバマ(Barack Obama)大統領を支えてきたエリック・ホルダー(Eric Holder)司法長官が25日、辞任する意向を表明した。

 ホルダー司法長官は、2009年の米オバマ政権発足時から残っている3人の閣僚の1人だった。米司法長官としては史上4番目に長い在任期間中、同性愛カップルの権利向上や、一定の薬物犯罪に対する刑期短縮など公民権分野で成果を上げた。支持者からは米公民権運動の勝利の象徴とみなされてきたが、共和党からは現実離れした理想主義者だと罵られてきた。

 ホワイトハウスで涙ながらに記者会見を行ったホルダー司法長官に対し、同席したオバマ大統領は「正義を体現する人物」だと惜しみない賛辞を贈り、公私ともに支えられたと謝意を示した。

 ホルダー氏は以前から、オバマ政権の任期満了まで司法長官を務めるつもりはないと表明しており、これまでにもオバマ氏が慰留しているとの情報があったため、今回の辞意表明は想定外ではない。ホルダー氏は後任が決まるまで職にとどまる意向だが、思惑が行き交うワシントンの政治情勢によっては退任までの期間が長期化する可能性もある。

 6週間後には、共和党が米上院で民主党の優勢を覆すことを目指している中間選挙が迫っており、オバマ大統領がホルダー氏の後任に誰を指名するにせよ、上院の承認を得る段階で共和党との激しい対立も予想される。(c)AFP/Stephen COLLINSON

2097チバQ:2014/09/28(日) 09:01:13
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140928/amr14092807000001-n1.htm
オバマ氏に外交政策で苦言 共和党大統領候補
2014.9.28 07:00 (1/4ページ)
17日、上院外交委員会でオバマ政権のイスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」への対応策について詰問するマルコ・ルビオ上院議員(右)。「内向き」になる米国に警鐘を鳴らすルビオ氏の提言は傾聴に値する=ワシントン(AP)
17日、上院外交委員会でオバマ政権のイスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」への対応策について詰問するマルコ・ルビオ上院議員(右)。「内向き」になる米国に警鐘を鳴らすルビオ氏の提言は傾聴に値する=ワシントン(AP)

 バラク・オバマ米大統領(53)が最初の大統領選への出馬を検討していることを明らかにしたのは2006年10月のことだ。08年大統領選の2年前、中間選挙の最中だった。16年の次期大統領選から逆算するとちょうどこの秋に当たる。出馬を検討している民主党の有力候補、ヒラリー・クリントン前国務長官(66)は年明けに最終決断すると表明した。11月の中間選挙後をにらみ、「ポスト・オバマ」たちの動きが活発化している。

バーバリ戦争の教訓

 共和党の有力な大統領候補の一人と目されるマルコ・ルビオ上院議員(43)も17日、ワシントンのホテルで安全保障をテーマに演説した。イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」に米国人2人が斬首殺害されたことからオバマ政権の外交・安保政策が争点になっている。ルビオ氏の演説の基調も「オバマ批判」だったが、米国が世界で果たすべき役割を明確にする建設的な提言だった。

 「米国はバーバリ戦争から重い教訓を得た。わが国が世界から孤立していないがゆえに、いかなる場所で発生する脅威にも備えておかなければならないということだ」

 ルビオ氏は1801〜05年、15年の2度にわたり米国が北アフリカで戦ったバーバリ戦争を、海軍力の不足が海賊による災厄を招いた例として挙げた。初代大統領ジョージ・ワシントン(1732〜99年)の「戦争に備えることは、平和を守る最も有効な手段の一つだ」との格言も引き、ルビオ氏は「だが、議会は同意しなかった。国内問題だけに焦点を合わせ、ワシントンの願いに反して海軍予算を削減してしまった」と指摘した。

 オバマ政権によるイラク、アフガニスタンの2つの戦争からの撤退戦略、国防費の削減などにより「内向き」になる米国に警鐘を鳴らしたのだ。

軍備拡充で中国を警戒

 保守系草の根運動ティーパーティー(茶会)が躍進した10年中間選挙で初当選したルビオ氏は、南部フロリダ州選出でキューバ移民の息子だ。12年大統領選でミット・ロムニー前マサチューセッツ州知事(67)とコンビを組む副大統領候補として取り沙汰され、大統領選の帰趨を決めるヒスパニック系の支持が見込めるとの目算から、13年2月にはオバマ氏の一般教書演説への反対演説にも抜擢された。上院では外交委員会東アジア太平洋小委員会で筆頭委員を務め、今年1月には訪日して安倍晋三首相(60)と会談した。ルビオ氏は17日の演説でも、アジアにおける安全保障を重視する姿勢を鮮明にした。

2098チバQ:2014/09/28(日) 09:01:40
 「敵は米国の戦力が後退していることに気付いている。特に中国は即応性や精強性に関する米国との格差を埋めようと全力疾走しており、われわれが優勢を維持するにはそれ以上に速く走らなければならない」

 具体的には、(1)空母11隻体制を12隻に増強し、太平洋に常時2隻を展開(2)中国を優位に立たせないよう毎年2隻のバージニア級原潜を建造(3)中露が第5世代戦闘機の開発を進めていることからF35戦闘機の製造計画を堅持(4)情報収集能力の向上−などを提案した。

深まる「二極化」

 米上院は18日の本会議で、シリアでイスラム国と戦う反体制派勢力を軍事支援するための予算案を可決した。

 共和党のランド・ポール(51)、テッド・クルーズ(43)、民主党のエリザベス・ウォーレン(65)といった、16年大統領選への出馬が取り沙汰される上院議員が反対する中、ルビオ氏は賛成した。

 「シリアで起きていることは米国の国益に関わると言い続けてきたが、わが党もホワイトハウスも多くの人が私の見解に同意しなかった」。ルビオ氏は議場での演説でこう語った。

 米国社会の「二極化」がいわれて久しい。共和党支持者はより保守的、民主党支持者はよりリベラルな価値観を重視しているといわれ、両党は差別化を図りやすい移民制度改革、医療保険制度改革(オバマケア)などの社会政策に焦点を当てがちになる。ルビオ氏も移民制度改革を推進しようとしたとして保守派の批判を浴びた。

 「外交政策は国内政策」。こう述べて国際情勢の安定が国益に直結すると説くルビオ氏。国防予算の拡充を求めるその主張が受け入れられるかは、米国がこれから内向きになるか否かを占う指標となるだけに、注目しておきたい。(ワシントン支局 加納宏幸)

2099チバQ:2014/09/29(月) 22:45:53
http://mainichi.jp/select/news/20140928k0000e030172000c.html
分断社会:広がる「分離」「独立」の動き、米中間選を前に
毎日新聞 2014年09月28日 13時56分(最終更新 09月28日 13時58分)


 米南部ジョージア州のフルトン郡は、南北100キロにのびた細長い郡だ。コカ・コーラ社やデルタ航空などが本社を置くアトランタを境に、北部は豊かで南部は貧しい。このフルトン郡が分裂の危機にひんしている。2005年から06年にかけ、裕福な北部3地区が次々と郡から分離し、新たな市を作って「独立」したからだ。

 舗装路は傷がなく、緑の芝生と植栽が道路脇を彩る。3階建ての大きな住宅が数十戸ずつ住宅街を形作り、幼児やペットを連れて散歩する人の姿が目立つ。06年に独立した最北端のミルトン市の平均世帯年収は郡の2倍近い11万2159ドル(約1220万円)。市の人口約3万2000人のうち白人が占める割合は約77%で、郡平均の約45%よりかなり高い。

 「多くの税金を郡に支払っても、ここでは使われない。税金と我々が受ける公共サービスの水準が一致しなかった」。市政管理者のクリストファー・ラガーブルームさん(39)が独立理由を説明した。

 警察官は周辺2市とあわせてわずか3人。事件があって駆け付けてもミルトンのことをよく知らない署員ばかりで、住民は業を煮やしていた。

 住民投票で85%が賛成して独立した今、警察や消防、公園や道路の整備などの公共サービスの質は高まった。ジョー・ロックウッド市長(50)は「インフラ整備も進み、警察官の数も5倍に増やした。住民はより良い生活のためにさらにお金を払っても良いと考えている」と胸を張る。

 市外から昨年引っ越してきた主婦のアヌ・ケールさん(32)は「治安と教育環境の良さが決め手だった。すごく満足している」とうなずいた。人口は10年から3年で推計9.8%増えた。

 一方、取り残された形の郡南部。ユニオンシティー郊外では、道路はデコボコで、放置された家、ゴミが目立つ。住人のマリアナ・アンダーソンさん(76)は「このあたりは道路状態が最近ひどくなっているし、治安の悪化も不安」と肩をすくめた。数日前に隣の空き家が不審火で全焼したという。

 郡の収入は3地区の独立前と比べて約6000万ドル(約65億円)も減少した。郡は数年前から財政危機に陥り、救急搬送システムへの補助金廃止、公立病院への補助金削減、郡立図書館の閉館日増加など、サービス低下を余儀なくされている。

 分離・独立の動きは州レベルでも起きている。コロラド州北西部の農村部の11郡は昨年11月、51番目の州を作ることの是非を問う住民投票を行った。反対多数が6郡、賛成多数は5郡。住民の不満の高さが浮き彫りとなった。

 背景には「地方の白人保守層」と「リベラルな都市住民層」の対立がある。農業地帯で共和党が強かった同州は、移民などで都市部の住民が増え、民主党が主導権を取るようになった。娯楽用の大麻合法化や銃所持規制の強化などリベラルな政策を打ち出す州政府に対する地方の不満が爆発したのだ。

 独立運動を引っ張る市民団体のジェフリー・ヘア代表(45)は「当面は地方自治体の権限をより多く認めるよう州政府を縛る法制定を目指す」と語る。カリフォルニア州やメリーランド州でもリベラルな州政府の施策に反発する保守派が主導する独立運動が起こっている。所得、政治思想、人種−−。米国で二極化が進んでいる。【米南部ジョージア州ミルトンで、西田進一郎】

 ◇

 11月4日の投票まで40日を切った米中間選挙。オバマ米大統領の支持率は低迷し、野党・共和党も批判の受け皿になりきれず、政治不信に拍車がかかる。停滞ムードが漂うなか、米国を揺さぶる課題は外交・内政で山積していく。米国が直面する問題の現場を追う。

2100チバQ:2014/10/02(木) 21:25:31
http://www.afpbb.com/articles/-/3027778
米大統領警護トップが辞任、相次ぐ警備上の失態で引責
2014年10月02日 07:56 発信地:ワシントンD.C./米国
【10月2日 AFP】米首都ワシントン(Washington D.C.)のホワイトハウス(White House)不法侵入事件など一連の警備上の過失で批判を受けていた米大統領警護隊(シークレットサービス、US Secret Service)のジュリア・ピアソン(Julia Pierson)長官が1日、辞任した。

 米国土安全保障省のジェイ・ジョンソン(Jeh Johnson)長官は声明で、「本日、大統領警護隊のジュリア・ピアソン長官が辞表を提出し、受理された」と発表。後任が決定するまで暫定的にジョゼフ・クランシー(Joseph Clancy)氏が長官代行を務めると表明した。

 ジョンソン長官はまた、ホワイトハウス侵入事件の捜査のため、独立委員会が任命されるとも発表した。

 9月19日に起きた同事件では、元米軍兵士のオマル・ゴンザレス(Omar Gonzalez)容疑者がホワイトハウス周囲の警備網を突破して本館内部に侵入し逮捕された。今月1日に出廷したゴンザレス容疑者は、武器を携帯し立ち入りが制限された建物または敷地に不法に侵入した罪を含む3つの訴因に対し、無罪を主張している。

 また9月30日の報道で、同月にジョージア(Georgia)州アトランタ(Atlanta)の米疾病対策センター(Centers for Disease Control and Prevention、CDC)本部を訪問中だったバラク・オバマ(Barack Obama)大統領が、武器を携帯した犯罪歴のある警備員とエレベーターに同乗していたことも判明。大統領警護における一連の失態に激怒した米国会議員らは、ピアソン長官を厳しく追求していた。(c)AFP

2101チバQ:2014/10/03(金) 21:31:29
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2014100300534
苦境の大統領、背水の陣=上院過半数割れに現実味−中間選挙まで1カ月・米
2日、米ワシントンの集会で演説するオバマ大統領(EPA=時事)
 【ワシントン時事】オバマ米大統領の残り2年間の任期を左右する11月4日の中間選挙まで、あと1カ月となった。「背水の陣」を敷く大統領は、政権の実績を訴える全国行脚を本格化。しかし、与党・民主党への逆風がやむ兆しはなく、下院に続き上院での過半数割れが現実味を増している。
 「米国はこの4年半の間に、欧州、日本、他の先進国の合計を上回る雇用を創出した。私の政権の決定がもたらした結果だ」。大統領は2日、イリノイ州の大学で演説し、2008年の「リーマン・ショック」直後にホワイトハウス入りし、米経済を立て直したとアピールした。
 一方、大統領は「共和党は中間層を助ける経済政策に反対し、賛成したのは富裕層の大規模減税だけだ」と酷評。「選択(すべき政党)は明らかだ」と、民主党への支持を訴えた。大統領は選挙本番まで、同様の演説を各地で行いたい考えだ。(2014/10/03-14:40)

2102チバQ:2014/10/04(土) 09:08:37
http://mainichi.jp/select/news/20141004k0000m030096000c.html
米中間選挙:投票まで1カ月 共和が上院過半数奪還なるか
毎日新聞 2014年10月03日 21時43分

 【ワシントン西田進一郎】オバマ米大統領の残り任期2年の浮沈を左右する中間選挙(11月4日)まで1カ月となった。大統領は2009年の就任時に落ち込んでいた経済の回復・成長をアピールし、野党・共和党が格差是正策を阻んでいると批判する。しかし、掲げる「成果」の評価は分かれ、支持率は低迷。与党・民主党は苦戦しており、共和党が下院の過半数を維持すると同時に、上院の過半数を奪還するかどうかが焦点になっている。


 「この秋の投票用紙に私の名前はないが、間違わないでほしい。これらの(私の経済)政策が投票用紙に込められている」

 大統領は2日、地元の中西部イリノイ州で約1時間の演説を行い、中間選挙は自身の経済政策への信任投票だと訴えた。大統領は、失業率改善▽新規雇用の大幅創出▽製造業や株式市場の好調▽医療保険改革(オバマケア)−−などを「成果」として誇る。しかし、共和党は、政府支出や規制の増加で経済成長を阻害してきたと大統領を批判。世論も真っ二つに割れている。

 06年中間選挙はイラク戦争、金融危機直後の10年は経済・雇用、オバマケアという明確な争点があったが、今回は「選挙を貫く一つの争点がない」(米公共放送サービス)。イスラム教スンニ派過激派組織「イスラム国」への対処も、大統領がイラクとシリア両国への空爆に踏み切ったことで、共和党の「弱腰」批判も大きくならず、国民の関心はオバマケアや移民問題に分散している。

 大統領の支持率は低迷しており、ウォール・ストリート・ジャーナル紙などの9月の調査では、前月に続き過去最低の40%。与党が大敗した1994年当時のクリントン大統領、06年当時のブッシュ大統領の同時期の支持率を下回る。

 大統領への不満を背景に、共和党は優位に選挙戦を進めており、既に過半数を握る下院で議席を増やすと共に、上院(定数100)過半数の奪還を目指す。

 焦点となる上院の改選対象は、補欠選3議席を含む計36議席だ。内訳は民主党21議席、共和党15議席で、共和党は6議席を上積みすれば過半数に達する。

 選挙分析機関クック・ポリティカル・リポート(9月29日付)によると、36議席のうち民主党は11議席、共和党は15議席を確保する見通しで、接戦は10議席。複数のメディアは、うち4州は共和党が、2州は民主党がやや優勢と伝える。残るカンザス▽コロラド▽アイオワ▽アラスカ−−4州で、共和党が2州以上で勝てば8年ぶりの過半数奪取となる。

2103チバQ:2014/10/04(土) 09:18:56
http://www.sankei.com/world/news/141003/wor1410030040-n1.html
2014.10.3 18:54

米中間選挙まで一カ月 上院のカギ握る接戦州と無党派層 全般情勢

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2日、米イリノイ州エバンストンの大学で演説後、手を振るオバマ大統領(UPI=共同)
 2016年の米大統領選挙を占う中間選挙(11月4日投票)まで1カ月。オバマ政権への審判が、いよいよ下される。共和党が過半数奪還を目指す上院の帰趨(きすう)は、5〜9州の接戦州の結果にかかっている。

(ワシントン支局)



 選挙の予測分析で定評のある「ローゼンバーグ・ポリティカル・リポート」はアラスカ、ノースカロライナ、コロラド、アイオワ、カンザスの5州を上院の接戦州に位置づけている。

 上院(任期6年、定数100)の改選議席は36。同リポートによると、現時点で共和党が非改選議席と合わせ、49議席を確保する勢いだ。このため接戦州のうち2州で勝利すれば、過半数(51議席)を確保すると予測している。

 政治専門サイト「リアル・クリア・ポリティクス」は、この5州にルイジアナ、アーカンソー、ジョージア、ミシガン各州を加えた9州を接戦州としている。同サイトによれば、非改選を合わせ共和党は46議席、民主党は45議席に届いており、過半数を確保するためには9州のうち5州で勝利する必要がある。共和党は6州で優勢としているが、勝敗がどちらに転ぶか微妙な「トスアップ」と呼ばれる状況にある。

 「クック・ポリティカル・リポート」によると、有権者の党派別構成比は共和党支持者25%、民主党支持者31%に対し、無党派層は42%を占めている。

 2004年に31%だった無党派層はその後、増加の一途をたどっており、オバマ氏が大統領に就任した09年(37%)からは5ポイント伸びた。議会で先鋭化する民主、共和両党の対立への嫌悪感が背景にあるとみられる。無党派層のうち44%が共和党、38%が民主党に投票すると回答している。

 一方、「ピュー・リサーチ・センター」の調査では、ここにきて「テロ」が主要な争点として有権者の間に急浮上している。

 イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」とのテロ戦を反映したもので、共和党支持者の87%、民主党支持者の67%が、投票する際の「非常に重要」な判断材料だとしている。拡大する一方の戦局は、残る1カ月間の選挙戦における流動的要因となっている。

 こうした世論も意識し、オバマ大統領はイスラム国への対応に追われる合間を縫い、接戦州のノースカロライナ州などを遊説し、1日にはイリノイ州入りした。世論は大統領の「指導力の低下」に批判的な目を向けてきた。このため遊説では「危機のときにあって、立ち上がる国は米国以外にはない。世界は米国の指導力を求めている」と、自身と米国の指導力をしきりにアピールしている。

(青木伸行)



 上院選で米メディアが最も注目するのが、ノースカロライナ州での民主党現職ケイ・ヘイガン氏と、州下院議長を務める共和党のトム・ティリス氏の戦いだ。5月の共和党予備選で保守系草の根運動「ティーパーティー(茶会)」系を破って本選に進んだティリス氏が、ヘイガン氏を僅差で追う展開となっている。

 ティリス陣営は、オバマ大統領が今年初め、イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」を「二軍チーム」に例えてその脅威を軽視していた発言を紹介し、ヘイガン氏もイスラム国の脅威に沈黙していると批判するCMを今週公開した。

 大統領選で両党の党員集会が全米で最初に行われる重要州のアイオワ州では、引退する民主党現職の議席をめぐり、同党下院議員と共和党の州上院議員による新人同士の争い。オバマ政権の医療保険制度改革や最低賃金引き上げ、環境規制強化が争点で、共和党がやや優位とみられる。

 過半数を目指す共和党にとり現有議席は落とせないが、カンザス州で波乱が起きている。伝統的に共和党への支持が強い「レッド・ステート」の一つだが、無所属のグレッグ・オーマン氏が4選を目指す共和党のパット・ロバーツ上院議員をリード。選挙戦は当初、両氏と民主党候補の三つどもえだったが、9月に民主党候補が撤退した結果、オーマン氏が反ロバーツ票を糾合する形になっている。

 オーマン氏は超党派の立場から、ロバーツ氏が米議会での共和、民主両党の党派対立に加担してきたと批判。米政界の機能不全への不信感を強める有権者の支持を集めている。

 各党から複数の候補者が立候補できるルイジアナ州、リバタリアン党も出馬するジョージア州では半数以上を得票できる候補者がなく、それぞれ12月と来年1月の決選投票に持ち込まれる可能性がある。

(加納宏幸、小雲規生)

2104チバQ:2014/10/05(日) 23:20:34
http://www.sankei.com/world/news/141005/wor1410050011-n1.html
2014.10.5 11:33
【岐路に立つ米国】
中間選挙 民主、投票率低下に危機感 「オバマ司令官」の資質争点 海野素央・明治大学教授

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海野素央・明治大学教授
 米中間選挙(11月4日投開票)まで1カ月。オバマ大統領が誕生した2008年大統領選と、その後の国政選挙で南部バージニア州の民主党陣営に加わり、戸別訪問を通じて米有権者の政治意識を実地調査している海野素央・明治大学政治経済学部教授に、今回の選挙の展望を聞いた。(黒瀬悦成)

                  ◇

 −−苦戦の民主党はどう選挙を戦っているのか

 「民主党は投票率の低下に強い危機感を抱いている。中間選挙は通常、大統領選より投票率が下がる。特に(政治意識の薄い)若者、(生活に忙しい)中南米系や黒人の投票率が低くなる。近年の民主党は、これら『異文化連合軍』を結集して勝ってきたので、彼らの票を逃せば致命的だ」

 「9月の中旬から下旬にかけ、バージニア州北部で民主党のコノリー下院議員(第11選挙区)などの陣営に入り156軒を戸別訪問した。ターゲットとしていたのは『12年の大統領選でオバマ氏に投票したが、10年の中間選挙で投票しなかった人』で、やはり若者や人種的少数派が多かった」

 「10年の中間選挙で民主党は、共和党や茶会の票まで取り込もうとする“攻め”の選挙を展開したが、今回は支持基盤を固める“守り”の選挙に徹している」

 −−下院に加え上院も共和党が奪還するかが焦点だ

 「接戦州の南部ノースカロライナ州をどちらが取るかが勝負の分かれ目となる。民主党が上院も落とせば、オバマ氏は大統領令を振りかざして政策を進めることになるが、民主党が上院で勝ったとしても、議会が機能不全になっている現状に変わりはないだろう」

 −−「イスラム国」の脅威は選挙に影響するのか

 「今回の選挙の隠れた争点は『オバマ氏の全軍最高司令官としての資質』だ。米主要紙の世論調査でも、米軍のイラク空爆を機に、有権者は経済の次にテロを争点として重要視している」

 「オバマ氏の演説の内容も変わった。米国のリーダーシップをここまで強く訴えたことはなかったのではないか。オバマ氏は、イスラム国に米権益へのテロを許せば、『医療保険制度改革』『イラクとアフガニスタンでの戦争終結』といった政権のレガシー(実績)が吹き飛んでしまうことを意識しているのは確実だ」

2105チバQ:2014/10/06(月) 00:03:43
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141004-35054700-cnn-int
ブッシュ氏、弟に大統領選出馬促す 「偉大な指導者」の資質
CNN.co.jp 10月4日(土)16時26分配信

ワシントン(CNN) 米国のジョージ・W・ブッシュ元大統領(共和党)は4日までに、弟であるジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事に2016年の次期大統領選への出馬を促していることを明らかにした。

米フォックステレビとの会見で明かしたもので、この問題について話し合ったことがあり出馬を励ましたが、ジェブ氏は「まだ決心がつかない」と答えたという。

しかし、元大統領は「彼は大統領になりたがっている」とし、その職務遂行の在り方などを十分理解しており、「偉大な大統領になるだろう」とも主張。ブッシュ家では父親のジョージ・H・W・ブッシュ氏も大統領を務めており、ジェブ氏は大統領のあるべき姿を承知しているとも語った。

ジョージ・W・ブッシュ氏は今年5月、CNNと会見した際、弟の立候補への期待を表明していたが、ジェブ氏の考えは把握していないとも明かしていた。

一方、ジョージ・H・W・ブッシュ元大統領の妻バーバラさんは今年1月、ジェブ氏が出馬しないことを願うとの考えを示していた。また、2013年4月の米NBCテレビとの会見では、ブッシュ家出身の大統領は「もうたくさん」との思いも吐露していた。

次期大統領選では、民主党の有力候補としてクリントン元国務長官が浮上。共和党では「本命」がいない混戦模様となっている。

2106チバQ:2014/10/07(火) 23:12:11
http://www.sankei.com/world/news/141007/wor1410070009-n1.html
2014.10.7 06:07

米で同性婚“合法化”ますます拡大 米連邦裁、ユタなど5州の上告を棄却

 【ワシントン=加納宏幸】米国で同性婚を禁止した州法の合憲性が問われている裁判で、米連邦最高裁は6日、ユタ、バージニアなど5州の州政府の上告を棄却した。これにより同性婚が認められる州は24州とコロンビア特別区(首都ワシントン)に拡大する。

 AP通信によると、判断が保留されているコロラド、カンザスなど6州でも認められる可能性が高いという。

 連邦最高裁は昨年6月、結婚を男女間に限定する連邦政府の「結婚防衛法」に違憲判決を下していた。連邦最高裁はユタ州など5州から出されていた下級審の違憲判決に対する上告について検討する方針を示していた。判断の理由は明らかになっていない。

 同性婚をめぐっては、法の下の平等を定めた憲法の規定が争点となっている。ユタ州などでは下級審で同性婚禁止が違憲とされた。

2107チバQ:2014/10/10(金) 22:00:58
http://www.sankei.com/world/news/141010/wor1410100049-n1.html
2014.10.10 17:51

オバマ氏、寂しい選挙戦 低支持率でお荷物に






9日、カリフォルニア州へ向かうためホワイトハウスを出るオバマ大統領(ロイター)
 米中間選挙まで3週間余りとなっても、オバマ大統領の動きが鈍い。民主党候補にとって大統領の応援は選挙運動の切り札になるはずだが、支持率の低迷で接戦州からお呼びがかからない状態。厳しい選挙を戦う候補には、かつて弁舌で国民を熱狂させた大統領がお荷物となっている。

 大統領は中間選挙絡みのイベントで7日にニューヨークを日帰りで訪れ、9日からは西部カリフォルニア州へ。日程上は東奔西走している。

 ただ内実は資金集めパーティーや、経済の回復を国民向けに説く演説ばかり。行き先に注目の選挙区は含まれず、民主党候補のてこ入れで接戦州に乗り込む場面がない。

 政治専門サイト「リアル・クリア・ポリティクス」によると、大統領の支持率は現在42・5%。不支持はこれを10ポイント超上回る52・8%だ。(共同)

2108チバQ:2014/10/10(金) 22:14:06
http://mainichi.jp/feature/news/20141010k0000e030169000c.html
米大統領選:民主党ウェッブ氏「経歴に自信」予備選に意欲
毎日新聞 2014年10月10日 10時17分(最終更新 10月10日 15時08分)

シンポジウムで講演するジム・ウェッブ前米上院議員=東京都港区のANAインターコンチネンタルホテルで2014年10月9日午前10時44分、大前仁撮影
シンポジウムで講演するジム・ウェッブ前米上院議員=東京都港区のANAインターコンチネンタルホテルで2014年10月9日午前10時44分、大前仁撮影

 2016年の米大統領選への出馬意欲を示す民主党のジム・ウェッブ前上院議員(68)は9日、東京都内で毎日新聞のインタビューに応じ、「自分の経歴に自信を持っている。国民と対話しながら(出馬の)状況を見極める」と述べた。同党の候補者指名争いでは、ヒラリー・クリントン前国務長官(66)が6割超の支持を集めているが、ウェッブ氏は対抗馬の一人とみられている。

 近年の米国では民主、共和両党の間で価値観の相違が顕著になっている。ウェッブ氏は「両党の支持基盤が急進的な方向に行ってしまったが、国民の大半は中道にいると思う。中道の人々は政党ではなく、(急進的な意見に左右されない)指導者を求めている」と明言。レーガン共和党政権時に海軍長官(1987〜88年)を務め、民主党の上院議員(2007〜13年)だった経歴を踏まえ、超党派の支持を集める自信をのぞかせた。

 ウェッブ氏は知日派の一人で、ベトナム戦争に従軍し、上院時代には東アジア太平洋小委員長を務めた。日米同盟について「存在しなければ、アジア太平洋地域はもっと危険な状況に置かれている。この地域で最も重要な同盟」と評価した。「日本国民が決めていくこと」と前置きしながら、集団的自衛権の行使を認めた日本の閣議決定を支持する考えも示した。【大前仁】

2109チバQ:2014/10/13(月) 15:13:16
http://mainichi.jp/select/news/20141013k0000e030140000c.html
米国:中間選挙、標的はオバマケア
毎日新聞 2014年10月13日 11時10分(最終更新 10月13日 11時21分)

オバマケア批判をする共和党候補の選挙集会=米南部バージニア州ビーバーダムの農場で2014年9月27日、及川正也撮影

 「保険料は今までの3分の1。5ドル(約540円)の自己負担で診察を受けられる。とてもいい保険だ」。米中西部インディアナ州在住の主婦バーバラ・グロドジキさん(63)は昨年初めに退職し、医療保険を失った。パートタイムの仕事を掛け持ちしたが、保険を提供してくれる企業はなく、月550ドル(約6万円)の保険料を捻出できず途方に暮れていた。

 しかし、オバマ大統領が主導し今年1月に導入された医療保険改革(通称オバマケア)で新たな保険に加入できた。低収入者には補助が出る。グロドジキさんは「感謝している。正規雇用が少ない今の米国にとって解決策だ」と言う。

 国民に医療保険加入を義務づけるオバマケアは約5000万人の無保険者を救済するのが目的だ。ただし、収入の少ない人には助けになるが、収入が比較的高い中間層や保険料を分担する企業にはしわ寄せが及ぶ。

 全米展開する有名レストランチェーンで働く中西部オハイオ州の女性(26)は「実際にはフルタイムで働いているのに、パート扱いされている」と訴える。正社員向けの保険料割引はされず、保険には入っていない。

 オバマケアでは、週労働時間30時間以上の正社員50人超を雇用する企業は、保険を提供しないと罰金が科せられる。企業側の反発で適用は1〜2年延期されているが、コスト増を恐れる企業側は抜け道を探り始めている。

 フィラデルフィア連銀が公表した企業調査によると、オバマケアの影響で18%の企業が社員を削減し、同じく18%が保険提供の義務がないパートを増やした。中小企業団体の全米独立企業連盟は「より多くの企業が従業員への医療保険の提供を中止せざるを得なくなる」と言う。

 「共和党と民主党とでは政策が180度違う。私はオバマケア廃止法案に賛成する」

 9月27日、首都ワシントンに隣接するバージニア州ビーバーダムの大農場で開かれた共和党の選挙集会。下院選に立候補したデビッド・ブラット候補(50)が訴えると、約600人の聴衆から歓声が上がった。

 地方の私大で経済学を教える無名の新人ブラット氏は6月の共和党予備選で、下院ナンバー2で大統領候補の呼び声もあった現職のエリック・カンター院内総務を破り、知名度が一気に高まった。

 共和党は2010年3月の法成立後もオバマケア撤廃に固執してきた。連邦最高裁が12年6月に合憲判断した後もあきらめず、13年10月には与野党の攻防が激化し17年ぶりの政府機関一部閉鎖に至り、政界は大混乱に陥った。保険を自助努力の報酬ととらえ、保険の選択は市場原理に基づく個人の自由と主張する共和党にとって、オバマケアは富の再配分による「ただ乗り」で、経済成長を阻害する「社会主義的政策」と映る。一方、民主党リベラル派にとっては、オバマケアはオバマ政権最大の「遺産」だ。

 米国社会の断層を浮き立たせるオバマケア。9月時点で、米国民の各種世論調査の平均値は不支持が51%と支持の39%を上回る。ブルッキングス研究所によると、中間選挙で候補者が最も多く取り上げる最大の争点となっており、共和党が民主党を批判する際の「最大の攻撃材料」となっている。【米南部バージニア州ビーバーダムで及川正也、写真も】

2110チバQ:2014/10/13(月) 23:28:06
http://www.yomiuri.co.jp/world/20141012-OYT1T50048.html
米中間選挙、勝敗左右する「ミレニアル世代」
2014年10月13日 18時26分

9日、米カリフォルニア州サンタモニカで、対話集会を開いたオバマ大統領(左)=AFP時事

 【ワシントン=白川義和】11月4日の米中間選挙を前に、1980年代から2000年代初頭に生まれた「ミレニアル世代」の支持をつかもうと、オバマ政権も野党共和党も躍起になっている。

 フェイスブックやツイッターなどソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)を通じた選挙運動の効果が期待でき、若年層の投票率が上昇すれば、選挙結果にも影響を与えるからだ。

 オバマ大統領は9日、若者との対話集会をカリフォルニア州サンタモニカで開き、2000年以降に社会進出したミレニアル世代が「最も教育水準が高く、最も多様でデジタル技術に一番習熟している」とたたえた。「この世代のDNAには企業家精神がある」と語り、オバマ政権が大学学費ローンの助成や安価な医療保険の導入で若者の成功を支援しているとアピールした。

2111チバQ:2014/10/13(月) 23:52:07
http://www.sankei.com/world/news/141013/wor1410130001-n1.html
2014.10.13 17:00
【アメリカを読む】
「六年目の浮気」オバマ大統領は打破できるか? 例外はクリントン氏のみ





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インディアナ州プリンストンの鋼材加工会社で演説し、自身の経済政策の成果を強調するバラク・オバマ大統領。11月4日投開票の中間選挙は、与党民主党劣勢のまま終盤戦に突入している=3日(AP)
 米国の政界には「六年目の浮気」という言葉がある。地下鉄の通気口から吹き上げる風でマリリン・モンローのスカートがまくれるシーンで知られる映画「七年目の浮気」(1955年)をもじった造語らしく、大統領任期6年目の中間選挙で有権者が野党になびく現象を指す。シリアでイスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」への空爆に踏み切った民主党のバラク・オバマ大統領(53)は、このジンクスによる民主党の損失を最小限に食い止められるだろうか。

例外はクリントン氏のみ

 第二次大戦後の大統領で「六年目の浮気」を逃れられたのは民主党のビル・クリントン元大統領(68)だけだ。

 共和党はクリントン氏自身のホワイトハウス元実習生、モニカ・ルインスキーさん(41)との「浮気」を追及することで1998年の選挙戦を有利に進めようとしたが、好調な景気は民主党を後押しした。共和党が不倫疑惑を理由に大統領弾劾を求めて行った過度のネガティブ・キャンペーンも嫌気されたとみられ、民主党は下院で5議席増、上院で現有議席維持という勝利をおさめた。

 大統領の個人的な「過去」よりも、有権者は経済的な繁栄という「未来」に目を向けたといえるだろう。

 だが、6年目の中間選挙で大統領が信認を得るのは容易なことではない。大統領の任期が2期8年に限定されている米国では、任期2年余りを残す時期に行われる中間選挙は過去6年間近くの実績を前向きに評価するよりも、最後にお灸を据える場になる傾向があるからだ。

 今年11月4日の中間選挙で、共和党がオバマ氏の「過去」に焦点を当てようとするのは自然なことだ。

「イスラム国は二軍」

 オバマ氏は今年1月、米誌ニューヨーカーのインタビューで、イスラム国をプロバスケットボールNBAの二軍チームにたとえた。

 「二軍チームがレイカーズのユニホームを着ていたとしても、彼らはコービー・ブライアントにはなれない。米本土へのテロをたくらむウサマ・ビンラーディン(2011年に殺害)のネットワークと、地域で権力闘争を繰り広げる聖戦主義者との能力には差があると思う」

 最高指導者のビンラーディン容疑者によって率いられていた国際テロ組織・アルカーイダが米国にとっての直接の脅威であるのと異なり、シリアからイラクに勢力を拡大するイスラム国の動きは地域での宗派対立の一環である−。オバマ氏がこう見ていたのは明らかだ。

2112チバQ:2014/10/13(月) 23:53:42
 9月28日に放映された米CBSテレビのインタビューで、オバマ氏は「クラッパー国家情報長官は情報機関がシリアで起きていることを過小評価したと認めている。確かにその通りだ」と述べ、イスラム国の脅威を侮っていたと認めた。

 オバマ政権の「過去」に、共和党はさっそく飛びついた。

高いシリア空爆への支持

 「テロを打ち破る意志のある指導者が必要とされている。その脅威を『二軍』などといって軽く扱うことをせず、自ら責任を負い、決して情報機関のせいにすることのない指導者を」

 共和党の選挙戦略を担う党全国委員会のラインス・プリーバス委員長(42)は2日、ジョージ・ワシントン大学での討論会でこう述べた。「二軍」発言を取り上げて民主党候補を攻撃するCMを流し始めた共和党候補も出てきた。

 もっとも、こうした戦略が奏功するほど、ことは単純ではないだろう。2日に発表されたワシントン・ポスト紙とABCテレビの世論調査によると、オバマ氏によるイスラム国への対処方針を支持したのは8月の42%から50%へと上昇。共和党支持層では30%にとどまったものの、80%がシリア空爆を支持し、民主党支持層の74%を上回った。

 中間選挙は、共和党が引き続き下院で過半数を握ることが確実だ。焦点は上院で過半数を持つ民主党がこの状態を維持できるかどうかに絞られている。

 雇用統計の改善などで景気の先行きに期待が高まる中、オバマ氏は「経済」に焦点を当てている。最低賃金の引き上げやインフラ整備に取り組むと強調し、これを停滞させているとして共和党を非難している。

 共和党にとっては、こうしたオバマ氏の批判に反論し、共和党政権という「未来」に希望を持たせるメッセージを発することができるかが課題となる。(ワシントン支局 加納宏幸)

2113チバQ:2014/10/14(火) 21:08:41
http://www.sankei.com/world/news/141014/wor1410140023-n1.html
2014.10.14 19:59

米大使人事、党派対立で空転、47人が承認待ち オバマ大統領の大口献金者指名 “資質”に疑問も

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 【ワシントン=加納宏幸】党派対立のあおりを受け、米国の大使人事が宙に浮いている。オバマ大統領が大使に指名しながら、上院で審議が進まず、承認を得られていない候補者は47人に上る。イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」への空爆に参加するアラブ首長国連邦(UAE)やバーレーン、戦闘部隊の撤退が目前に迫るアフガニスタン、新たな関係の構築を模索するインドなど、重要性を増す国々の大使が軒並み承認待ちの状態だ。

 高官人事を承認する権限を持つ上院では、与党の民主党が過半数を占めるが、共和党が承認手続きを遅らせている。昨年11月、民主党主導で人事承認に必要な賛成票を従来の60票以上から51票以上に引き下げる規則改正案を可決したことが、かえって党派対立の火に油を注ぐ格好となった。

 上院は9月に韓国、フランスなどの大使人事を承認した。残る47人のうち37人が公聴会を終えているが、具体的な手続きは11月4日の中間選挙後となる。

 米国務省は「高位の代表者である大使を派遣することは極めて重要であり、上院は(承認手続きを)前進させてほしい」(ハーフ副報道官)と促している。

 ただ、オバマ大統領への大口献金の論功行賞として政治任命された大使候補が「資質」を問題視されているのも事実だ。ノルウェー、アイスランド、アルゼンチンの大使候補は公聴会で、赴任予定国を訪れたことがないと明かし、いまだに承認を得られていない。

2114チバQ:2014/10/15(水) 21:45:00
http://www.sankei.com/life/news/141014/lif1410140024-n1.html
【岐路に立つ米国】
共和党が掲げる「2つの恐怖」…イスラム国&エボラ出血熱 中間選挙の争点化





(1/2ページ)【過激組織「イスラム国」】
 【ワシントン=加納宏幸】米中間選挙まで約3週間となり、上院の過半数を目指す野党共和党は「2つの恐怖」を争点に掲げ始めた。イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」の脅威と、エボラ出血熱の感染問題だ。感染問題では、オバマ大統領や与党民主党の対応の遅れを批判している。

 「エボラ出血熱を軽視し、大した問題ではないように行動してきたのは間違いだった。(感染が)制御不能になる可能性がある」

 次期大統領選で共和党の候補の一人とされるランド・ポール上院議員(非改選)は最近、保守系ラジオ番組でこう語った。エボラ出血熱対策を強化するため西アフリカに派遣する3千人規模(最大4千人)の米軍に関しても、帰国の際に艦内で感染が拡大する事態への懸念を表明し、政権の判断に疑問を呈した。

 テキサス州の病院でリベリア人男性がエボラ出血熱で死亡したことを受け、共和党の中には、不法移民問題と西アフリカからのエボラ出血熱の感染を結びつけて論じる候補者まで出てきている。

 接戦州の共和党上院議員候補はこのところ、米情報機関がイスラム国の脅威を過小評価していたと認めたオバマ氏の発言をテレビCMで取り上げている。リベリア人男性の治療に関わった看護師の女性が感染したことが確認されたことで、エボラ出血熱もオバマ政権の「見通しの甘さ」の追及材料となりそうだ。

 米世論調査会社ギャラップが13日発表した調査によると、有権者が中間選挙で重視する課題は経済、雇用に続き「連邦政府の機能の仕方」「イスラム国」が上位を占めた。いずれも共和党に有利に働く課題との結果が出ている。共和党はオバマ政権の機能不全を示す格好の例として、イスラム国やエボラ出血熱をとらえている。

 ただ、共和党にも“弱み”はある。連邦政府の歳出削減を進めてきたため、これがアキレス腱(けん)になる可能性もあるからだ。

 エボラ出血熱のワクチン開発を進めてきた米国立衛生研究所(NIH)のコリンズ所長は10日、米ネットニュースのハフィントン・ポストに「ここ10年の研究支援の減少がなければワクチンの臨床試験が終わり、準備が完了していたかもしれない」と語った。民主党系団体は関連予算を抑制してきたとして、共和党を非難するCMを発表した。

2115チバQ:2014/10/17(金) 07:49:59
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2014101702000122.html
エボラ熱 米中間選挙の争点に 政権の対応、共和が批判

2014年10月17日 朝刊


 【ワシントン=斉場保伸】エボラ出血熱患者の治療に当たっていた二人目の女性医療従事者への感染の疑いが発覚したことでオバマ政権の対応が遅れているとの見方が強まり、一気に政治問題化してきた。十一月に中間選挙を控えた米国では選挙戦でエボラ熱をめぐる与野党の議論が熱を帯びており、「最大の争点となった」との見方も出ている。
 ロイター通信によると、野党共和党のリーダー、ベイナー下院議長は十五日、「オバマ大統領は、エボラ熱が流行している国からの渡航禁止を絶対に検討すべきだ」と強調。後手後手に回っているとされるオバマ政権の対応ぶりに批判の焦点を定めた。
 十四日に米紙ワシントン・ポストとABCテレビが実施した世論調査では、回答者の65%が米国内での流行拡大を懸念。さらに、64%が政府はもっとすべきことがあると不満を訴えており、ベイナー氏はこの世論に乗った格好だ。世論調査では、オバマ氏の対応を「支持する」と答えたのが41%なのに対し、「支持しない」が43%で上回っており、オバマ氏にとっては厳しい情勢だ。
 十五日、オバマ氏は予定されたニュージャージー州などでの選挙応援日程を延期し、英独仏など欧州四カ国首脳とのビデオ会議と、緊急閣僚会合を相次いで開催。危機感を表明しつつも、「米国内での流行を阻止できる」と強調して国民に冷静に行動するよう促した。
 しかし、オバマ政権は共和党の求める渡航禁止措置について、「渡航を完全に禁止すると、人員や機器の迅速な流れを妨げる」(アーネスト報道官)として現時点では検討していない。米政治専門紙ヒルによると、与党民主党は「公衆衛生関連予算の削減を(下院で多数を占める)共和党が進めたことに責任がある」と反論を展開している。
 四年に一度、十一月に行われる米大統領選挙では十月に突然発生し、選挙結果を決定付けるような出来事を「オクトーバー・サプライズ(十月の驚き)」と呼ぶ。今回は中間選挙だが、米メディアは共和党優位の予想が多く、「エボラ熱は二〇一四年のオクトーバー・サプライズ」(ヒル紙)との見方が出始めている。

2116チバQ:2014/10/17(金) 07:50:19
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2014101702000120.html
見えぬ敵 募る不安 「感染」相次ぐダラス

2014年10月17日 朝刊


15日、エボラ出血熱の感染が疑われる医療従事者が相次いで確認された米テキサス州ダラスの病院=北島忠輔撮影
写真
 【ダラス(米テキサス州)=北島忠輔】エボラ出血熱に感染して死亡したリベリア人男性の治療に携わった米テキサス州ダラスの病院関係者から、感染が疑われるケースが相次いだ。男性の死亡から十五日で一週間。国や州の保健当局はエボラ熱対策に懸命だが、地元住民の間では、見えない敵を相手にする不安が徐々に広がる一方で、過剰反応をいぶかる声もあった。
 感染の現場となっているのはダラス中心部から北に約四十キロにあるテキサス・ヘルス・プレスビテリアン病院。広大な敷地に病棟が立ち並ぶ総合病院だ。
 外来の診療を終えた女性は「院内は落ち着いた様子だったが、複数のスタッフが感染したと聞いて、どこまで広がるのか底知れない感じで少しこわい」と不安を口にした。
 最初に院内感染が確認されたのは看護師のニーナ・ファムさん(26)。三日後の十五日未明には、発熱の症状を訴えた同じ治療チームのアンバー・ビンソンさん(29)から感染を示す反応が出た。地元保健当局の責任者クレイ・ジェンキンスさんは十五日、「さらに感染者が出た時の準備をしている。とても現実味のある話だ」と感染者が今後も続くとの見方を示した。
 ダラスのマイク・ローリング市長もこの日、住民に冷静な行動を呼びかけた。
 だが近くに住む男性(38)は「どうすればいいのかも、よくわからない。じわじわと心配に思う人が増えているのでは」と話す。
 ダラス郊外にあるファムさんのアパートの入り口には「立ち入り禁止」の張り紙。飼い犬と散歩するファムさんとよく立ち話をしたベスティ・ボルガーさん(56)は、メディアの反応が不安をあおっていると指摘する。「手順のミスが感染の一因と言われているけど、しっかりした看護師よ。今の騒ぎぶりは不思議。本当の悲劇はアフリカで起きているのに」と話した。

2117チバQ:2014/10/19(日) 16:08:45
http://www.afpbb.com/articles/-/3029200
米副大統領の息子、コカイン使用で海軍を除隊
2014年10月17日 16:41 発信地:ワシントンD.C./米国
【10月17日 AFP】米国のジョゼフ・バイデン(Joseph Biden)副大統領の息子が今年、コカイン検査で陽性と判定され、米海軍予備役を除隊処分となった。米政府高官が16日、AFPの取材に認めた。

 この件に詳しい匿名の政府高官によると、ハンター・バイデン(Hunter Biden)氏(44)は2012年から予備役将校を務めていたが、昨年の薬物検査で陽性と判定された。

 ハンター・バイデン氏は声明で、除隊を認め、後悔していると述べた。

「米海軍に服務するのは私の人生の名誉だった。深く後悔しており、自らの行動により除隊となったことを恥じている」とハンター・バイデン氏は弁護士を通じて発表された声明で述べた。

「私は海軍の判断を尊重する。家族の支援と愛情により、私は前に進む」

 副大統領の事務所からは正式なコメントは発表されていない。

 米海軍のライアン・ペリー(Ryan Perry)中佐は電子メールで、プライバシー法の規定によりハンター・バイデン氏の除隊についての詳細は公表されない可能性があると述べた。(c)AFP

2118チバQ:2014/10/20(月) 21:27:23
http://www.yomiuri.co.jp/world/20141020-OYT1T50129.html
「スタメン落ち」オバマ氏、中間選挙応援依頼で
2014年10月20日 21時04分
 【アッパー・マルボロ(米メリーランド州)=井上陽子】11月4日に迫った中間選挙に向け、オバマ大統領は19日、東部メリーランド州と中西部イリノイ州で、知事選の民主党候補者の応援演説を行った。


 民主党が強い両選挙区を遊説開始の地に選んだ形だ。イスラム過激派組織「イスラム国」などへの対応が不十分として、オバマ氏は支持率を低迷させており、最大の焦点である上院選の接戦州の遊説は、避けざるを得ない状況のようだ。

 「共和党は、反対ばかりを主張する。必要なのは行動だ」。アッパー・マルボロにある高校の体育館。オバマ氏が声を張り上げると約8000人の支持者が大きく沸いた。その一人、ラワン・カーターさん(38)は、「大統領は批判されるけど、この地域での人気は変わらない」と話す。

 次に向かったのは、地元のイリノイ州。約6200人の支持者に迎えられたオバマ氏は、民主党のクイン州知事への支持を訴えた。

 オバマ氏は、4年前の中間選挙では9月下旬から遊説を始めたが、今回は「スタメン落ち」(米紙ニューヨーク・タイムズ)の状態。接戦を戦う民主党候補にとって、オバマ氏の応援は逆効果になりかねず、応援依頼は少ないとみられる。

2119チバQ:2014/10/21(火) 21:25:17
交通事故が怖いから車にも乗らないほうがいいし
家事が怖いから火も使わないほうがいい
リスクがゼロの行動なんてゼロだって教えるのが教育ではないの?

http://www.sankei.com/world/news/141021/wor1410210031-n1.html
2014.10.21 14:30
【エボラ出血熱】
「感染の恐れ低いが…」 中学生訪米団、派遣取りやめ 「不安拭いきれない」秋田・にかほ市





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 秋田県にかほ市は、21日に出発を予定していた姉妹都市・米南部オクラホマ州ショーニー市への中学生の訪問団派遣を取りやめた。利用する空港があるテキサス州ダラスでエボラ出血熱の二次感染者が出たため「保護者らの不安が拭いきれないと判断した」としている。同様の米訪問団がエボラ出血熱を理由に派遣を見合わせたのは、全国で初めてとみられる。

 訪問団は斎藤光正教育長を団長に、仁賀保中2年生14人(男子4人、女子10人)と教諭、市職員各1人の計17人。21日に秋田空港から成田空港を経由してダラス・フォートワース空港に到着。ダラス市内のホテルに1泊し、現地時間の22日に約300キロ北にあるショーニー市にバスで向かい、ホームステイや学校訪問を行って28日に帰国する予定だった。

 市が保護者の意見を聞いた上で、18日に取りやめを決めた。市企画課の斉藤義行課長は「感染の恐れは極めて低いが、保護者の不安が少しでもある以上、派遣できない。大人のように自己責任というわけにはいかない」としている。

 外務省は西アフリカのギニア、リベリア、シエラレオネへの渡航を延期するよう呼びかける「感染症危険情報」を出しているが、米国は対象外。領事局政策課は「感染者の治療にあたる医療従事者として渡航するのでない限り、米国渡航に関するアドバイスはしていない」としている。

 訪問取りやめは現地の風評被害につながる恐れもあるが、斉藤課長は「帰国した生徒がいじめの対象となったり、風邪で発熱しても周囲が混乱するなどの事態も考えられる。先方に事情を説明し、理解も得られた」と話している。

2120とはずがたり:2014/10/23(木) 14:26:27
物心付いた時のアメリカ大統領ってカーター(在77-81)だった気がする。

元祖弱腰大統領カーターがオバマ外交を大批判
‘WE WANTED TOO LONG’
ISISの勢力拡大を許したのはオバマの弱腰のせいと、カーター元米大統領が批判
http://www.newsweekjapan.jp/stories/us/2014/10/post-3426.php
2014年10月16日(木)13時31分
ハワード・コプロウィッツ

 カーター元米大統領が、イスラム教スンニ派テロ組織ISIS(自称イスラム国、別名ISIL)への対応をめぐり、オバマ大統領を批判している。オバマの対応の遅れが、ISISの勢力拡大を許したというのだ。

 皮肉にもカーターといえば、大統領退任後こそ平和活動で高い評価を得ているが、在任中は弱腰外交を徹底的に批判された人物。特にイランで起きたアメリカ大使館人質事件は、解決まで400日以上を要し、カーターは対応の遅さを非難された結果、1期で大統領の座を失った。

 そんなカーターが見ても、オバマの煮え切らない外交はイライラするらしい。「アメリカは様子見の期間が長過ぎた。ISISはシリアにいる間に、資金力、戦闘能力、武力を蓄えることができた」と、フォートワース・スター・テレグラム紙に語っている。

 カーターは、無人機を使ったアメリカ人テロリストの殺害についても、「司法の裁きを受けさせるべきだった」と異論を唱えた。カーターが問題視しているのは、アメリカ生まれだが、イエメンのアルカイダ系武装勢力の幹部となったアンワル・アル・アウラキらの殺害だ。

「アメリカの無人機が過去数年で在外アメリカ人4人を殺した。私に言わせれば、わが国の憲法と人権に反している」

 カーターは、オバマの消極的な中東政策全般にも不満のようだ。「状況は刻々と変わっている」とカーターは指摘する。「オバマ政権で国防長官を務めた人物が、退任後に次々と、大統領には断固たる行動力がないと強く批判している」

 パネッタ前国防長官はその1人だ。パネッタは回顧録で、イラク駐留米軍の規模を拡大するべきだとオバマに進言したが、聞き入れられなかったと記している。十分な兵力を配置しなければ、イラクはますます不安定化すると、パネッタは考えていたという。

「イラクではアルカイダが再び勢力を拡大し、スンニ派とシーア派の衝突も悪化している。米軍の規模の小ささは、こうした状況に自分たちで対処しろとイラク軍を突き放したようなものだと、私は今も思っている」と、パネッタは書いている。

「ホワイトハウスはアメリカの影響力や国益を守るよりも、とにかくイラクから手を引きたがっているという印象を、イラクの味方に与えてしまった」

[2014年10月21日号掲載]

2121チバQ:2014/10/23(木) 21:13:07
http://www.sankei.com/world/news/141023/wor1410230005-n1.html
2014.10.23 00:09

カナダ首都で銃乱射 議事堂に侵入、慰霊碑警護の兵士負傷






22日、首都オタワ中心部の戦没者慰霊碑の現場は警察によってテープが張られた(AP)
 カナダの首都オタワ中心部にある戦没者慰霊碑で22日午前、銃を持った男が警護中の兵士を撃ち、すぐ近くの連邦議会の議事堂に侵入した。数十発の発砲音が聞こえ、警察は議事堂を閉鎖した。カナダでは20日にも兵士を狙ったテロとみられる事件があったばかりで、政府がテロの警戒レベルを上げていた。中東の過激派「イスラム国」の壊滅に向けた米軍主導の空爆に加わったハーパー政権に反発した動きの可能性もある。撃たれた兵士は救急車で病院に搬送されたが、負傷の程度は不明。

 ハーパー首相は無事だという。カナダ放送協会(CBC)などによると、議事堂内で男1人が射殺されたとの情報がある。複数のグループによる犯行の可能性があり、議事堂内に男の仲間がいるとの報道もある。

 カナダでは20日にケベック州モントリオール近郊で、州内の男(25)がカナダ軍兵士2人を車でひき、1人が死亡した。(共同)

2122チバQ:2014/10/23(木) 21:13:41
http://www.sankei.com/world/news/141023/wor1410230009-n1.html
2014.10.23 07:42
【カナダ議事堂銃撃戦】
議事堂で犯人射殺、兵士も死亡…共犯も? イスラム国空爆に反発か
 カナダの首都オタワ中心部にある戦没者慰霊碑で22日午前、銃を持った男が警護中の兵士を撃ち、道路を挟んだ向かい側の連邦議会の議事堂に侵入した。数十発の発砲音が聞こえ、警察は議事堂を閉鎖した。

 カナダでは20日にも兵士を狙ったテロとみられる事件があったばかりで政府がテロの警戒レベルを上げていた。

 AP通信によると、議事堂近くのショッピングモールでも発砲があった。

 中東の過激派「イスラム国」の壊滅に向けた米軍主導の空爆に加わったハーパー政権に反発した動きの可能性もある。カナダ放送協会(CBC)によると、議事堂内で男1人が射殺された。

 2〜3人のグループによる犯行の可能性があり、議事堂内に男の仲間がいるとの報道もある。

 撃たれた兵士は救急車で病院に搬送されたが、負傷の程度は不明。現場一帯は議事堂や政府機関、各国の大使館などが立ち並ぶ。ハーパー首相は無事だという。

 カナダでは20日にケベック州モントリオール近郊で、州内の男(25)がカナダ軍兵士2人を車でひき、1人が死亡した。車の男はイスラム教に改宗した人物でイスラム国などに参加する恐れがあり、治安当局が警戒対象90人の中に入れていた。(共同)

2123旧ホントは社民支持@鹿児島市:2014/10/24(金) 22:26:31
中間選挙前に米連邦議会・選挙の「豆知識」
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20141024/t10015683091000.html
アメリカでは11月4日に連邦議会などの選挙が行われます。4年ごとの大統領選挙のちょうど中間に行われるため「中間選挙」と呼ばれていますが、選挙が行われる連邦議会や選挙の仕組みなどにまつわる豆知識「トリビア」をまとめました。

“決戦は火曜日”
大統領や連邦議会の選挙は「11月の第1月曜日のあとの火曜日」と150年以上前の法律で定められています。当時、国民の多くは農業に従事するキリスト教徒でした。春から秋の農繁期や教会に行く日曜日には投票に行くことはできませんでした。しかも、当時最も早い交通手段は馬車でした。投票所に行くのも1日ががりで、途中で宿泊しなければならない人たちもいました。そのため、投票日が火曜日となりました。しかし、現代では、ほとんどの有権者が火曜日は仕事や学校があります。インディアナ州やデラウェア州など一部の州や、企業の中には投票日を休日にするところもあります。

議会議事堂
アメリカの首都ワシントンのシンボル的存在で、「世界中で最も有名な民主主義政府の象徴」とたたえられるのが連邦議会議事堂です。アメリカの50ドル紙幣の裏側にも描かれています。ドーム状になっている屋根の真下、議事堂の中央部分の呼び名は「奴隷解放ホール」。建設に携わった奴隷労働者たちの功労をたたえるため、2007年にその名前が付けられました。1863年に設置された高さ6メートルの女神像の名は「フリーダム」。名称の一つ一つが、アメリカの歴史や思想を表しています。

上院で賛成・反対が同数なら
議会上院の定数は100議席です。採決を行い、賛成と反対が同数になった場合、決裁権を持つのは上院の議長です。議長は副大統領が兼務しているので、「議長決裁」は政権与党の意向が反映されやすくなります。2000年以降は民主党と共和党の上院議席が50ずつの同数、もしくはきっ抗していたため、共和党のチェイニー副大統領兼上院議長が8件の議案で「議長決裁」を行いましたが、民主党が支配的になったオバマ政権以降は一度も行使されていません。

上院仮議長
上院の議長を兼務するバイデン副大統領が議長の仕事ができないときに代わりに議長の仕事を任されるのが「仮議長」です。慣例で上院で過半数を占める政党の中で最も議員歴が長い議員が選ばれます。現在は議員歴40年で74歳になる民主党の長老議員が務めています。しかし、この「仮議長」も実は名誉職。上院の実際の議事運営は「仮議長代行」が担います。慣例で同じ政党の若手議員が指名されます。

“代打の代打”
大統領が辞任したり、死亡したりして職務不能の状態になったとき、代わりを務めるのは副大統領です。その副大統領も同時に職務不能になったときには下院の議長が大統領職を引き継ぎます。今は野党の共和党議員が務めていますので、大統領と副大統領が職務不能になると野党の議員が大統領の職務を継承します。大統領権限の継承順位2位の要職を今は野党の共和党が担っているのです。さらに大統領権限の継承順位3位は上院の仮議長。4位以下は再び政権の閣僚が並び、国務長官、財務長官、国防長官、司法長官などと続きます。継承順位3位の上院の仮議長は上院で過半数を維持している民主党議員が務めていますが、今回の選挙で上院の過半数を共和党に奪われた場合、民主党は大統領権限の継承順位2位だけでなく、3位のポストも失うことになるのです。

2124チバQ:2014/10/26(日) 19:39:51
http://www.jiji.com/jc/c?g=int&k=2014102600143
語られない「格差」=事態悪化の懸念も−米中間選挙
 【ワシントン時事】11月4日に迫る米中間選挙で、国内で深刻化する経済格差の問題が真正面に論じられていない。オバマ大統領は中間所得層の強化を訴えるものの、与党民主党議員は支持率が低迷するオバマ氏と距離を置こうと懸命。一方で野党共和党議員は、過激組織「イスラム国」への対応の遅れなどに攻撃の矛先を向けている。
 「今の政権は『敵』という感じだ。自分の主張をするのは難しい」。ウェストバージニア州で苦戦を強いられているラホール下院議員(民主)は、米メディアの取材にこう漏らした。23日公表のピュー・リサーチ・センターの世論調査によると、登録有権者の32%が「反オバマ」の立場で投票すると答えており、政権への風当たりの強さがうかがえる。
 そのオバマ氏が1月の一般教書演説で最優先課題に掲げたのが「格差是正」だった。しかし米経済政策研究所(EPI)のエコノミスト、バレリー・ウィルソン氏は、中間選挙で「格差の議論はない」と言い切る。候補者は失業率などの一定の改善を受け事態を楽観している上、共和党は歳出増を伴う雇用創出策などに反対の立場で、議論の土俵に立っていないと語る。
 むしろ共和党議員の多くは「イスラム国」や「エボラ出血熱」の問題で危機をあおり、後手の対応に回っているオバマ氏と民主党議員を同一視して攻撃する手法を展開している。
 一方、2008年に深刻化した金融危機後、国民の所得や富の格差は拡大が続く。連邦準備制度理事会(FRB)の調査によると、家計の純資産が多い上位5%の超富裕層の富が全体に占める割合は、13年は63%に上った。これに対して、下位50%の世帯の富はわずか1%に落ち込んでいる。
 オバマ氏はこれまで、連邦職員の最低賃金引き上げや税制改正などによる格差是正を求めてきたものの、共和党主導の下院が拒み続けてきた。仮に中間選挙で同党が上院も制すれば、大統領と議会の対立は決定的になり「中間層や貧困層が置かれた状況は悪化する」(労働者支援団体スタッフ)との懸念は強い。(2014/10/26-18:44)

2125チバQ:2014/10/26(日) 20:00:25
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2014102602000125.html
香港行政長官 親中派議員が辞職要求 「混乱長期化、民心失う」

2014年10月26日 朝刊


 【香港=加藤直人】香港の梁振英行政長官に対し、立法会(議会)の親中派政党である自由党の田北俊議員が辞職を要求した。梁氏は自身の秘密報酬疑惑や「長官選が低所得者層に左右される」などの発言で批判を浴びており、香港の混乱収拾を図るうえで、さらに求心力を失いかねない事態になりつつある。
 二十五日付の香港紙・明報によると、自由党の有力議員である田氏は「道路占拠による混乱を収拾できず、民心を失っている」と厳しく批判し、梁氏に直接辞職を求めたという。立法会の議席の六割以上を占める親中派議員から辞職要求が出たのは初めて。
 二十四日には初代行政長官の董建華氏が会見し「危機に力を発揮している」と梁氏を擁護した。だが、梁氏が最近「平時と同じようにぐっすり眠れる。五秒以内に眠りにつく」「事件について政府も、青年を含む香港人も反省すべきだ」と述べたことが新聞報道で明るみに出て批判が拡大した。
 梁氏は二十五日、香港のテレビ取材に「辞職しない」とあらためて強調し、「香港基本法は等しくすべての階層の人に選挙への参加を認めている」と釈明した。テレビ報道によると、梁氏は二十八日から予定していたフランス、イタリア、英国の欧州三カ国訪問を取りやめ、占拠の解決に専念することを決めたという。
 また、民主派は次の対話を求める政府の提案に応じるかどうかをデモ隊に問う投票の実施日を二十六、二十七日の二日間に増やし、投票できる対象者も政府庁舎前のアドミラリティ(金鐘)だけでなく、コーズウェイベイ(銅鑼湾)とモンコック(旺角)のデモ参加者にも拡大した。
 ただ、投票にかける要求内容については、民主派はハードルを上げた。政府が提案した民間各層との対話について、当初は「二〇一七年以前の選挙改革も議論すべきだ」としていたが、「一七年の長官選で住民指名を確立するため」などと変更。このため、投票結果に基づいて政府に要求しても、住民指名を拒否している政府が受け入れる可能性は低い。

2126チバQ:2014/10/26(日) 20:40:28
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2014102500149
銃規制、反対派の動き活発=接戦なら決め手に−与党候補、政権から距離・米中間選挙


「米国銃所有者協会」本部で取材に応じる広報責任者のエリック・プラット氏=15日、米南部バージニア州スプリングフィールド
 【ワシントン時事】西部ワシントン州の高校で男子生徒による乱射事件が起きるなど、学校や職場での銃犯罪が絶えない米社会。オバマ政権の銃規制強化の取り組みが行き詰まって以降、銃の問題が政治の場で論じられる機会は減ったが、規制反対派は11月の中間選挙に向け、将来の規制強化の芽を摘もうと動きを活発化させている。
 「私はバラク・オバマではない」。南部ケンタッキー州から上院議員を目指すグライムズ候補(民主)は、与党から出馬しているにもかかわらず、銃規制などをめぐるオバマ大統領の政策を批判するビデオを公開した。グライムズ氏はビデオの中でクレー射撃を披露。いかに銃に親しんでいるかをアピールした。
 グライムズ氏が挑むマコネル上院院内総務(共和)も銃規制反対論者で、規制の是非は争点になっていない。それでもグライムズ氏は、大統領から距離を置く姿勢をあえて見せなければ、保守色の濃い同州では勝負できないと考えたとみられている。
 大統領は、2012年に東部コネティカット州ニュータウンの小学校で起きた乱射事件後、銃購入者の犯罪・精神疾患歴の確認義務化などを柱にした「常識的措置」の実現を呼び掛けた。豊富な個人資金を持つブルームバーグ・ニューヨーク市長(当時)も、強く銃規制を訴えた。
 だが、議会で規制法案可決の見通しが立たなくなると、機運はすっかりしぼんだ。ロビー活動に詳しいジョージ・ワシントン大のスティーブ・ビレット氏は「規制推進団体は成功を収められず、意気阻喪している」と分析する。
 対照的に規制反対派は、候補者支援に巨費を投じ、銃所持の権利擁護を声高に主張し続けている。また、規制を支持する候補を標的に激しい「落選運動」を展開している。調査団体「責任ある政治センター」の集計によれば、全米第1の規制反対団体、全米ライフル協会(NRA)は、中間選挙のために2700万ドル(約29億2000万円)を費やした。
 会員約40万人の規制反対団体「米国銃所有者協会」の広報責任者エリック・プラット氏は、規制反対の有権者の動向について、ある候補の主要政策に賛同していても、規制を認めていればそれだけで背を向けると説明。接戦になるほど「銃問題は決め手になり得る」と強調した。(2014/10/25-14:41)

2127チバQ:2014/10/27(月) 23:52:39
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2014102701001755.html
米中間選、上院過半数めぐり攻防 投開票日まで1週間
2014年10月27日 21時02分
 ホワイトハウスで記者らと話すオバマ米大統領=22日(ゲッティ=共同)
写真
 【ワシントン共同】オバマ大統領の2017年初頭までの残り任期を左右する米中間選挙は11月4日の投開票日まで残り1週間となり、最終盤の戦いに入った。連邦議会下院は共和党の過半数維持が有力。焦点の上院選は過半数を死守したい民主党と、議席の積み上げへ勢いをみせる共和党が激戦区で激しい攻防を続けている。
 共和党が上下両院を制すると、政権と議会の対立はさらに激化、オバマ氏の政権運営は一層困難な状況に陥り、移民制度改革など重要政策の実現はほぼ不可能となる。
 共和党は、オバマ氏の見通しの甘さがエボラ出血熱の感染拡大や過激派「イスラム国」の台頭を許したと批判を展開。

2128チバQ:2014/10/28(火) 00:08:15
http://www.sankei.com/world/news/141027/wor1410270035-n1.html
2014.10.27 20:15
【エボラ出血熱】
米2州、強制隔離を取りやめ 「英雄に無礼」と批判受け

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(1/2ページ)【エボラ出血熱の脅威】
 【ワシントン=小雲規生】西アフリカでエボラ出血熱の治療に当たり、帰国した医療関係者を一時的に強制隔離していた米国の2州が、強硬策の緩和を余儀なくされている。エボラ出血熱と戦った「英雄」に最低限の敬意を払うべきだとの批判が噴出したためで、2州の知事は26日、自宅からの外出禁止に“軽減”する措置を相次ぎ発表した。

 ニューヨーク州のクオモ知事は26日の記者会見で、隔離の撤回と外出禁止の導入を明言。ニュージャージー州のクリスティ知事も同様の緩和策を表明した。

 強制隔離が導入された背景には、ギニアから今月17日に帰国した医師が23日に陽性反応を示すまで、人口密集地のニューヨークを地下鉄で移動していたことが判明し、州民に感染の不安が広がったことがあった。

 ニュージャージー州は強制隔離導入を発表した当日の24日、早くもシエラレオネから帰国した看護師を病院内の簡易トイレ付きテントに強制隔離していた。

 しかし、この看護師が26日、CNNテレビの電話インタビューで「非人道的な扱い」を批判。エボラ出血熱の症状がないため、感染を拡大させる可能性が極めて低いことも考慮されず、隔離されたテントの環境が粗末なことも人権面から問題視された。

 ニューヨークのデブラシオ市長も「前線から帰ってきた英雄が無礼な扱いを受けている」と批判。オバマ政権も西アフリカに向かう医療関係者が減少する懸念などから撤回を促したとされ、民意をすくい取ったはずの強制隔離は、わずか2日で転換に追い込まれた。

 ただ、感染拡大への不安は州民に残っており、同様の措置を導入したイリノイ州は26日の時点で見直していない。各州は今後も州民の不安感の払拭に頭を悩ませそうだ。

2129チバQ:2014/10/28(火) 21:07:23
http://www.jiji.com/jc/c?g=int&k=2014102800526
上院激戦、最終決着越年も=米中間選挙まで1週間


 【ワシントン時事】オバマ米大統領の残り2年間の任期を左右する11月4日の中間選挙まで1週間。下院では野党・共和党の過半数維持が確実視されており、与党・民主党が上院の過半数を死守できるかどうかが最大の焦点だ。ただ、激戦州では一進一退の攻防が続いており、一部の州で決選投票にもつれ込み、最終決着が年明けまで持ち越される可能性もある。
 中間選挙は4年に1度の大統領選の中間年に行われる国・地方の統一選挙。連邦議会では今回、上院(定数100)の36議席と、下院(同435)の全議席が改選される。上院の現有議席は民主党55(無所属2を含む)、共和党45で、共和党が6議席増やせば与野党が逆転する。
 米メディアによると、共和党は、西アフリカで感染が拡大するエボラ出血熱や、イラクとシリアで勢力を広げる過激組織「イスラム国」への対応をめぐって大統領を批判。民主党から奪還可能と踏んだルイジアナ、アーカンソー、アラスカ、アイオワなど10州で攻勢を強めている。
 民主党はこれらの州で防戦に追われる一方、共和党地盤のカンザス、ジョージア、ケンタッキー3州では同党候補の追い落としをうかがっている。米メディアでは、事前の予想通り共和党が多数を握る場合でも、議席差は伯仲するとの見方が大勢だ。
 一方、ルイジアナ、ジョージア両州ではどの候補も過半数の票を得られず、それぞれ12月6日、1月6日の決選投票に決着がずれ込む可能性が指摘されている。僅差の場合、他の州にも再集計の手続きがある上、カンザス州で善戦する無所属候補が当選時の所属会派を明言していないこともあり、大勢判明は大きく遅れる恐れがある。(2014/10/28-14:20)

2130チバQ:2014/10/29(水) 22:23:46
http://mainichi.jp/select/news/20141030k0000m030090000c.html
米中間選挙:目前の11月4日 上院の激戦州アイオワ
毎日新聞 2014年10月29日 21時04分

 11月4日の米中間選挙まで1週間を切った。与党・民主党が上院で過半数を維持できるかが焦点だ。上院奪還を狙う野党・共和党は、6議席を積み増す必要がある。カギを握る上院の激戦州を中心に注目選挙区の情勢を報告する。

 中西部アイオワ州東端にある人口約6000人の町マコーケタ。「ジョニ」「ジョニ」「ジョニ」−−。25日、ある飲食店に上院選の共和党候補、ジョニ・アーンスト氏(44)が赤いジャケット姿で現れると、約70人の支持者が星条旗を手に声を上げた。アーンスト氏が「米国の進む方向を変えなきゃいけない」と呼びかけると、割れんばかりの拍手と歓声があふれた。

 演説は、富裕層増税や医療保険制度改革(オバマケア)などオバマ政権の政策批判が中心。そこに上院へのくら替えを目指す民主党候補、ブルース・ブレイリー下院議員(57)のオバマ氏への同調ぶりを絡めた。

 アーンスト氏の切り札は、陸軍州兵を長年務め、イラク戦争の現場で輸送任務を担った経歴だ。イスラム過激派組織「イスラム国」への対処で「ブレイリー氏は軍事行動に煮え切らなかった」と切り捨て「外交政策を理解している上院議員が必要だ」と訴えた。

 会場の元海軍大佐、トム・バッドさん(64)は「ジョニは母であり、生命を尊重し、農業をやり、(州上院議員として)均衡予算を作ってきた最適の人物だ。一方のブレイリーはオバマのすることに100%賛成してきた」と顔をしかめた。

 同州は民主、共和両党の支持が拮抗(きっこう)し、大統領選で勝敗が揺れ動く「スイング・ステート」だ。引退する民主党のベテラン、トム・ハーキン上院議員(74)も常に僅差で勝利してきた。新人同士の今回は、激戦に拍車がかかる。政治専門サイト「リアル・クリア・ポリティクス」によると、直近の世論調査の支持率平均値は、アーンスト氏が46.7%で、ブレイリー氏の45%とほぼ並ぶ。

 共和党は、人気の低下したオバマ大統領と候補者を結びつけて批判する選挙戦術を展開。一方、民主党は最低賃金引き上げなど中間層支援を打ち出すと同時に、人工妊娠中絶に反対する共和党候補の「極端さ」を批判し、若者や女性を引きつけようとする。

 「共和党候補は連邦政府による最低賃金をばかげたこと、と呼んだ。しかし、アイオワでフルタイムで働いても年1万5000ドル(約160万円)しか稼げない。貧困にあえいでいることこそ、ばかげたことだ」

 ブレイリー氏は24日、州都デモインの鉄鋼労働者が集まる集会で訴えた。大企業の海外移転を防いで雇用を守ることなど、製造業の重要性を強調した短いあいさつを終えると、ジュースやビールを手にチリドッグを食べる約60人の労働者に「あなたたちの味方です」と声をかけ、握手して回った。

 アイオワ州には両党の大物が次々と応援に入った。民主党はヒラリー・クリントン前国務長官(67)やエリザベス・ウォーレン上院議員(65)、共和党はランド・ポール上院議員(51)やニュージャージー州のクリス・クリスティー知事(52)−−。大統領選の各党候補者選びで全米で最初に投票が行われる重要州だけに、応援には2年後の大統領選に向けた支援網構築の思惑もにじむ。

 ドレイク大のデニス・ゴールドフォード教授(政治学)は「アーンスト氏は男性有権者で大きく先行する。ブレイリー氏が女性有権者でのリードを拡大できれば勝つチャンスがある」と見通しを語る。【米中西部アイオワ州デモインで西田進一郎】

2131チバQ:2014/10/30(木) 23:12:57
http://mainichi.jp/select/news/20141031k0000m030115000c.html
米中間選挙:カンザス上院選、無党派の波拡大
毎日新聞 2014年10月30日 21時37分

 1932年を最後に上院選で共和党候補が負けたことがない中西部カンザス州で異変が起きている。4選を目指す共和党現職のパット・ロバーツ氏(78)が、無所属の実業家、グレッグ・オーマン氏(45)と横一線の戦いを強いられているのだ。農業と畜産業が盛んな「共和党王国」が揺れている。

 「オーマン氏はカンザス州民に不正直な、単なる民主党候補だ。無所属ではない」。ロバーツ氏は17日、州東部オーバーランドパーク市のホテルで、いら立ちをあらわにした。同席した2016年大統領選候補の一人と目されるポール・ライアン下院予算委員長(44)も「リード(民主党上院院内総務)やオバマ(大統領)を支持するリベラル以外の何ものでもない」と批判した。

 現職が落選すれば、上院で6議席上積みして過半数奪還を目指す共和党の計算が狂いかねない。党の実力者が次々応援入りし、保守系団体はオーマン氏と大統領を重ねるネガティブ広告を地元テレビで集中的に放送。オーマン氏が08年上院選の民主党予備選に立候補したことなどを挙げて「民主党候補」と印象づけ、支援に回る一部共和党支持者や無党派の引きはがしを狙う。

 「異変」は夏に始まった。ロバーツ氏は党の候補者を決める夏の予備選で、長年ワシントン近郊に自宅を持ち、カンザスに戻る際は友人宅に宿泊していたことを暴露されて「地元軽視の中央政治家」との印象が広がった。

 同じ頃、オーマン氏は、赤と青のユニホーム姿の人たちが泥にまみれながら米国旗がついた綱を引き合うテレビ広告を流していた。赤は共和党、青は民主党のシンボルカラー。「両党は米国のことより勝つことに執着している。何かを変えないといけない」と訴える広告が話題を呼んだ。

 昨秋の政府機関の一部閉鎖に象徴される党派対立と政治不信が米国内に広がる。米ギャラップ社は1月、自らを無党派とする国民が13年に過去最高の42%に達したと発表した。

 州西部ドッジシティーのサリー・コーブルさん(64)は「議会は党派争いばかりで、もはや州の代表ではなくなっている。ワシントンは変わってほしい」と語る。長年ロバーツ氏を支援してきた共和党支持者だが、今回はオーマン氏を支持する。

 民主党候補が9月に上院選から撤退すると、オーマン氏への支持は無党派や共和党支持層の一部、さらに民主党支持層にも広がり、支持率でロバーツ氏と並ぶようになった。

 オーマン氏は事前に予定を公表しない「ステルス(捕捉しにくい)運動」(米誌タイム)を展開する。共和党側に攻撃の糸口を与えたくない思惑がある。久々に支持者を集めた22日のミニ集会では、「民主党の将来も共和党の将来も全然気にしていない。気にしているのは米国、カンザスのことだ」と語り、大きな拍手を浴びた。
 
 同州のウォッシュバーン大のボブ・ベイティ教授(政治学)は、「勝敗は予測不能」と語る。そのうえで、過去の中間選で投票した人のうち無党派は2割以下にとどまった点を挙げ、「今回有権者登録した約3割の無党派が、実際に投票に行くかどうかが勝敗のカギを握る」と話す。【オーバーランドパークで西田進一郎】

2132チバQ:2014/10/30(木) 23:13:51
http://mainichi.jp/select/news/20141030k0000e030191000c.html
エボラ出血熱:帰国者対応、米の国内対立は深刻
毎日新聞 2014年10月30日 10時53分(最終更新 10月30日 12時18分)

 【ワシントン及川正也】西アフリカでエボラ出血熱の治療に携わり、帰国した米国人医療従事者らへの対応を巡り、科学的根拠に基づく「柔軟」な措置を訴える米政府と、国民の不安に応える「厳格」な措置をとる一部州の間で対立が深まっている。両者の論争は過熱し、間近に迫った中間選挙の争点にも浮上している。

 オバマ大統領は29日、ホワイトハウスにエボラ熱患者を治療した医師や看護師らを招き「米国の英雄」と称賛。エボラ対策の「最善の方法は流行を発生地で根絶することだ」と強調し、医師らの役割の重要性を強調した。

 米政府の指針では、防護服無しでの治療など感染リスクが高い場合に限り、医療従事者の外出や旅行を制限するが、感染の兆候が出るまで隔離はしない。流行地域への医師らの渡航意欲をそがないようにとの配慮もある。

 しかし、29日には新たに西部カリフォルニア州が西アフリカからの入国者や、エボラ熱患者に接触した人を一定の条件下で「強制隔離」すると決定。ニューヨーク、ニュージャージー両州を皮切りに導入された「強制隔離」やそれに準じる厳しい指針を採用する州は、米メディアによると少なくとも8州に増えた。

 背景にはエボラ熱の拡散に対する米世論の懸念の広がりがある。29日発表のCBSテレビの世論調査では80%が西アフリカからの帰国者全員の隔離を支持した。強硬派の急先鋒(せんぽう)でニュージャージー州のクリスティー知事(共和党)は「(強制隔離は)世論の常識だ。微動だにしない」と強調し、オバマ政権と対立。CNNテレビの調査では中間選挙の投票判断で36%がエボラ熱問題を「極めて重要」と回答するなど、選挙戦を左右する課題に浮上した。

 強硬措置への抵抗も表面化した。ニュージャージー州の病院に隔離され、感染が確認されず自宅があるメーン州に戻った女性看護師ケーシー・ヒコックスさん(33)は、「自宅隔離」を求める州当局の要請を拒否した。29日にテレビ出演したヒコックスさんは政府指針に基づき体調を自己管理しており、感染の兆候もないと指摘。「制約が続くなら裁判所に訴える」と表明した。弁護士も「強制は正当性がなく違法だ」と批判している。

2133チバQ:2014/10/30(木) 23:14:49
http://mainichi.jp/select/news/20141030k0000e030172000c.html

米中間選挙:アイオワ上院選 最初の投票州に大物続々応援
毎日新聞 2014年10月30日 09時24分(最終更新 10月30日 10時37分)



11月4日の米中間選挙まで1週間を切った。与党・民主党が上院で過半数を維持できるかが焦点だ。上院奪還を狙う野党・共和党は、6議席を積み増す必要がある。注目選挙区の情勢を報告する。

 中西部アイオワ州東端にある人口約6000人の町マコーケタ。「ジョニ」「ジョニ」「ジョニ」−−。25日、ある飲食店に上院選の共和党候補、ジョニ・アーンスト氏(44)が赤いジャケット姿で現れると、約70人の支持者が星条旗を手に声を上げた。アーンスト氏が「米国の進む方向を変えなきゃいけない」と呼びかけると、割れんばかりの拍手と歓声があふれた。

 アーンスト氏の切り札は軍歴だ。陸軍州兵を長年務め、イラク戦争の現場で輸送任務を担った。イスラム過激派組織「イスラム国」への対応で、当初は軍事行動に消極的だった対抗馬の民主党候補、ブルース・ブレイリー下院議員(57)を、「煮え切らない」と切り捨て、「外交政策を理解している上院議員が必要だ」と訴えた。会場にいた元海軍大佐、トム・バッドさん(64)は「ジョニは母であり、生命を尊重し、農業をやり、(州上院議員として)均衡予算を作ってきた最適の人物だ」と話した。

 アーンスト氏は、富裕層増税や医療保険制度改革(オバマケア)などオバマ政権の政策を批判し、ブレイリー氏のオバマ氏への同調ぶりを絡めた。

 同州は民主、共和両党の支持が拮抗(きっこう)し、大統領選で勝敗が揺れ動く「スイング・ステート」だ。引退する民主党のベテラン、トム・ハーキン上院議員(74)も常に僅差で勝利してきた。新人同士の今回は、激戦に拍車がかかる。政治専門サイト「リアル・クリア・ポリティクス」によると、直近の世論調査の支持率平均値は、アーンスト氏が46.7%で、ブレイリー氏の45%とほぼ並ぶ。

 共和党は、人気の低下したオバマ大統領と候補者を結びつけて批判する選挙戦術を展開。一方、民主党は最低賃金引き上げなど中間層支援を打ち出すと同時に、人工妊娠中絶に反対する共和党候補の「極端さ」を批判し、若者や女性を引きつけようとする。

 「共和党候補は連邦政府による最低賃金をばかげたこと、と呼んだ。しかし、アイオワでフルタイムで働いても年1万5000ドル(約160万円)しか稼げない。貧困にあえいでいることこそ、ばかげたことだ」

 ブレイリー氏は24日、州都デモインの鉄鋼労働者が集まる集会で訴えた。大企業の海外移転を防いで雇用を守ることなど、製造業の重要性を強調したあいさつを終えると、ジュースやビールを手にチリドッグを食べる約60人の労働者に「あなたたちの味方です」と声をかけ、握手して回った。

 アイオワ州には両党の大物が次々と応援に入った。民主党はヒラリー・クリントン前国務長官(67)やエリザベス・ウォーレン上院議員(65)、共和党はランド・ポール上院議員(51)やニュージャージー州のクリス・クリスティー知事(52)−−。大統領選の各党候補者選びで全米で最初に投票が行われる重要州だけに、応援には2年後の大統領選に向けた支援網構築の思惑もにじむ。

 ドレイク大のデニス・ゴールドフォード教授(政治学)は「アイオワは共和、民主、無党派がほぼ均等だ。過去2回の大統領選でオバマ氏に勝利をもたらした無党派は既に民主党から離れており、共和党に比べて投票率の低い民主党支持層が投票に行くかどうかが勝敗を決める」と語る。【米中西部アイオワ州デモインで西田進一郎】

2134チバQ:2014/10/30(木) 23:18:38
http://www.sankei.com/world/news/141028/wor1410280002-n1.html
2014.10.28 05:00
【米中間選挙 審判の現場・上】
焦点はオバマ大統領の指導力 「2年後」見据え応酬 激戦区・アイオワ州





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16日、アイオワ州スーシティーで開かれた討論会で論戦を展開する民主党のブレイリー(左端)、共和党のアーンスト(右端)両候補
 16日夜、中西部アイオワ州の西端スーシティーにあるモーニングサイド大学に上院選候補のブルース・ブレイリー(民主)、ジョニ・アーンスト(共和)両氏が顔をそろえた。

 ブレイリー氏は連邦下院議員から上院へのくら替えを狙う。女性のアーンスト氏は、イラク戦争で実戦経験がある退役軍人(陸軍)の州上院議員。最後の直接対決となった討論会は、激しい応酬となった。

 焦点となったのは、オバマ大統領の「指導力」だ。

 アーンスト氏「エボラ出血熱の感染拡大を阻止するために、一時的に(西アフリカへの)渡航禁止措置を取るべきだ。オバマ大統領の指導力は機能不全だ」

 ブレイリー氏「確かに、必要な措置は何であれ取る必要がある。だが、疾病対策センターの予算を削減したのは共和党ではないか」

 トウモロコシの大規模穀倉地帯「コーンベルト」の真ん中に位置するアイオワ州は、選挙のたびに有権者の投票動向が民主、共和両党に揺れ動く「スイング・ステート」だ。2004年の大統領選では、ブッシュ氏(共和党)を約4千票の僅差で勝たせた。08年と12年はオバマ氏に軍配を上げている。

 今回の上院選も、どちらに転ぶか五分五分の「トスアップ」(コイン投げ)と呼ばれる激戦となっている。政治専門サイト「リアル・クリア・ポリティクス」は、予想される得票率をアーンスト氏47・5%、ブレイリー氏45%の僅差とはじく。

 有権者の政党支持率は共和党46%に対し、民主党45%。どちらに投票するか、決めあぐねている有権者も無党派層を中心に7・4%存在する(米紙USA TODAY)。討論に聞き入っていたケンドール・ゾエラーさんも、その一人だ。

 「大統領選では08年がオバマ氏に、12年はミット・ロムニー氏(共和党)に入れた。今度の中間選挙はトスアップ。理由はオバマ氏の指導力のなさです」

 こうした不満は共和党支持者はもとより、民主党支持者からも聞かれた。地元紙スーシティー・ジャーナルのブレット・ヘイワース記者は「多くの有権者が、『指導力の空白』を失敗だとみている」と指摘する。

 選挙戦も最終盤に入り、ブレイリー陣営はミシェル大統領夫人を応援に迎え入れた。ここでも不人気のオバマ氏を敬遠する空気がある。共和党からはニュージャージー州知事のクリス・クリスティ氏、ランド・ポール上院議員、マイク・ハッカビー前アーカンソー州知事ら次期大統領選の候補者と目される面々が、相次いでアイオワ入りした。

 アイオワ州では、大統領選の候補者を選ぶ党員集会が全米に先駆けて州都デモインを中心に開かれる。ここでの結果は、その後の候補者選びの流れに大きく影響するとされ、ヘイワース氏は「彼らがアイオワでの感触を探るために来ていることは明らかだ」と話す。

 民主党支持のルーシー・チャールストンさんは「私たちの動向を全米が注目しています。中間選挙も、ここでは大統領選の前哨戦です」と強調する。一方、共和党支持のデビー・クックさんは「民主党はヒラリー(クリントン前国務長官)が出るでしょう。共和党の候補者が誰であれ、中間選挙で勝てば、大統領選での党への『賭け金』がつり上がる」と意気込んだ。

 (アイオワ州スーシティー 青木伸行、写真も)

     ◇

 オバマ大統領の残り任期の成否を左右する11月4日の中間選挙の投票まで約1週間。上院で野党・共和党が過半数を奪還できるかどうかのカギを握る3つの激戦州をルポする。

2135チバQ:2014/10/30(木) 23:19:35
http://www.sankei.com/world/news/141029/wor1410290002-n1.html
2014.10.29 05:07
【米中間選挙 審判の現場・中】
“無所属”候補旋風に共和党ベテラン苦戦 カンザス州

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記者会見で無所属候補を攻撃するロバーツ上院議員(左)。ライアン下院予算委員長も応援にかけつけた=17日、カンザス州オーバーランドパーク
 「ワシントンの政治は崩壊している。民主党も共和党も政治的な駆け引きにしか関心がない」。15日にカンザス州の地元テレビ局で開かれた討論会に臨んだグレッグ・オーマン氏(45)は、明快な口調で政治の機能不全を訴えた。オーマン氏の売り物は、民主党にも共和党にも属さない無所属候補であることだ。

 論戦の相手は共和党の現職、パット・ロバーツ上院議員(78)。親子ほど年の離れたオーマン氏の発言を必死にメモに取り、司会者から何度も発言の制限時間オーバーを指摘される姿には、4期目を目指すベテランの余裕はない。

 カンザス州は伝統的に共和党が強い。大統領選では1968年以来、選挙人を獲得し続け、上院選では39年以降、全2議席を維持している。

 にもかかわらず、直近の一部世論調査ではロバーツ氏が支持率でオーマン氏を下回っている。オーマン氏は予算すらまともに決められない責任の半分はオバマ大統領や民主党にあるとしながらも、もう半分の責任は共和党にあるとの論法で支持を広げているのだ。

 「党派対立には飽き飽きしている。長く選挙に参加してきたが、オーマン氏のような候補者に投票できるのは初めてだ」。州内最大都市ウィチタでオーマン陣営のボランティアとして活動するロッド・ミランさん(65)は声を弾ませた。

 しかしロバーツ氏は、オーマン氏の無所属イメージは「虚像」だと主張する。

 討論会から2日後の17日、ロバーツ氏はカンザスシティー近郊での記者会見で、「私の対立候補は、実際は民主党員だ。オバマ氏を応援し、妊娠中絶を支持している」と言い切った。

 確かに、今年6月に出馬表明したオーマン氏には、「本当に無所属なのか?」という疑惑がつきまとう。民主党候補への献金を長らく続け、2008年には民主党から上院選出馬を目指した過去もあるからだ。

 この疑惑は9月、ロバーツ氏の対抗馬だった民主党候補が出馬を取りやめたことで急速に真実味を増した。それまでロバーツ氏はオーマン氏と民主党候補を支持率で引き離していたが、これを機に民主党支持者の票がオーマン氏に集約されたのだ。

 政治評論家のフレッド・バーンズ氏は「民主党のリード上院院内総務らがオーマン氏を後押しするために民主党候補の出馬をやめさせた」と言い切る。

 だが、実情はもっと複雑だ。

 ロバーツ氏は8月の共和党予備選で草の根保守運動「ティーパーティー(茶会)」系候補に予算削減への取り組みが不十分だと批判され、苦戦した。ところが本選では、穏健な保守層が妊娠中絶や銃規制に否定的なロバーツ氏に水面下で反旗を翻し、オーマン氏を支援しているのだという。

 ウォッシュバーン大学のマーク・ピーターソン教授は「穏健な保守層は共和党支持者の3分の1程度。これが民主党支持層と結びついてオーマン氏を後押ししている。投票率が上がればオーマン氏勝利の可能性も十分ある」と分析する。

 当のオーマン氏は、議員になった場合は民主、共和両党のうち多数派と組むとしつつ、メディアへの露出を極力控え、多くの争点で立場をあいまいにして両党支持者からの集票を図る。

 しかし、この戦略は逆に不信感も招いている。州都トピカ近郊のステーキハウスで働くアニータ・ナジーロさん(42)は、「78歳になるまでワシントンの政治に浸ってきたロバーツ氏には投票したくないけど、オーマン氏は信用できない」とまくしたてた。(カンザス州トピカ 小雲規生、写真も)

2136チバQ:2014/10/30(木) 23:21:49
http://www.sankei.com/world/news/141030/wor1410300027-n1.html
2014.10.30 12:00
【米中間選挙 審判の現場・下】
「チェンジ」が現職苦しめる ノースカロライナ州、投票率確保競争

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民主党のケイ・ヘイガン上院議員(加納宏幸撮影)
 2008年の米大統領選で、オバマ大統領は「チェンジ(変化)」というスローガンで勝利した。あれから6年。南部ノースカロライナ州の上院選では、野党・共和党新人、トム・ティリス州下院議長(54)が同じ言葉で「オバマ・チルドレン」の民主党現職、ケイ・ヘイガン上院議員(61)を苦しめていた。

 「上院の議案採決で、ヘイガン氏の投票のうち96%はオバマ氏の政策を支持するものだった。この国にはチェンジが必要だ」

 ティリス氏は22日、州西部のウィンゲート大学講堂で学生や住民に呼び掛けた。前夜のテレビ討論にヘイガン氏が欠席したことを紹介し、「彼女にとり最高のパフォーマンスだった」と冗談を飛ばすと、会場から笑いが起きた。

 NBCテレビとマリスト大学(ニューヨーク州)による最新の世論調査では、ティリス氏は約4ポイントあったヘイガン氏との支持率の差を約3週間で解消し、43%で並んだ。

 ヘイガン氏は08年にオバマ旋風に乗って初当選した一人だ。それだけに、接戦を制したいティリス氏は、今や人気が低迷する「オバマ銘柄」の烙印(らくいん)をヘイガン氏に押す戦術を徹底する。イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」への政権の対応が後手に回った問題では、上院軍事委員会に属するヘイガン氏にも責任があると追及した。

 講堂でティリス氏の話を聞いていた、2児の母で英語教師のローラ・ピーダドさんは「ティリス氏には何かを変えることを期待する。ヘイガン氏はオバマ氏の政策を支持する以外に何もしていない」と語った。

 ノースカロライナの政治を長年観察してきた政治アナリストのジョン・デービス氏は、ティリス陣営の戦術を賢明だと指摘する。

 「民主、共和両党の支持層が41%ずつで均衡しているノースカロライナでは、投票率を上げた方が選挙戦を制する。不人気なオバマ氏に『反対票』を投じることを奨励するのは、最高の動機付けとなる」

 デービス氏が「ティリス氏優位」とみるもう一つの理由は、共和党州委員会が実施している「ブーツ・オン・ザ・グラウンド(地上部隊)」作戦だ。州全域に10以上の拠点を設け、運動員が直接有権者に投票を呼び掛ける。「共和党では今までになかった手法だ」(デービス氏)という。

 ヘイガン氏はテレビ討論に欠席した21日、州東部ウィルソン郡シムズの農場を訪れた。

 「農業の重要性を知っているから、民主党、共和党の考えに関係なく地元を第一に考えてきました」

 ヘイガン氏はティリス氏が地元の農業に冷淡だと非難。イスラム国などの争点化も「ティリス氏が語れる政策はそれだけ。(予算削減で)不評な公教育など、州の政策に触れたくないのでしょう」と受け流した。

 陣営は、ティリス氏が州議会で教育予算の削減を看過したと批判することで、民主党の有力な支持層である女性や若者、黒人など少数派の票の掘り起こしを狙う。25日にはクリントン前国務長官が応援に訪れた。

 「支持率40%のオバマ氏に近い候補と、不人気な州議会を体現する候補。お互いが相手の弱点を突く選挙戦になっている」

 ノースカロライナ州立大のスティーブン・グリーン教授(政治学)は言う。「州民の多くは教育問題を心配しており、共和党が州議会と関係のない候補を立てていれば先行できていた」とも指摘した。

 州外から約1億ドル(約108億円)が流れ込む「史上最も高価な上院選」(ワシントン・ポスト紙)。両陣営は選挙CMでも互いをののしり続けている。(ノースカロライナ州ウィンゲート 加納宏幸)

2137チバQ:2014/11/03(月) 16:20:12
http://www.afpbb.com/articles/-/3030463
アップルのクックCEO、同性愛を公表 「神の最高の贈り物の一つ」
2014年10月31日 08:28 発信地:ワシントンD.C./米国
【10月31日 AFP】米アップル(Apple)のティム・クック(Tim Cook)最高経営責任者(CEO)が30日、同性愛を公表した。クック氏はこれまでに同性愛を公表しているCEOの中では最も著名な人物となり、企業幹部の中の同性愛者について新たな注目が集まっている。

 クックCEOは米ビジネス誌ブルームバーグ・ビジネスウィーク(Bloomberg Businessweek)に寄稿した手記の中で、「はっきりさせておきたい。私は同性愛者であることを誇りに思っている。神が与えてくれた中でも最高の贈り物の一つだと考えている」と語った。

 米大手企業のCEOで同性愛を公表したのはクック氏が初めて。また、米ペンシルベニア大学(University of Pennsylvania)のビジネススクール、ウォートン・スクール(Wharton School)によると、米経済誌フォーチュン(Fortune)選出の世界トップ企業500のCEOの中で、同性愛を公表している人はいない。

 クックCEOは、自身の性的指向について社内で秘密にしていたことはないとした上で、平等についての公的な声明として同性愛を認めることは自身のプライバシーよりも重要だと表明。今回の公表は、マイノリティー(少数派)のために立ち上がるという個人的な闘いの一環であり、この価値観はアップルが企業として推進するものでもあると語っている。

「同性愛者であることは、マイノリティーの一員であることがどういう意味をもつのかについてのより深い理解と、他のマイノリティー集団の人々が日々直面する課題を垣間見る窓を私に与えてくれた」

「われわれは、自分たちの価値観を守るための闘いを続けていく。この素晴らしい企業のCEOとなる人なら誰でも、自身の人種、性別、性的指向にかかわらず、同じことをするだろう」

 業界に詳しいエンドポイント・テクノロジーズ・アソシエイツ(Endpoint Technologies Associates)のコンサルタントでアナリストのロジャー・ケイ(Roger Kay)氏は、クックCEOの同性愛は業界内では既に知られていたと指摘しつつも、「これにより、同性愛文化がより主流になると思われる。要職に就いている他の人々にカミングアウトを促すきっかけになるはず」と分析している。

 レズビアン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダー(LGBT)など性的少数者のロビー団体「ヒューマン・ライツ・キャンペーン(Human Rights Campaign、HRC)」のチャド・グリフィン(Chad Griffin)代表は、「クック氏の発表により、数え切れないほどの命が救われるだろう」と称賛。「世界中の数百万人の人々が刺激を受けることになる。ティム・クック氏は、LGBTの若者が思いつく限りの大きな夢を持つことができる、医者や国会議員、そして世界一のブランドのCEOにだってなれる、ということを証明した」と述べた。(c)AFP/Rob Lever

2138チバQ:2014/11/03(月) 16:25:18
http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPL4N0SP7ME20141031
UPDATE 2-米アップルCEOが同性愛を公表、「誇りに思っている」
2014年 10月 31日 13:18 JST
[30日 ロイター] - 米アップル のティム・クック最高経営責任者(CEO)が、ブルームバーグ・ビジネスウイーク誌への寄稿で、同性愛者であることを公表した。クック氏は「同性愛者であることを誇りに思っており、神が私に与えた素晴らしい贈り物の1つだと考えている」と述べた。

同氏は性的マイノリティーであるLGBT(レズビアン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダー)の支えになりたいと表明。「自分が何者なのか悩んでいる人の助けとなったり、孤独を感じている人を慰めたり、平等を求める刺激になったりするなら、同性愛者であると公表することは自分のプライバシーを犠牲にする価値がある」とし、「すべての人の平等のために、これからも声をあげていくつもりだ」としている。

また、「アップルで働く同僚の多くは、私が同性愛者であることを知っているが、そのことで異なる扱いを受けているとは感じていない」と述べた。同社の会長を務めるアート・レビンソン氏は、クック氏を「勇敢だ」とし、「取締役会と会社全体を代表して言うが、われわれはティムがアップルを率いていることをとても誇りに思っている」と述べた。

一方、ロシアやイラン、アフリカの一部などの保守的な市場では、クック氏の同性愛公表が同社のビジネスにどう影響するかは不透明だ。アップルは売上高の半分以上を海外から計上しており、中国は同社にとって2番目に大きな市場となっている。

同性愛者の権利保護団体「ディグニティーUSA」のマリアン・ダディバーク氏はロイターに対し、「米企業番付フォーチュン500掲載企業で同性愛者であることを公表した初のCEOとして、ティムはビジネス界の同性愛嫌悪を多少なりとも和らげることに貢献している」と語った。

株式時価総額で米国最大の企業のCEOが同性愛を公表したことは、時代がいかに変わったかを示している。2007年に英石油大手BPのジョン・ブラウンCEO(当時)は恋人に同性愛者であると暴露され、その後辞任した。ブラウン氏は30日、ロイターに電子メールで「公表を決断したことで、ティム・クックはロールモデルとなった。実業界で変化が加速することになるだろう」と述べた。

ツイッター上やシリコンバレーの著名経営者の間では、公表を支持する声が広がっている。米フェイスブックのマーク・ザッカーバーグCEOは、クック氏を「勇気あるリーダー」とたたえた。

IT業界は比較的、性的指向についてオープンだとされている。ホワイトハウス向けに将来の労働市場に関する報告書をまとめているデータサイエンティストのビビアン・ミン氏によると、米IT業界で働く人の約15%がゲイもしくはレズビアンだという。メディア業界もほぼ同程度で、そのほか医療では10%、金融では9%、政府機関では8%となっている。

*クック氏の寄稿文はこちらをご覧ください。

buswk.co/1DBoBfo

2139チバQ:2014/11/03(月) 16:34:34
http://www.sankei.com/world/news/141102/wor1411020028-n1.html
2014.11.2 22:54
【米中間選挙】
上下両院の「ねじれ」解消か 最大の争点は「オバマ大統領」 米政治の方向性左右

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 1日、米ミシガン州デトロイトで中間選挙の応援演説をするオバマ大統領(ロイター=共同)
 【ワシントン=青木伸行】米中間選挙が4日投開票される。2期目のオバマ大統領の残り2年間の任期と、政治の方向性を大きく左右する選挙の焦点は、下院(定数435)で多数派の野党・共和党が上院(定数100)でも過半数を奪還し、上下両院を制するかどうかだ。

 4年ごとの大統領選挙の「中間」の年に行われる中間選挙では、2年に1回の連邦議会選挙が行われ、上院(任期6年)の3分の1、下院(任期2年)の全議席が改選される。上院は今回、36議席を改選。全50州の州知事選(今回は36州)も含め、地方の首長選や議会選も実施される。

 米政治専門サイト「リアル・クリア・ポリティクス」が各種世論調査をまとめた2日現在の情勢によると、上院の改選後予想議席は、民主党が45議席、共和党が47議席をほぼ確保したとされ、共和党がやや優位だ。残り8州は激戦で、いずれが過半数を取るかは予断を許さない。

 上院の現有議席は民主党55(同党系無所属2を含む)、共和党45。共和党は6議席を増やせば過半数を制して多数派となる。

 激戦8州のうちルイジアナ、ジョージア両州では得票が過半数に達した候補がいなければ決選投票となるため、議席確定が12月以降にずれ込む可能性がある。
 同サイトによれば、下院は共和党が228議席(現有233)、民主党が181議席(同199)をほぼ確保したとされ、共和党が多数を維持する見通しだ。

 中間選挙は、大統領の任期(4年)のうち、2年目の半ば過ぎに行われるため、大統領と政権への中間的な評価、審判という意味をもつ。

 2009年の就任当時は67%あったオバマ氏の支持率は現在、42%まで落ち込んでいる。就任当初は民主党が上下両院の多数派を占める中、大型景気刺激策(09年2月)や医療保険制度改革法(10年3月成立)などを次々と実現した。

 だが、これらの政策に反発する保守派が巻き返し、10年の中間選挙で共和党が下院で多数を奪還すると、上下両院で多数党が異なる「ねじれ」が発生。移民制度改革など多くの法案や政策が停滞し、オバマ氏の人気を押し下げた。

 共和党が上院を制すれば、オバマ氏は一層苦しい状況に置かれる。2年後の大統領選もにらみ、党派対立がさらに激化するとみられる。

2140チバQ:2014/11/03(月) 16:35:50
http://www.sankei.com/world/news/141102/wor1411020014-n1.html
2014.11.2 15:49
【米中間選挙】
「これまで最もネガティブな戦い」、目立つ相手候補を中傷するTV広告





 ビッグデータの活用による有権者の細分化など、回を重ねるごとに進化を遂げる米国の選挙。しかし今回の中間選挙では、相手候補を中傷するテレビ広告がこれまで以上に目立ち、旧来型の戦術が健在であることもうかがわせた。サンフランシスコ大のケネス・ゴールドスタイン教授は、今回の中間選挙は中傷広告の率が極めて高く「これまでで最もネガティブな選挙戦かもしれない」と話す。

 中間選挙は大統領選と比べ投票率が低い。そのために民主党が頼ったのが中傷広告だった。中傷が政治離れを招くとの批判は常に上がる。しかし同教授は「中傷広告にさらされるほど有権者は投票に行く」という現実を指摘する。

 両党は2年後の大統領選も視野に入れ、ビッグデータの蓄積にも力を入れた。データを効率的な選挙運動につなげるノウハウは民主党が得意としてきたが、今回は共和党も多額の資金を投入し巻き返しを図った。(共同)

2142チバQ:2014/11/03(月) 17:00:30
http://mainichi.jp/select/news/20141102k0000m030097000c.html
米中間選挙:フロリダ州知事選 共和、中道寄りへ修正
毎日新聞 2014年11月01日 21時50分

 支持層として「保守」「白人」のイメージが強い共和党。だが、強硬な保守系草の根運動「ティーパーティー(茶会)」の退潮と、ヒスパニック系有権者の増加を受け、そこから脱却をせまられている。最も接戦と注目される南部フロリダ州の知事選から、軸足を中道寄りに戻そうとする共和党の戦略がうかびあがった。

 10月21日のテレビ討論会。「茶会のせいで、共和党があまりにも保守的になった」。前知事のチャーリー・クリスト氏(58)は「古巣」を批判した。2006年知事選は共和党候補として当選したが、10年は上院選で茶会派候補に負けた。今回はくら替えした民主党からの出馬だ。

 クリスト氏を「政治的ご都合主義」と非難した共和党現職のリック・スコット氏(61)は、10年知事選で茶会の支持を受けた。だが当選後には、低所得者向け医療扶助(メディケイド)の対象拡大など、茶会が求める「小さな政府」とは異なる方針を打ち出した。

 10年中間選挙で共和党議員の大量当選の原動力となった茶会。米調査会社ピュー・リサーチ・センターによると、茶会を「好ましくない」と思う国民は、10年3月の25%から今年10月には49%へと倍増。予算審議などで茶会系議員がみせた非妥協的態度が反発を招いたとみられる。再選を狙うスコット氏の「茶会離れ」は、有権者感情を配慮したものだ。 茶会自体も勢いを失った。州内最大組織「南フロリダティーパーティー」代表、エベレット・ウィルキンソン氏(36)によると、12年大統領選でオバマ大統領の再選を阻止できず、「欲求不満がたまったり、失望したりしたメンバーがいる」。最盛時、州内に大小約100組織があったが、今はその7割程度という。

 テレビ討論会の翌日。スコット氏はマイアミ近郊のヒスパニック系経営者の店舗を中心に遊説。キューバ系の副知事候補を引き連れて、雇用創出などの実績を強調した。陣営幹部のハイメ・フロレス氏(58)は「ヒスパニック系を対象に、共和党がこれほど熱心に選挙運動をしたのは初めて。この4年でより開かれた党に変わった」と胸を張る。

 マイアミを中心に州人口の24%を占めるまでになったヒスパニック系。かつては、対キューバ強硬策を望む亡命キューバ人を中心に、共和支持層が多かったが、若い世代が増えた今は民主支持が多数派だ。スコット陣営の熱心な選挙運動は、「共和党離れ」に対する危機感の表れだ。

 フロリダ州は、大統領選のたびに民主、共和両党の勢力が拮抗(きっこう)する「スイング・ステート(揺れる州)」。人口が全米3位の大票田でもある。オバマ大統領は08、12年の選挙で、州内のヒスパニック系の7割の支持を獲得し、勝利に結びつけた。

 この日の遊説の応援弁士は、ジュリアーニ元ニューヨーク市長(70)。08年大統領選で共和党予備選に出馬した穏健派は「(全米で増加する)ヒスパニック系の支持は重要。特にフロリダではそうだ」と指摘し、16年の大統領選に向け、地固めする必要性を訴えた。

 政治専門サイト「リアル・クリア・ポリティクス」の世論調査の支持率平均値はクリスト氏43・7%、スコット氏42.7%。超激戦が続いている。【フロリダ州マイアミで草野和彦】

2143チバQ:2014/11/03(月) 17:04:01
http://mainichi.jp/select/news/20141031k0000e030241000c.html
エボラ出血熱:隔離めぐり米で論争…帰国の看護師vs州
毎日新聞 2014年10月31日 12時11分(最終更新 10月31日 12時48分)
 【ワシントン及川正也】西アフリカでエボラ出血熱の治療に携わって帰国した米メーン州の女性看護師、ケーシー・ヒコックスさん(33)への対応を巡り、自宅での「隔離」を要請する州当局と、これを拒否するヒコックスさんの対立が高まっている。30日にはヒコックスさんが自転車で外出を強行し、警察が追尾する事態も発生。州は法的な強制措置も辞さない構えだが「強制隔離」は憲法論争にも発展するなど波紋が広がっている。

 ◇人権か、公共の福祉か

 「絶好のサイクリング日和」。米テレビは、恋人の男性と自転車で外出したヒコックスさんを追いかけ、州警察の車両が追尾する映像を放映した。ただ、警察はヒコックスさんの外出を止めなかった。メーン州当局はヒコックスさんの弁護士と交渉したが決裂。ルページ知事は「あらゆる権限を行使する」との声明を出した。

 ヒコックスさんはエボラ熱流行国のシエラレオネから24日に帰国し、ニュージャージー州の病院に隔離され、その後、陰性と判明しメーン州の自宅に戻った。ヒコックスさんは、米疾病対策センター(CDC)が発表した指針に基づき体温測定など体調を自己管理し衛生当局にも連絡していると指摘。感染の兆候もなく隔離は必要ないとしている。

 指針は感染危険度を4段階に分類。エボラ熱の兆候がある場合はいずれもすぐに隔離される。防護用品を着用せずに治療した場合などは危険度が最高の「高リスク」とされ、兆候がない場合でも公共交通機関の利用などが制限される。ヒコックスさんは危険な状態での治療はしていないという。

 ノースウエスタン大のユージーン・コントロビッチ教授は「破壊的な感染症のリスクにさらされた場合は(兆候がなくても)隔離は正当化される」と公共の福祉を優先する。だが、米自由人権協会(ACLU)は「個人の権利が侵害されていいのは公衆衛生への脅威が深刻になった場合に限る」と反論するなど見解は分かれている。

2144チバQ:2014/11/03(月) 17:05:39
http://mainichi.jp/select/news/20141101k0000m030111000c.html
米中間選挙:「過半数」高い壁 ルイジアナ上院選
毎日新聞 2014年10月31日 22時44分(最終更新 11月01日 01時02分)
 米南部ルイジアナ州の上院選で4選を目指す民主現職マリー・ランドリュー氏(58)は、支持率40%前後を得て首位を走りながら、議席確保が危ぶまれている。同州は各党から複数候補が出馬できる特殊な選挙制度を持ち、過半数を獲得した候補がいなければ決選投票となる。その場合、共和党に競り負けるとの分析もあるからだ。全米の上院選が拮抗(きっこう)した場合、4日に過半数を占める政党が決まらない可能性がある。

 「(2005年8月の)ハリケーン・カトリーナなど、数々の災害からの復興に尽力してきた。私が復興予算可決に努力している時、相手は反対票を投じた」。州内第2の都市バトンルージュで10月20日、ランドリュー氏は、共和党候補のビル・カシディ氏(57)を「復興の妨害勢力」と厳しく批判した。4日に過半数を獲得できなければ、12月6日の決選投票で、別の候補を支持していた共和党非主流派のティーパーティー(茶会派)がカシディ氏支持にまわる。

 ランドリュー氏のピンチを救うため、クリントン元大統領も応援に駆け付け、「10年以上、彼女の献身ぶりを見てきた」と実績を強調。会場の支持者500人のうち約100人はバスで動員された黒人高齢者で、黒人層へのアピールを図った。

 1996年、02年の2回は決選投票で競り勝ったランドリュー氏だが、前回08年は「ハリケーン救世主」の期待感とオバマ大統領初当選の勢いで黒人票を得て一発当選。しかし今回はハリケーン特需の効果が薄れ、オバマ氏の不人気という二重苦に直面する。会場にいたランシー・ボイドスニーさん(74)は「バラバラになった支持基盤が前回ほどまとめきれない。一発で勝たなければ厳しい」と危機感を募らせた。

 米国勢調査によると、高潮などで壊滅的な被害を出したカトリーナの影響から、05、06年で23万人以上が州外に避難し、半数以上はいまも戻らない。防波堤建設事業費を含め15億ドル(1670億円)以上の復興予算は可決されたが、計画は遅れ気味だ。

 茶会が支持する別の共和党候補のロブ・マネス氏(52)は10月21日、州南部ラファイエットの公園で「共和党候補も金で政治を動かす亡者だ。ワシントン政治家2人を打ちのめす準備はできてるかい」と気勢を上げた。

 決選投票でマネス氏支持者がカシディ氏に投票するのか。陣営幹部は言葉を濁すが、集会にいたロナルド・レブランクさん(72)は「気に入らなくても、民主よりマシな共和党に入れる」と語った。

 ルイジアナと似た選挙制度の南部ジョージア州の上院選でも3候補が競り合い、1月6日の決戦にもつれ込みそうだ。上院を制する政党が決まるのは年明けに持ち越される可能性も出てきた。【ルイジアナ州ラファイエットで堀山明子】

2145チバQ:2014/11/03(月) 17:09:13
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141103-00000039-san-n_ame
米中間選挙 共和党、上院でやや優位 追い詰められるオバマ氏
産経新聞 11月3日(月)7時55分配信

米中間選挙 共和党、上院でやや優位 追い詰められるオバマ氏
中間選挙の現有勢力と改選議席(写真:産経新聞)
 【ワシントン=青木伸行】米中間選挙が4日投開票される。2期目のオバマ大統領の残り2年間の任期と、政治の方向性を大きく左右する選挙の焦点は、下院(定数435)で多数派の野党・共和党が上院(定数100)でも過半数を奪還し、上下両院を制するかどうかだ。

 4年ごとの大統領選挙の「中間」の年に行われる中間選挙では、2年に1回の連邦議会選挙が行われ、上院(任期6年)の3分の1、下院(任期2年)の全議席が改選される。上院は今回、36議席を改選。全50州の州知事選(今回は36州)も含め、地方の首長選や議会選も実施される。

 米政治専門サイト「リアル・クリア・ポリティクス」が各種世論調査をまとめた2日現在の情勢によると、上院の改選後予想議席は、民主党が45議席、共和党が47議席をほぼ確保したとされ、共和党がやや優位だ。残り8州は激戦で、いずれが過半数を取るかは予断を許さない。

 上院の現有議席は民主党55(同党系無所属2を含む)、共和党45。共和党は6議席を増やせば過半数を制して多数派となる。

 激戦8州のうちルイジアナ、ジョージア両州では得票が過半数に達した候補がいなければ決選投票となるため、議席確定が12月以降にずれ込む可能性がある。

 同サイトによれば、下院は共和党が228議席(現有233)、民主党が181議席(同199)をほぼ確保したとされ、共和党が多数を維持する見通しだ。

 中間選挙は、大統領の任期(4年)のうち、2年目の半ば過ぎに行われるため、大統領と政権への中間的な評価、審判という意味をもつ。

 2009年の就任当時は67%あったオバマ氏の支持率は現在、42%まで落ち込んでいる。就任当初は民主党が上下両院の多数派を占める中、大型景気刺激策(09年2月)や医療保険制度改革法(10年3月成立)などを次々と実現した。

 だが、これらの政策に反発する保守派が巻き返し、10年の中間選挙で共和党が下院で多数を奪還すると、上下両院で多数党が異なる「ねじれ」が発生。移民制度改革など多くの法案や政策が停滞し、オバマ氏の人気を押し下げた。

 共和党が上院を制すれば、オバマ氏は一層苦しい状況に置かれる。2年後の大統領選もにらみ、党派対立がさらに激化するとみられる。

2146チバQ:2014/11/04(火) 22:05:31
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2014110400535
焦点の上院、異例の大接戦=米中間選挙投票始まる


 【ワシントン時事】オバマ米大統領の残り2年間の政権運営を大きく左右する米中間選挙の投票が4日午前、東部諸州を皮切りに全米各地で始まった。下院は野党・共和党が政権批判を追い風に過半数の議席をさらに伸ばす勢いで、上院で与党・民主党が多数党の座を死守できるかどうかが最大の焦点だ。即日開票されるが、上院は異例の大接戦となっており、大勢判明が大きくずれ込む可能性もある。
 今回の中間選挙は際立った政策上の争点がなく、共和党は大統領の指導力を問う選挙と位置付け、エボラ出血熱や過激組織「イスラム国」への対応をめぐって政権批判を展開してきた。共和党が8年ぶりに上下両院を制する結果になれば、大統領の政権運営は一層厳しさを増しそうだ。(2014/11/04-20:10)

2147チバQ:2014/11/04(火) 22:07:24
http://www.sankei.com/world/news/141104/wor1411040024-n1.html
2014.11.4 17:00
【米中間選】
政治資金、過去最高に 4千億円、広告過熱





 米中間選挙に民主、共和両党の候補や政治団体などがつぎ込んだ資金の推計は約36億7千万ドル(約4163億円)に上り、中間選挙としては過去最高額になる見通しだ。テレビ広告の過熱が一因で「カネのかかる選挙」が止まらない。

 政治資金監視団体センター・フォー・レスポンシブ・ポリティクスが公表した。中間選挙で過去最高だったのは2010年の約36億3千万ドル。候補者の支出は減少傾向にある一方、別動隊ともいえる外部の政治団体などの支出が増えたという。背景には、無制限に献金を集めて特定の政党や候補者を支援する「特別政治活動委員会(スーパーPAC)」の存在がある。テレビ広告の資金源となり、相手候補へのネガティブキャンペーン(中傷攻撃)を繰り返す構図が激戦州で目立った。

 ウェズリアン大(東部コネティカット州)によると、州知事選と上下両院の議員選のテレビ広告は昨年1月から今年10月9日までに約180万回放送され、費用は総額9億1800万ドル(約1042億円)に達した。(共同)

2148チバQ:2014/11/04(火) 22:07:54
http://www.sankei.com/world/news/141104/wor1411040021-n1.html
2014.11.4 14:47

テロで崩壊、貿易センター跡地にビル開業 NY市民、感慨ひとしお

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ニューヨークにオープンした「1WTC」の玄関=3日(ロイター=共同)
 【ニューヨーク=黒沢潤】2001年の米中枢同時テロで崩壊した世界貿易センター跡地に建つ「WTC1号棟」(高さ約541メートル)が開業し、最初のテナントである出版大手コンデナストが3日入居した。

 同ビルは104階建てで総工費約39億ドル(約4440億円)。テロの教訓から強固な構造が特徴で、「米国で最も安全な建物」(ビル管理者)ともいわれる。06年に開業する予定だったが、景気悪化などで完成がずれ込んでいた。

 米メディアによれば、「ニューヨーカー」や「バニティ・フェア」などの雑誌発行で知られる同社はビル中層の20〜44階部分を利用。この日、“第一陣”として社員約200人が入り、残り約3200人も順次続く。投資会社やスタジアム運営会社なども近く、入居する予定だ。

 コンデナスト関連社員としてWTC1号棟で新たに勤務することになったマリアンヌ・ケイシーさんは、同時テロの際、貿易センターで勤務中だったものの、消防士だった親族に助け出された経験を持つ。「(ビル開業は)米国にとって偉大なことだ。私はここで働くことを誇りに思う」とロイター通信に語った。

2149チバQ:2014/11/04(火) 22:13:09
http://www.sankei.com/world/news/141103/wor1411030042-n1.html
2014.11.3 20:28
【米中間選挙】
4日投開票 米メディア、共和党の上院過半数を予測 「接戦8州」最後の攻防

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(1/2ページ)
 【ワシントン=加納宏幸】オバマ米大統領の残り2年間の任期を大きく左右する米中間選挙は4日投開票される。米主要メディアは2日、共和党が下院(定数435)に加え、上院(同100)でも過半数を獲得すると予測した。ただ、接戦州では1、2位の候補者の支持率の差が5ポイント未満しかないとみられており、候補者や陣営は選挙戦最後の週末、必死に投票を呼び掛けていた。

 上院の焦点は、米政治専門サイト「リアル・クリア・ポリティクス」が激戦を予想している「接戦8州」=表=に絞られてきた。共和党が現有45議席に6議席を上積みすれば過半数の51議席を確保できる。すでに2議席増が有力視されており、接戦8州のうち4議席の確保で過半数に達する見通しだ。

 2日付の米紙ワシントン・ポストはこの8州のうち6州で共和党が優位にあると予測し、同党の過半数51を上回る53議席をうかがう勢いだと報じた。

 米紙ニューヨーク・タイムズも2日、共和党だけでなく民主党陣営も選挙戦が共和党に傾いているとみていると報じた。

 共和党はイラク戦争の長期化によってブッシュ前政権に厳しい審判が下った2006年の中間選挙で上院の多数を失っており、今回過半数を獲得すれば8年ぶりの上院奪還となる。

 オバマ氏は最後の日曜日となった2日、コネチカット、ペンシルベニア両州で州知事選の候補を応援した。ただ、接戦を繰り広げる上院選の民主党候補は、支持率が40%程度に低迷しているオバマ氏と距離を置いている。両州では上院選は行われない。

 選挙を取り仕切る民主、共和両党の全国委員長は2日、ABCテレビの番組に出演。民主党のシュルツ氏は有権者の動員に成功したことを挙げ、「民主党は上院(の過半数)を維持する」と述べた。共和党のプリーバス氏は同党も期日前投票の呼び掛けを重視してきたとし、「動員では勝っている」と反論した。

 下院は、各種世論調査では共和党の過半数維持がほぼ確実視されている。

2150チバQ:2014/11/04(火) 22:21:20
http://mainichi.jp/select/news/20141104k0000e030171000c.html
米中間選挙:下院、いびつな線引き…共和の過半数確実
毎日新聞 2014年11月04日 11時34分(最終更新 11月04日 12時35分)

 【ワシントン西田進一郎】4日投開票される米中間選挙で、上院選挙(定数100、改選36議席)では民主、共和のどちらの党が過半数を制するかが焦点になる一方、すべての議席が改選される下院選挙(定数435)では共和党の過半数維持が早くから確実視されてきた。いびつな選挙区の線引きなどで特定政党の候補者が早くから当選圏に入る「無風区」が多いのが一つの要因だ。

 政治専門サイト「リアル・クリア・ポリティクス」によると、2日時点で共和党が固めた議席は204。「優勢」や「有利」を含めると228となり、過半数を超えた。一方、民主党も181議席が当選圏内に入っており、激戦区はわずか26議席しかない。

 原因の一つは、特定政党に有利な選挙区の線引き「ゲリマンダー」の存在だ。米国では、10年ごとの国勢調査に基づき、区割り見直しが州知事・議会の主導で行われる。共和党は2010年中間選挙で大勝し、現在の線引きを主導した。民主党支持者の多い地域をまとめ、それ以外の地域で共和党が多く議席を獲得できるようにしたとみられるいびつな線引きが行われた。

 南部ノースカロライナ州は12年の下院選(13選挙区)で、民主党候補の総得票数は共和党候補を上回った。しかし、一部の民主党候補に票が集中したため、獲得議席は共和党が9議席と圧勝し、民主党は4議席にとどまった。この結果について「ゲリマンダーの象徴だ」と批判された。

 選挙分析機関「クック・ポリティカル・リポート」によると、無風区増加の流れは過去15年で強まり、両党の支持割合に大きな開きがない下院の選挙区は、1998年には164あったが、今回の中間選挙では90にまで減少しているという。

 分析したワッサーマン氏は、米国内で政治的に考えの近い人たちと暮らすために引っ越す動きが続いているとし、「有権者のこうした選択とゲリマンダーが組み合わさり接戦区が減少してきた」と説明した。

 選挙区によって住民の党派の色分けがはっきりしたことについては「政治的な国民分断」とも指摘されている。

 ◇ゲリマンダー◇

 自党に有利になるように選挙区の区割りを改変すること。19世紀に米マサチューセッツ州知事ゲリーが選挙区の区割りを変えたところ、ギリシャ神話の火竜「サラマンダー」に似た不自然な形の区になったことから生まれた造語。


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