したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |

鉄鋼・非鉄金属スレッド

1荷主研究者:2003/12/07(日) 00:12
「鉄は国家なり」とは古い言葉だが、新日鐵やJFEをはじめ日本企業が世界の大手を占めている。特殊鋼や非鉄金属もユニークな企業が多い。そんな鉄鋼・非鉄金属・金属製品産業の総合スレッド。

社団法人日本鉄鋼連盟
http://www.jisf.or.jp/

社団法人日本アルミニウム協会
http://www.aluminum.or.jp/

社団法人日本電線工業会
http://www.jcma.jp/

422とはずがたり:2007/10/14(日) 19:11:30

宝鋼集団と鉄鉱石最大手のブラジル・リオドセ社が合弁会社を設立2007年10月11日 10:08http://jp.ibtimes.com/article/biznews/071011/12878.html

 中国宝鋼集団と鉄鉱石の最大手であるブラジルのリオドセ社の合弁会社、宝鋼CSV鉄鋼公司は今回、ブラジルで設立記念式典を行った。

 新会社の建設は2期に分かれて行われ、第1期の投資額は35億ドル、第2期は第1期よりやや少ないという。第1期工事完成後稼働すれば、鋼板の年産は500万トン、第2期完成後は年産は1000万トンに達し、現代化を実現した鉄鋼メーカーとなる見通し。また、川下製品事業に乗り出す可能性もあるという。1期工事は2008年上半期に着工し、2011年に操業を開始する予定。製品は主に輸出向けとなる。

 アナリストによると、北米地域の鋼板の連鋳に対する需要が急増しており、南米の鋼材市場も上昇期にあり、また東南アジア地域と中国国内市場からの需要も大きいため、宝鋼CSV鉄鋼公司の見通しは明るいという。(日中経済通信)

423とはずがたり:2007/10/14(日) 23:26:11
5%の権益は少なくね?

新日鉄、豪モランバーノース炭鉱に210億円投資
2007年07月11日 20:06更新
http://jp.ibtimes.com/article/biznews/070711/9681.html

 10日、新日本製鐵(新日鉄)及び同社豪州子会社であるNippon SteelAustralia(NSA)は、資源大手のアングロ・コール・オーストラリア社などとの間で、豪州のモランバーノース炭鉱において採炭設備(ロングウォール)の大型化・能力増強に総額約2億1000万豪州ドル(約210億円)の投資を行うことで合意したと発表した。

 新日鉄グループが5%の権益を保有するモランバーノース炭鉱は、豪州最大級の能力を有するロングウォール方式の坑内掘りにより、年間約400万トンの石炭を生産する豪州有数の炭鉱で、世界の主要製鉄会社に高品質の原料炭(強粘結炭)を供給している。新日鉄グループは、1998年の炭鉱操業開始以来、一貫して同炭鉱の運営を支えてきた。

 同炭鉱においては、操業開始後約10年が経過する中、設備の老朽化が進行するとともに、採炭深度の深化に伴う操業条件の悪化が見込まれるため、新日鉄は、生産性・操業安全性の維持・向上を目的として、ロングウォール設備の中核部分であるルーフサポートの大型化・能力増強などの投資を行うことを決めた。新設備が導入される2009年以降、生産性・安全性の向上が図られ、引き続き400万トン/年規模の生産を維持することが可能となる見込み。

 新日鉄は、現在推進している中期連結経営計画の中で、高炉の大型化、新コークス炉建設などの設備強化により、鉄源工程全般の体質強化を図るとともに、これらの中期諸施策を支えるため原料調達面においても、原料の長期安定確保に向けた、鉱山への投資を含む戦略的な原料購買施策を推進している。

424名無しさん:2007/10/15(月) 02:35:29

http://www.business-i.jp/news/ind-page/news/200707260012a.nwc
新日鉄 厚板、年60万トン増産
FujiSankei Business i. 2007/7/26

 新日本製鉄は25日、大分製鉄所(大分市)に200億円を投じて新設備を設置し、厚板の年産能力を60万トン引き上げると発表した。新設備は2009年度上期に稼働予定。高強度のコンテナ船向け「47キロハイテン」や、原油タンカー向けの高耐食鋼板「NSGP1」などの高級厚板にの需要が増大していることから、増産を決めた。

 大分製鉄所の厚板工場に粗圧延機1基と切断ラインを増設。これにより、同製鉄所の厚板年産能力は220万トンから280万トンになり、新日鉄全体では600万トンに拡大する。

 大分製鉄所では09年前半をめどに、内容積4884立方メートルの第1高炉を、5775立方メートルと現在世界最大の容積を持つ2号高炉と同規模に改修し、年100万トン増産する計画で、増産分の大半を厚板に振り向ける。

425荷主研究者:2007/10/15(月) 02:36:08
>>424 をれ。

426荷主研究者:2007/10/15(月) 02:37:34

http://www.business-i.jp/news/ind-page/news/200707200019a.nwc
電炉業界の再編本格化 共英と合鉄が株持ち合い
FujiSankei Business i. 2007/7/20

 電炉大手の共英製鋼と合同製鉄は19日、資本・業務提携の一環として、それぞれ25億〜30億円をかけて、互いの発行済み株式の一部を持ち合うと発表した。最終的に3%ずつ持ち合う。供給過剰体質が指摘された電炉業界の再編が本格化する。

 株式の持ち合いは「第三者割当による自己株処分」で行う。共英は自己株として保有する発行済み株式の2%を30億円で合鉄に売り、合鉄も同様に自社株2・6%を25億円で共英に売却する。

 両社は年内をメドに市場取引などで互いの保有比率を3%に引き上げる。ともに収入金を運転資金に充てる見通し。業務提携では、原料の鉄スクラップの共同購入や技術・生産面の協力などを検討している。

427荷主研究者:2007/10/15(月) 02:38:04

http://www.business-i.jp/news/ind-page/news/200707190039a.nwc
住友金属 エネルギー分野向け厚板出荷拡大へ
FujiSankei Business i. 2007/7/19
海上での石油・天然ガス掘削プラットホーム

 住友金属工業は18日、2007年度のエネルギー分野向け厚板の出荷を06年度実績に比べ15万トン多い75万トンとする計画を明らかにした。同社の厚板生産の42%を占め、厚板の主力供給先である造船を上回ることになる。エネルギー向けの高付加価値比率を引き上げることで収益を拡大させる考えだ。

 エネルギー分野向け厚板は、原油やガスを輸送するパイプラインや、海上での石油・天然ガス掘削プラットホーム、LNG(液化天然ガス)などの貯蔵タンクなどに利用される。特に掘削プラットホームは、深海、極寒海域、暴風雨海域といった過酷な領域での操業が増えており、厚板への性能要求も厳しくなっている。

 住金はこれらの分野に対応できる、低温環境でも強靭(きょうじん)さや高張力を維持する製品を供給しており、同分野では独デリンジャーに次いで世界2位のシェアとみられている。06年4月にはエネルギープロジェクト室を発足させ、同分野の受注拡大を進めてきた。

 07年度は、建設向けなどの厚板をエネルギー向けの振り向けることで180万トン生産する厚板のうち、75万トンをエネルギー分野とする。これにより厚板生産の42%がエネルギー向けとなり、造船向け(41%)を初めて上回るという。

 エネルギー分野は製品価格が造船向けの3倍程度と高付加価値で、収益面でも大きく貢献するもようだ。住金では継ぎ目なし(シームレス)鋼管でもエネルギー向けが8割を占めている。

 同社は、韓国の現代重工業からこのほど、海上でのエネルギー掘削用構造物向け厚板を23年にわたって供給していることから感謝楯を受けるなど、海外需要家からの評価も高く、エネルギー向けの深耕に力を入れる考えだ。

428とはずがたり:2007/10/22(月) 12:49:04
世界的な素材インフレである。勿論世界の途上国の資源開発が進むだけであろうが,国内の探索が進んで一箇所ぐらい復活せんかねぇ?!

国内鉱山一覧
http://www6.airnet.ne.jp/~mura/mine/info/list/index.html

429とはずがたり:2007/10/31(水) 16:43:54
3社の鉄鋼事業の経営統合未だぁ〜チンチン

新日鉄・住金・神鋼、粗鋼拡大へ連携強化
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071031-00000004-nkn-ind
10月31日8時33分配信 日刊工業新聞

 新日本製鉄と住友金属工業、神戸製鋼所は30日、新たな連携策を発表した。住金の和歌山製鉄所(和歌山市)の高炉更新に合わせ、新たに増産される鉄源の共同利用が柱で粗鋼生産量の拡大につなげる。現在、建設中の新1高炉に加え、総額900億円を投資し、新2高炉などを建設。新2高炉による鋼片(スラブ)の増加分を一定の比率で分け合う。その比率は今後、3社で検討していく。

 このほか、新日鉄と住金との間では、ステンレス事業の生産拠点の相互活用などを検討。さらに新日鉄と神鋼が環境事業での共同事業などを推進し、住金は神鋼への生産委託を拡大するなど、それぞれの協業を加速する。一方、相互の株式の追加出資については、「これら連携施策を経済的に評価した上で、検討する」(増田規一郎新日鉄副社長)との発言にとどめた。

430とはずがたり:2007/11/06(火) 11:39:13
工場爆発2人死亡 八戸・大平洋金属、電気炉から出火か
ttp://www.kahoku.co.jp/news/2007/11/20071106t23020.htm

 5日午後8時ごろ、青森県八戸市河原木の金属精錬業「大平洋金属」の操業中の第一溶練工場内が爆発、炎上した。八戸署などによると、工場内にいた同市尻内町、小田義充さん(57)、同市根城、松村智哉さん(20)の従業員2人が火災に巻き込まれて死亡、同市妙、従業員蟹沢春男さん(53)が大けがをした。

 大平洋金属によると、出火場所は工場内でニッケルを精錬している電気炉。出火当時、付近には従業員4人がいたが、1人は逃げ出して無事だったという。電気炉は300度以上の高温を発しているため、炉に放水すると水蒸気爆発を起こす可能性があり、周囲に放水して冷やしている。

 同社は「火災の原因は分からない。工場には通常、約200人の従業員がいるが、死亡した2人とけがを負った1人以外は逃げ、ほかに被害者はいないと思う」と説明している。

 同社では3月にも、同市内の別の工場の電気炉付近に冷却水がかかり、小規模な水蒸気爆発が発生した。この時はけが人などはいなかった。

 工場近くの銭湯の従業員男性(36)は「大きな火事が起きてびっくりしている。銭湯でも重油を扱うので安全管理には気を使っている。もっと気を付けて操業してほしい」と話した。

 現場はJR八戸駅から北東約8キロの八戸港に面した工業地帯。
2007年11月05日月曜日

434荷主研究者:2007/11/25(日) 03:06:26

http://www.job-nippo.com/news/details.php?k=1784
新潟日報 2007年9月28日
三星金属が合同製鉄の子会社に

 電炉メーカーの三星金属工業(燕市、横山辰男社長)は27日、同業で、東京証券取引所1部上場の合同製鉄(大阪市、栗川勝俊社長)の子会社になると発表した。合同製鉄が三星金属工業の実施する第三者割当増資をすべて引き受け、過半数の株式を取得する。
 子会社化により、両社の主力製品、建設資材の鉄筋用棒鋼で品ぞろえを強化し、輸送コスト削減など経営効率化を図る。
 両社は同日、基本合意書を締結。10月30日に最終的な契約を交わし、11月30日に増資を実施する予定。41万7000株を新たに発行、取得価格は42億9500万円。現在、合同製鉄は三星金属工業株を保有していないが、増資後の保有比率は51%になる。
 三星金属工業は増資で得た資金を、現在約142億円ある有利子負債の返済のほか、設備資金に充てる計画だ。
 鋼材市場は需要が活発で好調だが、企業数が多く、原料の鉄スクラップが高騰を続ける中、両社とも業界再編が必要との認識で一致。6月から協議を進めていた。合同製鉄総務部は「当社の役員が、三星金属工業の役員を兼ねる形になると思う」と話している。
 三星金属工業は1951年設立。94年の新工場建設の投資などが響き一時、約300億円の有利子負債を抱え経営不振に陥った。
 2003年に「私的整理に関するガイドライン」に基づく再生計画を発表、金融機関の支援を受けながら債務の圧縮を進めている。
 合同製鉄は1937年設立。鋼片や棒鋼の製造、販売を手掛ける電炉メーカーで新日本製鉄の持分法適用会社。2007年3月期の連結売上高は1263億円。

435荷主研究者:2007/11/25(日) 03:08:25

http://www.hokkaido-np.co.jp/news/economic/50847.html?_nva=112
2007年09/22 09:53 北海道新聞
妹背牛・佐藤鋳工 生産能力三・五倍に 新工場 完成自動車部品需要に対応

試験操業を行う佐藤鋳工の新工場=空知管内妹背牛町

 【妹背牛】鋳物部品製造の佐藤鋳工(空知管内妹背牛町、佐藤義明社長)は十月、現工場の隣接地に建設していた新工場を稼働させ、生産能力を三・五倍に引き上げる。トヨタ自動車やいすゞ自動車向けの鋳物部品の生産が好調で、今後の需要増を見越した増産体制を整える。

 新工場は平屋建てで、延べ床面積四千七百平方メートル。鉄を溶かす高周波炉を二基導入し、連続溶解を可能にした。自動注湯機や高速造型機など最新鋭設備も備え、三十人程度で運営できるため省力化にもつながった。投資額は十五億円。生産能力は最大月産八百トンで、現工場を合わせて同千百二十トンになる。

 農業機械部品などを製造していた同社は一九九○年に自動車部品製造に参入し、カーブ時の左右の速度を調整する差動歯車(ディファレンシャルギア)を収納するデフケースやベアリングキャップなどを量産。特にトヨタ自動車北海道(苫小牧)向けのデフケースが好調で、生産を始めた二○○四年には月産五千個だったのが、現在では同二万五千個に増加。いすゞ系部品メーカー大手のアイメタルテクノロジー(茨城県土浦市)向けの鋳物部品生産なども増加しており、新工場建設を決めた。

 佐藤社長は「道外の自動車部品メーカーに対抗するためには、避けられない投資。低コストで運営できるよう工夫した」と話している。同社は新工場稼働により、○七年四月期で八億五千万円の売上高を数年内に二十億円台に乗せたい考えだ。

437とはずがたり:2007/12/06(木) 14:49:04
ニュース解説
時事通信社シドニー支局:犬飼優
豪資源会社同士の大型合併実現か
BHP、リオに提案−時価総額39兆円に
日本と中国の鉄鋼業界は猛反対
http://www.nichigo.com.au/column/news/0712/

 オーストラリアの資源最大手BHPビリトンがライバルのリオ・ティントに合併の提案を持ち掛けた。現時点(11月26日)でリオ・ティントは交渉のテーブルに付くこと自体を拒んでいるが、BHPは条件を引き上げてでも、合併を成功させたい意向とみられる。もし合併が実現すれば、時価総額で約3,600億米ドル(約39兆円)となり、豪企業として唯一、世界のトップ10入りを果たす。しかし一方で、世界でも有数の資源企業同士の合併で、鉄鉱石や石炭など鉱物資源のマーケットは寡占化が進む。両社に資源供給の多くを依存する日本や中国の鉄鋼会社は、競争がなくなり、販売価格が自由に引き上げられるのを警戒し、この合併に強く反対している。

▼大きい相乗効果▼
  11月1日。リオ・ティントのポール・スキナー会長は、1通の書簡を受け取った。書簡はBHPビリトンのドン・アーガス会長からで、リオ・ティントを買収する提案が示されていた。買収条件はリオ・ティント1株に対し、BHP株3株。金額にして約1,500億米ドル。
  これに対し、スキナー会長はすぐに役員会を招集。「提案の金額が安すぎる」として、全会一致でBHPの提案を拒否。BHPにその旨が書簡で伝えられた。
  その1週間後、BHPによるリオ・ティント買収の噂が市場で広がった。両社とも書簡のやりとりをオープンにせざるを得なくなり、8日、ロンドンで「BHPがリオ・ティントに統合の可能性を提案し、拒否された」ことを公表した。
  BHPによるリオ・ティント買収の噂は今年5月にもあった。リオ・ティントの株価が急騰。豪証券取引所(ASX)は真偽をはっきりさせるため、リオ・ティントに問い質す。この時、リオ・ティントは「BHPからの買収提案の打診は承知していない」との声明を出し、明確に否定している。
  BHPとリオ・ティントの合併話は、実は10年前から出たり消えたりしている。同じ豪州の資源企業で、豪国内を中心に重複する事業が多い。株主の約6割は重なっている。BHPにとって「リオ買収」は長年、内部で検討されていた大テーマで、それがはっきりと「提案」という形で出てきたのは、「ようやくそのタイミングが来た」ということなのだろう。
  BHPは、リオに合併提案を拒否された後、11月12日に再び声明を発表。「引き続きリオ経営陣から同意が得られるように働き掛ける」と表明。同時に、合併した場合のメリットとして、効率化と規模拡大で相乗効果は年間37億米ドルに上る試算を公表した。
  効率化の代表例となるのが、西オーストラリア州にある鉄鉱石の一大産地ピルバラで行っている鉄鉱石プロジェクトだ。ここでは両社が隣り合わせで事業を行っており、それぞれが鉄道や港を保有している。いずれも生産の大幅増強を予定しているため、数十億米ドルという莫大なインフラを追加整備しなければならない。しかし、合併すれば、コストは大きく抑えられる。
  さらに、チリのエスコンディーダ銅山。銅価格の高騰で大幅増益となったこの銅山の権益はBHPが57.5%を持ち、リオ・ティントが30%を保有している。同様な共同事業はほかにもあり、両社が合併すれば、一挙に統合・整理することが可能だ。

▼進む寡占状態▼
  しかし、BHPとリオ・ティントが合併することによって、世界の鉱物資源市場での寡占は強まる。豪経済紙オーストラリアン・ファイナンシャル・レビュー紙によると、「BHP・リオ」は銅や一般炭などでトップ・シェアになるという。
  まずは銅。現在はチリの国営銅公社コデルコが12%でトップ。しかし、BHPの8%とリオ・ティントの5%を合わせると13%となり、コデルコを抜いてしまう。
  電力用の石炭である一般炭はBHPとリオが各7%で、インドネシアのBUMI(11%)、スイスのエクスラータ(11%)に後塵を拝しているが、「BHP・リオ」になれば14%と首位に立てる。
  一方、製鉄用の原料炭はBHPがもともと19%でトップ。リオ・ティントの3%を加えると、22%となり、第2位の三菱商事(14%)との差が広がる。アルミニウムは、リオ・ティントがカナダのアルキャンを買収し、世界最大手となったが、BHPの4%を加えると、17%になる。
  そして、最も問題となっている鉄鉱石。現在、ブラジルのCVRDが36%でトップ。リオ・ティントの22%とBHPの14%を加えると36%となり、CVRDと並ぶ。なんと「BHP・リオ」とCVRDで世界の7割強を占めることになる。

438とはずがたり:2007/12/06(木) 14:50:12
>>437-438

▼日本は6割の鉄鉱石を依存▼
  BHPとリオ・ティントの鉄鉱石のユーザーである「買い手」の多くは、中国、日本、韓国などアジアの鉄鋼会社。購入する大半の鉄鉱石は年間契約で、金額は毎年変わる。中国からの需要増でここ数年は価格が急騰し、それが製品価格にも転嫁せざるを得ない状況が続いている。寡占状態での取引は、ほかから買う選択肢が狭まるため、「売り手」の力が強くなり、言い値で買わざるを得なくなる。
  日本鉄鋼連盟の馬田一会長は11月16日の記者会見で「買収が実現すれば、(BHPとリオの2社で)日本の鉄鉱石輸入の6割を占める。健全な価格メカニズムが働かなくなる懸念がある」と反対の意向を表明した。
  さらに、「世界の鉄鋼メーカーにとって好ましくない。非常に懸念している」(中国鋼鉄工業協会)、「実質的な独占化を生み出す。EU、米国、中国、日本、豪州の関係当局も、この統合が鉄鋼ユーザーと公共の利益に与える脅威を認識することが極めて重要だ」(国際鉄鋼協会)と、懸念する声が相次いでいる。
  とはいえ、これらユーザーがいくら反対しようと、BHPのリオ・ティントに対する合併の意欲がひるむことはなく、むしろ反発は予想の範囲内と考えているだろう。ユーザーは合併に反対だからといってBHPから鉄鉱石の購入をボイコットする訳にはいかず、結局は買わざるを得ないからだ。

▼世界最大のM&A実現か▼
  あとは独占禁止法の関連でブロックできるかどうか。ただ、少なくとも豪州の公正取引委員会に当たるACCCは、反対に回らないとみられている。買い手が豪州内で豪州国民の利益に反すれば、干渉してくるだろうが、買い手の大半が外国人だからだ。
  BHPにとってリオ・ティントの獲得は最重要案件の1つで、当然ながらBHP内部では専門チームが検討に検討を重ね、準備を進めてきている。あらゆるオプションを考え、その中には独占禁止法に対して「乗り切れる」との勝算があった上での提案だろう。さらに、BHPがリオ・ティント獲得を公表したことによって、BHPを阻止するため、ライバル資源会社がそれを上回る金額を提示してくることももちろん想定している。
  そう考えると、今回の買収提案はまだまだ序盤戦と言える。買収額は引き上げられると同時に、条件も対等合併にしてリオ・ティント経営陣を新会社のボード・メンバーに入れるなど、BHPは少しずつカードを出してくるに違いない。
  一方、リオ・ティントにしても合併、買収を繰り返した歴史があり、合併へのアレルギーはない。条件が良ければ、同社の経営陣はいずれは交渉のテーブルに付く公算が高い。
  オーストラリアン・ファイナンシャル・レビュー紙によると、これまでの世界のM&Aの提案最高額は、英ボーダフォン・エアタッチによるドイツ通信会社マネスマンに対する1,720億米ドル。「BHP=リオ・ティント」はこれをはるかに上回る2,000億米ドルを超える世界最大の大合併となるかもしれない。

BHPビリトン◎世界最大の資源会社。ロンドンとメルボルンの2本社体制。豪州の鉱山開発会社BHP社(1885年設立)とインドネシア諸島や南アフリカで鉱山開発を手掛けるビリトン社(1860年設立)が2001年6月に合併してできた。2007年6月期の純利益は134億米ドル、売上高は474億7,300万米ドル。従業員約3万9,000人。

リオ・ティント◎本社ロンドン。スペインのリオ・ティント鉱山を開発するため、英国で1873年に設立された「リオ・ティント・カンパニー」が発祥。その後、豪州の亜鉛開発会社と合併した。06年12月期の純利益は74億3,800万米ドル、売上高は254億4,000万米ドル。従業員は約3万5,000人(06年12月時点)

439とはずがたり:2007/12/06(木) 14:53:40
>>437-439
日本にとっては脅威かもね。
豪州の独禁当局は許容しそうとの事だが,欧州のそれはどうなんだろ。

> BHPとリオ・ティントの合併話は、実は10年前から出たり消えたりしている。同じ豪州の資源企業で、豪国内を中心に重複する事業が多い。株主の約6割は重なっている。BHPにとって「リオ買収」は長年、内部で検討されていた大テーマで、
>効率化の代表例となるのが、西オーストラリア州にある鉄鉱石の一大産地ピルバラで行っている鉄鉱石プロジェクトだ。ここでは両社が隣り合わせで事業を行っており、それぞれが鉄道や港を保有している。いずれも生産の大幅増強を予定しているため、数十億米ドルという莫大なインフラを追加整備しなければならない。しかし、合併すれば、コストは大きく抑えられる。
>チリのエスコンディーダ銅山。銅価格の高騰で大幅増益となったこの銅山の権益はBHPが57.5%を持ち、リオ・ティントが30%を保有している。同様な共同事業はほかにもあり、両社が合併すれば、一挙に統合・整理することが可能だ。

合併はせずとも二社で鉄道や港湾を共同建設出来ないのかね?

=銅=
「BHP・リオ」13% ←トップに
コデルコ(チリ国営銅公社) 12%←現トップ
BHP 8%
リオ・ティント 5%

=電力用の石炭である一般炭=
「BHP・リオ」 14%←トップに
BUMI(インドネシア) 11%
エクスラータ(スイス) 11%
BHP 7%
リオ 7%

=製鉄用の原料炭=
「BHP・リオ」 22%←首位固め
BHP 19% ←トップ
三菱商事 14%←2位
リオ・ティント 3%

=アルミニウム=
「BHP・リオ」 17%←首位固め
リオ・ティント 13%(カナダのアルキャンを買収)←世界最大手
BHP 4%

=鉄鉱石=
CVRD(ブラジル) 36%←トップ
「BHP・リオ」 36%←首位に並ぶ
リオ・ティント 22%
BHP 14%

「BHP・リオ」とCVRDで世界の7割強を占めることになるので寡占化の虞有り。

BHB…原料炭・銅
リオ…アルミニウム・鉄鉱石
伯仲…一般炭

440とはずがたり:2007/12/19(水) 18:59:35
BHP-Rio合併による、さらなる買収劇の可能性
http://www.abnnewswire.net/press/ja/34585/BHP-Billiton-Limited.html

Sydney, Dec 4, 2007 (ABN Newswire) - ある投資銀行員は、BHP BillitonとRio Tintoの合併が起これば、それに伴う同様の動きがオーストラリアの資源業界の他の企業の間でも活発になるだろうと話す。

Rio Tintoは、同社を著しく低評価するものとしてBHPの合併申し出を拒絶した。
しかし、BHPは執拗にその計画を前進させようとし、同社の経営陣はRioの主要投資家たちに対しこの考えを広めるためにロンドンを訪れた。

Inteqのチーフ・エグゼクティブKim Jacobs氏は、もしこの計画が進めば、小規模の鉱業企業はBHPの先導に続くだろうと語る。

「小規模や中規模の業者が、機関投資家を引き付けるべく、また市場での勢力を拡大するために戦略的な買収・合併を画策する動きが表に出てくると思います」と彼は語る。

442荷主研究者:2007/12/27(木) 22:37:32

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200710170087.html
'07/10/17 中国新聞
JFE倉敷地区3億トン突破
--------------------------------------------------------------------------------
 JFEスチール西日本製鉄所倉敷地区の累計出銑量が3億トンを突破した。1967年、旧川崎製鉄水島製鉄所の第1高炉に火入れをし操業を始めて以来、40年かけて達成した。出銑量は高炉から取り出される溶けた鉄鉱石の量で、その後、リンなど不純物を取り除き鋼となる。同地区では84年に累計1億トン、96年に2億トンを突破した。3億トンは今年9月11日に達成した。06年度の出銑量は1011万トンで過去最高を記録した。

443荷主研究者:2007/12/30(日) 16:47:08

http://www.hokkaido-np.co.jp/news/economic/58335.html?_nva=158
2007年11/02 07:57 北海道新聞
豊平製鋼、販路拡大、台湾に鋼材 道内需要が低迷 韓国向けも強化

 豊平製鋼(札幌)が海外販路の拡大に力を入れている。冬場の工場の稼働率対策に加え、道内の建設需要が減退しているためで、本年度から台湾向けに棒鋼の半完成品の輸出をスタート。石狩湾新港から四半期ごとに三千−四千トンのペースで出荷し、年間約一万五千トンを輸出する。

 半完成品は鉄スクラップを電炉で溶かした「ビレット」と呼ばれる角材状の鋼材。これをもとに台湾のメーカーが、現地で建設用の棒鋼を製造する。ビレットを定期的に輸出するのは初めてで、七月に第一弾を出荷。十一月に二回目を予定している。

 同社は道内最大手の電炉会社。鉄筋コンクリートなどに使われる棒鋼を年間約二十二万トン生産し、そのうち道内向けが八割を占める。公共事業の削減により、数年前に約五十万トンあった道内の棒鋼需要は約四十万トンにまで減少。

 「改正建築基準法施工後に、マンション着工が伸び悩んでいる影響も出始めている」(同社)こともあり、販路拡大が課題となっている。

 このため、同社は韓国向けの輸出も拡大。三年前には韓国産業規格の認証を受け、棒鋼の輸出を年三万五千トンに増やしている。

 道内では新北海鋼業(小樽)、清水鋼鉄(千葉県浦安市)の苫小牧製鋼所の電炉各社も輸出を強化している。

444荷主研究者:2007/12/30(日) 16:48:18

http://www.hokkaido-np.co.jp/news/economic/57956.html?_nva=158
2007年10/31 07:41 北海道新聞
日鋼室蘭あす100年 エネルギー特需で“復活” 500億円投資、体制強化も

大型鉄鋼部品の製造を支える1万4千トン水圧プレス。「ドーン」というごう音を響かせながら、1200度に加熱した鋼塊を鍛錬していく

 【室蘭】日本製鋼所室蘭製作所(佐藤育男所長)が十一月一日、創立百周年を迎える。軍需工場として始まり、一九七○年代の石油危機やその後の構造不況など苦難の時代を乗り越え、現在は火力や原子力発電用などの大型鉄鋼部品の受注が相次ぐ。二○○七年度から三年間で約五百億円の設備投資に踏み切るなど、世界的なエネルギー特需による「鉄鋼復権」に沸いている。

 設備投資の目玉は、最新鋭の一万四千トン油圧プレスの新設。既存の世界最大級の一万四千トン水圧プレスに比べて作業効率に優れている。発注を既に済ませ、一○年三月までの完成を目指す。

 活況の要因は、世界的な原発回帰の動きだ。原油高騰や地球温暖化を背景に、「脱原発」を掲げてきた欧州各国が原発を再評価し始めているほか、米国でも約三十年ぶりに新設計画が申請されるなど、原子炉圧力容器などの需要増に直面している。また石油精製用の大型反応器(リアクター)や天然ガスのパイプラインに使う耐腐食性の鋼管・鋼板の需要も右肩上がりだ。

 プレス新設などで、大型鉄鋼部品の材料となる鉄の塊「鋼塊」の処理量は約二倍に向上する。同製作所では年間四基の原発生産に対応でき、世界需要の八割を賄えるが、今回の投資で年間八基以上の原発生産にも対応可能になる。まさにエネルギー設備の「世界工場」に飛躍する。

 売上高も急伸している。赤字続きの九三年度から九九年度までの売上高は四百億円ほどだったが、二〇○○年からエネルギー分野に特化し、風が吹き始めた。○六年度は八百十七億円に増え、設備投資の完了する一○年度には千二百億−千三百億円にまで高まる。

 さらに、本年度から二年間で約百三十人の中途採用も決めた。五四年の「日鋼争議」で従業員六百六十人余りを解雇。構造不況による苦難の連続だった八○年代は、分社化や指名解雇などで計千人を削減する合理化策を打ち出したが、「鉄冷え」と言われた時代は今や昔だ。

 佐藤所長は「世界のエネルギー情勢がこれほど変化するとは思わなかった。創立百周年を新たなスタートとして世界情勢を見極めながら進んでいきたい」と、世界情勢に翻弄(ほんろう)され続けた歴史を振り返りながら、言葉を慎重に選んでいる。

445荷主研究者:2007/12/30(日) 17:02:16
ベアリングもここに貼り付けでいいかねぇ。

http://www.hokkoku.co.jp/_keizai/K20071109302.htm
2007年11月9日02時33分更新 北國新聞■北陸の経済ニュース
◎NTN、大型軸受の集積地に 一貫加工体制、羽咋で新工場竣工

 NTN羽咋製作所(羽咋市)は八日、同市三ツ屋町で大形ベアリング(軸受)の旋削加工を行う新工場の竣(しゅん)工式を行い、一部稼働を始めた。近接メーカーの協力で、最終製品組み立ての前段階となる鍛造、熱処理、旋削の一貫加工体制が整い、羽咋市が大形軸受の一大集積地としての色彩を強めた。世界的に需要が拡大する風力発電機と医療機器向けに、軸受の増産に対応する。

 NTN羽咋製作所は、大手軸受メーカーのNTN(大阪市)の子会社。鍛造の羽咋丸善(羽咋市)と熱処理加工の栗田HT(同)が近くに立地し、NTNは両社の技術力の高さに注目し、羽咋での工場建設を決めた。羽咋丸善から鍛造品の供給を受けるという点で、輸送コスト削減にもつながる。

 環境に対する関心の高さを背景に、風力発電機用軸受の生産は増えている。NTNによると、二〇〇五年から五年間で、生産量は二倍に増える見通しで、CTスキャンなど医療機器用軸受も大きな伸びが予想される。NTN羽咋製作所は、協力メーカーとともに生産体制の拡充を急ぐ方針だ。

 新工場は、敷地面積約二万七千七百平方メートル、延べ床面積約三千七百平方メートルで、来年六月にフル稼働する予定。地元採用は十五人を見込む。総額約十三億円を投じた。

 式典には、NTNの鈴木泰信会長、伊藤忠丸紅鉄鋼(東京)の米澤常克社長、NTN羽咋製作所の坂尾登社長、高本隆石川県商工労働部長、橋中義憲羽咋市長が出席した。

446荷主研究者:2007/12/30(日) 17:33:41

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200711160213.html
'07/11/16 中国新聞
耐震強化 鋼材生産にも影響
--------------------------------------------------------------------------------
 耐震強度偽装事件を教訓に審査を厳格化した改正建築基準法の影響が、中国地方で建材を製造しているメーカーにも広がっている。ビルや住宅の着工の落ち込みを受け、鉄鋼メーカーは建築用の鋼材を減産。セメントや外壁材、内装材を製造しているメーカーも販売量が減少している。

 JFEスチール西日本製作所(福山市、倉敷市)は、6月の改正建築基準法施行後、ビルやマンションの着工が大幅に減ったのを受け、ビルの柱などに使われるH形鋼の生産を7―9月は今期当初に比べ20%減産。10―12月は40―50%の減産を計画している。

 セメントメーカーも販売量が減少している。トクヤマ(周南市)は4―9月のセメントなどの建材の売り上げが前年同期に比べ6億円減少。当初計画比では28億円少なかった。宇部興産(宇部市)もセメントや生コンの4―9月の売り上げが前年同期より14億円減った。

【写真説明】JFEスチール西日本製鉄所倉敷地区(倉敷市)のH形鋼生産ライン。改正建築基準法の影響で減産している

447荷主研究者:2008/01/03(木) 00:17:49

http://www.kahoku.co.jp/news/2007/12/20071208t12002.htm
2007年12月08日土曜日 河北新報
サンドビックが栗原に3工場新設 切削工具で世界最大手

 世界最大手の切削工具メーカー「サンドビック」(本社スウェーデン・サンドビケン市)は7日までに、生産拠点である栗原市瀬峰の製造子会社「サンドビックツーリングサプライジャパン」の工場敷地内と隣接地に、新たに3工場を建設することを決めた。総投資額は約200億円の見込み。

 隣接地に建設する新工場は、工具取り付けを高精度で短時間化する「コロマントキャプト」と呼ばれる装置を主に生産。アジアを中心に、自動車や航空機関連業界などの需要拡大に対応する。

 1期と2期に分けて、それぞれ約1万平方メートルの敷地に床面積5000平方メートルの工場を2つ新設する予定で、1期は2008年に着工、09年夏ごろの稼働を目指す。2期は12年以降に着工する。

 2工場合わせて投資額は60億―70億円。いずれの用地も栗原市が造成し、同社に売却する。市は用地取得に向けて地権者と交渉を続けている。

 現瀬峰工場の敷地内に建設する工場は床面積約1万平方メートルで、08年4月に着工し、09年1月に操業する。金属切削用のダイヤモンドに次ぐ硬さのタングステンを材質とした超硬チップを生産する予定で、初期投資は70億―80億円。世界的な需要増に対応するため、10年以降の設備投資も計画している。超硬チップの生産能力を現在の3倍に高める。

 サンドビックツーリングサプライジャパンは、サンドビックの世界3大製造拠点の一つ。瀬峰工場では76年から、超硬チップを製造している。今年10月にサンドビックトーヨー(横浜市)から分社化され、本社直轄の工場として独立。現在約160人の従業員は、工場新設で09年末には約250人体制になる。

 同社は「超硬チップも品薄で需要が高い。増産することで、トヨタの関連企業など取引先に安定的な供給が可能になる」と話している。

448荷主研究者:2008/01/03(木) 00:26:12

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200712140009.html
'07/12/14 中国新聞
JFEが福山の生産能力増強
--------------------------------------------------------------------------------
 JFEスチール(東京)の馬田一社長は13日、次期中期計画の2009―11年度中に、西日本製鉄所(福山市、倉敷市)の粗鋼生産能力を現状より7%多い年間2300万トンに引き上げる考えを示した。アジアの成長継続を見込み、自動車や家電に使われる高級鋼材を強化する。東京都内での記者会見で明らかにした。

 次期計画では、溶鉱炉で溶かした鋼を平らにする福山地区の「スラブ連続鋳造機」を5基から6基に増設。製造過程で製品の中にたまるガスを抜く設備も増やす。

 馬田社長は「今後もアジア東部の成長はしばらく続くだろう。需要の伸びを検討し、1割増を決めた」と説明した。06―08年度の現計画でも300万トンの増強を打ち出しており、積極投資が続く。

449荷主研究者:2008/01/03(木) 00:27:09

http://www.kobe-np.co.jp/knews/0000772666.shtml
2007年12/16 12:17 神戸新聞
神鋼の高炉が改修終え稼働 神戸製鉄所、震災も経験

 神戸製鋼所は16日、発祥の地である神戸市内に唯一残る神戸製鉄所(神戸市灘区)の第3高炉の改修を終え、再稼働させた。

 現在の第3高炉は1983年に稼働を開始。95年の阪神大震災では配管が外れるなどの被害を受けて操業を停止したが、約1カ月半の突貫工事で復旧した。

 この日、神戸製鉄所で執り行われた「火入れ式」の神事では、賀屋知行副社長が高炉前に積まれた薪に点火し、今後の順調な稼働を祈願した。

 今回は炉内の耐火れんがが高温に長期間さらされて消耗が進んだため、約100億円をかけて11月から改修工事を実施。工期短縮のため高さ約35メートルの高炉本体を輪切り状に分割して取り換える工法を採用した。

 再稼働後の粗鋼の年間生産量は約130万トンで、自動車用の高級特殊鋼に加工される。さらに25年以上の連続稼働が可能になるという。

450荷主研究者:2008/01/03(木) 00:42:06

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200712200104.html
'07/12/20 中国新聞
岩国タングステン鉱山探査へ
--------------------------------------------------------------------------------
 希少金属専門商社のアドバンストマテリアルジャパン(東京)は、岩国市二鹿にある休止中のタングステン鉱山「喜和田鉱山」の探査の検討を始めた。タングステン価格の高騰により、再開の可能性が出てきたという。世界的なレアメタル(希少金属)の争奪戦で国内資源が見直された形だ。含有量が7%と高く、最盛期には7000トンを採掘。所有会社の喜和田鉱山(岩国市)は、再開には慎重姿勢を示しているという。

451荷主研究者:2008/01/03(木) 00:55:52

http://www.business-i.jp/news/ind-page/news/200712210004a.nwc
粗鋼生産が高水準 鉄鋼連盟08年度見通し 内外で需要拡大
FujiSankei Business i. 2007/12/21

 日本鉄鋼連盟は20日、2008年度の国内粗鋼生産が1億1880万トンに達し、史上最高を記録した1973年度の1億2002万トンに次ぎ、2位になるとの見通しを発表した。鉄連では07年度も1億1800万トンと予想しており、いずれも現在2位の06年度(1億1775万トン)を上回る。製造業向けや海外の需要増に後押しされた格好だが、今後は海外展開も含めた増産体制の整備が課題となる。

 鉄連によると、今年度はアジア向けなど海外需要の拡大が全体を引っ張り、内需の落ち込みをカバーする見通しだ。内需は製造業向けの普通鋼、と特殊鋼が堅調。一方、建築基準法改正による住宅着工の急減が響き、建築鋼材が落ち込むため、全体で前年度を下回る見通しだ。

 08年度も国内の製造業向けは普通鋼、特殊鋼ともに堅調。建築部材は大幅な需要増は見込めないものの回復基調となり、内需は07年度実績見込みから、増加に転じる見通しだ。

 輸出は、中国の鉄鋼増産、米国経済の減速なども想定したものの、内外需合わせた粗鋼生産量は、07年度を80万トン上回る1億1880万トンに達するとみている。

 鉄連の馬田一会長(JFEスチール社長)は記者会見で、粗鋼生産の増加の中心が、新興国など向けの高級鋼だと指摘。「(需要を)捕捉(ほそく)しようと思えば、海外生産を考えないといけない。生産量が増えれば上工程の進出も検討課題だ。各社とも財務内容がよくなり、巨額資金も考えられるようになった」などと述べ、一貫生産も含む積極的な海外進出が業界全体の課題との考えを示した。

 また、日本造船工業会の田崎雅元会長が需給が逼迫(ひっぱく)している厚板の優先供給を求めたことに対して、馬田会長は「各社の努力によるが、建機向けなどの厚板需要も高く、どこかを減らして(造船に)回すのは難しい局面だ」と述べた。

452荷主研究者:2008/01/03(木) 00:58:00

http://www.business-i.jp/news/ind-page/news/200712110035a.nwc
神鋼、チタン増産で新工場…スクラップの有効利用が可能に
FujiSankei Business i. 2007/12/11

 神戸製鋼所は、高砂製作所(兵庫県高砂市)に約35億円を投じてチタンの新溶解工場を設けた。来年1月から稼働予定で、これにより溶解能力は約30%高まる。軽くて強く、さびないチタン製品の需要は、航空機やエネルギー関連で需要を拡大しており、神鋼は、チタンスクラップの使用が可能な独自溶解技術を武器に、チタン事業の規模拡大を目指す。

 チタン原料が高騰する中、新工場は神鋼が開発した真空アーク溶解法(VAR法)を採用。同社の加古川工場(兵庫県加古川市)などから発生したチタンスクラップを有効利用できる。

 日本国内のチタン製品出荷量は10年前に比べで倍増し、今年は当初予測の1万8500トンを上回る見通し。鉄の数十倍という価格や加工の難しさから、用途の9割は発電や化学プラントなど向けだが、環境対応強化などを背景に採用分野が広がっている。

453荷主研究者:2008/01/03(木) 00:58:29

http://www.business-i.jp/news/ind-page/news/200712110022a.nwc
シーケム、電炉用電極材料増産へ…海外拠点展開を本格化
FujiSankei Business i. 2007/12/11

 新日本製鉄グループの石炭化学会社、シーケム(東京都千代田区)は10日、製鉄電炉向け電極材料用などの炭素製品製造能力を2割程度増強すると発表した。また、建材用鉄鋼需要の増大から電炉の大型化が進んでいる中国などで、生産拠点展開に踏み切る方針も明らかにした。

 増強計画では、2008年から09年にかけ、九州工場(北九州市戸畑区)の「ニードルコークス」の年産能力を10万トンから12万トンに、広畑工場(姫路市広畑区)の「ピッチ」を同じく6万トンから8万トンに引き上げる。投資総額は約50億円。これにより、年間売上高は約400億円から440億円に、人造黒鉛電極材料世界シェアは、11%から13%になる見通し。

 炭素製品の材料となるコールタールは、石炭のコークス加工工程で随伴生産されるため、最近の鉄鋼生産の増大で国内の供給量が増えている。一方、新興国では製鉄電炉の大型化と効率化が進み、シーケムが世界シェア6割を持つ高品質電極材料の需要が高まっていて、「供給が追いついていない状況」(同社)だ。

 このためシーケムは、新日鉄が中国やブラジルなど、現地鉄鋼メーカーと提携関係を強化している新興国を中心に、生産拠点の海外展開を本格化させる方針だ。

454荷主研究者:2008/01/03(木) 00:59:03

http://www.business-i.jp/news/ind-page/news/200712080006a.nwc
鉄鋼2強、鉄鉱石専用船を大型化 運賃高騰で効率輸送
FujiSankei Business i. 2007/12/8

 ■新日鉄は世界最大級

 新日本製鉄、JFEスチールの国内鉄鋼“2強”が、鉄鉱石輸送船の大型化に踏み出した。新日鉄は7日、積載重量32万トンと世界最大級の鉄鉱石専用船の引き渡しを受け=写真、さらに来年から2010年にかけて30万トン前後の専用船3隻を建造する。JEFも来年後半に、30万トン級の鉄鉱石輸送船を導入する計画だ。

 鉄鋼2強が鉄鉱石輸送船の大型化を進める背景には、中国など新興国の需要増や原油高による海上運賃の急騰がある。運賃などの国際指標「バルチック海運指数」は、1年前の4200(1985年=1000)から3倍の12000に上昇。主産地のブラジルやオーストラリアからの運賃である1日当たりの用船料も、右肩上がりだ。

 さらに、旺盛な海運需要から入港の順番待ちも増え、発生する滞船料もコスト増につながる。このため1度に多くの原料を効率的に調達しようと、輸送船大型化に力を入れている。

 ただ、30万トン級の鉱石船が着岸するには20メートル以上の水深が必要。積み出し側はブラジル、国内では新日鉄大分の原料岸壁しかない。新日鉄は大分で鉄鉱石の一部を降ろして船を軽くし、その後、他の拠点に運搬する。JFEは積み荷を一括してフィリピンに運び、現地子会社でコークスなどを混ぜて焼き固める焼結を済ませた後、他の船で日本に輸送する。

 7日、三井造船千葉事業所で開かれた世界最大級の専用船「BRASIL MARU(ぶらじる丸)」(全長340メートル、32万トン)の命名・引き渡し式で、船名命名者にもなった新日鉄の三村明夫社長は「大型船の長期契約により、安定的な効率輸送が可能になる」と強調した。

 新日鉄は今回、商船三井と契約し、ブラジルから鉄鉱石を20年以上にわたり運搬する。来年夏就航する2隻目の同型船とも長期契約し、鉄鉱石の調達体制を強化する。

 船名のぶらじる丸は、旧海軍に徴用され沈没した初代(建造1939年)、南米移民船として活躍した2代目(同54年)を引き継いだ。新船は片道36日でブラジルと大分製鉄所などをインド洋周りで結ぶ。年間輸送量は、新日鉄がブラジルから輸入する鉄鉱石の1割弱の約140万トン。

455とはずがたり:2008/01/06(日) 14:19:45
出資して会社への発言権確保しようぜ。
日本の製鉄メーカーも国際展開ちゃんとしるぅ。

インドの高炉一貫製鉄所、住金が建設協力…出資、合併も
http://www.business-i.jp/news/ind-page/news/200712280006a.nwc
FujiSankei Business i. 2007/12/28

 住友金属工業は27日、インドの鉄鋼メーカー、ブーシャン・スチール(ニューデリー)が現地で建設中の高炉一貫製鉄所のプロジェクトに参画する、と発表した。当面は有償で技術供与し、将来的には日系自動車メーカーの本格進出を視野に、出資や合弁なども検討していく。

 日本の鉄鋼大手がインドで建設段階から高炉にかかわるのは初めて。住金の西沢庄蔵副社長は記者会見で、「今後、日系自動車メーカーの現地調達の需要が高まる。その対応を強める拠点と期待している」と述べ、現地での自動車用鋼板の生産・供給に強い意欲を示した。新日本製鉄など他の大手は、「条件が整っていない」(三村明夫社長)と、インドへの本格進出には慎重だ。

 住金によると、ブーシャンは薄板の冷延鋼板や鋼管などの専業メーカーで、2007年3月期の売上高は約1000億円。スズキの現地工場に自動車用鋼板を納入している。住金は1997年から自動車用鋼板の製造技術を指導。母材の熱延鋼板(ホットコイル)を年間5万トン供給するなど、関係を強めてきた。

 今回の計画は、ブーシャンが持つ鉄鉱石鉱山に近いインド東部オリッサに、高炉一貫製鉄所を建設するもので、来年に約220万トン、10年の完成時には約500万トンの粗鋼生産を見込んでいる。

 住金は来春から現地に専門技術者を派遣し、高炉や製鋼、熱延工場の建設・操業技術を有償で提供する。

 西沢副社長は、「まず技術指導を通じて信頼を深めたい」と強調。現段階で出資には慎重な姿勢を示した。技術流出のリスクについては「有償の金額に見合う範囲の技術を提供していく」と述べた。

 住金が技術協力をしている欧州鉄鋼大手、コーラスはインド最大手のタタ製鉄に統合されることが決まっているが、住金はタタとの関係を欧州内にとどめることで、ブーシャンへの協力と両立させていく。

456とはずがたり:2008/02/02(土) 18:38:51
三菱伸銅と三宝伸銅が合併へ、国内最大の伸銅メーカー誕生
http://response.jp/issue/2008/0125/article104796_1.html
2008年1月25日

三菱マテリアルは、子会社の三菱伸銅と三宝伸銅工業http://www.sambo.co.jp/jpn/menu.htmが合併することを正式に決定したと発表した。合併期日は4月1日付け。

三菱マテリアルは、三菱伸銅と三宝伸銅工業を株式交換により三菱マテリアルの完全子会社とした。その上で、4月1日を目処に合併する。

合併により、経営意思決定の統一化、迅速化と、グループ内の垂直的価値連鎖の強化や東西2拠点での効率的な設備投資、機動的・戦略的かつリスク対応力のある生産体制の構築による収益の拡大を目指す。また、開発資源の集中とマーケティング機能強化による開発力の強化や、経営資源の集中による海外展開のスピードアップなどのシナジー効果を目指す。

合併後の新会社は、伸銅品の国内生産量のシェア17%、条製品の国内生産量のシェア25%の国内最大の伸銅メーカーとなる。今後、グループでの開発力、技術力、人材を新会社に融合させ、高機能銅合金条及びエコブラスを中心とした、「開発力、品質、収益力で世界トップクラスの銅加工企業」を目指す。

合併新会社の社名は三菱伸銅で、本社は東京都品川区北品川に置く。資本金は87億1300万円。

《編集部》

三宝伸銅と三菱伸銅が合併へ、国内トップが誕生
http://response.jp/issue/2007/1029/article101042_1.html
2007年10月29日

三菱マテリアルと三宝伸銅工業は、株式交換で三宝伸銅工業を三菱マテリアルの完全子会社とすることで合意し、株式交換契約を締結したと発表した。

三菱マテリアルは、三菱伸銅を株式交換により完全子会社化する株式交換契約を締結している。三宝伸銅工業と三菱伸銅は、三菱マテリアルの完全子会社となった上で、2008年4月1日を目処に合併する方針で、国内伸銅業界でトップ企業が誕生する。

三菱マテリアルグループの銅事業は、原料調達から加工、リサイクルにまで一貫した事業体制、事業基盤を構築しており、三宝伸銅工業と三菱伸銅は三菱マテリアルと合金素材の開発段階から連携することにより製品の高付加価値化を図ってきた。特に三宝伸銅工業が製造販売すると同時に国内外の伸銅会社へライセンスしている「エコブラス」は、環境に配慮した新素材としてグローバルスタンダードになりつつあり、高強度・高加工性から、自動車や情報・エレクトロニクス用途への拡販が期待されている。

また、三菱伸銅の各種高級端子材・リードフレーム材も自動車、情報・エレクトロニクス市場向けに生産しているが、顧客ニーズは多様化、高度化、複雑化しており、自動車産業やエレクトロニクス産業からは薄型・軽量化と、厳しい使用環境下でも高い特性を有する材料が求められている。

こうした状況下、3社は伸銅分野における製品開発力、コスト競争力、マーケティング力の強化を目的に、昨年7月に「伸銅事業に関する事業提携の検討」について合意し、共同開発や生産設備の有効活用などを検討してきた。その結果、三菱マテリアルが三宝伸銅工業と三菱伸銅を完全子会社化した上で、三宝伸銅工業と三菱伸銅が合併することで、効果を最大限発揮することができるとの認識で一致したことから三菱マテリアルと三宝伸銅工業との間で本株式交換について合意した。

《編集部》

457荷主研究者:2008/02/29(金) 00:00:49

http://jyoho.kahoku.co.jp/member/news/2008/01/20080114t12003.htm
2008年01月13日日曜日 河北新報
切削加工工場を稼働 岩機ダイカスト工業

坂元工場の敷地内に新設された切削加工工場棟=山元町坂元

 金属部品加工の岩機ダイカスト工業(宮城県山元町)はこのほど、坂元工場敷地内に切削加工工場棟を新設し、稼働させた。金型の製作から鋳造、機械による加工まで一貫した体制を構築し、ダイカスト部品製造の効率化と品質保証の強化を図る。設備投資額は約3億円。

 新工場棟は平屋で床面積約1000平方メートル。工作機械12台のほか、鋳造部品内の小さな穴を樹脂で埋める「含浸装置」も1台導入した。今後、受注量に合わせて順次装置を増やし、2年以内をめどに計40台にする。

 切削加工まで一貫して行う利点として、同社は「金型の製作段階から、加工を意識した設計ができ、トータルコストを削減できる」と説明している。納品までの期間の短縮にもつながる。

 ダイカスト部品は、アルミやマグネシウムなど金属を溶かして高圧で金型に流し込み、急速に冷却する鋳造部品。同社は東北有数のダイカスト部品メーカーで、ホンダ系1次部品メーカー「ケーヒン」(東京)などに自動車部品を納入しており、2月からはトヨタ自動車東北(大和町)にも納品を始める。

458とはずがたり@掛川:2008/03/16(日) 01:42:11
資源インフレで国内鉱業復活を妄言してきた俺だが実現しそうだヽ(゚∀゚)ノ

炭鉱13年ぶり開発 北海道 三井鉱山 価格高騰で
http://www.asahi.com/business/update/0314/TKY200803140382.html?ref=rss
2008年03月15日03時02分

 三井鉱山が、石炭の新しい鉱区を開発する方針を固めた。同社の子会社が保有する北海道美唄市の三美炭鉱で、新たに露天掘りの鉱区を開発する。国内での新たな石炭鉱区の開発は95年以来13年ぶり。原油や輸入炭の値上がりによって国内炭の競争力が向上したためで、採掘した石炭は火力発電の燃料として電力会社に販売する計画だ。

炭鉱の場所
ttp://tohazugatali.web.fc2.com/industry/TKY200803140385.jpg

国内の石炭生産量
ttp://tohazugatali.web.fc2.com/industry/TKY200803140386.jpg

石炭と原油の価格の推移
ttp://tohazugatali.web.fc2.com/industry/TKY200803140387.jpg

 国内の炭鉱は北海道に8カ所残っている。美唄市と上砂川町にまたがる三美炭鉱の生産量は年間5万トン程度。美唄市の現在の鉱区からは北へ約10キロ離れた地点で新鉱区を開発、現在とほぼ同量の石炭を採掘する計画だ。

 発電などに使われる石炭(一般炭)のスポット価格はこの1年間で約2.5倍に跳ね上がり、2月には1トンあたり約140ドルの史上最高値を記録した。世界的な原油価格の上昇に伴い、中国など新興経済国で割安な代替燃料としての石炭需要が増大。中国の雪害と豪州の水害による生産量の落ち込みが、石炭価格の上昇に拍車をかけた。

 この結果、国内炭と輸入炭の価格差が縮小。燃料価格の上昇で海外から石炭を運んでくる船賃も上昇し、国内炭の価格競争力が高まった。

 日本の石炭消費量は年間1億7000万トン余り。一方、国内生産量はかつて同5500万トンを超えていたが、エネルギーの主役が石炭から石油に交代したのに加え、割安な輸入炭に押されたことで、現在は140万トンに落ち込んでいる。

459とはずがたり:2008/03/21(金) 22:41:17
>>458と同じ様な記事にも見えないことないけど秀吉だけに真面目なこのスレに投下して良い物やらどうやら。。w

あの羽柴秀吉氏が…石炭採掘権求め夕張市長と会談
http://www.zakzak.co.jp/top/2008_03/t2008031210_all.html

 昨年4月の北海道夕張市長選で藤倉肇・現市長らと争い、次点で落選した青森県の会社役員、羽柴秀吉氏が11日、夕張市役所を訪れ、市が保有する石炭露天掘りの採掘権を譲渡してほしいと藤倉市長に申し入れた。市長は「要望の内容は検討する」と応じた。
 羽柴氏は申し入れ後に記者会見し、採掘権を得て操業を開始できた場合には、利益を夕張市の財政再建の一部に繰り入れる考えを示した。
ZAKZAK 2008/03/12

夕張再建:羽柴さん、石炭露天掘りを 市に採掘権譲渡申し入れ /北海道
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080312-00000085-mailo-hok
3月12日13時1分配信 毎日新聞

 昨年4月の夕張市長選で敗れた青森県の会社社長、羽柴秀吉さん(58)が11日、夕張市役所を訪れ、石炭の露天掘りを行うため市所有の採掘権を譲渡するよう藤倉肇市長に申し入れた。市長に提出した要望書には、露天掘りで得た利益を夕張再建のために寄付することも盛り込んだ。藤倉市長は「内容について検討していく」と述べるにとどめた。
 羽柴さんは昨年12月に「夕張再建炭鉱建設」を設立し、露天掘りの準備を進めている。採掘権の譲渡を受けられれば、2、3年以内にスタートさせたい考え。【吉田競】

460荷主研究者:2008/03/23(日) 23:51:06

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200801250018.html
'08/1/25 中国新聞
ハイブリッド車の素材増産
-------------------------------------------------------------------------------
 化学や鉄鋼など中国地方の素材メーカーが、ハイブリッド車向けの電子部品材料の増産体制を強化している。地球温暖化につながる二酸化炭素の削減要求が強まっていることや原油高もあり、ハイブリッド車市場は急拡大が見込まれる。各社は制御部分の放熱板や、高機能電池の需要拡大に対応する工場建設や材料開発を急いでいる。

 総合化学メーカー、トクヤマ(周南市)の合弁子会社TDパワーマテリアル(同)は4月、窒化アルミニウム白板の新工場を周南市に稼働させる。TDパワーマテリアルは2010年までに世界シェアの5割を確保したい考えだ。

 JFEスチール西日本製鉄所(福山、倉敷市)は倉敷地区でハイブリッド車の電気モーターの鉄心や、配電用の変圧器などに使われる電磁鋼板を量産している。同製鉄所は「世界的な環境意識の高まりでハイブリッド車向け電磁鋼板は拡大基調。拡販を積極的に進める」としている。

【写真説明】JFEスチール西日本製鉄所が倉敷地区で生産する電磁鋼板。ハイブリッド車のモーターの鉄心などに使われる

461荷主研究者:2008/03/24(月) 00:03:02

http://www.hokkoku.co.jp/_keizai/K20080129302.htm
2008年1月29日02時35分更新 北國新聞■北陸の経済ニュース
◎生産品目を再編、集約 サンエツ金属 黄銅棒・線事業 重複なくし効率化

 サンエツ金属(高岡市)は二十八日、国内三工場の黄銅棒・線の生産品目を再編し、品目ごとに集約することを決めた。各工場で重複する作業をなくすことで生産効率化を図り、コストを削減する。

 高岡工場(高岡市)は黄銅線製品の専用工場とし、黄銅棒製品は砺波(砺波市)、新日東(茨城県石岡市)両工場で生産する。黄銅棒のうち、高付加価値の「鉛なし」製品は全量砺波工場で生産することにし、鍛造品や特殊な黄銅棒は新日東工場に集約する。

 国内業界首位の同社は昨年十月、同四位だった旧新日東金属の全事業を取得し、砺波、高岡に新日東を加えた三工場体制となった。現在は黄銅棒・線の月産量は八千トンで、国内シェアの三分の一を有するが、世界大手の大半は月産一万トン以上で製造コストを抑えており、サンエツ金属もコスト削減による競争力強化が急務だった。

 生産品目再編に伴う工場の改築計画などは今後検討する。

462荷主研究者:2008/03/30(日) 23:49:40

http://www.hokkaido-np.co.jp/news/economic/74317.html?_nva=163
2008年02/05 07:56 北海道新聞
年間粗鋼生産最大に 新日鉄室蘭 3月期見通し 6期連続黒字

 【室蘭】新日本製鉄室蘭製鉄所の二○○八年三月期の年間粗鋼生産量が、現行の生産体制になった一九九五年三月期以降、最大の約百五十五万トンに達することが四日分かった。前期の約百五十四万トンをわずかに上回り、室蘭製鉄所としても六期連続の黒字を確保する見通し。

 同製鉄所は自動車用の駆動部品やバネなどの原料となる特殊鋼を生産。日系自動車メーカーの海外販売が好調なため、自動車部品用の鋼材需要が高まっており、フル生産を維持。四月からはトヨタ自動車北海道(苫小牧)にも鋼材を月間千二百トン程度出荷する予定。

 また同製鉄所が三菱製鋼室蘭特殊鋼に委託している電気炉での粗鋼生産量も、前期比20%増の三十一万トンを見込んでいる。

463荷主研究者:2008/03/30(日) 23:50:23

http://www.hokkaido-np.co.jp/news/economic/73579.html?_nva=163
2008年02/01 07:22 北海道新聞
日鋼室蘭、売上高2年連続最高 08年3月期、初の900億円台に

 【室蘭】日本製鋼所室蘭製作所の二○○八年三月期の売上高が初めて九百億円を超え、前期に続いて過去最高を更新することが三十一日、分かった。

 世界的なエネルギー需要の拡大に加え、石油や天然ガスのエネルギー開発が活発なことから、原子力発電用部材や石油精製用リアクターの大型鉄鋼品、天然ガスの輸送パイプライン用クラッド鋼管などが好調のためとみられる。

 同製作所の売上高は、一九八三年三月期の七百八十億円をピークに、その後は三百億−四百億円台で推移。だが、エネルギー分野への特化を進めたことから、○七年三月期で八百億円を超えて、二十四年ぶりに過去最高の売上高を更新していた。

 同製作所は、今後の需要の増加も見込んでおり、○七年度から三カ年で、五百億円の設備投資に着手。最新鋭の一万四千トン油圧プレスなどを新設して、大型鉄鋼部品の生産能力を約二倍に増やす。

465荷主研究者:2008/03/31(月) 00:50:17

http://www.business-i.jp/news/ind-page/news/200802230017a.nwc
新日鉄・住商 三井鉱山と関係強化 株買い増し 持分法適用会社に
FujiSankei Business i. 2008/2/23

 新日本製鉄と住友商事は22日、経営支援している三井鉱山の株式を買い増し、議決権比率をともに12・9%から21・7%に引き上げ、持分法適用会社にすると発表した。

 三井住友銀行が保有する三井鉱山の優先株式4000万株を135億円で、今月中に取得する。新日鉄と住商は、来年4月以降、これらを普通株式に転換する。

 新日鉄は、八幡製鉄所(北九州市)に隣接する三井鉱山の施設から、鉄鋼原料であるコークスの調達を年100万トンにまで増強している。中国などの新興国が資源需要を高める中、新日鉄は今回の関係強化で、原料の安定調達を進める。コークス原料の石炭輸入を担う住商は、三井鉱山の原料仕入れやコークス販売を支援し、事業拡大を図る。

 三井鉱山は、1997年に国内石炭採掘事業から撤退したが、その後も業績不振が続いた。2003年から産業再生機構の支援を受け、新日鉄、住商、大和証券グループの投資会社が支援企業となり経営再建を進めてきた。今回の決定で、新日鉄と住商は、大和証券グループに代わり、三井鉱山の筆頭株主となる。

466荷主研究者:2008/04/04(金) 00:12:30

http://www.hokkoku.co.jp/_keizai/K20080228302.htm
2008年2月28日02時43分 北國新聞■北陸の経済ニュース
◎生産力を4割増強 不二越 産機向け精密ベアリング

 不二越(富山市)は産業機械向け精密ベアリングの生産能力を、二〇一〇年度までに四割増強する。富山事業所内に設けた新工場に生産設備を順次導入することで、ベアリング事業全体に占める産業機械向けの売上比率を現在の三割から一〇年度には四割超にまで引き上げる。総投資額は約三十億円。

 工作機械、射出成形機などの市場拡大と電動化の進展に伴い、工作機械などの送り装置であるボールねじ向けの精密ベアリングの需要が伸びている。さらに減速機などに組み込まれる薄肉ベアリングもロボット、自動車分野など新市場での需要拡大が見込まれている。

 産機向けの旺盛な需要拡大に対応するため、富山事業所内に、二階建て延べ床面積六千百平方メートルの新工場を建設し、精密ベアリングと薄肉ベアリングの生産ラインを導入した。

 今後、ラインの新設を進め、二〇一〇年度までに生産能力をボールねじ用の精密ベアリングで五割増、薄肉ベアリングで四割増、その他の精密ベアリングで三割増まで高めていく。自動化ラインを構築することで省人化を図り、生産性を約三倍に引き上げ、製造コストの大幅削減も図る計画である。

475荷主研究者:2008/05/02(金) 13:16:48

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200803120073.html
'08/3/12 中国新聞
北川鉄工福山工場1期が完成
--------------------------------------------------------------------------------
 北川鉄工所(府中市)が福山市駅家町の福山北産業団地に建設していた福山工場で11日、第1期工事の鋳造棟などの竣工(しゅんこう)式があった。受注が拡大している自動車ミッション部品の鋳造を4月から稼働し、月産700トン体制に入る。

 福山工場は敷地7万5144平方メートル。1期工事では電気炉3基、縦型の生型造型機1基がある鋳造棟などを設けた。粉じんや騒音を抑え、設備の自動化による省人化を進めた。従業員30人で24時間操業。1期分の工場面積は延べ7726平方メートル。2016年までに5期に分けて工事を進め、ロストワックス棟や粉末冶金(やきん)棟、消失模型鋳造棟などを増設する。

【写真説明】北川鉄工所福山工場の竣工式で公開された鋳造棟の電気炉

477荷主研究者:2008/05/03(土) 19:25:32

http://www.hokkaido-np.co.jp/news/economic/82804.html?_nva=136
2008年03/22 00:01 北海道新聞
釧路港西港に新工場 マテック 集約化、物流コスト削減

 【釧路】リサイクル業道内大手「マテック」(帯広、杉山博康社長)は二十一日、鉄くずなどを扱う釧路市内の工場とスクラップヤードを、年内にも釧路港西港に移転集約する計画を明らかにした。新しいスクラップヤードの保管能力は現在の四倍以上あり、物流コストの軽減で本州業者との競争力強化を図る。

 今月十七日に釧路市から港湾用地約三・三ヘクタールを購入。六月にも着工し、年内の操業開始を目指す。事業費は土地購入費を含めて約十五億円。

 釧路市大楽毛南の現工場は取扱量の増加で手狭となり、スクラップの一部は帯広工場に運んで処理するなど輸送費がかさんでいた。

 新工場開設と合わせ、鉄くずのプレス機も更新し処理能力を二倍に増強する。

 また、釧路港東港北埠頭(ふとう)から移転する新スクラップヤードの岸壁は、水深が十二メートル以上あり大型船が入港可能なことから、一度に二万トン以上を本州方面に搬出できるようになる。

480荷主研究者:2008/06/05(木) 23:49:46

http://www.hokkaido-np.co.jp/news/economic/86174.html?_nva=163
2008年04/08 23:12 北海道新聞
新日鉄室蘭内で操業 東郷製作所、進出発表 10年からばね生産

 【室蘭】自動車用ばね大手の東郷製作所(愛知県東郷町)は八日、室蘭市内の新日本製鉄室蘭製鉄所構内に子会社を設立し、二〇一〇年四月から自動変速機(AT)向け圧縮ばねの生産を始めると発表した。

 設立する子会社は東郷製作所の全額出資。構内の六千平方メートルの敷地に工場を建設予定で、本年度中に着工する。初期投資額は約十億円。生産量は明らかにしていないが、最終的に売上高約十五億円、従業員約五十人の雇用を目指す。

 同製鉄所の鋼材を構内の別会社が加工したばね用の線材を使い、新会社が製品化。同社進出で同製鉄所構内に自動車部品の一貫生産ラインが整い、素材調達から部品完成までが完結する。

 同市内で記者会見した相羽繁生社長は「当初は製品を愛知県に持ち帰るが、将来的にはトヨタ自動車北海道(苫小牧)やダイナックス(千歳)への出荷を考えたい」と述べた。

481荷主研究者:2008/06/05(木) 23:50:18

http://www.hokkaido-np.co.jp/news/economic/85963.html?_nva=163
2008年04/08 07:30 北海道新聞
新日鉄室蘭 棒線材5万トン増産へ 自動車向け好調で設備改修

 【室蘭】新日本製鉄室蘭製鉄所は五月までに、高炉や加熱炉などを改修し、自動車のエンジンや駆動系部品に使われる棒線材の生産能力を増強する。国内自動車メーカーの海外販売が好調で、専用鋼材の需要が高まっているためで、現在の年間生産量百五十五万トンを五万トンほど増やす。

 高炉の改修にはすでに着手。出銑口を一カ所増やし、三カ所にする改修を四月中に終える。加熱炉などの改修は順次実施し、五月中に終了する予定。

 新日本製鉄(東京)が打ち出している棒線事業の増強計画の一環。室蘭と連動して、君津(千葉)、釜石(岩手)の両製鉄所とグループ会社で設備改修などを進め、全体で年間三百八十万トンの生産を目指す。

482荷主研究者:2008/06/05(木) 23:58:51

http://www.sanyo.oni.co.jp/sanyonews/2008/04/21/2008042121083870009.html
2008年4月22日 山陽新聞
倉敷が初の粗鋼生産1千万トン台 JFEスチール西日本

 JFEスチール西日本製鉄所(倉敷市水島川崎通、福山市鋼管町)は21日、2007年度の生産実績をまとめた。粗鋼生産量は前年度比5・8%増の2164万トン。自動車や造船向け高級鋼の需要増を背景に、同社発足(03年4月)以降の最高を2年連続で更新した。

 地区別では、倉敷が前年度比5・9%増の1011万1000トン。02年度以前の旧川崎製鉄時代を含め、初めて1000万トン台に乗った。福山は同5・7%増え1152万9000トン。両地区とも大型設備の新規稼働はなかったものの、原料の鉄スクラップの利用拡大や生産性の向上などを進めた。

483荷主研究者:2008/06/06(金) 00:06:41

http://www.kahoku.co.jp/news/2008/04/20080426t12007.htm
2008年04月25日金曜日 河北新報
東北特殊鋼、生産能力10%増強 自動車向け中心

生産増強を行う東北特殊鋼の鋼材工場

 東北特殊鋼(宮城県村田町)は本年度、自動車部品向けの鋼材を中心に、生産能力を10%アップさせることを決めた。自動車業界の活況を受け、国内外の部品メーカーからの発注が増大しているため。設備投資額は前年度を16%上回る5億7000万円で、県外に工場を新設した2005年度を除くと過去最大の水準となる。

 設備投資は4割を機械加工機の増設、改造に投入する。加工機は鋼材や高精度部品の研磨、切削などに使われる。3割は老朽化した設備の更新に振り向け、残りを労働環境の改善などに投じる。

 部品の熱処理加工部門も受注が急増しており、増強する。2億円を投じた熱処理工場の増築を昨年12月に終え、今年1月から増築部分が稼働した。06年に新設した土浦工場(茨城県)には本年度、自動車部品用の焼き入れ炉を導入し、09年に稼働させる。

 生産増強の主な理由は海外向け鋼材の伸び。特に韓国、インド、タイ、中国といったアジアがけん引役。同社では鋼材の生産量の3割が輸出向けで、受注は増加傾向という。

 東北特殊鋼は電磁ステンレス鋼とエンジンバルブ鋼の国内シェアが約5割とトップ。電磁ステンレス鋼の6割とエンジンバルブ鋼の全量が自動車向けで、トヨタを含め国内外の主要メーカーの部品に使われている。

 横山博之社長は「原材料費の高騰もあり利益ベースでは厳しい状況が予想されるが、上半期の受注は悪くない。前年度を超える売上高の伸びを目指す」と言う。

484荷主研究者:2008/06/06(金) 00:07:52

http://www.hokkoku.co.jp/_keizai/K20080426301.htm
2008年4月26日03時12分 北國新聞■北陸の経済ニュース
◎生き残りかけ「富山連合」 三協・立山HD、日軽金と業務提携

 三協・立山ホールディングス(HD、高岡市)と日本軽金属(東京)、両社の子会社の計四社は二十五日、アルミ建材事業などでの全面的な業務提携で合意した。富山に生産拠点が集中する両社は、経営統合がご破算になった過去を持つが、アルミ高と住宅着工減の苦境を乗り切ろうと再び手を組んだ。今回の提携が、建材メーカー再編の引き金となる可能性もある。

 二十五日、都内で開かれた会見で三協・立山HDの川村人志会長は「両方とも住宅(建材事業)がひどい。まずコスト削減の実績を積まないといけない」と述べた。さらに、提携分野を住宅建材以外にも拡大するとした。

 試算では、住宅建材のOEM(相手先ブランド生産)供給で年間五十億円、資材共同購入で四十五億円、物流共同化で五億円の計百億円のコスト削減効果があるという。

 コスト増の背景の一つとして、国内のアルミ取引価格の高止まりがある。二年前から上昇を続け、現在は二年前の約二倍近い一トン四十万円前後。昨年七月には、世界最大手のアルミ生産企業が、英国・オーストラリアの資源大手に買収されるなど、資源の寡占化が進んでおり、「価格の競争原理が働きにくくなっている」とされる。

 提携した両社は、今回が初顔合わせではない。二〇〇一年、旧三協アルミニウム工業と旧立山アルミニウム工業が進めていた経営統合協議に、日本軽金属子会社の新日軽(東京)が加わったものの、不調に終わった経緯がある。

 その後、三社は製品規格の統一や樹脂サッシ企業の共同設立などを行ったが、三協と立山によるHD設立で、提携は宙に浮いた格好となった。二〇〇一年には、アルミ建材首位のトステム(東京)がINAX(同)との経営統合を果たし、二位のYKK AP(東京)も海外進出などで業績を伸ばして、三位以下に水をあけた。

 しかし、三位のHD、四位の新日軽を合わせた国内住宅建材市場シェアは約30%となり、「YKK APにほぼ並ぶ」(日本軽金属)という。当面、業績の好転が期待できない建材業界で競争が激化すれば、建材メーカーや住宅設備業界での再編が進むとの見方が、業界では強い。

 三協立山アルミの川村人志社長と日本軽金属の石山喬社長は二十五日、都内で会見し、「工場が同じ高岡周辺にあり、物流などは(提携で)非常に効率が良くなる」と、提携の利点をアピールした。

 将来の経営統合について川村社長は「統合ありきではないが、まず提携でコスト競争に勝つ形を作る。その中で統合が必要という時期が来れば考える」と述べ、否定はしなかった。

 四社は大型連休明けにも、具体的な提携施策を決める「業務提携推進員会」を設置し、共同購買の方法などを検討し、可能な方策から実施する。

485荷主研究者:2008/06/06(金) 00:09:24

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200804240250.html
'08/4/24 中国新聞
粗鋼増強など1110億円の投資
--------------------------------------------------------------------------------
 JFEスチール西日本製鉄所(福山、倉敷市)は23日、粗鋼生産能力の増強や資源リサイクルを軸とした2008年度の設備投資計画を発表した。工事ベースで1110億円に上り、03年4月のNKKと川崎製鉄の統合以降で最高水準。アジアを中心に国内外の需要増に対応し、環境対応も強化する。

 設備投資額は07年度実績見込みに比べ39%増となり、福山地区の第4高炉を改修した05年度の819億円を大幅に上回る。地区別では福山が710億円、倉敷が400億円となる。

 主な工事としては、スラブ連続鋳造機増設など10年4月までの粗鋼生産能力の増強工事に500億円を投じ、福山地区の年間能力を150万トン増やす。稼働すれば、西日本製鉄所の年間能力は現行の2150万トンから2300万トンになる。

 西日本製鉄所は二酸化炭素排出量削減などのため、原料となるスクラップの使用量を増やす方針。これに伴い、転炉から排出される不純物などを含む鉄鋼ダストも増える見通しで、ダスト中から鉄を回収し、原料としてリサイクルする設備を新設する。09年3月までの工事に福山、倉敷両地区で140億円を投資する。

486荷主研究者:2008/06/06(金) 00:09:50

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200804250336.html
'08/4/25 中国新聞
JFE西が粗鋼生産量を更新
--------------------------------------------------------------------------------
 JFEスチール西日本製鉄所(福山、倉敷市)は24日、2007年度の粗鋼生産量をまとめた。福山、倉敷両地区の合計が2164万トンとなり、03年4月のNKKと川崎製鉄の統合以降、2年連続で最高を更新した。前年度に比べ5.8%増だった。国内外での自動車や造船向け高級鋼板の需要の増大を反映。08年度を最終年度とする「第2次中期経営計画」で目標に掲げた2150万トンを、1年前倒しで達成した。

490荷主研究者:2008/06/20(金) 00:27:34

http://kumanichi.com/news/local/index.cfm?id=20080528200001&cid=main
2008年5月28日 00:03 熊本日日新聞
次世代合金、10月にも供給 熊本大など

 産学官で「次世代耐熱マグネシウム合金」の研究開発に取り組んでいる熊本大、くまもとテクノ産業財団などの研究チームは二十七日、自動車関連や家電などのメーカー約五十社へ同合金のサンプル供給を十月にも始めることを明らかにした。二〇〇九年に予定している実用化へ向け、弾みがつきそうだ。

 次世代耐熱マグネシウム合金は、自動車のエンジン部品などに使われる耐熱アルミ合金に比べ30%軽く、強度は一・五倍あるといわれる。実用化できればテレビなど家電製品や自動車の軽量化、燃費向上につながると注目されている。

 研究チームには、日産自動車や不二ライトメタル(玉名郡長洲町)など企業を含めた二十六団体が参加。ことし一月に熊本大で稼働した合金の溶解・鋳造や押し出し、強度試験をするための実験プラントを使い、新合金をつくる手法の確立を目指している。

 代表研究者の河村能人・熊本大大学院教授によると、研究チームは直径約二十五ミリの合金の棒の押し出しに成功。強度も安定してきたため、以前から申し出ていた国内の約五十社へサンプル供給することにした。

 メーカー各社は合金の製造実費を負担する。圧延加工などを施し、自社で製品を試作。性能確認などの結果は研究チームに報告する。

 河村教授は「合金の大型化も実用化に向け順調に進んでいる。性能をさらに上げ、熊本発の新素材を世界に出したい」と話している。(中原功一朗)

491荷主研究者:2008/06/20(金) 00:46:51

http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/25818?c=210
2008年5月31日 00:36 西日本新聞
三池鉱閉山から11年 「三井鉱山」の社名消える 来春「日本コークス工業」に

 三井鉱山は30日、社名を2009年4月1日から「日本コークス工業」に変更すると発表した。旧三井三池鉱(1997年閉山)を運営するなど国内炭鉱と深くかかわってきた同社は、事業再生過程でコークス関連を基幹とする事業構造に転換。名実ともに「鉱山」から決別する。

 同社は1889年、当時官営だった三井三池鉱(福岡県大牟田市、熊本県荒尾市)の払い下げを受け創業。1911年、株式会社に改組して以来、三井グループの中核企業として発展した。2003年に経営破たんし、産業再生機構(解散)の支援下で事業を再構築。石炭、セメント、石油関連事業から撤退。社名の「三井」継続使用も断念した。

 また、同社は30日、三井住友銀行が保有する優先株を09年6月末までに約230億円を上限として買い入れ消却する方針を発表した。筆頭株主の新日本製鉄と住友商事が保有する優先株は今年10月以降、両社が普通株に転換することを決定した。普通株への転換後、両社の議決権比率は現在の12.9%から21.7%となり、三井鉱山は両社の持ち分法適用関連会社となる。

 三井鉱山は「優先株の処理で、事業再生が完了する」としている。

=2008/05/31付 西日本新聞朝刊=

492荷主研究者:2008/06/20(金) 00:53:44

http://www.business-i.jp/news/ind-page/news/200805290057a.nwc
神鋼、大型圧縮機を生産 41億円投資
FujiSankei Business i. 2008/5/29

 神戸製鋼所は28日、製鉄所や液晶パネル製造などで使用する、圧縮した空気などを送るための大型圧縮機の本格生産を2010年4月から始めると発表した。

 41億円を投資して、大型圧縮機を出荷する前の最終性能検査を行う試運転設備を高砂製作所(兵庫県高砂市)に新設する。大型試運転設備能力は5割向上することになる。

 大型圧縮機は、ターボ大型機とも呼ばれ、液体、気体を圧縮し、必要箇所に供給するための装置。製鉄所では主に、高炉に酸素を送り込むために使用される。規模が大きく、量産できないため、オーダーメードの受注生産方式となる。3年後に50億円の売り上げを目指す。

493とはずがたり:2008/06/20(金) 00:55:09
>>491
三井の名門中の名門企業がねぇ。。
隔世の感有り。せめて三井物産あたりがカネ出して三井住友コークスとかに出来なかったのかw

494荷主研究者:2008/06/20(金) 01:19:15

http://www.hokkaido-np.co.jp/news/economic/94647.html?_nva=156
2008年05/24 07:11 北海道新聞
豊田通商、マテック 苫小牧に鉄リサイクル加工会社を設立

 【苫小牧】トヨタ自動車グループの総合商社豊田通商(名古屋)は二十三日までに、リサイクル業道内最大手のマテック(帯広)と共同で、トヨタ自動車北海道から出る鉄くずをリサイクルする新会社グリーンメタルズ北海道を設立した。苫小牧市真砂町に鉄くずを成型する工場を建設し、新日鉄室蘭製鉄所(室蘭)で鋼材に再生する。月内にも正式発表する。

 新会社の資本金は三億五千万円で、豊田通商が80%、マテックが20%を出資。トヨタ北海道の鍛造部品製造工程から出る鉄くずを回収し、固めて成型したものを鋼材原料として新日鉄室蘭に供給する。

 投資額は不明だが、工場は今夏着工、来春にも稼働する見通し。新日鉄室蘭はトヨタ北海道に鍛造部品向け鋼材を供給しており、新会社のリサイクル鉄から鋼材を造り、トヨタ北海道に納入する。

 関係者によると、トヨタ北海道の鉄くずは一般的なリサイクル鉄に比べて高品質。トヨタ北海道の近くで鉄の回収、加工を手掛けて処理費用を軽減し、トヨタ北海道の鉄鋼調達コストの削減にも貢献する。

 豊田通商は同様の鉄リサイクル子会社を国内外十数カ所に持つほか、今年四月にはトヨタ北海道にアルミを溶けた状態で納入する北海道スメルティングテクノロジーを苫小牧に設立。自動車部品の鋼材や非鉄金属の高騰に対応し、金属リサイクル業務の強化を急いでいる。

498荷主研究者:2008/06/30(月) 01:03:29

http://www.hokkoku.co.jp/_keizai/K20080615302.htm
2008年6月15日03時45分 北國新聞■北陸の経済ニュース
◎不二越水橋事業所、ベアリングの熱処理能力を3割増強 新型炉を19基導入

 不二越(富山市)は今年度から三カ年計画で約五十億円を投じ、ベアリングの熱処理能力を三割増強する。水橋事業所内に新型熱処理炉を計十九基導入し、需要が拡大する自動車、産業機械向けの高機能ベアリングの生産能力、生産性向上を図る。

 近年、自動車の等速ジョイント、トランスミッション向けや建設機械などの大型機械向けのベアリングの需要が急速に伸びている。ベアリングの製造工程には、素材の高炭素クロム軸受鋼を熱処理加工して強度、硬度を増す工程があり、耐久性の高いベアリングの生産能力向上を図るため、熱処理部門を増強することにした。

 水橋事業所の熱処理工場に、自社開発した最新鋭熱処理炉などを今年度中に七基導入し、その後二カ年でさらに十二基増設する。

 生産効率を高めるライン配置に加え、熱処理炉への素材投入をロボット二十台で自動化することで、30%省人化を進める。これにより人員一人の時間当たり生産性を二倍に高める。トン当たりのエネルギー使用量については25%引き下げる計画である。

502荷主研究者:2008/07/13(日) 23:22:57

http://www.hokkoku.co.jp/_keizai/K20080622303.htm
2008年6月22日03時21分 北國新聞■北陸の経済ニュース
◎スピンドル生産増強 中村留精密工業、自社製複合機を導入

 中村留精密工業(白山市)は、機械全般で使用されるスピンドル(主軸)の生産能力を30―40%程度増強する。自社製の複合機四台を第二工場(プラント2)に導入する計画で、工場の一部再編に着手した。

 導入する複合加工機は五月に自社開発した。従来機で生産できるスピンドルの長さは一メートルまでだったが、新型機では二メートルまで対応できる。切削から搬送まで完全自動化も実現。「これまで三台の機械で行ってきた工程を一台でできるようにした」(村本英二工場長)という。

 中村留精密工業は二〇〇六、〇七年の新工場建設などで生産能力の引き上げを図っている。今回は、工場の再編で対応し、プラント2をスピンドル専用工場にする計画である。現在、複合機の設置作業を進めており、来月にも本格稼働させる。

 スピンドルは工作機械など機械全般で必要となる部品で、需要の拡大が続いている。自動車向けでは、国内、北米は低調だが、欧州や新興国の引き合いが強く、日本工作機械工業会(日工会)の会長を務める中村健一社長は「中長期的に市場は成長していくので、量産体制を整えた」としている。

503名無しさん:2008/07/14(月) 09:29:03
青森港で青南商事の船積みしている港湾業者を教えて下さい。

504とはずがたり:2008/07/29(火) 11:16:17
新日鉄・八幡製鉄所の火災、鎮火は30日未明か
2008.7.29 10:31
http://sankei.jp.msn.com/affairs/disaster/080729/dst0807291031006-n1.htm

新日鉄八幡製鉄所の火災で、数カ所から上がる炎と黒煙=29日午前9時25分、北九州市戸畑区 福岡県北九州市戸畑区飛幡町の新日鉄八幡製鉄所で29日早朝に起きた火災は、引火したコークス工場のガス管内の残留ガスが自然に燃え尽きるのを待つ必要があり、鎮火は30日未明までかかる見通しとなっている。

 福岡県警戸畑署によると、石炭を蒸し焼きにするコークス工場に石炭を搬入する屋外のベルトコンベヤーから出火した。同製鉄所では同日午前8時半、第5コークス炉へのガス供給源を閉鎖したものの、大きな黒煙が上がっている状況に変化はない。ただ、出火当初発生していた一酸化炭素の濃度は、人体に影響がないレベルまで下がったという。

 同製鉄所の従業員は約2900人いるが、けが人は確認されていない。コークス工場は終日稼働しているが、三交代制で作業しているという。

 コークス工場内のコークス炉周辺に配管されているガス管からガス漏れがあったといい、県警などで関連性があるとみて詳しい出火原因を調べている。

506名無しさん:2008/07/31(木) 00:57:32
 これが謝罪か?

508荷主研究者:2008/08/15(金) 00:12:02

http://www.business-i.jp/news/ind-page/news/200807120026a.nwc
新日鉄君津、累計生産3億トン達成
FujiSankei Business i. 2008/7/12

 新日本製鉄は11日、君津製作所(千葉県君津市)の出銑累計生産量が9日時点で3億トンを達成したと発表した。同社の製鉄所で出銑段階で3億トンを超えたのは初めて。

 君津製鉄所は、旧八幡製鉄が君津での高炉建設を決め1965年に創業。68年に第1高炉に火を入れ、生産が始まった。現在では、高炉3基を保有する旗艦製鉄所として稼働している。

 出銑は鉄鉱石をコークスと石灰石と合わせて溶鉱炉で燃やして還元し、銑鉄を取り出すこと。転炉で用途により合金やスクラップなどを混ぜ合わせて粗鋼を製造する。

509とはずがたり:2008/08/23(土) 21:38:26

鉄鋼大手:海外の鉄鉱石権益、共同で買収を検討
http://mainichi.jp/select/biz/news/20080824k0000m020036000c.html

 新日本製鉄やJFEスチールなど国内鉄鋼大手が、ブラジルなど海外の鉄鉱石権益を共同で買収する方向で検討していることが23日、分かった。鉄鉱石の高騰が続く中、国内勢が一体となって鉄鉱石の安定調達を目指す考えだ。

 神戸製鋼所や住友金属工業のほか、伊藤忠商事などの商社も参加して企業連合を組み、単独では負担が重い買収コストを分担する。政府も国際協力銀行などを通じた低利融資で協力する見通し。

 第1弾として、ブラジル鉄鋼大手CSNの鉄鉱石鉱山子会社、ナミザ社の買収を目指す。CSNが実施するナミザ株売却の競争入札に参加することを検討している。入札には中国、インドも参加するとみられる。

 鉄鉱石をめぐっては、鉱山の権益をもつ資源大手の世界的な再編が進んでおり、ブラジルのヴァーレ(旧リオドセ)、英豪系リオ・ティントとBHPビリトンの3社が世界シェアの7割強を握り、日本勢の価格交渉力は低下している。

 08年度の鉄鉱石価格は、ブラジル産が前年度比65%上昇、豪州産は最大96.5%の上昇で決着するなど厳しい情勢で、新日鉄やJFEなどは自前での権益確保に向け手を組む必要があると判断した。【森有正】
毎日新聞 2008年8月23日 19時16分

510とはずがたり:2008/09/04(木) 02:21:40
本社同士の合併は決まったんでしたっけ?

公取委、計画提出命令へ 英豪資源大手の買収で
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2008090301000663.html
2008年9月3日 18時33分

 公正取引委員会は3日、英オーストラリア系資源大手リオ・ティントの買収を進めている同BHPビリトンに対し、買収計画の提出を命じる方針を明らかにした。近く独占禁止法に基づく報告命令を出す。

 公取委が海外企業間の買収をめぐり買収計画を提出させるのは初めて。

 日本は鉄鉱石の6割を両社に依存している。公取委が計画を審査するのは、買収による市場寡占化が進むことで、国内の鉄鋼メーカーなどが悪影響を受けることがないかどうか点検することが目的。

 公正な競争を阻害すると判断すれば、買収差し止めなどの行政処分を出すことができるという。

 独禁法は、一定の取引分野で公正な競争を実質的に制限する場合には、買収や合併はしてはならないと規定している。
(共同)

512荷主研究者:2008/09/16(火) 00:25:49

http://www.hokkoku.co.jp/_keizai/K20080716302.htm
2008年7月16日05時08分 北國新聞■北陸の経済ニュース
◎石川工場、一貫生産を強化 三協マテリアル 加工機増で効率向上

 三協マテリアル(高岡市)は、車体部品や電気機器などの受注の伸びに対応し、アルミニウムの押出、被膜加工拠点である石川工場(石川県宝達志水町)で、成形などの加工能力を強化する。同工場の一貫生産を進め、生産効率を高める。

 特殊加工の拠点工場である高岡工場(高岡市)も強化する。二〇〇九年五月期の同社の設備投資額は、前年同期比二・六倍の十七億八千万円。加工機械を新たに設置する。

 三協マテリアルは、太陽電池の外枠で国内トップシェアを持つほか、薄型テレビのアルミ部材、産業機械部材などの受注が伸びており、生産体制を強化することで、グループの建材以外での収益力強化につなげる。

513荷主研究者:2008/09/16(火) 00:56:14

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200807250017.html
'08/7/25 中国新聞
JFE倉敷、コークス炉増設
--------------------------------------------------------------------------------
 JFEスチール西日本製鉄所(福山、倉敷市)は24日、コークス炉1基を倉敷地区に増設すると発表した。国内外で高まる造船や自動車鋼板の需要増に伴う粗鋼生産の増加に対応する。倉敷地区でのコークス炉増設は28年ぶりで、総投資額は約200億円に上る。

 炉は、石炭を蒸し焼きして銑鉄を造るための燃料などに使うコークスを製造する。増設炉は第6コークス炉に隣接する場所に建設。8月上旬に着工し、2010年6月の稼働を目指す。増設炉のコークスの年産能力は約35万トン。

 倉敷地区のコークス炉は計12基となり、年産能力は約535万トンに増強。06年3月に増設炉を稼働させて9基体制となった福山地区の約519万トンを超える。さらに西日本製鉄所全体の年産能力は約1514万トンに高まり、東日本製鉄所の倍近くとなる。

【写真説明】隣に新たな炉が建設される倉敷地区の第6コークス炉

514荷主研究者:2008/09/16(火) 00:58:59

http://www.kahoku.co.jp/news/2008/07/20080727t15029.htm
2008年07月27日日曜日 河北新報
二酸化チタン高機能化 殺菌・抗菌力アップ

 東北大金属材料研究所大阪センターの正橋直哉教授(金属組織学)と水越克彰助教(無機材料学)のグループは、眼鏡フレームや医療機器として製品化されている二酸化チタンについて、従来と異なる結晶構造を持ち、殺菌や抗菌の光触媒性能を向上させた素材の開発に成功した。有害化学物質や細菌を含んだ工場排水の浄化などに応用が期待される。

 グループは二酸化チタンの結晶構造のうち、実用例のない「ルチル」型の高機能化を図った。紫外線の働きで活性酸素を生成し、有機物を分解する光触媒性能が低いとされてきた。

 ルチルの形成には、金属を硫酸に浸して電流を流す陽極酸化法を採用。硫酸や電圧の条件を変えて実験を繰り返したところ、硫酸の濃度を高めるにつれ、これまで製品化されてきた「アナスタース」型の結晶構造を上回る光触媒性能を持つことを突き止めた。

 陽極酸化法は、アルミニウムの装飾などに使われる簡易なメッキ加工技術で、二酸化チタン製造の低コスト化、量産化につながる。チタン表面に直接酸化膜を作るため、従来の製法に比べて耐久性も向上するという。

 従来は「アナタース」型が光触媒性能に優れているとされ、金属微粒子を塗る製法で商品化されてきた。

 正橋教授は「半導体を洗浄した排水の処理などで効果を発揮するだろう。実用化についても中小企業に協力していく」と話している。

 大阪センターは2006年、大阪府の中小企業との産学連携を目的に開設された。今回の研究は東大阪市の金属加工会社と共同で行われ、連携の成果第一号となる。

516名無しさん:2008/09/25(木) 18:05:05
最近のびっくり。
世界最強の日本刀のナノテクノロジーを抽出して先端技術を駆使して日立金属
(安来)がSLD-MAGICという金型用鋼を開発した。この特殊鋼は韓国製鉄が出来
ない優秀なハイテン(高張力鋼板)を切り裂いたり、曲げたりする金型に応用
されている。こんなことが韓国では出来ないのは日本刀には日本のオリジナ
ル技術がいっぱい詰まっているからとのこと。

517宙船:2008/10/10(金) 20:41:51
 日本力の底力を見た思いです。
SKD11の次世代旗艦鋼種ってなんかカッコいい。

518とはずがたり:2008/10/22(水) 13:54:53
鉄鋼大手、11月にも減産へ 景気悪化受け数%幅
http://www.asahi.com/business/update/1022/TKY200810210359.html
2008年10月22日8時17分

 新日本製鉄など国内鉄鋼大手各社は、早ければ11月から減産に入る方向で検討に入った。減産幅は当初は数%となる見通しだが、需要次第で拡大する可能性もある。03年以降フル生産を続けてきた鉄鋼業界にも、景気悪化が波及してきた。

 鉄鋼業界は9月までは減産に否定的だった。建設、建築向けの需要はすでに低迷していたが、造船や建機向けは堅調だったからだ。だが、主力の自動車向けの減少などで8月の普通鋼の鋼材受注(内需)は、前年同月比6.4%減と03年11月以来4年9カ月ぶりの減少幅になり、日本鉄鋼連盟会長の宗岡正二・新日本製鉄社長は21日の定例記者会見で「減産の必要が発生してくる」と話した。

 自動車向けが多い薄板や建築用のH形鋼などを中心に、高炉の稼働率の引き下げなどで生産減に踏み切る。神戸製鋼所は1%程度の粗鋼生産の減産を検討しているほか、日新製鋼も11月から周南製鋼所(山口県)で1割減産し、全体の粗鋼生産を1%強減らす計画だ。

 鉄鋼需要の主軸を担う自動車産業では、トヨタ自動車が7月、08年のグループの世界生産台数を995万台から950万台に下方修正。米国の大型車工場の稼働停止が響き、8月の世界生産は前年同月比15.5%減に落ち込んだ。日産自動車も米国向けの大型乗用車を生産する国内の2工場で11月から2〜3割の減産に踏み切る方針で、需要環境は急速に悪化している。

 世界の鉄鋼メーカーでは、既に最大手のアルセロールミッタルが最大15%の減産を表明したほか、中国大手メーカー各社も相次いで減産を打ち出した。世界鉄鋼協会は10月6日、08年の需要見通しを前年比6.7%増から5%程度の増に下方修正しており、世界的な鉄鋼の生産調整の流れに、国内メーカーものみ込まれはじめた。

519荷主研究者:2008/11/09(日) 22:48:31

http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/44424?c=210
2008年8月30日 00:41 西日本新聞
新日鉄八幡 銑鉄減産20万トン 火災から1ヵ月 年内全面稼働へ

 新日鉄八幡製鉄所(北九州市戸畑区)のコークス炉火災から29日で1カ月。八幡製鉄所によると、自前のコークス供給が止まったため、銑鉄(せんてつ)の減産量が本年度20万トンに達する見通しとなった。コークス炉の全面復旧は12月の予定で、減産の影響が今後続く懸念もある。鉄鋼生産が通常の水準に戻るにはしばらく時間がかかりそうだ。

 「銑鉄」は鉄鉱石やコークスを高炉に投入した後にできる、溶けた鉄。他社から搬送した粉末の多いコークスを使うと出銑量(しゅっせんりょう)が落ちるという。銑鉄にさまざまな成分を混ぜて「粗鋼」にし、さらに板状や棒状に加工して最終製品の「鋼材」になる。八幡製鉄所の鋼材は、自動車向け鋼板やレールなどに使われている。

 八幡製鉄所の鋼材生産量は、07年度まで2年続けて400万トンを超えた。しかし本年度は、コークス炉のフル稼働まで4カ月かかるため、鋼材の生産水準も低いまま推移する見通し。29日に会見した藤井康雄・八幡製鉄所長は「(鋼材400万トンを維持するのに)苦しくなるのは確かで、銑鉄の次の工程でカバーしたい」と述べた。

 今のところ自動車メーカーなどへの影響はない。藤井所長は「自社だけでなく他社からも鋼材を調達し、お客さまに迷惑をかけない」と強調。東京で会見した嶋宏・新日鉄副社長も「国内外の鉄鋼メーカーに声をかけている」と語った。

 停止しているコークス炉2基の稼働予定は、第4コークス炉が9月下旬、第5コークス炉が12月中旬。コークスの減産規模は40万トンで、復旧まで中国などから供給を受ける。

 北九州市消防局と戸畑署は、被災設備の解体作業を終えた後に実況見分を再開する予定。ガス配管などの被災部品は県警が鑑定中で、原因究明や被災範囲の確定を急いでいるが「構造が複雑で相当時間がかかる」(市消防局)と、めどは立っていない。同製鉄所も「過去の(ベルトコンベヤーの)火災要因とは違う」とみており、出火原因の特定は難航しそうだ。

=2008/08/30付 西日本新聞朝刊=


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板