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鉄鋼・非鉄金属スレッド

519荷主研究者:2008/11/09(日) 22:48:31

http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/44424?c=210
2008年8月30日 00:41 西日本新聞
新日鉄八幡 銑鉄減産20万トン 火災から1ヵ月 年内全面稼働へ

 新日鉄八幡製鉄所(北九州市戸畑区)のコークス炉火災から29日で1カ月。八幡製鉄所によると、自前のコークス供給が止まったため、銑鉄(せんてつ)の減産量が本年度20万トンに達する見通しとなった。コークス炉の全面復旧は12月の予定で、減産の影響が今後続く懸念もある。鉄鋼生産が通常の水準に戻るにはしばらく時間がかかりそうだ。

 「銑鉄」は鉄鉱石やコークスを高炉に投入した後にできる、溶けた鉄。他社から搬送した粉末の多いコークスを使うと出銑量(しゅっせんりょう)が落ちるという。銑鉄にさまざまな成分を混ぜて「粗鋼」にし、さらに板状や棒状に加工して最終製品の「鋼材」になる。八幡製鉄所の鋼材は、自動車向け鋼板やレールなどに使われている。

 八幡製鉄所の鋼材生産量は、07年度まで2年続けて400万トンを超えた。しかし本年度は、コークス炉のフル稼働まで4カ月かかるため、鋼材の生産水準も低いまま推移する見通し。29日に会見した藤井康雄・八幡製鉄所長は「(鋼材400万トンを維持するのに)苦しくなるのは確かで、銑鉄の次の工程でカバーしたい」と述べた。

 今のところ自動車メーカーなどへの影響はない。藤井所長は「自社だけでなく他社からも鋼材を調達し、お客さまに迷惑をかけない」と強調。東京で会見した嶋宏・新日鉄副社長も「国内外の鉄鋼メーカーに声をかけている」と語った。

 停止しているコークス炉2基の稼働予定は、第4コークス炉が9月下旬、第5コークス炉が12月中旬。コークスの減産規模は40万トンで、復旧まで中国などから供給を受ける。

 北九州市消防局と戸畑署は、被災設備の解体作業を終えた後に実況見分を再開する予定。ガス配管などの被災部品は県警が鑑定中で、原因究明や被災範囲の確定を急いでいるが「構造が複雑で相当時間がかかる」(市消防局)と、めどは立っていない。同製鉄所も「過去の(ベルトコンベヤーの)火災要因とは違う」とみており、出火原因の特定は難航しそうだ。

=2008/08/30付 西日本新聞朝刊=


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