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鉄鋼・非鉄金属スレッド
443
:
荷主研究者
:2007/12/30(日) 16:47:08
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/economic/58335.html?_nva=158
2007年11/02 07:57 北海道新聞
豊平製鋼、販路拡大、台湾に鋼材 道内需要が低迷 韓国向けも強化
豊平製鋼(札幌)が海外販路の拡大に力を入れている。冬場の工場の稼働率対策に加え、道内の建設需要が減退しているためで、本年度から台湾向けに棒鋼の半完成品の輸出をスタート。石狩湾新港から四半期ごとに三千−四千トンのペースで出荷し、年間約一万五千トンを輸出する。
半完成品は鉄スクラップを電炉で溶かした「ビレット」と呼ばれる角材状の鋼材。これをもとに台湾のメーカーが、現地で建設用の棒鋼を製造する。ビレットを定期的に輸出するのは初めてで、七月に第一弾を出荷。十一月に二回目を予定している。
同社は道内最大手の電炉会社。鉄筋コンクリートなどに使われる棒鋼を年間約二十二万トン生産し、そのうち道内向けが八割を占める。公共事業の削減により、数年前に約五十万トンあった道内の棒鋼需要は約四十万トンにまで減少。
「改正建築基準法施工後に、マンション着工が伸び悩んでいる影響も出始めている」(同社)こともあり、販路拡大が課題となっている。
このため、同社は韓国向けの輸出も拡大。三年前には韓国産業規格の認証を受け、棒鋼の輸出を年三万五千トンに増やしている。
道内では新北海鋼業(小樽)、清水鋼鉄(千葉県浦安市)の苫小牧製鋼所の電炉各社も輸出を強化している。
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