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国際関係・安全保障論

1■とはずがたり:2003/01/22(水) 12:15
経済畑出身の私の鬼門,外交・安全保障を考える。
適宜,憲法談義・世界経済等もこちらで。

323とはずがたり:2003/10/31(金) 14:33
第二次大戦では日本を完膚無きまでにうち破った連合国(United States)が治安が悪くて撤退するんだよ。
わかってんのかねえ?日本国政府は。アメリカは戦争に勝って民衆に負けるかもしれないと云うのに。
まあ自衛隊を海外に出すこと自体はそんな悪いことではない,高い金で飼っているんだから有効に活用しないと勿体ない。と思うけど世界に憎まれる為に行かされるんじゃ余りに理不尽だ。

http://www.asahi.com/international/update/1031/003.html
国連、バグダッド完全撤退 連続テロ受け決定

 バグダッドで起きた赤十字国際委員会(ICRC)などへの連続自爆テロを受け、アナン国連事務総長はバグダッドから国連の非イラク人要員を完全撤退させると決めた。複数の国連外交筋が30日、明らかにした。2度にわたる国連現地本部への爆弾テロですでに要員の大部分がイラク国外に出ているものの、完全撤退で米英主導の復興・再建策に改めて大きな疑問符がつけられた。また、多国籍軍への派兵を検討する国の判断にも影響を及ぼしそうだ。

 情報を総合すると、撤退は対外的には「国外での協議のための一時的な呼び上げ」の形を取る。撤退に強く反対する米国への配慮と見られる。このため、国連内部の判断基準によるイラクの危険度を、「即時完全撤退」になるレベル5にはしない公算が大きい。

 しかし、治安の著しい改善がない限り要員をバグダッドに再び常駐させないと決めており、今後はキプロスなどに活動の拠点を移して、イラク国内での人道援助を遠隔操作することになる。イラク全土には、約2000人のイラク人要員が残る。

 現在、バグダッドには20人弱、北部に約10人の非イラク人要員が常駐。バグダッドからは段階的に撤退する見通しで、北部では当面、4、5人を残し人道援助にあてるとみられる。8月19日の現地本部に対する爆弾テロまでは約600人が常駐していた。

 イラクからの完全撤退を求める声は、今回の連続自爆テロに政治色が極めて薄いICRCが含まれていたことで再燃。今後、国連が再度標的になる可能性が高まったという判断から、「さらに犠牲者が出た場合、どう責任を取るのか」という主張が力を増していた。

 事件の1週間前に公表されたイラクの国連要員の安全性に関する調査報告書が、撤退を決めなかったことを批判したことも影響したようだ。しかし、アナン氏は今回の決定に際し、米国と真っ向から対立するのを避けるため、対外的には完全撤退という表現を避けたようだ。30日付ワシントン・ポスト紙は、この問題でアナン氏がパウエル米国務長官と電話で協議したと伝えている。

 イラクにいま残る要員は会計や警備担当が中心で、政治的な判断を下す部分はすでにキプロスに本拠を移している。このため撤退の影響も象徴的なものとなるが、「米英の占領政策が失敗だという印象を決定づける」(国連外交筋)意味合いは大きい。安全保障理事会が多国籍軍派遣の決議を採択しているものの、派兵の申し出がさらに狭まる可能性がある。また、先にマドリードで開かれた復興支援国会議では、拠出される資金の管理や運用を担う中心の一つに国連が想定されており、こうした活動もさらに制約される。 (10/31 03:04)

http://www.asahi.com/politics/update/1031/002.html
政府のイラク復興支援、変更なし 福田官房長官が表明

 国連がバグダッドから外国人職員の撤退方針を決めたことが自衛隊のイラク派遣に及ぼす影響について、福田官房長官は31日午前の記者会見で、「我が国としても独自の協力をしなければいけない。支援は前向きに考えていかなければいけない」と述べ、現段階で自衛隊派遣を含めた復興支援策に変わりがないことを表明した。撤退については「一時的な出国であると発表されているようだ」と語った。

 また、石破防衛庁長官は同日の会見で、イラクに派遣される自衛隊の安全確保について「比較的治安がよいと評価される地域で行動することになると思う。危険を回避する、未然に防ぐということにはあらゆる配慮を払うべきだ」と述べた。

 一方、川口外相も同日の会見で、イラク復興のための資金協力に関連して「治安の問題は支援を円滑に進めていくために重要だ」と語った。 (10/31 13:01)

324とはずがたり:2003/11/02(日) 13:36
難しいねえ異文化コミュニケーション

http://www.asahi.com/international/update/1102/002.html
やりすぎ「友好」、反日感情触発 中国・西北大寸劇事件

 日本人留学生のひわいな寸劇が発端になった中国・西安市の西北大学学生らの抗議デモは、1日夜も続いている。除籍処分となり、帰国することになった留学生らは「侮蔑(ぶべつ)の意図はなかった」と釈明したが、中国人学生の怒りは留学生らを避難させた当局側にも向けられ、中国全土にくすぶる対日感情の複雑さを見せつけている。

 「国の恥を忘れるな」。赤い国旗を掲げた女学生を先頭に数百人の学生が叫びながら練り歩く。

 1日夜、西安市の中心部は物々しい空気に包まれた。1000人以上が一時集結した西北大学正門前では、多くの市民も加わった。前夜に抗議デモが繰り広げられた市内の日系ホテルの入り口付近には、警察の車両がずらりと並んだ。

 当の日本人留学生たちは同日未明、面会した日本大使館員の前で、うなだれて説明したという。「パフォーマンスとしてやっただけで、悪意はなかった。みなさんにご迷惑をかけました」

 大使館側によると、29日の寸劇で留学生らは、Tシャツの上にブラジャーを着け、「何を見ているのか」と書かれた帽子をかぶって壇上に登場。音楽に合わせて声を上げながら後ろを向いて、背中に書いた「日本」「(ハートマーク)」「中国」の文字を見せ、日中友好を訴えるつもりだった。

 ところが他の演目は伝統舞踊など格調が高かったこともあり、観衆の中国人には理解されず、「ばかにしているのか」と解釈された可能性が高いという。北京の対日関係者によると、中国人学生は性的刺激を伴う見せ物には慣れていないのが普通。留学生らの寸劇は「日本ではさして問題にされないかもしれないが、中国ではやりすぎになる」。

 寸劇は中国人教師らに中断されて終わったが、中国人学生の動きはエスカレートした。関係者によると、翌30日午後、日本人留学生と教師の男女計43人が生活する7階建ての留学生寮を約1000人が取り囲み、謝罪を求めた。興奮した40〜50人が寮内に突入し、部屋を回って、「お前は何人か」と問いかけ、日本人と分かると、殴るなどの暴力を振るったという。

 警察当局は31日午前1時半ごろまでに学生を寮内から排除し、留学生たちを学外に移送した。学生が乱入していた間、留学生らはずっと息を潜めていた。4階の自室のドアに鍵をかけていた日本人女性は頻繁にドアをたたかれたためドアを開けたところ、男子学生に顔を殴られた。別の日本人女性は「精神的に消えない傷が残る。そんな怖さを感じた」と話した。

   ◇

 西安市内の大学、西安交通大学のホームページ上で公表された日本人教師と留学生の反省文の要旨は以下の通り。

 「西北大学の学生、教職員及び中国の友人に不快な思いをさせました。深く反省し、誠実におわびします。本意は、見ている人を笑わせようとしたものであって、貴国を軽蔑し、侮辱する意思は決してありませんでした。しかし、私たちの行為は中国の思想、民族性、文化、風俗習慣への理解を欠いていました。深く反省し、おわびします。」

   ◇

 <西安> 唐時代の都・長安として知られ、シルクロードへの入り口として栄えた。現在も中国の中・西部の拠点的な都市で、人口約700万。国民党指導者の蒋介石が内戦停止と抗日を求める張学良に監禁された西安事件(36年)でも知られる。秦始皇帝の兵馬俑や楊貴妃ゆかりの華清池など著名な遺跡も多く、日本人観光客は年間約16万人(01年)が訪れる。主要な店やホテルでは日本語を話す人も多い。93年には日本人旅行客3人が殺される強盗事件があった。西北大学は、中国西部地方の中心的な大学で、地域のエリートが集まる。

(11/02 01:23)

326とはずがたり:2003/11/03(月) 10:29

これでも自衛隊を派遣するのかね?

http://www2.asahi.com/special/iraqrecovery/TKY200311020236.html
持ち運び可能な地対空ミサイルか 米国防長官

 ラムズフェルド米国防長官は2日午前、イラクで起きた米軍ヘリへの攻撃について、「持ち運び可能な地対空ミサイルとみられる」と述べた。米テレビの報道番組への出演後、記者団に語った。攻撃を受けたヘリに乗っていた米兵らが、任務の長期化への不満を解消するための「一時帰休」に向かっていたとの情報については、「情報は得ているが、攻撃を受けたヘリの乗員がそうだったかは分からない」と語った。

 ラムズフェルド長官は、「テロとの戦い、イラク安定化への努力を続ける」と述べ、米軍の展開を維持する姿勢を強調する一方、イラク人による部隊編成などを加速する考えも示した。

(11/02 22:54)

328とはずがたり:2003/11/07(金) 19:32
戦争状態の所へ派遣するのか派遣しないのかを問うべきで,戦争状態でないところに派遣するという小泉の論理は相変わらずの詭弁だ!

http://www.asahi.com/international/update/1107/012.html
イラク北部、米軍ヘリ墜落 4人死亡情報も

 イラク北部のティクリート付近で7日、米陸軍ヘリUH60ブラックホークが墜落した。米軍報道官は墜落原因は不明だとしている。AP通信は、少なくとも4人が死亡したと伝えた。

 同通信によると、現場では、墜落したヘリの残骸(ざんがい)から白煙が上がり、3機のヘリが周辺上空を飛んでいるという。

 ティクリートは、フセイン元大統領の故郷で反米感情が強く、米軍への攻撃が頻発している。 (11/07 17:51)

329とはずがたり:2003/11/08(土) 07:50

http://www.asahi.com/international/update/1107/011.html
「敬老のため」と休日を廃止 フランス政府決定に反発も

 フランスのラファラン首相は6日、休日を1日廃止する、と発表した。初夏の日曜日に設定されている祝日「聖霊降臨祭」の翌日の振り替え休日が対象。休みを返上して国民が働くことで、高齢者や障害者への支援費を工面するとの名目だ。しかし「何があろうと休みだけはしっかり取る」がモットーのフランス人だけに、反発が予想される。

 同首相は「この夏の酷暑で多くのお年寄りらが亡くなった。その悲劇に対して行動が必要だ」と説明。勤務を1日増やすことで企業の納税額も増えると期待した。実施は05年から。民間企業の場合、労使交渉次第で別の日を「働く休日」と定めることもできる。

 これに対し、野党社会党のオランド第1書記は「不十分、不公平な案で、問題の解決になっていない」と批判した。 (11/07 14:45)

330とはずがたり:2003/11/08(土) 07:51
http://www.mainichi.co.jp/news/selection/20031108k0000m030133000c.html
トルコ:
イラクへの派兵計画を撤回

 【エルサレム樋口直樹】トルコ国営アナトリア通信は7日、同国政府がイラクへの派兵計画の撤回を決めたと報じた。トルコ軍当局も派兵準備を停止したことを明らかにした。

 同国は10月7日、イスラム圏諸国としては初めてイラクへの派兵を決定。イラク戦争を境に冷却化していた米国との関係改善が期待されていたが、イラク側でクルド人政党を中心に派兵に猛反発する動きがあり、トルコと米国で派兵計画の見直しを進めていた。

[毎日新聞11月7日] ( 2003-11-07-23:40 )

331とはずがたり:2003/11/09(日) 19:30
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031109-00000102-yom-int
サウジ首都で爆発、2人死亡…死者の数で情報交錯

 サウジアラビアの首都リヤド西部で8日深夜、大きな爆発が3度にわたり起き、米CNNなどによると、少なくとも2人が死亡、87人が負傷した。死者は「20―30人に達している」との報道もあり、情報は交錯している。

 サウジ内務省当局者は事件は、爆薬を積んだ自動車による自爆テロだと述べた。

 現場は外交官居住地区のそばで、アラブ諸国出身者が多く住む住宅施設が並んでいる。イタリア人やドイツ人ら外国人も数人住んでいるという。AP通信によると、武装グループが施設に侵入、護衛と銃撃戦になった直後に爆発が起きたという。

 被害にあった住宅施設では、ラマダン(イスラム教の断食月)の儀式のため、大人は多くが外出中で、家に残った子供たちが事件に巻き込まれた。

 米国務省は7日、サウジアラビア国内で「テロ計画が実行されようとしている、との信頼できる情報がある」として、リヤドの大使館やジッダ、ダーランの領事館の一時閉鎖を発表したばかりだった。

 (読売新聞)
[11月9日16時2分更新]

332とはずがたり:2003/11/11(火) 18:34

http://www.asahi.com/international/update/1111/006.html
自治評議長、米兵に射殺される イラク・サドルシティー

 イラク駐留米軍は10日、バグダッド市東部のサドルシティー(旧サダムシティー)の自治評議会のモハナド・カアビ議長が9日、米兵と口論中に銃で撃たれ、死亡したと発表した。サドルシティーにはイスラム教シーア派の急進的指導者ムクタダ・サドル師の支持者が多く、反米感情が強いだけに、事件は住民の反感の火に油を注ぐこともありそうだ。

 発表によると、同議長は、自爆テロ防止に向けた治安維持にあたっていた米兵の指示に従わず、銃で下肢を撃たれた。近くの米軍の医療施設に搬送されたが、間もなく死亡した。

(11/11 12:00)

333とはずがたり:2003/11/11(火) 18:37
http://www.asahi.com/international/update/1111/002.html
グアテマラ大統領選、決選投票へ 元独裁者モント氏敗退

 中米グアテマラで行われた大統領選挙は10日、中道右派の国民大連合のオスカル・ベルシェ氏(57)と中道左派の国民希望党のアルバロ・コロン氏(52)が上位を占めたがいずれも過半数に至らず、12月28日に決選投票が行われることが決定した。内戦時代の独裁者で右派のグアテマラ共和戦線のエフライン・リオス・モント氏(77)は敗北が確定した。

 中央選管の発表では、開票率64%でベルシェ氏が得票率38%の1位、コロン氏は2位で28%、リオス・モント氏は3位の17%にとどまった。

 大統領選には11人が立候補したが、うち4位以下の8人は決選投票の場合にコロン氏を支持する協定を結んでいる。またベルシェ氏とリオス・モント氏とは対立している。このため決選投票ではコロン氏がベルシェ氏に逆転勝利する可能性がある。

 リオス・モント氏は82年にクーデターで実権を握り先住民を大量虐殺した責任者として国際的にも強く非難されてきた。同氏が政権に返り咲けば内戦が再来するとも言われただけに、敗退を歓迎する声が国民に多い。

 市民団体「民主主義のための市民戦線」は「民主主義と平和にとっての前進だ」と評価した。同団体は7月にリオス・モント氏派の市民が首都で暴動を起こした「暗黒の木曜日」をきっかけに、70の団体が創立した。

 同国は36年間続いた内戦が96年に終結した。この間、20万人の死者と4万人の行方不明者を出した。内戦時代の対立と暴力は今も続いており、人権活動家らが暗殺されるケースが後を絶たない。

 一方でリオス・モント氏は現職の国会議長を来年1月に辞すとともに、訴追免除の権利も失う。このため改めて内戦中の虐殺の法的責任を問われる可能性がある。 (11/11 10:21)

334とはずがたり:2003/11/11(火) 18:37

http://www.asahi.com/international/update/1111/006.html
自治評議長、米兵に射殺される イラク・サドルシティー

 イラク駐留米軍は10日、バグダッド市東部のサドルシティー(旧サダムシティー)の自治評議会のモハナド・カアビ議長が9日、米兵と口論中に銃で撃たれ、死亡したと発表した。サドルシティーにはイスラム教シーア派の急進的指導者ムクタダ・サドル師の支持者が多く、反米感情が強いだけに、事件は住民の反感の火に油を注ぐこともありそうだ。

 発表によると、同議長は、自爆テロ防止に向けた治安維持にあたっていた米兵の指示に従わず、銃で下肢を撃たれた。近くの米軍の医療施設に搬送されたが、間もなく死亡した。

(11/11 12:00)

337とはずがたり:2003/11/11(火) 19:23
ひどい国会軽視だ!

http://www.asahi.com/politics/update/1111/003.html
自衛隊派遣、閣議決定は特別国会後 野党の追及回避狙う

 政府・与党は、イラク復興支援特措法に基づく自衛隊派遣の大枠を定める基本計画の閣議決定を、19日召集予定の特別国会後に先送りする方針を決めた。イラクの治安悪化や総選挙での民主党躍進を受け、特別国会での審議を避ける狙いからだ。政府は自衛隊を年内に派遣する方針は変えていないが、来年の通常国会まで審議の機会はなくなり、野党などから「国会軽視だ」といった批判が出そうだ。

 政府は自衛隊と文民を12月中旬から順次派遣するため、基本計画を14日にも閣議決定し、特別国会に報告する方向で準備を進めてきた。

 しかし、イラクでは米軍ヘリの撃墜などのテロが相次ぎ、治安はいっそう悪化している。野党は総選挙で、イラクへの自衛隊派遣反対をそろって強調し、民主党を中心に、特別国会で本格審議するように求めている。

 政府・与党内にも当初は特別国会で一定の審議日数を確保する考えもあった。だが、10日の与党幹事長・国対委員長会談では、特別国会を19日に召集し、会期は3日間にとどめ、イラク問題の審議はしない方針を確認。政府も、特別国会への報告を避けることにした。

 福田官房長官は11日の記者会見で、閣議決定の時期について「(基本計画を)詰めきれてないと申し上げていい。何もなければ簡単に出せる。問題があるからこそ慎重に対応する」と述べ、イラクの治安情勢を見極める方針を示した。

 政府は、自衛隊と文民の派遣をイラク復興支援の柱と位置づけており、今後も年内に派遣する方向で準備を進める。ただ、与党の一部には「日程的に年内派遣は厳しくなるかもしれない」との声が出始めた。

 イラク特措法は、(1)基本計画を閣議決定後、国会に報告(2)自衛隊を派遣後、20日以内か、国会閉会中は次の国会で承認を求める――との手続きを定めている。特別国会前の基本計画決定を見送れば、自衛隊派遣後の来年の通常国会まで、国会審議の機会が失われることになる。

 政府は総選挙の期間中も、争点となるのを避けるため基本計画決定を見送っており、これに続く先送りになる。年内派遣の方針を変えず、手続きだけを先送りしているため、防衛庁でも「政府が責任をもって物事を進めようという姿勢がみられない」(幹部)との批判の声があがっている。

(11/11 12:24)

338とはずがたり:2003/11/12(水) 17:16
短期間で二つの反米国を潰したアメリカだが,ちゃんと責任持って国造りまで面倒見ろよ。
カネばっか同盟国にたかってないでさ。

http://www.mainichi.co.jp/news/flash/kokusai/20031112k0000m030034000c.html
アフガン:
北東部で米軍 大規模「不屈の山」作戦を開始

 【イスラマバード西尾英之】アフガニスタン駐留米軍は11日までに、アフガン北東部のヌリスタン、クナル両州で新たに大規模な軍事作戦を開始した。同地域はイスラム原理主義勢力であるヘクマティアル元首相派の活動が活発な地域。米軍のアフガン攻撃でタリバン政権が事実上崩壊してから13日で丸2年になるが、各地の治安情勢は改善の兆しを見せず、米軍はイラク同様、泥沼の対応を強いられている。

 アフガン駐留米軍によると、「不屈の山」と名付けられた作戦は、陸軍第10山岳師団や特殊部隊、空軍が参加し7日に開始された。デービス報道官は「目的はゲリラ勢力を粉砕し、彼らの聖域を許さないためだ」などと語った。

 これまで米軍の作戦行動はタリバンの活動が活発な南東部のパクティア、パクティカ州や、南部のザブール、カンダハル、ウルズガン州などが中心で、北東部は比較的安定しているとみられていた。米軍が新たな作戦に踏み切ったのは、この地域でもイスラム武装勢力の活動が激しくなっていることを示している。

 特に北東部両州はタリバンとの戦闘に敗れイランに亡命、タリバン政権崩壊後にアフガンに戻ったヘクマティアル元首相派の勢力が強いとされる。元首相は昨年末、米軍とカルザイ政権に対するジハード(聖戦)を宣言。タリバンやアルカイダ残存勢力と連携しているとの情報もある。元首相は10日にはパキスタン政府に米軍への協力を中止するよう求める声明文を公表するなど、活動を活発化している。

 クナル州に関しては今年9月に米誌「ニューズウィーク」が「ウサマ・ビンラディン氏が潜伏している」と報じたこともある。

 一方、AFP通信などによると、南部ザブール州政府高官は10日、同州内の多くの地域で州政府が事実上支配権を失っていると語った。地元部族が強力なため、タリバンも完全に支配権を握るのは困難で、権力の空白状態が起きているという。

 カルザイ政権は来月10日からカブールで開かれる制憲ロヤジルガ(国民大会議)を前に各地で出席する代議員の選挙を行うとしている。また、来年6月には全国選挙も行われる見込みだが、治安の悪化で全国での完全実施は不可能との見方が強まっている。

[毎日新聞11月11日] ( 2003-11-11-19:05 )

339とはずがたり:2003/11/13(木) 09:54
イラク派遣で来夏の参院選挙は自民大敗じゃゴラ!

http://www.mainichi.co.jp/news/selection/20031113k0000e030005000c.html
2003年11月13日
イラク:
米軍が首都南方のゲリラ拠点建物を攻撃


 米CNNテレビは12日、米国防総省当局者の話として、米軍がイラク時間の同日夜(日本時間13日未明)、イラクの首都バグダッド南方にあるゲリラ勢力が使用している建物を攻撃したと報じた。バグダッド市内では数十の爆発音が聞こえた。

 攻撃したのは、建物1カ所で米軍への攻撃を続けるゲリラ勢力が拠点に使用していた。同テレビは軍事専門家の話として、攻撃機が使用された可能性があると伝えた。

 米軍は最近、今年5月の大規模戦闘終結宣言後初めて、反米感情が強い「スンニ・トライアングル」と呼ばれる一帯で空爆を再開しており、攻撃機使用が事実とすれば米軍の攻撃が一層、激化していることを物語っている。(ワシントン共同)

[毎日新聞11月13日] ( 2003-11-13-08:19 )

http://www.mainichi.co.jp/news/selection/archive/200311/12/20031112k0000e010046000c.html
イラク:
自衛隊「年内に派遣」 福田官房長官が明言

 福田康夫官房長官は12日午前の記者会見で、イラク復興特別措置法による自衛隊派遣の時期について「年内に派遣するという考えはしっかり持っている」と明言した。政府が年内派遣を明言したのは初めて。イラクの治安情勢の悪化から、年内派遣を危ぶむ声が政府・与党内にも浮上しており、これを打ち消す狙いがあると見られる。

 政府は陸上自衛官を中心とする専門調査団を12月上旬に派遣する方針をすでに固めている。しかし、調査団の調査結果を待つと、陸自先遣隊の年内の派遣が日程的に微妙になり、政府内でも年内派遣は難しいとの見方も出始めていた。ラムズフェルド米国防長官が14日に来日するのを前に、日本の人的貢献での積極姿勢を強調する狙いもあるようだ。

[毎日新聞11月12日] ( 2003-11-12-11:52 )

http://www.mainichi.co.jp/news/selection/archive/200311/12/20031112k0000e030020000c.html
イラク:
「戦闘」「非戦闘」地域の区別困難 米司令官

 【バグダッド大木俊治】イラク駐留米軍のサンチェス司令官は11日の記者会見で、占領軍兵士襲撃やテロが頻発する現在のイラクで、「戦闘地域」と「非戦闘地域」を明確に区別することは困難との認識を示した。イラクの治安に対する現地司令官の厳しい現状認識を示したもので、イラク復興特別措置法で自衛隊の活動地域を「非戦闘地域」に限定している日本政府の派遣計画にも影響を与えそうだ。

 司令官は会見で、イラクに展開する米英主導の連合軍に対する襲撃が2カ月前の2倍に増えて1日に30〜35件発生していると指摘。「今後30日から60日は攻撃が続くだろう」と述べ、治安の悪い状態が当面は続くとの認識を示した。

 また、旧フセイン政権の影響力が強い「スンニ・トライアングル」地域への半年ぶりの空爆再開について「前政権支持者、テロリストらを打倒する我々のメッセージを伝えるため」と、反米勢力に対する強硬姿勢を鮮明にした。その一方で「イラク国民への影響を最小限にしている」と強調し、泥沼化との指摘に反論した。

 一方、11日夜(日本時間12日未明)、米英占領当局(CPA)本部があるバグダッド中心部の管理区域「グリーンゾーン」に向けて数発のロケット弾のようなものが発射され、2発が区域内に、1発が区域外に着弾した。けが人や建物への被害はなかった。

[毎日新聞11月12日] ( 2003-11-12-10:33 )

340とはずがたり:2003/11/13(木) 11:08
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031113-00001006-mai-int
<イラク>早期の権限移譲検討 米政権が政策転換

 ブッシュ米大統領は12日、イラクを統治している米軍の権限をイラク国民に前倒しして移譲するため、イラクの暫定指導部の新設と暫定憲法の制定について検討することを決めた。米CNNテレビが伝えた。

 新憲法の制定と総選挙実施後にイラク国民に主権を移譲する従来の米国のイラク政策を転換し、「米軍占領」のイメージを払しょくすることで、激化するイラク駐留米軍への反米勢力の抵抗を和らげる狙いがある。

 米国のイラク政策に反発するフランスやドイツなどが要求していた早期の権限移譲を受け入れることで、イラク復興への参加国の増加も期待している。

 ブッシュ大統領は12日、ホワイトハウスで国家安全保障会議(NSC)を開催し関係閣僚とイラク復興政策を協議したのに続き、イラクの連合軍暫定当局(CPA)のブレマー文民行政官とも会談した。

 ブレマー文民行政官は大統領との会談後、イラクでの早期の暫定政権樹立の可能性について記者団に「(イラク人による暫定統治機関の)統治評議会が決めることだ」と述べ、否定しなかった。(ワシントン共同)(毎日新聞)
[11月13日8時24分更新]

341とはずがたり:2003/11/13(木) 11:27

http://www.mainichi.co.jp/news/flash/kokusai/20031112k0000e030018000c.html
パレスチナ:
アラファト議長、自治政府予算の8%を個人決済

 【エルサレム樋口直樹】パレスチナ自治政府の予算のうち約8%がアラファト議長の個人決済で支出されていたことが、国際通貨基金(IMF)の公式報告で明らかになった。11日付のイスラエル紙ハーレツが伝えた。95年から00年までの5年間だけで、約9億ドルの支出先が不明になっているという。こうした不明朗な財政運営について、自治政府に多額の支援金を供与している国際社会は、組織改革による資金の透明化を求めている。

 IMF年次総会に提出された報告書によると、今年のアラファト議長府の予算は7400万ドルで、うち3400万ドルの支出欄には他の組織や個人に対する「送金」と記載されている。留学生への奨学金や海外で治療を受ける必要がある者への医療費、紛争下で生活に困窮した者への助成金など正当な支出が含まれる半面、「いかなる条件に照らしても助成金を受け取るべきではない者」にも与えられているとみている。

 報告書は「アラファト議長の予算は(議長府など関連の)人件費や運営費のみに充て、議長が『送金』している資金は教育や厚生、社会保障などの管轄省庁に振り分けられるべきだ」と指摘している。

 アラファト議長の送金先について報告書は名指しを避けているが、自治政府に対する最大の財政支援国である米国などは、議長が自らの権力保持のためにパレスチナ解放機構(PLO)主流派ファタハの活動家や側近らに自治政府の予算の一部を渡し、これらがイスラエル市民を狙ったテロ活動などに使われていると非難している。

[毎日新聞11月12日] ( 2003-11-12-10:27 )

342おりーぶの木:2003/11/13(木) 20:15
しかしイラクも泥沼状態ですね。アメリカ政府が侵攻の誤りを認め、その上で国際社会の支援を取り付けない限りどうしようもない。
我が国の政府も年内派遣を見送る方向らしいですが、本当にトンチンカンだ。今、行ったところで得られるメリットってなにがあります?
アメリカの御機嫌を損ねないことくらいでしょう?でもこれでブッシュが再選されず、新大統領が政策転換したらピエロでっせ。
しかもイラク国民・テロリストに無用の反発を受けるだけで百害あって一利なし。あーあ、政権交代してればなぁ。

343とはずがたり:2003/11/17(月) 17:32

http://www.asahi.com/politics/update/1117/003.html
イラクへの自衛隊派遣、年内断念へ 治安悪化で先送り

 政府は17日、イラク復興支援特措法に基づく自衛隊派遣について、年内をめざしてきた派遣時期を年明け以降に先送りする方向で最終調整に入った。自衛隊派遣予定地に近いナーシリヤでイタリア警察軍が攻撃を受け多数の死傷者が出たほか、米軍のヘリコプターに対する攻撃が続くなど現地の治安が極度に悪化。16日まで訪日したラムズフェルド米国防長官が「年内派遣」を強く求めなかったことも踏まえ、早期派遣をめざす基本姿勢は変えないものの、現状では自衛隊を派遣できる状況にない、との判断を固めた。

 派遣に向けた作業を進める政府関係者は17日、「こんな情勢ではとても現地に行けない。年内に先遣隊として一部を派遣するのは厳しくなった」と述べた。自民党幹部も同日、「年内か年明けかなんて、もうこだわる話じゃない」と語った。

 政府は当初、総選挙直後の14日に自衛隊派遣の大枠を定める基本計画を閣議決定し、12月中旬にも陸上自衛隊の先遣隊をイラク南部のサマワに派遣、年明けに本隊を派遣する方向で調整を進めてきた。福田官房長官は12日、「年内に派遣するという考え方はしっかり持っている」と、「年内派遣」を表明した。

 しかし同じ12日、イタリア警察軍に対するテロが発生。基本計画の閣議決定を19日召集の特別国会後に先送りするとともに、自衛隊員による専門調査団を15日に現地に派遣した。米軍への攻撃はその後も相次いでいるほか、10月下旬に赤十字国際委員会(ICRC)の現地本部で爆破テロが起きたのをはじめ、テロの対象は米英軍だけでなく国際機関や他国にも拡大している。

 14日に来日したラムズフェルド長官は小泉首相との会談で自衛隊派遣に直接言及せず、石破防衛庁長官との会談でも「主権国家として何をやるかは自分たちで適当と思うことをやってもらいたい」と述べるにとどめた。政府内には「米国は日本に圧力をかけて自衛隊を派遣させ、犠牲者が出るような事態になれば、小泉政権が吹っ飛びかねない実情は分かってくれている」(関係者)との見方が広がった。

 一方、イラク北部のモスルでの米軍ヘリ2機墜落について小泉首相は17日、「イラクの治安のため、奮闘し、努力している方々に改めて敬意を表する。テロに屈してはいけない」と記者団に語った。外務省幹部は「米国は本当は日本に年内に出してほしい。実戦経験のない自衛隊が出ることは他国の説得材料にもなる。ただ、時期が多少遅れ、年明けになるのは許容範囲だ」と語った。

(11/17 15:43)

344デモクラット:2003/11/17(月) 18:34
私はタカ派かハト派かと問われれば、間違いなくタカ派です。
国連主導の集団安全保障への参加、有事法制は賛成ですし、
軍事同盟・集団的自衛権についても、国民の安全を守りつつ国防費を安く上げるために必要と考えています。
国際協調を謳う前文に照らし、集団安全保障や集団的自衛権は認められると思っています
(ただし、誰が読んでも分かるように、自衛隊ともども憲法に明記すべきとも思います)。

ですが、イラク派兵は絶対反対です。断じて納得できません。
あれはアメリカの侵略戦争でしかなく、現行憲法で集団的自衛権が認められると解釈してもこれには該当せず、
日本が侵略戦争に加担することになり、憲法9条1項に違反していますよ。
民主党、社民党、共産党は勿論ですが、自民党で派兵に反対の人々も頑張って、是非潰して欲しいですね。

だいたい、憲法の制約を無視してまで見境なくアメリカに追従するから、タカ派のイメージが悪くなるのですよ。
日米安保条約は、冷戦期は軽武装・経済成長路線推進の役に立ちましたけど、
今では、北朝鮮の独裁体制と中国の共産党政権がなければ、害悪の方が圧倒的に大きいですね。
アメリカの戦争に振り回されるわけですから。

私は同じ軍事同盟でも、東アジアの諸友邦と結ぶべきだと思います。
仮想敵は共産国とテロ組織で違いますが、
戦後の西ドイツがNATOという地域安全保障機構の枠に結びつける形で再軍備したのと同じ理屈です。
何十年先になるか分かりませんが、その方が安全保障や市場の地域統合という流れに沿っているでしょう。
東アジア諸国においても自由民主政治が普及してきたことですし、中国さえ何とかなれば、
後は時間をかけてわが国を含む諸国民のコンセンサスを形成すればいいのです。

まあ、今はこんなこと言っても、世間では一笑に付されるだけでしょうが。

345じゃみ:2003/11/17(月) 19:46
http://news.goo.ne.jp/news/kyodo/kokusai/20031117/20031117a3920.html
自衛隊派遣なら東京でテロ アラブ紙にメールで声明

やられまっせ。日本も。まあ、やられなわからん国民やから仕方ないけどね。
殺されたもんは、たまったもんじゃないわね。

346とはずがたり:2003/11/17(月) 19:55
>>344
私はタカ派かハト派かと聞かれたら,間違いなくハト派と答えます。
戦争嫌だし,第一あんなので死ぬなんてまっぴらである。どんなに靖国に祀って英霊だなんて崇め奉ったって彼らの死が残酷で惨めな物だったことは否定できません。
利権求めて出兵したアメリカ兵が死ぬのは自業自得だと思うけど,イラク国民が犠牲になるのは非常に怒りを感じます。
そして9条は変えるべきではない。あれこそが世界の理想であって世界中の国が「国の交戦権を否定する」と規定する憲法を持つべきではないかと思ってます。崇高な理想を掲げているが故に自衛隊は正規の軍隊ではないのであって,自衛隊はむしろそれを誇りに思って欲しいと思ってます。

そして,海外派兵はアジアの諸国が第二次大戦の記憶が蘇るから嫌だと云うなら喜んで出さない,と言うスタンスを取るべきだと思ってます。

しかし逆に言えば,東南アジアの連中等が是非出してくれと云われれば大国の責務として喜んで出さねばなるまいと思ってました。
別に集団的安全保障だって解釈改憲でいいのでは?

そして今回のイラク出兵が対米追従の典型的な失敗例ではないかと思ってますし,東南アジアと安保体制を強化すべきではという意見も同感です。
>>1でも書きましたように自分は経済の人間で軽軍備・経済成長路線でありまして,はっきり云って軍隊なんてない方がいいに決まっているしあんまり考えたくない,と言う思いが先行し安保問題は鬼門でしてあんまり詳しくないのですが,自称タカ派の貴殿の意見は非常に共感できます。

347とはずがたり:2003/11/17(月) 19:57
>>345
こんばんわっす。
怖いですねえ〜。
本気で狙われたら日本国の対テロ防備穴だらけな気がします。

348じゃみ:2003/11/17(月) 20:09
>>347 どうもこんばんわ。
しかし、かないませんわ、こんなもん。ボコボコにされますよ。
自爆なんて、どこで起きるかわからんでしょ。かなんなあ・・・。

349とはずがたり:2003/11/17(月) 20:18
小泉もアメリカの利権のおこぼれが欲しくて出兵するならそうハッキリ言って国民の信を問うべきだった筈。
なんかアメリカの大義みたいのもあるし,年内に派遣するかもしれない…とごにょごにょいってうやむやにする態度がよろしくない,と思いますな。

350じゃみ:2003/11/17(月) 20:23
>>349 まあ、日本で万が一そんな事態が起きれば、小泉も吹っ飛ぶやろしね。
自公党も危うくなるでしょうが。先日、自公党に入れた人も、行かなかった人も、目覚めるでしょ。

351とはずがたり:2003/11/17(月) 20:25
だといいんですけど,選挙は終わっちゃったですしねえ…。

352じゃみ:2003/11/17(月) 20:59
参院がね、過半数こえてもね・・・。まだましだけど・・・。

353デモクラット:2003/11/17(月) 21:20
>>346
私もそうですが、日本のタカ派に戦争嫌いは多いと思いますよ。
例えば、中曽根は核兵器だか地雷だかの危険性を訴える絵を描いていますし、
亀井静香は運輸相時代、「(先の大戦は)やっちゃいかん戦争だった」と言っていますし。
私も、東京大空襲で九死に一生を得た祖母がいます(もう亡くなりましたが)。
卑近な話で恐縮ですが、そのときにやられていたら、私はこの世にいなかったわけです。

自ら好んで戦争を仕掛けるなどというのは、愚の骨頂であります。
国際紛争はまずもって外交手段で解決を目指すべきであり、先制攻撃はもってのほかです。
私は改憲派ではありますが、侵略戦争を禁じた9条1項の改正には断固として反対です!
9条1項は憲法の根本原理であるため、憲法学の通説によればそもそも改正できないのですがね。

しかし悲しいかな、戦争だのテロだのをやる馬鹿者が実存するのですよ、この世の中には!
それがフセインであり、金正日であり、ビン・ラディンであり、ブッシュであり…
そういった愚か者から国民の安全を守るため、軍事力というものは必要悪と考えるのです。
それに、軍隊というものは災害復興などにも活用できるのですよね。

一方で、軍隊は暴力機関でありますから、使える場合を憲法や法律で厳密に定めた上、
徹底的に文民統制を効かさなくては危険です。
解釈改憲というのは、一方で柔軟性もありますが、他方で権力の暴走も招く、諸刃の刀なのです。
それに軍事費は国民生活を圧迫し、諸外国の不安も招きますので、
安く仕上げるために近隣諸国が共同で国防事務を行うのが合理的だと思います。
本当は国連中心の集団安全保障がよいのですが、安保理常任理事国の利害対立でデッド・ロックになりますので、
現時点であまり期待しない方がよいかと思います。

最終的には、世界中の国が侵略戦争を禁じ、軍隊はテロ鎮圧と災害対策のための組織になって欲しいと思っております。

354とはずがたり:2003/11/17(月) 22:07
>>352
とりあえず自公で過半数割れ追い込むだけでも大いに意義有りですからね。
まあ犠牲者が出ないことに越したことは無いんですけど。

355とはずがたり:2003/11/17(月) 22:08
>>353
私のハト派は多分に確信犯でありまして,しかもタカ派が戦争好きだとは思ってません。
彼らの多くは平和が好きであるが已む得ぬ場合に戦争をする手段を取ると言っているに過ぎず,その限りに於いて自分と立場は同じくするわけです。
軍隊見せびらかして喜んでいるような馬鹿も中には居るでしょうけど,彼らだって自分らの立場を喧伝するために確信犯的にわざとやっているのかもしれませんし,もしそうなら自分も文句を言う立場には無いのかもしれません。

経済学のゲームの理論に囚人のジレンマと言う奴がありまして,軍隊無くしてその分有意義な事にカネを回せば両者の経済厚生が上がるのは判っているけど,相手が軍隊を持っていない場合には自分が軍隊を持って相手国を占領して収奪した方が相手の国は困るけど自分の国は儲かると言う場合に,効用最大化する国は軍隊を持って占領します。それだけの事だと思ってます。(なかなか少ない文章で説得的に説明するのは困難なんですが)
だから戦争を避けるためには両国が軍隊を持って相対峙するのが均衡になり,両国が軍隊を持たない両者にとってより好ましい均衡は実現しません。自分だけ軍隊を放棄するというのは賢明な施策ではないと言う事になります。日本の左派陣営はこの辺の単純な事実から判ってないというよりも,占領されることなど無いとたかをくくっているのか無抵抗主義で無血開城できると思っているのか…?

でも軍備費なんて無駄はなるべく無くしたい。そのためにはどうすればいいか?戦争のコストを引き上げればいいわけです。軍隊を持たぬ相手国を軍隊を持った国が占領してもペイしなければ自動的に抑止力になります。で,今日,事実上軍事力による相手国の占領に依って富を得ることは不可能になったと認識してます。詰まり任意の軍隊は浪費以外の何者でもないと規定できます。

でも自分が自衛隊の解散まで直ぐに主張しないのは,現実としてちゃんと計算して行動できるか判らない北朝鮮と言う国の存在があります。(中国は計算高いきちんとした交渉相手であるから相手の国家威信に対する比重の高さを間違えなければ冷静な交渉の出来る国であると思われる。それに先進資本主義国は自らの高度で豊かな生活を犠牲に全面戦争は不可能である,戦争の一番の抑止力は経済発展である。中国もその内,先進「資本」主義国化するのではないか?)更に現実問題,領土問題なども無い訳じゃないですしね。

テロ対策やなんかは貧困問題ですので,経済発展させてやること,武器の国際的な流通を完全に遮断すること,アメリカがイスラエル偏重政策を止める事で解決するでしょう。

このように見ていくと軍隊など将来的にはそれ程要らないのではないか,警備隊程度のもので良くなるのではないかと言う楽観論が個人的な希望的観測としてあって,それ故に自分はハト派であると思ってます。なんか纏まらぬ雑感ですまそ。この手の話題は自分で書いていていっつも考えが拡散して散漫な文章になってしまう。

356デモクラット:2003/11/18(火) 10:20
>>355
「タカ派が戦争好きではない」云々は、確認のために書いたことなので、お気になさらないよう。

貴方はハト派、私はタカ派で、確かに憲法問題で明確な違いはあるのですが、
最終的に議論の行き着く先はほとんど同じということですね。
経済発展こそ抑止力という考えは、激しく賛同します。

いずれにせよ、今はイラク派兵が潰れることを祈るばかり。
ハト派の加藤紘一が「友情と政策は別」ということを言ったそうですし、彼に奮闘して欲しいですね。
同じハト派にしてライバルの河野洋平は衆院議長になってしまうので、物が言い辛くなるでしょうから。

357とはずがたり:2003/11/18(火) 10:52
>>356
そうなんですよね。ハト派の俺が海外派兵も条件が整えばしても良い,と云い,タカ派の貴方が今回のイラク派兵には反対を云う。
> 最終的に議論の行き着く先はほとんど同じということですね

安保問題で現実的な選択肢はそれ程多いわけではなく,右から左まで幅広く混在してバラバラと云われる民主党でもそんなに深刻ではないのではと心強く思う訳です。

そう云う事を行ったんですね>「友情と政策は別」
小泉が「友情と打算の二重構造」でしたっけ?政策通の加藤と政局屋の小泉らしい対比ですね。

加藤氏は派閥にも会長として復帰したいとごねたようですしまだまだやる気満々のようです。
もう誰も着いては来ないとは思いますが,せめてハト派として存在感を示して欲しいですな。

358とはずがたり:2003/11/18(火) 10:54
ほんと場当たり的なんだからぁ

http://www.asahi.com/politics/update/1118/003.html
イラク派遣基本計画、閣議決定は来月初旬以降 政府方針

 政府は17日、イラク復興支援特措法に基づく自衛隊派遣の大枠を定める基本計画について、治安情勢を見極めるためイラクに派遣中の自衛隊員による専門調査団の帰国を待って閣議決定する方針を固めた。帰国は早くても12月になる見通しで、閣議決定は同月初旬以降になる。政府・与党は基本計画決定後、野党の審議要求に応じ、国会の閉会中審査に応じる構え。さらに派遣の詳細を定める実施要項を決める必要がある。政府は「年内派遣」の断念を固めたが、年内派遣は日程上も極めて困難になっている。

 福田官房長官は17日の記者会見で、派遣時期に関して「状況の変化に応じて計画を作っていく。いまその作業をしている最中だ」と語った。防衛庁の守屋武昌事務次官は記者会見で「イラクの情勢は流動的だ。法律上の要件をクリアできるか、隊員の安全が確保されるかを十分考慮した上で、最後は政府全体で決定される事柄だ」と語った。

 政府は総選挙後の14日に基本計画を閣議決定する予定だったが、12日に自衛隊派遣予定地のサマワに近いナーシリヤで起きたイタリア警察軍へのテロを受けて専門調査団を15日に現地に派遣。「調査団が命がけで調査している最中に、基本計画決定はできない」(政府関係者)として、基本計画決定は調査団の帰国以降に先送りする方針を固めた。

 また、フセイン政権の残党などによる反撃で米軍の被害が拡大したため、米軍は今月に入ってイラクで武装勢力の掃討作戦「アイアンハンマー」に乗り出した。日本政府は同作戦について米側から事前に連絡を受けており、「米軍の犠牲は一時的にせよ増える」(外務省関係者)とみて、当面は自衛隊派遣を決断する環境は整わないとの見方が強まっている。

(11/18 03:00)

359ホントは社民支持@奄美大島:2003/11/20(木) 13:32
ブッシュ大統領も体験、ってのがミソですかねぇ。

小泉首相 「ラマダン」体験へ  11/20 11:03更新
http://www.nnn24.com/9750.html
 小泉首相が20日夕方、イスラム教の断食月「ラマダン」を体験することが明らかになった。
 これは、イラクへの自衛隊派遣を前に「少しでもイスラム文化を理解できる材料となれば」と
企画されたもので、イスラム諸国の駐日大使約30人と、1日の断食の終了時の食事イフタール
を共にする。
 アメリカのブッシュ大統領も、アフガニスタン攻撃の時にこのイフタールを体験した。

360とはずがたり:2003/11/20(木) 14:00
>>359
ほほう。断食終了時のイフタールと言う事は「断食はしないけど断食成功を祝ってみんなで大いに飲み食いする」だけに参加すると言う事でしょうかな?
イスラム教徒はイフタールを体験した指導者の居る国に共感を持ってくれるのでしょうかねえ。

361とはずがたり:2003/11/20(木) 16:31
日本も無条件降伏してなかったらこうなったのであろうか?
国の統治機構を一旦ゼロにするというのは非常にリスキィですなあ。

http://news.www.infoseek.co.jp/topics/world/iraq.html?cat=2&d=20mainichiF1120e022
<イラク>米兵重傷者2200人近く 米政権に焦り 仏紙報道 (毎日新聞)

 【パリ福島良典】イラクにおける米兵重傷者は2200人近くに達し、大統領選挙を1年後に控えたブッシュ米政権は世論の反応を気にしている――。仏週刊紙カナール・アンシェネは19日、米高官らの情報を伝えた仏政府の内部メモを引用する形でそう報じた。

 シラク仏大統領らに伝達されたとされる内部メモによると、「(米兵)重傷者は2200人近くに達し、顔面をけがしたり、手足を失った兵士は毎日のように出ている」という。また、予備役を中心に精神面のトラブルや病気が多発していると、戦場の過酷さを伝えている。

 同紙によると、帰国した負傷兵や棺などの「激しい動揺を与えるような映像」はご法度のため、報道陣は近づけない。メモは「アーリントン墓地はホワイトハウスから数分にもかかわらず、(ブッシュ)大統領は兵士の埋葬に一度たりとも参列していない」と指摘。

 同紙によると、フランスのレビット駐米大使は「選挙運動が近づく中、ブッシュ大統領にとって米兵犠牲の扱いが頭痛の種になっているのはもはや疑いない。時間は彼に不利に働いている」と分析しているという。

[毎日新聞11月20日] ( 2003-11-20-10:37 )

362とはずがたり:2003/11/20(木) 16:32

http://news.www.infoseek.co.jp/topics/world/iraq.html?cat=17&d=20reutersJAPAN130852
イラク駐留米軍、ゲリラ拠点への攻撃を継続 (ロイター)

 [バグダッド 19日 ロイター] 米軍は19日、ペルシャ湾岸に展開する海軍の空母から戦闘機を出撃させ、イラク北部で抵抗を続けるゲリラ勢力の拠点とみられる建物に対し、重火器による攻撃を行った。
 軍の報道官はこの攻撃について「アイアン・ハンマー」と「アイビー・サイクロン2」作戦の一部であると説明している。
 原子力空母エンタープライズから飛び立った戦闘機は、北部キルクーク近郊で爆弾を投下。米軍はさらに、バグダッド北方約65キロのバクバ周辺でも空爆を行った。
 フセイン元大統領の故郷であるティクリートでは、第四歩兵師団が迫撃砲、戦車、ヘルファイア・ミサイルを使って攻撃を実施。
 首都バグダッドでは夕方、第一装甲師団が、武装勢力が身を隠しているとみられる地域で掃討作戦を継続し、日没後は複数の砲撃音が鳴り響いた。

[ 2003年11月20日(木)9時1分 ]

363とはずがたり:2003/11/20(木) 18:47
なんか教科書ちっくな帝国主義の匂いがしますねえ>占領終結後も6基地で駐留 米英、イラク密約
駐留したければ正々堂々英米イラク安全保障条約でも結べばよい。
イラクには戦争の放棄を謳った平和憲法を押しつけて民主化しよう。
個人的には英米軍は即刻撤退してイラクの治安恢復にはアラブ諸邦から構成される多国籍軍こそが当たるべきだと思うけど。

http://news.www.infoseek.co.jp/topics/world/iraq.html?cat=38&d=20kyodo2003112001000010
占領終結後も6基地で駐留 米英、イラク密約と報道 (共同通信)

 【カイロ19日共同】19日付のレバノン紙アンナハルは、イラク統治評議会に近い筋の話として、米英両国による占領統治が終結し、イラクが主権を回復した後も、米英軍がイラクの6カ所に恒久的な基地を置き、駐留を続けるという「密約」をイラク側と結んでいると報じた。

 同紙によると、米英軍が駐留するのは中部のハバニヤ、南部のバスラ、ナシリヤ郊外、北部のモスルなど。駐留継続の理由について、同筋は、イラクの治安と安定を維持し、米英両国が中東全体ににらみを利かせるためとしている。

 ラムズフェルド米国防長官は16日「統治と治安は別の問題」として、来年6月にイラクが主権を回復した後も、米軍がイラク駐留を続ける意向を表明している。

[ 2003年11月20日7時14分 ]

365おりーぶの木:2003/11/22(土) 01:06
>>364
形は整える必要があるのはその通りなのですが強硬路線一本槍はいかがなものなのかな?
拉致問題は6カ国協議の議題からはずされる可能性が濃厚なのだから国際社会の圧力はあまり当てに出来ない。
本当に解決する気があるのならば強硬路線一本槍で行く限りまず進展はないでしょうね。
面子を重んじる国なのですから圧力に屈したという形はなんとしても避けたいだろうし・・・・・
はっきり行って米国や中国などの大国にとっては核問題さえ解決がつけば拉致問題などどうでも良いと言う認識でいることは頭に入れておく必要はあるでしょうね。

367とはずがたり:2003/11/24(月) 14:47
あっさりと無血クーデター成功ですな。

http://news.www.infoseek.co.jp/topics/world/georgia.html?d=24reutersJAPAN131161&cat=17&typ=t
グルジアのシュワルナゼ大統領が辞任、暫定政権始動 (ロイター)

 [トビリシ 23日 ロイター] 野党勢力からの退陣圧力が高まっていたグルジアのシュワルナゼ大統領が、23日に辞任した。野党勢力は、旧政権を無血で倒した「ビロード革命」であるとしている。
 首都トビリシ市内の街頭は、シュワルナゼ氏の辞任を歓迎する大勢の市民であふれた。同氏をめぐってはここ3週間余り、今月行われた議会選挙で不正を行ったとの非難が、野党勢力の間で高まっていた。
 テレビ取材に応じたシュワルナゼ氏は、憔悴した様子で「わたしが明日権限を発動せぜるを得なくなった場合、流血の事態が起きていただろう。わたしは自国を裏切ったことは一度もない。したがって、大統領職を辞任した方が良い」と語った。
 大統領代行を務めるブルジャナゼ前議会議長は、シュワルナゼ氏が既にグルジアを出国したとの見方を示した。これに対し、シュワルナゼ氏のスポークスマンはロイター通信に対し、同氏が現在家族とともに自宅におり、少なくとも今夜は出国しないだろう、と述べた。
 野党勢力の指導者である「国民運動」のサアカシビリ党首は、記者団に対し、法と秩序を回復して大統領選と議会選挙を実施することを最優先する考えを表明。
 別の野党勢力指導者も、金融など各種支援について各国政府と協議を始める意向を示した。
 米政府は、ブジャルナゼ大統領代行への支持を明らかにしたうえで、選挙の早期実施を促す姿勢を表明。
 バウチャー米国務省報道官は「米国および国際社会は、(グルジア)新政府が今後、自由で公正な議会選挙を実施することを支持する用意がある」と述べるとともに、パウエル国務長官が同代行に電話で支援を申し入れたことを明らかにした。

[ 2003年11月24日(月)13時5分 ]

368日帝極右保守反動分子:2003/11/29(土) 20:12
アメリカの全てがいいとは思いませんが
アメリカ、中共&ロシアどちらか選べと
言われればそれはアメリカでしょう。
「アメリカの方がまだまし」と、思うこの頃です。

369日帝極右保守反動分子:2003/11/29(土) 20:18
俗に「国連」と呼ばれるものに対しては
あまりいい思いがしません。
中共とロシアが拒否権を握っている限り
日本の国益にとってマイナスに働くとしか考えられません。
敵国条項に見られるような
第二次大戦戦勝国を中心とした国際体制秩序を意図している点も
日本にとって不利ですし。

370おりーぶの木:2003/11/29(土) 20:18
>>368
誰もそんな事言って無いと思うが。

371日帝極右保守反動分子:2003/11/29(土) 20:24
>>370
誰かがそう言っているから書いたのではありません。
私は
反米、反米とよく言われる方がいますが
その代わりに誰についていくかと言われて
中共&ロシアの側についていきたくはないと言いたかったのです。

372おりーぶの木:2003/11/29(土) 20:26
>>369
国連に幻想を持つのは危険だと思うが今回のイラク戦争を見てもアメリカ一国主義が行き詰まってるのは誰の目にも明らか。
国際社会の協力を得なければやってけない状況においこまれてる。別に今回、イラクに派兵しなかったところで日米関係に決定的な亀裂が走る事はありえない。
中国や北朝鮮を牽制する意味でも日米同盟の維持は彼らの国益にかなうのだから。

373おりーぶの木:2003/11/29(土) 20:28
>>371
なるほど。でも日米同盟破棄を謳ってる勢力は国会内ではほとんどいないからその点は安心して言いと思いますよ。

374おりーぶの木:2003/11/29(土) 20:32
>>371
一寸言い方が不穏当だったかもしれない。スマソ。

375日帝極右保守反動分子:2003/11/29(土) 20:49
>>372
国連主導と訴えている側にロシアがいるのが私は気に入りませんね。
ロシアとの協調姿勢が一体どういう結果になるのかというのは
先の大戦で嫌というほど思い知らされましたからね。
>中国や北朝鮮を牽制する意味でも日米同盟の維持を彼らの国益にかなう
それはそうでしょう。
中曽根爺さんが言うようにアメリカにとって日本は浮沈空母です。
アメリカが極東におけるプレザンスを維持するためには日本は欠かせません。
日本を潰したことによって極東で
共産圏を膨張させてしまった苦い経験がありますからね。
ただ強くなりすぎないように生かさず殺さずというところでセーブしたいところ
だとは思いますが。
>>373
そうですね。
それは今回、共産、社民が落ちぶれたことを考えれば
明らかなことでしょう。

376おりーぶの木:2003/11/29(土) 20:56
>ただ強くなりすぎないように生かさず殺さずというところでセーブしたいところ
>だとは思いますが。
そこが肝要なんでしょうな(笑)アメリカの公共事業である産軍複合体に取っても彼らに存在してもらわないことにはおまんまの食い上げなのだから(笑)

377日帝極右保守反動分子:2003/11/29(土) 22:30
そもそも、南樺太自体が現在も国際法的にはロシア領ではありません。
日本は確かにサンフランシスコ講和条約において南樺太を放棄しましたが
その後の帰属先は明記されてません。
しかもソ連はサンフランシスコ講和条約に調印していません。
ソ連はヤルタ協定をたてに領有権を主張しましたが、
ヤルタ協定は当事者である日本との直接交渉ではなく
秘密協定によるものなので国際法的に無効です。
もっとも日本政府自体は南千島のみの返還を期すために
南樺太の領有権公使を放棄し、豊原(ユジノサハリンスク)に
日本領事館を立てましたが。

378とはずがたり:2003/11/29(土) 22:39
だから日本製の地図には北千島と南樺太が白く塗られているのですよね。
今でもそうなのかな?

379おりーぶの木:2003/11/29(土) 23:03
>>377-378
樺太ハァハァ

380日帝極右保守反動分子:2003/11/29(土) 23:06
>戦争で負けた国が領土を取られるのは普通のこと
ソ連の対日戦争参加行為自体がそもそも国際法違反行為です。
当時、日本はソ連と日ソ中立条約を結んでいます。
日ソ中立条約は昭和十六年四月に締結され、
期限は最短で五年で四年後に更新するかどうか通知する内容でした。
ソ連は昭和二十年四月に更新拒否を通知しましたが
期限が昭和二十一年四月まであることに変わりありませんでした。
しかしソ連は昭和二十年八月に一方的に破棄して
満洲、南樺太、千島に侵攻しました。
しかも略奪、強姦を繰り返し日本の資産を根こそぎ持っていきました。
さらに兵士を一方的にシベリアに抑留して強制労働をさせました。
南樺太、千島にいた日本人を一方的に退去させました。
これらの行為は全て国際法違反です。
以上のようにソ連の対日参戦はあらゆる国際法に違反したものです。

381日帝極右保守反動分子:2003/11/29(土) 23:12
尖閣諸島は今でも尚、日本が実効支配しています。
一方的に中共と台湾が領有権を主張しているだけです。
日本政府が両国に対して毅然として「日本領」だと
主張しないがために現在の様に問題化しているだけのことなのです。

382とはずがたり:2003/11/29(土) 23:16
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031129-00000313-yom-int
消費者代表や法学者…北京の地方選に「独自候補」続々

 【北京=佐伯聡士】北京市で12月10日に行われる区・県の人民代表大会(地方議会)選挙に、共産党や社会団体の推薦という“お墨付き”を得ず、個人の意思で出馬を目指す市民が相次いでいる。市民の政治参加意識の高まりを示す動きとして注目され、当局側の対応は、末端レベルの民主化をどこまで認めるかを測る物差しとなりそうだ。

 北京紙によると、組織に頼らず出馬準備をしている立候補希望者では、これまで、ニセモノ商品摘発の消費者代表として1990年代半ばマスコミにもてはやされた王海氏(30)や法学者ら12人が確認されているという。

 不動産トラブルで住民のために奔走してきた元実業家、舒可心さん(44)もその1人だ。「中国人は民主主義がどんなものか十分分かっていない。出馬の目的は当選ではなく、選挙の重要性をPRし、民衆の参加意識を高めることだ」と語り、有権者2万人を抱える住宅街の選挙区からの出馬を準備している。

 舒さんは「代表がどんな仕事をしているのかだれも知らない」と、従来の代表のあり方そのものを批判。当選したら個人事務所を開き、市民の声を民生向上に反映させる考えだ。

 中国政法大学で国際法を学ぶ姚遥さん(20)は、大学の組織推薦なしに出馬する決意を固めた。姚さんは、組織を通さない出馬表明が増えていることについて、「庶民の生活水準が向上し、社会問題に関心を持つ人が増えた」と語り、中産階級の増大が背景にあると指摘する。

 もっとも、彼らにとって大きな関門は、まず正式な立候補者になることだ。選挙法では、政党、団体、あるいは有権者10人以上が候補者を推薦できる。だが、人民代表大会選挙委員会の「有権者グループ」が候補者を事前にふるいにかける。共産党にとって好ましくない人物らを選挙から排除する仕組みがある。

 選挙委員会が受理した候補希望者数は、すでに定数の9倍以上に当たる4万1000人余り。12月5日までに、5000人―6000人程度の「正式候補者」を決定する見通しだ。個人立候補希望者をどこまで正式候補者と認めるかは、当局のさじ加減次第だ。

 舒さんらは、構成メンバーなどについて法律上明確な規定がない「有権者グループ」による事前選別の不透明さを批判。「候補者になれなかった場合、投票用紙から正式候補者名を削除して自分の名前を記入してほしい」と有権者に呼びかけている。(読売新聞)
[11月29日22時31分更新]

383とはずがたり:2003/11/29(土) 23:18
これも何のためかよくわからん?

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031129-00000512-yom-int
「主権と安全守るため」3月に住民投票…陳総統が表明

 [(台北=若山樹一郎)]台湾の陳水扁総統は29日、西部の台中市で行われた後援会の会合で「(総統選挙が行われる)来年3月20日に、台湾の主権と安全を守るため、台湾史上初の住民投票を行う」と述べた。

 27日に立法院(国会)で住民投票法が可決されたのを受けての発言で、陳総統が住民投票の目的として「台湾主権の擁護」を挙げたのは初めて。具体的な設問内容などは明らかにしなかったが、住民投票を「『台湾独立』につながる動き」と警戒する中国の猛反発を呼ぶのは必至だ。

 中央通信によると、陳総統は、同法17条に「国家が外からの脅威に遭遇し、主権改変の恐れがある時、総統は行政院会(閣議)の決議を経て、国家の安全に関する住民投票を行える」との規定が盛り込まれたと強調。続けて「台湾への脅威は現在進行している」と暗に中国を批判しながら、「総統の使命として住民投票を行う」と述べた。(読売新聞)
[11月29日21時29分更新]

384とはずがたり:2003/11/29(土) 23:27
>>380
原理原則論を云ってもロシアが納得して撤退する事はないでしょう。
アメリカの空襲にも当時の日本政府は非戦闘員への無差別攻撃は国際法に違反していると抗議してますよね。
憤激する理由にはなるでしょうが余り拘りすぎるのも生産的ではないように思えます。

385とはずがたり:2003/11/29(土) 23:27
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031129-00000104-jij-int
キリバスとの断交決定=中国、台湾に一層反発

 [(北京29日時事)]中国外務省は29日、太平洋の島国キリバスと外交関係を断絶することを発表した。同国は今月7日、台湾との外交関係樹立を発表しており、中国は台湾の住民投票の動きとともに陳水扁政権への反発をより強めることは必至だ。
 中国の馬書学駐キリバス大使が29日、首都タラワで「キリバス政府は中国との友好関係を顧みず、独断専行で『2つの中国』を作り出した」として抗議し、断交の決定を通告した。キリバスには中国の人工衛星の追跡基地があり、中国政府も一定の影響を受けるとみられる。 (時事通信)
[11月29日21時2分更新]

386とはずがたり:2003/11/29(土) 23:30
ほんま何のためにタリバーン倒したんだか。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031130-00000026-mai-int
<アフガン>ケシの栽培面積、昨年の2倍 テロリストの資金源に

 [(ワシントン中島哲夫)]今年のアフガニスタンでのケシ栽培面積は昨年の2倍に増え、旧タリバン政権末期の36倍に達したという見積もりを、米ホワイトハウスの国家麻薬管理政策局がまとめた。ロイター通信が28日、伝えた。

 同局のデータによると、タリバン政権崩壊前に作付けされた01年のケシ栽培面積は1703ヘクタール(大半は同政権支配地域の外)だったが、02年の栽培面積は18倍以上の3万1119ヘクタールに急増、03年はさらに倍増して6万1511ヘクタールとなった。今年のアヘン生産量は2865トンと推定している。

 タリバン政権下でほぼ根絶されていたケシ栽培の復活は、同政権を打倒しカルザイ暫定政権を支援する米国にとって不都合な汚点となる。

 同局は「アフガンでのケシ栽培増加は深刻化している。ケシ栽培と麻薬取引は法秩序を崩すと同時にテロリストに資金を与えている」と警鐘を鳴らす一方、治安悪化により麻薬対策事業に大きな支障が出る状況が早急には変わらないだろうと予測している。

 同局の見積もりは、10月末に国連が発表した「03年のケシ栽培面積は前年から8%増の8万936ヘクタール、アヘン生産量見込みは3600トン」という数字とかなり開きがある。国連が現地調査と商業衛星の情報を根拠にしているのに対し、同局は米政府の衛星情報分析システムを用いた抽出調査に依拠しているという。(毎日新聞)
[11月29日19時34分更新]

387日帝極右保守反動分子:2003/11/30(日) 00:11
>>384
ロシア人が自発的に撤退などするわけがないことは
対日参戦だけではなくて、現在の南千島とチェチェンでの状況、
それまでの樺太、千島の歴史、等過去の歴史を見ましても
明白なことで充分承知しています。
しかし北方領土問題(私は南樺太、全千島と思っていますが)
は我が国の国民の生命と財産が犯された
いわば拉致問題と同じく主権に関わる問題ですので
断固として譲るわけにはいきません。
未だに南樺太、千島を追われた方々もご存命ですし。

アメリカも空襲や原爆など非人道的な国際法違反、
違法な占領統治をしていますが、
ロシア人の様に一方的な収奪ばかりせず、食料を分け与え、
講和条約においては請求権は放棄しています。
この点はアメリカはロシアに比べてマシです。

388日帝極右保守反動分子:2003/11/30(日) 00:24
>>383
アメリカが北朝鮮問題で影響力を握る中国に対して
台湾問題で譲歩することのないようにシグナルを送ったのだと思います。
産経新聞にもこのように書いてありました。

389日帝極右保守反動分子:2003/11/30(日) 00:52
>>378
そうです。
ただ世界的には認知度が低く、樺太、千島は全てロシア領となっているものが
ほとんどのようです。
私がホームステイしたことのあるオーストラリアもそうでしたし。

390とはずがたり:2003/11/30(日) 13:11
>>389
それは詰まり貴君の正論(>>387)も世界的に見れば詭弁だと思われていると云う事なんではないでしょうか?
同盟国のアメリカの地図とかどうなんでしょうかね。
日本の地図でインド,中国,パキスタンの国境地帯は係争地の扱いになっているけど,イスラエルなんかは国連決議よりは広い地域がイスラエル領になっているけどヨルダン川西域とかはイスラエル領にはなっていなかった。
この辺の扱いとかどうなんでしょう。

391とはずがたり:2003/11/30(日) 13:42
アメリカがあの時,ヒロヒト体制の除去を強行に主張していたらこのような戦後状況になったのでしょうかねえ。

http://www.asahi.com/international/update/1130/002.html
イラクで日本人外交官2人殺害 ティクリート付近移動中

 イラク北部のティクリート付近で29日午後5時ごろ(日本時間午後11時ごろ)、バグダッドの日本大使館所有の乗用車が襲撃され、乗っていた奥克彦・在英大使館参事官(45)と、井ノ上正盛・在イラク大使館3等書記官(30)の2人が殺害された。レバノン人の運転手も意識不明の重体。外務省は30日未明、小泉首相の指示を受けて緊急対策本部を設置し、情報収集を急いでいる。川口外相は田中和徳大臣政務官を30日午後、現地に向けて出発させる。3月のイラク戦争開始以降、イラク国内で日本人の死者が出たのは初めて。日本政府が目指している自衛隊や文民要員の派遣に大きな影響を与えるのは確実とみられる。

 川口外相は30日午前9時過ぎ、外務省で記者会見し、米英の暫定占領当局(CPA)から、殺害された2人の身元を確認したという連絡があったと発表した。

 これに先立ち、外務省の北島信一官房長と堂道秀明中東アフリカ局長が午前6時過ぎから緊急に記者会見して、事件の状況を説明した。日本時間の30日午前0時40分ごろ、CPAからバグダッドの日本大使館に通報があったという。

 亡くなった奥参事官と井ノ上3等書記官は、レバノンに車両登録されている黒色の四輪駆動の軽防弾車に乗っていて襲われた。非政府組織(NGO)などが出席して29日にティクリートで開かれることになっていた北部イラク支援会議に出席するため、出張中だった。

 バグダッドの日本大使館がCPAとともに、襲撃の背景など事実関係の確認を急いでいる。日本の外交官と認識したうえでの襲撃だったかどうかについては分かっておらず、外相は会見で「テロかどうかは分からない」と語った。

 外務省は「使用された武器は、対戦車砲などで狙われたのではなく、小火器である可能性が強い」と説明している。武装した警備員は同行していなかった。事件に気づいた地域の住民が3人をティクリート市内の病院に搬送したという。

 外務省によると、バグダッドの日本大使館の日本人職員は、出張中の職員も含めて11人の態勢。

 ティクリートは、サダム・フセイン元大統領の出身地で、イラク戦争後もテロなどが頻発している地域。襲撃事件が起きたのは、その南方10〜15キロの地点という。

(11/30 10:33)

392おりーぶの木:2003/11/30(日) 14:40
>>391
まず犠牲者のお二方には心より御冥福をお祈り申し上げます。
しかしこれで自衛隊派遣は難しくなりましたね。行けばまず狙い撃ちされるのは火を見るより明らかなんだもの。
これで派兵した挙句、多大な犠牲者を出し、なおかつ来年秋の大統領選でブッシュが再選されなかったとなればどう責任を取るおつもりなのかな?
米民主党の総意はブッシュ政権の失策を批判した上で、国連主導に切りかえるというスタンスですからね。結局はブッシュ政権の御機嫌とりだけに過ぎない話という笑えない国辱的なオチになりそうですね。

393とはずがたり:2003/12/02(火) 23:57
尊い犠牲を自衛隊の海外公館警護という海外派兵の口実に使うのは如何か。
そもそも外交官を警護無しで活動させていた事はどうなのか?
アメリカ軍は護ってくれないのか?護ってくれないなら自衛隊が護らないと駄目だと思うが。

http://www.asahi.com/politics/update/1202/006.html
「在外公館、自衛隊で警備を」外相、法改正検討表明

 川口外相は2日の記者会見で、在イラク大使館を含むすべての在外公館の警備態勢について、武装した自衛隊による警備も選択肢として検討すべきだとの考えを示した。イラク国内で日本人外交官2人が殺害された事件を受け、在外公館の警備強化が必要との問題意識が背景にある。ただ、自衛隊による警備には自衛隊法改正など他省庁にまたがる広範な法的措置が必要なうえ、在外公館の警護を所在国に任せる「相互主義」の問題が絡む可能性がある。政府内では慎重な意見が多く、実現は容易ではなさそうだ。

 外相は会見で、「バグダッドではほとんどの大使館が自国の軍なり特殊警察に警備してもらっている。国によっては大使館員をはるかに上回る警護の人を置いている」と指摘。そのうえで自衛隊法の改正について「検討が必要という問題意識は持っている」と述べた。

 これに関連し、逢沢一郎外務副大臣も2日午前開かれた自民党の外交部会などの合同会議で、「自ら守れる態勢をいかにつくっていくか党のご協力もお願いしたい」と発言。会議終了後、記者団に「国家として自らの在外公館の安全を確保する。十分議論し、できるだけ速やかにこういった態勢が整うべきではないかと考える。国民の理解も得られるのではないか」と語った。

 在外公館の警備は現在、防衛庁や警察庁から職員が外務省に出向して警備対策官として勤務しているが、実際の警備は公館が所在する国にゆだねている。

 一方、石破防衛庁長官は2日の記者会見で、この問題について「実力組織を派遣することをどう評価するのか。もちろん在外公館の安全を確保するのは国家的な課題だが、(所在国に警護を任せる)相互主義をどう考えるか。きちんと整理したうえでなければ、自衛隊の活動を規定できない」と慎重姿勢を示した。

 外務省としても、省内での本格的な検討作業はこれからで、首相官邸や防衛庁などとの協議もまだ行われていない。川口外相や逢沢外務副大臣の発言には、日本人外交官殺害事件を機に、在外公館の安全対策の強化に向けて世論を喚起する狙いがありそうだ。

(12/02 13:38)

394とはずがたり:2003/12/11(木) 18:21
折角現地で活動している日本のNGOが自衛隊が来るせいで邪魔されるとこが解っているのかね?小泉には。ありがた迷惑甚だしい。

http://news.www.infoseek.co.jp/topics/society/iraq_bill.html?d=11fuji31895&cat=7&typ=t
サマワ緊迫!治安悪化加速で自衛隊“戦々恐々” (夕刊フジ)

[(バグダッド11日=夕刊フジ特電)] サマワ緊迫-。自衛隊派遣予定地のイラク南部サマワ。親日派が多く穏健な土地柄だが、最近は高失業率やインフラ未整備で住民感情もすさみ、デモが相次いでいる。8日から9日にかけてのデモには、駐留オランダ軍が出動する異例の事態も。10日にバグダッドから帰国した非政府組織(NGO)メンバーも「必ずテロの標的になる」と断言するなど、復興支援の先行きに暗雲が立ち込めている。

 サマワは人口35-40万人。穏健なイスラム教シーア派が多く、治安は比較的安定している。自衛隊調査団の報告でも「夜間に歩いても安全」と記載されるほどだ。

 スンニ派の宗教指導者を重用した元大統領のフセイン(65)による長い圧政のため、水道や道路建設などのインフラ整備が極端に遅れている。

 自衛隊派遣の情報について、現地では「日本企業の進出で、経済浮揚の絶好の機会」(地元ジャーナリスト)と曲解され、大歓迎されているという。

 背景にあるのが極端な経済破綻(はたん)。住民の間では「実質失業率は60-80%」(同)とも言われており、市内では雇用拡大を求めるデモが頻発している。

 8日のデモは失業者約200人が連合軍暫定当局(CPA)に押しかけ、一部が暴徒化。出動要請を受けたオランダ軍がデモ隊を解散させた。

 陸上自衛隊の浄水場支援が期待されるルメイサ(サマワの北方50キロ)でも9日、「フセイン政権崩壊後で初めて」(警察幹部)のデモが起きている。

 防衛庁は11日までに、空自の先遣隊を年内にクウェートとカタールに派遣する方針を固めた。派遣任務の詳細を定める実施要綱策定後、防衛庁長官の派遣命令を受け、出発は20日以降になる。

 1月中旬までにクウェートでの受け入れ態勢を整え、本隊のC130輸送機を派遣する方針。

 小泉暴走の余波で派遣のカウントダウンが進むなか、サマワは日々緊迫の度を深めている。

 バグダッドで小学校の修復に当たり、急遽(きゅうきょ)帰国したNGOのメンバー、赤堀久美子さん(28)が10日、現地の様子や自衛隊派遣の危険性を語った。

 赤堀さんらの修復作業は、来週中にも完了するはずだったが、急速な治安の悪化で帰国を余儀なくされたという。

 自衛隊のイラク派遣には「混同されてNGOがテロ攻撃の対象となる危険がある。自衛隊は間違いなくテロのターゲットとなるので、行かない方がよい」と指摘。

 「日本ができることはたくさんあるが、派遣は米英軍への協力と受け取られる」とも話した。

[ 2003年12月11日13時0分 ]

396デモクラット:2003/12/15(月) 00:18
ひとまずはめでたい。あくまでひとまずだが。

「フセイン元大統領を拘束」CPA代表が発表
http://www.asahi.com/international/update/1214/009.html
--------------------------------------------------------------------------------
イラクの米英占領当局(CPA)のブレマー代表は14日午後3時(日本時間午後9時)過ぎから会見し、サダム・フセイン元大統領(66)を、故郷のティクリート南方で米軍が13日夜、拘束作戦の結果、拘束したと発表した。イラク戦争の開戦から約9カ月の時点での元大統領拘束は、フセイン旧体制復活の可能性がなくなったことをイラク国民に納得させる上で、米英占領体制にとっては大きな突破口だが、元大統領を今後どう裁くのか、また、旧体制に忠誠を誓う勢力による米軍への攻撃が今後どのように推移するかなど、今後の課題はなお多い。
複数の情報を総合すると、米軍は元大統領の故郷、ティクリートの隠れ家を急襲、拘束したという。元大統領には多数の影武者の存在が指摘されており、血液鑑定などで本人であることを確認した。
米軍は、イラク人からもたらされた情報により、現場を急襲した模様だ。情報提供者には、2500万ドル(約28億円)の懸賞金が用意されていた。

397とはずがたり:2003/12/15(月) 00:50
おおお!!!キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!

398おりーぶの木:2003/12/29(月) 10:32
いくら自民党機関紙に過ぎないとはいえ、これじゃ幼稚園児すら説得できないぜ(笑)
http://www.yomiuri.co.jp/editorial/news/20031226ig15.htm
12月27日付・編集手帳


 女神テティスはわが子アキレウスを不死身にするため、冥界(めいかい)の川に浸す。彼女がつかんでいた踵(かかと)だけが水につからず、不死身とならなかった◆英雄の故事に名称の由来するアキレス腱(けん)は、「唯一の弱点」のたとえでもある。人の弱みを見抜き、つけこむことを「足もとを見る」というが、足もとが大事であることに洋の東西はないらしい◆イラクの復興を支援する三十数か国の協調体制がアキレウスならば、それを崩したいテロリストはどの部位を狙うだろう。テロに屈しないことで結束する国を狙っても張り合いがない。すぐに撤収騒ぎが持ち上がり、政局も乱れそうなアキレス腱はどこだ…◆野党は自衛隊のイラク派遣に反対し、不測の事態が生じた場合の首相の責任問題にも言及している。テロリストの耳には、「国際協調の最も弱い部位は私たちです」とアキレス腱が自ら名乗りを上げているように聞こえることだろう◆第一陣の空自先遣隊がきのう、中東に向けて旅立ち、自衛隊による復興支援が動き出した。反対してきた手前、野党もここで賛成とは言えまいが、派遣隊員のもとに危険を招き寄せることのないよう、言動に配慮が働いていい時期である◆ギリシャ神話のアキレウスは弱点の踵を射られ、倒れた。国際協調というアキレウスを卑劣な矢で死なせてはならない。

(2003/12/27/01:56 読売新聞 無断転載禁止)

399とはずがたり:2004/01/07(水) 10:40
ロシア帝国も大清帝国もまあ国家として何とか統一体を維持してきたのだが,イスラーム帝国だけはバラバラにされちまって石油という戦略物資を握るものの経済発展というには程遠く周辺地域に貶められて居る。
イスラム教徒は鬱積した思いを原理主義などに走らず経済統合・政治統合へむかへ。

http://news.www.infoseek.co.jp/topics/world/iran.html?d=07kyodo2004010601003933&cat=38&typ=t
イラン、エジプトが復交 中東の勢力地図塗り替える (共同通信)

 【テヘラン6日共同】イランのアブタヒ副大統領は6日、共同通信に対し、イスラム革命が達成された1979年に断交したエジプトと同日、25年ぶりに国交を全面回復することで合意したと明らかにした。

 イランとアラブの盟主エジプトとの国交回復は、イランとアラブ諸国の一層の関係強化につながるほか、イスラエルに対する圧力にもなり、中東の勢力図を塗り替える動きといえる。また、米国寄りのエジプトとの関係改善は、イランの対米関係にも影響を与えるとみられる。

 カタールの衛星テレビ、アルジャジーラによると、イランとエジプトは2日以内に国交回復を正式発表し、近く相互に大使館を開設する。

 アブタヒ副大統領はロイター通信に対し「両国は関係回復を決めた。これは決定的な動きで、両国は現在(外交関係復活に向け)準備を進めている」と述べた。

[ 2004年1月7日0時27分 ]

400とはずがたり:2004/01/07(水) 19:16


http://news.www.infoseek.co.jp/topics/world/northkorea.html?d=07reutersJAPAN134664&cat=17&typ=t
北朝鮮、経済改革により政変のリスクも=研究報告 (ロイター)

 [ワシントン 6日 ロイター] 朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)に関する研究報告によると、2002年以来行われている北朝鮮の経済改革がかつてないほど民衆の間に浸透しており、政権から強い政治力が奪われ、政変につながる可能性が出てきたという。
 この報告書の名前は「金正日後の朝鮮」で、英国際経済研究所のエコノミスト、マーカス・ノーランド氏がまとめた。
 ただ、同氏は、反政府運動を形成する組織が存在しないことなど、一定の要因が引き続き政府の存続を可能にする見通しとして、革命は予想しない、と述べている。
 しかし、同氏は、ロイター通信との電話インタビューで、「現在は政治的に力のある勢力が集まりつつあり、市民レベルの社会的、経済的つながりが根本的に変化しつつある」と指摘。そのため、「政変」が起こる可能性が高まっている、と語った。
 北朝鮮における政変の可能性を分析するため、経済データをもとに正式なモデルを構築した研究結果を発表したのは同氏が初めて。
 同氏は、金正日政権の存続は、とくに韓国を中心とした外国の支援に大きく依存するだろう、としている。

[ 2004年1月7日(水)15時50分 ]

401とはずがたり:2004/01/07(水) 20:26
首長選も公認が普通なんでしょうかね?

http://www.asahi.com/international/update/0107/002.html
ロンドン市長が労働党に復党

 00年の選挙で労働党から除名されながら当選したロンドンのケン・リビングストン市長が6日、党幹部の聴取を経て復党を認められた。前回市長選では、「彼が市長に選ばれればロンドンにとって大災害だ」とまで批判したブレア英首相だったが、この日は「4年前の予言は間違っていた。この間の市長の業績は素晴らしい」と持ち上げた。

 同市長は、かつて労働党内の急進左派だった。市長選では無所属で出馬して除名されたが、「反中央政府」を唱えて支持を集め、党公認候補を破った。昨年2月には公約通り、都心部に入る車両に5ポンドの通行料を課す「渋滞課金制度」を導入。「技術的に無理だ」などという党の批判にもかかわらず、軌道に乗せた。

 世論調査でも高支持を得ているため、党内では今年6月の市長選では復党を認めて公認にするのが有利との判断が働いた。

 同市長は、イラク戦争でブッシュ政権を激しく批判し、物議を醸してきた。この点を問われたブレア首相は、BBCテレビで「私は外交、彼はロンドン市政に責任を持っており、問題はない」とかわした。 (01/07 11:20)

402とはずがたり:2004/01/07(水) 20:28
http://www.asahi.com/international/update/0106/002.html
ビザ入国者に顔写真と指紋採取 米国で新入管制度

 米国土安全保障省は5日、米国に査証(ビザ)を持って入国する外国人に、指紋の採取と顔写真の撮影を義務づける新たな出入国管理制度を導入し実施を始めた。9・11同時多発テロを契機としたテロ対策の一環。日本人の場合、90日以内の訪問で観光、商用の場合はビザを免除されているため対象にならないが、長期滞在のビジネスマンや留学生、ジャーナリストなどは適用を受ける。

 ワシントン郊外のダレス国際空港で会見した同省当局者によると、この制度は「US−VISITプログラム」と呼ばれ、当面は全米115カ所の主要空港と14カ所の港で始められた。陸路など、他の入国地点も今後、順次対象に含めていく方針だという。

 新たな手続きでは、旅券審査の後、まず顔写真を撮影、続いて親指と人さし指の指紋を電子スキャナーで採取する。1人当たり平均15秒かかる。採取された指紋などの情報は、国際指名手配者や連邦捜査局(FBI)の手配リスト、ビザ申請時の情報と照合され、不審者は瞬時に分かるという。

 昨年11月からアトランタ空港で試験的に先行実施されており、同当局者によると、この試験実施中に手配者21人を識別したという。

 当面は、入国時だけだが今後、出国の際にも同様の手続きを実施し、入国時の情報と照合することも検討されているという。 (01/06 11:18)


http://www.asahi.com/international/update/0106/009.html
ブラジルが意趣返し 米国人だけに指紋採取と顔写真撮影

 テロ対策として5日から、国際空港などで外国人の顔写真撮影と指紋採取を始めた米政府に反発し、ブラジルは米国人だけを対象に同様の措置をとっている。リオデジャネイロ国際空港などで最高9時間近くも待たされる米国人が続出し、在ブラジル米大使館は抗議声明を出した。

 地元の報道によると、ブラジルの入管当局が動いたのは、同国連邦裁判所が先月29日、米政府の方針を「人権も人間の尊厳も無視し、野蛮。ナチスが行った外国人排斥にも匹敵する」と非難し、対抗措置をとるよう政府に命じたためだ。

 急な決定だったため準備が間に合わず、米国人旅行者の指にインクをつけて、紙に指紋を写し取っている。さらに、番号札を胸のあたりに持たせて顔写真を撮るが、順番待ちの長い列ができている。

 「まるで容疑者扱いだ」と苦情を受けた米大使館は5日夜、「米国人だけを狙い撃ちにした措置が突然、実施され、遺憾だ」とする声明を発表。「米国の新システムは、最新の機器を使って迅速に入国者の人定を行うもので、ブラジル人だけを対象にしたものではない」と抗議した。

 リオデジャネイロ市の当局者は「観光への打撃は必至。指紋採取などの措置をやめるか、作業を早くする方法を考えるべきだ」と懸念している。

(01/06 20:15)

403とはずがたり:2004/01/10(土) 03:36
http://www.mainichi.co.jp/news/flash/seiji/20040110k0000m010148003c.html
自衛隊派遣命令:
「戦地」での活動に踏み出す

 石破茂防衛庁長官が9日、イラクへの陸上自衛隊先遣隊と航空自衛隊本隊の派遣命令を一括して出したことから、自衛隊の活動は、戦闘状態がなお続き危険度が高い「戦地」での活動に大きく踏み出すことになった。イラクでは米軍への攻撃が続発し、陸自先遣隊、空自本隊とも安全確保への不安をぬぐいきれないままだ。政府が派遣時期などの情報漏れに神経質になるのもこうした厳しい事情を反映したものだが、野党は「説明責任を果たしていない」と一斉に反発している。【及川正也、宮下正己、古本陽荘】

◇安全確保は不透明

 「オランダ軍の警護態勢と自衛隊との連携、自衛隊の装備や隊員の練度を勘案し、先遣隊派遣に十分だと判断した」

 石破長官は9日の記者会見で、陸自先遣隊への派遣命令を決断した理由をこう説明した。しかし、この時期の派遣命令は、陸自本隊が活動するイラク南部サマワに展開するオランダ軍の交代時期に合わせるための「既定路線」でもあった。

 陸自はオランダ軍との調整の結果、3月下旬までに陸自派遣を完了させることで合意。宿営地設営を担う施設部隊を今月下旬に派遣する必要があり、「10日までに先遣隊を出さなければ、派遣計画に支障をきたす」(同庁筋)ためだ。

 しかし、「スケジュール消化」とは裏腹に、イラクでは反米武装勢力によるテロは、フセイン元大統領拘束後も沈静化する気配はない。石破長官も「安全対策に100%確実はない」と繰り返し、「戦地」派遣への不安はぬぐえない。

 石破長官はこの日、陸自先遣隊と併せて空自本隊に派遣命令を出したが、空自のC130輸送機の活動拠点ともなるバグダッド空港では、米軍の大型輸送機C5が8日、離陸直後に地対空ミサイルとみられる攻撃で被害を受けたばかり。

 陸自先遣隊は、武器使用の手順を定めた部隊行動基準(ROE)に沿った訓練を重ね、防衛庁は機関銃の銃撃にも耐えられる軽装甲機動車8台も輸送、現地での移動に使う。隊員の携行武器には機関銃も用意することにしている。

 空自では、地対空ミサイル攻撃に対し(1)離着陸時にらせん状に飛行して射程圏外を飛ぶ(2)誤誘導装置「フレア」の設置――などの安全対策を講じ、石破長官は9日、「ミサイル回避にかなり確度の高い知見を得ている」と自信を見せた。

 だが、失業者のデモが多発するサマワでは、陸自が来ることに対して雇用創出につながるとの期待感が強まっており、「現地の期待値と自衛隊の復興支援にかい離があれば、危険な状況を招きかねない」(防衛庁幹部)との不安材料がある。一方、米軍輸送機への被害原因は「軍事機密」をタテに明らかにされておらず、空自のC130の安全対策に疑問は残ったままだ。

 イラク復興特措法は防衛庁長官に派遣隊員の安全確保を義務付けているが、不透明さは否めない。

◇長官訪欧前「駆け込み」発令か

 9日の派遣命令では、陸自先遣隊に併せて、空自本隊にも発令された。「セット命令」になったことについて、石破長官は同日の会見で「飛行場は自衛隊が主体的に選定でき、給食、施設など厚生の支援状況も問題なく、通信基盤も確立している」と、受け入れ準備状況などが整ったためと説明した。

 石破長官が11日から16日まで英国、オランダ、フランス3カ国を訪問する。このため、帰国後では米軍との調整で今月下旬で決定している本隊派遣が間に合わなくなるという事情があり、「余裕を持って発令した」(同庁筋)との側面が強い。

 防衛庁幹部は「陸自がまったく動いていない状況で長官がオランダを訪問すれば何しに行ったのか、ということになる」と指摘。派遣に向けた「意思表示」となる派遣命令を、長官訪欧前に発令した、という印象は否めない。

 本隊派遣については「首相の承認」が必要とされていたが、9日は石破長官が小泉純一郎首相に承認を得るような“セレモニー”は、文書で決裁した。「首相承認」は、自衛隊派遣に慎重な公明党への配慮からだっただけに、あえて騒ぎ立てなかったともみられる。

 これに対し、野党内には「派遣命令をまとめて出すことで、国民の批判を瞬間風速的に抑えたいのではないか」(民主党幹部)との批判も出ている。

404とはずがたり:2004/01/10(土) 03:36
>>403続き

◇日程混乱 官邸が過敏反応

 イラクへの陸自先遣隊と空自本隊への派遣命令が9日石破長官から出されたが、日程決定をめぐる過程で、官邸と防衛庁間の調整に混乱が目立った。日程の事前報道に福田康夫官房長官が同庁の「情報漏れ」として立腹し、報道のたびに予定された日程の変更を防衛庁側に迫ったためだ。

 防衛庁が同日、自衛隊派遣について異例の「報道自粛」要請をしたことも官邸側の意向が反映したとみられており、報道への神経質な対応ぶりがここにきて目立っている。

 陸自先遣隊について防衛庁は当初から9日の派遣命令を予定、出発日は16日の予定だった。しかし、この日程が事前に報道されたことに福田長官は激怒。いったんは「派遣命令10日、出発15日」にずらすように同庁に再検討を要請した。しかし、今度は「10日」が報道されると、さらに再検討――と転々とした。石破長官が福田氏の意向に敏感になって対応することに、防衛庁内には「福田長官の過敏さが伝染してしまったようだ」(幹部)との不満も出ている。

 福田長官は9日の会見で、派遣命令については防衛庁長官の所管としながらも「(石破長官に対して)指示はしていないが、相談はした」と関与を認める発言をした。

◇野党、一斉に反発

 イラクへの陸自先遣隊に派遣命令が出たことを受け、野党各党は一斉に強く反発。派遣命令の撤回を国会内外で求めていく考えだ。

 民主党の菅直人代表は9日、「戦争状態が続くイラクへの自衛隊派遣は(非戦闘地域への派遣をうたった)イラク特措法の趣旨と矛盾している」と改めて批判。「公明党対策かもしれないが、『調査のために』と言い訳を作りながら、じわじわ本隊派遣との間を埋めていくやり方自体姑息(こそく)だ」と指摘した。

 共産党の市田忠義書記局長と社民党の福島瑞穂党首はそれぞれ「派遣は憲法違反」との立場から批判した。

◇予想される派遣スケジュール◇

1月9日  陸自先遣隊に派遣命令

      空自本隊に派遣命令

 16日ごろ 陸自先遣隊を派遣

 19日〜  通常国会で派遣承認の審議

 下旬   陸自先遣隊の一部が帰国

      陸自本隊派遣について政府・与党協議

      首相が陸自の施設部隊・本隊派遣を承認

      空自本隊を派遣

1月末ごろ 陸自施設部隊を派遣

2月下旬〜 陸自本隊を3段階で派遣

[毎日新聞1月10日] ( 2004-01-10-01:25 )

405憲政擁護者:2004/01/10(土) 11:18
>>401
米国では、首長公選制を採用しているところは、公認を立てていますね。
フランスでは、1970年代の左右二極化に伴い、首長が急速に政党色を帯びました。
政党が国民に根付こうと思えば、首長選に自治体支部長を公認で立てるくらいのことが必要でしょう。
ただ、言うまでもなく、政党自体の質も無縁ではありませんが。

406とはずがたり:2004/01/10(土) 11:25
>>405
>左右二極化に伴い、首長が急速に政党色を帯びました
なるほど。
相乗り横行の日本も争点をはっきりさせれば急速に政党色を帯びさせる事は可能ですかな。

407憲政擁護者:2004/01/10(土) 12:02
>>406
本来は政党公認であれ、無党派であれ、当選すれば住民本位の地方政治を行うのが当然なのですがね。
日本では今、政党が党利党略の手段としか思われていません。
それが、住民生活が争点となる地方自治にはそぐわない、とされる最大の原因ではないでしょうか。
その点、外国の事例を調べてみる必要がありますね。

与野党対決にするには、地域支部が独自色を強め、地域密着型の争点を掲げることで、地域ごとに対立軸を創るしかないでしょう。
それと、既に与野党対決型となっている選挙では、推薦ではなく公認にするとか。

408憲政擁護者:2004/01/13(火) 12:02
北岡伸一はあたかも国粋主義者であるかのように言われますが、実際の話を聞くと、そんなことはありません。
確かに、自衛隊イラク派兵に関しては行き過ぎていると思いますが、
それ以外は、国家・国民の安全を考えれば、しごく真っ当な意見だと思っています。

国連次席大使に東大・北岡教授を起用へ 民間人を初起用
http://www.asahi.com/politics/update/0113/001.html

 政府は、国連代表部次席大使に民間人として初めて北岡伸一東大教授(日本政治外交史)を起用する方針を固めた。北岡氏は今春にも着任する。日本は来年から国連安全保障理事会の非常任理事国を務める見通しで、外交・安全保障問題の論客として知られる北岡氏の起用で態勢を強化する方針だ。

 国連代表部には通常、特命全権大使が2人置かれている。現在はいずれも外務省内から起用の原口幸市氏が首席大使、本村芳行氏が次席大使を務めている。北岡氏は本村氏の後任となる。

 政府は、外務省改革の一環として民間人の大使や省幹部への起用を進めている。学者出身ではこれまで、上智大教授からジュネーブ軍縮会議代表部大使に起用された猪口邦子氏、慶大教授から米国公使となった阿川尚之氏などの例はあるが、国連代表部の大使は初めてだ。

 北岡氏は、小泉首相の外交政策を補佐する「対外関係タスクフォース」のメンバー。川口外相の要請に基づいて日本の対外政策の検討を進めた専門家グループ「外交政策評価パネル」では座長を務めた。

     ◇

 北岡 伸一氏(きたおか・しんいち)東大院修了、米プリンストン大国際問題研究所客員研究員、立教大教授などを経て、97年10月から東大法学部教授。55歳。 (01/13 06:06)

409とはずがたり:2004/01/14(水) 18:22
12 名前: カマヤン@コピペ推奨 投稿日: 2004/01/08(木) 22:11

http://www.emaga.com/info/7777.html
http://www.emaga.com/bn/bn.cgi?7777
http://www.emaga.com/bn/?2004010014372750010058.7777
〔以下、引用。引用の際は、http://www.emaga.com/info/7777.html を添付のこと〕
==================================
▼北海道大学の山口二郎氏から、以下の文章をいただいた。ひでぇ話である。
一つの出来事が、非常に重大な問題をいくつか孕んでいる。この文章を読めば、
ぼく〔竹山〕が山口氏の文章を「端正だ」と感じる感覚を、多くの読者にも共有していただけるだろうと思う。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
 軍優先の社会への移行・・・ 第11師団長によるクーデターの予告
 竹山さん、いつもご苦労様です。大変勇気づけられながらよんでいます。
自衛隊派兵に関連して、北海道でとんでもないことが起こっているのをご報告します。
みなさんにも伝えてください。
 1月6日、札幌雪祭りの雪像づくりの作業開始式で、雪像づくりを行う自衛隊第11師団
(札幌市真駒内駐屯)の師団長は、雪祭り会場の大通公園周辺で、イラク派兵に反対する市民のデモ、
行動が起こった場合、自衛隊が雪像づくりから撤収する可能性があると述べた。
 これに対して、札幌市は自衛隊の雪像づくりを円滑に進めるため、大通公園付近における市民の集会、
デモ等に対して、公園の管理者として退去するよう指導するという方針を決めた。(以上の事実経過は、
北海道新聞1月6日夕刊および7日朝刊による)
 私はこの記事を読んで、クーデターの予告だと思いました。雪祭りを人質にとって、イラク派兵に
反対する市民の活動をするなと、自衛隊の責任者が堂々と恫喝したのです。
 政府の行動、方針に対して意見を表明する自由は、民主主義の大前提であり、基本的人権の根幹です。
これに対して自衛隊の責任者が正面から挑戦するとは、一体どういうことか。
 自衛隊員が、国民の支持のもとにイラクに行きたい気持ちは分かりますが、国民に対して派兵に
反対するなと要求することとは全く別です。
 自衛隊員にはそのような要求を行う権利はないわけで、この師団長の発言は明らかな越権行為です。
 雪祭りの手伝いをしてほしければ、市民として当然の権利行使を控えろと要求するその態度は、
クーデターを起こす軍人のそれにつながるものだと思います。

410とはずがたり:2004/01/14(水) 18:22

13 名前: カマヤン@コピペ推奨 投稿日: 2004/01/08(木) 22:12

 自衛隊のイラク派遣という憲法違反が、師団長によるデモ自制要求という新たな憲法違反を
生み出しているわけです。
 さらに大きな問題は、札幌市役所が自衛隊のご機嫌を取るあまり、大通公園付近における市民の
行動についてあらかじめ抑制する方針を決めたということです。
 法に基づいて市民の権利を擁護すべき市役所が、自衛隊のご機嫌を取るために市民の権利を
制約するなどというのは、言語道断です。
 上田札幌市長は、市議会で派兵に反対する意志を明確にしていたので、市役所のお偉方は自衛隊
との関係について神経過敏になっているのでしょう。
 それにしても、このような市役所の対応は、これまた法の支配の否定であり、軍への従属です。
 この出来事は、日本の社会が軍優先に移行しつつあることを如実に物語っています。
 もう1つの問題は、メディアです。
 こんな重大な発言をきちんと取り上げないメディアとは一体なんでしょうか。
 北海道新聞は6日の夕刊の1面トップでこれを報道し、7日の社説でも自衛隊を批判していました。
 しかし、大新聞では、私の見た限り、日経が短く報道しただけで、他は全く触れていませんでした。
 朝日、毎日は何をやっているのだ。
 またNHKも、6日夜のニュースで、自衛隊の活躍を紹介する記事(イラン地震救援隊、
松島航空基地のジェット機訓練、雪祭り雪像製作開始)を流していました。
 その中で、当の問題発言をした師団長の式辞も流していたのですが、厳しい環境の中で雪像を
作るという部分を紹介しただけで、市民社会に対する挑戦的な言辞の部分はカットしており、
そうした問題発言をしたという報道は全くありませんでした。
 昨今のNHKの姿勢からすれば驚くに値しませんが、それにしてもこれほどまでに権力を翼賛する
報道をしていて彼らは恥ずかしくないのでしょうか。
 最後に、自衛隊にただ乗りして、一部の業者の利権と化した雪祭りなんぞ、この機会にやめちまえ。
 1月11日12時半からの、日比谷公会堂における派兵反対集会に、一人でも多くの方のご参加を
お願いします。
  山口二郎 060-0809 札幌市北区北9条西7丁目 北海道大学法学部
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

411とはずがたり:2004/01/14(水) 18:27
>>409-410
昭和初期の軍部の台頭を生で見せられてるみたいでちょっと興奮するねえ。
我々は現代史から昭和初期の衆愚のように軍部への翼賛ではなく戦争への嫌悪を学んだ筈なんだが,大丈夫かね日本国民。

412とはずがたり:2004/01/15(木) 16:06
凄いねえ。3姉妹

http://news.www.infoseek.co.jp/topics/world/indonesia.html?d=14yomiuri20040114id22&cat=35&typ=t
メガワティ3姉妹が“骨肉の争い”、3政党で総選挙へ (読売新聞)

 【ジャカルタ=黒瀬悦成】インドネシア総選挙で、現職のメガワティ大統領(56)とその妹2人がそれぞれ政党を率いて参加することになった。3人はスカルノ初代大統領の第1夫人ファトマワティ氏の実娘だが、いずれも「父が掲げた建国の理想の正統継承者」を自称して反目し合っており、選挙戦では“骨肉の争い”を展開する事態も予想される。

 総選挙に名乗りを上げたメガワティ氏の妹2人は、「先駆者党」党首の二女ラフマワティ氏(53)と、「マルハエニズム・インドネシア国民党」党首の三女スクマワティ氏(52)。2人とも「メガワティ氏は大統領の器ではない。彼女は父の理念は何も受け継いでいない」(ラフマワティ氏)などと事あるごとに現大統領を罵倒(ばとう)し、一部有権者の支持を集めている。

[ 2004年1月14日21時18分 ]

413しょむ研水泡:2004/01/16(金) 08:40
 領土問題について。
 サハリン(樺太)は「千島樺太交換条約」で日本は領有権を放棄してるので
”返還”という表現は馴染まないかと。アメリカがアラスカ州をソ連から買った
みたいに買い戻すならともかく。
 自民が北千島(ウルップ島など)返還を要求できないのはサンフランシスコ
条約に「千島列島放棄」が明記されてるため。サンフランシスコ条約と日米安保
はセットなのでこれに異議を唱えると日米安保体制が揺らぐという懸念がある訳
でんな。
 尖閣諸島、竹島は国際法上は日本領になっとるみたいです。実態はともかく。

414とはずがたり:2004/01/16(金) 12:23
国後・択捉両島が千島列島に含まれて無いというのはなんだか詭弁な感じがします。
歯舞・色丹が千島に含まれてないのはよくわかるけど。

415とはずがたり:2004/01/18(日) 00:16
ソウルを在韓米軍が守っているという安心感を反米感情故に切った?
平沢や烏山は京畿道と云う事は南部と云ってもソウルの郊外に移転するだけ?

http://www.mainichi.co.jp/news/flash/kokusai/20040118k0000m030078000c.html
韓国駐留米軍:
ソウル市内から南部に完全移転 07年にも

 韓国の通信社、聯合ニュースなどが米ホノルル発で報じたところによると、米韓両国は17日までに、米韓連合軍司令部と国連軍司令部を含め、ソウル市内の竜山基地を早ければ07年に南部へ完全移転することで合意した。

 15、16日に米ホノルルで開かれた両国の同盟関係見直しに向けた協議で決まった。

 韓国側は米韓連合軍司令部と国連軍司令部をソウルへ残すことを希望したが、結局は米国側が求める完全移転を受け入れた。ソウルには連絡要員として約50人が残るが、竜山基地は京畿道の平沢や烏山へ移転する見通しだ。

 韓国マスコミによると、米国のラムズフェルド国防長官は昨年11月に訪韓した際、ヘリコプターで竜山基地上空を視察し「ニューヨークのセントラルパークに外国軍が駐屯するとすれば、米国民は受け入れるだろうか」と述べ、韓国の反米感情などを考慮し、移転の方針を固めたという。

 協議は韓国の車栄九国防省政策室長とリチャード・ローレス米国防副次官補がそれぞれ首席代表を務めた。車室長は「同盟関係を未来志向的に強固にするため、米国側提案を受け入れた」と述べた。

 双方は移転費用負担問題などでは合意に達せず、今後協議を続ける。(ソウル共同)

[毎日新聞1月17日] ( 2004-01-17-23:07 )

416とはずがたり:2004/01/18(日) 00:48
まあ野蛮なフランス人にいわれたかないわな。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040117-00001040-mai-int
<仏内相>「相撲は知的スポーツでない」 大統領意識し日本批判

[(パリ福島良典)]「相撲は知的スポーツではない」――。仏誌パリ・マッチによると、野心家で知られるフランスのサルコジ内相が今月上旬の中国訪問で日本通の相撲愛好家、シラク大統領をあてこすり、相撲や日本をけなす暴言を吐いた。

 最新号のパリ・マッチによると、サルコジ氏は今月9日、香港での食事会の席上、「率直に言って、日本よりも中国の方が好きだ」と発言。「香港は魅惑的な都市だが、東京は違う。東京は息が詰まる。京都も何が人々の感嘆を呼ぶのか理解できない。御所もうらぶれているように映る」と日本の都市をこきおろした。

 さらに「ちょうど相撲のようなものだ。ポマードでまげを結った太っちょの格闘技なぞにどうして魅了されることができるのだろう。相撲は知的なスポーツではない」と日本批判をエスカレートさせたという。大の相撲ファンのシラク氏を意識した発言なのは明らかだ。

 サルコジ氏は現右派・中道政権で「最も人気のある閣僚」と呼ばれる。07年の大統領選への出馬に意欲を燃やす同氏は「大統領任期は2期に限るべきだ」と3選目となるシラク氏をけん制、新旧世代のライバル関係にある両者間にはぎくしゃくした空気が広がっている。仏メディアは相撲批判を「新たな不和の種」と一斉に報じた。(毎日新聞)
[1月17日13時17分更新]

417とはずがたり:2004/01/19(月) 22:47
漢文の専門家は何処かにいませんかね?御裁定を。

http://news.www.infoseek.co.jp/politics/story.html?q=19yomiuri20040119ia25&cat=35
首相が引いた墨子の言葉、菅代表「引用間違い」と指摘 (読売新聞)

 小泉首相が19日の施政方針演説の中で中国古代の思想家・墨子の言葉を引用したことについて、野党首脳が反発する一幕があった。

 墨子は紀元前5世紀後半から同4世紀前半に活躍したとされる人物。中国の「諸子百家」のひとりで、「非攻」を唱えた墨家の開祖とされる。首相は施政方針演説の中で墨子の言葉を引き、「我々が世のためになることを行うのは、人間として当然のことをなすという意味だ」として自衛隊などによるイラク支援の意義を強調した。

 これに対し、民主党の菅代表と社民党の福島党首は演説終了後、首相の引用の仕方は間違いだとかみついた。菅氏は「墨子は攻撃をしないように説いて回ったといわれる思想家で、どうしても攻められる場合には、共に守るという専守防衛の思想の持ち主といわれている」と指摘。さらに「言葉じりだけを引用するのはいかにも小泉さん的な言葉で国民をごまかそうとしている」と反発した。福島氏も「社民党と非常に近い平和主義者である墨子を引用しているのは支離滅裂でご都合主義だ」と批判した。「非攻」を説く墨子は、自衛隊のイラク派遣に反対する野党の主張にこそ近いというのが理由だが、どちらに軍配をあげる?

[ 2004年1月19日21時57分 ]

418とはずがたり:2004/01/20(火) 11:46
ナントにて。
>イスラム教徒移民初の知事として今月14日に指名されたばかり
中央集権国家フランスは知事も指名でしたねぇ。

http://news.www.infoseek.co.jp/world/story.html?q=19mainichiF0120m077&cat=2
<フランス>イスラム教徒の知事の車が爆破される (毎日新聞)

 【パリ福島良典】仏西部ナントで18日早朝、同国東部ジュラ県のアイサ・デルムーシュ新知事(57)の駐車中の車が爆破され、大破した。デルムーシュ氏は当時、自宅におり無事だった。

 アルジェリア出身のデルムーシュ氏はイスラム教徒移民初の知事として今月14日に指名されたばかりで、2月初旬に就任予定。車のボンネット内のエンジン部に爆発物が仕掛けられていたため、捜査当局はイスラム系新知事を狙った爆弾事件とみている。犯行声明などは出てない。

 シラク大統領は「この重大事件に憤りを覚え、犯人の早期逮捕と厳罰適用を望む」と表明、人権団体は「初の移民出身知事を標的とした人種差別的な動機による犯行」と非難している。

 フランスではイスラム教徒などの移民問題をめぐり緊張が高まっており、3月の地域圏議会選挙では社会不安に乗じた極右政党「国民戦線」の善戦や躍進が予想されている。


[毎日新聞1月19日] ( 2004-01-19-20:42 )

419とはずがたり:2004/01/20(火) 11:58
イスラエルの芸術に対するテロ攻撃だ!

http://news.www.infoseek.co.jp/topics/world/israel.html?d=19kyodo2004011901000040&cat=38&typ=t
イスラエル大使が作品破壊 自爆テロ犯の肖像に激怒 (共同通信)

[(ロンドン18日共同)]ストックホルムの歴史博物館で16日に開幕した美術展で、自爆テロ犯の肖像を飾った展示品に激怒したイスラエルの駐スウェーデン大使が作品を破壊し、騒動になっている。スウェーデン放送などが伝えた。

 シャロン・イスラエル首相は18日、大使の行為を「拡大する反ユダヤ主義に立ち向かった」と高く称賛。スウェーデン外務省は、19日にも大使を同省に呼んで事情を聴くことにしている。

 問題の作品はイスラエル出身の芸術家ドロール・ファイラーさんの「白雪姫と真実の狂気」。真っ赤な液体を入れた長方形の“池”に浮かべた小舟に、同国ハイファで昨年10月、20人以上の死者を出した自爆テロ犯のパレスチナ女性の写真を帆のように掲げた。

 開幕式に出席したツヴィ・マゼール大使はスポットライトのコードを引きちぎるなどして同作品を破壊。「虐殺を呼び掛けるもの」と批判した。

[ 2004年1月19日5時47分 ]

420とはずがたり:2004/01/23(金) 22:43
http://news.goo.ne.jp/news/asahi/seiji/20040123/K0023201910039.html
2004年01月23日(金)
対北朝鮮制裁法案は2月上旬成立へ 入港禁止法案も加速

 日本独自の判断で北朝鮮への送金停止を可能にする外国為替法改正案について、自民、民主、公明の各党が大筋合意し、2月上旬の法案成立が確実となった。各党の狙いは拉致問題の進展にあり、この問題に絡んで北朝鮮に対する経済制裁法が成立するのは初めて。

 外為法改正案は、山本一太参院議員ら自民党若手でつくる「対北朝鮮外交カードを考える会」がまとめた。23日に3党が初めて協議し、民主党が事後に国会承認を求めることや理由を開示する義務などを盛り込んだ対案を提示。自民党側も国会承認については受け入れる姿勢で、29日の衆院財務金融委員会で委員長提案、30日にも衆院本会議で可決の方向だ。

 日本から北朝鮮への送金額は「把握している限りで、02年度で40億円」(財務省)とされる。第三国を経由するルートもあるが、送金停止になれば北朝鮮への打撃は大きいとみられる。 ただ、北朝鮮側は「経済制裁は宣戦布告とみなす」と反発しており、福田官房長官は23日の記者会見で「そういう法律を発動しなければならない時が来るのかどうか、予見できない。一つの政策手段として持つことだ」と述べ、法案が成立しても実施には慎重な姿勢を示した。

 万景峰(マンギョンボン)号など北朝鮮船舶を想定した「特定外国船舶入港禁止法案」(仮称)も今国会に提出される見通しだ。同法案は、来週から自民党部会で議論が始まる。入港に関する不平等な取り扱いを禁じている港湾法や国際慣例に抵触するとの指摘があるほか、民主党は態度を決めていない。

 安全保障上の理由で、永住外国人の再入国を禁じることができるようにする「再入国禁止法案」は、21日の拉致議連総会で民主党の西村真悟衆院議員が提案し、了承された。同法案については、拉致議連の中にも「在日朝鮮人を日本から閉め出すことは制裁の趣旨とは違う」と行き過ぎを懸念する声も出ており、各党が正式検討する段階に至っていない。

421とはずがたり:2004/01/30(金) 14:25
宗主国が勝手に作った人為的な国家が内戦に陥るのはむしろ当然。
国際社会は内政不干渉などせずに,スーダンの自治権と資源の配分権の保証さらには分離独立にも踏み込んで良いと思う。ちうかそうすべきだ。

http://www.asahi.com/international/update/0130/005.html
スーダン西部で内戦激化 隣国に難民10万人流出

 スーダン西部で反政府勢力と政府軍との内戦が激化し、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)によると、10万人を超える難民が西隣のチャドに流れ込んでいる。その多くが国境付近の砂漠で飢えと渇き、夜間の酷寒に苦しむ。29日にはスーダン政府軍がチャド領内の国境地帯を初めて空爆、UNHCR報道官は難民の男性1人とその2歳の娘が死亡したと明らかにした。

 AFP通信がチャド政府軍筋の情報として伝えた29日の空爆による被害は、市民の死者10人、負傷者16人。スーダン政府軍機はチャド領内の反政府勢力をねらって爆撃をした模様だ。

 スーダン西部ではダルフール地方を中心に昨年、スーダン解放軍(SLA)、正義と平等運動(JEM)と称する二つの反政府勢力が、自治権の拡大や資源の配分などを求めて武装蜂起した。同国では83年から南北間で内戦が続き、その和平協議が進展している。「第2の内戦」に対し、政府は対話を拒否して軍事力による制圧を目指し、すでに3000人以上の市民が死亡したとされる。

 AP通信によると、空爆は1月下旬から西部のSLAの拠点に対して本格化し、SLAは180の村が破壊され、非戦闘員に多数の死者が出ていると主張している。

 UNHCRによると、過去10日間で1万8000人の越境が確認されたが、スーダン国内では60万人を超える人が内戦で家を失ったと推定され、今後チャドへの難民はさらに増える見通しという。

 UNHCRは1月下旬から国境付近に次々と難民キャンプを開設している。国境から23キロ入ったオゴナにはすでに千人以上の難民が収容された。難民の4割は5歳未満で、4分の3は女性と伝えられている。テントの不足で飲み水のない砂漠の砂の上に眠り、少ない毛布や衣類だけで夜間の酷寒に耐え、体調を崩す人が後を絶たないという。 (01/30 12:41)

422とはずがたり:2004/01/30(金) 17:46
http://www.asahi.com/international/update/0129/001.html
「フセイン政権、90年代半ばに極秘廃棄」前団長が証言

 イラクの大量破壊兵器問題に関する米調査団の団長を辞任したデビッド・ケイ氏は、28日付の米紙ワシントン・ポストとのインタビューで、フセイン政権が生物・化学兵器の備蓄を90年代半ばに極秘に廃棄したことを示す証拠を発見した、と語った。

 同紙などによると、イラクが大量破壊兵器を「武装解除」したのは、国連査察チームを追放した98年よりも前とみられる。しかし、兵器の廃棄記録を査察官に渡さなかったという。

 その理由についてケイ氏は、フセイン元大統領が権力を維持するため「こうした兵器を持つことで得られる利点を、兵器の維持コストなしに得ようとした」と指摘。米国などを欺く目的だったと見ている。

 大量破壊兵器の捜索について「パズルの大きなピースは発見し終わった」と話し、今後続けても新しい発見は難しいとの見方を改めて示した。

 ケイ氏は28日午前(日本時間29日未明)、米上院軍事委員会で調査活動について証言を始めた。 (01/29 01:36)


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