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国際関係・安全保障論

402とはずがたり:2004/01/07(水) 20:28
http://www.asahi.com/international/update/0106/002.html
ビザ入国者に顔写真と指紋採取 米国で新入管制度

 米国土安全保障省は5日、米国に査証(ビザ)を持って入国する外国人に、指紋の採取と顔写真の撮影を義務づける新たな出入国管理制度を導入し実施を始めた。9・11同時多発テロを契機としたテロ対策の一環。日本人の場合、90日以内の訪問で観光、商用の場合はビザを免除されているため対象にならないが、長期滞在のビジネスマンや留学生、ジャーナリストなどは適用を受ける。

 ワシントン郊外のダレス国際空港で会見した同省当局者によると、この制度は「US−VISITプログラム」と呼ばれ、当面は全米115カ所の主要空港と14カ所の港で始められた。陸路など、他の入国地点も今後、順次対象に含めていく方針だという。

 新たな手続きでは、旅券審査の後、まず顔写真を撮影、続いて親指と人さし指の指紋を電子スキャナーで採取する。1人当たり平均15秒かかる。採取された指紋などの情報は、国際指名手配者や連邦捜査局(FBI)の手配リスト、ビザ申請時の情報と照合され、不審者は瞬時に分かるという。

 昨年11月からアトランタ空港で試験的に先行実施されており、同当局者によると、この試験実施中に手配者21人を識別したという。

 当面は、入国時だけだが今後、出国の際にも同様の手続きを実施し、入国時の情報と照合することも検討されているという。 (01/06 11:18)


http://www.asahi.com/international/update/0106/009.html
ブラジルが意趣返し 米国人だけに指紋採取と顔写真撮影

 テロ対策として5日から、国際空港などで外国人の顔写真撮影と指紋採取を始めた米政府に反発し、ブラジルは米国人だけを対象に同様の措置をとっている。リオデジャネイロ国際空港などで最高9時間近くも待たされる米国人が続出し、在ブラジル米大使館は抗議声明を出した。

 地元の報道によると、ブラジルの入管当局が動いたのは、同国連邦裁判所が先月29日、米政府の方針を「人権も人間の尊厳も無視し、野蛮。ナチスが行った外国人排斥にも匹敵する」と非難し、対抗措置をとるよう政府に命じたためだ。

 急な決定だったため準備が間に合わず、米国人旅行者の指にインクをつけて、紙に指紋を写し取っている。さらに、番号札を胸のあたりに持たせて顔写真を撮るが、順番待ちの長い列ができている。

 「まるで容疑者扱いだ」と苦情を受けた米大使館は5日夜、「米国人だけを狙い撃ちにした措置が突然、実施され、遺憾だ」とする声明を発表。「米国の新システムは、最新の機器を使って迅速に入国者の人定を行うもので、ブラジル人だけを対象にしたものではない」と抗議した。

 リオデジャネイロ市の当局者は「観光への打撃は必至。指紋採取などの措置をやめるか、作業を早くする方法を考えるべきだ」と懸念している。

(01/06 20:15)


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