したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |

国際関係・安全保障論

333とはずがたり:2003/11/11(火) 18:37
http://www.asahi.com/international/update/1111/002.html
グアテマラ大統領選、決選投票へ 元独裁者モント氏敗退

 中米グアテマラで行われた大統領選挙は10日、中道右派の国民大連合のオスカル・ベルシェ氏(57)と中道左派の国民希望党のアルバロ・コロン氏(52)が上位を占めたがいずれも過半数に至らず、12月28日に決選投票が行われることが決定した。内戦時代の独裁者で右派のグアテマラ共和戦線のエフライン・リオス・モント氏(77)は敗北が確定した。

 中央選管の発表では、開票率64%でベルシェ氏が得票率38%の1位、コロン氏は2位で28%、リオス・モント氏は3位の17%にとどまった。

 大統領選には11人が立候補したが、うち4位以下の8人は決選投票の場合にコロン氏を支持する協定を結んでいる。またベルシェ氏とリオス・モント氏とは対立している。このため決選投票ではコロン氏がベルシェ氏に逆転勝利する可能性がある。

 リオス・モント氏は82年にクーデターで実権を握り先住民を大量虐殺した責任者として国際的にも強く非難されてきた。同氏が政権に返り咲けば内戦が再来するとも言われただけに、敗退を歓迎する声が国民に多い。

 市民団体「民主主義のための市民戦線」は「民主主義と平和にとっての前進だ」と評価した。同団体は7月にリオス・モント氏派の市民が首都で暴動を起こした「暗黒の木曜日」をきっかけに、70の団体が創立した。

 同国は36年間続いた内戦が96年に終結した。この間、20万人の死者と4万人の行方不明者を出した。内戦時代の対立と暴力は今も続いており、人権活動家らが暗殺されるケースが後を絶たない。

 一方でリオス・モント氏は現職の国会議長を来年1月に辞すとともに、訴追免除の権利も失う。このため改めて内戦中の虐殺の法的責任を問われる可能性がある。 (11/11 10:21)


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板