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政治思想総合スレ

1■とはずがたり:2002/12/07(土) 02:10
ウヨ・サヨ・保守・リベラル何でもありで且つ冷静に。思想史なんかも歓迎で。

682とはずがたり:2018/02/15(木) 14:06:46
江川達也はこんなやつだったのか〜。

江川達也氏が“在日韓国の方”に言及「済州島でいい暮らしをして欲しい」
http://news.livedoor.com/article/detail/14290702/
2018年2月12日 17時6分 トピックニュース

12日、漫画家の江川達也氏が自身のFacebook上で、「在日韓国の方は済州島でいい暮らしをして欲しい」と言い放った。

江川氏は、ニュース配信サイト「ハフポスト」が11日に掲載したネット記事に反応。

記事は、前日10日に行われた韓国・平昌オリンピックの女子アイスホッケーにおける、南北合同チーム対スイス戦で起きたことについて記されたものだ。観客席にいた北朝鮮応援団員たちは「謎の男性」のお面を身に付け、統一旗を振って南北合同チームの応援をしたという。

江川氏は、記事に対し「韓国と北朝鮮は早く統一するといいね」「統一して、やんわりとした国になって欲しい」「日本にお金を要求しない国になって欲しい」とコメントしている。

さらに江川氏は、済州島について「別の国がいいと思う」とし、「半島より済州島が繁栄し済州島から避難してきた在日韓国の方は済州島でいい暮らしをして欲しい」と、現在も日本国内で暮らす在日韓国人に対して言及したのだ。

その他にも江川氏は、安倍晋三首相が訪韓した際、現地の人々から「スーパースター級の歓待」を受けたとする一般人のブログエントリーもシェアして、「韓国の人は信用できないなー」と断言。「そんなに日本好きなら、親日派をリーダーに選んで、竹島から去って、日本への金の請求をやめたらいいのに」と痛烈な意見を展開していた。

683とはずがたり:2018/02/17(土) 22:23:38

三浦瑠麗の再反論“大震災時に北朝鮮工作員の迫撃砲発見”に阪神大震災を取材した記者たちが「聞いたことない」
2018.02.17
http://lite-ra.com/2018/02/post-3808_3.html

 実は、三浦氏が根拠にしたと思しき記事が、阪神大震災から12年も経った後に読売新聞に掲載されていた。

 2007年1月19日付の読売新聞朝刊の連載「核の脅威 20XX年 北朝鮮が…」3回目の「重要施設を警備せよ」という記事に、こんな記述があるのだ。

〈日本に長年潜入中の休眠工作員(スリーパー)もいる。政府関係者によると、阪神大震災の時、ある被災地の瓦礫から、工作員のものと見られる迫撃砲などの武器が発見されたという〉

 記事自体は迫撃砲発見がメインではなく、ほんの数行、こう書いてあるだけなのだが、おそらく三浦氏はこの読売報道をさして〈公開情報〉と言っているのだろう。というのも、新聞記事検索の範囲をデータベース上の全期間に拡げて調べたが、阪神大震災で北朝鮮工作員の「迫撃砲」が発見されたという新聞報道は後にも先にもこの読売記事しか見つからなかったからだ。

 いや、新聞だけではない。公安プロパガンダの真偽不明な情報が大好きな週刊誌でも「迫撃砲発見」の記事は見つけることができなかった(週刊誌記事の場合は、新聞記事のようにキーワード検索をかけても出てこないケースがあるので、100%ないとは言えないが)。

 しかし、他に報道がまったく見つからないということからもわかるように、この読売の記事じたいが相当に怪しいシロモノだ。「政府関係者によると」というかたちで、なんの根拠もディテールも示さないまま「発見されたという」などと伝聞を書いているだけ。その迫撃砲が見つかった場所も、どういうタイプの迫撃砲だったのかも一切書いていない。これ、公安系のネタによくある典型的な飛ばし記事ではないのか。公安情報に詳しい前出の西岡氏も苦笑しながらこう話す。

「たしかに、一目でヨタ記事ってわかる感じの記事やね(笑)。まず、こんな公安情報を『捜査関係者』でなく『政府関係者』が話してるという時点で、信憑性が感じられない。みんな公安のことを誤解しているみたいだから言うとくけど、もし、北朝鮮の迫撃砲が見つかったりしたら、公安は絶対に隠したりせえへんよ。公安にとっては、捜査を広げる千載一遇のチャンスなんやから、総連にガサ入れするなり、絶対に事件化に向けて動き出す。とくに、兵庫県警の外事というのは、北朝鮮がらみの事件はすごく積極的で、“無理筋”の事件でも強引に事件化する傾向があるくらいやからね。迫撃砲を押収しただけでほっとくはずがない。
 迫撃砲が見つかったのに当局が隠したとかいう人がいたら逆に聞きたいけど、それを何十年も隠し続けるメリットってなんなの? 公安はこんなおいしいネタをそのままにしておくほどお人好しじゃない。仮に事件化が無理なケースでも、マスコミには絶対にリークする。しかも、公安がリークするときは、記事にできるだけのディテールをちゃんと流すよ。瓦礫になっていてもその土地が誰の持ち物で誰が住んでいたかはわかるわけやから、所有者の情報は出してくるし、最低限、その迫撃砲がどこの国の製造なのか、型式はどういうものなのかも流す。今回、そういう情報が一切出てこない、読売がそういうディテールを一切書いていないというのは、そんな事実がなかったからとしか思えない。まあ、読み物連載やし、デマをふりまくのが大好きな政治家とかから噂話を聞いて、裏も取らずに適当に書いただけちゃうんかな」

684とはずがたり:2018/03/14(水) 19:10:18
西部邁自殺 警視庁が事件性の疑いで再捜査 文春オンライン 2018年3月14日 16時00分 (2018年3月14日 19時01分 更新)
https://www.excite.co.jp/News/society_g/20180314/Bunshun_6558.html
 今年1月21日に多摩川で入水自殺を遂げた評論家の西部邁氏(享年78)。西部氏の死をめぐって、警視庁捜査一課が再捜査に動き始めたことが「週刊文春」の取材で分かった。



「事件当初、警視庁田園調布署は、現場に遺書が残されていたことから自殺と判断しました。しかし、その後、いくつもの不可解な点が見つかった。自殺を手助けした人物がいる可能性が高いと見て、捜査一課の捜査が続いています」(捜査関係者)


 遺体発見の前夜、西部氏は新宿の行きつけのバーでウォッカを痛飲。深夜11時過ぎ、長女をタクシーで帰した西部氏は7時間後、帰らぬ人となって発見された。


 最大の謎が西部氏の遺体の状況だ。多摩川から引き上げられた遺体は、工事現場用のハーネスで固定され、白いロープが結び付けられていたという。


 西部氏の親族が語る。


「邁さんは手が不自由で、食事をするときは箸ではなくスプーンです。それにシャツのボタンを留められず、長女が手伝っていました。ロープの片側は木に巻きつけられていたといいますが、彼1人でロープを結べるとは思えません」


 捜査一課は“空白の7時間”の解明を進めている。


 3月15日(木)発売の「週刊文春」では、西部氏の遺体や遺書に残された3つの謎、捜査一課の捜査状況などについて詳報している。


(「週刊文春」編集部)

685とはずがたり:2018/03/14(水) 21:04:09
思考停止のバカどもだったという訳さ

2018-03-12
リフレ派は、いったい安倍政権の何を守りたいのか?
http://inunohibi.hatenablog.com/entry/2018/03/12/201208

 この記事でスクリーンショットされた一人一人のことは詳しく知らないのだが、ツイッターで政治系のトレンドワードを見るたびに話しに飛びついているアイコンがちらほらいる。根が軽率なんだな・・・。
 私も他人ごとではない、もともと軽率な性格だから。冷静に考えれば、朝日新聞がいつもいつもねつ造をしている社会のガンみたいな新聞紙だったら、今回の件といわず、もうとっくにつぶれているだろう。・・・というのが大人のバランス感覚だが、彼らはそれを見失ってしまった。

 マーシャルだったか、経済学者には「温かい心と冷徹な頭脳」が必要だ、といった。温かい心がなければ貧しい人を救おうとは思わず、書斎に閉じこもる空理空論の徒になるし、冷徹な頭脳がなければ、義憤だけで世の中を批判して、しばしば分析を間違ってしまうだろう。

 今回の朝日たたきには、多くのリフレ派が加わっていたことから「リフレ派最低」という声もある。反リフレでも、池田信夫氏のように言動に問題ある人物は、いくらでもいる。リフレのせいにしちゃかわいそうだし、リフレ派の中にも「貧しい人を救う」という温かい心があったはず。

 リフレ派が安倍政権を擁護するのは、「反リフレから安倍政権のリフレ政策を守る」ためだったはずなのに、身も心も安倍政権と同一化してしまったようで、現在は「安倍内閣に責任が及ぶ」ことを必死になって防ごうとしている。(例、田中秀臣氏とか。)
 しかし、現時点で文書改ざんの責任者といえる佐川宣寿氏を、「適材適所」で国税庁長官に栄転させたのは、安倍首相なんだよなぁ。安倍首相、麻生財務相が全く知らなかった、かかわらなかったというなら、それはそれでおそろしく人を見る目がなかったことになる。財務省憎しのリフレ派にとっても、それは由々しき事態なのでは? この期に及んで、「安倍総理に責任はないよー」というリフレ派は何を守っているんだ?
 馬淵澄夫氏は落選しちゃったけど、野党にもリフレ派はいる。安倍政権でなければだめなんだ、っていう理由はないよね。消費税も一度増税しちゃったし。経済の難しい仕組みはわからないが、リフレ政策を「いいな」と思っていた私でも、消費税増税で失望した。あれでアベノミクスはプラスマイナスゼロ、どころかマイナスだろう。

 今の日本の好景気や失業率の改善は、おそらく世界的な景気回復に助けられているだけで、日銀の物価上昇率2%も達成できていない。つまり、リフレ政策から見れば中途半端な政権を、リフレ派は全力で守りに行ってるわけ。
 どうしてこんなことになったのか、というのは、単なる物笑いの種ではなく、思想史的な考察対象になりえるだろう。

686とはずがたり:2018/03/30(金) 11:13:41
2018年3月25日日曜日
札幌第11回■詳報

upload=2018/03/25 13:30
update=2018/03/25 17:40
櫻井よしこ氏が自身のウソを認める!
「捏造決めつけ」記述にも重大な誤り
次回7月6日に結審、判決は秋以降に
http://sasaerukai.blogspot.jp/2018/03/11_25.html

687とはずがたり:2018/04/03(火) 14:41:19
「ぼっち」でいじめられていた少女が“三浦瑠麗”になるまで
https://www.excite.co.jp/News/society_g/20180403/Bunshun_6808.html
文春オンライン 2018年4月3日 11時00分 (2018年4月3日 14時21分 更新)

 国際政治学者、三浦瑠麗さん。1980年生まれの彼女の発する言葉は常に注目の的だ。「ワイドナショー」でのスリーパーセルに関する発言で“炎上”したのも記憶に新しいが、良くも悪くも大衆の感情を刺激する影響力を持った人物だということだろう。東大卒の美女で絵に描いたようなエリートコースを歩んできた──と思いきや、子どもの頃に受けたいじめ、「ぼっち」だった学生時代、東大も当初進学したのは農学部と、意外にも遠回りしたり、少数派に身を置いたりしながら現在に至ったのだという。三浦さんの国際政治学者としての思想を形づくったバックグラウンドに迫る。

■近畿財務局職員の自殺をめぐる炎上発言騒動の真意
──国会は森友学園問題をめぐって紛糾しています。先日、近畿財務局の50代の職員が自殺するという痛ましい出来事がありました。このとき、三浦さんはテレビで「人が死ぬほどの問題じゃない」と発言して……。

三浦 炎上してましたね。あれはTwitterで一部が切り取られ、拡散しました。全文をお聞きいただければ分かると思うのですが、「財務省は、早く改ざんを認めて謝罪しようよ」ということを官僚のみなさんに伝えたかったんです。「早くごめんなさいをしないと、現場で弱い立場に置かれている人が追い詰められてしまうよ。この不祥事は人が死ななければいけないような問題ではないのに」という意味でした。どこかで隠ぺいをストップしないと。…

   ◆

■視聴者に受け入れられやすい女性の話し方
──なぜ三浦さんの発言は時に炎上を招いてしまうと思われますか。

三浦 うーん。普段から、三浦は上から目線でものを言うと感じている男性が多いようですね。それが許せる人と、許せない人がいる気がします。私は、確かにわりとはっきりものを言います。俯瞰した立場から論理を組み立てて、合理的な話し方をするほうです。正直、特定の陣営に属さない個人、しかも女性がものを言うことへの強烈な違和感が一部にあるんだと思います。ただ、私自身の経験では、反発されるのは日本でだけ。米欧でも、あるいはインドや中国の人と議論しても、そういうふうにはなりません。
 女性の専門家や評論家がテレビに出て話をするときに、視聴者に受け入れられやすい話し方というある種の型がある気がします。たとえば「私が国連事務総長の○○さんに伺ったところでは……」とまず権威のある人の知見を述べてから自分の意見を補足するといったやり方です。私もそういう話し方を少し真似すればよいのかもしれませんが、自分ではしませんので。

「三浦は冷酷な人間だ」「嫌いだ」と感じる人が、2015年に新書( 『日本に絶望している人のための政治入門』 )を出させていただいてから今までの間に増えたことは確かです。それまでとそれ以後とで私の属性は変わっていないので、何が変わったかといったら、基本的には知名度と、人が私の言説に触れる機会が増えたということだと思います。

──昨年の10月、「朝日新聞デジタル」で 三浦さんが山尾志桜里さんの衆院選の街頭演説をルポ したことがありました。そこで、記者が「保守派の論客とされる三浦さんは、山尾さんの街頭演説をどう聴きましたか」と質問したときに、三浦さんは「私は自由と進歩を信じているので保守ではないんですね」と答えて、これもまた論議を呼びました。

三浦 たぶん私の立ち位置が、あまりない組み合わせなんだと思います。社会政策はリベラルで、私個人の属性は女性で、LGBTの権利拡大を推す立場を取っている。同時に、安保政策については抑制的なリアリストで、国家にまつわることについてはナショナリスト的な部分も持っている。その組み合わせ自体が従来の枠組みではあり得ないと日本では思われているから、誤解が生じやすいのかもしれません。

688とはずがたり:2018/04/03(火) 14:42:26

■なぜ特異な立ち位置に存在しているのか?
──三浦さんは、処女作 『シビリアンの戦争』 の頃から徴兵制を提案し、憲法9条についても改憲を恐れるべきではなく、9条2項を削除し、シビリアン・コントロール下に位置付けるべきと明言してきています。そうしたことから「保守派の論客」という見方をされ、安倍政権と三浦さんを重ね合わせる人もいる一方で、安倍首相と親しいジャーナリストの山口敬之氏による性被害を訴えた伊藤詩織さんの 『Black Box』 に、三浦さんは深い共感を寄せ、「鋼の強さ、誰にも殺せない感受性、娘をこのように育てたいと思いました」とコメントを寄せています。

三浦 私個人は何も変わっていません。自分の頭で考え、感じたこと、考えたことに忠実に発言しているだけです。でも、私の立ち位置が今までになかったものだったから、従来の対立構図には収まらないんだと思います。それはきっと、私が日本というものを分かっていないからなんでしょうね。こういう言説はこっち側の陣営に属し、その場合は「反○○」という立場を取って、定食メニューのような特定の政策の組み合わせを主張しないとおかしい、という暗黙の了解の中に収まらず、常に枠から飛び出してきてしまう。

 それは私が日本の集団生活というものに馴染んでこなかったこと、いわゆる「ぼっち」だったことと関係しているかもしれません。社会というものに染まれずにずっと生きてきたので、誰が敵で誰が味方かという構図に疎いし、それに器用に合わせて生き抜く術を知らないのだと思います。一人でお昼を食べることは最初は寂しかったかもしれないけど、そのうちそれが当たり前になってしまって、他の人と食べるやり方もわからなくなってしまった、みたいな。



三浦 小さい頃から外食をほとんどしなかったので、ハンバーガーの食べ方がよくわからない。人前で口を開くことすらいやでした。小学校高学年からいじめも始まったので、給食などのタイミングで人と一緒にいる必然性がなかったですね。

──いじめというのは女子からですか? 男子からですか?

三浦 最初は女子ですね。服装やメガネや、あるいは浮いていること自体について……私は家の教育方針でテレビを見たことがほとんどありませんでしたから。両親は学生結婚をして、母は22歳のときに最初の子供を産んで、5人の子供を育てながらずっと専業主婦をしてきました。世間知らずのまま親になったという感じだったんでしょうね。教育方針は割と極端だった。私は3番目なんですが、特に上の3人は本当に厳しく育てられました。
 洋服は、一言でいえば、今風ではなかった。キャラクター物も持っていませんでしたし、ちょっと時代錯誤的な洋服や、生活協同クラブで共同購入した色違いの無地のTシャツ3枚組みたいなものを着ていました。

■お姫様ごっこができなかった少女時代
──メガネは小学校の頃からかけていたんですか。

三浦 私は3歳のころからすでに視力が0.1しかなかったので、小・中とずっとメガネをかけていました。子供のころは、基本、人と話さずに童話の世界にのめり込んでいました。小学校から家まで見渡せるくらいの田んぼ道だったので、ずっと本を読みながら帰っていました。『ナルニア国物語』とか『指輪物語』といったファンタジーや『赤毛のアン』に没頭していましたね。

 父がまだ東大の助手のときに子供が5人になりまして、私は大学院の終わり頃の子供ですが、その後も防大の教員で公務員でしたから、子沢山である以上は節約が基本でした。機械音の出るようなおもちゃを買ってもらったことなんてありませんでした。泥団子を作ったり、作物を育ててチャボの世話をしたり、社会主義の村みたいな幼少期だったかもしれないですね(笑)。

 お姫様ごっこのような衣装にも憧れたけれど、そういうことはうちでは出来なかったです。だから、親戚がバービー人形をお土産に持ってきてくれたときの嬉しさたるやなかったですね(笑)。本に没頭したのも、図書館があって、そこに行けば本がタダで読めて、自分を楽しませてくれるものが無尽蔵にあるように思えたからなんだと思います。

689とはずがたり:2018/04/03(火) 14:42:32
>>687-689
■異質だからはじき出されて、ずっと本を読んでいた

三浦 … 高校生くらいになると、無視のされ方も変わってきますが、私の原体験というのは、異質だからはじき出される、だったら一人で居よう。一人で居たらもっと本を読む、もっと頭でっかちになる……その繰り返しの中で「一人で居る」ことを学んだということにあると思います。

三浦瑠麗(みうら・るり)

国際政治学者。1980年神奈川県生まれ。東京大学農学部卒業。東京大学公共政策大学院修了。東京大学大学院法学政治学研究科修了。博士(法学)。専門は国際政治。現在、東京大学政策ビジョン研究センター講師。主著に 『シビリアンの戦争』 (岩波書店)、 『「トランプ時代」の新世界秩序』 (潮新書)、 『日本に絶望している人のための政治入門』 (文春新書)、 『国民国家のリアリズム』 (角川新書、共著)。2017年12月、第18回正論新風賞を受賞。

◆◆◆

※三浦瑠麗が語る「感動の涙を醜いと思ってた」中学時代──国際政治学者・三浦瑠麗さんインタビュー ♯2に続く  http://bunshun.jp/articles/-/6816

690とはずがたり:2018/04/06(金) 15:29:01
>>684

警視庁
西部邁さん自殺ほう助容疑で2人逮捕 MX関係者
https://mainichi.jp/articles/20180406/k00/00m/040/158000c
毎日新聞2018年4月5日 23時39分(最終更新 4月6日 01時18分)

 今年1月に自殺した評論家、西部邁(すすむ)さん(当時78歳)の自殺を手助けしたとして、警視庁捜査1課は5日、埼玉県上尾市富士見2、会社員、青山忠司(54)と東京都江東区福住1、会社員、窪田哲学(45)の両容疑者を自殺ほう助容疑で逮捕した。両容疑者は容疑を認めており、窪田容疑者は「先生の死生観を尊重して力になりたかった」と供述しているという。

 同課によると、青山容疑者は西部さんが主宰する塾の塾頭をしていたことがあり、窪田容疑者は西部さんが出演していた東京メトロポリタンテレビジョン(TOKYO MX)の子会社の番組担当者だった。

 逮捕容疑は1月21日未明、東京都大田区田園調布5の多摩川に西部さんを連れて行き、体にハーネスを装着させるなどして自殺を手助けしたとしている。

 同課によると、遺体発見時、西部さんの体のハーネスと川岸の木がロープで結び付けられていた。西部さんは病気の影響で両手が不自由だったことから、何者かが手助けしたとみて捜査。同日未明に新宿区内で西部さんと一緒に歩く窪田容疑者の姿が防犯カメラに映っていた。

 西部さんの遺書のうち1通は捜査関係者に宛てて「自分の意志による自殺です」という趣旨のことが書かれていたという。西部さんは4年前に妻を亡くし、自殺を口にするようになっていた。

「申し訳ない」西部さんの長女
 西部さんの長女の智子さん(49)は東京都世田谷区の自宅で取材に応じ「2人とも父を慕ってくれていた。なぜ自殺を手伝ってくれと頼んだのか、申し訳ない」と声を詰まらせた。西部さんと青山容疑者は20年来、窪田容疑者は10年来の付き合いだったという。【竹内麻子】【春増翔太、山本佳孝、土江洋範】

窪田容疑者、熱心な「信者」
 「口数が少なくて穏やかだが、内に熱いものを秘めている人だと思っていた」。西部さんが自殺直前に訪れていた新宿区のバーのママは、窪田容疑者の印象をそう振り返る。西部さんと窪田容疑者は1カ月に1度は他の仲間と連れ立って来店する常連だった。

 MXの関係者によると、窪田容疑者は局内でも「西部さんの熱心な信者」として知られ、討論番組「西部邁ゼミナール」を担当していた。番組には青山容疑者がゲスト出演することもあった。この関係者は「追悼番組も3月31日に放映したばかりだった。番組製作に携わるスタッフが事件を起こしていたことが信じられない」と話した。

 西部さんは最近の著書で「これまでに3度自死の準備に取り組んだが、予期不可能な事態で頓挫した」などと語っていた。捜査1課によると、窪田容疑者が自殺に使われたハーネスを用意し、青山容疑者がレンタカーを借りたという。【神保圭作】

【ことば】自殺ほう助
 自殺を決意している人に対し、道具や方法を提供するなど、自殺を容易にする手助けをすること。刑法202条(自殺関与及び同意殺人)に規定されており、法定刑は6月以上7年以下の懲役または禁錮。

691とはずがたり:2018/04/12(木) 16:02:47
なぬ!?イエローハットは右翼企業だったか。
オートバックスに回帰しないとあかんな。。

経済界「極右&ヘイト」ミシュラン発表!(前編) 
アパから出光創業者まで…歴史修正主義や極右、ヘイト思想に侵されている企業・経営者を判定する
http://lite-ra.com/2017/02/post-2888.html
2017.02.01

 安倍政権の下で、日本企業による歴史修正主義、排外主義が相次いで問題になっている。何度か本サイトでも取り上げてきたが、言わずもがな、日本企業によるヘイトスピーチやリビジョニズムの喧伝は極右思想と地続きにあり、国際的スタンダードから逸脱した“日本の恥”に他ならない。しかし、一般の消費者の視点からは、そうした企業のグロテスクな性格は覆い隠されやすく、残念なことに間接的にヘイトや歴史修正に加担してしまっていることもあるだろう。

 そこで今回は、歴史修正主義や極右思想をもっている、あるいはヘイト的行動に関与していると思われる8つの会社もしくは経営者をリストアップ。経営者や創業者らのヘイトや歴史修正などの総合的悪質性(極右度)と、安倍政権との関係も含めた政治力及び社会的影響力(影響度)を、それぞれ最大星5つで評価してみた。

 ちなみに、産経新聞社や青林堂など、極右ヘイト運動を牽引する“新聞・出版業界の恥垢”と呼ぶべき輩たちについては、該当企業があまりにも多すぎるので今回は割愛。別の機会に譲ることにしたので、あらかじめご了承いただきたい。

 それでは、企業経営者ウヨミシュラン、まずは前編の4社を紹介しよう。これだけでも、極右思想やヘイトがいかに色んな分野に広がっているかがわかってもらえるはずだ。(編集部)

……………………………

●アパホテル(アパグループ)
「南京大虐殺はなかった」と主張し核武装まで提言! 安倍首相の有力支援者は“極右のタニマチ”

極右度 ★★★★★
影響度 ★★★

 本サイトでも既報のとおり「南京虐殺はなかった」などと主張する元谷外志雄・アパグループ代表の歴史修正本が国際問題となっているアパホテル。この問題を受けアパはHPに“反論声明”を出して開き直りを見せているが、その詐術やトンデモについてはすでに詳しく解説したので過去記事をご覧いただきたい。

 だが、見方を変えれば、今回の問題となったトンデモ歴史修正本は、アパという企業の極右性をあらわす氷山の一角にすぎないとも言える。

 近年のアパといえば、2008年に始まり、田母神俊雄が航空幕僚長更迭のきっかけとなった「真の近代史観」懸賞論文の主催が有名だろう。総額賞金額は巨額の500万円で、実に今年で10年目を迎える。第1回の田母神以降も、“ナンチャッテ皇族芸人”こと竹田恒泰(第2回)、“尖閣ビデオ流出男”こと一色正春(第4回)、また政治家からも民進党の極右議員・松原仁(第6回)や、ネトウヨを地で行く杉田水脈(第7回)など、錚々たる(?)メンツにペンネームを冠した「最優秀藤誠志賞」(賞金300万円)を贈呈している。これぞ、アパがトンデモ歴史修正主義界隈の“タニマチ”と言われる所以である。

 また、元谷代表が取り組むのは、歴史修正運動だけではない。持論として「平時には米軍が核兵器を保持・管理するが、戦時にはこれらの核兵器を同盟国に提供して事実上核武装するという核抑止の新しいオプション」なる日本の核武装まで提言している(『謀略に!翻弄された近現代 誇れる国、日本。』アパグループ)。

 政界人脈にもぬかりない。元谷代表は同郷の森喜朗元首相と近しく、安倍晋三の秘密後援組織「安晋会」の副代表も務めた。ほか、私塾の「勝兵塾」の講師には、下村博文、今村雅弘、馳浩、原田義昭、片山さつき、佐藤正久、長尾敬などの極右政治家が多数名を連ねる。なかでも、森の子分格である馳浩と、一昨年「南京大虐殺や慰安婦の存在自体を、我が国はいまや否定しようとしている」と公言した原田義昭は、毎回のように勝兵塾月例会に参加していた。

「代表は日本の保守のオピニオンリーダーのお一人であり、安倍首相のビッグサポーターとして知られていらっしゃいますから」

 アパグループの機関誌「Apple Town」2月号の対談で、こんなふうに元谷代表をヨイショしたのは片山さつき。長年にわたって極右界隈に“資金”を投げ続けた実績も含めて「極右度」は★4つ、その歴史修正運動が自民党の中枢にも浸透していることから「影響度」を★3つとしてみた。今後もこの「安倍のビッグサポーター」の動向を注視せねばならないだろう。

692とはずがたり:2018/04/12(木) 16:03:08
●アリさんマークの引越社
“ブラック”だけじゃない、社員に「北朝鮮人は帰れ」のヘイト攻撃! 採用では部落差別も

極右度 ★★★★
影響度 ★

 赤井英和のCMで知られる「アリさんマークの引越社」(株式会社引越社)。グループ会社である引越社関東の現役社員からの告発で、長時間労働や残業代未払いはもちろん、引越し作業中の荷物破損や車両事故の損害を社員に弁償させるというとんでもない制度を敷いていたことが発覚。2015年のブラック企業大賞にノミネートされ、「アリ得ないで賞」も受賞した。

 だが、忘れてはならないのは、引越社関東はブラックであるだけでなく、卑劣なヘイトスピーチで社員を追い詰める“ヘイト企業”の側面が指摘されたことだ。

 追い出し部屋に異動された末、懲戒解雇された社員のA氏が、「FLASH」(光文社)2015年11月17日号で、引越社関東の「差別採用」の実情についてこう告発している。「研修では被差別部落出身者への露骨な差別が叩き込まれました。この会社は人間を人間とも思わない本当のブラック企業です」。実際、同社の管理職研修では、採用NGの対象として、「労働基準法に詳しい人」などの条件以外に、「三国人、ミツ、ヨツ」などの差別用語を使いながら、「韓国人」「朝鮮人」「被差別部落出身者」を採用しないように指導されることを、複数の社員・元社員が証言している。

 もともとA 氏は、2014年から羽田支店の営業専任職に就き優秀な成績を収めていた。だが、15年1月、営業車で交通事故を起こした際に、会社側から48万円の弁償金を請求されたことに疑問を感じ、組合に加入。団体交渉を行った。すると、会社側は突如、A氏を営業部からアポイント部に配置転換させ、その後、明らかに追い出し部屋であるシュレッダー係への配転を命じる。A氏は見せしめとして、一人だけオレンジ色の長袖シャツを着るよう強要されたという。

 しかも、この不当な配転に対し、A氏が東京都労働委員会に不当労働行為救済申立てを行うとともに、東京地裁に「配転無効」の訴えを起こすと、引越社はなんと懲戒解雇処分を通知してきた。A氏は解雇無効、地位保全の仮処分を申し立てた。すると、会社は解雇こそ撤回したものの、復職したA氏を信じられないヘイトスピーチで出迎えた。

 仕事は相変わらずシュレッダー係で、引越社がA氏に解雇を通知したときに張り出した、氏名と顔写真そして「罪状」なるタイトルで解雇理由が書かれた脅しの紙もそのまま。そして、A氏が仕事をするシュレッダー機の前には、A氏の写真の切り抜きに「北朝鮮人は帰れ」の文字が書かれた紙が貼られていたのである。

 A氏が言うように、ブラック企業は「人を人と思わない」ほど、社員を酷使し搾取する。その意味でも、A氏が被害にあったヘイトはやはりブラック企業との親和性の高さを物語っている。差別はマイノリティだけが直面する問題ではなく、労働者・生活者全体に関わる重大な人権問題であることを再認識する必要がある。アリさんマークの引越社には、一連の社員への不当な処遇に連なる民族・出自差別の悪質性から「極右度」★4をつけたい。

●イエローハット
創業者は日本会議系改憲団体にも参加、安倍応援の報道圧力団体“視聴者の会”スポンサー? 

極右度 ★
影響度 ★

 イエローハットといえば、カー用品チェーンを展開する東証一部上場企業。目印の黄色いカウボーイハットや、明るいイメージのテレビCM、Jリーグチームのスポンサーについていることもあって、“極右企業”のイメージが薄い人も多いかもしれない。

 しかし、イエローハットの創業者で、2008年まで相談役を務めた鍵山秀三郎氏はバリバリの右派、歴史修正主義者である。

 鍵山氏といえば、もともと「便所を磨けば心が磨かれる」をモットーにした掃除の啓蒙活動で知られるが、他方で「清掃」と称し、沖縄の基地運動で住民がフェンスに反対の意思表示を行ってきたものを撤去する運動を支援。また、日本会議の関連集会で講演し、フロント団体「美しい日本の憲法をつくる国民の会」の代表発起人や、「日本教育再生機構」の顧問も務めるなど、保守・極右陣営に積極的に食い込む存在だ。

693とはずがたり:2018/04/12(木) 16:03:34
>>691-693
 しかし、このイエローハット創業者について、とりわけ注目せねばならないのは、報道圧力団体「放送法遵守を求める視聴者の会」との関係だろう。「視聴者の会」といえば、TBS『NEW23』のアンカー・岸井成格に「放送法違反だ」と言いがかりをつける意見広告を産経新聞と読売新聞に出し、結果、岸井氏を番組降板まで追いやった団体。同会は、安倍晋三のヨイショ本『約束の日 安倍晋三試論』(幻冬舎)でデビューした自称文芸評論家の小川榮太郎事務局長を筆頭とする“安倍応援団”だが、鍵山氏はその「視聴者の会」の「共同呼びかけ人」のひとりとして中心的役割を担っているとみられる。

 本サイトは15年11月、「視聴者の会」にメールで質問し、鍵山氏またはイエローハット社が同会に資金を提供した事実があるか、質したことがあった。このとき同会事務局は、「資金提供者に関する詳細はお答えできません」と言葉を濁したのだが、ハッキリと否定しないところを見ると、この報道圧力団体の陰に鍵山氏がいる可能性は、やはり捨てきれない。

 現段階でイエローハットという会社じたいに明確な政治性や差別性は見えないので、極右度、影響度ともに★1としたが、創業者・鍵山氏が極右界隈とつながる人物であることは事実。今後の展開には要注意といえよう。

●出光興産
『海賊とよばれた男』では描かれなかった創業者の歴史修正と右翼殺人テロ礼賛

極右度 ★★★★★
影響度 ★★

 石油元売り業界第2位の出光興産。業界5位の昭和シェル石油との合併話が出光側の創業家の抵抗で泥沼化しているが、昨年末、その創業者である出光佐三氏(故人)をモデルにした映画『海賊とよばれた男』(原作・百田尚樹)が公開されたことは記憶に新しい。安倍首相も原作『海賊とよばれた男』は愛読書で、元旦には映画も鑑賞しに行ったという。

 しかし、この出光興産という企業、百田の小説では“社員への愛情で溢れる愛国企業”というふうに描かれているが、そもそも、出光といえば“定年なし、タイムカードなし、労働組合なし”が有名で、実際は労組をタブー化するブラック企業の典型例と指摘されることも少なくなかった。そして、百田が“憂国の士”として美化する創業者・佐三氏は、実のところ「日本はいかなる場合でも自衛の戦争」と断言する先の戦争の肯定派で、「現在は、憲法をタテにとって、つまらんことばかりをいっておる」「なんといったって、天皇中心の憲法ですよ」と主張する戦前回帰の改憲派(過去記事参照)。さらには、なんと右翼による殺人テロを大絶賛するほどの極右人士であったのだ。

 たとえば、佐三氏の四女で映像作家の出光真子氏がこう証言している。真子氏は出光家の強い家父長制のなかで常に父に怯え、学生時代の60年安保のときもデモに参加したことを言えなかったというが、他方で、同時期の浅沼稲次郎刺殺事件というテロについては、父・佐三氏がこう絶賛していたと自伝で綴る。

「一方、同じ年に起こった社会党委員長の浅沼稲次郎が、論壇で右翼の一少年山口二矢に刺殺された事件について、父は犯人の山口二矢をほめたたえた。そのときも、父と私はふたりきりでダイニング・ルームにいた。テーブルの向こうで、父は、私が女なのが残念でしょうがないといった様子で、男だったら彼を見習え、日本にも未だこういう若者がいたのだと、声を震わせている。父がこれほど激して人をほめるのを見るのは、私には珍しかった。
 どんな理由があっても、人を殺すのはよくないとこころの中で思ったが、私は黙っていた」(『ホワット・ア・うーまんめいど』岩波書店)

 まさに唖然とするほかない。ところが、こうした佐三氏の明確な極右性は『海賊とよばれた男』では完全にネグられ、お国のために身を粉にする熱血経済人に“毒抜き”されていた。しかし、佐三氏の遺志は、現在の出光興産にも脈々と引き継がれており、現在も労組がないばかりか、昭和シェルとの合併騒動では出光創業家が労組の有無を「企業文化の違い」として反対理由に挙げている。ここは、創業者・出光佐三の極端に右翼的なキャラクターを鑑み「極右度」を最大の★5とし、合併騒動の今後を見守っていくことにしよう。

(編集部/後編に続く)

694とはずがたり:2018/04/12(木) 16:04:02
JR東海かあ。。これは使わない訳には行かないのが残念なところやね・・

経済界「極右&ヘイト」ミシュラン発表!(後編)
JR東海からDHCまで…安倍政権と一体化して歴史修正主義や極右、ヘイト思想を撒き散らす企業経営者たち
http://lite-ra.com/2017/02/post-2889.html
2017.02.01

 歴史修正主義や極右思想をもっている、あるいはヘイト的行動に関与していると思われる会社や経営者をリストアップし、五つ星で評価する経済界ウヨ&ヘイトミシュラン。前編に続き、後編も4社を紹介しょう。超大企業のトップから極右で有名なあの企業まで。うんざりするかもしれないが、これが現実だ。

●JR東海
名誉会長は在特会のヘイトデモを擁護していた“安倍晋三のブレーン中のブレーン”

極右度 ★★★★
影響度 ★★★★★

 極右財界人といえば、やはりJR東海の“天皇”として君臨してきた葛西敬之代表取締役名誉会長を抜きには語れないだろう。しかも、葛西氏は安倍首相に近しい財界集団「四季の会」とその流れを汲む「さくら会」を主催する親米保守論客で、第一次安倍政権下の2006年には国家公安委員や教育再生会議委員に就任し、その後の首相再登板も猛烈に後押しした、安倍晋三の最大のブレーン。その政治力や、実に政権を介してNHKの会長人事すら左右するといわれる。

 事実、葛西氏は安倍が当時自民党の幹事長代理だった2005年、「Voice」(PHP研究所)で対談しているのだが、そのなかでも安倍に対し、思想面や歴史認識に関してこう助言していた。

「靖国神社の問題は日本人の『心』に関わる問題です。それを『国家と国家』の問題として扱うことが、そもそもおかしいのです」
「(前略)日本は、六十年前で足を止めている歴史観に揺さぶられる必要はない。われわれは六十年間、努力してきたし、実績も上げてきた。これからも努力していく。『私たちは将来の日中関係について、安定的であることをいちばん大切だと思っている』と、堂々と述べればいいのです」

 まるで、安倍の靖国神社に対する姿勢や、2015年の戦後70年談話などで繰り返している「未来志向」という名の“歴史忘却作戦”の元ネタかと見紛うばかりだ。そして、この安倍との対談から5年後には、親米反中を唱えるタカ派・葛西氏の極右性が、グロテスクな差別主義としてあらわになったこともあった。

 国家公安員委員会の記録によれば、葛西氏が委員であった2010年9月、定例会議のなかで、「極端な『民族主義・排外主義的主張』に基づき、『外国人参政権反対』などと訴える市民運動」(=在特会などのヘイト団体)の話題になった際、「『右派系』と言うより、『極右系』と呼称すべきなのではないか」と言った委員長に対して葛西氏が噛みつき、こうした旨の意見を述べたという。

「『極端な民族主義・排外主義』と言えるのか」
「これからはこのようないわゆる『声なき声』を取り上げる形でインターネットによる情報交換が出てくる。このグループについては、『極右』と呼ぶべきものではないと思う。(略)事前に、よく実態を知り、適正に評価することが大事なのではないかと思う」

 つまり、国家公安委員会委員として、完全な排外主義とヘイト運動に対し、極めて肯定的な発言をしていたのだ。ありえないとしか言いようがない。

 しかも、おそろしいのは、第二次安倍政権以降も葛西氏の安倍政権への影響力が衰えを知らないところだ。首相動静によれば、第二次安倍政権以降だけでも安倍首相と少なくとも36回は直接顔を合わせており、前述のように、NHK会長人事への介入も取り沙汰された。また、15年には日本会議のフロント改憲団体「美しい日本の憲法をつくる国民の会」の代表発起人にも名を連ね、いよいよ、安倍首相とともに戦前復古的な改憲へ邁進するらしい。「極右度」はトップクラスの★4、「影響度」は文句無しで★5とするのがふさわしいだろう。

695とはずがたり:2018/04/12(木) 16:04:19
●高須クリニック
ネトウヨを自認する院長の暴走がとまらない! ホロコーストの否定まで

極右度 ★★★★★
影響度 ?

 高須クリニックは「企業」という感じでもないが、院長の高須克弥氏の問題発言の連発ぶりを見ていると、やはりリストアップしておく必要があるだろう。

 熱烈な安倍政権の支持者である高須院長は、一昨年の安保法制の際もツイッターで〈平和ボケの若者を悲しく思います!〉と反対デモやSEALDsを攻撃し、韓国や中国に対しても「竹島くらい日本が制圧しちゃえばいいんだよ」「韓国の海軍なんてたいしたことないでしょ。自衛隊が本気を出せば制圧できる」「尖閣の上空を侵犯している中国の無人機だったら、警告をした上で撃ち落としてもいいじゃないの?」(「NEWSポストセブン」)と、タカ派丸出し。挙句の果てに、ナチスの賛美まで飛び出した。

〈ヒトラーは無私の人。ドイツ国民が選んで指示してた。ドイツそのもの。都合の悪いことは全部ヒトラーとナチスのせいにして逃げたドイツ国民はズルい!〉(原文ママ)
〈ドイツのキール大学で僕にナチスの偉大さを教えて下さった黒木名誉教授にお会いした。励まして下さった!嬉しい なう〉
〈ナチスはがんばる女性の支援に積極的でした。スポーツも振興してました。僕は変わってません〉
〈ナチスが消滅してもナチスの科学は不滅〉
〈南京もアウシュビッツも捏造だと思う〉

 ホロコーストの完全否定とは、社会的地位のある人間のセリフとは到底思えない“日本の恥”そのものだが、さらにはツイッターで「チョン」などと平気で口にするなど、差別意識も相当なもの。こうしたネトウヨ発言の連発には、さすがに高須院長の長男・力弥氏がツイッターで、〈高須クリニックのために院長が率先してマイノリティ差別をやめてください〉〈父は相手を挑発する目的で軽々しく差別語を発言する性格で、その点をなんとか改めてもらいたいと思っております〉と諌めるほどだった。

 しかし、この人はまったく反省する様子がない。最近もブログで、アパの歴史修正本問題発覚後に、恋人の西原理恵子氏とともにアパホテルに宿泊したことを報告し、〈書籍を撤去しないアパホテルの経営者を支援するのは日本人として当然のことだ〉〈早速著書熟読 何にも間違ってないよ 正しいことが書いてある〉と全面擁護している。

 このようにネトウヨ丸出しの発言を繰り返す高須院長の極右度は文句なしの★5。影響力のほうも、15年頃から極右オピニオン誌「正論」(産経新聞社)にもしばしば登場するようになって、ネタや冗談では済まなくなってきた。高須クリニックはテレビでもCMをガンガン流している有力スポンサーでもあり、テレビ朝日『報道ステーション』のスポンサーを安保法制反対デモの報じ方に怒って降りるという圧力行動も展開している。もしかしたら、そのうち影響力も★がどんどん増えてきたりするかもしれない。

●DHC
『ニュース女子』のスポンサーだけじゃない、会長は「似非日本人は母国に帰れ」と在日差別

極右度 ★★★★★
影響度 ★★★

 化粧品やサプリメントを主力商品とするDHC。今月はじめ、グループのCS放送局DHCシアターが制作する『ニュース女子』(TOKYO MX)の高江ヘリパッド建設工事デマ報道と、出演者が「のりこえねっと」共同代表の一人である在日3世の辛淑玉氏に対し「韓国人がなぜ反対運動に参加するのか」という人種差別にもとづく発言をして大問題に。続いて、DHCの公式販売サイトでは、吉田嘉明DHC会長が在日コリアンとその子孫に対する剥き出しのヘイトを吐き出した文書を「会長メッセージ」の名目で掲載していることも発覚。そこには、このような差別発言が連ねられていた。

696とはずがたり:2018/04/12(木) 16:04:29
〈本物、偽物、似非ものを語るとき在日の問題は避けて通れません。この場合の在日は広義の意味の在日です。いわゆる三、四代前までに先祖が日本にやってきた帰化人のことです〉
〈問題なのは日本人として帰化しているのに日本の悪口ばっかり言っていたり、徒党を組んで在日集団を作ろうとしている輩です。いわゆる、似非日本人、なんちゃって日本人です〉
〈私どもの会社も大企業の一員として多岐にわたる活動から法廷闘争になるときが多々ありますが、裁判官が在日、被告側も在日の時は、提訴したこちら側が 100%の敗訴になります。裁判を始める前から結果がわかっているのです。似非日本人はいりません。母国に帰っていただきましょう〉

 韓国や北朝鮮にルーツを持つ人たちに対して、「似非日本人」「なんちゃって日本人」と悪意をぶつけ、さらに“裁判所は在日を贔屓していて日本人が敗訴するようになっている”などと、なんの根拠もないデマを撒き散らし、挙句に“母国に帰れ!”と恫喝……。明らかに、差別を扇動するヘイトスピーチ、ヘイトクライムに他ならない。

 しかも、恐怖なのは、こうしたヘイト扇動をHPで展開しているだけでなく、このDHCという企業が有力政治家とも繋がっていることだ。吉田会長といえば、2014年に渡辺喜美(当時・みんなの党代表)に8億円もの供与を「週刊新潮」(新潮社)で暴露、大問題へと発展したことが記憶に新しいが、このとき、「渡辺氏を通じて安倍晋三首相にも接近しようとしていた」(「FACTA」14年5月号)とも報じられた。そして実際、吉田会長がオーナーを務めるDHCシアターの濱田麻記子社長は、もともと安倍首相の母・洋子氏と親しく、2010〜11年には下野時代の安倍と現・神奈川県知事の黒岩祐治のトーク番組『晋ちゃん&黒ちゃんのシンクロナイストーク』なる番組もつくっていた。沖縄をめぐる虚偽報道や、在日差別を繰り出すグループ企業が、こうして政界に深く食い込んでいるという事実は重いだろう。

 なお、DHCは『ニュース女子』を地上波で放送したTOKYO MXの最大のスポンサーでもある。「しんぶん赤旗」1月20日付によれば、MXの2015年(16年3月決算)での総売り上げ164億7000万円のうち、主な相手先としてDHCが23億5900万円(14.3%)で、2位以下を大きく引き離す1位。同紙は〈もはやDHC抜きのMXテレビはありえないほど、いびつな収益構造〉と指摘している。金で放送局を牛耳り、極右ヘイト番組をつくってテレビで垂れ流す。それがDHCのやり方らしい。極右度は文句無しの★5つ、影響度は★4つだ。

●フジ住宅
韓国人差別の“ヘイトハラスメント”で訴えられ、極右教科書の不正採択運動の疑惑も

極右度 ★★★★
影響度 ★★

 フジ住宅株式会社は大阪府岸和田市に本社を置く大手不動産会社。近畿圏でグループ会社とともに分譲マンションや賃貸管理などの事業を行っている。ホームページで掲げる企業理念のなかには、「国家のために当社を経営する」ともある東証一部上場企業だ。

 2015年、そのフジ住宅をめぐって、現役パート社員で在日コリアン3世の女性が、会社内でヘイトスピーチを記した文書を連日配布され精神的苦痛を受けたなどとして、フジ住宅と同社代表取締役の今井光郎会長を訴えた。フジ住宅では13年頃から、今井会長の名で、韓国や中国を批判する書籍や雑誌記事のコピーを社員に配布し、また、それを読んだ社員からの「(韓国人は)全般的に自己主張が強い、自分を有利にするための上手な嘘を平気でつく」などの感想文のコピーもほぼ連日配られていたという。その詳細は「紙の爆弾」(鹿砦社)16年1月号に掲載されたノンフィクション作家・朴順梨氏のレポート「『社内文書』訴訟 大阪「フジ住宅」で起きたヘイトハラスメント事件」に詳しい。

697とはずがたり:2018/04/12(木) 16:04:51
>>694-697
 記事によれば、13年5月、ある社員が今井会長に贈呈した『マンガ日狂組の教室──学校が危ない!!』(晋遊舎ムック)のカラーコピーが、パート社員女性を含む部署の全員に配布されたという。それはこんな内容だった。

〈日教組をいわゆる「自虐史観」の犯人とし、「金さん」という生徒が「強制連行はなかった。創氏改名も強制ではなかった」と語る。在日の存在を利用した上で、あたかも「日本の植民地政策は正しかった!」とでも言いたげな独善的な内容に彼女は、涙と吐き気が止まらなくなった〉

 しかも、その後も「慰安婦は高級娼婦」とする本を紹介する社員が現われたりとエスカレートしていった。15年1月、パート女性は会社に対して中国や韓国への差別的な内容を記した配布物をやめるよう改善を申し入れ、大阪弁護士会へ人権救済の申し立ても行ったが、こうした行為は止まらず、逆に会社は退職推奨まで行い、その頃から会社側から嫌がらせ的なこともされたという。さらに提訴の直後には「社内資料に『恩知らず』『相談する相手を間違えた人』と、私を批判する社員の意見が会長名で配布されました」(同記事より、パート女性の証言)という。

 このレポートを読む限り、フジ住宅では、ヘイト本を使った社員へのハラスメント行為が行われていたようにしか思えない。しかも、このフジ住宅をめぐる裁判にはもうひとつ、パワハラ案件が関わっている。実は、フジ住宅には「新しい歴史教科書をつくる会」の流れをくむ育鵬社の歴史教科書採択運動に社員を半ば強制的に動員した疑惑があり、女性はその精神的苦痛も受けていたのだ。

 実は、15年の大阪市教委の採択会議では市民アンケートの結果として、育鵬社教科書に肯定的な意見が約7割を占めていた。育鵬社の中学校教科書の全国シェアが歴史、公民ともに約5〜6%(16年度)であることを考えても極めて異常だが、「週刊金曜日」16年2月26日号に掲載された市民団体「子どもたちに渡すな!あぶない教科書大阪の会」の伊賀正浩氏の報告によれば、育鵬社側から情報を受け取ったフジ住宅の今井会長が「数多くの教科書アンケートを記入していただければ、育鵬社に採択される可能性が高くなる」と社員に呼びかけ、勤務時間中に社用車で展示会場を回ることを推奨し、未記入のアンケート用紙を最低1232枚持ち帰らせて記入、投函させていたという。さらに同誌16年4月29日号では、この不正疑惑を巡るフジ住宅の内部文書の存在も明かされている。

 こうした社員への“ヘイトハラスメント”の告発や、歴史修正教科書の採択運動への会社ぐるみによる関与疑惑を考えて、極右度を★4つ、影響度を★2つとした。

………………………

 いかがだっただろうか。経営者によるむき出しのヘイトスピーチに歴史修正主義の拡散、さらに極右議員たちとつるんだり、極右の教科書採択運動にまで関与するという、この国の“極右ヘイト企業”の危うさを紹介してきたつもりだ。しかし、こうした事案は、氷山の一角にすぎない。というのも、この記事で紹介したのは極端な例であって、他にも企業経営者のなかには、与党の有力政治家たちと結びついて自らの利権を強めようとするなかで、自民党右派の極右思想や歪曲された歴史観にかぶれてしまうケースがかなり多いからだ。

 今後も本サイトは「日本の恥」である差別や歴史修正を振りまく企業を徹底的に追及していくつもりだ。会社からのヘイト攻撃や異様な極右体質に悩まされている人は、泣き寝入りせず、ぜひとも情報を提供していただきたい。

(編集部)

698とはずがたり:2018/04/14(土) 23:19:22
クソウヨばっかりだ。。

【安倍第3次改造内閣】 相変わらずの日本(にっぽん)会議と神道(しんとう)政治連盟所属議員だ。
https://blog.goo.ne.jp/tonsan2/e/1e1c94bc0275dc29766e03f6f2f1f26a
2017年08月04日 05時14分49秒 | 日記
8月4日(金)

699とはずがたり:2018/04/15(日) 22:17:27
保守系の人とツイッターで議論したが興味深かった。
劣化して行く,というか議論がどんどん専門化して行くので多くの事象に素人になっていくので議論を通じて考えを深めていく必要があるんだろうけど,世の中はどんどん忙しくなって時間なくなってツイッター的な脊髄反射的な反応がメインの社会になっていく。。

https://twitter.com/tohazugatali1/status/985471527066845184
とはずがたり
@tohazugatali1
その他 とはずがたりさんが加藤AZUKI@「忌」怖い話Echo怪談をリツイートしました
先程の加藤さんの「安倍政権が右派」というより「排他性利己主義的有権者の増加が安倍政権を安定維持している」という感じというご指摘もこの「成熟する程に劣化していく民主主義の限界」の文脈で理解出来そうですね。とはずがたりさんが追加

加藤AZUKI@「忌」怖い話Echo怪談
@azukiglg
返信先: @azukiglgさん
【有能】 民主主義に則ると有能な人材は輩出されにくいらしい 【無能】http://togetter.com/li/401562
【熟成と】 成熟するほどに劣化していく民主主義の限界について 【劣化と】http://togetter.com/li/488745


3:54 - 2018年4月15日

700とはずがたり:2018/04/21(土) 11:01:19
新極右「オルト・ライト」も結局は低迷
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180420-00010006-newsweek-int
4/20(金) 19:18配信 ニューズウィーク日本版

カウンター勢力の活動と相次ぐ暴力沙汰で急失速
「ハイル、トランプ!(トランプ万歳)」――男は部屋を埋めた聴衆にがなり立てた。「国民万歳! 勝利万歳!」

孤独なオタクをのみ込む極右旋風

16年11月、米大統領選がドナルド・トランプの番狂わせの勝利に終わって程なく、リチャード・B・スペンサーは、ワシントンで白人至上主義者たちに熱弁を振るっていた。スペンサーは、白人ナショナリズムの新極右勢力「オルト・ライト」の名付け親とも言われている論客だ。

ネットに拡散された演説の模様は、多くのトランプ批判派が最も恐れていたシナリオを裏付けるものに思えた。トランプの登場が人種差別主義の極右勢力を勢いづけ、社会の主流に押し上げたように感じられた。

それから約1年半。3月のある日、スペンサーはミシガン州立大学で演説したが、聴衆の数はワシントンの演説よりはるかに少なく、スペンサーも意気が上がらないように見えた。

「真の運動になるには、今のような生みの苦しみを乗り越えなくてはならない」と、スペンサーは述べた。会場の外では、支持者が反差別活動家に数で圧倒されていた。

この日、最も衝撃的だったのは、そこに誰が来ていないかだった。まず、講演の実現に尽力した弁護士のカイル・ブリストウの姿が会場になかった。ブリストウはこれに先立ち、運動からの離脱を表明していた。

さらにスペンサーの盟友で、しばしばポッドキャストでユダヤ陰謀論を展開していたマイク・ペイノビッチ(通称マイク・イノク)もいなかった。やはり盟友のエリオット・クライン(通称イーライ・モズリー)は、イラク戦争への従軍に関して嘘を述べていた疑いが2月に報じられて以降、公の場に現れていない(クラインは本誌の取材要請に返答していない)。

スペンサーの演説を拡散する上で大きな役割を果たしてきたネオナチ系ウェブサイトのデイリーストーマーも、この講演を取り上げることを拒んだ。代わりに、映画のアカデミー賞を嘲笑する記事を大きく載せた。

<潮目が変わった昨年夏>

オルト・ライトはつまずき、社会の主流に受け入れられるには程遠い状況に見える。運動は内部分裂し、ネット上での存在感も小さくなった(ツイッターなどのオンラインサービスが、差別的な書き込みを理由にオルト・ライト系アカウントを凍結したためだ)。反差別活動家との暴力的な衝突により、マイナスのイメージが染み付いたと指摘する論者もいる。

白人至上主義は分裂するのが普通
昨年8月の時点では、状況はまるで違って見えた。バージニア州シャーロッツビルで行われた白人至上主義の集会「右派団結」には、1000人もの白人男性が集まった。

しかし、大勢の反差別活動家も現地に駆け付け、両者の間で小競り合いが起きた。そして、極右思想の持ち主である20歳のジェームズ・フィールズが自動車で群衆に突っ込み、抗議に来ていたヘザー・ハイヤーの命を奪ったとされる。大半の主流メディアはこの事件に衝撃を受け、共和党政治家もほとんどがオルト・ライトと距離を置くようになった。

逆風はまだ続いた。昨年10月には、スペンサーがフロリダ大学を訪れた際に起きた発砲事件で、支持者3人が殺人未遂で逮捕された。同じく10月にテネシー州で行われた集会は、抗議グループの半分しか参加者を集められなかった。

701とはずがたり:2018/04/21(土) 11:01:32
>>700

32歳だった白人女性、ケイト・スタインルの死をめぐる問題も見落とせない。スタインルは15年6月、不法移民のメキシコ人男性が発砲した銃の流れ弾に当たって死亡したが、男性は裁判で無罪になった。

その評決に抗議してネオナチと白人至上主義者がホワイトハウス前に集まり、スペンサーやペイノビッチのようなオルト・ライトの大物たちもスピーチをした。選挙中のトランプが事件に言及したこともあり、オルト・ライトが勢力を誇示する場になっても不思議ではなかった。

しかし、集まった白人男性は20人ほど。大勢の反差別団体のメンバーから抗議の声を浴びせられた。結局、30分もたたずに警察に導かれて退散する羽目になった。メディアでもほとんど取り上げられなかった。

反対派によれば、オルト・ライトは新しい運動ではなく、さまざまなヘイトグループが名称を変えたものにすぎない。シャーロッツビルの出来事は、一過性の例外だったというわけだ。

「歴史的に見て、白人至上主義の運動はばらばらに分裂するのが普通」だと、ヘイトグループを監視する名誉毀損防止連盟(ADL)のカーラ・ヒルは言う。「彼らはシャーロッツビルで『右派団結』集会を開いたが、そもそも彼らが本当に団結したことなど一度もない」

いわゆるアンチファ(反ファシズム)の抗議活動家は、最近のオルト・ライト失速は自分たちの功績だと主張する。『アンチファ――反ファシスト・ハンドブック』の著者マーク・ブレイによれば、白人至上主義者はトランプ政権1年目の終わりまでに、公共の場での組織的動員が不可能になった。

シャーロッツビルとその後の集会は、この種の活動が必然的に逮捕、抗議、内紛につながることを示したと、ブレイは言う。「私は慎重ながらも楽観的だ。近い将来、アンチファについて語る必要もなくなるだろう」

増加する過激派の暴力
武力衝突も辞さないアンチファの抗議運動は有効だったと認める意見は、極右の間にもある。ネオナチ団体「伝統主義労働党」の共同創設者(3月に党指導部から引退)マット・パロットは、あるオルト・ライト系フォーラムにこう書き込んだ。

「アンチファは......(主流派のリベラルが)できなかったことをやってのけた。オルト・ライトの半分以上を道路や公共の広場から追い出し、意気消沈させ、無力化した」

スペンサーも3月11日に投稿した動画で、大学当局とアンチファの抗議のせいで予定の演説を続けるのが困難になったと認め、運動方針を全面的に再考せざるを得なくなったと言った。「正直、厳しい状況だ」

<暴力事件は増えている>

それでもオルト・ライトは自分たち自身の言動が勢力拡大を阻んでいる可能性を認めたくないようだ。シャーロッツビルで催涙ガスと唐辛子スプレーを使用した容疑で自宅軟禁中のクリストファー・キャントウェルは昨年末、自身が運営するポッドキャストにデイリーストーマーの技術担当責任者アンドルー・アウェンハイマーを招いた。

ポッドキャストでアウェンハイマーは、シャーロッツビルの事件後にデイリーストーマーが閲覧不可になったことへの報復として、ユダヤ人殺害を示唆した。彼の言論の自由を検閲している(と本人が思っている)ユダヤ人支配層に対し、アウェンハイマーは言った。

「われわれが平和的に反対意見を唱えるのを許さないのなら、残された選択肢はおまえたちを殺すことしかない。おまえたちの子供らや家族全体もな」

実際、オルト・ライト絡みの暴力事件は増えている。17年は1970年以降で過激派の暴力事件による死者が5番目に多かったと、ADLは今年、発表した。しかも殺人事件の59%は、極右によるものだったという。

善良な白人保守派の運動参加を重視するオルト・ライトの指導者は、こうした暴力事件に狼狽しているようだ。論客の1人ブラッド・グリフィンは先日、アウェンハイマーを非難。おかげで自分たちが危険視され、当局ににらまれていると主張した。

テキサス州のライター兼アンチファ活動家キット・オコンネルは、「追い込まれたネズミ」の暴発を懸念しているという。新参者のオルト・ライトが永続的な政治運動を確立するという夢を諦め、代替手段として暴力に走る可能性だ。

追い込まれているかどうかはともかく、専制主義的な白人のユートピアというオルト・ライトの夢はまだ生きている。白人至上主義団体「アイデンティティー・エウロパ」は、テネシー州ナッシュビルで開かれた3月10日の集会にスペンサーの演説の3倍の聴衆を集めた。

それでもスペンサーが3月11日の動画で認めたように、全体的に見ればオルト・ライトは苦戦している。「われわれは今、悪戦苦闘に近い状態にある。勝利は簡単に手に入らない」

<本誌2018年4月24日号掲載>

702とはずがたり:2018/04/23(月) 21:42:34
八幡の毎度の低レベルな政権擁護も其れが何だ?だよ

安倍政権vs野党、低レベル論戦に失望 八幡和郎氏が緊急寄稿「それが何だ?と言いたい」
https://www.iza.ne.jp/kiji/politics/news/180413/plt18041320140020-n1.html?obtp_src=www.iza.ne.jp
2018.4.13 20:14

703とはずがたり:2018/04/24(火) 22:16:26
こんな頭の悪い奴だったとはねえ

【ケント・ギルバート ニッポンの新常識】安倍首相は解散総選挙で「国民の信」を問え 財務省解体含む官僚機構改革を公約に
https://www.zakzak.co.jp/soc/amp/180421/soc1804210001-a.html?__twitter_impression=true
2018.4.21

704とはずがたり:2018/05/07(月) 22:57:42
内閣府がアパグループの歴史修正主義活動を「公益目的事業」に認定! 森友加計と同様、安倍首相のサポーターに忖度か
http://lite-ra.com/2018/05/post-3986.html?utm_source=onesignal&utm_medium=button&utm_campaign=push
2018.05.01

705とはずがたり:2018/05/30(水) 23:31:11
マクロン仏大統領、国家主義を攻撃 米議会での演説で
http://www.bbc.com/japanese/43902965
2018年04月26日

フランスのエマニュエル・マクロン大統領は25日、米議会の上下両院合同会議で演説し、国家主義と米国単独主義を非難した。

マクロン氏は、国家主義的、米国単独主義的政策は世界的な繁栄に対する脅威だと述べた。

同氏の言葉は明示的ではないものの、ドナルド・トランプ米大統領の掲げる米国第一主義的政策に対する事実上の攻撃だと広く解釈されている。

マクロン氏は演説で「自由と寛容さ、平等な権利」を掲げる米国とフランスの「壊すことのできない絆」を称賛しつつ、国際貿易やイラン問題、環境問題などでも立場の違いを鮮明にした。今回の訪米で見せてきたこれまでの温かい愛想のよさとは対照的だった。

同氏はこの議会演説で、3分間のスタンディングオベーションを受けた。

マクロン大統領はトランプ大統領と緊密な関係を築いており、同氏は今回の訪米で、トランプ政権下で初めて国賓として迎えられた海外指導者となった。

ただ、マクロン氏の言葉は、両大統領が全ての課題で合意しているわけではないことを示した。

同氏は米国単独主義や孤立主義、国家主義は「恐怖に対する一時的な救済策として魅力的に思えるかもしれない。しかし、世界への扉を閉ざしても世界の進歩は止まらない。それは市民の恐怖をなくすのではなく、あおるのだ」と述べた。

BBCのジョン・ソープル北米編集長はツイッターで、「『我々は単独主義や孤立主義、国家主義を選択できるが、それは市民の恐怖をあおるだけだ』。この言葉は、マクロン氏からトランプ氏への、明示的でないが事実上の非難だ」と述べた。



706とはずがたり:2018/07/01(日) 22:30:15
思想というのも烏滸がましい人権ネタだが

二審もまとめサイト運営者敗訴=在日女性への差別的表現―大阪高裁
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180628-00000065-jij-soci
6/28(木) 16:17配信 時事通信

 インターネット上の投稿をまとめたサイト「保守速報」の差別的な表現で精神的苦痛を受けたとして、在日朝鮮人のフリーライター李信恵さん(46)が運営者の男性に2200万円の損害賠償を求めた訴訟の控訴審判決で、大阪高裁(江口とし子裁判長)は28日、男性に200万円の支払いを命じた一審大阪地裁判決を支持し、双方の控訴を棄却した。

 
 江口裁判長は保守速報について「人種差別、女性差別に当たる内容を含む記事が多数存在している。不法行為は複合差別に根差すもので非常に悪質」と指摘。「記事掲載が執拗(しつよう)に繰り返され、多大な精神的苦痛を被ったと認められる」と判断した。

 判決によると、保守速報は2013年7月から約1年間、ネット掲示板「2ちゃんねる」の李さんに関する投稿を引用するなどした記事を掲載した。

707とはずがたり:2018/07/07(土) 22:00:21
主張が"打倒左翼"しかない"オタサーの姫"
ネット右翼から熱狂的な支持を獲得
政治・社会 2018.6.13 #自民党 #ネット右翼
文筆家 古谷 経衡
http://president.jp/articles/-/25408

708とはずがたり:2018/07/07(土) 22:49:13
別に趣味に善し悪しがあるけど趣味は各個人にとって大事な物だからそれでいいじゃないかと思う俺はどうでも良い事に拘泥する哲学はバカげてる様に思える。哲学の唯一の解明すべき課題は何故自分は自分であるのかと云ふ事の様に思えるがヴィトゲンシュタインの誰かの理解がなんか似た様な事云ってた気がするが良く憶えてない。

ヒューム「趣味の基準について」:「趣味が良い」ってどういうこと?
http://blog.livedoor.jp/humeanstudent/archives/26357033.html
2018年05月18日 06:01

 早速だが、ヒュームが前提するように、趣味の多様性というものは疑いえないだろう。ゴダールやロメールを愛する「シネフィル」もいれば、ハリウッドのアクション映画を熱狂的に好む「シネフィル」もいる。かくして生まれるのが、カントも指摘した趣味のアンチノミーである。すなわち、趣味の主観性(趣味は主観的なものであり争いえない)と趣味の客観性(趣味にはよしあしがある)の対立である。じぶんの趣味を馬鹿にされると、「それが俺の趣味だ!」と怒る人も、別の場所では「あの人って趣味が良いよね」って言っていたりするかもしれない。我々はどこかじぶんの趣味は不可侵のものであるとかんがえつつ、良い趣味の存在をみとめている。この「ばかげたパラドックス」をいかに解決するか。これは主観性と客観性の対立をめぐる実践的な問いである。これは、18世紀の哲学者たちの主要な問いであったし、客観的真理というかんがえそのものが白眼視される現在においてもおなじだろう。

 さて、ヒュームはいかにこの問題に取り組んだか。まずは彼のエッセイ「趣味の基準について」の議論の構造を把握してみる。常識はふたつのことをおしえる。いっぽうで、「趣味について争うことは無意味」であり、たほうで、「明らかにばかげた趣味が存在する」とおしえるのだ。懐疑哲学が前者を支持することや、美は対象に喚起される感情に過ぎないと譲歩しつつ、ヒュームは後者の立場を支持する。つまり、「趣味のよしあし」が存在することを論証しようとするのである。彼の議論の出発点は「趣味のよしあし」である。さて、「趣味のよしあし」が存在すると主張することは、「趣味はそれぞれ平等である」という主張の放棄である。それは、趣味を良い悪いにわける客観的基準があることを含意する[1]。

709とはずがたり:2018/07/11(水) 13:39:10


2018/07/09
地震と豪雨から考える、大阪で進む「分断」と「衰退」
投資をケチり続けた日本を象徴する光景
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/56462
前川 真行 大阪府立大学准教授
1967年生まれ。京都大学経済学部卒業。同大学院経済学研究科博士課程単位取得退学。現在、大阪府立大学高等教育推進機構 准教授。専門は思想史。共著に『社会的なもののために』など。



真の「貧困」は覆い隠される
近代建築とは、災害に対する抵抗であり、安全の追求である。日本においてそれはとりわけ耐震性、そして不燃性の飽くなき追求の歴史としてあった。それは鉄とコンクリートによる都市の再構築であり、郊外化とは都市計画を通じたその実現であり、つまりは密集の解消だったはずなのだ。

今回の地震は、こうした面での、戦後の建築学および建築技術の達成を証言している。たしかに阪神淡路の地震とのエネルギー量の違い(およそ30分の1程度?)はあるにせよ、われわれはこの課題を高い水準で達成している。歴史的にみるならば、その成果に疑いの余地はない。

事実、ブロック塀倒壊による死者の事例も、もはや抗しがたい災害の結果としてではなく、防げたはずの事故として、私たちに悔恨を強いている。私たちが十分に真面目でなく、賢明でなかったがゆえの人災として、私たちは後悔している。

だが、それがもはや「天災」ではないのならば、そこには理想的な「自然状態」は訪れない。災害の被害は誰もに等しく訪れるわけではない。そして歴史はむしろそのことを教えてくれている。

結果として、災害の共同体の幻想、つまり真に平等に訪れる不幸という幻想を支えるには、ますます人類史的な規模の、つまりは終末論めいた巨大災害のイリュージョンが必要とされるだろう。

そしてまるでそれを補完するように、善良なる庶民たちの連帯という紋切り型のイメージが召喚される。ボランティアとの心温まるふれあい。しかしそれは豊かさのなかに取り残された「貧困」であることを忘れてはならない。そのイメージが悲惨なものであってはならないのは、それが都市と都市圏の「貧困」を覆い隠さねばならないからだろう。

「緊縮」によって沈み込む大阪
大阪はデトロイトやピッツバーグといった、北米の工業都市と似たところがある。東京と比べると、この街は長きにわたってインナーシティ、旧都市周辺部に貧困を囲い込んできた。だからこそ、インフラおよび社会資本投資はこの町にとって重要な意味を持っていたはずなのだ。

だがバブルの崩壊によって、オリンピック誘致の夢は無残に潰え、企業誘致とイベント型開発をミックスした湾岸および旧郊外地区の開発計画は水泡に帰した。その後、財政健全化を名目に「リベラル」なメディアの先導で公務員バッシングが大々的に進められる。

それは、もともと十分とはいえない社会資本投資からの撤退であったことはいうまでもない。政治現象としては、国鉄解体の反復でもあれば、長期停滞の日本を予告するものでもあった。アメリカでも見られた人種主義との結託によるバックラッシュの隠蔽という性格もそこにはあったこともつけ加えておく。

710とはずがたり:2018/07/11(水) 13:39:30
>>709
橋下徹が大阪府知事となったのは、こうした状況のもとである。彼はこの傾向を、いっそう過激に劇場化し、メディアは与えられた餌を貪ることになる。

異様としか言いようのない興奮が「大阪」を包んだ。それはすでに大阪の歴史に深く刻み込まれていた亀裂をさらに深く、深刻なものとした。いわゆる同対法の終焉は、その象徴であったにすぎない。

こうした状況のもと、降って湧いた大規模な金融緩和策は、規制緩和によって進められていた大阪の変容を加速する。大阪はこのとき、自己目的化していた熱狂に与えるべき意味を再発見する。

東京に遅れて、おずおずと開始されていた都心回帰は、ほとんど無軌道ともいえる再開発として本格化した。堆積地に広がる商業、そして工業地区には、低層の集合住宅のなかに高層のタワー型マンションが林立する奇妙な景観が出現している。

それはまるで「輝く都市」(とは註 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%BC%9D%E3%81%8F%E9%83%BD%E5%B8%82 )の残酷なパロディのようにもみえる。それは規制緩和と民営化、さらには公有地売却とともに進められた民間デベロッパーによる都市再開発が生み出した都心回帰の景観である。

そしてこの震災にあって、大阪が選んだふたりの首長のうち、ひとりはメディア・アピールに余念がなく、もうひとりはその所在すらあきらかではなかった。後者に至っては「リベラル」なメディアはひとつまみの批判も加えていない。たしかにそれは震災にあっても変わらない、いつもの大阪の日常であった。

公共事業が「課金都市」となった
一週間がすぎて、ようやく北の「大阪」の、郊外直下型地震の、深刻ではないが、だからといって軽微ともいえない被害も少しずつ明らかになってきた。ようやく動き始めたモノレールからは屋根を覆ったブルーシートがいまだに目を引く。

そして、いま、建物の亀裂や天井からの雨漏り、はたまたエレベーターの不具合、さらには管理費用の増額や保険の申請など、私たちはすでにこの「災害」を日常の延長のなかで受容し始めている。

…すでに国家は、みずからに課してきた役割を放棄しはじめている。もはやそれは公共事業からの撤退というにとどまらない。いまやそれは公平無私かつ中立的な裁定者という地位の放棄にまで及んでおり、この地震の直前に起きた政治的、そして行政的スキャンダル、つまり縁故資本主義(クローニー・キャピタリズム)と国会提出文書の意図的な操作は、その陰惨なカリカチュアであった。

この間、大阪は獲得した「自由」を謳歌し、東京から招かれた植民地総督に、公共施設と公有地の売却を委ねてきた。それは図書館や公園に加え、地下鉄やバスといった移動のためのインフラにも及んでいる。もとより私鉄とともに成長した都市圏である。郊外に住むならばなおのこと、退職はたちまち移動の制限へと直結する。そして、いまやそれは生活のあらゆる局面へと拡大しようとしている。

福祉国家からの撤退とは、税金から課金というシステムへの転換である。大阪は課金都市として「再生」しようとしている。すでに公園はその運営が情報産業に委ねられた。次には水道というライフラインの、さらには人生そのものへの課金が予定されている。

IR、Integrated Resortとはこの都市が選択した未来であり、そこでは公共が民間に委ねたあらたな「課税」の在り方が予告されている。これがいま、私たちが建設しようとしているユートピアである。…

711とはずがたり:2018/08/25(土) 13:52:44

正体を隠して活動する日本会議の「カルト性」
菅野完
https://hbol.jp/173398
2018.08.24

712とはずがたり:2018/09/09(日) 20:00:21
筑波大も酷いの飼ってるなあ・・。

昔マル経が肩で風切ってた頃は今我々が正論主義者に嫌悪感抱く様に嫌悪感をもたれてたんかな。

俺は左翼だからマル経の方が哲学あるし右派は醜悪だと思うんだけど。

2018.9.4 11:00
【正論】
歴史には「進歩」も「必然」もない 筑波大学大学院教授・古田博司
https://www.sankei.com/life/news/180904/lif1809040007-n1.html

2018.2.15 11:00
【正論】
なぜ親方は101人もいるのか、なぜ首相は平昌五輪開会式に行ったのか…国家を強くする「常識」を持とう 筑波大学大学院教授・古田博司
https://www.sankei.com/column/news/180215/clm1802150006-n3.html

713とはずがたり:2018/09/25(火) 09:14:32

2018年09月11日21:59
ネトウヨはなぜ安倍晋三を熱狂的に支持するのか
http://blog.livedoor.jp/ntuy_hyakka/?p=2

小泉政権、麻生政権の時も熱狂的な支持者は一定数存在したが、ここまで熱狂的な支持者がいる総理大臣は最近では彼くらいだろう。

特に第二次安倍政権が始まった頃から、SNSには「安倍信者」と呼ばれる熱狂的な安倍支持のネトウヨが増えている。

彼らはなぜそこまで安倍晋三という人間に熱狂的になるのだろうか。

一言でいえば、「自己投影しやすいから」だと考える。

自己投影というのは心理学では「自分の嫌なところを他人に重ねて見ること」をいうが、今回の記事では自己投影を「他人を自分と同一人物だと思い込むこと」という意味で使用する。

自己投影でよくあるパターンが、漫画やアニメに登場する主人公と自分を重ねることで、10代の頃は誰もが経験したことがあるのではないだろうか。

自己投影する対象はあまりに自分とかけ離れすぎたキャラクターは不向きである。

漫画やアニメでも自己投影しやすいように、どこにでもいるような平凡な人物が主人公になっている場合が多い。

例えば「ドラえもん」ではのび太が主人公なわけだが、これが出木杉君だったら途端につまらない物語になるだろう。

安倍晋三に関して言えば、彼はいわゆる完璧人間、エリートタイプではない。

確かに総理大臣を祖父に持ち、天皇家とも遠縁にあるなど名家の生まれだが、国会議員や官僚に多い東大、慶応、早稲田出身というわけでもないし、国会での答弁はお世辞でもスマートとは言えない。

家柄を除けば、割と平均的で知り合いなどに1人はいそうなタイプに見える。

しかしながら彼の場合、これが功を成していると言える。

家柄も良くて、高学歴で、国会での答弁もスマートで、何もかも完璧に見えたら、自分たちとは別次元の人に感じるどころか、

むしろ日本という国においては嫉妬の対象になりやすい。

彼の隙があるところが、熱狂的な支持者を作り出す上でプラスに働いているのだ。

さらに、彼もネトウヨと同じ二元論者であるということを忘れてはならない。

彼は過去にこのようなツイートをして、左翼嫌いを鮮明にしていたし、国会答弁でも堂々朝日新聞を批判しており、好き嫌いがかなりハッキリしているタイプだ。

もちろん選挙というのは基本的には与党と野党の戦いになるのだが、政治に興味がある国民は少数派だし、更に本当に政策を理解している国民はもっと限られてくるので、善と悪の対立構造にした方が分かりやすく効率的だ。

安倍政権は自分たちの邪魔をする勢力は悪で、自分たちはその悪を退治する善というイメージづくりに成功している。

ネトウヨもまた二元論者なので、悪を倒すという大義名分ができるわけだし、悪を一緒に倒すという一体感も生まれる。

更に、自己投影する対象は自分の「憧れ」や「果たせなかった夢」を託せる人物であることも大事なポイントだ。

彼らが安倍晋三に憧れている部分は何といっても「長期政権を築いている総理大臣=強い権力者」という部分だろうが、

「1度は退陣したものの、再び総理大臣の座に就いた」という経歴もより彼らが自己投影したくなる要素なのだと思う。このエピソードはネットデモで感動秘話としてよく取り上げられている。

今は報われない自分もいつかは報われる、そんな希望を安倍晋三に託しているのかもしれない。

714とはずがたり:2018/09/26(水) 22:16:19
桜井もなんか捏造してたよな

『朝日』元記者・植村隆裁判で西岡力氏が自らの「捏造」認める
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180926-00010000-kinyobi-soci
9/26(水) 10:15配信 週刊金曜日

「慰安婦」問題否定派の旗手である麗澤大学客員教授の西岡力氏――。彼の論考や発言は、国家基本問題研究所理事長の櫻井よしこ氏をはじめ、右派言説の論理的支柱となり、影響を与え続けてきた。その西岡氏が9月5日に東京地裁で尋問に答えた内容は、彼らに失望と嘆息を与えるかもしれない。西岡氏が、いくつかの重要部分について「間違い」を認めたからだ。

 東京地裁では、元「慰安婦」記事を「捏造」と記述され名誉を傷つけられたとして、元『朝日新聞』記者の植村隆・韓国カトリック大学客員教授が西岡氏らを相手取り、損害賠償などを求めた訴訟が2015年1月から続いている。

 植村氏は1991年8月、韓国での「慰安婦」問題に取り組む市民団体への取材やその聞き取り調査に応じた女性(のちに記者会見で名乗り出た金学順さん)の録音テープを聞いてスクープし、同年12月にも証言を記事化した。

 西岡氏は、植村氏の記事に対し、『週刊文春』2014年2月6日号で「名乗り出た女性は親に身売りされて慰安婦になったと訴状に書き、韓国紙の取材にもそう答えている。捏造記事と言っても過言ではありません」とコメントした。

 しかし、尋問で「そう訴状に書いてあるのか」と問われると、「記憶違いだった」と間違いを認めた。金さんの記者会見を報じた韓国『ハンギョレ』新聞の記事を著作で引用した際、「私は40円で売られて、キーセンの修業を何年かして、その後、日本の軍隊のあるところに行きました」という、元の記事にない文章を書き加えていることを指摘されると、「間違いです」と小声で認めた。

 西岡氏はまた、元「慰安婦」の証言集は読んでおりながら、「挺身隊」名目で「慰安婦」にさせられた韓国人女性の証言は「覚えていない」とし、自らの主張と異なる最新の調査・研究結果も読んでいないと答えた。

(佐藤和雄・ジャーナリスト、大学非常勤講師、2018年9月14日号)

715とはずがたり:2018/09/26(水) 22:16:45
『朝日』元記者裁判が結審
櫻井よしこ氏の「捏造」攻撃のウソ明らかに
中町広志|2018年7月26日10:30AM
http://www.kinyobi.co.jp/kinyobinews/2018/07/26/antena-289/

「私は捏造記者ではありません」と訴える植村隆さん。(撮影/編集部)

元『朝日新聞』記者の植村隆氏が櫻井よしこ氏と新潮社らを名誉毀損で訴えた裁判が7月6日、札幌地裁で結審した。2016年4月に審理が始まってから開かれた口頭弁論は延べ12回だった。

この日、植村弁護団は111ページ、8万2000字に及ぶ「最終準備書面」を提出した。同書面のハイライトは、「本人尋問によって明らかになった被告櫻井の杜撰な調査実態等」と題したパートだ。櫻井氏はどのような取材、調査、確認作業を行なって執筆したのか。植村氏への「捏造」攻撃には正当な根拠があるのか。それらを前回弁論(3月23日)の本人尋問で問い質した結果明らかになった重要な事実が、15ページにわたって詳しく列記されている。主なものを紹介すると――。▽櫻井氏は植村氏や重要な関係者の取材を一切行なっていない▽「慰安婦」だった金学順さんの「訴状」の引用の誤りを繰り返した▽金さんの記者会見の内容と「慰安婦」となった経緯も正確に把握していない▽単なる想像に基づいた記述を行ない、本人尋問にも不合理な供述内容がある▽「慰安婦」問題の講演で架空の話を作り上げた過去もある。

櫻井氏は本人尋問で、誤りやミスをほとんど認めていた。同書面はそれらの発言を次々に引用しながら、「捏造」攻撃のウソを指摘し、その根拠を完全に崩した。

法廷では植村氏と伊藤誠一弁護士(弁護団共同代表)が最後の意見陳述を行なった。植村氏は、「私はもう一度、大きな声で訴えたい。私は捏造記者ではありません」と力をこめ、伊藤弁護士は「被告櫻井は、ジャーナリストとして最も基本的な営為を怠ったことが明らかになった」と語った。

判決は、11月9日午後3時半に同地裁で言い渡される。もうひとつの植村裁判東京訴訟も大詰めを迎えている。9月5日、植村氏、被告西岡力氏、元『週刊文春』記者の3人の尋問が終日行なわれる。

(中町広志・フリー、2018年7月13日号)

716とはずがたり:2018/10/01(月) 12:11:07

ネット右翼に足を引っ張られた佐喜眞候補【沖縄県知事選挙 現地レポ〜敗北の分析】
https://news.yahoo.co.jp/byline/furuyatsunehira/20181001-00098867/
古谷経衡 | 文筆家/著述家
10/1(月) 5:30



 今回、敗北を喫した佐喜眞氏の敗因は何だったのだろうか。佐喜眞氏は「対決から対話へ」を掲げ、辺野古移設については積極的推進の立場を明確にせず、むしろ経済振興や子育て政策を重点的に主張した。

 前述した2月の名護市長選挙に於ける渡具知武豊氏の勝利の方程式を踏襲した格好である。中でも「県民所得300万円目標」など、なるほど具体的とも言える政策もあった。

 しかしながら私は、佐喜眞氏の敗因は、佐喜眞氏自身は当然のこと、その「外野」にこそあると分析している。「外野」とは何か。それは翁長前知事が健在であった時代から、反翁長(反オール沖縄)の姿勢を鮮明にして、主にネットやCS放送局などを利用して勢力を高めてきた在沖縄のネット右翼活動家達のことだ。

 断って置くが、彼らは佐喜眞選対には一切入っていない。勝手連的に今回の知事選挙で佐喜眞氏を応援していた人々である。彼らは、中央(東京)のCS放送局やネットニュース番組等を行き来し、または保守系論壇誌、あるいは沖縄のコミュニティFM等を活用して、「善意」で以て佐喜眞氏を応援した。

 彼らは、那覇、沖縄、豊見城、うるま、宜野湾、名護など県下公民館などを貸し切り、私が確認しただけで都合50回以上に及ぶ小集会や、ビラ配布、那覇市内等に於ける街宣行動を頻繁に繰り返した。

 9月13日に今回の沖縄県知事選挙が告示されると、彼らは勝手連的に佐喜眞氏への投票を訴え、併せて「玉城デニー陣営から威嚇、暴力的行為を受けた」などとSNS上で訴え続けた。

 これに賛同するネット右翼的傾向を持つユーザーが次々と彼らのツイートを拡散して、「玉城はパヨク」「玉城は売国奴」「玉城は中国の工作員」等というレッテルと共に、恒常的にそれらのリツイートは毎回500〜1,000近くになる勢いとなったのである。

 前述した小集会では、「地元新聞・TVによる世論誘導選挙、中国の沖縄侵略隠しを訴える」という横断幕がほぼ毎回会場に掲げられた。

 ここで重要なのは、地元新聞とは「琉球新報、沖縄タイムス」の二紙を指すと言うこと。また「中国の沖縄侵略」ではなく「沖縄侵略隠し」を訴えているという点で、極めて陰謀論的世界観である。

 つまり、沖縄に於いて中国の侵略が現に行われて居るが、「琉球新報、沖縄タイムス」の二紙がそれを故意に隠している、という主張を繰り返したのだ。



しかし前述した在沖縄のネット右翼活動家らや、及び全国に存在するネット右翼の、「善意による」佐喜眞氏への勝手連的な応援は、沖縄の有権者に佐喜眞氏への親近感を高めるどころか、却ってマイナスの材料になったのではないか?と私は観ている。

 彼らは口々にこう絶叫した。
「玉城デニーが知事になったら、沖縄は中国にのっとられます」
「玉城デニーが知事になったら、中国の工作員が沖縄を破壊します」

 このような、トンデモ陰謀論とも思える連呼とセットに佐喜眞氏を応援することで、常識的な感覚を持った有権者の多くは、むしろ佐喜眞氏へのネガティブイメージを持つに至ったかもしれない。



 こういったネット右翼が叫ぶトンデモ陰謀論的世界観は、中央(東京)から放送される一部の極端に偏向したCS番組や保守系論壇誌、あるいはネットニュースの中で俎上にあがるだけで、実際には「保守」「ネット右翼」という自閉した巨大なサークルの中でしか通用しないジャーゴン(組織内言語)に他ならない。

 だから、在沖縄の街頭で行なわれたこのような叫びやSNSでの拡散は、沖縄の有権者にとってノイズとしてしか認識されなかった。

 彼らが「なんかトンデモな人たちが佐喜眞氏を応援している」という印象を与え続けたのなら、これは佐喜眞陣営にとって痛打以外の何物でも無い。



717とはずがたり:2018/10/01(月) 13:20:45
ネトウヨだったのかw
今回はよくリツイート流れてきてたけど立派な若者に育ってなによりだ。

「日本ではない国に行けば」 翁長知事の息子が投げかけられた言葉
父に続き政治家となった彼は、何を感じているのか。「沖縄保守」への思いを聞いた。
https://www.buzzfeed.com/jp/kotahatachi/onaga-takeharu
2018/09/30 20:01
籏智 広太 BuzzFeed News Reporter, Japan
瀬谷健介 BuzzFeed News Reporter, Japan

「実は僕、学生時代は『ネトウヨ』だったんですよ」

そうBuzzFeed Newsの取材に語るのは、翁長雄治(31)。那覇市議になって1年が経つ、新米の議員だ。

父親は、前沖縄県知事の翁長雄志。沖縄県名護市辺野古の米軍基地建設への反対を貫きながら、2018年8月8日、任期中にすい臓がんで死去した。

雄志は長年、自民党に所属して沖縄県連幹事長も務め、「沖縄の保守勢力」であることを自認していた。しかし、辺野古への米軍基地建設を巡って中央の自民党政権と激しく対決し、那覇市長の座を辞して県知事選に立候補した。

祖父は那覇市と合併した旧真和志市の市長。伯父は県議と副知事を歴任した。雄治は4人きょうだいのうちでただ一人、政治家となった「3代目」だ。

その雄治から見た、沖縄の保守とは何か。

ーーなぜ、「ネトウヨ」だったんですか?

高校生の時は、柔道が大好きな普通の少年でした。沖縄を離れて関東の体育系大学に進んだため、部活以外にやることがなかった。基本的にすごく引きこもり体質なので、家から出たくない。家にいると、ずっと携帯しか見ないんですよ。

携帯でネットを見ると、当時政権の座にあった民主党がやることは全部悪いんだ。自民党は全て正しいんだ。そうでない議員はみんな「在日」なんだ、という情報がたくさんあった。

そして、ネットで見かけるそういう主張に、だんだん魅せられていった。「在日」が何たるかもよく知らないまま、外国人が日本人になりすましている、みたいにすら感じていました。

まだ「ネトウヨ」という言葉がない頃だったのですが、実際には自分では何も分かっていない、何も考えていないのに、こういう主張を一方的に受け売りすることこそが、「保守的な思想」だと思い込んでいたのです。

ーーどうして、そこから父と同じ道へ?

ネット上で翁長雄志が叩かれているのを見かけるようになったんです。

父が基地の辺野古移設に反対するようになってからです。「国策、米軍基地に反対するやつは反日左翼テロリストだ」と。

ただ僕には、父親への果てしない信頼感があったんです。うちの親父は沖縄のために人生を過ごしていましたし、悪いこと、恥じる事は何もしていない。だからこそ、こういう叩かれ方はおかしいと思ったんですね。

この頃から、政治家を志すようになってきた。そして沖縄に戻り、実際に基地問題を見て、住んでいる人たち、生活する人たちを見て、考え方が変わってきた。

ーーお父さんから、何か政治について言われたこともあるんでしょうか

父から政治について教わったことは、ほとんどありません。

うちには、政治は家業じゃないという家訓があります。僕も那覇市議選に出る時、母親に反対されました。

父にも、立候補を自分で選んだのならば仕方ないとは言われましたが、市議になったあとに相談しても「自分で考えろ」と言われました。



718とはずがたり:2018/10/02(火) 10:20:05
議論を拒否して逆ギレ気味に休(廃)刊して議論の公器としての抛棄の暴挙を許した新潮社の無責任は重い。

「新潮45」休刊に追い込んだ“張本人”の超厳戒講演会を直撃
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/238307
投稿日:2018/09/27 14:50

「LGBTは生産性がない」という“トンデモ作文”を寄稿し、老舗出版社「新潮社」の看板雑誌である「新潮45」を休刊に追い込んだ杉田水脈衆院議員。責任を感じておとなしくしていると思ったら大間違い。きのう(26日)も東京都内で開かれた講演会に出席して持論を展開すると聞き、日刊ゲンダイ記者が会場を直撃した。

 杉田氏の講演会を主催したのは「channel AJER」というサイト(運営会社は埼玉・戸田市)。ホームページを見ると、小川榮太郎や藤岡信勝といった「ガチガチの保守系」といわれる人物が登場している。驚いたのは、杉田氏の講演会タイトルが「国連人種差別撤廃委員会参加報告会」だったことだ。LGBTの「差別」を平然と口にする杉田氏が一体、どのツラ下げて「差別撤廃」を言うのか。ギャグ漫画のようなテーマだ。早速、会場に向かった。

 会場の東京・千代田区のビルでは、講演会が始まる前から、4〜5人の取材陣が待ち構えていたのだが、主役の杉田氏本人は隠れるように裏口からこっそりと会場入り。それならばと、主催者に講演会の取材を申し込んだところ、「定員は60人でもう満員になってしまったので参加できない」と完全拒否だ。だが、会場に出入りする人を数えると、多く見積もってもせいぜい20人程度。とても60人とは思えなかった。

 そこで、講演会の終了後、会場から出てきた杉田氏を直撃しようと試みたのだが、講演会の参加者らしき連中が「壁」をつくり取材を妨害。「LGBT差別を許さない」とプラカードを掲げていた人の写真を撮影し、「抗議をやめろ」と怒鳴るなど、まるでヘイトスピーチの集会そのもの。会場周辺は騒然となり、そのスキに杉田氏もコソコソと逃げるようにして立ち去ったから唖然ボー然だ。

 杉田氏の差別発言が掲載されてから2カ月以上経つが、問題は沈静化するどころか周囲を巻き込んで、どんどん悪化している。その原因は、いつまで経っても表舞台に出てこない杉田氏自身にあることは明々白々。国民の前に堂々と出てこられないような人間をいつまでも国会議員にさせていてはダメだ。

719とはずがたり:2018/10/08(月) 00:21:22
めっちゃ興味深いぞ。ネトウヨとオン排含めても5%位なのに80%ぐらいに感じる(;´Д`)

ネトウヨ像覆す8万人調査 浮かぶオンライン排外主義者
https://www.asahi.com/articles/ASLB37DGLLB3UCVL01V.html
河村能宏2018年10月7日05時40分

http://tohazugatali.web.fc2.com/politics/ASLB37DGLLB3UCVL01V.png
ネット右翼とオンライン排外主義者

 「ネット右翼」はどのくらいいて、どのような人たちなのか。その実像に迫ろうと、8万人規模の過去に例のない大規模調査が行われた。ネット右翼と呼べる人たちは全体の1・7%だったほか、これまで語られてきたネット右翼像とは異なるタイプの「オンライン排外主義者」が3・0%存在することも浮かび上がった。

 ネット右翼とは一般的に、保守的・愛国的な政治志向を持ち、中国や韓国などの近隣アジア諸国に対して排外的な言動を行う人を指すことが多かった。規模は小さいとされるが、膨大な情報を生み出すことから、その影響力に注目が集まっている。一方で、ネット右翼の担い手がどんな人たちなのかについて実証的に検証したケースは少なく、多様なネット右翼像が流通しているのが現状だ。

 東北大の永吉希久子准教授(社会意識論)らのグループが東日本大震災以後の人々の社会活動の変化を調べようと、昨年12月に「市民の政治参加に関する世論調査」を実施。ネット調査会社を通じて20〜79歳の東京都市圏に住む約7万7千人の男女にアンケートをした。その際、ネット右翼について調べるための質問も盛り込み、永吉さんが実証的な検証を試みた。

靖国公式参拝、憲法九条の改正、学歴や雇用形態など、アンケートで尋ねた項目から「ネット右翼像」に迫ります

 アンケートでは、「靖国公式参…

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720とはずがたり:2018/10/08(月) 12:04:49
院政期〜鎌倉期の貴族階級好きの俺としては現代の天皇家は権門としては物足りないし戦争責任を取らなかった天皇家ってイメージだったけど今上陛下は口惜しいけど象徴としてのお勤めの中に今何をなすのが日本・国民・皇室にベストかをバランス良く考えてるかが滲んで居て自然と敬愛をせざる得ない。凄いわ。

もう一寸歳取ってたら昭和天皇の行動からも色々読み取れたのかもしれんね。責任取るにしても適当な譲位相手居なかったようだし。。

ネトウヨ氏は靖国に参拝しないで高麗神社に参拝http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1226053946/550-551する今上帝に切れてるようだが,皇室のバランス感覚を理解出来ないのであらう。

天皇皇后は反日左翼!
https://togetter.com/li/1153153

721とはずがたり:2018/10/09(火) 14:27:31
【教育勅語】「同胞を大事に」「親孝行」でも普遍性がない理由
志葉玲 | フリージャーナリスト(環境、人権、戦争と平和)
https://news.yahoo.co.jp/byline/shivarei/20181005-00099413/
10/5(金) 12:07


安倍政権において、教育勅語を再評価しようという動きがある。今回の柴山文科相の発言の他にも、当時、防衛大臣であった稲田朋美氏は昨年3月8日の参院予算委員会で、

「私は、その教育勅語の精神であるところの、日本が道義国家を目指すべきである、そして親孝行ですとか友達を大切にするとか、そういう核の部分ですね、そこは今も大切なものとして維持をしているところでございます」

出典:2017年3月8日参院予算委員会での稲田朋美氏の発言
 と発言している。また安倍政権としても、同年3月31日、「憲法や教育基本法等に反しないような形で教育勅語を教材として用いることまでは否定されることではない」とする答弁書を閣議決定している。

〇主権者である国民に対し、道徳の押し付けはできない
 こうした安倍政権の教育勅語を容認する言説・政府答弁は、日本国憲法の理念に反するものだ。というのも、日本国憲法は国民主権をその基本原理としているが、これに対し、教育勅語は、当時の絶対君主であり「現人神」であった天皇が臣民に道徳を押し付けるというものだからだ。日本の教育史学研究者による「教育史学会」は、昨年5月に発表した声明文で以下のように指摘している。

 教育勅語は、「朕」と自称する明治天皇が「臣民」に道徳の規準を下す形をとっていること自体が、今日の主権在民の日本国憲法と相容れないものである。

出典:教育史学会の声明
〇「親孝行」等の部分だけの切り離しはできない
 また、教育勅語では「親孝行」であろうが、「友達を大切にしよう」であろうが、各々の部分を切り離すことはなく、それらの道徳観は全て「皇運扶翼」、つまり臣民が天皇のため、命をもささげることへ収斂されていくものなのだ。

〇「全員野球内閣」というより「ほぼ全員日本会議内閣」
 教育勅語は、柴山文科相が言うような「アレンジした形で、今の道徳などに使える」ものではない。どうしても道徳教育がしたいのなら、日本国憲法の理念に沿う別個のカリキュラムをつくるべきである。教育行政のトップである文科相の発言は、責任重大であり、柴山文科相の資質も今後の国会で問いただされることになるだろう。

 だが、問題の本質は、今回の内閣改造が「全員野球内閣」というより、「ほぼ全員日本会議内閣」であるということだ。日本会議は、日本最大級の保守系団体で、安倍晋三首相や麻生太郎財務大臣との関係が深い。今回の第4次安倍改造内閣では、日本会議の活動を支援する議員連盟「日本会議国会議員懇談会」に加盟歴のある閣僚が、19人中14人なのである(関連情報 https://www.jcp.or.jp/akahata/aik18/2018-10-04/2018100401_01_1.html )。…

722とはずがたり:2018/10/10(水) 09:54:50
杉田,たいしたことは書いてない(特にハレーション起こそうと書いてる感じでは無い)けどそれだけに子供を産まないから社会的に保護する価値なしとさらっと書いてしまっててどうやったらPC適合的かを理解してないっぽい。。
不妊治療にカネ出すけどLGBTが住みやすくするってのを故意に関連づけてるにも問題で住みやすくってのは家借りたり家単位で税金をみたりとそういう所であってそれは女性が色々な面で苦労する日本という面とも関係してくるけどそういうのを一切無視してて,まあ普段からひどいこといってるからこれを機会にたたいとこって自業自得の面があって杉田もそれが判るからこのていどのことで謝ってたまるかと思うし,謝ったら負け,突っぱねるが勝ちの安倍政権の態度ともシンクロしているということか。

2018年07月22日11:58
カテゴリ読んだ本・雑誌・記事etc
杉田水脈著『「LGBT」支援の度が過ぎる』を全文書き起こす(転載歓迎)
http://blog.livedoor.jp/skeltia_vergber/archives/51543955.html

723とはずがたり:2018/10/18(木) 17:32:33
解説付きでお届け。

https://twitter.com/electionshow17/status/1052818717808029697
/03式柴犬型決戦兵器\
@sbinnn21

国民はすっかり行かなくなったな。候補者一本化とかを考えているのだろう

20:17 - 2018年10月17日
2019 政治決戦ウオッチ
@electionshow17

おっと常連の羽田まで行ってない2019 政治決戦ウオッチさんが追加

0:08 - 2018年10月18日


靖国参拝、衆参議員の71人 秋季例大祭に合わせ
https://www.asahi.com/articles/ASLBL2QVCLBLUTFK001.html
2018年10月18日10時43分

 超党派の「みんなで靖国神社に参拝する国会議員の会」(会長=尾辻秀久・元厚生労働相)の衆参議員71人が18日朝、秋季例大祭が開かれている東京・九段北の靖国神社に参拝した。

 自民党の加藤勝信総務会長(前厚労相)や森山裕国会対策委員長のほか、安倍内閣の政務三役では磯崎仁彦経済産業副大臣や大西英男総務政務官らが参加した。

 内訳は自民68人、日本維新の会1人、希望の党1人、日本のこころ1人。参拝後に会見した尾辻氏は、参拝しなかった安倍晋三首相について「(今後)お参りがあることを願う」と述べた。

724とはずがたり:2018/10/19(金) 16:32:38
学生運動にかぶれたやつをかぶれた感じが嫌だったとかいってるけど自分も恥ずかしいウヨ思想にかぶれて本当に冷静に周りが見えてない。
こんなのが自衛隊のトップではまたインパールとかやりかねん。自衛隊は先の大戦から一体何を学んだのか?

あれから10年 田母神俊雄が語る「田母神論文事件とは何だったのか?」
https://www.excite.co.jp/News/society_g/20181019/Bunshun_9361.html
文春オンライン 2018年10月19日 07時00分

2008年10月に起きた「田母神論文事件」から10年。現役航空自衛隊トップが公にした論文「日本は侵略国家であったのか」は政府を巻き込んだ大問題に発展し、田母神氏は辞任へ。一体、あの事件は何だったのか。そして“異端の軍官僚”田母神氏の「思想」の源泉とは? 近現代史研究者の辻田真佐憲さんが伺います。(全3回の1回目/ #2 、 #3 へ続く)

――田母神さんの論文「日本は侵略国家であったのか」は、アパホテルで知られるアパグループが主催する第1回「真の近現代史観」懸賞論文で最優秀賞を受賞しました。現役自衛官、しかも空自のトップである航空幕僚長が〈我が国が侵略国家だったなどというのは正に濡れ衣である〉といった論を公にした衝撃はまさに「事件」と言うべきものでした。あれから10年…今回のインタビューでは「田母神論文」の内容を検証するのではなく、なぜ田母神さんがこうした論文を書くに至ったか、その「歴史観」がどのように形成されたのかをお伺いしたいと思っています。

■自衛隊幹部普通課程で出会った渡部昇一先生の本
――人間が持つ歴史観や思想には必ず読書体験が関わってきます。田母神さんの場合、これに影響を受けたとすぐに思い浮かぶ本は何でしょうか。

田母神 本と言えば亡くなられた渡部昇一先生の本から多くの影響を受けています。30歳の頃に出会った『ドイツ参謀本部』。渡部昇一先生の本です。当時私は市ヶ谷にある自衛隊幹部学校に入校(自衛隊では自衛隊の学校に入ることを入学とは言わず入校という)していました。幹部普通課程という、当時は3ヶ月半くらいのコースがあったんです。自衛隊に入って7、8年経てばみんな交代で入るようなコースなんですけど、そこで教官がいろんな本を紹介するわけです。その中にあったのが『ドイツ参謀本部』。…でも私は不勉強でしてね、その時、渡部先生の専門が言語学だということも知らなかった。ただ単にこれは軍人が読むべき本だと思っていました。そこからこれを書いた渡部先生というのはどんな人だろうと本を渉猟しました。…

ベストセラーになった『知的生活の方法』はもちろん、『日本史から見た日本人』の古代編、鎌倉編、昭和編。私は渡部先生にすっかりハマりまして、私たち仲間内のグループにお招きして講演していただいたこともありました。30代はまさに渡部昇一を読んで過ごしていたようなものです。

――田母神さんは元々理系で、福島県立安積高校でも理系クラスだったんですよね。

田母神 そうです。高校に入ったのが昭和39年、東京五輪の年。日本が高度成長に入ろうとしていた頃で、身近なところでいうと家電の業界が華やかに見えたんですね。それで技術者になりたいと漠然と思っていたんです。ところが親戚に自衛官がいたこともあってか、父が「お前は防衛大学校に行け」と。それに反抗することもなく、まあ自衛官の道に入ったわけです。

■私の原体験「共産党はバカだから」
――防衛大学校時代の話をもう少しお伺いします。入学されたのが昭和42年、1967年のことですから、防大時代に70年安保運動が起きていますよね。同世代の学生が安保反対を唱えている様子を、田母神さんはどのように眺めていたのでしょうか。

田母神 何を騒いでいるんだ、バカだなって思って見てました。夏休みに帰省すると、普通の大学に入った高校の友達と会いますよね。すると、たった3ヶ月大学に行っただけで、やれマルクスがどうしたとか言うやつがいるわけです。私はちょっとカチンときて、「なんだお前、因数分解もできなかったのに、よくそんなことがわかるな」って言ってやりましたよ。

――なんでカチンときたんでしょうね。

田母神 かぶれてる感じがいやだった。私は昔から、左の共産主義的考えに毒されることはなかったから余計に。うちの父はいつも「共産党はバカだ」って言っていた。なんでかと言うと、実家の近くに町議会議員にいつも立候補する共産党の人がいたんですよ。…

選挙に出ると必ず落ちるんだけど、必ず出る。いつだったか聞いたんです、父に。「あの人は、なんで落ちるのがわかっているのに選挙に出続けるんだ」と。その答えが「共産党はバカだから」。これは、私の原体験といえば、原体験なのかもしれませんね。

725とはずがたり:2018/10/19(金) 16:32:59
>>724
■防大4年のときに「三島事件」を体験した
――防衛大学校時代では、1970年に起きた「三島事件」。…軍隊ごっこみたいに言う人も当時いたと思うんですが、…このころの防衛大学校校長はどなたでしたか?

田母神 猪木正道さんです。…

――猪木正道さんは『正論』などでも執筆活動され、保守論壇の大御所という感じがしますが、一方で民社党を支持する論者でもありました。田母神さんが学校で見た猪木さんの印象はどういうものでしたか?

田母神 ちょっとリベラルだなという感じは、当時から受けていましたね。たとえば「イギリスでは国防省の軍人は制服を着ないんだ。だから自衛隊も防衛庁の中では制服を着ないほうがいいんじゃないか」という話を猪木さんがされるのを聞いた覚えがあるんです。私はそれは違うんじゃないかって反発してしまいましたね。あと、猪木さんの三島事件に対する評価にショックを受けました。

――どんな評価だったんでしょうか。

田母神 事件が起こるまで猪木さんは三島を絶賛していたはずなんです。私たち学生の前でもそういう話をしていたように思います。ところが、あの事件後、評価がコロッと変わったんです。三島由紀夫はとんでもないやつだ、と。私は学生ながらに「学校長、人ってそんなに変われるもんですか」と思ってしまいましたよ。あれは、けっこうショッキングでした。

■「プロレスラーに飛び掛かるバカはいない」
――最近ですと陸上型イージス、イージスアショアに防衛予算を支出することが問題にもなりました。田母神さんは…日本がアメリカ製のものばかり買うことに批判的なことを書かれていましたよね。

田母神 イージスアショアについて言えばね、これはお金が無限にあれば必要な兵器だと思いますが、自衛隊の予算の現実から、日本は攻撃力を持たないまま、これ以上守りを固めるのは優先順位が間違っていると思います。戦争に巻き込まれないためには日本は攻撃力を持たなければなりません。そもそも世界の空軍というのは、主体が攻撃力。戦闘機、爆撃機の攻撃力です。ところが日本の場合、航空自衛隊は守りに偏った空軍で、その割合は守りが8割、攻撃が2割といったところ。そうなると自然と、攻撃についてはアメリカに依存せざるを得なくなる。これではアメリカの国家戦略の思うがままですよ。自衛隊の戦力発揮がアメリカに依存する構造が強化されて、自衛隊の自立が出来ません。
自衛隊の自立が出来なければ日本国の自立はできません。日本が今持つべきは攻撃力です。相手を攻撃する能力がなければ抑止力になりません。…

田母神 戦争って結局「金儲け」のためにやるものなんですよ。でも北朝鮮の場合、アメリカや日本に向けてミサイル撃って戦争を仕掛けても、儲からないことは目に見えている。そんなことしたら、北朝鮮は余計締め上げられるだけなんです。アメリカだって同じ「金儲け」の論理から北朝鮮を先制攻撃しないわけです。なぜかというと、北朝鮮があったほうがアメリカの国益に資するから。ああいう「ならず者国家」があるから、世界にはアメリカが必要だろうと。イージスアショアが必要だろうと。北朝鮮という国は、アメリカにとって武器を販売するための「理由」になっているんです。

■「安全保障的リアリズム」は、いつ頃から身についた?
――そういったある種の「安全保障的リアリズム」は、いつ頃から身についたと思われますか?

田母神 自衛隊にいる間になぜ戦争になるのか、戦争の原因などを考えることが多くあります。もちろん自衛隊幹部学校における教育も影響しているとは思います。基本的に幹部学校で自衛官の教官から教えられるものは戦術、戦法、指揮、統率といったものが多いのですが、そのほかの外交とは何たるかといったあたりは外部招聘の講師の話を聞いて学ぶことが多かった。自衛隊の実務と学校教育を通じて自分なりの戦争観が出来上がっていったと思います。40歳を過ぎるころには今のような考えになっていたと思います。

――どんな講師の方が来たか覚えていますか?

田母神 それはやっぱり渡部昇一先生がいて、田久保忠衛先生もいらっしゃいましたね。あとは、経済学者の加藤寛先生、内橋克人先生等を覚えております。各省庁の役人の課長ぐらいの人もけっこう来ていましたね。外務省の大使経験者も何人かおられたと思います。

――その頃、新聞はとっていましたか?

田母神 上司から「産経新聞をとったらどうだね」と言われて購読してました。それ以来、産経は読んでいますね。月刊誌としては『正論』を読むようになりました。

――拘置所の中で産経が読めなくて困ったという話が著書にありますが。

田母神 あれには参った。仕方がないから読売で我慢した。…

726とはずがたり:2018/10/23(火) 10:37:02
2017-05-19
経産省「次官・若手ペーパー」に対する元同僚からの応答
http://hirokimochizuki.hatenablog.com/entry/response.meti

経済産業省の「次官・若手プロジェクト」によるペーパーが話題になっていた。私自身、新卒時に同省で働いていたのだが、このペーパーの作成に私の(個人的に親しい)同期なども関わっているようだ。

不安な個人、立ちすくむ国家 ?モデル無き時代をどう前向きに生き抜くか? 平成29年5月 次官・若手プロジェクト | 産業構造審議会総会(第20回)‐配布資料 | 経済産業省

さて、全65頁にわたる本ペーパーを一読し、私はその内容をどう理解したか。いろいろと書いてあるが、それほど複雑な資料ではない。根本的なメッセージは「我々はどうすれば良いか」と題された最後のパートにあるp51のスライドに集約されている。

「社会の仕組みを新しい価値観に基づいて抜本的に組み替える」とあるが、3つのポイントを改めて書き起こす。

一律に年齢で「高齢者=弱者」とみなす社会保障をやめ、働ける限り貢献する社会へ
子どもや教育への投資を財政における最優先課題に
「公」の課題を全て官が担うのではなく、意欲と能力ある個人が担い手に(公共事業・サイバー空間対策など)

何が言われているか。それぞれについて、同ペーパー中にて提供されている様々なコンテクストを加味しながらわかりやすく噛み砕くとこうなる。

1.高齢者の数がどんどん増えるなかで、高齢者に対する社会的支出(年金、医療、介護など)が大きくなりすぎており、財政を持続不可能にしている。同時に、まだ働く能力があるにも関わらず、一定の年齢を基準に「高齢者」と認定され、それによって年金などの社会的支出の対象となっている人々が存在している。したがって、後者の人々に働いてもらうことで、高齢者に対する社会的支出の絶対量を抑制し、財政の持続可能性を高める。
2.社会的支出の多くは高齢者に対して支出されており、現役世代や子どもたちに対しての支出が少なすぎる。後者は将来的にペイする「投資」であり、したがって高齢者への支出を減らしてでも、現役・子ども世代への支出を増やすべきである。
3.「公的な課題」の増加と多様化に対して、国だけが対応するのは無理である。国が財政措置などで「公的な課題」の全てを解決しようとするのではなく、意欲と能力ある個人により多くを任せるべきだ。それが個人の生きがいにもつながる。

上記をざっくりまとめ直すとこうなる。

"高齢者の増加によって国に生活保障される「弱者」が増えすぎており、このままでは財政的にもたない。高齢者への支出を削ってでも若者に投資すべき。高齢者への対応含め、公的課題の全てを国の責任とするのは現実的ではないので、人々が国を介さず自分たちの手で解決できる領域をできるだけ広げていきたい。"

で、こういった考え方を2つにまとめるとこうなる。

①「緊縮(=財政の縮小)」

②「世代間対立(=財政の投資化)」

このスタンス、この社会像に私は反対する。

このペーパーを読んで、私は今年の2月に少し話題になったある出来事を思い出した。それは、上野千鶴子氏が中日新聞紙上で述べた内容がきっかけとなってインターネット上で巻き起こった議論のことである。私はそのときも以下の記事で上野氏に対する反論を書いていた。

私が当時まとめた上野氏の主張は以下の通りである。

日本は今転機にある。最大の要因は人口構造の変化。
人口を維持するには自然増か社会増しかない。自然増は無理だから社会増、すなわち移民の受け入れしか方法がない。
したがって、日本には次の選択肢がある。「移民を入れて活力ある社会をつくる一方、社会的不公正と抑圧と治安悪化に苦しむ国にするのか、難民を含めて外国人に門戸を閉ざし、このままゆっくり衰退していくのか。」
「移民政策について言うと、私は客観的に無理、主観的にはやめた方がいいと思っています。」世界的な排外主義の流れがあり、さらに日本人は単一民族神話を信じているから多文化共生には耐えられない。
結局自然増も社会像も無理だから「日本は人口減少と衰退を引き受けるべきです。平和に衰退していく社会のモデルになればいい。」
「日本の場合、みんな平等に、緩やかに貧しくなっていけばいい。国民負担率を増やし、再分配機能を強化する。つまり社会民主主義的な方向です。ところが、日本には本当の社会民主政党がない。」
日本の希望はNPOなど「協」セクターにある。様々な分野で問題解決してる。人が育ってきている。
憲法改正論議についても心配していない。 日本の市民社会は厚みがある。

727とはずがたり:2018/10/23(火) 10:38:52
>>726
経産省のペーパーには移民や外国人についての言及がなかったが、根本的な論理構造は上野氏のそれと多くを共有しているように見える。だいたい、こんな感じである。

"人口の高齢化という構造要因のなかで、(移民の受け入れも)社会民主主義的な(=福祉国家的な)再分配機能の強化も現実的ではない(むしろ再分配機能は別様にずらしつつ縮小すらすべきである)。そして、(高齢者の)労働強化と市民社会による代替が再分配の不足を埋めあわせる鍵になる。"

私個人の感想としては「よく聞く話」というものである。それに対して、最後に、私のスタンスを以下の3つにまとめておく。

①まず「財政的制約」については、現在の税制を思考停止的に前提とすべきではなく、所得税、消費税、相続税、法人税など様々な税目についての検討、加えて課税ベースの強化についてのオプションをしっかりと出していくべきである。それは財務省の仕事だというかもしれないが、そもそもこのペーパーの所管範囲は経産省のそれではない。歳出サイドだけでなく、歳入サイドについても検討・議論の範囲を広げるべきである。もちろん、税だけでなく社会保険や国債などの組み合わせ全体が議論の対象となる。議論の線としては、アトキンソン「21世紀の不平等」などを参考にしており、国家による再分配機能の縮小=新自由主義路線ではなく、再分配機能の再度の強化をこそ志向する。言葉の正しい意味で、「弱者」が増えているからである。

②「制度が依存的な弱者をつくる」という考え方について。その側面があることを否定はしない。では、「制度に頼るべき弱者」と「制度に頼らなくて済む強者」、ある個人がそれらのどちらであるかについて、誰がその線を引くのか。このペーパーのスタンスは明確である。その個人が「自分自身で引く」「自分自身で選択する」のである。そして、そのことがもたらすひどく恐ろしい効果を想像してみてほしい。「一億総活躍」と「財政の持続可能性」が骨がらみになって主張されているさなか、「どんな人生の最期を迎えたいですか?」と社会から個人に対して自己決定が促されるわけである。年金を受け取ることのスティグマは強化され、「延命治療を受けたい」と口に出すことは憚られるようになるだろう。少なくとも私はそういう国にしたくない。表面的な「自己決定」が「社会からの強制」に等しくなる構造を想像するのは容易いからだ。持っている権利を社会の期待に合わせて自ら捨て去ることの恐ろしさに気づいているのは弱者の側だけであり、そして、誰しもいつかは弱者になるのである。

③最後に、そして自分が企業からのNPO支援などに深く関わっているからこそきちんと言っておきたいのだが、「国家が担ってきた領域の個人による代替」について。個人や企業、市民セクターなどが社会課題の解決主体でありうるということが、国が社会問題の最大・最終的な解決主体であるということの責任を免除することを帰結することはありえない。前者は後者に付加されるべきものであって、代替することを想定するべきものではない。NPOセクターに限ってみても、その力がまだまだであることの根本的な要因は、よりプリミティブな意味での質の高い人材の不足と、それと強く相関する活動資金の圧倒的な不足にある。そして、国家は国家業務の外部委託や助成金などの投入という形で、NPOセクターへの最大の資金の出し手なのである。その事実を踏まえずに「公を民が担うのだ」というビジョンを掲げることは、緊縮財政の実現を通じて、結果としてのNPOセクターの縮小を招くだろう。

さて、経産省による「次官・若手ペーパー」の内容に触れてきた。ウェブ上での反応を見ると「新しい内容」と捉える向きもあるようだが、こう整理してみれば明瞭なように、これまで何度も言い古されてきた緊縮・福祉国家再編の論理であり、新しさはほとんどない。むしろ、本資料についてきちんと考察・理解しておくべきことは、このペーパーが現在の政府全体の動きとどこが同じでどこが違うかである。基本線としては「一億総活躍社会」という政府全体のスローガン及び関連する政策内容とかなりの程度呼応していると私は判断している。その意味でも新しさはほとんどないと言えるように思う。

力ある者が真面目な気持ちで危機を煽るとき、力なき者は自分の立っている地平を見失ってはならない。なぜなら、力なき者たちが自らの支えを失ったとき、彼ら=私たちが自分の指導者として誰を選ぶにいたるか。その想像力こそが、煽られた危機に臨む私たちにとっての試金石となるからである。

ーーーーー
望月優大(もちづきひろき)
慶應義塾大学法学部政治学科、東京大学大学院総合文化研究科修士課程修了(ミシェル・フーコーの統治性論/新自由主義論)。経済産業省、Googleなどを経て、現在はIT企業でNPO支援等を担当。1985年埼玉県生まれ。

728とはずがたり:2018/11/05(月) 08:59:45
SAPIOも不定期刊に。先鋭化する右派雑誌現場の意外な“事情”
https://www.businessinsider.jp/post-178294
竹下 郁子 , 浜田 敬子 and 川村力 [Business Insider Japan]
Oct. 29, 2018, 06:30 AM MEDIA6,756

小学館は10月26日、保守系の隔月刊雑誌『SAPIO』が2019年1月4日発売号をもって不定期での刊行になると発表した。同誌関係者から「事実上の休刊」という情報を事前に得ていたBusiness Insider Japan編集部は、前日の25日に同社に質問状を送っており、その回答からほどなくして上記の内容がメディア各社によって報じられた。

『新潮45』(新潮社)の休刊を機にヘイトと距離を起き始めた大手出版社と、より先鋭化する中小出版社。保守論壇の「再編成の始まり」の構図が透けて見えてきた??。

SAPIO不定期刊は「リスクマネジメント」

以下はBusiness Insider Japan編集部が2018年10月25日に小学館の広報を通じて『SAPIO』編集部に送った質問とその回答の一部だ。


質問:編集体制、企画内容について、御社内ではどのような評価が為されているのでしょうか。また、そうした誌面の内容や社内からの評価は休刊に関係しているのでしょうか。

回答:「『SAPIO』は創刊以来、月2回刊、月刊、隔月刊、そして適時刊と、状況に応じた刊行形態を常に模索してまいりました。今回の変更もその流れでかなり以前から検討してきたことで、ご質問にあるような背景はございません」

同誌は1989年創刊。2016年1?3月に11万3833部あった発行部数も、2018年4?6月の最新の調査では8万5000部まで減少していた(日本雑誌協会)。

同誌で連載を持っていた小林よしのりさんは、今回の決定を受けてブログにこう記している。

「雑誌の年齢層は超高齢化していて、その老人層は極右化・ネトウヨ化している。『HANADA』『WiLL』のように極右化しなければ、特に言論誌は生き残れない」(「ゴー宣ネット道場」より)

しかし、大手出版社が「極右化」できるのか。同誌関係者は今回の不定期刊化の背景にはやはり『新潮45』問題があったと言う。

「SAPIOの不定期化は実質的な『休刊』だと聞いています。表向きは売り上げが落ちているので刊行を減らすということですが、『新潮45』問題が起きたことで会社のリスクマネジメントとして、『ヘイト系の本や雑誌は出さない』と判断したそうです」

また、ある小学館の社員は、最近の誌面について社内からも疑問の声が上がっていたことを明かす。

「『新潮45』問題が起きる以前から、SAPIOに中韓ヘイト記事が掲載され始めたことを社内で疑問視する声が上がっていました。2年ほど前から編集者が『週刊ポスト』や『NEWSポストセブン』に異動になり、3~4人での編集体制にまで縮小され、最近はルーティン的な誌面づくりに陥っていたようです。休刊間近との見方は社内に定着していましたから、今回の決定に驚きはありませんね」

729とはずがたり:2018/11/05(月) 08:59:55

先鋭化する『Hanada』と『WiLL』

一方で、『新潮45』の休刊を経てなお、保守路線をひた走る雑誌もある。

10月26日発売の『月刊Hanada』(飛鳥新社)は「『新潮45』休刊と言論の自由」と題した84ページに渡る大特集を組んだ。

犯罪である痴漢とLGBTを同様に扱う差別的な寄稿で大きな批判を集めた小川榮太郎氏の独占手記に始まり、櫻井よしこ氏、藤岡信勝氏、月刊『正論』発行人の有元隆志氏、自民党の稲田朋美衆議院議員などが寄稿や対談で登場している。

同日発売の『月刊WiLL』(ワック)でも、新潮45の休刊について「『新潮45』はなぜ腰砕けしたか」(高橋洋一氏、門田隆将氏)、「LGBTに向き合っているのは安倍政権」(松浦大悟氏)、「濁った時代」(曽野綾子氏)などの4つの記事が掲載された。

『Hanada』に寄稿した藤岡氏、『WiLL』に寄稿した松浦氏は、『新潮45』休刊のきっかけになった「そんなにおかしいか『杉田水脈』論文」特集にも寄稿していた人物だ。

『WiLL』といえば、『新潮45』について編集部の公式アカウントで「小川榮太郎氏の論文が『新潮45』の休刊を招いたことはご承知の通りです。弊誌は、現編集体制に移行した2016年4月以降、小川氏を起用しておりません。論壇誌として『本件につきコメントを』と取材依頼がございますが、受ける立場にないことを申し上げます」とツイートしたことが話題になった。

『WiLL』は2004年の創刊。創刊編集長はワック取締役でもあった花田紀凱氏。花田氏はその後2016年に同社を退社し、飛鳥新社で新たに立ち上げた雑誌が『Hanada』だ。ワックの出版局長は言う。

「ライバルは文藝春秋」、自称「保守じゃない」20代が支える

前出の小林よしのり氏は同誌を「極右」だと呼んでいるが、前出の出版局長は反論する。

「右派論壇やヘイト雑誌と言われるのは心外です。私たちは保守論壇誌として創刊しているわけで、韓国を叩くためじゃない。売れるという理由だけでヘイト本を出したり、朝日新聞を叩きながら同紙に年間数千万円の広告費をあげている出版社もありますが、そういう“商売保守”と一緒にされたくありません。私たちは『文藝春秋』のようなガリバー雑誌に追いつけ追い越せと思ってやってきたんですから」

2008年6月号で山口県光市の母子殺害事件の被害者遺族、2009年8月号には論文問題で航空幕僚長を更迭された田母神俊雄氏のそれぞれ独占手記を掲載するなど、ヘイトではなくスクープ、ジャーナリズムによって読者を獲得してきたという認識だ。

同誌で最も部数が伸びたのは、2014年8月に朝日新聞が慰安婦報道で訂正を出した直後に発売した号だ。「史上最悪の大誤報だった!」と題した120ページの特集を組み、発売3日で完売。当時の発行部数は10万部だったが、5万部、3万部と2回重版し、計18万部を発行したという。

『WiLL』の最新号の発行部数は8万部。「Hanadaは6万部、正論は5万部と聞いています」(出版関係者)。『Hanada』と『正論』編集部に確認したところ、『Hanada』は現時点で回答がなく、『正論』は「公開していない」とのことだった。

WiLLの読者は60代以上がメインで、男性が約7割を占める。2017年度の売り上げは前年比170%、2018年も103?105%で推移しているという。

730とはずがたり:2018/11/05(月) 09:00:34
>>728-730
WiLL編集部の3人の編集者のうち2人は20代と若い。20代編集者の一方は、自身を「右派とも保守とも思ったことがない」と話した。

「『ヘイト』と批判するのであれば、具体的にどこの箇所がそれに当たるのか指摘しなければ議論にならない。WiLLにはヘイトスピーチ対策法の対象になるような記事はありません。『政権寄り』と言われることもありますが、各政策を是々非々で論じているつもりです。僕は憲法を含む防衛問題以上に経済政策が重要だと思っていますが、アベノミクスを評価する一方、消費増税には猛反対しているんです。いずれにせよ、既存の読者層だけでなく若い人にも分かりやすい誌面づくりを心がけています」

ネトウヨにウケても財界から拒否される「正論」路線

『WiLL』『Hanada』と並ぶ保守系雑誌と称される月刊『正論』も、岐路に立っている。

『ZAITEN』2018年10月号は、『正論』を発行する産経新聞の幹部が“正論路線”を転換しようとしていると指摘。「嫌韓・嫌中が酷すぎて、ジャンクメディア扱いになっている」(東京編集局長)、「上からは『(新聞の)1?3面の総合面には政治部の原稿よりも、正論路線の色がついていない経済部の原稿の方が載せやすい』と言われている」(経済部デスク)という社員たちの声を報じた。

従来の「正論路線」を支えてきたのは、全国にある「正論懇話会」「正論友の会」だ。ホームページには「産経新聞の正論路線に共鳴、賛同する人の集まり」とあるが、実際に会の運営を任されている産経新聞のある支局長によると、「地元の財界人とのネットワーキングが大きな目的」だという。

「地域によって方法はさまざまなのですが、例えば規模の大きい懇話会では、年会費を約10万円いただく代わりに、正論の年間購読や年数回開く保守系言論人の講演会に無料でご招待しています。皆さん会社の経費で会員になっていらっしゃいますね」(産経新聞支局長)

講演会の協賛企業を探すのも支局長の仕事だが、最近は苦労も多い。

「『色がついて見られるのが嫌』だと断られることも多いです。『協賛金は払うけど協賛企業名を公表するのはやめてほしい』と言われることも。リベラル系の地元新聞への配慮もあるんでしょうね。私も右翼じゃないので、講演会にはエコノミストなどできるだけ政治色の薄い人を呼びたいというのが本音です」

ヘイト本と距離を置き始めたかに見える大手出版社や新聞社もあれば、保守路線をさらに強めようという中小出版社もある。保守論壇は今後どのようになっていくのか。保守の動向に詳しい文筆家の古谷経衡さんは言う。

「保守系雑誌もいろいろありますが、最後まで残るのはおそらく単独で採算がとれている『Hanada』と『WiLL』でしょうね。PHP研究所の『Voice』は前半がネトウヨ路線、後半が既存の文芸路線という、『新潮45』とよく似た二重構造の雑誌で、どちらにも振り切れない苦しさがある。経営的な判断で廃刊になって、以降は単行本でヘイトをやるというのは考えられますね」

イデオロギーがないから、葛藤を抱えているから、商売のためだから??どんな理由であれ、安全な場所から出版という手段を使ってマイノリティを攻撃する結果になっているのだとしたら、それは許されることではない。

「ヘイト本が堂々と本屋に並ぶ、今の日本の言論空間は異常ですよ。出版社も何が売れるか分からないから、ヒットしたら二匹目のドジョウを狙うし、多産する。多産するから事実誤認が起きる。『呆韓論』のヒットの後、同じような本が何冊出版されたか……。対抗手段として、安倍首相の政治団体が小川榮太郎の本を大量買いしたように、ヘイトに対抗したりまっとうな政権批判をしてる本や雑誌を買い占めてランキングを上げるしかないですよ」(古谷さん)

731とはずがたり:2018/11/05(月) 22:55:27
記事

NEWSポストセブン
2018年11月03日 16:00
弁護士懲戒請求、ウヨマゲドン… ネット右翼の思考回路とは
https://blogos.com/article/336283/

732とはずがたり:2018/11/09(金) 22:49:10
非論理的に安倍支持を繰り返す人々は病的だぜ

2018.11.06
ジャーナリズム
安倍首相の政治、特に外交はほぼ完璧…病的に安倍批判を繰り返す人々は非論理的
文=八幡和郎/評論家、歴史作家
https://biz-journal.jp/2018/11/post_25413.html

733とはずがたり:2018/11/22(木) 13:11:37
ジャーナリスト・櫻井よしこ氏が会見(全文1)私は日本会議とは何の関係もない
11/16(金) 14:56配信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181116-00010004-wordleaf-soci
THE PAGE

ジャーナリスト・櫻井よしこ氏が会見(全文1)私は日本会議とは何の関係もない
ジャーナリストの櫻井よしこ氏

 ジャーナリストの櫻井よしこ氏は16日、東京都千代田区の外国特派員協会で記者会見を行った。

【動画】慰安婦記事訴訟 ジャーナリストの櫻井よしこ氏が会見(2018年11月16日)

※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードはYouTubeのTHE PAGEチャンネル上の「慰安婦記事訴訟 ジャーナリストの櫻井よしこ氏が会見(2018年11月16日)」に対応しております。

櫻井よしこ氏の冒頭あいさつ
櫻井:皆さん、今日はありがとうございました。たくさんの方においでいただいて、きのうは植村さんのお話を聞き、今日は私の話ということになりましたので、両方のお話をよく聞いてくださればと思います。今日の司会の方のご紹介をありがたく思いますけれども、まず私をリーディングリビジョニストというふうにご紹介なさいました。このこと自体が私はある種の価値判断をもって、一方的な見方をしているのではないかと思います。そして日本会議のことを言いましたけれども、私は日本会議とはなんの関係もありません。そのことだけは間違った前提でお話をしてほしくないと思いまして、今日これからのお話の前の大前提が間違っているということをまず指摘したいと思います。



734とはずがたり:2018/12/29(土) 13:10:52

2018.12.28 2018.12.29
つくる会、元会長や会員たちの盗用癖を告白
https://rondan.net/10100

田中英道
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%94%B0%E4%B8%AD%E8%8B%B1%E9%81%93

1960年、都立日比谷高校卒業。
1964年、東京大学文学部仏文科卒業。
1966年、同美術史学科卒業、ストラスブール大学に留学。
1969年、「ジョルジュ・ド・ラ・トゥールの作品」で博士号取得。
1970年、国立西洋美術館研究員。
1973年、東北大学文学部講師。
1976年、東北大学文学部助教授。
1992年、東北大学文学部教授。
1996年、「ミケランジェロ・システィナ礼拝堂天上画の研究」で東北大博士(文学)。この間、ローマ大学とボローニャ大学にて客員教授、ベルリン大学招聘教授を務める。
2006年、東北大を定年退官し名誉教授となり、国際教養大学特任教授に就任。酒田市より阿部次郎文化賞を受賞。

歴史教科書について
2001年9月より、新しい歴史教科書をつくる会(つくる会)の会長を務めた。2005年『新しい日本史観の確立』で、日本近代史にのみ熱意を燃やす「つくる会」の運動に疑問を呈し、もっと幅広い歴史観の見直しの必要性を主張している[2]。つくる会の分裂後は、2006年に設立された「日本教育再生機構」で顧問を務めている[3]。

日本国史学会発起人の1人[4]。

日本国史学会
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E5%9B%BD%E5%8F%B2%E5%AD%A6%E4%BC%9A

日本学術会議協力学術研究団体の指定する協力学術研究団体ではなく、日本歴史学協会に加盟しておらず[4]、日本学術会議などによる「学会名鑑」にも登録していない[5]。

戦後日本の歴史学はマルクス主義唯物史観のもとで形成され、その残滓は日本の歴史学関連学会の基本となっているとして、それら唯物論的な経済史観、階級闘争史観とは異なる日本の国史を形成・議論する場所として創設したと述べている[3]。日本国史学会主催のシンポジウムや講演会は麗澤大学や慶応大学、同志社大学、神社などで開催されている[6]。

2016年までは、東京都港区芝5丁目にあるビルの4階に事務所を置いていた(竹田恒泰が経営する「株式会社竹田恒泰事務所[7]」や竹田が主催する「竹田研究会[8]」と同一の住所)[9]。2017年現在は、東京都江戸川区南小岩6丁目の出版社内に事務所を構える[2]。

735とはずがたり:2019/01/05(土) 18:04:47
思想家じゃないと思うけど,そんなことは兎も角この胡散臭い小僧はなんと落合信彦の小僧だった。。吃驚。

ツイッターで誰かが今で云う上杉隆とか云っててわろたよw

小学生の家庭学習
落合陽一はどうして天才に?!父である落合信彦と母の子育て・子供時代を調べてみました
https://tablet-zemi.com/600/
更新日:2018年7月30日

736とはずがたり:2019/01/16(水) 12:19:34

戦後の保守論壇はもう一寸まともだったと思うけど左派の知性に知性で対抗しようとしてきたけど1/3以上で拒否権持つ左派に数では優るものの終ぞ勝てなかったのでもう適当にやることにしたと思われる。こっちの戦略の方が有効だったみたいだし。

2018.12.13 2018.12.14
「保守速報」の敗訴確定から見る、保守系まとめサイトと、保守論壇界のゆくえ
https://rondan.net/7551

737とはずがたり:2019/02/07(木) 20:45:51
日本会議が首相に「遺憾の意」 新元号の事前公表へ不満
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190203-00000009-kyodonews-pol
2/3(日) 2:00配信 共同通信
日本会議が首相に「遺憾の意」 新元号の事前公表へ不満
1月4日、年頭記者会見をする安倍首相=三重県伊勢市
 安倍晋三首相を支持する保守系団体「日本会議」が、皇位継承に伴う新元号を4月1日に事前公表する首相方針に「遺憾の意」を示す見解を機関誌に掲載したことが2日、分かった。天皇代替わり前の公表は「歴史上なかった」として、先例としないことも求めた。憲法改正など基本理念を共有する有力支持団体が不満を表明するのは「異例中の異例」(関係者)で、波紋を広げそうだ。

 日本会議と連携する自民党保守派は皇室の伝統を尊重する観点から、5月1日に皇太子さまが新天皇に即位された後に改元政令を公布するよう訴えたが、首相が受け入れなかった経緯がある。

738とはずがたり:2019/02/12(火) 10:08:31

酒気帯び運転の疑いで会社役員逮捕 日本会議福岡の幹部
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190211-00000028-asahi-soci
2/11(月) 15:55配信
朝日新聞デジタル

 福岡県警中央署は11日、福岡市南区高宮4丁目の会社役員、小菅亥三郎容疑者(71)を道路交通法違反(酒気帯び運転など)の疑いで逮捕し発表した。

 発表によると同日午前0時40分ごろ、酒気を帯びた状態で同市南区高宮2丁目付近の車道で乗用車を運転した疑いがある。パトカーに約1キロ追跡される間に信号無視や一時不停止も繰り返したという。呼気1リットルあたり0・37ミリグラムのアルコールが検出され、「(約3時間前まで)知人と飲食店で清酒を飲んだ」などと話しているという。

 小菅容疑者は不動産資格の専門校運営会社(福岡市中央区)の代表取締役。改憲をめざす団体「日本会議福岡」の副理事長も務め、同団体によると11日に市内で開く建国記念の日の関連イベントに出席予定だったという。

朝日新聞社

739とはずがたり:2019/02/12(火) 15:23:27

杉田水脈議員を京都地裁に提訴 阪大教授らが名誉毀損で
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190212-00000031-mai-soci
2/12(火) 14:51配信 毎日新聞

 自民党の杉田水脈(みお)衆院議員にツイッターやインターネットテレビなどで誹謗(ひぼう)中傷され名誉を傷つけられたとして、牟田和恵・大阪大教授ら研究者4人が12日、杉田氏に計約1100万円の損害賠償とツイッターへの謝罪文掲載などを求めて京都地裁に提訴した。

 原告は他に岡野八代・同志社大教授、伊田久美子・大阪府立大教授、古久保さくら・大阪市立大准教授。2014〜17年度に日本学術振興会の科学研究費助成を受けた「ジェンダー平等社会の実現に資する研究と運動の架橋とネットワーキング」の研究を担当していた。

 訴状によると、杉田氏は昨年3〜7月、自身のツイッターや出演番組などで、原告らが16年に開いたシンポジウムを巡り「活動家支援に科研費を流用している」と発言したり、科研費を使わず原告らが昨年5月に制作公開した動画「慰安婦問題は#MeTooだ!」などを「助成期間終了後に科研費を使って制作した」「国益を損なう」と述べ、名誉を傷つけたとしている。【澤木政輝】

740とはずがたり:2019/02/27(水) 08:19:29
反緊縮とか胡散臭さ満載だったけど一寸,山本太郎を評価した。

山本太郎「日本母親連盟研究」
https://www.youtube.com/watch?v=svGIKH_5uLM&feature=youtu.be

741とはずがたり:2019/03/03(日) 16:25:47

83歳“孤高の思想家”西尾幹二の遺言「時代の嵐に閉じ込められても、しなければならないこと」
“最後の思想家”西尾幹二83歳インタビュー #3
http://bunshun.jp/articles/-/10475
辻田 真佐憲

742とはずがたり:2019/03/11(月) 11:02:40
クソウヨネタばかりで不愉快なこのスレを浄化しよう。哲学スレとしても活用

清水書院・人と思想(36)ヤスパース(宇都宮芳明著・東大出身・北大文学部教授)(1969←ふるっ!)を読む

ヤスパース(1883生まれ/17Cのデカルト,18Cのカントと違って今世紀[20C]の偉大な哲学者/1883はマルクスが亡くなりムッソリーニが生まれた年)

存在論(哲学の主流)→認識論→形而上学への反転

この反転の流れの中の実存主義(本人は実存主義では無いと自己規定。サルトル等との相違)

キルケゴールとニーチェの影響を受ける。前者はキリスト的で後者は反キリスト的であるが同一性があることを見抜いた


法学部─(医学部転部)→精神科医『精神病理学総論』(1913)→心理学『世界観の心理学』(1919)→哲学『哲学』(1931)

哲学者である事を拒否したM・ウェーバーに哲学者としての姿を見る。

形而上学は好きだが超越者≒神を想定するヤスパースには共感出来ないな,俺は。

ハイデッガーが『存在と時間』で存在の意味の解明を目指したのに対して我々の「存在意識の変革」を目指す。

まあ最期迄読んでみようとは思う。

743とはずがたり:2019/03/13(水) 10:36:53
大陸合理論とデカルト
http://byzantine21.com/Descartes.html
デカルトの思想

 今回のテーマはルネ・デカルト(1596-1650),大陸合理論の祖といわれる人物です.
時代としては17世紀前半に活躍した人ですから,イギリスのF・ベーコンより一世代後ということになります(日本なら江戸時代の前半,3代将軍徳川家光の時代).

 知識はすべて経験から得られ,本来人間の精神は白紙状態であったと考えるイギリス経験論に対して,大陸の合理論では人間の理性は元々天性に備わっているものと考えます.そして,経験の積み重ねで真理に近づこうとする経験論に対して,絶対的真理から全ての法則を導こうとする立場を取ります.これが帰納法に対して演繹法と呼ばれるものです.

 デカルトは,この最初の絶対的な真理を見つけるために,いったん全てのものを疑ってかかります.… 次から次へと疑っていくと,正しいと思えるものはどんどん無くなって行きます.しかし,今この瞬間何かを考えている自分という存在自体は疑いようのない真実です.これが有名な「我思う,故に我有り(cogito ergo sum コギト・エルゴ・スム)」というフレーズです.そしてデカルトはここから,真理の体系を作り上げようとしたのです.

 ただし彼はこういった全てを疑う姿勢を実生活には持ち込んではいけないとも言っています.なぜなら,そんなことをしていたら世の中で暮らしていけないことは自明の理だからです.デカルトにはそんな現実的な部分もあったわけです.…

744とはずがたり:2019/03/13(水) 19:06:12
カントの問題意識:ヒュームとの対決
https://philosophy.hix05.com/Kant/kant101.hughm.html

カントがヒュームによって独断のまどろみから目覚めたと告白していることは、哲学史上有名なことである。ドイツ哲学をあまり評価していないラッセルもそのことを、カントにとってよかったと評価している。もっともラッセルは、その目覚めは一時的なもので、カントは催眠術を発明して再び眠りにつくことができたと皮肉っている。

この告白について、カントは「プロレゴメナ」の序文の中で次のように言っている。「私は率直に告白するが、上に述べたデーヴィッド・ヒュームの警告こそ十数年前に初めて私を独断論の微睡から目覚めさせ、思弁哲学の領域における私の研究に、それまでとは全く異なる方向を与えてくれたものでる」(篠田英雄訳)

ところがこれに続く部分でカントは、「とはいえ彼の結論に関しては、私は彼にとうてい聴従することができなかった」(篠田訳)と書いている。この部分がラッセルにとっては、再度カントを眠りにつかしめた動機なのだということになろう。同時にそれは、その後のドイツ哲学にとっての出発点を提供することになった、と評価することもまた可能である。

ここでカントが言及しているヒュームの主張とは次のようなものである。人間の認識はすべて経験に根差すのであり、したがって主観的なものに過ぎない。その主観的なものが客観的であるかのように映るのは仮象に過ぎないのであり、その仮象を実在と取り違えるのは独断のまどろみなのだと。

それ故、原因と結果の関係についても、多くの人はそれがアプリオリな客観的法則のように思っているがそうではない。アプリオリどころかあくまでも経験の産物なのであり、単なる連想、すなわち観念の主観的な結合にすぎないのだ。原因と結果の関係と思われているものはすべて、時間的な前と後の関係に過ぎない。それが頻繁に生起するために、あたかも原因Aによって結果Bが引き起こされたかのように思い込まれているだけである。

ヒュームのこうした考え方に対して、カントはその土台となる経験論的な見方には賛同する。人間の経験の主観性を認めることで、主観的な産物をあたかも客観的な実在のように思いなす独断論から目覚めたわけである。しかしその土台から導かれる結論については、カントは強く反対した。

人間の認識は、ヒュームのいうように主観的な経験を超越できるものではないが、だからといって必然性や普遍性を持たないということにはならない。因果関係の中には、たんなる主観的な連想を超えた客観的で普遍的かつ必然的なものがあるはずだ。その普遍性・必然性は、たとえば数学の普遍性・必然性とよく似ている。人間の認識にはそういったものが備わっているのだ。でなければヒュームのいうように、泥沼の不可知論に陥るだけだ。カントはこう考え、人間の認識における必然性や普遍性の根拠を為すものは何か、ということの究明に全力を挙げた。「純粋理性批判」はそうした究明の過程を明らかにしたものである。

こうしたわけで「純粋理性批判」は、人間の認識の主観的・経験的な制約を前提にしつつ、そこに必然的・普遍的な認識が生じてくる過程とその条件とについて考察したものである。



745とはずがたり:2019/05/19(日) 08:27:11
チコちゃんでやってたけど高齢になると衝動的になって思いついた親父ギャグ我慢出来なくなるそうで,高齢者の嫌韓発露は若い頃すり込まれたけどポリコレで抑え込まれてた韓国蔑視が歳取って抑えられなくなっただけだと思う。

なぜ嫌韓は高齢者に多いのだろうか
5/18(土) 7:00配信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190518-00000003-mai-soci

◇世代差の激しい韓国への親近感

 日本政府が毎年行っている「外交に関する世論調査」というものがあります。米国や中国、韓国について「親しみを感じるか」などと聞く調査です。昨年末に発表された調査結果では、韓国に親しみを感じるという回答は39.4%でした。2012年の李明博大統領(当時)による島根県・竹島上陸を契機とした日韓関係悪化を受けて14年に31.5%まで落ち込んだものが、少しずつ回復しているという状況です。ただ6割を超えていた09〜11年とは比べるべくもありません。

 調査結果の詳細なデータを見ていると気がつくことがあります。「韓国に親しみを感じる」という回答が18〜29歳では57.4%なのに、70歳以上では28.1%なのです。まさにダブルスコア。他の年代も見ると、30代51%、40代42.3%、50代42.7%、60代31.3%でした。どこで線を引くべきかは難しいところですが、高年齢層の方が韓国に対して厳しいというのは一目瞭然でしょう。

 「嫌韓は高齢者に多い」というのは専門家たちが話題にしていたことなのですが、それを裏付けるような数字です。ヘイトスピーチ対策に取り組んでいる神原元・弁護士は「ヘイトスピーチは若者が憂さばらしでやっているというのは勘違いだ。むしろ、ある程度の社会的地位を持つ50代以上というケースが多い」と指摘しています。直接的なヘイトスピーチというほどではないものの、冒頭に紹介した男性のケースも同じでしょう。

 ◇「昔の韓国」イメージが嫌韓を生んでいる?

 では、どうしてなのか。これは、なかなか難しいところです。まだまだ検証が必要なのですが、1980年代末から韓国にかかわってきた私の感覚では、「昔の韓国」のイメージが作用しているのではないかと感じています。80年代までの日本で韓国に持たれていたイメージは「軍事政権」というネガティブなものでした。

 それに対して90年代後半以降に成人した世代には、K-POPに代表されるような発展した国という明るいイメージしかありません。90年代末に慶応大の小此木政夫教授から「最近の学生はソウル五輪以降のイメージしか持っていない。我々の時代とは全く感覚が違う」と聞いたことがあるのですが、まさにそうした違いでしょう。

 そして「昔の韓国」は、経済的にも、政治的にも、日本とは比べものにならない小さく、弱い存在でした。それなのに、バブル崩壊後に日本がもたついている間に追いついてきて生意気なことを言うようになった。そうした意識が嫌韓につながっているのではないか。そう考えるのが自然なように思えます。67年生まれの私と同世代だという神原弁護士も、同じような感覚を持っているそうです。

 ◇定年後の疎外感を解消した「正義感」

 さらに、定年退職した後に感じる社会からの疎外感というものも無視できないのかもしれません。そのことをうかがわせたのが、神原弁護士と一緒に今年4月に記者会見した男性の証言でした。朝鮮学校への補助金支出を批判するブログにあおられて神原弁護士らに対する懲戒請求を弁護士会に出したものの、後に反省して謝罪したという男性です。

 この男性は定年退職後に、ネットサーフィンをする中で嫌韓的なブログを読むようになったといいます。男性はブログを書いている人物を「保守右翼の大物」だと感じるようになり、「信者」としてブログの指示通りに懲戒請求などを送り続けました。「自分なりの正義感と、日本のためによいことをしているという一種の高揚感もあった」そうです。当時の心境については、「それまで多かった友人や、仕事の仲間、取引先というものが、65歳をすぎて一切なくなってしまった。社会に参加していない、疎外されているようなところがあった。しかし、(ブログに従う行動を取ることで)自分は社会とつながっているんだという自己承認を新たにしたというような意識が働いて、一線を越えてしまったのではないか」と振り返りました。

746とはずがたり:2019/05/28(火) 13:25:59
https://twitter.com/konaske/status/1133133262677692416
電脳アルパカ
? @konaske

加藤清隆や門田隆将のような「誰?」って感じの新型ネトウヨの王子様。

うだつの上がらない毎日からツイッターにデビュー??デマ・ネトウヨ発言でお手軽にバズる

新手のアイドル商法見てる気分。
15:09 - 2019年5月27日

747とはずがたり:2019/06/06(木) 13:06:56
不道徳な安倍政権が支持得て存続してるからな・・,

2016.1.26
これは何かの冗談ですか? 小学校「道徳教育」の驚きの実態
法よりも道徳が大事なの!?
木村 草太 憲法学者 首都大学東京法学系教授
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/47434


なぜ、学校が舞台になると、「骨折ぐらいは仕方ない。お互いに許して団結しよう」という話になってしまうのだろうか。この教材を見た時、私は、「法とは何なのか」をあらためて真剣に考えなくてはならないと思った。

748とはずがたり:2019/06/07(金) 20:23:54

生きていた民社党、保守運動をオルグする
日本会議と共闘する労働戦線は、どう作られてきたか <1>
藤生 明 朝日新聞編集委員
https://webronza.asahi.com/national/articles/2019042700002.html
2019年05月05日

749とはずがたり:2019/08/14(水) 18:26:40

2019年08月08日 11時41分 JST | 更新 2019年08月08日 11時53分 JST
勢いを増す2つの「アンチ・リベラル」思想の正体とは? 専門家に聞いた
リベラルやフェミニズムは“お花畑”なの? 文芸評論家の藤田直哉さんと話し合いました。
https://www.huffingtonpost.jp/entry/intellectual-dark-web-fujita_jp_5d4105b6e4b0db8affb01dbb
ハフポスト日本版編集部

「リベラルやフェミニズムなんて、エビデンスのない“お花畑”だ」

データやエビデンスなどの「ファクト」を振りかざして、人権や民主主義を攻撃する思想が勢力を増している。

その名も「インテレクチュアル・ダーク・ウェブ」。

ファクトを論拠にマウンティングする行為は、日常的にTwitter上などでも繰り広げられているが、欧米ではこれが、ネット上の“小競り合い”にとどまらない大きな勢力となりつつある。

このような一派をはじめとする「アンチ・リベラル」勢力の存在感の高まりを指摘するのは、文芸評論家の藤田直哉さんだ。…

人権も民主主義もない“暗黒時代”に戻ろう、と呼びかける「暗黒思想」

藤田さんは、「アンチ民主主義」的な考え方が勢いを増す中で、特に影響力を増しているものとして「暗黒啓蒙」と「インテレクチュアル・ダーク・ウェブ」を挙げた。…

《「暗黒啓蒙」とは、民主主義に対抗する「新反動主義」の代表的論客であるニック・ランド氏がまとめた思想です。一言で言うと、一部の優れた人間たちが民衆を支配し、民衆は奴隷のように生きるという、人権も民主主義もない暗黒主義の時代に戻ろうという思想です。

彼らは基本的に、科学技術と資本主義を発展させることこそが、世界にとって良いことだと考えています。科学技術を加速させて、人類が人間を超えた超人となり、想像できないような世界が待っていることを期待している。例えば、クローン人間を作るとか、遺伝子操作をする、脳を改造するなど、一見、突飛でSFっぽい雰囲気が漂いますが、そういうことを本気でやりたがっています。》

しかし、人権や民主主義を主張する人たちは、そうした考えを手放しには認めず、法律などで規制をかけようとする。「だからリベラルを攻撃するんです」と藤田さん。

暗黒啓蒙の信奉者にとって、リベラルは進歩の足枷。その思想を「大聖堂(カテドラル)」と呼び、ある種、古臭い考え方として敵対する。

《例えば民主主義社会では、公平・平等の理念に基づいて「富の再分配」が行われます。お金持ちが稼いだお金は一定のルールに基づき分配される。でも、そんなことをしていたら人類の進歩は遅れてしまう、というのが彼らの主張なのです。一部の賢い人たちが世界を支配して、民衆はそれに従っていた方が世界は良くなる。弱者の面倒を見るよりも、自分たちが理想とする社会を作る方に資源を投入したいと考えています。》

国民国家は、もういらない?

こうした、「暗黒啓蒙」の支持者は、「グローバルIT企業のトップやシリコンバレーの起業家たちに多い」のだという。背景には、テクノロジーの進歩によって、国民国家を維持する必然性が薄れていることがあるという。

《科学技術が進歩することで国や人類全体が豊かになり、それを再分配することでみんなが平等に幸せになると信じられていた時代もありました。戦後の「科学技術立国」として復興し発展していた頃の日本がそうです。それに対して、グローバルに活躍する(シリコンバレーの)エリートたちにとって、ナショナリズムはむしろ不要な拘束だと感じられています。

もうひとつの変化もあります。これまでは、科学技術の進歩は、人類の道徳的進歩とセットで考えられていました。「民主主義」や「人権」は、理性を持った人間が「進歩」によって獲得してきたものだとされています。「暗黒啓蒙」の特徴は、そのような科学技術の進歩と、道徳的な進歩の結びつきを切り離すところにあります》

あらゆるものがインターネットと繋がり、生きる上でインターネットがなくてはならないツールとなった現代。“シリコンバレーの圧勝”とも言われる状況の中で、「ネット強者」たちが、利己的な思想に走る。

Pay Palの創始者で、Facebookの有力投資家であり取締役でもあるIT長者のピーター・ティール氏もこの思想の有力な信奉者で、「源流のひとり」とも言われている。見過ごせないほどの影響力を持った思想であることがわかる。

750とはずがたり:2019/08/14(水) 18:27:24
>>749
彼らが究極的に求めている世界観は、既存の秩序からの「解放」だ。

《科学技術が発展した先には、AIが人間の知能を超える技術的特異点、シンギュラリティを迎えるという考えがあります。彼らが期待している世界というのは、そのさらに先の世界。

その次元にたどり着いた時に初めて人類は、既存の価値観、資本主義やテクノロジーといったものからも「解放」されると、信じているんですね。逆に言えば、それを信じなければいけないほど、閉塞感があるようなんです。…

科学的なエビデンスをベースにしたダークな思想、インテレクチュアル・ダーク・ウェブ。

テクノロジーへの信奉からアンチ・リベラルに走る「暗黒啓蒙」の他に、勢いをますのが冒頭でも紹介した「インレクチュアル・ダーク・ウェブ」だ。

藤田さんは「『啓蒙思想』を感情的な運動と呼ぶとすると、科学的な装いの運動が『インテレクチュアル・ダーク・ウェブ』」と語る。

この場合の「ウェブ」とは、インターネットという意味ではなくて、ダーク思想な知識人たちの繋がりというようなニュアンスだという。

《彼らは、フェミニズムやリベラリズムに対して、「世界はあなたたちが考えているような“お花畑”な世界ではなくて、本当はもっと暗くて残酷なんだぞ」ということを、科学的なエビデンスに基づいて主張して攻撃する人たちです。リベラルという虚構に洗脳されてしまった人たちを目覚めさせてあげようという感じです。

例えば最近では、人間には自由意志があるのか? という議題があります。リベラルにとって自由意志というのはとても重要で、自由意志に基づいて個人は生きていくのだと考えています。近代以降の社会の前提ですよね。それを彼らは時に、脳神経科学や進化論、行動経済学などを引き合いに出して、“科学的に”否定しようとしてきます。科学技術の発展に伴って生じた新しい「人間観」によって、これまでの価値観が揺さぶられている状況だとも言えます》

一見、それが全てかのように思えてしまう科学的データやエビデンス。

しかし藤田さんは、「物事の全てを科学的アプローチだけで考えるのは、危険だと思う」と警鐘を鳴らす。

《そもそも自由も人権も科学的に実在するのではなく、近代以降の人間が『ある』と取り決めてきたもの。その「取り決め」を積み重ねてきた結果として、現在の社会がある。だから、単純に科学やエビデンスだけで物事を捉えてしまうと、色々なものを失ってしまうと思います。

例えば、僕たちは誰かが亡くなった時に「死後の世界で見守ってくれる」などと考えますよね。これってファクトでもエビデンスでも何でもない。でも、この、「ファクトでもエビデンスでもないもの」を全て否定してしまうと、人間はたぶん耐えられないと思います。人間社会の文化はそういうもので成り立っている部分もある、と個人的には感じています。愛だってそうでしょう。人類の存続に必要なものは、ファクトやエビデンスだけではないのです》

自由や人権を「人間の進化を邪魔する存在」として攻撃するダークな思想の高まり。

一方で、効率やスピードを重視するのではなく、のんびりと人生を楽しむ「スローライフ」を良しとする、ムーブメントもある。

究極的には、世界がどんな方向に向かうのか、どの思想が正しく確からしいのかは予言ができない。

しかし予測不可能だからこそ、藤田さんの「自由や人権、公平などは、人間が取り決めてきたもの」という指摘にはハッとさせられる。

政治哲学者のジョン・ロールズは『正義論』の中で「無知のヴェール」という概念を使って、正義にかなった社会とは何か? を定義した。

それは、自分がこの社会で何者なのかーー裕福か貧乏か、白人か黒人か、男か女かーーを一切知らない「無知のヴェール」をかぶった状況で、社会のルールに合意しなければならないとしたら、やはり選び取るのは、基本的人権と自由が約束された社会ではないか、という論法だ。

Twitterでは日々「分断」が可視化され、選挙の投票率も低迷したまま。アメリカではトランプ大統領が再選を目指しはじめるような2019年。

私たちは今一度、「無知のヴェール」について、思いをはせてもいいのではないだろうか。

【文:湯浅裕子 @hirokoyuasa/ 編集:南 麻理江 @scmariesc】

751とはずがたり:2019/08/18(日) 17:37:56

誰の秘書だ?>長男で国会議員秘書の寿行(ひさゆき)さん(56)

伝え続けた非戦の願い 軍装で靖国参拝の名物館長 3月に他界した栗林さん
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190811-03206305-soon-l09
8/11(日) 12:00配信 下野新聞SOON

 那須町の戦争博物館館長で3月に他界した栗林秀行(くりばやしひでゆき)さん=享年(91)=は毎年8月15日、東京・九段北の靖国神社を軍装で参拝し、参拝者に平和の尊さを伝え続けてきた。破天荒な言動で誤解も受けたが、義理堅く、周囲に慕われたという「名物館長」。関係者はその死を悼み、遺志を継ごうと動いている。

 長野県出身の栗林さんは14歳で満蒙(まんもう)開拓青少年義勇軍として旧満州に渡り、終戦後はシベリアに抑留された。帰国後は神戸市での飲食店経営などを経て那須に移住。私財を投じ「国内唯一」の戦争博物館を築いた。

 8月15日の靖国を毎年訪れ、戦友の鎮魂を祈った。夕方まで境内にとどまり、那須での日常と同様に参拝者に「戦争」を語った。明治の陸軍大将乃木希典(のぎまれすけ)に扮(ふん)し、好物の乳酸飲料を飲む姿は、終戦記念日の靖国恒例の光景になっていた。

 「誤解されがちだが、本人は戦争を嫌い、思想的な偏りはなかった。歴史を伝えるため、注目される手段としての軍装だったのではないか」。栗林さんを追った映画を制作した安原伸(やすはらしん)さん(55)=東京都世田谷区=はそう推察する。足跡を伝えようと、映画のDVD化も予定しているという。

 昨年夏、栗林さんは病気で初めて参拝を見送った。すると博物館や関係者に、お見舞いや心配の声が多く寄せられた。長男で国会議員秘書の寿行(ひさゆき)さん(56)は「父の知名度や人脈には何度も驚かされた」と言う。

 栗林さんに毎年付き添っていたバス運転手黒沼弘(くろぬまひろし)さん(38)=千葉県南房総市=は15日、博物館と連携し、栗林さんの訃報と生前の思いを靖国の参拝者に知らせるつもりだ。「世界がきな臭い今だからこそ、館長が躍起になって伝えようとしていた戦争の悲惨さを知ってほしい」と強調する。

 同館は今、財団法人化に向け準備を進める。栗林さんが集めた兵器や兵士の遺言書などの展示品1万5千点以上を散逸させず、安定的に運営を続けるためだ。

 東日本大震災で施設の一部が壊れ、経営も苦しかった時期を抑留当時の仲間の寄付で乗り越えると、栗林さんは「恩返し」として中学生以下の入館無料化に踏み切った。若者に非戦を継承する決意の表れでもあった。同館で十数年にわたり働く高根沢(たかねざわ)ふでさん(66)は「子どものまま年だけ重ねたような人だが、義理堅く、相互扶助の精神もあった」と生前をしのんだ。

 関係者が協力し、10月20日には東京・渋谷で栗林さんのお別れ会が開かれる。

752旧ホントは社民支持@鹿児島2区:2019/08/18(日) 21:42:01
>>751
多分,和田政宗氏の秘書ではないですかねぇ。
https://twitter.com/sabaki1

753とはずがたり:2019/08/18(日) 22:04:23
おお,有り難うございます!

ウヨ議員の秘書か。。
まあ栗林父氏が幾ら反戦が趣旨とは云え終戦記念日に軍服着て靖国でパフォーマンスしてたとするとその辺がいいとこですかねえ。。

754とはずがたり:2019/09/01(日) 20:01:16
三橋とかもう経済評論してないよね。中韓を崩壊させたいという欲求系妄想系思想にすぎん

ネトウヨ経済評論を見える化してみたら大崩壊!?
http://aiko-hj.blog.jp/archives/20483533.html
2019年08月18日 20:00

755とはずがたり:2019/09/12(木) 12:29:18
カネ出すと貰えるらしいし皇室とは無関係の褒章とのこと。

長谷川豊氏「心から感謝」東久邇宮文化褒章を受賞
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181101-00379359-nksports-ent
11/1(木) 18:14配信

日刊スポーツ
長谷川豊氏「心から感謝」東久邇宮文化褒章を受賞

東久邇宮文化褒章を受章した長谷川豊氏

フリーアナウンサーの長谷川豊氏(43)が1日、「東久邇宮文化褒章」を受章した。

都内で行われた式典に出席し、「フリーになった後、コツコツと積み重ねた活動をこのような形で評価して頂き、心から感謝しています。これからまた新しい一歩のつもりで、日本の皆さんのために頑張ります」と話した。

同賞は高松宮賞、秩父宮賞と並ぶ3大宮賞の1つで、文化事業や社会貢献、教育分野で著しい功績を残した人物に与えられる賞。13年にフジテレビを退社した長谷川氏は、メディアや政治の裏を本音で話す講演会が好評で、全国で100回以上行った実績などが評価された。

756とはずがたり:2019/11/12(火) 14:31:45
見識ですな〜。こんなのを税金で呼んで生徒に強制的に聞かせるとか教育上あり得ない。

言論の封殺とか云ってる連中もいたが批判は全く当たらない。

富山・朝日町教委、竹田恒泰氏講演中止 「教育勅語広める」授業に批判
毎日新聞2019年11月11日 20時55分(最終更新 11月11日 23時36分)
https://mainichi.jp/articles/20191111/k00/00m/040/272000c

 富山県朝日町教委は11日、作家の竹田恒泰氏を招いて13日に予定していた講演会を中止すると発表した。町立朝日中学と県立泊高校の授業の一環だったが、竹田氏の講演会への批判的な意見が保護者や町民から相次いだ上、開催を妨害する趣旨の電話があり、「会場の安全確保に支障が出る恐れがある」と説明している。

 町教委によると、「日本はなぜ世界でいちばん人気があるのか」との演題で竹田氏が約1時間話す予定だった。会場は町文化体育センターで両校生徒約500人が聴講、保護者や近隣住民らも無料参加できるものだった。

 しかし、今月に入って批判が相次ぎ、多い時で1日に十数件の電話やメールが寄せられ、町教委は7日、生徒の聴講中止を決定。10日には開催の妨害を予告する趣旨の電話が町教委にかかり、講演会自体の中止を決めた。

 インターネット上にも「なぜ教育勅語を復興させようとする竹田氏を呼ぶのか」「教育勅語のような考えを広める竹田氏の講演会を税金で企画して中高生を強制参加させることは憲法違反では」などの書き込みがあった。【森野俊】

757とはずがたり:2019/11/12(火) 15:46:36
ネトウヨ経済評論を見える化してみたら大崩壊!?
http://aiko-hj.blog.jp/archives/20483533.html
2019年08月18日 20:00

758とはずがたり:2020/06/26(金) 14:03:42
マルクスが人間の生殖活動を生産と呼んでいたから杉田みおが生産性使うのは問題ないと元マルキストらしく擁護する藤岡。

杉田がマルクス用語使う訳ないじゃん。擁護したいだけ,あほかよw

藤岡信勝手記「言論圧力に屈した新潮社よ、恥を知れ」
『藤岡信勝』 2018/09/28
https://ironna.jp/article/10794

759さきたま:2020/08/16(日) 12:03:02
どのスレが適切か分からなかったのですが、戦後75年の区切りの年なので、各党の談話を貼っておきます。

自由民主党
終戦記念日にあたって 党声明
令和2年8月15日
https://www.jimin.jp/news/statement/200460.html
本日、75回目の終戦記念日を迎えました。先の大戦で犠牲となられたわが国並びに全ての国の英霊に対し、衷心より哀悼の誠を捧げますとともに、二度とわが国は戦争への道を歩まないと強く決意いたします。

戦後75年が経ち、先の大戦を経験した世代が少なくなる中で、あの惨禍を風化させてはなりません。唯一の戦争被爆国として、常に歴史と謙虚に向き合い、被爆の実相を次の世代に語り継ぐことが何よりも大切であります。

今日、日本を取り巻く安全保障環境は厳しさと不確実性を増しています。憲法の範囲内で、国際法を順守しつつ、専守防衛の考え方の下、あらゆる脅威への抑止力・対処力を向上させていくことが求められています。

自由民主党は、環境の変化を冷静に見極め、国民の生命と安全を断固として守り抜くとともに、世界の平和と繁栄に積極的に貢献し、恒久平和の実現に全力を尽くしてまいります。

760さきたま:2020/08/16(日) 12:13:53
終戦の日 公明党アピール
2020/08/15 00:19
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/politics/sankei-plt2008150003.html
 本日、75回目の終戦記念日を迎えました。先の大戦で犠牲となられた内外の全ての方々に謹んで哀悼の意を表すとともに、ご遺族ならびにいまなお深い傷痕に苦しむ皆さまに心からのお見舞いを申し上げます。

 8月15日は、「平和への誓い」を新たにする日です。同じ75年前、広島と長崎に原爆が投下されました。被爆者の高齢化が進み、「被爆の実相」をいかに次世代に継承していくかが懸念され、さらにそれだけに戦争遺構や戦争の記録を後世に残していくことが重要になっています。私たち公明党は過去の侵略を反省し、戦争の残酷さを語り伝えていくことを固く決意しています。

 今、新型コロナウイルス禍で、各国の市民生活はさまざまな困難に直面しています。世界ではコロナ禍の対応をめぐって、自国中心主義の台頭もみられ、戦後に作り上げてきた国際協調の衰退を危惧する指摘も少なくありません。こうした中で、欧州連合(EU)がコロナ禍克服に向けた「復興基金」創設で合意し、結束力を見せたことは、国際社会のあるべき方向性を示す希望となりました。

 日本はコロナの感染拡大防止と、社会活動・経済活動の両立に全力で取り組んでいます。公明党は感染拡大が始まって以来、政府の対策をリードし、現在も政府とともに治療薬・ワクチンの確保、開発や「新しい生活様式」の定着などコロナ禍を乗り越えるため総力を挙げています。

 また、国際平和の実現において、公明党は、いかなる危機的な状況下でも、粘り強く冷静に対話と行動を続けることが王道であり、相互尊重や国際協調といった価値観に基づく、より良い世界を支える鍵であると考えています。これこそが日本国憲法がめざす「恒久平和主義」と「国際協調主義」の精神に通じる道です。

 世界は、今年創設75年を迎える国連が進める「持続可能な開発目標(SDGs)」の達成をめざしています。このSDGsが掲げる「誰一人取り残さない」とのメッセージは、欠乏と恐怖から個人を守る「人間の安全保障」の具現化にほかなりません。国際社会の絆を深めなければならない今だからこそ、SDGs を着実に進める努力が必要です。

 国際協調体制の中心は、国連の場であるべきです。その上で、国際連携をより発展・拡充し、国連の機能を補完するような形で、多国間による安全保障対話の場の創設を検討することも重要であると考えます。とりわけ、米国と中国の双方で不信の広がりもみられますが、同盟国であり、友好国である日本がより多方面の国々も含めた信頼醸成の要役を担うよう努力することは、わが国の大事な平和貢献の一つではないでしょうか。

 そして、大切な平和貢献を語る上で触れなければならない最重要な課題は、核兵器の廃絶です。2017年7月に国連総会で核兵器禁止条約が採択されました。公明党は、核兵器を違法とした同条約を、大局的に核兵器に関する国是である非核三原則を国際規範にまで高めた画期的なものとして評価しています。一方、同条約に反対の核保有国と非保有国の対立で、核廃絶に向けて必要な対話は停滞しています。双方の対話実現に向けて、世界で唯一の戦争被爆国の日本がその橋渡し役として存在感を示す必要があります。次回の核拡散防止条約(NPT)再検討会議を通じ、核軍縮を進めるための共通の基盤を探ることが重要であり、公明党が核廃絶に向けた対話を促進して参ります。

 終戦記念日にあたり、公明党は、この半世紀、「平和の党」として闘い抜いてきた使命と責任を肝に銘じ、私たちの時代の最大の試練を克服し、世界の平和と人類の繁栄に貢献する国づくりに邁進(まいしん)していくことを、重ねてお誓い申し上げます。

 2020年8月15日 公明党

761さきたま:2020/08/16(日) 12:16:09
【代表談話】75回目の終戦の日を迎えて
https://cdp-japan.jp/news/20200814_3322
2020年8月15日

【代表談話】75回目の終戦の日を迎えて

立憲民主党代表
枝野幸男

 本日、75回目の終戦の日を迎えました。先の戦争で犠牲となられた内外全ての方々に思いを致し、国民の皆さまとともに改めて衷心より哀悼の誠を捧げます。

 先の大戦では、国民を存亡の危機に陥れ、植民地支配と侵略によって、多くの国々、とりわけアジア諸国の人々に対して多大の損害と苦痛を与えました。私たちは、この反省を痛切に胸に刻み、二度と戦争の惨禍を繰り返すことのないよう、改めて誓います。

 終戦から75年という長い月日が流れ、戦争の体験を語ることのできる方々が年々少なくなってきているのも事実です。戦争の記憶が国民の中で薄れていく中で、戦争の悲劇が忘れ去られるようなことがあってはなりません。私たちには、戦争の記憶を語り継ぎ、平和の尊さを次世代に伝えていく義務があります。

 一方で安倍・自公政権は、憲法解釈変更による歯止めなき集団的自衛権の容認や、憲法改悪の動き、防衛費の際限なき膨張、先制攻撃と受け取られかねない敵基地攻撃能力の保有の検討等、戦後のわが国が育んできた立憲主義、平和主義を脅かす動きを強めており、こうした動きは断じて容認できません。

 立憲民主党は、綱領や基本政策において、歴史の教訓を胸に刻み、日本の外交・安全保障の基本姿勢である国際協調と専守防衛を貫くとの立場を明確にしています。こうした原点を忘れることなく、戦後75年の節目となるこの終戦の日に、改めて国際社会の平和と繁栄に貢献する決意を新たにいたします。

762さきたま:2020/08/16(日) 12:18:14
2020年08月15日
【談話】戦後75年の終戦の日にあたって
https://www.dpfp.or.jp/article/203234
2020年8月15日
戦後75年の終戦の日にあたって(談話)
国民民主党代表 玉木雄一郎

 本日、75回目の節目の終戦記念日を迎えました。

 先の大戦では多くの方が戦場で斃れ、一般国民も原爆、空襲、沖縄戦などの戦禍に巻き込まれ尊い命を落としました。また、終戦後も、異国での抑留中や、原爆や傷病の後遺症で亡くなられる方も多くいました。ここに、すべての犠牲者の方々に衷心より哀悼の誠を捧げます。

 今日の日本の平和と繁栄は、戦争によって命を落とされた方々の尊い犠牲と、戦後の辛苦に耐え復興の道を歩んでこられた先人のご努力の上に成り立っています。こうした先人たちへの敬意と感謝を忘れず、平和で豊かな日本を維持・発展させて参ります。

 また、憲法の平和主義に則り、不戦の誓いのもと、戦後75年間、日本が歩んできた道は世界に誇れるものだと確信しています。私たちは、昭和、平成と引き継いできた戦争の惨禍の教訓と恒久平和の願いを風化させることなく、令和の世代へと語り継いで参ります。

 今日では国家間の戦争だけでなく、テロをはじめとした新しい紛争の脅威が出現しています。国民の安全や平和を守るための備えを万全としつつ、我が国の平和主義、民主主義を守り、発展させるため、あらゆる努力を払っていくことを 国民の皆様にお誓い致します。

763さきたま:2020/08/16(日) 12:21:23
松井一郎代表による「戦没者を追悼し平和を祈念する日」について談話発表のお知らせ
2020.08.15
https://o-ishin.jp/news/2020/08/15/9998.html
「戦没者を追悼し平和を祈念する日」に際し、先の大戦で亡くなわれた方々をはじめ、祖国のために殉じた全ての戦没者に対し哀悼の意を表し、心よりご冥福をお祈り申し上げます。
終戦から75年の歳月が流れました。四半世紀を3度重ねた節目の日を、世界が新たな感染症と戦うさなかに迎えました。この間、我が国は戦後の焦土と、朽ち果てた社会から奇跡の復興を遂げ、元号も昭和から平成、そして昨年、令和へとたどりました。
しかしながら、戦争の記憶も薄れつつあります。現在、私たちが当たり前のように享受する平和と繁栄が、先人たちの尊い犠牲の上にもたらされていることを片時も忘れてはなりません。戦争の悲惨さと、それ故の平和の尊さを脈々と後世に伝えてゆくことは、今を生きる私たちの重大な責務であります。あの惨劇を二度と繰り返してはなりません。
昨今の世界情勢を概観すると、朝鮮半島や南シナ海、ホルムズ海峡等で軍事的な緊張が見られ、安全保障環境は我が国周辺も例にもれず不確実性を増しつつあります。私たち日本維新の会は、民主主義、自由主義、人権、法の支配等の価値観を共有する国々・地域と手を携え、国際緊張を緩和し平和を実現、維持するために全力を傾注してまいります。
併せて、憲法9条の在り方につきましても引き続き正面から向き合い、国民の声に真摯に耳を傾け、慎重に検討を重ねていく所存であります。

令和2年8月15日
日本維新の会
代表 松井一郎

764さきたま:2020/08/16(日) 12:24:37
https://www.jcp.or.jp/akahata/aik20/2020-08-15/2020081501_04_1.html
2020年8月15日(土)
終戦記念日にあたって
日本共産党書記局長 小池晃

 一、75回目の終戦記念日にあたり、日本軍国主義による侵略戦争と植民地支配の犠牲となった内外の人々に深い哀悼の意を表します。

 今年の終戦記念日は、世界と日本で新型コロナウイルスがいまだ猛威を振るう中で迎えました。多くの国民が「戦争につながる軍事費を削ってコロナ対策に」と願っているにもかかわらず、安倍政権は今年度も過去最高の軍事費を更新し、憲法9条の改悪に執念を燃やしています。日本共産党は、コロナ禍のもとで国民の健康と生活を守るとともに、9条を守り抜き、9条を生かした平和な日本を築くために全力をあげます。

 一、日米安保条約改定から今年で60年。9月には、安保法制=戦争法の強行から5年が経過するなか、安倍政権は、日米軍事同盟の強化と大軍拡をすすめ、沖縄での米軍新基地建設を強行しようとしています。さらに、憲法9条を変え、無制限の集団的自衛権の行使、海外での武力行使ができる国にしようとしています。安倍改憲を阻止し、安保法制を廃止して、「戦争する国」づくりをストップさせるため、平和を願うすべてのみなさんが力を合わせることを心から呼びかけます。

 一、政府・自民党はいま、公然と「敵基地攻撃能力」を保有しようとしています。国民の世論と運動によって陸上配備型迎撃ミサイルシステム「イージス・アショア」の配備が断念に追い込まれたことを逆手に取った暴挙です。敵基地攻撃は事実上の先制攻撃であり、国際法違反です。これまで「攻撃的兵器を保有することは、自衛のための最小限度の範囲を超えることになるから、いかなる場合も許されない」としてきた憲法上の立場を完全に蹂躙(じゅうりん)したものにほかならず、絶対にゆるされません。軍拡競争の悪循環を生み、北東アジアの緊張をさらに激化させるのは明らかです。日本共産党はこの企てを断固阻止するとともに、憲法9条を生かした外交で平和な日本と北東アジアをつくるために力を尽くします。

 一、国連で2017年に採択された核兵器禁止条約は、米国など核保有国による妨害にもかかわらず、現時点で82カ国が署名し、44カ国が批准しました。条約発効に必要な50カ国の批准へ向け、さらなる国際世論を巻き起こす時です。

 日本世論調査会の8月発表の調査では、核兵器禁止条約に「参加すべき」という国民は72%にのぼっています。にもかかわらず、安倍政権は唯一の戦争被爆国にもかかわらず、「核抑止力」を口実に、被爆者・国民の悲願に冷たく背を向け続けています。安倍政権を倒し、被爆者と圧倒的多数の国民が望む核兵器禁止条約に参加する政府をつくるため、市民と野党の共闘をさらに発展させることを呼びかけます。

765さきたま:2020/08/16(日) 12:26:13
http://www5.sdp.or.jp/comment_index#post-5047
敗戦75年にあたって(声明)
社会民主党

 第二次世界大戦の終結から75年目の8月15日を迎えました。日本の侵略戦争と植民地支配に始まり、15年にもわたった太平洋戦争は、多くの国々に多大な苦痛と損害を与え、日本も存亡の危機に陥りました。戦争の犠牲となってたおれ、傷つき、苦しめられたすべての人々に、心から哀悼の誠を捧げます。遺族の皆さま、そして今もなお戦争被害に苦しまれている皆さまに、心からお見舞いを申し上げます。戦禍を生き延びた人々にとっての一筋の光明が、恒久平和を誓った日本国憲法でした。75年の平和国家への歩みを振り返り、再び戦争の時代を招来しないよう努め、後世に引き継いでいくことが、私たちの責務です。

 安倍政権は、「積極的平和主義」と称して日米同盟を強化し、軍事費を8年連続で増やしてきました。特定秘密保護法や「共謀罪」の制定、「戦争法」の制定などを強行してきました。そして、自衛隊を中東に派遣し、今や「専守防衛」すらかなぐり捨てる「敵基地攻撃能力」の保有を進めようとしています。そのうえ、緊急事態条項の創設や憲法9条2項の死文化を目的とした明文改憲が行われれば、米軍とともに歯止めなく「戦争する国」へと突き進むことになります。社民党は、9条改悪と軍事大国化に反対する多くの人々と力を合わせ、改憲発議阻止と立憲主義・民主主義・平和主義に反する安倍政権の打倒に全力をあげます。

 地上戦で20万人を超える尊い命が奪われた沖縄は、戦後も米軍が「銃剣とブルドーザー」で住民を追い出し、「捨て石」として米国の軍事支配下に置かれました。沖縄県民は、今も在日米軍基地の7割超を押し付けられ、米軍ヘリの事故や米軍人・軍属による事件、危険なオスプレイの飛行訓練など、軍隊による不条理に苦しめられ、平和憲法より日米安保条約や日米地位協定が優先する日常を強いられています。安倍政権は、沖縄県民の平和の思いを踏みにじり、辺野古新基地建設を強行しています。社民党は、新基地建設反対、米軍基地の整理・縮小・返還、日米地位協定全面改正を求め、平和と民主主義をめざすたたかいの先頭に立ちます。

 広島・長崎は、原子爆弾によって、21万4千人余の命が奪われ、今日も被爆による苦しみが続いています。国連の「核兵器禁止条約」の採択や、核兵器廃絶国際キャンペーンのノーベル平和賞受賞など、核廃絶に向かう潮流が大きくなる一方、中距離核戦力廃棄条約の失効など、核超大国は逆行する動きを強めています。米トランプ政権に追従する日本政府は、核抑止力論に固執し、「核兵器禁止条約」に背を向けています。原爆症認定の問題のほか、在外被爆者や被爆二世の問題など、被爆者に対する行政には様々な問題が残されています。また、空襲被害者など民間の戦争被害者は今も切り捨てられ、放置されたままです。政府は、被爆者の思いを踏みにじり、「黒い雨」訴訟の控訴を強行しましたが、社民党は、すべての戦争被害の責任を認め、差別することなく救済を急ぐよう強く求めます。

 戦後75年の今年、「戦後最大の試練」というべき新型コロナ禍に見舞われています。新型コロナ禍は、分断や対立を助長するとともに、管理や統制の強化、新しい強権政治やファシズムへの契機となることに警戒しなければなりません。また、戦没者追悼式や慰霊祭の中止や延期、規模縮小、参列の取りやめが相次ぐなど、新型コロナ禍は、戦後75年の節目の恒久平和と鎮魂の祈りにも陰を落としています。そうした中、戦争体験の風化を防ぎ、記憶を継承するため、オンライン講話や証言DVDの上映など、新しい平和教育も模索されています。不戦・恒久平和の願いは、決してコロナには負けることはありません。

 詩人・石垣りんは、105名の戦没者名簿に寄せた詩の中で、「死者の記憶が遠ざかるとき、同じ速度で、死は私たちに近づく」、「戦争の記憶が遠ざかるとき、戦争がまた私たちに近づく。そうでなければ良い」、「八月十五日。眠っているのは私たち。苦しみにさめているのはあなたたち」(「弔詞」)とうたいました。戦争の記憶を遠ざけて、戦争に近づくという愚かさを重ねてはいないでしょうか。今こそ目を覚まし、戦争の愚かしさと平和の尊さを次代につなげていくことが重要です。社民党は、先人たちの思いを引き継ぎ、「政府の行為によつて再び戦争の惨禍が起こることのないやうにする」決意を胸に刻み、「全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免れ、平和のうちに生存する権利を有する」ことを前文にうたう平和憲法をしっかりと活かし、恒久平和の実現に全力で努力し続けることをお誓い申し上げます。

以上

766さきたま:2020/08/16(日) 12:28:26
2020.8.15 山本太郎 代表談話『敗戦の日』
https://reiwa-shinsengumi.com/comment/5185/
戦没者の方々の御冥福を心からお祈り申し上げるとともに、
すべての戦争被害者のみなさまにお見舞い申し上げます。

国家として、二度と同じ過ちは起こさない、という誓いのためにも、
戦争被害者に対する救済は行わなければなりません。

厚生労働省の発表による
各都道府県発表の空襲死者の合計は、56万2708人。
未だ果たされていない空襲被害者への賠償、
原爆被害者の全面救済は必須です。

日本の戦没者の概数は約240万人にものぼりますが、
この戦争によって亡くなったのは日本人ばかりではありません。

過去、間違った政治判断の連続で、自国のみならず、
アジア諸国にも甚大なる被害を与えました。

この事実を真摯に反省する政治責任を全うし、
アジア地域のみならず、
世界平和実現を牽引する役割を日本が担っていけるよう、
皆さんと力を合わせていくことを誓います。

れいわ新選組代表 山本太郎

767さきたま:2020/08/16(日) 12:44:23
>>759-766の各党談話を見ると、
第二次大戦における、我が国の加害者の面に言及していないのが、
自民、国民民主、維新の3党。
こうしてみると、国民民主党は民社党なのだなあと思いますね。

更新が遅れているのか、公明の談話がウェブサイトで見つけられず。

維新の松井が「戦没者を追悼し平和を祈念する日」(鈴木内閣で閣議決定された名称)に際しという談話を出しているのは、
行政の長である知事らしい感じがしました。

768とはずがたり:2020/08/30(日) 02:12:33
( ゜д゜)、 Peッ

「次の総理、現在の路線受け継いで」 日本会議コメント
安倍首相辞任へ
https://www.asahi.com/articles/ASN8X6H85N8XUTIL03D.html?ref=tw_asahi
2020年8月28日 19時50分

 日本会議広報部は28日、安倍首相の辞意表明にあたってコメントを発表した。「憲法、外交、安全保障、拉致や領土問題、そして経済、教育の分野で、日本の主権と国益を守る取り組みをされてきました。憲法改正については、歴代の総理大臣の中でもとりわけて熱心に取り組んでこられました」と振り返ったうえで、「病気を理由に、道半ばで辞任されることは、誠に残念でなりません」「次の総理大臣になる方には、現在の路線を受け継がれ、憲法改正の実現に向けて、積極的に取り組まれることを切に望みます」とした。

769とはずがたり:2020/09/05(土) 10:13:20

# ライフ# エンタメ# 週刊現代
ユーミンと大物右翼「頭山家」の知られざる血脈と交流
ポップカルチャー界の「華麗なる一族」
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/51254?page=2

770名無しさん:2020/09/11(金) 13:50:55
https://news.yahoo.co.jp/articles/66f0c7f33255a7e4097af61690f351eebd4b5bca
首相裏切りの予兆、気づかなかった岸田氏 総裁選3候補の真の姿は?
9/11(金) 7:32配信

 菅義偉官房長官の圧倒的優位が伝えられている自民党総裁選。かつては安倍首相からの禅譲をめぐる盟約説が取り沙汰され、「ポスト安倍」の本命とも呼ばれた岸田文雄政調会長が窮地に立たされている。だが、政治学者で『自民党 価値とリスクのマトリクス』(スタンド・ブックス)の著書もある中島岳志・東京工業大教授によれば、首相が禅譲話を反故にする予兆は過去の発言からすでにあった。また、首相に最も近い立場とされる菅氏は実は根っからの右派ではない。石破茂元幹事長はこの数年で政治姿勢を大きく変化させたという。イメージで語られがちな3候補の真の姿を過去の著作などからあぶり出し、ポジションの違いをマトリックス図に表してもらった。

*  *  *  *  *

 ■政治家を見極めるための「4類型」

 自民党総裁選が始まりました。テレビ番組はこの話題で持ちきりですが、どうしても「どの派閥が誰を支持している」とか、「二階幹事長がどう動いたか」とか、「石破さんがなぜ国会議員票を獲得できないのか」といった政界ワイドショーに話が流れていく傾向があります。しかし、自民党総裁選は、日本の首相選びに直結します。重要なのは、それぞれの政治家の理念やヴィジョン、特質を見極めることであるはずです。

 政治家の考え方を見極めるためには、私たちがしっかりした座標軸を持っておく必要があります。その時、私が提案しているのは、下記のような図です=図1=。

 政治は内政面において、主に「お金」の問題と、「価値」の問題をめぐって仕事をしています。図では縦軸に「お金」、横軸に「価値」を配置しています。

 「リスクの個人化」というのは、様々なリスクに対して個人で対応することを基本とする自己責任型です。そのため、税金は安くなりますが行政サービスも小さくなります。いわゆる「小さな政府」になります。

 一方、「リスクの社会化」は、セーフティーネット強化型です。税金は高くなるかもしれませんが、行政サービスも手厚くなります。いわゆる「大きな政府」になります。

 「リベラル」というのは、多様な価値観への寛容な態度を意味します。逆に「パターナル」は、「父権的」と訳されるように、力を持った人間が個人の価値の問題に介入するあり方を意味します。例えば、選択的夫婦別姓についての賛否であれば、リベラルは個人の価値観を尊重する立場から賛成、逆にパターナルは「日本人は同性であるべき」という価値の介入を行うため、反対になるでしょう。

771名無しさん:2020/09/11(金) 13:51:24
>>770

 従来の「右」「左」という二分法よりも、このマトリクスで政治家を理解する方が、より適切な位置づけが出来るのではないかと、私は考えています。

 ■菅義偉:「値下げおじさん」と「忖度おじさん」

 さて、具体的な候補者の特徴を見ていくことにしましょう。まずは、最有力とされている菅義偉さんです。

 菅さんのポイントは二つです。まず一つ目は、大衆の欲望に非常に敏感なポピュリストであるという点です。菅さんは「令和おじさん」や「パンケーキおじさん」と言われていますが、本質はそうではありません。私は、「値下げおじさん」と呼ぶのが的確だと思っています。

 菅さんが国会議員に当選したのは1996年の衆議院選挙です。そして、最初の重要な成功体験は、国土交通大臣政務官時代に手がけた東京湾アクアラインETC割引の実施でした。総務大臣時代にはNHK受信料値下げを主張し、世論の支持を背景にNHK人事に介入しました。

 そして、最近は携帯電話料金の値下げを主張し、今回の総裁選でもこの点を強調しています。他にも総務大臣時代の「ふるさと納税」導入。これも返礼品がもらえるという「大衆への利益供与」です。

 辺野古基地移転問題をめぐって沖縄の世論とぶつかった際には、USJ・ディズニーランド、カジノなどの大型リゾート施設の誘致に動き、揺さぶりをかけました。このように「値下げ」「返礼品」「リゾート誘致」のような大衆的欲望に直接訴えかける政策が、菅さんの特徴です。

 二つ目の特徴は、「忖度おじさん」です。よく知られているように、菅さんは官房長官として官僚の人事を掌握し、彼らを支配することに成功しました。官僚機構の中では「上目遣い」が横行し、菅さんを忖度して行動する官僚が目立つようになりました。

 菅さんは、このような統制のあり方に、極めて自覚的です。彼は野党時代の2012年3月に『政治家の覚悟-官僚を動かせ』という本を出していますが、ここで次のように述べています。

772名無しさん:2020/09/11(金) 13:51:47
>>771

 人事権は大臣に与えられた大きな権限です。どういう人物をどういう役職に就けるか。人事によって、大臣の考えや目指す方針が組織の内外にメッセージとして伝わります。効果的に使えば、組織を引き締めて一体感を高めることができます。とりわけ官僚は「人事」に敏感で、そこから大臣の意思を鋭く察知します。

 ここでご本人が明言しているように、菅さんは「人事」を掌握することによって、官僚たちに権力者の意思を察知させ、忖度を働かせることができると考えています。

 同様に、菅さんはメディアの統制にも成功しました。安倍政権下では、官房長官の記者会見が形骸化し、予定調和的な質疑が横行するようになりました。官僚やメディアの人間に対して、人事や情報を使って忖度させ、自らの意思を察知させることで、主体的に服従させるメカニズムを構築していきました。

 菅さんが首相になった場合、この仕組みが国民の側にまで及ぶことを想定する必要があります。安倍内閣下では秘密保護法や共謀罪(テロ等準備罪)が成立しています。これらは一般市民が対象とされる法律で、いくつかの見せしめ逮捕によって、政府批判の自主規制を働かせることが可能になります。忖度による主体的服従システムは、私たち国民にも及ぶ可能性が十分にあります。この点に、私たちは注意深くなければなりません。

 菅さんという政治家は、理念に基づいて何かをやりたいというタイプの政治家ではありません。政治は権力闘争でありパワーゲームであるという認識に立っている人です。一般企業でも、社長を目指す人の中には、「社長になって何かやりたい人」と「とにかく社長になりたい人」の両方がいますが、菅さんは「とにかく社長になりたい人」タイプです。社長になり、権力を維持すること自体が目的化するタイプといえるでしょう。

 そのため、菅さんを理念やビジョンで位置づけるのは、なかなか難しいところがあるのですが、前掲の図の中に位置づけるとすれば、Ⅳの位置になります。これは安倍首相と同じゾーンで、日本型ネオコンといえる枠組みです。

 今回の総裁選でも「自助」を強調しているように、「リスクの個人化」傾向が強いことは明白です。一方で、価値の問題については、安倍内閣に同調してきたものの、強い関心やこだわりを持たないことが特徴といえるでしょう。

773名無しさん:2020/09/11(金) 13:52:32
>>772

 菅さんは『サンデー毎日』2014年1月5日号に掲載されたインタビュー(「ぬるま湯ニッポンを大改革する 安倍政権の大番頭 菅義偉官房長官」)で、安倍さんと出会った時のことを、次のように述べています。

 正直言うとね、国家観というものが私にはなかったんです(笑)。安倍さんの話を聞いて、すごいなあと。安倍さんが官房副長官のときです

 菅さんは自分自身で明言しているように、「国家観」に対する関心を持っていません。歴史認識などについても、右派的なこだわりを強く持っているわけではありません。価値の問題については、非常にプラグマティックに行動する政治家だといえるでしょう。

 ■岸田文雄が失敗し続ける理由

 次に岸田文雄さんを見ていくことにしましょう。岸田さんは極めてスタンスが曖昧な政治家です。明確なヴィジョンを打ち出すことが出来ず、どのような国家構想を持っているのかが見えづらいことが特徴です。これは、ある意味でバランスのとれた政治家ということができると思いますが、実態としては典型的な風見鶏で、権力者の顔色を見ることに長けた人といえるでしょう。

 岸田さんは、報道されているように、安倍さんからの禅譲を狙っていました。しかし、私は拙著『自民党 価値とリスクのマトリクス』の中で、禅譲への期待を持つべきではないと指摘しました。これには根拠があります。

 安倍首相がかつて、繰り返し語っていたエピソードがあります。それは、祖父の岸信介が60年安保騒動の際に、大野伴睦に禅譲を明記した念書を渡し、協力を求めたと言うものです。岸の後に首相の座に就いたのは、大野ではなく池田勇人です。つまり、岸は自ら記した念書を反故にしたのです。

 これについて、安倍首相は岸の行為を高く評価しています。政治は心情倫理よりも責任倫理が重要であって、結果責任こそが重要だと述べています。安倍首相が禅譲話を反故にすることは、本人の書いたものをしっかり研究しておけば、容易に想像できたことです。

 岸田さんは本来、図のⅡのゾーンに位置づけられるべき政治家です。このゾーンは、彼が率いる宏池会が担ってきたゾーンで、自民党の保守本流とされるものでした。

774名無しさん:2020/09/11(金) 13:52:57
>>773

 一方、安倍首相はⅣのゾーンの政治家で、岸田さんとは真逆のタイプです。二人は、理念や政策では、相容れない政治家のはずです。

 しかし、岸田さんは、安倍さんからの首相の禅譲を狙い、外務大臣・政調会長として安倍内閣を支えてきました。そして、その過程で、安倍内閣と対立しないように、考え方をⅣに寄せていき、態度を曖昧にしてきました。

 その結果、一体、何をやりたい政治家なのかが不明瞭になり、風見鶏の側面ばかりが目立つようになりました。

 拙著『自民党』では、安倍内閣期の岸田さんを、ど真ん中のゼロ地点に置きました。つまり、特色がなく、どのような国家を作りたいのかが全く見えない政治家なのです。

 メディアでは「発信力が乏しい」とよく言われていますが、それもそのはずです。積極的に発信することを控えることで、自らのポジションを獲得してきたのが、これまでの歩みだったからです。

 総裁選を闘うにあたって、岸田さんはこれまでの曖昧な態度からの脱却を目指しています。格差社会の是正を強調することで、リスクの社会化を打ち出していますが、やはり時すでに遅しです。

 自らが支えてきた安倍政権を高く評価する姿勢との矛盾を埋めることが出来ず、信頼を失っているというのが現状でしょう。しかも、リベラルな価値への言及が欠如しているため、踏み込みが足りません。

 総裁戦後、岸田さんが行うべきことは政治哲学の再構築です。菅さんのような策謀術もなく、政治哲学もしっかりしないようでは、首相への道は開かれないでしょう。

 ■石破茂:保守本流のフラッグを獲得

 最後に、石破茂さんを見ていきたいと思います。石破さんは岸田さんとは対照的に、近年は安倍内閣と距離を置き、批判的なスタンスを示してきました。時にその批判は厳しく、「首相を後ろから撃っている」と言われるほどでした。

 石破さんは、もともと図のⅢに位置づけられる政治家でした。このゾーンは新自由主義で、河野太郎さんなども、同じ枠に位置づけられる政治家です。

 しかし、石破さんはこの数年で、ポジションを変化させています。それはⅢからⅡへの変化です。このゾーンは前述のように宏池会が担ってきた保守本流の枠なのですが、ここが岸田さんの曖昧な態度によって空洞になっていました。そこに場所を見つけ、安倍内閣と対峙したのが石破さんです。

775名無しさん:2020/09/11(金) 13:53:17
>>774

 Ⅱのゾーンには、野田聖子さんなども位置づけられますが、党内での支持基盤が脆弱なため、石破さんが保守本流のフラッグを奪取したといえるでしょう。

 今回の総裁選では、この姿勢がより明確になりました。政策パンフレットでは「格差是正」を掲げ、「福祉社会の実現」を説いています。「教育無償化によりアンダークラスやシングルマザーなどの抱える教育格差問題を解決します」と踏み込んでおり、「リスクの社会化」路線を鮮明にしています。

 アベノミクスは低所得者の固定化を生んだと批判し、格差縮小こそが経済の拡大につながるとして、消費税減税も視野に入れた発言を行っています。

 さらに、選択的夫婦別姓についても賛成の意を示し、リベラルな価値観を押し出しています。政策パンフレットでも「多様性」を重んじることを強調し、「自由と寛容さを高めて女性、若者、高齢者にフェアな社会を実現します」と謳っています。

 出馬の記者会見では「一人一人が居場所のある社会の実現」を冒頭に述べ、社会的包摂(ソーシャル・インクルージョン)の重要性にも踏み込んでいます。

 菅さんや岸田さんが、安倍内閣の継承を基本路線としているのに対して、石破さんは明確に逆の方向性を提示しているのが特色です。

                *

 3人の現在の位置づけを図で表わしてみましょう=図2=。

 総裁選での論戦は、必然的に【菅vs石破】という構造になるでしょう。石破さんがⅡのゾーンを奪ったことによって、岸田さんの立ち位置の不明瞭さが、一層際立つ構造になっています。

 菅さんは理念やヴィジョンに基づく政治家ではないため、融通無碍(むげ)なところがあります。そのため、攻めの石破さんに対して、柔軟にかわす菅さんというやりとりが繰り返されるように思います。

 そして、石破さんの議論に説得力があればあるほど、菅さんはその政策を受け入れるという場面が出てくると思います。菅さんは「値下げ」に代表されるように、国民に具体的な利益を配分することで支持を得ようとする志向性が高いため、「自助」「自己責任」を掲げながら、ピンポイントの配分を積極的に行う可能性があります。

 総裁選を見る際には、是非、上記の図を参考に、候補者の位置づけを確認していただければと思います。そのことによって、誰がどのような方向性で、これからの日本を率いていこうとしているのかが明確になり、争点もはっきりしてくると思います。細部の政策への賛否だけでなく、大きな理念の違いに注目し、巨視的な観点からこの国のあり方を問い返すことが重要です。総裁選を有意義なものにできるかどうかは、国民のまなざしにかかっています。

776名無しさん:2020/11/02(月) 09:56:34
https://news.yahoo.co.jp/articles/a9a0ff1a88e40e05631c157910376119b2a54a7d
「ネトウヨ VS パヨクの虚しい“宗教戦争”」倉山満×有田芳生、まさかの対談
11/2(月) 8:31配信

―[言論ストロングスタイル]―

 本人の意向はさておき一般的に「倉山満」は右の言論人にして憲政史家、「有田芳生」は左の言論人にして政治家、ともに筋金入り、ということになっている。今回、左右どちらにとっても一見「ウソだろ、やめてくれ」な対談が実現した。きっかけは倉山満氏の新刊『保守とネトウヨの近現代史』(扶桑社刊)。献本先の有田氏から編集部に感想のメールが届いたのだ。有田氏はまた同新刊に関してツイッターでつぶやくことすでに10回以上。「眼からウロコが落ちる」と評するそのポイントとは?

「なんだ、ほとんど考えが一緒じゃないか」と
倉山:ここ、扶桑社の応接室なんですが、場所も含めてアウェイみたいなところに来ていただきました。

有田:オウム事件の時はSPA!によく登場していましたし、SPA!に連載していた勝谷誠彦さんとも亡くなる直前までつきあいがあったので、敵陣に乗り込むみたいな気持ちはまったくありませんよ(笑)。

倉山:立場が違ってもファクトを共有しないとまずいのではないかということで書いたのが『保守とネトウヨの近現代史』です。そこに有田さんは反応してくださった。

有田:ほとんど違和感がない。なにより、自分がこれまで生きてきた歴史とぴったり合うんです。同時代体験として楽しく読ませていただきました。僕が若い頃の状況を倉山さんは、「保守」と言われる人たちは言論界の端っこの方でいじめられていた、と評価している。僕も同じ感覚。そういう人たちが、安倍政権になって、自分たちの世界がきたみたいな理解をされたんじゃないか。「おわりに」でこう書かれていますね。

《歴史家は安倍内閣を長いだけで何もできなかった政権と断罪するだろう。そして、そんな安倍晋三にぶら下がっただけの「保守」「ネトウヨ」など、日本の歴史から忘れ去られるだろう》。僕と感覚が一緒です。総括としてもすっきりしています。

人間の評価に零点も百点もあるはずがない
倉山:結局、人間の評価に零点も百点もあるはずがないということなんです。「自分は与党支持だから安倍さんの言うことは全部応援する」。「自分は野党だから安倍さんの言うことは全部否定する」。これはおかしい。それは、帰依する、ということで自分の頭で考えてはいません。

有田:本が届いた時、ちょうど、杉田水脈さんが五回目の炎上中で、杉田さんのところから読み始めたんです。杉田さんが山口敬之さんを守ったのは、伊藤詩織さんに対する憎しみからなんだ、と書かれていますね。

倉山:それ以外に想像がつきません。難しい説明かもしれませんが、これはまるで宗教戦争です。安倍零点か百点か。反安倍か反・反安倍か。一ミリも譲れなければ伊藤さんは(反・反安倍派から)悪魔とみなされるんです。それは杉田さんも同じことで、一般の人たちからも悪い人だと言われたりする。ここは強調しておきたいんですが、杉田さんは悪い人ではありません。「賢か愚か」と「善か悪か」という話とではぜんぜん違います。

777名無しさん:2020/11/02(月) 09:56:57
>>776

「有田さんの方が安倍さんに同情的で、私の方が批判的という(笑)」
有田:ネットはものすごくイメージをつくっちゃう。僕なんか、北朝鮮のスパイだとか工作員だとかと、今でも言われているはずです。

倉山:有田さんも悪魔化されていると思います。逆に、私なんか、どう思われているんですかね。

有田:上念司さんとテレビで罵りあったことがあって、その上念さんと一緒にやっているというイメージの倉山さんだから、罵りあう対象なのかな、とは思っていましたね。偏見があったのか、申し訳ないけれども初めて読ませていただいたのがこの本で、そう言っていいのかどうかわからないけれども、なんだ、ほとんど考えが一緒じゃないか、と。

倉山:私の位置づけは、「保守なのに安倍批判している変わり者」でした。私は、8年間の安倍内閣で、最初の1年間は熱烈支持、真ん中は消極的支持、最後の1年間は積極的不支持と明言しています。

有田:その経過をお聞きしたい。

倉山:経済です。憲法うんぬんの前にメシが食えないと生きていけない。安倍さんはまず経済と言ってくれて、金融緩和、アベノミクスはいいけれども消費増税を宣言してから効果が止まり、なまぬるい、けれどもやめるよりはましかなというので消極的支持。2019年の参議院選挙で、安倍さんは何もできないままだらだらと続ける気なんだな、ということで積極的不支持。景気回復ぐらいやってくれないまま長く続くのであれば他の人に代わってもらわなければ困る。そういう経過ですね。

安倍政権で拉致問題の成果は確かにありました
有田:僕は拉致問題を20年くらい、北朝鮮にも2回行って、いろいろなことをやってきました。けれども、結局、安倍さんに期待していたんです。公平を期すために言っておくと、安倍政権で拉致問題の成果は確かにありました。2014年に横田滋さん早紀江さん夫妻が、めぐみさんの娘ウンギョンさんとモンゴルのウランバートルで会いました。横田さんがお願いをして実現したんだけれども、具体的に実行してくれたのは安倍政権です。

また、安倍さんは否定はせずとも認めていないんですが、政府認定拉致被害者の田中実さんと特定失踪者の金田龍光さんが生きている、と北朝鮮側が2014年に伝達してきている。被害者を取り戻すことはできなかったけれども、北朝鮮が伝えてこざるをえないような状況は、これも成果だったと思うんです。しかし、6年経つのに政府は事実を確認していない。安倍政権の成果だったんだから、菅さんに代わったけれども、それを前に進めてほしいなと思っているんです。

倉山:お話をしていると、有田さんの方が安倍さんに同情的で、私の方が批判的という(笑)。

有田:2年前ですか、安倍昭恵さんを責任者にして、横田早紀江さんもついて平壌にのりこもうという計画があったんです。僕が、山崎拓さんのところに行き、どう思われますかと聞いたところ、それはいいな、と。ただし、北朝鮮にとってはお金なんだから、二階俊博さんをかまして、密かにお金を出すからという計画でどうか、ということになりましたが結局、二階さんのところまではいかず、当時官房長官の菅さんが「つぶしました」と。森友学園が問題になってしまったこともあり、昭恵さんの立場も難しいな、というのであきらめたことがありましたね。

倉山:安倍さんが8年やってできないのなら、いったい誰ができるのか。総括する時期がきたなと思って書いたのが『保守とネトウヨの近現代史』です。右だから支持だろう、左だから批判的だろう。そういう単純な話ではないという本です。

―[言論ストロングスタイル]―

【倉山 満】
’73年、香川県生まれ。中央大学文学部史学科を卒業後、同大学院博士前期課程修了。在学中より国士舘大学日本政教研究所非常勤職員を務め、’15年まで日本国憲法を教える。現在、「倉山塾」塾長、ネット放送局「チャンネルくらら」などを主宰し、大日本帝国憲法や日本近現代史、政治外交について積極的に言論活動を行っている。ベストセラーになった『嘘だらけシリーズ』のほか、『保守とネトウヨの近現代史』が9月25日に発売された

日刊SPA!

778とはずがたり:2020/12/03(木) 22:14:17
チャンネル桜、敗訴確定 香山リカさんの名誉毀損
2020.12.3 18:05社会裁判
https://www.sankei.com/smp/affairs/news/201203/afr2012030029-s1.html
最高裁判所=東京都千代田区(伴龍二撮影)
最高裁判所=東京都千代田区(伴龍二撮影)
 インターネット配信された動画で名誉を傷つけられたとして、精神科医、香山リカさんが損害賠償を求めた訴訟で、最高裁第2小法廷(岡村和美裁判長)は、番組制作会社「日本文化チャンネル桜」と出演者1人の上告を退ける決定をした。2日付。名誉毀損(きそん)に当たると認め、計100万円の支払いを命じた1、2審判決が確定した。

 1、2審判決によると、平成28年10月に「【沖縄の声】ヘリパッド反対派を初起訴、香山リカのツイートが法に触れる可能性あり」と題した動画を制作し、共有サイトで配信した。出演者が香山さんのツイッターでの投稿に触れ「医師法の違反が疑われて監査が入った」などと、事実と異なる発言をした。


 令和元年10月の1審東京地裁判決は「医師としての社会的評価に影響を与える」と賠償を命じ、2審東京高裁も支持した。

779名無しさん:2020/12/04(金) 00:32:32
https://news.yahoo.co.jp/articles/3443ccfb83f6a78ed32897e3a8b33fcce2035334
「右でも左でもない普通の日本人」を自認する人ほど、陰謀論を信じやすかった…!
12/3(木) 7:01配信

日本におけるネトウヨと陰謀論の関係
 先日のアメリカ大統領選では、接戦州の選挙結果もさることながら、トランプ大統領自身が選挙不正をTwitter上で訴える「断末魔の叫び」が日本のメディアでも連日大きく報じられた。実際には、選挙不正を示す確たる証拠はなく、単なる「陰謀論」にすぎないとの見方が大勢であるとはいえ、ロイター通信の報道では、今なお、共和党支持者の52%が「真の勝者はトランプだ」と答えるなど、その「陰謀論」を信じるトランプ支持者も数多くいるようである。

 もっとも、陰謀論やデマの類は今に始まったわけではなく、古今東西にわたって存在する。もちろん、日本もその例外ではない。日本においても、たとえば「ネトウヨ」(ネット右翼)が発する陰謀論がネット上にはごまんとあふれている。辻大介の研究によれば、ネトウヨはネットユーザー全体のおよそ1〜2%に過ぎないと推定されるものの(辻、2017)、その存在感は年々増しているように思われる。

 実際に、2010年代以降、「右傾化」や「ネット右翼」に関する数多の書籍や論文が出版されているし(e.g. 小熊・樋口編 、2020;田辺編、2019;樋口ほか、2019ほか)、2014年都知事選において、自衛隊元航空幕僚長の田母神俊雄氏が20代の得票率で第2位となったことも大きな話題となった(遠藤・ジョウ、2019)。

 こうしたネトウヨの社会的・政治的属性に関しては、辻(2017)などの詳細な分析がある。しかし、彼/彼女らが発する陰謀論的な言説がとどまることなく広がり続けているメカニズムの方はさほど解明が進んでいない。そこで以下では、この点に関する筆者の研究成果の紹介を通じて、日本の世論に陰謀論がどの程度入り込んでいるのか、それがどのような人々によって受容されているのかを考えてみたい。

「普通の日本人」という免罪符
 筆者が、陰謀論を信じるメカニズムを考えるうえで注目しているキーワードが「普通の日本人」である。筆者は、研究上、「ネトウヨ」的な言説を展開するアカウントを定期的に観察しているのだが、彼/彼女らのツイートやプロフィールには、この「普通の日本人」という表現が驚くほど頻繁に登場する。

 そこで「普通の日本人」とネトウヨにまつわる「逸話」を紹介したい。時は2018年5月頃、ネット掲示板上に「YouTubeのネトウヨ動画を報告しまくって潰そうぜ」というスレッドが立ち上がった。それに賛同したネットユーザーは「ネトウヨ春のban祭り」と呼び、「ネトウヨ動画には、YouTubeが規約で禁止する差別的表現が含まれている」という建前のもと、その種のYouTuberを大量に同社に規約違反として通報したことで、実際に、多くのアカウントが凍結される騒ぎとなった。

 この「祭り」の中、アカウントを凍結されたユーザーの一人が、YouTubeのフォーラムに、アカウント凍結への抗議を投稿した一文「I am a Japanese general adult man」が話題となった。推測するに、当該ユーザーは「私は単なる普通の日本人であり、極端な政治活動家ではない」と言いたかったのであろうが、残念ながら、この英文では「私は日本のアダルトマン将軍である」という意味になってしまう(もっともYouTube側は「日本語のフォーラムに投稿してください」と返信する「大人の対応(? )」であった)。

 筆者は、この事件を通じて「普通の日本人」というレトリックがネトウヨ的言説を支える「免罪符」となっているように感じるようになった。つまり、「極端な政治思想を持つわけでもない『普通の日本人』がやっていることなのだから、自分の言説は許容されるべきだ」という期待がこの言葉には表れている、というわけだ。

780名無しさん:2020/12/04(金) 00:32:42
>>779

「在日認定」と「普通の日本人」
 「普通の日本人」というレトリックとネトウヨ的言説の奇妙な相性のよさを示す現象をもう一つ説明したい。それが「在日認定」である。「在日認定」とは、メディア上で、とくに韓国や中国に味方するような発言をした芸能人やコメンテーターを「○○は在日朝鮮人だ」と勝手に「認定」することを指す。

 「在日認定」された著名人は、ネット上だけでなく、所属組織への電話攻撃(いわゆる「電凸」)などの直接的な被害を受けることもある――言うまでもなく、その人が実際にどのような出自やバックグラウンドであっても、そのこと自体を批判や非難の対象とすることは明確に「差別」である。

 一部の「愛国者」を自称する人々の論理では、「在日認定」とは、相手を「日本の敵」とみなすことの宣言となる。つまり、自称「愛国者」たちは、気に食わない相手を「特殊な存在」「敵」とすることで自身を(相対的に)「普通」と位置づけ、さらに「敵」への反撃は「普通の日本人」なら当然のことだと正当化しているように思われる。ここでもやはり「普通の日本人」というレトリックが、ある種の「免罪符」となっているといえよう。

筆者が知る限り、「在日認定」は、主に2010年代以降に台頭した保守系団体「在日特権を許さない市民の会」(在特会)の主張に端を発しているように思われる。在特会は、とくに永住権を有する在日朝鮮人は不当に政治的・社会的な優遇を受けており、「普通の日本人」こそ(相対的に)不利益を被っていると主張する*1
。もっとも、極端な主張をする在特会であるが、そのメンバーには「ネットで真実を見るまでは」ごくごく一般的だった人も少なくないことも知られている(樋口、2014)。

「みんなと同じ意見」は「普通」でない?
 「普通の日本人」という意識は、ネトウヨ的言説、陰謀論の受容のしやすさと関係しているのではないか――このような問題意識から、筆者は「普通の日本人(意識)」と陰謀論の関係を検証するために、2019年3月に全国1509名を対象とするWEB調査を行った。以下では、この調査結果にもとづいて「普通の日本人(意識)」と陰謀論の関係をデータ分析を通じて明らかにしていきたい。

 本調査では、自分をどれくらい「普通」と認識しているかという「普通の日本人意識」を探るために、「政治に関することについて、私は他の多くの日本人と同じような意見を持っていると思うか」という質問を設けた。

 この質問への回答は「そう思う(3.23%)」「ややそう思う(49.74%)」「あまりそうは思わない(32.01%)」「そうは思わない(15.02%)」であった。「そう思う」+「ややそう思う」は全体の53%、「あまりそうは思わない」+「そうは思わない」は47%近くと大きく二分される結果となった。

そこで以下では、前者を「普通自認層」、後者を「非普通自認層」に大きく二つの層にわけた上で、ネトウヨ的言説に関する6つの質問への賛成度を2つの層ごとに示した(図1)*2
。(ここでは数値が大きいほど賛成度が高い。また各質問のカッコ中の「M」は全体の平均値、「SD」は標準偏差を示す)----------
? 日本の左派系団体の多くは、韓国に操られている(M=2.21、SD=1.59)
? 左派政党の議員は、韓国のために政治をしているのではないかと感じる(M=2.32、SD=1.62)
? マスコミはどこも韓国寄りなので信用できない(M=2.3、SD=1.47)
? 在日朝鮮人は、平等の名の下に過剰な要求をしている(M=3.11、SD=1.65)
? あらゆる政策について、日本国民の利益が最優先されるべきだ(M=3.44、SD=1.35)
? どのような政治的決定であっても、外国人の意見を取り入れる必要はない(M=2.35、SD=1.3)
----------

 図1 普通意識ごとの「ネトウヨ的言説」賛同度の違い

 図1より、全体的に、普通自認層ほど「日本の政治的・社会的機関の中枢は韓国(人)に支配されている」と考える傾向が強いことがわかる。また、新しいレイシズムやゼノフォビア(外国人への排外主義)意識に関しても、自身を「普通」と自認する層の方が非普通自認層よりも高い。

 さらに、図1の赤線で示した全体の平均値と比べると、非普通自認層より普通自認層のほうが平均値よりもやや高い傾向にある。「普通」を「平均的なこと」と捉えるならば、「私の政治的意見は普通だ」と思う人の方が、逆説的に、「平均的な日本人の意見」から外れがちなのである。

781名無しさん:2020/12/04(金) 00:33:10
>>780

みんな「ホンネ」では陰謀論を信じている?
 「自分は他の人と同じような政治的意見を持っていると思っている」人ほど、日本人の平均値からズレている。この事実は、もしかしたら、陰謀論についても、自分を「普通」と思う人ほど、突飛な説を受け入れてしまう傾向につながっているのではないか…。筆者はこの点について、「リスト実験」(List Experiment)と呼ばれる特殊な方法を使って陰謀論の受容程度についてより深く検証を試みた。

リスト実験は、主に、人々の「本音」を探る際に用いられる。たとえば、先日のアメリカ大統領選挙で指摘された「隠れトランプ派」はまさにこの好例である。「隠れトランプ派」とは、本当はトランプ氏を支持しているにもかかわらず、世論調査で答える際には「トランプ支持を表明すると、自分も差別主義者のように思われるかもしれない」と社会的な体裁を気にして、本心と異なる回答をする層を指す*3


 こうした回答者の心理傾向によって世論調査の結果に偏りが生じることは「社会的期待迎合バイアス(Social Desirability Bias)」として既によく知られている(遠藤、2012;善教、2015)。とくに、意見表明がためらわれるようなセンシティブな話題を質問をすると、一部の回答者は「本音」を隠して、社会的に望ましい方の、いわば「ウソ」の回答をしてしまうことがよくある。

 リスト実験は、こうして隠されてしまう「本音」を引き出すために開発された統計的な推論方法である。筆者の問題関心である『人々は、陰謀論を「本音」ではどう考えているか』を明らかにする上では、極めて有用な手法だといえる。

 リスト実験の方法を簡単に説明しておこう。リスト実験では、まず、被験者をランダムに複数の実験群(グループ)に分けたうえで、実験群ごとに内容が異なる意見リストを提示する。リストの中に「ターゲット」となる意見を加える実験群(処置群)と、それを加えない実験群(統制群)を用意しておくのだ。

そのうえで、被験者には、各リストの中から賛成(もしくは反対)の意見の「数」を回答してもらう。つまり、回答者は、個別の意見ごとに賛否を答える必要はなく、単に「賛成(反対)した意見の数」を答えるだけでよいので、より本音に近い回答を引き出すことができる。そして、もし統制群と処置群の回答数の平均値に(統計的有意な)「差」があるとすれば、それは、「ターゲット」となる意見が選択されたことによって生じたと解釈できる*4
。少し仕組みがややこしいかもしれない。しかし、本研究の具体例を見ていただければ、おそらくこの実験の構造がわかっていただけるだろう。筆者のリスト実験では、3つの意見リストを提示する統制群と、それに陰謀論的意見を加えた4つの意見リストを提示する処置群を用意した。具体的には、以下の質問をするような形で実験を行った*5
。 ***

以下には、Twitter などの SNS 上でみられる書き込みの内容を3(4)つ示しています。これらのうち、あなたも同意できる意見や主張はいくつありますでしょうか。同意できるご意見があれば、その「個数」を教えてください。(それぞれの意見について、個別にお答えいただく必要はありません)*6
 <統制群>
? SNS 上で不適切な動画などを投稿して社会的なバッシングを受ける、いわゆる「炎上」騒動が多発することは好ましくない
? もし災害などでインターネット(WEB)サービスが使えなくなったとしても、さほど自分の生活に影響はない
? 国民は、個人の生活を充実させることよりも、国や社会のことにもっと目を向けるべきだ

 <処置群1:上の3つ+北朝鮮グル説>
? 政府に都合が悪い問題があると決まって北朝鮮からミサイルが発射されるのは、両政府が実は裏でつながっているからだ

 <処置群2:上の3つ+外国政府グル説>
? 安倍政権を批判する勢力は、その裏で、外国政府から人や金などの資源提供を受けている

 ***


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