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政治思想総合スレ

729とはずがたり:2018/11/05(月) 08:59:55

先鋭化する『Hanada』と『WiLL』

一方で、『新潮45』の休刊を経てなお、保守路線をひた走る雑誌もある。

10月26日発売の『月刊Hanada』(飛鳥新社)は「『新潮45』休刊と言論の自由」と題した84ページに渡る大特集を組んだ。

犯罪である痴漢とLGBTを同様に扱う差別的な寄稿で大きな批判を集めた小川榮太郎氏の独占手記に始まり、櫻井よしこ氏、藤岡信勝氏、月刊『正論』発行人の有元隆志氏、自民党の稲田朋美衆議院議員などが寄稿や対談で登場している。

同日発売の『月刊WiLL』(ワック)でも、新潮45の休刊について「『新潮45』はなぜ腰砕けしたか」(高橋洋一氏、門田隆将氏)、「LGBTに向き合っているのは安倍政権」(松浦大悟氏)、「濁った時代」(曽野綾子氏)などの4つの記事が掲載された。

『Hanada』に寄稿した藤岡氏、『WiLL』に寄稿した松浦氏は、『新潮45』休刊のきっかけになった「そんなにおかしいか『杉田水脈』論文」特集にも寄稿していた人物だ。

『WiLL』といえば、『新潮45』について編集部の公式アカウントで「小川榮太郎氏の論文が『新潮45』の休刊を招いたことはご承知の通りです。弊誌は、現編集体制に移行した2016年4月以降、小川氏を起用しておりません。論壇誌として『本件につきコメントを』と取材依頼がございますが、受ける立場にないことを申し上げます」とツイートしたことが話題になった。

『WiLL』は2004年の創刊。創刊編集長はワック取締役でもあった花田紀凱氏。花田氏はその後2016年に同社を退社し、飛鳥新社で新たに立ち上げた雑誌が『Hanada』だ。ワックの出版局長は言う。

「ライバルは文藝春秋」、自称「保守じゃない」20代が支える

前出の小林よしのり氏は同誌を「極右」だと呼んでいるが、前出の出版局長は反論する。

「右派論壇やヘイト雑誌と言われるのは心外です。私たちは保守論壇誌として創刊しているわけで、韓国を叩くためじゃない。売れるという理由だけでヘイト本を出したり、朝日新聞を叩きながら同紙に年間数千万円の広告費をあげている出版社もありますが、そういう“商売保守”と一緒にされたくありません。私たちは『文藝春秋』のようなガリバー雑誌に追いつけ追い越せと思ってやってきたんですから」

2008年6月号で山口県光市の母子殺害事件の被害者遺族、2009年8月号には論文問題で航空幕僚長を更迭された田母神俊雄氏のそれぞれ独占手記を掲載するなど、ヘイトではなくスクープ、ジャーナリズムによって読者を獲得してきたという認識だ。

同誌で最も部数が伸びたのは、2014年8月に朝日新聞が慰安婦報道で訂正を出した直後に発売した号だ。「史上最悪の大誤報だった!」と題した120ページの特集を組み、発売3日で完売。当時の発行部数は10万部だったが、5万部、3万部と2回重版し、計18万部を発行したという。

『WiLL』の最新号の発行部数は8万部。「Hanadaは6万部、正論は5万部と聞いています」(出版関係者)。『Hanada』と『正論』編集部に確認したところ、『Hanada』は現時点で回答がなく、『正論』は「公開していない」とのことだった。

WiLLの読者は60代以上がメインで、男性が約7割を占める。2017年度の売り上げは前年比170%、2018年も103?105%で推移しているという。


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