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政治思想総合スレ
716
:
とはずがたり
:2018/10/01(月) 12:11:07
ネット右翼に足を引っ張られた佐喜眞候補【沖縄県知事選挙 現地レポ〜敗北の分析】
https://news.yahoo.co.jp/byline/furuyatsunehira/20181001-00098867/
古谷経衡 | 文筆家/著述家
10/1(月) 5:30
…
今回、敗北を喫した佐喜眞氏の敗因は何だったのだろうか。佐喜眞氏は「対決から対話へ」を掲げ、辺野古移設については積極的推進の立場を明確にせず、むしろ経済振興や子育て政策を重点的に主張した。
前述した2月の名護市長選挙に於ける渡具知武豊氏の勝利の方程式を踏襲した格好である。中でも「県民所得300万円目標」など、なるほど具体的とも言える政策もあった。
しかしながら私は、佐喜眞氏の敗因は、佐喜眞氏自身は当然のこと、その「外野」にこそあると分析している。「外野」とは何か。それは翁長前知事が健在であった時代から、反翁長(反オール沖縄)の姿勢を鮮明にして、主にネットやCS放送局などを利用して勢力を高めてきた在沖縄のネット右翼活動家達のことだ。
断って置くが、彼らは佐喜眞選対には一切入っていない。勝手連的に今回の知事選挙で佐喜眞氏を応援していた人々である。彼らは、中央(東京)のCS放送局やネットニュース番組等を行き来し、または保守系論壇誌、あるいは沖縄のコミュニティFM等を活用して、「善意」で以て佐喜眞氏を応援した。
彼らは、那覇、沖縄、豊見城、うるま、宜野湾、名護など県下公民館などを貸し切り、私が確認しただけで都合50回以上に及ぶ小集会や、ビラ配布、那覇市内等に於ける街宣行動を頻繁に繰り返した。
9月13日に今回の沖縄県知事選挙が告示されると、彼らは勝手連的に佐喜眞氏への投票を訴え、併せて「玉城デニー陣営から威嚇、暴力的行為を受けた」などとSNS上で訴え続けた。
これに賛同するネット右翼的傾向を持つユーザーが次々と彼らのツイートを拡散して、「玉城はパヨク」「玉城は売国奴」「玉城は中国の工作員」等というレッテルと共に、恒常的にそれらのリツイートは毎回500〜1,000近くになる勢いとなったのである。
前述した小集会では、「地元新聞・TVによる世論誘導選挙、中国の沖縄侵略隠しを訴える」という横断幕がほぼ毎回会場に掲げられた。
ここで重要なのは、地元新聞とは「琉球新報、沖縄タイムス」の二紙を指すと言うこと。また「中国の沖縄侵略」ではなく「沖縄侵略隠し」を訴えているという点で、極めて陰謀論的世界観である。
つまり、沖縄に於いて中国の侵略が現に行われて居るが、「琉球新報、沖縄タイムス」の二紙がそれを故意に隠している、という主張を繰り返したのだ。
…
しかし前述した在沖縄のネット右翼活動家らや、及び全国に存在するネット右翼の、「善意による」佐喜眞氏への勝手連的な応援は、沖縄の有権者に佐喜眞氏への親近感を高めるどころか、却ってマイナスの材料になったのではないか?と私は観ている。
彼らは口々にこう絶叫した。
「玉城デニーが知事になったら、沖縄は中国にのっとられます」
「玉城デニーが知事になったら、中国の工作員が沖縄を破壊します」
このような、トンデモ陰謀論とも思える連呼とセットに佐喜眞氏を応援することで、常識的な感覚を持った有権者の多くは、むしろ佐喜眞氏へのネガティブイメージを持つに至ったかもしれない。
…
こういったネット右翼が叫ぶトンデモ陰謀論的世界観は、中央(東京)から放送される一部の極端に偏向したCS番組や保守系論壇誌、あるいはネットニュースの中で俎上にあがるだけで、実際には「保守」「ネット右翼」という自閉した巨大なサークルの中でしか通用しないジャーゴン(組織内言語)に他ならない。
だから、在沖縄の街頭で行なわれたこのような叫びやSNSでの拡散は、沖縄の有権者にとってノイズとしてしか認識されなかった。
彼らが「なんかトンデモな人たちが佐喜眞氏を応援している」という印象を与え続けたのなら、これは佐喜眞陣営にとって痛打以外の何物でも無い。
…
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