したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |

金融機関観察スレッド

1■とはずがたり:2002/11/07(木) 17:40
銀行・証券・信託銀行・生保・損保といった金融機関とその子会社・関連会社の観察スレッド

180とはずがたり(1/2):2003/12/28(日) 13:19
http://news.www.infoseek.co.jp/topics/business/chigin.html?d=26fuji32542&cat=7&typ=t
福岡シティと西日本銀“大地銀”統合に大不安 (夕刊フジ)

 足利銀行の破綻(はたん)処理が進むなか、マーケットは早くも次なる再編・淘汰(とうた)を注視する。風圧が一段と強いのは、金融庁から業務改善命令を受けた福岡シティ銀行と西日本銀行。来年10月に経営統合すると、九州で最大、全国トップ級の地銀となるが、株価が急降下し、この1カ月間で株価は一時、ほぼ半分になっている。このまま叩(たた)かれ続けると、統合作業にも影響が出かねない。両行が市場に不安視される理由とは…。

 【株価急落】

 福岡シティ銀の株価は今週初めの22日、前週末比22円安の74円まで急落し、年初来安値(95円)を大幅に更新した。

 先月25日は153円だったから、ここ1カ月間で一時、ほぼ半分になったことに。25日の終値は前日比30円高の123円とかなり戻している。

 西日本銀も22日、前週末比18円安の128円をつけ、年初来安値(145円)を大幅更新。先月25日の終値が240円だから、こちらも株価が一時、ほぼ半分になった。25日の終値は前日比38円高の196円だった。

 【くすぶる不安】

 なぜ、両行の株はこうも売られるのか。

 地元・福岡の財界筋は「福岡シティ銀と西日本銀の経営統合が生き残りに向けた正しい選択なのか-という疑問がくすぶっている」と指摘し、次のように解説する。

 「両行が持ち株会社方式の経営統合で合意し、発表したのは平成14年。当初は今年4月メドに統合予定だったが、延期されて1年半後の来年10月となった。これは統合に向け、解決しなくてはいけない大きな課題があることを意味する」

 【資産内容の悪さ】

 統合すれば総預金量は6兆円規模となり、九州で最大、全国でもトップクラスの地銀が誕生することになる。

 それなのに、シックリいっていない背景には何があるのか。

 金融庁関係者は「単刀直入にいうと、西日本銀が福岡シティ銀の資産内容の悪さに、相当ビクついているのが背景にある」と明かす。

 福岡シティ銀は15年3月期決算で純損益が554億円の赤字となり、公的資金注入で国が保有する優先株が無配になってしまった。

 この責任をとって、34年間も同行トップを務めた創業者一族の四島司前頭取が辞任。7月には金融庁から収益改善の業務改善命令を受けた。

 【西日本銀ピリピリ】

 「その後、西日本銀は統合前の下準備で福岡シティ銀にデューデリジェンス(資産の再評価)に入った。が、福岡シティ銀の資産内容がショックだったのか、統合に消極的な姿勢を見せ始めた」(金融庁関係者)

 福岡シティ銀といえば今春、女性元行員が在任中の18年間に約1億3000万円を横領していたことが発覚した。このため、業務改善命令を受けた際、横領事件の再発防止も求められた。

 「横領事件に象徴されるような内部管理体制の甘さなどもあって、西日本銀側は福岡シティ銀の財務内容にピリピリしている」(同)

181とはずがたり(2/2):2003/12/28(日) 13:20
>>180-181

 【金融庁が締め上げ?】

 この経営統合が白紙になれば、またぞろ、地銀に対する信用不安が台頭しかねない。

 それを懸念する金融庁は11月に入り、西日本銀への検査に着手した。

 「この検査で、なぜか西日本銀の消極姿勢が消え、統合後のトップ人事を発表する前向きな動きが突然、出始めた。金融庁が検査で西日本銀を締め上げたとしか思えない」(大手行幹部)

 【影を落とす事件】

 金融庁の後押しもあって、統合作業が動き出したようだが、今後、スムーズに進むかはかなり不透明である。

 地元財界筋は「もっと大きな問題があり、経営統合の前に頭をもたげている」と明かす。

 ここに登場する問題とは、福岡市の第3セクターをめぐる特別背任事件のことである。

 この事件で、福岡シティ銀と関係が深いデベロッパー・福岡地所が今年7月、福岡県警の家宅捜索を受けている。

 【シティ不動産部】

 福岡地所は、福岡シティ銀の創業者である四島一二三氏が昭和36年7月に設立。四島氏の秘蔵っ子ともいわれた榎本一彦氏が長期間、社長を務めた(現在は会長)。

 福岡などを中心に大規模な都市開発などを手掛け、地元では「シティ銀の不動産部」とも揶揄(やゆ)されている。

 「この3セク事件については、年明け以降に捜査が本格化し、都市開発に絡んだ汚職事件に発展する可能性が指摘されている。福岡シティ銀に火の粉が降りかかってこなければいいがと、地元で不安視する向きがある」(地元財界筋)

 【対応は官邸扱い】

 「金融の目付け役」金融庁にもこの情報は入っており、それ相応の対応がとられている。

 前出の金融庁関係者が解説する。

 「福岡シティ銀と西日本銀の経営統合は、単に2つの銀行をくっつければいいというのではなく、いろいろなものが絡み合っている。そのため、経営統合に向けた対応の主導権は金融庁ではなく官邸にある」

 両行の株価が急落したのも、実はこうした問題が頭をもたげ、経営統合の妨げになる可能性が捨て切れないためだ。

 「地銀ということでいえば、足銀の処理と同じくらい、福岡シティ銀と西日本銀の成り行きは注目されている」(金融担当アナリスト)という言葉は、決して誇張された表現ではない。

[ 2003年12月26日(金)18時0分 ]

183とはずがたり:2004/01/09(金) 12:50
http://www.mainichi.co.jp/news/flash/keizai/20040109k0000m020117001c.html
三井住友銀:
店舗拡大に転換 中小向け融資重点 月内に5店

 三井住友銀行は8日、中小企業向け無担保融資を行う法人営業部5店を首都圏などに今月下旬開設する計画を明らかにした。営業部の新設は合併後初めてで、このほか小規模営業拠点35店を年度内に増設し、リストラ中心だった営業戦略を拡大路線に転換する。03年度1年間の中小企業向け無担保融資実行額の目標も当初目標より3000億円多い2兆6000億円に上方修正、追随する他行を迎え撃つ考えだ。

 三井住友は02年3月、他行に先駆けて、売上高10億円未満の中小企業向け無担保融資「ビジネスセレクトローン」を開始。財務データをコンピューターで評価する「自動スコアリングモデル」を導入して審査を簡略化し、コスト減とスピード化を実現した。貸し倒れリスクは通常より高い金利をとることで補う。03年には債務超過企業にも融資する「クライアントサポートローン」なども始め、中小企業向け無担保融資実行額は03年4〜9月の半年間に計1兆2580億円と、02年度1年間の1兆2000億円を上回るなど、大手行の先頭を走る。その後、他行も続々参入し競争が激化している。

 これまで三井住友の営業戦略は、合併による拠点の水膨れを解消するため、拠点集約を軸にしてきた。しかし、中小企業向け無担保融資が順調に伸び、03年から始めた支店のない地方都市での営業も好調だったことから、「拠点拡大」(西川善文頭取)へと営業戦略を転換。中小企業や中堅企業向け融資の潜在需要が大きい都市部に法人営業部の新設を進め、03年12月末の全国134店から、04年度中に200店体制を目指す。
[毎日新聞1月9日] ( 2004-01-09-03:00 )

184とはずがたり:2004/01/14(水) 11:34
統合が進んでるねえ>県内に本店を置く信用組合はただ一つとなった
どうも読みにくい文章のような気がする。

http://mytown.asahi.com/ibaraki/news02.asp?kiji=6876
3信組合併 新たな県信組発足

■84店 預金残高9193億円に

 茨城県信用組合(水戸市)と勝田信組(ひたちなか市)、日立信組(日立市)が13日、対等合併し、新たな県信組として営業を開始した。県内に本店を置く信用組合はただ一つとなった。預金残高は信組としては国内最大規模の9193億円になる。ペイオフ解禁(預金の全額保護の廃止)や競争激化に備え、経営基盤の強化と効率化を図る。

 合併で、県信組が本店、日立信組と勝田信組は支店となり、店舗数は計84店、職員数は計1380人となった。3店舗を統廃合し、7月には2店舗を統廃合して1店舗を出店する予定だ。新理事長は県信組の幡谷祐一理事長が就任した。

 県信組によると、合併後の預金量は約9193億円となり、県内の金融機関では常陽銀行、関東つくば銀行、水戸信金に次いで4番目。自己資本比率は合併コストなどで9.92%(03年3月末時点)から9.35%に下がる見込みだが、健全経営の目安とされる4%は大幅に上回る。

 貸出金は計約5701億円となった。県信組は、高萩市や十王町など、県北地域に新たに店舗を設置し、営業基盤の拡大と強化を狙う。合併後の不良債権は約800億円(03年9月期)。

(1/14)

185とはずがたり:2004/01/15(木) 11:15
JPモルガン+チェースマンハッタン+バンクワンか。

http://www.asahi.com/business/update/0115/066.html
米銀2位JPモルガンが6位を買収 総資産トップに迫る

 米銀行2位のJPモルガン・チェースは14日、同6位のバンクワンを買収することで合意した、と発表した。株式交換方式で、買収額は約580億ドル(6兆2000億円)にのぼる。買収により、総資産は単純合計で1兆827億ドル(約115兆円)となり、トップで1兆2000億ドル超のシティグループに迫る。

 ニューヨークを本拠に国際的な投資銀行として強みを持つJPモルガンに対し、バンクワンはシカゴを地盤に厚い国内営業網を持っており、統合でビジネスを拡大する狙いだ。米銀行合併の規模としては、過去3番目の大きさ。

 JPモルガンのハリソン会長兼最高経営責任者(CEO)が当面現職にとどまり、バンクワンのダイモン会長兼CEOが最高執行責任者(COO)に就任。06年にダイモン氏がCEOに昇格する予定という。

(01/15 10:19)

187とはずがたり:2004/01/18(日) 00:50
http://www.asahi.com/business/update/0117/006.html
りそな銀、一等地ビルなど19物件を三井不動産に売却へ

 りそな銀行の大口融資先で、同行OBが経営にかかわる不動産会社3社所有の不動産19件が、三井不動産に一括売却されることが16日明らかになった。旧大和銀東京本部があった東京都千代田区の大手町野村ビルや大阪市北区のアクア堂島など一等地のビルが含まれる。総額1100億円程度の取引とみられるが、不動産価格の下落で、売却額は不動産3社への融資残高を大幅に下回っており、差額は損失になるが、「損切り」をしてこれ以上の出血を止める。

 不動産会社は、りそな銀行OBらが役員を務める船場産業(大阪市)、恒和興業(同)、大彌商事(東京都)の3社。

 東京のダイヤ虎ノ門ビル、大阪のりそな船場ビル、備後町興和ビルなど19カ所のうち15カ所に、りそな銀の支店がある。

 三井不動産が全額出資する特別目的会社(SPC)が買い取り、運営・管理して、りそな銀行などに賃貸する。三井側は「有力テナントの誘致や管理業務の効率化で、ビルの価値を高め、将来はファンドに売却することも検討する」という。

 持ち株会社りそなホールディングス(HD)は、銀行OBがかかわる不動産会社など67社(融資残高約8000億円)を清算・売却する方針を決めており、今回もその一環。売却によって生じる差損は、公的資金注入後に引当金を積んでおり、04年3月期決算の業績見通しには影響しない、としている。 (01/17 06:13)

188とはずがたり:2004/01/18(日) 15:12
クレジットがいしゃはクレジットカードはっこうするかいしゃだけどしんぱんがいしゃってなにするかいしゃなん?

UFJ(三和・東海)+JCB(旧三和から独立色)+日本信販(UFJの子会社化)+アプラス(旧三和)+セントラルファイナンス(旧東海)

三和系は大きくなって独立色を強めたグループ企業が多い気がする。日本生命,オリックスそしてこのJCBだ。

http://news.goo.ne.jp/news/asahi/keizai/20040118/K0017201126020.html
2004年01月18日(日)
日本信販・JCB提携へ UFJ系列カード連合に

 クレジットカード最大手のジェーシービー(JCB)と、信販最大手の日本信販は17日、カードの発行や審査などの分野で提携する方針を決めた。JCBの設立母体で大株主のUFJ銀行は日本信販を子会社にすることを決めており、カード事業強化には提携が欠かせない、と判断した。個人取引の核としてカード事業を位置づけるUFJは、系列カード連合へとつなげたい考えだ。

 両社の提携は、カードの発行や審査、与信枠の判定など「プロセシング」と呼ばれる業務の統合が柱となる。貸し倒れを防ぐための重要な業務で今後のシステムの開発や更新なども含めて、業務一本化による投資負担やコストの削減を図る。

 日本信販は、第三者割当増資を実施しUFJの子会社となるだけでなく、UFJカードとも経営統合するため実質的に3社提携となる。3社を合わせたカード会員数は7000万人で国内最大。UFJグループの信販会社アプラスとセントラルファイナンスも提携に加えることも検討している。

 JCBはビザやマスターと同様の国際ブランドのひとつ。UFJの前身の旧三和銀行が設立母体の一つだが、多くの金融機関がJCBブランドを利用する。このため、JCBは特定の銀行色をつけたくないとの考えが強く、UFJとも距離を置いてきた。UFJは将来的にJCBもグループ化する意向とされ、今回の提携はその布石との見方もある。

191とはずがたり:2004/01/20(火) 11:37
頑張れ三井住友!

http://news.www.infoseek.co.jp/topics/society/university.html?d=19fuji33175&cat=7&typ=t
三井住友、“金の卵”めぐり東京三菱らに先勝 (夕刊フジ)

 三井住友が東大、京大のメーンバンクに-。三井住友銀行が、4月に独立行政法人化される国立大学のメーンバンクの座の獲得に乗り出し、東京大学、京都大学など17国立大学のメーンバンクに内定した。国立大は研究開発などの資金需要を増やすことが予想され、ベンチャー育成にも存在感を発揮できるだけに、囲い込みの狙いがあるようだ。長年、融資拡大に踏み出せなかった大手銀にあって、東大、京大という“超優良大学”を抑えた三井住友が、みずほ銀や東京三菱銀など他メガバンクに先勝か。

 昨年7月に成立した国立大学法人法により、全国89の国立大学は今年4月から独立行政法人となる。これにより、各国立大は、研究開発にかける資金調達や経営効率化などをより自由に取り組むことができ、日本銀行が担ってきた資金管理や決済業務も民間金融機関に解放される。

 大手銀にとって、こうした改革が意味するのは、「新たな巨大市場の誕生」に他ならない。

 少子高齢化という共通の課題を抱える各大学は、最大の収入源である学生の数がどんどん減ってしまう苦境にある。このため、大学関係者の間では「研究開発の実績や教育体制を充実させることで、学生を確保しなければならない。そのためには相当の資金が必要」との思いが強い。

 金融関係者は「平成16年度予算で、国立大に交付された運営費は1兆2400億円。大手企業に匹敵する経営規模がある」と指摘。その上で、「今後、国立大が研究開発や教育体制の充実を加速させれば、巨大な資金需要が発生する可能性がある」と、国立大向け融資の将来性を評価する。

 また、銀行にとって大学は、新たな産業を生む「金の卵」になりうる存在でもある。国などが進める産学連携によるベンチャー育成などの取り組みが進めば、「バイオテクノロジーやロボット産業といった、日本の経済成長の原動力と期待される分野でビジネスが生まれる可能性がある」(大手銀行)からだ。

 三井住友銀は今月に入り、国立大へのサービス提供に向け、法人営業部に約10人の専任チームを設置し、すでに東大、京大など17の国立大学のメーンバンクの座を獲得。「みずほや東京三菱、UFJなど他のメガバンクに比べて一歩リードした」(金融アナリスト)といい、大学病院の業務効率化や科学研究費の低利調達などを目指す。

 大手銀行はこれまで「資金需要がない」と口を揃え、融資残高の減少を放置してきた。こうした銀行の融資姿勢が日本経済の活力を奪ってきたとの指摘は多い。だが、株価回復や不良債権処理が減速したとの判断から有望な融資先探しも本格化しつつあり、メガバンクによる国立大争奪戦が一気に過熱しそうだ。

[ 2004年1月19日(月)13時0分 ]

192とはずがたり:2004/01/21(水) 02:12
注目ニュース!!

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040121-00000134-mai-bus_all
<生命保険>日本生命と三井住友海上がタイ大手生保の経営に参画

 日本生命保険と三井住友海上火災保険が共同して、タイの大手生命保険会社、バンコク・ライフの経営に参画することが20日、明らかになった。日本の大手保険会社が共同でアジア進出するのは初めてで、両社は計25%を出資し複数の役員を派遣する方針。成長が見込まれるアジアでの生命保険事業の強化が目的だ。

 バンコク・ライフはタイ5位の生保で、日生は昨年12月に株式の公開買い付け(TOB)を実施し、従来の9%の出資比率を16%強に拡大した。三井住友海上も現地子会社を通じ、今月中にTOBを行い約10%弱の出資を行う方針。両社は今後もアジアでの生保事業の拡大を目指して、タイ以外での共同進出を検討する。【後藤逸郎】(毎日新聞)
[1月21日1時31分更新]

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040121-00002134-mai-bus_all
<生命保険>日本生命と三井住友海上がタイ大手生保の経営に参画

 日本生命保険と三井住友海上火災保険が共同して、タイの大手生命保険会社、バンコク・ライフの経営に参画することが20日、明らかになった。日本の大手保険会社が共同でアジア進出するのは初めてで、両社は計25%を出資し複数の役員を派遣する方針。成長が見込まれるアジアでの生命保険事業の強化が目的だ。(毎日新聞)
[1月21日1時47分更新]

193とはずがたり:2004/01/24(土) 15:49
http://news.msn.co.jp/newsarticle.armx?id=670440&gcs=1
[UFJ銀] 金融庁が異例の長期検査 大口融資先資料に問題か
2004 年 1 月 24 日
--------------------------------------------------------------------------------
 金融庁がUFJ銀行に対して昨年8月から行っている金融検査が異例の長期にわたり、検査体制が拡充されていることが24日、分かった。関係者によると、大口融資先の状況を調べる検査で、特定の融資先に関し、検査官に示された資料とは別に、より内容が悪い内部資料が見つかったという。

 大手行に対する検査は、毎年行われる通常検査と、大口融資先を集中的に審査する特別検査がある。同庁は昨年8月末にUFJ銀行に対して通常検査に入り、並行して昨秋、特別検査も行われた。内部資料は特別検査の過程で問題になった。他の大手行の場合、通常検査は2〜4カ月で終了しているが、UFJ銀行の通常検査は現在も続いており、異例の長期間になっている。

 UFJ銀行は「昨秋の特別検査は終わり、中間決算に反映させた。融資先にはいろいろなシミュレーションをしているが、金融庁に提出する資料は一つだけで、ダブルスタンダードは存在しない」と話している。

194とはずがたり:2004/01/24(土) 22:02
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040125-00002039-mai-bus_all
<みずほ銀行>クレジット機能付きカード、全預金者に

 みずほ銀行は24日、04年度から年会費無料のクレジットカード機能を付けたキャッシュカードを、大手行で初めて原則として全預金者に発行する方針を明らかにした。個人取引強化で収益拡大を図る考えだ。傘下のユーシー(UC)カードと全面協力して実施する。7月から原則として新規の口座開設者に発行する。(毎日新聞)
[1月24日21時9分更新]

195とはずがたり:2004/01/25(日) 23:35
http://www.asahi.com/money/aera/TKY200311110158.html
金融庁・謎の辣腕検査官 銀行が震え上がる理由
2003年11月03日号

 「目黒さんが来るらしい」。銀行関係者はそれだけで身構える。
 融資先の経営状況から銀行のガバナンスまで、正論を貫く検査が信条という。
 東京・大手町。UFJ銀行東京本部のある会議室にこの秋、金融庁検査局第4部門の目黒謙一統括検査官(56)が指揮する約20人の検査マンたちが陣取った。
 「えっ、目黒さんっ……」
 UFJ側は当初、今回の検査責任者が、ベテランの目黒と知って身構えた。「凄腕(すごうで)の検査マン」「資産査定のプロ」と言われ、ここ数年、厳しい検査で金融界から畏怖(いふ)されてきたからだ。
 「貸出先の資料を出してほしい」
 「取締役会は、どう機能しているのか」

●お茶や弁当持参の検査
 訛(なまり)のある木訥(ぼくとつ)な口調だが、言うことは厳しい。
 「表情は温和。でも、狙った点を厳しく突いてくるので怖い」
 ある関係者はそう言った。
 9月から始まった検査の詳細は明らかではないが、厳しいやりとりが続いたようだ。融資先のチェックだけでなく、銀行の企業統治(ガバナンス)が適切に機能しているかどうかも、今では重要な検査項目だ。
 検査チームはポットに入れたお茶や昼食の弁当を持参。銀行側からの供与は一切受け取らない。旧大蔵省時代の馴れ合い検査とは様変わりだ。ある検査関係者が話す。
 「(一時は乖離幅が大きかった)銀行の自己査定と我々の検査との乖離はだいぶ縮小してきたが、まだ組織に完全に定着したとは言い切れない。定着させる意味で、しばらく厳しい検査が必要だ」
 目黒は昨年のメガバンク検査で、大規模なコンピューターシステム障害を引き起こした「みずほグループ」の統括検査官を担当。竹中金融相の不良債権処理加速策の影響もあって、みずほは03年3月期決算で2兆円の不良債権処理と1兆円の増資に追い込まれた。目黒から厳しい注文がついたことも、その一因だった。
 「一言で言うと職人肌。大工の棟梁みたいな人だ。事前にあらかじめデータを蓄えた上で『この会社の査定はこうだろう』と狙い撃ちしてくるので、言い逃れができない。情状酌量もしてくれない」
 みずほ関係者はそう振り返る。経営陣直々に厳しい意見を言うが、「清廉で実直な人」(みずほ関係者)と、評判は悪くない。

 ●「正論で信頼できる」
 それ以前に目黒が担当した三菱東京フィナンシャル・グループも、01年3月期決算で不良債権処理額を当初計画より倍増させ、赤字に陥った。三菱関係者が言う。
 「相当、厳しい方ですね。まあ、おかげで早くウミを出せて、結果的には良かったですが……」
 目黒は、いわゆる「ノンキャリ」官僚として1966年に旧大蔵省に入省した。76年以降は金融部門をほぼ一筋に歩み、その多くを検査部門で過ごした。大量処分者を出した大蔵不祥事では文書厳重注意を受けたこともあるが、元同僚の一人はこう言う。
 「厳しさばかり注目されるが、正論を吐く、信頼できる人」
 この元同僚によると、大蔵省時代、検査部門は大部屋に集められ、役所内では低い位置づけだったが、金融監督庁(現・金融庁)発足後は検査の重要性の認識が高まり、地位が向上。しかも、竹中改革が後押しして、債権分類の統一化、DCF法による査定、さらにはガバナンスのチェックまで、検査項目は増える一方。公務員の定数が抑制されるなか、検査部門は94年の110人が03年には460人に激増している。
 「前線で働く人は増えてもマネジャー層が少ない。増えた要員を時代の要請に応えられるよう、どう教育するかが課題です」と、検査局のある補佐は打ち明ける。
 目黒は、同じ検査マン出身の木村耕三がノンキャリ初の審査課長に就く直前の6月、検査監理官という指導役に就いた。それでも現場で部隊を引き連れなければならないのは、こうした中堅層の人材不足が背景にある。現場と指導役の兼務で、
 「大変な激務でしょう。使命感だけが彼を支えている」
 と、元同僚は見る。(敬称略)
 (編集部・大鹿靖明) (11/12)

196とはずがたり:2004/01/25(日) 23:35
>>193

http://www.asahi.com/business/update/0125/003.html
別資料大量発見でUFJ銀の融資先資料を再検証 金融庁

 金融庁は、昨夏から続けているUFJ銀行に対する検査で銀行側から提出された融資先企業の経営状況に関する資料を、検証し直す方針を固めた。立ち入り検査で、提出資料より悪化した財務内容を示す別の資料が大量に見つかったため。精査し、場合によっては資産査定の見直しや引当金の増額を求める。UFJは「資料を隠す意図は全くなかった」としている。

 関係者によると、昨年秋、UFJの内部情報に基づき、正式な資料が保管される部屋とは別の部屋を探したところ、融資先の財務状況や収益予想などについて記した資料が見つかった。

 UFJは、大口取引先の収益見通しに応じて幾通りかのシミュレーションをしており、見つかったのはその資料としている。

 金融庁が大量の資料を収集したことなどに対してUFJ側に不満が出ており、意見の対立も生じている模様だ。

(01/25 09:13)

197とはずがたり:2004/01/28(水) 05:09
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040127-00000015-yom-bus_all
郵貯の限度額超過者に国債を強制販売へ

 日本郵政公社は27日、郵便貯金の預け入れ限度額(1人1000万円)を上回る貯金をしている貯金者に対し、1000万円以内に減額するよう求めても応じなければ、郵便貯金法に基づいて、超過分で国債を強制的に購入する措置を初めて実施する方針を固めた。

 まず、再三の減額要請に応じない十数人(超過額は計3億円超)を対象に、2月に通告し、3月中に実施する。

 郵貯法によると、貯金額が限度額を超えた場合には公社が貯金者に通知し、1か月以内に貯金の減額に応じなければ超過分で国債を強制的に購入、保管することができる。貯金者が請求すれば国債を売却し、貯金者に戻す。

 これまでは、貯金者への配慮などから、この措置を実施した例はないが、法定違反の貯金を放置すれば、郵貯への批判が高まりかねないとして、厳しい措置に踏み切ることにした。郵政民営化などにからんで、郵貯肥大化の弊害などが指摘されていることも意識したと見られる。

 郵政公社は、1人の貯金者が複数にわたる口座を持っている場合、その残高を合算する「名寄せ」を定期的に実施しているが、昨年3月末には約129万人が限度額を超えて貯金し、超過額は約2兆5000億円だった。その後、公社の減額要請によって対象者は約21万人、超過額は約5000億円程度となっている。(読売新聞)
[1月28日3時6分更新]

198とはずがたり:2004/01/29(木) 22:45
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040129-00000003-mai-l15
アイワイバンクと北越銀行、ATMを利用提携−−3月1日から /新潟

 アイワイバンク銀行(本社・東京都千代田区)の安斎隆社長と北越銀行(本店・長岡市)の野崎国昭頭取は28日、北越銀本店で会見し、3月1日からATM(現金自動受払機)の利用提携を始めると発表した。これにより同日以降、コンビニエンスストアのセブンイレブンやスーパーのイトーヨーカドーなどに設置されているアイワイバンクのATMで、北越銀行のカードが使える。
 両銀行によると、3月末には県内のセブンイレブンの大部分に当たる275店とイトーヨーカ堂グループのスーパー5店にATM設置を拡大する予定だ。このほか、アイワイバンクは県内すべての信用金庫とも3月1日までに提携し、これらの信金のカードも利用可能にしたい考え。既に新井信金を除く8信金とは利用提携を済ませており、新井信金とも近く提携する見通しだという。
 アイワイバンク銀行は01年4月、イトーヨーカ堂やセブンイレブンなどが出資して設立された。これまでに16都府県の約6900店のセブンイレブンなどに約7200台のATMを設置している。同銀行との提携について北越銀行の野崎頭取は「コンビニで買い物する人が増えており、顧客の利便性を考えて提携した」と述べた。
 県内では第四銀行(本店・新潟市)とコンビニエンスストアのローソンが利用提携を結んでおり、昨年5月から同様のサービスを行っている。(毎日新聞)
[1月29日19時21分更新]

199とはずがたり:2004/01/29(木) 23:33
何!?この批判的な新聞記事は?
悔しかったら自分でリスク取って旧長銀買えってんだ。

http://www.asahi.com/business/update/0129/126.html
新生銀、再上場の仮条件決定 リップルウッド売却益巨額

 新生銀行は29日、2月19日の再上場時に、株式を売却する価格の目安となる仮条件を1株450〜525円とする、と発表した。株主であるリップルウッドを中心とする投資グループは計4億4000万株を売り出す予定で、1株525円なら2310億円を手にする。

 新生銀に対するリップルウッドなどの投資額は計1210億円。00年3月、一時国有化された旧長銀の株式を10億円で買い、1200億円の増資に応じた。再上場時に保有株式の約3分の1を売り出すだけで、投資額を回収することになる。

 株式の売り出し価格は、投資家の需要を調査したうえで2月9日に決まる。仮条件は調査のための目安だが、機関投資家の意見なども反映されており、価格が仮条件を外れて決まることは通常ないという。

 一方、リップルウッドなどへの株式譲渡時に、債務超過穴埋めのために投入された公的資金3兆7035億円は損失となっている。このほか不良債権など資産買い取りのための2兆9811億円、旧長銀から引き継いだ債権の価値が2割以上目減りすれば国に買い取りを求めることができる「瑕疵(かし)担保条項」の適用による8530億円などを合計すると約8兆円。その多くが回収状況次第で損失となり、国民負担となる見通しだ。 (01/29 21:46)

20061:2004/01/30(金) 02:47
当時から「外資はイヤだイヤだ」言われてましたよね。

三井トラストの現状を見ると中央三井信託だったら再破綻したような・・・
あおぞら銀行(オリックス他)の現状を見るとこの復活はやっぱ外資だったからできたんだろうな

201とはずがたり:2004/01/30(金) 10:47
同じく外資に渡った関西さわやか銀行は三井住友系の関西銀行と合併を決めましたね。
単独での生き残りを諦めたのでしょうか,外資が必ず巨利を手に入れるわけではないのでしょうしやはりリップルウッドの手腕があればこそでしょう。

202杉山真大:2004/01/30(金) 12:58
>>201
新生銀の場合は、リップルの豪腕もさることながら政府の方が「瑕疵担保特約」なんてドジを
踏んだことも大きいかと思いますよ。あれをフルに活用すれば幾らでも政府が不良債権の穴
を埋めれる訳ですから。

【My HP】 http://www.bekkoame.ne.jp/~mtcedar/
      http://www3.to/mtcedar/

203とはずがたり:2004/01/30(金) 13:48
>>202
勿論です。
ただ不平等条約結ばされた政府の間抜けぶりこそが批判されてしかるべきであって上手に立ち回ったリップルウッドがどうこう云われる筋合いではない,のでは?

204荷主研究者:2004/02/02(月) 01:22

http://www.shikoku-np.co.jp/news/economy/200401/20040127000133.htm
2004年1月27日 09:36 四国新聞
香川銀行、愛媛・徳島の3支店を廃止

 香川銀行は二十六日、愛媛、徳島県内の三支店を六月十八日で廃止すると発表した。経営効率化に向けた店舗ネットワーク再編の一環。

 廃止となるのは、郡中(伊予市)、小松島(小松島市)、鴨島(徳島県鴨島町)の三支店。郡中は松山西支店、他の二店は徳島支店に業務を引き継ぐ。同行は「店舗はなくなってもエリアの担当者を配置し、取引先には不便のないようにしたい」としている。

 三支店の廃止により、同行の店舗数は八十六店(出張所含む)となる。

206とはずがたり:2004/02/09(月) 10:25
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040209-00000050-kyodo-bus_all
鹿児島の2信金が合併 新「鹿児島相互信金」誕生

 鹿児島相互信用金庫(鹿児島市)と川内信用金庫(同県川内市)が9日、対等合併し、新たに「鹿児島相互信用金庫」として業務を開始、川内市の川内中央支店(旧川内信金本店)ロビーで記念式典が開かれた。
 預金量は1月末時点で約4931億円と、九州では昨年10月に5信金が合併して誕生した福岡ひびき信用金庫(北九州市)に次ぎ2番目。自己資本比率は昨年9月末で8・50%となっている。
 旧鹿児島相互信金が存続信金となり、同信金の秋葉重貴理事長がそのまま新信金の理事長に就任した。
 昨年5月の合併発表後に旧2信金でそれぞれ1店舗を閉鎖したが、具体的な経営強化案については「現在策定中だが、効率化を進めていく」としている。(共同通信)
[2月9日10時10分更新]

207とはずがたり:2004/02/10(火) 00:41
http://www.asahi.com/business/update/0209/087.html
イーバンク、筆頭株主のライブドアと資本提携解消へ

 ネット専業銀行のイーバンク銀行の松尾泰一社長は9日記者会見し、筆頭株主であるインターネット関連事業のライブドア(旧エッジ)との業務提携を取りやめるとともに、資本提携も解消する方針を明らかにした。合理化で早期の黒字化を求めるライブドアと、銀行業としての安定性などを重視するイーバンクとの意見が食い違った、という。

 一方ライブドアは、「株主利益を守るため、今後もイーバンクの経営に関与していく」などとしている。

(02/09 21:20)

208とはずがたり:2004/02/10(火) 00:42
 http://www.asahi.com/business/update/0209/086.html
新生銀、再上場時の株式売り出し価格は1株525円

 新生銀行は9日、19日の再上場時に株式を売り出す価格を1株525円と決定したと発表した。株主であるリップルウッドを中心とする投資グループは発行済み普通株の約3分の1にあたる計4億4000万株を売り出すほか、投資家の需要に応じるため、主幹事証券会社が3630万株を追加で売り出す。

 これにより、リップルなどは約2200億円を手にする。投資額は全体で1210億円。1株525円なら時価総額は7132億円となり、上場益は約6000億円にのぼる。

 一方、新生銀は4日付で、東京証券取引所に提出している「上場申請のための有価証券報告書」を訂正し、リゾート開発会社「イ・アイ・イ−インターナショナル」をめぐる北マリアナ諸島サイパンの裁判所での訴訟に関する記述を加えた。ただ同訴訟を踏まえても「営業成績に重大な悪影響を及ぼすと予想される訴訟は存在しない」、としている。

(02/09 20:32)

209とはずがたり:2004/02/11(水) 10:47
http://news.www.infoseek.co.jp/topics/business/risona.html?d=10bloombergto1647011&cat=10&typ=t
りそな:4月から休眠口座は月100円徴収-傘下2行で1.8兆円減資(2) (ブルームバーグ)

2月10日(ブルームバーグ):りそなホールディングスの細谷英二会長は10日午後の定例会見で、取り引きのない口座を持つ顧客から月100円の手数料を徴収するなど、4月から導入する新たな手数料体系などを発表した。休眠口座からの手数料徴収は、邦銀では珍しい試みで、業務の維持・管理にかかるコストの一部を顧客負担とすることにより収益体質の早期改善を目指す。

   口座管理手数料は、りそな銀行と埼玉りそな銀行で導入。今年4月以降の新規口座が対象で、入出金などが2年間ない口座のうち、預金残高が1万円未満の顧客に通知のうえ、3カ月後から徴収する。こうした一方で、通帳の必要ない顧客に対して現金自動預払機(ATM)時間外手数料などを優遇する新タイプの総合口座「TIMO(ティモ)」を採用する。

  新たな手数料体系は、主に法人が利用する手続き手数料の値上げをが中心。例えば、これまで無料だった当座預金開設には1万円が必要になり、同様に無料だった融資取引明細発行では400円を徴収する。ただ、利用の多いインターネット(携帯・電話)バンキングでは、他行あても含めて手数料を最高100円にするなど顧客の利便性にも配慮した。

  また、りそなHDは同日、傘下のりそな銀行と近畿大阪銀行の資本金と資本準備金を減少すると発表した。昨年9月末決算の大幅赤字に伴い、両行で約1兆7000億円のマイナスとなっていた累損を一掃する。「利益準備金を積み立てて配当ができるようにする」(細谷会長)のが目的だ。

  減資後のりそな銀の資本金、資本準備金はそれぞれ約2800億円(合計5600億円)、近畿大阪銀の資本金、資本準備金がそれぞれ390億円(同780億円)となる。今回の減資は発行済み株式の変更などは伴わない。

  りそなHD株の10日終値は1円(0.8%)高の123円。

[ 2004年2月10日18時10分 ]

210とはずがたり:2004/02/18(水) 13:55

http://mytown.asahi.com/yamanashi/news01.asp?kiji=6774
4組合で「県民信組」に 甲府中央など合併

テープカットする小泉正仁理事長(中央)
  甲府中央、やまなみ、美駒、谷村の4信組は16日、対等合併し、「山梨県民信用組合」として発足した。統合後の預金量は1月末時点で5323億円となり、信組では全国3位の規模となった。

  存続組合は甲府中央で、本店も甲府中央の本店(甲府市中央1丁目)。新信組の理事長には甲府中央の小泉正仁理事長が就任した。

  県民信組の営業エリアは県内全域となり、旧美駒の韮崎駅前店が韮崎支店に統廃合され、店舗数は計78店舗。重複店舗の統廃合については、今後専門の委員会を設置して協議し、3年後には65店舗態勢を目指すという。

  役職員は867人。リストラはせずに、自然減などで3年間で750人程度にする計画。組織態勢は、本部の下部組織に旧4信組単位の統括本部を設置し、4信組の各理事長が旧信組時代のエリアを担当する統括理事となった。

  小泉理事長は「旧信組単位の統括本部を早く一本化し、強固な経営基盤を作っていきたい」と抱負を語った。だが、県内の金融業界には「合併のメリットは経費削減にある。早く具体的な合理化策を示さなければ、合併の意味がない」との指摘もある。
(2/17)

211とはずがたり(1/2):2004/02/19(木) 23:07
http://news.www.infoseek.co.jp/topics/computer/internet.html?d=19impressi01&cat=14&typ=t
ライブドア、イーバンク銀行との提携関係に関わる“騒動”を説明 (インプレス)

 ライブドアは18日、イーバンク銀行との提携関係に関する一連の経緯を説明するために記者会見を開いた。堀江貴文代表取締役社長は会見を欠席。代わりに宮内亮治取締役最高財務責任者らがその経緯を説明した。

● ライブドアは、当初からM&A目的でイーバンク銀行に増資

 今回の“騒動”は、2003年9月にライブドア(当時エッジ)とイーバンク銀行で締結した資本提携に端を発する。この提携により、イーバンク銀行はライブドアから9月に12億円、10月には、22億5,000万円の増資を受け、ライブドアは持株比率14.9%でイーバンク銀行の筆頭株主になっていた。なお、ライブドアでは当初より、その後のM&Aを考慮しており、「小株主ではなく、経営に参画できる大株主を目指した」という。そのため、「資本提携の条件は、役員の相互派遣とイーバンク銀行の業務改善となった」としている。ライブドアグループでは、イーバンク銀行(当時電子決済企画株式会社)設立時から出資しており、2003年10月までにイーバンク銀行株3,500株を保有していた。

 しかし、ライブドアの持株比率が高まるにつれ、イーバンク銀行と同行の業務改善に乗り出したライブドアとの関係は悪化。ライブドアファイナンスの塩野誠ヴァイスプレジデントによれば、「2003年10月からイーバンク銀行の業務改善に着手し、財務状況を精査した際に、不透明な投資案件を確認した」という。この投資案件は、カードローン証券化に関するもの。「融資条件となる第三者対抗要件を備えずに、事実上無担保で融資していた」「アセット(資産)リスクと企業リスクを分けずに保有し、証券化するメリットがない」などの不透明な案件が多かったと分析。ライブドアでは、イーバンク銀行にこうした不透明な投資案件について会議などで指摘。さらに、「当時のイーバンク銀行は、業務委託費、賃借料、宣伝広告費の割合が高く、ライブドアのWebサイトやIT技術を利用すれば、コストを大幅に削減できると考えた」という。しかし、業務改善の過程で、排除の色が濃くなったという。ライブドアの業務改善チームが、退出勧告を受けたのは12月19日。宮内氏は、「入場時の指紋認証データを“サクッ”と消された」と述べた。

212とはずがたり(2/2):2004/02/19(木) 23:07


● 声紋鑑定の初期調査は“シロ”
 2004年1月にはライブドアの堀江、宮内両氏によるイーバンク銀行取締役就任が、同社取締役会にて却下されるなど、両社の冷え込んだ関係が表面化。ライブドアでは、宮内氏が所有する携帯電話へ、イーバンク銀行松尾泰一代表取締役社長とされる人物から連絡が入り、その留守番電話に保存された「ライブドアを潰す」という音声データも公開した。

 この電話について、イーバンク銀行では「外部の専門機関により偽造の可能性が極めて高い」と公式に否定。一方ライブドアでは、イーバンク銀行松尾氏の音声データを別途入手。今回の会見で「裁判用声紋鑑定機関に同一性の証明を依頼した。声紋鑑定には3カ月程度かかるが、初期調査によればメッセージに人工的な加工の痕跡は見られない」(塩野氏)としている。なお、「圧力がかかる可能性がある」ため、声紋鑑定機関の名称は公表していない。

 留守番電話の音声データを公開したことについては、「ある種エキセントリックな対処方法だった。ただし、間違ったことはやっていない」との認識を示した。その後のイーバンク銀行の否定に対しては、「内心忸怩たるものがあったが、再度ライブドアからニュースリリースをした。今後は司法の手に委ねたい」としている。

● 出資当初から関係悪化の前兆はあった〜ライブドア宮内氏

「出資当初から関係悪化の前兆はあった」(宮内氏)という
 「出資当初から関係悪化の前兆はあった」(宮内氏)という。当時イーバンク銀行に対してライブドアが示した出資条件を認めさせるため、「提携契約締結に時間がかかったのは事実。そのためイーバンク銀行の松尾氏に『ライブドアは情報開示義務違反でコンプライアンス(法令順守)に問題がある』と思われてしまったのではないか」とコメント。「BIS規制などにより、自己資本比率を高めたい狙いがあったイーバンク銀行経営陣は増資を急いでいた」と当時を振り返り、「“後だしジャンケン”のようなやり方だが、M&Aというのは、出資先にお金が入ったと思わせるのが重要。契約締結を引き延ばせば、自然と自社に有利な契約になる」とM&Aの手法を明らかにしている。

 一方で、宮内氏は「個人的な力不足で、イーバンク銀行の経営陣とうまくいかなかった」と反省。「通常のM&Aでは、松尾氏のような代表者と握手すればいいのだが、イーバンク銀行の場合は、複数の代表者がいた。最初に出資を持ちかけてくれた若山健彦取締役と松尾社長とは話ができたが、ほかの方とはうまく話しができなかったようだ」と悔しさを滲ませた。また、2003年12月19日にイーバンク銀行から「事前に口頭や文書での連絡なく」届いた通知書「出資契約書の確認」についても触れ、「当日ライブドア株主総会に出席していた、イーバンク銀行の松尾氏や河野貴輝氏も通知書については知らなかったようだ。われわれは、一部の取締役に嫌われたのだろう」という。

 今後、ライブドアでは引き続き筆頭株主としてイーバンク銀行に対し、「適切な投資案件なのか」「ライブドア役員の派遣を拒否した経緯は」の説明を求める。また、イーバンク銀行の問題点として、「本来決済銀行を目指していたはずが、投資銀行となってしまっている」こと、「投資を行なうと自己資本比率が低くなる。そのため、度重なる増資が必要になってしまっている」ことを指摘。既存の株主と協力しながら、株主代表訴訟など具体的な手段を考慮しつつ、株主として権利を守っていくと訴えた。

213とはずがたり:2004/02/23(月) 11:41
グループで一体的な経営戦略考えるなら,基本的にこの形態が良いように思えるのだが。

ttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040223-00000486-jij-bus_all
「MTFGプラザ」がオープン=銀・信・証の融合型店舗−三菱東京

 三菱東京フィナンシャル・グループは23日、傘下の東京三菱銀行、三菱信託銀行、三菱証券による融合型店舗「MTFGプラザ」の第1号店を埼玉県所沢市にオープンした。グループ内の金融サービスを一括して提供し、顧客利便性の向上を図る。
 三木繁光同グループ社長は同日午前、同店舗内で会見し、「3社がそれぞれ提供してきたサービスを顧客の視点で再編したまったく新しいチャンネルだ」と述べ、今後、新たなサービスを展開していく考えを示した。
 第1号店には、銀行、信託、証券のほか、外貨両替専門店が出店した。住宅ローンなどの相談や外貨両替に関する業務については、平日午後7時まで営業時間を延長して対応し、土日の営業(午前10時〜午後5時)も行う。また、資産運用などのセミナーも開催していく。 (時事通信)
[2月23日11時2分更新]

214とはずがたり:2004/02/23(月) 22:00
http://www.asahi.com/business/update/0223/095.html
武富士1段階格下げ、三洋信販は格下げの可能性 S&P

 格付け会社のスタンダード・アンド・プアーズ(S&P)は23日、消費者金融大手の武富士の長期債格付けを「BBBプラス」から「BBB」に1段階引き下げた、と発表した。引き下げ理由は「盗聴事件で事業環境が悪化し、社内の改革や資金調達環境の安定化が遅い」としている。S&Pは昨年12月26日にも1段階下げていた。

 S&Pは23日、三洋信販を格下げの可能性がある「クレジット・ウオッチ」に指定した。顧客情報の流出問題で「業績に悪影響が及ぶ可能性が高まった」としている。

(02/23 20:19)

216とはずがたり:2004/02/26(木) 14:55
熊本県の経済状況ってどうなんでしょう。

http://mytown.asahi.com/kumamoto/news02.asp?kiji=3203
熊本ファミリー銀行赤字転落

 04年3月期の当期損益が、157億円の赤字に転落する見込みとなった熊本ファミリー銀行。池満淵頭取は25日の記者会見で、「不良債権処理を進め、来期以降着実に利益を上げていく」と強調した。だが、経営陣の進退を含め、人員削減の具体策など経営健全化計画には不確定な部分も多く、県や経済界は同行の行方に注目している。

 池満頭取は、県や熊本市といった自治体や主要取引先への増資要請について「全く頭に入れていない」と否定した。

 片岡楯夫・県商工観光労働部長は「経営状態はかなり厳しいようだが、これまで通り営業を続けるとしており、県内の景気動向には直接影響しないだろう」とみる。「取引先である中小企業の経営状態が同行の業績に反映する部分が大きい。中小企業を積極的に支援することが、同行の立ち直りを助けることになる」という。

 帝国データバンク熊本支店は「今回の発表で、銀行本体や県内経済への影響はないだろう。ただ、信用被害が起きるのが不安だ」としている。

(2/26)

217とはずがたり:2004/02/28(土) 17:46
承継銀行を常設に 政府、金融機関破綻に備えて
http://www.asahi.com/business/update/0226/126.html

 政府は26日、破綻(はたん)金融機関の一時的な受け皿となる承継銀行(ブリッジバンク)を常設化することを決めた。現在ある日本承継銀行の存続期限が来月8日に切れるため、新たな承継銀行を預金保険機構の子会社として設立する。金融機関の突然の破綻に迅速に対応できる体制を維持するのが狙いだ。

 承継銀行は、破綻金融機関の受け皿探しが難航した場合に一時的に預金や債権を引き継ぐ。02年4月のペイオフ一部解禁直前に破綻した石川銀行や中部銀行は、日本承継銀行がいったん資産を引き取り、その後、最終的な受け皿金融機関に営業譲渡された。 (02/26 20:50)

218とはずがたり:2004/02/29(日) 21:27
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040229-00000401-yom-bus_all
三井住友銀、中国10都市と提携へ…日本企業を支援

 三井住友銀行は28日、上海、天津など中国の10都市と経済交流協力協定を締結し、中国全土で本格的に営業展開する方針を明らかにした。

 中国の地方自治体との関係を強化しつつ、中国に進出する企業への融資や貿易決済、資金の一括管理システムの構築などを引き受け、急成長する中国関連ビジネスでの収益拡大を目指す。中国の10都市と提携するのは大手行では最多となる。

 提携先の他の都市は、杭州、寧波、常州、南通、北京、蘇州、青島、広州。

 経済交流協力協定を結ぶと、銀行は提携先の都市から、進出企業の受け入れ体制や企業法制などに関する情報を日常的に得られるようになり、中国に進出したり、進出を検討したりしている顧客企業に、より有効なビジネス情報を提供できるという。(読売新聞)
[2月29日11時22分更新]

221とはずがたり:2004/03/10(水) 17:07
それにしても社名が…未だ云ってる。。

損保ジャパンが商品一本化 自由化前の火災保険を整理
http://www.asahi.com/business/update/0310/043.html

 損保ジャパンは60〜70年代から損保各社が共通で扱っている「住宅火災保険」「住宅総合保険」など現行の火災保険の販売を大手損保で初めて打ち切り、7月発売の新商品に一本化する。保険自由化を受けた独自商品の投入で複雑になった家庭向け火災保険の品ぞろえを整理し、「分かりやすさ」で契約者の取り込みをはかる。

 火災や水害などを補償する住宅総合保険は61年に、補償範囲が限定された住宅火災保険は73年に発売。損保各社は決められた約款と料率に従って同じ商品内容で販売していた。98年7月に料率が自由化された後は、住宅火災保険など従来の品ぞろえを残しつつ、補償範囲を拡大した独自商品を投入してきた。

 だが、従来商品は事実上、基本的な特約しか付けられない一方、独自商品は多くの補償が初めから含まれ、品ぞろえが複雑になっていた。

 損保ジャパンの新商品は、基本的な補償を「基本特約」として選んだうえで、様々な特約を必要に応じて加えることができる。従来商品の販売は9月までに打ち切り、現在の契約者の更新も新商品に限る。年間約200万件ある同社の家庭向け火災保険契約(更新を含む)の8割超を従来商品が占めており、新商品への一本化で特約の多い契約を増やし、増収に結びつける考えだ。

(03/10 06:37)

222とはずがたり:2004/03/13(土) 05:56
コスモ証券はどーするんだ?

銀行窓口で証券口座開設 松井証券、りそなと業務提携へ
http://www.asahi.com/business/update/0312/102.html

 インターネット専業証券大手の松井証券はりそなグループと提携し、国内で初めて銀行窓口で証券口座の開設受け付けを始める。銀行は開設の件数などに応じて手数料を得る一方、窓口店舗を持たない松井は全国に約600店あるりそなの支店網を生かして顧客層の拡大を狙う。

 銀行による株式売買の勧誘や証券会社への取り次ぎは、12月に解禁される。だが、両社は「申請書類を取り次ぐだけで、規制対象にならない」との判断で、金融庁の了承が得られれば4月中にも始める。

 窓口はりそなグループで個人向け営業を担うりそな、埼玉りそな、近畿大阪、奈良の4銀行で、松井の口座開設申込書を置いて申請書類を取り次ぐ。手数料は1口座開設につき3000円のほか、その顧客が取引をした日数に応じて1日1000円程度を予定する。

 顧客口座数が13万の松井にとって、1400万口座というりそなの顧客層は魅力的で、りそな側はシステムなどの投資をせずに手数料収入が期待できる。また、りそなは傘下のコスモ証券を売却する方針で、特定の銀行系列ではない松井と組みやすい状況にあった。 (03/12 20:32)

226とはずがたり:2004/03/21(日) 06:45
http://mytown.asahi.com/saitama/news02.asp?kiji=5137
埼玉りそな/全支店で窓口午後5時まで

 埼玉りそな銀行(利根忠博社長)は4月から、すべての支店で平日の窓口の営業時間を現在の午後3時までから午後5時までに延長する。預金口座の開設、入出金、通帳記入、各種届け出などのほとんどの個人向け窓口業務が可能になる。午後3時以降は、銀行間での振り込みなど、手続きが翌平日営業日になる業務が一部ある。同行によると、全店規模での延長は珍しいという。

 営業時間を延ばすのは県内100、東京都内3の計103支店と、住宅ローンセンター17カ所。1日から一斉に実施するが、都内の1支店は開始が遅れ、4月内になる。


(3/19)

228とはずがたり:2004/03/25(木) 14:04
りそな
大和系:→三井リースに売却、
協和系:昭和リース→売却検討中
埼玉系:あさひ銀リース→セントラルリースに売却予定

オリックスは独立系と言うより旧三和系なんだけどねぇ。ニッセイと云いオリックスと云い大きくなりすぎて独立系になっちゃうのは三和系の凄さ故?

メガバンク系リース会社の再編
http://www.fin-bt.co.jp/comment164.htm

日経新聞(平成16年)1月15日号に、大手銀行が系列リース会社の再編を進めているという記事がありました。現在、リース業協会には、100社強の正会員がいますが、オリックスのような最大規模で独立系は稀でして、大半が銀行系です。あとはNTTやリコー、トヨタのようなメーカー系があるだけです。上位を占めるメガバンク系が合併してしまい、圧倒的多数を占める地銀系も売却等による再編が予想されています。急速に業界構造の変わる産業でしょう。

メガバンク系関連会社では、リースだけでなく、クレジットカード、信用保証、信販、保険代理店などがあります。銀行本体の合併作業が収束するとともに、関連会社の再編が進められていますが、昔からの系列会社が存続していることが多いので、簡単にはいきません。例えば、三井住友で言えば、住友系、三井系、神戸系、太陽系です。それぞれが独特のビジネスルート、人脈、株主構成を抱えています。りその場合は、大和系を三井リースに売却、協和系の昭和リースも売却検討中、埼玉系のあさひ銀リースは、セントラルリースに売却予定ということです。低金利下でリース会社の経営には厳しい状況が続いています。社員数が10名前後の地銀系となると、ますます厳しい会社があるでしょう。りそなと同様にメガバンク系への営業譲渡が増えると思われます。もっとも売れる程の財務内容であれば問題ないのですが。

関連会社再編は、IT業界にとっては銀行本体の合併に匹敵するほどのビジネスチャンスです。何故なら、多くの場合は新規開発になるからです。各社によって業務処理方法が大幅に異なることもありますが、合併を契機にBPRを行なうからです。また、3社、4社の合併ですから、最大規模の会社のシステムを使うとしても、処理能力の不足することが確実なのです。開発主体は、グループ内のIT関連会社となります。銀行システム統合が終わっていれば、新たな仕事が必要ですので、公開入札などにはなりません。とはいえ、これまでノンバンク業務は、IT面で冷遇されており、グループ内に関連業務開発の経験者は殆どいません。業界の企業数が少ないこともあって、ITベンダーの提供するソリューションは、SIコアを含めて何も存在していません。会計処理も、それぞれの業種で独特の基準がありますので、各グループともに苦労しているようです。PMと業務設計のできるITプロが絶対的にいないのです。

銀行本体による営業活動解禁の流れの中で、ノンバンク業務の位置付けが難しい状況になりつつあります。それぞれが、将来事業の機会と脅威を分析して、その存在意義とコンピテンシーを確立しない限り、吸収されていくことは間違いないでしょう。信販会社の不良資産は良く知られていますが、実はビジネスモデルを確立している系列ノンバンクは少ないのが実状です。ITを始めとした新規投資は親銀行に依存せざるをえません。関連会社のIT統合化計画を見ますと、正直なところ、最小公倍の業務機能を、投資効率無視で開発しようとしているようです。新しい事業計画を策定している時間がないのかもしれません。またまた、統合ありきです。

リース業でいえば、物件管理の仕組みと営業方法を提案型に変えるだけで、飛躍的な業容拡大が可能となるでしょう。例えばIT機器をセット購入した企業では、一部機器の置換えは日常茶飯事です。しかし、リース会社では単品管理されていません。営業も殆ど受身で、販売業者か銀行の支店からの紹介を受けて、与信判断をしながら金利競争だけの場合が多いのです。IASで検討されている、ファイナンス・リースの資産計上化案で事業機会が激減すると危惧されていますが、考え様によっては新たなビジネスチャンスになります。

ITベンダーにとっては、銀行本体のシステム統合よりも、はるかに独創的で面白いビジネスが可能な分野です。旧来の営業スタイルでなく、もう少し、ビジネスソリューション指向の営業活動を期待したいものです。金融機関のビジネス・ユーザーは、ベンダーの「お煎にキャラメル販売」には辟易しています。

229とはずがたり:2004/03/26(金) 12:52
http://www.wnfrontier.co.jp/company/history/history_top.html
ワールド日栄フロンティア証券(株)
ワールド日栄証券(株)+ソフトバンク・フロンティア証券(株)

1945年(昭和20年)2月 金泉証券株式会社を設立
1946年(昭和21年)6月 金泉証券株式会社、東京第一証券株式会社に商号変更
1949年(昭和24年)7月 日栄証券株式会社を設立
1949年(昭和24年)11月 東京第一証券株式会社、東一証券株式会社に商号変更
1971年(昭和46年)10月(東一証券株式会社、北陽証券株式会社を合併)
1984年(昭和59年)4月 (三重証券株式会社と松興証券株式会社が合併し、大洋証券株式会社となる)
1987年(昭和62年)10月 東一証券株式会社と大洋証券株式会社が合併し、ワールド゙証券株式会社となる
1999年(平成11年)4月ワールド証券株式会社と日栄証券株式会社が合併し、ワールド日栄証券株式会社となる
1999年(平成11年)8月ソフトバンク・フロンティア証券株式会社を設立
2004年(平成16年)2月ワールド日栄証券株式会社とソフトバンク・フロンティア証券株式会社が合併し、ワールド日栄フロンティア証券株式会社となる

230とはずがたり:2004/03/27(土) 00:36

http://jyoho.kahoku.co.jp/member/news/2004/03/20040326t72009.htm
殖産銀、仙台地区本部新設へ 地域戦略明確化
 殖産銀行(山形市)は25日、仙台市での営業力強化のため仙台地区本部を4月1日に開設する組織改革を発表した。地区本部は、法人や個人事業主向けの融資セールスや情報収集業務に特化し、仙台経済圏における地域戦略を明確にするのが狙い。

 仙台地区本部は、仙台支店(青葉区本町二丁目)に駐在する形で、人員2人を配置。本部長は支店長が兼務する。市内にある3支店の渉外担当行員を統括し、融資情報の共有化も進める。同行が地区本部を設けるのは庄内地区本部(酒田市)に次いで2カ所目。

 また、4月1日付で執行役員制度も導入し、経営の効率化、意思決定・業務執行の迅速化を図る。佐藤昌宏融資一部長、佐久間敬一仙台支店長、須藤庄一郎総合企画部長、遠藤純一新発田支店長、佐川章経営リスク管理部長の5人が就任する。

2004年03月25日木曜日

231とはずがたり:2004/03/27(土) 00:39

http://www.kahoku.co.jp/news/2004/03/2004032601000686.htm
中小企業M&Aで提携 りそな銀とみずほ証券
 りそな銀行とみずほ証券が中小企業の合併・買収(M&A)業務で提携することが26日、分かった。
 りそなは、中小企業取引の強化を掲げており、国内のM&Aに実績があるみずほ証券との協力によって、顧客への情報提供の選択肢を広げる狙いがある。
 みずほ証券は、みずほコーポレート銀行の100%出資子会社で、大手銀行グループの系列を超えた業務提携は珍しい。
 りそなは、現在、独自にM&Aを考えている企業に対する助言・仲介業務を行っているが、りそなの提案の中に、企業側の条件に合う案件がないケースがある。こうした場合に、顧客企業の同意を得て、みずほ証券に情報を提供し、相手先を探す。
 りそなは、前身の旧大和銀行と関係が深い野村証券とは、中小企業の再生ファンドをつくっており、今後も中小企業向けサービスを広げる方針だ。

2004年03月26日金曜日

232とはずがたり:2004/03/27(土) 21:51
「日本最大」ゴールドマンサックス“本当の評判” (夕刊フジ)
http://news.www.infoseek.co.jp/topics/business/alcohol.html?d=27fuji36055&cat=7

 米証券大手ゴールドマン・サックス(GS)が先月、日本最大のゴルフ場経営会社になったことは意外と知られていない。参入から、わずか2年余りで実に約110コースを傘下に収めたのだ。斬新な経営手法で低迷する日本のゴルフ場経営に新風を吹き込む一方、“ハゲタカ”批判もある。果たして、その実態は-。

 ゴルフ業界の存在感が大きくなるばかりのGSだが、勢力図が塗り替えられる寸前だった。

 舞台は昨年2月に破綻した日本ゴルフ振興。「霞ケ浦カントリークラブ」など28コースを有する大手だが、当初のスポンサー候補は米投資会社ローンスター。

 すんなり決まっていれば、ローンスター傘下のゴルフ場は80コース近くと、GSに並ぶところだったが、管財人との交渉がもつれ、スポンサーの座は先月、GSに転がり込んだ。

 平成13年末に日東興業グループを買収し、日本のゴルフ場経営に乗り出したGSは14年に破綻したスポーツ振興(26コース)、15年に破綻した緑営(19コース)などのスポンサーに名乗りを上げた。このうち再生へ動き出した旧日東興業系を中心に「アコーディア・ゴルフ」という新会社が33コースを運営する。

 そもそも、外資が目立ってゴルフ場経営に乗り出したのは別項(下記)の通り破綻が相次いでいるためだが、その狙いは「買収に乗り出す国内企業もあるが、資金力で圧倒的に勝るのが外資系。買収したゴルフ場を立て直し、第3者への売却や株式上場などで利益を上げる目的がある。新生銀行で、ぼろ儲けしたリップルウッドと同じ構図です」(アナリスト)。

 買収後の戦略はユニークで、GSは「カジュアルで楽しいゴルフ」を打ち出し、ビジター対策を重視。典型的な例が、ポイントカードの導入だ。家電量販店と同様に全国のコースで共通で、割引や予約に利用できる。さらに、グッズ販売の強化などサービスも徹底。

 業界関係者も「一般のビジターにとってはプレー代が安くなって気軽にゴルフを楽しめるようになった」と評価する。

 昨年7月から年末までに入場者数が25%増、売上高は11%増、ポイントカード発行は32万枚を突破したという。初年度の売り上げ200億円、年間入場者数150万人という目標達成へ順調なすべり出しとなった。

 客を奪われた既存のゴルフ場だが、「GSと同じようにやる体力はない。『破綻させて身ぎれいになったからできる』とやっかみもある」(前出の関係者)。

 一方、メンバーにとっても「コースが混んでプレー時間が長くなる。初心者が増え、予約が取りにくくなったとの不満も聞かれる」(同)。

 ゴルフ評論家の田野辺薫氏は「利益の追求を目的とする投資会社と、雰囲気や価値観を共有し、利益を目的としないメンバーシップの思想は相いれない。メンバーは年会費を引き上げられ、負担が大きくなるうえ、権限は狭くなっている」と分析する。

 ゴルフ場買収で“種まき”を進め、ゴルフ場を証券化し、投資家に販売を行うGS。5年後には傘下ゴルフ場の株式上場と“収穫”の青写真を描くが、「GSが買ったコースには良いところも悪いところも一緒になっている。交通の便が悪く、採算が取れないコースは切り捨てられる可能性もある」(田野辺氏)。

 業界全体が開発時の巨額債務や預託金返還問題で沈滞する中、GSは新たなゴルフ文化を根付かせることができるのか。真価が問われるのはこれからだ。

[(急増する破綻ゴルフ場の背景)] 帝国データバンクによると、平成15年のゴルフ場倒産は90件、負債総額は2兆230億円と、過去最悪だった14年(109件、2兆1954億円)からは改善したものの、依然高い水準にある。

 バブル期に開業し、預託金の償還期限を迎えたゴルフ場の倒産が過半数を占めるが、プレー費下落によるゴルフ場本体の業績悪化も背景にあるようだ。

 「再建型倒産」が8割を超すのも特徴だ。法的整理で預託金など債務の大半がカットされれば、少ない投資で大きな収益が期待できるわけだ。

[ 2004年3月27日13時0分 ]

233荷主研究者:2004/03/28(日) 23:46

http://jyoho.kahoku.co.jp/member/news/2004/03/20040317t72015.htm
2004年03月16日火曜日 河北新報
岩手銀、仙台営業部新設へ

 岩手銀行は16日、仙台市内の営業力強化のため仙台営業部を4月1日に開設すると発表した。仙台支店から営業部門を切り離し、法人や個人事業主向けの情報提供業務などを充実させる。本店以外で営業部を設けるのは初めて。

 仙台営業部は、仙台支店(青葉区中央2丁目)の2階に入居し、人員は営業部長ら17人。同支店は現行の23人から9人に減り、通常の窓口業務を行う。
 営業部は個人向け住宅ローンや投資信託、外貨預金などの相談業務も行う。

234とはずがたり:2004/03/30(火) 20:54
http://www.shizushin.com/News6.html
07年までに全面解禁を 銀行の保険販売で金融審

銀行での保険販売の全面解禁に向け、金融審議会の保険作業部会がまとめた報告書案の全容が30日、明らかになった。今後1年間で押し付け販売などを防止する対策を具体化した上で、扱える保険を段階的に増やし2007年までにすべての販売解禁を求めている。31日に金融審第2部会の了承を経て公表する。

全面解禁には保険業界と自民党が強く反対。金融庁が当初想定していた05年から先延ばしとなったが、解禁時期が示されたことで、1つの店舗ですべての保険や証券などが購入できる「金融百貨店」の実現に向け一定の道筋が整った。

一方、保険会社は銀行に販売の主導権を奪われることを警戒。自民党も支持基盤の中小企業に、銀行が押し売りすることを懸念しており、今後調整が難航し全面解禁の日程が滞る可能性もある。

235とはずがたり:2004/04/02(金) 20:29
http://news.www.infoseek.co.jp/topics/business/ufj.html?d=29yomiuri20040329ib27&cat=35&typ=t
UFJ銀、つばさ証券完全子会社化で財務体質改善図る (読売新聞)

 UFJホールディングスは29日、グループのUFJつばさ証券を2004年度中に持ち株会社の100%子会社とし、社名をUFJ証券に変更すると正式発表した。つばさ証券の上場は廃止される。UFJホールディングスがつばさの全株式を直接持つことで、グループ内の銀行、証券、クレジットカード分野のシナジー(相乗)効果をより発揮させる狙いがある。

 つばさ株を保有するUFJ銀行とUFJ信託銀行が、株式売却益を不良債権処理などに充て、財務体質を改善する効果も見込む。

 現在の株価で試算すると、UFJ銀とUFJ信託は、つばさ株の売却で計2000億円程度を得る計算になる。特に、4大金融グループ中で最も不良債権比率が高いとされるUFJ銀は、資本基盤の強化が課題になっている。

[ 2004年3月29日23時35分 ]

236とはずがたり:2004/04/02(金) 20:29

http://news.www.infoseek.co.jp/topics/business/ufj.html?d=30fuji36180&cat=7&typ=t
「大京」再建必死…なりふり構わず資産投売り (夕刊フジ)

 経営再建中のマンション大手「大京」が、有利子負債圧縮のため資産の切り売りを加速、ついに“シンボルビル”と呼ばれた東京都内の大型賃貸ビルも米投資銀行モルガン・スタンレーグループに約360億円で売却していたことが30日、分かった。

 売却したのは「紀尾井町第26ビル」(東京・千代田区)。「マンション専業から総合デベロッパーへと脱却を図った同社の象徴だった」(業界関係者)というこのビルは地上26階建て、占有床面積約3万2600平方メートルで、大京グループが保有しているオフィス用賃貸ビルとしては最大。平成元年に完成し、人材派遣会社のスタッフサービスや法律事務所などが入居している。

 有利子負債が1兆円を超えていた14年9月、同社はメーンバンクのUFJ銀行から4700億円の金融支援を受けた。その際、同ビルを不動産管理を手がける関連会社のエル・エステートにとりあえず譲渡し、その後、グループ外への売却を検討していた。

 関係者によると、エル社が持つ専有持ち分(74.4%)をモルガン・スタンレーの関連会社が設立した特定目的会社(SPC)に26日付で売却した。売却額は360億円前後とみられる。「かつては足下を見られ、売却額が300億円以下で折り合わず、見送ったケースもある」(同)というが、今回は都心部の地価下げ止まりもあり、当時と比べて60億円程度上乗せできた勘定だ。

 大京はグループ全体で約5300億円の有利子負債(15年3月期)を抱え、その削減が最大の経営課題。大都市の都心部で地価が下げ止まる傾向が見えてきたことを追い風にして、資産売却のスピードをあげている。

 大京は15年度にすでに都内の賃貸ビルや大阪市のホテルなど約30件(510億円相当)を外資系金融機関などに売却。

 また、在庫として残っていた分譲マンション約1500戸を約600億円で投げ売りし、一連の資産売却で30億円前後の売却益をあげたとみられている。

 同社では今期末までに有利子負債を5000億円にまで引き下げ、来期はさらに300億円程度を削減する計画という。

[ 2004年3月30日(火)13時00分 ]

237とはずがたり:2004/04/02(金) 20:30

http://news.www.infoseek.co.jp/topics/business/ufj.html?d=02fuji36364&cat=7&typ=t
UFJ衝撃リポート「金融庁向いて仕事」 (夕刊フジ)

 大手銀行への金融庁の特別検査が大詰めを迎えるなか、UFJ銀行に関する「衝撃リポート」が金融界や市場で話題を呼んでいる。金融関係者が内々に作成したとみられ、「UFJ銀の現状を見事に言い当てている」(大手銀幹部)という。

[(作成は2月)]
 リポートが話題になり始めたのは、金融庁の特別検査がスタートしてから約10日後の2月中旬ごろ。
 文面から判断するに、悪意に満ちた怪文書の類ではなく、財務基盤の強化や不良債権の厳格処理、収益増など、UFJ銀の経営健全化を切に望んでいるようだ。気になる作成者には諸説ある。
 「金融庁側がUFJを揺さぶるため流したのではないか」(大手銀幹部)とか、「内容から足元のUFJ内部から出てきたのでは」(外資系金融機関幹部)。

[(中身は)]
 次の書き出しで始まる。
 《UFJが4大グループの中でもっとも苦しいというのは事実です。三井住友銀行には2つの財閥のバックがあるし、みずほにはたくさんの顧客がいる。しかし、旧三和グループは系列企業が弱くて昔から有名なところだった(だからこそノンバンク、信販、流通にのめり込んだ)》
 メガバンクの中では不良債権比率も高く、《増資ひとつとっても厳しい》と指摘する。

[(目線は金融庁)]
 最近のUFJの動きについても批判する。
 《UFJの経営陣の行動を見ていて感じるのが、「金融庁を向いて仕事をしているのではないか」ということ。中でも不良債権処理については、如何(いか)に問題を本質的に解決するか、という点は捨て置かれているように見えます》
 金融アナリストは「特別検査で甘い自己査定を覆されないようにすることに、心血を注いでいる」と解説する。

[(日商岩井の問題先送り)]
 不良債権問題先送りの具体例として、リポートは日商岩井と日本信販を挙げる。
 ニチメン・日商岩井ホールディングス傘下のニチメンと日商岩井は1日付で合併。新会社「双日(そうじつ)」として再スタートを切った。
 両社の有利子負債は合計2兆2000億円(うちUFJグループ分は約7000億円)にも及び、リポートは合併をバッサリと切り捨てる。
 《少なくとも、ニチメンのような財務的に大差のない会社との合併によって、それ(日商岩井の再生)が可能になる、などと本気で考える人はまずいないはず。(中略)具体的には、破綻(はたん)懸念先にするのをなんとか避け、要注意先にとどめようという寸法です》

[(次いで日本信販)]
 日本信販も有利子負債が約1兆7000億円と膨大。前期、UFJ銀に2000億円に上る増資を引き受けてもらい、不動産などの「負の遺産」を処理している。
 来春にも、UFJ銀系のUFJカードと合併し、同行のリテール(個人取引)戦略の中核を担っていく計画である。
 《「カード」つながりというだけで機能が異なる2つの会社が一緒になってもシナジー(相乗作用)なんてほとんどない。(中略)日本信販の不良資産を薄めようという狙いのみが見え隠れする》

[(望み薄?)]
 リポートは最後にこう締めくくっている。
 《UFJの経営陣がすべきことは、個々の事例に対してベストプラクティス(最善策)を行う、ということに尽きる。日商岩井を本気で再生させようとするなら、どうすればいいのか。そのような当たり前の経営を今の経営陣に望むのは酷なことだろうか》

 景気回復基調と株高のなか、日本経済の再生には銀行の健全化が不可欠。リポートの主はそんな思いで書いたようだ。
[ 2004年4月2日(金)18時00分 ]

238とはずがたり:2004/04/02(金) 20:32
以上UFJ3題。
双日は株価も偉い良いしあんま問題あるともおもえんのだがね。

241とはずがたり:2004/04/16(金) 16:50
各行15%未満と云うことは残り55%超は誰ん出すだかやぁ。
アセットマネジメントで三井住友,三井生命,住友生命,三井住友海上が提携して大々的にやったみたいになるか?

3銀行が不動産で提携、新会社設立へ 三井住友など
http://www.asahi.com/business/update/0416/096.html

 三井住友、住友信託、中央三井信託の3銀行が、不動産業務で提携する方針を固めた。共同出資で不動産仲介会社を今夏にも設立し、物件に投資する不動産ファンドも立ち上げる。地価の下げ止まり傾向が鮮明になりつつある東京など大都市圏でオフィスビルや高層マンションを中心に不動産取引が活発化すると見込み、銀行の取引先企業を対象とする不動産関連の需要を取り込もうとの狙いだ。

 三井住友と住友信託、三井住友と中央三井がそれぞれ出資して不動産仲介会社2社を設立。出資額は今後詰めるが、2社への出資比率は3行とも15%未満とし、連結対象にはしない方針。主に三井住友の取引先企業が保有する不動産の売却や証券化、不動産購入を検討している取引先への物件のあっせんなどを行う見通し。すでに不動産業務を手掛けている住友信託、中央三井が新会社に行員を出向させ、実務ノウハウを提供する。

 不動産投資ファンドは、物件を所有・開発する特別目的会社(SPC)に出資や融資をして、家賃など物件が生み出す収益からの配当を期待する。ファンドの運用額は数百億円規模とみられる。

 三井住友の取引先企業群には、財務の健全化に向けて保有不動産の処分を検討しているところが依然として多い。信託銀行と組むことで不動産業務のノウハウを取り込んで需要開拓ができると見ており、出資会社からの銀行への収益還元を期待している。

(04/16 15:44)

242こま:2004/04/19(月) 23:44
銀行関係筋って誰やねんしばくぞ。

UFJ、新たに1兆円規模の不良債権
http://www.chunichi.co.jp/00/kei/20040417/mng_____kei_____003.shtml

金融庁指摘 経営責任浮上も

 大手金融グループ、UFJホールディングスの不良債権残高が、新たに一兆円規模で増える見通しであることが分かった。銀行関係筋が明らかにした。この結果、UFJホールディングスは二千億−三千億円の追加損失処理を迫られ、二〇〇四年三月期決算で収益目標を達成できない可能性が出てきた。金融庁は、公的資金を注入した銀行が収益目標を大幅に下回った場合、行政処分を行うルールを決めており、経営陣の責任問題に発展する可能性もある。

 関係筋によると、新たな不良債権は三月末までの金融庁の通常検査で同庁が指摘し、上積みされることになった。

 UFJホールディングスの不良債権残高は昨年三月末時点で約四兆千六百億円。〇四年三月期決算での不良債権処理に伴う損失を五千億円と見込んでいたが、新たな不良債権の増加で二千億−三千億円の追加損失処理を迫られる。

 UFJホールディングスは公的資金注入銀行に作成が義務づけられている経営健全化計画で、〇四年三月期は千三百五十一億円の当期利益を公約している。保有株式の売却などで二千億円程度の利益を確保したもようだが、追加の不良債権処理損失が発生したことで、利益目標を達成できない可能性が出てきた。来週にも決算修正を発表する見通しだ。

 金融庁は公的資金注入銀行に対し、二期連続で当期利益が計画を三割以上、下回った場合、経営責任の明確化を求める「三割ルール」を定めている。UFJホールディングスは〇三年三月期決算で赤字を計上、業務改善命令を受けており、今回「三割ルール」に基づく処分を受ければ経営陣は退陣など責任明確化を迫られることになる。

 <UFJホールディングス>UFJ銀行、UFJ信託銀行を傘下に持つ金融持ち株会社。杉原武社長。2001年4月に旧三和、旧東海、旧東洋信託などが合併し発足した。連結総資産80兆2000億円。これまでの公的資金注入総額は1兆5000億円。昨年9月中間決算は1800億円の黒字だったが、大口融資先にダイエー、双日など経営状況の厳しい企業を抱え、不良債権比率は8・1%と大手銀行(りそなを除く)で最も高い。

243こま:2004/04/19(月) 23:53
またGSか!いい加減に汁!!

■ ニュース 

2004/04/19 (14:11)
--------------------------------------------------------------------------------
<NQN>◇<東証>UFJが下げ渋り――ゴールドマンが推奨銘柄に継続採用

【NQN】(14時10分、コード8307)後場に入ってやや下げ渋っている。17日付の東京新聞朝刊が「不
良債権残高が新たに1兆円規模で増える見通しであることが判明した」と報じ、前場は一時、値幅
制限の上限(ストップ安)となる前週末比10万円安の61万円まで下げる場面があった。ただ後場は
押し目買いが入り、同5万8000安の65万2000円まで下げ幅を縮める場面があった。
 ゴールドマン・サックス証券が19日付のリポートで、UFJについて「不良債権残高が1兆円増加し、
その結果、3000億円の追加損失が発生するだろうとの報道があったが、当社が試算した潜在的処
理損失4000億円に収まる」として、投資推奨銘柄に継続採用するとともに、株価格付けを3段階評
価で最上位の「アウトパフォーム」を据え置いた。市場ではゴールドマンのリポートが買い安心感に
つながったとの指摘があった。
 UFJが下げ渋ったことで、ニチメン日商(2768)など、つれ安していたUFJの大口融資先企業にも
下げ幅を縮小した。

244とはずがたり:2004/04/19(月) 23:56
情報提供,感謝〜。
ふーーむ,ちこっと上がったところ売り抜けが吉か?
で,正式発表で爆下がったところをがぱーっと…。

245とはずがたり:2004/04/23(金) 13:08
銀行株:坂本龍一ら人気3人がNPO銀行を設立へ−朝日 (ブルームバーグ)
http://news.www.infoseek.co.jp/topics/business/new_bank.html?d=23bloombergjpaggKOGT0BY6w&amp;cat=10&amp;typ=t

4月23日(ブルームバーグ):23日付の朝日新聞朝刊によると、ミュージ
シャンの坂本龍一、小林武史(マイ・リトル・ラバー)、桜井和寿(ミスター・
チルドレン)の3氏が中心となり、非営利組織(NPO)などの市民活動を支援
する金融NPOを発足させた。5月1日からインターネットなどで融資先を募集、
環境保護などに取り組む個人や団体を対象に低利融資する。
同紙ではまた「資産の運用先を銀行まかせにせず、自分達が望む事業に役立
てたい」というコメントも掲載している。
(朝日新聞朝刊14版、1面)
(朝日新聞社のホームページ {ASAHI })

246名無しさん:2004/04/24(土) 21:40
>>242-243
うーん,大丈夫そうかね?>「3割ルール」には抵触しないとみられている
しかしコンプライアンスにはまだ懸念が残るという状況か…。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040424-00000201-yom-bus_all
UFJ、3月期業績を下方修正へ…特別検査結果受けて

 金融庁は23日、大手銀行11行に対し、大口融資先企業の経営健全性を点検する特別検査の結果を通知した。これを受けて、UFJホールディングス(HD)が来週にも、2004年3月期連結決算の業績予想を下方修正する見通しとなった。

 UFJは検査通知で複数の大口融資先について債務者区分の引き下げを求められた模様で、検査結果に沿って貸し倒れ引当金を積み増すためだ。今後の不良債権処理を加速させるため、債務者区分の引き下げを求められた大口融資先の抜本再建策の検討も、本格化させるとみられる。

 ただ、現在のところ、UFJ銀行などの傘下銀行は本業のもうけである業務純益を当初予想より伸ばすなどしており、経営健全化計画の収益計画を30%以上下回った場合に、さらなる経営改善を求められる「3割ルール」には抵触しないとみられている。

 金融庁は銀行法24条に基づいて、UFJを含めた各行に〈1〉特別検査の結果を2004年3月期決算にどう反映させるか〈2〉債務者区分の引き下げを求められた一部の大口融資先への対応をどうするのか――などについて、5月中旬までに報告することも求めた。(読売新聞)
[4月24日3時12分更新]

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040424-00000837-jij-pol
UFJ銀に通常検査結果の一部通知=「特別」は大手行に一斉通知−金融庁

 金融庁は23日、UFJ銀行の寺西正司頭取を呼び、昨年8月から続いている2003年3月期を対象にした通常検査のうち、資産査定など「2004年3月期決算に反映すべき事項」部分を抜粋した検査結果を通知した。これを受けて、UFJは同日通知を受けた特別検査結果も踏まえ、04年3月期決算の取りまとめ作業に入る。
 UFJ銀行に対する通常検査は、昨年8月に開始されたが、コンプライアンス(法令順守)などに関する検査は現在も継続中。金融庁は、同行の決算集計作業を考慮し、検査内容を分離して通知することにした。 (時事通信)
[4月24日7時1分更新]

247とはずがたり:2004/05/14(金) 22:20
住信は独りが好きで,三信は三住&住信が好きで,三住は住信+三信が好き。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040515-00002090-mai-bus_all
<年金管理>住友信託とみずほ信託銀行が提携に正式合意

 住友信託銀行とみずほ信託銀行は14日、企業年金の管理業務での提携に正式合意したと発表した。05年3月までに折半出資の合弁会社を設立、同年4月から企業年金加入者の管理や年金給付などの業務を委託する。同業務での提携は信託業界で初。年金資産管理会社のグループの枠組みを越えた提携として注目される。(毎日新聞)
[5月14日22時0分更新]

248とはずがたり:2004/05/14(金) 23:47
月曜から爆ageやね

UFJ、不良債権2兆円削減へ 大口の融資先に再建促す
http://www.asahi.com/business/update/0514/046.html

 UFJホールディングスは13日、約3兆9500億円ある不良債権を今年度中に約2兆円削減する方針を固めた。流通、商社、不動産業界に経営不振の大口融資先を抱えるUFJは、大手行の中で不良債権処理が遅れている。政府は主要行に対して、今年度中に貸出金に占める不良債権の比率を半減することを求めている。このため、抜本的な処理が必要と判断した。大口の融資先企業が大幅なリストラや再編を迫られるのは必至だ。

 UFJは今年に入り、金融庁の特別検査で複数の大口融資先企業の債務者区分(格付け)の引き下げを求められた。その結果、今年3月末の不良債権残高は、昨年9月末より約2500億円増えて約3兆9500億円に膨らんだ。

 3月末の不良債権比率も昨年9月末の8.1%から8.5%に上がる見通しだ。金融庁は今年度中に、大手行に対して4%前後の不良債権比率の達成を求める方針で、不良債権の削減がUFJにとって最大の経営課題となっていた。

 不良債権を減らすには融資先企業を再生して債務者区分を上げる必要がある。UFJは、融資先企業に再建計画の達成を厳格に求める方針だ。目標通りの利益が上がらなければ追加の再建計画の作成を要請する。

 それでも再建の見込みが立たなければ、債権放棄などの金融支援に踏み切るほか、産業再生機構の活用も視野に入れる考えだ。法的整理や企業再生ファンドへの売却も検討する。

 2兆円の削減が達成すれば、不良債権比率は来年3月末には4%前後まで低下する見込み。

 UFJは04年3月期決算で不良債権処理に約8000億円をかけた。今年度も半減目標を達成するために、さらに3000億円前後を不良債権処理に費やす方針だ。

(05/14 06:27)

250荷主研究者:2004/05/16(日) 02:21

【対応分かれるコンビニATM:東北地銀】
http://jyoho.kahoku.co.jp/member/news/2004/04/20040429t72018.htm
2004年04月28日水曜日 河北新報
対応分かれるコンビニATM 東北の地銀、3県“空白域”

セブン―イレブンでコンビニATMの利用が始まり、山形銀行の丹羽厚悦頭取(中央)や殖産銀行の長谷川憲治頭取らがPRに努めた=19日、山形市

 現金自動預払機(ATM)を設置するコンビニエンスストアが東北でも増えている。青森、福島両県に続き、山形県内の3銀行が今月、アイワイバンク銀行(東京、IYバンク)と提携し、セブン―イレブンでの利用を開始した。年中無休、24時間営業の利点を生かし、銀行側は深夜帯利用者ら新たな顧客獲得を狙う。ただ「深夜利用は少数派」などと効果に懐疑的な銀行もあり、東北では設置県と空白県が二分された格好だ。

 山形、殖産、山形しあわせの3行とIYバンクは19日、ATM提携した。山形銀行の丹羽厚悦頭取は「山形県内のみならず、(セブン―イレブンの)全国7800店のネットワークが活用できる」と利便性を強調した。

 東北では2000年末、青森銀行がいち早くイーネット(東京)と提携。IYバンクは昨年10月に東邦銀行、今月20日に福島銀行と提携した。
 地元金融機関は手数料を運営会社に支払うが、ATM新設費の持ち出しがなく、一部の保守管理を担うだけで済む。店舗内にあるため、深夜稼働でも安全性が高い。サークルKやサンクスのATMを夜11時まで運用させている青森銀行は「平均稼働率は着実に伸びている。新規客を呼び込み、自社商品を知ってもらう機会にしたい」(営業統括部)と言う。

 コンビニATMがない都道府県は18県。運営会社にとっては管理と安定的な手数料収入の両面から、地元有力行との提携が欠かせない。だが、東北では岩手、宮城、秋田の3県でクリアできずにいる。

 七十七銀行は、提携金融機関を含めると宮城県内のATMは1000カ所を超える。「顧客の利便性を第一義にATMを展開している」と既存網に自信を見せ、コンビニ展開については「顧客利便性、コスト面などあらゆる角度から検討していく」と慎重な構えだ。岩手、秋田両銀行も「利便性向上の選択肢の一つとして、引き続き検討する」としている。

 多くの金融機関は稼働状況、コンビニ数、費用対効果などを見極めている段階。「大都市部と違い、24時間サービスが求められているのかどうか疑問」(地銀幹部)との声もある。実際、山形県内の利用時間は管理銀行の意向で、平日が午前8時から午後9時までとなっている。

 ただ、24時間稼働の東邦銀行は、平日の日中・夜間別の利用比率は「4対6」で夜間が多い。「休日は自行ATMより、コンビニの方が利用件数が多い。便利になれば利用者も増える」(営業企画部)と、新規客の掘り起こしに期待する。

 IYバンクの安斎隆社長は「コンビニATMに県境はない。全国にネットが広がればニーズはさらに高まる」と強気だ。顧客ニーズの推移をどう読むのか、普及の鍵はひとえに地元銀行の判断にかかっている。

[コンビニATM]全国約1万7000店に設置。20日現在の東北の設置状況は、アイワイバンク銀行がセブン―イレブンに山形県101台、福島県336台。イーネットはファミリーマートやサンクスなどに青森県55店、福島県20店。銀行共同設置型のローソンは青森県に99店。

251とはずがたり:2004/05/17(月) 20:36
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040517-00000015-san-bus_all
高収益確立へりそな正念場 公的資金申請から1年

異業種との提携意欲/中小向け融資課題
 過小資本に陥ったりそな銀行が公的資金申請を決め、国の特別支援銀行となってから十七日で一年。持ち株会社のりそなホールディングス(HD)は細谷英二・元JR東日本副社長を会長に迎え、営業時間延長など矢継ぎ早の改革に取り組んできたが、落ち込んだ中小企業向け融資の立て直しは必ずしも計画通りに進んでいない。「集中再生期間」に設定した平成十七年三月まで残り一年足らず。高収益の基盤確立に向け、正念場を迎えた。
 りそなの最近の動きの中の特徴の一つは異業種との提携だ。住宅ローン利用者にアートコーポレーションの引っ越し特別パックを提供するサービスはアート側が業務提携を打診した。松井証券の口座開設仲介やNOVAグループと協力したテレビ電話経営支援サービスなども話題性は十分だ。
 異業種と手を組むことで金融業以外のサービスも提供し手数料収入も見込める。細谷会長は「提携されたい銀行ナンバーワンを目指す」という。
 また、りそなは四月から全国二百四十三店を三十地域に再編し、地域性に応じた営業に取り組めるようにした。地域内の貸し出し決裁や予算配分、人事などの権限と責任を地域の統括責任者に持たせ、ほかの地域と成果を競い合う。
 東京・池袋では、取引先約百五十社を集めた商談会を開催し、成約に伴う新規融資を獲得。奈良では、観光業者向けの融資案件を働きかける動きも出てきた。
 課題の一つは中小企業向けの新規融資だ。中小企業向け融資は同行の収益基盤だが、経営危機が表面化した後、他行の“草刈り場”となり、十五年九月末のグループの融資残高は同三月末と比べて八千七百億円減少した。十五年度下期に目標としていた計千四百億円という新規融資も、未達に終わったもようだ。
 十五年度は不良債権や関係会社の整理など“負の遺産”の処理に追われたこともあるが、それだけに十六年度は収益向上の正念場。平日午後五時までの営業時間延長や休日営業、窓口での待ち時間短縮など「りそなブランド」作りの布石は打っており、「選ばれる銀行」としての真価が問われることになる。(産経新聞)
[5月17日11時5分更新]

252とはずがたり:2004/05/17(月) 20:38
UFJ大幅赤字に、寺西頭取ら辞任へ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040517-00000102-yom-bus_all

 UFJホールディングス(HD)が、2004年3月期決算の業績予想を再び下方修正する方向で検討に入ったことが、16日明らかになった。

 金融庁の指摘を踏まえ、大口融資先を中心に不良債権の貸し倒れ引当金をさらに積み増すためで、大幅な赤字となる可能性が強い。UFJHDは4月28日に業績予想を下方修正したが、異例の再修正となる。この結果、公的資金注入行が経営健全化計画の収益目標を、2年続けて30%以上下回った場合に、経営責任の明確化や経営改善を求められる金融庁の「3割ルール」に抵触するのは確実で、UFJ銀行の寺西正司頭取ら経営トップ3人の引責辞任は避けられない見通しだ。

 引責辞任が避けられないと見られるのは、寺西頭取のほか、UFJHDの杉原武社長、UFJ信託銀行の土居安邦社長。

 UFJHDは金融庁の特別検査結果を受けて、2004年3月期連結決算の業績予想を下方修正し、税引き後利益を780億円と見込んでいた。健全化計画で指標となる傘下2行合算ベースの税引き後利益は1250億円を確保し、計画で掲げていた1351億円の目標は下回るものの、「3割ルール」には抵触しないとしていた。

 しかし、金融庁は5月に入り、UFJHDに対し、大口融資先の不良債権に対する貸し倒れ引当金が、なお不足していると指摘していた。UFJHDの監査法人である中央青山監査法人も、厳格な引き当てを求めており、UFJHDは、追加的な大幅引き当てはやむを得ないと判断した。

 この結果、傘下2行合算ベースの不良債権の処理損失は、4月28日の業績予想修正時の8130億円から1兆円超に膨らむ見通しで、2行合算ベースの税引き後利益は1250億円の黒字予想から一転、大幅な赤字に転落することが確実となった。

 ただ、銀行の本業のもうけを示す業務純益は計画を上回る高水準となる見込みのため、繰り延べ税金資産の大幅な減額は避けられる見通しで、国際業務を行う銀行の健全性の基準である自己資本比率8%は確保できると見られる。

 金融庁はUFJHDの業績が赤字に転落するのを受けて、業務改善命令を出し、経営責任の明確化のほか、収益改善に向けた追加リストラ策を求める方向だ。

 UFJHDは4月の業績修正段階では、不良債権比率は0・4ポイント増の8・5%と4大金融グループの中で突出して高い。

 このため、UFJHDは経営トップの刷新を機に、「金融再生プログラム」で求められている2004年度中の不良債権比率の半減目標の達成に向け、思い切った不良債権処理が迫られるとみられる。

 ◆UFJホールディングス=2001年4月に、旧三和、東海、東洋信託の3銀行が共同で設立した金融持ち株会社。傘下にUFJ銀行(三和銀と東海銀が合併)、UFJ信託銀行(東洋信託銀と東海信託銀が合併)、UFJつばさ証券、UFJパートナーズ投信など子会社215社、関連会社29社を抱える4大金融グループの1つ。グループの総資産は約80兆円で、総従業員数は約3万5500人。本店・大阪市。杉原武社長。(読売新聞)
[5月17日11時21分更新]

253とはずがたり:2004/05/17(月) 20:41
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040517-00000193-kyodo-bus_all
日信販、大京にトップ派遣 UFJ、再建企業てこ入れ

 UFJホールディングスは17日、UFJ銀行の岡崎和美副頭取(56)を信販大手でUFJグループの日本信販会長に、同行の山崎治平専務執行役員(57)をマンション最大手の大京社長に、それぞれ派遣する人事を内定したと発表した。
 経営再建中の大口融資先のトップ交代を通じ、融資先各社の再建をてこ入れする狙い。両氏とも6月末の日本信販、大京の株主総会を経て就任する。
 UFJグループは、金融庁や監査法人の指摘を受けて、今年3月期決算で大口融資先への貸倒引当金を上積みし、赤字決算に陥る見通し。こうした不良債権の積極処理によって、2005年3月期末には、貸し出しなどに占める不良債権の比率を02年の半分以下にする目標の達成を目指す。このために大口融資先の事業強化を図る必要があると判断した。
 大京はUFJ銀行などから約4700億円の金融支援を受け再建中。旧三和銀行出身の長谷川正治社長が在任7年と長期になることから、若返りを図る。(共同通信)
[5月17日20時10分更新]

254とはずがたり:2004/05/20(木) 01:11
うほー!?
UFJグループが信託部門から撤退と云う事?!

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040520-00000789-jij-bus_all
住友信託銀、UFJ信託銀を統合へ=信託部門を3000億〜4000億円で買収

 住友信託銀行とUFJ信託銀行は19日、経営を統合する方向で最終調整に入った。2004年度上半期中に住友信託銀がUFJ信託銀の信託部門を買収する案を軸に調整している。買収額は3000億〜4000億円となる見通し。2005年4月のペイオフ(預金の払戻保証額を元本1000万円とその利子までとする措置)解禁を控えた金融界にとって今回の大型再編は大きな影響を与えそうだ。24日の04年3月期決算発表に合わせて公表する方針。 (時事通信)
[5月20日1時3分更新]

255とはずがたり:2004/05/20(木) 01:12
UFJ信託を住友信に売却 売却額は3000億円超
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040520-00000008-kyodo-bus_all

 UFJグループと住友信託銀行は19日、UFJ信託銀行の法人融資を除く、大半の業務を住友信託に売却する方向で最終調整に入った。売却額は3000億円超となる見通し。UFJは多額の不良債権処理で自己資本比率が低下しており、売却益で財務基盤を強化する。双方の取締役会での決定をへて、近く正式に発表する。
 2005年春をめどに金融持ち株会社を設立して、傘下に住友信託とUFJ信託を持つ形態に移行。新たに誕生する信託銀行グループの信託財産の規模は75兆円程度まで拡大、2位のみずほ信託銀行以下を大きく引き離し、信託業界で群を抜く巨大グループが誕生する。
 信託銀行同士の大型再編は、1999年1月に決まった三井信託銀行と中央信託銀行の合併以来。(共同通信)
[5月20日0時55分更新]

257とはずがたり:2004/05/20(木) 02:31
【UFJ銀とUFJ信託の共同店舗】

札幌
新宿
大泉(東京)(出)
永福町(東京)(出)
名古屋
名古屋駅前(出)
豊中(出)
布施(東大阪)では隣接
奈良
和歌山
神戸
広島
(出典:http://www.ufjtrustbank.co.jp/ippan/tenpo/index.html)

こいつらはどうするのかね?店舗統合が進めば住友側に吸収されると思われるが…。
信託業務に関してはUFJ=住信で一定の協力関係が維持されるのかね?
それならば強みともなろうが,住信は独自路線だからねぇ。
また銀行と証券では総合金融機関と云えるかね?UFJのリテール路線は独自の信託無しでいくのか…。
旧大和みたいに本体で一部の信託業務を行うようにするとか?(今回も金融庁にだいぶいじめられたし逆らえないだろうねぇ)
ダイエー・大京・日本信販と収益力はあるものの問題企業も多い旧三和系が力を失ってもともと強い系列信託銀行を持たなかった東海側の意向が通った?
ふーむ,どうなる事やら。

258とはずがたり:2004/05/20(木) 02:32
因みに東海東京証券はもと東海・あさひ系。
すんなり東海あさひで銀行を形成してれば証券業の中核となっていたかも。

259とはずがたり:2004/05/20(木) 09:50
むぅ,過半に満たない株は保有し続けるのだな。市場は今の段階では評価している様だ。

住友信託銀とUFJ信託銀、04年度中の経営統合で最終調整=関係筋
04/05/20 00:59

 [東京 20日 ロイター] 住友信託銀行 <8403.T> とUFJ信託銀行は、2004年度中に経営統合する方針で最終調整に入った。住友信託銀がUFJホールディングス <8307.T> からUFJ信託銀行株式の過半を買い取り、子会社化する。関係筋が明らかにした。新グループは、信託業界の規模としては、三菱信託銀行を抜いてトップになる。  関係筋によると、UFJHDはUFJ信託株式の売却により約3000億円の売却益を 得る。UFJHDはUFJ信託銀行の過半数に満たない株式は、引き続き保有する。  住友信託銀は、UFJ信託銀を傘下に収めることで、規模のメリットを追求。一方、UFJ銀行は、住友信託銀グループと全面提携し、信託商品の全面供給を受ける。

261とはずがたり:2004/05/21(金) 12:59
異業種から新規参入の4行決算、アイワイバンク黒字に
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040520-00000415-yom-bus_all

 2000年以降に異業種から新規参入した主要4行の2004年3月期決算(単体ベース)が20日、出そろった。アイワイバンク銀行が開業3年目で税引き後黒字となった一方、ソニー銀行とイーバンク銀行は開業から3期連続、ジャパンネット銀行も4期連続で税引き後赤字だったものの、いずれも赤字幅は縮小した。

 アイワイバンクの収益源は、コンビニエンスストアに設置した現金自動預け払い機(ATM)の利用手数料だ。提携金融機関が増えて、ATMの利用件数も増加し、前期の81億円の税引き後赤字から、50億円の黒字に転じた。

 ジャパンネット銀は、個人向けローンの伸び悩みが響き、17億円の税引き後赤字となったが、前期比では赤字幅が10億円縮小した。イーバンク銀もコンピューターシステムの安定を確保するための設備投資が膨らんで、29億円の税引き後赤字を計上したが、赤字幅は13億円縮小した。ソニー銀も、低金利で利ざやが伸び悩んだが、税引き後の赤字幅は半減した。

 ネット専業銀行はいずれも口座数や預金残高は伸びており、2005年3月期は、ジャパンネット銀とイーバンク銀の2行が税引き後利益の黒字転換を見込んでいる。(読売新聞)
[5月20日22時47分更新]

264とはずがたり:2004/05/21(金) 17:54

http://www.ibb.ubs.com/Our_global_presence/jp_20030514-1.shtml
2003年5月14日
UBSウォーバーグ、みずほフィナンシャルグループの子会社に資本参加

UBSウォーバーグは本日、株式会社みずほフィナンシャルグループ及びその関連会社(以下、「みずほグループ」)により設立される予定の株式会社みずほアドバイザリー(以下、「みずほアドバイザリー」)の普通株式6%相当を取得する意向を発表しました。

みずほアドバイザリーは今夏、みずほグループ、日本政策投資銀行、UBSウォーバーグ証券会社、その他の参画者による出資に基づいて設立される予定です。UBSウォーバーグは、みずほアドバイザリーの発行済み株式6%を取得し、みずほグループ全体で60%、日本政策投資銀行10%、その他の参画者はそれぞれ6%を取得する予定です。

みずほアドバイザリーは、みずほグループの取引先企業の再生を促進させるという極めて重要な役割を担うことが期待されています。UBSウォーバーグはローン・スター・ファンドと共同で、グローバル市場で培ったノウハウと日本市場における実績を活用し、みずほグループの取引先企業の再生を成功させることに貢献すべく、みずほアドバイザリーと様々な面で協力していく所存です。

本件出資にあたりUBSウォーバーグのCEOであるジョン・P・コスタスは「本件においてみずほグループとの協力関係を構築することについて大変喜ばしく思っています。このような、両社の利益につながる協働の機会は、双方にとって極めて意味のあるものと認識しております。また本件は、みずほグループの取引先企業の再生に対して、UBSウォーバーグのグローバルなコミットメントを示すものです。」とコメントしています。

本件出資にあたりUBSウォーバーグ証券会社の社長兼CEOであるマーク・Z・チバは「今回の出資は、UBSグループの日本における投資銀行業務を一層強化する上で重要な一歩であると考えています。また日本市場、及び本邦企業、金融セクターにおける再生についてUBSグループのコミットメントを示すものでもあります。この意味で、本件を通じて当社はみずほグループと協働することが出来、大変光栄に思っています。」とコメントしています。

265とはずがたり:2004/05/22(土) 17:10

住友信託:UFJから信託を買収、財管業務を強化へ?資本関係も(2) (ブルームバーグ)
http://news.www.infoseek.co.jp/topics/business/ufj.html?d=21bloombergjpaWQ64R8tIi0E&amp;cat=10&amp;typ=t

5月21日(ブルームバーグ):住友信託銀行とUFJホールディングスは
21日、住友信託がUFJ信託銀行を買収することで合意した、と発表した。住
友信託などがUFJからの出資も受けて新たに設立する信託銀行が、UFJ信託
の事業法人向け貸出業務を除く全業務を3000億円程度で譲り受ける。将来的に
は「住友信託銀行グループ」として、住友信託とその新信託銀を傘下とする持ち
株会社の設立も検討し、信託・財産管理業務を強化する。
発表によると、UFJ信託は法人向け信託・財産管理事業(証券代行、資産
金融、受託資産、証券の4業務)と不動産業務やリテール業務を会社分割のうえ、
早ければ今年度の上期中に住友信託に売却することも視野に、資産査定などの手
続きを急ぐ。住友信託の高橋温社長は発表記者会見で、UFJから取得する事業
の価値について「3000億円の価値は十分にある」との見方を示した。
住友信託の高橋社長は「財産管理業務などはスケールメリットが期待できる。
経営資源の集中で新商品の開発などにも力を入れることができる」事業の譲り受
けが狙いと指摘。公的資金を今年1月に返済し、「経営方針を守りから攻めに転
換した」ことも、この事実上の買収への原動力になったという。そのうえで「メ
ガバンクとは異なる個性、強みのある信託銀行をつくりたい」と強調した。
また、住友信託の高橋社長は、三井住友フィナンシャルグループ(FG)や、
三井トラスト・ホールディングスなど旧住友・三井財閥系金融グループとの親密
な関係を引き続き維持していく考えを示した。受託財産の管理業務で有力な住友
信託と、証券代行業務などに強みを持つUFJ信託は顧客が重ならないこともあ
り、補完効果が高いという。
一方、UFJグループは、信託・財産管理事業で住友信託グループ専属の信
託代理店契約を締結し、売却に伴って欠ける顧客向けサービスを補完する。UF
Jホールディングスの杉原武社長は「(UFJ銀行などが)信託業務で住友信託
専属の代理店となれば、メリットはある」として、新たな信託銀行などが提供す
るサービスをUFJの顧客が受けとるメリットを強調した。
UFJグループと住友信託は、グループ各社の社長や頭取、担当役員で構成
する協働事業化推進会議を同日、設置した。一方、住友信託が新設する信託銀行
に対しては、UFJホールディングスが優先株式などに一部、出資。UFJグル
ープと住友信託銀行の間に新たな資本関係が生じることになる。
財務基盤強化や不良債権の処理加速が課題
UFJでは、大口融資先への引き当て強化により前期決算が赤字に陥ったも
ようで、財務基盤の強化が急務となっている。また、UFJは大手銀行グループ
のなかで最も高い8%台の不良債権比率を、今期中に半減するとの政府目標の達
成を目指しており、さらなる不良債権処理の加速も課題だ。前期の赤字決算につ
いては、その責任をとって、グループ首脳陣の引責辞任が固まっている。
UFJホールディングスの21日終値は、前日比1万8000円(3.1%)高の
60万円、住友信託は同12円(1.9%)高の650円となっている。
●UFJ信託銀行:前身は旧東洋信託銀行で、2001年4月に旧三和、東海銀行
と持ち株会社UFJホールディングスを設立して経営統合。UFJグループの中
核銀行の1つ。証券代行業務などが強み。
●住友信託銀行:旧住友財閥系。1925年設立の信託銀行の老舗。旧住友銀行は
旧さくら銀行と合併したが、グループに入らず独自路線を続けており、動向が注
目されている。財務体質は強いものの、経営基盤の拡大が課題との指摘がある。


記事に関する記者への問い合わせ先:
東京 平野 和 Kazu Hirano khirano1@bloomberg.net
記事に関するエディターへの問い合わせ先:
浅井 秀樹 Hideki Asai hasai@bloomberg.net
Bill Austin billaustin@bloomberg.net



[ 2004年5月21日21時7分 ]

266とはずがたり:2004/05/22(土) 17:13

住友信託銀とUFJ信託銀の経営統合、正式発表 (ロイター)
http://news.www.infoseek.co.jp/topics/business/ufj.html?d=21reutersJAPAN146804&amp;cat=17&amp;typ=t

 [東京 21日 ロイター] UFJホールディングス<8307>と住友信託銀行<8403>は21日、UFJ信託銀行と住友信託銀の経営統合を正式発表した。UFJグループは自前の信託部門を手放すが、住友信託銀と信託・財産管理業務で提携し、これまでと同様に信託サービスを提供する。譲渡価格は現在精査中だが、住友信託銀の高橋温社長は、約3000億円程度との見通しを示した。

 UFJ信託銀は、05年度中に法人向け信託・財産管理事業(証券代行業務、資産金融業務、受託し産業ム、証券業務の4分野)を、06年度中にリテール業務を会社分割制度を利用して切り離し、住友信託銀が05年度中に新たに設立する子会社の新信託銀行に統合する。

 新信託銀行には、UFJホールディングスが優先株式などによる出資を行う。その上で、UFJグループは、住友信託銀グループ専属の信託代理店契約を締結し、UFJ銀行の顧客に信託サービスを提供する。UFJ信託銀の事業法人向け貸出業務はUFJ銀行に統合させる。

両行の統合により住友信託グループの総資産は21兆5700億円で、三菱信託銀行の19兆7000億円を抜いて1位に踊り出る。

 住友信託銀の高橋社長は会見で、「信託業務は装置産業的性格があり、ノウハウの高度化が必要だが、経営統合で可能になる」と規模のメリットを強調。「規模や収益、サービスの全ての分野で信託業界トップになる」と語った。

 一方、UFJ信託銀の土居社長は会見で、今年に入ってから「高橋社長から本邦トップのトラストバンクを作ろうと誘いを受けた」と述べた。

 住友信託銀は、三井住友銀行と信託代理店契約を結んでいるが、高橋社長は「住友グループに軸足を置きつつ、UFJグループの顧客にも信託サービスを提供する。親密先の三井住友銀行との関係に影響を与えることは無い」と語った。

[ 2004年5月21日20時39分 ]

267とはずがたり:2004/05/22(土) 17:13

http://news.www.infoseek.co.jp/topics/business/ufj.html?d=21kyodo2004052101006367&amp;cat=38&amp;typ=t
UFJ、信託銀の売却発表 「メガ信託」誕生へ (共同通信)

 UFJホールディングスは21日、傘下にあるUFJ信託銀行の大半の業務を、会社分割して住友信託銀行に売却すると正式発表した。住友信託は、2004年度からUFJ信託を部門ごとに順次統合。信託財産の規模(今年3月末時点)を合算すると88兆円超となり国内最大の「メガ信託銀行」が誕生する。

 悪化したグループ財務を信託銀行の売却益で改善したいUFJと、規模拡大による競争力強化を目指す住友信託の思惑が一致した。UFJ側が得る売却益は3000億円規模とみられる。信託銀行の大型再編は2000年の三井信託銀行と中央信託銀行の合併以来。

 住友信託の高橋温、UFJ信託の土居安邦両社長は記者会見し「4大銀行グループと異なる日本トップの信託銀行グループを作り上げる」と強調。土居社長は「UFJグループとは、今後も親密な関係を維持していく」と説明した。

[ 2004年5月21日22時42分 ]

268とはずがたり:2004/05/22(土) 17:14
<UFJ銀行>最終赤字4000億円 自己資本比率8.2% (毎日新聞)
http://news.www.infoseek.co.jp/topics/business/ufj.html?d=22mainichiF0522m157&amp;cat=2&amp;typ=t

 UFJホールディングス(HD)傘下のUFJ銀行の04年3月期決算の最終赤字は、不良債権処理額の大幅な積み増しの結果、約4000億円に上ることが21日分かった。財務の健全性を示す自己資本比率も8.2%程度に急落、国際業務を展開できる最低基準の8%寸前まで低下する。

 UFJHDは4月28日に発表した04年3月期の業績予想修正で、UFJ銀行の最終利益が920億円、自己資本比率を10%台前半と見込んでいた。しかし、その後に監査法人から不良債権の引き当て不足を指摘されたことから、処理額を1兆2000億円程度に拡大。大幅な赤字に転落し、自己資本比率は約2ポイントも落ち込む。

 ただ、UFJ信託が300億円程度の最終黒字と、12%台前半の自己資本比率を確保する見通しのため、UFJHD傘下の両行合算の最終赤字は3700億円程度、自己資本比率は9%程度になる見通し。UFJは24日に決算を発表する。

 一方、赤字転落を穴埋めする資本増強策として、UFJHDは21日、傘下のUFJ信託銀行を住友信託銀行に売却すると発表した。UFJは3000億円程度で売却する方向で調整を進め、この売却益でUFJ銀の自己資本比率は05年3月期までに9%程度に回復すると見込んでいる。

 UFJ信託の住友信託への売却は早ければ今年秋にも実施。住友信託がUFJ信託を子会社化し、この子会社にUFJHDも出資する。さらに、住友信託と子会社の上に共通の持ち株会社を設立する方針で、持ち株会社の傘下会社を事業別に再編することも検討する。

 ただ、UFJ信託のうち、法人向け融資などの事業はUFJ銀行に統合、UFJ信託に投入されている公的資金2000億円もUFJ銀行が引き取る。

[毎日新聞5月22日]

269とはずがたり:2004/05/22(土) 17:19
>>265-269
=ポイント=
●UFJ信託は法人向け信託・財産管理事業(証券代行、資産金融、受託資産、証券の4業務)と不動産業務やリテール業務を会社分割のうえ、早ければ今年度の上期中に住友信託に売却することも視野に、資産査定などの手続きを急ぐ。
●住友信託の高橋社長は、三井住友フィナンシャルグループ(FG)や、三井トラスト・ホールディングスなど旧住友・三井財閥系金融グループとの親密な関係を引き続き維持していく
●受託財産の管理業務で有力な住友信託と、証券代行業務などに強みを持つUFJ信託は顧客が重ならないこともあり、補完効果が高いという。
●UFJグループは、信託・財産管理事業で住友信託グループ専属の信託代理店契約を締結し、売却に伴って欠ける顧客向けサービスを補完する。
●住友信託が新設する信託銀行に対しては、UFJホールディングスが優先株式などに一部、出資。UFJグループと住友信託銀行の間に新たな資本関係が生じることになる。
●住友信託銀行:財務体質は強いものの、経営基盤の拡大が課題との指摘がある。
●両行の統合により住友信託グループの総資産は21兆5700億円で、三菱信託銀行の19兆7000億円を抜いて1位に踊り出る。
●住友信託は、2004年度からUFJ信託を部門ごとに順次統合。信託財産の規模(今年3月末時点)を合算すると88兆円超となり国内最大の「メガ信託銀行」が誕生する。
●UFJ銀行の最終利益が920億円、自己資本比率を10%台前半と見込んでいた。しかし、その後に監査法人から不良債権の引き当て不足を指摘されたことから、処理額を1兆2000億円程度に拡大。大幅な赤字に転落し、自己資本比率は約2ポイントも落ち込む。
●この売却益でUFJ銀の自己資本比率は05年3月期までに9%程度に回復する

三井住友銀行,中央三井信託銀行,住友信託銀行,UFJ銀行の組み合わせが錯綜してますなぁ。

三井住友銀行+中央三井銀行+三井生命+三井住友海上火災→三井住友金融本社は如何?
住友生命,住友信託は独自路線指向だし。。

270とはずがたり:2004/05/23(日) 12:40
大手行、伸び悩む中小向け融資にテコ入れ策続々
http://www.asahi.com/business/update/0523/001.html

 大手銀行が、伸び悩む中小企業向け融資のテコ入れ策を相次いで打ち出している。三井住友銀行は、中小企業向けの営業拠点を今年度中に約40カ所増設する。他行もインターネットや人件費の低いOBの活用など、コストを抑えつつ新規融資先開拓を強化するための知恵を絞っている。

 三井住友銀は、支店のない地方都市や、支店の統廃合で営業活動が手薄になっている地域を中心に、全国約200カ所に中小企業専門の拠点を置く。数人の営業職員が常駐し、預金は扱わない。

 収益の回復が見込める中小企業に通常より有利な条件で貸し出す「業績回復ローン」など新型の無担保融資も投入し、今年度の中小企業向け無担保融資の目標額を前年度より1兆円多い3兆6千億円に設定する。

 三菱東京グループも小規模営業拠点を増設するほか、OBなど外部人材を活用し、今後3年間で中小企業3万社の新規取引先を獲得する目標を掲げる。

 UFJ銀行とみずほ銀行は、中小企業を対象にインターネット上で融資契約を結ぶことができる「電子融資」を今年度から06年度にかけて導入する。

 中小企業向け融資は額が小さいため手間と費用がかかるとされている。各行とも、新しい試みのポイントは、費用を抑えること。それができれば、大企業向けより高い利ざやを得られることもあるため、収益改善に役立つ。金融庁から貸し渋り防止のため中小企業融資の拡大を求められている、という事情もある。

(05/23 07:00)

277とはずがたり:2004/05/24(月) 20:33

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040522-00000001-mai-l07
福島銀、4年ぶり経常黒字/大東銀、5期連続経常赤字−−3月期決算 /福島

 福島銀行(本店・福島市)と大東銀行(同・郡山市)の04年3月期決算が21日発表された。来年4月のペイオフ(預金の払戻保証額を元本1000万円とその利息に限る措置)実施を控え、地域金融機関の経営体力が問われている。金融庁の早期是正措置を受けて経営再建中の福島銀は4年ぶりの経常黒字を確保し、不良債権も大幅に減った一方、大東銀は5期連続の経常赤字となり頭取が交代する厳しい内容で、両行で明暗が分かれた。なお、東邦銀の決算発表は26日。【斉藤望、福沢光一】
………………………………………………………………………………………………………
 ◆“明”福島銀
 ◇4年ぶり経常黒字−−不良債権、大幅減少
 福島銀行の04年3月期決算は、本業のもうけを示す経常利益が4年ぶりの黒字となり、不良債権比率も15・3%と03年3月期比で3・4ポイントの大幅減となるなど、経営再建が軌道に乗ったことをうかがわせる内容となった。減少が続いていた貸し出しも03年下半期から増加に転じ、期末残高は4695億円と7年ぶりに増加した。紺野邦武社長は「05年3月期決算は貸し出し増による利息収入増が見込まれ、相当よくなる」と明るい見通しを語った。
 紺野社長はこのほか「今年は直接償却も含め不良債権の最終処理に乗り出す。残高で04年3月期の726億円から600億円に、比率で12%にする」と述べ、ペイオフ解禁に向けた経営強化の総仕上げへの意気込みをにじませた。また「単独で生き残る力をつけるべく全力疾走中だ」として、他行との合併は視野にないことを明らかにした。
 同行は01年12月に金融庁の早期是正措置を受け、経営再建中だ。コア業務純益(一般企業の営業利益に相当)を05年3月期に60億円に引き上げる収益倍増計画を進めており、紺野社長は「十分達成可能だ」としている。
 05年3月期は経常利益で10億円、最終利益で12億円の黒字を予想している。
………………………………………………………………………………………………………
 ◆“暗”大東銀
 ◇5期連続経常赤字−−責任取り、頭取交代
 大東銀行の04年3月期単体決算は、4月27日に下方修正した通り最終利益が36億円の赤字となった。赤字は5期連続で、2期連続の無配。経営責任を取って6月に代表権のない会長に就任する高橋清幸頭取は決算発表の会見で「数年来の業績不振をおわびします」と頭を下げた。経営の先行きをめぐり、他行との合併などが取りざたされたが、高橋頭取は「合併はない」と明確に否定した。
 売上高に相当する経常収益は02年3月期に比べ8・3%増の179億円、経常利益は33億円の赤字だった。不良債権処理に102億円を引き当てたのが赤字の最大要因だ。経営の健全性の目安となる自己資本比率(連結)は1年前の6・10%から5・75%に低下した。
 同行は05年3月期の見通しについて、04年3月期の経常利益で33億円の赤字から15億円の黒字に転換するとしている。6月に就任する佐藤新社長(頭取から名称変更)は「102億円の不良債権処理費用が来期は33億円と今期より約70億円減るのが一番大きな理由」と述べた。
 不良債権処理費用が大幅に減額出来る理由について問われた佐藤新社長は「(前期は)担保が当方の評価以上に下落し、予想以上に取引先の状況が悪化した。今期は厳密にシュミレーションして担保を引き当てた。2億円以上の融資のある取引先の一つ一つ業績予想を行った」と説明し、不良債権処理が予算の約2倍になった前期のようなことはないと強調した。
………………………………………………………………………………………………………
 ◆福島銀と大東銀◆
    コア業務純益      経常利益          最終利益         自己資本比率
福島銀 41.7(44.4)   1.2(▼ 16.2)   2.7(   6.6) 6.18(6.15)
大東銀 63.8(39.8) ▼33.9(▼124.2) ▼36.7(▼121.1) 5.75(6.10)
 <注>純益、利益の単位は億円、自己資本比率は%。▼はマイナス。自己資本比率以外は単体ベース。かっこ内は03年3月期(毎日新聞)
[5月22日19時2分更新]

278とはずがたり:2004/05/24(月) 20:34
3月期決算 59億1100万円の赤字−−福井銀行 /福井
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040522-00000003-mai-l18

 福井銀行が21日に発表した04年3月期決算によると、経常利益は55億7900万円(前年同期比130・4%増)と倍増したが、繰延税金資産を取り崩したため、当期純利益は59億1100万円の赤字となった。
 繰延税金資産は、不良債権処理に備え、有税で貸倒引当金を積む際、税金が将来戻ってくると見込んで計上した資産。自己資本に算入できることから、金融機関の自己資本比率のかさ上げに使われていると批判が出ていた。同行は82億円を取り崩し、繰延税金資産残高は193億円となる。
 市橋七郎頭取は「不良債権を厳格に査定し、直接償却してきたが、企業自体が再生してきたので想定を見直し、取り崩すことにした」と説明している。05年3月期の業績予想は通期で経常利益52億円、当期純利益27億円を見込んでいる。(毎日新聞)
[5月22日19時33分更新]

279とはずがたり:2004/05/24(月) 20:36
関東つくば銀、当期純利益11億2900万円−−04年3月期決算 /茨城
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040524-00000006-mai-l08

 関東つくば銀行(本店・土浦市、草間卓頭取)は04年3月期の決算を発表した。積極的な不良債権処理を進めたことで経常利益は15億1800万円、当期純利益は11億2900万円となった。自己資本比率は6・58%で、03年9月期より0・1ポイント増加。ただ、株式は3期連続で無配となった。
 同行では旧関東銀行、旧つくば銀行の店舗の統廃合を06年3月までとしていたが、今年3月までに前倒しで実施した。木村興三副頭取は「合併効果が出るのは今年度になる。本腰を入れたい」と述べた。05年3月期の業績予想は経常利益32億円、当期純利益22億円としている。(毎日新聞)
[5月24日19時5分更新]


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板