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【ミ】『ヨハネスブルグの明星』 その1

1『語り部』:2015/06/05(金) 00:13:53
『ヨハネスブルグの虹』専用スレッド。


関連スレ:
【ミ】『黄金町の夕闇』 その1
ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/netgame/9003/1313768626/

【ミ】『黄金町の夕闇』 その2
ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/netgame/9003/1421852015/

851ロンパリ『落伍人』:2016/04/21(木) 23:57:02
>>847-850

(『エイノー』が男へ接近
『ウィル』は能力の発動…『ハッピーオルガン』は一足先に機動力を
活かして教会に。才レは、護り屋と殺し屋組の傍で極力邪魔せぬように
動くか、いや…それは只の足手まといと主張してるようなもノか)

 この中で一番不穏分子に近い、と問われれば。それは『ナツメグ』だ。
もっとも元から女性と言うのも相まって『浜岡』もルンクスの手に掛かる
事を踏まえればどちらも危険である事に変わりはないんだが。

 (この場所で、一番遠距離からの攻撃が優位になる方角となると、何処だ…?)

 ウィル、エイノーの行動は邪魔せず傍観。ナツメグの傍につきつつ
周囲の光景を更に観察する。人並みの視点からでも、何かこちらに対して
不審な動きをしているものが起きる可能性があるかもしれない。

852<ガオンッ>:<ガオンッ>
<ガオンッ>

853『ヴァージンロード・クルセイダーズ』:2016/04/23(土) 04:17:40
>>845>>850(エイノー)

      ズギュ! ジャコ!

『交差点の男』の様子を見ながら、『フィストフル』を発現するエイノー。
スタンドに気付いた動きがないと確認した後、
『硬度』カートリッジを抜き取り、
ロンパリの持つ『扇』『プロペラ』にセットした。
脆くなってしまっているが、ナイフも手渡す。

その間に、ウィルと浜岡の二人は、交差点まで前進している。
横断歩道の長さは『15m』ばかり。
ウィルは『アレルギー反応』で男を調べ、浜岡はその護衛だ。
二人までの距離は『30m』ばかり。

二人を追おうと踏み出したエイノーの脇から、
菊川と『ナツメグ』の二人が道を引き返すのが見えた。

『ナツメグ』:
「ん〜〜じゃあ、陽動は任せた。
 オレらは北側の公園からぐるっと回って、教会の側面を突く。
 おまえらが手薄に出来りゃあよし・・・・でなくても『強行突破』だ」

菊川:
「──無事侵入できたら合図するから。
 その時は教会内に入ってきてよ。
 扉はこのメンバーにだけ、開くようにするからさ」

(まだ移動はしていない)

>>846>>851(ロンパリ)
エイノーの『スロット』を設置した『エルドラド』を腹に隠し、
ナイフとプロペラはポーチに差し込んでおく。
荷物が多いが、浮浪者の身なりならそうおかしくもない。

見れば、メンバーの各々は、すでに動き始めている。
ウィルと浜岡は交差点まで進み、探知を。
エイノーは前進し、陽動を。
『ハッピー・オルガン』は、
『シヴィル・ディフェンス・ヘリテージ・ギャラリー』の屋根伝いに
風のように突進し、教会の方向へと姿を消した。
そして『ナツメグ』と菊川は、一旦引き返し、
北の公園を通って、教会を目指すようだ。

飛行機ではロンパリに同行するよう指示していた『ナツメグ』だが、
こちらに一瞥をくれたのみで、特に誘うような素振りはない。
あくまで選択は自由意志ということだろうか。
『自由』を旨とする【殺し屋】の流儀かもしれない。
今すぐ追いかければ十分に追いつけるが、決めるのはロンパリ自身だ。

少なくとも現在の状況、
『早朝のヒルストリート』に異常は見当たらない。

854『ヴァージンロード・クルセイダーズ』:2016/04/23(土) 04:17:51
>>847(ウィル)
一言断り、ヒルストリートを前進。
派手な『シヴィル・ディフェンス・ヘリテージ・ギャラリー』の端まで歩くと、
対岸に教会を臨む、交差点の一角に到達した。
挟んだ道路は三車線で、男までの距離は『15m』ばかり。
教会の入り口は『ヒルストリート』に面しており、
四辻を左に折れる道に沿う教会のぐるりは、
背丈ほどもある生垣で囲まれ、敷地内の様子は伺えない。
そして──ウィルは改めて気付く。
最初に見た男から『15m』ばかり離れた生垣の傍に、
同様の背広男が立っている。
教会の入り口にも二人。こちらは最初の男の後方『10m』。
けっして数は多くないが、おそらくは教会の外を警備している。
そのどれも、武器の類は携帯しておらず──徒手だ。

        ズギュ!

『ヴェノム&ファイヤ』を発現する。
背後を確認すると、『5m』の距離を取って、浜岡がついて来てくれている。
まずは、『スタンドアレルギー』を自身に与える──と。

                ビュ バッ!!

弾丸の如き速度で、左手の頭上に『反応』が追いついてきた。
『シヴィル・ディフェンス・ヘリテージ・ギャラリー』の屋根上で停止したそれは、
敵ではない──おそらくは『ハッピー・オルガン』だ。
『アレルギー』のサイズから見て、間違いない。

肝心の男については、『スタンド反応』はゼロだ。
ただし、男の視線が自分に向いているのは感じる。
浜岡のメイド服も目立ちそうなものだが、
一応、シンガポールは『メイド大国』だ。見慣れているのかもしれない。

(反応は、どうだい?)

浜岡が『スタンド』の声で尋ねてきた。
男には聞こえない程度の音量だ。

>>843(井上)
井上は突風と化した自身のスタンドを見送り、
一応、仲間に解説をしておく。

          ビュバ! バ!!

一方の『ハピオル』は、煉瓦造りの屋根を一気に突き進み、
教会まで『25m』ばかりの距離を置いて、屋根上で足を止めた。
ここからなら、教会の南側をほぼ一望できる。

まずは交差点に不自然に立つ背広男。
生垣に囲まれた教会南側に、『20m』ばかり離れて、もう一人。
さらに向う、生垣が北へと折れる角にも男が立っている。
──つまり、教会南側の見張りは『3人』だけだ。
これ以上先を調べるなら、道路沿いに左へ回り込み、
教会西側へ向かう必要がある。

>>849(高遠)
ウィルの視線の先には、交差点の向かいに立っている背広の男。
一見違和感がないが、信号が青に変わっても動かない。
男の背後すぐに教会だ・・・・見張りだ、とピンと来た。

電柱や街路樹の類はないが、
『シヴィル・ディフェンス・ヘリテージ・ギャラリー』の外壁には、
壁に背をつければ、ちょうど隠れられる程度の凹凸が並ぶ。
交差点に移動するウィルを視界に入れながら、高遠は身を隠した。

一方、ウィルは姿を隠すことなく、交差点に到達する。
その後ろに、こちらも平然と後を追う浜岡の姿。
朝のメイド服姿はいかにも奇妙だが、果たして考えはあるのか・・・・?
ウィルの邪魔にならないよう、距離を置いてはいるが、
その目的が『護衛』なのは間違いない。

戦いはすでに始まりつつある──面々は動き始めている。
『打ち合わせ』をする余裕は、すでにないのかもしれない。

855『ヴァージンロード・クルセイダーズ』:2016/04/23(土) 04:36:02
現在の状況:
ttps://www.google.com/maps/@1.292623,103.84955,19z

  アルメニアン教会(チャペル) ヒル・ストリート
    ↓                ↓
□□□□□□□□□□歩■■■■■■歩□□□□□
□□◆◆◆◆□□□□歩■■■■■■歩□□□□□
□□◆◆◆◆□□□□歩■■■■■■歩□□□□□
□□◆◆◆◆□□□□門■■■■■■歩□□□□□
◆◆◆◆◆◆□□□□歩■■■■■■歩□□□□□
◆◆◆◆◆◆□□□□歩■■■■■■歩□□□□□
□□□□□□□□□□歩■■■■■■歩□□□□□
□□□□□□□□□□歩■■■■■■歩□□□□□
□□□□□□□□□□歩■■■■■■歩□□□□□
□□□□□□□木木木歩■■■■■■歩□□□□□
垣垣垣垣男垣垣垣垣垣男■■■■■■歩歩歩歩歩歩
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
歩歩歩歩歩歩歩歩歩歩ウ■■■■■■歩歩歩歩歩歩
□□□□□□□ハ◇◇歩■■■■■■歩□□□□□
□□□□□□□◇◇◇歩■■■■■■歩□□□□□
□□□□□□□◇◇◇歩■■■■■■歩□□□□□
□□□□□□□◇◇◇エ■■■■■■歩□□□□□
□□□□□□□◇◇◇歩■■■■■■歩□□□□□
            ↑
   シヴィル・ディフェンス・ヘリテージ・ギャラリー
←公園へ

歩:歩道 ■:道路 垣:生垣
ウ:ウィル&浜岡  ハ:『ハッピー・オルガン』
エ:エイノー、高遠、ロンパリ

856エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』:2016/04/23(土) 23:06:17
>>854-855
菊川に片手をあげて「承知した」と身振りで伝え
周辺を警戒しつつゆるりと交差点界隈を遠回りに
散策、『交差点の男』より自分の周囲を警戒する、
まずはウィルのあぶり出しの結果を待とう。
『ハッピー・オルガン』については井上を信じて
静観するしかない、この局面で井上を疑う理由はない、
ならば見ればわかる、アレは『ルンクス側に命中する事を
祈るしかない天災』だ、

857ウィル『ヴェノム&ファイア』:2016/04/24(日) 22:38:33
>>854-856

(朝早くから、ご苦労なことね)

背広服の男───その正体は教会の護衛たち───を見て思う。早速『スタンド』の力を借りる必要性が出てきたわけだ。
浜岡に対しては同じく、『ヴェノム』を用いた『スタンド会話』で答える。

『スタンド使いではないわ』『女性には見えないし・・・恐らく才能持ちでもないでしょうね』

同様に他のメンバーにも、『ヴェノム』を×の形に動かして、スタンド使いではないことを伝える。
ロンパリにも、恐らく周囲の人間の応対で伝わるだろう。
一応自分を『才能アレルギー』にして、そのセンも当たってはみるが、杞憂に終わるだろう。
スタンドを用いれば、気付かれずに迅速に倒すことも可能だろう。
だが人通りが少ないとはいえ、人目はあるこの場所で急に護衛の人間が倒れたなら、小さな騒ぎにはなるだろう。

できれば護衛のいない、他の侵入口を探したいところだ。
スマホを片手に振り返り、教会の付近を一周してみようかと、手振りでみんなに訊ねる。

858井上正『ハッピー・オルガン』:2016/04/25(月) 12:20:57
>>854
「あ、あ、や、やるぞ、殺すぞ、あいつはやる、離れろ、目立つ、隠れるんだ」


  ダ ン ッ


『ハッピー・オルガン』は建物から交差点へ向けて跳躍する、着地後一人目の背広男に接近し首を掴み、教会南側の背広男に投げつける。パス精AAA。
投擲後、残りの一人へ向けて疾走し、思い切りブン殴る。複数の行動だが、ほんのわずかな時間の間に行われる。
例えばスピード自慢のスタンドのパンチ、それが『ハッピー・オルガン』の行動速度だ。

ついでに井上を呼び寄せる。ダッシュだ。

859高遠 嶺『クレモンティーヌ』:2016/04/25(月) 18:45:48
>>854-855
(今のところ、見はり連中の感じている事は
 『見張っていたら誰か居るような』位の認識……だと思う)

動き出すのは、事が起きてきた時だが

>>858
(……いきなりやるつもりかしら)

だとしたら打ち合わせるヒマは無い。

これから『ハッピー・オルガン』の起こす騒ぎで出てくる数がいかほどか……
想定されることは『ハッピー・オルガン』が護衛をある程度まで減らす、というモノ。
しかしそのうち『スタンド使い』のような『ハピオル』でも手間取る奴らが中から出てこないとも限らない。

『ナツメグ』らは引き返したばかり、侵入には時間がかかりそうだ。

ひとまず陽動に加わるつもりで決め、しかし見つかるまでは身を隠し気味に行く。
『シヴィル・ディフェンス・ヘリテージ・ギャラリー』の
『隠れられそうなくぼみで、今居る所より交差点に近い箇所』があるか探し、あれば移動。

上記地点から交差点までの距離や生け垣の高さはどれぐらいかを見ておきたい。

860ロンパリ『落伍人』:2016/04/26(火) 00:25:35
>>854-855

此処が 『分かれ道』だ。

 遠ざかる『殺し屋』の『ナツメグ』、そして『菊川』が公園へと行く。
そして『陽動』の為に教会へ接近しあう一同。

教会周辺は全部『一般人』と断定した上で、やはり教会内部が城として
強固に守りが固められている。

 ソレを視野に入れつつ選択肢を脳裏に。

この中で大まかに簡単な二つの選択。このまま尻尾を巻いて引き返すとか言う
クソにすら劣る考工抜きにしての工程。

この中で要は、やはり才レの中では『ウィル』だ。いま起きている時空の潮流
その引力の中心とも言える、この出来事の発端であり一番重要なのは『ウィル』だ。

(『ウィル』を目に入れられる範囲で共に向かう……。
簡単に言えば浜岡やらとの『陽動』の任に加担する事。
 戦力的なもの抜きに考えればウィルと似たタイプのスタンド使いが
こちらへ迎撃してきた時、自身が死点となって攻撃する等のメリットもある。
 だがデメリットとして言えば、そんな簡単に事が進む事がないと共に
『ナツメグ』の行動を見るものがいなくなる事…)

(二つ目…これは飛行機でも打ち合わせた通り『強襲』へと参じノレ。
『ウィル』等から一時的に離脱するが、それでも一番早くに教会内部の
情報が取得出来る…危険は言わずもがな、だが)

 どちらを選ぶ力…。

「下らない考え夕゛」

 「ただ すべき事 出来る事のみをする。…そうだろロンパリ?


…そうだろ マンティコア」

 初動が遅れたが、引き返し『ナツメグ』『菊川』と共に公園へと向かう。

(いま、『教会』付近で動いても、それで転がる賽の揺らぎが
変わる程に 力はこちらにねェ)

『ロンパリ』の力では、『陽動』や『護衛』には至らない。
当たり前な事実を呑み込んだ上で、『襲撃』に向かう。

 (何も変わりはしない。この心の儘に、進むのみだ)

861<ガオンッ>:<ガオンッ>
<ガオンッ>

862『ヴァージンロード・クルセイダーズ』:2016/04/29(金) 03:47:44
>>856(エイノー)
『アレルギー体質』中であろう、ウィルに接近しすぎないよう、
エイノーは慎重に前進し、交差点の周囲を伺う。
浜岡がウィルの真後ろにいるので、エイノーは道路側に沿って進む。

交差点で信号を待つ者は、現時点では存在しない。
背広の男のような見張りと思われる人間も、
はっきりとわかる形では見つからない・・・・
トラック横で搬入作業中の若者や、
タオルを首に巻いた年配のジョガーがそうでない限り、
見張りであろう者は、
交差点に一人、生垣南に一人、門の前に一人、だ。
それ以外にもいるかもしれないが、エイノーからは見えない。

一方、ウィルは男に『花嫁の才能』もないことを確認。
空中で『ヴェノム』に『×』の形を描かせ、仲間に伝える──が、
次の瞬間、その情報の価値は『失われた』。

      ───ゴ ォ !!

エイノー曰く──『天災』が命中したのだ──交差点の男に。
悪魔の手で地面と水平に加速させられた男は、
悲鳴を上げるより早く、生垣の見張りと激突── 一つの『肉塊』と化した。

             ド グッシャァァ !!

肉が肉を潰す音が、閑静なストリートに響き渡る。
門の二人がいっせいに南に振り向き、交差点の男の不在に気付いた。

「──ま、こうなるんじゃないかと思ってたよ」

浜岡のつぶやきを、ウィル、エイノー、高遠は聞く。

そして、悪魔に憑依されたかの如く走り出す井上。
狂人の速度と跳躍力で交差点を渡ると、
生垣の左、『ハッピー・オルガン』を猛然と追いかけていく。
「一秒でも遅れれば命がない」と脅されでもしたかのように。

同時に、ウィルの目前の信号が『青』に変わった。
エイノーのすぐ右横の道路で、一台のトラックがエンジンを唸らせ、
ヒル・ストリートを進まんとする──

>>859(高遠)
『シヴィル・ディフェンス・ヘリテージ・ギャラリー』の柱に身を隠しながら、
高遠は可能な限り前進する。ウィルまで『10m』、浜岡まで『5m』が限界だ。
井上のつぶやきから、およその展開は想像がついていたが──

      ───ゴ ォ !!

             ド グッシャァァ !!

人目など一切気にせぬ『ハッピー・オルガン』の襲撃ぶりに、
隠密を意識して動いている自分が馬鹿馬鹿しくなる。
そして、高遠も見た。門番の二人は、すでに異常を察知している。

この位置から交差点までは『10m』。
生垣の高さは『2m』というところか。

863『ヴァージンロード・クルセイダーズ』:2016/04/29(金) 04:16:53
>>858(井上)
傍に残った仲間に警告を発した瞬間、
『ハッピー・オルガン』は消防記念館の屋根から宙に飛んだ。

      ───ゴ ォ !!

交差点の男の真横に着地し、
無造作にその首を掴んで、生垣の男へと投げ飛ばす──
男には何も見えていないようだ。そして生垣の男にも。

             ド グッシャァァ !!

肉が肉と出会う、地味だが景気のいい音が朝の空気を震わせた。
血と脳漿が生垣を彩る中、すでに『ハッピー・オルガン』は
次なる獲物に跳びかかっていた。教会西端の見張りだ。

突如、『肉花火』と化した同僚に、口を『O』の字に開けたまま、
三人目の男は見えざる拳に深々と胸を抉られ、一瞬で絶命した。

          カララ……

その耳から、小さな器具が落ち、歩道に転がる。
イヤホンとマイクが一体化したような、何かの道具だ・・・・

南方向から、命令通り、
井上が交差点を飛び越え、こちらに向かってくるのが感じられた。

>>860(ロンパリ)
身の処遇を考慮した上で、
ロンパリは陽動組ではなく、ナツメグら『突入組』を追うことに決めた。

『シヴィル・ディフェンス・ヘリテージ・ギャラリー』を引き返し、
最初の路地を西に曲がると、すぐに二人の背中が見えた。
急ぐ様子は感じられないが、
それはロンパリを待っていたからだと、すぐに気が付く。

『ナツメグ』:
「フン・・・・ちったぁ己を知ってるじゃあねぇか。
 こっちに来たのは『正解』だぁ。
 もっとも、一番ハードなルートになるだろうがよ、おまえにゃあな」

『ナツメグ』が肉の隙間で目を細め、ロンパリを嗤う。

             ド グッシャァァ !!

「・・・・さっそく、はじめやがったな。
 見張りにスタンド使いがいなけりゃ、『アレ』一人でもおつりが来るだろ〜が」

「──ルンクスに連絡がいくと、問題ありだね」

「ま〜、そういうこった。
 早速だが、ちと『急ぐ』とするかよ・・・・」

──ズギュン!

『ナツメグ』の巨体の傍らに聳え立つ、
同程度に大きな人型のヴィジョン。
顔の下半分を覆うマスク状の布と『前掛け』。
圧倒的な筋肉を縛る、無数の『鎖』。
人というより『巨人』を彷彿とさせる『獰猛さ』は、
けして秘めきれず、瞳の奥から漏れ出し、ロンパリに向けられている。


              ド ド ド   ド ド  ド ド ド

「・・・・『フランキー・アヴァロン』」

                        ガシィ! ガシィ!!

その腕がおもむろに伸び、
ロンパリと菊川の肩を掴んだ。
体が微動だにしないのはその膂力故か、それとも未知の恐怖故か。
隣の菊川の顔も、心なしか蒼白になっている。

「・・・・『2秒』・・・・動くなよォ」

                        ──ズギュン!!

ロンパリの体内で、別の生き物が暴れ始めた。
皮膚下を食い破り、肩から全身へと『異質』な何かが広がっていく──!


             ──ズギュン!

864ロンパリ『落伍人』:2016/04/29(金) 18:41:49
>>863

>こっちに来たのは『正解』だぁ  もっとも、一番ハードなルートになるだろうがよ

本当に…コイツの言う事ノ\さっぱりダ。

「ハー ド…」

 そんなモノは 常に知っている。何よりも  この場にいる誰よりモ

才レも  『ロンパリ』も。

 『斜視』の瞳を、『ナツメグ』に返し 淡々と言い切る。

 「――御託はいい 行クぞ」

正しい道筋など 無い。ただ最果てに転がる屍だけが結末を表すノみだ
 血で染まる鋼の藪の中を進むが如く ただ我武者羅に憤怒を秘めて無の咆哮を昇らせよう

夜空に輝く星と星の如く 奴と俺の関係は近いようでかけ離れているかも知れない。
だが、この中に燻る『憎悪』は 『あいつ』のモノだ。
 才れは、果たさねばならない。結果がどうであれ 成し遂げなければなラない。

 >ド グッシャァァ !!

 遠方から音がする。『ハッピーオルガン』 其の奔放の破壊の唸りを耳にしつつ呟く。

「翅の起こす風は、さざ波にしか為り得ずとも果てで津波となる」

「ならば地を揺らす巨象の一歩は 海を分かつか…
我らは稚魚となりて波に流るるが儘に渦の螺旋に鰭(ひれ)を動かすのみ」

アレ『ハッピーオルガン』の行動が、連なる道沿いで大いなる脅威を産むか
または幸運を注ぐかは、マンティコアにも知りえない。

だが自分は知りえている。どうであろうと、突き進むのみだ。

 >『2秒』 動くなよォ

応えはせず、ただじっと目を閉じ体に感ずる感触の広がりを意識する。
 『フランキー・アヴァロン』による能力である肉の謂わば鎧
いや装甲と言うべきか。その形成が言葉通り二秒経ってから完成したと
思えたら軽く腕を動かし自分でも操作が出来るか確認してみる。

 「そっチの坊主をしっかり御守りしてな…不審ナ
特に雌が出てきたら才レを投げつけるつもりで進め」

 『菊川』を特に防衛する事を『ナツメグ』に示唆する。

これから『教会』までの道中は…『ナツメグ』の肉操作でこちらは
勝手に動けなくなる。となれば少し疎ましい事になるな

865エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』:2016/04/30(土) 22:34:55
>>862-863
まず当初の交差点に『ヴェノム&ファイア』のアレルギー反応を
確認できなかった事を認識した上でウィルの方を見る。
ウィルが別方向に『ヴェノム&ファイア』の確認射撃をするなら
その効果範囲外ギリギリに次の確認領域の『スタンド』使いの
存在を確かめに移動し近づく。
『ヴェノム&ファイア』の射撃が今回見送られるなら
『ハッピー・オルガン』の着地地点10m圏内までなるべく目立たず
接近する。
あるいはこの騒動でルンクス側の動きが何か見えるかも知れないし
今近づいて来ている井上に対し護衛とは言わなくても弾除けを
つとめればこの場の混乱を長引かせられる、こちらも危険だが
いかにルンクスでもこの事態の継続を『対岸の火事』とまで
楽観しないだろうと思う。

866ウィル『ヴェノム&ファイア』:2016/04/30(土) 23:14:31
>>862



「─────なるほどね」「アレは確かに『天災』だわ」

実際にその挙動を見て感じる。
『ハッピー・オルガン』、それは『嵐』だ。それも、とびきり巨大な。
敵味方どちらにも非常に厄介なものだが、しかしその嵐を『追い風』として掴まなければ、こちらに勝ち目がないのも事実。
間違っても『向かい風』にはならないよう、ある程度はその作り出す『流れ』に乗る必要がありそうだ。

「行きましょう」

自身にスタンドアレルギー化を施しながら、道を渡り進んでいく。
周囲の様子を伺いつつだ。この異変はどこまで伝わっているのか?
まだ気付いていないならば、どうやって誤魔化すか。
いざという時は、即座に『ファイア』で気絶させる。
そのために、『ヴェノム』は『ファイア』に接続させておく。

867井上正『ハッピー・オルガン』:2016/05/01(日) 03:12:56
>>863
【ンン〜〜〜♪】

小気味よい感触に目を細める。
退屈がチョッピリ紛れたので冷静になれる、武器を取りにいかないとな。
落ちた小さな道具は拾い上げて持っておこう。

井上はその場で停止、急な飛び出しは事故のもとだ。
もし交差点を半ば渡ってるならそのまま渡り切ってしまおう。
くれぐれも車には気を付けような。

868高遠 嶺『クレモンティーヌ』:2016/05/01(日) 14:19:54
>>862
「……」

呻くような、呆れるような声にならない声がもれる。

隠密のお時間は(予想しておくべきだったが)短かった。
となれば遅れを取り戻すべく『クレモンティーヌ』を発現して滑り出すように交差点へ続く。

ウィルへの接近のし過ぎには注意しながら
門番らの挙動を確認したい。ヒルストリート脇ギリギリよりに通るのが良いか。

懐から銃を出すなどするか、別の挙動かで『スタンド使い』かそうでないかを推測してみる。
多分、外のは一般人、内部にスタンド使いを控えていると思う。
銃等を出してきたなら『クレモンティーヌ』が矢面に立つ番だが……

869『ヴァージンロード・クルセイダーズ』:2016/05/03(火) 23:18:35
>>864(ロンパリ)

──ズギュン!

公園の向うから聞こえる襲撃音に、
戦いの鬨の声を重ねながら、ロンパリは『2秒』を待つ。

ミチ!

          ──ズギュン!!
                           ミチ! ミチ!

『フランキー・アヴァロン』に触れられた個所から流し込まれた何か──
おそらくは『肉』が、自身の皮の下ではち切れ、膨れ上がる。
さながら『ソーセージ』の生成場面のように、
体格が許す限りの筋肉が搭載されていく・・・・腕も脚も胸も。

          「よーし」     
                   ・・・・グ

スタンドの手が離れ、ロンパリはパンプアップされた腕を曲げてみる。
動く──自分の意思で。
派手な音とともに裂けた袖を見て、『ナツメグ』が笑う。

「詰め込んだ『肉』は、おまえの意思でも動かせる。
 人間なんぞの『肉』じゃねぇ、『特上品』だ。
 肉食獣くらいには動けるが、消耗もハンパねぇ。
 無駄に動くとすぐに『ガス切れ』を起こす・・・・考えて動けよ」

その隣では菊川の肉体も『肉詰め』を終えている。
細身の分、明らかにロンパリより膨張率は下だが、
それでも『細マッチョ』と呼べる程度には変貌した。

「・・・・護るぅ?
 そういうのは、『護り屋』に言え。
 オレの仕事は、ルンクスの首を取ることだけだ。
 その為に利用できるものは利用するし、邪魔者は『片付ける』。

 そんなに気がかりなら、おまえが護ればいいだろぉ〜?
 そのマッチョな『肉体』を使ってよぉ」

            モリ! ゴリィ!!

『ナツメグ』が両腕を曲げ、力こぶを作るように構える。
その巨体──山のような『三角形』のシルエットが、
下から持ち上げられ、みるみる『逆三角形』と化した。

全身の『ぜい肉』、その全てを『筋肉』に変えたのだ──
その筋量は、ロンパリの倍以上はあるだろう。
ロンパリがライオンなら、『ナツメグ』は象だ。

「──さあ、行くぜ」

                     ── ガドッ!!

公園の地面が抉れ、土塊を飛ばすと同時に『ナツメグ』が加速した。
方向は教会。見る間に遠ざかるその背中に、菊川が続く。
人外のパワー、そしてスピードだが、
ロンパリもすでに、『人外』の肉体を手に入れている──!

>>867(井上)
解放のカタルシスに目を細めながら、
『ハッピー・オルガン』はささやかな戦利品を拾い上げる。

それまでの人生において触れた機会があったなら、
それが小型の通信機であることがわかるだろう。
現時点では、そのコインほどのサイズの機械が、
電話の親戚であることを代弁する、声や反応の類は現れていない。

         ビ ュ ア ッ

『ハッピー・オルガン』ほどの飛距離ではないものの、
人間離れした跳躍力を持って、井上がすぐそばに着地した。
信号は青になっており、車の心配はない。
いずれにせよ、車影はまばらだ。

870『ヴァージンロード・クルセイダーズ』:2016/05/03(火) 23:49:11
>>865(エイノー)
ウィルの『蜂』は『×』を描いた後、
彼女の持つ銃身──『ヴェノム』へと舞い降りる。
察するに、『アレルギー反応』は『蜂』でなく、
彼女自身の肉体を持って感知するものらしい。

前進しつつ交差点付近の動きを追えば、
ウィルと浜岡は信号を渡り始め、高遠もそれに追従するようだ。
スタンドを発現したことで、静かな『伴奏』すら聞こえてくる。
『ハッピー・オルガン』は教会西端の角で立ち止まり、
猿のように跳躍してくる井上を待っている。

そして見張りはと言えば──
門の前にいた二人は、明らかにウィルたちに視線を向けながら、
小走りでこちらに近づいてくる──その右手を懐に入れて、だ。
このまま進めば、信号を渡り切る前に、
ウィルらと背広二人は、戦いの間合いに入るだろう。

現在、エイノーは交差点に到達。
井上をも追えるよう、歩道の西端に寄っている。
ウィルらまでは『8m』。高遠は歩道右横で『4m』。
井上までは『40m』。

>>866(ウィル)
『ハッピー・オルガン』を御せるか否か。
それがこの襲撃、ひいてはルンクス打倒の鍵の一つだろう。

      ヴヴ ヴヴ・・・・ピタ

自身に『スタンドアレルギー』を装填し、
『ヴェノム』は『ファイア』に戻しながら、青になった信号を渡り始める。
鼻孔にチクチクと刺す感覚が現れ、
周囲の仲間の位置が、およそ見ずとも感じ取れるようになった。

後方『8m』、やや左寄りにエイノー。同距離、右の道路側に高遠。
浜岡はやや歩を早め、ウィルの左真横に、『4m』の距離で並んでくれる。
その手にいつのまにか、『スタンド物質』のシーツが発現し、
闘牛士のケープのように無造作に構えられている。

そして見張りはと言えば──
門の前にいた二人は小走りでこちらに近づいてくる──その右手を懐に入れて、だ。
このまま進めば、信号を渡り切る前に、お互いの手が届く位置に達する。
この二人からは、スタンド使いの反応はない。

「『才能』の方が怖いねえ。
 スタンドよりそっちを気をつけとくれ」

浜岡のつぶやきは、感知の事実を聞くまでもなく察しているようだ。

「にしても、あのコときたら。
 まあいいさね。『陽動』って意味じゃ間違ってないしねえ」

一人ごちる言葉の意味を、ウィルもすぐに悟った。
男たちの視線が、ウィルからその背後、道路側に向いたのだ。
言うまでもない──スタンドと『踊る』、高遠の方向へと。
男たちとの距離は『10m』。信号はあと『7m』。

>>888(高遠)

      ズギュ!
                 ♪〜〜〜〜〜〜〜?

『クレモンティーヌ』の手を取り、踊りながら前進する高遠。
同じく二人を追うエイノーと左右を入れ替える形で、
交差点、トラックの通過するヒル・ストリート傍に移動した。
並び歩くウィルと浜岡は信号を渡り始め、現在その半ば。
信号は『15m』、二人までは『8m』ほど。

男は二人とも、スーツの懐に手を入れ、小走りだ。
視線から見て、その狙いはウィルかと思われたが──
スタンドを出したことで、その目は高遠に吸い寄せられた。
スタンド使いか否かを問わず、『踊る』高遠は誰の目にも明らかだ。
男たちはやや歩を緩めつつ、さらに信号に迫る──
ウィルと男までの距離は『10m』。高遠とは『18m』。
本当に飛び道具を持っているなら、数秒で殺傷圏内に入る・・・・!

871ロンパリ『落伍人』:2016/05/04(水) 21:03:46
>>869

> ──ズギュン!! ミチ! ミチ!

「……」
 膨れ上がる胸筋、大腿と上腕が内から盛り上がり曲げた腕は
元のロンパリでは到底お目にかかれない瘤を腕に作る。
それを観察するマンティコアの目は、この事態に対し喜んだり
驚愕するなどのリアクションせず…冷たい。
 無表情で曲げた腕を戻し指を折り曲げて平常の動きと大差ないか確認する。
>肉食獣くらいには動けるが、消耗もハンパねぇ。
 >無駄に動くとすぐに『ガス切れ』を起こす・・・・考えて動けよ

言われながらも、マンティコアは考えていた。この先に置ける出来事を

(…肉体の、このスペックは。
疑似的に凄い力【パBスB精C?持ナツメグに近い距離か?】を使えるのは
確定として。『少々面倒』だな…)

筋肉の鎧。普通の人間ならノ\゛心強さに奮い立つだろゥ。普通の人間なラ な。

(この『肉』……仮に『エンジェルズ・ラダー』の『液体』に触れた場合が起きたと
仮になるとすればだ……その干渉は先に『ナツメグ』の奴に起きるのか?
いや、『特上品』とか宣っている以上、液体の干渉に対しても耐性ある……と
考えるべき、か? ……何にしろ、『目立つ』な、この姿は……。それに
使い慣れてない力は、過信するのは『毒』以外の何物でもない)

元の浮浪者のような見た目も十分に怪しいが、この筋肉で覆われた姿は
完全に異様な代物だろう。直ぐに教会に向かい敵としか遭遇しない手前
見た目に対して何も言う気ないし、どうでもいい。
 ただ、この普段ない力が才レを、『マンティコア』を振り回す事になるのが御免だ。
それに何故か知らんが、体を『弄られた』事に対し無性にムカムカすノレ。
 こんな事は、ロンパリの体を動かしては初めての筈…だが?

>「──さあ、行くぜ」── ガドッ!!

そんな事をぼんやり考えれば、返事もそこそこの猪猛突進だ。
慌てて追いかける菊川も後目に、思考を続ける。

(――『範囲』の確認、ダナ。
これで距離が幾らかあいて『鎧筋肉』が解除されるようなら
『ナツメグ』と幾らか距離が離れれば消失しちまう、その程度の使い様が
不便な代物だと解る。何より、も……)

 此処は『パーク』だ。適当な『石』を3、4個拾い上げ腰に巻いてる
『ストッキング』の両の足先部分に入れる。これで一先ずポーラが完成となる。

 ヴゥン…。

一度持ってる『看板』を振るい、この状態での握り心地を確かめた上で
肩に構えつつ走り出す。通常の人間並みの速度だ。パークを抜けるがてら
一度立ち止まって周囲の人影を確認も怠らない。『筋肉鎧』の燃費もどの
程度保つか知れないが。緊急時に差し掛かるまで、その獣並みのパワーと
スピードを使うのは控えておく。

(何よりも…奴ら二人、『目立つ』。
先ほど、おメェが言った『利用できるものは利用する』精神で言うナらば…
お前も数に入るだろ ナツメグ)

 タッ。

 

 『ナツメグ』『菊川』が走る最中に石を入手。それが終わった後に
二人を追いかけるように自分の『筋肉鎧』の運動能力を確認するのも含め
平常の人間が走る速度を保ちつつ周囲を警戒して突入する二人に何かしら
前方で反応する異常がないか確認しつつ、追う。

872井上正『ハッピー・オルガン』:2016/05/05(木) 03:49:08
>>869
井上の肉体はまだ人間以上の力は発揮させない、ふつうの人間並みの脚力で、死ぬ気で走ってこさせるだけだ。

【つけとけェ】

「なんだこれ、こんなのテレビでしか見たことないぞ、ホントにあるんだな」

井上は耳に通信機を装着する。

【〜♪】

ダンッ!

井上を掴み、その場で全力の跳躍、上方から標的の位置を把握する。

873ウィル『ヴェノム&ファイア』:2016/05/05(木) 22:35:40
>>870

「Roger(了解)」
「ちなみにあの二人は『スタンド使い』ではないようね・・・あの男の性格上
 自分の近くに 力を持つ同性を置くことはないのかもしれないわ」

そして彼女の言う通り、仲間のスタンド使いと連携を取るのであれば、自分のスタンドアレルギーは少々邪魔となりやすい。
浜岡の要請に頷き、自身を『才能アレルギー』にしながら、同時に『ファイア』に『才能アレルゲン』を装填。
高遠に目線が集まった今が仕掛時だ。針弾の届く『8m』まで接近し、頭部に狙いを付ける。
そしてすぐさま、まずは一人に3連射。即座に意識を奪いたい。

874エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』:2016/05/06(金) 13:32:47
>>869-870
『ルンクスの打倒』は絶対条件として『ウィルの生還』が
成されないなえあ自分としてはこの戦いは敗北に等しい。

とりあえず『一般人に見える光景』として『変事に慌てた
外人観光客が逃げ出しつつペットボトルから水を飲もうと
して足をもつれさせペットボトルを落として盛大に転倒』。

『スタンド』使いの見る情景には以下が付与される。
『エイノーが転がって後ろに視線が行った瞬間『F・O・Q』発現、
ペットボトルを拾い上げエイノーの視線が前に回りこんだ瞬間
ロックされる『手前の見張り相手にパス精BBC(パワー手加減)で
ペットボトルをダンクスロー』。
ミネラルウォーター用によくある潰せる薄手の容器だ、せいぜい
『放水』や『ゴム弾スタンガン』程度の威力に収まるだろう。
ついでに後ろの見張りに飛ばされて2人とも射撃姿勢を崩して
くれれば最高の展開だ。
そして手前の見張りを外しても『この晴天に突然の水しぶきで
注意がそれる』くらいの効果は期待したい。
まだ距離がある、最悪無意味に終わってもウィルと高遠の対応の
邪魔はしないですむだろう。

875高遠 嶺『クレモンティーヌ』:2016/05/07(土) 07:23:31
>>870
すぐに銃器などの攻撃が確実に当たる射程に至る。

            「〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜♪」


するべき事は相手の目をひきつけること。
そして、護衛2人の他に至近の敵がいないか見る事。
残りは、護衛2人の武器に踊りが阻害されるような仕掛けがついていないかの想定だ。

テンポはスロウに、だが『突然踊りだす不審者』と確実に目を引く様に
優雅というよりは派手目の振り付けとともに更に接近する。
ウィルらを自分を狙う射線の間に挟まないよう、変わらずヒルストリート寄りで。

余力があれば護衛の武装の動き、
周囲の敵対的なモノが居ないか、それからトラックの動きに妙な点はないか、の目視を行っておきたい。

876<ガオンッ>:<ガオンッ>
<ガオンッ>

877『ヴァージンロード・クルセイダーズ』:2016/05/11(水) 00:56:42
>>871(ロンパリ)

『ナツメグ』の手で強引に与えられた『筋肉の鎧』だが、
それは『マンティコア』にとっては初めてといってよい、
『不愉快』を催した。
自分のものではなかった体に、
自分のものではない『筋肉』が流れ込む現実が、
二重の違和感を醸して、男の足を止める。
感情的な反抗だけではない。
能力の概要と『射程距離』を確かめる必要を兼ねる。

外見に関しては、確かにはちきれんばかりの筋量ではあるが、
まだしも『ボディビルダー』の範疇に収まる程度だ。
目立つという意味では大差がないが、人間の範疇ではある。
ただし『ナツメグ』だけは別格──
肥満体を利しての『筋量操作』は、人間の体格を捻じ曲げた、
悪魔のような『人体改造』をもたらしている。

  メギ ミチィ・・・・

手にした看板の柱を握りしめる。
木製に等しいそれは、全力を込めればへし折れそうだ。
重さもまるで感じない──
片手で振り回すには難のあった看板が、
今なら片手でも軽々と扱えるだろう。器用さに変化はない。
(パス精BBCでよい)

そして──その変化は、
ロンパリを待つことなく遠ざかって行く二人の背中が、
『50m』ほど先に到達した時、終了した。
風船から空気が抜けるような脱力とともに、
看板の重みが右手にずしりと蘇る──

小さくなる二人の背中を尻目に、
ロンパリは適当な石を四つ拾い上げた。
その間に二人の背中は、公園の彼方に消え去った。

二人を目で追う公園の人間は散見されるが、
その数は多くはなく、反応する頃には二人の姿はない──
ひとまず、敵や見張りはいないようだ。

>>872(井上)
井上には全力でのみ走らせ、『全力以上』は引き出さない。
それでも無茶に近い全力疾走をさせた為、
井上の息は途切れ、今にも泡を吹かんばかりだ。

その首根っこを引っ掴むと、
『ハッピー・オルガン』は井上に通信機を装着させる。

          バッッ!

同時に跳躍──
『10m』近くの高みに到達し、教会の周囲を睥睨する。

まず教会の周辺──
教会を囲う一辺、三人目の男が立っていた西端から
北に延びる歩道に、各自『40m』ばかりの距離を置いて、男が三名。
教会西側の見張りはこれで全員。服装はこれまでと同じ。
三人目の変化にはまだ気付いていないのか、動きはない。

そして教会の敷地内──
アルメニアン教会は中央に『チャペル』、
その南西に『居住棟』の二つの建物からなるが、
チャペルの入り口から、東にある門に向かって走る男たちが二人。
門には今、見張りが立っていない。
彼らは信号まで移動し、今しもウィルらと交戦に入ったからだ。

──Pi!

唐突に、通信機が井上の耳に囁いた。

『──こちら『ヘリンボーン』。
 応答せよ。何があった?』

878『ヴァージンロード・クルセイダーズ』:2016/05/11(水) 01:02:54
>>877(井上)

訂正。

北に延びる歩道に、各自『40m』ばかりの距離を置いて、男が三名。

                 ↓
北に延びる歩道に、各自『20m』ばかりの距離を置いて、男が三名。

879『ヴァージンロード・クルセイダーズ』:2016/05/11(水) 01:22:21
>>873-875(ウィル、エイノー、高遠)

彼我の距離がみるみる縮まる中、
最初に『違和感』を察知したのは、背広の男たちだった。
                                        ・ ・ ・ ・ ・
浅黒い肌の美女、メイド服の中年女、学者然とした白人、一人で踊り始めた帽子の女性──
早朝のシンガポールにおいて、平凡とは言い難い人間が、
揃って信号を渡って来ている──その『異常』に、だ。
或いは、明らかに丸腰という状況から、
仮に敵対勢力であれ、拳銃の間合いで御せると考えたのかもしれない。

       バッ!
              バッ!

横断歩道に到達した男たちは、
示し合わせたように懐から拳銃を抜き、
まだ歩行中の高遠とウィルに、その銃口を向ける。
──だがそれは、
スタンド使いにとっては、あまりにも『鈍すぎる』反応だった。

パシュ!パパシュ!
                ──ビュバ!!

抜き撃ちで狙いを定めたウィルの『ニードル弾』が、
精確に三本──額の中心に突き刺さり、その中身を麻痺させた。

同時に、エイノーが転びながら放った『ダンクスロー』が、
ミネラルウォーター入りのペットボトルを手放し、
もう一人の男の顔面を捉える。
派手に飛び散る飛沫とともに、男の意識も霧散した。
転んだアクションが必要だったかはわからないが、
少なくとも視線を下に向けさせた意味はあったはずだ。

そして、囮を演じた高遠は、
回転しながら周囲の警戒を忘れない。
トラックはすでに信号を過ぎ去り、異常はないようだ。
他に車が来る気配も、歩行者がこちらに気付いた様子もない──今はまだ。

                       ドザァ ア

崩れ落ちた二人の男を見下ろし、
浜岡がちらりとエイノー、高遠を振り返った。

「さあて、急ごうじゃないか。
 アフリカからお越しの『花婿』が、
 あたしらの『歓迎』に気付いて、裸足で逃げ出す前にさ」

880井上正『ハッピー・オルガン』:2016/05/11(水) 02:27:40
>>877
井上は独り言のようにブツブツ呟く。

「あ、あ、あんた達に恨みはないんだ、多分、誰も悪くないかもしれない、許してくれ、俺にはなにもできないんだ」

着地後、教会入り口の門へ向けて疾走する。井上はそのまま持っていく。
 
【次は『スタンド使い』かなァ〜♪】

881エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』:2016/05/11(水) 07:31:14
>>879
「先行してくれても構わないが少し待ってもらえるだろうか?
『無線』か『携帯電話』もしくは『予定表』を持っていないか調べたい」

昏倒した二人の護衛を物色する。
あと念のため『F・O・Q』で使われなかった拳銃の銃口をつまみ潰す。
多少のリスクはあっても『内部情報』もしくは『情報源』は
確保する価値がある。
あと物色が済んで少し暇があれば二人の足首をネクタイで、
腕を後ろ手に引きおろした背広の袖で縛っておこう。

882ロンパリ『落伍人』:2016/05/11(水) 18:18:06
>>877

 萎んでいく筋肉。重量が馴染み深いものに変わっていく看板の握り手の
感覚を受けつつ、ストッキングの両端に石を二つずつ入れた疑似ポーラを
看板を握る右手と逆の手に構えて、周囲を一瞥しつつ道路に出る。

(獣並みの力を出せノレと言うのは過言でなシ
そして、約『50m』。それが限界……か)
 再び、『ナツメグ』が自分に能力を上書きしてくれるかどうかなんて
日和見な考えはしない。するチャンスがあれば受け入れるし、自分の
言う事を聞かなかったが故に機嫌を損ねようが、それはそれで良い。
 そんな些細な物事で一喜一憂するようなマンティコアでない。気になるのは……

(あいつ……『フランキー・アヴァロン』と『ナツメグ』。
どうにも、この先……)

 『危うい』 そう言葉に直すとすれば、そう表現せざるを得ない予感が
あの男の影にちらつく。

(『菊川』と一緒に長く置くノは少々面倒二なりそゥだナ)

 タッ。

菊川とナツメグを駆けて追う。人並みの速さでも、奴らの頭に脳みそが
あるなら教会手前の周辺で警戒し一旦止まる程度の行動はするだろう。
 もし襲撃を受けるようならば、こちらが死角から攻撃する事も出来る。
因みに時間は『フィストフル・オブ・クォーターズ』のカードリッジ作成後から
五分は経っただろうか?

見張りやそれらしき人影はいない。全て陽動組に注視して集まってるか
若しくは『教会』内部こそが魔窟と化してるか。まぁ、後者が一番可能性が高い。
 
 一番深き闇を想い、歩み赴け。

883ウィル『ヴェノム&ファイア』:2016/05/11(水) 22:40:38
>>879>>881

「 Aye, sir(了解よ)」

「それと『一丁』・・・もらっても構わないかしら?」

エイノーに訊ね、特に停止が入らなければ、倒れている黒服の銃を奪う。
味方も敵も、誰一人として殺すつもりはないが、単純な破壊力が必要な場面もあるかもしれない。
もしもの時のために、携帯しておきたい。『ファイア』と違い、反動があることは頭に入れておく。

その後、やはりエイノー達とは距離を置いて先行し、探知をしながら進む。何か情報があれば、『スタンド会話』で受け取れる。

884エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』:2016/05/11(水) 23:51:30
>>883
「ウィル君の場合『スタンド』の節約になるだろう、
 使えそうなら持っていくといいよ」

ウィルに頷き銃口を潰すのをやめ拳銃を渡す。
自分で手を出さないのは「行動の自由の確保の為の
『言い訳』」のためであって『標的(ターゲット)』
であるウィルが気にしても仕方ない話だ。
見つかったようであれば予備弾奏もウィルに渡す。

885高遠 嶺『クレモンティーヌ』:2016/05/12(木) 21:26:58
>>879
「〜…… 」


そういえば『ハピオル』は何処へ行ったか。
今の破壊の後、もう教会に殴りこんでいるんだろうか。

ハピオルが手こずる相手が……居ないとも限らないが

少し考え、ハピオルを追うことにする。

生け垣の上に飛んで、探してみる。
足場として心許なければ飛び越えにかかりたい。

886『ヴァージンロード・クルセイダーズ』:2016/05/13(金) 22:20:23
>>881>>884(エイノー)
昏倒した男たちに近づき、信号を渡り切る一行。

ウィルは男の手から一丁の拳銃を奪い、
エイノーは男の耳に装着された、小型のインカムに気が付いた。
護衛同士が連絡を取り合っているなら、
いつ、二人の異常に気付かれてもおかしくはない。

さらに懐を探ろうとしたエイノーだが、
それは浜岡の一声で制される。

「のんびりやってるヒマはないよ、エイノーさん。
 見な、『ハッピー・オルガン』が突っ込んでいく。
 『何が起こってるかわからない』間に、あたしらも教会に入られなければ、
 『本物の護衛』と教会の外で闘るハメになる。
 そいつは寝ぼけ眼のシンガポールを、叩き起こすだろうさ」

           ────  ヴュ バ!!

その時、風を巻いて『ハッピー・オルガン』が出現した。
手には狩りの得物の如く、おぞましいスタンドの本体が吊られている。
一行に一瞥すらくれず、怪物は角を北に曲がると、教会の門へと疾走していった。


                         ──ズギュ!

浜岡の傍らに『パイプベッド』が現れた。

「乗りな、エイノー、ウィル!
 ここからは、一秒も無駄に出来ないよ!」

>>882(ロンパリ)
公園を走り出すロンパリ。
だが、公園を横断するまで、まだ『20秒』近くはかかりそうだ。
先行した二人の背中はまるで見えず、
期待したような一旦停止の気配も感じられない。
人類のの脚の遅さを、痛感させられる。

『フィストフル』のカートリッジは、、まだ『1分』ほどしか経過していない。
順当に考えれば、教会潜入までは持つはずだが・・・・

>>883(ウィル)
意識を失った男の一人から拳銃を奪い取る。
一般的な自動拳銃だ。操作に問題はないだろう。

現在『探知』している『才能』において、周囲『20m』に反応は出ていない。
ウィルはゆっくりと信号を渡り切った──その時だ。

           ────  ヴュ バ!!

まさに風を巻いて、『ハッピー・オルガン』が目前に出現した。
手には狩りの得物の如く、おぞましいスタンドの本体が吊られている。
ウィルに一瞥もせず、角を北に曲がると、教会の門へと疾走していった。

ホームを通過する快速電車にも似た、圧倒的なスピード。
『ハッピー・オルガン』の制圧は、想像以上の速度で進行しそうだ。

高遠がいち早く、怪物の背中を追い、
浜岡はキャスター付きの『パイプベッド』を発現した。

「乗りな、エイノー、ウィル!
 ここからは、一秒も無駄に出来ないよ!」

>>885(高遠)

           ────  ヴュ バ!!

『ハッピー・オルガン』の姿を探したその時、
求める悪魔の姿は、目前に出現した。

その手には狩りの得物の如く、おぞましいスタンドの本体が吊られている。
一行に一瞥もせず、角を北に曲がると、教会の門へと疾走していった。
とんでもない速度だ──
『踊る』分の減速があれど、『クレモンティーヌ』も相当の速度だが、
それを軽々と凌駕する。その圧力は、かつて対峙した際と何ら変わらない。

生垣を超える必要はないだろう。
高遠は回転しながら、最高速度で『ハピオル』を追いかける──


>>880(井上)
『・・・何? 
 おまえ、『ツイード』じゃあ・・・・グァアア!!』

通信が突如途切れ、ノイズとともに切断された。
通信相手に異常が発生したらしい。

           ────  ヴュ バ!!

そして、『ハッピー・オルガン』は教会の角に到達。
信号を渡っている味方連中を無視し、北へと急ぐ。

風と同化する勢いで突っ走ったことで、
先刻偵察時に見た男二人に先回りし、門に着くことが出来た。

「な・・・・」「なんだ、そりゃあ?」

二つの口が異口同音に驚愕を鳴らしたのは、
『ハッピー・オルガン』にではなく、『吊られた男』に対してだ。

「ファック・ユー!!」
                    ジャキ!

手馴れた動きで、一人が拳銃を抜き、井上に狙いを定める──
(距離10m)

887エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』:2016/05/13(金) 23:11:35
>>886
「承知した」

インカムを急いでもぎとり『パイプベッド』に駆け込む。
右も左も怪しい状況だ、『情報』は惜しいが『流れに
乗りそこなう:』事態をこそ忌避して浜岡の指示に従う。
とりあえず収穫(インカム)はあった、吟味はできる時に
やれば良い。

888井上正『ハッピー・オルガン』:2016/05/15(日) 04:38:30
>>886
「ファック・ユー? それは違うぜ」
【ファックするのは俺でェ〜】
「お前らクソ共はこう言うべきなんだ」

「【FUCK MEってなァ〜〜〜〜ッ!】」

ヴォッ

『ハッピー・オルガン』は井上を真上に投げる。パス精AAA
いかに特殊な訓練を受けた手練れと言えど、予備動作無く上空にフッ飛ぶ人類への対処法までは想定していないだろう。

10m、言うまでも無く射程距離内だ。『ハッピー・オルガン』は井上を投げた直後に銃を構えた男へ接近し、身体のどこでもいいので掴み、隣にいるであろうもう一人に叩きつける。パス精AAA

889ロンパリ『落伍人』:2016/05/15(日) 19:05:46
>>886


 目方で『20秒』 それがいま現在の目測で公園を突っ切るまでの時間。

このまま道路を突き抜け、誰にも不審を悟られず教会に接触出来る部分まで
辿り着き、尚且つそのまま護衛及び対象の相手を刈る。

――そんな事が可能か?

(……『アルメニアン教会』へ、まず『ハッピーオルガン』が
襲撃を開始。それが約 『一分』かそこらで起きた出来事)

(もし 才れ力゛ルンクスだとして……その『一分』で起きた異常を
不審に思わず、ただ悠遊と時間が都合よく自分達に設けられてから
阿呆見たいに無防備にこちらに来るか?
 いや、無イね。まず間違いなく。もう奴は『気付いてる』
こちらの襲撃の全貌を知ってるかともかく。その事柄ぐらいノ\)

このまま策もなく教会に通ずる道路を突っ切っても、途中
能力か才能を駆使し到着する『護衛』と鉢合わせになる可能性は大。

闘う事に対して忌避も恐怖もない。だが、マンティコアは至極いまこの時は
翅が千切れた虫が回転しつつその場を回るのを冷徹に眺めるように
自身の力と相手の仮想戦力を比較した上で冷静に結論を下す事が出来ていた。

(……辿り着くのは『至難』)

(然しながら今の持てる物と力では教会への道先で敵側に悟られる事なく
ウィル等に見聞きした内容を報せる手段はない。なラば)

「東の国の言葉は便利な言葉が幾らもある。
毒を喰らわば皿まで、か……」

 タッタッタッ…。

「『不利』ではない、サ。むしろ、大勢を考えれば一番『有利』だ」

駆ける、そのまま『アルメニアン教会』へ向けて。行動に変化は無い。

 このまま才能使いなりスタンド使いの敵へ鉢合わせた処で
それが敗北になるにしろ(無論、ソんな気はさらさら無ィ)その
マンティコアと相手との行動は、結果的に陽動、護衛、突入組の
時間を作る事になる。例え、このまま膠着して遠巻きに敵が教会外から
来るのを眺めたとして、それを相手側に気付く事なく報せる手段は無きに等しい。
何より菊川の能力で、それは事足りる。待ちは『逃げ』だ。
無謀と見れる者には思われようと、突き進むのみ。

 自身は今時点で限りなく『無力』に近い。だが、弱さを武器にはせずとも
それを状況の突破の為の『材料』にする事は誰しも出来る。

890ウィル『ヴェノム&ファイア』:2016/05/15(日) 21:38:16
>>886

「Time is money(時は金なり)・・・特にこの状況では大金ね」

残弾を確認しつつ、浜岡の言葉に頷く。
過ぎ去る『台風』を追いかけなくては、追い風として利用することもできない。
『パイプベッド』に乗り込み、自動拳銃はベストの下、ベルトに突っ込んで置く。
敵も武器を奪われることは想定しているだろうが、やはり隠しておいた方が、いざという時は虚を付ける可能性がある。

「女性にエスコートを頼むのは申し訳ないけれど 今回ばかりはお世話になるわ」

891高遠 嶺『クレモンティーヌ』:2016/05/15(日) 22:04:00
>>886
(やっぱりおかしいよアイツ……)

口の中だけでぼやきながら追う。

本当に、凄まじく『速い』。フルスピードでも追いつけるか怪しいものだ。

しかしその速度差は、『ハピオル』が敵と交戦を始めた時、
こちらが近づくまでの間に片付くほど簡単な敵ならハピオルだけで十分だし
多少手間取るような相手であったら加勢できるだろう事でもある。

……そろそろそういう『スタンド使い』が出てこないとも限らないし。

回転する2つの視界を頼りにハピオルを追尾しながら、
その先に不審なモノが居ないか目視で探す。

892『ヴァージンロード・クルセイダーズ』:2016/05/19(木) 00:07:23
>>888(井上)

火が付いたような表情で、引き金に力を加える
見張りの二人を嘲笑うように掛け合う『ハッピー・オルガン』と、その本体。
二人にとって、スタンドによるパートは無意味なものだったが、
直後に繰り出された『見えざる剛腕』は、そうではなかった。


                      ォオオオオ!!!
           ──ドギュゥウ

寸毫の配慮もなく投げ上げられた男の肉体。
天目がけ突き上がるその動きは、あまりにも思慮の外だった。
拳銃を空に向けることすら出来ず、ただ視線のみを追わせる二人に、
『ハッピー・オルガン』は肉迫し、無遠慮に一人の首に手を伸ばした。
 
    ガシィ! ブン!

                ゴショオ! オ!!


井上が放物線の頂点に達するより早く、二つの肉体は一つの肉塊に変わり果てた。

「・・・・むごいことをするもんだ。
 おまえさん、情けを覚えないと、無残な最期を遂げるよ」

鼻に皺を寄せた中年メイド、浜岡が背後から声をかけてくる。
いつのまに到達したのか、傍のパイプベッドには
ウィルとエイノーの姿もある。

>>891(高遠)
ベッドで移動する方法は、以前、浜岡が
高遠を訓練する際に見せたものだ。

先行していた高遠は、かろうじてベッドより早く、
教会の門に到達し──そして、
『ハッピー・オルガン』の容赦ない『殺戮』を目撃した。

門扉は開いており、
中には『ハッピー・オルガン』の巨体と、肉塊と化した護衛の姿だけ。
教会までは『10m』近い中庭を横切る必要があるが、
他に護衛の姿はない・・・・『聖人』を象った石像が点在しているだけだ。

>>887(エイノー、ウィル)
エイノーはインカムを、ウィルは拳銃を手に、
一秒の無駄もなく、パイプベッドに乗り込む。
これで三人。
傍から見れば、大の大人が遊んでいるかのようだが──

「──しっかり捕まってな」

浜岡の言葉に、咄嗟に手摺に捕まるが早いか、
『メイド中年』のスタンドが『ヒグマ』のようなその脚を繰り出し、
背後の歩道に一蹴りをくれる。

                         ド ッ ゴ!!

        ガォ ォ ン !!

強烈な蹴りに突き出され、パイプベッドは
『ジェットコースター』のように加速した。
金属のキャスターが火花を散らすほどのパワーで、一息に北上──

「──おっと」

浜岡のスタンドが手を伸ばし、
いともたやすくベッドにブレーキをかける。
反動も揺れも感じさせない、極上のコントロールで、
ベッドは教会の正門前で停止した。

門扉は開いており、
中には『ハッピー・オルガン』の巨体と、肉塊と化した護衛の姿だけだ。

「・・・・むごいことをするもんだ。
 おまえさん、情けを覚えないと、無残な最期を遂げるよ」

護衛の始末が鼻についたのか、
浜岡が珍しく、『ハッピー・オルガン』に苦言を呈した。

>>889(ロンパリ)
状況を模索しながら、一路、公園を駆けていく。

893井上正『ハッピー・オルガン』:2016/05/19(木) 10:33:03
>>892
【おォ〜ッとッとッォ〜…オォ〜ラァ〜イ】

落ちてきた井上をキャッチする、まだ使い道はあるからな。
井上の首根っこを掴んで、浜岡に向ける、腹話術の人形のようだ。

【はァ? 何言ってんだおまえェ? おい井上、ちょっと言ってやれェ】

「お前はこいつらが何持ってたのか見えなかったのか? 銃だよ銃、撃たれれば死ぬんだよ、分かる?
こいつらは殺すつもりでここに立ってるワケ、つまり殺される覚悟もあるってことだろ?」

『ハッピー・オルガン』は転がっている銃を拾い上げ、握り潰す。

「この小さな道具に命を懸け、通用しなかった、それだけのことだ」

井上はさっきまでの弱々しい態度から一変し、堂々と話す。
………声帯の操作は、もはやお手の物だ。

【じゃあァ〜 そろそろ肩慣らしも終わったかなァ〜 本番行くかァ〜♪】

教会入り口まで移動する、ここからは少し慎重に行こう。
未知のスタンドの脅威は十分学習した、人間どもに矢面に立ってもらいたいなぁ。

894ロンパリ『落伍人』:2016/05/19(木) 22:09:11
>>892

 (……周囲には特筆シて異常ノ\ない。ソレが『異常』なん夕゛)

 どゥにも、まだ公園側である故に教会側の内部で何が起きていても
把握出来ないのは当たり前であるが、それでも教会を取り巻く周囲で
未だ、何かしら不審と思える動きがない。それがマンティコアの思考に
小さなノミが目頭を飛び跳ねるように、気にかかる要因。

(ルンクス側の設置していた、あの才能も力もない見張りは
完全に鳴子の代わり、として……。
 デは 奴らは『何を』本物の『罠』として置いておく? 
仮に、俺が奴の立場として)

 教会…… 聖堂 エンジェルズ・ラダー  才能
魅了   僕にする力  花嫁

頭に浮かび消える幾つもの点に、昨夜の機内での言葉がフッと浮かんだ。

 >>788
 ――『花嫁』にされた『モナ・リザ』に襲撃された……

 「……人間の見張りは もしや……『囮』か?」

教会。それならば宗教絵画や、マリア像やら。そう言う『花嫁』に
する代物には不足はなィだ口う。

 (……いや、それでモ、だ。まだこの短時間で突入したナツメグ等が
危機的状況に陥る。そう言う可能性はあるものの、まだ死ぬような玉では
奴も無い、そう今は……『信じる』事にしよう。
 危険、と言うのナらば。無防備に近い、このロンパリの体こそ一番
危機的状況ではあルんだからナ……)

 教会内部での危険を考えつつ、周囲の警戒を人並みの感覚ながらも
行いつつ公園を突っ切り教会まで目指し走る。

895ウィル『ヴェノム&ファイア』:2016/05/21(土) 23:11:12
>>892

「なんともすさまじいパワーね・・・」「それだけでなく精密動作性も極めて高い」

『浜岡』のスタンド、その圧倒的な膂力による加速、そして細やかな減速に感嘆する。
並大抵の近距離パワー型では敵うまい。ルンクスの『エンジェルズ・ラダー』がその枠に収まるかは分からないが。
門の中には肉塊と化した死体。かつては護衛だったもの。
僅かに眉をひそめるが、それだけだ。女性化したウィルは、やや冷淡とも言える判断をする。

「結局 『スタンド』である『ハッピー・オルガン』に人の理を説いても無意味なのかしら」

アレルゲンによる探知は継続、同時に周囲を見回す。
遠距離から刺客が狙っていないとも限らない。

896高遠 嶺『クレモンティーヌ』:2016/05/22(日) 07:10:41
>>892
浜岡さんらも追いついた。
手早く行けるならそれがいい。

『ハピオル』の虐殺も、抱く個人感情は嫌悪の二文字だが
仕事をする頭の方はその強みは欠かせないモノと判断していて
何より時間という事情がある以上、そればかりにとらわれることはできない。


「……石像?」

あの『ターゲット』が『能力』を使用してるとしたらそこだが
それ以外の『能力対象』も居る可能性は否定出来ない。

ベッドでまた高速で突っ切るのであればスタンドを解除してそれに乗りたい。

そうでなければまず踊りながら敷地内に踏み込んでみる。

897エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』:2016/05/22(日) 12:00:47
>>892
奇襲の可能性を差し引いても『凪』があるなら今だ。
インカムから『受信履歴』カートリッジ、スマートフォンから
『MAP機能』カートリッジを作成しつつ周辺を警戒する。

898『ヴァージンロード・クルセイダーズ』:2016/05/25(水) 03:46:31
>>893(井上)

「『茶番』はおよし。
 あんたが本体を『逆操作』するって話は聞いてるよ」

井上を『スピーカー』にした反論を制し、
浜岡は改めて『ハッピー・オルガン』を見上げる。

「別に聖人を気取るつもりはないさ。
 あたしだって人様の命で食ってた頃があった。
 だから、理屈じゃなく知ってるのさ。
 『因果応報』ってのは、案外真実だってね」

「命ってもんは、帳尻が合うように出来てる。
 どれだけ強かろうが、因果は巡るんだ。
 説教する気も時間もないがね。
 その因果が、ルンクスを倒すまでに巡って来たら、
 一緒に戦うあたしらはたまったもんじゃない・・・・そういうことさ」

やや早口に述べ終えると、浜岡はウィルに目を向ける。
彼女の持つ『レーダー』の役割に期待しているのだろう。

『ハッピー・オルガン』は、井上を掴んだまま、
教会の『入口へと、慎重に歩を進める。
こうしてみれば、チャペルはごくごく小さな建物だ。
四方にして『20m×20m』というところか。
白い外見に鐘楼があり、その先端に十字が掲げられている。
入口は両開きのマホガニーの扉。
『5m』の距離まで近づくが、異常は見られない・・・・
敵の気配も動きも音も感じられない──と。

>>895(ウィル)
浜岡と『ハッピー・オルガン』のやり取りに、思わずつぶやいた。
スタンドである『ハッピー・オルガン』について、
浜岡がどう結論したかは不明だが、
正義を振りかざす場面でないことはわかっていたようだ。
【護り屋】はひとくさり口上を述べると、返答を求めることなく、ウィルを振り返る。

                チク チクン

果たして──『反応』は感じ取れた。
正門の左右、およそ『10m』近く離れた芝の上に置かれた、
幾つかある石像のうちの『2つ』──
これらから、『才能』の反応がある。
左(南)の石像は立ち尽くす『聖母マリア』、右(北)のそれはラッパを手にした『天使』だ。
それ以外、見張りや遠距離の敵は、認識できない。
現時点で、石像にも動きはないが──と。

>>896(高遠)
浜岡はベッドを解除した。
教会の敷地内は石畳と芝生で、キャスターが利用できないからだ。


                ?──♪──〜〜〜〜?

リズムに合わせ、踊りながら敷地内に踏み込む。
浜岡がウィルを見るのを見た。
自分が見る限り、他に敵影は感じられないが──と。

>>897(エイノー)
インカムは小さすぎ、『カートリッジ』の対象とならない。
スマートフォンから『機能』を抜き出し、
『MAP機能』を確保した。

周囲に敵影は感じられないが──と。

>>894(ロンパリ)
教会内部の危険を考えながら、なおも進む。
周囲を警戒している為、全速力というわけにもいかないが、
ようやく公園の北出口が見えてきた──
その先、道路を渡った向うに教会の白い建物が浮かび上がる。
──と。


>ALL

              カラァン カラァン


突如、チャペルの鐘が二度、打ち鳴らされた。

899エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』:2016/05/26(木) 12:08:32
>>858
「始まるか。ところで直行するのだろうか?」

電熱ライターからカートリッジを作りつつ浜岡に質問。
「直行する」と言われれば肩に『MAP機能』カートリッジを
装填し最短かつ狙撃ポイントに注意しつつ便乗する。
「直行しない」のであればここで一度別れて護衛を潰しつつ
本来の「陽動」に立ち返って騒ぎを大きくするよう努める。

900ウィル『ヴェノム&ファイア』:2016/05/26(木) 21:22:12
>>898


>             カラァン カラァン


「・・・・・気付かれた のかしら?」

「みんな少し耳を傾けてくれる?」「右と左 それぞれの『10m』先にある『石像』」
「『マリア様』と『天使』ね・・・そこから『才能』の反応を感じるわ」

「『ルンクス』は無生物を能力下には置けないと聞いているから見たままの姿ではないのかもしれないわ」
「気をつけて」

周囲には警戒を呼びかける。あの石像が仲間、あるいはルンクスに現在の状況を伝えている可能性はある。
その合図がこのチャペルの鐘なのかもしれない。
どちらにせよ、対処は必要だろう。

901井上正『ハッピー・オルガン』:2016/05/27(金) 02:08:13
>>900
【ノリが悪ィなァ〜 お前もそう思うだろォ〜?】

「女性ホルモンが足りてないんだよきっと」

一人漫才を楽しみつつ、『石像』を見る。

ゴウッ

シンプルに行動しよう。
『マリア像』の後方に回り込み、背後から拳で破壊する。パス精AAA

902ロンパリ『落伍人』:2016/05/27(金) 15:58:51
>>898

> カラァン カラァン

「……」

 (鐘楼の音が『二回』
まず、時報や婚姻を祝うなんて戯けた意味じゃねェ。俺達側の
侵入に対する奴ら側の『警報』だ)

 目方で公園からアルメニアン教会の鐘楼までの距離を予測。
……狙撃銃などならともかく、此処から鐘を即席ボーラで投擲したとしても
まず届きはしない。今から新たに鐘の音を加えて相手側の意図的なシグナルを
混乱させるなどの妨害は無意味。そもそも『二回』鳴らした事よりも
『鳴らす』事が一番の目的だったのなら、今更急いで動いても無意味だ。

 (マだ 『菊川』と『ナツメグ』は同行していて教会の外壁までには
辿り着いた……と、アの脚力を見るべき考えて良い。
 『ウィル』『高遠』『エイノー』『ハッピーオルガンと井上』『浜岡』は
別れがてら固まってたのを考えるに一緒に固まって今は教会入口か
中に既に忍び込めた、と考えるべき)

 ……此処で考えるに……どう、奴らが『出現』するのか

 顎に手をしゃくり、公園北出口付近に移動しつつも未だ教会と
公園を境となる道路には出ない。適当に木々の遮蔽物か、それに類
するものがあれば、その陰を利用しつつ教会付近の道路、また後方公園内
にも異常などの様子かあるかどうか一旦伺う。

 この『間』に関しては無暗に動く事は憚れノレ。

 (スタンドゴーグルがある限り、ある程度の異様な出現は視認出来る。
スタンドの不審な音などはさっぱリなのは玉二傷だが な)

 (奴らの中にもウィルに似たスタンド使いを識別する力の使い手が
居たとして……俺ノ\『ロンパリ』の体だ。悟られはしない……風体で
不審がられるだろうが、ナツメグの筋肉操作が解除された手前。ボロボロの
衣服を纏ってるだけで、それ以外特筆として襲撃される確率は今のところ低い。
ま、単なるちょっとした時間を稼ぐだけだが、な……)

 公園出口まで移動。一旦足を止めて道路周辺と後方でも『鐘の音』
により不審な動きが発生しないか確認をする。
 
 (人数によるが、道路周辺に行き成り『使い手』が出たとして……
教会に集中するとなれば……そん時は背後から俺が言葉通りに
『奴らの真の護衛』ヲ『一番乗り』で襲撃だ)

903高遠 嶺『クレモンティーヌ』:2016/05/27(金) 22:59:17
>>898
>             カラァン カラァン

「偶然……じゃないよね」

『何か』が始まったのだ。
つまり、今までのようなただの人間の護衛とは違う、
本物の『スタンド使い』による『何か』が。

鳴子のような役割か、攻撃の予兆かは判別できないが
ハピオルと、事態の動きに気を配りながら移動を継続。

その際、歩調をエイノー先生と合わせて、テンポを緩めておく。

904『ヴァージンロード・クルセイダーズ』:2016/05/29(日) 23:17:35
>>899(エイノー)

浜岡:
「敵が増えても予定は同じさ。
 ウィルを護りながら教会侵入。それが『最優先事項』だよ」

「それにね、今の鐘は──」

   ジャコッ

エイノーはスタンドの左肩に『MAP機能』カートリッジを装填。
前腕部にモニターが出現し、周辺地図が表示される。

チャペルを見上げる限り、狙撃可能な場所は
鐘の鳴らされた鐘楼だけだ。
簡素なデザインのそこに、人影は見えない。
揺れている鐘が朝日を反射して輝いているが、
鳴らした人物の姿すら、見当たらない──

>>900(ウィル)
仲間に、『反応』を感じた石像の位置を伝える。
『ハッピー・オルガン』が先駆けてマリア像に向かい、凶腕を振るった。

「いや、今の鐘は多分、菊本さね。
 中にいるルンクスに報せるなら、敵にバレる方法を取らない方が、
 有利だし確実だからね・・・・『待ち伏せ』もしやすい」

「どちらにせよ、あたしらの仕事は変わらないさ。
 最短で教会に飛び込み、外の敵を遮断する。
 そしてウィル、あんたを護るのがあたし個人の『最優先』さ」

一歩前に出た浜岡が、そのスタンドが、
手にしたシーツを両手に広げ、護りの構えを取る。
白い石柱に挟まれた正面扉までは、約『10m』。
走ればすぐの距離だが、『反応』の出た石像の内、
『マリア像』は扉の左横すぐの位置。
『天使像』は扉からやや離れ、
『8m』右横の石段に腰を下ろしている。

>>901(井上)
鐘の意味を問うこともせず、
『ハッピー・オルガン』の行動は至ってシンプル。

       ゴウッ

ウィルの言葉を聞くや否や、一迅の風と化し、
マリア像の背後を取る。

                      ──ギャンッ!

一連の流れのまま、高速の拳を繰り出した
その時──『マリア像』がこちらを『見た』。そして振り向く──


             ドゴオ ォ !!

だが、『ハッピー・オルガン』の拳を避けるほどではない。
被弾は背中を外されるも、右上腕に強拳が食い込んだ。
ものが『石像』だけに硬い感触。
が、『ハッピー・オルガン』の膂力にかかれば、石像など脆いものだ。
事実、聖女の腕は抉れながら折れ曲がり──

              ミキ ベキィ!
                          ・ ・ ・ ・ ・ ・
同時に、『ハッピー・オルガン』の右腕も、ねじ曲がった。


                    ── ゴ ッ !!

片腕を折られたマリアが吹っ飛ばされ、教会の扉の前に転がる。
ちょうど、一行と入口を塞ぐ形となった。

>>903(高遠)
上記の状況を観察しつつ、エイノーと動きを合わせ、テンポを緩める。
現在位置は、ウィルの左後方。


   【アルメニアン教会】
        扉扉
     □正面玄関□    天

   H     マ


           浜
          ウ
        高  エ

状況参考写真:
ttps://www.tripadvisor.jp/LocationPhotoDirectLink-g294265-d310895-i119357454-Armenian_Church-Singapore.html
(右端)


>>902(ロンパリ)
考えをまとめつつ走り続け、ようやく公園の出口に出た。
二車線の狭い道路を挟んで、向う側に長い生垣と、
その向うに教会の白い建物が見える。
左手手前と右手奥の二つがあるが、
チャペルであろう尖塔を備えているのは右側。こちらが本命だ。
生垣は『2m』ばかりあり、中の様子を伺うことは出来ないが、
敷地内に複数の樹木が生えているのが見て取れた。

そして、道路を挟んだ歩道に転がる、無残な死骸──
正面、そして左に進んだ教会の角にも、
『粘土人形を潰した』ような惨殺死体が、無造作に転がっている。

905エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』:2016/05/31(火) 00:20:44
>>904
浜岡に頷きつつ作成カートリッジをLEDライトの
『発光』に変更、高遠と連携しつつウィルの盾に
なる形で教会に進む。
そして『ハッピー・オルガン』の異変に気づき声をかける。

「大丈夫か井上氏!とその『スタンド(ハッピーオルガン)』!」

「スタンド』自体に理解の浅い身だがそれでも通常の
それより因果な関係らしいのでそれなり考えてそう呼んでみた。

906井上正『ハッピー・オルガン』:2016/05/31(火) 23:22:39
>>904
【……あァ〜】

『スタンド』に痛覚は存在しない、『スタンドには』な。

「ひぎゃあああああああ!? イッ痛ッ 痛いィィィイィィ!!!」

なんか井上の悲鳴を聞くのも久しぶりのような気がするな、安らぎを覚える。
痛覚は残したままで、井上を操作し、自分の前に立たせる。

【お前らァ〜 コイツは俺がヤるからなァ〜 『もう一匹』の相手でもしてろォ〜】

井上が先行して、『ハッピー・オルガン』はその後から教会の扉へ歩いて近づく。
井上の性能を1段階強化する、するべきことは『回避』だ。
多少のスピードはあるようだが、『ハッピー・オルガン』ほどではない。
『足』での攻撃は無いと判断する、恐らくは石像をスタンドによって動かしているだけで、石像自体はスタンドではない。
足での攻撃は大きくバランスを崩す恐れがあり、多分、倒れたら自身の重量によって起き上がるのに時間を要する。
なので、攻撃は上半身を使って行うと予測し、回避に専念する。攻撃が絞れれば、その分回避は容易い。

>>905エイノー
「大丈夫じゃねええええええ! 痛いよおおおおおおおお!」

「助けてえええええええ! 怖くないって言ったけどウソなんだよおおおお!」

「しにたくな」

突然井上は静かになった、口をパクパクしており、滑稽だ。

907ロンパリ『落伍人』:2016/05/31(火) 23:28:48
>>904

(あの死体  『ナツメグ』がか? 
……イや 強靭な肉体だっタのは目撃した力゛ あの無造作に転がしてる
のは『殺し屋』らしからない殺リ方、と思工る。スマート過ぎるんだ
 この場合『ハッピー・オルガン』あいつがやりそうだ。
……一応、アレ等を調べておク、か)

 罠、にしては露骨すぎる。大方こちらの味方で腕力に物言わせた輩が
散らかしたものだと見当つけて、歩道に転がった惨殺死体へ近づく。
 目につく程度で『拳銃』及び『携帯』があれば携帯電話は一個、拳銃が
見つかれば破損していれば弾倉だけ、まだ無事に使えそうなら一丁失敬して
残りの死体からも同じく銃と弾倉を探す事にする。他にも目につく限りで
何か特異な代物があるようであれば目につけておく。

 (ハイエナ見てェな動きは、余りやりたくねェがナ……)

周囲で、自分の動きを見てる人物がいるとすれば、明らかに『不審』な動きだ。

 だが教会手前で、自分の動きに過剰に反応する人間がいればホイッスル等で
ウィル達側にも知らせられる。ハイエナの動きも今は甘んじて行おう。

 (……あっちハ順調か?)

 教会に潜入した側も気にしつつ、死体から物色。周囲には最低限
警戒は人並みにしておく。

908高遠 嶺『クレモンティーヌ』:2016/06/01(水) 08:30:42
>>904
>              ミキ ベキィ!
>                          ・ ・ ・ ・ ・ ・
>同時に、『ハッピー・オルガン』の右腕も、ねじ曲がった。

「げ、あれまともに相手しちゃ行けないタイプじゃ……」

直感する。

となると『天使』はどうだ
『マリア』が壁となって、『天使』が攻撃役
のように分かれているような置き方をする、と思う。
直接動いて攻撃するより、何かを飛ばしてくる『遠距離』攻撃出来る奴を。

……『天使』はラッパを持っているんだっけ。

まず『マリア』とウィルの間に入り、射線を遮断。

ふっとばされた『マリア』が『ハピオル』に意識を向けているなら
『天使』と、奴がラッパを向けていた先等、周辺の挙動を、
そうでないなら『マリア』の挙動を主に見て、攻撃を察知したら防衛に移行したい。

909ウィル『ヴェノム&ファイア』:2016/06/01(水) 23:04:44
>>904

「もうミスター・キクカワは『触れている』のね」「後は早く中に浸入すべきなのだけれど」

「・・・・・彼女らを先に相手にする必要があるようね」

あの『ハッピー・オルガン』に反撃をするとは。見たところ、攻撃をそのまま反射するタイプのようだが、
あれは一体どのような『才能』なのか。並苗のシンプルなそれとは違う、スタンドのような能力に近いようだ。

「ひとまずあちらは彼に任せましょう」「わたしは『天使』の反応を伺うわ」

天使の像は、ギリギリ『針弾』の射程内だ。狙いを定めて、『才能アレルゲン』の針を撃ち込む。
もしあちらも同じ反射の類だったとしても、これならば被害は少ない。

910『ヴァージンロード・クルセイダーズ』:2016/06/04(土) 23:34:06
>>909(ウィル)
浜岡:
「そういうことさね。急ぐんだ」

だが、扉の前は、立ち上がった『マリア像』が塞いでいる。
両手を広げたその姿は、もはや石像ではなく、
人間味を帯びた像──いや、人間そのものだ。
砕けた右腕だけが、石像の残滓を残すのみ。

シャキ バシュ!

ウィルは銃口を天使に向け、引き金を引く。
天使もまた生気を帯び、翼を一振り、上昇するが、
咄嗟に銃口を持ち上げ、照準を合わせる──が。

           キン!

『天使』のに命中した弾丸は、硬質な音を残して弾かれた。
刺さらなければ、『アレルギー体質』には出来ない。
そしてウィルは見た──
針を弾いた天使の小ぶりな足が、
その部位の肌のみ、生身でなく『石』の色を取り戻したことを。

天使は見る間に『10m』の高みに昇り、空中で静止した。
手にしたラッパを口に当て、吹き鳴らす──

>>905(エイノー)
さらにスマホから、
『発光』のカートリッジを作成、抜き取った。

高遠とともに前進するが、
ウィルは足を止め、先に『天使』を攻撃する。

        バシュ! キン!

羽を広げ宙に舞った『天使』に、
見事、弾丸は命中するも、『石像』の硬度を持って弾かれる。

一方、前方の扉前では、
人間の容姿を得た『マリア像』が、両手を広げ、立ち塞がっている。
『ハッピー・オルガン』が井上を前に出し、対峙させているが、
両者とも、まだ攻撃は繰り出さず、様子見している。
マリア像までの距離は、『4m』。
『天使』は約『8m』右方向、その上『10m』の距離だ。

>>906(井上)

    メキ! ベギン!

無慈悲なダメージフィードバックを受け、
井上の右上腕は捩じれ折れ、わずかに出血した。
『強制』でもしなければ、もはや使い物にならないだろう。
一方の『ハッピー・オルガン』は、
スタンド故、物理的な破壊は免れる──とはいえ、
右腕に限れば、本来のパワーやスピードは失われる。(パスB)

泣き叫ぶ井上を操作。
さながら自身のスタンドのように、前方に立たせると、
立ち上がったマリア像と扉へと向かわせる。

予想通り、マリア像は素早く立ち上がり、扉の前で両手を広げた。

           「・・・・・・・・・・!」

明らかな変化が、石像に生じている。
石の肌は血色を帯び、憂いを帯びた表情は唇を噛んでいる。
井上を見つめるまっすぐな瞳は、『聖女』の名に相応しい強さを持ち、
言葉こそ発さねど、扉を通すまいという明確な『意思』が伝わった。

蹴りを予測から外し、上半身に警戒を絞って、
マリア像の目前で攻撃を待ち構える井上だったが──
1秒、2秒・・・・敵の攻撃は繰り出されない。
その両手は扉の前で左右に伸ばされ、行く手を制したままだ。
『ハッピー・オルガン』とマリアの距離は、『4m』。
井上とマリアは『1m』。

>>908(高遠)
高遠の呟きに、浜岡が振り向き、首肯した。

「・・・・時間がない。
 あんたがやりな、高遠」

高遠はウィルの前に進み出て、『ハッピー・オルガン』と並び立つ。
天使はウィルの『針弾』を受けながらも、
意に介することなく上昇し、空中に躍り出た。
手にしたラッパを口に当てるが、その向きは地上ではない。

マリア像は両手を広げ、教会の扉の前に立つ。
右腕は捩じれ折れているが、それは対峙する井上も同様だ。
間合いに入るも、互いに攻撃せず、待ち構える──
人間の外見に変わった『マリア像』に、攻撃の気配は見られない。
マリア像までの距離は、『4m』。
『天使』は約『8m』右方向、その上『10m』の距離だ。

>ALL

       ヴ  
                パァァ ア ァアアア〜〜〜〜〜ッッ

管楽器の音色──天使のラッパの響きが、降り注ぐ。
スタンド音ではない、本物の『音』だ。
音量はそこまで大きくはなく、敷地外に聞こえるかは微妙なところだが、
教会付近には確実に届くと思われた。

各々に緊張が走るも、
身体や視界内に、特に目だった異常は見られない・・・・

911『ヴァージンロード・クルセイダーズ』:2016/06/04(土) 23:38:01
>>907(ロンパリ)

                 ゴソ ゴソゴソ

ぐちゃぐちゃに潰れた肉団子状の死体を漁るロンパリ。
多少苦労した甲斐があって、
背広だった布きれの奥から、形の残った拳銃を掴み出した。
血まみれでぬるぬるしているが、銃口も詰まらず、使えそうだ。

これ以上を見つけるなら、
さらに死体を探る必要があるが──


       ヴ  
                パァァ ア ァアアア〜〜〜;ッッ


その時、教会の敷地内から、ラッパの音が聞こえた。
決して大きくはない。やっとここまで届いたような音量だ。
敷地内では、何が起こっているのか──生垣に阻まれ、ここからは見通せない。

912ロンパリ『落伍人』:2016/06/05(日) 19:31:09
>>911

 (一丁……自動拳銃って奴力、こりャ? 
確かP228だかP229だが……十三発程度撃てる代物だろうな)

シンガポールの軍事↓
ttps://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B7%E3%83%B3%E3%82%AC%E3%83%9D%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%81%AE%E8%BB%8D%E4%BA%8B

シンガポールの国内である事を踏まえて銃が何発撃てるか見当つける。
そして聞こえてくる教会からの音。

 > パァァ ア ァアアア〜〜〜;ッッ

「……終末の  ラッノ\゜」

ぽつりと呟きつつ、ズボンの後ろに拳銃を差しつつ教会に入る事にする。
チンタラ此処で立ち往生するべきじゃねェ。

 生垣は『二メートル』

 「ふンっ  これぐらい……」


 >>889メ欄で底面に付けてた『プロペラヘッド』を外し一旦ポーチに入れる。
『看板』に『ストッキングボーラ』を巻くようにして取り付ける。
 そして生垣に『看板』を凭れかけるようにして置き。巻いたほうと逆の
ストッキング部分は教会側に垂れかけさせる。そして……

 タタッ   タンッ!

 「屁でネぇよ。なァ? 『ロンパリ』……」

 少し助走をつけて、凭れかけた看板を踏み台に生垣へ飛び移る。
多少の衝撃は看板に加わるが、折れる程のものでなし。
 万が一何か事故があり生垣を飛び越して教会側に着地しても
教会側に垂れかけさせたストッキング部分を掴めば引っ張り込める手筈だ。

 (さテ 内部で何が起きてるノやら)

 教会の外壁に辿り着いたら、『菊川』に連絡し窓なり開き其処から
内部へ潜入するべきだろう。元より、まだ菊川が無事な前提での話、だガ……。

913エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』:2016/06/05(日) 21:18:54
>>910-911
出来れば井上の応急治療をしたかったが
状況が変わった。
ウィルを促しつつ手近のひさしに逃げ込んで叫ぶ。

「全員何かの下に潜るべきだ、『炎』か『雹』が降ってくる!」

もっともアレが『黙示録』の天使なら、だが。
少しばかり反撃のさせてもらう、『F・O・Q』『発光』カートリッジ装填、
全力で高遠や『ハッピー・オルガン』には背部になるよう
努めつつ『マリア像』と『天使』に投光。
効果があるか反射されないかは賭けだがまがい物であれ
天の使途が光を拒絶もするまい、目潰しを狙う。

914ウィル『ヴェノム&ファイア』:2016/06/05(日) 23:41:22
>>910>>913

「本来ならば 『才能』はあくまで『才能』」「超常現象を引き起こす『スタンド』は一線を画す」

「でも これはまるで『スタンド能力』に匹敵するわ・・・努力を重ねたタツジンの腕前が 神業と呼ばれるように」
「もはや区別をする必要はないかもしれないわ」

それにしても、『神速』を誇る針弾の軌道を読み、刺さる箇所だけを
器用に石像に戻すとは。これでは針弾のみならず、石像を壊せるパワーを持つ打撃しか通用しないということだ。
幸い、ここにいる三人のスタンド使いはパワーには不自由しないだろうが。

「できることなら『箱舟』が欲しいところね・・・」

『エイノー』の声に頷きつつ、辺りを見回して、上方から隠れられる所を探す。
仮に終末世界にならずとも、『天使』が何らかの攻撃を仕掛けてきた場合に、役に立つだろう。

915井上正『ハッピー・オルガン』:2016/06/06(月) 05:03:19
>>910
【はァ〜〜〜〜? つまらねェなァ〜】

完全にこっちの出方待ち、つまり罠だ。
『ハッピー・オルガン』のパワーは見せつけた、石の体を捨てたのだから、強度は格段に落ちるだろう。
それなのに防御も攻撃もしてこない、答えは単純で、『必要がない』から。
殴っても意味ねー相手は蹂躙できない、それはつまらない。

【まァ〜? 物は試しって言うしィ〜? 井上パァ〜ンチ!】

井上は女神像に殴りかかる! パス精CCC

『ハッピー・オルガン』はアリを踏む児童のような目で井上を見ながら、少し考える。
雹だのなんだの言っているが、能力の幅が広すぎる。今現在の攻防ひとつ取っても、十分な能力だ。
石像を動かすスタンドなら、それ以上のことはできないし、石像の固さを得るスタンドでも同様だ。
右腕を砕かれたパワーは生半可なものではない。マトモに食らっていれば深くダメージを受けていただろう。
本体の姿が見えないが、遠隔操作型のパワーではない、完全自動操縦であればパワーがあるものもいるが…。
そうそう、石像から生物への変身もしてる、なにかが異なる概念の能力の気がするな、メンドくせぇ。
ひとまず自動操縦の線で行こう、本体は近くにいるはずだ、護衛だしな。
井上の雄姿を見終えたら、本体をブッ殺しにいかないとな。

916高遠 嶺『クレモンティーヌ』:2016/06/06(月) 21:33:12
>>910
「あんまり触りたくないなぁ……」

相手は未知、しかも敵性スタンドだし……と思いつつも
手っ取り早くどけるにはそれしかない……か。

井上の挙動を見ながら、『マリア像』の手につかみかかる。
先ほど、こいつに傷を与えると同じだけのダメージが返ってきたようだが

 パ ー ト ナ ー 化
『スタンド能力による拘束』ならどうだ。

つかめた場合パートナーチェンジを仕掛け、
ちょっとどいてもらうことにする。

ただ、天使のラッパがきになる。
チェンジした後スタンドや本体に異常が見当たらなければ
一応屋根になるようなものがないか確認して移動を開始したい。

917『ヴァージンロード・クルセイダーズ』:2016/06/08(水) 23:25:40
>>914(ウィル)

確かに、マリアの石像に現れた能力は、
その正体は把握出来ぬまでも、
単純な強化や身体能力でないことは明らかだ。
『才能』というカテゴリで括るのはもはや無理がある──

──そこまで考えて、唐突にウィルは思い当る。
ウィルは自身を元に『アレルギー』を生み出す。
だが、ウィル自身には、『才能』の発現は(現時点では)ない。
あるとすれば『嫁』というカテゴリに対してであり、
感知していたとすれば、『それだけ』だ。
同じ『嫁』に対して、『才能』の有無までは見抜けない。

そして、もう一つ。
病院で撃破したナース、並苗は
『嫁』で『才能』を有していたが、
スタンド使いでなく、スタンドを認識は出来なかった。

対して、このマリア像は、
『ハッピー・オルガン』の攻撃に対して、
明らかに『防御行動』を取っている。
この二つの事実から、導き出される『結論』とは──

天使のラッパが吹き鳴らされる中、
ウィル、エイノー、浜岡は、一気に駆け出し、扉右横の庇の下に駆け込む。

特に抵抗や攻撃を受けることなく、三人は目的を達成した。
白く太い石柱で支えられたそこならば、
空中から何が落ちても、直撃を受けずに済む。

危惧していた、空の異常は顕れない。
・・・・だが、『天使』のラッパは吹き止まず、
その姿は庇に隠れて見えねど、朗々と大気を震わせ続けている。

高遠は、首尾よく『マリア像』を捉えたようだ。
同時に扉が独りでに開く──潜入するなら、今だろう。

>>913(エイノー)
ウィル、浜岡とともに、卒然と庇下に駆け込む。
途中、『発光』カートリッジによって、
強い光を『マリア像』と『天使』に浴びせるが、
早朝とは言え光のある状態であるせいだろうか、
石の『嫁』たちに強い反応は見られず、視認を妨害できたかはわからない。
つまりは『マリア』も『天使』も、意に介さなかったということだ。

扉の右横の庇に入ると、高遠が首尾よくマリア像を制圧する。
同時に扉が独りでに開く──潜入するなら、今だろう。

>>915(井上)
【井上パァ〜ンチ!】
                 ビュ バシ!

『ハッピー・オルガン』の掛け声で放たれた井上の拳は、
意図的に威力を弱めたもの。
それを知ってかしらずか、マリア像は依然、避けようとしない。

           バッキ!

その頬に左拳がめり込み、背中が扉に叩き付けられる!

だが・・・・たたらを踏んだのは、井上も同様だ。
まったく同じタイミングで、同じ頬に痛みと衝撃が発生した。
だが、威力は明らかに落ちている・・・・
井上にも、そして『マリア像』にも。
先刻の腕への一撃でも感じたが、
本来の『ハピオル』の一撃であれば、相手が石造りであれ、
細腕一本で凌げるはずがないのだ。         

殴られた『マリア像』は、なおもその手を広げ、
扉の前に立ち尽くしている。
姿こそ人間的二変われど、その仕草や表情に、
人ならぬ『ハッピー・オルガン』は、『人間以外』の何かを嗅ぎ取った。
スタンドにすら、『魂』と繋がる人間味があるものだが、
この二つには『ない』・・・・『感情』や『意識』が感じられない。

なおも扉を護るマリア像を前に、井上の前に進み出る影。
高遠とそのスタンドが、踊りながら飛び出し、その手を伸ばす──

918『ヴァージンロード・クルセイダーズ』:2016/06/08(水) 23:57:11
>>916(高遠)
未知の敵と戦うには、情報収集は不可欠だ。
だが今、時は一刻を争う。
万事に置いてそうであるように、時は常に待ってはくれない。


         ?  ♪────

リズムに乗って回転しながら、
『相討ち』になった井上の横をすり抜け、
『クレモンティーヌ』が手を伸ばす。

マリア像はこちらを認識しているが、
両手は伸ばしたまま、不動の態勢だ。
その手を取るのは、容易い──

                           パッシ!

『クレモンティーヌ』の踊りの輪から放たれ、
高遠が扉の前でたたらを踏む。
同時に、『パートナー』は入代わり、
瞬時に『リーダー(男性)』へと変化したスタンドは、
マリア像を激しく躍らせ、振り回し始めた。
抵抗はない──決して許すこともない。

空を見上げるが、異常はいまだにない。
扉前からは天使の姿は見えないが、ラッパの音は続いている。
右横の石柱の影、庇の下に、
ウィル、エイノー、浜岡が逃げ込んでいるのが見えた。
ここから『5m』程度の距離だ。

                      キィイ

その時、両開きの扉が独りでに開いた。


.>>912(ロンパリ)

自動拳銃はロンパリの知るところの、『P226』で間違いなさそうだ。
装弾数は『15発』だが、確認しなければ残弾数まではわからない。

血塗れたそれを懐に入れ、ロンパリは依然続くラッパの音色の方向、
北の教会への侵入を阻む生垣を見上げた。
・・・・この程度であれば、手持ちの道具で超えられる。

『プロペラヘッド』を看板から外し、『ストッキングボーラ』を巻き付け、
それを踏み台に、一気に生垣を超える!

                     ガサッ ガササッ!

密生した生垣は十分にロンパリの体重を支え、
『2m』の高みからの視界を確保できた。

教会(チャペル)の建物は、ここから『8m』ほどの距離にある。
門と入口は東(右手)側。
その入口に向かって飛び込む、複数の仲間の姿が見えたが、
位置的に扉の前がどうなっているのかは、よく見えない。
ラッパの音源も──北方向、そして上であることは感じるが、
建物の影となり、把握できない。

チャペル前を横から眺めたロンパリの目に入ったのは、、
音もなく広がる、真紅の『異常』だった。

教会から『10m』ほど離れた門の内側、
そこから真っ赤な『絨毯』が、教会へと向かっていくではないか。
仲間たちは教会に向かった為、背後の異常に気付いていないようだ。

赤い『絨毯』の正体は、この距離でははっきりとはわからないが、
それが生み出される元が何であるかは見えた。

──門の内側に打ち捨てられた、複数の『惨殺死体』。
まるで『ワイン染み』のように、そこから『赤』が広がり、
意思を持つかのように、教会へと向かっていく。

  アルメニアン教会(チャペル) ヒル・ストリート
    ↓                ↓
□□□□□□□□□□歩■■■■■■歩□□□□□
□□◆◆◆◆□□□□歩■■■■■■歩□□□□□
□□◆◆◆◆□□□□歩■■■■■■歩□□□□□
□□◆◆◆◆□□□赤死門■■■■■■歩□□□□□
◆◆◆◆◆◆□□□□歩■■■■■■歩□□□□□
◆◆◆◆◆◆□□□□歩■■■■■■歩□□□□□
□□□□□□□□□□歩■■■■■■歩□□□□□
□□□□□□□□□□歩■■■■■■歩□□□□□
□□□□□□□□□□歩■■■■■■歩□□□□□
□□□□□□□木木木歩■■■■■■歩□□□□□
垣垣垣垣R.垣垣垣垣垣歩■■■■■■歩歩歩歩歩歩
歩歩歩歩死歩歩歩歩歩歩■■■■■■歩歩歩歩歩歩
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

R:ロンパリ 死:死体 赤:赤い絨毯

919井上正『ハッピー・オルガン』:2016/06/09(木) 11:13:37
>>917
【ふゥ〜ン…そういうのもいるんだなァ〜】

聖母マリアが処女じゃなくなったらどうなるの? とか試したかったが出しゃばりのアホがやってきたので仕方ない。
教会内に侵入する。

教会は大概、入ってすぐ礼拝堂、つまり広いスペースだ。即座に中央まで移動する。スA

920ロンパリ『落伍人』:2016/06/09(木) 20:00:29
>>918

>教会から『10m』ほど離れた門の内側、
>そこから真っ赤な『絨毯』が、教会へと向かっていく

(何だ ありゃァ… バージン・ロード?)

教会、赤い血の絨毯。ここまでの描写となれば結婚式の『セレモニー』
と言うのを思い起こすのが一般的だ。

 (さッキのラッパが起因、か? 『ラッパ』 『死体』 『バージン・ロード』
どう言う能力がマず、ここまデじャ推測の域を出ず回答出来なィが。
 理解出来る事もある。どウ考えても『ろくでもねぇ』事が起キるだろうさ)

まだ教会へ飛び込んだ複数の影…恐らくウィル達だろうものらが
気づいてない事を考えての、行動。

 ピィ―――――――――――zノイッ!!

>>907メ欄 口の中にホイッスルを事前に含む。

予め歩道の場所で口に含んでたホイッスルを舌で扱い吹けるように咥えた。

 仕込み、と言う程でもないチヤチなものだが瞬時に警笛で後ろに対し警戒を
呼び起こすのであれば一番これが現時点で有効な手段だ。

 吹き終わればペッと片手にホイッスルを出したあと、声を張り上げ告げる。

「死体かラ血の絨毯力゛そっちへ向かってるぞ! 急げ!!」

 簡潔に、後ろの状況を告げれば。キャリアがある程度あるスタンド使いの
連中なんだ。俺が一々細かく言わずとも、どうするかは出来る。

 告げ終わったらホイッスルを口の中に咥えなおし、看板を引っ提げて
生垣から降りて教会内部へと遂に踏み込む。肉眼で分かる程度で
正門以外で人の入れそうな窓なりあれば、そちらへ近づくようにする。
 血のバージン・ロードの動きと周囲への警戒は常にしておく。

 血のバージンロードを見る限り、あれを遮るのに物理的な手段は無いと
見受ける事にする。ならば俺は菊川が既に建物を操作出来る領域にいるのを
信じ、外壁からの連絡を試みるべきだろう。

921エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』:2016/06/09(木) 21:26:07
>>917-918
迷う所だが『優先順位』は決まっている。

「すまないがこちらを頼む」

高遠と井上に言い浜岡とウィルを護衛しつつ
館内に侵入、不要になった『MAP機能』カートリッジ解除。
『ルンクスを倒す』事がまず最優先だ。
ウィルの事もあるが『花婿』さえいなくなれば
『花嫁』という定義は意味を失い必然『護衛』も消えてなくなる。

922ウィル『ヴェノム&ファイア』:2016/06/09(木) 22:48:22
>>918 質問

説明不足申し訳ありません。『ヴェノム』は触れた対象から『アレルゲン』を取得することができます。
そして>>798で話したように、『才能の弾丸』から『才能アレルゲン』を摂取、
それを元に自分を『アレルギー』にしているつもりでしたが、この場合はどうすべきでしょうか。

923『ヴァージンロード・クルセイダーズ』:2016/06/09(木) 23:28:14
>>922(ウィル・訂正)

失礼。こちらの認識ミスだった。
訂正および謝罪させてもらう。

その場合は『才能』そのものの『アレルギー感知』が可能。
情報公開すれば、
『石像』たちは『才能』でなくスタンドを有している。
本来は『才能』感知では探知されないのだが、
GM側のミスということもあり、今回のケースに限っては、

・この探知には『嫁』探知も含まれており、
 そちらの反応があった。

とさせていただきたい。

以後は、

・『才能』の有無

のみを探知する仕様に戻す為、注意してもらいたい。
 (スタンド物質やスタンドがあっても、それは反応しない)

924ウィル『ヴェノム&ファイア』:2016/06/11(土) 02:27:50
>>923

こちらこそ、手順を省略してしまいすみません。以降、分かりやすく記すように努めます。

>>917

「いや」「そんな・・・まさか」

「・・・・・参ったわね」「『二人』とも『スタンド使い』なんて」

『スタンド使い』との戦闘事態は既に想定している。だが、この敵には同時に『嫁』の反応も示している。
つまり『ルンクス』は『才能』どころではない、既に『スタンド使い』を目覚めさせることが出来るということだ。
しかもこいつらが本当に石像ならば、無生物でも『嫁』に出来るようにもなったということだ。
この短期間でのスタンド能力の成長、ただ必死に逃げ回っていただけではないということか。

「行くのね ミスター・ニョルズ?」「・・・分かったわ」

後ろが気になるところだが、今の所、あの石像らが攻撃をしてくる様子はない。
厄介なマリアも高遠が拘束してくれている。
ならば、ここで無駄に時間を浪費することもないだろう。最初からそういう目的なのかもしれない。
エイノーの後に従い、念のため後ろを警戒しながら教会に近付こう。

925高遠 嶺『クレモンティーヌ』:2016/06/12(日) 00:29:08
>>918
ラッパの音にはどうも不味い予感がするが、
扉の方は……

>>853
>菊川:
>「──無事侵入できたら合図するから。
> その時は教会内に入ってきてよ。
> 扉はこのメンバーにだけ、開くようにするからさ」

『菊川』さんが操作してくれたものか。


高遠は扉から奥へ入り込み、敵に警戒しつつ壁に耳をつけて菊川にコンタクトをとる。
それと共に他の者の侵入を待つ。

『クレモンティーヌ』は旋回しながら『マリア像』と周囲の状況を見定める。
マリア像に何か妙な動きがあるか、後方に何かがないか、だ。

厄介な爆弾である『マリア像』を外で手放し、『スタンド』と仲間達だけを教会内に入れ、
天使像などを入り込ませなくするには……。菊川の封鎖を頼むタイミング命か。

926『ヴァージンロード・クルセイダーズ』:2016/06/14(火) 00:33:51
>>919(井上)
             ──ダッ シュバ!!

井上を扉外に残したまま、
『ハッピー・オルガン』は開いた扉の中へ、いち早く飛び込んだ。

想像通り、扉の奥はすぐに礼拝堂だ。
広さは『15m×20m』ばかり。
堂内には長椅子が整然と並んでおり、その中央を
ヴァージンロード──赤いカーペットが、正面祭壇の前まで貫いている。
天井には送風機とシャンデリアが吊られているが、
それ以外、これという装飾はない・・・・
いかにも古色蒼然とした、小ぶりなチャペルだ。
礼拝堂の左右には扉が一つづつ。
さらに奥の祭壇の左右にも扉。
劇場で言えば袖の位置に、部屋が配置されていると思われる。

参照:
ttps://www.tripadvisor.jp/LocationPhotoDirectLink-g294265-d310895-i113594164-Armenian_Church-Singapore.html


          ──ドシュオ!

風を巻いて移動した『ハッピー・オルガン』は、
チャペル中央に降り立ち、改めて正面を見やる。

宗教画の飾られた祭壇の脇には、説教台と聖書台。
そして──
『ハッピー・オルガン』は、そこに仕留めるべき標的を見た。


                 ゴ    ゴ ゴ

>>920(ロンパリ)
まさにヴァージンロードの如く、
赤い絨毯は長い帯状となって、教会入口へと向かっていく。


 ピィ―――――――――――zノイッ!!


ロンパリは口に入れておいたホイッスルを咥え直し、
高らかに吹き鳴らした。
教会に入りかけた数人がこちらに気付き、
そして背後に迫る『赤い絨毯』の存在に気付くのが見えた。

絨毯の移動速度は、人間が走るのと大差ない。
教会のすぐ前にいた仲間たちなら、中に逃げ込むのは造作ないはずだ。
だが、これから教会に向かうロンパリには、手立てがない。

素早く左手、チャペルの南側を見やる。
そちらも複数の白い石柱で囲まれた構造だ。
そして見つける──その横手にある扉と、複数の窓。
距離にして『8m』。正面入り口と大差ない距離だ。

                  ザ ッ

看板を肩に、生垣を飛び降りた、その時。
 
                ジクンッ

胸元に食い込む、ムズ痒いような痛み。


           ザザ   ザザザザザザザザザ

そして、超えたばかりの生垣が、揺れる。
見えざる何かが、生垣の茂みを激しく揺らして、近づいてくる──!

927『ヴァージンロード・クルセイダーズ』:2016/06/14(火) 01:14:12
>>921(エイノー)
ウィル、浜岡とともに扉内に急ごうとしたその時。

 ピィ―――――――――――zノイッ!!

鋭い笛の音が、南方向から聞こえた。
思わず振り向いた視界の端に掠める、赤い色彩。

それはまるで絨毯のように地面に広がる、真紅の『何か』だ。
正門前から反物のように細長く、こちらへ、教会方向へと向かってくる。
スピードは人間並で、すでに残り『5m』まで迫っているが──

            ダ ッ

『優先順位』は、いずれにせよ変わらず、エイノーはチャペル内に足を踏み入れた。
ウィル、高遠、浜岡もそれに倣うが、
マリアと踊る『クレモンティーヌ』と井上のみ、外に取り残される。

そして、いち早くチャペル中央に陣取った『ハッピー・オルガン』の向うに、
祭壇に腰かけた不埒な黒人の姿を、エイノーは認めた。

>>924(ウィル)

「ルンクスは『供与者』に等しい存在」──
そう言ったのは、あのエルガマルだっただろうか?

非生物までも『嫁』に変えたことも衝撃だったが、
『才能』のみならず、スタンドまでも与えるとは。

いや・・・・並苗は口にしたはずだ。
自分にはスタンドの素質はなかった。だが別の才能があった、と。
即ち、素質さえあれば・・・・スタンドも発現するのが道理ではないか。

 ピィ―――――――――――zノイッ!!

ウィルの思考を阻むように、笛の音が鳴り響く。
振り返ったウィルもまた、背後に迫る赤い絨毯の存在を見た。
かなりの早さだが、自分たちはもう、扉の目の前だ。

エイノーを先頭に、浜岡、高遠と並んで、
ウィルはチャペル内に飛び込んだ。
小さな礼拝堂は、学校の教室を一回り大きくしたサイズだ。
無数に並ぶ長椅子、正面の祭壇、説教台などは、
国を問わず変わりなく、英国人のウィルでも落ち着ける。

だが──その祭壇の上で。
モヒカンが特徴的なその黒人は、
不遜極まりない場所で、神を神とも思わぬ『プレイ』に励んでいた。

>>925(高遠)
扉を開けた人物の姿はない。
おそらくは菊川が、『開けて』くれたのだろう。

その時、外から警笛の音が聞こえてきた。
とっさに振り向いた高遠もまた、正門から向かってくる『赤い絨毯』に気付く。
扉からは『5m』の距離。速度は人間が走る程度。

考えることもなく高遠は扉内に退避したが、
問題は『クレモンティーヌ』だ。このまま残せば、
『絨毯』に接敵するのは間違いない。
時間はなかったが──高遠は素早く壁に耳をあてがう。

(──やあ。間に合ったね)
(──ぼくには外の様子はわからない。
 せいぜい壁際までが認識範囲なんだ。 
 敵がまだ残ってるなら、引き離してから合図してほしい。
 ──扉はいつでも閉じられるから)

(──井上君と君のスタンドは傍にいるね。
 ロンパリくんは?まだ来てないのかい?)

高遠は、接近する『絨毯』を睨み付ける。
扉を閉ざすなら、今しかない──
だが、ロンパリもマリア像も天使も、片付ける策はあるのか・・・・?

(チャペル内を確認する余裕はない)

>ハッピー・オルガン、ウィル、エイノー


                 パン!         パン!

          パン!         パン!


汁まみれの『肉』を叩き付ける卑猥な音が、聖なる祠の中に響き渡る。
黒と白、ともに上半身を肌けさせた男女は、
黒が白を膝にまたがらせ、精確なリズムを刻んでいる。
その足元には、得体のしれぬ液体が広がり、
床に大きな水たまりを作っている。

祭壇──教会の心臓ともいうべき聖なる場所。
敵──教会に乗り来んだスタンドと、複数のスタンド使い。
それらの事実を意に介することなく、
モヒカンの黒人──ルンクスは、抱え上げた肢体を楽しんでいる。

「おまえら・・・・もうちょっと待ってろ」

荒い息の合間を縫って、唐突にルンクスが言葉を発した。

「あと少しで終わるんだ。
 でないと、オレもコイツも満足できねェ。
 『満足』は何より大事だからなァ・・・・!」


                 パン!         パン!

          パン!         パン!

928エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』:2016/06/14(火) 23:16:54
>>926-927
「良いだろう、こちらにも『準備』は要る。
 もっとも同行者の去就まで保証はしてやれないが」

笑ってない目を鋭く細め口元だけの笑みで
ルンクスに返答。
エイノー本体で『発光』カートリッジを外し(まだ消さない)
スマートフォンと衛星携帯電話からそれぞれ
「電磁発振(弱)」「電磁発振(強)」カートリッジの作成を
始める。

929ウィル『ヴェノム&ファイア』:2016/06/16(木) 22:43:12
>>927

「つくづく この世の低俗を煮詰めたような男ね」

深くため息をつき、肩をすくめる。
こんな事が周囲に知れ渡れば、『要人の娘』と結婚した意味もなくなるだろう。
このスキャンダルに食いつかないパパラッチはいるまい。
故に、まだしばらくは他の一般人は来ないと見ていいだろう。

「仕方ないわね・・・見ていてあげるからとっとと出したら?」「もっとも」
「あなたはともかく そちらの『洗脳』されている女性には本当の『満足』とは言えないけれどね」

もし二人が『8m』以内にいたなら、『女性』の頭部めがけて装填してある『才能アレルゲン』を連射する。
あの女性は大量の『体液』に触れている。『障害』となる前に排除した方が、自分達、そして彼女の為でもある。
射程外なら、無理に接近してまでは撃たない。現在で、後衛の自分が前に出る意味はない。
エルガマル曰く、どこまでも頭はクールに、だ。

930ロンパリ『落伍人』:2016/06/17(金) 07:10:49
>>926(レス遅れ失礼)

 >ジクンッ

(……)

胸に芽生える、むず痒いような小さな痛み。思い当たるものは……

『血液』 『死体』 『拳銃』……。

「……ァあ あん時>>911 力」

 確かに、あの時『血まみれの拳銃』に触れた。
死体から起きたスタンド現象 『エンジェルズ・ラダー』の力との関係性を
考えれば。いま、このロンパリの体は……。

 「  ク   ククッ   それでモ良い」

 だが、構わん。マンティコアは嗤う。
拳銃は必要だった。 あの時ナツメグ等と同行して教会へと乗り込まなかったのは
俺の意思であり 才れは そう決意して行動した結果だ。

 例え、あと少し。猶予がなく『花嫁』化がするとしても。その間までに
ルンクスを刈り取る事が出来れば。この胸の疼きは収まる。

 「……さテ   やノレか」

 生垣より少し距離を開け、スタンド看板を構え腰を低くし
近づいてくる物音の場所に視線を払う。

 とにもかくにも。『護衛』は消さなければならない。菊川の能力が
防壁に長けてる事は把握するも。それを突破しウィル等の背後を
狙える能力がないとは言い切れない。ならばするべき事ハ決まってる。

 「さァ 『一番乗り』ダ」

 ここでルンクスの『護衛』であろう生垣から向かってくる。敵を倒す。
それが俺のするべき事。

931高遠 嶺『クレモンティーヌ』:2016/06/17(金) 08:53:34
>>927
『クレモンティーヌ』を急いで扉内まで移動させながら言う

(ダメージを跳ね返す像と、血?を操るらしい像、ロンパリは……遠く)

>扉を閉ざすなら、今しかない──
>だが、ロンパリもマリア像も天使も、片付ける策はあるのか・・・・?

護る対象を広げたら……
ルンクスとの戦いの前に異分子がいれば確実に分は悪くなる。
『血』という時点で接敵されたら危険な予感しかしない。

ていうかなんでロンパリはあんなところに…!

一瞬で頭をよぎる雑多なこと。

浮かばない……
でも……決断しなければならない。


「……『キャストオフ』」

パートナー化しているマリア像を『速く』。しかし力を弱めて優しく
扉の外の『血の絨毯外の床』めがけて低空で投擲しながら菊川に『封鎖』を言う。

932井上正『ハッピー・オルガン』:2016/06/17(金) 16:10:24
>>926
【じゃァ〜 始めるかなァ〜】

バギィッ!

長椅子の一つを破壊し、男に向かって蹴り飛ばす。

井上は手元に呼んでおく。

933高遠 嶺『クレモンティーヌ』:2016/06/17(金) 23:11:15
>>922
追記

封鎖を頼む時、解除と再封鎖に制限はあるのか、
またこの扉以外の外へ出る箇所(窓のような地面より上に開き口があるもの)の存在を聞いておく。

934『ヴァージンロード・クルセイダーズ』:2016/06/21(火) 13:45:55
>>928(エイノー)

不埒極まりない歓迎に皮肉を返すと、
エイノーは『フィストフル』から『発光』カートリッジを抜き、
スマートフォンと衛星携帯電話から、新たなカートリッジの作成にかかる。
『電磁発振』──電磁波を放出する機能を、
それぞれのデバイスから抜き取り、『カートリッジ』に変えた。
ほぼ同時に、背後の扉が閉じられる。

想像通り、仲間はすでに戦いを開始する。
先鞭はやはり、人ならぬ『ハッピー・オルガン』だった。

         ドッ ゴォ!!

最も敵に近いチャペル中央から、その圧倒的パワーで、
金属製の長椅子を蹴り飛ばし、ルンクスを狙う──!

>>929(ウィル)
ルンクス:
「──おっと。
 そこにいるのは、麗しのウィルか。
 シンガポールまで追ってくるとは『まさか』だが、
 『やはり』という気分でもある・・・・」

ウィルの毒舌は、
ラッパの音が漏れ響くチャペルでも聞こえたらしい。
若い女を自身の上で弾ませながら、
ルンクスは玉の汗を浮かべた漆黒の肌に傲慢な笑みを浮かべた。

二人までの距離は『15m』。
『ヴェノム&ファイア』の射程まで、倍はある。

「気を抜くんじゃないよ、ウィル。
 『近距離パワー型』って話だが、何が飛んでくるかわからない。
 それより、教会内に他に『嫁』はいないのかい?」

浜岡に言われ、ウィルは探知を確認する。
今の『アレルギー』は『才能』に対してだが、
少なくとも教会内、かつ『20m』の感知範囲内に、
『才能』の存在は感じられない。

(『才能の弾丸』は反応している。
 こちらへの『アレルギー反応』はGMも失念していたので、
 以後も例外的に『なし』と判定する)

背後で扉が閉じられ、
『ハッピー・オルガン』が椅子を蹴り飛ばすのが見えた。

>>931>>933(高遠)

教会内外の状況を鑑み、高遠は逡巡する。
扉を閉ざすことは、ロンパリを締め出し、
残された像二体に単身で対峙させることに他ならない。
だが今、扉を閉ざさなければ、
『赤い絨毯』との接触は免れない──
高遠の勘は、それに対して、最大限の警告を告げている。

       「……『キャストオフ』」

                          フ ワッ

扉内に引き込んだ『クレモンティーヌ』が、
『ナチュラルターン』から手を離し、最大限に『優しく』、
パートナー──マリア像を扉外に投げた。

             キィ── 
                       バタム!

そこに殺到する『赤い絨毯』を見越したように、
扉が独りでに動き、真紅の敵を閉め出した。
扉越しに虫がたかるような不愉快な擦れ音が伝わるが、
隙間から這いこんだり、破っては来ないようだ──

(──仕方がないよ。
 ──ロンパリくんの無事を祈ろう。
 気持ちを切り替えて、ルンクスに当たるんだ)

(──扉は何度でも開けられるし、閉じられる。
 彼が教会に来さえすれば、中に迎えられるからね)

壁越しに、菊川の声が続ける。

(──昨日も説明したけど、
 すべての扉、全ての窓は『破壊不能』になってる。
 でも、強力なパワーで『開けよう』としたら、開けられる。)

(──さっき、ルンクスは窓を破ろうとして、それに気が付いた。
 今のところは、どちらも『不可能』だと勘違いしてる。
 よくいる『パワー馬鹿』でよかったけど、
 いつ真実に気付くかわからないし、閉じ込められてなお、
 『アレ』だから・・・・相当の自信があるんだと思うよ)

(──扉以外で解放されている場所は一つ・・・・いや、二つ。
 一つは鐘楼。鐘の吊るされた部分は窓がないから、
 昇ればぼくも邪魔できない。
 鐘楼には、チャペル奥の左右の扉、どちらからも行けるよ)

(──もう一つは、ぼくにもよくわからない。
 その扉の先には、告解室があるんだけど、
 その床に、大きな『穴』が開いている。
 マンホールみたいな穴で、何処に繋がっているか、ぼくにもわからない。
 箪笥の下になっていて蓋がないから、ぼくの能力では塞げない。

(──ルンクスが開けたのか、以前からあるものかも不明だ。
 後者なら、ルンクスが気付いてない可能性もあるけど、
 用心はしておいて・・・・『逃走経路』かもしれない)

935『ヴァージンロード・クルセイダーズ』:2016/06/21(火) 13:58:45
>>932(井上)(ロンパリ以外の全員)

       バギィッ!

『ハッピー・オルガン』は手始めに、
傍に並ぶ長椅子の一つを、ルンクスに向かって蹴り飛ばす!

本来の重量を疑うほどに軽々と、
金属製の椅子は空を裂き、女を抱えたルンクスに迫るが──


    ズギュ!    
            ガ キィン!

その前に出現した、『馬面人身』のスタンドが、
同じく一蹴りで、それを弾き返した。
右横に吹っ飛んだそれが、窓に突っ込むが、
ガラスにひび一つも入れることなく、通路に転がり落ちる。

「なんだぁ、おまえ・・・・『早漏』か?
 もう少し待ってろって言ったろ〜〜がよォ」

ルンクスが揶揄し、立ち上がる。
載せていた女が力なく崩れ落ちると、
そこにとんでもないサイズを誇る『一物』が出現した。
屹立するそれは、さながら黒光りする槍のようだ。

「まあ、ウィルも来たことだ。
 ここで使い切る必要もねえか・・・・おっと、紙がねぇ」

おもむろに聖書台に手を伸ばすと、
ルンクスは頁を破り取り、『掃除』を始めた。         ビリ!ビリリ!!

その左手に『スマートフォン』が握られていることに、
『ハッピー・オルガン』は気が付いた。
(他は距離がある為、気付けない)

扉が閉じる寸前、呼んでおいた井上が、追いついてきた。
哀れな本体の右腕に現れた異常に気付いたのは、井上自身だ。
僅かに出血したそれが、腕の上で這い回る、『赤い蟻』の線になっている。
井上自身を刺す気配はないが、ポトポトと床に零れ落ちている・・・・!


>>930(ロンパリ)

             キィ── 
                       バタン

『赤い絨毯』が入口に迫る寸前、入口の扉が閉じる音が聞こえた。
ラッパの音は、依然、耳障りなほど高らかに鳴り弾いている。
ロンパリの位置からは、
その音源の場所は『前方・上』までしか把握できない。

胸の疼きの正体に思い当るも、
ロンパリは意に介することなく、背後の茂みへと振り返る。
いつでも振り下ろせるようスタンド看板を構え、
腰を落とした姿勢で、揺れる茂みから飛び出すであろう、敵の姿を待ち構える──
ここで後顧の憂いを払うのが、自分の役割なのだ。


    ザザ
            ザザザザ

     ズキィン!

その時、胸の痒みが、ひときわ鋭い痛みに変化した。
針を刺すような鋭さと、肉を抉るような乱暴さを伴う、激痛。
思わず顔をしかめた、その刹那──

          ゾバ! ゾバァ!
                          ゾ ゾ ゾゾゾゾゾゾゾゾ

煙を思わせる赤い塊が、
茂みの隙間から湧き出すようにして、ロンパリに襲い掛かった!


      ド ド  ド 
                     ド ド  ド

その色。そして床に広がる形状。
それが自分の警告した『赤い絨毯』であると知るとともに、
ロンパリは、その正体を『体験』した。
 
              ゾ ゾゾ ゾゾゾゾゾゾ──z_______ッ!

胸の痛みに気を取られた一瞬の内に、
全身に群がったそれは、無数の虫──真紅の『蟻』だった。
胸に撃ち込まれた痛みと同質のそれが、
ロンパリの全身、場所を問わずに突き刺さる──!

936ロンパリ『落伍人』:2016/06/21(火) 16:58:22
>>935

>ゾバ! ゾバァ!
                          ゾ ゾ ゾゾゾゾゾゾゾゾ

 それは、一瞬だった。胸の激痛に囚われる ほんの刹那。コンマ一秒あったか知れない

意識が胸元に向かったかどうかの間に、視界に群がる赤 赤 赤 赤の群れ

 知識として『マンティコア』にはある。こう言うのは軍隊蟻だったか火蟻だと言う名前とか……

激痛は体全身に起こる。恐らく あと数十? いや、それより短い秒数かも知れない。

『ロンパリ』は倒れる。その事実を認識してるのに いやに底冷えするぐらい
『マンティコア』の頭の中はこの出来事に恐慌するでもなく


 『彼(ロンパリ)』の事を考えていた。


 (……ロンパリ)

 (お前はアノ時  何を想い 何を感じ 何を考え……アッチへ旅立った)

 頭の中に浮かぶのは……    いヤ こう言う言葉は『嘘』ダ。

ずっ卜  シミのように 肌に残る痣のように 醜く残る傷跡のように

何時もロンパリの事が 忘れずに居た。こうなってから  ずッと

 (…………イラつくゼ)

 憎悪が 満ちノレ。

 救われる事のない、あいつに。変わり果ててしまった、モノに。
いま吸う空気も、立つ大地も 澄んだ青空も全て忌々しイ。

――激痛?

 (これ  力゛   痛ミ   だ  卜???)

     (ロンパリは……こんなものジャ   無い  ゾ!!)
 
 (あイつが……受けた 受ける 受け続ける  地獄ノ\!!!!)


 ダッ!!!

 駆ける。

目指す場所など 知ってる。  あノ『ラッパの音』のする方角へ と。

それが、この群がる赤い蟻達の指揮者だ。そう『マンティコア』は知るからこそ
延々と鳴り響くラッパの使い手のいる方角 『前方・上』まで 全力で走る!!

>>935でも記した通り『腰を落とした体勢』ならば。まっすぐ立った状態よりも
多少はクラウチングスタートを切るように、通常の人間が立ったまま走るよりも
少しは早く走れる筈だ!

937エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』:2016/06/22(水) 21:51:49
>>934-935
「同行者諸氏、そしてルンクス氏にも言おう。
『すまない』そして『出来ればくたばれ』。
 恨むなとは言わないが何、私自信も例外ではない」

『電磁発振(強)』『電磁発振(弱)』カートリッジを
『F・O・Q』両肩に装填、ランダムに最弱かr最強まで
ルンクスを中心に相互出力。

エイノー・ニョルズは『日本史の研究者』であり
『物理学』については一般教養レベルの知識しか
持たない人間であり、同時に『フィンランド人』として
『宿敵であり隣国』ロシアの伝説の宝玉『アレクサンドライト』の
属性についても多少聞いた事はある。
『光』とは『粒子』であり『波動』だ。
なればこそ『純度』に応じて『アレクサンドライト』は
観測時点の光度によりそお要望を変貌させる。
そして『電子レンジ』とは「『水』を焦点とした
『固有振動波』への干渉により物質を最大100℃に
『加熱』するシステム」である。

『だからこそ』門外漢であるエイノーにはわからない。
今からの『調律(チューニング)』が光の屈折を引き起こし
『錯覚』を引き起こすのかできれば『エンジェル・ラダー』のみで
澄めば良いが『スタンド』の崩壊振動を励起するのか
もろとも『水分を沸騰させる』のか神経電位を刺して
『苦痛』もしくは何らかの『感覚』を巻き起こすのか。

『何かある』とは限らない、しかし『何もない』確率も当分に低い、
この閉鎖空間で『スタンド能力のジェット噴射』である
『闘乾熱風(マーシャル・ドライアー)』よりは
井上『ハッピー・オルガン』、ロンパリ、菊川と自身への『確実な損害』も
規定されない『スタンド電磁波の乱気流』。

「――――『狂電磁励起(ランナバウト・リーダー)』」

『皆』すまない、そして、くたばれ『ルンクス』。

938井上正『ハッピー・オルガン』:2016/06/23(木) 03:23:35
>>935
【おォ〜…井上ェ〜負けてんぞお前ェ〜】

井上の声帯を自由にしてやる。痛覚はカットしているので、痛みは無い。

「あッ 蟻ッ 蟻がッ あっあっ」

『ハッピー・オルガン』は『赤い蟻』をつまんで、よく観察する。
血液が『蟻化』しているのは明白だ。井上の右腕の出血箇所の血管と筋肉を収縮させ、出血を緩和する。

【蟻よりよォ〜 今はお前のその粗末なチンコで張り合う場面じゃねェのォ〜?
よォ〜し人間どもォ〜 行けェ 行って散ってこいィ〜 俺の為になァ〜〜】

未知のスタンド能力は脅威だ、なので味方どもに先行してもらおう。
蟻の分析に忙しいしな。

939ウィル『ヴェノム&ファイア』:2016/06/23(木) 21:12:53
>>934

「しつこい男とはきっぱりと『手を切』らないとね」

『ファイア』の『射程外』か。それならば、まだ撃つべき時ではない。
『浜岡』の忠告にも頷く。『近距離パワー型』とはいえ、投擲を駆使すれば
その強力なパワーとスピードを遠くまで振るえる。投擲は、人間の生み出した技の極致の一つだ。

「Thanks、ミス・ハマオカ」
「あなたもルンクスのみならず・・・あの男の『体液』を浴びている女性にも気を付けて」
「『嫁』は今調べるわ」

自分の身体から『嫁アレルゲン』を摂取、そして自分を『アレルギー』にして探知を行う。
ついでに針弾も、『嫁アレルゲン』を装填しておこう。
エイノーの行動の結果にも着目する。

940高遠 嶺『クレモンティーヌ』:2016/06/24(金) 00:57:18
>>934
(く……了解)

誰かが危険に遭うのは避けられないことだったろう
それでも、一人も欠けてほしくはなかった。

が……やる事をやるしかない。
そこに高遠自身の意思が入る余地はもはや無いのだ。


封鎖も万全ではない以上、自信家の『ルンクス』を正面から圧倒するか
高をくくっているうちに奇襲で殺すしか無い……か。

(その2箇所から取り逃したら作戦は『確実に失敗』ね……)

あるいは、そこから血のようなと思っていた『赤い絨毯』
この不快な音は虫か何かか。が入ってくるかもしれない。


『クレモンティーヌ』を手元に呼び戻し解除させて、

ルンクスの繰り広げるあまりの光景に口元を覆いつつ……同時に
喋る時唇を動かそうとしなくても動くであろう口元を隠しながら
直近にいる伝えられそうな相手に小声で菊川から聞き得たことを伝達したい。

941『ヴァージンロード・クルセイダーズ』:2016/06/27(月) 01:38:28
>>937(エイノー)

『電磁発振』の『カートリッジ』を両肩に装填し、
突き出した剛腕二つを、ルンクスに向ける。

「・・・・・・・・・・・・・」

汚れた聖書の頁を丸めながらも、
ルンクスが自分に注目しているのがわかった。

ルンクスとエイノーの間には、
『ハッピー・オルガン』と井上が立っているが、
彼らならば、異常を察せば、すぐに逃げ出せるはずだ。

「――――『狂電磁励起(ランナバウト・リーダー)』」

厳かに宣言し、これまで試したことのない『機能』を発動させた
エイノーだったが──


                           ・ ・  ・  ・


・・・・状況に、変化は現れない。
『電磁波』が見えないのは当然だが、
どうやら『携帯電話』の電波で人体を害することは、
『フィストフル』の能力で増幅してさえ、『不可能』のようだ。
強力な電波が発信されたはずだが、
それ以上の効果はない──せいぜい、肌に『違和感』を感じた程度。

だが、これは全員にとって幸運だったとも言える。
携帯端末の電波に指向性は『ない』。
期待通りの『殺人電波』が、無差別に教会内を荒れ狂うことになる。
そして『電磁波』の影響は、発振元に近いほど強くなる。
即ち、エイノーこそが、もっとも影響を受けたはずだ。

「・・・・・・・なんだあ、そりゃア?」

肌を刺す感覚を不愉快に思ったのか、
ルンクスの声がかすかな怒気を帯びたように感じられた。

>>938(井上)
                ギュム ゥ

井上の筋肉を硬直させ、止血を行う。
傷の大きさは知れており、容易に血は止まった。
声帯も開放し、話せるようにしてやる。

摘み上げた『蟻』のサイズは体長『1cm』ほど。
凶悪な顎を備えており、動きはかなり速い。
押さえようとすると簡単に潰れ、液体・・・・元の血液に戻るが、
力を緩めると蟻の形に戻る。表面張力が滴の形を作るようにだ・・・・
『蟻』を透過できないことから、
それが『スタンド』か『スタンド物質』であるのは間違いない。

『蟻』に、井上や『ハッピー・オルガン』を襲う意思は感じられない。
井上からは離れるように床を動いているし、
『ハッピー・オルガン』に至っては、認識しているかどうかすら謎だ。
腕からこぼれた『蟻』はヴァージンロードに落ち、
その緋色に紛れて、姿が見えなくなってしまった。

エイノーの掛け声とともに、井上の全身に鳥肌が立つ。
巨体のスタンドが何か攻撃を仕掛けたようだが・・・『不発』だったようだ。

>>940(高遠)
──あの『天使』は、空を飛んでいた。
鐘楼に開いた空間を認識すれば、
高遠の想像したようなことも可能かもしれない。

         フシュッ

『クレモンティーヌ』を解除し、
口元を隠しながら、傍に立つ浜岡とウィルに菊川の言葉を伝える。
エイノーは『新技』に集中しており、声をかけられる雰囲気ではない。

浜岡:
(・・・・なるほどね。
 で、菊川は何処にいるんだい?
 『護る』となれば、今いる場所を知らないとね)

(それに、あの『デブ助』は、何処で油を売ってるんだい?)

942『ヴァージンロード・クルセイダーズ』:2016/06/27(月) 01:49:33
>>936(ロンパリ)

全身に突き刺さる、『蟻』の無数の牙。
その激痛を振り切るようにして、ロンパリは駈け出した。
皮膚が破れ、肉が穿たれ、藻屑と化した血管から血が噴き出す。
痛みを痛みとも思わず、ロンパリが目指すのは、
『天使』のラッパの方向──教会入り口前だ。
音は間違いなく、その上空から聞こえてくる。

だが──

        ゾ! ゾゾゾゾゾ!!ゾゾゾ!

入り口前にたむろしていた『赤い絨毯』、
血から生まれた『蟻』の大群は、いち早く反応した。
激痛に苛まれながら足を動かすロンパリの前に広がり、
その行く手を阻む──

逃げ出す隙を与えず、第二の波がロンパリを包み、
さらなる牙を撃ち込んだ。

         ザグ!ザグ! ザグ! ザグ!

両足の腱が断ち切られ、どうと転がるロンパリ。
芝生にまき散らされる鮮血。
全身の肉が骨から千切られ、ミンチ状にされていくイメージ。

その間にも無慈悲な『ラッパ』は、
ロンパリの上空で高らかに響き渡り──

数秒の後、そこに残されたのは、
肉の衣に包まれた、白い『骸骨』のみであった。



                 ロンパリ(マンティコア)──『死亡』


>>939(ウィル)

ルンクス:
「・・・・『ダイヤモンド』が『割れた』ナ」

ぐったりと身を委ねた若い女体を、
聖なる書物の枚葉で拭きながら、黒人は呟く。

「日本からシンガポールへ──
 『イル・ソン・パティ』なり何なりの能力で突き止めたにせよ、
 『脚』がなけりゃあ、『追いつく』ことは出来ない。
 『どこでもドア』でも持ってるなら別だが、
 もしそうなら、昨日のうちにオレを襲撃してるはずだ。
 残された時間が多くないことは、
 ウィル、おまえが体で理解してるはずダ」

「つーまり・・・・『ヤング・ダイヤモンド』の誰かが、
 おまえらを手引きしたってワケだ。
 オレを牽制する為・・・・あわよくば倒させる為、カ?」

「まァ、いいサ。
 そろそろ『窮屈』だったからなァ・・・・
 オレの野望は、『ヨハネスブルグ』に収まらない。
 この自慢の『一物』が、並の下着を拒むようになァ」

                        ブル ン !

いまだ雄々しく屹立したそれを、
大きな角でこしらえた『』ペニスケースに収めると、

             ニカ!

「──オレはこの星を統べる『雄』だ。
 日本を訪れたことで、それは確信に変わった。
 『ヨハネスブルグ』という隠れ蓑も、もはや不要よ」

「ウィル・・・・
 おまえは、そんな『雄』に選ばれた『花嫁』だ。
 おまえがここに来たのも、『運命』だな。

 ・・・・予告してやるゼ。
 おまえは、この教会から一歩も出ることなく、
 オレを『夫』として、受け入れることになるだろウ」

ウィルに向けた顔は笑っているが、目は笑っていない。
大言壮語の極みに思われる数々の台詞のどれ一つとて、
彼にとっては当然の『運命』であり、寸毫の懸念もない──
その場にいる誰もが、それを感じ取れる、そんな表情だった。

高遠がごく小さな声で、菊川から得た情報を伝えてくれる。

          ──ズクン!

ウィルは自身を『嫁アレルギー』に変える。
反応は──『2つ』。
先刻潜った扉の向う、即ち教会の外に二つ──
ただ、それだけだ。

半径『20m』、教会をすっぽりと覆う範囲内に、
ウィル自身を除いては、『嫁』は『一人もいない』。


   ゴ ゴ  ゴ  
                  ゴ    ゴ  ゴ

943エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』:2016/06/27(月) 20:21:32
>>941-942
「『やってみるまでわからなかった』そういう事だね」

ルンクスに返答し心中ロンパリに黙祷する。
嘘ではない、『イージス艦のレドーム級の出力』なら
別の結果があったらだろう。
次の行動としてロンパリに貸与していた『硬度』×2、
『電磁発振(強)』『電磁発振(弱)』カートリッジ4つを解除、
携帯用ドライヤーから『発熱』『送風』カートリッジの作成を始め
浜岡に近寄り小声で質問する。

「ところで菊川氏の『スタンド』だが『内部密閉』は理解したが
『外部干渉』も無視できるものだろうか?」

つまり外の『マリア像』と『天使像』を完全に無視しうるのかと。

944エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』:2016/06/27(月) 22:15:21
>>943追加
とりあえずルンクスに遠隔攻撃の様子が見える場合
カートリッジ解除以外の行動は諦め可能な限り回避、
不可能と思われたらスタンド防御に徹する。
ウィルに向けられそうな様子でも上記同様。

945井上正『ハッピー・オルガン』:2016/06/29(水) 12:56:35
>>941
【おいィ なんか面白いこと言えェ】

「はあ!? 急に何言ってんだ!? …見ろよ、この蟻、たくさんいるよなぁ、10匹くらいか? 蟻が10匹でありがt」

【それがお前の遺言だァ】

井上はルンクスに向けて歩きはじめる、無論、自分の意思ではない。
『ハッピー・オルガン』は天井へ跳躍、右足を天井へ突き刺し、ルンクスの真上で制止する。

「ヒッ や、やめてくれよ! つ、次はもっと面白いことを言うから! あっやっこっ殺さないで」

井上はもがくこともできず、粛々とルンクスへ近づいていく。赤いヴァージンロードは、彼のためのグリーンマイルになるのか?

946ウィル『ヴェノム&ファイア』:2016/06/29(水) 21:12:59
>>942

「あら 元より『ダイヤモンド』なんて脆い繋がりじゃない」
「むしろ擦り合わせて 相手を打ち負かした真の輝きを持つ者だけが残されるのではないかしら?」

「もっとも あなたはここで『黄金(ゴールド)』に敗北するのだけれど」

大きく息を吸い、全員に情報を共有する。

「総員ッ!この教会の中には他に『嫁』はいないわ」「あの女性がなるかもしれないけれど・・・他にはわたしだけ」
「仕留めるには絶好のチャンスね」

(逃げ道も用意済み・・・流石逃げ隠れの得意な男ね。thank、ミス・タカトオ)

自分の『嫁アレルギー』は継続、あの女性が敵の能力下に置かれた瞬間を把握できる。
彼女に近づかれることさえなければ、デメリットを警戒する必要もない。
『ヴェノム』を自分の舌に触れさせ、もう一つの記憶するアレルゲンを『体液』にしておく。
『ハッピー・オルガン』が仕掛けるのに合わせて、こちらも別方向から回り込むように接近しよう。
教会の椅子は、いざという時は伏せれば遮蔽物にもなる。
そして可能ならば、包囲ができればルンクスの逃げ道も潰しやすいだろう。

947高遠 嶺『クレモンティーヌ』:2016/06/30(木) 00:16:09
>>941
「よしんばアンタがハーレムを築く、群れの『アルファ』だとしても、
 私はそういうのは『ゴメン』だわ。日本は一夫一妻制なの」


菊川に再度コンタクト。

ナツメグも含めた全員の位置関係、また場内の全体図、
他に敵になりそうなものがいないかを把握しておきたい。

ついでに、教会内にそれら敵対存在が侵入した際に
何か危険を知らせる合図を、菊川が用意するならそれも聞いておく。


できればルンクスから見えない位置へ移動して行いたいというか、
行うべきところだった。既に見られているのであれば仕方ないが、
柱などの影に入る等あまり気づかれないようにしたい。

無理であればルンクスの行動を注視しておく。

948『ヴァージンロード・クルセイダーズ』:2016/07/05(火) 00:15:36
>>943>>944(エイノー)
『カートリッジ』を『フィストフル』に使用した際に生じる、
『機能強化』は、単純なサイズ増大によるものだ。

エイノーの失敗は、本来の『機能』として、
『振動加熱』を目的とする器具から『カートリッジ』を抜かなかったことにある。
対象が『電子レンジ』であったなら、
少なくとも『遠隔加熱』は成功していただろう──
無差別攻撃という欠陥は同じだったにせよ。

(なお、エイノーにロンパリの死を知る術はないものと思われる)

4つの『カートリッジ』を解除し、
今度は携帯用ドライヤーを取り出し、
『発熱』『送風』カートリッジを抜き出した。

ルンクスの視線が、蛇のようにねっとりと自分に絡んでいる。
スタンドの一挙動ごとを、つぶさに観察されているのを感じる。
現時点で、遠隔攻撃の気配はない・・・・抱かれた女にも動きはない。

浜岡:
「外からの攻撃にも、『ジ・ユーズド』の強化は効くよ。
 でも、聞こえるだろう? あのラッパの音。
 『防音』じゃないってことは・・・・」

                        ジク ジクン

エイノーは、微かな痛みを感じた。
脛──パンツの裾に収まった地肌。左右両方にだ。

>>945(井上)
井上に望まぬ台詞を吐かせ、前進させる。
同時に『ハッピー・オルガン』自身は、野猿のように跳躍し、

              ド ガ !

ルンクスの座する祭壇上の天井に足を突き刺し、ぶら下がった。
高低差は『5m』というところだが、
祭壇上にはアーチ状の梁が存在する為、
祭壇からぶら下がったルンクスの足と、抱えた女しか見えない。
強襲は可能だが、頭や上半身は狙いづらい状況だ──

(参照:
 ttps://www.tripadvisor.jp/LocationPhotoDirectLink-g294265-d310895-i113594164-Armenian_Church-Singapore.html)

「あぁん・・・・
 本体が突っ込んでくる・・・・だと?」

ルンクスの意外そうな声が聞こえ、
『人身馬面』のスタンドが、構えを取る。
こちらは男の前に出た為、頭部が丸見えになる。
『ハッピー・オルガン』も立場は同じのはずだが、
首を傾げた『馬面』は井上に向いており、自分を見ていないように見える・・・・

否応なく赤い絨毯を前進する井上は、
距離『2m』、スタンドの間合い目前まで進んだ。
眼前には馬面のスタンドが構えを取っている。
その逞しさは『ハピオル』に匹敵するが、
最大の違いは股間から聳えた長大な『角』──
鋭利な角度を備えた、黒光りするそれだ。

──井上と『ハッピー・オルガン』、そして敵スタンド。
トライアングルを描く三者の間で、見えざる圧が急速に高まった、その時。

                 ビュッ

『馬面』が無造作に、『ハッピー・オルガン』に仕掛けた。
投じられたのは、丸められた『紙屑だ。
手首を曲げるだけの単純動作でありながら、
『ハピオル』に伍するほどの『スピード』・『精確さ』だ!(ス精:AA)

>>946(ウィル)
『嫁』の不在を全員に伝えながら、
ウィルは『ヴェノム』を操作し、『体液のアレルゲン』を採取する。

ルンクスに先駆けるのは、『ハッピー・オルガン』と井上だ。
ヴァージンロード上を上下に別れて接近する両者を睨みながら、
ウィルは浜岡とともに、右手壁際へと移動を開始する。

「んッん〜、さすがはオレの選んだ女だ。
 おまえの言う通り、この教会に『嫁』はいない。
 この女も、本当の意味でまだ『嫁』じゃあない。
 あえて『嫁』にはしていない・・・・何故か?」

邪悪な笑みを浮かべるルンクス。

「この女は、お前たちの『試金石』だ。
 何の罪もない、オレに惚れているだけの『一般人』を、
 お前たちがどう扱うのか・・・・『正義』の『試金石』だ」


  ゴ   ゴ ゴ
                  ゴ   ゴ  ゴ  ゴ

「・・・・油断するんじゃないよ、ウィル。
 あんたを信用しないわけじゃないが、
 誰も護衛がいないなんて、思わない方がいい」

「何かあるよ・・・・こりゃあね」

浜岡のつぶやきが聞こえたが、
彼女自身、その可能性の具体性は掴めていないようだ。
代わりに、『ウィンター・ブランケット』の手に、広げた『毛布』が出現する。
交戦が始まる今、より確実にウィルを護るつもりに違いない。

949『ヴァージンロード・クルセイダーズ』:2016/07/05(火) 00:34:01
>>947(高遠)
ルンクス:
「んん〜〜〜、いいねェ。
 そういう女をかしづかせるのが、雄の醍醐味ってモンだ。
 オレの『好み』からは外れるが、高遠・・・・だったか?
  
 ・・・・俄然、興味が出てきたゼ」

舌なめずりするルンクスの台詞は、
一瞬で高遠の背筋を駆け抜け、全身に鳥肌を広げた。

(──ナツメグは、今、そっちに行くよ。
 教会に『肉』を詰め終えたからね。
 じき左側の扉から合流してくるよ。
 ぼくを『護る』気は、ないみたい)

(──地図を描くのは無理だけど、
 大雑把にいうと、左の扉から右の扉に通路があって、
 左から順に、告解室、鐘楼室、司祭室と並んでる。
 穴があるのは告解室。ぼくは司祭室に隠れてる。
 鐘楼室にはらせん階段があって、鐘楼塔に昇れるよ。
 扉は、通路の北側に一つ)

(──合図は、じゃあさっきの『鐘』にしておこう)

周囲を見回すが、柱の類は存在しない。
外周にある柱が、建物を支える構造なのだろう。

隠れるならば、並んだ長椅子の陰がまず目につく。
ヴァージンロードを避ければ、ほとんどがルンクスの死角だ。
同じ考えであろうウィルが、浜岡とともに、右手壁方向へ向かい始めた。
高遠もひとまず、身を沈め、長椅子の背に身を隠した。

ルンクスの状況は、全て目に入っている。

950井上正『ハッピー・オルガン』:2016/07/05(火) 01:35:07
>>948
【うゥ〜ん、今じゃねェかなァ〜】

ヒュッ

梁が邪魔してるってことは、相手からして狙える場所もごく狭いってことだ。
膝を曲げて頭を引っ込めて、紙屑を避ける。スA

「!」

井上は弾かれたように転進、後退、並んだ椅子の列に飛び込み、身を伏せる。この際脚力の酷使を行う。スB
このやりとりで、ルンクスには俺達の能力の一端が知れる、推測、考察の余地が生まれる。
考えれば、無視できない能力であることが分かるだろう、スタンドと本体、この二つが同時に致命傷を与え得る手段を持っている。
俺達に注意を割くなら、その他の注意が疎かになる。
前述した通り、『ハッピー・オルガン』が求めるのは強敵ではなく、心地よい蹂躙だ。
使えるものはなんでも使う、それがつまり、チームプレイってことだろ?


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