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【ミ】『ヨハネスブルグの明星』 その1

1『語り部』:2015/06/05(金) 00:13:53
『ヨハネスブルグの虹』専用スレッド。


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869『ヴァージンロード・クルセイダーズ』:2016/05/03(火) 23:18:35
>>864(ロンパリ)

──ズギュン!

公園の向うから聞こえる襲撃音に、
戦いの鬨の声を重ねながら、ロンパリは『2秒』を待つ。

ミチ!

          ──ズギュン!!
                           ミチ! ミチ!

『フランキー・アヴァロン』に触れられた個所から流し込まれた何か──
おそらくは『肉』が、自身の皮の下ではち切れ、膨れ上がる。
さながら『ソーセージ』の生成場面のように、
体格が許す限りの筋肉が搭載されていく・・・・腕も脚も胸も。

          「よーし」     
                   ・・・・グ

スタンドの手が離れ、ロンパリはパンプアップされた腕を曲げてみる。
動く──自分の意思で。
派手な音とともに裂けた袖を見て、『ナツメグ』が笑う。

「詰め込んだ『肉』は、おまえの意思でも動かせる。
 人間なんぞの『肉』じゃねぇ、『特上品』だ。
 肉食獣くらいには動けるが、消耗もハンパねぇ。
 無駄に動くとすぐに『ガス切れ』を起こす・・・・考えて動けよ」

その隣では菊川の肉体も『肉詰め』を終えている。
細身の分、明らかにロンパリより膨張率は下だが、
それでも『細マッチョ』と呼べる程度には変貌した。

「・・・・護るぅ?
 そういうのは、『護り屋』に言え。
 オレの仕事は、ルンクスの首を取ることだけだ。
 その為に利用できるものは利用するし、邪魔者は『片付ける』。

 そんなに気がかりなら、おまえが護ればいいだろぉ〜?
 そのマッチョな『肉体』を使ってよぉ」

            モリ! ゴリィ!!

『ナツメグ』が両腕を曲げ、力こぶを作るように構える。
その巨体──山のような『三角形』のシルエットが、
下から持ち上げられ、みるみる『逆三角形』と化した。

全身の『ぜい肉』、その全てを『筋肉』に変えたのだ──
その筋量は、ロンパリの倍以上はあるだろう。
ロンパリがライオンなら、『ナツメグ』は象だ。

「──さあ、行くぜ」

                     ── ガドッ!!

公園の地面が抉れ、土塊を飛ばすと同時に『ナツメグ』が加速した。
方向は教会。見る間に遠ざかるその背中に、菊川が続く。
人外のパワー、そしてスピードだが、
ロンパリもすでに、『人外』の肉体を手に入れている──!

>>867(井上)
解放のカタルシスに目を細めながら、
『ハッピー・オルガン』はささやかな戦利品を拾い上げる。

それまでの人生において触れた機会があったなら、
それが小型の通信機であることがわかるだろう。
現時点では、そのコインほどのサイズの機械が、
電話の親戚であることを代弁する、声や反応の類は現れていない。

         ビ ュ ア ッ

『ハッピー・オルガン』ほどの飛距離ではないものの、
人間離れした跳躍力を持って、井上がすぐそばに着地した。
信号は青になっており、車の心配はない。
いずれにせよ、車影はまばらだ。

870『ヴァージンロード・クルセイダーズ』:2016/05/03(火) 23:49:11
>>865(エイノー)
ウィルの『蜂』は『×』を描いた後、
彼女の持つ銃身──『ヴェノム』へと舞い降りる。
察するに、『アレルギー反応』は『蜂』でなく、
彼女自身の肉体を持って感知するものらしい。

前進しつつ交差点付近の動きを追えば、
ウィルと浜岡は信号を渡り始め、高遠もそれに追従するようだ。
スタンドを発現したことで、静かな『伴奏』すら聞こえてくる。
『ハッピー・オルガン』は教会西端の角で立ち止まり、
猿のように跳躍してくる井上を待っている。

そして見張りはと言えば──
門の前にいた二人は、明らかにウィルたちに視線を向けながら、
小走りでこちらに近づいてくる──その右手を懐に入れて、だ。
このまま進めば、信号を渡り切る前に、
ウィルらと背広二人は、戦いの間合いに入るだろう。

現在、エイノーは交差点に到達。
井上をも追えるよう、歩道の西端に寄っている。
ウィルらまでは『8m』。高遠は歩道右横で『4m』。
井上までは『40m』。

>>866(ウィル)
『ハッピー・オルガン』を御せるか否か。
それがこの襲撃、ひいてはルンクス打倒の鍵の一つだろう。

      ヴヴ ヴヴ・・・・ピタ

自身に『スタンドアレルギー』を装填し、
『ヴェノム』は『ファイア』に戻しながら、青になった信号を渡り始める。
鼻孔にチクチクと刺す感覚が現れ、
周囲の仲間の位置が、およそ見ずとも感じ取れるようになった。

後方『8m』、やや左寄りにエイノー。同距離、右の道路側に高遠。
浜岡はやや歩を早め、ウィルの左真横に、『4m』の距離で並んでくれる。
その手にいつのまにか、『スタンド物質』のシーツが発現し、
闘牛士のケープのように無造作に構えられている。

そして見張りはと言えば──
門の前にいた二人は小走りでこちらに近づいてくる──その右手を懐に入れて、だ。
このまま進めば、信号を渡り切る前に、お互いの手が届く位置に達する。
この二人からは、スタンド使いの反応はない。

「『才能』の方が怖いねえ。
 スタンドよりそっちを気をつけとくれ」

浜岡のつぶやきは、感知の事実を聞くまでもなく察しているようだ。

「にしても、あのコときたら。
 まあいいさね。『陽動』って意味じゃ間違ってないしねえ」

一人ごちる言葉の意味を、ウィルもすぐに悟った。
男たちの視線が、ウィルからその背後、道路側に向いたのだ。
言うまでもない──スタンドと『踊る』、高遠の方向へと。
男たちとの距離は『10m』。信号はあと『7m』。

>>888(高遠)

      ズギュ!
                 ♪〜〜〜〜〜〜〜?

『クレモンティーヌ』の手を取り、踊りながら前進する高遠。
同じく二人を追うエイノーと左右を入れ替える形で、
交差点、トラックの通過するヒル・ストリート傍に移動した。
並び歩くウィルと浜岡は信号を渡り始め、現在その半ば。
信号は『15m』、二人までは『8m』ほど。

男は二人とも、スーツの懐に手を入れ、小走りだ。
視線から見て、その狙いはウィルかと思われたが──
スタンドを出したことで、その目は高遠に吸い寄せられた。
スタンド使いか否かを問わず、『踊る』高遠は誰の目にも明らかだ。
男たちはやや歩を緩めつつ、さらに信号に迫る──
ウィルと男までの距離は『10m』。高遠とは『18m』。
本当に飛び道具を持っているなら、数秒で殺傷圏内に入る・・・・!


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