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【ミ】『ヨハネスブルグの明星』 その1

1『語り部』:2015/06/05(金) 00:13:53
『ヨハネスブルグの虹』専用スレッド。


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934『ヴァージンロード・クルセイダーズ』:2016/06/21(火) 13:45:55
>>928(エイノー)

不埒極まりない歓迎に皮肉を返すと、
エイノーは『フィストフル』から『発光』カートリッジを抜き、
スマートフォンと衛星携帯電話から、新たなカートリッジの作成にかかる。
『電磁発振』──電磁波を放出する機能を、
それぞれのデバイスから抜き取り、『カートリッジ』に変えた。
ほぼ同時に、背後の扉が閉じられる。

想像通り、仲間はすでに戦いを開始する。
先鞭はやはり、人ならぬ『ハッピー・オルガン』だった。

         ドッ ゴォ!!

最も敵に近いチャペル中央から、その圧倒的パワーで、
金属製の長椅子を蹴り飛ばし、ルンクスを狙う──!

>>929(ウィル)
ルンクス:
「──おっと。
 そこにいるのは、麗しのウィルか。
 シンガポールまで追ってくるとは『まさか』だが、
 『やはり』という気分でもある・・・・」

ウィルの毒舌は、
ラッパの音が漏れ響くチャペルでも聞こえたらしい。
若い女を自身の上で弾ませながら、
ルンクスは玉の汗を浮かべた漆黒の肌に傲慢な笑みを浮かべた。

二人までの距離は『15m』。
『ヴェノム&ファイア』の射程まで、倍はある。

「気を抜くんじゃないよ、ウィル。
 『近距離パワー型』って話だが、何が飛んでくるかわからない。
 それより、教会内に他に『嫁』はいないのかい?」

浜岡に言われ、ウィルは探知を確認する。
今の『アレルギー』は『才能』に対してだが、
少なくとも教会内、かつ『20m』の感知範囲内に、
『才能』の存在は感じられない。

(『才能の弾丸』は反応している。
 こちらへの『アレルギー反応』はGMも失念していたので、
 以後も例外的に『なし』と判定する)

背後で扉が閉じられ、
『ハッピー・オルガン』が椅子を蹴り飛ばすのが見えた。

>>931>>933(高遠)

教会内外の状況を鑑み、高遠は逡巡する。
扉を閉ざすことは、ロンパリを締め出し、
残された像二体に単身で対峙させることに他ならない。
だが今、扉を閉ざさなければ、
『赤い絨毯』との接触は免れない──
高遠の勘は、それに対して、最大限の警告を告げている。

       「……『キャストオフ』」

                          フ ワッ

扉内に引き込んだ『クレモンティーヌ』が、
『ナチュラルターン』から手を離し、最大限に『優しく』、
パートナー──マリア像を扉外に投げた。

             キィ── 
                       バタム!

そこに殺到する『赤い絨毯』を見越したように、
扉が独りでに動き、真紅の敵を閉め出した。
扉越しに虫がたかるような不愉快な擦れ音が伝わるが、
隙間から這いこんだり、破っては来ないようだ──

(──仕方がないよ。
 ──ロンパリくんの無事を祈ろう。
 気持ちを切り替えて、ルンクスに当たるんだ)

(──扉は何度でも開けられるし、閉じられる。
 彼が教会に来さえすれば、中に迎えられるからね)

壁越しに、菊川の声が続ける。

(──昨日も説明したけど、
 すべての扉、全ての窓は『破壊不能』になってる。
 でも、強力なパワーで『開けよう』としたら、開けられる。)

(──さっき、ルンクスは窓を破ろうとして、それに気が付いた。
 今のところは、どちらも『不可能』だと勘違いしてる。
 よくいる『パワー馬鹿』でよかったけど、
 いつ真実に気付くかわからないし、閉じ込められてなお、
 『アレ』だから・・・・相当の自信があるんだと思うよ)

(──扉以外で解放されている場所は一つ・・・・いや、二つ。
 一つは鐘楼。鐘の吊るされた部分は窓がないから、
 昇ればぼくも邪魔できない。
 鐘楼には、チャペル奥の左右の扉、どちらからも行けるよ)

(──もう一つは、ぼくにもよくわからない。
 その扉の先には、告解室があるんだけど、
 その床に、大きな『穴』が開いている。
 マンホールみたいな穴で、何処に繋がっているか、ぼくにもわからない。
 箪笥の下になっていて蓋がないから、ぼくの能力では塞げない。

(──ルンクスが開けたのか、以前からあるものかも不明だ。
 後者なら、ルンクスが気付いてない可能性もあるけど、
 用心はしておいて・・・・『逃走経路』かもしれない)

935『ヴァージンロード・クルセイダーズ』:2016/06/21(火) 13:58:45
>>932(井上)(ロンパリ以外の全員)

       バギィッ!

『ハッピー・オルガン』は手始めに、
傍に並ぶ長椅子の一つを、ルンクスに向かって蹴り飛ばす!

本来の重量を疑うほどに軽々と、
金属製の椅子は空を裂き、女を抱えたルンクスに迫るが──


    ズギュ!    
            ガ キィン!

その前に出現した、『馬面人身』のスタンドが、
同じく一蹴りで、それを弾き返した。
右横に吹っ飛んだそれが、窓に突っ込むが、
ガラスにひび一つも入れることなく、通路に転がり落ちる。

「なんだぁ、おまえ・・・・『早漏』か?
 もう少し待ってろって言ったろ〜〜がよォ」

ルンクスが揶揄し、立ち上がる。
載せていた女が力なく崩れ落ちると、
そこにとんでもないサイズを誇る『一物』が出現した。
屹立するそれは、さながら黒光りする槍のようだ。

「まあ、ウィルも来たことだ。
 ここで使い切る必要もねえか・・・・おっと、紙がねぇ」

おもむろに聖書台に手を伸ばすと、
ルンクスは頁を破り取り、『掃除』を始めた。         ビリ!ビリリ!!

その左手に『スマートフォン』が握られていることに、
『ハッピー・オルガン』は気が付いた。
(他は距離がある為、気付けない)

扉が閉じる寸前、呼んでおいた井上が、追いついてきた。
哀れな本体の右腕に現れた異常に気付いたのは、井上自身だ。
僅かに出血したそれが、腕の上で這い回る、『赤い蟻』の線になっている。
井上自身を刺す気配はないが、ポトポトと床に零れ落ちている・・・・!


>>930(ロンパリ)

             キィ── 
                       バタン

『赤い絨毯』が入口に迫る寸前、入口の扉が閉じる音が聞こえた。
ラッパの音は、依然、耳障りなほど高らかに鳴り弾いている。
ロンパリの位置からは、
その音源の場所は『前方・上』までしか把握できない。

胸の疼きの正体に思い当るも、
ロンパリは意に介することなく、背後の茂みへと振り返る。
いつでも振り下ろせるようスタンド看板を構え、
腰を落とした姿勢で、揺れる茂みから飛び出すであろう、敵の姿を待ち構える──
ここで後顧の憂いを払うのが、自分の役割なのだ。


    ザザ
            ザザザザ

     ズキィン!

その時、胸の痒みが、ひときわ鋭い痛みに変化した。
針を刺すような鋭さと、肉を抉るような乱暴さを伴う、激痛。
思わず顔をしかめた、その刹那──

          ゾバ! ゾバァ!
                          ゾ ゾ ゾゾゾゾゾゾゾゾ

煙を思わせる赤い塊が、
茂みの隙間から湧き出すようにして、ロンパリに襲い掛かった!


      ド ド  ド 
                     ド ド  ド

その色。そして床に広がる形状。
それが自分の警告した『赤い絨毯』であると知るとともに、
ロンパリは、その正体を『体験』した。
 
              ゾ ゾゾ ゾゾゾゾゾゾ──z_______ッ!

胸の痛みに気を取られた一瞬の内に、
全身に群がったそれは、無数の虫──真紅の『蟻』だった。
胸に撃ち込まれた痛みと同質のそれが、
ロンパリの全身、場所を問わずに突き刺さる──!


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