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感動文執筆部屋(プロト)
102
:
KK-雪花びらの乱れ咲
◆brKK4Ejq0Y
:2010/04/01(木) 18:04:18 ID:Z4mDe0/I
254 :KK-謹賀聖誕祭 ◆nkuBi4whfQ:2010/01/05(火) 08:40:03 ID:pnluSz2Y0
ペース
それが人生でたいせつだ
いつどこでがんばり
どういうぺーすを基本として
なにを大切にするか
そのなかのペースが人生を左右する
最初はやいひとや徐々にはやくなるひと
じふんにあつたペースをみつけたひと
じふんにあつたペースをみつけたひとが一番いい
むりせずに楽しくいきていけるから
255 :安芸 ◆kS2o2Z185Q:2010/01/05(火) 12:56:47 ID:A8N8eto.0
>>253
そして
「迷っちゃった……」
私は哀れな迷子と化した
周りに何もないから、見晴らしもいいし、迷うことはないだろうとたかを踏んでいたんだけど、逆だった
田圃ばっかでどの道も同じに見える。どこを通ったか解らなくなってしまったのだ
しかも周りに何もないのだから、目印になるような物も見つからなくて…
思わず焦ってしまい、辺りをグルグル走り回ったら……
「気づいたら山の中だしぃ………」
蝉の鳴き声が鳴り響いている
八月上旬だから、蜩ではないよね。現実逃避ついでにボーッと考えた
一度自転車から降りて、ぐるーっと周りを見渡す
一応道路の上に私はいるけど、それも砂利道でまともに整備されてない
視界一面を埋めるのは緑豊かな木々や草花
その木々も、根本のあたりから不自然に曲がっているものや、樹齢何百年みたいなものもある
鳥や蝉の鳴き声が新緑の世界を彩っている
不思議と、迷子のくせに、この空間だとリラックスできた
気持ち涼しいことも関係してるかな?解らないけど
「とりあえず、下っていくかな…」
確か、山を下るまでの道は一直線だったはずだから、いま自分がいる道をそのまま下ればOKだろう
重いため息が吐き出された
次
256 :安芸 ◆kS2o2Z185Q:2010/01/05(火) 22:10:43 ID:A8N8eto.0
……さて、と
再び自転車にまたがる
「砂利道、走りにくいなぁ」
ちょっとグチりながらも、ゆっくりペダルを漕いでいく
ギアは変えてないのに、心なし重く感じた
「ふはあ〜〜〜!」
つ、疲れた〜〜!家はどこ〜〜〜〜?!か〜え〜り〜た〜い〜〜〜〜!
そろそろ泣きたくなってきました……
周りには、今までに何回もみた気がする田園風景
建物が見えないほどに、田圃のド真ん中に私はいる
いや……三キロ位先に学校らしき建物が見える…かな…?
暑すぎて、遠くの景色が歪んで見えるよ……。こうゆうの、陽炎っていうんだっけ……?
視界が霞んできた理由は、それかな?
いや…違うかも……。なんか、頭がこう…クラクラっと…してるような……?いや……ズキズキ…?
とりあえず、解ったことがる
うん…熱射病かも………うえ……気持ち悪い……
あぁ……なんか世界が傾いて見えるよ……
地面がどんどん近づいてくる
ぼーーっと、最後に……車すらも通らない道でよかったぁ……そう、思った
体が大地にぶつかる前に、
私は意識を放棄した
次なのです
103
:
KK-雪花びらの乱れ咲
◆brKK4Ejq0Y
:2010/04/01(木) 18:05:14 ID:Z4mDe0/I
257 :安芸 ◆kS2o2Z185Q:2010/01/08(金) 00:59:28 ID:A8N8eto.0
「……ぶ……か……」
声が、聞こえた
その声は、耳のすぐ近くで鳴っているみたいだ
「みたいだ」という曖昧な言い方をしているのは、今だに頭がボーっとしていて、目をあけることも出来ないからだ察して下さいな
「だい……ですか……」
また聞こえた。綺麗な高い声だ。
女の子…?けど、ここって車も通らないような道じゃあ……?
疑問が頭の中をグルグル回る。やっぱり巧く思考できないなぁ……
とりあえず、えっと、今の状況は……
確か私、馴れない土地で少しはしゃいでて……帰り道が解らなくなって、焦って動き回ったら、気づいたら森?山?の中にはいっちゃったんだよね…
それで…取りあえず下るかってことになって…
そうだ。その後、頭がグラグラしてきて…
…そこからの記憶が曖昧でうまく思い出せない。思いだそうとすると、頭がズキズキしてくる
「だいじょうぶ…ですか?」
三度響くソプラノボイス
「んっ………」
どうにか瞼を開ける
そこには、同い年くらいの女の子がいた
「あ……目…覚ましました…?」
何故か泣きそうな顔で聴いてくる女の子
とりあえず安心させようと思い、上体を起こして彼女の方を笑いながら見る
「うん。ありがとね」
次ぜよ
258 :安芸 ◆kS2o2Z185Q:2010/01/08(金) 22:59:14 ID:A8N8eto.0
「よ、よかったです…」
おどおどしながらも笑ってくれる女の子。人見知りなのかな?
だとしたら、よく道路にぶったおれていた不審極まりない変質者に声かけれたなーと、心の中で素直に驚く私
まあ、話しかけてもらえなかったらずっと寝てたかもしれないから、やっぱ感謝すべきなんだけど
すっ、と
手が差しのばされた
「え……えっと……夢(ゆめ)って言います……」
夢?夢って?と、最初は訳わからなかったけど、彼女の様子から自己紹介だと分かった
だったら、日本の礼儀に則って、私も言わなきゃね
「夢ちゃんかぁ………良い名前だね。私は未来って言うんだ。よろしくね」
夢ちゃんの手を、私は掴んだ
「夢ちゃん、○○って所、どこか分からない?」
「あ……それは…私の家がある集落です」
「ほんと?!よかったー!やっと帰れるよー!」
「送って、…行きますか?」
「お願いしていい?」
「あ、はい。大丈夫です」
「ありがとう!じゃあほら、自転車の後ろ乗って!」
「え?…け、けど私スカート…」
「そんなの私もだよー!ほらほら!レッツゴー!!」
「え、ちょっと待って下さ……きゃあっ!」
「(ニャッハッハー!女子のパンチラは萌えるのう!)」
次!
104
:
KK-雪花びらの乱れ咲
◆brKK4Ejq0Y
:2010/04/01(木) 18:05:51 ID:Z4mDe0/I
263 :安芸 ◆pbxFfP9.cM:2010/01/11(月) 00:36:21 ID:A8N8eto.0
と、言う訳で
私は夢ちゃんに言われたとうりに道を進んでいった
その道も、キチンと整備されたとけから砂利道に変わったり、わざわざ荒れてる農道を使ったりと、なかなかにスリリングな道のりだった
途中で心配になってきて、「本当にこの道なのー?」って聞いたけど
「ショートカットなんですよ」
と笑うだけだった
けど私には他にあてがあるわけじゃないので、言われた通りに、道を進んだ
走ってる間にいろんなことを聞いた
夢ちゃんが一つ下の中学二年生だということ
名字が絹連っていうこと
本を読むことが好きで、動物は少し苦手なこと
私も、休みが終わる明日から転校してくること
親の仕事が作家なことなどを喋った
私も夢ちゃんも、笑いながら話していた
すごく楽しくて、家につくのがもったいないくらいに感じたよ
「あ。ここを右に曲がってください。で、そこを左に…」
「…あ!もう大丈夫!この辺りは覚えてるよ!」
茜色に染まる夕暮れが現れて来た頃
私たちはようやく○○についた
「ふえ〜〜、やっと着いたー!」
自転車にのしかかるようにうなだれる私
夢ちゃんは後ろから降りて、笑いながら私の頭を撫でてくれた
さあ次だぜよww
264 :安芸 ◆pbxFfP9.cM:2010/01/12(火) 23:10:46 ID:A8N8eto.0
その手は何でかとても冷たくて、おもわず頬に当ててしまった
「あ……っ」
「うにゃ〜〜〜、冷たくて気持ち〜〜〜〜、はふぅ……」
ひたすらとろけまくってる私を、夢ちゃんはただただ笑いながら見ていた
時間はゆっくり過ぎていく
私は何故か彼女と別れるのが名残惜しく感じ、夢ちゃんとまだ話していた
手は、掴んだままである
話し始めて、どれくらい経ったのだろう
夢ちゃんは私の手をゆっくりと、そして丁寧に解いていった
「すいません…。もうそろそろ時間なので…」
……何でだろう。少し悲しくなってきた
「うん…。家まで、送っていこうか?」
彼女ともっと話していたい
だから、とっさにこんなことを言った私
「いえ、また迷子になっても困りますから」
「ぶーー。ひどいなーー」
わざとひねくれてるように反応する
それと関係があるのかないのか、彼女はこんな話をし始めた
「私、シンデレラなんですよ」
「えーー。どんなところが?」
「門限が厳しいんですよ」
おもわず吹き出してしまった
「…なるほど……!」
「なので、今日はそろそろ……」
「うん。分かった」
夢ちゃんが言い終わる前に私は答えた
次です
105
:
KK-雪花びらの乱れ咲
◆brKK4Ejq0Y
:2010/04/01(木) 18:06:18 ID:Z4mDe0/I
268 :安芸 ◆pbxFfP9.cM:2010/01/14(木) 00:12:40 ID:A8N8eto.0
「それじゃあ、また明日!」
「…………!」
夢ちゃんは驚いたように目を見開く
「…はい!今日はすごく楽しかったです!」
「それはこっちの台詞だよー!ホントに今日は色々ありがとう!」
「はいっ!」
夢のように楽しい一日は、こうして終わった
翌日
「〜〜から引っ越してきました。未来って読んでください。よろしくお願いします」
自己紹介が終わり、残りのHRは自由時間となった。
早速、女の子が何人か私の机の周りに集まってきた
「ねえねえ!〜〜から来たんでしょ?!どんなところ!?」
「ああ、あそこは……」
「家はどこにあるの?!」
「あ、それは○○ってブラクで…」
「普段なにしてる?」「趣味とか好きな食べ物は?」「なんでこんな田舎に?」
わらわらわらわら……。どんどん人が集まって来た。あ…あの…えっと…?
「こらーー!さっきから転校生を独占するんじゃないのー!」
学級委員らしい女の子が助け舟を出してくれた。あ、ありがとう!そう言おうと思った瞬間
「そーゆーレアキャラは学年全体で虐めるべきよ!」
「「「なるほどぉぉぉぉ!!」」」
え?そっち?そっちなの?
ガラガラッバタン!!
教室のドアが勢いよく開かれた!
次w
269 :安芸 ◆pbxFfP9.cM:2010/01/14(木) 00:19:25 ID:A8N8eto.0
読んで ×
呼んで ○
PSPの字数制限のため、学校、及び教室の描写を抜きました。
ほんっと申し訳ない!高校にはいったらPCを買うので、その時にまとめて書き直すか何かしたいと思います
あ、あと。ブログにまとめるとき、「まだまだ努力不足で文章が稚拙で読みにくいかもしれません。ご容赦を」的なことを書いといてください
106
:
KK-雪花びらの乱れ咲
◆brKK4Ejq0Y
:2010/04/01(木) 18:09:23 ID:Z4mDe0/I
271 :安芸 ◆WosCZrAhqw:2010/01/18(月) 23:04:45 ID:A8N8eto.0
「ッ!!?」
あまりの轟音に、私の体は強ばってしまう
それでも無理矢理首を動かし、音源の方に視界をずらす
その先には
『転校生はどこ?』『あ!いたいた!あの後ろから二番目の!』『え?!かわいい!だいていい!?』
混沌とした女子生徒達が居た!!……さすがに興味がないのか、男子は一人もいなかったのは、せめてもの救いかもしれない
それでも、早く現状からの脱出を……!
席から立ち上がり、一気に教室から走り去ろう……
と、しようとした瞬間
「えいっ!」
「うにゃっ?!」
思いっきり肩を押さえられ、立ち上がることすら出来なくなった
「ふっふふふふふ。さぁ〜てと」
怪しい笑みを浮かべながら近づいてくる委員長さん!凄く手をわきわきさせていて、凄く嬉しそうな表情をしている!
それに比例して恐怖心が私に襲いかかる!なんかもうすでに泣きそうなのである
委員長さんが指をパチンと鳴らすと、それを合図に他の生徒さん達が私の両腕を固めてきた。腕を持ち上げられ、私はとうとう立ち上がる
委員長さんは鳥肌のたつような笑顔で
「これより、転校生の未来ちゃんの歓迎会を始めます!さあさあ皆の者!彼の者を秘密部屋まで運ぶのじゃー!」
次へ
272 :安芸 ◆WosCZrAhqw:2010/01/19(火) 00:03:53 ID:A8N8eto.0
気分転換に。テーマは「ワールドエンド・WxY」 気になる人はググって下さい
携帯が鳴る
付き合ってる彼からのメール
私は一つ深呼吸
意を決してメールを確認
「今日家に行ってもいいかな?」
後悔するのはわかっている
「いいよ。家で待ってるね」
携帯を閉じて少し笑う
いつか私も幸せに…?
心が鳴る
最初に彼と会ったとき
凄く緊張したのを覚えている
彼は私にこう言った
「楽しくしようぜ。今って時間は現在しかないんだしさ」
力が抜けるのを感じた
「うん。ありがと」
ゆっくり笑顔で私は言った
この時私はホントに幸せ…?
胸が痛む
彼は好き
だけどなんでか
少しだけ悲しい
「中でイってもいい?」
後で沢山泣くんだろうけど
「いいよ。責任とってね」
無邪気を装い笑う私
今の私はホントに幸せ…?
嘘の世界が嫌いになった
何が真実か解らないのに
彼を愛してることが嘘か真実か解らないのに
嘘の世界が嫌いになった
Z【終わり】を付けて泣きたくなった
A【始まり】が解らないから死にたくなった
M【途中】のどこかで悲しくなった
K【キス】の意味が無くなって言って
嘘の世界が嫌いになった
最後にK【キス】して終わろうか…
107
:
KK-雪花びらの乱れ咲
◆brKK4Ejq0Y
:2010/04/01(木) 18:09:41 ID:Z4mDe0/I
273 :安芸 ◆WosCZrAhqw:2010/01/22(金) 02:13:09 ID:A8N8eto.0
いつか変わって
いつか忘れられ
同じものなど何一つ無くて
だから私達は同じを求めて
春には満開の桜の下
一年の始まりを大切に祝った
夏は渉る川と波打つ海で
黄昏に染まる夕暮れを眺めた
秋は落ち葉を踏みしめながら
一つのマフラーを一緒に使った
冬はあいあい傘を指して
吹雪の中をくっつき歩いた
遠くなる遙かな夢想の春を
越えねばいけない悲しき夏を
深く結んだ染色の秋を
二人分の空を見つめた冬を
もう今はただの思い出で
意味もあったもんじゃないけど
きっと そういうことじゃなくて
もっと 綺麗で深いことがあって
だから 同じ記憶を守っていたい
私に起こった些細な日々を
それでも毎日楽しめた日々を
子供に・孫に・息子に・娘に
離れていく四季の彩りを
近づいてくる四季の夢を
だれかと一緒に持って行ってね
二度ともどれぬ春があって
越えられない夏があって
寂しくなる秋があって
凍えて終わる冬がることを
私みたいになっちゃだめだよ
いつか大人になったら
私とは「違う」大人になってね
108
:
KK-雪花びらの乱れ咲
◆brKK4Ejq0Y
:2010/04/01(木) 18:10:24 ID:Z4mDe0/I
274 :KK-謹賀聖誕祭 ◆nkuBi4whfQ:2010/01/22(金) 16:06:35 ID:pnluSz2Y0
一度はじめたら きずいたときには
スパイラルの始まり
おわることのない讃美歌のように
依存してはなれない
そのいっしゅんが
やめたあとがこわくなる
時の流れが何するのか なにをしたのか
しっているということが恐怖をあおり
抜け出せずにおちていく
それはまるで 覚せい剤
このせかいの破壊を望む信者のごとく
はまっている
人はなにかに
苦痛とはそののままだが 幸せも苦痛だ
その快楽や栄光が
それに縛り付けいつまでもその場所から
動けなくなる
人は
愚かでありながら力をてにした
いまのぶんかは
そのちからの暴走だろう
275 :KK-謹賀聖誕祭 ◆nkuBi4whfQ:2010/01/22(金) 16:09:56 ID:pnluSz2Y0
ゆめもきぼうもない
違う
ゆめ の 希望がないから
夢じゃなくなる
最初からないわけじゃない
276 :KK-謹賀聖誕祭 ◆nkuBi4whfQ:2010/01/22(金) 16:11:37 ID:pnluSz2Y0
僕を見えるひとはいない
そして僕がみえるひともいない
みえたひとは
ぼくをみえるから
277 :安芸 ◆pbxFfP9.cM:2010/01/23(土) 23:43:18 ID:A8N8eto.0
久方ぶりに続き執筆
何か口調が変わってる!?秘密部屋ってなによー!
色々突っ込みたい事はあったけど、瞬時に目隠しされてそのタイミングを逃してしまった!
って、目隠しッッッッッ?!!
体が浮遊感に包まれるっ!どうやら胴上げみたいに持ち上げられてるらしい……
っと!現状把握なんてしてるばあいじゃない!
私は必死にこの場からの抵抗を試みる!
しかし手足はしっかり捕まれ身動きができない!手足というより、首から上以外の全てを掴まれてもがくことすらできないっっっ!
「やーめーてー!はーなーしーてーーーーー!!」
最後に残った口で反乱を試みる!
「せーんーせー!テンコーセー虐めがはっせーしてまーーーす!!」
最後に頼りになるのは先生しかない!!聖職員たる教師が生徒の愚考をみのがすワケ……
「あ。既に教師の方々からは許可を貰ってるから、叫んでもしょうがないわよ」
委員長が過酷な現実をたたきつける! 先生許可だしちゃだめだよーー!
「きゃーーー!いーーやーーだーーーー!」
校舎に哀れな転校生の、悲痛な叫びが溶けていった……
展開がカオスでもうしわけないw
109
:
KK-雪花びらの乱れ咲
◆brKK4Ejq0Y
:2010/04/01(木) 18:10:43 ID:Z4mDe0/I
278 :【ゼロコレで】三月【浮かれてる】 ◆owsZ6N97vY:2010/01/24(日) 10:04:57 ID:Vb9VKhrw0
手と手
誰かが笑っていた 悔しかった
誰かが泣いていた 悲しかった
手を差し伸ばしたかった
でも考えた途端手を引いた
“自分には握るべきでない手”
私に手を握られてどう思う
嫌……でしょう
きっと私が嫌だから手を伸ばさない
差し伸ばして……
一度だけ願ったけど
誰にも聞こえるわけない声
ずっと前
大丈夫って私に手を貸してくれた君はもういないし
君の手を探してみたいけど もう今更意味ないよ
誰か……手を私にさし伸ばして――――――……
279 :安芸 ◆pbxFfP9.cM:2010/01/25(月) 22:14:55 ID:A8N8eto.0
少女は、階段をのぼる
学校指定の制服を着ている彼女は、しかし周りから浮いているように見える
彼女は、紺を基調としたセーラー服を着ている
白いYシャツを着ている生徒たちの中では、彼女は異質に見えた
いや、異質かどうかも、彼女本人にしか分かっていない
実際に彼女は『浮いている』のだから
彼女は、地に足つけず階段を上っていく
途中で人とぶつかるが、彼ら人間には何も感じることはできない
ただ、彼女が少しよろめくだけだった
ほどなくして、幽霊な彼女は屋上に着いた
ここは、ここだけは昔から変わっていないので、少女のお気に入りの場所だった
事前に『外から』鍵をあけてある。ドアノブを捻れば思い出の場所だ
手を現し、ドアを開ける
昨日聞いた小さな声が聞こえてきた
「ううう……もうお嫁に行けない………」
ある転校生の叫びが響いた学校の屋上に、ひどく衣服の乱れた少女が、そこには居た
次です
110
:
KK-雪花びらの乱れ咲
◆brKK4Ejq0Y
:2010/04/01(木) 18:11:02 ID:Z4mDe0/I
280 :安芸 ◆WosCZrAhqw:2010/02/01(月) 23:04:37 ID:A8N8eto.0
「……みんなテンション高すぎるよ……うう……」
私は一人、屋上でしみじみと嘆いていた
「何なのよ……ここの女の子はみんな百合趣味なの……?」
教室から連行されてから、私は人生初の体験をすることになってしまった
あのまま胴上げ状態で運ばれていき、着いた先は体育倉庫
マットの上にぼふんと投げられ、目隠しを取られた私は目の前の光景に驚愕した
……委員長さんに押し倒されていたのである
そこからは、なんか、うん、ごめんなさい。言葉にしたくないです、はい
とりあえず、百パー放送出来ないようなことをされていた私は、どうにか隙を見つけてここまで来たのである
「……恥ずかしかった……」
制服が崩れに崩れていた格好で校内を全力疾走していた恥ずかしさが、今更になって体を熱くする
はあぁぁぁぁ。と、盛大にため息を吐いた
と、その時、声が、聞こえてきた
「ため息ついてると、幸せが逃げていきますよ」
ポンっ。と後ろから肩を叩かれた
涙の溜まっている瞳のまま、首から上を後ろに向けると……
「こんにちは、です」
そこには、昨日と変わらない、綺麗な笑顔をした夢ちゃんがいた
281 :安芸 ◆WosCZrAhqw:2010/02/02(火) 23:24:36 ID:A8N8eto.0
「夢ちゃん………」
「は、はい。昨日振りですね……。家にはちゃんとつきま−−ど、どうしたんですか…?その格好……」
夢ちゃんは少しおどおどしながら私の姿を見ている
しわくちゃなスカート、崩れたセーラー服、解けた赤いリボン
そして、そこからさらに少しずつ視線をあげていく夢ちゃん
「!? あああれ?…どうしていきなり泣いて……」
「夢ちゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁん!!」
ぐわしぃ! 私は泣きながら夢ちゃんに抱きついた!
「え?うええええ?!なななな何があったんですか!?」
「汚されちゃったよーー!怖かったよーー!うわぁーーーーーーーー!!!」
溜まっていた感情が決壊したダムのようにドバドバ溢れ流れ出ていく!感情の洪水は、もう理性で止めることはできなかった!
「ととととりあえずっ。落ち着いてくださいっ。泣きやんでくださいっ」
昨日の彼女とはまるで別人かのように声を張る愛しき後輩は、しかしあまりにも健気すぎて、私の心のタグがまた一つ外れる!
「うわーーーーーーーーーーーーーーん!!」
もう私の顔は、涙と鼻水でビショビショのぐしゃぐしゃだった
「え、ええと、ほほんと一体……?」
次へ
111
:
KK-雪花びらの乱れ咲
◆brKK4Ejq0Y
:2010/04/01(木) 18:11:22 ID:Z4mDe0/I
282 :安芸 ◆WosCZrAhqw:2010/02/03(水) 21:22:35 ID:A8N8eto.0
ちょっとマジになって、書いてみたいと思いました
これは今書いてるやつの続きではないので
君のことを 忘れたままでも
今の僕は 生きていける
それでも 思い出すと 見えてくる
小さく 深い 心の 傷
そのまま…そのまま…
頬を 伝わる 涙を 見て
目を そらさず 笑って見つめて
生きて いこう
誰が いても
誰が いなくても
君が いても
君が いなくても
僕が いても
僕が いなくても
ずっと 忘れない
ずっと 声を 送るよ
「誰」の 為に 僕は生まれた
「誰」の 為に 僕は出会った
「誰」の 為に 僕は待ってる
「誰」の 為に 僕は 世界に いる
こんな 世界で 僕は 待ってるよ
「誰」の 為に?
「誰」の 為に
ずっと 待ってるよ
目覚めた 「誰」に 言って あげよう
「こんな世界で 君を 待ってたよ」
1/2
112
:
KK-雪花びらの乱れ咲
◆brKK4Ejq0Y
:2010/04/01(木) 18:11:45 ID:Z4mDe0/I
284 :安芸 ◆WosCZrAhqw:2010/02/03(水) 22:15:14 ID:A8N8eto.0
>>283
ありがと^^
けど 終わりじゃ ない
2/2
夢を 見てる
狭い 狭い 部屋の中で
君は 今も
笑ってるの かな
忘れて しまっても
君は 生きていける
けど 貴方は 思い出してくれた
私と 貴方の 小さい 深い 傷
いまでも…いまでも…
頬の 涙の痕を
見つめて 目を 逸らさず
笑って 貴方は 生きて いる
誰が いても
私を 見ていて
誰が いなくても
君は 笑って
ずっと いつでも
私を 忘れずに
声を かけてくれた
「君」は ずっと 変わらずに いて
「君」は ずっと 私に 話して
「君」は ずっと 一人 泣いてて
「君」は ずっと 目覚めを 待って いる
そんな 世界に 私は いる
そんな 世界に 私は いた
「君」が いたから
「君」が 好きだから
「君」が 笑って くれる から
けど ごめんね
もう少し…もう少しだけ…
眠ってて いいかな
私が 目覚める その時は
きっと 遠くは ないから ね
いつか ぜったい 言いたいんだ
君と 一緒に
「…ただいま」
113
:
KK-雪花びらの乱れ咲
◆brKK4Ejq0Y
:2010/04/01(木) 18:12:12 ID:Z4mDe0/I
286 :カドラの黒騎士 ◆/U2i7AL6pc:2010/02/04(木) 11:41:39 ID:UKKMyAYw0
ここはどこだろう?
暗い闇の中に俺は立っていた
なぜ、こんな所に居るのだろう・・・
・・・そうか、俺は心を閉ざしたのか・・・
そして、目の前には重く冷たい鋼鉄の扉があった
開ける気力も、助けてくれる仲間も友達も居なかった
俺は一生闇で生きることにした
どれくらいたっただろうか
声が聞こえてきた
「君は何でここに居るんだい?」
「さあな、俺が俺であるため・・・かな」
「寂しいね」
「寂しい?・・・なぜ?」
「だって話す相手も友達も居ないんだろう?そんなの寂しいじゃないか」
「友達・・・か、懐かしい響きだ・・・そして・・・俺が捨てたもの・・・」
「なら、僕が友達になってあげるよ」
俺はその言葉驚いた
そして、昔のあの気持ちが蘇ってきた
「い、いいのか?俺なんかが友達で」
「もちろん!そして、あの扉を開けようよ」
嬉かった 涙が溢れてきた
「ああ・・・もちろんだ!」
俺は立ち上がり扉に駆け寄った
懐かしい気持ちを胸に俺たちはめいっぱい押した。
何度も、何度も、
そして、ギィィという音と共に扉が開いた
開くはずもなかった鋼鉄の扉が
その奥は光に包まれていた
それは、まぶしかったがとても暖かかった・・・
END
114
:
KK-雪花びらの乱れ咲
◆brKK4Ejq0Y
:2010/04/01(木) 18:12:38 ID:Z4mDe0/I
296 :安芸 ◆pbxFfP9.cM:2010/02/08(月) 23:27:40 ID:A8N8eto.0
さあ、ちょっと再開だっ
>>281
夢ちゃんが昨日見たいにオドオドしていて、すごく可愛かった
けど、今の私にはそれを楽しむ余裕もなかった
止めどなく溢れる涙を、せき止める事すら出来ないんだから
それから10分位、私は夢ちゃんの胸の中で泣き続けた
その感触を味わうこともなく……
………。
……。
…。
「…えっと…。もう、落ち着きましたか……?」
夢ちゃんが心配そうに聞いてくる
「……うん…………」
私はグズッと鼻を鳴らしながら答えた
なんか、昨日から助けてもらってばっかだな……そんなことを思った
「…それで、…何があったんですか…?」
「……ごめん……答えたくない……」
「いや、ですけど……」
以外と食い下がってきたのを、少し驚く
「いいの……恥ずかしいから…」
「で、でも……」
「胸、揉むよ?」
「もう抱かれちゃいましたから」
それに、揉めるほどもありません。と付け加えた
私はむぅ……と、某家出少年L5のように唸った
「それ元ネタわかりにくいですよ……」
意外とそんな知識を持っていた
というか、心を読まれていた
それを無視して、私はもう一言付け加える
次です
297 :安芸 ◆pbxFfP9.cM:2010/02/17(水) 23:00:24 ID:A8N8eto.0
「…よ、汚し…ちゃう…よ?」
なんで疑問系になったの私
夢ちゃんは、一瞬キョトっとしたけど、すぐにいつもの笑顔になった
あれ? てっきり耳まで赤くなるかと思ったのに
「…今の私には、意味のないことですから」
ハッキリした口調で、夢ちゃんは言った
「きっと……今の私は、夢…なんです」
あ、名前のこと、言ってるわけじゃないですと、付け足した
「み…見える人には見えて…見えない人には見えないんです…。だから私は夢なんです…」
昨日私が…その、言ったこと、覚えてます?
「どんなこと?」
「私は…シンデレラなんですって…言ったことです…」
「あ、覚えてるよ」
昨日の夢ちゃんより、シッカリした口調な夢ちゃん
「あれ、間違えました。…本当は……白雪姫なんです」
白雪姫? 私が訊ねると、首を縦にふった
「今…の私、は」
「悲劇のヒロインなんです。ずっとずっと……王子様を待ってたんです……」
「眠り続ける私を、起こしてくれる、王子様を……」
未来さん。彼女は私の名前を呼んだ
「この学校を好きになれそうですか?」
115
:
KK-雪花びらの乱れ咲
◆brKK4Ejq0Y
:2010/04/01(木) 18:12:54 ID:Z4mDe0/I
302 :終わり無き刃黒騎士 ◆/U2i7AL6pc:2010/02/18(木) 23:22:31 ID:UKKMyAYw0
紅い涙流し
私は立つ尽くす
貴方の瞳に写る
私はどんな顔ですか?
冷たい体を抱きかかえ
涙を流し走り抜ける
雨に打たれた
私は、貴方が居たから
ここまで生きてこられた
でも、もう貴方は居ない
だから、今貴方の元へ行きます
そう、あの時のように・・・
駄作スマソ
気分で書いてみた
反省はしている、後悔はしていない
303 :安芸 ◆pbxFfP9.cM:2010/02/19(金) 01:54:09 ID:A8N8eto.0
唐突な質問に、私は悩む
(……あんなにセクハラされたばっかだから、素直に「うん」って言うのは無理だけど……)
けど彼女たちは人見知りもせず、初対面の私にあんなことができたのだ
きっと根は良い人たち…なんじゃ…ない、か…なぁ……?
「凄く不安だよ……」
「…?」
夢ちゃんはちょっと怪訝そうに可愛らしく首を傾げた
「あ、ううん…。多分、好きになれるよ」
とりあえず言ったその言葉に、夢ちゃんは控えめに微笑んだ
「…なら、よかった…です…」
……なら…。彼女は続ける
何故か寒気がした
「…夢は…覚めないといけませんね」
一つのことが頭をよぎった
……そういえばこの学校の屋上って、雪国だから屋根が三角になってるんだよね……
何故そんなことを思ったか
答えは簡単
跳んだから
夢ちゃんが
遙か下の、大地へ
「!?」
「おはようございます、夢から覚めた未来さん…そして」
彼女の体は、重力に従い落下していく
最後の言葉が、聞こえた
「…おやすみ、なさい……」
彼女の姿が下に消えた
ダ!!
私は駆け寄り、屋根の縁を掴み下を覗いた!
最悪の状況も一瞬で覚悟した!
けど……
「えっ………?」
まるで、夢のようだった
次
116
:
KK-雪花びらの乱れ咲
◆brKK4Ejq0Y
:2010/04/01(木) 18:13:16 ID:Z4mDe0/I
304 :KK-謹賀聖誕祭 ◆nkuBi4whfQ:2010/02/20(土) 09:48:34 ID:pnluSz2Y0
一握りの世の中の偉い人になるのか
凡人として生きて小さなドラマを描くのか
職につけない 世間的負け犬 とよばれても生きていくのか
自分より下のものをさげすむのか
自分より下のものをしたとみないのか
自分より下のものを仲間とみるのか
自分より下のものを過大評価して上とみるのか
自分を大きくみるか小さくみるか
勉強は苦になるのか いきることは何なのか
愛とはなにか 命とは何か
この世の万物はどういう使い方が正しいのか
本当の正義は何か 心はどういう時に震えるのか
いきるとはどういうことか 君は何のために生きているのか
死ぬことは楽なのか
世の中の常識と呼ばれるものは常に変化している
さえない凡人がテレビにでて何かすれば
選手がメダルを取れば その人は メダリスト 有名人
それが常識
テレビで不景気といえば それが不景気
そんな感じの人がたくさんいる
社会全体で大きな問題が起きても大きすぎてわからない
本当に一部の人たちだけが戦っている 戦場を知らない人々
おもてっつらは知ってても 真意はわからない 行動できない
心の隙間にいつも何かが入り込む
アニメのキャラやゲームの主人公 ああなりたいな〜
そう思うのは 楽だと思いこみ 幸せだと認識していて 知らないから
もしかしたら もっとつらいかもしれないのに
いつも下に落ちる方が早い人間 重力に引かれるかのように
いつも気づくのは一部の人間
今を戦えないものに 明日とか今度とかいえない
そういうことばがある
まさに 戦えなければどうしようもないのだ
ことが起きなければ何もかわらない
305 :KK-謹賀聖誕祭 ◆nkuBi4whfQ:2010/02/20(土) 10:05:30 ID:pnluSz2Y0
地球温暖化でもどっかの紛争でも食糧危機でも
40人のクラスがまとまらない
数千人の町が市がまとまらない
それで60億はまとまらない
いつもどこかで自分は関係ないとかがはいってる
人はいつもどこかで逃げてしまう
本当に何をすればいいのか それをすべてわかる人はいない
だから大勢で国をつくり、まもる
独裁政治は間違った方に行くからだめ
でもいまのみんなでってのは
互いが互いに足を引っ張る 不測の事態に対応できない
考えがまとまらなくて動くこともできない
動かない方がましだったこともあるなんて 動いてからいうべきだ
革命は夢を見る 自分はできると盲信して
現実はそうはいかない 結局同じでまた革命
そうやってながれてきた歴史で僕たちはどういおきればいいのだろう
いきるとは何だろう
息をしてるだけではいきているとはいえないのではないだろうか
戦うことが生きているということだと僕もおもう
それは 仕事して勉強して家事をして
そうやって困難や疲労や自分の心と戦うことではないだろうか
誰にでも戦いはくる
受験もそう 貧困でものをとるのもそう
空き缶拾いも路上の店も 生きていくたたかいなんだ
一部の人間だけでできてきた歴史といってもいい
でもそれは 何の役にも立たないようなことや
その人が生きた跡 それらすべてを巻き込んで歴史という
だからみんなの 人類の歴史なんだ
大半はそんな自然条件でのっかってるだけだ
ここでこういうことを書いてるのも一部の人にしかつたわらない
間違いだらけの意見を直す人もいない
世間が怖い 多勢に無勢 ながれるままに・・・
そうして僕はたぶん何も特別なことはしなかった
後悔の嵐だ 今はいろいろ考えるようになった
おそかった
まだ間に合う いえ 無理です
過去の経験でわかる 小学校の時まともにしていれば
中学校についていけただろう 強制的な親の勉強がなければ
毎日あのとき泣いて勉強しなければ いま勉強してるだろう
その前は知ることがすきだから
自分で心の閉じた部屋を見つけてもあけることは自分でできない
だからといって頼む相手もいない
心の中は暗いままになっていく
閉じるから離れる離れると誰も助けない
そして傷つきまた閉じる
少し いまだよ って感じをだしてても 愛だの友情だのは
いっこうにやってこない
117
:
KK-雪花びらの乱れ咲
◆brKK4Ejq0Y
:2010/04/01(木) 18:13:40 ID:Z4mDe0/I
306 :KK-謹賀聖誕祭 ◆nkuBi4whfQ:2010/02/20(土) 10:13:13 ID:pnluSz2Y0
傷ついた心はまるで怪我をしたところのように分厚く繊細に
周りを感覚でわかるようになる敏感に
ふとしたことで泣くようになる 怒り出す
それを押さえてくれる人が 共感する人がいない
そんなひとがどれだけいるだろうか
人間は心を人情をルールのため進歩のため縛り切り捨てた
自分だけがと金や快楽に目がいく やがて悪いことの区別が付かなくなる
狂った奴がいる
でもそいつが狂う原因は俺たちかもしれない
俺たちの親かもしれない 人かもしれない
ストレスの発散が下手なんだ 表現が下手なんだ
だからこそ ちかずくべきなんだ
傷のなめあいでもいいじゃない
それでたちなおれるなら よくなるなら
殺すことだって そんな感覚だろう そうであってほしい
理解できない 当たり前 おまえはあいつじゃない
おまえはあいつと同じ環境にいたわけでもなければ
近い存在でもない 同じ時間を過ごしたわけでもないのだから
そんな土台の違う比較されても困る
307 :KK-謹賀聖誕祭 ◆nkuBi4whfQ:2010/02/20(土) 10:26:54 ID:pnluSz2Y0
人という字のようにいつも支えてくれる人がいてなりたつ
それが親 友 恋人 親戚 いろいろあるだろう
でもそれがなくて
ましてや倒しにくることもある。
遊ぶな 勉強しろ 何もみないでいう
おまえはいいよな いつも おまえがな と思う
個人個人力も考えも価値観も違うのに
なんでそれを変えないといけない
意見は意見だ それを自分の意見にするのもいいが
自分の意見の足しにして 考えることの一つとして
そうやって高めていくべきではないのだろうか
時に批判し考えを言い合って一つのものに結びつけ
時に賛同して意見をより硬いものにして
そうして考えがまとまる
人は自分の意見を表すときにまず
書く 話す そうやって伝える
どうしようもないことでもとりあえず
そうやって進化してきた
それなのに耳を傾けない 自分がすべて正しい
確かに自分は正しい 自分にとって自分が正しくないと行動しないだろう
でも 聞く耳を持たないのとは違う
どう考えても相手の方が会っていることがある
より効率がよく合理的なことがある
それを無視するのはよくない そのくせなにか間違うと人のせい
そろそろ自分も何がいいたいかわからなくなってきた
それでも自分の今の考えを書こうじゃないか
先生がどんなに生徒のことをきにかけているだろう
表面では違っても心の負担はそうとうだろう
生徒はどれだけ後悔しているだろう
何故あんなことをしたのか なぜわからなかったのか
後悔後悔を重ねて生きているのだからしかたないが ーー
けっして自分盲信せず過小評価もせず 自分を知ること
それが一番うまくいきるこつだろう
そして自分にあった行動をするのがいちばんいだろう
118
:
KK-雪花びらの乱れ咲
◆brKK4Ejq0Y
:2010/04/01(木) 18:14:51 ID:Z4mDe0/I
308 :KK-謹賀聖誕祭 ◆nkuBi4whfQ:2010/02/20(土) 10:29:41 ID:pnluSz2Y0
そうやって行動していると後悔はやはりおとずれるけど
いい後悔だと思うから
たとえどんなにあがいてもおきてしまうなら
徹底的に足掻くのか あきらめて別の道を探すかしかにのだから
だからせめて今までの後悔をわすれないでほしい
後悔は、後悔こそが自分の標識になるとおもうから
309 :KK-謹賀聖誕祭 ◆nkuBi4whfQ:2010/02/20(土) 10:30:53 ID:pnluSz2Y0
人にはどうしてもこう思うしかないことがある
そう思わないと生きていけないことがある
119
:
KK-雪花びらの乱れ咲
◆brKK4Ejq0Y
:2010/04/01(木) 18:15:09 ID:Z4mDe0/I
312 :KK-謹賀聖誕祭 ◆nkuBi4whfQ:2010/02/20(土) 16:55:32 ID:pnluSz2Y0
朝 白い息はでないが鼻が詰まっている
寝た頃とは違う 薄れた温もりのような肌寒い布団
ご飯よ
そういわれて起きる
おいしい手作りの味噌汁とご飯、卵焼き
一緒に住んでると情がうつる。いや、いっしょにいると
最初はのるきではなくても、そのうちのってくる
いつも冷たいベッドが暖かくなる。と、同時にどこか内側も
そして横で無表情に近いにも関わらず、美しくかわいい寝顔が横にある
特別なにかする事もなく寝て起きて飯を食う
学校へ行き、帰り、塾へ。
そしてまた帰ると彼女はいる
いつしか当たり前になる。するとこんどはいないと物足りなくなる
彼女は一生懸命僕に尽くしてくれているだろう
少なくとも僕にはそう見えるし、いまで十分だ
でも僕は彼女に何かしてあげれているだろうか。
何かものをかってあげるわけでもなく、ただ横にいるだけ。
確かに彼女はいいのかもしれない。でもけして僕は彼女の王子様ではない
それこそ流れだ
いつしか時がたち大人になるだろう
そのとき僕と彼女はどこでどうしているだろう
今のままでいるだろうか。結婚までいくのだろうか。
そうであればぼくにとってはありがたい。
しかし彼女は?幸せなのか?
彼女にとっての一番は?
そうかんがえているとおかしくなりそうだった
寝よう
そして次の日の朝彼女はまた笑顔でいてくれた
もしこの笑顔と永遠にいられるなら、僕は自分の命も捨てるだろう
でも僕の命が捨てられたとき彼女はなくだろうから
命は捨てないだろう
僕は彼女の幸せのため、自分の幸せのため、今日も、いきる
313 :KK-謹賀聖誕祭 ◆nkuBi4whfQ:2010/02/20(土) 17:00:10 ID:pnluSz2Y0
君を殺す僕の手で それが唯一の僕の愛
君を食べる それが唯一のつながる方法
君を育てる それが唯一の恩返し
こんなところなのだろうか
食物連鎖のすみっこは
120
:
KK-雪花びらの乱れ咲
◆brKK4Ejq0Y
:2010/04/01(木) 18:15:36 ID:Z4mDe0/I
314 :KK-謹賀聖誕祭 ◆nkuBi4whfQ:2010/02/20(土) 17:08:24 ID:pnluSz2Y0
前にもにたようなのかいたけど
すこしかわったから書く
人を食べたい 正確には喰いたい
それはふつうの人たちが真っ正面から「うん」というものではない
なぜならそんな感覚はしらないか、わからないから
知らないのは愛に飢えることがなく愛する人もいないから
わからないのはぼんやりしたイメージで君の心にあるから
喰う それは命のやりとりであり、魂の絆、肉体の共有
その人とつながる方法のひとつ
つまり、死んだ人間をむさぼるのではない
愛する人と、体のほんのごく一部、指の先の2ミリほどの肉
それは再生できて、腕一本とかそんなグロテスクなものではない
ただお互いに喰いあうことによるリンク
つながる感覚として 喰いたいんだ
人が死んだとき、せめて使わない、捨てる骨を自分にほしいとか
肌身離さず持っていたいとか
それと何ら変わりない
ただ僕と少し違うだけ
別に頭はおかしくないし、信者でもない
以上
315 :KK-謹賀聖誕祭 ◆nkuBi4whfQ:2010/02/21(日) 14:09:11 ID:pnluSz2Y0
空の星に今日も願う
ある時は怒られないように
ある時は死なないように
ある時は怪我をしないように
またある時は失敗しないように
人は最期には神に願う
その神はみんなのものではない。自分のものだ
願いが届かなければさげすみ、かなえばあがめる
そんな自分勝手な神様を作り今日も願う
戦争が起きないように 取引がうまくいくように
受験で合格するように 赤ちゃんが産まれるように
たしかにすべての願いはかなわない
でも 自分のできることを最大限やって
それでも無理なときは やっぱり祈るしかない
それは宗教的なものでもなければ礼儀でもお約束でもない
ただ人間が知らぬ間に恐怖と葛藤によりつくりだした幻想に
祈るしかないのだ
できることはそれだけなんだ
121
:
KK-雪花びらの乱れ咲
◆brKK4Ejq0Y
:2010/04/01(木) 18:15:57 ID:Z4mDe0/I
316 :KK-謹賀聖誕祭 ◆nkuBi4whfQ:2010/02/21(日) 14:19:36 ID:pnluSz2Y0
夕暮れに 一声あげて 飛び立てば
烏の餌に なり果てる蝉
枝の先 できたつららは ポツポツと
滴を今日は したたらせてる
地面には 刹那に散りし 桃の色
風が吹くたび 舞ちりおちる
右の頬 白い米粒 ついている
今日はみんなの 運動会だ
常識と 自分の意見 食い違う
世間はいつも 僕を追い出す
雷鳴に 雨降り注ぐ くらい日にゃ
ぱぁーといっちょう バカ騒ぎだぜ
317 :KK-謹賀聖誕祭 ◆nkuBi4whfQ:2010/02/22(月) 17:54:45 ID:pnluSz2Y0
希望は甘い毒なのだろうか
その甘みにふれてしまえば、人は抜け出せなくなる
そして最後に苦しみ、地に落ちる。
単なる麻薬よりたちが悪い。
人をその気にさせといて。最後に一気に裏切る。
時に希望の毒とは裏切りではと思う。
それは軽いことではない。
本当に、取り返しのつかないような。おおきなことで。
人類の革新なんてむりなのだろうか。
たとえそれがアニメだからといって、それは不可能なのだろうか。
アトムは作れないのか。
少なくとも近づいてるはずだ。
もし何かするときは希望は捨てるよ。先にあることは目に見えてる
でももし希望が見えたら
またとびつくだろうなぁ
122
:
KK-雪花びらの乱れ咲
◆brKK4Ejq0Y
:2010/04/01(木) 18:16:15 ID:Z4mDe0/I
318 :KK-謹賀聖誕祭 ◆nkuBi4whfQ:2010/02/22(月) 21:05:48 ID:pnluSz2Y0
わるいがバンバン書くぜw
自然は長い間自然によって生まれてきた
それはみんなわかるだろう。
本来すべての物質(自然にできたもの)には進化使用とする機能があるのだろう
植物は水と二酸化炭素で生きれるように現れた。
俺にはなぜ生まれたのかわからない。でも
たしかにそいつ等はいた。
そして、酸素ができた。光合成だろう。
そして酸素は増え続けた。しかし植物は何も考えなかっただろう
酸素削減なんて考えてない。それこそ赴くままにいきていた
そして酸素で生きれる動物ができた。
そいつ等とバランスがとれだした。
なぜ今環境が破壊され、温暖化が困るのか。
人類が 今の生活 を守ることができなからだ。
本来我々は、斧や槍、弓、それぐらいでいきるのがちょうどいいのだ
残酷だが死も必要だ。
それは食糧不足にもいえること。もちろん俺は死にたくない。
人類の間違いは、自然に勝ったことだ。
正確には、真っ正面から戦いをいどんでいる。
共存ではない。
いかに科学で天気も地形も我がものにするか。
自然はどれだけ食物連鎖の均衡を保ちたいだろうか。
だから思う
いま生き残るには
今の生活を捨てるのか 自然に勝つしかない。
319 :【鮮やかじゃないまでも】憂羽【色づいた世界】 ◆owsZ6N97vY:2010/02/22(月) 23:47:14 ID:Vb9VKhrw0
とりあえずおとぎ話みたいなものを詩っぽく書くよ
周りの人たちは明るい色が好きだった
鮮やかな赤 青 黄
蚊帳の外に投げ出されたそんな私は黒でした
誰にも認められず疎まれ続ける黒
ついには生きることも許されず
大勢の白に捕らわれて
私はそれを振り払い
拭えぬ黒と一人きり
現れたのは黒傘 手を差し出した君
俯くだけの私の 手を握って
夜を見せた
『この空全部が君色だ』
灰色の髪を見せて言った
黒傘は夜のポリシー
白い肌は昼のポリシー
『早くほら涙目でも星を見よう』
白と黒が歩いてる 見て見ろよ
蔑む声に逃げたくなるけど 君 は
群衆から手を引いてここまで歩かせてくれた
周りからついに疎まれた君
ついには生きることも許されず
大勢の白に取り囲まれ 黒傘残したまま消えた
降ってきたのは雨
芽も育てぬ雨
また俯くだけの私は
意を決して色に向かう
『大丈夫』と言ってくれた
灰色の髪の彼を無くした
黒傘を奪い取って
白い肌から色を消し
大切な人を奪った色に
今すぐにでも黒を振りかざして全て飲み込んでしまいたい
お前等の好きな赤ならお前等から簡単に取れる
なんで……なんで……
制限により続く
123
:
KK-雪花びらの乱れ咲
◆brKK4Ejq0Y
:2010/04/01(木) 18:16:33 ID:Z4mDe0/I
320 :【鮮やかじゃないまでも】憂羽【色づいた世界】 ◆owsZ6N97vY:2010/02/23(火) 00:05:01 ID:Vb9VKhrw0
続き
なんで……なんで……
言わないで!!
私はただ君を救いたくて
ルールの壊れた世界に仕返しって
そうしたら君も報われ……
ーーーーー
気づいたらもう周りは
一面黒と赤模様
囲まれた私 真っ赤に染まった灰色の奴ら
どうなろうとかまわない
君の灰色が美しいに決まってる
『この世界は君が思うより優しいよ』
君なら言ってくれる気がする
でもとても優しくは
ないんだよ ないんだよ
『だから私は勝てなくても
変えられなくても
私の勝手でも
私は救えると信じて』
町の陰には白と黒の二輪の花並んでいた
微妙……
321 :KK-謹賀聖誕祭 ◆nkuBi4whfQ:2010/02/23(火) 15:42:03 ID:pnluSz2Y0
僕は兵隊 ブリキの兵隊
君が思うままに操作する
敵を殺せというのなら 殺して見せようプリンセス
君のために死ねるならそれも本望 いざ散ろう
抱いてくれたそのときは 悩みをすべてふき取ろう
されど兵隊 壁は分厚い けして交わることのない
愛のために死に 愛のために生きれれば
しかし今はもう違う
すべて終わった そうすべて
今願うのはただ一つ 姫よあなたの敵討ち
戦にでるは 我が友と 志をともにする
獅子神のような勢いで 荒ぶる力時放ち
将がこの目で見えた頃 消える仲間が目に入る
分かれた友よ ああ何処
ついには将にその刃 向けたときに花が散る
腹貫きし槍の先 友が震えてたっている
ああ 今終わりを迎えれて 姫のところにいけるのか
心残りである友は 生きててくれて何よりよ
意識失いしそのときにまで われ銀箔の刀かざそう
124
:
KK-雪花びらの乱れ咲
◆brKK4Ejq0Y
:2010/04/01(木) 18:16:51 ID:Z4mDe0/I
322 :KK-謹賀聖誕祭 ◆nkuBi4whfQ:2010/02/23(火) 16:01:18 ID:pnluSz2Y0
なぜ君は 生まれたの
この世の中には生きたくても生きれなくて死んでいくひと
生まれたくても生まれれなかったり 生まれてすぐに死んだり
貧困で生と死の狭間にいるのに 心をなくしてる人がいるのに
君はなぜそう簡単にバカにするの?
その君の命は 単に機械的にできたものじゃない
パソコンやゲームのように、壊れたから作れるものじゃない
生まれた場所 親 友だち あらゆる小さなことも含めた
遠くの関係なさそうなことまで含めた いままで によってつくられたのだろう?
それだけ周りで変えていける命を捨てようとする?文句をいう?
その命をあげれるわけでもないのに。
たかがちょっとしたことでそうなることはあるけれど
弱いだけだろう?
隠す必要もなければさらけ出す必要もないだろうに。
なぜ嘆き悲しむ。
それによって怒ることなんか見当がつかないんだ。
いいようになるかもしれない
ましてや事によっては貧困や紛争の人たちに申し訳ないだろう
命がどれだけ惜しいか その命のために何を犠牲にしたのだろうか
いったいどれだけの苦労をしただろうか
地面に生えてる草を食べ 汚い汚染した水を飲み
腕がないまま生まれたり 期限の切れた薬でごまかしたり
病気で苦しみ続けたり 流れ弾をよけて歩いたり
そんなこと僕ら、少なくとも日本のこうしている人たちはない。
その苦しみはなんの関係も僕とはないがために感じられず
無視されてしまう そして今ある社会により
より軟弱で心の弱いものができるのではないか?
何が死のうだなにが殺すだ。
命はそう簡単にバカにしてはいけないんだ。
また、いろいろな要素が含まれて人生は成り立っている
君が死ねば周りに与える事はすごいだろう。
そうやって死に際にまで迷惑かけるのはどうかとおもわないのか
プライドはどこえいった。それはけして妨げになるプライドじゃない
自分を保つためのだ。
そして
生きるのならしゃんとするべきだ
たしかにわかっちゃいるができない
いつまでもそういってればいいってもんでもないだろう
無駄なことしてなんになる
時間はむだにするなよ それは命と同じ
一つの軸 空間と時間に命がくみ合わさってひとつなんだ
自分の体が消えればしとおなじだろうに
荒らしする時間だけ人生をけずってるんだ。
それを一年に置き換えればすごい数字になる。
たとえ3分でも大きな3分
一つ一つが積み重なるのはいいことだけでもないんだ
323 :KK-謹賀聖誕祭 ◆nkuBi4whfQ:2010/02/23(火) 16:13:02 ID:pnluSz2Y0
ブラックチョコを口に入れたら ウォークマンをセットして
PCひらいてジュースの準備 テレビつけたら 生活環境
いやなことはわすれちまいな 自由で気楽で馬鹿がいい
賢い坊ちゃんどっかいきな 君は僕の敵だろう?
ささっとネットにつないだらファースト 画像でもとろうか
お次は商売したあとに 現実世界にいったん戻る
おかし詰め込み もいちどいこう さっきのつづきだはーはっは
にこ動ようつべ変換開始 板じゃレスして次ぎいこう
もうすぐDLおわるかな おつぎはA でもとろう 笑いも忘れずとっとこう
気づけば時間をひとっとびああいひでした ごちそうさん
125
:
KK-雪花びらの乱れ咲
◆brKK4Ejq0Y
:2010/04/01(木) 18:17:08 ID:Z4mDe0/I
324 :KK-謹賀聖誕祭 ◆nkuBi4whfQ:2010/02/23(火) 17:02:55 ID:pnluSz2Y0
特攻上等
所詮俺にはそれしかできない
腹にくくった一本の槍を脳天めがけて自分ごとつっこむことしかできないのよ
それが入試だろうと体育大会だろうともめ事だろうと
めんとう向かっていうには特攻式しかないのよ
たたきも何もかも、僕が勝つにはそれしかないのよ。
あまったれてたらしんじゃうのよね
それは勇気を必要にするけどそれだけならいいとおもわない?
知恵も力も何もいらないだもの
ただ相手に向かってまっすぐに 信念の玉砕すればいいのだから
跡のことはそのとき考える それがやりかたってもんでしょ?
伝わらないものはいつも空気にかき消されてると思うのよ
だって告白でもなんでも周りがじゃまだったり、逆にいなかったり
タイミングよね〜やっぱ
相手のこと思っても逆効果でさ〜
なんか気まずい雰囲気だなぁ〜
永遠になかよくしたいなぁ〜
325 :KK-謹賀聖誕祭 ◆nkuBi4whfQ:2010/02/23(火) 17:06:26 ID:pnluSz2Y0
努力!
これさえあればなんでもできる!
ハイそのとおりでございます
でもね 努力になるまでがむりなんだよ
集中力に粘りに周り・・・そんな条件あわないし
別に自分の意志はあっても、粘りが強いわけじゃないし
むしろ意志で楽な方にいくし
努力って女の又の力の力
出産?そりゃあ納得たしかにつらそう
でも男の俺にはよけい無理だよこのやろう
なんか才能がほしいな〜
ぱぁ〜と100点とれるぐらいに
126
:
KK-雪花びらの乱れ咲
◆brKK4Ejq0Y
:2010/04/01(木) 18:17:31 ID:Z4mDe0/I
326 :安芸 ◆pbxFfP9.cM:2010/02/25(木) 18:34:28 ID:A8N8eto.0
>>303
大地には、何も無かった
車も、鳥も、砂利も……
そして、夢ちゃんも
ガラッ。ドアを開け、私は教室に入る
「あっ!戻ってきた!」
クラスメイトの女の子が口にした途端、また私の周りに人が集まってきた
けど、さっきのような賑やかさは何もなかった
「…どうしたの?」
委員長は、私の様子を見て心配そうに声をかけてくれた
今の私がどんな顔をしてるか、私にも分からない
けど、そうとう酷い顔してるんだろうな……
「ねぇ……委員長さん」
私は、彼女に聞いてみた
「絹連夢って名前の女の子…知ってる…?」
空気が、凍った
みんなが目を見開き驚いている
まるで、凄く思いタブーに触れたような、そんな感じ
時間がないので短めです
327 :安芸 ◆WosCZrAhqw:2010/02/27(土) 02:37:32 ID:A8N8eto.0
その重い空気のなか一番に口を開いたのは、やはりというか、委員長さんだった
「……どこで、彼女の名前を知ったの?」
わからなかった
「夢に、出てきたの……きっと今も続いている、夢に…」
この現実
それそのものが、きっと夢
そう、思いたかった
きっと、長い夢を見ているだけなんだと
「…………」
委員長さんはじっ……と、私の目を見てくる。おもわず目を少し逸らしてしまった
「……そっか……」
彼女はふっと、少し自虐的に微笑んだ
「未来さん」
彼女は私の名前を呼んだ
「放課後空いてる?」
127
:
KK-雪花びらの乱れ咲
◆brKK4Ejq0Y
:2010/04/01(木) 18:17:50 ID:Z4mDe0/I
328 :KK-謹賀聖誕祭 ◆nkuBi4whfQ:2010/02/28(日) 21:27:21 ID:pnluSz2Y0
覚醒
ぶちきれる朝 自虐する夜 虚ろな昼間
破壊衝動と愛に飢え
消え失せる感情は怒りでもどり
理性をとりもどす
孤独な暗闇を恐れ 悪夢にうなされて
風邪をひき さらに虚無へ
うるさいごみ
なんら価値のないものども
繰り返し繰り返し感情がつよまり
僕は覚醒する
329 :【鮮やかじゃないまでも】憂羽【色づいた世界】 ◆owsZ6N97vY:2010/03/01(月) 21:32:39 ID:Vb9VKhrw0
残しもの
幸せな朝食の後に 退屈な夕食が回る
この坂道が 思い出になるのが忌々しい
君と歩いた道も 白だけわたった歩道も
思い出とかそんな一つにしないで
君の存在はなにより大切? 早く答えろよ 駄目な僕
幸せだとかそんなこと 見向きもせず
過ごしてきた 僕が間違いだったかな
この坂道の上から見える
真っ赤な世界にため息
幸せな登校 退屈な下校
げた箱に隠された ハートマーク
君がくれたのは なんだったっけ
確か義理って 言ったクッキー
君がくれたのは それだけじゃない
僕の影に残された記憶
僕の中に君が残るなら
お願い 坂道忘れないで
128
:
KK-雪花びらの乱れ咲
◆brKK4Ejq0Y
:2010/04/01(木) 18:18:06 ID:Z4mDe0/I
331 :安芸 ◆WosCZrAhqw:2010/03/02(火) 02:06:01 ID:A8N8eto.0
>>327
その質問に私は
「…………」
黙って、頷くしかなかった
夢を見ている
少し広い病室の中で
彼女は常に一人で
ずっとずっと
眠っている
かれこれ二年位だろうか
いや二年目かな?
彼女は寝ながら考えている
頭は冴えている
けど、周りの音は聞こえないし、瞼を開けることはできないし、匂いを嗅ぐこともできないし、味を知ることもできない
ただ、考えること
そして、触ること
彼女にできるのはそれだけだった
触ると言っても、彼女から動くことはできない
ベッドの感触を楽しめるけど、ぽんぽん跳ねることはできない
シーツの冷たさを感じることはできるけど、それを手元に手繰り寄せることはできない
向こうから触ってくれないと、彼女は人を感じ取れない
それが彼女にはもどかしかった
そして悔しかった
何度も死のうと思った
けれど体は動かない
じゃあ殺してもらおうと思った
けれど話せないから頼めない
悲しみと苦しみの悪循環
まるで悲劇を演じるかのよう
演技じゃなくて事実なのがつらかった
毎日が地獄だった
けど、今日の彼女は少し気分が良かった
不思議な夢を見たから
元気な女の子と、一緒に帰る夢
それが彼女には夢に思えなかった
332 :三月 ◆3xeOhABLwQ:2010/03/02(火) 20:25:24 ID:Vb9VKhrw0
光と影 君との終わり
彼女は光の中からやってくる
影を抱きながらやってくる
僕の服をギュッと掴んで
ただ ただ
無言で俯いた
僕を離した君は手でこまねきする
僕は首を横に振る
『僕はそっちへはいけないよ』
彼女は僕の手を必死に掴むけど
僕は動かない 動けない
振りほどこうとも思わない だからお願い
優しい世界へ帰って……
君は悲しそうに泣いて
僕は謝る事しかできなくて
君が疲れてへたり込んだら
『ありがとう』
そう伝えるのが精一杯だった
君がさよならって言ったから
僕は安心できるんだよ
『さよなら、そして……ありがとう』
暗闇のドアを開けると
夢で見たような青空が広がっていた
129
:
KK-雪花びらの乱れ咲
◆brKK4Ejq0Y
:2010/04/01(木) 18:18:23 ID:Z4mDe0/I
333 :安芸 ◆WosCZrAhqw:2010/03/03(水) 23:11:19 ID:A8N8eto.0
世界と塔と大きな螺旋
世界は 雲に覆われていた
世界から 晴れは無くなった
選ばれた 人たちだけは
楽しく 暮らして生きていた
世界には 七本の塔があって
そこには 全てがありました
君は言う 「昇ろう」と
私は 「うん」と答えました
君は 私の手をとり あの塔へ
走るよ
二人だけの 約束をした
「光を見るまで 生き続けよう」
降り続ける雨を 弾き飛ばして
もう 悲しみ方を忘れました
塔の 壁には螺旋
階段の上に 屍
骨を 踏みつけ進みゆく
君は 私を離さない
紫の影に 追われ
「振り向くな」と 君は叫ぶ
「わかった」と 私は叫び返す
永遠みたいな 螺旋階段を
昇るの
雲はもう突き抜けた
紫の影は 追ってこない
私は振り向き それをみた
なぜか 悲しい目をしてた
目の前に 紅い影が来て
君は 後ろを振り向いた
そこにも不吉な 紅い影
気づくと 私と君の体は
高く 宙を 舞っていた
そして 私は それを見た
そこには 全てがあるように見えた
光の差し込む大地 照らされる世界
「全部身近にあったんだね」
私と君は 笑いあった
そして 抱き合いキスをした
私と君は 落ちていく
世界は 光に溢れていた
334 :KK-謹賀聖誕祭 ◆nkuBi4whfQ:2010/03/05(金) 20:46:23 ID:pnluSz2Y0
些細なことが積み重なって
小さな傷が重なりあって
次第に大きく強くなる
些細なことが痛くなる 些細な事じゃなくなってくる
どうしようもないのにたまるだけ
出す場所もないこの気持ち
たぶん気づいてないでしょう
あなたがどれだけ僕に
傷つけてるか
ぼくも気づいてないのだろう
どれだけ君を傷つけてるか
130
:
KK-雪花びらの乱れ咲
◆brKK4Ejq0Y
:2010/04/01(木) 18:18:40 ID:Z4mDe0/I
335 :KK-謹賀聖誕祭 ◆nkuBi4whfQ:2010/03/05(金) 20:54:33 ID:pnluSz2Y0
繰り返される日々 真っ白な世界
見渡すと至る所に蔓延る影
何事もないかのようなその行動が
至る所に影響を及ぼしている
ふと吹いた風にプリントが舞って落ちる
その風に帽子が飛んでどっかに行く
ある時はたこあげを手伝い ある時は怒り暴風になる
透明な風に今日もふかれて
ぼーっとかえって 石ころ蹴りながら
今日もその場所で 気楽に吹く風がある
僕も風になってみたいな 自由に空をとんでいきたいな
上からみるとどんな景色だろう
僕の町はどうなっているだろう
夢を追いかけても現実が壁になる
希望をもってもすぐに崩れていく
なにもない黒い影の中 落ちていくときにまた彼がくる
ビューっと 吹いた 僕を引き留めるように
ビューっと 吹いた 僕を抱きしめるように
上は 遠く 遠く ずっと先まで 続く 続く
いつまでも
落ちるときもあるさいつかは だけどまた上ればいいのさ
いつも いつも 華麗に吹いてる
僕はいつか 風になりたい
上へ 上へ ただひたすら上へ むいて いこう
336 :じぇーむず ◆E8/Ptno//M:2010/03/08(月) 20:37:18 ID:oHePe2z20
Today is the first day of the rest of your life.
今日という日は残された日々の最初の一日。
by Charles Dederich
337 :安芸 ◆WosCZrAhqw:2010/03/09(火) 20:38:12 ID:slECO.wg0
>>331
夢だと思いたくなかった
とても細かく覚えているから
その中の彼女は
目も見えて、耳も聞こえて、声も出て、体も動いて
何より
その子の温もり、一緒に帰った子の温もりを、感じることが出来た
久しぶりに感じた温もりは、夢の中の元気な女の子だった
夢だけど、いや、夢だからこそ嬉しかった
(……あの夢…
…現実に……ならない…かな…)
内気な彼女は、そう願った
それが叶うことを、今の彼女は、まだ知らない
131
:
KK-雪花びらの乱れ咲
◆brKK4Ejq0Y
:2010/04/01(木) 18:18:58 ID:Z4mDe0/I
338 :【鮮やかじゃないまでも】憂羽【色づいた世界】 ◆owsZ6N97vY:2010/03/09(火) 23:51:45 ID:Vb9VKhrw0
Over
空き缶を蹴っ飛ばすと 孤独感が包む事を恐れてるはずなのに
無償に安心してしまうのは何でだろう
君をどうしようもなく愛してた
君が疑う余地もないくらいに
思いつきで愛を語ったことはないのに
君に疑われると 凄く悲しい
君を探る気は 全くないんだ
ただ君を愛したい 愛した 愛したかった
答えがない模範回答
だったら間違いもないだろう
そのはずなのに なんで
やり直したいって考えちゃうの
君が優しく嘘をついた
それすら気づける僕の愛
醜い醜い醜い醜い醜い
何であの時に限って手を放してしまったの? なんて
今更だけど運命を変えれる力があれば君の代わりに
今日のタイトルはただただ暗い日曜日
最高のなにを失ったんだっけ
まあいいや
感傷に浸る前に
大切だったと思わせて
愛した何かにありがとう
後は続いてく道を進んで
このトンネルをくぐるだけだ
339 :AIMIのテレキャス ◆joNtVkSITE:2010/03/12(金) 17:04:02 ID:bEAZbvH.0
皇国ノ興廃ハコノ一戦二在リ、各員粉骨砕身ドリョクセヨ
by ?
132
:
KK-雪花びらの乱れ咲
◆brKK4Ejq0Y
:2010/04/01(木) 18:19:20 ID:Z4mDe0/I
341 :安芸 ◆WosCZrAhqw:2010/03/12(金) 22:57:46 ID:slECO.wg0
>>337
午後の授業は全く頭に入らなかった
一つのことが、ずっと頭の中でグルグル回っていた
先生がノートに書き写すのも面倒くさいと思う程の文章を書いていたのは、かろうじて覚えていた
「放課後、空いてる?」
そう言った委員長さんに、私が頷いた後
「放課後、着替えてからまた校門前に来てね」
その言った直後。
昼休みの終わりを告げるチャイムが鳴り響いた
「…………」
家に帰って、着替える為に服を脱ぐ
その動作すら、しんどく感じてしまう
何故かは解らない
不安? 緊張? どれも違う気がする
きっと、この何も解らない気持ちが、今のけだるさを生んでいるんだろうな
「ーーッ」
自分の頬を叩いた
そのけだるさを、吹き飛ばす為に
パァンッ! と、小気味良い音が家中に響いた
「……よし」
少し、気分がよくなった
私は玄関に向かって歩いていく
夢ちゃんはどんな存在なのか、委員長さんが何をするつもりなのかは、もう考えない事にした
靴を履こうと小さくしゃがむ
そして気づいた
「あ………」
服、着てなかった……
耳まで真っ赤になった気がしたのは、多分錯覚じゃないんだろうな…
家に誰もいなくて良かった
心の底から、そう思った
342 :KK-謹賀聖誕祭 ◆nkuBi4whfQ:2010/03/16(火) 17:11:03 ID:ynMiG7JY0
気づくことなく回り過ぎゆく時間
血と汗のにじむときがあれば楽に膨れるときもあったけど
今は特になにもない虚無の感じ
卒業を目の前にしてやることもなくやりたいこともなく
君にいつか言うんだと心に決めてダイヤル回してみたけれど
気分負けして適当にはぐらかして一度のチャンス失った
受検受検といわれても やる気がでないよこんなときでも
ああ らくしてうからないかな 妄想の世界ににげこんだ
もう卒業だ 今日卒業だ 未だ気づかないもう終わりだと
ただ写真撮って 話して騒いで帰っていく卒業式
今思えばいろいろあったさ もっとこの学校にいたかったな
ありがとうよ先生なんだかんだでもう みんないないといけない存在
鬱陶しいあいつもおもしろいあいつもすべてまとめて君らがひつよう
あまりにも唐突な出来事にそのひのやりきれなさで寝た日
次の日から気づいた 頭から離れない歌
その日から気づいた 話そうと思ってもはなせないこと
なんで僕は そんなに 軽くきめて おわらせたんだろう
友よ先生よもっといたいよ なぜ卒業が3年できてしまうの
早すぎる人生 もう15年たった今に思いを馳せて心うつむいて
自分に戻ると生ぬるい涙がながれてる
あふれ出す感情 収まらない衝動 君は今いずこへ
ああ もういちどあのときに戻れたらいいのにな
大声をだしてないた卒業後の最初の朝
もう僕はなかないーーーーー
すべてこれからだから
133
:
KK-雪花びらの乱れ咲
◆brKK4Ejq0Y
:2010/04/01(木) 18:19:37 ID:Z4mDe0/I
343 :KK-謹賀聖誕祭 ◆nkuBi4whfQ:2010/03/16(火) 17:15:47 ID:ynMiG7JY0
地は天を作創り
天は地を守る
形を変えながら永遠ともいうべき長い時間
誰もが不動の世界とみる自然界に
双方が欠けることを許さないのは
それが自然の摂理であり 自然の力の源であり
消えることができないように双方が支えるからである
時に人も似たようなことをする
しかし遙か及ばない先にいる自然界
そこを呼ぶ 天獄 と
344 :KK-謹賀聖誕祭 ◆nkuBi4whfQ:2010/03/16(火) 17:24:24 ID:ynMiG7JY0
暴走
音楽の流れも
心の扉も
理性なんてものさえ
すべて閉じこめて
心の傷から
DNAの奥から
真の怒りと混ぜて
出来上がるおれの暴走
ブチ切れて 壊して 暴れて ふっとばして
なにも考えずにただ心と体の共鳴の音
衝動は一撃に込められて 放つ拳
どうなろうとかまわない覚悟を持つ胸の鼓動
すべてが過ぎ去りしころ
僕は気づいた
暴走こそが最強の力だと
滅ぼすことを 敵味方を考えれれば
正義にかえられるだろう
精神よ強靱になれ
今僕は解き放つ 覚醒の暴走を
だれも止められはしない信念を貫くまで
叫びよ轟き響け この世界のなかで 波動となり今を
塗り変えろ
134
:
KK-雪花びらの乱れ咲
◆brKK4Ejq0Y
:2010/04/01(木) 18:19:53 ID:Z4mDe0/I
345 :安芸 ◆WosCZrAhqw:2010/03/16(火) 23:39:18 ID:slECO.wg0
>>341
「ーーよっし」
キュッ、と靴ひもが鳴いた
私は今度こそ服を着て、靴を履き玄関から飛び出した
家の脇までの短い距離を駆け足気味に進み、そこに置いてある自転車のサドルにまたがり、スグに前進
(ちょっと遅刻かな…)
そう思い、ペダルを漕ぐ足に強く力を入れる
別に細かく時間を決めてたワケじゃないけど、待ち合わせしてるんだから早めに行かないとね
私は平坦な道をグングン進んでいく
頬を撫でる風が気持ち良い
私の家から学校は、面白いくらいに坂が無い
平らな道がずっと続いている
ペダルを踏む力は一定のまま
だから私は気づいてしまった
「…………」
……昨日より、後ろが軽い
二人乗りしてる時の不安定な感覚が、無い
あの楽しかった時間は、無い
「……っ!」
私は涙をぐっと堪えた
下唇を噛み、ハンドルを握る力を強くする
まだ、何も分かって無い
夢ちゃんが何処にいったのか、委員長さんが何処に行きたいのか
何も分かってない
なのに、なんで涙が流れそうになるのか
それも、今の私には分からなかった
違う
認めたく、無かった
夢ちゃんに二度と会えないと思っている、自分自信を
「うああああああぁぁぁぁ!」
346 :安芸 ◆WosCZrAhqw:2010/03/17(水) 01:26:44 ID:slECO.wg0
>>345
腰を浮かせて、立ち漕ぎで一気に農道を駆け抜ける
昨日二人で、走った道を
学校に着く頃には、私は完全にバテていた
「はぁ…はぁ…」
自転車から降りて、胸に手を当てて息を整える
近くの電柱に寄りかかった
汗が滴となって、全身から滝のように流れていく
色の濃いの半袖を着てきて正解だった
色が薄かったら多分透けてたんじゃないかな
恥ずかしい思いは、もうしたくなかった
「あら?お疲れのようね」
少し楽になり始めた時、委員長さんの声が聞こえた
「あ…委員長さん」
声のした方を見る
委員長さんは麦藁帽をかぶり、汗一つかいていなかった
左肩にトートバックが提げてある
「別に遅刻しても怒ったりしないのに。はい、これ」
委員長さんは私の近くにきてトートの中からスポーツタオルを取り出した
「あ…。ありがと」
私はそれを受け取って、顔を拭いた
腕を拭き、服の下も拭いていく
ふう。結構サッパリしたかな
「それじゃあ、行きましょうか」
そう言って、委員長さんは歩いていく
私も自転車を手でひきながら、その隣を歩いた
「ねぇ、これから何処に行くの?」
私はずっと気になっていたことを聞いた
彼女はこっちを見て言った
病院、と
347 :KK-謹賀聖誕祭 ◆nkuBi4whfQ:2010/03/17(水) 08:18:49 ID:ynMiG7JY0
敵だからこその愛もある
ころしあうことでの理解
時にはひつよう
135
:
KK-雪花びらの乱れ咲
◆brKK4Ejq0Y
:2010/04/01(木) 18:20:13 ID:Z4mDe0/I
348 :KK-謹賀聖誕祭 ◆nkuBi4whfQ:2010/03/17(水) 14:06:46 ID:ynMiG7JY0
何を想い何の為に戦うのか
そんなことそうはっきりとしないもの
目標なんているのだろうか
戦いなんて勝つか負けるか生きるか死ぬか
楽しむのもよしきらうもよし
君が戦いの場所にたったとき
逃げれない戦いの時がきたとき
たとえどうおもっていようと戦うしかないことは
もうきまっている
それまでの経験やハンデをどれだけいつもためれるかが
問題なのだ
覚悟なしにできないこともあるから
だから戦う訓練が必要なのだ
今君はどうする
349 :KK-謹賀聖誕祭 ◆nkuBi4whfQ:2010/03/17(水) 14:09:08 ID:ynMiG7JY0
本当の勇気はどこにある
心の中 胸の中 否
本当の勇気は一人一人違うもの
在処なんてわからないのだ
しかし
それでもいうというのなら
それは
その一つの行動が
勇気ある行動かそうじゃない行動か
勇気がほしいなんていうけれど
だれでももうもらってる
それを発揮してるかどうかだけなのだ
350 :KK-謹賀聖誕祭 ◆nkuBi4whfQ:2010/03/17(水) 14:13:30 ID:ynMiG7JY0
鞄もっていざいこう
あの聖地ゲームショップ
誰よりも早くその商品をとるんだ
意気込みOK準備OK
あとはアクシデントをおこらないように祈るのみ
そうやって本当に好きなゲームに取り組む君を僕は思う
それだけの力をなぜ発揮できるのに
ほかのところに回せないのだろう
しかしそんなこと本人もわかってることだった
興味も無いことにちからはでないのだ
だからいまこうやってニートやってる
しかし僕はくちをついてでる
お前ほかのこともそれぐらい・・・
いったところで焼け石に水
それでも繰り返す 人
136
:
KK-雪花びらの乱れ咲
◆brKK4Ejq0Y
:2010/04/01(木) 18:20:30 ID:Z4mDe0/I
351 :KK-謹賀聖誕祭 ◆nkuBi4whfQ:2010/03/17(水) 14:21:00 ID:ynMiG7JY0
もっと
君にもっと 優しくしていればよかった
君にもっと 声をかけて 遊んで
君にもっと 話をすればよかった
君の悩みを 聞いてあげればよかった
簡単に流して 自分の都合に合わして
中途半端に関わって 善人ぶって
もっともっと深くかかわりたかった
こんなにも早く別れるなんてだれがそうぞうしただろう
気がつくと君がいないんだよ
朝あったときあんなに笑顔だったのに
君はとても機嫌がよくて 話しかけてくれた君が
なぜ
自ら人生を捨てるようなことを
僕は
もっと君とはなしておけばよかった
ああ もう一度 あいたい
君に その心に
352 :KK-謹賀聖誕祭 ◆nkuBi4whfQ:2010/03/17(水) 14:29:14 ID:ynMiG7JY0
バラバラだったのをまとめること
それはとても難しい
利害関係や気分 いろいろなことが関係してくる
それでもまとまって何かをやろうとする
歌
たった一つのクラスだけど
男子も女子も交じって歌う合唱
僕もやる気なんてさらさらなかった
最初は回りに合わす程度に 小声で
男子たちはふざけていた
替え歌をつくり それをみたりきいたりした先生は授業放棄
日が経つごとに発表のひ合唱コンクールが近づく
そしてどんどんばらばらになるくらす
そんなときの帰り道 一人で帰っているとふと思う
ん?このリズム・・・あの歌だ
そう 課題曲
♪めぐるめぐる風〜・・・ぼくらは〜旅人〜
それからだ たいして好きでも何でもない歌が
頭の中をかけめぐる
次第に口がうごきだし
ぼくはいつしか歌っている 時の旅人
発表当日
歌えた男子は3分の1もいないだろう
声が数人しか聞こえなかった
それでも僕は歌えた そして
卒業式でもうたった
みんなで歌ったその歌は 心地よく響いた
卒業後 また僕は思う 頭から離れないと
いつのまにか口ずさんでると
卒業で最初に残る思い出にこの歌が残った
137
:
KK-雪花びらの乱れ咲
◆brKK4Ejq0Y
:2010/04/01(木) 18:20:49 ID:Z4mDe0/I
353 :KK-謹賀聖誕祭 ◆nkuBi4whfQ:2010/03/17(水) 14:34:37 ID:ynMiG7JY0
勉強は嫌だ やらない
受検が終わる 勉強おわたーーー
でも僕はやることがない
やりたいゲームも読みたい本もマンガもない
無気力
いざ何かをやるときできない奴は やりたいこともできない
ただ逃げるだけがいかに無価値かよくわかったこの春
354 :KK-謹賀聖誕祭 ◆nkuBi4whfQ:2010/03/17(水) 14:44:29 ID:ynMiG7JY0
君とつきあってもう15ヶ月もたつ
もうそろそろ進展しても良さそうと思う
君が今 どんな気持ちで僕をみているか知りたい
まだキスもしていない
でもいつもそばにいてくれた
どんなにつらいときでも君はいつお隣にいてくれた
離れていてもメールできなくてもなぜかいつも
僕をささえてくれていた
僕は君を支えれているだろうか
君と別れるなんて考えられない
それでも障害がでてくるのはわかっていた
違う高校にいくことや 友達関係 勉強
時間はあっと言う間になくなり きえていく
それでもいつも信頼できた心から
もしかするとそれは性別を越えた存在なのかもしれない
別に特別女とおもって接するわけでもなく
はなせないこともないし
向こうもそうだった
ともにいつもどこかでつながっていた
君の目はいつもきれいだったのにいつからかにごりはじめる
そしてわかる別れ 引っ越し
ああ、今君はどこで何をしていますか
僕は君が心配です ただ離れていても いつでも僕は君を
応援しています そして愛しています
君がもし何か困った事があったらいってください
君と写るはずの写真には なにもうつっていない
でもひとつうれしいことがあった
君がくれた言葉
また、かえってくるから
138
:
KK-雪花びらの乱れ咲
◆brKK4Ejq0Y
:2010/04/01(木) 18:21:06 ID:Z4mDe0/I
355 :KK-謹賀聖誕祭 ◆nkuBi4whfQ:2010/03/17(水) 14:50:25 ID:ynMiG7JY0
怒って泣いて怖くたっていつも僕は空見上げてた
光るきれいな夜空はどこかすきだった
昼間の明るい空 薄暗い空
時に雨に打たれながらみあげた空
どれも好きだった まるで風に抱かれるように
いつも僕は空の世界にいくんだ
まるで夢でも見てるみたいだった
流れ星にであえた
どうかお星様になれますように
そうねがっていた
朝がきて夜が来ていつものようなひが続いて
きょうも空をみていたそして僕は星になった
もう二度と人にはなれないけれどよかった上から人々をみるこの場所はここちよかった
よく見ると倒れてる僕
そうか
それでも僕は星がよかった
今日も輝くとある星
ある村の長はいう
少年の魂はいつもかがやいていると
139
:
KK-雪花びらの乱れ咲
◆brKK4Ejq0Y
:2010/04/01(木) 18:21:55 ID:Z4mDe0/I
356 :安芸 ◆WosCZrAhqw:2010/03/17(水) 21:55:29 ID:slECO.wg0
>>346
どうやら目的地の病院は少し離れた所の市街地にあるらしく、私たちは役場前でバスに乗った
バスの中はキンキンに冷房が効いていて、冷える汗が心地いい
私と委員長さんの他に、乗客はいなかった
私は一番後ろの席に座り、バスの揺れに身をゆだねる
……ちょっと、疲れたかな
体力はまだ有り余ってるが、いろんなことがあった関係で精神の方はそうもいかなかった
窓に頭を寄せ、のんびりと外の風景を眺める
最初は田圃が並んでるだけだったが、次第に道がきれいになっていき、建物も増えていった
揺られること30分
何度目かの停車の時
「ここで降りましょう」
委員長さんが鞄を肩にかけて立ち上がった
私は大きく伸びをしてから立ち上がり、料金を払ってバスから降りた
357 :KK-謹賀聖誕祭 ◆nkuBi4whfQ:2010/03/18(木) 09:05:45 ID:ynMiG7JY0
ー 死は逃げるものを追う ー
というわけですが
いったいなにが逃げることかをわからないと
どうにもわからないことだと思います
戦争で戦線離脱のことなのか
敵に裏切ることなのか
いずれにせよ 一人一人 逃げること も
戦うこと も 違うわけで
自分に当てはめると
ということが大切だと思います
それはこの言葉だけではなく
もし自分がその状況になったらどうするか
じぶんはそのことに対してどう考えるのか
そこらへんをわかっとくべきだと思います
しかし、今の世の中膨大な情報や意見 価値観
やりきれない現実があります
故にあるていど固めなければいけません
その情報に流されないように
しかし固まりすぎもだめなんです
それがむずかしいところ
だから人の争いは絶えないのでしょう
こころのどこかで違うのに 敵 と判断したり
へんな思い違いでも自分は間違ってないとか
いけんがないか周りに合わすとか
それがねじれた関係を作るのだと思います
人は言葉で気持ちを表し、動きで表し、文字で表します
それにどのような意味が組み込まれているかというのが問題ですが
その人を知ってる人と知らない人では、理解の深さがちがいます
だれでも分かりやすく深く意志をくみ取り共感できるものが
逸材と呼ばれる言葉や文なら
私はそれを世間体の固まりととるでしょう
確かに大きく広く知ってもらうにはいい方法です
しかしそれでは真髄にはたどり着けない
単刀直入に言うには厳しく 回りくどいと伝わらず
そんなことがたくさんあるはず
だから相手を知ることが大切だと思います
そうすればより深く相手の意見をしることができ、納得がいき
自分の意志もより確かなものになると思うからです
その結果 死は逃げるものを追う の意味としてとらえた事が
自分に正確に当てはまるようになるでしょう
話し合いの意味
140
:
KK-雪花びらの乱れ咲
◆brKK4Ejq0Y
:2010/04/01(木) 18:22:12 ID:Z4mDe0/I
358 :安芸 ◆WosCZrAhqw:2010/03/20(土) 00:05:45 ID:slECO.wg0
>>356
外はうだるような暑さだった
「あっづぅぅぅぅぅい……」
「少ししか歩かないから、頑張って」
「…あとなんふんくらい?」
「五分くらいよ」
「……じゃあ、頑張ります……」
「よろしい」
灼熱のなか、歩みを進めていった
やっとの思いで着いた病院は、思いの他大きくて施設もしっかりしてるようだった
エレベーターに乗り、委員長さんが行きたい階のスイッチを押した
私は壁によっかかりながら尋ねた
「…誰に会いに行くの?」
…実際のとこ、なんとなく予想はついている
けど、そうだとは思いたく無かった
あの楽しかった記憶が、ホントの夢になってしまうから
「…行けば、分かるわ」
委員長さんは、静かに答えた
それからは、沈黙が続いた
乗っている人が他にいなくて、誰かが乗ってくることもなかったせいか、とても長い時間に感じた
……チン
エレベーターが止まりドアが開く
私は委員長さんの後ろをついていった
委員長さんは広い病院の中、迷うことなく廊下を歩いていく
(何回もきてるのかな…)
だとしたら、その人はどのくらいの長い時間、この病院にいるのだろう
そんな事を考えていたら、委員長さんの足が、一つの病室の前に止まった
359 :安芸 ◆WosCZrAhqw:2010/03/21(日) 17:23:20 ID:slECO.wg0
>>358
「…ここよ」
委員長さんが少し固い動きでドアと向き合った
私もドアの方向に体を向けた
スライド式の、少し重たい白いドア
その隣に、表札が貼ってあった
普通の病室は大体四つのネームプレートがあるけど、この部屋の患者を表すプレートは一枚しかなく、そもせも一枚しか入らない作りだった
そのプレートには、丸い文字でこう書かれていた
『絹連 夢』…と
呼吸が、止まった
今日までの記憶が、頭の奥から引っ張りだされていく
ーーだいじょうぶですか…?
戸惑いながらも、倒れていた私に声もかけてくれた女の子
ーーえ……えっと……夢って言います……
たどたどしていたけど、初対面だった私に自己紹介してくれた女の子
そして……
ーーおやすみなさい
屋上から飛び降り、姿を消した少女が
今、この部屋に……
「ーーーッ!」
胸のあたりをギュッと掴む
汗が額から帯となって流れていく
息が、苦しい
そこで、私自身が息を止めていることを思い出した
胸に貯まった気体を吐き出す
少しの不安と緊張を混ぜて
「ーー大丈夫?」
委員長さんが私の顔を覗きこんだ
「急に胸を押さえて…どうしたの?」
私のことを心配し、しゃがんで尋ねてくる委員長さん
141
:
KK-雪花びらの乱れ咲
◆brKK4Ejq0Y
:2010/04/01(木) 18:22:30 ID:Z4mDe0/I
360 :KK-謹賀聖誕祭 ◆nkuBi4whfQ:2010/03/21(日) 17:23:34 ID:ynMiG7JY0
猫のにくきゅう
ぷにぷひしててあたたかい
フワッとする目に微妙な力でまえあしをのせられると
可愛いすぎて
力がぬけて
ぎゅっとだ抱き締めたい
今日この頃
361 :KK-謹賀聖誕祭 ◆nkuBi4whfQ:2010/03/21(日) 17:30:53 ID:ynMiG7JY0
みーみーないている猫
駐車場の車の影で、うずくまっている
秋刀魚を買った帰り道、その猫にあげてみた
理由なんていらない
そこに猫がいるからあげる
おこずかいでもう一度秋刀魚をかって家に帰った
寒い冬の午後
それからしばらくしてみた猫は、すこしも変わってないようにうずくまっていた
「どこいってた?」と声をかけると
みーみーいってすりよってきた
その日、僕は何もしなかった
それからさらに一週間、猫は痩せていると思った
骨格が薄く見えている
みー
理由なんかいらない
そこに猫がいるから抱きしめる
家につれてかえって病院へ
餌をかって家へ
猫はすたすたとよってきて「みー」
一言鳴いた
ミーというなの猫にしよう
ミーは今日、前足を僕に乗せてねている
142
:
KK-雪花びらの乱れ咲
◆brKK4Ejq0Y
:2010/04/01(木) 18:22:45 ID:Z4mDe0/I
362 :安芸 ◆WosCZrAhqw:2010/03/22(月) 00:36:30 ID:slECO.wg0
>>359
その段階で、私はようやく自分がしゃがんでいることに気づいた
「っ…。だ、だい、じょうぶ…」
廊下に手を当てて、足に力を入れて立ち上がる
立った時、酸欠で少し目眩がした
両手を胸に当てて、俯きながら深呼吸をする
大きく吸い、吐き出す
冷たい空気を吸い、黒いモヤモヤを吐き出す
何回か繰り返すと、やっと気分が楽になった
私は、自分に言い聞かせる
「ーーだいじょうぶ」
自分のまっ正面に目を向ける
そこには、『絹連 夢』と書いてあるプレートに、白く重そうななスライド式のドア
そのドアに、委員長さんが手をかける
「……あけるけど……いい?」
私は答える
「うん。もう、大丈夫」
◇ ◇ ◇
大丈夫
未来さんはそう言った
だけど、その手は強く握られていて、まるで何かにこらえているよう…いや、これからくる何かに備えている…そんなふうに見えた
私は、本当にこのドアを開けていいのだろうか
未来さんがなぜ彼女のことを知っているのか
私が尋ねたら、未来さんは「夢に見た」と言った
たかだか夢の内容で、あんなに未来さんが意気消沈するとは思えない
けど、現実に起こり得ることじゃない
そんなの、私自身が良く知っている
363 :KK-謹賀聖誕祭 ◆nkuBi4whfQ:2010/03/22(月) 08:38:55 ID:ynMiG7JY0
朝おきると頭の上のほうでまるまっているミー
起き上がったらミーもついてきてリビングへ
ミルクと水とエサをたべてるミーは
とてもおもしろい
すごいいきおいでたべている。時折手で顔をちょいちょいっとしている
「いったん家においてるけど、どこかにやらんと家ではかえんから」
その言葉はすこし痛い
好きな猫と運命さえかんじている僕は、できるだけはなれたくない
ほかの家の人が飼ってくれるのはいいけれど
その人はミーを愛してくれるだろうか
高価な餌や服を着せるだけではなく
愛情をもって接して、心の繋がりといえるものをもってくれるだろうか
そんなことをかんがえていると、みーっと声がきこえた
足にふさっとあたって下を見ると、足の周りをウロチョロしている
可愛いなぁ〜
猫はすごい可愛いなぁ〜
不安もどっかに行ってしまうほどいやされた
朝食の一時
143
:
KK-雪花びらの乱れ咲
◆brKK4Ejq0Y
:2010/04/01(木) 18:23:02 ID:Z4mDe0/I
364 :KK-謹賀聖誕祭 ◆nkuBi4whfQ:2010/03/22(月) 08:43:56 ID:ynMiG7JY0
にゃん! と声を上げてねこじゃらしのようなものを捕まえようとする猫、ミー
柔らかいプラスチックの棒に、糸とふわふわをつけて試すと
予想以上に反応してくれた
これまた可愛い
可愛いことの連続だ。
親に何言われようが、勉強で疲れようが、眠たかろうが
ミーがいれば全部どっかにいく
布団に入れば、ミーもすり寄ってくる
そして顔に鼻を当ててみたり、手で押したりしてから、おなかの少し上らへんに
丸くなって寝る
幸せな時間 二度ね
365 :安芸 ◆WosCZrAhqw:2010/03/23(火) 01:30:19 ID:slECO.wg0
>>362
……ふぅ
らしくないわね、私
ここまできて来てうじうじ考えてるなんて、私じゃない
あとは一発勝負
彼女なら、夢さんを救える
私のただの直感で、ここまで来てしまったんだ
頭の雑念は振り払おう
余計な感情は全部削除して
さあ
あとはこのドアを開くだけだ
「……あけるわよ」
ぐっと腕に力を込める
ドアは音を立てることもなく、静かに開いた
◇ ◇ ◇
全てが止まってるように感じた
少し広めの病室
ベッドと棚以外に何も無い、閑散とした部屋
時計の音だけが、静かに白い空間にとけ込むように響いている
そんな、時の流れを感じさせない部屋に
彼女は、いた
それは、たしかに彼女だった
私はゆっくり歩き、ベッドの側まで近づいた
髪が最後に見たときより長くて、顔立ちも少し大人びているけど
確かに、彼女だった
絹連 夢、だった
夢ちゃん、だった
「あ…………」
私はへたりこんでしまった
頬にはもう、透明な滴が流れていた
「……うそ……うそ……!」
頭が混乱して、何も考えられない
だって、夢ちゃんは今日、学校で……!
「だって……夢ちゃん……目の前で……屋上で……!」
夢ちゃんの手を、私は掴んだ
144
:
KK-雪花びらの乱れ咲
◆brKK4Ejq0Y
:2010/04/01(木) 18:23:23 ID:Z4mDe0/I
366 :安芸 ◆WosCZrAhqw:2010/03/23(火) 01:57:08 ID:slECO.wg0
その手は、昨日と違って
とても…暖かかった
「おやすみ……なさいって……飛び…降りて……!」
その彼女は
今、私の目の前にいる
ちゃんと、いる……
「ーーーっ!!」
もう、せき止められない
大粒の涙が、両目から流れていく
「……夢、ちゃん……!」
両手で彼女の手を必死に掴み、私は泣きながら彼女の名前を呼んだ
何度も何度も何度も…
その存在を、確かめるように
ただただ、泣きながら
ただただ、感じながら
名前を、呼び続けた
私たちの悲しい夢は
涙と記憶に彩られていた
◇ ◇ ◇
誰だろう…
誰かが私の手を握ってる
ちょっと痛いかな…
けど、すごく不思議…
とっても…暖かい…
心の底から…冷たいのが溶けていくような…
すごく…気持ちいい
……あれ…?
ちょっと…冷たい…?
けど…暖かい…
…泣いているのかな…?
だとしたら……ごめんなさい…
貴女は……きっと…私のせいで…泣いてるんだよね……
…ごめんなさい…そして……
……ありがとう……本当に……ありがとう……
…この暖かい手…握り返したい…な…
……きっと…もうすぐできるから…
少しだけ……待ってて下さいね…
「……未来さん……」
145
:
KK-雪花びらの乱れ咲
◆brKK4Ejq0Y
:2010/04/01(木) 18:23:42 ID:Z4mDe0/I
368 :三月 ◆3xeOhABLwQ:2010/03/23(火) 22:50:37 ID:Vb9VKhrw0
小説書きます。これからPCがほとんど触れられないので小説だけ更新したりとか多いと思いますが、ご了承を
一年は最上階と言われ、とりあえず息切れ切れにしながらも、階段を上った俺は、四階の廊下を睨んだ。
「九組……」
九組=一番奥のクラスだ。まあそれだけならいいんだが、その一番奥のクラスのさらに奥、おそらく音楽室であろう位置に立つ人影は明らかに俺を瞳に宿している。てか目が合ってるもん、いまにも口を開き……って開いてんな。
「こぉら! そこの一年!! 早く教室に入らんか!!」
あなたが怖くて近づけません! とか口が裂けても言えない。言ったら四肢をバラバラにされて、校庭の桜の木の下にでも埋められそうだ。
「す、すいません!」
俺の最善の策は謝って教室に入ることだろ?
勢いよくドアを開けると、クラス中の視線を集めた。そうだった、俺遅刻ギリギリだったんだ。
「…………」
「…………」
おい、誰か何か言わないか? みんなが口を閉ざしたら俺は赤面し精神からゲシュタルト崩壊しそうだ。
「あーっと、俺の席は……」
俺は向井だからある程度奥に違いない。
目にした席はこれまた一番奥の列で、後ろから三番目、丁度窓の代わりに壁とキスできるような位置だった。俺には暇つぶしに何見ろって?
とにかく席に座ろう、と、足を踏み出すと、左隣から痛い視線。どうやらドアを閉めろと言う事らしい。分かった、分かったからその視線やめてくれ、頼むから。
俺はドアに手をかけ、閉める……とまあ、これが上手く行きゃあ俺は何も問題なかったんだ。ただ上手くさせてくれないのがここでの問題だ。
「やあっ! 諸君!!おっはよー!!」
耳を塞がせろ! 耳を!!
さっきの野郎は上手く耳を閉じてるのか……? いや、耳栓までしてる。
それよりもこいつは一体何なんだ!? このままだったら俺が耳鼻科をお薦めされてしまう!
「およ? 君大丈夫?」
「……あぁ……」
この際誰のせいとか問わなかった。今は振り返り席に着くことが優先だ。
「あ、君隣なんだ♪」
「あ、そうなんだ」
冷めて答えよう、頭を冷やそう、そうすれば大丈夫だ。普通の学園生活が俺を待ってる!
「私、皆川雪那! 好きなものは右アッパー! よろしくね♪」
ちょっと変な子だった
146
:
KK-雪花びらの乱れ咲
◆brKK4Ejq0Y
:2010/04/01(木) 18:24:00 ID:Z4mDe0/I
369 :安芸 ◆WosCZrAhqw:2010/03/25(木) 00:03:50 ID:slECO.wg0
…エピローグ…
八月十五日
この町に来て、二度目の夏が来た
こんな田舎にも受験シーズンと言う名の地獄はあって、三年生になった私たちは、毎日を忙しくすごしている
私は自分で言うのもなんだけどそれなりに勉強は出来るから、ちょっとレベルの高い高校に行く予定だ
夏休みの間も、宿題とかはほとんどないけど最低でも一日二時間は勉強するようにしていたりする
…イヤイヤだけどね。先生にも「楽勝だ」って言われたんだけどね。
基本マイペースな私が規則的に勉強しているのには、二つのワケがあったりする
一つ目は、委員長さん…あ、委員長って呼ぶなって言われてたんだ…更科さんのためだ
本人曰く、この中学には更科さんが行こうとしている高校に行く生徒、が私と更科さんを含めて三人しかいないらしく、またその本人は私よりも受かる確率が低いらしい
…失礼な言い方になっちゃたけど、それでも普通に合格できると、先生には言われてるらしい
けど、塾にも行って毎日しっかり勉強してる更科さんから見て、特に勉強もしてなかった私のことがなかなかに不服らしく
「……あなたもしっかり勉強しなさい…」
と、鋭い目で睨まれたのが、夏休み入ってすぐのこと
370 :安芸 ◆WosCZrAhqw:2010/03/25(木) 01:21:45 ID:slECO.wg0
それが理由の一つ
二つ目は、もう一人の同じ高校に行くつもりの人に関係している
彼女はガチでギリギリなので、私と更科さんも含めた三人で、週に三回はみんなで勉強会を開いて教え合いながら勉強している
…と言っても実際のとこ、勉強会じゃなくて、先生が二人いる家庭教師みたいな感じなんだけどね
ほんとはレベルの低いとこにすればいいんだけど、彼女がどうしても「一緒のとこに行く」と言って聞かないので…
まあけど、私も彼女と同じ学校に行けたらすごくうれしい。きっと、更科さんもそう思ってるんだと思う
ちなみに、今その週三の勉強会に行くところだったりします
というか、すでにバスに乗って移動していたりする
電話で更科さんがもう着いていると言ってたから、今日は一人でバスに乗っている
更科さん達のところに着いた時のことを考えると、自然に顔がにやついてしまう
そう
勉強を頑張る二つ目の理由
それは
身近なところに、しっかりとした目標があるから
だから、今日も私は頑張る
教える側として、学ぶ側として。
そして、一緒に笑い学ぶ仲間として
後なんレスで書き終わるかな…?
147
:
KK-雪花びらの乱れ咲
◆brKK4Ejq0Y
:2010/04/01(木) 18:24:17 ID:Z4mDe0/I
371 :KK-謹賀聖誕祭 ◆nkuBi4whfQ:2010/03/25(木) 09:05:32 ID:ynMiG7JY0
どうやら俺の部屋にはなれてきたらしい
ミーは活発に動いている
かわいいけど・・・トイレそこじゃないお〜〜
あさからシーツを変えて洗濯
にゃ〜?
憎めない奴だなぁ〜
372 :安芸 ◆WosCZrAhqw:2010/03/25(木) 23:02:43 ID:slECO.wg0
いつもの廊下を、私は歩く
白を基調とした暖かみのある廊下を、私は一歩一歩、足を進めている
去年初めてここを通った時は、不安と緊張で何も考えられなかったなぁ…
けど、今の私は前を向いて、しっかりとこれからのことを見つめることができる
少しは成長したってことかな…?
まあけど、実際はそんなことどうでもよかったりする
それ以上に、私の胸は踊っていた
「んふふ〜〜♪」
去年の九月一日から何度も来ている病院の廊下を歩いていると、目的の場所にたどり着いた
右向け右をして、病室のドアと向き合った
スライド式の、少し重たい白いドア
その隣に、表札が貼ってあった
普通の病室は大体四つのネームプレートがあるけど、この部屋の患者を表すプレートは一枚しかなく、そもそも一枚しか入らない作りだった
そのプレートには、丸い文字でけう書かれていた
『絹連 夢』…と
373 :安芸 ◆WosCZrAhqw:2010/03/25(木) 23:04:18 ID:slECO.wg0
書き込むボタン押した瞬間に気づいた…
×けう書かれていた
○こう書かれていた
148
:
KK-雪花びらの乱れ咲
◆brKK4Ejq0Y
:2010/04/01(木) 18:24:33 ID:Z4mDe0/I
374 :KK-謹賀聖誕祭 ◆nkuBi4whfQ:2010/03/26(金) 13:36:08 ID:ynMiG7JY0
足の指から頭まで全てに流れる赤き血は
神聖なものであることが多い
術式、契約、血の契りなど
と同時に、代償にもなることが多い
それは人間が血を抜かれる=死 だからなのだろうか
血というそれ1つに何かしらの意味があると思われる
実質、念を込めた血で行う行動と、ただの念だけの行動ではどことなく差がある
人体のいろいろな意味を持つ血
それが本来どういう経路でそうなったのかがわかればすべてがとけるのだが
残念ながら私にその知識はない
もう少し早く自分のことに気づいていれば良かったと今になって思う
何故ヒーローになれないか
まずはじめに環境が違う
魔法があるわけでも、ヒロインがいるわけでも
特殊能力もない、さらにいえば
遺伝子が違う
故にそのヒーローに値する人物のまねごとではヒーローになれない
自分がふつうがいいとか言ってるうちは無理
なるにはきっかけがいるし
そこで
いっそ人間やめましょう
人とおもえないようなことをしてみましょう
研究でも何でもいいんです
敵なんかいなくていいんです
目立てば
高校で先生相手に同格のしゃべりでもしたらいいじゃないですか
親でも蒸しすればいいんですよ
自分の生きたいようにした上で
その結果がついてくるんですから
ただ、さいごまで誰かの後おってては、ヒーローにはなれません
375 :安芸 ◆WosCZrAhqw:2010/03/27(土) 00:54:32 ID:slECO.wg0
私はドアの取っ手を掴み、グゥワンと大きく振りかぶった!
ズバンッ! とドアからしてはいけないような音と共に私は病室に入った!
「いやっほー!」
片手を上げ、まるでアホの子のように挨拶をした
「静かにしなさい。ここ、病院よっ」
「イタッ!」
入ってそうそう、更科さんに頭をぐーで小突かれた
私は涙眼で抗議する
「更科さ〜ん、いきなり叩くこと無いじゃん」
「公共の場でマナーを守らない貴女が悪い」
「ぶー。なーにさー」
私が拗ねた表情で文句を言う
まあ、これはちょっとした恒例行事なので、私も更科さんも、もう一人の女の子も慣れたものである
もう一人の女の子は、ベッドの上でちょっと苦笑いしていた
「…そ、そろそろ始めませんか…?」
そう言った彼女に、私はつめよって…
「てりゃっ!」
「あうっ」
その可愛いおでこに凸ピンした
女の子はさっきの私のような涙眼になって抗議してくる
「な…何するんですかぁ…」
「ほら、それ」
私は彼女の口を指さす
「え…?」
「同い年なんだから、敬語はダメっていったでしょ?」
「…あ……いやでも去年の夏はずっと敬語…」
「あなたが自分のことを中一と勘違いしてましたからねー」
149
:
KK-雪花びらの乱れ咲
◆brKK4Ejq0Y
:2010/04/01(木) 18:24:56 ID:Z4mDe0/I
376 :KK-謹賀聖誕祭 ◆nkuBi4whfQ:2010/03/27(土) 09:00:10 ID:ynMiG7JY0
P&G
意味:パパ&ガール 不倫などの発見したときの暗号
Bz
意味:ビミョーにずれてる
AI
意味:アホいらない
PK
意味:パンチにキック。試合などで叫ぶとGOOD
TK
意味:トリプルキック。アンパンマンに対抗した少年の技
SKY
意味:しょーもないことでワイワイさわぐな
教師の叫び
BAN
意味:バニラ味アイスクリームふたつ
TRY
意味:とにかくらくにやってみよう
本来とにてるが、当たって砕けろに近い
AGAIN
意味:朝顔面に足で一発殴られた
かわいそうな弟のこころ
KIM
意味:機関車いっぱいみたい
電車マニアがいいだした
377 :KK-謹賀聖誕祭 ◆nkuBi4whfQ:2010/03/27(土) 18:25:50 ID:ynMiG7JY0
天獄 2
僕のそれは寝床だろう
勝手にと言えばそうだが、傷ついた心や体を休める事ができる
そしてそこで俺は妄想や想像をする。
架空の人物を作りだしてしまう
そしてそいつは確実に俺を癒す。自分の好きなようにはなし行動する
しかしそこは本当の幸せな場所じゃあない
考え方を変えれば、とりつかれてるとでも言うべきだ
まるで二重人格のように
そこで一時は楽しめる。でもそのあと動けなくなる
あまりにも居心地がよすぎて
ようするに
至福の時が過ぎることを人は嫌う
その嫌う行動が布団からでないに変わるときそこは
天獄 になる
甘い蜜と動けなくする毒が合るわけだ
そのほのかな香りにつられてしまったら
共存を選ぶしかないだろう
150
:
KK-雪花びらの乱れ咲
◆brKK4Ejq0Y
:2010/04/01(木) 18:25:12 ID:Z4mDe0/I
378 :安芸 ◆WosCZrAhqw:2010/03/28(日) 22:37:46 ID:slECO.wg0
私がたっぷり皮肉を込めて言うと、彼女は「あぅ…」と小さく唸った
私はそんな彼女に笑いかけながら
「わかったかな?夢ちゃん」
ベッドの上にいる女の子の名前を呼びながら、私は問いかけた
すると、夢ちゃんは顔を耳まで真っ赤に染めて
「………わ…………わかっ、た………」
そう言って、また俯いてしまった
ただなんというか、夢ちゃんはとても小柄で、入院してるわけだから基本パジャマで、しかもその柄が動物のプリントがされてる可愛らしいもので、しかもそんな格好で耳まで真っ赤になって俯いたりなんかしてて…
つまり
「…ぐはぁ!」
破壊力、抜群なのである
私は口から血を吐きながら(当然シーツや夢ちゃんや夢ちゃんにはかからないようにしてる)、夢ちゃんに親指をグッ!と立てた
「ご……ごうかく…」
「って、未来さん?だ、だいじょう…」
「隙ありいィ!」
「はにゅうぅぃ?!」
夢ちゃんが顔をあげた瞬間に、私は彼女に抱きついた
「ち、ちょ、えとあの、血、血…」
「ぬっふっふー!そんなもの、ゆめちゃんに抱きついていれば五秒で治るのだよー!」
「…手品演劇用の血袋をよういしてただけでしょうが」
379 :安芸 ◆WosCZrAhqw:2010/03/28(日) 23:00:59 ID:slECO.wg0
「きこえなーいきこえなーい!さあさあ夢ちゃん!夢ちゃんが望んだように、このまま二人の愛と蜜の絡み合いを始めようではありませんか!」
「ふえぇぇえ!?えと、私が始めるって言ったのは勉強のことで…」
「問答無用!さあ〜て、今日の夢ちゃんの下着の色は何色でしょうか〜!?」
「あ、ちょっ止め……んあぁ…!」
「……相変わらずこのバカップルは……」
「絹連さーん。診察に来……た訳ではないので失礼しましたー」
「看護師さーん!み、見捨てないで……あ、そこは、ちょっ、ん!」
「……ちょっと看護師さんに謝ってくるわね……」
パタン(ドアを閉める音)
「ようやく邪魔者もいなくなったし!そのシーツを濡らしちゃうくらい熱く交わりましょうか……!」
「…み、未来さん、眼が怖……ふわああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁ……」
二時間後、車イスに乗っている少女とその車イスを引いている少女が、病院内で平謝りしてる姿が見られたという……
…これ、掲示板的に大丈夫かな……
151
:
KK-雪花びらの乱れ咲
◆brKK4Ejq0Y
:2010/04/01(木) 18:25:42 ID:Z4mDe0/I
384 :KK-謹賀聖誕祭 ◆nkuBi4whfQ:2010/03/29(月) 18:27:41 ID:ynMiG7JY0
たぶんうまく言葉じゃ表せないと思うけど
いま僕は感動しているのかもしれない。嬉しいな
塾が今日で終わる。いや、終わった。
楽しい先生たちと別れだ。いい人たちだったと思うよ。欠点もあるけど
もうこないと思うと寂しいな。
別れが多いよ今年の春は
そして僕は塾の帰り。
THE BACK HORN の とびら を鼻歌で歌いながら帰っていた
白いものがみえた
雪だ
白い冷たい雪だ
僕は言葉では表せないうれしさを感じた。ロマンチックだ。僕には
神はいる。いや、いることはわかってたんだと思う。
僕は感謝する。そして忘れない。今日を
これから一人で勉強に立ち向かうのだろうか
あきらめないよ。雪 に誓うよ
ありがとう 僕の心はいま、いい気持ちだ
いい思いでになりますように
152
:
KK-雪花びらの乱れ咲
◆brKK4Ejq0Y
:2010/04/01(木) 18:26:03 ID:Z4mDe0/I
386 :安芸 ◆WosCZrAhqw:2010/03/30(火) 01:02:58 ID:slECO.wg0
口(眼?)直しに、真面目なやつを一つ
「恋する別れ」
遙か 遠い 悲しい はなし
繋ぐ 手には 二人の 思い
僕は 淡い 恋に 落ちた
僕を 包む 優しい 香り
君と 二人 幻 うつつ
君と 二人で 居たいんだ
僕は 深い 海に 沈む
いつか 僕が 消えた のなら
俯き 二人 今 君一人
君は 一人で 生きていてね
それから 一人 踏み出す 一人
いくら 進み いくら 歩み
けれど 一人 影は 一つ
探す 二人 けれど 一人
苦い 苦い 笑えない けれど
君は 一人で 進むんだ
絡み 合った 二つの 影
甘い 果実 苦い 事実
解け 離れ いつしか 一つ
再び 独り 海へ 落ちる
再び 一人 陸に 独り
君は 僕と二人で 居たんだよ
俯き 独り 息を 止める
嘘を 付くのは もう 疲れた
忘れられなくて 振り向き 独り
忘れられなくて だから 独り
忘れられなくて けれで 独り
思い 出して 影二つ
深い 海の 煤けた 記憶
涙 一つ 悲しみ 二つ
僕は 独りで 行くんだよ
君は 一人で 行くんだよ
君と いつまでも 居たかった
153
:
KK-雪花びらの乱れ咲
◆brKK4Ejq0Y
:2010/04/01(木) 18:26:26 ID:Z4mDe0/I
387 :KK-謹賀聖誕祭 ◆nkuBi4whfQ:2010/03/30(火) 09:09:15 ID:ynMiG7JY0
ちょいとマジで思うこと
ところどころおかしいけど
よんで意見をくれれば嬉しい(矛盾点の指摘)
人間=破壊者じゃないだろうか
人間は、この星や生態系を破壊するために、神が作ったのではないだろうか
が、現状
本来は人間を主とする生態系を作りたかったのでは?(神が)
しかし、プログラムとしてみれば、決定後、バグが人間に発生して
人間ごと(ほしごとかも)破壊する方向に変えたのかもしれない。
しかし、そうすると神は万能ではなくなる
でもそれでいいのかもしれない
自然の強すぎる力や、解明できないものを神としてみたのなら
神はいないという人の言葉も納得できて、神は創造主というのも納得できる
どういうことかというと
神は造れるけど、壊せない
なので、破壊者を作る
すると当然自我を与えられている地球(仮定)も、反発する。
しかし、地球は破壊を主としない
どちらかというと、自然の秩序というか、生命をまもるもの
守護者となる
なので、人類も生をうけたので自然の恩恵をうけれる
しかし行きすぎれば鉄槌が行われる
と考えるべきだと思う
(地球には根本から根絶やしにする意志はない)
でもそうなると、隕石でやれば?
と思うのだが、神には心があるのだろう(今までないと思っていたが、かいてるとそうなった)
というのも
なぜこの星が必要なのかわからない
神の遊び心としかおもえない
そこでじわじわと終わらす方向や、バグをわざとつくり
アニメのようにその流れを楽しんでいるのではないだろうか
それと人間に元からあるのは
破壊、増殖、自滅
これは、破壊は目的
増殖は一度一度しなれて作るの面倒
自滅は、今回の地球のようなことがないよう
勝手に滅んでくれ てことでは?
もしかしたらバグは、生きたい かもしれない
生きることを選べば、地球にダメージが及ぶようになってるが
いまそれを回避しつつ生きるようにしている物もいる
それは神の遊びとしてみれば、救世主
でも実は悪魔
なんせ人は破壊の為に生まれたのではないだろうか
ここらへんできります
おかしくなりそうwかんがえてるとwww
154
:
KK-雪花びらの乱れ咲
◆brKK4Ejq0Y
:2010/04/01(木) 18:26:41 ID:Z4mDe0/I
388 :安芸 ◆WosCZrAhqw:2010/03/31(水) 22:06:49 ID:slECO.wg0
>>379
とある病室に、三つの人影があった
そのうち二人は冷たい床に正座しており、もう一人はベッドの端に座りちっちゃい体をワナワナ震わせながらプリプリ怒ってる
彼女のパジャマはさっきとは変わっていた
ちなみに、ベッドシーツも私の愛と夢ちゃんの蜜(何かは自主規制)によって洗濯するはめになっている
「…二人とも、少しは周りのことを考えてよ…」
「申し訳ありませんでした」
私は両手を地に当て頭を下げながら言った。いわゆる、土下座の体勢である
「え? どうしてわたしも?」
隣の更科さんも、何故か夢ちゃんに座らされている
「…今は受験前の大事な時期だし、そんな時に邪な考えを持ってちゃだめじゃないかな…」
「全くをもっておっしゃる通りです」
「いや、だからどうして私も正座して…」
夢ちゃんは聞く耳を持たない
更科さんの問いを華麗にスルーしながら、説教しつづける
「…いくら、よ、欲求が溜まってるにしても、まだうまく体が動かない私にあんなことしたり、それを陰から覗いて一人興奮するのも、人としてどうかと思うんだ…」
「返す言葉も御座いません」
「私はそんな変態じゃないわよ!」
155
:
KK-雪花びらの乱れ咲
◆brKK4Ejq0Y
:2010/04/01(木) 18:26:58 ID:Z4mDe0/I
390 :安芸 ◆WosCZrAhqw:2010/03/31(水) 22:51:06 ID:slECO.wg0
>>388
「ほら更科さんもキチンと謝ったほうがいいよ。覗いてたのは事実だし」
「あなたたちが入りづらい空気を作ったからでしょ!?二時間廊下で待った私の気持ちをわかりなさい!」
「…ほんとに反省してるのかなぁ…」
「まったくです。この娘ときたら…」
「あなたのことよ!」
「…どっちもだよ…」
「私にやましい事はないわよ!」
「ほら二人とも、そろそろ勉強しようよ〜」
「「あなた(未来さん)が言うな(言っちゃだめです)!」」
「へ?」
「「へ?じゃなーーーーーい!!」」
「はぁ……いいかげん始めるわよ…」
「愛の蜜を?」
「勉強を!」
おおっ。更科さんの顔が真っ赤だ。多分熟れたトマトより真っ赤だ。
「…今日は、何を勉強するんだっけ…」
「一応数学と英語だけど…。時間が無くなっちゃったし、数学だけにしとこっか」
「あなたも少しは反省しなさいよ」
「うい。あと一週間は我慢するよ」
「…凄くしゃれにならないんだけどなぁ…」
夢ちゃんがため息混じりに呟いた
各々が勉強道具の準備をする
事前に言って借りてある机を部屋の端から更科さんが持ってくる
夢ちゃんはご飯を食べる時に使う取り外し可能なテーブルをベッドに付けた
156
:
KK-雪花びらの乱れ咲
◆brKK4Ejq0Y
:2010/04/05(月) 12:26:43 ID:Z4mDe0/I
いろいろあってこっちにもできちゃったんで
ここにもかくかな
みんな自由に
思いとか、考えとか、小説とか
どぞ
157
:
pass
:2010/04/05(月) 22:51:00 ID:QhPX4Otw
http://west-city.jp/ad_get.php?adid=102545&b=pc_url
158
:
sonin
:2011/09/26(月) 00:49:41 ID:Lzn7zrvg
はんまーかんまーwヾ(*′∀`*)ノ→
http://nn7.biz/oppai/top.html
159
:
素人です
:2011/12/02(金) 21:44:54 ID:UjaXjdGU
べっ、べつにあんたなんかに興味は無いんだからね!d(´∀`*)グッ$
http://ktjg.net/index.html
160
:
kk
◆brKK4Ejq0Y
:2013/01/15(火) 17:25:02 ID:JI80zMpE
なついな
161
:
ななっしーなっしー
:2016/01/02(土) 14:46:39 ID:XYSbqXcQ
☆〜オワコン社長のおすすめ動画〜☆
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https://twitter.com/owakon1224
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