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感動文執筆部屋(プロト)

143KK-雪花びらの乱れ咲 ◆brKK4Ejq0Y:2010/04/01(木) 18:23:02 ID:Z4mDe0/I


364 :KK-謹賀聖誕祭 ◆nkuBi4whfQ:2010/03/22(月) 08:43:56 ID:ynMiG7JY0
にゃん! と声を上げてねこじゃらしのようなものを捕まえようとする猫、ミー
柔らかいプラスチックの棒に、糸とふわふわをつけて試すと
予想以上に反応してくれた
これまた可愛い
可愛いことの連続だ。
親に何言われようが、勉強で疲れようが、眠たかろうが
ミーがいれば全部どっかにいく
布団に入れば、ミーもすり寄ってくる
そして顔に鼻を当ててみたり、手で押したりしてから、おなかの少し上らへんに
丸くなって寝る
幸せな時間 二度ね


365 :安芸 ◆WosCZrAhqw:2010/03/23(火) 01:30:19 ID:slECO.wg0
>>362
……ふぅ
らしくないわね、私
ここまできて来てうじうじ考えてるなんて、私じゃない
あとは一発勝負
彼女なら、夢さんを救える
私のただの直感で、ここまで来てしまったんだ
頭の雑念は振り払おう
余計な感情は全部削除して
さあ
あとはこのドアを開くだけだ
「……あけるわよ」
ぐっと腕に力を込める
ドアは音を立てることもなく、静かに開いた

  ◇  ◇  ◇  

全てが止まってるように感じた
少し広めの病室
ベッドと棚以外に何も無い、閑散とした部屋
時計の音だけが、静かに白い空間にとけ込むように響いている
そんな、時の流れを感じさせない部屋に
彼女は、いた
それは、たしかに彼女だった
私はゆっくり歩き、ベッドの側まで近づいた
髪が最後に見たときより長くて、顔立ちも少し大人びているけど
確かに、彼女だった
絹連 夢、だった
夢ちゃん、だった

「あ…………」

私はへたりこんでしまった
頬にはもう、透明な滴が流れていた

「……うそ……うそ……!」

頭が混乱して、何も考えられない
だって、夢ちゃんは今日、学校で……!

「だって……夢ちゃん……目の前で……屋上で……!」

夢ちゃんの手を、私は掴んだ


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