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感動文執筆部屋(プロト)

113KK-雪花びらの乱れ咲 ◆brKK4Ejq0Y:2010/04/01(木) 18:12:12 ID:Z4mDe0/I


286 :カドラの黒騎士 ◆/U2i7AL6pc:2010/02/04(木) 11:41:39 ID:UKKMyAYw0
ここはどこだろう?
暗い闇の中に俺は立っていた
なぜ、こんな所に居るのだろう・・・
・・・そうか、俺は心を閉ざしたのか・・・
そして、目の前には重く冷たい鋼鉄の扉があった
開ける気力も、助けてくれる仲間も友達も居なかった
俺は一生闇で生きることにした
どれくらいたっただろうか
声が聞こえてきた
「君は何でここに居るんだい?」
「さあな、俺が俺であるため・・・かな」
「寂しいね」
「寂しい?・・・なぜ?」
「だって話す相手も友達も居ないんだろう?そんなの寂しいじゃないか」
「友達・・・か、懐かしい響きだ・・・そして・・・俺が捨てたもの・・・」
「なら、僕が友達になってあげるよ」
俺はその言葉驚いた
そして、昔のあの気持ちが蘇ってきた
「い、いいのか?俺なんかが友達で」
「もちろん!そして、あの扉を開けようよ」
嬉かった 涙が溢れてきた
「ああ・・・もちろんだ!」
俺は立ち上がり扉に駆け寄った
懐かしい気持ちを胸に俺たちはめいっぱい押した。
何度も、何度も、
そして、ギィィという音と共に扉が開いた
開くはずもなかった鋼鉄の扉が
その奥は光に包まれていた
それは、まぶしかったがとても暖かかった・・・
   END


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