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感動文執筆部屋(プロト)
134
:
KK-雪花びらの乱れ咲
◆brKK4Ejq0Y
:2010/04/01(木) 18:19:53 ID:Z4mDe0/I
345 :安芸 ◆WosCZrAhqw:2010/03/16(火) 23:39:18 ID:slECO.wg0
>>341
「ーーよっし」
キュッ、と靴ひもが鳴いた
私は今度こそ服を着て、靴を履き玄関から飛び出した
家の脇までの短い距離を駆け足気味に進み、そこに置いてある自転車のサドルにまたがり、スグに前進
(ちょっと遅刻かな…)
そう思い、ペダルを漕ぐ足に強く力を入れる
別に細かく時間を決めてたワケじゃないけど、待ち合わせしてるんだから早めに行かないとね
私は平坦な道をグングン進んでいく
頬を撫でる風が気持ち良い
私の家から学校は、面白いくらいに坂が無い
平らな道がずっと続いている
ペダルを踏む力は一定のまま
だから私は気づいてしまった
「…………」
……昨日より、後ろが軽い
二人乗りしてる時の不安定な感覚が、無い
あの楽しかった時間は、無い
「……っ!」
私は涙をぐっと堪えた
下唇を噛み、ハンドルを握る力を強くする
まだ、何も分かって無い
夢ちゃんが何処にいったのか、委員長さんが何処に行きたいのか
何も分かってない
なのに、なんで涙が流れそうになるのか
それも、今の私には分からなかった
違う
認めたく、無かった
夢ちゃんに二度と会えないと思っている、自分自信を
「うああああああぁぁぁぁ!」
346 :安芸 ◆WosCZrAhqw:2010/03/17(水) 01:26:44 ID:slECO.wg0
>>345
腰を浮かせて、立ち漕ぎで一気に農道を駆け抜ける
昨日二人で、走った道を
学校に着く頃には、私は完全にバテていた
「はぁ…はぁ…」
自転車から降りて、胸に手を当てて息を整える
近くの電柱に寄りかかった
汗が滴となって、全身から滝のように流れていく
色の濃いの半袖を着てきて正解だった
色が薄かったら多分透けてたんじゃないかな
恥ずかしい思いは、もうしたくなかった
「あら?お疲れのようね」
少し楽になり始めた時、委員長さんの声が聞こえた
「あ…委員長さん」
声のした方を見る
委員長さんは麦藁帽をかぶり、汗一つかいていなかった
左肩にトートバックが提げてある
「別に遅刻しても怒ったりしないのに。はい、これ」
委員長さんは私の近くにきてトートの中からスポーツタオルを取り出した
「あ…。ありがと」
私はそれを受け取って、顔を拭いた
腕を拭き、服の下も拭いていく
ふう。結構サッパリしたかな
「それじゃあ、行きましょうか」
そう言って、委員長さんは歩いていく
私も自転車を手でひきながら、その隣を歩いた
「ねぇ、これから何処に行くの?」
私はずっと気になっていたことを聞いた
彼女はこっちを見て言った
病院、と
347 :KK-謹賀聖誕祭 ◆nkuBi4whfQ:2010/03/17(水) 08:18:49 ID:ynMiG7JY0
敵だからこその愛もある
ころしあうことでの理解
時にはひつよう
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