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感動文執筆部屋(プロト)
145
:
KK-雪花びらの乱れ咲
◆brKK4Ejq0Y
:2010/04/01(木) 18:23:42 ID:Z4mDe0/I
368 :三月 ◆3xeOhABLwQ:2010/03/23(火) 22:50:37 ID:Vb9VKhrw0
小説書きます。これからPCがほとんど触れられないので小説だけ更新したりとか多いと思いますが、ご了承を
一年は最上階と言われ、とりあえず息切れ切れにしながらも、階段を上った俺は、四階の廊下を睨んだ。
「九組……」
九組=一番奥のクラスだ。まあそれだけならいいんだが、その一番奥のクラスのさらに奥、おそらく音楽室であろう位置に立つ人影は明らかに俺を瞳に宿している。てか目が合ってるもん、いまにも口を開き……って開いてんな。
「こぉら! そこの一年!! 早く教室に入らんか!!」
あなたが怖くて近づけません! とか口が裂けても言えない。言ったら四肢をバラバラにされて、校庭の桜の木の下にでも埋められそうだ。
「す、すいません!」
俺の最善の策は謝って教室に入ることだろ?
勢いよくドアを開けると、クラス中の視線を集めた。そうだった、俺遅刻ギリギリだったんだ。
「…………」
「…………」
おい、誰か何か言わないか? みんなが口を閉ざしたら俺は赤面し精神からゲシュタルト崩壊しそうだ。
「あーっと、俺の席は……」
俺は向井だからある程度奥に違いない。
目にした席はこれまた一番奥の列で、後ろから三番目、丁度窓の代わりに壁とキスできるような位置だった。俺には暇つぶしに何見ろって?
とにかく席に座ろう、と、足を踏み出すと、左隣から痛い視線。どうやらドアを閉めろと言う事らしい。分かった、分かったからその視線やめてくれ、頼むから。
俺はドアに手をかけ、閉める……とまあ、これが上手く行きゃあ俺は何も問題なかったんだ。ただ上手くさせてくれないのがここでの問題だ。
「やあっ! 諸君!!おっはよー!!」
耳を塞がせろ! 耳を!!
さっきの野郎は上手く耳を閉じてるのか……? いや、耳栓までしてる。
それよりもこいつは一体何なんだ!? このままだったら俺が耳鼻科をお薦めされてしまう!
「およ? 君大丈夫?」
「……あぁ……」
この際誰のせいとか問わなかった。今は振り返り席に着くことが優先だ。
「あ、君隣なんだ♪」
「あ、そうなんだ」
冷めて答えよう、頭を冷やそう、そうすれば大丈夫だ。普通の学園生活が俺を待ってる!
「私、皆川雪那! 好きなものは右アッパー! よろしくね♪」
ちょっと変な子だった
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