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●事情によりこちらでSSを投下するスレ 2●
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プロバイダー規制や本スレの空気などでSSを投下できない人が、
本スレの代わりにこっちでSSを投下するスレ。
ごあー。
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>>693
>>700
GJ!
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もう一個バレンタインネタ投下ー。
自炊:バレンタイン後日、学校にて
バレンタイン翌日。
休日がバレンタインデーだったせいか、教室はまだバレンタイン一色。
朝から、放課後まで、チョコチョコチョコ。
そんな中の、不敵な二人。
『ふっふっふっ……山田?今日はスキャンダルがいっぱいありそうね?』
ハンディカムを回しながら、友子ちゃん。
れっきとした写真部の活動。
いつもの活動。
「うん。僕も楽しみだよ……」
『そうね。フフフ……』
いつものやり取り。
いつも通り怪しい友子ちゃん。
「さぁ、誰から行こうか?」
『そうね……最近噂の荒巻君と奈都コンビ、行ってみよう!!』
友子ちゃんの掛け声に続く。
こうして始まる、二人の一日。
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気になる二人をつけ回し、時には煽り、事実を写真に映像に。
これが、写真部(まぁ、友子ちゃんの趣味なんだけれど)の活動。
今日の成果は大金星。
やはりバレンタイン。幾つもの本命を、フレームに収めたことか。
『いや〜っほぅっ!!』
室内に友子ちゃんの声が響く。
ここは写真部部室。
僕と友子ちゃんは、今日のスクープを早速現像していた。
「ホントに友子ちゃんは凄いよ……目つけてた奴全員当たりだもんなぁ……」
『そうでしょそうでしょ!!もっと褒めろー』
「いや、ホント。……ん?」
友子ちゃんが頭をこちらに差し出す。
『友子さんは疲れた。癒しを要求する』
「了解」
頭を撫でる。
と、友子ちゃんが目を細める。気持ち良い、と言ってるかのようだ。
『……でも、恋のキューピッドってのは楽じゃ無いのよね。山田?次、肩お願い』
言われるがまま肩を揉む。
そう。友子ちゃんはただカップルを追いかけるだけじゃない。
恋のキューピッドもやっているのだ。
それが僕には、少し寂しい。
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友子ちゃんは人の恋愛で頭がいっぱいだ。
ちょっとは自分の事も、考えたら良いのに。
……例えば、僕、とか。
僕は友子ちゃんが好きだ。でも、言えない。
今まで一緒にやって来たパートナー。
そんな関係を、僕は、壊したくなかった。
「ハァ……」
思わず溜め息が漏れる。
『どしたの山田?お疲れモード?』
「いや、大丈夫」
『いやいや、アンタ、疲れてるって。ちょっと、待って……』
友子ちゃんは自分のカバンをごそごそ。
『はい。チョコレート。働いてくれた分の、お駄賃よ♪』
それは、綺麗に包装された、チョコレートだった。
「お駄賃って言うわりに、ハートなんだね」
『ばっ……馬鹿っ!!今開ける?フツー!!』
「御免。好きな人から、本命チョコ貰うの、初めてで……」
友子ちゃんの目付きが変わる。
『……今、なんて?』
あ。言ってしまった。
『……山田のバカ。私がこれ渡すの、どれだけ勇気出したと思ってんの?』
「ご、御免……」
『フフ……。でも、良かったぁ……』
友子ちゃんの顔が綻ぶ。
僕は、友子ちゃんを抱き締めた。
「ホント、良かった……」
『「両想いだね」』
二人の声が重なる。
同時に、唇、も。
今日も、二人の息はピッタリだ。
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一方、その影で不敵な人影が二つ。
『フフフ……やっぱりね!!流石アタシ!!』
「声がでけえぞかなみ。バレちまう」
『ん、そうね……。さぁ、タカシ?じゃんじゃん回しなさい!!!』
「……つか、かなみ。これ、ちゃんと動いてるよな?」
『タカシ?馬鹿にしないでよ。お父さんから借りてきて、カセットだけど、キチンと動くんだから!!』
「……かなみ?カセット、入ってないぞ?」
『あぁっ!?しまったぁ〜』
―――――
『やっぱりカメラはハード内臓型に限るわね〜』
「友子ちゃん……?何そのカセット?」
撮られるもんですか。私達は、二人で一人。
撮るの専門なんだから。
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以上です。
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なんだただの素晴らしい友ちゃんか
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山田と友ちゃんのコンビ大好き
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てす
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つーん
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つーん
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規制されてたから勝気さん分を補充。
http://tunder.ktkr.net/up/log/tun1256.jpg
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めんこいのう
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これはいい勝気さん
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こいつはいい勝気さんww
22時22分22秒の準備だ
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俺もにんまりした
やっぱりVIP落ちたな
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>>718
GJだぜwwwww
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>>718
勝気さんのにんまりした顔を見て俺もにんまり、GJ!
>>719
よう道民、仲間がいてうれしいぜ!
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めんこいは東北でも使うよ
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本スレ191より、わかめスープ
http://tunder.ktkr.net/up/log/tun1257.jpg
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わかめスープ色っぽいなぁ、GJです
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>>726
保存しました
GJ!!
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みこちんかわいい
http://tunder.ktkr.net/up/log/tun1260.jpg
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俺「…」ニヤ
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PCが規制だなんて、携帯までも規制だなんて……
お題
ただの砂糖水を自白剤だって言ってのませたら
だったかな?
「……ごめん。もっかい言ってくれる?」
「だからな、山田がくれたんだよ、自白剤」
いやいやいや……
流石にそれはないでしょ……
「何で、私が飲まなきゃいけないのよ!」
「かなみは素直じゃないからなー。たまには素直なところが見たいわけですよ」
……そんなこと言われても…
素直になったら……その……
恥ずかしすぎて死んじゃう……
「だ、大体! そんな物飲ませてどうするつも……」
「いいからいいから。ほら、飲め飲め」
「あ…ちょっ、押さな……んぐっ」
甘っ……!
……。
でも…こんな時しか………薬に言わされるくらいなら……
「よし。じゃあ聞くぞ?」「……うん」
「俺のこと、どう思ってる?」
「………」
「って、山田に聞いてみろって言われ『好き』…へ?」
「好きよ。たかしなんか大好き。いっつも一緒にいてくれるし、私の話ちゃんと聞いてくれるし…………」
「か、かなみさーん……?」
「…喧嘩した時も私が悪くたって先に謝るし、ホントはすごくごめんなさいって思ってるのに、全部わかってるみたいにフォロー入れてくれて……」
「誰かこの子止めてぇぇぇぇ!?」
「…それでね……あと……なところがかっこいいなあって……」
その後フルボッコにされたり、公然と痴話喧嘩するようになるのは別の話
(了)
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規制かかったぁーー!!
レス少々借ります。
とある休日。
部活が終わり学校から帰宅する。
家の鍵を開け、着替えようと自室に入る。
「……かなみ。人の家に勝手に入るのは泥棒だと何回言えば良いんだ」
ドアを開け、入室するなり、かなみが本を片手に仁王立ちしていた。
かなみは、学生兼モデル兼俺の幼馴染。
おおかた仕事から帰って来たんだろうが、何で俺の家に来るのか。
『どういう事よ!!』
しかも、何故か怒っている。
「……何があった?」
『コレよ!!コレ!!』
かなみは手に持っていた本を俺に突き出す。
……俺が買ったエロ本とかエロ漫画。
「……どうりで部屋が片付いてるなーと思った……ああ恥ずかしい!!人の部屋勝手に漁りやがって!!」
『何よコレはー!!』
「人の話を聞け!!」
『こんな本読んで!!』
「い、良いだろ!!別に!!」
『違うわよ!!アタシの載ってる本が無いじゃないのよ!!』
かなみは両手を挙げて俺を威嚇。
『こんなん買う金あんなら、可愛い幼馴染が載ってる本買え、バカ!!』
「お前、男は女性向けファッション雑誌なんか買わんぞ、普通」
ましてや、かなみは《可愛い系》の雑誌でモデルをやっているらしいので尚更だ。
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『……っ!!じ、じゃあアタシは何のために――』
かなみの表情が悲しげに歪む。
『……い、いや……何でもない。わ、忘れなさい!!あと、コンビニ行ってアタシが表紙のやつ買ってきなさい!!良いわね!?』
そう言い残し、かなみは部屋を後にした。
「……で、買ってきた訳だが」
あの後、コンビニに行って、かなみが表紙を飾るファッション誌を買ってきた。
表紙に、《突貫!!カナミに雷撃インタビュー!!》とある。
……電撃じゃないのか。
おそらく、インタビュアーは元潜水艦乗りで、魚雷の名手に違いない。
そんな事を考えつつページを繰る。
「おお、あったあった」
読み進めていくと、インタビューの内容に気になる記事があった。
――好きな人はいる?
……いるんじゃないのか?アイツも高校生だしなー。
――いますよ。
……ほら、やっぱり。
――この仕事も、ソイツに振り向いてもらおう、って、始めたんですよ。
……初耳だな。それは。
――でも、向こう鈍感で(笑)なかなか気付いてくれないんですよー。
……バカな奴もいるもんだなー。
――幼馴染なんですよ。だからかもしれないですね(笑)
-
「……まさかー」
『ホントよっ!!』
声に振り向く。かなみだった。
「……お前、不法侵入で訴えるぞマジで……!」
『ねぇ、それより、読んだんでしょ!?見てたものアタシ!!』
嬉しそうなかなみだが、やってることはストーカーだ。
『ねぇ……返事、欲しかったり』
急に小声になる。上目遣いでチラチラ俺を確認している様子が可愛らしい。
「……いや、別に良いけど、俺?」
『……タカシじゃなきゃ、ダメだもん』
ススッと近寄り、服の裾を摘まんでくる。
「伸びるだろー」
『……照れちゃって……♪』
……なんか腹立つな。
「まぁ、いいや」
『どれだけ待ったと思ってんのよさっきの台詞。大体、アンタ、ネットで叩かれまくってるのよ?』
「……え!?なんで俺が何したってんだよ!?」
『ちょっとパソコン借りるわよ』
言いながらパソコンを立ち上げる。
少ししてから、
『ほら。アタシのファンサイト』
「物好きもいるんだなぁ」
頭を叩かれた。
『アンタもでしょ!!』
画面に目をやる。掲示板だった。
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「どれだ?俺が叩かれてるって書き込みは」
『えっと……あっ、コレよ、コレ』
ねこ:ヵナ彡ちょ→ヵゝゎレヽレヽ!!τヵゝ`⊂〃ωヵゝωTょぉ`⊂⊇ッτмаち〃±レヽぁ<→★
まゆ:маち〃(≠м○レヽ∋Йё★±レヽτ→ッ⊃ヵゝぁレ)ぇTょレヽU★
「……おいかなみなんだこれは」
『……読めないの?』
何故かなみはきょとんとしてるんだろう。
「これは日本語じゃ無いだろ」
『いや、日本語よ?』
「……かなみ。モデルをやるのは結構だ。けどな、大学入試に宇宙語は出ない」
『解ってるわよ!!コレはギャル文字!!文字化けしてあんのよ!!』
「……お前のファンって、こんなファンタジーな脳してるのか?」
『ファンが一人も居ないタカシよりましでしょっ!?』
「一般人と比べるなー!!」
-
数日後。
俺とかなみは付き合うことになった。ただし、あまり二人の位置は変わっていない。
恋人、という意識を余りしないで良いのは幼馴染の利点だろうか。
「もしもし、かなみか?」
仕事中のかなみが電話をかけてきた。
『あ、タカシ?もうすぐ終わるから、駅まで迎えに来なさい!!』
「ん、了解。そう言えば、かなみ?」
『何よ』
「結構前に、お前俺に、『撮影に使う』って俺のワイシャツ持ってったよな。でも雑誌見てもそんな写真はない。お前は何に」
『い、いいから!!絶対迎えに来なさいよね!!』
電話を切られた。
「……次は窃盗か……」
どうしてくれよう、と考えつつ、俺は駅に向かった。
以上です。
>>704さん、妄想パクッてしまいましたすみません。
溢れる脳汁に逆らえなかったんです……。
え、ええい!!婦警だ婦警を呼べーっ!!
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私は極度の恥かしがり屋だ。しかも、恥かしくなると決まって周囲の物に当たってしまう。
そんな私の破壊衝動を受け止めてくれるのが、幼馴染であり、現在は夫となったタカシ。
受け止めてくれたと言えば聞こえは良いが、私に恥かしさを与えているのが他ならぬタカシ
であるのだから、その報いを受けるのは当然だ。
幼稚園の頃、公園で初めて出会った時に口一番飛び出した「可愛い」の言葉に反応して頬っぺたを
思いっきりひっぱたいたのが二人の始まり。
翌日、何事もなかったかのように話しかけてくるタカシに不思議な感情が芽生えた。逆に殴られたって
口汚く罵られたっておかしくない。タカシの姿に覚悟を決めた私に、「こんにちは」ってニッコリ微笑
んだ。変な奴だと思うどこかで、私を受け入れてくれた事に嬉しいと思った。
それ以降、大抵タカシは私の側にいた。私は表面上煙たい振りをしながら、嬉しくて仕方なかった。
この頃から幼稚園に行く楽しみはタカシに会えること。いや、幼稚園から小学校、中学校、果ては高校、
大学とずっとそうだった。
もちろん、二人一緒に居る姿を冷やかされ、その度に私はタカシを殴った。そして、今度こそ嫌われた
のだと落ち込みもしたが、タカシは一向にそんな素振りを見せる事なく相変らずの笑顔。
これで惚れるなというのは無理な話。小学校に入学する頃には、ハッキリと恋愛感情を意識していた。
しかし、これが私をさらなる恥かしがり屋にし、暴力行為はエスカレートしたもの。小学校で3回、中学
校で1回、教師から両親と共にお叱りを受けた。
高校のときは、付き合っていたので「行きすぎた愛情表現」として、黙認されていた・・・らしい。
ちなみに、付き合いにいったのは友人達の策略によってだ。「行き過ぎた愛情表現」を繰り返しつつも
一向に付き合う素振りを見せない私達(というか、だいたい私のせい)に、あれやこれやの策を張り巡らせ
告白せざるを得ない状況に追い込んだ。肝心のタカシはというと、「一目ぼれだ。出あった時から好きだった」
との事で、実は相思相愛だったのだ。もちろん、このセリフを言った直後に私は暴走したの言うまでもない。
付き合っからも相変らずの私達。友人曰く「普通のカップルより10倍は進展が遅い」との事で、手を繋ぐ
まで3ヶ月、初キスまで1年必要だった。この初キスはいわゆる「事故ちゅー」であり、これもまた友人達
の策略によるもの。ただ、最初の1歩が踏み出せれば、2回目以降は、「周囲に誰も居ない事」という条件は
あるものの、割と頻繁にしてた気がする。
タカシがねだってくるのを「あまりうるさく言うから仕方なく」とか「付き合ってるのだからしょうがない」
という体でさせてあげていた。キスの後の暴走は、余韻に浸っているせいか力が入ってないらしく「可愛い
暴走」なんて言われ、暴れる私をタカシが抱きしめ、暴走が納まるまでずっと頭を撫でてくれていた。
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こんな事を繰り返していたせいか、相変らず恥かしがり屋ではあったものの、暴走する頻度はぐっと減り
代わりに抱きしめられたくてわざと暴走する振りをしたりもの。
・・・この暴走する振りが見破られた時は、いつも以上の暴走を見せたらしいけど。
暴走といえば、タカシと結婚する時も酷かったらしい。こんな性格ゆえ、結婚披露宴は無理だと諦めていた
両親に、せめてウェディングドレス姿だけだけでもと写真屋に行った時のこと。
お決まりの「綺麗だよ」の一言に、タキシード姿のタカシを力いっぱい殴った。あまりに衝撃的な姿を見た
写真屋さんが、とっさにシャッターを切り、見事な右ストレートを放つ花嫁の写真が出来上がった。
結局、二人ならんだ写真は撮る事は出来なかったが、一緒にいた友人がこっそり取っていた写真に
幸せそうに笑う私とタカシの写真が「偶然」あったらしく、事なきを得た。
そして、二人そろって役所に行き、一悶着も二悶着もあったあと、どうにか婚姻届を出して今に至る。
一応、新婚初夜となる今夜。ドキドキと高鳴る胸を押さえつつ、タカシの腕に抱かれている私。
はたして上手く出来るのだろうか・・・と不安はあるものの、そのどこかでは多分なんとかなるという
安心感もある。だって・・・私の旦那様はずっと一緒にいてくれたタカシなのだから。
そろそろ頃合だろうか、タカシが私の耳元で愛の言葉を囁く。そして、私は頭の中が真っ白になってしま
うのだった。
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>>731、>>737
両方とも可愛くてGJ!!
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レベルたけえなあオイ!
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>>736
俺の妄想してた展開は全然違うものだから問題なし。
むしろ合ってても問題なし。
最近文章起こす気力がなくてな・・・妄想だけで満足してしまう。
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>>736
はい死んだ萌え死んだよ!
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卒業式後。
自分が担当をし終えたの教室。
自分のことを嫌ってたであろう生徒と最後の会話。
http://tunder.ktkr.net/up/log/tun1263.jpg
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>>743
胸を撃ち抜かれたよ
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決めた
おいら教師になるよ
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>>743
一途じゃのう…
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>>743
生徒と先生の関係としては最後の会話ですね
わかります
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勝手に>>743の逆バージョン
http://tunder.ktkr.net/up/log/tun1264.jpg
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最後までニヤニヤしながら言わせてそれから抱きしめたい
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>>738
久しぶりにグッときたな
GJ!!!
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>>748
ときめいたぞばか!!
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http://tunder.ktkr.net/up/log/tun1265.jpg
ポニテをバラかせたこういうのってなんて呼ぶんだろうねっていう落書き
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>>752
勝気の精一杯の女の子らしいファッションで変換されたgj
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俺は無口で脳内再生されたぜ。なんか矛盾してる気がするけど萌えたから気にしないぜ。
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バックウェイトだったかな…覚えてないや
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本スレ落ちた?
妄想GJだったぜ
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《朝》
「…ほら、さっさと起きなさいってば」
「ん…あと十五分待ってくれ……」
「バカ、遅刻する気?もうとっくに7時回ってるわよ」
「………ちっ。毎朝ご苦労な事だな本当に」
「起こしにこさせといてその言い草?本当にダメ男なんだから」
「別に起こしに来いとは言ってないだろ。俺は多少遅刻してもゆっくり寝ていたいんだが」
「私は遅刻したくないの。それにアンタの寝顔見るのだってもう習慣になっちゃってるんだから」
「…ん?」
「ほら、さっさと用意しなさいよ」
《昼》
「昼飯だーっと。さあて弁当弁当〜…」
「昼休みになった途端やる気出すわよねアンタ。もう少し勉強に熱向けたら?」
「余計なお世話だ。……おいかなみ、弁当箱開けたらしいたけ入ってたぞどういうことだ」
「美味しそうでしょ?」
「…お前、俺がしいたけ嫌いなの知ってるだろ?」
「だから入れてあげたの。好き嫌いが治るように」
「オカンかお前は。…ほら、しいたけなんて魔の食べ物だ。そっちにくれてやる」
「あっ…全く、いつまで経っても子供ね、ホント」
「何度も言うが余計なお世話だ。旅行中の両親に代わって弁当作ってくれるのはありがたいが、もう少し幼馴染なりの考慮ってものを入れてくれ」
「却下」
「何故だ!」
「それはアンタの嫌がる顔を見るのが楽しみだから。ま、困った顔が可愛くて好きとも言えるんだけどね」
「…ん?」
「はい、しいたけは返すわ。好き嫌いはよくないから私のも食べなさい」
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《夕方》
「……遅い」
「悪い、そこで山田と話し込んじまってな」
「ま、いいけど。それじゃ帰りましょ」
「ん。…ずああっ!」
「どうしたの?」
「アイツに借りたCD返しとくの忘れてた!ちょっと戻るから先帰っててくれ!」
「いいわよ別に。ここで待ってるから早く来なさいよ」
「間に合った?」
「なんとかな。…しかし、待ってなくてもよかったのに」
「…別に。私の勝手でしょ?」
「まあ、そう言われればそうだが」
「せっかく二人で帰ろうと思ってたのに、あそこで帰っちゃうなんてもったいないし」
「…ん?」
「ほら、ボケっとしてないで早く帰るわよ」
《夜》
「ほい、見たがってたDVD借りてきたぞ」
「ん、ありがと」
「しかし…かなみがホラー物とはな…」
「何?恐いの?」
「俺は大丈夫だが…昔は恐いの苦手だったろ、お前。お化け屋敷なんか門の前で石のように動かなかったからな」
「昔は昔、今は今。私の事をなんだって知ってると思わないことね」
「うーむ…なんだって知ってると思ったんだが…」
「それじゃ、私の3サイズは?」
「ちょろいちょろい。答えは「最近ウエストが気になって計ってない」だろ?」
「っ……」
「…殴るこたあないだろ、殴る事は」
「殴るだけで済んでありがたいと思ったら?」
「あ、その反応さては図星…あ痛っ!二度もぶったな!」
「殴られるようなことするからよ」
「はあー…どーして女性ってやつは体型の話になると暴力的になるのかねえ」
「そういう風にできてるのよ。特に大好きな人の前ではね」
「…ん?」
「はい、早く映画見ましょ」
「…ねえ友ちゃん。どうしてあの二人はいまだ幼馴染の立ち位置に甘んじているの?」
「そんな事こっちが聞きたいわ。今度拡声器と補聴器でもプレゼントしてあげましょ」
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>>758
最速でGJ!!
リアルタイムで立ち会えるとは珍しい
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《朝》で熟年夫婦かと思ったww
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http://tunder.ktkr.net/up/log/tun1268.txt
ちょっと前に投下したやつをいろいろ書き直して上げときました
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妹可愛すぎる
GJ!
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>>761
変態って甘美な響きだな
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面と向かってだと恥ずかしすぎるので、鏡に向かって
『兄さん、こんな私にいつも優しくしてくれてありがとう。
私は、そんな兄さんが…お父さんよりも、お母さんよりも…世界で一番大好きです』
って言ってたら
「嬉しいなぁ、そんな風に思ってくれてたなんて、兄ちゃん感激だなぁ」
という声が聞こえてきたので振り向いたらニヤニヤしながら兄が立ってたので
『女の子の部屋を覗いた上に立ち聞きなんて、変態もいいところです! 最低です!』
とわめき散らしてたら、いきなり抱きしめられて
「兄ちゃんも、お前みたいな妹を持てて鼻が高いよ。
ありがとう。兄ちゃんも、お前のこと大好きだよ」
って耳元で囁かれ、更に頭なでなでの最狂コンボを食らってしまい
最終的には真っ赤な顔でぁぅぁぅ言いながら
『に、兄さんの…ばか……シスコン…』
とか罵りつつも満面の笑みで兄を抱きしめ返す敬語妹ツンデレ
をデジカメで撮影するカーチャン
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>>764
かーちゃんがGJwww
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>>764
すばらしい
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規制中なんでこっちに投下するよ
10レスだよ
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(自炊)ツンデレに騙されてみたら
プルルルル……プルルルル……
「誰からだろ…… 何だ。勝美ちゃんか。あとでいいや。えい」
プツッ……
「さてと……続き続き」
プルルルル……プルルルル……
「うるさいなもう。着信拒否にしちゃおうかな」
ピッ……
「お掛けになった電話番号は現在使われておりません。もう一度、番号をお確かめの上――」
『テメーふざけんじゃねーぞゴラアッ!!』
「うわっ!?」
『あたしがわざわざ電話してるってのに――…………』
「うるさいから少しの間受話器押さえとこっと。それじゃあゲームの方をちょっと片付け
てくるかな。どーせロクでもない用事なんだから」
〜5分後〜
「もしもし? スッキリした?」
『しねえよ!! てかお前どこ行ってた? 電話口にいなかったろが!!』
「うん。何か喧しかったからちょっと用事片付けてた。まだ何か言いたい事ある?」
『……いや、もういいよテメーは。それよか……ゴホッ……重大事なんだよ』
「重大事? 便秘とか?」
『違うっ!! テメーあたしナメてんの……ゴホゴホゴホ……』
「だってう○こ出ないって大変な事なんだよ。おなかの中に毒素が溜まって最後には死ん
じゃうんだからね」
『あたしはいつでも快便だ……じゃなくてっ!! つか乙女に何てこと言わせやがんだこ
んにゃろーっ!!』
「いやあ。勝美ちゃんは素直で面白いなあ。一応言っとくけど、僕はスカトロプレイには
興味全くありませんよ」
-
『あたしだってねえ!! じゃなくて……ゴホッ……ホントに重大事なんだってば。ちゃ
んと聞けよ』
「勝美ちゃんが可愛らしいミニスカのメイド服着て色っぽいポーズで『ご主人様……どう
ぞ、勝美をお召し上がり下さい……』って言ったら考えてあげてもいいなあ」
『ぜってーしない。てか、それだけやっても考えるだけかよ。どんだけケチくさいんだよ』
「その代わり、気持ちいい事はいっぱいしてあげられるのに」
『嘘付けこのドスケベの変態野郎。分かったもういい。お前と話しても時間の無駄だ。も
う頼まねーよ』
「そう。じゃあ忙しいからもう切るね」
『ああ。じゃあな。ってか、そこで食いつかねーのかよ!! どんな重大事だか知りたく
ないのかよ!!』
「勝美ちゃんの重大事より今の僕はブーンクエスト152の続きの方が重要だもん」
『あたしよりゲームかよ。つか152ってどんだけ人気ゲームなんだよそれ。聞いたことねーぞ』
「まあ、勝美ちゃんがどーしても僕に言いたいって言うなら聞いてあげてもいいけど。さ
っきの条件で」
『ふざけんな。しねーって言ってんだろ』
「じゃあ、もう切るよ。どんな重大事だか知らないけど頑張ってね」
『待て待て待て待て。分かった。百歩譲ってメイド服は着てやる。それでどうだ』
「えー。可愛いポーズもしてくれなきゃヤダなあ」
『ぐっ……この野郎。足元見やがって……』
「どうするの? 僕もう携帯持つ手がだるくなっちゃったよ。あと3秒で返事頂戴。
1……0……」
『待てよ!! カウント1からって3秒じゃねーだろ』
「どうでもいいよそんな事…… はい、答え」
『ぐっ…… 分かった。やってやる』
「了解。勝美ちゃんは素直で可愛いなあ。で、何?」
『テメーに褒められても嬉しくねえ。つか、テメーとバカトーク繰り広げてる状態じゃねー
んだよ……』
「うんうん。それで、重大事ってのは?」
-
『実はよ…… あたしさ。風邪引いちまって……』
「嘘でしょ」
『何で嘘だって決めつけんだよ。こっちゃ、熱が出て頭くらくらしてんだぞ。喉も痛いし
……ゴホッ……』
「だって勝美ちゃんバカじゃん。バカは風邪引かないんだよ? 知ってる?」
『誰がバカだゴラアッ!! ゴホッゴホッ!! んなの迷信に決まってんだろが。信じる
方がどうかしてるぜ』
「信じてないけどね。ただそう言った方が面白いじゃん。勝美ちゃんがどういう反応する
かとか。まあ実に予想通りだったけどね」
『人をおちょくってんのかテメーは……』
「あれ? さっきからずっとそうだよ。気付いてなかった?」
『んだとコラアッ!! っと……それはもういい。お前の相手してっと日が暮れるからな』
「あれ? 新しい展開?」
『いちいち茶々入れんな。話が先に進まねーだろ。とにかく、あたしは今、すこぶる体調
が悪い。それは理解しろ』
「声の感じじゃ、どうも元気はつらつとしているようにしか聞こえないんだよねぇ」
『そりゃ、オメーがさっきから余計な事ばかり言ってあたしを怒らせてるからだろ。これ
でもかなり無理してんだからな』
「フーン。とってもそうは聞こえないけどね」
『こんな事でいちいち嘘付くか。で……だな。お前に頼みがあるんだよ……』
「ヤダ。さっきも言ったじゃん。僕、今忙しいって」
『マジなんだって。こんな状態だから、あたしは今ベッドから一歩も動けねぇ。なのによ。
その……風邪薬、切らしちまって…… うちはみんな普段風邪なんて引かねーから、置き
薬も期限切れのままでさ。で、こういう時に限って親父もお袋もいやしねえ』
「ふんふん。で?」
『だからさ。わりぃけど、その……薬……買って来てくんねーかな……』
「えー…… 僕がぁ?」
『……頼むよ……ゴホッ……ホントはあたしだってお前なんかに頼みたくねーけど……で
も、他に頼む奴いないんだよ……お願いだから……さぁ……』
「病院行けばいいじゃん。お医者さんに見て貰った方がいいよ」
-
『日曜だっつーの。救急行くほどでもでもねーし……』
「うーん……しょうがないなぁ……」
『来てくれんのか?』
「まあ、病人の頼みじゃあ断れないしね。種類は何でもいいの?」
『熱と喉に良く効くヤツで……頼む……』
「了解。30分くらいで行くから」
『……ゴメン。ありがと……な……』
「どうしたの? 柄にも無くしおらしい声出しちゃって」
『そうか? わかんねーけど……風邪で弱ってるから……かな……』
「それじゃ、また後でね」
『うん……頼む……』
ピッ……
「うーん……どうにも怪しいよね。あれだけ元気に怒鳴ってたのに、あのしおらしさ。い
かにも演技臭いけどな。でもまあ、それはそれで面白いから行ってみようっと♪」
ピンポーン……
「……あれ? 出ないな」
ピルルルル……ピルルルル……
「あ、勝美ちゃんからだ。もしもし?」
『……悪い。鍵、空いてるからさ。勝手に入ってくれ……』
「ん。分かった。それじゃあお邪魔しまーす」
ガチャ……
「勝美ちゃんは部屋かな? どれ……」
コンコン、コンコン。
「勝美ちゃん。いる? この僕がわざわざお見舞いに来てあげたよ」
シーン……
「あれ? おかしいな。まあいいや。勝手に入っちゃえ」
ガチャッ……
-
「失礼しまーす。ベッドが膨らんでるけど、寝てんのかな? おーい。起きろー。タカシ
君が見舞いに来ましたよー」
ユサユサ……
「ん? この感触、勝美ちゃんじゃない。これは、毛布を丸めただけの……」
『とりゃあっ!!』
「――――っ!?」
ドスッ!!
「あいっ……たぁ……」
『フハハ。どうだ、あたしのスピアーを喰らった感想は』
「ゴホッ…… いきなりタックルとか……って、風邪は……?」
『バカ言え。ガキん時から一度だって風邪引いた事のないあたしが、熱なんて出すわけねーだろ』
「ひっどいよ。騙すなんて。風邪だって言うから、使い走りもしてあげたのに……」
『ひどいって言うのは、普段のテメーの行いの方だろ。それに比べりゃ、まだまだこんな
もん、序の口だぜ』
「うー……別にひどい事なんてしてないけどなあ。親愛の証だよ」
『お前に親愛とか言われたくねー。てか、絶対にお断りだ。まあ、まだこんなもんじゃねーけどな』
ガシッ!!
「わっ!? ちょっとちょっと!! 痛いよ痛いってば」
『どうだ。この変形足4の字は。WWEでHBKが使ってるのを見て研究したんだぜ』
「そういえば最近、ケーブルテレビで夢中になってたっけ。あいたたたたた。ギブギブギブ!!」
『はえーよ。情けねーな。まだ完璧に決まってないってのに』
「ええー? これでも十分痛いよぉ」
『外して欲しかったら、今後一切あたしの事をからかったりしないと誓え。でなきゃ、完
璧に入れるぞ』
「うぅ〜…… でも勝美ちゃん。こんな事して僕に言う事聞かせて、嬉しいの?」
『何言ってんだよ。あ、当たり前だろ。テメーにゃ散々煮え湯を飲まされて来たんだから
な。今復讐しておかないでいつやるんだよ』
「そうじゃなくてさ…… 騙し討ちみたいな卑怯な手、勝美ちゃんが好むとは思えないんだけど」
『仕方ねーだろ。裏切る裏切られるはプロレス界じゃ当たり前の事だしな』
-
「正々堂々と勝負仕掛けるのが、勝美ちゃんだと思ったんだけどな。それとも、マトモに
やったら、僕に勝てないと思ってるから、こんな手段で来たの?」
『うっ……べ、別に勝てない訳じゃねーけど、あたしよりちっちゃくてガキっぽい顔して
ても男だからな。油断する訳にゃいかねーし』
「だったら今からでも遅くないよ。まともに技の掛け合いやろ? それで僕が負けたら、
本当に勝美ちゃんの言う事聞いて、もう二度とからかったりバカにしたりしないよ」
『それはいいけどよ。もしお前が勝ったらどうすんだよ。勝負し掛けるには、もちろん何
か要求してくんだろ?』
「それは大丈夫。一つだけ、僕の言う事聞いてくれればいいから。ちなみにエッチな事は
言わないよ。S×Xさせろとかフェ○チ○しろとかさ」
『当たり前だ。この性犯罪者野郎。つか仮にも女の前でペラペラとそんな言葉口にすんな!!』
「勝美ちゃんは純情だなあ。全く」
『純情言うな!! 可愛い面で卑猥な言葉をしゃべるお前はエロ餓鬼そのものじゃねーか』
「で、どうするの? 僕に勝てる自信があるなら、もちろん飲むよね?」
『分かったよ。やってやらあ。ほら』
「うう……イタタタ…… 勝美ちゃんのせいで、試合開始前から重傷だよ……」
『大げさな事言いやがって。ほら。立てよ。とっとと試合開始だ』
「足が痛くて上手く立てないよ。手、貸してくれない?」
『甘えんな。今のあたしとテメーは敵同士なんだ。自分で立て』
「もう十分ダメージ受けてるんだよ。それくらい情け掛けてくれたっていいじゃん」
『分かったよ。拗ねんな。ほらよ』
ギュッ!!
『ちょっ!? バ、バカ。強く握り過ぎだろ!!』
「勝美ちゃん」
『な、何だよ』
「試合開始だよ」
グイッ!!
『わっ!? わわっ!!』
「背後貰った」
ギュッ!!
-
『こ、この野郎!! 卑怯だろ!! グッ!!』
「スリーパーホールド、決まりそうだけど、どうする? ギブする?」
『ふざけんな。このくらい……』
「フーッ……」
『みゃあっ!?』
「クスッ……相変わらず、耳の後ろが弱いんだね」
『ふざ……けんな……』
「どうする? タップしないと落ちちゃうよ。ほら」
ギュウウ……
『ぐ……ぞっ……』
バンバンバン!!
「やったあ!! 僕の勝ちだね」
『汚ねーぞ。この野郎不意打ちとか……』
「油断してた勝美ちゃんが悪いの。成立した時点で勝負はもう始まってるんだから。そうでしょ?」
『こんのヤロー……ゲホッ……好き勝手言いやがって。うう……頭クラクラするぜ……』
「安心して。無茶なお願いはしないからさ」
『一体、その……あたしに何させる気なんだよ?』
「勝美ちゃんが言った事をそのまま実行して貰うだけだよ。僕はその為に来たんだからね」
『あたしが言った事? 何だよそれ?』
「勝美ちゃんは病人なんでしょ? 高熱出して大変なんじゃん。だから、その通りにして
貰うからね」
『ちょっと待て。あれは嘘で……』
「今更ダメだよ。言う事聞くって言う条件なんだから。少なくとも今日一日は、病人とし
て僕の手厚い看護を受けて貰うからね。ほら。まずはパジャマに着替えて」
『待てよ。それはいいとして、いつの間にあたしのパジャマ手に取ったんだよ。つか何で
お前が持ってんだよ。それじゃ着替えたくても着替えらんねーだろが』
「もちろん、僕が着替えさせてあげる為だよ。高熱でフラフラなんでしょ? だからさ」
『こ、このドスケベ野郎!! それが目的か。つかエッチな事しねーって条件だろ』
「これはエッチな事じゃないもん。失礼だなあ。純粋な医療行為だよ」
『そんな言い逃れ聞くかこの変態!! 着替えてやるからさっさと出てけ』
-
「ダメダメ。さ、大人しくして。でないと、無理矢理って事になるよ」
『わあっ!! や、やめろこのバカ!!』
ドスン!! バタン!!
「ダメだってばぁ。病人なんだからジッとしてないと」
『うるせーバカやめろってキャアッ!!』
「フゥ……何とか着替え終わったね」
『このドスケベ野郎…… ブラまで剥ぎ取りやがって……』
「だって寝る時窮屈でしょ? ましてや風邪引いて辛いんだからね」
『バッチリ見やがって……もうお嫁にいけねーよ』
「大丈夫大丈夫。何とかなるって」
『他人事のように言うなあっ!! ちくしょおおおおおっっっっっ!!!!!』
「いいから、ほら。とっとと寝て。暖かくしてないと、熱が上がるよ」
『だから熱なんてないってのによぉ…… チクショウ。こんな事になるならアイツ嵌めよ
うなんて考えるんじゃなかった……』
「うんうん。素直が一番。それじゃあ次は、お薬を飲もうか」
『薬!? いやいやいや。そんなのいらねえ。絶対ヤダ!!』
「何で? お薬飲まないと、良くならないよ」
『あたしは英語の勉強よりも薬が嫌いなんだよ!! 頭痛も腹痛も全部気合で治してきた
んだ。だからいらねーって』
「だって、自分から買って来てって言ったじゃん。だから僕、一生懸命いいお薬探して来たのに」
『あれはお前を家に来させる為の方便だっつーの。と、とにかく飲まねえものは飲まねえ
かんな。例え病人でもだ。一晩寝てりゃあ治る』
「ダーメッ!!」
ドスン!!
『グエッ!! おま……上から圧し掛かるとか何考えてんだよっ!!』
「これで逃げられないよね。さ、あーんして。僕が飲ませてあげるからさ」
『嫌だ嫌だ嫌だ。絶対飲みたくねえ』
「ダメだって。どうしても口開けないなら、無理にでも飲ませるよ」
-
『お断りだ。絶対口なんて開けねーからな』
「しょうがないなあ……」
ピッ!! サーッ……
『へ? 何やってんだよお前。自分で飲んじゃ意味ねーだろ? それとも、自分が先に飲
んで平気だって所を見せればあたしも飲むとでも思ってんのか?』
「ううん。こうふんの」
『へ? ちょ、何顔近づけ……まさか――――んっ!?』
チュウウウウウウウッ!!
『んーっ!! んんーっ!!』
クチュクチュ……チュバ……チュッ……チュル……
「ぷはっ。はい、これでお薬完了。偉かったね、勝美ちゃん」
『苦えええええっ!! 何だよこの苦さは!! オエッ!! 水、みずーっ!!』
「あ、ゴメン。忘れてた」
『忘れてたじゃねえっ!! ううううう……おまけに口移しとか……し、信じられねぇ……』
「勝美ちゃんがどうしても口開けないって言うから、それだったら舌でねじ込むしかない
かなぁって。でもこれで大丈夫だね。後は栄養付けて、一晩ぐっすり寝ればきっと良くなるよ」
『オエ……オエッ……苦過ぎてじぬ……』
「良く効くお薬だからね。その代わりすっごく苦いけど。勝美ちゃんの為を思って買って
きたんだから」
『うぞだ絶対嫌がらせだ……』
「ごはんは僕が特性のお粥を作ってあげるから。でもその前に体拭こうか。無茶して動い
たりしたから、大分汗掻いて汚れちゃったでしょ。今、お湯とタオル持って来るからね」
『冗談じゃねえっ!! これ以上あたしを慰み者にする気かよっ!!』
「ヤダなあ。看病だって、看病。あ、そうそう。ベッドから出たりしちゃダメだよ。逃げ
たらどうなるか……分かってるよね(ニッコリ)」
『うう。超悪魔の微笑だ。絶対お前、地獄に落ちるぞ』
「その時は勝美ちゃんも道連れだよ」
『何であたしがっ!!』
「さて、ちょっと準備してるから、大人しく待ってるんだよ」
バタン……
-
『冗談じゃねえ。あの野郎、治療とか言ってやりたい放題しやがって。これ以上辱め受け
てたまるか。逃げるぞ』
「ふーん。どこへ?」
『決まってるじゃねーか。とりあえずアイツの手の届かない所っつったら、他の友達んと
ころにって、おわっ!?』
「こんな事だろうと思った。はい。ベッドに戻ろうね」
『うわああああ!! バカ!! 離せこの野郎』
「良かったぁ。こんな事もあろうかと、拘束具をちゃんと持って来て」
『ベッドに縛り付けるとか何考えてんだよ!! 離せこの野郎!!』
「ダメだよ。今度こそ、準備して来るから、ちゃんと大人しく待ってるんだよ」
「さ。準備出来た。それじゃあ始めようか」
『止めろーっ!! この変態野郎がっ!!』
「だから、純粋なる看病だって。顔から足先まで、丁寧に拭いてあげるからね」
『だからやめ……あつっ!!』
「気持ちいいでしょ? ジッとしててね。顔から順々に拭いて行くから。でも、先に上だ
けでも脱がしておこっか」
『いや、だからダメだって。やめ……』
終わり
CSでWWE見ながらボケーッと妄想してただけなのに、どうしてこうなった?
-
音速でGJ!
その後、体を拭いてもらっている勝美が感じてきて(ry
って展開はまだですか?
-
俺の中では完結してるぜ!
-
山「うはwwwww俺は誰にも止めらんねーおっおっwwwww」ブーン!
?『そこまでよドーパント!』
山「(^ω^)おっ?」
か『ちなみっ!』アッパー!
ち『うい……』ダウナー!
ジャキーンジャキーン
アッパー!
ダウナー!
ジャッジャラジャラージャーラーラー
W『『二人で一つの!ツンデライダーW(ワロス)っ!』』
ち『あぅ……』フラッ
タ「おっと危ない」ガシッ
W(か『さぁ、アンタの罪を……ってちょっとタカシ!羨ま…じゃなくて、ちなみの体に何してんのよー!』
W(ち『タっ……タカシが……抱き…抱……あふぅ///』ボッ
タ「いいから早く戦えー!」
山「(;^ω^)(何しに来たんだおこいつら)」
友『はっ、まさか私が照井ポジション!?いやー!』
かっとなってやった
他にも尊大とかお嬢とかやりたかったけどメモリ名が思いつかんのでパス
ああ、本スレに書きたい……
-
最近描いてなかったら思った以上に描けなくなっててワロタ
http://tunder.ktkr.net/up/log/tun1276.jpg
-
>>781
全力でクッキーをあげた
-
>>781
メガネツンデレかわいいよメガネツンデレ
-
>>781
じょーだんに決まってるだろとかいってクッキーわたしました
-
>>780
ライダー好きな俺から誠心誠意のGJを送るww
>>781
お前俺の嫁を盗撮いくないぞ
-
ちょっと前に本スレでツン100%についての話題みたいなのがあったけど
個人的にツン100%ってこういう物だろと思って妄想してみた。
7レスで
-
・ツン100%ツンデレ
私には、クラスでたった一人、苦手な人物がいる。
別府タカシ君という、男子生徒だ。
「よう。おはよう、椎水さん」
朝のホームルーム前、登校してきた彼と教室の入り際に行き会い、声を掛けられた。
しかし私は、そのまま答えることなく、彼に視線も合わせずに席に着いてしまう。
後ろで、彼と一緒にいた友人の男子生徒の声が聞こえた。
「あらら。椎水にまたシカトされてんのかよ。つか別府もよく声掛けるよな。完全に嫌
われてるってのによ」
その質問に、彼は気にしてない風に答えた。
「まあ、挨拶くらいはな。向こうが返事するしないは関係ないって。こっちの気の持ち
ようだからさ」
「へえ。立派なやっちゃな」
その言葉を聞いて、私の胸が少し、ジン、と痛んだ。違う、と心の中で小さく呟く。
別に別府君の事が嫌いな訳じゃない。ただ、何故か私は、彼と真正面に向き合うと、息
苦しくて仕方がないのだ。声を聞くだけでも、心臓がキュッと窄まるような、そんな感
覚を覚えてしまう。ただおはようって返すだけなら出来なくもない。だけど、挨拶を返
すと、そのまま会話が始まってしまうそうで怖いのだ。だから私は、今朝も、そして明
日からも、彼の挨拶を無視し続けて終わってしまうのだろう。
そんな私だから、一度席が隣になった時は大変だった。気軽に周囲と挨拶を交わす彼。
私は、机に肘を付き、手を組んでその上に額を置き、俯いて黙っていた。どうか、別府
君に声を掛けられませんようにと願いながら。
「椎水さんも、宜しくな」
-
願いは叶わず、私の頭上から声が降り注ぐ。その途端、体がビクッと反応した。しか
し、私は彼の方を向かなかった。視線が合えば、きっと体が痺れてしまうに違いない。
だから私は、いつものように完全に彼を無視してしまった。少しの間、別府君が返事を
待つ気配が感じられたが、最初から諦めていたのか、すぐに他の人の所に行ってしまった。
――たかが挨拶くらいなのに……ダメだな私は……
結果として、苦い思いだけが心の中に残るのだった。
しかし、いかに避けようとも同じクラスである以上、会話をしなければならない事を
言うのは多々あるわけで、別府君と席が隣同士だった頃、こんな事もあった。
「あれ……おかしい。ないな……?」
英語の教科書が、机の中にも鞄にも見当たらない。確かに昨夜、勉強をした後ちゃん
と仕舞ったはずなのに。そう思って鞄の中をもう一度見返すと、今日は授業がないはず
の物理の教科書が入っている。
――うわ。英語の教科書と間違えちゃったんだ。昨日、眠かったからなぁ……
毎日教科書を持って帰っていると、たまにこういう事がある。鞄を閉めて机の横に引っ
掛け、さてどうしようかと考え始めた瞬間、横から声がした。
「椎水さん。教科書忘れたの?」
私が必死になって探しているのを横目で見ていたのか、別府君が勘良く聞いてくる。
声を掛けられた事に心臓がビックリしてドキドキし、緊張で全身が硬くなる。しかし、
こういう時は無視するとなまじっか相手の興味を引いてしまいかねないので、私は早口
で答えた。
『忘れた訳じゃないわよ。間違えて違う教科書を持って来ちゃっただけ。いいから構わないで』
感情を抑えてピシャリと言い切る。無論、顔は彼の方なんて見れない。私はこれで会
話を打ち切ったつもりだったが、別府君は、私にとってはとんでもない申し出をして来た。
「なら、俺の教科書貸すよ。ほら」
驚いて私は、反射的に別府君の方を見てしまった。穏やかな顔で教科書を差し出す彼
の姿を見て、それだけで何だか体温が1℃上昇し、心が息苦しくなる。私は慌てて視線を戻した。
-
『別府君はどうするのよ。なしで授業を受けるつもり?』
「ん、ああ。俺は何とかなるからさ。気にしないでいいよ」
その言葉に私はすぐにピンと来た。英語の授業は苦手なのか、別府君はその大半を寝
て過ごしているのを、私は知っていたから。
『寝るから、必要ないって事?』
即座にそう問うと、ちょっと気まずいようなそんな答えが返って来た。
「いやあ。まあ、そうっちゃそうなんだけど……」
『お断りだわ』
別府君の言葉に割って入って、私は言った。そして、彼が何か言う前に言葉を続ける。
『別府君が寝てようが何しようが私の知った事じゃないけど、サボりの片棒を担ぐよう
な真似はしたくないもの』
「いや。別にそんなつもりで言ったんじゃなくて――」
別府君が慌てて弁解するが、最後まで聞かずに私は一蹴した。
『どういうつもりかは知らないけど、結果的にそうとも取れるでしょ』
その言葉に、少し迷ってから、納得の行かない感じで別府君は同意の言葉を口にする。
「まあ、そう言われればそうなるけどさ……」
私は彼にはそれ以上話し掛けず、前に座るクラスメイトに声を掛ける。
『英子ちゃん』
『何? かなちゃん』
隣の男の子と今日は誰が差されるかで熱心に議論していた彼女は、幸いにもこっちに
は注意を払っていなかった。
『悪いけど、教科書……貸してくれないかな? 間違って家に置いて来ちゃったみたいでさ』
彼女は一瞬、私と別府君を見比べたが、逡巡は僅かで、すぐに頷いた。
『いいよ。あたしは戸成君に見せて貰うから』
私が何故か別府君を避けている事は、もう、クラスの女子は大体みんな知っているか
ら話はスムーズだった。
『ありがとう。今度何かお礼するね』
『いいよ別にこれくらい。戸成君。それじゃ悪いけど宜しく』
彼女から教科書を受け取ると、私はそれ以上別府君の方を見る事無く、素知らぬ振り
で教科書を広げたりするのだった。
-
また、こういう事もあった。たまたま偶然、私と別府君の委員が被ってしまったのである。
『体育委員? 何で私がそんなのに選ばれたのよ』
熱を出して休んだ翌日、学校に来て私はいきなり、友人からそんな報告を受けた。
『新学期早々、しかも委員を決める日に休むアンタが悪い。体育委員なんて、一番めん
どくさいんだから、余るに決まってるでしょうに』
『それにしたって、何で運動オンチの私なんかに……』
『別に体育倉庫の片付けとか、グラウンド整備とか、運動の出来る出来ないは関係ない
し。本当はクラス委員長にって話もあったけど、先生がそういうのは欠席者はダメって
言うからそうなったのよ。どっちが良かった?』
『う…… まあ、体育委員の方が、まだマシかな?』
委員長ともなると、集会時やロングホームルームでのクラスのまとめ役や会議の出席
など、仕事は多岐に渡る。はっきり言って各教科やその他雑用の委員などとは比較にな
らない仕事の多さだ。
『でもまあ、かなみにとってはそうも言ってられないかな』
思わせぶりな彼女の言葉に、私は眉を顰めた。
『ちょっと待って。それ、どういう事?』
すると彼女は、私の耳に唇を近付けて、声を潜めて言った。
『男子の体育委員がね。別府君なの』
それを聞いた途端、私の全身が一瞬、鋼のように硬直した。わずかにビクン、と体が跳ねる。
『何でまた、そんな事になったのよ』
心の中の動揺を覆い隠し、努めて冷静に私は聞き返す。
『普通にクジ引きで負けたのよ。どう? 委員長の方が良かったって思ったりする?』
ちょっと意地悪な質問を彼女はぶつけてきた。私は心を落ち着かせようと小さくため
息を吐いて、首を左右に振る。
『別に。どうでもいいわ』
『ありゃ? もうちょっと嫌がるかな、とも思ったのに』
何か少し残念そうな友人を見据えて、私はつまらなそうな態度を取る。
『係わらなければいいだけでしょ? 仕事なんて任期中にそうある訳でもないし、それ
だって、何も協力して仕事しなきゃいけない訳でもないんだし。それくらいなら我慢出
来るわよ』
-
『まーね。しかし何だってかなみは別府君をそんなに嫌うかなあ。あたしには理解出来んわ』
『人それぞれよ。そんな事は』
本当は私だって、嫌ってる訳じゃない。そう内心では思いつつも、一言、私はこう答
えたのだった。
実際には、口で言ったほど上手くは出来なかった。伝達事項なんかで、どうしても言
葉を交わさなければいけない事があったから。その時は、淡々と必要事項だけを伝えて、
私の方から会話を打ち切ってしまう。その度、何故か心の中に苦い想いが広がるのを、
私は認めざるを得なかった。それでも、どうにかこうにかやって来たが、ついに、そう
も言ってられない時が来てしまった。
それは、体育倉庫の整理を委員全員でやった時の事。同じクラスだから、当然私と別
府君は近い位置で仕事をする事になる。こういうのが私は凄く嫌だった。何故なら、他
の人たちは男女でも割合仲良くやってたりするのに、私たちは一切会話が無かったから。
非常に気まずいし、かといって会話が出来る訳でもないし。そんな悶々とした状況のま
ま、私は一つの問題に直面していた。
――これ、どうしようかな……?
私の前に置かれたのは、ダンボールに詰められた、古い野球のミットやらマスクだっ
た。まだ使えるからという理由で、倉庫の上に仕舞っておくよう言われたのだが、どう
せ使いもせずにいつか捨てる事になるのに、とうんざりする思いで見つめる。軽く持っ
てみた。持ち上がらないほどじゃないけど、重い。
――でも、仕舞うのは上の方なのよね。
周りを見ると、大体重い物は男子が片付けている。私も、別府君に一声掛ければいい
だけなのだけど、それが出来ないから困っているのだ。まあ、頼めない以上仕方が無い
と諦め私はグッと段ボール箱を持ち上げた。
その瞬間だった。
『きゃっ!?』
小さく悲鳴を上げてしまった。バランスを崩し、後ろに倒れそうになる。その瞬間、
肩と背中を背後から支えられた。
「あぶねっ!!」
-
その声に、私は首を捻って後ろを見た。倒れそうになった私を支えてくれたのは別府
君だった。
「大丈夫か? 一度、それを降ろして」
『う……うん……』
支えられている事に安堵感を感じつつ、私は荷物を下に降ろした。その途端、支えて
くれた別府君の手が私から離れた。
「全く。女の子なんだからさ。無理しないで、重い物は俺に頼めば良かったのに」
別段、咎めた口調では無かった。しかし私は、荷物を上の棚に収める彼の背中に向け
て、つっけんどんに答えた。
『今度からそうするわ。ありがとう』
そう言って、彼に背を向け、倉庫整理の仕事に戻ろうとした。その背後から、別府君
の声がした。
「あの……椎水さんさ……」
『何? さっさと作業に戻らないと、サボってるって怒られるわよ』
バッサリと切り捨てるような口調で聞き返しつつ、私はさっさと片付けに戻る。少し
の間を置いてから、別府君が言葉を続けた。
「あのさ…… 俺、何か気に食わない事とかしたかな?」
その質問で、彼が何を聞きたいのか、私には大体理解出来た。しかし私は、ワザとし
らばっくれるような問い返し方をする。
『何で……そんな事を聞くの?』
「何でって…… 椎水さん、俺の事を嫌ってるみたいだからさ。もし原因があるなら、
教えて貰いたいと思って」
『それを聞いてどうするの? 直せば好かれるとか思ってる?』
反射的に思った事を口に出してから、私は非常に嫌な言い方だと自己嫌悪に陥る。さ
すがに気になって、肩越しに振り返って彼の顔を窺う。予想通り、困ったような傷つい
たような顔をしていた。彼は小さく首を振ってから、決然とした口調で言った。
「まさか。そこまで上手く行くなんて思ってないさ。ただ、理由も分からずに嫌われる
のって、気になるじゃん。だからさ。せめて、気に食わない理由だけでも知れたらいい
なって。もしかしたら、他の女子にも不快な思いさせてるかも知れないし」
-
私との仲は改善しなくても、欠点を知り、それを直したいという気持ちは立派だと思
う。私なんて、自分で理解している欠点ですら認めたくないというのに。
しかし、彼に対する答えを、私は持ち合わせていなかった。何故なら、嫌う理由なん
てどこにもないから。彼を避けているのは、偏に私が臆病だからに他ならない。だから
私は、ある意味正直に、こう答えた。
『別に、理由なんて無いわ。だって、嫌ってはいないもの』
ちょっと驚いたような顔を、別府君はした。ずっと嫌われてると思ってる人から意外
な事を言われれば、それも当然だろう。
「なら、何で……」
自分を避けるのか。そう聞きたかったのだろうが、私は彼に言葉を被せるように言葉
を続けた。
『単純に、貴方の事が苦手なだけなの。向かい合ってるだけでも、おかしくなりそうな
くらいに。だから、貴方に原因なんて無いわ。あるのは私の方』
「そっか……分かったよ。生理的に、って事か……じゃあ、ま、仕方……ないよな……」
そう答えた時の彼の顔が辛そうで、私は顔を背けてしまった。
私は嘘を言った訳じゃない。ただ、誤解させるように言っただけなのだ。だって、彼
を目の前にして私の体がおかしくなる原因が、恋心からだなんて、言える訳無いもの。
こんな欠点だらけのつまらない女の事で、彼には悩んで欲しくないもの。それなのに、
結果的には彼を酷く傷付けただけだった。彼の顔に浮かんだ表情を思い浮かべるだけで、
私の心もズタズタになりそうな程に、酷く痛みを覚えるのだった。
終わり
ここまで避けさせると萌えは無くて、ただ辛いというか、痛いだけだなあと実感。
-
おいおい・・・続きは当然あるんだろうな!?
-
ツンデレの素直な気持ちが綴られた日記を見てしまって
それに気付かずツン100%のままのツンデレをそっと抱きしめてあげたい
-
確かに最強のアイテム『デレ日記』を使えば或いは……
-
つい、カッとなってタカシ。
http://tunder.ktkr.net/up/log/tun1277.jpg
-
>>797
おいおい困るぜ、勝手に肖像権を侵害されちゃあはっはっは
泣いてねぇよ
-
ワロタww
-
http://tunder.ktkr.net/up/log/tun1279.jpg
-
凄く…GJです…
-
え
なんなのこれ
なんなのいったい
え
え
なんでこんなに
なみだがでるの?orz
-
一週間遅れのホワイトデーネタ行きます
-
(自炊)バレンタインデーにチョコを渡せなかったのにホワイトデーに男からプレゼントを貰ったツンデレ
今日はホワイトデー。一ヶ月前に男の人にチョコを渡した娘だけが浮足立つ権利を持つ
日。そして私にはその権利はなかった。
「はい、友ちゃんこれ」
『わ、ありがとう別府君。ちゃんとお返しくれるなんて思わなかった』
「何言ってんだよ。こう見えても俺は義理堅いんだぜ」
『いやー。あんな義理丸出しのチョコにねぇ。中身何?』
「クッキーだよ。つっても、詰め合わせで買った奴を人数分に包み直しただけだけどな。
部活の女子にも返さなくちゃいけないから」
『何気に人気者じゃのう。お主は。え?』
「だーっ!! つっつくんじゃねえよ。欝陶しいな」
そんなやり取りをこっそりとチラチラ眺めつつ、私は小さくため息をついた。
――あたしもチョコ……あげてたらなあ……
実は私だって、タカシ宛にチョコを用意してはいたのだ。それも義理なんかじゃない。
ちゃんとしたのを。
――友ちゃんとか他の娘がタカシにあげてるのを見て、タイミングを逃してるうちに、渡
しそびれちゃったのよね……
今更ながらに、あの日の苦い思い出が蘇る。今もあのチョコは、私の引き出しの奥にし
まい込まれたままだ。
――自業自得っちゃ、そうだけどさ……
重い気分でいるところを、火に油を注ぐ奴がやって来た。
『見て見てかなみっ!! 別府君からお返し貰っちゃった』
『あっそ。良かったわね』 つまらなさそうに私は答えた。こういう事を一々報告しに来
るのが、実にわざとらしくて、気に入らない。
『羨ましい? 何だったらおすそ分けしてあげよっか?』
『いらない。別に羨ましくもないっつーか、別にあんな奴から貰いたくもないし』
『まったまた。無理しちゃって。勇気出してあげれば良かったーって、今になって悔やん
でんじゃないの?』
『そんな事無いってば。変な妄想しないでよね』
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