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●事情によりこちらでSSを投下するスレ 2●
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《朝》
「…ほら、さっさと起きなさいってば」
「ん…あと十五分待ってくれ……」
「バカ、遅刻する気?もうとっくに7時回ってるわよ」
「………ちっ。毎朝ご苦労な事だな本当に」
「起こしにこさせといてその言い草?本当にダメ男なんだから」
「別に起こしに来いとは言ってないだろ。俺は多少遅刻してもゆっくり寝ていたいんだが」
「私は遅刻したくないの。それにアンタの寝顔見るのだってもう習慣になっちゃってるんだから」
「…ん?」
「ほら、さっさと用意しなさいよ」
《昼》
「昼飯だーっと。さあて弁当弁当〜…」
「昼休みになった途端やる気出すわよねアンタ。もう少し勉強に熱向けたら?」
「余計なお世話だ。……おいかなみ、弁当箱開けたらしいたけ入ってたぞどういうことだ」
「美味しそうでしょ?」
「…お前、俺がしいたけ嫌いなの知ってるだろ?」
「だから入れてあげたの。好き嫌いが治るように」
「オカンかお前は。…ほら、しいたけなんて魔の食べ物だ。そっちにくれてやる」
「あっ…全く、いつまで経っても子供ね、ホント」
「何度も言うが余計なお世話だ。旅行中の両親に代わって弁当作ってくれるのはありがたいが、もう少し幼馴染なりの考慮ってものを入れてくれ」
「却下」
「何故だ!」
「それはアンタの嫌がる顔を見るのが楽しみだから。ま、困った顔が可愛くて好きとも言えるんだけどね」
「…ん?」
「はい、しいたけは返すわ。好き嫌いはよくないから私のも食べなさい」
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