[
板情報
|
カテゴリランキング
]
したらばTOP
■掲示板に戻る■
全部
1-100
最新50
|
1-
101-
201-
301-
401-
501-
601-
701-
801-
901-
この機能を使うにはJavaScriptを有効にしてください
|
レス数が900を超えています。1000を超えると投稿できなくなるよ。
【場】『 私立清月学園 ―城址学区― 』 その2
1
:
『星見町案内板』
:2021/02/26(金) 23:22:22
『H城』の周囲に広がる『城址公園』の敷地を共有する『学び舎』の群れ。
『小中高大一貫』の『清月学園』には4000人を超える生徒が所属し、
『城郭』と共に青春を過ごす彼らにとって、『城址公園』は広大な『校庭』の一つ。
『出世城』とも名高い『H城』は『H湖』と共に『町』の象徴である。
---------------------------------------------------------------------------
ミ三ミz、
┌──┐ ミ三ミz、 【鵺鳴川】
│ │ ┌─┐ ミ三ミz、 ││
│ │ ┌──┘┌┘ ミ三三三三三三三三三【T名高速】三三
└┐┌┘┌─┘ ┌┘ 《 ││
┌───┘└┐│ ┌┘ 》 ☆ ││
└──┐ └┘ ┌─┘┌┐ 十 《 ││
│ ┌┘┌─┘│ 》 ┌┘│
┌┘ 【H湖】 │★│┌─┘ 【H城】 .///《//// │┌┘
└─┐ │┌┘│ △ 【商店街】 |│
━━━━┓└┐ └┘┌┘ ////《///.┏━━┿┿━━┓
┗┓└┐┌──┘ ┏━━━━━━━【星見駅】┛ ││ ┗
┗━┿┿━━━━━┛ .: : : :.》.: : :. ┌┘│
[_ _] 【歓楽街】 │┌┘
───────┘└─────┐ .: : : :.》.: :.: ││
└───┐◇ .《. ││
【遠州灘】 └───┐ .》 ││ ┌
└────┐││┌──┘
└┘└┘
★:『天文台』
☆:『星見スカイモール』
◇:『アリーナ(倉庫街)』
△:『清月館』
十:『アポロン・クリニックモール』
---------------------------------------------------------------------------
前スレ:
【場】『 私立清月学園 ―城址学区― 』
ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453647476/
14
:
御影憂『ナハトワハト』【大学二年】
:2021/04/10(土) 01:31:05
>>13
ザッ……
白いワンピースを着た女が通りがかった。
そのまま通り過ぎようとした時、ふと足が止まる。
異様に長い前髪の隙間から覗く片目が、空井を見た。
(どっかで見たような…………)
(いや…………『違う』)
空井と直接会った事は無かった。
ただ、その存在を聞いた事があったのだ。
警官の『桐谷研吾』から。
「あ………………」
空井を見ていた視線が、雑誌の方に移る。
表紙が目に留まり、思わず声が出た。
御影憂は、『蛇』を飼育していた。
15
:
空井イエリ『ソラリス』【大二】
:2021/04/10(土) 01:39:13
>>14
視線に気づいて顔を上げた。
が、視線は自分の容貌ではなく、
表紙のトカゲの目と合っているのに気付いた。
「……ん? ……ああ。……悪いな。
カバーでも付けて読むべきだったか」
ス
雑誌を膝に乗せ、
表紙を手で隠すようにする。
知人にも、爬虫類が苦手な人間は多い。
「おれの配慮が、足りなかったよ」
口調こそぶっきらぼうだが、声は鈴の鳴るようだ。
――『聞いた話通り』に。
16
:
御影憂『ナハトワハト』【大学二年】
:2021/04/10(土) 02:02:53
>>15
「いや…………『いい』」
ボソ
「『それでいい』…………」
呟くような声色。
緩やかな足取りで空井に近寄っていく。
そして、その隣に腰を下ろした。
「………………『サウザンパインスネーク』」
「この前…………『お迎え』した…………」
ペットショップで見かけた白蛇。
それを連れて帰ったのは、少し前の事。
(ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453049221/854-855)
「『爬虫類好き』は…………『仲間』…………」
『同好の士』は貴重だ。
ゆえに、御影としては珍しく、
親睦を深めようという意図があった。
『それ以外の意図』も、ゼロでは無かったが。
17
:
空井イエリ『ソラリス』
:2021/04/10(土) 02:13:38
>>16
「ん、そうか……いいなら、いいんだが」
「ああ、隣良いよ」
ベンチに置いていた鞄をどかす。
そして隣に座った『御影』を見上げた。
「『サウザンパインスネーク』――――ああ!
あの、白くて綺麗な蛇だよな。わかるぜ。
『売れてた』のを見たが、そうか、おまえさんが」
フッ
「なるほど、だな。
おまえさんとおれは『同好の士』らしい。
うれしいよ、いいよな、『爬虫類』」
イエリは『ペット』を愛好している。
それは自分の楔でもあるからだが、
単純に、動物が好きなのもある。
「でも、『パイン』ってのはさ」
「『怒りっぽい』品種だと、本で読んだ事があるよ。
それを選んだってことは、結構慣れてるのかな」
だから爬虫類の話を振る事にした。
『蛇』は飼っていないので、門外漢ではあるのだが。
18
:
御影憂『ナハトワハト』【大学二年】
:2021/04/10(土) 02:43:07
>>17
スッ
右手を持ち上げて、指を見せる。
そこには、真新しい傷があった。
大きくも深くもないが、目に見える範囲だ。
「昨日…………『ご飯』あげる時に噛まれた…………」
「でも…………これくらいは普通…………」
餌である『冷凍マウス』を解凍する時、
手に匂いが残っていた。
その匂いに反応して噛まれたのだ。
しかし、噛まれる事自体は初めてでは無いので、
特に驚いたりするような事は無かった。
「ザラザラした手触りのしっかりした鱗感…………。
お腹の方はツルツルしていてセラミックのような…………」
「ずっと見てられる…………」
おもむろに、スマホを取り出す。
画面に写真を表示させ、それを見せる。
写っているのは、件の『サウザンパインスネーク』だ。
ケージの中は、森の中のようにディスプレイされている。
『愛情』が感じられた。
19
:
空井イエリ『ソラリス』【大二】
:2021/04/10(土) 03:27:49
>>18
「それは痛そうだな、かわいいものだけどさ」
指の傷は痛ましくはあるが、
爬虫類――いやペット飼いとしては、
これくらいは『そういうもの』である。
「『慣れてる』みたいでよかった。
ヘビも、おまえさんもだが……
きっといい出会いだったんだと思う。
爬虫類との付き合いは、難しいけど、楽しいよな」
そして写真を見て、口元を緩める。
先の質問は『確かめる』意図もあった。
別にだからどうするわけでもないが、
見た目だけで衝動買いしたとかでなく、
慣れた愛好家であることに安心した。
それはいいことに違いないからだ。
「しかし、いい蛇だな……
この色合い、艶感。写真でも引き込まれるよ。
蛇は、自分で飼ったことはなかったんだが」
飼っているのは『ヨロイトカゲ』だ。
「見せられると、気になってきた。
おすすめの品種とかはあったりするのかな?
いや、自分で探してお迎えするのが一番だろうけどさ」
ヘビを今すぐ飼えるキャパシティがあるか、
あるとして実際今すぐ飼うかは分からないが、
話のタネとして聞いておけば、いつか役立ちそうだった。
20
:
御影憂『ナハトワハト』【大学二年】
:2021/04/10(土) 18:10:58
>>19
「気性は個体差もあるし…………」
「荒くなくても…………
機嫌が悪い時はバンバン飛んでくる…………」
もっとも、爬虫類に限った話ではなく、
その辺りは哺乳類も同じ事だろう。
「入門用なら『コーンスネーク』…………」
「トウモロコシ畑にいたからコーンスネーク…………」
「アダルトでも手頃なサイズだし…………
大人しい方だから飼育しやすい…………」
「品種も多い…………」
スッ
「…………ウチにもいる」
別の写真を表示させると、先程とは違うケージがある。
中にいるのは、
くすんだ白色にグレーの模様がある小型の蛇だった。
『コーンスネーク』の一品種で、
『ゴースト』と呼ばれている種類だ。
「蛇は『丸呑み』で少しずつ消化するから…………
ご飯は一週間に一回でいい…………」
「あ…………『ベビー』なら一週間に二回ぐらい…………」
トカゲにも共通する部分だが、
ペットと聞いて多くの人が想像する犬や猫と比べ、
蛇は非常に飼いやすい。
大きな声で鳴く事がなく、体臭もないし、毛も落とさないし、
散歩は必要なく、食事は一週間に一度で十分だ。
ただ、哺乳類と違って変温動物なので、
温度や湿度の管理には気を遣う。
犬猫と違って、診てくれる病院も多くない。
結局は、最後まで責任を持って付き合う意志と、
愛情があるかどうかによるだろうが。
「それから…………『脱走』には要注意…………」
蛇は脱走の名人だ。
鍵があれば大丈夫だが、そうでなければ、
スルスルと這い上がって何処かへ行ってしまう。
そこはトカゲとは違う部分だろう。
21
:
空井イエリ『ソラリス』【大二】
:2021/04/10(土) 19:43:08
>>20
「なるほど、詳しくってためになるよ。
それに分かりやすい説明だ。
おまえさんの『蛇愛』が伝わってくる。
それも一方的な『愛』じゃあなくって、
ちゃんと理解しようって、そういう愛がさ」
多角的で幅広い知識を伝えられ、
イエリは得心したように頷く。
アドバイスを求めればいくらでもしてくれる。
『本当に好き』な人間なら、ありがちな事だ。
だからこそ『信用できる』と思った。
「今すぐ飼うわけじゃあないが」
フ
「飼うから『コーン』にしてみるよ。
その時にはまたアドバイスがもらいたい。
嫌じゃあなきゃ、おれと連絡先を交換してくれないか」
装飾過多のスマホを取り出して、
チャットアプリのQRコードを見せる。
「もちろん、アドバイスだけ――
教えてもらうだけってつもりじゃないぜ」
「もっともおまえさんが……
トカゲの方にも興味があるなら、だが」
22
:
御影憂『ナハトワハト』【大学二年】
:2021/04/10(土) 20:20:39
>>21
「もしいなくなった時は…………
『暖かくて狭い所』にいると思う…………」
「いつだったか…………『冷蔵庫の下』にいた…………」
コク……
連絡先交換の申し出には小さく頷き、同意を示す。
「………………『オッケー』」
「『爬虫類好き』は…………『仲間』…………」
手の中のスマホを操作し、QRコードリーダーを起動し、
空井のQRコードを読み取る。
その後、こちらのQRコードを表示させ、空井に見せる。
そして――――。
「………………『御影憂』」
「『大学部二年』…………」
自身の名前と学年を名乗る。
お互い同じ学園に通っているのなら、
また顔を合わせる機会があるかもしれない。
相手の事を知っている方が、何かと便利だ。
「また会ったら…………」
「今度は…………『トカゲの話』で…………」
23
:
空井イエリ『ソラリス』【大二】
:2021/04/10(土) 21:54:50
>>22
「そこのところは、トカゲと同じだな。
おれは本棚の中に潜んでたのを見たよ」
サッ
連絡先交換を終えて、
スマホは小さなカバンの中に直す。
ウツイ
「『空井イエリ』」
「文学部の二年生だ。
――高校の頃と違って、
学年が同じとはいっても、
学部も講義も違うかもしれないが」
そして、ベンチから立ち上がった。
視線の端には学部棟に入っていく他の生徒たち。
「同好の士なら問題はないよな。
さて、そろそろ講義だ……また連絡するぜ」
スタスタ
「今度はおれの飼ってる『ヨロイトカゲ』を見せるよ」
歩き去る前に一度振り返り、
そう声をかけてから、イエリもまた棟の中へ消えた。
24
:
御影憂『ナハトワハト』【大学二年】
:2021/04/12(月) 20:42:05
>>23
「『空井イエリ』…………」
「『ヨロイトカゲ』…………『期待』…………」
「………………バイバイ」
スマホを片手に、去っていくイエリに手を振る。
「『空井イエリ』………………」
ボソッ
「『文学部二年』………………」
スッ
『同好の士』が見つかった事は間違いなく収穫だ。
そして、『別の収穫』もある。
スマホを操作し、『情報の更新』を『仲間』に伝えた。
25
:
円谷 世良楽『リトル・スウィング』【高1】
:2021/04/20(火) 13:25:58
ヒュルルルル
パ
シッ
誰もいなくても喋るわけじゃあない。
そして『リトル・スウィング』を飛ばしたのも、
別に意味もなくはしゃいでるわけじゃない。
春風で飛んで、高いところに乗った帽子を落とした。
パサ
それを拾い上げる。
砂を落とした帽子をかぶりながら、何となく見まわした。
26
:
高見盛 炸盤『デイヴ・エドモンズ』【高2】
:2021/04/20(火) 21:36:15
>>25
「やあ、」
見まわすその視線とこちらの視線が、全くの偶然で交わった。
筋骨隆々と呼べるほどでは無いが、それでも十分に巨きな体躯。
身長は高く、肩幅も、胸の厚みもそれなりに備わっている。
格闘技か何かで鍛えたというよりは、『よく食べよく寝たら育った』という印象を見る者に与えるスタイル。
力強さを湛えた太眉は今にも繋がらんばかりで、
その下に並ぶ一重瞼の誠実さを一層引き立てていた。
学校指定の『スラックス』を履いている以上、学園の生徒に間違いは無いのだろうが、
上半身は指定制服のそれではなく、肩口から先を大胆に露出させた『白いタンクトップ』であった。
「ようやく、上着の要らない季節がやって参りましたね。お嬢さん……」
柔らかな笑みに穏やかな声色を載せ、『円谷』へと微笑みかける青年。
特段の用向きがあるというわけでもないが、目の合った生徒に挨拶を返さないというのもまた、
なるほど無礼と言うべきなのだろう……。
27
:
円谷 世良楽『リトル・スウィング』【高1】
:2021/04/20(火) 22:52:03
>>26
なんのことはない。
『気付いてなかった』だけだ。
「……わ! びっくりしたーっ。
誰もいないかなー? って、さっき思ってたのにー!」
そこにいた巨躯の青年に、無遠慮な視線を回した。
―――――でかい。
セララは小柄な部類で、体形もすらっとしている。
後ろに立てば、すっぽりと姿が隠れてしまうのだろう。
「そだねそだね。あたしも最近、パーカーちょっと暑いくらいかも」
明るく、穏やかというより弾けるような声で返した。
制服の上に羽織った、薄手のパーカー。
これくらいのアレンジは許され、流行する校風。
しかし――――
「それでね、えっとえっと、おしゃべりの前に、質問いーでしょーか!
あたし高1だけど……きみって先輩、であってますー!?」
もちろん先輩と断言できなかったのは、
大人にも見える体格や、凛とした顔立ちもあるにせよ。
「用務員さんとかじゃないですよねー!?
違いますよねー、だって、制服のズボン着てるもんネ」
「もしかして、きみも制服が風で飛ばされちゃったとか!? あはーっ!」
――――それ以上に『服装』が一番、目に留まった。
制服のアレンジは流行っているが、『引き算のファッション』は珍しい。
28
:
高見盛 炸盤『デイヴ・エドモンズ』【高2】
:2021/04/20(火) 23:10:43
>>27
あるいは帽子に注意を向けている間に『現れた』のかも知れない。
物陰からそっと歩み出る程度であれば、その僅かな時間でも十分に可能だろう。
驚きの声を受けた青年は右手の親指と人差指をそれぞれの目と瞼に間に当て、
僅かに俯くと首を左右に振った。
「いや、済まない……驚かせるつもりはなかったんだ。
ただ、この暖かな春の陽気に当てられて……。そう、『浮かれて』しまっていてね」
スケール感で言えば、円谷の太腿と男の上腕の径が同程度、といったところか。
その体躯を走る視線を些かも気にすることなく、男は再び顔を上げ、
──眼前の少女と改めて目を合わせた。
「俺は『高2』だから、君の先輩ッて事になるのかな……。
いや、学年が明らかになったからといって、『二人称』を変える必要はない。
『きみ』でいい、『きみ』と呼んでくれれば」
快活な少女の声とはある意味で対象的な、深く響く声。
発話のリズムを緩やかで、春の陽気に合っていると言われれば、納得する者をいるだろう。
「『制服』──ああ、『あれ』か。
あれはもう、ないよ」
ゆったりと両腕を広げ、改めてその上半身を晒す。
「だから、この格好だと冬場は凍えてしまうだろう?
仕方ないから暖かくなるまで『冬眠』していて……やっと出てこれたんだ」
少女から目を逸らすことなく、男は自らの胸に手を添えた。
「俺は『高見盛 炸盤(タカミサカリ サクバン)』。
君にもひょっとして──名前があったりするのかな?」
29
:
円谷 世良楽『リトル・スウィング』【高1】
:2021/04/21(水) 00:29:43
>>28
いつ、どこから来たのかは、こだわらない事にした。
「へーきですよ、もうびっくりしてないし。
春だから―、浮かれるのもしょーがないですって」
セララはいつでも浮かれている。
地に足が付いていないわけではないが、
踏ん張ってこらえる事をしていない。
「わー、よかった! 先輩でしたー。
あはーっ。先輩なら先輩って呼びますよー。
きみのほうがよかったら、そーしますけどネ」
と、ここまでは春の麗らかはそのままだったろう。
「……えーっ! どゆことどゆこと!?
制服、本当になくしちゃったってことですかー!
もー、無くしちゃだめじゃないですかーっ。
それとも、『メルカリ』で売っちゃったの!?
どーしよ、あたしの貸してもしょーがないよねー?」
疑問が次々に湧き上がると、
声色は春風を裂くように弾みを増していく。
この青年は体が『デカい』だけじゃあない。
『肉』だけじゃあなく、『謎』が詰まっているのか?
更なる衝撃的な言葉に、セララも目を回す。
「どーしよどーしよ、分かんないこと沢山―――あ、先に言っとかなきゃ!」
「あたし、セララ!
『円谷 世良楽』って名前があるんですよ。
高見盛せんぱーい、それで冬眠って、どーゆーことなんですかー!?」
目を合わせ続けはしないが、自分の言葉を告げるときには見上げていた。
30
:
高見盛 炸盤『デイヴ・エドモンズ』
:2021/04/21(水) 13:29:36
>>29
「そうか、良かった……!
びっくりは長く続かないものな……。ずっとびっくりし続けたら、人はどうなってしまうんだろうね」
目を細め、穏やかに微笑む。
春の似合う少女だなと、そんなことを考えながら。
「たまたま両親が俺を作る気になったのが、君より一年早かったッてだけのことで、
先輩風を吹かせるつもりもないよ。呼び方も、好きにしてくれたらいい……。
そもそも呼び方なんて、常に一定じゃない方が自然なくらいだからね。
実際俺も、母さんのことを呼ぶときは……フフッ!『ねえ』だの『あのさあ』だのと呼ぶことの方が多いくらいだ」
どこか照れたように、自らの坊主頭を幾度か撫でる。
出会ったばかりの少女に家族の話をするという所に、気恥ずかしさを覚えたのかもしれない。
ただ、続く少女の言葉にその羞恥心は吹き飛ばされ、高見盛は両目を驚愕に見開いた。
「『あれ』──なくしちゃあいけないものだったのかい!?
それも、『メルカリ』で、『売れる』?
そんなに詳しいってことは、まさかきみもその『制服』を……、
いや、『貸してくれる』というんだから間違いないな。
つまり、信じがたいことだがここまでを纏めると──『君は制服を持っている』」
「と、いうことになるんだね、『円谷 世良楽』さん。
涼やかな流れを感じる、いい名前だ。ご両親に感謝しなくてはいけないね」
円谷に対し大仰な態度で『制服の所持』を確認する高見盛。
その様子から、ともするとこの一件が彼の『タブー』に触れかねない気配を、円谷は感じるかも知れない。
「かくいう俺の名前も──いや、俺以外の兄弟もだが──祖父に名付けてもらってね。
なかなか気に入ってはいるんだよ。『昨日の夜』みたいな響きが少しコミカルで」
「『冬眠』というのは……冬の寒い時期、
日の沈むくらいの時間から毛布と布団に頭までくるまって、
そのまま朝日が昇るまで眠るんだ。
朝が来ても、ずっと布団の中で過ごす。日が高くなって、暖かくなるまでね。
暖かくなってきたら、布団から出たり、出なかったりして、また夜には眠るんだ。
それをいつまでもいつまでも続ける。春が来るまでね」
円谷から視線を外し、何かを懐かしむように、遠くを見ながらそう言った。
31
:
円谷 世良楽『リトル・スウィング』【高1】
:2021/04/21(水) 22:03:44
>>30
「えー? ずっとびっくりしたら、きっとつまんないですよ!
あたしのパパのお誕生日パーティーで、
ママとあたしとパパの友達でいっぱいサプライズしたけど、
パパったら、途中からすっごい飽きてたもん。あはーっ!」
思い出し笑いをした。親も、似たような気質を持ち合わせていた。
「あ! でもでも、あたしのパパとママって、
すごいセンスいいんですよー。
だからあたし、ほんとにありがとーっていつも思ってます。
高見盛……サクバン先輩のおじいちゃんも、センスいーですね」
両親との仲は、裏表もなくとびきり良い。
それを騙る事に照れもない。
特に、同じく(?)家族の話をしている相手になら。
名付け親が祖父というのも、それ自体は『ある』だろうし。
「あたしはママのことママって呼んでるけど、
サクバン先輩のことは、とりあえず先輩で――それでそれで!」
自己紹介に続くやり取りを終えて、
『疑問』へと切り込んでいくセララ。
「制服は無いならもーしょーがないですけどー、
冬眠って、それってじゃあじゃあ、学校はお休みしてるの?
友達に会えないの、さびしくない?」
こんな性格でもうまくやってけてるのは『社会性』があるから。
何かヤバそうな『制服の話題』を流す、程度には。
「それに冬の間、ずっとびっくりする事ないってコトでしょー?
それってあたしだったらきっと、春になるまでに起きちゃいますねー」
驚きの『生態』に目を丸くして驚き、なんとなく高見盛の見る方を見た。
32
:
高見盛 炸盤『デイヴ・エドモンズ』【高2】
:2021/04/22(木) 21:21:53
>>31
「お父さんのお誕生日に、サプライズをいっぱい……か。
いいご両親で、いいご家庭なんだね」
「ただ、そうか。なんでも無いようなところに、突然やって来るから『びっくり』なんだろうな。
いきなり、そう。前触れもなく来ないと、ずっと続いても、仕方が無いのかもしれないね」
視線を下ろし、笑う円谷を改めて見る。
びっくりとはまた違うが、しかし見ていて飽きない娘だな、などと思いながら。
「ご両親への感謝や愛情が、見ているこちらにも伝わってくるよ……『円谷 世良楽』さん。
こんなご時世だから、そんな風に素直に『ありがとう』を言えるご家庭も、そう多くないんじゃないかな」
「俺の家もそれなりに家族仲は良い方だと思うけれど……フフッ!
堂々と両親への想いを口にするのは、少し『気恥ずかしい』ものがあるな。
『祖父』には特に『可愛がってもらっていた』から……そのセンスを褒められると俺まで嬉しい気持ちになるけれど」
初対面で家族を自慢し合うというのも、なかなか無いことだ。
妙な新鮮さと、それに伴う喜びを覚えながら投げかける『疑問』へと答える。
「そうだね……『冬眠』の間は、学校には来られないッてことになるね。
その説では『先生方』にはたくさんご迷惑をお掛けして……なんとか『二年生』になれたけれど。
次の期末までに、『冬』が無くなってくれないと、まあ……少し困ったことになるかもね」
「『友人達』とは、『スマートフォン』なんかで連絡を取っているから、思ったほどに寂しくはないよ。
週刊少年誌の感想を言い合ったり、『最近ハマっている趣味』について語り合ったり、話題は尽きないさ」
『制服』の件について追求されずに済んで、心底安心した。
とくに口調や態度には現れていないが、間違いなく、胸を撫で下ろしたのだ。
「ずっとずっと『冬眠』して、やっと『春』が来て外に出られるようになって、
そんな時だから、ちょっとした出会いに浮かれて、ときめいてしまう……というのも、
そんなに悪いものじゃないと、俺は思っているよ。
お腹が空いている時に食べるほうが、食事を美味しく感じるように……ね」
高見盛の視線の先へと目を向ける──つまり、『高見盛から視線を外した』円谷に、
何気ない足取りで、しかし大股に一歩を素早く踏み出し、距離を詰める『高見盛』。
「そう…俺はつまり、少しときめいていたんだね」
33
:
円谷 世良楽『リトル・スウィング』【高1】
:2021/04/22(木) 23:43:17
>>32
「フルネームって、なんかよそよそしーですね!
あたし、セララちゃんでいいですよ!
先輩がそう呼びたいなら別にいーけどー
みんなそー呼んでますよ? 友達も、パパママも」
「うーん、考えてみたんですけど、あたしのことー、
フルネームで呼ぶのって、先生くらいかも! あはーっ」
セララは無意味には動かないが、
身振り手振りは大きい。
そういう意味でも視覚的に『飽きない』だろう。
「家族のこと褒められるのってうれしーですよネ。
他の子の前だとあたしも、あんまり言わないけどさー。
サクバン先輩のおうちも、良いおうちみたいでよかったでーす」
真実はともかく、『セララ視点』ではそういうことになる。
だからこそ堂々と話せる。
『家族自慢』に限らないが、あんまり自慢を押し付けはしない。
「だってだって、『冬眠』してたら、あたしの家なら、
もしあたしがサクバン先輩くらい我慢強くっても
早く起きなさーい!って、言われちゃいそうですしー」
「先生達もちゃんとわかってくれてて、えらーい!
冬眠しなきゃなのに、それで進級できないってかわいそーですもん。
友達もだしー、サクバン先輩のまわりも、みんな良い人ですねー。
それってあたしと一緒だ! あはーっ、よかったよかったー。
でも、一番よかったのは、春になったことですかね―――――」
と、『冬眠の必要性』にはもはや疑問をいだかず、大いに笑うセララだが。
「――――わっ」
――ふと視線を戻すと、『近い』!
「わ」
「わーーーっ、ナニナニー!?
ときめいてるって、えーうそ! それってそれって!?」
ピョンッ
「サクバン先輩……」
後ろに跳ねて、氷上の『演技』で体に染み付いたおおげさなポーズ。
「もしかしてあたしのこと……好きに、なっちゃいましたー?」
だが、ポーズが大袈裟でも表情も、声も伴っているので、これは『マジ驚き』だ。
34
:
高見盛 炸盤『デイヴ・エドモンズ』【高2】
:2021/04/23(金) 18:15:48
>>33
「『セララちゃん』」
一音一音を噛みしめるように、高見盛は口にする。
「『セララちゃん』『セララちゃん』『セララちゃん』──か。
良いね。実に良い。俺は『ら行』の発音が不得手だから時に舌がもつれるかも知れないが、
それでも、俺は、君を『セララちゃん』と呼ぶことにしよう。弾むような音が加わって凄くイメージに合っているね」
「もっとも俺は家族からは『おい』と呼ばれるし、友人達からは『オッサン』と呼ばれているから、
可愛らしい呼び名は少し羨ましいな。勿論そこには、当然男女差もあるのだろうけれど……ね」
円谷の弾むような声色と小気味良いレスポンスが高見盛を楽しませ、
そこに大振りの動作が加わることで、なるほど年頃の男子高校生からすれば、『魅力的』に見えることもあるのだろう。
「本当は俺たちみんな、両親が愛し合って生まれてくるはずだからね。
生まれる子供の数だけ、幸せな家庭があるべきなんじゃないのかって、俺は思ったりするよ」
「『セララちゃん』を起こしてくれるご両親も、勿論愛情あってのことなんだろう。
そういう意味では俺たちは」
あと一歩で互いの爪先を踏みつけられるような、そこまでの距離へ接近し、
『高見盛炸盤』は穏やかな声音を崩さず言った。
「どこか似ているのかも知れないね」
「『セララちゃん』」
「この『ときめき』に、『好き』だと名前を付けたら、そうだね、きっと俺は『セララちゃん』を好きになってしまう。
別の名前が付けば、もしかすると別の気持ちになってしまうのかも知れない。
なにせ、こんな『気持ち』は『初めてだ』」
『だから』と挟み、僅かに声を潜めて囁いた。
「俺は『セララちゃん』のことを、『好きになってしまうのかも知れない』」
「──フフッ」
照れたように短く笑って、改めて一歩後ずさる。
35
:
円谷 世良楽『リトル・スウィング』【高1】
:2021/04/23(金) 23:03:22
>>34
「セララちゃんはセララちゃんだしー
サクバン先輩はサクバン先輩ですけどー。
うんうん、そっかー。そーですよねー」
「先輩もあたしのこと…………
『好き』になっちゃうかもなんですねー、あたし照れちゃうなー」
告白をされるのは、初めてってわけでもない。
惜しみなく好意を振り撒く『円谷世良楽』は、
いくらかの『好き』を、反射として受け取ってきた。
「どうしよどうしよ。うーん…………よし決めました!」
「サクバン先輩は、面白いですけどー。
あたしはねー、『好き』っていうのじゃないでーす」
後ろに下がりながら、さらっと、拒絶した。
「だって、まだ会ったばっかりだもんネ。
あたしのパパとママみたいに、
二人だけでいても幸せな感じなとこ、
まだぜーーーんぜん想像できないですもーん」
初めてではないのは断るのもだ。
友達は無限にでも欲しいが、恋は違う。
なんでも好きというのは、一番好きなものがないこと。
「だからお友達から始めましょー!
サクバン先輩のその『ときめき』もー、
とりあえず友達って名前を付けたらいーんですよ。
初めての気持ちなのは、だってさー。
あたしとサクバン先輩が仲良くなるの、初めてじゃん」
「そっちの方が、あたしたちってうまく行くと思うなー」
悪気も、悪びれる様子もない。
『から始めて』ずっとそのままの関係が、幾つかあった。
「そだそだ、サクバン先輩!
可愛い呼ばれ方されたいならー、
あたし、サクバン先輩に名前付けてあげますよ!」
「友達なのに毎回せんぱーいって呼ぶのも、
別にいーけどちょっとまだるっこしいですしー。ね?」
どのような思いで『それ』を伝えられたとしても、変わらない。
セララは自分の都合で、終わらせる。そして勝手に新しく始める。
36
:
高見盛 炸盤『デイヴ・エドモンズ』【高2】
:2021/04/24(土) 23:58:23
>>35
「『危なかった』──な」
『高見盛』は上半身を包むタンクトップの上から左胸を強く握るように押さえ、
さらに後方へ数歩たたらを踏んだ。
「本当に、『好きになってしまって』いて、
それを『好きだ』と口にしまっていたら……耐えられなかったかも知れない」
「世間ではこんなやり取りが無数にあって、
この世の『家庭』の数だけそれが『成功』しているっていうのか──ゾッとしないね」
俯き、一度、二度と大きく息をついて、顔を上げる。
「ただ……そうだね。
今日の俺はこの『ときめき』に、『友達』と名前を付けることにしよう。
俺みたいな生活をしていると、年下の友達ができるという事も、そうそう無かったりするからね。
うん──それがいいね、『セララちゃん』」
吹き出すように一度小さく笑って、先程までのような、穏やかな笑みをその顔に浮かべる『高見盛』。
「そんな『お友達』の俺に、『あだ名』を付けてくれると言うのなら……うん。
とびきりセンスの良い奴を頼むよ、『セララちゃん』」
37
:
円谷 世良楽『リトル・スウィング』【高1】
:2021/04/25(日) 00:44:31
>>36
「告白ってあたしもしたことないけど、
きっと、すっごいドキドキするんだろうなー。
成功しても失敗しても、心臓バクハツしちゃいそー」
「でも、バクハツしてもいいってくらい、
それくらい好きじゃないと結婚って無理なんだろーなー」
セララは余裕を見せているわけでもなく、
ほとんど自然体といっても良い。
「サクバン先輩、あたしたちバクハツしなくてよかったですねー」
顔を上げた高見盛に、笑いかける。
「ううん、ちがうちがう。
サクバン先輩じゃなくってー、えっとねー、どーしよー」
「タカミモリサクバンですよねー? タカミモリー……タカ」
「……ミモリー?
ミモリー! あはーっ!
なんかおしゃれっぽくてかわいーい!」
勝手に盛り上がっているだけとも言えるが……
「『ミモリー』か、『サックン』か、『タカバン』かー、えっとえっとネ」
質が『とびきりのセンス』と言っていいのかは分からないが、『量』はある。
「まーサクバンって言うのが一番似合ってますケド、
あたしがつけるならー、やっぱ『ミモリー』かなーっ」 「かわいくないですー?」
38
:
高見盛 炸盤『デイヴ・エドモンズ』【高2】
:2021/04/25(日) 01:19:55
>>37
「ひょっとしたら皆、少なくとも俺は、そんな『爆発』を味わってみたいのかもしれないね。
『ときめき』なんてものじゃあない……そんな強い衝動を一度くらい」
円谷の『恋愛観』を聞き、満足げに頷いてみせる。
少なからず、共感できる部分があったのだろう。
「『タカミモリ』とは――フッ」
「フフッ!」
「フッ!これは恐れ入ったな……『盛』の字を『音読み』する『センス』、
今日声を掛けたのが『セララちゃん』で良かった──本当に」
その体躯と身に纏う穏やかな雰囲気に不似合いな、弾けるような笑いを見せる『高見盛』。
これまでの照れ笑いとは明らかに異なる、『ウケている』という笑いそのものだった。
「『ミモリー』が良い」
「いや、『ミモリー』でないと駄目だ、というべきだな。
照れ屋で小心者の俺にぴったりな、可愛らしい響きだ。
『苗字』に由来したあだ名ッてところも良い──最高だ」
「改めて、この俺のことを『ミモリー』と呼んでみてもらえるかい……『セララちゃん』」
39
:
高見盛 炸盤『デイヴ・エドモンズ』【高2】
:2021/04/25(日) 01:24:36
>>38
は嘘です。
>>37
「ひょっとしたら皆、少なくとも俺は、そんな『爆発』を味わってみたいのかもしれないね。
『ときめき』なんてものじゃあない……そんな強い衝動を一度くらい」
円谷の『恋愛観』を聞き、満足げに頷いてみせる。
少なからず、共感できる部分があったのだろう。
「『タカミモリ』とは――フッ」
「フフッ!」
「フッ!これは恐れ入ったな……『盛』の字を『モリ』と読む『センス』、
今日声を掛けたのが『セララちゃん』で良かった──本当に」
その体躯と身に纏う穏やかな雰囲気に不似合いな、弾けるような笑いを見せる『高見盛』。
これまでの照れ笑いとは明らかに異なる、『ウケている』という笑いそのものだった。
「『ミモリー』が良い」
「いや、『ミモリー』でないと駄目だ、というべきだな。
照れ屋で小心者の俺にぴったりな、可愛らしい響きだ。
『苗字』に由来したあだ名ッてところも良い──最高だ」
「改めて、この俺のことを『ミモリー』と呼んでみてもらえるかい……『セララちゃん』」
40
:
円谷 世良楽『リトル・スウィング』【高1】
:2021/04/25(日) 02:03:27
>>39
「わかるわかる! あーあ、あたしも味わってみたいなー」
……と。笑い声に一瞬だけ首を傾げたが、すぐに気付いた。
「……あれあれ!? 本当だ! サクバン先輩って、
『タカミサカリサクバン先輩』じゃないですかーっ!」
『マジ』だ。
「わー! なんであたし『モリ』だって思ったんだろ!?
どーしよどーしよ、ビタミン足りてないのかな……!
お魚の目玉もちゃんと食べとけばよかったー!」
……どうやら『センス』ではなく、
どこからか湧いた誤解だったらしい。
「それとも、こーゆーのが『センス』なのかなー!?
センスって無意識だーって美術の先生も言ってたし」
真相としては頭の中で名前を浮かべた時――
その『漢字』の『読み方』を間違えた、のだろうか?
セララも流石にこれには『驚き』を見せたが、
すぐに、何か納得したような顔で笑った。
「……でもでも、逆に運命っぽいですよ!
だって先輩も言ってますけどー、
あたしじゃなきゃそうは名付けなかったもんネ!」
「それに、ミサカリーより、
ミモリーのがかわいーし」
開き直っているのか、
そもそも閉じるほど引きずらないだけか?
セララ自身、その誤解からの数奇な響きを気に入った。
「呼びますよ、せーの。ミモリー!!
…………ねえねえどうどう? 呼ばれてみてどーですー?」
だから照れることもなく、満面の笑みで『そう』呼んだ。
41
:
高見盛 炸盤『デイヴ・エドモンズ』【高2】
:2021/04/25(日) 23:22:39
>>40
「いや、良い……実に『ユニーク』で良いよ。
確かに俺の『苗字』は『タカミサカリ』と読むが──そうだね、
今から両親に頼んで『タカミモリ』にしてもらうッてのも悪くない。
あの人達なら、俺が『強く頼め』ば、きっとそのくらい許してくれるだろうしね」
腕を胸の前で組み、納得したように幾度か頷く『高見盛』。
「ただ、それはよしておこうかな……二人だけのあだ名ッて感じが、『唆る』だろう?」
「そういえば、人間の眼球の大きさというのは赤ん坊の頃からそう変わらないらしいね。
だから頭が小さい分、子供のほうが相対的に目が大きく見えるし、
翻って、目の大きい人を『可愛らしい』と認識しがちだとか──眉唾だけどね」
「魚がどうだかは、まだ知らないけれど」
雑学・薀蓄の類は雑談の基本だ。
自分は上手く雑談をやれていて、上手く人間ができていると、『高見盛』は思っている。
その顔に、最早定番と言っても良い穏やかな笑みが浮かぶ。
「ただ、『セララちゃん』にビタミンは必要無いんじゃないかな。
『音』を聞いて、頭の中で『漢字に変換して』、『読み替える』というのは、
かえってすごく高度な事だと、俺なんかは思うけれどね」
決して『皮肉』では無く、心底そう思った。
ある程度の頭の回転がなければ、そもそも『そういう』間違いに辿り着くこともない。
奔放そうに見える目の前の少女に、感心しているというのが事実だった。
「──『ミモリー』か。
フフッ!くすぐったいような、照れくさいような、それでいて暖かいような、
これはそう、ええと──」
「『嬉しい』って感じだ。
有難う、『セララちゃん』」
目を細め笑みを深め、その呼び名を受け入れる。
42
:
円谷 世良楽『リトル・スウィング』【高1】
:2021/04/26(月) 00:19:39
>>41
「へーっ、ミモリーのパパとママも話分かるんですね!
あたしのおうちもさすがに、苗字変えるのは無理かもー」
『字面通り』――――に、受け取った。
いや、受け取るというほど深く受け止めてない。
「うんうん、変えたら普通のあだ名になっちゃいますしー。
タカミサカリのままでミモリー!
そっちのがユニークで、かわいいでーす」
本気では、ないだろう――
セララもどこかで、そう思っているのだ。
少なくともセララは何も本気ではない。
「へー、そーなんだ、なるほどなるほどーっ。
あたし目が大きい方だし、かわいいから、
多分それも当たってますよ!」
ピースサインを作って、それを左目に添えた。
笑いながらすぐにそれを下ろす。目は、輝いていた。
「魚は分かんないですけどねー。
お目目大きい方が、栄養はありそーですけど」
「でもでも」
「ビタミンいらないなら、関係ないですねーっ!
あたし、テストとか赤点取らないですし、
そう言われたら、頭いい気がしてきました! あはーっ!」
皮肉という可能性自体を浮かべていない。
こだわらずポジティブに自分に都合のいい方を、選べる。
「あたしも頭いいって褒めてもらってうれしーですよ、ミモリー」
ニパッ
「あたしたち、良い友達になれそうですねーっ」
ネコのような目をぱっちりと開いて笑い、改めてその名と、関係を呼んだ。
「とゆーわけでー、あたし、そろそろ行きますねー。
あ! ねえねえ、友達ですしー、連絡先交換しときましょーよ!」
そして自分の都合を思い出して、スマートフォンを取り出し、提案した。
43
:
高見盛 炸盤『デイヴ・エドモンズ』【高2】
:2021/04/26(月) 01:36:32
>>42
「たまの我儘を許してくれるくらいには、寛大な両親だよ。
それでも俺はやっぱり、今の苗字のままで『そう』呼ばれる方が嬉しいな」
心底『あだ名』を気に入ったのだろう、
その表情からは満足と喜びの色が傍目にも明らかに浮かんでいる。
「『眉唾』なんて言ったのは──フフッ!『照れ隠し』だよ。
『セララちゃん』は実際に目が大きくて、『可愛らしい』と、俺はそう思っているんだ」
ただ、はっきり言うのが、憚られてね」
二本指を目元にあてがうジェスチャーも、決してあざとく映らない。
普段から身についている天然の『可愛らしさ』なのだなと、『高見盛』はそう理解する。
「その上『成績も良い』と来たものか……流石だね。
俺なんかは特に『数学』と早いうちから疎遠になってしまってね。
『算数』の頃は可愛い奴だと思っていたんだが、『本性』を見せた途端に『アレ』だ。
──裏切られた気分だったね」
『高見盛』は『赤点を取る』側の人間だ。
だから、ただ『そうではない』というだけで、それは優れた成績に見える。
眩しさこそ、羨ましさこそあれ、妬み嫉みを感じる程では無いが。
「俺も今日はこの辺りで『家』に帰らないと、『母さん』がうるさいしな。
『友達』同士なら、連絡先を交換しないというのもおかしな話だね。
これが俺の──『連絡先』だ」
スマートフォンを取り出すと、『トークアプリ』を起動し円谷と連絡先を交換する。
簡素な『おにぎり』のアイコンと、フルネームだけが登録された簡素なアカウントだ。
「それじゃあ、『セララちゃん』、時間を取って済まなかったね。
春のときめきのせいッてコトに、しておいてくれると嬉しいな。
また、縁が合う頃に会おうじゃないか」
言って、ひらりと手を振って歩き出す。
この後に授業があるのか無いのか、そんな事も関係ない。
『家』で『母親』が待っているから、今日は帰る──それだけのことだった。
44
:
円谷 世良楽『リトル・スウィング』【高1】
:2021/04/26(月) 02:34:58
>>43
「うそうそーっ、やったーうれしー!
かわいくってー頭もいいってー!?
すごーい、あたし完璧!? あははーっ!」
「あたし、褒められるの好きでーす。
ミモリー、これからもどんどん褒めて褒めて!
代わりに、あたしもミモリーのこと褒めたげますよ」
セララもまた、このやり取りを楽しんでいる。
喜び。それはいつもセララと共にある。
そしてすぐに過ぎ去り、またやってくる。
「あはーっ、数学はあたしもきらいきらーい。
めんどくさいですよねー、公式とか、飽きちゃうしー」
同意の言葉を投げながら、
『トークアプリ』の交換を済ませた。
アイコンはどこか旅行先の写真だろうか?
海を背景にして、ピースを作っている自撮りだ。
「ぜんぜんすまなくないよー。
ミモリーとしゃべって、友達になれてあたしよかったです」
「今日ここ通って、風が強くって、
帽子ちゃんと被ってなくって、よかったー!
全部にありがとーって感じですネ」
風で帽子が飛んでいなければ、
セララと高見盛が会う事は無かっただろう。
「それじゃーまたお会いしましょー。ばいばーいミモリー!」
良い出会いだったかは――――浮かんだ笑顔で、明らかだった。
45
:
甘城天音『ビター・スウィート・シンフォニー』【高一】
:2021/04/29(木) 09:14:04
食堂
「…」
昼食のベーコンを見ながら、あま公は考えた
「…『ベーコン合同教会』ってあるでしょ?ベーコンを信仰してるあの…
もしも、『ベーコンがこの世から無くなった』としたら
それでもベーコンを信仰し続けると思う?」
tips
ベーコン合同教会は冗談宗教の一つだが
その成り立ちは、無神論者への迫害に対するカウンター宗教となっている
どんな宗教にも創られた事には必ず何かしらの意味がある
46
:
甘城天音『ビター・スウィート・シンフォニー』【高一】
:2021/04/30(金) 18:07:14
>>45
松本「そうだね、神学専攻の私から言わせてもらうと…
ベーコン以外の物を信仰するようになるんじゃないかな?
だって考えてもみなよ、そもそもベー教は神という存在が不確かな物を崇拝するより
確かにそこに存在して美味いベーコンを信じた方が有意義だから、ベーコンを信仰対象に選んだんだぜ?
それを……存在しない物を崇拝しだしたら本末転倒じゃないか
ホワイトサイド氏はベーコンという名前が面白いからベーコンを選んだだけで
別にベーコンじゃなくても、明らかに存在して信ずるに値する物なら何だっていいという趣旨の発言をしている
だからベーコンが無くなったら、ベーコンに代わる別の物を信仰するようになるだろうね
あま公、君なら何を信仰する?」
甘城「そうね…
私ならドーナツを信仰するわ
ドーナツの穴には無限の可能性があるから」
松本「なるほどね
けど多分、みんなハンバーガーを信仰するようになるだろう
ハンバーガーは世界で一番売れているからな」
後に、新興宗教『空飛ぶハンバーモンスター教』と『見えざるドーナツの穴』の
壮絶な宗教戦争に巻き込まれる事になるのだが……それはまた別の機会に語る事にしよう
47
:
仁宇櫻子『ハスカー・ドゥ』
:2021/05/09(日) 23:16:25
身長高めのツインテ女子。腕とかに包帯を巻いている。
「勉強………」
「ま〜〜〜た遅れてしまったった………」
パラ
「……require(【動詞 他動詞】〜を必要とする)」
……ベンチでひとりで単語帳をめくっている。
48
:
遊部『フラジール・デイズ』
:2021/05/09(日) 23:28:40
>>47
詳細↓
【対応してくださる方々へ】
ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1617983099/70n
「……中々見つからないな」
そんな一人で真面目に勉強する貴方を横切る、ピンク色の髪の毛が
目立つ眼鏡をかけた気弱そうにも見受けられる女性。
学校の鞄にしては、少し大きめのリュックらしきものを背負ってる。
(……怪我人か。だが、スタンド使いかどうか不明)
『フニクリ』を引き連れてはいるものの、適当な相手に
スタンド使いですか? と声をかける程の間が抜けた挙動を『私』はしない。
だが、少しだけ観察して違和感があるか探る程に探究の心もある。
(普通なら、何処かで特筆して語る事のない事故による怪我なのだろうと思うが
少ない確率で、スタンド使いが誰かしらの衝突での負傷を抱えてる事も
ありえたりする。……よし、此処は少し『カマかけ』だ)
「喧嘩ですか?」
初対面の仁宇に対し、挨拶抜きに開口一番に怪我の理由を指摘してみる。
(この反応によっては……『献血』の対象となれるかもしれない)
49
:
仁宇櫻子『ハスカー・ドゥ』
:2021/05/09(日) 23:49:14
>>48
(詳細確認しました。)
「? 初対面だよね。それ聞く?」
パラ
「え〜と ……influence(〜に影響を及ぼす)」
パラ
「ウン。喧嘩…」
「なんです?悪いけど忙しんだよね…」
物部のほうを見もせず、単語帳をめくっている。
50
:
遊部『フラジール・デイズ』
:2021/05/10(月) 00:11:49
>>49
不躾な質問。当たり前だが反応はそっけない
遊部にも当然予想はしていた。気分を害する事もないし
勉強に集中したいと告げる女子を尻目に考える。
(普通、女子がする喧嘩で包帯を巻く程の『喧嘩』は日常生活だと
目立つ程度には大きい怪我だ。
そして、その『怪我』の話題には触れてほしくないと言う反応。
初対面な事もあるが…………私の考えが正しければ)
「interest(興味) その『怪我』に関してね。
――普通の人には見えないもので、やられた?」
直球で聞く事にする。『献血』の為だ なりふり構っていては
有限な時間が直ぐにでも尽きてしまう。
51
:
仁宇櫻子『ハスカー・ドゥ』
:2021/05/10(月) 00:25:54
>>50
「藪からボーじゃない?」
「普通の人には見えないもの……ってなに?なんの話」
ツインテ女子生徒は相変わらず君のほうを見ない。が、
ジャキ
包帯女子の背中に『タガメ』のようなスタンドが発現した。
そして、『刃渡り1m』もあろうかという『カマ』を、
物部に突き付けている。
「『yes』って言ったらど〜するのかな」
52
:
仁宇櫻子『ハスカー・ドゥ』
:2021/05/10(月) 00:32:05
×物部→〇遊部
PCの名前間違い、申し訳ありません………
53
:
遊部『フラジール・デイズ』
:2021/05/10(月) 00:44:42
>>52
お気になさらず
>>51
>『yes』って言ったらど〜するのかな
(『カマ』……それに背中に水棲らしい昆虫を模すかのような
スタンド。やはり当たり。
……何より、こいつ。『血に飢える』性質が見て取れるな)
「『献血』に協力して欲しいんだ。
代わりに……そうだな。君がフラストレーションを溜めてるなら
その解消に付き合ってあげよう」
リュックを少し開く、そこからバレーボールサイズの単眼の
スタンドが出てくる。
『アナタノ血ガ・・・必要 デス』
「この子に生えてるスタンドの注射針で血を集めないと、この子の
本体の身が危険なんだよ。説明の通り、このスタンドは自立型で
私は協力の為に付き合ってる」
「で、どうだろう? 『yes』の返答はここで使用して欲しいが……」
突きつけられた『カマ』に動揺する事無く、静かな目で仁宇を
覗き込み、返答を待つ。
54
:
遊部『フラジール・デイズ』
:2021/05/10(月) 00:45:03
>>52
お気になさらず
>>51
>『yes』って言ったらど〜するのかな
(『カマ』……それに背中に水棲らしい昆虫を模すかのような
スタンド。やはり当たり。
……何より、こいつ。『血に飢える』性質が見て取れるな)
「『献血』に協力して欲しいんだ。
代わりに……そうだな。君がフラストレーションを溜めてるなら
その解消に付き合ってあげよう」
リュックを少し開く、そこからバレーボールサイズの単眼の
スタンドが出てくる。
『アナタノ血ガ・・・必要 デス』
「この子に生えてるスタンドの注射針で血を集めないと、この子の
本体の身が危険なんだよ。説明の通り、このスタンドは自立型で
私は協力の為に付き合ってる」
「で、どうだろう? 『yes』の返答はここで使用して欲しいが……」
突きつけられた『カマ』に動揺する事無く、静かな目で仁宇を
覗き込み、返答を待つ。
55
:
仁宇櫻子『ハスカー・ドゥ』
:2021/05/10(月) 01:07:27
>>54
「『本体の身が危険』」
ようやく包帯ツインテ女子は君のほうを見た
へえ、と小さく呟くのが聞こえる。
「『リアリィ』に『バイオレンス』な『テンション』だったんだけど…
本気で、こいつ指とか折ってやろうかな、みたいな気分で…
でも……ちょっと聞き逃せないなぁ」
単語帳を閉じ、スタンドの『カマ』を下ろし。
身を乗り出す。『興味』を示している。
「それホント?嘘じゃないなら親身になるよ」
「『本体』って誰?あなたじゃなくて?」
56
:
遊部『フラジール・デイズ』
:2021/05/10(月) 01:21:43
>>55
「あぁ、『貧血』の症状が酷いのでね。数か月経過で
このスタンドが血を集めきらなければ生命の危険があって
可笑しくない状態なんだ」
『フニクリフニクラ』が血を集めきらなければ、本体にとって
決して良い事は起きないし、周りにも被害が及ぶだろう。
「『本体』は高層マンションに住む……私や君より年長の女性。
それ以外は、個人情報だからね」
「それで、乗り気になってくれたのなら
『献血』、協力してくれないか?
多少怠い感じが一日するけれど、次の日には元通りになる程度だから
血を抜かれる事のリスクは殆ど無いと考えてくれて良い。
私も、最大限 君が望む事を叶えるのに手伝おうともさ」
57
:
仁宇櫻子『ハスカー・ドゥ』
:2021/05/10(月) 02:18:45
>>56
単語帳には目もくれず、無言で君の話を聞いていたが……
「あのさぁ その『事情』にしても…『リスク』がないっていうのも」
「evidence?証拠がないんだよね〜〜 信じられない」
手をヒラヒラ振る。
背中のスタンドもカマを揺らしてる。
「信じてさあ……輸血して…ちょっと眩暈がして…ちょっと転ぶでしょ…」
「それでさ、打ち所が悪くて骨折とかしちゃったらどうするわけぇ」
「そしたらさぁ ま〜〜〜〜〜〜た学校の授業が進んじゃうんだよね」
「ま〜〜〜たこうして一人単語帳めくらなきゃいけないんだよねぇ」
「責任取ってくれるかなァ〜〜〜〜〜〜〜」
わざとらしく、下卑た笑いを浮かべる包帯女子。
「だいたい?」
「それ、口ぶりからして『赤の他人』でしょ」
「そんなに?そんなに助けたいの?」
『犬歯』が『銀歯』になっているのが見えた。ギラリと光っている。
「というわけで、『協力』とかしたくないな、とも、思うんだけど」
「どう?」
58
:
遊部『フラジール・デイズ』
:2021/05/10(月) 02:48:15
>>57
>『協力』とかしたくないな、とも、思うんだけど
「なるほど? …………ふむ、なら 『私』も気が進まないが…………」
腕を組んで仁宇の言葉と拒絶の声を聞き 次の手段に移る。
暴力に訴え出るか? いや、それは無い。
そもそも『献血』と言う仕事をするにあたって、こちらは限りなく下手に出るか
交渉する以外で実力行使に出ても相手がそれに対しスタンドを引っ込めて
意固地になれば、こちらは打つ手が無いのだ。
「――『取引』 といくか。
私は、その赤の他人の貧血で苦しむ女性を助ければ報酬として『二十万』
手に入ると言われてる。その半分の金銭を差し出す
これで、どうだ? 依頼達成した後日、今からスマホで連絡先でも交換すれば
特定の日にちに差し出すが?」
「君が協力してくれれば『三人目』だ。他にもこの献血集めに協力してくれる
人がいるが、何処まで達成してるか不明だ。最低でも私は残り2名は
献血に協力してくれる人が欲しいのでね」
自分が未来で得る『報酬』をトレードに載せ、協力を仰いでみる。
59
:
仁宇櫻子『ハスカー・ドゥ』
:2021/05/10(月) 03:48:09
>>58
「うん、わかったよ…若干わかった」
「たぶん『他二人の協力者』とわたしは違う リスクがすごく怖い」
「あのね。わたし入院しまくりなんだよね 『原因不明の難病』なんだ
『このスタンド能力』のせいかも?とさえ思う…」
先ほどまでとは打って変わった表情。
『見極める』ような目。
「パパママは『この子のためなら何でもします』って言って…」
「ドクターは『助けるために全力を尽くします』って言って…」
「みんな『お願いします』『お願いします』って頭を下げてた…」
「わたしはそうやって医療に助けられてきた
…だから…ものすごく協力したい、とも、思うよ……」
ベンチから立ち上がり、
『カマ』をピンク髪眼鏡にもう一度突き付ける。
「で?」
「『10万の取引をします』…言う事はそれで以上?ふぁいなるあんさー?」
《遊部は、『ここが分水嶺』だと感じる。君なりの誠意を伝えよう!》
60
:
遊部『フラジール・デイズ』
:2021/05/10(月) 14:36:38
>>59
(レス遅れ失礼しました)
『レミ』 出番だ。
『交渉』に失敗、その背景と過去を大体推察すると『私』は自分自身の
深層意識の中で未だ縛り付けてる、こう言う時の適任の者の拘束を緩める。
『統合』だのと何だのと、『私』や他の者を封じていた中で。こいつに関しては
色々と因縁がある。少し下がり、その無様な様子を愉しむ事にしよう。
(…… ふざけ ないで…… の 好き勝手に……っ )
『別にいいんだぞ、私は。だが、互いに今は協力するべきじゃないかな?
――あの子を本当に消滅するようにしてもこちらは構わないんだ』
(…………っ)
バタッ
「お ……ねがい しますっ。どうか……どうか助けてくださいっ」
ピンク髪の眼鏡の女性……先程まで君のハスカー・ドゥを突き付けられても
眉一つ動かさない様子だったが。貴方の言葉が心に効いたのだろうか?
まるで『別人』のように、打って変わって表情を青白くしつつ冷や汗も流し
唇を震わせながら土下座をして頭を下げ始めた。その様はかなり『切羽詰まり』
真剣な様子である事は伺える。
「どうか……どうか力を貸してください……っ」
……本当に、先程までの態度とは真逆だ。だが、不思議と演技ではない
本心であろうとも感じられる必死さが見える。
61
:
仁宇櫻子『ハスカー・ドゥ』
:2021/05/10(月) 23:02:23
>>60
「いや〜〜頭も下げずに『取引』とかいいだしたから
こいつ腕の2、3本でも折ってやろうかと思っちゃってねぇ」
『カマ』を下ろす。
「………言えるじゃ〜〜ん!本心!」
「そうだよねえ助けたいよねえ」
笑顔。ピンク髪眼鏡の肩を掴んで面を上げさせる。説得成功だ!
「お金?いいよいいよそんなの」
「協力する!どうすればいいの?」
62
:
遊部『フラジール・デイズ』
:2021/05/11(火) 07:51:58
>>61
(ごめんなさい、寝落ちしてました)
「あっ……ありがとう。えっと……この『フニクリ』に
ウニ見たいに何本も注射器が生えてるの。
そ、それをスタンドに刺せば。あとは、このスタンドが採集してくれるわ」
ハーーッ ハーッ
体調でも悪いのだろうか? 軽く浅い息を吐きつつ遊部は説明する。
とは言え、仁宇のスタンドは背中だしスタンドの形からしてスタンドに
注射器を刺して貰うのも ちょっと難しいだろう。
「良かったら……わ 私が注射をするわ」
遊部は、青白い顔ながらも目力強く訴えかける。
63
:
仁宇櫻子『ハスカー・ドゥ』
:2021/05/11(火) 20:36:17
>>62
「ふぅん」
「……だいじょうぶ?保健室行く?」
「これ終わったら保健室行こうね?」
背中を見せる。背中に付いた『タガメ』のスタンド。
「注射?その『フニクリ』ってやつは清潔なわけ?」
「まあいいや。おねがい。
『ハスカー・ドゥ』は硬いから気を付けてね」
カモン!
64
:
遊部『フラジール・デイズ』
:2021/05/11(火) 20:59:18
>>63
(ご協力有難う御座います。得になにもなければ
次レスで〆たいかと思います)
『フニクリ・フニクラ』の『注射器』はスタンドの硬度を無視して
採血を問題なく施行する。
「えぇ……私や、他の娘も注射したけど特に汚れもなく清潔で
問題なかったわ」
関と加宮と別れた後でも『私』はフラジール・デイズに何か影響が
あったかを聞くのは当たり前。それで少々の疲労以外何も感じないと
答えたから、実際問題ないのだろう。そして、それも今『レミ』に
交代する間際に伝えた。
『ゴ協力二 感謝 シマス』
キ ュ ウ ウ ウ ウ ウ ウ ウ ウ ウ ウ
そして『ハスカー・ドゥ』に注射器が突き刺さり、容器に血液が満ちる。
仁宇も、多少疲労を感じるかも知れないが事前の説明通り
それ以外の影響は特に感じ得ない。
「終わった……わ。えぇ、心配してくれて有難う
で、でも……保健室は……結構……よ」
(『あいつ』が余計な事をするなと言っている……わかってるわ
事情を知らないスタンド使いの娘に、私が保ってる間に説明しても
余計に、今の状況を悪化するって言う事ぐらい……!)
「あ……あと、あな……貴方の名前、聞いてなかったわ。おし、えて?
お礼を言うのに、名前も知らないのは失礼……だわ」
65
:
仁宇櫻子『ハスカー・ドゥ』
:2021/05/12(水) 00:56:01
>>64
(特になんもありません。〆で!)
「……終わった?」
背伸びする。
「仁宇」「仁宇櫻子(ニウ サクラコ)」
振り返ってピンク髪の顔を見てみる。
体調とかほんとにだいじょうぶかな?…と心配してみたりも。
「……血、集まるといいね」
66
:
遊部『フラジール・デイズ』
:2021/05/12(水) 12:55:40
>>65
(有難う御座いました)
「えぇ、お おわ 終わった……わ」
「ありがとう、さくらこ さん。ま……また出来れば
お会い しま しょ う」
仁宇櫻子の姿が見えなくなるまで、愛想笑いの表情で遊部は
『レミ』は軽く手を振っていた。
そして、彼女の姿が見えなくなり一人になると同時に物影へと移動し
頭を搔きむしる様子で座り込む。
「が……ぁ゛ おね、がい止め……『 」
ギュゥ ン
「…………さて、これで『三人目』
一度、加宮のほうへと向かうとするか」
「…………仁宇櫻子。
幾らか興味深い存在だ。いずれ、私の目的の過程で衝突するやもな……」
ザ ァ ァ―――
初夏の強い風と共に、遊部の姿も其の場から消える。
その思惑が、何処へ流れつくかは風が知るか 又は……。
67
:
七篠 譲葉『リルトランク』【高校二年】
:2021/05/17(月) 21:53:20
清月学園の廊下を焦げ茶の髪を背中に流した少女――七篠が歩いていた。
七篠はどうやら先日の『オジロ』との一件で知識不足を感じたらしい。図書室に向かっているようだ。
「ここの図書室、まだまだ読んでない本がたくさんありますし、きっと薬木の本とかもあるはずです…!」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
『オジロ』との一件
ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1601890582/280-398
68
:
七篠 譲葉『リルトランク』【高校二年】
:2021/05/19(水) 15:45:49
「図鑑とか、いろいろありました。
常緑広葉樹の専門の本って意外とないんですね…」
日本で育てる場合は葉を落とす木も、自生している地域では常緑樹であったり、同じ木でも一部の種類だけが常緑である場合があるようだ。
七篠は知識を深める為、借りた本を抱いて寮へと戻っていった。
69
:
夢見ヶ崎明日美『ドクター・ブラインド』
:2021/05/20(木) 17:41:33
「お――――――」
おい。
おいおいおい。
おいおいおいおいおい。
おいおいおいおいおいおいおい。
おいおいおいおいおいおいおいおいおい。
「うおおおおおぉぉぉぉぉ〜〜〜ッ!!」
いま、わたしはタイヘンなコトにきづいてしまった……!!
コレが『ガラパゴスのタマゴ』ってヤツか??
いがいなモウテン……いしきのシカク……!!
「ジブンが『さかさま』になるとセカイも『さかさま』になる!!」
バァァァァァァァ――――――――――ンッ!!
鉄棒で前回りをして上下逆の体勢になり、
無性に興奮しつつ『逆さまの世界』を眺める。
なんてコトだ……!!
『ふつうのセカイ』だけでも、みるモノがヤマほどあるのに、
『さかさまのセカイ』がふえると、
いつもの2バイたのしめてしまう……!!
あまりにもいそがしすぎて、
『2せんねんさき』までスケジュールがうまってしまう……!!
モノのついでに、
カフェのポイントカードもゼンブうまってしまう……!!
70
:
仁宇櫻子『ハスカー・ドゥ』
:2021/05/22(土) 09:34:37
>>69
「それ、どんな感じ?どういうこと?」
いちごミルク飲みながら、鉄棒ではしゃぐ女の子を突っ立って見ている。
71
:
夢見ヶ崎明日美『ドクター・ブラインド』【高一】
:2021/05/22(土) 15:55:17
>>70
鉄棒にぶら下がっているのは、
同年代の『アリス風ファッション』の少女だった。
両手の爪には『ネイルアート』が施され、
『サングラス』を掛けている。
全体的に『パンキッシュ』な雰囲気だ。
「『ガラパゴスのトカゲ』だよ!!」
『トカゲのタマゴ』だっけ??
いや、『タマゴのトカゲ』か??
まぁ、どっちでもいいや。
「ようするに、セツメイするよりも、
ジッサイにやってみたほうがはやいってコトだ!!」
ソトにでてくるまで、
タマゴからナニがうまれてくるかはわからない。
そういうイミのコトワザだ。
『だいこうかいジダイ』をいきた、
『なもなきフナノリ』がいったコトバがユライらしいぞ。
カレはメダマヤキにショーユをかけるタイプだったらしい。
イマつくった。
「――――『やる』??」
逆さまの状態で、いちごミルクを飲む少女を勧誘する。
われわれ『フシギのクニのサカサマぶ』は、
げんざいシンニュウブインをボシュウチュウだ!!
イマはいれば、とくせいステッカーもついてくる!!
72
:
仁宇櫻子『ハスカー・ドゥ』【高1】
:2021/05/22(土) 17:04:12
>>71
ズズズズズ
髪型はツインテ。女子にしては身長が高め。
君と同じ高校一年生女子であることを示す胸飾り。
高一のフロアで見たことあるような……あんまり見たことないような。
キョロ キョロ
「『やる』!」
周囲を見渡した後、鉄棒を掴んでみる。
掴んでみて、
「……………う〜〜〜〜ん」
掴んだまま突っ立っている。
73
:
夢見ヶ崎明日美『ドクター・ブラインド』【高一】
:2021/05/22(土) 18:09:24
>>72
夢見ヶ崎の身長は『160cm』だ。
一回りくらい違う事になる。
いまさらだけどデケェな!!
「いざ!!ともに『さかさまのクニ』へ!!」
おお、シンニュウブインがふえたぞ。
あともうひとりぐらいほしいな。
よし、『フェアチャイルド』でもいれるか。
(ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453647476/917-938)
「――――おん??」
あれ??『ナマエ』……『ナマエ』なんだっけ……??
なんだかみたコトあるようなナイような……。
とりあえず『ミルドレッド』にしようか??
「どうした??『ミルドレッド』??」
『ヴァイオレット』のほうがよかったか??
74
:
仁宇櫻子『ハスカー・ドゥ』【高1】
:2021/05/22(土) 18:26:35
>>73
「みるどれ…?」
「ミルクは好きだよぉ
骨が育つ! 身長も伸びる!」
鉄棒を恐る恐る引っ張っている。
「あはは やったことなくて…」
「これ、折れたりしないよねぇ?」
75
:
夢見ヶ崎明日美『ドクター・ブラインド』【高一】
:2021/05/22(土) 18:52:01
>>74
「おッ、いいね〜〜〜。
ドンドンのんでグングンのばそう!!」
ちなみに、わたしは『ほめたらのびるタイプ』だ。
セイセキものびるし、ハナものびる!!
めざせ!!げんだいの『クレオパトラ』!!
「『おれる』ゥ〜〜〜??」
どんだけカイリキだよ!!
それとも、これ『トイレットペーパーのシン』でできてんのか??
なつやすみの『こうさく』かよ??
きょうはペットボトルでロケットをつくってみよう!!
ツキにいったら『シロウサギ』にあえるかな??
「ダイジョーブダイジョーブ!!
『さかさまのクニ』はたのしいぞ。
さぁ、カモン!!」
ところで、ナンだかアタマがジリジリしてきてるんだけど、
きのせいか??
『さかさまのクニ』にチョウキタイザイはキケンかもしれない。
まだまだハッテントジョウで、
ギジュツのしんぽがおくれているからな……。
しかし、だからといって、
アンイにキンダイカをすすめてもいいのかどうか……。
キチョーなブンカイサンのホゴをテイアンしよう。
76
:
仁宇櫻子『ハスカー・ドゥ』【高1】
:2021/05/22(土) 20:14:38
>>75
鉄棒を両腕で掴んで体を持ち上げ。
「 …えいっ 鉄棒のクニ入国
え怖い この状態で体…頭を…こう…下に?
どうやればいいの?怖いんだけどぉ」
グルッ
「うわわわわわわわわわわわわわわあわわ」
下に!頭が下に!
「……………こわい〜〜〜〜〜〜〜〜ぃっ 怖すぎ!」
横の鉄棒を見る。たぶんぶら下がってる女子と目が合う形になる。
仁宇は、怖いとか言っておきながら、笑顔。
77
:
夢見ヶ崎明日美『ドクター・ブラインド』【高一】
:2021/05/22(土) 20:58:43
>>76
「まぁ、たしかに『チアン』がアンテイしてないからな。
そのヘンはこんごのカダイだ。
ソウキュウにタイサクをこうじなければ……」
頭の中で、『逆さまの国』の伝統と革新がせめぎ合う。
アタマに『ち』がのぼってるのは、そのせいか??
さすがに、『いっこくのトップ』ともなると、
ナニかと『きぐろう』がたえないもんだな〜〜〜。
「まぁまぁまぁ、それはおいといて……。
『さかさまのクニ』にようこそ!!」
「どう??『フシギ』なカンジしない??タノシくない??」
頭に血が上る感覚に悩まされながらも、
至って楽しそうに無邪気に笑う。
『スマイル』はバンコクキョーツーのアイサツ。
コマったコトがあったら、
とりあえずわらっとけばナンとかなる!!
オマケに『むりょう』だぞ。
イマなら、ついでにドリンク1ぱいサービスだ!!
ごいっしょにポテトはいかがですか??
そうやって、ほかのモノも、
チャッカリうりつけるサクセンだな!!
「――――アハハハハハ!!」
二人の女子高生が鉄棒にぶら下がり、
並んで笑い合う光景が展開されていた。
78
:
仁宇櫻子『ハスカー・ドゥ』【高1】
:2021/05/22(土) 21:09:47
>>77
「髪が地面と擦れるね、…こまったこまった」
「これ、ずっとやってたら…脳に血液が集中してぇ」
「…………頭よくなったりすんじゃない!?!?」
「ふふ、あははははははは!!!!」
そんな感じの風景。女子高生の青春の1ページ。
79
:
夢見ヶ崎明日美『ドクター・ブラインド』【高一】
:2021/05/22(土) 21:47:13
>>78
「おっ、さすが『ミルドレッド』!!
アタマいいな〜〜〜。
さっそくコウカがでてきたか??」
こちらも髪が長いので地面と擦れているが、
全く気にした様子がない。
というより、気付いていないようだ。
目の前に広がる『不思議の国』に、
心を奪われているからだった。
でも、『さかさまのクニ』はキケンとトナリアワセだからな。
そろそろ『キコク』のジュンビをするべきか??
「あ!!いいコトおもいついた。
どっちがながく『さかさまのクニ』にタイザイできるか
キョウソウしようぜ!!
ついでに、そのあとで、
どっちがアタマよくなったかショウブだ!!」
血の巡りの逆流を感じながらも、
満面の笑みで無謀な提案を持ち掛ける。
こうして青春というアルバムに、
新たな一ページが加わったのだった。
『逆さまの国のアリス』完!!
ちなみに、鉄棒から下りた後、
しばらく頭痛に悩まされたらしい。
『さかさまのクニ』はキケンだから、ホドホドにしような!!
『アリス』とのやくそくだ!!
80
:
飯田 咲良『シスター・ゴールデンヘアー』【中二】
:2021/05/28(金) 11:46:28
学生の本分は勉学である。
私だってそれはわかってる、わかってるけど……学校行きたくないー!
ちょっと前、寮の自室で憂さんとホラー映画を見た私はすっかり怖がりになっていた。
自分の茶色いツインテが視界に入ってびくっとなるくらい。ちょっとやばい。
学校はホラーの定番だ。だから……何かあるかもと怖くなっちゃう。
時刻は夕方4:44…。
そしてここは女子トイレ。生理現象は我慢できない。
だけど、こんな時間に学校のトイレといえば……『花子さん』だ。こわい。
もしも、『花子さん』が出てきてもいいように、『シスター』を発現させてトイレのドアを開き…誰もいないことを理解してから入って『シスター』はドアの外で待機。
視聴覚リンクを活用して、『おばけ』がトイレに出ないか監視させる。
「『シスター』…大丈夫だよね…?」
私は、マーブル模様の人型怪奇現象がぽつんとトイレの前に立っているという……他人から見ればホラーな現象に気がついてなかった。
81
:
桜井 憐『ワッキー・ディップ』【中二】
:2021/05/28(金) 12:54:30
>>80
「はぁ……っ!?」
たまたま女子トイレにやってきた、茶髪ポニーテールの女子中学生
そして発見してしまった
まるでウルトラQのようなマーブル模様の人型の怪生物が
何をするわけでもなくトイレの前に突っ立っているという
よく分からんが不気味な光景を
「あわ……あわわわわ……」
ズドン!と音を立て尻もちをつく憐
「よよよ、妖怪が出た〜!!!」
82
:
飯田 咲良『シスター・ゴールデンヘアー』【中二】
:2021/05/28(金) 13:11:08
>>81
「よ、よよよよ、妖怪!!?『花子さん』じゃなくて!?」
用を足し終わりさあ出るぞというタイミングで外から響いてきた声。私はびっくりして『シスター』をきょろきょろさせる。
一応、『シスター』から見える視界の中には尻餅をついた女の子しか見えない。どこにいるんだろう…。
慌ててトイレから出て、彼女を護ろうと考えながら『シスター』に触れてみる。だけど纏うことはできない。
つまり、彼女が襲われている訳じゃないみたいだ。
そのまま『シスター』を背に連れて、周囲を警戒させながらその女の子の方に近づいていく。
「だ、大丈夫ですか…?
よ、妖怪…って、ど、どこに…」
尻餅をついている彼女に手を差し伸べて起こそうとしながら声をかけた。
83
:
桜井 憐『ワッキー・ディップ』【中二】
:2021/05/28(金) 13:29:33
>>82
手洗った?(洗った厨)
「あああああああああああっ!!!
そこ!そこ!」
手を差し伸べてくれた飯田だが、憐はその手を取らずに、飯田の後ろを指さした
「 あ な た の 後 ろ っ す 」
84
:
飯田 咲良『シスター・ゴールデンヘアー』【中二】
:2021/05/28(金) 13:41:26
>>83
「う、ううう、うしろ…!??」
怖い、怖い怖い!!
後ろを見るのが怖い!!!
そっと後ろを見る……『シスター』以外なにもいない。
つまり……彼女が言うことが正しいなら…『見えないものがいる』という……。
「きゃあああああ!!!」
・・・・・
何かがいることを理解してしまい、私は悲鳴を上げた。
そして、念のため持ち歩いていた『除菌スプレー』をそれがいると思われる空間に噴きまくる!
『おばけ』に効くらしいし、こ、これできっと…!!
恐怖のあまり、手を洗ったり普段なら忘れるはずのない行動が抜けてることに気付いたのは狂乱が落ち着いてからだった。
85
:
桜井 憐『ワッキー・ディップ』【中二】
:2021/05/28(金) 13:57:50
>>84
いいだの 『スプレー』をふく こうげき!
『シスター』には こうかが ない みたいだ……
「どうやらマーブルさん(命名)には効いてないみたいっすね……」
スタンド(ゴーストタイプ)にはスタンド(ゴーストタイプ)だ!
「こ、ここは自分が食い止めるから逃げるっすよ!
うおおあああああああああ!!!」
ガタガタ震えながらも何とか立ち上がり
羽ペン型のスタンド『ワッキー・ディップ』を手に、勇気の突撃!
条件を満たせば剣に変わるのだが、恐怖のあまり忘却してしまっている!
羽ペンなんかで敵うわけねーだろ!
86
:
飯田 咲良『シスター・ゴールデンヘアー』【中二】
:2021/05/28(金) 14:08:58
>>85
「『マーブルさん』…それが妖怪の名前…!」
「だ、だめですよ、『除菌スプレー』でも効かなかったんです!
一緒に、一緒に逃げましょう!!?」
そう声をかけながら、私はトイレの出口へと向かっていく。
念のため、『シスター』を追従させながら。
(おそらく桜井の攻撃を避けて飯田に迫るように見えるだろう)
私にも『シスター』にも見えないっぽい『マーブルさん』だけど、トイレの妖怪は移動するのかな…?
87
:
桜井 憐『ワッキー・ディップ』【中二】
:2021/05/28(金) 14:22:18
>>86
「む……?」
飯田に後ろにくっついて動く『マーブルさん』
それを見た憐は思った
「うーん……どうやら、狙いはあなたの様っすね…
さっきから、あなたの後ろにくっついて離れませんよ、その妖怪」
この女性は既に取り憑かれている…!?
「あなた……何か恨みを買うような事してませんか……?
早くお祓いするべきっすよ!」
88
:
飯田 咲良『シスター・ゴールデンヘアー』【中二】
:2021/05/28(金) 14:35:31
>>87
「ぴぇっ!?わ、わわわわたしに取り憑いてるんですか!!?」
「取り憑いてるってことは…や、やっぱり……おばけー!!
この間神社にいってきたのにー!!!」
『おばけ』に怯えてあたふたと逃げ回る、けどおばけの姿は見えないまま、少女の言葉を頼りにだ。
「なにか私が悪いことしたんですかー!!?」
私が襲われていても『シスター』は纏えない。
そもそもダメージがないんだから、『シスター』を纏う条件をクリアできない…!
「たーすーけーてー!!!」
いいだ は にげだした !
89
:
桜井 憐『ワッキー・ディップ』【中二】
:2021/05/28(金) 14:50:20
>>88
「ああっ!待って!」
逃げ出した飯田を追いかける憐
しかし虚弱体質な憐は飯田に追いつけずにバテてその場にへたり込んでしまった
「はぁ…はぁ…
あの人、大丈夫かな?
自分が守ってあげるべきだったのに……」
自分の弱さを不甲斐無く思う憐
もっと、もっと強くなりたい……
もっと鍛えなきゃ……!
(心配っすねあの人……
自分と同じくらいだったみたいだけど)
明日にでも探して、無事を確認しようと思う憐
果たして再び飯田に会う事は出来るだろうか?
90
:
飯田 咲良『シスター・ゴールデンヘアー』【中二】
:2021/05/28(金) 15:03:06
>>89
「清月学園で、まことしやかに囁かれる噂話がある。
『マーブルさん』と呼ばれる存在が中等部の女子トイレに現れ、少女を追いかけ回すのだという…。
先日、狂乱しながら逃げ回る少女の背に、奇妙なマーブル模様の人影を見たものが何人もいたことからその名が付けられた。
だがしかし、同じ空間にいたにも関わらず『マーブルさん』を見なかったという証言もあり、謎は深まるばかりだ。
夕方4:44、中等部の女子トイレに行くと……
『マーブルさん』に追いかけられる…かもしれない。
信じるか信じないかは貴方次第だ。」
この間の『マーブルさん』事件から一週間くらいしてから、
そんな文章が新聞部の発行する校内新聞に載ったとか載らないだとか…。
トイレ、こわい…。
91
:
白灰『ヒップホップ・イズ・デッド』【高2】
:2021/05/28(金) 17:08:32
「スズラン、鈴蘭……と」
放課後、部活動の声響く学舎。
整理整頓された図書室。
僅かに開かれた窓から流れ込む涼しい風が、カーテンを揺らめかせる。
「ま、通り一辺倒の事しか書いてねーわな」
目付きの悪い少年が、『植物図鑑』を眺めている。
92
:
隼士 賢『パンテオン・ロココ』【高2】
:2021/05/28(金) 20:03:27
>>91
(hey! 同学年だし知り合い設定でもいいかっ!?)
「fuuuuUU!! よっしゃあUFOUFO!!
やっぱUFOを見つけるにはパワースポット調べるのが一番っショ!」
図書室なら『古新聞』ある筈っショ! 新聞なら、星見街で色々起きた
不思議な出来事についての文献とかもあるだろうから地味地味に
ネットとかでピックアップより新聞とかから良さげなの引っ張るのも
意外に良いもん拾い上げられるかもっショ!
ドタドタと新聞の置かれてる場所まで向かうぜ!
そん時に横切ったりするかもな!
93
:
白灰『ヒップホップ・イズ・デッド』【高2】
:2021/05/28(金) 20:12:34
>>92
(どんと来い、だぜ)
「……やかましいぞ」
パタン
読んでた本を閉じて、声をかける。
その騒がしさに読書への集中を妨げられた形になったが・・・。
声に、嫌悪感はない。呆れてはいるが。
「相変わらずUFO探しか、忙しいもんだな」
94
:
隼士 賢『パンテオン・ロココ』【高2】
:2021/05/28(金) 20:27:05
>>93
「ん? んんっ? おぉ! リットぉ! fuuUU!
居たんだな、わりぃな! 俺一人だけだと思ったぜ!
そう! UFO! UFO! だって、この街には不思議なもんが
いーーーっぱいあるっショ! ぜってーUFOもどっかで飛んでるに
違いないって! ほら、その証拠にほら!」
そう言って、フラワーキッズ(りん)がくれた『鈴蘭パーカー』を見せつける。
「これも、頭に鈴蘭生やした人間じゃねー奴のプレゼントっショ!
頭から直にフラワー咲いてる奴が居るんだから、ぜったいに宇宙人も間違いなく
居る筈っショ! リットは、そう言うの知らねーのっ?」
リットは結構物知りな筈っショ! よく本読んでる感じだしな(うろ覚え)
クラスメイトの中には、UFOなんて趣味くだらねーって言う
つまんねー地球人も多いけど、リットはどうだったかなー??
95
:
白灰『ヒップホップ・イズ・デッド』【高2】
:2021/05/28(金) 20:39:22
>>94
「賢……。
周りが見えなくなるのは悪癖だぜ、
熱込める趣味があるのは、良いコトだけど」
君の知っている白灰というクラスメイトは、
UFO自体に興味はない風だったが、君の趣味の事を、下らなくは思っていない様だ。
UFOについて熱く語る隼士をどこか羨ましそうにも眺めている。
「いや、俺の知ってるコトでオマエを満足させられるようなコトなんてな。三流オカルトか……。
それこそ、この前出会った、女の子……いやオマエも!? しかもパーカー貰ってるの!?」
(なんとなーく、都市伝説的な女の子かと思ったんだけど、かなり友好関係広いの!?)
ちょっとした世間話でもしようと思ったらいきなり爆弾発言が直撃して、思わず大声を上げてしまった。
96
:
隼士 賢『パンテオン・ロココ』【高2】
:2021/05/28(金) 21:27:50
>>95
>女の子……いやオマエも!? しかもパーカー貰ってるの!?
「oh yeaaaAA! Jesus Jesus yesっショ!
なんだよ!リットも知ってるなら話が早いぜ!
あのフラワーキッズ、ぜってー人間じゃねーぜ。頭から生えてる花は
マジもんの花だったから、100パー俺のUFO魂賭けてもいい!
あぁ、でもでも化け物とかじゃなくて、もしかしたら宇宙人が地球を
調査する為に花を擬人化して作成した人間型宇宙性擬人花だったり!!?
ohhhh!! シィット!! あん時、もうちょい根掘り葉掘り色々と
正体を聞いておけばよかったっショ!」
最後の部分は額を抑えて軽く後悔しつつ喋るぜ!
まっ! すぐ意識を切り替えられるのが俺の良いところっショ!
「でもでも! やっぱ、リットも人間じゃねーって思うなら
宇宙人はやっぱ、もう既にこの街に潜入してるからも知れないっショ!
くぅ〜〜〜!! なら宇宙船だって間違いなく、どっかに秘密裏に
収納してるに違いねーよなぁ!! 自然公園近くの湖畔とかに水没させる
形だったりとか! 何の変哲もない工場に偽装してる可能性もあるっショ!
リットは、そう言うところどう思う??」
リットの意見も聞いておくぜぇ! もしかすると宇宙人の偵察擬人化少女
かも知れないフラワーキッズの知り合いだ! 良い意見聞けるかもっショ!!
97
:
白灰『ヒップホップ・イズ・デッド』【高2】
:2021/05/28(金) 21:38:08
>>96
「あ、ああ……まあ、ちゃんと会ったわけじゃねーけど。
チラッと見たぐらいの話さ。だけどまあ……」
ちょっと黙り、考え込む。
「普通の女の子じゃ無いってのは、間違いねーだろう。
宇宙人かどうかはオマエの判断に任せるけど……」
『湖畔』……『鈴蘭畑』……『小屋』……。
あの時出会ったシチュエーションを、思い返す。
「いや、あながち間違いじゃねーかもよ、賢。
俺が出会ったのは『湖畔』……あの女の子はその辺に住んでるみたいだったし。
そのまんまUFOが眠ってるとは思わないけど、何かしら秘密はあるかもな」
98
:
隼士 賢『パンテオン・ロココ』【高2】
:2021/05/28(金) 21:49:34
>>97
>あながち間違いじゃねーかもよ、賢
「FuuuuuuUUuuッ!!! やっぱ、そーだよなぁ リット!!?
あれぜってー何か秘密隠れてる筈だもんyo!
あー! やっぱ、あん時UFO降臨地上絵ダンスした後の直ぐに
さよならなんてしなきゃ良かったぜ! でも、湖畔周辺には住んでんだもんな!
よっしゃああ!! やる気がムンムン沸いてきたぜ!
フラワーキッズの秘密をぜってー暴いて見せる! そんで宇宙人なら今度こそ
UFOに一緒に乗せて貰うって頼むぜぇリット! そん時はフラワーキッズの
知り合いの誼で、一緒に乗れるか頼んでみるっショ!」
鼻息あらく、目を充血させる形で天井を仰ぎつつ両拳を震わせ断言する。
フラワーキッズが宇宙人が遣わしたんなら、それ間違いなく宇宙人の居る
証明でしかないんだ! やっぱ宇宙人は、この街に居る筈っショ!
「あ! そー言えばリットは図書室で何調べてたんだ?
宇宙人について有益な情報が知れたんだ! そっちの調査にも協力するっショ!」
フラワーキッズ、宇宙人の偵察係説が有力になったんだ!
リットの調べものにも、ちょっとは手伝うぜ!
99
:
白灰『ヒップホップ・イズ・デッド』【高2】
:2021/05/28(金) 22:02:13
>>98
>UFO降臨地上絵ダンス
「……それ、ちょっと見てみたいな……」
「……ま、俺も個人的にあの子がちょっと気になってたワケで。何か分かったら教えてくれ。
UFOと繋がりがあるかどうかは兎も角、『秘密』はちょっと知りたいんだよな」
賢の前に、『植物図鑑』を置く。
まあ、どこにでもあるような、ありきたりのものだ。
「ってコトで……俺はそのまんま『鈴蘭』の事を調べてたワケよ。
何かしら分かるかな、ってね。
とはいえ……人間に咲く『鈴蘭』なんて項目、どこにもねーんで、諦めかけてたトコ」
「『オカルト』方面ならお手上げ、『宇宙人』なら管轄外だな」
100
:
隼士 賢『パンテオン・ロココ』【高2】
:2021/05/28(金) 22:14:50
>>99
>オカルト』方面ならお手上げ、『宇宙人』なら管轄外だな
「なーんだ! リットもフラワーキッズ目当てか!!
俺はぜってー『宇宙人』が鈴蘭の花と何か組み合わせて製造した
人造人間ならぬ、宇宙人製造花人間に違いないと思うっショ!
オカルトぉ? あーっ! 確かにフラワーキッズはともかく
『ファムちゃん』は人間じゃねーって感じしたなぁ!
うん? あーリットは知らねぇかもだけど、俺がUFOラブって事を
なんか現実味ない場所で訴えたらよ、その翌日位に『コレ』が
俺から生えたのよ」
ズズッ
『パンテオン・ロココ』が隼士の傍に発現される。そして、植物図鑑をスタンドで
手に取った。リットが見えなければ、勝手に宙に浮かんだと思うと
隼士は考えての行動だ。
「ど〜〜〜ぉよぉリット! 俺が念じた事で図鑑が宙に浮いちまった!
俺には超能力が開花したっショ!! どーよ、驚いたかぁyeah!!」
101
:
白灰『ヒップホップ・イズ・デッド』【高2】
:2021/05/28(金) 22:34:44
>>100
「…………」
宙に浮いた『図鑑』を見て、白灰は言葉を失う。
驚き、衝撃、予想外――といった表情だ。
「賢、オマエ……」
、、、、、
「こっちもかよ!」
『ヒップホップ・イズ・デッド』――スタンドが白灰の傍らに発現する。
『パンテオン・ロココ』が手にとった植物図鑑を、同じように手で取り、引っ張る。
「俺にもある――そういう『力』。
『特別な力』ってワケじゃないんだな、コイツ」
102
:
隼士 賢『パンテオン・ロココ』【高2】
:2021/05/28(金) 22:47:36
>>101
> 、、、、、
>こっちもかよ! 『特別な力』ってワケじゃないんだな、コイツ
白灰の傍に発現される『ヒップホップ・イズ・デッド』
それに、同じく隼士も一瞬衝撃を受けたのか顔を硬直させた。
そして
「ふ ふhuhuhuうhuhuはhahahahaha――!!
なぁ〜〜んだ、なぁなぁなぁなぁなぁりっとりっとリットぉ!
お前も、俺の父親とか母親には見えない『力』あんのかよ!
あっ、他にもランニングガールとかバス停で待ってたガールとかも
俺の『パンテオン・ロココ』を見えてたから、てっきりガールが力を
持つの多いと思ってたけど、やっぱ男も発現するもんなんだな!」
そう爆笑しつつ饒舌に喋る。
「なぁリットリットリットぉ! この力、『おもしれー』よな!
だってよ、見えねー奴等にはぜってー見えねーもん!
なに起きてるかわからねーから、物を持ち上げたり 軽く体叩いてやっても
気の所為って思ってんのか反応うすくてさー」
――やっぱ、『力』無い奴等って『つまんねぇ』なー。
そう、何処か危うい空気を醸しつつ隼士は溜息と共に呟いた。
103
:
白灰『ヒップホップ・イズ・デッド』【高2】
:2021/05/28(金) 23:05:42
>>102
「あ、しかも結構いんのな……」
(ていうかコイツ、メチャクチャ関わってんな……。
行動力の塊みたいな奴だから、良くも悪くも『引き寄せる』のか)
「確かにな。俺も気づいてから色々試したけど……気付かれないし。
同じようなヤツに出会うのはオマエが初めてだから、
『見えない』ヤツの方が、多分多いんだろーな。
いや、最初は俺も何か幻覚でも見てるのかと思ったけど、
ちゃんと物を動かせるからびっくりしたワケなんですが――」
テンションの高い隼士につられて、こちらもべらべら喋るが、
ポツリとこぼされた呟きに言葉を止める。
「…………」
「おいおい、賢、珍しくテンション下げたな。
『つまんねぇ』ヤツラなんて気にしないのが、『オマエらしさ』じゃねーの?」
104
:
隼士 賢『パンテオン・ロココ』【高2】
:2021/05/28(金) 23:31:35
>>103
(けっこー長く絡んだな……次でUFO探しの旅『〆』に出ようと思うぜぇ!)
>『つまんねぇ』ヤツラなんて気にしないのが、『オマエらしさ』じゃねーの?
「・・・あ゛っ?」
・・・・・・
オマエらしさ?
リットは何言ってんだ? 俺が何時もつまんねーと思ってる奴等。
何時も何時も何時も何時も何時も何時も何時も何時も何時も何時もだ
なんべん俺が自分に正直に生きても否定『殺して』してくる奴等。
UFOなんて夢見ごと 子供の空想 大人になれ
何時までもガキ見たいな事言うな ちょっとヤバいんじゃないの?
(あぁ うるせぇ。うるせぇうるせぇうるせぇうるせぇうるせぇうるせぇ
うぜぇうぜぇうぜぇうぜぇうぜぇうぜぇうぜぇうぜぇうぜぇうぜぇうぜぇ)
俺が気にしてないとでも? 俺が好き好んで、こんな風に笑って
つまんねー奴等に合わせるノリをしてるとリットは本気で思ってんのか??
あいつ等の吐く息と一緒の空気を吸い込んでると思うとマジ吐き気がして
けど、俺もあのつまんねー親も周りの奴等も生まれた頃から直ぐ近くにいるから
一緒の大気を吸ってるわけで、けど俺にはそんな酸素拒否する事もできなくて
苛ついてブっ殺してやりたくてブっ殺して殺して殺して殺して殺して。
>うちは人間が大好きだから、人間達と寄り添いたいから
鈴蘭パーカーから芳香が強まった気がした。
>だから生きたい、人間達と一緒に
スゥゥゥぅうううう!! ふーーーっ……!!
「…………リットぉ〜〜〜〜、俺はっショ……UFOを見つけて
早く、早く早く地球を抜けて別の銀河に飛び立ちたいんだぜぇ?
きっと、こんな地球には無い素晴らしいものが俺の小さな世界の外側に
沢山たくさーん詰まってるんだから!」
一瞬顔に過った形相は、大きく深呼吸すると共に穏やかな顔になった。
それでも、声色は弱弱しく少し切ない。
「じゃなきゃよ……じゃなきゃ、お、俺……きっと、多分もう少しで
『取返しのつかなくなる』……あぁ゛……なんで……UFOは来ないっショ?
俺、俺、俺・・・こんなにUFOを愛して、力も貰ったってぇのに」
「り り リッ リット
UFOは……い いるっショ! そ、そうっ。まだこの街には俺や皆が
知らない不思議が目白押しっショ! そうっ……諦めるなんて
『俺らしくない』もんなぁ!!」
笑って、リットに告げる。
105
:
白灰『ヒップホップ・イズ・デッド』【高2】
:2021/05/28(金) 23:49:51
>>104
(了解! お疲れさまでした)
「……そう、だな。そのとおりだって、賢!」
(『オマエらしい』……か。
ちっと『地雷』ふんだか……あー、まいったな)
(クラスメイトとしてそれなりに話してた、つもりだった。
こうやって話すぐらい、には。でも……『ここまで』だったか? わかんねーな……)
「『鈴蘭』の女の子……俺も色々調べてるからな。
この『力』も合わせて、少しはオマエの願いの役に立てるかもしれねーし」
(コイツの内に踏み込んで、何かを『背負う』のは……まだ無理だ。
ここで、『何も気にしてない』っていう風に話すのが、多分『俺らしい』)
「クラスメイトとして、手伝ってやるよ」
笑顔で、『ヒップホップ・イズ・デッド』の拳を突き出す。
106
:
隼士 賢『パンテオン・ロココ』【高2】
:2021/05/29(土) 00:00:23
>>105
(めんどくせーキャラに丁寧に付き合ってサンクス! 今後も宜しくな!)
>クラスメイトとして、手伝ってやるよ
「応ohおーっショ!! リット!!
UFOはきっと直ぐ近くで俺達の知らない間に飛行してる筈さっ!
フラワーキッズって言うなまものの証拠もあるぐらいなんだ
ぜってーぜってー何時かUFOに宇宙人と出会える筈っショ!」
『パンテオン・ロココ』の拳で、その突き出された拳に合わせるっショ!!
「それじゃー俺はそろそろ『湖畔』へ向かうぜぇ!
またなーリットぉ!!
UFOはぜってー近くにいる筈さ! リットが手伝ってくれるってなら
100倍力だぜぇ、お前が困ってる時があったら直ぐ俺も手伝ってやるっショぉ!」
さぁ! さぁさぁUFOUFOUFOだ!!
期待を新たに胸にチャージして図書室を走り抜け外に飛び出してUFOを
見つけてみせる!! 必ず、この街(世界)にUFOは存在する筈だから!!
107
:
白灰『ヒップホップ・イズ・デッド』【高2】
:2021/05/29(土) 00:09:52
>>106
「……ふぅ〜」
隼士が立ち去った後、一人息を吐く。
「アイツも『力』を持っているのにはびっくりしたけども……。
大丈夫かね、アレ。UFO……いや、最早俺も完全に否定はできねーけど」
「『力』を使える他の連中が……UFOを生み出してたのかもな、なんてな」
本を片付けて、その場を後にした。
108
:
ナカレ『サクソン』
:2021/06/02(水) 22:46:01
「・・・・・・・」
清月学園中学二年生の教室の一つ
窓際の席に一人の女生徒が物思いに耽りながら窓の外を見下ろしていた
「はぁ・・・・」
ふと、ため息を一つついた
彼女の周りに他の生徒はいない
この教室の生徒の多くは、彼女の様子を遠巻きに見つめながら一定の距離を取っていた
その原因は、朝のHRにあった
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「あー、皆、席に着いたか? 今日は転校生を紹介する」
がやがやと騒々しさを増す教室
季節外れの転校生だ、生徒たちの好奇心は否応なく高まるだろう
ガラガラと扉を開けて、一人の女子生徒が入ってきた
年齢相応の体躯でありながら、その眼差しは年不相応に険しい
その少女はつまらないものを見るかのように教室の生徒達を見回して、自己紹介を始めた
「赤月ナガレ、先月まで海外にいたが訳あって越してきた」
海外から来た転校生という言葉に生徒たちの無音のボルテージはさらに高まる
しかし、次の台詞を聞いた途端に、教室内に困惑の空気が流れた
「この街に潜む『影の組織』について知っている者は私のもとに来てくれ
私が言いたい事はそれだけだ」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
ヒソヒソ
ヒソヒソ
(おかしいぞ・・・・何故、私は遠巻きに監視されているのだ?
『後見人』からのアドバイスで学校に通う事を決めたまではよかったはずだ
だが、何故彼らは私に話しかけてこない? 何故、監視を続ける?)
ヒソヒソ
ヒソヒソ
赤月は兄の仇を追い、『アリーナ』という組織について探るためにこの街へ来た
本当は『組織』について調査する時間を作るために、学校に入学する気はなかったのだが、
『後見人』から、義務教育は受ける様にとのアドバイスを受け、この学校への転入を決めたのだ
(学校に通いつつ、『アリーナ』についても探る
完璧な作戦だと思ったのだがな・・・・)
『後見人』にとって最大の想定外は、彼女が想像以上の『世間知らず』だった事だろう
109
:
赤月『サクソン』【中2】
:2021/06/03(木) 22:59:05
>>108
遠巻きに生暖かい目で見られる中、赤月は一日を終えた
日本の学生たちが『退屈な授業』と表現するようなものであっても、
これまで腰を落ち着けて勉強をする機会がなかった赤月にとっては物珍しく、
思いの外、充実した一日を過ごすことが出来た
「少し、疲労が溜まったな」
「本格的な調査は明日からにして、今日は一度本拠地に帰るか」
こうして、赤月の学園生活初日は幕を下ろした
現在の本拠地である学生寮に向けて歩き去って行く
110
:
御影憂『ナハトワハト』【大学二年】
:2021/06/13(日) 05:46:39
フラッ…………
夕方――――『心理学部』の研究室を後にし、
外の風に当たろうと一人外に出る。
今日は『最悪の気分』で学校に来ていたため、
あまり体調は良くなかった。
足元が不注意だったのは、そのせいだったのだろう。
ガッ
ズッダァ――――――ンッ!!
バサバサバサァッ
普段は気にも留めないような些細な出っ張りに躓き、
勢い良く前のめりに倒れ込んだ。
見た感じ、思いっきり『顔』から行ってしまったようだった。
教授から受け取った資料が、辺りに散らばる。
111
:
御影憂『ナハトワハト』【大学二年】
:2021/06/13(日) 21:42:54
>>110
…………ム ク リ ッ
サッ サッ サッ
ゆっくりと起き上がると、落ちている資料を拾い上げて、
その場を去った――――。
112
:
赤月『サクソン』【中2】
:2021/06/18(金) 21:47:02
「・・・・・・・・。」
―――昼休み
中等部の制服を適当に着崩した少女が校舎の屋上で大の字になっていた
灰色の曇り空を眺めながら、思い返すのは『あの夜』の事だ
歓楽街で突然、通り魔に襲われたあの夜・・・・
相手に殺意がなかったために運良く殺されずに済んだが、
あの出来事が起きたタイミングはいくら考えても不可解だ
(私がスタンドの訓練をするのを見計らうかのように、2人のスタンド使いに狙われた
普通に考えれば、両者は繋がりがあると考えるのが普通だろう
『ダミーナイフ』の意味・・・・警告か? これ以上、『アリーナ』の詮索をするな、という?)
右手で目を覆う
視界が闇で満たされ、考える事に集中できる
(だが、『アリーナ』は私の事をどこで知った?
多少は派手に動いていたとはいえ、『アリーナ』が私の事を知るには・・・・)
闇の中に一人の少女の顔が思い浮かぶ
この町に来て、初めて出来た『友達』の顔が・・・・
「違う! そんなはずはない!」
頭に浮かんだ一つの『疑念』を振り払うかのように
飛び上がるかの様に立ち上がった
113
:
高見盛 炸盤『デイヴ・エドモンズ』【高2】
:2021/06/18(金) 22:21:53
>>112
「どんなことだってあるさ」
ガ
シャン
声を上げつつ立ち上がる『赤月』に、野太い声が掛けられる。
ガシャ
ガシャ
もしも赤月が顔を上げることがあれば、恐らくは目にすることになるだろう。
屋上に設置された『転落防止用フェンス』に『外側から』手を掛け、屋上へと登り来る男の姿を。
「こういうことも、だから勿論ある」
既に肩から上はフェンスを通して見える位置まで上がってきており、
その顔が精悍な太眉と、誠実さを感じさせる一重瞼を備えていることも、その気になれば分かることだろう。
「なにも違わない……さ」
男は更に腕を伸ばしフェンスに指を掛け、徐々に体を持ち上げつつある。
フェンスを乗り越え屋上へ入り込むのは、時間の問題だろう。
新着レスの表示
名前:
E-mail
(省略可)
:
※書き込む際の注意事項は
こちら
※画像アップローダーは
こちら
(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)
スマートフォン版
掲示板管理者へ連絡
無料レンタル掲示板