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【場】『 私立清月学園 ―城址学区― 』 その2
41
:
高見盛 炸盤『デイヴ・エドモンズ』【高2】
:2021/04/25(日) 23:22:39
>>40
「いや、良い……実に『ユニーク』で良いよ。
確かに俺の『苗字』は『タカミサカリ』と読むが──そうだね、
今から両親に頼んで『タカミモリ』にしてもらうッてのも悪くない。
あの人達なら、俺が『強く頼め』ば、きっとそのくらい許してくれるだろうしね」
腕を胸の前で組み、納得したように幾度か頷く『高見盛』。
「ただ、それはよしておこうかな……二人だけのあだ名ッて感じが、『唆る』だろう?」
「そういえば、人間の眼球の大きさというのは赤ん坊の頃からそう変わらないらしいね。
だから頭が小さい分、子供のほうが相対的に目が大きく見えるし、
翻って、目の大きい人を『可愛らしい』と認識しがちだとか──眉唾だけどね」
「魚がどうだかは、まだ知らないけれど」
雑学・薀蓄の類は雑談の基本だ。
自分は上手く雑談をやれていて、上手く人間ができていると、『高見盛』は思っている。
その顔に、最早定番と言っても良い穏やかな笑みが浮かぶ。
「ただ、『セララちゃん』にビタミンは必要無いんじゃないかな。
『音』を聞いて、頭の中で『漢字に変換して』、『読み替える』というのは、
かえってすごく高度な事だと、俺なんかは思うけれどね」
決して『皮肉』では無く、心底そう思った。
ある程度の頭の回転がなければ、そもそも『そういう』間違いに辿り着くこともない。
奔放そうに見える目の前の少女に、感心しているというのが事実だった。
「──『ミモリー』か。
フフッ!くすぐったいような、照れくさいような、それでいて暖かいような、
これはそう、ええと──」
「『嬉しい』って感じだ。
有難う、『セララちゃん』」
目を細め笑みを深め、その呼び名を受け入れる。
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