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【場】『 私立清月学園 ―城址学区― 』 その2
29
:
円谷 世良楽『リトル・スウィング』【高1】
:2021/04/21(水) 00:29:43
>>28
いつ、どこから来たのかは、こだわらない事にした。
「へーきですよ、もうびっくりしてないし。
春だから―、浮かれるのもしょーがないですって」
セララはいつでも浮かれている。
地に足が付いていないわけではないが、
踏ん張ってこらえる事をしていない。
「わー、よかった! 先輩でしたー。
あはーっ。先輩なら先輩って呼びますよー。
きみのほうがよかったら、そーしますけどネ」
と、ここまでは春の麗らかはそのままだったろう。
「……えーっ! どゆことどゆこと!?
制服、本当になくしちゃったってことですかー!
もー、無くしちゃだめじゃないですかーっ。
それとも、『メルカリ』で売っちゃったの!?
どーしよ、あたしの貸してもしょーがないよねー?」
疑問が次々に湧き上がると、
声色は春風を裂くように弾みを増していく。
この青年は体が『デカい』だけじゃあない。
『肉』だけじゃあなく、『謎』が詰まっているのか?
更なる衝撃的な言葉に、セララも目を回す。
「どーしよどーしよ、分かんないこと沢山―――あ、先に言っとかなきゃ!」
「あたし、セララ!
『円谷 世良楽』って名前があるんですよ。
高見盛せんぱーい、それで冬眠って、どーゆーことなんですかー!?」
目を合わせ続けはしないが、自分の言葉を告げるときには見上げていた。
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