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【マターリ】闇のS★Mスレ2【調教】

1extright:2005/08/14(日) 04:53:03
SM関連の質問・雑談専用。
経験者に聞いてみたいあんなこと、そんなこと。
SMの未経験者、初心者、経験者が入り乱れて、
マターリとSMについて語り合うスレです。

▼ ここはWeb調教スレでも、パートナー募集スレでもございません。
▼ 誹謗・中傷・各種言葉責めは、禁止です。
▼ 煽り、荒らしは放置プレー。
▼ 良識のある内容推奨。

★★★ このスレをご使用前に必ず↓をお読みください。 ★★★
「この掲示板利用にあたって/管理人」
http://jbbs.shitaraba.com/study/bbs/read.cgi?BBS=2470&KEY=1040148566

630HRK ◆l/an/smhrk:2007/05/17(木) 23:51:12
>>629
> ちょと、時間的余裕がない。。

了解です。
お大事に。

> なんで、物理の法則は あんなに自乗式が多いんぢゃ?

これに回答できるほど私は知識を有しておりませぬ。

631なんちゃって:2007/05/18(金) 22:16:35
ちょとずつ返していくだすw

神道と沖縄

吉本はたぶんに柳田の考えを受け入れているので、
柳田がすでに著書で書いている部分は、自分では書いてないと思われ。。
該当する柳田国男の考えは、以下の引用部分かと思われ。

「島(沖縄の諸島)の歴代の記録を飜(ひるが)えして見ると、
我々が天神地祇の名をもって総称するところを、沖縄の方では
天神海神と呼んでいる。 
あるいはまた、オボツカクラの君貢物が天神であるのに対して、
儀来河内 即ちニライカナイの君貢物(キンマモン)を海神だというのも、
しばしば引用せられる箇条であった。
君貢物の君は本来は巫女のこと、真物は正式の代表者という意味であったのを
後には神そのものの名と解したのは変化だが、
ともかくも海の信仰は独立してなお伝わっていたのいたのである。
この点が大和と沖縄と南北二つの島群の、かなりはっきりとした歴史の差異だったと
言えるのかもしれない。
しかし、一方には恵比須 (これはヒルコ=海に流された神※引用者註)のような
新しい神の倶通があり、また一方には中央に気づかれずに、
遠いむかしのままの海の祭りをしている例が、こちらでもまだ確かに見いだされる。
土地ごとの沿革を念頭におかずに、ただ表面に現れたものを代表として、
双方の異同を論ずることの危険は、お互いに充分警戒しなければならぬ。」

(「海上の道」柳田国男 筑摩叢書 P71「海神宮考」)

この「海上の道」は柳田が山岳信仰と根の国(海の向こうにある神の国)との
関係を探った柳田の代表作のひとつ。
引用部分だけでは、納得いきがたいとも思うが、もしご興味がおありならご一読の
価値はあるかと。

うむ、、、、今日は引用だけで、力尽きたww   丿

632HRK ◆l/an/smhrk:2007/05/18(金) 23:42:13
>>631

長文入力お疲れ様でした。

> あるいはまた、オボツカクラの君貢物が天神であるのに対して、
> 儀来河内 即ちニライカナイの君貢物(キンマモン)を海神だというのも、

単語の雰囲気だけで語っちゃうと問題かもしれませんけど、
なんとなくアイヌの単語に似てますね。
まー、大和民族よりも沖縄の方々とアイヌの方々は近いらしいですが。

> この「海上の道」は柳田が山岳信仰と根の国(海の向こうにある神の国)との
> 関係を探った柳田の代表作のひとつ。

ふむふむまさに私が疑問に思ってる部分ですな。
いずれ読んでみたいものです。
私からすれば、沖縄は江戸時代末期に琉球王国から日本に編入されたものであり、
その歴史も日本に編入してしまうのは無理があると感じてしまうんですよね。

> うむ、、、、今日は引用だけで、力尽きたww   丿

ゆっくり休んでください。

633なんちゃって:2007/05/19(土) 21:39:13
>私の中では日本が歴史を語り始めた当時に近畿地方を支配してた一氏族に過ぎないんですが、
>言うと不敬とか言われんのかな。^^;

たしかに関東から見ると、古事記は西日本の話にすぎないのかもしれないな。。
ただ、日本が歴史を語り始めた時、偶然、そこを支配していたというのではなく、
古事記作者による、それ以前の口承伝承と、 
それからあのレベルからして突然あそこから書記が始まったとも思えないから
それ以前に書かれたものが 焚書坑儒ではないけど、消されたのではないか
という疑いも持ってる。

この列島に縄文・弥生・古墳時代という変遷があって、
それはどうやら人種・民族の流入と混合と排除があったのだろうということは
当然想定される、と思う。
どこまでを「日本」と考えるかどうか。
すくなくとも、柳田も吉本も この列島に人間が住むようになって以降の全体を
日本として、その変遷(起源)をはっきりさせることが
すわなち、現在をはっきりさせることがという認識をもっているのではなかろうか。

民族学や文献学や考古学だけではなく、
DNAや免疫システムの研究から、起源が解けてくる可能性も現在はでてきたようだが。

う〜む、、、どうも、固い話ばかりになってスマンのぅ (;_ _ )

ロイ漫才ネタは スパイダーマンで 挫折ちうじゃ・・
(はよ、新人作家があらわれんもんかw)

634HRK ◆l/an/smhrk:2007/05/20(日) 00:12:34
>>633
> たしかに関東から見ると、古事記は西日本の話にすぎないのかもしれないな。。

といいますか古事記や日本書紀が書かれた時代、日本は近畿以西なんですよ。
それより東国は蛮族が支配してたはずです。
だからこそ戦闘集団込みの荘園が東に徐々に伸びていったはず。

> それ以前に書かれたものが 焚書坑儒ではないけど、消されたのではないか
> という疑いも持ってる。

それは十分にあるでしょうね。
といいますか、中国や朝鮮半島ではそれが普通でしたし。
支配者が変わればそれまでの歴史は書き換えられるので史記が存在してたはずです。
歴史に弱いので断定出来ないのが悲しいところ^^;;;

> それはどうやら人種・民族の流入と混合と排除があったのだろうということは
> 当然想定される、と思う。

惜しむらくは当時覇権を争っていたアイヌ民族に文字文化が無かったことですな。
もし文字文化があれば双方からの歴史を調べることが出来たのにと思います。

> すくなくとも、柳田も吉本も この列島に人間が住むようになって以降の全体を
> 日本として、その変遷(起源)をはっきりさせることが
> すわなち、現在をはっきりさせることがという認識をもっているのではなかろうか。

柳田も吉本もほとんど読んでないのでなんとも言えませんが面白そうですよね。
文字文化がなく歴史として残っていない北の方のアイヌ民億は別としても、
琉球は文字文化もあったし、けがい(漢字忘れてます)の地として蔑まれてたとは言え、
中国の歴史書にも登場する琉球はどうなんでしょう?
日本に吸収されるまでちゃんと王様もいたはずですし。
全然違う歴史を紡いでたと思うのですが。

> 民族学や文献学や考古学だけではなく、
> DNAや免疫システムの研究から、起源が解けてくる可能性も現在はでてきたようだが。

人の移動を考察出来ても起源はどうでしょう。
人の起源はアフリカと言われてるのも単にアフリカのミトコンドリアが世界中に散らばっただけ
という見方も出来なくもありませんし。

> う〜む、、、どうも、固い話ばかりになってスマンのぅ (;_ _ )

いえいえどんどん固くして下さってかまいませんよ。
いっそのこと3mmの大きさから10mm程の大きさまで成長させると
産みの苦しみを味わえるかも。(違

> ロイ漫才ネタは スパイダーマンで 挫折ちうじゃ・・

というかスパイダーマンは忘れた方が・・・^^;;

635名無しさん:2007/05/20(日) 18:39:17
なんちゃって氏も
HRK氏も
それぞれ。。。好きですよ〜♪  そして
尊敬してますb>話が長いとこ(=゚ω゚)ノ

636なんちゃって:2007/05/20(日) 20:56:13
>635 すまんのぅ(´Д`)話が長くて(=゚ω゚)ノ w
しかも「なんちゃって」の方は
主語と述語と修飾語がバラバラなところが多々あるww

固い話は「海上の道」を再読し終えるまで少し一服ぢゃw

>中国の歴史書にも登場する琉球はどうなんでしょう?

柳田の「海上の道」はまさしくその話そのものなんぢゃ。
どうだろう、ワシのへたくそな解説を待つより、直接読んだ方が
早いのではないだろうか? 
アイヌに関しては、最近研究が進んできてるように梅原猛などを
読むと、思えるんだが、不勉強にして、吉本経由でしか知らんのぢゃ(汗
アイヌにも琉球のおもろ草子や八重垣・石垣・奄美(これはまさにアマミ
海アマの神ミ)等々と同じように 口承文学は存在していたと記憶する。
アイヌの場合、インディアンと同じように、
縄張り程度の狩猟部族社会しかなかったように思えるが。  

また、以前の三行半の、博識な新人さんが現れんもんかのぅww


石が10㎜に育ったら、糖分が主体だそうゆえ、きっと甘い石なんぢゃろうなぁ。。
もしご所望なら、私書箱などご用意くだされば、進呈するww 
(麻原かっ )ビシッ 一本鞭ツッコミ w

637HRK ◆l/an/smhrk:2007/05/20(日) 23:34:52
>>635
話が長いとこにかよ!
(^_^)/~~~~~~~~~~~~~~~~~~~☆ _(⌒|○
とまずはお約束w
せっかくだから会話に参加しようぜ

>>636
> 柳田の「海上の道」はまさしくその話そのものなんぢゃ。
> どうだろう、ワシのへたくそな解説を待つより、直接読んだ方が
> 早いのではないだろうか?

面白そうですがそっちまで手が回りません。^^;
積読の本が・・・・・

> アイヌに関しては、最近研究が進んできてるように梅原猛などを
> 読むと、思えるんだが、不勉強にして、吉本経由でしか知らんのぢゃ(汗

へぇ是非今の内に研究を進めて戴きたいものですな。

> アイヌにも琉球のおもろ草子や八重垣・石垣・奄美(これはまさにアマミ
> 海アマの神ミ)等々と同じように 口承文学は存在していたと記憶する。

だいぶ前にアイヌ語辞典なるものが刊行されたという情報は仕入れてますが、
文学も書籍化されるんですかね。
日本の文化を形成した一助になってるのは確実だと思うので後世に残して戴きたいものですな。

> アイヌの場合、インディアンと同じように、
> 縄張り程度の狩猟部族社会しかなかったように思えるが。

そこいらへんは全然判りません。^^;

> また、以前の三行半の、博識な新人さんが現れんもんかのぅww

期待しましょう。

> 石が10㎜に育ったら、糖分が主体だそうゆえ、きっと甘い石なんぢゃろうなぁ。。
> もしご所望なら、私書箱などご用意くだされば、進呈するww

いくら甘いよって言われても舐める気にならないんですがぁw
砂漠に放置されてなにも舐めるものが無かったら舐めるかもですが。(爆)

638なんちゃって:2007/05/21(月) 19:42:26
では、アイヌ・沖縄(本島以外も含む)に関しては
自分なりに「受け売り以外」のことも言えるようになるまで
少し時間をいただきたい、ということでw

古事記を再読する機会を得られたのは良かった。
読めば読むほど、奇怪な神話だと思う。

アイヌはユーカリという口承叙事詩があったように記憶している。
検索してみたが、研究が進んでると言うよりは
むしろかなり危機的な状況にあるようだ。
http://www.unic.or.jp/unworks/culture/l-onu/japan_story.html

>砂漠に放置されてなにも舐めるものが無かったら舐めるかもですが。(爆)

砂漠に放置されたら、ワシも水分不足で、石は出せんだろうな(笑

>635 このくらい短かったら 参加できるのでわ?w 
    ちなみに635さん=Qさん ではないのね?

639名無しさん:2007/05/21(月) 21:46:58
なんちゃって氏って、優しいね。
わざわざ短くしてくださってありがとう。でも
読むのは好きなのに、書くのは苦手でw 描くのは好きなんだけど;

というわけで、美味しい石が早く零れ落ちますように祈りながら
読みに専念いたします。
ぁ、Qさんではありません、がっがりしないでね♪

ぇっと、HRK氏のムチ。。。ウレシカッタリするのは何故(笑

640HRK ◆l/an/smhrk:2007/05/21(月) 23:30:16
>>638
> 少し時間をいただきたい、ということでw

面白いご意見お待ちしております。

> 読めば読むほど、奇怪な神話だと思う。

ですな。
一度は読んでみたいものです。

> むしろかなり危機的な状況にあるようだ。

かなりやばい状況ですな。^^;
この人かどうかは知りませんが80年代か90年代に辞典が完成してるはず。
文化も残して欲しいものですが強制するものではありませんし。

> 砂漠に放置されたら、ワシも水分不足で、石は出せんだろうな(笑

脱水症状になる直前は頻尿になるらしいですぞ。w

>>639
> 描くのは好きなんだけど;

現在5周年記念作品を大募集中です。
いかが?

> ぇっと、HRK氏のムチ。。。ウレシカッタリするのは何故(笑

変態の森へいらっしゃーい。
( ^ー^)ハ( ^o^)ノ オヒトリサマ ゴアンナイ

641なんちゃって:2007/05/23(水) 02:04:07
>文化も残して欲しいものですが強制するものではありませんし

こうしてマヤ文明の文字も読めなくなったり
小さな部族の伝承が消えていったりするのか、と時の無常を感じるな。。
勝者の歴史だけでなく敗者の歴史もあって
初めてバランスの取れた歴史観ができると思うのだが。。。
文化にも自然淘汰があるということか。 いや文化だからこそか。
こういった自然性に逆らうことに「人間」という種の特殊性や価値があると思うのだが。。
ま、言ったところで詮無いことではあるが。

> 読めば読むほど、奇怪な神話だと思う。
>ですな。

「海上の道」と「古事記」を読むつもりが 
積読の中にあった「謎の出雲帝国」だの「謎の縄文列島」
(両方とも古本市で3冊500円コーナーにあって買ったまま放置してたんじゃw)
に手が伸びてしまって、迷走状態に入った(笑

642HRK ◆l/an/smhrk:2007/05/23(水) 23:29:41
>>641
> 小さな部族の伝承が消えていったりするのか、と時の無常を感じるな。。

正に諸行無常ですな。

> 初めてバランスの取れた歴史観ができると思うのだが。。。
> 文化にも自然淘汰があるということか。 いや文化だからこそか。

ここらへんが微妙なところですな。
戦争と言うものは全てを根絶やしにする可能性があるから
全国民が全てを犠牲にするわけですからな。
先達に敬意を。(^-^)ゝ

> 「海上の道」と「古事記」を読むつもりが
> 積読の中にあった「謎の出雲帝国」だの「謎の縄文列島」

むちゃくちゃ面白そうな読書してますな。
そういう読書って面白くて止まらないんだこれが。w

643なんちゃって:2007/05/24(木) 03:25:32
>そういう読書って面白くて止まらないんだこれが

というか、並読になってしまってどっちがどっちだかワカランようにwww
「謎の出雲帝国」は民間の素人考古学(?)者の本のようだが、
まさに「敗者の伝承」というか、
天孫族に破れて伊勢神道(天皇系)の傘下にされてしまった
出雲系(スサノオ系)神社の子孫達に聞き取りをしたそれぞれの神社の
伝承を古事記や日本書紀の記述に対応させて
天孫族対出雲族の対立を浮き彫りにしょうという意図の本のようぢゃ。
かなり独断のキツい本で 柳田たちほどの学問的格 というものは感じられンが
話としては 面白い。w
天孫系を朝鮮由来として出雲系が気嫌いしてるといった記述を読むと
根深いものを感じて、ある意味、暗くなったりもする。。。
先祖を敬うがあまり、対立を煽っていたのでは、未来は永劫につぶし合いと恨みしか見えない。

しかもなんだかんだ言っても、そういうものたちは「家」に守られた上部階層でもあるのだから
「一般大衆」の視点は皆無だ。

すこし気が重い。 (だが、お話としては劇画的な2項対立の物語。
             いわば 単純な漫画みたいなもんだから、
             困ったことにわかりやすくて面白い…)_| ̄|〇

644HRK ◆l/an/smhrk:2007/05/24(木) 23:50:37
>>643
> 伝承を古事記や日本書紀の記述に対応させて
> 天孫族対出雲族の対立を浮き彫りにしょうという意図の本のようぢゃ。

これはまたマニアックな本ですな。
かつて歴史に埋もれた対立を見つめ直すのも面白いかもですな。

> 先祖を敬うがあまり、対立を煽っていたのでは、未来は永劫につぶし合いと恨みしか見えない。

そこは少々疑問が。
そもそも歴史とは対立でしょう。
対立の無い歴史はどこにもないはずです。
だからこそ現存する歴史は全て勝者の歴史でもあるわけで。

> (だが、お話としては劇画的な2項対立の物語。
>  いわば 単純な漫画みたいなもんだから、
>  困ったことにわかりやすくて面白い…)_| ̄|〇

それでこそ人間でしょ。
人間は機械ではない。
だからこそ人間は共産主義を受け入れられなかった。

645なんちゃって:2007/05/25(金) 09:40:13
>>644
権力史だけが歴史ではない というのが
柳田の民俗学やフーコーの知の考古学の原点だと思う。

なんにしろいまだに出雲神官は朝鮮を徹底的に嫌っているそうだが
このような受け継ぎはあまりよくない。
「家」観念に基づく固定しか産まないからだ。
正ー反→合 の弁証法にはならず、単なるつぶし合いにしかならない。


>困ったことにわかりやすくて面白い…<補足> 
この手の2項対立は
かつて「進歩的ー反動的」「ブルジョワープロレタリア」
といった敵・味方の二分法は 反日時代wにうんざりするほどかぶれて
もう卒業している。
しかし、知らない分野だと どうしても入口として二項対立の図式はわかりやすい。
それは特定ジャンルを理解するときの「初歩的な認識」にすぎない。
こんな段階は できるだけさっさと通過してしまいたいのだ。

>人間は機械ではない。
>だからこそ人間は共産主義を受け入れられなかった。

このつながりの意味がわからないのだが?
教条主義と共産主義をセットとして認識しているということかな?
「一国社会主義」と共産主義を同一だと認識してるということだろうか

646HRK ◆l/an/smhrk:2007/05/26(土) 00:11:11
>>645
> 権力史だけが歴史ではない というのが
> 柳田の民俗学やフーコーの知の考古学の原点だと思う。

面白いところであり難しいところですな。
庶民的な文化とか庶民的な歴史は陽に当たりにくいですからな。

> なんにしろいまだに出雲神官は朝鮮を徹底的に嫌っているそうだが
> このような受け継ぎはあまりよくない。

恨み辛みを伝承してしまうのはまずいがそういう過去があったことは知らないと
まずいと思いますよ。
それに在半島7千万、在日二百万の半島ゆかりの反日の方々がいるんですから、
我々にだけそういう気持ちを持つなというのは正しくない。

> 正ー反→合 の弁証法にはならず、単なるつぶし合いにしかならない。

半島が日本を潰しに来た時はどうするんですか?
北朝鮮は言うに及ばず、今の韓国の仮想敵国は北朝鮮ではなく日本ですよ?

> といった敵・味方の二分法は 反日時代wにうんざりするほどかぶれて
> もう卒業している。

私も卒業したいものですな。

> 教条主義と共産主義をセットとして認識しているということかな?
> 「一国社会主義」と共産主義を同一だと認識してるということだろうか

申し訳ないが、何をおっしゃってるかまったく理解出来ないのでこの部分は後日。

647なんちゃって:2007/05/26(土) 03:36:48
>>646
以前はロシアを仮想敵国にし、今は韓国・中国・北朝鮮。
権力は自分たちの経済政策が失敗すると
そちらへ大衆の目を向けさせようとする。それだけのコト。
反日・親日などという二分法のなかには「大衆の原像」がない。

日本が戦争になっていった時のことを考えれば、
韓国(の権力)が日本(の権力)を潰すというのはどういうことか。
少なくとも、韓国の武力攻撃などというものは現在不可能だ。
単なる危機感煽りによる、大衆操作は、
かってロシアや核の冬などというばかばかしい妄想の刷り込みと変わらない。
吉本はその時「核戦争など不可能」だと言い、
誰一人その認識については何もいわず無視したが、結果はどうだったっか。
また、そのヴァリエーションにわざわざ乗る必要があるのだろうか?

HRK氏は ひょっとして宇宙戦艦ヤマト世代なのだろうか?

>そういう過去があったことは知らないとまずいと思いますよ。

賛成する。
ただし、その時、倫理や感情による装飾を行わないことも大事だと思う。

>我々にだけそういう気持ちを持つなというのは正しくない。

ワシは自分の感じ方・考え方を述べているだけで、
人に、そんな気持ちは間違っているなどと偉そうな立場ではない_| ̄|〇 w
たんなる、負け組のグチと理解してもらいたいw
説教するようになったらおしまい。 と思ってるもんで( ̄∀ ̄)
ワシらのレスなど、どうせて数人(HRK氏とワシを含めてww)しか
読んでないんだからね。(笑

大勢になんらかの影響を与えるわけでもないただの居酒屋話だわさ(^ ^)v

648HRK ◆l/an/smhrk:2007/05/27(日) 00:04:09
>>647
> 以前はロシアを仮想敵国にし、今は韓国・中国・北朝鮮。
> 権力は自分たちの経済政策が失敗すると
> そちらへ大衆の目を向けさせようとする。それだけのコト。

主語が不明瞭ですが、日本は上記三国を仮想敵国にしていませんよ。
日本の仮想敵国はいまだにロシアです。
ただ上記三国は日本を仮想敵国にしてますけどね。

> 反日・親日などという二分法のなかには「大衆の原像」がない。

大衆の原像なるものを、まったく理解出来ていないのでノーコメント。

> 少なくとも、韓国の武力攻撃などというものは現在不可能だ。

韓国製イージス艦がどこを目標としてるか考えれば判ると思いますけど。
北朝鮮と戦争するのにイージス艦は必要ありませんよ。
主戦場は陸地になるんですから。

> 誰一人その認識については何もいわず無視したが、結果はどうだったっか。

それは馬鹿な考え方です。
今まで一回も死んでいないのだから私は不死身だ。
と考えるのが妥当ですか?
今まで起きてないことを前提に考えるのは正しくありません。
まして、日本は二度核を落とされてるんですから。
ソ連や中国が核を持つことが必要であると考えたことを妥当と見るのなら、
日本もまた必要なときには核を持つ選択肢があることを否定してはなりません。

> HRK氏は ひょっとして宇宙戦艦ヤマト世代なのだろうか?

見てたかどうか?と質問ならば、見てました。
宇宙戦艦ヤマトが私に影響を与えてるとお考えのようでしたら
よろしければ根拠を伺いたい。

> ただし、その時、倫理や感情による装飾を行わないことも大事だと思う。

問題はここですな。
主観や思想を交えないで歴史を語れる人は世の中にはいないのもまた事実なんですよね。
戦後60年を語るにしても自民党安倍首相と社民党辻本氏ではまったく違う歴史を語るでしょうしね。

> たんなる、負け組のグチと理解してもらいたいw

そこまで自虐的にならんでも。^^;
まーまー粗茶でも一杯。
(○^∇^)_旦~~ お茶どうぞ♪

> ワシらのレスなど、どうせ数人(HRK氏とワシを含めてww)しか
> 読んでないんだからね。(笑

さいですな。w
だからこそ気軽に会話を楽しんでるわけで。

> 大勢になんらかの影響を与えるわけでもないただの居酒屋話だわさ(^ ^)v

"( ^-^)/且☆且\(^-^ )"

649なんちゃって:2007/05/27(日) 02:25:48
>主語が不明瞭ですが

主語は政府。
吉本は結局のところつきつめていくとヨーロッパでは
国家とは政府のことだと数年前に言っていた。
ワシは国というのは ひとつの法が適応される範囲だと考える。
国民というのは法の範囲内の存在であり
それもまた観念のひとつにすぎない。

最近吉本が言ったことで重要だと思うのは
「社会的個」と「個的個」の区別だ。
「個的個」としての集合を「大衆の原像」といってもいい。
ワシが反日だった時、反日の「日」には大衆はいなかった。
「体制」と「反体制」という抽象語の視点しかもててなかったからだ。

国家という縦割り軸 に 大衆と権力という横割軸も複合させて考えなければ
「ウルトラ(過激)」思想にしかならない。 
これが十代の時陥っていた反日(吉本のいう「足のない幽霊」)への深い内省だ。

>今まで起きてないことを前提に考えるのは正しくありません

まったく違う。 起きるには起きる前提や因果があり、その条件もないのに
起きる、起きると脅すのは 戦略的な統制思想だと言っている。
核戦争が不可能だ といっているのは、
配備がどうのこうのという軍事的な話ではなく、政治論だ。
北朝鮮は、追い込めばその条件ができてしまう。
それはかつて日本が欧米にされ、最近ではアメリカがイラクにおこなったこととおなじだ。
いきなりミサイルが飛んでくるなどという幼児的な発想には組みしない。

自分より下の世代の言説にある共通性を感じることが最近多いので
なんだろうか、と、考えていて、「宇宙戦艦ヤマト」ではないのか、
とふと思ったので聞いてみた。
ワシは観てないので、内容は知らない。吉本は褒めていたが、
「これだけのものがあの戦争中にもし作れていたらだいぶ違っただろう」
という吉本の感想は ヤマトも戦争中も知らないワシにはほぼ理解不能だったが。。

さて、あまりにも話が固くなってきたので、すこし柔らかくしていきたいのだが、
どの方向に転換したものかww

いただいたお茶でも飲みながら 多少休憩してみるか。 ㌧(@^ 。^旦^ズズー

650HRK ◆l/an/smhrk:2007/05/27(日) 23:58:34
>>649
> 自分より下の世代の言説にある共通性を感じることが最近多いので
> なんだろうか、と、考えていて、「宇宙戦艦ヤマト」ではないのか、
> とふと思ったので聞いてみた。
> ワシは観てないので、内容は知らない。吉本は褒めていたが、
> 「これだけのものがあの戦争中にもし作れていたらだいぶ違っただろう」
> という吉本の感想は ヤマトも戦争中も知らないワシにはほぼ理解不能だったが。。

本日は羊羹でも食べながら比較的柔らかい話だけ。w
確かに宇宙戦艦ヤマトを見た世代なんですが、
ヤマトに影響を与えられたかと思うと正直疑問なんですよね。
むしろ私が影響を受けたと自覚してるのは手塚治虫系の漫画・アニメ等々なんですよ。
吉本氏が誉めると言うのも正直納得いかないところも。
宇宙戦艦ヤマトは良くも悪くもヒロイックなんです。
戦艦大和も零戦も知らない子供が宇宙戦艦ヤマトなる宇宙船と
ゼロタイガー(タイガーゼロかも?)なる戦闘機を駆使して地球を救うべく旅をするアニメを見る。
正直、後日戦艦大和と零戦の悲劇性を知るに当たり、よくこんなアニメを作れたなと
逆にショックを受けました。
「これだけのものがあの戦争中にもし作れていたらだいぶ違っただろう」
の中のこれだけのものがアニメを指すのか宇宙戦艦ヤマトを指すのかで全然意味が違いますよね?
いずれにしろ冗談であるのは間違いないとは思いますが。w

651なんちゃって:2007/05/28(月) 04:29:33
なるほど。 むしろ手塚治虫だと。

吉本と萩尾望都との対談の中で
宇宙戦艦ヤマトのゴダイズムがお気に入りですか?という質問に
答えていたのだが、いつもの吉本らしくわかりやすい説明はなしだったw
たぶん、天皇タブーや国内の言論監視の息苦しさに対して
(吉本は完全に戦争推進派だったそうだが、それでも学校における
監視役の兵隊の横柄さや上から監視目線には腹が立っていたようだw
そのあたりがヤマトでは、自主性にもとづく話として
ある種選択の自由の中での主体的な決意の物語として読んだのだろうか。
そういう主体的な選択としての戦争遂行ということであれば
当時の青年も救われていたのに、ということか。
こういうことは、やはり同時代的にしか理解できないことなので、
羊羹をいただきながら、あれこれ推測しても、ほぼハズレだろうがww

手塚は典型的な戦後民主主義者だろうと思う。
アトムは最後に太陽に飛び込んで地球を救うのではなかっただろうか?
(アニメではそうなっていたように記憶している)
表だってはいわないが、陰で吉本隆明をずいぶん批判していたらしい。
(吉本自身の言による)

ワシはアトムの少年時代(?w)に、台の上に拘束されて
パンツをずりおろされて天馬博士の作った器械鞭で叩かれるシーンに
多少 ゾクリとした覚えがあるww
むろんワシは「Tではない」がwww

652HRK ◆l/an/smhrk:2007/05/28(月) 23:45:49
>>651
> なるほど。 むしろ手塚治虫だと。

と思います。
賛否両論ありますが私自身は小学校入る前から大学を通じて
もっとも影響を受けた人物の一人だと思ってます。

> 宇宙戦艦ヤマトのゴダイズムがお気に入りですか?という質問に

何を持ってゴダイズムと呼ぶのかに興味がありますね。

> そのあたりがヤマトでは、自主性にもとづく話として
> ある種選択の自由の中での主体的な決意の物語として読んだのだろうか。

宇宙戦艦ヤマトの中では、戦前の日本同様選択の自由は無かったと思いますけど。^^;
むしろ戦前の日本以上に選択の余地は無かった。
そもそも宇宙人に全滅されようとしてるからこそ、得体の知れない宇宙人から技術をもらって
宇宙に駆り出す。ということに説得力があるかと。
もっとも見たと言っても子供の頃の話なので、詳しい人の登場を願った方がいいかもしれません。

> こういうことは、やはり同時代的にしか理解できないことなので、
> 羊羹をいただきながら、あれこれ推測しても、ほぼハズレだろうがww

こればっかりはその時代を生きた人間でしか感じえませんからね。
資料を目にしたとしてもどうしても資料を作成した人物の主観が入ってしまう。

> 手塚は典型的な戦後民主主義者だろうと思う。

ですなぁ。見事なまでの。
今にして思えばアメリカナイズされたヒューマニズムなんですよね。
どういう意味?と聞かれても上手く答えられそうにありませんけど。^^;

> アトムは最後に太陽に飛び込んで地球を救うのではなかっただろうか?

アトムって名前は知ってても全然見て無いんですよ。^^;
漫画もアニメもね。なので最後どうなったのかはまったく知りません。
最近PLUTOというアトムのトリビュート漫画が作成された影響で
その原作となった部分だけは読みましたが、正直あまり印象に残っていません。

> 表だってはいわないが、陰で吉本隆明をずいぶん批判していたらしい。

でしょうね。(笑)
手塚治虫と吉本ではあいそうにないですよ。w

> ワシはアトムの少年時代(?w)に、台の上に拘束されて
> パンツをずりおろされて天馬博士の作った器械鞭で叩かれるシーンに
> 多少 ゾクリとした覚えがあるww
> むろんワシは「Tではない」がwww

わははははは。w
そういう時代性もあったのかも知れませんが、手塚が書いた少年漫画で
結構エロっぽいのあるんですよね。
もっともアトムでは私が知ってる作品が発表された時期よりも
相当前かも知れませんが。

653なんちゃって:2007/05/30(水) 04:12:04
>何を持ってゴダイズムと呼ぶのかに興味がありますね。
言ったのは萩尾望都で
ワシの方こそ、それをHRK氏から教えて貰いたかったわけだが(苦笑w

>アメリカナイズされたヒューマニズム

それはよくわかる。 ディズニーの影響だろうか。
戦後解禁になったハリウッド映画の影響は大きいのだろうね。
しかし、なぜ手塚は齢を若くごまかしていたのだろうか。
大正15年生まれなら吉本と同い齢なわけで。

吉本は自分の倫理観には「立川文庫」が大きな影響がある
と自己分析していた。
その倫理観を常に自己反省して「精神の健康」への疑いを
もつようにして自戒しているそうだが、やはり染みついた感性は残っているという。

手塚のエロスはしかし、大人漫画を書いたときには幼稚すぎたわけで
少年漫画の中でこそ光っていたのかとwww
…けっこう、無意識に沈み込んで影響があるのかもしれんなぅ…w

654HRK ◆l/an/smhrk:2007/05/30(水) 23:48:19
>>653
> ワシの方こそ、それをHRK氏から教えて貰いたかったわけだが(苦笑w

了解しました。
では責任を持ってヤマト世代でもある私がゴダイズムを調べましょう。
その代わりと言っては何ですが、ヤマト以前とヤマト以後では
どう違うと考えてるのか回答戴けますかな?

> それはよくわかる。 ディズニーの影響だろうか。
> 戦後解禁になったハリウッド映画の影響は大きいのだろうね。

戦後と言いますか、手塚家は相当な金持ちで戦前から8mmでディズニーを
鑑賞していました。
親父さんやおじさんが渡米する度に購入してきてたみたいですな。

> しかし、なぜ手塚は齢を若くごまかしていたのだろうか。
> 大正15年生まれなら吉本と同い齢なわけで。

む?
それは知りませんでした。
wiki見ると昭和3年になってますな。

> もつようにして自戒しているそうだが、やはり染みついた感性は残っているという。

あー、判る気がします。
私もまず手塚系ヒューマニズムが先に表面化してしまうという欠点があります。

> 手塚のエロスはしかし、大人漫画を書いたときには幼稚すぎたわけで
> 少年漫画の中でこそ光っていたのかとwww

完全に同意します。w
青年漫画における手塚のエロチシズムは稚拙でしたな。

wikiでは
「没後、マンガの神様という呼称が一人歩きし、神格化されるようになったが、実際には
 ヒューマニズムの塊のような人物ではなく、もっと人間臭い人だった、とも言われる。
 手塚自身、自らがヒューマニストと呼ばれることを極端に嫌っていた。

 インタビューでは「自分は、そのへんのニヒリスト以上の絶望を持って仕事をしている……
 はっきりいえばヒューマニストの振りをしていれば儲かるからそうしているだけで、
 経済的な要請がなければやめる」と強い皮肉を込めて断言している。」
と書かれてます。
自覚してたのかと少々びっくりしてます。

655なんちゃって:2007/05/31(木) 18:28:58
>ヤマト以前とヤマト以後ではどう違うと考えてるのか回答戴けますかな?

その前に、謝罪w
「萩尾 SF映画のランク付けをなさった時に、一番目が『宇宙戦艦ヤマト』で
     二番目が『スターウォーズ』で…(略)
     よっぽどコダイススムが気に入ったとか」
              ↑
コダイススムを ゴダイズムとう 読み違えていた事が判明…
コダイズムという用語はないようだ。。。すまなんだ┏(_ _)┓


で、
上記の萩尾の質問のもととなった『宇宙フィクションについて』(潮出版 『夏を越した映画』所収)
からヤマトに触れた部分の引用で 本日は力尽きる予定w

『「さらば宇宙戦艦ヤマト」には動画による人物描写の単純化・類型化・形態の飛躍が
ちょうど宇宙フィクションの映像の飛躍と見合うような、まれにみるほどの幸運な融合が実現されていた。
さらにそのうえドラマの単純な思想が、その融合点にぴたりと適応し得ていた。
わたしはこの日本的な心情と、ヘーゲル流に言えば自由なのは一人の専制者だけで、
あとの人間は自由の何たるかを知らないようなアジア的な思想の純化されたイメージが、
宇宙フィクションのあらゆる映像技術を取り入れたような手法と融合している無類の宇宙動画の世界に
もっとも衝撃をうけた。
宇宙の平和を守るために地球連邦に属する宇宙戦艦ヤマトの元乗組員たちが、ひそかに集結してふたたび
宇宙戦艦ヤマトに乗り組んで、宇宙を侵略し席巻しながら太陽系に近づいてくる白色矮星に挑戦する
日本製の〈スターウォーズ〉である。
だが〈スターウォーズ〉をヤンキー式のスリル・スピードの面白おかしい西部劇とすれば
「さらば・・ヤマト」はおおまじめに観客を泣かせる心情の迫力をもった日本的な特攻物語であるといえよう。
登場するヤマトの搭乗員たちは、いずれも旧帝国軍人の思想の最良の部分がもっている倫理を、
そっくりそのまま受け継いだ〈男らしさ〉と〈勇気〉と〈献身〉と〈健康さ〉の権化であるように設定されている。
(長文につき、コメント欄分割)

656なんちゃって:2007/05/31(木) 18:42:42
(引用続き)

吉田満の「戦艦大和ノ最後」が手法によってではなく、
描かれた事実の強烈さで衝撃を与えるのとおなじような意味で「さらば・・ヤマト」は
日本的な心情の観客、つまりわたしたちすべてに、衝撃を与える要素をもっている。
旧帝国軍人の最良の部分の〈献身〉〈自己犠牲〉〈勇気〉の思想と人格が
無視できない感銘を誘ったとおなじような意味で、この映画もまた感銘を誘うようにできている。
そして旧帝国軍人の最良の部分がもっていたのとおなじ感傷性と欺瞞が
この動画的な宇宙フィクション映画を貫いている。

ここではかっての〈日本帝国〉がそのまま直線的に〈地球連邦〉にまで拡張され
〈大東亜共栄圏のために〉が直線的に〈宇宙の平和のために〉に拡張されている。
〈死して護国の鬼となる〉軍人思想が、直線的に〈死して宇宙空間に永遠院生きる〉
という理念に拡張されている。

そしてまったくの正攻法で旧帝国の最良の軍人の思想が映像を通して押しまくってくる。
わたしはかつて戦争期に〈勇気〉と〈健康〉と〈献身〉と〈男らしさ〉に溢れた
かっこのいい少年航空兵や軍人や兵士たちの自己犠牲の単純さや率っ直さを眼前にして、
固く身をかまえて、
その抗しがたい魅力にひそかに暗い混迷の思想を胸のなかに握りしめてたと
おなじ思いにさらされて感銘を受けた。

現在の少年少女たちもまた、これらの登場人物たちの単純で率直で〈健康〉な〈自己犠牲〉や
〈勇気〉や〈男らしさ〉の仮象に感銘を受けたにちがいないとおもわれた。

657なんちゃって:2007/05/31(木) 18:52:40
(引用続き)2
彼ら(少年少女たち)もまた、数ある宇宙フィクションのなかで「さらば・・ヤマト」を
第一位にあげたわたしの選択を肯定するにちがいない。
拍手とすすり泣きの場内の感じから、そう信じられた。

わたしは「さらば宇宙戦艦ヤマト」の搭乗員に仮託された〈勇気〉や〈自己犠牲〉や
〈男らしさ〉や〈愛〉や〈献身〉が虚妄であることを体験思想から反すうすることができる。
けれどそれを現在の少年少女たちに説得することができるか?
たぶんそれは、小林秀雄や江藤淳に、かれらが固執するように〈国家〉や
〈天皇〉に固執することが、どんなに虚妄かを説得するのとおなじく
困難だとおもわざるを得なかった。

658なんちゃって:2007/05/31(木) 19:09:00
(引用続き)3

じぶんが特攻隊員であった島尾敏夫はきっぱりといっている。
「島尾 戦争のなかからやはり水中花みたいな、非常に綺麗な
     人間像がでてきたりなんかするんですね。
     冷たい美しさを持って死の断崖にふん張った人たちなんか。
     しかし、それに惑わされないで…。 
     だからそういう一見美しく見えるものをつくるために、やはり
     歪みをくぐりぬけることが必要というふうなことになると、ぼくは
     やはり どこか間違ってるんじゃないか、という気がしますね。
     ほんとうはその中にいやなものが出てくるんだけれど、
     ああいう局限にはときには実はきれいなものが出てくるんですね。
     そこがちょっと怖いような気がしますね。」
            (島尾敏雄・吉田満対談集〈特攻体験と戦後」島尾発言)

これはほとんどそのまま、「ヤマト」の主人公古代ススムが、戦闘で死んだ恋人
森雪の屍を傍らに座らせ、生き残った搭乗員をおろして、敵の人工要塞星に突っ込んで
自爆する最後の場面の虚妄の〈美しさ〉や〈献身〉や〈死生観〉や〈愛〉にあてはめていい言葉である。

戦後30年の歳月の流れはどこで測れるのだろう?
恋人と一緒に自爆するという着想にみられる宇宙教ともいうべき理念が、
三十年の歳月の成果なのかもしれないと思われた。
この程度の映画がせめて三十年ほど前の戦争中にでも作られていたら、わたしたちは
戦後に苦しまなくても済んだだろう。

もしかするとそう見るべきではなく、時代や制度や権力や空間概念がかわっても、
かわりばえのしない日本的心性の世界の姿を、この動画映画にみるべきかもしれない。
なんとなく、お前の思想や文学は孤立を覚悟しなければいけないぞと言われてるような気がしてきた。
これは悪くない。
                   <初出「映画芸術」昭和53年10月>

659なんちゃって:2007/05/31(木) 19:11:04
細かい部分は忘れていたが、この文章によって
俺の「ヤマト」に対するイメージができていた、といえば
>ヤマト以前とヤマト以後ではどう違うと考えてるのか
という質問に対する答えになっているだろうか?

以上、充分力つきたので、しばし休憩ww

660HRK ◆l/an/smhrk:2007/06/01(金) 00:05:14
>なんちゃって氏
長文入力お疲れ様です。
いやー反論し甲斐のある量ですな。w
たぶん本日中に全ての反論は出来ないと思うので、
出来る部分まででご容赦願いたい。

>コダイススムを ゴダイズムとう 読み違えていた事が判明…
>コダイズムという用語はないようだ。。。すまなんだ┏(_ _)┓

やられました。orz
検索しても無いので、アニメに詳しい友人二人に相談。
まず一人目からゴダイズムなんてねー、万が一あるのならコダイズム。
と叱られ、二人目はかなり詳しく検索してくれたのですが、やはり不明。
私のこのやるせない怒りはどこへぶつけたらいいでしょう?(笑)

>「萩尾 SF映画のランク付けをなさった時に、一番目が『宇宙戦艦ヤマト』で
>     二番目が『スターウォーズ』で…(略)
>     よっぽどコダイススムが気に入ったとか」

映画の見方が激しく間違ってると思われます。
この対談が行われた段階で、名作と思われるSF映画は、
猿の惑星・2001年宇宙の旅・ソイレントグリーン・エイリアン等々があります。
ヤマトもスターウォーズもこれらを差し置いて評価されるべき作品ではありません。
萩尾の意見であれば、彼女の映画の評価は単純です。
作品はどうでも好きなキャラがいればいい。キャラの評価=作品の評価なのでしょう。
ヤマトの古代進、スターウォーズのルークもしくはハンソロが気にいったのでしょう。
吉本の意見であれば、ヤマトは自分の好きな特攻精神が生かされてるから、
が恐らくは理由。スターウォーズはよく判りませんね。
吉本が単純なスペオペを好きになる理由が見当たらない。
単に打ち合いが好きなのでしょうか。

次に立場を明確にしておきますが、私は宇宙戦艦ヤマトを肯定する立場には立ちません。
好きか嫌いでは好き。アニメの歴史的な価値を認めはしますが、
宇宙戦艦ヤマトをシリーズとして肯定するかと言えば、私は絶対に肯定しません。
なぜなら、その製作者である西崎は、さらば宇宙戦艦ヤマトで全滅させたにも関わらず、
後日生き返らせたからです。
私は西崎を許しません。

中途半端で申し訳ないけど、今日はこの辺で。
今回の分にはたくさん反論したいのだけれど、週末にでも。

661なんちゃって:2007/06/01(金) 10:39:45
>私のこのやるせない怒りはどこへぶつけたらいいでしょう?

結石に乗り移ってワシにぶつけてくれ(笑

反論は「ゆっくり」やっていただくとこちらも助かる。
HRK氏が上げられたSF映画に関してはソイレントグリーン以外は
吉本自身の批評が前掲書(「夏を越した映画」)にそれぞれ載っている。
また、それを引用しなければならんのでw

ワシ自身の解釈を言っておくと、吉本のヤマト評価は
日本文化に携わるものとしての身びいきだという側面もあると思う。
この評価を海外に通用させようと意図は皆無で、国内限定だと思う。

662HRK ◆l/an/smhrk:2007/06/02(土) 00:09:21
>>661
> 結石に乗り移ってワシにぶつけてくれ(笑

では遠慮なく2cmほどに成長させてみせましょう。w
ってまだ体内っすか???
私の方は首が痛くなったので整体に行って来ました。
評判がいいところなのでさすがに効きます。
カイロプラクティックを謳ってる似非カイロよりも
よほど身体にいいです。

> 吉本自身の批評が前掲書(「夏を越した映画」)にそれぞれ載っている。

ソイレントグリーンが無いのは残念ですが他作品の批評は楽しみですな。

> 日本文化に携わるものとしての身びいきだという側面もあると思う。

ですよねぇ。
まー、ここらへんは徐々に書きますが日本文化特有とも正直思えないんですけどね。

>>655続き
>わたしはこの日本的な心情と、ヘーゲル流に言えば自由なのは一人の専制者だけで、
>あとの人間は自由の何たるかを知らないようなアジア的な思想の純化されたイメージが、
>宇宙フィクションのあらゆる映像技術を取り入れたような手法と融合している無類の宇宙動画の世界に
>もっとも衝撃をうけた。

まったく持って論者の勘違いである。
そもそもアジア的な思想のイメージと映像技術の手法との融合など何を意味しているのか。
イメージとは概念であり、手法は手段に過ぎない。それらが融合してるなどと
吉本氏の頭の中にだけある妄想であろう。

>宇宙の平和を守るために地球連邦に属する宇宙戦艦ヤマトの元乗組員たちが、ひそかに集結してふたたび
>宇宙戦艦ヤマトに乗り組んで、宇宙を侵略し席巻しながら太陽系に近づいてくる白色矮星に挑戦する
>日本製の〈スターウォーズ〉である。

ここで書かれているスターウォーズが星間戦争を指すのであるのなら異論はないが、

>だが〈スターウォーズ〉をヤンキー式のスリル・スピードの面白おかしい西部劇とすれば
>「さらば・・ヤマト」はおおまじめに観客を泣かせる心情の迫力をもった日本的な特攻物語であるといえよう。

ここを見るに映画スターウォーズを指すのであればやはり大いなる妄想と言うほかはない。
スターウォーズはその後のシリーズを見れば明らかなように基本的に叙事詩である。
一作だけを見ると主人公はいるが反独裁主義的な思想を内包したエンターテイメントである。
それに比較してヤマトは(特にさらばまでの二作だけを見ると特に)、ヤマトが活躍するだけの
エンターテイメントに過ぎない。
さらばのラストにおいて特攻するがゆえに、日本的精神とダブらせていると思うのだが、
この後で書かせて戴く内容に説明は任せるとして、私は日本的精神に依存しているとは思えない。

と言うあたりで残りは後日。

663なんちゃって:2007/06/02(土) 10:00:56
>ってまだ体内っすか?

おそらく。 一応現在毎日溶かす薬を飲んでて、
来週後半か再来週前半あたりに再検査する予定。
右肋骨や、右後背部の一点に違和感があるのでまだ逗留中と思われ…

「吉本ヤマト評」に対する反論は、
途中で口を挟むより 最後まで聞き届けてからの方が良さそうなので。
‖彡w

664HRK ◆l/an/smhrk:2007/06/03(日) 00:08:39
>>663
> 右肋骨や、右後背部の一点に違和感があるのでまだ逗留中と思われ…

難儀してますなぁ。
下手に痛むよりはそのままで破砕機にかかった方が肉体的負担は少なそうですな。

> 途中で口を挟むより 最後まで聞き届けてからの方が良さそうなので。

さいですな。
明日あたりには終わらせたいものですが。w

>>656

>吉田満の「戦艦大和ノ最後」が手法によってではなく、
>描かれた事実の強烈さで衝撃を与えるのとおなじような意味で「さらば・・ヤマト」は
>日本的な心情の観客、つまりわたしたちすべてに、衝撃を与える要素をもっている。

私は「戦艦大和ノ最後」を読んでいない。
その上で書かせて戴くが、私の知る限り戦艦大和はまったくの無駄死にである。
あの時点での戦艦大和の単独特攻は戦略的にも戦術的にもなんの意味をもなしていない。
私は零戦での特攻や人間魚雷による特攻等については、意義を認めるものであるが、
戦艦大和の沖縄戦特攻については、沖縄を見捨てていないと言う見栄以外の何ものも認めない。
従って、少なくとも私にとって、戦艦大和の特攻と宇宙戦艦ヤマトの特攻を比較すること自体が
ナンセンスである。


>旧帝国軍人の最良の部分の〈献身〉〈自己犠牲〉〈勇気〉の思想と人格が
>無視できない感銘を誘ったとおなじような意味で、この映画もまた感銘を誘うようにできている。

「旧帝国軍人の最良の部分の〈献身〉〈自己犠牲〉〈勇気〉の思想と人格が無視できない感銘を誘ったとおなじような意味」
ここまでは認めるにしても、同じ視点でさらばを見ることは正しくない。
なぜなら、旧帝国軍人が特攻していった精神が〈献身〉〈自己犠牲〉〈勇気〉であるとは私は思えないからである。
まったくないとは私は思わないが、それのみを持って特攻して行ったとは私は思えない。
では、何故であったのかと言うと、ノブレスオブリージュと意義のある死です。
日本は明治時代に入り身分制度は撤廃されました。その中で一番出世しやすかったのは軍人です。
中でも飛行機乗りの競争率は非常に高くエリートでもありました。
彼らの日本を自分達こそが守るという意識及び、人間どうせ死ぬのなら意義のある死に方をという意識。
この二つの意識を持って彼らは死んでいったと思うのです。
ヤマトでも同様だろうとおっしゃるかも知れません。
基本的に似ています。だが、ヤマトというアニメの中で描かれているのは、エリート意識ではなく、
後者の意義のある死に方だけです。
人の生き死には人を感動させやすいが為に西崎はヤマト乗組員を死なせたに過ぎません。

>ここではかっての〈日本帝国〉がそのまま直線的に〈地球連邦〉にまで拡張され
>〈大東亜共栄圏のために〉が直線的に〈宇宙の平和のために〉に拡張されている。
>〈死して護国の鬼となる〉軍人思想が、直線的に〈死して宇宙空間に永遠院生きる〉
>という理念に拡張されている。

ここに至っては勘違いも甚だしいと言わざるを得ません。
日本帝国が地球連邦に拡張されたのを基本とするのであれば、
大東亜共栄圏は宇宙ではなく地球でなければなりません。
そして、ヤマトの中では決して宇宙空間に永遠に生きる思想はありません。
特攻という行為一つに吉本氏が目をくらまされてるとしか私には見えません。

>現在の少年少女たちもまた、これらの登場人物たちの単純で率直で〈健康〉な〈自己犠牲〉や
>〈勇気〉や〈男らしさ〉の仮象に感銘を受けたにちがいないとおもわれた。

子供達が映画を見て感動して涙を流していたのであれば、正しいでしょう。
それは彼ら子供達の心象を表現する言葉だからです。
しかし、そう思わせている映画でそう表現されていたかと言うと、答えは否です。
ヤマトの乗組員はいつ全滅してもおかしくない状況で出来ることを探し、
それに自分の命が必要だったに過ぎません。
他に選択肢は無かったのです。自分共々全滅するのであれば、
自分の命を捨ててでも他者を助ける。
これは自己犠牲や勇気や男らしさとは私は思いません。

665HRK ◆l/an/smhrk:2007/06/03(日) 00:10:37
つい送信してしまったけど、>>657-659については、後日。

666なんちゃって:2007/06/03(日) 13:50:12
興味深い。 
アルマジロに貼られていたビデオのメッセージより屈折がある。

667HRK ◆l/an/smhrk:2007/06/03(日) 22:06:07
>>666
> アルマジロに貼られていたビデオのメッセージより屈折がある。

興味深いと思ってもらうのは光栄ですが屈折と表現されるのは正直納得いかないところが。w
是非何ゆえにそう思われたのか、説明戴きたいですな。

>彼ら(少年少女たち)もまた、数ある宇宙フィクションのなかで「さらば・・ヤマト」を
>第一位にあげたわたしの選択を肯定するにちがいない。
>拍手とすすり泣きの場内の感じから、そう信じられた。

全否定します。
さらば宇宙戦艦ヤマトが公開されたのは1978年8月5日。
機動戦士ガンダムがテレビ放送されたのは1979年(昭和54年)4月7日から。
既にガンダムが存在してます。
さらばに感動したからと言ってさらばが1位になる可能性はきわめて低い。

>たぶんそれは、小林秀雄や江藤淳に、かれらが固執するように〈国家〉や
>〈天皇〉に固執することが、どんなに虚妄かを説得するのとおなじく
>困難だとおもわざるを得なかった。

これは例えでは不可能と言ってるのと同じですがな。(笑)
実際には少年少女の洗脳は解くことは可能です。

>>658
>これはほとんどそのまま、「ヤマト」の主人公古代ススムが、戦闘で死んだ恋人
>森雪の屍を傍らに座らせ、生き残った搭乗員をおろして、敵の人工要塞星に突っ込んで
>自爆する最後の場面の虚妄の〈美しさ〉や〈献身〉や〈死生観〉や〈愛〉にあてはめていい言葉である。

当てはまりません。
658における島尾氏の言葉は死を覚悟した人間は自己肯定をする。というだけに過ぎません。
美しさという言葉は出てきてますが、〈献身〉や〈死生観〉や〈愛〉という言葉は出てきていない。
明らかな勘違いです。

>恋人と一緒に自爆するという着想にみられる宇宙教ともいうべき理念が、
>三十年の歳月の成果なのかもしれないと思われた。

そんな宇宙教などというものはどこにもありません。

>この程度の映画がせめて三十年ほど前の戦争中にでも作られていたら、わたしたちは
>戦後に苦しまなくても済んだだろう。

一連の発言の中で、ここが一番判らない。
戦争中にこの映画が存在したら、プロパガンダに使用されるだけです。
それでどんな苦しみから開放されるのかがまったく持って判らない。

>もしかするとそう見るべきではなく、時代や制度や権力や空間概念がかわっても、
>かわりばえのしない日本的心性の世界の姿を、この動画映画にみるべきかもしれない。

反権力、自己犠牲は、日本の専売特許ではありません。
ハリウッドでもよく使われる構図ですし、ID4の中では特攻する人物も描かれていました。
特攻ですら日本という国に依存するものではありません。

>>659
>という質問に対する答えになっているだろうか?
正直理解出来ていません。^^;
なんちゃって氏がさらば宇宙戦艦ヤマトという映画をどう理解してるかというのは
それなりに判りました。
しかし、特攻精神は戦前は明らかにありましたし、ヤマト以降増えてるわけではありません。
私の中では???マークのままです。

668なんちゃって:2007/06/04(月) 16:13:13
吉本隆明のサラバ評は、戦中体験者(のひとり)としての反応なんだろう
と思っている。
正しいか正しくないかは、サラバを見てもいないし思い入れもないワシにとっては
あまり問題ではなかった。

たとえばワシは小泉純一郎を見ていて、石原完爾を連想した。
あの軽薄な実行力と、その巻き起こしたものに対する態度や楽天性、
なんらかの転回点となりながら本人は起爆だけしておいて、
ひょうひょうとしている距離感など。
だが、これを、事細かに、石原はこうで小泉はこうだ、と
具体的な事実をもってきて比較したところで、
似てると感受した直感は、そのまま保存されるものだろう。

吉本ならぬワシは、この場合、吉本を弁護してHRK氏へ反論する必要もないし
むしろそこに顕れるHRK氏の考え方を見る方に意味を覚える。

いずれにせよHRK氏の根気強い「そらさない」対応にHRK氏の人柄を
感受したというのが第一だ。

いくつか異論があるが、すこしく時間がない。 

とりあえず>662に感じた「ワシ」の異論を述べておく。(この際、吉本は関係ない)
 
>イメージとは概念であり、手法は手段に過ぎない。

イメージは心象であって概念ではない。映画における手法は表現の要であり
手段ではなく、それ自体が表現の一部である。
とうぜん、イメージの表現としての手法選択は、うまくいけば融合するし、
失敗すれば内容と表現の乖離をもたらし、ちぐはぐさが目について感銘を与えない。

>スターウォーズはその後のシリーズを見れば明らかなように基本的に叙事詩である。
>一作だけを見ると主人公はいるが反独裁主義的な思想を内包したエンターテイメントである。

活劇は連続すれば、いやおうなく叙事詩に近づく。(水戸黄門ですらそうだ)
あとは、それが「すぐれた」叙事詩と受け止めるかどうかだけの問題で、
ワシは個人的にはスターウォーズは特撮映画としてのエンターテイメントとしてしか見ていないし
そういう意味では、優れた特撮監督の作り上げた映像を楽しむ、という以上のものではない、
と見ている。
それは、実は「2001年」にもまったく同じ感想なのだが、
すくなくとも2001年には、HALとの葛藤というテーマが多少新奇であったため
叙事詩という位置づけにはならない気がする。
ラストの輪廻暗喩は陳腐にしか見えなかったし、あそこでシラけた。
個人的には2001年を10位にした吉本に賛成したい「気分」だw
ラストがなければ、もっと上位。
ちなみに、ワシの好みではブレードランナーが一位になっている。
(今、見返してどうかはワカラナイ。同時代的に見て感銘を受けた。映像詩という感受の仕方)

669HRK ◆l/an/smhrk:2007/06/04(月) 23:41:12
>>668
> 吉本隆明のサラバ評は、戦中体験者(のひとり)としての反応なんだろう
> と思っている。

と思いますね。
自己肯定という方向の中での映画肯定でしょう。

> たとえばワシは小泉純一郎を見ていて、石原完爾を連想した。

あー、なんとなく判るけど小泉を持ち上げ過ぎな気も。w
石原には戦略はありましたが、小泉は結果オーライなだけという気も。www

> 吉本ならぬワシは、この場合、吉本を弁護してHRK氏へ反論する必要もないし

えー、つまりなんですかい?
私はブラックホールに石を蹴り込んだだけと???(笑)

> いずれにせよHRK氏の根気強い「そらさない」対応にHRK氏の人柄を
> 感受したというのが第一だ。

あー、お待たせして申し訳無い。
読み返すと色々ぼろが出そうなので読み返さずに
突っ込まれるのを待ちます。w

> イメージは心象であって概念ではない。映画における手法は表現の要であり
> 手段ではなく、それ自体が表現の一部である。

思い切り反論したいんですが、たぶん続けても言葉遊びにしかならないと思うので
止めておきます。

> 活劇は連続すれば、いやおうなく叙事詩に近づく。(水戸黄門ですらそうだ)

水戸黄門まで叙事詩と認めてしまう懐の深さに感服します。
たぶん叙事詩の概念がお互い違うだけだと思いますが。w

> それは、実は「2001年」にもまったく同じ感想なのだが、
> すくなくとも2001年には、HALとの葛藤というテーマが多少新奇であったため
> 叙事詩という位置づけにはならない気がする。
> ラストの輪廻暗喩は陳腐にしか見えなかったし、あそこでシラけた。

あー、2001年を理解するためには最低限この知識が必要なんですよ。
『幼年期の終り』(ようねんきのおわり、Childhood's End) はイギリスのSF作家、アーサー・C・クラークの長編小説。
ttp://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B9%BC%E5%B9%B4%E6%9C%9F%E3%81%AE%E7%B5%82%E3%82%8A
2001年の最後の映像表現はこの概念を踏まえた上でないと理解しにくいと思われます。

> ちなみに、ワシの好みではブレードランナーが一位になっている。

うは、なんか好みが一緒ですたい。w
私の1位もブレードランナーだったり。

670なんちゃって:2007/06/05(火) 14:34:59
まずご報告。  結石は知らん間におらんようになっていた。
激痛に七転八倒のご期待に添えず申し訳ないww

>私はブラックホールに石を蹴り込んだだけと???(笑)

別に論議をするために、引用したわけではなく、
見てもいないサラバ戦艦ヤマト をふいに持ち出したことの説明として、
その映画に関する唯一の知識を披瀝して
このイメージで、戦艦ヤマト以前と以後というものが存在するのかな
と思ったのだ  と理解賜りたかったという事だ。

ただ、これがHRK氏の琴線に触れたようで
反論の嵐が襲ってきた、と。w
ワシは別に吉本「党派」なわけではないので、
吉本がある映画に関して抱いた感想が反感を招いたとしても
自分自身見てもいない映画に関して、なんらかの弁護をする必要jは
感じない。
ただ、すこし、吉本に対する表層的な反応だと感じる部分がないわけでもないので
そこのところは、引用した責任として多少、ナニかいっておこうかな、と。

イメージに関しては、吉本の文脈で見れば、ワシのとらえ方の方が
あの文の文脈には沿っていると思う。

たとえば、死のイメージ というならそれは死の概念がもたらす
個々の心像 と捉えるのが当然だ。
それは、真っ暗な闇 の場合もあれば、サンズの川だったり
光りだったり、あるいは、人の死体そのものの映像だったり
いろいろ個人個人で、「死」という「概念」からもたらされるイメージは違うだろう。
アジア的イメージという場合にも、それは変わらない。
アジアとう概念がもたらすイメージに関して、
吉本が抱いているものが 映画の中で表現されていると吉本が感受し、
当時53才の吉本にとっては新鮮だったかもしれないアニメ表現の中で
それがうまく現されているという吉本が感じた。
と、それだけを受け取ればいいだけの話ではないだろうか。
妄想 とは思わない。

たとえば、吉本の文章の中から、
HRK氏が「吉本は特攻好き」というイメージを抱くのは勝手であり、
それをワシはHRk氏の吉本に関する妄想だとはいわない。
ワシは、吉本が同世代の特攻兵を好きだ嫌いだ という位相で捉えていたとは思えない。
「いずれ自分も」 という感受だったのではないだろうか。

671なんちゃって:2007/06/05(火) 14:45:43
「幼年期の終わり」はたぶん読んでいるが、ほとんど覚えていない。
もともとクラークはあまり好きではない。
それほど哲学的に深い作家とも思えない。
具体的な科学技術者としての力量と、
「闘争」や「葛藤」がテーマになっている短編が多いな、という程度の印象。
どちらかといえばアシモフ派であったし、
一番お気に入りのSF作家はスティーブン・バクスターで、
バクスターを読んだ後は、もうこれでSFは卒業、という感じになって読むのをやめた。
原作を読まなければ理解できないような映画はそれだけで失敗だと思う。
電気羊を読まなくてもブレードランナーは感受できるし
ブリキの太鼓などは原作よりはるかに良かった。

672HRK ◆l/an/smhrk:2007/06/05(火) 23:40:27
>>670
> まずご報告。  結石は知らん間におらんようになっていた。

おめでとう御座います。
痛まなくて良かったですね。
痛い時はマジでしゃれにならないらしいので。

では質問を変えましょう。
なんちゃって氏は、>>649において、
>自分より下の世代の言説にある共通性を感じることが最近多い
と述べておられる。
ある共通性とはどういうものでしょうか。
ちなみにご自分の言葉で述べて戴きたい。
自分の言葉でないからと逃げ道にも使える引用など不要。

> イメージに関しては、吉本の文脈で見れば、ワシのとらえ方の方が
> あの文の文脈には沿っていると思う。

思うのは自由です。
ご自由に。

>>671
> 「幼年期の終わり」はたぶん読んでいるが、ほとんど覚えていない。

たぶん読んでいませんよ。
読んでいれば2001年のラストシーンの解釈が668のようにはなりません。

> 一番お気に入りのSF作家はスティーブン・バクスターで、

これはまた最近の作家さんですな。
残念ながら一冊も読んでない。^^;
最近はSF系の小説はコニーウィリスしか読んでないかも。
もっともコニーの小説がSFかというとかなり微妙ですが。w

> 原作を読まなければ理解できないような映画はそれだけで失敗だと思う。

気持ちは判らないでもないですが、幼年期の終わりは2001年の原作ではありませんよ。
昨日urlを記したwikiを見れば判ることですが。

> 電気羊を読まなくてもブレードランナーは感受できるし
> ブリキの太鼓などは原作よりはるかに良かった。

ブリキの太鼓は原作を読んでないので何も言えませんが、
電気羊とブレードランナーはまったく別物じゃないですか。w
それと見た方がいいですよと薦めるわけではありませんが、
ブレードランナーのラストシーンを理解するのにソイレントグリーンは
役に立ちますよ。

673なんちゃって:2007/06/07(木) 15:04:18
>>672

まず煽りにのっておこうw
引用意図は述べた。
ヤマト以後とヤマト以前があるのかというイメージを
あの吉本の文章によって抱いた。ということだ。
そして、そんなものはない。というのがHRK氏の答えの力点だろう。
吉本のサラバ批評に対する反論というより「反撥」だというのが印象だ。

>自分より下の世代の言説にある共通性を感じることが最近多い

縦割りの国家観が先行して、横割りの視点がない、という印象。
もうひとつは、たまたま政治的な話になった時だけだが、
政治を実体的にしか見ていない、現象論的なニヒリズム。
「ワシ」が個人的に偶然なんどか話した「男性」が
たまたまそうだったのか、そこから世代的な共通性と理解すべきかは
まだ不決定。 第一HRK氏の年代も実際にはワカランことだしw
ただ、TVにでてくる齢下のコメンテーターというものたちの言説は
皆、現象論的だという気は以前からしている。 それは哲学思潮としては
ポストモダンに対応するからひとつの時代性かもしれん。とは思う。

幼年期はあのURLを読んでやはり最初の部分は読んでいたw
後半はまったく記憶がよみがえらなかったので
途中で読むのを放棄したようだ(笑

URLは時間がなくて読んでなかったが、読んでみると
もしあの後半に書いてあったことの映像化だとすれば
哲学は皆無だったということかw
劇場の映画パンフにはあの部分にずいぶん深い哲学が潜んでいるといって
もちあげてる批評がのっていたので、買いかぶったのかも(笑
そもそも最初の投げ上げた骨が宇宙船とダブるシーンで、
なんと陳腐な。。。と思ったところから、もう光突入以後のシーンを
熱心に解釈しようと言う気は失われていたと思われw
どっちにしろ、映画上、突入以後は不要だった気がする。
特撮の名作というなら別に不服はない。

電気羊とブレードランナーはまるで別物だが、一応原作となってたように記憶してるぞ?
ワシは映画に関してあまり「理解」しようという姿勢はないw
「感覚的」に感受できればそれでいい。
ただ、党派左翼性というのは自分の経験から理屈ではなく感受してしまうところがあって
ヴィム・ベンダースやキューブリックにはその感覚があってあまり好きではない。
具体的な描写云々ではなく、どこかに啓蒙的な奢りが感じられる。

SFで、相当いいと思った作品をひとつ書き漏らしてた。
ブライアン・オールディスの「地球の長い午後」はよかった。
オールディスはこれだけが飛び抜けていいので、他の作品を読むとがっかりするのだが。

674HRK ◆l/an/smhrk:2007/06/08(金) 00:04:57
>>673
> 縦割りの国家観が先行して、横割りの視点がない、という印象。
  ・
  ・
> ポストモダンに対応するからひとつの時代性かもしれん。とは思う。

何を言ってるのかまったく判らないので後日。
ってなんか後日と言いながらレスしてないものがどこかにあるような。^^;;;

> 幼年期はあのURLを読んでやはり最初の部分は読んでいたw
> 後半はまったく記憶がよみがえらなかったので
> 途中で読むのを放棄したようだ(笑

最後まで読むべきでした。
幼年期の終わりも2001年も大事な概念は、爆破的な新化です。
相変化を起こしても水は水であるが水と水蒸気は別物であるように、
人類に起きた相変化が主題です。(少なくても私の受け取り方は)
それを主眼で見ると、私が見た時点でも2001年のあの映像表現は
陳腐ではあるが、陳腐であるゆえに否定されるべきものではないと思います。
映画評論家が評価するほど凄い映画とも思いませんけどね。
しかし、ラストシーンのみを悪く評価すべき映画でもないと私は考えます。

> 哲学は皆無だったということかw

何故にそう思うのか理解出来ませんが、
キリスト教的神の否定を行わないとこの二つの作品は正しく評価することが難しいと思われます。

> 劇場の映画パンフにはあの部分にずいぶん深い哲学が潜んでいるといって
> もちあげてる批評がのっていたので、買いかぶったのかも(笑

はっきり言ってそこらへんは眉唾です。w
正直評価されすぎな映画だとは思います。

> そもそも最初の投げ上げた骨が宇宙船とダブるシーンで、
> なんと陳腐な。。。と思ったところから、もう光突入以後のシーンを
> 熱心に解釈しようと言う気は失われていたと思われw

私的にはあの骨が宇宙船になるところは映画史上でも秀逸な場面だと思いますけどね。w
あれはミームの概念を現す素晴らしいシーンだと思います。

> どっちにしろ、映画上、突入以後は不要だった気がする。

モノリスによって人類に何か起きてると思ってます??

> 電気羊とブレードランナーはまるで別物だが、一応原作となってたように記憶してるぞ?

一応どころかちゃんと原作扱いになってます。
映画公開前にディックは亡くなってますがちゃんと試写会には呼ばれてますし。

> ヴィム・ベンダースやキューブリックにはその感覚があってあまり好きではない。
> 具体的な描写云々ではなく、どこかに啓蒙的な奢りが感じられる。

その二人の映画を数多く見てるわけではないですが、おっしゃってるような奢りは感じないですね。
思想的な押し付けは二人ともしていないし、むしろ疑問を投げつけてるだけだと思います。

> ブライアン・オールディスの「地球の長い午後」はよかった。
> オールディスはこれだけが飛び抜けていいので、他の作品を読むとがっかりするのだが。

古典の良作ですな。私もその作品は好きです。
オールディスの他の作品は読んでいませんが。
この作品のおかげでラリーニーブンのインテグラルツリーが二番煎じに思えて困ってます。w

675なんちゃって:2007/06/08(金) 15:56:29
>何を言ってるのかまったく判らない

そうだろうな、と思うw 
分別盛りの真っ最中には、外はよく見えるが、
自分を対象化するのはむづかしい。 
ま、結局、俺が齢とっただけのことだろうなww

後日はたぶん10年後だろう(笑
(ワシャもうこの世におらん可能性大だがw)

>最後まで読むべきでした。

これはHRK氏と同年代かどうかはわからんが
ある漫画家から「火の鳥」に関しても同じことを言われたことがある。
だがね、ワシは哲学は哲学を、科学は科学を、思想は思想を直接あつかったものを読む。

アシモフがSF作品と科学エッセイを分けて書いていたように
テーマなりメッセージ自体をきちんと伝えたいなら
そのテーマに関して直接述べればいい。
もちろん、作品を創作するモチベーションとしてそれらの思索があることを
否定するものではない。
まさに、うまく「イメージと融合」していれば文句はない。
2001年に関しては、2001年マニアにしかわからないというのでは
「表現」が普遍性に向かって開かれてないという風に受け止める。

芸術表現はは芸術表現として楽しめればいいというのが
受け手としてのワシのスタンスだ。

>突入以後は不要だった気がする。
>モノリスによって人類に何か起きてると思ってます?

そういう意味ではなく、一本の映画としての展開として
突入以後には、もっと見たこともない新奇な映像表現を期待したが
それがなかった、という意味だ。 
映像表現としてあの程度だったら、ない方がましだった。
尻すぼみに感じた。 (裏返せば、そこまでは相当面白かったということにもなるw)
モノリスがどうのという事にはその時も今も全く興味をもっていない。

>おっしゃってるような奢りは感じない
>疑問を投げつけてるだけ

誘導的な疑問をね。w 
裏に流れてる党派的リベラル(進歩的知識人)の尻尾だから、
それに敏感でないと(慣れてないと)感じないだろうと思う。
横割りで見れば党派的左翼というのは
別に朝日や岩波だけではないということだ。

>ラリーニーブンのインテグラルツリーが二番煎じに思えて困ってます。w

困ることはない(笑
ワシもそう見えた。 で、オールディスのあの名作の独特の叙情がなくて
理屈が多い。(ま、ハードSFだから当然だしその理屈を楽しむわけだがw)

あと、それほどの名作を生んでるというわけでもないが
R・シルヴァーバーグなども好きな作家だったな。 
こちらは系統が違うが、ルディラッカーなどは娯楽に徹していて
短編は楽しく読んでいた。

676HRK ◆l/an/smhrk:2007/06/09(土) 00:34:11
>>675
> 後日はたぶん10年後だろう(笑

なんか、なんちゃって氏の私がまったく理解出来ない部分を読むと
バベル17を連想しちゃうんですよ。w

> ある漫画家から「火の鳥」に関しても同じことを言われたことがある。

火の鳥ですか。
未読なんですが、手塚の思想ってたまに鼻につくときがあるんですよね。
一番影響受けたと言っておきながらそういうことを言うのもなんですが。w

> だがね、ワシは哲学は哲学を、科学は科学を、思想は思想を直接あつかったものを読む。

科学はともかく、作者の哲学や思想がまったく入っていない小説はほとんど無いんじゃないですかね。
読者がそれをどう受け取るかは別にして。
ハリウッドのエンタテイメント映画の中にも結構思想や哲学入ってたりしますよ。w
そこらへんをどう扱うかが脚本家の腕の見せ所なんでしょうな。

> モノリスがどうのという事にはその時も今も全く興味をもっていない。

たぶんモノリスに関してのことを勘違いされてるような気がします。
2001年は人類がモノリスに二回触れたことを表現してる映画です。
ラストシーンは、ただの暗喩であって新奇性を狙ったものではないと思います。

> 誘導的な疑問をね。w

確かに。w
それに引きずられるかどうかは消費者次第ですな。

> 裏に流れてる党派的リベラル(進歩的知識人)の尻尾だから、
> それに敏感でないと(慣れてないと)感じないだろうと思う。

そこらへんは実感してます。
日本のマスコミが反日であるはずがないという思い込みをはずして物事を見れるかどうかで、
物事はこんなに変わって見れるかと驚いてばかりですからな。

> 横割りで見れば党派的左翼というのは

少しずつご教示願いたいものですが、縦割り横割りを私みたいなぼんくらでも
理解出来る言葉で説明願えますかな。

> ワシもそう見えた。 で、オールディスのあの名作の独特の叙情がなくて
> 理屈が多い。(ま、ハードSFだから当然だしその理屈を楽しむわけだがw)

ラリーニーブンは叙情を表現できる作家ではありませんからね。w
しかしノウンスペースシリーズは今でも好きです。
新作を読む機会がほとんど無くなってる昨今私が最後に読んだSF大作になるような気がしますな。w

> R・シルヴァーバーグなども好きな作家だったな。

夜の翼は名作でしょう。
一冊しか読んでいませんがそれだけでシルヴァーバーグは好きと言えます。

> こちらは系統が違うが、ルディラッカーなどは娯楽に徹していて
> 短編は楽しく読んでいた。

未読ですなぁ。残念ながら。サイバーパンクを書いてる人間で好きな作家はいないんすよね。^^;
現在活躍してるSF作家で新作を読みたいと思うのは、以前にも書いたコニーウィリスだけですな。
彼女のならSFではなくても読む気になる。

677なんちゃって:2007/06/09(土) 17:55:27
>作者の哲学や思想がまったく入っていない小説はほとんど無い

もちろんそうだが、たとえばドストエフスキーから「ロシア主義」を感受して
そこを拡大しても、作品のおもしろさとは関係ないだろうと思う。
そんな部分より、熱病にとりつかれたような言動をくりかえす登場人物や
それをとりまくそれぞれの個性豊かな男女達の離反や、
そういったものから引き起こされる事件とその描写に作品の価値があるのではないか。

その時、作者の哲学や思想は単なる「背景」にすぎないし、また、
そこまで概念をイメージが凌駕していなければ、プロレタリア文学のように
つまらないプロパガンダにしかならないのではないか。
モノリスについて勘違いしているというよりワシにとってはどうでもよかったのだ。
(モノリスについては「勘違い」もくそもない。完全に忘れてたw
とにかく徹頭徹尾、特撮の映像表現のみを期待し、そこだけを感受する姿勢で観た)

思想・哲学に関しては、SFや小説からではなく、
現実の事象に対する解釈や分析から導き出された思想にしか興味がないということだ。
それにワシの能力では、その両方について考えるゆとりはない。
たとえば量子力学それ自体、一般相対性理論それ自体(つまり数学的抽象と事象との関係)に
ついて考えだすと、それだけでかなり疲労する。(ヘーゲルでもフロイトでもそうだ)
芸術は純粋に楽しみたい。

芸術は考えるためのものではなく、イメージを感受して楽しむものだと割り切っている。
単に作品を楽しむ時、そんな必要はないだろうし、また、そうやって感受したものを
「勘違い」や「妄想」とされたとしても、まったく同意しないし、
テーマに対する掘り下げをしないことが、作品をきちんと見ていないことにもならない。
そのような態度は、そのまま延長すれば、作品のテーマが反日的だからけしからんとか
あるいはかつての党派たちのようにブルジョワ的だからけしからん、反動的だからけしからん
という「主題主義」に陥らないだろうか?

なんにせよ「ワシ」は2001年では、宇宙船突入以後のシーンには、
イメージとして何ら感銘を受けなかった。 というだけのことだ。

ところで、何日か休ませて貰うことになるかもしれない。 

追記 ルディラッカーは本職が数学者でサイバーパンクというくくりには入らないと思う。

678HRK ◆l/an/smhrk:2007/06/10(日) 00:06:52
>>677
> その時、作者の哲学や思想は単なる「背景」にすぎないし、また、

まったくもってその通りでしょう。
であるならば>>673での哲学を期待してそれが無かったからと言って
がっかりするような表現はいかがなものかと。
私自身は哲学が入ってると思いますけどね。

> (モノリスについては「勘違い」もくそもない。完全に忘れてたw

やりますな。w

> とにかく徹頭徹尾、特撮の映像表現のみを期待し、そこだけを感受する姿勢で観た)

それは新作映画を映画館で観る時だけに許されることじゃないですかねぇ。
特撮技術なんてのは日々陳腐化してますし。

> たとえば量子力学それ自体、一般相対性理論それ自体(つまり数学的抽象と事象との関係)に

この二つやニュートン力学が哲学に与えた影響なんて考えない方がいいですよ。
歴史を知りたいというのでしたら話は別ですが。

> そのような態度は、そのまま延長すれば、作品のテーマが反日的だからけしからんとか
> あるいはかつての党派たちのようにブルジョワ的だからけしからん、反動的だからけしからん
> という「主題主義」に陥らないだろうか?

私は、なんちゃって氏の見方だけが評価ではないということを説明してるだけですよ。
なんちゃって氏の見方だけが世界で唯一許された評価だと限定するのでしたら、
何もいいません。

> なんにせよ「ワシ」は2001年では、宇宙船突入以後のシーンには、
> イメージとして何ら感銘を受けなかった。 というだけのことだ。

それをいまさら否定はしません。
ただ前提条件を追加するだけで見方は変わるということをいいたいだけです。

> ところで、何日か休ませて貰うことになるかもしれない。

了解です。
ごゆるりと。

> 追記 ルディラッカーは本職が数学者でサイバーパンクというくくりには入らないと思う。

そうなんすか。
どうもサイバーパンクSFというと目的と手段を履き違えたSFというイメージが強くて。

679HRK ◆l/an/smhrk:2007/07/30(月) 00:03:37
を〜〜〜
久しぶりのロイ氏の書き込みだ。
元気でいてくれると嬉しいが。
しかし夜の8時過ぎの書き込みで過去形でないところが気にかかる。
突っ込んでいいのかも微妙だが。w

680名無しさん:2007/07/30(月) 09:17:56
うんうん、ロイの書き込みがあると嬉しいね。
投票は、私も気になったけど期日前にやってそうだなぁって思った。w
でも、9時までだと勘違いしてて、投票に行ってΣ(゚ロ゚;)ガーンなロイも想像しちゃった。

HRK氏もお元気そうでなにより。

681HRK ◆l/an/smhrk:2007/07/31(火) 00:03:09
>>680
ちなみに私は期日前に投票は済ませた。
なにせ待たなくてすむので。
私もロイ氏が時間を間違えた可能性は万に一つもないと思うが、
30億光年ほど離れたパラレルワールドではロイ氏がてへっとやってるかもしれない。w

682名無しさん:2007/08/03(金) 17:29:19
>>680
>でも、9時までだと勘違いしてて、投票に行ってΣ(゚ロ゚;)ガーンなロイも想像しちゃった。
だめだよそういうのはロイ萌えスレで書かなきゃ!

683名無しさん:2007/08/04(土) 17:22:40
大将は話題のブログ見てる?どう思う?

684HRK ◆l/an/smhrk:2007/08/05(日) 00:15:42
>>683
> 大将は話題のブログ見てる?

雑談スレで話題になっているブログは見ていない。

> どう思う?

検索ワードが書いてあったので検索してみたが、
ゲイを前面に出してそうなので見るのを止めた。
ここの掲示板に生息していながら言うせりふでは無い気がしなくもないが、
男性の同性愛は苦手なのだ。w

685名無しさん:2007/08/09(木) 15:01:29
じゃ、雑談スレの流れはどう思う?
ペットの方は見た?あっちはSMものっぽかったけど。

686HRK ◆l/an/smhrk:2007/08/09(木) 23:45:14
>>685
> じゃ、雑談スレの流れはどう思う?

泣ける2chの件であればロイ氏が書き込んでくれれば解決するのにと思う。
同一視出来る人と私では言語能力に差があるようだが正直羨ましくもある。

> ペットの方は見た?あっちはSMものっぽかったけど。

私にはペットが何を指すかすら判らない。

687名無しさん:2007/08/10(金) 00:15:59
大将、大将、これ↓意味わかんない
同一視出来る人と私では言語能力に差があるようだが正直羨ましくもある。

ペットはここ↓の通称
http://petnokimoti.blog80.fc2.com/

688名無しさん:2007/08/10(金) 12:11:47
>ロイ氏が書き込んでくれれば解決するのにと思う。
同意。
大将、御大に連絡とかとれないの?
ロイが何も言わない理由が気になる。
病気とか怪我とか・・・考えたくないけど
それくらいならまだ騙りと思う方がいいけど
でもロイ関係者であっても欲しかったりして複雑。

689HRK ◆l/an/smhrk:2007/08/11(土) 00:07:20
>>687
> 意味わかんない

難しいことは言って無いつもりなんだが。^^;;;
それに私としてはこの表現にした意味があり、この長さにした意味もある。
説明することは意図に反することになるので承知願いたい。

> ペットはここ↓の通称

THX
斜め読んでみたが別にどうと言うこともなさそうだが。
そこを見た限りでは、身請けした男性がKという人物を好きになって、
囲われてる立場を抜け出すために有料ブログを立ち上げた。
それぐらいの感じかな。
自由になってから必要になる金より自由になるための金を心配した方がいい気がするが、
基本的にKという人物に心酔してるみたいだし気がつかないんだろうな。

>>688
> 大将、御大に連絡とかとれないの?

電話番号とかの個人情報は何も知らないよ。
とりあえずメールを出してみたがいつ読むかは不明だ。

> ロイが何も言わない理由が気になる。

単に掲示板を読んでないせいだと思うぞ。w

> 病気とか怪我とか・・・考えたくないけど

怪我はともかく病気で入院の可能性はゼロではない。
その場合、書き込みの時期はずれる可能性がある。
我々はそれを覚悟しておいた方がいい。

> でもロイ関係者であっても欲しかったりして複雑。

私はノーコメント。

690名無しさん:2007/08/12(日) 10:04:28
>>689
雑談スレの48です。
俺としては本人のコメントを待つしかないんだが
それまでに長く時間がかかりすぎた場合で
事態を収拾する必要ができた時
HRKさんとロイしか知らないであろうことを
公表する、ということで利用させてもらってもいいかな?
個人情報とかの類でなく、過去の会話内容や何かで。

691HRK ◆l/an/smhrk:2007/08/13(月) 00:25:50
>>690
> それまでに長く時間がかかりすぎた場合で
> 事態を収拾する必要ができた時
> HRKさんとロイしか知らないであろうことを
> 公表する、ということで利用させてもらってもいいかな?

前提条件をお互いが認めた場合においては異論はない。
ただし私自身はこの掲示板で信用があるとは言えない。
私が貴君を信用したからと言って貴君がこの掲示板で信用されるとは限らない。
また私が貴君を信用する場合、複数の質問を複数繰り返すのを前提として欲しい。
つまり、貴君がこれは誰も知らないだろということをぽろっともらしたからさぁ信用しろ。
では私は信用しない。
なお、上記のことを提案したからと言って貴君の信用度が私の中で上昇していないことを申し添えておく。

692名無しさん:2007/08/13(月) 00:54:57
>>691
>前提条件をお互いが認めた場合においては異論はない。
前提条件とは?
提示しておいてくれりゃ多分たいてい認めるよ。俺の側は。

>複数の質問を複数繰り返すのを前提として欲しい。
>貴君がこれは誰も知らないだろということをぽろっともらしたからさぁ信用しろ。
では私は信用しない。
>上記のことを提案したからと言って貴君の信用度が私の中で上昇していないことを申し添えておく。

ま、もっともだわな。
了解。
ただ俺も今は極力公に答えたくない事情があるもんで
答えるかどうかは質問内容によってしまう。
思ったより難しいのかもしれないな。

まぁ、なんだ。
まだ必要に迫られてるわけでもない。
待ってりゃそのうちコメントはある。
時が解決するのを待つのもありだ。
時間がかかるかもしれないけどな。

693HRK ◆l/an/smhrk:2007/08/14(火) 00:09:01
>>692

> 前提条件とは?

「それまでに長く時間がかかりすぎた場合で
事態を収拾する必要ができた時」
をお互いに認め合うのが条件ということ。
というのも現時点では貴君が本当のことを言ってるか、
嘘を言ってるか断定出来ない。
本当のことを言っていれば問題はないが、
嘘を言ってる場合、その目的は有料ブログの宣伝と推測される。
私は貴君の詐欺行為に荷担する気はないと言うことだ。
従って貴君のみの判断によって開始されるのを私は容認しがたい。

> 答えるかどうかは質問内容によってしまう。

質問まで貴君が用意するのであれば私を利用するのは止めて戴きたい。

> 待ってりゃそのうちコメントはある。

そう願いたいものだ。


これはやはり、ロイ氏の天岩戸を開くには、
女性の全裸ぺしぺし音頭が必要じゃないかな?(笑)

694名無しさん:2007/08/14(火) 07:06:31
アタクシでよければ、一糸纏わぬ姿でベリーダンスをしますわ!
大将、早くペシペシしてください
(日焼けが痛いので手加減してね♪)

695名無しさん:2007/08/14(火) 07:12:23
ロイに全裸が効くかなぁ。
ロイにはアルマジロの着ぐるみ音頭の方がいいんじゃ?
HRKの旦那、いっちょどうですかいw

696名無しさん:2007/08/14(火) 08:06:17
じゃ、その配役は是非!大将ということで!!

697名無しさん:2007/08/14(火) 15:10:52
>>693
>をお互いに認め合うのが条件ということ。
>従って貴君のみの判断によって開始されるのを私は容認しがたい。
そういう意味か。
了解。確認してよかったよ。

>質問まで貴君が用意するのであれば私を利用するのは止めて戴きたい。
いやいや、そういう意味じゃない。
質問はそっちで考えてくれていい。
個人情報をはじめとして、答えない場合もあるという話。
それをどう受け取るかは、そん時そっちで考えりゃいい。

雑談スレでもちらっと書いたが
他内容のコメントがあったのに、この件に触れない
ということはありえないんで紛らわしいことはないだろう。
ただ、時間はかかる。
月単位で待つつもりでいるんで、それまで引っ込むよ。
便乗嵐しでもこない限り、収束が必要な事態もそうないだろうしな。

698HRK ◆l/an/smhrk:2007/08/15(水) 00:06:07
>>694
任せなさい。
右手がうごかなくなるまでぺしぺししてあげよう。
ようするに日焼けしてないところに当てればいいのだろう?(にや

>>695
以前バイを自称してたはずなので有効だと思うがなぁ。
この暑い時期に着ぐるみか。
精神を侵食されるらしいがな。w

>>696
ぎゃぼっ
私はのだめじゃないので遠慮しときます。

>>697
> 了解。確認してよかったよ。

了解してもらえて何よりだ。

> 質問はそっちで考えてくれていい。

であれば私に異存はない。

> 個人情報をはじめとして、答えない場合もあるという話。

それは杞憂だな。
そもそも私はそんな個人情報など所有していない。
個人情報以外で私がここで公開したくないこともあるにはあるが、
恐らくそれも多分杞憂だ。
ロイ氏はそれさえも問題にすまい。
そもそも私がそういう情報を所有していないことを何故貴君はご存知ないのだ?
たとえ個人情報を質問しそれを解答戴いたとして私がそれをあらかじめ知っていなければ、
真贋の判断はつくまいに。

> 他内容のコメントがあったのに、この件に触れない
> ということはありえないんで紛らわしいことはないだろう。

ロイ氏の意地の悪さが頭の片隅で動き出さなければな。w

> 便乗嵐しでもこない限り、収束が必要な事態もそうないだろうしな。

ついては便乗嵐が出にくいように、コテとトリップを付けて戴けるとありがたい。

699694:2007/08/15(水) 07:12:30
いや〜ん、大将ったら(*^^) スイッチ入っちゃう〜
そうよ、手のひらをペシペシ合わせて、アルプス一万尺♪さあ踊りましょ(ウフ

70048 ◆yOHf648Wc.:2007/08/15(水) 16:34:15
>>698
ああ、そっか。
じゃトリップだけ残しとく。

と、思ったけどこれもついでに。
個人情報云々はね、基本的にいつもいれる念のための牽制。
プラス、個人情報でなくとも答えないものは、ある。
それがたまたま質問と重なるかどうか、という話。
それから、1つだけ所有してるはずだよ。
返信時にミスをしたことがあるからな。

>ロイ氏の意地の悪さが頭の片隅で動き出さなければな。w
ありえるから怖いわw
つか、だとしても一瞬で終わらせるだろう。
触れないことはありえないという点については変わらん。

もう1つ、蛇足。
もしメールで問い合わせするなら
動画つきグリーティングは使わない方がいい。
奴は動画の後にメッセージが浮かぶなんて考えない事があるからな。

以上。あとはひたすら待つのみ。

701HRK ◆l/an/smhrk:2007/08/15(水) 23:38:33
>>699
判った。
手のしゎと尻のしゎを合わせてしぁゎせ〜  ぺしぺし
をアルプス一万尺のリズムで行えばいいんだな。
任せとけ。

>>700
トリップ付けと多大な情報に感謝。
それなりに状況がつかめたと思う。

と私だけが納得しても、私を指針の一つとして見てくれている人は納得しないと思うので、
少々発言しておこう。
48氏の発言が正しいかどうかは私には判断しかねるが、
少なくてもロイ氏に近い人物である可能性は非常に高くなった。
それを前提にした上で各自判断してくれてかまわないと思う。
違ってたら後にロイ氏に私が謝る。

これで安心して天岩戸作戦に専念出来る。(違

702694:2007/08/16(木) 14:06:07
はうっ!・・・昇天☆しますた。

でも、浴衣に盆踊りの方がいいかしら?
HRK杯争奪・太鼓の達人トーナメントを開催したら、
ロイをおびき出せるかも!?

703名無しさん:2007/08/16(木) 21:35:45
太鼓の達人懐かしいね。
ロイの口からさるげっちゅうが出たときはワロタ。

704HRK ◆l/an/smhrk:2007/08/17(金) 00:04:23
>>702
> はうっ!・・・昇天☆しますた。

む、曲をエンドレスにする前に達してしまったか。
許可もしてないのに。
お仕置きだな。(にや

> でも、浴衣に盆踊りの方がいいかしら?
> HRK杯争奪・太鼓の達人トーナメントを開催したら、
> ロイをおびき出せるかも!?

全裸に浴衣でしゃがんで線香花火が効果的かも知れぬ。
いや待てよ。具ちらよりもパンちらの方がそそりそうだから白の綿パンで。
太鼓の達人トーナメントは有効そうな気がするな。
以前はまったと言ってたし。
優勝者はロイ氏とはぐはぐってことにすれば参加者も多そうだし。w

>>703
> ロイの口からさるげっちゅうが出たときはワロタ。

あれ、さるげっちゅというゲームにはまってたんだっけ?
それとも太鼓の達人の中にさるげっちゅの曲があるんだっけ?

705名無しさん:2007/08/17(金) 00:18:19
>優勝者はロイ氏とはぐはぐってことにすれば参加者も多そうだし。w

参加しまっす(≧∇≦)b

706名無しさん:2007/08/17(金) 01:15:24
オイラも参加〜
アルマジロとウォンバットの着ぐるみで、記念撮影しる

707名無しさん:2007/08/17(金) 08:06:20
>>704
多分太鼓の達人の中のさるげっちゅにはまってたんだとおも。

>>706
参加者は着ぐるみで仮面舞踏会のノリで記念撮影とかもいいな。

708HRK ◆l/an/smhrk:2007/08/17(金) 23:28:34
>>705
つエントリー№1

>>706
つエントリー№2

>>707
さんきゅ。
とすると太鼓の達人でさるげっちゅを延々やって、
ロイ氏に「止めんか、こら」と戸を開けさせるのもありだな。w



つうか、着ぐるみは流行ってるのか???

709名無しさん:2007/08/18(土) 08:14:43
脱げない(肉の)着ぐるみを着てますが

710名無しさん:2007/08/18(土) 10:23:02
しょうがねーな〜 太鼓叩いてやるっすよ。
(ドンドコドーン

けど全裸はいただけねぇな。
あれよ、みたまんま曝すのは妄想力が足りないというか
芸術を感じないっすよ。

シースルーで。

711名無しさん:2007/08/18(土) 23:54:48
シースルーに一票!
しかしおじさんシースルーが分からなくて
頭の中はシーモンキーだったよ。
グーグルって素敵だね。

712HRK ◆l/an/smhrk:2007/08/18(土) 23:59:36
>>709
それは着ぐるみと言わない気がものすっごくするんすがw

>>710

HRK杯争奪太鼓の達人トーナメントは全裸参加が前提じゃないよ。

鞭の達人トーナメントなら話は別だがw
って別に打つ方も打たれる方も全裸である必要ないじゃん。

713HRK ◆l/an/smhrk:2007/08/19(日) 23:44:28
>>711
どんだけ〜
と元ネタも知らずに叫んでおきますw

714名無しさん:2007/08/27(月) 16:04:09
西村寿行死んじゃったね

715HRK ◆l/an/smhrk:2007/08/28(火) 00:18:25
>>714
亡くなってしまったね。
と言っても私は西村寿行の本を読んだことがない。^^;;;
少々検索すると面白そうな本書いてるんだね。
特に私は犬関係に弱いのではまると怖いかも知れぬ。w

716名無しさん:2007/08/28(火) 08:52:00
犬に弱い大将・・・
オーベルシュタインみたいなの想像してワロタ

717HRK ◆l/an/smhrk:2007/08/28(火) 23:41:10
>>716
む、何故老犬が我が家にいると知っているのだ?
って老犬を拾ってきたわけではないが。

718名無しさん:2007/08/28(火) 23:53:24
そんなことよりHRKのおっさんがオーベルシュタインで通じるところがコワヒww

719HRK ◆l/an/smhrk:2007/08/29(水) 23:56:28
>>718
何故怖いのか詳しく。

720江口@869 ◆8ba8FZTU9E:2007/08/30(木) 03:48:12
ちょっと見ない間に、なんだかよくわからない展開になってきたわね。

謎のblog現る → ニセモノ?? → 関係者降臨
謎の予告を残す → 某議員不倫疑惑 → 某力士帰国 → またHRKか!

こんな感じ?

721江口@869 ◆8ba8FZTU9E:2007/08/30(木) 04:00:05
あれだよな。こんだけ引っ張っておいて、何も無かったり
すっげえつまんねぇオチだったら、ガッカリだよな。

そうなった場合、まだ何かを隠しているのでは?
とか陰謀論に向かって突き進みがちなわけだが。
覚悟の上で、思わせぶり焦らしプレイをやってるんだろうが
一体、どんなすげえオチを付けるのやら。
全米が涙の雨に濡れるようなのを期待したい。

んで、相変わらず巻き込まれ体質の大将は
最後は責任とって脱いだらいいと思う。

722名無しさん:2007/08/30(木) 08:43:36
ぁれだよ〜、エロイ・・・久し振りだってのに相変わらずだなぁ。

謎のエロイ現る → ぉ馬鹿疑惑 → これもHRKのせい?!

こんな感じ?

723HRK ◆l/an/smhrk:2007/08/30(木) 23:54:45
>>720
ちょ、俺はCIAとかNSAのたぐいかよ。w

>>721
久しぶりだってのに最初から飛ばしてるな、おひ。
でもまー、元気そうで何よりだ。

私よりもエロイ氏が脱いだ方が喜ぶ人多そうだがな。

>>722
久しぶりでテンション間違えてるんだよ。
見逃してあげな。
見て見ぬ振りも多生の縁というではないか。


ロイ氏が掲示板に書かない理由を知らないので、
ロイ氏が書き込むまで黙っていようと思ったが、
変に推測だけ進んでもなんなので、発言しておく。
48氏の発言のように泣ける2chの発言はロイ氏による物だと言うことだ。
この場を借りて、48氏、及び私の発言を根拠に疑義を持った方々に謝罪する。
申し訳なかった。
私は自分の文章理解能力を恥じねばならない。

724名無しさん:2007/08/31(金) 00:37:02
>>719
銀河英雄伝説には腐女子の愛読書なイメージがあるからかな。
いやまあ偏見ですが。
因みに自分、フアンでしたが。
ヤン提督の。自分男ですが。

725疑義を持った者:2007/08/31(金) 21:26:28
>HRK氏
いえいえ、勝手に根拠にしてしまってお手数をおかけしました。(m;_;)m

>私は自分の文章理解能力を恥じねばならない。
ここで私の目の奥がキラッとして、HRK氏のおしりにむちを入れたくなったのは秘密(笑

726HRK ◆l/an/smhrk:2007/08/31(金) 23:46:16
をー、ロイ氏が復活してる。
復活するなら夕べの書かねばよかった。^^;
まるで催促してるみたいではないか。
って天岩戸作戦はもろに催促か。w

>>724
なるほど、そういうイメージもあるのか。
であるならば怖いという表現も理解出来る。
私もヤン提督のファンだよ。
というかあの小説の主人公はヤン提督だと思ってる。w

>>725
うぅ、鞭は勘弁してくだせぇ。お代官様。
わたしゃ、鞭は打つほうであって受けるほうではないですだよ。

727名無しさん:2007/09/01(土) 10:50:09
>腐女子の愛読書
どんな偏見だよwww
作者本人は二次創作を含めて「そういう視点を」毛嫌いしてるらしいぞ
まあ、腐女子視点があまりにも多いすぎて嫌になったのかもしてないけどな
作者にしてみればどんな形であろうと自分の作品を歪曲されるのは好まないだろう


食後に一杯の紅茶を飲んでくるか……健康のために

728名無しさん:2007/09/01(土) 11:43:34
(笑)
HRK氏が珍しくしおらしい事を書いたとたんにロイが降るって。。。w
さすがですねΣ(/・ω・)/ (≧∇≦)b

ぅわ、HRK氏に下手に出られると眠ってたSっ気が目覚めるじゃぁん?

729HRK ◆l/an/smhrk:2007/09/01(土) 23:54:36
>>727
主人公を4巻で殺してしまうような作者が何を言うと思ってしまうけどな。w

>>728
なにがさすがだかよくわからんがな。w

眠ってたものを永眠させて欲しいようだな? ん??


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