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第48回衆議院議員総選挙(任期満了2018年)スレ

1チバQ:2014/12/24(水) 21:08:02
ちゃっちゃと、立てちゃいます。

第47回総選挙(2014年)
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1364563920/l50

第46回総選挙(2012年)
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1252036284/l50

第45回総選挙(2009年)
その2 http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1240552224/l30
その1 http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1146286762/l30

第44回総選挙スレ(2005年)
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1089950050/l30

4135チバQ:2017/10/14(土) 18:02:29
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171014-00000020-asahi-pol
希望失速で方針転換? 河村氏、自身を前面に応援演説
10/14(土) 10:51配信 朝日新聞デジタル
希望失速で方針転換? 河村氏、自身を前面に応援演説
応援演説をする河村たかし氏=名古屋市東区
 地域政党・減税日本代表の河村たかし名古屋市長が衆院選の応援で、連携する「希望の党」ではなく自分自身や「減税」を前面に打ち出している。減税の元名古屋市議2人を希望が公認したことを一時は喜んだものの、希望の失速が報じられ、方針転換したようだ。

 「名古屋では毎年110億円を減税しとる。敬老パスはめちゃくちゃ安い。待機児童は4年連続ゼロですよ。納税者のための政治に変えてかないかん」

 河村氏は13日夕、名古屋駅前で、希望の中核メンバー細野豪志元環境相と並び、愛知5区の希望新顔の応援演説をした。河村氏は細野氏を「親分。ええ男」と持ち上げたものの、「希望」の党名や政策、小池百合子代表の名前には一度も言及せず、自身の持論と実績を並べ上げた。

 河村氏が13日、街頭演説やミニ集会で持ち出したのが旗印の「減税」だ。名古屋市で導入した市民税減税で「(経済が活性化し)税収が増えた」と強調。「河村色」を前面に出した。

 河村氏は希望の小池代表との連携を切望し、元減税市議への公認を取り付けたときは「良かったわ」と胸をなで下ろしていた。

 だが周辺によると、公示日前後に減税内部で「小池氏頼みはやめよう」との方針を確認したという。12日には朝日新聞など各社の情勢調査で希望の伸び悩みが報じられた。「希望」への追い風がさほど期待できないとして、代わりに自身や「減税」の知名度で自派候補をてこ入れしようと判断したとみられる。

 市議会の減税は、公明、共産と並び第3会派(12人)だったが、2市議の辞職で第5会派(10人)に転落した。衆院選で議席を獲得できなければ、市政でも窮地に立つ恐れがあるため、河村氏は「絶対当選させる」と意気込んでいる。(関謙次)

朝日新聞社

4136チバQ:2017/10/14(土) 18:09:40
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171014-00050009-yom-pol
野党分裂悔しがる小沢一郎氏、初の無所属選挙
10/14(土) 10:12配信 読売新聞
野党分裂悔しがる小沢一郎氏、初の無所属選挙
地元の選挙事務所を訪れた小沢一郎氏(13日午後、岩手県奥州市で)=関口寛人撮影
 「予想外で想定外の出来事だったね。(野党が)一つになりゃ圧勝なのに。安倍政権に不満を持っている人はどこに(票を)入れていいか分からない」

 無所属で17選を目指す小沢一郎氏は13日、共産党の岩手県委員会(盛岡市)を訪れ、民進党の前原代表が「想定内」とした野党分裂を菅原則勝県委員長と共に悔しがった。

 民進党の希望の党への合流劇で、民進、共産、自由、社民による野党共闘は破綻した。自由党共同代表の小沢氏は希望ではなく無所属で出馬し、県単位で共産、社民などの支援を受けて自ら「共闘」を再構築する。

 初めての無所属での出馬に、危機感も強い。公示後初の地元入りとなった13日は、共産のほかに連合岩手や社民党県連などを訪れ、「どうぞよろしく」と頭を下げて回った。 その後、岩手3区入り。本拠地・奥州市の選挙事務所では、約100人の支持者らを前に、マイクを使わず、「明日以降、また仲間の応援に入るので、それまで皆さんの力で支えてほしい」と声を張り上げた。

 一方、菅(かん)直人元首相は、立憲民主党から13選を目指す。13日は京王線武蔵野台駅前に立ち、菅政権で官房長官として支えてもらった枝野代表の名前を繰り返し、「保守対リベラルの2大政党制を再構築する」と訴えた。

 対する与党側は、再び政権交代を訴える元民主党重鎮らに冷ややかだ。

 「立憲民主の中枢に菅政権の人が並んでいる。菅政権の時に日本の危機管理は最悪で、経済も低迷していた」

 自民党の菅(すが)官房長官は13日、枝野氏の地元のさいたま市でマイクを握り、こう皮肉った。

4137チバQ:2017/10/14(土) 18:11:13
あんまりこれどうなんですかね。
印象の良くない批判ですねよ

http://www.sankei.com/politics/news/171014/plt1710140028-n1.html
2017.10.14 17:47
【衆院選】
「菅直人、枝野幸男氏は震災対応できなかった」 公明・山口那津男代表、東北で立憲民主批判

 公明党の山口那津男代表は14日、自民党の衆院選候補者らの応援のため、仙台市や福島市、盛岡市で街頭演説を行った。

 仙台駅前での街頭演説で山口氏は野党について「(立憲民主党の)代表は枝野幸男氏、顧問は菅直人氏。2人は東日本大震災でしっかり対応できなかった。名前だけ変えて政党をやると言っても信頼できるわけがない」などと指摘。震災当時の首相だった菅氏と官房長官だった枝野氏が要職を務める立憲民主党を批判した。

 北朝鮮問題については「北朝鮮の暴走をなんとしてでも止めなければならない。世界が力を合わせて最終的に話し合いで解決する。わが国は世界の国々と連携を強めていく」とし、「誰がリーダーであるか分からないような状況では遅れをとってしまう」と自公政権の継続を訴えた。

4138チバQ:2017/10/14(土) 18:12:02
http://www.sankei.com/politics/news/171014/plt1710140016-n1.html
2017.10.14 09:00
【衆院選】
ヤジに聴衆から「選挙妨害するな!」そして拍手…「偏向報道」に抗議するプラカードも登場 左派系団体の演説妨害に抗する動き、新潟で
「72年間、憲法9条が平和を守ってきたんです」-。安倍晋三首相が12日、新潟市で行った応援演説で、もはやおなじみとなったヤジ、妨害が相次いだ。だが、そこで起きたのは「選挙妨害するな!」の一喝。ネット上では称賛する声が出ている。公職選挙法225条には、演説の妨害を「選挙の自由妨害」として刑事罰の対象とする規定がある。

 安倍首相の演説中、女性の甲高い声で「72年間、憲法9条が平和を守ってきたんです」という声が聞こえた。その直後に男性の「選挙妨害するな!」「そうだ、選挙妨害するな」という声が上がり、聴衆から拍手が起こった。女性の声はそこで止んだ。

 東京都議選の渦中の7月1日、東京・秋葉原で演説をした安倍首相に「安倍やめろ」のコールが発生、安倍首相が「こんな人たちに負けるわけにはいかないんです」と応じたため、一部報道で有権者軽視だと批判された。このため、今回の選挙では事前に安倍首相の演説を告知しないステルス作戦を公示まで続けていた。

 安倍首相の新潟市での演説の際は首相の背後で「おい、テレ朝 偏向報道は犯罪なんだよ! 」などとTBSやテレビ朝日の報道番組を批判する書かれたプラカードも掲げられ、話題になっている。

 一部報道では「安倍やめろ」コールが起きることなどを根拠に、安倍首相が聴衆から批判を受けているかのように報じられている。今月7日、千葉県のJR柏駅前で行われた安倍首相の演説でも、事前告知をしなかったにもかかわらず、「安倍やめろ」「おまえが国難だ」というヤジが起きたことを根拠にスポーツニッポンは自社のネットニュースで「安倍首相 街頭演説『逃げた』、告知なく厳戒登場もアウェー状態」との見出しで報じた。聴衆のうちの約20人ほどが起こした騒動に過ぎず、実際は圧倒的多数は安倍首相の登場に拍手を送っていた。

 左派団体の一部は、安倍首相への『抗議』の呼びかけに演説場所に集結するよう呼びかけている。

 こうした一連の「偏向報道」や選挙妨害に抗する人々が起こした行動の一環とみられ、ネット上では「新潟人、捨てたもんじゃない」「都議選で悪行三昧やったから、国政選挙で仕返しされるのは当然でしょう」などの書き込みがあった。

 公職選挙法225条には「交通若しくは集会の便を妨げ、演説を妨害し、又は文書図画を毀棄し、その他偽計詐術等不正の方法をもつて選挙の自由を妨害したと」という条文があり、違反者は4年以下の懲役もしくは禁錮、または100万円以下の罰金に処される規定がある。(WEB編集チーム)

4139チバQ:2017/10/14(土) 18:12:52
http://www.sankei.com/politics/news/171014/plt1710140010-n1.html
2017.10.14 05:00
【声をからして 衆院選ルポ】
北海道 新党大地鈴木宗男代表は蜜月アピール、自民が抱える民主アレルギー払拭なるか

 12日、気温8度で氷雨が降り続く北海道十勝地方の足寄(あしょろ)町に、静寂を破るダミ声が突如、響き渡った。

 「ただいま足寄に帰ってまいりました。鈴木宗男です!」

 地域政党「新党大地」代表は、比例代表北海道ブロックに立候補した。選挙戦でマイクを握ったのは8年ぶり。会場に駆け付けた約100人の支持者らは「生涯政治家! 鈴木宗男!」「必勝ムネオ復活!」と書かれた横断幕で出迎えた。

 宗男は演説後半、同ブロックに自民党から立候補した前職の長女、鈴木貴子に触れ「赤ちゃんを産んで今日でまだ35日。乳飲み子を釧路において北海道中を回っている。これもまた政治家の宿命だ。いつか必ず鈴木宗男を超えてほしい」。故郷で、宗男が訴えたのは親子愛だった。

 宗男と小学校の同級生だという男性は「新党大地は新興宗教だよ」と笑いながら力を込めてこう話した。

 「ど田舎から裸一貫で成り上がり、地獄に突き落とされても自力ではい上がれる政治家は(宗男の)他にいない」

 
■   ■ 

 選挙戦の序盤情勢は自民党が全国的に堅調とされるが、旧社会党の牙城だった北海道では風向きが違う。立憲民主党や民進党出身無所属が立候補した1、3、4、6、8、10、11の各区で共産党が候補者を取り下げたため、「立民の風が猛烈に吹いている」(自民党道連幹事長の小畑保則)という。小畑は「政党は違うが鈴木宗男はもともと自民党だ。貴子のファンもいる。厳しい選挙戦なので大地の票は少しでもほしい」と期待する。

 宗男は汚職事件で自民党を追われ、収監も経験した。一方で、平成17年に新党大地を結成して以後、道内の市町村の大半に持つ後援会の集会に定期的に顔を出し、選挙の“拠点”を維持してきた。28年2月には自民党との選挙協力を決め、北方領土問題の解決を目指す自民党総裁で首相、安倍晋三と定期的に意見交換するなど、自民党との近さをアピールする。今年4月には公民権が回復した。

 だが、大地は20年に当時の民主党代表、小沢一郎と全面的な選挙協力で合意していた。21年の衆院選で、上告中の宗男が43万票以上を獲得して8期目の当選を果たしたのは民主党の後ろ盾があったためだといわれる。貴子は25年に大地で初当選後、26年に民主党に転じた(のちに除籍)。

 自民党関係者は「民主党へのアレルギーは強い。宗男が民主党と組んだことで大地を離れた支援者は少なくないと聞いている」と打ち明ける。宗男の街頭演説を聞いた別の関係者は「人が思ったよりも集まっていない。宗男に昔のような影響力があるのかどうか…」とこぼす。

4140チバQ:2017/10/14(土) 18:13:28
■   ■ 

 「今朝7時から3度、父から電話がかかってきた。『貴、今日は旭川に入るんだろ? (自民党候補を)全力で支援し、頭を下げてこい』と再三言われた」。11日夕、貴子は旭川市に隣接する鷹栖町内で自民党候補の応援演説に立ち、そう切り出した。

 ただ自民党は、大地との選挙協力に別の不安も抱える。道内の自民党の選挙区候補は大地の支援を受けるが、宗男・貴子親子は異なる党派から立候補しており、保守票の一部が“ライバル”の大地に流れるとの懸念があるのだ。ある選挙区の自民党の選対責任者は「演説で大地の名前を出さないと大地からクレームがくるし、大地を強調しすぎると公明党から怒られる。バランスが難しい…」と頭を悩ます。

 そんな声に配慮してか、貴子は自民党の選挙区候補の応援では必ず連立を組む公明党への支援要請に多くの時間を割く。もっとも、「父」という言葉で大地をさりげなくアピールすることも忘れない。

 貴子は宗男との関係をこう語る。「父をそばで支えてあげられず、申し訳ない思いでいっぱいだ。ただ、私が中途半端な仕事をすれば政治家・鈴木宗男は納得しない。互いに切磋琢磨(せっさたくま)していくのが鈴木親子だ」

 貴子は、衆院が解散された9月28日に自民党への入党届を提出、今回の衆院選で比例2位に登載された。安倍は公示直前の9日夜、宗男に電話で「2番で申し訳ないが、(自民党を)何とか助けてほしい」と話したという。

 天国と地獄をみた宗男の復活は、自民党を救うのか、それとも新たな不協和音を生むのか。=敬称略

(小川真由美)

 

 

 北海道では自民、大地のほか、公明、共産、希望、立民、幸福、社民の各党が比例代表に候補を擁立している。

4141チバQ:2017/10/14(土) 18:18:37
http://www.zakzak.co.jp/soc/news/171013/soc1710130006-n1.html?ownedref=not%20set_not%20set_newsList
「立憲民“進”党」と投票…有効か無効か? 関係者「開票所ごとに判断」「手引きに従う」
2017.10.13
 衆院選(22日投開票)の期日前投票が11日、始まった。今回の選挙では、民進党が事実上分裂し、「希望の党」と「立憲民主党」が誕生したが、比例の投票先として「立憲民“進”党」や「民主」「民進」などと間違って書いた場合、どうカウントされるのか。関係者に聞いてみた。
 民進党を離党した枝野幸男元官房長官が代表を務める立憲民主党だが、投票用紙に「立憲民進党」と書いてしまった場合、無効になるのか。

 総務省選挙課は「投票用紙に政党名または党が届け出た略称以外のものが記載されていた場合、公職選挙法によって開票所の開票管理者が判断するものと定められている」と説明するが、開票所ごとに判断が異なっては問題だ。

 ある自治体の選管関係者は「県からボーダーラインを示した手引きが事前に用意されるので、それに従う」と明かす。「現時点で手引きが届いておらず明言はできない」としつつ、「立憲民進党では2つの政党が『混記』されており、有効票とみなされない恐れもある」との見方を示す。

 報道では、立憲民主党は「立民」と略されることが多い。前述の関係者は「立憲民主党以外に『立民』と略せる政党がないため、『立民』でも有効だと判断されるだろう」と話す。

 「民主」と書かれた投票用紙はどうなるのか。「民主」と名の付く政党のうち、自由民主党は略称を「自民党」、社会民主党は「社民党」、立憲民主党は「民主党」と総務省に届け出ている。このため「『党』の一文字を省いたものと判断され、『民主党』を略称として届け出ている立憲民主党の票になる」(前出の関係者)という。

 ちなみに「民進」と書かれた票が、希望や立憲民主の候補者の票としてカウントされる可能性については「それはない」(同)とのことだった。

 大切な一票、無効にならないように気をつけたい。

4142チバQ:2017/10/14(土) 18:41:45
北海道10、神奈川6は接戦のようですね

□公明
優位
 太田:東京12
 佐藤:大阪3
 国重:大阪5
 赤羽:兵庫2
 中野:兵庫8
先行
 伊佐:大阪6
 北側:大阪16
競り合い:前
 稲津:北海道10
 上田:神奈川6
競り合い:後
追い上げ 
それ以下



https://www.komei.or.jp/news/detail/20171014_25988
逆転へ猛攻を!

公明新聞:2017年10月14日(土)付


一騎打ちの大激戦 北海道10区 いなつ久候補
立憲を必死に追う 神奈川6区 上田いさむ候補
22日投票の衆院選は、重大な局面を迎えている。情勢が緊迫の度を増す中、北海道10区・いなつ久候補、神奈川6区・上田いさむ候補をはじめ、公明党の各候補は逆転勝利に向け、全国各地で渾身の訴えを展開している。

【北海道10区】公明党前職・いなつ久候補は、立憲民主・共産連合の候補と“一騎打ち”の大激戦を展開。先行する相手陣営を猛追する、いなつ候補は13日、北海道初山別村での街頭演説会で「断じて議席を死守する!」と気迫を込めて訴えた。

いなつ候補は、民進党が分裂して結成された立憲民主党に対して、「元々は、公約のほとんどを実現できずに、日本を混乱させた旧民主党」と厳しく指摘。今回の衆院選では、「政策実現力が問われている」と述べ、「自公連立政権の代表として、“地域の声”を国政に反映させてきた」と力説した。

さらに、いなつ候補は、安全で安心な農水産物の付加価値を高め、ブランド化を図っている留萌・空知地域の取り組みに触れ、「皆さんの努力を後押しし、共に“地方創生”を実現していく」と決意を語った。

ueda【神奈川6区】与党統一候補として自民党の推薦を受けた公明党前職・上田いさむ候補が、共産党から全面支援を受け先行する立憲民主党の候補を必死に追い上げる。13日、上田候補は横浜市保土ケ谷区で街頭演説を行い、「日本の課題解決へ責任をもって政策を実行できるのは自公連立政権だけだ」と訴えた。

上田候補は、自公政権の経済最優先の取り組みによって、雇用や株価などの経済指標が改善したことに触れ、「いよいよ正念場。景気回復の実感を家計や地域へゆきわたらせるため、賃金の引き上げに取り組む」と強調。「経済再生を実現するには、政治が安定し、政策の継続性・一貫性があることが重要だ。自公政権に信頼を託してほしい」と呼び掛けた。

また、上田候補は、北朝鮮問題に言及し、「野党は外交や安全保障の方針がバラバラで定まっていない」と批判した。

4143岡山1区民:2017/10/14(土) 20:50:45
>>4142
Twitterで画像が流れてきたんですが、どうやら朝日の調査で大阪16区は北川劣勢みたいです。ABCテレビで森山1歩リードの報道がされたようです

4144とはずがたり:2017/10/14(土) 20:56:02
>>4142-4143
おお,維新も希望も意気地無しで公明党の所に立てられない現状で,共産では勝てないけど立民なら勝てる可能性出てくるとなるとまた共産党に譲れる選挙区が減るなあ。。
痛し痒しだ。

4145名無しさん:2017/10/14(土) 22:10:49

進次郎氏が藤沢演説で3000人 野党再結集を批判
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171014-00028276-nksports-soci

進次郎氏が藤沢演説で3000人 野党再結集を批判
神奈川12区のJR藤沢駅前で応援演説を行った自民党の小泉進次郎筆頭副幹事長(撮影・太田皐介)
 自民党の小泉進次郎筆頭副幹事長が14日午後、神奈川県藤沢市のJR藤沢駅前で応援演説を行った。自身の地元・横須賀市に近いこともあり、小雨が降る中、党発表で約3000人が集まった。進次郎氏は到着するなり「傘もささないで聞いている人も多い。僕らもやめましょう」と提案。関係者らが傘を閉じると、観衆からは大きな拍手が起こった。

【写真】三木谷氏、小泉純一郎氏と自撮りするYOSHIKI

 演説ではまず、「本当はこんな話はしたくない」と断りを入れた上で、民進出身議員らが選挙後に再結集する動きがあることを批判。「野党(民進党)は、自分たちで党を無くす決断をして、希望の党、立憲民主党、無所属に分裂した。それが『選挙が終わったら1つに戻ろう』と言っている。酷すぎる」と語気を強めた。

 自身が取り組むべき最大の課題として「人口減少」を挙げた。今後、日本の人口は増えないと断言し「(人口が)減る中で、どう次の時代につなげていくか。社会全体で子どもやその家族を支える国づくりを計画している」と主張。計画の1つとして、政府の国家戦略特区制度についても言及した。

 同制度は、加計学園の獣医学部新設の問題で注目を集め、批判も受けている。しかし進次郎氏は「藤沢市では特区を利用した『農家レストラン』の計画が進んでいる」と紹介。その上で「時代が変わって人口が減っても、人は食べないと生きていけない。食の世界と社会保障をしっかりと結びつけなければならない」と話し、同制度の必要性を訴えた。

4146名無しさん:2017/10/14(土) 23:15:47
安倍ちゃんまだまだ人気あるな

友岡 賢二(Kenji Tomooka)@TomookaKenji

安倍総裁大人気!
https://twitter.com/TomookaKenji/status/919117456915841024

4147名無しさん:2017/10/15(日) 03:21:37
立民 東京 比例 予想3

東京1区 立民と自民 接戦 海江田若干リード? (立民、共産票25000票前後ブースト)
東京2区 接戦 自民若干リード 立民松尾追う  (立民、共産票25000票前後ブースト)
東京6区 自民若干リード 立民落合追う  (立民、共産票25000票前後ブースト)
東京7区 立民と自民 接戦 長妻リード?  (立民、共産票25000票前後ブースト)
東京16区 自民若干リード 立民初鹿追う  (立民、共産票25000票前後ブースト)
東京18区 自民リード 立民菅追う  (立民、共産票20000票前後ブースト)

4148とはずがたり:2017/10/15(日) 06:56:23
避難所より

599 名無しさん sage 2017/10/15(日) 00:33:43 ID:E2LiTk4w0
落合貴之(衆議院 東京6区・立憲民主党)
https://twitter.com/ochiaitakayuki/status/919181017860120576
明日10/15(日)は、
14:00����15:00、経堂駅前にて、江田憲司(民進党前代表代行)、真山ゆういち(参議院議員)。
18:00���� 音喜多駿(都議会議員、元都民ファーストの会東京都議団幹事長)
が、応援弁士に来てくれます。
みなさま、是非お待ちしております!

4149チバQ:2017/10/15(日) 08:26:50
https://news.goo.ne.jp/article/sponichi/entertainment/sponichi-spngoo-20171015-0072.html
最後の「希望」はやっぱり小池マジック 地盤引き継いだ若狭氏でさえ伸び悩み
07:16スポニチアネックス

最後の「希望」はやっぱり小池マジック 地盤引き継いだ若狭氏でさえ伸び悩み
かつての地盤だった兵庫で地元有権者とハイタッチする希望の党・小池百合子代表
(スポニチアネックス)
 ◇衆院選22日投開票

 希望の党の小池百合子代表(65、東京都知事)は公示後初めての週末を迎えた14日、大阪や出身地の兵庫などで遊説を行った。伸び悩む希望は、組織力が脆弱(ぜいじゃく)で「小池マジック」の再来を期待せざるを得ないのが実情。15日には小池氏の街頭演説を都内11カ所に集中させ、てこ入れを図る。

 小池氏はこの日夜、大阪・難波の高島屋前で日本維新の会の松井一郎代表(大阪府知事)、地域政党「減税日本」の河村たかし代表(名古屋市長)と合同演説。兵庫出身ということから「まずは身を切らなあかんでしょ」などと随所に関西弁をちりばめて親近感を演出した。

 関西6カ所の演説先では多くの人を集め、根強い人気をみせつけた。だが、報道各社の情勢調査で希望は伸び悩む。党本部があり、都知事就任まで小池氏の地盤だった“本丸”東京10区でさえ「自民前職が一歩抜けている」と報じられた。

 地盤を小池氏から引き継いだ側近の若狭勝氏(60)は14日、東京メトロ氷川台駅前(練馬区)で情報公開の徹底や脱しがらみ政治を訴え「安倍政権にノーを突きつけていただきたい」と声をからした。都心の主要駅でないとはいえ、足を止める通行人はまばら。候補者6人のうち断トツの知名度を考えれば、寂しい印象が残った。演説後、「有権者の反応は昨年の補選よりいい」と前向きな言葉を重ねた。「まだ時間はある。今は“厳しい、厳しい”って言ってたほうがいいんじゃないか」と自らに言い聞かせるように語った。

 “本丸”が揺らぐ小池氏は15日、東京10区など都内11カ所の街頭に立つ。細野豪志元環境相、松沢成文、行田邦子、中山恭子各参院議員が全国の候補者の応援に回っているものの、小池氏の一枚看板というのは明らかだ。

 党勢を左右するのは、小池氏の動向だ。官邸筋は「小池氏は批判を受けるほど自分に注目を集めて、風へと変えていくタイプ」と分析しており、安倍晋三首相は一貫して小池氏の名前を出していない。選挙情勢もあって小池氏の舌鋒(ぜっぽう)は鋭くなっているが、希望関係者は「首相を強烈に攻め立てるぐらいしか手がない」と焦燥感をにじませた。

 それでも、13日に都内で小池氏の応援を受けた前職は、大勢の聴衆を目の前にして「やはり小池マジックは生きている。長年戦っているが、これだけ熱狂的に握手してもらったのは初めてだ」と興奮しきり。別の陣営から「小池氏のメディア露出で盛り上がりを願いたい」などの声が相次ぎ、「小池頼み」が顕著になっている。

4150チバQ:2017/10/15(日) 08:28:45
https://news.goo.ne.jp/article/hochi/nation/20171014-134-OHT1T50257.html
金子恵美氏と菊田真紀子氏が新潟4区で“場外乱闘”…ゲス不倫夫も共闘
07:10スポーツ報知

金子恵美氏と菊田真紀子氏が新潟4区で“場外乱闘”…ゲス不倫夫も共闘
有権者の子供とハイタッチする金子恵美氏。自身も1歳8か月の男の子のママ 【報知新聞社】
(スポーツ報知)
 激戦区名物、対立候補同士の“場外乱闘”が全国屈指の注目区である新潟4区で勃発した。民進前職で今回は無所属で出馬した菊田真紀子氏(47)と自民前職の金子恵美氏(39)による一騎打ちだが、金子氏が菊田氏陣営を「選挙違反」と訴え、菊田氏が「事実無根」と反論する泥仕合が展開されている。両候補はスポーツ報知の直撃に対し、ライバルへの憤りをあらわにした。

 ディスり合戦のゴングが打ち鳴らされたのは公示2日前の今月8日。金子氏がフェイスブックに「卑怯な手にも屈しません!」とする文章を投稿したことだった。

 今選挙での応援見送りを告げてきた支援者に理由を尋ねたところ、菊田氏の後援会役員から「金子を応援するなら明日から取引をやめる」と脅され、事前運動での投票依頼もあったとした金子氏は「愛する新潟をこのような卑怯な人たちから守るためにも私は戦います」とつづった。

 一方の菊田氏は、翌9日にホームぺージとツイッターで「事実無根の悪質なデマが流れております」とし、金子氏の投稿内容を「完全にデマであり、公職選挙法違反で警察に通報しました」と断じた。

 その後、両陣営がアクションを起こすことは特になかったが、両候補者は本紙の直撃に胸の内を明かした。

 金子氏は「地元の市議はみんな知ってるくらい有名な話。スタッフみんな承知しています。名前を出したらあちらは困るんでしょうけど、勇気を持って教えてくださった支援者の方にご迷惑がかかるし、泥仕合になるので」と指摘。一方の菊田氏は「全くの事実無根です。金子陣営からは確認も接触もなく、非常に不快感を持っています。公人として、発言は慎重になされるべき。(フェイスブックでの記載に)常識では考えられない」とした。

 場外乱闘の背景には、両候補の因縁と激戦必至の構図がある。今回が第3ラウンドとなる直接対決。前々回、前回は金子氏が勝利し、菊田氏は惜敗率による比例復活で議席を得てきた。

 民進が分裂した今選挙。菊田氏は希望への公認申請を行わず、比例復活のない無所属での出馬を選択した。これを受け、共産は独自候補を擁立せずに野党統一候補として菊田氏の支援に回っている。前回選挙は約3000票の僅差だっただけに、共産候補が獲得した約1万4000票の行方が大きな意味を持つ。

 一方の金子氏にとっては、夫の宮崎謙介元衆院議員(36)が不倫で議員辞職してから初の選挙。金子氏は夫について「事務所のスタッフとして事務方的なことを頑張ってくれていますし、自分の選挙も経験しているので戦略も…」と共闘態勢を取っていることを明かした。夫のスキャンダルを有権者がどのように受け止めたかも、激戦の結果を占う要素になりそうだ。(北野 新太)

4151チバQ:2017/10/15(日) 08:29:17
https://news.goo.ne.jp/article/sponichi/nation/sponichi-spngoo-20171015-0028.html
小林よしのり氏“ゴーマンかました”立憲民主を応援「小池と前原は腹を切れ」
07:00スポニチアネックス

小林よしのり氏“ゴーマンかました”立憲民主を応援「小池と前原は腹を切れ」
立憲民主党の演説会で、同党への支持を訴える小林よしのり氏
(スポニチアネックス)
 立憲民主党は14日、東京都内3カ所で、枝野幸男代表(53)や公認候補者らによる「東京大作戦1014街頭演説会」と銘打った演説会を開催した。2カ所目のJR新宿駅東南口前には、漫画家で、保守の論客としても知られる小林よしのり氏(64)が登場。“枝野一直線”とばかりに立憲民主党を持ち上げ、自民党や希望の党を批判した。

 小林氏は2500人(主催者発表)の聴衆を前に小池氏について「リベラルを排除すると言っている。排除したら野党は分裂し、意味をなさない。一国民として言う。希望の党には未来も希望もない」と指摘。希望との合流を主導した民進党の前原誠司代表にも矛先を向け「小池と前原は腹を切れ」と絶叫した。

 さらに「保守のわしがなぜ枝野氏を応援するのか。それは希望の党も自民党も保守じゃないからだ。枝野氏の方がもっと保守だ」と強調。15年9月に成立した安保法制の集団的自衛権行使を容認する安倍政権について「あれは単なる対米追従勢力。米国について行って戦争しろと、それだけだ」とし、「我が国を我が国で個別的自衛権で守る。これが保守の考え」と10分にわたり持論を展開した。

 この日、吉祥寺、新宿、池袋での演説会には計6500人(主催者発表)の聴衆が詰めかけた。立憲民主は序盤の世論調査で、公示前の16議席から倍増する勢いと報じられ、古巣民進党の事実上の“解体ショック”を払しょくした格好だ。

 その一方で、小川敏夫民進党参院議員会長の“民進党再結集発言”で混乱も生じている。小川氏から選挙後の合流へ“ラブコール”を送られた枝野氏は報道陣に「我々は民進党を離れ、新しい党で多くの人に期待をいただいている。民進党がどうなっていくかは、残った人が判断していくこと」と突き放した。

 小川氏はこの日までにツイッターで「私の発言が、一部報道で“民進党再結集”と意図せぬ解釈になった」と火消しに躍起。立憲民主の候補者陣営は「内紛のイメージが飛び火してきたらたまらない。足を引っ張らないでほしい」と、不快感をあらわにしていた。

4152チバQ:2017/10/15(日) 08:30:12
https://news.goo.ne.jp/article/toyokeizai/business/toyokeizai-193132.html
「改革のジャンヌダルク」は「傾国の魔女」に 希望の党「想定外と誤算」の果てに首相高笑い
06:00東洋経済オンライン

「改革のジャンヌダルク」は「傾国の魔女」に 希望の党「想定外と誤算」の果てに首相高笑い
「改革のジャンヌダルク」は「傾国の魔女」に
(東洋経済オンライン)
候補者と有権者のそれぞれに「期待と不安」や「涙と笑い」をもたらしている平成最後(?)の衆院選も、あと1週間で国民の審判が下る。10日の公示後にメディア各社が投票動向調査をもとに相次いで報じた全国情勢は、そろって「自民勝利・希望失速」だ。公示日までテレビジャックを続けた小池百合子都知事(希望の党代表)主演の"小池劇場"が逆目に出て、希望の党は自ら仕掛けた"空中戦"できりもみ状態となり、小池氏のおひざ元の東京でも苦戦が際立つ。

逆に危機感丸出しで「愚直に誠実に」の一点張りで防戦に努める安倍晋三首相(自民党総裁)が率いる自民党は、野党潰し合いの漁夫の利で「1強継続」の扉を開きつつある。このままなら「安倍vs小池」という2人の主役が演じる"選挙劇場"は、敵役の首相が笑い、主人公のはずだった小池氏が泣くという「想定外と誤算の果ての大団円」となりそうな雲行きだ。

序盤戦調査で躍る「希望失速」の見出し
選挙報道の中心となる全国紙や通信社、各テレビ局は単独、あるいは連携して公示直後の全国各小選挙区の情勢や比例選での投票動向調査をもとに分析し、その結果を12日に公表した。

各社の見出しは「自民堅調 希望伸びず=立憲に勢い=」(朝日)、「自公300超うかがう=希望伸び悩み、立憲に勢い=」(毎日)、「自民単独過半数の勢い=希望伸び悩み、立憲民主は躍進公算=」(読売)、「与党300議席に迫る勢い=自民単独安定多数も、希望選挙区で苦戦=」(日経)、「自公300議席うかがう=立憲民主倍増も、希望伸び悩み=」(産経)といった具合だ。

調査結果のいわゆる「生数字」は伏せているが「40〜50議席」という大幅減も予測された自民党が微減の270議席超で、「政権交代」を狙ったはずの希望の党が公示前勢力(57議席)割れも有り得るというのが大方の予測。選挙戦の最大の焦点である「安倍vs小池」も明暗が大きく分かれる結果だ。

ただ、序盤戦とあって、各社とも見出しの付け方は「自民単独過半数(233議席)」とか「自民単独安定多数(244議席)」をキーワードとするなど慎重さも目立つ。これまでも序盤情勢調査で安泰とみられていた自民党が、首相や幹部の失言などで逆風にさらされて、最終的に大きく議席を減らしたケースがあるからだ。選挙戦の司令塔の二階俊博自民党幹事長も「これでいい気になって活動を緩めたら、すぐ情勢は変わる」として、すぐさま「実際の情勢は厳しい、最後まで全力投球せよ」と各県連に檄を飛ばすなど、引き締めに躍起だ。

その中で、公示日から13日まで4日間で2段階の全国調査を実施した朝日は、週末の14日朝刊で、各党の予想獲得議席の中心の数字(「基数」と呼ばれる)に上限と下限の数字も並べた一覧表を掲載した。各党の基数は「自民286」「希望56」「公明29」「共産15」「立憲41」「維新12」「無所属24」などで、自民党は事後公認が想定される同党所属の無所属候補を除いた獲得予測でも公示前勢力(284議席)を超え、逆に希望は公示前勢力(57議席)を割り込んでいる。

ただ、こうした予測掲載について自民党は「安倍政権に批判的な朝日だけに、あえて自民圧勝を印象付けて反自民票の拡大を狙っているのでは」(選対幹部)と勘繰る向きもある。

4153チバQ:2017/10/15(日) 08:30:43

立憲と無所属組に追い風、「民進党再結集論」も
一方、情勢調査で躍進が際立つのが立憲民主党と無所属組だ。民進党の希望の党への合流を前提とした公認選びの結果、「排除の論理」ではじき出された枝野幸男元官房長官が2日に結党した立憲民主党になだれ込んだ民進リベラル系前議員や、「出て行った議員の股はくぐらない」と反発した野田佳彦前首相や、岡田克也元民進党代表ら無所属の戦いを選んだ民進有力者達にはそろって「判官びいきの強い追い風」が吹いている。

このため、民進前議員を主軸に戦う立憲民主は、小所帯にもかかわらず比例選でも希望と競り合う健闘ぶりだ。予測通りの結果となれば希望に迫る野党第2党に躍り出る可能性が大きく、選挙後に野田、岡田両氏ら民進無所属組と合流すればその時点で野党第1党の目も出てくる状況だ。

前原誠司代表の決断で、民進党は希望の党への合流により選挙後には「解党」の手続きをとるとみられていた。しかし、メディア各社の予想が永田町に流出した11日夜、民進党の小川敏夫参院議員会長が都内の街頭演説で「民進党は解党しない。民進党を守り、再びリベラル勢力を結集する」と叫んだことで、選挙後の民進党再結集論が急浮上した。小川氏は「やむを得ず希望の党に行った人もいるので戻ってもらい、大きな器となりたい」として立憲民主だけでなく希望に合流した議員への「復帰」を呼びかける姿勢をにじませた。

小川氏が率いる参院民進党はごく一部の離党組を除いて参院の野党第1党として存続している。前原代表は選挙後に参院も含めて希望の党に合流するための「解党」手続きを進める方針だが、小川氏が真っ向からこれを否定したことで局面は大きく変わった。民進党の金庫にはまだ100億円近い政党助成金などを積み立てた「貯金」が残っているとされることもあり、前原氏の構想通りにすんなりと希望の党に合流できる状況ではなくなったことは間違いない。

序盤戦の情勢分析結果に民進党系候補からは「こんなことなら、民進党のまま統一候補で戦った方がよほど勝ち目があったのに」との後悔と不満の声が相次ぐ。選挙戦の構図をみても、北海道と新潟県では民進系無所属候補らが、共産党や連合の支援も受けての「野党統一候補」として、自民候補と互角以上の戦いを演じているからだ。小川氏もこうした選挙情勢をふまえて「再結集宣言」したとみられおり、同氏周辺では「選挙後の両院議員総会で希望への合流を否決し、前原代表を解任する」(参院民進幹部)との見方も広がる。

これに対しては、もちろん、与党などからは「『貧すれば鈍する』のたとえ通りのご都合主義」(公明幹部)との批判も巻き起こり、希望の党の選挙戦の前面に立つ小池氏も「そんなことをすれば政治不信の極みとなる」と反発する。だが、希望公認で苦戦している民進系前議員からも「選挙結果次第で何が起こるか分からない。こんなことなら離党しなければよかった」との声が漏れてくる。

公示日当日まで「出る出ない」問題を引きずりながら「初めから言ってるでしょ」と出馬しなかった小池氏に対しても「詐欺にあったみたいだ」との不満を隠さない。こうした党内の疑心暗鬼がさらに希望の党の失速を後押しするという悪循環に陥っているようにも見える。それだけに、自民党も「思わぬ敵の自滅で首相は大喜び」(自民選対幹部)と笑いをかみ殺す。

4154チバQ:2017/10/15(日) 08:31:14
小池氏の最終日はパリ、「首相指名」は沙汰やみに
もちろん「勝利の女神」から「敗軍の女帝」に転落しそうな小池氏も焦りと苛立ちを募らせている。「都知事の仕事もしっかりやる」と都民に約束したこともあり、選挙応援の時間も限られ、「連日睡眠時間は2~3時間」という強行軍で体力も気力も「限界に近付いている」(側近)のは間違いない。

公示前に他党からさんざん攻撃された選挙後の首相指名候補問題も、希望の党失速報道ですっかり沙汰やみとなりつつある。小池氏は「結果をみてから決める」とかわし続けてきたが、希望の党の内部も「もはや、首相指名は案山子(かかし)候補でも問題ない」(民進系前議員)とやけ気味だ。「首相指名で一致して『枝野幸男』と書くかも」(共産党幹部)と盛り上がる革新勢力とはまさに対照的だ。

「不眠不休」で希望公認候補の選挙応援を続ける小池氏だが、選挙戦最終日の21日夜にはパリに飛ぶ。東京の次の五輪開催者となったパリ市長らとの顔合わせのなどのためだ。帰国は25日の予定で、22日夜から23日未明にかけての開票作業とその結果は遠く「花の都」から見届けることになる。これには、「最初から勝てるとは思っていなかった証拠」(社民党幹部)との声も広がる。
もちろん、「選挙は最後の3日間」といわれるだけに、あと1週間で情勢が激変する可能性もないわけではない。しかし、「よい流れは一瞬で変わるが、悪い流れを変えるのは奇跡でもない限り難しい」(選挙アナリスト)というのが永田町の常識だ。

予測通り「自民圧勝、希望失速」という結果になれば、小池氏も前原氏も責任を問われる事態となる。前原氏が民進党代表を「解任」され、合流構想が白紙に戻れば「安倍1強を倒し、政権交代可能な2大政党をつくる」という大目標は露と消えて、小池氏の代表辞任も現実味を帯びる。小池氏は7月の都議選直前に地域政党「都民ファーストの会」の代表となり、大勝利の直後に「都知事に専念」と代表を辞めた"前科"はあるが、「勝って辞任と負けて辞任では天と地の差」(自民幹部)なのは当然だ。その場合は、まさに自らのいう「政治不信の極み」と指弾されても仕方がない

「魔法」も尽き、大輪の牡丹のような散り際に?
「東京大改革のジャンヌダルク」として都知事選に圧勝してから1年2か月余り。その間についたあだ名は「首都の女帝」、「魔法使いユリー」、「緑のたぬき」、そして「傾国の魔女」など五指に余る。注目を集め続けた証拠だ。「崖から飛び降りる」と叫んで都知事選に出馬し、「都政の闇に挑むジャンヌダルク」との呼び声に「ジャンヌダルクって最後は火あぶりになるのよね」と不敵な笑みを浮かべた小池氏だが、風車にまたがって魑魅魍魎の跋扈する政界を引っ掻き回してきた魔法使いユリーには、事ここに至って「起死回生の魔法」が残っているようには見えない。

美人の姿や振る舞いを花に見立てた故事から、政界では小池氏を「立てばヒマワリ座れば牡丹 歩く姿は百合の花」と揶揄する向きもある。「いつも太陽に顔を向けて背伸びをし、座ると大輪の牡丹のように艶やかだが、百合のように強いにおいを振りまいて歩きまわる」という注釈付きだ。「政界の渡り鳥」としていつも日の当たる場所を求めて飛び続けてきた小池氏は、いつか牡丹のように散るという暗喩でもある。桜のように静かにハラハラと散らずに、牡丹は「大輪の花が突然"ボトン"と音を立てて落ちる」(自民長老)というわけだ。

22日夜の開票結果が「小池氏の政治人生初の大失敗」(同)となった場合、果たして日本人が好む「散り際の潔さ」で次の「小池劇場」につなげることができるのかどうか。

4155チバQ:2017/10/15(日) 08:31:48
https://news.goo.ne.jp/article/kanagawa/region/kanagawa-104816492.html
世論調査、戦略に余波 自民引き締め、希望は焦燥感 衆院選
05:00神奈川新聞

 衆院選の世論調査で各メディアが「与党優勢」と一斉に報じたことを受け、県内各陣営の戦略に変化が生まれている。「緩み」を警戒して引き締めを図ったり、危機感を募らせてライバル批判のトーンを強めたり。22日の投開票日まで1週間。移り気なムードに戸惑いながらも有権者の支持をつかみ取ろうと躍起だ。 「300議席をオーバーするとかしないとか。大変結構な選挙妨害と感じている」。世論調査結果が伝えられた12日。「リード」と報じられた自民前職の演説会で、選対本部長の県議がマスコミ批判を繰り広げた。来賓の参院議員もトーンを合わせ「マスコミに誘導されず、しっかり一票一票を重ねていただきたい」と来場者に呼び掛けた。 陣営が楽観予想を嫌うのは、支援者の「緩み」を避けるためだけではない。横浜市内の選挙区で「優勢」と分析された自民前職は、森喜朗首相の「無党派層は寝ていて」発言で暗転した2000年衆院選の悪夢を振り返る。 「投票1週間前までいいムードだったのに、5日前の発言で風向きが変わり、残り3日でひっくり返った」。まさかの落選を経験しただけに「一寸先は闇。『3日で世論は変わる』と言い続けている」と強調する。 「独走」と報じられた別の自民前職の関係者は「うちは緩んでいない。圧勝したいから」ときっぱり。その上で「怖いのは安倍首相の失言だけ。街頭に出ず、官邸に閉じこもっていてほしい」と真顔で語った。 一方、躍進ムードが一変した希望の党は焦りを隠せない。小池百合子代表は県内4カ所で遊説した12日、世論調査の結果を念頭に、各地で「与党が300議席とか言っているが、お許しになるんですか?」「安倍1強を続けていいんですか?」と問い掛けた。反応が薄い場所では「声が小さい!」と聴衆を“一喝”する一幕も。原発ゼロや憲法改正といった政策の説明はそこそこに、森友・加計学園問題などを引き合いに政権批判を繰り返した。 6区で「接戦」と報じられた公明党の関係者は、メディア関係者に「(自分たちが)全く負けている。もっと厳しく書いて」と要望。続けて「(街頭演説の)戦略を変える」と宣言し、聴衆に短時間でインパクトを残せるライバル批判の割合を高めた。 野党で唯一、「躍進」「善戦」の予想が相次いだ立憲民主党は自信を深めている。前職の一人は、県内の候補者たちの心中を「勝つチャンスがあると信じていて超元気」「断固やるぞという感じになっている」とそれぞれ分析。「選挙は最後の票固めが大事」と言い聞かせながら「当然、自分も小選挙区で勝つ。選挙後に政界再編の中軸になるのは私たち」と意気軒高だ。

4156チバQ:2017/10/15(日) 08:32:35
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/nation/sankei-wst1710140068.html
【衆院選】「希望の候補など応援するものか」里帰り演説の小池氏に吹かぬ「風」…安倍首相とニアミス激突も
10月14日 22:39産経新聞

【衆院選】「希望の候補など応援するものか」里帰り演説の小池氏に吹かぬ「風」…安倍首相とニアミス激突も
兵庫1区で聴衆に手を振る希望の党の小池百合子代表=14日午後、神戸市中央区の三宮センター街東口(宮沢宗士郎撮影、一部画像処理しています) 
(産経新聞)
 衆院選の公示後、最初の週末を迎えた14日、兵庫県入りして火花を散らした安倍晋三首相(自民党総裁)と希望の党の小池百合子代表(東京都知事)。序盤の情勢調査で「失速」が伝えられた希望の小池氏はかつての地盤で、頼みの「風」が吹かずに想定外の戦いを強いられている新人の元秘書らへの支持を呼びかけた。一方、安倍首相は、急ごしらえの理念なき離合集散だと野党を批判し、「国難」を担う決意をアピールした。

元秘書擁立も…「厳しさ痛感した」

 「久しぶりにこの場に立たせていただきました。懐かしい顔が見えます」

 兵庫県宝塚市の阪急宝塚駅前で街頭演説に立った小池氏は開口一番、地元とのつながりを強調した。

 兵庫6区(宝塚市、伊丹市など)は、平成17年の郵政選挙で「刺客」として東京に移るまでの自らの地盤。その後継として、元秘書で新人の幾村(いくむら)奈応子氏(37)を送り込んだ。

 幾村氏は、小池氏から支援者のリストを引き継ぎ、有権者との接し方も直接指導を受けた。この日も、小池氏は「秘書として、私の下で政治の道を歩んでくれた」と〝蜜月ぶり〟をアピールし、支持を訴えた。

 ただ、幾村氏は鹿児島出身で、小池氏に仕えたのも東京。地元の支援者は少なく、「知名度がないのは自覚している」と漏らす。さらに小池氏の支援者の多くはもともとが自民支持層のため、現在は自民前職の大串正樹氏(51)の支援に回っていることが多く、幾村氏が連絡をとっても面会さえかなわないケースもあった。民進党県連にも支援を求めたが、人手不足を理由にスタッフの派遣を断られたという。

 陣営幹部は「兵庫県入りしてから『希望の独自候補など応援するものか』という空気すら感じた。厳しいを痛感した」とこぼす。

小池氏に「いまさらなんだ」

 そんな中で幾村氏の陣営が期待していたのが小池氏の人気だ。

 陣営幹部は「いまだに小池ファンが多い」とみており、幾村氏との「師弟関係」を前面に出した風頼みの戦いを思い描いたが、序盤の複数の世論調査では、希望への支持が伸び悩むなど、予想外の事態にショックが広がる。

 当初は小池氏への風に警戒していた大串氏も、今では「(小池氏について)自分の支持者は『いまさらなんだ』と見向きもしていなかった。小池氏は地元を捨てた人だ、と思っている人も多いのでは」と語る。

 幾村氏自身、選挙戦では地元議員から「(風頼みではなく)もっと地元の課題について語らないと」と厳しい指摘を受ける場面もみられた。

 地元で動く民進党系市議らの間にも反発がある。多くの市議らは県連からの支援要請に反し、立憲民主党新人の桜井周氏(47)を支援する。ある市議は「希望の看板と風だけで勝てると思っているのか」と語気を強めた。

首相は直接批判せず、実績アピール

 「今回の選挙は、選挙のたびに政党を移ったり、看板を替えたりするような人ばかりだ」。兵庫1区(神戸市中央区、東灘区など)入りし、東灘区のJR摂津本山駅前で自民前職の盛山正仁(まさひと)氏(63)の応援演説に立った安倍首相は希望候補を暗に批判した。

 兵庫1区では、希望は前職の井坂信彦氏(43)を擁立。その井坂氏は、みんなの党や維新の党などを渡り歩き、解散直前までは県内唯一の民進国会議員だった。

 中央区のJR三ノ宮駅近くで街頭に立った井坂氏は「自民候補と一騎打ちだ」と意気込み、兵庫6区などに続いて兵庫1区に入った小池氏も「井坂さんは国会でも痛いところを突く。安倍政権をただしてもらいたい」と持ち上げた。

 だが、兵庫1区でも希望は苦戦する。安倍首相は、井坂氏を想定した発言はあったものの、小池氏を直接批判することはなく、実績や政策を訴えた。



 兵庫6区にはほかに、維新元職の市村浩一郎氏(53)が立候補。一方、兵庫1区には共産新人の力重(りきしげ)智之氏(39)、維新新人の梅村聡(さとし)氏(42)も立候補している。

4157チバQ:2017/10/15(日) 08:33:08
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/nation/sankei-wst1710140065.html
【衆院選】首相と小池代表が兵庫1区入り 大阪・ミナミでは小池、松井、河村氏が合同演説
10月14日 21:39産経新聞

 安倍晋三首相(自民党総裁)と希望の党の小池百合子代表(東京都知事)は衆院選公示後初の週末の14日、両党の公認候補が争う兵庫1区の神戸市中心部に入り、火花を散らした。首相と小池氏は1区内の別々の場所でマイクを握り、接触する場面はなかったが、「スローガンではなく、政策で国民を豊かにする」とアピールした首相に対し、小池氏は「安倍1強政治をストップするために勝たせてほしい」と訴えた。

 首相は街頭演説で「私たちは(政権奪還時に)決してリセットなどというスローガンを叫ばなかった」と小池氏を牽制(けんせい)した。その上で「未来を切りひらくことができるのは自民党と公明党の連立政権しかない」と支持を呼びかけた。

 小池氏は「緩みやおごりがあり、お友達優先の安倍1強政治に緊張感を与える」とアピールし、「この国をもう一度リセットする」と強調した。学校法人「加計(かけ)学園」問題にも触れ、「情報公開を徹底することによって政治への不信を取り除く。その責任は安倍首相そのものにある」と批判した。

 一方、小池氏と日本維新の会の松井一郎代表(大阪府知事)、地域政党「減税日本」の河村たかし代表(名古屋市長)の3氏は14日夜、大阪・ミナミの南海難波駅前で合同の街頭演説会を開いた。そろって「身を切る改革」や消費税増税の「凍結」を訴え、連携をアピールした。

 小池氏は演説で関西弁を交えながら、「3人の共通項は『改革する保守』だ」と強調。「これから社会保障(の経費)が増えていく中、『足りない分だけ消費税上げました』でいいのか」と述べ、増税よりも行財政改革を優先するべきだと訴えた。

 小池氏と選挙協力する松井氏も消費税増税の凍結を主張し、「自民党をぴりっとさせる勢力として、維新と希望にぜひ力を貸してほしい」と訴えた。

 3氏が合同で街頭演説を行うのは公示前の7日に続いて2回目。愛知県の大村秀章知事は参加しなかった。

4158チバQ:2017/10/15(日) 08:33:36
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/politics/mainichi-20171015k0000m010070000c.html
<衆院選>元議員の妻 一騎打ち「女性目線で」「実績見て」
10月14日 20:57毎日新聞

<衆院選>元議員の妻 一騎打ち「女性目線で」「実績見て」
街頭演説で「生活者目線」を強調する石川香織氏(右)と実績をアピールする中川郁子氏=北海道上士幌町で
(毎日新聞)
 北海道11区は全国有数の農業地帯として知られる十勝地方が選挙区だ。中心地である帯広市のスーパー跡を利用した立憲民主新人、石川香織氏(33)の選挙事務所には「選挙活動を支える同世代の女性のために」と託児スペースが設けられている。滑り台に興じ、三輪車を走らせる子供たち。候補の3歳と1歳の子供が姿を見せることもある。選挙中、夫の知裕氏が子供の世話をすることになった。

 もともと知裕氏が出馬するはずだった。自由党の小沢一郎共同代表の秘書出身。政治資金規正法違反事件で、2013年5月に議員辞職し、有罪確定。公民権回復を今月24日に控え、民進党からの政界復帰を目指していたさなかの解散だった。

 民進党は夫に代わり支持者回りを重ねてきた香織氏の擁立を急きょ決めた。直後、希望の党との合流問題が起き、香織氏は立憲民主入りを決断。激動の日々が続く。

 公示後、初の週末となった14日、香織氏は各地で個人演説会を開いた。選挙戦では「家族に支えられてこういう立場になったが、私は夫の身代わりではない」と強調してきた。野党共闘で候補を取り下げた共産党の支援も受けている。「女性、母親、生活者目線で政策を訴えたい」。そう力を込めた。

 一方、自民党からは前職の中川郁子(ゆうこ)氏(58)が立候補した。夫昭一・元財務相は09年の衆院選で知裕氏に競り負けた約1カ月後に急逝。郁子氏はその2年後に出馬を決意し、12年の初選挙で知裕氏を破り、議席を獲得した。両候補とも東京の聖心女子大卒で、夫同士は1勝1敗。「元衆議院議員の妻」の一騎打ちとなった。

 選挙戦で農水政務官の経験もある郁子氏は、地元の台風被害への迅速対応など地道な実績をアピールし、「混乱や停滞ではなく、未来の扉を開き続ける政権の継続を」と訴える。陣営関係者は「女性対決ではなく、政治家個人の対決として見てもらいたい」と話す。

 また、今回の選挙では、元衆院議員の鈴木宗男氏が代表の新党大地が郁子氏に初めて推薦を出し、注目されている。鈴木氏は昭一氏の父で自民党の派閥を率いた一郎氏の元秘書。35年前の一郎氏死去後、昭一氏と後継者を激しく争った因縁がある。郁子氏が鈴木氏支援者の票をまとめきれるかも、選挙戦のカギとなりそうだ。

 郁子氏は13日夕、二階俊博幹事長を招いた集会を開き、陣営の引き締めをはかった。「夫が亡くなったときは高校2年生だった」。壇上に上げた長男を紹介しつつ、訴えた。「私たち家族を助けていただいた十勝の皆さんのため、これからも仕事をさせていただきたい」【鈴木斉】

4159チバQ:2017/10/15(日) 08:34:25
https://news.goo.ne.jp/article/dot/politics/dot-2017101400039.html
不倫疑惑で崖っぷちでも楽しげな“アニー”山尾志桜里氏のドブ板戦術とは?
10月14日 18:57AERA dot.

不倫疑惑で崖っぷちでも楽しげな“アニー”山尾志桜里氏のドブ板戦術とは?
愛知県日進市のスーパーで支援者と握手する山尾志桜里氏(撮影・直木詩帆)
(AERA dot.)
 「総理の天敵と言われて、2期目を過ごしました。だからこそ今回、無所属であろうとも国会での仕事、続けさせていただきたい」

「比例復活はありません。このワンチャンスを託していただき、仕事でお返しすると約束させてください」

 地元の愛知県日進市内にある駅やスーパーで遊説を重ねているのは、不倫疑惑で民進党を離党した山尾志桜里前衆議院議員(43)だ。

 青いタスキをかけ、白いカットソーに黒のパンツ、足元はスニーカーと服装はいたってシンプル。

 「切れ者の美人ヤメ検」の雰囲気を抑え、庶民っぽさを醸し出していた。

 山尾氏が戦う愛知7区は、自民党の鈴木淳司前衆院議員(59)との一騎打ちになるが、情勢調査ではリードされている。

 山尾氏は待機児童や介護、安全保障などについて力強く訴えた後、こう強調した。

「安倍総理は北朝鮮問題を(大義に)掲げて解散しました。危ないならなぜ、いま解散して、1カ月も衆議院を空っぽにするんでしょうか。この国の安全よりも、今なら勝てるという思惑が、総理の背中を押したからだと私は思います」

 今なら勝てると思わせたそもそもの要因が山尾氏の不倫スキャンダルなのでは、とツッコミたくなったが、遊説を聞きにきたという80代の女性は言う。

「今回の選挙から支援を始めた。人間、間違うことはある。資質を応援したい」

 陣営関係者によると、今回の選挙戦で山尾氏は戦略を180度転換したという。

 過去の選挙では組織票集めを中心とした活動を展開してきたが、連合の支援を受けられない今回は自ら街宣カーに乗って選挙区を回り、支持を訴え歩く。

 同じく力を入れる支援者へのお願い電話では、「脇が甘い。今後は気を付けて」、「1回目だから目をつぶる」などの声も寄せられたという。

 選挙区内の民進党地方議員のうち、約3分の2が「個人的に」山尾氏を応援する。前出の関係者は言う。

「駅前など人が多い場所では、有名人の彼女を見たいと人が集まり、写真撮影などで人気。感触が良すぎるくらいですが、これが票に結びつくのかどうか……」。

 とはいえ、古巣の仲間らが合従連衡に翻弄されるなか、無所属で走り回る姿はどこか楽しげでもあった。

 街宣カーに乗り込む山尾氏に、感触を聞いた。

「あたたかい手ごたえを感じています。安倍政権の一員である鈴木候補と、個人市民の力の結集で無所属の山尾志桜里と、どちらが7区の信託を得るか。会うほど手ごたえを感じます」

 悠然と話すと、笑顔で走り去っていった。
(本誌 直木詩帆)
※週刊朝日 オンライン限定

4160チバQ:2017/10/15(日) 08:36:41
茨城7区
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171015-00000008-ibaraki-l08
衆院選 公示後初の週末 激戦7区 訴え熱く
10/15(日) 8:00配信 茨城新聞クロスアイ
衆院選公示後初の週末を迎えた14日、候補者は各地で有権者に支持を訴えた。衆院茨城7区では、前職2氏が激戦を繰り広げている。14選を目指す無所属の中村喜四郎氏と、悲願の小選挙区当選を狙う自民の永岡桂子氏が一歩も引かずに競り合い、5度目の対決の行方は予断を許さない。共産新人の石嶋巌氏が追い掛ける。

■バイク遊説健在

「頑張って」。沿道から声援を受け、走らせていたバイクを止め、中村氏が握手を交わす。

公示後、バイクにまたがり、選挙区をくまなく巡る遊説は健在だ。支持者の軒先などを借り、ミニ集会を1日当たり数十カ所で重ねる。初出馬以来のスタイルは、自身の体力や支持者との絆を確認する場にもなっている。

「後援会の力で勝つ」と断言し、「喜友会」の強固なネットワークを誇る。3年ほど前には、女性後援組織を発足させた。選挙期間中は女性対象の個人演説会を8カ所で開く。13日夜、八千代町で開かれた演説会では、女性組織の活動を「後援会全体のターボ(エンジン)になっている」と褒めたたえた。3回連続で公明からの推薦も得て、さらに組織固めを進める。

演説ではこれまでになく政権批判を強める。「政治で1番大切なのは戦争をしないこと、2番目は国を財政破綻させないこと」と強調。「責任ある政治の必要性」を繰り返し訴えている。

■地元首長と連携

「投票用紙の1枚目には永岡の名を」。中村氏に過去4回連続で敗れ、比例で復活当選してきた永岡氏にとって、小選挙区当選は悲願だ。

厚生労働副大臣や文部科学委員長など、政権中枢で働いてきた実績とともに、党幹部や地元首長とのパイプを強調する。

昨年以降、3市長選で支援した候補が勝つなど、選挙区内の多くの首長の支持を受ける。陣営は「今までと違う」と士気が上がる。

政権幹部が次々と応援に駆け付ける。出陣式でマイクを握った閣僚は「永岡さんにこき使われている」と笑いを誘いながら、国会での活躍を印象付けた。

関東・東北豪雨では、常総市など選挙区内で被害が出た後、医療機関や暮らしの復興に貢献できたとアピール。主婦や子育ての経験から、幼児教育の無償化などを訴え、女性や若者への浸透を狙う。

一方、比例票が希望の党など新党へ流れないか危機感を募らせ、「背水の陣」を訴える。

■保守と2極対決

両氏を追う石嶋氏は「安倍政権を続けさせるかどうかが問われる選挙」と位置付ける。選挙区内をくまなく回り、保守政治からの転換を呼び掛ける。

北朝鮮の核・ミサイル問題を巡っては、圧力強化よりも「外交こそが唯一の平和的解決の手段」と強調。消費税の増税中止や長時間労働の是正など「弱者のための政治」を訴える。

陣営は「7区は保守、共産の2極対決。保守に不満を持つ人は多い」と手応えを示し、支持拡大を図る。

(冨岡良一、小原瑛平、溝口正則)

茨城新聞社

4161チバQ:2017/10/15(日) 08:37:22
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171015-00000008-san-l40
【衆院選】風呼ばぬ?「希望」の名 新人は党名連呼も合流組は「自分」強調 九州・山口
10/15(日) 7:55配信 産経新聞
【衆院選】風呼ばぬ?「希望」の名 新人は党名連呼も合流組は「自分」強調 九州・山口
希望の党をPRに活用せず演説する候補者=福岡市中央区(写真:産経新聞)
 衆院選の情勢調査で「希望の党」が伸び悩む中、九州・山口の同党公認候補では、党名を選挙戦でフル活用するか、対応が分かれている。知名度の低い新人は積極活用するが、民進党からの合流組はおおむね控えめだ。対立候補が政党乗り換えに批判を強めており、追い風が吹かない中、党を前面に出すことによる票離れを危惧する声も出ている。 

(九州総局 高瀬真由子)

 「こちらは、小池百合子東京都知事を代表といたします、希望の党、希望の党でございます」

 12日、福岡1区から出馬した新人の石井英俊氏(41)は、JR博多駅前で演説し、7分間で17回、「希望の党」と発言した。

 「昨年の参院選を『日本のこころ』で戦ったが、希望(の党)というと、明らかに反応が良い。チラシを配ってもどんどん取ってくれるし、家から出てきてくれる。こんなの初めてだ」。石井氏はこう語った。

 石井氏は参院選で落選した。希望からの出馬で、初当選をたぐり寄せようと狙う。小池氏の来援も切望しており、「来るのと来ないのでは印象が違う。代表として一度は入っていただきたい」と訴えた。

 ただ、報道各社の序盤調査では、希望の党が堅調とは言い難い。石井氏の応援演説に訪れた中山成彬元文部科学相は、報道陣の取材に「風、吹かせてくれよ」と嘆いた。中山氏は同党から比例(九州ブロック)単独で立候補している。

 ■掘り起こしに疑問

 福岡2区から出馬した元職、稲富修二氏(47)は、公示日の出陣式で「希望の党」と一度も言わず、街頭演説でもほとんど発していない。

 党名を活用しないことについて、稲富氏は「民進党のときからそうしている。政党は良いときも悪いときもある。党に頼らず、自分の力でやらないといけないことが、前の選挙の教訓だった」と説明する。記者から「党名が新たな票の掘り起こしになるのでは」と問われると「そうでしょうか」と首をかしげた。

 稲富氏は民主党が政権を奪った平成21年衆院選で同党から出馬し、初当選した。しかし、続く24年、26年衆院選は落選した。

 その後、民主党は民進党に変わり、共産党との共闘を進めた。

 稲富陣営の幹部は「共産党と協力したことで、保守系の人から敬遠された。党名を出すのが必ずしも良いとは限らない。党名より人や政策をアピールすることが重要だ」と強調する。

 民進党出身者を中心に、「希望」より「自分」を前面に出す向きは強い。

 佐賀2区の前職、大串博志氏(52)は12日、佐賀県玄海町で行った決起大会で「私は(民進党時代に)政調会長を務め、野党第一党の幹部として仕事をした。安心して任せられる希望の党を、私が責任を持って作っていく。どうか私に託してほしい」とアピールした。

 大串氏は取材に「希望の党を前面に押し出しても、期待を集める状況じゃない。むしろ私が作っていくと言わざるをえない」と語った。

 小池氏は16日の九州入りが予定される。応援に沸く陣営がある一方、支持の伸び悩みによる逆効果を懸念する声もある。民進党出身のある候補者の陣営からは「こんな状況で来てほしくない」という声もあがった。

4162チバQ:2017/10/15(日) 08:39:34
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201710/20171015_11018.html
<衆院選宮城>旧秋保町、3区編入で漂う疎外感


遠巻きに立候補者の演説を聞く住民ら=14日午前、仙台市太白区の秋保ヴィレッジ
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 22日の投開票まで1週間に迫った衆院選で、仙台市太白区旧秋保町の有権者が疎外感を抱えて論戦を眺めている。区割り変更で宮城1区の太白区から切り離され、3区に編入された。立候補者へのなじみは薄く、投票率の低下を懸念する声も聞かれる。戸惑いに満ちる町内を歩いた。(報道部・北村早智里)

<選挙戦5日目で初> 

 「あいさつが遅くなり申し訳ない。秋保の観光振興に精いっぱい取り組む」。14日午前8時、3区のある候補は観光農業施設「秋保ヴィレッジ」前で住民ら15人に支持を呼び掛け、遊説をスタートさせた。
 選挙カーで秋保入りしたのは、選挙戦5日目で初めて。候補は「なかなか足を運べずにいた。名前がどれだけ知られているのかは未知数だ」と本音を明かす。1時間ほど回ったが街頭演説はせず、足早に次の町へ移動した。他の2候補も1度ずつしか訪れていない。
 旧秋保町は1988年、旧泉市(現泉区)と共に仙台市と合併。一体感を育んだ30年の節目を前に、「1票の格差」是正に伴う改正公選法で「分断」の憂き目に遭った。
 編入した3区には名取市が含まれ、合併以前に旧名取郡だった時代を知る高齢者からは「元に戻されたみたいだ」との声も漏れる。

<「何のための合併」> 

 「国が決めたことだからやむを得ないが、島流しにあった気分。まさか自分たちのところがという感じ」。町内でスーパー「主婦の店さいち」を営む佐藤啓二社長の思いは複雑だ。
 寝耳に水の変更に町内で反対署名を集める動きもあったが、撤回はかなわなかった。米穀店の相沢かず子さん(71)は「何のための仙台合併だったのか」と憤る。区割りが決まった後、「もう投票には行かない」と怒りをあらわにする客もいたという。
 相沢さん自身も、自宅に届いた投票券の「3区」の文字を見て、すぐに引き出しにしまい込んだ。「突然だもの。誰だって戸惑っているよ」と肩を落とす。
 旧秋保町の9日現在の選挙人名簿登録者数(有権者数)は3688人。町内に暮らす幼稚園教諭の20代女性は「選挙に行くかどうかも迷っている」。衆院選だけでなく、同日選の知事選でも投票率低下を危惧する声がある。
 佐藤社長は「町全体の政治への関心が薄れているように感じる。無関心なわけではないが、遠いところの話のよう。候補はもっと積極的に顔を見せてほしい」と切なる願いを吐露した。


関連ページ:宮城政治・行政
2017年10月15日日曜日

4163チバQ:2017/10/15(日) 08:40:38
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201710/20171015_31005.html
<衆院選岩手>鈴木氏応援に首長続々 黄川田氏引退引き金か

 衆院選の公示後、沿岸部を中心に岩手2区の首長が続々、五輪相で自民党の前議員鈴木俊一候補(64)の元に参陣している。民進党前議員で引退した黄川田徹氏の後継指名を受けて巻き返しを期す希望の党の元議員畑浩治候補(54)。しかしこの「雪崩現象」、皮肉にも黄川田氏の引退が引き金だった。

 「沿岸の市長は市長会か何かで俊一さん支持を決めたのか」。畑氏陣営の幹部が出どころ不明の情報を真に受けるほどの「手のひら返し」だった。
 釜石市で11日に街頭演説をした鈴木氏。隣には熱弁を振るう野田武則釜石市長がいた。
 「東日本大震災からの復興は正念場。安定した自公政権で鈴木先生が働けるよう皆さんの票が必要だ」。野田氏は元民主党県議。国政選挙で自民党候補を応援するのは、もちろん初めてだ。
 今回、区割り改定で旧3区から2区に編入された釜石市。前回まで「盟友」と公言してきた旧3区選出の黄川田氏引退を機に、鈴木氏へとかじを切った。
 自らも被災した黄川田氏は、被災地を象徴する代議士だった。「その人が国政から身を引くとなれば、自治体経営の任に当たる首長が次に考えるのは、誰を応援すれば地域の利益になるかだ」。鈴木氏陣営の幹部が自信満々に解説する。
 2区に編入された市町では、これまで黄川田氏を支持してきた陸前高田市の戸羽太市長が20日、鈴木氏の個人演説会に出席する予定。遠野市の本田敏秋市長も鈴木氏支持を明言した。
 このほか鈴木氏が拠点を置く宮古市の山本正徳市長、山田町の佐藤信逸町長も街頭演説にはせ参じた。畑氏の地元久慈市の遠藤譲一市長は全方位外交を貫く。
 瞬く間に築かれた首長包囲網を見て畑氏陣営は急きょ、15日としていた旧3区での遊説日程を15〜17日の3日間に変更した。黄川田氏が終日張り付き「畑氏こそが自分の後継」と有権者に訴える。


関連ページ:岩手政治・行政
2017年10月15日日曜日

4164チバQ:2017/10/15(日) 08:41:35
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201710/20171015_51004.html
<衆院選山形>非自民結集の旗頭に 存在感増す船山氏


非自民結集の旗振り役として存在感を増す舟山参院議員=12日、山形県小国町
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 衆院選山形1〜3区で、無所属の舟山康江参院議員(山形選挙区)が、希望の党公認候補の総合選対本部長として存在感を増している。昨年の参院選で野党統一候補として自民党候補に大勝した舟山氏は、政権批判の旗振り役にうってつけ。希望の党の3候補は、もともと民進党の推薦や公認を得て立候補する予定だっただけに、舟山氏の求心力に非自民勢力の結集を期待している。

 「競争でこぼれ落ちた人たちに温かい光を当てるのが本来の保守。安倍政権は日本本来のいいところを壊そうとしている」
 山形県小国町で12日夜にあった希望の党前議員の個人後援会。舟山氏は支持者ら約150人を前に「安倍政権打倒」を呼び掛けた。
 舟山氏は公示後、昼は1区で街頭演説、夜は2区で個人演説会と、希望の党公認候補の応援に県内を奔走する。
 自民党候補から「都市型政党」と呼ばれる希望の党は県内に基盤がない。1区の公認候補の選対幹部は選挙戦の序盤、「『希望の党』と連呼しても、ほとんど手を振ってくれない」と頭を抱えていた。
 3候補はもともと民進、社民、共産3党と連合山形で共闘を想定。3候補が希望の党の公認を得たことで共闘の枠組みは崩れたが、陣営幹部は「自民党と対峙(たいじ)するには、勢力の再結集が必要」と強調する。
 旗頭として白羽の矢が立ったのが舟山氏。昨年7月の参院選で民進、社民、共産3党、連合山形の野党統一候補として出馬。環太平洋連携協定(TPP)反対などを訴え、自民党候補を12万票差で下した実績があるだけに、その集票力を頼りにする。
 一方、舟山氏は憲法9条改正や安保法制に反対の立場を明確にしており、9条改正に前向きな希望の党とは、考え方に開きがある。
 支持者からは「衆院選の応援に深入りするべきではない」との声も漏れるが、舟山氏本人は「自分の立ち位置は変わっていない」ときっぱり言う。
 舟山康江全県後援会の今田正夫会長は「野党共闘の目算が狂った。農業政策に共感できるなど候補者個人とのつながりで支援しているはずだ」と強調。「希望の党だから応援しているのでは全くない」と予防線を張っている。


  


関連ページ:山形政治・行政
2017年10月15日日曜日

4165とはずがたり:2017/10/15(日) 09:06:02
>>4163
厳しいなぁ、、政権側の締め付けキツいんやろなぁ、、

4166チバQ:2017/10/15(日) 10:32:58
>>4149

> それでも、13日に都内で小池氏の応援を受けた前職は、大勢の聴衆を目の前にして「やはり小池マジックは生きている。長年戦っているが、これだけ熱狂的に握手してもらったのは初めてだ」と興奮しきり。別の陣営から「小池氏のメディア露出で盛り上がりを願いたい」などの声が相次ぎ、「小池頼み」が顕著になっている。


これ誰ですかね!?09年の政権交代選挙と比べて、今の方が盛り上がってるとはとても思えないのですが

4167岡山1区民:2017/10/15(日) 11:05:51
>>4166
こんなこと言いそうなの仁さましかいないような(笑)

しかし希望って終盤に激戦区(今回だと福岡2とか石川3とか)に投入出来る幹部がいないという問題がある事を今まで忘れてた。けどそういうの無い方がいいのかもという気もする

4168とはずがたり:2017/10/15(日) 11:16:57
>政治団体「議員報酬ゼロを実現する会」の新人、中村勝氏は届け出後、ポスター貼りなどに奔走。選挙では「議員報酬や政党助成金ゼロ」「幼稚園、保育園の無償化、低所得者の中等教育費無償化」を訴えていくという。

2017.10.11 07:03
【衆院選公示】
12区 自公、結束アピール
http://www.sankei.com/region/news/171011/rgn1710110030-n1.html

 7月の都議選で、公明が国政で連立を組む自民ではなく、小池氏が特別顧問を務める「都民ファーストの会」と連携したことで、国政と都議会で「ねじれ」が生じた自公。12区では公明に対し、自民が応援に入り結束をアピール。共産と諸派の計3陣営がしのぎを削るかっこうとなった。

 公明前職の太田昭宏氏は正午頃、JR赤羽駅東口で第一声。自民の鴨下一郎・都連会長らが応援に駆けつけた。太田氏は「株価2倍、有効求人倍率の改善など自公はこれまで結果を出してきた。どんどん進む少子高齢化に対して今から対策をしていきたい」と訴えた。

 共産の前職、池内沙織氏は午後6時ごろ、JR王子駅前でマイクを握り、「国民に消費増税を押しつけてはならない」と批判を展開。「安保法制や集団的自衛権の容認など、憲法を守らない政権が憲法を変えようなどと厚かましい」とし、「安倍政権を倒しましょう」と気勢を上げた。

 政治団体「議員報酬ゼロを実現する会」の新人、中村勝氏は届け出後、ポスター貼りなどに奔走。選挙では「議員報酬や政党助成金ゼロ」「幼稚園、保育園の無償化、低所得者の中等教育費無償化」を訴えていくという。

 北区の主婦、楢田(ならた)規子さん(61)は「生活も大事だが、北朝鮮のミサイル問題や大雨、地震といった安全保障や災害対策をどうするかが何より重要になると思う」と話した。

4169とはずがたり:2017/10/15(日) 11:24:04
希望・中山成彬氏「安倍さん、もうそろそろいいでしょ」
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171014-00000050-asahi-pol
10/14(土) 18:08配信 朝日新聞デジタル
■希望の党・中山成彬氏(発言録)

 今度の選挙はとってつけた選挙。いかにも傲慢(ごうまん)、おごり。絶対権力は絶対腐敗する。自民党安倍さん、もうそろそろいいでしょ。もう代わるべきだと考えているわけでございます。

 (以前、「(希望の党代表の)小池(百合子)さんが(選挙に)出なければ首相は安倍さんがいい」と発言していたことを記者に問われ)やっぱり演説なんか聞いてるとね、(安倍首相は)おごりが目立つ。もう、みんな飽き飽きしてる。終わりにしてほしいと思った。(宮崎市での街頭演説と、その後の記者団の取材に)

朝日新聞社

4170とはずがたり:2017/10/15(日) 11:26:19

2017.10.14 14:14
【衆院選・激戦区を歩く】
東京12区 都議選のしこり残る自公…共産「政権受け皿」訴えも他党の支援は鈍く
http://www.sankei.com/politics/news/171014/plt1710140027-n1.html

 自公連立の象徴として公明党の太田昭宏氏(72)が当選してきた東京12区は、今回も両党の組織力で選挙を進める。ただ、都議会では都議の報酬削減をめぐって公明が自民とたもとを分かつこととなり、連携にはしこりも残る。一方、都議選で連携した公明との関係を重視する都民ファーストの会の特別顧問、小池百合子知事の意向が働いたとされる同選挙区での希望の党の擁立見送りで、政権批判の受け皿は共産党の池内沙織氏(35)に絞られている。

 「自公政権が仕事をする。結束する。自公政権しか難局をくぐり抜けて突破する力はない」

 12日正午前、JR王子駅北口(北区)で街頭に立った太田氏が語ると、壇上に並んだ自民前都議で比例代表東京ブロックで出馬した高木啓氏(52)は大きくうなずいた。

 太田氏の先にマイクを持った高木氏は「こんなに一生懸命、地元のために働いている国会議員はいない。太田先生は自民公認だと思っている」と持ち上げ、政権与党の結束を強調した。高木氏は取材に、「都政と国政は別。国政は国政だから」と、3カ月前の都議選落選時の落胆の表情から一変、晴れやかに語った。

 そんな中、応援に駆けつけた自民党の野田聖子総務相は「都議選で自公が分かれたことに、自民支持者には思いを持つ人が多いと聞いた。もう一度心をひとつにすることを願っている」とあえて指摘。自民支持層に都議選という「過去」との決別を迫った。

 しかし、野田氏が指摘した懸念はいまだに現場でくすぶる。「なぜ都議選で裏切った公明のために…」。公示前からこんな声が12区の自民関係者の間にはささやかれていた。こうした反発を察知した公明側にも「自民の動きが鈍い」と不信感が漂う。

 しこり解消に向けた窮余の策が、都議選落選で浪人中の高木氏を自民の比例名簿に載せるというものだった。ある自民都議は「12区の自民関係者のガス抜き。高木さんにとってはヒョウタンから駒だ」と語る。公明中堅都議も「自公連立は政権の要諦。官邸が動いた」とみる。小池氏が公明への配慮をうかがわせる中、関係回復に向けて自公両党は腹の探り合いをしている。

 希望が早々と出馬をとりやめたため、政権批判の受け皿は共産に絞られた。前回、小選挙区では次点に終わり比例復活となった池内氏は希望候補者不在の選挙に「論点明快。安倍政権をいかに終わらせるかだ。市民の政治を取り返す」と自信をみせる。街頭でも、「東京12区は連立政権の象徴。市民で風穴を開けましょう」と訴えかけている。

 ただ、政権批判の受け皿として支援を広げる態勢が万全とはいえない。陣営幹部は「他の政党の方の応援は今、調整中だ」としているが、立憲民主党など第三極結集への動きは鈍く、課題が残っている。

4171とはずがたり:2017/10/15(日) 11:28:10

2017.10.14 23:06
【衆院選】
失速の小池百合子氏に「ちょっとお気の毒です」維新・松井一郎代表が同情…大阪で合同演説
http://www.sankei.com/politics/news/171014/plt1710140039-n1.html

 日本維新の会の松井一郎代表(大阪府知事)は14日夜、大阪市中央区の南海難波駅前で街頭演説に臨み、序盤情勢で獲得議席の伸び悩みが伝えられている希望の党の小池百合子代表(東京都知事)について「ちょっとお気の毒です」と同情してみせた。演説には小池氏と地域政党「減税日本」代表の河村たかし名古屋市長も並んだ。

 維新、希望両党はともに「身を切る改革」を掲げ、今回の衆院選は候補者の擁立などで協力関係にある。

 松井氏は演説で、自身と小池氏が国政政党の党首と知事の「二足のわらじ」をはく立場だとして「僕も大阪府知事の仕事がおろそかになるんじゃないかと言われた。小池さんの気持ちはよく分かる」と理解を示した。

 一方で「批判する方は身を切る改革を全くやっていない」と反論し、大阪の地方選で共闘する自民、共産両党に矛先を向け「維新をやっつけようと野合や談合が行われている。こんなおかしな政治にはメスを入れないといけない」と息巻いた。

 今回の衆院選で自民党の優勢が伝えられる現状については「自民党が圧勝だったら緩むし、たるむし、横柄になる。自民党をピリッとさせる勢力として改革の政党(である)日本維新の会、希望の党、河村さんのところも頑張っている」と支持を呼びかけた。

4172チバQ:2017/10/15(日) 11:44:03
>>4158
新党大地推薦したんですね
追加かな?

4173岡山1区民:2017/10/15(日) 11:44:55
https://www.shikoku-np.co.jp/feature/election/article/20171015_1.htm
新聞を使ったネガキャン新作をどうぞ

4174チバQ:2017/10/15(日) 12:47:06
>>4167
仁か、、、ありそうですね

激戦区の応援は、岡田、野田、江田、安住に頑張ってもらいましょう

4175チバQ:2017/10/15(日) 13:12:13
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20171012ddlk01010094000c.html
<衆院選2017>注目区ルポ/上 2区 希望と維新、すみ分けできず 自民は警戒、保守票固め図る /北海道

10月12日 00:00

 公示日の10日午前、札幌市北区の地下鉄北24条駅近くで、第一声の演説中だった希望の党前職、松木謙公氏の後ろを、日本維新の会新人の小和田康文氏が選挙カーから連呼しながら通りかかった。

 当初は「小和田君も頑張ってください」とエールを送った松木氏だが、しばらく連呼が続くと「主張する時は譲り合いが大切。それが欠けた政治は嫌われる」と演説を中断し、いら立ちを見せた。

 東京や大阪で候補者のすみ分けをした希望と維新。だがここでは、両党の候補がつばぜり合いを演じている。

 いずれも憲法改正、安全保障関連法を容認する「保守系野党」で、改革重視など共通点が多い。維新の片山虎之助共同代表は8日、JR札幌駅近くでの街頭演説で「希望は維新を少しまねている。維新は5年分の実績があるが、希望はできたばかりだ」とけん制。教育無償化や消費税増税凍結などを訴える小和田氏も取材に「希望には民進党出身議員が多く、既得権益を打破できない」と批判した。

    ◆  ◆

 自民前職の吉川貴盛氏に、民進党から希望に合流した松木氏、小和田氏、共産党新人の金倉昌俊氏が挑む道2区。前回2014年は旧民主党と旧維新の党の共闘が決裂し、維新が松木氏、民主党道連が無所属の池田真紀氏、共産が金倉氏を擁立して野党票が分散し、今回も再び乱戦模様となっている。

 民進党公認内定者11人のうち立憲民主党に移った候補と共闘する共産党は、希望合流組の各候補の選挙区すべてに対抗馬を立てた。

 金倉氏は7日、市民団体「戦争させない市民の風・北海道」の地域組織と野党共闘に関する協定書を交わし、「安倍政治を変えるため、自公と補完勢力対市民野党共闘という対決構図を掲げて力を尽くす」と記者団に説明した。松木、小和田両氏を与党の補完勢力と位置づけ、政権批判を強めて立憲民主、社民両党支持者への浸透を図る。

    ◆  ◆

 これに対し松木氏は「私を安倍さんの補完勢力と言うが、悪口を言うことで結果的に安倍政権を補完することになる」と反発する。

 10日の第一声の会場には、民進党最大の支持組織、連合北海道の出村良平会長も姿を見せた。松木氏は「会長が残ってくれるか心配していたが杞憂(きゆう)だった。民進党の皆さんもぶれることなく応援していただける」と労働組合、民進党地方議員らとの連携を強調。民進党支援者の間で希望合流への反発があることを懸念し、民進と共通点の多い社会保障などの政策を掲げる考えだ。

    ◆  ◆

 一方、議席の維持を目指す自民党道連会長の吉川氏は、前回ほど内閣支持率が高くない中で、雇用環境の改善といった経済政策の効果や観光振興などの取り組みをアピールして自公政権継続への理解を訴える。

 希望や維新と保守票の奪い合いになる可能性があるうえ、無党派層の多い札幌市だけに、陣営関係者は希望人気の広がりを警戒。10日の出陣式には高橋はるみ知事や北海道商工会議所連合会の岩田圭剛会頭らが顔をそろえ、行政、経済界とのパイプを強調した。

 会場には新党大地の鈴木宗男代表も駆け付け「安倍首相から9日に電話をもらい、吉川さんを頼むと言われた」と支援を表明した。組織票を着実に固めたうえで、更なる支持拡大を図る構えだ。【日下部元美】

    ◆  ◆

 衆院選が公示され、道内でも選挙戦が始まった。22日の投開票に向けて与野党が激突している注目選挙区を取材した。

………………………………………………………………………………………………………

 《2区の立候補者》=届け出順

松木謙公 58 (希望)前(4)

小和田康文 47 (維新)新

金倉昌俊 43 (共産)新

吉川貴盛 67 (自民)前(5)

 =札幌市北区(一部除く)、東区

4176チバQ:2017/10/15(日) 13:13:57
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20171013ddlk01010224000c.html
<衆院選2017>注目区ルポ/中 10区 選挙協力象徴、一騎打ち 公明VS立憲に与野党収れん /北海道

10月13日 00:00

 「厳しい選挙だが、何が何でも勝つ、断じて勝つと死にものぐるいで戦っている。皆様の力で何とか勝たせてほしい」。12日夕、公明党本部の井上義久幹事長は急きょ札幌市に入り、党演説会で声を張り上げた。

 開催案内は公示直前だったが、会場は道内の主要企業や団体の関係者ら約1700人で埋まり、自民党の候補も壇上に並んだ。

 井上幹事長が強く支援を訴えたのは、道10区(空知、留萌管内)で選挙戦に臨んでいる公明前職の稲津久氏。報道各社の情勢調査で接戦が伝えられ、記者団に「(同党で)一番厳しい選挙区。とにかく力を入れる」と強調した。

     ◆  ◆

 稲津氏は地元道議を3期務め、2009年に比例単独で衆院選に初当選。12、14年は10区で当選を重ねてきた。自公協力の象徴区の一つで、1日には菅義偉官房長官も応援に入った。

 それでも公明党は、これまでにない危機感を抱いている。公示直前の5日に野党側の候補者一本化合意で10区でも共産新人が立候補を取りやめ、立憲民主新人の神谷裕氏との一騎打ちになったためだ。前回共産はこの選挙区で2万票余りを獲得。当選した稲津氏と神谷氏の差は約1万5500票で、単純に合わせると逆転される計算となる。

     ◆  ◆

 公明が議席を守ってきた全国9選挙区のうち、他の8選挙区は同党支持者が多い首都圏や近畿圏。10区は最も歴史が浅く、大都市部に比べれば支持基盤も盤石とはいえない。

 頼りにする自民党組織だが、ある地区支部は野党に転落した09年に約130人いた党員が半分以下になったという。選挙区に自党の候補者がいないことが一因と見る支部長は「候補を出さないのは、政党の役割を放棄したのと同じ」とぼやいた。

 厳しい情勢を受け、10日の第一声には公明党の山口那津男代表が駆けつけた。更に道内11選挙区での自民の選挙区候補との協力をてこに、全道的な支援に期待する。

     ◆  ◆

 「自公の選挙協力に、大きな風穴を開けようではありませんか」

 11日、通勤客が行き交うJR岩見沢駅前で街頭演説をする神谷氏の傍らに、候補者一本化で出馬を取りやめた共産党の女鹿武氏の姿があった。「9条守れ」などのプラカードを持つ支持者らが拍手する中、女鹿氏は「神谷さんの当選は、共産党の責任でもある」と全面協力の姿勢を強調した。

 かつては北炭夕張(夕張市)や幌内(三笠市)など多くの炭鉱があり、日本炭鉱労働組合(炭労)、旧国鉄の国鉄労働組合(国労)をはじめとする労組が強い影響力を持っていた地域。1996年の小選挙区制度導入後も、09年まで旧民主党の小平忠正元農相が5回連続で議席を守った。ただこちらの地盤も、時代の変化で以前のような勢いはない。

 小平氏が今回「稲津氏支援」を打ち出す波乱要素もあり、本当に野党共闘が「足し算」という結果になるのかも未知数だ。

     ◆  ◆

 そんな中、支援の輪を広げようと、以前の選挙戦を知る元地方議員らも尽力する。

 12日午後、岩見沢市に旧社会党の小林恒人元衆院議員が代表世話人を務め今春発足した「社文倶楽部(くらぶ)」のメンバーが集合。出席した60��70代の元道議や元市議、労組幹部OBらが神谷氏への支援を確認した。佐野法充元道議(69)は、こう力を込めた。「昔は選挙を取り仕切っていた私たちが、ゲリラ戦で押し上げたい」【田所柳子、千々部一好】

………………………………………………………………………………………………………

 《10区の立候補者》=届け出順

稲津久 59(公明)前(3)

神谷裕 49(立憲)新

 =空知、留萌管内

 ※丸数字は当選回数

4177チバQ:2017/10/15(日) 13:16:37
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20171014ddlk01010167000c.html
<衆院選2017>注目区ルポ/下 11区 「因縁」背に女性対決 保守分裂35年、過去に夫も激突 /北海道

10月14日 00:00

 「いろいろと言う人はいるが、35年前の出来事はそろそろ思い出にしていいのではないか。嫌なことは全部忘れ、未来の扉を開いていきたい」����。公示日の10日午後、音更町で街頭演説をしていた道11区の自民前職、中川郁子氏は唐突に切り出した。

 35年前の出来事。十勝地方の多くの有権者にとって、それ以上の説明は必要なかった。

 中川氏の義父一郎元農相が急逝した後の1983年、中選挙区時代の衆院道5区では、一郎氏の長男昭一氏が自民党公認、一郎氏の秘書だった鈴木宗男氏=現新党大地代表=が無所属で立候補。この「骨肉の争い」を機に、十勝に保守分裂の複雑な政治風土が生まれた。

    ◆  ◆

 その後、選挙のたびに大地票の行方が注目された。順調に当選を重ねた昭一氏だったが、自民党が大敗した2009年の総選挙で落選後に他界した。その「王国」を受け継いだ中川氏は12年に初当選。それに対して大地は12年に対立候補を立て、14年には旧民主党の候補を支援した。

 今回、自民は鈴木氏が比例道ブロックから出馬する大地と協力関係を築いた。しかし中川陣営から大地への推薦依頼は、公示直前までずれ込んだ。長年の確執から、幹部の一人は「内部の意見調整が必要だった」と明かす。

 中川氏の演説からは、厳しい選挙戦を前に推薦を了承した大地への配慮がにじんでいた。

    ◆  ◆

 立憲民主新人の石川香織氏は公示日の10日、幕別町での街頭演説で「安倍1強を倒すために野党共闘した。1強体制にイエスかノーか、はっきり判断する選挙だ」と声を張り上げた。直前の出陣式には、出馬を取りやめた共産の佐々木とし子氏も姿を見せた。

 子育て支援充実などによる人口減・過疎化対策に加え、憲法9条堅持や安保法制反対も掲げる。自民と立憲の一騎打ちという図式は道内複数の選挙区で見られるが、この地では因縁の対決という色合いも濃い。

 09年に昭一氏を破ったのは、石川氏の夫で旧民主党公認の知裕氏。12年は大地公認で出馬し、中川氏に敗れたが比例復活となった。だが知裕氏は政治資金規正法違反で有罪判決を受けて議員を辞職。判決確定で、今月23日まで公民権停止となっている。

 これらの経緯から、石川氏の陣営関係者は中川氏推薦を決めた大地支持者からも一定の得票を期待する。

 ただ石川氏には政治経験がなく、出馬が決まったのも公示の約2週間前。短い期間でいかに選挙区に浸透できるかは大きな課題となっている。

    ◆  ◆

 中川氏は、演説で昨年8月の台風被害後の復旧に尽力した実績を強調。更に石川氏を支援する野党共闘について「共産党と連携する政党の話を、東京の役所の皆さんがまともに受けてくれるか」と指摘し、自公政権の継続の必要性を唱えている。

 一方で、一部週刊誌で同僚議員との不適切な関係が報じられたことは今も不安材料として残る。石川氏側が直接触れることはないが、その陣営幹部は演説で「石川かおりとリラの風」という後援会名を持ち出してこう強調した。「リラはライラックのこと。清く正しいという意味だ」【鈴木斉】

………………………………………………………………………………………………………

 《11区の立候補者》=届け出順

石川香織 33(立憲)新

中川郁子 58(自民)前(2)

 =十勝管内

 ※カッコ数字は当選回数

………………………………………………………………………………………………………

 ◇2012年までの11区の選挙結果

 ■05年

当 107,056 中川昭一[自]

   84,626 石川知裕[民]

   16,145 長谷部昭夫[共]

 ■09年

当 118,655 石川知裕[民]

   89,818 中川昭一[自]

   11,140 渡辺紫[共]

 ■12年

当 86,719 中川郁子[自]

比 70,112 石川知裕[大]

  13,235 渡辺紫[共]

[自]=自民、[民]=旧民主、[共]=共産、[大]=新党大地。比は比例復活当選。

 ※05年の選挙後、石川知裕氏は07年に比例で繰り上げ当選。

4178チバQ:2017/10/15(日) 13:19:13
福岡2 長崎1

https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/politics/mainichi-20171015k0000m010127000c.html
<衆院選>地をはう激戦区 激しいつばぜり合い

10:30

公示後最初の週末を迎え、イベント会場で支持を訴える候補者(手前)=長崎市で2017年10月14日午前11時33分、加藤小夜撮影(画像の一部を加工しています)

(毎日新聞)

 衆院選の公示後最初の週末となった14日、候補者は人が集まる商店街などに足を運び、支持を訴えた。自民と希望の候補者による接戦が伝えられる福岡2区と長崎1区では、互いに相手陣営をけん制し合い、激しいつばぜり合いが展開された。

 ◇政党名薄める 福岡2区

 無党派層が多い福岡市の中心部に位置し、「風」次第で情勢が変わる福岡2区は、民主党に風が吹いた2009年、山崎拓・元自民党副総裁を破って初当選した希望元職の稲富修二氏(47)が、山崎氏の地盤を引き継いだ自民前職、鬼木誠氏(45)と対決する事実上の一騎打ちとなった。

 「与党圧勝の勢いと伝えられているが福岡2区は接戦です」。14日午前、家族連れが行き交う中央区の大濠公園近くで、ポロシャツ姿の稲富氏が訴えた。

 12、14年と鬼木氏に敗れ、14年は70票差で比例復活も逃した稲富氏。6人の子を抱え「今回が最後の挑戦」と公言する。陣営は落選後、公園のトイレ清掃などの奉仕活動を続けてきたことを強調する一方で「同じことをしていてはまた負ける」(陣営幹部)と、医院など自民支持層が多い所にも飛び込む。

 ただ希望への支持は失速気味。陣営の一人は「『稲富はいいが希望はいや』という声をよく聞く」とぼやく。ポスターやチラシ、演説に「希望色」をほとんど出さない作戦だ。

 公示前の自民党の情勢調査で劣勢が伝えられて以来、危機感を募らせる鬼木陣営は、選対本部長の山崎氏の下、県議、市議を張り付け、選挙区全45校区で演説会を開催するなど追い込みを図る。街宣車は「選挙区は鬼木、比例は公明党」を連呼し、公明支持者の取り込みにも必死だ。

 鬼木氏はこの日、街頭や集会などで環境政務官としての実績を強調。「地域密着」をアピールする稲富氏を意識して「国会で懸命に働いた分、地元での活動が足りなかったかもしれないが、私はできないことをできるとは言わない」と声を張り上げた。

 2区では共産新人の松尾律子氏(45)も立候補し「暴走する安倍政治をストップさせるのか続けるかが最大の争点」と訴えている。【合田月美】

 ◇組織引き締め 長崎1区

 自民前職の冨岡勉氏(69)と希望新人の西岡秀子氏(53)の対決構図となった長崎1区。「追いついて追い越さないといけない」。西岡氏は14日、長崎市議らと市内の商店街に繰り出し、頭を下げて回った。

 故西岡武夫・元参院議長の長女。「西岡」の知名度や父から引き継いだ後援会組織を生かし、国政初挑戦の昨夏の参院選長崎選挙区では自民候補に敗れはしたものの、衆院選でほぼ全域が長崎1区となる長崎市内で2万票余り上回った。

 引退を決めた高木義明・元文科相(71)の後継を託された。希望からの出馬となり、参院選で実現した野党共闘は不成立に。支援する連合長崎の中でも一部労組は「自主投票」を決め、陣営は「『希望』と言えば離れる層がある」とあえて党名は出していない。

 対する冨岡氏の陣営は組織の引き締めに躍起だ。2014年の前回選では高木氏に2029票差という薄氷の勝利だった。13日夕には安倍晋三首相も来援し、長崎市内の繁華街で「この選挙区はいつも厳しい」と支持を呼びかけた。初めて選挙ビラにまで「比例は公明」と刷り込み、街頭演説でも公明の長崎市議らとともにマイクを握る。

 冨岡氏は14日、人が集まる長崎市内のイベント会場に足を運び、来場者に握手して回った。陣営幹部は「一部で『一歩リード』とも報じられたが、接戦だ」と危機感をあらわにする。

 長崎1区には共産新人の牧山隆氏(60)も立候補し「安倍政権は退陣を」と訴えている。【加藤小夜】

4179チバQ:2017/10/15(日) 13:23:03
>>4092
大阪2 大阪11
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/nation/sankei-wst1710130009.html
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【衆院選】共産票がカギー維新、希望との連携が“逆風”、共産・立憲民主一本化で苦境に 大阪の2選挙区

10月13日 08:14

政界激変対決の構図(大阪2区と11区)

(産経新聞)

 希望の党と日本維新の会との連携で、希望が選挙区には候補者を立てなかった大阪。だが、そのあおりを受けて立憲民主党や無所属での出馬を余儀なくされた元民進党候補に共産党が一本化したため結局、維新が苦境に立たされるという皮肉な展開となっている選挙区がある。報道各社が行った序盤情勢の世論調査でも、躍進する立民など元民進候補の陰で希望や維新は伸び悩む。共産候補の取り下げによる候補者一本化も背景にあるとみられ、各地で思わぬ影響が出ている。

大阪11区 大阪民進は「身内に無血開城された」と怒り露わ

 大阪11区(枚方市、交野市)では、無所属で出馬した民進府連代表の前職、平野博文氏(68)に、共産は候補者を一本化。維新と自民の前職2人と三つどもえ戦を展開している。

 低迷する党勢の再起をかけ、2年間かけて自身を含めて13人の候補者を用意していた平野氏。だが希望との「合流」で、4人が国替えなどを受け入れて希望に、7人が立民に転じ、1人は出馬を断念した。平野氏は「大阪は身内に無血開城された」と怒りもあらわに、「積極的無所属」を標榜する。

 「民進の灯を消さないため、あえていばらの道を選んだ」と悲壮感を漂わせていた元官房長官。だが、共産が公示の4日前に立候補予定者を取り下げて平野氏の支援に回ったことで、最大3万票ともされる共産票の上積みが期待できることになり、情勢は変わった。

 思わぬあおりを食らったのが、いずれも3選を目指す前職の維新・伊東信久氏(53)と、自民・佐藤ゆかり氏(56)だ。もともと、大阪11区は平成24年の衆院選では維新旋風に乗った伊東氏、26年は佐藤氏が、それぞれ次点と約2万6千票差、1万2千票差で選挙区当選を果たした激戦区。共産票の行方は勝敗に決定的な影響を与えかねない。

 伊東氏は今回、衆院が解散するといち早く地元での活動を展開。「議員の数や報酬を下げることで財源を確保するのが維新の改革。大阪で実行してきた改革を、国でも前に進めよう」と「身を切る改革」の実績を強調した。知名度も着実に高まっており、地元関係者は「前回より票を上積みするのでは」とみる。

 一方、佐藤氏は12日、枚方市内のスーパーなどを回り、「日本は国難にさらされているが自公政権こそが国を安定させられる。選択を誤らないで」と訴えた。

 佐藤氏は、郵政関連法案に反対した野田聖子氏への「刺客」として17年の衆院選で岐阜1区に出馬し比例復活。その後は東京5区に国替えするも落選、22年の参院比例代表で当選したが、26年の前回衆院選で大阪11区にくら替え出馬し当選��と、複雑な経歴を持つが、「この地に骨をうずめる」と宣言するなど、自公支持者の票固めに躍起だ。

大阪2区 立民「民進時代より手応え」、維新陣営に連携批判の声、自民は地道に

 区割り変更で約8万6千人の有権者が加わった大阪2区(大阪市阿倍野区、東住吉区、平野区、生野区)でも、民進党から立憲民主党に移った新人、尾辻かな子氏(42)に共産が候補者を一本化。維新前職の椎木保氏(51)と自民前職、左藤章氏(66)の2人を激しく追っている。

 尾辻氏は憲法改正反対など、民進時代からの主張を継続しつつ、「維新・希望の勢力は自民・公明の補完勢力だ」として、今回の衆院選を「2極の戦い」と強調。陣営関係者は「主張がぶれない立民を応援するという声は、民進のときより多い」と確かな手応えを感じている。

 一方、希望との連携が「マイナスにとらえられることはあっても、プラスにはなっていない」と嘆くのは維新・椎木氏の陣営だ。大阪への地元愛が強い地域性もあり、有権者から「小池さんと一緒になるんか」と批判的な声をかけられることもあるという。「国政でも身を切る改革をやり抜きます」と訴えるが、感じるのは“逆風”だ。

 ベテランの自民・左藤氏は支持層固めに懸命で、安定した自公政権の継続を訴え、支援団体回りなどを地道に進めている。

4180名無しさん:2017/10/15(日) 14:07:38
夕刊フジ
衆議院選挙注目の女性候補の予測
監修 安積明子

自民
中川 やや劣勢 北海道
加藤 優勢 山形
小渕 優勢 群馬
山田 やや優勢 東京
松島 優勢 東京
金子 やや劣勢 新潟
野田 優勢 岐阜
稲田 優勢 福井
高市 優勢 奈良
佐藤 やや劣勢 大阪
希望
小宮山 やや劣勢 埼玉
太田 やや劣勢 千葉
安井 やや劣勢 愛知
西岡 やや劣勢 長崎
立憲
石川 やや優勢 北海道
阿部 やや劣勢 神奈川
西村 やや劣勢 新潟
辻元 優勢 大阪
共産
池内 やや劣勢 東京
無所属
堀内 やや劣勢 山梨
菊田 やや優勢 新潟
山尾 やや優勢

4181チバQ:2017/10/15(日) 14:18:49
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171015-00000026-khks-pol

<衆院選福島>新4区 3区から編入の西郷村で火花 新票田での浸透に躍起

10/15(日) 13:08配信��

福島県西郷村であった福島4区候補者の個人演説会。各陣営が村を重点地域と位置付ける

 衆院選(22日投開票)で自民党前議員(比例東北)の菅家一郎候補(62)と希望の党前議員の小熊慎司候補(49)が競り合う福島4区は、区割り改定で栃木県境の西郷村が3区から編入された。2014年の前回は小熊氏が416票の僅差で菅家氏に辛勝した。新たな票田での得票が勝敗を左右する可能性があり、両陣営はてこ入れに必死だ。

 「西郷の声を国政に届ける。与党議員に任せてほしい」「知名度はまだまだだが、西郷の思いを背負って働かせてほしい」。菅家氏と小熊氏は公示日の10日、相次いで西郷村に入り、街頭などで支持を訴えた。

 村の有権者は約1万6000人。4区で会津若松、喜多方両市、会津美里町に次ぐ多さだ。中選挙区時代は渡部恒三・元民主党最高顧問(85)、小選挙区になってからは3区の民進党系前議員の玄葉光一郎氏(53)が地盤としてきた。前回は玄葉氏が自民新人相手にほぼ2倍となる約4500票を獲得した。

 菅家氏の陣営幹部は「玄葉氏の票はあくまで個人票。そのまま小熊氏に移るとは考えにくい。五分の戦いに持ち込みたい」と強調。村に事務所を新たに構え、自民系村議らの支援を受けて組織戦を展開する。

 小熊氏は、玄葉氏の後援会を軸に浸透を図る。13日に村で開いた個人演説会には渡部氏と玄葉氏が駆け付けた。選対関係者は「2人が築いた『財産』を目減りさせずに小熊の名前を売り込みたい」と話す。

 福島4区には他に、いずれも新人で共産党の古川芳憲氏(66)、社民党の渡辺敏雄氏(68)が立候補している。

4182とはずがたり:2017/10/15(日) 14:23:23
<衆院選>消費増税 町工場恐々 仕事減る不安 大阪13区
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/business/mainichi-20171015k0000m010122000c.html
09:30毎日新聞

 衆院選公示後、初の週末。14日昼、東大阪市の枚岡神社は秋祭りでにぎわっていた。周辺で大阪13区の候補者が消費増税を巡って熱弁を振るう。候補者に握手を求められた女性(70)は興奮気味に話した。「物価は高いのに消費税まで上がったら生活できん」

 約6000の製造業者が集まる東大阪市。御厨地区で金属加工業を営む男性(42)に好景気の実感はない。孫請けの下請けで、仕事が回ってくるのは最後だが、不景気の影響は最初。「アベノミクスの恩恵って何の話やと思うね」と言う。

 安倍晋三首相は衆院解散前、消費税率を上げて税収の一部使途を教育無償化などの子育て支援に向けると述べた。男性には3人の子がおり、教育機会の均等化には賛成だ。ただ工場経営も気になる。2008年のリーマン・ショックで売り上げは半分以下に落ち、14年に消費税率が8%に上がった際は2割も減った。増税で再び仕事が減ることを恐れる。

 取引先の萎縮を懸念する人もいる。山田真司さん(58)は兄、長男と一緒に東大阪市内の工場で金属部品を作る。製品の単価はじわじわ下がっている。増税コストを考え、取引先が発注量を抑制するかもしれない。その時は「生活費を切り詰めるしかない」と思う。

 増税に身構える中小零細企業。後継者不足という課題もある。東京商工リサーチによると、16年の企業の休廃業・解散数は2万9583件と過去最高を更新した。近畿2府4県も前年比15%増の4371件。ほとんどは中小零細で、後継者不在が影響している。増税の余波は、事業継続の瀬戸際にある業者を揺さぶるかもしれない。

 御厨地区で金属研磨の工場を営む男性は77歳になる。廃業も考えるが、月数万円の年金だけでは生活できず、工場を続ける。近くに約10軒の貸し工場があるが、半数は空いている。「厳しい仕事なんで、子に継がせたいとは思わない」と話す。

 山田さんの工場は最近、受注量が増えた。同業の廃業の影響だ。仕事はありがたいが、心配もある。「同業が潰れていけば、技術伝承が途絶えてしまう」

 大阪13区は5候補が乱立する。消費増税の凍結・中止を訴えるのは共産新人の長岡嘉一氏(48)、立憲民主新人の姜英紀氏(45)。維新新人の青野剛暁氏(43)は増税より身を切る改革、無所属元職の西野弘一氏(48)は5%に戻すべきだと主張し、自民前職の宗清皇一氏(47)は街頭演説の話題は経済と外交に絞る。宗清、青野、西野の3氏は元大阪府議で保守票を奪い合う。

 14日夕。東大阪市内のスーパー近くで候補者が演説する前を、買い物客が行き交う。女性会社員(50)は「教育無償化には増税が必要。子がいない家庭も恩恵を感じる仕組みも作るべきだ」。消費税の行方に関心を寄せる有権者は多い。【山崎征克、金志尚】

 ◇大阪13区=東大阪市

西野 弘一48[元]府議    無元

宗清 皇一47[元]府議  自前=公

長岡 嘉一48[元]東大阪市議 共新

青野 剛暁43[元]府議    維新

姜  英紀45[元]NHK職員 立新

 ◇19年10月予定の消費税率10%引き上げを巡る各党の主張

自民=引き上げを前提に、増収分の使途を子育て世代への投資に集中する

希望=国民に好景気の実感はない。前回増税が消費に与えた影響を考え、凍結

公明=引き上げを前提に、食品等の税率を据え置く軽減税率制度を確実に実施

共産=増税は中止し、格差をただし、くらしを応援する経済政策に変える

立憲=将来的な国民負担の議論は必要だが、ただちには引き上げられない

維新=増税は凍結。「身を切る改革」を徹底し、新たな財源を生み出す

社民=景気の悪化を招く増税に反対。税制改革や使途の見直しで財源を確保

こころ=消費税マイレージ制度を導入する

4183チバQ:2017/10/15(日) 14:24:55
https://www.nishinippon.co.jp/sp/nnp/representatives_election_2017_kumamoto/article/365958/
広大に 復興半ば「声届くのか」

2017年10月15日 06時00分

仮設住宅が並ぶ衆院熊本3区内の団地を選挙カーで訪ねて支持を訴える候補者=14日午後、熊本県甲佐町

 公示後初めての週末を迎えた衆院選。区割り変更に伴い広大な面積を抱えることになった熊本3区は、熊本地震の被害が甚大だった自治体が多く「被災地選挙区」とも呼ばれる。最大震度7の「前震」発生から14日で1年半。住まいやインフラの再建は道半ばにあり、政治の役割はなお大きいが、最大被災地の益城町にとっては候補者の顔ぶれが一変、投票所も減った。「置き去りにされないか」。被災者の間でそんな不安が漂う。

 益城町のテクノ仮設団地には、県内最大のプレハブ約500戸が並ぶ。「もう少しお金があれば」と迫田敏子さん(72)は明かす。夫と娘と3人暮らし。「1千万円」をうたう低価格住宅に引かれたが、設備工事や諸経費で1500万円を超すと聞き、踏ん切りがつかない。なお県内には、約4万5千人が仮設などでの仮住まいを続けている。

 「今までより厚い支援を行っていきます」。13日、仮設団地を訪ねた安倍晋三首相は被災地支援に言及したが、演説の大半は北朝鮮情勢などに割かれた。

 町内では体育館などの公共施設も被災しており、投票所は地震前の28カ所から12カ所に減った。首相と握手を交わした女性(72)は「投票所が遠い。ここに造ってくれたらよかった。投票は行かんかも」と話す。

 区割り変更に伴い、熊本県内は小選挙区数が5から4に減り、阿蘇地域を含む3区には益城町など5町が加わった。3区は熊本市を含む1区の13倍、全国最小の東京14区と比べると100倍近く広い。

 女性が応援してきた旧4区の自民前職は今回、比例代表に回った。投票用紙に名前を書いたことがない自民前職と共産新人の二者択一を迫られる。両候補とも震災復興を叫ぶが、女性は「蚊帳の外にいるような気分です」と言う。

 14日、行楽客のマイカーが、南阿蘇村の阿蘇長陽大橋を進む。国が代行して24時間態勢の突貫工事を進め、8月末に復旧した。地元の立野地区で区長を務める上村健さん(67)は早期復旧を歓迎する一方、「道ができると、もう元通りだと思われないか」と懸念する。

 村内のいくつもの集落が再生の道筋を描けないままだ。国の集団移転事業は、小集落にとって「10戸以上」などの条件が高い壁となった。要望した条件緩和は認められず、頓挫した地域もある。

 45世帯の75%が全半壊した同村の沢津野地区。農業の古澤育男さん(80)は人口と農業後継者の減少が気掛かりだ。更地ばかりになった山あいの集落に、どれだけの住民が戻れるのか。

 「1票の格差」を是正する区割り変更。人口比で定数を配分すれば、都会の声を代弁する政治家が増え、地方の代表が減る。山深い被災地にとって、その現実は重い。古澤さんの表情は晴れない。「ここの声は、ますます国会に届きにくくなるんじゃないか」

=2017/10/15付 西日本新聞朝刊=

4184名無しさん:2017/10/15(日) 14:25:33
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4185チバQ:2017/10/15(日) 14:28:16
https://www.nishinippon.co.jp/sp/nnp/representatives_election_2017_kyushu/article/365960/


衆院選・九州比例九州、定数減で激戦 公明、4議席死守へ野党に秋波 共・社「新党に票奪われる」警戒

ニュース小選挙区比例代表

比例九州、定数減で激戦 公明、4議席死守へ野党に秋波 共・社「新党に票奪われる」警戒

2017年10月15日 06時00分

 22日投開票の衆院選で、比例代表九州ブロック(九州・沖縄8県)の票争奪戦が熱を帯びている。同ブロックの定数は、2014年の前回から1減して20。「4議席死守」を至上命令とする公明党は、選挙協力を結ぶ小選挙区の自民党候補に今まで以上に比例票を回すよう求め、水面下で野党候補にも「取引」を持ち掛ける。一方、二つの新党は初の比例“参戦”で議席獲得を目指しており、共産党、社民党といった「老舗」野党も焦りを募らせる。

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 「私の存在が今、風前のともしびまで追いやられている状況でございます」

 公示後の平日、福岡県古賀市の菓子メーカー食堂で、同ブロックに立候補した公明前職は言葉に悲愴(ひそう)感を漂わせ深々と頭を下げた。

 比例代表は、全国11ブロックで得票に応じた議席が各党に割り当てられ、名簿登載順に当選者が決まる仕組み。前回、公明は九州ブロックで103万票を積み上げ「悲願の4議席」を初成就。名簿4位に登録されていたこの候補者は19番目で当選した。今回も、党の名簿登載順位は4位だ。

 公明は4議席維持を掲げて今回の集票目標を116万票に引き上げた。だが党福岡県本部関係者は「前回もめいっぱい背伸びして出した数字。ハードルは相当高い」と認める。

 公明は従来、自民候補との間で「選挙区は自民、比例は公明」をうたい文句に、票を融通し合う「バーター(交換)」戦略を取ってきた。しかし熊本、鹿児島両県で小選挙区数が減ったことが影を落とす。選挙区減で票の「交換相手」も少なくなったのだ。

 自民は両県で1人ずつ、前職を比例単独候補に回した。候補者調整で熊本4区から立候補した前職は、比例転出したベテラン前職への配慮もあり、遊説で「比例は自民」と訴えている。公明側は、こうした前回と異なる自民側の動きに神経をとがらせる。

   ■    ■

 各党とも注目するのは、希望の党、立憲民主党という二つの新党の動向だ。両党の比例名簿には民進党出身の前職や元職の重複立候補者のほか、上位に大臣経験者を置いたり、引退した旧民主党国会議員を加えたりするなど集票に工夫を凝らす。このため政権批判票の受け皿として、比例での議席獲得に重点を置く共産や社民は危機感を強める。

 同ブロックで前回2議席を得た共産は90万票を得票目標に据えて3議席以上の獲得を狙い、社民も前回1議席からの上積みを目指しているが、現状は厳しい。共同通信が10、11日に実施した世論調査では、2新党で計6議席を確保する見通しで、旧民主党が前回獲得した3議席から倍増する勢いだ。

 ある共産陣営関係者は「新党が与党支持層からだけでなく、うちや社民支持層からも票を奪っているのでは」と警戒する。

   ■    ■

 「200でも300でもいい。比例で回せる票があるならお願いできないか。小選挙区で何倍ものお返しをする」

 数日前、北部九州の小選挙区に立候補した民進出身の元職に、公明関係者から電話がかかった。公明関係者は「票をくれるなら、組む相手は自民でなくてもいい」と声を潜める。

 公明熊本県本部の幹部は、自民前職が公明に推薦願を出していない熊本1区でも、一騎打ちの相手である希望前職を支援する可能性を示唆。他県の県本部幹部も「自民候補が協力的でないとみなせば、支援の手を緩めることもある」と、バーター戦略に乗らず比例票を出し渋る自民陣営をけん制する。

 選挙戦も残り1週間。各党の比例票を巡る攻防は激しさを増している。

=2017/10/15付 西日本新聞朝刊=

4186チバQ:2017/10/15(日) 14:31:24
http://www.sankei.com/smp/politics/news/171015/plt1710150005-s1.html
地方の民進は「焼け野原」? 前原誠司代表、合流の真意訴え…枝野幸男氏との“友情”にも言及衆院選2017.10.15 05:00

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 衆院選公示後、初の週末となった14日、民進党代表の前原誠司氏が希望の党候補者の応援のため、埼玉県と群馬県に入り、熱弁を振るった。野党再編に踏み切った理由を「焼け野原のような」地方の民進党の窮状などと説明、再編中に誕生した枝野幸男氏率いる立憲民主党については「残念」と評した。

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大阪の現状で自虐「ゼロですよ」

 前原氏は群馬1、2区の候補者のもとに駆けつけ、希望との合流に至る経緯を説明、「全て私の責任です」と語り、理解を求めた。首相指名候補も決まらないまま選挙戦に突入し、劣勢とも伝えられる中、前原氏が強調したのは「政権交代ができる二大政党制(の実現)」だった。

 民進のまま選挙戦に挑むことも考えたという前原氏は、合流を決断した理由について「今の政権をなんとか止めなくてはならない。野党がバラバラで立ち向かっても結局、安倍さんを利するだけだ」と説明した。

 “打倒安倍政権”を掲げても与党への対抗軸となれず野党共闘も進まなかった合流前の党内事情の象徴として、前原氏が挙げたのが地方議会の劣勢ぶりだった。

 民進所属議員が「たった1人」しかいない大阪府議会を「維新にやられて焼け野原」と自虐的に表現、大阪市議会については「何人だと思います? 民進党の議員、ゼロですよ」と説明。「民進で突っ込んで勝てるところもあるかもしれない。しかし、われわれは政権交代をしようと言い続けている」と、野党がかたまり、政権を止める体制づくりだったと強調した。

共産念頭「安保破棄…組めない」

 しかし、肝心の再編の中で共産党との共闘に前向きだった党内左派との“溝”にも触れ「残念なことに立憲民主党というものができました」と述べた。代表に就いた枝野氏は安保観が不一致で党内左派の代表格だが、一方で「今でも親友」。初当選以降、苦楽をともにしたのは「枝野さんと私だけ」などと補足した。

 その友人に連携を呼びかける共産党を念頭に、「党名は言いませんけども、日米安保を廃棄せよといっている政党があるのではないですか?」。そして、「政権選択選挙では組めない」と言い切った。

4187名無しさん:2017/10/15(日) 14:33:06
希望候補が得票で共産に負けそうな小選挙区

東京20・長野4・京都1

4188名無しさん:2017/10/15(日) 14:43:54
結局自民の比例支持率が35%あるのが大きいよね
結局2014と変わらないからやっぱり290が前提になるね

4189名無しさん:2017/10/15(日) 14:53:30
選挙戦終盤の見どころは

安倍自民VS枝野立民 in東京、北海道
自民vs野党共闘 in新潟
大阪自民vs大阪維新 in大阪

4190名無しさん:2017/10/15(日) 15:13:08
枝野氏、まさかの大接戦 選挙プランナーらが分析 首都圏全46区「当落リスト」 激闘10・22衆院選
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171014-00000010-ykf-soci
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171014-00000010-ykf-soci.view-000

 松田氏は、埼玉と神奈川、千葉の各選挙区の特徴をこう分析した。

 まず、埼玉5区が壮絶な死闘となっている。

 ここは、小池氏の「選別・排除」路線に反旗を翻し、立憲民主党を立ち上げた枝野幸男代表の地元だ。事実上、自民党の牧原秀樹元環境政務官とのガチンコ勝負である。

 枝野氏は、党の仲間を応援するため、全国を駆け回り、「まっとうな政治を取り戻す」などと訴えている。
この選挙区に希望の党は「刺客」として、同じ弁護士の高木秀文氏を送り込んだ。

 報道各社の情勢調査の中には「先行・牧原氏、追う枝野氏」というものもある。10ポイント近くも引き離されているのだ。
枝野氏が勝っている調査もあるが、5ポイント以下というケースも。代表就任でメディアに露出しているが、序盤戦では「枝野氏=接戦、落選危機」なのだ。

4191名無しさん:2017/10/15(日) 15:15:52
枝野不利情報は少しでも選挙区に張り付かせたいんじゃないかと邪推してしまう

4192名無しさん:2017/10/15(日) 15:34:47
正直立憲が東京で選挙区取れそう言うけど長妻くらいだよな。

4193名無しさん:2017/10/15(日) 16:37:02
大阪16は西村真悟系統寝てるな、こりゃ。補選で推薦出さなかった恨み神髄といったところか。

4194名無しさん:2017/10/15(日) 16:39:41
立憲民主で新人が選挙区当選したら快挙だな
しかも公明相手に

今回の選挙うんざりしてたけど
大阪16区わくわくする

4195とはずがたり:2017/10/15(日) 16:46:21
確か森山は元職ではなかったでしたっけ?

4196名無しさん:2017/10/15(日) 17:44:37
これはリンクだけ。
https://twitter.com/side55mode/status/883478226563092481

4197名無しさん:2017/10/15(日) 19:12:49
http://www.asahi.com/articles/ASKB55F5KKB5UZPS023.html?iref=twitter
金子恵美・菊田真紀子氏が激戦 新潟 北陸信越情勢調査

2017年10月15日12時47分

新潟4区の菊田真紀子(左)、金子恵美の両候補者

 北陸信越ブロックの5県では、14年の前回は19選挙区のうち16選挙区を自民が制した。今回は、自民前職と無所属前職が激突する新潟4区や、長野1区、元職が希望から立った石川3区などで激しい競り合いになっている。

4198チバQ:2017/10/15(日) 20:08:49
http://www.kahoku.co.jp/special/spe1189/20171013_06.html


<衆院選宮城>選挙区ルポ(上)1区 党首次々応援風探る 2区 2極化集票合戦過熱


聴衆を前に支持を訴える候補者。12日間の舌戦が始まった=2017年10月10日午前9時25分ごろ、仙台市青葉区一番町
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 衆院選は22日の投開票まで9日に迫り、攻防は日増しに熱を帯びている。政権継続による安定を掲げる自民党の候補者に対し、野党再編で分裂した希望の党や立憲民主党、無所属の候補らは刷新を訴えて切り崩しに挑む。県内6小選挙区で繰り広げられる戦いの現場に迫った。(敬称略)

◎宮城1区
 東北の中枢で3選を重ねた意地と、復興副大臣の自負が言葉ににじむ。
 仙台市青葉区子平町で11日にあった個人演説会。自民党前議員土井亨は約150人を前に「役に立てるのは私だけだ。負けるわけにはいかない」と言い切り、深々と頭を下げた。
 4度激戦を演じた元衆院議員郡和子は8月、仙台市長に転身。昨年の参院選に続き、郡を勝利に導いた野党共闘に危機感は強かったが、民進党は希望の党との合流で分裂した。自民有利との観測が広がる。
 1区は「風」に左右されやすい。地方議員や後援会組織の足場を地道に固めてきた自信はあるが、「油断禁物。何とか逃げ切りたい」と陣営幹部。公示日は首相安倍晋三が仙台入りし、陣営を引き締めた。
 「党から東北で挑戦するのは1人。力を貸してほしい」。立憲民主党新人岡本章子は12日、青葉区一番町の商店街を練り歩き、名前の売り込みに奔走した。
 約25分間で50回近く党名を連呼。陣営は「党への反応が意外に良く、『立民イコール岡本』を印象付けたい」と狙いを語る。仙台市議時代から地盤とする太白区に比べ、知名度が低い青葉区でてこ入れを急ぐ。
 党代表枝野幸男は仙台を第一声に選び、「宮城は野党共闘の実績がある」と力を込めた。「『選挙区で勝て』というメッセージ。比例復活では済まされない」。緊張感が陣営を覆う。
 希望新人伊藤優太の元に11日、党代表の東京都知事小池百合子が応援に駆け付けた。青葉区のJR仙台駅前で「安倍1強政治を許さない」と呼び掛けた。
 「来てもらえれば流れは変わる」と公示前に読んでいた伊藤。ただ聴衆から大きな拍手が湧き起こる場面は少なく、期待した熱狂には程遠かった。小池劇場の旋風は、一時の勢いを失いつつある。伊藤は再び風を巻き起こそうと、一人自転車で選挙区を走り回る。
 日本維新の会新人畠山昌樹は街頭で消費増税凍結と、身を切る改革を訴える。

◇宮城1区立候補者

土井亨59☆復興副大臣  自(細)前(3)
(公・日推)
岡本章子53☆党県代表   立◆新 
畠山昌樹43☆医師     維 新 
伊藤優太32☆元仙台市議  希 新 
油井哲史37 幸福実現党県代表 諸 新 
今留尚人52 医師     無 新 

〔注〕☆は比例代表との重複立候補者。
◆は解散時民進党公認の立候補者


◎宮城2区
 公示後2日目の朝には、既にのどがつぶれていた。
 「野党全てが相手の味方に付いた。多勢に無勢の厳しい選挙だ」。12日午後、仙台市若林区の災害公営住宅前に立った自民党前議員秋葉賢也は、しわがれ声に危機感をにじませた。
 2区に立候補した過去4回は、野党候補が複数出て秋葉が浮上する構図だった。今回は初めて野党が一本化。不安を拭えぬ秋葉は、毒づく弁舌もいとわない。
 首相安倍晋三と並んだ10日のJR仙台駅東口。対戦する無所属元議員の鎌田さゆりが13年前、議員辞職に追い込まれた支持労組の選挙違反事件に触れ、「公正で爽やかに、クリーンに戦う」と嫌みを吐いた。
 「共産の応援候補に議席は渡せない」と各地で繰り返す秋葉。「反共」をくすぐって保守の結束を促す。
 鎌田は11日、宮城野区の幸町団地に立った。「安倍政権に終止符を打つ手段として私を使ってほしい」と言った直後、約1メートルの垣根を軽快に跳び越えて女性に握手を求めた。
 選挙カーで移動中は助手席から上半身を乗り出し、大きく腕を振る露出術。地方、国政合わせて過去8回の選挙戦で鍛えた空中戦は迫力を増してきた。
 7月の仙台市長選を引き継ぐ民進、共産、社民各党県議、市議の共闘は固い。秋葉に「中核は共産だ」とあおられても「仕返ししない。クリーンさが傷付く」(陣営幹部)と受け流す。
 選挙戦序盤で地元の泉区を固め、中盤以降は宮城野、若林両区を重点エリアに位置付けて攻勢を仕掛ける戦略だ。約20年前に自民市議だった縁(えにし)を生かし、保守層の切り崩しも強める。

 ◇宮城2区立候補者

秋葉賢也55☆党政調副会長 自(無)前(5)
(公・日推)
鎌田さゆり52 元宮城県議  無◆元(2)

〔注〕☆は比例代表との重複立候補者。
◆は解散時民進党公認の立候補者

4199チバQ:2017/10/15(日) 20:09:16
http://www.kahoku.co.jp/special/spe1189/20171014_08.html
<衆院選宮城>選挙区ルポ(中)3区 惑う風 手探りの戦い 4区 人口増地域 主戦場に


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 衆院選は22日の投開票まで9日に迫り、攻防は日増しに熱を帯びている。政権継続による安定を掲げる自民党の候補者に対し、野党再編で分裂した希望の党や立憲民主党、無所属の候補らは刷新を訴えて切り崩しに挑む。県内6小選挙区で繰り広げられる戦いの現場に迫った。(敬称略)

◎宮城3区

 「『安倍1強』を批判する党があるが、上っ面の話ばかり。地域を理解し、ビジョンを語らないといけない」。自民党前議員西村明宏は11日夜、岩沼市で演説会を開き、自信にあふれた表情を見せた。
 選挙区内の首長や地方議員と連動した分厚い組織力は、5選を目指す今回も健在。演説では国土交通・復興・内閣府副大臣時代の実績を強調し、新人候補との違いを際立たせる。
 警戒するのは楽観ムード。公示直前、前党総務会長細田博之は西村陣営を「完全に緩んでいる」と戒めた。西村はこの言葉をあえて公言し、引き締めを図る。
 「政権交代のチャンス。今までの政治をリセットする」。公示日の10日、名取市の仮設住宅で、希望の党新人一條芳弘は党のカラーと同じ緑のたすきを掛け、声を張り上げた。
 選挙初挑戦の元会社員とあって知名度は低い。戦いは新党の追い風を最大限に生かす形で始まった。
 一転して新聞各紙が党の伸び悩みを伝えた12日。一條は角田市の街頭演説で、小池百合子党代表が多用する「リセット」や「希望」の言葉を使わず、農家戸別所得補償の復活を訴えた。新党に対する風向きが定まらない中、手探りの選挙戦が続く。
 共産党新人吉田剛は改憲の議論に前向きな自民党と希望の党の双方を批判。12日、大河原町で個人演説会を開き「ぶれずに憲法と平和、暮らしを守る政治に転換する」と訴えた。

◇宮城3区立候補者
一條芳弘 44 ☆元衆院議員秘書 希 ◆ 新
吉田剛  35  党地区常任委員 共   新
西村明宏 57 ☆元国交副大臣  自(細)前(4)(公・日推)
〔注〕☆は比例代表との重複立候補者。◆は解散時民進党公認の立候補者

◎宮城4区

 公示日翌日の11日、3陣営の選挙カーが富谷市に集中した。住宅団地に訴えがこだまする。
 自民党前議員の伊藤信太郎は早朝、同市明石台の交差点に立った。通勤通学の住民に手を振った後、市内のベッドタウンを縫うように選挙カーを走らせる。
 「確かな実行力で地域の声を国政で実現する」。あえて街頭に立たず、市内をくまなく回った。無党派層に広く浸透を図る作戦だ。
 宮城4区全域で優位に選挙戦を進めるが、陣営は緩みを警戒する。2009年の衆院選で9万を超えた得票数は12年に約8万に落ち、14年は6万台まで減った。「1票が重い戦いだ」。選対本部長の県議藤倉知格は表情を引き締める。
 区割り改定で松島、大郷両町が5区に編入された。各陣営にとって、人口増地域で町から市に昇格した富谷市が「主戦場」の一つとなる。
 「希望の党が政治を変える」。希望新人坂東毅彦は11日午前、同市の大型店前に立った。「介護現場の実情を国に伝えたい」と、医師として医療福祉行政に携わった経験を前面に打ち出す。知名度不足を補うには都市部でいかに名前と顔を売り込むかが鍵だ。
 10日の第一声で、選対本部長としてマイクを握ったのは、元富谷町議の斉藤きえ子。町長選と県議選に出馬した経験があり、富谷重視の布陣に加わった。斉藤は「選挙区には人口増加地域がある。声掛けしてもらい、一票一票を積み上げよう」と呼び掛けた。
 共産党新人高村直也も同市の街頭に立ち「憲法9条を破壊する安倍政権に審判を下そう」と訴えた。(敬称略)

◇宮城4区立候補者
伊藤信太郎 64 ☆元外務副大臣 自(麻)前(5)(公・日推)
坂東毅彦  58 ☆医師     希 ◆ 新
高村直也  34  党県常任委員 共   新
〔注〕☆は比例代表との重複立候補者。◆は解散時民進党公認の立候補者


2017年10月14日土曜日

4200チバQ:2017/10/15(日) 20:10:01
http://www.kahoku.co.jp/special/spe1189/20171015_11.html
<衆院選宮城>選挙区ルポ(下)5区 有権者増、訴え届くか 6区 本人不在、県議ら奔走


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 衆院選は22日の投開票まで9日に迫り、攻防は日増しに熱を帯びている。政権継続による安定を掲げる自民党の候補者に対し、野党再編で分裂した希望の党や立憲民主党、無所属の候補らは刷新を訴えて切り崩しに挑む。県内6小選挙区で繰り広げられる戦いの現場に迫った。(敬称略)

◎宮城5区

 政権与党の一員としての実行力を強調した。
 自民党前議員勝沼栄明は13日朝、石巻市の街頭で気勢を上げた。近くには東日本大震災の災害公営住宅が立ち並ぶ。「皆さんは歯を食いしばり頑張ってきた。復興完遂が私の使命だ」
 2014年の前回は公示直前に比例北海道から国替えし、当時民主党前議員だった安住淳に挑戦。約3万票の大差で退けられた。
 今回は区割り変更で松島、大郷、南三陸の3町が加わり、有権者が約3万人増えた。陣営は「勝沼が勝たなければ地域の未来はない」と序盤から3町を重点的に回り、浸透を図る。
 党本部もてこ入れを図る。13日は地方創生担当相梶山弘志が応援のマイクを握り、終盤には復興相吉野正芳も入る。
 野党再編の激流にさらされた民進系の安住は、約25年ぶりに無所属で戦う。「唯一の地元出身候補」と地域代表を強調する。
 公示日の10日。安住は石巻市から南三陸町歌津の商店街へ向かい、約50人の聴衆に誓った。「歌津と石巻は震災で被災した仲間。最後まで責任を持ってこの地域の復興に取り組む」
 議席を7期守り、強固な支持基盤を築いたが、編入された3町での後援会発足は間に合わなかった。
 15日以降は新潟、神奈川、佐賀の各県などで民進系候補の応援に奔走する予定もある。陣営は「安倍1強の流れを変える。『裸一貫』での戦いは大変厳しく、終盤になるにつれ勝沼に追い詰められるだろう」と警戒。後援会組織がフル回転し、票固めを進める。

◇宮城5区立候補者
勝沼栄明42☆医師     自(二)前(2)(公・日推)
安住淳55 元財務相   無◆前(7)
〔注〕☆は比例代表との重複立候補者。◆は解散時民進党公認の立候補者 

◎宮城6区

 本人不在の緊急事態を、全域に広がる分厚い組織がはねのけようとしている。
 公示翌日の11日朝、JR古川駅前で伊藤康志大崎市長、地元選出の県議、大崎市議が総出でチラシを配り、自民党前議員小野寺五典への支持を呼び掛けた。
 「国を守るため本人は東京で懸命に頑張っている」。選挙カーに乗り込んだ「代役」たちが、防衛相の実績を訴え続けた。
 小野寺は北朝鮮情勢の対応で選挙区入りできない。地元県議が地域ごとに戦略を練り、票固めを進める。
 県内唯一の自民、共産の一騎打ち。陣営は2014年衆院選の10万1200票超えを目指すが、不安材料もある。「前回より安倍政権への批判は強い」(県議)。5区に編入した南三陸町で前回獲得した5300票の穴埋めも不可欠だ。
 選対本部長の畠山和純県議は「防衛相の実績は、与野党問わずに地元で評価されるはずだ」と自信を見せる。
 「戦争か平和かを選ぶ選挙。私が唯一の野党候補。防衛大臣との一騎打ちに挑ませてほしい」。13日に登米市中心部に立った共産党新人横田有史が力を込めた。
 共産党推薦の県知事選候補とも連動して従来の組織票を固めると同時に、「反自民、打倒安倍政権」を旗印にリベラル層の掘り起こしを図る。前回民主党候補が獲得した3万2000票の取り込みに躍起だ。
 公示直前には、県議時代から旧知のリベラル寄りの自民党関係者にも接触した。横田は「党派を超えて、予想以上に反応がいい」と一定の手応えを感じ始めている。(敬称略)

 ◇宮城6区立候補者
小野寺五典57☆防衛相    自(岸)前(6)(公・日推)
横田有史73 党県副委員長 共 新 
〔注〕☆は比例代表との重複立候補者。◆は解散時民進党公認の立候補者 


2017年10月15日日曜日

4201チバQ:2017/10/15(日) 20:13:13
http://www.tokyo-np.co.jp/article/senkyo/shuin2017/sai/CK2017101202100016.html
埼玉
<注目区を歩く>(1)11区 亀裂生んだ自民の裁定
2017年10月12日
 「二階(俊博)幹事長にあれやこれやと工作して、私の公認を外すよう働き掛けた。こんな不合理な、不正義なことがありますか」
 夏のような日差しが降り注ぐ公示日の十日。無所属前職の今野智博が自民幹事長の名を出して、怒りの声を張り上げた。JR深谷駅北口のロータリーには、無所属にもかかわらず「自民党」と染め抜かれた青いのぼり旗が、いくつもはためいていた。
 批判の矛先は、今野が「赤いポスターの人」と言う無所属前職の小泉龍司だ。小泉にかつて自民復党の働き掛けがあったこと、無所属議員のため地域に予算を付けられず、地域が衰退していること-。今野が舌鋒鋭く批判を浴びせると、脇を固める自民県議らから大きな拍手が上がった。
 二〇〇五年の郵政選挙を機に自民を離党し無所属となった小泉に対し、今野は過去二回、党公認を得て戦った。しかし、今回は骨肉の公認争いの末、小泉が巻き返しに成功した。
 小泉を復党させて無所属での立候補を認め、今野を無所属の党推薦候補とする-。自民党本部は公示直前、異例の決定をした。小泉を自身の派閥の特別会員とする二階の強い意向が働いたとされる。二人を競わせ、勝者を追加公認する方針だ。
 一方の小泉。深谷市での第一声は弁舌滑らかだった。「いろいろあったが復党することができた。十二年かかった。まだ道半ば。(投票日までの)残り十二日間の大事な行程を仕上げれば、自民党代議士として返り咲ける」。出陣式には公明市議らも駆けつけ、蜜月ぶりを見せつけた。
 過去二回の選挙は小泉がほぼダブルスコアで勝利している。今野は自民、公明が圧勝した前回、惜敗率で52・94%と小泉に「大敗」。しかし、比例北関東ブロックに名簿登載された自民の重複立候補者が小選挙区で続々と当選し、かろうじて比例復活できた。
 今野は七日、本庄市民文化会館で開かれた市民向けのカラオケ大会の席で「男はつらいよ」を熱唱。公認を外された自らの心境を重ねた。
 希望からは元銀行員の新人三角創太が立候補した。母子家庭で育った三角は「経済的な理由で教育の機会を奪われるのはおかしい」と、政治家を志すようになった。
 当初、13区で民進から立候補する予定だったが、希望への合流を受けて「国替え」を強いられた。三角は「13区で活動した一年半がふいになったが、党は違う場所で出馬せよとのこと。サラリーマンの転勤のようなもの」と自分に言い聞かせた。連合埼玉が側面支援し、知名度アップを図る。
 共産の新人柴岡祐真は三回目の出馬となる。政治活動の原点は、太平洋戦争で青年期に勉強する機会がなかったという祖父の無念だ。「平和な日本をつくっていこう」と、大学入学直前に入党。党の委員として経験を重ねてきた。
 深谷駅北口での出発式の後、記者団の取材に「自公政権批判の手応えを感じている。希望も自公の補完勢力でしかない。無党派のリベラルな層に支持を訴えていきたい」と述べた。 =敬称略
  (出来田敬司)
     ◇
 突然の解散を機に始まった政界再編の余波は、県内選挙区の構図にも変化をもたらした。一方で、個別の事情から激戦が予想される選挙区もある。注目区の候補者を追った。
     ◇
柴岡祐真33 党中央委員    共新
今野智博42 (元)法務委理事   無<前><2>  =自
三角創太29 (元)銀行員     希新
小泉龍司65 (元)青少年特委理事 無前<5>
 (上から届け出順)

4202チバQ:2017/10/15(日) 20:13:35
埼玉
http://www.tokyo-np.co.jp/article/senkyo/shuin2017/sai/CK2017101302100009.html
<注目区を歩く>(2)4区 暴言騒動 どう影響 
2017年10月13日
 衆院選の号砲が鳴った十日、志木駅近くで出陣式に臨んだ自民新人の穂坂泰が声を詰まらせた。ポケットの演説メモを繰り返し確認する姿に、支援者からざわめきが漏れた。
 穂坂は昨年四月の志木市議選で初当選し、政治家経験は一年余り。元秘書への暴言疑惑などで離党し、無所属で三選を目指す豊田真由子に代わる公認候補として、急きょ出馬した。
 「もっと経験をさせてから次のステップを踏んだ方がいい、という意見があるのは事実。でも穂坂が手を挙げなければ、自公連立を望む方々の受け皿がなくなってしまう」と選対幹部。陣営は選挙区の市長、市議会議長らによる支援体制を敷き、穂坂の知名度アップと、出遅れた選挙戦の巻き返しを図る。
 対照的に、維新新人の青柳仁士と希望新人の吉田芳朝は、着々と準備を整えてきた。
 青柳は前々回二〇一二年は4区から出馬し、約四万六千票を獲得。候補者調整で9区へ転じた前回一四年は約六万票を獲得しながら、いずれも落選した。今回こそ古巣の4区で吉報をと願う。「四市に公認市議を擁立して、すべて当選させた。その過程で支援者の名簿作りを進め、自民系の支持者も取り込めた」と青柳。
 手応えありと見た代表の松井一郎は、公示日前の八日、青柳とともに志木駅頭に立ち「大阪で成功した維新の施策を全国へ。埼玉でも力を貸してほしい」と声を合わせた。
 吉田は一六年四月、民進の4区総支部長に就任後、「組織票よりも個人票」という目標を掲げ、地域の中小企業経営者らとの絆を深めてきた。大学時代に上田清司知事(当時は4区選出の衆院議員)の事務所でボランティアをして以来、師弟関係にある上田からは「ここは私の特区だから」と後押しを約束された。連合埼玉の個別支援も取り付けた。
 三陣営は票固めを急ぐ一方で、豊田の動向に神経をとがらせる。穂坂の選対幹部は「豊田がかわいそうだと思う人が、自民支持者の中にもいる」と警戒する。青柳は候補者が列席した地域イベントで、豊田に市民が群がるのを目にし「知名度は圧倒的だ」と驚いた。吉田は街宣で「良識のある有権者がそろっていることを、今回の選挙で示していただきたい」と遠回しに豊田への投票回避を訴える。
 その豊田。公示日は駅頭に、「みそぎの色」という白いスーツ姿で登場。「ゼロどころか、どん底からのスタート」と声を上げた。この日は四十三歳の誕生日。支援者の女性から花束を手渡され、「反発ばかりを予想していたのに」と涙ぐむ一幕もあった。
 共産新人の朝賀英義は「注目度のある選挙区で、憲法九条を守ると訴えているのは私一人だ」と他候補との違いを強調。駅頭では若い世代がビラを受け取り始め、「今までにない風が吹いている」と意気軒高だ。
 豊田について、選対幹部は「物珍しさで握手を求めたり、写真を撮影したりする人はいるだろうが、投票に結び付くのか疑問だ」と受け流している。 =敬称略
 (加藤木信夫)
朝賀英義67 (元)新座市議 共新 
青柳仁士38 (元)JICA職員 維新 
吉田芳朝43 (元)県議 希新 
豊田真由子43(元)文部科学政務官 無前<2>
穂坂泰43(元)志木市議 自新=公
 (届け出順)

4203チバQ:2017/10/15(日) 20:13:56
http://www.tokyo-np.co.jp/article/senkyo/shuin2017/sai/CK2017101402100009.html
埼玉
<注目区を歩く>(3)12区 旧民主票が勝敗左右
2017年10月14日
 「自民党へのアゲンスト(逆風)は思っていたほど強くない」
 公示日から一夜明けた十一日朝。JR熊谷駅前で、通勤客らに「おはようございます」と声を掛けていた自民前職の野中厚はそんな感想を漏らした。
 会社員の男性から「北朝鮮情勢が大変な時だから政権与党がしっかりしてもらわないと」と発破をかけられる一幕も。森友・加計問題の影響を引きずっての選挙戦になるのではと身構えて臨んだが、「有権者は冷静」と野中は受け止めた。
 同じころ、希望新人の森田俊和は熊谷市三ケ尻の日立金属熊谷事業所前にいた。連合埼玉の熊谷・深谷・寄居地協のメンバーらとともに出勤した従業員らにチラシを配った。森田にとって、労働組合員向けに選挙活動をするのは初めての経験だ。「アベノミクスで経済指標は改善したが、一部のお金持ちや大企業が潤っただけ。働く人の一人一人が幸せを実感できる社会に変えたいと訴えていく」と森田はいう。
 野中と同じ自民県議だった森田は前々回二〇一二年の衆院選は野中との公認争いに敗れ、無所属で出馬。前回一四年は保守系の次世代の党から出馬し、落選した。定数三〇の熊谷市議会のうち保守系を中心とした市議十八人から支援を受ける。
 加須市を地盤とする野中、熊谷が地元の森田。「熊谷対加須の保守系対決」と呼ばれてきた構図に変化が生じたのは、一五年夏だった。森田が旧民主党入りし、北海道に転出した本多平直の後釜に座った。
 前回の衆院選の得票数は、野中約七万二千票に対し森田は約五万七千票。本多が獲得した約四万一千票が、森田に加わると仮定すると形勢は逆転する。両陣営の幹部は本多票を念頭に「勝敗ラインは八万五千〜九万票」とはじく。
 森田陣営の選対本部長代行、田並尚明県議(民進)は「前回は旧民主党の人気が最低だった」と今回は上積みを狙う。本多は立憲民主を立ち上げた枝野幸男の元政策秘書。今回、転出先の北海道4区で立憲民主から出馬している。そんな事情から「心情的には立憲民主を応援したいが『受け皿がない』と迷っている支援者も多い」と田並は明かす。
 最高気温が二九・八度を記録した公示日の十日午後。JR熊谷駅前のロータリーで開かれた野中の出陣式には12区の全市五人の市長が駆けつけた。選対本部長の小林哲也県議は「すべての自治体の市長がそろう意味をお分かりか。もし何か(落選)があったなら地元に大きなダメージがある。国とのパイプ、自民党の灯を消してはならない」と危機感を訴えた。
 共産新人の林秀洋は十一日夕、JR熊谷駅前で街頭演説。安倍政権の五年間を振り返り、「安倍首相は多くの反対の声を無視して与党の数の暴力で押し通してきた。森友・加計問題ではお友達のためにルールもゆがめてしまう国政の私物化も横行している。この選挙は安倍政権に直接ノーの声を突きつける絶好のチャンスだ」と支援を訴えた。 =敬称略 (花井勝規)
      ◇
森田俊和 43 (元)県議 希新 
林秀洋 43 党県常任委員 共新 
野中厚 40 農林水産政務官 自前<2> =公
 (届け出順)

4204チバQ:2017/10/15(日) 20:14:14
埼玉
http://www.tokyo-np.co.jp/article/senkyo/shuin2017/sai/CK2017101502100007.html
<注目区を歩く>(4)7区 分裂回避の自民
2017年10月15日
 7区で有権者の七割近くを占める大票田の川越市。九月下旬の夜、市内で開かれた県議・中野英幸の後援会拡大役員会に、自民前職の神山佐市が招き入れられた。神山は詰めかけた約三百人の中野支持者に衆院選での支援を呼びかけ、数分で退出。中野と神山の「手打ち」の儀式だった。
 自民川越支部長の中野は、7区から出馬し衆院議員を四期務めた父・清から強力な後援会を受け継いだ。解散風が吹き荒れた九月中旬、「今しかチャンスはない」と出馬の意欲を明かすと、意を受けた市議や医師会などの自民支持団体が、富士見市を本拠にする神山に対し「川越から代議士を」と次々に中野に出馬を要請した。
 自民分裂選挙も想定される事態となったが、党本部の裁定で神山が公認を得て、中野は降りた。
 公示日の今月十日、川越駅前で開かれた神山の出陣式。マイクを握った中野は「神山候補から川越は中野に任せると言われた。多くの人の心を受け止めながら、今回の戦いを進めたい」と声を張り上げ「和解」を演出した。
 しかし、川越での動き出しは遅れている。川越市議会の二つの常任委員会は、十日から十三日にかけて視察旅行に出かけた。市中心部では十四、十五の両日、一大行事の「川越まつり」が開かれる。「今は選挙より、まつりが優先」(一番街の商店主)
 十二日夜、富士見市の事務所に戻った神山は「(川越での本格的な選挙活動は)まつりが終わってから」とし「自民への期待は大きい」と手応えを口にした。
 一方、公示直前、希望からの出馬となった前職小宮山泰子は「今度こそ選挙区で勝ちたい」と二回続いた比例復活の雪辱を期す。
 衆院が解散された九月二十八日。国会から戻った小宮山は、本格的な街宣を始めた共産新人の長沼チネと川越駅前で鉢合わせた。「希望から出ることになりました。安倍一強政治を倒すことに変わりありません」。二人の間に微妙な空気が流れた。
 民進、共産両党は、7区での野党統一候補を目指す市民グループの協議に参加。同月二十四日に安保法制廃止など十項目の政策協定で合意した。ほぼ決まりかけた小宮山への候補一本化は希望への合流で流れた。
 小宮山は「安倍政権による議論なき解散の不当性」を中心に街頭で訴える。取材に小宮山は「無駄な解散総選挙に使われる数百億円で、何人の学生に奨学金を給付できるのか。日本の政治は本当に遅れている」と話した。
 長沼は街頭演説が中心の選挙戦で護憲派市民との共闘を強調。「私は憲法九条を守り抜きます。戦争反対の声は7区では私に」と、立憲民主支持層の取り込みも狙う。 =敬称略、終わり (中里宏)
    ◇
長沼チネ67 党地区委員長   共新 
小宮山泰子52 (元)農林水産委員長 希<前><5>
神山佐市63 党経産部会長代理 自前<2> =公
 (届け出順)

4205チバQ:2017/10/15(日) 20:19:45
http://www.sankei.com/region/news/171012/rgn1710120022-n1.html
2017.10.12 07:07
【衆院選】
注目区を行く(1) 埼玉4区・5候補出馬で混戦に
 元政策秘書への暴行・暴言問題で自民党を離党した豊田真由子が無所属で出馬した4区。“真空地帯”に自民、共産、希望、維新が新人候補を擁立し混戦となった。

 「天国から地獄に落ちた中の選挙」。10日午後、新座市の東武東上線志木駅前で街頭演説を行った豊田。大勢の報道陣が詰めかけたが、応援弁士の姿はない。

 「恥を忍んでどん底からの再出発をお願いしにきた」とおわびを繰り返す豊田に、志木市の女子高生(18)は「(出馬を)自粛すべきだ」と冷たい反応。ただ、「心を入れ替えて頑張って」(43歳自営業男性)という声も出始めている。前回とは真逆の“草の根選挙”で、この流れを広げたいところだ。

 元志木市議の穂坂泰に白羽の矢を立てた自民。県議会議長や志木市長を務めた穂坂邦夫を父に持ち、選挙区の志木市で抜群の地盤を持つ穂坂は「私には地域との信頼、絆がある」と強調。町内会長、PTA会長の経験を生かして地域の発展を誓う。

 10日、新座市内で行われた出陣式では、これまで豊田を支援していた4区(朝霞、志木、和光、新座市)の各市長をはじめ、県議・市議計約35人が顔をそろえた。「力を合わせて(国政に)送り出したい」と選挙対策本部の前新座市長、須田健治があいさつ。穂坂を推薦する公明の山口那津男代表の手紙が披露される場面もあり、今後、組織票を着実に固めていくとみられる。

 一方、希望の吉田芳朝は安倍晋三政権の批判票の受け皿となるべく精力的に動いている。「政権交代しながら緊張感のある日本の政治をつくる」と宣言し、新党の“風”を呼び込み初当選を狙う。

 事務所開きには、4区から出馬し、当選した経歴を持つ上田清司知事も出席。吉田が学生時代に上田事務所にボランティアで出入りしていた縁だ。上田は「私の流れを引き継いでいるのは吉田君だ」と紹介し、列席者一人一人と握手して回った。

 「希望の党の政策の柱は自民と変わらない。安倍政権の補完勢力だ」。新座市議を約37年務めた共産、朝賀英義は希望を批判。維新、青柳仁士も「(希望は)一時のブーム。寄せ集めで長続きしない」と牽制(けんせい)した。 =敬称略 (宮野佳幸、飯嶋彩希)

4206チバQ:2017/10/15(日) 20:20:15
http://www.sankei.com/region/news/171013/rgn1710130015-n1.html
2017.10.13 07:06
【衆院選】
注目区を行く(2)埼玉11区 三たび因縁の保守対決
 「二階(俊博・自民)幹事長の強引な横車で公認が外され、推薦に格下げされた。怒りに身が震える気持ちだ。筋が通らない」

 10日、JR深谷駅北口の出陣式でマイクを握った今野智博は絶叫した。

 11区は過去2回、自民公認の今野と、郵政民営化に反対して自民を離れて無所属になった小泉龍司の事実上の一騎打ちとなったが、いずれもダブルスコアで小泉が圧倒し、今野が比例復活という結果になった。

 3度目となる自民系同士の因縁の保守対決。公示前の前哨戦で、無所属ながら二階派特別会員の小泉は復党を熱望。一方、地道に自民支部や党員を増やし、党への貢献を自負する今野は自民県連とともに今回も公認を求めた。

 これに対し、党本部の決定は「小泉復党と、両氏の無所属(今野のみ自民推薦)での立候補を認め、勝者を公認する」。敗者は比例復活の道も閉ざされ、今野にとって厳しい裁定となった。

 今野の出陣式には11区内の自民県議6人が顔をそろえ、「党本部の理不尽な判断への怒りを大きな力に変え、勝利を」と悲壮感を漂わせ、背水の陣で一致団結を訴えた。

 幅広い後援会組織に支えられる小泉は深谷市で行われた10日の出陣式で「復党までが半分。離党して12年かかった。投票日まで残り12日間で11区を勝ち上がることが後半の半分だ」と陣営の気を引き締めた。出陣式には協力関係にある公明の地区幹部も訪れて激励し、小泉も「比例は公明」とエールを送った。

 陣営の幹部は表情も明るく、「勝てば晴れて自民の議員として国会に戻れる」(後援会幹部)と沸き立つ。復党効果で、表だって支援を明らかにしなかった農協団体などの推薦状も届き、「相手にもう戦いたくないと思わせる圧倒的勝利を」と、今野陣営の切り崩しにも力を入れている。

 三角創太は公示直前に民進から希望に合流、選挙区も13区から11区に国替えになった。深谷市内に事務所を借りたのは4日。7日から慌ただしく選挙活動をスタートした。しかし、11区では平成17年以来となる連合埼玉の推薦が決定。力を得た三角は10日の出陣式で安倍晋三首相の政治姿勢を批判、教育無償化など持論を展開し気を吐いた。

 3度目の出馬となる共産の柴岡祐真は街頭演説で、「改憲勢力を少数に追い詰め、立憲主義を取り戻さなければならない」と強調、支援を訴えている。=敬称略(石井豊)

4207チバQ:2017/10/15(日) 20:20:40
http://www.sankei.com/region/news/171014/rgn1710140020-n1.html
2017.10.14 07:03
【衆院選注目区を行く】
(3)埼玉5区 VS党首、人気者効果は
 「こんなに人が集まっていたのは記憶にない」

 公示日に自民党筆頭副幹事長の小泉進次郎が応援に駆けつけ、手を取り合ってバンザイした自民前職、牧原秀樹はこう振り返った。新党「立憲民主党」を立ち上げ、キーマンの1人となった前職、枝野幸男がいる選挙区に自民の選挙の顔、小泉が来たこともあり、JR大宮駅前は異様な盛り上がりを見せた。

 小泉は自民が下野、牧原も落選した8年前の民主旋風に言及した上、「新しい党の代表、敵の大将とやるのがいかに厳しいか」と有権者に支援を訴えかけた。

 地元に住み、地道に地元を回り「地元に対する思いは私の方が強い」と自負する牧原は選挙区での勝利に強くこだわる。自民としても新党の「大将」を抑え込むことは重要で、国民的人気者を公示日に送り込んだ格好だ。

 9選を目指す枝野は、牧原初当選(比例復活)の平成17年、民主政権発足の21年、逆風が吹いた24年、前回の26年、ひいてはそれ以前から5区で議席を守ってきた。地元有権者の多くが「5区といったら枝野さん」と口をそろえるほど随一の知名度と人気を誇る。

 前回までと大きく異なるのは新党を結成し、代表になったこと。支援者は「比例は白票で出すつもりだったけど、投票する先ができた」と歓迎ムードだが、それ以外の有権者は「期待したい」「よくわからない」と意見が分かれ、不確定要素となっている。

 党代表として全国に目を向けなくてはならないため、地元有権者の気持ちをつなぎ止められるかという懸念もあるが、公示日の出陣式では演説途中に「そうだ」「がんばれ」などの声や拍手が起こり、終了後に「枝野」コールが起こるなど、牧原の勢いに勝るとも劣らない滑り出しだった。

 そんな中、枝野陣営の援軍となったのが「野党共闘」を訴える共産だ。自党の候補者を取り下げ、選挙戦を後押しする。この協力も「野合だ」と批判される側面もあるが、牧原は共産の組織力が枝野に寄与することを警戒している。

 一方、希望新人、高木秀文は「しがらみ」「リセット」といった小池百合子代表の言葉を多用し、党の主張を展開。公示日の第一声では、待機児童問題改善、原発廃止、消費増税凍結などを訴えて「大胆かつスピーディーに改革を進める」と意気込んだ。=敬称略(川上響)

4208チバQ:2017/10/15(日) 20:21:12
http://www.sankei.com/region/news/171015/rgn1710150009-n1.html
2017.10.15 07:07
【衆院選】
注目区を行く(4) 埼玉・13区
「埼玉では13区が社民党の池田万佐代さん、15区は共産党の梅村早江子さんを共同候補にして相互支援する本気の共闘態勢ができている。市民と野党の共闘を成功させたい」

 共産党書記局長の小池晃は13日午後、東武線春日部駅西口(春日部市)の応援演説で力強く語った。隣には新人の池田が並び、降りしきる雨の中、支持者らに大きく手を振った。

 13区は7選を目指す自民前職の土屋品子が君臨する。県知事や参院議長を務めた土屋義彦を父に持つ土屋は大票田の春日部市で強い地盤を持つ。平成26年の衆院選は次点だった旧民主党の山内康一に2倍以上の得票差で当選し、圧倒的な強さを見せつけた。

 その土屋の牙城を崩そうとしているのが、県内で社民党から唯一立候補した池田だ。13区は社民と共産が候補者調整を行った野党共闘の象徴的な選挙区。両党は9月29日に共産が13区の公認候補を取り下げ、社民が15区で共産の梅村を推薦することで合意した。

 両党を動かしたのは、その前日に開かれた民進党の両院議員総会だ。“改革保守”を標榜(ひょうぼう)する新党「希望の党」への合流が了承され、3党(民進、共産、社民)による野党共闘が難しくなった。共産党県委員会委員長の荻原初男は「市民運動の方たちを落胆させてはいけないと思い、社民との協力を即決した」と明かす。池田は「13区は憲法を守るという候補者は1人しかいない」と訴え、いわゆるリベラル層の取り込みを狙う。

 迎え撃つ土屋は計6期の実績をアピール。公明との協力関係も生かし、組織票を着実に固めている。今回の衆院選では区割り変更で、越谷市の一部が編入されたが、この地域も重点的に回り、つけいる隙を与えない。

 そして、その土屋が最も警戒するのが希望新人、北角嘉幸だ。土屋が過去7回の選挙で負けたのは21年の1度だけ。当時は自民への逆風が吹き荒れて沈んだ。土屋は「埼玉は東京の影響を受けやすい」と希望の“風”を恐れる。

 希望は選挙直前に民進から立候補予定だった三角創太を11区に国替えさせ、河村たかし名古屋市長の特別秘書だった北角の擁立を決めた。北角は24年の衆院選でも13区でみんなの党から出馬したが、土屋に約5万票差で完敗している。

 北角は「しがらみのない政治をつくっていくことを訴えたい」とリベンジを誓う。土屋が恐れる“風”を呼ぶことができるのか。残された時間は少ない。=敬称略

(黄金崎元)=おわり

                   ◇

 ▽埼玉13区 (3人)

北角嘉幸54☆元市長秘書  希 新 

土屋品子65☆元厚労副大臣 自 前 【公】

池田万佐代58☆党県副代表  社 新 

 ※届け出順、☆は比例と重複

4209チバQ:2017/10/15(日) 20:26:32
http://www.kanaloco.jp/article/284324
注目区を行く【12区】ライバル争い新局面
http://www.kanaloco.jp/article/284145
注目区を行く【4区】自民分裂の様相

4213チバQ:2017/10/15(日) 20:38:17
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/138046?rct=s_ranryu_teiryu2017
道2区 前原選んだ松木に試練
10/12 09:30

立候補者(届け出順)

松木謙公 58 希前《4》
小和田康文 47 維新
金倉昌俊 43 共新
吉川貴盛 67 自前《5》

 「私の選挙区まで、立憲民主党の人たちは共産党を支援すると言うんですからね。残念で、残念でしょうがありません」。6日朝、札幌市東区での街頭演説。希望の党の松木謙公は、かつての民進党の仲間への不満をあらわにした。立憲民主党は5日、共産党との協議で、2区は金倉昌俊を統一候補にすると決めた。

 松木は民進党から希望の党への合流案が浮上すると、「安倍1強に対抗するには大きな固まりが必要」と、道内の民進候補予定者11人全員の希望の党入りを主張した。松木には政権交代の期待に加え、民進党代表前原誠司への「友情」の念があった。

 松木は元民主党代表小沢一郎の懐刀、前原は反小沢の急先鋒(せんぽう)。犬猿の仲だった2人が急接近したのは2014年、元民主党幹事長の細野豪志のグループ設立パーティーだった。当時浪人中の松木に前原が「一度飯でも食いませんか」と声をかけた。前原は「実は松木さんのことは好きだった」とも語りかけ、互いに気脈を通じるようになった。

 前原は、06年の民主党代表時代に「偽メール」問題で辞任に追い込まれ、松木も11年、当時の菅内閣の不信任決議案に賛成して民主党を除籍された。松木の前原評は「つらい経験をし、仲間を大切にするようになった」。その前原の決断が裏目に出て、道内では8人が立憲民主へ合流、松木は一転して少数派となった。陣営幹部は「義理人情で動く松木は政治家向きではない」と苦笑する。

 道2区では金倉のほか日本維新の会の小和田康文も出馬し、非自民票は分散される。松木は当選4回のうち比例復活が3回。特に維新の党から出た前回は、民主党との選挙協力が決裂し、無所属候補に労組票が流れる厳しい戦いを強いられた。陣営幹部は「あの逆境でも生き残れた」と松木の底力に期待する。都市部での比例票の掘り起こしも念頭に、9日には地盤の2区を離れ、札幌市中央区で街宣活動をした。

 「自民党道連会長が負けるわけにはいかない」。吉川貴盛の陣営も、もともと松木に近い新党大地の票をさらに寄せるよう、大地側に要請するなど危機感は強い。

 6期目を目指す吉川は、小選挙区では過去4回敗れた。官房長官の菅義偉とのパイプを持ち、道内政界で存在感が増した今も、横綱相撲を取る状況にはないという。党道連幹部は「吉川と松木は保守票を食い合う。無党派層は松木へ流れる」と警戒レベルを下げていない。(敬称略)

4214チバQ:2017/10/15(日) 20:38:43
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/138279?rct=s_ranryu_teiryu2017
道5区 「自衛隊のマチ」攻防戦
10/13 10:24

立候補者(届け出順)

池田真紀  立新 45
森山佳則  諸新 50
和田義明  自前 46

 選挙戦を左右する「自衛隊票」。道5区で特有の集票基盤を持つ千歳市は、住民の4分の1から3分の1が家族やOBを含む関係者とされる「自衛隊のマチ」だ。「地べたをはいつくばり、必死に生きる人のための政治をしたい」。立憲民主党の池田真紀は公示日の10日、JR千歳駅前の街頭演説で訴えた。

 池田は、自民党和田義明に敗れた昨年4月の補欠選挙で掲げた安全保障法制廃止には触れず、社会保障の充実を中心に聴衆へ語りかけた。傍らには解散以来、市内の遊説に同行する元衆院議員で千歳市議の小林千代美(48)の姿があった。

 小林は2009年衆院選で民主党(当時)から道5区に出馬し、和田の義父・故町村信孝に勝利。政権交代の喜びもつかの間、選挙違反事件の責任を取って辞職し、公選法の連座制適用で11年から5年間、道5区での立候補が禁止された。

 5月の千歳市議選でトップ当選し、再び表舞台に立った小林の持論は「千歳の負け幅をいかに減らすかが5区勝利の鍵」。池田は補選で江別など4市区で和田の得票を上回りながら、千歳で約1万1千票、隣接する恵庭で約6400票の差をつけられ敗北した。09年に千歳で町村に5千票差まで迫った小林を放っておく手はない。ある労組幹部は「解散に備え、千歳で足場を築くために小林を市議選に担いだ」と打ち明ける。

 補選以来、野党共闘のシンボルとなった池田にとって、保守層への切り込みは切実な課題だ。池田が改憲を掲げる希望の党への合流に一時傾いたのも、千歳を含む保守の牙城で票を積み上げなければ、当選に手が届かないのでは、との焦りだった。

 和田陣営は、二人三脚で千歳の企業を回り、切り崩しを図る池田と小林の姿に「町村が落ちた09年の悪夢がよみがえる」と戦々恐々とする。

 和田は駐屯地や基地での「朝立ち」を精力的に行い、支持固めに余念がない。「現場の隊員から生の声を聞くことが大事」と、5月には事前に購入した迷彩服を身にまとい、陸自東千歳駐屯地を視察。宿営地で隊員と食事や入浴をともにした。自衛隊出身の千歳市議は、官房長官、衆院議長まで務めた大物の町村と比べ「和田は若手隊員の兄貴分のような存在」と支持の浸透に期待する。

 新千歳空港の拡張などで自衛隊と関わりの薄い住民も増え、「掘り起こせる票はまだある」と池田陣営。自民党関係者が「町村の連続当選は千歳の『貯金』のおかげだった」と振り返る集票基盤にも少しずつ変化が表れている。両者のせめぎ合いは、激しさを極める。(敬称略)

4215チバQ:2017/10/15(日) 20:39:14
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/137805?rct=s_ranryu_teiryu2017
道6区 復活頼れぬ「最終決戦」
10/11 10:09

立候補者(届け出順)

今津寛 71 自前《7》
佐々木隆博 68 立前《3》


 「最終決戦」

 2009年の衆院選から数え、4回目となる前職2人の対決を両陣営は口をそろえてこう呼ぶ。

 自民党の今津寛71歳、立憲民主党の佐々木隆博68歳。中選挙区時代の1990年に初当選し、衆院議員7期を務めた今津が選挙区で勝ったのは4回。佐々木との直接対決は1勝2敗と負け越している。

 今津は7月末に札幌市内のホテルで開いた自身のパーティーで「夢がかなうかもしれないが、一喜一憂せずに仕事をしたい」とあいさつした。8月3日の内閣改造。夢はかなわず、悲願の初入閣はまたも見送られる。「やっぱり小選挙区で勝たなきゃだめだな」。閣僚の椅子を逃した理由を、今津の支援者は前回選挙で比例復活に甘んじたことに求めた。

 永田町では選挙区で勝ち上がると「金バッジ」、選挙区で敗れ比例代表で復活すると「銀バッジ」と呼ばれる。自民党は今回、早々と比例名簿1、2位の候補予定者を決め、今津のような重複立候補者が銀バッジを取れる可能性は狭まっている。

 負けられない戦い。「保守一丸」を印象づけるため、選対本部長には前回と同じ旭川商工会議所会頭の新谷龍一郎が就任した。当初、新谷は体調がすぐれないとして就任をためらったが、今津側が懇願して承諾を得た。「これが最後だから」の一言が決め手だったという。

 佐々木も「背水の陣」の態勢を敷く。立憲民主党からの出馬を決めた後の今月3日の記者会見。立憲民主の候補者の比例復活枠を広げるため、自らは重複立候補しないと宣言した。「支持者からお叱りを受けるかもしれませんが」。退路を断つ佐々木の決断に「男を上げた」と意気に感じる支援者は多い。

 士別市出身の佐々木は大票田旭川での浸透が課題とされてきた。それでも今津に勝ち越す戦いを展開できたのは、中選挙区時代に保守が分裂したしこりが残る政治状況に「助けられてきた面がある」(選対関係者)。さらに、2人の3回の対決に必ず参戦してきた共産党は今回、候補を下ろして佐々木と共闘する。

 「にわかに政党を作りあれこれ主張するのはおかしい」。4日に旭川で開かれた公開討論会で今津は隣に座る佐々木に気色ばんだ。佐々木は「国民の思いを届ける受け皿を作った。選択肢はすっきりした」と切り返す。

 旭川市内の経済関係者は、今回の戦いを「地元に与党議員を残すのか、安倍政権の存続に一石を投じるかの戦い」と位置づける。勝利の女神が最後にほほえむのは、今津か、佐々木か。(敬称略)

4216チバQ:2017/10/15(日) 20:39:39
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/138498?rct=s_ranryu_teiryu2017
道7区 大地の秋波かわす伊東
10/14 10:11

■立候補者(届け出順)

伊東良孝 68 自前《3》
石川明美 66 共新

 「どうもどうも」。公示日の10日午後。釧路市内の自民党伊東良孝の選挙事務所に突然、大声が響いた。姿を見せたのは新党大地代表の鈴木宗男(69)。比例候補者として遊説のため、選挙戦初日から道7区入りした。驚いたスタッフたちは下を向いたまま。鈴木は顔見知りに笑顔であいさつすると足早に立ち去った。

 伊東と鈴木はこれまで、3通の文書を巡り心理戦を続けている。

 最初の文書は昨年2月、自民党と大地の間で交わされた。伊東は2014年の前回衆院選で、民主党(当時)から出馬した鈴木の長女・貴子(31)と争い、225票差の激戦を制した。貴子はその後、民主党を離党し自民党入りを模索。文書には「2人当選の方策を探る」との内容が記された。具体策は示されていないが、鈴木は今年に入り、自民党が伊東と貴子を道7区と比例代表に交互に出馬させる「コスタリカ方式」を意味するものだと主張し始めた。

 だが、前釧路市長の伊東は7区を譲る気はない。支部長を務める自民党道7区支部は昨年12月、貴子の入党に反対する文書を党本部に提出した。鈴木が日ロ外交を巡って首相の安倍晋三と面会を重ねて距離を縮める中、7区の党関係者は大地の影響力の拡大を警戒。今回、自民党から比例単独で立候補した貴子が釧路市支部に所属することも拒んだ。

 3通目は今月8日。伊東事務所を訪れた鈴木の秘書が手渡した「依頼していない」推薦状だ。大地への拒否感を抱く支援者は多い。急きょ扱いを協議した陣営は、伊東本人でなく、後援会が推薦状を受けた形に収めた。「自分が受ければ組織が割れる」。伊東は道内の自民党小選挙区候補で唯一、大地の推薦なしで戦う。

 鈴木はそれでも秋波を送る。11日、釧路市内で行った街頭演説で支持者に訴えた。「私は安倍首相と選挙協力した。小選挙区は伊東さんをお願いします」。応援の先にあるものは何か。貴子からのメッセージの紹介に力を込めた。「必ず、次の選挙は釧路、根室で頑張ります」

 一方、後任選びが難航し、独自候補擁立を見送った民進党。立憲民主党や共産党などが候補一本化で合意し、石川明美陣営から共闘を呼び掛けられたが、自主投票を決めた。こちらも対立を繰り返してきた共産党に対し、抵抗感を持つ関係者が多い支援団体の連合に配慮した。「民進党は事実上解体している。次の体制に備えたい」。8日に記者会見した民進党道7区総支部幹部は、組織の再構築に向けた決意を語った。

 選挙後を見据えた駆け引きが、与野党双方で始まった。(敬称略)

4217チバQ:2017/10/15(日) 20:40:07
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/137446?rct=s_ranryu_teiryu2017
道11区 泣きどころ抱え 妻対決
10/09 10:38

立候補予定者(公示前勢力順)

中川郁子 58 自前《2》
石川香織 33 立新

 「日本を守り抜く戦いに勝ち、頑張り抜くことが夫への一番の供養になる」

 3日、帯広市内の寺院の一室。自民党の中川郁子は財務相などを歴任した夫・昭一の死去から8年目の命日の法要で、後援会幹部らにこうあいさつした。義父の一郎、昭一と続く「中川王国」の固い地盤を継いだ郁子は、再選直後の2015年3月、同僚男性議員との不適切な交友関係が週刊誌で報じられた。醜聞に後援会は一時、活動を休止。王国を支えた十勝管内の自民党関係者からは、候補者の差し替えがささやかれた。

 地に落ちた信頼をかき集めるように、なりふり構わず地元を回り始めた郁子は、広報誌で行事を探し、町内会の小さな盆踊りにも顔を出した。十勝に甚大な被害をもたらした昨夏の台風後は、閣僚らを伴い被災地を繰り返し視察。発生から15日後に激甚災害に指定された。郁子はこの体験を機に「国民に安心を与えるのが政治の一番の仕事だと気付いた」と話す。後援会幹部からは「『代議士の妻』から一人前の政治家になった」と評する声も聞かれる。

 道11区は郁子と元アナウンサー石川香織の一騎打ちとなる。2人は共に聖心女子大の出身。元代議士の妻同士の戦いとして全国的にも注目を浴びる。

 元衆院議員の夫・知裕に代わり、立憲民主党から出馬することになった香織。政治資金規正法違反の有罪確定で停止中の夫の公民権解除が、公示日よりわずか2週間遅かった。再び夫が立候補して国政に復帰するという目算を狂わせた突然の衆院解散を受け、育児の真っ最中にもかかわらず「腹をくくらないと」と覚悟を決めた。

 共産党の擁立取り下げで野党統一候補となった香織は「安倍1強を倒すため、固まりで戦う態勢ができた」。33歳という若さと現役の子育て世代であることを武器に、若年層や無党派層へ切り込む構えだが、弱みも抱える。

 「石川知裕の奥さんだから(選挙は)楽じゃないの」。夫の支持者にすら、こんな言葉をかけられる。夫は、かつて昭一の地盤を継いだ郁子を「世襲」と非難した。今回はブーメランのように相手陣営からの「世襲」批判が突き刺さる。香織は「地盤、看板、かばんがきちんとあって、盤石な態勢を継ぐのが世襲だ。夫は盤石だったでしょうか」と反論に躍起だ。

 道11区での一騎打ちは1996年の小選挙区制導入以来、初めて。真の政治家への脱皮を図る郁子と、戸惑いながら政治家を目指す香織。2人の真っ向勝負が始まる。(敬称略)

4218チバQ:2017/10/15(日) 20:40:34
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/137232?rct=s_ranryu_teiryu2017
道12区 師の思い胸に水上決断
10/08 05:00

立候補予定者(公示前勢力順)

武部新 47 自前《2》
水上美華 35 希新
菅原誠 44 共新

「希望の党から出馬させていただく」。4日未明、5時間近くに及んだ協議終了後、記者団の前に姿を現した水上美華の目は潤んでいた。希望の党、立憲民主党、無所属―。民進党から道内小選挙区に出馬予定だった11人が次々と態度を決める中、最後まで残ったのが水上だった。

 北見市内で3日夜に始まった民進党、後援会、支持母体の連合北海道、北海道農民連盟の地元幹部による会議。立憲民主党からの出馬を促す声が大勢を占める中、別室で待機する水上は後援会幹部を通じて希望入りを主張し続け、最後は会議のメンバー側が折れた。

 自らの選択について「民進党は全員が希望の党へ行くという(当初の)党決定に基づいた」と記者団に説明したが、胸の奥底には政治の師とあおぐ自由党共同代表の小沢一郎への強い思いがあった。

 オホーツク管内訓子府町出身の水上は「小沢一郎政治塾」の6期生。民主党政権時代、小沢と行動を共にした松木謙公(希望の党から道2区に出馬予定)の秘書を経て、北見市議に当選。政治の道に入った。小沢の持論は「古いものを壊さなければ、新しいものはできない」。恩師は解散前から野党再編の機を探っていた。

 「いつかは小沢塾長と一緒に国政で仕事がしたい」と周囲に打ち明けたこともある水上は、5日の記者会見では「小沢塾長が掲げる『国民の生活が第一』という理念は今も胸に抱いている。二大政党をつくり、さらには政権交代を目指したい」と力を込めた。

 初志貫徹した水上だが、足元は揺らぐ。改憲を掲げる希望の党からの出馬に、リベラル色の強い組合の一部が反発。前回の初陣で全面支援を受けた実動部隊の離反に、北見の事情を知る連合北海道幹部は「公示日に水上のポスターが貼れないんじゃないか」と気をもむ。陣営幹部も「出馬表明が公示9日前と出遅れ、比例復活もできなかった前回の二の舞いは避けたい」と不安を隠せない。

 一方、3選を狙う自民党の武部新は、環境政務官兼内閣府政務官の公務をこなしつつ、淡々と支持者を回る。懸念は2015年道議選北見市の候補者選定で対立した、道議船橋賢二の支援者の動きだ。9月下旬、船橋の支援者が共産党菅原誠の関係者に「野党候補を水上に一本化したら応援する」と「共闘」を持ちかけた。父・勤から継いだ強固な地盤に、見えない裂け目が生じている。(敬称略)


 衆院選道内小選挙区での各陣営の戦いを報告する。(12回連載します)

4219チバQ:2017/10/15(日) 20:41:08
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/138671?rct=s_ranryu_teiryu2017
道3区 保守票の行方 思惑交錯
10/15 10:01

■立候補者(届け出順)

荒井聡 71 立前《7》
高木宏寿 57 自前《2》

 札幌市白石区で10日開かれた自民党高木宏寿の個人演説会に、意外な人物が登壇した。昨年6月に道経連会長を退いた北電副社長出身の大内全(たもつ)。体調不良を理由に会長職を辞しただけに、久しぶりに姿を見せた大内を懐かしむ声が上がった。

 「北朝鮮の挑発への対応など国難突破の選挙だ」。切々と訴える大内は「敵をつくらないタイプ」(道内経済団体幹部)として知られる。急な解散が決まった9月、「短期決戦で役に立つなら」と高木選対の本部長代行を引き受けた。

 3期目を狙う高木は、道議8期を務めた父の故・繁光から継いだ豊平区が主な地盤。1993年から通算7期の立憲民主党荒井聡と、支援企業の取り込みでせめぎ合う。荒井を保守層に食い込ませないため、企業後援会の会長は建設業界に顔が利く元開発局長。大内の起用も「前道経連会長の肩書なら企業の対応も違う」(陣営幹部)との思惑がある。

 「北海道は旧社会党の影響でリベラル派勢力が強い。地に足つけて戦おう」。3日、陣営内でげきを飛ばした高木。支援者は「自民党への追い風がやんだ今回、本人の必死さが違う」と厳しい選挙戦を覚悟する。

 「多様性や寛容を重んじるのが本来の保守だ。(リベラル系議員を)排除するなんて、信じられない」。荒井は街頭演説の度に、希望の党への憤りをあらわにする。

 民進党から希望の党への合流話が浮上した9月下旬、荒井は「24年前の仲間が再結集し、非自民政権をつくれる」と興奮した。希望を設立した東京都知事小池百合子や、民進党代表前原誠司らとともに、自らも93年に非自民政権を樹立した日本新党の所属議員だったからだ。

 ところが、民進党代表代行の枝野幸男らが「排除」されると知ると希望行きを断念。「小池さんにだまされた前原君も悪い。契約書を作らずに工事をして、金が振り込まれないようなものだ」と当てこすった。

 荒井の立憲民主入りを、陣営幹部は「野党共闘の効果をしたたかに計算した結果」とみる。ベテランながら直近2回は高木に敗れ比例復活当選。それでも得票差は前々回の約2万4千票から前回は約7千票に詰まっている。共産候補の前回約3万票を単純に足せば高木をしのげる―。

 半面、共産が近づくほど保守票が離れるジレンマも。民進党道議は「共産との選挙協力を理由に自宅に張ったポスターをはがす支持者も出てきた」と不安を隠さない。

 足元の保守層を固める高木、左にもウイングを広げた荒井。全道屈指の激戦区で攻防が続く。(敬称略)

4220チバQ:2017/10/15(日) 20:42:32
滋賀
http://www.chunichi.co.jp/article/senkyo/shuin2017/sig/CK2017101502100027.html
前知事出馬が波紋 1区、共闘崩れて混沌
2017年10月15日 朝刊
写真
 前滋賀県知事の嘉田由紀子さんが無所属で出馬した滋賀1区。その知名度の高さに、過去二回連続で選挙区を制した自民前職大岡敏孝さんの陣営に危機感が走る。非自公勢力の結集を狙う野党共闘の動きも出たが、嘉田さんが一時、希望の党に「秋波」を送ったことで、社民新人の小坂淑子さんが急きょ出馬。野党が割れる結果となり選挙戦は混沌(こんとん)としている。
 「『比例は希望』と言った話が広がっているが、どうか情報のアップデート(更新)をお願いします。私は無所属。比例は関係ありません」。嘉田さんが公示翌日の十一日、大津市の個人演説会であえて強調した。
 嘉田さんは、引退した民進の川端達夫前衆院副議長の後継として、前原誠司代表から直接出馬を請われた。当初は希望の党に合流するつもりだったが、かつて党の代表を務めたことなどから公認見送りに。それでも、二日の出馬会見で「女性政治家として頑張ってほしい」と小池百合子代表を持ち上げ、「比例は希望と呼び掛けたい」と明言。その言葉は短期間で翻された。
写真
 希望は新規制基準への適合が認められた原発の再稼働を容認する。しかし、嘉田さんは現状で再稼働は認められないとの立場。考え方が違うことや、民進との合流をめぐるごたごたを理由に挙げ、一転、希望と距離を置き始めた。
 こうした嘉田さんの態度の変化が野党共闘を狂わせた。二〇一四年の前回選では、旧民主と共産候補の得票を合わせると、自民を一万票上回る。それだけに最初から非自公勢力が共闘すれば議席を獲得できるという期待があった。
 社民党県連代表の小坂さんは「野党統一候補で出るなら支持したい」と嘉田さんに申し出ていたことを明かす。だが、嘉田さんが一時、希望へ傾いたことから、共産や市民団体が護憲勢力の統一候補として小坂さんの擁立を決めた。「嘉田さんが希望と距離を置く決断がもっと早ければ…」と小坂陣営は複雑な思いだ。
 二人を迎え撃つ大岡さんにとって、非自公票が割れることは有利といえる。だが、大岡さんは「ふわふわした浮動票を取る」と、嘉田さんの知名度を警戒。「風を見て言うことを変える。それが嘉田さんの選挙の強さ」と皮肉った。
 大岡さんは、支援者の企業回りなどで地道に票を固めながら、街頭では「国と地元の市をつなぎ、地元の待機児童をゼロにした」と成果を訴える。狙いは嘉田さんを支えていた女性票の取り込み。混乱する野党への批判は封印し、「われわれ与党の実績は評価されている」とぶれずに戦う。

4221チバQ:2017/10/15(日) 20:42:59
愛知県
http://www.chunichi.co.jp/article/senkyo/shuin2017/aic/CK2017101302000233.html
<選挙区序盤情勢>(上)
2017年10月13日 紙面から
 十日に公示された衆院選で、共同通信社の電話世論調査結果に、本紙のこれまでの取材を加味した県内十五選挙区の序盤情勢を二回に分けて紹介する。二十二日の投票に向け、どの選挙区でも与野党の激戦が繰り広げられている。
写真
◆1区(名古屋市東・北・西・中区) 支持固め熊田リード

 県議から転身し、かつて民主の牙城だった1区を二回連続で奪取した熊田がリードする。自民と、推薦を受ける公明の両支持層をほぼ固めた。佐藤と吉田は横一線で追い上げる。佐藤は二〇〇九年衆院選は民主から当選。秘書として仕えた河村たかし市長の全面支援を受け、市長票の取り込みを図る。吉田は元民主の医師。やや知名度不足だが、新党の勢いと、野党共闘により、共産からの支持にも期待できる。
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◆2区(名古屋市千種・守山・名東区) 盤石体制 古川優位に

 元大蔵官僚で、六連勝中の古川が優位。築き上げた後援会組織は盤石。街頭では新党から出馬の経緯を丁寧に説明している。三十代以上から満遍なく支持を得ている。日本銀行出身の田畑は公募に応じ、比例東京ブロックから転身。業界団体や自民、公明の地方議員らが頼り。十代、二十代から支持を得ている。自公支持層はほぼ固めたが、知名度の浸透が鍵。酒井は二〇一五年名古屋市議選に続く挑戦。
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◆3区(名古屋市昭和・緑・天白区) 小差で近藤追う池田

 元環境副大臣で、原発ゼロの会共同代表の近藤がリード。街頭では、新党から急きょ出馬することに理解を求めて回る。野党共闘が実現した共産に加え、公明支持層にも食い込んでいる。小差で追い掛ける池田は元日本青年会議所(JC)会頭。比較的、若い層から支持を集める一方で、公明支持層に広がっていない。余語は減税日本の名古屋市議から転身。河村たかし市長と並んで街頭に立つ。
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◆4区(名古屋市瑞穂・熱田・港・南区) 工藤に幅広い支持層

 元名古屋市議長を父に持つ工藤がリード。医師会や特定郵便局長会など、党の有力支持団体から手厚い支援を受ける。幅広い年代から支持を集め、自民、公明支持層を固めつつある。追い掛ける牧は、過去三回の衆院選はすべて所属政党を替えての出馬。希望に移るまで進んでいた野党共闘は立ち消えたが、維新が候補の体調不良で出馬を見送った効果は大きい。急な出馬の西田は六度目の選挙挑戦。
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◆5区(名古屋市中村・中川区、清須・北名古屋市、豊山町) 労組まとめ赤松先行

 赤松が、連合など労組票を手堅くまとめ、先行する。希望への合流をいち早く見送り、護憲を掲げるリベラル系グループを率いて新党結成に奔走。旧民進票に加え、共闘する共産支持層からも票を集める。小差で追う神田は税理士で、集会や街頭演説でアベノミクスの成果を強調する。自民支持層の七割を固めた。稲沢市議を六期務めた野々部だが、5区の出馬は初。河村たかし名古屋市長の支援を受ける。
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◆6区(瀬戸市の北西部、春日井・犬山・小牧市) 3人に水あける丹羽

 固い地盤を持つ丹羽が優位。演説では幼児教育の大切さ、安倍外交の実績を強調する。ほぼ全世代でほかの三人に大きく水をあける。森本は高校まで過ごした6区から二度目の挑戦。二大政党制の重要性を訴えるが、野党共闘の乱れもあり、序盤は支持に広がりがみられない。田上は反原発、反改憲を訴えるが、共産票固めだけでは厳しい。平山は、1区から自衛隊基地がある6区に急きょ変更。
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◆7区(瀬戸市の大部分、大府・尾張旭・豊明・日進・長久手市、東郷町) 一騎打ちはほぼ拮抗

 過去三回、激戦を繰り広げてきた二人が今回は一騎打ち。序盤はほぼ拮抗(きっこう)している。山尾は、待機児童問題で安倍政権に切り込んだ実績を強調。「中道リベラル」を掲げ、旧民進や、共産支持層を取り込んでいる。若年層からの支持が伸び悩んでいる。鈴木は、自民の政権運営能力や、自らが地元と国との橋渡し役となってきたことをアピール。少子高齢化や北朝鮮問題への対応を掲げ、自民、公明支持層は手堅く固めた。
 (衆院選取材班、文中敬称略)

4222チバQ:2017/10/15(日) 20:43:20
愛知県
http://www.chunichi.co.jp/article/senkyo/shuin2017/aic/CK2017101402000237.html
<選挙区序盤情勢>(下)
2017年10月14日 紙面から
◆8区(半田・常滑・東海・知多市、知多郡) 自民票固め伊藤優位

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 小まめに個人演説会を重ね、環境・内閣副大臣などの実績をアピールする伊藤が優位。十代に強く支持されている。自民支持層はほぼ固めたが、推薦を受ける公明の支持層が他候補に流れている。伊藤との過去の激戦で一勝三敗の伴野は希望の公認が得られず、無所属で挑む背水の陣。連合愛知の推薦に変更はなく、手厚い支援を受ける。反自民票の取り込みが鍵。長友は三回連続で8区からの出馬。
◆9区(一宮=旧尾西市=・津島・稲沢・愛西・弥富・あま市、海部郡) 若者の支持厚い長坂

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 二〇一四年衆院選と同じ顔触れ。県議から転じ、二連勝中の長坂が優位。アベノミクスの波及効果などを訴える。保守系地方議員の後方支援も受け自民、公明支持層をほぼ固めた。二十代の支持が厚い。追い掛ける医師の岡本は、社会保障制度の改革などを訴える。リベラル票も含め、新党の風に期待するが、序盤は広がりがみられない。渡辺は格差の拡大を批判。同じくリベラル票の受け皿を目指す。
◆10区(一宮=旧一宮市、木曽川町=・江南・岩倉市、丹羽郡) 野党割れて江崎先行

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 八月に初入閣した江崎が、野党競合による票の分散効果でリード。「役所の原稿朗読」発言への批判は残るが、元通産相の父時代を含む実績を訴え、各年代から満遍なく支持を受ける。小差で追う安井は、民進の参院議員からくら替え。「女性候補」を強調し、旧民進票は固めたが、野党が割れたのが痛い。杉本は二〇〇五年衆院選以降、四回とも当選か次点。知名度は高い。板倉は10区で唯一の護憲勢力と訴えている。
◆11区(豊田=旧稲武町を除く=・みよし市) 労組支援、古本手堅く

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 全トヨタ労連顧問の古本が二〇〇三年衆院選以降、五連勝。トヨタ自動車グループ労組の支援を受け、序盤から優位に進める。旧民進支持層はほぼ固め、各年代から支持を受ける。元豊田市議長の八木は過去二回、古本の厚い壁に阻まれた。自民、公明支持層はまとめたが、その先の広がりがない。党職員の本多は初挑戦。
◆12区(岡崎・西尾市) 幅広い層に重徳支持

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 希望の公認を得られず、無所属で出馬の重徳が優位。積極的な街頭演説で知名度も高く、全世代から幅広く支持を受ける。連合愛知の推薦を受け、旧民進票だけでなく、各党支持層から満遍なく支持されている。青山は後援会を中心に、経済政策や子育て支援策を訴える。自民支持層は固めたが、公明など他党支持層に浸透しきれていない。宮地は過去二回は13区からの出馬。
◆13区(碧南・刈谷・安城・知立・高浜市) 大見と大西、ほぼ互角

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 過去二度の対戦が一勝一敗の大見と大西がほぼ互角。大見は自民県議、市議らの後押しを受け、自民支持層はほぼ固めた。公明の推薦は得られなかったが、共産支持層から支持が流れている。大西は全トヨタ労連など労組の手厚い支援も受け、旧民進票は固めた。十代、五十代から支持を得ている。新党に移ったことで票を上積みできるかが鍵。下島は共産支持層も含め、支持が広がっていない。
◆14区(豊川・豊田=旧稲武町=・蒲郡・新城市、北設楽郡、幸田町) 今枝が大きくリード

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 財務政務官などの実績を強調する今枝が序盤は大きくリード。自民、公明支持層だけでなく、無党派層にも食い込む。全年代から幅広い支持を集める。民進前職の引退で、急きょ出馬となった田中は旧民進支持層も固めきれていない。年代別では若年層にほとんど浸透していない。金原は共産支持層は固めた。
◆15区(豊橋・田原市) 根本、無党派にも浸透

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 国土交通政務官として道路整備などの実績を訴える根本がリード。自民支持層の多くを固め、公明の強力な支援を受ける。若い層の支持が高く、無党派層にも浸透する。二〇一四年に続く挑戦となる関は、アベノミクス批判で追い掛ける。民進時代から訴える政策は保守色が強く、リベラル票や無党派層を取り込めるかが課題。野沢は共産支持層の多くを固めたが、広がりはない。

4223チバQ:2017/10/15(日) 20:49:50
新潟
http://www.niigata-nippo.co.jp/feature/senkyo/syuin2017/kennai/news/20171003349663.html
石崎氏と西村氏激突へ
突入秋の陣(1) 衆院1区

 衆院選は10日の公示まで1週間となった。事実上の選挙戦に突入し、県内の6小選挙区も「秋の陣」が繰り広げられている。当初は1〜4区と6区で自民党と民進党がぶつかるとみられたが、民進の希望の党への合流方針に端を発した野党再編で、野党側の所属が定まらず、対決の構図が揺れている。5区は自民と無所属で「オール野党」の新人同士が激突する。10月22日の投開票まで3週間弱の短期決戦。各陣営はどう動き、どんな戦略、陣立てで臨むのか。各選挙区の情勢を追った。(敬称略)

 自民前職の石崎徹(33)と民進前職の西村智奈美(50)がみたび激突する。ただ民進が事実上解党したため、西村の立場は決まっておらず、流動的だ。共産は希望の党の候補との連携を否定しており、西村の判断が野党共闘の行方を左右しそうだ。

 旧新潟市の1区は、有権者数が約44万人で他の5小選挙区の1・4〜1・5倍ほどと多く、多様な市民へのアプローチが求められる。前回2014年は石崎が西村に約8千票差で勝った。最も差が大きかった中央区などでの無党派層の取り込みが鍵となりそうだ。

 小選挙区での3連勝を狙う石崎は「民進党というより共産党の組織力が怖い」と野党側の共闘に警戒感を示しつつ、若さを武器にした豊富な運動量で知名度の向上に余念がない。

 解散前から連日、のぼりを立てた自転車で、街宣活動を展開する。9月30日は中央区から北区まで回り、所々で自転車を止めては、「人口減対策などに引き続き取り組ませていただきたい」と訴えた。

 12年の初当選以来、つくってきた地域後援会は30カ所を超え、ほぼ全域をカバーする。SNS(会員制交流サイト)なども通じて若手経営者らに独自の人脈を広げ、「青年」の支援組織もつくった。これらに企業、女性の支援組織も加えた連合後援会「徹山会」が選挙戦の核となる。石崎は「選挙戦の中で後援会を強くしていきたい」と話す。

 ただ、陣営幹部の一人が「初めて選挙に携わるので、手探り状態だ」と語るなど、実務経験の不足が不安材料との見方もある。過去2回の選挙では県議、市議の支援に負うところも大きかった石崎。今回も「後援会と県議、市議の両輪で戦いたい」と期待する。

 小選挙区で2連敗し、雪辱を期す西村。9月30日に中央区で開いた支持者約90人との会合で「自分がどうするべきか。選択肢が浮かんでは消え、浮かんでは消えしている」と涙ぐみながら胸の内を明かした。

 過去の選挙は後援会「智水会」と県議、市議が動き、連合新潟が組織力で支えてきた。会合に出席した連合新潟の斉藤敏明会長は「どこからどういう形で出馬しようと、西村さんを応援するのは変わらない」と支援継続を明言した。

 ただ、ポスターなどの準備が滞り、陣営幹部からは「早く決断してもらわないと、本格的に動けない」と焦りの声も漏れる。

 これまで4期務め、厚生労働副大臣などの実績もアピールする。昨年11月には長男を出産した。社会保障の充実に向けて、「子育ての経験などの生活実感を伴った政策を訴えていきたい」と語る。

 ミニ集会や街頭演説で浸透を図ってきたが、長男出産から半年間ほどは活動機会が減った。後援会内部にも「地元で顔が見えなかった」との危機感があり、積極的に街頭に立って挽回したい考えだ。

 共産党から出馬予定の新人町田明広(52)は街頭演説や集会を重ね、安保法の廃止などを訴えている。「安保法を認める希望の党との連携はあり得ない」として準備を進めており、西村が希望からの出馬以外を選択した場合は、取り下げも視野に調整する。

 党県委員会の樋渡士自夫委員長は野党統一候補の実現に向け「心ある人が現れればいい」と話している。

【県関連ニュース】 2017/10/03 14:02

4224チバQ:2017/10/15(日) 20:50:20
http://www.niigata-nippo.co.jp/feature/senkyo/syuin2017/kennai/news/20171004349832.html
細田氏に鷲尾氏が挑む
突入秋の陣(2) 衆院2区

 3期目を狙う自民前職の細田健一(53)に、前回102票差で敗れた民進前職・鷲尾英一郎(40)が挑む。民進党の分裂により鷲尾は無所属で出馬する方針で、野党共闘を掲げる共産党の対応や、東京電力柏崎刈羽原発の再稼働問題、離島振興を巡る論戦などが焦点となりそうだ。

 「政権与党として、皆さんの思いを形にするのが私の仕事。きちんと答えを出してきたつもりだ」。1日、柏崎市で開かれた後援会の役員会で、細田は声を張り上げた。

 細田は連日、集会などで与党・自民党の安定感を強調。過去の選挙と同様に自民県議、市議の後援会、商工関係者らでつくる四つの企業後援会と連携し、組織戦を展開する方針だ。

 前回2014年は「ほとんどなかった」(細田)という個人後援会も10カ所ほどで発足。公示前の6日には燕市で新設する予定だ。

 細田は県外出身の元経産官僚で地縁、血縁がないが、「初当選から5年。徐々に名前が知られてきた」と手応えを語る。だが「4期12年の鷲尾に比べ(知名度は)まだまだ」との声が内外から漏れる。昨年8月から1年間、農水政務官を務め、地元入りが少なかったと指摘する声もある。

 柏崎刈羽原発の再稼働問題については「原子力規制委員会の審査を見守る。政治の口出しは適当ではない」と述べるにとどめる。

 鷲尾が地盤とする燕市と、自民県議が不在の新潟市西蒲区のてこ入れが課題だ。前回はそれぞれ3833票、1709票差を付けられた。細田は「個人後援会を軸に、多くの人に接したい」と話す。

 一方、鷲尾は選挙区内のほぼ全域、約20カ所に張り巡らせた地域密着の個人後援会が選挙戦を支える。小さな集落でもつじ立ちなどを重ねており、「誰よりも地元を歩いてきた自負がある」と語る。

 実働部隊として期待する連合新潟との関係は、昨年の知事選を巡る民進党県連の対応で一時、亀裂が生じたが「県連代表として関係修復に努め、積極的に交流してきた」とする。

 前回は柏崎市で1211票、佐渡市で2528票、細田の票を下回った。この2市では前々回12年も、細田に差を付けられた。

 柏崎刈羽原発の再稼働についてはこれまで、原子力規制委の審査合格と地元同意を前提に認める立場だった。だが知事与党となった立場を踏まえ、米山隆一知事の「東電福島第1原発事故の検証と総括が終わるまで議論しない」との主張に同調しており、原発関係者の多い柏崎市で票がどう動くかが焦点だ。農相を務めた故・近藤元次氏らの地盤だった佐渡市での自民支持層取り込みも課題だ。

 民進党の党勢が振るわない中で、昨年から県連代表を務め、「県民党」を掲げてきた。ただ支持者には「県連代表となって野党色が前面に出てしまい、保守票が離れるのではないか」との懸念もある。

 共産党新人の細井良雄(68)は柏崎刈羽原発の廃炉のほか、中山間地で農業を営む経験から「安倍政権の農政は、高齢化が進んで離農者が増えている中山間地のことを考えていない」と訴える。

 共産党は野党共闘の必要性を訴えているが「政策の一致が条件」としており、鷲尾との連携をどう判断するかが注目される。(敬称略)

【県関連ニュース】 2017/10/04 11:45

4225チバQ:2017/10/15(日) 20:50:44
http://www.niigata-nippo.co.jp/feature/senkyo/syuin2017/kennai/news/20171005350052.html
黒岩氏と斎藤氏、三たび激突へ
突入秋の陣(3) 衆院3区

 民進前職の黒岩宇洋(50)と自民前職の斎藤洋明(40)は3区で過去2度ぶつかり1勝1敗。今回、黒岩は無所属で立候補する意向を表明しており、共産党を含む野党共闘の行方が焦点だ。最多の有権者を抱える新発田市で、黒岩は前回5千票超の差をつけ勝利した。今回も大票田の動向が鍵となる。基幹産業である農業の振興や人口減少が進む地域の活性化をどう打ち出せるかも注目だ。

 「アベノミクスでは賃金が上がらない。景気が良くなった実感はありませんよね」。1日に新発田市で行った事務所開きで、黒岩が支援者に問いかけた。連合新潟、立正佼成会の関係者らも含め約300人が集まった会場からは「(実感は)ない」と声が上がった。アベノミクスの是非を安倍晋三首相にただすなどしてきた黒岩は「国会論戦に力を入れてきた」と語る。

 前回同様、選挙戦では個人後援会のネットワークや女性応援団が運動を支える。新発田市で強い地盤を持つ県議や、各地の市議らとも連携する。ただ最近は地元での活動量が減ったとの指摘もあり、一部地域では「3年近く、1度も顔を見なかった」との声もある。

 衆院解散後には、支持者に動揺が走る事態も。希望の党の合流を巡り、黒岩は9月29日、希望から公認を得たい考えを表明。しかし10月2日になって「民進全体が希望に合流するとの前提が変わった」とし、無所属から出馬する意向を改めて示した。有権者への丁寧な説明が求められそうだ。

 無所属出馬によって比例復活の可能性が消えた一方、周囲は共産党との協力が進むことに期待を寄せる。公示が迫る中、協議をまとめられるかが焦点となる。

 対する斎藤は、前回県内の自民党候補で唯一小選挙区で勝利できなかった。集会などでは「がけっぷち」「正念場」と繰り返し、危機感を強調する。

 前回選挙後、自前の後援組織を精力的につくり、事務所や選挙カーも増やした。まちづくり団体や若手経営者と地域活性化に取り組み、青年層の取り込みも図ってきた。重鎮や中堅がそろう3区の自民県議や市町村議、各業界団体などによる組織戦を展開する。

 3日に阿賀町で開いた決起集会では、米価を上げる対策や、安い農機具の開発に道筋を付けたことを実績として紹介した。「中山間地は農家が生き残らないとやっていけない。何もしなければ地元は疲弊していくだけだ」とし、与党の実行力をアピールした。

 前回は、黒岩陣営が戸別所得補償制度の復活を訴え、農家の支持が流れたと分析。2018年産米から国の生産調整(減反)が廃止されることもあり、農家への浸透が課題となる。

 陣営関係者からは、新発田市をはじめとする市街地での広がりを懸念する声もある。「組織・団体頼みの選挙が通用する時代ではない」として、自転車で地域を回るなど、有権者と直接触れ合う機会を増やす。

 共産新人の伊藤誠(43)は選挙カーで地域を回り、演説を重ねる。消費税率を10%に上げ、増収分を子育て支援に振り向ける安倍政権の方針を批判し、「子育て関連予算を削ったのは安倍首相自身。増税は中止すべきだ」と訴える。共産党は昨年の参院選、知事選の流れを踏まえ「市民と野党の共闘を目指す」としており、協議の行方が注目される。(敬称略)

【県関連ニュース】 2017/10/05 13:08

4226チバQ:2017/10/15(日) 20:51:02
http://www.niigata-nippo.co.jp/feature/senkyo/syuin2017/kennai/news/20171006350251.html
金子氏と菊田氏 3度目の女性対決へ
突入秋の陣(4) 衆院4区

 自民党前職の金子恵美(39)に民進党前職の菊田真紀子(47)が挑む、3度目の女性対決が展開される。民進党の事実上の解党によって菊田が無所属での出馬を表明。共産党は候補予定者を取り下げ菊田を支援する方針で、「オール野党」で金子に対抗する公算が大きくなっている。金属加工など地場産業が盛んな県央地区を抱え、アベノミクスの評価や地域振興策も争点となりそうだ。

 3党が候補を立てた前回2014年の衆院選は、自民の金子が約7万7千票を獲得し、民進(当時民主党)の菊田に約3千票差で競り勝った。共産候補は約1万4千票を取っており、菊田票に共産票が加われば、単純計算で金子を上回る結果となる。

 「野党が一緒になって挑んでくる、大変厳しい戦いになる」。菊田が無所属での出馬を表明した翌日の4日、長岡市内で演説した金子は危機感をあらわにした。政権与党の強みを前面に出し「引き続き地域の声を国政に届ける仕事をさせてほしい」と力を込めた。

 2期目は総務政務官を務め、地域のインフラ整備にも力を入れたと強調。上越新幹線のトンネル内で携帯電話の不通を解消する工事の前倒しなどを挙げ「実績を丁寧に説明し理解を得たい」と話す。

 選挙区内に張り巡らせた33の後援会を軸に、地元市町議、党地区支部と連携。解散翌日の9月29日には選対本部事務所を開設し、大票田の三条市など地域ごとの選対も順次立ち上げた。他方、過去2度の選挙で選対に名を連ねた県議団は今回、自前組織の強化を求め、距離を置く。ある県議は「本人がどれだけ地域を回れるかだ」と奮起を促す。

 ガラス張りで目を引く「金魚鉢」と呼ばれる選挙カーを導入し、「新しいアイデアを取り入れ、女性や若者にも親しみをもってほしい」と金子。自身も1児の母親となった。子育て支援をはじめとした社会保障の充実も訴え、無党派層の取り込みを図る。

 6期目を目指す菊田は、2日の事務所開きで「安倍政治の暴走を止めるラストチャンス。石にかじりついても勝利したい」と決意を述べた。民進党の分裂で立ち位置が定まらない中でも地域行事に足を運び、市民の声に耳を傾けた。3日に無所属出馬を決めてからは「チームワークのいい選挙で活路を見いだしたい」と闘志を燃やす。

 過去2回は小選挙区で金子に屈し比例復活だった。しかし今回、無所属候補に比例復活の恩恵はなく、選挙カーの使用やポスター掲示などでも制限がある。陣営幹部は「リスクが大きく厳しい戦い」と話す。

 頼みとするのは、長年の活動で培った後援会組織だ。旧市町村ごとに置き、地元の県議や市町議とも関係を深めてきた。支援者の高齢化が課題となる中、従来の連合や立正佼成会に加え、今回は他党や、共産党や、安保法制に異を唱える市民団体など幅広く支援を働き掛ける考えだ。

 安倍政権と対峙(たいじ)する姿勢を鮮明にし、「柏崎刈羽原発の再稼働を安易に認めない。将来的な原発ゼロ」を打ち出す。安保法制の見直しやアベノミクスからの転換、農家の戸別所得補償制度の復活も訴えていく。

 共産党は野党共闘に向け新人の五十嵐健彦(37)の立候補を取り下げる方向だ。自民対オール野党の構図となる4区。安倍政権の是非を問い、市民の選択が注目される。(敬称略)

【県関連ニュース】 2017/10/06 11:14

4227チバQ:2017/10/15(日) 20:51:21
http://www.niigata-nippo.co.jp/feature/senkyo/syuin2017/kennai/news/20171007350479.html
原発争点に泉田氏と大平氏対峙
突入秋の陣(5) 衆院5区

 自民党の前知事・泉田裕彦(55)と、民進、社民、自由、共産の4党と連合新潟が支える野党統一候補で無所属の前魚沼市長・大平悦子(60)の両新人が激突する。人口密集地の長岡市などが東京電力柏崎刈羽原発の30キロ圏に入る5区。原子力規制委員会が再稼働に向けた審査で事実上の「合格」を出したこともあり、原発への姿勢が問われる。豪雪地で人口減少や過疎も進むだけに、中山間地振興策も焦点になりそうだ。

 「知名度が高い」。泉田は4区(加茂市)出身の“国替え”出馬ながら、党関係者は口をそろえる。泉田自身は知事時代に中越地震対応でたびたび5区に入り、山古志村長から衆院議員になった故長島忠美とともに汗を流したとPR。陣営も「長島の弔い合戦」と位置付ける。

 泉田は知事時代、原発再稼働に慎重姿勢と目されていた。今は「与党内から(原発)政策の欠陥を是正する」と訴えるが、再稼働への賛否は「本質的な問題ではない」と示さない。脱原発派の市民らからの「変節」との指摘への説明も求められそうだ。

 「商工会は『聖域』として予算カットは認めなかった」。泉田は3日、ほぼ旧市町村単位の全14商工会を回り、知事時代の実績を強調した。平成の大合併に伴う全国的な商工会再編の動きとは一線を画したとし、浸透を図る。

 党内では、知事時代の政治姿勢などへの反発も根強い。陣営の中核は泉田擁立を主導した県議星野伊佐夫と、その影響が及ぶ長岡市議団だ。ただ、党支部の候補選考過程で「泉田ありき」の手法への反発から、魚沼エリアの3県議が名乗りを上げた経緯もあり、しこりは残る。「保守一枚岩」の実現が課題だ。

 これに対し、「オール野党」態勢で臨む大平は「原発ゼロ」を前面に掲げる。

 5日に長岡市で開かれた参院議員森裕子の国政報告会では、野党各党や市民団体がエールを送り、同じ魚沼市出身の知事・米山隆一も駆け付けた。大平は「市長時代から原発ゼロを掲げていた。再稼働は絶対に阻止しなければならない」と訴えた。

 陣営は、知事時代は再稼働に慎重姿勢とされた泉田が、再稼働を目指す自民から出馬することを「変節」とし、原発問題での「違い」を強調する戦略を描く。昨年の参院選と知事選では野党共闘の候補が勝利。特に知事選では原発の争点化が奏功した。

 演説などでは「原発ゼロ」「安倍政権ノー」「泉田ノー」の3本柱を軸に主張を展開する。大票田・長岡など全域で泉田より「知名度が不足している」(陣営関係者)ことが課題だ。陣営幹部の1人は「短期決戦で大平を知ってもらうには限界がある。むしろ“原発住民投票”、安倍首相や自民の泉田氏に対する“信任投票”のような形に持ち込みたい」と語る。

 大平は5区出身も強調。ただ地元の魚沼市では昨年の市長選の対立が残り、票が割れるとの見方もある。

 幸福実現党員で諸派新人の笠原麗香(25)は、知名度アップに奔走する。

(敬称略)

【県関連ニュース】 2017/10/07 15:00

4228チバQ:2017/10/15(日) 20:51:39
http://www.niigata-nippo.co.jp/feature/senkyo/syuin2017/kennai/news/20171008350606.html]
高鳥氏と梅谷氏一騎打ちへ
突入秋の陣(6) 衆院6区

 4選を目指す自民前職の高鳥修一(57)と、民進系新人で元県議の梅谷守(43)が再びぶつかる。民進の分裂後、梅谷は曲折を経て無所属での出馬を表明。共産党などが候補予定者を取り下げ、自民対「オール野党」の一騎打ちがほぼ確定した。北陸新幹線を生かした地域振興の在り方や糸魚川大火からの復興、主要産業の農業などを巡って論争が交わされる見通し。梅谷は初出馬の2014年の前回衆院選で、大票田・上越市では高鳥に約3千票差まで迫った。今回は市長選とのダブル選で、浮動票の取り込みも鍵を握る。過去4回の衆院選で共産新人が6区全体で獲得した1万票前後の行方も大きく影響しそうだ。

 「安倍総理にも『新潟は厳しいから、しっかり頑張るように』と言われた。オール野党に立ち向かう今回の選挙が、とりわけ厳しいのは間違いない」。上越市で7日、支持者回りをしていた高鳥は険しい表情を浮かべて言った。

 安倍晋三首相の「直系」を自任し、党厚生労働部会長や厚労政務官、内閣府副大臣を歴任。昨年12月の糸魚川大火後、首相と現地入りして復旧策を講じた実績も強調する。

 後援会は5市町にくまなく張り巡らせている。8日には上越市で総決起集会、公示後は各地で個人演説会も予定。ただ主戦場と位置づける上越市は、市長選に携わる保守系市議が多い上に、後援会重鎮の死去や病気が重なり「仕切り役」の不在も叫ばれる。

 さらに農業地帯の6区では、安倍政権下で進む農政改革に「地方軽視だ」との反発が少なくない。昨年、環太平洋連携協定(TPP)の署名式に日本代表で出席し、「TPP反対」を唱えた過去の発言との整合性も問われている。高鳥は「コメの関税は守られている。誤解が多い」と説明していく考えだ。陣営幹部は「組織を引き締め、無党派層にも与党の実行力をアピールしていく」と意気込む。

 一方、野党共闘を模索してきた梅谷は、民進の混乱もあって態勢づくりで出遅れた。

 一時は希望の党入りも検討したが、支持者らの猛反発に遭い撤回。希望入りを否定してようやく、共産、自由、社民の各党や市民グループ「市民連合・上越」との政策協定にこぎ着けた。共産党が擁立を予定した上野公悦(67)、一時出馬に意欲を示した市民連合・上越共同代表で弁護士の馬場秀幸(53)はいずれも「安倍政権打倒の目的は同じだ」として取り下げた。無所属を選んだ梅谷は、子育て・教育施策の拡充や戸別所得補償制度の復活を公約に掲げ、幅広い集票を狙う。

 7日に上越市で開いた決起集会には、昨年の参院選、知事選で野党共闘で勝利した自由党県連代表の森裕子参院議員や米山隆一知事らが出席。義父の筒井信隆・元衆院議員も壇上に立ち、10万票以上を得ながら無所属だったために比例復活せず落選した1996年の経験を語り「1票差で決着が付く」と頭を下げた。

 「退路を断った」とする梅谷。「野党統一」の枠組みを生かし、上越市をはじめ知名度が乏しい十日町市や糸魚川市などにも支援の輪を広げられるかが課題だ。

(敬称略)

=おわり=

【県関連ニュース】 2017/10/08 13:5

4229チバQ:2017/10/15(日) 22:02:03
>>4160
自民:永岡桂子系
古河市 針谷力 (中村系現職を破る)
常総市 神達岳志 (中村系現職を破る)
坂東市 木村敏文 (中村系現職を破る)

中村喜四郎系
結城市 前場文夫

4230チバQ:2017/10/15(日) 22:03:28
http://www.sankei.com/politics/news/171015/plt1710150027-n1.html
2017.10.15 15:27
【衆院選】
TBS「サンデーモーニング」で野党に投票促すかのような発言
 衆院選の投票日まで1週間となった15日、TBS(東京放送)の番組「サンデーモーニング」の出演者が野党に投票を促すかのような発言があった。番組は放送法4条で「政治的に公平であること」を求められており、あらためて問題視されそうだ。

 出演した東京大学名誉教授の姜尚中氏は「見所は選挙の中で野党のビッグバンが起きるかどうか。選挙後にどこが主導権を握るのか。投票先を決めてない54・4%の人は選挙に行かなければいけない。そして次回に何をするか賭けてみることが必要」とコメント。

 同番組に出演した評論家の大宅映子さんも「民進党が小池百合子に合流したことで野党結集し日本の分岐点になると思ったが尻つぼみした。投票先を決めてない54・4%に期待してる。貧しい選択であろうと行かないと白紙委任になってしまうわけですから。是非とも行ってください」と発言した。

 TBSの報道をめぐっては9月9日、東京都港区赤坂のTBS本社付近で「TBS偏向報道糾弾大会・デモ」と題して約500人が抗議デモを行っている。

 デモは「TBS偏向報道糾弾大会実行委員会」が主催。加計学園問題に関する報道をめぐり、安倍晋三首相に「行政を歪(ゆが)められた」と主張した前川喜平前文部科学事務次官の発言を大々的に取り上げながら、疑惑を否定した加戸守行・前愛媛県知事らの発言はほとんど取り上げなかったことなどを問題視し、「TBSの報道は放送法違反で、偏向報道が視聴者を裏切っている」などと訴えた。

 デモについて日本民間放送連盟(民放連)の井上弘会長(TBSテレビ名誉会長)は9月21日の定例会見で、「各局の報道の編成方針は各社の判断。法令に違反した場合は別だが、それ以外の場合は原則として対応しない」と述べ、この問題について民放連として関与しない考えを示していた。(WEB編集チーム)

4231チバQ:2017/10/15(日) 22:06:18
https://www.jiji.com/jc/article?k=2017101500150&g=pol
衆院選・注目区を行く=愛知7区・埼玉4区【17衆院選】



スーパーの駐車場前で演説する候補者=8日、愛知県瀬戸市
 ◇離党組、逆風下の戦い=「やましいことない」-愛知7区
 交際疑惑や、秘書への暴言・暴行。スキャンダルによって表舞台を追われ、所属していた政党を離れることを余儀なくされた2人の女性候補が、逆風下の戦いに臨んでいる。「背水の陣」を敷いての精力的な活動に、対立候補は警戒感を隠せない。(敬称略)
 「安倍(晋三)首相にぶつける声として、私を使ってください」。8日の愛知7区。夕暮れ時のスーパー駐車場前で、白地に青で「立ち向かう」と書かれたたすき姿の山尾志桜里は声をからした。既婚男性との交際疑惑を週刊誌に報じられ、民進党離党に追い込まれた。組織の後ろ盾を失い、過去3回接戦を演じてきた自民党の鈴木淳司との一騎打ちに「後がない」と危機感は強い。
 待機児童問題に悩む母親のブログを国会で取り上げ、安倍への追及で名をはせた山尾。当選2回にして政調会長に抜てきされ、「党の顔」として将来を嘱望されていた。新たに代表となった前原誠司に幹事長就任を打診された直後の報道は党への打撃となり、安倍が解散に踏み切る判断材料になったとされる。
 無所属での出馬を決断してからは、「隠れていても仕方ない」(陣営)と批判覚悟で街頭に繰り出し、集会も開いた。選挙を前に動画配信サイトに自らのチャンネルを設け、毎日の発信も欠かさない。子育て政策や憲法観を語り、「ママの会」など女性市民団体との連携を強めている。
 交際疑惑については「やましいことはない」の一点張りで、釈明はしない。逆風下でも強気の選挙ができるのは、支持者が離れていないためだ。街頭ではやじが飛ぶが、後援会は「私生活は関係ない」「政権に対峙(たいじ)できる逸材」と意に介さない。民進党の支持母体である連合の推薦こそ失ったが、一部単組の支援は取り付けた。前回衆院選で約2万票を取った共産党が候補者を取り下げ、実質協力に回ったことも背中を押す。
 敵失を歓迎していた鈴木陣営だが、無所属となっても衰えない山尾の人気を目の当たりにし、「楽な選挙ではない」と認識を改めた。鈴木は「パフォーマンスはできない。愚直に取り組む」と気を引き締め、山尾批判を避けつつ組織固めを急ぐ。

 【愛知7区】
山尾志桜里43 元検事   無 前
鈴木淳司59 元副大臣  自 前
            推(公)

4232チバQ:2017/10/15(日) 22:06:36
 ◇醜聞も知名度急上昇=埼玉4区
 「大変ご迷惑をお掛けしました。恥をしのんでやって参りました」。白のスーツ姿で通勤中のサラリーマンらに深々と頭を下げるのは、秘書への暴言や暴行で自民党を離党した豊田真由子だ。9月から埼玉4区内で「おわび行脚」を続け、公示前までは戸別訪問にも奔走してきた。
 秘書への罵声がたびたびメディアに流れた結果、皮肉にも知名度は急上昇。街頭では握手やサインを求められたり、激励されたりすることもしばしばで、毎日1000〜2000枚用意するチラシの受け取りは悪くない。
 ただ、話題性が票に直結しているわけではない。豊田を遠巻きに眺めていた女性は「出るのは自由だが、応援する気にはならない」と冷ややか。チラシを渡された男性も「仕事ぶりはよく知っているが、今回は出ない方が良かった」と話す。
 離党後、活動は大幅に制限された。秘書が次々と辞め、事務所は事実上、女性秘書1人とボランティアスタッフ数人で回している。秘書は「支援者に助けを求めているが、自民党の締め付けが厳しい。ポスターやはがきに手が回らない」と頭を抱える。
 自民党は急きょ、元志木市議の穂坂泰を擁立したものの、準備不足は否めない。豊田が「祭りや会合に代理は立てない」と豪語して地域に根を張ってきたのに対し、国政選初挑戦の穂坂は「まだまだ有権者の反応が薄い」と語る。「女性が涙ながらに頭を下げる姿は同情を誘う」。陣営幹部は、自民党支持層の票の一部が豊田に流れるのは、やむを得ないとの認識を示した。
 埼玉4区は、県知事上田清司が衆院議員時代、猛烈な選挙運動を展開した選挙区でもある。県議を4期務め、希望の党から立候補した吉田芳朝は、上田と20年来の師弟関係という「直系」候補。出陣式では豊田を引き合いに「自民、公明両党はまず反省を」と訴えた。

 【埼玉4区】
朝賀英義67 元市議   共 新
青柳仁士38 元国連職員 維 新
吉田芳朝43 元県議   希 新
豊田真由子43 元政務官  無 前
穂坂泰43 元市議   自 新
            推(公)
(注)敬称略。届け出順。年齢は投票日現在。党派名は共=共産、維=日本維新の会、希=希望、無=無所属、自=自民、公=公明。丸かっこは推薦政党。(2017/10/15-08:06)

4233チバQ:2017/10/15(日) 22:36:00
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/politics/jiji-171015X938.html
与党300超うかがう=希望伸び悩み、立憲躍進―共産後退も【17衆院選】

20:08

 衆院選の投開票を22日に控え、時事通信は全国の支社・総支局の取材を基に、世論調査の結果や過去の得票実績を加味して情勢を探った。新定数465議席のうち、公示前に290議席の自民党は280議席近くを視野に入れ、公明党を加えた与党で300議席超をうかがう勢い。希望の党は本拠地の東京でも伸び悩み、公示前勢力(57議席)を確保する程度にとどまる見通しだ。立憲民主党は公示前の15議席から40議席程度まで伸ばす可能性がある。

 自民党は北陸、中国、九州を中心に全国的に堅調で、青森や群馬でも議席独占が有望。150超の選挙区で当選圏に入った。約100選挙区で希望や立憲などと接戦を展開し、うち55選挙区でやや優勢。野党の2極化で、政権批判票が分散したことにも助けられている。比例代表も前回(68議席)に迫る勢いで、「自民1強」の構図は変わらない見通しだ。

 公明党は前職を立てた9選挙区のうち六つを確保し、残り三つは接戦を展開。比例は11ブロック中4ブロックで定数1減となった影響から、前回の26議席を確保できるかは微妙だ。自公両党では安倍晋三首相が勝敗ラインと定めた過半数(233議席)を大きく超え、憲法改正案を発議できる3分の2(310議席)に届く可能性がある。

 一方、希望は当選圏に入った選挙区が六つと伸びず、約50選挙区で競り合っている。今後の情勢次第では、小池百合子代表(東京都知事)のお膝元、東京で候補を擁立した23選挙区で全敗する恐れすらある。比例も自民の半分強の35議席程度の見込みだ。

 これに対し、立憲は共産党と共闘する北海道などを中心に善戦。比例も30議席程度まで伸ばしそうだ。

 公示前に21議席だった共産党は、議席を減らすとみられる。日本維新の会は、公示前勢力の14議席前後にとどまる公算。

 社民党は2議席を死守、衆院に議席のなかった日本のこころは当選者ゼロの見通し。地域政党の新党大地は比例北海道ブロックで1議席獲得の可能性がある。

4234とはずがたり:2017/10/15(日) 22:56:27
野党分散、自民に利=希望、東京でも苦戦【17衆院選】
https://www.jiji.com/jc/article?k=2017101500426&g=elc

 衆院選情勢は、野党候補の競合によって政権批判票が分散し、自民党を利する形になっている。希望の党は地盤とする東京でも勢いを欠く。後半戦に向け、与党は引き締めを図り、野党は巻き返しに全力を挙げる。

 野党候補が乱立した影響は特に都市部で顕著だ。東京4区や千葉3区、静岡1区などでは希望と立憲民主がつぶし合い、自民が優位に戦いを進めている。兵庫6区は希望、立憲に維新も加わり、自民が抜け出た。こうした選挙区は野党が一本化すれば自民を脅かした可能性がある。
 希望は小池百合子代表(東京都知事)のお膝元の都内でも苦戦。全25選挙区で盤石な選挙区は現状では見当たらない。小池氏の地盤だった東京10区を引き継いだ若狭勝氏ですら、自民前職の鈴木隼人氏と横一線だ。若狭氏陣営は「浮動票が全然来ていない」と危機感を募らせる。
 希望への逆風は、民進党リベラル派を「排除する」とした小池氏の発言が響き、「民進再結集」をめぐる内輪もめが追い打ちを掛けている。
 民進の参院幹部が唱えた再結集論に対し、前原誠司代表が「有権者を愚弄(ぐろう)している」と反論。希望の細野豪志元環境相も15日のフジテレビ番組で「元の民進に戻ることはあり得ない」と否定した。ただ、希望の衆院選候補の一人は「混乱が再び悪影響を与えている」と語った。
 一方、民進リベラル派を中心に結成した立憲は手応えを感じている。枝野幸男代表は15日、大阪府内で記者団に「既成政党では受け止め切れていなかった選択肢を(有権者に)示すことができた」と語った。ただ、立憲内にも「反政権票を希望と奪い合い、自民を有利にしている」と悔しがる声がある。
 共産党の志位和夫委員長は、希望を「自民の補完勢力」と見なしており、京都市内で記者団に「野党が分裂したというよりも、与党勢力が分裂した。これが真相だ」と指摘した。「非自民」候補の乱立に関しては「マイナスの影響はある」と認めた。
 ◇与党、緩み警戒
 優勢が伝えられる自民も、報道機関の世論調査で内閣支持率より不支持率の方が高い傾向にあることを懸念。党幹部は「油断する陣営が出てくる」と緩みを警戒している。16日には安倍晋三首相(党総裁)ら幹部が集まり、重点区を決めて最後の追い込みを掛ける。
 公明党は、候補を擁立した9選挙区を含め、衆院解散時の35議席確保を目指す。具体的には、比例代表の東北や北関東、九州の各ブロック、選挙区では北海道10区や神奈川6区などに注力する方針だ。(2017/10/15-20:13)


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