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公明党・創価学会スレ

153名無しさん:2015/10/25(日) 18:48:49
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151025-00000527-san-pol
公明党、共産党のバトル勃発 石田氏「安保廃棄を脇に置いた野党協力は変」 小池氏「安倍政権を倒すため団結する」
産経新聞 10月25日(日)13時33分配信

 「50年も60年も自衛隊は違憲とか、日米安保廃棄と言っていたのを脇に置いて選挙で一緒にやりましょうというのはおかしい」。25日朝のNHK番組で公明党の石田祝稔政調会長が、共産党が呼びかける野党連携をめぐり、同党の小池晃政策委員長に食ってかかる場面があった。

 共産党の志位和夫委員長は、安全保障関連法廃止を目指す野党の連立政権「国民連合政府」構想が実現した場合、党綱領で掲げる日米安保条約廃棄は求めない考えを示している。

 小池氏はこの日、「今は意見の違いは脇に置いて、安倍政権を倒すために野党は力を合わせるときだ」と述べ、同席した民主党の細野豪志政調会長らに「ぜひ選挙の協力もしようじゃないか」と秋波を送った。

 これに対し石田氏は「脇に置いて、というものじゃないでしょ」と論難し、小池氏が「憲法を守らない政権を倒すためには緊急課題で団結するのが政党の責任だ」と反論する間も、「おかしい、おかしい」とたたみかけた。これに先立つ米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設をめぐる議論でも、石田氏は日米安保条約廃棄を前面に出さない小池氏をただしていた。

 最後は、自民党の小野寺五典政調会長代理が「野党の存在というのは重要だ」と慌ててフォローし、火消しをする形に。共産党への敵意を隠さない公明党だが、石田氏はこの日が同番組の“デビュー戦”で、張り切りすぎた面もあったようだ。

154旧ホントは社民支持@鹿児島市:2015/10/29(木) 23:26:48
参院国対委員長に荒木氏=公明
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date1&k=2015102900488
 公明党は29日午前の中央幹事会で、参院国対委員長に荒木清寛氏、参院政審会長に山本香苗氏を充てる人事を決めた。魚住裕一郎参院会長、西田実仁参院幹事長は留任する。
 また、政務調査会に同日付で1億総活躍推進本部を設置した。本部長は石田祝稔政調会長が務める。 (2015/10/29-13:07)

155名無しさん:2015/11/08(日) 13:39:45
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151108-00000504-san-pol
公明VS共産、「平和の党」めぐりバトル再燃 志位氏のツイッター攻撃に山口氏が応戦「9条反対したのはどの政党だ?」
産経新聞 11月8日(日)9時27分配信

 公明党と共産党が対決姿勢を鮮明にしている。支持層が重なり合う両党は古くから党員獲得などで激しく争い、怨恨は根が深い。そうした中で共産党が提唱する野党政権「国民連合政府」構想に公明党の石田祝稔政調会長がかみつき、バトルが再燃した。「平和」を看板に掲げる両党だが、こと互いの関係にいたっては党是を推進するわけにはいかないようだ。

 10月25日のNHK討論番組が終盤にさしかかり、共産党が呼びかけた野党連携に関する議論の途中で、石田氏が「ちょっと一言」と手を挙げた。

 「50年も60年も自衛隊は違憲とか、日米安保廃棄と言っていたのを脇に置いて選挙で一緒にやりましょうというのはおかしい」

 現場で番組を視聴していた報道関係者らの中には「えっ!?」と戸惑う記者もいた。共産党の小池晃政策委員長に対する突然の“宣戦布告”だった。

 共産党は党綱領で日米安全保障条約の廃棄や「憲法第9条の完全実施(自衛隊の解消)に向かっての前進」をうたっている。

 石田氏の発言の直前に司会者は、共産党の志位和夫委員長が安全保障関連法廃止を目指し「国民連合政府」構想が実現した場合、日米安保条約廃棄は求めない考えを示していることを踏まえ、小池氏に野党連携の可能性を質問していた。

 小池氏は「今は意見の違いは脇に置いて、安倍政権を倒すために野党は力を合わせるときだ」と述べ、同席した民主党の細野豪志政調会長らに向けて選挙協力を呼びかけた。

 これに対し石田氏は「脇に置いて、というものじゃないでしょ」と食ってかかり、小池氏が「憲法を守らない政権を倒すためには緊急課題で団結するのが政党の責任だ」と反論する間も、「おかしい、おかしい」とまくしたてた。番組終了後は周囲に「(日米安保条約廃棄を脇に置いて野党の連立政権を目指す共産党の戦略は)国民の疑問でしょ」と語ったという。

 共産党はすかさず反撃に出た。志位氏は25日のツイッターで「立憲主義・民主主義回復という大義を優先し、安保に関する立場の違いを保留して野党結束を呼びかけることのどこが問題か」と指摘。「『平和の党』の看板を捨てた戦争法推進の党に言う資格はない!」と非難した。

 山下芳生書記局長も26日の記者会見で「立憲主義を踏みにじる暴挙を自民党と一緒にやったのが公明党だ。もう『平和の党』の看板は外し、『戦争の党』と書き換えなければならないとお返ししたい」と皮肉を浴びせ、共産党の機関紙「しんぶん赤旗」は同日、「『国民連合政府』は脅威?」との見出しで「『平和の党』を看板にしながら自民党とともに戦争法を推進する自らの無責任さには思い至らない石田氏の滑稽さが浮き彫りになった」と指摘した。

156名無しさん:2015/11/08(日) 13:39:55
>>155

 「平和」や「福祉」を政策の軸に据える両党は、1970年代から選挙で支持層を奪い合い、批判合戦を繰り広げてきた。公明党の支持母体である創価学会と共産党は関係正常化に向けて昭和49年、相互不干渉を定めた「創共協定」を結んだが対立は収束せず、協定は失効。55年には創価学会の元顧問弁護士が共産党の宮本顕治元委員長宅の盗聴に関与していたことも発覚し、敵対ムードはピークに達した。

 安保関連法が国会で審議されるようになり、共産党は選挙の主要争点に据え、与党を攻撃。今年8月の仙台市議選で山下氏が「公明党支持者の中に戦争法案に強い危機感を感じる方が多いことも明らかになっており、その気持ちをくんだ運動を発展させたい」と仕掛けると、公明党の山口那津男代表は「各政党の支持団体などについて、他の政党がとやかく運動に取り込む姿勢はいかがなものか」と不快感をあらわにし、こうやり返した。

 「共産党は今の平和憲法の制定時、肯定される戦争があるということで憲法9条に唯一反対した政党だ。自らの主張をよく顧みていただきたい」

 ただ共産党は仙台市議選で3選挙区トップ当選を果たした上、10月の宮城県議選では議席を8に倍増させて県議会第2党に躍り出るなど支持を広げている。石田氏の共産党批判は、公明党内で強まる警戒感の裏返しともいえる。

 ある公明党幹部は「共産党が安保批判票の受け皿になっている。民主党や社民党が共産党と連携すれば、飲み込まれるだけだろう」との見方を示す。

 この幹部は、仙台市議選や宮城県議選での共産党の躍進が来夏の参院選に与える影響は限定的とみる。しかし安保関連法に対する批判に加え、環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)の大筋合意への反発が巻き起これば、共産党がそれを追い風に攻勢を強めることは必至だ。

 公明党の支持母体である創価学会の関係者は危機感をにじませた。

 「共産党の目的は体制の転覆だ。かつて民主党に政権を委ねたときのような気持ちで、共産党に期待をかけてはいけない」(政治部 清宮真一)

157チバQ:2015/11/17(火) 20:25:31
http://www.sankei.com/politics/news/151116/plt1511160047-n1.html
2015.11.17 08:24

公明党、譲れぬ軽減税率論議 背景に参院選への危機感 

ブログに書く1




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公明党の全国県代表協議会であいさつする山口那津男代表=16日午後、東京都新宿区の党本部
 平成29年4月の消費税率10%の引き上げ時に導入する軽減税率の与党協議で、公明党が強気だ。財源確保の点から対象品目を絞り込みたい自民党に対し、国民の「痛税感」の緩和と分かりやすさを重視し、幅広く設定することで一歩も引かない。背景には「生活者目線の公明党が暮らしに関わる話で譲歩すれば、来年の参院選は戦えない」との危機感がある。

 「できるだけ幅広い品目を対象とし、国民の理解が得られる制度の実現に全力で取り組む」。山口那津男代表が16日に党本部で開かれた全国県代表協議会でこう決意を述べると、出席者から同調の声が上がった。

 公明党は自民党との与党協議で、財源として社会保障の充実策「総合合算制度」の導入見送りで浮く年約4千億円を充てることで合意。自民党は、この額に収まる範囲に品目をとどめたい考えだが、公明党は加工食品までを対象にするよう主張。加工食品全般の税率まで8%に据え置くと税収減は1兆円に上るが、財源のめどは立たない。

 それでも山口氏は6日、斉藤鉄夫党税制調査会長に「一歩も引くな」と指示。強気の裏には来夏の参院選がある。公明党は改選数が増える地域を含め選挙区に過去最多の7人を公認し、「かつてない攻めの選挙戦」(山口氏)となる。

 その鍵を握るのが軽減税率の議論の行方だ。山口氏らは選挙で実動部隊の中心となる支持母体の創価学会婦人部の意向を反映しているともいわれ、党幹部は「庶民の財布に絡む話でうちが引けば選挙区全敗だ」と悲壮感をにじます。また、自民党が1人区で勝つには公明党や創価学会の協力が不可欠だ。公明党関係者はこうつぶやいた。

 「要求が受け入れられなければ、選挙協力にも二の足を踏む。自民党も共倒れすることになるだろう」

(清宮真一)

158名無しさん:2015/11/19(木) 22:30:45
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date1&k=2015111900914
衆院総務委員長に遠山氏

 公明党は19日、衆院総務委員長に遠山清彦氏、経済産業委員長に高木美智代氏をそれぞれ充てる人事を内定した。来年の通常国会で指名される。
 【総務】
 遠山 清彦氏(とおやま・きよひこ)英ブラッドフォード大院修了。外務政務官、党法務部会長。比例九州、当選3回。参院当選2回。46歳。
 【経済産業】
 高木 美智代氏(たかぎ・みちよ)創価大文卒。経済産業政務官、党国対副委員長。比例東京、当選5回。63歳。(2015/11/19-20:58)

http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date1&k=2015111900911
衆院総務委員長に遠山氏

 公明党は19日、衆院総務委員長に遠山清彦氏、経済産業委員長に高木美智代氏をそれぞれ充てる人事を内定した。来年の通常国会で指名される。
 【総務】
 遠山 清彦氏(とおやま・きよひこ)英ブラッドフォード大院修了。外務政務官、党法務部会長。比例九州、当選3回。参院当選2回。46歳。
 【経済産業】
 高木 美智代氏(たかぎ・みちよ)創価大文卒。経済産業政務官、党国対副委員長。比例東京、当選5回。63歳。(2015/11/19-20:55)

159名無しさん:2015/11/28(土) 10:08:07
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201511/2015112400815&g=pol
安倍首相発言に公明危機感=巻き返しへ党首会談も-軽減税率

 消費税への軽減税率導入で必要となる財源をめぐり、安倍晋三首相(自民党総裁)が「税と社会保障の一体改革」で捻出できる枠内で議論するよう同党幹部に指示し、幅広い品目での適用を求める公明党に24日、危機感が広がった。首相の発言を額面通り受け取れば、対象を「生鮮食品」までとし、財源を「4000億円」程度にとどめる自民党案に沿って制度設計を進めることになるためだ。
 公明党は疑心を深めており、首相と山口那津男代表との党首会談を含め、巻き返しを図る構え。制度をめぐる自公の調整は正念場を迎える。
 「聞いていない。首相の真意かどうかも分からない」「もともと厳しい交渉だ」-。首相発言が伝えられると、公明党内では批判や困惑の声が相次いだ。ある幹部は「党首会談の準備が必要だ」として、自公のトップ会談による打開以外に選択肢はないとの認識を示した。
 公明党は低所得者層の税負担感を和らげるためにも「酒を除く飲食料品」まで幅広く対象とするよう要求を続けており、必要な財源は1兆3000億円に上る。両党の税制調査会長による協議は暗礁に乗り上げ、19日に幹事長レベルの協議に格上げされたが、議論は平行線のままだ。
 谷垣氏によると、首相は24日、谷垣氏や宮沢洋一自民党税調会長に「ない袖は振れない」と述べ、公明党への大幅譲歩は難しいとの認識を表明。谷垣氏は公明党の井上義久幹事長に電話し、この日の首相発言について説明した。
 公明党内で浮上する党首会談に関しても、谷垣氏は同日の記者会見で、「どんどん上に上げればいいというものでもない」と否定的な見解を示した。
 もっとも、「一体改革」の枠内で進めるよう指示した首相の意図に関しては、政府・自民党内に解釈の「ずれ」もある。首相発言について、財源4000億円以内を意味するものかと会見で問われた谷垣氏は、「基本的にそうお考えだと思う」と明言したが、菅義偉官房長官は会見で、「具体的な数値まで首相が指示したとは承知していない」と指摘した。
 公明党側も「まだ決着したわけではない」(幹部)と受け止めており、財源をめぐる自公の駆け引きはさらに続きそうだ。(2015/11/24-19:39)

160名無しさん:2015/11/29(日) 14:30:36
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date3&k=2015112700773
「公明は埋没していない」=市川氏

 公明党の市川雄一特別顧問は27日、東京都内の日本記者クラブで会見し、先に成立した安全保障関連法について「公明党の意見が反映されている」と指摘、与党内での党の存在意義を「埋没しているとはみていない」と強調した。支持母体の創価学会との関係については「政治の現場でどうするかは公明党が独自に判断している」とする一方、「事前に話し合っておくことは、重要な問題のときは当然だ」と説明した。(2015/11/27-19:16)

161名無しさん:2015/11/29(日) 14:44:35
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date2&k=2015112800198
9条改正、安保法で不要に=公明幹部

 公明党の斉藤鉄夫幹事長代行は28日のBS11の番組で、先の通常国会で安全保障関連法が成立したことに関し、「これで憲法9条を変える必要はなくなった。憲法9条を守るための法律だ」と述べた。番組は11日に収録された。一方、自民党は9条を改正して「国防軍」を創設することを明記した憲法改正草案をまとめている。(2015/11/28-19:41)

162チバQ:2015/12/04(金) 20:32:12
http://www.sankei.com/politics/news/151204/plt1512040001-n1.html
2015.12.4 10:47
【政治デスクノート】
創価学会に何があったのか? 臆測を呼ぶ幹部人事と会則変更 前理事長は「左遷」なのか 次期会長レースは…





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創価学会の幹部人事を伝える11月18日付の聖教新聞
 公明党の支持母体、創価学会で11月17日、幹部人事と会則変更が行われ、原田稔会長の再任(3期目)と、会長に次ぐ理事長に長谷川重夫氏の就任が決まりました。

 新聞各紙では小さな扱いだったこの人事ですが、公明党および学会内では「次期会長レースに勝負あった!」と受け止める人がもっぱら。これにともなって、さまざまな臆測が流れています。

 というのも、理事長を退任した正木正明氏(61)は次期会長候補の一人で、谷川佳樹副会長(59)とともに最有力と注目されてきました。その正木氏が、会長の諮問機関にすぎない「参議会」副議長に異動になったからです。「左遷ではないか」--と驚く学会員もいました。

 谷川氏は東大出身、正木氏は創価大出身。いずれも男子部長や青年部長などの会内の大組織を束ねた経験があります。両氏とも自民党幹部など政界にも広い人脈を持っています。

 それぞれ組織や出身校の後輩らシンパがいて、以前から会長レースの行方を熱心に見守っていたようで、第2次安倍晋三政権発足以降は「実務的な分野を得意とする谷川氏がリードしてきた」(公明党幹部)とされていました。

 とはいえ、正木氏の異動は「左遷」なのでしょうか。

 ある学会幹部にたずねてみると、「体調管理のためだ。そこ(参議会)で体を整えたほうがいいということだ」と説明。理事長の激務に耐えられなくなっているからだとしています。

 ただ、この説明を組織内で耳にした関係者からは「人事の直前にあった会合では非常に元気そうだったのに。ひとに言えないような体調不調なのか」「信仰をめぐる路線対立があったからではないか」といった声があがるなど、別の憶測を呼ぶ話になっています。

 人事と同時に行われた会則変更では、会長任期が5年間から4年間に変更されました。

 原田氏の再任は新会則にのっとって決定されましたが、旧会則上は原田氏の2期目の会長任期の満了は来秋でした。ですから、3期満了時で比べると任期が2年間縮んだことになります。

 この会則変更の狙いは「世代交代と若手登用を進めるためだ」(幹部)と説明しています。

 一方で、新理事長の長谷川氏は昭和16年生まれで、昭和29年生まれの前理事長の正木氏よりかなり年長です。世代交代と若手登用を推進するという会則変更の方針とは、矛盾しているように思えます。

 「谷川氏ら50〜60代の世代が、原田会長らベテラン世代をまだ超えられていないという証左だ」(学会組織に通じた公明党ベテラン)との解説もありますが、会長・理事長がともに70代であることから、任期満了となる4年後までに「組織に大きな変化がおきる」といった指摘もあります。

(政治部次長 佐々木美恵)

163名無しさん:2015/12/05(土) 21:40:11
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date3&k=2015120300420
衆参ダブル選、望ましくない=山口公明代表

 公明党の山口那津男代表は3日午前の記者会見で、自民党内で来年夏の「衆参ダブル選」への言及が相次いでいることについて、「自分の党の候補者の当選を優先して取り組む中で、協力に回るエネルギーが制約される。連立を組む与党にとって選挙協力の点から、決して得ではない」と述べ、望ましくないとの認識を示した。 
 一方、自民党との協議が続く消費税の軽減税率に関しては、「酒を除く飲食料品全てを対象にすることが妥当だとの認識は今も変わっていない」と強調。その上で自民党の谷垣禎一、公明党の井上義久両幹事長が訪中していることに触れ、「ざっくばらんな話し合いをして合意形成できる環境を整えてほしい」と進展に期待を示した。(2015/12/03-12:24)

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20151203/k10010328091000.html
山口代表「ダブル選挙 決して得ではない」
12月3日 13時33分

公明党の山口代表は記者会見で、次の衆議院選挙の時期について、「ダブル選挙では、自民党との選挙協力のエネルギーが制約され、決して得ではない」と述べ、来年夏の参議院選挙と同日で行うのは望ましくないという認識を示しました。
この中で、公明党の山口代表は、自民党幹部から次の衆議院選挙が来年夏の参議院選挙と同日で行われる可能性を巡って発言が出ていることに関連して、「1度に、衆議院と参議院の多数派が入れ替わるリスクもあり、政権の不安定化を招きかねない」と指摘しました。そのうえで山口氏は、「自民党と公明党は選挙協力を行って政権を維持してきたが、ダブル選挙では複雑な選挙になって、協力に回るエネルギーが制約される。選挙協力の点から決して得ではない」と述べ、来年夏の参議院選挙と同日で行うのは望ましくないという認識を示しました。
また山口氏は、消費税の軽減税率について、「痛税感を緩和する効果や、消費者や事業者に分かりやすいという観点から、『酒類を除く飲食料品』を対象にすることが妥当だという認識は、今も変わっていない。安定した財源はいろいろな所に見いだせる」と述べました。そして山口氏は、自民党の谷垣幹事長と公明党の井上幹事長がそろって中国を訪問していることに関連して、「近い距離で、ざっくばらんな話し合いをして合意形成できる環境を整えてもらいたい」と述べ、協議の進展に期待感を示しました。

164名無しさん:2015/12/06(日) 20:16:07
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date1&k=2015120600146
参院選へ早くも街頭演説=公明代表

 候補擁立を決めた兵庫選挙区内の神戸市で早くも街頭演説を行った。山口氏は「生活実感をしっかり感じ取って、これを実現できる政党、これが公明党だ」とアピールした。
 同党は参院選の選挙区で、改選3議席に対して7人の擁立を決めており、「かつてない攻めの選挙戦」と位置付けている。山口氏は、自民党との協議が続く消費税の軽減税率にも言及し、「スムーズに実行できるように話し合いをして進めていきたい」と語った。 (2015/12/06-19:41)

165名無しさん:2015/12/14(月) 21:12:28
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date1&k=2015121400156
宜野湾市長選で現職推薦=軽減税率決着受け-公明沖縄

 公明党は14日、持ち回りの中央幹事会を開き、任期満了に伴う沖縄県宜野湾市長選(来年1月24日投開票)で、現職の佐喜真淳氏を県本部推薦とすることを決めた。自民党県連は既に佐喜真氏推薦を決めており、与党の足並みがそろった。
 市長選をめぐっては、消費税の軽減税率に関する与党協議が難航していたことから、「公明党が動いていない」(官邸関係者)との見方があった。軽減税率の対象品目拡大を求めていた公明党の主張に配慮する形で与党協議が12日に決着したことで、公明党側が推薦を決めたとみられる。 
 市長選は、米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古への移設計画の是非が最大の争点となる。移設反対派からは、元県幹部で新人の志村恵一郎氏が立候補を表明。志村氏は翁長雄志知事の支援を受けている。(2015/12/14-10:54)

http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2015121400704
軽減税率決着後に推薦=沖縄・宜野湾市長選で-公明

 公明党が14日、来年1月24日投開票の沖縄県宜野湾市長選で、現職の佐喜真淳氏の県本部推薦を決めた。この選挙を重視する自民党は、既に同氏の県連推薦を決めており、公明党の支援を「心強い」(幹部)と歓迎する。ただ、消費税の軽減税率に関する協議で合意した直後だけに、自民党側には「取引に使われた」とぼやく声も漏れている。
 市長選は、同市にある米軍普天間飛行場の名護市辺野古への移設の是非が争点となる。自民、公明両党の地元組織の幹部は14日、選挙への対応を協議。公明党は「辺野古移設を対立軸にするな」、「自民党も死ぬ気でやらないといけない」などの意見を伝えた。
 昨年1月の名護市長選に公明党は自主投票で臨み、敗れた自民党には不満が残った。同党の地元関係者は「軽減税率の協議がまとまった直後に推薦を出すというのは、どうかという声もある」と語り、公明党の打算的とも言える対応を皮肉った。
 一方、公明党幹部は、表向きは軽減税率と市長選は「別の話」とするものの、「(軽減税率は公明党が)気持ち良く応援できるかに関わる」と述べ、関連していることを示唆した。
 市長選には、移設に反対する翁長雄志知事の支援を受ける元県幹部、志村恵一郎氏も立候補を表明している。(2015/12/14-19:16)

166名無しさん:2015/12/20(日) 13:28:01
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2015121900215
公明幹部が宜野湾応援入り

 公明党の斉藤鉄夫選対委員長は19日、来年1月に市長選が行われる沖縄県宜野湾市を訪れ、党県本部が推薦する現職の佐喜真淳氏の応援演説を行った。推薦の決定が軽減税率の与党合意後となったことに自民党側から不満の声が出ていたため、幹部の現地入りで支援の本気度を示す狙いがあるとみられる。
 市長選は、佐喜真氏と米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古移設に反対する勢力が推す新人の志村恵一郎氏が対決する構図。斉藤氏は「今回の選挙は4年前と比べても状況は一段と厳しい。公明党も全力を挙げていく」と訴えた。 (2015/12/19-17:55)

167名無しさん:2016/01/02(土) 16:42:19
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2016010200020
日韓合意、不退転で実現を=山口公明代表

 公明党の山口那津男代表は2日、東京都内で街頭演説し、慰安婦問題をめぐる韓国との合意について「画期的」と評価、「不退転の決意で実現していかなければならない」と訴えた。日中韓首脳会談の議長国を今年は日本が務めることにも触れ、「日中韓の関係を揺るがぬ関係へと仕上げていかなければならない」と改善に決意を示した。
 衆院小選挙区の「1票の格差」是正に向け、衆院議長の諮問機関が14日に選挙制度改革案を答申することにも言及し、「基本的に尊重するという原則的な立場だ」とした上で、「議論を尽くして、最高裁から違憲状態だと指摘されないような改革の結果を作り上げていきたい」と語った。 (2016/01/02-16:24)

168名無しさん:2016/01/03(日) 08:19:21
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160102/k10010359101000.html
公明代表 デフレ脱却し参院選で議席増を
1月2日 20時39分

公明党の山口代表は東京都内で街頭演説し、デフレからの脱却を確かなものとする取り組みに全力を挙げることを強調するとともに、夏の参議院選挙で議席の上積みを目指したいという考えを示しました。
この中で、公明党の山口代表は「自公連立政権の下、デフレ脱却を目指して着実に実績を重ね、前進していることは明らかだ。これを、地方や中小・小規模企業などに、まんべんなく及ぼす取り組みが重要だ。経済を力強いものにして、少子高齢化を乗り切るさまざまな施策に及ぼしていく」と述べ、デフレからの脱却を確かなものとする取り組みに全力を挙げる考えを強調しました。
そのうえで、山口氏は、夏の参議院選挙について、「さらに勢いを拡大し、日本の政権を安定させ、国民や世界の平和と安定のために力を尽くしたい」と述べ、議席の上積みを目指したいという考えを示しました。
また、山口氏は、日韓両政府が慰安婦問題の最終的な解決で合意したことについて、「安倍総理大臣みずから、おわびと反省の心を示し、日本が10億円程度を出して救済にあたるという方向性を示した。両国の合意は、不退転の決意で実現しなければならない」と述べ、合意を着実に実現し、両国関係の改善を確実なものにすべきだという考えを示しました。

169名無しさん:2016/01/04(月) 20:48:00
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date1&k=2016010400726
改正項目検討は参院選後=憲法争点にならず-山口公明代表

 公明党の山口那津男代表は4日、憲法改正をめぐり具体的な項目を絞り込む時期について、「現状を見れば国民に具体的な問い掛けをする段階には至ってない。参院選で国会の構成も変わるから、段階を踏んで議論を深めることが妥当だ」と述べ、夏の参院選後が望ましいとの考えを示した。国会内で記者団の質問に答えた。
 安倍晋三首相が年頭記者会見で、憲法改正を参院選で国民に訴えて議論を深める考えを示したことについては「(改憲は)自民党の党是だから、国民の幅広い議論と理解を深めていくという一般的な主張を述べられたのだと思う」とけん制した。
 山口氏は参院選の争点について、デフレ脱却や少子高齢化が「政権の本命ともいうべき課題」と強調。「これには政権の安定が前提になる。そこを問い掛けたいというのが与党共通の目標だ」と述べ、憲法改正は主要な争点にならないとの考えを示唆した。 (2016/01/04-17:18)

170名無しさん:2016/01/07(木) 06:35:37
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date1&k=2016010700014
「3分の2」は傲慢=山口公明代表

 公明党の山口那津男代表は6日夜、BSフジの番組で、夏の参院選の争点としてデフレ脱却や少子高齢化対策を挙げた上で、「そこに最大の力を注ぐべきだ」と述べ、憲法改正を主要争点にすべきではないとの考えを示した。さらに、「いきなり(改憲発議要件の)3分の2(の議席)を取って憲法改正をしようというのは傲慢(ごうまん)だ」と指摘した。 (2016/01/07-00:28)

171名無しさん:2016/01/09(土) 00:14:26
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date2&k=2016010800398
憲法改正、参院選の争点にせぬ=井上公明幹事長

 公明党の井上義久幹事長は8日午前の記者会見で、夏の参院選の争点に関し、「憲法について、わが党として参院選で重点的な訴えの一つとは考えていない」と述べ、憲法改正を争点にしない考えを強調した。安倍晋三首相が参院選で改憲を訴える意向を表明していることを念頭に置いた発言だ。
 井上氏は「国会の場を通じて憲法の議論をしっかり深めていくことが一番重要と思っている」と述べた。 (2016/01/08-12:06)

172名無しさん:2016/02/02(火) 22:46:17
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2016020200372
経団連に賃上げ要請=山口公明代表

 公明党と経団連の意見交換会が2日午前、東京都内のホテルで行われた。公明党の山口那津男代表は「いよいよ法人実効税率を引き下げ、設備投資減税なども行うので、民間の出番だという声もあるから、設備投資や賃上げなどに協力をお願いしたい」と要請した。
 経団連の榊原定征会長は「しっかり対応して経済の好循環実現に向けて役割を最大限果たしていきたい」と応じた。 (2016/02/02-12:00)

173名無しさん:2016/02/06(土) 23:37:40
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date2&k=2016020500929
「進め!コメ助!」来月配信=公明が若者向けゲームアプリ

 コメ助と一緒に大海原へこぎ出そう-。公明党は3月1日から、イメージキャラクター「コメ助」が活躍するゲームアプリ「進め!コメ助!」を配信する。選挙権年齢が「18歳以上」に引き下げられる夏の参院選をにらみ、若者の関心を引き付け、浸透を図るのが狙い。
 ゲームは、コメ助が船長として帆船を操り、海賊やサメの襲撃、悪天候をくぐり抜けて航海した距離を競う仕組み。「お助けキャラ」として山口那津男代表や佐々木さやか参院議員が登場する。ゲームを楽しむ人に、消費税の軽減税率など党の重要政策を紹介するための工夫も凝らしている。(2016/02/05-21:28)

174名無しさん:2016/02/11(木) 15:21:29
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date2&k=2016021000720
公明代表が街頭アンケート

 公明党の山口那津男代表は10日、東京・JR池袋駅前で、同党が若者向けに実施している街頭政策アンケートに聞き手として参加した。調査は、「婚活や新婚世帯の支援」「最低賃金1000円」など優先的に実現してほしい政策を五者択一で選んでもらう形式で、山口氏は回答者に「どうしてこれを選んだの?」と詳しく聞いていた。
 同党は調査を5月上旬まで続け、結果を夏の参院選の公約に反映させる方針だ。(2016/02/10-18:06)

175とはずがたり:2016/02/18(木) 19:43:48
既に人前に出れるような状態では無いのではないかってことか??

公明党に怒り 創価学会元職員の告白ブログが話題〈週刊朝日〉
dot. 2016年2月18日 07時05分 (2016年2月18日 10時52分 更新)
http://www.excite.co.jp/News/society_g/20160218/asahi_20160218_0000.html

 昨夏の安保法制では、集団的自衛権の行使を容認する安倍政権に追随した創価学会・公明党。それに不満を持つ学会員も少なくない。関係者が今、ひそかに注目するインターネットサイトがある。それが「元創価学会職員3名のブログ」だ。池田大作名誉会長(88)の言葉が利用されていると訴えているのだ。

 筆者は神奈川県在住の小平秀一氏(38)、滝川清志氏(37)、野口裕介氏(37)の3人。小平氏は本誌の取材にこう語る。

「池田先生のこれまでのスピーチや提言に照らしても、今回の安保法制は全く逆の方向。学会は当初『集団的自衛権を認めるなら憲法改正が必要』という立場だったのに、一昨年の閣議決定の後に急に方針を変えてしまった。本当に先生の了承を得ているのか疑問です」

 3人は昨年12月と今年1月の2回、東京・信濃町の学会総本部前で<安保法制の容認について「師匠の了承」の有無を公表すべき>などのメッセージを掲げた「サイレントアピール」を敢行。2月28日には問題意識を共有する人たちを募った集会を横浜市内で開催する予定だ。

 ブログの中で特に目を引くのは昨年12月に書かれた<学会本部の師匠利用の実態と私たちの決意>という回。こんな主張が書かれている。

<今現在、師匠の書かれているあらゆるメッセージ(新人間革命・その他出版物など)には、「師匠のご意志が無い」と確信した>

 池田氏は2010年6月の本部幹部会を欠席して以来、会員の前にほとんど姿を現していない。健康不安説も報じられるが、現在も機関紙「聖教新聞」では「法悟空」の筆名で池田氏の小説「新・人間革命」の連載が続き、近影、随筆なども掲載されている。また、学会の行事などには、しばしば池田氏からのメッセージが送られている。ブログではこれらの作成の経緯が、赤裸々に明かされている。

<師匠の秘書業務を担う第一庶務には、師匠の代行で、「メッセージ」を作るチームがあった。そのチームは、全国、全世界の会員の方々に師匠からのメッセージを発信する>

<毎日の聖教新聞の「新・人間革命」や「わが友に贈る」も、師匠は弟子に一任されている。聖教新聞社の記者から下書きの内容が送られ、第一庶務の中心者がチェックをして完成させる>

 こうした作業は部門ごとにチームが置かれ、多くの本部職員がかかわっていた。会員への激励品の書籍などに池田氏の印を押す作業なども含めると、100人を超えるスタッフが従事していたという。小平氏と滝川氏は「第一庶務」の下にある「会員奉仕局」という職場に配属されていた際、直接見聞きして実情を知った。

 また、月刊誌「潮(うしお)」で連載されている池田氏の海外の識者との対談の多くも、直接に対面してではなく、池田氏が聖教新聞の幹部に大方針を伝え、それを受けて記者が作成していたという。11年から13年まで「潮」誌上で対談したドイツの環境学者ヴァイツゼッカー博士は3人の問いかけにメールで、

<対談集は、直接名誉会長と会って作っている訳ではなく、ドイツSGI(創価学会インタナショナル)が間に入ってくれて作っている。池田先生とは数年前に創価大学の卒業式で一度会っただけなのです>

 と、答えている(池田氏が創立した東洋哲学研究所のホームページには<博士と創立者は、2010年3月の東京での出会い以後、往復書簡等をまじえて対談を進めてきました>との説明がある)。小平氏がこう語る。

「これらの作業は本来、池田先生のご意志を受けて行われていたものであり、そのこと自体に問題があるとは思いません。ただ、もし今、作成されたものに先生のご意志がないならば、本部は師匠の名前を利用していることになる」

 野口氏は「10年冬ごろには本部周辺で池田先生の乗る車を見かけ、その後、隣の建物の庭で日課のラジオ体操の音が聞こえてくることがあったので、お元気だと思っていた」と振り返る。だが、昨年の安保法制をきっかけに、少しずつ疑問を抱くようになった。

「先生は『会員こそ主役だ』という考えのお方。これまでならば、ここまで全国的に会員が苦しんでいるときには表に出てきて発言し、明確な意思を示してきた。安保法制という大問題を前に何も発言しないのは明らかにおかしい」(滝川氏)

※週刊朝日 2016年2月26日号より抜粋

176とはずがたり:2016/02/18(木) 19:44:37
「組織力」にひずみ? 普天間移設問題で創価学会・公明党に不協和音
http://dot.asahi.com/wa/2016021000161.html
(更新 2016/2/12 11:30)
PR “貯金”だけでいいの?将来が変わる!お金の増やし方とは。

 巨大な集票力で政権を支える創価学会・公明党と、野党共闘のカギを握る共産党。強固な結束を誇る両組織の動向次第で、日本政治の進路は大きく変わる。

 創価学会・公明党では、沖縄の基地問題で不協和音が響きはじめたという。

 1月24日、東京・JR新宿駅前。沖縄・普天間基地の辺野古移転に反対する集会に、赤、黄、青の創価学会の三色旗のプラカードを掲げ、署名活動を行うグループがあった。

 グループは首都圏在住の学会員数人が中心となった「沖縄の平和を願い行動する創価学会有志の会」。署名は、公明党出身の石井啓一国土交通相が沖縄県知事を相手取って起こした代執行訴訟の取り下げなどを求めたもので、これまでに約155人分が集まった。中心メンバーの女性学会員がこう語る。

「私たちの師匠である池田大作先生が沖縄からの基地撤去を望んでいることは、先生の著作『新・人間革命』にもはっきり書いてある。なのに、石井国交相が県を提訴したと聞いたときは涙が止まらなかった。『大衆とともに』がモットーの党が、今や権力者と一体となって民衆を弾圧している。沖縄の人たちに申し訳ないと思い、署名活動を始めました」

 確かに『新・人間革命』13巻には<核も、基地もない、平和で豊かな沖縄になってこそ本土復帰である──それが、沖縄の人びとの思いであり、また、伸一(池田氏をモデルにした主人公)の信念であった>と書かれている。

 1月の宜野湾市長選では与党側が支援する現職の佐喜真淳氏が約6千票差で勝利し、翁長雄志・沖縄県知事ら「オール沖縄」陣営の勢いをくじいた。公明党・創価学会がフル回転で支援したと言われるこの選挙戦のさなか、女性学会員は宜野湾市在住の学会員から悩みの声を聞いていたという。

「『心情としては翁長派の候補を応援したいが、どうしたらいいのか』と悩んでいた。党は今回負けると参院選にも響くと、相当神経質になっていたようで、学会本部の党支援者がものすごい勢いで地元を説得したと聞いている。会員の大多数は『本部が言うなら絶対間違いはない』という受け止めで、『池田先生が何もおっしゃらないので、大丈夫』と言う人もいる。結局、多くの会員は与党側に投票したでしょう」

 総務省の資料によれば、2013年の参院選で、沖縄県全体での公明党の比例区得票数は約9万1千票。県内票の実に17%を獲得している。この強固な「組織力」が、宜野湾市長選の結果にも大きく影響したことは間違いない。

※週刊朝日 2016年2月19日号より抜粋

177とはずがたり:2016/02/18(木) 23:10:45
>10年6月の本部幹部会を欠席して以来、公の場に姿を見せていないのだ。
もうそんなに長らく不在なのか。。

日本の進路にも影響 公明党、池田大作不在でどうなる
http://dot.asahi.com/wa/2016021000147.html
(更新 2016/2/12 07:00)

 安保法制ではブレーキ役になるはずが、逆に推進役になってしまった創価学会・公明党。学会員のなかには、そうした学会の動きに反対している者も少なくない。

 むろん学会も組織の引き締めに気をもんでいる。昨年9月、公明党本部に安保法制に反対する署名9177筆を提出した愛知県安城市在住の学会員・天野達志さん(52)がこう語る。

「安保法成立前、地域の学会の会合では安保法制についての説明のビデオが上映されましたし、法案に反対を表明した一部の会員の家には幹部が個別に訪問して『どうしちゃったの?』などと指導して回ったと聞いています。昨年11月ごろからは、地区部長を集めた会合で『参院選に完全勝利する、絶対負けられない』などと、早くも夏の選挙に向けた動きが始まっています」

 とはいえ、学会内で安保法への反対運動が本格化する気配もない。

「内心、違和感を覚えている会員も何割かいるでしょうが、声を上げる人はごくわずかしかない。そうした人は活動をやめてしまい、本部の方針に疑問を抱かないイエスマンしか残らない。これで本当に良いのかと危機感を持っています。選挙が近づくたびに、会員が集まる『座談会』でも『候補者の○○さんについて友人何人に話しました』など、選挙の話題がメインになる。本来の信仰がおろそかになっていると感じます」(天野さん)

 安倍政権が安全保障や憲法改正など組織を揺るがしかねない重要課題を次々と突きつけるのに、学会員にとって唯一最大の“カリスマ”である池田大作名誉会長(88)は沈黙を続けている。10年6月の本部幹部会を欠席して以来、公の場に姿を見せていないのだ。健康不安説もたびたび報じられる。

 池田氏「不在」の中、学会中枢に気になる動きがあった。昨年11月、06年から理事長を務めてきた正木正明氏が突如、退任し、後任に長谷川重夫副理事長が昇格したのである。

 正木氏から体調不良を理由に辞任の申し出があったというが、原田稔会長、谷川佳樹事務総長と3人で「集団指導体制」を敷いていたとみられるだけに、軽視できない動きだ。「創価学会で『クーデター』勃発」(「選択」1月号)との報道もあった。自民党との協力関係を見直すべきだと主張する正木氏と、谷川氏、原田氏との間に路線対立があったというのだ。学会の内部事情に詳しい元幹部がこう語る。

「昨年夏、安保法制に反対する創価大学の教授らが『有志の会』をつくったとき、執行部が激怒する中でも正木氏は教授らに同情的だったと聞いている。『正木降ろし』の動きは以前からあったが、こうしたことが引き金になったのでは。学会の活動が選挙ばかりになっている現状を問題視し、宗教活動に専念すべきだという意見も内部では増えており、政権と近い谷川氏や原田氏の『世俗派』的な考えと対立があるのです」

 宗教学者で、『創価学会』(新潮新書)の著書がある島田裕巳氏は、それでも、組織が割れるようなことはないと推測する。

「創価学会は池田名誉会長の下は横一線の組織。池田氏は『あなたたちが主役』と信者を持ち上げる一方、有力幹部を会員の目の前で叱責(しっせき)するなどして、権威を持たせなかった。だから、他の新宗教でよくある分裂も起きなかった。その池田氏が『不在』の中では、大きな路線変更を決断できるリーダーがいない。活動の中心だった団塊の世代が高齢化する中、徐々に国政への影響力が低下していくのは避けられないのでは」

 岐路に立つ創価学会がどんな道を選ぶかは、日本人全体の進路にも影響するのである。

※週刊朝日 2016年2月19日号より抜粋

178名無しさん:2016/02/18(木) 23:48:20
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160218/k10010413541000.html
公明 漆原氏「緊張感の欠如 自覚足りない」
2月18日 13時44分

公明党の漆原中央幹事会会長は記者会見で、自民党の閣僚や議員の発言に批判が相次いでいることについて、「緊張感の欠如で、与党議員としての自覚が足りない」と批判し、こうしたことが続けば政権運営に影響を与えかねないという認識を示しました。
18日に開かれた公明党の中央幹事会で、山口代表は、17日に安倍総理大臣と会談し、閣僚などは慎重に発言するよう求めたことを報告したうえで、「われわれも一人一人が緊張感を持って発言には注意していこう」と呼びかけました。
このあと記者会見した漆原中央幹事会会長は、自民党の丸山和也参議院議員が「今、アメリカは黒人が大統領になっている。建国当初に、黒人、奴隷が大統領になるなんて考えもしなかった」などと発言し、その後、謝罪したことについて、「何を言いたいのか分からない。発言の妥当性も含めてしっかりと国民に説明するべきだ」と批判しました。
そのうえで、漆原氏は、自民党の閣僚や議員の発言に批判が相次いでいることについて、「撤回すれば済むという問題ではない。緊張感の欠如であり、大事な新年度予算案を審議しているという与党議員としての自覚が足りない。こういうことが重なるとボディーブローのように政権に響いてくる」と述べました。

179名無しさん:2016/02/20(土) 22:50:51
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160219/k10010415091000.html
公明 山口代表「自民党に苦言呈したい」
2月19日 16時15分

公明党の山口代表は東京都内で講演し、自民党の国会議員の言動に批判が相次いでいることについて、「自民党に苦言を呈したい」と述べ、自民党に対し、候補者を擁立する際、資質を見極めるよう求めました。
この中で、公明党の山口代表は、自民党の国会議員の言動に批判が相次いでいることについて、「自民党に苦言を呈したい。議員の資質について、国民に心配をかけないよう、きちんと政党が選んでいく機能を持たなければならない」と述べ、自民党に対し、候補者を擁立する際、資質を見極めるよう求めました。
また、山口氏は、安倍総理大臣が、衆議院の選挙制度の見直しを巡り、去年の簡易国勢調査に基づいて定数の10削減を実現する考えを示したことについて、「おととい、安倍総理大臣と党首会談を行った際も、有識者調査会の答申を尊重するのが基本だという認識で一致した。各党で、どのように合意形成を進めるか知恵を絞り、国民の期待に応えたい」と述べ、幅広い合意を得て速やかに結論を得たいという考えを示しました。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160219/k10010414941000.html
公明 井上幹事長 丸山議員発言「極めて不適切」
2月19日 12時56分

公明党の井上幹事長は記者会見で、自民党の丸山和也参議院議員の参議院憲法審査会での発言について、「極めて不適切だ」と批判するとともに、自民党の国会議員が同様の発言を繰り返さないよう求めました。
自民党の丸山和也参議院議員は、17日の参議院憲法審査会で、「アメリカの建国当初に、黒人、奴隷が大統領になるなんて考えもしなかった」などと発言し、18日、審査会の委員を辞任しました。
これについて公明党の井上幹事長は記者会見で、「極めて不適切だった。厳しく律していかなければならず、今後、そういうことがないように、党としてもしっかりやってもらいたい」と述べ、丸山氏の発言を批判するとともに、自民党の国会議員が同様の発言を繰り返さないよう求めました。
一方、井上氏は、18日、自民党の鴻池元防災担当大臣が、公明党との選挙協力を巡って、「公明党は、国家観や歴史観が自民党と全く違う政党だ」と指摘したことについて、「自民党と公明党は連立政権合意を交わし、その政策を実現するために政権を共有している。基本的な認識が間違っており、大変、遺憾に思っている」と述べ、不快感を示しました。

180名無しさん:2016/02/22(月) 22:23:09
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160222/k10010417931000.html
公明幹事長「国会追及に被災者は嫌な思い」
2月22日 15時03分

公明党の井上幹事長は、政府与党協議会で、東日本大震災の復興に関連し、「被災者は、高木復興大臣や丸川環境大臣が、復興問題とは異なることで国会で追及されることに嫌な思いをしている」と述べ、政府側に緊張感を持った対応を迫りました。
国会内で開かれた政府与党協議会には、政府側から菅官房長官ら、与党側から自民・公明両党の幹事長らが出席しました。
この中で自民党の谷垣幹事長は、閣僚や議員の言動に批判が相次いでいることについて、「公明党には、大変迷惑をかけて申し訳ない。こうしたことが重なれば、国民の支持を失うおそれがあり、注意深く、緊張感を持って慎重に対応していきたい」と陳謝しました。
一方、公明党の井上幹事長は、「東日本大震災から5年の節目を迎えるが、国会で復興問題の議論が減ってきている」と指摘しました。そのうえで、井上氏は、「高木復興大臣や丸川環境大臣は、復興や福島のことを担当しているが、被災者は、復興問題とは異なることで、国会で追及されていることに嫌な思いをしており、ぜひ政府には考えてもらいたい」と述べ、政府側に緊張感を持った対応を迫りました。
これに対して菅官房長官は、「政府としても、緊張感を持ってわかりやすい答弁に努めていきたい」と述べました。

181名無しさん:2016/02/23(火) 21:56:29
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date1&k=2016022300527
創価学会池田氏に平和詩人称号=ドバイ

 アラブ首長国連邦(UAE)のドバイ首長国政府は22日、創作活動を通じて世界平和に貢献したとして、池田大作創価学会名誉会長に「平和詩人称号」を授与した。
 平和詩人称号は、ドバイ政府による「世界平和賞」の一環。今回創設され、池田氏のほか、エジプト、インド、UAEの詩人3人に与えられた。現地で行われた受賞式には、池田氏の長男・池田博正主任副会長が代理で出席。記念の盾を贈られ、謝辞を代読した。(2016/02/23-14:43)

182とはずがたり:2016/02/26(金) 19:47:25

2016.2.26 13:52
【参院選】
自民との選挙協力に公明やきもき 推薦渋る自民にどうする?
http://www.sankei.com/politics/news/160226/plt1602260028-n1.html

 夏の参院選をめぐり、公明党が自民党との選挙協力に気をもんでいる。公認候補を擁立する埼玉や福岡など5選挙区で自民党に推薦要請したが、自民党は地元県連などに抵抗感が強く、対応が決まらないためだ。公明党は27日に参院選への奮起を促す党会合を開くが、5選挙区の地元組織からは不満が噴出しかねない。(清宮真一)

 「公明党候補への推薦は現時点で考えられない」

 自民党福岡県連幹部は24日、党本部で谷垣禎一幹事長、茂木敏充選対委員長と会談し、公明党候補を推薦しないよう要請。党の結論は持ち越した。

 公明党は夏の参院選で選挙区に過去最多の7人を擁立。このうち激戦が予想される埼玉(改選3)▽神奈川(同4)▽愛知(同4)▽兵庫(同3)▽福岡(同3)で自民党に推薦を求めている。公明党はその代わりとして、全体の勝敗を決める改選1人区で自民党候補の推薦を検討している。

 自民党執行部は「与党間で貸し借りがある」と推薦に前向きだが、5選挙区にはそれぞれ党の公認候補がおり、地元の党県連は「反対意見しかない」(新藤義孝党埼玉県連会長)と忌避感が強い。逆に公明党からは「自民党が支援しなければこちらも1人区で推薦しない」(幹部)との強硬論もあがり、与党はピリピリした空気に包まれている。

 公明党の漆原良夫中央幹事会会長は25日の記者会見で、自公協力が破綻することを懸念。「お互い協力できるところは協力していただきたい」と呼びかけた。

 公明党は、27日に都道府県本部の幹部を集めた「全国県代表協議会」で、参院選の重点政策を発表し、戦闘モードに突入する。党選対幹部は「会合で自民党との選挙協力を話せる段階ではない」と慎重だが、5選挙区の地元県本部が党幹部に推薦問題を問いただし、紛糾する可能性もある。

 与党内では「自民党が5選挙区で公明候補を推薦する代わりに、衆院選挙制度改革で公明党の譲歩を引き出す」との見方まで浮上。漆原氏は「選挙協力は衆院の定数削減と別に対応しなければならない」と語るが、自民党の態度がなかなか決まらない様子に焦りも募らせているようだ。

183名無しさん:2016/02/28(日) 10:27:38
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160227/k10010424161000.html
公明・山口代表 参院選は自公で過半数維持を
2月27日 20時38分

公明党の山口代表は、都道府県本部の代表らを集めた会合であいさつし、夏の参議院選挙について、「安定政権の下で、課題解決を着実に進めていけるかが問われる選挙だ」と述べ、非改選の議席と合わせて、自民・公明両党で過半数の議席を維持したいという考えを強調しました。
公明党は、夏の参議院選挙に向けて27日、東京都内で、国会議員や都道府県本部の代表を集めた会合を開きました。
この中で、山口代表は「自公連立政権が再スタートしてから3年、経済再生や、社会保障の充実と安定化に全力で取り組んできた。外交面でも、中国や韓国との関係改善が前進したほか、厳しさの増す安全保障環境に対応する新しい制度を憲法の枠内で整備し、対話と交流による平和外交も進めてきた。決して後戻りさせてはならない」と述べました。
そのうえで、山口氏は「今回の参議院選挙は、与党が過半数の議席を得て、安定政権の下で、課題解決を着実に進めていけるかが問われる選挙だ」と述べ、非改選の議席と合わせて、自民・公明両党で過半数の議席を維持したいという考えを強調しました。そして、選挙区に擁立した7人全員の当選と、比例代表で6議席以上の獲得という党の目標達成に向け、全力を挙げるよう呼びかけました。

http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date2&k=2016022700274
自民推薦、来月中旬までに=参院選、山口氏「歴史的勝利を」-公明

 公明党は27日、夏の参院選に向けて全国県代表協議会を党本部で開いた。井上義久幹事長は重点選挙区の埼玉、神奈川、愛知、兵庫、福岡に関し、自民党から推薦が得られるよう協議中と説明、来月13日の同党大会までに結論を得たいとの考えを示した。いずれの選挙区でも自公両党の候補者が競合する。
 これに先立ち、山口那津男代表は「『(衆院、地方を含む)全議員が候補者』との自覚と責任で党勢拡大の先頭に立ち、歴史的な大勝利をつかみ取ろう」と訴えた。 
 重点政策案も示され、雇用形態にかかわらず同じ賃金を確保する「同一労働同一賃金」実現や、若者の政治参加促進の観点から被選挙権年齢の引き下げ検討などが明記された。出席者からは衆院選挙制度改革に関し、議長の諮問機関の答申により一部比例ブロックの定数が減る影響を懸念する声が上がった。(2016/02/27-17:57)

184名無しさん:2016/02/29(月) 21:38:21
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date2&k=2016022800224
公明党重点政策案・要旨

 公明党の夏の参院選に向けた重点政策案の要旨は次の通り。
 【活気ある温かな地域をつくる】消費税の軽減税率の円滑な導入に向け中小企業への支援策を講じる▽宿泊施設や公衆無線LAN整備などを進め質の高い観光立国を実現▽農業経営の高度化や農林水産物の輸出拡大推進。
 【健康・活動寿命を伸ばし元気に活躍】介護離職ゼロへ介護のための短時間勤務実現▽介護従事者の待遇改善や人材確保▽受動喫煙防止対策の推進。
 【女性や若者、全ての人が希望を持てる社会】若者政策担当相・部局の設置、審議会への若者登用、被選挙権年齢の引き下げ検討▽同一労働同一賃金の実現検討▽携帯電話料金の引き下げ▽返済不要の給付型奨学金創設。
 【子どもを大切にする社会】子育て世代包括支援センターを全国に設置▽不妊治療への助成、幼児教育無償化の推進。
 【災害から暮らしを守り抜く】道路などのインフラの老朽化対策推進▽防災拠点に災害に強い公衆無線LANを設置。(2016/02/28-22:51)

http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date2&k=2016022800220
若者政策の担当相新設=公明、参院選へ重点政策案

 公明党が夏の参院選に向けまとめた重点政策案の詳細な内容が28日、分かった。選挙権年齢が「18歳以上」に引き下げられることを踏まえた若者対策に重点を置いており、若者政策に関する担当大臣や部局設置、審議会への若者登用の推進を打ち出した。被選挙権年齢の引き下げ検討も盛り込んだ。
 重点政策案は、(1)活気ある温かな地域をつくる(2)健康・活動寿命を伸ばし元気に活躍(3)女性や若者、全ての人が希望を持てる社会(4)子どもを大切にする社会(5)災害から暮らしを守り抜く-の5本柱。 
 2017年4月に消費税率を10%に引き上げる際に導入する軽減税率に関しては、制度の円滑な実施に向け中小企業への支援策を講じると明記した。
 このほか、介護従事者の待遇改善や人材確保、「同一労働同一賃金」の実現検討、妊娠から子育てまで切れ目なく相談できる「子育て世代包括支援センター」を全国に設置することなどを列挙した。(2016/02/28-22:25)

185チバQ:2016/03/06(日) 11:52:12
http://www.sankei.com/politics/news/160305/plt1603050002-n1.html
2016.3.5 13:00
【政界徒然草】
かつての創価学会青年部も今は昔… 様変わりする公明党の若手候補と、強まる井上幹事長の存在感

 宮崎謙介前衆院議員(自民党離党)の不倫騒動など永田町のセンセイたちの資質に厳しい視線が注がれている。不祥事が続いた自民党議員とは対照的に、スキャンダル知らずの公明党の優等生ぶりが際立つ。ただ人材の輩出元は以前と様変わりし、支持母体の創価学会となじみが薄い若手も珍しくなくなった。選挙での候補擁立は手探りの状態が続いているようで、党と学会の双方に通じる井上義久幹事長の存在感がさらに高まりそうだ。

 「今回の参院選は与党が過半数の議席を得て、安定政権の下、課題解決を着実に進めていけるかどうかが問われる選挙だ。断じて負けるわけにはいかない!」

 山口那津男代表は2月27日に都内で開かれた「全国県代表協議会」で、党所属の衆参両院議員や都道府県本部の幹部を前に気勢を上げた。

 参院選の選挙区で過去最多の7人を擁立し、比例代表も6人を公認している。特に選挙区の新人候補は、30〜40代の若手をそろえた。肩書をみると、神奈川の三浦信祐氏(40)は元防衛大准教授、愛知の里見隆治氏(48)は厚生労働省出身。兵庫の伊藤孝江氏(48)は弁護士で、福岡の高瀬弘美氏(34)は元外交官という顔ぶれだ。

 経歴だけを見ると、現執行部とは様変わりした印象を受ける。「公明のプリンス」「永遠の青年部長」などの異名を持つ太田昭宏前国土交通相に代表されるように、創価学会青年部が国会議員の供給源だったはずだ。ベテランの議員秘書は「青年部にも優秀な人材はいる。ただ、政治に関心はあっても自分がバッジを着けるんだという意欲まではない」と分析する。

 そうした変化は、支持母体だけが理由ではなさそうだ。党勢拡大に向けて“学会色”の薄い候補を多く擁立し、「宗教政党」へのアレルギーがある有権者への浸透を図りたいという公明党の思惑も透けてみえる。

 実際、神崎武法常任顧問が党代表を務めていたころから、参院選での比例票上積みを狙い、学会出身者以外を擁立する傾向は見られた。ただ、そうした弁護士や官僚出身の若手・中堅議員に対し、「なじみがない」とぼやく学会関係者もいる。一般有権者を意識した候補への「シフトチェンジ」の評価は定まっていない。少子高齢化に伴う支持組織の先細りが避けられない中で、候補選定をめぐって今も試行錯誤を続けているといえそうだ。

 こうした現状を受け、存在感を増しているのが、選挙実務を担う幹事長の井上氏だ。東北大を卒業して学会青年部の幹部を務め、選挙や党内人事に関する発言力は大きい。若手の立ち居振る舞いにもにらみをきかせる。

 学会関係者の一人は「党と学会の双方を理解している井上氏が幹事長を務めていることは大事だ」と強調する。一方、次期衆院選での太田氏ら重鎮の引退もささやかれ、別の学会幹部は「井上氏の独壇場になるのではないか」と漏らした。

(政治部 清宮真一)

186名無しさん:2016/03/13(日) 09:33:36
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160313/k10010441391000.html
“福島県内の全原発廃炉に” 公明 宣言まとめる
3月13日 5時02分

公明党は、福島県の復興に向け、県内のすべての原発を廃炉にして再生可能エネルギーの研究・開発体制を確立することを目指すべきだなどとする宣言をまとめました。
それによりますと、大震災から5年がたち、福島県は、復興の歩みはみられるものの、今なお、およそ9万7000人の県民が避難生活を余儀なくされており、風評被害も払拭(ふっしょく)されておらず、福島再生の前途に大きく立ちはだかっていると指摘しています。
そして、新しい福島の構築に向け、廃炉にするかどうか決まっていない東京電力福島第二原子力発電所も含め、県内のすべての原発を廃炉にして、再生可能エネルギーの研究・開発体制を確立することを目指すとしています。
また、放射能の検査体制を強化して、安全・安心な県産品のブランド化を進めるなどとしています。
山口代表は12日、福島県いわき市で記者団に対し、「原発をゼロにして、再生可能エネルギーを中心にエネルギーを供給する地域を作ろうというのが、福島県民の強い気持ちではないか。これを率直に受け止めながら対応を考えていきたい」と述べました。

187チバQ:2016/03/26(土) 09:49:30
http://www.sankei.com/politics/news/160325/plt1603250054-n1.html
2016.3.25 23:06

「ポスト山口那津男」は女性!? 公明・井上幹事長が軽口 すでに臆測も


 次の公明党代表は、女性!? 同党の井上義久幹事長が25日、選挙で女性候補者が一定割合を占めるよう、加藤勝信1億総活躍担当相から数値目標の設定を要請された際、同席した古屋範子副代表を立てて「そのうち、すぐに(女性の)党の代表が誕生しますから」と笑顔で軽口をたたく場面があった。

 支持母体の創価学会に通じ、党人事で影響力を行使しうる重鎮の発言。その場は冗談として受け流されたが、秋に次期役員を決める党大会を控えているだけに臆測も呼びそうだ。

 加藤氏の要請は、「1億総活躍社会」実現の観点から政治分野への女性進出を促進するのが狙い。来週以降、自民党や野党各党にも働きかける。要請を受けた井上氏は「しっかり取り組みたい」と応じた。

188名無しさん:2016/04/16(土) 15:43:17
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160412-00111672-toyo-bus_all
創価学会はなぜ社会から嫌われるのか
東洋経済オンライン 4月12日(火)6時0分配信

 「創価学会はなぜ嫌われるのか」というのが、本稿のタイトルである。そこでは、創価学会が嫌われているということが前提になっている。確かに、世の中には創価学会のことを嫌う人たちがいる。忌み嫌い、創価学会などなくなってしまえばいいと考えている人がいることは事実だ。

 しかし、そうした創価学会に対する嫌悪感は、昔に比べればはるかに弱くなっているようにも思われる。

 3年ほど前の秋のことである。私は講演をするために、広島県の三次(みよし)市を訪れた。

 そのときは、最近の葬儀のあり方について地元の浄土真宗の人たちに話をしたのだが、送り迎えをしてくれた僧侶の人から興味深い話を聞いた。

 昔は、創価学会といえば、地元で嫌われる存在だった。ところが最近では、学会の会員たちをいい人たちと言う人が増えているというのである。

 浄土真宗の場合、日本の仏教宗派の中でも信仰に対して特に自覚的で、しかも、社会の支配階層ではなく、一般民衆に基盤を置いているため、創価学会とは対立する関係になり、創価学会批判にも積極的だった。

■ 攻撃的でなくなった創価学会の勧誘

 ところが最近の創価学会の会員は、昔とは異なり、地域に溶け込もうとして、ほかの人たちが嫌がるPTAや町内会の役員などを積極的に引き受けてくれる。しかも、地域のために活動する代わりに布教活動をやったりはしない。だから地域の人たちも、創価学会の会員たちはいい人たちだと認識するようになってきているというのである。

 広島は、「安芸門徒」という言葉があるように、伝統的に浄土真宗の信仰が強い地域である。にもかかわらず、住民の間で、創価学会に対する好き嫌いの気持ちが変わったことは大きい。おそらくそれはほかの地域でも起こっていることだろう。その点では、創価学会は嫌われなくなった。あるいは、正確にいえば昔ほど嫌われなくなっているのである。

 昔の創価学会は、現在とは比べられないほど攻撃的な姿勢を示していた。布教活動は「折伏(しゃくぶく)」と呼ばれ、相手を論破して、無理やり信仰を押し付けるというやり方が取られた。

 家に地域の創価学会の会員が幾人も押しかけてきて、延々と折伏が続くようなこともあった。

 それは、家庭だけではなく、ほかの宗教や宗派の宗教施設にも及んだ。キリスト教の教会に学会員がやってきて、イエス・キリストが復活するなど非科学的で、キリスト教の信仰は間違っていると議論を吹っかけてきたのである。

 それまでの日本の新宗教(明治以後に成立した宗教)は、人が何か不幸や悩みに直面したとき、当人が自分の考え方を変えて、それを介して相手の気持ちも変えようというやり方を取っていた。

 ところが創価学会には、そうした面はまったく見られなかった。何か問題が起きても、その解決策は相手を折伏することにあり、自分を反省する様子などみじんも見せなかった。

 子どもたちの場合にも、当時の創価学会が密接な関係を持っていた日蓮宗の一派・日蓮正宗が、ほかの宗教や宗派の信仰をいっさい認めないという姿勢を取ったため、創価学会の家庭の子女は、修学旅行に行っても、神社の鳥居さえくぐらなかった。いくら言っても、それは「謗法(ほうぼう)」(間違った信仰)だと言って取り合わない。そうした信仰上のかたくなさも、創価学会が嫌われる原因だった。

 もっともそこには、日本人一般の宗教観も影響していた。日本人は、多くが自分は無宗教だと考えているが、神社に行けば鳥居をくぐって参拝し、死ねば仏教式で葬儀を挙げる。そうしたやり方をするのが世間の常識だと考えていて、それに抵抗する人間は偏屈で間違っていると考え、時にはそれを攻撃する。

 無宗教を標榜する一般の日本人と創価学会の会員との対立も、その点では、異なる宗教観に基づくものであり、そこでは小さな「宗教戦争」が起こっていたと見ることができる。創価学会の会員が嫌われるような態度を取ったということもあるが、一般の日本人が、一定の信仰を持ちつつ、それに無自覚だったことも、対立を激化することに結び付いた。

■ 増幅された池田氏の悪のイメージ

 創価学会が激しい嫌悪の対象になっていた時代において、池田大作という存在は極めて大きかった。

 池田氏は、創価学会の第3代会長であり、会長を退いてからは名誉会長の地位にある。

 池田氏が創価学会の会長に就任したのは、わずか32歳だった。60年安保の年のことである。

189名無しさん:2016/04/16(土) 15:58:29
>>188

 なぜそれほどの若さで、すでに巨大教団に発展していた創価学会の会長に就任できたのか。部外者には不思議に思えるかもしれないが、確かに池田氏には集団を率いるリーダーとしての素質が備わっていた。

■ 「創価学会恐るべし」という印象の背景

 それは、創価学会が参議院に初めて立候補者を立てた大阪での選挙の際にも表れていた。彼は、ずっと大阪に泊まり込んで、陣頭指揮に当たった。選挙で多くの票を獲得することは、会員を増やすということでもあり、池田氏は大阪で創価学会の基盤を確立するのに大きく貢献した。その後も、池田氏の大阪訪問は250回以上に及び、絶大な影響力を持ってきた。

 創価学会が政界に進出する直前の1955年、北海道の小樽で行われた創価学会と日蓮宗との間の法論では、池田氏が創価学会側の司会を務めた。その法論では判定を下す第三者が不在だったにもかかわらず、池田氏は、最後に司会者の特権として創価学会が勝利したと言い放ったため、創価学会が法論に勝ったというイメージが作り上げられた。それは、「創価学会恐るべし」という印象を日蓮宗のみならず、宗教界全体に与えたのだった。

 しかし池田氏の果たした役割は、創価学会の会員ではない一般の人間は知らない。そのため、池田氏は巨大教団に君臨する独裁者であるかのようにとらえられてしまう。

 実際、それを裏づけるような報道が、週刊誌などを中心に集中的に行われたことがあった。それは、創価学会と公明党が、自分たちを批判した書物に対してその出版を妨害しようとする「言論出版妨害事件」が起こってからである。この事件は、69年から70年にかけての出来事だった。創価学会が、公明党を組織して政界に進出していなければ、こうした報道もそれほど盛んには行われなかったであろう。

 それに関連してもう一つ重要な点は、創価学会を辞めた人間たちの存在である。宗教教団を辞めた人間は、その組織に対して不満を持ったからそうした行動に出たわけで、辞めた教団に対しては批判的である。

 さらに、創価学会の元会員には、多額の寄進をしていた人間たちが少なくなかった。創価学会は、日蓮正宗の総本山・大石寺に正本堂という建物を建てるために寄進を募るなど、会員から多くの金集めを行ってきた。機関紙である聖教新聞を何部も購読し、それを会員以外に届けていた会員もいた。私の知り合いでも、創価学会に数千万円を寄進したという元会員がいる。

190名無しさん:2016/04/16(土) 16:01:03
>>189

 金(かね)にまつわる恨みほど恐ろしいものはないともいえるが、さらに彼らは、辞めるときに強い引き留め工作を受けたり、辞めてからかつての仲間に誹謗中傷されたりすることもあった。そのため、恨みはさらに増し、内情を暴露したり、池田氏を激しく批判したりして、そうした声が週刊誌に掲載されたりした。

 世の中に伝えられる創価学会のイメージは、相当に恐ろしい教団というものであった。そうした時代がかなり長く続くことで、創価学会を嫌う人間が増えていった。

 逆に、一般の人間にとって創価学会が存在するメリットは少ない。ただ、会員でなくても選挙の際には公明党に投票する「フレンド票」となれば、友好的に接してくれるし、何か困ったことがあれば公明党の地方議員が相談に乗ってくれたりする。

 そうした手段を利用する非会員もいたが、その恩恵にあずからない人間からすれば、それもまた創価学会を嫌う理由になった。外側からは、自分たちの利益だけを追求する極めて利己的な集団に見えたのである。

 ただ、こうしたことは、ほとんどが過去のことになった。創価学会が伸びている時代には、多額の金を布教活動に費やす人間が出たが、今はそうした雰囲気はない。多くは、生まれたときから会員になっている信仰2世や3世である。

■ 連立政権入りで安定性が強化された

 折伏は影を潜め、新しく会員になるのは、会員の家の赤ん坊ばかりである。聖教新聞には、かつては敵対する勢力や裏切り者を罵倒する言葉があふれていたが、今はそれもない。

 公明党が自民党と連立政権を組んでいることも大きい。創価学会は、それを通して、日本社会に安定した地位を築いた。ことさら社会と対立するような状況ではなくなったのである。

 週刊誌などが、創価学会にまつわるスキャンダルを暴くこともほとんどなくなった。池田氏も高齢で、その言動が世間をにぎわすこともない。

 現在では、一般の日本人が創価学会を嫌わなければならない理由はなくなった。だからこそ、冒頭で述べたように、創価学会の人たちはいい人たちだという声が上がるのである。

 しかし、世間から嫌われなくなった創価学会は、宗教教団としての活力を失ったともいえる。会員の伸びは止まり、公明党の得票数も選挙をやるたびに減りつつある。週刊誌が取り上げないのも、記事にしても読者の関心を呼ばないからだ。

 はたしてそれが創価学会にとって好ましいことなのか。今、学会の組織はそうしたジレンマに直面している。嫌われてこそ、本来の創価学会なのかもしれないのである。

 (「週刊東洋経済」2015年9月26日号を転載)

※本記事を含む週刊東洋経済eビジネス新書「公明党、創価学会よどこへ行く」も発売中です

島田 裕巳

191名無しさん:2016/04/16(土) 16:33:41
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016041200367&g=pol
審議拒否は「サボタージュ」=公明代表

 公明党の山口那津男代表は12日午前の記者会見で、民進党が衆院環太平洋連携協定(TPP)特別委員会などでの審議に応じていないことについて、「合理的な理由がない。全く理不尽だ。いわばサボタージュと映っているのではないだろうか」と批判した。(2016/04/12-12:27)

192名無しさん:2016/04/30(土) 18:21:26
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160428/k10010502171000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_027
公明 参院選の重点政策に最低賃金引き上げなど
4月28日 14時18分
公明党は、景気回復の実感を家計や地方などに届けるため、最低賃金の1000円への引き上げや国内観光の活性化に向けた家族向け旅行券の発行などに取り組むとした、夏の参議院選挙で掲げる重点政策をまとめました。
重点政策では、景気に力強さを与え景気回復の実感を家計や地方、中小企業に届けるため、非正規労働者の待遇改善や最低賃金の1000円への引き上げ、それに国内観光の活性化に向けて宿泊費などに充てられる家族向け旅行券の発行などに取り組むとしています。
また、選挙権が得られる年齢が18歳に引き下げられることを踏まえ、返済する必要がない「給付型奨学金」の創設や若者政策を担当する大臣の設置、それに選挙に立候補できる「被選挙権年齢」の引き下げを目指すことなど、若い世代を意識した政策も盛り込んでいます。
さらに、東日本大震災や熊本地震からの復興を進めるため、住宅の再建を着実に行うほか、防災・減災対策を強化するため道路や上下水道などのインフラの長寿命化を推進するとしています。
石田政務調査会長は会見で「わが党がもともと取り組んできた福祉、教育、平和に重点的に力をいれなければならない。『希望が行き渡る国へ』というスローガンのもと、しっかり取り組みたい」と述べました。

193名無しさん:2016/05/04(水) 17:04:34
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016050300173&g=pol
参院選で埋没懸念=積極擁立策にリスクも-公明

 公明党が夏の参院選で埋没しかねないと懸念を深めている。安倍政権の掲げる「1億総活躍」の施策の多くが、打ち出そうとしている重点政策と重なる上、来年4月予定の消費税増税が見送られれば、実現にこだわった軽減税率導入もアピールしにくくなるためだ。同党は、選挙区に7人を擁立、全員当選を目指すが、独自色を示せなければ積極策が裏目に出るリスクもはらむ。
 「1億総活躍は、公明党がずっと訴えてきた内容がたくさん盛り込まれている。訴えが政権のエンジンになってきた」。同党の漆原良夫中央幹事会長は4月28日の記者会見でこう強調した。
 公明党は、中小・零細企業や若者・女性などの弱者向けの対策づくりを得意分野とする。先に発表した参院選の重点政策でも、低賃金労働者の「収入アップ実現」や低所得世帯の「子育て家庭への支援」を掲げた。
 だが具体策を見ると、「同一労働同一賃金」の実現や、待機児童ゼロの推進など、政権が「売り」にしようとしている政策がずらりと並ぶ。自民党も公約に盛り込む予定で、差別化を図りにくい印象は否めない。
 軽減税率も盛り込んではいるが、安倍晋三首相が参院選前に消費税増税見送りを表明すれば、「いくら実現しますと訴えてもインパクトがなくなる」(関係者)と焦燥感が漂う。
 苦肉の策としてひねり出したのが、国内観光の活性化で内需拡大を狙った「家族向け旅行券(仮)の発行」だ。宿泊費の割り引きなどを念頭に置いたものだが、党内では「野党から、ばらまきと批判されかねない」(中堅)と危惧する声が漏れる。 
 選挙区への7人の擁立は、比例代表制が導入された1983年の参院選以降では最多。全て改選数3以上の複数区で、自民党も競合相手となる。最も厳しいとされるのが、改選数が2から3に増える兵庫選挙区。今回は現職を擁する自民、民進両党に加え、おおさか維新の会と共産党も参戦する激戦区だ。
 支持母体・創価学会の選挙担当幹部も兵庫入りしててこ入れを図るが、情勢は予断を許さない。4月30日、山口那津男代表は神戸市で講演し、党の独自候補について「まだまだ浸透しきれていない」と認めた。「人を引きつけるものがないとじり貧になる」。党関係者は不安げにこう語った。(2016/05/03-14:30)

194とはずがたり:2016/05/06(金) 17:11:40
「創価学会の日」に“エリート”“婦人部”に起こる地殻変動の不気味!
掲載日時 2016年04月27日 14時00分 [社会]
http://wjn.jp/article/detail/6396461/

 公明党の支持母体である創価学会が“もろ刃の剣”に怯えている。

 5月3日の「創価学会の日」を控え、東京都新宿区信濃町の創価学会本部周辺は今、ピリピリムードなのだという。
 「昨年の安保法制議論以来、学会本部とJR信濃町駅反対側の公明党本部は反対派のターゲットにされてきました。これまではたまに右翼が街宣をかけるのが定番だったんですが、昨年来、目立つのが学会員自身によるアピールです」(警視庁関係者)

 今、学会関係者の中で特に注視されているのが、『元創価学会職員3名のブログ』である。これまで学会脱会者の匿名ブログは数多くあったが、このブログの元本部職員は実名で、しかも経歴まで明かし現在の学会指導部を批判しているのだ。しかも、昨年12月と今年1月に「安保法制の容認は創価三代に違背している」などの横断幕を掲げて、創価学会本部(広宣流布大誓堂)前で「サイレントアピール」(無言で立ち続けること)まで断行した。
 「実名ブログといい、本部前行動にしても、従来の学会員では考えられないもの。しかも彼らは一般会員ではない。大学卒業と同時に本部職員となった創価エリートそのものです。信仰のあつい彼らの異議申立に対して、池田氏の子息や原田稔会長、谷川佳樹副会長ら幹部連がどんな対応を繰り返したか、実にリアルに記述されているのには驚きました」(学会中堅幹部)
 こうしたことから、5月3日(池田大作氏の会長就任と香峯子夫人との結婚記念日)に信濃町界隈で何が起きるか、学会側は戦々恐々なのだという。

 一方で、婦人部にはこんな動きがある。実は3月中旬、埼玉県のとある中核都市の「新日本婦人の会」活動メンバーのもとに学会婦人部員が夜分、突如訪れた。“すわ法戦か”と身構えるメンバーに、学会婦人部員は、「戦争法案に反対する署名活動をお手伝いしたい」と驚くべき言葉を口にしたという。「新日本婦人の会」は公式否定するものの、共産党系大衆組織で、学会員からすれば“仇敵”。まして署名は個人情報で、氏名や住所を明かすものだ。
 「学会婦人部員は数十筆の署名を携えてやってきたといいますが、このような学会組織の地殻変動はかつてないものです。今夏の参議院選挙の学会票が、どんな数字になるのか…。学会の指導へ面従腹背する一般会員の数は、到底読めません」(同)

195名無しさん:2016/05/14(土) 14:37:23
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016051100902&g=pol
安倍首相に若者アンケート報告=非正規の待遇改善求める声-公明

 安倍晋三首相は11日、公明党の山口那津男代表らと首相官邸で会い、同党青年委員会が実施した、若者向け政策に関するアンケート調査の結果報告を受けた。首相は非正規雇用の待遇改善などを求める声が多かったことに関し、「政権として与党と共に取り組んでいるところに関心が高いのは励みになる。一層頑張っていきたい」と語った。
 アンケートは、街頭やイベント会場で実施したほか、インターネットを通じても行った。実現してもらいたい政策として「非正規雇用の待遇改善や最低賃金1000円」と「不妊治療の公費助成や幼児教育の無償化」がいずれも25%で最多。このほか「無料の公衆無線LAN充実」が22%、「月曜午前半休の促進」が18%、「婚活や新婚世帯の支援」が10%となった。(2016/05/11-19:28)

196とはずがたり:2016/05/30(月) 18:31:49
消費増税再延期 公明・山口氏「党に持ち帰り検討」
http://news.goo.ne.jp/article/nhknews/politics/nhknews-10010540101_20160530.html
16:24NHKニュース&スポーツ

安倍総理大臣は、公明党の山口代表と会談し、来年4月の消費税率の引き上げを平成31年10月まで2年半、再延期する考えを伝えて理解を求めたのに対し、山口代表は、党に持ち帰って、検討する考えを示しました。

安倍総理大臣は、30日午前、自民党の高村副総裁や二階総務会長らと会談したのに続いて、午後3時前から総理大臣官邸で公明党の山口代表と会談しました。
この中で安倍総理大臣は、G7伊勢志摩サミットで、世界経済が危機に陥る大きなリスクに直面しているという認識を共有したことなどを説明し、日本としてもあらゆる政策を総動員する必要があるなどとして、来年4月の消費税率の引き上げを、平成31年10月まで2年半再延期することに理解を求めました。
これに対して山口氏は、「私の一存では結論は出せないので、党内でよく話をしたい。必要があれば自民党ともよく相談したい」と述べ、党に持ち帰って検討する考えを示しました。会談のあと山口氏は記者団に対し、「再延期について、安倍総理大臣は、かなり強い意向を持っているのを感じた」と述べました。
また山口氏は、政府・自民党内から、「引き上げを再延期する場合、衆議院の解散・総選挙を行う必要がある」という意見が出ていることに関連して、「先週の党首会談で、解散については安倍総理大臣から話を承っているので、それ以上私からは申し上げていない。われわれは解散は望ましくないと申し上げてきており、その立場に今も変わりはない」と述べました。そして、記者団が「安倍総理大臣から解散はしないという話はあったのか」と質問したのに対し、山口氏は、「総理大臣の専権事項なので確認していない」と述べました。

197名無しさん:2016/06/11(土) 11:42:07
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016060800910&g=pol
低家賃住宅100万戸整備=19年10月の軽減税率も-公明公約原案【16参院選】

 公明党の参院選公約原案が8日、判明した。住居の確保が困難な非正規労働者や年金生活者、子育て・新婚世帯向けに、空き家などを低家賃で提供する「セーフティーネット住宅」を100万戸整備すると打ち出した。細部を詰めた上で、9日に発表する。
 安倍晋三首相が再延期を表明した消費税増税については、2019年10月の税率10%への引き上げや、それと同時の軽減税率実施を明記する方向で調整している。 
 原案では、給付型奨学金の創設のほか、無利子奨学金の貸与基準を満たしながら財源不足で貸与が受けられない学生を「直ちに解消する」と明記した。4月の熊本地震発生などを踏まえ、防災・減災対策の研究強化や災害発生時の初動対応を迅速化するため、「『災害庁』の設置を視野に、専門的な人材の確保を図る」とうたった。
 一方、昨年成立した安全保障関連法に関しては、「不断の外交努力」を前提とした上で「戦争を未然に防ぐ抑止力を高めるとともに、国際社会の平和と安全のために一層の貢献を果たすことができる」と意義を強調した。(2016/06/08-23:28)

198名無しさん:2016/06/11(土) 14:32:37
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160605/k10010546981000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_088
公明・山口代表 消費税率引き上げ可能な環境整えたい
6月5日 19時51分
公明党の山口代表は名古屋市で街頭演説し、安倍政権の経済政策、アベノミクスについて、税収の伸びなど成果を強調したうえで、消費税率の引き上げが可能となるよう経済環境を整えていきたいという考えを示しました。
この中で山口代表は、「これまでアベノミクスを進めてきたが、給料は上がり失業率は下がった。有効求人倍率も高くなり、その結果として税収が伸びた。アベノミクスが失敗したなどと言っている野党がいるが、一体どこを見ているのか」と述べ、アベノミクスの成果を強調しました。
そのうえで、山口氏は消費税率引き上げの再延期について、「消費税率を上げるときに景気の足を引っ張ることを軽く見てはいけない。前回8%に上げたときに落ちた個人消費はなかなか戻らず、ずっと低迷したままだ。もっと経済に勢いをつけて、状況が整ったときに将来を見据えて引き上げるという決断をしたので、われわれも力を合わせて、その環境が整えられるようやっていきたい」と述べ、消費税率の引き上げが可能となるよう経済環境を整えていきたいという考えを示しました。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160609/k10010551231000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_015
公明 参議院選挙公約「経済対策と社会保障の充実を」
6月9日 19時00分
公明党は参議院選挙の公約を発表し、景気に力強さを与え、家計に実感を届けることが必要だとして、プレミアムつきの商品券の発行などの経済対策や、年金の受給資格期間の短縮などの社会保障の充実を打ち出しています。
公明党は9日、山口代表が記者会見し、参議院選挙の公約を発表しました。
この中で、景気に力強さを与え、家計に実感を届けることが必要だとして、プレミアムつきの商品券などの発行を検討することや、非正規労働者などを対象に公営住宅の空いている部屋などを低い家賃で提供する「セーフティーネット住宅」を100万戸整備することなどを盛り込んでいます。
また、経済の好循環を確かなものとするため、消費税率の10%への引き上げを2019年10月に再延期し、軽減税率制度は「税率の引き上げと同時に円滑に実施する」と明記しています。
そのうえで、社会保障の充実は、赤字国債に頼ることなく、経済の底上げに伴う税収の増加分を活用するなどして財源を確保し、可能なかぎり実現を目指すとしています。
そして、年金を受け取れない人を減らすため、受給資格の取得に必要な保険料の納付期間を今の原則25年から10年に短縮することや、低所得の年金受給者に最大で年間6万円を支給する制度を早期に実施するなどとしています。
一方、公約では、憲法改正については触れていません。
山口代表は「経済再生はまだ道半ばで、中小企業や地方、家計へとアベノミクスの実感を行き渡らせることが目標だ。憲法改正は、国民に選択肢を示すほど争点としては成熟しておらず、公約に掲げていない」と述べました。

199名無しさん:2016/06/11(土) 15:43:27
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016060900789&g=pol
公明、「平和の党」は偽り=志位共産委員長が批判【16参院選】

 共産党の志位和夫委員長は9日の記者会見で、公明党が参院選公約に安全保障関連法などを通じた国際貢献を盛り込んだことに関し、「これまで『平和の党』を標ぼうしてこられたようだが、完全に偽りだとはっきりした」と同党を批判した。
 公明党の公約は、集団的自衛権行使を認める安保法に関し、「不断の外交努力と平和安全法制の両輪で、戦争を未然に防ぐ抑止力を高め、国際社会の平和と安全に一層の貢献を果たす」と明記した。 
 これについて志位氏は、公明党が当初は集団的自衛権行使に反対していたと指摘。同党の方針転換を「非常に罪が深い」と断じた。(2016/06/09-20:28)

http://www.jiji.com/jc/article?k=2016060900725&g=pol
公明公約要旨【16参院選】

 公明党が9日発表した参院選公約の要旨は次の通り。
 【経済】2019年10月に消費税率を10%に引き上げ、同時に軽減税率実施▽プレミアム付き商品券・旅行券の発行検討。
 【エネルギー】原発の新設は認めない。
 【社会保障】これまでの経済政策による果実活用を含め、財源を確保し可能な限り実現▽年金受給資格期間の短縮推進▽低年金者への給付金早期実施▽低家賃住宅を100万戸整備。
 【若者】給付型奨学金を創設▽無利子奨学金の残存適格者解消▽若者政策担当相・部局の設置▽被選挙権年齢の引き下げ。
 【防災・減災】「災害庁」設置視野に専門人材確保。
 【外交・安全保障】不断の外交努力と平和安全法制の両輪で、戦争を未然に防ぐ抑止力を高め、国際社会の平和と安全に一層貢献。
 【政治改革】政治資金規正法を改正し、秘書など会計責任者への政治家の監督責任を強化。(2016/06/09-18:38)

http://www.jiji.com/jc/article?k=2016060900671&g=pol
年金施策に重点=憲法に触れず-公明公約【16参院選】

 公明党は9日、7月の参院選に向けた公約を発表した。消費税増税の再延期で財源不足が避けられない社会保障施策について「可能な限り実現を目指す」と強調。重点項目として、年金受給に必要な保険料納付期間を25年から10年に短縮する措置の推進や、低年金者への最大月額5000円の早期支給などを掲げた。
 社会保障の充実に必要な財源は、赤字国債に頼らず、「これまでの経済政策による果実」を活用する方針を示した。2019年10月の消費税率10%への引き上げと同時に、軽減税率を確実に導入することも明記した。
 憲法について、同党はこれまで環境権の追加などを主張してきたが、今回の公約では全く触れなかった。山口那津男代表は記者会見で「争点にならないものは掲げていない」と説明した。 
 原発の新設を認めない方針を示す一方、14年の衆院選公約で明記した「40年運転制限制を厳格に適用」との記述を今回はなくした。関西電力高浜原発1、2号機の40年超の運転が現実味を帯びていることを考慮したとみられる。
 甘利明前経済再生担当相の政治資金問題などを踏まえ、政治資金規正法を改正し、秘書など会計責任者に対する政治家の監督責任強化を目指すことも盛り込んだ。(2016/06/09-18:59)

200名無しさん:2016/06/15(水) 16:38:34
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016061400794&g=pol
「成長と分配」に信任を=山口公明代表【各党インタビュー】

 -今回の参院選の争点は。
 自民・公明両党の連立政権は3年余りの取り組みで経済再生、デフレ脱却を進めてきた。かなり成果が上がってきたが、まだ道半ばで、経済の流れを地方や中小企業、個人の家計に及ぼしていくことが課題だ。成長と分配の好循環をつくっていく道筋を国民に信任していただく。
 主要国首脳会議(伊勢志摩サミット)を機に消費税率10%への引き上げを2年半延期することを決断した。デフレ脱却を進める一つの政策的対応だ。それらを含めて国民の審判を仰ぐのが与党側の姿勢だ。
 かたや野党、民進・共産両党は安全保障関連法廃止の一点で共闘すると言っている。国民にとっては選挙後の政策や政権への取り組みが大切で、その点で民共のばらつきぶりは甚だしい。安保法廃止一点で共闘と言っても、国民の責任ある判断を求める姿勢ではない。
 -消費税増税の再延期の評価は。
 安倍晋三首相も国民の率直な批判を受け止めると言った上で、大きな判断なので参院選で国民の審判を仰ぎたいとしている。与党としてもその判断を尊重しながら結束して政権を支え、国民のために大きな目的を遂げていこうと一致している。
 -議席目標は。
 選挙区は過去最高の7を達成したい。比例代表は6人以上の当選を確保したい。合わせて13人以上を目指したい。
 -首相が掲げた「与党で改選議席の過半数」の目標については。
 参院選で国民の審判を仰ぐと首相は言ったので、勝敗ラインが改選議席の過半数となるのは論理必然的なことだろう。
 -仮に達成できなかった場合は退陣する必要があるか。
 選挙に臨む立場としては目標を達成できないことを前提に考えない。改選議席の過半数を必ず取る姿勢で最後まで頑張り抜きたい。
 -自民党との協力には選挙区によって温度差がある。
 初期の戸惑いなどはあったと思うが、多くの選挙区で推薦し合いながら目標を達成していこうという姿勢は浸透しつつある。最終的には好ましい結果が出ると期待している。
 -憲法改正についてのスタンスは。
 このたびの選挙では国民に選択肢を示して選んでもらうほど議論が成熟していない。争点にならないという認識でマニフェスト(政権公約)にも掲げていない。どこをどのように変えていくか、そういう議論が課題だと思うが、今後国会で議論を深めていく。国民の理解を相伴って進めて行く。(2016/06/14-18:46)

201名無しさん:2016/06/18(土) 22:11:17
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016061600823&g=pol
子ども向け公約発表=公明【16参院選】

 公明党は16日、参院選を前に「こども・子育てマニフェスト2016」を発表した。小学校の高学年でも理解できるよう表現を工夫し、「学校生活」「教育」「出産・子育て支援」など8分野で施策を列挙。「学校生活」では、いじめや不登校の相談体制整備、全公立中学校での給食導入などを挙げた。同党のホームページで閲覧できる。
 公明党は12年の衆院選から子ども向けの公約を作成している。山口那津男代表は16日の記者会見で、「親子で読みながら、理解を深めていただく材料にしてほしい」と語った。(2016/06/16-18:58)

202とはずがたり:2016/06/21(火) 13:48:11

2016年06月21日 08時00分 更新
スピン経済の歩き方:
舛添さんが「公明党」に見捨てられた、本当の理由
http://www.itmedia.co.jp/business/articles/1606/21/news046.html

スピン経済の歩き方:
 日本ではあまり馴染みがないが、海外では政治家や企業が自分に有利な情報操作を行うことを「スピンコントロール」と呼ぶ。企業戦略には実はこの「スピン」という視点が欠かすことができない。
 「情報操作」というと日本ではネガティブなイメージが強いが、ビジネスにおいて自社の商品やサービスの優位性を顧客や社会に伝えるのは当然だ。裏を返せばヒットしている商品や成功している企業は「スピン」がうまく機能をしている、と言えるのかもしれない。
 そこで、本連載では私たちが普段何気なく接している経済情報、企業のプロモーション、PRにいったいどのような狙いがあり、緻密な戦略があるのかという「スピン」を紐解いていきたい。


 「文春砲」から1カ月以上にわたってサンドバック状態だった舛添要一東京都知事がついに辞表を提出した。

 猪瀬さんがお辞めになった後、都知事に名乗りをあげた舛添さんに対して当初、自民党は冷たかった。厚労大臣で知名度が上がるや否や、「自民党の歴史的使命は終わった」とサクッと離党届を提出。後ろ足で砂をかけるように、「新党改革」を立ち上げたいわば“裏切り者”だからだ。

 実際、舛添支援の方針が決まった後も、小泉進次郎さんが「応援をする大義がない」とバッサリやったように党内では拒否反応を示す者も少なくなかった。

 消去法で応援にまわったものの、やはりなかなか一枚岩になれなかった。そんな頼りない自民党に代わって、鉄の結束で舛添さんを支えたのが公明党だ。

 ご存じのように、公明党のバックには、「学会票」がある。中でも創価学会婦人部は、かつてセックススキャンダルで落選した山崎拓さんですら国政に送り返した「武勇伝」もあるほど選挙に滅法強い。

 バツ2だけでなく、2人の愛人が産んだお子さんが3人いたりという艶福家(えんぷくか)イメージに加え、選挙前には「元妻へのDV疑惑」まで報じられた舛添さんもヤマタクさんとややかぶる。つまり、舛添さんにとって公明党は自身の「弱点」を補完してくれるなんともありがたい「友人」なのだ。

 その公明党からクビを宣告されたら、さすがに鉄のハートをもつ男も「終わった」と思う。公明が離れれば、もともとそこまで積極的に支援をしていたわけでもない自民もそこまでかばいだてする「義理」はない。

 では、なぜ公明党は舛添さんを見切ったのか。
 政治評論家のみなさんの中には、参院選を間近に控え、舛添さんの国民的マイナスイメージに巻き込まれたくなかったから、という見方をされる方が多い。党利党略的にはその通りだろう。

 だが、なかなか態度を決めかねていた自民党に対し、あそこまで威勢よく三行半を突き付けたのは、舛添さんが「奥多摩」をディスったことが原因ではないかと思っている。

 神奈川・湯河原町の別荘への公用車通いが発覚した直後、まだバリバリの論破モードで登壇をしていた舛添さんは、「別荘にいる時に首都直下地震が起きたらどうするんだ」という記者からの質問に対してこう答えた。

 「全く問題ありません。奥多摩よりも、おそらく早く帰ってこられる。少なくとも時間・距離的に言うと、早いです。湯河原の方が」

 後に、西多摩選出都議から「東京都の知事が奥多摩や檜原と湯河原を比較し、あたかも奥多摩が遠くて湯河原が近いように言うことは信じがたい」と批判され、謝罪に追い込まれたのは記憶に新しい。

 ただ、この「失言」は、奥多摩にお住まいの方たちがイラッとしただけではなく、舛添さんの「友人」もかなり不快な思いをされた。というのも、創価学会のみなさんにとって、「奥多摩」というのは特別な意味をもっている場所だからだ。

 部外者が語って何か間違いがあると困るので、多摩地域を管轄する創価学会第2総東京のWebサイトから、小川武志・第2総東京長の説明を引用させていただこう。

203とはずがたり:2016/06/21(火) 13:48:24
>>202-203
 『第2総東京と創価の師弟の淵源は、昭和5年(1930年)、創価学会創立の年の9月24日、牧口常三郎初代会長が奥多摩・氷川の地を訪れたことに遡ります。昭和29年9月、戸田城聖第2代会長が、「水滸会」(当時の青年部の人材グループ)の第1回野外研修のため、氷川に向かいました。戸田会長は道中、八王子の地を訪れた際、「将来、ここに平和・文化の一大拠点を築きたい」と語ったのです。その恩師の言葉を胸に刻んだ、池田大作名誉会長は、緑と人材あふれる多摩地域に、限りない未来の可能性を見出し、常々、「三多摩の時代が必ず来る」と語りました』

 つまり、学会員のみなさんにとって、奥多摩は『三代会長の魂が脈打つ師弟有縁の天地』(Webサイトより)なのだ。そんな特別な場所を、「別荘通い」を正当化するために引き合いに出されたら――。

 いやいや、「奥多摩が遠い」と口を滑らせたくらいでそんなに怒らないでしょ、と思うかもしれない。確かに、これが普通の知事なら「ごめん」で済んだ話だろう。それが済まなかったのは、三多摩エリアの学会員のみなさんが抱く「知事に対する不信感」がピークに達していたことも大きい。

 2014年の都知事選で、舛添さんは池田大作名誉会長の「三多摩の時代が必ず来る」という言葉と妙にかぶるこんな公約を掲げていた。
 「これまでの都知事は、三多摩地区を軽視してきた。東京23区だけが東京じゃない」「三多摩地域の発展なくして東京の発展なし」

 三多摩地域の方はもちろん、創価学会のみなさんもこれには大いに期待をした。創価学会というと、「信濃町」のイメージが強いかもしれないが、実は三多摩エリアにも創価大学(八王子)、創価学園(小平市)、東京牧口記念会館(八王子)など学会施設は集中しており、公明党支持者も多い。例えば、八王子市議会では、10議席を公明党が占めている。

 だが、都知事になった舛添さんは手の平返しで、露骨なまでの「三多摩軽視」をしてしまう。

 『「(知事の)椅子を温める時間はほとんどない」と舛添氏は現場主義を強調している。その割には、先日の大雪で檜原村や奥多摩町などで一時は住民約800人が孤立しても知事は視察に行かなかった。「三多摩地域の発展なくして東京の発展なし」と選挙戦で訴えていただけに、"公約違反"の声が起きるのも無理ない』(サンケイスポーツ2014年2月24日)

 池田名誉会長が掲げた「三多摩の時代」を猛アピールするも、当選したら寄りつきもしない。湯河原通いを批判されれば、三代会長の縁のある「奥多摩」を引き合いに出して正当化。このような不誠実な姿を創価学会のみなさんが見たらどうだろうか。さすがに失望するのではないか。

舛添さんのリスクコミュニケーションは失敗

 今回の一連の舛添バッシングから辞任までの流れを、「メディアリンチ」「衆愚の極み」だと批判をしている方も多い。

 確かに、数百万のチョロまかしでクビにして、新しい都知事を選ぶために税金がドカッとかかる。プラスマイナスで考えたら、追い込んでも都民には損しかない。にもかかわらず、視聴率欲しさに連日追いかけまわすメディアは愚かだし、それにのせられる我々も愚かだというのだ。

 言わんとしていることは分かるが、その「衆愚」に対して、自らの言葉で語りかけて納得をさせるのが、政治家の仕事ではないのかという気もする。

 今回、舛添さんのリスクコミュニケーションは完全に失敗だ。ベッキーさんと同じく、「自分のメッセージで押し通す」という「おごり」が露骨に見え隠れしていたからだ。そういう特権階級的慢心に我々「衆愚」は敏感である。リスクコミュニケーションは弁護士や検事が用いる「詭弁術」ではないのだ。

 では、どうすればよかったのか。実は今回の騒動がここまで大きくなる前、河村たかし名古屋市長が、舛添さんにこのようなアドバイスを送っている。
 『「頼むからもう一回やらしてくれ」「悪かった」「公私混同はあった」と言わないとしょうがないわな。ひたすら謝るだな、「アイムソーリー」って』(デイリースポーツ5月26日)

204名無しさん:2016/07/17(日) 18:04:09
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016071400355&g=pol
自民単独過半数「影響ない」=山口公明代表

 公明党の山口那津男代表は14日午前の記者会見で、自民党が参院で単独過半数を回復する見通しとなったことについて、「(自公の関係への)直接の影響はない」との認識を示した。山口氏は「両党で(選挙の候補者を)推薦し合い、さまざまな協力をした上で政権を運営してきた。今後もその前提は変わらないので、お互いに国民の方を向いて力を合わせていく」と強調した。(2016/07/14-12:07)

205名無しさん:2016/07/17(日) 22:03:16
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016071000301&g=pol
改憲で「歯止め役」担う=公明【16参院選】

 公明党は改選9議席を上回り、目標としていた13議席獲得を達成した。与党としても勝敗ラインの改選過半数を確保し、公明党は手応えを感じている。しかし、憲法改正に前向きな勢力が国会発議に必要な3分の2を占めたことで、平和の党を標ぼうする公明党の存在感が問われる場面もありそうだ。
 山口那津男代表は10日深夜からの記者会見で、「連立政権のこれまでの実績に対する有権者の積極的な評価であり、また今後に対する期待だ」と強調した。一方、「加憲」の立場の同党を含む改憲勢力3分の2というくくりについて「全く意味がない」と指摘。「国民の理解を伴って合意形成が国会の中で進んでいかなければならない」と語り、改憲論議の加速には警戒感を示した。 
 安倍晋三首相は10日、民放テレビで憲法審査会での与野党合意に意欲を表明した。自民党も改選議席から上積みしており、公明党への圧力が強まることも予想される。山口氏は会見で「自公の獲得した議席は選挙協力のたまものだ。公明党の役割を存分に果たしていきたい」と自民党をけん制した。(2016/07/11-02:34)

http://www.jiji.com/jc/article?k=2016071000282&g=pol
並ぶ当確マーク、満面の笑み=改憲「自民とは違う」-公明党【16参院選】

 東京都新宿区の公明党本部では、山口那津男代表ら幹部が満面の笑みで「バラ付け」を行った。山口代表は「実績を訴えると確実な反応があった」と手応えを口にし、野党を「統一候補と言っても政策も政権構想もばらばらだった」と批判した。
 午後9時20分ごろ、山口代表らが会議室に現れ、候補者名に次々と赤い太陽マークを付けると拍手が湧き、職員らから「おめでとうございます」と声が飛んだ。約1時間後に最後の当確が出て、候補者13人にマークが付いた。
 山口代表は憲法改正について、「国民側から意見が出るならまだしも、国会で議論したこともなく争点になり得なかった」と指摘。「現行憲法は素晴らしい内容で、9条も変える必要はない。新しい価値観は書き加えていいという『加憲』の立場。党内で議論は集約されていないが、自民党のように条文を丸ごと変えるのとはアプローチが違う」と述べ、与党内の「歯止め役」としてのこだわりものぞかせた。 (2016/07/11-00:27)

206名無しさん:2016/07/18(月) 08:49:09
http://news.biglobe.ne.jp/domestic/0710/jc_160710_6616479349.html
池田大作氏は「おかげさまで大変お元気」 選挙特番で創価学会副会長
J-CASTニュース7月10日(日)23時1分
2008年に中国の胡錦濤国家主席と握手する池田大作氏この頃は、まだ健康不安説は出ていなかった(写真:新華社/アフロ)
2010年頃から公の場に出ることが減り、最近は動向が伝えられることがほとんどなかった創価学会の池田大作名誉会長(88)が、2016年7月10日夜に放送されたテレビ東京の選挙特番で明らかにされた。創価学会副会長・広報室長の岡部高弘氏によると「おかげさまで大変お元気」だという。

池田氏をめぐっては、11年頃から健康不安説が相次いで報じられたが、12年頃には機関紙「聖教新聞」が訪問者を歓迎する池田氏の様子を報じるようになった。そのため「健康は回復した」との見方も出ていたが、動画は公開されないままで、動向に注目が集まっていた。



会員激励する体力「ありますあります、もちろんです」


テレビ東京で放送された特番「池上彰の参院選ライブ」では、番組恒例のバスツアーが公明党の支持母体の創価学会を取材。岡部氏がツアー一行に応対し、池上氏は政教分離との関係などを質問した後に、池田氏について

「最近あんまり肉声を聞くとか、どこかに登場するといったことがあまりないように思う」

と質問。これに対して岡部氏は

「おかげさまで大変お元気で、具体的には、聖教新聞なんかによく執筆活動(をしている)。新・人間革命とかですね。あと、先日もそうですが、色んな各地を回られて、会員の皆さんを激励されています」

と答えた。池上氏が驚いた様子で

「それだけの体力があるんですか」

と聞くと、岡部氏は

「ありますあります、もちろんです」

と応じていた。個人崇拝が進んでいるとの指摘には、岡部氏は

「我々にとっては、すごく敬愛する、慕う関係という感じだと思う。人生の師匠」

と説明した。


13年には夫人が「ラジオ体操が日課」と伝える


池田氏をめぐっては、香峯子(かねこ)夫人が「文藝春秋」13年1月号で、

「ラジオ体操を若い人たちと一緒にするのが、今も日課となっています。先般も、来日中のアフリカ10ヵ国の青年たちに会って激励しました」

などと近況を明かしているほか、池田氏が創立した創価大学(八王子市)の訪問の様子を機関紙「聖教新聞」がしばしば伝えている。

聖教新聞以外では、16年1月末に恒例の「提言」を発表し各紙が報じているほか、4月12日付けの山陰中央新報に「『日本の故郷』ここにあり」と題して寄稿したのに続いて、6月6日付けの茨城新聞も「茨城新聞創刊125周年に寄せて」と寄稿している。

ただ、池田氏の動画は長く公開されないままで、具体的な健康状態については必ずしも明らかではない。

207名無しさん:2016/07/23(土) 21:56:27
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160722/k10010604041000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_019
公明 9月に代表選へ 山口代表の5選有力
7月22日 4時57分
公明党は、2年に1度の党大会を9月中旬に東京都内で開く方向で調整を進めていて、大会に合わせて行われる代表選挙では、任期満了を迎える山口代表の5回目の当選が有力となっています。
公明党は2年に1度、国会議員や地方議員などが参加して党大会を開いていて、ことしは、秋の臨時国会の日程などもにらみながら、9月17日に東京都内で開く方向で調整を進めています。
党大会では、山口代表ら今の執行部の任期が9月に満了を迎えることから、代表選挙が行われることになっています。
このうち、これまで代表として7年近く党運営を続けてきた山口氏について、党内では「先の参議院選挙でも議席を増やしており、余人をもって代えがたい」「安倍総理大臣とも緊張感のある信頼関係を築けており、適任だ」などと評価する声が大勢となっています。
公明党は来年、党として重視する東京都議会議員選挙などが予定されていることから、引き続き安定した体制の下で党勢を拡大したい考えで、山口氏の5回目の当選が有力となっています。

208名無しさん:2016/07/24(日) 20:33:19
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016072300254&g=pol
公明、「改憲勢力」に違和感=9条加憲封印、歯止め担う

 憲法改正をめぐり、参院選後の公明党が「改憲に前向きな勢力」とひとくくりにされることに強い違和感を示している。秋の臨時国会から、衆参の憲法審査会での論議を控え、「改憲」を悲願とする安倍晋三首相や自民党内の「9条改正派」にブレーキをかける狙いがあるとみられる。
 「現行9条の解釈(変更による自衛隊活動拡大)の限界をきちんと示し、安全保障関連法制をつくった。それを自己否定するような議論をするつもりはない」。山口那津男代表は21日の記者会見で公明党が提唱してきた「9条加憲」について、当面は棚上げする考えを表明した。
 現行憲法の条文に足りない部分を補う「加憲」を掲げる公明党。9条についても、2014年衆院選公約で、自衛隊の存在を明記する「9条加憲」の検討を明記したことがある。
 ただ、一貫して「9条改正」に抑制的な同党は、「9条加憲を残しておくと、今後、自民党に引っ張られる恐れがある」(幹部)として、改憲論議の本格化を前に、加憲対象から9条を事実上、除外した。
 10日投開票の参院選で、自民、公明両党に加え、おおさか維新の会など「改憲勢力」が3分の2を超えた。ただ、ここでいう「改憲」の対象は幅広い。山口氏は同日夜の会見で、「改憲勢力3分の2というくくりは全く意味がない。改憲を否定しないという意味では、既に民進党を含めて3分の2に達している」と不快感を示した。
 一方、9条改正に限れば、自民党や民進党内に慎重な議員は少なくない。ここへきて「改憲勢力」にくくられることを公明党が嫌うのは、首相を含む自民党の9条改正派が前のめりになることを警戒しているからだ。
 自民党は27年ぶりに参院で単独過半数を回復した。与党内で公明党の存在感が低下しかねないとの懸念もあり、同党は憲法審について「あらかじめ期限を区切ってする話ではない」(ベテラン)とけん制している。
 ただ、いずれ改憲項目の絞り込みの作業に移れば、どこまで抵抗できるかは見通せない。「大規模災害時などに国会議員の任期延長を可能とする憲法改正で折り合いを付けられるかだ」。党内には早くも落としどころを模索する向きもある。 (2016/07/23-19:05)

209とはずがたり:2016/07/29(金) 19:40:39

イタリアと宗教協約=創価学会
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160729-00000104-jij-soci
時事通信 7月29日(金)15時34分配信

 創価学会は29日、イタリア政府とイタリア創価学会とで締結した宗教協約(インテーサ)が30日付で発効すると発表した。

 これに伴い、税制上の優遇や学校・教育機関設置の権利などが保障され、同国内で一層活発な活動が可能になる。

 創価学会によると、イタリア国内の会員は8万人超。昨年6月にレンツィ首相が出席して協約書に調印。上下両院での承認といった同国内での手続きがこのほど完了した。同国政府とインテーサを結んだのは、イタリア創価学会が12団体目。日本発祥の単独の仏教団体では初めてという。

210名無しさん:2016/07/30(土) 15:18:20
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016072600868&g=pol
商品券は盛られず=公明から不満続出-経済対策素案

 政府が26日に与党に示した経済対策の素案には、公明党が要望してきたプレミアム付き商品券・旅行券の発行は盛り込まれなかった。公明党が同日、衆院議員会館で開いた会合では、不満の声が続出。同党は、実現に向けた政府への働き掛けを強めることを確認した。
 同党の会合で、出席者からは「地方からはかなり要望も強い。なぜ入れないのか」といった意見が相次いだ。これに対し、政府の担当者は「従来実施したプレミアム付き商品券・旅行券について、効果を検証した上で検討したい」などと答えた。(2016/07/26-20:13)

211名無しさん:2016/07/30(土) 15:24:09
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016072600405&g=pol
単独過半数でも公明に配慮=安倍首相

 安倍晋三首相(自民党総裁)は26日午前の党役員会で、平野達男元復興相の入党に伴い参院で単独過半数を確保したことを受け、「自民党は27年ぶりに単独過半数になった。与党として連携してしっかり対応したい」と述べ、今後も連立を組む公明党に配慮しながら政権運営に当たる姿勢を示した。
 首相は月内に取りまとめる経済対策について、「特に未来への投資を大胆に行わないといけない。力強い経済対策を政府と党が連携してまとめていきたい」と述べた。(2016/07/26-12:07)

212名無しさん:2016/07/30(土) 15:44:31
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016072700765&g=pol
公明重視は変わらず=安倍首相

 安倍晋三首相は27日、福岡市で講演し、自民党が参院で27年ぶりに単独過半数を回復したことに関し、「今後も自民党と公明党の連立という強固な土台の上に互いに助け合いながら、あらゆる政策を一層力強く推進していく決意だ」と述べ、公明党との関係を重視する立場に変わりがないことを強調した。 
 また、自民党が野党統一候補と一騎打ちの構図となった全国32の1人区について、報道各社の出口調査を根拠に、年齢別の投票行動が「60代以上は17勝15敗だが、20代では31勝1敗だった」と紹介。「日本を担う若い皆さんが日本のかじ取りを私たちに託してくれた。本当にうれしく、同時に大きな責任を感じる」と語った。(2016/07/27-17:55)

http://www.jiji.com/jc/article?k=2016072700513&g=pol
参院国対委員長に谷合氏=公明

 公明党は27日の参院議員総会で、荒木清寛氏の引退に伴い空席となった参院国対委員長に谷合正明氏を充てる人事を決定した。魚住裕一郎参院会長と西田実仁参院幹事長、山本香苗参院政審会長の再任も決めた。(2016/07/27-14:28)

213名無しさん:2016/07/30(土) 23:20:23
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160730/k10010614411000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_005
公明 石井国交相の留任求める方向で調整
7月30日 6時18分
公明党は、来月3日の内閣改造で、党から入閣している石井国土交通大臣について「国土交通行政は継続性が重要だ」として、留任を求める方向で調整を進めることにしています。
安倍総理大臣は29日に公明党の山口代表と会談し、来月3日に内閣改造を行う方針を伝えたうえで、公明党の閣僚ポストは希望も踏まえて判断する考えを示したのに対し、山口氏は週明けに回答すると伝えました。
公明党からは去年10月の内閣改造で石井国土交通大臣が入閣しており、会談のあと山口氏は「安倍総理大臣は石井大臣をそれなりに高く評価しているのではないか。石井大臣の仕事ぶりを踏まえて、改造の趣旨に沿うかどうか総合的に検討したい」と述べました。
公明党内では、石井大臣について「国土交通大臣になってからまだ1年足らずであり、続投が望ましい」「担当する観光行政で日本への外国人観光客が増えたことはアベノミクスの推進につながっている」などとして、留任を求める声が大勢です。
これを受けて、公明党は「外国人観光客をどう増やすかなど、国土交通行政は継続性が重要だ」として、石井大臣の留任を求める方向で調整を進めることにしています。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160727/k10010610751000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_044
公明 魚住参議院会長と西田参議院幹事長を再任
7月27日 16時34分
公明党は、参議院選挙後初めての参議院議員総会を開き、魚住裕一郎参議院会長と西田実仁参議院幹事長をそれぞれ再任し、参議院国会対策委員長には、新たに谷合正明参議院副幹事長を充てることを決めました。
公明党は27日、国会内で山口代表も出席して、参議院選挙後初めての参議院議員総会を開き、新しい参議院執行部の人事を協議しました。
その結果、魚住裕一郎参議院会長と西田実仁参議院幹事長をそれぞれ再任することを決めました。
また、先の参議院選挙に立候補せず引退した、荒木清寛氏の後任の参議院国会対策委員長に谷合正明参議院副幹事長を充てるほか、山本香苗参議院政策審議会長の再任が決まりました。
総会のあと、西田参議院幹事長は記者団に対し「新人議員が多く入ってきたので、しっかり団結できる体制を決めた。自民党も新たな会長が決まったので、新執行部としっかり連携しながら国会運営を丁寧に進めていく」と述べました。

214名無しさん:2016/07/31(日) 10:49:36
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160630-00006312-sbunshun-pol
共産党批判がヒートアップ 公明党に残る98年の衝撃
週刊文春 6月30日(木)12時1分配信

「日本共産党は無責任」

 参院選で、公明党の共産党批判がヒートアップしている。公明党は今回、増員区となった選挙区のうち愛知で9年ぶり、兵庫と福岡で24年ぶりに候補を立てた。

「公明党では全勝が当たり前。そもそも勝てそうにないところには立てない。地方選挙ですら、全勝できないと責任問題になる」(創価学会関係者)

 6月24日、マスコミ各社の参院選序盤調査の結果で、公明党に緊張が走った。

「やはり埼玉は接戦」(同前)

 定数3の埼玉は自民、民進1人ずつが当選圏内で、公明は共産と激しい3位争いを繰り広げている調査もあったからだ。山口那津男代表の第一声の場所だったことからも分かるように、公示前から埼玉は激戦が予想されていた。埼玉は1995年、新進党として旧公明候補が初めて議席をとり、2001年には公明党としても議席を確保した。

「事前の調査で、共産党にリードを許し、山口代表が官邸に駆け込んで安倍晋三首相にテコ入れを直接要請したほどでした。その効果が出ているはずなのですが……」(同前)

 公示後、初の週末となった6月25日土曜日は太田昭宏前代表が、翌日の日曜日は再び山口代表が入るなど、埼玉では背水の陣を敷いている。

 共産憎しの余り、敵方の善戦を期待する選挙区もある。4人区となった愛知は労組の力が強く、民進が2人の候補を擁立した。自民、民進、公明まで3枠は順当だが、問題は4枠目。ここを民進と共産が激しく争う展開となっている。公明幹部は「なんとか民進の2人目が共産を蹴落としてほしい」と、全国レベルでは対立している民進に心情的にエールを送るほどなのだ。

 公明党と共産党は長年にわたる仇敵である。1974年には、一時的に党の支持母体である創価学会と共産党の「創共協定」が存在したことはあったが、すぐ反故になった。

 公明幹部が「あの衝撃は忘れられない」と振り返るのが、98年の参院選だ。新進党が解党し、再び完全な公明単体(当時、衆院は新党平和)で臨んだ選挙で、公明は共産の後塵を拝した。比例代表で公明の700万票台に対し共産は800万票を超え、議席も共産15に対し、公明9にとどまったのだ。その後、公明党が自民党との連立に突き進んだのも、この時の衝撃が大きかったからにほかならない。

 自民・民進対決より熱いのが、公共対決なのである。


<週刊文春2016年7月7日号『THIS WEEK 政治』より>

「週刊文春」編集部

215名無しさん:2016/07/31(日) 22:52:15
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016072500710&g=pol
山口公明代表5選へ=9月17日党大会

 公明党は、山口那津男代表の任期満了に伴う代表選を行う党大会を9月17日に東京都内で開く方針を固めた。先の参院選で過去最多に並ぶ14議席を獲得した実績を評価する声が多く、山口氏の5選が確実な情勢だ。
 山口氏は、同党が自民党とともに野党に転落した2009年の衆院選で太田昭宏代表(当時)が落選したのを受けて就任。安全保障関連法など難航した与党内調整で一定の手腕を発揮した。党内は、「山口氏が手を挙げれば続投に反対する人はいない」(幹部)というのが一致した見方となっている。 
 一方、山口氏を支えてきた井上義久幹事長に関しては、憲法改正論議の本格化などを控え、その経験を重視し続投を求める声がある一方で、69歳という年齢を考慮し、世代交代の必要性を指摘する意見もあり、引き続き調整する。(2016/07/25-18:54)

216名無しさん:2016/08/06(土) 16:59:22
http://www.jiji.com/jc/article?g=pol&k=2016080500647
公明代表「参院選は大勝利」=来年の都議選完勝訴え

 公明党は5日、全国県代表協議会を東京都内で開いた。山口那津男代表はあいさつで、先の参院選を「大勝利」と総括。その上で「次の大きな戦いは来年夏の東京都議選だ。首都決戦の完勝を断じて成し遂げたい」と述べ、準備に全力を挙げるよう呼び掛けた。
 山口氏は都議選に関して「今後4年間は五輪・パラリンピック開催を控えた重要な時期だ。そのかじ取り役は公明党が担わなければならない」とも訴えた。推薦候補が敗北した先の都知事選には触れなかった。会議では参院選の結果を詳しく分析。災害対策など当面の政策課題についても意見交換した。 (2016/08/05-16:23)

217名無しさん:2016/08/07(日) 12:12:38
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160801/k10010617041000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_110
公明 山口代表 石井国交相の留任要請
8月1日 17時06分
公明党の山口代表は安倍総理大臣と総理大臣官邸で会談し、3日の内閣改造を前に、党から入閣している石井国土交通大臣の留任を求めました。これに対して安倍総理大臣は「希望は承った」と述べました。
公明党の山口代表は3日の内閣改造を前に、1日夕方、総理大臣官邸を訪れ、安倍総理大臣と会談しました。
この中で山口氏は、党から入閣している石井国土交通大臣について「東日本大震災や熊本地震からの復興にしっかり取り組まなければならないし、リニア中央新幹線などインフラ整備の課題もある。さらに観光振興ということで日本への外国人観光客の受け入れの増大など、国土交通行政には継続性が重要だ」と述べ、石井大臣の留任を求めました。
これに対して安倍総理大臣は「希望は承った」と述べました。
このあと山口氏は記者団に対し「これまでの石井大臣の仕事ぶりは、高く評価してもらっていると思うので、安倍総理大臣が適切に、適材適所で判断されると期待している」と述べました。

218名無しさん:2016/08/07(日) 14:49:18
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016080500647&g=pol
公明代表「参院選は大勝利」=来年の都議選完勝訴え

 公明党は5日、全国県代表協議会を東京都内で開いた。山口那津男代表はあいさつで、先の参院選を「大勝利」と総括。その上で「次の大きな戦いは来年夏の東京都議選だ。首都決戦の完勝を断じて成し遂げたい」と述べ、準備に全力を挙げるよう呼び掛けた。
 山口氏は都議選に関して「今後4年間は五輪・パラリンピック開催を控えた重要な時期だ。そのかじ取り役は公明党が担わなければならない」とも訴えた。推薦候補が敗北した先の都知事選には触れなかった。会議では参院選の結果を詳しく分析。災害対策など当面の政策課題についても意見交換した。 (2016/08/05-16:23)

219名無しさん:2016/08/11(木) 11:48:27
http://www.news24.jp/articles/2016/08/10/07337626.html
東海道線で女性の尻触る 茅ヶ崎市議を逮捕
2016年8月10日 10:20

 東京のJR品川駅に停車中の東海道線の車内で女性の尻を触ったとして、現職の神奈川県の茅ヶ崎市議会議員が現行犯逮捕された。

 東京都の迷惑行為防止条例違反の疑いで逮捕されたのは、茅ヶ崎市議会議員の須賀徳郎容疑者(44)。警視庁によると、須賀容疑者は8日夜、東京・港区のJR品川駅に停車中の東海道線の車内で、女性(24)の尻を触った疑いが持たれている。被害にあった女性が駅員に訴え出て、須賀容疑者はその場で現行犯逮捕された。

 須賀容疑者は犯行時に酔っ払っていて、警視庁の調べに対し、「覚えていない」と容疑を否認しているという。

 須賀容疑者は当選1期目で、公明党茅ヶ崎支部の副支部長を務めている。

220チバQ:2016/08/17(水) 22:11:33
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20160510/plt1605100830001-n1.htm
【解剖 政界キーマン】公明党・山口那津男代表 憲法改正で安倍首相とぶつかり合い? (1/2ページ)
2016.05.10
 公明党には「安倍政権に多くを譲ってきた」(幹部)という思いがある。特定秘密保護法や安全保障法制など、「支持団体の創価学会員も含め『公明党らしさとは何か』との自問自答は続いている」(同)という。

 そのかじ取りを担っているのが山口那津男代表だ。「政権維持」「公明党らしさ」「政治家・山口那津男としての理念」の間で、難しい判断と立ち回りをこなしている。

 山口氏の胸中が伝わってくるのが記者会見やブラ下がりだ。弁護士らしく理路整然と話すが、必ず「真意」や「ヒント」が隠れている。

 最近では、安倍晋三首相と3月30日に会談した後、衆参同日選について「衆院解散は首相の専権事項なので、とやかく言わない」と記者団に語り、「公明党が容認」と報じられた。

 だが、発言全体をみれば、山口氏の「真意」は別にあった。

 公明党中堅議員は「専権事項発言の後、山口氏は『一般論として(同日選は)望ましくない。政権を失うリスクがあり、選挙協力もやりにくい』と話している。同日選は投票用紙が4枚になり、候補名や政党名の書き分けは大変だ。山口氏は『自民党の大幅減もあり得る』と安倍首相を牽制(けんせい)したのだ」と明かす。

 政権奪還直後、安倍首相との会談でもこんな発言をしている。

 山口氏は「今後は、政府でやるべきことを一緒にやっていきましょう」と語った。これは、「憲法改正は政府の仕事でなく国会の仕事。憲法改正は約束できませんよ」という、安倍首相へのメッセージだったという。

 前出の中堅議員は「山口氏は護憲政治家。そのプライドが言わせたのでしょう」と振り返った。

 筆者は以前、衆院議員時代の山口氏の選挙に密着したことがある。自民党との選挙区調整がうまくいかず、小選挙区で自民党候補と激突した。

 山口氏は、選挙区内をドブ板選挙でくまなく回りながら、「真の連立は安易に妥協するのではなく、ぶつかり合いながら醸成されていくもの。こっちだって引けない政策もある」と語っていた。

 熊本地震はあったが、安倍首相は同日選をあきらめていないと筆者はみている。その先には、いよいよ「憲法改正」も見据えている。いずれも、公明党は簡単に受け入れられるものではない。

 「ぶつかることが真の連立。引けないこともある」という山口氏が今後、安倍首相とどう対峙するのか。自公関係も、参院選に向けて緊張度を増しそうだ。 =おわり 

 (政治ジャーナリスト・鈴木哲夫)

221チバQ:2016/08/17(水) 22:13:11
↑ 古い記事だった

222チバQ:2016/08/18(木) 21:11:06
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/politics/mainichi-20160819k0000m010093000c.html
<公明党>9月17日に代表選の党大会 山口氏無投票5選か
19:59毎日新聞

 公明党は18日の中央幹事会で、山口那津男代表(64)の任期満了に伴う代表選を行う定期党大会を9月17日に東京都内で開くことを決めた。立候補受け付けは同9日。2012年衆院選から計4回の国政選挙で勝利を重ねた山口氏の党運営を評価する声が多く、同氏の無投票5選が確実視されている。

 党大会では幹事長などほかの役員人事も決定する。山口氏は18日の記者会見で「残る任期をしっかり全うして責任を果たしていきたい」と述べ、自身の立候補については明言しなかった。【加藤明子】

223名無しさん:2016/08/20(土) 20:54:42
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016082000211&g=pol
焦点は幹事長人事=安定重視か世代交代か-公明党大会

 来月17日の公明党大会では、確実視される山口那津男代表(64)の無投票5選に伴い、新執行部人事が行われる。焦点は井上義久幹事長(69)の去就だ。党内では安定感を重視して続投を支持する声が多いものの、世代交代が遅れるとの見方もあり、山口氏は党内外の意見に耳を傾けながら熟慮するとみられる。
 来年夏には、同党が国政選挙並みに重視する東京都議選が控えている。井上氏は党の支持母体である創価学会とパイプが太く、「井上氏に代わる幹事長は見当たらない」(中堅)との声が上がっている。
 自民党が幹事長に二階俊博氏を起用したことも、影響しそうだ。二階氏は公明党に幅広い人脈を持ち、「二階氏から頼まれると『駄目』と言いにくい」(幹部)という間柄。今後は公明党にとって難しい判断を迫られる憲法改正論議の本格化が予想されるため、党内では二階氏とも渡り合えるベテランの井上氏の手腕に期待が高まっている。
 ただ、井上氏の再任は世代交代の先送りを意味する。同氏の在任期間は来月に丸7年に達する。山口氏の4選時にも世代交代が課題とされ、「任期中に69歳を超える場合は選挙で原則公認しない」との内規の例外扱いとなっている幹部のうち、当時の漆原良夫国対委員長は交代したものの、井上氏は再任された経緯がある。
 井上氏が交代する場合、後任には斉藤鉄夫幹事長代行(64)や北側一雄副代表(63)の名前が取り沙汰されている。(2016/08/20-14:31)

224名無しさん:2016/08/21(日) 10:43:35
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016081800424&g=pol
公明、来月17日に党大会=山口代表、9日にも5選

 公明党は18日の中央幹事会で、2年に1度の全国大会を9月17日に東京国際フォーラム(東京都千代田区)で開催することを決めた。山口那津男代表の任期満了に伴う代表選を同9日に告示し、全国大会で投開票を行う日程も決定した。
 代表選は山口氏の5選が確実視されており、無投票なら9日の告示日に確定する。 (2016/08/18-12:32)

225チバQ:2016/09/01(木) 23:52:53
http://mainichi.jp/articles/20160902/k00/00m/010/065000c
公明
世代交代が進まず 代表選、山口氏が5選へ 

毎日新聞2016年9月1日 21時31分(最終更新 9月1日 21時31分)

9日、立候補受け付け 井上幹事長続投論も強まる
 公明党は9日、代表選の立候補受け付けを行う。山口那津男代表(64)が無投票で5選される見通しで、井上義久幹事長(69)の続投論も強まっている。安倍政権が長期政権となるなかで、安定と継続性を重視したためだが、世代交代が進まないという課題も抱えている。

 山口氏は8月30日、安倍晋三首相の親書を携えて、パナマ、キューバ、コロンビアの各国歴訪に出発した。出発前、成田空港で記者団に代表選について「(外遊の)期間中しっかり考えたい」と述べるにとどめた。

 党内には2009年の就任以来、安定した党運営を続ける山口氏の手腕を評価する声が強く、他に出馬の動きもない。帰国後の17日に東京都内で開く党大会で、代表に正式に選出される予定だ。井上氏も1日の中央幹事会で「17日に党大会がある。臨時国会の見通しも立ってきたので結束して臨みたい」と呼び掛けた。

 井上氏は09年以来、山口氏の下で幹事長を務めている。党内では世代交代を進めるため、斉藤鉄夫幹事長代行(64)の昇格案なども一時取りざたされた。

 しかし、8月の自民党役員人事で、幹事長が谷垣禎一氏から二階俊博氏に交代したことで状況が変化した。二階氏は総裁任期延長論を主導するなど存在感を発揮している。公明党内では「二階氏の腕力に渡り合えるのは井上氏だけだ」(党幹部)との声が広がる。次期衆院選や来年夏の東京都議選も見据え、井上氏留任の見方が強い。党幹部の若返りが進まない結果になりそうだ。【高橋克哉】

226名無しさん:2016/09/04(日) 13:39:29
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160901-00000090-mai-pol
<公明>世代交代が進まず 代表選、山口氏が5選へ 
毎日新聞 9月1日(木)21時32分配信

 ◇9日、立候補受け付け 井上幹事長続投論も強まる

 公明党は9日、代表選の立候補受け付けを行う。山口那津男代表(64)が無投票で5選される見通しで、井上義久幹事長(69)の続投論も強まっている。安倍政権が長期政権となるなかで、安定と継続性を重視したためだが、世代交代が進まないという課題も抱えている。

 山口氏は8月30日、安倍晋三首相の親書を携えて、パナマ、キューバ、コロンビアの各国歴訪に出発した。出発前、成田空港で記者団に代表選について「(外遊の)期間中しっかり考えたい」と述べるにとどめた。

 党内には2009年の就任以来、安定した党運営を続ける山口氏の手腕を評価する声が強く、他に出馬の動きもない。帰国後の17日に東京都内で開く党大会で、代表に正式に選出される予定だ。井上氏も1日の中央幹事会で「17日に党大会がある。臨時国会の見通しも立ってきたので結束して臨みたい」と呼び掛けた。

 井上氏は09年以来、山口氏の下で幹事長を務めている。党内では世代交代を進めるため、斉藤鉄夫幹事長代行(64)の昇格案なども一時取りざたされた。

 しかし、8月の自民党役員人事で、幹事長が谷垣禎一氏から二階俊博氏に交代したことで状況が変化した。二階氏は総裁任期延長論を主導するなど存在感を発揮している。公明党内では「二階氏の腕力に渡り合えるのは井上氏だけだ」(党幹部)との声が広がる。次期衆院選や来年夏の東京都議選も見据え、井上氏留任の見方が強い。党幹部の若返りが進まない結果になりそうだ。【高橋克哉】

227とはずがたり:2016/09/05(月) 11:23:02
2016/9/2 21:35神戸新聞NEXT
http://www.kobe-np.co.jp/news/jiken/201609/0009450234.shtml
参院選中SNS虚偽記載 長岡京市議を不起訴処分

 7月の参院選中に虚偽の事実をインターネットの会員制交流サイト(SNS)に書き込んだとして、公職選挙法違反の疑いで書類送検された京都府長岡京市の男性市議(51)=公明党議員団所属=について、神戸地検は2日までに不起訴処分(嫌疑不十分)とした。処分は8月31日付。

 男性市議はフェイスブックなどに「兵庫県では共産が独自候補を捨て、民進候補の後押しに転じた」と書き込んだとされ、共産党兵庫県委員会が選挙妨害だとして兵庫県警に告発していた。地検は処分理由について「事実認定するのに足りる証拠がない」とする。

228とはずがたり:2016/09/05(月) 11:25:43
米政府、合法大麻で年165億円の医療費を節約
http://www.excite.co.jp/News/economy_clm/20160829/ForbesJapan_3399.html
Forbes JAPAN 2016年8月29日 07時00分 (2016年8月29日 22時22分 更新)

マリフアナ(乾燥大麻)反対派も仰天の調査結果が発表された。米国では、各州で進む医療用大麻の合法化によって、2013年の公的医療保障費を1億6,500万ドル(約165億円)も節約できたのだという。

医学誌ヘルス・アフェアーズに先月発表された論文で、ジョージア大学のデービッド・ブラッドフォードとアシュリー・ブラッドフォードの父娘チームは、これまでに医療用大麻を合法化した州での処方薬の利用状況を詳細に調査。2010〜13年のメディケア(米政府の高齢者・障害者向け公的医療保障制度)関連データを収集し、以下の二つの疑問に取り組んだ。

(1) 医療用大麻で改善する可能性のある症状を持つ患者のうち、どの程度が処方薬の代わりに医療用大麻を選択しているのか

(2) 医療用大麻は、メディケア関連支出に対しどれほどの影響を与えているのか

結論から言うと、17州で医療用大麻が合法化されていた2013年、メディケアは1億6,500万ドルの支出削減を果たしていた。もし米国の全州が大麻を合法化した場合、単純計算してこの3倍に相当する年間5億ドル(約500億円)の節約ができることになる。(もちろん、実際の節約幅は各州の人口によって異なる。民間保険を含めれば、節約額は大幅に増えるだろう)

ブラッドフォード親子は、大麻が「代替治療法として利用できる可能性のある」症状に焦点を絞り、メディケアの「パートD」データベースから8,700万件以上もの処方箋を調査。対象とされたのは、不安、うつ、緑内障、吐き気、痛み、精神病、発作、睡眠障害、痙(けい)性の9症状だった。

論文によると、このうち大麻が症状改善につながることを示す臨床的証拠が最も多いのは痛みで、その信頼度は「中程度」とされている。その他の8症状についての臨床的証拠の信頼度は「低い」または「非常に低い」と評価されている。

これら9症状のうち、8つで処方薬利用が減っていた。中でも最も大きく減少したのは鎮痛剤で、医療用大麻を合法化している州では、合法化していない州と比べ、医師1人当たりの鎮痛剤処方が11.5%減、件数にして3,645件少なかった。これは、統計学上でみても大きな意味を持つ差だ。さらに、うつと発作に対する処方薬利用も大きく減少していた。

処方薬利用が唯一増加していたのは緑内障だったが、これは想定の範囲内だったと研究チームは述べている。というのも、大麻には眼圧を大幅に下げる効果があることが示されている一方で、その効果は1時間程度しか持続しない。そのため、患者がたとえ大麻の効能について耳にしたとしても、最終的には処方薬を選ぶ傾向にあるのだという。

論文執筆者のデービッド・ブラッドフォードはジョージア大学のウェブサイトに掲載されたインタビューで、医療用大麻の合法化は嗜好(しこう)用大麻使用を可能にするための隠れ蓑にすぎないのでは、との疑問にも答えを出したと説明。「われわれが得た証拠は、(大麻が)実際に臨床目的で多く使用されていることを示している」と述べている。米国ではこれまでに24州で医療用大麻が合法化されている。今回の調査結果は、全米で大麻を合法化すれば、メディケア関連支出を数億ドル単位で削減でき、メディケアの対象外の人々もさらに多くの医療費を削減できることを示している。その上、違法大麻の取り締まりにかかる労力や費用も節約できるだろう。

大麻反対派は1930年代から、大麻は他のより危険な薬物に手を染めて犯罪の道へと進む入口となる「ゲートウェイドラッグ」だと主張してきた。だがブラッドフォード親子も指摘しているように、この主張を証明する確かな証拠は存在しない。

今回の調査は、大麻合法化の正当性を経済面から強く裏付けるものだ。大麻を少なくとも医療目的で合法化することによって、医療費の大幅な削減が実現できるのだ。
Steven Salzberg

229名無しさん:2016/09/10(土) 14:41:53
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016090700347&g=pol
共謀罪は慎重対応を=与党、臨時国会「11月末まで」軸-公明

 自民、公明両党の幹事長、国対委員長が7日午前、東京都内で会談した。政府が「共謀罪」を盛り込んだ新たなテロ対策関連法案の臨時国会提出を検討していることに関し、公明党は慎重な対応を求めた。26日召集予定の臨時国会の会期は、11月末までを軸に調整を進めることで一致した。(2016/09/07-12:38)

230名無しさん:2016/09/10(土) 18:24:11
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160905/k10010670481000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_114
公明 山口代表 「共謀罪」法案の提出準備に理解
9月5日 13時19分
公明党の山口代表は訪問先のキューバで記者団に対し、「共謀罪」の構成要件を厳しくして罪名も変更する、組織犯罪処罰法の改正案をめぐり、法務省が国会提出の準備を進めていることに理解を示す一方、提出にあたっては内容の説明を十分尽くすべきだと指摘しました。
テロなどの謀議に加わった場合に処罰の対象となる「共謀罪」をめぐって、法務省は適用範囲を限定し、構成要件を厳しくしたうえで、「テロ等組織犯罪準備罪」に罪名を変更する組織犯罪処罰法の改正案を、早期に国会に提出したい考えで準備を進めています。
これについて公明党の山口代表は、日本時間の5日午前、訪問先のキューバで記者団に対し、「2019年のラグビーのワールドカップや、2020年の東京オリンピックなどを控え、日本も国内法をきちんと整備して、テロが起きない法的環境を整えていくことは重要だ」と述べ理解を示しました。
一方で山口氏は、「過去の『共謀罪』の議論では、あらぬ誤解も多々あったので、いたずらな懸念が及ばないよう、テロの防止に効果があるのかどうかなど、わかりやすく説明する必要がある」と指摘しました。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160909/k10010676711000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_035
公明党代表選 山口氏 無投票で5回目当選の見通し
9月9日 5時38分
公明党は今月17日の党大会で行う代表選挙に向けて、9日に立候補の受け付けを行うことにしていて、山口氏の5回目の当選が無投票で決まる見通しです。
公明党は、山口代表の4期目の任期が今月満了を迎えることから、今月17日に2年に1度の党大会を開いて代表選挙を行うことにしていて、9日午後に立候補の受け付けが行われます。

山口氏は今回の代表選挙への立候補について、7日まで滞在していたキューバで、「自分の考え方を整理して、帰国後速やかにはっきりさせたい」と述べるなど、まだ明言していませんが、党内では「次の衆議院選挙の時期が見通せない中で、党の顔を変えるわけにはいかない」として、山口氏の続投を求める声が大勢です。

さらに、ほかに立候補の動きもないことから、山口氏1人が立候補して5回目の当選が無投票で決まる見通しです。
山口代表の任期は2年で、17日の党大会で正式に承認されます。

231名無しさん:2016/09/10(土) 18:24:22
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160909/k10010677811000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_027
公明 山口氏 党の代表選に立候補を表明
9月9日 12時29分
公明党の山口代表は、党の中央幹事会で党の代表選挙について、「内外の課題が山積する中で連立政権の安定が求められており、全力で頑張る決意だ」と述べ、立候補する考えを表明しました。
公明党は、山口代表の4期目の任期が今月、満了を迎えることから、来週17日に2年に1度の党大会を開き代表選挙を行うことにしていて、9日午後、立候補の受け付けが行われます。

これを前に、山口代表は党の中央幹事会で、「これまで4期7年にわたって代表を務めてきたが、今、内外の課題が山積する中で、連立政権の安定が求められている。粉骨砕身、全力で頑張っていく決意だ」と述べ、代表選挙に立候補する考えを表明しました。

党内では、山口氏の続投を求める声が大勢なのに加え、ほかに立候補の動きもないことから、山口氏1人が立候補して5回目の当選が無投票で決まる見通しです。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160909/k10010678381000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_015
公明 山口代表が無投票で5回目の当選
9月9日 17時04分
任期満了に伴う公明党の代表選挙は、9日、立候補の受け付けが行われ山口代表のほかに立候補の届け出がなかったことから、山口氏の5回目の当選が無投票で決まりました。山口氏は記者会見し、引き続き、デフレ脱却に向けて、取り組む考えを示しました。
任期満了に伴う公明党の代表選挙は、9日午後1時から、東京・新宿区の党本部で、立候補の受け付けが行われました。その結果、山口代表のほかに立候補の届け出はなく、山口氏の5回目の当選が無投票で決まりました。

このあと、山口氏は記者会見し、「新しい世代の育成に努め、公明党の持ち味であるネットワークの力を最大限に発揮できるように努めたい。また、連立政権で取り組む、デフレ脱却への経済施策の中で、成長と分配の好循環を成し遂げていく」と述べ、引き続き、デフレからの脱却に向けて、取り組む考えを示しました。

また、山口氏は、党の役員人事について、「連立政権を安定的に運営し、国民の期待する政策を実行することが最優先であり、それにふさわしい陣容を考えていきたい」と述べました。
山口氏の任期は2年で、来週17日に開かれる党大会で正式に承認されます。

232名無しさん:2016/09/11(日) 14:44:02
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016090900067&g=pol
山口代表が5選=井上幹事長の続投示唆-公明

 公明党の山口那津男代表(64)の任期満了に伴う党代表選が9日午後、告示された。山口氏以外に立候補の届け出はなく、同氏の無投票5選が確定した。この後、山口氏は記者会見し、幹事長人事について「自民党幹事長との関係が、最も重視すべきポイントだ。長年の政治経験が物を言う場面も多い」と述べ、井上義久幹事長(69)の続投を示唆した。
 17日の党大会で正式に選出される。新たな任期は2018年9月までの2年間。代表の5選は、公明党が1998年に再結成して以降、神崎武法氏の4選を抜き最多。世代交代が進まないとの指摘に関し、山口氏は「後継体制をつくる正念場の2年間になる」と述べ、後継者の育成に意欲を示した。 
 一方、山口氏は憲法改正について、「今は(政党間で)何らの合意も見いだしがたい状況だ」と述べ、慎重な論議を求めた。憲法9条に関しては「平和安全法制の(制定)過程で、解釈の限界を突き詰めた。それを自己否定するような議論は必要ない」として、改正に否定的な考えを改めて示した。(2016/09/09-18:46)

233名無しさん:2016/09/19(月) 11:18:11
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016091500904&g=pol
井上氏ら現執行部留任へ=都議選控え安定重視-公明

 公明党の山口那津男代表は15日、井上義久幹事長を留任させる方針を固めた。石田祝稔政調会長や大口善徳国対委員長、漆原良夫中央幹事会長ら主要幹部も続投させる。同党が国政選挙並みに重視する来年夏の東京都議選や次期衆院選に備え、党運営の安定性を重視した。17日の党大会で承認される見通し。
 山口氏は15日の記者会見で、現執行部について「政権を支え、国民の期待に応え、政策実現に一定の役割を果たしてきた」と評価。新執行部人事に関しては「自民党と政権を支える安定的な取り組みができる布陣が重要だ」と指摘し、二階俊博幹事長らベテランが役員を占める自民党とのバランスに配慮する考えを示した。(2016/09/15-21:19)

234名無しさん:2016/09/19(月) 15:33:59
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160915/k10010687311000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_067
公明 山口代表 主要幹部を再任する方針固める
9月15日 14時19分
公明党の山口代表は、任期満了に伴う党役員人事で、政権与党として安定した体制を維持する必要があるとして、井上幹事長や石田政務調査会長ら主要な幹部を再任する方針を固めました。
公明党の山口代表は、任期満了に伴う党の代表選挙で先週、無投票で5回目の当選が決まったのを受けて、党役員人事の調整を進めてきました。
その結果、山口氏は、政権与党として安定した体制を維持する必要があるとして、北側副代表と古屋副代表、井上幹事長、漆原中央幹事会会長、石田政務調査会長、大口国会対策委員長ら、主要な幹部を再任する方針を固めました。
山口氏としては、自民党が二階幹事長をはじめベテラン議員を執行部に起用していることを踏まえ、今の体制を維持することで、引き続き与党内の調整を円滑に進めていきたいという考えがあるものと見られます。
山口氏は、こうした党役員人事を17日に開かれる党大会に諮り、承認を得たい考えです。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160917/k10010690561000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_011
公明党 山口代表5選「『加憲』の議論深めたい」
9月17日 18時20分
公明党の党大会が東京都内で開かれ、山口代表の5選が正式に承認されました。山口氏は憲法改正に関連して、「何を『加憲』の対象にすべきか議論を深めたい」と述べるとともに、衆議院の解散・総選挙に「一層の緊張感を持たなければならない」と呼びかけました。
公明党は、17日、2年に1度の党大会を開き、はじめに、山口代表の5選を正式に承認しました。
これを受けて、山口氏は「日本経済は着実に回復に向かっているが、まだ道半ばであり、経済再生と社会保障の充実が最重要課題だ。憲法改正については、公明党は、今の憲法に新たな条文をつけ加える『加憲』の立場であり、何を『加憲』の対象にすべきか、議論を深めたい」と述べました。

また、山口氏は「来年夏の東京都議会議員選挙に向け、党の基盤を強固に築き上げたい。また、衆議院選挙を断じて勝ち抜くために、常在戦場の心構えで、すべての議員が一層の緊張感を持たなければならない」と呼びかけました。

公明党が平成10年に再結成されてから、代表が5選されるのは山口氏が初めてで、来年8月には、在任期間でも神崎武法氏を抜いて最も長くなります。
党大会には、安倍総理大臣が来賓として出席し、「来月、衆議院の補欠選挙が東京と福岡で行われるので、われわれも早く公認を決定したい。野党は政策を棚上げして、勝つためだけに統一候補を出してくるだろうが、このような勢力に負けるわけにはいかない」と述べました。

一方、党大会では、井上幹事長や石田政務調査会長ら幹部の再任も承認されました。
井上幹事長「衆院選に常在戦場の構えで対応」
公明党の井上幹事長は、党大会で衆議院の解散・総選挙の時期について、「来年の秋以降は新しい選挙区の区割りで行われると思うが、安倍総理大臣は解散権の制約に極めて否定的な考えを示しているので、今の区割りの下で行われる可能性も十分にある。この年末以降は衆議院議員の任期がちょうど折り返しにもなるので、常在戦場の構えをより強くして対応しなければならない」と述べました。

235名無しさん:2016/09/19(月) 21:44:32
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160917-00000125-mai-pol
<公明党>解散にらみ幹部留任…改憲、自民主導を警戒
毎日新聞 9月17日(土)21時39分配信

 公明党の山口那津男代表は17日の党大会で「もとより衆院選は常在戦場の心構えだが、本日より全議員が一層の緊張感を持たなければならない」と訴えた。井上義久幹事長ら主要幹部を全員留任させたのは、早期の衆院解散・総選挙に備える意味もある。一方、安倍晋三首相が意欲を示す憲法改正については「どう改正するかの議論は衆参両院の憲法審査会でまだ行われていない」と指摘。改憲論議が自民党主導で加速することへの警戒感をにじませた。【高橋克哉】

 来年夏には公明党が地方選で最も重視する東京都議選が控えている。同党は都議選と衆院選が近接することを望んでおらず、早期解散を「ベターな選択肢」(党幹部)と容認する声がある。党大会で衆院選の見通しを問われた井上氏は「年末以降は(任期の)折り返しになるので、常在戦場の構えをより強くしなければならない」と答弁した。

 今回の党役員人事で世代交代を進める構想もあった。しかし、自民党では8月に二階俊博氏が幹事長に就任。山口氏は、連立政権で公明党が存在感を示すには井上氏の続投が最適と判断した。

 現行憲法を評価する公明党は、時代に合った条文を付け加える「加憲」の立場で、自民党の主張とはかなりの相違がある。任期中の改憲を目指す首相に対し、山口氏は17日の記者会見で「(自民党)総裁任期とは必ずしも関係しない」と述べ、議論が拙速にならないようけん制した。

 ただ、安定感を重視した今回の人事は、課題の先送りでもある。首相とパイプを持つ太田昭宏前国土交通相は70歳、漆原良夫党中央幹事会会長は71歳、井上氏は69歳。「任期中に69歳を超えない」という党規定の定年にすでに達している。「山口・井上体制の『イエスマン』ばかりが主要ポストに収まり、活発な党内議論ができていない」(中堅議員)と危ぶむ意見がないわけではない。

236名無しさん:2016/09/19(月) 22:53:01
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016091700264&g=pol
「現行区割りで衆院選」=公明幹部、1月解散念頭か

 公明党の井上義久幹事長が17日の党大会で、次期衆院選について「現行の区割りの下で行われる可能性は十分ある」と言及した。小選挙区の「1票の格差」を是正するための改正公職選挙法に基づく区割り改定案は、来年5月の勧告が想定されている。衆院解散はこれより前にあり得るとの見通しを示した発言で、臆測を呼びそうだ。
 来年夏には、公明党が重視する東京都議選が控えている。同党は支持母体の創価学会の負担を考慮して、都議選と衆院選は「3〜4カ月離れているのが望ましい」との立場。2017年度予算成立が想定される3月末でもこの条件は満たされるが、時間的ゆとりをみれば、同党には1月の通常国会冒頭の方がより対応しやすいだけに、井上氏の念頭には「1月解散」もあるとみられる。 (2016/09/17-18:28)

http://www.jiji.com/jc/article?k=2016091700304&g=pol
問われる「ブレーキ役」=改憲への対応に苦慮-公明

 17日の公明党大会で、山口那津男代表の5期目の新体制がスタートした。さまざまな懸案が横たわる中、同党にとって最大の課題は憲法改正への対応だ。いわゆる「改憲勢力」が衆参両院で3分の2の議席を確保する中、安倍晋三首相の意向を受け、前のめりな姿勢を隠さない自民党とどう向き合うか。改憲論議で「ブレーキ役」を果たせるかが問われる。
 「国民の理解をじっくりと促しながら、国会で幅広い合意形成を進めていくべきだ」。山口氏は党大会のあいさつで憲法改正に言及し、性急な改憲論議にくぎを刺した。
 公明党は先の参院選公約で、憲法に一切触れなかった。そうした中、山口氏があえて憲法を取り上げたのは、「党内に広がる不安を払拭(ふっしょく)する」(党幹部)狙いからだ。
 背景には、自民党が首相の党総裁任期中の改憲実現を見据え、26日召集の臨時国会から改憲論議を本格化させ、改憲項目の絞り込みを加速させる構えを見せていることがある。公明党内には、改憲の実績ができれば「アリの一穴」となり、自民党が9条改正に突き進みかねないとの懸念が少なくない。
 「現行憲法を真っ向から否定する人々と、公明党が同一視されることがあってはならない」。党大会では、茨城県の代表者がこう発言。現行憲法の制定過程に疑問を呈し、自主憲法制定を目指す自民党などに引きずられないよう求めた。
 公明党は「現憲法を高く評価」(山口氏)する立場で自民党との憲法観も異なる。公明党としては国民の議論の成熟度合いを見定めながら、慎重に議論を進めたいのが本音だ。
 ただ、衆参の憲法審査会で改憲論議がスタートすれば、公明党も一定の時期に結論を迫られるのは必至。憲法問題で自民党と対立し、連立を離脱する選択肢もない。「真綿で首を絞めるように追い詰められるのではないか」。公明党幹部の一人は、党の置かれた苦しい立場をこう吐露した。(2016/09/17-22:18)

http://www.jiji.com/jc/article?k=2016091700186&g=pol
加憲対象「議論深める」=山口代表5選、執行部続投-公明

 公明党は17日、東京都内で定期党大会を開き、山口那津男代表(64)の5選を承認した。任期は2018年9月までの2年間。井上義久幹事長(69)ら執行部の続投も承認された。山口氏はあいさつで憲法改正に言及し、「党憲法調査会で現憲法をさらに検証し、何を加憲の対象にすべきかの議論を深めていく」と表明した。
 山口氏は「各党、各議員が(衆参両院の)憲法審査会を中心に、落ち着いて議論を深めることが必要だ。国民の理解をじっくりと促しながら、国会で幅広い合意形成を進めていくべきだ」と指摘。公明党が国政選挙並みに重視する来年の東京都議選にも触れ、「首都決戦の全員当選を勝ち取っていこう」と呼び掛けた。
 一方、井上氏は地方代表者との質疑で、次期衆院選について「現行の区割りの下で行われる可能性は十分ある。常在戦場の構えを強くして対応していかなければならない」と述べ、区割り改定案の勧告が想定される来年5月までの衆院解散も念頭に準備を加速するよう求めた。
 来賓として出席した安倍晋三首相(自民党総裁)は「連立政権の質は高まってきた。大きな成果を協力して挙げていきたい」と強調。10月の衆院東京10区、福岡6区両補欠選挙に触れ、「早く公認(候補)を決定したい。ともに勝ち抜きたい」と語り、自公両党の結束を訴えた。

 党大会では、党運営の安定性を重視する観点から、石田祝稔政調会長(65)、大口善徳国対委員長(61)、漆原良夫中央幹事会長(71)ら主要幹部の続投も決まった。 (2016/09/17-18:44)

237名無しさん:2016/09/22(木) 11:38:03
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016092100417&g=pol
衆院総務委員長に竹内氏=公明

 公明党は21日、衆院総務委員長に竹内譲氏、経済産業委員長に浮島智子氏を充てる人事を内定した。26日召集の臨時国会で指名される。 
 【総務】
 竹内 譲氏(たけうち・ゆずる)京大法卒。財務政務官、厚生労働副大臣。比例近畿、当選4回。58歳。
 【経済産業】
 浮島 智子氏(うきしま・ともこ)東京立正高卒。文部科学政務官、環境政務官。比例近畿、当選2回、参院当選1回。53歳。(2016/09/21-13:09)

238名無しさん:2016/09/22(木) 13:06:30
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160908-00006542-sbunshun-pol
安倍首相もうらやむ山口代表 5選のウラに公明党の人材難
週刊文春 9月8日(木)12時1分配信

 安倍晋三自民党総裁の任期延長問題で揺れる自民党をよそに、公明党の山口那津男代表(64)が9月17日の党大会で、無投票で5選される。在任期間は既に7年。就任した2009年は、太田昭宏前代表の衆院選落選に伴う「暫定党首」ともみられたが、公明党代表としては、前々任の神崎武法氏の約8年の記録を抜くのは確実だ。

 公明党の代表選に複数の候補が出馬した例は結党以来、一度もない。

「トップは支持母体の創価学会と、党の協議で決定するのが通例」(党関係者)

 山口続投に、誰も異論はない。問題は後継者難だ。ずっとコンビを組んできた井上義久幹事長も69歳。公明党には、議員任期中に66歳を超える場合は原則公認しないとの内規があったが、2年前の衆院選で、69歳に変更。

「井上氏や太田氏、漆原良夫中央幹事会会長ら有力幹部がそろって引退せざるを得なくなるためにあわてて、変更したのです」(同前)

 井上氏本人も何度となく人事のたびに、「もう潮時だ」と周辺に漏らしているが、今回も「自民党の老練な二階俊博幹事長に対抗するには、ベテランの井上氏しかいない」(党中堅)との理由で、留任が有力視されている。

「ポスト山口」で名前があがるのは石井啓一国土交通相、斉藤鉄夫幹事長代行、高木陽介経産副大臣らの1993年初当選組。この選挙では当時の市川雄一書記長の下、大幅な世代交代が図られ、「将来の党を担う黄金世代」との期待が強かったが、学会と党の評判は「帯に短し、たすきに長し」。

「石井氏は人望に乏しく、斉藤氏は人柄温厚ながら決断力がなく、高木氏は策士すぎる」とは、ある幹部の寸評だ。

 さらに93年初当選組では赤羽一嘉氏や上田勇氏らも伸び悩んでいる。旧公明党はその後、96年には小沢一郎氏が率いた新進党として衆院選を戦ったこともあり、学会関係者は「2000年衆院選以降の議員は、それ以前の議員たちとは質が異なる。なんとか93年組で引き継いでもらうしかない」と頭を抱える。

 あるOBは「公明党はこれまで、常に“プリンス”と呼ばれる後継候補がいたが、今は見当たらない。学会の池田大作名誉会長の健康問題もある。いざという時は、党は存亡の危機を迎える」と懸念を隠さない。「山口長期政権」のウラには、たくさんの問題が眠っているのだ。


<週刊文春2016年9月15日号『THIS WEEK 政治』より>

「週刊文春」編集部

239名無しさん:2016/10/02(日) 01:27:41
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160928/k10010709661000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_049
山口公明代表「いつ解散あってもおかしくない」
9月28日 15時05分
公明党の山口代表は東京都内で講演し、衆議院の解散・総選挙について、「いつあってもおかしくなく、心構えとしては常在戦場だ」と述べ、選挙に向けた準備を急ぐ考えを示しました。
この中で、山口代表は「衆議院の解散は安倍総理大臣だけに認められているが、安倍総理大臣が決断しようというときに、『準備ができていないからやめてくれ』と言う与党では困る」と述べました。

そのうえで、山口氏は「7月の『衆参ダブル選挙』はやるべきではないと安倍総理大臣に明確に言ってきたが、それが無かったので、これから先は、いつ解散があってもおかしくない。衆議院議員の任期満了まで時間があまりあるわけでもないので、心構えとしては常在戦場だ」と述べ、選挙に向けた準備を急ぐ考えを示しました。

一方、山口氏は、憲法改正をめぐる議論について、「憲法改正を否定しない政党や政治家が大部分だが、どこをどう変えたらいいかという議論は未成熟だ。今の臨時国会で合意の種ができるほど簡単なものではない」と述べました。

240名無しさん:2016/10/02(日) 01:46:07
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016093000448&g=pol
「強行採決」発言を批判=公明幹部-自民も引き締め

 公明党の漆原良夫中央幹事会長は30日の記者会見で、自民党の福井照衆院議員が環太平洋連携協定(TPP)承認案を強行採決する可能性に言及したことについて、「選挙に勝ち国民の目が厳しくなっているところに、強行採決をにおわすような発言は絶対にしてはいけない。とんでもないことだ」と厳しく批判した。「野党が審議引き延ばしの道具に使う可能性がないわけではない」とも語り、今後の国会運営への影響に懸念を示した。

 福井氏の発言を受け、自民党の二階俊博幹事長は同日の役員連絡会で「限られた会期の中でスピード感、緊張感を持って審議に臨まなくてはならない。言動などに細心の注意を払うようお願いする」と引き締めを図った。 (2016/09/30-12:38)

241名無しさん:2016/10/02(日) 10:09:50
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016092600221&g=pol
山口公明代表、唐氏と会談

 公明党の山口那津男代表は26日、来日中の唐家セン中日友好協会会長(元国務委員)と東京都内で会談した。両氏は、中国の海洋進出で緊張状態が続く日中関係の改善に向け、与党間交流などを通じ対話を継続していくことで一致した。
 山口氏は「日中関係が改善の流れを確かなものにできるよう共に努力し合いたい」と表明。唐氏は「対話を通じてのみ出口が見えてくる。ハイレベルの交流を引き続きやろう」と応じた。
 唐氏は滞在中、自民党の高村正彦副総裁や二階俊博幹事長とも会談する予定。(2016/09/26-11:23)

242名無しさん:2016/10/08(土) 16:14:04
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20161003/k10010715781000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_097
公明 幹事長が苦言 TPPめぐる自民党議員発言で
10月3日 15時05分
3日の政府与党協議会で、TPP=環太平洋パートナーシップ協定の審議をめぐって、自民党の議員が強行採決を行う趣旨の発言をしたことを受けて、公明党の井上幹事長は「おごりや緩みが出ないようお願いしたい」と苦言を呈しました。
TPP=環太平洋パートナーシップ協定の審議をめぐって、自民党の福井照元文部科学副大臣は先週、「強行採決という形で実現するよう頑張る」と発言し、衆議院の特別委員会の理事を辞任しました。

こうした中、3日の政府与党協議会で、公明党の井上幹事長は「国民の厳しい目があり、政府・与党としておごりや緩みが出ないようお願いしたい」と苦言を呈し、大口国会対策委員長も「失言は野党の攻撃材料になりかねず、緊張感を持ってもらいたい」と述べました。
これに対し、自民党の竹下国会対策委員長は「ご迷惑をおかけし、おわび申し上げる。気の緩みを戒めるよう徹底していきたい」と述べました。

一方、会合で竹下氏は今年度の第2次補正予算案について、4日中の衆議院通過を目指す考えを伝えました。

会合のあと、二階幹事長は記者会見で、「限られた会期の中で、第2次補正予算案やTPPなどの審議に臨まなければならず、スピード感、緊張感を持って当たりたい」と述べました。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20161006/k10010719941000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_047
公明 漆原氏 衆院補選の野党一本化を批判
10月6日 13時44分
公明党の漆原中央幹事会会長は記者会見で、野党4党が来週告示される2つの衆議院の補欠選挙で民進党の候補者に一本化して各党が支援することについて、「政策面の合意がないのに選挙で連携するのはあるべき姿ではない」と批判しました。
今月11日に告示される衆議院東京10区と福岡6区の補欠選挙で、民進党、共産党、生活の党、社民党の4党は5日、いずれの選挙区でも、共産党が候補者を取り下げ、民進党の候補者に一本化して、各党が支援することで合意しました。
これについて、公明党の漆原中央幹事会会長は記者会見で、「とくに衆議院選挙で、政党が一緒に支援する場合には、政権合意や政策合意をしっかり作ることが大前提だ」と指摘しました。そのうえで、漆原氏は「選挙だけ応援するとかしないとかという話は、あるべき姿ではない」と述べ、野党側の対応を批判しました。

243名無しさん:2016/10/09(日) 10:18:24
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016100300407&g=pol
「TPP強行採決」に苦言=公明

 公明党の大口善徳国対委員長は3日の政府・与党協議会で、自民党の福井照衆院議員が環太平洋連携協定(TPP)承認案を「強行採決」すると発言して野党の反発を招いた問題を念頭に、「失言は野党の攻撃材料になりかねない。緊張感を持って対応してもらいたい」と苦言を呈した。
 これに対し、自民党の竹下亘国対委員長は「気の緩みをおわびしたい」と謝罪。国会審議に緊張感を持って当たることを申し合わせた。 (2016/10/03-14:04)

244名無しさん:2016/10/11(火) 00:17:52
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161003-00000533-san-pol
公明幹部から苦言続出 自民・福井照氏の「強行採決で実現」発言に
産経新聞 10月3日(月)15時47分配信

 政府・与党が今国会での成立を目指す環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)の承認案・関連法案をめぐり、衆院TPP特別委員会理事だった福井照衆院議員が「強行採決で実現する」などと発言した問題で、3日の政府与党協議会では公明党幹部から苦言が相次いだ。

 井上義久幹事長は「与党として怠ることなく、おごり、緩みが出ることがないように、しっかりしていかなければならない」と不快感を表明。大口善徳国対委員長も「失言は野党の攻撃材料になりかねない。緊張感を持って対応してもらいたい」と注文を付けた。

 これに対し、自民党の二階俊博幹事長は「政府・与党一体となって、緊張感を持ってあらゆる面でしっかり審議を充実させ、停滞がないようにしていきたい」と応じた。竹下亘国対委員長は「気の緩みには、おわびを申し上げたい」と陳謝した。

245名無しさん:2016/10/14(金) 22:39:48
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016101100364&g=pol
野党の共通政策不明確=衆院補選で山口公明代表

 公明党の山口那津男代表は11日の記者会見で、同日告示された衆院東京10区、福岡6区の両補欠選挙で民進、共産、生活、社民の野党4党が統一候補を擁立したことに関し、「共通政策が明確でないまま協力することが、有権者に誠実な対応と受け止められるか疑問だ」と批判した。
 両選挙区では民進党が公認候補を擁立、他の3党が支援する形となっている。山口氏は「蓮舫代表のリーダーシップが問われる」とも語った。(2016/10/11-12:03)

246とはずがたり:2016/10/20(木) 22:33:54
農水相辞任に応ぜず=公明なお不快感―政府
http://news.goo.ne.jp/article/jiji/politics/jiji-161020X592.html
12:25時事通信

 菅義偉官房長官は20日午前の記者会見で、野党が環太平洋連携協定(TPP)承認案の強行採決の可能性に言及した山本有二農林水産相の辞任を求めていることに対し、「辞任するような話ではない」と応じない考えを改めて示した。

 一方、公明党の山口那津男代表は同日の党中央幹事会で山本氏の発言に触れ、「委員会の進行が妨げられていることは誠に遺憾だ。二度と軽率な発言がないようにしていただきたい」と不快感を示した。同党の漆原良夫中央幹事会長も会見で「謝罪するくらいなら初めから言うな。みっともない」と批判したが、進退に関しては「基本的には本人が決めることだ」と述べるにとどめた。

247名無しさん:2016/10/23(日) 11:42:09
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161020-00000063-san-pol
“TPP強行採決”山本農水相も不用意発言 「気の緩み」公明激怒
産経新聞 10月20日(木)7時55分配信

 ■特別委理事が辞任したばかり

 環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)承認案と関連法案をめぐり、山本有二農林水産相が18日に強行採決が選択肢と受け取れる発言をし、衆院TPP特別委が19日、紛糾した。目標とする今月中の衆院通過を控えた中での不用意な発言に、連立を組む公明党は「政府の気の緩みだ」と激怒。それでも政府・与党は同日夜、民進党などが退席した中で審議を進めたが、大きな禍根を残した。(田中一世)

 ◆菅氏が厳重注意

 真っ先に山本氏糾弾の声を上げたのは野党ではなく、公明党だった。19日朝の自民党幹部との会談で、井上義久幹事長は「問題ある発言で、すぐに対応すべきだ」と批判。自民党の二階俊博幹事長が陳謝した上で直ちに菅義偉(すが・よしひで)官房長官に「緊張感を持ってやってほしい」と申し入れ、菅氏が山本氏を厳重注意した。

 山本氏は18日夜に開かれた自民党の佐藤勉衆院議院運営委員長のパーティーで「野党は『強行採決するやろ』と安倍晋三首相に聞くが、私は内心思っている。強行採決するかどうかは佐藤さんが決めるんだ」と述べた。会場は笑いに包まれた。公明党が怒りを募らせるのも無理はない。TPP関連の政府・自民の緩みはこれで2回目だからだ。

 ◆謝罪も野党硬化

 9月29日には、特別委理事だった福井照衆院議員が「強行採決で実現する」と述べ、理事辞任に追い込まれていた。今度は担当の閣僚が失態を演じた形だ。

 「強行採決」発言は野党の格好の攻撃材料となった。山本氏は特別委理事会で「不適切な発言をして申し訳ない」と謝罪。それでも民進党は19日の審議を拒み、正常化の条件として山本氏辞任と、塩谷立委員長(自民)による「強行採決をしない」との念書を提出するよう突き付けた。

 山本氏は、予定より約6時間遅れて始まった19日夜の特別委で重ねて謝罪したが、民進、共産両党は「おかしい。強行だ」と訴えて退席。両党欠席のまま、採決の前提となる地方公聴会の24日開催が与党と日本維新の会の賛成で決まった。

 首相は17日の特別委で「わが党は強行採決をしようと考えたことはない」と明言したばかり。政府・与党は月内の衆院通過方針を崩さないが、失言騒動のあおりで20日に予定されていた衆院憲法審査会の幹事懇談会が開催できない方向となるなど、他の国会審議への影響も出始めている。

 自民党幹部はこう心情を吐露した。「山本氏に『バカヤロー!』と叫びたいよ…」

248とはずがたり:2016/11/04(金) 19:55:25

90歳で再婚の元公明党委員長 創価学会と党の関係暴露で除名の過去
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160611-00509366-shincho-pol&pos=1
デイリー新潮 6月11日(土)5時52分配信

〈墓場に近き老いらくの、恋は怖るる何ものもなし〉と詠んだのは、60代半ばで家庭ある年下の女流歌人と恋に落ちた歌人の川田順である。だが、老いらくの恋という意味では、こちらも負けていない。公明党躍進の立役者ながら、政界引退後は古巣に裏切り者と罵られ続けた竹入義勝氏。御年90歳の元委員長は、人知れず新たな伴侶を得ていた。

 ***

 福岡市内の官庁街にほど近い閑静な住宅地――。二重のオートロックで厳重に守られた、築10年に満たない真新しいマンションの一室が、竹入氏の新居であり、愛の巣である。

 創成期の公明党で20年もの長きに亘り、委員長を務めた竹入氏は党の枠を超えた活躍で知られる。日中国交正常化に際しては、親交の深かった田中角栄と周恩来首相(当時)との橋渡し役を担った。

 だが、1990年に永田町を去ると、それ以降はほとんど表舞台に姿を現していない。そんな竹入氏に降って湧いたのが、今回の再婚話だった。

 知人が明かすには、

「6年前に奥さんを亡くされてから、竹入さんは恵比寿の自宅で独り暮らしをしていました。足腰が弱って盆栽の手入れも満足にできないと聞き、心配していたのですが、“どうやら再婚したらしい”という情報を昨年末に耳にしまして……。お相手の女性は60代後半で、竹入さんと同じく日蓮正宗を信仰しています。信徒が集まる法華講で知り合って一昨年に入籍し、現在は、彼女の実家がある福岡で暮らしているそうです。ただ、お子さんたちに反対されたこともあって再婚は公にしていないとか」

■静かな日々
 何しろ、今年で卒寿を迎えた父親の再婚話である。子供たちが困惑するのも無理はなかろう。

「確かに、2人の妹たちは、亡くなったお袋のことを思って最後まで親父の入籍を嫌がっていましたね」

 淡々と語るのは竹入氏の長男である。

「2年前に親父が再婚すると言い出した時は、本当に寝耳に水でした。しかも、福岡で暮らしたいと言う。入籍はともかく福岡に引っ越したら、親父の身に何かあってもすぐには駆けつけられません。転居だけは思い留まるよう説得しましたが、頑として譲らなかった。最後は親父の気持ちを尊重して僕が折れました。僕ら兄妹は相続を放棄することにして、恵比寿の家も売却しています。これまで大変な苦労をして僕らを養ってくれたわけですから、最後くらいは親父の好きにさせてあげたかった」

“苦労”とは、古巣からの執拗な攻撃に他ならない。

 政界引退後の98年、竹入氏は朝日新聞紙上で創価学会と公明党の政教一致の実態を暴露し、党を除名される。

 聖教新聞や公明新聞はその後、“天下の変節男”“欺瞞の天才”“恩を仇で返す人間失格”と、竹入氏に批判の集中砲火を浴びせ続けた。

「その頃から、我が家は学会の偵察隊に監視されているんです。和解に終わったものの、党の金を横領したとして親父が訴えられたこともありました」(同)

 そうした“攻撃”から逃れるため、新たな暮らしを選んだのだろうか。

 竹入氏本人に取材を申込むと、言葉少なに、

「年齢も年齢ですし、ただただ、静かな日々を過ごすことを望んでおります」

 とだけコメントした。

 身も心も捧げた組織にも、家族にも別れを告げ、かつての大物政治家は老いらくの恋を選んだのである。

「ワイド特集 言ってはいけない」より

「週刊新潮」2016年6月9日号 掲載

249名無しさん:2016/11/06(日) 14:51:29
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161102-00000512-san-pol
山本農水相失言 公明・漆原良夫中央幹事会会長「猛省を促す」「すぐわびるんなら、しゃべるな」
産経新聞 11/2(水) 10:58配信

 公明党の漆原良夫中央幹事会会長は2日の記者会見で、環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)承認案と関連法案の採決をめぐり、再び失言した山本有二農林水産相に対し、強い不快感を示した。「不誠実な言動の積み重ねが安倍晋三内閣の体力を奪っていくということを認識してもらいたい。猛省を促したい」と指摘した。

 山本氏が菅義偉官房長官に謝罪したことにも「しゃべって、すぐわびるんなら、しゃべるなと申し上げたい」といらだちを隠さなかった。山本氏の進退に関しては「本人がどう考えるかだ」と述べるにとどめた。

 与野党は1日にTPP承認案などについて4日の衆院本会議採決で合意したが、山本氏は1日夜の自民党議員のパーティーで、TPP承認案に関する自身の「強行採決」発言を念頭に「冗談を言ったら首になりそうになった」と述べ、与野党から批判を浴びている。

250名無しさん:2016/11/06(日) 22:40:34
http://this.kiji.is/166353401291032058
TPP衆院採決日程が不透明に、と公明幹部
2016/11/2 10:08
公明党の大口国対委員長はTPP承認案の採決日程に関し「不透明になった」と述べた。山本農相の発言受け。

251名無しさん:2016/11/13(日) 12:07:21
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016110900299&g=pol
公明、カジノ法案審議容認

 公明党は9日の与党幹事長・国対委員長会談で、カジノを含む統合型リゾートを推進する法案について、衆院内閣委員会での審議入りを容認する意向を自民党に伝えた。ただ、公明党はギャンブル依存症への懸念などからカジノ解禁には慎重で、同党の大口善徳国対委員長は会談後、記者団に「審議に入る場合は党内議論をしていきたい。一定の時間をかけてやる」と拙速を戒めた。(2016/11/09-11:06)

252名無しさん:2016/11/13(日) 15:27:43
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20161109/k10010762181000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_063
公明 石田政調会長 カジノ解禁法案で党の賛否明確に
11月9日 16時30分
公明党の石田政務調査会長は記者会見で、国内でのカジノ解禁に向けた法案について、国会で審議入りしたあと党内で議論を進め、党として法案の賛否を明確にすることが望ましいという考えを示しました。
国内でのカジノ解禁に向けた法案は、去年4月に自民党と当時の2つの野党が共同で国会に提出していますが、審議は行われないまま継続審議となっていて、提出に加わらなかった公明党は審議に入ることは容認しています。

これに関連して、公明党の石田政務調査会長は記者会見で、「国会での審議が始まれば、当然、結論を出す時期もやってくるので、党内議論をしっかり進め、党として結論を出していかないといけない」と述べました。
そのうえで石田氏は、「政党は政策を実現する1つのグループであり、今の時点で党議拘束を外すべきだとは考えていない」と述べ、党として、法案の賛否を明確にすることが望ましいという考えを示しました。

253名無しさん:2016/11/20(日) 14:13:13
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20161118/k10010774211000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_021
公明 給付型奨学金 児童養護施設出身者は5万円台を
11月18日 17時29分
所得の少ない世帯の大学生などを対象にした、返済のいらない「給付型奨学金」について、公明党の作業部会は、児童養護施設の出身者については月額5万円台の給付を引き続き求めていくことを確認しました。
政府・与党は、所得の少ない世帯の大学生などを対象にした、返済のいらない「給付型奨学金」の創設に向けて、給付額などの制度設計を進め、自民党側は月額3万円を軸に、公明党側は月額5万円を軸に検討をしてきました。

こうした中、公明党の作業部会は会合を開き、自民党側との協議も踏まえて、生活保護の世帯や住民税が非課税の世帯の大学生などは最低でも月額3万円を給付することを求めていくことになりました。
その一方で、親からの支援が得られない児童養護施設の出身者については月額5万円台の給付を引き続き求めていくことを確認しました。

また会合では、給付型奨学金の財源の一部として一般の人や企業から寄付を募る仕組みを導入することも検討すべきだという意見が出されました。
公明党の作業部会は今後、自民党側と詰めの調整を行い、今月中に制度案をまとめることにしています。

254名無しさん:2016/11/26(土) 20:47:01
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20161126/k10010785271000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_003
公明 山口代表 年金制度改革法案は会期延長で成立図る考え
11月26日 15時28分
公明党の山口代表は党の会合で、25日に衆議院の委員会で可決された年金制度改革関連法案について、「将来の年金水準が低下しないように万全の備えを講じるものだ」と述べ、来週30日までの今の国会の会期を延長して成立を図る考えを示しました。
年金支給額の新たな改定ルールを盛り込んだ年金制度改革関連法案は25日、衆議院厚生労働委員会で、民進党などが抗議する中、採決が行われ、自民・公明両党と日本維新の会の賛成多数で可決されました。
この法案について、山口代表は党の会合で、「不測の経済状況が今後起きたとしても、将来の年金水準が低下しないように万全の備えを講じるものだ。世代間の支え合いを盤石にするためにも、今国会で成立させなければならない」と述べ、来週30日までの今の国会の会期を延長して、成立を図る考えを示しました。
また、山口氏はTPP協定について、「アメリカのトランプ次期大統領が離脱を表明し、見通しを語れる状況にはないが、日本が世界の自由貿易体制をリードしていく必要がある」と述べ、国会承認を求める議案と関連法案も成立を目指す考えを強調しました。
一方、山口氏は衆議院の解散・総選挙について、「年明けからは常在戦場だ」と述べ、党勢の拡大に向けて、万全を期す考えを示しました。

http://www.jiji.com/jc/article?k=2016112600158&g=pol
公明、都議選へ結束確認=全国県代表協議会

 公明党は26日、全国県代表協議会を東京都内で開き、来年夏の都議選に擁立する候補者23人の全員当選に向け結束を確認した。山口那津男代表はあいさつで「都議選の大勝利へ、党の総力を挙げて戦い抜く」と表明した。
 山口氏は「年明けからは大型地方選が相次ぎ、衆院選も常在戦場だ」と指摘。早期の衆院解散・総選挙も視野に、準備を怠らないよう呼び掛けた。
 公明党は都議選を国政選挙並みに重視しており、井上義久幹事長は「国政の動向も左右する大事な選挙だ」と強調。小池百合子知事の都政改革が連日報道されていることから「大変注目される選挙になる」と述べ、投票率が上がるとの見通しを示した。組織戦を展開する同党には不利になりかねないとみて、引き締めを図った発言だ。(2016/11/26-16:45)

255チバQ:2016/12/06(火) 20:39:50
http://www.sankei.com/politics/news/161206/plt1612060019-n1.html
2016.12.6 13:51
【カジノ解禁法案】
IR整備推進法案が衆院通過 賛否分かれた公明 賛成は石井啓一国交相、反対は井上義久幹事長

 カジノを中心とする統合型リゾート施設(IR)整備推進法案が6日午後、衆院本会議で自民党や日本維新の会などの賛成多数で可決した。

 党内で賛否が分かれたため党議拘束を外し、自主投票で臨んだ公明党では、石井啓一国土交通相、北側一雄副代表、漆原良夫中央幹事会会長、斉藤鉄夫幹事長代行、太田昭宏前代表らが賛成。井上義久幹事長、大口善徳国対委員長らが反対した。民進党は採決前に退席し、共産党は出席して反対した。

http://www.sankei.com/politics/news/161206/plt1612060038-n1.html
2016.12.6 17:59
【カジノ解禁法案】
公明党議員のIR整備推進法案賛否一覧
公明党衆院議員35人のIR整備推進法案の衆院本会議採決での賛否一覧(敬称略)

 【賛成(22人)】伊佐進一、伊藤渉、石井啓一、石田祝稔、上田勇、浮島智子、漆原良夫、江田康幸、太田昭宏、岡本三成、北側一雄、国重徹、輿水恵一、佐藤茂樹、斉藤鉄夫、高木美智代、高木陽介、遠山清彦、中野洋昌、浜地雅一、樋口尚也、吉田宣弘

 【反対(11人)】井上義久、稲津久、大口善徳、佐藤英道、竹内譲、角田秀穂、富田茂之、中川康洋、浜村進、真山祐一、桝屋敬悟

 【棄権(1人)】赤羽一嘉

 【欠席(1人)】古屋範子(厚生労働副大臣として外国出張のため)

256名無しさん:2016/12/10(土) 12:05:09
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?a=20161202-00000144-jnn-pol
カジノ解禁法案 衆院委可決 “異例”公明は自主投票
TBS系(JNN) 12/2(金) 18:40配信
 カジノの合法化への道を開くカジノ解禁法案が衆議院の委員会で可決しました。カジノ解禁に慎重な公明党は、党議拘束を外して自主投票にとどめ、与党で対応が分かれる極めて異例の事態となりました。

 カジノ解禁などを含む統合型リゾート施設の整備を推進するIR法案、2日昼すぎ、委員会で可決しました。前のめりとなる自民党が審議入りからわずか2日で採決に踏み切った形で、公明党議員は3人のうち2人が反対。与党で賛否が分かれる極めて異例の展開となりました。

 「違法じゃないとすることの明確な理由が、私自身がちょっとまだ理解できていない」(公明党 角田秀穂衆院議員)

 「反対をさせていただいたと」(公明党 濱村進衆院議員)

 採決に先立って公明党は幹部が協議。ギャンブル依存症への懸念などから党内に慎重論も根強い中、党議拘束を外し、自主投票とすることを決めたのです。自民党が一致して法案に対応する中、公明党が党議拘束を外したのは、自民党と連立を組んで以来、初めての事態です。

Q.今後の自民党との関係に影響は?
 「影響はあるというふうには思っておりません。与党としての公明党の役割は何ら変わらないと」(公明党 井上義久幹事長)

 自民党の二階幹事長も・・・

 「誰も彼でも軍隊みたいに右向け右で、あっとなっていくんじゃ、それぞれの意見がいろいろあった方が良いんじゃないですか」(自民党 二階俊博幹事長)

 こうした中、2日の採決では維新の会も賛成しました。補正予算案、TPP承認案、年金改革法案などの重要法案の採決では、民進党など他の野党が抵抗する中で、維新はことごとく賛成に回りました。

 「自民はありがたがっているんじゃないかな。協力できるところは協力する。政策を実現するためだ」(維新議員)

 折しも2025年に大阪へ万博を誘致することを目指し、自民・維新などの議員が超党派議連を立ち上げました。自民と維新の接近がより鮮明となっています。(02日17:24)
最終更新:12/3(土) 6:24

257名無しさん:2016/12/10(土) 12:05:20
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161202-00000077-san-pol
IR法案成立の公算 公明「反対、言いにくい」 民進は党内対立にフタ
産経新聞 12/2(金) 7:55配信

 会期が14日まで延長された今国会で、カジノを中心とする統合型リゾート施設(IR)整備推進法案成立の可能性が高まってきた。公明党は成立に慎重な姿勢を示してきたが、連立を組む自民党との関係から、やむを得ず賛成へと方針を転換。1日の党内議論は混乱し、見通しの甘さを露呈した形となった。(岡田浩明、山本雄史)

                  ◇

 ◆自民は先週根回し

 公明党が1日に開いた法案への対応を決める会合では、15人が意見を述べたが、「地方創生につながり、さまざまな効果がある」「効果があるのか。急いで結論を出すのは反対だ」と賛否が拮抗(きっこう)。石田祝稔(のりとし)政調会長が幹部で構成する常任役員会への対応一任を提案して了承された。

 「政治判断」に委ねた形だが、「方向性も示さないままの一任はいかがか」「自主投票の道を残すべきだ」との異論が飛び交った。常任役員会は内閣委直前の2日朝に開かれるが、IRを推進する自民党と連立を組むだけに「反対とは言いにくい」(党幹部)のが実情だ。

 混乱の原因は、法案の行方を見誤ったことにある。執行部はギャンブル依存症増加への懸念などを理由に慎重論を繰り返していた。難色を示していた審議入りを容認したのも、「自民党が今国会での成立まで突っ込んでこない」(党幹部)と踏んでいたからだ。

 だが、自民党の二階俊博幹事長は先週、井上義久幹事長に成立を目指す意向を水面下で伝え、圧力を強めた。来年の通常国会で内閣委は天皇陛下のご譲位に関する法案を扱う可能性が高い。そうなれば後回しは必至で、自民党は延長された今国会は成立に向けた千載一遇の好機と判断した。

 自民党は維新との連携でも公明党を揺さぶった。菅義偉(すが・よしひで)官房長官も与党幹部会合で「IR推進法案をお願いしたい」と迫り、「外堀」は埋められていった。

 ◆年金も同じ審議日程

 民進党も対応に苦慮する。1日の部門会議には約40人が出席し、賛否が割れた。その後の「次の内閣」会合でも結論は出ず、対応を国対委員会に一任した。

 党幹部は「自民党が採決を急ぐ異常な状況下では党がまとまって反対するしかない」と語る。推進派には、慎重派の蓮舫代表と距離を置く非主流派が多い。執行部は意思統一を避けることで、党内対立が深刻化しないよう配慮した形だ。

 蓮舫氏は1日の記者会見で「(党内は)一枚岩だと言い切れる」と強弁したが、旧維新の党グループの幹部は「蓮舫体制はガバナンスが欠如している」と批判。民主党政権時代の「決められない政治」がまたも露呈しつつある。

 一方、法案が6日に衆院を通過しても、自民党には不安が残る。参院内閣委は火、木曜日が定例日で8、13両日の審議を経て閉会日の14日に成立を図る考えだが、参院内閣委員長は民進党議員が務める。

 同党が反発する年金制度改革法案も同じ審議日程で成立を目指しており、想定外の事態が発生すればIR法案の成立にも暗雲が漂うことになる。

258名無しさん:2016/12/10(土) 15:01:16
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016120700865&g=pol
カジノ法案、十分審議を=山口公明代表

 公明党の山口那津男代表は7日のインターネット番組で、カジノを合法化する統合型リゾート(IR)推進法案の国会審議について「やや不十分だ。依存症だけでなく、カジノ(解禁)の社会的影響、国民の受け止めなど、もっと幅広い議論があってもいい」と述べ、十分な審議を求めた。
 山口氏は衆院内閣委員会が約6時間の審議で採決に踏み切ったことに触れ、「短い。そう思っている方は多い。参院審議では、議論の在り方を含め考える必要がある」とも語った。公明党は参院採決にも自主投票で臨むが、自身の賛否は明らかにしなかった。(2016/12/07-20:34)

http://www.jiji.com/jc/article?k=2016120700697&g=pol
高齢者医療、負担増に反対=公明幹部

 患者の自己負担額の上限を定めた「高額療養費制度」をめぐり、公明党の石田祝稔政調会長は7日の記者会見で、外来受診で支払う窓口負担の上限を現状の約2倍に引き上げる厚生労働省案に反対する考えを明言した。石田氏は「そのままこの案をのむことはあり得ない。現状の月1万2000円で決着できればいいと思う」と述べた。(2016/12/07-17:37)

http://www.jiji.com/jc/article?k=2016120800815&g=pol
AV出演強要で対策チーム=公明

 タレントやモデルを目指す若い女性らがアダルトビデオ(AV)出演を強要される問題が多発していることを受け、公明党は8日、対策プロジェクトチーム(PT、座長・佐々木さやか参院議員)を設置した。年内にも初会合を開催し、被害者支援団体や関係省庁から被害状況を聞く。(2016/12/08-18:19)

259名無しさん:2016/12/10(土) 23:23:17
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20161205/k10010796201000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_111
公明の調査会「高齢低所得者の医療費負担増認めず」
12月5日 21時47分
公明党の社会保障制度調査会は、来年度の予算編成をめぐり、厚生労働省がまとめた医療・介護分野で高齢者の負担を増やす案のうち、一定の所得に満たない70歳以上の人たちの医療費の自己負担上限額の引き上げなどは認められないとする決議をまとめました。
政府は、増大する社会保障費を抑制しようと、来年度予算案の概算要求で6400億円と見込まれている社会保障費の伸びを5000億円程度に抑える方針で、厚生労働省は、来年度の予算編成に向けて医療・介護分野で高齢者の負担を増やす案を示しています。

これについて、5日夜、開かれた公明党の社会保障制度調査会では、厚生労働省の案のうち、毎月の医療費の自己負担に上限を設ける「高額療養費制度」を見直して、年収およそ370万円未満の70歳以上の人たちの自己負担上限額を引き上げることに対し、「到底容認できない」などの意見が相次ぎました。また、75歳以上の人が加入する「後期高齢者医療制度」で、専業主婦らの保険料を最大で9割軽減する特例を来年度から段階的に縮小する案に対しても、「影響が大きく、激変緩和の措置を設けるべきだ」などという意見が出されました。

公明党の社会保障制度調査会は、5日の会合でこうした意見を盛り込んだ決議をまとめ、6日、党の政務調査会に報告することを確認しました。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20161206/k10010796861000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_089
公明 山口代表 カジノ含むIR法案への対応は連立に影響ない
12月6日 13時10分
公明党の山口代表は記者会見で、カジノを含むIR=統合型リゾート施設の整備を推進する法案への対応が自民党とわかれたことについて、「与党として政権を運営する責任は今後も変わらない」と述べ、連立政権への影響はないという考えを強調しました。
この中で山口代表は、カジノを含むIR=統合型リゾート施設の整備を推進する法案の衆議院での審議について、「実施法を作る上での重要な方向性を付帯決議に込めたが、本来は、法案の中にそうしたものが盛り込まれたり、国会審議で十分に議論が尽くされたりすることがあってしかるべきだった。審議の在り方は、今後いろいろと振り返って、検討されるべきこともあるのではないか」と指摘しました。そのうえで山口氏は、法案への対応が連立を組む自民党とわかれたことについて、「与党として政権を運営し、しっかり合意を作り出していくという責任は今後も変わらない。連立政権には影響を及ぼさない」と述べ、連立政権への影響はないという考えを強調しました。

260名無しさん:2016/12/10(土) 23:24:14
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20161206/k10010796961000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_086
石井国交相は賛成「IRが観光振興や地域振興に資する」
12月6日 14時37分
カジノを含むIR=統合型リゾート施設の整備を推進する法案が、6日の衆議院本会議で賛成多数で可決されたことについて、自主投票を決めて採決に臨んだ公明党出身の石井国土交通大臣は記者団に対し、「IRが観光振興や地域振興に資すると評価して賛成した。法案はまだ参議院での審議が残っているが、成立すれば今後、政府で必要な措置を講ずることになるので、担当大臣としてしっかり法整備を行いたい」と述べました。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20161207/k10010798431000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_062
公明 石田氏 高齢者の外来自己負担引き上げに反対
12月7日 17時40分
公明党の石田政務調査会長は記者会見で、一定の所得に満たない70歳以上の人の医療費をめぐり、厚生労働省が外来の自己負担上限額を引き上げる案を示していることについて、「現状で決着できればと思っている」と述べ、反対する考えを示しました。
厚生労働省は増大する社会保障費を抑制しようと、来年度の予算編成に向けて医療・介護分野で高齢者の負担を増やす案を示していて、この中には、年収が370万円未満の70歳以上の人のうち、住民税が課税される人の医療費の自己負担上限額を引き上げる措置が盛り込まれています。

これについて、公明党の石田政務調査会長は7日の記者会見で、「社会保障費の自然増は抑えなければならないが、厚生労働省の案では、高齢者にとって負担が重すぎる」と指摘しました。

そのうえで石田氏は、厚生労働省が外来の自己負担上限額を現在の1万2000円から引き上げるとしていることについて、「70歳以上の方は、病院にかかる回数も多くなるので、広く国民の声を聞いて考えていく必要があるが、われわれとしては、現状の1万2000円で決着できればと思っている」と述べ、引き上げに反対する考えを示しました。

261名無しさん:2016/12/11(日) 20:59:54
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20161208-00006868-sbunshun-pol
カジノ解禁で異例の分裂 “下駄の雪”公明党の屈辱
週刊文春 12/8(木) 12:01配信

 カジノ解禁法案が12月2日に衆院内閣委員会で可決され、今国会で成立する見通しだ。委員会審議わずか6時間という拙速ぶりもさることながら、与党・公明党が「自主投票」という異例の対応となった。

 カジノ法案は、大阪での公明党の宿敵・日本維新の会が積極的で自民議員らと議員立法として提出しており、今国会での成立を図っていた。公明党は支持母体である創価学会内に「ギャンブル推奨につながる法案」との抵抗もあり、慎重意見がほとんどだった。公明党関係者が嘆く。

「カジノ解禁は女性の支持が少なく、政権寄りの読売新聞や産経新聞でさえ反対の社説を掲載するなど世論の反対は根強い。ただ、自民が思いのほか維新に引っ張られて、今国会成立に前のめりになり、気付いた時には遅かった」

 結局、委員会採決で公明党委員は賛成一、反対二に分かれた。

 常に一枚岩、上意下達と思われがちな公明党だが、こうした自主投票という手段をとることはある。典型的だったのは今から約20年前の新進党党首選。当時、小沢一郎氏と羽田孜氏の一騎打ちとなった際には、新進党に所属した旧公明党議員を「自主投票」とし、双方に目配りした。

 さらに、新進党が分裂する際には、小沢氏率いる自由党、新党平和などに議員を分散させた。今回、採決で賛成に回った佐藤茂樹衆院議員はこの時、小沢氏に付き従った9人の最後の生き残りである。

 だが、今回の決定は戦略的なものではないという。

「佐藤氏が賛成した背景には、大阪3区選出という選挙区事情がある。維新が候補を立てないことで、佐藤氏ら公明議員は小選挙区で勝利できている」(同前)

 こうした地元事情に読み違いが加わって、珍しく党内の亀裂が表面化したのだ。

「佐藤氏ら賛成派は、『自民党が賛成なのに反対できるわけない。賛成でまとめると思っていた』と執行部に不満を露わにしていた。一方、井上義久幹事長や重鎮の漆原良夫氏らは、『民意に逆らって賛成すれば選挙が大変なことになる』と危惧していました。最後は、自身も慎重派の井上氏が、自主投票にした。自民党を慮って、山口那津男代表は幹部会で沈黙し、中立を守った形にしました」(同前)

 維新に傾く自民に捨てられまいと、反対を貫けなかった“下駄の雪”公明党。今後も、同じような場面が増えそうだ。


<週刊文春2016年12月15日号『THIS WEEK 政治』より>

「週刊文春」編集部

262名無しさん:2016/12/11(日) 21:00:29
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn?a=20161208-00000945-fnn-pol
公明・山口代表、「IR法案についての議論不十分」とけん制 フジテレビの専門チャンネル「ホウドウキョク」で
フジテレビ系(FNN) 12/8(木) 11:44配信
議論は不十分とけん制した。
公明党の山口代表は「どういう社会的な影響があるのか、国民の皆さんはどう受け止めるのかというのは、もっと幅広い議論があっていいのかと思っていますが、やや不十分のような気がしますね」と述べた。
公明党の山口代表は7日、フジテレビの「ホウドウキョク」に出演し、カジノを含む統合型リゾート(IR)を推進する法案について、より多くの審議時間が必要だという認識を示した。
IR法案は、7日に参議院での審議が始まったが、自民党は、8日の委員会での採決を提案している。
党内に慎重論を抱える公明党は、対応を自主投票に決め、衆議院本会議の採決では、賛成が22人、反対が11人と、賛否が割れる結果となった。
最終更新:12/8(木) 11:44

263とはずがたり:2016/12/15(木) 08:20:52
創価学会本部のありえない行為
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20161207-00010001-kinyobi-soci
週刊金曜日 12/7(水) 10:30配信

 創価学会本部の職員だったが懲戒解雇され、学会からも除名処分となった野口裕介さん、滝川清志さん、小平秀一さん。学会本部を改革するため、活動を続ける彼らは6回目となる座談会を11月12日、かながわ県民センターで開催した。

 創価学会・牧口常三郎初代会長の言葉に「下から上を変えていけ」というものがあるが、座談会ではそれとは真逆の実態が報告された。木本貴子さんは、パートナーと購読していた『聖教新聞』を経済的な理由で2部から1部に減部したいと申し出たところ、学会幹部Aは拒否。さらに木本さんはAからさまざまな問題発言を受けたため、対話を求めてきたが、学会から除名処分となった。

 木本さんの件で友人も除名処分となったという野口桃子さん。野口さんは友人が処分となった理由をAに尋ねていくと、処分を受けた。「なぜ学会本部はAさんを守るのか」(木本さん)。

 滝川さんはAがかかわったとされる学会本部内の金銭横領疑惑について語った。真偽はさだかではないが、学会本部はこうした疑惑について公表すべきではないだろうか。

 参加者からはそれぞれの地域で幹部に意見をしただけで、つまはじきにされる実態などが語られた。

 12月11日10時半〜、創価学会本部前でサイレントアピールが行なわれる予定だ。

(赤岩友香・編集部、11月25日号)

最終更新:12/7(水) 10:30

264とはずがたり:2016/12/15(木) 10:04:22
こっちにも

6084 名前:とはずがたり[] 投稿日:2016/12/15(木) 10:03:53
議会の連立ってなんだ?

都議会公明党、自民との連立解消へ 東村幹事長「完全に崩れた」
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn?a=20161215-00000600-fnn-soci
フジテレビ系(FNN) 12/15(木) 4:59配信

都議会公明党は、長年続けてきた都議会での自民党との連立解消を表明した。
都議会公明党の東村幹事長は「自民党との信義という観点で今までやってきましたが、これは、完全に崩れたと思っていただいて結構です」と述べた。
都議会公明党は、議員報酬の2割削減や、政務活動費のインターネット公開などを盛り込んだ条例案を準備していた。
しかし、公明案が事前に報道され、都議会自民党が強い不快感を示して、あつれきが生じたことなどから、都議会での自民党との連立を解消する一方、小池知事の改革路線を支持する考えを示した。
小池知事は「改革というつながりの仲間がほしいと、かねてより申し上げてきた」と述べた。
小池知事は「都民ファーストを貫くのが役割と考えているなら、大変いい方向だ」と述べ、公明党と連携していく考えを示した。

最終更新:12/15(木) 4:59Fuji News Network

265名無しさん:2016/12/15(木) 13:04:10
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【社会】

都議会公明、都議選シフト 「東京大改革」を共通項に
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2016年12月15日 朝刊


 来夏の東京都議選をにらんで、「身を切る改革」を選挙公約に位置づける都議会公明党が、強固な協力体制を築いてきた自民党との関係に一線を引いた。「東京大改革」を掲げる小池百合子知事が独自候補を擁立する意向を示しており、改革という共通項で、小池知事側と連携を模索する公明の選挙戦略も透けて見える。 
 「既存政党の壁を越え、改革というつながりの仲間がほしい、と申し上げてきた。私は歓迎したい」。小池知事は十四日、都議選に向けた公明党との対応を記者団に問われて、そう語った。上機嫌な様子で、「今、(パラリンピック競技の)ボッチャの練習をしてきました」とも明かした。
 小池知事が掲げる「都民ファースト」になぞらえ、公明は「庶民ファースト」と説明してきた。ただ、議員報酬は期末手当を合わせて年間約千七百八万円なのに対し、知事は選挙公約の給与半減を実行するとともに、豊洲市場の盛り土問題のけじめとしてさらに減額する条例改正案を提出。十五日の本会議で可決されれば、年収は約千三百九十五万円になる。
 公明は都議選の公約で「身を切る改革の先頭」を掲げている。知事が先に仕掛けた改革に対し、公約を貫く姿勢として、報酬を二割削減して約千三百六十六万円にする公明案を提示。だが、各会派の代表者が都議会改革を話し合う検討会の先行きが見通せないため、業を煮やした形だ。東村邦浩幹事長は「本当に悔しいけども、公明として腹を決めて独自で改革をやっていく」と語った。
 都知事選で小池氏を支援した都議会会派「かがやけTokyo」の両角穣(もろずみみのる)幹事長は、「小池知事の都政改革に触発された形で、自公両党の間に改革を進めるのか、進めないのかという線引きがなされた」と分析。都議会民進党の尾崎大介幹事長は「国政で両党は政権与党。都政では違う歩調をとるといっても、どう整合性を図っていくのか」といぶかった。

266名無しさん:2016/12/18(日) 10:17:06
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20161213/k10010805011000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_122
公明 山口代表 高齢者の医療費負担は引き続き調整
12月13日 12時49分

公明党の山口代表は記者会見で、来年度の予算編成で焦点になっている、一定の所得に満たない高齢者の医療費の自己負担上限額の引き上げをめぐり、厚生労働省が示した上限を倍増させる案は負担が重くなりすぎるとして、引き続き政府与党内で調整する考えを示しました。
厚生労働省は、来年度の予算編成をめぐり、毎月の医療費の自己負担に上限を設ける高額療養費制度を見直す案を示していますが、年収が370万円未満の70歳以上の人のうち住民税が課税される人の外来の自己負担上限額を引き上げる措置に対して、公明党が「負担が重くなりすぎる」などとして認められないと主張しています。

これについて、公明党の山口代表は13日の記者会見で、「もともと政府側が示した考え方は負担を倍増させるという提案だったが、その所得層に対する負担が重すぎるというのがわれわれの基本認識だ。そこから出発して議論を進めているところだ。当事者に、なお一層、検討を深めるように促した」と述べました。
そのうえで、山口氏は「来年度予算案の最終的な決定のタイミングは、政府が与党側に示しているので、それまでには政府与党で最終的に結論を出したい」と述べ、来週22日の閣議決定に向け、引き続き政府与党内で調整する考えを示しました。

267名無しさん:2016/12/18(日) 11:37:00
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016121400907&g=pol
公明、山口代表ら7人反対=賛成は18人-カジノ法案

 14日の参院本会議で行われたカジノを含む統合型リゾート(IR)推進法修正案の採決で、自主投票で臨んだ公明党は、山口那津男代表や魚住裕一郎参院会長ら7人が反対票を投じた。一方、西田実仁参院幹事長ら18人は賛成に回り、対応が分かれた。棄権・欠席はなかった。

 魚住氏は反対の理由について、記者団に「カジノが違法でない理由が曖昧なままだった」と説明。山口氏は取材に応じなかった。(2016/12/14-21:10)

268名無しさん:2016/12/18(日) 17:43:51
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都議会公明党が自民党に決別を宣言した真因 何が公明党を怒らせたのか

東洋経済オンライン 2016年12月16日 11時00分

都議会公明党が自民党に決別を宣言した真因 何が公明党を怒らせたのか
「(都議会)自民党との信義という観点でこれまでやってきたが、完全に崩れたと思って結構だ」

都議会公明党の東村邦浩幹事長は12月14日夜、長年続けてきた自民党との関係を終わらせることを宣言した。同時に「知事が進める東京大改革については、公明党も大賛成」と述べ、小池百合子・東京都知事への接近を匂わせている。

鉄板と思われていた都議会公明党と都議会自民党との関係。その突然の終焉に誰もが驚いた。しかしその数日前に、筆者はある都議からこんな話を聞いている。

「もう(都議会)自民党には我慢できない。特に高木啓幹事長は、あまりにも横暴だ。もう彼が首を差し出しても、元に戻らないところまできている。国政とは別の話だが」

明確に「決裂」とは言わないまでも、「国政とは別の話」で十分に関係終焉が伺えた。

決裂した原因は何なのか
ではここまで両者の関係が悪化した原因は何なのか。報道されているように、都議会公明党が提案した「議員報酬2割カット」などが先にメディアで報道され、それに都議会自民党が不快感を示したことが要因なのだろうか。

もちろんそうしたことも一因だろう。2017年の都議選を視野に改革政党のイメージを作ろうとする公明党に対し、自民党は半減された知事報酬よりも多額になる議員報酬という“既得権益”を離そうとはしない。一緒にやっていれば同じように見られてしまう、という恐れもある。

だからといって、それだけで長年の関係を終わらせるまでに至るのか。実はそれよりも根深いものがある。

269名無しさん:2016/12/23(金) 16:41:16
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161220-00000112-jij-pol
公明幹事長、異例の自民批判=カジノで再延長は「問題」
時事通信 12/20(火) 16:36配信

 公明党の井上義久幹事長は20日の政府・与党協議会で、自民党がカジノ解禁を柱とする統合型リゾート(IR)推進法成立に向けて、先の臨時国会会期の再延長を主導したことについて、「議員立法だけで3日間会期延長したことは問題だ」と批判した。

 
 公明党幹部が国会対応の基本方針で自民党に公然と異を唱えるのは異例だ。

 カジノ法をめぐり、自民党は日本維新の会とともに成立を推進。当初の会期末だった14日中の成立が困難となり、自民党は単独で衆参両院議長に17日までの会期再延長を申し入れた。

 これに対し公明党は、カジノ法の賛否について党内の意見集約が間に合わなかった。採決で自主投票に追い込まれ、再延長の申し入れには加わらなかった。

270名無しさん:2016/12/24(土) 17:32:57
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20161222/k10010816421000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_020
公明 山口代表 小池知事には是々非々の姿勢で対応
12月22日 14時08分
公明党の山口代表は記者会見で、東京都の小池知事との関係について、「都政の安定を目指して、言うべきことは言い、協力すべきことは協力する」と述べ、是々非々の姿勢で対応する考えを示しました。
公明党は、東京都議会で、議員報酬の削減など議会改革の進め方をめぐる考え方の違いから、自民党との連携を見直す考えを示していて、東京都の小池知事は、来年夏の都議会議員選挙で公明党との選挙協力を検討するとしています。

こうした中、公明党の山口代表は小池知事との関係について、「都知事選挙で小池知事はあれだけの都民の支持を得て誕生した。都政の安定を目指して、言うべきことは言い、協力すべきことは協力する、是々非々の姿勢が基本だ」と述べました。

一方、山口氏は都議会自民党との関係について、「議員報酬をめぐって違いが出ているが、都政を安定させるという精神や取り組みは、これからも必要であり、丁寧な対話が必要だ」と述べ、対話を重ねることが必要だという認識を示しました。

271名無しさん:2016/12/25(日) 12:29:15
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161220-00000133-mai-pol
<公明党>カジノ法で会期再延長「問題だ」 自民に不満噴出
毎日新聞 12/20(火) 22:04配信

 公明党と自民党の間のすきま風が表面化した。公明の井上義久幹事長は20日の国会内での政府・与党協議会で、「統合型リゾート(IR)整備推進法」(カジノ法)成立のために国会会期を再延長した自民の対応を「問題だ」と批判した。自公両党は東京都議会でも小池百合子都知事への対応で溝を深め、自公連立政権では異例の事態が生じている。

 超党派のIR議連が主導した議員立法のカジノ法に関し、公明党内ではギャンブル依存症への懸念から反対論が強く、自民と日本維新の会が成立に向け突進するのについていけず自主投票に追い込まれた。結局、衆院では井上氏ら11人、参院では山口那津男代表ら7人が反対した。臨時国会最終日だった今月14日に自民党がカジノ法成立のために会期を3日間再延長した際には、維新と連携を深める自民への不信感もあり、公明は大島理森衆院議長への延長申し入れには加わらなかった。

 井上氏は20日の協議会で、こうした経緯を念頭に自民を批判。「議員立法(成立のため)だけで会期を再延長したのは問題だ。今後こういうことがないよう、政府与党・衆参で連携を取り、通常国会はしっかりやってもらいたい」と述べ、菅義偉官房長官や自民党の二階俊博幹事長らをけん制した。公明の大口善徳国対委員長はその後の記者会見で「会期延長の理由は『政府提出法案を成立させる』というのが普通だ」と指摘した。

 そもそも2度の延長の主因は、山本有二農相ら自民党議員の度重なる失言だ。日程浪費へのいらだちもあり、公明幹部は再延長に関し「立法府のあり方として異例なことをやった。禍根を残す」と不快感を示した。

 一方、都議会では、議員報酬削減や議会改革を巡り東村邦浩・都議会公明党幹事長が「自公連立で一貫してきたが、信義は完全に崩れた」と発言するほどの亀裂が生じている。公明党は、国政選挙並みに重視する来夏の都議選に際し、世論の支持が高い小池知事に接近。別の公明幹部は「都議選で自民と連携すると惨敗する可能性がある。小池氏と自民との距離感をどう取るか試行錯誤中だ」と打ち明ける。

 自民は神経をとがらせる。自民都連会長の下村博文幹事長代行は20日の協議会で「都議会でぎくしゃくしているが、信頼関係が壊れないようフォローアップする」と発言。二階氏も20日の会見で「一言一句、考え方が一緒でなくてもいい。多少やり取りがあっても大いに結構だ。連立を組む関係持続に今後も努力したい」と火消しに走った。【高橋克哉】

最終更新:12/21(水) 1:46

272名無しさん:2016/12/25(日) 14:47:52
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20161225/k10010819061000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_001
公明 少年法の保護の対象年齢 引き下げに慎重の見解
12月25日 5時21分

公明党は、民法の成人年齢の18歳への引き下げは適当だとする一方、少年法の保護の対象年齢については、現在の仕組みが少年の立ち直りに有効に機能しているなどとして、引き下げに慎重であるべきだとする見解をまとめました。
法務省は、選挙権を得られる年齢が20歳から18歳に引き下げられたことなどを受けて、民法の成人年齢を18歳に引き下げる改正案を早ければ来年の通常国会に提出する方針です。

これについて、公明党は党内の作業チームで検討した結果、「若者の社会参加の時期を早め、大人としての自覚を高める効果が期待できる」として、成人年齢の18歳への引き下げは適当だとする見解をまとめました。

ただ、実際に引き下げられれば、18歳と19歳は消費者被害の保護の対象から外れることになるとして、引き下げの時期は、被害の救済策などが整備されたあとが妥当だとしています。

一方で、少年法の保護の対象年齢については、「現在、20歳未満を対象とする少年法に基づく保護処分などは、少年の立ち直りや非行の防止に有効に機能している」などとして、年齢の引き下げには慎重であるべきだとしています。

公明党は、年明けにも提言を法務省に提出することにしています。

273名無しさん:2016/12/30(金) 16:42:01
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016122600529&g=pol
元公明党衆院議員の駒谷明氏死去

 駒谷 明氏(こまたに・あきら=元公明党衆院議員)24日午後7時10分、肺炎のため神戸市の病院で死去、86歳。同市出身。葬儀は近親者のみで行う。喪主は長男の龍弥(たつひろ)氏。
 兵庫県議を経て、1983年の衆院選に旧兵庫3区から公明党公認で立候補し、初当選。1期務めた。 (2016/12/26-17:28)

274名無しさん:2017/01/07(土) 23:44:15
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170104/k10010828491000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_063
公明 山口代表「常在戦場の心構え」衆院選へ万全を
1月4日 11時14分

公明党の山口代表は党の仕事始めで、衆議院の解散・総選挙について、「ことしはまさに常在戦場の心構えでしっかり臨んでいかなければならない」と述べ、準備に万全を期す考えを示しました。
この中で山口代表は、「世界を見渡すと不安定感が漂う様相だが、日本の政治が安定して国際的な責任を果たすことが世界全体の安定につながる。連立与党を担う公明党の役割は政治を安定させることであり、ますます重要になってくる」と述べました。
そのうえで山口氏は、衆議院議員の4年の任期が折り返しを過ぎたことを踏まえ、「衆議院選挙には『常在戦場の心構えを』と常に申し上げてきたが、ことしはまさにその心構えでしっかり臨んでいかなければならない」と述べ、衆議院の解散・総選挙に向けて準備に万全を期す考えを示しました。

また山口氏は、ことし夏の東京都議会議員選挙について、「都議会では、知事と対話を行って政策を実現していかなければならない。重要な都議会議員選挙に全力で臨みたい」と述べました。

275とはずがたり:2017/01/12(木) 16:17:00

政界注視!「2018年1月2日」の大イベント
プレジデントオンライン 2017年1月12日 15時15分 (2017年1月12日 16時10分 更新)
http://www.excite.co.jp/News/economy_clm/20170112/President_21066.html

■流れ流れる解散総選挙の行方
安倍晋三首相が模索した「1月解散」を断念し、2017年の政局は流動的な要素が増している。自民党は野党共闘が進まぬ中、年末・年始での衆院解散・総選挙を想定した選挙準備を急いできたが、前向きだったはずの首相が「NO」を示したことは何を物語るのか。衆院の解散権という「伝家の宝刀」が抜かれず、野党の共闘は加速することが見込まれる。東京都の小池百合子知事が掲げる「東京大改革」を旗印とする新党結成も現実味を帯びており、与党が有利とされてきた次期衆院選の行方は混迷を深めそうだ。解散見送りの背景には何があるのか。その舞台裏を探ると、意外な事情が見えてくる。
「安倍首相は周辺に年始解散の可能性をほのめかしてきた。民進党の政党支持率は上がらず、共産党との共闘をとるか、それを嫌がる連合とのつながりを維持するか、軸が定まらない段階での解散は効果的だったはず。しかし、1月解散にはリスクもあった」と首相側近の一人は打ち明ける。
国内の大きなリスクとしては、首相の女房役である菅義偉官房長官や萩生田光一官房副長官、下村博文東京都連会長らの選挙区で野党の共闘が実現した場合、当選できる保証がなかったことだ。
国外のリスクは、米国のトランプ新政権がどのような方向に舵を切るか読み切れなかったことだ。1月に衆院解散を断行した場合、1月20日に米大統領に就任するトランプ氏が持論のTPP離脱を表明したり、日米関係の再構築を表明したりすれば選挙戦そのものを直撃する。採決を強行してまで通したTPPの手続きが一気に頓挫し、ブーメランとなって安倍政権へのダメージとなる懸念があったのだ。ある外務省幹部は、「首相はトランプ氏が大統領選で勝利した直後に米国に飛び、非公式会談を行ったが、その結果は厳しい内容だった」と声をひそめる。自民党執行部が急ぐ解散を横目に、首相は国内外で生じる2つの大きな「リスク」をとるわけにはいかないと考えたのだ。
それでは、衆院解散はいつになるのか。永田町では2つの予測が飛び交う。野党が警戒心をあらわにするのは「4月選挙説」だ。これは政府・与党が1月末からの通常国会で第3次補正予算を急いで成立させた後、17年度予算案の審議をスムーズに運び、衆院で可決した後に解散準備を整えるスケジュールを意味する。憲法の規定で予算は衆院可決後、30日で自然成立するため、「3月解散─4月選挙」「4月解散─5月選挙」は理論的に可能となる。
ただし、17年夏には連立与党の公明党が重視する都議選を迎える。この選挙態勢を整えるため、公明党は「前後3カ月はほかの選挙をやりたくない」(自民党中堅)とされており、「4月選挙」「5月選挙」は難しいとの見方も残る。それならば都議選の終了後に時間をおいて解散するのはどうか。政治アナリストや有識者からは17年秋以降の衆院解散を予想する声が目立つ。しかし、実は重要な「行事」があるため秋以降の解散・総選挙も困難といわれているのだ。

その「行事」とは公明党がもっとも大事にしていること。18年1月2日は、公明党最大の支援組織・創価学会のトップ、池田大作氏が生誕90周年を迎える日だ。このため、「創価学会は選挙どころではなく、名誉会長の生誕をお祝いする準備を進めなければならない。官邸もこのスケジュールは頭に入れている」(自民党幹部)。仮に、都議選の3カ月後に解散権を行使すれば、「11月選挙」となるが、それでは池田氏の「生誕祭」準備にかかわってくる可能性があるのだ。
この「特殊事情」を重視すれば、首相の解散権は17年中は事実上封じられることになる。首相側近の一人は「選挙はあるぞ、あるぞ、と言い続けなければ与党内を引き締め、野党を牽制することができないが、17年はそう言ってはいられないかもしれない」と明かす。小池新党の準備が整っていく中、有利なタイミングでの解散が難しい政府・与党。次期衆院選は「第3極」が躍進する可能性があると警戒する自民党議員は多い。
時事通信フォト=写真

276名無しさん:2017/01/14(土) 17:08:20
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170113/k10010838101000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_020
石井国土交通相 インフルエンザ感染で自宅静養
1月13日 13時07分
石井国土交通大臣が13日午前、インフルエンザに感染していたことがわかり、仕事を休むことになりました。
国土交通省によりますと、石井国土交通大臣は13日、午前9時20分からの閣議に出席したあと体調不良を訴え、東京都内の診療所を受診したところ、インフルエンザに感染していたことがわかったということです。
石井大臣は午前10時半から閣議後の記者会見を行う予定でしたが、急きょ中止となり、以後の仕事をすべて取りやめて自宅で静養することになりました。
石井大臣は15日から19日にかけてイギリス、スイス、トルコに出張して各国の閣僚らと会談する予定でしたが、予定どおりの出発は難しいとしています。

277名無しさん:2017/01/14(土) 17:45:15
http://www.jiji.com/jc/article?k=2017011100839&g=pol
「共謀罪」対象は676罪=公明、絞り込み要求へ-政府案

 政府が20日召集の通常国会に提出する「共謀罪」創設のための組織犯罪処罰法改正案について、対象犯罪が計676に上ることが11日、分かった。公明党は世論の懸念を取り除くため絞り込みを求める方針で、どこまで対象を減らせるかが政府・与党内の調整の焦点となる。
 共謀罪をめぐって、政府はこれまでに計3回、国会へ関連法案を提出した。しかし、「一般の市民団体や労働組合も処罰される可能性がある」といった批判を受け、いずれも廃案になっている。
 このため、今回の政府案では、名称を「テロ等準備罪」とし、テロ組織や暴力団などの「組織的犯罪集団」に対象を限定。さらに、凶器購入資金の調達や犯行現場の下見など、犯罪を実行するための「準備行為」を要件に加えた。
 2020年東京五輪・パラリンピックを見据え、政府はテロを取り締まるための国際組織犯罪防止条約の年内締結を目指す。そのためには、共謀罪など国内法の整備が不可欠と説明している。(2017/01/11-19:53)

278名無しさん:2017/01/14(土) 18:29:41
http://www.jiji.com/jc/article?k=2017011300342&g=pol
石井国交相がインフルエンザ

 国土交通省は13日、石井啓一国交相がインフルエンザを発症したため、閣議後の記者会見を取りやめると発表した。同省によると、国交相は同日開かれた閣議に出席後、体調不良を訴えた。都内の診療所で診察を受けたところ、インフルエンザと判明。当面公務を見合わせる。入院の予定はないという。(2017/01/13-11:21)

279とはずがたり:2017/01/17(火) 19:44:29
営団地下鉄乗りに行きてえw

2016.05.29
エンタメ エンタメ
創価高校出身の石原さとみ、某CMの「創価学会タブー破り」に学会員たちが動揺?
http://biz-journal.jp/2016/05/post_15291.html
文=編集部

「あのCMを見ていると、まるで石原さとみとデートをしているような気持ちになれるんですよ。朝のラッシュ時の不快な満員電車も、映像のおかげでだいぶ気持ちが楽になっています」

 30代の会社員男性はこう話す。
 現在、東京メトロ(東京地下鉄)の車内にはCM放送用のモニターが設置されている。放送されるCMは多岐にわたるが、東京メトロの自社広告も流れる。出演者が丸ノ内線、銀座線、有楽町線をはじめさまざまな路線の駅に降り立ち、その周辺の名物を食し、名所を訪ねるというものだ。先日までは2013年から3年にわたり堀北真希がそんな「ぶらりメトロ旅」のイメージキャラクターを務めてきたが、今年4月からは石原さとみが出演している。
 冒頭の男性が目を細めるのは、その石原が出演するCM第一弾。東西線の門前仲町駅周辺を訪れた石原が、カメラ目線で話しかけるという設定で映像は展開される。あるときは公園で双眼鏡を手にバードウォッチングに挑戦する石原。また、あるときは地元に根付いた飲み屋街の立ち飲み屋で、焼き鳥や煮込みに舌つづみをうつ石原。
「これから仕事だという憂鬱な朝8時台に石原のCMが流れているんです。東京メトロも考えたものだなぁと思いますよ。きっとサラリーマンはみんな癒されているんじゃないですか」(同)
微妙な違和感


 しかし、このCMに対して微妙な違和感を口にするのが、創価学会関係者だ。
「よく知られているとおり、石原さんは創価高校の出身です。本名は創価学会の池田大作名誉会長が名付けたというまことしやかな情報も、学会関係者の間では広まっているほどです」
 その石原が出演する東京メトロのCMには、門前仲町の名物であるアサリを使った「深川めし」の名店を訪れた石原が、夢中になって口に箸を運ぶというバージョンもある。一見、なんでもないシーンのように思えるが同関係者は語る。
「このCMを初めて観た時、一瞬『え?』と驚いてしまいました。じつはこの店、門前仲町の有名な神社の境内にあるのです。学会員のなかには、その宗教上の意味合いからも『鳥居をくぐってはならない、神社でお守りをもらってはならない』と主張する方もいらっしゃいますので、熱心な学会員の方にとっては、石原さんがこうしたCMに出演すること自体がタブー破りと映るかもしれません。石原さんは果たして、どんな気持ちでこのロケを行ったのでしょうか。しかし、映像に浮かぶ表情はとても自然なもので、変な印象を残す部分はみじんも感じられません。本当にプロの女優さんなんでしょうね。すごいと思います」
 いずれにせよ世の男性サラリーマンにしてみれば、満員電車で“ひとときの安らぎ”を与えてくれる石原のCMが長く続いてくれることを望むところだろう。
(文=編集部)

280名無しさん:2017/01/22(日) 23:17:03
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170117/k10010842611000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_068
公明 井上幹事長 通常国会は緊張感持ち対応を
1月17日 15時13分
通常国会の召集を前に、公明党の井上幹事長は、17日の政府与党協議会で、「予算案や法案の審議以外のことで、議論が前に進まないということがないようにしたい」と述べ、緊張感を持って臨む必要があるという考えを示しました。
通常国会が今週20日に召集されるのを前に開かれた政府与党協議会には、政府側から菅官房長官らが、与党側から自民・公明両党の幹部が出席しました。

この中で、今年度の第3次補正予算案と、新年度(平成29年度)予算案について、「早期に成立させることが最大の景気対策になる」として、政府与党が連携して、早期成立に全力を挙げることを確認しました。

また、公明党の井上幹事長は、去年の臨時国会で、閣僚の発言などが、国会審議に影響を与えたことを踏まえ、「予算案や法案の審議以外のことで、国会での議論が前に進まないということがないよう、政府与党が連携して対応したい」と述べ、通常国会に緊張感を持って臨む必要があるという考えを示しました。

一方、井上氏は、アメリカのトランプ新政権の外交方針が明確になっていないなど、国際情勢が不透明さを増す中、外交がこれまで以上に重要になるとして、安倍総理大臣や岸田外務大臣の外交日程に配慮しながら、国会運営に当たりたいという考えを示しました。

281チバQ:2017/01/26(木) 22:45:25
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170126-00000076-mai-pol
<公明党>会議をペーパーレス化…端末使い年間5万枚削減
毎日新聞 1/26(木) 19:27配信

 公明党は26日の中央幹事会で、紙の会議資料を配らずタブレット端末で閲覧する「ペーパーレス化」を始めた。党幹部ら35人が出席するため、1回の会合でA4判約1400枚、年間で5万枚以上の削減を見込む。

 米アップル社のタブレット端末「iPad(アイパッド)」を使い、司会の指示で議題ごとに全端末のページが一斉に変わる仕組み。当面は中央幹事会のみで活用し、問題点がないか検証する。山口那津男代表は「仕事の効率が高まり、資源の有効活用につながる効果があると思う」と期待を示した。

 画面のタッチが不要でデジタル機器の「習熟度」は問われないが、メモが取れないことや自由に資料を読み返すことができないことに不満も出た。ペーパーレス化を巡っては、日本維新の会が19日の衆院議院運営委員会理事会で国会資料の配布をやめてタブレット端末で代替するよう提案し、継続協議となっている。【高橋克哉】

282チバQ:2017/01/31(火) 17:56:35
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20170131-00000021-pseven-soci

ポスト池田時代の創価学会 慶應の三田会に似た組織に

NEWS ポストセブン 1/31(火) 16:00配信

ポスト池田時代の創価学会 慶應の三田会に似た組織に


安保関連法の反対集会で掲げられた三色旗 共同通信社


 公称827万世帯を信者に抱える創価学会では、池田大作・名誉会長の「位置付け」に変化が見られる。今後、池田氏からの世代交代が生じた時、学会はどうなるのか、宗教学者の島田裕巳氏が解説する。
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 * * *
 創価学会幹部を悩ませるのが、池田氏からの世代交代と時期の重なる学会員たちの高齢化だ。創価学会が爆発的に拡大した1960年代に入会した学会員は池田氏の活躍ぶりを直接知っているが、その子供以下の世代となるとよく知らない。教義や創価学会の辿ってきた歴史に対しても理解が薄いだろう。池田氏を崇拝対象にしても、政治的に組織の影響力を示せるかどうかは疑問が残る。
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 また、学会員には創価学会を支持母体とする公明党の選挙を支える役割もあるが、若い世代には、憲法改正や安保法、原発再稼働などの政策で連立する自民党と歩み寄り続ける公明党に疑問を抱いている人も多い。
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 池田氏はこうした学会員の気持ちを汲み取り、公明党にブレーキをかけて福祉政策に強い党を維持してきたが、世代交代後も公明党が自民党と同調するばかりなら、組織票に陰りが見えてくるかもしれない。
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 こうした悩みを現上層部が抱えたまま、カリスマ不在で世代交代を迎えたとき、創価学会は大幅に縮小するという見方もあるが、私は少なくとも表面的には変わらないと考えている。
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 世代交代後を担う若い世代は、組織への忠誠心は親世代ほどではなく、「ポスト池田」にもほとんど関心がないと思われるからだ。
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 彼らはかつてほど布教活動や政治活動に入れ込んでいるわけではない。しかし一方で、「壮年部」「青年部」「婦人部」といった組織内部の結びつきは強く、その活動は宗教教団としての形を超えて「日常化」している。学会員同士の人間関係を“生活基盤”としたうえで、組織がどうあれ、自分自身がどう生きるかに重きを置くようになっているように見えるのだ。
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 そのイメージは、慶應大学の同窓会「三田会」に近い。「三田会」もまた、他大学には類のない団結力を誇り、卒業後も塾員としてのアイデンティティを共有する基盤となっている。
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※SAPIO2017年2月号

283チバQ:2017/03/08(水) 22:27:13
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170308-00000101-mai-pol
<公明党>「緊急事態条項」で党内に溝 憲法改正議論本格化
毎日新聞 3/8(水) 21:05配信

 ◇党憲法調査会開く 意見の集約は難航の見通し

 公明党は8日、今国会で初の党憲法調査会(会長・北側一雄副代表)を開き、憲法改正の議論を本格化させた。ただ、大災害時などに国会議員任期を延長する「緊急事態条項」を巡り、意見対立が表面化。16日に再開する衆院憲法審査会で見解表明を求められているが、意見の集約は難航しそうだ。【小山由宇、高橋克哉】

 「衆院解散中に大災害があっても、参院の緊急集会がある」「そうした例外措置で対応できるのか」--。8日の議論は緊急事態条項の創設を巡って真っ二つに割れた。

 東日本大震災などを例に、緊急時の衆院任期の延長を主張する積極派に対し、慎重派が唱えるのは緊急集会の活用だ。憲法54条は衆院解散時、「内閣は、国に緊急の必要がある時は、参院の緊急集会を求めることができる」と規定。過去には1952年と53年に計2回開かれた。

 新たな条項を憲法に追加する「加憲」を訴える公明党だが、党内の意見は幅広い。とりわけ緊急事態条項は参院の位置付けに関わる問題で、衆参の対立構図は鮮明だ。自民党と選挙協力する議員が多い衆院側には与党内の意見対立を避けたい事情があるが、参院側は「緊急事態条項に安易に乗っからない。これは戦いだ」(幹部)とけん制する。

 幹部間の意思統一もこれからだ。漆原良夫中央幹事会会長は2月2日の記者会見で「任期延長は、検討する余地は十分ある」と表明。ところが参院議員である山口那津男代表は同月7日の会見で「個々の議員が個人的な見解を並べる必要はない」と打ち消した。こうした状況を踏まえ、北側氏は8日の調査会後、記者団に「(16日の衆院憲法審は)両論を述べるしかない」と語るにとどめた。

 自民党は今国会で与野党に改憲条項の絞り込みを呼びかける方針だ。緊急事態条項と並ぶ有力候補に挙がる教育無償化も、公明党には「財源が絡む話は改憲と結びつきにくい」(党幹部)と否定的な見解が多い。「改憲勢力」もまだら模様の状況が続きそうだ。

284チバQ:2017/03/30(木) 19:53:25
http://www.sankei.com/politics/news/170329/plt1703290029-n1.html
2017.3.29 23:15

自民、つのる公明への不信感 都議選での“裏切り”、森友問題に続き、テロ等準備罪法案でも…
 自民、公明両党の不協和音が強まっている。自民党は29日、組織犯罪処罰法改正案(テロ等準備罪法案)の早期審議入りを求めたが、公明党は難色を示し、先に国会に提出した別の法案の先行審議を逆提案した。野党が反発するテロ等準備罪法案の審議が後回しになれば今国会での成立は危うい。7月2日投開票の東京都議選をめぐる公明党の離反も重なり、自民党では不信感が増幅している。

 「4月6日の衆院本会議でテロ等準備罪法案の趣旨説明と質疑をやりたい。この法案を最優先に考えている」。自民党の竹下亘国対委員長は29日の与党幹部会談で公明党の井上義久幹事長にこう伝え、理解を求めた。しかし、井上氏はテロ等準備罪法案(今月21日提出)よりも早い7日に提出された性犯罪を厳罰化する刑法改正案を先行審議すべきだと譲らなかった。

 審議の順番には両党の思惑が絡む。今国会は6月18日の会期末直後の同月23日に都議選の告示を控え、延長が難しい。金田勝年法相の不安定な答弁もあって、今国会での成立を目指すテロ等準備罪法案の順調な審議が見通せないだけに、自民党は早期審議入りが必要との立場だ。

 公明党も都議選直前での混乱を懸念している。このため自民党は公明党も早期審議入りに同意すると踏んでいたが、目算は狂った。

 刑法改正案の先行審議を持ち出す公明党に対し、自民党幹部は「テロ等準備罪をやりたくないのが本音だ」と見透かす。民進党も刑法改正案の先行審議を求めており、結果的に「民公」で足並みがそろった。

 自民党の公明党不信には都議選の対応が底流にある。公明党は13日、小池百合子都知事が事実上率いる「都民ファーストの会」との選挙協力を発表した。公明票が見込めず苦戦必至の自民党幹部に選挙協力を伝えたのは発表直前で、事実上の「事後報告」だった。

 学校法人「森友学園」問題で証人喚問に出た籠池泰典氏の偽証罪での告発を検討する自民党の動きも拍車をかける。公明党の大口善徳国対委員長は29日の与党幹部会談で「(告発は)衆参両院予算委員会が権限を持っている」と苦言を呈した。

 野党時代を含め18年目に入った自公連立政権。公明党には、これ以上の軋(あつ)轢(れき)を避けるためテロ等準備罪法案の早期審議入りを容認する意見もあるが、深まる溝は簡単に修復できそうにない。(岡田浩明)

285とはずがたり:2017/04/06(木) 14:01:16
自民党と公明党に亀裂 安倍首相と山口代表の関係は?
http://www.excite.co.jp/News/society_g/20170406/Bunshun_2015.html
文春オンライン 2017年4月6日 11時00分 (2017年4月6日 12時18分 更新)

 1999年の連立政権樹立以来、連綿と続く公明党と自民党の関係が、最大の危機を迎えている。

「結束して当たっていくとの責任感に揺らぎはない」

 3月30日、首相官邸で安倍晋三首相と会談を終えた公明党の山口那津男代表はこう強調した。この日は、ツーショットで庭の桜を観賞するパフォーマンスも見せた。

「『共謀罪』の審議日程がテーマでしたが、自公の結束をアピールする場でもあった。ところが、この場で話し合いは決着せず、両者にわだかまりの残る結果になってしまいました」(自民党関係者)

 両者の亀裂が決定的となったのは3月13日。公明党は、都議選で小池百合子東京都知事が率いる「都民ファーストの会」と選挙協力することで合意したのだ。

 当然、自民党はおもしろくない。安倍首相は翌日「公明抜きで、単独で勝負する良い機会ではないか」と発言。その翌日には、公明党と対立する新日本宗教団体連合会の幹部と面会したのだ。

「安倍首相に近い右派の議員から『公明を切って維新と組むべき』、『衆院の解散で公明の言うことを聞く必要はない』との強硬論が出てきている」(前出・自民党関係者)

 こうした対立が深まる背景を自民党議員が解説する。

「これまでの自公は、重層的な人間関係があり、正面衝突になる前に落とし所を見つけられていた。ところが、安倍首相と山口代表はもともとケミストリーがあわない」

 そこで、第2次安倍政権発足以降は、菅義偉官房長官が創価学会の佐藤浩副会長と折衝してきた。
「結果、両党の国会議員の人間関係が薄くなった。学会首脳と話をつけるのが早いのは当然だが、党執行部のメンツを傷つける」(同前)

 本来ならカウンターパートである幹事長の二階俊博氏と井上義久氏の関係もよくない。

「いまや二階氏は、井上氏を飛び越えて、国対委員長時代に親しくなった漆原良夫・中央幹事会会長と話をする状況に陥っています」(同前)

 実は都議選は、縁の切れ目になりやすい。1997年の都議選、衆院の公明党議員も合流した新進党は、11人の候補を立てた。だが、旧公明党の参院と地方議会は新進党に合流せず、「公明」として存続。都議選の結果は公明が24人全員当選に対し、新進は当選者ゼロ。

 7月に向けて自公の暗闘が続いている。

(「週刊文春」編集部)

286とはずがたり:2017/04/17(月) 18:35:23
6378 名前:チバQ[] 投稿日:2017/04/17(月) 18:13:17
http://www.sankei.com/politics/news/170416/plt1704160003-n1.html
2017.4.16 15:00
【政治デスクノート】
「東京での浮気は大目に見ろ」とばかりに小池百合子都知事にすり寄る公明党に自民党は…

 東京都議選(6月23日告示、7月2日投開票)に向け、公明党が4月から貼り替えるために作成した新ポスターが波紋を広げています。

 新ポスターは、候補を含む3人の写真を掲げる「3連ポスター」や、2人の「2連ポスター」。いずれも小池百合子都知事の写真を最も目立つ位置に据え、色合いも公明党がこれまで多用してきたオレンジやピンクなどは控えめに、小池氏のシンボルカラーとなっている緑を大胆に使っています。(4月3日にアップされた記事を再掲載しています)

 このため遠目には、公明党候補なのか、それとも事実上は小池氏が率いている「都民ファーストの会」の候補なのか迷うほどの仕上がりです。公明党はこのポスターを「都議選としては、かつてない枚数を貼り出る」(関係者)というのです。 小池氏と都議会公明党との間で10分野35項目の政策協定の成立を受け、公明党の都議選候補は急遽、小池氏とのツーショット写真などを記載したチラシを作成。ポスターはその延長線上にあるのかもしれませんが、街中に貼るポスターで小池氏を前面に掲げるインパクトは大きく、早くも「連立組み替えポスター」と揶揄する声が上がっています。

 というのも、自民党が通常、3連ポスターに用いるのは安倍晋三首相の写真です。中選挙区制で行われる都議選は各党がそれぞれ議席獲得をめざして戦うため、自民党側が作る「安倍首相中心のポスター」と、公明党や都民ファーストの「小池氏中心のポスター」が街中で競って貼られるのは目に見えています。

 公明党内には最近の衆院選はもとより、昨年7月の参院選でも安倍首相との2連ポスターを作った候補もいたのに、「一寸先は闇」とはいえ、大きな変わりようです。 国政選挙は自公連立で政権選択を問うものであり、地方選に過ぎない都議選は別物だといった発言も自公双方から発信されていますが、もちろんこれは建前。連立相手が小池氏になびいてしまって、その小池氏に引っかき回されている自民党執行部が面白かろうはずがありません。

 これまでの選挙結果で、都議選のトレンドは直後の国政選挙に反映されることがわかっていますから、なおのことです。自民党幹部の一人は「苦境に陥った自民党を捨てるとはひどい。人気の切れ目が縁の切れ目じゃないか」と不満たらたらに公明党の対応を批判しています。ある閣僚経験者は「しこりが残らないわけがない。衆院選で自民党を支えているのだから東京での浮気は大目にみろといわんばかりの姿勢なら、将来にかかわる。(連立の)終わりの始まりなるかもしれない」と警告しています。

 ただ一方で、公明党支持者には「自民党もいろいろ問題があるとはいえ、小池さんにすり寄りすぎているみたいで後ろめたい」といった戸惑いが広がっているようです。 小池氏とのタッグを打ち出した新ポスターに対しても、地域によっては「うちは都知事選で小池さんじゃない人を応援したはずだ。1年も経たないうちに小池さんをでかでかと写したポスターを貼らせてほしいと頼んで歩くのは恥ずかしい」などという声もあがりました。

 今回の都議選での公明党の選挙戦術は奏功するのかどうか。またその結果が連立の行方にどのような影響をもたらすのか。都民ファーストと小池氏の伸長だけでなく、こちらもまた注目点です。(政治部次長 佐々木美恵)

287とはずがたり:2017/06/21(水) 23:05:03
公明党の公式ツイッター突如発狂、共産党を「汚い!危険!北朝鮮!」と罵倒も北朝鮮賛美の過去
http://www.excite.co.jp/News/it_g/20170621/Buzzap_43551.html
BUZZAP! 2017年6月21日 19時37分 (2017年6月21日 22時52分 更新)

公党の、しかも政権与党の公式アカウントの発信としてあまりにも低レベルな内容に有権者の間で動揺が広がっています。詳細は以下から。

公明党の公明党の公式ツイッターアカウントが6月21日の11:50に「3つのKでわかる 共産党ってどんな党?」という見出しのツイートを行いました。
公明党によると3つのKとは汚い、危険、北朝鮮とのことで、このツイートのためにつくったと思われるポップな画像までわざわざ添付してつぶやいています。その内容は以下の通り。
3つの

?でわかる 共産党 ってどんな党?
汚い!

実績横取りのハイエナ政党
危険!

オウムと同じ公安の調査対象
北朝鮮!

「危険ない」と的外れな発言
公安調査庁

共産党は「各地で殺人事件や騒乱事件などを引き起きしました」「暴力革命の可能性を否定することなく、現在に至っています」 pic.twitter.com/PwvHNBS7Pk
? 公明党広報 (@komei_koho) 2017年6月21日

(魚拓)
政権与党の一角を担う公党の、しかも「平和の党」を標榜してきた公明党の公式アカウントによるあまりにも下品な誹謗中傷にネット上は騒然。多くの人がなりすましアカウントではないかと疑うレベルでした。
しかしこのアカウントはツイッター公認マークのついたれっきとした公式アカウント。中の人の暴走かとも思われましたが、同日の18:45現在でも削除されることなく堂々と残されています。
内容については「お前が言うな」「巨大ブーメランだ」という指摘が多数寄せられています。
国政では自民党にべったりで、安倍首相すら答弁を押しとどめた金田法相を公明党の佐々木さやか議員が絶賛するなどハイエナというよりもコバンザメ状態でありながら、大阪府では自民党と対立する維新の会にしっぽを振るなど、その場その場で権力に擦り寄ってきた事実を指摘する声は少なくありません。
#共謀罪
「大臣が手を挙げても答弁させてもらえない法務委員会をご覧ください」
(報道ステーション) pic.twitter.com/q9j1DVNa9w
? ????? (@kentaro_s1980) 2017年5月30日

#共謀罪
公明党の姿勢がよくわかる。
情けないとか、恥ずかしいとかの感情は持ち合わせていないようだ。
佐々木さやか
「金田法務大臣は昨年8月に大臣に就任して以来、誠実かつ真摯な答弁を行うなど国民のために尽くしてこられました。」 pic.twitter.com/mNyckVvhRU
? ????? (@kentaro_s1980) 2017年6月14日

なお、この演説で佐々木議員は創価学会の牧口常三郎初代会長を獄死させた治安維持法を「適法だった」とする金田法相を全力で擁護しながら、共謀罪を平成の治安維持法と呼ぶことを「事実に基づかない国民を欺くプロパガンダで断じて許すことはできない」と絶叫するというウルトラC級の離れ業を展開しており、必見です。

戦前の #治安維持法 と今回の #テロ等準備罪法 は全く違います
治安維持法は、天皇制を批判する思想を持つ人や団体を処罰した悪法です
テロ等準備罪法の対象は、テロ集団や暴力団などが行う重大犯罪の準備行為であり、一般の人は関係ありません
国民の不安をあおり、惑わすのはなぜでしょう? pic.twitter.com/GzfmG566pK
? 公明党広報 (@komei_koho) 2017年6月20日

公明党の公式アカウントですら「治安維持法は、天皇制を批判する思想を持つ人や団体を処罰した悪法です」とツイートしているのですが、佐々木議員の金田法相擁護は党内不一致ということなのでしょうか?
なお、「テロ等準備罪法の対象は、テロ集団や暴力団などが行う重大犯罪の準備行為であり、一般の人は関係ありません」という部分はBUZZAP!でも繰り返し指摘したように完全にデマです。
また、北朝鮮に関して言えば、公明党は日本の公党としては他のどの党よりも早く1972年に竹入委員長が訪朝し、金日成の個人崇拝体制(チュチェ思想)を賛美して共同声明まで出しています。
また1997年には、金正日総書記就任に際して、当時の公明党の藤井富雄代表が以下のような丁重な祝電を送っています。


都議選に向けて創価学会員に檄を飛ばすつもりでのツイートなのではないかという推測もありますが、ツイッターは党機関誌ではなく全世界に開かれたSNSです。その場でこのようなツイートをすれば「一般人」がドン引きすると気付かなかったことは、公明党にとっては大きな痛手となりそうです。

288とはずがたり:2017/06/21(水) 23:19:26
公明党であることが反池田先生的とされる時やね。

どうする公明党?創価学会の池田大作名誉会長の「人道的であることが非国民とされる時」という英語エッセイが海外仏教サイトに掲載
http://buzzap.jp/news/20170525-ikeda-daisaku-tricycle/
2017年5月25日21:20 by 深海

池田大作氏が第二次世界大戦中の自らの経験を振り返り、国粋主義を厳しく糾弾する英語エッセイを掲載しました。詳細は以下から。

創価学会の池田大作名誉会長のエッセイが海外の仏教系サイト「tricycle」に2017年5月22日付けで掲載されました。

このエッセイは第二次世界大戦中の自らの経験をベースに、国粋主義を厳しく糾弾した「人道的であることが非国民とされる時(When Being Humane Is Traitorous to the Nation)」という題名の文章です。

エッセイは1937年、蒲田駅東口付近の縁日から始まります。当時9歳だった池田大作少年はここでねずみ色のスーツに身を包み、西洋式カミソリを屋台で売る西洋人を見かけます。西洋人は片言で「ワタシ、ニッポン、ダイスキ、デス」と繰り返しますが、2.26事件と盧溝橋事件を経て日中戦争に突入した日本には既に国粋主義の空気が蔓延しており、誰もその西洋人のカミソリを買おうとはしません。

池田大作氏はこの時期に日本は無敵の「神の国」であり、他の国の人々よりも優れているという考え方が叩き込まれていたと述べます。特に感じやすい子供の心はおぞましい偏向教育によって「日本に生まれて幸運だった。他の国じゃなくてよかった」と易々と思い込まされていたことを指摘します。

また、池田大作氏は南京大虐殺が隠蔽されて栄光ある大日本帝国軍の勝利と報じられたことを例に取り、日本のこのような教育システムが日本人にしか受け入れられない歴史や社会観を教え込んでいった事実にも切り込みます。

そして、先のカミソリ売りの西洋人の例を引き、外国人を拒絶する国家は自らの国民に対して思いやりに溢れているのだろうか?と問います。池田大作氏の答えはNOです。ナショナリズムが国家や人種を聖なるものであると見なすため、国民を自らの資産としてその国家が無くなるまで犠牲を強いるのだと喝破します。

池田大作氏は過去の自分の経験を語るエッセイの中に近年の日本に対する考察を入れ込みます。近年の日本では「民族の誇り」や「日本文化の素晴らしさ」といったフレーズが再び増加しているとし、その理由を経済の退潮に伴う自信の喪失への反応だと考えています。

多くの日本人が国家や民族の誇りにどっぷりと浸るのか。池田大作氏は彼らが国家や民族を超えた人権や偉大な宗教の達成した境地などを奉ずることができないからだとします。この辺りは創価学会の名誉会長らしい指摘だとも言えそうですが、宗教的な境地と人権が並列されて例示されているところは特筆に値します。

その後、エッセイは昭和20年の東京での空襲と、撃墜されてパラシュートで降下し、民衆に殴られながら捕虜となった20歳前後のアメリカ兵について語られます。「鬼畜米英」のスローガンからはあまりにかけ離れたあどけなさの残るその米兵に池田大作氏がショックを受けたこと、そしてあくまで家族を殺した敵としてその米兵を竹槍で殺そうと詰め寄る日本人のエピソードが続きます。そこでは若い米兵への同情は禁句でした。

もし人間であろうとすれば、非国民として非難された。愛国者であろうとすれば、人間性を裏切ることを避けられなかった。他者に共感するというシンプルな人間的な行為すらもが禁じられたのだ。

と池田大作氏は述べています。

289とはずがたり:2017/06/21(水) 23:19:37
>>288-289
第二次世界大戦から長い時間が過ぎ、戦争を知らない世代がもはや多数を占めるようになった日本。池田大作氏は戦後生まれ世代には戦争の原因に責任はないとしながらも、現在の日本に存在する国粋主義的な風潮や他者への不寛容な考えは戦争へと繋がるものであり、それに反対する責任があると明言します。そして、反対しそびれ、行動しそびれ、沈黙を保つのであれば、それはこのような危険な考えを消極的に支持することに他ならないと断じます。

エッセイは「ある外国人の言葉」として日本へのメッセージが語られて終わります。

私は日本を愛しているから、世界に信頼され、隣人に愛される国であって欲しい。もしこのまま人権を無視し、歴史的事実から目を背け、隣人の懸念に耳を傾けなければ、誰からも笑われ、蔑まれる事になるだろう。思い切ってこんな事を言うのは、そんなことが怒るのでは無いかと心の底から心配しているからだ。

このエッセイが収められた英語書籍「Hope Is a Decision」が発売されたのは2017年5月ですが、当該ページの記述からこのエッセイ自体が書かれたのは2001年の事。16年も前に今現在の日本の状況を驚くほどずばりと言い当てていて空恐ろしくすら感じます。

池田大作氏は近年人前に姿を見せず健康問題が取り沙汰されてきましたが、2016年7月の選挙特番で創価学会副会長・広報室長の岡部高弘氏が「おかげさまで大変お元気」としており、健在であるようです。

そして、このエッセイが掲載されたのが現地時間5月22日。日本では共謀罪が衆議院本会議で強行採決された5月23日に当たります。これは決して偶然の一致とは言えません。池田大作氏が明確な意図を持ってこの日にわざわざこのエッセイを海外サイトに投稿したと考えるのが妥当でしょう。もちろんそれは公明党と創価学会員に向けられたメッセージです。

創価学会といえば初代会長の牧口常三郎氏が1943年に治安維持法違反ならびに不敬罪容疑で検挙・投獄され、1944年11月18日に獄死したことはあまりにも有名。

公明党が「平成の治安維持法」とまで呼ばれる共謀罪の賛成に回ること自体が極めて理解しがたい行動であり、池田大作氏がこのエッセイによって当時の大日本帝国の国粋主義的な風潮を批判する事の方がむしろ自然なのです。

創価学会員から絶大な支持を得る池田大作名誉会長がこのように明確な批判を寄せる中、公明党は今後も自民党にへいつくばって与党の地位を守るために唯々諾々と従い続けるつもりなのでしょうか?そして学会員は今後も指示通りに公明党に票を注ぎ込み続けるつもりなのでしょうか?

筆者が都合よく文章を切り貼りして勝手に翻訳していると思われる方は是非掲載された英語の原文をお読みください。「この世界の片隅に」を思わせる(池田大作氏はすずさんの2歳年下)生き生きとした戦時中の描写が、読みやすくも優雅な美文で綴られています。

When Being Humane Is Traitorous to the Nation ? Tricycle
https://tricycle.org/trikedaily/humanity-traitorous-nation/

290とはずがたり:2017/06/28(水) 19:11:21

公明、衆院選協力に不安募る=都議選で自民と対決
時事通信社 2017年6月27日 17時52分 (2017年6月27日 20時15分 更新)
http://www.excite.co.jp/News/politics_g/20170627/Jiji_20170627X318.html

 公明党は7月2日投開票の東京都議選に、小池百合子都知事率いる地域政党「都民ファーストの会」と選挙協力して臨んでいる。都議会で自民党とたもとを分かったことが、国政での連立関係に影を落とすことは必至。次期衆院選での与党協力に不安を抱えつつ支持を訴えている。
 「小池知事の下で、都政を前に進めることができるかを問う選挙だ」。山口那津男代表は27日午後、小池氏の衆院議員時代の地盤である東京・池袋で街頭演説し、同氏との協調をアピールした。
 小池氏は都民ファーストより先に公明党候補全23人の応援日程を組み、連日のように応援に入っている。告示の23日には、同党の重点区に駆け付け、「大衆と共に歩んできた公明党と、東京大改革を成し遂げたい」と呼び掛けた。
 公明党内には、小池氏との連携について「全員当選のためには、他に選択肢はなかった」との声が多い。自民党は公明党の支援なしに国政選挙に勝てない、と強気の計算も働いた。だが、小池氏の勢いには陰りも見え、自民党との関係は急速に悪化している。
 「なぜ裏切り者の小池氏と組んだのか」。定数が4から3に減り、激戦区となった北区で、公明党陣営幹部は自民党支持者からこう詰め寄られ、答えに窮した。
 同区は衆院東京12区に属し、公明党の太田昭宏前代表の選挙区でもある。地元の自民党関係者は衆院選のたびに「次はうちが候補を出す」と不満を漏らす。都議選で公明党陣営は、自民党候補の批判を避けるなど配慮しているが、心配は尽きない。陣営幹部は「早く都議選を終えて元の関係に戻りたい」と疲れた表情を見せる。
 自民党の締め付けは厳しく、公明党関係者は「これまで支援してくれた企業・団体から『今回ばかりは』と断られる」とこぼす。町内行事の知らせが来なくなるなど、地域の関係にも影響が出始めた。自力で乗り切らざるを得ない公明党は、支持母体の創価学会員を全国から集め、知り合いに支持を呼び掛ける作戦で、てこ入れを図る。

291チバQ:2017/06/30(金) 18:29:03
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/politics/sankei-plt1706290046.html
揺れる公明 小池「都民」と連携しながら自民に配慮も…深まる自公の亀裂

06月29日 23:24

公明党の候補者の応援演説をする都民ファーストの会代表の小池百合子都知事=29日午後、東京・狛江市の小田急線狛江駅前(酒巻俊介撮影)

(産経新聞)

 公明党が東京都議選(7月2日投開票)で「ねじれ」に苦慮している。小池百合子都知事率いる都民ファーストの会と選挙協力し連携を強める一方、国政で連立を組む自民党とは一部の選挙区で激しく競い合う。公明党は「国政と都政は別」と都合よく使い分けるが、選挙戦の現場では亀裂が深まり、次期衆院選の協力関係に暗雲が漂う。(清宮真一、岡田浩明)

 「都民目線で超古い議会から新しい議会に変えていくリーダーを公明党都議団に務めてもらいたい」

 小池氏は29日夕、都内の選挙区でマイクを握り、推薦する公明党候補を持ち上げたが、山口那津男代表ら幹部の姿はなかった。その山口氏は同じ時間帯、別の選挙区の応援に入り「知事と議会をきちんと結び合わせることができる責任感を持っているのは公明党しかない」と声をからした。

 23日の告示以降、小池氏は公明党全候補23人の応援演説に駆けつけたが、山口、小池両氏が街頭で並んだことは一度もない。公明党が山口、小池両氏の「共闘」演出を意図的に避けるのは、次期衆院選を見据えて「選挙協力相手の自民党を刺激したくない」(公明党幹部)からだ。

 とはいえ、公明の離反は自民党にとって痛手だ。定数1、2人区で見込めていた公明票が今回は敵対する都民ファースト側に流れている。危機感を強める自民党は組織固めを徹底し、公明党の協力要請に取り合わないよう支援団体を厳しく締め付けている。

 対する公明党は支持母体の創価学会員を各地から集め、知人に支持を呼びかける作戦を展開中だ。てこ入れ強化策として自民党と票を融通する「禁じ手」を検討すべきだとの声も一部にあったが、都議選で選挙協力をする都民側から「信義を問われかねない」と立ち消えとなった。

 都選出の自民党国会議員は都議選後の自公関係について「選挙の恨みは残る」と漏らす。公明党幹部も「簡単に修復できそうにない」とこぼすが、「都議選で落選者を出すわけにはいかない。今回のねじれは仕方ない」と話している。

292とはずがたり:2017/07/03(月) 22:05:16

<都議選一夜明け>自公が関係修復に躍起 国政に影響懸念も
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/politics/mainichi-20170704k0000m010090000c.html
21:48毎日新聞

 東京都議選で惨敗した自民党と、都民ファーストの会と協力して公認23人が全員当選した公明党は3日、関係修復をアピールしようと躍起になった。都議会幹事長らが落選した自民党には、公明への恨み節が充満。一方の公明党も自民のここまでの惨敗は想定外だっただけに、今後の政権内の協力や共闘する国政選挙への悪影響を懸念。さらに加計学園問題などでは政権全体が国民に「反省」の色を示す必要もあり、互いに難しい立場に立たされている。

 「国政と都政は別だと、安倍晋三首相と確認した」。公明党の山口那津男代表は3日、首相との党首会談後、国政では引き続き政権を支える姿勢だと記者団に強調した。この日の政府・与党連絡会議では、公明党幹部が口々に「内閣をしっかり支える」「自民党としっかり連携する」などと連発した。

 都議選で自民とたもとを分かった公明党だが、自民との関係悪化を最小限に抑えようと手も打ってきた。6月25日投票の神奈川県横須賀市長選では、初当選した上地克明氏を自民と並んで支援。告示後に斉藤鉄夫選対委員長が応援に入るなど、地方の市長選としては異例の体制で臨んだ。

 都議選の期間中は、加計問題や稲田朋美防衛相の失言などについては批判を控えた。

 当面は国政、地方ともに大型選挙の予定はないが、2日には自公の枠組みを基本とする那覇市議選が告示。10月には議員死去に伴う衆院愛媛3区補選も予定される。このため都議選から一夜明け、自公双方が表向きは「融和」を演出した形だ。

 しかし、自公協力の「モデル」とされる衆院東京12区で公明党の太田昭宏前代表を応援してきた北区の高木啓・都議会自民党幹事長が、今回落選した。今後の国政選挙の共闘について、自民関係者は「そんな都合良くいくわけがない。必ず支障が出る」と警告する。

 太田氏は都議選中、北区での活動を控えるなど自民に配慮してきたが、高木氏が落選した同区で公明党候補は当選し、「非常に気まずい」(公明党議員)状況。次期衆院選では自民都連から「12区に独自候補を立てるべきだ」と反発の声が出かねなくなった。

 一方、公明党幹部は「自民が都議選の総括をせず、内閣支持率の下落に歯止めをかけられなければ他の選挙に影響する。大敗は決して人ごとでない」と懸念。同党内では「加計問題を国会で徹底的に説明し、まずは国民の理解を得る努力をすべきだ」(党中堅)と、自民に総括を求める声もあり、自公の関係修復は簡単ではない。【高橋克哉、村尾哲】

293とはずがたり:2017/07/10(月) 08:05:04
>>290
最後の1行をコピペ忘れしてた。時事本体より全体を転載♪

公明、衆院選協力に不安募る=都議選で自民と対決
http://www.jiji.com/jc/article?k=2017062700979&g=pol

 公明党は7月2日投開票の東京都議選に、小池百合子都知事率いる地域政党「都民ファーストの会」と選挙協力して臨んでいる。都議会で自民党とたもとを分かったことが、国政での連立関係に影を落とすことは必至。次期衆院選での与党協力に不安を抱えつつ支持を訴えている。
 「小池知事の下で、都政を前に進めることができるかを問う選挙だ」。山口那津男代表は27日午後、小池氏の衆院議員時代の地盤である東京・池袋で街頭演説し、同氏との協調をアピールした。
 小池氏は都民ファーストより先に公明党候補全23人の応援日程を組み、連日のように応援に入っている。告示の23日には、同党の重点区に駆け付け、「大衆と共に歩んできた公明党と、東京大改革を成し遂げたい」と呼び掛けた。
 公明党内には、小池氏との連携について「全員当選のためには、他に選択肢はなかった」との声が多い。自民党は公明党の支援なしに国政選挙に勝てない、と強気の計算も働いた。だが、小池氏の勢いには陰りも見え、自民党との関係は急速に悪化している。
 「なぜ裏切り者の小池氏と組んだのか」。定数が4から3に減り、激戦区となった北区で、公明党陣営幹部は自民党支持者からこう詰め寄られ、答えに窮した。
 同区は衆院東京12区に属し、公明党の太田昭宏前代表の選挙区でもある。地元の自民党関係者は衆院選のたびに「次はうちが候補を出す」と不満を漏らす。都議選で公明党陣営は、自民党候補の批判を避けるなど配慮しているが、心配は尽きない。陣営幹部は「早く都議選を終えて元の関係に戻りたい」と疲れた表情を見せる。
 自民党の締め付けは厳しく、公明党関係者は「これまで支援してくれた企業・団体から『今回ばかりは』と断られる」とこぼす。町内行事の知らせが来なくなるなど、地域の関係にも影響が出始めた。自力で乗り切らざるを得ない公明党は、支持母体の創価学会員を全国から集め、知り合いに支持を呼び掛ける作戦で、てこ入れを図る。 
 自民党幹部は「すぐ元通りなんてうまい話はない」と断じており、都議選後も感情的なしこりが残るのは確実だ。公明党幹部の一人は「今後の国政選で自民党を全力で支援し、徐々に信頼を取り戻すしかない」とため息をついた。(2017/06/27-17:54)

294とはずがたり:2017/09/15(金) 21:54:04
「週刊文春」編集部
2017/06/14
公明党議員が創価学会婦人部熟女と熱烈キス写真
http://bunshun.jp/articles/-/2911?utm_source=excite.co.jp&utm_medium=referral&utm_campaign=relatedLink
週刊文春 2017年6月22日号

「え、こんなところで?!と正直、驚きました」

 三月上旬の夜、新宿区内での顛末を語るのは、居合わせた客だ。

「カウンターで一人の熟女を挟むように二人の中年男性が座っていました。選挙の支援について話していたかと思うと、突然、二人がその女性とハグをし、女性の求めに応じてキスをしたんです」(同前)

 このときの“熱烈キス写真”を入手した小誌が取材したところ、二人の男性は七月の東京都議選に公明党候補として新宿区から出馬する古城将夫氏(37)と、同じく公明党の井下田栄一新宿区議(42)であることがわかった。ではお相手の女性は、いったい誰なのか。

「新宿区内にある老舗料亭の女将、Aさん(72)です。彼女は古くからの創価学会員で、地元でも影響力がある」(学会関係者)

 それにしてもなぜ、公衆の面前でキスをしたのか。二人を直撃した。

「その日、Aさんにお知り合いをご紹介いただきました。(キスは)求められたというか、それこそ、ワーッ(抱きつくように)と、Aさんのパワーが強かったな、と」(古城氏)

「二人で空気を読んで、仕方ないという感じで。その場の空気が悪くならないように」(井下田氏)

 公明党議員という商売もラクではないようだ。

 詳細は6月15日発売の「週刊文春」6月22日号で報じている。

296とはずがたり:2017/09/25(月) 19:28:37
公明も小選挙区制度で人材育成滞ってるんですかねえ。。

2017.9.25 01:00
【解散スペシャル】
公明党に追い風? 改憲議論棚上げ→選挙後は激変も 定年3人は特例出馬→人材不足露呈
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1419422882/2153-2154

 …10月10日公示ー同22日投開票という短期決戦で、公明党の重鎮3人衆はそろって定年制の特例として出馬が認められる見通しともなった。党の安定に向けた対応だが、喜んでばかりはいられない「お家事情」もある。

 最近の公明党は憲法改正にブレーキをかけ続けていた。山口那津男代表(65)は8月6日の記者会見で、9条に自衛隊の存在を明記する首相の改憲案について「成熟した国民の合意形成が確かめられてからの改正になるべきだ」と牽制した。山口氏は解散が表面化する直前の今月14日も、訪問先のロシアで憲法改正について「国民の理解が伴っている状況ではもちろんないわけだから、展望できる状況にない」と強調した。

 公明党の懸念は、国民の改憲機運が盛り上がらないまま国民投票に突入すれば、国論が割れて自公連立の政権運営に影響が出かねないことにある。しかし、公明党はもともと改憲積極派とはいえない。支持母体の創価学会とのすり合わせも終えていない中で、自民党主導の改憲論が進むことを警戒しているのだ。公明党の本音の吐露に対し、官邸サイドは不快感を示していたが、選挙モードに突入すればそれどころではなくなる。

 しかし、改憲論議の棚上げは一時しのぎでしかない。衆院選で争点となり、公明党の立場の説明が厳しく問われる局面が予想される。しかも選挙の結果次第では、与党での立ち位置が危うくなることも想定されるからだ。

 自民、公明両党は現在、憲法改正の国会発議に必要な3分の2(317議席)をわずかに上回る321議席(大島理森議長を含む)を占めている。35議席の公明党は堅調な戦いをするとみられるが、286議席(同)の自民党は今回の衆院選で議席減が避けられそうもない。

 議員定数の10削減で、衆院選後の3分の2のラインは310議席に下がるとはいえ、自公で3分の2を割れば連立政権の枠組みに亀裂が生じる可能性もある。小池百合子東京都知事(65)に近い勢力による国政新党は憲法改正に否定的ではないとされる。日本維新の会も含めれば、公明党をのぞいた改憲積極派の勢力で3分の2以上を確保することも想定されるからだ。選挙後の公明党の言動が注目される。

 急な解散によるもう一つの影響は、ベテランの処遇だ。公明党は21日、党本部で開かれた中央幹事会で、第1次公認候補として太田昭宏前代表(71)=東京12区=ら9人を選挙区で擁立することを決定した。山口氏は同日の記者会見で、太田氏について「実績があり、地域の信頼も厚い。総合的に判断した」と説明した。

 太田氏の公認が注目されたのは年齢だ。太田氏は衆院選公示の4日前の10月6日に72歳を迎える。公明党はもともと内規で定年を「任期中に66歳を迎えない」と定めていた。規定通りならば太田氏は平成24年12月の前々回衆院選どころか、その前の21年9月の衆院選も候補者になれなかったはずだった。

 しかし、議員の高齢化を背景に25年末に定年を69歳に引き上げた。それでも前回衆院選で太田氏は例外となり、特例が続いている。それだけ希有な存在ということだろう。

 ベテランはほかにもいる。山口氏は21日の記者会見で「(首相が)解散を明言するようであれば、早速その戦いに入らなければならない」とも語り、今後、候補者調整を急ぐ考えを示した。急な解散の中での候補者調整を理由に、定年規定の対象となる漆原良夫中央幹事会会長(72)=比例北陸信越=と井上義久幹事長(70)=比例東北=も特例となる見通しだ。

 ベテランの擁立は、安倍晋三政権が長期政権となる中、安定と継続性を維持する狙いがある。一方で、党内の世代交代が進まないという課題も浮き彫りにしている。

 井上氏は21年以来、山口氏の下で幹事長を務め、2回の衆院選、3回の参院選で党を勝利に導いた功労者だ。創価学会の信頼も厚く、党内では「自民党の二階俊博幹事長と渡り合えるのは井上氏だけだ」という意見も根強い。

 漆原氏も長年、国対委員長として安定した国会運営に貢献し、与野党に幅広い人脈を構築している。こうした経験豊富なベテラン議員を引退させるかどうかは、執行部の悩みの種だった。

 短期決戦に3人は欠かせない存在で、党内からも反発はほとんど聞かれない。結果的に、解散が執行部に判断を先送りにする口実を与えた形となった。とはいえ、3人の現役続行は、裏を返せば次代を担う党内の人材育成が遅れていることも意味し、悩みの種は尽きそうもない。 
(政治部 広池慶一)

297とはずがたり:2017/09/26(火) 06:21:00

<公明>「裏切られた」小池氏の新党代表就任に反発
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/politics/mainichi-20170926k0000m010092000c.html
09月25日 23:24毎日新聞

 小池百合子都知事が「希望の党」代表に就くと表明したことに対し、「都政への専念」を求めていた公明党が反発している。公明党は7月の都議選で、小池氏が率いる「都民ファーストの会」と連携し、知事与党の立場。国政での自公連立と、都政の知事与党の「使い分け」への影響は避けられない。都議会での連携解消の可能性も出てきた。

 都議会公明党の東村邦浩幹事長は25日、「知事に裏切られたという思いでいっぱいだ」と語った。その上で「非常に不快な思い。知事が都政に専念し、都政を前に進めていくという約束だった。(都民ファーストとの)連携を解消するかどうか、党本部とよく相談したい」と述べた。

 党本部の山口那津男代表も不快感をにじませる。首相官邸での安倍晋三首相との党首会談後、「就任から間もなく、知事としての成果を十分に出せていない」と記者団に語り、「あくまでも知事としての責任を全うしていただきたい」と強調した。自公連立について「公明党の姿勢は全く変わらない」と語った。

 公明党は「小池新党」誕生を警戒し、「知事には都政に専念してもらいたいと思うし、専念していただけるのではないか」(井上義久幹事長)などと繰り返しけん制していた。さらに、新党に参画しないよう小池氏側に伝えていたという。

 都民ファーストは都議会で55議席で第1党だが、23議席の公明党と連携しなければ過半数(64議席)に届かない。【西田進一郎、芳賀竜也】

298チバQ:2017/09/26(火) 11:58:08
2508 :チバQ :2017/09/26(火) 11:57:05
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170926-00000028-asahi-pol
公明・長沢参院議員が議員辞職へ 議員宿舎に女性泊める
9/26(火) 11:37配信 朝日新聞デジタル
 公明党の長沢広明復興副大臣(参院比例)は26日、党に離党届を提出し、同日の役員会で了承された。長沢氏は秘書・家族以外は泊まれない議員宿舎に知人女性を泊めたことについて週刊誌の取材を受けたと説明。「ルール違反は明白。疑惑を招く行為だった」と事実関係を認め、参院議員と復興副大臣を辞める意向を示しているという。

 山口那津男代表が同日の記者会見で明らかにした。山口氏は「ルールをおかしたことを看過できない。衆院選への影響は最小限にしたい」と語った。党本部に対し、議員宿舎に知人女性を宿泊させたことや女性にカードキーを貸与したことを認めたという。

 長沢氏は衆院議員を経て、参院当選2回。東京都出身の59歳。

299とはずがたり:2017/09/26(火) 15:46:21
毎日版も。知人女性て要するに愛人って事だよね?婦人部はこういうの赦さないからなあ。

もう一寸自民が負けそうな局面ならよし副大臣の首を二つも取ったぞと軽口の一つも叩けるんだけど(;´Д`)

<長沢副復興相>議員辞職へ 「議員宿舎に知人女性泊めた」
11:32毎日新聞
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/politics/mainichi-20170926k0000e010197000c.html

 公明党の山口那津男代表は26日午前の記者会見で、同党の長沢広明副復興相(59)=参院比例代表=が議員宿舎に知人女性を泊めたことを理由に議員辞職すると明らかにした。副復興相も辞任する。

 山口氏によると、長沢氏は知人女性を議員宿舎に宿泊させた。出入りのためにカードキーも貸しており、いずれも本人は認めているという。宿舎の運営ルールは、宿泊は秘書か家族に限るとされており、山口氏は「ルール違反は明確だ」と指摘した。【西田進一郎】

300チバQ:2017/09/26(火) 19:10:06
>>299
公明党の事後処理の早さはスゴいですね

301チバQ:2017/09/26(火) 19:29:03
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170926-00000092-jij-pol
公明・長沢氏が議員辞職=女性問題、衆院選へ痛手【17衆院選】
9/26(火) 17:52配信 時事通信
 公明党の長沢広明復興副大臣(参院比例代表)は26日、参院議員会館で記者会見し、知人女性を議員宿舎に宿泊させたと自ら明かした上で不適切な行為だったとして、議員辞職すると表明した。長沢氏は伊達忠一参院議長に辞職願を提出し、許可された。復興副大臣も辞任する。
 衆院選を控えるこの時期に、党のイメージダウンにつながりかねない女性問題が発覚するのは、
「クリーン」を掲げる同党にとって痛手で、執行部は早期の幕引きで選挙への影響を最小限に抑えたい考えだ。
 長沢氏によると、今年5月ごろ数回にわたり知人女性を議員宿舎に泊め、入館用のカードキーも預けたという。今月24日に週刊誌から取材を受け、辞職を決断したと説明した。
 長沢氏は「政治家としてふさわしくないという疑いを招くような振る舞いをしたことは大変申し訳ない」と陳謝。「清潔を旨とする公明党議員としての資格はないとの思いで辞職を決めた」と述べた。同党には離党届を提出し受理された。
 公明党関係者は「しっかり態勢を整えないと選挙が危ない」と指摘。山口那津男代表は記者会見で、衆院選への影響について「最小限にとどめるように努力したい」と強調した。

302チバQ:2017/09/26(火) 20:23:33
http://www.sankei.com/politics/news/170926/plt1709260063-n1.html
2017.9.26 16:29

長沢広明復興副大臣が議員辞職 宿舎に知人女性宿泊 「清潔を旨とする公明党議員の資格はない」

 公明党参院議員の長沢広明復興副大臣(59)=比例代表=は26日、知人女性に議員宿舎の鍵を貸し、宿泊させたとして、参院議員の辞職願を伊達忠一議長に提出し、受理された。これに先立ち、公明党に離党届を提出、受理された。

 週刊文春から党本部と本人に取材があり、問題が発覚したことを受け、長沢氏が離党と議員辞職を申し出たという。

 長沢氏は26日、国会内で記者会見を開き、事実関係を認め、「清潔を旨とする公明党議員の資格はないのではないか、この大事な時期に政府や党に多大な迷惑をかけてしまう、という思いから議員辞職を決断した」と述べた。

 長沢氏は復興副大臣も辞任する。復興庁をめぐっては、今春には復興政務官だった務台俊介氏や復興相だった今村雅弘氏が不適切発言などで相次いで辞任している。福島県の地元紙記者に「これで何人目か」と指摘された長沢氏は「復興行政の信頼に傷を付けたとすれば、大変申し訳ない」と謝罪した。

 山口那津男代表は26日の記者会見で「第三者を宿泊させてはならないという議員宿舎の運営ルールに反する行為だ」とした上で、「衆院選への影響が最小限にとどまるよう努力する。混乱のないよう対応したい」と強調した。

 長沢氏は公明新聞副部長を務め、平成15年に衆院初当選。22年に参院議員に転じた。28年8月から復興副大臣を務めている。同党によれば長沢氏には妻子がいるという。

303とはずがたり:2017/09/27(水) 16:49:30

公明幹部「希望の党は戦う相手」 自公、選挙協力を確認
https://news.goo.ne.jp/article/asahi/politics/ASK9W3HNWK9WUTFK005.html
12:25朝日新聞

 自民党の二階俊博幹事長と公明党の井上義久幹事長が27日午前、東京都内で会談し、「希望の党」結党を受けた衆院選情勢について「厳しい戦いになる」との認識で一致した。小選挙区で候補者を相互に推薦し、両党で過半数獲得を目標にすることを確認した。

 会談には両党の政務調査会長、国会対策委員長、選挙対策委員長が同席。井上氏が「自公過半数」の目標の確認を提案し、二階氏が応じた。

 公明は7月の都議選で自民と対立する一方、小池氏が率いた地域政党「都民ファーストの会」とは協力していた。公明の斉藤鉄夫選対委員長は記者団に、「知事が都政改革に全力を挙げるという前提で協力した。今回、その前提が崩れた」と指摘。「希望の党は選挙で戦う相手。協力はない」と明言した。

304とはずがたり:2017/10/05(木) 12:48:10
こういうの普通,過半数割れは考えてないというもんじゃね?
選挙区で維新・希望層から得票するしそれへの配慮?

971 名前:名無しさん[sage] 投稿日:2017/10/05(木) 12:34:08
http://www.sankei.com/smp/politics/news/171005/plt1710050052-s1.html
公明・斉藤氏、与党敗北なら希望と連携も

衆院選
2017.10.5 08:44

 公明党の斉藤鉄夫幹事長代行は4日のBSフジ番組で、衆院選で自民、公明両党が過半数を割るなど敗北した場合、希望の党や日本維新の会と連携する可能性に言及した。「安定した政権を続けるために、いろいろな話し合いは当然起きてくる」と述べた。希望や維新について「消費税増税凍結と言っているが、安全保障などの政策は大きな違いはない」とも述べた。

305名無しさん:2017/10/15(日) 14:12:17
公明は3減か

306チバQ:2017/10/15(日) 14:52:18
東北、九州、小選挙区で3つ(北海道、神奈川、大阪16)で5減が最小パターンですかね

307名無しさん:2017/10/15(日) 14:56:45
不倫に怒った公明支持者は立憲に流れてるのかね?

308とはずがたり:2017/10/15(日) 20:03:15
10/13の神戸新聞(共同通信)には大阪11区で平野が公明や共産支持層を取り込むとある。(佐藤は自民支持層を伊東と平野に切り崩されてるとのこと。それでも横一線で激戦だけど・・)

更に大阪12区では自民北川に公明層から十分な支援を受けられるか不安との記述があり。なんなんだろ?読売には8割固めたとあるけど。。

http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1419422882/4119
(とは註:おそらく無所属の平野は)13日夕、「積極的無所属」と書かれた選挙カーの前で訴えた。「あえて厳しい選択をした。バックに政党はない。頼れるのは皆さん一人一人の力だけだ」。耳を傾けた公明党支持者の主婦(55)は「自ら無所属を選ぶ姿勢にポリシーを感じた。初めて立ち止まって話を聞いてみようと思った」と話した。

309とはずがたり:2017/10/17(火) 08:47:16
4402 名前:チバQ[] 投稿日:2017/10/17(火) 01:14:42
http://www.sankei.com/region/news/171016/rgn1710160034-n1.html
2017.10.16 07:09
【衆院選】
公明「票くれるなら野党でもいい」 自民に圧力「緩めば次回応援せず」

 ■山口代表ライバル新党を“口撃”

 衆院選(22日投開票)で、公明党が気をもんでいる。比例九州・沖縄ブロックでは現有4議席の維持を必達目標とするが、新旧野党が林立したため、厳しさが増す。公明党は街頭演説で希望の党や立憲民主党への批判を強める一方、友党・自民党に対して、協力を求めてプレッシャーをかける。(村上智博)

 「庶民の目線で政策を実現できる公明党が(与党に)いる安心感こそ、大事なんです。勝たせてください」

 公明党の山口那津男代表は13日夕、西鉄久留米駅前(福岡県久留米市)で、声を張り上げた。

 さらに、希望の党を「仮面をかぶっても中身は民進党出身者ばかり。首相候補が誰か答えられない政党に明日は託せない」と批判すれば、返す刀で立憲民主党を「東日本大震災の対応で、後手後手に回った旧民主党政権を思い出す」と切り捨てた。

 演説の場には、地元、福岡6区から立候補する自民党の前職、鳩山二郎氏(38)もいた。鳩山氏は昨年10月の補選で、保守分裂の激しい選挙を戦い、初当選した。それだけに「補選で公明党さんは自主投票だったが、95%以上は私に投票をいただいた。その恩は返す。4議席死守のため私も頑張ります」と呼びかけた。

 「恩は返す」。その言葉に、山口氏はうなずいた。

 ■こちらは不利

 公明党は前回の衆院選(平成26年)で、比例九州・沖縄ブロックで103万票を獲得し、初めて4議席目に届いた。今回、前職4人と新人2人を擁立した。

 今回の衆院選で、同ブロックの定数は1減る。「現職を落としては、党の一大事だ」(公明党幹部)と危機感を抱く。

 しかし、序盤の各種世論調査に、党関係者の表情はさえなかった。4議席目を失う可能性も伝えられたからだ。

 同党の広報担当幹部は「メディアで自公の結束ぶりばかりが報じられ、教育費の負担軽減など公明党色が薄まったのが原因だろう。自民党は圧勝ムードでも、こちらは不利だ」と分析した。

 比例代表は、選挙区に比べ“風”の影響を受けやすい。

 希望の党は失速気味だが、立憲民主党は支持を広げている。公明党福岡県本部のある幹部は「イメージばかりで勝負する新党に、有権者、特に女性層の期待感が高まっている。勢いを断ち切らないとだめだ」といらだちを隠せない。

 ■神経ピリピリ

 公明党は、支持母体の創価学会を中心に、小選挙区ごとに約2万票程度を持つとされる。この票とバーターで、自民党候補から比例の応援を取り付ける。

 福岡では公示直前、自民党県連の蔵内勇夫会長と、創価学会の山本武総九州長が面会し、現場レベルの支援を約束した。

 同県筑後市議でもある公明党の山下秀則筑後総支部幹事長は、福岡7区を駆け回る。

 自民党前職の藤丸敏氏(57)の地盤だ。藤丸氏の街頭演説や演説会に同席し、「比例票は公明党へ」と念を押す。

 山下氏は「公明党へ無理に票を回さなくてもいいやと緩んだり、(藤丸氏の陣営が)こちらに協力的でないなら、次の衆院選で応援はない。自民党側に、しっかりプレッシャーをかける」と話した。

 ただ、現場レベルは複雑だ。2年後の平成31年春には統一地方選がある。県議や市町村議にとって、公明党はライバルになる。公明党への支援に二の足を踏む地方議員は多い。さらに1、8区の自民党候補は、公明党の推薦を受けておらず、協力は成立しない。

 熊本県内でも、公明党は神経をとがらせる。

 自民党は前職を一人、比例単独候補に回した。そのため4区の前職、金子恭之氏(56)は「比例は自民」と訴える。

 さらに、1区の木原稔氏(48)は、公明党と距離を置いてきた。木原氏は今回、希望の党前職の松野頼久氏(57)との一騎打ちで、大接戦となっているが、公明党からの推薦は受けなかった。

 この状況で、公明票の一部は、松野氏に流れているようだ。創価学会関係者は「比例を公明に回してくれるなら、松野氏のような野党でもいい」と声を潜める。

 衆院選の投開票まで1週間となった15日、九州・山口各地の候補者は、あいにくの雨をものともせず、支持を訴えた。

 九州最大の繁華街、福岡・天神地区では、福岡2区の元職が事務所スタッフらとともに練り歩いた。レインコート姿の候補者は、次から次へと通行人に声をかけ、握手して回った。

 交差点では、マイクを握り「これ以上、社会の格差を広げるのか。多くの皆さんは望んでいらっしゃらないと思う。選挙でしか、(有権者の)声は届けられない。託してほしい」と訴えた。

310とはずがたり:2017/10/18(水) 18:26:37
4506 名前:チバQ[] 投稿日:2017/10/18(水) 18:09:01
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20171018-00193669-toyo-bus_all
与党なのに…公明党が大苦戦している事情
10/18(水) 17:00配信
東洋経済オンライン

 「与党圧勝」「自公で300議席超え」との報道が相次いでいる中で、与党の一角である公明党も善戦しているのかといえばそうではない。希望の党の失墜ぶりが報道されているが、実は公明党も苦戦しているのだ。目標は「35議席(前回の獲得議席数)に上積み」だが、定数が10議席減少の影響もあって、大きく後退するとみられている。

 もっとも苦戦しているのが北海道10区の稲津久氏。山口那津男代表が10月10日の公示日に、第一声の場所として選んだのが北海道。まずは少子高齢化対策や教育無償化について話し、無年金問題についての自分たちの功績を披露した後、山口代表は声のトーンを強めてこう言った。

■希望の党、立憲民主党をバッサリ
 「『安保法制廃止』『憲法違反』とあれだけプラカードを持って反対を叫んでいた人が、希望の党からさっさと考えを変えて公認をもらうために衣替えしてしまった。小池(百合子・希望の党代表)さんから入れてもらえない人たちが作ったのが立憲民主党。ご都合主義で考え方はころころと変わるが、中身は民進党の人でしょ。もとをただせば民主党の人でしょ。あの政権運営に失敗した時の反省はないのでしょうか」

 「この選挙で勝つために共産党とともに戦うと言っている。でも政策がまるで違うではありませんか。少子高齢化社会のために消費税は必要と、立憲民主党は言っている。共産党は消費税をなくせ、反対だという主張だ。まるで正反対で、まったく無責任ではありませんか」

 「これから北朝鮮問題でしっかりと守りを固めて世界と手を携えていこうという時に、その主役となる自衛隊について認めて『頑張れ』というのが立憲民主党だが、共産党は『憲法違反だから消えてなくなれ』と言っている。こんな大事な国の政策について、まるで反対のことを言っている人たちが選挙の時だけ一緒になってやろう、どうしてそういう人たちに私たちの命と暮らしを任せることができますか。できるはずがないではありませんか」
 初日の応援にもかかわらず、山口代表の声はすでに枯れていた。熾烈な戦いの前兆だ。

 公明党の苦戦ぶりと危機感は選挙戦での情勢のバロメーターである公明新聞にも表れている。10月9日の同紙は一面上部に稲津氏の写真を掲げ、「いなづ久、危うし!」と訴えた。下部には「上田いさむ、重大局面」と、神奈川6区の上田勇氏の苦戦を伝えている。16日には2人の写真を並べて「いなづ、上田 圏外」と見出しを付けた。

 10月17日には山口代表は2度目の北海道入りを果たした。10月15日には稲津氏のもとに安倍晋三首相が応援に駆けつけている。

 「比例も厳しい。特に1議席減の東北ブロック、北関東ブロック、九州・沖縄ブロックでは苦戦している」。衆院選の戦いの真っ最中にいる公明党の議員秘書はこう話す。公明党は2014年の衆院選で、東北ブロックは1議席増の2議席を獲得し、九州・沖縄ブロックでも1議席増の4議席を確保した。その躍進の反動が来ているようだ。

■女性スキャンダルも逆風に
 さらに今回、懸念されたことがある。衆院選前に週刊誌が報じた女性スキャンダルの影響だ。長沢広明復興担当副大臣(参議院比例・当時)は9月26日、家族と秘書以外は宿泊できない議員宿舎に知人女性を宿泊させたことが週刊誌に報じられ、責任をとって離党し議員辞職した。

 衆院選で近畿ブロックから出馬予定だった樋口尚也前文部科学政務官についても、週刊誌で女性問題が報じられたために、本人が公認辞退と離党届を提出。党本部は10月3日に樋口氏の公認を取り消している。

 公明党にしては珍しく、女性問題が2つ続いた。そればかりではない。さらにもうひとつ、週刊誌でスキャンダルが出るかもしれないという噂が流れた。公明党内部では公示日前まで、戦々恐々とした空気が流れていたようだ。

 …なにがなんでも目標議席数を獲ろうというのが公明党。比例区ではなんとか目標議席を達成しそうだが、小選挙区ではどうか。
 「苦戦と見極めれば、比例に重点を置くことはありうる。2009年の衆院選はそうだった」(公明党関係者)。この時の公明党は小選挙区では全員が落選し、議席数は31議席から21議席と10議席も減らしている。はたして今回の衆院選はどうなるか。希望の党の興亡と立憲民主党の躍進ぶりにややもすれば隠れがちだが、組織政党の動向は日本の政治を見る上で極めて重要なファクターだ。

安積 明子 :ジャーナリスト

311とはずがたり:2017/10/18(水) 18:30:02
山口も必死だな。比例で議席落として先生から叱責されるかも。

てか,公明党に今度の選挙制度改革は比例を増やして小選挙区減らそうと持ちかければ良い。民意を歪めて穏健な多党制を促すぞ。

公明山口代表、神戸で「鉄人28号」の替え歌披露
https://www.nikkansports.com/general/news/201710160000135.html
[2017年10月16日9時27分 紙面から]

 公明党の山口那津男代表は15日、神戸市の街頭演説で「鉄人28号」の主題歌の替え歌を披露した。

 一部を公明や立憲民主や共産などの言葉に置き換えて熱唱。野党側を挑発した。演説場所の公園には、阪神・淡路大震災の復興のシンボルとして、高さ約15メートルの鉄人28号の像が設置されており、山口氏は「私はこの像を見ると、歌を思い出すんです。替え歌を歌いますからね。最後の一節だけ」。その後「手を握れ、自民と公明。たたきつぶせ、立民(立憲民主)、共産。敵に渡すな、大事な議席」と歌って支持を求めた。

2017.10.15 18:28
公明・山口代表、「鉄人28号」替え歌で野党挑発/衆院選
http://www.sanspo.com/geino/news/20171015/pol17101518280006-n1.html

 公明党の山口那津男代表は15日、神戸市長田区の街頭演説で「鉄人28号」の主題歌の替え歌を披露した。一部を公明や立憲民主や共産などの言葉に置き換え「敵に渡すな、大事な議席」など熱唱。野党側を挑発した。

 演説場所の公園に、阪神大震災の復興のシンボルとして、高さ約15メートルの鉄人28号の像が設置されている。演説中、山口氏は「私は、この像を見ると、歌を思い出すんです。替え歌を歌いますからね。最後の一節だけ」と話した。その後、「手を握れ、自民と公明。たたきつぶせ、立民(立憲民主)、共産。敵に渡すな、大事な議席」などと歌って、支持を求めた。

312とはずがたり:2017/10/19(木) 00:06:21
新進党の研究してて俺も15年ぐらい前に公明票の西高東低には気付いてるけど,自民も裏日本から西日本に掛けて強かったぞ。
http://tohazugatali.soragoto.net/seiryokumap.html
今は変わってるのかなぁ。。

https://tr.twipple.jp/p/5e/3028fe.html
自民党が西日本で強いのは、自民党の支持者に東西の差があるからじゃない。自民党は、むしろ県ごとによる差が大きい。東西の差は公明党にあるんだ。

313コピペ脳:2017/10/20(金) 00:59:52
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171019-00000109-mai-pol
<衆院選>公明、立憲の躍進警戒 希望支持層取り込めず

10/19(木) 21:53配信

 公明党が衆院選公示前の35議席維持に危機感を強めている。小選挙区、比例代表とも立憲民主党との競合が目立つと分析。従来の支持層以外にどう浸透するかがカギだけに、批判の矛先を立憲に絞り始めた。

 神奈川6区では公明、立憲、日本維新の会の候補が三つどもえで争う。同区はもともと無党派層や旧民主支持層が強いとされ、公明は立憲への追い風を警戒する。山口那津男代表は18日、横浜市での演説で「枝野(幸男元官房長官)さんが代表、菅直人(元首相)さんが顧問を務めるのが立憲だ。東日本大震災(への対応)で大失敗に終わった人たちではないか」と旧民主党政権に重ねて立憲批判を展開した。

 公明は7月の東京都議選で小池百合子都知事が率いた都民ファーストの会と協力した。小池氏は公明党に配慮し、同区には希望の候補を立てなかった。

 ただ、毎日新聞の中盤情勢調査では、希望支持層は公明候補よりも立憲候補に多く流れており、公明党に有利には作用していない。公明党と立憲の一騎打ちになった北海道10区でも同様だ。

 比例代表は4ブロックで定数が各1減された。公明党は16日の常任役員会で「東北、北関東、九州が厳しい」と確認。比例でも立憲の伸びに神経をとがらせる。

 公明幹部は「与党として安全保障法制やテロ等準備罪(共謀罪)法の成立に尽くしたが、政治に中道を期待する層が立憲に流れている」と語った。【木下訓明】

314コピペ脳:2017/10/20(金) 03:29:25
http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/2017/news2/20171019-OYT1T50076.html?from=tw

公明党は比例選での伸びが見られず、公示前の34議席を下回る公算が大きい。ただ、自公を合わせれば、300議席に届く可能性がある。

(ここまで416文字 / 残り539文字)

2017年10月19日 23時00分 Copyright © The Yomiuri Shimbun

315コピペ脳:2017/10/23(月) 05:12:04
https://mainichi.jp/senkyo/articles/20171023/k00/00m/010/343000c
公明、小選挙区落とす

毎日新聞2017年10月23日 00時58分(最終更新 10月23日 02時58分)

 公明党は小選挙区、比例代表合わせて公示前勢力の35議席の確保を目指したが、神奈川6区を落とすなど厳しい戦いを強いられた。公明党の小選挙区候補が落選するのは、政権を奪還した12年衆院選以降で初めての事態。比例代表の東北、北関東、近畿、九州の4ブロックで定数が削減された影響にも苦しんだ。

 公明党の山口那津男代表は23日未明の記者会見で「神奈川6区は立憲民主党に共産党が連携する形で、野党の分裂した支持が集約されていった」と小選挙区の敗因を分析した。自民党が堅調に議席を確保する中、躍進した立憲民主党に中道層を取り込まれる傾向は比例代表の苦戦にもつながった。安全保障関連法や「共謀罪」法の制定で自民党に協力したことが中道層の「公明離れ」につながったとの見方もある。

 「中道政党で一貫している。公明党が連立にいることで自民党には拾えない中道の意見を政権運営に反映し、政治の安定をもたらしている」。公明党の井上義久幹事長は22日夜、テレビ東京の番組で中道政党としての存在意義を強調したが、選挙後は「勝利」の勢いに乗る安倍首相が改憲論議を加速させるとみられる。改憲に協力する右寄りのスタンスを取るのか、慎重姿勢を続けて中道層の支持回復を図るのか、公明党は難しい対応を迫られる。

 憲法が衆院選の争点となったかを会見で問われた山口氏は「あまりそうは思わない。選択肢が示されていない。それぞれの党が違った主張をし、自民党自身も党の中で一つにまとめ切れていない」と指摘。希望の党などと連携して拙速に改憲論議を進めないよう首相をけん制した。

 公明党は「野党第1党を巻き込んだ憲法論議」を主張してきた経緯があり、9条改正に反対する立憲民主党の躍進が「安倍改憲」への抵抗材料になる可能性もある。山口氏は22日夜のNHK番組で「憲法改正は国会が発議する。与党の枠組みがそのまま持ち込まれるわけではない。幅広い合意形成が大切だ」と述べ、改憲論議への難しい立場をにじませた。【木下訓明】



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316チバQ:2017/10/23(月) 20:36:55
5121: チバQ :2017/10/23(月) 19:34:09

31(1):名無しさん[sage] 2017/10/23(月) 08:57:01 YSykcOdk0 (2/5) NG
公明比例
2012衆 711万
2013参 756万
2014衆 731万
2016参 757万
2017衆 687万※暫定 NHKデータ放送

開票延期の所が開いたら700万にギリギリ届くかな?
仮に比例700万票割れになったら92年参院選以来、衆院選では初

317チバQ:2017/10/24(火) 21:01:35
5167 :チバQ :2017/10/24(火) 21:00:55
http://www.sankei.com/politics/news/171024/plt1710240030-n1.html
2017.10.24 08:45
【衆院選】
新党に埋没、議席減 公明、高揚なき勝利
 公明党は、衆院選で連立を組む自民党と合わせて3分の2以上の議席を確保したが、与党大勝の高揚感とはほど遠い沈痛な空気が漂っている。選挙区で擁立した9人のうち1人が落選、比例代表も5議席減らし公示前の35議席を維持できず、党としては決して「勝利」とは言い切れない結果に終わったからだ。公示直前に発足した立憲民主党など新党ブームのあおりで埋没したようだ。(清宮真一)

 「もう少し協力ができればよかった。申し訳ない」

 安倍晋三首相(自民党総裁)は23日、国会内で与党党首会談に臨み、公明党の山口那津男代表にこう伝えた。

 280超の議席を獲得した自民党に対し、30議席を割った公明党。山口氏率いる執行部体制は平成24年以降の国政選挙で「負けなし」だっただけに、党内の衝撃は大きい。

 公明党は選挙戦で、立憲民主党と対決した北海道10区と神奈川6区のほか、定数が各1減となった比例代表の東北、北関東、九州の3ブロックを重点対象と位置づけ、党幹部を集中投入した。

 これに対し、共産党の支援を受けた立憲民主党は「反安倍政権」の受け皿を狙って攻勢を強めた。山口氏は選挙戦最終日の21日を含め計3回も神奈川6区に入ったが、議席を確保できなかった。山口氏は23日未明、「立憲民主党に支持が集約され、これをはね返せなかった」と語った。
 比例代表でも、立憲民主党や、小池百合子代表(東京都知事)率いる希望の党の誕生が響いた。得票数が多い大政党に有利なドント方式による比例票の議席配分方法に従うと、公明党は得票順位で自民、立憲民主、希望に次ぐ第4位に後退した。

 衆院選が短期決戦だったことも影響した。党の支持母体の創価学会が集票活動に動き出すには時間を要する。公明党の斉藤鉄夫選対委員長は23日のNHK番組で「正直、準備期間が短かった」と明かした。党幹部は自民党側に「解散から投票まで短すぎた」と不満を漏らし、学会幹部も「短期間で全国の人脈を生かし切れなかった」と悔やむが、「これが実力だ」と冷ややかな声もある。

318チバQ:2017/10/26(木) 21:10:30


5214 :チバQ :2017/10/26(木) 21:08:17
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/politics/jiji-171026X500.html
公明、議席減で自民としこり=「自業自得」の声も
19:21時事通信

 衆院選で自民党が大勝する一方、公明党は議席を減らし、党内に重苦しいムードが漂っている。安倍晋三首相は山口那津男代表に「協力不足」を認めて謝罪したが、独り勝ちした自民党への不満がくすぶっており、今後の連携に不安を残す形となった。

 「ひとえに執行部、特に代表の責任を深く自覚している」。山口氏は26日の記者会見で、議席を大きく減らした選挙結果について、厳しい表情でこう語った。

 公明党は、衆院解散時の「35議席維持」を目標に掲げたが結果は6減。小選挙区では2012年と14年に続く全勝記録が止まり、比例代表は2000年以降の衆参両院選を通じて初めて得票が700万票を割った。

 26日の中央幹事会では、井上義久幹事長が「ざんきの念に堪えない」と発言。来月10日に全国県代表協議会を開催し、選挙の総括をすることを決めたが、地方から執行部批判が出ることも予想される。

 党内には敗因の一つに自民党の努力不足を挙げる声が多い。中堅議員は「『比例は公明党に』と訴えない自民党議員が結構いた。うちの票で生き残った人もかなりいるのに」と指摘。公明党の支持母体である創価学会幹部も自民党関係者に「われわれは増えなかった」と恨めしげに語った。

 ただ、自民党側には7月の東京都議選で、公明党が小池百合子都知事率いる地域政党「都民ファーストの会」と手を組んだことへの不満から「自業自得」(中堅)と突き放す向きもある。公明党内でも「コウモリのような、主張ではなく強い者に擦り寄るという本音が見透かされた気がする」(党関係者)との声が漏れる。

319名無しさん:2017/10/27(金) 12:19:30
公明党比例得票率
http://todo-ran.com/ts/kiji/22500

320名無しさん:2017/10/27(金) 12:20:55
>>319

各都道府県選挙管理委員会の発表から、2017年10月に行われた第48回衆議院選挙比例代表の公明党得票率ランキング。
公明党の得票数は697万7712票で、有効投票数5575万7552票に占める得票率は12.51%。これは前回の国政選挙である2016年参議院比例代表:公明党得票率の13.56%とくらべると、1.05ポイントの減少となっている。前回の選挙からの推移は以下の通り。10県で得票率が上がり、37県で得票率が下がっている。

順位 都道府県 2016
参院選 2014
衆院選 増減
47 沖縄県 17.28% 15.09% 2.19ポイント
44 大分県 13.8% 13.26% 0.54ポイント
24 三重県 13.51% 13.07% 0.44ポイント
7 福島県 11.32% 10.96% 0.36ポイント
3 岩手県 8.91% 8.61% 0.3ポイント
6 山形県 12.04% 11.78% 0.26ポイント
39 高知県 16.09% 15.83% 0.26ポイント
32 島根県 13.58% 13.43% 0.15ポイント
40 福岡県 17.28% 17.15% 0.13ポイント
38 愛媛県 14.85% 14.82% 0.03ポイント
15 新潟県 8.05% 8.27% -0.22ポイント
19 山梨県 12.59% 12.83% -0.24ポイント
23 愛知県 11.39% 11.67% -0.28ポイント
43 熊本県 14.88% 15.27% -0.39ポイント
45 宮崎県 16.67% 17.11% -0.44ポイント
46 鹿児島県 14.01% 14.49% -0.48ポイント
27 大阪府 15.9% 16.39% -0.49ポイント
16 富山県 8.34% 8.85% -0.51ポイント
5 秋田県 10.63% 11.19% -0.56ポイント
33 岡山県 16.54% 17.18% -0.64ポイント
13 東京都 10.81% 11.46% -0.65ポイント
20 長野県 9.98% 10.7% -0.72ポイント
31 鳥取県 15.93% 16.71% -0.78ポイント
42 長崎県 16.04% 16.86% -0.82ポイント
9 栃木県 11.56% 12.42% -0.86ポイント
25 滋賀県 8.64% 9.57% -0.93ポイント
29 奈良県 12.24% 13.44% -1.2ポイント
22 静岡県 11.47% 12.68% -1.21ポイント
14 神奈川県 10.91% 12.18% -1.27ポイント
34 広島県 13.93% 15.2% -1.27ポイント
8 茨城県 13.69% 15.05% -1.36ポイント
35 山口県 15.13% 16.5% -1.37ポイント
30 和歌山県 16.62% 18% -1.38ポイント
36 徳島県 15.4% 16.87% -1.47ポイント
21 岐阜県 10.81% 12.33% -1.52ポイント
4 宮城県 11.85% 13.42% -1.57ポイント
10 群馬県 12.22% 13.85% -1.63ポイント
26 京都府 10.57% 12.25% -1.68ポイント
18 福井県 9.24% 11.1% -1.86ポイント
12 千葉県 12.1% 13.98% -1.88ポイント
17 石川県 8.79% 10.71% -1.92ポイント
28 兵庫県 13.4% 15.37% -1.97ポイント
2 青森県 10.78% 12.76% -1.98ポイント
37 香川県 12.96% 15.14% -2.18ポイント
11 埼玉県 13.51% 16% -2.49ポイント
1 北海道 11.03% 13.59% -2.56ポイント
41 佐賀県 12.34% 15.48% -3.14ポイント
-- 全国 12.51% 13.56% -1.05ポイント


最も公明党得票率が高いのは沖縄県で17.28%(偏差値67.8)。2位は福岡県で17.28%。3位以下は宮崎県(16.67%)、和歌山県(16.62%)、岡山県(16.54%)の順で西日本が上位を占めている。一方、最も得票率が低いのは新潟県で8.05%(偏差値31.4)。これに富山県(8.34%)、滋賀県(8.64%)、石川県(8.79%)、岩手県(8.91%)と続いている。

分布地図を見ると、西日本と関東で得票率が高い。

相関ランキングでも鶏肉消費量やラーメン外食費用のような東西対立型のランキングと相関が高く、公明党得票率が西高東低型であることがデータからも分かる。

また、公明党得票率(直近10年間)や2014年衆議院比例代表:公明党得票率など過去の得票率と正の相関が非常に高く、ほぼ同じ分布となっている。風に頼らない基礎票頼みの得票となっているようだ。

各党得票率
順位 党名 得票率
1 自由民主党 35.88%
2 民進党 20.92%
3 公明党 13.56%
4 日本共産党 10.76%
5 おおさか維新の会 9.24%
6 社会民主党 2.74%
7 生活の党と山本太郎となかまたち 1.90%
8 日本のこころを大切にする党 1.31%
9 支持政党なし 1.15%
10 新党改革 1.04%
11 国民怒りの声 0.83%
12 幸福実現党 0.66%


直近10年間の平均得票率は公明党得票率(直近10年間)。
データ出典 各都道府県選挙管理委員会

321名無しさん:2017/10/27(金) 12:22:02
>>320

2017年衆議院比例代表:公明党得票率ランキング
「並替」の右横の「北/南」「↓/↑」をクリックすると並べ替え表示します。
順位 都道
府県 得票率 偏差値
並替 北 南 ↓ ↑ ↓ ↑
1 沖縄 17.28% 67.84
1 福岡 17.28% 67.84
3 宮崎 16.67% 65.44
4 和歌山 16.62% 65.24
5 岡山 16.54% 64.92
6 高知 16.09% 63.15
7 長崎 16.04% 62.95
8 鳥取 15.93% 62.52
9 大阪 15.90% 62.40
10 徳島 15.40% 60.43
11 山口 15.13% 59.36
12 熊本 14.88% 58.37
13 愛媛 14.85% 58.26
14 鹿児島 14.01% 54.94
15 広島 13.93% 54.63
16 大分 13.80% 54.11
17 茨城 13.69% 53.68
18 島根 13.58% 53.24
19 三重 13.51% 52.97
19 埼玉 13.51% 52.97
21 兵庫 13.40% 52.53
22 香川 12.96% 50.80
23 山梨 12.59% 49.34
24 佐賀 12.34% 48.35
25 奈良 12.24% 47.96
26 群馬 12.22% 47.88
27 千葉 12.10% 47.41
28 山形 12.04% 47.17
29 宮城 11.85% 46.42
30 栃木 11.56% 45.27
31 静岡 11.47% 44.92
32 愛知 11.39% 44.60
33 福島 11.32% 44.33
34 北海道 11.03% 43.18
35 神奈川 10.91% 42.71
36 東京 10.81% 42.32
36 岐阜 10.81% 42.32
38 青森 10.78% 42.20
39 秋田 10.63% 41.61
40 京都 10.57% 41.37
41 長野 9.98% 39.04
42 福井 9.24% 36.12
43 岩手 8.91% 34.82
44 石川 8.79% 34.35
45 滋賀 8.64% 33.75
46 富山 8.34% 32.57
47 新潟 8.05% 31.43
全国 12.51%

322パリ行最終便:2017/10/31(火) 00:44:27
http://sp.yomiuri.co.jp/politics/20171030-OYT1T50007.html?from=ytop_main2
公明、存在感低下を懸念…自民との力関係変化も
2017年10月30日 10時47分

 衆院選で議席を減らした公明党内で、与党としての存在感低下を懸念する声が出ている。

 憲法改正や安全保障法制などで「政権のブレーキ役」を果たしてきたが、自民党の圧勝は自公間の力関係を変える可能性があるためだ。当面は、衆院選で前面に掲げた「教育負担の軽減」などの政策実現で存在感を示したい考えだ。

 公明党は、前回衆院選で得た35議席の維持を目指したものの、小選挙区選で擁立した9人中1人が落選した。比例選でも5議席減らし、計29議席にとどまった。政権を奪還した2012年衆院選以降、議席を増やし続けてきた流れから一転した。追加公認した3人を含め284議席を得て圧勝した自民党とは対照的だ。

 山口代表は26日の記者会見で「議席を減らした結果については代表の責任を深く自覚している」と陳謝した。その一方で、「与党の中で幅広い民意を受け止めて生かすという点で、公明党の相対的な役割はますます重くなった」と強調してみせた。保守色の強い「安倍1強」路線に、政権内から物申せるのは公明党しかいないというわけだ。

(ここまで447文字 / 残り283文字)

323パリ行最終便:2017/11/03(金) 13:02:02
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171103-00000078-san-pol
公明に秋波? 枝野氏あいさつ

11/3(金) 7:55配信

 立憲民主党の枝野幸男代表ら幹部が2日、与野党の国会内控室を回り、結党のあいさつをした。連立与党・公明党の幹部に対しては、改憲をめぐる自公両党間の温度差を念頭に秋波を送るような発言もあった。

 枝野氏は公明党の控室で山口那津男代表に「(政策課題の中で)御党が一番近いテーマもある」と語りかけ、親近感をにじませた。その上で、辻元清美国対委員長が衆院憲法審査会の委員に就くことを伝え、円滑な国会運営に関しても「公明党の力にかかっている」と強調した。

 日本維新の会の控室では枝野氏がインターネット上で「ゆるキャラ」として扱われていることが話題に。維新の遠藤敬国対委員長が「うちの娘は枝野氏をスヌーピーと呼ぶ」と水を向けると、枝野氏は「スヌーピーといわれたりムーミンといわれたりカピバラといわれたりね」と応じた。

324チバQ:2017/11/06(月) 10:30:23
https://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/politics/20171103-567-OYT1T50064.html
公明、人材不足露呈…議席減らし世代交代進まず
11月03日 19:28読売新聞

 公明党は2日の中央幹事会で、北側一雄副代表(64)が中央幹事会長を兼務する人事を決定した。

 北側氏は2日の記者会見で、副代表や憲法調査会長と、全国大会に次ぐ議決機関である中央幹事会のトップを兼ねることについて、「大変重い立場なのでしっかり責任を果たしたい」と抱負を語った。

 先の衆院選では太田昭宏・前代表(72)と井上幹事長(70)ら4人が「定年制」の例外扱いで出馬して当選する一方、上田勇・党政調会長代理(59)ら中堅・若手の前議員6人が落選した。党内では「世代交代が進まず、人材不足が露呈している」との声も出ている。衆院選に出馬せずに引退した漆原良夫・前中央幹事会長(72)は、党顧問に就任した。

325チバQ:2017/11/10(金) 14:07:29
https://www.jiji.com/jc/article?k=2017110901075&g=pol
「人づくり革命」報道で抗議=公明幹部

 公明党の石田祝稔政調会長は9日、政府が12月上旬に策定する「人づくり革命」の政策パッケージの内容が報じられたことに関し、「1カ月前にこんな形で出るなんてどういうことだ」と政府に抗議したことを記者団に明らかにした。
 石田氏は「党としては今月下旬に提言したいといま精力的に議論している」と強調。抗議に対し、政府側からは、政策パッケージは与党の議論を踏まえてつくると回答があったという。(2017/11/09-18:42)

326とはずがたり:2017/11/12(日) 09:58:21
>例年、学会は創立記念日の11月18日前後に幹部人事を行う。今年は“官邸とのパイプ役”と呼ばれる幹部を要職から外すのではないか、という情報が流れている。
誰?

菅官房長官の“盟友”を更迭? 公明党に自公連立解消の兆し 日刊ゲンダイDIGITAL 2017年11月11日 09時26分 (2017年11月12日 05時30分 更新)
https://www.excite.co.jp/News/politics_g/20171111/Gendai_426015.html

 自民党は中断していた党憲法改正推進本部の全体会合を来週再開する。安倍首相がこだわる「憲法への自衛隊明記」などについて議論を進めていくが、難航必至とされるのが平和を党是に掲げる公明党との意見調整だ。

 9日、公明党の北側一雄中央幹事会会長は、改憲について「与党間で何か行うことは前提にしない」と自民党との事前協議をキッパリ否定。事前協議をすることで、支持母体の創価学会員に「改憲に前向き」と受け止められることを公明党の幹部は恐れているという。

「10月の総選挙で公明党は5減の29議席に終わりました。比例代表では、2000年以降の衆参両院選を通じて初めて700万票を割った。これは一部の学会員が批判の意味を込めて立憲民主党に投票したり、無効票を投じたからといわれています」(創価学会関係者)

■改憲路線、公約反故に学会員がカンカン

 安保法制や共謀罪に賛成し、自民党のブレーキどころかエンジンになっている今の公明党に学会員の不満は鬱積し、爆発寸前という。今後、“公明離れ”がさらに加速する可能性が高い。

「今回、公明党は『5歳までの幼児教育を全て無償化する』と公約に掲げました。安倍首相も教育無償化について『全ての子供たち』と言っていたくせに、選挙が終わった途端、認可外保育は対象外にしようとしていると判明。選挙で汗を流した学会婦人部はカンカンです」(ある婦人部会員)

 こうした動きを察知した創価学会は、沈静化のために先手を打とうとしているようだ。例年、学会は創立記念日の11月18日前後に幹部人事を行う。今年は“官邸とのパイプ役”と呼ばれる幹部を要職から外すのではないか、という情報が流れている。

「この幹部は菅官房長官の“盟友”といわれています。今回、安倍首相が解散・総選挙に踏み切ろうとしていることを知ると、足元の改憲反対派の学会員の反発を危惧して『都議選が終わったばかりで準備が間に合わない』『年末にするよう首相を説得して欲しい』などと菅氏に要請したといいます。ところが、やんわりと押し切られて選挙に突入。結果、公明党の議席を大きく減らすことにつながった。創価学会が本当にこの幹部を要職から外すことになれば“懲罰人事”になりますが、同時に“官邸との決別”も意味します」(前出の創価学会関係者)

 こうした公明党の事情を知ってか知らずか、安倍首相は8日夜、「憲法を変えることを支持されたと思っている。できれば早めにしたい」と明言した。解けそうな“下駄の雪”を捨てて、別の改憲勢力と手を組むつもりかもしれない。

327とはずがたり:2017/11/12(日) 10:03:09
立憲民主に流れた学会票…公明「比例票700万割れ」の衝撃
2017年10月26日
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/216262

 公示前の34議席から5議席減という敗北に終わった公明党。それ以上に党内に衝撃が走っているのが、比例の獲得票数だ。

 今回、公明が比例の全ブロックで獲得した合計は697万票。衆院選の比例ではじめて700万票を割った。自公に大逆風が吹き、8つの選挙区で全敗した09年衆院選でさえ、比例では805万票を獲得していたのに、である。

「投票日は悪天候でしたが、期日前投票を含め確実に投票されるのが公明票。天候は関係ない。自民候補の多くも選挙区で『比例は公明』を徹底していました。それでも700万割れです。“自民の非協力”ではなく、公明の支持母体である創価学会の集票力が目に見えて衰弱しているのです」(政界関係者)

 現役の創価学会員がこう言う。

「今回の選挙では、立憲民主に投票した学会員もいました。理由は、公明党の変節です。安保法賛成だけでなく、共謀罪、モリ・カケ問題など、今の公明党には平和や公正を求めたかつての姿はない。少なくない学会員が、不満をくすぶらせていました。そんな中、選挙で立憲民主が訴えた『平和』や『草の根』はまさに学会員が政治に求めるものだった。それに犬猿の仲である共産ではなく、立憲民主なら抵抗なく投票できる。今回は急な解散だったので、今まで通り公明に入れた学会員がほとんどでしょうが、今後の公明の対応次第では、次期選挙で立憲に流れる票がさらに増えるはずです」

 公明の斉藤鉄夫選対委員長は敗因を「準備期間が短かった」と分析しているが、逆だ。時間がなかったから、この程度の逃げ票で済んだのである。

 公明の敗北に頭を痛めているのが安倍首相だ。安倍首相は19年の参院選までに改憲の国会発議を行い、参院選と国民投票のダブルをもくろんでいる。参院選の後では、3分の2を失う恐れがあるからだ。しかし、公明が「改憲」に抵抗する可能性が高いという。

 政治評論家の山口朝雄氏がこう言う。

「もし、公明が安倍首相の“9条改憲”に協力したら、学会員から完全に見放され、次の参院選で壊滅的な敗北を喫す可能性があります。参院選を考えたら、簡単に“9条改憲”には乗れないでしょう」

 公明は安倍首相と心中するのかどうか。

328とはずがたり:2017/11/12(日) 10:11:33
立憲が公明と共産から票を削ったとすると俺の持論の民主リベラル+改革保守による多数派形成がより現実的となるな!!

改革保守が自民と協力したがるのも癌だし,リベラルも自社さでやらかした過去はあるんだけど。

329片言丸:2017/11/12(日) 10:18:22
>>328
その分析を時宜を見失わずに発表すれば、諸方面(下部組織含めて)にインパクトはあるかも。

330パリ行最終便:2017/11/16(木) 16:40:23
https://news.goo.ne.jp/article/bunshun/politics/bunshun-4959.html
公明党、比例区700万票割れの衝撃 敗因は女性スキャンダル!?

07:00

 公明党が11月10日、衆院選を総括する会議を開き、山口那津男代表は「執行部の責任」と陳謝した。

「前回衆院選で獲得し目標とした35議席から6議席も減らし29議席にとどまった。与党の大勝、希望の党の『完敗』が大きく報じられていますが、実は公明も惨敗と言っていい」(政治部記者)

 斉藤鉄夫選対委員長は、敗因を次のように総括した。

 電撃解散による準備時間の不足、野党の再編劇に注目が集まり公明党が埋没した、相次いだスキャンダル……。

 スキャンダルとは、小誌が報じた長沢広明復興副大臣、樋口尚也前文科政務官の女性問題だ。小誌取材を受け、長沢氏は参院議員、副大臣を辞職し、樋口氏は衆院選の公認を辞退。幕引きを図ったが、支持者の反発は大きかった。

「出席者から出た『大衆と共に、という原点をもう一度見つめ直す必要がある』という発言は、このスキャンダルを意識したものです。特に長沢氏は、創価学会で選挙を仕切る佐藤浩副会長と近く、前回の参院選比例区でもトップ当選していただけに、敗北とあわせて佐藤氏の責任を問う声も内部では出ています」(公明党関係者)

 ある党幹部は「これまでの選挙結果とは意味が違う」と明かす。公明党は、小選挙区比例代表並立制が導入された1996年衆院選こそ新進党で戦ったが、2000年以降は、公明党として前回まで6回の衆院選を戦ってきた。

「比例区では700万票を死守してきた。それが今回、組織票に有利とされる低投票率にもかかわらず議席を減らし、比例区では700万票を割り、前回から30万票以上も減った。これは衝撃的だ」(同前)

 この結果は、学会内部で囁かれてきた「組織力のピークはとうに過ぎている」ことを露にしてしまったというのだ。

「常勝関西の本拠地である大阪でも、自民党だけでなく維新とも組むことで議席を維持しているのが実態です。今回、神奈川の小選挙区を落とし、北海道も大接戦。東京も定年延長している太田昭宏前代表が引退すれば、次はどうなるかわからない」(同前)

 当面の課題となるのは憲法改正だ。北側一雄中央幹事会長は「与党間で何か行うことは絶対しない」と自民党との事前協議を否定。憲法改正にアレルギーのある支持母体への配慮を示した。

 悩める公明党に安倍晋三首相は救いの手を差し伸べるのか、それとも――。

(「週刊文春」編集部)

331とはずがたり:2017/12/25(月) 21:29:41
公明幹部が明言 「9条改憲なら連立離脱」どこまで本気か
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/219963/1
2017年12月22日

 どこまで公明党は本気なのか――。自民党の「憲法改正推進本部」は、20日、憲法9条の改定を盛り込んだ論点整理案を了承した。自民党は、来年の通常国会の会期末(6月)までに改憲案を発議するつもりだ。

 ところが、フジテレビによると、連立を組む公明党の幹部は「9条を持ち出すなら連立を離脱する」と明言しているという。斉藤鉄夫幹事長代行も、改憲についてラジオ番組で「そこまで盛り上がっていない」とクギを刺している。

 もし、公明党が連立から離脱したら、安倍政権は参院で3分の2を失い、改憲は不可能になる。それどころか、安倍首相の“総裁3選”も吹っ飛ぶのは確実だ。これまで“下駄の雪”となり、自民党の言いなりになってきた公明党は、本当に連立から離脱するのか。

「公明党は憲法9条の改定だけは、本気で止めるつもりです。やはり、10月の衆院選で大敗したことが大きかった。5議席も減らしただけではなく、初めて比例票が700万票を割ってしまった。敗因は、公明党の党是は平和なのに“安保法”や“共謀罪”に賛成したことでしょう。支持母体である創価学会の会員が離反してしまった。創価学会の婦人部は、反戦や平和に対する思いが強いですからね。もし、公明党が9条の改定に賛成したら、支持離れが決定的になってしまう。ただ、9条改定に反対しても、連立離脱はせず、与党内野党に徹するはずです。いずれにしろ、公明党の賛成を得られず、安倍首相が9条改定を強行するのは難しいでしょう」(政治ジャーナリスト・鈴木哲夫氏)

 公約した9条改憲の発議を実施できなければ、保守派を中心に批判が強まり、安倍首相の求心力が急降下するのは確実。

■“安倍降ろし”加速の可能性も

 ただでさえ、安倍首相に対する“飽き”が国民と自民党に広がっているだけに、来年秋の総裁選は出馬断念に追い込まれてもおかしくない。実際、改憲を断念したら、もう安倍首相にはやることがない。

「安倍首相に“飽き”がきているのは、公明党も同じです。総裁に3選されたら、あと3年も続くことになる。もちろん、表立って“安倍降ろし”はやれないし、やらないでしょうが、自分たちと考え方が近い首相を誕生させたいのがホンネです。自民党議員の大半は公明票がないと当選できないだけに、公明党が動いたら一気に“安倍降ろし”が強まる可能性があります」(政界関係者)

 公明党は本当に“下駄の雪”をやめられるのか。

332とはずがたり:2018/01/01(月) 16:04:20

公明党
改憲「目指す」削除 連立合意、自民を押し返す
https://mainichi.jp/articles/20180101/ddm/003/010/099000c
毎日新聞2018年1月1日 東京朝刊

http://tohazugatali.soragoto.net/news/2018-01-01-1.jpg

 公明党が、2017年10月の衆院選後に与党間で交わした連立政権合意で、当初自民党が提示した「憲法改正を目指す」との表現を削るよう求めていたことが明らかになった。自民は譲歩し、「憲法改正に向けた国民的議論を深め、合意形成に努める」という文言に落ち着いた。公明は改憲への慎重姿勢を崩しておらず、自民が目指す18年の発議に向けた与党協議は難航が必至だ。【木下訓明】

 連立政権合意は「北朝鮮問題への対応」「憲法改正」など5項目で構成。衆院選投開票日の翌日(10月23日)に、安倍晋三首相(自民党総裁)と公明の山口那津男代表の間で正式合意した。

 関係者によると、自民は当初、衆院選で公約した「国民の幅広い理解を得て、憲法改正を目指す」に沿った原案を提示した。これに対し、公明の井上義久幹事長が「党内や支持者の理解が得られない」と指摘。協議の結果、「合意形成に努める」との文言で決着した。14年衆院選後に結んだ連立政権合意の「憲法改正に向けた国民的な議論を深める」との表現からはやや強めたが、自民の攻勢を公明が押し返した形だ。

 衆院選で議席を減らした公明は、政権の「ブレーキ役」としての姿勢を強めている。自民は、首相が提起した「自衛隊」を明記する改憲案に向けた議論を進め、12月20日には同案を含む4項目の論点整理を発表した。しかし、山口氏は21日の記者会見で「自民党が昨日の発表を受けてどうするか見守りたい」と述べるにとどめている。

 公明は18年秋に党大会と執行部人事を迎える。党関係者は「山口氏は代表在任中の改憲には非常に慎重だ」と話す。公明は年明けから改憲議論を本格化するが、自民の動向をにらみながらの神経戦となりそうだ。

333とはずがたり:2018/01/07(日) 20:48:29
公明党が抑止勢力として役立った試しがないからなあ・・

【憲法改正】公明党・山口那津男代表「憲法改正へ十分に議論深まっていない」
https://www.msn.com/ja-jp/news/national/%E3%80%90%E6%86%B2%E6%B3%95%E6%94%B9%E6%AD%A3%E3%80%91%E5%85%AC%E6%98%8E%E5%85%9A%E3%83%BB%E5%B1%B1%E5%8F%A3%E9%82%A3%E6%B4%A5%E7%94%B7%E4%BB%A3%E8%A1%A8%E3%80%8C%E6%86%B2%E6%B3%95%E6%94%B9%E6%AD%A3%E3%81%B8%E5%8D%81%E5%88%86%E3%81%AB%E8%AD%B0%E8%AB%96%E6%B7%B1%E3%81%BE%E3%81%A3%E3%81%A6%E3%81%84%E3%81%AA%E3%81%84%E3%80%8D/ar-BBHYIkb
産経新聞
7 時間前

【憲法改正】公明党・山口那津男代表「憲法改正へ十分に議論深まっていない」: 公明党の山口那津男代表(斎藤良雄撮影)c 産経新聞 提供 公明党の山口那津男代表(斎藤良雄撮影)
 公明党の山口那津男代表は7日午前のNHK番組で、憲法改正に関し「まだ議論が十分に深まっている状況ではない。各党がそれぞれの考え方を深めて、国会に反映させていくことが重要だ」と述べ、性急な改憲議論を牽制した。その上で「国会の議論が国民の理解を伴っていくことがもっと重要だ」とも指摘した。

 憲法改正には国会での発議後、国民投票で過半数の賛成が必要となる。改憲議論の進め方について「単に数字の上での過半数ではなく、十分な国民の理解、議論の成熟をもたらさなければならない。その上での国会の議論の深まりを推進していく姿勢で臨む」とも語った。

 公明党は憲法施行時に想定できなかった理念を条項として憲法に書き込む「加憲」という改憲方針を掲げているが、「(党内で)何がふさわしいかの議論はまだ十分に行われていない。どこが優先順位かも含めて、まだ議論が深まっていない。どういう対象がふさわしいかの議論をまず深めていくところから始めたい」と述べた。

 公明党は今月下旬に党憲法調査会を再開させる予定で、各党のこれまでの議論や「加憲」対象を検討し、党内意見の集約を目指す。

334とはずがたり:2018/02/02(金) 22:42:26
>創価学会も、麻生太郎氏に近い幹部が左遷される
どんな事象だ?

「それで何人死んだんだ」ヤジも逆風に 沖縄が“安倍一強”を揺るがす
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1354356742/3486
文春オンライン 2018年2月1日 07時00分 (2018年2月2日 06時41分 更新)

「政権が同市辺野古で進める米軍普天間飛行場の代替施設建設への賛否が争点になっています。稲嶺進市長に前自民党市議の渡具知武豊氏が挑む構図で、翁長雄志県知事を軸に反基地で共闘する『オール沖縄』勢力が現職を全面支援する中、官邸が後押しする新人は『辺野古移設容認』の持論を封印。菅義偉官房長官や二階俊博幹事長らが動き、前回は自主投票に止めた公明党から推薦を引き出しました」(地元政界関係者)

 同市長選で、移設容認派が負け続けたのは2000票を超える公明党支持者の離反が原因と言われる。自民党は昨秋の衆院選で「比例は公明党」と強調。公明党は名護での比例票を前回より2200票伸ばした。

 移設反対を貫く公明党沖縄県本部は今回、辺野古問題には触れず、「海兵隊の県外・国外への移転」を求めることで自民党との共闘を決定。告示前には支持母体・創価学会の原田稔会長が沖縄入りし、新人の支援を確認した。

「『自民党の下駄の雪』と揶揄される公明党でも、創価学会の平和運動を先導し、独自路線を貫いてきた沖縄では異例の方針転換です。末端会員の間には安倍政権との共闘に疑問の声もあるだけに、幹部たちは自民党の相次ぐ失点を苦々しく思っている」(学会ウォッチャー)

「国の交付金をちらつかせて地元業者を抑えつつ、小泉進次郎氏の人気と公明党の組織力に依存する菅・二階の手法は焼きが回っている。創価学会も、麻生太郎氏に近い幹部が左遷されるなど揺れているだけに、負ければ影響は中央にも波及する」(自民党関係者)

(「週刊文春」編集部)

336とはずがたり:2018/03/16(金) 18:04:06
>同党唯一の閣僚である石井啓一国土交通相は13日の記者会見で、国交省内に保管していた改ざん前の文書のコピーを5日に財務省に渡したことを公表。財務省が国会に「調査を継続中」とした8日時点で、同省がすでに改ざんを把握していたことを「暴露」した形で、自民内からは「後ろから弓を引かれた」(派閥会長)との声が出たほどだ。

安保法制で既に平和の党は抛棄した公明党だしこれ以上安倍に付き合ってたらクリーンな公明党ってのも嘘になっちまうしな。

自民内からつきあげ、公明も一転批判 折れた官邸
https://www.asahi.com/articles/ASL3G5GV8L3GUTFK01F.html?ref=yahoo
明楽麻子、南彰 岡村夏樹2018年3月15日04時56分

 財務省の決裁文書改ざん問題で、佐川宣寿・前理財局長の証人喚問が行われる方向になった。世論を気にして国会招致を容認する姿勢に転じた与党に、首相官邸が押し切られた格好だ。強気の政権運営を続けてきた官邸は防戦一方に回っており、政治日程の行方も見通せなくなっている。

 14日夜、東京都内であった自民党額賀派のパーティー。並み居る来賓のあいさつで際立って厳しかったのが、公明党の山口那津男代表だった。

 「国民が心配していることに対して、なめられた国会が、与党も野党もなく力を合わせ、しっかり立て直さなければならない」

 佐川氏招致を主導したのは、その公明だった。

 この日朝の自公両党の幹事長会談。公明の井上義久幹事長が「必要があれば応じることも考えなければならない」と水を向け、自民の二階俊博幹事長は「その通りだ」と応じた。

 公明は当初、この問題から距離を置いてきたが、財務省が認めてからは、一転して批判を強めている。

 同党唯一の閣僚である石井啓一国土交通相は13日の記者会見で、国交省内に保管していた改ざん前の文書のコピーを5日に財務省に渡したことを公表。財務省が国会に「調査を継続中」とした8日時点で、同省がすでに改ざんを把握していたことを「暴露」した形で、自民内からは「後ろから弓を引かれた」(派閥会長)との声が出たほどだ。

 公明の姿勢の背景には、地方の…

337とはずがたり:2018/03/25(日) 21:30:55

公明幹事長、前川氏調査を批判=「強い違和感」
https://www.jiji.com/jc/article?g=pol&k=2018032300898

 公明党の井上義久幹事長は23日の記者会見で、文部科学省が前川喜平前事務次官の授業内容を中学校に問い合わせた問題に関し「個々の教育内容に国が関与することは基本的に慎むべきだ。極めて強い違和感を持っている」と批判した。
 井上氏は、自民党議員が同省に授業内容などを照会していたことにも触れ「極めて自制的であるべきだ。国会議員だから何でも可能だということではない」と指摘。「現場が萎縮するような結果をもたらす調査の仕方や聞き方はやるべきではない」と語った。(2018/03/23-14:45)

338とはずがたり:2018/04/08(日) 18:13:50
公明代表が首相夫人に注文 行動を「省みてほしい」
https://news.goo.ne.jp/article/kyodo_nor/politics/kyodo_nor-2018040801000262
12:16共同通信

 公明党の山口代表は8日放送のラジオ日本番組で、森友学園が開設予定だった小学校の名誉校長に一時就任した安倍昭恵首相夫人について「『李下に冠を正さず』という不文律をよくよくわきまえ、省みてほしい」と述べ、行動を慎むよう注文を付けた。

 決裁文書改ざんを巡る証人喚問で証言回避を繰り返した佐川前国税庁長官に対し「国民のいら立ちは強い。事実をはっきり述べるのが望まれる態度だった」と不満を表明。野党が求める昭恵夫人の証人喚問は「冷静に判断する必要がある」と否定的見解を示した。

 9月の自民党総裁選に関しては「自民党自身が決めることであり、口出しせず見守る」とした。

339とはずがたり:2018/05/02(水) 13:49:52
公明 山口代表 憲法改正は慎重に議論すべき
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180502/k10011425181000.html
5月2日 13時43分

3日の憲法記念日を前に、公明党の山口代表は、東京 新宿で街頭演説し、これまで解釈や立法措置によって憲法を時代の流れに合わせ、一度も改正して来なかったと指摘し、憲法改正は慎重に議論すべきだという考えを示しました。

この中で山口代表は「日本国憲法は、施行から71年を迎えようとしているが、これまで、改正を一度も行ってこなかった。各国は改正を重ねているが、日本は、憲法の解釈や立法によって懸命に時代の流れに合わせてきた。この日本の戦後の歴史を、改めて問い直すべき時だ」と述べ、憲法改正は慎重に議論すべきだという考えを示しました。

一方、山口氏は、財務省の決裁文書の改ざんなど、公文書をめぐる問題が相次いでいることについて、「政府の行政情報が、国民にひとしく行き渡る保障がなければ、国民主権を全うすることはできない。決裁が済んだ公文書を改ざんしたり、あるべきはずの文書を『ない』と国会で公言し、あとから発見されたりするのは、主権をないがしろにする行いと言わざるをえない」と批判しました。

340チバQ:2018/05/03(木) 15:39:43
https://news.goo.ne.jp/article/bunshun/nation/bunshun-7059.html
創価学会「極秘資料」が暴く負の歴史

07:00

 創価学会における絶対権力の空白は早8年に及ぼうとしている。半世紀以上にわたり巨大教団を率いてきた池田大作名誉会長は1月に卒寿を迎えたが、年に数回、『聖教新聞』に近影が掲載されるだけで、公の前に姿を見せなくなって久しい。2010年5月の本部幹部会の後、脳梗塞で倒れたというのが定説だ。大小様々な本部施設が蝟集する東京・信濃町の真ん中にひっそりと佇む第二別館にほぼ籠もりきりとされる。

一枚岩だったはずの組織に……
池田大作名誉会長 ��躑ζ営命�社

 この間、原田稔会長以下の集団指導体制により教団の運営は滞りなく行われてきたかに見える。が、カリスマ指導者の重石がなくなれば必然のこと、一皮剥けば、信濃町の内部では次期会長の座を巡る暗闘が繰り広げられ、一枚岩だったはずの組織に動揺を来しているのが実際だ。

「谷川佳樹主任副会長のラインが巻き返しに出たのかもしれない」

 1月下旬、ある本部人事が各方面を駆け巡り、憶測を呼んだ。副会長の岡部高弘氏が広報室長を突如外され、聖教新聞広告局の閑職に追いやられたのだ。遠因として囁かれているのは昨年9月の『週刊文春』記事である。報じられたのは復興副大臣も務める長沢広明・公明党参院議員の女性スキャンダルだった。組織政党にとって所属議員は単なる駒にすぎない。本人は雑誌発売前に早々と議員辞職した。

会長の権限はそれほど強くない

 創価学会・公明党にとって重大な意味を持っていたのは、長沢氏が佐藤浩副会長の一の子分で知られていたことである。佐藤氏は菅義偉官房長官と太いパイプを持つことで有名。信濃町の勢力図においては、事務総長として本部機構を取り仕切り次期会長候補の最右翼とされる谷川氏や、その後見人で隠然たる力を持つ弁護士グループのトップにある八尋頼雄副会長、前会長で最高指導会議議長を務める秋谷栄之助氏らとともに主流派と目されてきた。政治的には自公連立路線の旗振り役だ。

 現在の学会においては「会長の権限はそれほど強くない」(元本部職員)とされ、それがため主流派こそが組織を動かしてきたと言われる。記事は内部告発がなければ知り得ない内容だったが、その追及は長沢氏よりむしろ政治担当として絶大な影響力を握り続ける佐藤氏に向いていた観があった。

 そこで佐藤氏ら主流派が岡部氏の更迭に動いたというのが一つの見立てである。怒りの矛先が岡部氏に向かった理由は今ひとつ分からないが、もともと両者の折り合いは悪かったとも言われる。後任の広報室長となった長野祐樹氏は長く神奈川担当の副会長を務めこれまで広報とは無縁だが、佐藤氏と極めて近いことで知られる。そのことも更迭人事が主流派の強い意向によって行われたと見られる理由となっている。

 そして、さらにその背後にあるのが次期会長の座を巡る谷川氏と萩本直樹主任副会長との神経戦とも言える綱引きだ。創価学会には200人以上の副会長がいるとされるが、15年に新設された主任副会長ポストは8人に限られる。谷川、萩本両氏はその中でも一歩抜け出た。萩本氏の後見役は原田会長とされる。

 スキャンダル記事は主流派を牽制するものだっただけに、萩本氏を利するところがあった。おまけに年が明けた1月7日付の人事は両者の形勢逆転をも思わせるもの。谷川氏が壮年部長に回ったのに対し、萩本氏がそれより遥かに格上の総東京長となったからだ。そうしたこともあり、岡部氏の更迭人事は谷川氏ら主流派による主導権奪還の意味合いも見え隠れしていたのである。

学会の「影の会長」

 次期会長レースに対し中立派と見られていた原田氏がにわかに萩本氏を後押ししだしたのは15年秋、ある暗闘劇が幕引きとなった前後からと見られている。それまで学会内で繰り広げられたのは谷川氏ら主流派と「創価大学卒のプリンス」と謳われた理事長の正木正明氏を担ぐグループとの対立だった。それが頂点に達したのは信濃町に新たなシンボル施設「広宣流布大誓堂」が完成した13年のことだ。

「全部、見られているぞ! 恥知らず! バカ者!」

 谷川氏や佐藤氏らを中傷するそんな怪文書が撒かれたかと思えば、ある主流派の副会長に対するこんな告発文書がマスコミに持ち込まれた。

「学会の『影の会長』であり……権力を好き放題に使っている人間であることに気づいてください」

 文書が告発するのは蓄財疑惑だった。不正とまでは認められないものの、そこで指摘された不動産に関する情報はじつに正確で、よほどの関係者しか知り得ないものだった。

341チバQ:2018/05/03(木) 15:40:44
Xデー後の学会分裂などあり得ない

 しかし、もともと非力な正木グループは13年暮れから一人また一人と信濃町の要職から外されていく。その後も主流派の教学方針に反発する2通りの内部告発文書が流出したりしたが、結局、肝心要の正木氏は15年11月、体調不良を理由に理事長から参議会副議長という名ばかり職に更迭、完全に失脚することとなった。かわりに原田氏が権力への執着を見せ始め、萩本氏への禅譲に傾いていったという流れである。

 現在の会長任期は来年11月に切れる。池田氏のXデーを横目に見ながら次期会長の座を巡る組織内の不協和音や動揺はなお続くことだろう。ただ、誰が次期会長になろうとも間違いなく言えることがある。それは池田氏にかわり独力で巨大教団を統率できるような人物はもはや見当たらないということである。

 高等教育をろくに受けていない一方で32歳の若さにして会長となった池田氏の人間的迫力を谷川氏や萩本氏に求めることは到底無理な話だ。2人とも東京大学卒で、谷川氏は三菱商事を経て、萩本氏は新卒で本部職員となった。リクルーター役を務めていたのがやはり東大卒の原田氏だった。学歴エリートの宗教官僚にカリスマ性などあるはずもない。皮肉な逆説だが、巷間囁かれるXデー後の学会分裂などあり得ない。それほどの人物はいないのだ。

都合の悪いものは闇に

 では、今後の集団指導体制は何を拠り所に組織をまとめ上げていくことができるのか。創価学会はもともと日蓮正宗の在家信徒団体だったが、1990年代に宗門と決別したため、その信仰を学会員の求心力とすることはもはやない。それにかわるものを学会が何に求めようとしているのか知ることができる格好の内部資料がある。08年6月に外資系コンサルティング会社のアクセンチュアが学会の内部組織「ビジョン会議」に宛てた提案資料がそれだ。

 当時、学会は谷川氏の主導によりアクセンチュアのコンサルタントを大量に動員して外郭企業の統廃合や人員削減といった法人改革を進めていた。宗教団体がコンサル会社を起用するとは前代未聞だが、件(くだん)の提案資料はその中心活動である広宣(=布教)領域にも踏み込むものだった。「リソース」や「コンテンツ」など営利企業と見まがうようなカタカナ用語が多用される中、そこには仏教用語はかけらも見られない。提案資料が広宣事業の中核となる「会の価値」に据えたのは「3代会長の思想・行動」だった。

 初代会長の牧口常三郎(1871��1944年)から第2代会長の戸田城聖(1900��1958年)を経て池田氏へと至る「3代会長」を、学会は02年の会則改正で「永遠の指導者」と定めた。この日蓮正宗から離れ3代会長を「神格化」「偶像化」する動きは14年から毎年のように続くさらなる改正で強められている。今や学会員は3代会長を「先生」との敬称で呼び、毎日の勤行では「報恩感謝」を捧げることが求められている。そして3代会長がそうであったとされるように「師弟不二の精神」により弟子は師匠を未来永劫守っていくのである。組織にとりじつに都合のいい理屈だ。


「歴史を歪める資料」は却下される

 アクセンチュアの提案資料はそうした3代会長の事績を新聞・雑誌やインターネット、展示イベントなど様々な経路を通じて学会員や社会に送り届けることを現代の広宣流布と位置づけていた。そして、そのためのアーカイブ事業を確立することが取り組むべき大きな眼目とされた。ただ、そこには巧妙な仕掛けも用意される。「永遠の規範」や「歴史の証明」となるアーカイブ資料は「正当性を担保する仕組み」として認定委員会の承認を経なければならず、そこでは「歴史を歪める資料」は却下されるのである。要は都合の悪いものは闇に葬るわけだ。

 今日、創価学会は「反戦・平和の団体」を標榜し、世間からもそう見られることが多い。そこで象徴的に語られるのは前身の創価教育学会が治安維持法違反・不敬罪により特高警察の弾圧を受け、初代会長の牧口が巣鴨拘置所で獄死した事実である。創価学会はそれらを軍部政府と対決した末のこととしている。

 しかし、歴史的事実は大きく異なる。当時の創価教育学会の実像を赤裸々に記録した戦前・戦時中の機関紙誌がある。35年7月から約1年間発行された『新教』と41年7月から1年弱続いた『価値創造』だが、創価大学はじめどの図書館にも所蔵はない。学会は都合のいいごく一部分のみ公にしあとは封印してしまっている。「歴史を歪める資料」とみなしているからだ。

知られざる歴史をつぶさに調べ上げた

 筆者は現存が確認されている『新教』の大半と『価値創造』のすべてのそれぞれコピーを入手した上で30年代から50年代初頭にかけての知られざる歴史をつぶさに調べ上げ、先頃、『創価学会秘史』(講談社刊)という単行本にまとめた。詳しくはそれに譲るとして、当時の学会の実像は次のようなものだ。

342チバQ:2018/05/03(木) 15:41:31
 57歳を目前にして日蓮正宗と出会った小学校校長の牧口は30年11月に教育書『創価教育学体系』の第一巻を出す。資金面で支えたのが元部下で補習塾の経営者に転じていた29歳年下の戸田だった。この時が創価学会の創立とされているが、実際のところ、組織的な活動はその後しばらくは見られない。

 4年余り後、日蓮正宗と教育論の融合を唱える牧口の下に若者が集まり始め、創価教育学会は組織の相貌を現していく。活動の先頭に立っていたのはかつて左翼運動に身を投じ、「長野県小学校教員赤化事件」と呼ばれた一大弾圧で投獄後に転向していた元教員たちだった。その頃、国は転向政策に力を入れ始めていた。思想犯保護施設を整備し、知識水準が高い左翼活動家たちの思想善導を推し進め、戦時体制に組み込んでいくわけだ。そこで利害が一致したのが牧口ら創価教育学会だった。失意の底にある元赤化教員たちは新たな信者を獲得する折伏(しやくぶく)の対象としてうってつけだったのである。

 このため牧口らは特高警察やその元締めである内務省警保局、さらには共産党取り締まりに辣腕を揮い転向政策の仕掛け人でもあった大物思想検事の平田勲らと緊密に連絡を取り合っていた。折伏要員を長野県に派遣する際には東京の治安当局に地元での手配を依頼し、そのおかげで20代半ばの若者一人に対し特高課長や思想検事、教育当局者らが勢揃いで応対する歓待ぶりだった。

 牧口は天皇中心の国体観念を支持していたし、中国大陸への拡張政策にも反対はしていなかった。満州事変後に入植した初期の会員に対しては最大限のエールを送っていた。「わが国は大東亜戦争完遂、世界新秩序建設のために、1億国民血みどろになって、獅子奮迅の勇猛戦を行っている」などと、太平洋戦争が始まると幹部からは戦争翼賛的な発言が次々と飛び出した。『価値創造』はヒトラーの『我が闘争』の紹介に大きく紙面を割いてもいた。

兵器産業に乗り出そうとすら企てた

 その頃、現世利益を強調する折伏に舵を切っていた創価教育学会には出版業を中心に中小企業経営者が多く集まるようになっていた。彼らは戦争文学で儲け、それを信心の功徳と感じ、営業成績を競い合っていた。戸田はその最たるもので、40年に創刊した小学生向け雑誌『小国民日本』では海軍特集を組み、少年航空兵の募集に一役買っていた。さらに戸田は会員が個人経営するレンズ工場を買い取り、兵器産業に乗り出そうとすら企てた。

 それでも創価教育学会が弾圧を受けたのは他の宗教・宗派を「邪宗」として認めない日蓮正宗の原理主義が行き過ぎたからだ。牧口は「取払え」と称して伊勢神宮の大麻(おおぬさ)などを撤去して焼却することを会員に行わせていた。天皇も含め国を挙げて日蓮正宗に帰依すべきとの牧口の考えは国家神道とは相容れず、それがため投獄されたのが実相だ。決して反戦・平和を唱えたからではない。

 創価教育学会に集った元赤化教員の何人かはその後、出征して戦地で命を落としている。牧口や戸田はそうした事実にまったく関心を払わなかった。戸田は終戦直後に中国で戦病死した元赤化教員の一人に関し「信心が足りないからあえなく死んだ」との趣旨の発言を戦後間もない頃の座談会で言い放っていた。

表の正論と裏の謀略

 戦後、事業に失敗した戸田は軍隊式組織論を導入して折伏を大々的に行い、学会組織は急角度で拡大していった。宗門の反対を押し切り宗教法人化を目指す中、池田氏ら青年部メンバーは宗門の老僧を暴力的に吊し上げる事件を52年に起こした。創価学会の傍若無人な組織力を前に宗門はもはやなす術がなかった。

 じつのところ創価学会が大々的に「反戦・平和の団体」を標榜したのは池田氏の会長就任からちょうど10年が経った70年以降のことだ。折伏至上主義で「貧・病・争」に悩む社会の下層を取り込み組織を膨張させてきた学会はその年前半、批判を力ずくで押さえようと言論出版妨害事件を引き起こし、激しい社会的反発を招いていた。そこでとったのが学生やインテリ層も取り込もうとするソフト路線だった。すでに過去の人となっていた牧口の獄死を反戦・平和の象徴的出来事にすり替え、かわりに真実を封印したのである。

 学園紛争が吹き荒れていた前年、創価学会は日共系でも反日共系でもない第3の道として学生部を母体に新学生同盟を組織化していた。68年に入信し学会の東大総合委員長も務めた元公明党参院議員の福本潤一氏によると、「その頃は折伏戦ばかりで、全共闘から入ってくる人もいたけど定着しなかった」という。ただ、その後のプロパガンダは成功した。核兵器廃絶など平和運動が一定の実績を積んでいったのも確かだ。池田氏は72年に行われた歴史学者トインビーとの対話を皮切りに中国の周恩来など各国要人との会談を次々実現して海外進出を進めたが、その際、「反戦・平和の団体」との表看板は大いにものを言った。

343チバQ:2018/05/03(木) 15:42:15
 しかし、創価学会が真に過去から連綿と受け継いできたのは独善的で閉鎖的、そして不寛容な組織体質だ。そして、いつ何時も最優先されるのは組織の維持拡大である。

 前出の福本氏はそうした創価学会の二面性を「表の正論と裏の謀略」と表現する。平和運動を声高に叫び始めたかたわら、学生部の精鋭メンバーは70年代前半、敵対関係にあった共産党の委員長宅などの盗聴を繰り返し、偽装入信させたスパイをライバル教団に潜入させたりもした。90年に始まった日蓮正宗との宗門戦争でも盗聴や尾行は秘密部隊である創価班広宣部を中心に広く行われていたことが知られる。「情報収集のためのゴミ漁りや深夜の団地での匿名ビラのばらまきなど何でもやりましたよ」と、元広宣部員は当時を語る。ただ、大方の一般会員はそんな実態を知らされない。

本部執行部に対する不満が燻っている

 宗門戦争が一巡した00年代以降、創価学会における信仰の中心は急速に選挙活動が占めていくようになる。とはいえ、大黒柱である婦人部がとりわけそうだが、会員はおしなべて政策に無関心。「池田先生がつくった公明党が間違えることはない」(別の元本部職員)という思考停止による集票活動は国政選挙で全国700万票以上を獲得してきた。

 それでも半世紀近く「表の正論」を注入されてきた会員の中には反戦・平和こそが池田氏始め3代会長の真意と信じ込む急進者が少なくない。国会議事堂前で安保法案反対の大規模デモが毎週末行われた15年夏、公明党の法案容認方針をよそに少数の学会員の姿がそこにはあった。戦前の実像を教えられていない彼らは学会の三色旗とともに牧口の肖像を掲げ、法案反対を叫んでいた。じつにパラドキシカルな光景だ。

 池田氏が公に姿を現さないこともあり、ある意味で純粋な急進者の間では今日、自公連立路線を推し進める主流派牛耳るところの本部執行部に対する不満が燻っている。「足軽会」なる「組織内組織」を作ったとして12年に懲戒解雇された若手の元本部職員3人を中心とするグループのように、信濃町で無言の抗議デモを行うなど公然と批判活動に出る者も現れた。異論を許さない本部執行部はそうした不満分子をあぶり出そうと15年頃から査問に血道を上げている。その結果、除名や会館への出入り禁止といった懲戒処分が次々下っている殺伐たる情況だ。

 昨年12月、ノルウェーのオスロで行われたノーベル平和賞の授与式。受賞した核兵器廃絶国際キャンペーン(ICAN)の関係者とともに創価学会の寺崎広嗣副会長が現地で記者会見を行った。スイス・ジュネーブに事務局を置くICANが発足した07年以来、創価学会の海外部門であるSGI(創価学会インタナショナル)は国際パートナーの一角として活動を支援してきた。創価学会にとってまたとない国際的な宣伝の機会であり、「反戦・平和の団体」を信じ込む国内の学会員に向けては批判を宥める何物にも代えがたい好機と言えた。が、これまで述べてきた実態を知る者の目からすると白々しい思いしか催さない。

海外に活路を求める

 創価学会は昨年9月、それまで対等の立場としていたSGI組織を日本の本部の下に置くことを定めた「会憲」を制定した。これにより信濃町は各国組織に対するヒト・モノ・カネの統制を強力に進めると見られる。もはや国内で折伏の余地はなく、逆に高齢化が急速に進む組織は下り坂を転げ落ちようとしている。昨年10月の総選挙で公明党は全国で700万票を切る惨敗を喫したが、これは「F票」(会員外の得票)のリベラル層が立憲民主党に流れたというより、組織の弱体化を反映したものと見た方が正解だろう。

 斜陽の国内に見切りをつけ海外に活路を求めるのが、今の創価学会の戦略であり、会憲はそのための布石だ。日蓮正宗と決別した直後、創価学会は「日蓮世界宗」を商標登録し、世界宗教へ脱皮する構想を温めてきた。すでに会則の前文でその名を謳っており、いよいよ正式な旗揚げが近いと見られる。先述の大誓堂は「世界広宣流布の……中心道場」とされており、さながらイスラム教のメッカのような位置づけだ。将来そこに安置されるのは池田氏を始め3代会長の神格化された偶像なのかもしれない。とすれば、ソビエト共産党のレーニン廟がごときである。

 しかし、過去を封印して都合良く歴史を語り、異論を一切許さない不寛容な組織が設(しつら)えた無味乾燥な聖地をありがたがって巡礼に訪れる人々がこの先どれだけいるというのだろうか。誰が次期会長になろうが、組織の求心力は低下していくだろう。選挙活動に明け暮れる仏教と個人崇拝のパッチワークのような巨大教団は、すでに崩れ落ち始めている。

(高橋 篤史)

344とはずがたり:2018/05/04(金) 08:07:50

「主権をないがしろに」山口代表が政府を批判(2018/05/02 19:13)
http://news.tv-asahi.co.jp/news_politics/articles/000126421.html

 公明党の山口那津男代表は、森友問題など公文書を巡る相次ぐ政府の不祥事に対して「主権をないがしろにする政府の行いと言わざるを得ない」と強く批判しました。

 公明党・山口那津男代表:「例えば決裁の済んだ公文書を改ざんするようなことが起きたり、あるいはあるべきはずの文書がないと国会で公言して、後からその文書が発見されると。こういうことが起こっていては、これは主権をないがしろにする政府の行いと言わざるを得ない」
 憲法記念日を前に、都内で演説した山口代表は日本国憲法に記された国民主権など三原則の重要性を改めて訴えました。そのうえで、昨今の公文書問題を念頭に「行政情報が国民に等しく行き渡らなくては、国民主権を全うできない」と、公文書を巡る政府の対応について批判しました。

345とはずがたり:2018/05/04(金) 10:53:36

https://twitter.com/naka8952/status/992148457237299200
中川 均
@naka8952
フォローする @naka8952をフォローします
その他
しかし驚いたね。公明党が日本会議を中心とする改憲集会に代表を送っているではないか=報ステ。これで公明党がもう何の期待もできない平和の敵に成り下がったことが判明した。安保法制にも南スーダンへの派遣にも結局同調し、公文書改ざんや柳瀬秘書官逃亡にも結局は手を貸す公明党の正体は改憲派だ。

14:06 - 2018年5月3日

346さきたま:2018/05/04(金) 12:08:34
>>345
これは「第20回 公開憲法フォーラム」のことですね。
憲法記念日に開催される改憲派の代表的な集会で、
美しい日本の憲法をつくる国民の会、民間憲法臨調の共催で行われています。
「国民の会」の共同代表は櫻井よし子、田久保忠衛、三好達。
三好達は日本会議名誉会長でもあり、事務局長を椛島有三(日本会議事務総長)が務める組織。
https://kenpou1000.org/about/member.html


このフォーラムに、公明党からは遠山清彦(党憲法調査会事務局長)が参加しています。
安倍が2020年に新憲法を施行したいのビデオメッセージを寄せたのが、昨年の第19回フォーラムになります。
この昨年の集会にも、遠山清彦は参加しています。

ちなみに、ここ数年の現職議員の参加者は下記のとおりです。
2018年:細田博之(自民党憲法改正推進本部長)、遠山清彦、浅田均(日本維新の会政調会長)中山恭子(希望の党)
2017年:古屋圭司(自民党、衆院憲法審査会幹事)、遠山清彦、足立康史(日本維新の会、衆院憲法審査会委員)
2016年:下村博文(自民党総裁特別補佐)、松原仁(民進党)、江口克彦(おおさか維新の会)、中山恭子(日本のこころ代表)
2015年:古屋圭司(自民党、衆院憲法審査会幹事)、礒崎陽輔(自民党憲法改正推進本部事務局長)、松原仁(民主党)、柿沢未途(維新の党政調会長)、中山恭子(次世代の党参院会長)

347とはずがたり:2018/05/04(金) 19:20:33
>>346
解説,ありがとうございます!
憲法スレにも転載させて頂きますね!

348名無しさん:2018/05/07(月) 16:46:23
https://www.sankei.com/politics/news/180507/plt1805070010-n1.html

離党ドミノで勢力縮小…参院第2会派に公明党が“昇格”
国民民主党結成2018.5.7 13:27

 民進党と希望の党が結成する新党「国民民主党」の所属参院議員数が23人になることが7日、固まった。これにより、現在は参院第3会派の公明党(25人)が第2会派になる見通しだ。

 参院では現在、125人の自民党が第1会派で、41人の民進党が第2会派。参院民進党の小川敏夫元法相ら18人が離党し、新党の勢力縮小を招いた。

349とはずがたり:2018/05/09(水) 00:43:59
政治
安倍首相で本当にいいのか! 「安倍退陣」を視野に動き出した公明党の裏事情=鈴木哲夫
https://mainichi.jp/sunday/articles/20180501/org/00m/070/007000d
2018年5月8日
サンデー毎日

▼支持団体「創価学会」幹部が漏らした「衆院解散論」

 水面下で「ポスト安倍」の“暗闘”が激化しつつあるが、その一方で、衆院解散論も浮上している。この政局を連立パートナーの公明党はどう見ているのか。取材を進めると、「安倍政権の命運を握っている」のは、実は公明党だということが見えてくるのだ。

 安倍首相は、今年9月の総裁選で3選を果たせるのか――。財務省の決裁文書改ざん問題などで支持率が低落し、ポスト安倍と呼ばれる面々の動きも活発になってきた。こうした中、起死回生の解散・総選挙に打って出るのでは、との見方も出始めた。

 総選挙で、安倍首相が勝つために絶対に必要なのは、公明党の選挙協力である。連立パートナーの協力がなければ、「自民党は100人は落選する」(自民党選対幹部)と言われるほどだ。

 ところが、その公明党は、果たして安倍首相が解散と言えば黙って協力するのか、安倍政権を擁護するのか。ここに来て、公明党も大きな正念場を迎えている。

 4月中旬、公明党の最大の支持団体である創価学会幹部は、山口那津男代表にこう話した。

「内閣支持率がどんどん下がっている。GW(ゴールデンウイーク)明けに自民党は一体、どうするつもりか。ちゃんと党レベルで詰めてほしい」

 それを受けて、山口氏は井上義久幹事長に対して、「自民党の二階俊博幹事長としっかり話して、GW明けに解散や総辞職はあるのかどうか、しっかり確認し合うように」と指示したという。

 公明党関係者が明かす。

「井上幹事長は二階氏と会って、“もし、いま解散したら”という前提で、選挙結果を予測した。野党は準備できていないとはいえ、与党の結果は厳しい。自公で過半数は取るが、野党と拮抗(きっこう)するのではないかという結論に達して、2人で苦笑いしたそうです。いずれにせよ、世論の政権への見方は厳しい。あらゆる事態を想定し、安倍首相がどう動くか注視しなければ、という話になったそうです」

 公明党にとって、実は安倍政権の支持率低下と弱体化は必要以上に痛い。その理由は、「来夏の参院選」だという。公明党幹部が語る。

「来年には統一地方選がありますが、わが党は昨年秋の総選挙で敗北し、国政での党勢挽回が大命題。そのため、参院選に照準を当てています。参院選は、前回のウラでも候補を立てます」

「ウラ」とは何か。2016年参院選での愛知、兵庫、福岡の三つの選挙区のことだ。それまで公明党は、選挙区では東京、神奈川、埼玉、大阪の四つのみ候補を擁立し、それ以外は比例で戦ってきた。しかし、前回は前述の3選挙区でも戦い、当選した。参院の改選は半分ずつで3年おき。つまり、その3選挙区を「ウラ」選挙というのだ。

 ただ、これらの選挙区は「複数人区」なので、自民党とも戦うことになる。すると公明党が勝つためには、どんな選挙が望ましいのか。

「もちろん、これらの選挙区で自民党と票を分け合うようなことはできません。真っ向からぶつかる。ただ、自民党は勢いがあって強いほうがいい。なぜなら、こっちも自民党に遠慮なくぶつかって、無党派層を引き込めるからです。ところが自民党が弱ければ、連立を組んでいる以上、政権批判がウチにも影響し、共倒れもある。前回、三つとも勝てたのは安倍政権に勢いがあったからです。政権の支持率が高いほうが有利な戦いができるのです」(同)

 つまり、支持率の低い安倍首相が9月に3選し、「来年夏に政権の顔では困る」(同)ということなのだ。

350とはずがたり:2018/05/09(水) 00:44:13
>>349
「解散は封印し、総辞職を迫る」
 そして、創価学会幹部はこう漏らす。

「GW明けには、別の官僚のセクハラ問題を週刊誌が報じる、というウワサも聞こえてきた。セクハラは学会婦人部にとって言語道断。そもそも安倍政権に対して、待機児童問題や安保法制、そしてモリ・カケ問題でウチの女性支援者の支持はいまひとつ。今後、麻生太郎財務相の進退問題も再燃するだろう。このまま内閣支持率が下がる一方なら、現場はもう持たない。総裁選はあくまでも自民党員で選ぶが、井上・二階ラインを使って、学会は安倍3選に『ノー』と伝えざるを得ないだろう」

 また、前出の公明党関係者によると、ある公明党幹部が安倍首相の退陣を前提に、自民党の一部幹部に対して「ポスト安倍」についてこう伝えたと言う。

「国民的人気なら石破茂元幹事長が優位だが、政策的に憲法改正の考え方が公明党と異なる。岸田文雄政調会長は政策的には合うが世論へのアピール度が弱い、といった意見を伝えた、と聞いています」

 ただ一方で、現政権が終焉(しゅうえん)することには、悩ましい部分もあるという。それは菅義偉官房長官の存在だ。

「自公の選挙協力は、調整がけっこう難しい。たとえば、選挙区で公明党が自民党を応援する代わりに、比例では『公明党』と書いてもらうといったケースが出てくるが、なかなかうまくいかない。結局、自民党だけがおいしい思いをする。そういう部分をきちんと差配してくれたのが、学会幹部とも太いパイプがある菅氏だ。菅氏は自民党支部などにも人脈がある。安倍内閣が崩壊しても構わないが、菅氏が引き続き要職に就くかどうかに注目している」(公明党議員)

 前出の創価学会幹部が言う。

「政局次第では、安倍退陣も選択肢に入っていい。ただし自民党内政局にならず、穏便に進めてもらいたい。これがホップとすれば、来年春の統一選がステップだ。そして夏の参院選がジャンプ。こうしたスケジュールで組織が動いている。6月会期末の解散・総選挙など考えられない。安倍首相は3選が厳しくなってくれば、衆院解散を打ってくるかもしれないが、必ず阻止する。『選挙協力はできない、与党は負ける』とはっきりと言う」

 こう見ると、公明党は「支持率低下でも解散は封印し総辞職を迫る」ということか。いずれにしても、公明党にも党勢拡大という裏事情がある。同党の動向が、安倍首相の「命運を握っている」のは間違いない。

(ジャーナリスト・鈴木哲夫)

すずき・てつお
 1958年生まれ。ジャーナリスト。テレビ西日本、フジテレビ政治部、日本BS放送報道局長などを経てフリー。豊富な政治家人脈で永田町の舞台裏を描く。テレビ・ラジオのコメンテーターとしても活躍。近著『誰も書けなかった東京都政の真実』『戦争を知っている最後の政治家 中曽根康弘の言葉』

351とはずがたり:2018/05/09(水) 10:29:40
郡司参院副議長が続投へ=第2会派の公明、交代求めず
https://www.jiji.com/jc/article?k=2018050800963&g=pol
参院選

 国民民主党に参加せず、民進党を離党した郡司彰参院副議長が、来年の参院選まで続投する見通しとなった。関係者が8日、明らかにした。副議長は第2会派から選ぶのが慣例だが、民進の分裂で第2会派になった公明党は副議長交代を求めず、郡司氏の続投が決まった。(2018/05/08-18:09)

352 チバQ:2018/05/09(水) 12:39:06
>>351
大人な対応ですね

353チバQ:2018/05/09(水) 21:52:44
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180509-00000074-mai-pol
<参院>郡司氏が副議長続投 民進出身、公明交代求めず
5/9(水) 19:23配信 毎日新聞
 国民民主党の結党を受け、参院で旧民進党に代わる第2会派に浮上した公明党は、副議長ポストを要求しない方針を決めた。民進出身の郡司彰副議長が続投する。副議長は第2会派から選ぶのが慣例だが、公明党の山口那津男代表は「形式的な第2会派がこなすのは重い負担になる」と述べ、野党に対して副議長交代を求めない意向を示した。

 一方、参院は9日の本会議で、国民民主党の結党に伴う会派変更などを受け、常任委員長5人を新たに選出した。【高橋恵子】

354とはずがたり:2018/05/13(日) 14:58:15
須賀原洋行https://twitter.com/tebasakitoriri/status/994860365099028480並になった山口氏。嘆かわしい。

加計問題「どんな国政上の意味あるのか」 公明・山口氏
https://www.asahi.com/articles/ASL5C42BTL5CUTFK00C.html
2018年5月11日16時57分

 (加計学園問題について)国家戦略特区の制度を用いて四国に獣医学部を新設し、すでに開学をして学生が学び始めている。これらについてどういう意味があるのか、なにゆえの主張なのか、(国会で)議論することがどんな国政上の意味があるのか、結果として何をしたいのか。時間を費やすのであれば、そういうことを(野党側は)はっきり主張する必要がある。そこがぼやけているという印象がぬぐえない。印象付けの、事実解明に直接結びつかないような発言を何度繰り返しても、それは深まることにはならないという印象を持ちました。(党参院議員総会のあいさつで)

355とはずがたり:2018/05/13(日) 19:12:53

参院副議長選出「かなり重い負担になる」公明・山口氏
https://www.asahi.com/articles/ASL5841DNL58UTFK00J.html
2018年5月8日16時05分

 (参院で第2会派となった場合に副議長を出す可能性について)過去、硬直的なルールの運営でない実例もあったように聞いている。いずれにしても第2党から第4党ぐらいまで大きな議席差がない。しかも第1党とは相当な議席差があり、第2党以下は小さい勢力と言わざるを得ない。その中で、従来第2党に与えられていたポストなど、形式的な第2党だけがこなすというのはかなり重い負担になる。(記者会見で)

356チバQ:2018/06/26(火) 10:26:31
https://www.sankei.com/politics/news/180626/plt1806260003-n1.html
2018.6.26 05:00

公明党大会9月30日開催で調整 山口那津男、井上義久両氏の去就焦点
 公明党は2年ごとの党大会を9月30日に開く方向で調整に入った。これまで9月20日前後に行っていたが、自民党が安倍晋三首相(党総裁)の任期満了に伴う総裁選を同月20日か21日に実施する方向で調整していることを踏まえ、1週間程度後ろ倒しする。来年の統一地方選や参院選で勝利するための方針を確認する。平成21年9月に就任し、10年目となる山口那津男代表と井上義久幹事長の去就も注目される。

 公明党は来月7日に全国代表者会議を開き、統一地方選と参院選の候補者を発表する。昨年の衆院選で比例代表の得票数が現行制度で初めて700万票を割ったことから、党大会では党勢回復に向けた運動方針や重要政策などを議決する見通しだ。

 山口、井上両氏は自民、公明両党が野党に転落した平成21年から代表と幹事長を務めており、今期も継続するかが焦点となる。党関係者は「来年の大型選挙を控え党の顔が代わるのは考えにくい」と話すが、若手へのバトンタッチを訴える声も出始めている。

357とはずがたり:2018/07/14(土) 05:02:15

赤坂自民亭「軽率のそしり免れない」 公明党・井上義久幹事長が厳しく批判
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/politics/sankei-plt1807130012.html
07月13日 13:04産経新聞

 公明党の井上義久幹事長は13日午前の記者会見で、西日本豪雨の初期段階にあたる5日夜に、東京・赤坂の衆院議員宿舎で安倍晋三首相と党所属議員が懇談する「赤坂自民亭」を開催したことについて、「軽率のそしりを免れない」と厳しく批判した。

 井上氏は5日時点で記録的な大雨になる恐れがあると気象庁が発表していたことを踏まえ、「(被害が拡大する可能性は)当然、想定できたのではないか。踏みとどまるべきだった」とも語った。

 また、被災地の復旧・復興に向けた補正予算編成の必要性について、「本格的な復旧・復興になると、相当、大きな予算が必要になってくる。秋の臨時国会があれば当然、補正予算(編成の話)は出てくる」と指摘した。

358チバQ:2018/07/23(月) 11:16:44
とはいえ 神崎・太田に比べて地味なんだよなあ
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180723-00545462-shincho-pol
創価学会婦人部の声援で 定年「公明・山口代表」が続投へ
7/23(月) 5:59配信 デイリー新潮
創価学会婦人部の声援で 定年「公明・山口代表」が続投へ
婦人部のアイドル?!
 創価学会が若い力を原動力に勢力を拡大させたのも今は昔。当時、まだ熱い血の滾(たぎ)る青年だった池田大作名誉会長も御年90なのだから隔世の感がある。

 高齢化の波に抗えないのは、学会を支持母体とする公明党も然りだ。同党には、任期中に69歳を超える場合は原則公認しないとする党内規定が存在するのだが、

「このほど“定年”にあたるハズの山口那津男代表(66)が来夏の参院選の第1候補に内定したのです」

 と、党関係者。

「山口さんは2009年以来、5期にわたって代表を務めてきましたが、これで6期目も続投することが既定路線になりました」

 もっとも定年の例外をたやすく認める“ご都合主義”は公明党に限った話ではない。ただ、党の一挙手一投足すべてに学会の影響が及ぶこの党だからこそ、永田町では背後に蠢く力学がまことしやかに囁かれる。

「現在の学会で力を握っているのは、官邸に太いパイプを持つ谷川佳樹主任副会長と、佐藤浩副会長のライン。ただ、彼らが今回の人事で最も“忖度”したのは、学会の婦人部の意向だといわれています」(同)

 婦人部といえば創価学会の集票マシーンの中核をなす、いわば“選挙の実働部隊”である。

「山口さんはマジメで二枚目、さらに東大出身の弁護士でインテリということもあって婦人部からの人気は絶大。どこへ行っても地元婦人部から“なっちゃん”コールが沸き起こり、山口さんを引退させれば婦人部が黙っていない。来夏の参院選、それに続く統一地方選を睨めば、山口さんが引退するという選択肢はありえないのです」(同)

 今も昔も、創価学会を突き動かすのはオバサマ方の黄色い声援なのである。

「週刊新潮」2018年7月19日号 掲載

359とはずがたり:2018/07/30(月) 17:13:26
「創価学会」新年会で「生粋の学会っ子」と紹介された大河主演「井上真央」
芸能週刊新潮 2015年1月22日号掲載
https://www.dailyshincho.jp/article/2015/01240800/?all=1


 史上初の音楽DVD10作連続1位の記録を持つジャニーズの滝沢秀明(32)、モデルの小雪と結婚した俳優の松山ケンイチ(29)、そして日本アカデミー賞主演女優賞の井上真央(28)。彼らの共通点はNHK大河ドラマで主役を務めたことだが、それだけではない。実は、3人とも創価学会の会員だったのだ。

 ***

 松の内が始まったばかりの1月2日、全国に点在する創価学会の関連施設では新年勤行会が開かれていた。これは学会員にとって初詣代わりの宗教的行事であると同時に、1年間の活動指針が示される重要な催しだという。出席した古参会員によれば、

「当日は、題目の読経などの後、地区トップから挨拶がありました。“今日は、壮年部の旦那さんたちはテレビの前で釘付けになり、婦人部の奥さんたちは仏壇の前で必勝の唱和をしていたはず”などと、創価大学が初出場を果たした箱根駅伝を話題にして笑いを取っていましたね」

 その後、地区トップからこんなサプライズ発言が飛び出して、学会員たちを喜ばせたのだった。

「大河で主役を務める井上さんは生粋の学会っ子で、自宅は活動の拠点でした。彼女も、少年少女部会には欠かさず参加していたのですよ」

 地区トップが言う井上さんとは、NHK大河ドラマ『花燃ゆ』で、主役を務めている井上真央に他ならない。学会ウォッチャーが言うには、

「滝沢秀明さんや松山ケンイチさんが学会員であることは知られていますが、彼女はこれまで聖教新聞や学会系機関紙に登場したことは一度もない。報道されたこともなかったはずです」

 所属事務所や、創価学会は、彼女が学会員であることを肯定も否定もしなかったが……。

■祖母の代から信仰

 3年前、井上が建てた1億円の豪邸を訪ねると、実母がこう話をする。

「私の母の代から創価学会に入っているし、私も娘も信仰しています。今はドラマの撮影で忙しいので、昔のようには活動できていませんがね」

 やはり、生粋の学会っ子であることは間違いなく、聖教新聞も購読しているという。

 だが、なぜ創価学会は、このタイミングで彼女が会員であることを明らかにしたのか。創価学会に詳しいジャーナリストの乙骨正生氏が解説する。

「もちろん、井上さんが大河ドラマの主役になったことも大いに関係あるが、今年は4月に統一地方選があります。創価学会は、新年勤行会で彼女の名前を出すことで、選挙で戦う会員たちの士気を高めるとともに、“大河ドラマに出ているあの井上さんも学会員なのです”と票集めや勧誘の話の枕に使おうと考えているわけです」

『花燃ゆ』の初回は、16・7%という史上3番目の低視聴率。これ以上、視聴率が下がれば、この一件が学会内でより喧伝されることになるかもしれない。

「ワイド特集 誘い文句と捨て台詞」より

360とはずがたり:2018/08/19(日) 22:52:31
創価学会が靖国神社「みたままつり」に提灯奉納! 公明党はもう安倍政権の軍国主義の抑止力にはなれない
2018.08.13
http://lite-ra.com/2018/08/post-4186.html

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『実名告発 創価学会』(金曜日)

 毎年、8月15日の終戦記念日が近くなると、安倍首相や現役閣僚らによる靖国神社の参拝の是非にスポットがあたる。安倍首相は2013年12月を最後に公には靖国参拝をしておらず、「今年の終戦の日も中国や韓国、米国との関係に配慮して参拝自体は見送り、玉串料奉納にとどめるだろう」(全国紙政治部記者)との見方が強いが、閣外から稲田朋美衆院議員や萩生田光一幹事長代行ら首相の側近が参拝するとも見られている。

 他方で、最近、靖国をめぐっては、大きな話題にこそならなかったが波紋を広げていることがある。自民党と連立与党を組む公明党の母体である、あの創価学会が7月、靖国神社の「みたままつり」に提灯を奉納した、というのだ。

361チバQ:2018/08/30(木) 19:06:42
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180830-00000100-jij-pol
山口氏、6選へ=井上幹事長の去就焦点―公明
8/30(木) 17:54配信 時事通信
山口氏、6選へ=井上幹事長の去就焦点―公明
公明党の山口那津男代表(66)は、任期満了に伴う9月の党代表選に立候補する方針を固めた。関係者が30日、明らかにした。他に出馬を目指す動きはなく、山口氏の無投票での6選は確実だ。
 公明党の山口那津男代表(66)は、任期満了に伴う9月の党代表選に立候補する方針を固めた。

 関係者が30日、明らかにした。他に出馬を目指す動きはなく、山口氏の無投票での6選は確実だ。焦点は井上義久幹事長(71)ら党幹部の世代交代の行方に移る。

 代表選挙管理委員会は30日、代表選を「9月19日告示、同30日投開票」の日程で行うと中央幹事会に報告、了承された。無投票なら告示日に山口氏の6選が決まる。

 山口氏は、同党が自民党とともに野党に転落した2009年の臨時全国代表者会議で代表に選出された。この後、代表選は4回行われたが、山口氏の対抗馬は現れず無投票で連続当選している。

 今回も来春の統一地方選、来夏の参院選をそれぞれ控え、党内では知名度と安定感に定評がある山口氏の続投を求める声が強まっていた。

 井上氏の去就をめぐっては、手堅く「山口―井上体制」を維持するのが得策との意見がある。一方、幹事長ポストを含め執行部が若返りしなければ、後進の育成が進まないとの懸念の声も出ている。

362チバQ:2018/08/31(金) 19:08:11
https://www.sankei.com/politics/news/180829/plt1808290014-n1.html
2018.8.29 13:22

公明党・井上義久幹事長、続投に意欲? 「選挙は幹事長の仕事だ」
 公明党の井上義久幹事長(71)は29日放送のラジオ日本の番組(22日収録)で、来年の統一地方選と参院選について「選挙は幹事長の仕事だ。しっかりやっていきたい」と述べ、幹事長続投に意欲を示した。

 同党は9月30日に2年に1回の党大会を開き、新代表選出を含む幹部人事を行う。井上氏は民主党に政権交代した平成20年の衆院選での敗北後、幹事長に就任した。山口那津男代表(66)とともに来年で就任10年目を迎えることから、去就が焦点となっていた。

 来年は統一地方選と参院選が同年に実施される12年に1回の「亥年の選挙」となる。同様の平成19年の参院選で自民、公明両党は敗北したため、その反省を踏まえて早めの準備を進めてきた。

 井上氏は来年の大型選挙に関し「公明党は地方議員のネットワークが生命線であり、統一地方選に総力を挙げなければならない。その後に参院選があり、極めて厳しい選挙だ。完勝を期していきたいと決意している」とも語った。

 同党幹部人事をめぐっては、山口氏が「任期中に69歳を超える場合は原則公認しない」とする党内規の例外を適用し、来年の参院選への出馬を表明しており、代表続投は確実視されていた。一方、井上氏は支持母体の創価学会とのパイプが太く、「来年の大型選挙を考えた場合、幹事長の交代は考えにくい」(党内中堅)との声が強い。

363とはずがたり:2018/09/02(日) 10:13:56

https://twitter.com/sangituyama/status/1035954401398013953
こたつぬこ
@sangituyama

創価学会総県長会議で、沖縄県長を登壇させ決意を語らせる原田会長。佐喜真候補勝利に大動員をかけるわけだ。
創価学会が沖縄県知事選に前代未聞の大動員をかけるのは、もちろん、安倍三選にむけ公明党・創価学会の地位を固めるため。

11:15 - 2018年9月1日

364とはずがたり:2018/09/03(月) 16:14:02

2018.9.3 14:44
公明党・山口那津男代表、首相の改憲意欲に不快感
https://www.sankei.com/politics/news/180903/plt1809030010-n1.html

 公明党の山口那津男代表は3日、安倍晋三首相が憲法改正に前向きな姿勢を見せたことに不快感を示した。首相が同日、防衛省で開かれた自衛隊高級幹部会同で「全ての自衛隊員が強い誇りを持って任務を全うできる環境を整える」などと訓示したことに関し「(改憲への意欲とは)私は受け止めない。(首相は)新聞のインタビューで『首相、政府が憲法改正案を発議する立場にはない』と明確に述べている」と述べた。政府与党連絡会議後、首相官邸で記者団に語った。

 自民党総裁選(7日告示、20日投開票)で改憲が争点の一つに浮上していることについては「静かに見守りたい」と述べるにとどめた。

365とはずがたり:2018/09/04(火) 10:14:36
https://twitter.com/fuyQsyHajzWr8QS/status/1034088995876040704
かまいたち
@fuyQsyHajzWr8QS

昔、学会は選挙になると住民票を大移動するとデマが流れたが、住民票ではないが、まさか沖縄に6000人の男子部が大移動し選挙活動をする日が来るなんて夢にも思わなかった。しかも公明党候補ではなく日本会議系の候補を応援する為に。

7:43 - 2018年8月27日

沖縄県知事選、保守系候補の佐喜真前宜野湾市長は日本会議の会員!!「平成24年9月10日ぎのわん市議会だより」で明言。
https://blog.goo.ne.jp/raymiyatake/e/7b21f60c1c173e0142d0f62395ffe59f

翁長沖縄県知事の死去により、沖縄県知事選挙が2018年9月30日に迫ってきていますが、その自民党側の候補がこの人だというのであ然としています。

 なんという保守の人材不足。それは国政に限ったことではないのですね。

 2016年1月23日付けの

『やっぱり佐喜真宜野湾市長は日本会議の会員だった!「平成24年9月10日ぎのわん市議会だより」で明言。』

を改題して、再びアップすることにします。

https://twitter.com/heno_ko/status/1036606201444716544
如蓮華在水
@heno_ko

本土の創価学会員です。創価学会は沖縄県知事選の公明推薦候補の支援に全勢力を上げて動いています。全国幹部や男子部を沖縄に派遣、本土では地区単位までF(フレンド)票の獲得にハッパをかけています。宗教団体のこんな異様な地方自治への政治介入を許しておいて良いものでしょうか。如蓮華在水さんが追加
こたつぬこ

@sangituyama
創価学会、前代未聞の動員ですね。 https://twitter.com/fuyqsyhajzwr8qs/status/1034088995876040704
6:25 - 2018年9月3日

366とはずがたり:2018/09/09(日) 00:39:40
https://twitter.com/liberal_dive/status/1038406441508515847
libr0l_d
@liberal_dive

#創価学会 #公明党 #池田大作 #玉城デニー #佐喜真淳 #沖縄県知事選 #憲法改正
1:31
5:39 - 2018年9月8日

367とはずがたり:2018/09/13(木) 16:11:04
<公明代表選>山口氏が出馬表明 6選の公算大きく
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/politics/mainichi-20180913k0000e010289000c.html
12:11毎日新聞

 公明党の山口那津男代表(66)は13日午前の記者会見で、党代表選(19日告示、30日投開票)に立候補すると表明した。他に出馬の動きはなく、同氏の6選が決まる公算が大きい。

 山口氏は「立候補する決意を固めた」と述べ、来年の統一地方選と参院選に関し「戦いに勝利する先頭に立ちたい」と強調した。山口氏は党政調会長などを経て、2009年9月から代表を務めている。【木下訓明】

368チバQ:2018/09/19(水) 20:47:54
http://www.sankei.com/politics/news/180919/plt1809190014-n1.html
2018.9.19 18:00
【独自】
公明党幹事長の交代論が浮上 山口那津男代表が無投票6選
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無投票で代表選6選を果たし記者会見に臨む公明党・山口那津男代表=19日午後、東京都新宿区(春名中撮影)
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 任期満了に伴う公明党代表選(30日投開票)の立候補の受け付けが19日締め切られ、山口那津男代表(66)のみが届け出て、無投票で6選が確定した。代表任期は2年で、30日の党大会で正式に承認される。山口氏は世代交代を図る考えを示しており、井上義久幹事長(71)の交代論が浮上している。

 山口氏は6選確定後、党本部で記者会見し「党大会で新たな党の態勢を固め直し、来年の統一地方選、参院選に総力を挙げて当たりたい」と述べた。

 焦点の人事をめぐっては、山口氏の代表就任と同じ平成21年から幹事長に就いている井上氏を交代させ、フレッシュな陣容で来年の大型選挙に備えるべきだとの声が強い。井上氏の後任には、石井啓一国土交通相(60)や斉藤鉄夫幹事長代行(66)らの名が浮上しているが、山口氏は19日の会見で「今の段階で話すことはない」と述べるにとどめた。

369とはずがたり:2018/09/28(金) 22:22:31

前回の総選挙で沖縄自民は比例は公明で結果を出したのでそれに報いる為に頑張ってるという指摘も説得的だった。

沖縄県知事選“学会の乱”で玉城氏支持が続々 安室奈美恵の翁長コメントに官邸「けしからん」
https://dot.asahi.com/dot/2018092800007.html?page=1
桐島瞬2018.9.28 10:35dot.

 9月30日の投票日まで3日に迫った沖縄知事選は、オール沖縄が支援する玉城デニー氏(58)を、自民、公明、維新、希望推薦の佐喜真(さきま)淳氏(54)が僅差で追い上げる大接戦を繰り広げている。

【玉城デニー氏の集会に集結した創価学会員たち】

 佐喜真氏が子育て、経済、地域振興などの公約を掲げれば、玉城氏は「新時代沖縄」として、人材育成、文化、観光などに重点を置く。基地問題では玉城氏の辺野古移設反対に対して、佐喜真氏は日米地位協定の改定を政府と対等に交渉するとぶち上げた。

 佐喜真陣営を応援する自民は、菅義偉官房長官自ら足繁く沖縄へ通い、知名度の高い小泉進次郎衆議院議員や小池百合子都知事などを次々に送り込んだ。一方、玉城氏は翁長雄志知事の後継者をアピールしながら、オール沖縄の支持層から幅広く票を取り込む狙いだ。

 公明党は自主投票だった前回の知事選と違い、今回は佐喜真氏支持。選挙期間中に支持母体の創価学会員を大量に沖縄へ送り込んでいる。

「本土から約5000人を沖縄入りさせ、学会員や自民党員を投票所へ連れて行く役割を負わされています。そのため、選挙期間中の沖縄のレンタカー予約はたくさんの学会員で埋まっています」(創価学会関係者)

 ところが、学会員でありながら公然と玉城氏を支援する人たちが現れた。きっかけを作ったのは浦添市の野原善正氏(58)。30年以上に渡る創価学会員だが、玉城氏の街頭演説で学会のシンボルである三色旗を降りながら支持を打ち出したのだ。

 野原氏が語る。

「佐喜真氏は日本会議とも関係が深く、平和思想を説いた創価学会の池田大作名誉会長の考えとは真逆な人。そんな人が知事になれば沖縄が大変なことなってしまう。そもそも公明党自体が自民べったりでおかしくなってしまった。いま声を上げないといけないと思い、玉城氏の支援に回ったのです。10万人とも言われる沖縄の学会員が、少しでも多く玉城氏に投票して欲しい」

370とはずがたり:2018/09/28(金) 22:23:04
>>369
 組織力の強い創価学会で、党が決めたことに公然と反対するのは相当な勇気がいる。野原氏は「すでに村八分状態」というが、YouTubeやツイッターを立ち上げて自らの考えを明らかにすることをやめない。

 野原氏に刺激を受けた学会員も出てきた。9月22日に開かれた玉城氏の1万人集会に地元や本土から学会員が参加し、三色旗を降る姿が見られたのだ。

 那覇市在住の50代の男性学会員は「いままで学会の選挙活動には協力してきたが、平和思想をないがしろにするような候補を応援する今回ばかりは協力できない」

 また、千葉県からたまらず沖縄に駆け付けたという50代の女性学会員は、「玉城氏を支持するというと周りの学会員にはだいぶ怒られた。だけど、いま勇気を出して言わないと沖縄がダメになってしまう」と話した。

 一方、沖縄県は8月、名護市辺野古の埋め立て承認を撤回するなど政府と対立姿勢を強めているだけに、自民は佐喜真氏を是非とも勝たせたい。それを象徴するような話がある。

 沖縄出身で5月に県民栄誉賞を受けた安室奈美恵さん(9月16日に引退)は、翁長雄志前知事が亡くなった翌日にこんなコメントを発表した。

<翁長知事のご遺志がこの先も受け継がれ、これからも多くの人に愛される沖縄であることを願っております>

 沖縄の若者に大きな影響力を持つ安室さんだけに、翁長氏寄りとも読めるこのコメントを面白く思わなかったのが官邸サイド。地元に怒りをぶちまけたと言うのだ。社民党の照屋寛徳衆議院議員が言う。

「官邸が沖縄の建設業者へ電話を入れ、『安室奈美恵は、あんなコメントを発表してけしからん』と不満を漏らしたのです。そんなことを沖縄の人たちに言う官邸こそ、奢り高ぶっていてけしからんのではないでしょうか」

 こうした自民党の奢りを指摘する声は、自民内部からも聞こえてくる。

「佐喜真氏は沖縄の携帯料金を4割下げると言ったが、あれこそ沖縄県民を金で釣ろうとバカにしている。それを言わせた安倍政権が奢ってしまっている証拠です」(中堅議員)

 選挙戦もいよいよ終盤だが、今回の知事選では期日前投票が際立って多い。9月26日現在で全体の約2割に当たる1万6183票が投票を済ませた。これは4年前の知事選と比べて2・4倍多い。期日前投票数は組織票の多さに比例すると言われるが、今回は投票日に台風24号が沖縄に接近すると予想され、両陣営や選挙管理委員会が早めの投票を呼び掛けていることもある。

 果たして、県民はどちらを選ぶのか。(ジャーナリスト・桐島瞬)

371チバQ:2018/09/29(土) 09:58:27
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180929-00000033-jij-pol
公明幹事長に斉藤氏=石井国交相、留任へ
9/29(土) 9:25配信 時事通信
 公明党の山口那津男代表は29日、党執行部人事で井上義久幹事長(71)を交代させ、後任に斉藤鉄夫幹事長代行(66)を起用する方針を固めた。

 30日に東京都内で開かれる党大会に人事案を諮り、承認を得たい考えだ。10月2日の内閣改造では、石井啓一国土交通相(60)の留任を安倍晋三首相に要請する。複数の同党幹部が明らかにした。

 山口氏は、かねて党の世代交代を進めたいとの意向を示してきた。選挙対策委員長を兼務する斉藤氏は、山口、井上両氏からの信頼が厚い。来年には統一地方選と参院選が控えており、執行部を刷新する必要があると判断した。

 石井氏は2015年10月に国交相に就任し、安定した答弁に定評がある。相次ぐ自然災害を受けて首相が防災・減災、国土強靱(きょうじん)化のための緊急対策を3年間で集中実施する方針を掲げたため、山口氏は行政の継続性を重視し、続投させることにした。

372とはずがたり:2018/09/29(土) 19:18:28

連立のブレーキ役という事は不可能で下駄の雪であるがそれを抛棄出来ないので,総選挙で公明に全面的に配慮した沖縄スキームに縋ってるのが今の知事選の姿だ

【どうなる?】元公明副委員長・二見伸明氏「公明党が比例区で5議席も負けた。創価学会の体力が相当に衰えている。右傾化路線に会員が疑問を持ち始めた」
投稿日:2017/10/24/ 05:00
http://xn--nyqy26a13k.jp/post-35597

373チバQ:2018/09/30(日) 01:01:19
https://mainichi.jp/articles/20180930/k00/00m/010/092000c
公明
世代交代図る 幹事長に斉藤氏昇格へ
毎日新聞2018年9月29日 22時50分(最終更新 9月29日 23時00分)

 10月2日の内閣改造で、公明党の石井啓一国土交通相(60)が留任する見通しになった。同党の山口那津男代表(66)は30日の党大会で、井上義久幹事長(71)を交代させ、後任に斉藤鉄夫幹事長代行(66)を充てる党役員人事を発表する。

 山口氏は週明けにも安倍晋三首相と会談し、防災・減災対策を重要政策に掲げる公明の立場から関係閣僚の石井氏留任を要請する。首相は、連立重視や行政の継続性などの観点から受け入れる見通しだ。

 一方、山口氏が斉藤氏を幹事長に起用するのは、公明が国政選挙並みに重視する来年の統一地方選と参院選に向け、党の世代交代を有権者にアピールする狙いからだ。2009年から9年続いた「山口代表-井上幹事長」体制に対し、党内に若返りを求める声があることにも配慮した。

 また井上氏は副代表に就き、引き続き党運営の中枢を担当。支持母体の創価学会との調整役を務めてきた実績があり、新体制の党運営を安定させる狙いだ。

 石井氏は、衆院比例代表北関東ブロック選出で当選9回。党政調会長などを歴任し、15年10月から国交相を務めている。

 斉藤氏は同中国ブロック選出で当選9回。現在は党選対委員長や税制調査会長も兼務している。【木下訓明】

374とはずがたり:2018/09/30(日) 12:17:19
なんか公明の幹事長って存在感ないよね

公明
世代交代図る 幹事長に斉藤氏昇格へ
https://mainichi.jp/articles/20180930/k00/00m/010/092000c
毎日新聞2018年9月29日 22時50分(最終更新 9月29日 23時00分)


 10月2日の内閣改造で、公明党の石井啓一国土交通相(60)が留任する見通しになった。同党の山口那津男代表(66)は30日の党大会で、井上義久幹事長(71)を交代させ、後任に斉藤鉄夫幹事長代行(66)を充てる党役員人事を発表する。

 山口氏は週明けにも安倍晋三首相と会談し、防災・減災対策を重要政策に掲げる公明の立場から関係閣僚の石井氏留任を要請する。首相は、連立重視や行政の継続性などの観点から受け入れる見通しだ。

 一方、山口氏が斉藤氏を幹事長に起用するのは、公明が国政選挙並みに重視する来年の統一地方選と参院選に向け、党の世代交代を有権者にアピールする狙いからだ。2009年から9年続いた「山口代表-井上幹事長」体制に対し、党内に若返りを求める声があることにも配慮した。

 また井上氏は副代表に就き、引き続き党運営の中枢を担当。支持母体の創価学会との調整役を務めてきた実績があり、新体制の党運営を安定させる狙いだ。

 石井氏は、衆院比例代表北関東ブロック選出で当選9回。党政調会長などを歴任し、15年10月から国交相を務めている。

 斉藤氏は同中国ブロック選出で当選9回。現在は党選対委員長や税制調査会長も兼務している。【木下訓明】

375とはずがたり:2018/10/03(水) 20:24:31

公明党・民社党の連携復活だなw

安倍の滞貨一掃内閣は卒業旅行内閣的で公明の反応から改憲は諦めて好き放題やるという感じにか思えない。

それにしても意気投合とか意味深な表題付ける朝日も罪やねえw

改憲論議めぐり公明と国民が意気投合 慎重に対応で一致
https://www.asahi.com/articles/ASLB3555CLB3UTFK00Q.html?ref=tw_asahi
今野忍2018年10月3日19時07分

 公明党の山口那津男代表ら同党幹部は3日、新執行部発足に伴うあいさつ回りで野党幹部らを訪問。国民民主党の玉木雄一郎代表とは、安倍晋三首相が意欲を示す憲法改正に対し、慎重に対応する考えで一致する一幕もあった。

 国会内で山口氏らを迎えた玉木氏は「憲法改正は数で押し切るのではなく、野党も巻き込んで合意形成していくのが大事だ」と指摘。自民、公明の与党で先行して改憲案をまとめたいとしている首相の姿勢を批判した。

 これに対し、山口氏は「憲法に与党や野党という区別はない。国会では同等のプレーヤーで、場外で合意を先行させて持ち込むことはない」と同調してみせた。玉木氏は会談後、「(公明党とは)かなり共通して憲法に向き合えるところがある。よく連携して憲法の問題に取り組みたい」と記者団に語った。(今野忍)

376とはずがたり:2018/10/12(金) 15:46:42

田中龍作2018年10月12日 09:44【那覇市長選】
学会、今度は本部も地元も自民支援せず 安倍が沖縄の支配権を失う日
http://blogos.com/article/331075/

 14日告示の那覇市長選挙に出馬する自公候補の総決起集会が今夜、那覇市内であった。オール沖縄からの県都奪還を目指す自民は、県議会の重鎮だった翁長政俊氏を候補に立て、万全を期した。

 集会そのものは自民得意の動員で盛況だったが、候補者が「お通夜状態」なのだ。顔は下を向いたまま、目も虚ろだ。涙目ではないかとさえ思えるほどだ。負ける候補者特有の悲愴な表情だった。

 理由は自民党の選挙を支えてきた創価学会が動かないことだ。学会は本土、地元沖縄ともに、今回は自民党候補のための票集めをしないことを決めたのである。

 10月1日、創価学会の東京や関西などの方面本部が下部組織に通達を出した-

 「徹底していただく予定だった那覇市の取り組みについては、F報告も含めて、一切取り消し(何も打ち出さなくて良い)となります」

 『那覇市の取り組み』とは那覇市長選挙のことで、那覇市の学会員をレンタカーに乗せて連れ出し、自民党候補の名前を書かせることだ。『F報告』とは、学会員が非学会員の友人(Friends)に自公候補への投票を依頼、確保することである。

 通達の内容を要約すると「(自民党候補の)選挙運動のために那覇に行く必要はない」ということだ。

 通達が出た10月1日とは、自公候補が大差で敗れた県知事選挙の翌日だ。衝撃の大きさが手に取るように分かる。

 大阪の学会員は「本当は出る(行く)はずなんだが、今度は指示がない。だからやらない」と納得していた、という。

 方面本部の通達によれば、沖縄の学会員については「沖縄・地元の取り組みとして推進する」としていた。ところが、地元も取り組まないことにした。創価学会・沖縄総県(支部)長の名前で「11月4日までは会合を持たなくてよい」とするお達しを出したのだ。「会合を持たなくてよい」とは選挙の取り組みをしなくてよい、という意味だ。

 ベテラン学会員は「那覇の市長選挙で『何もしなくていい』なんてことありえない」と驚きかつ呆れた。公明党本部の元幹部がいみじくも言った。「那覇市長選挙でも自公が大敗したら、安倍は沖縄の支配権を失うね」と。

    〜つづく〜

377とはずがたり:2018/10/14(日) 15:03:29

「新・人間革命」終了で脱「池田大作」という「創価学会」の揺らぐ明日
https://www.dailyshincho.jp/article/2018/10020558/?all=1
社会週刊新潮 2018年9月27日号掲載

〈小説「新・人間革命」が本日、ついに連載完結を迎えました〉――9月8日付の聖教新聞一面に掲載されたのは、創価学会の原田稔会長の談話だ。あの池田大作名誉会長の“代表作”が読めなくなる。その背景には、学会の揺らぐ明日が見え隠れしているという。

 ***

 連載をまとめた新刊が出ると、書店のベストセラーとして棚に並ぶ。そんな事情から、図らずも『新・人間革命』の書影に、見覚えのある方もいるだろう。

 その中身は、創価学会3代会長・池田氏の一代記だ。前作「人間革命」と合わせれば、実に50年以上続いた長期連載だったが、

「60年にわたって創価学会に君臨してきた池田氏の時代が、事実上終わったことを象徴する出来事ですね」

 とは、学会に詳しいジャーナリストの乙骨正生氏だ。

「前作『人間革命』は、2代目の戸田城聖会長が亡くなるまでが書かれ、『新・人間革命』は3代目の池田時代を描いている。連載は2001年頃の様子を書いて終わりましたが、本来なら執筆者とされる池田氏の息が絶えるまで書き続けるべきもの。それを途中で止めるのは、おかしな話です」

 そもそも、健康不安説が絶えない池田氏は、8年前から公の場に出ることなく、ごく一部の幹部を除き、学会員ですら生の姿を見た者は皆無といっていい。

 ということは……と思わず勘繰ってしまうムキもあろうが、学会にも言い分があって、連載が開始された1993年の時点において、“書籍が30巻に達したら完結する”と明言している。その時が来たので終了したまでだと言うのだ。

“池田カラー”の払拭
 だが、ある古参の学会員はこう指摘する。

「そもそも、池田先生が前作の『人間革命』の執筆を始められたのは沖縄の地でした。戦争の犠牲になった島には、核も基地もいらない、県民に負担を強いるなと主張したのが池田先生です。そのような教えを信じてきた会員の中には、自公政権が進める安保法制や辺野古の問題などで、公明党は変わってしまったと不信感があるのです」

 奇しくも、連載終了は沖縄県知事選が告示される5日前のことだった。

「知事選の争点は『辺野古問題』で、地元、公明党沖縄県本部は移設反対の立場なのに、公明党の山口代表ら党執行部は自民党系の候補に推薦を出した。学会内で捻(ねじ)れが生じていることもあり、票固めに躍起の山口代表は、首長選では異例ともいえる沖縄入りを決めました」(県政担当記者)

 知事選が象徴するように、安倍政権と一蓮托生の公明党を支える学会執行部にとって、その体制が揺らぎかねない“池田カラー”の払拭が、連載終了の背景にあると先の乙骨氏は指摘する。

「昨年9月、創価学会は規範となる『会憲』を制定し、本尊や教義の抜本的な変更を行っています。その目玉は、原田会長の権限強化に他なりません。池田氏が会長を務めている創価学会インタナショナル(SGI)が学会の下部組織となったことで、既にSGI会長も学会の指揮下に入った。事実上、池田氏がいなくても学会は動かせるという“ポスト池田体制”が、名実ともに完成した帰結が、連載終了に他なりません」

 もの言わぬ池田氏は、信濃町の奥の院で何を思うか。

ワイド特集「沈黙は金」より

378とはずがたり:2018/10/14(日) 16:33:05
『創価学会』を出版した田原総一朗 学会と公明党の政教一致は「大した問題じゃない」
https://news.goo.ne.jp/article/dailyshincho/nation/dailyshincho-549992.html
10月12日 07:00デイリー新潮

 ジャーナリストの田原総一朗氏(84)が『創価学会』(毎日新聞出版)を上梓した。池田大作名誉会長(90)が公の場に姿を現さなくなって8年余となるが、その池田氏に複数回にわたるインタビューを実現した田原氏の総括本といっていいだろう。だが、その内容は「朝まで生テレビ!」(テレビ朝日系)で見られるような、歯に衣着せぬいつものスタイルとは異なる。田原氏の眼に、現在の創価学会はどう映っているのだろうか。ご本人に訊いた。

 ***

――なぜ、いま『創価学会』という本を出版したのでしょう。

田原:創価学会へは1964年、公明政治連盟を改組して公明党を結成した時に初めて取材をしました。当時は日蓮正宗の本山である大石寺にも行っているし、学会員の座談会にも参加した。それ以来、学会には関わってきたから、いつか一冊の本にしたいとは思ってきた。たまたま毎日新聞から声がかかったというのもあるんだけど。

――半世紀以上にわたって取材してきたというわけだ。だが、池田氏は8年以上も表舞台に出て来ていない。健康状態はどうなのでしょうか。

田原:わからないね、生きているとは思うけど。

――『創価学会』では、初代会長である牧口常三郎(1871?1944)の生い立ちに始まり、戸田城聖(1900?1958)が2代会長に就任するまでが最初の一章に費やされ、学会の歴史が分かりやすく描かれている。第2章から、いよいよ3代会長を務め現名誉会長の池田大作氏が登場する。かつて田原氏は池田氏の単独インタビューに成功している(「中央公論」95年4月号)。再掲載を期待していたが、それも細切れで引用される程度だ。

田原:池田さんについて書きたかったのは4点だからね。第1は、なぜ戸田城聖の話を聞いて入信する気になったのか。これについては「逮捕されても、転向しなかったから」と答えている。第2に、ボクは池田さんに「他宗を邪教と言って攻めるのは孤立するだけだから、止めたほうがいい」と言っていたんだけど、これについては「その通り。ちょっと時間はかかるかもしれないけれど、必ず止めます」と答え、実際にそうするようになった。第3に、ボクは「公明党があるから、あなたは非難される。公明党を辞めてしまったらどうか」と言うと、池田さんは「うちは選挙があると、みんなが結束し、頑張れるのです。それが創価学会のエネルギー、バイタリティにつながっていくのです」と、政教一致ギリギリのことを話したこと。第4に、創価学会は“前世・現世・来世”というけれど、ボクはピンとこない。見たことがないし、誰も見ていないからね。なのにどうして信じられるのかを問うと、池田さんはこう答えた。「あるかどうかはわかりません。でも、あると思ったほうがいい」と。そのわけを、あの世があると信じていれば、人はこの世でいいことをする、という。なかなか素直な男だと思った。この4つを書きたかったんだ。

――田原氏は、池田氏に肩入れしているかのようにも読みとれる箇所もある。例えば、1957年に池田氏が公職選挙法違反の容疑で逮捕され、のちに無罪となった件では、田原氏はこう綴っている。「彼は会長として激務を続けながら、被告人として裁判所に出廷するという生活を続けた。日本の刑事裁判は検察から起訴されれば、99%以上の高率で有罪になるといわれる。その中で無罪を勝ち取ることがいかに困難だったか想像に難くない」……。

田原:ボクはね、ずっと検察がやっつけようとする人間の味方をしてきたの。ロッキードの田中角栄(1918?1993)、リクルート、堀江貴文(45)、鈴木宗男(70)、小沢一郎(76)……。池田名誉会長さんと話してみると、田中角栄や松下幸之助(1894?1989)などに通じるものがあるんだな。危ないことでも素直に答える。べらんめえ調でね、誌面に載る時には直されるんだけど。今回、この本には3年かかってるんだ。取材に1年半、後の1年半は創価学会との交渉だよ。彼らは全面改定してくれと言ってきたこともあった。もちろん断ったけどね。ボクは誰にも遠慮はしないから。

379とはずがたり:2018/10/14(日) 16:33:19


――学会はどの部分について書き直しを求めてきたのだろうか。

田原:日蓮は「立正安国論」で、当時の日本に他国が攻めてきたり災害が起こるのは、邪宗を信じるからだと、他宗を攻撃した。科学が発展した今ではあり得ないこと。ボクはそれを池田名誉会長さんに止めるように言ったし、書いているけど、そこをもうちょっと穏やかにしてくれないかと学会は言ってきた。学会員は日蓮の教えを批判できないからね。

――今回の本の出来には満足しているのだろうか。

田原:感じたことは全て書いたと思っている。公明党についても書いているしね。公明党=創価学会であり、自民党が公明党と連立したのは学会の票が欲しいから。腐敗した自民党と連立している疑問も書いたしね。

――創価学会と公明党との政教一致の問題については、どう考えているのだろうか。

田原:大した問題じゃない。アメリカの大統領は就任時に聖書に手を置いて誓っている。完全に政教一致じゃない? ドイツのメルケル首相(64)はキリスト教民主同盟の党首ですよ。政教一致に反対するのは、ヨーロッパではフランスだけなんだから。

――学会員が選挙時になると、知人に連絡を取り票を集めるF(フレンド)票についてはどう思っているのだろうか。

田原:学会の力を伸ばせることだからね、各党がやっていることでもある。立憲民主党だって共産党だって、支持層は自分の知り合いに応援を頼んでいる。だから池田名誉会長さんは「選挙が学会のバイタリティになる」とキワドイこと言っていたしね。

――田原の古巣であるテレビ東京の選挙特番では、選挙運動に駆けつけた学会員のおばちゃんが「選挙をやると功徳になる」と胸を張って言っていたが。

田原:いいんだよ、信者が思ってる分には。幹部はそんなこと絶対に言わないから。

――いやいや、信者たちは、幹部にそう教え込まれているんじゃないの?

田原:そうじゃないと思う。だって、病気が治ったって、結局みんな死ぬんだから。

――ミイラ取りがミイラになったわけではなかろうが……ひょっとして創価学会に入信したのだろうか。

田原:ボクは特定の宗教の信者ではないけど、無神論でもない。やっぱりね、きちんと正しいこと、世の中の為になることをやっていれば、天が見ていてくれるという気持ちはある。でも、信者になると主体性がなくなっちゃうからね。ボクは主体的でありたいから、どこにも入信しないんだ。

――じゃあ投票は公明党に?

田原:それもないよ。ボクはずっと日本共産党に投票してきた。この間の選挙では、立憲民主党に入れたけど、基本は共産党。だって自民党批判で、一番よく調べているのは共産党だもの。ただ、あそこは政権取る気は全くない。もっとも、取ったら大変だけどね。

380とはずがたり:2018/10/14(日) 16:33:57
>>378-380
――集票マシンとなった創価学会は、自民党の支持団体という声まで上がっていることについてはどう考えているのか。

田原:原田稔会長(76)はじめ8人の幹部に話を聞いていますが、いま創価学会は正念場だと思っている。安倍内閣が進める憲法改正に、もし平和の党を謳う公明党が賛成したら、創価学会の存在が揺らいでしまうからね。その時は、学会員が公明党から離れていく。原田会長以下全員が「頑張ります」と答えているよ。公明党が与党にいるのは、自民党にブレーキになることだからね。

――『創価学会』を出版して、これまでに反響はあっただろうか。

田原:面白いのは、「この本を読んで、初めて創価学会がわかったという会員がいる」と学会幹部が言っていることだ。第1次宗門戦争、第2次宗門戦争、そして藤原弘達『創価学会を斬る』への言論出版妨害事件、信者はそういうところに触れちゃイケないと思ってきたみたいなんだ。この本には、全部それが書いてあるからね。

――元々、日蓮正宗の信徒団体にすぎなかった創価学会だが、77年1月に池田名誉会長が学会内の講演で「出家も在家も同格」と発言したことで宗門からの怒りを買ったことをきっかけに、池田名誉会長は宗門に対し謝罪。79年に3代会長を辞任することになる(第1次宗門戦争)。また、91年11月には創価学会は宗門から「解散勧告」と「破門通告」を受けた。いわゆる第2次宗門戦争だ。先に紹介した「中央公論」のインタビューで、田原氏は「創価学会が日蓮正宗(宗門)から破門されたら、もう宗教法人ではないのではないか」と重要な質問を池田名誉会長に投げかけている。それについては、今回はまったく触れていない。

田原:宗門から破門されたために、創価学会は世界に広めることができた。それまで宗門は「他宗は邪教」と言ってきたから、池田名誉会長さんは欧米に行くだけで「キリスト教を認めるのか」などと大反対を受けてきた。それが創価学会の破門につながった。宗門は池田名誉会長さんを潰したかったんだね。

――ただし、これについては一方的に描かれた感が強い。創価学会が破門されるに至った理由を学会の主任副会長である谷川佳樹氏(62)に語らせている。谷川氏曰く、「創価学会側としては登座当初から日顕を非常に立てていました。ところが、学会員たちが本当に尊敬しているのは名誉会長なので、それが正直に態度に表れるわけです。例えば、文化祭などで名誉会長が登場するとわっと歓声が上がる。しかし日顕に対してはそうはならない。それが宗門側としては面白くなかった。要するに嫉妬していたわけですね」。破門の原因はただの嫉妬、と言わんばかりだ。しかし、当時、宗門側は、月刊「文藝春秋」(92年2月号)に第67世法主・阿部日顕が「宗門はなぜ『破門』を通告したか 創価学会会員に告ぐ」として、13ページにわたる文章を寄せている。その中には、信徒である池田名誉会長の横暴ぶりが書き連ねてあるのだが、それについて田原氏は触れず、「宗門が破門を通告した理由を説明し、学会員に脱会を呼びかけたが、ほとんど効果はなかったようだ」と書くのみ。

田原:「報道は中立」とかなんとか言うけど、そんなものはあり得ないんだよ。ジャーナリズムに中立はないんだ。まだ若い頃、ボクは日米安保に反対する全共闘と機動隊の闘いを取材に行った。全共闘の側から撮ると、警棒と盾を持って学生を叩こうとする機動隊の画になる。機動隊の側から撮れば、ヘルメット被ってゲバ棒持った左翼運動家たちの画になる。真ん中にカメラマンを行かせたらケガしちゃった。君はどっち側から撮る?

――言わば“田原史観”で書かれた『創価学会』。その上で、政権を陰で支える創価学会に興味のある方はご一読を。

週刊新潮WEB取材班
2018年10月12日 掲載

381とはずがたり:2018/10/18(木) 14:10:51
3連勝して欲しいなあ

田中龍作2018年10月17日 21:55【学会のいない選挙】
公明党・遠山清彦幹事長代理の演説に聴衆ゼロ オール沖縄候補は1千人超
http://blogos.com/article/332339/

聴衆なき街頭演説。いるのはマスコミだけ。それも3〜4人だ。左から2番目が遠山清彦幹事長代理。=17日午後4時30分頃、那覇市水道局前 撮影:田中龍作=

 オール沖縄候補の圧勝と自公候補の惨敗に終わった県知事選挙よりも、さらに衝撃的な光景が県都那覇で展開された。

 きょう17日、自公維が推すオナガ政俊候補の応援に公明党沖縄方面本部長の遠山清彦幹事長代理が入った。公明党大幹部の一人である。遠山本部長は那覇市内の4ヵ所で街頭演説をした。「小禄のイオン前」「(国際通りと交わる)むつみ橋交差点」「水道局前」「安謝交差点」の4ヵ所である。

 田中は4ヵ所とも現場にベッタリ張り付いて取材した。4ヵ所とも聴衆はゼロ人だった。足を止める人もいない。公明党大幹部が訪れ、演説しているのにもかかわらずだ。

 理由は簡単である。創価学会が選挙から手を引いているからだ。10月11日付の拙ジャーナルで詳述しているので御一読頂きたい。

 田中は公明党の元幹部に携帯電話で事態を報せた。元幹部は「え!そんなことあるのか?」と驚き、「選挙になっていないなあ」と呆れた。


スーパーとモノレールの駅があり、人の流れは多いのだが、足を止める人はいなかった。街宣車上、左側が遠山幹事長代理。=17日午後3時頃、イオン那覇店前 撮影:田中龍作=

 自民党本部は那覇市長選挙を捨てたようだ。安倍官邸は、沖縄県による辺野古の埋立て承認撤回の効力を失わせるための行政不服審査を、きょう17日、国土交通省に請求したのである。21日にある那覇市長選挙の投票まであと5日待てばよいものを、急いだのだ。

 辺野古埋立てに反対する39万6千人の民意を踏みにじったのだから、自民党のオナガ政俊候補はますます不人気となるだろう。学会員の反発もさらに強まる。

 オール沖縄の城間みきこ候補の街頭演説は、自公候補とは真逆の光景だった。この日の夕方、県庁前であった街頭演説には1千人を超す聴衆が集まった。人数もさることながら熱気にも驚く。参加者の一人に「凄いですね」と水を向けると、「政府が辺野古にあんなこと(行政不服審査請求)するからよ」と足を運んだ理由を話してくれた。

 那覇市長選挙は県知事選同様、明らかに安倍政権と沖縄の戦いとなってきた。市が国を打ち負かせば、安倍暴政に対する防波堤がもう一つできる。

382とはずがたり:2018/11/15(木) 16:21:40

http://makamatsu.com/kaisouki/sample-page
赤松正雄のプロフィール
1945年兵庫県姫路市に生まれ、神戸で育つ。県立長田高を経て1969年慶応義塾大学法学部政治学科卒業。公明新聞記者を18年、市川雄一衆議院議員の秘書等を経験した後、1993年に衆議院議員に初当選。6期20年務めて、2012年に引退。その間に、厚生労働副大臣、衆議院国土交通委員長、総務委員長を歴任。党にあっては、外交安全保障調査会長、憲法調査会座長に就いた。著書に『忙中本あり 新幹線車中読書録』(論創社2001年)。


今の公明党はどう見られているかー地域の最前線の声
http://makamatsu.com/kaisouki/archives/1804
2018年10月20日 ad-akamatsu 未分類 0

沖縄県知事選における自公推薦の候補者・佐喜真氏の敗北、玉城デニー新知事の誕生に端を発し、明年の統一地方選、及び参議院選挙における与党側の行方を危ぶむ声が喧しいようです。確かに、沖縄の豊見城市、千葉県の君津市の市長選挙で与党推薦候補が野党連合候補に連敗しました。21日の那覇市、28日の新潟市の両市長選挙の動向が気になります。安倍首相があと3年の長期政権を運営する流れが決まった中で、こうした傾向はむしろ大いに歓迎すべきだと私は思います。どうしてかというと、緊張あってこその政治だからです。安倍独走は、中央における野党のだらしなさと自民党内の人材枯渇によるもので、地方からの警鐘乱打は決して困ったことではないと思われます

■今週の日曜日に、我が兵庫では、加東市と川西市とで市議選(川西は市長選挙も)が告示されました。公明党から立候補する後輩(加東市1、川西市5)たちの応援に二日間、両市に行ってきました。加東市での長谷川候補の事務所開きでは、彼の水道問題における大活躍で話題は持ちきり。心底から候補者の粘り強さを賛嘆する声が地域の自治会長たちから相次ぎました。これには私も少し関わっただけですが、終了後の懇談で嬉野東自治会の立岡高昭会長から「貴方には一番はじめにお世話になった。有り難かった」と身に余るお褒めの言葉を頂きました。引退後5年の老政治家にとってこよなき激励です。良い後輩を持つ嬉しさをしみじみ味わいました。川西市では、私の年来の友人である元沖縄海兵隊の幹部で、いまは政治学者のロバート・エルドリッジ氏が後輩市議の応援演説に立ってくれるとの話(実際に17日に実現)を聞きました。この背景には、エルドリッジ氏から川西における市政への要望を聞いた私が、地域に住む市議を紹介したことがあります。パワーあふれる同市議のすぐさまの対応にすっかり喜んで、熱心な支持者になってくれたのです

■一方、このところ中央公明党の動きに批判的な意見もよく聞きます。先日は加西市の仲間から、「自民党に歩調を合わせすぎ。もっと独自路線を歩むべきでないのか。現状では、明年の選挙で手痛い目にあってしまう」と、真剣な忠告を受けました。また、川西市では学生時代に付き合った友人から同じように「公明党は第二自民党だ。昔の野党時代の方が良かった。確かに若くて立派な議員が多いが、学校の勉強がいくらできても、ひ弱さは否めない。叩き上げの雰囲気を持つ人がいなさすぎる」と、真剣に訴えられたものです。また昨夜は、姫路で自動車関連の中小企業を経営する二人と会い、種々懇談しました。その中では「公明党が野党と協力すれば、もっと日本の政治は良くなるはず。なにゆえに自民党を助け続けるのか。もはや度を越している。安倍政権と離れる時がきているのではないか」との厳しい意見を頂きました

■地方と中央との政治的落差は今に始まったことではありません。いみじくも、床屋談義や井戸端会議のような地域の最前線での政治をめぐる話題は中央政局がらみのものが殆どでしょう。もっと野党色をとの声があるのは十分承知していますが、政権与党にあり続けているメリットも大きいものがあります。政治の安定に寄与してるということを筆頭に、ありとあらゆる政治課題の解決に預かって大きな力を発揮している事実はいくら強調してもしすぎるとことはありません。所詮、野党では政治の傍観者ですから。もし、今公明党が自民党離れをすれば、政治は一気に混乱します。果てしない混迷に陥ることは目に見えています。舵取りを変える時は、十分に情勢を見極め、つまり不安定な政局にならぬように、やるときはタイミングを見計り一気にやらねば、国民にとってマイナス以外に何ものも生み出さないと思います。地方政治は、先に述べたように、地域のお一人おひとりの信頼を勝ち取る作業の積み重ねしかないと思います。政治はよりマシ選択です。中央で公明党のやってることはベストではなくとも、ベターだと私は確信しています。(2018-10-20)

383名無しさん:2019/01/03(木) 10:38:29
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190103-00000009-jij-pol
公明、選挙にらみ独自色腐心=連立20年目、党勢立て直し全力
1/3(木) 7:17配信 時事通信
 公明党は4月の統一地方選と今夏の参院選での勝利に全力を挙げる。

 前回衆院選では議席を減らしており、党勢立て直しが懸かる決戦に向けて、党の独自色を強めていく方針だ。ただ、10月で連立20年を迎える自民党との間では、憲法改正をめぐって対応に苦慮する場面もありそうだ。

 「日本の政治で公明党の果たしてきた役割を、自らに言い聞かせながら取り組んでいきたい」。同党の山口那津男代表は2日、東京都内での街頭演説で、年頭の決意をこう述べた。

 公明党は1999年10月、小渕内閣で政権入りし「自自公」連立が発足。固い支持基盤を擁して、国政選挙で自公協力を重ね、自民党との関係を深めてきた。

 だが、安倍内閣の下では、2015年の集団的自衛権の行使を一部容認する安全保障関連法や、17年の改正組織犯罪処罰法などの成立で、公明党が掲げる「平和の党」の看板は揺らいだ。17年10月の前回衆院選では6議席減らし、比例代表は697万票でピーク時の898万票から大きく落ち込んだ。同党は政権内での埋没に危機感を募らせている。

 このため、今年10月の消費税率引き上げに伴う反動減対策では、低所得者や子育て世帯対象のプレミアム付き商品券を主導。新たな防衛大綱でも、事実上の「空母」導入をめぐり、「専守防衛」を確認する文書をまとめた。山口氏は「公明党がしっかりチェックした」と胸を張る。

 一方、安倍晋三首相は20年の改憲実現を目指しており、自民党は通常国会で9条を含め党改憲案を提示したい考え。公明党の支持母体である創価学会は9条改正に慎重で、同党にとっては譲れない一線だ。自民党とどう折り合いを付けるか、山口氏は難しい党運営を迫られそうだ。

384名無しさん:2019/01/08(火) 21:56:59
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190106-00050036-yom-pol
衆参同日選「決して得でない」…公明・山口代表
1/6(日) 17:35配信 読売新聞
 公明党の山口代表は6日のNHK番組で、夏の参院選に合わせて次期衆院選を行う「衆参同日選」に反対する考えを重ねて示した。「(投票の仕方が)複雑になり、エネルギーも分散する。決して得ではない。(自民党との)選挙協力の成果を生み出すため、できるだけ避けた方がいい」と述べた。安倍首相は同番組で衆参同日選は「頭の片隅にもない」と語り、改めて否定した。

385名無しさん:2019/01/18(金) 01:48:42
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190117-00010001-chibatelev-l12
自民党千葉県連桜田義孝会長「手を握って勝ち抜こう」 公明党新春の集いであいさつ
1/17(木) 11:02配信 チバテレ

公明党の新春の集いが16日、千葉市のホテルで開かれました。公明党千葉県本部の新年会には公明党関係者のほか、国政で連立政権を組む自民党関係者や千葉県内の市町村長ら約1500人が出席しました。

 公明党を代表して斉藤鉄夫幹事長が挨拶したのち、続けて自民党県連の桜田義孝会長も挨拶。「安定した政権が日本経済の成長につながっている。統一選も参院選も自民党と公明党が手を握って勝ち抜こう」と結束を呼びかけました。

チバテレ(千葉テレビ放送)

386チバQ:2019/02/04(月) 10:45:23
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190203-00000548-san-pol
亥年選挙見据え独自色強める公明 自民との距離感に苦慮
2/3(日) 21:00配信 産経新聞
亥年選挙見据え独自色強める公明 自民との距離感に苦慮
統一地方選の候補者と街頭に立った公明党の山口那津男代表=3日、新潟市(大橋拓史撮影)
 公明党が統一地方選と参院選を見据え、独自色を強めている。平成29年衆院選で議席を減らしたことなどを教訓に、憲法改正議論や安全保障政策で自民党のブレーキ役を担い、厚生労働省による「毎月勤労統計」の不適切調査問題でも厳しく政府に反省を求めている。ただし、与党として政権安定を図る必要もあり難しい対応を迫られている。

 「(統計不正に)気が付かなかった政治家の監督責任のあり方も問われる」

 公明党の山口那津男代表は3日、新潟市で記者会見し、不適切調査をめぐる政治家の責任に言及した。党では問題発覚直後から「当事者が調査をすると甘い結果になる」(斉藤鉄夫幹事長)として、第三者機関による調査を求めるなど厳しい姿勢を示してきた。

 今年のように、統一選と参院選が重なった19年には、同じ厚労省の「消えた年金」問題があり、公明党は参院選選挙区で3敗した。それだけに、今回の問題にも「対処を間違えると大変なことになる」(党幹部)と危機感が強い。

 29年衆院選では改選前から6議席減となり、比例代表の得票数は現行制度で初めて700万票を割った。統一選でも23、27両年は至上命令の「全員当選」を果たせなかった。山口氏が統一選の重点政策を新潟市で発表したのも、市議選と新潟県議選が重なる「最も厳しい選挙区」のテコ入れを図るためだ。

 公明党は昨年の臨時国会で、憲法改正への動きを進めようとする自民党に「与野党合意」の必要性を説き、一定のブレーキ役を果たした。新たな防衛力整備の指針「防衛計画の大綱」の策定過程でも、護衛艦「いずも」の改修は専守防衛の範囲を守ることを安倍晋三首相に約束させた。いずれも政権与党として埋没しないための策だ。

 「『公明党らしさ』を自信を持って語り抜き、党支持の輪を広げていこう」

 山口氏は2日の党全国県代表協議会で、自信満々にこう呼びかけた。

 ただし、ブレーキ役ばかりでは自公の選挙協力に影を落としかねない。山口氏は1日、参院本会議での代表質問で、不適切調査問題には触れなかった。公明党関係者は「自民党との協調を打ち出すのも必要」と語り、距離感に神経をとがらせている。(大橋拓史)

387とはずがたり:2019/02/07(木) 20:40:01
公明、自主投票を決定 県民投票 静観構え、座談会欠席
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190207-00000008-ryu-oki
2/7(木) 11:04配信

 沖縄県名護市辺野古の新基地建設の賛否を問う県民投票について公明党県本は6日までに自主投票する方針を決めた。金城勉代表は6日、本紙に対し「県本として辺野古反対の立場は堅持しているが、普天間問題は非常にデリケートな問題で、二十数年にわたり解決していない経緯もある。党として県民を誘導する運動はしない。謙虚に県民の判断を待つ」と話した。

県民投票を巡り、公明党県本は当初、県議会に自民党と共同で選択肢を4択とする条例案を提出したが否決されたため静観する構えだった。その後、5市長が不参加を表明した事態を重くみて全市町村実施に向け新里米吉県議会議長に対し3択案を提案した経緯がある。金城代表は「全県実施に向けた環境整備が整った以上、あとは県民の判断を仰ぎたい」と述べた。

 公明党県本は自主投票の方針を踏まえ、「辺野古」県民投票の会などが実施するシンポジウムや本紙が企画した政党関係者らによる座談会への出席は見送る方針。

 一方、野党の自民党は近く、県民投票に対する県連としての態度を決める予定だが、党内からは「県民投票自体に反対する議員もいる」(自民県連関係者)として、不透明な状況となっている。

388とはずがたり:2019/04/15(月) 17:07:15

公明党が"創価学会員"から批判される理由
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190415-00028291-president-pol
4/15(月) 15:15配信 プレジデントオンライン

■1970年代には公明党の理念が消滅していた

 公明党が揺れている。

 今春の統一地方選最大の目玉となった大阪府知事・市長選挙は、これまで大阪維新の会と協調関係にあった大阪公明党が、維新の悲願「大阪都構想」に関し難色を見せ始め、松井一郎前府知事(維新代表)らと決裂した結果引き起こされたもの。東京都政でも公明党はこれまで小池百合子都知事率いる「都民ファーストの会」と協力関係にあったが、最近は小池都政に対し「是々非々」を標榜。マスコミに「距離ができ始めている」などとも書かれる。

 身内からの反発も目立ってきた。2018年9月の沖縄県知事選で、公明党は自民党が擁立した佐喜眞淳候補を全面支援したが、対立候補の玉城デニー氏に惨敗。関係者に衝撃を与えたのは、公明党支持者の3割近くが玉城氏に投票していたという、マスコミ各社の出口調査結果であった。

 実際に選挙中、玉城陣営には公明党の母体である宗教団体・創価学会のシンボル「三色旗」がひるがえり、それを持ち込んだ創価学会員たちはマスコミの取材に「現在の公明党の姿勢は創価学会の平和思想に反する」「創価学会が自公の集票マシンに使われている」などと、公明党中央の方針に対する不満をぶちまけた。

 また現在全国各地で行われている「反安倍政権デモ」などの現場にも、そのような主張を叫ぶ創価学会員たちが少なからず加わっている事実があり、それらは広く報道もされている。

 一連の流れから感じられるのは、公明党のかつてないブレである。そもそも公明党は1999年以来、国政の場で自民党と連立。閣僚まで輩出しているわけだから、自民党への対抗勢力として誕生した大阪維新の会や都民ファーストの会と協力するのは本来おかしい。

 また公明党は長年、中道左派的なポジションで歩んできた政党。創価学会のカリスマ、池田大作名誉会長も護憲や反核兵器など、リベラル寄りの発言を行い続けてきた人物だ。それを素朴に信じている創価学会員、つまり公明党支持者も数多い。なのに現在の公明党は、自民党・安倍晋三政権の改憲や原発再稼働といった政策を容認している流れがあり、一部の創価学会員らが公明党不信に陥るのも道理だろう。

 「公明党は活動理念を見失っている」

 少なからぬ創価学会員たちの間から、率直に漏れてくる党批判だ。公明党の結党は64年のことだが、当時関係者が盛んに口にしていたのが「王仏冥合」「国立戒壇の建立」といったフレーズだった。つまり当時の創価学会が上部団体と仰いでいた日蓮正宗(91年に破門・決別)の教義を国教にし、国にその宗教施設を造らせるという構想で、初期の公明党とはそのような徹底した宗教政党だった。

 ただそのような姿勢は「政教分離違反」といった批判を多方面から浴び、公明党は70年にそれまでの方針を撤回。言ってみればこのとき、公明党の思想集団としての「理念」は消失してしまっているのだ。

 以後、公明党は「福祉の党」を標榜しながら創価学会員のために行政からの生活支援などを引き出すことに力を注ぎ、また選挙を事実上の宗教行事に位置付けて創価学会員の引き締め、盛り上げに利用するなど、あけすけな利権追求集団に変貌していく。93年の細川非自民連立政権以来、彼らが「勝ち馬」に乗らなかったのは原則として2009〜12年の民主党政権期だけで、そのときでさえ常に自公協調の解消はささやかれていた。実際、政界関係者の中に公明党を「コウモリ集団」と唾棄する向きは少なくない。

 ただ、善し悪しはともかく現在の日本政治をかき回しているのは、安倍晋三首相や小池百合子都知事、また橋下徹氏など、イデオロギー先行型の政治家たちだ。そこにマキャベリズムだけで絡もうとする公明党の空回りが、最近の彼らのブレの原因であるようにも見える。

 また創価学会員の主要層はすでに2〜3世信者となっており、彼らは自身で信仰をつかんだ1世より公明党にも冷淡。創価学会・公明党本部は現在、いつ自分たちの「底が抜ける」のか戦々恐々だという。宗教政党でありながらイデオロギーを捨てたコウモリに、天の裁きが下る日は近いのか。

雑誌「宗教問題」編集長 小川 寛大

389とはずがたり:2019/04/17(水) 15:49:43

大阪補選で自公ぎくしゃく=党首応援、思惑にずれ
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190417-00000019-jij-pol
4/17(水) 7:14配信
時事通信

 21日投開票の衆院大阪12区補選の対応をめぐり、自民、公明両党がぎくしゃくしている。

 安倍晋三首相(自民党総裁)と山口那津男代表を最終盤にそろって現地入りさせたい自民党に対し、公明党が難色を示しているからだ。

 「既に私の日程はタイトな状況だ」。山口氏は16日の記者会見で、選挙期間中の大阪入りについて問われ、いら立ちを隠さなかった。

 発端は自民党の甘利明選対委員長の15日の発言。応援演説で「最終日には首相が入る。恐らく山口氏も入って、首相とマイクを握ると思っている」と述べたものだが、公明党幹部は「何の根回しもない」と猛反発。別の幹部は「完全にフライングだ」と憤った。

 背景には公明党が抱える地域事情がある。同党は大阪12区補選で、自民党の新人を推薦する一方、無所属の元総務相とも良好な関係にある。国政選挙で関西の議席を維持するため、日本維新の会との全面対決を避ける配慮も欠かせない。

 ただ、自民党は引き続き、公明党に協力を求める考えだ。自民党の二階俊博幹事長は16日の記者会見で、自公党首の大阪入りに関し「この選挙戦を重要視していることを内外に示す絶好の機会だ」と意義を強調した。

390とはずがたり:2019/04/23(火) 12:14:37

まあ維新に頭下げて住民投票容認して選挙区で棲み分けがこの統一地方選ではっきりしたな。


山口公明代表、大阪都構想「民意を尊重」=統一地方選
https://www.jiji.com/jc/article?k=2019040800016&g=pol
2019年04月08日00時23分

 公明党の山口那津男代表は7日夜、党本部で記者会見し、大阪府知事・市長のダブル選挙敗北について「極めて残念だ」と述べた。地域政党「大阪維新の会」が目指す大阪都構想に関しては「議会の(選挙)結果を待った上で民意を尊重しながら進めていくことが大切だ」と強調した。

391とはずがたり:2019/05/24(金) 17:52:37
公明・山口代表、県民投票絶対得票率は「38%程度」
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190226-00000554-san-pol
2/26(火) 12:48配信 産経新聞
公明・山口代表、県民投票絶対得票率は「38%程度」
投票締め切りと共に配布された地元紙の「反対多数」の号外を見る人たち=24日午後、那覇市(桐原正道撮影)
 公明党の山口那津男代表は26日の記者会見で、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古移設を問う県民投票で「反対」が多数となったことについて「(得票総数を有権者総数で割った)絶対得票率は38%程度にとどまった。その他の思いがかなりあるという結果をありのままに受け止める」と述べた。

 同時に「普天間の危険性除去が20年来、改まらない状況は政府の責任として極めて重大だ。移設先の現実的な近道はどこかということを県民に理解してもらえるよう、政府として努力してほしい」と語った。

392とはずがたり:2019/05/31(金) 12:02:13
1341 名前:チバQ[] 投稿日:2019/05/30(木) 23:12:38
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/289987?rct=n_unified_localelections
<パーソン それぞれの統一地方選>知事選推薦で先手 議席死守へ 公明動く
03/26 09:17
 「この8年間、最も身近な政治家の一人として見てきた。自信を持って鈴木直道を紹介できる」。まだ雪深い2月1日。公明党道本部の稲津久代表は、鈴木直道前夕張市長(38)から道知事選への推薦の要請を受け、その場で快諾した理由をこう話した。鈴木氏が出馬表明してわずか3日での決断だった。

 公明党が自民党に先んじて知事選候補に推薦を出すのは、かつてないこと。誠実でまじめ。どちらかと言えば派手さに欠ける印象の稲津氏が、強引とも言える速さでそれを決めた。当時、自民側には国土交通省の局長を擁立する動きがあり「推薦候補が自民とねじれたらどうするんだ」との指摘も党内にあった。ある公明幹部は「穏やかな稲津が血相を変えた。乾坤一擲(けんこんいってき)の大勝負に出た」と解説した。

 布石はあった。推薦決定の直前、党の支持母体・創価学会の原田稔会長が札幌を訪れ、統一地方選について情勢を分析する中で「党としての主体的な判断があってもいいんじゃないか」と語ったという。

 公明は今回、道議選で8、札幌市議選で10の現有議席死守が目標だが、各地で厳しい戦いが予想される。事前の世論調査で知名度が高かった鈴木氏を支援すれば、相乗効果を期待できるとの読みがあった。

 もう一つは、稲津氏自身の政治家生命にある。東北以北で唯一の公明の小選挙区選出議員ながら、2017年衆院選では、道10区(空知、留萌管内)で立憲民主党の候補に513票差まで迫られ、復活当選を許した。夕張を含む空知管内の地盤強化は重要な課題だ。

 「夕張は公明と学会にとって象徴的なマチなんです」。学会幹部は指摘する。1956年の参院選を巡り、夕張で日本炭鉱労働組合(炭労)と地元学会員の間でトラブルがあり「炭労が地元学会員を追いだそうとしたが、学会側はデモや大会の開催で抵抗した」(学会幹部)。関係者には「夕張事件」として知られる。

 さまざまな思惑が絡み合う稲津氏。党道本のエースとして「まだ2、3期はやれる」(党関係者)との期待が重くのしかかる。(小林史明)

393とはずがたり:2019/06/04(火) 14:12:02
公明代表、大連立の言及に不快感
「自民から聞いたことない」
https://this.kiji.is/508484924525823073
2019/6/4 12:58 (JST)
c一般社団法人共同通信社

 公明党の山口那津男代表は4日の記者会見で、自民党の下村博文憲法改正推進本部長が憲法改正を目的とした大連立に言及したことに不快感を示した。「連立という重要課題について、自民党幹部から話を聞いたことは全くない」と述べた。

 自民党の加藤勝信総務会長は会見で、下村氏の言及について「議論を進めて賛成者を増やしていくとの意味ではないか」と述べた。

394チバQ:2019/06/05(水) 21:23:07
どうやって10万人いれたんだ?2回やった?
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190605-00000127-jij-pol

東京ドームで10万人集会=参院選決起-公明
6/5(水) 20:06配信 時事通信
 公明党は5日、夏の参院選に向けた決起集会を東京都文京区の東京ドームで開催した。

 首都圏の支援者計10万人が参加し、山口那津男代表は「参院選は重要な選挙だ。政権の安定性を継続していくためにも公明党の議席はなくてはならない」と訴えた。

 集会では、公明党の選挙区候補7人のうち、自民党の推薦を得た埼玉、神奈川、愛知、兵庫、福岡の5選挙区の候補が支援を呼び掛けた。

395チバQ:2019/06/06(木) 20:48:14
>一部と二部に分けて行われた集会
やはり二部制か
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190606-00010000-fnnprimev-pol

東京ドームに10万人が集結!巨人戦でもアイドルのコンサートでもなく公明党の集会
6/6(木) 6:01配信 FNN.jpプライムオンライン
東京ドームに10万人が集結!巨人戦でもアイドルのコンサートでもなく公明党の集会
写真:FNN PRIME
公明党が東京ドームで開いた参院選の決起集会
6月5日、東京ドームの入場口は人で溢れていた。行列している人たちの目的は巨人戦でも人気アイドルのコンサートでもない。
開催されたのは、「公明フォーラム2019 in 東京ドーム」。夏に行われる参議院選挙に向けた公明党の決起集会だった。

【写真】公明党の集会で東京ドームにはこんなに人が・・・

一部と二部に分けて行われた集会には主に首都圏から集結した党員や支持者など総勢約10万人が参加した。観客席はもちろん満席、マウンドにも簡易の椅子が置かれ、ドームは超満員となった。

集会はマスコミ完全シャットアウトで行われたが、関係者によると、太田昭宏前代表が次期衆院選における選挙区からの出馬を見送ったことに伴い東京12区の後継候補者となった岡本三成衆議院議員のあいさつから始まったという。

その後、歌手による歌、参議院選挙の候補者による決意表明と続き、自身も候補者である、山口代表があいさつした。山口代表は、公明党が政権の安定や政治の信頼醸成に寄与していると訴え、参院選の勝利に向けた一致団結を呼びかけ、最後に会場一体となっての「エイエイオー」で締めくくられたという。

政党が、巨大なキャパシティを誇る東京ドームで集会を開くのは異例のことで、関係者は「他の会場が埋まっていたためだ」と説明するが、公明党のこの参院選にかける意気込みがうかがえる。

実は公明党は近年、支持者の高齢化が進んだこともあり、集票力の低下が指摘されている。そこで今回の参院選では巻き返しを図るべく、比例で少なくとも700万票以上獲得という目標を掲げていて、先月に情勢の厳しい兵庫選挙区に絞った決起集会を開催したのに続き、今回の東京ドームでの集会では首都圏での組織引き締めを図った形だ。

永田町では解散風、公明党の警戒は強まる・・・
一方、集会に関して注目されたのは、永田町で憶測が広がる、参院選に合わせて衆議院を解散して総選挙を行う「衆参ダブル選挙」への言及だったが、山口代表がこの日、触れることはなかった。

公明党は、「衆議院の解散は総理の専権事項だ」としながらも、投票が複雑になるため支持者の混乱を招くことや、解散した後に政府・与党のスキャンダルが発覚した場合のリスクをあげ、衆参ダブル選はやるべきではないとの立場を貫いている。なにより、公明党の支持母体である創価学会の反対は強い。

しかし、6月に入ってから、安倍首相が自民党の二階幹事長や岸田政調会長と立て続けに会談を行ったほか、麻生財務相も安倍首相にダブル選挙を行うよう進言しているとされる。

永田町では衆参ダブル選挙に向けた環境整備だとの憶測が広がっていて、東京ドーム集会でその結束力の強さをみせつけた形の公明党が今後、ダブル選への警戒を強める立場から、どのような動きを見せるのか注目される。

396とはずがたり:2019/06/25(火) 18:28:03

ほんとかな?!?

https://twitter.com/itsgroovymasa/status/1142802132740919296
Masa da Oldskooler
@itsgroovymasa
フォローする @itsgroovymasaをフォローします
その他
とうとう公明党支持者が創価学会の会合の場で同じ学会員に向かって公明党が嫌なら日本から出ていけと言い始めましたか。創価学会のネトウヨ化が浮き彫りになってきましたね。

前々から申し上げてきましたが、現代版国防婦人会のコアとなるのはやはり創価学会婦人部なんでしょうね。倒錯した信仰心の成れの果て。

7:30 - 2019年6月23日

397チバQ:2019/06/26(水) 09:58:57
https://www.sankei.com/premium/news/190625/prm1906250006-n1.html
【政界徒然草】ついに「定年制」に着手した公明党 世代交代は進むか
2019.6.25 07:00
 公明党は、次の衆院選で東京12区に太田昭宏前代表(73)=当選8回=を擁立しないことを決めた。公明党は内規で「任期中に69歳を超える場合は原則公認しない」と定年制を導入しており、太田氏はこれに該当する。ただ、太田氏のほかにも定年制にあてはまる現職議員は少なくなく、実効性を持たせることは長年の課題でもあった。公明党は定年制の実行に本腰を入れるのだろうか。

同日選ない今のうちに…

 「(夏の参院選と合わせて衆院選も行う)衆参同日選に向けた準備ではないか」

 太田氏の不出馬が発表されたのは5月23日。定年制を厳格に適用し、より若い候補へ差し替えるという動きは、一見すれば同日選への準備とも受け取られかねない。ちょうど永田町では同日選が取り沙汰されていた最中だっただけに、与野党にはこんな臆測が広がった。

 同じ時期には、大阪都構想をめぐり関係が悪化していた日本維新の会との関係修復も急ピッチで進められていた。維新幹部は4月の大阪府知事・市長のダブル選で、次期衆院選で大阪、兵庫の公明現職がいる6選挙区に対抗馬を立てる可能性を示唆していた。維新と選挙区の住み分けを行うことは公明党の重要課題の一つだった。

 東京と大阪での公明党の衆院選に絡む動きは、永田町に吹く解散風の勢いをさらに強めた。

 山口那津男代表は太田氏の不出馬を発表する際、記者から問われることなく「同日選とは一切関係ない」と強調した。このタイミングでの発表が同日選を意識した動きと受け止められることは覚悟の上だった。

 徹底した組織選を展開する公明党にとって、同日選は組織力が分散されるため、分が悪くなる。解散風が強まるにつれ、自民党や野党の中には選挙準備を加速する衆院議員が出始めていた。

 そんな中でも、公明党の選挙態勢は参院選に特化したものだった。衆院選に向けた動きを取れば「公明が同日選を認める方向に転じた」と受け取られかねず、むしろ同日選を実施する上での好材料を与えかねないからだ。

 山口氏が太田氏の選挙区不出馬の公表に踏み切った背景について、ある党幹部は「同日選と無関係なのは本当だ」と語る。この幹部は「同日選をやるなら選挙区に地盤を築いている太田氏のままの方がいい。同日選ならば後任(岡本三成元外務政務官)には時間が足りなすぎる」と指摘する。

 太田氏は東京12区で独自の後援会を持ち、地元の自民党組織とも太いパイプを築いていた。自民党の閣僚経験者は「太田氏は地元の祭りなどにも細かく足を運んでいた。浮動票の多い東京12区で勝ち抜くには、太田氏のように時間と労力をかけ、名前を知ってもらう必要がある」と語り、短期決戦となる同日選での世代交代は難しいとみる。

国会議員9人が定年に該当

 別の公明党関係者は「太田氏の定年の話は前々回の衆院選からあったが、過去2回は解散が突然で準備できていなかった。遅すぎたくらいだ」と話す。

 公明党は昭和54年に定年制を導入し「いち早く実行してきた」(山口氏)自負がある。他方で、仮に同日選が実施される場合、衆参で54人いる国会議員のうち、9人が定年に該当する。その多くが党の重要ポストを占めているのが現状だ。

 今回の参院選で東京選挙区から立候補する山口氏自身も定年制に該当するが、例外の条件((1)余人をもって代えがたい(2)地元からの強い続投要請(3)その人物が党運営に今後も必要)を満たしているとして、公認されている。

 党内で世代交代が進まないことへの不満がくすぶる中、「活力を維持するための党の基本命題」(山口氏)と位置付ける定年制の実行に公明党がどう取り組んでいくのか。本気度が問われている。


(政治部 大橋拓史)

398とはずがたり:2019/06/28(金) 14:41:57
都議会に続いて公明がクソ自民から自主独立の動き??

参院選東京選挙区で自民党と戦うからだけだろうけど公明党が局所的・一時的にでも正気に戻るのは悪いことではない。

https://twitter.com/shinfujin8ngo2/status/1143769357501095936
新婦人はちおうじ(新アカウント)
@shinfujin8ngo2

その他
ビッグニュース!
八王子市議会で、核兵器禁止条約への署名、批准を求める意見書が賛成多数で可決されました!
自民だけが反対。公明が賛成に

23:33 - 2019年6月25日

399とはずがたり:2019/07/03(水) 21:22:11

https://twitter.com/ryuryukyu/status/1146314209526861825
琉牛牛
@ryuryukyu
フォローする @ryuryukyuをフォローします
その他
今日の党首討論

記者「原発の新設・増設を認めないという方は挙手してください」

野党各党がすぐに挙手

公明党山口が最初躊躇するも、その後チラッと安倍を見ながら挙手

公明党いくらなんでもダサすぎねえか
自民党の下部組織か何かなのか
/>
0:22
0:06 - 2019年7月3日

400とはずがたり:2019/07/16(火) 17:25:14


創価学会「常勝関西の落日」(前編)
掲載日時 2019年07月03日 22時00分 [社会] / 掲載号 2019年7月11日号
https://wjn.jp/article/detail/8967604/

 創価学会には「常勝関西」の言葉がある。それが都市伝説なのか否か、鼎(かなえ)の軽重が問われる参院選が迫ってきた。

 東京・新宿区信濃町――慶應大学付属病院などに用事のある人々を除けば、圧倒的多数の乗降客は「創価学会施設」に詣でる(?)会員たちである。平成になってから建設にドライブがかかり、宗教建造物とはとても感じられない学会高層ビル群が街を制圧しているかのようだ。

 池田大作名誉会長の私邸をはじめ、信濃町駅南側の公明党本部までの広大な学会エリア(村)は「信濃町」とよばれるが、実は日本にもう一つ、同様の場所がある。関西で「リトル信濃町」と呼ばれているその場所は、大阪市・近鉄上本町駅周辺を指す。このエリアの主要学会関連建物を列挙すると、
●創価学会関西池田記念館
●聖教新聞社関西支社
●創価学会関西文化会館及び別館
●創価学会関西白百合文化会館(婦人部の拠点)

 等々だ。密集度は信濃町ほどではないが、ここには同様に「職員専用住宅」(ビル)もある。 …  2015年3月15日、創価学会関西のドン、西口良三氏が亡くなる。西口氏は当時、先の「リトル信濃町」と府下2カ所に住まいがあって、直撃取材にも腰を低くして対応してくれた記憶がある。

 1998年から1909年まで総関西長を務めたが、彼がその職を退いたのは民主党政権の誕生時である。2009年8月の衆院選で、公明党は兵庫と大阪の6選挙区で全員敗北。その責任をとる形で退任したのだが、逝去の折りの肩書は『創価学会副理事長 関西総主事』であった。

「この肩書が完全引退でなかったことを示しています。創価学会にはもう1人、東京に藤井富雄氏というドンがいる。この人の肩書は『公明党東京都本部顧問、公明文化協会理事』です。藤井さんの方が先輩だが、格は西口さんが上ですよ」(創価学会関西の古参幹部)

 西口氏はどのような人脈を持っていたのか。たとえば、2015年3月18日の通夜・葬儀弔問客の中には、以下のような人々がいた。

●二階俊博自民党総務会長
●古賀誠元自民党幹事長
●樽床伸二元総務相
 そして、前原誠司元外務相といった面々だ。

「一番大きなパイプがあったのは、小沢一郎さんです。 … 常勝関西のシンボルは、選挙区で当選する公明党候補の存在にあります。その母体を作ったのが西口氏でした」(大阪の公明党関係者)

 当の西口氏を失って4年、公明党は関西で「大きな政治を仕掛けられない」状況に陥っている。言い方を換えれば、西口氏が築いた「常勝関西の凋落」が始まったのだ。

 その現実を選挙結果から見る前に、西口氏の“選挙上手”がいかなるものだったかを検証してみよう。

★関西のドン亡き後ブレまくり

 まず、東京都と大阪府の選挙データに触れる。2007年から2016年までの間、大阪府の有権者数は700万人台で微増している。他方、東京都は約1000万人。こちらの増え方の方が大きく、昨年で1100万人の大台に乗った。では、最も組織力・集票力が表れる参議院議員選挙での「政党名得票」はどうか。

 大阪の公明党票は10年間で、70万票台から60万票台に減らしている。一方の東京は、70万と60万の間を行ったり来たりの状況である。つまり大阪は、有権者数の約1割が公明党票であり、6%や7%であるのが東京といえる。この点だけを比較すれば、確かに大阪の学会員は人口比で東京より多数派と想定しうる。

 しかし、これを全国規模で均してみると、大阪府より多くの得票率がある県は福岡をはじめ複数存在する。突出して大阪の創価学会が“強い”“多数派”とは言えないのである。

401とはずがたり:2019/07/16(火) 17:25:29
>>400
 最も大きな誤解は、大阪や兵庫の衆院小選挙区で「公明党が勝っている」というものだ。
「ここがキモです。それらの選挙区に自民党は公明党に遠慮して候補者を立てず、側面から応援する。ために野党が議席を取れない。自民党からすれば、連立バーターでの“議席贈与”みたいなものです」
 と語る関西在住の政治部記者の分析にはうなずける。

 このバーターシステムを構築した功労者こそ、先の西口氏その人だったのだ。ところが、逝去後に「西口政治」、つまり常勝関西の布陣がガタガタになってしまった。しかも、
「これが、西口さんの退いた時のような野党への風が吹きまくっている時なら仕方ない。しかし、身近な『大阪都構想』での躓きというのが痛い。大阪の公明党が右顧左眄し、ブレまくっているのを有権者ははっきり分かってしまった」(前出・古参幹部)

 維新に対する公明党候補の敗北を拾ってみよう。大阪市議選では、東成区で4票差の現職候補落選にはじまり、大阪府知事選、市長選では自民党候補を応援して惨敗。そして極めつけは、4月21日開票の衆院大阪12区補欠選挙である。 … 自民新人と樽床氏に創価学会票が割れてしまったための敗北という総括は簡単だ。 … 橋下氏は、ネットテレビでこう述べている。
〈今、維新は大阪都構想をやろうとしても大阪市議会で2議席が足りてない。そこで“政治のプロ”松井一郎(大阪市長)が対立してきた公明党以外のところから2人引き抜こうと、凄まじい政治をやっている。これが実現すれば公明党に義理立てする必要もなくなり、“常勝関西”と言われる公明党の6選挙区にぶつかっていくことになる。すでに“吉村(大阪府知事)チーム”と言って、実力もあって、むちゃくちゃ男前な“エース級メンバー”たちが控えている〉

 果たして、橋下氏は「言うだけ番長」なのか。都構想で公明党と合意した維新の「本気度」は、衆参同日選挙になってみないと分からない。ただし、参院選だけでも公明党は対維新で厳しい立場に立たされている。

 それが兵庫選挙区だ。維新、自民、立憲民主で定数3が埋まる現状に、公明党が食い込めるのか。
「ここで兵庫の学会票の素の数字が出る」(前出・政治部記者)

 常勝関西の落日、といえそうな話である。大阪がそうなら、その影響は全国レベルにどう響くのか。

創価学会「常勝関西の落日」(後編)
週刊実話 2019年7月11日 01:00
https://www.excite.co.jp/news/article/Weeklyjn_19325/

 創価学会の関連文化施設である『東京富士美術館』は、7月1日から12日まで休館する。
「それは創価学会の選挙のためですよ」

 と、語るのは知己の美術館お膝元・東京都八王子市の創価学会中堅リーダーだ。同氏は続けて、
「創価学会の選挙は、公明党への投票依頼ですが、もちろん非会員のF(フレンド)票をどれだけ獲得したかが評価ポイント。そして、その『フレンド』を、なるべく期日前投票へ行かせる。ここが勝負なんです。もちろん、会員それぞれは期日前投票開始とともに自身の選挙を終えている。美術館のスタッフだって、選挙活動で大忙しですから、12日まで“期日前に合わせて”前倒しで休む。公示日から投票日までまるまる休んだら、世間はどう見ます?」

 展示替えなどで、この時期に休館するのは珍しいことではない。昨年は7月の12日間、別の日程で休館した。勘繰りすぎとも思えるが、これに限らず今回の参院選では極めて特異な学会の選挙活動が目立つのだ。

 たとえば、選挙区に公明党参議院候補が立たないエリアでは、学会員に対して「兵庫へ向かえ!」との大号令が発せられている。以下は、それを報じた5月31日付の毎日新聞の記事(デジタル版)である。
〈公明党は今夏の参院選で『兵庫シフト』を強めている。新人を擁立する兵庫選挙区(改選数3)の議席確保に向け、支持母体の創価学会を含め全国から数千人規模で支持者らを動員する予定で、参院選では異例の総力戦を展開する〉

 学会員の組織動員を、一般紙がここまであけすけに報じたのも久方ぶりである。しかも、特定地域への根こそぎ動員だ。公明新聞も危機感をあらわにして、こんな絶叫を上げている。
〈公明党は今夏の参院選で、7選挙区の完勝、比例区6議席以上の獲得をめざしている。中でも兵庫選挙区(定数3)に挑む新人の高橋みつお党国際局次長(自民党推薦)の情勢は極めて厳しく、現状では議席獲得は困難となっている〉
〈公明・高橋氏は支持を伸ばすも、保守・無党派層、男性層への浸透が弱く、依然、差をあけられ4番手の“当選圏外”。崖っぷちの高橋氏の逆転勝利には、全人脈に総当たりする執念の猛拡大、大攻勢が急務〉
(いずれも6月9日付・デジタル版)

402とはずがたり:2019/07/16(火) 17:25:42
>>401
 執念の猛拡大、大攻勢でハッパをかけられているのは、学生部だ。創価学会機関紙『聖教新聞』(6月27日付)の4面「座談会」記事で、6月30日に結成記念日を迎えた学生部へ原田稔会長はこう吠えている。
〈全軍を鼓舞する拡大を先頭に立って成し遂げる――学生部の皆さんは、どうか、この気概で進んでもらいたい〉

 1995年、宗教法人法改正に関し、国会へ参考人として招致された秋谷栄之助・創価学会会長(当時)に対して、共産党の橋本敦参議院議員は、
「創価学会は仏敵と戦う仏の軍勢と書いてある」

 と述べたが、今もってそうなのである。全軍=創価学会組織と表現して、ためらいもないのが原田会長というわけだ。その原田会長自身、異例とも言える兵庫入りを6月24、25の両日に行った。
最高幹部が続々「兵庫入り」

 「この時のスピーチでは『丈夫』という言葉まで登場しました。どうやら、これは壮年部を指しているようなんですが、『全軍』だの『丈夫』などと、戦争を想起させるような言葉を使うのは、とても“平和団体とは思えない”とこぼす仲間もいますよ」

 と言うのは、地元兵庫の創価学会地域幹部だ。
「ムリをして投票依頼を行うと、事故(選挙違反=筆者注)が起きる可能性もある。そうでなくとも、これから投票日までの間に豪雨災害とか熱中症とか、動員されて駆け付けてきた応援の学会員にはリスクのある時期なんです。特に兵庫は、前回の参議院選挙で当選している現職がいるので、負けられない気持ちはありますが、谷川さんまで来たのにはびっくりした」(同)

 実際、原田会長とは別会場へ6月25日に現れた谷川佳樹主任副会長は、
「不可能を可能にする祈りで、新時代の常勝の歴史を…」

 と、訴えている。新時代とは谷川会長誕生のことなのかと、そう想像するしかないが、要は「信濃町の最高幹部のほとんど」が、兵庫入りしているのだ。これほどの集中度はあまり聞いたことがない。
「とにかく力の入りようが、これまでにないほどなのです。全国的に見れば、統一地方選挙に“勝った”勢いで、参議院選挙も戦えるという目論見なんですが、4月27日の全国代表者協議会で維新と大阪都構想で揉めていた時期に、『参議院で13議席以上』『選挙区7人の全員当選』を組織目標にしてしまったから、後に引けない。結局、常勝関西の右顧左眄が、全体目標到達困難の原因の一つに数えられそうなんです」(大阪府の創価学会中堅幹部)

 要するに、対維新で統一地方選挙から大阪府知事・市長ダブル選挙、大阪12区の衆議院補選までの敗北を、とにかく勢いで挽回する方策なのだ。

参院選結果で会長交代直結

 筆者が大阪で維新関係者へ取材した過去から捉えると、以下のようなことが言える。少なくとも大阪では、自民党以上の“どぶ板”活動に邁進しているのが維新であり、基盤のある「保守」なのだ。東京から見る「維新像」は、橋下徹氏はじめ「パフォーマー」に写るが、それは間違っている。ある意味、真正の保守政党といえるのだ。
「今回の場合、仮に維新と揉めてなかったら、統一地方選から大阪府知事と大阪市長選での敗北はあり得なかった。一方、維新は菅官房長官とは大きなパイプがある。自民党からすれば、安倍さんの掲げる憲法改正では維新と親和性がある半面、選挙では創価学会票に頼らざるを得ない。自民党は双方を天秤にかける余裕がありますが、公明党=創価学会は負ければ維新より大きな痛手となる。常勝関西神話の崩壊は、この11月に控える原田会長任期(再任)に直結します」(信濃町の創価学会中堅幹部)

 ついでに言っておくと、参院選比例区総得票数で600万台を切ったとすると、「会長責任も発生する」という声は、知己の学会幹部たち複数から聞こえてきた。…

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山田直樹…「週刊文春」専属記者を経てフリージャーナリスト。週刊新潮で2003年に連載した『新「創価学会」を斬る』で第10回雑誌ジャーナリズム賞大賞を受賞。著書多数。

403チバQ:2019/07/24(水) 09:40:02

1935 :チバQ :2019/07/24(水) 09:39:24
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190724-00573511-shincho-pol
100万票も減らした「公明党」 「れいわ」に奪われたか「創価学会」の弱体化か
7/24(水) 6:01配信 デイリー新潮
100万票も減らした「公明党」 「れいわ」に奪われたか「創価学会」の弱体化か
公明党代表の山口那津男氏
「選挙をやると功徳が出る」とは、かつて「池上彰の参院選ライブ」(テレビ東京)で、インタビューされた支持母体の創価学会員が残した名言だ。

 令和初の国政選挙となった第25回参院選は、自民党が改選前から9議席を減らした57席に。一方、自民にと連立を組む公明党は、改選前より3議席を増やして14議席を獲得した。さすがの結束力である。

 だが、比例区の得票を見ると、あろうことか前回の参院選よりも103万票も減っている。これは、一体どうしたことか――。

 ***

 今回、公明党が獲得した比例区の得票数は653万63356票である。前回の第24回参院選(2016年7月10日投票)は757万2960票、〆て103万6624票が減ったことになる。

 ちなみに自民党の得票は1771万票で、前回から240万票減らしている。似たようなものに映るかもしれないが、公明党はこれまで、強固な学会という組織票に支えられ、何が起ころうと揺らぐものではなかったのだ。過去の比例区での得票を見てみよう。

100万票も減らした「公明党」 「れいわ」に奪われたか「創価学会」の弱体化か
公明党の参院選比例区
 600万票台となったのは、実に27年ぶりのことなのである。

 今回、公明党の選挙にとって強敵が出現した。党代表の山口那津男氏(67)を擁する東京選挙区には、れいわ新選組から現役の創価学会員・野原吉正氏(59)が「ガチで闘う」と立候補。れいわの代表である山本太郎氏(44)は「公明党から票を奪う!」と公言していた。

 東京選挙区の野原氏も比例区の山本氏も当選は叶わなかったが、「山本太郎」と記名された票は、実に99万票もあった。公明党は彼らに票を奪われたのだろうか。創価学会に詳しい宗教学者の島田裕巳氏に聞いてみた。

404チバQ:2019/07/24(水) 09:40:25
1936: チバQ :2019/07/24(水) 09:39:37
自民党の一派閥
島田:まあ、今回は投票率が24年ぶりに40%台と低迷しましたからね。いくら創価学会に支えられているといえども仕方がないと思いますよ。

――投票率が低くなればなるほど、相対的に有利になると言われたのが、信者数827万世帯(2007年時点での公称)を誇る学会票ではなかったか。

島田:いえ、最近はそうでもなくなってきています。827万世帯というのは、信者の証しとして授与された御本尊の数ですからね、途中で信仰をやめてしまった世帯もカウントされています。私は信者の実数は約280万人と見ています。ですから、投票率が低い中にあって、信者の2・5倍近くになる650万票を集めているのですから、まだまだ大したものですよ。

――学会員が知り合いに電話するなどして公明党議員への投票を呼びかける、いわゆるF(フレンド)票のおかげか。

島田:そうです。でもね、これまでF票集めを熱心にやって来たのは創価学会の婦人部でしたが、高齢化が進んでいます。定年退職した男性信者の壮年部が代わりを務めるようになっていますが、婦人部ほどの選挙への慣れがない。若い学会員となると、選挙にはあまり関心を持っていないのは、創価学会といえども一緒です。

――れいわ新選組から出馬した野原氏に代表されるように、安保法案賛成に回った公明党は、平和の党ではなくなったと、反発している信者も出たのではないだろうか。実際、640万票しか獲れなかった1992年の参院選は、前年に湾岸戦争が起こり、選挙直前にはPKO法案に公明党が賛成。このときも反発した学会員が多かったとの声もある。

島田:いえ、あまり政策的な問題は関係ないと思います。野原さんも30万票に届きませんでしたからね。山本さんにもまだ、学会から票を奪うまでの力はないでしょう。

――やはり政策よりも、選挙をやると功徳になる、という信仰が優先するのか……。

島田:今回、創価学会の機関誌である聖教新聞には、選挙期間中に安倍晋三首相(64)はじめ、菅義偉官房長官(70)、二階俊博幹事長(80)が、公明党議員と並んだ写真が掲載されていました。これまでなかったことですから、学会員としては、まるで公明党が自民党の一派閥に成り下がったような印象を受けたかもしれません。

――確かに投票日である21日の聖教新聞には、公明党候補者の手を握って応援演説をする安倍首相の写真、17日には同様に菅官房長官と二階幹事長の写真が掲載され、山口代表の写真はその下に掲載されている。こうなると誰が公明党のトップか分からない。かつてなら池田大作名誉会長(91)が「大勝利!」と一喝すれば済んでいたものだが、10年近く表舞台に姿を現していない。

島田:代われる人がいませんからね。いまや池田名誉会長に直接会ったことのない信者も増えています。

――支持母体が弱体化すれば、公明党も必然的に弱体化ということか。

島田:今後、急激に票を失うとは思いませんが、徐々に減らしていくでしょうね。かつて信者を増やした高度経済成長期の60年代とは状況が違い、入会する人も減り、信者は高齢化が進んでいます。今後は構造的に学会員の数は減って行かざるを得ません。でも、議員の数はなるべく減らさない方向なので、これまで選挙で培った選挙のノウハウを活かして何とかやっていくしかないということでしょう。

週刊新潮WEB取材班

2019年7月24日 掲載

新潮社

405チバQ:2019/07/28(日) 12:08:29

1998 :チバQ :2019/07/28(日) 12:07:55
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190728-00000010-jij-pol
得票減少、募る危機感=議席最多も組織力に陰り-公明
7/28(日) 7:17配信 時事通信
 公明党は参院選比例代表で、得票数を2016年参院選から100万票以上も減らし、自民党との連立政権発足以降の国政選挙で最低となった。

 支持者の高齢化が進み、盤石を誇った組織力には陰りが見える。過去最多に並ぶ14議席を獲得したにもかかわらず、党内には危機感が募っている。

 公明党は、候補者を擁立した7選挙区全てで議席を獲得、比例でも7議席を得た。改選11議席を14に伸ばし、16年に並んだ。山口那津男代表は25日の党会合で「公明党の歴史でも最高タイ記録だ」と胸を張る一方、「党の発信力をどう強化していくのか、参院選の総括として議論してもらいたい」と幹部に指示した。

 ただ、5割に満たなかった低投票率に助けられた面は否めない。比例の得票数は653万6336票で、17年衆院選に続く700万票割れ。計画的に準備ができる参院選は750万票超で推移していたが、今回は大幅に下落し、05年衆院選で898万7620票とピークを迎えて以降の減少傾向が鮮明になった。

 原因について、党関係者は「支持者の高齢化で運動量が低下している」と指摘。一時的な現象ではなく同党が抱える構造的な問題との見方を示した。集団的自衛権の行使を容認する安全保障関連法の成立など、「安倍1強」の下で党の基本的立場と相いれない政策に協力していることへの支持者の不満もあるとみられる。

 ある幹部は「投票率が下がっただけで100万票も減るわけがない。深刻に受け止めないといけない」と懸念を示したが、党勢回復への妙案を見いだせるかは不透明だ。

406チバQ:2019/09/08(日) 22:43:54
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190906-00000090-mai-pol
公明・山口代表 8日に就任10年 比例票落ち込み、党勢拡大急務
9/6(金) 20:45配信毎日新聞
公明・山口代表 8日に就任10年 比例票落ち込み、党勢拡大急務
安倍晋三首相と内閣改造について協議後、記者団の質問に答える公明党の山口那津男代表=首相官邸で2019年9月6日午後5時51分、川田雅浩撮影
 公明党の山口那津男代表(67)が8日で就任10年を迎える。安倍晋三首相が意欲を示す憲法改正などを巡り、「平和の党」を掲げる公明党としては対応に苦慮する場面もあるが、堅実な党運営で「長期政権」を築いてきた。ただ、近年は国政選挙での比例得票数の落ち込みが目立っており、党勢拡大が急務となっている。

 「政権の安定的運営に最大限の力を注いできた。これからも国民の期待に応える政権運営を目指したい」。山口氏は6日、首相官邸で記者団にそう語り、10年を振り返った。

 山口氏は、2009年衆院選で太田昭宏代表(当時)が落選したことに伴い、同年9月に就任した。「幹部が軒並み落選し、当初は緊急避難的な登板だった」(党関係者)が、「なっちゃん」の愛称で支持母体・創価学会の婦人部を中心に支持を拡大。当時野党だった自民党との連携を続け、早期の政権復帰につなげたことへの評価は高い。

 一方で、集団的自衛権行使を容認した15年の安全保障関連法制定を巡っては、支持者からの反発も強く、17年衆院選比例代表の総得票数は697万票と1999年の自公連立政権誕生以降で初めて700万票を割った。先の参院選では653万票とさらに落ち込んだ。支持層が高齢化する中、新たな支持層を開拓し、党勢拡大を図ることが急務だ。

 このため、6日の党会合では、無党派層への浸透を図るため「広報企画会議」の設置とツイッターなどによる発信力強化を表明した。さらに山口氏が22日から党代表として初めてトルコを訪問することも発表。党外交に積極的な姿勢もアピールしている。【村尾哲】

407名無しさん:2019/09/19(木) 21:43:14
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190919-00000538-san-pol
公明幹事長代行に石井氏 山口代表の後継候補へ
9/19(木) 14:13配信産経新聞
公明幹事長代行に石井氏 山口代表の後継候補へ
公明党中央幹事会に臨む石井啓一幹事長代行=19日午後、東京都新宿区の公明党本部(春名中撮影)
 公明党は19日の中央幹事会で、石井啓一前国土交通相(61)を党幹事長代行に起用する人事を承認した。斉藤鉄夫幹事長の下で国会運営や選挙などの党務を経験させ、山口那津男代表の後継候補として育てる狙いがある。

 また、魚住裕一郎前参院議員の引退に伴い空いていた党参院会長に西田実仁(まこと)参院幹事長(57)を充て、後任の参院幹事長に谷合正明参院政審会長(46)を起用することも決めた。

 山口氏は石井氏の人事に関し、党本部で記者団に「党運営の実務を幹事長とともに担う重要な立場だ。閣僚経験も生かしてほしい」と述べた。他の党幹部はほぼ留任となり、「基本的体制は継続性をもって進め、あとは次の布石を打つ構えだ」と語った。

 公明党は、平成27年9月の安全保障関連法成立などを機に一部の支持層が離反し、最近の国政選挙では比例代表得票数が700万票を割り込んでいる。次期代表を見据えた石井氏の要職への起用や、谷合氏ら若手の登用を通じて清新さをアピールし、党勢拡大につなげたい考え。

 太田昭宏前代表ら党の中心メンバーが軒並み落選した21年衆院選直後に代表となった山口氏は8日で就任10年を迎えた。来年秋の党大会で執行部の顔ぶれが大きく変わる可能性もある。

 次の焦点は党憲法調査会事務局長の人事だ。自民党は10月4日召集予定の臨時国会で党を挙げて憲法改正の議論を進める方針で、公明党の人選が注目されている。(清宮真一)

408チバQ:2019/09/20(金) 11:35:21
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190919-00000043-mai-pol
公明、石井前国交相が幹事長代行に 参院会長には西田氏を選任
9/19(木) 17:38配信毎日新聞
公明、石井前国交相が幹事長代行に 参院会長には西田氏を選任
公明党本部=東京都新宿区で、曽根田和久撮影
 公明党は19日の中央幹事会で、11日の内閣改造で国土交通相を退任した石井啓一氏(61)=衆院比例代表北関東ブロック=を幹事長代行に充てる人事を決定した。

 石井氏は当選9回。党政調会長などを経て2015年10月から国交相を務め、在任期間は公明党の閣僚で歴代最長となっていた。斉藤鉄夫幹事長と共に国会対策や選挙を取り仕切る。山口那津男代表は記者団に「これからの党運営の要衝を担ってもらう。閣僚経験を生かしてほしい」と語った。

 また、19日の党参院議員総会で、7月の参院選に立候補せず勇退した魚住裕一郎前参院会長の後任に、西田実仁(まこと)参院幹事長(57)を選出した。参院幹事長には谷合正明参院政審会長(46)が就任した。【村尾哲】

409とはずがたり:2019/09/23(月) 23:11:04

“待機組”平沢勝栄氏 入閣見送りの裏に公明山口代表の怨念
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/261919
公開日:2019/09/18 06:00 更新日:2019/09/18 06:00

410チバQ:2019/09/26(木) 13:27:14
https://www.sankei.com/politics/news/190920/plt1909200001-n1.html
【政界徒然草】公明・赤羽国交相起用でうごめくポスト山口代表レース
2019.9.20 01:00
 公明党が山口那津男代表(67)の後継候補育成に動き出した。19日の中央幹事会で、石井啓一前国土交通相(61)を幹事長代行に起用することが決まった。将来の「党の顔」となることを見据え、要職で実務経験を積ませる狙いがある。石井氏の後任である赤羽一嘉国交相(61)を起用した裏には、党勢拡大の思惑も見え隠れする。

石井氏を党務で「育成」

 「幹事長代行は、党運営の実務を幹事長とともに担う重要な立場だ。これまでの閣僚経験を生かしてもらいたい」

 山口氏は19日の中央幹事会後、記者団に石井氏を幹事長代行に据えた狙いをこう説明した。歴代最長の3年11カ月にわたり国交相を務め、党務に復帰した石井氏の処遇は、今後の党体制の方向性を暗示する。

 旧建設省出身の石井氏は平成5年に衆院初当選。財務副大臣や党政調会長を歴任し、国交相としても手堅い仕事ぶりが評価されてきた。

 今回の閣僚交代は在職期間が長すぎるという理由だけではない。石井氏は党の要職経験が十分といえず、支持母体である創価学会の幹部は「『ポスト山口』の1人として育成モードに入った」とみる。

 こうした見方の背景に、山口氏が今月8日で代表就任から10年を迎え「明確な次期代表候補がいない」と懸念される事情がある。来年秋に執行部人事を決める党大会が控えていることも影響している。

 21年衆院選で落選した太田昭宏前代表の後任として急遽(きゅうきょ)「党の顔」に就任した山口氏は、もともと2年衆院選で国政に進出した。執行部を固める井上義久(72)、北側一雄(66)の両副代表や石田祝稔(のりとし)政調会長(68)も「平成2年組」だ。

 5年初当選の太田氏は10月に74歳となるため「任期中に69歳を超える場合は原則公認しない」との党の定年制に従い、次期衆院選で東京12区から出馬しないことが決まっている。

 山口氏とともに、学会青年部出身の太田、井上両氏らが屋台骨を支えてきた指導体制は転換期を迎え、世代交代が進みつつある。

 こうした中、新たに国交相に就いた赤羽氏は内閣改造当日の11日、「現場第一主義が私の信条」と強調した。翌12日にはさっそく台風15号で被災した横浜市内を視察した。

 赤羽氏は商社勤務を経て5年に衆院初当選。衆院国土交通委員長や財務副大臣を経て、第2次安倍晋三内閣で経済産業副大臣を務めた。安倍首相とは初当選同期で、公明党の現職国会議員の中では特に親しい。

411チバQ:2019/09/26(木) 13:27:39
 一方、ラグビーの全日本高校選抜にも選ばれたラガーメンで、党執行部批判も辞さない「武闘派」として知られる。率直な物言いが煙たがられ、改造前は入閣候補の「大穴」との見方が強かった。党幹部を経験せずに抜擢(ばってき)されたこともあり「サプライズ人事」と受け止められた。

 山口氏は赤羽氏起用の理由を「若い世代に積極的に活躍してもらう」と説明する。ただ党内の陣容を見渡すと、苦しい事情もうかがえる。

党勢退潮に危機感

 党や学会の関係者によると、当初、石井氏の後任と有力視された石田氏は68歳という高齢に加え、連立を組む自民党の岸田文雄政調会長との関係継続が重視され、留任したとみられる。

 5年初当選組をみると、高木陽介氏は昨年、国対委員長に就いたばかり。政策通で知られる上田勇氏は29年衆院選で落選し、今は国政の場にいない。有資格者から選抜した結果、安倍首相と良好な関係にある赤羽氏に白羽の矢が立ったとみることもできる。

 国交相は道路や運輸、建設、観光など国民生活に身近な幅広い分野を担う。今後は「ポスト山口」候補とともに、公明党唯一の閣僚としても有権者への発信力を期待されている。党は最近の国政選挙の結果を踏まえ、党勢拡大を「根源的な課題」と捉えているためだ。

 公明党の比例代表得票数は28年参院選で757万票だったが、29年衆院選は697万票に落ち込み、今年7月の参院選では653万票とさらに減った。

 参院で過去最多の28議席を獲得しながら「票を増やすのは党の重要な役割だ。中核支持層周辺の有権者に投票してもらえるよう活動を強化する」(党幹部)と危機感は強い。

 公明党はこれまで安倍政権との親和性が高くないリベラル勢力を取り込み、政権の安定に貢献してきた。しかし、集団的自衛権の限定的行使を容認した27年の安全保障関連法成立を機に、支持層の一部が離反している。

 学会幹部は「右派も左派も関係なく、公明党持ち前の弱者目線で政策を発信できるかどうかだ」と語る。新たな陣容で党勢拡大につなげられるかは今後の取り組みにかかっている。

(政治部 清宮真一)

412とはずがたり:2019/10/23(水) 19:00:18

公明・北側副代表、自民憲法改正案に改めて慎重な姿勢
https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?a=20191019-00000011-jnn-pol
10/19(土) 2:30配信
TBS News i

 公明党の北側副代表はTBSのCS番組「国会トークフロントライン」の収録で、参議院議員選挙での合区解消など、自民党が提示している憲法改正案について改めて慎重な姿勢を示しました。

 「県から必ず1人出すんだというふうな書き込みをするのであるならば、(憲法)43条との関係、全国の代表と、そことの関係、やはり整合性を持つようにしないといけない」(公明党 北側一雄副代表)

 北側氏は、合区解消のため参院選で各都道府県から1人以上選出できるようにするという自民党の憲法改正案について、「憲法43条に衆議院も参議院も全国の代表と書いている。一票の価値は平等でなければいけない」と指摘し、合区解消と「一票の格差」の是正に整合性を持たせる必要があると強調しました。

 また、9条に自衛隊を明記する案についても「単に自衛隊の明記をする必要がどこまで高いのか」と述べ、改めて慎重な姿勢を示しています。(18日20:37)

最終更新:10/19(土) 7:25
TBS系(JNN)

413とはずがたり:2019/12/28(土) 20:24:03

公明・山口代表「特措法に匹敵」 自衛隊派遣の閣議決定
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191227-00000545-san-pol
12/27(金) 15:20配信
産経新聞

 公明党の山口那津男代表は27日、中東海域への自衛隊派遣に関する閣議決定を受け、国会内で記者団に「自衛隊の部隊を海外に出すことは、これまで特別措置法を制定して対応した経過がある。それに匹敵する閣議決定の内容になった」と述べた。

 山口氏は閣議決定の具体的内容に触れ「目的を明確にし、情報収集が、優先順位の高い外交努力と連動して効果を上げるようにさせる。1年間という期間を区切って行い、活動の結果を国会に報告するシビリアンコントロール、民主的統制に付した」と強調した。

 同時に「法律的事項でないにもかかわらず、あえて重要性と説明責任を尽くさせる観点から閣議決定にした。国会での議論を通じ、国民に広く理解してもらう必要がある」とも語った。

414チバQ:2020/04/10(金) 17:19:22
動員できないとという党利党略かもしれないが
仕方ないかと思う
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200410-00000091-jij-pol

山口公明代表、地方選延期を改めて主張 緊急事態宣言


4/10(金) 17:13配信

時事通信



 公明党の山口那津男代表は10日の党参院議員総会で、新型コロナウイルスに関する緊急事態宣言が発令された地域で予定される地方選挙を延期できる法案の提出に意欲を示した。

 同党のこうした主張には政府・自民党や野党から異論が相次いでいるが、山口氏は「大きな制約を受ける中で民主主義の基本に沿った選挙ができるのか」として改めて提唱。2020年度補正予算案と同時に大型連休前の成立を目指す考えも示した。

415チバQ:2020/04/12(日) 15:13:34
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/politics/sankei-plt2004100040.html
公明、「3密」回避で地方選延期を主張 組織戦に危機感
2020/04/10 20:34産経新聞

 新型コロナウイルスの感染拡大に伴う7都府県への緊急事態宣言を受け、公明党が地方選の延期を訴えている。選挙活動は密閉、密集、密接の「3密」につながりかねないためだが、得意とする組織戦を展開できないとの危機感も透ける。

 「7、8割の人の動きをやめてほしいと政府が要請している中で、人が集まらざるを得ない環境を強いることが民主主義のあり方に沿っているのか」

 公明党の山口那津男代表は10日の党参院議員総会でこう述べ、地方選延期の必要性を主張した。9日には北側一雄中央幹事会長が、地方選を延期するための特例法を今月下旬に成立させたいとの考えを表明。5月6日までの宣言の期間中の選挙を想定するが、宣言の期間や対象が広がることも視野に入れている。

 選挙の投開票所は「3密」となる可能性がある。候補者や政策を有権者に広めるためには集会や街頭演説をはじめとする選挙運動も欠かせないが、現状では制限がかかり、党幹部は「これでは健全な選挙とはいえない」と主張する。

 特に公明党は地方選を重視しており、徹底した組織運動を強みに党勢を拡大してきた。それだけに新型コロナが収束するまで各地方選を延期したいのが本音だ。8日の自民党との幹事長、国対委員長会談でも延期に理解を求めた。ただ、自民党は消極的で、同党中堅は「今のところ動くつもりはない」と突き放す。

 公明党関係者は「選挙でクラスター(感染者集団)が発生したら責任を取れるのか」と懸念するが、高市早苗総務相は10日の記者会見で「不要不急の外出に当たらない」と投票を呼びかけた上で、延期については「各党各会派でよく議論してもらわないといけない」と述べるにとどめた。(石鍋圭)

416チバQ:2020/04/17(金) 11:05:07
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200417-00000026-jij-pol

公明、「連立離脱」論で押し切る 官邸主導の政治手法に影 現金給付1人10万円


4/17(金) 7:16配信

時事通信







公明、「連立離脱」論で押し切る 官邸主導の政治手法に影 現金給付1人10万円


首相官邸に入る安倍晋三首相=16日午前、東京・永田町


 新型コロナウイルス感染拡大を受けた経済対策で、焦点の現金給付は国民1人当たり10万円とすることが決まった。

 連立解消まで持ち出した公明党の強硬な要求に安倍晋三首相が折れた形で、2020年度補正予算案を組み替える異例の展開となった。第2次政権発足以降貫いてきた官邸主導の政治手法が今回ははね返され、首相の求心力低下も印象付けた。

 「今、やらないと私も首相もおしまいですよ」。15日午前の首相官邸。公明党の山口那津男代表は首相に語気を強めて一律10万円給付の実現を迫った。複数の与党関係者によると、山口氏はこの際、「連立離脱」の可能性に踏み込んだとされ、あまりのけんまくに首相も動揺を隠せなかった。

 公明党は当初から10万円の給付を主張したものの、減収世帯に対象を絞った30万円給付で決着。公明支持層からは「受け取れない人が多い」との怒りが渦巻いた。公明党幹部によると、支持母体の創価学会から「このままでは公明の選挙に協力できない」と通告を受け、山口氏は危機感を募らせていた。

 30万円給付は自民党内でも不評で、同党の二階俊博幹事長が14日、国民1人当たり10万円の現金給付を行うべきだと表明。お株を奪われた公明党は「所得制限なし、一律10万円」実現へと一気にかじを切った。二階氏は追加の経済対策として検討の必要性を訴えたものだったが、公明党は失地回復の機会とみて攻勢を強め、予算の組み替えを要求。山口氏は斉藤鉄夫幹事長らに「決して妥協するな」と号令をかけた。

 首相周辺は15日夜、「公明党が連立を降りると言っている。今回は譲らざるを得ない」と環境整備に着手。16日に麻生太郎副総理兼財務相、二階幹事長を相次いで首相官邸に呼び、こうした方針を正式に伝えた。

 30万円給付は経済対策の目玉政策だったはずだが、結局実現しなかった。調整に汗をかいてきた自民党の岸田文雄政調会長の周辺からは「メンツをつぶされたように映り腹が立つ」(岸田派若手)と恨み節が漏れた。

 一連のコロナ対応をめぐっては、布マスクの全戸配布や、首相が自宅でくつろぐ動画の公開などで政権は批判を浴び、内閣支持率も下落傾向にある。公明党関係者は「首相が自分の周辺だけで物事を決めるからだ」と語り、トップダウンの政治手法を厳しく断じた。

 安全保障関連法を制定するため集団的自衛権の行使を容認した15年でも封印していた連立離脱カードを切るほど公明党内の不満が高まっていたことが明らかとなり、自民党幹部は「公明は押せば通ると思っていた。根回し不足だった」と唇をかんだ。

417チバQ:2020/04/24(金) 09:39:04
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200424-00000016-jij-pol

地方選延期法案、お蔵入りの公算 「10万円」騒動で主張抑制 公明


4/24(金) 6:54配信

時事通信



 新型コロナウイルスの感染拡大を受けて公明党が唱える地方選延期法案は、お蔵入りする公算が大きくなった。

 自民党が「選挙は不要不急ではない」(幹部)として実現に否定的な態度を崩さないためだ。公明党も声高に迫れば、先の現金10万円給付騒動に続き、連立関係がぎくしゃくしかねないと判断、主張を抑制している。

 「感染を恐れて投票行動を控えた人も多いと思う。どうあるべきか各党に真剣に考えていただきたい」。公明党の山口那津男代表は21日の記者会見で、緊急事態宣言の全国拡大を踏まえ、延期法案の必要性を訴えた。

 同党は支持母体の創価学会をフル回転させた組織戦が持ち味。山口氏には、このまま選挙が続けば、支持者の「外出自粛」により党の力がそがれるとの危惧がある。

 ただ、10万円給付を「強引」に政府・自民党にのませて以降、公明党内の空気は微妙に変化。幹部は「(延期は)無理やりやるものではない」と指摘。別の幹部は「少なくとも自民党の合意が得られないと」と話す。

 北側一雄中央幹事会長も23日の記者会見で「(地方議員の)任期を延ばすのは恣意(しい)的にやってはならない」と述べ、延期実現は与野党の幅広い合意が前提との考えをにじませた。

 自民党関係者は延期法案について「もう終わった話。10万円給付の実現と引き換えに、公明党はその話を下ろした。動きはない」と語った。

418チバQ:2020/05/15(金) 13:29:54
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200514-00010012-jisin-soci

公明党・山口代表に失望続々…「与党のブレーキでは?」の声


5/14(木) 22:03配信

女性自身







公明党・山口代表に失望続々…「与党のブレーキでは?」の声


(写真:アフロ)


公明党の山口那津男代表(67)が5月12日、Twitterで検察庁法改正案について言及した。しかし、その内容を疑問視する声が相次いでいる。

同日、Twitterで《検察官の定年延長を含む検察庁法改正案の趣旨が国民に伝わるよう、政府として丁寧に説明していただきたい》と切り出した山口代表。さらに《検察官は一般職の国家公務員でもあり、一方で司法の担い手の一翼でもあることを踏まえて制度化を図っているという趣旨がよく理解できるよう、説明責任を尽くしてもらいたいと考えます》とつづった。

検察庁法改正案は、内閣の判断で検察幹部の役職定年を延長できるようにするもの。そのため「内閣による恣意的な人事が可能になることで、検察官の政治的な独立性や中立性が脅かされるのでは」と懸念されている。また「黒川弘務検事長の定年延長を後追い的に合法化するのか」という見方や、何より「コロナ禍にある今、国会審議を急ぐべきことなのか」と批判されている。

そうした多くの疑問をはらみながらも、今国会で採決をするという意向に異論を示さない公明党。12日に開かれた「検察庁法改正案に関する緊急記者会見」には、自民党とともに「会議」を理由とし不参加を表明していた。

公明党は「与党のブレーキ役」ではなかったのかーー。Twitterでは山口代表の投稿に対し、厳しい声がこう上がっている。

《政権側にいるからブレーキ役になれるというなら、本気の姿勢を見せていただきたいです。その為に、議員という職に押し上げた有権者もいるはずです》
《このまま押し切られるなら公明も傍観者にすぎない》
《単なる、「公明党は政権の暴走を止めるブレーキ役やってる感」アピール》

また「山口代表にも説明責任があるのでは」とし、こんな声も上がっている。

《貴方も与党の一部です。ご自身でも、きちんとご説明なされてはいかがですか?》
《説明責任を自民党だけに求めるのはおかしいです》
《他人事のように言ってますが、与党党首なのだから自分の言葉で趣旨を説明すべきでしょう。しかも自身も弁護士なのですから、日弁連や全国の弁護士会が示している反対の声に正面から向き合い回答すべきです》

13日に衆院内閣委員会で行われた検察庁法改正案に関する質疑で、野党が森まさこ法務大臣(55)の出席を求めたが与党は拒否。代わりに自民党・武田良太行政改革担当相(52)が答弁に立ったものの、「法務省の職員でもないので具体的に言えない」などと連発。また同日、強行採決に反対を表明した自民党・泉田裕彦議員(57)は内閣委員を外されることとなった。

「至誠一貫」を政治信条とする山口代表はどう考えているのだろうか?

419名無しさん:2020/06/23(火) 00:04:33
集団ストーカー被害者の人々よ!拡散頼む!

【都知事選2020】集団ストーカーから国民を守る党
http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/bouhan/1592242484/

420とはずがたり:2020/07/14(火) 19:50:57
Gotoは公明党案件だなあ
>一方、政府の消費喚起策「Go Toキャンペーン」について、「観光業は甚大な打撃を受けており、感染防止策を実行したうえで、徐々に観光にも力を入れていこうという流れだ。感染が心配だからキャンペーンをやめるのは過度な対応だ」と述べました。

コロナ感染「国と都が言い合う状況ではない」公明 山口代表
2020年7月14日 14時48分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200714/k10012514891000.html

東京都内での新型コロナウイルスの感染状況をめぐって、公明党の山口代表は、「『国のせいだ』、『都の問題だ』と言い合っている状況ではない」と苦言を呈しました。一方、政府の「Go Toキャンペーン」について、「感染が心配だからやめるのは過度な対応だ」と述べました。

東京都内での新型コロナウイルスの感染状況をめぐって、菅官房長官が「東京中心の問題になってきている」と述べたのに対し、小池知事は、消費喚起策と感染拡大の防止策との整合性をどのようにとるのかを国が示すべきだという認識を示しました。

これについて、公明党の山口代表は、記者会見で「国も地方も結束して取り組まなければ乗り越えられず、政府や自治体の人たちには発言に注意してもらいたい。『国のせいだ』、『都の問題だ』と言い合っている状況ではない」と苦言を呈しました。

そのうえで「都民や国民が安心するよう、感染経路不明のところにも有効な手を打つ行政の対応と説明が必要だ」と指摘しました。

一方、政府の消費喚起策「Go Toキャンペーン」について、「観光業は甚大な打撃を受けており、感染防止策を実行したうえで、徐々に観光にも力を入れていこうという流れだ。感染が心配だからキャンペーンをやめるのは過度な対応だ」と述べました。

421とはずがたり:2020/07/15(水) 22:21:23
公明 新たなミサイル防衛体制の在り方議論へ
2020年7月15日 18時53分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200715/k10012517411000.html

新型迎撃ミサイルシステム「イージス・アショア」の山口・秋田両県への配備断念を受けて、公明党は新たなミサイル防衛体制の在り方を議論していくことを確認しました。

「イージス・アショア」の山口・秋田両県への配備断念を受けて、公明党は、外交安全保障調査会を開き、防衛省の担当者らから、配備を断念した経緯や、イージス艦と地上配備型の迎撃ミサイルPAC3などを組み合わせた、現状のミサイル防衛体制などについて説明を受けました。

出席した議員からは「代替案の検討を進めるべきだ」とか、「ミサイル防衛体制の概念を大きく変える必要はないのではないか」といった意見が出されたものの、自民党が保有の是非を議論している「敵基地攻撃能力」への言及はなかったということです。

そして今後、有識者を招いて意見を聞くなどして、新たなミサイル防衛体制の在り方を議論していくことを確認しました。

422チバQ:2020/07/28(火) 18:22:27
https://news.yahoo.co.jp/articles/ed61d9c5cfdfe90a032ec65c3e156ac57ba63f80
公明・山口代表の7選有力、課題は世代交代…「党の顔として代わりがいない」の声も
7/24(金) 21:29配信


(写真:読売新聞)
 任期満了に伴い9月に行われる公明党代表選で、山口代表(68)の無投票での7選が有力となっている。代表在任はすでに約11年に及ぶ。山口氏を含めて党幹部が軒並み「定年」を迎える中、世代交代という課題が重くのしかかっている。

 山口氏は22日のインターネット番組で、党代表選について「アフターコロナの世界にどう取り組むかが政策の柱になっていく。次の政権と話を尽くしていきたい」と述べた。来年9月に自民党総裁任期を迎える安倍首相の「次の政権」に触れ、自らの続投に意欲を示した格好だ。

 党代表任期は2年。山口氏は2009年9月、太田昭宏氏(74)の後を継いで代表に就くと、無投票での再任を繰り返してきた。衆院議員の任期満了を来年10月に控え、党内では「次期衆院選の党の顔として代わりがいない」(幹部)との見方が大勢で、9月27日開催で調整している党大会で正式に承認される見通しだ。

 ただ、19年の参院選では比例選の得票が16年の前回選から約100万票減少し、「『山口体制』長期化の疲れが出ている」(党関係者)との指摘が出た。自民党との連立樹立から20年が経過し、次期衆院選に向け、政権内でどう独自色を発揮するかが問われている。

 最大の課題は世代交代だ。公明党は国会議員や地方議員について「議員在任中に69歳か在職24年を超えない」とする内規がある。山口氏は昨年の参院選で、任期中に69歳を超えるが例外扱いとなった。次期衆院選では、現職29人のうち斉藤幹事長(68)、石田政調会長(68)、太田氏ら10人が内規に抵触する。

 山口氏は22日の番組で、「若い世代に理念なり伝統を引き継いでいかなければならない」とも語り、党の世代交代の必要性を強調した。党内には「国会議員への例外扱いを増やせば地方議員に示しがつかない」として厳格な運用を求める声がある。

 しかし、定年で幹部が一律に引退すれば、党運営が不安定になるのは必至だ。7月2日には北側一雄副代表(67)の例外扱いが決まり、斉藤氏も例外扱いとした上で幹事長の続投が有力視されている。山口氏が党大会に合わせて行う党役員人事で、世代交代を進められるかどうかが当面の焦点となる。

423チバQ:2020/07/29(水) 23:06:58
第49回衆議院議員総選挙(任期満了2021年)スレ
1107: チバQ :2020/07/29(水) 23:04:35
>>1075とか  公明党
任期中に69歳を超えてはならない
→富田より上あたりが引っ掛かりそう
通算24年の在職制限
ポスト山口世代の、石井啓一・赤羽一嘉・佐藤茂樹・高木陽介あたりが軒並み引っかかりそう

氏名 生年月日 当選回数 選挙区
太田昭宏 1945年10月6日 8 東京12   前代表
井上義久 1947年7月24日 9 (比)東北 副代表
桝屋敬悟 1951年4月3日 8 (比)中国
石田祝稔 1951年9月1日 8 (比)四国 政調会長
斉藤鉄夫 1952年2月5日 9 (比)中国 幹事長 元環境大臣
高木美智代 1952年9月13日 6 (比)東京
北側一雄 1953年3月2日 9 大阪16 【公認済】副代表
富田茂之 1953年10月1日 8 (比)南関東  
↑年齢内規に引っかかる
大口善徳 1955年9月5日 8 (比)東海
江田康幸 1956年3月19日 7 (比)九州
古屋範子 1956年5月14日 6 (比)南関東
稲津久 1958年2月9日 4 北海道10 【公認済】
石井啓一 1958年3月20日 9 (比)北関東   幹事長代行 前国土交通相
赤羽一嘉 1958年5月7日 8 兵庫2 【公認済】国土交通相
竹内譲 1958年6月25日 5 (比)近畿
佐藤茂樹 1959年6月8日 9 大阪3 【公認済】選挙対策委員長
高木陽介 1959年12月16日 8 (比)東京 国会対策委員長
佐藤英道 1960年9月26日 3 (比)北海道
太田昌孝 1961年8月28日 1 (比)北陸信越
浮島智子 1963年2月1日 3(参1) (比)近畿
岡本三成 1965年5月5日 3 (比)北関東 【公認済:東京12】
遠山清彦 1969年6月5日 4(参2) (比)九州 【公認済:神奈川6】
伊藤渉 1969年11月13日 4 (比)東海
浜地雅一 1970年5月8日 3 (比)九州
鰐淵洋子 1972年4月10日 1(参1) (比)近畿
國重徹 1974年11月23日 3 大阪5 【公認済】
伊佐進一 1974年12月10日 3 大阪6 【公認済】
濱村進 1975年9月30日 3 (比)近畿
中野洋昌 1978年1月4日 3 兵庫8 【公認済】

輿水恵一 元職 (比)北関東 【公認済】
福重隆浩 新人 (比)北関東 【公認済】
中川康洋 元職 (比)東海 【公認済】
金城泰邦 新人 (比)九州 【公認済】

424チバQ:2020/08/03(月) 13:00:49
https://news.yahoo.co.jp/articles/850544740fa3b6d1f7efceef3ca6ab0e0a19e939
「なっちゃん人気も限界だ」公明・山口代表7選有力…進まぬ世代交代
8/2(日) 11:49配信


公明党の山口那津男代表
 任期満了に伴う9月の公明党代表選で、山口那津男代表(68)の無投票での7選が有力視されている。代表在任はすでに約11年に及ぶが、次の衆院選を見据え「党の顔」は代えられないとの見方が大勢だからだ。ただ山口氏を含む執行部の高齢化が目立ち、世代交代や党勢回復が課題となっている。

 「コロナ後の世界にどう取り組むかが、政策の柱になっていく。次の政権、自民党と話を尽くしていきたい」。山口氏は7月末のインターネット番組でこう語り、続投に意欲をにじませた。代表選は9月27日開催で調整を進める党大会で実施される。

 山口氏は2009年9月、太田昭宏氏(74)の後を継いで代表に就任。支持母体・創価学会の信頼は厚く、在任期間6期11年は歴代2位で、1998年の再結党からは最長になる。

 ただ、2019年の参院選では比例代表の得票が16年の前回より約100万票減少。党内からは「『なっちゃん』人気も限界だ」との不満の声も出ている。だが、世代交代が進んでおらず、次のトップが育っていないのが実情だ。

 定年を巡る党内規は「任期中に69歳か在職24年を超える場合は原則公認しない」となっている。山口氏は昨年の参院選で、任期中に69歳を超えるが例外扱いとなった。

 次の衆院選では、現職29人のうち10人が内規に抵触する。早期解散の可能性も取り沙汰される中で、幹部が一斉に引退すれば党運営が不安定になるため、北側一雄副代表(67)は例外扱いが決まり、斉藤鉄夫幹事長(68)も例外扱いとした上で、幹事長の続投が有力視されている。

 昨秋には石井啓一前国土交通相(62)が幹事長代行に就任し、山口氏の後継として期待されているが、知名度不足は否めず、党の顔には時期尚早との声もある。

 首相官邸や自民党とのパイプ役の育成も急務だ。山口代表と安倍晋三首相とは一定の距離感があり、太田氏らベテランに頼る場面も目立つ。公明関係者は「長期政権に慣れすぎた弊害だ」と嘆く。(下村ゆかり)
西日本新聞

425とはずがたり:2020/08/21(金) 22:28:05
斉藤・公明幹事長「極めて遺憾」 秋元容疑者再逮捕を批判
https://mainichi.jp/articles/20200821/k00/00m/010/184000c
毎日新聞2020年8月21日 18時45分(最終更新 8月21日 18時45分)

426とはずがたり:2020/08/25(火) 15:53:59

公明の旅行業界推しが強い。

「GoTo」東京追加を 山口公明代表
https://www.jiji.com/sp/article?k=2020082500595
2020年08月25日12時38分

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 公明党の山口那津男代表は25日の記者会見で、政府の観光需要喚起策「Go To トラベル」の対象から除外された東京都に関し、追加を検討するよう求めた。<下へ続く>


 山口氏は「東京の(新型コロナウイルスの)感染状況も、専門家や分科会等の分析によれば、ピークを越えたという認識を示している。東京も加える可能性についてしっかり検討してほしい」と述べた。

427とはずがたり:2020/09/01(火) 19:54:20
週末,義父母と女房・子どもが大阪のリーガロイヤルにお泊まりに出かけたんだけど日曜日のチェックアウト時に公明党の山口代表を見かけたとのこと。大阪に来てた模様。これ(大阪市内で開かれた同党議員向けの研修会)の様だ。

都構想投票と衆院選 「同時期避けたい」と公明代表
大阪都構想 関西 大阪 社会・くらし
2020/8/30 22:00日本経済新聞 電子版
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO63225610Q0A830C2AC8Z00/

428とはずがたり:2020/09/04(金) 16:30:19
早期解散に反対 公明の斉藤幹事長
2020年09月04日15時33分
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020090400828&g=pol

 公明党の斉藤鉄夫幹事長は4日の記者会見で、早期の衆院解散・総選挙に反対の考えを強調した。「(新型コロナウイルスの)感染拡大が収束しつつある状況ではない。そういう中で解散・総選挙は行うべきでないとの考え方は全く変わっていない」と述べた。
早期解散は「状況次第」 菅氏、可能性否定せず

 一方、自民党総裁選後の連立政権合意については、15日に締結するとの見通しを示した。「ポストコロナ時代の社会の在り方やどう経済再生を果たしていくかという観点が最も大切だ」と指摘した。

429とはずがたり:2020/09/04(金) 18:20:44
総裁選後の早期解散「行うべきではない」 公明・斉藤氏
自民党総裁選2020
https://www.asahi.com/articles/ASN944FWDN94UTFK00H.html?ref=tw_asahi
大久保貴裕
2020年9月4日 13時41分

 公明党の斉藤鉄夫幹事長は4日の記者会見で、自民党総裁選後に選出される新首相が、早期に衆院解散・総選挙を行うことに否定的な考えを示した。新型コロナウイルスの影響で選挙準備が停滞している事情もあり、新政権も新型コロナ対策を優先するべきだとの考えを強調した。

 斉藤氏は「感染拡大が収束しつつある状況ではない。国民の多くも、感染拡大に色々心配をされている」と指摘。「そういう中で、解散・総選挙は行うべきではないとの考え方は全く変わっていない」と述べた。

 また、新政権発足に向けて自民、公明両党が新たに取りまとめる「連立政権合意文書」について、総裁選翌日の15日に両党首が署名するとの見通しも示した。

 解散・総選挙を巡っては、総裁選に立候補を表明した菅義偉官房長官が3日のテレビ番組で、新首相が速やかに総選挙で国民の信を問う必要性について問われて「状況次第だと思う」と述べ、波紋が広がっている。(大久保貴裕)

430名無しさん:2020/09/13(日) 14:13:34
ttps://news.yahoo.co.jp/articles/fe407655b9c620dec2dff1cfaa166d3e299965cc

「菅義偉首相」にしがみつく創価学会と公明党の限界

9/13(日) 7:01
配信
現代ビジネス
菅義偉の力の源泉
写真:現代ビジネス

 「困難な中、一緒に努力してきたことが続けられなくなるのは非常に残念だ」

 8月29日午後、国会内で安倍晋三から辞意を伝えられた公明党代表の山口那津男は記者団を前に厳しい表情で語った。

【写真】安倍総理が恐れ、小池百合子は泣きついた「永田町最後のフィクサー」

 だが、2012年の第二次安倍内閣発足から8年近く、安倍と山口は数えきれないほど会談を重ねてきたにもかかわらず、最後までウマが合わない微妙な関係のままだった。

 リベラル思想の持ち主である山口は、気を許した相手との酒席では時に安倍を口汚く罵るほどの安倍嫌いであり、一方の安倍も「山口さんは形式的なことばかり言うから苦手だ」と側近にこぼしてきた。

 安倍政権下で常にギクシャクしていた自民党と公明党の仲を取り持ってきたのが、官房長官の菅義偉だ。

 公明党が支持者に約束してきた消費税の軽減税率導入問題で、2016年には財務相の麻生太郎や幹事長(当時)の谷垣禎一ら自民党側が強硬に反対する中、菅は「公明党が賛成しなければ法案は通らないし、選挙もできない」と公明党の主張を全面的に受け入れるよう安倍に迫り、飲食料品全般への軽減税率導入を実現させた。

 昨年の参院選では、公明党候補の苦戦が予想された兵庫選挙区に3回も入り、地元の自民党県連の猛反発を無視して、自民党支持の住宅・港湾関連の業界団体票を公明党に回すなどしてテコ入れし、当選させた。

 こうして強固さを増してきた公明党・創価学会とのパイプが、菅の力の源泉になってきた。

 いまや創価学会と本音で話ができる自民党議員は菅だけであり、衆院小選挙区ごとに2万票以上はあると言われる学会票を差配できるとなれば、選挙基盤が脆弱な若手議員たちは、こぞって菅になびく。

 昨年の参院選の広島選挙区で、新人の河井杏里が現職の溝手顕正を追い落として当選できたのも、菅の依頼を受けた創価学会が全力で河井を支援したからだった。菅と学会のパイプが河井当選の決め手だったのだ。もっともその河井夫妻が公選法違反で逮捕されたため、広島県の学会関係者の間では、菅に対する怨嗟の声が上がっている。

 学会とのパイプが有効なのは、自民党内だけではない。日本維新の会代表の松井一郎は、公明党が成否のカギを握る「大阪都構想」の実現に向け、菅に公明党対策をたびたび頼み込んできた。公明党・創価学会とのパイプは、維新をも引き寄せる効果があるのだ。

431名無しさん:2020/09/13(日) 14:15:08
>>430

学会の中枢と直結している
Photo by gettyimages

 自民党のベテラン職員は「菅は、かつての野中広務と同じような立場に立ったな」と評するが、そのパイプは野中以上に強い。

 それは菅が、2010年の参院選以降、創価学会で選挙対策を一手に担っている副会長で広宣局長の佐藤浩と極めて親密な関係を築き、その佐藤は会長の原田稔と主任副会長で本部事務総長の谷川佳樹という、今の学会を動かす中枢と直結しているからだ。

 創価学会の絶対的な指導者である名誉会長の池田大作が、体調悪化により人前から姿を消して10年余。もはや池田が指揮をとれなくなっていることは明らかで、原田と谷川が名実ともに学会を動かしている。

 そこに直結している佐藤と菅との約束は、そのまま創価学会と日本政府の約束になる。7年8か月の安倍政権の間に、公明党を「中抜き」して政府と創価学会の間で直接、物事が決まるという歪な関係ができているのだ。

 だが、こうした現状は、創価学会にとって政府・自民党とのパイプが菅だけになっているという脆さの裏返しでもある。

 自公連立政権発足当時の小渕恵三内閣では、官房長官の野中だけでなく、政権の後ろ盾だった元首相・竹下登や首相の小渕自身、それに古賀誠や大島理森などがそれぞれ学会や公明党の幹部とパイプを持ち、自民党と重層的な関係を築いていた。

 だが、安倍政権では菅ー佐藤ライン一本だ。それは代表の山口や、前幹事長で副代表の井上義久ら公明党の幹部が、安倍政権との間にパイプを作ってこなかったことの裏返しでもある。そもそも佐藤が菅との関係を深めるようになったのも、公明党幹部たちが安倍政権中枢との関係を作れず、機微な情報が入ってこないことに苛立ちを深めたからだった。

 こうした現状は、もし菅が政権中枢から外れてしまえば、政権とのパイプが直ちに失われることも意味している。学会幹部によれば、学会内でもそうした懸念の声は以前から出ていたという。だが、公明党・学会の意向を受けて自民党内をまとめてくれる剛腕政治家は他に見当たらず、菅が学会の「打ち出の小槌」になっていることから、学会は菅との関係にさらに嵌っていく。その結果、公明党・創価学会は菅に対して異常なまでに配慮を見せるようになった。

432名無しさん:2020/09/13(日) 14:16:34
>>431

「早期解散」をめぐる公明党の変節
 公明党は、東京都議選を国政選挙と同程度に重視する。1955年の統一地方選で創価学会が初めて政界に進出した際、学会の最高幹部が都議選で当選したことや、宗教法人としての認証を得ていた自治体が当時は東京都だったことも相俟って、東京都議は国会議員と同等に扱われ、その選挙には毎回、全国の学会員を動員して全員当選を目指してきた。

 しかし、衆院選がその都議選と近接した時期に行われると、どちらかの選挙の運動量が極端に落ちるため、従来、学会・公明党は都議選の前後半年ほどは衆院解散を避けるよう自民党側に全力で働きかけてきた。実際、都議選の1か月後に行われた2009年の衆院選で公明党は惨敗。2017年にも都議選から3か月後に衆院選が行われ、議席を大きく減らしている。いずれも解散時期をずらしてほしいという公明党の要請を当時の首相、麻生太郎や安倍晋三に却下された結果だった。このうち2017年の際は、学会の佐藤が菅に解散の先送りを強く働きかけたものの、安倍は菅の申し出を受け入れなかったという。

 今回は、都議選が来年7月初めに行われる見通しである一方、同年10月には衆院が任期満了を迎えることから、学会としては本来、衆院選は来年1月頃までに終わらせてほしいと自民党側に強く求めるところだ。

 ところが、6月末に副総理の麻生太郎から「この秋に安倍首相の手で解散することが望ましい」との考えを伝えられた公明党幹事長の斉藤鉄夫は「準備が全く進んでいない」として反対する考えを示し、代表の山口も記者会見などで年内解散に慎重な考えを繰り返し強調した。公明党が、従来の考えと異なる主張をしたのは一体なぜなのか。

 安倍は、この6月に計8回も副総理の麻生太郎と会談した。麻生は、「新型コロナウイルス対策で批判を浴びて求心力が落ちている現状を打開するためには、早期に解散・総選挙を行うべきだ」と繰り返し進言し、安倍も「やれるときにやる」と検討する考えを示していた。

 菅はこの動きを警戒していた。理由は後で述べるが、菅は二度と安倍の手による解散はさせたくなかった。それゆえ、解散は「首相の専権事項」とされ、官房長官といえども言及しないことが永田町の暗黙のルールになっているにもかかわらず、7月30日、TBSのCS番組の収録で今秋の衆院解散の可能性について問われると「新型コロナウイルスの問題がこのような状況では、難しいのではないか」と明確に否定。その後も同様の発言を繰り返した。

 これには今井尚哉首相秘書官兼総理大臣補佐官ら安倍の側近たちが「何様のつもりだ。菅は総理の解散権を縛るのか」と憤った。

433名無しさん:2020/09/13(日) 14:17:50
>>432

菅の依頼だったのでは
 東京都議選を来年に控えているに関わらず、公明党はなぜ年内解散への反対姿勢を強調してきたのか。

 創価学会はこの夏、コロナ禍でストップしていた活動を9月初めから再開させる方針を固めていた。そのため、初秋の解散には対応できないとしても、11月以降の解散・総選挙であれば対応は可能だった。そもそも都議選のことを考えれば、本来は年末・年始までに衆院選を終わらせたほうが有難いはずだ。

 この謎は、菅の解散否定発言と照らし合わせれば氷解する。つまり、安倍の解散権を縛るため、菅が佐藤を通じて公明党側にも「解散に反対の声をあげてくれ」と依頼した――と考えれば全ては符合するのだ。

 創価学会は7月8日、東京・信濃町の本部別館で「最高協議会」を開催した。この会議は、毎年夏と冬の2回開かれ、全国13方面の方面長や婦人部長らの地方幹部と本部の幹部たちが一堂に集まり、組織の課題を話し合う重要会議だ。今回は、新型コロナ対策で出席者を普段の約半数の50人程度に絞り、開催日数も3日から1日に短縮して行われた。

 会議の重要テーマは次期衆院選に向けた体制作りだった。会議の中で佐藤浩は「いよいよ衆院の任期満了まで1年余となった。9月以降はいつ衆院の解散があっても万全の戦いができるよう準備を進めて欲しい」と檄を飛ばした。

 そして出席者が最も高い関心を寄せる衆院選の時期については、「来年7月の都議選から3か月後の10月の任期満了近くになる可能性が最も高い」との見方を示す一方、「可能性は高くはないものの、早期解散を模索する動きもあるのは事実なので、この秋から冬にかけての解散も皆無とはいえない」として、9月から全力で選挙準備に取り組むことを申し合わせた。

 佐藤と菅が蜜月関係にあることは、今や学会内で知らないものはいない。出席した幹部たちは、佐藤の言葉はすなわち菅の考えだと思って聞いていた。会議で佐藤の見立てを聞いたある幹部は「菅さんは『安倍首相はもはや解散できない可能性が高いし、そもそも解散させたくない』と思っているのだろう」と呟いた。

 この幹部の見方は当を得ていた。もともと安倍は、この夏に東京五輪を終えた後、今秋にも途中辞任して党員投票を省略した形の総裁選に持ち込み、気心に知れた政調会長の岸田文雄を後継にする――という青写真を検討していた。来年9月の任期満了まで務め、党員投票が行われる正式な総裁選が行われると、地方党員に人気の高い元幹事長・石破茂が総裁に就任する可能性が高まるからだ。

 ところが東京五輪は1年延期となった。現職の首相として五輪を迎えたいと願っていた安倍が、任期いっぱい首相を務めることと、後継を岸田にすることを両立させるためには、もう一度自らの手で解散に踏み切って勝利し、求心力を回復させるしかない。それゆえ、無理は承知でなお解散を模索していたのだ。

 (文中敬称略。中編につづく)

戸坂 弘毅

434名無しさん:2020/09/13(日) 14:23:21
>このうち2017年の際は、学会の佐藤が菅に解散の先送りを強く働きかけたものの、安倍は菅の申し出を受け入れなかったという。

435名無しさん:2020/09/20(日) 01:31:55
https://news.yahoo.co.jp/articles/e54cc1cfbe5472dae39712ce5a3139383348b57d
公明党・創価学会が解散総選挙に怯える想像以上に「深刻なワケ」
9/19(土) 6:01配信

 菅義偉が第99代内閣総理大臣に就任し、菅政権が誕生した。

 政権の発足とともに、衆議院を解散し、総選挙が実施されるのではないかという声が高まってきた。

 発足直後の世論調査の内閣支持率は、安倍政権に批判的だった朝日新聞でも65%と高水準の結果が出た。政権発足当初の支持率は高くなる傾向がある。大臣も留任が多く、失言によって早々に失職する可能性も低い。来年には任期も訪れる。前回の総選挙は、2017年10月のことだった。

 ところが、安倍晋三元首相が辞任する前から、早期の解散に反対を表明していたのが、連立のパートナーである公明党だった。7月22日には、山口那津男代表が日本記者クラブで会見し、「野党が弱いから今のうちに解散してしまえというのでは国民は歓迎しない。国民が納得する大義名分が必要だ」と述べた。

 山口代表は、安倍元首相が辞任を表明した後にも、重ねて早期の解散、総選挙に反対した。新型コロナ・ウイルスの感染は終熄しておらず、政治に空白を作ることを国民は望んでいないというのだ。

 従来なら、自民党の方も、こうした公明党の主張に、少しは耳を傾けたであろう。少なくともそのポーズは示したに違いない。しかし、今回はその気配はない。公明党がいくら反対しても、新政権に高い支持が集まれば、早期の解散に打って出ることだろう。

選挙の力が落ちてきている
 それにしても、なぜ公明党は、これほど強固に早期解散、総選挙に反対するのだろうか。

 公明党のもっとも強力な支持母体と言えば、日本で最大の新宗教教団、創価学会である。創価学会が、選挙活動に積極的であることはよく知られている。

 国政に限らず、選挙が近づくと、創価学会の会員は、投票を依頼するために知人友人の元を訪れる。たしかに高校の同窓生だが、卒業後会ってもいなかったという創価学会員が不意にやってきて、投票依頼するということも各所で見られた。

 こうしたことから、創価学会は宗教団体ではなく政治団体ではないかという批判の声も上がってきた。政教分離の原則に違反するのではないかという批判もある。

 にもかかわらず、最近の公明党、創価学会は、できるだけ総選挙を遅らせようとしてきた。

 他の選挙は、国でだろうと地方でだろうと、任期は決まっている。そうした選挙を遅らせることはできないが、衆議院には解散という選択肢がある。総選挙はなるべく遅くしてほしい。それが、公明党、創価学会の今の考え方なのである。

436名無しさん:2020/09/20(日) 01:32:25
>>435

「3密」ができない宗教活動なんて
 総選挙を望まない1つの理由としては、コロナ・ウイルスの流行ということがある。

 感染の拡大を防ぐためには、密な状態を避けなければならない。そのため、これは創価学会に限られないことだが、宗教団体はどこでも、多くの信者を集めて集会を開くことができなくなった。たとえ人数が少なくとも、会合さえ開けなくなった。

 さらに、他の会員を訪れることも難しくなった。まして、勧誘のために会員でない人間の元を訪れることもできない。選挙だからといって、投票依頼に行くことなど到底不可能な状勢である。

 創価学会の活動の中心には、地域の会員が定期的に集まって開く「座談会」というものがある。座談会では、布教活動の成果を発表するとともに、会員同士が励まし合う。その座談会を開くことがままならなくなったのだ。

 それは、創価学会の活動が停止されたことを意味する。機関誌である聖教新聞を見ていると、オンラインの活用が日本だけではなく、世界各国の会員のあいだで実践されていることが報告されている。

 また、直接会いに行けないので、日に3回は電話をかけ、それで励ますことが強く奨励されている。コロナ禍のもとでも、なんとか会員の絆を維持し、宗教活動を継続させようと必死なのだ。

 ただ、それがどの程度効果を上げているかは分からない。

変えざるを得ない学会の選挙
 創価学会の会員は、自分の選挙区ではないところで選挙が行われる際には、そこに知り合いがいれば、そこまで出かけていき、投票依頼を行う。

 その際、費用は自分で負担する。創価学会の組織から金が出ているわけではない。それだけ会員たちは、組織の発展に寄与しようと懸命なのである。そこに、公明党が選挙に強い究極の原因があった。

 ところが、最近の創価学会は、そうした従来の選挙活動のやり方を変えようとしている。

 7月8日に信濃町の創価学会本部で開かれた方面長会議において、選挙担当の佐藤浩副会長は、選挙活動のやり方を大きく変えるという方針を発表し、その場に集まった方面長たちを驚かせた。

 従来のように、直接会員が訪れて投票依頼を行ったり、電話で公明党への支持を呼びかけるのではなく、各候補者が、他の政党のように個人後援会を作り、会員をその後援会員にしていくというのである(週刊文春、8月6日号)。

 創価学会、公明党は、1960年代の終わりに、自分たちの組織を批判する著作の刊行を差し止めようとして「言論出版妨害事件」を起こし、世間から強く批判された。

 その際には、創価学会と公明党の政教一致の体制を改め、議員は創価学会の幹部の職をいっせいに退くこととなった。合わせて、公明党は「国民政党」への脱皮を宣言した。

 これは選挙活動を創価学会の会員に全面的に依存する体制を改めるということだが、現実には、それに成功しなかった。いつの間にか、選挙活動は創価学会任せというところに立ち戻ってしまい、それが今日に至っている。

 今回は、改めてそれを根本から変えようというわけである。

437名無しさん:2020/09/20(日) 01:32:49
>>436

一時代が終わったのか、深刻な高齢化問題
 なぜ急に、そんなことになってしまったのだろうか。

 そこには、これまで選挙活動を中心になって担ってきた婦人部の会員が高齢化したり、亡くなりつつあることが深く関係している。

 創価学会には、「四部」と呼ばれるものがある。それが、壮年男性の所属する壮年部、壮年女性の婦人部、未婚、ないし年齢の若い男性の男子部、同じく女性の女子部である。

 このうち、数が多く、もっとも活動に熱心なのが婦人部の会員たちである。彼女たちは、第3代の会長だった池田大作氏を敬愛し、心酔してきた。

 そうした婦人部の会員のなかには、自分で入会した「1世会員」もいれば、親から信仰を伝えられた「2世」以下の会員たちがいる。ただし、活動に熱心なのは1世会員である。

 1世会員の多くは、創価学会が急速に拡大していた1950年代半ばから70年代はじめにかけて入会している。その時代のニュース映像などを見ると、会員たちが相当に若かったことが分かる。

 仮に彼女たちが20歳で入会したのだとすれば、生まれは1930年代半ばから50年代のはじめということになる。今では皆、高齢者だし、後期高齢者も多い。となれば、いくら熱意があっても、活動は難しくなるし、活動意欲も衰えていく。すでに亡くなっている人たちも少なくないはずだ。

 公明党の代表が、早期解散、総選挙を望まないという発言をくり返し、創価学会の幹部が、従来の選挙のやり方を根本から変えるという発言を行ったのも、これが深く関係する。従来のやり方でやろうにも、その担い手が消滅しつつあるのだ。

 しかも、コロナ禍では、従来の直接訪問による投票依頼が難しい。となれば、総選挙を行ったとき、公明党の集票能力が大きく落ち込む可能性がある。

12年前に比べ集票能力20%以上減少
 すでにその兆しは見えている。

 21世紀なってからの総選挙の比例代表において、公明党がもっとも多くの票数を獲得したのは2005年のことで、約899万票だった。900万票に限りなく近づいたのである。

 ところが、それからは次第に票は減るようになり、2017年には約698万票にまで低下した。05年に比べて、200万票以上減少したのだ。

 次の総選挙では、さらに公明党の票が減少する可能性が高い。そうなれば、当選者の数も減ることになろう。

 1999年に、自民党と公明党の連立が成立したとき、自民党の候補者のなかには、公明党の支援がなければ当選がおぼつかない者が少なくないと指摘された。自民党が、それまで対立していた公明党に歩み寄ったのも、創価学会の集票能力をあてにしてのことである。

 しかし、もしそれがあてにならないとしたらどうなるだろうか。公明党と選挙協力を行っている自民党の議員が、肌感覚として、創価学会の集票能力に翳りが見られると感じるようになる可能性は十分にある。

 これまでの創価学会なら、選挙が危ないとなれば、会員に檄を飛ばし、投票依頼に奔走するよう求めることができた。

 次の総選挙では、それができない。

438名無しさん:2020/09/20(日) 01:33:11
>>437

歴史的な結果に終わるかもしれない
 都市下層に支持基盤を見出そうとする点では、公明党、創価学会は、共産党と似ている。共産党の組織も衰退が著しいが、状況によって浮動票を集める力はある。公明党にはそれがない。

 公明党の歴史的大敗によって、自民党との関係がごたごたし、連立から離脱したとしても、それは驚くべきことではない。

 戦後に拡大した新宗教は、軒並み大きく衰退している。創価学会は、信仰を子どもや孫に継承することに成功はしたものの、熱意までは伝えられなかった。

 長年宗教団体の信者数も調査している大阪商業大学の世論調査によれば、2018年の時点で、創価学会の会員数がかなり減少している兆しが見えてきた。

 創価学会、公明党にとって、次の総選挙は重大な正念場である。もしそれが連立の枠組みに影響するならば、国民全体が無関心ではいられなくなるはずだ。

島田 裕巳(宗教学者)

439さきたま:2020/09/27(日) 10:43:09
公明幹事長に石井啓一氏起用へ
竹内譲政調会長、世代交代図る
9/26 22:53 (JST)updated©一般社団法人共同通信社
https://this.kiji.is/682581840165684321?c=39546741839462401

 公明党の山口那津男代表(68)は党執行部人事を巡り、斉藤鉄夫幹事長(68)を交代させ、石井啓一幹事長代行(62)を昇格させる方針を固めた。政調会長に竹内譲元厚生労働副大臣(62)、選対委員長には西田実仁参院議員会長(58)を起用する。関係者が26日、明らかにした。27日の党大会で決定する。衆院議員の任期満了が来年10月に迫る中、次期衆院選をにらみ、世代交代を図る。

 石井氏は「ポスト山口」の一人と目されており、後継者育成も視野に入れた布陣となる。高木陽介国対委員長(60)は再任。斉藤氏と、石田祝稔政調会長(69)は副代表に就く。

440名無しさん:2020/09/27(日) 19:59:14
https://news.yahoo.co.jp/articles/f134b51cfd410d67655b3aa6141992d7ff66a39b
公明幹事長に石井氏 山口代表、世代交代図る
9/26(土) 19:06配信

 公明党の山口那津男代表は26日、党執行部人事で斉藤鉄夫幹事長を交代させ、後任に石井啓一幹事長代行(62)を起用する方針を固めた。

 27日に東京都内で開かれる党大会で発表する。政調会長に竹内譲衆院議員(62)、選対委員長には西田実仁参院会長(58)を充てる。複数の同党幹部が明らかにした。

 山口代表はかねて世代交代を進める必要性に言及していた。17日には執行部人事について「政治の安定確保」に加え「党の新陳代謝、いわば若返り」に配慮しながら体制をつくっていきたいと述べていた。斉藤氏は副代表に就く見通し。高木陽介国対委員長は留任する。

 石井氏は党政調会長、国土交通相を歴任。党内では将来の代表候補との見方が出ている。発信力不足が課題とされ、次期衆院選や来年の東京都議選などで党勢回復に向けて手腕を発揮できるかが問われる。

 党大会では山口氏の7選を承認。幹事長報告のほか、新役員が発表される。

https://news.yahoo.co.jp/articles/c56368d6853558cd3804ac744e178c02188d53e1
公明幹事長、石井啓一代行が昇格へ 前国交相 世代交代進める狙い
9/26(土) 19:36配信

 公明党の山口那津男代表は斉藤鉄夫幹事長(68)を交代させ、後任に石井啓一幹事長代行(62)を昇格させる方針を固めた。関係者が明らかにした。党内の世代交代を進める狙いとみられる。政調会長には竹内譲元副厚生労働相(62)を起用する。高木陽介国対委員長(60)は再任。斉藤氏は副代表に就く見通し。

 山口氏は7期目の代表続投が正式承認される27日の党大会で幹事長交代を含む党役員人事について提案し、了承を得る方針。「ポスト山口」候補として有力視されてきた石井氏に党の実務を担わせることで、後継者としての育成を図るとみられる。

 石井氏は当選9回。党政調会長や国土交通相を経て、2019年9月、幹事長代行に就任した。【立野将弘】

441チバQ:2020/09/27(日) 21:43:20
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/politics/sankei-plt2009270014.html
公明党、菅首相と方向性重なり埋没の危機
2020/09/27 19:39産経新聞

公明党、菅首相と方向性重なり埋没の危機

第13回公明党全国大会に出席し、山口那津男代表と拳でタッチする菅義偉首相(右)=27日午後、東京都千代田区(松本健吾撮影)

(産経新聞)

 公明党は27日、7期目の山口那津男代表が率いる新体制がスタートし、山口氏は菅義偉政権を支える姿勢を重ねて強調した。菅首相が掲げる改革や女性政策は、福祉を重視する公明党の理念と重なるだけに協調路線を築きやすいが、党の独自性が薄れる危険性もはらむ。

 「公明党は『大衆とともに』という大きな政治理念のもと、国民の声を吸い上げてきた。私は皆さんの政治に心から拍手を送る一人であります」

 菅首相は27日、来賓として公明党大会に出席し、同党の政治姿勢を持ち上げてみせた。

 もともと菅首相は、公明党の支持母体「創価学会」とのパイプが太い。安倍晋三前首相が悲願としていた憲法改正や、安全保障政策で念頭に置いていた「敵基地攻撃能力」の保有について菅首相がほとんど触れないことも、公明内に「われわれの気持ちをわかっている」(党幹部)と安心感を与えている。

 だが、菅政権との方向性の近さは、公明党の存在感を埋没させかねない。公明は菅首相が規制改革の目玉として掲げる携帯電話料金の引き下げや不妊治療の助成制度拡充に協力する方針だが、これらは長年、強く政府に求めてきた政策だ。

 今後、菅首相に寄り添いすぎればお株を奪われ「小さな政党の悲哀」(党幹部)を味わい続けることになりかねない。次の衆院選が間近に迫る中、「公明党らしさ」をどう打ち出すかが課題といえる。(力武崇樹)

442チバQ:2020/09/28(月) 15:04:52
https://news.yahoo.co.jp/articles/a06fed1730cb562170233da27803329bda9ab9a4
代表7選、じわり世代交代 将来の不透明感拭えず 公明
9/28(月) 7:05配信
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公明党大会で両手を上げる7選を承認された山口那津男代表(左)と幹事長に就任した石井啓一氏=27日午後、東京都千代田区
 公明党大会で7選された山口那津男代表は、石井啓一幹事長代行を幹事長に起用するなど執行部を刷新した。

【国会議員情報】山口 那津男(やまぐち なつお)氏

 「ポスト山口」時代をにらみ、懸案の世代交代に着手した形だ。ただ、異例の山口氏7選が映す党の人材難は変わらない。くしくも時を同じくして自民党総裁に就いた菅義偉首相の考えも、衆院解散の時期を中心に読み切れておらず、将来の不透明感は拭えていない。

 「石井幹事長、竹内譲政調会長をはじめ、新役員と力を合わせ、闘い抜いていく決意だ」。山口氏は27日、党大会での7選を受けて演説し、新体制をアピールした。

 石井氏は当選9回の62歳。党政調会長や国土交通相を歴任し、議員の任期中に69歳を超えないとする党の内規にも触れない。党内では石井氏は山口氏の後継との見方が強い。山口氏は政調会長も交代させ、自らの代表任期中に「若返り」を急ぐ姿勢をにじませた。

 ただ、次期衆院選では太田昭宏前代表や井上義久副代表ら党の屋台骨を支えてきたベテランが軒並み引退する見通し。後を継ぐ石井氏らの力量は未知数で、党内からは「政権内で埋没しないか」との声が漏れる。

 一方、党大会には就任間もない首相が来賓として参加。首相が「私は公明党の政治に心から拍手を送る者の一人だ」と緊密な協力を約束すると、会場から大きな拍手が起こった。

 公明党内には、官房長官時代から同党とのパイプとなってきた首相を歓迎する空気が強い。集団的自衛権の行使容認などを推し進めた安倍晋三前首相と比べ、タカ派的な政策への関心が薄いとの期待がある。

 しかし、同党も首相の出方を楽観できるわけではない。警戒しているのが党勢回復を左右する衆院解散の行方。現状では新型コロナウイルスが収束しておらず、支持母体・創価学会の選挙準備が十分とは言えないからだ。

 首相がコロナ対策優先の姿勢を示したことを受け、党内では「解散は年末年始だろう」「年内はない」などの見方が交錯する。ただ、確たる情報はなく、候補擁立を加速させるしかない。党大会で新人候補をお披露目したのもそのためだ。

 次期衆院選の比例代表で700万票の大台回復を果たせるかも見通せない。山口氏は締めくくりのあいさつで「結束して党の基盤を盤石にしていく」と誓ったが、党内からは「これから本当に大丈夫なのか」(幹部)と不安の声も漏れている。

443チバQ:2020/10/02(金) 14:57:52
https://news.yahoo.co.jp/articles/fe3bc6029eb2c9dba5b91f3cd17aeffbb355a2b9
「石井代表」が確定した公明党 「未来の代表」は東大卒41歳
10/2(金) 6:01配信
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石井氏は次期代表含みで幹事長に ©共同通信社
 公明党の山口那津男代表(68)が9月27日の党大会で7選された。1年以内に行われる衆院選と来夏の東京都議選を見据え、広告塔たる山口氏の続投は既定路線。むしろメディアが書き立てたのは斉藤鉄夫幹事長の後任に石井啓一幹事長代行(62)を据えたこと。

【写真】この記事の写真を見る

「東大から建設技官を経て政界入りした石井氏は、長らく『プリンス』と呼ばれ、将来の代表候補とされているが、他の政治家や官僚との付き合いが悪く、いかんせん地味。だが昨秋、国交大臣退任後に幹事長代行になって党務で経験を積み、今回は満を持して幹事長に就いた。山口代表が任期満了となる2年後の代表就任のための布石でしょう」(政治部記者)

 世代交代の流れが加速するのは確実だ。他のベテランでも、安倍晋三前首相と関係が深かった太田昭宏前代表や、山口体制下で長く幹事長を務めた井上義久副代表が次期衆院選に立候補せず、引退する見通しだ。「こうした世代交代は短期的な視点に過ぎません。長期的にはより大きな地殻変動が起きている。9月24日の党中央幹事会で決まった次期衆院選の比例代表候補の中に、将来の公明党を担うと注目される人物がいる」と指摘するのは創価学会ウォッチャーだ。
東大卒41歳の後見人に注目
 その新人候補とは比例東京ブロックの河西宏一氏。同日の幹事会で、ハク付けのために「党青年局次長」就任が承認された、東大卒の41歳だ。「未来の代表か幹事長か」(同前)とされる河西氏だが、注目は彼の後見人。菅義偉首相に最も近い学会幹部と言われる佐藤浩副会長である。安倍政権のもと、菅官房長官との太いパイプを生かして選挙を取り仕切り、菅氏に歩調を合わせるように佐藤氏も学会での立場を確固たるものにした。

 引退する見通しの太田前代表は学会男子部長、青年部長を歴任し、付いたあだ名は「永遠の青年部長」。井上氏も東北大卒業後、青年部幹部などを経て政界入り。

「青年部長としても活躍した佐藤氏にとって太田、井上両氏は大先輩。いくら菅首相に近く、力を持つ佐藤氏とはいえ、彼らの存在は目の上のたんこぶだった。一方、河西氏は総東京青年部長や全国の副部長を務めたかわいい後輩です。太田、井上両氏らの引退に加え、秘蔵っ子の河西氏が政界入りとなれば、佐藤氏の存在感は益々大きくなる」(政治部デスク)

 ただ、権勢を振るう佐藤氏には悪評もつきまとう。元学会幹部は「公明党の選対会議にも出席して口を出す。政教一致が過ぎる」と批判。佐藤氏が増長すれば、後輩に目の上のたんこぶ扱いされ、引退を迫られる日も遠くないかもしれない。
「週刊文春」編集部/週刊文春 2020年10月8日号

444チバQ:2020/10/06(火) 19:12:49
https://www.sankei.com/politics/news/201006/plt2010060032-n1.html
公明・石井幹事長、国政選挙が「ポスト山口」への試金石
2020.10.6 17:54政治政局
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首相官邸入りする公明党・石井啓一幹事長=6日午前、首相官邸(春名中撮影)
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 公明党の山口那津男代表(68)7期目の新執行部体制がスタートし、世代交代が着々と進み始めている。ナンバー2の石井啓一新幹事長(62)は前任者から6歳若返り、落ち込む党勢の拡大に意欲を見せる。「ポスト山口」の有力候補と目され、党内に期待も大きいが、迫る衆院選や再来年の参院選で結果を残せるかが大きな試金石となる。
 「自分の力がないことは自分が一番よく知っている。党内の議員全員が力を発揮できるような党運営を心掛けたい」
 石井氏は2日、幹事長就任後初めての記者会見でこう述べ、謙虚な姿勢で党運営に臨む考えを示した。
 石井氏は、政調会長や国土交通相を務め、昨年9月からは幹事長代行として、国会運営や政策立案などの党務を担ってきた。「代表の後継は石井氏しかいない」(党幹部)といわれ、山口氏も「ひと世代新しい時代を担う中核の一人」と信頼を置く。
 山口氏は9月29日の記者会見で、自身の7期目の取り組みについて「次の世代に党運営の主体を移していく」と述べ、世代交代を確実に進める意向を示した。次の代表選が実施される令和4年秋に代表が交代するとの見方も浮上している。
 東京大工学部卒業後、建設省(現国土交通省)に入り、平成5年の衆院選で初当選した石井氏は幅広く政策に通じ、実務能力に定評がある。学校法人「森友学園」への国有地売却問題では国交相だった石井氏の国会での答弁が安定し、安倍晋三前首相も「石井氏はいい」と評価していた。
 ただ、幹事長は政策のほか、選挙や人事など党運営全般に責任を負う立場だ。衆院選や参院選では候補者の公認や推薦などをめぐり、連立を組む自民党との利害が絡む調整が要求される。自民側のカウンターパートは老練な二階俊博幹事長だけに、公明内からは「渡り合っていけるのか」(幹部)との懸念の声も漏れる。
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 前幹事長の斉藤鉄夫副代表(68)、元幹事長の井上義久副代表(73)らと比べ、支持母体の「創価学会」とのパイプの細さを不安視する向きもある。選挙で全面的な支援を得られるかは、「学会幹部との関係が重要」(学会関係者)とされる。石井氏にとって「ポスト山口」に向けた課題は少なくない。(力武崇樹)

445名無しさん:2020/10/16(金) 11:09:16
https://news.yahoo.co.jp/articles/63fc2c633d2cbca7340663cd049bdbdc15ef9651
菅首相と密接ゆえの“公明ジレンマ”発生か 若返った執行部の難題
10/15(木) 12:12配信

菅政権の発足から約1ヵ月、連立政権の一角である公明党にとっても新執行部体制となって半月が経った。その公明党執行部にとっては、近い関係にある菅首相がトップに立ったことで、やりやすさの反面、難しいジレンマを抱える状況になっている。

長年の課題「若返り」へ幹事長と政調会長交代
7月27日の公明党大会では、山口代表の7選が承認された。山口代表は2009年からおよそ11年にわたり代表を務めているが、今回で歴代最長をさらに更新した。

一方で幹事長には、斉藤鉄夫氏(68)に代えて、東大卒のエリート石井啓一前国交相(62)を起用。また政調会長には、石田祝稔氏(69)に代えて、竹内譲氏(62)を起用した。この二人の起用の理由は、ずばり「党の若返り」だ。

公明党には「任期中に69歳か、在職24年を超える場合は原則公認しない」という”定年制”があり、次期衆院選では複数の幹部の引退がささやかれている。また、山口代表の在任も長期化する中で、党はここ数年、執行部の「若返り」という課題を抱えていた。

そうした中での石井幹事長の抜擢は、「若返り」と同時に、山口代表が任期切れを迎える2年後を見据えて、「ポスト山口」は石井氏であることを党内外に示す形となった。

一方で、斉藤・石田両氏は副代表に就任し、斉藤氏には「総合選対本部長」も兼務させた。党内には「一気に世代交代を図るべき」とする意見もあったが、”新旧バランス型”の人事で、次の「石井代表体制」への安定的な移行を図ったとみられる。

菅首相と山口代表が持ち上げ合った公明党大会
そして今の公明党を見る上でもう1つ注目なのが、菅首相との関係だ。公明党大会では、来賓として招かれた菅首相と山口代表が次のようにあいさつした。

菅首相「私は公明党の皆さんの政治に心から拍手を送る一人であります」

山口代表「国民目線からの改革を進める菅内閣を全力で支える決意です」

こうお互い持ち上げ合ったように、公明党、そして公明党の支持母体である創価学会は、菅首相と親密な関係を築いていて、公明党幹部は菅首相の就任について「今までで最も近い関係だ」と歓迎している。

446名無しさん:2020/10/16(金) 11:10:16
>>445

公明党らしさのお株奪われるジレンマ払拭へ 独自政策実現に躍起に
一方で公明党にとっては、政策が近く関係も深い菅氏が首相になることで、保守色の強かった安倍首相の時に政権のブレーキ役として発揮していた党の存在感が、逆に揺らいでしまうというジレンマにも直面しているのだ。

実際、菅首相が打ち出している「携帯電話料金の引き下げ」や「不妊治療の保険適用」は、公明党が長年主張し政府に提言してきた政策だが、菅首相にお株を奪われる形になっている。

党内からは「公明党のカラーが薄れるのでは」と危機感を示す声が聞かれるだけに、執行部も新たに「コロナ禍で苦労した受験生らへの2万円支援」などを菅首相に提言するなど、公明カラーの政策実現に躍起となっている。

今回の人事で、選挙を取り仕切る幹事長を交代させたことについて党幹部は、「年内の解散はないと判断したのだろう」と語っている。菅首相が解散総選挙に踏み切るまでの間、公明党がどう独自色を打ち出していくのかは、大きな課題となりそうだ。

(フジテレビ政治部 空閑悠)

空閑 悠

447名無しさん:2020/10/17(土) 23:50:23

6823 :チバQ :2020/10/17(土) 23:49:51
https://news.yahoo.co.jp/articles/47eec37a0e15803859df7014ac1fc6f4218b1132
公明「大阪都構想」に前のめり、反対の自民と不協和音も
10/17(土) 11:02配信

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西日本新聞
公明党の山口那津男代表

 11月1日に住民投票が実施される「大阪都構想」を巡り、公明党の山口那津男代表が賛成の応援演説で18日に大阪入りすることになった。連立を組む自民党の大阪府連が都構想に反対していることから、公明党本部は旗印を鮮明にしていなかったが、一転させた。次期衆院選の自公選挙協力を心配する声も出ている。

【写真】「大阪都構想」を問う住民投票の期日前投票所

 山口氏は、都構想に党の命運を懸ける日本維新の会代表の松井一郎大阪市長、副代表の吉村洋文大阪府知事と並び、大阪市の繁華街に立つ予定。

 公明は、2015年の前回住民投票では都構想に反対した。今回は、現職がいる大阪の衆院小選挙区で維新との対決を回避するため、大阪府本部が賛成している。関係者によると、公明支持層にはいまだ反対の声が一定割合あるとみられるため、維新側が公明の支持母体・創価学会に対し、もう一段の協力を要請していた。

 これまで自民への配慮もあり、「大阪の問題」としてきた党本部だが、石井啓一幹事長は16日、「山口代表が大阪に入るということは、党中央としてのスタンスを示すことになる」と踏み込んだ。これに対し、大阪の自民幹部は「総選挙への影響は出てくる」と不快感を隠さない。公明関係者も「選挙協力がやりにくくなる」と漏らした。 (森井徹)

西日本新聞

448名無しさん:2020/10/19(月) 21:57:36
https://news.yahoo.co.jp/articles/3a550379d1526b2988d035d1979b5e47e5eebfbc
公明、学術会議問題に苦慮 菅首相と支持母体の板挟み
10/17(土) 7:23配信

 公明党が、日本学術会議の会員候補6人を菅義偉首相が任命しなかった問題をめぐり、対応に苦慮している。

 支持母体の創価学会から「学問の自由は信教の自由と同じだ」と強い反発の声が上がるものの、政府・与党の一角として首相を公然と批判できず、板挟みとなっているためだ。

 石井啓一幹事長は16日の記者会見で、菅内閣の発足から1カ月の感想を問われ、「国民に身近な政策をスピード感を持って実行しようとすることは評価したい。しっかり支えたい」と強調。一方で、学術会議問題に関しては「国民に分かりやすい丁寧な説明を求めたい」と述べるにとどめた。

 同党は、安倍晋三前首相が進めた安全保障関連法やカジノを含む統合型リゾート(IR)実施法など、創価学会が難色を示す政策でも、円滑な政権運営に配慮して協力。代わりに、消費税増税に伴う軽減税率導入や10万円の特別定額給付金支給などを、政府側にのませてきた。

 しかし、今回は同党が最も重視する「信教の自由」にも絡む問題として、深刻に受け止めている。党関係者は「うちはかなり厳しい。多くの批判が寄せられている」と明かすと、首相の判断に「民主主義や憲法を全く理解していない」と憤る。

 それにもかかわらず、対外的な発信は、首相に対する「国民が納得感を得られる説明」(山口那津男代表)の要請にとどめている。衆院議員の任期満了が来年10月に迫る中、政府・与党内の足並みの乱れは、次期衆院選に影響する可能性があるためだ。党幹部は「『考え直した方がいい』なんて言えない」と語った。

 もっとも、26日召集の臨時国会では、首相が野党の追及にさらされるのは必至だ。公明党内からは「このままでは収まらないかもしれない」(ベテラン)との懸念も漏れる。

449名無しさん:2020/11/02(月) 23:38:09
https://news.yahoo.co.jp/articles/ad3a075962d843d23f9c2c1f865a309498b49818
大阪都構想「敗北」の公明 衆院選へ不安材料 賛成訴えも支持層分裂
11/2(月) 20:24配信

 大阪都構想が1日の住民投票で否決された打撃は、推進した日本維新の会のみならず、5年前の前回から一転して「賛成」に回った公明党にとっても小さくない。山口那津男代表が大阪入りして賛成を呼びかけたにもかかわらず、公明支持層の賛否は真っ二つに分かれた。都構想に反対した自民党との関係修復にも時間を要するとみられ、次期衆院選に懸念を残した。

 公明が賛成に転じたのは、関西で力を持つ維新との対立を避けたかったためだ。しかし、公明支持層で賛成は広がらず、1日の産経新聞社の出口調査でも、反対(51・6%)が賛成(48・4%)を上回った。恩を売ったはずの維新からは「公明の動きが鈍かった」と恨み節が漏れる。

 前回とは異なり、自公で対立構図となったことは近づく衆院選を前に不安材料となり得る。自民の二階俊博幹事長は2日、党大阪府連会長の大塚高司衆院議員と面会し、都構想否決について「誇らしい」と述べた。一方、大塚氏は公明との関係について「国では連立政権をきっちりと結んでいる」と記者団に強調し、公明幹部も「選挙と住民投票は意味が違う」と国政選挙への影響を否定した。

 とはいえ、「常勝」を掲げる公明が結果として「敗北」したのは事実。出口調査が示すように得意の組織力がフルに稼働したとは言い難く、自民からは「衆院選に向け公明は真っ青になっているのではないか」(幹部)と冷ややかな声が上がる。(力武崇樹)

450チバQ:2020/11/04(水) 09:28:24
https://news.yahoo.co.jp/articles/a7b0c2a3e5aff3a5c74a7061d677d4f3216a4575
「都構想」否決、公明複雑 衆院選へ安堵と懸念
11/4(水) 7:08配信
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 住民投票での「大阪都構想」否決を受け、公明党内には安堵(あんど)と懸念が交錯している。

 日本維新の会から取り組みを「評価」され、衆院選の選挙区でのすみ分けが維持される見通しとなる一方、対応が分かれた自民党大阪府連との選挙協力には悪影響が避けられそうにないためだ。

 「公明党には支持者の説得に汗をかいてもらった。非常に信頼関係が深まった。感謝している」。維新代表の松井一郎大阪市長は1日深夜に始まった記者会見で、こう公明に謝意を示した。衆院選での対抗馬擁立の可能性を記者団から問われても「ない」と否定。会見での表向きの発言とはいえ、不安を解消するには十分だった。

 2015年の前回の住民投票で都構想に反対した公明党は今回、自民とたもとを分かつ形で賛成に転じた。維新が昨年4月の大阪府知事・市長ダブル選を制した勢いに乗り、都構想に協力しなければ、公明現職がいる府内の衆院4選挙区に対抗馬を立てると圧力をかけてきたからだ。

 告示後、山口那津男代表が自ら大阪入りする異例の対応を決めたのも、「本気で取り組む姿勢を見せなければ、維新に責められかねない」(党関係者)と危惧したためだ。否決された理由の一つとして、山口氏らの訴えが「維新アレルギー」の強い公明支持層に浸透しなかったとも伝えられたが、松井氏の会見を注視していた党関係者は「すみ分け維持という最大の目標は達成できた」と胸をなで下ろした。

 一方、公明が懸念するのが、都構想に反対してきた自民府連との選挙協力だ。公明ベテランは「府連は裏切られたという心情が拭えないだろう」と、自民との間にできたしこりを気に掛ける。実際、自民の大阪選出衆院議員から公明サイドへ「対抗馬擁立もあり得る」との声も伝わってきた。

 ただ、自民としても公明の協力がなければ当選が危うい選挙区が少なくなく、府連内には、こうした声をいさめる向きもある。そうした事情も知ってか公明幹部は「今回は維新か自民かを取るしかなかった。仕方ない」と語った。

451チバQ:2020/11/13(金) 11:43:17
https://news.yahoo.co.jp/articles/ab9910aea51cd842a8531dff0bf8d8a8b234fdd5
「創価学会をつぶす気か」公明支持層に分断 大阪都構想、菅首相誕生に自民「複雑な思い」
11/12(木) 11:02配信
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住民投票の告示を受け、大阪維新の会の松井一郎代表、吉村洋文代表代行と街頭演説する公明党大阪府本部代表の佐藤茂樹衆院議員
 11月1日に実施された「大阪都構想」2度目の住民投票では、前回2015年の投票時には反対しながら、今回は賛成に回った公明党の対応にも注目が集まった。急な方針転換は支持母体の創価学会内で分断を生み、国政選挙などでも後遺症が懸念される状況に。一方、反対派の自民党も意見集約の過程で内部のあつれきが表面化し、今後の組織運営にしこりを残した。(共同通信=山本大樹)

 ▽選挙事情で態度一変

 「1年半前の大阪府知事、大阪市長選の時は反対したが、建設的な議論を積み重ねて、都構想の設計図は見事、良い物に生まれ変わった。都構想をなんとしても実現し、大阪を改革していこうではありませんか」

 住民投票告示日の10月12日、公明党大阪府本部代表の佐藤茂樹衆院議員は繁華街・難波の百貨店前でマイクを握り、聴衆にこう訴えかけた。隣には、一言一句を確認するようにうなずく大阪維新の会代表の松井一郎市長と代表代行の吉村洋文知事の姿が。佐藤氏は旧敵と並び立っての街頭演説を「隔世の感がある」と語った。
 公明党が賛否の態度を一変させた背景には、地元の選挙事情がある。公明は府内に19ある衆院小選挙区のうち、4選挙区で現職議員を抱える。佐藤氏が地盤を置く大阪3区(大阪市南西部)もその一つだ。日本維新の会はこれまで、この4選挙区には手を付けてこなかったが、都構想を巡って公明との話し合いが膠着(こうちゃく)するたびに刺客の擁立を示唆。公明は、維新から刺客を立てられないよう都構想賛成にかじを切り、制度案の検討過程でも積極的に修正協議に応じてきた。

 今回の住民投票運動で公明側が切った最大のカードが、山口那津男党代表の街頭演説だ。告示後最初の日曜日となった10月18日、山口氏は大阪市内3カ所で松井氏、吉村氏と共に街宣車に上がり「都構想は賛成ですよ。勝たせてください」と連呼した。最後は松井氏らとグータッチを交わして蜜月ぶりを演出する力の入れようだった。

 山口氏の来阪は、松井氏と関係の深い学会幹部の指示で決まったとされる。公明側もトップ自らが必死に訴えれば、支持層は賛成に大きく傾くと期待した。だが都構想への反対意見が根強い市南部では「維新のためにそこまでするのか」とかえって批判を招くことになる。

 ▽「一番血を流したのはうち」

 創価学会は最終盤の10月27日、大阪市内で急きょ幹部会議を開催。改めて投票の呼び掛けを強化することを確認したが、この方針にある学会員は「投票まであと5日しかない。最末端の会員まで指示を下ろすのは不可能に近い」と悲鳴を上げた。公明側でも市議OBの一部が公然と反対運動を展開。支持者の間で賛否が入り乱れ、混乱が深まった。

 投開票前日の31日夜。市中心部の梅田で行われた公明の街頭演説は盛り上がりを欠いた。同じ時間帯に約200メートル離れた場所で反対派の「れいわ新選組」山本太郎代表がマイクを握り、数百人の人だかりをつくったのとは対照的だった。

 公明の演説終了後には、府本部の幹部議員に学会員の女性が詰め寄り「可決されて大阪市がなくなったら学会のせいだと言われ、否決されても維新から学会のせいだと言われる。あんたたちは創価学会をつぶす気か!」と涙ながらに糾弾する一幕も。矢面に立たされる形になった議員は「ご意見は承りました」と繰り返すしかなかった。
 学会の中堅幹部は「今回の対応は組織内部に分断を生んだ。今後の国政選挙にも響く」と予想する。党関係者も「世間からは公明が一番のらりくらりしていたと言われるが、都構想で一番血を流したのはうちだ」と嘆息した。

452チバQ:2020/11/13(金) 11:43:41
 ▽自民党本部は協力せず

 自民党大阪府連は前回に引き続き反対運動を展開した。5年前と同様、薄氷の勝利をつかんだが、党本部との間にはすきま風が吹いていた。

 「総理からは、頑張ってくださいというお言葉を頂戴しました」。住民投票の告示を間近に控えた10月8日。東京・永田町の首相官邸で菅義偉首相に都構想への反対方針を伝えた府連会長の大塚高司衆院議員は、面会後の取材にこう話した。

 菅政権の誕生を、府連幹部らは複雑な思いで受け止めた。菅氏が大阪維新の松井代表と昵懇(じっこん)の間柄であることは周知の事実だ。2012年、大阪都構想の根拠法が議員立法で制定された当時は、菅氏が自民のプロジェクトチーム座長を務めていた。府連関係者は「都構想に賛成と言われなかっただけで御の字」と本音を明かす。

 首相面会に先立つ8月下旬、府連の国会議員や地方議員らは党本部に下村博文選対委員長(当時)を訪問。都構想反対運動への協力を求めたが、下村氏は府連所属の国会議員らが地元選挙区で劣勢に立たされていることを不安視し「都構想とか言ってる場合なのか」と眉をひそめた。話し合いは低調に終わり、府連が期待した党本部からの資金協力は得られなかった。

 ▽府議団と市議団に溝

 府連内部でも摩擦が生じていた。府議団では一時、賛成派が多数を占めたが、反対派の国会議員や市議団から切り崩しを受け、次第に賛否が拮抗するように。制度案の最終採決が行われた8月28日の府議会本会議は「自主投票」で臨むことになり、ふたを開けてみれば16人中、賛成は5人にとどまり、11人が反対に回った。

 本会議後、都構想賛成を公言していた原田亮府議団幹事長は記者団に「どういう理由があったのか分からないが、賛成多数の状況から反対の方が多い結果になったのは残念だ」と唇をかんだ。原田氏はその後もツイッターなどで賛成の立場をアピールしたが、反対方針を決めた府連の立場と相いれないとして厳重注意処分を受けた。
 結局、府議団としては賛成運動も反対運動もしなかった。メンバーの一部は市議団の求めに応じて反対派の活動を支援したが、多くの議員は「やることがなく、暇を持て余していた」(若手府議)のが実態だ。市議団からは「府議団は人もお金も出さない」と怨嗟(えんさ)の声が上がった。

 11月1日の住民投票は、可決濃厚という当初の予想を覆し、僅差の否決に。安堵と高揚感に包まれる市議団とは対照的に、府議団の賛成派は「こんな結果になるなんて」と頭を抱え、原田氏は幹事長辞任も示唆している。

 住民投票後の7日に開かれた府連の全体会議では「大阪成長戦略本部」の設置が決まった。都構想に代わる大阪の将来像を示すことが目的だが、内部からは早くも「府や市の実権を握っているのは維新。われわれが戦略を作っても実効性がない」と冷ややかな意見が出始めている。

453名無しさん:2020/11/14(土) 21:18:39
https://news.yahoo.co.jp/articles/c7d6dd9f32b0d68c09bdac8436f515211d5d2eb7
公明党大阪府本部 佐藤茂樹代表が退任「大阪都構想」住民投票で反対多数となった結果受けて
11/14(土) 17:35配信

大阪市を廃止し4つの特別区を設置する、いわゆる「大阪都構想」の住民投票で反対多数となった結果を受けて、公明党大阪府本部の佐藤茂樹代表は14日、府本部の代表を退任しました。

公明党大阪府本部は14日、府本部大会を開催。これまで11年間、府本部の代表を務めた佐藤茂樹衆院議員の退任が決まり、新代表に石川博崇参院議員が就任しました。いわゆる「大阪都構想」の住民投票をめぐっては、公明は、去年の大阪府知事と大阪市長の入れ替えダブル選挙で維新が大勝したことをきっかけに反対から賛成に転じました。新しく作成された制度案には「住民サービスの維持」など4つの条件が盛り込まれたことで「より良いものになった」と主張。今秋の住民投票の直前となる先月18日には、党本部から山口那津男代表が来阪し、支持者に「賛成」を訴えていました。しかし、結果は僅差で反対多数となり、支持者の間でも賛成・反対が、ほぼ真っ二つに割れるなど禍根を残すものとなりました。今回の住民投票の結果も佐藤代表が退任を判断する大きな決め手の1つになったということです。14日の会見で、府本部幹事長の土岐恭生・大阪市議は「佐藤代表は、(1日に)住民投票の結果が判明した段階で自ら辞意を固めていた」と明かし、「今後も大阪市を残した上で、新体制で、よりよい大阪を作っていくために積極的に議論していきたい」と話しました。石川新代表を筆頭に新体制となる公明党府本部。二分された支持者をまとめていく大きな試練の船出となっています。

ABCテレビ

https://news.yahoo.co.jp/articles/281f2370e504e0a15923e00f9bcb945bde4b4999
公明大阪府本部の佐藤代表が退任 都構想再否決受け引責 後任は石川参院議員
11/14(土) 12:53配信

公明党大阪府本部代表に就任し、記者会見であいさつする石川博崇参院議員(右)と幹事長に留任した土岐恭生・大阪市議=大阪市中央区本町橋のマイドームおおさかで2020年11月14日午後1時43分、上野宏人撮影

 公明党大阪府本部は14日、大阪市内で府本部大会を開き、2009年以降、代表を務めてきた佐藤茂樹衆院議員は代表選に立候補せずに退任した。後任には代表代行の石川博崇参院議員が就いた。佐藤氏は大会で「大阪都構想が否決されたことも判断の一つになった」と説明したといい、事実上の引責とみられる。土岐恭生幹事長(大阪市議)は留任した。

 大会終了後の記者会見で、石川氏は住民投票について「党員、支持者、市民にもできる限りの訴えをしたが、新型コロナウイルス感染拡大の中ということもあり十分浸透しきれなかった。府本部の力不足と考えている」と総括。「府市が協調して取り組める成長戦略を検討したい」と抱負を述べ、大阪未来戦略推進本部を設置する考えを明らかにした。次期衆院選については「自民党と連携、協力して勝ち抜いていきたい」と語った。

 佐藤氏は09年10月に府本部代表に就任。15年の住民投票では都構想に反対した公明は今回、賛成に転じて大阪維新の会と連携して運動を展開した。しかし、公明支持層には、対立を繰り返してきた維新との連携を疑問視する声が根強くあり、賛否が割れた。結果は小差で否決となり、公明大阪市議団の一部からは「責任を取るべきだ」と進退を問う声が出ていた。【矢追健介、上野宏人】

454名無しさん:2020/11/15(日) 15:35:18
https://news.yahoo.co.jp/articles/1d0fe3e2a06166601d62f13972c0e1664900e7e9
都議選との同日選「非現実的」 石井公明幹事長
11/15(日) 11:06配信

 公明党の石井啓一幹事長は15日放送のBSテレ東番組で、来夏の東京都議選と次期衆院選の同日選に改めて否定的な見解を示した。

 直後の7月23日に東京五輪が開幕することに触れ、「五輪に近いところは現実的ではない」と述べた。

 石井氏は衆院解散・総選挙のタイミングとして(1)来年1月召集の通常国会冒頭(2)2021年度予算成立直後の4月―に言及。「油断せずに備えなければならない」と語った。番組は13日に収録された。

455とはずがたり:2020/11/17(火) 10:08:49
自民・岸田派に動揺、牙城に公明党が候補擁立検討 
11/13(金) 19:44配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/35644ef885ec88d6ab5003e4f2b1ddc4418b74a6
産経新聞

 公明党が次期衆院選で広島3区に候補者擁立を検討していることが、広島を地盤とする自民党の岸田文雄前政調会長率いる岸田派(宏池会、47人)に波紋を広げている。広島県は6人の現職国会議員を抱える岸田派の牙城。自民党広島県連は次期候補者の公募を決めて牽制(けんせい)するが、今後、激しい綱引きが予想される。

 「議席確保のために公明党が擁立するのも一つの案ではないか」。石井啓一幹事長は13日の記者会見でこう述べ、広島3区での候補者擁立に意欲を示した。

 一方、自民党県連は12日、次期候補者となる支部長の公募を決定。岸田氏は同日、「難しい選挙に立ち向かってもらえる候補者を選ばなくてはならない」と記者団に強調した。

 広島3区の現職は、昨年7月の参院選広島選挙区をめぐる買収事件で、公職選挙法違反の罪に問われて公判中の元法相、河井克行被告(自民党離党)。昨夏の参院選で自民党は広島選挙区で2議席独占を目指し、岸田派重鎮の現職と河井氏の妻、案里被告=自民党離党、公選法違反の罪で公判中=の2人を擁立した。

 この参院選で、案里被告が初当選する一方、現職は議席を失った。このため岸田派内には「河井夫妻の後任を取るべきだ」(岸田氏周辺)との声は根強い。

 自民党を支援してきた公明党は「事件への支持者の反発が大きい」(党幹部)として、自前の候補として斉藤鉄夫副代表(衆院比例中国ブロック)の擁立を模索。自民党県連に打診したが断られたため、今後は党本部の調整になるという。

 「岸田派潰しだ。他党に選挙区をくれてやるなんておかしな話があるか」。同派ベテランはこう話し唇をかむ。9月の党総裁選で岸田氏と争った菅義偉首相や首相を支える二階俊博幹事長らが、公明党にパイプを持つことも派内に疑心暗鬼を生じさせている。(永原慎吾、力武崇樹)

会見で記者団の質問に答える公明党・石井啓一幹事長=10月9日、国会内(春名中撮影)

456名無しさん:2020/11/29(日) 12:24:30
https://www.asahi.com/articles/ASNCW75PWNCWUTFK00T.html
公明、児童手当縮小を批判 「通したら選挙負ける」
太田成美
2020年11月28日 7時00分

 公明党の石井啓一幹事長は27日の記者会見で、政府が待機児童対策の財源として検討している児童手当の縮小について、「こうした財源議論は子育て支援のあり方から外れているのではないか」と批判した。公明は次期衆院選や来夏の東京都議選への影響を懸念して反対の立場を強めており、今後、菅政権との間で火種になる可能性もある。

 児童手当は中学生以下の子どもがいる世帯が対象で、扶養家族の人数に応じた所得制限があり、夫婦で所得が高い方を基準として支給の対象か決める。政府はこの算定基準を「夫婦の所得の合算」に変更する方針。また、対象外の世帯への子ども1人あたり月5千円の「特例給付」の見直しも検討している。

 石井氏は「現在は多くの家庭が共働きで、特例給付の廃止や世帯合算にすると、コロナ禍の中で給付が減る家庭も出てくる」と指摘。「待機児童の解消は重要な課題だが、財源は予算全体の中で捻出していくことが本来のあり方だ」とした。

 公明幹部によると、党本部には反対する支持者からの電話やメールが殺到。「特に東京では夫婦合算で所得制限を超える世帯も多い。これを通したら都議選や衆院選は負ける」と危機感を募らせている。

 一方、自民党の下村博文政調会長は27日、記者団に「待機児童に充てるスタンスで今議論している」と述べ、政府と足並みを合わせる考えを示した。ただ、自民には賛否両論があり、別の自民幹部は児童手当の縮小について「あんなことしちゃだめだ」と語った。

 政府は「子どもの数や所得水準に応じた効果的な給付のあり方を総合的に検討している」(坂本哲志少子化対策担当相)としており、財源を待機児童対策として2024年度末までに約14万人分の保育の受け皿の整備に充てる方針だ。官邸幹部は「あれもこれも、公明の言いなりというわけにはいかない」と話す。(太田成美)

457名無しさん:2020/11/29(日) 21:09:24
https://news.yahoo.co.jp/articles/5fa3e6b6d0a426dae10135843a28117dee3a20cc
公明斉藤氏が支援訴え 河井元法相の衆院広島3区
11/29(日) 19:06配信

 公選法違反罪で公判中の元法相河井克行衆院議員(57)=自民党を離党=の地元、衆院広島3区内にある広島県安芸高田市で29日、公明党広島第三総支部の定期大会があった。次期衆院選で同選挙区から立候補予定の斉藤鉄夫副代表(68)=比例中国、当選9回=が出席し「自公が政治の主導権を握るため与党の議席を守る」と参加者に支援を求めた。

 斉藤氏は自公連立政権での自身の経歴を語り「連立政権を最も大切にしてきた人間だという自負がある」と出馬の意義を強調。選挙区内で甚大な被害が出た2014年の広島土砂災害を挙げ、地域の防災対策を進めるなどの政策も訴えた。

458名無しさん:2020/12/06(日) 11:05:38
https://news.yahoo.co.jp/articles/b50df1e8d5521838e2704e1eab3ee9f2db330bf8
公明、衆院選へ強まる「自己主張」 菅首相の配慮期待、自民に不満
12/6(日) 7:07配信

 公明党が自民党に対し「自己主張」を強めている。

 75歳以上の後期高齢者の医療費の窓口負担見直しで主張を譲らず、4日に予定されていた政府の全世代型社会保障検討会議を中止に追い込んだ。衆院選に向けたアピールに加え、かねて太いパイプがあるとされる菅義偉首相なら要求が通りやすいとの読みもあるようだ。

 政府は4日に首相も出席して検討会議を開き、窓口負担見直しの最終報告をまとめる計画だったが、直前になって急きょ延期を発表した。自公両党の協議が物別れに終わったためだ。「課題の重要性を政府も認識しつつある」。公明党の山口那津男代表は記者団にこう解説してみせた。

 政府が描いているのは、年収170万円以上の後期高齢者の負担割合を2022年度から2割に引き上げる案だ。公明党は当初、決着の先送りを主張。すぐに取り下げたものの、今度は(1)年収240万円以上への対象絞り込み(2)実施時期は22年10月以降―などの要求を掲げた。

 公明党幹部は「ギリギリのラインだ」と、それ以上の譲歩に応じない姿勢を強調する。

 来年は10月までに衆院選がある上、7月までに公明党が重視する東京都議選もある。公明党が主張する窓口負担引き上げの実施時期からは、22年夏の参院選を意識している様子もうかがえる。

 距離のあった安倍晋三前首相から公明党に理解があるとされる菅首相に交代したため、配慮を得られやすくなったとの計算もある。山口氏は記者団に「菅首相は公明党の政策を作るプロセスに比較的理解がある方だ」と期待を隠さなかった。

 要求は政策分野にとどまらない。与党候補が空席状態の衆院広島3区では、自民党県連が候補者公募を始めた矢先に、斉藤鉄夫副代表の公認を決定。首相に水面下で後押しを求め、県連重鎮の岸田文雄前政調会長には「譲らなければ岸田派議員の選挙には協力しない」と圧力をかけた。

 自民党内には不満が広がる。中堅議員は「公明党は理不尽だ。調子に乗っている」と猛反発。関係者は、首相自身も「やり過ぎだ」と漏らしていると明かす。週明けにも決着する医療費の窓口負担見直しの行方が注目されそうだ。

459名無しさん:2020/12/13(日) 21:21:12
https://news.yahoo.co.jp/articles/2d172b26c4658b625aef8f7b48f3e8d62d4886a0
「自民党、物を言わなくなっちゃった」 公明・山口代表
12/13(日) 19:56配信

■公明党・山口那津男代表(発言録)

 (75歳以上の医療費の窓口負担の引き上げについて)菅(義偉)首相の考えは固く、公明党に譲る気はないと伝わってきた。公明党も「政府が一方的に固い考え方ばかりしていたら、まとまる物もまとまりませんよ」と強く申し上げた。

 膠着(こうちゃく)状態だったが、菅首相と私が会う機会があった。元々、1年の締めくくりに色々お話ししましょうということで予定していた機会を利用して、「いつまでも平行線じゃなくて決めよう」という腹で臨んだ。開口一番、菅首相の方から「影響を受ける人の数が少ない方の選択肢を選ぶからこれでお願いします」とおっしゃられた。私も「それなら結構です」と決着がついた。

 現場の皆さんの声が生かされるような決断を政府に求めなければならない。政府は財務省が言うこと、厚生労働省が言うこと、計算上の数字だけで言ってくる場合がある。だけど現実の私たちの生活にどう影響していくか、ここをよく見極めて主張しなければならない。しかし自民党はなかなか最近は物を言わなくなっちゃったんですね。国民の皆さんの生活の声を吸い上げる力も少し、弱っているかもしれない。公明党こそ、そこができる政党だと思う。(福岡県北九州市小倉北区での時局講演会で)

朝日新聞社

460名無しさん:2021/01/26(火) 19:14:43
https://news.yahoo.co.jp/articles/5dbbcfe2a92af9485d70fdc05ba55f326aa304c7
公明党のホープ・遠山清彦前財務副大臣「深夜に銀座高級クラブ」で党から厳重注意
1/26(火) 18:51配信
文春オンライン
 昨秋まで財務副大臣を務め、25日の予算委員会でも質問に立った公明党の遠山清彦衆院議員(51)が、緊急事態宣言下の深夜に銀座の高級クラブを知人らと訪れていたことが「週刊文春」の取材で分かった。

 1月22日の金曜日、高級クラブが軒を連ね、普段なら週末は特に賑わう銀座の繁華街も、緊急事態宣言を受けて閑散としていた。遠山氏がその一角にある完全会員制の高級クラブXを訪れたのは午後11時過ぎだった。すでに店のシャッターは下りていたが、遠山氏は人目を忍ぶように裏口に回ると、ビル内のエレベーターを使って店に入った。

「Xは数年前に新規出店した大型店。地下には複数の個室があり、外部のエレベーターから直接VIPルームに入れるため、人目につくことを嫌う著名人や財界人の顧客に好まれている」(銀座の飲食店関係者)

 銀座には高級クラブが1000軒近くあるが、約半数の店が目下、国の要請に従い、午後8時には店を閉めている。もっとも、中には看板の明かりを消して表向きは閉店を装いながら、深夜まで“闇営業”を続ける店もあるという。

 遠山氏は外務政務官や財務副大臣を歴任してきた公明党のホープ。党内では次世代の代表候補の呼び声も高い。来る衆院選では、神奈川6区から出馬することが内定している。

「創価高校から創価大学法学部を卒業し、イギリスの大学院でも学んだエリートで平和学の博士号を持っている。これまでは比例(九州ブロック)選出だったが、党のトップを目指すなら小選挙区できちんと勝ち上がってこい、という意味も込めて、神奈川6区を割り振られた。1月25日に予算委員会で質問に立ったのも、年内の衆院選を見据えた顔見せの意味がありました」(政治部記者)

 輝かしい経歴に、彫りの深い甘いマスク。巧みな弁舌にも定評があり、支持母体の創価学会・婦人部からも人気がある。支援者からは親しみを込めて「(遠山の)金さん」と呼ばれているという。

遠山氏の回答「極めて不適切であり、猛省」
 遠山氏に事実関係を尋ねると、書面でこう回答した。

「その日はある会社社長と18時より食事をしながら意見交換しました。店を20時に出た後、『個室を取っているので、そこで話の続きを聞いてもらいたい』と誘われ、行ったところがご指摘の場所でありました。20時以降の不要不急の外出を控えるよう政府が呼びかけている中で、結果として深夜まで外出していたことは極めて不適切であり、猛省しております。党幹事長から厳しく指導を受けました。二度とこのようなことを起こさないように致します」

 折しも、遠山氏が高級クラブを訪れた22日は、公明党の山口那津男代表が国会の代表質問で、「コロナとの戦いは国民生活に影響を与えている。国民が一丸となって危機を乗り越え、諸課題を前に進めるためには政治の安定と信頼が不可欠。政治家自らが襟を正し、国民生活の向上のために働き、結果を出す中でしか信頼を回復できない」と述べたばかりだった。政権与党の一角として、公明党の今後の対応が注目されそうだ。

「週刊文春」編集部/週刊文春

461チバQ:2021/01/26(火) 20:44:03
https://news.goo.ne.jp/article/bunshun/politics/bunshun-43081.html
公明党のホープ・遠山清彦前財務副大臣「深夜に銀座高級クラブ」で党から厳重注意
2021/01/26 18:40文春オンライン

 昨秋まで財務副大臣を務め、25日の予算委員会でも質問に立った公明党の遠山清彦衆院議員(51)が、緊急事態宣言下の深夜に銀座の高級クラブを知人らと訪れていたことが「週刊文春」の取材で分かった。


遠山清彦衆院議員 ©共同通信社
 1月22日の金曜日、高級クラブが軒を連ね、普段なら週末は特に賑わう銀座の繁華街も、緊急事態宣言を受けて閑散としていた。遠山氏がその一角にある完全会員制の高級クラブXを訪れたのは午後11時過ぎだった。すでに店のシャッターは下りていたが、遠山氏は人目を忍ぶように裏口に回ると、ビル内のエレベーターを使って店に入った。

「Xは数年前に新規出店した大型店。地下には複数の個室があり、外部のエレベーターから直接VIPルームに入れるため、人目につくことを嫌う著名人や財界人の顧客に好まれている」(銀座の飲食店関係者)

 銀座には高級クラブが1000軒近くあるが、約半数の店が目下、国の要請に従い、午後8時には店を閉めている。もっとも、中には看板の明かりを消して表向きは閉店を装いながら、深夜まで“闇営業”を続ける店もあるという。

 遠山氏は外務政務官や財務副大臣を歴任してきた公明党のホープ。党内では次世代の代表候補の呼び声も高い。来る衆院選では、神奈川6区から出馬することが内定している。

「創価高校から創価大学法学部を卒業し、イギリスの大学院でも学んだエリートで平和学の博士号を持っている。これまでは比例(九州ブロック)選出だったが、党のトップを目指すなら小選挙区できちんと勝ち上がってこい、という意味も込めて、神奈川6区を割り振られた。1月25日に予算委員会で質問に立ったのも、年内の衆院選を見据えた顔見せの意味がありました」(政治部記者)

 輝かしい経歴に、彫りの深い甘いマスク。巧みな弁舌にも定評があり、支持母体の創価学会・婦人部からも人気がある。支援者からは親しみを込めて「(遠山の)金さん」と呼ばれているという。

462とはずがたり:2021/01/26(火) 22:44:32

大作先生がこんなに世界を心配されている中で遠山の軽率な振る舞いは蟄居謹慎の上切腹物やろw

新型コロナ対策、各国連携を 池田名誉会長が平和提言―創価学会
2021年01月26日00時10分
https://www.jiji.com/jc/article?k=2021012600007&g=soc

 創価学会の池田大作名誉会長は、新型コロナウイルスの世界的な感染拡大を受け、各国への安定的なワクチン供給に向けた国際的連携の強化などを呼び掛ける平和提言をまとめた。26日と27日に分けて正式発表する。

 池田氏は新型コロナ対策で、各国の「連帯して危機を乗り越える意識」の重要性を指摘。世界保健機関(WHO)が主導するワクチン共同調達の国際的な枠組み「COVAX(コバックス)」に、未加入国が参加するよう日本が呼び掛けることや、新たな感染症に対応する国際指針を採択する必要性などを提唱した。

463チバQ:2021/01/29(金) 10:34:43
https://news.yahoo.co.jp/articles/de43a4317bbe2d4745dd73c3282220fc3bfec989
「銀座クラブはしご酒」まさか公明党議員まで 現役創価学会員から怒りの声が続出〈dot.〉
1/29(金) 8:02配信

公明党の遠山清彦衆院議員(C)朝日新聞社
 緊急事態宣言下、与党幹部2人による深夜の「銀座クラブ通い」が大きな波紋を呼んでいる。報道を受けて、自民党の松本純・国対委員長代理(70)と公明党の遠山清彦・前財務副大臣(51)は事実を認めて謝罪したが、自粛を強く要請している与党幹部の行動だけに、国民の不信感は頂点に達している。特に、公明党議員による「クラブ通い」が発覚したことには、支持母体である創価学会内部からも、怒りと不満の声が噴出している。

【写真】「創価学会員とのズレは大きい」と語った公明党幹部はこちら
*  *  *
 26日、遠山氏は22日の深夜に東京・銀座のクラブを訪れていた事実を認め、記者団に謝罪した。

「私の深夜まで外出をしていたという事実について、心からおわびを申し上げたい。本当に申し訳ありませんでした」

 さらに、当時の状況について聞かれるとこう弁明した。

「2次会の所(クラブ)では知人の仕事のさまざまな相談があり、(酒は)飲んでいない」「自分が次に行く場所は、知らなかった。知人の話を聞いてあげたいという思いが強くあった」

 遠山氏は公明党の山口那津男代表からも厳重注意を受けたというが、自民党のみならず、公明党の議員までもがこの状況下で「銀座クラブ通い」をしていた事実は、驚きを持って受け止められた。

 公明党は「平和と福祉の党」を標榜し、庶民的な生活者の視点から政策提言を行ってきた。公明党議員は一部政治家が持つ「特権意識」からは縁遠く、市井の人々の生活に寄り添う信念があると考えられてきた。図らずも、今回はその“ギャップ”が明らかになった。

 遠山氏は外務政務官や財務副大臣を歴任してきた公明党の“ホープ”であり、党では幹事長代理も務めている。その遠山氏が、まるで「自分は特別だ」と言わんばかりの行動をしていたことは、公明党の支持母体である創価学会の現役会員からも批判が上がっている。

 関東で幹部を務める古参の学会員はこう憤る。

「報道を聞いて、驚きと共に、怒りを覚えました。これまで、公明党の議員と銀座の高級クラブはイメージとして結びつきませんでした。公明党そのものが長い間与党にいることで、権力の座に酔ってきたのかという思いでした。創立者(池田大作氏)の表立った発言もないので、これまで“締め付け”ていたのものが外れてしまったのかもしれません。公明新聞に委員長と遠山議員の謝罪を掲載しないことは、反省が無いと受け止めています」

 遠山氏が行った弁明についても、強く非難した。

「酒は飲んでない、という言い訳にはあきれました。土下座するくらいの姿勢でおわびと反省をしなければならない。遠山議員に特別な感情はありませでしたが、党全体の引き締めのためにも辞職してほしい。今後の選挙にも影響が出るでしょう」

 関西地方で選挙運動にも積極的に関わる20代の女性学会員も不満をあらわにする。

「このコロナ禍では人の生き死にがかかっています。そこでルールが守れない人は、そもそも人の命が守れない人です。議員という以前に人として情けないと思います。女性が接客する高級クラブに行っていたというのも、まるで私たちとは立場が違うし、女性からみればとても印象が悪い。公明党は注意だけで済ますのではなく、もっと重い処分を出すべきです。私は議員辞職してもいいレベルだと思っています」

464チバQ:2021/01/29(金) 10:35:04

 この女性は、選挙活動への影響も懸念する。

「公明党が処分をしなければ、選挙で公明党議員への投票を頼む際にも、申し訳が立ちません。これから、私たちはこの不祥事を背負って選挙運動をしなければいけないのです。1人の議員のせいで、どれだけの学会員に迷惑がかかると思っているのか。この秋までに総選挙があるタイミングで、なんてことをしてくれたんだ、という思いです」

 元公明党副委員長の二見伸明氏は公明党の現状をこう嘆く。

「今の公明党は、立党精神である『大衆とともに』という意識が薄くなってしまった。そもそも、銀座の高級クラブに行くことを学会員さんはよく思わない。『自分たちとは違う世界の人間だ』と感じてしまうからです。それなのに、緊急事態宣言下でも我慢できずに行ってしまうのは、倫理観の欠如としか思えません。私の議員時代でも『金と女性関係は絶対にタブー』と言われてきた。今回の遠山くんの行動は、20〜30年前の公明党なら公認取り消しになったはずです。今の公明党は注意で終わりでしょうが、学会員さんは覚えています。こうした行為は、ボディーブローのようにじわじわと効いてくるので、次の総選挙で影響が出るかもしれません」

 かつて公明党は「政権のブレーキ役」を自任していた。与党の水に浸かり、「特権意識」を持つ議員が増えれば、もはや庶民に寄り添う政党ではない。もう一度、党の“原点”に立ち返るべきではないか。(取材・文=AERAdot.編集部・作田裕史)

465とはずがたり:2021/01/29(金) 16:54:20
さて候補者差し替えまで行くのかな??

公明・遠山氏、キャバクラに政治資金支出
2021/1/29 16:15 (JST)
c一般社団法人共同通信社
https://this.kiji.is/727784485801492480

 公明党の遠山清彦幹事長代理の資金管理団体が2019年に福岡市内のキャバクラなどに「飲食代」として計約11万円を支出していたことが29日、政治資金収支報告書で分かった。


キャバクラに政治資金を支出
公明・遠山氏「申し訳ない」
https://this.kiji.is/727786339061104640
2021/1/29 16:42 (JST)
c一般社団法人共同通信社

 公明党の遠山清彦幹事長代理の資金管理団体が2019年に福岡市内のキャバクラなどに「飲食代」として計約11万円を支出していたことが29日、政治資金収支報告書で分かった。遠山氏は国会内で記者団に対し、支出を認め「国民の皆さんに申し訳ない気持ちでいっぱいだ」と謝罪した。

 遠山氏は、緊急事態宣言再発令中の22日深夜に東京・銀座のクラブを訪れていたことが明らかになり、与野党から批判を浴びている。キャバクラへの支出に関し「社会通念上、国民の理解は得られない」と釈明。支出分を資金管理団体に返還した上で、政治資金収支報告書を訂正したと明らかにした。

466チバQ:2021/01/29(金) 19:58:21
https://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/politics/20210129-567-OYT1T50220.html
「銀座のクラブ」「キャバクラ代に政治資金」の公明・遠山氏、幹事長代理を辞任
2021/01/29 19:13読売新聞

 公明党の遠山清彦衆院議員は29日、緊急事態宣言中に深夜まで東京・銀座のクラブに滞在していた問題などの責任をとり、党幹事長代理を辞任した。石井幹事長が29日、記者団に明らかにした。

 遠山氏は29日、新たに自身の資金管理団体が2019年にキャバクラなどの飲食代として5件で計約11万円を支出していたことも明らかにし、謝罪した。遠山氏は記者団に「政治資金の使途として不適切だった」と述べた。このうち4件は、公設秘書が福岡市でキャバクラ代として、残る1件は遠山氏が宮崎県でスナック代として支出したという。29日付で政治資金収支報告書を訂正し、秘書と遠山氏が団体に返金した。

467名無しさん:2021/01/30(土) 11:52:39
https://news.yahoo.co.jp/articles/21aca2d9b4e69d44eabb2641ac7967b7a5f2aca5
公明・遠山氏の秘書が政治資金でキャバクラ 役職辞任、自民・松本氏も
1/29(金) 17:36配信
時事通信
 緊急事態宣言下の外出自粛要請中に東京・銀座のクラブを深夜訪れていた公明党の遠山清彦幹事長代理の公設秘書が2019年にキャバクラなどの飲食費を政治資金から支出していたことが29日分かった。

 遠山氏は事実関係を認め、幹事長代理を辞任した。同様に銀座のクラブに行っていた自民党の松本純国対委員長代理も役職を辞任した。

 自民、公明両党とも次期衆院選や7月4日投開票の東京都議選への悪影響を懸念し、早期の幕引きを図った形だ。

 遠山氏は記者団に「本当に申し訳ない思いでいっぱいだ」と陳謝。その上で「議員の職責を地道に果たす中で信頼を回復できるよう努力したい」と議員辞職は否定した。

 公明党の石井啓一幹事長によると、遠山氏から夜の銀座行き発覚後に議員辞職を含む進退伺が提出され、石井氏らの預かりとなっていたところ、政治資金に関する問題も浮上したため29日に役職辞任の申し出があった。衆院比例代表九州ブロック選出の遠山氏は次期衆院選で神奈川6区に移る予定。執行部はこれを変更しない方針だ。

 遠山氏によると、公設秘書が後援会関係者らと訪れたキャバクラなどでの飲食費計約11万円を遠山氏の資金管理団体の政治資金から支出した。このうち「不適切」と判断した支出を秘書が29日に返金。19年の政治資金収支報告書の訂正を届け出た。

 松本氏は29日、自民党本部で二階俊博幹事長と会い、国対委員長代理の辞表を提出した。関係者によると、二階氏はいったん慰留したという。松本氏をめぐっては、今国会召集日の18日夜に銀座のクラブを含む3軒の飲食店に出入りしたことが批判を招いた。

 党本部で松本氏は記者団に「非常に軽率な行為を反省している。心からおわびしたい」と謝罪。辞任の理由を「党や国会の運営に大きな影響を与える」と説明した。夜の会食の際、同席した自民党議員の存在が党内で指摘されているが、松本氏は否定した。

468とはずがたり:2021/02/01(月) 09:52:23
のろいw

戸田市議選で一人落ちたのも一押ししたか投票前の混乱を避ける為に待っていたか?

公明、遠山氏の神奈川6区見送りで調整
https://this.kiji.is/728768948034846720?c=39550187727945729
2021/2/1 09:27 (JST)2/1 09:43 (JST)updated
c一般社団法人共同通信社

 公明党は1日、次期衆院選神奈川6区候補として公認した遠山氏の擁立を見送る方向で調整に入った。関係者が明らかにした。

公明党の遠山氏が議員辞職の意向
宣言中の銀座クラブ訪問で引責か
https://this.kiji.is/728758609768562688?c=39550187727945729&s=09
2021/2/1 09:13 (JST)2/1 09:48 (JST)updated
c一般社団法人共同通信社

 公明党の遠山清彦衆院議員(51)=比例九州=が議員辞職する意向を固めた。新型コロナウイルス対策の緊急事態宣言中の深夜に東京・銀座のクラブを訪れたと判明。自身の資金管理団体がキャバクラなどに「飲食代」として計約11万円を支出したことも分かり、責任を取るとみられる。公明党幹部が1日、明らかにした。

 自民党国対委員長代理を辞任した松本純元国家公安委員長の銀座クラブ訪問もあり、野党は追及する構えだ。

469チバQ:2021/02/01(月) 10:29:14
吉田宣弘が繰上

https://news.yahoo.co.jp/articles/f94c80765b7f5dbdb1295d8b4c1c070835346843
公明党の遠山氏が議員辞職の意向 銀座クラブ訪問で引責
2/1(月) 8:46配信

 公明党の遠山清彦衆院議員(51)=比例九州=が議員辞職する意向を固めた。新型コロナウイルス対策の緊急事態宣言中の深夜に東京・銀座のクラブを訪れたと判明。自身の資金管理団体がキャバクラなどに「飲食代」として計約11万円を支出したことも分かり、責任を取るとみられる。党執行部は、次期衆院選神奈川6区候補として公認した遠山氏の擁立を見送る方向で調整に入った。複数の関係者が1日、明らかにした。

 自民党国対委員長代理を辞任した松本純元国家公安委員長の銀座クラブ訪問もあり、野党は追及する構えだ。

 遠山氏は参院当選2回、衆院当選4回。外務政務官や財務副大臣を歴任した。

470とはずがたり:2021/02/01(月) 12:53:33
まあ政権批判票だろうから遠山批判票だと解釈すると対応誤りそうだけど,そこらへんは直視(というか対応)出来ないだろうなあ。。対応と云っても政権離脱は出来ないから精々政権内野党色強めるぐらいだけど,反撥恐れてそれも出来なさそう。

https://twitter.com/nanatubosi424/status/1356008371866886146
七ツ星
@nanatubosi424
北九州市議選公明得票数一部検証。
(某掲示板より転載)
門司区 1,305票減
八幡東区 670票減
戸畑区 416票減
若林区 304票減
小倉南区 329票減
小倉北区 876票減
八幡西区 1,953票減
計    5,853票減

これも遠山キャパ彦の効果でしょうか?前回より5,853票減。終わりの始まりの序章か?
午前7:36 ・ 2021年2月1日・Twitter for Android

471名無しさん:2021/02/01(月) 17:20:57
>>469
比例九州 公明
1 江田康幸
2 遠山清彦※2021.2辞職
3 浜地雅一
以下落選
4 吉田宣弘→2019.4福岡県議選当選
5 上地崇→2018.9沖縄市議選当選
6 吉田久美子→次期衆院選比例候補内定

2人が地方議員転出で吉田久美子氏が普通に繰り上げ?

472チバQ:2021/02/01(月) 20:37:49
>>471
あっありがとうございます

473とはずがたり:2021/02/01(月) 22:00:14

創価大出てイギリスに留学して公明党・創価学会の看板である平和に関する平和学博士取った党のホープにも拘わらず,安保法を推進し,沖縄県知事選ではデマ彦と呼ばれるようになっても地位は不動所か将来の代表を視野に選挙区を宛がわれて地元巡り。ここで漸く池田先生が平和提言発する様な事態下にクラブ遊びをして,戸田市議選で候補者1人落選させ,北九州市議選で公明党が得票減らしてやっと馘。

しかも政界引退と厳しめの措置。5年位辺境の修道院で奉仕と悔恨の日々を過ごして戻ってくる可能性もありそうなもんだが,一先ずは政治の表舞台から消え去る事に。

公明・遠山氏、深夜の銀座クラブ訪問で政界引退 衆院神奈川6区での擁立白紙に
https://mainichi.jp/articles/20210201/k00/00m/010/194000c
毎日新聞2021年2月1日 19時30分(最終更新 2月1日 20時33分)

 公明党の遠山清彦衆院議員(51)=比例代表九州ブロック=は1日、大島理森衆院議長宛てに議員辞職願を提出し、同日の本会議で許可された。新型コロナウイルス感染拡大に伴う緊急事態宣言下の深夜に東京・銀座のクラブを訪問した問題などの責任を取った。同党は次期衆院選で遠山氏を神奈川6区から擁立する方針だったが撤回し、遠山氏は政界を引退する。

 遠山氏は1日、国会内で記者団に「国民の政治への信頼を深く傷つけた。このような形で政界を離れる結果になったことに改めておわび申し上げたい」と謝罪。今後の政治活動について「神奈川6区を含め、どこかで立候補する意思は持っていない」と述べた。

 遠山氏は1月22日、深夜まで東京・銀座の会員制クラブを知人と訪問したと、同26日の週刊文春電子版が報じた。また、2019年の政治資金収支報告書にキャバクラなどの飲食費計11万円を計上したことも発覚した。1月29日に党幹事長代理を辞任したが、自身や公明党への批判は収まらず、「より重い決断をしなければ信頼回復はできない」と判断。同31日に党幹部や支持者らと協議して議員辞職を決意したという。

 山口那津男代表は1日、記者団に「国民の皆様に強い政治不信をもたらしたことを党を代表しておわびする」と陳謝し、神奈川6区の対応は「今後地元の皆さんと話し合い対応を検討する」と述べるにとどめた。 遠山氏の辞職に伴い、比例九州ブロックの公明党名簿から落選した候補者が繰り上げ当選する見通し。【木下訓明】


池田大作氏、平和提言へ
https://www.asahi.com/articles/DA3S14777106.html
2021年1月26日 5時00分

 創価学会の池田大作名誉会長は26日、「平和提言」を発表する。新型コロナウイルスの感染拡大の影響で困難を抱えた人々に目を向け、その苦しみを取り除くために行動することなどを訴えている。

474チバQ:2021/02/02(火) 00:22:03
でしょうねえ
https://news.goo.ne.jp/article/dailysports/entertainment/20210201161.html
橋下氏 公明は銀座&キャバ問題で議員辞職「婦人部はもの凄い力」と分析
2021/02/01 19:08デイリースポーツ

橋下氏 公明は銀座&キャバ問題で議員辞職「婦人部はもの凄い力」と分析

橋下徹氏=2015年12月18日撮影

(デイリースポーツ)

 橋下徹弁護士が1日、フジテレビの夕方ニュース「ライブニュースイット」に出演。緊急事態宣言下の銀座クラブ訪問と、政治資金のキャバクラ支出が発覚した公明党の遠山清彦衆院議員が議員辞職願を提出したことに、「公明党の厳しさで、潔く辞めたなら、評価に値すると思います」と評した。

 橋下氏は厳しい対応の一因として、公明党の支持母体「創価学会」の婦人部を挙げ「婦人部はものすごい力を持ってます。選挙になったら婦人部が一生懸命、集票活動をします」と語り、「公明党の代表になるとも言われていた人が議員辞職するのは、すごい力なんでしょうね」と分析した。「この時代、女性の部隊が力を持つのは、僕は評価している」とも述べた。

 一方で、自民党は同じく銀座クラブなどをハシゴ訪問した松本純議員が、実は他に大塚高司、田野瀬太道の2議員が同行していた事実を隠し、虚偽説明していたと謝罪し、3議員が離党届を提出した。

 橋下氏は、国民に対する虚偽説明は問題だとして、「公明党を少しは見習えと」と語った。また、自民は離党しても次選挙で対抗馬を立てない可能性もあるとし、「いつのまにか復帰するのが自民党のやり方」と指摘した。

475チバQ:2021/02/02(火) 08:05:32
https://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/politics/20210202-567-OYT1T50050.html
辞職の遠山氏「党担う有望株」…公明動揺、衆院選後任は擁立困難か
2021/02/02 06:57読売新聞

辞職の遠山氏「党担う有望株」…公明動揺、衆院選後任は擁立困難か

記者会見に臨む公明党の遠山清彦氏(1日午前、国会内で) 【読売新聞社】

(読売新聞)

 公明党内で、遠山氏が議員辞職したことへの動揺が広がっている。将来の党を担う有望株で、次期衆院選で神奈川6区からの出馬も決まっていたためだ。遠山氏の出馬断念に伴う他の公認候補の擁立は困難との見方も出ている。

 公明党の山口代表は1日、記者団に「強い政治不信をもたらし、深くおわび申し上げたい」と陳謝した。候補者不在となる神奈川6区への対応については「地元とよく相談しながら検討したい」と述べるにとどめた。

 神奈川6区は、前回2017年衆院選で公明党が唯一取りこぼした小選挙区だ。遠山氏は参院当選2回(比例)、衆院当選4回(比例九州ブロック)。公明党は財務副大臣などを歴任し、弁舌巧みな遠山氏を投入し、議席奪還を期していた。党神奈川県本部の幹部は「後任なんて言い出せる状況ではない」と頭を抱え、次期衆院選で同区を自民党に譲る案も取りざたされている。

 公明党は当初、衆院選への影響を抑えるため、遠山氏の処分は見送る方針だった。遠山氏が1月29日、不適切な支出があったとして政治資金収支報告書の訂正を発表した際も、幹事長代理の役職辞任にとどめた。

 だが、支持母体の創価学会内では、選挙応援の核となる婦人部を中心に、遠山氏のコロナ禍の行動への不満は収まらなかった。地方選で立候補者全員当選を掲げる公明党だが、1月31日投開票の埼玉県戸田市議選では落選者が出た。公明党関係者は「この問題の影響が選挙に出ている。遠山氏は自ら議員辞職してけじめをつけるしかないと判断したのだろう」と推察する。

476名無しさん:2021/02/02(火) 12:05:44
https://news.yahoo.co.jp/articles/7ba9f5c703ecabb416c91f24dea1871abb373802
公明・遠山議員の銀座豪遊 支持者が最も許せないのは“スーダラ節”な迷釈明
1/29(金) 15:00配信
日刊ゲンダイDIGITAL
 国民に不要不急の外出自粛や会食を控えるよう呼び掛けながら、所属する国会議員による大人数の会食や深夜のクラブ通いなどが相次いで発覚している自民党。「国民には自制を求め、自分たちは税金で好き勝手に飲み食いか」といった世論の声は日増しに高まるばかりだ。

 自民批判に隠れて目立ってはいないものの、公明党の“ホープ”も大ピンチにさらされている。緊急事態宣言下の深夜に東京・銀座のクラブを訪れていたことを「週刊文春」に報じられた遠山清彦・前財務副大臣(51)だ。

 遠山議員は文春報道について記者団に問われると、「深夜まで外出をしていたという事実について、心からおわびを申し上げたい。本当に申し訳ありませんでした」と謝罪。SNS上ではすぐに、支持母体である創価学会の会員とみられる人から<私、創価学会会員ですが、遠山議員には大きく失望、落胆しました。更には注意のみですませる公明党!一般の学会員達とは大きくかけ離れた組織になってしまったような気がします><学会員が爪に火をともすような生活をして公明党を支えているのに、その公明党の幹部が銀座で豪遊しているとは!>などと厳しい声が上がった。

 事実関係を認めてすぐに謝罪――。動かぬ証拠をどれだけ突き付けられても、開き直ったり、シラを切ったりする自民党議員と比べれば少しはマシのように思えるが、学会員が怒っているのは「銀座豪遊」だけではない。

 遠山議員が「二次会の所(クラブ)では知人の仕事のさまざまな相談があり、(酒は)飲んでいない」「自分が次に行く場所は、知らなかった。知人の話を聞いてあげたいという思いが強くあった」と釈明したことだという。

「『クラブに行ったけれど飲んでいない』という言い訳を誰が信じるのでしょうか。しかも、『気づいたら知らない店にいた』なんて、スーダラ節じゃあるまいし……。心から申し訳ないと思っているのであれば、土下座して辞職するべきです」(学会関係者)

 チョイト一杯のつもりで飲んで、いつの間にやらハシゴ酒――。

477チバQ:2021/02/02(火) 20:14:41
https://www.sankei.com/politics/news/210202/plt2102020043-n1.html
公明 選挙戦略に狂い 遠山氏の「深夜会合」
2021.2.2 19:02政治政局


 衆院議員を辞職した公明党の遠山清彦氏による「深夜会合」などの不祥事が、同党の選挙戦略に狂いを生じさせている。次期衆院選に向け、新たに広島3区に候補を擁立するなど議席増を狙ってきたが、遠山氏を公認していた神奈川6区からは撤退を余儀なくされた。新型コロナウイルスへの対応や相次ぐ与党議員のスキャンダルで政権に厳しい視線が注がれる中、公明は党内の引き締めを急ぐ。

 「国民のみなさんに心からおわび申し上げ、出直していかなければならないと深く決意している」

 公明党の山口那津男代表は2日の党会合で、国民の不信を招く行動は慎むよう重ねて求めた。緊急事態宣言下の東京・銀座のクラブに深夜まで滞在し、自身の資金管理団体からキャバクラへの不適切な支出が判明した遠山氏をめぐっては、支援者からかつてない厳しい批判が殺到した。

 公明は神奈川6区は遠山氏に代わる候補者の擁立を見送り、自民党に明け渡さざるを得ない状況に追い込まれている。自民の二階俊博幹事長は2日の記者会見で「与党で候補者を立てないということはない」と述べた。

 革新系が強く、稲津久幹事長代理が平成29年の前回衆院選で約500票差で辛勝した北海道10区や、岡本三成元外務政務官=比例北関東=の「くら替え」となる東京12区も、もともと厳しい選挙区だ。遠山氏の不祥事で「票は減ることはあっても増えることはない」(公明中堅)と悲観的な見方が広がる。

 山口氏は「不祥事の影響を最小限にとどめるように最大の努力をしていく」と述べ、減少傾向が続く比例票の上積みも目指すが、反転攻勢の道は見えていない。(力武崇樹、広池慶一)

478名無しさん:2021/02/03(水) 19:42:56
https://news.yahoo.co.jp/articles/7bf1fc13ebb771bce603c0ea27ec553f0be52e67
「銀座クラブ通い」公明党議員を辞職に追い込んだ 「創価学会婦人部」の怒りのマグマ〈dot.〉
2/3(水) 8:02配信
AERA dot.
 緊急事態宣言下で、「銀座クラブ通い」をしていたことが発覚した公明党の遠山清彦衆院議員(51)が、2月1日、議員を辞職することになった。遠山氏はクラブ通いだけでなく、自らの資金管理団体がキャバクラ店などに支出してことも明らかになっており、これらの責任を取る形となった。問題発覚からわずか1週間で議員辞職にまで追い込まれた背景には、公明党の支持母体である創価学会の「婦人部」の怒りも大きく影響したようだ。

*  *  *
「極めて不適切な行動と、資金管理団体の過去の不祥事で、国民の政治への信頼を深く傷つけてしまった。改めて心からおわびしたい」

 2月1日、遠山氏は記者団に対してこう陳謝した。次の衆議院選挙には立候補しないことも明らかにした。

 1月22日の深夜に遠山氏が銀座のクラブを訪れていたと週刊文春電子版が報じたのは、同月26日のこと。遠山氏はすぐに事実を認めて謝罪したが、29日には自身が代表を務める資金管理団体「遠山平和政策研究所」が、2019年度のキャバクラなどの飲食費を政治資金から支出していたことも判明。すぐに党の幹事長代理を辞任したが、世間からの批判は一向に収まらず、結局、議員辞職にまで追い込まれた。

 ただ、同時期に銀座クラブ通いをしていた自民党議員3人は離党届は出したものの、議員辞職にまでは至っていない。その違いは何なのだろうか。政治ジャーナリストの鈴木哲夫氏はこう解説する。

「公明党が他の政党と異なるのは、支持母体が創価学会であることです。特に選挙における最強の集票組織である『婦人部』は、こうしたスキャンダルを特に嫌います。高級クラブ、キャバクラなど女性がからむ不祥事は特にタブーです。今回は、公明党や遠山事務所に婦人部から『選挙で応援できない』などの突き上げがかなりあったようです。婦人部の協力がなければ公明党は選挙を戦えません。このままでは、次の衆院選で比例九州ブロックから小選挙区の神奈川6区にくら替えする予定だった遠山氏は勝てる見込みが薄い。そうなら早めに進退を決める必要があると、公明党執行部も遠山議員本人も判断したのでしょう」

 現在の遠山氏の選挙区である九州地方に住む60代の現役学会員の男性も、地元婦人部の反発は強かったと話す。

「私の周りの婦人部の方たちは『とんでもないことだ』『こっちは手弁当で(選挙を)がんばっているのに銀座のクラブとは』と怒り心頭でした。そりゃあ、そうでしょう。コロナで仕事が激減して、私たちは居酒屋にも行く余裕はない。それが一晩で10万円くらいする高級クラブに行ってるんだから、怒らない方がおかしい。20年前に遠山さんが参院選に初出馬したとき、皆で盛大に送り出してあげたんだけど、膝に顔がつくほどお辞儀して、すごく腰が低い好青年でした。英語もペラペラで顔もいいから、婦人部からはひときわ大きい歓声と拍手がわいていました。婦人部から人気が高かっただけに、今回はより裏切られたという思いが強かったのだと思います」

479名無しさん:2021/02/03(水) 19:43:06
>>478

 選挙となれば口コミや横のネットワークで縦横無尽の活動を繰り広げる創価学会の婦人部。庶民感覚が強い創価学会員のなかでも、特に生活者の視点を大切にしているといわれ、彼女たちの動きが選挙結果に大きく関わることはずっと指摘されてきた。東京都に住む60代の女性は学会「2世」で、50年以上創価学会員として活動してきた。地域の婦人部で「バリ活」として積極的に選挙運動もしてきた。長年選挙では公明党を支持してきたが、今回の遠山氏の行動には怒りを覚えているという。

「私が憤っているのは、銀座のクラブへ行ったこともそうですが、キャバクラやガールズバーで政治資金を使っていたことです。今回だけたまたま発覚したとは考えられず、ずっと行っていたということでしょう。それにこのお金は国民の税金の一部でもあります。お金の使い方があまりにもずさんで、議員として信用できません。公明党も最初はかばおうとしていた節があります。でも、SNSなどでも次々と遠山議員の悪い話が出てきて、次の選挙で不利になると思ったから執行部が守り切れなくなって、議員辞職したのでしょう。遠山議員への怒りとともに、以前から少しずつ感じていた公明党への不信感もピークに達しました。これから公明党を応援できるかといえば、NOと言うしかありません」

 こうした怒りの声が全国からわき起これば、次の総選挙で全国の比例票にも影響することは明らかで、遠山氏が議員辞職に追い込まれたのも無理はない。だが解せないのは、婦人部をはじめ支持母体の学会員からそっぽを向かれたら選挙では戦えないのに、なぜ緊急事態宣言下で銀座のクラブなどに行ったのか、ということだ。遠山氏を知る永田町関係者はこう話す。

「公明党の世代交代の象徴であり、党からの期待は大きいものがありました。神奈川6区で落選すれば公明党は比例では復活できないので、背水の陣で臨む覚悟だと話していました。次の選挙に向けて相当必死だったことは確かです。財界から芸能界まで人脈も豊富な人ですが、ちょっと軽いというかミーハー的なところもあった。そうしたフットワークの軽さと、選挙へのあせりが一番悪いタイミングで出てしまったのかなとも思います」

 遠山氏の行動に学会員から批判の声が上がっていることに対し、創価学会本部はどう受け止めているのか。質問状を送ると、書面でこう回答した。

「様々なご意見があることを承知しております。(遠山氏の行動は)政治不信をもたらしたことを遺憾に思います」

 行為自体は決して許されないが、批判の声に耳を傾けて遠山氏が議員辞職したことは、潔い決断だったともいえる。政治家が道を誤った際には、支持者といえども「厳しい声」を上げるべきだ。今回の騒動はその契機になってほしい。(取材・文=AERAdot.編集部・作田裕史)

480チバQ:2021/03/04(木) 14:01:57
https://news.yahoo.co.jp/articles/199ea0892b1ece157dd6d5b9450a4eba14324b6e
創価学会の選挙担当が辞めた…菅・佐藤“SSライン”消滅の大波紋
3/2(火) 6:12配信
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©文藝春秋
「サトウ、学会やめるってよ」

 2月10日頃から永田町ではこんな情報が飛び交った。サトウとは公明党の支持母体・創価学会で選挙実務を長らく取り仕切ってきた佐藤浩副会長だ。

「自民党が下野していた09年頃に菅氏と知り合い懇意になった。12年末から安倍政権で菅氏が官房長官になると、2人の太いパイプは『SSライン』と称され、菅氏が力を増すにつれ、佐藤氏の影響力も増す関係だった」(政治部記者)

 表向きは2月の誕生日で60歳となったために学会職員を定年退職するというが、額面通りに受け取る者は少ない。嘱託で残る職員が数多いる上、今年は都議選と衆院選を控えているからだ。公明党関係者が語る。

「遠山清彦前議員が緊急事態宣言下の銀座行きを文春に書かれたのが決定打だった。佐藤氏は遠山氏を高く買って比例九州ブロックから神奈川6区に国替えさせた。神奈川の学会が総力を挙げている最中の醜聞に神奈川の婦人部出身の学会婦人部総合長が激怒。原田稔会長に“佐藤氏にも責任がある”とねじ込んだそうだ」
佐藤氏退任にホッとしているのは……
 一方、19年の参院選後から「自分は60になったらスパッとやめる。居座ると後進が育たない」と公言してきた佐藤氏は、そうした怒りの声に嫌気がさしたのか、一部の慰留の声にも耳を貸さなかった。

「佐藤氏退任にホッとしているのは山口那津男代表(68)ら公明党幹部だ」(政治部デスク)

 幹部らは佐藤氏に翻弄されてきた。19年参院選前には山口氏が突然「身を切る改革」として議員歳費1割カットを表明。根回しのなかった党内は大混乱した。元公明幹部は「佐藤氏の一声に山口氏は言いなりだったようだ」と振り返る。

「SSラインの消滅で、最近目立つ自公間のきしみは、ますます激しくなる可能性がある」(前出・デスク)

 衆院広島3区では河井克行元法相の後釜をめぐり、公明が斉藤鉄夫副代表擁立を強行。自民党広島県連は納得せず、宮沢洋一県連会長が辞意表明。さらに3月の千葉県知事選では、ラウンジ通いで自民を離党した白須賀貴樹衆院議員(千葉13区)の問題を受け、公明は自民推薦候補の推薦を見送る意向だという。

 背景にあるのは強い危機感だ。公明は地方選挙で公認候補が落選したり、当選しても得票が大幅減。コロナ禍で学会員によるローラー作戦ができないことが大きいが、菅氏の不人気も理由の一つだ。08年に福田康夫首相が退陣する契機は公明による水面下での「福田降ろし」だった。自公間のきしみが、総選挙前に公明主導の「菅降ろし」につながる可能性もある。
「週刊文春」編集部/週刊文春 2021年3月4日号

481名無しさん:2021/03/10(水) 21:35:31
https://news.yahoo.co.jp/articles/d903528786367a56e59c152dbf9bf359ad2b1449
福岡5歳児餓死事件、母親とママ友は「創価学会員」だった 衰弱の我が子に“お題目”
3/10(水) 17:00配信
デイリー新潮
「香典は学会に渡した」
 福岡県で起こった5歳児餓死事件では、事件の凄惨さもさることながら、翔士郎ちゃんを餓死させた“母親”と“ママ友”の奇妙な関係性でも注目を集めている。共謀して食事管理を行ったとされる両容疑者だが、ママ友としての“主従関係”だけでなく、もう一つの“特別な関係”があった。

 ***

 3月2日、福岡県警は保護責任者遺棄致死容疑で、翔士郎ちゃんの実母である碇(いかり)利恵(39)と知人の赤堀恵美子(48)両容疑者を逮捕した。赤堀容疑者は碇容疑者を“洗脳状態”にして夫と離婚させ、碇容疑者が受給していた生活保護など計1200万円ほどを搾取していたとされる。

 ママ友としての“主従関係”があったことが分かるが、それに加えて別の “上下関係”も存在していた。二人を知る保護者仲間は、次のように証言する。

「お通夜の日、たまたま赤堀に用事があって電話したんです。彼女が“お通夜があってバタバタしている”と言うので誰が亡くなったのか尋ねると、“バカの一番下の子どもったい”と言われました。彼女は碇さんのことを“バカ”とか“あれ”と呼んでいましたね。それと、“葬儀代は学会が出した代わりに、香典は学会に渡した”といったような話を聞きました。彼女は創価学会の信者なのでね」

 地元の古参学会員は、「うちでは持って行かない決まり」と香典の件は否定。だが赤堀容疑者が学会員であることは認めると語った。となれば気になるのは、“洗脳状態”にあった碇容疑者も創価学会入りを勧められたのではないか、という点だ。

 碇容疑者の代理人弁護士に確認したところ、赤堀容疑者に勧められて事件当時は創価学会に入っていた、とのことだ。地元記者によると、「碇容疑者は、衰弱して動けない翔士郎ちゃんのそばで、救急隊が到着するまでのあいだ、お題目だか念仏だかを唱えていた」というが、これは創価学会のお題目だったというわけだ。

 ますます謎が深まる奇妙な主従関係。3月11日発売の週刊新潮では、赤堀容疑者の荒れた生い立ちと併せ、事件について詳しく報じる。

「週刊新潮」2021年3月18日号 掲載

新潮社

482名無しさん:2021/03/23(火) 06:15:12
https://news.yahoo.co.jp/articles/2902b046b999c304f78d84969c8666051cd0a497
池田大作名誉会長は本当に生きている? 学会幹部は「もう会っても意味がない状態と解釈」
3/22(月) 10:58配信
デイリー新潮
「池田大作は生きているか死んでいるかわからない。間違いない!」。熱心な創価学会信者として知られる芸人の長井秀和がネタにして話題になったのですら、もう8年前のこと。創価学会・池田名誉会長が姿を消して10年。齢93にして近況は秘せられたまま……。

 ***

 池田氏が最後に公の場に現れたのは、米大学からの博士号授与式典に出席した2010年の11月。毎月学会幹部を集めて行われる「本部幹部会」への出席も、その年5月以来パタッと止んだままだ。

「脳梗塞で倒れた」とか、「認知症が進んでしまった」などの噂が飛び交ったが、容体は明かされず。機関紙の「聖教新聞」には時折、本人執筆と称する会員へのメッセージが載るけれど、やたら雄弁な内容だから、大作ならぬ「池田代作」と揶揄される。創価大卒の長井ですら「死亡説」をネタにするのも仕方がないといったところだろうか。

「この間、酒場でネトウヨっぽい若者に絡まれましてね」

 と、さるメディア関係者。

「こっちが記者だと知ったら“池田大作はもう死んでるんですよね。でも政府は創価タブーに屈して隠してる”“遺体はミイラにして保管してあるけどマスコミもそれを知ってて報じない”などと散々。陰謀論も甚だしいが、確かにネットにはそんな情報が出回っているんですね」

武田信玄じゃない
 言うまでもないが、この現代において、あれだけの“大物”の死を秘匿するなどまず無理だ。池田氏の動静は、今も警察や公安の最重要関心事項である。

「私もよく知り合いから、“ホントに生きてるんですか”と聞かれますよ」

 と言うのは「宗教問題」編集長の小川寛大氏。

「で、こんなこと言われてますよって、学会の幹部に聞いてみたことがあるんです。そうしたら“小川さん、武田信玄の時代じゃないんです。我々が一番恐れているのは、正式発表の前に他のマスコミに抜かれること。そうしたら、まず会員に報告すべきだろ、と信者の心が離れてしまいますよ。それが一番怖い。隠しても何の意味もない”と。確かにその通りだと思います」

 試しに名誉会長の自宅の不動産登記簿を取ってみても、所有者はご本人のままで変わりなかった。

 そこで気になるのは実際の容体だが、

「我々の間でも窺い知ることはできません」

 と言うのは、学会幹部職員の一人。

「原田会長や長谷川理事長ら数名しか会うことができず、本当の状態はトップシークレット。しかも気になるのは、それまでは数週間に1度、必ず面会していた原田会長が3年程前から訪問の頻度が少なくなり、やがてほとんど行かなくなってしまったこと。職員の間では、もう会っても意味がない状態になられてしまっているんだろう、と解されています」

 改めて創価学会に聞くと、

「この種の質問にはお答えしておりません。(繰り返される死亡説は)迷惑です」

 ちなみにまだ池田氏が元気な頃から、創価学会は遺体の保存を目指し、法的な可能性を探っていたのは知る人ぞ知る話。その意味で、「ミイラ説」はまったくの噂でもないが……。

 Xデーに備え、各紙は訃報の予定稿を準備済みという。

「週刊新潮」2021年3月18日号 掲載

新潮社

483名無しさん:2021/03/30(火) 21:00:35
https://news.yahoo.co.jp/articles/91098d27360dd6dbc7bb0f66a7a3a8e720252eb2
山口代表「総理の専権事項」 二階氏“解散”発言に与党も...
3/30(火) 16:12配信
フジテレビ系(FNN)
30日午前11時半、自民党の二階幹事長が29日、「内閣不信任案が提出された場合は、衆議院の解散を菅総理大臣に進言する」と発言した波紋が、与党内にも広がった。

公明党・山口代表「内閣不信任案が出てどう判断するかも含めて、総理が判断すべきこと。先般、総理と懇談した際には、このコロナの対応をしっかりやっていこうと」

公明党の山口代表は、「解散するかどうかは総理の専権事項」としたうえで、現在はコロナ対応が最優先だとの意向をにじませた。

一方、二階氏は、自身の解散発言について、野党幹部が「解散できるなら受けて立つ」と語ったことについて聞かれ、「大いに結構ではないかと思う」と述べるなど、強気の構え。

https://news.yahoo.co.jp/articles/16a645a4e5d842a5ecff2dfe45eb7ff20a315558
公明・山口代表「解散は首相が決めること」
3/30(火) 14:57配信
日本テレビ系(NNN)
自民党の二階幹事長が、野党が内閣不信任決議案を出した場合、菅総理大臣に衆議院の解散を進言したいと述べたことについて、公明党の山口代表は、「解散は総理が決めること」と述べました。

公明党・山口代表「解散するかどうかというのは、やはり総理大臣が決めること。内閣不信任案が出てどう判断するかも含めて、総理が判断すべきことだ」

山口代表は「解散は総理の専権事項」と述べ、二階氏の発言に釘を刺した形です。

山口代表は先週、菅総理と会談した際「当面はコロナ対応をしっかりやると確認した」と述べ、早期の解散に慎重な姿勢をあらためて示しました。

立憲民主党・安住国対委員長「第4波がもし起きて、これを防ぎきれなかった場合には、やっぱり重大な責任が、政治責任が菅総理には発生すると思います」

一方、野党3党は、感染が再び拡大した場合、内閣不信任決議案を提出する方針を確認しました。

立憲民主党の安住国対委員長は、「第4波を防げなければ総辞職に値する」と指摘しました。

https://news.yahoo.co.jp/articles/14c687a2ef1ce9eb0de8cf1180ff2b8a8f6aae98
公明・山口代表「解散は総理が判断」 “解散を進言”二階氏発言に
3/30(火) 11:44配信
TBS系(JNN)
 自民党の二階幹事長が野党から内閣不信任決議案が提出されたら衆議院の解散を菅総理に進言すると話したことを受け、連立を組む公明党の山口代表は「解散は総理が判断すべきことだ」と述べました。

 「内閣不信任案が出て、どう判断するかも含めて、総理が判断すべきことだ」(公明党 山口那津男 代表)

 公明党の山口代表はこのように述べ、内閣不信任案が出た場合の衆議院の解散について「総理の専権事項だ」とした上で、菅総理と先週、直接話した際に、当面、取り組むべき重要な課題はワクチン接種などコロナ対応であることを確認したと強調しました。

 一方、野党側は国会対策委員長会議を開き、新型コロナウイルスの第4波が防げなかった場合などには、菅内閣は総辞職に値するとの認識を確認しました。

 「ワクチンとこの第4波。これが防げなかった時には、私は総辞職に値をするんではないかという認識で一致しました」(立憲民主党 安住 淳 国対委員長)

 衆議院の解散時期について、菅総理は「いつあってもおかしくないとは思っていない。コロナ対策、やるべきことをしっかりやる必要がある」と述べています。(30日11:25)

484名無しさん:2021/04/02(金) 16:56:30
https://news.yahoo.co.jp/articles/08476fc4c6d96c98092454b5d78defa104b7ea30
大阪・太閤園の買い手は創価学会 藤田観光から3月に
4/2(金) 12:29配信
朝日新聞デジタル
 経営難の藤田観光が売却方針を示していた大阪市都島区にある老舗宴会場「太閤園」について、買い手が創価学会だったことが分かった。購入は3月22日付。地元では有名な挙式スポットでもあり、ゆくえが注目されていた。

 創価学会は朝日新聞の取材に「仲介業者の紹介があり、取得した」と認めた。一方で使い道については回答を控えており、「いずれ発表する」としている。

 藤田観光は、東京で「ホテル椿山荘東京」を運営するほか、ワシントンホテルやホテルグレイスリーなどを全国で展開。コロナ禍で業績が低迷し、2020年1〜12月の決算で純損益が過去最大の224億円の赤字になった。債務超過の寸前まで追い込まれ、資金確保のため太閤園の売却を余儀なくされた。

 太閤園の開業は1959年。明治時代に関西財界で活躍し、藤田観光のルーツにもかかわる藤田伝三郎氏の邸宅跡地に立つ。

 2万平方メートルを超える日本庭園に築100年余りの料亭がある。藤田観光は今年2月、売却方針と6月末での営業終了を発表したが、売却先は公開していなかった。(友田雄大)

朝日新聞社

485とはずがたり:2021/04/04(日) 18:46:46
https://6027.teacup.com/situation/bbs/136853
原田選挙学会の天をも恐れぬ所業! 投稿者:現場のカナリヤ 投稿日:2021年 4月 4日(日)11時45分57秒   通報 編集済
京都乃鬼新聞の「=創価学会、太閤園を約390億円で取得の謎=」?いつもながらのタイムリーな記事、興味深く読ませていただきました。以下二点、引用させていただきます。

https://6027.teacup.com/situation/bbs/136816
【大阪で神前結婚式場と言えば太閤園と言われるほど有名な結婚式場である。
太閤園内にある豊生殿の挙式進行は大阪天満宮の本格挙式であり、大阪天満宮より、宮司・巫女・雅楽の演奏者が来て本格的な神前挙式を執り行う事が出来るからである。
それ以外にも2019年にリニューアルしたばかりのチャペルもあり、結婚式シーズンには和洋の神が入り乱れる結婚式となっていた。】

https://6027.teacup.com/situation/bbs/136841
【今回の太閤園購入においては藤田観光の事情により時間的制約があり、事前に地元会員に説明出来ていないが、弊社独自取材で匿名を条件に語った某幹部は、「今回の処置はある筋からの断り切れない緊急事案。この為、関西の会員を納得させるたに、後付けではあるが意義付けを無理にする必要がある」としながら・・以下略」】

我、推察するに、今後半年以内に行われる衆院選に於いて、大阪の小選挙区には4人、兵庫には2人の公明党候補がいる。当初、「大阪都構想」での公明党の裏切りに激怒し、大阪の3選挙区からは、元自民党議員達が、「無所属としでも立候補する」と言っていたが、最終的にはどうなるのだろうか?

自民党の岩盤支持層の拠り所は、「神道政治連盟」と「日本会議」。神前結婚式の名門と言われる「太閤園」(藤田観光)の倒産危機に際し、上記関係者に恩を売るために、創価学会が400億円にも上る資金を提供したとしたら・・。もっと言うなら、大阪の4選挙区の議席を守るために400億円で「神札」を買ったとしたら・・1人当たり100億円か??

本末顛倒なのである。公明党の議席を守るために「魂」を売り、創価学会の正統性をかなぐり捨てる。
これほどの師敵対があるだろうか?そして「池田先生は是認された・・」と嘘をつく。
池田先生の会長ご辞任より42年。この様な悪行を目にするに至り、原田選挙学会の終わりは、明白に近くなっている事を確信する。仏法を舐めるな!と何度でも申し上げたい。

486チバQ:2021/04/08(木) 00:26:07
https://www.sankei.com/politics/news/210406/plt2104060031-n1.html
共産の「毛沢東礼賛」皮肉に「どうこう言わない」 公明・山口代表
2021.4.6 14:22政治政局

 公明党の山口那津男代表は6日の記者会見で、共産党の志位和夫委員長が公明の中国に対する融和的な姿勢をめぐり、「毛沢東を一番礼賛したのは公明」などと皮肉ったことに対し、「どうのこうの言うつもりはない。共産党のことはとやかく言わない」と受け流した。かねて対立してきた共産側の挑発に乗らず、「大人の対応」を見せた。

 山口氏は、公明が昭和47(1972)年の日中国交正常化に果たした役割に触れ、「自らのことをきちんと振り返りながら、これからのあるべき姿を模索していく」とも述べた。

 ただ、中国・新疆(しんきょう)ウイグル自治区や香港などでの中国当局による弾圧は、国際社会の大きな問題となっている。与野党が海外での深刻な人権侵害行為に制裁を科すための日本版「マグニツキー法」の制定に動き出す中、公明は同法の策定に慎重な姿勢を示し、他党から「弱腰だ」との批判も浴びているる。

 志位氏は1日の記者会見で、こうした公明の対応を念頭に、「思い出すのは、文化大革命のときだ。一番、毛沢東を礼賛したのは公明党だった」などと述べた。

487とはずがたり:2021/04/13(火) 23:45:59

中国の海外進出で反中感情は解るけどコロナで反中感情焚き付けられてる人はあれな人だけちゃうの?

公明に焦燥感 反中感情高まり苦悩、自民からの風当たりも強まる
https://mainichi.jp/articles/20210412/k00/00m/010/301000c?cx_fm=mailhiru&cx_ml=article&cx_mdate=20210413
木下訓明
毎日新聞 2021/4/13 11:00(最終更新 4/13 11:00) 有料記事 1373文字

 公明党の国会議員が次期衆院選に向けた対中政策で苦悩している。新型コロナウイルスの感染拡大や中国の海洋進出の活発化で反中感情が地方でも拡大し、中国とのパイプを維持する同党に対する自民党からの風当たりも、強まりつつあるためだ。直近の衆参両院選で比例代表の得票を減らし続け、党勢回復が至上課題の公明党だが、自民党との外交姿勢の違いが両党関係に影響をしかねない。公明党内の一部から、焦りの声が出始めている。

 「地元で自民党の地方議員から『足を引っ張るのはよくないね』とチクチク言われる。これでは選挙協力体制が作れない」。公明党の若手議員はため息をつく。

 きっかけは、自衛隊の基地周辺や国境離島などの安全保障上重要な土地の利用を規制する重要土地規制法案を巡る自民党との協議だ。2月に公明党に正式に示された政府原案に対し、…

488とはずがたり:2021/04/14(水) 20:51:50
池田大作名誉会長は本当に生きている? 学会幹部は「もう会っても意味がない状態と解釈」
3/22(月) 10:58配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/2902b046b999c304f78d84969c8666051cd0a497
デイリー新潮
功罪相半ばする「カリスマ」

「池田大作は生きているか死んでいるかわからない。間違いない!」。熱心な創価学会信者として知られる芸人の長井秀和がネタにして話題になったのですら、もう8年前のこと。創価学会・池田名誉会長が姿を消して10年。齢93にして近況は秘せられたまま……。

 ***

 池田氏が最後に公の場に現れたのは、米大学からの博士号授与式典に出席した2010年の11月。毎月学会幹部を集めて行われる「本部幹部会」への出席も、その年5月以来パタッと止んだままだ。

「脳梗塞で倒れた」とか、「認知症が進んでしまった」などの噂が飛び交ったが、容体は明かされず。機関紙の「聖教新聞」には時折、本人執筆と称する会員へのメッセージが載るけれど、やたら雄弁な内容だから、大作ならぬ「池田代作」と揶揄される。創価大卒の長井ですら「死亡説」をネタにするのも仕方がないといったところだろうか。

「この間、酒場でネトウヨっぽい若者に絡まれましてね」

 と、さるメディア関係者。

「こっちが記者だと知ったら“池田大作はもう死んでるんですよね。でも政府は創価タブーに屈して隠してる”“遺体はミイラにして保管してあるけどマスコミもそれを知ってて報じない”などと散々。陰謀論も甚だしいが、確かにネットにはそんな情報が出回っているんですね」

武田信玄じゃない
 言うまでもないが、この現代において、あれだけの“大物”の死を秘匿するなどまず無理だ。池田氏の動静は、今も警察や公安の最重要関心事項である。

「私もよく知り合いから、“ホントに生きてるんですか”と聞かれますよ」

 と言うのは「宗教問題」編集長の小川寛大氏。

「で、こんなこと言われてますよって、学会の幹部に聞いてみたことがあるんです。そうしたら“小川さん、武田信玄の時代じゃないんです。我々が一番恐れているのは、正式発表の前に他のマスコミに抜かれること。そうしたら、まず会員に報告すべきだろ、と信者の心が離れてしまいますよ。それが一番怖い。隠しても何の意味もない”と。確かにその通りだと思います」

 試しに名誉会長の自宅の不動産登記簿を取ってみても、所有者はご本人のままで変わりなかった。

 そこで気になるのは実際の容体だが、

「我々の間でも窺い知ることはできません」

 と言うのは、学会幹部職員の一人。

「原田会長や長谷川理事長ら数名しか会うことができず、本当の状態はトップシークレット。しかも気になるのは、それまでは数週間に1度、必ず面会していた原田会長が3年程前から訪問の頻度が少なくなり、やがてほとんど行かなくなってしまったこと。職員の間では、もう会っても意味がない状態になられてしまっているんだろう、と解されています」

 改めて創価学会に聞くと、

「この種の質問にはお答えしておりません。(繰り返される死亡説は)迷惑です」

 ちなみにまだ池田氏が元気な頃から、創価学会は遺体の保存を目指し、法的な可能性を探っていたのは知る人ぞ知る話。その意味で、「ミイラ説」はまったくの噂でもないが……。

 Xデーに備え、各紙は訃報の予定稿を準備済みという。

「週刊新潮」2021年3月18日号 掲載

489とはずがたり:2021/04/16(金) 23:26:15

創価学会、92歳「池田大作」が姿を消して10年 この間「聖教新聞」はどう報じたか
国内 社会 2020年12月31日掲載
https://www.dailyshincho.jp/article/2020/12311101/?all=1

 公称信者数827万世帯の巨大宗教、創価学会。1960年から79年まで第三代会長を務めた池田大作氏は、現在、名誉会長の肩書をもつ。教団の「顔」ともいえる人物だが、近年は公の場にまったく姿を現さない。ライターの片山一樹氏が、機関誌である聖教新聞の報道から、その動向を繙く。

 ***

 創価学会は、今年11月18日で創立90周年を迎えた。コロナ禍においても国際的なイベントを行うなど活動を続けてきたが、そんな重要な節目の年であっても、池田大作氏(以下、敬称略)は公の場に姿を現さなかった。

 政権与党である公明党の創立者でもある池田は、信者からは「池田先生」、海外の信者からはローマ字で「SENSEI」と呼ばれている。創価学会内で多大な影響力を有する池田だが、姿を現さなくなってから2020年で丸10年が経つのだ。

 現在92歳の池田は、年明け(2021年)の1月2日には93歳を迎える。一部では「死亡説」すら囁かれているが、創価学会の機関紙である聖教新聞は、池田が執筆したとされる文章や、本人の写真などをしばしば掲載してきた。また、2016年のインタビューで「池田大作名誉会長は88歳。最近は表立った活動を控えています。体調はいかがですか」と記者に問われた第6代会長の原田稔氏は「元気にしておりますよ。執筆活動などに専念しています」と答え、教団としては健在であることをアピールしている(朝日新聞デジタル16年9月25日付記事)。

 そこで本稿では、これまで聖教新聞が掲載してきた池田に関する記事を分析し、この10年で、その動向が創価学会内どのように共有されてきたのかについて論じていきたい。主に創価学会の現役信者に対する取材を基に構成した。

弟子に託すため?
「私は、きょうは、あえて出席いたしません」

 このメッセージは、2010年6月3日、千駄ヶ谷の創価国際友好会館で行われた本部幹部会を池田が欠席した際に、壇上で読み上げられたものだ。本部幹部会とは、月に一度開催されていた(※現在は、2か月に1度)創価学会の主要なイベントで、吹奏楽団による演奏や海外の信者によるPR、「信仰体験」の発表などが行われる。そして最後に、池田の指導(スピーチ)で締めくくるというのが通例である。

 その様子は、ビデオ中継で各地の教団施設で放映されていた。信者によれば、池田が出席していた頃は、1時間の放映時間のうち、20分近くがスピーチにあてられ、長い時は30分以上になることもあったという。定期的に池田の生の声を聞ける機会ということもあって、多くの信者たちは、本部幹部会を励みに日々の活動にいそしんでいたという。そんな重要なイベントを、池田は急遽欠席したわけだ。

 池田が欠席した際に代読されたメッセージは、翌日の聖教新聞にも掲載された。そこで池田は、当時、創立80周年を迎えた教団がさらなる成長を遂げていくために〈弟子たちが、本気になり、一丸となって、不惜身命の祈りと行動を起こしてこそ、真実の勝利がある〉(聖教新聞 2010年6月4日付)とし、「弟子」である信者たちが団結し、行動を起こしていくが重要であると説いている。この文言の直後に〈ゆえに、私は、きょうは、あえて出席いたしません〉という先ほどの一文が続くのだ。

 さらにメッセージは、池田の師匠にあたる第2代会長の戸田城聖とのエピソードに触れ、戸田もあえて本部幹部会などの会合に出席しなかったこともあった、と語っている。さらに、

〈今、私も、戸田先生とまったく同じ心です。君たちに万事を託していく総仕上げの「時」を迎えているからであります〉(同)

 ただしメッセージは〈また、お会いしよう!〉と締められ、あくまでも一時的な欠席であることを示唆してもいた。

 だが、この本部幹部会を欠席して以降、今日まで池田は公の場に姿を現していない。「教団を弟子に託すため、あえて今回は」欠席したのだとすれば、別の機会には現れてもいいはずだ。そもそも弟子に任せることと自らが姿を消すことは関係ない。第一、「託す」といっても、当時すでに池田は名誉会長に退いている。実質的な教団の運営は第6代会長である原田氏が担っていたのだ。

490とはずがたり:2021/04/16(金) 23:26:50
東日本大震災でも姿を現さず
 「池田先生」が姿を消した理由は「弟子に創価学会を託すため」だけなのか――信者たちのこの疑問は、翌年の2011年、さらに深まることになる。

 この年の3月11日に発生した東日本大震災では、多くの創価学会員も被害を受けた。教団は被災地にある創価文化会館を開放し、一般の人も含め、被災者を受け入れていたという。そのような状況で、多くの信者は「池田先生」からの言葉を待っていたわけである。

 95年1月に起きた阪神淡路大震災では、その10月に池田は兵庫県におもむき「21世紀兵庫希望総会・SGI総会」という会合を開催し、信者を激励した。だが東日本大震災では、11年3月16日付の聖教新聞に池田の「お見舞いメッセージ」が掲載され、過去のスピーチが収録されたDVDが被災地に配布されただけだった。

 未曽有の大災害において苦しみ悩んでいる信者たちに対して、「弟子に創価学会を託すため」姿を現さないというのであれば、率直に言って信者は納得しないだろう。そう考えると、池田が姿を現さない理由は「弟子に創価学会を託す」以外にあると考えるのが普通ではないだろうか。

 もっとも池田は“完全に”姿を消したわけではなかった。2010年の総会欠席以降、初となる池田の写真が、突如として2012年8月21日付の聖教新聞に掲載されたのだ。それも第3面に、ひっそりと……。

 約2年ぶりに公開された池田の写真は、池田のペンネームである山本伸一名義で連載されている随筆「われらの勝利の大道」に添えられたものだった。小型のカートに乗り帽子をかぶってサングラスをかけた池田と、その横に座る香峯子夫人、そしてカートを運転する長男・博正氏を中心とした構図だ。それらを数名の人々が迎えている様子が〈夏の光が注ぐ緑の中、池田名誉会長夫妻が信越の同志と共に(今月、長野研修道場で)〉のキャプションと共に掲載された。

 「研修道場」とは、教団が主にリゾート地に建てている施設で、教団にまつわる資料の閲覧や、宿泊することもできるという。サングラスをかけているため池田の表情は読み取れないが、2年前と比べて体型に大きな変化はない。左手をあごのあたりまで上げ、出迎えに応じている仕草も見て取れる。随筆には〈この夏、私も、長野研修道場での伝統光る三十回目の研修に出席した〉とあった。

 先ほども触れたとおり、久しぶりの登場であるにも関わらず、写真は1面ではなく3面に掲載された。それでも、信者たちに衝撃を与え、「やはり池田先生はお元気だった」といった反応があったという。さらにはこの3日後の8月24日に、聖教新聞の1面に、今度はカラーで池田の写真が掲載されたのだ。

「お墨付き」アピール?
 8月24日は池田が創価学会に入信した日であり、しかも、2012年は入信してから65年の節目だった。写真は、豪華な花瓶や絵画を背景にして、椅子に腰かけた池田夫妻がこちらを見て微笑んでいる、という構図だ。

 このときの池田は、サングラスをかけていない。表情豊かとまではいかないが、やつれているようにも見えない。日を空けずに公開されたこの2枚の写真は、信者に対して「お元気な先生」というイメージを伝えるには十分な効果があったと考えられる。

 また2013年11月6日付の聖教新聞では、創価学会の総本部で行われた落慶入仏式(新たに建った施設に本尊を迎える儀式)の模様が紹介された。そこには座組の中心で池田が手を合わせている姿が写っている。引き気味で撮影されているため表情はうかがえないが、しっかりと手を合わせており、少なくとも身体を動かせる状態であることは見て取れる。

 2015年11月18日には、ふたたび1面にカラーで池田夫妻の写真が掲載された。池田が韓国の慶南大学から送られた「名誉教育博士号」のローブを着用し、香峯子夫人が学位証明書を両手に抱えている構図だ。ただ、この写真の池田は、前回の写真と比べると明らかに痩せている。表情にも生気がないように見える。当時の池田が87歳であったことを考えると、年齢相応な外見であるとも言えなくもないが、信者に「お元気」をアピールするには、少し物足りなさを感じる。

 なぜ、わざわざこのような写真を載せたのか。現役信者によると、同じ紙面で報じられた「創価学会会則の改正」記事がヒントになるという。

491とはずがたり:2021/04/16(金) 23:27:05
この時、聖教新聞で報じられた改正内容は多岐にわたるが、池田に直接関わる重要な改正事項があった。それは会則第1章、第3条に追記された、

〈初代会長牧口常三郎先生、第二代会長戸田城聖先生、第三代会長池田大作先生の「三代会長」は、広宣流布実現への死身弘法の体現者であり、この会の広宣流布の永遠の師匠である〉(出典=創価学会公式サイトより https://www.sokanet.jp/info/kaisoku.html

 という部分だ。簡単にいえば、これで池田は死後も信者にとっての「師匠」になったことを示す。この会則改正はポスト池田時代を想定して構想されたものだと、信者は解説する。

 池田夫妻の写真は、あくまで「名誉教育博士号授与」の記事に関連して掲載されたものだ。だが、そのすぐ右側に初代会長の牧口と2代会長の戸田の写真も載っている。会則改正という重要な決定に「歴代会長のお墨付きが与えられた」という印象を信者に与える効果はあるだろう。

「誰か判別できない」距離での撮影
 さて、いままで見てきたように、池田の写真は最初2012年に第3面に掲載され、その後は3回連続して1面カラーで掲載された。しかし、その後は池田の写真はなかなか掲載されず、その動向だけが記事で報じられた。

・2016年1月21日 池田夫妻が埼玉文化会館を訪問したというリポート記事
・2017年4月6日には立川市にある立川文化会館を訪問のリポート記事
・2018年3月4日には信濃町にある創価女子会館に訪問したというリポート記事

 これらが掲載されたのはいずれも1面だが、写真はない。次に写真が掲載されることになるのは、じつに4年を経た2019年8月23日。埼玉県と長野県の道場を訪れたことを綴った、池田名義の随筆「『人間革命』光あれ」に添えられた写真だ【掲載写真1】。

 ただし1面ではなく3面での掲載で、12年8月の写真と同様、帽子をかぶりサングラスをかけた池田が、カートに乗っている構図である。運転手の顔はよく見えないが、池田の隣に帽子をかぶった年配の女性が座っており、おそらく香峯子夫人だと思われる。

 キャプションには〈初訪問から40周年――一緒に人材錬磨の歴史を築いてきた役員の友に、感謝の挨拶を(今月9日、長野研修道場で)〉とあるが、運転手と香峯子夫人とみられる女性が信者のほうを向いているのに対して、池田は正面を向いて両手をテーブルのようなものに乗せている。一見すると「動き」がまったく見受けられない。カートの周囲を取り囲み拍手をする信者、そちらを見る運転手と女性、そしてまったく動かない池田……。明らかに池田だけが浮いて見えるのだ。

 さらにいえば、これまでの写真と比べると、撮影者との距離が遠く、表情や体型がほとんど分からない。帽子とサングラスを身につけていることもあり、本当に池田本人なのかどうかも判別ができないほどである。

 池田と撮影者の距離は、同年10月3日付の記事でさらに広がった。この時も3面、同じく随筆に掲載された写真だ【掲載写真2】。9月28日に聖教新聞社の新社屋(世界聖教会館)に足を運んだ際に撮影されたものである。「図書資料室」で聖教新聞のテレビCMを観ている池田夫婦の様子を撮ったそうだが、夫妻は左端に小さく収められ、右端に置かれたテレビモニターを眺めている。部屋全体を写す意図があったとしても明らかに不自然な構図である。前回同様に、写っている人物が池田なのかも判別できない。

 しかもこの写真、池田は屋内であるにも関わらずサングラスをかけている。いままでサングラスをかけていた写真はすべて屋外で撮影されたものであり、いずれも真夏に撮影された。今回の9月撮影の写真でサングラスをかけることに必然性があったのかどうか……。

492とはずがたり:2021/04/16(金) 23:27:30
>>489-492
2020年は一度も掲載ナシ
 公の場から姿を消してから初めて聖教新聞に写真が掲載された12年8月21日付の記事以降、報じられ方は大きく次の3つの時期に分けることができる。

(1)2012〜2015年の【1面カラー写真掲載期】
12年8月24日付、13年11月16日付、15年11月18日付

(2)2016年〜2018年の【リポート記事期、写真なし】
16年1月21日付、17年4月6日付、18年3月4日付

(3)2019年の【「誰か判別できない」3面写真掲載期】
19年8月23日付、同年10月3日付

 ここから分かる結論はひとつ――聖教新聞は池田の写真を掲載することに消極的になってきているということだ。

 1面カラーで報じられていた池田の写真は、リポート記事になり、最終的に3面の随筆で紹介されるようになった。そして、2019年に掲載された写真はほとんど本人なのか分からないほど、池田と距離を取って撮影されている。もはや、聖教新聞は池田の写真を掲載することが困難になってきているのではないかと推測できる。

 加えて2020年は、創立90周年という教団にとって記念の年である。だが、池田の写真はついに聖教新聞に1枚も掲載されなさそうだ。

 池田をめぐっては死亡説や重病説など、さまざまな情報が飛び交っているが、真相は分からない。ただ、この10年で聖教新聞における写真の掲載は徐々に減り、載せること自体にも消極的になっているのは事実である。

「また、お会いしよう!」

 2021年を迎えても、池田のこの言葉が実現することは困難だと思わざるを得ない。

片山一樹(かたやま・いつき)
1992年生まれ。出版社勤務を経てライターに。

週刊新潮WEB取材班編集

493とはずがたり:2021/04/19(月) 17:16:47
遠山・公明幹事長代理、不適切支出で収支報告訂正 深夜の銀座に続き
2021.1.29 19:08政治政局
https://www.sankei.com/politics/news/210129/plt2101290030-n1.html

 公明党の遠山清彦幹事長代理=衆院比例九州=は29日、自身の資金管理団体からスナックやキャバクラへの不適切な支出があったとして、令和元年分の政治資金収支報告書の一部を訂正したと明らかにした。遠山氏は緊急事態宣言発令中の東京都内で深夜まで飲食店を訪れていたことも明らかになっており、執行部が党勢拡大を期す次期衆院選への影響は避けられない。

 「国民の皆さまに本当に、ただ申し訳ないという思いでございます」

 遠山氏は29日、国会内で記者団の取材に応じ、収支報告書の訂正について深々と頭を下げた。

 不適切な支出は5件約11万円分で、自身が関わっていたのは関係者とスナックに行った際の1件(2万円分)。残る4件は公設秘書が後援会関係者らとキャバクラで飲食した費用だったとしているが、監督責任は免れない。

 しかも3日前には、今月22日に深夜まで東京・銀座のクラブで知人と会っていたことが発覚し、謝罪に追い込まれたばかりだ。「クリーン」を売りにしている公明だけに、党本部には支持者からのクレームの電話が相次いでいる。

 次期衆院選で遠山氏が立候補を予定する神奈川6区は、前回平成29年衆院選で公明の現職が落選した選挙区だ。ただでさえ「劣勢を覆す厳しい戦い」(幹部)とされる中で、遠山氏が一層苦境に立たされるのは間違いない。

 石井啓一幹事長は29日の記者会見で、「(遠山氏には)必死になっておわび行脚をしてもらいたい」と有権者の信頼回復に努めるよう求めたが、党へのダメージも小さくない。今年は衆院選のほか、7月には公明が重視してきた東京都議選も控え、党幹部は「タイミングが悪すぎる。選挙に影響が出ないわけがない」と頭を抱える。

494とはずがたり:2021/05/03(月) 23:22:42

大阪株と突如呼ぶようなえげつない小池の事だからさもありなんと思えてしまうw

東京都「他県移動自粛」が創価学会に与えるダメージ 都議選の選挙活動に全国の学会員が参加できず
週刊新潮 2021年4月29日号掲載
https://www.dailyshincho.jp/article/2021/05030556/?all=1

「可能なかぎり東京に来ないでください!」

 連日、記者会見などで悲痛に叫んでみせるのは、小池百合子東京都知事(68)である。近隣県から都内に通う通勤・通学者は1日およそ300万人にも上るため、この“他県移動自粛”要請の実効性には、首を傾げる向きも多いのだが、

「公明党と、その支持母体である創価学会だけは、この荒唐無稽な“自粛”の要請に青ざめているんです」

 と、学会ウォッチャー。

速報「野田聖子」夫は「元暴力団員」…裁判所が異例の認定

「彼らの頭の中にあるのは、7月4日に投開票される東京都議選。公明党にとって都議選での勝利は至上命令で、実に20年近くにわたり、公明党は都議選で23人の候補者全員を当選させ続けている」(同)

 この“完全勝利”を可能にするのは、学会の動員力。

 ある学会関係者は、

「都議選では、全国から学会員が上京し、票の積み上げを行います。都内の商店や美容院、飲食店、会社などを一日中はしごして、公明党への投票を呼び掛けるんです。そうして投票をお願いした人から別の人にも投票を呼び掛けてもらう。だから、かつては“玉突き”なんて呼ぶ人もいました」

 実際、学会員たちには、今年もすでに都議選へ向けた協力要請が発令されているといい、

「今年の都議選は新人が6人と前回より多く、例年にも増して選挙活動に力を入れないと勝てない。なのに“移動自粛”を求められれば、学会員たちは畏縮し、動員力が低下してしまいます。これは学会に対する嫌がらせなのかと、みんな疑心暗鬼に陥っている」(同)

 彼らには“嫌がらせ”をされる心当たりがある。

「前回都議選では、自民を切り捨て、都民ファーストの会と手を結んだ公明党ですが、今回は再び自民に寝返った。小池都知事がタダで済ませるわけがない」(同)

 焦りはこんなところにも。

「今月16日、参院議員会館の会議室に公明党の国会議員たちがひっそり参集。招かれたのは国産ワクチンの期待がかかる塩野義製薬の社長でしたが、内容は非公開だった。コロナに怯える学会員たちを鼓舞するため、何がなんでもワクチンのポジティブなニュースを引き出したかったのかもしれません」(全国紙記者)

 濃密な選挙になりそうだ。

495とはずがたり:2021/06/30(水) 18:16:47


公明、野党攻撃に躍起 都議選で全員当選危ぶむ
6/30(水) 7:11配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/fb7411793f12e4d2c942f99d6f8e5e9d724bc765
時事通信

 7月4日投開票の東京都議選を「最重要の政治決戦」と位置付ける公明党が、選挙戦でなりふり構わぬ野党攻撃を展開している。

 新型コロナウイルスの感染拡大で得意とする組織戦術が思うに任せず、1993年から続いてきた「全員当選」が途切れかねないと危ぶんでいるためだ。

 29日、JR八王子駅北口。マイクを握った公明党の山口那津男代表は、ワクチン接種が出遅れたのは立憲民主党が事前のデータ収集に固執したためだとして「政府の責任だと追及するのは天に唾するような主張だ」と批判。共産党も同様にワクチン承認を遅らせたと矛先を向け、「筋が通らない人たちに都政を任せられない」と訴えた。

 公明党が64年の結党以来、国政選挙並みに力を入れてきたのが都議選だ。支持母体の創価学会のお膝元であることに加え、50年代に都議選で初の議席を獲得し、政界進出の足掛かりとなった歴史があるからだ。93年以降は毎回23〜25人を擁立し、7回連続で1敗もしていない。

 公明党は今回、定数127に23人を擁立。しかし、党幹部は「今回は危ない。いつもは粘りで何とかなるが、希望が全然見えない」と表情を曇らせる。党関係者は「3〜4人落とせば代表交代を求める声が出る」と悲壮感を漂わせた。

 幹部らが苦戦を認めるのは、支持者の高齢化で組織の地力が落ちている上、コロナ禍で人海戦術やミニ集会が厳しく制約されていることが大きい。2017年の前回は選挙協力の相手を地域政党「都民ファーストの会」に乗り換えた経緯があり、今回「復縁」した自民党との間にしこりが残ることも不安要因だ。

 立民、共産両党が一部選挙区で候補者を一本化したことも、公明党を脅かす。公明党が街頭演説などで両党をやり玉に挙げ、「天皇制と安全保障政策で水と油の関係」(石井啓一幹事長)とくさびを打ち込もうとしているのも危機感の表れだ。

 前回連携した都民ファにも容赦がない。山口氏は29日の演説で「頼りない。分裂気味で、しっかり団結して小池百合子都知事を支える力がない」とこき下ろした。

 野党も反撃に出ている。立民の福山哲郎幹事長は29日の記者会見で「ワクチンの遅れを野党のせいだと言うのは責任逃れ」と逆襲。共産党の小池晃書記局長は足立区内の演説で「公明党は与党なんだから、体たらくを反省すべきだ。野党を攻撃している場合じゃない」とやり返した。

496チバQ:2021/07/05(月) 22:25:12

7778 :チバQ :2021/07/05(月) 22:24:27
https://news.yahoo.co.jp/articles/660fad9cd093bea24335b46462a091b5d5b42053
公明、都議選「薄氷」の全員当選 衆院選へ引き締め
7/5(月) 20:55配信


産経新聞
東京都議選で候補者23人の全員当選という重大使命を果たした公明党には安堵(あんど)が広がっている。

「今回は本当に危なかった。薄氷の勝利だ」。公明幹部は5日、こう語り胸をなでおろした。

公明は都議選で平成5年から8回連続、全員当選を果たした。今回は新型コロナウイルスの影響で強みの組織戦を封じられたほか、野党共闘などが不安要素として浮上した。開票直前まで15議席程度の獲得にとどまるとの分析もあっただけに、「奇跡的とも思える結果」(山口那津男代表)に党内は沸いた。

次期衆院選にも弾みがついた。太田昭宏前代表が東京12区で公明唯一となる都内選挙区の議席を守ってきたが、次回は若手の岡本三成元外務政務官が出馬する。知名度浸透が課題だが、先行指標とされる都議選での勝利を「ステップボード」(山口氏)としたい考えだ。

一方、引き締めを図る声も出ている。公明は29年の前回都議選でも全員当選を果たしたが、同年の衆院選では選挙区で1議席、比例代表で5議席を失った。ある幹部は「都議選と政権選択の衆院選とでは事情が違う。油断はできない」と語った。(石鍋圭)

497とはずがたり:2021/07/09(金) 17:31:20

公明党から総裁交代の辞令出たw

公明・山口代表が総裁選、衆院解散に言及 自民から反発の声
https://mainichi.jp/articles/20210706/k00/00m/010/268000c
毎日新聞 2021/7/6 19:36(最終更新 7/6 19:37) 457文字

 公明党の山口那津男代表は5日のBS日テレの番組で、秋の自民党総裁選の後に衆院選を実施する案について「今の(感染)状況が続くとすれば、その方が望ましいかもしれない」と述べた。この山口氏の発言に対して、自民党からは「他党のことに口出しすべきではない」などと反発の声が上がった。

 山口氏は番組で、衆院解散の時期について「(新型コロナウイルスの)ワクチン接種が進むことで、(国民が)徐々に活動できるようになれば、望ましい選挙の環境になる」と指摘。その上で、総裁選後の衆院選について問われ、「望ましいかもしれない」と答えた。


 山口氏は6日の記者会見で、発言の真意について、ワクチン接種の進展に触れて「一般論で言えば(衆院選は)遅い方が望ましいかもしれないという趣旨で述べた。本来的には、首相の専権で決断することだ。総裁選も自民党でお決めになることだ」と説明した。

 しかし、自民党からは批判の声が出ており、野田聖子幹事長代行は6日の会見で「総裁選のあり方については、自民党自らが決していくものだ」とクギを刺した。【木下訓明】

498とはずがたり:2021/07/12(月) 14:53:02
結局全勝,あぱれという他は無い。

変顔もあんま変じゃないって指摘もあったし最終版にはもう票固め終わってて余裕すらあった?

コロナ下の都議選、公明危機感 全国からの応援自粛
会員記事
https://www.asahi.com/articles/DA3S14948125.html
2021年6月23日 5時00分

 25日告示の東京都議選で、次期衆院選の前哨戦と位置づける公明党が危機感を募らせている。コロナ禍で、全国から応援を集めて支持者を掘り起こす得意の「人海戦術」が取りづらいためだ。1993年以降、都議選では全員当選を貫いてきただけに、体制の立て直しに躍起だ。

 「密にならないように配慮しながら、ご静聴い…

499チバQ:2021/07/25(日) 19:48:55
https://news.yahoo.co.jp/articles/3e278e9e5715438c49487138a09afbaf0ed9baf3
自公に「パイプ役」不在…連立政権、山口代表「試される場が衆院選」[政治の現場]決戦の足音<6>
7/22(木) 5:00配信

読売新聞オンライン
 「下馬評を完膚なきまでに覆し、痛快なる大勝利を収めることができました」

【写真】菅首相「感染状況変わったら、パラはぜひ有観客で」

 7日、東京都内で開かれた公明党の支持母体・創価学会の幹部会。会長・原田稔の「勝利宣言」に、約1000人の学会員から割れんばかりの拍手が湧き起こった。

(写真:読売新聞)

 その3日前の東京都議選で、公明党は出馬した23人全員が当選を果たした。過去7回の都議選で無敗だった公明だが、新型コロナウイルスの影響で学会の活動が制限され、今回は劣勢が予想されていた。

 「4議席は落とすかもしれない」。党内ではそんな声もささやかれたが、蓋を開けてみれば全員当選。「奇跡だ」。党都本部代表の高木陽介は思わず漏らした。

 だが、次期衆院選を見据えれば、手放しでは喜べない。国政で連立を組む自民党は、過去2番目に少ない33議席と「敗北」。自民が候補を複数立てて共倒れした選挙区で、公明候補が滑り込んだケースもあった。「自民の低迷で、うちが議席を拾った。衆院選は共倒れするかもしれない」(公明幹部)

     ◎

 新型コロナ対応で批判を浴びる菅政権に、自民で相次ぐ「政治とカネ」の問題や不適切な行動が追い打ちをかける。公明には、自民の危機感が薄いように見えて仕方がない。

 公明が神経をとがらせるのが、「夜の銀座」問題への対応だ。自民では、緊急事態宣言下に東京・銀座のクラブに深夜まで滞在し、離党した衆院議員3人を巡り、衆院選前の復党論が浮上している。公明は同様の問題で、次世代のリーダー候補だった遠山清彦が議員辞職に追い込まれ、次期衆院選の出馬を断念した。

 「選挙前に復党なんてあり得ない。うちの遠山は辞職までしているのに、また問題が蒸し返される」。学会幹部は早期の復党論に不快感を示す。

 当選無効となった国会議員に歳費を返納させるための歳費法改正案を巡っても、自公の足並みは乱れた。「残念だ。次の選挙の前に答えを示すことが大切だった。自民党には一層努力してほしい」。6月9日、自民が通常国会への改正案提出見送りを決めると、法改正を求めていた公明代表の山口那津男は、公然と不満を漏らした。

 強気の公明に、自民からは不満も漏れる。

 山口は都議選後、衆院解散の時期を巡り、自民党総裁選後が「望ましいかもしれない」とテレビ番組で語った。菅内閣の支持率が低下する中、「(新型コロナ)ワクチン接種が進むことで、望ましい選挙の環境になる」というわけだ。これに対し、自民は「総裁選のあり方は自民党自らが決していく」(幹事長代行・野田聖子)と反発。「公明はどこまで口を出す気だ」。党内にくすぶっていた不平が表出した。

      ◎

 自公で連立政権を組んでから20年超。両党にのしかかるのが「パイプ役」の不在だ。11日に96歳で亡くなった元公明東京都議の藤井富雄は、元自民党幹事長の野中広務らと太いパイプを持ち、連立政権の誕生に尽力した。かつては、藤井のように様々なレベルで両党のつながりがあった。

 官房長官時代から公明に近い首相の菅義偉は、山口に頻繁に電話をかけているが、現場レベルのパイプは細っている。風通しの悪さがネックとなり、新型コロナ対策で公明が連絡不足にいらだつ場面も目立つ。

 様々な問題を抱えつつも、両党の選挙協力は深化している。多くの自民議員にとって、「1小選挙区あたり2万票」とされる公明票は、今や当落を左右する存在だ。逆に、公明が自前候補を擁立する9小選挙区は、自民の支援がなければ当選はおぼつかない。学会の高齢化や若い世代の「活動離れ」で、国政選の公明の得票は低下傾向にあり、自民票への渇望は強まっている。

500チバQ:2021/07/25(日) 19:49:21
 「頑張ってください」。6月10日、菅は自民党本部で、公明の小選挙区候補予定者9人に推薦内定書と「必勝」と書いた色紙を1人ずつ手渡した。通常の推薦決定は衆院解散後で、今回は初めての試みだ。出来るだけ早く「自民推薦」のお墨付きを得て、自民支持層への浸透を図りたい公明からの強い要望だった。

 山口は今月12日の講演で、自公連立の本質をこう評した。「連立政権が長続きする理由は選挙協力。試される場が衆院選だ」(敬称略)
「組織力」の比例 減少傾向
 公明党の組織力の指標とされる比例票は、自民党との選挙協力の影響も受けながら増減してきた。

 衆院選で見ると、1999年に自民との連立政権を開始した後の2000年は776万票、03年は873万票を獲得。小泉内閣の「郵政解散」で与党に追い風が吹いた05年は898万票で過去最高だった。

 09年以降は集票力の低下に歯止めがかからず、直近の17年は697万票にとどまった。700万票を割ったのは、自公連立以降、初めてだった。支持母体の創価学会について、党関係者は「自分自身は公明に投票しても、友人に熱心に働きかけない学会員が増えた」と指摘する。山口代表は次期衆院選で比例800万票への復活を目標に掲げている。

501とはずがたり:2021/08/04(水) 13:58:16

【速報】公明党代議士の事務所に東京地検特捜部の家宅捜索
2021/8/4社会テクノシステム, 公明党, 家宅捜索, 東京地検特捜部
https://news-hunter.org/?p=8190

東京地検特捜部が、衆議院議員会館にある公明党・吉田宣弘議員(九州ブロック)と同党の太田昌孝議員(北陸信越ブロック)の事務所で家宅捜索に入っていることが分かった。両議員の部屋の周辺には報道関係者などが詰めかけ、騒然とした状況となっている。

太陽光発電などの事業名目で富士宮信用金庫(静岡県)と阿波銀行(徳島県)の2つの金融機関から11億円あまりをだまし取ったとして、代表者の生田尚之容疑者らが逮捕された太陽光発電関連会社「テクノシステム」の事件に絡んだ捜査の一環とみられており、同社と関係のあった遠山清彦元議員の名前も取り沙汰されている。(*下の写真、メガネの人物が生田尚之容疑者。遠山氏は、生田容疑者が経営する肉料理の開店に花を贈っていた)

吉田議員は、同党の遠山清彦氏がクラブ遊びやキャバクラ問題で議員辞職した後、2017年衆院選の公明党名簿で次点だったことから繰り上げ当選した人物。それまでは福岡県久留米市選出の県議会議員だった。

議員辞職した遠山氏は、辞職後間もない3月に会社を設立しており、都内のビルの中に本社を構えている。

502とはずがたり:2021/08/13(金) 12:23:15
公明前議員側に数百万円提供か 公庫融資仲介の依頼業者
8/13(金) 5:00配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/e4c391a16356a46bd515e8820d5f0864e7341d62
朝日新聞デジタル

 公明党衆院議員の秘書らが日本政策金融公庫の融資の違法な仲介に関わったとされる事件で、公庫の担当者の紹介を依頼した業者が同党の遠山清彦・前衆院議員側に計数百万円の現金を渡していた疑いがあることが、関係者への取材でわかった。遠山氏側が担当者紹介の謝礼として利得を得ていれば貸金業法違反の共犯になる可能性がある。東京地検特捜部は遠山氏側から押収した資料を分析し、実態解明を進めている。

 朝日新聞の12日までの取材に、遠山氏は「窓口を紹介しただけで謝礼はもらっていない」、遠山氏の元政策秘書は「捜査中なので話せない」と答えた。

 関係者によると、違法な仲介をした疑いが持たれているのは太陽光関連会社「テクノシステム」(横浜市西区)の元顧問ら。コロナ禍で売り上げが減った企業などに対する公庫の融資について、貸金業の登録をせずに契約の仲介をして手数料を得ていたとされる。

 元顧問は遠山氏と7、8年前から付き合いがあり、2020年4月ごろ以降、コロナ融資の希望者が所在する地域の公庫支店の担当者を紹介するよう遠山氏の政策秘書ら(当時)に依頼した。秘書らは200件弱について公庫に問い合わせて対応。元顧問は遠山氏側に、総額で数百万円に上る現金を渡した疑いがあるという。

 公庫は政府の100%出資で財務省が所管する。遠山氏は19年9月〜20年9月の間は財務副大臣だった。

503とはずがたり:2021/10/01(金) 13:16:43
立・共「閣外協力」を批判 公明幹事長
2021年10月01日11時48分
https://www.jiji.com/jc/article?k=2021100100590&g=pol

 公明党の石井啓一幹事長は1日の記者会見で、立憲民主党が次期衆院選で政権を獲得した場合、共産党との「限定的閣外協力」で合意したことについて「日米安全保障条約や自衛隊、天皇制のあり方など国に関わる基本的な問題で合意が得られていない。一緒に協力していけるか甚だ問題だ」と批判した。

504とはずがたり:2021/10/06(水) 12:22:07

常に友愛より一歩先を行く公明。改革中道としか云えない友愛を尻目にそろそろ保守政党だ。

<独自>公明が衆院選公約に中国人権問題明記、改憲項目も列挙 保守層にアピール
https://www.sankei.com/article/20211006-DYL3UVEG45JGLHAPAXWW2AL2GI/
2021/10/6 11:50

公明党が次期衆院選で掲げる公約に、中国の人権問題を初めて明記することが6日、分かった。近年の公約では「中国、ロシア、韓国」をひとまとめにしていたが、今回は「日中関係」を独立させて記述量も大幅に増やす。憲法改正についても、緊急事態下での国会機能維持など具体的な改憲項目を列挙する。融和的とされる対中方針の変化や改憲への前向きな姿勢をアピールすることで、保守層への浸透を図りたい考えだ。

公約は「中国における人権や基本的自由の尊重について国際社会から具体的な懸念が示されており、公明党も共有している」と指摘。中国に対し「透明性をもって説明し、国際社会に対する責任を果たすべきだ」と求めた。

中国海警局の船による尖閣諸島(沖縄県石垣市)周辺での活動も取り上げ「国際法違反」と批判。昨年2月に施行された中国海警法についても「日本を含む関係国の正当な権益が損なわれることがあってはならない」と牽制(けんせい)した。いずれも日本政府の見解の範囲内だが、伝統的に中国との関係を重んじる公明としては異例の主張といえる。

憲法改正では、オンラインによる国会審議や国会議員の任期延長、デジタル社会における人権や民主主義など具体的なテーマを掲げた。憲法についての基本姿勢を示すにとどめてきた従来の公約から大きく踏み込んだ形だ。

中国への融和姿勢や改憲への慎重論が目立つ公明だが、最近は変化の兆候もあった。中国に関しては党中堅や若手議員を中心に厳しい見方が広がる。公約をまとめた竹内譲政調会長も、外交部会長時代から毅然(きぜん)とした対中姿勢の重要性を訴えていた。支持母体の創価学会も同様で、先の国会で自公が中国による少数民族弾圧を非難する決議案を見送った際は、多くの非難の声が寄せられた。


改憲についても、党関係者は「喧喧諤諤の議論があったが、最終的には大きく踏み込んだ」(党関係者)と語る。


公明は次期衆院選で比例800万票の獲得と、候補を立てる9選挙区での全勝を目標に掲げる。カギとなるのが連立を組む自民票の掘り起こしだが、自民支持者を含む保守層には公明への抵抗感もある。対中姿勢の変化や改憲への前向きな姿勢を公約に掲げることで浸透を図る狙いだ。公明が本当に変わるのか、単なる選挙対策に終わるのか、慎重に見極める必要がありそうだ。(石鍋圭)

505チバQ:2021/11/08(月) 19:12:12
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/politics/mainichi-20211108k0000m010126000c.html
公明、選対委員長に高木陽介氏 後任の国対委員長に佐藤茂樹氏を起用
2021/11/08 18:47毎日新聞

公明、選対委員長に高木陽介氏 後任の国対委員長に佐藤茂樹氏を起用

高木陽介氏

(毎日新聞)

 公明党は8日、選対委員長に高木陽介国対委員長(61)、高木氏の後任の国対委員長に佐藤茂樹幹事長代理(62)を起用する人事を決定した。これまで選対委員長を兼務していた西田実仁参院会長が来年の参院選で改選を迎えることなどを受けた対応。同日、持ち回りの中央幹事会で決めた。

 公明は先の衆院選で、比例代表各ブロックの総得票数が計711万票に達し、前々回の2014年以来となる700万票台を獲得した。一方、参院選では前回19年の比例得票数が653万票にとどまり、00年以降の国政選挙で最低だった。来年の参院選に向けた準備を強化する必要があるため、過去に選対委員長の経験がある高木氏を再び充てることを決めた。高木氏は比例東京ブロック選出で当選9回。

 佐藤氏は衆院大阪3区選出で当選10回。副厚生労働相などを歴任した。【木下訓明】

506チバQ:2021/11/10(水) 10:19:50
https://news.yahoo.co.jp/articles/c3cc44fb96eef8120343bb9757d6053855e7b3b1
「公明案を丸のみすれば…」ばらまき批判、自公悩んだ末に
11/10(水) 9:46配信

西日本新聞
イメージ(本文とは直接関係ありません)

 9日、新型コロナウイルス経済対策の18歳以下に対する給付は、現金とクーポンを各5万円とすることで自民、公明両党が折り合った。衆院選で公明が掲げた「10万円」の骨格を自民がのんだ形となったため、自民が主張する年収960万円の所得制限に関しては公明が譲歩することになる、との見方も。インターネット上では富裕層を含む一律給付案に「ばらまき」との批判が出ており、両党は神経をとがらせている。

【画像】子ども給付の想定される支給方法

 この日、公明の石井啓一幹事長は自民の茂木敏充幹事長と会談した後、記者団に「自民党さんから『所得制限を設けるべし』という強いお話があり、持ち帰って検討する」と述べた。片や、茂木氏は「石井幹事長は、できるだけ早くしたいという思いで取り組まれると思う」と念押しを忘れなかった。

 所得制限導入に自民が固執する理由は、世論の動向だ。ネットでは「高所得世帯も困窮世帯も同じというのは矛盾している」「所得制限を設けて、本当に支援が必要な人たちにもっと重点的に配分した方がいい」といった声も相次ぐ。事務所に同様の抗議の電話が寄せられたという自民の閣僚経験者は「公明案を丸のみすれば、衆院選からのいい流れが逆風に変わってしまう」と話す。

 公明内のムードにも変化の兆しが。山口那津男代表は9日午前の記者会見で、所得制限を巡る見解を問われ「わが党にもそういう考え方はもちろんあった」とコメント。党関係者も「自公でがたがたするぐらいなら、早く決めるべきだ」と自民に配慮した着地点をほのめかす。

 コロナ禍でしわ寄せを受ける子どもを社会全体で応援するとして、公明は10万円の「未来応援給付」を打ち出したものの、当初から「経済対策なのか福祉施策なのか、目的が曖昧」(政府関係者)との指摘があった。ツイッターにはもっと直接的に、「子どもの有無で貧困の(状態にある)大人を分断してはいけない」と疑問を呈する投稿も。昨年の国民一律10万円の特別定額給付金は貯蓄に回る傾向が強かったとの分析を基に、経済効果が「限定的」とする声もある。

 賛否が割れる現金給付に、あるエコノミストは冷めた視線を送る。「岸田文雄政権が分配を重視するのであれば、より生活の安定につながるよう優先して取り組むべき別の対策があるのでは」

(大坪拓也)

507チバQ:2021/11/16(火) 07:17:50
https://news.yahoo.co.jp/articles/597ca2bb7959a92f7c59dec840e4e0a3e6bbb331
公明、議席増で政策発信強化 躍進した維新と自民の接近に危機感
11/15(月) 20:00配信

毎日新聞
公明党本部=東京都新宿区で、曽根田和久撮影

 衆院選で議席を伸ばした公明党が発信力を強化している。18歳以下の子供への給付を巡る与党協議をリードするなど、政権内で存在感を高めようと躍起だ。一方で自民党が躍進した日本維新の会へ接近を強めていることへの焦りもにじむ。

【議員辞職を表明し、頭を下げる遠山氏】

 公明は、先の衆院選で公示前の29議席から32議席に伸ばした。ただ、自民党も15議席減(その後2人入党)にとどめ、衆院の常任委員長を独占し委員会の過半数を占められる「絶対安定多数」を確保した。政権内で公明の影響力が高まったとは言い切れない状況だ。

 そこで公明は注目政策についての発信を強め、存在をアピールしている。衆院選公約で掲げた18歳以下への給付について、北側一雄副代表が4日の記者会見で「基本は現金給付」と発言。竹内譲政調会長もツイッターに「所得制限無し、現金給付が事実上決定している」(現在は削除)と投稿し、所得制限を主張する自民に翻意を迫った。調整の結果、子供2人と配偶者1人のケースで、主たる生計者の年収960万円未満を対象とする制限を設けることとなったが、公明は約9割の世帯が対象となるとし「100点満点の90点取れた」とアピールした。

 政府・自民が目指す「敵基地攻撃能力」の保有については、公明の山口那津男代表が衆院選投開票日の10月31日の会見で「必要なのは我が国の防衛力と日米安保条約に基づく抑止力の総合的な力で日本の安全保障を全うすることだ」とけん制。自民が4項目の憲法改正条文イメージで掲げる緊急事態条項の創設も、北側氏が「憲法の中に書いたからといって解決がつく問題ではない」とくぎを刺した。

 公明幹部が発信を強める背景には、議席を公示前の11から41に大幅増させた維新の存在がある。13日の毎日新聞の世論調査で、公明の政党支持率は前回比2ポイント減の4%にとどまったが、維新は倍増の16%に伸ばした。注目度が高まった維新への対抗意識も見え隠れする。

 公明が特に警戒するのは、来夏の参院選をにらんだ自民、維新の接近だ。ともに改憲を党是とする両党は9日夜に幹事長・国対委員長が会談し、自民の茂木敏充幹事長が衆参両院の憲法審査会について「臨時国会でしっかりと前に進める」と秋波を送った。自民内では「維新が第三党として確立するなら『もう公明はいらない』ということになりかねない」(関係者)との声も出ている。

 公明が主導した18歳以下への給付は、世論調査で44%が「給付自体に反対」と回答し賛否が割れた。自民の閣僚経験者が「バラマキばかりするのはどうなのか」と不満を漏らすなど、公明のアピールが追い風につながったかどうかは微妙だ。自民、維新の接近に神経をとがらせる公明がどう求心力を高めるのか。試行錯誤は続きそうだ。【木下訓明、野間口陽】

508チバQ:2021/11/20(土) 19:09:49
https://news.goo.ne.jp/article/nikkangendai/life/nikkangendai-782667.html
斉藤鉄夫国土交通相はかつて「公明党のホープ」 穏やかな人格者すぎて出世は微妙
2021/11/13 09:26日刊ゲンダイDIGITAL

斉藤鉄夫国土交通相はかつて「公明党のホープ」 穏やかな人格者すぎて出世は微妙

学者肌の斉藤鉄夫国交相(C)共同通信社

(日刊ゲンダイDIGITAL)

【岸田内閣の大臣を“丸裸”にする】

 斉藤鉄夫国土交通相
 (広島3区・衆院10回)

  ◇  ◇  ◇

 2012年の第2次安倍政権以降、国交相は公明党の指定ポストだ。前任の赤羽一嘉氏の再任説が流れたが、組閣直前に斉藤氏が浮上し、就任した。斉藤氏は08年の福田康夫内閣で環境相の経験があるが、選挙区を比例中国ブロックから、「政治とカネ」の河井克行・案里事件の震源地である広島3区へ鞍替えしたため、目前に迫った総選挙での“必勝態勢”を固めるための再入閣だった。

 理系出身、博士号を持つ学者肌。原発事故や新型コロナ対策で露呈したように、「日本の政治には科学がない」と常々嘆いているというが、「論理的で理屈っぽい」のは永田町では面倒くさがられる。50代で政調会長に抜擢され、初入閣した頃は「公明党のホープ」と呼ばれたが、その後の“出世”は微妙。「政治家として駆け引きする力が足りない」(政治記者)との評も。

■父は自民党村会議員

「私の血の95%が自民党です」と選挙中、選挙協力する自民党主催の演説会で訴えかけた。広島県境にある島根県邑南町(旧・羽須美村)生まれ。父は自民党員の村会議員だった。妻と娘3人。今年、孫も生まれた。

■亀井静香は先輩

 広島の名門、男子の中高一貫校「修道学園」に高校から入学。高2の時に創価学会に入信した。

 政治家の先輩には亀井静香氏がいる。自公連立以前、公明党が亀井を「仏敵」扱いしていた頃でも、「先輩として立ててくれた」と亀井氏は自身の週刊誌コラムで振り返る。斉藤氏の人物像について「亀井静香の逆。つまり穏やかな人格者である。一目見てもらえばわかるが、仏様のような人なんだ」と記している。

 東工大理学部応用物理学科卒、同大学院応用物理学専攻。工学博士。清水建設の技術研究所に勤めていた。東工大の同学科の先輩は菅直人元首相。

■不可解な1億円超の記載漏れ

 今月5日、突然、過去に提出した資産報告書の訂正を衆院事務局に届け出た。「記載漏れ」があったと自ら説明したが、有価証券の金銭信託1億379万円や株式5銘柄3200株というから、額が大きすぎる。「姉からの遺産相続が驚くほど多額で全貌を理解できなかった」とわびたが、1億円超もあるのに本当に分からなかったのか。訂正のタイミングも選挙後。ちょっと不可解だ。

■日本版グリーン・ニューディールを提唱

 09年に麻生内閣の環境相として「緑の経済と社会の変革」構想を公表。経済誌で「日本の環境・省エネは世界一のレベルにあるが、世界中の国々が環境分野にあらん限りの人知を投入しており、今ある優位性を拡大していかないと追いつかれてしまう。今、低炭素社会づくりに向けた歯車がゆっくりでも動き出せば、国際競争力を高めていける」と訴えていた。それから10年。日本は「化石賞」常連国だ。

509チバQ:2021/11/25(木) 10:57:37
https://news.yahoo.co.jp/articles/1898c8401246760af63137e4066ed2ffefcb2613
公明、党運営の岐路…維新第3党で存在感課題に
11/25(木) 7:32配信

読売新聞オンライン
公明党本部

 公明党が党運営を巡り、様々な課題に直面している。ベテラン議員の引退で連立を組む自民党とのパイプは細り、山口代表(69)の後継育成が急務となっている。先の衆院選では、躍進した日本維新の会に第3党の座を追われ、存在感をどう発揮するかという問題も浮上した。

【図表】自民、公明、維新、国民の各党の関係

「ポスト山口」不安 自民と連携細る
 自民、公明両党の幹事長と国会対策委員長は24日、国会内で会談し、12月6日に召集される予定の臨時国会での連携を確認した。公明は長年、この「2幹2国」に加え、安倍元首相と太いパイプがある太田昭宏・前代表(76)らベテランが自民側と水面下で接触し、政策実現や選挙での協力に腐心してきた。

 だが、先の衆院選で太田氏や2009〜18年に幹事長を務めた井上義久氏(74)などベテランが勇退。政策面で実務を担った石田祝稔(70)、桝屋敬悟(70)、高木美智代(69)の3氏も現役を退いた。

 自民との重層的なチャンネルが減り、公明幹部は「自民に対等にものを言える人たちが姿を消し、党の実力は相当落ちている」と危機感を募らせる。党執行部は太田、井上両氏を常任顧問に起用し、影響を最小限にしようと躍起だが、不安もささやかれている。

 18歳以下への10万円相当の給付を巡る自公協議では、所得制限を主張する自民に押し切られ、一律給付を勝ち取れなかった。文書通信交通滞在費の扱いでも当初、自民との足並みが乱れた。

 「ポスト山口」の育成も悩ましい課題だ。山口氏は代表就任から12年以上が経過し、「来年9月の党大会で代表を退くだろう」(ベテラン)との見方が多い。党内では、石井幹事長(63)の昇格が取り沙汰されているが、「選挙の顔」として不安視する向きもある。

 特に公明が警戒を強めるのが、自民と維新の接近だ。公明は、自民が検討する敵基地攻撃能力の保有や防衛費の増額に否定的で、憲法改正にも慎重だ。自民が維新と連携して局面の打開を図る事態も想定され、神経をとがらせている。

 公明は先の衆院選で、比例票で700万台を回復した。ただ、東京や近畿など4ブロックの得票率で維新に後れを取り、「常勝関西」を誇る近畿では1議席減らした。山口氏の地元の東京都葛飾区議選(8日開票)も「全員当選」を逃すなど、不安を残す結果となった。党幹部は「世代交代を円滑に進め、政権内で公明カラーを発揮しなければ、夏の参院選は手痛い結果になりかねない」と警戒感を強めている。

510チバQ:2021/11/28(日) 09:20:01
https://news.yahoo.co.jp/articles/d934d4af89d1b248ca582034630e0e5aa3c26c81
公明、議席増でも次々逆風 自民と維新の接近に不安も
11/28(日) 6:30配信

北海道新聞
10万円給付、ばらまき批判
衆院選で道内候補の応援に駆け付けた公明党の山口那津男代表

 10月の衆院選で議席を伸ばした公明党が、逆風に見舞われている。公約に掲げた18歳以下への10万円相当の給付はほぼ主張通り実現したものの、「ばらまき」との批判が根強く、所属議員に絡んだ「政治とカネ」の問題も噴出。来年夏の参院選を控え、第3党に躍進した日本維新の会の動向にも神経をとがらせている。

 衆院選で18歳以下への一律給付を目玉公約として訴えた公明は、議席を29から32に伸ばした。このため選挙後、連立を組む自民党との協議で実現を強く要求。年収960万円以上の世帯を対象外とする所得制限をつける形で決着したが、野党からは「厳しい世帯により集中して届けるべきだ」(立憲民主党幹部)といった批判が続く。自民幹部からも「生活に困っていない人にもばらまく愚策」との不満がくすぶる。

「政治とカネ」の問題も噴出
 政治とカネを巡っては、公明の斉藤鉄夫国土交通相が衆院選期間中に開いた演説会において、広島県トラック協会の関連団体が旅費名目で一部出席者に現金を配っていたことが判明した。斉藤氏は26日の閣議後記者会見で「私や私の事務所は一切関与も関知もしていない」と火消しに追われた。

 衆院選後、同党にかつて所属していた遠山清彦元衆院議員が違法な融資の仲介を巡り東京地検特捜部に任意で事情聴取を受けていたことも報じられた。クリーンさを売りとする公明にとって痛手が続く。

511チバQ:2021/12/15(水) 10:05:49
https://news.yahoo.co.jp/articles/600f2e31302650f4205d4c8fe52d2a9d5878194d
【独自】遠山・元財務副大臣、違法仲介への関与認める…現金数百万円の謝礼受領も
12/15(水) 5:00配信

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読売新聞オンライン
遠山清彦氏

 日本政策金融公庫の融資を巡り、公明党衆院議員だった遠山清彦・元財務副大臣(52)が東京地検特捜部の任意の事情聴取に対し、貸金業の登録を受けていない事業者が行った違法な仲介に関与したと認めたことが関係者の話でわかった。また、事業者側から数百万円の謝礼を現金で受領していたことも認めたという。特捜部は貸金業法違反容疑で捜査を進めている。

 関係者によると、遠山元議員と元秘書2人は、東京都内で環境関連会社などを営む70歳代男性から依頼を受け、新型コロナウイルス禍で影響を受けた企業に対する特別融資などに関し、公庫側に契約成立に向けた働きかけを行うなどしたとされる。

 遠山元議員はこれまで特捜部に対し、「資金提供を含め、事業者の男性から支援を受けたことがある」と説明。その上で、事業者の男性を通じて紹介された融資希望の企業に関し、元秘書に公庫側への働きかけを指示するなど、自身が仲介に関与していたことを認めているという。

 遠山元議員側は2019年10月以降、事業者の男性から「遠山議員事務所宛て」などとして、数百万円の謝礼を現金で受け取ったとみられているが、遠山元議員はこれらの現金提供についても、仲介の謝礼として自身が受領したと認める供述をしているという。

 遠山元議員は、緊急事態宣言下に東京・銀座の高級クラブで深夜まで知人と滞在していた問題で今年2月に議員辞職した。

 遠山元議員の元秘書2人はその後、吉田宣弘衆院議員(54)(比例九州)の政策秘書や公設第2秘書となったが、10月の衆院選に伴い失職した。

512チバQ:2021/12/15(水) 20:19:36
https://news.goo.ne.jp/article/kyodo_nor/politics/kyodo_nor-2021121501000465.html
公明・里見氏の政党支部がコロナ助成金受給
2021/12/15 12:23共同通信

 公明党の里見隆治参院議員(愛知選挙区)が代表を務める政党支部が昨年、新型コロナウイルスによる臨時休校対策助成金約23万円を受け取っていたことが15日、政治資金収支報告書で分かった。里見氏側は返金する意向を示した。

513チバQ:2021/12/19(日) 18:37:45
https://news.yahoo.co.jp/articles/990065b58bdfe37b783475181f07abca98de150f
10万円給付で悪印象・国交省統計問題…公明、参院選へ不安材料が続出
12/18(土) 22:18配信

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読売新聞オンライン
(写真:読売新聞)

 公明党が、来夏の参院選に向けて不安材料の続出に直面している。大きなアピール材料と期待する10万円相当の給付ではクーポンの扱いを巡って批判を招き、同党議員が閣僚を務めてきた国土交通省では基幹統計の不適切な書き換えが発覚した。党執行部は、懸念払拭(ふっしょく)を急いでいる。

 山口代表は18日、東京都内で開いた党全国県代表協議会で「何としても参院選を勝ち抜き、コロナ禍克服、日本再生の歩みを力強く進めていこう」と述べ、都道府県本部の幹部ら約110人に発破をかけた。

 この日の協議会は、参院選に向けて組織を本格始動させる場で、子育て世代や中小企業へのアンケート結果を政策に反映させる方針を示した。インターネットを活用した選挙活動に力を入れることも確認した。

 公明は参院選で、公認済みの候補予定者14人全員の当選と、比例選800万票の獲得を目標に掲げる。1999年の自自公連立政権発足以降、公明は参院選比例選で700万票超の得票を維持してきたが、前回2019年は約653万票にとどまった。先の衆院選も「比例800万票」を掲げ、約711万票だった。

 目標達成に向けて臨戦態勢に入る矢先に起きたのが、クーポン問題だ。18歳以下への10万円相当の給付は、公明が先の衆院選で公約の目玉に据えたもので、給付が行き渡った後の参院選で「公明の成果」として訴えるはずだった。だが、5万円分を原則クーポン支給としたことに、自治体が「事務負担が大きい」と猛反発。政府は無条件での全額現金容認に追い込まれ、かえって悪印象を残した。

 建設工事受注動態統計のデータ書き換えが発覚した国交省は、9年間にわたって公明議員が閣僚を占める。実態解明が進めば世論の批判の矛先が公明に向く可能性があり、再発防止の徹底などで挽回したい考えだ。

 また、岸田首相が「敵基地攻撃能力」保有の検討に積極的なことにも、公明は神経をとがらせる。敵のミサイル発射基地などを破壊する自衛のための能力とはいえ、公明内では慎重論が根強く、参院選後に議論を先送りしたいのが本音だ。

 日本政策金融公庫の融資に関し、遠山清彦・元公明党衆院議員と元秘書らが検察の捜査を受けていることにも、クリーンさを売りとする党のイメージ悪化を心配する声が出ている。

514チバQ:2021/12/28(火) 15:55:57
https://news.yahoo.co.jp/articles/e2846d229554d76a37f451df31d66dc7e77f36f3
「公明党のホープ」、再起の矢先 テクノ社と親交 遠山元議員
12/28(火) 13:35配信

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時事通信
遠山清彦元衆院議員

 「公明党のホープ」と呼ばれた遠山清彦・元衆院議員(52)。

 緊急事態宣言下でのクラブ訪問で議員を辞職し、再起を図る矢先の在宅起訴となった。社長が詐欺罪などで立件された「テクノシステム」とは親交を深めていた。

 「クリーンなイメージ。将来の公明党代表候補だった」。ある支援者は遠山元議員の印象についてこう語る。

 2001年の参院選で初当選し、2期目の途中で衆院比例代表九州ブロックにくら替え。衆院議員4期目の19年9月からは財務副大臣を1年務めた。今秋実施された衆院選には神奈川6区からの出馬が当初予定されており、党を挙げて選挙運動に注力していた。

 だが今年1月、緊急事態宣言下の深夜に東京・銀座のクラブを訪れていたことなどが発覚し、2月に議員辞職。辞職後は都内でコンサルタント会社を設立し、40社以上の企業顧問を務めるなど再起に向け活動を始めたばかりだった。

 ともに在宅起訴されたテクノ社の牧厚元顧問(74)とは、7月に死去した藤井富雄・公明党元最高顧問を通じて数年前に知り合ったとされる。多業種の実業家らが集う牧元顧問主宰の交流会に遠山元議員も参加し、人脈を広げていた。「(遠山元議員は)必ず日本にプラスになる」と、牧元顧問は支援や協力を惜しまなかったという。

 人脈が広がる中で、起訴内容となった日本政策金融公庫の融資仲介など、企業との癒着も増えたとみられる。遠山元議員は時事通信の取材に「私は顔の広い政治家だったので、公庫の窓口紹介も300社くらいしている。テクノ社もそのうちの一社」と話していた。

 詐欺罪などで起訴されたテクノ社社長の生田尚之被告(47)を遠山元議員に紹介したのも牧元顧問で、3人は高級クラブで飲食する間柄だった。取材に牧元顧問は「クラブで生田被告は数百万円分の代金を支払った」と話していたが、遠山元議員は「全部生田さんが払って豪遊したという印象はなかった。私の公的な権限に関わることで接待を受けたり、便宜を図ったりしたことはない」と否定していた。

515チバQ:2022/01/02(日) 18:03:55
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/politics/sankei-_politics_situation_DUO7HDNO5NI6BGEZWVQ4UIVJIQ.html
公明、参院選に危機感 遠山氏在宅起訴で逆風強く
2022/01/02 16:25産経新聞

公明党が夏の参院選に向けて危機感を強めている。昨年末、公明の衆院議員だった遠山清彦元財務副大臣らが貸金業法違反罪で在宅起訴されたのを受けて野党は17日召集予定の通常国会でも追及する構えで、党の持ち味である清廉なイメージが損なわれかねないためだ。自民との距離も浮き彫りになり、党勢の立て直しに向けた戦略が問われている。

「公明党がいる連立政権だからこそ政治が安定し、課題を着実に乗り越える。その先頭に公明党が立っていく」。山口那津男代表は2日、新春恒例の東京都内の街頭演説でこう訴えた。

公明は昨年、〝厄年〟のような事態が相次いだ。

遠山氏は緊急事態宣言下で東京・銀座のクラブを訪問したなどとして昨年2月、議員辞職。先の衆院選で公明は前回の29議席を上回る32議席を確保したが、公示前の4倍近い41議席を獲得した日本維新の会に第3党の座を奪われた。斉藤鉄夫国土交通相は衆院選の最中に開いた集会参加者への現金支払い問題が報じられたほか、国交省による建設工事受注動態統計の書き換え問題で釈明に追われ、政権批判の矢面に立たされた。

岸田文雄政権下では自公のきしみも目立つ。衆院選で公明が公約として掲げた18歳以下への10万円相当の支給方法をめぐっては、現金とクーポンの併用を決めた政府に対し、複数の自治体がクーポンに伴うコスト増に猛反発。これが自民と連立を組む公明への批判にもつながった。

最終的に政府は現金の一括給付も認め、公明の主張に近い形で決着した。山口氏は一連の迷走を念頭に、周囲に「『公明の言う通りになったね』といわれる」と自嘲気味に語る。

自公連携のカギといわれる両党の幹事長と国対委員長が会談する「2幹2国」も定例化されていない。平成24年以降の安倍晋三政権や菅義偉政権では当時の二階俊博幹事長主導で週1回程度開かれ、政権運営を下支えした。

自民内では「(2幹2国は)相互の信頼関係を保つために必要だ。随時開催では阿吽(あうん)の呼吸ができなくなる」(幹部)と危機感を漏らす。一方、公明側は「一致結束して臨む意味では大変意義がある」(石井啓一幹事長)とするが、定例化には言及しておらず、自民との溝がにじむ。

公明は参院選比例代表での得票目標を800万票としているが、目標達成は自民との協力が前提だ。憲法改正や防衛などで自民と維新がさらに接近すれば埋没しかねない。政権与党の一角である公明にとって今年は正念場となる。(児玉佳子)

517とはずがたり:2022/01/19(水) 19:21:13
参院選協力、自民に不満 山口公明代表
1/17(月) 19:02配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/99aff0888210dfd2f7b0a7bbbe62feb01c7705de
時事通信

 公明党の山口那津男代表は17日、夏の参院選での自民党との選挙協力に関し、「自民党の状況が遅れているのは残念だ」と不満を示した。

 その上で、当面は党内の体制強化に努める考えを強調した。国会内で記者団の質問に答えた。

518チバQ:2022/01/22(土) 12:38:19
https://news.goo.ne.jp/article/asahi/politics/ASQ1P6WVRQ1PUTFK01W.html
財務副大臣、予算案説明で読み違い連発 与党出身の予算委員長も苦言
2022/01/21 21:11朝日新聞

財務副大臣、予算案説明で読み違い連発 与党出身の予算委員長も苦言

岡本三成財務副大臣

(朝日新聞)

 財務省の岡本三成副大臣が21日、衆院予算委員会で行われた新年度予算案の趣旨説明で、予算案の金額などの読み間違いを連発した。岡本氏は野党側の指摘を受けて、誤りを訂正し陳謝した。予算委員長が苦言を呈する事態になった。

 岡本氏が読み間違えたのは、予算案のなかの個別の金額の数字など。公共事業関連について、正しくは「6兆575億円」のところ、「6兆5705億円」と間違え、農林水産関連では「1兆2701億円」を「1兆2001億円」と誤るなど、少なくとも4カ所を訂正した。

 根本匠予算委員長が、岡本氏に「しっかり緊張感をもってやって下さい」と注意した。立憲民主党の大串博志・予算委筆頭理事も、「(趣旨説明で)審議が中断をしたのは記憶にない。政府の気の緩み以外のなにものでもない」と批判した。

 岡本氏は公明党所属で衆院当選4回。

519チバQ:2022/03/03(木) 20:32:10
https://news.yahoo.co.jp/articles/72ef63a6655562a1161e005897b60f62359f2d2c
自民党と公明党、亀裂のウラで、創価学会を動かす「選挙の神様」が復活していた…!
3/3(木) 8:04配信

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現代ビジネス
今後のゆくえはどうなるのか
写真:現代ビジネス

 「こんなに自民党と喧嘩して参院選は本当に大丈夫なのか。正直言って心配です」(公明党幹部)

【写真】大蔵省の「ノーパンしゃぶしゃぶ事件」いまだからウラ話を明かそう!

 自民党と公明党の間に吹く寒風が止まない。自公連立の基盤である参院選での「相互推薦」を公明党側がやめると言い出し、対立が続いている。

 その裏側には、創価学会で「選挙の神様」とよばれる実力者、佐藤浩副会長の復権があるという。

 佐藤氏は菅義偉前総理の盟友として知られ、政策にも影響を及ぼしてきた。昨年3月末に学会本部を定年退職したと報じられたが、20年以上も学会の政治対策と選挙実務を仕切ってきた氏は、余人をもって代えがたかった。

 「原田稔会長の絶大な信頼もあり、昨年の横浜市長選や衆院選でも現場で陣頭指揮を執りました」(前出と別の公明党幹部)

 自民党との窓口も引き続き佐藤氏が事実上担当することになったが、ここで事件が起きる。自民党幹事長に就任した茂木敏充氏とソリが合わず、大喧嘩を繰り広げたのだ。

 「参院選協力に関する茂木さんの返答が遅いことに佐藤さんが業を煮やして、『今回は相互推薦はナシだ! 』と決めてしまった。(公明党代表の)山口那津男さんも佐藤さんの方針には反対できない」(冒頭の公明党幹部)

 盟友の菅氏が権力の座を降りた今、誰が佐藤氏を説得できるのか。期待を集めているのが、他ならぬ岸田総理だという。

 「岸田さんは一昨年、地元の衆院広島3区の候補者を巡って公明党側とバトルを繰り広げ、最終的に押し切られたが、そのとき佐藤氏とやり合った。

 岸田さんは当初、佐藤氏や学会への不満を口にしていたものの、総理を目指す上で仲良くするのが得策と考え直した。総理になった今は表立っては会えないから、頻繁に電話でやり取りするそうだ」(自民党ベテラン議員)

 公明党・創価学会対策は政権の浮沈に響く。総理が自ら矢面に立つのも、致し方ないことだろう。

 『週刊現代』2022年3月5日号より

週刊現代(講談社)

520とはずがたり:2022/04/01(金) 11:57:34

公明代表「財源不足なら政権の責任」 補正めぐり自民と溝拡大
https://www.jiji.com/jc/article?k=2022033100863&g=pol
2022年04月01日09時54分

 政府が物価高騰を受けて策定する「総合緊急対策」をめぐり、自民、公明両党の溝が31日、さらに広がった。自民党から2022年度予算の予備費で対応すべきだとの発言が相次いだのに対し、公明党の山口那津男代表は党会合で、22年度補正予算を今国会で成立させるよう重ねて主張。補正を先送りして夏の参院選の前後に財源が不足したら「政権の責任につながる」と強くけん制した。
緊急経済対策、2兆円案浮上 自民が検討着手、補正予算焦点

 政府・自民党は今回の対策では補正予算を組まず、第2弾の対策として夏の参院選後に補正を編成する考えだ。自民の麻生太郎副総裁は麻生派例会で、緊急対策は迅速さが肝要だとし、「まずは予備費を活用する」と強調。岸田派の根本匠会長代行(衆院予算委員長)は記者団に「国会の会期は決まっている。国対的な感覚からすると補正は厳しい」と述べた。
 一方、山口代表は補正を今国会で見送れば「(参院選に伴う)政治空白の期間中、歳出ニーズが大きく膨らんだ場合に(財源が)足りなくなる」と警告。補正の必要性を「政府にもしっかり訴え、しかるべき結論を出したい」と語った。

521チバQ:2022/04/27(水) 21:51:25
https://news.goo.ne.jp/article/fnn/politics/fnn-352980.html
公明党・山口代表「それはもうイチオシだ」 後任に石井幹事長の名前挙げる
2022/04/27 15:13
公明党の山口代表は27日、都内で講演し、自身の後任となる次期代表候補として、石井幹事長の名前を挙げた。

山口代表は2009年から13年に渡り公明党の代表を務めていて、今年7月には70歳を迎える。

今年の秋に代表としての任期満了を迎えるが、自身の後任となる次の代表候補について「石井幹事長は聡明で判断能力もあり説明能力もしっかりしている、ぜひ次のリーダーに頑張ってもらいたいと思います。」と述べ、石井幹事長の名前を挙げた。さらに「それはもうイチオシだ」と述べ、石井幹事長が次期代表にふさわしいとの認識を示した。

https://news.goo.ne.jp/article/asahi/politics/ASQ4W4S9BQ4WUTFK00S.html
公明・山口代表、次期代表に石井幹事長を「一押し」と発言
2022/04/27 14:33朝日新聞

公明・山口代表、次期代表に石井幹事長を「一押し」と発言

当選確実となった候補者の名前に花をつける公明党の山口那津男代表(右)と石井啓一幹事長=2021年10月31日午後11時1分、東京都新宿区、井手さゆり撮影

(朝日新聞)

 公明党の山口那津男代表は27日、東京都内で開かれた講演会で、次期代表として石井啓一幹事長が「一押し」と述べた。山口氏は2009年から代表を務め、現在7期目。今秋の党大会で交代するとの見方が強まっている。

 山口氏は20年秋に幹事長に就任した石井氏について「幹事長になってから責任感を持ってめきめき成長している」と評価。その上で「聡明(そうめい)な、判断力の的確な人で、説明能力もしっかりしている。ぜひ次のリーダーに頑張ってもらいたい」と語った。

522チバQ:2022/07/20(水) 04:34:13
https://news.yahoo.co.jp/articles/2c41ba9edf3fad0e74265f90770339cd030412b1
山口公明代表「コメント控える」 政治と宗教の関係で 安倍氏銃撃
7/19(火) 16:22配信

時事通信
岸田文雄首相との会談後、記者団の取材に応じる公明党の山口那津男代表=19日午後、首相官邸

 公明党の山口那津男代表は19日、安倍晋三元首相が銃撃され死亡した事件をめぐり、政治と宗教の適切な関係性を問われ、「捜査が進展中なのでコメントは控えたい。状況をしっかり見極めたい」と述べた。


 首相官邸で記者団の取材に応じた。同党は宗教法人の創価学会を支持母体としている。

 事件の容疑者は、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)を恨んでおり、安倍氏と関係があると思ったとの趣旨の供述をしている。

524チバQ:2022/07/26(火) 15:12:52
https://news.yahoo.co.jp/articles/1c6b24fe0208b411c1990b28659710ba04d4bc21
公明・山口氏、石井幹事長への「一押し」発言封印?
7/26(火) 14:18配信

産経新聞
公明党の山口那津男代表(右)と石井啓一幹事長 (三尾郁恵撮影)

公明党の山口那津男代表は26日の記者会見で、任期満了に伴う9月の代表選に関連して、自身の後継として石井啓一幹事長が「一押し」かを問われ、「代表は選挙で決められるため、誰かを指名する仕組みではない。特定の人が次期代表にふさわしいかどうかを明確に言及するのは控えたい」と述べた。石井氏については「大変、有能な方であり、判断力、管理職としてしっかり役割を果たしている」と評価した。

山口氏は4月に東京都内で行った講演で、次期代表として石井氏を「一押しだ」と持ち上げていた。

一方、公明内では参院選で改選前の14議席を維持できず、比例代表の獲得票数も大きく減らしたため、党勢回復に向けて山口氏の続投論が浮上している。山口氏は26日の記者会見で、自身が代表選に出馬するか否かを問われ、「ここでは発言は控える」と述べるにとどめた。

525チバQ:2022/07/27(水) 11:10:54
https://news.yahoo.co.jp/articles/f5c8f1f471bb539d1b11a2bf8aca86bfda0c60d7
公明、参院選得票減で焦り 防衛費増、慎重論へ回帰
7/26(火) 23:01配信

産経新聞
公明党の山口那津男代表(鴨志田拓海撮影)

秋にも本格化する防衛費増額に関する与党間の協議をめぐり、自民、公明両党の主導権争いが激化する様相を呈している。公明は先の参院選で改選14議席を維持できず、比例代表の得票も昨秋の衆院選から急減した。自民は集票力が弱体化したとみており、公明に慎重論が強い防衛費の大幅増も一気に押し切れるとの声も強い。逆に公明側は求心力の回復を狙い、「増額ありき」といった議論にブレーキをかけようと躍起だ。

公明の山口那津男代表は26日の記者会見で、防衛費増額をめぐる議論の方向性について「額そのものありきではなく、何が日本の防衛のために必要なのかをしっかり議論を重ね結論を出していくべきだ」と指摘。来年度予算編成で、前年度比1兆円前後の増額を求める自民幹部らを牽制(けんせい)した。

もともと公明は防衛費の大幅増に消極的だったが、ロシアによるウクライナ侵攻に伴う世論の変化も受け、参院選では「日本にふさわしい防衛力を強化することは必要だ」(山口氏)と主張するようになった。参院選の重点政策にも「国際社会の平和と安定」を掲げ、環境の変化に即した防衛力整備の必要性を訴えた。

しかし、結果は改選議席の維持と比例票で800万票獲得という目標をいずれも達成できなかった。特に比例票は先の衆院選の約711万票よりも約93万票減の約618万票となり、党幹部らに衝撃を与えた。

この結果が、防衛費増額をめぐる議論に影響する可能性がある。公明の強みだった支持母体の創価学会を中心とした集票力は、政府・自民に主張をのませる力の源泉になっていたからだ。公明関係者は「自民に対抗する武器を失ってしまった」と焦りを隠さない。

政府は今月末から外交・安全保障政策の根幹をなす国家安保戦略など戦略3文書の改定作業を本格化させる。作業では、自民が参院選公約に掲げた国内総生産(GDP)比2%以上を念頭にした防衛費増額などが焦点となる。山口氏は参院選で、現状のGDP比1%水準の防衛費が国際社会から信頼されてきたとして「そこを崩すようなことを一気にやるのはかえってまずい」と批判してきた。

公明では党を支える創価学会員らへのアピールのため、「平和の党」という原点に回帰すべきだとの意見も強まっている。与党協議でブレーキ役を担い、来春の統一地方選に向けた実績にしたいとの思惑もある。

こうした見方について、政権幹部は突き放すように語った。

「公明は議席を減らしたんだっけ? そんな状況で思い切ったことはいえないと思うけどね」(千田恒弥)

526チバQ:2022/07/28(木) 20:36:47
https://news.yahoo.co.jp/articles/61bdf97a292461d0b923c5cabf367bd6d0426a81
公明・山口代表の続投論が急浮上 統一地方選へ「顔」求める声強まる
7/28(木) 20:28配信
毎日新聞
公明党全国県代表協議会であいさつする山口那津男代表(中央)=東京都新宿区南元町の公明会館で2022年7月28日午後1時12分、畠山嵩撮影

 参院選で議席を減らした公明党内で、9月の党大会で交代が確実視されていた山口那津男代表の続投論が急浮上している。党が重視する来春の統一地方選に向けて選挙態勢立て直しが必須な状況の中、支持母体・創価学会を中心に、知名度が高い山口氏に「選挙の顔」を継続するよう求める声が強まっている。

 ◇7期13年 春までは交代が既定路線

 「私自身、先頭に立って戦います」

 28日、党本部に各都道府県本部の代表を集めた参院選総括の会議。山口氏は、今年後半に沖縄県などで重要な地方選が続くことや、「大衆とともに」の同党指針が示されてから今年で60年の節目に当たることに触れた後、そう宣言した。

 山口氏は2009年から7期13年にわたり代表を務める。「与野党政治家の中で全国に最も多くのポスターが張られている」(党関係者)と評されるほど支持者からの人気は絶大だ。しかし、今月には70歳を迎え、9月25日の党大会での代表退任が既定路線とされてきた。

 山口氏自身も4月の講演で、自身の後継候補として石井啓一幹事長を挙げ「聡明(そうめい)な判断力の的確な人で、説明能力もしっかりしている。次のリーダーとして頑張ってもらいたい」と交代を強くにじませていた。

 ◇参院選で票減らし発言変化

 ところが、7月10日投開票の参院選で同党は、改選前の14議席を維持できず、比例票は前回19年より約35万票減となった。21年衆院選と比べても約93万票減らす厳しい結果だった。

 創価学会は7月中旬、党に先立ち、参院選結果を総括する幹部会合を開催した。関係者によると、集票力低下に関し「強い危機感」が共有され、9月の党大会で人心一新を図るとする党執行部の方針に難色が示された模様だ。23年春には、地方議員を多く抱える同党が最重視する統一地方選が控える。党関係者は「統一選まで『党の顔』である山口さんを残し、組織の安定を優先させようとの声が急速に強まっている」と話す。

 こうした空気を意識してか、今週に入り後継を巡る山口氏の発言に変化が生じた。26日の記者会見で石井氏を推すか問われると「特定の人が次期代表にふさわしいかということを明確に言及するのは控えたい」と言葉を濁し、8期目を目指し自ら代表選に立候補するかについては「発言を控える」と語った。

 ◇続投か世代交代か 厳しい選択

 党内には戸惑いが広がる。党幹部は「いま世代交代できなかったら、いつまでもできない。石井体制への移行のタイミングを逸してしまう」と危機感を漏らす。ベテラン議員は「本来なら、選挙で票を減らしたのだから代表が責任を取るべきだが、『次』が不安で、それもできない」と嘆く。

 山口代表の続投か、それとも世代交代か――。執行部の高齢化という悩みに加え、「参院選ショック」が追い打ちをかける公明にとって、いずれの選択も厳しいものとなりそうだ。【畠山嵩】

527チバQ:2022/07/30(土) 14:22:45
https://news.yahoo.co.jp/articles/28f4b971e2ca20f5cc33d9b351654efc04b27145
公明・山口代表に一転して続投論浮上…統一選の顔に「石井氏では不安」の声
7/30(土) 13:54配信

読売新聞オンライン
公明党本部

 9月の任期満了での交代が有力視されていた公明党の山口代表(70)に一転、続投論が浮上している。先の参院選比例選での苦戦を踏まえ、知名度と安定感のある山口氏の下、態勢を立て直し、来春の統一地方選に備えるべきだとの声が多いためだ。



 山口氏は29日、自らの去就について、首相官邸で記者団に「私のもとにも色々な声が届いている。熟慮した上で、結論を出したい」と述べ、続投に含みを持たせた。「党のパワーを最大化できるかという観点で最終判断したい」とも語った。

(写真:読売新聞)

 次期代表を巡っては、2020年に幹事長に就任した石井啓一氏(64)の昇格が既定路線とされてきた。

 山口氏は4月の講演で石井氏について、「判断力が的確で説明力もしっかりしている。次のリーダーとして頑張ってもらいたい」と太鼓判を押した。

 ところが、今月26日の記者会見で、「大変有能で幹事長として役割を果たしている」と石井氏を評価しつつ、「特定の人が次期代表にふさわしいかどうかを明確に言及するのは控えたい」とトーンダウンした。

 山口氏続投を求める意見が広がっているのは、参院選の結果が不本意だったことが大きい。選挙区選で7議席を維持したものの、比例選では、昨年の衆院選比例選から約93万票減の約618万票に終わり、改選7議席から6議席に減らした。

 次の統一地方選は、約2900人の地方議員を抱える公明にとって極めて重要だ。党内や支持母体の創価学会には、「石井氏は堅実だが、発信力や存在感に欠け、『選挙の顔』として不安だ」との懸念が根強い。山口氏は13年にわたって代表を務め、高い知名度を誇る。党運営の安定感に定評があり、支持者の人気も高い。

 ただ、党内には、9月25日の党大会に合わせ、代表を含む人事を断行し、世代交代した新体制で統一地方選に臨むべきだとの意見もある。

528とはずがたり:2022/07/30(土) 18:03:54

池田先生がまだ会議をリードされてるというニュースである。

「核先制不使用、誓約を」 池田名誉会長が提案―創価学会
https://www.jiji.com/jc/article?k=2022072500762&g=soc
2022年07月25日18時03分

 創価学会の池田大作名誉会長は25日、8月1日から開催される核拡散防止条約(NPT)再検討会議で「核兵器の先制不使用」の誓約などを求める緊急提案を取りまとめた。26日に発表する。

 池田名誉会長は「核兵器が再び使用されかねないリスクが、冷戦後で最も危険なレベルにまで高まっている」と懸念を示し、「『決して使用してはならない兵器』として明確に歯止めをかけることが焦眉の課題だ」と指摘した。
 その上で、核保有国による先制不使用の原則の確立と、その原則への全締約国による支持などをNPT再検討会議で最終文書に盛り込むよう呼び掛けている。
 創価学会では、1957年に2代目会長の戸田城聖氏が「原水爆禁止宣言」を発表。池田名誉会長も毎年1月に平和提言を公表しているが、今回のような緊急提案は異例という。

529とはずがたり:2022/08/13(土) 13:05:44
なんと岸と学会とは繋がり強かったのか!?
統一教会から学会迄岸の貪欲さは将に昭和の妖怪。
現在の清和会が優越する自民党の原型が其処にあるのか。

>「岸信介は、創価学会の2代目会長だった戸田城聖と親密な関係でした。1958年3月、戸田会長は静岡県の大石寺で広宣流布(法華経の教えを広く流布する)の模擬試験(広宣流布の成就
を想定した模擬的な儀式)を行う際、岸信介が参加予定でしたが、側近から止められました」
>岸信介の代理として参加したのが良子夫人、安倍晋太郎、洋子夫人(岸の長女)だったという。
>「この儀式の際、戸田会長は池田大作をはじめとする創価学会の青年部に、宗教界の王は創価学会で、政界の王は岸首相だとして、今後も関係を維持していきなさいと命じるのです。その結果、何度も会っています。それを引き継いだのが安倍晋三元首相です。岸信介から3代にわたって創価学会と関係を深めていったのです」

前代未聞 統一教会のイベントに参加していた公明党参院議員の立場
https://news.yahoo.co.jp/articles/506cdb8131ebd7393caf20c32fb5142ba6f511a9?page=1
8/12(金) 11:02配信

 公明党の石川博崇参院議員(48)が8月5日、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の関連団体である「世界平和女性連合」のチャリティーバザーにかつて参加していたことを明かした。公明党議員にはあるまじき行為という声がもっぱらである。

 ***

 公明党の石井啓一幹事長は、党の会合で、旧統一教会や関連団体の行事に参加した国会議員は石川議員だけだったと説明した。もっとも石川議員は、「世界平和女性連合」のバザーに短時間立ち寄っただけで挨拶などはしておらず、旧統一教会との認識もなかったという。

相容れない関係
「確かに統一教会と知らずに参加したのでしょうが、本来ありえない話です」

 と語るのは、創価学会に詳しいジャーナリストの乙骨正生氏。

「石川議員は、関西創価高校から創価大学へ進み、外務省に入省したエリートですが、脇が甘かったとしか言いようがありません」

 石川氏は、在シリア、在オマーン日本大使館に勤務した後、2009年11月に退官。2010年7月、参院選挙に大阪府選挙区から出馬して、トップ当選。今年の参院選で3選を果たした。

「大阪は創価学会の牙城。そこを地盤としているわけですから組織からも期待されている人でしょう」

 そもそも、統一教会と創価学会はどういう関係にあるのか。

「両団体は、昔から今に至るまで、まったく相容れない関係です。どちらも反共で、自分たちの教義だけが正しくて、他の宗教は認めない。一般の伝統的教団とは異なり、創価学会と統一教会は極めて独善性が強い団体。両者には近親憎悪の感情があるのでは。いくら知らなかったとはいえ、石川議員は深く反省しているはず」

 ところが、この2つの宗教団体を頼りにしていた自民党の大物政治家がいた。

「安倍晋三元首相の祖父、岸信介です。岸信介と統一教会の文鮮明は昵懇の仲であることはすでに報じられています。岸の渋谷区南平台(現・松濤)の自宅の隣が統一教会の本部だったことで、岸は頻繁に統一教会に行き、講演もしています。1982年、文鮮明が脱税のためアメリカで服役した時、岸は当時のレーガン大統領に釈放のための嘆願書を送るほど関係は深いのです」

 岸信介は創価学会とも親しくしていた。

「岸信介は、創価学会の2代目会長だった戸田城聖と親密な関係でした。1958年3月、戸田会長は静岡県の大石寺で広宣流布(法華経の教えを広く流布する)の模擬試験(広宣流布の成就を想定した模擬的な儀式)を行う際、岸信介が参加予定でしたが、側近から止められました」

 岸信介の代理として参加したのが良子夫人、安倍晋太郎、洋子夫人(岸の長女)だったという。

「この儀式の際、戸田会長は池田大作をはじめとする創価学会の青年部に、宗教界の王は創価学会で、政界の王は岸首相だとして、今後も関係を維持していきなさいと命じるのです。その結果、何度も会っています。それを引き継いだのが安倍晋三元首相です。岸信介から3代にわたって創価学会と関係を深めていったのです」

 広宣流布の模擬試験の1カ月後、戸田はこの世を去った。葬儀には、岸信介が参加したという。

「安倍元首相の事件で統一教会と自民党議員の関係がいろいろと問題になっていますが、公明党は政教分離の問題で自分のところに火の粉が飛んでくるのではないかと戦々恐々としています。石川議員は内部で処分されることはないでしょうが、彼だって学会が統一教会をどう思っているか十分承知しているはずですからね、学会や党に顔向けできないと思っているでしょう」

「野党は、公明党と創価学会の政教一致や、政権参画について改めて追及すべきですね。ただ、問題は、野党にそれをやるだけの根性があるかどうかですが」

デイリー新潮編集部

530チバQ:2022/08/18(木) 08:48:09
https://news.yahoo.co.jp/articles/be2e64e25c296c1cd538b3d9307fecd56d03de55
公明「親中」イメージ封印 橋渡し役自負も演習は批判
8/17(水) 19:27配信


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産経新聞
公明党が中国との距離感に頭を悩ませている。公明は昭和39年の結党以来、中国共産党と親密な関係を築き、日中友好の橋渡し役を自負してきた。ただ、今年は日中国交正常化50周年を迎えたものの、両国の関係は冷え切り、改善の糸口は見えない。日本国内の世論は中国に厳しい目を向けており、公明は「親中」のイメージを封印せざるを得なくなっている。(千田恒弥)

「中国は軍事的な行動を拡大し、台湾周辺での軍事演習を行い、わが国の排他的経済水域(EEZ)にミサイルを5発撃ち込んでくる挑発、牽制(けんせい)を行った」

山口那津男代表は15日、東京・池袋で街頭演説し、ペロシ米下院議長の台湾訪問を受けて中国軍が実施した台湾周辺での軍事演習を厳しく批判した。山口氏が中国の行動に批判的な言葉を使うのは珍しい。

公明が親中派と指摘されるのは、歴史的な背景があるからだ。原点は結党の際、党の支持母体となった創価学会の池田大作会長(当時)の意向を踏まえ、「中華人民共和国」の正式承認と中国との国交回復を活動方針に掲げたことにある。47年7月には、当時の党トップだった竹入義勝委員長が訪中して周恩来首相と会談し、同年9月の日中共同声明の調印に向けた地ならしを行った。

日中関係が「戦後最悪」とまでいわれた平成25年1月には、山口氏が当時の安倍晋三首相の親書を携えて訪中し、習近平・中国共産党総書記と会談して対話の糸口を探っている。

公明が関係を大事にするあまり、中国に配慮したとみられる例もあった。今年2月に衆院で採択された中国政府による人権侵害行為を非難する国会決議をめぐっては、公明の意向を踏まえ、決議文から「人権侵害」「非難」といった強い表現が削られた。

ただ、公明が先の参院選に苦戦したことで、状況は変わりつつある。比例代表の得票数は昨年10月の衆院選に比べ、大幅に減少。党勢回復には創価学会の岩盤支持層だけでなく、「幅広く保守層を取り込まなければならない」(党幹部)との危機感が広がった。

山口氏は今月2日の記者会見で、「対話が復活できる状況を作り出したのも公明だったと自負しており、50周年の節目も大切にしていきたい」と述べ、日中関係の改善に意欲を示した。

ただ、「両国のお互いの国を見る国民感情は必ずしも良好ではない」とも付け加え、苦しい胸の内ものぞかせている。

531チバQ:2022/08/25(木) 16:26:53
https://news.yahoo.co.jp/articles/a8042cad7e4ed7ab1ef855357e687ccfa8b04559
公明代表選、来月15日告示 山口氏の去就焦点
8/25(木) 15:40配信

時事通信
公明党本部=東京都新宿区

 公明党は25日、山口那津男代表の任期満了に伴う党代表選について、来月15日に告示し、立候補を受け付ける日程を発表した。

 投開票日は同25日だが、過去に立候補者が複数になったことはなく、15日に決まる見通しだ。

 山口代表はこれまで態度を表明しておらず、去就が焦点。現在7期目だが、発信力の高さから続投を求める声がある。山口氏は23日の記者会見で「日程が公表されれば、その展望の中で熟慮した上で検討していきたい」と述べていた。

532チバQ:2022/08/29(月) 22:04:27
https://news.yahoo.co.jp/articles/bc97d2b40a367800fe7ec1af26a08cf8c43ec285
巨大利権官庁が「公明指定席」のわけ 【政界Web】
8/27(土) 15:00配信


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時事通信
国交相ポストのうまみとは
岸田文雄首相らと記念撮影に臨む斉藤鉄夫国土交通相=2022年8月10日、首相公邸

 岸田文雄首相(自民党総裁)が断行した8月10日の内閣改造で、公明党の要望通り、同党の斉藤鉄夫国土交通相が続投した。同党が国交相ポストを握るのは、自公が2012年に政権を奪還してから10年弱、政権交代前も含めると、約14年にわたる。自民党が公明党の要望を受け入れるのは、政権維持に向けた配慮からだが、なぜ公明党は国交相にこだわるのか。その根底にある同党の選挙戦略とともに振り返った。(時事通信政治部 御舩亮史)

【図解】公明党が経験した閣僚ポスト

自民経験者ゼロに
与党党首会談に臨む、公明党の山口那津男代表(左)と岸田文雄首相(自民党総裁)=2022年8月10日、首相官邸

 内閣改造前の8日、公明党の山口那津男代表は首相官邸で岸田文雄首相(自民党総裁)と向き合い、斉藤氏続投を要望した。斉藤氏は首相と同じ広島選出の当選同期。来年の先進7カ国首脳会議(G7サミット)が広島で開催されることもあり、岸田―斉藤ラインの維持を望む声が党内から出ていた。

 公明党の国会議員数は59人。大臣ポスト三つを得た自民党第2派閥の茂木派(54人)より所属議員数は多い。ポストが一つに限られる分、希望の大臣枠をもらう。これが公明党の考え方だ。自民党よりも少ない人数で党務を回すため、多くの人数を閣内に出しづらい党内事情もある。

 「公明党の国交相は長すぎる。指定席はよくない」(閣僚経験者)。今回の改造に当たり、自民党は国交相ポストを公明枠から外す検討を水面下で進めたが、最終的に見送られた。公明党幹部によると、昨年の岸田政権発足時にも同様の動きがあったという。

 自民党出身者が国交相を担ったのは、旧民主党に政権を奪われる09年まで務めた金子一義氏が最後。現職議員の経験者は、昨年の衆院選で石原伸晃氏が落選したことでゼロになった。前身の建設相、運輸相などを含めても二階俊博元幹事長1人のみ。ある自民党幹部は「国交行政に精通した議員が育たない。部会も盛り上がらず、同省への自民党のグリップも弱くなっている」と打ち明ける。

集票マシン
参院選兵庫選挙区候補の応援演説を行う公明党の山口那津男代表=2022年4月29日、神戸市中央区

 公明党がこだわる理由は何か。党幹部は「選挙のメリットが大きいからだ」とずばり解説する。国交相は党の広告塔であり、集票マシンとして位置付けているからだ。

 公明党は現在、衆院で9小選挙区、参院では7選挙区に現職議員がいる。定数が多い参院東京、大阪両選挙区を除くと、公明党の基礎票だけでは当選ラインに遠く及ばない。ターゲットは自民党票。建設・運輸業界などの組織票を取り込み、上積みを図るのが公明党の基本戦略だ。

 22年夏の参院選では、公明党が重点区と位置付ける愛知や兵庫など5選挙区で斉藤国交相が連日、街頭演説や講演会をこなし、支持を訴えた。

 最重点区と位置付けた兵庫選挙区では、港湾や建設関係を中心に2000人以上を集めた会合を6月に開催。「神戸港が世界の港の最先端を行く。これをぜひ実現したい」。斉藤氏は、水素エネルギーを活用した港湾振興策で熱弁を振るい、日本港運協会の久保昌三会長が見守った。

 こうした会合は一度に限らず、他の選挙区でも開催しており、党の選挙戦術として定着してきた。前々回の参院選以来、公明党と保守票を奪い合っている自民党兵庫県連幹部は「公明党は選挙のやり方を覚えてしまった。国交相を使った業界団体への攻め込みがすごい」と反発を強める。こうした保守票切り崩し戦略は、自民党とのあつれきを生じさせる原因の一つにもなっている。

533チバQ:2022/08/29(月) 22:04:43
地方陳情、党勢拡大に生かす
国土交通省庁舎=東京・霞が関

 話はさかのぼる。21年10月の衆院選では、選挙直前に発足した岸田内閣の国交相に、広島3区から初めて出馬する斉藤氏が就任。19年参院選の大型買収事件を機に、自民党から半ば強引に選挙区を奪い取った経緯もあり、それまで自民側から協力を得られる空気は乏しかった。

 しかし、この入閣で自民党内の斉藤氏支援の動きが一気に加速。地元県連の重鎮が「岸田内閣の閣僚を落とせない」と各方面に号令を掛けたことで、自民党議員からの支援が急速に集まり、斉藤氏は圧勝を収めた。

 選挙対策という直接的な面を除いても、国交相は公明党の強みを発揮しやすい。公明党は約3000人の地方議員を有する。強固な組織力を生かして地方の声や課題を中央に吸い上げ、政策実現を図る「ネットワークの力」が大きな売りだ。

 国交省は年間約6兆円近く(22年度予算)の公共工事予算を差配する巨大利権官庁だ。道路建設や鉄道、災害の復旧・復興、防災、観光など分野は幅広く、地方との結び付きも深い。全国から陳情が舞い込み、視察の機会も多く、目に見える形で成果を訴えられる。国交相経験者は「仕事がしやすい。党のカラーにも合う」と語る。

「福祉の党」が国交族だらけに
参院予算委員会で答弁する冬柴鉄三国土交通相=2007年10月、東京・国会

 公明党の大臣ポストは紆余(うよ)曲折を経てきた。厚労相や環境相のほか、90年代前半の非自民連立政権時代には、郵政や建設、運輸でも大臣を経験した。

 99年に自民党と連立を組んで獲得した最初の大臣ポストは総務庁長官。01年の省庁再編後は、医師で労働相の経験を持つ坂口力氏が04年9月まで厚生労働相を務めた。「福祉の党」を掲げる公明党には、うってつけのポストに見える。

 しかし、当時をよく知る党関係者は「よいことはほとんどなかった」と振り返る。厚労行政は当時、サラリーマン医療費の自己負担引き上げなどの難題を抱え、国民に負担増を求めざるを得ないテーマが多く、世論の風当たりは強かった。特に厳しかったのが年金制度改革で、坂口氏や神崎武法代表(当時)ら党幹部の年金未納問題も発覚。神崎氏は一時、代表辞任を検討する事態に追い込まれた。

 国が被告となったハンセン病訴訟で、坂口氏が小泉純一郎首相(当時)に控訴断念を促すなど評価された実績もある。ただ、それを相殺してもダメージの方が大きく、選挙でのメリットは少なかったという。党関係者は「うちは二度とやりたいと思わない」とこぼした。

 04年、次に獲得したのが国交相ポストだ。政府の経済財政諮問会議に出席できる経済産業相の要求は拒否され、第2希望の国交相に北側一雄氏(現副代表)が就任した。

 ただ、当時の国交省も鬼門だった。07年の参院選で衆参ねじれに持ち込み、勢いに乗る旧民主党は、道路特定財源問題を抱える国交省に集中砲火を浴びせた。当時の冬柴鉄三国交相が国会審議で追及の矢面に立たされ、「役所寄り」と批判を受ける答弁を連発。支持率低下の一因になった。

 道路問題が収まる気配はなく、公明党は、長年力を入れてきた環境対策を担う環境相へのスライドを求め、斉藤氏が就いた。環境相は国交相と比べると、大臣ポストとしては軽量級。09年9月の衆院議員任期満了まで約1年しかない中での苦渋の選択だった。

 09年に野党に転落した自公は12年に政権復帰。国交相に太田昭宏前代表が就任する。11年の東日本大震災の影響もあり、東北の復興や国土強靱(きょうじん)化は注目度が高いテーマで、発信の機会も多い。防災・減災は今や公明党の看板政策となっている。その後就任した国交相は3人全員が公明党だ。

 「福祉の党」のイメージづくりに貢献したベテランは次々と引退し、現在は厚労行政に精通した後継議員の育成が悩みの種となっている。党関係者は「厚労族が減り、党内はいまや国交族ばかりになってしまった」と苦笑する。

自公政権の火種に
初閣議を終え、斉藤鉄夫国土交通相(前列左端)ら閣僚と記念撮影に臨む岸田文雄首相(同中央)=2022年8月10日、首相公邸

 「こんなにうまみのあるポストはない。例え経産相や2大臣を与えられても、代わりにはならない」(党関係者)。選挙対策、政策両面で、国交省は「核心利益」となっており、公明党が自らこのポストを手放す考えはない。同党幹部は「自民党議員が国交相になれば、政治とカネの問題が起きる」と語り、クリーンな政治を掲げる公明党こそ国交相にふさわしいとくぎを刺す。

 公明党は、自民党が次の内閣改造で本格的に国交相ポストを取る動きに出るか警戒を強める。昨年10月の岸田政権発足以降、選挙、政策の両面で自公は摩擦を繰り返しており、自民がポスト奪還に動けば両党の大きな火種となりかねない。公明党幹部は「自民が本当に取り戻すなら、けんかになる」と警告した。

534とはずがたり:2022/09/06(火) 20:57:39
公明党・熊野正士議員の性加害が発覚 被害女性が明かす、身の毛もよだつ「セクハラLINE」の内容とは
国内 政治
https://www.dailyshincho.jp/article/2022/09061945/?all=1
2022年09月06日

535チバQ:2022/09/07(水) 18:52:01
https://news.goo.ne.jp/article/dailyshincho/politics/dailyshincho-898056.html
公明党「山口那津男」続投論浮上の裏に創価学会の“御託宣” 意外に不人気「石井幹事長」と旧統一教会問題の影
2022/09/07 11:02デイリー新潮

公明党「山口那津男」続投論浮上の裏に創価学会の“御託宣” 意外に不人気「石井幹事長」と旧統一教会問題の影

8期目続投で“イバラの道”を進むか

(デイリー新潮)

 デイリー新潮が9月6日に報じた所属議員のセクハラ問題に揺れる公明党の次期代表選びが迷走している。本来であれば、山口那津男代表(70)が退き、石井啓一幹事長(64)が新代表に就任する予定だったが、雲隠れした“セクハラ議員”のほかにも問題山積とあって不透明感が増している。その背景には支持母体である創価学会の意向が大きく影響しているとも。

 ***

 早ければ「セクハラ騒動」の鎮火も終わらぬ9月8日の中央幹事会で「出馬」の有無を表明する可能性も囁かれるなど、山口氏の去就に注目が集まっている。

 山口氏の任期満了にともなう党代表選は9月15日告示、25日投開票のスケジュールで行われるが、公明党の場合、過去に複数候補が出馬した例はないため、新代表は15日にも決まる見込みだ。

「山口氏が太田昭宏前代表の後継に選ばれたのは2009年の野党転落時でした。その後、自民党とともに政権与党に復帰するなど党の建て直しに貢献。20年に7選されて以降、すでに在任期間は13年にもわたる。そのため、当初は“世代交代”を理由に代表の座を石井幹事長へ譲ることが既定路線となっていましたが、告示を目前に控え、続投論が勢いを増しつつあります」(全国紙政治部デスク)

 その理由として挙がっているのが、7月の参院選での“大敗”と来春に行われる統一地方選の行方、そして創価学会の意向という。

学会内で意外にも不人気の石井幹事長
 先の参院選で、公明党は「7議席獲得」「比例区800万票」を目標に掲げたものの、結果は1議席減の改選6議席、比例票は目標に遠く及ばず618万票にとどまった。

「比例票について言えば、先の衆院選と比べても93万票減らす厳しい結果となった。約2900人の地方議員を抱える公明党にとって、苦戦も予想される次の統一地方選は党勢を左右する正念場との位置付け。参院選以降、選挙対策を統括する立場だった石井幹事長の手腕に疑問符が付き、“石井じゃ選挙の顔にならない”との声が広がったことで、続投論が現実味を帯び始めた」(同)

 もともと学会内で石井氏の人気が高くなかったことも影響していると話すのは、さる学会関係者だ。

「発言力を強める学会婦人部の石井評は、総じて“杓子定規で役人みたい”や“融通の利かない堅物”などと芳しくない。一方の山口氏は“安定感がある”“知名度があってイメージもソフト”などと人気は絶大。アッケラカンとした性格から学会内でファンも多かった太田前代表と比べても、石井氏の不人気は際立つ。実際、石井氏の演説は面白みがなく、“人が集まらない”との評価が定着している」

 また、山口氏がいま代表を退くと「参院選の引責辞任」と受け取られかねない点も続投を後押ししているという。

人材難と「天の声」
 山口氏の参院議員としての任期は25年7月までだが、すでに「議員任期中に69歳を超えない」とした党の定年規定の“例外”扱いとなっている。

 公明党関係者の話。

「山口氏を特例中の特例としてでも続投させる声が出ていること自体、党の人材難を表わしている。“次代のエース”と呼ばれながら、昨年、東京地検特捜部によって貸金業法違反の罪で在宅起訴され議員辞職した遠山清彦氏の失脚の痛手も大きかった。党を背負って立つ人材育成を怠ったツケが回ってきたと言われても仕方ない」

 ちなみに石井氏が新代表に就けば、選対委員長を務める高木陽介氏が幹事長に就任すると見られているが、高木氏の評価も学会内で割れているという。

「旧統一教会問題で揺れる自民党は今後、ますます学会票への“依存”を深めていくだろう。統一地方選をにらみ、その自民党を相手に選挙協力のあり方などについてタフなネゴシエーションができるのは石井氏より山口氏のほうが適任。ただし次期代表は公明党だけで決められる話でなく、池田大作名誉会長が不在のいま、最後は原田稔会長の“鶴の一声”が決め手となるのではないか」(前出・学会関係者)

 旧統一教会をめぐる騒動が「政教分離」問題へと発展し、自党と学会の関係に“飛び火”してくることを何より警戒する公明党。降って湧いたセクハラ騒動とともに“内憂外患”に身もだえしている。

デイリー新潮編集部

536チバQ:2022/09/08(木) 09:09:39
https://news.yahoo.co.jp/articles/613548533129a2affa4948ffe199db8a8a8788f4
団塊世代の大量退場で組織力が低下する創価学会。寄付や公明党の得票数で、往事の勢いはなし
9/8(木) 6:01配信


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東洋経済オンライン
東京・信濃町の創価学会本部(編集部撮影)

会員世帯(公称)を誇る創価学会。信者である学会員の特徴は、組織に強い一体感を持ち、日常の活動に熱心に取り組んでいることだろう。創価学会の政治的・社会的影響力は、ほかの宗教団体と比べると、はるかに巨大だ。学会が支援する公明党は国政で自民党と組み、自公連立政権は20年にも及ぶ。
一方で、創価学会はかつての勢いが失われたと指摘されて久しい。国政選挙での公明党の得票数は減少傾向が続いており、「財務」と呼ばれる学会への寄付も以前ほど集まらなくなっている。

【図表】公明党本部の収支構造、公明新聞の売り上げが収入の大半を占める

特集「宗教を問う」の第5回は、創価学会に関する著作もあるジャーナリストの高橋篤史氏が、学会が直面する課題を伝える。

 「今度、そちらの選挙区でうちの◎◎××というのが、出るんですけどぉ、是非お願いしますぅ」

 国政選挙の前になると筆者の元には、ある年配の創価学会の女性会員から必ず投票依頼の電話がかかってくる。かつて全国婦人部長も務めた古参の大物学会員だ。

 依頼されてもそのとおりに投票したことなどないと、それとなく伝えるのだが、それでも選挙前には必ず電話が入る。これが世に言う「F取り」である。「F」とはフレンド、つまりは友人への投票依頼を指す学会用語だ。

 創価学会の組織的な選挙活動が論じられるとき、とりわけ主婦層の学会員が熱心に取り組む、このF取りが引き合いに出される。もっとも、「男子部」(おおむね30代以下)の時代に選挙活動で前線指揮を執った50代の元活動家によれば、それは「勢いのバロメーター」にすぎないらしい。筆者への依頼のように票に結びつかないことが大半で、当てにならないからだ。学会の緻密かつ強力な選挙活動は、むしろほかの点が重視されているのが本当のところだ。

■選挙の半年前には、現地に「裏選対」を設置

 おおまかな日程があらかじめ決まっている参議院選挙や統一地方選挙の場合、学会の選挙活動は半年前には水面下で動き出している。候補者事務所の近くに「企画室」と呼ばれる「裏選対」がまず立ち上げられるのだ。

 学会はことのほか政教一致批判に神経質。だから全国で千数百カ所ある会館を選挙活動に使うことはない。候補者事務所で学会員の組織活動が目立つのも御法度だ。そのため雑居ビルの1室などを借り、そこを拠点とする。

 企画室には学会本部から職員が責任者として派遣され、地元幹部が集められる。活動の最初は「ZU台帳」の整備だ。「ZU」とは「全有権者」を指し、まずは選挙区内の学会員世帯すべてがリストアップされる。学会の地元組織は「統監カード」と呼ばれるものを常備しており、学会員の氏名や住所、家族構成などを把握している。これがZU台帳の大本となる。

 票固めは「NU」から着手される。「内部有権者」、つまりは学会員そのものだ。次は「GU」である。「外部有権者」のことで、学会員世帯のうち未入会者を指す。NUの中でも活動家とそうでない者は区別され、活動家は「K」と略称される。その者がF取りをすれば、「マルK」に格上げとなる。こうやって学会は票を固めていく。

537チバQ:2022/09/08(木) 09:09:55
 公示後ともなれば、民間勤めの地元幹部は有給休暇を取って企画室に常時詰めなければならない。テレアポ部隊が四六時中電話をかけまくり、毎晩、その日の活動報告が行われる。そんな中、威勢のいいF取り報告は、票に結びつかないにしても、その場を盛り上げる格好の景気づけだ。

 他方で、期日前投票の「連れ出し」も学会の特徴である。高齢の学会員に候補者氏名を手取り足取り覚えさせ、企画室の幹部がマイカーで投票所まで送迎するのだ。

 企画室の選挙参謀たちは時に過激な行動に走ることもある。2009年の衆議院選挙で派遣された元本部職員によると、対立候補のスキャンダル探しのために尾行や自宅調査まで行われたとされる。このときは「対立候補が警察を呼ぶ一幕もあった」という。

 いずれにせよ、これら選挙区の企画室で取りまとめられた情報は直ちに東京・信濃町の学会本部に上げられ、会長以下の最高幹部により情勢分析が行われる。選挙終盤、『公明新聞』には危機感をあおる大見出しが踊り、現場ではいっそうねじが巻かれる。こうやって底辺から積み上げられた学会の票が、公明党に投じられる全国数百万票となるわけである。

■公明党の獲得票数は減少が続いている

 しかし近年、その組織力には衰えが目立つ。今年7月の参院選で公明党が獲得した全国の比例票は618万票。昨年の衆院選から100万票近くも減った。

 前述とは別の元本部職員によれば、自公協力の下、衆院選の全国比例票は自民党との「バーター」により取り込んだものが相当数含まれるという。小選挙区で自民候補に学会票を差し出すかわりに、比例区で自民票をもらうのだ。だから、参院選のほうがそのときの実力を素直に表していると見ていい。3年前の参院選で獲得したのは653万票。やはり今回はそこからも減らしている。

 学会の少子高齢化は世間一般より急速に進む。新規会員を獲得する「折伏」はまったく進まず、近年、公称世帯数(創立以来の累積数)は827万世帯からぴくりとも動かない。

 今年6月の本部人事で原田稔会長の長男・星一郎氏が教学部長に就任したように、現在、「宗教官僚」たる職員から一般会員に至るまで大半は「2世・3世」だ。だが入信しない子弟もまた多い。選挙活動がまさにそうだが、学会員は私生活などない「学会漬け」を強いられる。それを見てきた子弟の多くは学会嫌いになりがちだ。

 先述の元活動家によると、今から20年ほど前、地元の統監カードを調べると、3分の1は「幽霊会員」だった。もうそこには住んでいないのだ。誰もが知る有名歌手の名前もその中にはあった。

 本来、学会員は転居先の組織に届け出る決まりだが、そうしない例は多い。とくに子どもが入学や就職で実家を出る際、親は転居先を連絡しないことが多いという。必ず地元組織から『聖教新聞』の勧誘が来たりするからだ。子を思う親心である。

 現在、「本部」(複数の町単位からなり300世帯前後)や「支部」(100世帯前後)といった現場組織では、高校生以下の「未来部」だけでなく男子部でも部長を立てるのが難しいという。なり手がいないのだ。

 一方で高齢化は容赦ない。学会員の年齢層でボリュームゾーンは1960年代までに入信した団塊世代。彼らは今や後期高齢者だ。かつて各地の会館運営は男子部員で構成する「牙城会」が担ってきたが、もはや要員確保は困難。かわりに学会は2009年、「壮年部」で構成する「王城会」を立ち上げ、「ヤング50代」と叱咤して動員に躍起だ。

538チバQ:2022/09/08(木) 09:10:13
■寄付、聖教新聞、墓苑が学会収入の3本柱 

 昨年3月、学会は経営不振の藤田観光から大阪市内の大型施設「太閤園」を買い取った。取得額は約390億円。登記簿の記載内容から見て現金での取得だ。資金力を物語る逸話といっていい。ただし、それも今日かなり衰えてきている可能性が高い。

 毎年の「財務」(寄付)や、『聖教新聞』が柱の新聞事業、それに全国で展開する墓苑事業――それらが学会収入の3本柱だ。

 毎年暮れの財務を行えば「広布部員」の称号が与えられ、死亡時には香典1万円が遺族に贈られる。「目指せ3桁(=100万円超)」と、はっぱがかけられることもあるというが、平均は毎年1万〜10万円程度とされる。

 公称550万部をうたう『聖教新聞』は多部数購読が常態化。とくに現場組織の幹部は先述した水増しの統監数を基にノルマが下りてくるので、自身で何部も取らざるをえなくなるという。墓苑は世間相場より安いとされ、学会は購入ローンまで用意し完売を至上命令とするが、すでに行き渡った感が強い。

 母数が圧倒的に多いため、旧統一教会のごとく破産者が続出するような強引な資金集めは聞かれないものの、疲弊感は漂う。学会収入の全貌は秘密のベールに覆われうかがい知ることが不可能だが、宗教法人本体と違いガラス張りの公明党の収支報告書を見ると、このところの低落傾向は明らかだ。

 党収入の柱は『公明新聞』事業だ。2020年分の額は66億円で、2000年に比べ3割減の水準。じつのところ、代わりに比重が増しているのが議席数と得票数に応じ国から配分される政党交付金だ。自公協力でかさ上げされた得票数はここでも効いてくる。直近、収入全体のうち政党交付金の割合は25%前後にまで上昇している。

 日蓮正宗の在家信徒団体だった創価学会が政治進出したのは戸田城聖第2代会長時代の1955年。当初、政界に続々と送り込まれたのは現役の学会幹部の面々だ。

 池田大作氏が第3代会長に就任した翌年に結成された「公明政治連盟」(公明党の前身)で初代委員長に就いたのは戦時中からの最古参幹部だった原島宏治氏で、露骨にも学会の理事長職と兼務していた。当時、学会と党はどこからどう見ても一体。掲げた政治目標は日蓮正宗の「大御本尊」を安置する施設を国費で賄う「国立戒壇の建立」であり、その教えと政治を融合させる「王仏冥合」だった。

■選挙活動が中心になった宗教団体の行く末

 それが1969年暮れに起こった「言論出版妨害問題」で方針転換を余儀なくされる。世間から批判を浴びた学会は前述2つの政治目標を撤回、現役の学会幹部が議員を兼ねることもなくなった。以降、学会と党の一体性は水面下に潜った。

 さらなる変質の契機は1990年に勃発した「宗門問題」だ。学会は日蓮正宗と決別。結果、大石寺登山など本来の信仰活動は激減した。代わりに選挙活動がますます比重を増す。「選挙には熱心だが政策に無関心」とも揶揄される現場の学会員は「池田先生を守るため!」と票集めに日夜邁進し、それ自体が信仰活動となった。信濃町からすれば選挙は組織引き締めにもってこいであり、議会での勢力確保は対外的な組織防衛戦略の要だ。

 活動家は年々減るのに学会は各地に会館を建て続けている。これも狙いは「ゼネコン票」のためと見る向きがある。ことほどさように、学会の「選挙中心」思想は行き着くところにまで行き着いた感が強い。目的と手段が逆転してしまったのだ。そんな中、後期高齢者となった団塊世代の退場は間近に迫る。そのとき、組織が一気に崩れ落ちるおそれは、今や否定できない。

高橋 篤史 :ジャーナリスト

539チバQ:2022/09/08(木) 17:54:15
https://news.yahoo.co.jp/articles/64c019ea689ed65203d3c0fe2448090daea69a8f
熊野氏セクハラ報道で陳謝 公明代表、隠蔽は「事実無根」
9/8(木) 11:30配信
時事通信
熊野正士参院議員

 公明党の山口那津男代表は8日の中央幹事会で、同党の熊野正士参院議員(比例代表)が知人女性にセクハラ行為を行ったとの週刊文春などの報道について「心から反省し、おわびしたい。事実なら言語道断で、あるまじき行為だ」と陳謝した。

 
 文春と週刊新潮は、熊野氏が再選した7月の参院選前に、山口氏と北側一雄副代表がセクハラ行為を把握しながら隠蔽(いんぺい)などを図ったと報道。山口氏は「全くの事実無根で、断固抗議したい」と反論した。

 8日発表した党のコメントでは、「党や山口、北側両氏の名誉を著しく傷つけるもので、出版社に法的措置を取る」と強調した。

540チバQ:2022/09/13(火) 10:43:22
https://news.yahoo.co.jp/articles/9825a9ee4cfcef93e2b99b0220ed8f369a366cd6
公明・山口氏、出馬表明へ 異例の8期目も難題山積
9/12(月) 20:53配信
産経新聞
公明党の山口那津男代表(矢島康弘撮影)

公明党の山口那津男代表は自身の任期満了に伴う15日告示の党代表選に出馬する方針を固め、13日にも正式表明する見通しだ。当初は9月に退任し、石井啓一幹事長につなぐことが既定路線だったが、来春の統一地方選を見据え、続投すべきだと判断した。複数の関係者が明らかにした。異例の8期目突入となるが、7月の参院選での不振や党所属議員の不祥事など難題は山積しており、難しい舵取りを迫られることになる。


山口氏はすでに立候補に必要な10人以上の推薦人を確保した。ほかに出馬の動きはなく、出馬表明すれば、無投票で8選が確定するとみられる。

山口氏は8日の党会合で「未曾有の危機を団結して乗り越え、立党精神に基づく大衆とともに戦う、大衆のために戦う姿勢を改めて示したい」と訴え、党所属の熊野正士参院議員(比例代表)が知人女性にセクハラ行為をしたとする週刊誌報道などをめぐり揺らぐ党の信頼回復に全力を尽くす考えを示した。

山口氏は当初、続投に消極的だった。しかし、先の参院選比例代表では得票数を昨秋の衆院選より約100万票も減らし、目標とした現有議席の維持もできないなど苦戦。支持母体の創価学会を中心に山口氏の続投論が強まった。山口氏も8月下旬、自身の進退について周囲に「参院議員としての任期も残っている。気力、体力ともに十分だ」と前向きな姿勢をみせた。支持者の間で後継とみられた石井氏の評判が芳しくないことも後押しした。

とはいえ、山口氏が向き合う課題は重い。

党が掲げてきた「クリーン」なイメージを壊す熊野氏のセクハラ問題に加え、予想外の難題も降ってきた。日本維新の会の馬場伸幸代表が9日、次期衆院選で公明の現職議員が守る大阪府と兵庫県の計6選挙区に候補者を擁立する可能性に言及したのだ。

維新は看板政策「大阪都構想」への公明の協力と引き替えに6選挙区に候補者を立ててこなかった。だが、都構想は2回の住民投票で否決されて頓挫。馬場氏は公明との関係を「白紙にする」と突き放した。公明関係者は「公明抜きに地方議会をどう運営するつもりか」と強気に牽制するが、実際は維新側と穏便に済ませたいのが本音だ。

公明は地方選を足掛かりに国政に進出した経緯があり、来春の統一地方選では候補者全員の当選が求められる。ただ、創価学会員の高齢化などで集票力にも陰りが見える。党勢回復は一筋縄ではいかないのが実情だ。(千田恒弥)

541チバQ:2022/09/14(水) 17:19:54
https://news.yahoo.co.jp/articles/f754d42a1e5db39e89bbc0bd5bd5f771f97b7ab3
公明代表、懸案抱え8期目へ 世代交代「もう少し時間」
9/14(水) 7:16配信


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時事通信
記者会見で党代表選への立候補を表明した公明党の山口那津男代表=13日午前、東京・永田町の衆院議員会館

 公明党の山口那津男代表(70)は13日の記者会見で、自身の任期満了に伴う党代表選(15日告示)に立候補すると表明した。

 他に出馬の動きはなく、25日の党大会で8選が承認される見通し。当初は今期限りで勇退し「世代交代」も模索した。続投は来春の統一地方選を控え、支持母体の創価学会の意向を踏まえた判断だが、懸案は山積みだ。

 山口氏は「この難局を乗り越えていくために党の結束の要として役割を果たしていきたい」と強調した。今夏の参院選比例代表の不振を受け、統一地方選に向けた党勢立て直しが最大の課題。新たな任期は2024年9月まで。

 山口氏は09年9月に就任して現在7期目。在任期間は13年に及び、旧新進党との合流を経て1998年に現在の公明党となってから最長だ。

 当初は石井啓一幹事長(64)が新代表の有力候補とされた。山口氏も今年4月の講演で「一推し」と期待を示したが、石井氏は発信力、指導力とも不十分と指摘され続けた。参院選の比例で現職1人が落選し、得票数も目標の800万票を大きく下回る618万票に落ち込んだことから、知名度や安定感に定評のある山口氏続投論が広がった。

 山口氏は会見で「世代交代」を先送りすることに関し、自身と北側一雄副代表、斉藤鉄夫国土交通相のベテラン3人を中心に「次の世代」への「バトンタッチの準備」を進める意向を示しつつ、「3人の経験を後輩にしっかりと伝えていくには、もう少し時間が必要だ」と指摘した。石井氏に対しては「党の戦力を最大化する上で、なくてはならない人材の一人だ」と語った。山口氏8選に合わせて石井氏を留任させるかが焦点となる。

 自民党とは年末の国家安全保障戦略など3文書改定に向け、防衛費増額、敵のミサイル発射拠点などを攻撃する「反撃能力」(敵基地攻撃能力)をめぐる協議が焦点だ。

 衆院の小選挙区定数「10増10減」をめぐっても、公明党は都市部の小選挙区での擁立を目指しており、自民党との調整は容易ではない。同党とのパイプ役だった重鎮引退などで、岸田内閣ではぎくしゃくする場面が目立つ。山口氏は「これからも信頼関係を持ってしっかりと話し合いを尽くしていきたい」と述べ、連立再構築に取り組む考えを示した。

542チバQ:2022/09/15(木) 16:22:17
https://news.yahoo.co.jp/articles/f94fd2f1327c4cb536994945bd9e3e7fd80d2315
公明党、山口那津男代表が8選 無投票で続投 在任13年
9/15(木) 15:47配信
 公明党は15日、任期満了に伴う代表選を告示し、山口那津男代表(70)が立候補を届け出た。他に届けはなく、無投票で山口氏の8選が決まった。

 山口氏は2009年から代表を務め、在任期間は13年に及ぶ。党が最重要視する来春の統一地方選を乗り切るため、支持母体・創価学会を中心に山口氏の続投を望む声が強まっていた。25日の党大会で正式に承認される。任期は原則2年。【畠山嵩】

543チバQ:2022/09/18(日) 09:35:33
https://news.yahoo.co.jp/articles/0df723fe493899866ad56eb1753dfb88aee1d6e5
公明「若返り」見通せず 山口代表14年目、女性活用も課題
9/18(日) 7:05配信

時事通信
記者会見で公明党代表選への立候補を表明した山口那津男代表=13日、衆院議員会館

 公明党の山口那津男代表(70)は25日の党大会で無投票8選が承認されるのを受け、直ちに新執行部体制を決める。


 一向に「世代交代」が進まず、党内に閉塞(へいそく)感が漂う中、将来の「党の顔」となるリーダー候補や女性を登用できるかが焦点。石井啓一幹事長(64)の続投が有力視されており、劇的な「若返り」は見通せない状況だ。

 山口氏の代表任期は14年目に入る。新執行部は10月3日に召集される臨時国会、来春の統一地方選への対応が当面の目標となる。山口氏は15日、記者団に対し、石井氏の処遇を含む新体制について「党の持てる力を最大限発揮できるようにするにはどうしたらいいかの観点で考えていきたい」と述べた。

 幹事長人事をめぐり、党内では「普通に考えたら石井氏は続投」(幹部)との見方がもっぱら。当初は今回の党大会で山口氏が退き、石井氏が引き継ぐとみられていた。石井氏は16日の記者会見で「代表を支えたい。役職にかかわらず、党の発展のために全力を尽くす」と強調した。

 仮に石井氏が2年後の党大会で代表に就任すれば66歳。そうなると「世代交代」と表現しにくく、その次の代表への「短期のつなぎ」になりかねない。山口氏が統一地方選後、代表職を任期途中で石井氏に「禅譲」する案も取り沙汰される。

 一方、石井氏は「選挙の顔」としての発信力強化が課題とされる。一部には「幹事長を交代した方がいい」との声も漏れる。

 公明党は執行部の高齢化や硬直化が指摘されて久しい。常任役員会の国会議員メンバー11人のうち、49歳の谷合正明・参院幹事長を除き、全て60歳以上。女性は古屋範子副代表だけだ。党内では「次世代のリーダー」として伊藤渉政調会長代理(52)、岡本三成前財務副大臣(57)ら中堅を推す意見がある。

 女性登用に関し、山口氏は「積極的に考えていきたい」と語るが、党関係者は「適任者がいない」と人材難の状況に声を落とす。

 遠山清彦・元衆院議員(53)=貸金業法違反事件で有罪確定=が、緊急事態宣言下の銀座クラブ訪問で2021年2月に議員辞職に追い込まれたことも、世代交代が停滞する一因となった。

 遠山氏は幹部候補として「公明党のホープ」と期待されていた。党関係者は、遠山氏が問題を起こさなければ「石井代表・遠山幹事長にしてもよかった」と悔やんだ。

544チバQ:2022/09/25(日) 23:02:09
https://news.yahoo.co.jp/articles/fae57c55c64bc0fa17030983c49df62e030e4016公明党、政調会長に高木陽介氏を起用 石井幹事長は続投
9/25(日) 18:26配信


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毎日新聞
高木陽介氏

 公明党は25日、2年に1度の定期党大会を東京都内で開催し、山口那津男代表(70)の8選を承認した。任期は2年間。石井啓一幹事長(64)を続投させ、政調会長に高木陽介選対委員長(62)を新たに起用する執行部人事案を承認した。党大会後の中央幹事会では、選対委員長に西田実仁参院会長(60)を充て、佐藤茂樹国対委員長(63)を再任する人事案も承認された。

 公明が最重要視する来春の統一地方選を見据え、執行部の骨格を維持しつつ党内のベテランを起用し、安定感を優先した格好だ。

 異例の8期目となった山口氏は党大会後の記者会見で「党の骨格を維持し、既に始まっている統一地方選挙の準備、そしてまた来たるべき戦いに勝利していくという目標に対応することを重視した」と強調した。

 高木氏は選対委員長や国対委員長など党の要職を歴任。自民党とのパイプも太いとされ、今後予定される「国家安全保障戦略」など安全保障関連3文書を巡る与党協議など自公間の政策調整での役割を期待されての起用とみられる。

 西田氏は参院会長、税調会長などを務めてきた。実務能力の高さに定評があり、支持母体・創価学会からの信頼も厚いとされる。2020年から約1年間は選対委員長も務めた。

 一方、幹事長に留任となった石井氏は、当初は党大会での代表就任が有力視されていた。だが、公明が7月10日に投開票された参院選で比例票を大幅に減らしたことで創価学会を中心に集票力低下を危ぶむ声が高まり、山口氏続投の流れに傾いた。

 山口氏は会見で、石井氏について「かねて次の世代をリードする重要な実力者の一人と思ってきた。新しい体制で最大限の力を出し切る、その先頭に私と共に立ってほしい」と評価し、引き続き次期代表候補であることを示唆した。

 党大会には岸田文雄首相も来賓として出席し、「私たちは戦後最大級の難局に直面している。自公は一分の隙間(すきま)もなく緊密に対応していかなければならない」とあいさつした。【畠山嵩】

545チバQ:2022/10/01(土) 10:05:58
https://news.goo.ne.jp/article/fuji/politics/fuji-_society_politics_5YZPFPZV65NYBEPOZLVHMOBGLY.html?_gl=1*ut8kyf*_ga*MjgzMDA1MDA3LjE2NTk2MTI5NDk.*_ga_XJ5END643J*MTY2NDU4NTQ2NC40My4xLjE2NjQ1ODYzMjcuMTguMC4w
ニュース裏表 伊藤達美 中堅、若手からは疑問の声「ポスト山口」は代表選を期待 結党以来、無投票の公明党代表選…支持母体・創価学会の意向も 
2022/09/30 11:00夕刊フジ

ニュース裏表 伊藤達美 中堅、若手からは疑問の声「ポスト山口」は代表選を期待 結党以来、無投票の公明党代表選…支持母体・創価学会の意向も 

山口代表の「後継者育成」が注目される

(夕刊フジ)

任期満了に伴う公明党代表選が9月15日告示された。しかし、山口那津男代表(70)のほかに立候補の届け出がなく、無投票で同氏の8選が決まった。これを受けて公明党は25日、党大会でこれを正式に承認し、山口氏の8期目がスタートした。

任期は2024年9月までの原則2年。任期満了すれば在任期間16年。わが国の憲政史上、共産党の志位和夫委員長の21年余に次ぐ長さとなる。

山口氏は、石井啓一幹事長(64)を続投させ、政調会長に高木陽介選対委員長(62)、後任の選対委員長には西田実仁参院議員会長(60)を登用した。北側一雄中央幹事会長(69)と、佐藤茂樹国対委員長(63)は再任した。「何としても後継代表を育てたい」との山口氏の思いがうかがわれる。

公明党は1964年の結党以来、代表選に複数の候補者が立候補したことがない。支持母体・創価学会の意向が理由とされる。もちろん、「政教分離」もあり、人事介入は確認されていない。

ただ、公明党は国政、地方を問わず、創価学会の熱心な選挙応援を受けているのは周知の事実だ。それだけに、支持母体の信任が厚いことが、代表の必須条件であるのは、やむを得ないことだろう。政党として支持団体の意向を忖度(そんたく)することも、必ずしも否定できない。

しかし、そろそろ、脱皮しても良い時期なのではないか。

小渕恵三内閣で、「自自公」連立として政権入りしてから23年。この間、自由党が連立離脱して「自公」政権に変わったり、自民党とともに下野したりという紆余(うよ)曲折があった。そうした風雪に耐え、いまや押しも押されもせぬ政権与党である。

民主党政権の悪夢や、立憲民主党の非力さを考えると、現時点では、やはり自公連立以外にわが国の政権を担える枠組みはないのではないか。そうであればこそ、公明党には幅広い支持基盤を持つ国民政党に成長してもらいたいと期待したい。

そのきっかけとなるのが、複数の立候補者による党代表選ではないか。

実は今回、党内の中堅・若手議員の一部からは、結党以来、一度も候補者激突による代表選が行われていないことへの疑問の声が出ていた。複数の立候補者による政策論争が、公明党の存在をアピールすることになるし、代表選を通じて人材も磨かれる。

「ポスト山口」を選ぶ2年後は、初めて無投票ではない代表選を期待したいが、果たしてどうだろうか。 (政治評論家 伊藤達美)

546チバQ:2022/11/28(月) 13:35:40
https://news.yahoo.co.jp/articles/e6613d4a6f776e9a237cf6cb1cd976630fd14cd8
公明、統一地方選へ逆風警戒 「政治と宗教」教団問題で注目
11/28(月) 7:18配信

時事通信
街頭演説する公明党の山口那津男代表(中央)=27日午後、茨城県土浦市

 公明党が党勢回復の懸かる来年4月の統一地方選に向け、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の問題の余波をかぶる事態を警戒している。


 創価学会を支持母体とする事情から、「政治と宗教」の関係に注目が集まることは逆風となりかねないと判断。前哨戦と位置付ける茨城県議選(12月2日告示、11日投開票)の完勝を目指し、山口那津男代表ら幹部が積極的に応援に入っている。

 「茨城県議選は統一地方選の前哨戦と言われている。皆さんの力で公明党の力を出せる場を与えてもらい、大いに全国をリードしていきたい」。山口代表は27日、茨城県土浦市で街頭演説し、支持を訴えた。

 茨城県議選は定数62で、公明党は現有4議席の維持を目標に4人を立てた。石井啓一幹事長は25日の記者会見で「(県議選の)結果は各党の勢いを示すものになる」と指摘。統一地方選へ追い風としたい考えを示した。

 公明党は統一地方選を国政選挙並みに重視する。源流となる創価学会文化部が1955年の統一選で多数の候補者を当選させ、国政進出のきっかけとなったためだ。党の地方議員は全国に約2900人おり、国政活動の下支えにもなっている。

 だが、創価学会の会員高齢化などによる党勢の衰えは否めない。公明党の比例代表得票数は今年7月の参院選で618万票と、99年に自民党と連立を組んで以降の最低に落ち込んだ。前回2019年の統一地方選でも大阪市議選と京都市議選で1人ずつ落選。候補者を絞り込む公明党にとっては衝撃の結果だった。幹部の一人は「組織の力が弱っている。次の統一選でも相当減らすだろう」と危機感を強める。

 追い打ちを掛けるのが党所属国会議員らのスキャンダル。元衆院議員が貸金業法違反事件で今年3月に有罪となったのに続き、9月にはセクハラ行為が報じられた参院議員が辞職。同月の党大会では地方議員から綱紀粛正を求める声が出た。岸田内閣の閣僚の連続辞任も政権の一角を担う公明党に悪材料だ。

 旧統一教会問題に関しては、宗教団体一般に厳しい目が向くことに神経をとがらせる。党幹部は「宗教法人ではなく悪質な団体の問題だ」と強調。来年に持ち越さないよう被害者救済新法を今国会で成立させたい考えだ。

 ただ、創価学会に批判的な報道も出てきている。会員の寄付について、週刊新潮が「額はおおむね収入の1割が目安」と報じたことなどに対し、創価学会は25日、「全くの事実無根」とする抗議書を送付したと発表した。

547チバQ:2022/12/20(火) 17:11:16
https://news.yahoo.co.jp/articles/10a063f095b1721b321346dd9708798304b1b871
組織の高齢化、統一教会問題も…茨城県議選でわかった公明党・創価学会の窮状
12/20(火) 11:02配信


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デイリー新潮
山口那津男代表

“茨城ショック”──永田町に激震が走った。12月11日に投開票が行われた茨城県議会議員選挙で、45人の自民党公認候補のうち現職10人が落選した。この結果だけでも自民党に対する逆風の強さに驚かされる。だが、関係者が本当に驚愕したのは、「公明党の退潮」だったという。

【写真を見る】必死の形相で公明党議員の応援演説を行う「久本雅美」「柴田理恵」

 ***

 岸田文雄首相(65)が衆議院を解散しない限り、2025年の参院選まで大型の国政選挙は行われない。これが「黄金の3年間」と呼ばれている。

 一方、来春には統一地方選が行われる。前半の知事選などは4月9日、後半の市区町村長選などは23日が投票日となる。

 大型の国政選挙が行われないため、この統一地方選の結果で、国民の岸田内閣に対する信任・不信任が明らかになると注目されている。

 その統一地方選の“前哨戦”に茨城県議選が位置づけられていた。担当記者が言う。

「特に驚きの声があがったのは、県連幹事長を務める西條昌良氏(68)の落選です。自民党苦戦の象徴として全国ニュースでも伝えられました。その一方で、自民党候補は35人が当選し、単独過半数を確保。さらに、少なからぬ選挙区で保守分裂となったため、10人を超える保守系無所属の当選者は、大半が自民党の会派に参加すると見られています」

 茨城県は“保守王国”として知られ、今回の県議選の結果も「表面的には面子を保った」と見る向きもあるようだ。

自民の苦戦は確定? 
 だが、ベテランの政治部記者は「本当に驚いたのは公明党が票を減らしたことです」と言う。

「公明党は4人が立候補し、無投票の1人を含む全員が当選しました。そのうち水戸市・城里町選挙区で当選した現職の高崎進氏(61)は今回1万2610票を獲得。前回は1万6117票だったので3507票のマイナスです。さらに、日立市選挙区で当選した現職の村本修司氏(51)も今回は1万1737票と、前回の1万3305票から1568票を減らしました」

 自民党と公明党は1999年に初めて連立政権を組んだ。2009年に旧民主党が政権交代を実現した際は共に下野したが、2012年の衆院選に勝利し、再び連立与党として返り咲いた。

「公明党は創価学会を支持母体としています。茨城県議選では公明=学会の集票力が落ちたことが浮き彫りになりました。これは単に公明党の退潮を意味するだけでなく、自民党にも大きな影響を与える可能性があります。自民党は公明党の候補が出馬していない選挙区では、公明党の推薦を得て学会票を取り込んできました。公明党の退潮は自民党の得票数の減少に直結するため、今後の選挙でも自民党の苦戦が予想されます」(同・政治部記者)

548チバQ:2022/12/20(火) 17:11:32
維新当選の衝撃
 今年7月の参院選でも、公明党=創価学会の集票力が落ちたという指摘があった。

「背景にあるのは、学会にも少子高齢化の波が押し寄せていることです。高齢の学会員は、かつてのようには選挙活動を担えません。つまり、少子化によって学会票も減っているのです」(同・政治部記者)

 牛久市選挙区で日本維新の会の新人・長田麻美氏(34)が初当選を果たしたことからも、自民党の苦戦が導き出されるという。

「茨城県議選で維新の候補が当選したのは初めてです。というより、関東の選挙で維新が勝利すること自体が珍しい。牛久市は葉梨康弘・前法相(63)の地元で、東京通勤圏です。有権者が統一教会(現・世界平和統一家庭連合)の問題や増税議論を嫌がり、自民党に投票しなかった可能性が指摘されています」(同・政治部記者)

 特に統一教会の問題は、今もなお自民党の支持率低下に強い影響を与えていると指摘するメディアは多い。

 東京新聞(電子版)は12月9日、「非自民候補の当選相次ぐ 参院選後、関東の市区長選で5人 自民批判票の受け皿にも」の記事を配信した。

「この記事で東京新聞は『東京都や埼玉県など関東の市区長選で少なくとも5人の非自民候補が当選した』と報じました。統一教会の問題で岸田内閣の支持率が下がり続けており、非自民系の候補に票が流れたと分析したのです」(同・政治部記者)

自民党支持者の動向
 もともと自民党の支持者には、いわゆる“新興宗教”に懐疑的な考えを持つ層が少なくない。

「統一教会との癒着を断つべきという意見は、自民党支持者でも珍しくありません。今後の選挙では無党派層が統一教会の問題で与党に“お灸を据える”だけでなく、自民党支持者も投票を棄権したり、与党と野党の間に立つ“ゆ党”として自民党と主張が重なる部分の多い維新に投票したりする可能性が浮上しているのです」(同・政治部記者)

 来春の統一地方選で自民党が惨敗すると予測する関係者も少なくないが、現実味を帯びてきた格好だ。

「中央政界への影響として、解散・総選挙の問題も指摘できると思います。岸田首相は自民党に吹く逆風の強さを認識したはずで、これで衆議院を解散し、総選挙に打ってでることはできなくなったと考えられます」(同・政治部記者)

デイリー新潮編集部

新潮社

549チバQ:2022/12/28(水) 17:48:11
https://news.yahoo.co.jp/articles/267d2568c8c8b5349015ee5b0f5a8809341babad
【苦悩する公明党】自民党が統一教会問題そっちのけで展開した「反創価学会キャンペーン」の悪夢再来か
12/28(水) 16:15配信

NEWSポストセブン
公明党は苦しい局面に立たされるか(山口那津男代表)

 2022年でもっとも重大な事件の一つであった、安倍晋三・元首相の銃撃事件。それ以来、永田町は「政治と宗教」の関係で大きく揺れた。自民党と旧統一教会の問題だけではなく、公明党・創価学会への視線も厳しくなり、連立を組む自公の間にはすきま風も吹いている。苦しい立場に置かれつつある公明党と創価学会の現状と展望について、元通産官僚で評論家の八幡和郎氏がリポートする。(文中一部敬称略)

【写真】創価学会の池田大作・名誉会長。1月で95歳となる。

 * * *
 旧統一教会をめぐる騒動と攻防は、とばっちりで「創価学会・公明党」にも波及し、野党勢力だけでなく、保守派からも公明党が憲法改正などのブレーキになったり、中国との友好関係が深いことから、この際、自公連立を解消すべきとの極論も出るなど激しさを増している。

 もっとも、憲法改正についていえば、自民党が衆参両院で過半数を大きく上回る議席を確保できて憲法改正発議が視野に入ってきているのも創価学会・公明党のおかげだし、それ以上に、国民投票で勝利しようとすれば、少なくとも公明党の消極的支持が絶対条件なのだから、ある種の牽制に過ぎないのかも知れない。

 しかし、創価学会・公明党にとっては、保守派からの攻撃が、1990年代の細川政権のときから自公連立の成立まで自民党が中心になって繰り広げた「反創価学会キャンペーン」の蒸し返しだとして憤激の材料となっている。拙著『日本の政治「解体新書」 世襲・反日・宗教・利権、与野党のアキレス腱』では、当時の反創価学会キャンペーンが生まれた背景となぜ収束したかを時間的経緯を押さえながら振り返った。その概要は以下の通りだ。

もともと日蓮正宗系の教育団体から出発した創価学会は、1952年に宗教法人となり、「折伏大行進」という大規模な布教活動が行い勢力を拡大した。戦後、増えた都市住民の求めることによく応えたからである。

 創価学会は、1955年に政界進出を目的として文化部を創立し、同年の統一地方選挙において首都圏で合計53議席を得た。1956年には国政に進出し、参議院議員で3議席を得ている。

 1960年の池田大作氏の第3代会長就任ののち、1961年に政治局、次いで政治団体としての「公明政治連盟」が設けられた。1963年の東京都議選では17議席を獲得して第3党となっている。

 しかし、1964年に宗教と政治は次元が異なるとし、公明政治連盟は独立した政治団体となり、創価学会は、支持団体、推薦団体として自らを位置付けていくとした。学会としての「宗教と政治の分離」宣言である。

 その後、大きな挫折となったのが、1969年の「言論出版妨害事件」だった。創価学会を批判する評論家・藤原弘達の著書『創価学会を斬る』の出版中止を、公明党が自民党幹事長・田中角栄に働きかけていたことが暴露されたのだ。創価学会総会で池田が事件を謝罪し、これを機に公明党と創価学会は政教分離を徹底することになる。

 自民党との癒着に批判が集まったことから、「社公民路線」が採られたり、創価学会と日本共産党の間で「創共協定」が結ばれたりやや左傾化したのは、このような背景があった。他方、1972年の田中角栄政権の日中国交回復に当たって、公明党は地ならしに大きな功績となった。

統一教会問題そっちのけで展開された「反創価学会キャンペーン」
 創価学会・公明党に再び激震が走ったのは、自民党の下野がきっかけである。自民党幹事長だった小沢一郎と公明党書記長の市川雄一の間での協力が模索され、小沢の離党を受けて、1993年に成立した細川護熙政権には公明党も参加、4人の閣僚を送り込んだ。

 これを見て、自民党に「憲法20条を考える会」(会長は亀井静香、ついで白川勝彦)が結成され、ついで、広い範囲の宗教団体や識者を集めた「信教と精神性の尊厳と自由を確立する各界懇話会」、通称「四月会」が結成された。

 そして、ここに細川護熙首相辞任後の政争のなかで羽田孜政権では政権から離脱していた社民党や新党さきがけの議員も参加し、やがて、成立した村山富市を首班とした「自社さ」連立政権は、「四月会政権」と呼ばれたほどである。

550チバQ:2022/12/28(水) 17:48:26
 このころの反創価学会キャンペーンの激しさは、それ以前に燃えさかっていた統一教会問題への関心をかき消すほどであったし、四月会幹部に統一教会と密接な関係をもつ政治家がいたのも事実である。

 さらに、自民党の機関紙『自由新報』には、「シリーズ新進党=創価学会ウオッチング」が連載され、公明党から閣僚が出ることになったことを率直に喜ぶ池田名誉会長の発言が揚げ足取的に扱われたり、週刊誌報道などでのちに裁判で名誉毀損が成立したような案件まで取り上げられたりした。

「反創価学会キャンペーン」転じて連立政権へ
 一方、新進党の発足に公明党の大部分の国会議員が参加したことで公明党は暫定的に分党したが、地方組織の解消に至るまでに思惑の違いが露呈し、新進党は瓦解し、1998年には公明党が再結成されていた。そうした流れの中で、自民党では『自由新報』のキャンペーンに誤りが多いことを認めざるを得なくなり、一部の案件では公明党に謝罪し、「反創価学会キャンペーン」は停止された。

 そして、この謝罪で棘が取れたかたちとなり、1998年に自社さ政権の瓦解後は、急速に自公両党は接近し、1999年には公明党は小渕政権に参加することとなった。

 創価学会では過去に上記の言論弾圧事件、宮本顕治邸盗聴事件(当時、創価学会顧問弁護士だった山崎正友氏によるもので、裁判で山崎氏が単独で主導したものと認定されたもの)などを経た結果、政教分離とか不正な行為がされないようにするコンプライアンスはかなり徹底されている。

 また、数百万世帯の信者獲得に成功し、宗教団体が全般的に衰退気味であるなかで比較的、二世への引き継ぎも順調に行なわれているのは、商品やサービスに例えれば、顧客満足度が高いことの反映でもある。

 たとえば、葬儀でも仲間内で経済的負担なしにやってくれるし、墓地は格安だから競争率が高く押し売りはあり得ないし、「財務」といわれる年会費も金融機関への振込であって金額は原則ひとり一万円で、伝統仏教より負担が多いわけではない。

 伝統仏教では、お布施、戒名などに不明朗な算定で領収書がないお金がやりとりがされているし、いわゆる「墓じまい」の難しさや負担に多くの家が困っている。檀家という江戸時代の権力によって強制された制度に基づく先祖供養を人質にした制度の方に問題が多いのでは無いか。

じわじわ露呈する自民党に対する不満
 自民党との選挙協力について創価学会内部には、小選挙区や地方選挙での見返りに比例での協力などを要請されることに不満が大きいが、選挙協力におけるバーターは当たり前のことだ。政党も政治家も自党や自分に投票させるだけでなく、誰に投票してくれと頼める有権者を確保してこそ力が持てる。自民党も所属議員もそういう党になってこそ、公明党と議席数に応じた発言バランスになれるというのは当然のことだ。

 全般的にみれば、小泉・安倍といったやや新自由主義に傾きがちな政権のもとで公明党は、痛いところに手が届く庶民への現実的配慮や近隣諸国とのパイプの維持でポジティブな役割を果たしてきたと思う。

 ただ、公明党が痛みを伴う大胆な改革を打ち出すとか、腹をくくって果敢な外交を繰り広げるとかいったことが得意とは思えない。そんななかで安保法制騒動のときには、山口那津男代表の頑張りでそれなりの落とし所にもっていけたのは見事だった。

 それがうまくいかない場面が増えているなかで、創価学会・公明党の苦悩は深まっているし、自民党が新しいパートナーを加えることになれば、公明党の発言力も落ちていくことになるのかもしれない。

551OS5:2023/01/21(土) 08:39:10
https://news.yahoo.co.jp/articles/69d5af387a822f85a402a54e9025f8e1e5d46ec3
菅前首相と分断狙い? 増税「唐突ではない」公明・北側副代表発言がじわじわ拡散
1/20(金) 19:21配信
 公明党の北側一雄副代表の「増税方針は唐突ではない」との19日の記者会見での発言がSNSなどで与野党双方の関係者らに拡散されている。菅義偉前首相(衆院2区)が前日にラジオ番組で語った見解への反論。

 野党やその支持者から「国民の認識とかけ離れている」と批判的に取り上げられる一方、岸田文雄首相を支える自民主流派には「公明と菅氏の関係を断つ格好の材料」(首相に近い議員)と映り、「発信元が倍増」(同)しているためだ。

 事の発端は18日、ラジオ日本「岩瀬惠子のスマートNEWS」での菅前首相の発言だ。岸田首相が打ち出した防衛増税構想について「突然だった。もう少し国民がわかるような説明が必要だ」などと断じた。会見で感想を問われた北側副代表は「まったく唐突に増税の話があったとは理解していない」などと菅氏の見解を打ち消した。

 一方で北側氏は「国民負担は最小限にしなければならない。歳出改革などしっかり進めていかねばならない」と付言。先立って行われた12日の会見では岸田首相が表明した「異次元の少子化対策」の財源に関し「消費税の引き上げができるような経済環境ではない」と否定するなど、いずれも菅氏と同じ立場をとっており対立関係にはない。

 しかし、SNS上では「唐突ではない」発言のみが強調され「増税ありきで話をするな」など感想が添えられ広がっている。政府与党への批判にとどまらず「公明が菅氏を見放した証拠」などと解説し、同氏の政治的影響力の低下を印象付けようとしたコメントも見られる。外交評論家の孫崎享氏は自身のツイッターで「自民の政争に首突っ込むのか」(原文ママ)と指摘。北側氏の発言に疑問を投げ掛けている。

神奈川新聞社

552とはずがたり:2023/01/31(火) 22:50:28

公明党が着々と「実効支配」 衆院新選挙区、自民党はピリピリ
https://www.sankei.com/article/20230131-VYQRNYIDX5NO5HIXZBSQNKX5RU/
2023/1/31 18:47
石鍋 圭

衆院選挙区定数「10増10減」をめぐり、公明党が候補者擁立の準備を着々と進めている。自民党との調整を待たずに公表した新東京29区と新広島3区に加え、東京、埼玉、千葉、愛知の空白区での公認も近く決定する構えだ。公明の「実効支配」(自民選対関係者)ともいえる動きに自民は神経をとがらせており、両党の調整は難航を極めそうだ。

「わが党が(候補を)立てるところは自民の協力を得ながら議席を確保する。かみ合った対応が重要だ」

公明の山口那津男代表は31日の記者会見で、自民との調整状況を問われ、こう述べた。

公明は10増10減に伴う新東京29区に岡本三成元財務副大臣、新広島3区に斉藤鉄夫国土交通相を擁立する方針を決め、1月25日に発表した。

公明側は自民の茂木敏充幹事長らの了承は得ていると説明するが、自民執行部の一人は「公明候補の推薦を決めたわけではない」と不快感を示す。茂木氏は同30日の記者会見で「それぞれの党で候補者調整を進めている段階だ」との認識を示した。

公明はさらに、定数が増える4都県での候補擁立を目指している。いずれも党幹部である石井啓一幹事長が埼玉で、高木陽介政調会長が東京で出馬する案などが浮上する。

比例得票に陰りの見える公明は、選挙区進出を党勢回復のカギとみる。同党関係者は積極的に擁立作業を進める理由について「自民も各選挙区の公認候補となる支部長を続々と決めている。こちらも動かなければ出遅れてしまう」と語る。

ただ、自民の理解を得るのは容易ではない。自民幹部は「定数10減に伴って自民の議席は減る。10増の都県でそれをカバーすべきなのに、3つも4つも公明に譲れない」と指摘する。公明の候補擁立が取り沙汰される愛知県の自民県連関係者は「選挙区を欲しいなんておこがましい」と憤る。


公明の要請を断り切れない事情もある。選挙区につき2万票ともいわれる公明の選挙応援がなければ、当選がおぼつかない自民候補が少なくないためだ。(石鍋圭)

553とはずがたり:2023/02/15(水) 20:54:43
公明党の説明に疑義「北側副代表にも話が行っている」セクハラ熊野正士参院議員の“自白LINE”入手
2022/9/14(水) 12:12配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/99c6eb7897bfbd19f4dab50ae57482b323f3a4b9

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文春オンライン
入院中の熊野氏(自身のHPより)

 公明党の熊野正士参院議員(57)が、知人女性にセクハラ行為を行い、その後、入院して面会謝絶の状態にある問題。公明党は、本件を報じた「 週刊文春 」の記事に対して、幹部がセクハラを隠蔽していた事実はないとして、損害賠償の支払いと謝罪広告の掲載を求める訴訟を東京地裁に起こしている。

【画像】熊野氏がA子さんに送ったLINE。彼女を凌辱するポルノ小説さながらの記述が

 公明党の主張が事実とすれば、幹部は「週刊文春」報道まで、熊野議員のセクハラを全く知らなかったため、参院選の候補として公認したことになる。また、セクハラの事実を北側一雄副代表に伝えていたとする被害女性A子さんの証言は、虚偽ということになる。本当に、セクハラについて、A子さんは党幹部に伝えなかったのか。A子さんが、改めて「週刊文春」の取材に応じ、一連のやり取りをLINEなどの物証を示しながら証言した。

 公明党はホームページで、「参院選前に、山口代表も北側副代表も、当該女性から本件記事に記載されたセクハラ被害については、一切聞いていない」と主張する。だが、熊野議員は参院選前の4月29日、A子さんに対して、次のようなLINEを送っているのだ。

〈Xさん(原文では実名)から大阪府本部の事務長に話が行き、北側副代表にも、肉体関係、結婚を求められているとの話が行っています。議員は辞めないといけないかもしれません〉

 Xさんとは、元公明党市議で熊野議員とA子さんの共通の知人だ。熊野議員のLINEによれば、この時点で公明党の関係者、そして北側副代表に、熊野議員の言動が伝わり、議員辞職を覚悟する事態に陥っていることを、熊野議員が自ら明かしているのだ。A子さんだけなく、熊野議員も、北側副代表に“肉体関係”などの性的な言動が伝わっていると認識していることがわかるLINEだ。

 A子さんが補足する。

4月30日に北側氏とA子さんは電話で話していた
「熊野さんは妻子がいるにも関わらず、以前から私に何度も肉体関係を迫り、プロポーズをしてきていました。これも立派なセクハラですから、最初に私に熊野さんを紹介したXさんにお伝えしていたのです」

 そして、このLINEの翌日の4月30日、午前9時50分頃から北側氏とA子さんは電話で話している。通話は56分間に及んだが、北側氏は冒頭から「この度は熊野くんの事で申し訳ございませんでした」と謝罪してきたとA子さんは取材に明かしている。

 北側氏に質問状を送ると、党本部を通じて書面で回答があった。

 4月末時点で、セクハラを把握していたかについては「熊野氏に聞いたところ、4月26日深夜に女性に電話をしたが泥酔していて内容は覚えていない。女性からは翌朝電話で、前夜に失礼な言動があったと言われたとのことだった」「4月30日に(北側氏が)女性に電話で謝罪した。失礼な言動の具体的内容について女性から話はなかった」などと答えた。

 既婚男性と独身女性とのトラブルであるにもかかわらず、北側副代表は「失礼な言動」の具体的内容について把握しようとせず、謝罪していたことになる。公明党の説明に疑義が生じるA子さんの証言と新たな物証が出たことで、熊野氏を参院選の比例候補として公認した党幹部の対応について、説明が求められることになりそうだ。

 9月14日(水)12時発売の「 週刊文春 電子版 」および9月15日(木)発売の「週刊文春」では、熊野氏とA子さんが交わした膨大なLINEについて詳しく分析し、報じている。

「週刊文春」編集部/週刊文春 2022年9月22日号

記事に関する報告

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554OS5:2023/03/06(月) 22:46:43
https://news.yahoo.co.jp/articles/7d95889214c175ca47f7f1e1f24352f9fed7c49a
「全勝」が最優先、公明の選挙事情【解説委員室から】
3/5(日) 17:01配信

時事通信
参院選の開票が進む中、当選確実の候補者名に党のマークを付ける公明党の山口那津男代表(中央)。左は石井啓一幹事長=2022年7月10日、東京都新宿区【時事通信社】

 昨年(2022年)7月の参院選で比例代表の得票数を大きく減らした公明党は、今年4月の統一地方選で党勢の退潮に歯止めを掛け、年内実施も取り沙汰される次期衆院選へ弾みを付けることを狙う。その一方で、統一地方選の候補者数は前回2019年の当選者数を下回っており、スタート時点で議席減が確定している。そこには、創価学会を支持母体とする組織の特殊性もあり、勝つ(当選)可能性に賭けるより、負けない(落選)ことを優先する独自の選挙方針がある。(時事通信解説委員長 高橋正光)

【写真】創価学会総本部の広宣流布大誓堂

統一地方選、既に議席減確定
 公明党は2月16日、統一地方選で1555人を擁立し、作業を終えたと発表した。前回は1562人を立て、1560人が当選し、前々回2015年は1593人を擁立している(当選は1589人)。自治体の合併に伴う定数減もあるが、2007年は1724人を立て、全員当選を果たしている。

 公明党が統一地方選のたびに、候補者を絞り込むのは「全勝」を最優先する特殊事情からだ。それは、創価学会が集票活動の中心になっていることと関係している。創価学会は宗教団体で、会員の日常活動の中心は信仰。会員間の交流を通じ、信仰心を高め、日々「広宣流布」(日蓮の教えを広めること)に励んでいる。また、さまざまな機会を利用しての非会員と接触、対話を通じて会員の拡大にも取り組む。

 こうした状況下、党・学会が重視する三大選挙(衆院選、参院選、東京都議選)が近くなると、学会は全国の組織を挙げて公明党候補の支援に着手。会員は日常活動の相当部分を、知人に会ったり、電話をしたりして支持をお願いする活動に充てる。「信仰」と「選挙」の両立を一定期間、求められる。

 候補者全員が当選ラインに届くには当然ながら、会員以外の票(いわゆるF=フレンド=票)が必要だ。党の実績と重点的に取り組む政策を熱心に説き、支持を取り付ける。公明党候補の当選は「信仰の成果」でもある。

 それゆえ、選挙に勝てば、会員の士気は上がり、組織の結束も強まる。逆に、支援した候補が落選すれば、成果に結びつかなかったことを意味し、士気も低下しかねない。特に、会員にとって地方議員選挙は、候補者の顔がよく見える最も身近な選挙。党・学会が統一地方選で負けないことを優先し、候補者を絞り込むゆえんだ。

 学会の地方組織は、各選挙区内の会員数や活動状況、各候補の過去の得票数や当選回数・年齢などを勘案。完璧に票割りをしても、議席減の可能性が排除できないと、現職を引退させることもいとわない。結果として2007年以降、統一地方選のたびに候補者を減らしている。

「三重苦」、創価学会の集票力に陰り
東京都議選で行われた街頭演説=2021年6月29日、JR八王子駅北口【時事通信社】

 学会の機関紙「聖教新聞」には、信仰を通じて絶えず難題を打破し、願いを成就させる意味で「常勝」「完勝」という言葉が頻繁に登場する。会員を鼓舞する狙いとみられるが、党・学会にとって、統一地方選での「全員当選」は至上命令と言える。

 とはいえ、過去の統一地方選を振り返れば、取りこぼしも目立つ。前回は2人、前々回は4人、2011年(候補者1594人)は2人の落選者を出しており、1724人を擁立した2007年を最後に、3回連続で全員当選を逃がしている。その上で、候補者を7人減らして今回の統一地方選に挑む公明党の現状を見ると、かつてないほど厳しいと言えよう。それは、三つのマイナス材料があるからだ。

555OS5:2023/03/06(月) 22:47:05
 第1は、会員の高齢化。集票活動の実働部隊は学会の女性部で、部員がさまざまなつてを頼りに、知り合いを訪問したり、電話をかけたりして、公明党候補への投票を働き掛けている。党関係者によると、女性部員の高齢化が進み、運動量が減っているという。昨年7月の参院選では、炎天下での不測の事態を避けるため、高齢の会員には支持者回りなどを求めなかった地域もある。

 第2は、新型コロナウイルス禍の影響だ。感染は下火になり、日常生活は戻りつつあるものの、「支援のお願い」で自宅を訪問されることを嫌がる有権者は多い。反発を買うケースもあるだろう。これでは、会員の「行動力」が生かせず、会員以外への支持拡大につながらない。前回参院選で公明党の比例票が618万票(前々回2019年比で35万超のマイナス)まで落ち込んだのは、会員の高齢化とコロナの影響が大きかったようだ。

 第3は、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)を巡る問題。安倍晋三元首相の銃撃死をきっかけに、霊感商法などで社会的な批判を浴びた旧統一教会と自民党との密接な関係や、多額の寄付で生活が破綻した信者とその家族が多数存在する教団の実態が明らかになり、国民の間で教団と自民党への批判が一気に高まった。その関連で、「政治と宗教」、公明党と創価学会の関係にも関心が集まった。

 創価学会は「宗教の問題ではなく、反社会的な活動を長年継続する団体の問題」(原田稔会長、2022年11月3日付聖教新聞)などと訴え、マイナスイメージの払拭(ふっしょく)に努めたが、選挙への影響は不透明だ。ある公明党関係者は、これらの懸念材料を挙げ「三重苦の戦い」と苦戦を認める。

 実際、統一地方選の前哨戦と位置づけられた昨年12月の茨城県議選や西東京市議選がそれを裏付ける。茨城県議選の水戸市・城里町選挙区で公明党は着実に1議席を守ったものの、前回と比べ3500票超減らした。創価学会批判を展開した元学会員のお笑い芸人の出馬で注目を集めた西東京市議選でも、前回同様5人全員の当選を果たしたが、得票数が1割(約1000票)減った。

 公明党は昨年9月の代表選を経て、山口那津男代表の体制が異例の8期目に突入した。学会側も含めて既定路線だった石井啓一幹事長(64)への交代を見送ったのは、統一地方選を考慮してのことだ。街頭で演説する山口氏に、女性会員の支持者から「なっちゃん」の声援が飛ぶのが定番。世代交代より、山口氏の「人気」を重視したと言える。結果が伴わなければ、世代交代を先送りした判断も問われかねない。

衆院選、小選挙区での議席増狙う
 参院選で集票力の低下が露呈した公明党は、次期衆院選で小選挙区の候補者を増やすことでの議席増を目指している。「10増10減」に伴い選挙区が増える5都県のうち埼玉、千葉、東京、愛知の4都県で各1選挙区譲るよう自民党に要求。具体的に、埼玉14区に石井氏(比例北関東)、愛知16区に伊藤渉政調会長代理(53=比例東海)の名前が挙がる。

 これに対し、自民党は「10減」の対象となる各県で現職がひしめいており、「10減で割を食っており、安易には譲れない」(幹部)との立場。公明党が擁立を模索する自民党の4都府県連は反発しており、調整は見通せない状況だ。自民党選対関係者は「学会票だけでは当選ラインの3分の1にも届かないのに、強引過ぎる」と怒りをあらわにする。

 このタイミングで、石井、伊藤両氏の名前が挙がったことから、公明党にとって「4」は言い値で、「2」が落としどころと考えているのだろう。同党は東海ブロックに小選挙区選出の議員はおらず、自民党と調整がつけば、東海地域の学会組織は自民支持者への働き掛けを含め、伊藤氏の勝利にエネルギーを集中できる。

 また、関東での小選挙区の候補は、遠山清彦元財務副大臣の貸金業法違反事件に伴い神奈川6区を自民党に譲った結果、東京12区の現職・岡本三成氏1人。一気に小選挙区の候補者を4人に増やしても、東京を中心とした関東の学会の組織力が分散され、「4勝」への不安は尽きない。一つでも落とせば、会員の士気にも関わるだろう。自民党の反発や党・学会の組織力からは、「2」が現実的に思える。

556OS5:2023/03/06(月) 22:47:17
石井氏、次期代表へ試練
記者会見する公明党の石井啓一幹事長=2022年9月9日、東京・永田町の衆院議員会館【時事通信社】

 石井、伊藤両氏を小選挙区に転出させることには、学会側のもう一つの狙いも透けて見える。公明党は小選挙区の候補者を、比例代表と重複立候補させないのが基本方針。次期代表、将来のリーダー候補への「試練」だ。

 山口氏と石井氏の決定的な違いは、学会内での「人気と知名度」。石井氏が埼玉14区の候補になれば、関東を中心に全国の会員が石井氏の支持拡大に奔走することになり、組織内での知名度はおのずと上がる。感情を表に出さないタイプの石井氏も、悲壮感をあらわにして選挙区内を回ることになるだろう。「代表になるのなら、死に物狂いで会員・支持者に訴えて、選挙区で勝ち上がってこい」とのメッセージだ。

 山口氏の代表8選で、「ポスト山口」は不透明となったが、石井氏が選挙区で勝利すれば、次期代表の「本命」に戻ることになろう。
 一方、伊藤氏はJR東海出身の技術者で当選5回。党税調の事務局長として、昨年末の税制改正で自民党との調整役を担うなど評価は高い。また、遠山氏の退場で、中堅・若手のホープは不在。選挙区で勝ち上がってくれば、将来のリーダー候補の一人に一気に躍り出よう。

 統一地方選で全員当選を果たせば、大きなサプライズ。学会の底力を内外に示すことになり、会員の士気は間違いなく上がるだろう。連立を組む自民党に、学会の集票力を再認識させることにもなる。

 そして、衆院小選挙区での自民党との候補者調整の行方と衆院選の結果は、「ポスト山口」を左右する可能性が高い。党・学会の将来にとって、重要な日程が4月以降、続くことになる。

557OS5:2023/04/10(月) 22:29:14
https://www.yomiuri.co.jp/election/local/20230410-OYT1T50051/
公明、342人「全員当選」果たせず…山口代表「厳しい選挙区が続出」
2023/04/10 03:36
 公明党は、道府県議選(170人)と政令市議選(172人)に擁立した計342人の「全員当選」を掲げたが、果たせなかった。大阪市議選(都島区、定数3)に立候補した新人や、愛知県議選(春日井市選挙区、定数4)に出馬した現職が落選した。

 公明は統一地方選で毎回、「全員当選」を掲げているが、2007年を最後に達成できていない。11年以降は関西圏を中心に落選者が出ていた。


 今回、公明は、日本維新の会(大阪維新の会を含む)が関西圏の地方選に積極的に候補者を擁立したことに危機感を強め、大阪府議選、大阪市議選などを中心に国政選挙並みの態勢で臨んだ。公明の山口代表は9日の記者会見で「厳しい選挙区が続出した。その危機感の下で非常に引き締まった選挙を展開した」と語った。



https://www.nhk.or.jp/senkyo/database/touitsu/23/19528/skh53544.html
愛知県議選春日井市
定員4
有権者数249,181開票終了投票率34.43%
20,806(24.8%)神戸洋美 自民現67歳 当選:6回目
17,059(20.3%)伊藤貴治 自民新38歳 当選:1回目
16,424(19.5%)日比雄将 無 現49歳 当選:4回目推薦:新あ
15,285(18.2%)末永啓  無 新37歳 当選:1回目
14,448(17.2%)市川英男 公明現56歳 当選:3回

https://www.nhk.or.jp/senkyo/database/touitsu/27/18710/skh51681.html
大阪市議選都島区
定員3有権者数86,680開票終了投票率52.36
15,274(34.8%)岡田妥知  維新現54歳 当選:3回目
09,692(22.1%)大西聖一  維新現48歳 当選:2回目
09,631(21.9%)荒木肇   自民元68歳 当選:2回目
09,308(21.2%)佐々木清美 公明新57歳

558とはずがたり:2023/04/12(水) 22:04:02
立民が公明に秋波 参院憲法審、孤立を回避?
2023/4/12 19:30
内藤 慎二
https://www.sankei.com/article/20230412-ID5C5OZUUJNSVOBOEAOBDGS7SY/

与野党は12日の参院憲法審査会で、緊急事態条項の新設に関連し、憲法に規定されている「参院の緊急集会」について議論した。立憲民主党からは公明党の意見に同調する声が相次ぎ、改憲勢力の結束に楔を打ち込む狙いも透けた。

自民党は緊急集会の開催期間の上限は衆院解散から70日間と想定されると指摘した上で、国会議員の任期延長を含め、緊急事態時の対応について早期に結論を出すべきだと訴えた。牧野京夫氏は「起こり得る最悪の事態に備えて、憲法に対する考えをはっきりさせることが求められている」と強調した。

立民は70日間の上限に異論を唱え、緊急事態条項の新設へ向けた改憲ありきの解釈論だと主張。杉尾秀哉氏は「70日間限定説のような改憲ありきの意図的かつ便宜的な解釈論とは参院は一線を画すべきだ」と訴えた。

杉尾氏は衆院解散後だけでなく、任期満了時も実施可能とも強調。前回の参院憲法審で公明議員が「現実問題として緊急集会で対応する他ないのではないか」などと発言したことを紹介した上で、「私たちも深く賛同する」と述べた。

また、立民の辻元清美氏は公明について「(緊急時に内閣が法律に代わって制定する緊急政令を可能にするための)改憲に明確に反対されており、敬意を表する」と発言。同党の古賀千景氏もこの日の公明議員2人の見解について、「深く敬意を表させていただく」と持ち上げた。

衆院憲法審で公明は自民や日本維新の会など改憲勢力と議員任期延長の実現に向け歩調を合わせており、立民の態度からは参院での孤立を避ける狙いも見え隠れする。維新関係者は「参院の公明は衆院よりも護憲色が濃い。立民は気脈が通じると思ったのだろう」と警戒を強める。(内藤慎二)

559OS5:2023/04/24(月) 19:15:00
https://sp.m.jiji.com/article/show/2932929?free=1
2023-04-24 17:31政治
統一選12人落選、公明動揺=98年以来最多
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 公明党の山口那津男代表は24日の記者会見で、「全員当選」を掲げて臨んだ統一地方選の候補1555人のうち12人が落選したと明らかにした。1998年に現在の公明党となって以降で最多の落選者数。同党は統一選を国政選挙並みに重視し、高い当選率を誇ってきただけに「衝撃的な結果」(関係者)として動揺が広がっている。
 落選者を出したのは、愛知県議選や大阪市議選、東京都内の複数の区議選など。11人を擁立した練馬区議選では4人が落選した。
 山口氏は、落選が相次いだ要因について、議席を増やした日本維新の会などに触れ「新興勢力にあおられる状況が続いている」と説明。「私自身の力が及ばなかったことを、厳しく自分自身に問いかけなければならない」と述べ、党勢立て直しに全力を挙げる考えを示した。 
[時事通信社]

560OS5:2023/04/24(月) 19:32:40
https://news.yahoo.co.jp/articles/db2f94d2d28992595e9f86b504b736833f47304b
公明、統一選の落選者12人 98年以降で最多 当選率も最低
4/24(月) 18:46配信

毎日新聞
公明党の山口那津男代表

 公明党の山口那津男代表は24日の記者会見で、23日に投開票された統一地方選後半戦の結果について、擁立した1213人のうち10人が落選したと明らかにした。前半戦と合わせた統一選全体では、立候補者数1555人に対し、12人が落選した。党によると、落選者数は公明党が再結党した1998年以降で最多、当選率99・2%は過去最低だった。

 公明は毎回の統一地方選で、公認候補の「全員当選」を目標に掲げている。山口氏は過去最多の落選者数について「日本維新の会の新人が積極的に立候補し、大量得票した。一方で投票率がそれほど上がっているわけではなく、既存の勢力が割を食った」と分析。自身の責任については「私自身の力が及ばなかったと、厳しく問いかけなければならない」などと語った。

 後半戦で落選した10人のうち4人は東京都練馬区議選の候補者だった。公明は、衆院小選挙区定数の「10増10減」により選挙区が増える東京のうち、練馬区で候補擁立を模索しているとされ、今回の結果は今後の選挙区調整にも影響を与えそうだ。【畠山嵩】

561OS5:2023/04/24(月) 20:25:08
https://news.yahoo.co.jp/articles/62515b5c63c5e760f121ed07b271dadde2e57dba
公明党が練馬区議選で異例の4人落選…当選ライン読み誤り、定評の「票の割り振り」失敗?
4/24(月) 19:40配信

 公明党は、統一地方選・後半選の市区町村議選に1213人を擁立したが、東京都内の区議選を中心に計10人が落選した。前半戦の愛知県議選と大阪市議選でも各1人が落選している。1998年の党再結成以来、統一選で2桁の落選者が出るのは初めて。

 練馬区議選(定数50)は、候補11人中4人が落選した。議会選の複数落選は異例だ。4人は最下位当選者の得票に30〜69票届かなかった。公明は厳密な票の割り振りを行うとされ、当選ラインを読み誤ったとみられる。

 山口代表は24日の記者会見で「新規参入の候補が入り(公明候補が)順位を下げた。今後の取り組みに大きな教訓がある」と反省の弁を述べた。

 練馬区の一部は、衆院小選挙区の「10増10減」で新設される東京28区に含まれる。公明は同区での候補擁立を目指しており、党内には、区議選の結果が自民党との交渉に影響を与えかねないとの懸念も出ている。


前略

吉田由利子4,433票 64歳 公明現
(略)
酒井妙子 3,891票 55歳 公明現
(略)
山田一義 3,124票 57歳 維新元
小泉純二 3,117票 72歳 自民現
鈴木孝  3,091票 54歳 公明現
星野篤司 3,010票 48歳 公明現
高橋慎吾 3,009票 40歳 自民現
有馬豊  2,998票 56歳 共産現
佐藤順也 2,991票 49歳 公明新
西野幸一 2,950票 55歳 公明現
柳沢喜美 2,947票 64歳 公明現
======当落線=======
薄井民男 2,917票 66歳 公明現
平野正浩 2,916票 62歳 公明現
宮崎晴雄 2,889票 50歳 公明現
小川幸治 2,878票 54歳 公明現
橋口奈保 2,588票 46歳 無所現
後略

562OS5:2023/05/02(火) 00:26:47
https://news.yahoo.co.jp/articles/141b186784a663740eeedfeb50ff52f0592222d9
公明、衆院選に危機感 統一選12人落選、自民と不協和音
5/1(月) 7:10配信


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時事通信
記者団の質問に答える公明党の山口那津男代表=4月25日、首相官邸

 公明党が次期衆院選への危機感を強めている。

 国政選挙並みの態勢で臨んだ統一地方選は12人が落選し、集票力の衰えを印象付けた。この統一選で伸長した日本維新の会は、公明が大阪・兵庫で持つ衆院小選挙区6議席の奪取をうかがう。定数が増える都市部の小選挙区擁立に向けては自民党との不協和音が残ったままだ。

【図解】政党支持率の推移

 「どうなっているんだ」。統一選後半戦の結果が判明した4月24日、公明内に激震が走った。東京都の練馬区議選で4人が落選。港、目黒、大田、杉並の各区などでも1人ずつ落とす想定外の「大量落選」となった。

 前半戦と合わせた12人落選は、現在の公明党となった1998年以降の統一選で最多。公明は強固な組織力と緻密な票読みを誇り、今回も「全員当選」を目標に掲げた。関係者は選挙後の党内の様子を「お通夜のようだ」と明かした。

 敗因の一つは組織力の弱まりだ。練馬区議選は候補全員が当選した4年前と同じ11人を立てたが、合計得票は3万5000票弱で、前回から約5000票減らした。支持母体の創価学会は会員の高齢化が進み、足腰が弱まっているとの指摘がかねてある。

 戦略ミスも災いした。同区議選は当落線上に公明候補7人が並び、うち4人が落選。党関係者は「候補を1人減らしていれば全員が当選した」と悔やんだ。

 維新の勢いが公明苦戦につながったとの見方も有力だ。山口那津男代表は、維新台頭を念頭に「既存の勢力が割を食った。わが党もあおりを受けて(当選に)届かない候補が出てしまった」と語った。全国政党化に向け、関西以外にも勢力を広げつつある維新が公明候補の順位を押し下げたとの分析だ。

 「練馬ショック」は次期衆院選の戦略にも影を落とす。選挙区「10増10減」に伴い定数5増となる東京都で公明が新たに擁立を目指すのが練馬区東部の東京28区のためだ。自民は公明に選挙区を渡すことに一貫して反対している。

 公明は既に衆院埼玉14区と愛知16区で新たな候補を発表済み。都市部で積極擁立の姿勢を崩さないのは、維新が公明との選挙協力「リセット」を宣言し、関西6議席を失いかねないことも背景にある。新たな選挙区開拓に活路を見いだそうとしている。

 公明の石井啓一幹事長は、統一選結果が自公調整に与える影響は「ない」と断言した。ただ、公明内には「自民党に格好の反論材料を与えた」(関係者)との悲観論も漂う。幹部は「党全体の力が落ちている」と認め、党勢立て直しが急務と訴えた。

563OS5:2023/05/02(火) 01:03:19
https://www.asahi.com/articles/ASR4V6SBLR4VUTFK00W.html
公明、12人落選の衝撃「基盤侵食された」 自民との関係に影響も
有料記事統一地方選挙2023公明

野平悠一2023年4月26日 21時20分
 公明党は、国政選挙並みに力を注ぎ「全員当選」を掲げた統一地方選で、過去最多12人の落選者を出した。とりわけ、東京都練馬区議選では11人が出て4人落選という前代未聞の事態となった。練馬区は、衆院小選挙区の「10増10減」で公明が新たに候補者擁立をねらう選挙区とも重なる。衝撃の結果に、自民党内では公明の撤退論を期待する声が出るが、公明の支持母体の創価学会は強気の姿勢を崩していない。

 公明都本部代表の高木陽介政調会長は26日、記者会見で陳謝した。「党員、支持者に献身的に応援していただいた。議席を取れなかった地域が出たことは猛省したい」

 公明は統一地方選前後半戦で計1555人を擁立。前半戦で2人、後半戦で10人が落選し、1998年に今の公明になってからは過去最悪の結果となった。「負ける選挙はやらない」(党関係者)といい、過去の統一地方選の落選者は多くても数人で、落選者が2桁も出たことはない。ましてや一つの選挙で4人落選という事態もなかった。

 なぜこうなったのか。

「政治と宗教」への関心も影響か
 練馬区は、公明支持層が厚い…

564OS5:2023/05/06(土) 01:28:56
https://news.goo.ne.jp/article/dailyshincho/politics/dailyshincho-982818.html
創価学会に激震…新聞は報じない統一地方選で公明党が過去最多の落選者を出した本当の原因
2023/05/02 11:02デイリー新潮

創価学会に激震…新聞は報じない統一地方選で公明党が過去最多の落選者を出した本当の原因

池田大作名誉会長

(デイリー新潮)

 4月に行われた第20回統一地方選挙で、公明党公認の候補者が12人も落選したことが話題になっている。

 ***

 4月9日に投票が行われた統一地方選の前半で、公明党は41道府県議選に170人、17政令市議選に172人、計342人を擁立。愛知県議選と大阪市議選の2人が落選し、340人が当選した。

 4月23日の後半戦では、287市議選に893人、東京の21区議選に152人、140町村議選に168人、計1213人を擁立。このうち10人が落選し、1203人が当選した。

 締めて1555人の候補者のうち1543人が当選。当選率は実に99・2%!

 ところが、全国紙のタイトルにはこんな言葉が並ぶのだ。

●公明党が練馬区議選で異例の4人落選…当選ライン読み誤り、定評の「票の割り振り」失敗か(読売新聞:2023年4月24日)

●公明、落選12人 過去最多 統一地方選(朝日新聞:4月25日)

●統一選後半戦 苦しんだ公明 東京・練馬など5区議選8人落選 票減傾向止まらず(産経新聞:4月26日)

●公明党、崩れた無敗神話 統一地方選挙で最多12人落選 自公の選挙協力にひずみ(日本経済新聞:4月27日)

 わずか0・8%の落選で大事件のように扱われている。

 ご存知のように、公明党の支持母体は創価学会だ。信者たちは“選挙をやれば功徳になる”という理由から、親戚や知り合いに電話をし、公明党候補への投票を呼びかける。その結束力の強さは有名だ。

 しかし新聞各紙は、信者たちの高齢化による結束力の弱体化を指摘する。実際のところはどうなのだろう。公明党の元国会議員に話を聞いた。

565OS5:2023/05/06(土) 01:29:14

敵陣にスパイも
「確かに信者の高齢化は、今回の統一地方選での敗因の一つだと思います。いわゆる2世、3世の信者は、それほど選挙に熱心ではありませんからね。ただ、昨年の安倍晋三元首相の暗殺によって統一教会(現・世界平和統一家庭連合)の問題が大きく報じられ、そこから政治と宗教の問題に発展。その影響を受けた側面もあると思います」

 以前から公明党は、政教分離の問題に関して「宗教団体が政治活動を行うことは憲法上保されている」とかわしてきた。

「そうはいっても、これまで問題があったのは事実です。お年寄りや障害のある方に付き添う振りをして投票所に連れて行き、公明党候補者に投票させて投票干渉罪に問われたこともありましたしね。公明党の候補者が次点で負けた時のために、学生部の若い信者を対立候補の選挙事務所に潜り込ませることも以前にはありました。次点で負けたのなら、ギリギリで当選した候補者を当選無効にすれば、繰り上げ当選になる。そのための情報収集をさせるのです」

 そんなことが可能なのだろうか。

「実際、成功例があります。とある市議選で、対立候補が選挙区の住民になって3カ月に満たないと指摘した結果、当選無効になり、次点の公明党候補者が繰り上げ当選したことがありました。国政選挙でも、当選議員の秘書が日当の買収容疑で逮捕されたために辞職。次点だった公明党の候補が繰り上げ当選しました。いずれも対立候補の選挙事務所に情報収集係を潜り込ませたことが功を奏したと言われています」

 そのような組織なので、12人の候補者が落選しただけで大ニュースになるのだ。

「実は今回の統一選では、前回よりも候補者を減らしているのです。その上で12人も落選したということが大問題なのです」

実質19議席を失った
 前回の地方統一選は2019年4月に行われた。前半戦で公明党は、41道府県議選に167人、17政令市議選に173人、計340人を擁立。このうち落選したのは2人だった。後半戦では、一般市議選に901人、東京区議選に150人、町村議選に171人を擁立し、計1222人の全員を当選させている。

 前回の立候補者は1562人なのに対し、今回は1555人と7人減っている。

「立候補者を減らして全員当選させ、“完勝”と言いたかったわけですが、実質的に19議席も減らしてしまった。公明党は選挙では“全員当選”を掲げ、1998年の再結成以来、二桁の落選者など出したことがありませんでした。実際、2003年と07年には候補者全員を当選させてきたのですから」

 何が変わったのだろう。

「新聞などが指摘するように、信者の高齢化もそうですが、根底にあるのは池田大作名誉会長の不在でしょう」

2010年以来、表舞台に立たず
 現在95歳の池田氏は、創価学会を創設したわけではない。3代目の会長にして唯一の名誉会長であり、“永遠の指導者”として今も崇められている。

「池田氏こそ公明党の実質的なリーダーであり、かつては総理大臣になろうとした人なのです。ですから、自身が選挙に熱心なのはもちろん、信者たちを支援に駆り立てるのも上手かった。創価学会は信者数を827万世帯と公表していますが、彼が元気な頃は比例区の得票数を合わせると全国で800万票を突破していました。ところが、2010年から彼が表舞台に立つことはなくなりました。すると徐々に得票数を減らしていったのです」

 公明党は09年の衆院選では比例区で805万票を獲得。ところが、10年の参院選では763万票に減った。以降、12年の衆院選では711万票、13年の参院選では756万票、14年の衆院選では731万票、16年の参院選では757万票と、700万票台を推移する。

 そして17年の衆院選では697万票、19年の参院選では653万票まで落とした。

「創価学会はかつて婦人部が選挙を仕切っていました。しかし、600万票台にまで落ちたことで組織再編を図り、21年5月に女性部を新設。おかげでその年の衆院選は711万票にまで戻すことができたのです。それでもかつての得票数にはほど遠い。そこで比例区よりも選挙区に重点を置くようになりました。そんな折、今回の統一地方選で12人もの落選者を出してしまったことが、彼らにとっては大ショックなのです」

デイリー新潮編集部

566OS5:2023/06/05(月) 20:26:50

そりゃまぁ、50前後から30前後に減ってるもんね


https://news.goo.ne.jp/article/kyodo_nor/politics/kyodo_nor-2023060501001284.html
山口氏「小選挙区制反対だった」 民意切り捨て理由
2023/06/05 20:05共同通信

山口氏「小選挙区制反対だった」 民意切り捨て理由

5月、記者会見する公明党の山口代表=国会

(共同通信)

 公明党の山口那津男代表は5日、国会内の講演で、衆院選への小選挙区比例代表並立制の導入には元々反対だったと明らかにした。「選挙区から1人しか当選できないと、(多様な)民意をかなり切り捨ててしまう」と理由を説明した。

 中選挙区制に戻すべきではないとの認識も示し「人口減少と高齢化が進む中、どのような仕組みが望ましいか、冷静に議論すべきだ」と述べ、将来的に選挙制度を見直すべきだとの考えを示した。



https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%85%AC%E6%98%8E%E5%85%9A

  当選/擁立 定員
(1983年) 58/59 511
(1986年) 56/61 512
(1990年) 45/58 512
(1993年) 51/54 511
====選挙制度改正=====
(1996年) 42/51 500 新進党 この数字なんなんだろ?公明系議員ってことかな?
(2000年) 31/74 480
(2003年) 34/55 480
(2005年) 31/52 480
(2009年) 21/51 480
(2012年) 31/54 480
(2014年) 35/51 475
(2017年) 29/53 465
(2021年) 32/53 465

567とはずがたり:2023/06/07(水) 09:49:41

凄い結果だねぇ。。自民党が欲張りすぎてるとしか思えないけど国民は公明が我が侭云ってる様にみえるの?!


自民支持層“連立解消すべき”57% 「注視しなければならない」自民・茂木幹事長
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/527298?display=1
TBSテレビ
2023年6月5日(月) 20:48

JNNの世論調査で、自民党の支持層の6割近くが公明党との連立を「解消すべき」と回答したことを受けて、自民党の茂木幹事長は「そういう声があることを注視しなければならない」と述べました。

この週末に行われたJNNの世論調査で、自民・公明の連立関係について聞いたところ、公明党の支持層では関係を「続けるべき」が59%だった一方、自民党支持層では逆に「解消すべき」が57%にのぼり、対照的な結果となりました。

これについて、自民党の茂木幹事長は5日、会見で次のように述べました。


自民・茂木幹事長
「我が党の支持者でも過半数、6割近くにそういう声があること、注視しなければならない。また、今後も注視しつつ、様々な課題に丁寧に対応していかなきゃならない」

自民・公明の間では、次の衆議院選挙の候補者調整が難航し、公明党が東京での選挙協力を解消する事態となっていますが、今回の調査結果について自民党幹部は、「公明党がわがままを言い過ぎていて、それが有権者にも伝わっているのではないか」と分析しています。

568とはずがたり:2023/07/03(月) 20:52:06
原発の処理水、海水浴時季回避を 公明代表、海洋放出巡り
https://news.yahoo.co.jp/articles/b0123157994fbbdbece9c88c89ea634f93b1403d?source=sns&dv=pc&mid=other&date=20230702&ctg=dom&bt=tw_up
7/2(日) 17:07配信
共同通信

福島市内で街頭演説に立つ公明党の山口代表=2日

 公明党の山口那津男代表は2日、東京電力福島第1原発の処理水を海洋放出する時期に関し「直近に迫った海水浴シーズンは避けた方が良い」と述べた。岸田文雄首相は4日に国際原子力機関(IAEA)のグロッシ事務局長と面会。放出是非を近く判断する。政府と東電は「夏ごろ」の放出開始を目指している。

原発処理水放出の「風評」、そのあやふやな正体とは?

 山口氏は福島市で記者団の取材に応じ、漁業関係者による懸念に言及して「風評を招かないよう、慌てずに説明を尽くしてもらいたい」と政府に要望した。

 グロッシ氏は4〜7日に来日。放出計画の評価を盛り込んだIAEAの包括報告書を首相に直接説明する見通しだ。首相が放出の是非、時期を最終判断する前提がそろう。

 東電は、放出用の海底トンネル工事が完了したと先月26日に発表した。海洋放出を巡っては、反対している地元漁業者の理解取り付けが課題となる。中国などは環境や人体への悪影響を主張し、放出を批判している。

569OS5:2023/08/26(土) 20:39:46
https://news.yahoo.co.jp/articles/0278fae1f4573b832b91b2ac6c3f7d782bb64fd4
公明・山口代表が訪中延期、処理水放出に反発の中国側が「適切なタイミングでない」
8/26(土) 18:47配信

読売新聞オンライン
 公明党は26日、山口代表が28〜30日の日程で予定していた中国訪問を延期すると発表した。中国側から26日午後、「当面の日中関係の状況に鑑(かんが)み、適切なタイミングではない」との連絡があった。


公明党の山口代表

 中国は、日本政府が24日に東京電力福島第一原子力発電所の処理水の海洋放出を始めたことに強く反発しており、この時期の山口氏の受け入れは難しいと判断したとみられる。

 山口氏は、岸田首相から習近平(シージンピン)国家主席あての親書を携えて訪中し、政府要人らとの会談で処理水放出の妥当性などを説明する考えだった。公明党は「今後、適切な訪中のタイミングを再調整したい」とのコメントを出した。

570OS5:2023/08/28(月) 18:31:14
https://news.yahoo.co.jp/articles/5a4f3bcb9cd55b5c950e5446f26d52325e1c084d
公明党が“国交大臣”を絶対に手放さないのはなぜか 元幹部は「田中角栄と竹下登の政治手法が原点。次は上田勇で決まりか」
8/28(月) 11:00配信

デイリー新潮
公明党の山口那津男代表

 かれこれ20年以上、自民党と公明党は連立政権を組んでいる。かつては、久本雅美や柴田理恵など大物タレントが「集票マシーン」として機能していたが、現在は学会員の高齢化などもあり組織力が弱体化。こうした集票力の低下などを背景に、選挙協力を巡って両者の不満が表面化するなど、不協和音が目立つ。おまけに新たな“火種”が生まれつつある。複数のメディアが「国土交通大臣のポストを巡り自公が対立している」と報じているのだ。

【写真を見る】組織票が強みの公明党 過去には「久本雅美」や「柴田理恵」も応援演説に駆けつけた

 ***

 代表的な記事を2つ、見出しだけご紹介しておこう。朝日新聞DIGITALは7月19日、「公明指定席の国交相、奪回論 自民不満、巨大官庁のポスト譲り10年超」との記事を配信した。

 時事通信も8月11日、「自民に『国交相』奪還論 内閣改造、公明と新たな火種」の記事を配信した。

 自公連立政権が誕生したのは1999年10月。この時は公明党の続訓弘氏(92)が総務庁長官として入閣した。

 公明党の議員が務めた国交相のポストだけ見ると、2004年には北側一雄氏(70)、続く06年には冬柴鉄三氏(1936〜2011)が就任した。

 民主党政権を挟み、12年には太田昭宏氏(77)、15年には石井啓一氏(65)、19年には赤羽一嘉氏(65)、そして21年には現職の斉藤鉄夫氏(71)が入閣し、公明党の国会議員が4人連続して国交相となった。担当記者が言う。

「国土交通省は全国の公共事業を差配する巨大官庁です。自民党は伝統的に建設・運輸業界が重要な票田でした。ところが近年、公明党の議員が国交相のポストを独占しているため、業界や国交省に対する自民党の影響力が低下しています。これに自民党の一部議員は危機感を持ち、ポストの奪還に執念を燃やしています。一方の公明党も“国交相権益”を手放すつもりは毛頭なく、両党の本格的な対立に発展する可能性も指摘されています」

山口発言の真意
 冒頭で触れた朝日新聞DIGITALの記事は、昨年8月に岸田文雄首相(66)と公明党の山口那津男党代表(71)の間に起きた《水面下の動き》を伝えている。

《山口那津男代表が岸田文雄首相に「斉藤鉄夫国交相の継続をお願いします」と伝えたところ、首相は「承りました」と答えた後、こう続けた。「一つよろしいですか。国交相を公明に長く譲っていて、党内の国交族も十分に育っていません。国交相を自民にしてはダメでしょうか」》

《山口氏は「私たちは一つの閣僚ポストしか要求していない。国民生活を支える上でも国交相をお願いします」と押し返したが、自民内の不満はくすぶり続けている》

 政治学者など専門家の間では「公明党の議席数を考えれば、本来なら閣僚ポストは2つ獲得できる」との指摘もある。そのため山口氏の発言は「2つではなく1つだけでいいから、国交相のポストは死守したい」というメッセージとも読める。なぜそこまでこだわるのか、学会元幹部に訊いた。

「山口さんの『一つの閣僚ポストしか要求していない』の発言ですが、少し割り引いて考える必要があるでしょう。確かに大臣ポストは1つですが、これまで公明党は副大臣と政務官のポストを相当数、確保してきたからです。自公連立政権が始まった際、『公明党には若い議員が多く、与党の仕事にも慣れていない』という両党の共通認識があり、公明党に副大臣と政務官のポストを優先配分することになりました。それから20年以上が経ち、公明党も相当な経験を積んできました。今後も国交相という重要ポストを独占したいのなら、副大臣や政務官の数を減らすぐらい譲歩しないと、自民党の不満は燻り続けると思います」

 ここで副大臣と政務官の数を確認しておこう。公明党は昨年8月、公式サイトに「公明党から3副大臣」との記事を掲載した。これによると第2次岸田改造内閣では、3人の議員が復興、財務、厚生労働、内閣府の副大臣に、3人の議員が文部科学、農林水産、経済産業、復興、内閣府の政務官に就任。人数よりポストの数が多いのは兼務があるからだ

571OS5:2023/08/28(月) 18:31:39
人件費問題
「公明党が国交相のポストにこだわるのは選挙に有利だからです。国政だけでなく地方自治体の選挙でも威力を発揮します。国交省は地方の公共事業も差配するので、公明党の地方議員が選挙協力を求めて建設会社を回る際、『ご存知の通り、ウチは国交相を出しています』と言えば効果は絶大です。こちらから行かなくても、公明党の地方議員にゴマをすりに来る建設業者もいます。これは公明党の地盤強化に大きく寄与しているのです」(同・元幹部)

 自民党が強いのは地方組織が盤石だからであり、立憲民主党が弱いのは地方組織が脆弱だからだとよく言われる。公明党は国交相のポストを手中に収めることで地方組織を強化しているわけだ。

「創価学会の人件費という問題も切実です。公明党の党勢も支持母体である学会の信者数も、共に減少しています。公明党の地方議員は『本来なら学会内で要職に就くべき人』であり、『地方議員として“出向”することで議員報酬を得ている』という側面があるのです。もし公明党の地方議員が選挙で負けてしまうと、学会の専従に戻す必要がある。今までゼロ円だった人件費を負担する必要が生じ、これは今の学会にとってはかなりの負担なのです」(同・元幹部)

 創価学会の人件費を抑えるため、公明党は地方自治体の選挙で勝利する必要がある。それもあって、国交相のポストは死守しなければならない──というわけだ。

言論出版妨害事件
「公明党は長期的な視野に立ち、国交相に相応しい政治家を育成してきました。例えば、元国交相の太田昭宏さんは京大の工学部土木工学を卒業。石井啓一さんも東大で土木工学を学び、当時の建設省に入省しました。現職の斉藤鉄夫さんは東工大から清水建設に入社しています。公明党が国交相のポストに狙いをつけたのは最近の話ではなく、70年代から『土木と建設こそ権力の源泉』と見抜き、着々と準備を進めてきたのです」(同・元幹部)

 1970年、創価学会と公明党を批判する書籍の出版・流通を妨害したとされる「言論出版妨害事件」が発覚。一部の国会議員が、当時、創価学会の会長を務めていた池田大作氏(95)の国会での証人喚問を求めたこともあり、池田氏は「言論妨害の意図はなかった」との釈明に追われた。

 その上で池田氏は「学会と公明党は政教分離を徹底する」と発表し、自身も国政に挑戦することはないと断言した。

「それまで信者や党員は、池田さんが首相に就任するものだと信じて活動してきました。その道を池田さん自身が閉したことで、学会と党は方針を転換します。信者数をいたずらに増やすことをやめ、東大と京大というエリート大学生に狙いを定めました。京大では苦戦しましたが、東大では数百人の信者を獲得。この成果が、京大出身の太田さんや東大出身の石井さんが国交相に就任するという結果に結実したわけです」(同・元幹部)

572OS5:2023/08/28(月) 18:31:57
田中派に学んだ公明党
 1972年から首相を務めた田中角栄氏(1918〜1993)は、就任当初、「今太閤」や「庶民宰相」と呼ばれて圧倒的な人気を誇った。その評価が一転したのは74年だった。

 この年、ジャーナリストの立花隆氏(1940〜2021)が「田中角栄研究〜その金脈と人脈」を月刊文藝春秋に発表。世論は田中氏に対する評価を一変させ、「金権政治」に厳しい目を向けるようになった。

 公明党も野党として自民党の金権体質を批判した。ただし、攻撃一辺倒ではなく、秘かに“角栄流の政治手法”を分析し、自分たちのものにしようと研究していたという。

「今の国交省、つまり当時の運輸省、建設省、国土庁、北海道開発庁の利権を押さえていたのが角栄さんでした。さらに、農林水産省が管轄する農業土木も負けず劣らずの巨大な公共事業です。農道整備は道路族の利権に類似し、農業用水の整備のためダムを造ることもあります。こちらの利権は竹下登さん(1924〜2000)が独占していました。つまり、公明党は田中派の手法を学び、自公連立政権で再現したのです。田中派が自民党内で権力を失い、清和政策研究会(安倍派)が伸長していたことも追い風となりました」(同・元幹部)

次の大臣も決定済み
 先に公明党議員の副大臣と政務官の就任状況を紹介した。今度は農水省に限定し、歴代の副大臣と政務官の数を見てみよう。

 自公連立政権が誕生してから副大臣は2人、政務官は8人という具合だ。公明党が農水省に食い込んでいることは一目瞭然で、これは極めて興味深い。

 国交相に話を戻せば、何と公明党は斎藤氏の次に就任させる議員も決めているという。自民党には絶対に渡さないというわけだ。

「次は参議院議員の上田勇さん(65)でしょう。1993年の衆院選に旧神奈川1区から出馬し、以後、5回連続で当選。2009年に落選するも12年に国政に復帰。17年に再び落選すると、昨年の参院選に比例区から出馬して当選しました。上田さんは東大で農業工学を学び、農林水産省に入省。公共事業についても詳しく、公明党は国交相が充分に務まると考えているはずです。これほど準備を積み重ねている公明党に対し、自民党はポスト奪還のためどんな対抗策を繰り出すのか、多くの関係者が注視しています」(同・元幹部)

デイリー新潮編集部

新潮社

573OS5:2023/09/28(木) 17:07:06
https://news.yahoo.co.jp/articles/60d1e50dabb641b65d71679bdcb6d846de89683e
比例票はピーク時から約3割減…任期残り1年、公明・山口代表の逆境続く 維新の脅威、自民と溝、後継問題…
9/28(木) 9:20配信

西日本新聞
自民党の麻生太郎副総裁の発言などについて、記者からの質問に答える公明党の山口那津男代表=26日午前、国会

 公明党の山口那津男代表(71)の任期が残り1年を切った。異例となる8期14年の長期にわたって党のかじ取りを担ってきた山口氏も先月、来年での退任を示唆。次期衆院選をにらみ、党勢衰退を食い止めることが課題だが、日本維新の会の脅威は増すばかりで、選挙協力を巡って関係が悪化した自民党とのしこりは残ったまま。後継者の見通しも立っておらず、集大成に向け正念場の1年となる。


 25日に8期目の折り返しを迎えた山口氏。26日の記者会見で、早期解散の観測がくすぶる衆院選の準備に全力を注ぐ考えを示し「常在戦場の心構えだ」と決意を語った。

 懸念材料は少なくない。公明の現職がいる大阪と兵庫の計6選挙区では、協力関係にあった維新が全面対決にかじを切った。支持母体、創価学会の組織力が強く「常勝関西」と呼ばれる牙城でも激戦は必至。党内からは「ほとんどの議席を失いかねない」と不安の声が漏れる。公明が石井啓一幹事長を擁立する埼玉14区でも維新の公認候補と激突する。

 党勢の退潮傾向にも歯止めがかからない。創価学会の高齢化で集票力が衰え、昨年の参院選で獲得した比例票はピーク時から約3割減の618万票にまで低下。4月の統一地方選では過去最多の12人が落選した。

 さらに、自民との確執が全国の選挙協力に波及する懸念も拭えない。自公は一時、東京での選挙区調整を巡って「信頼関係は地に落ちた」(石井幹事長)というほど激しく対立。党首会談で修復にこぎ着けたものの、先の内閣改造では自民内から国土交通相ポストの「奪還論」が強まった。公明中堅は「比例票の掘り起こしに少なからず影響する」と警戒する。

 「ポスト山口」も悩みの種だ。昨年、石井氏への交代が取り沙汰されたが、参院選での不振を受けて続投が決定。「選挙の顔」を担える後継者がいないのが実情だ。8月、記者団に対し「後進に道を開くのが私の役割だ」と退任をほのめかした山口氏。ただ、26日は後継に言及せず、「しっかり残りの任期を代表として責任を全うしていきたい」と述べるにとどめた。

574とはずがたり:2023/11/18(土) 17:32:27

お元気だったらもうちと現在の公明党に苦言呈してくれたと思うんだけど。。

創価学会名誉会長の池田大作氏が死去、95歳…日本最大規模の宗教団体に育て上げる
2023/11/18 14:30
https://www.yomiuri.co.jp/national/20231118-OYT1T50127/

 創価学会名誉会長の池田大作(いけだ・だいさく)氏が15日、死去した。95歳だった。創価学会の最高指導者として組織拡大を図り、日本最大規模の宗教団体に育て上げた。政治にも積極的に関与し、1964年に公明党を創設した。
「愛は勝つ」のKANさんが死去、61歳…3月にメッケル憩室がんを公表
創価学会の池田大作名誉会長(2001年6月、東京都新宿区で)

 池田氏は47年、日蓮の仏法を信奉する宗教団体である創価学会に入会し、60年、第3代会長に就任した。75年には創価学会インタナショナル(SGI)を設立して会長に就任。海外布教に力を入れるとともに、ゴルバチョフ元ソ連大統領ら世界各国の要人と会談し、独自の民間外交を展開した。

 79年に創価学会の会長職を退いて名誉会長に就いたが、実権を握り続けた。創価学会会則では、牧口常三郎・初代会長、戸田城聖・第2代会長とともに「永遠の師匠」と位置づけられている。
創価学会「千葉文化友好祭」でスピーチする池田大作名誉会長(1991年11月16日撮影)

 公明党の勢力拡大や政権参加を背景に、政界で影響力を保ち続けた。

575とはずがたり:2023/11/18(土) 20:21:17
創価学会・原田会長の「御曹司」が栄進の波紋
https://facta.co.jp/article/202210026.html

「教学部長」に就いた長男の原田星一郎氏(50)は創価高、東大卒。将来の会長候補と見る向きも。

2022年10月号 LIFE

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創価学会が6月中旬に発表した本部人事が様々な憶測を呼んでいる。原田稔会長の長男・星一郎氏が教学部長に就任したのだ。そこから将来の会長候補と見る向きまで出ている。星一郎氏は今年50歳。父・稔氏が当時、北海道方面に派遣されていた関係で札幌創価幼稚園の1期生となった。東京に戻った後、創価高校を経て父親同様、東京大学に進学。エリート子弟の選抜ルートに乗り、在学中は東大生からなる「学陣会」のメンバーとして、池田大作氏の身の回りの手伝いにも従事した。卒業後は学会本部職員となり、主に聖教新聞に勤務。「宗門戦争」が激しかった頃、日蓮正宗攻撃を担った「特別企画室」に配属されたこともある。現在、地域別のライン組織では東京都港区をカバーする港総区長。今回の人事で同年代の出世競争では一歩抜け出た。東京・信濃町の学会村では「第一南元寮」に住む。谷川佳樹主任副会長や萩 ………

576OS5:2023/11/20(月) 22:08:58
https://news.yahoo.co.jp/articles/8f5254d1d54835e690bfdfd4596b155e55dd6196
創価学会・池田大作氏死去 巨大な「生みの親」失った公明党の今後は
11/18(土) 15:05配信


毎日新聞
池田大作・創価学会名誉会長=東京都八王子市の創価大学で2006年10月7日午後3時40分、米田堅持撮影

 創価学会の池田大作名誉会長が亡くなった。池田氏がつくった政党として半世紀以上の歩みを重ねてきた公明党。1999年以降は一時期を除いて自民党と連立政権を組み、与党の地位を固めている。一方でそのことは公明党が長年掲げてきた「大衆の党」「平和の党」の看板と現実の政策との矛盾をたびたび生じさせた。それでも支持者の求心力を維持できたのは池田氏の存在があったからであり、羅針盤を失った公明党の今後は見通せない。

 「既に大きな曲がり角に来ていた自公関係に影響を及ぼすことは否定できない」。公明党関係者は18日、池田氏の死去を受け、こう懸念した。次期衆院選については「逆に負けられないと思って歯を食いしばって頑張るしかない」と語った。

 公明党の前身「公明政治連盟」が結成されたのが61年。結党は3年後の64年。当初は「国立戒壇の建立」など宗教的な主張をしていたが、69年の「言論・出版妨害事件」を経て池田氏は政教分離を宣言した。創価学会と公明党の組織を切り離す形をとったものの、学会は公明党の支持母体として政策・人事に強い影響力を及ぼしてきた。

 政治路線としては、自民党が保守、社会党が革新を代表した55年体制のもと、公明党は民社党とともに中道政党に位置づけられ、社会党と連携する社公民路線をとった。一方で、池田氏は自民党の池田勇人、佐藤栄作、福田赳夫の各氏ら歴代首相経験者と親交を深めた。言論・出版妨害事件の際は、田中角栄元首相(当時は自民党幹事長)が事態の収拾に動いたことが知られている。

 創価学会が本部を置く東京都ではいち早く、鈴木俊一都政の始まった79年に与党入りした。国政では、92年の国連平和維持活動(PKO)協力法の制定で自民、民社両党と連携する自公民路線を鮮明にした。

 93年の細川護熙政権で新生、社会、民社党などとの非自民連立を選択したが、1年弱で崩壊し、自民、社会、さきがけの自社さ連立政権が誕生した。下野した公明党はいったん解党して新進党の結党に参加したが、このころ、自民党が創価学会の選挙活動などを批判し、国会で池田氏の証人喚問を要求。95年には学会の秋谷栄之助会長が国会での参考人招致に応じた。こうした自民党の攻撃で学会に動揺が広がり、後の自公連立につながっていく。

 97年の新進党解党後、公明党が再結成され、99年には自民党との連立に踏み切った。自公連立では創価学会の「集票力」を背景に、公明党候補のいない選挙区では学会が自民党候補を支援し、自民党候補が支持者に「比例は公明に」と呼びかけるバーター協力が定着。「学会頼み」の選挙を重ねた自民党内から池田氏批判は聞かれなくなった。

 「池田氏を守るための理念なき連立」などと批判された自公連立で、公明党はたびたび、「平和の党」としての立場が揺るがされる事態に直面した。小泉純一郎政権では自衛隊のイラク派遣を決定。安倍晋三政権は集団的自衛権の行使を容認した安全保障関連法の制定などを推し進めた。集団的自衛権の行使を認めることには公明党の支持者に反対が根強くあったが、自公間で協議を重ね、限定的な行使にとどめるよう要件を設けることで折り合った。

 安倍政権ではさらに、自民党が自衛隊の存在を明記する憲法9条改正案をまとめ、公明党の対応が注目された。2022年に安倍氏が死去したこともあり、国会の憲法審査会で9条改正は最優先のテーマにはなっていないが、自民党が旗を降ろしたわけではない。

 時に譲歩を強いられてまで自民党との連立を続けてきた意義は「政治の安定」だと公明党は強調する。ただ、岸田文雄政権では、政策や選挙協力を巡って両党がぎくしゃくする場面も目立つ。「人間主義」などの結党理念が連立にどう生かされ、今後どう具体化されていくのか。巨大な「生みの親」を失ったこれからこそ、真価が問われることになる。

577OS5:2023/11/20(月) 22:09:23
https://news.yahoo.co.jp/articles/07e9730b17cc6720df5aa95c0a84e5c747711f9c
池田大作氏が死去 創価学会名誉会長 公明党運営にも影響・95歳
11/18(土) 14:50配信

時事通信
池田大作氏

 創価学会(総本部・東京都新宿区)名誉会長で、公明党を結成した池田大作(いけだ・だいさく)氏が15日夜、老衰のため新宿区の学会施設で死去した。


 95歳だった。東京都出身。葬儀は近親者のみで済ませた。後日、お別れの会を開催する予定。

 巨大宗教団体の実質トップの死去は、同学会にとどまらず、公明党の組織運営にも影響しそうだ。

 1928年、東京都大田区生まれ。19歳で創価学会入りし、第2代会長の故戸田城聖氏の下で手腕を発揮。同会長の事業を支えたほか、選挙を指揮するなどして頭角を現し、60年に32歳の若さで第3代会長に就任した。

 会長就任後は国内外への組織拡大に努め、国内では会員数を75万世帯から827万世帯へ拡充。75年には創価学会インタナショナル(SGI)を発足させ、会員は192カ国・地域に上る。

 64年には学会内の公明政治連盟を分離して公明党を結成。67年の衆院選では一挙に25議席を獲得した。しかし69年に、学会と公明党が批判本の著者や出版関係者に出版や流通・販売取りやめを求めたとされる「言論出版妨害事件」で批判を浴びたことから、「政教分離」を表明した。74年には共産党の宮本顕治委員長(当時)との間で、共存を認め合う「創共協定」(その後解消)を結んだ。

 一方、組織拡大に伴い、宗門である日蓮正宗総本山大石寺(静岡県富士宮市)と対立。池田氏が79年に名誉会長に退くことで修復を図ったが、学会は91年に破門となった。

 名誉会長就任後は実権を掌握しながら、SGI会長として各国を訪問。2008年5月には来日した中国の胡錦濤国家主席(当時)と会談した。近年は公の場に姿を見せていなかった。

 創価学会の原田稔会長(82)は18日午後、公式ホームページ上の動画で「突然の訃報に大変驚き、深い悲しみを抑えることができない。先生のご冥福を衷心よりお祈り申し上げる」などとする談話を発表。23日に会員のみが参列できる「創価学会葬」を行うと明かした。

578OS5:2023/11/20(月) 22:10:07
https://news.yahoo.co.jp/articles/31d9411c18dd26057b9fafafcba21b99abee51b9
「圧倒的カリスマ」失った創価学会 集団指導体制、当面は維持か
11/18(土) 18:00配信
毎日新聞
中国の温家宝首相(左、当時)と握手を交わす創価学会の池田大作名誉会長=東京都内のホテルで2007年4月12日、石井諭撮影

 牧口常三郎・初代会長、戸田城聖・第2代会長とともに創価学会で「先生」と呼ばれたカリスマ、池田大作氏の死去は、くしくも学会員が最も大切にする「創立記念日」である18日に発表された。巨大宗教法人の今後の組織運営に影響が及ぶ可能性を指摘する声もある。ただ、学会内では、池田氏が名誉会長に就任した1979年以降、緩やかに進められてきた「集団指導体制」が当面、維持されるとの見方が一般的だ。

【写真特集】池田大作氏の歩み

 学会では2015年に全国に約200人いる副会長の筆頭格として「主任副会長」を新設するなど、着々と体制が整備されてきた。学会関係者は「池田先生までの会長は圧倒的カリスマを備えた指導者だったが、以降は優秀な学会員が選ばれている」と解説する。

 06年に就任した第6代の原田稔・現会長は、学会本部で庶務室長や事務総長などを歴任。18日からは5期目に入った。学会職員は創価大出身者が多いが、東大、京大など他大学のOBも増え、執行部を支える体制は強化された。

 17年に制定された学会の最高法規「会憲」は、「三代会長」と位置づける牧口、戸田、池田の3氏の教えが組織の中核だと改めて明確化した。カリスマ指導者を失った組織では後継争いが勃発することもあるが、この関係者は「池田先生の教えが心にある限り、先生が亡くなっても体制は変わらないだろう」と推測する。

 一方、今後の組織運営では、国内で進む少子高齢化が懸念事項だという指摘もある。22年時点の学会の会員世帯数は公称827万だが、将来的に会員の減少や高齢化は避けられないと予想されている。

 学会は公明党を支持母体として支え、国政・地方の選挙で組織力を発揮してきた。池田氏亡き後、執行部が社会の変化にどう対応し、組織を運営していくかが今後の課題になりそうだ。【一宮俊介、古関俊樹】

 ◇創価学会

 1930(昭和5)年、牧口常三郎・初代会長と戸田城聖・第2代会長が、日蓮仏法に基づく教育を実践する「創価教育学会」を創立。46年に創価学会に改称し、52年に宗教法人の資格を取得した。50年代以降は機関紙「聖教新聞」の創刊や創価学園、創価大学の創立など活動の幅を広げた。75年に設立した国際組織「創価学会インタナショナル」(SGI)のメンバーの居住地は現在192カ国・地域に上る。公称の会員世帯数は2022年時点で827万世帯で、国内最大規模の宗教法人となっている。

579OS5:2023/11/20(月) 22:12:41
https://news.yahoo.co.jp/articles/c3d4a55238bdc95ac451d5b79ce77167af2a42d2
「常勝関西」築いた池田大作氏 公明党「発祥の地」への影響は
11/18(土) 22:30配信

朝日新聞デジタル
創価学会の池田大作名誉会長=2006年10月7日、東京都八王子市

 創価学会の池田大作名誉会長が15日、95歳で亡くなった。「常勝関西」とも呼ばれる強固な組織力を築き上げた池田氏。大阪の関係者からは、別れを惜しむ声があがった。

 池田氏をよく知る関西創価学会の関係者は「『常勝関西』をつくり、育ててくれた。悲しみと感謝の気持ちでいっぱいだ」と述べた。

 創価学会が支持母体として支える関西の公明党の高い集票力は「常勝関西」と呼ばれてきた。

 とりわけ大阪は、1956年の参院選で学会の推薦候補が初めて選挙区の議席を得た場所で、公明党にとっては「発祥の地」でもある。このとき、選挙で陣頭指揮を執ったのが池田氏だった。

 翌57年、「大阪事件」と呼ばれる出来事が起きる。池田氏は参院選大阪地方区の補欠選挙にからみ、会員の買収事件で指示・共謀した疑いで逮捕され、2週間ほど勾留された(後に無罪判決)。

 拘置所を出所直後の池田氏が演説した大阪・中之島の中央公会堂での大会は、学会内で歴史的な出来事として語られている。大会のあった7月17日は「大阪大会記念日」として制定されている。

 関西各地の学会員が会合の場でたびたび歌う「常勝の空」は、池田氏が作詞した。関西創価学会幹部の一人は「先生が関西に残してくれたものはいろいろあるが、『常勝の空』は今も歌い継がれている」と話す。

 会員を拡大させ、選挙でも強い組織力をフル回転させた池田氏。自公連立政権から民主党への政権交代につながった2009年の衆院選では、公明党は大阪での議席を一時は全て失ったものの、現在、公明の小選挙区選出の衆院議員9人のうち、4人が大阪府内からの選出だ。

 一方、関西でも会員の高齢化という問題に直面している。春の統一地方選の大阪市議選で公明候補が落選するなど「常勝」にも陰りがみえる。過去5回の参院選での府内の比例得票数は、2010年の約70万票から徐々に目減り。昨夏の参院選では50万票に満たなかった。

 大阪の公明関係者は、「(池田氏は)もうしばらく指揮は執っておられないから、若い世代は一度も直接会ったことのない人が多い。これで組織が大きく揺らぐことはないだろう」とみる。関西学会の幹部は、「(組織が傾く)心配はある」とした上で、「大阪事件などの逆境から始まった関西だけは違うと思う。一つにまとまっていくと思うし、まとまるように私たちがしていかないといけない」と語った。(野平悠一、原田達矢)

朝日新聞社

580OS5:2023/11/20(月) 22:24:05
https://news.yahoo.co.jp/articles/45d8a81043fbfa6521b477efdfa3f694f4e88f11
池田大作氏死去、カリスマ失い低迷する公明岐路…自民中堅「ますます選挙どころではない」
11/19(日) 5:01配信

読売新聞オンライン
江沢民・中国共産党総書記(右)と握手する池田大作氏(1992年4月、東京都港区の迎賓館で)

 創価学会名誉会長の池田大作氏が死去し、学会を支持母体とする公明党が岐路に立たされている。党の創設者であるカリスマを失い、組織の動揺は避けられないとみられるためだ。各党は今後の政界への影響を注視している。

【写真】国連平和賞を受賞し、平和メダルを手にする池田大作・創価学会名誉会長(1983年)

 池田氏は近年、公の場に現れることは少なくなっていたが、学会の機関紙などを通じてメッセージを発し、精神的な支柱として存在感を示していた。学会幹部は「いつかこの日が来ると覚悟していたが、喪失感はやはり大きい」と語った。

創価学会の池田大作名誉会長(1995年7月)

 創価学会は会員の高齢化などに伴い、組織の弱体化が進んでいる。選挙での集票力が落ち、公明の衆院選の比例票は、2003〜09年は800万票台で推移したが、14年以降、700万票前後と低迷している。今年4月の統一地方選では県議選や市議選などで過去最多の12人が落選した。

 池田氏の下、06年に就任した原田稔会長らによる集団指導体制に移行しているが、会員を結束させる上で象徴的な存在だった池田氏を失い、組織の求心力が弱まる可能性もある。

 自民、公明両党は1999年に連立政権を組み、関係を強化させてきた。国政選では創価学会の会員が自民の候補者を支援する構図が定着し、底上げされる得票数は「1小選挙区あたり2万票」ともされる。自民内には学会の支援がなければ当選がおぼつかない議員が少なくない。

 自民中堅は「(池田氏の死去は)士気にかかわる。ますます選挙どころではない」と漏らし、立憲民主党幹部も「さらに解散できない状況になるから、自分たちの選挙準備をしっかりやるしかない」と述べた。

自民幹事長「歴史に大きな足跡」
 各党からは池田氏の功績をたたえる声が相次いだ。

 自民の茂木幹事長は「深い悲しみにたえない。国際平和の推進、文化、教育の振興などに貢献し、歴史に大きな足跡を残した」とのコメントを発表した。

 立民の泉代表は「日本の平和運動、福祉の推進に力を尽くした」とし、日本維新の会の馬場代表は「国内のみならず世界各国で平和の尊さを訴えた」と悼んだ。国民民主党の玉木代表は「国内の政治のみならず、中国をはじめ、内外で大きな功績を残した。今後の影響を注視していきたい」と語った。

581OS5:2023/11/21(火) 07:20:42
https://news.yahoo.co.jp/articles/2b21c7e76efbe024b66652970612caf0736cadba
これから公明党はどうなるのか…池田大作氏死去で党内に動揺、懸念は創価学会の体制
11/20(月) 20:34配信

産経新聞
20日午後、国会内で開かれた衆院公明党代議士会(春名中撮影)

公明党創立者で、党の支持母体である創価学会の池田大作名誉会長が死去したことが18日に明らかとなり、党内に静かな動揺が広がっている。直接的な党運営への影響はないものの、精神的支柱を失ったことで党勢の退潮傾向に拍車がかかる恐れは否めない。

【写真】創価学会の会長当時、第33回本部総会であいさつする池田大作氏=昭和45年5月

「これから公明党はどうなるのか、いろいろな声もあるかもしれない」。山口那津男代表は20日、参院議員の会合でこう不安の声に触れた。

実際、ある中堅議員は「家族か、それ以上の近しい人が亡くなった感覚に近い。でも乗り越えないといけないことだ」と話す。別のベテラン議員は「それぞれが心の中でどうのみ込むかだ」と言葉少なだ。

昭和39年結党の公明は「大衆とともに語り、大衆とともに戦い、大衆の中に死んでいく」との池田氏の言葉を立党精神とする。憲法が定める「政教分離」を念頭に池田氏は党運営に直接関わってこなかったが、創立者として強い求心力を維持してきた。ただ、高齢となる中で平成22年以降は公の場に姿を見せなくなり、「この日がいつ来てもいいよう準備してきた」(公明関係者)のが実際のところだ。

懸念の一つは池田氏亡き後の創価学会の体制だ。10月に原田稔現会長の5期目再任を決定したが、引き続き組織の安定を図り、選挙態勢を構築できるかが焦点となる。

また、支持者の高齢化を背景に公明の比例票は17年衆院選での898万票をピークに昨年参院選では618万票に減った。指導者喪失を乗り越えられるかも注目される。

山口氏は20日の会合で不安の声に触れた後、こう呼びかけた。「幅広い合意形成という公明の持つ役割を進化させ、創立者のご恩に報いたい。今日より新たな気持ちでスタートしよう」(市岡豊大)

582OS5:2023/11/28(火) 16:56:23
https://news.yahoo.co.jp/articles/533fe993db7f094cf368161c195930d6308480fb
外交・安保、「現実対応」加速へ 「池田後」の公明・創価学会【解説委員室から】
11/28(火) 16:31配信

時事通信
公明党本部

 公明党の看板は「平和」と「福祉」。しかし、外交・安全保障の分野では、自民党との連立政権維持を優先して妥協を重ね、「平和」は色あせつつある。支持母体・創価学会の池田大作名誉会長の死去により、「親中国」も含め、外交・安保分野での現実対応が進むことになりそうだ。(時事通信解説委員長 高橋正光)


 ◇連立維持優先、集団的自衛権を限定容認

 公明党が「平和」と「福祉」を看板とするのは、党の創設者である池田氏の影響による。創価学会の牧口常三郎初代会長、戸田城聖2代会長は戦時中に軍部の弾圧で投獄され、牧口氏は獄死。池田氏の長兄はビルマ戦線で戦死しており、宗教家としての池田氏の原点は「戦争」だ。公明党が「平和」の看板を掲げたのは、必然と言える。

 また、大企業に支えられる自民党、労働組合の支援を受ける社会党のはざまで、公明党が、低所得の「庶民」「大衆」の利益を代弁するために結成された経緯から、「福祉」を看板にしたのも自然な流れだ。

 二つの看板のうち、「平和」については、1999年10月に自民党と連立を組むと、現実的な対応を始めた。小泉純一郎政権下、イラク復興支援特別措置法の成立に協力、戦時下での自衛隊の海外派遣に道を開いた。

 第2次安倍晋三政権下では、政府の憲法解釈の変更を認め、現行憲法でも集団的自衛権の限定行使は許されるとし、これを法的に担保した安全保障法制の制定に尽力。岸田文雄政権下の昨年末には、敵のミサイル発射拠点などを破壊する「反撃能力」の保有を明記した「国家安全保障戦略」などの3文書の改定を認め、戦後の安保政策の大転換を支持した。

 憲法解釈の変更に際し、武力行使が認められる新たな3要件をまとめるなど、いずれのケースでも、一定の歯止めを掛けている。とはいえ、公明党が「理念」よりも、安全保障環境の変化を受けた「現実対応」を優先し、譲歩を重ねてきたのは紛れもない事実だ。

 海洋進出を強める中国、ウクライナを侵略したロシアなど、「力による現状変更」を試みる国は増えており、日本を取り巻く安全保障環境は厳しさを増している。自民党は引き続き、公明党に現実対応を求めるのは必至。憲法改正は自民党の党是だ。池田氏という「歯止め役」が不在となったことで、公明党は連立与党でいる限り、これまで以上に譲歩を強いられることになるだろう。

◇共青団頼み、細る対中パイプ

 公明党の伝統的な外交政策の一つに、「親中国」がある。これも、池田氏の影響による。池田氏は1968年、学会の会合で、中国との国交正常化をいち早く提言。公明党訪中団の仲介を経て、74年の正常化に道を開いたことが、学会内で池田氏の最大の功績の一つとなっている。

 池田氏は国交正常化後、複数回訪中し、周恩来首相(当時)ら要人と会談。中国要人の訪日の際には、自ら歓待するなど交流を重ねた。中国人留学生を最初に受け入れたのは創価大学で、程永華元駐日大使は元留学生だ。

 こうした交流が功を奏し、江沢民、胡錦濤両国家主席(当時)ら最高指導者が訪日した際には、池田氏を訪ねるのが常だった。公明党も学会と歩調を合わせ、訪中団を頻繁に派遣するなど、パイプ作りに励んできた。

 公明党の「親中」を象徴するのが、89年の天安門事件後の日本政府の対応だ。学生の民主化運動を武力弾圧したことで、中国は国際社会で孤立したが、先進7カ国(G7)でいち早く、関係改善に動いた。この対応を、同党は高く評価している。

 創価学会が中国とのパイプ作りで、頼ったのが中国共産主義青年団(共青団)を核とする各青年団体の連合組織「中華全国青年連合会」(全青連)。胡主席は共青団の第一書記時代に訪日し、池田氏に面会している。

 しかし、元高級幹部の子弟らのグループ「太子党」の習近平国家主席が就任し、共青団出身者の力を削ぐ形で、権力基盤を固めるのに伴い、共青団との関係が深い公明・創価学会を軽視するようになった。このことは、同党の山口那津男代表が訪中した際の、中国側の面会相手から明らかだ。

583OS5:2023/11/28(火) 16:56:43

 ◇過度の配慮不要に

 習主席1期目の13年と15年は、習氏自身が山口氏との面会に応じたが、2期目の17年は、中国共産党とのハイレベル対話に出席した他国の政治家十数人と一緒。18年は会わず、党序列4位で共青団出身の汪洋全国政治協商会議主席に対応を任せた。19年は、最高指導部の政治局常務委員(チャイナセブン)ではなく、これに準じる李鴻忠政治局員(天津市第一書記)が会っている。

 習主席は昨年10月、3期目のスタートに際し、68歳の定年に該当しない序列2位で共青団出身の李克強首相と汪洋氏がそれぞれ引退、チャイナセブンから共青団派を一掃した。こうした状況下、山口氏は11月22、23の両日、岸田文雄首相の習主席宛ての親書を持参して4年ぶりに訪中、習氏との会談を強く希望した。日中友好に尽力した池田氏の死去直後とあって、中国側の対応が注目された。

 しかし、面会したのは序列5位の蔡奇政治局常務委員と王毅政治局員兼外相。前回訪中時と違い、チャイナセブンのメンバーが対応したものの、習氏との会談は実現しなかった。蔡氏は、最高指導部入り後も、習主席の日程管理などに当たる党中央弁公庁主任を兼務する最側近。中国専門家の間では、序列以上の実力者との声も聞かれる。

 蔡氏に面会させたのは、習氏の公明・学会に対するぎりぎりの配慮かもしれない。とはいえ、共青団派の凋落(ちょうらく)に伴い、公明・学会の対中パイプが細くなったことを、改めて裏付けた。

 こうした中国側の動きを踏まえ、公明党は中国との関係においても、既に現実対応を始めている。昨年末の安保関連3文書の改定で、同党は中国について「脅威」との言葉を盛り込むことを最終的に受け入れた。

 日中正常化への貢献や要人との長い交流をアピールし、学会内で自身の権威を高めてきた池田氏の死により、公明党は中国をめぐる問題で、過度の配慮は不要となったと言える。また、習近平体制は、公明・学会との関係を以前のようには重視していない。さらには、東京電力福島第一原発処理水の海洋放出を批判し、海産物の輸入を規制する中国に対し、日本国民の感情は悪化している。こうしたことから、中国をめぐる問題でも公明党は、自民党や世論に押され、厳しく対応するケースが今後増えるだろう。

 ◇選挙で依存、分配重視は変わらず

 一方で、公明党の「福祉」重視の政策は、池田氏の死去でも変わらない見通しだ。というのは、同党が発足した64年当時、創価学会員の中心は低所得の「庶民」。池田氏は「庶民」を取り込むことで会員を増やし、公称827万世帯(国内)の巨大組織を作り上げた。こうした経緯から、「福祉」を看板とする同党は一貫して、庶民、社会的弱者の生活を支援する政策に力を入れてきた。

 「児童手当といえば公明党」。公明党は児童手当の創設と拡充を、実績の第一に掲げる。このほか、基礎年金の国庫負担率の引き上げなどの年金改革、白内障手術や不妊治療への保険適用などを実績としてアピールする。

 近年では、認知症対策にも重点的に取り組んでおり、国や自治体に関連施設の整備を促した今年6月の認知症基本法の成立を主導したと強調。食料品への軽減税率適用も、学会側の要望で公明党が強く求めたものだ。コロナ禍の2020年春には、閣議決定した補正予算案を組み替えてまで、全国民への一律10万円の給付金支給を、当時の安倍晋三首相に受け入れさせた。

 創価学会は組織の拡大に伴い、高所得の企業経営者や大手企業の幹部らの会員も増えたとされる。とはいえ、会員の中心が「庶民」である点は変わらない。そして、公明党は選挙となると、こうした会員の献身的な支援に全面的に依存しており、両者の関係は、池田氏亡き後も変わらない。

 学会員の日常生活に直結する政策では、学会側の要望を軽視できないのが実情。「池田後」も、同党の「分配」「助成」を重視する政策方針に、変更はないと言えるゆえんだ。

 高橋 正光(たかはし・まさみつ)1986年4月時事通信社入社。政治部首相番、自民党小渕派担当、梶山静六官房長官番、公明党担当、外務省、与党、首相官邸各クラブキャップ、政治部次長、政治部長、編集局長などを経て、2021年6月から現職。公明党担当として、連立政権の発足を取材。

584OS5:2023/12/03(日) 18:48:38
https://news.yahoo.co.jp/articles/5d32cad6fc57855f5c28deca1d3b8a39230c41ba名実ともに「原田体制」に 「池田後」の公明・創価学会
12/3(日) 13:01配信
時事通信
就任会見に臨む創価学会の原田稔会長(右)=2006年11月

 11月に95歳で死去した創価学会の最高指導者・池田大作名誉会長は2010年夏以降、本部幹部会など公の場に姿を見せず、運営を原田稔会長(82)に全面的に委ねていた。原田氏も「池田後」を見据え、教義、組織の両面で見直しを進めた。池田氏の死により、原田氏を中心とする集団指導体制が、名実ともに整ったと言える。(時事通信解説委員長 高橋正光)



 ◇本部に権限、「師匠」は3代まで

 創価学会は1930年、教育学者の牧口常三郎氏により「日蓮正宗」の信徒団体として発足。池田氏は60年に第3代会長に就任した。日蓮正宗との対立が激化した79年に名誉会長に退いたものの、実権を握り続け、公称827万世帯(国内)の巨大組織に育て上げた。

 原田氏が第6代会長に就任したのは2006年11月。そして、池田氏が最後に公の場に姿を現したのは10年5月の中国・清華大学からの「名誉教授」称号の授与式。以降、外国から贈られたローブをまとった姿や、学会施設を訪れて唱題する姿などが、学会の機関紙「聖教新聞」で時々、紹介された。しかし、近年はそれもなくなり、カメラが趣味の池田氏が撮影したとされる風景写真を聖教新聞に掲載し、健在ぶりを伝えていた。

 この間、創価学会は14年に会則を改正。池田氏が自身の小説のタイトルにした「人間革命」という言葉を明記し、池田氏の教えを一層重視する団体と位置付けた。15年にも会則を改正し、池田氏ら「三代会長」の呼称を「先生」に統一した。

 17年には、学会の最高法規「会憲」を制定。「三代会長」を「永遠の師匠」とし、教義の面で指導できるのは「三代会長」までで、4代会長以降はあくまで、組織運営の責任者にすぎないことを明確化。同時に、池田氏が会長を務め、海外での布教を担う「創価学会インタナショナル」(SGI)を学会の一部門とし、東京・信濃町にある学会総本部の傘下に置くことで組織上整理した。

 これらの手続きは、原田氏の下で約10年かけて行われた。組織面で学会本部の権限を強めつつ、池田氏の権威を高めて、同氏の教えを内外に広める「池田教」化を進めたと言える。この結果、池田氏の親族を含め、いかなる学会員も宗教上の権威は持ち得なくなった。また、原田氏は今年10月に、会長(任期4年)に5選されたばかりだ。

 池田氏から組織を託された「原田氏を中心とした集団指導体制」が名実ともに整ったと言えるゆえんだ。

 ◇池田氏は世襲否定、「ポスト原田」不在

 原田会長に次ぐ学会のナンバー2は、長谷川重夫理事長(82)。その下に、8人の主任副会長と約200人の副会長がいて、主任副会長以上の10人が最高幹部だ。原田氏が任期いっぱいで退任すると仮定すれば、4年後に、池田氏という「師匠」不在で初めて会長を選ぶことになる。

 しかし、8人の主任副会長は全員、60代後半か70歳以上。血筋を重視するなら、池田氏の長男・博正主任副会長が「ポスト原田」に名前が上がりそうだが、学会関係者によると、池田氏はかつて、会長職の世襲を否定したという。このため、現時点では学会内で、博正氏が次期会長候補との声はほとんど聞かれない。「ポスト原田」は全く見通せない。
 むしろ、学会内では4年後の会長選びより、池田氏が務めていたSGI会長職の行方に関心が集まっているようだ。池田氏は75年にSGIを設立し、自ら会長に就任。以来、海外での布教拡大、創価学会の「世界宗教化」に取り組んできた結果、聖教新聞によると、192カ国・地域に300万人の会員がいるとされる。

 順当なら博正氏で、海外の会員の間で「イケダ」の名前は絶大。池田氏が否定した会長職の「世襲」には当たらない。さらには、香峯子夫人に対する女性部員の信頼は厚い。原田氏が池田家の「権威」を一定程度借りながら組織の結束を図り、運営しようと考えるなら、「池田博正SGI会長」は適任だろう。

 池田氏から生前、「全てをバトンタッチ」された原田氏が、SGI会長を兼務する可能性もありそうだ。池田氏も名誉会長に退くまでの4年超、SGI会長を兼務しており、前例があるほか、原田氏自身、コロナ禍を除き、しばしば外国を訪問、海外組織の拡大に努めてきた。原田氏が兼務した場合は、自身の求心力が一層高まることになるだろう。

 このほか、原田氏同様、海外の学会組織を訪問することが多い谷川佳樹主任副会長(SGI副会長)も、次期SGI会長の有資格者と言えよう。

585OS5:2023/12/03(日) 18:48:55
 ◇世代交代が共通課題―党・学会

 池田氏は64年に公明党を結成し、政界に進出。71年に創価大学を開設し、卒業生を国会や地方議会に送り込んできた。そして、創価大学出身者を公明党代表に就けることが悲願だったとされ、北側一雄副代表が太田昭宏代表(当時)の後任に確実視されていた。

 ところが、公明党が自民党とともに野党に転落した09年の衆院選で、太田、北側両氏ら小選挙区の候補者が全員落選。山口那津男氏(71)がピンチヒッターで太田氏の後任となり、在任14年を超えている。

 山口氏は昨年9月の任期切れに伴い、石井啓一幹事長(65)に代表職を譲る考えだったが、今年4月の統一地方選への危機感を募らせた学会側の意向もあり、8選された経緯がある(任期2年)。衆院比例北関東選出の石井氏は次期衆院選で、小選挙区(埼玉14区)に回ることが決まっており、代表に就くには選挙を勝ち抜くことが大前提。来年9月時点では66歳になっている。

 そもそも、石井氏は党の内規で、国会議員の定年に達しており、仮に「石井代表」が誕生しても、長期体制は見込めず、石井氏に続く中堅、若手のリーダー候補は見当たらない。

 一方、創価学会は池田氏が死去する直前、来年の活動のテーマを「世界青年学会開幕の年」に決めた。組織として「青年」を前面に出しながら、「ポスト原田」を含め、将来のリーダー候補が育っていないのが実情だ。

 池田氏が会長に就任したのは32歳、公明党を結成したのは36歳で、「青年」の時だ。そして、長寿を全うして旅立つと、「世代交代」という党と学会に共通の課題が、改めて浮き彫りになった。歴史の皮肉だろう。

 高橋 正光(たかはし・まさみつ)1986年4月時事通信社入社。政治部首相番、自民党小渕派担当、梶山静六官房長官番、公明党担当、外務省、与党、首相官邸各クラブキャップ、政治部次長、政治部長、編集局長などを経て、2021年6月から現職。公明党担当として、連立政権の発足を取材。

586OS5:2023/12/26(火) 16:37:55
https://news.yahoo.co.jp/articles/5efabda02bd5a4f68f437ca33ddd3f9149b9362c
竹入義勝・元公明党委員長が死去 「中道革新」掲げ与野党に影響力
12/26(火) 10:01配信

朝日新聞デジタル
竹入義勝氏

 20年間にわたって公明党委員長を務めた元衆院議員の竹入義勝(たけいり・よしかつ)さんが23日、肺炎のため福岡市内の病院で死去した。97歳だった。通夜、葬儀は近親者で行った。喪主は長男正彦(まさひこ)さん。

 国鉄職員から東京都文京区議、都議を経て、公明党が衆院に初進出した1967年1月の総選挙で当選。同年2月、41歳の若さで3代目の党委員長になった。連続8回当選し、86年12月の党大会で委員長を辞めるまで、矢野絢也書記長とのコンビで公明党の一時代を築いた。

 この間、反自民の「中道革新路線」を掲げ、社会、民社両党との連合政権を目指す「社公民路線」の旗を振った。一方で、自民党首脳とも深い関係を築き、影響力を強めた。84年には「田中(角栄元首相)支配の打破」を合言葉に、鈴木善幸元首相や民社党首脳と連携して二階堂進自民党副総裁を総裁に担ぎ出そうとした「二階堂擁立劇」に参画。失敗したが、田中支配にひびが入るきっかけとなった。

朝日新聞社

587OS5:2023/12/26(火) 17:52:14
https://news.yahoo.co.jp/articles/26e51aa6918089803d6bc54c949445fc688ba423
竹入義勝・元公明党委員長が死去 97歳 創成期に20年在任
12/26(火) 13:17配信

毎日新聞
1976年衆院選で現有30議席から55議席に躍進し、次々に当選者数を張り替える公明党の竹入義勝委員長=東京都新宿区の公明党本部で76年12月6日、谷田貝高幸撮影

 公明党の創成期に約20年にわたり党委員長を務め、党勢を拡大させた竹入義勝(たけいり・よしかつ)さんが23日、肺炎のため死去した。97歳。葬儀は近親者で営んだ。喪主は長男正彦(まさひこ)さん。

 1926年生まれ。長野県出身。旧国鉄勤務の後、東京都文京区議、都議を経て、64年の公明党結成とともに副書記長に就任。同党が衆院に進出した67年1月の衆院選で初当選し、8期務めた。

 67年2月、第3代委員長に就任し、矢野絢也書記長とともに約20年にわたる「竹入・矢野体制」を確立。公明党を中道政党の中核として定着させ、政界を保守・革新の2極から、保守・中道・革新の3極に変える原動力となった。

 79年に民社党の佐々木良作委員長と公民連合政権構想で合意。翌80年には社会党の飛鳥田一雄委員長と社公連合政権構想を確認し、「社公民路線」を取った。83年衆院選で公明党が58議席を獲得すると、翌84年の自民党総裁選で二階堂進副総裁の擁立を模索する動きに佐々木氏とともに参画するなど「自公民路線」も追求した。

 72年の日中国交正常化では、十数回にわたる訪中で周恩来首相と会談するなど、国交正常化に向けた環境整備に貢献した。86年に委員長を退任し、90年に政界を引退した。後に公明党・創価学会と対立し、除名された。

588OS5:2024/01/04(木) 21:32:50
https://news.yahoo.co.jp/articles/69985e61e438a87a53ab3690603ef75d246a1666
公明、結党60年の岐路 「平和」原点回帰か
1/4(木) 7:12配信

時事通信
街頭演説する公明党の山口那津男代表=2日、東京・JR池袋駅前

 公明党は11月に結党60年を迎える。

 党創立者の池田大作・創価学会名誉会長が昨年死去し、今後も党勢を維持できるかの岐路に立つ。自民党派閥の政治資金問題を受けた政治改革や、防衛装備品の輸出拡大といった党の原点に関わる課題にも直面。自民との関係に配慮しながらの難しいかじ取りが迫られる。

 「今の政治の混乱をしっかり乗り切っていかなければならない」。山口那津男代表は2日、東京・JR池袋駅前で新春恒例の街頭演説に臨み、公明が政治改革をリードする決意を訴えた。「今、直ちに衆院解散をできる状況ではない」とも述べ、政治の信頼回復が急務との考えも示した。

 公明は1964年11月に結党し、99年に自民との連立政権に参加。国政選の比例代表では2005年衆院選で過去最高の898万票を獲得したが、近年は支持母体・創価学会の高齢化による集票力低下が指摘される。22年参院選は618万票に落ち込んだ。党関係者は池田氏死去で「さらに得票数は減る」と危惧する。

 政治資金問題で岸田政権の先行きに不透明感が増す中、次期衆院選の時期は公明執行部の「世代交代」にも影響しそうだ。今秋に代表任期満了を迎える山口氏の後継として有力視される石井啓一幹事長は衆院選小選挙区の候補。複数の党関係者は「夏までに解散がなければ山口氏は続投だ」とみている。

 衆院選では議席増を目指して11の小選挙区に候補を擁立するが、昨年12月の党の情勢調査で支持率が下落する結果が出た。「自民と同一視されている」(党関係者)と危機感を強めており、公明は政治改革を最優先課題に位置付ける。

 「清潔な政治」は結党以来の原点で、今月の通常国会召集までに改革案をまとめて存在感を発揮したい考えだ。山口氏は「政策活動費」の使途公開義務化を打ち出したが、自民の反発も予想される。公明幹部は「攻めと守りの両方が必要だ」とバランスに気を配る。

 自公関係の新たな火種になっているのは、国際共同開発した防衛装備品の第三国への輸出可否の議論だ。自公実務者間で容認の方向性が出ていたが、公明執行部が昨年11月、慎重姿勢を鮮明にした。平和主義を掲げた池田氏の死去直後のため、原点回帰との見方もある。

 政府・自民は2月末までに「容認」で結論をまとめたい考えだが、公明執行部は「完成品の輸出解禁という大転換なのに国民の理解が得られていない」と消極的。公明幹部は政府高官に「政府が期待する結論になるとは限らない」と警告した。

589OS5:2024/01/13(土) 19:08:44
https://news.yahoo.co.jp/articles/5739956160013380d30750697150c425615bd465
14年超「党の顔」、公明・山口代表の続投論広がり始める…衆院選時期見通せず
1/13(土) 8:26配信

読売新聞オンライン
講演する山口代表(12日、熊本市内で)

 9月に2年間の代表任期が満了する公明党の山口那津男代表(71)の去就が注目されている。交代が有力と見られてきたが、次期衆院選の時期が見通せないなか、党内では続投論が広がり始めた。14年超にわたり「党の顔」を務めるだけに、世代交代を求める声もあり、山口氏と同党は難しい判断を迫られそうだ。

政治改革意欲
 「政治の信頼を回復しないといけない。政治改革をリードする役割を果たす」

 山口氏は12日、熊本市内で講演し、自民党派閥による政治資金規正法違反事件を受けた政治改革への決意を強調した。公明は政治資金の透明化などを柱とする改革案をまとめ、近く公表する。山口氏は自民に先行して動き、議論を主導したい考えだ。ただ、踏み込んだ改革への消極論も目立つ自民との協議は難航も予想され、実行力が問われることになりそうだ。

「後進に道を開く」
 山口氏は2009年衆院選で当時の太田昭宏代表が落選し、同年9月に代表に就いた。在任期間は8期14年超で歴代最長だ。22年9月の前回代表選前には退任に傾いたが、23年の統一地方選への対応などを理由に続投を決めた。

 8選後、山口氏は「後進に道を開く」と周囲に漏らし、今期での退任をにじませてきた。だが、前提は、退任前に衆院選が行われることだ。岸田内閣の支持率低迷で衆院解散は当面困難との見方が広がり、山口氏は「大きな選挙との関係も含め、熟慮したい」(7日のNHK番組)と続投に含みを持たせるようになった。

 次期衆院選では、公明は大阪府と兵庫県の小選挙区で日本維新の会と全面対決となる。支持者に「なっちゃん」の愛称で親しまれ、知名度の高い山口氏の応援に期待する向きは多い。

苦しい内情
 衆院選前の交代に慎重論が根強いのは、有力な後継候補の石井幹事長(65)が余裕のない状況にあるためでもある。参院議員の山口氏は衆院選応援に全力を注げるが、石井氏は衆院埼玉14区から出馬予定だ。石井氏が選挙前に代表に就けば自らの選挙区での活動は制約される。新代表が落選すれば、党の看板に傷がつきかねない。

 公明代表は代表選を経て、9月に予定する党大会で正式に承認される。山口氏が9期目に入れば、長期政権批判も招きかねない。党内では代表選と党大会を延期し、任期を引き延ばす「奇策」も取り沙汰され、苦しい内情を印象づけている。

590OS5:2024/03/31(日) 13:35:01
https://news.yahoo.co.jp/articles/7225e1ab51d1d68075b3b6a1b1197a34d356769d
公明60年、老舗政党の過去と未来【政界Web】
3/30(土) 11:00配信


時事通信
結党後、初めて臨む参院選で、次々とバラが飾られる公明党本部=1965年7月

 結党60年を迎える公明党が次期衆院選に向け、試練に立たされている。支持母体・創価学会の支援を受け、分厚い固定票を誇ってきたが、近年は会員の高齢化により集票力の低下に悩む。党創立者の池田大作・創価学会名誉会長が昨年11月に死去した影響も見通せない。「還暦政党」のこれまでを振り返りつつ、政治学者の中北浩爾・中央大教授に話を聞いた。(時事通信政治部 眞田和宏)

【図解】2001〜22年参院選比例代表の公明党の得票数・得票率の推移

 ◇膨大な固定票

 公明党は1964年11月17日、池田氏の発案で前身の公明政治連盟を基に結成された。それに先立ち創価学会は「宗教と政治の分離」を宣言し、公明党の支持団体という位置付けとなったが、選挙では実動部隊として集票力を発揮し続けた。

 指標となるのは、国政選の比例や全国区での得票数や得票率だ。

 結党直後の65年参院選全国区で、自民党、社会党に次ぐ509万票を獲得、得票率は13.68%だった。55年体制崩壊直前の92年までにあった10回の参院選で得票率が10%を下回ったことはなく、平均得票率は13.51%。得票数はおおむね600〜700万票台と安定した。

 中北氏は「選挙では固定票を固めて浮動票にリーチするのが鉄則だ。公明・創価学会の固定票は非常に膨大で、他の団体でこれだけ持っているところはない」と指摘。「数が多いだけでなく1票1票が非常に固い票。傑出した集票力がある」と語った。

 ◇自公が固定票を交換

 93年衆院選で自民が過半数割れし、55年体制が崩壊した。公明は非自民・非共産の細川連立内閣に参加したり、新進党に合流したり紆余(うよ)曲折を経て、98年に再結成。99年から自民と連立政権を組み、民主党政権誕生で下野した期間を除き、現在まで自公連立の枠組みを維持してきた。

 中北氏は2019年に出版した「自公政権とは何か」(ちくま新書)で自公連立を分析した。それから5年近く経過した今でも「現在の日本政治で唯一の安定的な政権の枠組み」と評価。「現在の小選挙区比例代表並立制の下、連立政権は選挙協力をベースにしないと持続可能でなく、今もそれが可能なのは自公しかいない」と言い切る。

 自公の選挙協力では、衆院小選挙区や参院1人区で競合しないよう候補者を調整する。その上で、公明の場合、自民が候補者を擁立する選挙区では自民候補に投票する代わりに、比例選で公明に投票するよう求める。自民も個人後援会や企業・団体という固定票を持つ。自公それぞれに自党への支持が揺るがない固定票があるため、互いに票を融通する「バーター」が成立する。中北氏は「自公間では固定票の交換ができ、それこそが緊密な選挙協力を可能にしている」と強調した。

 ◇集票力に陰り

 公明が自民と連立を組んだ直後の衆院選比例代表では00年776万票(得票率12.97%)、03年873万票(同14.78%)と推移。郵政選挙で知られる05年衆院選では、結党以降の国政選で最高の898万票(同13.25%)を獲得した。参院選比例代表でも01年818万票(同14.96%)、04年862万票(同15.41%)と好調だった。

 しかし近年、集票力に陰りが見える。参院選では07〜16年の得票数は700万票台に落ち込み、得票率もほぼ13%台で推移。衆院選では比例定数が削減された17年で697万票(同12.51%)と700万票の大台を割り、比例で5議席減らす結果となった。直近の国政選である22年参院選では得票数が618万票、得票率は11.66%に落ち込み、下落傾向に歯止めがかからない。

 背景には、結党時から選挙支援に熱心に取り組んだ世代の高齢化があるとの見方が多い。支持者の高齢化は、共産党や社民党といった「老舗政党」に共通する課題だ。中北氏は「他の組織も全体として衰えている中で、相対的には踏みとどまっている。ただ、学会員の高齢化で党勢は後退の傾向がみられ、次の衆院選で比例票が600万票台を割れば、ますます厳しくなる」と指摘する。

 ◇小選挙区敗北で撤退?

 次期衆院選への危機感は尋常ではない。自民の裏金事件による逆風に加え、日本維新の会との全面対決が待ち構えるためだ。

 公明が擁立する11の小選挙区の候補者のうち、10で維新候補と競合する。特に公明が「常勝関西」と呼ぶ、強い地盤を誇った大阪・兵庫の6選挙区では、これまでの維新との「すみ分け」がなくなり激突する。

 中北氏は「小選挙区で多く負けると小選挙区撤退論が出かねない。そうすると自公連立の安定性が弱まる」とみている。

591OS5:2024/03/31(日) 13:35:20

 ◇首相の解散権に露骨な注文

 内閣支持率が低空飛行を続ける中、公明幹部からは岸田文雄首相の衆院解散判断を縛るような露骨な発言が相次いでいる。

 山口那津男代表は27日の講演で、解散・総選挙に関し「政治不信が高まる中では、連立政権もろとも影響を受ける。信頼回復のトレンドを確認できるまではすべきでない」と早期実施への反対を表明。普段は「首相の専権事項」として踏み込んだ発言を避けているだけに、焦りの色がうかがえる。

 山口氏は、衆院選は来年夏の参院選や東京都議選への近接も回避すべきだとも訴えた。理由について「公明の選挙に注ぐエネルギーが分散される」と指摘。「公明候補の当選を最優先にやらざるを得なくなるため、一緒に戦う自民としても、大きな選挙を重ねない方が(選挙)協力がうまくいきますよ、お得ですよと言ってきた」とけん制した。

 石井啓一幹事長は10日のBS番組で、9月予定の自民総裁選に触れ、「選ばれた総裁は非常に支持率が高くなることがあるから、(衆院解散は)その後の秋が一番可能性が高い」と語った。政界では、岸田氏に代わる新首相の下で選挙を戦いたいとの公明側の本音と受け取られ、波紋を呼んだ。

 中北氏は「衆院解散のタイミングは公明にとって死活問題だ」と指摘。「局面を打開してから解散してくれというのは、公明からすれば当然の要求だ」と語る。公明が「解散権」に言及する場面が増えそうだ。

592とはずがたり:2024/04/28(日) 11:26:44

攻める公明、大阪維新を悩ます 維新首長の提案議案通らず…衆院選控え対決ムード
https://news.yahoo.co.jp/articles/d72c197835c2aa7285c1e61b0e0de3dac59be78c?source=sns&dv=sp&mid=other&date=20240427&ctg=dom&bt=tw_up
4/27(土) 19:05配信
産経新聞

大阪広域水道企業団や周辺5市との水道事業の統合計画案が、維新を除く反対多数で否決された東大阪市議会の本会議=3月26日(西川博明撮影)

地域政党「大阪維新の会」が本拠地で守勢に立たされている。次期衆院選の関西6選挙区で維新側と初めて議席を争う公明党が対決姿勢を鮮明にし、維新が誘致に関わった2025年大阪・関西万博の予算増額を批判。大阪府内の複数の市議会で維新公認の首長が提案した議案を否決に追い込むなどしている。衆院選の時期が見通せない中、さや当てが激化している。

「万博開催に対してネガティブな印象をもたらしている」。公明の大阪府本部は16日、斎藤健経済産業相に提出した万博の予算執行に関する提言で、万博の会場建設費と運営費が当初想定から上振れしたことについてこう指摘した。

万博の予算執行を巡っては、経産省と日本国際博覧会協会がそれぞれ管理組織を立ち上げたが、公明府本部も独自に検証委員会を設けた。提言は表向き、協会が予算管理と情報公開を怠らないよう経産省に指導監督を求める内容だが、協会副会長の府知事と大阪市長の双方の任にある維新に対する牽制(けんせい)とも取れる。

■大阪都構想では協力も統一選後に対立

会場建設費の3分の2は国と大阪府市が支出する税金であり、大衆政党を自任する公明は府市両議会で納税者の負担の重さを問題視。ある公明府議は「国や府市は簡単に会場建設費の増額を決めたが、物価高に苦しむ納税者の理解を得られていない」と批判する。

これに対し維新府議は「公明は政権与党として国家事業の万博を推進する立場だが、大阪では批判し、政局にしている」と不満を漏らす。

これまで両党は、維新の看板政策である大阪都構想を巡って協力関係にあり、維新側は衆院選で公明が議席を持つ大阪の4選挙区と兵庫の2選挙区で対抗馬の擁立を見送ってきた。しかし昨年4月の統一地方選に際し、維新側は府市両議会で過半数の議席を獲得。これを機に、衆院6選挙区での対決にかじを切った。

■維新恨み節「事業を政争の具に」

両党の対立は、維新が首長職を押さえる一方、議会で過半数の議席を持たない府内の自治体で顕著にあらわれている。

堺市議会(定数48)で維新は最大会派ながら18議席。議案の可決には他会派の協力が必要になるが、令和6年度当初予算案の審議は、永藤英機市長肝煎りの自動運転バス事業を巡り紛糾した。

第2会派の公明(11議席)は4年度の同事業の関連予算に賛成していたが、今回は同事業を削除した修正案を自民党などと提案した。修正案は3月の本会議で賛成多数で可決されたが、永藤氏は審議のやり直しを求める再議に踏み切り、最終的に永藤氏提案の原案が可決されることとなった。

公明市議は、修正案提案の理由を「自動運転バス事業計画の全体像が示されないため」と説明するが、ここでも維新側からは「事業を政争の具にしようとしている」との恨み節が聞こえる。

■「協力関係にない」突き放す公明

東大阪市議会では、大阪広域水道企業団や周辺5市との水道事業の統合計画案が、維新を除く反対多数で否決された。5期目の野田義和市長は過去4回の市長選で自民、公明の実質的な支援を受けてきたが、昨年9月の市長選では維新公認で当選を果たした。

公明関係者は各市議会での動きについて「それぞれ地元の事情が大きいが、衆院選を見据え、維新に対する態度を鮮明にする意味もある」と明かし、東大阪市については「(市長と)協力関係になく、政策が合わなければ反対する。従前のようにはいかない」と突き放す。

維新の横山英幸幹事長は「事案によって賛否は当然ある。維新がだめだからという動機付けで反対しているのであれば、あってはならないことだ」とくぎを刺した。(木津悠介、吉田智香、宇山友明)

593とはずがたり:2024/05/28(火) 15:24:00

公明政調会長、7月まで入院
https://www.jiji.com/jc/article?k=2024052800522&g=pol#goog_rewarded
時事通信 政治部2024年05月28日12時45分配信
公明党の高木陽介政調会長=4月5日、首相官邸

公明党の高木陽介政調会長=4月5日、首相官邸

 公明党の山口那津男代表は28日の記者会見で、高木陽介政調会長が手術を受けて入院中だと発表した。7月中旬には退院し、復帰できる見込み。詳しい病状は非公表だが、命に別条はないという。

594とはずがたり:2024/06/12(水) 12:41:32
衆院解散、公明党の山口代表「歴代首相は『やるなら相談する』と言っている」
https://news.yahoo.co.jp/articles/23e5d62491f9730674f3d0bc90b5b645cebf6dfc?source=sns&dv=sp&mid=other&date=20240611&ctg=dom&bt=tw_up
6/11(火) 14:21配信
産経新聞

岸田文雄首相との会談後、記者団の取材に応じる公明党の山口那津男代表=11日午後、首相官邸(春名中撮影)

公明党の山口那津男代表は11日、首相官邸で岸田文雄首相(自民党総裁)と会談後、衆院解散・総選挙について記者団に「首相の専権事項なので話していない」と述べた。その上で「『やるとなればきちんと相談をします』と歴代首相が言っている。阿吽(あうん)の呼吸でタイミングが訪れるだろう」と述べた。

【画像】次期衆院選での「政党議席予測」(5月27日時点)

解散時期をめぐっては公明の石井啓一幹事長も11日放送のニッポン放送番組で、「与党としてしっかり勝てる時機を見極めて、やっていただきたい」と発言した。

595OS5:2024/06/13(木) 19:36:18
https://news.yahoo.co.jp/articles/ca159a7d74c16f82edbd109687e0e7d98d4acf9d
公明、来夏まで山口代表続投案 大型選挙相次ぎ「党の顔」期待
6/13(木) 19:13配信


共同通信
公明党の山口那津男代表

 公明党内で、山口那津男代表の任期を事実上延長し、参院選が行われる来年夏まで続投させる案が浮上していることが分かった。山口氏の任期は今秋に見込まれていた党大会までの予定だったが、年内の衆院解散・総選挙が取り沙汰され、来夏には参院選だけでなく重視する東京都議選も控える。大型選挙が相次ぐ中、高い知名度を誇る山口氏に「選挙の顔」として期待がある。党関係者が13日、明らかにした。

 山口氏は12日のラジオ番組で、次期代表を選出する党大会を今年9月に開催した場合「自民党総裁選があり、新しい総裁の下で解散が行われる可能性もある。その前に突然代わっては党自身の力を結集できるのか」と指摘。開催時期をずらす可能性に言及した。

 背景には「ポスト山口」として本命視される石井啓一幹事長(比例北関東)の小選挙区への転出もある。衆院選になれば自民党派閥の裏金事件による政権への逆風で、地元に張り付く可能性が高く「代表として各地を遊説できるか」(幹部)と疑問視する声が上がる。

596OS5:2024/06/13(木) 22:53:10
https://news.yahoo.co.jp/articles/1efcf758a4e7f80b41814302a256a56d853e2b83
在任15年の公明・山口代表 消えぬ続投論 後継候補の石井氏に課題も
6/13(木) 20:09配信



産経新聞
公明党の山口那津男代表(右)と石井啓一幹事長(中央)=2023年4月、東京都新宿区の党本部(大島悠亮撮影)

今国会の会期末が23日に迫り自民党内の関心が秋の総裁選に集まり始める中、連立を組む公明党の山口那津男代表(71)も同時期に任期満了を迎える。次期代表の有力候補には石井啓一幹事長の名前が浮上しているが、党内では次期衆院選などをにらみ山口氏の続投論も消えていない。

「政権は安定してこそ、良い政策を実行できる」。山口氏は12日のラジオ日本の番組で、報道各社の世論調査で低迷する岸田文雄内閣の支持率を踏まえ、早期の衆院解散に慎重な考えを重ねて示した。

また、9月に2年間の代表任期満了を迎えることに関連し、次期代表を選出する党大会の時期を遅らせる可能性にも言及。「新しい(自民)総裁の下で解散が行われる可能性もある。その前に(公明代表が)突然代わって党自身の力を結集できるのか」と述べ、衆院選が終わるまで続投する構えも示した。

代表在任期間が9月で15年となる山口氏を巡ってはかねて勇退論が取り沙汰されていた。後継と目されている石井氏は東大工学部出身の当選10回。党政調会長や国土交通相などを歴任し、誠実な人柄が与野党議員の信頼を集めている。

一方、遊説先で支持層から「なっちゃん」コールが沸き起こる山口氏に比べ、「党首としては地味」との評価が常に付きまとう。公明関係者は「石井氏は有能だが、話が面白くない」と語る。

代表就任への最大の障害となりそうなのが次期衆院選だ。石井氏は比例代表北関東ブロックから埼玉14区に移ることが決まっているが、自民派閥のパーティー収入不記載事件が招いた与党不信の高まりで苦戦も予想される。事件を受けた政治資金規正法改正を巡る与党協議で石井氏が十分に存在感を発揮できなかったのは、地元での活動を重視したためだとの見方もある。

別の公明関係者は衆院選落選で党首を退いた太田昭宏前代表を念頭に「代表になるには選挙に勝たないといけない」と指摘した。党内が山口氏続投に傾く可能性はまだあるようだ。(長橋和之)

597OS5:2024/07/03(水) 08:05:55
https://news.yahoo.co.jp/articles/7cf9b6f5af359ee4f6684704e4a99ffe630bea7d
公明党、党大会を9月実施で調整 山口那津男代表、9選の公算大
7/2(火) 22:52配信

毎日新聞
公明党の山口那津男代表

 公明党は党代表を選ぶ2年に1度の定期党大会について、予定通り9月に実施する調整に入った。党関係者が2日明らかにした。9月下旬の開催を検討しており、実施されれば山口那津男代表の9選が決定する公算が大きい。


 山口氏は6月中旬、党大会の開催について「時期をずらすなど配慮を巡らせたい」と述べ、予定された9月開催から延期する可能性に言及していた。

 公明が党大会延期という異例の対応を検討したのは、自民党総裁選が9月までに予定され、新総裁が誕生すれば総裁選から間を置かず、衆院解散・総選挙が実施される可能性があるためだった。

 ただ、来夏には参院選や東京都議選も予定される。党内や支持母体の創価学会から衆院選も含めた大型選挙に向け、早期に安定した組織体制を整えて臨むべきだとの異論が出て、方針を転換した模様だ。

 山口氏は2日の記者会見で党大会について、「基本的には9月で計画したい」と語った。

 山口氏の後継には石井啓一幹事長の名前が挙がるが、次期衆院選では比例代表北関東ブロックから埼玉14区に転出することが決まっている。公明党関係者は「新代表として全国行脚をしながら初めての選挙区で戦うことはかなり難しい」と指摘。政治資金パーティー裏金事件を巡って与党に逆風が吹く中、安定感のある山口氏の代表続投を求める声が高まっている。

 山口氏は2009年に代表に就任し、現在8期目。在任期間は公明が再結党した1998年以降で過去最長の記録を更新している。【野間口陽】

598OS5:2024/07/13(土) 20:20:57
https://news.yahoo.co.jp/articles/b87b45f643c75a204dbe1b53a930fabf13e68a42
公明山口代表、9月引退を示唆 「任期終了を基本に」
7/13(土) 20:02配信

共同通信
公明党の山口代表=2日、国会

 【バンコク共同】公明党の山口那津男代表は13日、訪問先のタイ・バンコクで同行記者団と懇談し、9月末の開催を見込む党大会での代表引退を示唆した。衆院解散・総選挙を念頭に「事態が急変するようなことがない限り、任期を終えることを基本に考えたい」と述べた。

 後進育成に努力してきたとして「党の世代交代を確実に進めるという点もしっかり踏まえて判断したい」とも述べた。

599OS5:2024/07/17(水) 07:21:04
https://news.yahoo.co.jp/articles/9011b006a420e8aecb710eb0430f9f0805fb5778
カリスマ性に欠ける、交渉能力がない、押しが弱い…公明党「次期代表候補」がザンネンすぎる “在任15年”山口那津男氏がやむなく続投か
7/17(水) 6:06配信


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デイリー新潮
異例の長期在任

 首都・東京のかじ取りは、今回も小池百合子氏に託された。3期目を担う都知事は小池氏で5人目だが、彼女を支援した公明党では、それを大きく上回る“長期政権”が続くとみられる。

【写真をみる】「たしかにカリスマ感がない…」 地味めビジュアルの“次期代表候補”石井氏

 政治部デスクが言う。

「公明党の山口那津男氏が代表に就任したのは、党政調会長だった平成21年。自公連立政権が下野し、太田昭宏代表(当時)の後任代表に選ばれた。以来、8期15年も党を率いています」

“選挙の顔”が務まらない
その山口氏は、今月2日の記者会見で、自身の代表任期が満了する9月に党大会を開催する意向を示した。

「かねて公明党は、岸田文雄総理が9月の自民党総裁選までに衆院解散・総選挙に踏み切ると考えていた。山口氏はそこで比例区選出の石井啓一幹事長を埼玉14区から出馬させ、当選を果たした後、晴れて党の“ニューリーダー”として禅譲するつもりでした」

 ところが、内閣の支持率が低調で、岸田総理は解散を封印したままだ。

「一時、山口氏は党大会を延期し、退任時期を衆院選後に先送りする案を検討したものの断念。9月の党大会で、自身の代表続投を宣言するとみられています」

 公明党関係者が解説する。

「山口さんは、石井さんに“選挙の顔”が務まるかどうか疑問視し始めた。石井さんは元建設官僚だけに事務能力には定評がありますが、地味な印象がつきまとい、党の代表として必要なカリスマ性に欠ける。しかも、小選挙区での戦いは初めてなので、代表就任後に落選というまさかの事態も憂慮したようです」

創価学会からの厚い信頼
 他方で、山口氏にはこんな伝説的エピソードが。

「代表に就任する以前、国会で民主党議員が池田大作創価学会名誉会長を舌鋒鋭く批判すると、山口さんはそれに猛然と反論した。その姿が支持母体の創価学会に認められ、現在の地歩を固めるきっかけになった。以来、学会女性部は厚い信頼を置いており、街頭演説では熱烈な“ナッちゃんコール”で迎えられる。 石井氏にはそういう“実績”がまったくない」

 山口氏の前任の太田氏は、自民党幹部とのパイプを駆使して、時に丁々発止の法案調整を繰り広げていた。

「その点“原理主義者”と揶揄される生真面目さがウリの山口さんは、自民党との円滑な関係の構築に苦労してきた。次の代表は太田さんのように自民党とやり合える柔軟さが必須ですが、石井さんは人付き合いが苦手で押しも弱い。先の国会の、自民党派閥の裏金問題に端を発した政治資金規正法改正案を巡る対応でも、良いところなしだった」

「良いところなし」の石井氏
 自民党幹部が吐き捨てる。

「パーティ券購入者の公開基準額の調整で、石井さんと茂木敏充幹事長は水面下で“10万円超”に引き下げると合意していた。それなのに公明党は創価学会からの横ヤリに折れて、後から“5万円超は譲れない”と言い出した。それでウチは法案の単独提出に追い込まれたんだ。石井さんには、交渉担当としての当事者能力が欠けているよ」

 その後、岸田総理は日本維新の会と合意し、“5万円超”の修正法案が成立した。

 先の公明党関係者が言う。

「石井さんは自民党から“裏切られた”と怒りを買い、公明党内では“維新に見せ場を奪われた”との批判にさらされた。調整不足は明らかで、自業自得ですけどね」

 さりとて、代わる人材は見当たらない。指導者候補不在は自公共通の課題――。

「週刊新潮」2024年7月18日号 掲載

新潮社

600OS5:2024/07/17(水) 07:51:58
https://news.yahoo.co.jp/articles/4bc3d7ad644460ecf01b2ea88dfe128539f4f4fd
公明代表、交代観測も 9月党大会、「刷新」求める声
7/17(水) 7:11配信

時事通信
記者会見する公明党の山口那津男代表=2日、国会内

 約15年にわたって公明党の「顔」を務める山口那津男代表(72)の去就に関し、任期満了を迎える今秋で退任するのではないかとの見方がにわかに浮上した。

 次期衆院選などを見据え、執行部の「刷新」を打ち出す狙いが背景にある。ただ、安定感を優先すべきだとの意見も根強く、党内外の情勢を慎重に見極めるものとみられる。

 山口氏は現在8期目。任期は9月に予定される党大会までだ。

 去就に注目が集まる中、山口氏は6月の段階で、今秋以降に取り沙汰される衆院解散・総選挙を念頭に、「党大会の時期をずらす」ことも考慮すると発言。自ら陣頭指揮を執るために「当面続投する考えを示唆した」(党関係者)との受け止めが広がった。

 ところが、7月に入ると「(党大会は)基本的に9月で計画したい」と軌道修正。党内に準備委員会も設置された。党幹部は「11月への延期説などもあったが、今は9月下旬の週末に開催する方向だ」と明かす。

 党大会の準備が進む状況に、党内では「山口氏が退き、後任に石井啓一幹事長が就く」との観測が出ている。山口氏自身、最近では異例の長期在職を意識し、節目で常に代表交代を模索。党関係者は「刷新を求める流れを読み誤ってはいけない」と指摘する。

 もっとも、公明は2022年の党大会でも石井氏への代表交代を探ったが、翌年に統一地方選を控えて支持母体の創価学会などで懸念の声が上がり、最終的に見送った経緯がある。党ベテランは「山口氏が来年の参院選まで続投するのが自然だ」と述べるなど、代表交代には党内で異論も相次ぐ。

 山口氏は学会側の意向や、9月に想定される自民党総裁選の動向も踏まえ、去就を最終判断する見通しだ。

601OS5:2024/08/16(金) 16:59:59
https://news.yahoo.co.jp/articles/19792db750398971415c534e058aef5f03e37480
公明党・山口代表、続投判断どうなる…自民総裁選直後に衆院解散なら安定感に期待の声
8/16(金) 0:00配信

読売新聞オンライン
終戦記念日にあわせて街頭演説する公明党の山口代表(中央)(15日、東京都豊島区で)

 公明党が9月の自民党総裁選の行方と新たな首相(総裁)の衆院解散戦略を注視している。山口代表の秋以降の続投判断に関わるためで、総裁選直後の解散・総選挙なら山口氏続投を望む声が公明内で強まりそうだ。首相の世代交代が進めば、公明でも「党の顔」刷新を求める声が出る可能性がある。

 山口氏は15日、終戦の日に合わせた恒例の街頭演説会を東京都内で開き、来年の戦後80年に向けて「新たに平和のビジョンを策定したい」と力を込めた。

 代表8期目で在任が15年近い山口氏は、秋に任期満了を迎える。総裁選後の9月末に予定する公明党大会が続投判断の節目となるが、岸田首相(自民総裁)の突然の退陣表明により、公明内では山口氏の続投を求める声が出ている。

 新首相が選ばれて刷新感が出れば早期解散に踏み切るとの観測が与党内で強まっているためで、「党の顔」として抜群の知名度を誇り、安定感のある山口氏への期待感が背景にある。

 公明幹部の一人は「山口氏は衆院選の陣頭指揮をとる必要が出てきた。交代はますます難しくなった」と語る。代表交代の場合、選挙が間近になるというだけでなく、新代表の手腕が未知数という事情もある。

 一方、山口氏は72歳で、世代交代の必要性も指摘されてきた。自民総裁選では若手・中堅議員も立候補に意欲を示しており、公明関係者は「清新な総裁が誕生すれば必ず比較される」として、総裁選の情勢次第では代表交代の機運が出てくるとの見方を示す。

 山口氏はこれまで「無責任に放り投げることは考えていない」と続投を強く示唆する一方、7月の外遊時には「(党大会で)任期が終わることを基本に考える」と述べて交代の可能性もにおわせている。

 首相の退陣表明後の14日は記者団に「熟慮を重ねた上で結論を出したい」と述べるにとどめており、当面は世論の反応なども踏まえて慎重に見極める構えだ。

602OS5:2024/09/08(日) 22:05:25
https://news.yahoo.co.jp/articles/75eb3e20f029a7cdd8d6d5d1fd2b1aab41157676
公明党、山口那津男代表交代へ 後任は石井啓一幹事長が有力
9/6(金) 19:41配信
毎日新聞
公明党の山口那津男代表

 公明党は、28日の党大会で任期満了を迎える山口那津男代表(72)を交代させる調整に入った。後任は石井啓一幹事長(66)が有力視されている。複数の党関係者が6日、明らかにした。

 党代表選は18日告示、28日投開票の日程で実施される。山口氏は6日、東京都内での講演で、自身の進退について「正直言って悩んでいる」としつつ、「(政界の)大きな流れは政界全体をリフレッシュし、世代交代を図っていくこと。最近は党首討論をやると私が最年長だ」と述べ、代表引退の意向をにじませた。同じ70代の共産党の志位和夫前委員長の退任に触れ、「私一人が残っている現状もある」とも語り、10日の記者会見で自身の判断を正式表明する考えを示した。

 山口氏は2009年に代表に就任し、現在8期目。在任期間は15年に及び、公明が再結党した1998年以降で過去最長の記録を更新している。

 山口氏は7月にも記者団に「事態が急変するようなことがない限り、任期を終えることを基本に考えたい」と語っていた。12日告示、27日投開票の日程で実施される自民党総裁選後、岸田文雄首相の後任に就任する新首相が早期の衆院解散・総選挙に踏み切る観測が強まっており、公明党内では知名度と安定感のある山口氏の続投を求める声も上がっていた。【野間口陽】

603OS5:2024/09/08(日) 22:05:56
https://www.jiji.com/jc/article?k=2024090600678&g=pol
公明、山口代表交代で調整 10日表明、後任は石井氏有力
時事通信 編集局2024年09月06日21時19分配信


 公明党は28日に任期満了を迎える山口那津男代表(72)を交代させる方向で調整に入った。後任は石井啓一幹事長(66)が有力。複数の党関係者が6日明らかにした。代表交代は2009年以来。山口氏は党内や支持母体・創価学会の意見を踏まえ、10日に最終判断を表明する。

山口代表の進退「見守る」 公明・石井氏

 今秋の衆院解散・総選挙が取り沙汰される中、党内では山口氏の続投を求める声も強かった。ただ、自民党総裁が今月下旬に交代することから、公明としても世代交代を進めるべきだとの判断が強まった。

 山口氏は6日、東京都内で開かれた内外情勢調査会の会合で講演し、岸田文雄首相の退陣表明に関し「政界全体の世代交代を図るという大きな思いを描いているのではないかと感じている」と指摘。自身の進退について「10日に判断を明確に表明したい」と言明した。「正直言って悩んでいる」とも語った。

 代表選は18日に告示される。これまでに複数が名乗りを上げたことはなく、石井氏が立候補すれば同日中に新代表就任が事実上決まり、28日の党大会で正式に決定される。石井氏の後任の幹事長には西田実仁選対委員長(62)が浮上している。

 石井氏は衆院当選10回。政調会長、国土交通相などを歴任し、20年から幹事長を務めている。次期衆院選で比例代表から埼玉14区に転出する。

604OS5:2024/09/18(水) 20:37:33
https://news.yahoo.co.jp/articles/1a8bfab2f89d6a7a66f182d5528e6b30bac83997
公明党、石井啓一新代表を選出 15年ぶりトップ交代 28日承認へ
9/18(水) 15:32配信
毎日新聞
公明党代表選の立候補者記者会見に臨む石井啓一幹事長=国会内で2024年9月18日午後4時35分、新宮巳美撮影

 公明党は18日、任期満了に伴う代表選を告示し、石井啓一幹事長(66)が立候補を届け出た。他に届けはなく、無投票で石井氏の代表選出が決まった。28日の党大会で正式に承認される。代表退任を表明した山口那津男氏(72)の後継で、代表交代は15年ぶり。27日投開票の自民党総裁選後、新首相が早期の衆院解散・総選挙に踏み切れば、就任早々に手腕が試されることになる。

 石井氏は1993年衆院選で初当選し、10期目。党政調会長や国土交通相などを歴任し、2020年に党幹事長に就任した。21年衆院選は比例代表北関東ブロック選出だったが、次期衆院選で埼玉14区への転出が決まっている。【野間口陽】

605OS5:2024/09/26(木) 20:00:24
代表   :石井啓一(66)幹事長
幹事長  :西田実仁選対委員長(62) (参院議員)
政調会長 :岡本三成元財務副大臣(59)(東京12区)
国対委員長:佐藤英道衆院議員(64)
中央幹事会長:佐藤茂樹国対委員長(65)(大阪3区)
選対委員長:三浦信祐参院議員(49)

国土交通大臣:斉藤鉄夫(72) 年齢的には引退だが広島3区問題あり →次期内閣でどうなる?

山口那津男代表(72)  →2026年参院選で引退?
高木陽介政調会長(64歳)→引退
北側一雄中央幹事会長(71歳)→引退



https://news.yahoo.co.jp/articles/bc665c2707128f82ff4d6d1978070dc926d0d393

公明党幹事長に西田実仁氏 高木陽介氏は衆院選不出馬
9/25(水) 20:49配信

共同通信
公明党の西田実仁選対委員長

 公明党の石井啓一次期代表(66)は、自身の後任となる幹事長に西田実仁選対委員長(62)を充てる方針を固めた。1998年の同党再結成以降、参院議員が幹事長に就くのは初めて。体調不良で療養していた高木陽介政調会長(64)の次期衆院選への立候補見送りも決めた。複数の党関係者が25日、明らかにした。28日の党大会で代表に正式承認される石井氏は新体制発足に向け、本格的に人事に着手した。

 政権の一翼を担う公明の代表交代は2009年9月以来15年ぶり。石井氏は世代交代を念頭に新たな体制づくりに取り組みたい考えだ。

 西田氏は経済専門誌副編集長を経て04年参院選埼玉選挙区から立候補し、初当選。現在4期目。広報局長、参院幹事長などを歴任し、現在は選対委員長、参院会長、税調会長を兼ねる。支持母体の創価学会の信頼も厚く、党務に精通していることから幹事長に適任と判断したとみられる。

 石井氏は中川康洋(56)、岡本三成(59)両衆院議員や竹谷とし子参院議員(54)ら中堅議員の執行部への起用を念頭に検討を進めている。


https://news.yahoo.co.jp/articles/dfd415dbb042234d97e8af399345ba015c268c5f
公明、政調会長に岡本氏 選対委員長は三浦氏起用
9/26(木) 19:35配信

共同通信
 公明党の石井啓一次期代表(66)は、28日の党大会を経て発足する新執行部の政調会長に、岡本三成元財務副大臣(59)を充てる方針を固めた。幹事長に就任する西田実仁選対委員長(62)の後任には、三浦信祐参院議員(49)を起用する。複数の党関係者が26日、明らかにした。

 72歳の山口那津男代表から引き継ぐ新体制に中堅・若手を積極登用し、党の新陳代謝を図りたい考えだ。

 このほか佐藤茂樹国対委員長(65)を中央幹事会長に充て、後任の国対委員長は佐藤英道衆院議員(64)とする。

 現在政調会長を務める高木陽介氏は一時体調不良で療養した経緯があり、次期衆院選公認を辞退する。

606OS5:2024/10/29(火) 04:46:43

608 :OS5 :2024/10/29(火) 04:30:41
https://news.yahoo.co.jp/articles/0e36f099b3cbc8359bd05d9740aa5670278763d6
激震の公明、悩む後任選び 石井代表落選で大混乱、31日にも辞任表明
10/28(月) 21:28配信
産経新聞
公明党の石井啓一代表(66)の衆院選敗退で党内が大混乱に陥っている。石井氏は先月28日に代表に就任したばかりだが、落選を受けて31日にも辞任を表明する見通しだ。自民、公明両党の過半数割れで政局が流動化する中、後任の人事に頭を悩ませている。

■自民への恨み節も

石井氏は28日、党本部で記者会見し、自身の落選について「国会議員でなくなり、代表を続けるといろんな困難が伴う」と述べた。同時に、「私の力不足が全てだが、背景には『政治とカネ』の問題で厳しい逆風もあった」と述べ、自民党への恨み節を漏らした。

党内に衝撃が走るのも無理はない。石井氏は長年、山口那津男前代表(72)の後継として期待されており、先月末にようやく代表に就任したばかりだ。

これまでは比例代表を中心に選挙戦を戦ってきた石井氏だが、「党の顔」としての箔をつけるため、比例代表への重複立候補はせず衆院埼玉14区に挑戦した。だが、与党への批判の嵐がやまない中での戦いとなり、敗北した。党関係者は「完全にもらい事故だ」とため息をついた。

■早々に党の顔を選ぶ必要

わずかひと月あまりで辞任を余儀なくされた石井氏だが、政権を担う公明としては早々に新代表を選ぶ必要がある。来年度予算編成や大型選挙が控える中、新代表には「党の顔」としての魅力に加え、不安定な政局を乗り切る力量も求められそうだ。

こうした中、新代表候補として期待が集まるのが、政調会長や幹事長、環境相などを歴任した衆院当選11回の斉藤鉄夫国土交通相(72)だ。温厚な人柄に加え、自民党との関係も良好だ。

一方、「次世代のホープ」として同5回の岡本三成政調会長(59)の名前も挙がる。外資系金融機関から政界に転身した岡本氏は実務能力が高いとの評価がある。「党の顔」として山口氏の再登板を期待する声や、女性党首として参院当選3回の竹谷とし子副代表(55)を推す声もあるが、新代表はいばらの道を歩みそうだ。(長橋和之)

607OS5:2024/10/29(火) 07:58:21
https://news.yahoo.co.jp/articles/8a5c3d4c732dd34388514fe568d6facf5ad067f5
執行部・中堅相次ぎ落選の公明、立て直しへ険しい道のり…石井代表近く辞任で後継選び難航も
10/29(火) 7:07配信

読売新聞オンライン
衆院選の結果を受けて、記者会見する公明党の石井代表(28日午前、公明党本部で)=須藤菜々子撮影

 公明党は27日投開票の衆院選で、石井代表ら執行部や中堅前議員の落選が相次ぎ、公示前の32議席から24議席に大きく減らした。11月9日にも党大会を開き、石井氏の後任を選出して新体制を始動させる方針だが、党勢立て直しへの道のりは険しい。

 「進退も含めた党の運営体制の方向性を遅くならないうちにまとめたい」

 石井氏は28日、国会内で記者団にこう述べ、代表を近く辞任する意向を示した。埼玉14区で敗れ、比例選への重複立候補もしていなかったため、2009年の太田昭宏氏以来15年ぶりに現職の党代表が落選することになった。関係者によると、31日にも党会合で正式に辞任の意向を表明する見通しだ。

 公明の小選挙区候補11人のうち、当選したのは赤羽一嘉副代表(兵庫2区)や斉藤国土交通相(広島3区)ら4人にとどまった。「常勝関西」と呼ばれる大阪では、4人の候補全員が日本維新の会の候補に敗れた。国重徹(大阪5区)、伊佐進一(同6区)の両氏ら党政務調査会での実務に精通する中堅前議員も姿を消し、党内からは「政策推進に支障が出かねない」と懸念の声も上がる。

 自民党の政治資金問題に対する世論の反発のあおりを受け、石井氏は「逆風をはね返す力量が足りなかった」と敗因を語った。比例選での得票数は、約600万票にとどまり、前回21年の衆院選の711万票から100万票以上減らした。

 昨年11月に公明の支持母体である創価学会の池田大作名誉会長が死去して以降、初の大型国政選挙で大敗し、党内の衝撃は大きい。

 石井氏は、15年間にわたって務めた山口那津男・前代表の後を9月に継いだばかりで、後継の代表選びは難航も予想される。重視する来年夏の東京都議選や参院選に向けても、党再建のために残された時間は長くない。

 党内からは、石井氏と同じく9月に就任した西田幹事長や、東京29区で勝利した岡本政調会長を軸に、新執行部が構成されるとの見方が強まっている。

608OS5:2024/10/31(木) 16:35:19
https://news.yahoo.co.jp/articles/7efa028911f39a833a5746e1e4fdb46e1a090792
落選の公明石井代表が辞任表明 後任候補に斉藤、岡本氏ら
10/31(木) 11:02配信

共同通信
公明党の石井啓一代表

 公明党の石井啓一代表は31日の中央幹事会で、自身の衆院選落選を受け辞任を表明した。「衆院選は非常に厳しい結果となった。これは全て代表である私の責任だ。代表の職を辞することを決めた」と述べた。後任には斉藤鉄夫国土交通相、岡本三成政調会長らの名前が挙がっている。公明は衆院選で議席を公示前の32から24に減らし、党の体制立て直しが急務となる。

 石井氏は9月28日の党大会で代表に就任したばかり。任期途中での辞任のため、党規約により代表選は実施しない。11月7日の中央幹事会で後任の推薦を決め、同9日に党大会を開いて正式承認する方向で調整している。衆院選を取り仕切った西田実仁幹事長の処遇も焦点。

 石井氏は埼玉14区で国民民主党候補に敗北。比例代表との重複立候補をしていなかったため、落選した。公明代表の落選は2009年衆院選での太田昭宏氏以来。

609OS5:2024/11/01(金) 08:00:51
https://news.yahoo.co.jp/articles/9e78491189803156b93fa981058d07267facc814
山口氏再登板に期待も…公明の後継選び本格化、斉藤・岡本氏ら取りざたされるも衆目一致せず
11/1(金) 7:31配信

読売新聞オンライン
(写真:読売新聞)

 公明党の石井代表が31日に辞意を表明し、党内では11月9日の新代表選出に向けた調整が本格化した。次期代表には、斉藤鉄夫国土交通相(72)や岡本三成政調会長(59)が取り沙汰されるものの、党内の衆目が一致しているとは言えず、一部には山口那津男・前代表(72)の再登板に期待する向きもある。

 9月に就任してから1か月あまりで代表を退くことになる石井氏は、31日の党中央幹事会で「速やかに党再建に向けた体制を構築していただくようお願いする」と述べた。党内では次期代表として複数の名前が浮上しているが、党幹部は「どの候補にも一長一短があり、悩ましい」と語る。

 斉藤氏は、選挙対策委員長や幹事長を務めた実績があり、党務に通じたベテランとして自民党とのパイプ役に推す声がある。ただ、岸田政権発足時の2021年10月から3年間、国交相を務めており、党務から遠ざかって久しい。山口氏と同世代のため、「世代交代から逆行する」との指摘も出ている。

 米証券大手出身の岡本氏は、外務政務官や財務副大臣などを歴任し、9月に政調会長に起用された。政策立案能力が高く、「若手・中堅の筆頭格」としての評価があり、刷新感にも期待がかかる。もっとも、過去の要職は主に政府の役職で、党務経験の少なさから自民や野党との調整力が不安視されている。

 山口氏への待望論は、党が重視する東京都議選や参院選が来年に控えているためだ。山口氏は、衆院選でも全国遊説に飛び回り存在感を示したが、代表復帰は過去に例がなく、山口氏本人も周囲に否定的な考えを示している。

 人選は11月7日の党会合で提示される見通しだが、支持母体の創価学会も含めた調整は難航する可能性もある。

610OS5:2024/11/02(土) 14:35:22
https://news.yahoo.co.jp/articles/072c5f9adbc37df138f1d75b9e748360871c5a16
公明党新代表、斉藤鉄夫・国交相で最終調整…9日の臨時党大会で承認へ
11/2(土) 5:01配信

読売新聞オンライン
斉藤鉄夫・国土交通相

 公明党は、衆院選で落選して辞任表明した石井代表(66)の後任に、斉藤鉄夫・国土交通相(72)を起用する方向で最終調整に入った。9日に開く臨時党大会で承認される見通しだ。複数の党関係者が明らかにした。


 斉藤氏は、衆院広島3区選出で当選11回。2018年9月から幹事長を約2年間務め、党務に精通している。21年10月の岸田内閣発足時から国交相に就任し、党では副代表を務める。

 公明は、衆院選で小選挙区に11人を擁立したが、石井氏ら7人が落選し、獲得議席は公示前を8議席下回る24議席にとどまった。石井氏が10月31日に辞任を表明し、後任人事の調整が本格化していた。

 新執行部では西田実仁幹事長(62)の留任が内定しているほか、岡本三成政調会長(59)を続投させる案が有力となっている。

611OS5:2024/11/02(土) 16:54:16
https://www.yomiuri.co.jp/local/saitama/news/20241031-OYTNT50260/
石井氏辞任 自公すきま風 来夏参院選、戦略見直しも 
2024/11/01 05:00

スクラップ
辞任を表明する公明党の石井代表(31日、東京都新宿区の党本部で)
 衆院選埼玉14区で落選した公明党の石井代表が31日、党代表の辞任を表明した。自民党と公明の県組織は、来夏の参院選に向けた戦略の見直しを迫られている。


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 投開票から一夜明けた10月28日、党県本部幹事長の塩野正行県議は、14区での敗因について「政治とカネ」の問題を挙げた。読売新聞社と日本テレビ系列各局による投開票日当日の出口調査によると、石井氏に投票したのは自民支持層の4割にとどまっており、選挙協力は十分に機能しなかった。自民県連幹部は「(政治資金収支報告書の)不記載問題のもらい事故。本当に申し訳ない」とうなだれた。

 石井代表の落選を、公明の「戦略ミス」とみる向きもある。不記載があり自民非公認となった三ツ林裕巳氏(13区で落選)に対して、公明は推薦を出した。三ツ林氏のこれまでの協力姿勢を評価しての判断だったが、公明の地方議員は「推薦について多くの党員から批判を浴び、説明に追われた。これは党本部のエラーだ」と憤慨する。

 自公のぎくしゃくした関係は、来夏の参院選に影響を与えそうだ。参院選埼玉選挙区の改選定数は4で、自民、公明、立憲民主党、共産党が1議席ずつすみ分けている。自民県連は以前から2人目の候補者擁立を模索してきた。

 衆院選14区での石井氏擁立について、自民県連は当初、反発していたものの、その後は擁立を容認した。その裏では、来夏の参院選での2人目擁立を自民党本部に求めていた。

 衆院選では石井氏の落選に加えて、自民も議席を減らした。自民県連幹部からは、「2人目の擁立なんてもう言っていられない」という声が上がる。一方、公明県本部の幹部も「もし自民に2人目を立てられたら、公明が議席を失いかねない」と危機感を強めている。

612OS5:2024/11/03(日) 08:46:07
https://news.yahoo.co.jp/articles/170f04841b18edc046d9dfb8ed8a0b87c61527ed公明、窮余の重鎮登板 衆院選大敗、世代交代棚上げ
11/3(日) 7:05配信


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時事通信
初閣議を終え、記念撮影に臨む石破茂首相(右端)と斉藤鉄夫国交相(左端)=10月1日、首相官邸

 公明党は、衆院選での石井啓一代表の落選を受け、ベテランの斉藤鉄夫国土交通相(72)を新たな「党の顔」に起用する方針だ。

 自民党を合わせた連立与党の過半数割れで政局が流動化する中、世代交代を棚上げして「安定性」を優先させた。党勢の退潮ぶりも改めて突き付けられ、立て直しに向けた課題は山積。手腕が早速問われそうだ。

 石井氏は、在任15年に及んだ山口那津男前代表の後継として、約1カ月前に就任した。比例代表との重複なしに初挑戦した埼玉14区での落選は「想定外」(党関係者)の事態。新代表の人選は斉藤氏や、中堅の代表格と目される岡本三成政調会長に加え、山口氏の再登板も取り沙汰される混迷模様となった。

 決め手となったのは当選11回を重ね、自民中枢を含め与野党に人脈を有する斉藤氏の政治経験だ。島根県出身で、隣り合う鳥取県が地元の石破茂首相とはかねて親交がある。石破政権の後ろ盾となった岸田文雄前首相とは、同じ広島県選出で初当選同期の間柄。国交相の在任期間が3年を超え、各省庁ともパイプを築いている。

 自民は政権維持に向け、衆院選で28議席と躍進した国民民主党との「部分連合」を目指し、接触を活発化させている。一方、公示前から8減の24議席と後退した公明では、安全保障政策など方向性の異なるテーマで自民と長年渡り合った北側一雄元国交相も引退。「小政党が冒険する余裕はない。政治的資源を活用しなければ埋没する」。党幹部は斉藤氏の起用理由をこう解説する。

 支持母体・創価学会の高齢化が進む中、衆院選の比例代表は、得票数が600万票を割り込み過去最少になった。小選挙区も、「常勝」を誇った大阪府でホープと期待される中堅が相次ぎ落選。「人材不足」の指摘が党内にくすぶり、一部で「国交相ポストを手放すべきではないか」(関係者)との声も漏れる。

 「緊急登板」の性格が色濃い重鎮の起用だが、党を取り巻く厳しい環境は今後も続きそうだ。党幹部は「次の見通しがあるわけではない」と言葉少なに語った。

613OS5:2024/11/05(火) 09:18:38
兵庫8区
https://news.yahoo.co.jp/articles/e679920a9119af379156e9720760a23bccb9a39a
国交相に公明の中野氏を起用へ 首相、鈴木法相と江藤農相で調整
11/5(火) 6:00配信


共同通信
中野洋昌元経済産業政務官

 石破茂首相は、公明党代表に就任する斉藤鉄夫国土交通相(72)の後任に、同党の中野洋昌元経済産業政務官(46)を起用する方向で調整に入った。公明が中野氏を推薦し、首相は受け入れる方針だ。衆院選で落選した牧原秀樹法相(53)と小里泰弘農相(66)の後任人事を巡っては、法相に鈴木馨祐元外務副大臣(47)、農相には江藤拓元農相(64)を充てる意向だ。その他の閣僚は再任させるため、第2次石破内閣の閣僚の顔触れが事実上、固まった。

 派閥裏金事件に関与した議員や旧安倍派の議員は起用しない考えだ。複数の政権幹部が4日、明らかにした。

 首相は11日召集が見込まれる特別国会の首相指名選挙で選出される公算が大きい。衆院選で自民、公明両党は少数与党となったが、日本維新の会、国民民主両党は決選投票を含め立憲民主党の野田佳彦代表に投票しないためだ。首相は選出後に第2次石破内閣の組閣に取りかかる。

 公明は石井啓一代表が衆院選で落選し辞任を表明したため、斉藤氏への交代と後任国交相の人選を進めていた。

614OS5:2024/11/09(土) 17:15:10
https://news.yahoo.co.jp/articles/ddad87f4b15fbbb29588dfc03fa4c0a2051a9cd3
竹谷代行、新体制発足 公明党、代表に斉藤氏正式承認
11/9(土) 13:30配信

共同通信
公明党の竹谷とし子副代表

 公明党は9日、臨時党大会を東京都内で開き、石井啓一氏(66)の後任代表として、斉藤鉄夫国土交通相(72)を正式に承認し、新体制を発足させた。代表代行には竹谷とし子氏(55)を起用した。代表代行を置くのは故浜四津敏子元環境庁長官以来。先の衆院選では代表就任から1カ月の石井氏や次世代を担う中堅が落選し、比例代表の得票も過去最少となった。来年夏の参院選や東京都議選に向けた党再建が重要課題となる。

 斉藤氏は9日夕、自民党総裁の石破茂首相と官邸で会談し、政策合意文書を交わす。

 留任した西田実仁幹事長は、政治改革の一環として、政治資金を監督する第三者機関の設置に向けて関連法の年内成立を目指す考えを表明した。年収の壁のうち、年金など社会保険料の支払いが生じる「106万円の壁」や「130万円の壁」解消に向けて「率先して取り組む」とも述べた。

 斉藤氏は現在11期目。環境相や党幹事長など要職を歴任し、2021年10月に発足した岸田政権で国交相に就いた。国交相の後任には、公明の中野洋昌元経済産業政務官が起用される見通しだ。

615OS5:2024/11/09(土) 17:19:42
https://news.yahoo.co.jp/articles/978a72bceca1dbc69d9e5bb26eee876bb4217ce8
公明、新代表に斉藤鉄夫氏を選出 多くの中堅が落選、逆風下の再始動
11/9(土) 16:33配信
毎日新聞
公明党大会で新代表に選出され、あいさつする斉藤鉄夫氏=東京都新宿区で2024年11月9日午後1時52分、幾島健太郎撮影

 公明党は9日、臨時党大会を東京都内で開催し、衆院選での議席減や自身の落選の責任をとって辞任した石井啓一代表(66)の後任として、斉藤鉄夫国土交通相(72)を正式に選出した。代表代行には竹谷とし子副代表(55)を起用した。石井氏の代表就任からわずか1カ月あまりでの「交代劇」で、党にとっては大きな痛手を負う中での再スタートとなる。



 党大会では新執行部の人事案も承認され、西田実仁幹事長(62)、岡本三成政調会長(59)、三浦信祐選対委員長(49)の留任が決まった。党人事とは別に、石破茂首相は斉藤氏の後任の国交相として中野洋昌元経済産業政務官(46)を起用する調整に入っている。

 斉藤氏は1993年衆院選で初当選し、現在11期目。2008年に環境相として初入閣し、党政調会長や幹事長などを歴任してきた。21年10月から国交相を務める。斉藤氏は党大会で「(衆院選の)結果を党全体が真摯(しんし)に受け止め、しっかりと総括し、新しいスタートを切らねばならない。原点に立ち返りそこから再出発したい」と表明した。

 だが、党の置かれた状況は極めて厳しい。公明は9月28日、15年間代表を務めた山口那津男氏(72)の後継として石井氏を選んだが、この時の人事で重視したのが「世代交代」だった。山口氏は退任時、「政治の世界に世代交代の波が押し寄せている。齢(よわい)70を超えた私としては次の世代にバトンを譲るべきだと決断した」と強調。その後の石井体制は中堅・若手を要職に配した。党中枢を担う人材を育て、世代交代を徐々に進める算段だった。

 しかし、衆院選で獲得議席は24議席にとどまり、公示前から8議席を失った。特に大阪では候補を擁立した4小選挙区で全敗し、党内からは「次世代を引っ張る中堅を失ってしまった」(ベテラン)と悲鳴が上がった。党の政策立案を担う部会長などの人事に影響が出るなど党運営にも支障が生じている。

 また、来年には公明が重視する都議選や参院選が控えており、低迷する党勢の回復のために失敗は許されない状況となっている。

 そのため、党は今回、経験豊富な人物でなければ難局は乗り切れないと判断。党務を熟知し、幅広い人脈、交渉力があるとして、山口氏と同じ年の斉藤氏に白羽の矢を立てた。

 衆院選の比例代表は前回21年から114万票減り、過去最少の596万票だった。来夏の参院選で、斉藤氏の真価が問われることとなるが、党内では「衆院選の敗因は、自民への逆風に巻き込まれたことだけではなく、党の戦略ミスもある。きちんと向き合わなければ同じことを繰り返すだけだ」との声も漏れる。

 衆院選を受け、連立政権における党の存在感にも変化が生まれている。躍進した国民民主党が公明より4議席多い28議席を獲得し、キャスチングボートを握った。少数与党として政権運営していくには野党の取り込みが不可欠だが、「あまり国民民主に近づきすぎると公明が埋没する」(党関係者)との懸念もあり、野党との距離の取り方に腐心しそうだ。

 公明は17日に結党60年を迎える。党中堅は「先輩たちも厳しい時代を経験している。我々もこの難しい時代を乗り切る使命がある」と自らに言い聞かせた。【野間口陽】

616OS5:2024/11/09(土) 17:59:57
https://news.yahoo.co.jp/articles/e4af4a6de41bc1693483af05aee0f2eea341d2e1
国交相ポストが公明の指定席に 経験者ゼロの自民「固定化よくない」と不満
11/9(土) 17:41配信

産経新聞
国土交通相への留任が決まり官邸に入る公明党の斉藤鉄夫氏=10月1日午後、首相官邸(関勝行撮影)

11日に発足する第2次石破茂内閣で、公明党は斉藤鉄夫新代表の後任の国土交通相に、同党の中野洋昌元経済産業政務官を推薦し、石破首相は中野氏を起用する見通しだ。公明議員が国交相に就くのは第2次安倍晋三政権発足以降、5人連続で、在職期間も連続12年。国交相ポストが公明の指定席になっている状況に、自民党内からは不満も漏れる。

国交相の所管分野は道路や河川、運輸など生活に密着している。公明は約3千人の地方議員を通じ、有権者や業界関係者の要望を吸い上げている。「公明としては国と地方のネットワークが非常に重要で、地方から要望が多い国交相は私どもにふさわしいポスト」(石井啓一前代表)と位置付ける。

地方での公明議員の講演に国交相が駆けつけ、その際に業界団体の陳情も受ける公明の手法が、この10年ほどの間に定着した。こうした立場を生かし、選挙の際に業界の組織票の取り込みを図る狙いもある。

一方、自民は金子一義元国交相が退任した平成21年以降、国交相ポストから遠ざかっており、危機感を募らせている。

昨年9月に岸田文雄前首相が内閣改造を行った際には「そろそろ返してほしい」と自民内から奪還論が巻き起こった。だが、公明側から難色を示され、自公関係への配慮から斉藤氏の続投が決まった。自民の二階俊博元幹事長が先の衆院選を機に引退し、省庁合併前の運輸相、建設相を含めても国交相経験者の自民議員はゼロになった。

自民内で国交行政に精通する議員が減っていることは、インフラ整備などの推進にも悪影響を与えるとの懸念の声は根強い。自民の閣僚経験者は「ポストを政党で固定化するのはよくない。役所の士気も上がらないのではないか」と漏らした。(長橋和之)

617OS5:2024/11/10(日) 14:12:05
https://news.yahoo.co.jp/articles/a6522704dcf0403d80772c057af76bcb89ef45be公明、三つを失い再出発 前途多難の斉藤体制【解説委員室から】
11/10(日) 10:00配信


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時事通信
小選挙区の候補者名に花が付けられなかった公明党の開票センターのボード=10月27日午後、東京都新宿区の同党本部【時事通信社】

 衆院選で敗北した公明党は9日、辞任した石井啓一代表(66)の後任に斉藤鉄夫国交相(72)を選出した。「政治とカネ」が最大争点の状況下、自民党ですら公認しなかった裏金議員を、選挙協力を優先して推薦したことが敗因の一つだろう。期待した票を得るどころか、「看板」「議席」「新たな顔」の三つを同時に失った。選挙結果を総括し、斉藤新体制の前途を占う(時事通信解説委員長・高橋正光)。

【リスト】自民党の「裏金議員」と衆院選の当落結果(選挙区別一覧)

非公認推薦で「同じ穴のムジナ」
自身も落選。報道陣の質問を打ち切って、エレベーターに向かう公明党の太田昭宏代表(中央)=2009年8月31日、東京・新宿区【時事通信社】

 東京地検特捜部が昨年12月、政治資金規正法違反容疑で自民党安倍、二階両派の事務所などを家宅捜索して以降、連立を組む公明党が最も警戒してきたのが2009年衆院選の再現だ。この選挙では、多くの有権者が政権交代による「政治の刷新」を期待したことで、自民党ともに公明党も逆風にさらされた。その結果、8小選挙区で全敗(当時の太田昭宏代表、北側一雄幹事長も落選)するなど公示前から10議席減(21議席)の惨敗を喫し、野党に転落した。

 「同じ穴のムジナと見られたくない」。山口那津男代表(当時)が昨年末、自民党を突き放す発言をしたのは、09年衆院選が念頭にあったから。公明党が今年1月、他党に先駆けて「政治改革ビジョン」を発表し、政治改革の主導をアピール。自民党との協議で半ば強引に、政治資金パーティー券購入者の公開基準の「10万円超」への引き下げや、政治資金を監督する第三者機関の設置などを受け入れさせたのは、有権者から「同じ穴のムジナ」に見られないために他ならない。

 山口氏は9月の党大会で、15年間務めた代表を退任し、石井氏に後を託した。石井氏は就任のあいさつで「清潔な政治」の実現が結党当初からの党の旗印であることを強調、「政治改革の先頭に立つ」と決意を述べた。

理念より実利優先
衆院選に向けて街頭演説する石破茂首相(右)と石井啓一公明党代表=10月13日、東京・JR武蔵境駅前【時事通信社】

 ところが、石破茂首相が衆院を解散するや、公明党は、裏金問題を理由に自民党の公認を得られず、無所属で出馬の三ツ林裕巳(埼玉13区)、西村康稔(兵庫9区)両氏の推薦を決めた。その二日前に石井氏は、非公認の裏金議員への推薦を明確に否定したばかり。公明党の豹変(ひょうへん)ぶりに、野党各党は直ちに「同じ穴のムジナ」(野田佳彦立憲民主党代表)などとやゆした。

 同時に政界では、その理由について「選挙協力で得られる票を優先した」と広く受け止められた。というのも、石井氏が出馬する埼玉14区の一部は、小選挙区の「10増10減」に伴い区割りが変更されるまでは三ツ林氏の地盤。兵庫県内の二つの選挙区には公明党の現職がおり、西村氏は県連会長として、国政選挙で県内の選挙協力を取り仕切った経験がある。

 両氏に対する推薦は、票のバーターにより、埼玉、兵庫両県の3選挙区での勝利を優先した結果であることは、容易に想像がつく。

 また、公認された一部の裏金議員への推薦は、支援の見返りに比例票の獲得を期待してのことだろう。実際、比例との重複立候補が認められなかった候補者の多くは街頭で「比例は公明に」と訴えた。

 そもそも、自民党が公認した裏金議員の大多数は、衆院政治倫理審査会が5月、自公も賛成して全会一致で審査を議決した対象者。しかし、対象者の誰一人として政倫審に出席しておらず、国会で説明責任を果たしていない。

 連立の安定を理由に、公認された裏金議員の一部を推薦しただけでも、「清潔な政治」を実践してきた党の「看板」がかすみかねない。ましてや、非公認に推薦を出すに至っては、対外的に説明がつくはずがない。多くの有権者は、公明党も「同じ穴のムジナ」と認識したことだろう。

 選挙戦の終盤、自民党は無所属候補の政党支部に「党勢拡大」を名目に、公認候補と同額の2000万円を支給していたことが判明。公明党が推薦していることが、改めてクローズアップされ、追い打ちとなった。

618OS5:2024/11/10(日) 14:12:33
「議席」「看板」「顔」を喪失
 今回の衆院選で公明党は、公示前の32議席(小選挙区9、比例23)から24議席(小選挙区4、比例20)に後退。「党の顔」になったばかりの石井氏は落選し、日本維新の会と初の対決となった大阪の4選挙区で全敗した。特に大阪は、学会の組織が強固で「常勝関西」を誇ってきただけに、ダメージは大きい。

 また、比例票は、前回21年から約115万票減り、過去最低の596万票。得票率も10.93%(前回比1.45ポイント減)に低下した。公明党が再現を恐れた09年衆院選ですら、比例で805万票を獲得している。学会員の高齢化による集票力の低下が指摘されて久しいが、これを考慮しても、票の落ち込みが激しい。

 公明党の選挙は、学会員票を固めた上で、過去の実績や新たな目玉政策を訴えることにより、会員以外にも支持を広げる(F=フレンド=票取り)のが通例。「政治とカネ」が大きさ争点だったにもかかわらず、F票を大きく減らしたことは明らかだ。

 公明党の立党の精神は「大衆とともに」。池田大作創価学会名誉会長が1964年、「自民党・大企業」「社会党・労働組合」というイデオロギー対立が激化する政治状況下、「大衆」の利益を代弁するために結党したことに由来する。

 また、選挙で勝敗を左右するのは、無党派層。裏金事件を受けた自民党の対応について、無党派層が納得していないことは、報道各社の世論調査から論をまたない。非公認の裏金議員すら推薦、支援する公明党が「政治改革の先頭に立つ」と訴えたところで、学会員を中心にした支持者は別にして、裏金と無縁の「無党派・大衆」に浸透するはずがない。公明党の敗北は、「無党派・大衆」の離反も意味する。

 もちろん、公明党が非公認の裏金議員への推薦を見送っていたとしても、獲得議席や得票数にどれほどプラスになったかは分からないし、石井氏の勝利は難しかったかもしれない。そうではあっても、結党以来、「清潔な政治」を重視してきた党の「看板」まで失うことはなかった。


参院選、都議選も苦戦必至
斉藤鉄夫国土交通相=2023年9月13日、東京・永田町【時事通信社】

 公明・創価学会は、衆院選、参院選、東京都議選を「三大選挙」と位置付けて特に重視し、全国の組織をフル回転させて、集票活動に励んできた。来年夏には、残る参院選と都議選が控えている。その前には、来年1月召集の通常国会がある。

 連立政権が少数与党となった現在、予算や政策で野党に譲歩せざるを得ず、公明党が政権内で存在感を発揮するのは一層難しくなった。

 そして、両選挙でも「政治とカネ」が争点の一つになれば、有権者の多くは衆院選で、公明党が非公認を含め、裏金議員に推薦を出したことを思い出すに違いない。棄損した「看板の修理」は容易ではない。公明党は、新たな「党の顔」となった斉藤代表の下、参院選と都議選を戦うことになるが、苦戦は必至だろう。

【筆者略歴】
高橋 正光(たかはし・まさみつ) 1986年4月時事通信社入社。政治部首相番、自民党小渕派担当、梶山静六官房長官番、公明党担当、外務省、与党、首相官邸各クラブキャップ、政治部次長、政治部長、編集局長などを経て、2021年6月から現職。公明党担当として、連立政権の発足を取材。

619OS5:2024/11/17(日) 21:02:03
https://news.yahoo.co.jp/articles/f173587c494780732f7f4d7ce39521cd30ef5de8
公明党60年、「中道」回帰を模索…自民との違い前面に
11/17(日) 8:49配信

読売新聞オンライン
記者会見する公明党の斉藤代表(16日、広島市で)

 公明党は17日、1964年の結党から60年を迎える。先の衆院選では、連立を組む自民党の「政治とカネ」の問題のあおりを受けて大きく議席を減らし、党再生が喫緊の課題だ。中道路線の原点回帰を模索し、自民との差異化を図ることに腐心している。

 公明の斉藤代表は16日、代表就任後初めて地元・広島市入りして記者会見を開き、結党60年について「還暦には新しく出発するという意味がある。党再生の仕事を全力でやっていきたい」と力を込めた。

 衆院選で公明は、公示前の32から24に議席を減らした。支持母体である創価学会の集票力は低下し、比例選の得票は前回選から約115万票少ない596万票にとどまった。代表に就任したばかりだった石井啓一氏が落選し、9日に斉藤氏の緊急登板が決まった。

 党綱領では「大衆とともに」とうたい、保守でも革新でもない「中道」の旗を掲げており、斉藤氏は「公明らしさ」の発揮にこだわる。16日の記者会見では「石破首相と、バチバチ火花が飛ぶような意見交換をさせていただきたい」と決意を示し、核兵器禁止条約の締約国会議へのオブザーバー参加を首相に申し入れることも明らかにした。

 公明は「クリーンさ」も売りとしており、15日には自民に先立ち、政治資金規正法再改正などに向けた要綱をまとめた。斉藤氏は記者会見で、外国人への政治資金パーティー券の販売禁止についても「賛成だ」と踏み込んだ。

 「平和の党」として、安倍内閣時代には安全保障政策での「ブレーキ役」をアピールしてきた。少数与党に陥り、国民民主党への注目が集まる中、埋没への危機感は強い。公明党幹部は「当面は国民民主の勢いを借りて、これまでやりたくてもできなかった政策を積極的に実現したい」と語った。

620OS5:2024/11/20(水) 08:02:45
https://news.yahoo.co.jp/articles/9dd4daa44e7c0ade15e01f94d3b3ab6410201e40結党60年、岐路に立つ公明 前途多難の斉藤体制【解説委員室から】
11/20(水) 7:04配信


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時事通信
公明党の斉藤鉄夫代表=16日、広島市内

 公明党は17日、結党60年を迎えた。衆院選に続き、来年夏の参院選と東京都議選でも目標議席を下回れば「三大選挙」で全敗となり、支持母体の創価学会内で、選挙への取り組みを見直す動きが出る可能性がある。斉藤鉄夫代表の下で再出発した公明党は、岐路に立っていると言えよう。(時事通信解説委員長 高橋正光)

【ひと目でわかる】政党支持率の推移

 ◇池田氏創設「大衆の党」

 公明党は1964年11月、創価学会の池田大作名誉会長が創設した。当時は「自民党・大企業」「社会党・労働組合」の2大ブロックを中心とした55年体制下。池田氏は、結党の目的として、「大衆」「庶民」の利益代弁を掲げた。学会員の大多数が、比較的所得の低い「大衆」「庶民」だった事情もある。

 結党の経緯から、公明党の当初の政治路線は「中道」。政治情勢に応じ、「自民寄り」「社会寄り」と軸足を移すことはあったが、非自民の連立政権に参加した一時期を除き、野党の立場を貫いた。

 その公明党が立ち位置を180度変えたのが1999年10月。自民、自由両党と連立樹立で合意しての小渕恵三政権入りだ。路線転換の大義名分は、参院で与党が過半数を回復することによる「政治の安定」。以来、民主党政権時代を挟み、自公の連立は21年以上に及ぶ。

 そして、連立を下支えしてきたのが両党の選挙協力。自民党は一部の衆院小選挙区を公明党に譲り、他の大多数で公明党の支援を受ける。公明党は候補者を立てた選挙区で自民党の支援を得るとともに、他の選挙区では自民党候補を支援する見返りに、当該候補の支持者や団体を回り、比例票の上積みを図る内容だ。

 ◇09年に小選挙区撤退論

 ただ、学会にとって、全国の組織を総動員して公明党候補の支持拡大に励みつつ、自民党候補も支援しながら、公明の比例票の上積みにも取り組むことは、かなりの負担。こうした事情もあり、09年衆院選で公明党が8小選挙区で全敗するなど大幅に議席を減らし、自民党ともに野党に転落すると、党や学会内で「小選挙区からの撤退」がささやかれた。落選した太田昭宏氏に代わって代表となった山口那津男氏は就任直後、小選挙区からの撤退について「選択肢としてあり得る」と述べている。

 連立を組む自民党と共に逆風にさらされたことから、同党と距離を取り、活動の幅を広げる狙いとみられた。最終的には、小選挙区からの撤退論は立ち消えとなり、自民党との連携を維持。12年衆院選で議席を回復し、与党に返り咲いた。

 当時は、創設者の池田氏は健在。15日には池田氏の一周忌という区切りを迎えた。参院選、都議選の結果次第では、学会員の間で、小選挙区からの撤退を含めた選挙対応の見直しを求める声が広がる可能性は十分あるだろう。

 ◇連立1期と2期の違い

 自公両党の連立に関し、野党転落までを「1期」、与党復帰から現在までを「2期」に分けると、自民党との関係で微妙に変化していることが分かる。

 というのは、1期では、政策などでの学会側の意向は、公明党を通じて、自民党や首相官邸に伝えられ、それに対する政権としての判断も、公明党を介して、学会側に戻されていた。もちろん、懇親も兼ねて、自民幹部と学会幹部が接触することはあった。その場合でも、事前や事後に公明幹部に報告するなど配慮していた。

 例えば、小泉純一郎政権下、当時の青木幹雄参院議員会長が創価学会の秋谷栄之助会長と会食した際には、事前に、旧知の公明参院幹部に知らせた。メンツをつぶさないためだ。

 しかし、2期では、政権幹部と学会幹部が、公明党の頭越しに、懸案について協議することがあった。第2次安倍晋三政権で、学会との窓口になったのは当時の菅義偉官房長官。菅氏はしばしば、旧知の学会幹部と連絡を取り合い、学会側の考えを把握。政権内の調整を進めた。代表例が、消費税率の10%への引き上げに際しての、軽減税率の導入だ。

 菅氏としては、短時間での調整が必要な懸案を処理する場合、学会側の意向を時間をかけず把握する点で効率的だ。ただ、公明議員からは、官邸と学会の「直取引」に不満が漏れた。

 第2次安倍、菅政権を経て、公明・学会とのパイプが細い岸田文雄政権になると、政府サイドで学会からの窓口役を担ったのは、首相最側近の木原誠二官房副長官。公明の石井啓一前代表が衆院埼玉14区から出馬することが決まり、現地で決起大会を開いた際には、木原氏が駆け付け、首相の応援ビデオが披露された。

 自民党の衆院選惨敗を受け、引責辞任した小泉進次郎選対委員長の後任に、木原氏が就任したが、来年夏の参院選での選挙協力をにらんだ、公明重視の人事でもある。

621OS5:2024/11/20(水) 08:03:18
 ◇参院選へ三つの不安材料

 参院で公明党の議席は27(比例13、選挙区14)。このうち、改選は14(比例7、選挙区7)。また、都議会での議席は23で、目黒区を除く22選挙区で公認候補を決めている。参院選では、議席の維持。都議選では、候補者の全員当選が至上命令だ。しかし、両選挙とも、情勢は極めて厳しいのが実情だ。

 理由の第一は、学会の集票力の低下。先の衆院選での比例の得票は過去最低の約596万票。前回21年と比べ約115万票減らした。今回同様、自民党と共に逆風にさらされた09年ですら、約805万票を確保している。

 一方、前回22年参院選の比例票は約618万票で、前々回と比べ35万票超のマイナス。獲得議席も1減の6議席にとどまった。票の落ち込みに歯止めがかからない状況だ。原因として、会員の高齢化による運動量の低下が指摘されており、改善は容易でない。

 第二は、少数与党になったことに伴う、存在感の低下だ。公明党は、選挙協力で自民党候補に提供する「票」をバックに、独自の主張を予算案や法案に反映させることで、存在感をアピール。選挙になると、学会員がこうした「実績」や新たな目玉政策を、会員以外にも説明して回り、支持拡大を図ってきた。

 しかし、少数与党になったことで、自公両党で合意しても、野党の協力なしには予算案や法案は成立しない。当然、常に野党に譲歩を強いられ、結果として、政権内での公明党の影響力低下は避けられない。

 衆院選の結果、キャスチングボートを握ったのは、国民民主党。同党は、所得税がかかる下限の「103万円」の「178万円」への引き上げや、ガソリン税を引き下げる「トリガー条項」の凍結解除などを求め、自公両党との協議が始まっている。予算成立のためには、要求のかなりをのまざるを得ず、当面は国民民主に注目が集まるだろう。

 第三は、衆院選で自民党が公認を見送った裏金議員を推薦したことなどによる、「クリーンな党」という看板の毀損(きそん)だ。選挙協力で見込める「票」を優先したとみられ、参院選や都議選で「政治改革の先頭に立つ」と訴えても、支持者以外の共感を得るのは難しいだろう。いわば「自民党と同じ穴のムジナ」。両選挙でも自民党への逆風が吹けば、公明党も同じ風にさらされるのは間違いない。

 ◇いきなり「背水の陣」

 このほか、衆院選で落選した石井啓一前代表の後任選びで、世代交代に逆行する人事を行った結果、両選挙で「刷新」をアピールすることもできない。まさに、不安材料だらけの中で、齊藤代表は初めて選挙の陣頭指揮を執る。いきなりの「背水の陣」だ。

 残された時間は7〜8カ月。この間に、どう党勢を回復し、勝利につなげるのか? 斉藤氏は、自身が代表に指名された理由である「経験」「与野党での人脈」「行動力」を駆使して、有権者から評価される「成果」を挙げることを求められている。

 高橋 正光(たかはし・まさみつ)1986年4月時事通信社入社。政治部首相番、自民党小渕派担当、梶山静六官房長官番、公明党担当、外務省、与党、首相官邸各クラブキャップ、政治部次長、政治部長、編集局長などを経て、2021年6月から現職。公明党担当として、連立政権の発足を取材。

622OS5:2024/11/26(火) 08:02:21
https://news.yahoo.co.jp/articles/1723e2d4bd634355fbe915fab03af560aad7a032
結党60年の公明党「つなぎ役」斉藤代表の苦悩…来夏の「政治決戦」、党勢回復に“進退”を懸ける
11/26(火) 6:21配信

東洋経済オンライン
記者会見する公明党の斉藤鉄夫代表(写真:時事)

 11月17日に結党60年を迎えた公明党だが、就任したばかりの斉藤鉄夫新代表(72)には「“つなぎ役”の苦悩」(政治ジャーナリスト)が隠せない。「10・27衆院選」で8議席減の24議席と惨敗した同党は、9月に代表に就任したばかりの石井啓一氏(66)の落選・辞任で、世代交代に逆行する形で斉藤氏にお鉢が回ってきたからだ。

 比例代表の得票が過去最低の約596万票にまで落ち込んだこともあり、斉藤氏は衆参同日選の可能性もある来夏の「政治決戦」での党勢回復に、代表としての“進退”も懸けることになる。

 強力な支持母体・創価学会による「組織政党」としての得票落ち込みは、同学会の高齢化に加え、「清潔な政治」「平和の党」という公明党結党時の政治理念が、自民党との連立維持優先で後退しつづけてきたことが原因とみられている。このため、党内から「党勢回復には立党の原点への回帰が必要」(幹部)との声が広がる。

 そもそも公明党は、国政デビューから長期間、野党として活動したが、1999年の小渕恵三・第2次改造内閣での連立参加以降は、自民党に引きずられる形で安保防衛政策などでの独自色が徐々に薄れていったのが実態だ。

 特に、2012年末の安倍晋三政権復活後は、「保守派」の安倍首相が推進した集団的自衛権見直しなどで、与党として自民党に譲る場面が続き、「平和の党」という金看板が色あせ、創価学会婦人部などが不満を募らせたことが、その後の党勢衰退につながったとみられている。

 そうした状況も踏まえ、結党60年に当たり「還暦には新しく出発するという意味がある。党再生の仕事を全力でやっていきたい」と表明した斉藤氏にとって、代表としての最大の課題は、「自民党との連携の在り方を根本的に検討すること」(党長老)だ。しかし、「そのこと自体が連立解消につながる可能性もある」(政治ジャーナリスト)ことは否定できず、石破茂首相が少数与党による苦しい政権運営を余儀なくされる中での自公関係の見直しは「現実にはあり得ない」(同)というのが実情だ。

■竹谷代表代行は、故浜四津氏以来14年ぶりの人事

 斉藤氏の代表就任は、11月9日の公明党臨時党大会で正式決定した。これを受け、斉藤新代表は、直ちに新執行部の人選に着手し石井前体制の人事を引き継ぐ形で、幹事長に西田実仁参院議員(62)、政務調査会長に岡本三成衆院議員(59)をそれぞれ再任。その上で、新たに代表代行に参院当選3期(東京選挙区)の竹谷としこ副代表(55)を昇格させた。同党が代表代行を置くのは、故浜四津敏子元環境庁長官以来14年ぶりとなる。

 一方、西田氏(埼玉選挙区当選4期)は、参院議院会長、選対委員長などを歴任した党内実力者で、岡本氏は「将来の代表候補」と目される党内若手の有望株。これにより、斉藤新体制は「中枢を党内有力者で構成する強力布陣」(党幹部)となった。

 これを踏まえ、石破首相は11月11日召集の特別国会冒頭での首相指名を受けて発足させた第2次石破政権では、公明党の意向に従い、斉藤氏に代わる国土交通相に中野洋昌・元経済産業政務官(46)を起用した。

 これらに先立つ衆院選で、公明党は自民党の巨額裏金事件に関わった候補者35人を推薦、しかもその中には2人の自民党非公認候補も含まれていた。もちろん、公明党の狙いは、同党が公認候補を擁立した小選挙区や比例代表での自民票獲得だったが、「誰が見ても“党利党略”そのもの」(選挙アナリスト)だったため、「多くの有権者から裏金事件の自民党と“同じ穴のむじな”とみなされ、さらなる得票減につながった」(同)のが実情だ。

623OS5:2024/11/26(火) 08:02:38
■「政資法再改正」でも際立つ自民への配慮と忖度

 こうした経過にもかかわらず、公明党は「政治とカネ」を巡って11月15日にまとめた政治資金規正法再改正要綱案で、野党が強く求める「企業・団体献金の禁止」に踏み込むことは避けた。斉藤氏自身が「廃止しても問題ない」との見解を示していただけに、「連立を組む自民党への配慮と忖度ばかりが際立つ」(立憲民主幹部)と批判されても反論しようがない対応だ。

 衆院選後のこうした公明党の一連の動きの背景には、「来夏の参院選や都議選のことを考えると、選挙での自公協力の維持・強化が必要」(党選対)との判断があることは間違いない。だからこそ、「立党の原点への回帰は、当分棚上げせざるを得ない」(政治ジャーナリスト)ことになり、それが斉藤代表の「苦悩」につながっているのだ。

 そもそも公明党にとって、今回衆院選で代表就任直後の石井氏が、初挑戦の埼玉14区で落選したこと自体が「全く想定外」(党幹部)だった。このため、後任の人選は当初、斉藤、岡本両氏に加え、山口氏の再登板までも取り沙汰されるなど迷走を極めたが、「最終的には、自民中枢を含め与野党に幅広い人脈を持つ斉藤氏に白羽の矢が立った」(同)のが実態。斉藤氏が、前首相として石破政権の「後見役」となっている岸田氏と同じ広島県選出の初当選同期組として、親交を深めてきたことも背景にあるとみられている。

■「広島3区」問題も自公連立の“厄介な火種”に

 ただ、斉藤氏が出馬している広島3区は、もともと1996年の小選挙区導入以降の8回の衆院選で自民系候補が7回当選した選挙区で「旧岸田派の地盤」ともみられてきた。このため、自民の地元県連は、「公明枠が『固定化』することへの不満を募らせている」(幹部)とされ、次期衆院選に向け、同区を巡る自公両党の候補者調整が課題となるのは確実とみられている。

 そもそも、公明党が2021年衆院選で、比例中国ブロック選出の斉藤氏を「与党統一候補」として広島3区に送り込み、自民党広島県連が公募を経て3区候補者に決めていた石橋林太郎氏が、比例中国ブロックに回された経緯がある。

 しかも、その際、両党本部と両県組織の4者が協議して決めることで合意していた今回の衆院選候補について、公明が2023年1月に県組織での協議を経ずに斉藤氏を3区で公認したことが、自民県連の強い不満につながっている。今回、斉藤氏が党代表になったことで、次期衆院選でも「公明党の選挙の顔」になるため、公明側は「広島3区は譲れない」(選対幹部)との立場だが、「こちらも譲れないので、交渉難航は確実」(自民県連)とみられている。

 すでに石橋氏は、自民党本部に「早く、広島3区支部長に私を選んでほしい」と要求し、党本部は対応に苦慮しているのが実情だ。これに対し、斉藤氏は「両党で話し合って決める。私はそれに従うだけ」と繰り返しているが、今後の政局展開次第では来年7月の衆参同日選の可能性もささやかれるだけに、「年明け以降に斉藤氏の『選挙区問題』が自公連立の“厄介な火種”にもなりかねない状況」(政治ジャーナリスト)で、そのこと自体が斉藤氏の苦悩をさらに深刻化させることは否定できない。

泉 宏 :政治ジャーナリスト

624OS5:2024/11/27(水) 13:13:21
https://news.goo.ne.jp/article/dailyshincho/politics/dailyshincho-1216890.html
創価学会関係者が明かした「公明党」衰退の原因は… “学会員の高齢化”“地味過ぎる代表”だけではなかった
2024/11/27 05:50デイリー新潮

創価学会関係者が明かした「公明党」衰退の原因は… “学会員の高齢化”“地味過ぎる代表”だけではなかった

斉藤新代表と石井前代表

(デイリー新潮)

 結党60年を迎えた公明党で世代交代ならぬ“先祖返り”が発生している。2カ月で代表が2回も交代するなど、党運営が迷走気味の同党で何が起きているのか。

“選挙の顔”には地味過ぎる斉藤新代表
「9月に山口那津男代表が退任し、石井啓一幹事長が後任に選ばれました。が、石井氏は直後の衆院選で落選してあえなく退任。国交相だった斉藤鉄夫氏が就任したばかりですが……」

 と言うのは政治部デスク。

「8議席を失う敗北を喫した先の衆院選の後、党内には“さらなる世代交代が必要”と、岡本三成政調会長(59)を推す声がありました。岡本氏は創価大学卒業後、シティバンクやゴールドマン・サックス証券と外資系金融機関に勤務。その後に国政に転じた、異色の経歴の持ち主です」

“国際派”の岡本氏を推したのは若手議員が中心で、

「創価学会内にも、それに同調する声が広がりました。ただ、当の岡本氏が最後まで固辞したことで、結果的に安定感のある斉藤氏に落ち着いたのです」

 公明党関係者は、斉藤氏の魅力は「持ち前の人柄」と指摘する。

「東京工大院から大手ゼネコンを経て、政界入り。博士号を持つ学究肌です。20年来、片方の耳が悪く、打ち合わせや会議の際には出席者に申し訳なさそうに“こっちの耳は聞きづらいので、反対側に回って話してもらっていいですか”とお願いするような腰の低い方。ウチにも偉そうに振る舞う国会議員はいますが、斉藤さんは真逆のタイプですね」

 そんな“人となり”が買われたか、幹事長ほか、政調会長、選対本部長など党の要職を歴任してきた。今月9日の党大会で代表に選出されたわけだが、その前途は険しいという。

「来夏には都議選と参院選がありますが、その前に衆院解散・総選挙もあり得る。“選挙の顔が地味な斉藤さんでいいのか”“斉藤さんで本当に戦えるのか”との懸念の声が、早くも党内でささやかれています」

集票力低下の一番の原因
 ここ数年、公明党は党勢の衰退に苦しんできた。先の衆院選で獲得した比例票は596万票にとどまり、令和3年の前回選挙から114万票も減少。現行の選挙制度が導入された平成8年以来最低の得票で、過去最多得票を記録した平成17年の衆院選での898万票から3割も減らした計算だ。

 創価学会関係者が言う。

「公明党候補の選挙事務所では、いつも“断じて取れ800万票!”と大書した紙が掲示されるのですが、今回はどの事務所でも見かけなかった。当初から負け戦のような空気でしたね」

 公明党の集票力が落ちた原因には「創価学会員の高齢化」「自公連立政権への批判」などが挙げられるが、

「最も大きいのは、昨年11月の池田大作・創価学会名誉会長の死去。生前は会員に“先生のために頑張ろう”との熱気がありましたが」

 先の公明党関係者は、総選挙での敗北理由を「カリスマ性に欠ける堅物」と評する石井前代表に求めるが、

「知名度や人気という点で、15年間代表を務めた山口さんの右に出る人はいません。学会女性部も絶大な信頼を寄せており、当面は山口さんが“選挙の顔”として全国を行脚することになるでしょう」

「週刊新潮」2024年11月28日号 掲載

625OS5:2024/11/30(土) 00:31:17
https://news.yahoo.co.jp/articles/58f84a722166ba48bb44304b6020ad65d1aa5070
公明、自民に強気要求 夫婦別姓、核兵器禁止条約…来夏の決戦控え埋没に危機感
11/29(金) 20:57配信

産経新聞
公明党・斉藤鉄夫代表の自民党に向けた主な発言

先の衆院選後、公明党が連立政権を組む自民党に対して強気な要求を繰り返している。自公が少数与党に転落したことで野党の国民民主党の政権運営への発言力が増しており、公明が埋没の危機感を募らせているためだ。独自色の強い政策で自民から譲歩を引き出し、来年夏に控える東京都議選、参院選という2大決戦に向けたアピールにつなげようとしている。

「公明が自民と野党の間をつないで合意形成を図ることはこれまでもあった。その経験を生かして(与野党の)合意形成を図りたい」

公明の斉藤鉄夫代表は29日、記者団にこう強調した。国民民主が主張する「年収103万円の壁」の引き上げに関し、自公と国民民主3党の協議が続いているが、「年収の壁」解消を掲げてきた公明内には、政策実現の好機と捉える声がある。同時に、「埋没してしまう」(幹部)といった見方も根強い。

公明は衆院選で公示前の32議席から24議席に減らした。来年の参院選についても「正直なところ、今のままでは国民民主に勝てる要素がない」(党関係者)と危機感を募らせる。

自民の派閥パーティー収入不記載事件を巡っては、斉藤氏が就任直後に石破茂首相(自民総裁)と官邸で会談し、「けじめをつけてほしい」と要求した。「政治倫理審査会にも出ていない、何の説明もしていないということでは、けじめをとったことにはならない」との立場だ。

自民と意見が分かれる政策に関しても公明が自民への〝圧力〟を強めている。斉藤氏は14日のBS番組で、選択的夫婦別姓制度の導入を巡り、「自民も賛成して整備するように、連立のパートナー、友党として働きかけていきたい」と踏み込んだ。議論の場となる衆院法務委員会で導入に賛成する立憲民主党が委員長ポストを獲得したことについても「実現に向けて一つ進んだ状況になった」と評価した。

27日には首相に、来年3月の核兵器禁止条約締約国会議へのオブザーバー参加などを求めた。首相は、オブザーバー参加しているドイツに触れ、「ドイツでどのような議論があって参加に至ったのか、検証する必要がある」と応じた。

斉藤氏は28日の党会合で首相の回答について「これまで固い姿勢だったのが、0・1ミリぐらい前に進んだのかなと感じている」と語ったが、ある党幹部は「10メートルくらい進んでもらわないと困る」と強気の姿勢を崩さない。(長橋和之)

626OS5:2025/01/05(日) 20:52:18
https://news.yahoo.co.jp/articles/7c60098072830345872cac5469f0f1baeee70413
公明、立ち位置に苦慮 政策実現も手柄は野党 来夏の都議選、参院選へアピール模索
1/2(木) 16:27配信

産経新聞
街頭で年頭の演説を行う公明党の斉藤鉄夫代表(中央)=2日午前、東京都豊島区(長橋和之撮影)

公明党が自民党との連立政権で立ち位置に苦慮している。石破茂政権が少数与党になったことで、法案成立に向け野党の国民民主党や日本維新の会に配慮せざるを得なくなり、「政権の政策に党の主張を反映させる」という存在意義が揺らいでいるためだ。「年収103万円の壁」の引き上げなどは公明も主張してきた政策だったが、自民から譲歩を引き出した野党側の成果として扱われ公明は埋没している。

公明の斉藤鉄夫代表は2日、東京・池袋駅前で新春の街頭演説を行い、今夏の参院選、東京都議選に向けて「新しい公明の最初の戦いとして、何としても押し上げてほしい」と支持を訴えた。

だが、世論や支持者へのアピールは、いまいち広がりを欠いている。昨年12月26日、斉藤氏は記者団にこう強調した。

「予算案の取りまとめにあたっては、野党の賛同が得られるように合意形成の要となってきたという自負がある」

党の政策実現ではなく、合意形成への貢献をアピールせざるを得ないところに、今の立ち位置の難しさが伺える。

年収103万円の壁引き上げは自民、公明、国民民主の3党協議で実現し、これを看板政策とする国民民主の手柄とされた。公明も以前から103万円を含む年収の壁解消を訴えており、令和7年度税制改正には高校生世代の扶養控除の維持など公明の主張も反映されたが、存在感は乏しい。

それでも斉藤氏は2日の街頭演説で3党協議に言及し「予算審議の途中に、いろいろな修正がありうるのかもしれない。協議に真摯に対応していきたい」と国民民主への歩み寄りを示唆した。

石破政権は維新とも連携を図り、自公維3党による教育無償化の実務者協議を昨年末に始めた。教育無償化もまた、公明が力を入れてきた政策だ。公明幹部は「公明だけでは引き出せず、野党と一緒なら引き出せるといわれる。じくじたる思いだ」と漏らす。

先の衆院選で、公明は自民派閥のパーティー収入不記載事件のあおりを受けて議席を大幅に減らした。夏の参院選と都議選をにらんだ反転攻勢に向け、自民と同一視されることを避け、独自色を打ち出したい考えだ。自民内で賛否が分かれる選択的夫婦別姓制度でも、党内議論を深めるよう強く自民に要求している。

とはいえ、自民との連立関係を崩すこともできない。公明関係者は「支持者からはいつまで自民とやっているんだという声もある。だが、もう四半世紀続いている。野党になったら何もできない」とぼやいた。(長橋和之)

627OS5:2025/01/10(金) 13:09:31
https://news.yahoo.co.jp/articles/4b324cbea24750a1ebf8ad74fb4f63c64b668985
「半ばあきらめている」公明党や創価学会から年始早々聞こえる暗い声
1/10(金) 6:00配信

デイリー新潮
ここ20年で30%ほど集票を減らし
公明党の斉藤鉄夫代表

 公明党や支持母体である創価学会内の雰囲気が年明けから重いという。7月に都議選と参院選を抱え、参院選と同日に衆院選を行う「ダブル選」も取り沙汰される中で、明るい未来が描けない状況なのだとされる。

【写真を見る】氷川きよしを応援する「創価学会芸能人」大集合

 公明党はここ20年で30%ほど集票を減らしており、先の衆院選では比例代表での得票は600万を割り込んだ。石井啓一代表が落選したのは象徴的な“事件”だった。

「15年にわたって代表を務めた山口那津男氏(現在は常任顧問)の後継として石井氏が代表に就任したわけですが、2ヶ月に満たない在任期間で代表交代を余儀なくされました。
去年の衆院選で公明党は11小選挙区の全勝と比例区での現有23議席以上の確保を目標にしましたが、小選挙区は4勝7敗でした。石井代表が落選したほか、公明にとって“常勝関西”とされる関西エリアで日本維新の会と全面的にぶつかって大阪の4選挙区で全敗。自民党派閥による裏金問題が逆風となり、巻き返しができないままでした」

 と、政治部デスク。

6〜7月投開票予定の都議選と参院選
「公明は一貫してクリーンな政治や平和な世界の実現を訴えてきました。異性とのトラブルやスキャンダルについても厳しい姿勢を取っています。裏金問題はクリーンさとは真逆ですし、自民が進める憲法改正は平和な世界の構築とは相容れないと解釈されがちで公明にとってマイナスに働くことが少なくない。支持母体の創価学会員も高齢化が進み、自民と連立を組んで共同歩調を取っていてもなかなか明るい未来を見出せないのが現状です」(同)

 そんな公明を2025年に待ち構えるのが6〜7月投開票予定の都議選と参院選だ。

「都議会の会派構成で公明は23議席で比較3党ですが、これは確保するのは容易ではないと見られています。都市部の選挙はこれまで以上に無党派層が極めて多く組織の力が発揮しづらいという点がまずあります。加えて去年の都知事選に出馬して2位となった石丸伸二元安芸高田市長が新党を立ち上げて都議選に打って出る計画があるとされ、票を食い合うことはないにしても候補としては脅威であることは間違いないようです」(同)

Fがうまく機能しない
 その後にやってくる参院選もまたかなり厳しい選挙が予想される。

「F、つまりフレンド票の獲得でかなり苦戦するのではないかと見られています。創価学会員が知り合いなどを通じて投票を促す行為なのですが、参院選では選挙区と比例代表に1票ずつ合計で2票を投じるわけですね。選挙区は投票用紙に候補者名、比例は政党名か候補者の個人名を書くことになるのですが、選挙区によっては自民側の候補を書くこともありますから、“お願い”の中身が複雑化していく。都議選での“お願い”も合わせればさらにややこしくなるので、“参院の比例については細かな依頼をやりづらい。半ばあきらめている”といった声も聞こえてきました」(同)

 これに加えて参院選と衆院選を同日に行うダブル選が選択されれば、複雑さは増す。学会員の動きがさらに鈍ることが想定される。

「都議選と参院選の時点ですでに“ダブル”の状況で、これ以上の受け入れの余裕がある学会員があるとはなかなか思えないですね。学会としては、衆参ダブルは何としてでも避けたいところでしょう」(同)

 実際、公明党の山口氏は8日、首相官邸で石破茂首相と会談後、記者団からダブル選について問われた際に「同日選挙は憲法が予想しているところではないと思う。参議院は半数ごとに改選され、衆議院はテーマがあれば解散が可能な仕組みとなっていて、それぞれ議会に鮮度のある新しい民意を取り込むという考え方に基づいている」「いっぺんに大量の民意を固定してしまうやり方は、望ましくない」などと述べ、早速、「衆参ダブル」を牽制する動きを見せている。

デイリー新潮編集部

新潮社

628OS5:2025/01/31(金) 15:24:07
https://news.yahoo.co.jp/articles/2e032d6cb2fc8511ec16010ca9410c66adc6f258
公明が参考人招致で迷走、当初「賛成」の方向も採決では「退席」…都議選・参院選前に自民との距離感で苦悩
1/31(金) 9:45配信

読売新聞オンライン
公明党の斉藤代表

 自民党旧安倍派の会計責任者の衆院予算委員会への参考人招致を巡り、公明党の対応が迷走した。当初は招致に賛成する考えを示していたが、30日の採決では退席に転じた。夏の東京都議選や参院選を見据えて自民との距離感に苦悩した末、連立を組む自民に不信感を残す結果となった。

【写真】公明にも世論の反発…「常勝」大阪で全敗

 公明の西田幹事長は同日、退席した党の判断について「『応じない』と言う民間人を数の力で招致することは反対だ」と記者団に説明したが、公明の態度は二転三転した。28日には自公両党の幹事長らが協議した後、公明幹部は記者団に「賛成すると自民に伝えた」と明言していた。都議選や参院選を控え、「政治とカネ」の問題を抱える自民と同一視されるのを避ける狙いがあったとみられる。だが、自民側から「連立を離脱するのか」(中堅)と反発を招き、公明は「対応はまだ決めていない」(斉藤代表)と軌道修正を迫られた。幹部らは29日も協議を重ね、連立への影響を最小限にとどめるため、退席を決めた。

 日本維新の会の吉村代表(大阪府知事)は30日、記者団に対し、「(自民と有権者の)両方にいい顔をしようとした」と皮肉った。

629OS5:2025/02/09(日) 12:52:51
https://news.yahoo.co.jp/articles/02657eee090336d4536f74152d20fb2746f92313
公明党の秋野公造・参議院議員の公設秘書を無免許運転で略式起訴…罰金60万円の略式命令
2/8(土) 11:16配信
読売新聞オンライン
公明党の秋野公造氏

 公明党の秋野公造・参院議員(福岡選挙区選出)の公設秘書が道路交通法違反容疑で現行犯逮捕された事件で、小倉区検は7日、容疑者(47)を同法違反(無免許運転)で小倉簡裁に略式起訴した。同簡裁は同日、罰金60万円の略式命令を出した。

 起訴状などによると、容疑者は免許停止中だった1月17日と同30日、北九州市の道路で乗用車を運転したとされる。容疑者は同日、歩行者が渡ろうとしていた横断歩道の前で一時停止しなかったとして同法違反(横断歩行者妨害)容疑で現行犯逮捕され、今月1日に無免許運転の容疑も含めて同区検に送検されていた。

630OS5:2025/02/19(水) 21:02:15
https://news.yahoo.co.jp/articles/28e9feba51bc80bf1371edf09088b6750fb961c8
元タレント・長井秀和さんに22万円の支払い判決、市議選の演説で創価学会の名誉毀損
2/19(水) 19:11配信


読売新聞オンライン
東京地裁

 選挙の街頭演説で名誉を傷つけられたとして、創価学会が、東京都西東京市議で元タレントの長井秀和さん(55)を相手取り損害賠償を求めた訴訟で、東京地裁(平井直也裁判長)は19日、名誉毀損(きそん)の成立を認め、長井さんに22万円の支払いを命じる判決を言い渡した。

 判決によると、長井さんは2022年12月、立候補した同市議選の街頭演説で、創価学会に反対する活動をしていた女性が転落死したことについて「他殺」と述べ、「こういうようなことをですね、平気で行ってきたのが創価学会」などと発言した。女性の転落死については警察の捜査で事件性がないとされている。

 判決は、「創価学会が女性の殺害に関与したこと」を示す発言だとし、創価学会の社会的評価を低下させたと指摘。長井さんが真実だと信じる事情もなかったとし、「表現の自由の保障が特に求められる選挙演説の場面だとしても、許容範囲を逸脱した」と述べた。

 長井さんは判決後の記者会見で「政治的言論を封じ込められ、強い憤りを感じる」と述べ、代理人弁護士は控訴を検討する意向を示した。創価学会は「妥当な判決だ」とコメントした。

631OS5:2025/02/28(金) 00:07:39
https://news.yahoo.co.jp/articles/2124cbc71abe021aca5915426f6263d084d1732f
公明、「103万円の壁」協議で国民民主との合意へ奔走も…自民が選んだのは宿敵の維新
2/27(木) 20:47配信


産経新聞
公明党は所得税の非課税枠「年収103万円の壁」引き上げを巡る3党協議で、財源を理由に慎重な姿勢の自民党と、強気に年収制限撤廃を求める国民民主党の間に立ち、合意形成に向けて奔走したが、協議は事実上の決裂に至った。自公は高校授業料無償化などを求める日本維新の会とだけ合意した。維新は公明の宿敵であり、公明内には維新に頼る自民について「一本足打法は危ない」(党幹部)と不満が残る。

【ひと目でわかる】控除額を178万円に引き上げた場合の年収別減税額

■大阪の支持者に配慮

衆院では自公で過半数に満たず、自民は昨年来、令和7年度予算案を衆院で可決させるために国民民主と維新を両てんびんにかけながら協議を重ねてきた。

対国民民主の協議は「壁」の引き上げ幅や年収制限の有無を巡り行き詰まった。自民の軸足は、財政負担が少なく「安上がり」の高校無償化を求める維新に移った。こうした中、今月14日には、公明の西田実仁、国民民主の榛葉賀津也両幹事長が国会内で異例の会談を行い、自民に対して国民民主との合意を重視するよう圧力をかけた。

公明が国民民主に接近したのは、大阪を主な地盤とする維新とだけ合意すれば「大阪の支持者はよく思わない」(公明幹部)との懸念があるからだ。昨年の衆院選で「常勝関西」を掲げて特に重視する関西の6小選挙区で維新と激しく争い、このうち大阪府では候補者を立てた4小選挙区で全敗した。

■「ギリギリの案」

それでも慎重な姿勢を変えない自民に、公明は国民民主と足並みをそろえて反発した。「国民民主が納得できる案でなければ意味がない」(公明幹部)として、国民民主が主張する「年収制限を設けない」という条件を満たす案を含む複数案を自民に提示し、譲歩を求めた。

自民はそのうち年収850万円を上限に、4段階に分けて基礎控除の特例を設ける案について了承し、「与党案」として提示した。だが、国民民主は所得制限があることを理由に反対した。与党としては維新と先んじて合意した。予算案は維新さえ賛成に回れば衆院で可決できる。公明幹部は「自民の中で、維新との合意が国民民主との協議姿勢に影響しただろう」とぼやいた。

「実現可能なギリギリの案であった」。斉藤鉄夫代表は27日の党会合で、公明が主導した与党案についてこう語り、板挟みになった苦労をにじませた。その上で「国民民主とは引き続き協議を続けていきたい」と強調した。(長橋和之)

632OS5:2025/03/31(月) 19:39:16
https://news.yahoo.co.jp/articles/27686f6b5f512250f56c703787eff00fc7cc6e92
「菅さんの頃は良かった」 創価学会内から聞こえてきた嘆きの声 鉄道仲間のはずなのに……
3/31(月) 6:00配信

デイリー新潮
「強力な物価高対策」に物議
石破茂首相と公明党の斉藤鉄夫代表

 石破茂首相は25日、公明党の斉藤鉄夫代表と会談し、予算案成立後に「強力な物価高対策を打ち出す」旨を伝えた。この発言が物議を醸し、野党のみならず与党内からも反発の声が上がっている。そんな中、聞こえてきたのは公明党の支持母体・創価学会からの嘆きだった。

【写真を見る】氷川きよしを応援する「創価学会芸能人」大集合

 石破氏の「強力な物価高対策」発言をめぐっては、その後に林芳正官房長官が「新たな予算措置を打ち出すということを述べたのではなく」などと説明したが、自民党の石井準一参院国対委員長は「令和7年度予算案の中身の審議をしているなか、補正を行うような話が出てくること自体、大きな問題」と述べるなど波紋を呼んでいる。

「石破氏が各方面に根回しをしたうえで発言をした形跡はありませんでした。公明党にとって喫緊の課題である都議選対策として“何か大きな目玉を”などと斉藤氏から話を投げかけられた石破氏がその場のノリとまでは言いませんが、物価高対策に不断の決意で取り組むという意思を打ち出したかったということなのでしょう」

 と、政治部デスク。

 石破氏は27日の参院予算委員会で混乱を招いたことについて、謝罪を余儀なくされた。

官邸に届きにくくなった
「石破、斉藤の両氏は鉄道という共通の趣味がありますから、会談は和やかなムードだったということです」(同)

 一方、公明党の支持母体・創価学会からはこんな嘆きが聞こえてきたという。

「石破氏が首相になって官邸とのパイプがないというか、こちらの声が官邸に届きにくくなったということでした。斉藤氏については“良い性格だけど政治的に動けるタイプでは全くない”とのこと。安倍氏が2012年12月に首相に返り咲いて以降、公明・学会対策は菅官房長官が担い、菅氏が首相になると菅氏自身が、そして岸田氏がその後継となるとパイプは細いながらも木原官房副長官が担当してきたということです」

 昨年9月に石破氏は首相になり、斉藤氏は同10月の総選挙後に代表に就いたが、それ以降、公明・学会は官邸の鈍い動きに不満を募らせているという。(同)

都議選への懸念
 今年6月に投開票が予定される都議選は公明・学会にとって極めて重要な選挙となる。1993年以来8回連続で公明の擁立候補は全員が当選を果たしてきた。

 国政選挙で顕著だが公明の得票数は右肩下がり。自民党派閥の政治とカネの問題が今なお尾を引き、石破氏の商品券配布問題もあり、今回の都議選で擁立する22人の全員当選は油断すればおぼつかなくなるという危機感があるようだ。

「菅氏が学会との折衝を担っている頃はあうんの呼吸と言うか、とてもスムーズに関係を構築できていたようですが、今はそうも行かず学会側はなかなかもどかしいようです。都議選は大事な戦いなので先に述べたように“何か大きな目玉”が必要なのですが、“今回のように思いつきのように出されても反発を受けてうまく行かなくなってしまう”との嘆きも聞こえてきました」(同)

 公明には漆原良夫氏や高木陽介氏ら、国対委員長として交渉ごとに長けた人物がいたが、いずれも国会を去った。そういった人材難も学会側のあせりを募らせる要因なのかもしれない。

デイリー新潮編集部

新潮社

633OS5:2025/08/01(金) 14:14:33
https://news.yahoo.co.jp/articles/bf2366857affee429d364b9ac6100c223b96f6a1
止まらない公明党の“地盤沈下”、どこかと組むにも八方ふさがり… 徐々に強まる「解散風」でも自公連立の枠組みでは無理筋なワケ
8/1(金) 11:31配信
東洋経済オンライン

党首会談を前に握手をする石破茂首相(右、自民党総裁)と、公明党の斉藤鉄夫代表(写真:時事)

 7月20日に投開票された参議院選挙で、自民党と公明党は合計で47議席しか獲得できず、衆参両院で与党は過半数を割ることになってしまった。通常国会終了の会見で「非改選を含めて自公で過半数」と勝敗ラインを宣言した石破茂首相に、敗戦の責任が問われている。

【図表4枚】「支持政党なし」や「新党やまと」といった党名も… 直近4回の国政選挙「比例代表」の得票状況は?

 7月28日に開かれた自民党の両院議員懇談会には236人の国会議員が参加し、そのうち64人が発言。その多くは「辞任すべき」との主張だった。

 読売新聞が21日と22日に行った緊急全国調査で、内閣支持率は前月比10ポイント減の22%までに急落し、内閣発足以来最低を記録。「石破首相は辞任すべき」と回答したのは54%と、過半数を占めた。望ましい政権については「野党中心の政権に交代」が最多の47%で、「自民党中心の政権の継続」の35%を上回った。

■自公は解散に打って出られるのか

 こうした事態に、野党から衆院解散を警戒する声も出ている。

 国民民主党の玉木雄一郎代表は23日午後、「今後の(自民)党内政局によってはどうなるかわからない。注意深く注視しつつ、われわれとしては何が起こってもおかしくないように、衆院選挙の準備を加速したい」と記者団に話した。

 立憲民主党の枝野幸男最高顧問もX(旧ツイッター)で「早ければ10月に総選挙が行われる可能性がある」と述べ、「10月12日投票日を想定して準備を進める」と具体的な日程まで示している。

 今秋が大政局になることは間違いないだろうが、前回の衆院選(2024年10月27日投開票)からまだ1年も経っていない。もし実現すれば、1953年の「バカヤロー解散」や1980年の「ハプニング解散」に次ぐ早期解散になる。問題は「自公が次の衆院選に耐えうるのか」という点だ。

 石破首相の就任直後に行われた昨年10月の衆院選で、自民党は67議席を失う大敗北を喫した。小選挙区での得票数は前回の2762万6157票から2086万7762票へと、675万8395票も減少した。

 その前年からくすぶり続けた「政治とカネ」問題の影響も大きいが、石破首相が故・安倍晋三元首相と対立関係にあったため、「岩盤保守票が自民党から流出した」と言われた。しかし、原因はそれだけではなかったはずだ。

 友党である公明党もこのとき、大きく票を減らしている。2021年の衆院選で公明党が獲得した比例票は711万4282票で、目標の800万票に達していなかったが、2024年の衆院選では596万4415票と、とうとう600万台を割り込んだ。

 小選挙区でも、2021年の衆院選では9選挙区で候補を擁立して87万2931票を得たが、2024年の衆院選では11選挙区に候補を擁立しながら73万0401票しか獲得できなかった。代表に就任したばかりの石井啓一氏が出馬した埼玉14区をはじめとして、北海道10区や愛知16区、そして「常勝関西」の4選挙区も全滅した。

 そして今夏の参院選では、埼玉県選挙区と神奈川県選挙区、そして愛知県選挙区を落としてしまった。ある公明党の関係者は、苦戦が伝わっていた選挙戦の最中に、「選挙区では東京と神奈川しか獲れないということか」と嘆いたが、その神奈川県選挙では佐々木さやか氏が参政党の初鹿野裕樹氏に5289票差で敗退し、次点に泣いた。

634名無しさん:2025/08/01(金) 14:14:48
■自公はどこと組むのが適当なのか

 明らかに公明党の“地盤沈下”は進んでいる。比例票のみならず、擁立してきた7つの選挙区での得票数を見ても、2019年には391万3359票、2022年には360万0490票で、2025年には317万5970票まで減少。得票率を見ても、2019年は7.77%だったが、2022年には6.7%、2025年は5.37%まで縮小した。

 これが意味するところは何か――。自公連立政権の“基礎”の崩壊だ。

 自民党が公明党と連立を組んだのは四半世紀前。以来、自民党は各小選挙区に2万票から3万票ほど存在するといわれる「公明票」に助けられてきた。言い換えれば、野党候補に対して「公明票」以上の差をつけられない自民党の候補は、自力で当選する力がないことになる。

 もちろん“見返り”がないはずがなく、例えば「公明票」を得る代わりに比例票を差し出すなど、それぞれが極大化を目指して駆け引きを行ってきた。だが、WIN-WIN関係が築かれなければ、連立を組む意味がない。ここに来て「連立の枠の拡大」がささやかれているのも、こうした“限界”がもはや治癒できなくなったからだろう。

 では、自公はどこと組むのが適当なのか。参院選では過半数まで3議席足りなかった自公だが、衆議院では13議席足りない。それを満たすのは、立憲民主党(148議席)、日本維新の会(38議席)、そして国民民主党(27議席)だ。

 前出の公明党関係者は「日本維新の会なら組めるだろう」とささやくが、昨年の衆院選で公明党は大阪府内の4つの選挙区を日本維新の会に奪われた。そのため、組むには条件があり、「せめて5区(國重徹氏)と6区(伊佐進一氏)だけでも返してほしい」というのが前提という。

 一方、立憲民主党や国民民主党とは「小選挙区で競合することが多いので組めないだろう」と言う。とりわけ「103万円の壁」の撤廃をめぐる“因縁”が、両者の接近を妨げているようだ。

 所得税基礎控除の「103万円の壁」の撤廃をめぐって自公と国民民主党の幹事長は昨年12月、「178万円を目指して、来年から引き上げる」と合意した。ところが自民党が難色を示し、123万円を提示したが、今度は国民民主党側が納得しなかった。

 そこで公明党が「160万円」を提示した。減税規模は1兆2000億円で、赤字国債を発行せずにすむギリギリの案だという。「これを国民民主党側はいったん受け入れておきながら、『代表が納得しなかった』といって後で拒否してきた」と、前出の公明党関係者は憤る。

■「政党の枠組み」を変えるだけの限界が近づく

 もっとも、連立の枠をどう変えようとも、自民党も公明党の党勢の衰えは否定のしようがない。高齢化や支持層の選挙への向き合い方の変化といった、いかんともしがたい要因に直面している公明党はともかく、自民党の場合は党勢減退の原因となっている議員たちが石破首相を大声で批判している状態だ。

 いずれは政党の枠組みを変えることだけでは、乗り切れない事態が発生するかもしれない。そのとき、日本の政治はどう対応すべきなのか。答えはまだ見通せない。

安積 明子 :ジャーナリスト

635OS5:2025/08/08(金) 15:42:44
https://news.yahoo.co.jp/articles/f44998ab9ee24cf578f4e5de603ac8d11dcb0946
公明、参院選大敗も「代表責任論」起こらず 背景には人材不足「後継者もいない」
8/7(木) 21:59配信
産経新聞

公明党の斉藤鉄夫代表=7日午前、首相官邸(春名中撮影)

参院選で過去最低の8議席にとどまった公明党から斉藤鉄夫代表の責任論が聞こえてこない。国政選挙並みの態勢で臨んだ6月の東京都議選でも大敗し、党勢の陰りは顕著だが、斉藤氏ら執行部への退陣圧力が強まらない背景には、党が抱える後継者不足の課題が垣間見える。

斉藤氏は7日の党中央幹事会で「参院選をしっかり総括し、新たな党として再出発するために8月はしっかりと議論をしていきたい」と述べ、自らが先頭に立って党の立て直しに取り組む決意を強調した。

同日には参院選の敗因分析のため、党所属国会議員や落選候補らへの意見聴取も実施した。出席者からは、党の選挙戦略に対して批判的な意見が出た。

出席者の1人は会合後、「党として何をやりたいのかが見えてこなかった」と話し、「日本人ファースト」を掲げて躍進した参政党などを念頭に「デパートのように政策を並べるだけでは専門店には勝てない」と漏らした。

一方で、斉藤氏ら執行部に対する追及など「誰かに責任を擦り付けるような意見は出なかった」(別の出席者)という。参院選で大敗し、石破茂首相(自民党総裁)への退陣要求が相次ぐ自民とは対照的だ。公明は21日にも再度意見聴取を行う予定で、8月中に参院選の総括を取りまとめる。

斉藤氏の続投が既定路線となりつつあるのも、代わりを担える人材の不足が要因の一つに挙げられる。

公明では8期15年の長きにわたって山口那津男常任顧問が代表を務めた。世代交代を図るため昨年9月に跡を継いだ石井啓一前代表は、直後の衆院選で落選。急遽、党要職を歴任し、安定感が評価された斉藤氏が代表に就いた。

山口氏よりも1学年上で今年73歳の斉藤氏は「本来なら勇退している年齢」との指摘もあった。だが、昨年の衆院選と今回の参院選の大敗で、経験豊富なベテランや党の将来を担う中堅が相次いで落選しており、人材不足には拍車がかかっている。党関係者は「代表の責任を問うても後継になれる人もいない」とぼやいた。(長橋和之)

636名無しさん:2025/08/09(土) 07:58:58
https://news.yahoo.co.jp/articles/d9db898b55429dd17a500edd700cacd47c97e8ec
〈北陸新幹線延伸〉小浜は「採算合わず」 岡田氏が試算見通し報告 米原は費用対効果「1」超え
8/9(土) 5:00配信

北國新聞社

北國新聞

 北陸新幹線敦賀以西の認可着工に向けては、沿線の同意を得ること以外にも、コストに見合う投資かを示す「費用対効果」も重要な判断指標になる。北陸新幹線建設促進県民会議で登壇した岡田直樹参院議員は、独自に進める費用対効果の試算について、小浜ルートは採算ラインを大きく下回る一方、米原ルートはこれを上回るとの見通しを報告。月内に県関係国会議員でつくる研究会で有識者から詳細な試算データの報告を受けると明らかにした。

 費用対効果は開業に伴う効果を費用で割った数値。「1」を上回れば投資に見合うとされ、新幹線の着工5条件の一つとなっている。

 岡田氏は県民会議の総会で、費用対効果の試算を依頼している中川大京大名誉教授から聞いている話として「小浜はコストの増大で『1』を大幅に割る可能性がある」と説明。これに対し「米原は『2』を割り込むが、『1』を相当上回る見込みだ」と述べ、米原ルートの優位性を強調した。

 2016年にルートを決定した際、「小浜」の費用対効果は1・1、比較検討の対象となった「米原」は2・2で、いずれも採算ラインは上回っていた。コストに当たる当時の建設費は、「小浜」が2兆1千億円、「米原」が5900億円だった。

  ●工費は最大5兆円超

 その後資材の高騰などで建設費が膨れ上がり、「小浜」については国土交通省の試算で最大5兆円を上回る見通しとなった。「米原」は国交省の試算はなく、岡田氏の自主研究会で示された試算は9千億円〜1兆6千億円だった。

 一方、上振れ分を織り込んだ費用対効果はいずれのルートも示されていなかったため、岡田氏は自主研究会での試算を進めている。

 ルート議論を行う与党では今後、整備新幹線建設推進プロジェクトチーム(PT)が再検証を行う方向となっている。岡田氏は「我々の研究会と同じ数字が出てくるかどうか分からないが、公開性の高い客観的な検討が必要だ」と指摘した。

 岡田氏はこのほか、仮に「米原」を検討する場合は、福井県や小浜市に対して交通政策などで「特段の配慮が必要」との認識も示した。三日月大造知事が「米原」を求めない立場を鮮明にする滋賀県に関しては「大阪、京都を含む関西広域連合の観点から何が最適な結論かもう一度議論してほしい」と訴えた。

 「米原」で着工する際にはJR西日本とJR東海の利害調整が必要となる。これについて岡田氏は「新幹線の完成がもたらす絶大な効果を考えると、互恵関係で利益を上げることができるのではないか」と語った。

637OS5:2025/08/11(月) 21:58:36
https://news.yahoo.co.jp/articles/4a16a217c3cddb8318e5883ef04fe1832af40d7c
参院選大敗、岐路に立つ公明 党勢低迷で比例集中も
8/11(月) 19:06配信

時事通信

公明党の全国県代表協議会で発言する斉藤鉄夫代表=1日、東京都新宿区

 長らく連立与党の一翼を担ってきた公明党が岐路に立たされている。

 7月の参院選で大敗するなど党勢は右肩下がり。これまで維持してきた選挙区への候補擁立を諦め、比例代表に集中するなどの戦略見直しを求める声すら漏れる。

【主な経歴】斉藤 鉄夫(さいとう てつお)氏

 「党再生を果たすために改革を進め、いかなる逆風の中でも勝ち抜ける揺るぎない基盤の整備に全力を挙げていく」。斉藤鉄夫代表は1日、参院選敗北を受けた地方組織との会合でこう訴えた。

 参院選では改選14議席の維持を掲げたが、公認候補を擁立した埼玉、神奈川、愛知の3選挙区で落選。かつて900万票近くあった比例票も521万票まで激減し、1998年の再結党以降で最低の8議席にとどまった。

 支持母体・創価学会の高齢化が指摘される中、公明内ではかねて、負担が大きい選挙区から撤退し、組織力を比例に振り向ける案が取り沙汰されてきた。ただ、地域に根差した党として選挙区を重視する考えも根強く、これまでは擁立を維持してきた経緯がある。

 ある党関係者は「全国的に支持を得るため、比例に特化する選択肢もある」と指摘。旧民主党に政権を奪われた2009年の衆院選後に浮上した撤退論が、今回再燃する可能性があるとの認識を示した。

 退潮傾向は世代交代にも影響を及ぼしている。昨秋の衆院選で、就任したばかりの石井啓一前代表が落選。将来の幹部候補と目された中堅も相次ぎ議席を失った。

 公明は月内に選挙総括をまとめる方針だが、党内の人材不足は明らかで、厳しい結果にもかかわらず、斉藤氏ら執行部の責任を問う声は乏しい。「斉藤氏は当面続投だろう。代わりに誰がやるのか」。党関係者はこう強調した。

638OS5:2025/08/18(月) 21:07:36
https://www.sankei.com/article/20250818-AJO3JK3TZZLOPOKXJ4A3T6LN7M/
公明党の斉藤鉄夫代表「石破首相を支える」 多数派形成へ国民民主に秋波も
2025/8/18 17:38
公明党の斉藤鉄夫代表は、参院選で大敗しながら続投を表明した石破茂首相(自民党総裁)について、支持する考えを強調した。首都圏などで18日発売された週刊現代で、公明は首相指名選挙の際に「『石破茂』と書いた責任がある。首相が続ける以上、支える」と述べた。国民民主党に関し「政策的な立ち位置が非常に近い」として、多数派形成に向け秋波を送った。

自民は19日に総裁選挙管理委員会の初会合を開き、総裁選前倒しの是非に関する議論を本格化させる。斉藤氏は同誌で自民政調会長を務めた亀井静香氏と対談し「自民内の争いにあまり口出ししないというのが原則だ」とも語った。

国民を支援するUAゼンセンや自動車総連など旧同盟系の労働組合とはかつて協力関係にあったとし「応援していただければうれしい」と話した。日本維新の会との連携を模索する自民内の一部の動きにも触れ「公明がそこに積極的に関わっていくことはない」とした。


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